1 :
代理:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 21:02:49.20 ID:Bf41O3X70
( ・∀○≡
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 21:04:36.84 ID:ol7v1KIe0
サッカーものとは初だな
期待
4 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:06:26.02 ID:5PuJ8igvO
5 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:08:48.30 ID:5PuJ8igvO
第4話
いつもと変わらないはずの日常、誰とも話さずただ部活をして帰る。そんな生活がいつまでも続くと思ってた。
('A`)「廃部……ですか……………」
いつか見た夢『ロボットを作りたい』
夢の為に一人作ったクラブ、それに全てを懸けて過ごした今までの高校生活。
(うA`)「………………」
込み上げる涙、蘇る思い出。仲間を集め校長に頼み込んで、やっと作った夢への翼。
一人、また一人去って行く中それでも諦めずに想い描き続けた夢の形。
先生「じゃあ今日中に片付けてくれよ」
思いを捨てた訳じゃない、夢を忘れた訳じゃない。だけど――翼を失ってはもう飛ぶ事はできない。
6 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:11:07.19 ID:5PuJ8igvO
( A )「終わったん…………だな」
部屋から出て外を見る。グランドでは野球、サッカー、バスケ部などが活動している。
('A`)「あいつらはまだ先があるんだな………」
思い出されるのは遠い昔、仲間と公園でサッカーや野球をしてた頃。現実も知らずに無邪気に夢を見ていたあの頃。
('A`)「まだ……大丈夫かな………」
7 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:15:07.80 ID:5PuJ8igvO
<翌日>
( ゚∀゚)「風邪治ってよかったな〜」
( ・∀・)「おう、だけどさ〜まだ鼻水が出るんだよ。だからジュース奢って」
( ゚∀゚)「なんでだよ、つか俺も金ねーもん。さっさと部活行くぞ」
( ・∀・)「ちょっと待って、メロンソーダ買うから」
ピッ
( ゚∀゚)「金あるんじゃね―か。てかメロンかよ」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 21:17:05.31 ID:njsfJDczO
支援
9 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:18:35.75 ID:5PuJ8igvO
( ・∀・)「ぷは〜〜〜生き返る〜〜〜」
( ゚∀゚)「お前はおっさんか」
( ゚∀゚)「………俺にも一口くれ」
( ・∀・)「何?さっきメロンソーダ馬鹿にしてたのに?」
( ゚∀゚)「いいじゃね―か一口くらい」
( ・∀・)「じゃあ前言撤回して謝ればいいけど?」
( ゚∀゚)「はいはい。すみませんでした、メロンソーダは美味しいです。これでいいだろ」
( ・∀・)「悪いな、もう全部飲んじまった。さあ部活行こうぜ」
(#゚∀゚)「てめえ………………」
10 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:21:32.30 ID:5PuJ8igvO
<部室>
ガチャ
ドアを開けるとそこには大量のジュースとお菓子があった。
(,,゚Д゚)「おう来たか、じゃあ始めるぞ」
(;・∀・)「何を???」
(´・ω・`)「いいからそこ座って」
(,,゚Д゚)「乾杯〜」
( ^ω^)(´・ω・`)「乾杯〜〜」
11 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:24:24.06 ID:5PuJ8igvO
(;・∀・)「何かあったんですか?」
(´・ω・`)「三回戦突破記念パーティーだよ。自由に飲んでいいよ」
(;・∀・)「ああ〜買うんじゃなかった」
( ゚∀゚)「ざまぁwwwwwww」
12 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:27:11.51 ID:5PuJ8igvO
( ゚∀゚)「お、ポテチ……なんだコンソメか」
コンコン
(,,゚Д゚)「入ってい―ぞ」
('A`)「失礼します」
( ・∀・)ゴクゴク
( ^ω^)ムシャムシャ
(;´・ω・`)ゲホッゲホッ
( ^ω^)「大丈夫かお?」
(´・ω・`)「むせた」
(,,゚Д゚)「で、何の用だ?」
13 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:32:14.80 ID:5PuJ8igvO
('A`)「入部したいんですけど………」
(,,゚Д゚)「クラスと名前は?」
('A`)「2-Bの田中 門左衛門です」
ブフゥッ
( ゚∀゚)(門wwww左www衛www門wwww)
( ・∀・)(田中二人目wwwww)
(´・ω・`)(ヤクルト噴いたwwwww)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 21:34:00.21 ID:UA2Dh3RiO
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 21:35:26.08 ID:ol7v1KIe0
支援
16 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:37:50.45 ID:5PuJ8igvO
(,,゚Д゚)「入部を許可する。じゃあコードネームはドクオな」
(,,゚Д゚)「じゃあ練習始めるぞ」
<グランド>
(,,゚Д゚)「よし、まずはリフティングやってみろ」
('A`)「はい」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 21:39:06.24 ID:UA2Dh3RiO
支援
18 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:40:41.61 ID:5PuJ8igvO
持っていたボールから手を離す。ボールはトン、トン、トンと一定のリズムを刻み上下する。36回を越えたところでリズムは乱れ地面へ落ちる。
(,,゚Д゚)「門左衛門、さてはお前素人じゃないな?」
(´・ω・`)(門左衛門が気に入ったんだな……)
('A`)「小学校の時にちょっと習ってましたけど………」
19 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:44:15.56 ID:5PuJ8igvO
(,,゚Д゚)「よし、もう一回やってみろ」
もう一度ボールを拾い上げ離す。トーン、トーンとリズムを刻み跳ね上がる。
(;'A`)「やべっ」
力が入り過ぎボールは高く上がる。
(,,゚Д゚)「そのままボレーだ!」
(;'A`)「そんな……急に言われても……」
20 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:47:22.19 ID:5PuJ8igvO
頂点まで上がったボールは重力に従い地面へと向かう。地面に辿り着いたボールは跳ね上がり―――そのボールをドクオの右足が捕らえる。
ボールはゴールへ向かいネットを揺らす。
(,,゚Д゚)「ワンバウンドだがあれを合わせるとは………やはり素人じゃないな」
(,,゚Д゚)「よーしもう一本だ」
―――――
―――
―
21 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:51:07.03 ID:5PuJ8igvO
<試合当日>
(,, Д )「今回の…相手は……マイナー高校だ……」
(´ ω `)「聞いたこと……ない名前だね……」
( ・∀・)「どうしたんスか?辛そうですね」
(,, Д )「腹が…痛ぇ……」
22 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:54:21.63 ID:5PuJ8igvO
コンコン
係員「手紙が届いてますよ」
( ・∀・)「あ、ご苦労様です」
( ∀ )「何て書いてあるんだ………?」
( ・∀・)「読むよ。えーと……………」
23 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 21:58:27.53 ID:5PuJ8igvO
やあ、はじめまして。僕はマイナー高校のブーンです。
前回の試合は全て見させてもらいました。
突然だが主力の三人には腹痛の呪いをかけさせてもらいました。
あなた達は試合に出れないでしょう。
きっと勝てないでしょうが、正々堂々サッカーをしましょう
(#'A`)「嫌な奴だな」
(#^ω^)「本当だお」
24 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:01:18.09 ID:5PuJ8igvO
(モ ∀ )「主力が………動けない……?」
( ^ω^)「どうしたんだお?」
( ;∀;)「ついに……ついに俺の出番が……」
(;^ω^)「アレはほっといて……僕達だけで頑張るしかないお」
(;'A`)「そうだな……」
25 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:04:30.55 ID:5PuJ8igvO
( ><)「マイナー高校 VS VIP高校の試合を始めるんです」
( ・□・)「クックック」
ピー―――――
( ・□・)「ホマ君」
( ^^ω)「ホマホマ。田中君」
(゜3゜)「ブーン受け取れ」
三人の間をボールが移動する。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 22:07:10.60 ID:HObqaQWP0
そんなことより
←
┏ ●● ● ワーワー
┃ ● ○ ●
┗ ●●● ワーワー
●…選手
○…ボール
こうやっていけば確実に点が取れるんじゃね
27 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:08:03.12 ID:5PuJ8igvO
( ・∀・)「もらった!」
隙をつきボールを奪う。だがその瞬間ディフェンスが一気に寄ってくる。
(;・∀・)「やべぇ、攻めれねぇ」
( ・□・)「いただき!」
前へ戸惑うモララーの元へ行きボールを奪い返す。その勢いに乗って一気にドリブルをする。
( ・∀・)「させるか!」
必死に追い掛けるモララー、しかしスタートの差を埋める事はできない。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 22:09:54.56 ID:AwFmd5s8O
まとめで3話が見れない・・・
29 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:11:44.00 ID:5PuJ8igvO
('A`)「これ以上進ませるか」
伸ばされたドクオの右足に当たりボールは弾かれ宙を飛ぶ。降りてきたボールをモララーが拾う。
( ・∀・)「おっし、ドリブルだ――」
突き進むモララー、水を得た魚のように勢いを増す。ゴール前まで走り抜く。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 22:12:45.54 ID:6dkyNj4W0
31 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:14:14.83 ID:5PuJ8igvO
(゜3゜)「入れさせるか――!!!」
前に立ちはだかる3人のディフェンス。ゴールまでの壁はとてつもなく厚い。
('A`)「後ろに蹴れ」
ドクオの声を信じ後ろにパスする。そのボールを蹴り上げる。ディフェンス達の上を越え、弧を描くように動きゴールネットを揺らす。
32 :
充電がヤバイ ◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:16:30.12 ID:5PuJ8igvO
ピー――
( ><)「ゴール、0対1です」
(;・□・)「馬鹿な……ループシュートだと……」
( 'A`)b「ナイスアシスト、モララー」
( ・∀・)b「ナイスシュート、ドクオ先輩」
ピー―――――
33 :
充電がヤバイ ◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:19:22.79 ID:5PuJ8igvO
(;・□・)「こうなったら強行突破だ」
(゜3゜)「パスくれ、いい考えがある」
( ・□・)「………任せたよ、田中君」
(゜3゜)「俺がドリブルだ――――」
Σ(;・□・)「結局ドリブルかよ」
( ・∀・)「抜かせるか――」
34 :
充電がヤバイ ◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:21:04.16 ID:5PuJ8igvO
半分まで進んだところで田中ポセイドンの前にモララーが立ち塞がる。
田中ポセイドンの体が僅かに右に動く。モララーも右に体重をかける。その刹那――ボールは左側のは瀬川に向かって蹴られる。
( ^^ω)「出番が来たホマ…………なっ」
は瀬川が驚くのも無理はない。ドリブルで抜くと思わせてパス、完璧に決まった筈なのに目の前にはドクオがいた。
35 :
充電がヤバイ ◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:22:34.00 ID:5PuJ8igvO
('A`)「そのくらいお見通しなんだよ」
(;^^ω)(まだ取られた訳じゃないホマ)
苦し紛れに後ろに向かってパスを出す。慌てて蹴ったせいで力は強く球が浮いた。だが、方向は正しくブーンの元へと向かう。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 22:24:55.54 ID:UA2Dh3RiO
もうすぐ寝るから最後の保守
ガンガレ
37 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:30:44.25 ID:5PuJ8igvO
(;゜3゜)「ブーン、ちゃんと前を見ろ!!!」
時すでに遅し、ブーンの顔面にボールが直撃する。
( >□<)「ぶぎゅ」
ピー―――
( ><)「前半終了です」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 22:31:07.14 ID:HidKgEH70
オラオラさっさと投下せいww
39 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:32:36.60 ID:5PuJ8igvO
<ハーフタイム>
(,, Д゚)「よくやった」
( ・∀・)「さっきより顔色がいいですね」
(,, Д゚)「ナロンエース飲んだからな」
(;'A`)「それ頭痛薬じゃ………」
( ^ω^)「気にしちゃ駄目だお」
(,, Д゚)「俺はまだ駄目だ。こいつらも見てなきゃならない。だがこのペースで頑張れよ」
40 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:35:21.11 ID:5PuJ8igvO
ピー――――
( ><)「再開です」
( ・□・)「まだ半分だ、なんとかなる」
ドリブルするブーン、そしてすぐに隣を走るは瀬川にパスする。
は瀬川もすぐに田中ポセイドンにパスする。
(;'A`)「くそ、ちょこまかと………」
41 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:37:14.61 ID:5PuJ8igvO
少しずつではあるがドリブル・パスの繰り返しで確実に攻める。
( ・∀・)「そんな小細工は通用しねぇ」
田中ポセイドンからは瀬川へのパスをカットする。そのままドリブルに持ち込む。
( ・∀・)「俺にあってお前らに無いものがある、わかるか?」
42 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:38:14.82 ID:5PuJ8igvO
ドリブルで一気にフィールドを駆け抜ける。ゴール前で振りかぶり叫ぶ。
( ・∀・)「それはなぁ、ここぞという時の主人公パワーだよ!!!!」
言い終えるとほぼ同時に足を振り抜きボールを蹴る。まさに風を切るような速さでゴールを襲う。
キーパーが跳び付く、だがその時には既にボールは中に入っていた。
ピー――
( ><)「ゴ―――ール、0対2です」
( ;∀;)「うお―――初ゴール!!!」
43 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:40:06.62 ID:5PuJ8igvO
( ><)「と、ここで試合終了です。0対2でVIP高校の勝ちです」
( ;∀;)「四回戦………」('A`)
( ;∀;)人('A`*)「突破!!!!!」
( ;∀;)「いえ――――い」
(;^ω^)(僕も入れて欲しいお)
第4話・終
44 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/24(月) 22:41:40.22 ID:5PuJ8igvO
投下は以上です
質問があれば自由にどうぞ
答えるかもしれません
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 22:45:55.88 ID:HidKgEH70
ラスボス誰よ?
アルファみたいに裏切らないの?
ラスボスってなんだよwww
裏切りは無いと思います