15、16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら

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72試験的な物
「ぼふっ」
「うわ、擬音語自分で言った。」
しかし実際そんな音を立てつつ男のベッドに突っ込む。こちとら慣れない補習後で疲れてるのだ、家の近い男の家で存分に休ませてもらうぜ。
「じゃぁ麦茶取ってくる、じゃがりこでいいか?・・・軽く見えてるぞ。」
「しるかぼけ〜そしてじゃがりこを存分に持ってきたまえ〜」
一瞬肩をすくめ、男は下階へと降りていった。
ふもふも
なかなかふかふかのベッドじゃないか・・・
枕に頭を埋めてみる、
(すんすんすんすん・・・・)
流石は元体育会系、脂っこくも爽やかな汗のかほり。
男は高校に入りバスケットは辞めたが、体育館での勝利の抱擁の時の臭いは健在だった。
数ヶ月前までは自分も漂わせていたであろう、もう自分からは発せられることはないであろう臭い。
(いつ嗅いでも臭せぇ・・・・)
高校へ上がり、バスケットを続けていた俺は女体化し、女子部へと転入(?)した。
(臭いは臭いでも・・・違うんだな)
男目に可憐な女子部でも臭い物は臭い、夏場のメッシュゼッケンなんぞ顔に当てられる物ではない。
俺としては夢ぶち壊しであったのだが。
(泥臭さってやつかな・・・)
寝返りを打って天井を向くと、しばらく切っていないせいで長くなった髪が顔に当たる。そういえばこの身体になってから切っていなかった気がする。
顔を覆うように被さった髪は臭いを吸ってか、布団と同じ臭いがした。
すると不意にあいつに抱かれるような、そんな感触に襲われる。なんだろう?
上昇を続ける心拍数、強くなり続ける鼓動。
血流が、下腹に集まっていくような感触。
(あ・・・)
校則よりもかなり短いスカートの中・・・に手を入れる必要はなかった。
既に体液は露出された太股にまで達していた。尻の下のスカートは推して知るべしといった状態だった。
「お〜い、じゃがりこないから買ってくる。待ってれ〜」
下階からの声と戸を開き、閉じる音。出かけたようだ。