第一話「始まり」
VIP暦2055年ブーン達が住む世界にはステータスリーダーという
人の価値を数値化する機械が発明されたことで話題を呼んだ
この機械により人と人との関わりあいなどを簡単に数値に示すことができてしまう
感情から性格から知性まですべてを数値化してしまうこの機械は
巷の教育団体や人権団体から反対の声が多くあがった
その理由のひとつにこのステータスリーダーの普及にあたり
人間と人間の間に価値格差が存在してしまうことによる差別や
人権を守れるかといった問題など
多くの問題を抱えていたからだ
しかし国は周囲の反対を押し切りこの機械を普及させることを決めた
了
そしてその機械は多くの反対の声があったものの
普及が始まると人々はそれに適応していった
生まれた瞬間から人はステータスバーコードという
8桁の番号を与えられた
それに伴いそのバーコードと同じ型番を与えられたナノマシンが体に投与された
その体内ナノマシンは
脳の伝達物質や筋肉の動き、体内に存在する菌
その他もろもろによりその個人のステータスを数値化するのである
それにその個人の個を特定するのにも用いられることとなった
ステータスリーダーの使い方はとても簡単でそのバーコードを読み取るだけで
その一個人の情報を数値化できてしまうのである
その機械の普及から100年後・・・
世界は大きく変動を見せた
( ^ω^)「今日もやる気がしないお」
('A`)「よう・・・お前も昨日の数値総合評価どうだったよ?」
(;^ω^)「ふひ・・・あまり思わしくなったお。あえて言うなら
いつもどおりだお。でも今回はがんばったんだお」
こいつはドクオ(コード07214545)
僕の唯一無二の親友でもありそしてライバルでもある
ξ゚听)ξ「あんたたちはいつも全然だめね」
この人はツンさん(コード01410000)僕とドクオの面倒見係、
そう国から派遣された数値補助員の女性である
完
数値補助員とは?
簡単にいうとある特定の人間のバーコードを管理するために
バーコード管理局から派遣された人のことを指し
国では10歳になると2名から5名に対し1名の数値補助員がつくことが
義務づけられている
この規定の2名から5名という振り分けはどのようにして決まるのかというと
ステータス管理省により規定されたステータスの値が基準となる
この値を大きく超え優秀なステータスを持ちえた場合
優秀な人材なので5名に一人の補助員がつけば大丈夫というのが国の見解である
早く言えば優秀な人ほど人数が多いグループ(5名)に入ることとなり馬鹿な人ほど
少ない(2名)グループに入れられるということなのである
(はやくいう手のかかる子なので見きれないということ)
終
ξ゚听)ξ「あんたたちのせいで結婚もできやしないわよ」
('A`)「その前にお前さんみたいな暴力女と結婚したいって奴はいねぇと思うぜ」
ξ゚听)ξ「一回死ぬ?」
(;'A`)「サーセン」
( ^ω^)「でもツンさんは数値総合評価予定日までは僕たちの面倒は
みなくてもよかったんじゃなかったのかお?だって僕たち
Vグループ以外のグループはみんなそうだお」
ξ゚听)ξ「あんたたちはグループの中で最最最・・・・・最低ランクなの!
ほかのできるグループとは一緒にはできないのよ。
第一本当はあんたたちなんてみたくはないんだから!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:26:24.00 ID:LLMc8cHSO
ブーンはもう休ましてやれよ。
( ^ω^)「ツンデレおつ」
ξ゚听)ξ「一回死ぬ?」
(;^ω^)「サーセン」
ξ゚听)ξ「じゃあ明日も朝7時起床そしてVIP公園へ来て頂戴」
( ^ω^)「はいだお」
('A`)「しょうがねえなぁ」
ξ゚听)ξ「・・・」
(;'A`)「まじサーセン」
ξ゚听)ξ「じゃあいくわね」
( ^ω^)ノシ「ばいぶー」
('A`)ノシ「じゃな」
ツンはやりきれない面持ちで歩いていってしまった
ブーンもドクオも今日あった数値総合評価により
かなりのショックを被っていた
Fin
数値総合評価とは?
半年に一度ステータス管理省がデータを集めるため
一人ひとりのバーコードを読み取り
データを集めるための行事である
それに加えこのデータを元にバーコード管理局側で
グループの再検討を行う行事でもある
( ^ω^)「ドクオ数値総合評価なんてなければいいんだお」
('A`)「俺もそう思うぜ。でも生まれた時からあるからしょうがねえよな」
( ^ω^)「このバーコードリーダーは
女の子のかわいさとエロさを測ること意外は何の役にも立たないお」
('A`)「ははは。お前くらいだよそんなのその機械ではかってんの・・・」
('A`)「おい!その前にお前エロさとかってプライベートステータスじゃなかったか?
よくみれたじゃねえか」
( ^ω^)「ふひひ・・・たまたまこの機械落としたら見れるようになって
それから修理にも出さずこのまんまだお。ちなみにツンサンのエロさは・・・」
End
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:28:20.68 ID:d4NUxVAqO
もうバイオバーコードでいいんじゃないかな
プライベートステータスとは
早く言う羞恥や憎悪、怒り、悩みなどの類の
人に見せたくないステータスである
自分や相手に
ステータス損害を与えてしまうことになりかねないので
双方の同意の下に開かれるステータスのことである
これにはほかにもいろいろとあるがそれは後に説明していく
('A`)「いや!いいやそれは。ちょっと興味あるが」
( ^ω^)「ピッピ!ドクオ エロさ1282 基準値566」
(;'A`)「・・・」
第一話「始まり」終わり
未完
ふむふむ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:34:02.55 ID:fv3RS4jSO
ちょっと批判も多い感じですが続きも構想しているので
もしよろしければつきあってくれるとありがたいですorz
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:36:16.26 ID:QEyVU23SO
めげるな
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:37:24.52 ID:fv3RS4jSO
頑張れよう
>>20 ありがとうございます
がんばりますorz
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:39:05.51 ID:zdi4VcomO
ID:winVpXl00よ。
いい支援だ。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:41:14.97 ID:bekM4lg4O
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:45:27.26 ID:qwvivt2iO
乙
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:49:23.94 ID:uN0MWJP9O
ドラクォのD値思い出した
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:50:22.35 ID:j83YbI0fO
軽く期待
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:50:39.92 ID:uN0MWJP9O
ドラクォのD値思い出した
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:50:48.25 ID:RpY5hClk0
ブーン系小説NEWS速報です
まとめさせて頂きます
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:53:53.12 ID:RpY5hClk0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 00:56:05.49 ID:fEJ1bPLZ0
期待支援
ありがとうございますペコorz
ご期待に沿えるようがんばりますw
後半になるにつれ矛盾出まくりオワタになるんだろうな
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 01:02:19.11 ID:zdi4VcomO
いちいち orz つけるのはやめろ。
気持ち悪いわ。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 01:20:16.47 ID:fv3RS4jSO
オワリ?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 01:24:08.23 ID:uvlQopRS0
ぼちぼちテンション上げていけばいい
第二話「動き」
ブーンをたこ殴りにして家に帰ってきた俺は今
自分の部屋(2F)でタバコをふかしている
('A`)y-~「この肩のバーコードきえねえかな。こんなもんがあるから・・・」
ピーンポーン
('A`)ケシケシ「ブーンか?うちにくるのはあいつくらいしかいねえか。
あやまりにでもきたかな・・・」
('A`) 「部屋まであがってこいやーーーーーーーーー!」
ドカドカと2Fへ足音が近づいてくる。
(#'A`)「うるせー!人のうちなんだから静かにあがれや!
あいつ!もうぜってぇゆるさねえ!」
( ´_ゝ`)ノ「よう」
(;'A`) 「ダレ?」
( ´_ゝ`)「家に上がれといったのはお前だぞ」
(;'A`) 「サーセン・・・人違いです」
( ´_ゝ`)「自分のいったことには責任をおいたまえ」
(;'A`) 「サーセン・・・で・・・ご用件は?」
( ´_ゝ`)「ピンポンダッシュをして逃げようと思ったのだが上がれと
大声で言われたのであがった」
(;'A`) 「・・・」
('A`) 「やべ・・・忘れてた・・・まず個人特定しねえと・・・
ピッピ!個人名 流石兄 コード09302525 知性1500
体力1890 ・・・(省推奨基準値を大幅に超えてやがる)」
( ´_ゝ`)「ピッピ!お前がドクオか」
昔の人間は初対面の人に対して言葉で個を主張したが今は違う
今はこの機械のせいで名すら名乗らなくなったといわれている
今はこれが普通なのだ
しかし俺の中で昔の人間がうらやましく思えてしまうのは気のせいなのか・・・
ピーンポーン
またチャイムだ
現在の玄関前
( ^ω^)「おいすー!ドクオいるかおぉ!もう開かないからドアぶち破るお!」
現在のドクオ部屋
(;'A`)「おいおいここまで聞こえるぞ。やめろよ!ぶち破るなよ!
ドアは引きドアだっていつもいってんのにまだ押す癖が直らんか」
( ´_ゝ`)「お前に聞いとかなきゃいかんことがあるんだが」
('A`)「なんだ?」
( ´_ゝ`)「プライベートステータスを不許可閲覧した場合
ステ省から特例措置がとられることを知っているか?」
('A`)「え!?」
どっかあああああああああああああああああん!!!!!!!!!!1111
ドアの破る音が2Fにまで響いてきた。
ドタドタと階段を上る音がどんどんとこちらに近づいてくる。いやな予感がする。
( ^ω^)ノ◎「おいすー!ドアぶち破ったお!ひらいたから勝手に入ってきたお」
(;A;)「お前はぁ!俺の家のドアは引きドアだっていってんだろおおおおおお!毎日!」
('A`)ノ◎←ドアノブ
('A`)「鬱だ・・・氏のう」
( ´_ゝ`)「じゃあなドクオ。友達は大切にしろよ。」
流石兄はそういうと俺の肩をたたいてでていった
ところでなんだったんだろうあいつは・・・
( ´_ゝ`)「あいつがブーンか・・・クククク・・・あいつか・・・あいつがそうか」
ξ゚听)ξ 「そうよあれがブーンとドクオよ。
たぶんプロセスコードを持ってるわ」
その頃ドクオの部屋では・・・
('A`)ノ◎「で?これ母ちゃんになんていえばいいよ?あぁ!?」
(;^ω^)「そこでひろったっていえばいいお」
(;A;)ノ◎「誰か助けて・・・」
第二話「動き」
今日の投下はここまでです
遅くまですみません
今週の土日の休み中に第三四話の構想をテキストにし投下したいと思います
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/28(金) 02:00:49.61 ID:mWOSrbahO
あげ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: