1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
投下
2 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:46:23.23 ID:OAYhecwJO
春―――
それは新たな出会いの季節―――そして新たな始まりの季節
( ・∀・)「ふう、座りっぱなしで疲れたなあ」
始業式がようやく終わった。
俺はマミムメ モララー、VIP高校の新入生だ。
学力も体力も普通。取り柄といえばこの話の主役なことぐらいだ。
( ゚∀゚)「おうモララー。お前部活どうするんだ?」
こいつは長岡 ジョルジュ。
運動神経が良くて中学からのダチだ。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:47:48.84 ID:GSAuEC0lO
こいつはまさか……
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:47:51.35 ID:ClpNn7BdO
マミムメモララーwwwww
総合のあれかwwwwwww
サッカーネタは俺がしようとおもってたのにっ
続けなきゃゆるさん!
6 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:49:29.97 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「部活ねぇ……どうしようかな」
外では部活の勧誘しまくってる。
川 ゚ -゚)「弓道部に入りませんか−?楽しいですよ」
('A`)「パソコン研究会入ってくださ―い。パソコン使い放題でーす」
(´・ω・`)「サッカー部入りませんか―?カッコイイし女の子にもモテモテだよー」
从゚∀从「おい、そこのお前ら、野球部入りやがれ」
7 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:50:56.63 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「おい、今の聞いたか?」
( ゚∀゚)b「もちろんさ、相棒」
( ゚∀゚) ・∀・)「先輩、俺達サッカー部入ります」
(´・ω・`)「本当かい?じゃあ部室行こうか」
(´・ω・`)「僕は2年の田中 ショボンだ。ショボンでいいよ。よろしくね」
8 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:51:41.06 ID:OAYhecwJO
俺達はワクテカしながらついていった。ショボン先輩が扉の前で止まった。どうやらここが部室のようだ。
(´・ω・`)「失礼します。新入部員連れて来ました」
(,,゚Д゚)「もう2人か、早いな。よし、お前から名乗れ」
どうやらこの人が部長のようだ。部長は俺を指差した。
( ・∀・)「はい。1年A組マミムメ モララーです」
(,,゚Д゚)「よし、お前はゴルァラーだ。次!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:52:23.36 ID:fHa5yoLV0
マミムメモララーwwwwwwwwwww
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:53:27.67 ID:HGN59oVb0
こwwwwwwれwwwwwwwはwwwwwwwwwwwww
ギャグ大賞の奴かwwwwwww
11 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:53:40.00 ID:OAYhecwJO
あれ………何?何が起きたの?なんか今ゴララーって呼ばれたよ?俺モララーだよ?
( ゚∀゚)「同じく1年A組長岡 ジョルジュです」
(,,゚Д゚)「よし、お前は山本だ」
ほら、またなんか起きたよ?ジョルジュじゃん。長岡じゃん。まさか俺がおかしいの?
(;・∀・)ヒソヒソ「先輩これ何ですか?俺ゴリラーって……」
(´・ω・`)ヒソヒソ「部長はあだ名を付けるのが好きなんだ。サッカー部で使われるコードネームと思えばいいよ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:53:54.66 ID:gto+bk7kO
PF研究会でドクオつかっちまったよ…
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:54:00.46 ID:M1Gh0IWNO
悲しき黒歴史
14 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:55:21.71 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「俺がこの部を仕切るギコだ。船長と呼んでくれ。この部での返事はイエッサーだ」
( ゚∀゚)「そういえばショボン先輩は何て呼ばれてんスか?」
(´・ω・`)「太郎………」
(;・∀・)(;゚∀゚)「……………」
(,,゚Д゚)「よし、これから基礎練習を始める。ついてこいゴルァラー」
( ・∀・)「イエッサー」
15 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:55:46.67 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「ブーン、太郎お前らが山本を鍛えるんだ」
( ^ω^(´・ω・`)「イエッサー」
( ゚∀゚)(でもなんで俺山本…………?)
〜グランド〜
(,,゚Д゚)「まずは必殺技の練習だ。このボールを破裂させろ」
(;・∀・)「基礎なんだからドリブルとかリフティングするんじゃないんスか?」
(,,゚Д゚)「馬鹿ヤロー!主人公の基本は必殺技だろうが!お前それともやる気ねえのか!?」
(;・∀・)「や、やります」
(,,゚Д゚)「そうだ。お前には主人公補正がある」
16 :
エルティー ◆ElTiXXMIXI :2007/09/13(木) 20:55:56.02 ID:4rXAcm9cO BE:1066981267-PLT(33700)
17 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:57:20.28 ID:OAYhecwJO
一ヶ月後
地区予選が始まった。ただいま作戦会議中。BYモララー
(,,゚Д゚)「前半はパス回しで時間を潰せ。ではスタメンを発表する。ブーンはゴールにつけ」
( ^ω^)「把握」
(,,゚Д゚)「俺と太郎はMFだ。」
(`・ω・´)b 「おk。ボールが俺を呼んでるぜ」
(,,゚Д゚)「よし、試合モードだな。山本はフォワードだ。」
( ゚∀゚)「イエッサー」
(;・∀・)「あ…あの…俺は?」
(,,゚Д゚)「お前は全部だ。よし、行くぞ」
18 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:58:08.16 ID:OAYhecwJO
( ><)「それではVIP高校VSラウンジ高校の試合を始めるんです」
ピ――――――
〜ハーフタイム〜
(,,゚Д゚)「MFも最前線まで逝ってよし!これから猛攻撃だ!」
一同「オー!」
ピ――――――
( ><)「VIP高校からで再開なんです」
19 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 20:59:29.61 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「俺の必殺ドリブルをくらえ!ギコギコダッ――――――シュドリブル――――!!!」
( ´∀`)「僕もラウンジの主将として負ける訳にはいかないモナ。モナモナダッ――――――シュ」
(,,゚Д゚)「かかったな。受けとれ、山本!!」
( ゚∀゚)「はい船長。ちっもう敵がきやがった。必殺モララーコノマエノヒャクエンカエセパ―――ス」
(;・∀・)「ちょwwww今いうなwwショボン先輩受けとって」
(`・ω・´)「ふふふ、この時を待ってたよ。奥義ハイパーウルトラショボンテンサイシュ――――ート」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:00:23.30 ID:JflgXDY0O
全部はねーよw
21 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:01:06.02 ID:OAYhecwJO
( ><)「ピ―――――ゴォ―――――ル」
( ・∀・)「おっしゃあ――!1対0だ」
(;´∀`)「くっ、しかし僕が11人抜きすればいいだけモナ。モナモナダッシュドリブルハイパー――――」
次々と抜かれる選手たち
(,,゚Д゚)「ゴルァラー何としても止めろ!特訓の成果を見せろ」
( ・∀・)「ほい来た。必殺――――」
22 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:02:15.38 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「モララーパーンチ」
ニつ∀`)「グハッ」
( ><)「ピピ――一イエローカードなんです。次やったら退場なんです。モナー君、PKです」
(メ´∀`)「狙うは右上ギリギリ……シュ―――ート」
( ^ ω ^ )「秘技、巨大化」
ボヨン
(メ´∀`)「僕のシュートが止められた。ああ僕はもう駄目モナ」
( ^Д^)「諦めたらそこで終了だぞモナー」
ラウンジ選手「そうだぞ、モナー」
(メ;∀;)「みんな………」
23 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:03:30.93 ID:OAYhecwJO
( ^Д^)「おい、デブこっち向け」
( ` ω ´ )「何だとコラ」
(メ´∀`)「今だ、シュート」
( ><)「ピ――――ゴォ――――ル。1対1なんです」
(,,゚Д゚)「くそ、もう時間がねえ。速攻だ」
ドリブルするギコ、だが立ち塞がるモナー。ボールを奪いさっていく。
(メ´∀`)「もう誰も僕を止めれないモナ」
( ^Д^)「悔しかったらこっち来てみろデブ」
( ` ω ´ )「まだ言うかコラ」
(メ´∀`)「今だ。これで終わりだモナ。ウルトラシュ――――ート」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:03:36.89 ID:+B7Xm09n0
疾走感溢れてる
25 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:05:36.10 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「まだ終わってねえ」
ブーンの陰から突如現れたモララー。モナ―のシュートを完璧に掴みとる。
( ・∀・)「ナイスキャッチ俺。そしてそのままド――――ン」
思いっきり前に向かって蹴る。
(`・ω・´)「確かに受けとった」
(メ´∀`)「卑怯モナ!今のはハンドだモナ」
作者のセンスに射精した
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:06:42.71 ID:ClpNn7BdO
なあ、なんか和んでるのは俺だけじゃないよな
28 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:07:13.43 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「甘いな。俺のポジションはすべて、つまりキーパーは俺なんだよ」
(;´∀`)「そ………そんな………」
( ・∀・)「さすが俺!凡人にはできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」
俺はゴールへと向かう。試合を決めるために―――そして俺の人気アップのために――
(`・ω・´)「くそ、外したか」
ショボン先輩のシュートは上のバーに当たった。
やはりサッカーの神は俺を待っているようだ。そして俺は飛びあがる。ボールに向かって―――
29 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:08:17.88 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「ジャンピングオーバーヘッドシュ―――――ト」
スカッ
あれ?神に選ばれた俺が?こんなはずじゃ………
( ゚∀゚)「とうっシュートだ」
こぼれ球をジョルジュが拾う。ネットが揺れる。試合終了の笛がなる。
( ><)「2対1でVIP高校の勝ちなんです」
(,,゚Д゚)「勝ったぞーーーー!うおーー―――」
(`・ω・´)「さあヒーローを胴上げだ」
一同「ワッショイワッショイ」
僕の近くでいつのまにか雨が降り出した。その雨はしょっぱかった。
第1話・終
30 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:10:11.44 ID:OAYhecwJO
ちょっと休憩します
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:10:50.08 ID:+B7Xm09n0
おつ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:11:44.17 ID:ClpNn7BdO
なんかかわいい
ひとまず乙
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:12:09.60 ID:GSAuEC0lO
時代の先端を走ったな
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:12:40.25 ID:fHa5yoLV0
むしろ古き時代を思い出す
35 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:17:21.84 ID:OAYhecwJO
続き投下します
36 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:19:33.24 ID:OAYhecwJO
第2話
<放課後・廊下>
女1「キャー長岡君よ―」
女2「あー本当だ―」
( ゚∀゚)「え、俺?何で大人気なの?」
女1「とぼけても駄目だよ〜」
女3「シュート決めたんだって?凄いね〜〜」
女2「相手も強かったんでしょ?それに一年なのにレギュラーって凄いね―」
( ゚∀゚)(そういう事か)
37 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:21:34.03 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「おいジョルジュ、練習行くぞ」
女1「何言ってんの?あんた誰?」
女2「マミムメ君には関係ないでしょ」
女3「長岡君は私達といたいんだよね―」
( ∀ )(…今は我慢だ………いつか俺がモテる日のために……)
( ∀ )「じゃ俺先に行くから」
マミムメ哀れwwwwwwwww
39 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:24:26.67 ID:OAYhecwJO
そういって俺は走り去った。ふと横を見るとそこには壁紙、廊下は走るな?
でもそんなの関係ねぇ!でもそんなの関係ねぇ!
先生「こら!!廊下は走るな!!!」
関係あった。
(#・∀・)「くそ、なんであいつがモテるんだよ」
冷静になって考えてみる。
ジョルジュは点を入れた、だがその前に俺が止めなければ負けていた。止めた俺が一気にボールをゴール前まで運ぶ。
ショボン先輩シュートするもバーに当たる、俺ジャンピングオーバーヘッドシュート!!!!惜しくも空振り
………俺カッコ悪…………
40 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:30:21.16 ID:OAYhecwJO
(#・∀・)「でもあいつのシュートも俺のちょっとしたミスがなけりゃなかっただろうが!!!そもそも俺がシュートを取らなきゃ負けてただろうが!!!」
誰もいない廊下に声が響き渡る。
(#・∀・)「ちくしょう!!!」
壁に向かっておもいっきり蹴りを入れる。鈍い音がした。
めっちゃ痛い。壁蹴るんじゃなかった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:33:02.23 ID:KF9A4UPv0
どんまい支援
42 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:35:01.72 ID:OAYhecwJO
<部室>
( ・∀・)「はぁ………」
部室に入るが、悩みが気合いを妨げる。
(,,゚Д゚)「どうしたゴルァラー、元気だせ。何かあるなら話してみろ」
( ・∀・)「俺、主人公がどうとか言われてたけど、本当に活躍出来るんでしょうか…………」
( ^ω^)「大丈夫だお。君が止めなけりゃ僕らは負けてたお」
( ・∀・)「………ブーン先輩」
(´・ω・`)「本当にサッカーを知ってる人なら君は認めてもらえるはずだよ」
( ・∀・)「………ショボン先輩」
(,,゚Д゚)「おい、ゴルァラー…………」
(;・∀・)「は、はい(あ、さっきついショボン先輩って言っちゃったよ。やべえ、怒られる)」
(,,゚Д゚)「お前はキャタピーだ」
(;・∀・)「は?」
43 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:38:05.19 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「弱いと言われても、何度も立ち向かい頑張って、死んでもポケモンセンターからはい上がり、また頑張って……ようやく栄光を掴む。わかるよな?」
(;・∀・)(わかんねーよ)
辺りを見回す。俺を含めてみんな焦っている。よかった、俺だけじゃない。
(;・∀・)←ぶっちゃけビードル派な人
(;^ω^)←先頭にしてすぐ引っ込めるを繰り返して育てたので罪悪感を感じてる人
(;´・ω・`)←横着して100レベルの裏技やって間違って100レベルのトランセルになってどうしようもなくてやめた人
(,,゚Д゚)「まあ、そういう事だ。頑張れよ、お前は主役なんだから」
( ・∀・)「はい!!」
俺はこの時、キャタピー主役じゃなくね?とか思ったが言うのをやめた。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:40:54.10 ID:TjnUiK82O
あるある
45 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:42:33.70 ID:OAYhecwJO
〜そしてメンバー全員集合〜
(´・ω・`)「これからミーティングを始めます。部長は腹を壊したようなので僕が司会進行を行います」
( ゚∀゚)「はい質問です、なんで部長は腹を壊したんですか?」
(´・ω・`)「切って3日間そのまま放置したメロンを完熟の方がうまいとか言って食ったらしいよ」
(;^ω^)「絶対腐ってるお………」
46 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:44:20.14 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「ギコハハハ 帰ってきたぞ」
( ・∀・)「船長、下痢の方はいいんですか?」
(,,゚Д゚)「ナロンエースを飲んだから大丈夫だ」
(´・ω・`)(それ頭痛薬…………まあ効いてるならいいか)
(,,゚Д゚)「次の相手はビコーズ高校だ」
(´・ω・`)「厄介だね」
47 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:45:31.74 ID:OAYhecwJO
( ゚∀゚)「どんなチームなんですか?」
(´・ω・`)「パス回し中心のチームだね。後、マークがすぐに入れ代わるよ。そこが彼らのうまさかな」
(,,゚Д゚)「そこでだ。ラインディフェンス(以下LD)をしようと思う」
( ・∀・)「LDってなんですか?」
(´・ω・`)「ディフェンスを一列に並べた体型だよオフサイドトラップを狙えるね」
48 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:47:38.57 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「名付けてLD作戦だ。中身はこうだ!!」
ゴルァラーがボールの方に行く
↓
敵、仕方ないのでパスをする
↓
オフサイドトラップ!!!!ウマー(゚д゚)
(,,゚Д゚)「という訳だ。楽勝だな」
( ・∀・)「………俺もしかしてエサ?」
(´・ω・`)「そうと決まれば練習だ!!」
「オー―――」
軽く無視された。
49 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:51:30.91 ID:OAYhecwJO
試合日
(,,゚Д゚)「ついに2回戦だ。だが目標はあくまで全国だ」
(`・ω・´)「ならここで負ける訳にはいかないな」
(,,゚Д゚)「しかし負ける事はない。俺達にはあのLDがある!!!」
(,,゚Д゚)「スタメン発表だ。ブーンはGK、太郎はセンターバックで指揮をとれ」
(,,゚Д゚)「俺と山本で攻める。ゴルァラーは特攻隊だ」
( ・∀・)「ちょwwww扱いひでぇwwwww」
(,,゚Д゚)「行くぞ」
「オー!!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:53:39.20 ID:g2KDWEM30
俺ラインディフェンス(以下LD)なんて初めて聞いたよ。
支援。この作者さんはサッカーに精通してる人なんだね。
wktk
52 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:55:07.15 ID:OAYhecwJO
( ><)「それではVIP高校VSビコーズ高校の試合を始めるんです」
ビコーズ高校の方々
1( ∵) 2( ∵) 3( ∵)…中略…10( ∵)GK( ∵)
(;・∀・)「………何この集団……」
( ><)「ビコーズ高校ボールでスタートです」
ピー―――――――
1( ∵)「受け取れ2」パン
2( ∵)「おし、逆サイド上がれ」
(,,゚Д゚)「パス回しばっかりしやがって………行けゴルァラー」
⊂二二( ・∀・)二⊃「突撃だ―」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:56:18.73 ID:+Td+cOYNO
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:57:22.76 ID:TjnUiK82O
ビコーズかわいいよビコーズ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:57:38.08 ID:6APuxCWZO
ブー⊂二二( ・∀・)二⊃ン支援
56 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 21:58:00.54 ID:OAYhecwJO
2( ∵)「くそ、一人来たか。逆サイド行くぞ、受けとれ3」ドーン
(`・ω・´)「今だ!!!上がれ」
ピー――――――
( ><)「オフサイドなんです」
3(#∵)「糞、やられた」
(`・ω・´)「すぐさまド―ン」
すかさずボールを蹴り飛ばす。その球をジョルジュが拾う。ゴールはもう目の前だ。
( ゚∀゚)「あ、UFO」
ねーよwww
山本何やってんだwwwww
59 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:00:27.04 ID:OAYhecwJO
(,,゚Д゚)「何!?どこだ?どこだ?」
GK( ∵)「どこだ――どこにいる―――――」
GK (∵ 三 ∵) キョロキョロ
( ゚∀゚)「隙あり!!!シュート」
ピー―――――
( ><)「ゴー―――ル、VIP一点獲得なんです」
( ゚∀゚)「決まった。名付けてUFOシュートだ」
GK(#∵)「くそ、騙された」
(,,゚Д゚)「え、嘘なの?」
ピー――
( ><)「ハーフタイムです」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:01:20.30 ID:ClpNn7BdO
このアホくささはいいwwwww
61 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:02:59.00 ID:OAYhecwJO
<ベンチ>
(,,゚Д゚)「水分補給しとけよ」
(`・ω・´)「よくやったな山本。このままもう一点とるんだ」
(,,゚Д゚)「ところでUFOはどこにいたの?」
(;゚∀゚)「………………」
( ・∀・)(俺空気だな………)
ピー――――
( ><)「試合再開です」
62 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:06:43.50 ID:OAYhecwJO
1(#∵)「負けてたまるか!!いくぞお前ら、ドリブルに切り替えろ」
ダダダダダダ
( ・∀・)「俺が止めるぜ―――必殺……」
( ・∀・)「モララ――キ――――ック」
ボールが弾かれ、その勢いでビコーズのスネに命中した。
1(;∵)「グハッ ファウルだ」
( ><)「ノーファウルノーファウル ちゃんとボールにいってるんです」
63 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:08:24.94 ID:OAYhecwJO
( ・∀・)「そういう事だ。さらに独走だ――――」
立ちはだかるディフェンス達、しかし今の俺を止める事は不可能だ。
( ・∀・)「スーパーハイテンションモ―ド。モラモラスーパードリブル――――!!!」
6( ∵) 8( ∵) 9( ∵)「うわあ、止められない」
64 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:10:11.07 ID:OAYhecwJO
敵を蹴散らしゴール前まで突撃。そして―――
( ・∀・)「主人公シュ―――――ート!!!!!」
右側に向かって地を這うように進むボール。飛びつくキーパー。
GK(#∵)「これ以上点を取られてたまるか!!!」
GK( ∵)/ ◎
/ /  ̄
//
巻き起こった砂煙の中から姿を現す。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:10:39.55 ID:6APuxCWZO
66 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:11:08.09 ID:OAYhecwJO
GK( ∵)「ほら、取りましたよ」
◎
/つ( ∵)c
しJ
( ><)「ノーゴールなんです」
(,,゚Д゚)(俺活躍してねーな……………そうだ!)
程よくカオスwwwwwww
68 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:13:15.57 ID:OAYhecwJO
(,,∵)「キーパー、パスくれ――」
GK( ∵)「よーし、お前にパスだ」
(,,゚Д゚)「パスきた!馬鹿め。騙されたな」
GK(;∵)「しまった。顔が似てたからつい…………」
(,,゚Д゚)「とどめだ、ギコギコシュ―――ート!!!」
( ><)「ゴ――――ール、2対0です」
wwwwwww
70 :
◆Y1MStkSD2. :2007/09/13(木) 22:15:25.20 ID:OAYhecwJO
1(;∵)「まだ負けてない。諦めたら駄目だ。パス」
2(;∵)「こうなりゃロングシュ―ート」
( ^ω^)「久々の登場だお。キャッチだ」
結局ビコーズ高校は勢いに乗ったVIP高校を止めれず、2対0でVIP高校が勝利した。
(,,゚Д゚)( ゚∀゚)(`・ω・´)( ^ω^)「二回戦突破だ!!!!」
( ・∀・)「俺、無得点だ……………」
頑張れモララー
第2話・終
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:16:45.00 ID:6APuxCWZO
モララーwwwwwwww
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:17:11.96 ID:u12od/jm0
モララー頑張れ!
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