1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:36:05.29 ID:NPjeqtHE0
エスパークス、エスタークじゃねぇのかよ!
という人のための登場人物紹介
川 ゚ -゚) 新人。物を呼び寄せる超能力
(,,゚Д゚) 先輩。超脚力の超能力
(*-ー-) 身体が不自由。人の内面の色を視る
( ><) 新人。千里眼
ξ*゚听)ξ クソガキ。記憶を刈り取る
('A`) クーの幼馴染。一般人?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:38:24.86 ID:NPjeqtHE0
「ぐっす……ひっぐ…」
「…ひっ…ひっ………」
「ひっく……ぐす……」
―誰か泣いてる
「……ぐっす……うっ」
「うっうぅう………っ」
「…ひっく……………」
―女の子だ
―オレと同じぐらいの、女の子
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:38:35.09 ID:V8dSaoi5O
キタ━━━(゚∀゚)━━━!
支援
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:39:44.73 ID:MMT7ZfajO
ktkr
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:41:01.32 ID:NPjeqtHE0
「……あぅ……ぐっす」
「…ぐ……ぐぅぅ…っ」
「………っぅぅ………」
―なんだよ、オレの場所なのに
「………………………」
「ぐっ……………ぁ…」
「…………ぐすっ……」
―帰ろ
ガサッ
「――!!!」
―げ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:43:36.34 ID:NPjeqtHE0
「………ひっ…ひぐっ…」
「…………だぁれ……?」
「……お、お前こそ、だれだよ」
予想外に震えている自分の声
それ以上に震えている少女の声
そう
この日、オレたちは出会ったんだ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:43:47.60 ID:Fxj+y+HS0
ktkt!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:45:24.74 ID:NPjeqtHE0
川 ゚ -゚)エスパークーのようです
−第十話:雷雨−
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:46:40.83 ID:idckY6Zb0
支援
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:47:51.86 ID:NPjeqtHE0
―ラウンジ山麓
('A`)「なんでギコさんがここに…?」
(,,゚Д゚)「…」
川 ゚ -゚)「…」
('A`)「…クー?」
川 ゚ -゚)「ここまで送ってもらった」
('A`)「送ってもらった?」
川 ゚ -゚)「あぁ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:50:02.26 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「それだけだ」
(,,゚Д゚)「そうそう! やましいことなんて一つもないぞ!!」
ヒュ
パッ
ゴイン
(,, Д )゚ ゚「シメサバ!!」
川 ゚ -゚)「うん、それだけだ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:51:09.02 ID:HPyvjE3D0
エスパークス?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:52:12.77 ID:NPjeqtHE0
(;'A`)「…」
(;'A`)「まぁ、いいけどさ」
('A`)「大丈夫なの、それ」
川 ゚ -゚)「あぁ、もう馴れっこみたいだ」
川 ゚ -゚)「ほら―」
(,,。Д゜)
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「あれ?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:54:00.31 ID:RbT1Hbh6O
エスタークーに進化するの?
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:54:41.71 ID:NPjeqtHE0
―
――
(,,゚Д゚)「いやー! 気絶って本当に怖いものですね!!」
('A`)「つーか、息してませんでしたよ」
川 ゚ -゚)「岩が大きすぎたかな」
('A`)「そういう問題か?」
(,,゚Д゚)「あー、ゴキゴキするな」
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「うっし、それじゃ帰るわ」
('A`)「…」
('A`)「徒歩で来たんですか?」
(,,゚Д゚)「ん? あぁ、徒歩っちゃ徒歩だな」
('A`)「…」
('A`)「歩きで送ってもらったのか? てっきり車とかだと」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:57:44.94 ID:YC02YY/VO
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 18:58:04.49 ID:NPjeqtHE0
川 ゚ -゚)「ん?(さすがにギコの能力を説明するワケにはいかないか……釘を刺されたばかりだし)」
川 ゚ -゚)「最近、変な事件が多いだろ?」
川 ゚ -゚)「女の子の一人歩きは危険なんだ」
('A`)「…お前なら大丈夫そうだけどな」
(,,゚Д゚)「オレもそう思う」
ヒュ
パッ
(゚Д゚,,)「うおっ! あぶねぇ!!」
川 ゚ -゚)「ぬ」
川 ゚ -゚)「やるな…」
('A`)「さっきよりも岩でかくないか?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:00:48.26 ID:NPjeqtHE0
(,,゚Д゚)「そう何度も食らってらんねーってね! それじゃ、邪魔者は帰るわ」
(,,゚Д゚)「アデュー」
―ズギューン
('A`)「早っ!!」
川 ゚ -゚)「(……隠す必要はなかったかもしれないな)」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「(そういえば…)」
川 ゚ -゚)「(ギコは何を言いかけたんだ…?)」
('A`)「…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:03:10.25 ID:NPjeqtHE0
※
ダダダダダダー
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「…」
(,, Д )「…」
(,, Д )「…」
「あ、ギコさん―」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:05:01.15 ID:NPjeqtHE0
――ッギギギギギギギィィィィ
(,,゚Д゚)「―!」
( <●><●>)「ストップです」
ξ*゚听)ξ「こっちに向かって走ってるってことは」
(*-ー-)「もう送ってきたの?」
(,,゚Д゚)「お前ら……なんで」
(*-ー-)「野次馬よ、やじうま」
( <●><●>)「ギコさん、場所を知ってるなら案内してもらっていいですか?」
( <●><●>)「念のため体力はとっておきたいので」
ξ*゚听)ξ「ついでにしぃの車椅子押すのもお願いね」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:07:01.90 ID:MMT7ZfajO
しえ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:07:09.71 ID:NPjeqtHE0
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「みんなで行くのかよ」
(,,゚Д゚)「大体、野次馬ってのは…」
(*-ー-)「あら、気になるでしょ?」
(*-ー-)「―ドクオくんのこと」
(,,゚Д゚)「…!!」
(*-ー-)「送るなんて言うから、てっきりギコくんも気付いてると思ってたけど」
(,,゚Д゚)「…あ」
(*-ー-)「まさか気が動転して、忘れてたとか…」
(,,゚Д゚)
ξ*゚听)ξ「ばーか」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:08:15.33 ID:1J2el2X8O
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:08:46.18 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「何かあるとしたら今日の可能性が高いわ」
(*-ー-)「急ぎましょ」
(*-ー-)「あ、ギコくん。 安全運転でお願いね」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:09:06.22 ID:h3RFWynH0
うおwwwリアル遭遇
支援します
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:12:31.87 ID:NPjeqtHE0
※
いつの頃だったか
確か小学1、2生ぐらいだったと思う
一人っ子のためか両親に甘やかされて育ったオレは、それはそれはひねくれた性格をしてた
世の中を斜めから見て
はぁつまねぇ
なんていつも思ってる、歳にしては大分ませたクソガキだった
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:15:39.92 ID:NPjeqtHE0
ラウンジ山の“ヒミツの場所”を見つけたのは、遠足に行った時だ
一人で行動するのが『クールっぽくてカッコいい』と思ったオレは
集団を抜け出し、山の中へと入っていた
皆とは違うことをしている、オレは『特別』だという感覚
落ちていた木の枝を拾い、気分はまるでヒーロー
見えない敵をやっつけながら、オレはどんどん奥へと進んでいった
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:18:35.45 ID:TMgKeunvO
エスタークに見えた俺はゆとり
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:18:39.27 ID:NPjeqtHE0
気がついたのは大分後
自力で戻れないぐらい深いところに来てしまってからだ
今までオレのステージだったそこは、途端に姿を変えた
上も閉ざされ、下も閉ざされ、どこに行けばいいかも分からない
正直焦った
やばいやばいやばい
たぶん、泣いていたと思う
情けない話だが
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:19:38.76 ID:znHb/B490
sien
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:20:45.69 ID:NPjeqtHE0
半ベソをかきながら、走った
転んで
走って
また転んで
最後には大泣きしながら走っていると、急に世界が開けた
木々はそこで途切れ、まるでこの空間だけ切り取られたかの様だった
少し離れたところには寂れた小屋がひっそりと建っているだけで、他は何もない
日は既に傾いていて、真っ赤な目に夕日が染みた
あぁ、そうか
初めてここに来たときはオレも泣いてたんだな
あの子と、クーと同じだ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:22:24.02 ID:NPjeqtHE0
※
川 ゚ -゚)「―ドクオ」
('A`)「…!」
川 ゚ -゚)「何を、ぼぅとしてるんだ」
('A`)「ん……あぁ、ガキの頃をな」
('A`)「…思い出してた」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「2年生だったか」
('A`)「ん?」
('A`)「…だったか?」
川 ゚ -゚)「確かな」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:24:33.10 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…」
('A`)「泣き虫だったな、お前」
川 ゚ -゚)「む」
川 ゚ -゚)「お前もだろう」
('A`)「オレはあれだ……男泣きってやつだ」
川 ゚ -゚)「泣いてるじゃないか」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:27:26.99 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…」
('A`)「天気わりーな」
川 ゚ -゚)「あぁ」
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「小屋のほうに行くか」
('A`)「マンドクセェ」
川 ゚ -゚)「すぐ近くだろ」
('A`)「へーへー」
川 ゚ -゚)「ほら、行った行った」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:29:43.48 ID:NPjeqtHE0
※
この小屋は私が来た当初から、ボロボロだった
誰が使っていたのかも分からないが、これから使われる予定もないだろう
この土地も誰かの所有地かもしれないが、その誰かが訪れるようなことは今まで一度もなかった
雨の日はここに雨宿りして、よくドクオと遊んでいた
と言っても、大体が雑談をするだけだ
別に晴れの日でも変わりはしない
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:31:51.23 ID:NPjeqtHE0
ドクオと出会ったのは小学2年生の秋
ここで泣いていた私をドクオが見つけた
当時の私は弱気、優柔不断、消極的、等々ネガティブ要素が満載だった
人と接することが苦手で、集団に溶け込めずにいた
周囲から遠ざかるうちに、周囲から遠ざけられていた
両親が生みの親でないということも、関係していたかもしれない
白い目で見られ、陰口を叩かれた
物を隠されたり、髪を引っ張られたりもした
平たく言うと、私はイジメられていた
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:33:10.66 ID:1J2el2X8O
支援
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:33:39.21 ID:NPjeqtHE0
今思えば、大したことはないように思えるし
相手は悪戯感覚だったのかもしれない
だが、当時の私にとって、それはあまりにも辛かった
放っておいてくれればいいのに、何故私に干渉するのか
こちらから何かした覚えなどないのに
何もしないということが原因だとは、私には分からなかった
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:34:55.87 ID:E/u0l10FO
エスタークに見間違えたのは俺だけじゃないはず
支援
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:35:27.92 ID:NPjeqtHE0
怖かった
逃げ出したかった
だから逃げ出した
知らない山に入り、このまま見つからなければいいと思った
奥へ奥へと進んで行くと、開けた場所に出た
夕日が綺麗で、その空間だけ空気が澄んで見えた
元いた場所から、本当に逃げ出してしまったかのような感覚
そうしたら急に帰りたくなって、でも帰り方も分からなくて、私はその場で泣き崩れてしまった
そこにドクオが現れた
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:39:14.16 ID:NPjeqtHE0
※
(・A・)「え、イジめられてんの?」
川- -)「……うん」
(・A・)「…へぇ」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「イジメかっこ悪い! な、なんつって」
川- -)「…え!? ……うん」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(;・A・)「(…なんかしゃべれよ)」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:40:56.86 ID:X+snlgB70
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:41:07.70 ID:NPjeqtHE0
川- -)「…」
(;・A・)「く、暗いね」
川- -)「……よく言われる」
(;・A・)「あ、いや、空、そらそらそら!」
川- -)「…あ、ごめん」
(;・A・)「今日は、く、くもってるなー」
川- -)「…うん」
(・A・)「…」
ちびどっくんカワイスwww
支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:43:10.42 ID:NPjeqtHE0
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…みんなが」
(・A・)「え?」
川- -)「…みんなが…なんで私をイジるのか……わからない……」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「あ」
川- -)「…?」
(・A・)「いや、なんでもない」
川- -)「…そう」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:45:09.09 ID:NPjeqtHE0
(;・A・)「(か、帰りたい)」
(;・A・)「ねぇ、もう遅いから帰ろうよ」
川- -)「…」
(;・A・)「…」
川- -)「…」
(;・A・)「(…帰りたいのバレたかな)」
川- -)「帰りたいけど…」
川- -)「帰り道、分からない」
(・A・)「そ、それならオレが案内するから」
川- -)「…ホント?」
(・A・)「ホントホント」
川- -)「…うん」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:47:33.40 ID:NPjeqtHE0
―
――
(・A・)「ここをまっすぐ行けばいいから」
川- -)「…うん」
(・A・)「…それじゃ」
川- -)「…うん、またね」
(・A・)「うん」
(・A・)「…“またね”?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:49:39.52 ID:qUxIxMK1O
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:50:59.70 ID:NPjeqtHE0
※
('A`)「あれは確信犯だろ」
川 ゚ -゚)「断じて違うと言えるな」
('A`)「あの頃は清楚で可愛かったのに」
川 ゚ -゚)「ドクオはあの頃から憎たらしい顔をしていたな」
('A`)「うるせぇ」
川 ゚ -゚)「お互いさまだ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:52:52.44 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「ん?」
('A`)「でも、お前は変わったよ」
川 ゚ -゚)「そうか?」
('A`)「あぁ」
川 ゚ -゚)「いいことだ」
('A`)「…そうだな」
川 ゚ -゚)「…?」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:54:52.04 ID:NPjeqtHE0
※
ドクオとは学校が違った
家は割と近くだが学区で分けられているので、一緒になったのは高校のときだ
学校が違うからこそ、気兼ねなしに色々相談もできたのだろう
しかし、何の解決にもならなかった
私はドクオに、ドクオといる空間に逃げていたのだ
私自身が変わらなければ何も意味がなかった
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:56:46.49 ID:NPjeqtHE0
今、ドクオは言う
「お前は変った」
確かに私は変わった
変わらなければならなかった
きっかけは勿論ドクオと会ったことだが、正確には少し違う
きっかけとなったのは、出会ってからちょうど二年が経つ頃だ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:57:51.77 ID:MMT7ZfajO
支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:58:11.97 ID:NPjeqtHE0
※
(・A・)「オレーオレーカフェオレー」
ガサガサ
川- -)「…」
(・A・)「おう、クー。 もう来てたのか」
川- -)「…うん」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…なんだ、またイジメられたのか」
川- -)「…」
川- -)「…うん」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 19:59:43.51 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「さ、最近ちょっと友達できたって言ってたじゃん」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「ずっと黙ってても分かんねーよ…」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…うん」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:01:43.13 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「お前なぁ!」
川- -)「…」
川- -)「…ごめん」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…クー」
川- -)「…ん?」
(・A・)「…あ」
川- -)「…」
(・A・)「イ、イジメっ子とかいるならオレに言えよ」
川- -)「…」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:02:08.27 ID:+usqnYRO0
支援
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:02:54.98 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…オ」
川- -)「…」
(・A・)「…オオオ」
川- -)「…?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:04:50.27 ID:WIRa/nKDO
支援
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:04:58.08 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「オ、オレが、守ってやるから!」
川- -)「…!」
川- -)「…」
川 )「……うん」
(・A・)「…な?」
川- -)「…」
川- -)「…あのね、ドクオ」
(・A・)「…うん?」
川- -)「…」
川・ ・)「私ここに来るのやめようと思う」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:06:51.41 ID:Ug7hENBq0
エスカップでも好きだぜ支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:07:11.08 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「…へ?」
川- -)「…」
(・A・)「おい…」
川- -)「…」
(・A・)「なんで…」
(・A・)「なんでだよ! 意味わかんねー!」
川- -)「…」
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…答えろよ」
川- -)「…」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:10:06.81 ID:NPjeqtHE0
川- -)「…私ね」
川- -)「このままじゃダメだと思う」
川- -)「ずっとドクオに逃げてる」
川- -)「ここが好きで、ここにずっといたいと思ってる」
川- -)「そんな弱い自分がきらい」
(・A・)「…」
川- -)「私、強くなる」
川- -)「イジメられても、泣かない、逃げない」
川- -)「だから逃げるのはもうやめる」
(・A・)「…」
川- -)「…今までありがとう、ドクオ」
(・A・)「…」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:11:23.05 ID:+nevU7a3O
魅入って支援すら出来なかった支援
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:11:58.45 ID:NPjeqtHE0
川- -)「…」
( A )「…待てよ」
川- -)「…?」
( A )「…そんなんでオレはなっとくするかよ」
川- -)「…」
川- -)「…」
川- -)「…なら」
川- -)「…一年後」
(・A・)「…いちねんご?」
川- -)「一年後、またここに来る」
(・A・)「…!」
川- -)「…そのとき、変わってなかったら……私をぶっとばしていいから」
(・A・)「…」
川- -)「…それでいい?」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:12:19.31 ID:RM9EMDZD0
支援
69 :
黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/10/03(水) 20:12:23.73 ID:SsiwL3zv0
エスターク支援('A`) y-~~~
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:12:37.83 ID:Ug7hENBq0
支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:13:57.60 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「…」
川- -)「…」
(・A・)「…」
( A )「…」
( A )「…帰る」
川- -)「…」
( A )「…」
川- -)「…」
(・A・)「…一年後な」
川- -)「…!」
川- -)「…うん!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:15:31.25 ID:bStN0/yWO
支援支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:17:44.56 ID:NPjeqtHE0
※
私は変わりたかった
変わらなければならなかった
強く、なりたかった
そのために自分を磨いた
運動に励み、勉学に勤しみ、外見にも気を使った
相変わらず人と接するのは苦手だったが、それも努力した
ただ、自分のことに精一杯で少々俗世には疎く、言葉遣いも最近の女性らしいとは言えなかったが
今北支援
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:18:47.88 ID:QxQ72hUm0
支援
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:19:06.45 ID:Ug7hENBq0
クーの顔に口が二つついてるように見えて困る支援
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:19:53.17 ID:znHb/B490
sien
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:20:18.31 ID:NPjeqtHE0
私は変わった
変わることができた
喜ばしいことだ
勿論、ドクオもそれを嬉しく思ってくれているはずだ
だが
どうして彼の表情は優れないのか
それが私には分からなかった
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:23:45.74 ID:NPjeqtHE0
※
ポッ
('A`)「―!」
川 ゚ -゚)「…降ってきたな」
('A`)「…マンドクセェ」
川 ゚ -゚)「中に入るか?」
('A`)「…そうだな」
川 ゚ -゚)「…」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:24:17.07 ID:NPjeqtHE0
ガチャガチャ
ギィィィィ
川 ゚ -゚)「ドア、ヤバいな」
('A`)「錆びてんだろ、相当」
川 ゚ -゚)「あぁ」
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:25:44.19 ID:X+snlgB70
支援
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:25:54.92 ID:RM9EMDZD0
支援
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:25:57.14 ID:MMT7ZfajO
支援
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:27:05.79 ID:QxQ72hUm0
不謹慎なシチュエーションを思い浮かべた俺は間違いなく死んだ方がいい
支援
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:27:24.68 ID:NPjeqtHE0
サー
川 ゚ -゚)「本降りになりそうだな…」
('A`)「…」
ピチョン
川 ゚ -゚)「あ、雨漏り…」
('A`)「ボロ小屋だからな…」
川 ゚ -゚)「…」
('A`)「…」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:27:39.83 ID:HSWAxqmiO
ぁふ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:29:31.96 ID:NPjeqtHE0
川 ゚ -゚)「…」
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…ドクオ」
('A`)「…あ?」
川 ゚ -゚)「何かあったのか?」
川 ゚ -゚)「変だぞ?」
('A`)「…」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:30:14.03 ID:QxQ72hUm0
支援
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:31:25.43 ID:ono1Zvl7O
支援
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:31:59.34 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…」
('A`)「…なぁ、クー」
川 ゚ -゚)「うん?」
('A`)「お前は変わったよ」
川 ゚ -゚)「…? さっきからなんだ?」
('A`)「…」
('A`)「…オレは変わんねーけどさ」
('A`)「…」
('A`)「…やっと気付いたことがあるんだ」
川 ゚ -゚)「…」
ザー
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:34:38.48 ID:NPjeqtHE0
※
(´・ω・`)「“キミがクーちゃんをどう思っているのかについて”」
(´・ω・`)「…要するに“好きかどうか”ってことだろ?」
(´・ω・`)「回りくどいなぁ……だが、それがいい」
(´・ω・`)「あぁ、ごめんごめん」
(´・ω・`)「キミの答えは――」
※
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:36:18.03 ID:NPjeqtHE0
ザー
( A )「オレはな、クー」
川 ゚ -゚)「…」
( A )「たぶん、ずっと前から…」
( A )「お前を守るって言ったときから…」
川 ゚ -゚)「…」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:38:30.06 ID:CvfY4JW5O
ドクオがんばれ支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:38:51.59 ID:QxQ72hUm0
支援
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:39:31.99 ID:NPjeqtHE0
('A`)「オレはお前のことが――
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「え? 何?」
('A`)
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:40:54.65 ID:Fxj+y+HS0
WWWWWWWWWWwww
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:41:08.18 ID:QxQ72hUm0
ちょwwwwこれはカワイソスwwwwww
支援
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:41:08.42 ID:znHb/B490
哀れwwwwwwwwwwwwww
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:41:23.53 ID:mx+9dkpl0
ドックンwww
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:42:34.60 ID:NPjeqtHE0
(;'A`)「(なんだよそれ!! もう言えねぇよ!!)」
('A`;)「(でも、チャンスは今しかねぇ!!)」
('A`)「(言え!! 言うんだ、ドクオ!! 勇気を振り絞って!!!)」
('A`)「…も、もう一回だけだぞ」
川 ゚ -゚)「あぁ、よろしく頼む」
('A`)「オレは、」
川 ゚ -゚)「うん」
('A`)「お前のことが、」
川 ゚ -゚)「うんうん」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:43:38.25 ID:Ug7hENBq0
支援するしかない!
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:44:32.80 ID:NPjeqtHE0
('A`)「s
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「え? もう一回」
('A`)
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:44:34.35 ID:QxQ72hUm0
どっくんガンバ!
支援
104 :
黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/10/03(水) 20:44:57.02 ID:SsiwL3zv0
どっくんwwwww
俺が応援した瞬間にwwwwwwwwテラカワイソスwwwwwwwwwww
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:45:25.71 ID:qxZKlqDsO
どっくん哀れ支援
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:45:58.49 ID:RM9EMDZD0
支援
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:46:21.12 ID:NPjeqtHE0
(#'A`)「あー!!! だから!!! お前のことが!!!」
(#'A`)「
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
(#'A`)「オレはお前g
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
(#;A;)「
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
雷空気嫁wwwwwwwwwwww
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:47:12.06 ID:Ug7hENBq0
自重wwwwwwwwwwww
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:47:14.72 ID:qUxIxMK1O
何か偶然ってわけじゃなさそうだなwwwwwww
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:48:10.38 ID:bStN0/yWO
支援
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:48:16.81 ID:MMT7ZfajO
wwwwwwwwww
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:48:51.99 ID:znHb/B490
ゲラゲラwwwwwwwwwwwwwwwwww
支援
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:48:58.90 ID:NPjeqtHE0
(;'A`)「…ぜぃぜぃ」
川 ゚ -゚)「すまん、もう一回」
(;'A`)「
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…」
故意の雷ってか
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:49:29.04 ID:QxQ72hUm0
これはひどいwwww
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:50:13.34 ID:I8f+ruOx0
どっくんひサンダーなwww
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:51:14.68 ID:NPjeqtHE0
('A`)「……なんだよ、これ…」
川 ゚ -゚)「雷、やけにうるさいな」
川 ゚ -゚)「…?」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「焦げ臭い…?」
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…ドクオ、ちょと外を見てくる」
川 ゚ -゚)「(なんだこの感じは…?)」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:52:06.04 ID:QxQ72hUm0
支援
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:54:28.21 ID:NPjeqtHE0
―ガチャ
(;'A`)「待ってくれ……オレは、お前を
川 ゚ -゚)「―ん?」
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
川 )「――!!!」
(;'A`)「!!!」
(;'A`)「ク――!!」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:55:48.67 ID:Q0E36qIwO
ウェザーリポートか!!
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:56:14.18 ID:h3RFWynH0
ふたたび支援
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:56:37.67 ID:QxQ72hUm0
支援
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:56:39.28 ID:n1jLg9Gj0
支援
126 :
黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/10/03(水) 20:57:17.17 ID:SsiwL3zv0
支援('A`) y-~~
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:57:37.45 ID:HSWAxqmiO
!!!!!!!!
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:57:47.13 ID:NPjeqtHE0
川 - -)「……」
(;'A`)「良かった気絶してるだけか…」
('A`)「―ん?」
('A`)「!!」
('A`)「なんだ……これ」
('A`)「一面、雷が落ちた跡が……」
('A`)「……まさか」
('A`)「さっきのは…」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:58:38.18 ID:Fxj+y+HS0
sienn
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:59:04.35 ID:znHb/B490
一万年と二千年前から支援
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 20:59:37.27 ID:bStN0/yWO
支援
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:00:08.89 ID:NPjeqtHE0
('A`) ………ッ
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
('A`)「………」
('A`)「……ウソだろ……」
('A`)「オレがやったっていうのかよ」
('A`)「自分で自分の告白を妨害してた、っていうのか……?」
('A`)「………」
( A )「…ウソだ」
「ウソだ――――――――!!!!!」
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:00:13.30 ID:9L9+07DbO
!!
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:00:23.09 ID:qxZKlqDsO
支援
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:00:42.27 ID:QxQ72hUm0
な、なんだってー(AAry
支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:01:17.78 ID:9L9+07DbO
一番危険な異能だな
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:01:30.84 ID:znHb/B490
八千年経ったころからもっと支援
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:02:46.46 ID:NPjeqtHE0
※
(*-ー-)「あれは…!!」
(,,゚Д゚)「っち!! 遅かったか!!」
ξ*゚听)ξ「ギコが合羽買おうって言うから!!」
(,,゚Д゚)「風邪引いたらどうすんだよ!!」
(*-ー-)「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!」
ξ*゚听)ξ (,,゚Д゚) …ハイ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:04:25.50 ID:9L9+07DbO
支援
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:05:15.99 ID:NPjeqtHE0
( <●><●>)「凄いエネルギー反応です!」
(*-ー-)「…ここまで来ると、さすがに雨が凄いわね」
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「…しぃ、みんな、ここで待ってろ」
(*-ー-)「!」
ξ*゚听)ξ「!」
(,,゚Д゚)「オレ一人で行く」
ξ*゚听)ξ「何言ってんのよ、バカ!」
(,,゚Д゚)「足手まといだ」
ξ#゚听)ξ「―!!! あんた――」
(*-ー-)「ツンちゃん!」
ξ*゚听)ξ「!」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:05:48.38 ID:QxQ72hUm0
支援
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:07:35.89 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「ギコくんの言うとおりよ」
(*-ー-)「こうなるともう、私たちには手出し出来ないわ」
ξ*゚听)ξ「でも…!」
(,,゚Д゚)「心配すんな、クソガキ」
(,,゚Д゚)「必ずふたりをっふぃ…!!
ボコォォォ…
( <●><●>)「見事なアッパーカットです」
ξ*゚听)ξ「絶対二人を連れて戻ってきなさいよ! みんな無事で戻ってこないと、許さないんだから!!」
(メ,,゚Д゚)「…ぁあ……ぐふっ」
(*-ー-)「私たちは私たちの『役割』があるわ」
(*-ー-)「ギコくん、お願い」
( <●><●>)「お願いします」
(,,゚Д゚)「任せとけつーの!」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:08:30.85 ID:9gJkZqeQO
支援支援
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:09:49.01 ID:NPjeqtHE0
(,,゚Д゚)「オレ、帰ってきたらクーちゃんと結婚s
ξ*゚听)ξ「いいから早くいけ!!」
(,,゚Д゚)「ちぇ」
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「じゃあ、いってくらぁ」
―ッギャン!!
(*-ー-)「…」
(*-ー-)「(頑張ってギコくん、あの感じからすると彼はもう…)」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:12:12.44 ID:MMT7ZfajO
支援
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:12:24.68 ID:NPjeqtHE0
※
ギャギャギャ――――!!!
(,,゚Д゚)「ズザーっとね」
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「おーおー」
(,,゚Д゚)「雷様にでもなったのか?」
(,,゚Д゚)「―ドクオくん」
≫( A )≪ バチバチバチバチ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:13:09.23 ID:Ug7hENBq0
支援にもレベルがあってな、俺の支援は…泣けるで!!
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:14:26.03 ID:bStN0/yWO
支援
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:14:36.47 ID:znHb/B490
我は支援の神なり、ふはは支援
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:14:46.32 ID:NPjeqtHE0
≫( A )≪ オレハ―オレハ――
(,,゚Д゚)「すげぇな…」
(,,゚Д゚)「…ドクオ」
(,,゚Д゚)「力に飲まれちまったんだな」
(,,゚Д゚)「クーちゃんを助けてやるついでだ」
(,,゚Д゚)「助けてやる」
(,,゚Д゚)「少しd
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
(;,,゚Д゚)「うおぃ!!!」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:16:46.26 ID:Ug7hENBq0
支援
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:16:51.49 ID:vUS6nxLJO
※これは支援ではありません
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:16:58.95 ID:NPjeqtHE0
(;,,゚Д゚)「危ねぇだろ!! おい!!」
(,,゚Д゚)「…全く」
(,,゚Д゚)「…」
(,,゚Д゚)「せっかくだ」
(,,゚Д゚)「本気だしてやるよ、ドクオ」
(,,゚Д゚)「オレの能力は超脚力だけってわけじゃねぇ…」
(,,゚Д゚)「“オレは全てを突破する”」
(,,゚Д゚)「いくぞ―」
ピカ!!!
ゴロゴロゴロガシャ―――――!!!
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:18:41.90 ID:znHb/B490
おとなしく支援
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:18:48.99 ID:NPjeqtHE0
※
オレは臆病だ
自分に自信がない
相手から嫌われるのが怖い
このままでいい
このままがいい
―オレは変わらない、変われなかった
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:20:15.38 ID:Fxj+y+HS0
支援
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:20:41.56 ID:NPjeqtHE0
クーと一緒にいたのは、彼女が自分より弱い存在だから
守ってあげないと、オレが彼女を助けないと
義務感と自己満足
オレだけがお前を守ってやれるんだ、そう言ったつもりだ
しかし
拒絶された
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:20:50.26 ID:znHb/B490
支援
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:23:10.45 ID:qxZKlqDsO
支援
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:23:33.67 ID:NPjeqtHE0
彼女は変わると言う
強い自分になると言う
それは困る
この関係が壊れるのが嫌だった
だから、クーを引き止めた
結局のところ、止めることはできなかったが関係を続けることはできた
オレは少しほっとした
泣き虫のクーが高々一年程度で変わるとは思えなかった
この関係を維持できる
ちっぽけな自尊心を満足させたかった
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:24:09.09 ID:Ug7hENBq0
支援
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:25:44.65 ID:NPjeqtHE0
一年なんてあっという間だ
オレはクーが来なくなっても、ちょくちょく“ヒミツの場所”を訪れた
泣き虫のクーのことだ、すぐに戻ってくるんじゃないのか
正直期待はしていた
しかし、クーは一度も姿を現さなかった
そして―
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:27:52.48 ID:NPjeqtHE0
※
(・A・)「…」
川*゚ ゚)「…」
(・A・)「…」
川*゚ ゚)「どうした、ドクオ?」
川*゚ ゚)「顔、忘れた?」
(・A・)「…」
川*゚ ゚)「おい」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:29:10.19 ID:qUxIxMK1O
支援
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:30:23.65 ID:NPjeqtHE0
(・A・)「あ」
(;・A・)「…いや、なんつーか」
(;・A・)「変わったな、お前」
川*゚ ゚)「…」
川*゚ ゚)「そうか?」
(・A・)「あぁ」
川*゚ ゚)「ふーん、そんなもんかな」
(・A・)「…」
川*゚ ゚)「でもそれなら、ドクオからぶっ飛ばされずに済むってことか」
(・A・)「…よく覚えてるな、そんなこと」
川*゚ ゚)「私が言ったことだからな」
(・A・)「…あー、そうだったな」
川*゚ ゚)「…」
(・A・)「…」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:31:25.36 ID:NPjeqtHE0
川*゚ ゚)「―あ」
(・A・)「あ?」
川*゚ ゚)「はい、これ」
(・A・)「…これって、クローバー?」
川*゚ ゚)「うん」
(・A・)「四つ葉…」
川*゚ ゚)「さっき見つけたんだ、あげる」
(・A・)「…」
(・A・)「…ありがと」
川*゚ ゚)「…」
(・A・)「…」
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:31:26.55 ID:+nevU7a3O
ドクオ……
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:33:28.90 ID:NPjeqtHE0
川*゚ ゚)「…」
(;・A・)「(え、もしかしてオレからの待ってるの?)」
川*゚ ゚)「…」
(;・A・)「(そんなの持ってきてねーよ!)」
(;・A・)「(どうしよう、どうしようどうしようどうしよう)」
川*゚ ゚)「…」
(;・A・)「…!!」
川*゚ ゚)「…」
パッ
(;・A・)「…はい!」
川*゚ ゚)「…!」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:34:13.73 ID:QxQ72hUm0
支援
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:35:34.01 ID:NPjeqtHE0
川*゚ ゚)「…」
川*゚ ゚)「…これ……」
(・A・)「 石 !!」
川*゚ ゚)「…」
(・A・)「…」
川*゚ ゚)「…」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:37:22.49 ID:SBbY8rNS0
エクスカウパー
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:38:09.83 ID:NPjeqtHE0
(;・A・)「(やべー、やべーよ、やっぱ今拾った石なんかいらねーよなー)」
川*゚ ゚)「…」
クスッ
川* )「…ありがとう」
(;・A・)「え?」
川*゚ ゚)「ドクオは変わらないな」
(・A・)「…わ、悪かったな」
川*゚ ゚)「だがそれがいい」
(・A・)「…」
(/A/)
(/A/)「なに言ってんだ、おめーは!」
川*゚ ゚)「本音だ」
カラカウナ!
ナニ ソンナツモリハナイゾ
ウソツケ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:39:05.55 ID:QxQ72hUm0
和んだ
支援
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:39:06.64 ID:bStN0/yWO
支援
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:39:42.64 ID:NPjeqtHE0
川*゚ ゚)「それじゃ」
(・A・)「あぁ」
川*゚ ゚)「またね」
(・A・)「…“またな”」
クスッ
…ワラウナヨ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:40:17.96 ID:n1jLg9Gj0
支援
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:40:44.05 ID:Qf0ysSU/O
ふたりともかわいいww
セピア色支援
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:41:30.42 ID:NPjeqtHE0
※
こうしてオレ達は一年に一回プレゼント交換をすることになる
彼女は変わった
驚くほどに
泣き虫でオレの様子をいつも伺うようにしゃべっていたクーは、もういない
口調ははっきりとして、凛とした瞳はまっすぐにオレを見ていた
オレのほうがおどおどしてしまったほどだ
立場はすっかり変わってしまった
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:42:54.71 ID:NPjeqtHE0
年を重ねる毎にクーは変っていった
オレは……変わらない
変われない
誰かの助けがなければ自分の本音にすら気付けない
そんな情けない男だ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:43:37.78 ID:znHb/B490
sien
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:44:07.92 ID:MMT7ZfajO
支援
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:44:12.62 ID:NPjeqtHE0
そういえば、クーのことが気になりだしたのはいつの頃だろう
同じ高校に入ることが分かったときだったか
それとも中学の修学旅行先が同じだったときか
いや…
もっと前
彼女が泣き虫だった頃からか
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:47:52.64 ID:NPjeqtHE0
オレは自分の気持ちを隠した
オレとクーはあまりにも違う存在のような気がしたからだ
隣で泣いていた少女は、いつの間にかオレの前に立っている
隠すうちに自分でも分からなくなった
クーのことが好きなのかどうか
自分に自信がない
相手から嫌われるのが怖い
このままでいい
このままがいい
立場は変わってしまったが、関係は続けることができたのだ
これでいいかと思っていた
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:48:22.63 ID:Fxj+y+HS0
支援
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:49:30.45 ID:HSWAxqmiO
支援
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:49:34.64 ID:RM9EMDZD0
支援
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:50:04.27 ID:NPjeqtHE0
でも
クーがエスパーになったと聞いたとき
クーにオレの知らない仲間ができたと知ったとき
悲しかった
寂しかった
また取り残されてしまう
今度こそ本当に置いていかれるようだった
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:50:21.07 ID:M7ol62qZO
支援
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:51:06.63 ID:HSWAxqmiO
支援も支援。超支援
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:51:46.30 ID:NPjeqtHE0
だから繋がりを求めた
隠してる気持ちを掘り起こして、相手にぶつけようと決めた
誤魔化す自分に事実を突きつけた
“オレがクーをどう思っているのか”
伝えようと思った
けれど
最後の最後でオレは逃げた
心の奥では変わらないことを選択した
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:52:05.78 ID:znHb/B490
sien
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:53:01.48 ID:MMT7ZfajO
支援支援
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:53:12.18 ID:NPjeqtHE0
…
結局、こんなもんだ
あぁ
そうだ
プレゼント交換がまだだった
ちゃんと渡さないと…
いけ…
ないな……
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:53:24.90 ID:bStN0/yWO
支援
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:54:40.94 ID:NPjeqtHE0
※
ξ*゚听)ξ「―ギコ!!」
(*-ー-)「ギコくん!!」
(,,-Д-)「……ただいまー」
(,,-Д-)「オレ…頑張ったよー」
(,,-Д-)「パトラッシュ……お迎えがくるよー」
(*-ー-) ξ*゚听)ξ オツカレー
「クーちゃん!!」
「クー!!」
「ドクオくんも!!」
(,,゚Д゚)「……」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:56:10.39 ID:MMT7ZfajO
本腰支援
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:56:31.10 ID:NPjeqtHE0
( <●><●>)「……」
( <●><●>)「お疲れ様でした」
(,,;Д;)「ありがとう、ビロード」
(*-ー-)「ギコくん、泣いてる場合じゃないわ!」
(,,;Д;)「ふぇ?」
(*-ー-)「クーちゃんとドクオくんをすぐ病院へ!」
(*-ー-)「ツンちゃん……私たちの出番よ」
ξ*゚听)ξ「……ん」
(,,-Д-) マタ ハシルノカ…
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:57:37.17 ID:NPjeqtHE0
※
―VIP総合病院
川 - -)「……ん」
川 ゚ -゚)「―!」
川 ゚ -゚)「ここは…」
川 ゚ -゚)「病院……?」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「どうしてこんなとこに…」
ガチャ
キコキコキコ
(*-ー-)「クーちゃん、目が覚めたのね」
川 ゚ -゚)「しぃさん…!」
ξ*゚听)ξ「…」
川 ゚ -゚)「ツンも…」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 21:58:52.48 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「…」
川 ゚ -゚)「どうして私は病院に?」
川 ゚ -゚)「確か……」
川 ゚ -゚)「そうだ! ドクオは?」
川 ゚ -゚)「私とドクオは一緒に小屋にいて、私が外を見に出たら落雷が…」
川 ゚ -゚)「雷が鳴ったときにドクオも近くにいたはずです」
川 ゚ -゚)「ドクオは…?」
(*-ー-)「…」
ξ*゚听)ξ「…」
川 ゚ -゚)「…?」
(*-ー-)「…クーちゃん」
川 ゚ -゚)「…はい」
(*-ー-)「…悲しいお知らせがあるの」
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:00:06.05 ID:Fxj+y+HS0
ドクオ・・・
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:00:16.04 ID:znHb/B490
支援
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:00:41.08 ID:MMT7ZfajO
支援
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:01:06.34 ID:QxQ72hUm0
支援
205 :
黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/10/03(水) 22:01:12.08 ID:klBPZvXh0
支援('A`) y-~~
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:01:25.49 ID:Ug7hENBq0
作者の投下に支援が泣いた
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:01:51.39 ID:NPjeqtHE0
―
――
(*-ー-)「記憶の座標軸って分かるかしら?」
川 ゚ -゚)「―いえ」
(*-ー-)「まぁ、造語だしね」
川 ゚ -゚)「(じゃあ聞くなよ)」
(*-ー-)「…記憶っていうのはね」
(*-ー-)「それぞれが繋がってるの」
(*-ー-)「原因があって、結果があるように」
(*-ー-)「クーちゃんがあって、今のドクオくんがいるの」
川 ゚ -゚)「?」
川 ゚ -゚)「…どういうことですか?」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:01:53.76 ID:bStN0/yWO
支援
一番上にあったから開いてみたらここまでつまらんとは思わんかった
パー速でいいだろ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:03:37.74 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「うん、ちょっと聞いててね」
(*-ー-)「まず事実をひとつ…」
(*-ー-)「ドクオくんは……エスパーよ」
川 ゚ -゚)「―!!」
川;゚ -゚)「ドクオが!? エスパー…?」
(*-ー-)「それもとても大きな力を持ったね」
(*-ー-)「力が大き過ぎて、力に飲み込まれてしまったの」
(*-ー-)「今は意識不明、このままだと命が危険よ」
川;゚ -゚)「そんな…」
(*-ー-)「そしてもう一つ」
(*-ー-)「この原因は……クーちゃん、あなたよ」
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:04:36.90 ID:MMT7ZfajO
支援
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:04:47.11 ID:znHb/B490
支援
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:05:37.76 ID:NPjeqtHE0
川 ゚ -゚)「! 私が…?」
(*-ー-)「…そう」
(*-ー-)「私がドクオくんを視たとき、そこに映ったのは」
(*-ー-)「雨粒、雷鳴、…そしてクーちゃん」
川 ゚ -゚)「…!」
(*-ー-)「ドクオくんがあなたに感じているのは、友情、信頼、尊敬、気軽さ……愛情と孤独」
(*-ー-)「そして……劣等感よ」
川 ゚ -゚)「…劣等感?」
川 ゚ -゚)「…どういうことですか」
(*-ー-)「…さぁ、私にはそこまで視えないから」
川 ゚ -゚)「…(ドクオ…)」
(*-ー-)「…」
(*-ー-)「ただ、今のドクオくんはクーちゃんに囚われてる」
(*-ー-)「感情を整理できずに苦しみ、自身の力で身を焦がしながらね」
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:06:42.40 ID:QxQ72hUm0
支援
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:08:18.33 ID:ZbH7iww50
wktk
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:08:29.50 ID:MMT7ZfajO
支援
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:08:34.91 ID:NPjeqtHE0
川 - )「……」
川 ゚ -゚)「なんでドクオが?」
川 ゚ -゚)「なんで気付けなかったんですか?」
(*-ー-)「…」
川 ゚ -゚)「…っ」
川 ゚ -゚)「あなたならもっと早く分かったはずだ!」
(*-ー-)「…」
(*-ー-)「そうね」
(*-ー-)「そうかもね」
川 ゚ -゚)「……すいません」
川 ゚ -゚)「…」
(*-ー-)「…」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:08:48.28 ID:bStN0/yWO
支援
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:09:11.09 ID:QxQ72hUm0
支援
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:10:29.30 ID:NPjeqtHE0
川 ゚ -゚)「…それで」
(*-ー-)「ん?」
川 ゚ -゚)「それで、私はどうすればいいんですか?」
(*-ー-)「うん」
(*-ー-)「クーちゃんが何かをするわけじゃないわ。 やるのは私達」
(*-ー-)「ドクオくんを蝕んでるのは、彼自身の力。 内から溢れ出す感情に負けて、力が暴走してるの」
(*-ー-)「力の暴走を止めるには、感情の発生源を絶つしかないわ」
(*-ー-)「この場合は『ドクオくんのクーちゃんへの想い』ってとこかしら」
川 ゚ -゚)「…?」
川 ゚ -゚)「私への想いを絶つ…?」
(*-ー-)「…簡単に言うとね」
(*-ー-)「ドクオくんを救うためには、彼からクーちゃんという要素を取り除かないといけないの」
(*-ー-)「記憶を刈り取ることによってね」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:12:09.60 ID:Mz7ipGEIO
てっきりエスパークスのスレかと思ったら‥‥‥
ちがうのか
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:12:16.26 ID:NPjeqtHE0
川 ゚ -゚)「…!! それは……!」
(*-ー-)「知ってのとおり、ツンちゃんは人の記憶を刈り取る能力を持ってるわ」
(*-ー-)「その能力の限界は丸一日分」
(*-ー-)「ドクオくんからクーちゃんという人物の記憶を、完全に刈り取ることはできない」
(*-ー-)「でも、一番大事なところ」
(*-ー-)「全ての因果となるところを刈り取れば、ドクオくんは助かるわ」
川 ゚ -゚)「………」
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:12:35.65 ID:Fxj+y+HS0
支援
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:12:42.99 ID:9L9+07DbO
支援
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:13:15.22 ID:znHb/B490
支援
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:13:19.39 ID:QxQ72hUm0
支援
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:14:10.44 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「最初に言った記憶の座標軸って言葉」
(*-ー-)「ツンちゃんは、記憶の中でどこを消すのか座標指定して決めるの」
(*-ー-)「クーちゃんが物をテレポートさせる時と一緒ね」
(*-ー-)「ツンちゃんが座標を指定して刈り取ると、そこの座標を中心として記憶が改ざんされるわ」
(*-ー-)「…出会いの記憶を刈り取れば、出会わなかったことになるわ」
(*-ー-)「記憶が、脳がそう判断して、思い出を変えていくの」
川 ゚ -゚)「………」
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:14:25.35 ID:9w6i5csI0
エスパークーの主役はドクオだったんだなと俺は今納得した
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:15:24.72 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「うっすらとは残るかもしれない」
(*-ー-)「ドクオくんとクーちゃんの場合と、名前は知ってる、ぐらいね」
(*-ー-)「でも、元の関係には戻れない」
川 ゚ -゚)「………」
ξ* )ξ「……クー」
川 ゚ -゚)「………ツン」
ξ* )ξ「………ごめん…ごめんね」
川 ゚ -゚)「…いいんだ、ツン」
川 ゚ -゚)「しぃさん、ドクオの命を救う方法は…」
川 - -)「いや、聞くことじゃないな…」
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:15:30.38 ID:QxQ72hUm0
支援
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:16:53.05 ID:NPjeqtHE0
川 - -)「………」
(*-ー-)「………」
ξ* )ξ「………」
川 - -)「………」
川 - -)「………」
川 ゚ -゚)「………」
川 ゚ -゚)「お願いします、しぃさん」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:17:00.38 ID:qxZKlqDsO
悲しすぎる支援
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:17:48.50 ID:RM9EMDZD0
支援
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:17:56.07 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「…!」
ξ*゚听)ξ「―! でも!!」
(*-ー-)「ツンちゃん」
ξ* )ξ「………」
(*-ー-)「………わかったわ」
(*-ー-)「………」
(*-ー-)「クーちゃん、あなたとドクオくんが出会った日、覚えてる?」
(*-ー-)「私じゃそこまで深いところは……視えないの」
川 ゚ -゚)「………」
川 - )「10年前の、今日、です」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:18:23.17 ID:Fxj+y+HS0
し・・・え・・・ん・・・
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:19:08.12 ID:QxQ72hUm0
支援
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:19:11.93 ID:bStN0/yWO
支援
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:19:41.34 ID:NPjeqtHE0
(*-ー-)「…ありがとう」
(*-ー-)「ツンちゃん、行きましょう。 早くしないと……手遅れになる」
ξ*゚听)ξ「………うん」
キコキコキコ
―バタン
川 - -)「………」
川 ゚ -゚)「………」
川 - )「っぐ……」
川 - )「……うっ」
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:20:19.77 ID:c5LWoMQW0
クー…(´;ω;`)ブワッ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:20:29.15 ID:+nevU7a3O
これでギコとクーにフラグね
支援
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:20:30.66 ID:QxQ72hUm0
悲しすぎるだろこれは…
支援
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:20:47.25 ID:NPjeqtHE0
※
「――ああああああああああ!!!!」
ξ* )ξ「クー……」
(* ー )「………」
ξ*゚听)ξ「…しぃ……泣いてるの?」
(* ー )「…いえ」
(*゚ー゚)「いきましょう、ツンちゃん」
クー…・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:22:00.20 ID:NPjeqtHE0
※
―
――
―――
(-A-)「…」
(-A-)「…う、うん」
('A`)「ん…?」
('A`)「…」
('A`)「…病院?」
('A`)「いたっ…」
('A`)「何でオレはこんなとこに…」
('A`)「…」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:23:22.30 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…確か、ラウンジ山に…」
('A`)「年に一回の……」
('A`)「…」
('A`)「…なんだっけ」
('A`)「…」
('A`)「大事なことのような…」
('A`)「…思いだせねぇ」
('A`)「…」
('A`)「ま、いいか」
('A`)「思い出せねぇってことは、大したことじゃねーんだろ」
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:23:40.93 ID:7502pg+UO
支援
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:23:52.19 ID:+nevU7a3O
すまない…どうしても言いたい
ギコはくたばれ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:23:59.29 ID:QxQ72hUm0
支援
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:24:02.61 ID:M7ol62qZO
ドクオ…
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:24:27.91 ID:RM9EMDZD0
支援
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:24:52.92 ID:NPjeqtHE0
('A`)「…」
( 'A`)「ん?」
( 'A`)「なんだこの紙袋…」
( 'A`)「!」
(*'A`)「うひょぉぉおお!」
(*'A`)「ナベちゃんの限定コンサートDVDじゃん!! これ欲しかったんだよなー」
(*'A`)「季節外れのサンタさんがいるもんだぜ!」
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:25:51.19 ID:Ug7hENBq0
はしゃぎようが悲しいぜ支援・・・
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:26:12.16 ID:bStN0/yWO
支援…
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:26:16.50 ID:RM9EMDZD0
支援
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:26:19.50 ID:QxQ72hUm0
支援
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:26:33.41 ID:NPjeqtHE0
ガチャ
「!!」
「先生ー!! 先生ー!! 215号室の患者さんがー!!」
('A`)「!」
(*'A`)「看護婦さんも美人だ…」
('A`)「…」
('A`)「つーかなんでオレは入院してるんだ?」
悲しい別れ 涙ながらに 支援する
字余り
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:27:25.94 ID:7502pg+UO
支援
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:27:39.73 ID:Fxj+y+HS0
支援
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:27:56.91 ID:NPjeqtHE0
「いやー良かった良かった」
「身体の傷は大したことないのに、意識が戻らなくて心配してたんですよ」
「わっはっはっはっは」
('A`)「…」
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:29:21.36 ID:9L9+07DbO
('A`)
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:29:29.13 ID:NPjeqtHE0
「いやーお友達も心配してましたから、良かった良かった」
「わっはっはっはっは」
('A`)「友達?」
「えぇ、綺麗な女の子でしたね」
「わっはっはっはっは」
(;'A`)「ちょっ!!! kwsk!!」
「いやー、私は何にも知りませんよ」
「わっはっはっはっは」
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:30:23.99 ID:Fxj+y+HS0
('A`)
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:30:52.47 ID:NPjeqtHE0
「―あぁ」
「そういえば、あなたのポケットにコレが入っていたんですが……プレゼントか何かですか?」
「わっはっはっはっは」
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:31:02.68 ID:Fxj+y+HS0
('A`)
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:31:14.98 ID:Ug7hENBq0
('A`)
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:31:47.40 ID:QxQ72hUm0
('A`)
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:32:07.18 ID:HSWAxqmiO
これからギコがクーに急接近ってなったらギコの神経疑うぞ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:32:27.31 ID:Fxj+y+HS0
('A`)
270 :
黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/10/03(水) 22:32:33.11 ID:klBPZvXh0
('A`) y-~~~
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:32:36.31 ID:7502pg+UO
('A`)
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:32:52.29 ID:NPjeqtHE0
―チャラッ
('A`)「これは―」
('A`)「ペンダント……?」
―安っぽいそのペンダントを手に取ったとき
('A`)「…」
―何故かほんの少しだけ寂しかった
第十話了
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:33:06.02 ID:vQXivPNcO
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:33:21.08 ID:Fxj+y+HS0
('A`)
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:33:37.47 ID:7502pg+UO
これは悲しすぎる…
('A`)<乙
(;A;)
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:34:06.23 ID:Ug7hENBq0
作者乙、俺は鬱
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:34:26.40 ID:9L9+07DbO
わっはっはうぜえwww
乙
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:34:34.57 ID:Fxj+y+HS0
まさに('A`)
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:34:36.44 ID:qxZKlqDsO
('A`)
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:34:59.13 ID:RM9EMDZD0
乙('A`)
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:34:59.83 ID:+nevU7a3O
>>268そんなになったらこれ読むのやめちゃう!
冗談だけどね
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:35:33.14 ID:qxZKlqDsO
乙
そして鬱('A`)
悲しすぎる……
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:35:44.64 ID:HSWAxqmiO
乙orz
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:35:49.49 ID:+nevU7a3O
乙
K-1見て熱くなるか…('A`)
おつ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:37:04.07 ID:Ug7hENBq0
ドクオらしさが云々ってたまに聞くけどさ
別にドクオらしくなくたって、いいじゃないかと思いました。
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:37:09.83 ID:NPjeqtHE0
十話はここまでです
恐ろしく長くなってしまった
ネカフェの延長料金が怖いよ
十一話は出来れば今週中に
それでは支援ありがとうございました
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:37:28.44 ID:Fxj+y+HS0
乙。 なんか読むのやめたくなったようななってないような・・・
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:39:45.02 ID:HSWAxqmiO
>>289 この前ネカフェから投稿しようとしたら規制かかってたんだが店によって違うの?
292 :
黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/10/03(水) 22:43:37.23 ID:klBPZvXh0
ネカフェで馬鹿やった奴がいるかいないかの差じゃね?規制って('A`) y-~~
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:45:02.98 ID:7Tdx6bpE0
お疲れ様でした
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:46:03.03 ID:bStN0/yWO
乙!!
かなしいのう…かなしいのう…
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:46:21.98 ID:MMT7ZfajO
乙
気になってまとめ見直してきたけど、ドクオ結局アクセサリーを選んだんだな……
なんだかんだ言いながらさ
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:57:27.20 ID:+nevU7a3O
K-1見ててもやっぱりちょっとこっち引きずるわ
これから記憶無くしたエスパードクオはどうなるやら
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 22:59:11.84 ID:7Tdx6bpE0
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 23:01:23.77 ID:3Vp2s3X4O
おっ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/03(水) 23:03:32.45 ID:MMT7ZfajO
やっぱエスパークー好きだ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
あうあう