ハルヒ「ちょっとキョン! あたしのプリン食べたでしょ!?」
誰か青い精子手コキの画像ください
1乙
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 04:13:08.60 ID:cZv1us5I0
ちょっと早かったな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 04:16:06.24 ID:4+yuJ+dp0
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/16(日) 04:19:36.00 ID:9nFY6Y1hO
>>1000ならやっぱり今日は寝る
前スレ1000w
●<さぁ、僕と一緒に寝ましょうか……
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 04:43:04.30 ID:mT1LbJmzO
ほ
さっきまであんなに眠かったのに全く寝れん。
●の呪いか…
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 05:07:10.47 ID:mT1LbJmzO
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 05:25:46.39 ID:tYr4j+Km0
あげ
誰かSSの筆者はいないのかw
この時間だしなw
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 05:35:35.00 ID:mT1LbJmzO
>>17 さすがにいないかw
>>18 まだ人はいるみたいだな。
誰かいたらネタでも何でも投下していただきたい
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 05:46:22.69 ID:mT1LbJmzO
下手なギャグしか言えない俺orz
長編二本製作中なんだけど、どっちも途中で詰まってるかなってだけ。
この時間は詰まってる長編作家が暇つぶしに見てるw
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 05:50:32.97 ID:mT1LbJmzO
俺は読むほうだな
みなさん、おはようございます。朝比奈みくるです。
最近、胸が垂れてきてちょっと焦っています。
はぁ…またシリコン詰めないとなぁ
あっ、今の話は禁則事項です!聞かなかったことにしてくだしゃい。
でも、長門さんにだけは教えてあげようかな、豊胸手術。
あの人、胸無さすぎで、女として終わってますよねっ♪
でも、長門さんって結構人気あるんですよね…悔しいなぁ…
あんなまな板のどこがいいんでしゅか?
あっ、そっかぁ…やっぱり、わたしみたいな『完璧』な女の子より、少し『欠点』のある女の子の方が可愛く見えるって事ですか。
そんなこと思う今日この頃です…
……情報連結解除する(ゴゴゴゴゴ
俺の中で朝比奈と古泉は谷口以下の鉄砲玉www
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 05:57:02.86 ID:mT1LbJmzO
>>23 人いない時間帯だww
俺は昼から朝七時位まで‥‥ってずっとですねorz
因みにどこらへんで詰まってる?
俺は片方最初、片方中盤で詰まってるwww
>>28 俺は最後から書いて最初で終わるタイプ 五章あったら二章くらいで詰まってる
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:02:32.72 ID:mT1LbJmzO
>>29 ちょwwバックで責める強者w
俺は後ろからは無理だww途中で最後を思いついてサンドイッチはあるけどww
>>30 俺が尻フェチなのはそれでかw
着想がラストシーンからなんだよな あとはそこに至るまでの過程をひたすら書いていく作業というか
>>25 っちょwシリコンかよwでも長門も情報改ざんで巨乳になれるのにしないところを見ると
巨乳であればいいというわけでもないらしい
>>31 でもそういうのって結構読みやすくね?
>>32 どうかな 頭から順番に書いてる作品ってどんなのがあるんだろ
貧乳は主流派の好みらしい
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:09:30.41 ID:mT1LbJmzO
>>31 はあ〜‥なるほど。いや、違う書き方を聞く機会がないから新鮮だwwww
俺はいつも、お題を全活用した流れと、その時思いついた流れを混ぜてるww
>>34 なるほど
ラストシーンのセリフとかワンシーンだとか だいたいそこからはじまるんだわ
で、全体のテーマを掘り下げていく→全体の構成を考える→詳細を肉付け
最初から肉付けってパターンもあるけど そうすると後でどういう構成なのか洗い出すのが面倒だけど
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:21:50.51 ID:mT1LbJmzO
>>35 そこは似たものを感じる。俺も、最初に考えるのは大体ラストシーン。
ただ、薄く骨組みを書いてってラストシーンを仕上げようとするから、結局中盤から肉付け始めてしまうwww
それでまた最初を肉付けして続けて、最後にちょろんにょろんと装飾。
>>35 なるほど!
長編の練習っつうことで、お題貰って2レスほど長く書こうと思い、書き始めると、段々、まとめられなくてあぼーんする俺wwww
良い話を聞いたぜ!
山場〜ラストに全てを賭ける。そんな俺は短編専門。長いの書こうとするとボロしか出ねぇ。
そして今無謀にも少し長いのを書いてる。
何かみんなで成長するスレになっとるw
俺は基本的に受信した電波をただひたすら書く派なのだが…
いま詰まってる長編(中編?)は、
電波受信
→それだけだと意味不明なので妄想する
→電波に至るまでを考える
→考えつく前に後日談の電波受信
→更に別ルートの電波受信
→話が噛み合わない
とまあストーリー分裂してしまうんだな。
どうやって収集つけよう。
応援してるから頑張れ。期待期待
>>36 あるあるww 調子に乗って書きつづけて読み返すとつじつまが合っていないとかな
着想を得てから数日間は勢いで書いてしまえるから中盤のうまみのあるシーンとかいじってしまうし
プロローグが後日談みたいな始まり方するんでたまに内容がおかしかったりする俺
一度みくるのタイムトラベル先の日付を間違えて顔から火が出そうだったことがw
誰も気が付いてないと信じている
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:27:20.22 ID:mT1LbJmzO
いい!この雰囲気はいい流れ!ww
>>37 そうそう。最初の頃は、2レスってでかいと思った。今もたまに壁を感じるけどさwww
>>38 俺なんか、いつもボロしか出してないwww俺涙目www
しかし短編はいいねw
ちなみに皆どんなジャンル?
俺、長古のコメディ風味。
>>44 俺は長門しかかけないんだけど敢えてハルヒに挑戦してる
ネタバレっぽいけど 23歳ごろのSOS団の面々
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:32:04.13 ID:mT1LbJmzO
>>44 主流はハル×キョン純愛。でも甘系なら大体いける。
そしてキャラは壊さないようにしてます。出来るだけ、キャラとお題を生かしたい。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:32:12.32 ID:9nFY6Y1hO
>>43 語彙少ないから地の文のバリエーションがヤバイくらい少ないんだわ、俺w
メールボックス整理する時に読み返したら同じ表現だらけで俺涙目w
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:35:21.01 ID:mT1LbJmzO
>>48 ちょww俺www
たまに6レス位の書くと、最初と中盤にデジャブ発見して俺涙目ww
短編というよりネタしかかけない俺涙目w
おまえらのほうが絶対文才あるw
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:42:00.96 ID:9nFY6Y1hO
>>46 俺は未来話を書いてみようとしていつも挫折する。その辺の歳の話を書くと必要以上に重くなっちまうw
>>47 設定?何それ?な俺には耳が痛い話でw
今書いてるのがラブコメ風味だから古泉がヘタレでヘタレでw
>>51 完全にオリジナル設定だから投下したときの皆の反応がどうか 今からかなり不安
個人的にヘタレな古泉は好きだぞw
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 06:48:06.71 ID:mT1LbJmzO
>>50 ネタでもいいじゃない。俺だって文才ある人のSSを見ると、感嘆もするし、と同時に人並に気負いも感じる。
それでも書きたいと思うのは、読んでくれて、GJと言ってくれる人がいるから!だから文才なくても書きたいんです。
恥ずかしい事言ってる俺こそ、今ちょっと嬉し涙目www
>>51 感じたまま書きたいままを書くのも必要ですよ。
がんがってくれ!
>>51 俺も古泉視点だと原作の面影が無くなるw
そんでアニメや原作見て違和感を感じてしまうww
>>52 分かるwww
俺この前から橘→藤原→朝比奈の電波受信しまくってるんだけど、
おもいっきり過去捏造ものだから具現化しずれぇwww
>>55 もうオレオレワールドでゴリ押しで書いてしまえw
ここで色々話した後だとなんか書けそうな気になる。
大抵勘違いなんだがorz
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:09:36.76 ID:mT1LbJmzO
>>57 でも頑張ってくれ。
俺も微細な脳味噌フル活用して長編頑張るからww
>>58 ちょっとモチベ回復した。
次の休みにでも投下出来るよう頑張るわ。
>>57 勘違いも気付かなければ創作エネルギーになるw
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:22:42.58 ID:mT1LbJmzO
>>59 脳の隅に固まった砂糖をスレに流しながらwktkして待ってるwww
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:39:34.87 ID:tYr4j+Km0
シュガシュガハルヒ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:45:57.86 ID:mT1LbJmzO
うはwww感想スレ本音スレ見てきたら、俺の志し半分撃沈www
黙って長編修正してくる‥‥orz
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:46:24.33 ID:cZv1us5I0
すっぱいハルキョン
「ちょっとキョン!あたしのうめぼし食べたでしょ!?」
>>64 梅干単体で持ってくる状況がわかんねぇwww
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:47:20.23 ID:cZv1us5I0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:48:38.07 ID:cZv1us5I0
>>65 それ以前にキョンが梅干なんかつまみ食いするとは思えんw
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:53:25.71 ID:qp3id3Q/O
長門「付き合うって?」
キョン「お互いが好きになることさ」
長門「それだけ?」
キョン「一緒においしいもの食べたり二人で出かけたりもするかな」
長門「じゃあわたし達は付き合ってる?」
キョン「急にどした?」
長門「市内探索の時一緒にご飯食べる。二人で図書館にも行く」
キョン「付き合うか?」
長門 コクッ
おはようございます
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:54:17.23 ID:9nFY6Y1hO
ハルヒの弁当の真ん中に梅干しの跡が…的な?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 07:54:30.96 ID:cZv1us5I0
>>68 おはよう 最近長糖分が足りなくてな カラダが欲しておる
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:00:21.84 ID:qp3id3Q/O
>>70 ご期待に添えないのだが
俺も糖分が欲しいな
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:01:14.24 ID:cZv1us5I0
8時だな そろそろ寝るわ オヤス
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:06:47.25 ID:qp3id3Q/O
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの梅干し食べたでしょ!?」
キョン「断じて食べてない」
谷口「悪い、俺だ」
ハルヒ「FUCK」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:17:56.09 ID:rlaMx/oo0
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの梅干し食べたでしょ!?」
キョン「さあ?知らないな・・・」
ハルヒ「(ベロォ)!・・・この味は・・・嘘をついてる味だぜ、キョン!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:27:13.18 ID:qp3id3Q/O
>>75 キョン「わ、わざわざ唇つけて舌なめなるなよ」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:27:24.07 ID:mT1LbJmzO
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの梅干し食べたでしょ!?」
キョン「‥‥食べてない。」
ハルヒ「ホントに〜?‥ん‥はむ‥ん‥‥ほら!やっぱり食べたんじゃない!」
キョン「お前は口の中に残る味で食べたかどうかを決めるのか?」
ハルヒ「‥‥ご、ごめん。‥‥本当は‥確認はついで。」
谷口「お、おまえら今授業中だぞ…」
阪中「wawawaなのね。」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:35:50.86 ID:TPIJE9pmO
谷口「俺の台詞!?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:43:36.48 ID:qp3id3Q/O
>>79 国木田「谷口の特徴的なセリフを奪うことにしたんだ」
谷口「なに!?」
国木田「だから話すのは、やめとけ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:43:42.39 ID:mYOl0KldO
国木田「そうだよキョン少しは遠慮して欲しいwawawa〜わ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 08:47:27.50 ID:mT1LbJmzO
谷口「くそ!国木田が言うと、てじなーにゃ!に聞こえる。」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:02:48.27 ID:TPIJE9pmO
阪中「似合ってるのね、国木田くん」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:06:28.51 ID:qp3id3Q/O
国木田「僕や阪中さんでこんなレス続くのは珍しいんじゃないかな」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:20:16.05 ID:CgslVsp/0
ё
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:26:49.62 ID:TPIJE9pmO
>>84 wawawa「ちょっ!?抜けてる、俺が抜けてるぜ!」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:41:49.88 ID:SfOkhTWs0
HOHOHO
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:52:40.23 ID:SfOkhTWs0
ほ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 09:53:22.36 ID:mT1LbJmzO
阪中「保守なのね。」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 10:07:37.61 ID:SfOkhTWs0
ほ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 10:07:55.70 ID:mT1LbJmzO
阪中「なのね保守なのね」。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 10:08:50.68 ID:mT1LbJmzO
>>90 阪中「ごめんなさいなのね。自重するのね。」
国木田「まあ阪中さん。そういう日もあるって」
阪中「あのねのねの人がねるねるねるねを食べていたのね」
国木田「さて、阪中さんは何回『ね』と言ったでしょう?」
阪中「WAWAWAはもう古いのね!これからはNENENEの時代なのね!」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 10:26:47.16 ID:mT1LbJmzO
阪中「ついに阪中フィーバーなのね。」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 10:32:21.06 ID:L+dA4sHBO
保守
阪中「SSを書くとき、魚かって書かないで欲しいのね。坂中より落ち込むのね」
キョン 「やれやれ、俺なんか本名ないぜ」
ハルヒ「キョン、早口言葉よ! 『阪中』って十回言ってみなさい!」
キョン「簡単だろそんなの。さかなかさかなかさかなかさかな…
うおっ、途中でなぜか『さかさか』になっちまう!?」
阪中「こんなネタに一体どう反応したらいいのね…」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 10:50:14.84 ID:TPIJE9pmO
キョン妹「キョンくん、あたしもぉ〜」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:00:45.01 ID:CgslVsp/0
●
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:15:33.71 ID:mT1LbJmzO
阪中「やっぱり保守なのね。」
古泉「おや?今日は阪中さんの日ですか?」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:39:41.73 ID:9iKHvsynO
谷口「俺の存在意義が…」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:48:23.02 ID:CgslVsp/0
WAWAWA
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:52:18.45 ID:Z4P96jZm0
今この中で「未来からのメッセージ」ご存知の方どれくらい居ますか?
展開に困ってるから量の多さによっては本気で書きたいと思ってます…
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:52:33.46 ID:mYOl0KldO
阪中自重wwwしないのね
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:55:24.48 ID:Z4P96jZm0
あー自分空気嫁てなかったのね
自重するのね
>>109 この時間帯でそんなすぐにレスがくると思うな。
もう少しゆっくり待て。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:58:35.48 ID:CgslVsp/0
キョンが3日後に死ぬかもしれないって奴だったっけ?
違ってたらスマソ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 11:58:48.45 ID:Z4P96jZm0
>>110-111 今出かけ先から帰ってきてちょっとプリンスレ行くのにワクワクしてたから空回りしちゃってたのね
アドバイスどもですw
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:00:04.79 ID:Z4P96jZm0
>>112 まさにそれです!
じゃあ頑張って書いてきます
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:12:00.62 ID:qp3id3Q/O
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:22:47.48 ID:CgslVsp/0
jp
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:27:12.57 ID:KscRBc6R0
↓↓ただ保守するだけなのもあれなので、自分の好きなSSベスト5をマターリ並べていってみないか保守
1.箱入り娘
2.生徒会の陰謀
3.涼宮ハルヒの微笑
4.覚醒のおまけ
5.涼宮ハルヒの覚醒
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:32:48.53 ID:BweX4HGN0
それは自分の好きな作者をあげるのと同じくスレが荒れる原因ベスト5に入るぞ
>>119 むう、感想や批評を付けずにただSSタイトルを上げるだけなら不必要な議論が発生しないと考えたんだが……
>>114 >112のキョンが3日後に死ぬかもしれないって奴だったっけ? のタイトルって何?
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:38:31.57 ID:BweX4HGN0
>>120 ただ好きな作品をあげるなら出た作品の作者がうれしいで終わるが
わざわざ順位をつけると批判が出たりして荒れやすいんよ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:39:20.79 ID:Z4P96jZm0
>>121 『未来からのメッセージ』という有り触れた題名です。
まとめに上げたものを貼りましょうか?暇つぶし程度に。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:39:24.84 ID:CgslVsp/0
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:40:33.95 ID:mYOl0KldO
避難所でやれば?
サンクス、早速読んでみよう
>>122 しまった。ベスト5とか書いたのが悪かったか。
普通に好きなSSを5つ上げるにすれば良かったんだな。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:51:05.96 ID:mcMaIfqzO
阪中「涼宮さん、シュークリームあげるのね。」
時既に遅し、とはこういう事を言うのか
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 12:51:56.72 ID:9iKHvsynO
ほす
時に皆の衆、橘京子が何処の学校に通ってるかの描写は分裂にあったかね?
>>131 言うな言うな。俺まだそこまで行ってない
そうか。さんくす。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 13:10:45.31 ID:qp3id3Q/O
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 13:15:22.86 ID:jtyOp+S50
お題が欲しいな
昨日同様三つほど
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 13:16:50.44 ID:Z4P96jZm0
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 13:17:18.01 ID:BweX4HGN0
焼きそば
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 13:17:29.18 ID:c8bDCNEx0
長古
携帯
よし、ここで俺が乱入
>>137 長門「砂糖うめえペロペロ
>>138 長門「焼そばうめえズルズル」
>>140 長門「マヨネーズうめえチューチュー」
>>139 長門「古泉うめえクチュクチュ」
古泉「アーッ!」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 13:32:11.20 ID:Z4P96jZm0
「未来からのメッセージ」がどんどん最初の方針からズレてきているwww
戻すのに一苦労な域まで達してしまった…
それと、お題SS期待してます。
橘の香りってまだ出てないのか?
ほ
147 :
一つ目「砂糖」:2007/09/16(日) 14:01:14.65 ID:jtyOp+S50
「キョン、棚の左から三つ目の小瓶持って来て頂戴」
「へいへい」
分子式C12H22O11 光合成能力のある植物中に存在し、水に溶け易い白色の結晶。
希酸や酵素により加水分解されて葡萄糖と果糖に――ハルヒに叱り飛ばされそうなので、迂遠な表現もここまでにしとくか。
可愛らしい丸文字で「さとう」と書かれた瓶を、俺はハルヒに手渡した。
視線は固定したまま受け取り、目分量でボールに加えていくのを見るに、相当作りなれているのだろう。
「〜♪」
脇目も振らずに調理に勤しむハルヒの姿は、可愛かった。
俺の語彙の貧相さを浮き彫りにさせる、なんともシンプルな表現だが、そうとしか形容できないのだから仕方が無い。
休日の昼間に、エプロン姿でケーキを作る清楚な美少女。視線が吸い寄せられないほうが異常である。うーん、眼福眼福。
「ちょっと何ジロジロ見てるわけ? あっちで待ってなさい」
と、流石に凝視されていると気が散ったのか、俺は退去命令を下された。
ケーキ作りを手伝えと呼び出したのはお前だろう、なーんて反論はしない。
機嫌を損ねて完成品を賞味できないのは嫌だからな。いそいそとリビングに退散して、俺はソファに横になった。
例によって例の如くハルヒからの団長命令は突然だった。深夜の長電話の所為で惰眠を貪っていた俺は、
またもや昨夜と同じ相手によって、重い瞼を開扉させられることとなったのだ。
「ケーキ作るからあたしの家に今すぐ来なさい!」
ツー、ツー……限界までに凝縮された用件を一方的に伝えて切られた電話に、俺が嘆息したことは言うまでもないだろう。
ま、そんなこんなで俺は日曜の休日を、ハルヒの家で比較的のんびりと過ごしているわけだ。
窓から差し込む春の麗らかな日差しと、ふんわりと漂い始めた独特の芳醇な香りに、睡魔が誘き寄せられる。
完成までには30分ほど時間が必要みたいだし、午睡を取るのもいいかもしれないね。
俺は人様の家ということを都合よく忘却して、眠気に抵抗することなく瞑目した。次に眼を覚ますときは――
満足げなハルヒのニコニコ顔と、蕩けるように甘いケーキを拝めるんじゃないのかな、と柄にもなく期待に胸を膨らませて。
安穏とした二人の休日 end
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:03:44.27 ID:GGuz0vGs0
>>147 うおおGJ! よくぞここまでキッチリまとめられるものだ…敬服するぜ!
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:07:09.28 ID:RmonBtpnO
これはいい休日wwww俺の休日とは天と地のさだwwwww
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:16:03.61 ID:Z4P96jZm0
>>147 自分が出したお題がこんなに甘くなるなんてwwGJですw
あ、一応「未来からのメッセージ」完結させることができたんですが
今投下しても大丈夫ですかね?最後の方はちょちょいとやってしまいましたがw
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:17:14.74 ID:RmonBtpnO
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:18:13.65 ID:Z4P96jZm0
少し準備してから投下しますので、少々お待ちを。
154 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:21:51.57 ID:Z4P96jZm0
元気よく部室から出て行こうとしたその時、勝手に扉が開いたと同時にある人物の姿が見える。
…こんなに早く見つかるとはな。
「朝比奈さん…!」
「あ、えっと…ああ。」
朝比奈さんは一瞬困惑したが、なんとか理解したみたいなリアクションをとり、その後に馴染み深い声が聞こえてくる。
「どうしたんだ、みくる。」
誰だ、朝比奈さんに馴れ馴れしく『みくる』なんて呼ぶ奴は!…と言うはずだったのだが、何を隠そう、その『奴』とはまさに『俺』だった。
よく見ると背丈は今の俺より大きい。それを考えると朝比奈さんもどことなく成長した感じだ。
「過去の俺だよな。初めましてと言うべきか?」
「あ、ああ…。」
違和感MAXの状況。『俺』と話す機会など又とあるか分からない。
この朝比奈さん(朝比奈さん(中)と称しておこう)は俺達が追ってきた朝比奈さん(小)とは違うのか?
「ちょっとついてこい。」
『俺』に言われるがまま部室を出たすぐの廊下で立ち話を始める。
「大ニュースだぞ、仰天して気絶するなよ?」
「そこまでの大ニュースなのか。」
「ああ、実はな…くくく。」
「気持ち悪いぞ、早く言えよ。」
「お前だってこの状況に立ったら勿体振るのも無理ないさ。なんせ俺なんだからな。」
「俺の頭が混乱する前に話せ。」
「冷たいな。まぁいいさ、実は…」
155 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:22:13.10 ID:Z4P96jZm0
…仰天した。はいコメント終了。
「驚いただろ?」
「ああ、かなりな。」
「しかもどっちからだと思う?朝比奈さんからだぞ、信じられるか?」
「安心しろ、俺の言うことだから信じないわけない。」
そう、『俺』と朝比奈さん(中)は付き合っているらしい。告白は朝比奈さん(中)からだという。だが本当に信じ難い話だなぁおい。
「だからか、さっき『みくる』って呼んでたのは。」
「羨ましいだろ?」
未来の『俺』は随分と嫌味ったらしくなったものだ。なんかウゼェ。
まぁどこまでの関係になったとか、そういう話は敢えて聞かないぞ、俺は。
「ところで、今は何年なんだ?」
「お前が長門と一緒にタイムスリップしてから…そうだな、丸一年ってところか。」
『俺』が高校2年、朝比奈さん(中)が高校3年ってことか…?何故朝比奈さん(小)はこんな近未来に来たんだ?
「確かこの時は過去のみくるを助けに来たんだっけ?まぁ過去のみくるの場所はすぐ分かるさ。」
「お前が言うからには、本当なんだろうな。」
「おうよ。」
「…ハッピーエンドで終える事ができる…んだろ?」
「禁則事項だ。」
「……ああ、そう。」
『俺』とくだらない話をしている最中に、平坦なか細い声が俺達に呼びかけてきた。
156 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:22:35.26 ID:Z4P96jZm0
「朝比奈みくるを探す、それが目的だったはず。」
「おお、1年前の長門か!ほんと変わってねえな。」
『俺』は馴れ馴れしく長門の頭を軽く掴んでグシグシを髪を弄る。おい長門、少しは抵抗しろ!
「…探さないのならわたし一人で探す。」
「いや、勿論俺も探すさ。ただコイツに捕まっちまってな。」
『俺』を指差す俺に、『俺』は不機嫌な顔を俺に向けてきた。
「朝比奈さん、過去のあなたはこの時何処に居たか…ってのは教えてもらえませんよね?」
「屋上です。」
本当にすぐに居場所が分かった。どんどん難易度が落ちてきてる感が否めない。
「どうして屋上に?ま、まさか自殺を!?」
「自殺…というのも考えていたかもしれませんね。でも、キョンくんが止めてくれたから。それに…あの人達にもね。」
明るい朗らかな笑顔でそう言ってくれた朝比奈さん(中)。この方と付き合っている『俺』が恨めしいように思えてきた。
「じゃあ行くか、長門!」
長門はこくり、と肯定の仕草。
「頑張ってね♪」
無敵になる魔法の呪文をかけられた俺にもう怖いものなどない。
157 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:23:00.31 ID:Z4P96jZm0
――屋上。目の前に広がった光景は、俺に何の緊張感を持たせなかった…。所謂拍子抜けというやつだな、うん。
「やっぱり背とか縮んだんじゃない?それに胸も。」
「え、えっと…あの…」
朝比奈さん(小)は1年後のハルヒと遭遇したようで、少し縮んだ朝比奈さん(小)に興味津々なハルヒに質問攻撃を受けている。
「そんなんじゃキョンをがっかりさせるんじゃない?あいつ変態だし、胸が小さくなっちゃったら…」
「誰が変態だ。」
1年経ってもやはりコイツはコイツということか…。性格はまるで変わっていない。
「あら、キョンじゃない。ん…あんたもなんか縮んでない?」
「気のせいだ、そんなことよりそろそろ朝比奈さんを開放してやれ。」
「朝比奈さん…?あんた、付き合い始めてから『みくる』って呼んでたじゃない。」
まずい、失言…!
「たまにはと思って…だな。」
「つ、付き合い始めて…?何の事ですかぁ…!?」
朝比奈さんが頬に朱を秘めて聞いてくる。なかなか困った状況になったぞ…?
「何の事って…なに、あんたらもうボケてきたわけ?って…ちょっ、引っ張らないでよ!」
ハルヒに目をやると長門がハルヒの腕の裾を引っ張って屋上から引きずり出していく。さすが長門というべきか。
「有希っ?なにっ、え…こらぁっ!」
音量が小さくなっていくあいつの声にバタンという扉の音がとどめを指した。風の音が透き通ってはっきりと聞こえる屋上。朝比奈さんを引き止めるチャンスはここしかない。
158 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:23:27.52 ID:Z4P96jZm0
「朝比奈さん…あなたは自分は必要とされてなんかいない、と話しましたよね。」
「え、ええ。」
「俺は長門の力を借りてここまで来たんです。長門はあなたのことを心配と言っていましたよ。」
「えっと…?」
なんか朝比奈さんの反応がおかしいぞ?だが俺は話を続ける。
「ハルヒや古泉だってそうです。さっきのも見たでしょう、ハルヒも朝比奈さんの事が気になってしょうがないんですよ。」
「あの…」
「処罰なら俺がなんとかします。なんとかしてみせましょう。もし死刑とかなんだったら暴れてやる…とか言ってね。」
これは前に長門の親玉に対して使った手段だが、こっちの場合でも使えるだろう。
「あの…わたしは死刑になんかなりませんよ?」
「え?」
「わたしもそう思ってたんですが…逆に感謝されちゃいましたよ。」
くすくすと笑いながら話す天使の話がよく俺には理解できなかった。
「涼宮さんが選んだあなたを助けた、と讃えられました。」
って事はなんだ…!?もしかして…朝比奈さん(大)の説明は全部…
「もうわたしが居た未来へ行って来て、帰りついでにこの時間平面に寄り道したんです。さあ、帰りましょうか。」
全休符程の間をあけて、俺は「はい」と答えた。鈍感と言われる俺にもようやく分かった。この目論見は誰の仕業だったのかをな…。
ハルヒに気付かれない内に長門を連れて過去に帰った。真っ先に喋る相手は決めてあるさ。
159 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:24:23.81 ID:Z4P96jZm0
――誰も居なくなっている放課後。長門と朝比奈さんが家に帰ってった後も、俺は一人である人を待っていた。
「やっぱり…怒ってる?」
現れたのは朝比奈さん(大)。いや、怒ってはいないだと思うけど…
「あの話は、演技だったんですね、全て。」
「ごめんなさい、でも楽しめたでしょう?」
「度が過ぎてますよ。」
「あはは。いつも大変そうだったからたまには楽しませてあげようと…」
「本気で…心配してたんですからね。」
「…ありがとう、キョンくん。」
心の片隅にあった怒りなどすぐに抹消された。この人の笑顔は反則過ぎると思うんだが、この笑顔は自衛隊の武器にはならないだろうか。本気で検討できる機会があったら是非提案するんだが。
「…そうだ、俺達その後付き合い始めたんですよね?」
「う、うん?」
「どこまでの関係になったんですか?俺達。」
ふふふ、と小さく笑った後に朝比奈さん(大)は俺に近づいてそっと耳打ちする様にこう言った。
「禁則事項です♪」…ってね。
〜Fin〜
160 :
未来からのメッセージ ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 14:25:06.78 ID:Z4P96jZm0
乙カレーSummer!
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:26:30.49 ID:j19Bsqlf0
>>160 乙。続き読めて何かやる気でた
何もやらないけど
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:31:00.20 ID:RmonBtpnO
乙!最後の禁則事項はきたわwwwwww
>>162 そこはやっとけwww
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:34:26.98 ID:Z4P96jZm0
あー、これでやっとこのSSを書いていた時に浮かんだアイデアのSSが書けますw
早速次作にとりかかるとしましょうか。
乙です。楽しませてもらいました。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:39:33.34 ID:RmonBtpnO
>>167 そんなww俺の文才のなさを笑う気だな!
キョン「なぁ長門」
長門「何」
キョン「長門ってトイレ使うのか?家にトイレあったけど」
長門「使う時もある。」
キョン「使わないときはどうしてるんだ」
長門「その場所以外でしている」
キョン(トイレ以外ってどこだよ)
どうみてもネタです
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:45:27.70 ID:RmonBtpnO
>>168 クソワロタwwwwww腹筋が580コに割れたwwwwwww
GJ!!!!!
俺のはもっと酷いだろうな
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:47:35.17 ID:RmonBtpnO
昨日のやつじゃないけど、国×佐々投下するけどよい?
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:50:04.28 ID:RmonBtpnO
「やあ。国木田。ひさしぶりだね」
彼女は中学の時と全く変わらない、穏やかな笑みを浮かべて近付いてきた。
久しぶり、佐々木さん。半年ぶりくらいかな。
「正確には5ヶ月と27日、だ。まあおおむね半年といってよい範囲だろうね」
「君のその人を食ったような口調は相変わらずだね。」
「僕はどうやら周りからそうそう影響を受けるような性格ではないらしい。くくっ、
そのかわり僕が周りに影響を与えることもそうそうないようだがね」
笑っているのか自嘲しているのかわからない表情で呟く。
いつも彼女は感情を顔に出さない。怒っていても、喜んでいても、顔はいつも
微笑のままだ。
「しかし君は確か北高にいったんだったな。その事実を知ったときには少なからず僕は
驚愕したよ。」
「なぜかな?」
「君は飄々としているようで相当な努力家だ。そしてその努力に裏打ちされた才能もある。」
「嬉しいな、佐々木さんが僕のことをそこまで評価してくれていたとはね。素直に礼を言って
おくべきなのかな。しかし君がいう程僕は優れた人間じゃないよ」
「謙遜か、それもまた君らしいといえば君らしいな。まあ主観的評価と客観的評価とではそれが
もたらす信憑性に差が生じざるを得ないのだろうね。ともかく事実を述べよう。君は北高より
数ランク上の進学校に合格するだけの十分な学力があった。違うかな」
彼女のいうことは正しい。確かに僕にはそれだけの学力はあった。
でも、北高に行きたいと願う理由が当時はあったのだ。
「僕は人間には『在るべき場所』じゃなく、『近くにいるべき存在』が必要じゃないかと思うんだ。
仲のいいキョンが北高に行くのなら、僕が一緒に行ったって不思議はないんじゃないかな」
「キョンか。彼もまた不思議な存在だった。…なあ、国木田、キョンは今どうしてる?」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:50:52.43 ID:jtyOp+S50
二つ目できたけどお先にどうぞ
彼女はキョンのことを話すときに少し感情を表に出す。
表情はそのままだ。だが、目の色が少し違う。憂いを帯びたような、そんな目だ。
「キョンは相変わらずさ。僕も以前と変わらずよくつるんでいるよ。ただ、最近はキョンも他の
交友関係が拡がりつつあるからね」
「不思議なものでね、君も分かると思うがキョンの周りにはいつも彼に引き寄せられるように
人の集まりが形成される。彼の性格によるものか、言動によるものか、容姿によるものか…
端的に表現すれば彼の魅力、とでもいおうか」
「そして佐々木さんもそんなキョンの魅力に惹かれていた一人だったのかな」
彼女は一瞬驚いたような表情をしたが、また神秘的な表情に戻った。
「くくっ、君も他の生徒が言っていたような戯言を真に受けていたのかい?僕の持論はね、
『恋愛は一時の迷い』さ。クラスメート達は無粋な勘繰りをしていたようだが、僕とキョンの関係は
『親友』という一語で表現するほかない代物さ」
嘘だ。彼女は嘘をついている。あるいは彼女は未だ恋愛という感情を持ったことがないだけなのかも
しれない。
「なあ、国木田。恋愛なんて無粋さ。思春期に特有の精神エネルギーと身体エネルギーの奔流を
制御しきれずに陥る病気のようなものだ。友情は違う。知的欲求を満たし精神を安定させる」
「佐々木さんらしい答えだね。だけど…」
「だけど、なんだい?国木田」
僕は同調できない。僕は彼女が理解していない感情を理解しているからだ。
「そうだね、気の迷いだよ。ところで最近佐々木さんはキョンに会ったのかな?」
「キョンか、彼とはかれこれ5ヶ月と26日会っていないな。卒業式の翌日に会って以来だ。無論これも
半年と定義してよい範囲だろうね。キョンは…
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:51:49.67 ID:jtyOp+S50
ってもう投下始まってた
支援
やっぱりキョンについて話す彼女には少し異変が見られる。
僕は少しの羨望と嫉妬を覚えながらも、彼女の話を黙って聞いていた。
だけどね、僕も実はさっきひとつ君に嘘をついたんだ。僕が北高を選んだ理由。
キョンが北高に行けば、君も必ず北高に来ると思ったからさ。
どうせ君が北高に来たところで、キョンと同じフィールドでは絶対に勝ち目はないのにね。
僕の感情の機微などには一切関係なく、彼女はキョンの話を続けていた。
おしまい
良いね、切ないねー。乙。
そして国木田は無敵バットを持ってキョンを・・・。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:54:21.70 ID:RmonBtpnO
乙!
国木田…いいやつ…
>>178 GJ。そして乙だぜ
国木田の黒さの裏がww
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 14:58:02.62 ID:jtyOp+S50
GJ!
国木田の裏話だなw
183 :
ふたつめ「やきそば」:2007/09/16(日) 15:00:21.88 ID:jtyOp+S50
喧騒と熱気に包まれた広場で、俺は一人、途方に暮れていた。
怒号や嬌声、スピーカーからの電子音が飛び交う中に、時折子供の哀咽がある。
それは俺が幼少の頃、迷子なってしまったときのことを否応なしに想起させて。俺は、胸を締め付けられるような感覚に襲われていた。
さて、何故俺が冒頭から絶望的な状況に陥っているかといえば、それは俺が夏祭りと言う年中行事に参加してしまい、
余りの盛況っぷりに茫洋としているうちに皆と逸れてしまったからである。我ながら高校生にもなって迷子とは情けない話だと思うが、俊吾している余裕はなかった。
尤も、携帯の電波はこんな時に限って圏外で連絡手段は皆無、望みは奇跡的な偶然と、長門の探索能力のみなわけだが。
具体的解決策は一向に浮かばず、焦燥と不安のみが先行する。と、俺が額から滴り落ちる汗を拭った、そのときだった。
「キョンくん? キョンくんですよね?」
聞きなれたエンジェルボイスが、耳朶に触れる。舌足らずな、それでいて透き通った声。視線を転じさせれば、ふわふわと揺れる栗色の麗髪があった。
だが一瞬の喜びも束の間だった。俺はその背後にメンバーを確認できず、朝比奈さんが俺と同じ状況に置かれていることを知暁する。
よくよく考えて見れば、俺が逸れてこの人が逸れないはずがないのである。えーとですね非常に言いにくいんですが……実は俺も一人なんですよ。
「ふぇえ、キョンくんも逸れちゃったんですかぁ? どうしましょう?」
愛玩動物のように身を震わせて、瞳を潤ませる朝比奈さんに、庇護欲が疼く。俺でも不安だったのだ。
朝比奈さんが味わった恐怖は計り知れない。俺は未だ震える小さな肩に手を置いて、
「大丈夫。きっとその内皆と合流できますよ。
それよりも、一箇所で滞留するのは得策じゃないと思うんですが……どうせなら、二人で露店巡りなんてどうですか?」
刹那後、はっと顔を上げた朝比奈さんは、ゆっくりと言葉の意味を噛み砕たのだろう、徐々に頬を染めて首肯した。
別に邪な意思から放たれたわけでも、下心から放たれたわけでもなく、僅かでも迷子というネガティブな考え方から
朝比奈さんの意識を逸らそうと、俺なりに画策したまでなんだが。どうやら朝比奈さんは、予想外に方向に曲解したようである。
でもま、俺だって悪い気分ではない。浴衣姿は子供っぽい朝比奈さんの容姿に妖美を纏わせて、美しさを引き立てている。
こんな可愛らしい女性が彼女だったら、さぞかし幸せなんだろうなあ。と、その瞬間脳裏に黄色いカチューシャが過ったような気がして、俺は妄想を中断した。
さて――前年の夏祭りは団長様のおかげでまともに食べ歩きできなかったし、まずはあの焼きそば屋でもいってみるとしますかね。
俺は朧闇の中でも白く映える手を引いて、歩幅に気を遣いながら歩き出した。
お題の焼きそばを0.5%くらいしか生かせなかった\(^o^)/
長門「・・・・・・お湯を入れて・・・3分待ってから・・・お湯を捨てる・・・完璧。」
ジョボボボボボ
長門「・・・・・・ソースは後だった・・・」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:04:15.17 ID:Z4P96jZm0
>>183 いやいやGJですw
その文才は一体どこから出てきたものなんだろう…
>>183 GJ。ところで俊吾ってどういう意味なんだ?
辞書とかで検索してもないんだ。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:11:40.90 ID:9iKHvsynO
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:15:45.29 ID:jtyOp+S50
191 :
◆qSldmxxaJQ :2007/09/16(日) 15:16:48.08 ID:Z4P96jZm0
ちょっと即席で途中まで書いたので投下してよろしいでしょうか?
予告編みたいなものですw投下した後にまとめに上げてきますね。
192 :
◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 15:17:19.54 ID:Z4P96jZm0
さっきの酉みすですwこっちが本物でした
>>189 やはり誤字だったかd。
知らない語句が出てきたら片っ端から辞書引いて調べててサーセンw
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:20:17.86 ID:RmonBtpnO
195 :
白有希姫 ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 15:20:52.01 ID:Z4P96jZm0
高校生活の時間の流れは早いもので、俺はもう高校2年生に階級アップしている。
季節は秋。学校祭を1ヵ月後に控えたSOS団部室は、今日もドタバタしぱっなしだ。
朝比奈さんは3年生だというのにまだ部室に来てくれていている。有難い話だが、受験の方は大丈夫なのだろうか?
そんな俺の疑問をよそに、ハルヒは朝比奈さんに怒鳴って稽古の練習を続けている。
「ほら、もっと感情込めて!!」
「ふぇえ〜」
「んっ…!キョン、あんたもボーっとしてないで演技の練習でもしてなさい!あんたは大役を任されてんだからね!」
「へいへい、総監督兼魔女様。」
ハルヒはいつものようにガミガミうるさいが、まぁあの長門の姿に免じてとりあえず許してやろうと思う。
「うん、似合ってる!可愛いわよ、有希!」
そう、俺がボーっとしていた理由は、綺麗な白いドレスを着ている長門に視界の全てを奪われたからだった。
――そもそもに事の発端はあの日にあった。
「もちろん、去年学校祭で行った映画撮影は覚えてるわよね?その時の主役女優と男優を答えなさい、キョン!」
「朝比奈さんと古泉だろ。」
「そう!有希も大事な役だったけど、ちょっと刺激が足りないのよ!だから、今回は脇役だった者に大チャンスを与えようと思ってるわ!」
今回は、って…やはりまた何かするつもりなんだろうな、コイツは。
「で、何をする気なんだよ。」
「演劇よ!学校祭で演劇をするの!」
196 :
白有希姫 ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 15:21:17.87 ID:Z4P96jZm0
反論はしなかったさ。無意味な抗議ってことはもう分かりきってるからな。ハルヒはホワイトボードに何かをいきなり書き始め、演劇の題名を高らかに宣言した。
「その名も…『白有希姫』!!!」
「…やれやれ。」
白有希姫。童話『白雪姫』の事だろう。
「今時白雪姫の話なんか平々凡々に演じてどうする。何の楽しみもなさそうだ。」
「普通にやるわけないじゃない!アレンジよ、ア・レ・ン・ジ!!」
ああ、心配だ。
「大まかな配役を書いてくから、よーく見てなさい!」
ハルヒはホワイトボードに大きく『白有希姫役→有希』と書き上げた。
「頑張ってね、有希!」
長門は2ミリほど首を傾けている。分かってないんじゃないのか?
「続いて、王子役!!」
…まさかとは思っていたが、そのまさかだったね。
ハルヒが『王子役→キ』まで書いたところで俺はなんとしてでもハルヒを制止する。
「無理だ!!」
「無理じゃないわよ!」
「いーや無理だ!!」
『王子役→キョン』、ホワイトボードには確かにそう書かれていた。
197 :
白有希姫 ◆7ARQprik.2 :2007/09/16(日) 15:21:45.49 ID:Z4P96jZm0
たった2レスですが投下しました。スペース頂いてどうもですw
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:24:38.79 ID:Z4P96jZm0
>>198 1レス半くらいは書けてますが、まとめて投下しないと迷惑かと思いまして。
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:24:41.70 ID:RmonBtpnO
なんというwktk!!
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:32:22.73 ID:Z4P96jZm0
SSで微妙にネタに詰まっているんだが、ネタになりそうな物事は無いだろうか・・・
>>206 ついさっき弓道大会で後輩共を応援してきた。
弓を引く形が綺麗な人に限って肝心なところで的に中らなかったりという世の自然的不条理を見てきた。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:52:17.40 ID:zqjoRZR00
ほおももももももおももmmm
210 :
みっつめ「長古」:2007/09/16(日) 15:54:41.05 ID:jtyOp+S50
ジャケットに吹き付ける秋風が、残暑が過ぎ去ったことを克明に告げて身に染みていく。
藍色から紺碧に移り変わる夕空は、一日の活動の終わりが刻々と近づいているのを教えてくれる。
「今日は愉しんでいただけましたか」
視線を下げて、彼女の表情を窺う。相かわずの無表情。深い黒の瞳に感情はなく。薄桃色の小さな唇は、何時までも閉じたままで。
それでも僕は満足だった。元より具体的な感想は期待していないし、反応がないことは想定内。
飽く迄も試験的に、そう、試験的に行われた、僕と彼女の心的距離を測るための質問だ。
「こんなに沢山の本は読破に相当時間が掛かるのではないですか。
勿論のこと、あなたは僕とでは比較対象にならないほどの読解力と速読力を持っておられるのでしょうが」
如何なる無味乾燥な質問も、彼女の前では独り言となる。尤も、一握りの人間――彼――は、自然とした会話を成立させることが可能だけれど。
耳朶に触れるのが、二つ分の足音のみであることを再確認して、両手に抱えた袋の中を覗き込む。
抽象的なタイトルが踊る、というよりは横臥している重厚な本は、全て街の大型書店で購入したものだ。
不思議探索で長門さんとペアになった僕は、先月オープンしたその書店に彼女を案内した。
彼女の瞳は、今日始めて輝いたように見えた。図書館にはなかった本が、そこにある。彼女の歓喜に近い感覚は共有できなかったけど、
僕は純粋に嬉しかった。本を手に取り、軽く頁を繰る彼女の様子は、まるで普通の少女のようで。僕の情動は、加速度的に膨れ上がった。
包み隠さずに言えば、僕は彼女に惹かれていた。全てを映し吸い込むような双眸が、繊細で無駄のない挙動が、
時折紡がれる言葉の希少性が、稀に幻視する彼女の周囲に漂う哀愁が――それら全てが、僕の中で彼女の存在を昇華させたのだ。
宵闇を挟んだ向こうに、涼宮さんが大きく手を振っているのが分かる。
外灯の下で、倦怠感を滲ませて朝比奈さんと言葉を交わしている彼を見るに、どうやら一日中、彼女に振り回されたようだ。
僕は脇で一定の歩を進める彼女を一瞥した。彼らの関係が良好化し、僕達の観測が不必要になったとき、僕は想いを伝えよう。
今は御互いに縛られている身。でも、何時かは分からないけれど、その時が来れば、
「……愉しかった」
不意に耳に届いた、秋風に掻き消されてしまいそうな声に、心拍が跳ねる。
その声の正体と、此方を見上げる彼女の微細な、本当に微細な表情変化に――僕は含みのない微笑を返した。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:56:56.68 ID:jtyOp+S50
>>206 ・本棚が一杯で本が入らない
・オヤジの本棚がいつの間にかでっかくなってる。
・文化祭前の忙しい時期に祖父母が危篤。
・V系→V系→God knows...というライブになりそう?
・昼の放送でニコニコ組曲が流れた。
全部実話だ。
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 15:58:34.52 ID:Z4P96jZm0
>>211 本当にその文才が羨ましいですw
じーじぇー
昨日の夜に投下したものの続きを今から投下してもよろしいでしょうか?
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:01:29.79 ID:Z4P96jZm0
きゃもーん
>>210 GJ!!古泉純情でなんかキタ!
てかこれって古長じゃね?
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:02:24.38 ID:9iKHvsynO
ハルヒが雨を降らせた2時間目の後も、奇妙な出来事は続いた。
何故かチョークが虹色になったり、校庭に突然小規模な竜巻が出現したり、何も無いとこで谷口がコケたり。
その度にクラスメイトが驚いたり笑ったりしていたが、ハルヒだけはただ静かに笑っているだけだった。
そして俺の疑念は、確信へと変わっていく。
ハルヒは完全に、自分の能力を自覚してやがる。
昼休み、俺はいつも一緒に飯を食う谷口と国木田に断りを入れた後、部室へとダッシュした。
こんな状況で頼れるのは、やっぱアイツだからな。
息をきらせながらドアを開けると、やはり居た。寡黙な宇宙人、長門有希。
しかし今日は長門だけでは無かった。古泉もいる。
その古泉はいつものニヤケ面を封印して、シリアスな顔つきで居た。
これだけでも、ただごとじゃないと理解できる。
「古泉、お前も来てたのか。」
「ええ。その様子を見るとあなたも既に気付いているでしょう。
はっきり申し上げます。緊急事態です。」
「……涼宮ハルヒが自分の能力を自覚した。」
やはりか……
「恐らくトリガーは、彼女自身の能力によるもの。」
「ハルヒの能力?」
「ええ。恐らく涼宮さんは、僕達が隠し事をしていることを前々から感付いていたのでしょう。」
マジでか………まあ前々から勘は鋭いヤツだったからな。
「そして彼女は願ってしまった。『全てを知りたい』とね。
その瞬間能力によって、彼女は自らの能力を自覚した。」
「それだけではない。恐らく彼女は情報統合思念体のことも、古泉一樹が所属している機関のことも、
朝比奈みくるが未来人であることも全て理解している。」
おいおい、本当に『全て』じゃねぇか。
俺でさえ理解するのに数日かかったというのに、あいつは一晩でそれを全部受けとめたのか。
「昨日の深夜、大規模な閉鎖空間が発生しました。
当然と言えるでしょう。突然大量の情報が彼女の脳に降りそそいだ。
涼宮さんで無くてもパニックになるはずです。
あまりも膨大な閉鎖空間で我々も苦戦を強いられました。ですが、その閉鎖空間は突然自然消滅したのです。
きっと彼女は、閉鎖空間も自由にコントロールできるようになったのでしょう。」
「能力を自覚した今、涼宮ハルヒに出来ないことは何一つ無い。」
そうだ。今のハルヒに不可能という文字は無い。なんだって出来る。
さっきの雨程度で済むなら問題無いが、もっと大きな願いを叶えようとしたら?
街中に宇宙人を光臨させるとか、動物園に不思議生物を入れるとか、メチャクチャな世界を望んだら?
ハルヒに限ってそんなことはしないと思うが、その気になれば一国を滅ぼすことすら出来てしまう。
……まったく、ほんとにとんでもねぇ能力だ。自覚したとあっては、尚更だ。
「だ、だがハルヒはあれでも常識的な部分はある。
孤島の時にも言ったが、不思議のために人が死ぬことを望むようなヤツじゃないはずだ。」
「ええ。僕もそう信じていますよ。しかし、彼女の願いが今のイタズラ程度で収まるとも考えにくい。
そのうち、僕等に関わる大きな願いをしてしまうでしょう。例えば……」
古泉が例を挙げようとしたその時だった。
部室のドアが控えめに開かれ、入ってきたのは朝比奈さん。
だがいつものエンジェルスマイルは影を潜め、暗くうつむいている。
「朝比奈さん?どうかしたんですか?」
俺が声をかけると、彼女の目に涙がたまっていく。
「ふぇぇ、キョンく〜ん……」
そして朝比奈さんは、俺の胸に飛び込んで泣き始める。あ、朝比奈さん!?
「ど、どうしたんですか朝比奈さん!」
「未来が……未来が消えちゃったんですぅ!」
なんだって……未来が!?
「どういうことですか朝比奈さん。説明していただけますか?
「はい……」
彼女は涙をぬぐい、口を開いた。
「未来との通信が一切出来なくなったんです。時間移動もしようとしたけど出来ませんでした。
未来が完全に書き換わっちゃったんです。だから私が元々居た世界はもう存在しません。
お父さんもお母さんも……ふぇぇぇ……」
朝比奈さんはまた泣き出して座りこんでしまった。これも、ハルヒの仕業か……おいハルヒ。これはシャレの限度を超えているぞ。
お前は間接的に、だが確実に、朝比奈さんの世界を滅ぼしたんだ。
「あら、みんな集まって何してるの?楽しそうね。」
その声にハッとして顔をあげると、そこにはハルヒが居た。
「お前にはこれが楽しそうに見えるのか?」
「ええ、とっても。」
俺は怒りをこめた返事をした。だがハルヒは、静かな笑みを崩すことは無い。
「あたしも、混ぜてよ。」
続く
以上です。「起承転結」でやるので次は「転」ですが、
「決」はエピローグ的なものなので単体ではアレなので、次回は「転決」いっぺんにやりますw
●<tenケツ!そんなたくさんに尻、僕のテトドンで相手しきれるでしょうか・・・
キョン「ここはプリンだ!自重しろ!」
>>227 乙!これは楽しみ。つかハルヒ恐すぎww
>>227 GJ。期待w
●はやはりホモなのかwまあ好きだがな
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:13:36.18 ID:jtyOp+S50
乙!
続きが気になるところだ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:16:10.06 ID:Z4P96jZm0
質問なんですが、キョンが1年の時、コンピ研の部長は3年ですかね?
多分。喜緑さんと同じ学年だった筈
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:19:51.06 ID:Z4P96jZm0
>>233 やはりそうですよね;
うーむ、どうしようか…
部長は留年したことにすればよいw
喜緑さんと部長氏の切ない話ってのはどう?
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:22:13.36 ID:Z4P96jZm0
ん? 何か変じゃないか?
キョンが1年のときは、コンピ研部長は2年だったはず。
だから分裂でも新規部員勧誘で登場しているし。
>>233は喜緑さんと同じ2年だと言っているんじゃないのかな?
240 :
239:2007/09/16(日) 16:26:05.63 ID:KscRBc6R0
しまった。
>>233はキョンが一年のとき、部長は三年に同意しているのか。スマン、読み違えた。
コンピ研部長、喜緑さん、みくるは同学年
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:32:31.86 ID:Z4P96jZm0
>>241 ああ、喜緑さんを連れてきたのはみくるでしたっけか;
…書き直さなくてはw
部長氏=キョンの学年―1
ついでに
ミヨキチ=キョンの学年―5
だと思う。
>>241 みくると喜緑さんが同じ学年てのは知ってて喜緑さんと部長同じ学年だったら3人ともおなじ
みくるは2年だからみんな2年じゃね
ミヨキチww
ごめん俺が変な答えかたしたばっかりに
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/16(日) 16:47:45.22 ID:Z4P96jZm0
白有希姫が途中までかけました。投下おkですか?
投下してからまとめにも上げます。
とりあえず今は演劇練習に入るまでのお話です。では
「俺にそんな器用なことができると思ってるのか?」
「人生に絶対はないの!あんたでもやればできるわよ。」
できないから言ってるのだよ涼宮くん。
「じゃあ次は魔女役。これはあたしがやったげるわ、総監督も兼ねてね。」
お似合いだ、いい配役センスをしてる。
「キョン黙れ!あたしの演技を見て度肝抜かしてやるんだから!」
違う意味で度肝を抜かせないように頼むぞ、いきなり脱ぐとか。
「次、七人の小人役なんだけど…」
この女、無視しやがった。
「今回は申し訳ないけど、みくるちゃんと古泉くん、この役を頼むわ。」
「ええ、お安い御用です。」
「分かりました。」
朝比奈さんは脇役を命じられてほっとしている様子。古泉はいつも通りだ、言うまでも無いだろう。
「あと5人必要なのよね。鶴屋さんと谷口と国木田を入れてあと2人…」
「あいつらも入れる気なのか?鶴屋さんはOKしてくれるだろうが…谷口や国木田はどうだろう。」
「あたしがなんとかするわよ。キョン、明日の放課後、谷口と国木田を連れてくる事、いいわね?」
とりあえず承諾しておこう。
「あとみくるちゃん、鶴屋さんをお願いね。」
「分かりましたぁっ。」
「台本は今日の夜、責任持ってあたしが書いてくるから!じゃあ今日は解散!」
今日のところはまとまったみたいだな。これから学校祭までの時間、ずっとこの演劇とやらの稽古を続けなければならないのだろうか…?
次の日、朝のホームルーム前にわざわざ谷口の席まで行って例の件を切り出す。
「なあ谷口、ちょっと頼まれてくれないか。」
「…いや、やめてこう!」
「まだ何も言ってないだろ、頼むよ。」
「お前の頼みなんて涼宮絡みに決まってる!俺は断じて拒絶する!」
まったくコイツは…いい先入観をもってやがる。
「どうしたの、二人とも向かい合って話し込んじゃって。」
話に割って入ってきたのは国木田だ。
「なあ国木田、ちょっと頼まれてくれないか!」
「やめておけ国木田、どうせ涼宮絡みだぜ。」
ほんとに頼むよ谷口、この任務を失敗なんかしたらきっと俺は死刑に処される。これは俺の命がかかってるんだぞ。
「あたし絡み…じゃあ何か悪いことでもあるの?」
総監督様のお出ましだ。谷口はライオンに睨まれたシマウマのような目でハルヒを見ている。
「谷口に国木田、あんたら放課後に文芸部室に来て。異論は認めないから。」
この言葉だけで二人に承諾をさせざる終えない状況を作ったハルヒはもはや怪物だ。ウルトラマンにやられる怪獣役でもやるといい。
言うべき事だけ言ってハルヒは自分の席に戻る。
「ったくどうしてくれんだよキョン。俺の有意義な生活が半分削られたも同じだぞ。」
「まぁそう言うな。もしかしたら、お前のAマイナーランクの綺麗な姿が見られる可能性がある。」
「Aマイナーだと?…長門有希か!」
こいつはランクを付けた奴の本名全てを覚えてでもいるのか?喜べ、俺より無駄な才能を持ってるぞ、谷口。
「それで、結局何するつもりなの?」と国木田。
「演劇の稽古らしい。」と俺。
谷口がハルヒのようなアヒル口で吐き捨てる。
「演劇だぁ?またお前らは唐変木な事を…」
俺だって賛成はしなかったさ。
「でも楽しそうだね、演劇なんて。」
「お前は本当の涼宮の怖さを知らないからそんな事が言えるんだ!どうなっても知らないからな!」
それについは俺も同意だ。
「僕、少しだけ放課後が楽しみになってきたよ。じゃあ、もうホームルーム始まるから戻るよ。」
珍しい奴も居たもんだ、と国木田に感心し(ていいものか)つつ俺も席に戻る。
そして放課後。いつもの面々に加えて新しい顔が部室に揃う。
「いっやぁー劇やるんだってキョンくん!みくるから聞いたよー。」
やはり来たこの天然の先輩。受験を控えてのこの心の広さには感服するね。
だが、部室の何処に目をやっても団長様の姿が見当たらない。
ハルヒ以外のメンバーが揃ってから10分くらい経ったあたりで、部室のドアが開く。
「いやあ皆さん!今日はよく集まってくれたわ!」
「結構遅かったな」
「台本を印刷してたの。忍び込むのに一苦労だったわ。」
毎度ながらコイツの行動には大胆さが溢れている。
「でもまだ役が決まってない上に、メンバーが揃ってないのよ。」
「まだ他にもメンバーが居るのか?」
「そ!そいつらを引き連れてくるから、皆待ってて。」
また待たせるつもりか。谷口がパイプ椅子に座って我慢している姿が見えないのか?別に怖くないけど。
「あんたも行くのよ。それとみくるちゃんと…有希も!」
…嫌な予感がする。
移動時間約3秒。向かって着いた先はコンピ研の部室だ。
俺が片手にいつしかの使い捨てカメラが持たされている事をみると、もう展開を察するには十分だ。
ハルヒがドアを開けようとするのを制止しない手はない。
「待て、もしかしてまたあの手を使う気じゃないだろうな?」
分かってはいたが一応訊いておく。
「入れば分かるわよ。」
俺の制止をもろともせず、ハルヒは部室のドアを開く。
「たっのもおー!!今回はちょっと頼みごとがあってお邪魔しましましたー!!」
耳に強く残る声だ。ビクビクッとコンピ研メンバー5人がこちらを見る。
その中にはかつての部長も居た。世代交代をしたはずだが、実のところ今はたまに部活に顔を出して後輩達の指導をしているらしい。
なんと部活想いな部長だろうね。
「またきみか!!」と当然の如く部長。
「学校祭で行う我がSOS団の活動に協力して欲しいの、いいでしょ?」と団長様。
まぁここでOKを出す奴が居たら、そいつはよっぽどのアホか隠れハルヒファンだ。もちろん部長は例外である。
「何をする気なんだ。」
「演劇。あんたたちには七人の小人役その1〜その5をやってもらうわ。」
「断る!」
だろうね。
「そんな事言ってていいのかしらーっ…!」
ハルヒは部長の真ん前に朝比奈さんをセットする。密かに長門は部長の後ろにセットし、それと同時に俺はカメラを構えた。
朝比奈さんが怯えきってる事が彼女を見なくても手に取るように分かる。
「てやっ!」
ハルヒは部長の手首を持って、朝比奈さんの胸へと一直線に叩きつけようとするが、部長も抵抗する。
「そう何度も同じ手を喰らうかっ!」
部長はもう片方の手でハルヒが掴んでいる手を抑える。…なんなんだこの状況は。
「甘ーい!!」
とハルヒが叫び、ハルヒの余った左手が部長の顔面を掴み、後ろに倒す。
「うわあっ!?」
普通の女子高生の場合なら、このまま部長の後頭部に胸が押し付けられたはずだろうが、長門の場合は違った。
ダンッ!という音と共に俺はシャッターを切る。まるで堅い腹筋に部長の後頭部が直撃したかのような音だった。…確かに当たったのは胸部のはずだったのだが?
それにしても痛そうだ。
「も、元部長ー!!」
コンピ研の奴らの悲しみの訴えが重く突き刺さる。ほんとすいません、コンピ研。
そのままの成り行きで見事コンピ研メンバーを獲得。貴重な勉強時間を削らせてまで部長を来させる事になった。もう一回、ほんとすいません。
長門の不機嫌そうな顔には少し驚いたが、そこらへんは胸の奥に秘めておくことにするよ。
文芸部室で台本が配られ、ようやく稽古らしいものができるといったところまで進んだ。
さあて、これからどうなることやら…全く見当がつかない。
台本の1ページ目。『白有希姫』と大きく書かれたページをめくると、それぞれの配役が書かれていた。
まとめついでに紹介しておくか。
総監督 あたし
白有希姫役→有希
王子様役→キョン
魔女役→あたし
魔女の手下その1→鶴屋さん
魔女の手下その2→国木田
七人の小人その1→みくるちゃん
七人の小人その2→古泉くん
七人の小人その3〜その7→コンピ研
魔法の鏡役→谷口
…魔女の手下なんか白雪姫に出てきたっけか?俺の心配は募るばかりだ。
ここまでです。白雪姫の物語は、ドイツの物が原作ですが、日本で主流な物語の方を参考にして書きますので。
あと、人生3回目の「投下しすぎ」の制限を受けたので、接続切ってきたからIDが変わってます。