( ^ω^)ブーンは再びかァァーーーッ!!のようです
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
('A`)「……」
ドクオはいつものように、AVをどの部分で抜くか吟味していた。
彼の火山は噴火寸前、桜島だって一飲みだ。
後は抜くべきシーンを選ぶだけ。
そう、しかしそれが難しい。後で気持ちにしこりが残らないように、完璧かつ短時間で選別しなければならないのだ。
('A`)「……よし、ここだ」
狭くそして暗い部屋で、見入っていたビデオを一時停止。選んだのは四十三分二十五秒から始まる、フェラチオシーン。
性癖としては前戯に堪らなく性欲を持て余す彼ではあるが、今回は趣向を凝らしたといった所だろうか。
必殺の右手で巻き戻しボタンを押し、幻の左手で愛銃を構える。
巻き戻した時間はフェラチオ開始の六秒前、その僅かな間にボルテージを最高潮まで高めていく。
ピッ、と電子音。
たった一人の宴が始まる。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:26:58.30 ID:nxMryUGB0
チュパチュパヌルン
J( 'ー`)しフェラに定評のあるカーチャンだよ
(*'A`)「……」
チュパチュパヌルン
J( 'ー`)し昔はぶいぶいいわしたもんさね
(*'A`)「きた、きたきたきたあああああああああ」
チュパチュパヌルン
J(ヽ '〇`)ししゅごぉぉ
(*'A`)「よっしゃああああ―――――!!」
銃口から白濁色の弾が発射される、その、瞬間。突然、画面が切り替わった。
( ^ω^)「やはりよォォォ 戻したな…………『6秒』!」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:28:17.22 ID:nxMryUGB0
( ^ω^)「………で…どうする? 『再び』か?」
(# ^ω^)「再びかァァーーーッ!!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:29:35.68 ID:ZHL2dm580
期待
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:29:37.11 ID:nxMryUGB0
('A`)「おもしろいぞ内藤ホライゾン」
('A`)「少しいい『眼光』になったッ!! だが所詮まだおまえは『画面の中』に過ぎない!」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
(# ^ω^)「決めるのはおまえじゃあねぇ――――――――ッ!!! お互い後には引けねえッ!!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:30:50.50 ID:nxMryUGB0
(# ^ω^) バ ッ シ ュ ウ ウ ウ ('A`)
('A`) ドピュ
(# ^ω^)ビチャッ
グ ワ シ ャ ア ア ア ア ア
(# ^ω^)「グフッ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:31:35.13 ID:nxMryUGB0
シコシコシコシコシコ
('A`)「二発目だッ! これで勝利ッ!!」
(# ^ω^)
(;'A`)「ガブゥウッ!!」
(#'A`)「………………」
ガ グ ン !!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:33:24.71 ID:nxMryUGB0
(#'A`)(谷亮子の写真…こ…これは…)
(# ^ω^)「………………左手で。鬱田…ドクオ」
(# ^ω^)「その『左手』で…射精しようとしたな…………オレを『次の二発目』でとどめをさそうと…………」
(# ^ω^)「その『防御』の為の動きのせいで……。『顔面』には命中せずわずかにそれて肩に着弾した!
決着は…次の『弾丸』の為に…」
ド サ ア ア ア ッ
(#'A`)「『谷亮子の写真』。 ネット上にうpされていた『谷亮子の写真』を『最初の6秒』前のときに用意して貼り付けてきたのか………」
ド ド ド ド ド ド
('A`)「見事だ………内藤ホライゾン。 『一手』 オレはしくじったってわけか…」
( ^ω^)「左手でシコらなければ正確に間違いなくオレに顔射していただろう…あんたなら」
ド ド ド ド ド ド ド ド
('A`)「それじゃあまた…相打ちになってしまう…また『6秒』戻して繰り返して永遠に決着はつかないな。
もっともその『6秒』は…既に過ぎてしまったようだが」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:35:30.20 ID:nxMryUGB0
( ゚ω゚)「やめろよ。妙なことはやめろ……あんたに『次の』『二発目』はもうない。
その『チンコ』をズボンにしまうんだ。既にオレは納得した…もうあんたを仕とめる意味はない!」
('A`)「だから童貞だと言うのだ! 『アダルトビデオ』を見ろ………進むべき『輝ける道』を………」
('A`)「『男が求めるエロ』がある。そして『企業が押し出すエロ』がある。
昔は一致していたが その『2つ』は現在では必ずしも一致はしてない
『男』と『AV製作会社』は かなりズレた価値観になっている………
だが『真の勝利への道』には『男が求めるエロ』が必要だ…おまえにもそれがもう見える筈だ…」
('A`)「ビデオを進めてそれを確認しろ……『光り輝く道』を…オレはそれを祈っているぞ。そして感謝する」
('A`) ドピュ
ド ゴ オ オ ォ ォ ォ
(#'A`)「ようこそ………『三次元の世界』へ…………」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:37:14.60 ID:nxMryUGB0
('A`)「AV見てるときにテレビ電話すんなって何度言ったらわかるわけよ、お前は」
( ^ω^)「すまんこすまんこ」
終
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:39:30.58 ID:ZHL2dm580
乙!!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:40:37.77 ID:WU42Zs9i0
ウホッにならなくてよかった、よかった
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:43:30.18 ID:nxMryUGB0
('A`)ドクオは『エロ本買い』の感覚が見えてきたッ!! ようです
('A`)「今日こそは、今日こそは……」
( ・∀・)「いらっしゃいませー」
ぶつぶつと小さく呟きながら、ドクオはコンビニへと足を踏み入れた。
起伏のない声を挙げた店員は、二十代そこそこの知的な青年。恐らくバイトではなく、正社員だろう。
そうして自分の対戦相手の確認を済ませると、真っ直ぐにあるコーナーへと向かう。
しかし、その勇ましい足取りは徐々にコーナーが近づくにつれて弱々しいものとなっていく。
まるで両足に重りを付けられたかのように、ついにドクオは立ち止まってしまった。
(#'A`)「いくんだ……今日こそ俺はあれを……!」
視線だけを投げかけるその場所は、ピンク色の空気を発する異質な一角。エロ本コーナー。
足が竦む。手が震える。全身から汗が吹き出る。
直接オカズを調達した事のないドクオにとって、エロ本を買うという行為がどれほど勇気がいる事なのかは想像する事すら出来ない。
行け、行くんだ。本を手に取り、素早くレジに出すんだ。
頭ではそう命令を出している筈なのに、四肢は自分の手足では無いかのように動かない。
(;'A`)「ぐッ……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:45:43.19 ID:nxMryUGB0
( ^ω^)「まさか息子よ…あのエロ本を買おうとしているんじゃあないだろうな?
あの『人妻天国』を買いに…」
(;'A`)「…………」
( ^ω^)「ドクオよ、エロ本コーナーへ行ってはならぬ。行けば負けるぞ」
('A`)(父上……)
( ^ω^)「それは、おまえ自身でそう感じてわかっているはずだ。自分ではエロ本を買えないと…」
('A`)「………………」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:47:40.27 ID:nxMryUGB0
( ^ω^)「エロ本を『買う』動機はなんだ? それは『感傷』だからだ…だから負ける。なんとしても『オナニー』をしたいという『感傷』」
( ^ω^)「『感傷』はおまえの心のスキ間に入り込み動揺を生む。『感傷』は我々一族を!
……そして先祖から受け継ぐ『妄想』の技術を破滅に追いやるぞ」
(# ^ω^)「行ってはならない! おまえには『エロ本』なぞ! 必要のないことだッ!」
(# ^ω^)「『妄想』は国王のためのものッ! 戦闘をする技術ではないのだ! 黙ってこの場を去りこのコンビニを出て行け! これは命令だ!」
(# ^ω^)「おまえは鬱田一族の長子! しかも言ったはずだ!
桂ヒナギクが『処女』だろうと『非処女』だろうと、それにも『感傷』をまじえてはならないッ!
すぐにこのコンビニからも撤退するのだッ!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:48:16.73 ID:Yg8nE7LN0
なんぞこれwwww
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:50:24.42 ID:nxMryUGB0
(#'A`)「お言葉ながら父上。『感傷』ですと……!! それは違います」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
(#'A`)「しかもあの野郎オレのことを『童貞』だと?
偉そうによォ―――くだらねー事、言いやがって………オレは『射精』したいだけだ」
(#'A`)「お嬢の痴女シーンがこれからまだ出てくるのか!? Toloveるにセクロスシーンは来るのか?
『射精』は全てに優先するぜッ!!」
('A`)「でないとオレは『前』へ進めねえッ! 『おっぱいパブ』へも! 『ソープ』への道も! 探すことは出来ねえッ!!」
('A`)「だからこのコンビニにも参加したッ! 見えたぞッ! 見えて来た! 『父上』!」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
(#'A`)『エロ本買い』の感覚が見えて来たッ!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:51:35.95 ID:nxMryUGB0
(#'A`)「オラアァァアアッ!!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:52:35.39 ID:2sDUXxVKO
支援
ビッパなら三人に一人は分かりそう
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:53:26.21 ID:nxMryUGB0
(#'A`)「間違いなくそこにある『エロ本コーナー』。そして残っていた『本』……『人妻天国』!」
(#'A`)「次に買う本のタイトルがヤツにバレた……!!」
('A`)「だが店員。ここから先はおまえもオレも後には引けなくなる」
('A`)「いわば詰め将棋に追い込まれる」
('A`)「『一手』ミスった方が負ける…オレやおまえがどう決定しようともな! どうあがこうともだッ!」
(#'A`)「オラアァァアアッ!!!」
バ ギ イ イ イ イ イ ィ ィ イ イ
( ・∀・)「!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:54:10.58 ID:Pz6bcT+aO
独特な表現方法だな
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:55:29.61 ID:nxMryUGB0
( ・∀・) グンッ
バアアァァアーーーーーァッ
( ・∀・)「………………」
( ・∀・)「まだいたのか…おまえの行為などもう何事でもない。既に言った筈だ」
( ・∀・)「商品を『返品』できると……くり返し何遍だろうとな……!!」
( ・∀・)「オレの『雇い主』はおまえをついでに始末しろとおっしゃるだろうがオレにとってはその価値はなにもない」
( ・∀・)「このコンビニを出してやるからひとりでここを出て行け! 勝手に自宅に戻るがいい……」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 22:57:40.61 ID:nxMryUGB0
('A`)「何かよォー、気のせいかずいぶんと上から見下されてる感じがすんだがなああ―――」
('A`)「おまえさん……そのレジを動かして『商品』を返品とか言ったが、
今エロ本を出したのはおまえさんの性癖を調べるためだ」
('A`)「『公正』に言ってやるぜ。エロ本の『おにいちゃんだいすき』は今おまえの頭の中に性欲があるのを見つけた」
('A`)「オレの次の商品はその『エロ本』を狙う!」
('A`)「その性欲への衝撃は…おまえさんの『下半身』を確実に興奮させるだろう。
商品を返品なんてその前屈みではできねえぜ」
('A`)「『精巣』はおろか『亀頭』…『精管』さえも興奮する…しゃべる事もできない」
( ・∀・)「……」
('A`)「やろうと思っても『返品』なんてやり戻しはもうきかねえんだ…!」
('A`)「そしてその勃起は同時におまえの精巣にある『精子』をも射精させる」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:00:02.66 ID:nxMryUGB0
バ ギ ャ ァ ア ア
('A`) ガッ ガッ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
('A`)「そしてこの距離ならよォォォ――――」
( ・∀・)
('A`)「もうお互い絶対にはずしっこねえぜ」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
('A`)「どうする? もう後には引けなくなったな。おまえやオレがどう決めようとな」
ド ド ド ド ド ド ド
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:00:29.66 ID:ZHL2dm580
wktk
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:02:12.95 ID:nxMryUGB0
( ・∀・)
('A`)
( ・∀・) バッ バッ ('A`)
(# ・∀・) ド ゴ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オ (#'A`)
27 :
サザソのトリヴィア:2007/09/27(木) 23:02:55.56 ID:Jf0I1Ys10
GNS待ち(*´∀`*)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:03:44.02 ID:nxMryUGB0
( ・∀・)「四百二十円です」
('A`)「地域振興券で」
終
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:05:35.75 ID:FYgtO7VXO
セリフ丸写しなのにこんなにおもしろいとは
カオスだなwwww
それに表現方法も独特で面白い
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:08:11.70 ID:nxMryUGB0
『訳わかんねーよ』と思った少年少女のみなさん、どうもすみませんでした。
作者は池沼ではないのです。ジョジョが好きなだけなのです…
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:10:44.06 ID:SnpitviB0
ブーン系小説NEWS速報です
まとめさせて頂きます
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/27(木) 23:14:34.41 ID:SnpitviB0
地域振興券テラナツカシスwwwwwwwwwwwwww
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
おい、お前「ブーンはジョジョ信者のようです」の作者だろwwwwwwwwwwwww