1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 00:58:41.78 ID:ebU6TEHW0
代打
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:02:32.37 ID:BIEwjoXoO
代表
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:03:18.35 ID:zVkQFkLG0
代走
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:04:02.50 ID:MShDk55/O
IDが秀喜55の俺がきましたよ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:04:39.94 ID:WONsv3hXO
ダイエー
7 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:04:42.08 ID:knXXcy+j0
8 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:05:27.01 ID:knXXcy+j0
(=;゚ω゚)「ド、ドクオ!大丈夫かよう!」
('A`)「ヘヘ・・・強姦魔球1号ってとこよ・・・」
バタリと倒れつつも笑顔でしてやったりの表情のドクオ
だが足が痙攣して歩けないようだった
(=;゚ω゚)「すぐにマネージャー呼んでくるから待ってろよう」
そういってイヨウは大急ぎで部屋を後にしていった。
('A`)「急ぎすぎて転ぶなよ・・・」
('A`)は野球狂人のようです〜第2話〜
9 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:06:54.02 ID:knXXcy+j0
ピーッ・・・ピーッ・・・
ノパ听) 「損傷が激しいわ。すぐに病院に連れて行かないと。」
薄れた意識から目覚めの第一声がこれだった。
('A`)「こんなの・・・大したことねーよ」
ノパ听) 「な、気づいたのね!ひどい損傷よ?肉離れの箇所が2つ。あと、左足のじん帯が悲鳴をあげているわ」
('A`)「どうでもいい・・・女、イヨウはどこだ。」
ノパ听) 「どうでもいいって・・・あんたどうかしてるんじゃないの!?イヨウ君は氷を取りに行ったわ」
('A`)「そうか・・・女、そこn」
ノパ听) 「あんたさー、さっきから女、女って失礼ね!
あたしだってちゃんと名前あるんだから!
緋灯っていうのよ。次女って言ったら承知しないからね。」
('A`)「わかった。それより、このケガは西洋医学じゃ全治1週間くらいだよな?」
ノパ听) 「西洋医学じゃね。でもあんた明日大事な勝負があるんでしょ?イヨウ君から聞いてるわよ」
('A`)「ああ・・でもこの体じゃ実力の40%出せたらいいとこだろ・・くそっ、どうにかならねーのかよ・・・」
10 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:09:09.95 ID:knXXcy+j0
ノパ听) 「ひとつだけ方法があるわ・・・・」
('A`)「な、なにぃ!?」
ノパ听) 「肉が離れてるならひっつければいい。ただそれだけのこと。ただし、激痛が伴うわ。ものすんごい荒治療よ・・・
下手すると、2ヶ月以上の車椅子生活、全治3ヶ月以上になるわ。」
ドクオは思った。
俺の足がどうなろうといい。イヨウに泥をぬったあいつらがゆるせねぇぇ!
姑息なあいつらがゆるせんねぇ!そのためなら俺の足がしばらくうごかなくなっても別に良い!
('A`)「どんな激痛が伴ってもかまわない・・・ただ、必ず成功させてくれ。」
ノパ听) 「・・・幸運を祈るわ」
11 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:11:03.08 ID:knXXcy+j0
そういうと緋灯は部屋を出て行き、体育館へと向かった・・・
〜〜体育館〜〜
( ・∀・)「もう1本お願いしやーっす」
バチーン!!
ブロックをぶちぬいて華麗にアタックを決めるモララー。
そこに緋灯がやってきた
ノパ听) 「モララー君。はなしがあるんだけど・・・」
( ・∀・)「ん?なんだい。まさかっ!!!!」
ノパ听) 「あの・・・ここじゃなんだからちょっと野球部の部室のほうまでいいかな・・」
(・ー・)「おーいモララーが女の子から呼び出し食らってるぞー!」
体育館中の視線がモララーと緋灯に集まる。
ノパ听) 「ほらはやく・・・」
( ・∀・)「うひひひひひひwwwはーいwwwひひひ」
へんな笑い声を上げながらモララーはほいほいついていった。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:12:26.79 ID:5dSA2dT/0
しえn
13 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:13:25.38 ID:knXXcy+j0
ノパ听) 「ここよ。協力してほしいの。」
一方・・・イヨウはというと。
(=゚ω゚)「なんで氷がないんだようーーーーーーー!!」
(=゚ω゚)「食堂も保健室も、どこにもないよう!」
(=゚ω゚)「クソッ!こうなったら町のカキ氷屋へ・・・」
そういうとイヨウは商店街へ走っていった。
(=゚ω゚)「ハァハァ」
商店街にたどりつくと早速イチゴとみぞれを買って部室へ急いでいった。
('A`)「お、モララーじゃねえか!何用だ?」
( ・∀・)「それは俺はの台詞だ。おまえこそベッドで何してんだ。緋灯さんよ。どういうことだい?」
14 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:18:50.60 ID:knXXcy+j0
ノパ听) 「あなたのスパイクで、ドクオ君の足を直してほしいの。バチーンって。」
平然とした表情でものすごいことを言ってのける緋灯。
唖然とするモララー。そしてドクオが口を開いた。
('A`;)「おい・・・まさかこの足にモララーがスパイクするってのかよ!?」
ノパ听) 「ええそうよ。いちかバチか。失敗すればヤバイ。でも成功するかもしれない。
やってみなくちゃわかんないわ」
( ・∀・)「・・・」
('A`;)「・・・」
( ・∀・)「軽くやったほうがいいの・・・?」
ノパ听)「いいえ、思いっきりぶちかましちゃって。中途半端だと逆に激痛が走るわ。」
('A`;)「ゴコリ」
( ・∀・)「んじゃ思いっきりいくよ!悪く思うなよドクオ」
('A`;) 「アアアア!!!!!」
15 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:20:14.31 ID:knXXcy+j0
モララーが後ろに助走を取った。
そして、すごいダッシュでドクオのベッドの手前で高々とジャンプした。
( ・∀・)「これがー俺のーーーーー!特製スパイクだああああ!」
ビッタァァァァァァァン!!
「アアアアアアアアッ!!」
バチコーーオオン!!
「クアアアアアア!!」
のたうちまわるドクオ
そして悲鳴が痛々しく響く。
ノパ听) 「耐えるのよ・・・耐え抜いて!」
16 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:21:55.48 ID:knXXcy+j0
モララーと緋灯は見守るしかできなかった・・・
そして2時間後・・・
('A`)「なんとか・・・・なったみてえだ・・おお!歩けるぞ!!」
( ・∀・)「おもいっきりぶちかました甲斐があったもんだぜ!」
ノパ听) 「あたしのカンは外れてなかったようね。次はあまり無茶しない程度に投げてね。」
('A`)「ああ。次も、もしなんかあったら頼むぞ・・・」
そう言うとドクオは二人に礼をして帰路へと向かった。
ノパ听) 「まったく・・・世話が焼けるんだから。」
そういってる隙にモララーは窓のほうへ、1歩2歩と歩きながら緋灯にこういった
( ・∀・)「よし、仕事も終わったし本題に入ろうか。親密な二人の大事なお話を。」
17 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:23:26.80 ID:knXXcy+j0
(=゚ω゚)「ガラガラ。ただいm」
( ・∀・)「僕は君が好きだよ。君も僕のことが・・・
(=゚ω゚)「・・・・」
( ・∀・)「・・・・・」
(=゚ω゚)「氷取りに行ってたんだけど・・・みぞれ食べる?」
( ・∀・)「う、うん。」
よくわからない雰囲気になったが二人は一緒にカキ氷を食べた。
(=゚ω゚)「ドクオの事知ってる?」
( ・∀・)「さっきまでここにいたよ。すごいケガしててさ俺とマネージャーとで、直したよ。
元気にさっき帰っていったとこだよ」
(=゚ω゚)「そっかそれはよかったよう。」
(=゚ω゚)「ま、問題は明日なんだよねぇ・・・」
イヨウはストローのスプーンをギリギリと強く噛み、
その眼差しは窓の夕日へと向けられていた。
18 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:24:55.70 ID:knXXcy+j0
2日後。
('A`)「へへっ!ふへへへへへッ!」
(=゚ω゚)「ふひひひひ、ひひひひッ!」
登校中二人はケタケタ笑っていた。
('A`)「あいつらの驚く顔が早く見たいってもんだぜッ!」
(=゚ω゚)「まぁまぁそうあわてないで。放課後は逃げないよ
先輩方も余裕で勝てると思って絶対くるだろうしね。」
('A`)「そうだな。ま、それまでゆっくり休むさ。昨日は激しかったからな」
(=゚ω゚)「そうれがいいね。あ、学校始まっちゃうよ!急がないと!」
('A`)「おーちょいちょい。急いでいくかね。」
二人は小走りで学校の門へと向かった。
19 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:26:14.59 ID:knXXcy+j0
その後にいた人物がこうつぶやいた。
(???)「ふん。自信たっぷりでいいご身分やのう。」
(??)「そやのう。流石超人様ってとこかのう。ま、あいつらに恨みは無いが
本気でやらせてもらおうやないか。」
(???)「おいおい、あんま本気出して殺してしもたらいかんから、
ほどほどにのう。ガハハハハ」
(??)「そういう兄いこそ、『しもたー』とかいいながらやってしまわんようになぁ。ガハハハ」
そういうと、謎の人物達は教育指導の先生に遅刻だバッカモーン!と怒られながら教室へと向かっていった。
キーンコーンカーンコン。
チャイムが鳴りドクオは席に着いた。
今日は新聞を読めずにいたためか
すこししょんぼりしていた。
そのままふてくされてうつぶせになると
深い眠りについてしまった。
深い・・・深い眠りに。
よほど昨日の特訓で疲れていたのだろう・・・
20 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:28:14.22 ID:knXXcy+j0
昨日の特訓はすさまじいものだった。
その一部をご覧いただこう。
外は雷雨でものすごい大雨。
('A`)「ちっ、お天道様は味方してくれねぇのなぁ。」
ひどい雨だ。テレビでは大雨洪水警報が告知されていた。
('A`)「イヨウに電話するか。」
そういうと携帯電話を取り出し、電話をかけた。
(=゚ω゚)「もしもし。こちらイヨウです」
('A`)「俺俺。あのさ、今日雨ひどくね?こんなんだけど練習する場所ある?」
(=゚ω゚)「俺俺詐欺じゃなくてドクオね。あるにはある。」
('A`)「お、ほんとうか。じゃあ今からおまえんちに迎えに行くから。」
(=゚ω゚)「あいよー把握。」
21 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:28:49.39 ID:knXXcy+j0
電話を切り、バイクにまたがりイヨウ家へと、どしゃぶりの中出て行った。
('A`)「く、雨がいてぇ。まるで弾丸だなこりゃ。」
バチバチと大粒の雨がドクオを打ちつける。
それにまけずにアクセルをぐるっとまわし、スピードをあげ、イヨウ家へと急いだ。
(=゚ω゚)「もうそろそろドクオがつくはずだ。」
イヨウはあるところに電話をかけた。
(=゚ω゚)「もしもし。ええ。そうです。あと30分〜1時間ほどでいきます。
ええ。「アレ」でお願いしますよ。はい。それでは。」
(=゚ω゚)「いよいよか。撲が、耐えれるか。この地獄に。頼む。持ってくれよう。」
そういうと、左の手のひらの丸いアザをギュっと力強く握り締めた。
そうこうしているうちに、ドクオがイヨウ家へとついた。
('A`)「おーい、はよでてこーい。」
ドクオが雨の中呼ぶ。
22 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:30:20.93 ID:knXXcy+j0
そうすると窓をガラガラと開け、イヨウが出てきた。
(=゚ω゚)「いまーいくようー!」
イヨウはすぐにカバンを持ち、ドクオの後ろへまたがった。
(=゚ω゚)「『ニュー帆立たら球場』までGO!」
('A`)「!!! おまえあの球場借りれたの!?」
(=゚ω゚)「ふっふっふ。駄菓子屋の孫をなめるなよ。問屋のおっちゃんに知り合いがいてさ、ちょっと顔が利くんだ。」
('A`)「すっげーな。ま、なら話は早い。とっとといくぜ!しっかりつかまれよ!」
そういうとドクオはビューンとバイクを飛ばした。
20分ほどしてニュー帆立たら球場へとついた。
ここはプロ野球球団『全珍』の本拠地だ。
('A`)「・・・どっからはいるんだこれは。」
このドームは変なドームで筒状になっている。
大きさは狭く、センターフェンスまで80mしかない。
23 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:31:04.50 ID:knXXcy+j0
だが驚くことに壁(フェンス)が高いのだゆうに50mはある。
ただのセンター凡フライがHRになることもある
逆に弾丸ライナーで、普通ならスタンドに突き刺さるはずの打球は
ものすごい威力で跳ね返り、2塁打にもならないことがある。
小悪魔がとりついているドームである。
(=゚ω゚)「上からはいるんだよう。ここから上の入り口へ上がると、ドアがあるよう。」
二人はエレベータに乗り、関係者以外立ち入り禁止と書いたドアの前へと歩いた
「よくきたね。先ほど電話くれたイヨウ君だろう?」
(=゚ω゚)「あ、はいそうです。いつもおばあちゃんがお世話になっています。」
「いやいやこちらこそ。早速だがすこし案内しよう。ここは部屋数が多く迷う危険性がある。ついてきたまえ。」
(=゚ω゚)「さ、いくぞドクオ。」
('A`)「ああ。」
妙な胸騒ぎがする。この球場には得体の知れない「何か」がある。
24 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:32:24.68 ID:knXXcy+j0
(=゚ω゚)「どうしたんだ?早くこいよう。」
('A`)「・・・ああ。」
どうせいつもの悪い予感がするだけさ。
9割がた当たらない悪い予感。
ただそれだけさ。
コツ、コツ、コツ、コツ。
シーンとした廊下3人は地下へむかって歩いていく。
「ここはねぇ、縦に長い球場だろう?上は20階地下もね長く作ってあって、B10まであるんだよ。」
(=゚ω゚)「というと、B10がレベル1ってことですか?」
「ああ。そうさ。君は察しがいいねぇ。ま、君たちみたいな高校球児は1をクリアできれば相当な実力の持ち主だよ。」
(=゚ω゚)「ふふっ。全珍の選手はどこまでいくんですか?」
わけのわからないことを聞き返すイヨウ。
レベル?なんだそれは。フロアごとに何か仕掛けられているのか?
それともレベルごとに難しい試験とか、課題がおいてあるのか?
何なんだいったい・・・
25 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:33:35.39 ID:knXXcy+j0
「全珍のナンバーワン選手、シートソルビットは、レベル24が最高だ。
それ以上に到達した選手はいない。レベル30になると製作者以外踏み入れたことの無い空間だ。
しかもその製作者はもうこの世の人間ではないときている。
誰もしらないんだよ。それより上は。」
('A`)「いったいレベルってなんなんだよ?」
「実際に体験してみるといい。」
そういうと、案内のおっさんは扉を開いた。
「案内はここまでだ。ここから先は君たちが行くんだ。幸運を祈る。」
('A`)「・・・しゃあねぇ。虎穴にはいらずんば虎児を得ず。ってやつかね」
「おっとこれを忘れていた。」
そういうとおっさんは、俺たちにリストバンドを与えた。
「もうだめだと思ったらこのリストバンドを引きちぎるといい。」
それだけ言い残すとおじさんはいそいそと元来た道を戻っていった。
26 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:34:07.48 ID:knXXcy+j0
(=゚ω゚)「僕は電話で説明を受けただけで、中はどうなってるのか知らないし、どんなしかけもあるかわからない。」
('A`)「でも、プロが使ってる施設だ。絶対うまくなれる。」
(=゚ω゚)「うん。だからぼくもこれにかける。さぁ、行こう!」
そういうと二人はグッとこぶしを作り、ユニフォーム姿に着替え、グラブを装着し、
扉の奥へと進んでいった・・・
レベル1デス。ジュンビハイイデスカ?
OKナラバオテモトノボタンヲオシテクダサイ
機械音声がそう二人に伝える。
('A`)「ポチっとな。」
ボタンが押された。
ウーーーーーーーガガガガガガ。
機械音が部屋中に響き渡る。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:34:23.50 ID:5dSA2dT/0
しえn
28 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:34:44.48 ID:knXXcy+j0
100mほどむこうにレベル2という扉が見えた。
その途中に何故か、公道にある安全地帯のようなものもある。
(=゚ω゚)「・・・どうしたらいいかわからないけど、レベル2へとむかっていこう。」
1歩、2歩、踏み出したそのときだった。
ウィーン・・・
床がいっせいに動き出す。
床はゴムの床で、空港とかにある、歩く歩道と同じ材質でできていた。
空港にあるものと決定的に違ったのは、歩く向きのほうに進んでくれるんじゃなくて、
レベル1の入り口へ押し戻すように作られた代物だった!
('A`)「な、なんだよこれ!進めねぇじゃねぇか!」
動く歩道改め、動く床は時速27キロほどで
押し戻していた。
だいたいの人間の平均の走る速さは、全力疾走で時速30キロほど。
これを長い、いつつくか、わからないこの道を100mも走らないといけない。
29 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:35:31.07 ID:knXXcy+j0
(=゚ω゚)「ウダウダいってられないよう、走るんだよう!」
イヨウは、体を前に傾け、つま先で思いっきり地面を蹴って飛び上がった。
ドクオは感心した。走るよりも、飛ぶほうが圧倒的に進めるじゃないか!
見よう見まねで、ドクオも飛び上がった!
トーン!トーン!
二人は3段とびのホップステップの状態で15mほど進んだ。
が、やはりそんな無理な体勢で飛び続けていたら体力は見る見るうちに減っていく。
そのうちふとももが悲鳴を上げ始めた。
(=゚ω゚)「くぅ!おっちゃんの言ってたことが理解できた。常人じゃ、まずむりだッッ!」
イヨウがヒィヒィいいながらドクオの1歩前を飛ぶ。
ドクオはどうすればいいか必死に悩んでいた。
('A`)「飛ぶ限界は持って10分・・・進めて30m。安全地帯まで残り35m・・・クソッ!」
ドクオも必死に頭を回転させたが策は無い。進むしか道は無いのだ。
30 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:36:26.16 ID:knXXcy+j0
非情にも止まらない床。
リードしていたイヨウがもうバテバテで、ドクオに並んだ。
('A`)「これ以上飛ぶのは無理がある!勝負が見えるまで走るんだ!」
そうドクオはイヨウに一喝した。
(=゚ω゚)「ひーっ、ひーっ、走るっつったってこのままじゃ無駄に消耗していくだけだようーーー!」
ドクオは策を練った。
('A`)「これに賭けるしかない!」
ドクオの思いつきは無茶だった。
('A`)「イヨウつかまれ!俺にはこれしかねーんだよーーーーーーー!」
(=゚ω゚)「なにをするんだよう!」
31 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:37:00.14 ID:knXXcy+j0
わけもわからずに、イヨウはドクオに飛びついた。
ドクオはイヨウがつかまったのを確認すると、
今まで残っていたパワーを使い高々と飛び上がった!
('A`)「超人ガッツでやるまでさ−!!!!!!!!!いくぜー強姦魔球!!!!!!!!」
グオッと足を振りかぶり、スパイクを飛ばし、
一気にレベル2のドアへむかってスパイクを蹴りこんだ!
ズギュウウウウウゥゥゥゥゥッッ!!
空を切る音が響き渡る、
スパイクは勢いよく、レベル2のドアへと飛んで行った!!
ガチーーン!
32 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:39:00.17 ID:knXXcy+j0
ドアの金属をドクオのスパイクが貫いた!
そしてなんとその瞬間ドクオたちの体が、ドアへと吸い寄せられた。
まるで磁石に吸い寄せられるかのように。
(=;゚ω゚)「どどどどどど、童t(ry、どうなってるんだよう!」
バチーンとドアに勢いよくぶち当たると、
そのままドアの奥へ転がり込んだ。
('A`)「なんとかなったようだな・・・へへへ!」
ドクオのアンダーソックスの足にかける部分がベロベロに伸びきっている。
説明しよう!
ドクオは強姦魔球を放つと同時に蹴り上げたスパイクに自分のアンダーソックスをスパイクの
刃に絡ませ、伸縮の力を使い一気にレベル2へと行ったのであった。
(=゚ω゚)「ほ、ほんと無茶しやがるぜ!それより、足は大丈夫かよう!?
こんなとこでケガでもされちゃあ・・・」
('A`)「へへっ、心配無用、昨日のでだいぶ鍛えられたみたいでよ!4球は固いぜ!」
(=゚ω゚)「!!それは本当かよう!1球完全燃焼じゃ危なっかしいもんね!」
二人は嬉しそうに壁にもたれかかったままクリアした喜びを分かち合っていた。
33 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:40:27.03 ID:knXXcy+j0
この先にとんでもない地獄が待っているとは、知らずに・・・・
レベル1クリアオメデトウゴザイマス
機械音声が無機質に祝ってくれた。
ツギハレベル2デス。グローブハコノケースニレテクダサイ。
('A`)「ちっ、グラブなしかよ。」
ドクオが舌打ちをした。
(=゚ω゚)「なにがあるんだ・・」
ジュンビガトトノイマシタラボタンヲオシテクダサイ
('A`)「いくぜ?」
(=゚ω゚)「のぞむとこよぉ!」
ボタンが深く押され、扉が重く開いた・・・
2話、fin
34 :
◆N8fsVCU5do :2007/09/29(土) 01:41:59.16 ID:knXXcy+j0
以上で投下終了です。
何も反応がなかたwwwwwwwwww
打ち切りにしたほうがいいかもわからんねこりゃ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:48:11.26 ID:dJ29SEDx0
みんな見入ってるんだよきっと!
乙
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:48:17.22 ID:5dSA2dT/0
乙。つか単に時間帯が悪いんじゃね?
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:48:46.04 ID:tXZyTfIw0
て、展開がつかめねえ……
乙〜
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 01:50:43.31 ID:JCAacUEC0
特にコメントするべき展開が無い、はっきり言うと
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: