ハルヒ「ちょっとキョン! あたしのプリン食べたでしょ!?」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:34:11.70 ID:3GlfhVEP0
いちおつ
長門「…いちもつ」
いちょーつ
いちおつ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:36:02.40 ID:07JulS+wO
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:36:16.31 ID:UIB7Aj5bO
しまった!次スレ以外と早かった。
お題まだできてないので早急に仕上げてくるノシ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:36:31.70 ID:dFC3htnhO
いちもーつ
乙です
お題何かお願いします
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:40:31.53 ID:dFC3htnhO
図書館
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:40:23.53 ID:4qsahsA+0
1000なら血迷って攻殻機動隊なハルヒSSを書き始めるが、半分ぐらいで無謀だと気がついて窓から投げ捨てる
前スレ1000に似たようなことを既にしてる俺
だいたいの話の流れはできてるのに、細かいところを見るとどうしても…う〜ん
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:41:54.66 ID:f2YRIfTE0
アナじめール
化粧
図書館 化粧 熱湯
頑張ってみます。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:50:06.90 ID:f2YRIfTE0
アナじめールは…?w
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:50:22.06 ID:dFC3htnhO
誰か尻アナ係数を……!
図々しく生意気ですが3レス分の投下スペースもらっても大丈夫…ですか?
>>20 すまない。アナルスレもプリンスレも来始めて、1週間の新参だから
アナじめールの意味がわからないんだ・・・
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:54:13.93 ID:N81pLv9Y0
やはりダメですね。
今日はもう投下しないことにします…間をおいておきますね。
>>25 鬱じゃないなら今の空気に合ってるから投下してみなー
>>1乙
仕事休みの日だし、俺もお題貰ってみようかな?
お題は久々なんで軽いので頼む。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:55:48.83 ID:UIB7Aj5bO
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:56:31.74 ID:f2YRIfTE0
>>24 スマンw戸惑わせるつもりは無かったw
アナルまだっすか?窒息しそうです
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:56:43.86 ID:8sGrmuNU0
そういう態度で出られると逆に反応に困るというかなんというか
>>24 アナル・いじめ・シュール
略してアじル
>>26 鬱ではありませんが、今日のところでは完結しないお話です。
いや、今日のところはいいのですよ。また明日、完結まで導けるように書いてからにします。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:01:21.52 ID:dFC3htnhO
もみじ狩り
>>28 ログ消してしまって誰だかわからないのでkwsk
アナル立てた。
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1189515718/ けどこの時間の保守は厳しいから注意。
なぜか住人はROMって、VIPはkskするという。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| アパム!アパム!ネタ!ネタ持ってこい!アパーーーム!
\_____ ________________
∨
/ ̄ ̄ \ タマナシ
/\ _. /  ̄ ̄\ |_____.| / ̄\
/| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘ | ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\ || / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄ /|\
「ねえキョン、最近のアニメに出てくる女の子キャラって、なんでみんなミニスカでニーソックスなの?」
「どう?って言われてもな。アニメは良く分からん。とりあえず受けるから出しとけって感じじゃねえのか?
大体ハルヒだって去年の冬、ニーソックス履いてただろうが」
「だって、寒いんだもん」
「防寒対策かよ」
「そうよ。でも最近、履いてる子結構多いわね」
「ああ。ショートパンツと合わせると、なかなか可愛いよな」
「うわ。変態」
「お前が振った話だろうが」
「だいたいあたし萌えキャラのつもりないし」
「そうだな、といっていいのかどうか分からんが」
「あんたはあたしに萌えてるかもしれないけどねっ!」
「この前ネットの掲示板覗いたら、萌えって言葉を現実で使うなって書き込みがあったな」
「スルーすんな。……でも使ってる人、結構いるじゃない?訂正して回る気かしら?」
「さぁな。そこまでは知らんし、どうでもいい」
「そうね。そうそうぜんぜん関係ないんだけど、フレンチキスって、本当はディープキスと同じ意味らしいわね」
「ああ聞いたことあるぜ。だが、フレンチキスってある意味日本語じゃねえのか?」
「ん?意味わかんない」
「和製英語っていろいろあるだろ。あれみたいなもんでさ。おフランスな映画なんかだと、挨拶で軽いキスするよな。
あーゆーところから日本語としてのフレンチキスって生まれたんじゃねえのか?」
「それ、あんたの妄想でしょ?」
「そうだ」
「まあ一理あるかもね。あ、そうだ。最近驚いた話あるんだけど、聞きたい?」
「ああ、なんだ?」
「キスってね、30種類以上に分類されて名前までついてるんだって。知ってた?」
「いや、知らなかった。驚いたな」
「さらに驚くことなんだけど、あたしたちってほとんど体験済みなのよ?」
「そうか。それも知らなかったな」
「ちっとは驚きなさいよっ!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:08:30.36 ID:dFC3htnhO
ニーソハルヒ萌えw
経験済みかww是非詳細を書いていただきたいww
>>39 GJ!
ついでに和製英語で電波受信
キョン「なあハルヒ、日本で勝手に作った英語のことを和製英語っていうのは知っているよな?」
ハルヒ「知っているわよ。サラリーマンとかフリーサイズとかのことでしょ?」
キョン「ならその中国版はなんていうか知っているか?」
ハルヒ「それは知らないけど」
キョン「チングリッシュっていうらしいぞ。何だかあれな表現だが」
ハルヒ「そう言った話はどこの国もあるもんね」
キョン「ここでクイズだ。マレーシア版もあるが、それはなんていうと思う? 中国版と同じ感じに言われているんだが」
ハルヒ「簡単じゃん。チャイナの『チ』を取ってチングリッシュなら、マレーシアは『マ』を取ってマン……」
キョン「……おやハルヒさん。声が小さくて聞き取れませんでしたよ。もう一度どうぞ」
ハルヒ「……キョンのバカバカァ、死んじゃえっ!(////////」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:10:41.06 ID:UIB7Aj5bO
>>37 俺も消してしまったが、彼の心は消してない。因みに彼のご所望は森×鶴だ。
>>39に崩壊因子が仕込まれとる!
ああ甘―――い!
機関の偉い人「それではB班の定期報告を頼む」
森「は。新川、お願いします」
新川「は? 私でごさいますか? ……多丸さま、よろしくお願いいたします」
多丸(兄)「んな!? 私ですか? 弟、頼む」
多丸(弟)「こういう時ばっかり僕に振らないでくれよ! 古泉、よろしく」
古泉「…………。ここはやっぱり上司である森さんが――」
新川「その通りですな!」
多丸(兄)「いや私もそれを言いたかった!」
多丸(弟)「よく言った古泉!」
森「…………」ギラン
古泉「やっぱり僕が! 僕が言いますから! すごく面倒だけど言いますから!」
偉い人(……こいつらやっぱアカン)
企画で燃え尽きた俺・・・・
暫く読み手に回りますノシ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:11:49.22 ID:kBIfZQQI0
保守
ほしゅ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:25:46.21 ID:4qsahsA+0
風呂に入る前保守age
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:27:14.25 ID:zXluJeD00
俺も風呂いてくる
保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:31:00.53 ID:UIB7Aj5bO
親がダウンしたり、買い物行かされたり、メールがわんさかきたり、今日に限ってお題を進める障害があるのは何故だ?
という保守
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:34:12.11 ID:UIB7Aj5bO
図書館 熱湯 化粧書き終わりました。
せっかく、もらったお題ですが組み合わせが難しく
一部にちょこっと入れる感じになってしまいました。
投下しても大丈夫ですか?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:40:07.36 ID:8sGrmuNU0
カモンレッツSS
>>53 俺は前にそう聞いて「ダメ」と言われたがそんなこと言わん
かもん
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:42:11.11 ID:dFC3htnhO
>>55 言われたときの状況が激しく気になる。
そんなに駄目なことだったんか?
有希化粧
季節は冬。
俺達は今高校3年の残り少ない時間を過ごしている。
さて、いつも通り部室にいるわけだが、微妙に違う部分がある。
ハルヒはネットサーフィン。朝比奈さんは編み物。古泉はひとり将棋。
長門は読書・・・なわけだが俺の膝の上に座って読んでいる。
説明しようではないか。
俺と長門は今ラブラブな恋人同士なのである。
こんな状態なのだから、もちろんSOS団全員知っている。
今の長門は普通の人間の女の子と、何一つ変わりがない。
ある日のこと
長門がこんなことを言い出した。
「情報統合思念体が進化の可能性、それが何かを理解した。それをダウンロードする」
数秒後「終わった」という長門を見ると、あまり変わった印象は受けれなかった。
しゃべり方は変わらない。
でも、今までとは明らかに違い、長門自身がやわらかくなった気がする。
翌日からわかったのだが、呼びかければ誰にも返事もするし
ハルヒに反対意見を言ったりもするようになったのだ。
告白も長門からされた。
いつかのように呼び出され公園へ行った俺に、長門が抱きついて来た
「あなたが好き」と、若干泣いているかのように小さな声で言ってきた時にはびっくりしたが
俺は強く長門を抱き、「俺もだ」と答えた。
説明終わり。
そして、今に至る。
長門の熱望により、俺と長門は卒業後結婚することになっている。
俺は断る理由がないし、こいつの頼みは断れるわけがない。
ハルヒ「今日はもう解散ね!有希が本閉じてくれないから、時間過ぎちゃったわ」
長門「わたしは、キョンといると時間を感じないから・・・」
みくる「ヘッキシ」
こんな会話をできるまでになった長門を、ハルヒも朝比奈さんも古泉も今まで以上に
優しく接してくれてると思う。
ハルヒ「そうそう、明日は市内探索だけど、有希とキョンのペアは決まりだからね!」
俺はハルヒを見た。軽くウィンクで返してくれた。お前も変わったなハルヒ
そして、次の日
ハルヒは俺におごらせることもなくなった。
なぜなら、長門と俺がいつも一緒に来るからである。
付き合い始めてから、週末はうちに泊まるようになった。
親も長門を受け入れてるし、妹も前より寄り付かなくなった。中学生になったからか
ハルヒ「じゃあ、キョン達は図書館の中を調べてきなさい!私たちはあっちよ!」
古泉「では、お昼に」
朝比奈さんも笑顔で手を振りながら、ハルヒ達について行く。
キョン「じゃあ、行くか」
長門「うん。」
図書館へ行く途中、俺は長門に聞いてみた
キョン「新婚旅行はどこ行きたい?」
長門「国内がいい。」
キョン「温泉の有名なとこでも行くか?」
長門「行く」
こんな会話をしたりしてるうちに図書館到着。
>>57 いや、状況と言われてもただ「SS完成しました。投下おkですか?w」って聞いてみたら
一人がノリっぽく「ダメ」って言っただけだw
まぁ、その日は結局投下できなかったんだけどw
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:44:10.08 ID:8sGrmuNU0
なんとなくこう
いい?って聞かれると
ダメって答えたくなる心理
「よぉキョン、隣りいいか?」
「ダメだ」
「すまん」
俺はいつもどおり、椅子に座って適当に本を読んでいる。
トントン
肩を叩かれた。あれ?長門どうした?
長門「有希って呼んで。行くのはここがいい」
前者はともかく、長門は旅行雑誌を持っていた。
『マジ熱い!女性に大人気47度の熱湯温泉!どんだけぇ』と書かれた所を指差している
キョン「有希、ここがいいのか」
長門「うん。肌つるつるしたい。」
今でも十分つるつるなんだけどな。
キョン「じゃあ、これは俺が借りておくから、好きなの読んでこいよ」
長門「ありがとう」
この市内探索から3ヶ月後
俺と長門の結婚式の日
控室へいった俺は結婚式当日に死ぬところであった。
そこには、きれいな化粧と美しい雪のように白いドレスに身を包んだ有希の姿があった。
長門「化粧初めてした」と頬を赤くする有希。似合ってるぞといった俺に有希は
周りにメイクさんたちがいるのに、キスをしてきた。俺も気にならないぞ。
式場に入るとハルヒ 古泉 朝比奈さんをはじめたくさんの人が来てくれた。
しかも、この式場は鶴屋さんが無料で貸してくれている。
俺は来てくれた人たちに、頭を下げながら進んでいく。
少しして、有希が来る。ハルヒ達にお祝いを言われ恥ずかしそうに歩いてくる。
神父さんが言うことを、真剣に聞く俺と有希。
「では、誓いのキスを」向かい合う。有希の顔を出す。やっぱりお前はかわいいな。
10秒くらいの長めのキス。有希は恥ずかしそうだったが、俺は気にしなかった。
式が終わり、外へ出る。入口の所にある階段の下にみんながいたので俺は
いちばん上で有紀を、お姫様だっこし宣言した
俺はこいつを幸せにする!
しばらくロムろうかな。
ネタがもうないや。 ヘッキシ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:45:11.09 ID:dFC3htnhO
支援
有希化粧とわ…またおつなマネを…ww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:47:01.86 ID:N81pLv9Y0
1レス目だけ見て言う。
揚げ足取るようで悪いけどキョン達が3年ならみくるはもう卒業してるはずじゃ?
お詫びにちょっと吊ってくる
>>65 うはwwすっかり忘れてたぜww
俺が代わりに吊ってくるよ
>>66 いやいやその必要はない。内容は…すごく…GJです
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:49:15.10 ID:1/iXvojmO
「彼が涼宮ハルヒの鍵です」
5月。桜も散り新緑の美しい季節。私は『彼』を知った。
古泉「極普通の高校生のようですね」
「紛れもない極普通の高校生で有りましょう」
髭の紳士は答える。
「しかし『彼』と出会って涼宮ハルヒの意識は一変した」
古泉「閉鎖空間の発生率。涼宮ハルヒの精神の安定」
隣にいた小柄な女性が語る。
「さらに今、涼宮ハルヒは未来人と宇宙的存在とも接触している。アチラからのアプローチではなく『彼女』自らが接触と言う形で。そこであなたの出番。」
古泉「僕が機関代表として『彼女』と『彼』に接触。他の組織に出し抜かれないように。また世界安定の為にデスか」
「そう。頼んだわよ。他に遅れを取るワケにはいかないの」
古泉「全ては涼宮ハルヒの望んだ世界…ですね」
「利用出来るモノは利用しなきゃね」
これが初めて『彼』を認識した日の出来事。これが『僕』の北校へ訪れた日の使命の始まりだった。
コレだけ書いて保守なんて逃げ言葉かな?
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:49:31.78 ID:zXluJeD00
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 22:53:38.89 ID:zXluJeD00
風呂上がりの火照り冷ましにお題くださいな
>>76 長門の披露宴のシーンを数週間考えつづけてるなんてとても言えないんだぜ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:01:12.94 ID:UIB7Aj5bO
>>63 流れが速いwwそしてクシャミだけの人がw
だがタイトルがいい。中身もいい。
GJ!
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:01:25.21 ID:zcPdFThE0
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:04:37.59 ID:zXluJeD00
>>81 鶴屋さんの風呂上りシーンを期待してたのにw
>>78 俺はどうも長くするとgdgdになっちゃうんだ
感想サンクス!
>>81-82 鶴屋さんの風呂あがり期待してたww
じゃあ、誰でもいいんだぜ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:08:47.24 ID:zXluJeD00
>>82 そ の 手 が あ っ た か
ちょっと書き直してくる
>>82 鶴「いい湯だったにょろ〜」 とかいうのを期待していた
ほしゅ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:12:25.43 ID:wVE5CGXk0
鶴屋さん大人気!!!
『めがっさ嬉しいさ』
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:13:16.11 ID:dFC3htnhO
風呂入ってたら出遅れたwwww
俺も長門と結婚してぇーーGJ!!最高だぜ
「涼宮さんにあやまってくださいね」
「どう考えてもアレはハルヒのほうが悪いだろう!!」
「ですが閉鎖空間が・・・」
いつもこれだ。
どんなにハルヒが悪くてもおれが謝らなくちゃいけない。
正直、疲れた。
「・・・どうしました」
「いや、なんでもねえよ」
「とにかく、謝ってください」
「・・・わかったよ」
「・・・というわけで明日朝5時に集合ね」
「いいんじゃないか、おれはやるぜ?」
部室にいる全員は俺の発言に驚いている。
「どうした?」
「どうしたのよ、キョン。あんたがそんなに素直に賛成するなんて」
「別にいいだろ。お前のやることに賛成したんだから。これからも賛成するぜ?」
「もういいっ!!解散!!」
おいおい、明日いつ集合すればいいんだよ。
「どうされたんですか、あなたらしくない」
「何がだ」
「涼宮さんの言うことに素直に賛成されるなんて」
「どうせ反対しても一緒だろ」
「ですが・・・」
「喧嘩したらどうせ俺が謝ることになるんだ。疲れたよ、もう」
「涼宮さんはそれを望んでるわけではありません」
「気付いたんだよ。お前みたいにヘラヘラしてハイハイ言ってれば楽だって」
古泉がまだなんか言ってるみたいだが、どうでもいい。
これからはハルヒに従おう。
ハルヒのいうことに反対はしない」。
もう、疲れたんだ。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:21:22.85 ID:dFC3htnhO
し
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:21:43.25 ID:7xTcO3WMO
保守
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:25:11.42 ID:zXluJeD00
鬱な予感
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:30:35.54 ID:dFC3htnhO
あれ…?爆撃がやんだ
うおおお今日は何故か次々とアイデアが浮かんでくる。
中盤鬱な内容になってしまっているが、ハッピーエンドに繋げてみせるぞ。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:31:58.69 ID:7C+TeqczO
これは…投下してもいいんだろうか?
>>44 それどころか読む気さえ無くなってしまった俺参上……ログだけは取ってるんだが。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:32:38.48 ID:dFC3htnhO
>>94 wktkしてるぞ!!
終わりよければ全てよしだwww
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:33:41.97 ID:8sGrmuNU0
>>98 おお、それもいいかもな…悩んできた
どっちにしようか
保守
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:34:31.10 ID:dFC3htnhO
>>95 少し…微妙な雰囲気だww
嵐の前の静けさのようにww
うはww俺詩人www
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:36:22.60 ID:7C+TeqczO
続きないみたいだから行ってみる。
>>27でお題募集したモンです。2レス貰います。
お題は
>>33機関の会議
>>35もみじ狩り
>>36 どうやっても混ぜるの無理だった。本当にすいません。
「……という訳で、次のSOS団の皆様へのイベントは『もみじ狩り』ということに決定しました」
議長の新川の一言で本日の会議が終わる。
本日の議題は聞いての通り、涼宮ハルヒを始めとするSOS団の皆様への接待内容についてです。
しかし…。
「……もみじ狩り?」
「どうかしましたか、森さん?」
「古泉…いえ、先程の会議の内容について少しだけ」
…恥ずかしながら、私は海外での傭兵生活が長かったので、日本の文化についてはかなり疎いのです。
日々勉強はしていますが、こういう方面になると全くついていけません。
…もみじ狩り…一体どんな娯楽なんでしょうか?
恥を忍んで、もみじ狩りについて尋ねてみようと思っていると、饒舌な若い部下は一人で語り始めた。
「あぁ、楽しみですね、もみじ狩り」
もみじ狩り…そう、『狩り』と付くからには、やはり狩猟の類と見て間違いありませんね。
「今回行く場所は山一面が全てもみじの素晴らしいポイントらしいですよ」
な…!?山一面ですって…!?
『もみじ』という生物についての知識はありませんが…それだけ数が多いとなると万が一に備えて重火器…それに爆薬やトラップの類も必要かも知れません。
「実は結構好きなんですよ、僕。無数に舞い散る赤、紅、朱…非常に楽しみです」
舞い散る赤…?それは…つまり血しぶきのことでしょうか?
それにしても、古泉…血を好むタイプだなんて意外ですね…戦場では早死する危険なタイプです。
>>104 「そうだ。山登りですし、これを期にアウトドア用の装備も少し新調しよう」
…山?…ということは山岳戦の重装備が必要ですね。私も装備を新調しなくては…日本では揃わないでしょうから、中東の知人にお願いしてみますか。
頭の中で必要な装備をリストアップしていると、危機感のない笑顔で古泉は笑い掛けてきた。
「楽しみですね、森さん」
「…楽しみにするのはいいですが、そんな心構えでは命を落としますよ?」
「…は?…あぁ、確かに山ですから危険は付きものですね」
「私はこれから必要な装備を揃えてきます…まずはライフルを…」
「…は?ライフル?」
こうして考えると準備期間が短い…一分一秒が惜しいですね。
「古泉、明日から私は狩りの準備のために休みを取ります。では、また作戦の日に」
「作戦…?って、ちょっと森さん!?」
さて、もみじ狩りの当日。私は一ヶ月間の山岳戦に耐えうる装備を整えて、機関メンバーの集合場所に向かいました。
……そして、そこで初めて『もみじ狩り』の真実を知りました……。
……多丸兄弟と新川の微笑ましいものを見る視線がとても辛かったです……。
……取り敢えず、涙を流しながら笑い続けている古泉…次の訓練の時に覚えておきなさい。
End
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:44:32.26 ID:zXluJeD00
>>105 GJ
ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwww
さて風呂上り鶴屋投下
今日は無理にでも甘いのにもっていってしまう自分が情けない。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:44:37.73 ID:7C+TeqczO
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:44:56.35 ID:8sGrmuNU0
俺もガキのころ同じようなこと思ってたわwwwwwwwwww
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:45:21.36 ID:zXluJeD00
「ふぅ〜めがっさ気持ちいいさ〜」
遠くから鶴屋さんの声が聞こえる。
なんで俺は今こんなとこにいるんだ?
はい例によって回想シーンへ行こうか。
・・・・・・
・・・
・・
俺はいつものように学校へ登校し、いつものように部室へ行った。
朝比奈さんが着替えてないかを確認すると、俺は部室に入った。
・・・誰もいない。おかしいな?ハルヒは教室にいたはずだが・・・
「おー!キョンくんじゃないっかー」
後ろから鶴屋さんが入ってきた。
「おろー?他の皆はどこにいちゃったのかなっ」
ええ、それが・・・皆いないんですよ。
「そうかそうかっ!じゃあ今日はキョンくん1人なんだねっ?」
えー・・・多分そうだと思います。
「じゃあ、うちにくるかい?ご馳走するっさ!」
相変わらずハイテンションな人だ。
俺は鶴屋家のご馳走を思い浮かべながら返事した。
よろしいんですか?
「いいっていいって!私も暇だしー」
そうして俺は今、鶴屋邸へお邪魔している。
鶴屋邸のご飯はおいしいってレベルじゃなかった。
焼肉はとろけるほど柔らかかったし、蟹は言葉で言い表せないほど美味しかった。
そうして腹が膨れた俺と鶴屋さんは、いろいろ喋ったりしてたのだが・・・
鶴屋さんは風呂が早いらしく、
「そろそろお風呂に行って来るっさ!」
といって行ってしまった。 ―回想終わり
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:45:52.07 ID:zXluJeD00
・・
・・・
・・・・・・
というわけだ。
鶴屋さんは風呂に行ってしまい、俺は一人ぼっちになった。
遠くから時々鶴屋さんの声が聞こえるが、それでも寂しい。
俺は床でゴロゴロしていたが、いつのまにか眠ったようだ。
「・・・くん・・・・ョンくん・・・・キョンくーん!朝っさー!」
俺は大きな声に吃驚して飛び上がった。
冷静に状況を判断する。
ここは鶴屋邸、そしてまだ夜。
そして目の前には・・・バスタオル1枚の鶴屋さん・・・・・・・・。
「あはははははー驚かしちゃったかなっ?」
そりゃ驚きますよ・・・目の前にバスタオル1枚の美人が・・・
「いやーうれしいこと言ってくれるじゃないのっ!いい湯だったよ〜」
そういうと鶴屋さんは速攻で服を着て戻ってきた。
じゃあ俺はそろそろ・・・
「あの・・・キョンくん?」
鶴屋さんが珍しく気弱そうに話しかけてきた。
「私・・・実はキョンくんのことが・・・」
『おーい!キョン!なにしてんのー!』
外からハルヒの大きな声が聞こえる。
図々しく中に入り込んできている。立派な不法侵入である。
「なにしてんのキョン!探したわよ!」
もう8時なのにか?こいつは・・・
「なにいってんの!必死で探したんだから!」
俺とハルヒが口論を繰り広げている間に、俺は思い出した。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:46:16.72 ID:zXluJeD00
そういえば、さっきの鶴屋さんの話ってなんだったんです?
「えっと・・・ま、また今度話すっさ!」
なぜか汗をかいている鶴屋さんをよそに、俺は家へ帰った。
なんだったんだろうな・・・あの話。
俺のことが・・・なんだろう。まあいいか。
風呂上りの上気した鶴屋さんも可愛かったな。と思いつつ俺は眠りについた。
一方鶴屋邸
「はぁ・・・今日も伝えれなかったっさー・・・
折角のチャンスだったのになぁ・・・
まあいいか!またチャンスはくるっさ!
今度こそ・・・キョン君に言うぞ!
『私・・・キョン君の事がめがっさ好きっ』ってね!」
―fin
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:46:37.52 ID:zXluJeD00
end
やっぱ無理やり甘くなるのはいかんね
>>105 GJ!!久しぶりに機関メンバーだな
しかし、もみじ狩りを本当に何かを狩るって勘違いしてる話を最近どっかで見た気がするんだが、だれか心当たりないか?
ちょリロってなかったw
いいねw鶴屋さんGJ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:47:23.63 ID:dFC3htnhO
うはwwもみじ狩りがこんなものになるとわwwwGJー
>>113 リロ忘れorz
乙でした。めがっさ良かったよ
>>105 ちょwww森さんwwwww
GJでしたー
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:52:53.22 ID:7C+TeqczO
>>113 GJ!もっと甘く、俺の脳を切り替えてくれ!
>>114 昔からよくあるベタなネタだからなぁ…。
こういうベタな話しか書けないけど、そういうのがたまらなく好きなんだw
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 23:54:36.15 ID:wVE5CGXk0
妄想森さんと内気な鶴ちゃん。
寝る前にはちょうどよろしいですな。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:00:08.89 ID:fyvx06/xO
あのキレ気味キョンはいずこへ…?
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:03:05.12 ID:YniMlBQOO
うわ…誤字あった…
>>105 これを期に× → これを機に○
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:08:28.03 ID:u/roqo6m0
この物語は中盤鬱展開ですが、最後にはハッピーエンドに繋げてみせるので許してください。
…ちなみに、今日の段階ではまだ完成してません。鬱展開のまま今日は終わりそうなので、鬱が苦手な人は見ない方がいいかも…
まぁ、軽度の鬱なんですがね。あまり見直してないので誤字脱字があるかもしれません。それに少し長いです。
それで、(途中までですが)投下おkですかね?
この物語は中盤鬱展開ですが、最後にはハッピーエンドに繋げてみせるので許してください。
…ちなみに、今日の段階ではまだ完成してません。鬱展開のまま今日は終わりそうなので、鬱が苦手な人は見ない方がいいかも…
まぁ、軽度の鬱なんですがね。あまり見直してないので誤字脱字があるかもしれません。それに少し長いです。
それで、(途中までですが)投下おkですかね?
「キョンくん、話があるの。」
突然の事である。朝比奈さんがやけに真面目な顔で話しかけてきた。俺が感じた驚きは二重のものだった。その真面目な顔と、未来の朝比奈さんの姿を垣間見ての驚愕だ。
「これから話す事は禁則事項に含まれるから…心して聞いてね。」
少し前文の説明が足りなかったからちょっとばかし説明しておこう。いつもの登校をし、いつもの授業を受けていつもどおーり部室に行って扉を開けるとこのような事になったわけである。
しかしまた朝比奈さんの大人(…だよな)姿を見れるとは、歓喜の極みである。…さて、さっきの続きだが。
「禁則事項を俺に話したりしていいんですか?」
「…本当は上からの了承は得てないの。でも、絶対に伝えなければいけないと思って。」
いつも隅で本を読んでる長門が居ないところを見ると…
「席を外してもらったわ。古泉くんは探しても居なかったから…もしかしたら部室に来るかもしれない。」
「きっとバイトか何かなんですよ。じゃあ、場所を移しましょうか?」
「そうね、ここでは少しマズいかも。」
俺はいつぞやの食堂の屋外テーブルに行き着いた。古泉と話した場所だったか。
朝比奈さんをイスに座らせて、自販機に向かいコーヒーを2つ持ってくる。よし、我ながらスピーディなセッティングだ。
「それで…話とは?」
「ええ、それが…その…いえ、率直に言います。」
急に敬語になった朝比奈さんの口調は、俺を緊迫の表情度を何十%かアップさせた。
「そうしてくれた方が助かります。」
「キョンくんは…明日から自分の部屋に引き篭もってしまいます。」
「…は、はあ?」
「信じられないでしょうが信じてください。未来から見ているんですよ。」
「それはそうですが…冗談じゃないですか?」
「わざわざこの時間平面まで来て冗談を言う理由はありません。」
「そうですね…でも、今ここで言ってしまったら…」
そうにはならないんじゃないだろうか。もしこの話を聞かないで過ごしていた俺が明日ヒッキーになったとしても、今の俺がこの話を聞いてしまった以上、そうにはならないはずだ。
「こんな話を聞いたら…そうにはならないんじゃないかって、そう思ってるでしょ。」
「え、ええ…はい。」
さすが朝比奈さんだ…俺の心の中もお見通しってことか。おっと、ここで紅潮するのはおかしいぞ俺。
「それにまだ続きがあるんです。」
「なんですか?」
「今日から三日後…あなたは死にます。」
俺はこの言葉を怪しい占い師から聞いたとすれば胡散臭くも思うが少しは驚くだろう。そしてその三日後にはビクビクしているかもしれない。
だがこの可愛らしさに大人の色っぽさが加わった超美人に告げられても緊張感というものがない。ああ、この人は未来人なんだっけ。
「でもそれもさっきと同じで…」
「簡単に考えるとそうです。でも、前に話したでしょ?時間というのはその時間ごとに区切られた一つの平面を積み重ねたものなんだって。」
「ああ…話してもらった記憶はあるんですが、残念ながら内容までは…」
「だと思いました。じゃあ今一度説明しますね。時間と時間との間には断絶があるから時間と時間には本質的に連続性がないの。」
よし、今のところはなんとか理解できる範囲内だ。俺の頭はなかなかこういう話に対処できる頭に進化したようだな。
「時間は連続してないから、仮にわたしがこの時代で歴史を改変しようとしても、未来には反映されなくて、この時間平面上のことだけて終わってしまうの。パラパラマンガを例にだして説明したっけ。」
…なんとなく分かったぞ。
「つまりはそういうこと。」
「つまり…どういうことですか?」
「…ええっと、今回のものは少し異例になるけど、確実に明日引き篭もるという事に対処はできない、ってこと。」
「な、なるほど。」
とりあえず相槌をうっておく。
「だからわたしは…この事だけを伝えに来たの。用は気を付けて、ってことね。」
今の言葉と明日の件と3日後の件だけ言えば1秒とかからずに俺は全て理解できたけどな。
「それじゃあ時間がないから。ごめんね、じゃあ。」
「はい、わざわざありがとうございました。」
まったく、朝比奈さんには悪いが部活――とはいえないか――の最初から奇妙な話を聞かされたもんだ。
俺が引き篭もる?俺はそこらへんのオタクとは違う。今考えてみれば、朝比奈さんも失礼なことを言ったもんだ…まったく。
【キョン視点→長門視点にチェンジ】
朝比奈みくるとの話が済んで彼が部室に戻って来たのを見たわたしは彼と同じく部室に入った。
「おう長門、部室に居ない間何してたんだ?」
「…読書。」
「またか…お前はいつも本を読むことしかできないのかね。」
…少し彼の様子がおかしい。いつもより眉毛の角度が2度急になっているのを確認。
わたしはいつものパイプ椅子に座って読みかけだった本を読む。
「ずっと本なんか読んでて何が楽しいんだか…」
そう言って彼は団長席にどすっと座ってパソコンを立ち上げた。
「…何の本読んでんだ、長門。まぁ聞いてもどーせ忘れるだろーがな。」
…わたしは喜怒哀楽中の怒の感情が表れていることを観測。彼にも、わたしにも。
後の一言がシャクに触ったわたしは、無言でその場をやりすごうとした。
「………」
「…おい、無視かよ長門。」
「………」
「…あーあ、ほんとにつまんないな。」
そう言って彼はパソコンのディスプレイに視点を移して黙々とパソコンを弄り始めた。
…わたしの心の中に、喜怒哀楽中の哀の感情を観測。
【長門視点→キョン視点にチェンジ】
朝比奈さんは変な事言い出すし、長門はシカトするし…もう、なんなんだ。
すると「MIKURU」というフォルダが目に入る。ああ…朝比奈さんの画像集だったか。…いらないな、もう。
フォルダを掴んでごみ箱へ持っていく。その後に「ごみ箱を空にする」を選択。これで削除完了だな…
「ご、ごめんなさぁ〜い…ちょっと学級の仕事で遅れちゃって…。」
部室に朝比奈さんが入ってきた。…未来の朝比奈さんを見た後だからなのかは分からないが、あの喋り方がちとシャクに触った。
「あのキョンくん…メイド服に着替えるから…外へ」
「そんなの、着替えなくても大丈夫ですよ。」
「え…?で、でも涼宮さんが…」
「いつまでもハルヒに縛られてどうするんです。もっと自由に生きていきたいとは思わないんですか?」
「ふぇ…お、思います…けど…」
「けど?」
「ふぇ、ふぇぇえ…」
朝比奈さんは涙目になりながら部室を出て行った。ふん、涙もろいにも限度がある。
【キョン視点→古泉視点にチェンジ】
いやあ、緊急の機関内での会議があったから遅れてしまいました。きっと涼宮さんたちもお怒りになられることでしょうね…
そんな事を考えつつ、僕は部室のドアを開けました。
その瞬間に、「ふぇ、ふぇぇえ…」と涙目になりながら部室を出て行く朝比奈さんと遭遇。話しかける事ができない程そそくさと去っていきました。
部室の奥を見ると彼が座っていました。…眉間にシワを寄せているところを見れば、もしかして朝比奈さんと喧嘩を…?そんなまさか。
「どうしたんです、朝比奈さんと何かあったんですか?」
「…別になにもねぇ」
「じゃあ、何故彼女は泣いていたのですか?」
131 :
サボテンの棘は折れやすい。:2007/09/12(水) 00:11:41.07 ID:hc/eIC5NO
砂漠に生きる動物の水源は何だろう。勿論雨もそうだが‥知ってるか?サボテン食べる動物も中にはいるんだぞ?
彼等はその鋭利な棘をもろともせずサボテンを食べる。まさしく生きるためにな。逞しい事よ、砂漠の世界。
俺が何故こんな身も蓋もない事を言っているのか。それはいつも目にしてるからさ。部室にいるサボテン女をな。
「この‥‥アホバカエロキョン!今度という今度は死刑よ!死刑!これ見よがしに校庭で公開処刑にしてやるわ!」
俺を引きずって本当に校庭に向かうハルヒ。最近ハルヒは真っ赤になって俺を怒鳴りつけた。「もう一回いったら死刑」
「次は罰金十倍」というカンジだ。死刑も罰金も回避したいのでいつも謝って済むのだが‥今日は虫の居所が悪かったらしい。
「さぁキョン。覚悟はできてるかしら?できてなくても関係ないけど。今から『地獄の坂道ピョンピョン兎跳び大会』
の開催を宣言します!エントリーNo1番、キョン。以上!出場者はあんただけよ!後、棄権と病欠と怪我の退場はなし!」
ハルヒが棘を剥き出しにしている。なんだって俺が、この坂を兎跳びせにゃならん。しかも人道に反する無法者ルールで。
「なぁハルヒ。一昨日お前と探索した時、一緒に走り回りすぎて足が痛いんだ。機嫌直せよ。可愛い顔が台無しだぞ?」
ピキッと擬音が聞こえる位にハルヒは固まった。そしてブリキ人形のようにギクシャクとこちらを向くハルヒ。
何だよ。今度は坂落としとか言わないだろうな。しかし、俺が思っていたような言葉はハルヒの口からは出なかった。
「もう一回‥言ってみなさいよ。」
あぁ。俺は死ぬ。朝倉や神人ではなくハルヒに絞め殺されて。喉に水分がなくなる。ネチネチした何かが喉に引っかかってる。
「えぇ〜‥ハルヒ。一昨日探索した時、走りすぎて足が痛い。‥‥機嫌直せ。」
「一文抜けてるわよ。」
俺はそれしか言ってないような気がする。なんだ?俺は、思い出せないから言ってみてくれとハルヒに伝えた。
「バカキョン!そんなの言えるわけないじゃない!嬉しかった言葉は口から逃げていっちゃうんだから!」
ハルヒはそう言って校舎へ走っていった。俺は溜息をついて校舎に戻った。昇降口の鏡の向こうで、なぜか俺が笑っていた。
俺の心と体に、ハルヒが癒しを与えたからなのだろうか。ハルヒが見せた、あの潤沢な笑顔が。
END
「朝比奈さんが勝手に泣いたからだ。」
「だから、その原因は……」
「お前には関係ないだろ!」
「………」
これは驚きました。あのいつも冷静(?)な彼が…まぁこんな日もあるのでしょう。こういうのは一人にさせておくのが一番です。
「…すいません、僕はそんなつもりで聞いたわけじゃ」
「うるせぇ!俺はもう帰る!!」
…謝るつもりが、逆に彼を怒らせてしまった様子。不覚…です。
「待ってください、ここは落ち着いて…」
「黙れって言ってるだろ…」
「……そういうわけにはいきません。」
「だからお前には関係ねぇんだよ!!」
【古泉視点→ハルヒ視点にチェンジ】
はあ…くだらない岡部の話に付き合わされたわ。何よ、着替え中にトイレに行きたくなったから下着姿でトイレまで行っただけじゃない!何なの?あの長ったらしい説教は。
まあいいわ、今日もみくるちゃんでストレス発散するから。さっさと部室に行きましょーっと。
あたしが部室の扉を開けようとしたら、勝手に扉が開いた。え…あたしって、遂に超能力を使えるようになっちゃったの?
でも、そうじゃなかった。扉が開く前に確かにキョンの声が聞こえたもの。
関係ねぇ…とか言ってたのを覚えてる。どっかの芸人でも真似してるつもりかしら。
だけどあたしは驚いたわ。今まで見たこともないほど恐ろしい顔をしたキョンが出てきたんだもの。
「……邪魔だ」
「え?あ…えっと…」
驚きすぎて言葉が上手く出てこなかったわ。そのままキョンは生徒玄関に向かって去っていったの。
「ちょっ…ちょっとあんた!!勝手に帰るなんて許さないわよ!?」
あたしの声はキョンに届いてたはずだった。でも、キョンは全然振り向いてくれない。…何なのよ、これ。
「涼宮さん、こんにちは。」
「ああ、古泉君。キョンの奴、どうしたの?」
「…僕が来た時にはもうあの態度でしたよ。」
あたしは古泉くんからみくるちゃんの事とか、さっきまでの出来事とかを説明してもらった。
「もう…みくるちゃんを泣かすなんて、ほんっと無礼な奴ね、キョンって!!」
「まあ彼にも何かがあったのかもしれませんし…」
「有希は?何か知ってる?」
「……彼は怒っていた。」
「そ、それは分かるわよ。原因とか分かる?」
有希は横に首を振った。んもうっ、キョンったらほんとどうしたのかしら。
「ま、いいわ!キョンも明日になれば機嫌が戻ってるでしょ。今日は解散!」
「了解しました、団長様。」
「…了解」
その日はそれで終わった。…キョン、大丈夫かな。
【ハルヒ視点→みくる視点にチェンジ】
何故かキョンくんに怒られたその日、家に帰宅すると机の上に一枚の置手紙がおいてありました。何々…?
『わたしは、あなた【朝比奈みくる】の未来の姿です。きっと信じられないでしょう。でも、その証拠に
あなただけしか知らない事を言い当てます。ずばり、あなたは今、抱き枕のぬいぐるみの首を絞めた状態が
一番寝やすい体制でしょ?わたしの過去がそうだったから、分かるの。』
ふぇ、ふぇぇぇ…!?な、なんで知ってるんですかぁー!?
『じゃあ、本題に移ります。あなたの知り合いのキョンくんは、明日自分の部屋に引き篭もってしまう
可能性があるの。そしてそのままいけば、彼は今日から3日後に死んでしまうわ。』
え、ええ!?キョンくんが…!?
『だからあなたに教えておくわ。これから起こり得る事、そしてこれからどうすればいいのか。』
やっぱりわたしが未来人だから…未来のわたしが伝えに来てくれたんですね。ありがとうございます、わたし!…な、なんか違和感がありますぅ…
何だか禁則事項に引っかかってそうな内容だけど…いいのかな。とりあえず、明日はわたしが頑張らなくっちゃ!
【みくる視点→キョン視点】
………なんだよ、高校生活ってのはこんなにつまらないもんだったのかよ…。
だいたい『SOS団』なんてガキみたいな事よく今までやってきたな俺…自分に尊敬しつつ軽蔑するね。
はあ、くだらねぇ…朝比奈みくるも長門有希も古泉一樹も涼宮ハルヒも…!!くだらねぇ…!!
何が未来人だ…何か宇宙人だ、インターフェースだ…何が超能力者だ、変な所でしか使えないくせに…!!!
…事の発端はあいつだったか、涼宮ハルヒ…とんだ自己中女だ。少し顔がいいからって調子に乗りやがって…何がキョンだよ!!変なあだ名で呼びやがって…
「キョンくーん!ごはんだよー?」
…妹の声がする。そういえばあいつだったっけか、キョンというあだ名を広め始めたのは。
「キョンくーん!!」ガチャガチャ
ドアを開けようとしても無駄だ。厳重に鍵をかけてあるからな。
「キョーンーくーん!?いないのー?」
「しつこい…」
「あ、キョンくん寝てたの?ドア開けてよー」
「今日は晩飯はいらない。もう話しかけてくるな。」
「…変なキョンくーん。」
邪魔者は追い払った…これで俺は独りになることができた…。もう誰にも邪魔されない、俺だけの時間…っくくく…はははは。
【キョン視点→ハルヒ視点】
…結論から言うと、今日キョンは学校に来なかった。まだ怒ってるのかしら…
「キョン、風邪でも引いたのかねー、馬鹿は風邪を引かないっていうのに。」
「谷口、それはきみが言っていい台詞じゃないと思うよ。」
「な、なんだと国木田ぁー!」
谷口や国木田もどこか寂しそうだったわね。あいつが風邪なんか引くわけないじゃないの。
そのまま放課後になって、欠席の一人を除いたSOS団の4人が集まったわ。
「キョンの奴、学校休んだのよ?しかも無断で。信じられる?」
「…そうですか、結局彼は来ませんでしたか…」
「…やっぱり…!」
「え?みくるちゃん、やっぱりって?」
「あの、その…昨日、わたしの机の上に誰かの予言が書かれた紙があったんですぅ…」
「何それ、みくるちゃん!詳しく教えなさい!」
今日はここまでしか書けていません。自分の文章書きスピードの遅さをお許しください…
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:16:20.85 ID:hc/eIC5NO
申し訳ない。投下中とはしらなんだorz
しばらく吊ってくるノシ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:17:34.14 ID:T0xhOIzt0
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:17:44.37 ID:ChATw7220
乙でした。
明日を楽しみにしてます。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:18:38.28 ID:HVEg0jLF0
なんというか視点変わりすぎだな
【キョン視点→ハルヒ視点】とかはつけずに文体だけでわかるようにすればいいんじゃないかな
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:18:51.22 ID:YniMlBQOO
乙です。続きの投下待ってます。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:23:49.72 ID:+VfuzqEv0
乙です!続きが楽しみ
>>137 どんまい。結構好きな甘さでした。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:25:57.88 ID:fyvx06/xO
>>126の最初の4行は気にしないでくださいww
>>137 いえいえ、自分が長ったらしいSSを投下していたから…。
>>138 ありがとうございますw
それと、なんかPCが一時的にバグったので再起動しましたのでIDが変わってます。
鳥つけてるのはそのためです。
>>140 アドバイスありですwじゃあ続きからは【】なしでいきますねw
>>140 別に読みにくいわけでもないから気にするほどでもないだろう
山のとこで視点変更が必要だけど、地の文の書き分けが難しいからそうしてるのかもしれんし
最近教科書文通こないね
いつまでもwktkしてよう
もし続きを投下する時、あらすじを見せる際にはどうしたらいいですかね?
もしかして、要らなかったり…?
>>149 まとめに上がっているなら、そのリンクを張ればいいし、
上げていないなら今すぐ上げて来るべし。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:40:05.29 ID:yWsCq/+c0
9月に入ってからの衰退がひどいのはなんでだぜ?
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:40:50.79 ID:hc/eIC5NO
>>149 投下する前に何のSSの続きか言えば、みんな大体察知してくれるとオモ。
一気に投下派だからよくわからんけど。
力になれなくてゴメスorz
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:41:03.44 ID:yWsCq/+c0
ってよくよく考えりゃ九月はまだ途中だもんな。
むしろ半分行ってないのにこの量ならこのペースで行けば先月上回るか
>>151 2007年9月は今日までの分しか集計できていないから。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:43:08.53 ID:fyvx06/xO
夏厨は消えたかwww
つか暇人だなwww
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:44:08.09 ID:KsT7C+dfO
どうも有希化粧書いた者です。携帯から1レス
鶴屋さんの決意
『決めた!キョンくんに告白するっさ』
まずは、有希っこの力だね。
「有希っこ〜ちょっと来てにょろ〜」
教室にいる有希っこを呼び出すにょろ
長門「なに」
「明日の探索に私も混ぜて欲しいっさ」
長門「情報操作は可能。でもあなたが知ってるなんて…」
「にょろ〜ん。ついでにキョンくんとペア組みたいっさ」
長門「……それは」
「午前は私。午後は有希っこ。お昼は美味しいカレーおごるよー」
長門「わかった。」
放課後みくるにメールで呼ばれた。
「ハルにゃんなんだいっ?」
ハルヒ「明日鶴屋さんも探索しない?」
「いいよっ。おやすいご用さ〜」
翌日
ハルヒ「キョンと鶴屋さん。あたしとみくるちゃん。古泉くんと有希ね」
公園に着いた
川の流れる音 生い茂る緑 私の決意 彼に伝える
笑顔でうなずく彼がいる。笑顔で抱きつく私がいる。
もの凄く眠いんだけどとある事情でもう少し起きてなきゃいけないから眠気覚ましにお題キボンヌ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:44:45.98 ID:KsT7C+dfO
オチが微妙でごめんなさい
携帯だと行数がよくわからん
>>160 最後の2行がなんかカコイイっすねwGJですw
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:46:57.12 ID:fyvx06/xO
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:52:43.80 ID:9XaC7rQB0
俺もまとめにはうpしてないな・・・・
自分のサイトにうpるので精一杯だ・・・
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 00:57:03.56 ID:hc/eIC5NO
あ‥‥‥俺最近のお題wikiにっていうか、まとめスレに申請してない!
全部スレと一緒に垂れ流しだorz
文字通り千の風になって\(^o^)/
>>161 放課後の部室、私は涼宮ハルヒと朝比奈みくるの会話に耳を傾けていた
「みくるちゃんは1日何回歯磨きする?」
「わたしですかぁ?朝昼晩の3回ですぅ。」
「え?でも昼はどうすんのよ、学校でしょ?」
「歯磨きセット持参してるんですよぉ。」
「さっすがみくるちゃん!ウチの萌えマスコットは常に清潔であらねばならないのよ!」
「涼宮さんはどうなんですか?」
「あたしはめんどいから朝夜の2回ね。まあこれでも充分よ。……有希は?」
突然私に話をふられた。ウソをつく必要も無いので正直に答える。
「していない。」
必要が無いから。歯についた汚れなんて道具を使わずとも排除可能。
ところが、涼宮ハルヒと朝比奈みくるは驚いた表情を見せている。
「……ほ、本当ですかぁ?」
「……ダメよ!有希もかわいいんだから清潔にしないと!!
みくるちゃんこれ借りるわよ!さあ有希!今から歯磨き1時間!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……で、今もこうして座りながら歯磨きしてるわけか。」
「ふぉう(そう)」
「あーなんだ、必要ないのはわかるがこれからはウソでもいいからしてるって言おうな
いろいろ誤解されっから」
「わふぁった(わかった)」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:00:36.51 ID:fyvx06/xO
か、かわいい…
これはキョンが磨いてあげるパターンだなw
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:03:57.65 ID:KsT7C+dfO
こ…これは…GJ
>>147 ごめんなさい。
起承転結の転が上手くいかないんです……orz
気分転換に短編書いたらシリーズっぽくなってしまうし……
あと2、3話で終わりますのでご容赦下さい。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:04:54.02 ID:gHmAk1/L0
ハルヒかわいいよハルヒ
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:13:27.87 ID:l3XMmuXo0
さて、僕の視覚機能が正常で、網膜に映った像が視神経を通じて脳に行くまでに何らかの誤作動を起こしていない限り、
僕がいま見ているものは世界的にレアな代物だと思いますがどうですか?
長門さんが寝ている。
机に突っ伏すわけではなく、両の腕をスカートの上に乗せ、下を向いた状態でくぅくぅと寝息を立てています。
良く見ると薄い肩が呼吸に合わせて規則正しく、わずかに上下しています。
ところで、みなさんはコヨリというものをご存知ですか?。漢字で紙縒りと書きます。
読んで字のごとく紙に縒りをかけて細くしたものです。そして僕の視線の先にはティッシュボックスなるものがあるわけでして、
さらにその先には居眠り中の長門さんがいます。
僕はさっそく実行に移りました。
一枚ボックスから抜き取り、親指に力をこめる。
これはできる限り細く作るのがポイントですね。よし、完成しました。
音を立てないように長門さんに近づき、顔を覗き込みます。
無防備な長門さん。なんだか警戒心の強い野良ネコがお昼寝してるみたいですね。
ターゲットロックオン。静かにゆっくりと慎重に、発射。
すすすす
す、す、す、
「ん・・・・・・」
ぬぉう、なんて悩ましげな吐息。しかしここで焦って一気に引き抜くことはできません。もうしばらく・・・・・・。
す、す、かさかさ。かさk
「ひっ・・・んにゃ」
もう一押し!
すりすりかさり、す、す、
「・・・・・・へぶしっ!!」
あはは、成功です。こんにちは長門さん、起きましたか?
「うかつ。寝てしひはぶしっ!!」
いや、ごめんなさい。あなたの寝顔を見てたらつい、ね。
なに、ちょっとしたイタズラです・・・ってあれ?ななな長門さん?どうして僕は体が動かせないんでしょうか?
なぜ、あなたはティッシュを、
お目覚めパッチリの透明な双眸が僕をロックオンしていました。 保守。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:14:25.01 ID:fyvx06/xO
キョン妹のSSって可能か??
>>163 やっばい……あたしはカバンを開けて目に入ったものを見てそう思った。
今あたしたちは夏の合宿に来ている。そして夜、もうあとは寝るだけ。
あたしはパジャマを取り出そうとした。
わざわざこの時のために新調したオニューのパジャマ。
なんでオニューにしたかって?普段着てるパジャマが恥ずかしすぎるからよ!!
それなのに……
「なんでいつものパジャマが入ってるのよ!!」
思わず声に出してしまった。完っ璧に間違えたわ……
くまさん柄のファンシーなパジャマ。こんなん他のみんな……特にキョンに見られたら死ぬわね……
幸い一人部屋だし、見られることもないわ。よかったわホントに……
もう寝ちゃいましょう。起きたら速攻で着替えなきゃ……
「ハ、ハルヒ、似合ってるぞ。そ、そのくくく、くまさんの……クククッ」
なんで今キョンがあたしのパジャマ見て笑ってるかって?
それは夜中にキョンが襲って……じゃなくて。
朝、あたしが寝ぼけてパジャマ姿のまま食堂に行ってしまったからよ。
パジャマで来たことだけでも恥ずかしいのに、くまさんで2重の恥ずかしさ。
穴があったら入りたいとはこのことね………
「ユニーク。」
ああっ、有希まで!
なかなか難産で時間かかってしまった。いい眠気覚ましになった。お題くれた人ありがとう。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:18:09.63 ID:fyvx06/xO
>>176 作ってくれてありがとう!!
って難産??お産か!??
>>174 古泉、なんて無謀なw
>>176 くまパジャマハルヒを脳内変換してニヤけた自分は明らかに末期(ry
投下いいかな?
連載/死ネタ含み/古長なので苦手な方は御注意を。
泣き喚いて森に掴み掛かるように、その言葉を即座に現実のものとして当て嵌め、喪失への激情を露にす
ることのできた者はいなかった。――彼等は放心していた。長門有希までもが、そうだった。
「私は皆様に、謝罪しなければなりません」
森の声はあくまで起伏のない、義務を読み上げる事務員のような代物だったが、其処にどんな感情が眠っ
ているのか、少年には読み取ることができなかった。泣き腫らした痕跡でもあれば、分かり易く彼女の悲
しみを察せられたのかもしれない。けれど、保護対象としてきた彼等の前でそんな醜態を晒すような愚を
犯す森園生ではなく、また彼女が機関のプロフェッショナルであることを彼らはよく知っていた。
「昨夜のことです。機関内部で、大規模なクーデターが発生しました」
「クー、デター……?」
みくるの鸚鵡返しに、森は肯定を返す。
「我等も長い時をかける間に、一枚岩ではなくなっていました。派閥が絡み合って牽制し合っているよう
な状態が続いていた。クーデターの主犯は、涼宮ハルヒを殺せば超能力から解放される、と主張する者た
ちで、機関内でも少数派だったのです。問題視されるレベルではなかった。ですが……」
言葉を切って、爪を掌に食い込ませる。
「涼宮さんの力が間もなく消滅しようとしている――そんな時期を契機と見たのか、何時の間にあれだけ
の人員を抱え込んでいたのかは私どもにも不明です。全く突然のことでした。圧倒的な武力で一時機関は
制圧され、応戦した同士達の間に多数の犠牲が出ました。……古泉も、そのときに」
森は語尾を落とすと、立ち上がり、深々と頭を垂れる。軍式の様な洗練された礼だったが、そんな彼女の
所作に気を払う者はいなかった。
「古泉の、超能力者達の保全の為に機関は在りました。申し訳ありません」
最後に能面のように動かさなかった面を歪め、
「あなたたちの、古泉を――護れなくて、ごめんなさい」
素の一言を、彼女は吐いた。
森はそれから、反乱分子は駆け付けた応援によって無事「殲滅」を終えたこと、涼宮ハルヒ及びSOS団に
今後危害が加わることはないと約束した。古泉を転校扱いにしたのは、ゆるゆると消滅に移行している涼
宮ハルヒを古泉の訃報で不安定な状態にし、情報改変能力の発露が起きるのを防ぐためだという補足も行
った。
我慢の限界を迎えたのは、堪える様に唇を噛み締め、森の話の一部始終を聞いていた少年だった。それは
、おかしいんじゃないか、と。
「転校の処理を取る前に、出来ることはまだあるでしょう!そうだ、ハルヒに全部ぶちまければいい!あ
いつが望めば古泉は助かるかもしれない。俺が切り札を使えば――」
「それで大規模な情報爆発が発生し、世界改変が起こり、此の世が此の世のものでなくなっても?」
容赦のない、断絶の溝に、少年はたじろいだ。私情より世界を重んじた、あくまで冷徹な響き。森園生が
わざわざこの部室にまで出向いた理由を、彼等は遅れて悟った。
彼女は釘を刺しにきたのだ。
「私達が最も恐れているのはそのことです。涼宮さんの力は減少傾向にあった、それを揺さぶり起こせば
どんな反動が来るか。力の消滅は『機関』、そして所属の超能力者達にとって悲願でした。古泉一人のた
めに、あなた方は世界を狂わせても構わないと仰るのですか」
絶句した彼に、女は仮面を払って悲しい微笑を刻む。面々から反論がないことを見て取った森は、長居は
無用と判断したものだろうか、目を伏せた。
「御無礼を申しましたこと、お詫びします。――お茶、ご馳走様でした」
「い、いえ……」
きゅっと目元を潤ませたままのみくるが、強く森を睨むように視線を押し返す。可愛らしい敵意に、森は
また笑みを消失させ、一礼した。
踵を返し扉の向こうに消えてゆくまで、誰も、何も、言わなかった。
――果たして、森園生の試みは正しかったと言えたろうか。
彼女が述べたのは機関の総意であったにせよ、それを直に、彼等に律儀に報告する義務もなければ、利点
も薄かった。恨みつらみを一身に引き受けつつ、古泉一樹を諦めろと勧告する。随分と拙いやり方ではな
いか?
事実、諦念には早かった。彼は、森とのやり取りに逆に意思を貫く覚悟を固めたように、扉から眼を離し
た。内心をせめぎ合った迷いもあったろう。だが、彼は古泉の明暗を分けるかもしれぬ貴重な時間を、そ
の葛藤に割かなかった。
出し抜けに、佇んでいた少女を呼ぶ。
「朝比奈さん。過去に飛ぶことは、できませんか」
狼狽を見せたみくるはしかし、少年の一本槍を背負った眼に、屈み気味の姿勢を正した。涙の滲んだ跡を
拭う。
「……許可が、下りません。申請はしてるんですけど……ごめんなさい、キョンくん」
「長門、お前は」
静かな、落ち着いてさえいる少年の明瞭な声色に、長門は、自分が想像を超えて衝撃を受け動揺している
ことに思い至った。森との会話の間もそうだ、内容を分析して然るべきところで、思考を停止していた。
古泉とは酸いも甘いも分け合った親友同士とはいかず、場合によりけりではあるが一時期には煙たがって
さえいた筈の少年は、それでも、補充の効かない唯一無二の仲間として古泉一樹を救う気でいる。
「俺は機関の都合なんか知ったことじゃない。あれで止められると思ってたんなら、SOS団も見縊られた
もんだ。――うちの我儘な団長様をサポートできる副団長は、古今東西探し回ったってあいつくらいしか
いないってのに」
最後まで、あらゆる手を尽くす。長門は、その「何が何でも」の彼の決意に――たったひとつ、縋るもの
を見つけた。希望、という名の。
「わたし個人の力で出来る事は少ない。現在は異時間同位体との同期も封じられている」
「……そうか」
「でも、わたしは古泉一樹を助けたい」
少年は、誰もが挫けるだろう其の極地に、力強く笑ってみせた。
「勿論だ。今日は、とんだバースデーになっちまったが――絶対、あいつを助ける。それで、お前のパー
ティーのやり直しだ」
ハルヒと朝比奈さんのお手製のケーキを全員で食って、古泉を冷やかしながら腹抱えて笑う一日のやり直
しだ。誓いのように放たれたその言葉を、長門は永劫忘れないだろうと、思った。
日の暮れ時が接近すると、鮮烈な色彩を宿す空。昨日の下校の折も、こんな夕焼けに色付いていたことを
長門は記憶に照らした。差し込む光の先に、昨日は、夢のように綺麗な雪が降っていた。長門への祝福だ
と古泉が言った、すぐに融解して儚く水に還る白い結晶に、見守られるようにして別れた。――今日こん
な事態に陥るとは、長門自身、予想出来なかったことだった。
ケーキは空気に晒した侭では悪くなってしまうと家庭室の冷蔵庫に速やかに戻され、少年とみくるがそれ
ぞれ去った後、人の減った部室内は閑散とした印象を強めた。賑やかな日常が一人の死にあっさりと転化
してしまう、その脆さを、まだ彼女は知らなかった。SOS団の誰かが欠けた事はなかった。ましてや、
「付き合いませんか」と交際を申し入れられて以降、限りなく近しくあった少年が喪われることなんて。
一先ずは今もあちこちに飛び込み、教師やら生徒やらを質問責めにしているだろうハルヒの回収に少年が
赴き、みくるはパーティーに誘う予定だった鶴屋に事情を釈明に戻っている。部室に残ったのは長門だけ
だったが、直に合流の手筈だ。実際は、彼らが長門に気を遣い、独りきりの時間を持てるようにと席を外
したというのが正しかったのだが。
長門は、つい先日この部室で交わした台詞の逐一を巡らせた。
『ご一緒してもよろしいですか』
にこり、と笑んで手持ちの書物を長門に掲げて見せた。古泉の微笑は何時の間にかいつでも長門の傍に
、当たり前に在るものになっていた。意識せずとも、古泉を捜せば笑顔に出遭う。長門にとっての、安ら
ぎの一つに変わっていた。
『今度、近場に大型の書店が出来るそうなんです。日曜日、予定が合いましたら行ってみませんか?』
あの日重ねなかった掌が、もう、此処にない。取り戻す。取り戻さなければ。けれど、どうやって。
独りの問答が、懐かしい声を呼び覚ます。
『――長門さん』
「――長門さん」
対有機生命体インターフェースにも、人間を模した「鼓膜を震わせる」という表現が可能なら。長門は震
わされた鼓膜が得た音情報の真偽を、――己の耳を、疑った。
腰掛けた椅子から、窓へと注いでいた視線を長門は振り向かせる。陽の色に染まる部室。キィ、と軋んだ
扉の音。
立つ影は、古惚けた白壁に濃く延びて。
制服姿の古泉一樹が、長門に向け、冗談めかして優しげに微笑みかけた。
「こんにちは。……幽霊の、古泉一樹です」
それはまるで、日頃の部室での一ページのように。
終了です。レス拝借失礼しました。
一日かけてこの分量ってどんだけ…orz
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:34:38.51 ID:9XaC7rQB0
乙
GJ
____________
| (^o^)ノ | < みんなおやすみー
|\⌒⌒⌒ \
\|⌒⌒⌒⌒|
>>185 乙
また気になるところで終わってるなwww
>>185 切ないのう…泣けてきますな
だがGJ!
保守
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 01:58:06.83 ID:hc/eIC5NO
GJ!
幽霊を具現化だ長門!
長門「了解。具現せよ古泉一樹の(ry‥」
という保守
保守
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 02:14:13.05 ID:hc/eIC5NO
鶴屋「ま、また一人にょろ。‥‥一人は‥‥つらいっさ‥」
保守なのね
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 02:32:19.52 ID:YKAHmdgx0
保守
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 02:48:58.68 ID:Otn28rQuO
保守
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 03:07:16.33 ID:VL4MeGKHO
保守
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 03:13:10.09 ID:hc/eIC5NO
古泉「かなり煮詰まってます。とりあえず気分転換の保守、というところでしょうか。」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 03:20:50.46 ID:kyMM9tciO
保守
>>166 自分のサイトに上げてんならまとめには上げなくてもいいだろ
>>200 いや、それに関しては作者の自由だから。
どっちでもいいよ保守
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 04:08:30.41 ID:kyMM9tciO
保守
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 04:24:40.72 ID:hc/eIC5NO
谷口「保守と忘れ物〜」
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 05:04:01.61 ID:hc/eIC5NO
保守
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 05:14:37.75 ID:hc/eIC5NO
保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 05:33:37.39 ID:hc/eIC5NO
‥‥‥保守
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 05:42:52.75 ID:hc/eIC5NO
ハルヒ「‥‥くぁ。‥‥眠いわ。‥でも‥‥ちゃんと‥‥保守しないと。」
保守
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 06:19:27.51 ID:EtfWGIT5O
保守
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 06:41:15.31 ID:EtfWGIT5O
保守。
おはよう保守
窓開けっ放しにして寝てたら布団が濡れてたorz
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 06:54:50.32 ID:Jz+r6YBZ0
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 07:12:03.07 ID:EtfWGIT5O
保守。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 07:30:07.74 ID:BztUWuSc0
保守
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 07:45:32.06 ID:kwghDqbp0
九曜「───ちょっと───パンジー藤原───わたしの───プリン食べたでしょ───」
藤原「食べてなどいない! 誰がお前のなんぞ食うもんか。それとその呼び名はやめてくれと何度言ったら……」
九曜「───食べ物の……恨みは───おそろしい───体で───弁償───して───」
藤原「だから食べてないと……うぉなにするやめ……」
つづかない。保守
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 07:58:05.66 ID:kwghDqbp0
九曜「───パンジー藤原……───また───わたしのプリン───食べたでしょ───」
藤原「食べてなどいない! それとその呼び名はやめてくれと……」
九曜「───嘘は───いけない───罪……───プリンの盗み食いも───罪───身体で───償って───」
藤原「! や、やめ……! うわあああああっ」
<中略>
藤原「……も、もうお婿にいけない…………」(シクシク)
九曜「───大丈夫───わたしが……───貰ってあげる……から───」(ポッ)
保守
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 08:46:39.11 ID:/HdzwmSyO
保守
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 08:48:19.77 ID:qMNtP+zt0
>>216-217 GJ!
このスレではパンジーのクールさは
持続できないのがデフォだな・・・
だがそれがいい!!
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 08:59:04.56 ID:EpcY3QbdO
パンジーはヘタレてこそパンジーだ!
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 09:01:41.58 ID:fyvx06/xO
長門「…起床…保守ご苦労様」
パンジーの名前を推測してみる。
みくる→未来から
と考えられるから、未来に似た言葉で、「将来」って言葉がある。だから、
将来→まさき
ってのはどうだろう?
ごめん、なんでもない
保守
みくる「おはようございますぅ。ヘッキシ」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 09:29:03.17 ID:fyvx06/xO
危ないっ!
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 09:39:58.84 ID:fyvx06/xO
ちょw誰もいねーww
ほ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 09:52:38.21 ID:Y7e6NsrDO
保守
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 09:58:35.48 ID:EpcY3QbdO
やっぱ過疎ってんだよな。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 10:01:31.93 ID:t1eSzE160
平日の昼間に何を言ってるんだお前はAAry
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 10:15:38.13 ID:EpcY3QbdO
☆
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 10:49:36.39 ID:EpcY3QbdO
保守
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 11:02:58.22 ID:EpcY3QbdO
「よう」
まだ開ききらない目をこすりながらリビングへ足を踏み入れる、すぐに美しいポニーテール姿の嫁の姿が目に入った。
付き合い始めてから俺の要望でずっとこうだ、似合ってるからいいだろ。
それに一日頑張ろうって気になるんだよな、眼福眼福。
「あんたね、おはようくらいちゃんと言いなさいよ。
あと、間抜け面よ」
ハルヒの姿をじっくり眺めているとハルヒが振り返り、呆れたような溜め息を吐きつつそう言った。
「いやいや、お前の姿に見とれちまったんだよ」
そうキッパリ言うとハルヒは頬を紅潮させた。
「あ、あんたやっぱり変わったわね。付き合い出した頃なら絶対に言いそうにないことじゃない!」
昔は素直じゃなかったからなぁ。
お前は変わらないよな、どう反応していいかわからない時に怒ってみせるの。
まぁそういったところ全部含めて、愛してるぞハルヒ。
俺は今度こそ真っ赤になったハルヒに、おはようの意味も込めてキスをした。
微甘保守
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 11:21:08.93 ID:EpcY3QbdO
保守
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 11:27:12.10 ID:fyvx06/xO
保守
保守
学校からベクトルとともに保守
´二ゝ─‐-─‐ヘ
. / ./∠ ──‐‐-.ヘ. ヽ、
/"..://´‐.T.丁¨ T ー 、 Y ',ヽ
/./ .:./:./ :.:./l:.! i.:. !:.:. ヾ..i:. !:.:ヽ
/ / .:./.:/ :.:./ !:!:. ハ:.: ',:.:.:. `!: l:.:.:ハ
/.:, イ.:;'.:.`:ト 、バ:.ヽ\.:ヽ,.:.:.:.:.!: !ヘ:.:ハ
/ / イ.:.!.:.!:.!, --ヽ、\ ゝ久_丈i:. ! ハ:.ハ
/:./ !.:.!.:.i.:f ィ´::ヾ ´f´::::ヽヾ :!ヽ l:.ハ
/:./ , !.:.!.:.iハ マ_;;;ノ , マ_;;ノ j:. j/ j:.:ハ
/:/∧,」 !.:.!.:.!ヘ "" r==ォ "" ,/:.イ!ハ┘:!ヾ
/!:.バ:.:.:| |.:.ハ.:V ゝ、 丶 / ィ/:./:.:i.:.:/^l:.! ヽ や ら な い か
!:i !.:.:.:.:.,.、-  ̄/ | l / | |` ┬-、 j/ j/
j/ j/ / ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 12:01:45.83 ID:EpcY3QbdO
保守
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 12:12:54.94 ID:OxIWgWdR0
保守
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 12:21:11.59 ID:EpcY3QbdO
保守
もう少ししたら昨日の続き投下する
3レスだけだけど
「……で、何の用だ?」
「まあまあ、そんなに怒らないでください。この店のベルギーワッフルおごりますから。美味しいんですよ、ここのベルギーワッフル」
「…………」
あの場所にずっと滞在していると、勘違いが指数関数的に増加の一歩を辿ってしまうため、俺はやや離れたところにあった喫茶店に逃げる様に駆け込んだのだ。
近くの喫茶店じゃないのがポイントだ。近くの喫茶店だと、そのままやじ馬が張り付きそうだったからな。
俺はハルヒ並の不機嫌オーラを放ちつつ、橘を睨め付けていた。こいつに関わってから一度足りとも良い事がないのはなぜだろう。
「はい、あーん」
……って、おい!何しやがる!!
「だから、さっきのお詫びのベルギーワッフル」
そう言う意味じゃない!何でお前が食べさせようとしてるんだ!!
「え?ダメですか?キョン君はこんなのが好きかなーって思ったんですが……」
いやまあ、確かに嫌いではないし、橘だってアレな性格を除けば美人の部類に入る。傍から見たらかなり羨ましい光景に見られるだろう。
……うーん、俺の知り合いは美人だらけで嬉しい限りなんだが、どうも皆性格が破綻をしている(朝比奈さんは除く。長門は及第点ギリギリ)。
贅沢を言っているみたいだが、どうにかならないものかね。
「その件は後回しだ。それより、お前の今回の目的を教えろ」
「は、はあ……」
言うなり橘は黙ってしまった。時々俺を上目遣いで見ながら、すぐに目線を下げる。そんな事を繰り返していた。
「なんだ、言いにくい事なのか?」
「ええ、まあ……」
「言いにくいってことは、頼みにくい、つまり無茶な頼みなんだな。じゃあ協力できない。それじゃあな」
俺が席を立とうとすると、
「あ、待ってください!い、言います!」
橘が慌てて止めに入った。
その後も橘は「言わなきゃ……」とか、「でも……」とか、「恥ずかしいけど……」とか、ひたすら唸っていた。
ただ、俺が『言わないなら帰るぞ』と言う度に慌てて止めに入っていた。
正直、面倒ごとは勘弁して欲しいのだが、橘があまりにも必死なため、俺は観音様並の慈悲の心を持ちつつ、今もこうして橘が喋るのを待っていたのだ。
そして――
「あ、あの!聞いてください!!」
ああ、いくらでも聞いてやるから早く喋ってくれ。
「わ、わたっ、しの、おっ……おっ……おおおお…………」
なんだ。おっとせいか?
「ち、違います!」
じゃあはっきりみんなに分かるくらい大きな声で言え。次言わなかったから本当に帰るからな。
「ええっ?ま、待ってください!分かりました、言います!……あ、あたしの……」
大声で言いなさい。
「ううっ、いじわる……分かりましたよ、一度しか言わないですから、ちゃんと聞いてくださいよ。あたしだって、恥ずかしいんですから……」
そして橘は宣言した。店に響き渡るような、抑揚のある、澄み切った声で。
「キョン君、あ、あたしの、お、おっぱいを……大きくしてくださいっ!!!」
――結構騒がしかった喫茶店の店内は、一気にサイレントモードになった。
喫茶店のマスターは、カップから溢れてもなおコーヒーを注ぎ続けている。
ウエイトレスのねーちゃんは、目を真ん丸にしながらこちらを凝視している。
「……わ、わかりましたか?みんなに聞こえるくらいの大声で言ってみましたけど……」
――プチ
「馬鹿かお前わぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ええっ!?なんでですかぁ!?」
「んなこと大声で叫ぶな!!」
「だ、だって……『大声で言え』って言ったの、キョン君ですよ?」
「時と場所と雰囲気を考えろー!!!」
はあ、はあ、はあ。
何でこんなに馬鹿なんだ、こいつは。ああああ、頭が痛い。もう勘弁してくれ。俺が何をしたって言うんだ?
もういやだ。
「橘。帰る。後は頼んだ」
「へ?あ?待ってください!」
今回こそ俺は無視して出て行った。
この店にも、二度とこれないな……やれやれ……
―――――――――――
『〜溜息』よりキャラが崩れてる……
乙!
橘が着々とポンコツの道へwww
続きwktk!
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 12:45:52.31 ID:EpcY3QbdO
陰謀を読んだんだが、橘のあまりのギャップの差にワラタ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 12:58:26.25 ID:EpcY3QbdO
☆
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:05:26.39 ID:hc/eIC5NO
うし、起きた。
昨日いろいろあって出来なかったお題仕上げてくる。
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:17:09.78 ID:KsT7C+dfO
今甘いの書いてるつもり
できたら投下するぜ
夕方以降
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:24:14.04 ID:EpcY3QbdO
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:33:38.07 ID:t1eSzE160
アナル落下
アッー!
アナルが…
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:44:39.10 ID:EpcY3QbdO
☆
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:44:40.19 ID:fyvx06/xO
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 13:59:54.50 ID:EpcY3QbdO
保守
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:13:21.15 ID:fyvx06/xO
保守〜
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:13:40.24 ID:EpcY3QbdO
ほっしゅ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:23:00.11 ID:7f7c/4Yp0
安倍辞任と聞いてvipで祭り騒ぎになることを想定して保守しにきました
これは保守きつそうだな……
健康上の理由だったっけ?
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:28:07.08 ID:sRuQpKsWO
ではあげ捕手
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:28:08.54 ID:ubVIHSZz0
☆WebMoney無料入手法☆
以下の手順でやれば無料でWebMoneyが入手できる。
最初の1日目で3000円は確実に稼げる。
@
http://music.geocities.jp/gendamauser/index.htmlにアクセス Aそこのサイトで無料会員登録します。(登録した時点で250ポイントがもらえる)
※事前に新規でヤフーなどのフリーメールアドレスを取っておくとよい。
Bポイントを稼ぐ。
最初の稼ぎ方はログインして左上の方に「すぐゲッチュ!」と書いてあるところから始める。懸賞などに応募すればするほどポイントがもらえる。
他にもたくさん種類があるので、1日で約50000ポイントは楽々GETできる。
C3000ポイントから電子マネーに交換できる。
3000ポイント→300円 30000ポイント→3000円
Dポイントバンクにポイントを「交換」する。
トップの右上に「交換」というところがあるのでそこでをクリック。
E
http://www.pointbank.ne.jp/←ポイントバンクのホームぺージに行く。そこで (お取引はこちら)→(ログイン)→(振込み)→[交換先指定](WebMoney) の順でポイントバンクに預けたポイントを電子マネーに交換する。
交換すると電子マネー(プリペイド番号)がもらえる。
今はまだ祭が始まる前なんだろうか、真っ最中なのだろうか・・・
やけに静かな気がするんだがwww
まぁ、この時間帯だからな……
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:35:57.30 ID:EpcY3QbdO
よくわからんが保守
辞任なのか?
んじゃ保守もかねて投下してもいいですか?
ゴメ、辞意表明だった。辞任ってどうすればなるんだr(ry
これ以上はスレチだから政治版にも顔出してくる。
投下カモン
えっと……何故こんなことになってしまったんだ?
「…………」
「…………」
この3点リーダーは長門のものじゃない。
一人は俺。もう一人はハルヒだ。俺達は今、正座をさせられている。
そして目の前でまるでいつものハルヒのように仁王立ちしている人物は……
とその前に、なぜこんな状況になったかを説明せねばなるまい。回想スタート。
それは、いつも通りの光景だったと言えよう。
無茶なハルヒの提案に、俺が反対する。まったくいつも通りの光景だ。
それは俺達が付き合うようになってからも変わらない。
ただいつもと違っていたところは、ちょっと俺もエキサイトしちまったってことかな。
久しぶりにハルヒと口論になっちまったってワケさ。
「なんでいつも反論するのよ!あんた団長に従ってればいいの!」
「お前のその態度が気に入らないって言ってるんだよ!」
その場に居た他3人の反応。朝比奈さんはおろおろして涙目。長門は我関せずで読書中。
そんで古泉は「そろそろ折れてくださいよ。」的な視線を俺に送ってくる。ああうっとおしい。
悪いが今日の俺は「やれやれ」とか言って折れてやる気分じゃねぇんだ。
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:39:53.60 ID:EpcY3QbdO
支援
「あ、あの〜涼宮さん、お茶でも飲んでおちついて……」
朝比奈さんが恐る恐るハルヒに近づく。だが今のハルヒにそんな言葉が通用するわけがなく……
「うるさい!あっち行ってて!!」
と朝比奈さんを軽くどついた。
そう、軽くどついただけだったんだが、お茶を持っていた朝比奈さんはバランスを崩し、尻餅をついた。
そして宙に待った湯のみはお茶を撒き散らし……
尻餅をついた朝比奈さんの顔の上に降り注いだ。
「あ。」
ハルヒも思わぬ大惨事に顔を青くする。
しばしの沈黙。そして俺には確かに聞こえたんだ。
「プチッ」という漫画的効果音を……
で、現在に戻る。もうおわかりだろう。
俺達の前に仁王立ちしている人物……それは朝比奈さんだ。
メイド服姿で、何故か木刀を所持している。いつそんなもん買ったんだハルヒよ。
「あのさあ。」
「ひっ!」
普段とは比べ物にならないほどのドスの聞いた声!
ハルヒも思わず悲鳴をあげる。
「私も先輩面してとやかく言いたくは無いけど、
お前らこれからも一緒にいようって告白しあったんじゃないのかよ。
それがよ、こんなくっだらねぇことで喧嘩するなんて情けないと思わないのか?よぉ。」
「はい……」
「すいません……」
どこのヤンキーですかという口調で俺達を叱咤する朝比奈さん。エンジェルはいずこへ……
「ま、まあ朝比奈さん。お二人も反省しているようですし、そろそろ……」
古泉が朝比奈さんに進言する!見直したぞ古泉!さあ頑張れ!
「あぁぁぁん!!?」
「……すい、ませんでした……。」
前言撤回!朝比奈さんに凄まれ一瞬で引き下がってしまった。ダメだこりゃ。
こうなったら長門!お前だけが頼りだ!インチキ技使ってもいい!助けてくれ!ヘイナガート!!
仕事サボりつつ支援
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:41:56.94 ID:EpcY3QbdO
キレたみくるは恐ろしい……
「……」
長門は本を持って立ちあがり、そそくさと部屋を出て行ってしまった。
お〜い長門さん?俺の見間違いじゃなければ、冷や汗を流していたような……
「よそ見してんじゃねぇよ!」
「は、はい!」
宇宙人にすら冷や汗をかかせる恐怖の朝比奈さん(デビル)が俺を怒鳴る。ちびりそうになる俺。……結構マジだぞ。
「あのさあ涼宮。こんなんでも一応私アンタの先輩なワケなのよね。
その先輩をどついて顔にお茶ぶっかけるったあどういう了見なんだ?
もうちっと年上に対する態度っつーもんを考えた方がいいよな?なあ、よぉ。」
「ごめ、んなさい……。」
ハルヒの顔に木刀を押しつける朝比奈さん。
そしてその木刀は今度は俺の顔に押しつけられる
「お前もさあ、涼宮が唯我独尊ってことぐらいわかってんだろ。
それをいちいち反論してよぉ、んなこと無駄に決まってるだろ。
お前が折れてやんなきゃしょーがねぇだろ、なあ。わかってんのか?」
「はい、その通りです……」
朝比奈さん(デビル)は、それを聞くと笑顔に戻った。
おまwwwこれどこのラッキー(以下略
「じゃあここらで手打ちししましょうよ。ね?
いつまでもいがみあっててもしょうがないでしょう?
ほら、仲直りの言葉を言いましょう。」
「「ごめんなさい……」」
「……声が小っせえ!!」
「「ごめんなさい!!!」」
こうして、俺とハルヒは仲直り?することが出来た。
だが俺は思い知らされたのだ。ハルヒよりも恐ろしい存在に……
少なくとも朝比奈さんの目が行き届いてる場では、もう喧嘩なんか出来ないな。
終わり
以上です
どう見てもらっきーちゃんねるのパロです。本当に(ry
GJwww途中でKY行為して悪かったw
ゴットゥーザ様www
支援
GJ!www
GJwwwww
>「あぁぁぁん!!?」
勢いヤンキーかよw
283 :
星の舞い散る深夜二時:2007/09/12(水) 14:49:56.28 ID:hc/eIC5NO
「さぁみんな!絶対流星を見るわよ!」
明るい笑顔で彼を叩きつつ涼宮さんが言う。叩かれながら相槌をうつ彼もまた、まだ見ぬ星に想いを馳せているのだろうか。
それとも目前で輝いている自分の星を眺めているのでしょうか。まぁ僕としては断然後者をお勧めしたい所ですが。
機関としても、そして友人としてもね。それはさておき、本日は「SOS団流星群ツアー」なるイベントで鶴屋邸にいます。
広い方がよく見える。という涼宮さんの発言でね。さて、そろそろ庭へ行く時間ですかね。
「全然見える気配がないわね。しょうがないからみんなもう寝ましょ?」
眠そうでもないのに眠るという涼宮さんに不信感をいだきつつも、結局今夜は流星群を見ずに、就寝という事になりました。
「すみません。少々御手洗いに。」
そう彼に告げ、僕は部屋を出ました。勿論催したわけではなく、機関への定時連絡をするためです。
「古泉です。今日は閉鎖空間は‥‥えぇ。‥‥はい?‥‥あぁ。‥‥そうですか。では。」
どういう事なのかわからない。涼宮さんの目的が達成されずに、彼もなにかしらの行動をとってもいないのに。
そんな事を考えつつ庭を歩いていると、池の端に‥‥鶴屋さんがいた。
虚空を見つめる、その憂いを帯びた儚げな横顔に、僕は言葉を紡ぐ事も出来ずに、ただ見とれていた。
「ねぇ。‥‥鶴より亀の方が長生きなんだよね。だったら‥‥きっとあたしより長生きするよね。‥‥ね?一樹くん。」
‥‥どうやら見つかっていたらしい。いやはや、彼女の勘の良さには二の句も出ませんね。僕は鶴屋さんに歩み寄る。
「すみません。御手洗いに出たのですが、空があまりにも綺麗でしたので、少々散歩‥‥」
そこまで近づいて初めて気がついた。‥‥鶴屋さんの頬に、一筋の涙の痕がある事に。
「一樹くん。‥‥あたし、一樹くんが危険な仕事してるの知ってるんだ。だから‥‥いつも‥‥し、心配で‥」
鶴屋さんはそこで言葉に詰まり、僅かに肩を揺らしながら、泣いた。‥‥こんな時‥‥全てを打ち明けられたら‥‥
「鶴屋さん。僕は仕事を誇りに思っています。その仕事のおかげでみんなに‥‥‥あなたに巡り会えたのですから。」
僕は彼女の手を引き、抱き寄せた。鶴屋さんも、そのまま僕に身を預けた。僕達は互いに見つめ合い、そして‥‥
空を見上げると、美しい線を描き命の炎を燃やす星々が落ちていた。それはさながら、僕達を祝福する光の雨のようだった。
END
これはおもしろい!GJ!
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 14:52:37.39 ID:EpcY3QbdO
これはいい鶴古wGJっす
GJ!せつなまい!!とてもせつなまい作品だよ
>>283 GJ!
そういえば、最近星を見るのが好きになったな……
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:04:02.06 ID:EpcY3QbdO
俺は引っ越して星が見れなくなったなぁ…
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:04:04.53 ID:Q6K4FxdO0
☆WebMoney無料入手法☆
以下の手順でやれば無料でWebMoneyが入手できる。
最初の1日目で3000円は確実に稼げる。
@
http://music.geocities.jp/gendamauser/index.htmlにアクセス Aそこのサイトで無料会員登録します。(登録した時点で250ポイントがもらえる)
※事前に新規でヤフーなどのフリーメールアドレスを取っておくとよい。
Bポイントを稼ぐ。
最初の稼ぎ方はログインして左上の方に「すぐゲッチュ!」と書いてあるところから始める。懸賞などに応募すればするほどポイントがもらえる。
他にもたくさん種類があるので、1日で約50000ポイントは楽々GETできる。
C3000ポイントから電子マネーに交換できる。
3000ポイント→300円 30000ポイント→3000円
Dポイントバンクにポイントを「交換」する。
トップの右上に「交換」というところがあるのでそこでをクリック。
E
http://www.pointbank.ne.jp/←ポイントバンクのホームぺージに行く。そこで (お取引はこちら)→(ログイン)→(振込み)→[交換先指定](WebMoney) の順でポイントバンクに預けたポイントを電子マネーに交換する。
交換すると電子マネー(プリペイド番号)がもらえる。
>>290 それ随分前から探してるんだ。
もしzipで持ってたらうpをお願いできないか?
ラス2コマのキョンの顔がwww
>>292に追記
もしうpってくれたら俺も同人をうpるから。
295 :
星を降らせた太陽:2007/09/12(水) 15:09:44.15 ID:hc/eIC5NO
「あの二人‥‥うまくいったかしら。」
ハルヒが庭の方を向きながら呟く。わからんと告げたのは、俺の率直な意見だ。
そう本当は「流星群」など存在しない。ただ、如何にしてあの二人を引き合わせるかが、ハルヒの短絡的思考だった。
「やっぱりあたし見てくうぇ!」
ハルヒが奇声をあげたのは言うまでもない。俺が、ハルヒという野次馬を捕まえたからだ。全く。
「お前が行って万が一の事があってみろ。あの二人は、もう素直になれないかもしれんだろ。」
それにお前は、万が一を引き当てる女だから‥‥とは言えなかったが。しかしハルヒも、今回ばかりはおとなしい。
「そうよね。家柄とかに苦しんでも、やっと掴んだんだもんね。」
因みにハルヒは勘違いしている。本当の事は言えないから、家柄とかのせいになってるんだ。鶴屋家当主、すまん。
「せめてロマンチックなムードで、いい感じにしてあげられたらなぁ。本当に流星群が降るとかさ。でしょ?キョン。」
この時ばかりはハルヒの不可思議パワーに、諸手をあげて賛同したね。ここで賛同しないようならSOS団失格だ。
機関と能力に縛られ、自分を殺した古泉。自分が、その機関と関わっている事を知らないであろう鶴屋さん。
その二人が互いに好き合ってるんだ。祝福こそすれ、反対など誰が出来ようか。
「お願い。二人のために、流れ星一つでもいいから降って!」
ハルヒが天に願っている。あぁ、その願いならきっと叶うさ。幾千の光となってな。
別END
裏舞台GJ!!
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:16:43.10 ID:hc/eIC5NO
因みにこのお題はお泊まりだったのに、泊まった感が出てなくて\(^o^)/
>>294 いやいらない。というかそろってると思うんだが、いま自宅じゃなくてな。確認できん。
次のみくるSSまでに探しておくよ。
古泉は色々なカップリングが出来るよな。
もちろんキョン(ry
アッー!
古泉×橘とか萌えそうだと思うんだが。
あんま無いよな。
橘と古泉かぁ・・・ロミジュリ見たいな背景になるなwww
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:34:22.29 ID:7f7c/4Yp0
ホッシュ
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:36:13.51 ID:hc/eIC5NO
>>304 ただ欝エンドしか用意されていないという諸刃の剣
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:44:03.55 ID:hc/eIC5NO
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:47:17.84 ID:7f7c/4Yp0
おまwwwまさか
書 く つ も り な の か ?wwww
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:47:37.74 ID:KsT7C+dfO
キョン「長門の事が好きだ」
みくる「!!」
長門「古泉一樹が好き」
ハルヒ「!!」
古泉「凉宮さんが好きです」
みくる「キョンくんが好きです」
ハルヒ(え?なにこれ。団解散ね)
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:47:40.26 ID:gDaE0rNB0
☆WebMoney無料入手法☆
以下の手順でやれば無料でWebMoneyが入手できる。
最初の1日目で3000円は確実に稼げる。
@
http://music.geocities.jp/gendamauser/index.htmlにアクセス Aそこのサイトで無料会員登録します。(登録した時点で250ポイントがもらえる)
※事前に新規でヤフーなどのフリーメールアドレスを取っておくとよい。
Bポイントを稼ぐ。
最初の稼ぎ方はログインして左上の方に「すぐゲッチュ!」と書いてあるところから始める。懸賞などに応募すればするほどポイントがもらえる。
他にもたくさん種類があるので、1日で約50000ポイントは楽々GETできる。
C3000ポイントから電子マネーに交換できる。
3000ポイント→300円 30000ポイント→3000円
Dポイントバンクにポイントを「交換」する。
トップの右上に「交換」というところがあるのでそこでをクリック。
E
http://www.pointbank.ne.jp/←ポイントバンクのホームぺージに行く。そこで (お取引はこちら)→(ログイン)→(振込み)→[交換先指定](WebMoney) の順でポイントバンクに預けたポイントを電子マネーに交換する。
交換すると電子マネー(プリペイド番号)がもらえる。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:53:39.77 ID:hc/eIC5NO
>>307 阪中「正確に言うと、昔書いてる途中で間違って消しちゃったのね。それを思い出したのね。」
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:56:21.36 ID:7f7c/4Yp0
>>308 まさか・・・おまいが書こうとしていた甘いものがこれなのかwww
>>310 長門「それは残念。ぜひ・・・読んでみたかった」
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 15:56:25.01 ID:uYec9JNl0
☆WebMoney無料入手法☆
以下の手順でやれば無料でWebMoneyが入手できる。
最初の1日目で3000円は確実に稼げる。
@
http://music.geocities.jp/gendamauser/index.htmlにアクセス Aそこのサイトで無料会員登録します。(登録した時点で250ポイントがもらえる)
※事前に新規でヤフーなどのフリーメールアドレスを取っておくとよい。
Bポイントを稼ぐ。
最初の稼ぎ方はログインして左上の方に「すぐゲッチュ!」と書いてあるところから始める。懸賞などに応募すればするほどポイントがもらえる。
他にもたくさん種類があるので、1日で約50000ポイントは楽々GETできる。
C3000ポイントから電子マネーに交換できる。
3000ポイント→300円 30000ポイント→3000円
Dポイントバンクにポイントを「交換」する。
トップの右上に「交換」というところがあるのでそこでをクリック。
E
http://www.pointbank.ne.jp/←ポイントバンクのホームぺージに行く。そこで (お取引はこちら)→(ログイン)→(振込み)→[交換先指定](WebMoney) の順でポイントバンクに預けたポイントを電子マネーに交換する。
交換すると電子マネー(プリペイド番号)がもらえる。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 16:06:40.10 ID:hc/eIC5NO
>>311 藤原「あんな奴等の話が読みたいとは相当だな。ふん。しばらく待っているがいい。規定事項ならば日付が変わる位には出来るだろう。」
思い出しながらちょっくら書いてみますww
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 16:06:55.07 ID:EpcY3QbdO
保守
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 16:08:19.49 ID:EpcY3QbdO
>>313 古泉「それはそれは、大変楽しみですね。wktkさせて頂きながら待っていますよ。」
催促しちゃって悪いwww無茶すんなよ
保守
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 16:20:40.67 ID:hc/eIC5NO
>>315 佐々木「彼には、もっといい席を用意しているよ。普通のSSとは違う席を、ね。」
>>316 九曜「大丈夫――書きたいから―――書く―――ただ‥‥長くなりそう――」
本当に長くなりそう。鳴らない腕が鳴るww
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 16:27:13.47 ID:QbunCHwH0
ほ
ほしゅ
保守
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 16:47:32.25 ID:EpcY3QbdO
あげ
>>250だけど
甘い+自分の子供のころのこんなゲームしたいって妄想を足したストーリー書いてたら
甘いが抜けてしまったんだがどうしようか。ちなみに、まだ全部は書ききっていないよ
シュールが立ったらそっちに投下のほうがいいかな
別に日常でもいいんじゃね。まあ完成してから考えてみるのもいいのでは。
てかまた落ちてんのか…orz
アナル、今立てても保守だけになりそうだから18時頃に立てるよ。
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:00:45.04 ID:+3D5zo4y0
age
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:08:55.57 ID:8x+R4iAh0
jp
保守
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:19:34.87 ID:EpcY3QbdO
ほ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:28:49.17 ID:7f7c/4Yp0
>>330 やべぇwwwなんかツボにはまったwww
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:41:54.73 ID:EpcY3QbdO
保守
俺
>>300だけど言い出しっぺだから書いてみた
投下します
私と佐々木さんは街に遊びに来ていました。
学校が無い日はこうやって二人で出かけることが多くなりました。
最初は神である佐々木さんとの親密を深めるため、という目的の元に動いていましたが、
今は違います。ただ単に大切な友人である佐々木さんと一緒に過ごしたいという気持ちが強いです。
佐々木さんも始めは警戒していましたが、最近はすっかり心を許してくれています。
「あ、あれは……」
佐々木さんが何かに気がつきました。
彼女の視線を追うとそこには……
「あ、あれは涼宮さん。一緒にいるのは……彼?」
そう、涼宮さんと……キョンと呼ばれていた彼。
二人は顔を近づけ、せ、せ、接吻を……
「………ごめん橘さん、ちょっと調子が悪くなったみたいだ。」
「え?大丈夫ですか?じゃあ一緒に病院まで……」
「いや、多分寝てれば直るから、帰るよ。ごめんね、せっかく来たのに。」
「いえ、お大事に……。」
佐々木さんはそう言って帰ってしまいました。彼女にしては珍しい、曇った表情です。
その時でした。私は異変を感じたのです。異変が起きているのは……閉鎖空間?
私はすぐに閉鎖空間へと向かいました。
「これは……」
目の前には信じられない光景がありました。
穏やかだった佐々木さんの閉鎖空間内で、神人と呼ばれていた生物が暴れています。
周りの建物をかたっぱしから壊して……
しかも閉鎖空間自体がどんどん拡大していくのがわかります。このまま放っておくと……世界が滅びる!
「やるしか……ないのですね。」
私は神人に戦いを挑みました。
しかし……私の使える能力なんて微々たるもの。『機関』とは違って戦い慣れもしていません。
私は神人に吹き飛ばされてしまいました。
「きゃあっ!」
地面に叩きつけられます。激痛が走る。
神人がこちらを向きました。振り下ろされる手。……やられる!!
しかしその手は私に届く前に消滅しました。……赤い球体が吹き飛ばしたのです。
「もう大丈夫ですよ。」
私を守ってくれたその人は、
涼宮さんが作った団体の一員であり、私達の組織と敵対する『機関』の一員でもある
「……古泉さん!」
古泉一樹さんでした。
彼はそのまま再び赤い球体となって神人に向かいます。
よくよく見ると彼以外にも赤い球体が複数飛んでいます。きっと機関の方々でしょう。
皆さん戦い慣れしていますね……神人も消滅間近です。
それに比べて……私は……
「うっ……うっ……」
私は何も出来ない。いくら口で神は佐々木さんの方だと主張しても、
敵対している勢力に助けられなければ、こういう事態を乗りきることも出来ない。
私は自分が情けなくなって、涙が止まらなくなりました。
「終わりましたよ、橘さん。……泣いているのですか?」
古泉さんが戻ってきました。
すぐに私が泣いていることに気付きます。
「うっ……ごめんなさい……私が……えぐっ……情けなくて……」
私は嗚咽を交えながらも彼に謝ります。
涼宮さんの閉鎖空間だけでも大変なのに、こちらまで対処させてしまった。
以前、彼との口論で対等にやりあおうとしていた自分が恥ずかしい。
始めから格が違っていたのに、です。
でも彼は私を責めることはせずに、優しく微笑んでくれました。
「気にすることはありませんよ。僕だって始めは何も出来ませんでした。
ただ他の方が戦うのを見てるだけでしたから。
むしろ僕はあなたの方が凄いと思いますよ。始めての経験で神人に立ち向かう勇気。
僕にはとても出来ませんよ。……立てますか?」
「はい……あっ。」
立とうとしたけど上手く立ちあがれませんでした。
「足をやられているようですね。背中、お貸ししますよ。」
彼は私をおぶさろうとしました。でも……
「私とあなたは敵対関係に……」
「いくら敵対関係だろうと、負傷している女性を放っておく趣味はありませんよ。
さあ、どうぞ。」
彼の背中におぶさられながら、私は自覚しました。
決して好きになってはいけない人間を、好きになってしまったことに……
終わり
以上です。続くかもしれないし、続かないかもしれないw
全てはインスピレーション次第・・・
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:51:11.04 ID:EpcY3QbdO
ぜひとも続いて欲しいものだ!!
GJだっぜ!
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 17:53:30.82 ID:hc/eIC5NO
>>340 ハードルあげられたwww
しかしGJ!
某SS見て以来、藤原×橘良いなぁって思ってたが古泉×橘も良いね。
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 18:09:18.57 ID:EpcY3QbdO
保守
ほしゅ
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 18:20:30.24 ID:EpcY3QbdO
そういえば乙女ハルヒを待ってるが、いつぐらいになるんだろうか。
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 18:31:07.35 ID:EpcY3QbdO
ほ
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 18:32:36.09 ID:KsT7C+dfO
>>323です
長編になりそうなので今日の投下は無理かもorz
凉宮ハルヒの超銀河大戦
子供の頃の理想とハルヒを混じらせて見た。
ほしゅ
>>340 なんという新ジャンル開拓者wwwGJ
>>352 おまいが納得できるまで頑張るんだ!!俺はいつでもwktkしてる
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 18:55:20.27 ID:t1eSzE160
ほ
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 19:10:35.23 ID:EpcY3QbdO
星
ほっしゅ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 19:21:48.26 ID:z0jhc0evO
ほ
保守
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 19:36:18.72 ID:H+b7K2PQ0
保守
>>339 GJだが、その設定では、あんまし敵対してないな。
あの状態で敵対すると、世界破滅するから当然かもしれないが。
でも良かったよ。
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 19:56:30.95 ID:EpcY3QbdO
保守
4レスほどいただく
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:08:28.13 ID:RLuLZ4smO
ほ
「ねぇ、結局キョンは誰が本命なの?」
「本命って何の話だ?」
「珍しいな、国木田がそういう話を振るとは」
「誰が彼女なのかってことだよ。 というか一体何股かけてるんだい」
「そういう話か…何股も何も俺は彼女などいない」
「まあキョンのことだからそういうと思ってたけどね」
「じゃあよ、お前誰が一番好きなんだ? 涼宮か長門有希か朝比奈さんか」
「鶴屋さんや阪中さんや文芸誌に出てた彼女の可能性もありそうだねぇ」
「誰が一番と言われてもな…順位なんてつけてないぞ」
「じゃあ誰を一番彼女にしたい?どう思っているのか説明してほしいな」
「なんで俺がそんなことを言わねばならん」
「美女のことが気になるからに決まってるだろ。
吐かなければ朝倉が転校する前日のことを言いふらすぞ」
「朝倉が転校する前日のこと……おいそれはだめだ」
「ん? もしかして朝倉さんにまで手を出してたの?」
「気にするな。 あとそれはない」
「じゃあ名前の出た順に説明してもらおうか」
…仕方がねぇ谷口覚えてろ。まずハルヒはくやしいが一緒にいると楽しい。だけど疲れるんだよな。
それに放っておくと何をするか分からないから目を離せないんだ。
けどそれは恋愛感情というよりまるでやんちゃな妹に対するものだと俺は思う。
長門の場合は一緒にいると落ち着くんだ。あの無言空間も俺にとっては居心地悪くないしな。
あいつは何やっても完璧なんだけどハルヒとは別の意味で放っておけないんだ。
これも恋愛感情というより妹に対するものだと俺は感じている。
朝比奈さんに対しても恋愛感情というよりアイドルとかに向ける感情だな。
俺があのお方に恋愛感情を抱くなど恐れ多い。雲の上の存在だ。
ハルヒとも長門とも違う意味で放っておけない存在ではあるけどな。
「一人は性格が規格外だが、あの3人の美少女と一緒にいて恋愛感情がないなんてぬかすのかてめえ」
「そんなこと言われてもな。 彼女とかそういうのよりもむしろ家族に近い感覚なんだよ」
「日本での重婚は認められていないよ」
「そういう意味の家族じゃねぇよ!」
「まあ、とりあえずその三人は分かったよ。 キョンは他の周りにいる女性に対してもどう思ってるんだい?」
「だからなんで俺がそんなことを言わねばならん。 もう十分だろ」
「頭の中で思っているだけよりもたまには口に出した方が気持ちを整理しやすいんじゃない?」
「そんなこと言ってお前が楽しみたいだけだろ」
「今の言葉にも嘘はないよ」
「…そうかい。 まあ暇だし別にいいけどさ」
鶴屋さんは最高の先輩だ。
もしくは理想の姉といったところだろうか。
もし俺に姉がいたら鶴屋さんのような人であってほしいね。
阪中はまあ普通に少し仲のいいクラスメイトだな。
恋愛感情とかは今のところない。
ハルヒに友達ができて嬉しいと思ってるから妹の友達といったイメージだな。
ミヨキチは正真正銘妹の友達だ。
あの子は本当に小学生なのかと疑うほどに大人びているし確実に将来美人になる。
礼儀正しい良い子だし朝比奈さんのようになるんじゃないだろうかね。
とはいえ俺はロリコンじゃあない。
「まあそんなところだな」
「よくよく考えるとお前の周りは本当に美人が多いよな…殴っていいか?」
「まだ終わりじゃないよね。 この前廊下で生徒会の喜緑さんと話しているのを見かけたよ」
「なぁにぃ!? 喜緑さんと言えば朝比奈さんや鶴屋さんと肩を並べられるレベルの先輩じゃないか!」
あの人はただの先輩といったところだな。 ちょっと色々あって知らない仲ってわけでもないが。
常に微笑んでいるものの古泉と違って不快感がない。 たまに威圧感を感じるが。
恋愛感情というものを抱くほど仲がいいわけでもない。
「後は佐々木さん橘さん周防さんについてかな」
「なんでお前が橘や九曜を知ってるんだ?」
「この前偶然外であったんだよ。 その時に少し話し込んでね」
「本当に偶然なのか怪しいもんだが…余計なこと喋ってないだろうな」
「さて、どうだろうね。 佐々木さんも橘さんも周防さんもキョンについて熱心に聞いてきたよ」
「おい、俺が蚊帳の外だから詳しく説明をしろ。 可愛いのか?」
「はいこれプリクラ」
「プリクラ? 佐々木がそんなの撮るとは意外だな」
「佐々木さんは乗り気じゃなかったけどね。 橘さんが強引に誘ってきたんだよ。
将を射るにはまず馬からとか言ってたよ」
「あぁ、そういえば橘は普通の女子高生でもあったな…」
「こ…これは…!! 左からA+、AA+、A-!」
「左から橘さん、佐々木さん、周防さんだね。 ちなみに佐々木さんはキョンの元カノだよ」
「はあ…違うと何度言えばわか」
「キョン」
「なんだ谷口」
「どれだけの美人をたぶらかしてやがる! 絶対に殺す! 今すぐ処刑してやる! 一人でいいから紹介しろ!」
「五月蝿い黙れ。 落ち着いて死ね。 そしてお前に紹介してやるような奴はいない」
「独占欲の塊め…とりあえずその3人についても教えろ」
佐々木は親友だ。
向こうもそう言ってくれたしな。
中学3年の1年間だけだったとはいえずいぶん一緒に過ごしたしこちらからも文句はない。
一緒にいて楽しいし落ち着くしハルヒのような心配はいらないやつだ。
脳味噌の方が少し疲れるけどな。
橘は知らん。俺はあいつが嫌いだ。
面はそれなりにいいとは思うがあいつはダメだ。論外だ。
九曜に関しては何を考えているのかまるで分からん。
恋愛感情以前の問題で意思の疎通が困難だ。
「ふぅん。 まあ周防さんと意思の疎通が困難だっていうのは分かるかな。
けどキョンはツンデレの気もあるから橘さんに関してはまだ怪しいね」
「嫌いならその橘さんを紹介しろよ」
「あいつを紹介すると俺が色々と不利になるからダメだ」
「死ねばいいのに。 …で、結局誰を狙ってるんだ?」
「なんでそういう話になるかねぇ」
「じゃあ彼女にするならどういう子がいいんだい?」
「今までろくに考えたこともないな」
「死ねばいいのに」
「もしかして誰でもいいの?」
「なんでそうなる」
「死ねばいいのに」
「谷口うるさい」
おわり
GJ!
なんとも高校生らしい会話でw
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:18:30.35 ID:QbunCHwH0
かわいい子しかいねえなwふざけんなよホントに
キョンうぜぇwwww
>>370 キョンは最初に告白した人と付き合うんだよ。婉曲的な告白はフラクラするけど。
以前佐々木スレに投下したやつの改訂版です
では↓↓↓
なぁ佐々木、本当に俺なんかで良かったのか?
「どういう意味だい?キョン」
いやだって、お前はその、美人だし、頭も良いし、性格だってちょっとばかし理屈っぽいが面倒見が良くて頼りになるから、その気になればもっといい男だって捕まえられるだろうに。
それにいつだったか自分で俺の親友だと言ったよな、だからそれ以上は踏み込ませないつもりだと思ってたが。
「くっくっ、嬉しい事を言ってくれるじゃないか。でも先程の問い自体は愚問だね。
確かに僕はキミに対して所謂燃え上がるような恋心というような物は抱いていない。
恐らく今後も抱く事は無いだろう、他の誰に対しても、ね。だのに何故キミを受け入れたかというとだね、僕にとってキミが最も丁度いいからさ。」
丁度いい?
「そう。僕が求めるのは100点満点の人なんかじゃない。75点の人なのさ。
考えてもみたまえ、完璧な人間に伴侶なんて必要無い。一人で何でも出来るんだから。完璧ではないからお互いを補完出来る相手を求めるんだ。
当然僕も完璧ではないのでね、キミが必要なんだ。尊敬出来る所と、突っ込みを入れられる所が良い具合にバランスがとれているキミが。」
突っ込まれるのはともかく、俺にお前から尊敬してもらえるような長所があるとは初耳だな。
「くっくっ、正にそういうところなのだけれどね。気が付かなくて結構、ぜひそのままのキミであってくれ給え」
………なんか上手く避わされた気がするが、それはひとまず置いとくとしよう。
要するに、俺にはお前から見て褒められる所とけなせる所の両方あるから良いって事か。
「そんな身も蓋も無い言い方しないでくれ、人が折角言葉を選んであげたのが無駄になってしまうじゃないか。でもまあ概ねその通りなのは否定出来ないかな。
実の所、中学時代に既にキミは合格ラインの70点に達していたのだが、幸か不幸か今は理想の75点をやや越えてしまっているのだよ。
涼宮さん及びSOS団での活動で振り回される中で得た経験の賜物というべきかな。
ああそれが困るといってるんじゃない、むしろ自分を磨く良い発奮材料だよ、再びキミと釣り合うようにする為のね。
まかり間違っても自分がだらけて評価を下げ、それによって釣り合わせようなんて事は言わないでくれ給え。」
相変わらず厳しいな。ま、それがお前がお前たる由縁なんだろう、納得も出来た事だし今後とも宜しく頼むぜ、佐々木。
「こちらこそ。宜しく頼むよ、キョン」
(おまけ)
なんて話をしてる間、佐々木の表情はいつもの微笑みを浮かべたままでついにそれを崩す事は無かった。表情はな。
顔色は…まあ察してくれ。勿論俺も突っ込まない。鏡を見せられるに決まってるからな。
「何を一人でブツブツ言ってるんだい?キョン」
「いやなに、甘党の異世界人への配慮ってやつらしい。差し当たって俺達には関係ない」
「そうかい」
「そうさ」
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:37:15.04 ID:RLuLZ4smO
マジキョン死ねばいいのに
改行規制喰らった
なので短いのに分割しました
>>378 しかしキョンが死んだら十中八九世界は崩壊するだろうがなwww
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:40:13.63 ID:G4wt+WsN0
>>370キョンの橘評にきょこたんファンの俺が枕を涙で濡らした
いやほら、好きなキャラが批判されてると自分が批判されたみたいに心痛むじゃない?間接的に。
でも実際現時点でキョンがハルヒキャラで1番嫌ってるのって橘なんだよなあ悲しいことに
>>380 ああそういやそうか
クソッ
めんどくさい奴だな
>>381 俺も橘は好きなんだぜ
だけどキョンから見たら何かすごく心を動かされることがない限り絶対に心を許したりしない
だったら何かすごく心を動かされることが起こるSSを作ればいいじゃないって黄色のカチューシャした人が言ってた
長門「今日コバマサがリリーフ失敗したら情報連結を解除する」
キョン「長門!よせ」
古泉「長門さん、彼はああ見えて球界トップのクローザーです」
みくる「そ、そうです。近年失敗が目立つだけですぅ」
キョコタンマスタこと
>>384が本気を出されるそうですwktkwktk
>>385 ハルヒ「有希もまだまだねえ。あの劇場がいいんじゃないの!」
長門「失敗は劇場とは呼べない。最近の彼は炎上しかしていない。」
ハルヒ「バッカねえ。その失敗を混ぜることによってより劇場のハラハラ感が増すんじゃないの!」
キョン「ていうか別に劇場しなくてもいいだろ・・・」
ハルヒ「ランナーを出さない抑えなんてつまんないわ!岩瀬とか論外よ!劇場こそ全てよ!」
みくる「涼宮さんに何かが乗り移ってるみたいですぅ・・・」
ハルヒ「もう薮田なんなのよ!打たれるためにきたわけ?」
キョン「そんなこと言うな。先発時代も知らないくせして」
古泉「そうですよ。彼は苦労人です」
みくる「05年優勝できたのは彼の力が大きいですよぉ」
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:53:40.11 ID:wEDaYIJ6O
>>382 お前キョン嫌ってるくせになんでこのキョンがマンセーされてるスレにいるの…?
キョンみたいなのが実際にいたら間違いなく男子からハブにされる。
無視とかじゃなく友達のフリして実質的距離を置かれる。
まあ実際クラスでもそれほど中心ってワケでも無さそうだし、
中学からのツレと高校からの友達が一人ずつだし、クラスの友人多くは無いな
まあこれはキョン自身がどうこうってより、ハルヒにつきっきりってのが大きいだろうけども
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:58:20.46 ID:hc/eIC5NO
橘スキー達ちょっと待ってくれよ!
今頑張ってるから‥‥orz
そういえば分裂かどっかで「一人で飯食うのが好き」みたいなモノローグあったけど、何か今までの行動と矛盾を感じたな。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:59:23.89 ID:dYAYAaVL0
┌──┐
i二ニニ二i
〃∩i´ノノノヽ)))
⊂⌒´Wリ゚ -゚ノリ マスター、遊戯王って奥が深いんだね
`ヽっ/⌒/⌒/c
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 20:59:45.69 ID:dYAYAaVL0
この誤爆は死にたい
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:00:30.38 ID:JUsdDWya0
ハルヒ「あら?蒼聖石じゃない」
アナルスレに誤爆だったら超改変されてただろうに…
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:02:36.41 ID:wEDaYIJ6O
>>391 そんなこと言ったらハルヒ達なんてどうなるのよ…
キョン以外はみんなDQNだぞ
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:03:17.48 ID:G4wt+WsN0
朝倉「蒼星石!こんなとこで何やってるですか?」
キョン「ど、どうしたんだ朝倉。この人形と知り合いなのか?」
朝倉「い、いえ……(いけない、うっかり別世界の私を出しちゃったわ。)
>>401 つまりラノベマジックにかかっているわけで、実際にいるとか考え出した
>>391がドアホ。
…………俺じゃん!
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:06:27.14 ID:FXfEWNWa0
>>394 楽しみなんだぜwww
と多数の職人さんを書いて頂くように煽っている俺は最近何も書いていないorz
だって絵師に転職すべく(以下チラシ裏
ちょっとキョンの好きなもの(物欲的な意味で)でありそうなものを教えてほしい
>>385 長門「ボビーバレンタインの判断は正しい。でも安心できない」
キョン「薮田も信用してやれよ。」
古泉「そうです。彼は実績ありますから」
みくる「そうですよぉ。ロッテの中継ぎ陣は打たれて抑えるんですよぉ」
絵ってすごく険しい道だよな。音楽と文章と絵だったら三つ目が一番難しいと思う。
音と文は多少稚拙でもいいものは伝わるけど、絵は視覚に直接訴えるものだからどうしても見劣りする。
>>406 太宰治全集、芥川龍之介全集、改訂版ギリシア神話
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:14:47.27 ID:7f7c/4Yp0
連投ゴメス
>>408 商業目的とかじゃなくてスレに投下して
「おまwww首の位置変」とか言われることを目指してたり・・・
さすがにプロとか同人描くようなレベルまでは考えてないさ
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:16:00.76 ID:G4wt+WsN0
>>411 ファイトだ。何でも続けてれば上達するのは確かだし。
その根気を人は才能と呼ぶ。
ちょっと質問なんだけど、古泉って喜緑さんの正体知ってたっけ?
少し読み直してみたけど、知ってるって描写も、知らないって描写もないみたいなんだけど。
長門「流石薮田。三者凡退。これこそクローザーのあるべき姿。」
ハルヒ「コバマサでないなんてつーまーんーなーいー!
ボビーは何考えてるのよ!ランナー出してなんぼでしょ!」
キョン「まあまあ、勝ったんだからいいじゃないか、どっちでも。」
>>414 むしろ古泉づたいでキョンが核心に近付いたはず。編集長〜あたりで。だから知ってる。
>>415 みくる「キョンくんはわかっていません」
古泉「そうですね、今年の藤田を忘れて困っては困ります」
長門「川崎と薮田しか信じたくない」
>>412まさか採用されるとはwww
>>413おうよwww俺・・・美術の成績で5取ったらここでうpしようと思うんだ。(あくまで死亡フラグですので期待は禁物)
>>414TFEI端末がウヨウヨいるってことは知ってるんじゃね?
>>416 うわ、そこ調べたつもりだったのに…ちょっと読み直してくる。
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:30:55.83 ID:YKAHmdgx0
保守
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:39:35.12 ID:EtfWGIT5O
保守
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:47:15.71 ID:7f7c/4Yp0
保守
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:50:59.78 ID:fyvx06/xO
うぉおおお…やっとおいついた…昼からさぼってしまった……
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 21:57:29.78 ID:HVEg0jLF0
hohoho
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:03:59.82 ID:bImzJJdo0
保守話
オリキャラってみんなはどのレベルまでいける口?
1.名前もキャラも原作・アニメ未登場の完全なオリキャラまでOK
2,原作設定を使って『ひょっとしたらいるかも』的なオリキャラ(邁進の【彼ら】など)までOK
3.既存のキャラを改変した形のオリキャラ(カオスワールドのホモ泉、クーデターの朝比奈(黒)など)までOK
4.原作キャラ以外の登場は論外
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:07:51.40 ID:9XaC7rQB0
3かな
2かな。
親族ぐらいなら
>>425 主観だと1は完全にNG。基本的には4。
けど2とか3に関しては出す必要とか、いたほうが面白いことがある。これも個人的に間違いない。
ただ何にせよいないほうが多くの人が読める。そのへんの折り合いを作者としてどうしたいかだと思う。
あと同じく基本事項として、固有名詞は出さないほうがいいってが暗黙の了解になってる印象がある。
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:10:12.04 ID:HVEg0jLF0
1は新しい敵勢力とか新たな神くらいしかいないんじゃないか
俺も2と3だな
個人的に神人ちゃんはよくてもカーマは受け付けないという難しい気持ち
同じ甘い物でもチョコは好きだけど生クリームは嫌いとかそういう感じ
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:11:05.82 ID:9XaC7rQB0
1はだめだな。
超長編でss職人な人なら許せるかもだが
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:11:12.62 ID:fyvx06/xO
微妙だな オリキャラは使うべきでないと言ってるやつもいるんだが
俺は2で
>>383の挑戦を受け頑張ってしまった。
今から数レスお借りして投稿します。
435 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:12:32.42 ID:G4wt+WsN0
「佐々木さん、ちょっと相談に乗ってほしいのです……」
橘さんから相談を受けた。また神だとかそういう話かい?
「違うんです!この前会った
「え?キョンの好きなもの?」
「はい、私彼に嫌われてるらしくって……なんとか彼との関係を修復したいんです。」
「う〜んそうだね……彼はあまり物欲が無いからなあ……
ああ、そう言えば彼は芥川龍之介のファンだと言っていたな、彼も。」
「それです!ありがとうございます!」
彼女は喜びの表情を浮かべて走り去った。
いろいろ変なことを言うけれど、こうして見ると普通の女の子だなあ……
2かな
まあ、でも書き手による
とある人が書いたのは3でも許せねえのに別人なら2でも読める、みたいな
でも、1だけは無理
支援
遂に出来たかwww楽しみにしてた
支援
438 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:14:20.38 ID:G4wt+WsN0
すまん。ちょっと抜けてた部分あったからやり直し
「佐々木さん、ちょっと相談に乗ってほしいのです……」
橘さんから相談を受けた。また神だとかそういう話かい?
「違うんです!この前会った涼宮さんの傍に居た彼のことなんですが、彼の好きなものってわかります?」
「え?キョンの好きなもの?」
「はい、私彼に嫌われてるらしくって……なんとか彼との関係を修復したいんです。」
「う〜んそうだね……彼はあまり物欲が無いからなあ……
ああ、そう言えば彼は芥川龍之介のファンだと言っていたな、彼も。」
「それです!ありがとうございます!」
彼女は喜びの表情を浮かべて走り去った。
いろいろ変なことを言うけれど、こうして見ると普通の女の子だなあ……
439 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:14:57.01 ID:G4wt+WsN0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日は土曜日。不思議探索の日だ。
最近はこの活動も悪くは無いと思い始めてる自分がいる。なんだかんだで楽しいしな。
だが、この組み合わせの場合話は別だ。
「おや、そんなに嫌ですか?」
「当たり前だ。なんでよりにもよってお前と二人きりなんだ。」
「僕としては嬉しいですけどね。1番気がね無く話せるのはあなたですし。」
「気持ち悪いことを言うな。顔が近い。」
古泉との気乗りしないトークを繰り広げていると、前方に一人の少女が現れた。
あのツインテールは……!
「おや、橘さんでは無いですか。」
「お久しぶりです、古泉さん。それに……キョンさん。」
「お前にあだ名で呼ばれる筋合いは無い。」
俺は冷たく言い放った。当然だ。コイツは朝比奈さんを誘拐した憎き女だ。
まあ外見は悪くは無いとは思うが……目下俺の嫌いなヤツランキングではダントツの1位だ。
今度はどんな悪巧みをするつもりなんだ?忌々しい。
「い、いえ、今日はただあなたに渡したいものがあって……ど、どうぞ。」
おずおずと差し出されたものは、芥川龍之介の本だ。俺が1番好きな著者だな。
440 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:15:51.55 ID:G4wt+WsN0
「これを俺に?」
「はい。あなたに……」
「なんで俺の1番好きな著者を、お前が知っているんだ。」
「それは佐々……」
「お前の組織で、俺のことを調べ上げたんだろう。ご苦労なこったな。」
「ち、違……」
「そんでこれを渡して、俺に媚びを売ってお前らの軍団に引き抜こうって作戦か。
悪いが俺はそんな物で釣られる人間じゃないんでね。……こんなものでな!」
俺は橘から貰った本を地面に投げ捨てた。
忌々しい。やることがいちいち薄汚いんだよ、お前は。
「あ……あ……」
地面に落ちた本を呆然と見る橘。
橘の目に涙がたまっていく。そしてそれは決壊して……
「うわぁぁぁぁん!!」
泣きながら走り去ってしまった。そんなに作戦が失敗したのが悔しいのかねえ。
まったくやれやれだ。なあ古泉?と俺はとなりのニヤケ面に……あれ?ニヤケていない……
支援
支援
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:16:40.04 ID:QbunCHwH0
>>425 3か4
ハルヒ母とかあんまり出して欲しくない
444 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:16:57.23 ID:G4wt+WsN0
「今のは、あんまりだったんじゃないでしょうか?」
その声はいくぶんか怒りの要素が入っているように聞こえる。
「なんだよ、お前だってあいつとは敵対関係だろ。どうせ今の行動だって下心が……」
「……見てください。さっきの本に、何か紙が挟まっていますよ。」
古泉が指差したのは地面に落ちた本。そこから確かに、紙が挟まれている。
俺は本を手に取りその紙を抜き取った。これは……手紙?
『あの事件はごめんなさい。あなたの仲間を傷つけたこと、深くお詫びいたします。
私があなたに嫌われているのは知っています。許してもらえないかもしれない。
でも、私はあなたと良好な関係になりたいと願っていることだけは知っていてほしいのです。
これは組織も佐々木さんも涼宮さんも関係ない、私個人の願いです
橘京子 』
これは……
「彼女は純粋に、あなたと仲良くなりたかったと思いますよ?……追いかけた方がよろしいのでは?」
「言われなくてもそうするさ!」
俺はかすかに見える橘の後ろ姿に向かって、全力で走り出した。……もちろん、本と手紙も持ってな。
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:17:12.37 ID:7f7c/4Yp0
支援
支援
447 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:18:01.68 ID:G4wt+WsN0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は公園のブランコに一人座っていました。
派手に泣いたので目が真っ赤です。恥ずかしいなあ……
彼の私に対する憎しみは予想以上だったようです。
そしてきっと今回の件で溝は更に深まった。もう会ってもくれないかも……
「おい。」
……!!
後ろを振り向くと、彼がそこに居ました。……まだ恨み言が言い足りなかったのでしょうか……
ところが彼は私と目が会うと思いっきり頭を下げました。
「すまん!!!」
え……?
「手紙、読んだよ。お前は純粋な気持ちでこの本をくれたんだな……
それなのに俺……最低だったな。
お前の気持ちは分かったし、本も有難く貰う。
そんで……お前も、キョンって呼んで構わないから。」
彼は少し照れながら話しました。……気持ちが伝わったみたいで、嬉しいです。
また私の目に涙が浮かんできました。でもこれは、嬉し涙……
448 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:18:29.93 ID:G4wt+WsN0
「で、でも、悪いがお前の気持ちに答えることは……」
え?
「俺には一応ハルヒっていう彼女がいるわけで……
いやもうお前のことを嫌ってるというワケではないんだが、それとこれとは話が別で……」
もしかして……彼は……
彼の勘違いに気付いた時、私はプッと吹き出してしまいました
「な、なんだよ。」
「すいません、でも私はあなたと仲直りしたいと思っただけで、
別に付き合ってほしいとかそういうわけではないんですよ。」
「へ?」
「涼宮さんからあなたを取るなんて、そんな恐れ多いこと出来るわけないじゃないですか。」
「は、はは、俺は恥ずかしいな……はははは!」
「……あははは!!」
私は彼と二人で大笑いしました。
あーおかしい……さっきまでの憂鬱な気分がウソのようです。
二人とも落ちついてきたところで、私は彼に尋ねました。
支援
450 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:19:06.94 ID:G4wt+WsN0
「ところで、ずっとここに居ちゃマズイんじゃないですか?涼宮さんが……」
「え?あ、正午過ぎてる!急がなきゃやべえ!!」
彼は慌てて立ちあがり、走りだそうとしました
……が、止まって私に向き合いました。
「あーなんだ、これからもいろいろあるとは思うは……これからもよろしくな、橘。」
彼が改めて挨拶をしてくれました。
私はそれに、まだ泣き跡が残ってる顔で、笑顔を作って答えます
「……はい!こちらこそ!」
終わり
乙!今から読んでくるわ
452 :
仲直り:2007/09/12(水) 22:20:56.25 ID:G4wt+WsN0
以上です。……最後の投稿で誤字発見!
「あるとは思うが…」ですwすいません
支援ありがとう。
そして芥川ネタをくれた
>>410、書く動機をくれた
>>383にもありがとうと言いたい。
きょこたんかわいいよきょこたん
へたれじゃない普通の女の子な橘もやっぱりいいな
へたれも好きだけどな!
本を捨てたときには俺の中のキョン株が大暴落しましたよwww
結果よければってやつでwGJ!
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:26:09.86 ID:W5Qf6jq20
保守ってさ、sageててもOKなの?
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:27:44.13 ID:7f7c/4Yp0
500番位まで落ちるとダメだったような・・・
いやsageてても大丈夫
なはず
保守
圧縮あると切られる可能性が。
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:32:02.58 ID:YniMlBQOO
橘のキャラって書き手によって結構変わるから面白いな。GJ
しかし、結構オリキャラ否定的な意見多いな。
自分は全体的な話の流れに大きな影響(誰かと付き合うとか)がなけりゃOKだと思ってるから結構使うんだが。
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:33:16.73 ID:HVEg0jLF0
教科書文通の山田は許せる
むしろ山田には惚れたぜ
ところで教科書文通の続きって(ry
463 :
便乗:2007/09/12(水) 22:38:08.30 ID:FYaHXV0A0
「これを俺に?」
「はい。あなたに……」
「持ってるからいいや」
山田は9組のも6組のもいい仕事してくれてるからなwww
>>460 ぶっちゃけ場合によりけりな面があるからな。
俺の場合、顔出しくらいなら別に問題無いと思ってるが。
ちなみにどんな作品書いてんの?
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:50:03.45 ID:HVEg0jLF0
あげ
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:51:27.51 ID:9XaC7rQB0
一応ageてるほうがいいと思うな。保守は。
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:55:27.75 ID:v91O56BU0
>>460 オリキャラ自体を否定するわけじゃないが、
過去、SS界にはU−1というものがあってな…あと作者の自己投影100%な自慰キャラとか。
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:58:53.28 ID:YniMlBQOO
>>465 キョンたちが合コンした時の相手とか(名前付き、オチに影響アリ)
主要キャラを逆ナンするお姉キャラとか(名前なし、オチに影響アリ)
この辺りはセフ?
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 22:59:43.86 ID:EpcY3QbdO
>>460 オリキャラと誰かをくっつけたりするのは論外だ。
当たり前だよな。
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:00:15.12 ID:9XaC7rQB0
>>469 書き手による・・・としか言えない
そいつがセンスあるss書きでうまくまとめれたならおk
センスなくてgdgdにまとまったら駄目・・・
なんだろうな。そう考えると投下職人も厳しいわけだ。
472 :
教科書文通:2007/09/12(水) 23:01:25.57 ID:QQJskfzl0
>>461>>462>>464 来たらいきなり山田登場ワロタw
正直、モブとは言えオリキャラ出すのはまずいだろ……とびくびくしながら、
でも話の流れ的にどうしても必要で出したキャラなのでそう言って頂けると助かる。
続きは、明日辺りには投下したいと思っています。
>425
読み手としては、1と2の間くらい? 面白ければ全てよし派。
書き手としては、3までに止まりたい所だけど、書いたものを読み返したら1まで行っちゃってる……
オリキャラ出した作品書いたけど、仮に自分が読み手だったら即刻切ってるだろうなぁと思いつつ書いた。パラドクス。
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:06:44.60 ID:fyvx06/xO
投下か?
いいえ。
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:09:14.87 ID:fyvx06/xO
そうか…
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:11:42.51 ID:4554yWk4O
>>425 不思議と既存キャラと親しい関係のオリキャラは4になるが、敵対関係のオリキャラなら2と3。。というかむしろ積極的に使いたくなる。その方がやりやすくなるから。
さぁ、なにかお題をもらおうじゃないか
昨日は長門の結婚物とか書いたから今日はみくるで行きたいと思います
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:16:29.72 ID:CEcBOdj30
女体盛り
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:16:47.68 ID:YniMlBQOO
>>471 んー…難しいな。まとまってるような、まとまってないような…。
オチを思い付いた時点では必須だったからなぁ。
これからはなるべく必要ない展開で行こう。
ヤンデレ
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:18:44.78 ID:YniMlBQOO
みくるものが来てしまったらみくるの復讐をうpする作業に戻らないといけないじゃないか!ドンと来い
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:19:16.54 ID:2EB89GwwO
家政婦はみたって殺人現場とか見ちゃう話だよな?
>>485 読んだことないんだがここに投下されたやつ?
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:25:30.06 ID:YniMlBQOO
>>489 むしろ家政婦がドロドロした内部事情を立ち聞きするイメージだけど、その辺は適当で。
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:26:47.37 ID:fyvx06/xO
なんちゅー無理難題wwwww
家政婦は見た把握した
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:28:24.09 ID:9XaC7rQB0
さあ俺にもお題くれ
いd変わるかも試練けど気にスンナ。
最近毎日レスに「試練」入れてるのは仕様
ID見逃してたんだぜ
勘違いサーセン
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:32:01.99 ID:9XaC7rQB0
なんという無理難題
サイコパスってなんぞや?
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:32:39.96 ID:9XaC7rQB0
あと水蒸機関
もkwsk
>>502 異常ではあるが病気ではない。
つまり極端な自己中心的な考え方を持っていてそれが病気だからなのではなく性格からきている人のこと。
連続殺人犯の有名なテッド・バンディやゲーシーがその類。慢性的な嘘つきで絶対に自分が悪いとは思っていない。
「性格が逸脱し、そのために社会を困らせたり自らが悩むもの。性格異常。」
wiki○○より抜粋
×水蒸機関
○水蒸気機関
誤字ゴメス
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:36:34.26 ID:9XaC7rQB0
Yシャツとサイコパスと水蒸気機関と肉じゃが・・・
削らしてもらってもいいのかな?
どうぞどうぞ
mixiはきついwwwてっきりどれか一つのテーマで書くもんだと思ってた
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:45:00.84 ID:9XaC7rQB0
まああのままだと・・・
水蒸気機関で起こった殺人事件!
キョンが殺された!?
残された手がかりは血まみれのYシャツのみ・・・
ハルヒとSOS団は殺人犯の特定に向かう!
現場に残された衝撃の真実とは?
キョン「かってに殺すな。それより肉じゃがが食べたい」
という馬鹿げた妄想しかできなかったから、
今回はYシャツ&肉じゃがで2〜3スレほどの短編書いてくる
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:45:20.95 ID:7f7c/4Yp0
右手中指がつい習性で・・・という保守
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:45:37.74 ID:hc/eIC5NO
もう少しかかりそうですorz
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:46:52.47 ID:9XaC7rQB0
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:46:59.02 ID:fyvx06/xO
それじゃお題SSが来るまでの穴埋めに、小ネタ行きましょか。
っても、以前に投下した一発ネタの加筆版ですが。とりあえず4レスほど。
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:49:04.49 ID:QbunCHwH0
会長「暦の上ではとっくに秋だというのに、今朝もまた変に暑いな。昨晩の雨のせいで
空気もやたらベタベタしているし。まったく、これからあの坂を上って
登校しなけりゃならんと思うと、心底うんざりする」
??「かいちょー」
会長「いっそ強権を発動して、生徒会室にだけでもエアコンを設置してやろうか…?」
??「かいちょー」
会長「しかし、あからさまな使い込みをしてもすぐにバレるしな。古泉に
ねちねち小言を言われるのも癪に障るし。ううむ…」
??「かいちょーってば!」
会長「うおっ、足元から声が!?
って、女の子か。どうしたお嬢ちゃん、迷子にでもなったかね?」
??「ちがいます、かいちょー! わたしです、わたぁし!」
会長「わたしと言われてもな。あいにく俺に幼稚園児の知り合いなどは…」
??「もうっ、これならわかりまちゅか? えいっ!チュッ」
会長「き、キミっ、いきなり何を…むっ!? この味、この唇の感触…
まさか、キミは喜緑くんか!?」
`_「よーやくわかってくれまちたか、かいちょー」
会長「しかし、どうしてそんな幼稚園児のような姿に…?」
`_「わかりまちぇん、あさおきたらこーなってまちた。
じょーほーとーごーしねんたいともこんたくとできないでちゅし…
かいちょー、わたしどーちたらいーんでしょーか?」
会長「いや、俺にそう訊かれてもなあ」
近所の奥様方「ちょっとアレ…白昼堂々変質者じゃ…( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
会長「ワケが分からんが、とにかく状況を整理しよう。わざわざ俺を訪ねてきたという事は、
例の情報操作能力とやらも使えなくなっているんだな?」
`_「ええ、おさっしのとーりでちゅ」
会長「同じマンションの長門くん、彼女の助力は仰げないのか」
`_「いちおーへやはたずねてみまちたけど、けさはもうがっこうにむかってしまった
あとみたいで」
会長「携帯で連絡を取れば良かろう」
`_「それが…わたしたちはそのきになれば、けいたいでんわをかいさなくても
かいわができるので、ながとさんのばんごうはとうろくちてなかったんでちゅ」
会長「で、いざ情報操作が出来なくなったら困り果ててしまった訳か。
まるで停電時のオール電化の家のような有様だな」
`_「すいません、いまのわたしはほんとうにやくたたずで…」
会長「………デコピン」
`_「あいたっ!」
会長「くだらない事をぬかすな。お前が情報操作だの何だのの宇宙人パワーを持っていたから、
だから俺はお前と付き合っていたとでも思っているのか」
`_「か、かいちょー?」
会長「たとえ見た目が幼稚園児でも、お前は確かに喜緑江美里なのだろう。ならばそれだけで、
俺にはお前を助ける理由足りえる。
分かったな。つまらん卑下など口にしている暇があったら、お前も現状打破のために、
もっと建設的な対処法を考えてみせろ」
`_「………おおせのとーり、どりょくしまちゅ。それと、かいちょー」
会長「ん、何だ?」
`_「いまのかいちょーのおことば、とってもうれちかったでちゅよ。チュッ」
会長「…のん気にじゃれ合っている場合ではないだろうに」
`_「うふふ、たよりにちてますからね☆」
近所の奥様方「本物、本物よアレは! 警察呼びましょう警察…( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
支援www
会長「ともかく、その容姿では学校にも行けまい。急病とでも連絡しておくべきだな」
`_「はい、でも…」
会長「どうした、北高の番号も登録していないのか?」
`_「いえ、そーじゃなくて。いまのわたしのこえでは、きっとれんらくちても、
きみどりえみりほんにんだとりかいちてもらえないんじゃないかと」
会長「むう、確かに。子供のイタズラと思われるのがオチか」
`_「わたし、ひとりぐらしでちゅし…じょーほーそーさにたよってまちたから、
おとなのしりあいもとくにいまちぇん。どうしまちょう」
会長「………ピッポッパッ」
`_「かいちょー?」
会長「先生ですか。ええ、私です。朝方から突然のお電話申し訳ありません。
実は隣のクラスの喜緑くん、はい生徒会書記の彼女ですが、
急な発熱を患ったとの事なので担任の先生にその旨ご連絡を願います」
`_「…………」
会長「そうです、本人は電話に出るのもつらい様子ですので。…なぜ私がその状況を
知っているのか、ですって? ハッ、これはまた教師とも思えない愚昧な質問を。
我々が互いに信頼を寄せ合う間柄だから、に決まっているでしょう」
`_「…………」
会長「時間も有りませんので、込み入った話はまた後ほど。では。ピッ」
`_「だめじゃないでちゅか、かいちょー。せんせーにあんなくちのききかたをちて」
会長「こういう場合は、こちらのペースで強引に話を押し進めるに限る。
無理が通れば道理が引っ込むという奴だ」
`_「でもあれではきっと、せんせーはわたしたちのことを…ないしんてんに
ひびきますよ?」
会長「まったく、困った事だ。だが物事には優先順位という物がある。いま第一に
考えるべきは内申点では無いのだから、この損失も致し方あるまい。
まあキミの姿と力が元に戻ったなら、せいぜいフォローでもしておいて貰おう」
`_「………かいちょーったら。ギュッ」
会長「どうあれ、連絡は済んだ。今日一日は大手を振って休むがいい。
では、家まで送って行こう」
`_「そんな、ひとりでだいじょうぶでちゅよ」
会長「馬鹿を言え。服も靴もぶかぶかだし、とても大丈夫そうには見えん」
`_「でも、いまからわたしをマンションまでおくっていったら
かいちょーがちこくしちゃいま…」
会長「お前のペースで一緒に歩いていったなら、確かに遅刻するだろうな。
だったら、こうすればいいだけの話だ。ヒョイ」
`_「きゃっ!?」
会長「少し揺れるが、我慢しろよ」
`_「は、はい。あっ、でもかいちょー…」
会長「何だ?」
`_「どうせならかたにかつぐより、おひめさまだっこでおねがいしまちゅ。ポッ」
会長「だから、じゃれ合っている場合ではないというのに…。
仕様のない奴だな、行くぞ」
`_「うふふ、えみりはしあわせものでちゅ☆」
近所の奥様方「ああっ、ついに実力行使に!? 幼女をさらって逃げたわ!
警察はまだなの警察は!( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
以上、保守代わりの微甘SSでした。
続きがありましたら、また近い内に。では〜。
会長がどんどん危ない人に・・・w
支援
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/12(水) 23:54:50.57 ID:fyvx06/xO
任侠とよむのか
これは良い`_さんwww
GJ!
報道特番「県立高校の生徒会長が変質行為!?〜白昼の犯行に近所が騒然〜」というテロップが駆け巡った
`_さんGJ!w
`_さんとか読ませ方天才すぎだろwww
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:07:00.79 ID:JWdoMSw60
Yシャツ肉じゃが投下−してもいいですか?
「家政婦はみた」でお題書きしてるけど
実際の見たことないから期待しないでね。
でも、自分的におもしろく書いてるつもりだからよろしくです。
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:08:47.16 ID:JWdoMSw60
ではでは投下
「・・・ご飯」
長門がいつものように朝ごはんを出してきた。
いただきまーす
俺はそう言うとご飯を胃袋にかきこんで会社の支度をした。
読者の皆さんにはこの状況がお分かりだろうか?
そう、俺は、長門と・・・同棲しているのである。
だがまだ長門の呼び方は「長門」である。
まあ婚約はしているが、結婚式はまだです・・・みたいな。そんな関係だ。
あれからSOS団はいろいろ変わった。
だがそれをここで語るべきではないだろう。
いずれ時はくるさ。なんたって、まだハルヒの力は収まっていない。
古泉もまだ大変のようだ。あいつは割りと出世したそうだがな。
「・・・Yシャツ」
そう言って長門は真っ白のシャツを出してきた。
俺はそれを急いで着ると、玄関で靴を履いた。
じゃあ長門。そろそろ行くよ。
俺はそう言って、長門に口付けをした。
これは俺たちの朝の恒例行事である。
長門は頬を少し朱に染め、
「・・・晩御飯は肉じゃが」
そう言ったのを聞いて俺は颯爽と歩いていった。
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:09:10.58 ID:JWdoMSw60
俺は少し歩くと、横断歩道で止まった。
右へ左へ車が走っている。と、ふいに1台のトラックがこっちに突っ込んできた。
あれ?俺やばくね?と思ったときにはもう遅かった。
「ププーーーーーーーー!!!」
うわあああああああああああああああああ
そこで俺の意識は暗転した。
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:10:23.63 ID:JWdoMSw60
うわあああああああああああ!
俺は大きな声を出しながら起き上がった。
Yシャツが汗でぐっしょり濡れていた。
ここはいつもの文芸部室である。
その部屋には長門だけが座っていた。
ちなみに、長門と俺は付き合っている。やっと意識がとりもどせつつあった。
俺の大声にも動じなかったようで、黙々と本を読んでいる。
長門・・・まさか・・・
「・・・知らない」
長門、人と話すときは目を見なさい。
「・・・」
目が泳いでるぞ。こら、本に視線を落とすな。
「・・・私は知らない」
おい、なんで自分だけ帰ろうとする。まちなさい。
「・・・いやだ」
長門はそう言って小走りで文芸部室をあとにした。
やれやれ・・・・まったくだ。
夢の中でキスしたのは2回目だがどうも現実味のあるキスばっかりだな。
まあいい、今日は長門の家にでも押しかけて晩御飯を作ってもらおう。
そうだな、夢の続きということで肉じゃががいいかな。
「・・・計画通り」
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:13:43.27 ID:JWdoMSw60
endです
gdgdスマソ
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:15:58.21 ID:+1/RJCQ30
パ
ル
>>535 きつい言い方になってスマンけど、テーマ詰め込みすぎて
焦点がぼけちゃってるなってのが正直な感想
検
経験値が極薄なので、ツッコミどころ満載なものを書いたのですが、
需要ありますか?
来るがよい、誰も拒まんぞ。
家紋!
>>538 スルーされるよりはこういう真面目な感想をもらったほうがSS書きとしては嬉しいんだということが最近わかった。
この人は間違いなくいい人。
クラスに馴染んでいるハルヒの姿を見て、寂しさを感じた。
そして窓の外を眺める。
風も少しは暖かくなり、陽も明るく感じるようになった。
もういいよな・・・。
よろしいのですか?
ああ。
すみません。
いいんだ。あいつがマトモになること。それには必要なことだったんだろ?
・・・。
ならいいだろ?もう心配ねえよ。
・・・。
泣くなよ。な、言ってたアレどうなった。
・・・ご要望通りに。
俺が望んだこと。
それはハルヒの前から姿を消すこと。
「彼女は貴方に依存しています」
はあ?あいつが?あの唯我独尊女が?
「ええ」
なんでそんなことg
「分かってしまうのです」
でも今までそんなこと言わなかったじゃねえか。
「貴方に対する依存心が以前よりも遥かに強くなったのでしょう」
・・・で、それでなんだよ?
「はい。そしてSOS団は貴方を繋ぎ止める鎖のようなものです」
・・・?
「SOS団があるからこそ毎日貴方はここに来るのでしょう?」
まあな。朝比奈さんのお茶も飲めるし、長門の姿も確認できるしな。
で、何が言いたい?
「涼宮さんはSOS団にそれほどこだわりはないのです」
いや、それはないだろう。あいつにだって愛着が・・・
「それも貴方がいればこそ、です」
そこまで思われていたとはな。
「ですが、非常に危険です」
今現在でも危険な奴だと思うが。
「そうではなくて、あ、いえそういうことかもしれません。あなたに依存することによって涼宮さんは安定しています。しかし、貴方がいなくなればどうでしょうか?」
不安定になる・・・?
「そうです」
あいつがぁ?
「わかってしまうのです」
で、なんだよ。
「自律してもらいます」
どうやって。
「貴方を嫌ってもらいます」
支援
・・・今なんて言った?
「涼宮さんに貴方を嫌ってもらいます」
ば、バカいってんじゃ
「そうでもしないと彼女は自律できません。それとも貴方が一生死なない保障でもあるのですか?」
・・・。
「方法は貴方にお任せします」
・・・考えさせてくれないか?
「世界の、ため、です」」
今すぐに決断しろ、と。
「・・・すみません」
お前、なに泣いてんだ?
「え?」
そんな顔されちゃ、断れねえだろ。
今投下している人が終わったら
家政婦は見た投下しますね
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:27:58.71 ID:JWdoMSw60
やっぱ焦ってss書くとロクなことにならんな。
>>538 正直な感想をありがとう
やっぱさ、このスレにはこういう人材が必要なんだと小1時間・・・
支援
ハルヒはクラスに溶け込んでいた。
もう、あいつには俺は必要ない。
喪失感、というやつなのだろうか、とても辛かった。
古泉には機関を通じて親父の会社に働きかけて、親父を転勤させるようにしてもらった。
ついでに昇進も。これくらいはいいだろ?
古泉には辛い思いをさせたのかもしれない。
朝比奈さんも、長門も何も言わないでくれた。
そして泣いてくれた。
じゃあな。
がんばれよ、と誰に向けたのか分からない言葉が俺の口からこぼれた。
すみません。
ここまでです。
めちゃくちゃ中途半端でした。
支援
ありゃ、終わってたか
では、次の人どうぞ
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:35:22.58 ID:JWdoMSw60
おおう投下ラッシュか・・・
>>551 乙。少し鬱っぽい感じだけどこれからどうなるんだろか…
558 :
サスペンス:2007/09/13(木) 00:37:08.67 ID:xdkLXPfn0
涼宮サスペンス劇場
静かなBGMと一緒にタイトルが出てくる。
文化祭1か月前。ハルヒが映画を撮ろうと言い出した。
ドロドロだが甘くかつシリアスなサスペンス映画だそうだ。
完成したので、SOS団他出演者で試写会をしている最中だ
私は朝比奈みくる。職業はメイドさんです。
今お世話になっているのは、投資家の鶴屋さんのお宅。
家主の鶴屋のお嬢様は、若くして投資家トップだったお父さんを亡くして後を継いでます
そのため、いろんな投資家の息子から結婚を責められて大変そうです。
鶴屋嬢「みくるさんっ!塩・・プクク・・塩をまいておきn・・あっははは」
みくる「ふぁ〜い」私は言われたとおりに塩をまいた。
塩をまくってことがよくわからないから玄関先にちょろっとまいた。
鶴屋嬢「みくるさ・・ププ・さん、今日のご飯はなんだい?」
みくる「ハ、ハンバーグです。おおお嬢様今日もしつこくされて大変でしたね」
鶴屋嬢「お嬢s・・・あっははは・・・は・・ごめんごめんっ。大変だったさ」
みくる「あの人たちはまた来るんでしょうか?」
鶴屋嬢「来たらまた追い払うだけっさ」
お嬢様はとても気さくで、話しやすいです。年も同い年です。
559 :
サスペンス:2007/09/13(木) 00:37:51.74 ID:xdkLXPfn0
鶴屋嬢「みくるさん・・プクク」
みくる「なんですか?お嬢様」
鶴屋嬢「プックク・・私ねお金全部持って・・好きな人と結婚すると思うっさ。フフ」
みくる「え!?すすす好きな人がいるんですかぁ?」
鶴屋嬢「そりゃぁいるっさ!めっがさ好きな人さ」
『ザザザザーsつこくされて大変でザザーね』
俺の名は谷口。鶴屋家の財産を狙う投資家だ。今は盗聴している
『ザザーね。お金ザザザーけっこザザー』
うん?結婚か?相手は誰だ。おい調べろ!
部下の国木田にそう命じ、俺は作戦を練る。かつては鶴屋家の後継者と呼ばれた俺
まさか、、娘が跡取りになるとは思わなかったぜ。
まぁ、いい。明日も鶴屋家に行って説得するんだ。
翌日の朝。お嬢様は朝早くから出かけました。
洗濯物を干してる私に手を振りながら出かけます。
好きな人に会いに行くみたいです。
あれ?あんなトコに谷口さんのところの国木田さんがいる・・
お嬢様を見ながら携帯で話してます。怪しいです。
560 :
サスペンス:2007/09/13(木) 00:38:27.80 ID:xdkLXPfn0
『谷口さん、鶴屋家を今出ました。恰好からして遊びに行くようです』
国木田から連絡が入る。この辺で遊びに行くとしたら電車が必要だ。
駅前へ先回りして行動をとれ。
『了解』
ククク・・・そう簡単にあきらめたりしないぞ。
国木田さん。お嬢様とは別の方向から出て行きました。
気になるのでついていっちゃいます。好奇心ってやつです。
鶴屋さん「おまったせー!キョンくんまったかい?」
キョン「いえ、今来たところですよ。行きましょうか。」
『男と合流しました。』
誰だ?この業界のものか?『いえ、みたことありません。一般人です』
一般人?なおさら許せん。俺も今から行く。『了解です。』
お嬢様の好きな人ってあの人なんだ・
なんどか鶴屋家に来たことあるから知っています。
確かお嬢様の高校の後輩だったっけ?まじめで優しい方です。
あの人とならお嬢様は幸せになれそう。
561 :
サスペンス:2007/09/13(木) 00:39:31.39 ID:xdkLXPfn0
あれ?国木田さんがいな・・!(ムグムグ口ふさがれてた!?)
「すいません朝比奈みくるさん。誰を尾行してるんですか?」
(気付かれた・・・!)「こっちも商売柄、仕方ないんですよ。」
「よせ、国木田。」(谷口さんも来た)「谷口さん!失礼しました。」ぷはぁ
谷口「あんた鶴屋家のメイドだな?もう遅い。殺しはしないがすべてを話す」
国木田「谷口さんいいんですか?」
みくる「な、な、あなたたち何をしようとしてるんですか!」
谷口「鶴屋家のお嬢様の結婚を阻止する。」
みくる「そそ、そんなことをしてもお嬢様はあなたとなんか…」
谷口「だからあんたを使うんだ。」
みくる「!!」
谷口「いいか?今日家に帰ったら今から言うことをを伝えろ。」
みくる「・・・はい。」
谷口「俺と結婚しないなら、男の事をマスコミにばらす。」
みくる「お嬢様の幸せをあなたが奪う権利はありません!」
谷口「さらには鶴屋は悪質な手段で手に入れた金を男に使っている。男も共犯だと」
みくる「そそ、そんな嘘は通用しません!」
谷口「お前は知らないだろうが、先代は相当悪質だったんだぜ?」
これは悔しいけどほんとです。お嬢様から聞いたことがあります。
谷口「俺は先代の頃、この事実を公表しなかった。金を受け取っていたからな」
みくる「なら、あなたも・・」
谷口「先代は死んだんだ。誰がそれを証明できる?」
みくる「うぐぅ・・・」
しえn
563 :
サスペンス:2007/09/13(木) 00:39:50.74 ID:xdkLXPfn0
その日の夜
みくる「・・・・ってことがあったんです。」
鶴屋嬢「あちゃー。それは災難だったねぇ」
みくる「どうするんですか?」
鶴屋嬢「谷口に言われたことを自分からしちゃうっさ。」
みくる「そんなことしていいんですか?」
鶴屋嬢「う〜ん、この仕事も飽きたし、キョンくんと結婚するっさ」
お嬢様は頬を赤くしてこういいました。あれ?鶴屋さんってほんとに…
翌日号外が配られました。
『投資家鶴屋!電撃結婚お相手は高校時代の後輩!』
『不正取引を公表!先代データを提出。投資家を辞める!』
お嬢様の記者会見が開かれたりして慌ただしい1日でした。
私は鶴屋グループの一員として同席しました。
世間の声は思ったより暖かく
『若いし美人だから結婚して当たり前』
『先代にかかわっていないから、不正は知らなくてもしょうがない』
『先代の責任をとる。素晴らしい行動。もったいない。』など
みなさんお嬢様を応援してくれてるようです。
564 :
サスペンス:2007/09/13(木) 00:40:31.73 ID:xdkLXPfn0
3か月が経ち、私が古泉というお宅でメイドを始めたころのことです。
古泉「みくるさん。以前いた鶴屋家の人からお手紙ですよ」
みくる「ふぁ〜い」
『みくるさんへ!
私とキョンくんは結婚することを決めました。
よければ式に来てください』と書かれていました。
古泉さんは快く「行ってきていいですよ」と言ってくれました。
鶴屋のお嬢様の結婚式の日
私は控室にお邪魔しました。とてもきれいな格好をしたお嬢様がいました
「おめでとうございます!」と言った、私に泣きながらお嬢様は抱きついてきました。
「ありがと〜あの時みくるさんがいなければ、私谷口と結婚してたよ〜」
お嬢様は笑いながら泣いていました。とてもかわいかったです。
ちなみに、谷口さんですがお嬢様が記者会見後した数日後のこと。
私は警察へ行きすべてを話しました。警察いわく駅前にいた人から同じことを聞いたが
捜査に踏み出せなかったとのこと。私の発言で踏ん切りがついたらしく
その日のうちに逮捕状を出していました。今はどうしたんでしょうか。ウフフ
ハルヒ「最高にいい作品だわ」
鶴屋さん「あっははは〜おもしろかったね。」
その後この作品が文化祭で最優秀出し物に選ばれるなんて
俺は思いもしなかった。いや、思いたくもなかったんだ。 END
自分では良作のつもり
細かな突っ込みはしないでね。投資とか当主とか
しえn
乙
乙!!みくるは確かに物陰から除いてる感じがするrww
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:54:45.37 ID:X/PVVD9j0
hosyu
569 :
教科書文通:2007/09/13(木) 00:56:58.58 ID:onJ2BDPU0
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 00:57:16.77 ID:Zb38Dcn1O
映画で来たかwGJ!
ただ、ちょっと鶴屋さんの笑い声が読みにくいと感じた。
ばっちこい!
573 :
教科書文通:2007/09/13(木) 00:58:07.46 ID:onJ2BDPU0
「おはよう。 待たせた?」
「おはようございます。 いいえ、今来たところですよ。」
デートと言えばこの台詞! と言う代名詞的な台詞を自分の口が吐く日など、一生ないと思っていた。
いやいや、これはデートではなく、「良好な関係」の友人との美術鑑賞会である。
浮き足立ってはいけない。 下心しかない期待など、もっての他である。 もっての他なのだけれど。
僕と長門さんが待ち合わせをしたのは、いつもの場所、いつもの時間。 しかし、いつもの違うのは2人きりだということ。
そのいつもとの違いが、これは普段とは違う異質な集まりであることを強調し、僕の心臓を休ませてはくれなかった。
待てど暮らせど、涼宮さんも朝比奈さんも、彼≠燉ない。
いつも制服しか着用しない長門さんの、白い白いレースやフリルが上品に飾るシンプルなワンピース姿がそれを助長している。
なんということだ。 いつぞやの僕の妄想そのままじゃないか。
でも、妄想の中の彼女よりも、今目の前にいる彼女の方が何倍も綺麗だ。
夢、だったのだ。 仲のよい、できればお付き合いしている女の子と、駅の出口で2人きり待ち合わせて、
「待った?」
「ううん、今来たとこ。」
なんて、一昔前のドラマのような台詞を交わすことが。 かれこれ、中学時代からのだ。 ありえないと思い込んでいたから。
574 :
教科書文通:2007/09/13(木) 00:58:34.79 ID:onJ2BDPU0
ところが今、付き合っている訳ではないが自称「良好な関係」の異性の友人と2人、駅の出口に2人きりで待ち合わせ、件の会話を交わしている。
本当に僕は、古泉一樹だろうか? もしかしたら、涼宮さんの力あたりで誰か他の人と入れ替わったりしていないだろうか。
それとも、それこそ夢、じゃなかろうか。 今なら、羽根すら生やせそうな気がする。 ああ、だめだ。 充分浮き足立っているじゃないか。
「嘘。」
「…はい?」
「あなたが、今来たところと言うのは嘘。 あなたは、約束の時間一時間前にはここにいた。 嘘はいけない。 何故嘘をつくの?」
あはは、お見通し……ですか。 長門さんですもの、仕方ありませんよね。 まぁ、つまり、それほど僕が浮き足立っいるってことです。
仕方ないんです。 僕だって健全な男子高校生なんです。 解かっててもそわそわしてしまうんです。
「いや、なんと言いますか……。 ついいつもの癖で。 ほら、不思議探索の癖…でしょうか?」
「涼宮ハルヒや朝比奈みくる、彼≠ヘ、来ないのに?」
返す言葉もありません。 一体どう説明すれば、長門さんを失望させずにこの状況を打破できるのでしょうか。 誰か教えてください。
「……それに、さっきからあなたの体温や心拍数が急激に上昇している。 ……体調不良? なら、今日は中止……」
「いえ! 行きましょう! 氷の彫刻の展示は今日限りですし、僕の体調に問題は無いです!」
僕は慌てて、長門さんの手を取った。 ここまで来て、中止になんかしたくない。
なぜ? と訊かれたら、絶対に答えられないけれど。 とっさに掴んだ手を、なかなか話せない理由も。
支援
576 :
教科書文通:2007/09/13(木) 00:59:01.80 ID:onJ2BDPU0
「美術館の開館時間まで少しあります。 いつもの喫茶店でお茶でもいたしませんか? もちろん奢らせてもらいますよ。」
しかし、このそこだけ別固体なんじゃないかと疑ってしまいそうな無駄に饒舌で気障な口がぼろを出さないかが心配だ。
「ありがとう。」
今彼女の目を見たら、今一時の感情に押し流されて彼女にあらぬ事を言いかねない。
こちらを見上げた長門さんの顔が真っ直ぐ見れない。 僕は、必死でいつもどおりの笑顔を作った。
それは、僕にとっても、何より彼女にとっても、あまりよくないことに違いないから。
そんな僕の心を知ってか知らずか、長門さんは僕に今まで聞いたことが無いような柔らかい声で礼を言った。
何故だろう、心臓が潰れるかと思った。
いつもの喫茶店での軽い朝食とも昼食とも言えない軽食を取った僕らは、のんびりと今回の目的地である市立美術館へ向かっていた。
長門さんは、いつもとは違う白い白いワンピースのすそを揺らし、ストローバッグを僕が居る車道側ではなく歩道側の手に持ち、どこか楽しそうに見える。
きっと、これから向かう先に広がっているだろう未知のものに好奇心が疼いているのだろう。 彼女はこう見えて子供っぽい人だから。
僕はといえば、先ほどの喫茶店で長門さんが店で注文を受けてから絞っているというオレンジジュースを口にした瞬間の記憶を反芻していた。
そのときも確かに僕の目には、長門さんの周りをキラキラとした何かが舞っていたように感じたのだ。
その中心でほんの少し緊張感が抜けたような彼女の表情は、何故か僕の脳裏から出て行こうとしない。
思い出すたびに、肺が締め付けられるような、もどかしい痛みに襲われるのだ。
それだけじゃない。 何かしらの一言を添えた日本史の教科書を手渡す際の小さな感謝の音も、
何かしら頼みごとのあとに、小さく小さく傾げられる表情も、僕の何かを掴んで話さない。
支援
578 :
教科書文通:2007/09/13(木) 00:59:24.83 ID:onJ2BDPU0
こんなに近くに、長門さんが居るのに僕は長門さんを真っ直ぐ見れなくて、それなのに目をそらしても長門さんを見つめている。
そんな感情を僕が示すメリットも、そんな感情を向けられることにより長門さんが得られるメリットも何もない。
むしろ、僕の感情は長門さんを困らせてしまうものでしかないはずだ。
涼宮さんを観察して、その情報を情報統合思念体に報告するという長門さんの使命の邪魔にしかならない感情だ。
それなのに、僕は長門さんの隣にいたいと望んでいる。 僕は、なんて我侭なのだろう。
こうやって、彼女が興味を示したからというもっともらしい理由をつけて、彼女の隣を占領している。
この集まりに涼宮さんや朝比奈さん、そして彼≠誘えば、僕としても、長門さんとしても自然な形で涼宮さんの行動を、心理状態を観察できるだろう。
少し珍しい小さな町の美術館のもようしものも、涼宮さんの退屈しのぎにはもってこいなのだ。
それなのに、僕はあの3人を数えず長門さんと2人で、まるで逢引のような一日を過ごさんとこうやって、
待ち合わせの時間を決め、二人きりで喫茶店で向かい合い、まるで彼女を守るように車道側を歩いて、彼氏面をしているのだ。
そんな事実、どこにもないというのに。 なんと滑稽な話だろうか。
きっと彼女は僕のこの行動が、ただ純粋なる厚意から来ていると思っているだろう。 いや、そう思っていて欲しい。
もし、この行動原基がただ、彼女の隣にいたい、彼女にとっての一番であるように周りの人間に思われたいという下心からだと知られたら、
僕は、どうなってしまうだろう。 やはり、長門さんに嫌われてしまうだろうか。
そういえば、最近の僕はそればかり恐れている。
支援
580 :
教科書文通:2007/09/13(木) 00:59:59.05 ID:onJ2BDPU0
毎日毎日、一人の異性に心を支配されて、相手の一挙一動に一喜一憂して、
彼女に嫌われたくない、失望されたくないと躍起になって、彼女にいつも幸せでいて欲しいと思う感情。 誰にも彼女の隣を明け渡したくないという感情。
自分が感じた楽しいこと、綺麗なもの、美味しいもの、みんな教えてあげたいと思える感情。
開き直ってしまえば、なんということのない話である。
神のごとき力を有する涼宮さんが、彼≠ノ想いを寄せるただの女子高生であると同時に、
その涼宮さんに不可思議な能力を与えられた僕も、ただの男子高校生だったのだ。
僕は、長門さんが好きなんだろう。 この感情は、彼女にとって迷惑な感情でしかないかもしれない。
それでも、僕は長門さんが好きだ。 1人想うだけなら、神様も許してくれるかもしれない。
でも、それは、長門さんにも周りの誰にも気づかれてはいけない感情だ。
だから、僕はいつもの笑みを続ける。 僕の感情など、どうでもいい。
「長門さん。 ほら、あそこですよ。 見えますか? あの白い建物です。」
「見える。」
「氷の彫刻は、ちょうど正午からの展示らしいですから、少し急ぎましょう。」
「了解した。」
言葉は事務的なのにどこか期待に満ちて聞こえる長門さんの声に安堵して、
僕は、ほんの少しいつもより歩幅を狭め、長門さんに合わせるように一歩を踏み出した。
581 :
教科書文通:2007/09/13(木) 01:00:20.77 ID:onJ2BDPU0
電気自動にしてはゆっくり開いた美術館の扉の向こうは、氷をすぐに溶かしてしまわないためにだろう、かなりひんやりとしていた。
視覚で涼を取ろうという企画なのに、本滅店頭じゃないかと思わないことはないが、より多くの人に芸術を感じてもらおうという心意気なのだろう。
美術館の入り口すぐにあるセントラルホールの中心には、今まさに海面から飛び上がったような躍動感溢れるイルカの氷像が鎮座していた。
水しぶきももちろん氷を整形されたもので、今にも水の小さな雫が降ってきそうなリアリティがある。
長門さんが今回のこの美術館へ行くことに対し、最も重要視していたのがこのイルカの氷像だ。
甘味屋の壁に貼られていたポスターの中心に居た彼は、長門さんのハートをがっちり掴んだのである。 羨ましい。 嫉妬してしまいそうだ。
ホールに一歩足を踏み入れたその瞬間、長門さんはふらふらと取り憑かれる様に彼の前へ歩みを進めていく。
その瞳は、彼自体がホール全体から浴びる照明を反射しているが故もあるだろうが、キラキラと
光っているように見えた。
かなりの重さがある彼が倒れない様にある程度の位置に設置された立ち入り禁止区域のギリギリまで近づき、彼を見上げる長門さん。
今まで見たどの長門さんよりも、綺麗に見える。 イルカ、好きなのだろうか。
ならば、今度は水族館にお連れしたい。 もちろん、彼女が望めばだが。
「以前、読んでいた本の挿絵としてこのイルカと呼ばれる哺乳類が描かれているのを見たことがある。
彼等は哺乳類であり、えら呼吸などの液体からの酸素補給術を持たないのにも関らず、その命の大半を海中で過ごす。 不可解。
でも、その泳ぐ姿は流れる様に美しく、この氷像の様に海面に跳躍した際の美しさは圧巻。 とても……綺麗。」
支援
583 :
教科書文通:2007/09/13(木) 01:00:44.73 ID:onJ2BDPU0
ぽつぽつと語り始める長門さんの瞳は完全に彼に奪われてしまった。 その表情はいつもより興味深そうにきらめいている様に見える。
少々悔しい気もするが、彼女が喜んでくれたなら嬉しい限りだ。 また、心臓が痛い。 肺が小さくなる。
しかし、それ以上に僕の胸に悲鳴を上げさせる台詞が、先ほどまで表層の彼に釘付けだった目線を僕に向けた彼女の口から流れ出た。
「あなたにも、見せたかった。」
息が止まるかと思った。 もしやすると、今日初めて彼女の目を真っ直ぐ見たのではないだろうか。
時が止まったかと思った。 つい今しがた、自分の感情を自分に白状した僕である。
こんなにも、真っ直ぐに目を見られてしまうと、もうどうにも出来ない。
僕は、まるで蛇に睨まれた蛙の如く、ピシリと固まった。
「おそらくこの氷像のモデルになったイルカは、スナメリ。 背びれが殆どないのが特徴。 分布としては……」
長門さんは、僕の様子に気がついていないのか、また氷像の方を向き、淡々と氷像の彼についてを語る。
いや、ホント、僕の独りよがりだ。 妙な期待をして、妙な気を回して、本当に馬鹿みたいだ。
彼女がこうして気にしていないのだから、僕がいくら悶々と悩んでいたってしょうがない。
開き直った僕は、彼女の説明に相槌を打ちながら、自身が書籍などで聞きかじった薀蓄を披露する。
そのまま、極自然な流れで長門さんを他の展示品が置いてある別フロアまでエスコートし、そこでもやはり今日のために溜め込んだ薀蓄を語る。
時々、驚いたように頷いたり、小さく首を傾げる長門さんを見ながら、やっぱり来てよかったと思う。
それから、僕たちは小さな美術館の中の作品を全てゆっくりと堪能し、日が少し傾いた頃にまたいつもの喫茶店でお茶をして、いつもの駅で別れた。
支援
585 :
教科書文通:2007/09/13(木) 01:01:15.11 ID:onJ2BDPU0
長門さんが嬉しそうにしているのを見るのは、とても楽しい。
それは、とても自己満足な感情で、彼女にとっては迷惑でしかない感情だろうけれど。
長門さんが普通の女の子の様に振舞えば振舞うほど、僕の言いようのない期待はつのる。
もしかしたら、いつか、ただの古泉一樹とただの長門有希として向かい合えるかもしれない、と。
そんなことは、涼宮さんの能力が無くならない限りありえなし、なくなればなくなったで色々な問題が出てきそうで、
今現在の僕の、いや、『機関』の意思としては現状維持以外ない。
それなのに僕はここ最近何時も言いようのないせん無い期待におろおろさせられっ放しである。
そんなことではいけない。 僕の感情などどうでもいいのだ。
そうは思っていても、長門さんの一挙一動を見るたび、僕の心臓は締め付けられるのだ。
気がつかなければよかった。 こんな感情。
―――――――――――――――――
書けば書くほど古泉がウザくなって行っているのでは……orz 鈍感で自分を殺した古泉が書きたいのに……
教科書文通はあと2回の全10話で終わらせるつもりです。
美術館を上手く使いこなせませんでした。
支援
過剰支援orz
乙!
がんばれ古泉!お前ならやれる。
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 01:03:02.37 ID:JWdoMSw60
>>581 本滅店頭→本末転倒じゃないかな?
GJ
590 :
教科書文通:2007/09/13(木) 01:05:08.13 ID:onJ2BDPU0
>>589 ご指摘ありがとうございます。 申し訳ないです。
変換ミス。 いや、お恥しい。
保守
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 01:14:47.85 ID:SdKQAR6vO
橘スキーの方。
もう少しかかりそうなので、投下予定は明日の夜でよろしいでしょうか?orz
>>590 モニター見ながらニヤニヤし過ぎたw
GJ!あと二回で終了か…寂しいな。
GJ!
……
>>538は認められるのに、俺がなんか指摘するといつも叩かれる不思議。
言い方が悪いのかねえ。
悪い点だけでなく良い点も挙げると相手の気分も違ってくる
後はそのときの空気や指摘された作者次第だろう
>>590 古泉がんばれ!と心の中で叫んじまったw
後二回か・・・終盤戦ってことで作者無茶しない範囲で頑張ってくれ
>>592 題材が題材だモンな、時間かけておまいが納得するものを書いてくれたらそれでいいさ
>>594 じゃあお前の指南を指南してみるてst。
とりあえずどれかのSSの感想を言ってみて。
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 01:25:32.69 ID:0wv5Zver0
保守
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 01:35:58.32 ID:0wv5Zver0
保守
「ねえ、キョン。まんが喫茶って行ったことある?」
「一度あるぞ。ハルヒはないのか?」
「あんまりマンガ読まないしね。キョンは誰といったの?」
「谷口他数名とな。オンラインゲームつーもんが出来るらしいんだぜぇ、狩りだ狩りだって連れられてな。なにを狩るのかと思ったら、モンスターだった」
「ふうん。そういうことも出来るんだ。で、それどこにあるの?」
「最近、駅前に出来た。俺が行ったのもそこだ」
「ふうん。そうなんだぁ〜あたし、行ったことないのよねえ〜どんなところかしら、まんが喫茶って〜」
「……あーわかったわかった。連れてってやるよ」
「別に連れていけなんていってないけど?」
「ツンデレはもう古いぞ、それにうれしそうにニヤニヤしながら言っても説得力つーもんがねえ」
「悪かったわね、もおっ!キョンの癖に!」
「部屋もきれいだし、すっごい立派なソファがあるじゃない。まんが喫茶に住めそうじゃない?」
「狭いって。二人がけソファとパソコンだけしかねえし、住むところじゃねえよ」
「真面目に返さないでよ。ささ、モンスターを狩りに出かけましょうよ。そういうこと出来るんでしょ?」
「それはいいが、パソコン一台しかねえから、二人同時には遊べねえぞ?」
「え?なんで?あんたんちのゲームとか二人プレイできるじゃない」
「ネットゲームつーか、パソコンでやるゲームはたいてい違うな」
「何でそういう大事なことを先に言わないの!まあいいや。お金は出したくないけど、見たかった映画でも見ようかな」
「じゃあ俺はマンガと飲み物とってくるから、おとなしくしてろよ」
「人を幼稚園児みたいに言わない!」
「あのさ、キョンに一言言いたいことがあるんだけど」
「どうした改まって。ハルヒらしくもない」
「なんでさっきっから少女漫画ばっか読んでるのよっ!二人っきりでしょうが!」
「お前は映画見てるし、この少女漫画おもしれえしで、そんな余裕はなかったな」
「映画は終わったわよ。お金払わなくて正解だった……ってそんなことはどうでもいいのよ。
こんな密室で二人いるんだから、ちょっとぐらい……ってこんなこと女の子に言わせるつもりなの!?キョンは!」
「突然逆切れするんじゃねえよ…………あれを見ろ」
「なに指差してんのよ………あ、あれひょっとして防犯カメラ?!」
「恥ずかしいところをフロントのお兄さんたちに見せてどうするんだ」
「あははははははははは」
「笑って誤摩化すの下手だったとは知らなかったな」
「あ、あんたのせいでしょぉ!全部!」
「なんでだよ!」
おわり
>>590 目を離してた間に投下されていた!
GJ!甘酸っぱくていいwまさに青春だな
>>595>>597 レスありがd。
なんとなくわかって来た。多分すぐに粗探しっぽいような発言になってるのかも知れぬ。
>>602 これは和まざるを得ない。GJ!
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 02:03:24.59 ID:71vAmKFR0
ハルヒかわいいよハルヒ
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 02:03:34.92 ID:0wv5Zver0
保守
さて寝る前に粗探しw まとめでもそのままだったのででしゃばってみた。
>>574 下から1行目
「〜掴んだ手を、話せない理由」
>>583 上から5行目
「もしやすると」
>>585 上から5行目
「〜能力が無くならない限りありえなし、」
教科書文通は漢字が少ないけど、逆にそれが作品の和やかさというか、やわらかい雰囲気を作るのに一役買ってるような気がした。
実は最初から読んでいたわけではないので的外れかも知れんけど。暇があったときに一話から読むことにするよ。
保守
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 02:36:27.40 ID:0wv5Zver0
保守
長門「保守」
>>608 読んだけど全く気付かんかった。
お前すげぇなww
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 03:01:13.67 ID:0wv5Zver0
保守
保守
やっと追いついた保守。SS書いた後はPCで2回、携帯に送って3回は読み返すな
そして誤字の多さに絶望するorz
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 03:27:40.23 ID:y/88TT1MO
古泉「ウ保守」
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 03:44:06.89 ID:JzP4xqS7O
寝る保守
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 03:58:35.39 ID:RpyAVAAm0
いつかここに俺の書いたSSを投稿するのが俺の密かな目標だったりする
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 04:13:36.76 ID:saXwNEdbO
保守
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 04:20:06.60 ID:SdKQAR6vO
>>618 がんがれ!
とりあえず、大雑把ですが完成。
明日は手直ししてから投下します。
今日はおやすみです\(^o^)/
STC理論って何の略だっけ
Sすごい
T飛んでる
Cこれ以上やるとやばい
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 04:49:13.77 ID:SdKQAR6vO
‥‥スマンorz
どっかに書いてあった気がして探してみたんだけど、見つからなかった。
Space Time Conpositionであってんのかな
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 04:58:01.61 ID:SdKQAR6vO
謎は全て解けた!
S阪中
T谷口
C超平凡
‥‥今度こそ寝ますorz
エロシーンを書くより告白シーンを書く方が恥ずかしいのは俺だけだろうか?
告白シーンを書いてるんだけど、さっきから一人で悶絶しっぱなしなんだ。
それは誰かを現実の相手にシミュレーションしてみるといいかもw
現実にはありえんSFチックなシチュだから無理だw
>>630 あんまり登場人物のセリフで好きとか愛してるとか使ってしまうと濃すぎるし読者が飽きる気がしてる
やっぱ情景描写かと そこに至るまでの展開というか
正直、書いてて自分が酔ってしまうのなw
ん〜…シチュが特殊過ぎるからなぁ…。
色々せっぱ詰まった状況の勢いに乗った告白シーンだから、多少クサくなっても許して欲しいってのが本音w
俺には甘々展開は向いてないね、どーも。
>>633 そりゃあ投下が楽しみだな 勢いで書いてしまえw
>>634 了解w
いつ完成するか分からんが、キャラが崩壊してるラブコメっぽい長古が投下されたら俺だと思ってくれw
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 05:35:23.82 ID:redQ2lyR0
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 05:52:52.18 ID:Zb38Dcn1O
保守
書くの遅いから気長に待ってくれ
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 06:10:07.00 ID:redQ2lyR0
保 おういつまでも待つぜ って自分のを早く書け俺w
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 06:29:40.81 ID:redQ2lyR0
保
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 06:40:20.09 ID:PycnMUOBO
保守
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 06:42:06.29 ID:ZlxJdS7O0
台詞しかないんじゃな・・落語の台本。
最近書く人多くなったから、書くのをやめようかと思っている俺
>>642 別のジャンルとかどう ジブリSSとかすでにあんのかな
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 07:13:34.65 ID:redQ2lyR0
保
保守
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 07:28:08.82 ID:saXwNEdbO
☆
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 07:41:40.53 ID:CFIFU+rw0
jp
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 07:48:16.24 ID:redQ2lyR0
そろそろ出かける保守 あと頼む
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 07:51:04.68 ID:dFgMZmCh0
>>642 別にやめる必要は無い
みんなそれぞれ別の個性が出ている作品なのだから
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 08:07:06.53 ID:CFIFU+rw0
jp
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 08:47:40.83 ID:kmUXDbk2O
保守
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 09:12:57.49 ID:Is05GN7L0
ooo
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 09:54:22.31 ID:srripW7iO
保守
敢えて保守
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 10:23:31.84 ID:2giDxQBUO
夜中にSS投下されすぎww寝てしまってショック…
保守
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 10:36:38.96 ID:2giDxQBUO
保守
ほ
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 10:58:53.42 ID:QUqqduTuO
し
人を待っている間に携帯でSSを書いてみました。
初なのでまだ勝手がわからないのですがよろしくお願いします。
___
人を待っている時間というものは悪くないものだ。例え相手が待ち合わせの時間に遅れたりしてもだ。
これから起こることに対し思索を凝らしたり、遅れているのは自分なのに不機嫌な面をしてるあいつの顔を思い浮べるだけで口元に笑みが浮かんでくるのがわかる。
手元のコーヒーがアイスからホットにかわり始めるこの季節、久々にジャケットに袖を通し少し窮屈な肩を意識しながら夏の思い出を一枚ずつ捲っていく。
ハルヒの突拍子もない思い付きでやった肝試し(結局あの人魂はなんだったんだろうか。)、ハルヒに内緒にしている大騒動、そして古泉達に内緒にしているハルヒと二人で行った縁日。
どこを捲ってもハルヒハルヒハルヒハルヒ。欝陶しい程ハルヒ漬けの夏だった。
これからの季節も巡る度にまたあいつの顔が増えていくのだろうか。まあ、それもそれで悪くない気がする。
お、やっと来たみたいだ。人混みの中から肩をいからせながら歩いてくる。遅れてきたくせに何かにイライラしているあいつの言葉を笑いながら聞くために俺は少し冷めたコーヒーを一息で飲み干した。
底の方が甘い。
適度な甘さGJ
さらに適度な改行をつければ見やすくてもっと良くなると思う。
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 11:20:54.30 ID:srripW7iO
あげ保守
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 11:28:25.33 ID:ycHciwdA0
お出かけ保守
今起きた保守・・・本気で生活リズムが狂ってきた
ブラウザで勝手に改行されるし、妙なとこで切るよりもこっちのが好みだな。
VIPは横に伸ばす人あんまいないよね。エロパロだとそのタイプばっかだけど。
どっちでもいいと思う。
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 11:54:37.16 ID:kmUXDbk2O
保守
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 12:02:39.35 ID:2giDxQBUO
コーヒーのみてー
保守
こっちは文章を投下するとこじゃないから、一行の文字数制限が厳しいってのもあるんだけどねw
暑い。
俺は今日差しを一身に受けながら人を待っている。
デートということで1時間も早く来たのはまずったな、30分もオーバーするとは予想だにしなかった。
ちくしょう、今日は絶対にあいつに奢らせてやる。
「ごめん、キョン。遅くなっちゃった」
そう考えていると後ろから彼女の声。
遅い、ぞ……
一言言ってやろうという俺の声は、振り返った途端尻すぼみになる。
おしゃれしましたと分かる服装、顔はほんのりと化粧をし、そして何よりも。
「えっと、どうかな?この格好」
じろじろ見ていたせいか顔を染め俯き、けれど不安そうにするハルヒ。
だが俺の目にはそれすら可愛いらしく見える。
だから俺はハルヒの手を握り言ってやった。
「似合ってるぞ」
もちろんそのまだ短いしっぽもな。
続くわけがない保守
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 12:20:26.23 ID:d93zq+LSO
今日は橘京子の投下は無いのか
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 12:20:55.84 ID:2giDxQBUO
古泉「是非とも続けて欲しいですね!」
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 12:23:49.52 ID:4yXMn5Px0
保守
「うむ……話は何となく分かった。だが、何故俺に頼む?」
橘が爆弾発言をカマした後、俺は一目散に店から脱出を図り、逃げ切った……と思ったのだが、いつの間にか橘に回り込まれており、再び対峙してしまったのだ。
橘は『あんな発言した後、あたし一人で突っ立っていたらいい見せ物じゃないですか!ひどいですぅ〜』と言って泣き出したため、またしても俺はこやつを慰めるはめになったのだ。
落ち着かせる事約十分、ようやく橘が本来の目的を話してくれた。
曰く、橘が所属する組織の中で、橘は結構偉い地位にいたみたいなのだが、突然重役会議で役職を更迭されたそうだ。その理由が、胸が小さいから、というどーでもいいものだったのだ。
復讐に燃える橘は、見返してやろうとバストアップを試みたのだが、如何せん簡単にバストアップする方法など知るはずもなく、俺を頼って来た、と言う事らしい。
「はあ……あの、こんな事を頼める知り合いはキョン君くらいしかいないので……」
「普通、そんな会話は女の子同士でやるんじゃないのか?」
「そうなんですけど、その……あたし、学校では、パッドを入れてて大きく見せていたんです。だから同級生にそんなこと相談できません」
「因果応報、策士策に溺れるってやつだ。あんまりヘタな事はするなってわけだ」
「……気をつけます」
長門「なんであんなに安定感がないの」
古泉「そうですね、正直もう見たくないですね」
みくる「最近は私が不安になっちゃいますぅ」
キョン「おいおい、みんなでハルヒの悪口か?俺がキスすれば落ちつくからいいだろ」
長門「違う」
キョン「え?」
長門「コバマサ」
古泉「キョンくん今言ったことはほんとですか?」
キョン「あ・・・いや・・」
みくる「パナマ運河!!」
「それなら他校の知り合い……佐々木とかに相談してみたらいいんじゃないのか?」
「それこそ禁則事項中の禁則事項です!絶対言っちゃいけませんよ!」
どこかで良く聞くフレーズを交えながら橘は俺の案を拒絶した。
「そうか?あいつは意外と飄々としているし、何よりお前の組織の事を良く知っているはずだ。下手に小細工するより、正直に話した方が話が通じるんじゃないのか?」
「……正直に話した方が余計協力してくれませんよ」
「ん?何か言ったか?」
「いーえ、何も。ですから、協力お願いします」
ここで俺は頭を捻る。前回こいつに協力してやったばかりに、俺は散々な目にあったからな。
「……あ、勿論タダとは言いません。報酬を差し上げます」
俺の心境を読み取るが如く堰を切る橘。
何だ?報酬って。
「これでどうですか!」
橘は互い違いに折られた長い紙を取り出した。そこには――
『肩叩き 一回15分200円を何と半額にしちゃうんです!んんっ……素晴らしい!券』
と書かれてあった。
「どうですか?素晴らしいでしょ?あたしの肩叩きは組織の中でも人気あるのです!それを半額でできるなんて、お兄さんついてるぅ〜……って、あれ?なんで椅子からずり落ちてるんですか?危ないですよ?」
「…………」
俺、三度沈黙。
「あの……ダメですか?組織じゃこれ、オークションにかけられてるんですけど……」
……人に頼みごとをするのに、お金を取るようなことをしてどうする……
てか橘の組織よ。たかだか200円の半額券をゲットするためにオークションを開催するとは……
やっぱり変な奴の集まりなのかもしれない。
「じゃあ、フットマッサージと、岩盤浴もつけますから」
いらんいらん、俺は男だ。もう少し実りのあるものにしてくれ。
橘は少し悩み、代替案を提案した。
「……んー、わかりました。では、あたしのお気に入りの店のパティシエが作るスイーツをおごりますから。ご迷惑をかけた日は必ず、毎回奢りますから。それならいいでしょ?」
まあ、それくらいならいいかもな……
わかったよ、やってやる。
「ありがとうございます!とっても嬉しいです!!」
そう言って手を握ってくる橘。こ、こら……!
俺は思わず辺りを見渡し、ハルヒや佐々木がいないかを確認してしまう。
……良かった、いないようだ。こんなシーンを見られたら、また前回の二の舞、いや、三の舞い(そんな言葉あったか?)になり兼ねん。
わかったから手を放せ。
「まあ、いいじゃないですか」
やたらニコニコして語り出す橘。俺としてはやめてもらいたいのだが……よし、これならどうだ?
「あ!、ささ……」
「え!」
『ささ』の二文字で、慌てて手を放す橘。
「どどどどどどこですかぁぁぁ……」
明らかに動揺しとる。
「ああ、ほら、この人差し指の部分」
「……は?」
「ささくれが痛みだして、どうしようか悩んだんだ」
「…………」
「どうした?」
「……いじわる」
ちょっとむくれた感じで言う橘はなかなか可愛く……なんでもない。
ま、ともかく、これからはこの方法で、橘の暴走を止める事にしよう。
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 12:58:34.74 ID:srripW7iO
保守
おっぱいまだー?
キョン「ほれ、プレゼント。前から欲しかったんだろ?このアクセサリー。」
ハルヒ「(あ、アンタでも気が利くものなのね。あ、ありがたく身に付けさせてもらうわ。)
キョン好きー!大好きー!!愛してるー!!!」
キョン「・・・多分本音と建前が逆になってるぞ」
ハルヒ「(ハッ)」
新ブームが到来してるなw
これはwww
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:13:09.99 ID:2giDxQBUO
おっぱいwktkもちろんうpあり
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:13:38.20 ID:gy14alma0
>>550の
古泉視点を投下しようと思うのですが、よろしいですか?
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:28:58.14 ID:2giDxQBUO
wktkしてるぞこのやろう!
プレッシャーかけるんじゃねえ!!
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:32:39.25 ID:2giDxQBUO
早く落とせwwww
あなたは普通の人です。
僕たちが巻き込んだだけなのです。
そう、それだけなのです。
貴方は単純に優しい人です。
あなたは、涼宮さんのような方でも邪険にしません。
だから、機関が「鍵」に仕立て上げました。
思惑通り、涼宮さんは貴方に依存し、安定しました。
あとは、その安定を恒久的なものにすれば良い、というわけです。
そのために涼宮さんには自律してもらう必要がありました。
貴方は優しい人です。
涙を見せれば断れないでしょう。
「世界」をちらつかせれば、断らないでしょう。
がんばれよ、ですか?
あの涙は演技でした。
すみませんね。
ごめんなさい。
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:33:32.19 ID:usquwyxr0
ええええええwwwwwwwwwww
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:35:01.77 ID:2giDxQBUO
なぁあんじゃあこりゃあぁああ
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:36:15.07 ID:SdKQAR6vO
今起きたよー\(^o^)/
今日は投下出来る筈!
大どんでん返しwww
イリヤの最終話読んでて思いつきました。
古泉って榎本みたいなポジションじゃない?と思って。
自立じゃね?
自律でも通るんじゃね?
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:50:10.77 ID:2giDxQBUO
自律神経欠乏症じゃね?
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 13:55:54.77 ID:2giDxQBUO
古泉「自律神ケツ毛ボーボーです」
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 14:03:00.78 ID:SdKQAR6vO
やっぱ描写少ないと扱いづらいorz
とりあえずなんとかなった‥‥と思う。
>>307いる?
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 14:06:51.55 ID:srripW7iO
職場の人にブラックコーヒーを貰ったんだが、あまり好きではないため飲むのが辛い。
そんなわけで誰か甘いのをくれないか?
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 14:09:50.24 ID:2giDxQBUO
俺も神人とたたかって口の内が切れて苦いんだ誰か甘いものくれないか??
ここで甘いものが食べれない俺が登場。
当然コーヒーもブラックしか飲めませんorz
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 14:11:48.99 ID:1oA4VtlY0
オンライン麻雀を観戦してたら朝比奈みくるがいてワロタww
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 14:24:09.23 ID:srripW7iO
保守
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 14:29:12.96 ID:SdKQAR6vO
gdgdだから気をつけて。
あと、話が飛ぶ所。予想で書いた所があります。
おkwww楽しみにしてる。ちなみに今から投下?夜?
710 :
対極の道を繋ぐ糸:2007/09/13(木) 14:36:09.21 ID:SdKQAR6vO
「はぁ‥‥はぁ‥ぅぐっ!」
私は荒い息を吐きながら肩を押さえた。滲み出る鮮やかな赤が、その傷の痛みを膨れ上がらせる。
真っ先に思い出したのは、未来人誘拐事件を起こした時に対峙した、あの森という人だった。
あの時すら恐怖を押さえられた筈なのに、あの笑顔の下に隠れた牙をまさか今思い出すとは思わなかった。
怖い。あの人も‥‥あの組織も‥‥私の組織も。ただひたすらに走りながら、私は古泉さんを探していた。
‥‥もし仮に、あの時古泉さんと出会っていなかったなら、私はここで挫折し、機関の闇に消されていたのだろう。
それは機関と私のいる組織が初めて対峙した時だった。私はそこで、初めて古泉さんと出会った。
「涼宮ハルヒなど、私達から言わせれば世界を崩壊させる元凶でしかない。彼女ならば平穏無事に過ごせよう。」
「では、どうあっても涼宮ハルヒではなく、その佐々木という少女が神であるといいたいのですか?」
組織同士の話し合いという交渉合戦は平行線の一途を辿り、結局互いの関係を悪化させただけで幕を閉じていた。
両者の人間達がぞろぞろと道を分かつ中、一人の少年が目に入った。それが「古泉一樹」だった。
「あの‥‥‥あなたは私と同じ位の歳に見えるのですが‥‥あ、私は橘京子というのです。」
声をかけた。古泉さんは少し笑顔で私を見て、自己紹介を始めた。彼もまた、私と同じ気持ちだったのかもしれない。
その場では周りの目につくので、一旦分かれた後また会って話した。
それから私達は、自分達の組織の目を忍びながらも度々待ち合わせをし、お互いの事や世間話などを話した。
ただ、互いの組織の方針に関わる話は一切語る事はなかった。それに触れてしまえば、この関係が終わってしまうと思ったから。
「今日はありがとうございます。今度はお弁当作ってきますから!」
「えぇ。楽しみにしておきますよ。それではまた。」
そんな何気ない日常が、いつまでも続くと思っていた。だが、私達の組織はそんなに甘くはなかった。
続く
GJ
なんという息殺し・・・ロミジュリならぬ京古に更にwktkしちまったぜ
712 :
対極の道を繋ぐ糸:2007/09/13(木) 14:45:22.02 ID:SdKQAR6vO
「橘。君は機関の人間と付き合いがあるようだな。誠に微笑ましい。紹介してくれないのか?」
私は明らかに狼狽していた。私は震えながらも、組織の事については一切喋っていないと告げた。
「信じると思うのか?‥‥‥まぁいい。今回だけは免じてやるが、次はないと思え。」
私は即座に古泉さんに電話した。彼はすぐに電話に出て、私の慌て振りに察知したのか言いたい事がわかったようだ。
「橘さん、落ち着いて下さい。いいですか。これから僕の言う事を守れば、きっと大丈夫ですから。」
彼の作戦は、今後一切会わず、もし出会った時はいがみ合う組織同士の振りをするというものだ。私は渋々了承した。
それでも世界は、私達を逃さなかった。それからかなり経ってから、私はまた上の人に呼ばれた。
「橘、仕事だ。今から例のビルへ行ってこい。」
例のビルとは、機関の拠点に近い所にあるビルだ。私は指示通りそのビルに着く‥‥筈だった。
手前で、突如武装集団が現れたのだ。私は即座に走り出した。ビルをすり抜け裏道を駆け上がり、住宅街を抜けた時それは起こった。拳銃の破裂音。そして肩の痛み。
私は痛みを堪え、近くの茂みに隠れた。まだ足音がそこら中に聞こえる。彼等は私を捕らえ、消すのだろうか。
「ざまぁないな。俺は言った筈だ。未来に踊らされている、と。」
声がでそうになるところを押さえ、後ろを振り返ると、見知った顔の未来人が立っていた。
痛みと驚きに沈黙していると、彼は大きな溜息を洩らしながら話した。
「あんたは一つ、大事な事を忘れている。消されるのはあんただけか?同じ状況の奴がいるんじゃないのか?」
血の気が引くのを感じた。古泉さんは?彼は大丈夫なのだろうか。冷や汗が脂汗に変わった。すると目の前の男は、
「あんたにとっての規定事項は、あんたの死か?超能力男の死か?違うだろう。あんたには何も決まってないんだ。
規定事項など破ればいい。あんたは好きに動けばいい。未来が不都合なら変えればいい。あんたはまだそれがわからないのか?」
彼は背を預けていたフェンスから離れた。そして道に出る‥直前、私に言い放った。
「これから起こる事はあんたにとって最悪だ。未来を変えたくないのなら、黙ってそこにいるがいい。だが、もし変えたいなら‥」
彼は私に向き直りこういった。
「あの男の元へいけ。早急にな。‥‥‥さて。今から僕は、脳天気な現代人達とちょっとした人形遊びをしてくる。」
続く
713 :
対極の道を繋ぐ糸:2007/09/13(木) 14:46:49.45 ID:SdKQAR6vO
傍らの茂みが揺れたかと思ったら、それは九曜さんだった。九曜さんは私を見てから、彼に溜息のような言葉を吐いた。
「――観測に‥‥‥必要?――遅い―――時が―――退屈――」
「あぁ、あんたにはいい退屈凌ぎだ。そこらにいる怪しい奴等をねじ伏せろ。僕は僕で楽しんでくるがな。」
二人は並んで茂みを抜け、二手に別れて消えていった。‥‥もし、変えたいなら‥‥私は彼の元へ走り出した。
九曜さんと彼のおかげか、周りに敵はいなかった。一緒に巡った街を走り回るうち、偶然に古泉さんを見つけた。
「おや、こんな所で会‥‥‥橘さん。一体何があったんですか?詳しく話して下さい。」
彼は私の傷を見て緊急事態と気づき、約束していた作戦を放棄した。今はそれどころじゃないと。
私は何者かに襲われた事、九曜さんと彼が助けてくれた事を告げた。古泉さんはそれを聞いて、二回電話をかけた。
しばらくして、近くに停まった車から二人の男女がこちらに向かってきた。それは、私には恐怖そのものだった。
「やはり仕掛けてきましたな。増援を呼びかけましたが‥‥」
そう言ったのは、渋い感じの初老の男性だ。しかし、私が恐怖したのは彼ではなく‥‥‥
「古泉。とりあえず彼女を連れて車にお乗りなさい。話はそれからです。新川、一度本部へ帰りましょう。」
あの時と大分印象が違うが、見紛う事ない笑顔の森さんの方だった。
「こ、古泉さん。わ、私‥‥」
「ご安心を。彼等は味方です。」
そう言われても、一度は対峙した者同士。どうなるかわからない。と、思っていた矢先、彼女が口を開いた。
「古泉から話は聞いています。あなたもお辛かったでしょう。ですが、今は話している場合ではありません。」
彼女の言葉は理解したが、私が口を開くより先に、周囲に敵が集まっていた。どうやら囲まれたようだ。
「やはり共謀していたようですな。」
新川さんという方が苦々しく言う。森さんも笑顔を引っ込めていた。しかし‥‥古泉さんだけは違っていた。
「おやおや、街中で銃撃戦とは穏やかではないですね。」
笑顔で一歩出る古泉さん。度胸があるのか、秘策があるのか、彼は私達の前に陣取って私達の方を向いた。
「さぁ、移動しましょう。ここでは周囲に被害が出てしまいます。」
その時、突如破裂音がした。音の所在を確かめるより先に、私は古泉さんを見た。彼は‥‥笑っていた。
続く
714 :
対極の道を繋ぐ糸:2007/09/13(木) 14:48:08.38 ID:SdKQAR6vO
彼は傷一つ負っていなかった。では銃弾はどこへ?周りを見た私は、絶句した。私達の周りは通常空間ではなかった。
「ありがとうございます。長門さん。」
「‥‥いい。」
古泉さんがお礼を述べたのは、いつの間にか後ろにいた長門さんだった。
彼女や九曜さんにはどの空間でも勝てる者はいないのだろう。結局、事件はそのまま収束に向かった。
その後聞いた話では、両組織の反乱分子が結託し、それを阻むだろう人を排除しつつ「神殺し」を企てていたようだ。
ただ、今はそんな事よりも、命の危険がない事につかの間の安息を噛み締めていた。
「あ、でも私の組織の事や機関は‥」
「わかっています。私達の組織は、結局相容れぬ存在です。こういう非常時だからこそ一時的に結しましたが。
ですが我々は組織である前に人間です。組織がどうあれ、あなた達個人の関係を止める事など誰にも出来ません。」
新川さんと森さんはそれだけを残し、車へ向かった。という事は‥‥‥
「僕たちは、めでたく日の目を見る事が出来るというわけです。これからはいつでも会えますね。」
笑顔の古泉さんをぼーっと見ていると、不意に涙が流れた。古泉さんとの一時的な断絶、誰に狙われていたかわからない恐怖、
そして、仲間や古泉さんのように私を守ってくれる人がいる安心感‥‥私は全てを受け入れ、全てに涙した。
「あなたは強い女性です。僕と同じ状況でありながら、僕よりも苦労を重ね、何倍も苦しんだのですから。」
私は彼の胸に飛び込み、彼のシャツを濡らし続けていた。
「ですが、もう大丈夫です。障壁は一切ありません。今まで飲んできた苦汁に見合う分だけ、見返りがあるでしょう。」
いつの間にか朝日が出ていて、彼の笑顔と私の涙を、そして二人の心を照らしていた。
私は彼を見る。日が当たってもなお、眩しい笑顔の彼を。たったそれだけの事でも、私は十分な見返りだと思った。
ただ、少し調子に乗って背伸びをして目を瞑った。彼からの「見返りの証拠」を請求するように。
END
GJ!
だけど、レス末の「続く」は無い方が良いかな?
>>711みたいに俺もレスしかけたしw
ごめっ「続く」ってなってたから勘違いしたwww
ってまさに
>>715の言うとおりのレスorz
最後ハッピーエンドで何よりだ。GJ!!
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 15:08:23.13 ID:SdKQAR6vO
保守
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 15:34:01.20 ID:kmUXDbk2O
保守
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 15:44:40.30 ID:RpyAVAAm0
すまん、ちょっと質問させてくれ
ハルヒと他の作品をコラボさせた作品の場合はどこに投稿すればいいんだ?
>>720 らきすたとのクロスならスレがある。
それ以外なら、内容に合ったスレ(プリン、アナル)に投下してくれ。
保守
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 16:12:37.43 ID:g4ZSOEpq0
jp
長門「頭痛が痛い」
古泉「…」
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 16:22:06.89 ID:usquwyxr0
ほ
長門「前に前進して」
キョン「・・・」
長門「後ろに前進して」
キョン「・・・」
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 16:39:46.68 ID:usquwyxr0
穂
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 16:40:15.08 ID:SdKQAR6vO
長門「‥‥ユn」
キョン「ユニーク‥‥てか?」
長門「情報連結かいじ‥‥」
キョン「わー!わー!スマン!」
保守
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:06:08.43 ID:kmUXDbk2O
jp
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:15:53.06 ID:SdKQAR6vO
保守に願いを。
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:25:11.14 ID:usquwyxr0
ほおおお
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:25:19.84 ID:srripW7iO
保守
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:29:04.76 ID:Og1QOkDr0
保守はなんでも知っている〜♪
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:42:14.65 ID:CFIFU+rw0
jp
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:52:11.22 ID:srripW7iO
ほ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:55:10.52 ID:usquwyxr0
ほ
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 17:58:15.77 ID:THEpXUSWO
ほーしゅよこい♪
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 18:05:22.74 ID:usquwyxr0
ほ
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 18:11:10.94 ID:usquwyxr0
ほ
ハルヒ「ねぇキョン、ちょっと肌寒いわよ」
キョン「そうか?まあ最近朝は冷えるしな。寒いのか、ハルヒ」
ハルヒ「そう言ってるじゃないの!どうにかしなさい!」
キョン「どうにかと言われてもなぁ……そうだ、もうちょっとこっちに来い」
ハルヒ「来たわよ。どうするの?」
ギュッ
ハルヒ「へ?」
キョン「こ、こうすれば少しはマシだろ?///」
ハルヒ「う、うん……///」
微甘な保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 18:22:51.38 ID:SdKQAR6vO
保守リングインフェルノ
―――――☆
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 18:27:43.12 ID:usquwyxr0
ほ
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 18:35:21.56 ID:srripW7iO
☆
長門「・・・今日は中盤が勝負」
古泉「そうですね。今の彼は完投は無理でしょう」
みくる「今日はあの人出るんでしょうか?」
長門「わからない。ただ得点差が少なければ80%の確率で出る」
古泉「昨日は本人を休めるためだったそうですし・・・少々不安ですね」
キョン「お前ら何の話しているんだ?」
長門「・・・コバマサ」
古泉「長門さんはロッテに興味を持ってるみたいです」
みくる「パナマ運河!」
保守
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 18:59:37.37 ID:ohlGHbDYO
キョン「…………」
ハルヒ「…………」
キョン「…………」
ハルヒ「…………」
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:08:50.21 ID:xJvOVCli0
ハルヒ「…………はぁ」
キョン「……………………」
ハルヒ「………………はぁ」
キョン「……………………」
ハルヒ「……………………はぁ」
キョン(どうもここ最近のハルヒはおかしい。空をボンヤリ眺めては溜息ばかりついてる。何かあったんだろうか。しかしこいつのことだ聞いても答えてくれるとは思えんし……)
ハルヒ「…………はぁ」
キョン「なぁハルヒ何かあったのか? 元気無いお前を見ているとこっちまで胸が痛くなってくるんだよ」
(おいハルヒ、妙におとなしいじゃねぇか。なんか悪いもんでも拾い食いしたか?)
ハルヒ「……キョン、あんたモノローグと台詞が逆になってるわよ」
保守ノシ
保守らナイト!
吊ってくるorz
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:20:40.76 ID:JWdoMSw60
保守
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:25:12.12 ID:PycnMUOBO
保守
なんだか思ったよりきみろりさんの受けが良かったみたいなので、調子こいて
>>518-522の続きとか書いてみましたよ。っても2レスだけですがw
ともかく、保守代わりに投下させて貰いまさぁ。
会長「よし、マンションが見えてきたな」
`_「…………」
会長「どうした、喜緑くん。具合でも悪いのか?」
`_「そうじゃありまちぇん。ただ、かいちょーが…」
会長「俺が?」
`_「かいちょーが、このままわたしをどこかへさらってくれたらいいのにとおもって」
会長「まさか本当に熱を出したんじゃあるまいな。まるで風邪を引いた子供のような事を言う」
`_「ぷぅ。わるかったでちゅね、どーせいまのわたしはこどもでちゅよっ」
会長「拗ねるなよ。お前もいろいろと不安なのだろうが、今はおとなしく待っている事だ。
放課後になったらプリンでも買って来てやるから」
`_「…ふあんなんてありまちぇん。だってはくばのおーじさまが、きっとわたしを
もとのすがたにもどしてくれまちゅもの。チュッ」
会長「喜緑くん?」
`_「うふふ、いまのはいってらっちゃいのきすでちゅ。ここからはもう
わたしひとりでだいじょーぶでちゅから、かいちょーはどうぞがっこーへ…」
??「ぬわーっ! き、き、貴様ーっ!」
会長「なんだ? 警官が俺たちに一体何の用…」
警官「貴様だなッ、通報にあった幼女誘拐犯というのは!?
真っ昼間っから幼気なおにゃのことチッスなんぞしやがって、許さんっ! 許さんぞ貴様!
っていうか俺と代わりやがれ!スチャッ」
会長「なっ、いきなり銃を!?」
`_「きゃ!?」
警官「ぐへへ、もう安心だよそこのぷりちーお嬢ちゃん! いまこのカッコいい口谷巡査が
助けてあげまちゅからねぇー!
そのあと派出所でケガが無いかじっくり取り調べ…いや、いっそ家までお持ち帰りぃ!」
`_「ひゃああああ!」
会長「ふざけるなこのペド野郎!ゲシッ」
口谷「ほげえー!?」
会長「喜緑くんが怯えているだろうがっ! まったく、こんな奴が警官とは世も末だ」
`_「まもってくださってありがとーございまちゅ、かいちょー。でも…」
会長「ん?」
`_「だいじょーぶでちょーか、このひと。しろめむいちゃってまちゅけど」
会長「うーむ、つい本気で顔面にシャイニング・ケンカキックを叩き込んでしまったからな。
まあそれは自業自得だから同情の余地なしとして、そういえばこの警官、さっき
誘拐犯がどうのこうの言っていたようだが…?」
??「もう、口谷ったらどこ行っちゃったのかな。30年間ナンパ成功率0%だからって
歪んだ方向に先走ってなきゃいいんだけど…あっ!?」
会長「むっ、言ってるそばから警官がもう一人」
警官2「く、口谷!? 大変だ、こちら田木国巡査部長、口谷巡査が道端でのびています!
至急応援の手配を…」
`_「かいちょー、なんだかまずいふんいきじゃありまちぇん?」
会長「そのようだな。とにかく、逃げるぞ!ダッ」
田木国「あっ、待ちなさいそこの学生、こらーっ!」
いよいよ会長が転落人生まっしぐらな感じでとりあえず次回につづくw
警官が危ない人www
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:38:56.16 ID:Jw0tvZ9LO
万引きで捕まった女子高生に取り調べとか言って色々しそうだな
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:39:16.29 ID:JWdoMSw60
WAWAWAwwwwwwwwwwwwww
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:40:27.04 ID:Q4ZegM9i0
会長さん乙です
クビスレの方でSS書いてたものなんですが
向こうがもう終わるので続きをこっちに投下することになったのですが
続きの投下は明日ということで向こうに投下された前半部分を今から投下してもよろしいでしょうか
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:41:07.33 ID:Q4ZegM9i0
それとも前半部分はもう投下しなくてもいいでしょうか
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:41:41.88 ID:JWdoMSw60
>>760 前半はwikiにうpして、投下の際にURL貼っとけばいいかと。
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 19:45:55.06 ID:Q4ZegM9i0
じゃあそうさせて頂きますね
半年振りのプリンスレ、なんか懐かしい雰囲気がします
ほしゅ
ほ
保守
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:06:31.88 ID:Q4ZegM9i0
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:08:40.85 ID:Og1QOkDr0
クビスレってどこだろう
ハルヒ「キョン、あんたクビ」っていう
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:12:14.63 ID:srripW7iO
それって鬱?
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:15:51.74 ID:xDySnDNH0
結構鬱がおおい
何故鬱系はアナルに投下されないのだろう…
いじめスレでもあるのに。
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:20:52.29 ID:HZi2yLVb0
最初はネタスレだったからじゃね
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:27:20.64 ID:2giDxQBUO
もうじき1000いくだろ
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:27:36.17 ID:AIoTA8og0
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:31:03.91 ID:Q4ZegM9i0
後半は長門の力でキョンが小さくなってハルヒの中に入って助けるという冒険ものになっております
すみません、嘘です
そういや鬱系になるんならアナルのほうがいいんじゃないか?
スーパーオートバックスでタイヤを見積もってたら、らきすたのテーマ曲(題名知らない)がかかって思わず吹いた保守
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:42:41.51 ID:CFIFU+rw0
jp
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:46:22.99 ID:SdKQAR6vO
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:48:05.48 ID:5RBaRsRW0
昔の映画にあったな・・・ミクロの決死圏だったか。。。
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 20:57:08.64 ID:JHNDc/GmO
古泉「ヒューマノイドインターフェィスか…」
古泉一樹は悩んでいた。
古泉「やはり超常現象的存在…しかし」
同じSOS団の長門有希に
古泉「可愛い…」
恋をしていた。
古泉「仮に付き合えたとして」
叶うかどうかも解らぬ恋。
古泉「機関が許してくれるとは…」
ひたすら悩み続ける。
古泉「しかし可愛い…!」
『古泉一樹の妄想』近日投下予定
無し
保守
その頃キョンと長門は
ボリボリとセンベイを食いながらアニメを見つつ
全裸で踊り狂っていました。
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:09:51.12 ID:eoo0AV6SO
めでたしめでたし
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:09:51.44 ID:SdKQAR6vO
キョン「これが未来の世界ですか。」
みくる「そうです。」
キョン「でも、すごい大雨ですね。」
みくる「え?‥‥あ。」
ザー‥‥ザー‥‥
みくる「あ、あと5秒でやみましゅ!」
キョン「このネタわかる人いないだろ。」
古泉「どうでしょうね。」
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:17:26.73 ID:2giDxQBUO
なんか鬱が多くて甘いのの感覚を忘れてたしまった…
だ…誰か…甘いの投下し…てくれ……
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:21:20.47 ID:eoo0AV6SO
>>790 ハルヒ「キョン大好き!」
キョン「俺もハルヒが好きだ!」
よし
ようやく書き終わったから落とす
どうにかゴキブリ騒動の話を掘り下げたかったからまたもやリンクさせてたりする
てのは遊び心半分、宣伝半分つーところだけどまぁ我慢して
じゃあ5レスほどもらうWAー
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:24:14.36 ID:2giDxQBUO
異常気象。真夏日到来。ペンギンに生まれなくて良かったな、なんて思う暇も無いくらいの酷暑。
唯一の救いは今が高校2度目の8月であり、つまり長期休暇真っ最中だということだろうか。
8月と言えば去年は──いや、思い出すのはやめておこう。普通夏休みと言えばそれだけで心躍りだすような気分になるはずだが・・・
そうなれないのは俺自身が“普通”から離れていってるためか?なんて悲観するのは何故か?──そう、ハルヒからの召集命令である。
“今日夜6時に駅前に集合、来なかったら死刑、遅れたら罰金!”・・・夏季特別で罰金は2倍だってさ。なにが特別なんだかね。
だからまだ全然日は傾きかけてすらいないが、もう家を出た方が正解なのだ。まだ1時間も余裕があるが。
さっさと駅前に着いて、既に誰かいればそのまま待てばいいし、いなければ近くのコンビニで涼みながら
マンガの立ち読みでもして待っているのがいいだろう。・・・できれば誰もいて欲しくない。
そんな俺の願いはまるで素人の弓術の如く、天に届くはずもなかった。俺の視神経が暑さでやられていたのでなければ
そこにいたのは古泉だった。・・・クソッ、蜃気楼だったらどれだけいいか。
「酷いじゃないですか。僕もこの時期に懐を冷やすは避けたいのですよ。
身体でなく懐が温まってくれるのなら大歓迎ですけど、温まるのは身体ばかりですからね。」
まぁ、もっともな意見だ。俺も全く同じ理由でここまで汗だくで来たんだからな・・・
「だが、このままじゃ奢りのジュースを手に入れる前に熱射病で倒れそうだ。あと1人くらい来るまで近くのコンビニに避難しておこう。」
「その意見には賛成したいのですが・・・どうやら。」古泉の顔を向ける方に目をやると丁度いいタイミングで残り3名到着のようだ。
この場合は2倍サービスはどうやって計算されるのかな?なんて悠長なことを考える時間は無かった。
考える間も与えてくれないほど俺の目を釘付けにしたそれは──女子団員3名の浴衣姿だったのだ。
浴衣姿の3人はそれはもう“似合う”って言葉をここで使わずにどこで使うか?ってほど似合っていた。
ど〜お?と言いつつくるりと廻るハルヒに対してなんて声を掛ければいいのか迷って、つい“馬子にも衣装”なんて言葉が頭をよぎったが、
それは流石に古泉の携帯に緊急招集の電話がかかってくることに繋がることは俺でも理解していたため、
舌が言葉の生成をはじめる前になんとか制止することが出来た。だが、
「これでもかってくらい可愛いぞ。お前なら来週号のファッション誌の表紙は全て飾れるな。
何故今カメラマンが現れないのか不思議でたまらない」
なーんて阿呆みたいな台詞、俺の舌は生成を拒否するが。まぁしかし素直に「似合ってるぞ」
と言ったら機嫌が一層よくなったハルヒの顔を見るのは意外に心安らぐもんだ。
不思議なことに俺の目は朝比奈さんを眺める時間よりハルヒを眺める時間の方が多い。なんだろう、何かのバグだろうか。
しっかし、みんなそんな浴衣を着てくるのを知ってたなら、俺ももっとマシな格好をしてきたのに。と言うとハルヒが
「別にいいのよ、それは。大体これはキョンに見せ・・・
ゴホゴホ、じゃなくて街歩いて見せつける為に来たんじゃないんだから。」・・・じゃあ今日何をするんだ?
正解は花火大会だそうだ。意外に近所のイベントの開催日は記憶に残らないものだな。
・・・この団長様ならイベントというイベントを某桃色夫婦漫才師の誕生日記憶術よろしく全て記憶しているのだろうが。
出題された覚えはないが、何故なのか正解できなかったために罰ゲームがチャラになってしまった。・・・やれやれ。
「ってことはこれからどうするんだ?飯食ってたら確実に海岸は人でごった返すぞ?」
チッチッチ、と指を振り
「花火は有希の家から見る!ご飯も有希の家で作る!どう?素晴らしい案でしょ!?」
いや確かにこいつにしては実にまともな案だ。長門の部屋からならビルに阻まれることなく花火を鑑賞できるし、
潮風で身体がベタつくこともないし、蚊に喰われることもないし、帰りに人ごみで潰されることも無い。実に素晴らしい。
というか、それなら花火と浴衣姿との関連性はどうなるんだ?・・・まぁ、ハルヒに辻褄の合う話をさせるのは
ここから貸しボートでハワイに行くのと変わらないほど無謀なので放っておこう。
素晴らしい案であることに間違いはないのだが・・・長門、勝手に事が進んでいるが、それでいいのか?
「・・・・・・いい。」
ふむ。ってか、飯は誰が作るんだ?と問うと
「あたし達が腕によりをかけて作るから、あんた達は楽しみに待ってなさい!」とのこと。
ま、それなら罰金帳消しも納得できるってもんだ。
ちなみに、なんでも卒なく完璧にこなしてしまうハルヒは料理の腕前ももれなく素晴らしい。
この間の家庭科での調理実習ではハルヒと一緒だったのだが
(というか、何度席替えしてもこいつは必ず俺の後ろの席になるために常に同じ班になってしまうのだが。)
決められた料理を「他の班と同じじゃつまんない」と、勝手にアレンジを加えて微妙に豪華に作り上げてしまい、
それは見た目違わず料理評論家だったなら星5つあげてやりたくなるような味であった。
んでもって一口食べてみて自然と「旨い」という言葉が俺の口からこぼれ、同時に笑顔になるハルヒの顔をいまだに覚えているのだが・・・。
そんなに嬉しいものなのかね?料理を褒められるってのは。その日皮むきと皿洗いくらいしかやってないので料理を体験したとは言えないんだよな、俺。
(というのはハルヒが俺の手出しをことごとく拒否したからだが。)
あとこれは余談なのだが・・・
その日は長門のクラスと合同での授業であり、順番に先生が味見をしていく過程での一番最後の班が長門の班であり、
その料理を食べた先生はあっという間に床に伏せてしまった。・・・長門曰く
「・・・・・・刺激を求めてみたが失敗した。」とのことで、後は保健委員達が先生を担いでいきその日の家庭科は終了。
・・・後のゴキブリ騒動に繋がるのだがそれはまた別の機会に。
支
そんな記憶がどうやらハルヒの頭にもよぎったようで、ふと長門の方に視線をやると、
「・・・・・・大丈夫。今日は言われたことしかしない。」
残り2名の頭の上にはクエスチョンマークが乗っているのだろうが、わざわざ説明するのもさすがに長門が可哀想なので放っておくことにする。
夏と言えば。大勢で食べると言えば。それはもちろんカレーだ。賛成5反対0よって即可決。提案者は珍しいことだがなんと普段全く意見を出さない長門だ。
カレーなら万が一にも間違いは起きないだろう・・・多分。
「・・・・・・」・・・心を読まれているかのようだ。顔が少し怖い・・・
さて俺はレトルトか良くて固形ルーから作ったカレーしか食べたことがないのだが、珍しくこの日正方向に行動力を向けているハルヒ様が仰るには
カレー粉から作る本格的なカレーを提供してくれるとの事。
もともとどんなものなのか良く分からないのでその時点では何も感嘆の声をあげられないのだから
「もっと喜びを全身で表しなさいよ、キョン!」なんて無理なことは言わないでくれ。
買出しを終えて、長門の家に着く頃には太陽も沈みだし、ようやく夕焼けに染まってきた。
「いや実にいい傾向ですね。」・・・急に何だ古泉。突拍子に意味不明な話を振るのはハルヒだけでかまわん。
「最近涼宮さんの行動がより普通なものになってきたと思いませんか?」
暑くてやる気が無いだけだろう。秋になればまた映画の撮影に興じて自然体系をぶち壊していくぜ?きっと。
「まぁその時はあなたがどうにかしてくれるのでしょう?最終的に・・・は。」
相変わらずムカつく笑顔を振りまく奴だ。お前はどこかのフロアを借りて“笑顔教室”でも開いてそこで好きなだけ笑顔を振りまいていろ。
今時の愛想の振りまき方を知らないセールスマンがそれはもう黒砂糖の欠片を見つけた蟻のように群がってくること間違いなしだ。
「それはともかく。涼宮さんの行動の変化には何かしら、あなたが関わっているように思えるのですよ。
・・・これは僕の憶測ですので聞き流して頂いても結構です。ただ僕個人としては涼宮さんの退屈対策を模索する機会が少なくなって、感謝しています。」
ふっ。そこまで言うのなら機関を代表して何か粗品でいいから贈って欲しいものだな。なんて他愛も無い会話をハルヒの声が中断させた。
「ヒマなら皿ぐらい出しなさいよ2人とも!」・・・いい匂いが漂ってくる。カレー完成のようだ。
支
驚いた。グルメと名のつく番組に片っ端から出ているようなリポーターでも意味不明さが1周して相応の言葉に錯覚するような戯言も言う暇がないくらい旨い。
言葉を発する時間も惜しいくらいで、黙々とスプーンを口に往復させる俺を持っているスプーンで指差し
「ちょっとキョン!美味しいのかマズいのか感想くらい言いなさいよっ!」と怒鳴るハルヒ。
旨すぎて言葉が出ないなんて感想には興味が無いらしくもっと具体的にどう旨いのかとボキャブラリー控えめな俺に無茶な要求をしてくる。
そこへ助け舟のつもりか古泉
「いやぁ、人間ってものは本当に美味しい料理を味わったときには言葉が出なくなるものですよね。
TVとかでも変に飾ったような言葉を使われると逆になんら素晴らしく見えなくなるってこと、体験したことないですか?」
なるほどとスプーンを引っ込めるハルヒにさらに語りをやめない古泉
「しかし、涼宮さんと結婚できる方はそれはもう幸せでしょうね。こんな美味しい食事が毎日楽しめるのですから。」
この訳分からん性格を抜きにすればな。・・・っつかもうその辺にしろ、古泉。
アイコンタクトをどうにか察してくれたようで、あぁ、と思い出したようにようやくカレーに手を戻してくれた。
やれやれ、と顔を戻した先にあったハルヒと目があう。何故か顔が真っ赤になっているが・・・なんでだろう?
最後の一人がカレーを食べ終わったところで花火が一つ上がった。もう外は真っ暗になっていたようだ。
それじゃあ見やすいベランダに移ろうかと全員が立ち上がったとき急に真っ暗になった。停電だ。ギュッ、と俺の手を握るその手の持ち主はハルヒ。
朝比奈さんだったらそれはもう心躍りだす出来事なのに。大体お前は暗闇を怖がるキャラじゃあ無いだろ、と頭の中で一人ツッコミを入れる。
当の朝比奈さんは長門にしがみついていることが打ちあがる花火の光で確認できた。・・・とにかく。
「ベランダなら少しは明るいだろ。」とハルヒを縁[へり]に座らせる。出来れば手を離していただきたいのだが・・・
次々と上がりだす花火に見とれ、そのまま手を離さずにハルヒの隣に座った。
製造するための時間と消費する時間が全く割に合わない花火。その差分は人の心を魅了する分だと考えるのがロマンチックだろう。
時折聞こえる何処そこ提供の読み上げは俺たちをいちいち現実に引き戻していってくれるのが不満だが。
何度か現実に戻されながらいつのまにか花火大会も大きな尺玉で終わりを迎える。
ここでタイミングよく復旧する電気。高級ホテルかレストランの気配りのようにそれはタイミングよく。
「おや、二人とも仲の良いことで羨ましい限りです」との古泉の言葉で手を繋いでいたことを思い出し、バッと振りほどくハルヒ。
「停電ぐらいで怖がるなんてキョンもまだまだ子供よね!」なんて都合のいい事を言いやがる。もう反論する気にもなれん。
「・・・さ、片付け片付け!」
そういうことにしておきましょう、と言いたそうな顔の古泉、何故かニコニコ顔の朝比奈さん、終始無表情な長門達をダイニングへと追い出し、
そっと耳打ちするハルヒ。
「・・・ありがとう。」
支
図ったかのように起こったあたり一帯の停電。その日の晩の地方のニュース番組では原因不明ということになっていた。
まさかハルヒによるものだろうか、と長門に電話してみると
「その可能性は十分にあり得る。」とのこと。
わざわざ停電を引き起こしてまでしたことといえば・・・繋いでいた余韻の残る手のひらをかざしてみる。
・・・と同時に鳴り響く着信。その音楽は俺の操作手順が誤りでなかったとすればハルヒに設定したものだ。
「キョン!今テレビ見た!?」
「なんだ?停電がどうとかか?」
「何言ってるのよ、ツチノコよツチノコ!近所の林で見つけたんだって!
明日はSOS団臨時出動よ!朝9時いつもの場所で、遅れたら罰金いつもの3倍だからね!」
なぁ、古泉。変化してんのか?これ・・・
END
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:26:54.66 ID:2giDxQBUO
うぉおお!浴衣!浴衣!
支援!支援!!
最後の分の「晩の」→「深夜の」に脳内変換ヨロ
フラワースプラッシュってのは某金狂い運営提供MMOに出てくる花火スキルから取ったり
支援サンクス ノシ
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:34:15.67 ID:2giDxQBUO
見事なツンデレだ。
GJ!
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:42:56.79 ID:v3sx/0oSO
目当てのSSを探しています
ハルヒ以外の団員が全員消失してしまう話です
お願いします
覚えてるような、覚えてないような……
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 21:55:34.01 ID:UGS8Deo20
>>807 wikiで作中の覚えてるフレーズを検索してみるとか
俺はそれで涼宮ハルヒの覚醒をぴったり引き当てた
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:01:50.45 ID:JHNDc/GmO
キョン「……ここは俺の部屋だよな?」
夜中に急に目が覚めた。が、妙に違和感を感じた。こんな独り言を言ってしまう程に。
辺りを見渡す。確に自分の部屋である。ただ、何かが違う。何かが。
窓から外を眺める。うん。暗い。夜だな。ふ、とシャミセンが居なくなっていた事に気付くが、まぁ、猫だしな。勝手に移動もするだろう。違和感の正体も解らんが取り合えずトイレにでも行っとくか、と、部屋のドアを開ける。
「ん」一瞬目がくらむ。そこで目にしたのはシャミセンと戯れるハルヒ。
ハルヒ「……」
寝惚けてんのか?夢か?自分の部屋のドアを開けるとハルヒの部屋に出た。
保守
「ねえ、キョン!あれ見て。あんなところに屋台が出てる」
「ホントだ。こんなところに神社があったのか。知ってたか?ハルヒ」
「知ってたような知らなかったような……これ、夏祭りかしら?」
「かもしれんな。結構屋台も出てるし、にぎわってるようだな」
「………………………………」
「なんだ、その物欲しそうな顔は。トランペットでも欲しいのか? ……行きたいなら、行きたいと言え」
「……誘ってくれないの?」
「なんだその甘ったるい声は。気味が悪いぞ?」
「バーカ。あんたあたしの彼氏でしょうが。彼氏に甘えてみたい女心ってのが分かんないの!」
「すまん。何分彼女が出来たのは初めてでな」
「……あんた、ホントは分かっててやってない?ひょっとしてドS?」
「訳分かんない事言ってねえで、屋台でなんか食べようぜ」
「ちょ、ちょっと先にいくなっ! ……手ぐらい繋いでいこうよぉ……」
「たこ焼きにしようかなっ、それともりんご飴にしようかなっ」
「また対極なものを秤にかけてるな」
「キョンは何食べるの?」
「とりあえずリンゴ飴だな」
「んじゃ、あたしもそうしようかなっ」
「なんかうれしそうだな」
「別に、二人でお祭りだからってはしゃいだりなんかしてないもーん」
「わざとらしすぎるぞ。まあいい。りんご飴は………あそこか。行くぞ」
「ちょ、だから先に行くなっての!」
「りんご飴うまかったな。焼きモロコシもうまかった」
「次は、牛ステーキ串焼きなんてどう?」
「悪くはないが、ちょっと高くねえか? ああ、わた飴なんてどうだ?」
「それもいいわね。二人で半分こしよっか。あっちにあるわよ、キョン! 行きましょ!」
「あ、おい、手首をつかむなっての、痛いっつーの」
「あんたが手をつながないのがいけないんでしょぉっ!罰よ罰!」
【ハルヒ視点→みくる視点】
「え、ええ…でも…」
未来からの手紙だなんて…涼宮さんに言えません…。
「もったいぶる必要はないでしょ!さっさと吐きなさい!」
「じ、実は…その手紙の予言に、キョンくんは部屋に引き篭もってしまう、と書いてあったんです。」
「キョンが引き篭もり?その予言、謎ね…それ、今持ってる?」
本当は鞄の中に入ってるんですが…見せたら色々とヤバそうですね。
「持ってないですぅ…」
「ふーん…とりあえず、キョンの家に行ってみるしかなさそうね…」
…という事で、それからすぐにわたしたちはキョンくんの家に向かいました。
【みくる視点→ハルヒ視点】
ピンポーンと、インターホンの音が鳴ってまもなく、キョンの妹ちゃんの声がした。
『はーい』
「あ、妹ちゃん?あたしだけど。」
『ハルにゃん!今開けるね〜』
中からドッタッタと木製の床を走る音が聞こえた。
「わあ、みくるちゃんに有希ちゃん、古泉くんも!どうしたのー?」
「あのね妹ちゃん、キョン、居る?」
「キョンくん?居るけど…部屋から出てきてくれないのー。」
あたしたちは顔を見合わせた。やっぱりキョンが部屋で…
「ちょっと上がらせて頂戴。」
「どうぞー!」
「じゃあちょっとお邪魔するわね。」
「お、お邪魔します…」
「お邪魔します。」
「………」
キョンの部屋に案内してくれた妹ちゃんは実はね、と前置きして
「キョンくん、なんか冷たいの…。今はお母さんもお父さんも居ないから、一人で寂しかったとこなんだよ。」
「まったくキョンったら…根性から叩きなおさなきゃいけないようね!」
キョンの部屋のドアからはなんとなくどんよりとした雰囲気が漂ってた。この名交渉人涼宮ハルヒがキョンを救い出してみせるんだから!
「キョン?あたしよ。」
中からの反応はなし。シカトとはいい度胸ね。
「聞こえてるんでしょ?とりあえず、出てきなさいよ。」
「…なんで来たんだ」
聞こえてきたのは、明らかにいつもより暗くて湿った感じのキョンの声だった。
「あんた、無断で学校休んでどーするのよ。SOS団部室には必ず一日一回は来ること――」
「――くだらないんだよ、そんなの!」
「えっ…」
「SOS団なんてもうやってられっか。」
「な、何よそれ!!あんたは団員第一号なのよ!?そんな事、もう言わないで!」
「…もう俺には関係ない。」
「キョン…」
「…他の奴らも居るのか。」
「ええ、みんなあんたを心配して来てくれたの。」
「よくお前らも付き合ってられるよなぁ。あんなくだらない活動に。」
「…あなたはこのSOS団の活動を少なからずは楽しんでいた…違いますか?」
「古泉か…それは違うな。俺はただ付き合いまわらされていただけだ。」
「僕は、あなたと一緒に活動していた頃は楽しいと思っていましたがね。」
「…」
「5人揃ってこそSOS団なのです。あなたが居なければ…」
「…よく言うよな。本当の目的は違うくせによ。」
「キョンくん!あなたはそんな事言う人じゃありませんよ…一体、どうしちゃったんですかぁ?」
「朝比奈さん、俺はあなたが思っているようなお人好しじゃなかった、ってことですよ。」
「キョンくん…そのっ…えと…うぅ…」
みくるちゃんは今にも泣きそうな顔で拳を震わせていた。
「ちょっとキョン!あんた、いつからそんな生意気になったわけ!?」
「ハルヒ、俺はもううんざりしてるんだよ。お前の面倒事にな。」
「はあ…!?」
「その団の目的はもう果たしてんだからもういいだろ。」
「…え?」
「ああ、知らなかったんだよな。そこにいる朝比奈さんや古泉は実は…!!」
突如、あたしの目の前が真っ暗になる。意識を無くした。
【ハルヒ視点→古泉視点】
「未来人と超能力者なんだよ!!」
…言ってしまいましたね。もう僕はどうすればいいか…
恐る恐る涼宮さんの反応を見ようとした僕ですが、涼宮さんは本を片手に持っている長門さんに抱きかかえられていました。
「…これは一体?」
「涼宮ハルヒを一時的に気絶させた。彼の言葉を聞かせない為。」
さすが長門さん。判断と行動の速さが天下一品です。
「今の言葉は度が過ぎている。これからは注意するべき。」
「やっぱり長門も居たのか…お前らも大変だな。」
「涼宮ハルヒの観測はわたしの義務。別に大変でもない。」
「ああ、そうかい。でもその自己中女にはうんざりしてるんだろ?」
「そんなことは、ない。」
「もうやめましょう長門さん。涼宮さんも気絶してしまいましたし…ここはもう帰ったほうがいいかと。」
まあ長門さんが気絶させたのですがね。
長門さんがゆっくりと首を縦に振って涼宮さんの体を僕へ差し出しました。
それを僕が受け取るとまた読書に移り…って、やはり僕が運び役ですか…。
「きっとあなたが考えを直さないかぎり、涼宮さんは何度でも来ると思いますよ。では、僕たちはこれで。」
「………」
涼宮さんが泣きながら気絶していたことを、彼には伝えないことにしておきます。
次の日。やはり彼は学校には来なかったようです。
いつもの顔が1つなくなったSOS団に、更に暗くなるニュースが届きます。
「今日、涼宮ハルヒは学校を休んだ。」
それは長門さんの口から発せられたもので、僕にはその顔に困ったような表情が微かにあったように見えました。
「今日はどうしますかあ…?」
「困った状況になりましたね…」
その時、予想はしていたいつもの携帯の着信音が鳴り、僕は「すいません、バイドです」と言い残して閉鎖空間へ行くことに。
「な、長門さん…どうします?」
「………」
「…か、帰りましょうか。」
【古泉視点→みくる視点】
何もできなかったその日の夜、わたしは重大な事に気付いて、思わず一人言を口走ってしまいました。
「キョンくんが死んでしまう三日後って…明日の事!?」
どうしよう…未来のわたしが言ったことだから…このままじゃ本当にキョンくんは…自殺でもしてしまうんでしょうか。
わたしはずっと考えていました。夜が明ける頃まで、ずうっと。でもようやく結論が出て、わたしは覚悟を決めました。
だって、キョンくんが死んじゃうのは嫌だから。
翌日、キョンくんと涼宮さんはごく普通に登校して放課後に部室に集まりました。
何故かって?そもそもわたしが、キョンくんが引き篭もる事自体を無くしたんだもの。そう、今日から4日後にまで戻って…。
もちろん許されることじゃないというのは分かってました。でも、わたしにはこれしかできなくて…。
しえn
【みくる視点→キョン視点】
放課後の活動中、尿意に襲われた俺はトイレに向かった。その途中に、予測もしてなかった人物と出会った。
未来の朝比奈さんである。聞くと、俺が一人で部室から出てくるのを伺っていたという。
「今回はなんですか、朝比奈さん。」
何度か会ってるせいか、俺には最初に未来の朝比奈さんと出会った時に感じた緊張感というものが無くなっていた。
「実は…わたし自身のことについてなんです。」
「朝比奈さん自身のこと?」
「ええ、キョンくん、あなたには自覚がないかもしれませんが…キョンくんの死を阻止しようとして過去のわたしがやってはいけないことをしてしまったんです。」
ん、なんだなんだ?俺の死?それを今の朝比奈さんが阻止してくれたって?それは有難いことだが…やってはいけないこととは?
「事の発端が起こる前の過去まで戻って、その後の未来を変えてしまったんです。」
「は、はあ…」
「あまり理解してませんね。これからわたしが話すこと、集中して聞いてください。」
俺は全てを話された…らしい。俺が引き篭もろうとした(まったく、俺は何をしようとしてたんだ)事からハルヒたちとの口論までの話や、朝比奈さん(小)が過去に戻ってした事。
まあ結局全細胞を集中させたが2割程度理解できなかった部分もあったが、まあいいだろう。
「過去のわたしには、これから未来へ戻って厳重な処罰が与えられると思います。」
「厳重な処罰とは?」
「禁則事項です。」
「もう一度ここへ戻って来られるんですか?」
「禁則事項です。」
「…もしかして、死刑の可能性も。」
「…ありますね。かなりの確率で。」
「禁則事項です。」という言葉が帰ってくると予想していたが、朝比奈さん(大)は素直に答えてくれた。
「でも、未来のあなたが存在するということは、今の朝比奈さんは死んではいない…ということですよね?」
「そうとも限らないんです。」
「へ?」
「予期されぬ過去の言動は、未来に繋がる可能性があるんです。つまり、未来が変わってしまう可能性が。現に、わたしの過去にはこんな事はありませんでしたから。」
…ええと、つまりもし朝比奈さん(小)が死刑にされてしまえば、朝比奈さん(大)も消えてしまう可能性がある、と。
「その通りです。」
『可能性』というフレーズが随分多かった会話だったが、だいたい理解できた。…じゃあこれはかなり危険な状況なんじゃ。
「ええ、そうですね…過去のわたしのことだから、絶対みんなに言わずに未来に帰っちゃうと思うから…。」
「それはもう阻止できないんですか?」
「…過去にでも戻らない限り、絶対。」
「…そうですか…。」
頭が不安がよぎった。いや、さっきから充満しているのかもしれない。
朝比奈さんが未来へ帰って死んでしまう…?そんな事、俺は考えたくなかった。
-----------------------------------------------------------
とりあえずこんな感じです…。
熱っぽくて続き書くのが若干遅れてしまう可能性があるかもしれませんが更にご了承ください…。
乙!
さて、まとめて読んでくるか。
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:16:22.92 ID:UGS8Deo20
浮上
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:23:46.69 ID:UGS8Deo20
おちるおちる
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:24:37.37 ID:y/35H8Br0
おい!クソVIP!!!!
よく嫁!!!! wwwwwwwww
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このしょっぱいロールケーキはサービスだから、まず食べて落ち着いて欲しい。
実は、君にこれから一生セクロス出来ない呪いをかけたんだ。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
↓このスレに「こんばんは、かつみです」とレスすれば呪いは解けるる。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1153322480/ じゃあ、注文を聞こうか。
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:31:22.07 ID:YXjVf0uI0
保守
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:32:03.16 ID:usquwyxr0
キョンあんたクビってどうなったの?
ハルヒが血を吐いたとこまでは見たんだけど・・・。誰か知ってる?
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:33:16.40 ID:SdKQAR6vO
キョン「あ。おいハルヒ。ちょっと動くなよ?」
ハルヒ「へ?な、何?」
キョン「ん?ほら、糸くずついてたんだよ。」
ハルヒ「あ、ありがと。‥‥あ、キョン。」
キョン「何だ?」
ハルヒ「あんたも頭に何かついてるわ。とったげる。」
キョン「うぇ!?い、いい。自分でとるから。」
ハルヒ「な、何で拒むのよ!いいからちょっとしゃがみなさい!」
キョン「わ、わかったよ。」
チュッ
キョン「おま!な、何やって‥」
ハルヒ「さ、さっきのお礼よ!深い意味なんてないわよ?」
キョン「全く‥‥素直じゃない奴だな。」
古泉「本当にお二人は鴛鴦夫婦ですね。」
長門「‥‥まだ婚姻していない。」
みくる「でも、そうなりますよ。きっと。」
鶴屋「やっぽー!あり?みんなしてドアの前で何やってるにょろ?」
長古み「「「糖分の補充。」を。」です。」
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:33:22.17 ID:zzI56orm0
>>827 ここでうpすることになっているかと思われ。
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:40:43.60 ID:DXFgn3YqO
クビシリーズ俺も途中で書き残したな。
どうしようかな…
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:41:42.67 ID:2giDxQBUO
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:45:44.67 ID:DXFgn3YqO
>>833 出来上がったら投下するよ。バットにするか欝にするか。
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:50:14.58 ID:SdKQAR6vO
キョン「‥古泉。お前、何やってんだ?」
古泉「え‥あ、あぁ。おんぶですね。」
キョン「‥‥長門。お前はなにしてる。」
長門「‥‥おんぶと呼ばれる行為。」
キョン「そうか。‥‥朝比奈さんは?」
古泉「たしか掃除当番ですね。」
キョン「あぁ、そうか。」
ハルヒ「やっほー!みん‥‥古泉くんと有希。‥‥何してんの?」
長古「「‥‥おんぶ」です。」
ハルヒ「‥‥‥あ、あぁそうよね!今日はおんぶ大会だったわね!」
キョン「何だそれは。」
ハルヒ「い、いいからキョン!後はあんたしかいないんだから、早くあたしをおんぶしなさい!」
キョン「な、何なん‥‥うぉ!?バカ!急に飛びつくな!」
ハルヒ「あ、ごめ‥‥じゃなくて!足腰を鍛えてないせいよ!ほら、あの二人をみなさい!」
キョン「‥‥見たがどうした。」
ハルヒ「よく見なさいよ!あの強靱な四肢を!あんたもあれに習うのよ!」
キョン「‥‥どうみても強靱には見えないな。何だって長門が古泉を背負ってんだ。普通逆だろ。」
古泉「お恥ずかしい限りで。」
長門「‥‥‥。」
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 22:52:33.34 ID:2giDxQBUO
>>835 バットか鬱か……両方同じようなもんだろwwww
キョン「あれ?確かプリン冷やしてたはずなんだが。」
ハルヒ「さぁ?誰か食べたんじゃない?それか既に自分で食べちゃったのを忘れてるとか。」
キョン「さすがにないな。今日の昼休みに入れたばっかりだからな。」
ハルヒ「どっちみち知らないわ。」
キョン「そっか。あれ実は1つが700円以上する極上プリンだったんだけどな・・・」
ハルヒ「ちょっと!そういうのは先に言いなさいよ!ろくに味わわずに食べちゃったじゃないの!!!」
キョン「やっぱりお前か。」
ハルヒ「あ。」
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:00:45.63 ID:2giDxQBUO
いまさらなんだが
>>810の続きみたいwwww
めちゃ気になる
>>809の助言に基づき50回ほどの検索作業の末にようやく目的のssを見つけたぜ!保守
ほしゅ
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:13:05.69 ID:usquwyxr0
ほ
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:13:57.97 ID:0wv5Zver0
保守
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:20:39.95 ID:SdKQAR6vO
ハルヒ「‥‥なんかお腹空いたわね。」
キョン「‥‥‥。」
ハルヒ「お腹空いたわね。」
キョン「‥‥‥。」
ハルヒ「おーなーかーす‥」
キョン「何だよ!俺にせびるな!」
ハルヒ「だってぇ〜‥‥お腹空いて力がでないんだもん。」
キョン「なんだそりゃ。アンパンマン症候群か。」
ハルヒ「おーなーかー空ーいーた!」
キョン「しょうがねぇな。待ってろ!」
ガチャ バタン
ハルヒ「‥‥ありがと。」
ガチャ
キョン「ああ。気にすんな。それより何が食いたい。」
ハルヒ「‥‥‥ば、ばかぁ!さっさと行けー!」
キョン「うわっ!何だよ!」
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:22:32.20 ID:71vAmKFR0
ハルヒかわいいよハルヒ
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:24:31.79 ID:usquwyxr0
ハルヒ「‥‥‥ば、ばかぁ!さっさと行けー!」
ここだよここ
>>837 みくる「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
みくる「あはは〜じゃあ私はこのカエルさんでもおんぶしようかな〜」
みくる「お〜よしよし・・・よ〜しよし・・・」
みくる「なんだその哀れむような目はっ!!」
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:30:23.28 ID:2giDxQBUO
ハルヒ「ちょっと古泉君!あたしのキョン食べたでしょ!?」
古泉「サーセンww」
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:34:15.13 ID:SdKQAR6vO
ハルヒ「んん!これおいしいわね!」
キョン「‥ったく。これはツケとくからな。」
ハルヒ「いいわよ。でも、今度の探索で遅刻しなかったらね。」
キョン「‥はぁ。」
ハルヒ「でもキョン。よくあたしが食べたいのが何かわかったわね。」
キョン「‥そりゃわかるだろ。いつも見てりゃ。」
ハルヒ「‥そ‥それって‥‥いつもあたしを見てるって事?」
キョン「な!なな何言ってんだ!奢らされてるから覚えただけだ!」
ハルヒ「そ、そんな否定しなくたっていいじゃない!‥でも、ツメが甘いわね。」
キョン「な、何がだ?」
ハルヒ「だって、あたしはいっつも‥」
キョン「いっつも‥‥何だ?」
ハルヒ「キョン。それ‥。」
キョン「いつも最後はプリン‥だろ?。」
●<お呼びですか?
雪印の提供でお送りしました
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:35:16.32 ID:2giDxQBUO
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:36:54.12 ID:JWdoMSw60
>>850 みくる「よ〜しよ〜し」
谷口「WAWAWA忘れ物〜うぉあ!
スマン・・・ごゆっくりぃ〜!」
みくる「谷口の野郎ォォォォォォォォォォォォォォ!」
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:40:23.83 ID:SdKQAR6vO
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:41:23.87 ID:diW6dKEN0
みくるがたまに黒化するのは中の人の影響なんだろうか・・・
>>858 あぁやっと繋がった!
キョンやるなwww
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:42:24.04 ID:Vg2VdeyeO
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:42:45.41 ID:4C9u3noFO
ハルヒ 「ねぇキョン。今週の休み、暇?」
キョン 「あぁ。暇だが……!!(まっ、まさかあのミステリーツアーか!!)」
ハルヒ 「決まりね。じゃあ一緒に出かけましょ。」キョン 「はぁ……だが二人で行ったって効果は上がらんぞ?また皆で……」
ハルヒ 「何言ってんのよ!だからあたしは……その……」
キョン 「何だ?」
ハルヒ 「あ……あんたと二人で出かけたいって言ってるのよ!もうバカ!」
キョン 「そうか。ごめんな、ハルヒ」
ハルヒ 「……キョン、あたし」
(ガチャ)
古泉 「ミステリーツアーですか。僕もいきたいですね〜。」
ハルヒ&キョン 「死ね」
>>861 元ヤンとは?
1:元ヤンデレ
2:元ヤン・ウェンリー
3:元ヤンヤン歌うスタジオ
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:50:10.18 ID:2giDxQBUO
古泉しねいいとこなのに
元ヤンキース
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:53:47.96 ID:JWdoMSw60
>>862 キョン「いいとこに来てくれたのぉ古泉ぃ・・・」
ハルヒ「きっちり落とし前つけさせてもらうぞワレェ」
古泉「あれ・・・?なんか強面の方々が涼宮さんの後ろに沢山・・・」
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:55:04.27 ID:5so6DIUE0
「おうおうそのへんにしときな。」
「「魅苦留さん!!」」
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/13(木) 23:56:12.27 ID:SdKQAR6vO
ハルヒ「キョン。キョン。ちょっと。」
キョン「何だ。」
ハルヒ「キョン!ちょっと!」
キョン「だから何だ!」
ハルヒ「いいからこっち向きなさい!」
キョン「なん‥‥。」
キョン「何してる。」
ハルヒ「え?いや、ほら‥‥後ろ向いたらほっぺに指がささる奴‥。」
キョン「‥‥はぁ‥。」
ハルヒ「な、何よそれぇ!期待外れもいいとこだとでもいいたいの!?」
キョン「‥いや、何でもない。」
明くる日
ハルヒ「キョン!ちょっとだけ。」
キョン「またか。」
ハルヒ「いいからこっち向きなさい!」
キョン「全く‥‥わか‥」
チュッ
キョン「‥な‥‥。」
ハルヒ「今度も期待外れだったわね!バッカキョン!」
キョン「お前なぁ!時と場所を考えろ!」
ハルヒ「な、何で怒るのよ!」
キョン「今授業中だろうが!!」
>>859>>861 そうなんだ、知らなかったw
俺は古泉の「朝比奈みくるの愛らしい言動が演技でない可能性が〜」みたいな発言から黒みくる使ってた。
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:01:26.30 ID:RkPusVuP0
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:06:13.46 ID:35Ns5JnD0
ハルヒ「………………はぁ」
キョン「…………あのさ、ハルヒ」
ハルヒ「…………なに」
キョン「どうしたんだ一体。最近元気ねぇじゃねぇか」
ハルヒ「……そんなことないわよ。あたしはいつも通りよ」
キョン「…………そうか? そうは見えないんだがな」
ハルヒ「しつこいわよキョン!」
キョン「……すまん」(あれ? なんで俺謝ってるんだろ)
ハルヒ「…………はぁ」(またやっちゃった……。せっかくキョンに相談するチャンスだったのにあたしのバカ!)
保守
そういえば居たな…
休み時間に教室で普通にキスしだすカップルが…
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:07:31.62 ID:6ye0ts/QO
キョン 「朝比奈さん。あなたも未来人なんでしょう?」
みくる「えっ……」
キョン 「かくさないで下さい。知ってるんです」
みくる 「………………なぁ?」
キョン 「はい?」
みくる 「キョン君こそ私にしてないかなぁ?隠し事」
キョン 「な、何のこと……」
みくる 「昨日の夜。急いで飛び出してどこにいったのかなぁ?」
キョン 「あ……う……ちょ……ちょっとコンビニに……」
みくる 「嘘だよ。知ってるんだ。長門さんの所、行ったんでしょ」
キョン 「た……確かに行きましたけど、別に朝比奈さんとは関係のない話で……」
みくる 「嘘だっ!!!」
キョン 「!!……」
みくる 「キョン君が隠し事してるように、私にも色々あるんだよ……」
古泉 「ふんもっふ!!」
みくる 「うるせぇ」
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:07:33.36 ID:v5v9idLG0
谷口「死ねばいいのに」
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:08:55.56 ID:IknOyp8OO
長編移してる最中だから小ネタ楽しいwww
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:12:43.28 ID:RkPusVuP0
ほ
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:14:48.86 ID:gfTRpzQU0
そういえばハルヒクビって大体鬱展開で中々楽しかったけど
どこぞの同人の宇宙キョンみたいなバカ展開も良いよな
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:18:09.10 ID:KrXrkJsS0
ハルヒ「ちょっとチョン!シャミセン食べたでしょ!」
チョン「ひどいあてつけニダ!謝罪と賠償を請求するニダ!」
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:19:22.18 ID:6ye0ts/QO
朝倉 「なっ……」
みくる 「く……くうかんふうしゃが甘いから……あれ。なんだっけ」
朝倉 「?」
みくる 「だから、侵入を許すんですぅ!!キョン君に手をだしちゃ、駄目なんです!」
朝倉 「嫌だと言ったら?」
みくる 「じょ、じょうほうけつごうを……………………お前はぶっ殺す」
朝倉 「え!(こ、このパワーは……)」
みくる 「みくるビーム!」
朝倉 「う……ざ……残念ね。しょ……所詮私は……」
みくる 「だからてめぇはバックアップなんだよ」
キョン「ごほっごほっ」
ハルヒ「何よキョン、風邪引いたの?情けないわねー」
キョン「あぁ、昨日から調子悪くてな。今朝熱はかったら40度近くあった」
ハルヒ「ちょ、それってものすごく高いじゃない!何で学校なんかにきてんのよ!!」
キョン「あぁ大声出さないでくれ、頭痛が痛い」
ハルヒ「頭痛が痛いって何よ」
キョン「ツッコミも控えてくれないか、もう何もかもがキツくてな。げほごほ」
ハルヒ「あんた何でそんな無理してまで学校に来て……(ハッもしかしてあたしに会いたいから?!///)」
キョン「何言ってるんだ、もちろんこの風邪を治すためだろ。うぇおえほえほ」
ハルヒ「はぁ?治すんだったら病院行くでしょ普通。だいぶ末期のようね」
キョン「お前知らないのか?18世紀のヨーロッパでは『処女の吐息』が特効薬として流行ったんだぞ。俺はそれを貰うためにわざわざ土曜の学校に無理して登校してきたんだ。あぁ死にそう」
ハルヒ「えっちょっあああああたしは確かに処女だけどなんであたしがあんたなんかに息なんてっていうか何言わすのよもうエロキョン!発酵して死ね!!」
キョン「誰もお前の吐息を貰うとは一言もうげほげほげほおぇあっ」
ハルヒ「ちょっとキョン大丈夫?!あんたもう本当に危ないって!救急車呼ぶから!!」
キョン「吐息〜〜吐息〜〜朝比奈さんの〜〜吐息〜〜……」
ハルヒ「!!……みみくるちゃんはまだきてないし有希もいつの間にかいないし古泉くんは男だからあああたししかいないのっ!だからああたしのとと吐息で治してあげるからキョン!!」
キョン「あぁもう意識が……」ガクッ
ハルヒ「キョン!しっかり!んむぅ!!」
数時間後
キョン「……んぁ?あ〜〜よく寝た!あれっ俺なんで部室なんかで寝てたんだ?」
古泉「僕がきたときには既にぐっすりと眠ってらしましたよ」
キョン「そうなのか。あ〜〜しかしなんか体が凄い軽くなった気分だ。清清しいぜっ」
ハルヒ「やっと起きたわね。こほっ」
キョン「なんだお前も風邪引いてるのか?俺からウツったなんていちゃもんはつけないでくれよ」
ハルヒ「……スしてまで治してあげたのに」ボソッ
キョン「ん?何か言ったかハルヒ?」
ハルヒ「な、何でもないわよ!こほこほ」
オチなくなっちまったよ保守
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:22:16.60 ID:IknOyp8OO
ハルヒ「‥‥なんか寒いわね。キョン。ストーブついてる?」
キョン「あぁ、ついてるけどさ‥‥って、何してんだ。」
ハルヒ「寒いんだもん。」
キョン「‥‥お前は寒いと人にくっつくのか。」
ハルヒ「しょうがないでしょ!ストーブ小さいし、生きる為よ!」
キョン「この位の寒さで人が死ぬか!」
ハルヒ「いいでしょぉ〜。寒いんだからぁ〜。」
キョン「もう‥わかった!そこにいろ!」
ハルヒ「それでいいのよ!‥‥うん。暖かい。」
キョン「まぁ‥暖かいな。」
ハルヒ「まだ寒いわねぇ。」
キョン「‥じゃあどうするんだ。」
ハルヒ「キョン!ブレザーん中入れて!」
キョン「‥‥バカか。」
ハルヒ「いいでしょ!あんたもあたしも風邪ひかない、最高の閃きよ!?」
キョン「‥‥わかったよ。ほら。」
ハルヒ「え?‥‥あ、うん‥。」
キョン「‥お前‥‥自分で言っといて‥‥こうなると思ってなかっただろ。」
ハルヒ「う、うるさい!」
ハルヒ「‥‥。」
キョン「‥お、おいハルヒ。頭を肩に‥‥寝てる。」
ハルヒ「‥すー‥‥すー‥。」
キョン「‥たく‥‥寒がりめ。」
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:22:58.26 ID:RSDY8OOOO
80000円やるよ
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:23:30.45 ID:iWGlOt880
何だこのスレのハルヒのかわいさは
>>878 いやされてたっつうかなんつうか
すいません死にます
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの財布盗ったでしょ!?」
>>886 不細工のバカップルほど嫌われるものはない
鏡見てから死ね
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:26:23.87 ID:hnhhVSnr0
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:28:12.06 ID:iWGlOt880
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:28:39.07 ID:RSDY8OOOO
>>888 俺勃起したwww
つか今日鬱が多いと思ったらなんか甘甘めちゃ多くなっとるー!!
こりゃぁたまりませんwww
「はぁー。 あたしも甘い恋をしてみたいわねぇ。」
「甘い恋か、傍から見てる分にはウザイと思うから、彼氏できても自重しろよ。」
「へーはいはい、いやな奴ね。 ……キョンはそういうの憧れないの?」
「別に憧れないさ」
「……そう、それは残念ね。 た、試しに腕組んで駅まで行ってみましょうか?」
「はぁぁー。そんな恥ずかしい事が出来るかよ。バカップルなんて見てらんないぜ。」
「ばぁか。」
「むくれんなよ。 ほら、手を引っ張ってやるから帰ろう。」
「……結局いつも通りじゃないのよ。」
同性のカップルなら許す。
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:30:25.57 ID:35Ns5JnD0
キョン「よぅハルヒ。元気か」
ハルヒ「……見てわからない?」
キョン「…………あ、その……すまん」(なんだこの機嫌の悪さは。思わず謝っちまったじゃないか)
ハルヒ(あーーもうイライラする! 誰か一発ぶん殴らせてくれないかしらっ!)
キョン(凄まじい殺気を感じるぞ。今日はハルヒには関わらない方が良さそうだ……)
谷口「よぅ。二人揃ってなーに難しい顔してんだ? まーた夫婦喧嘩かぁ?」
ハルヒ「誰と誰が夫婦ですって?!」
谷口「そりゃおまえらふt……おぐああっ」
キョン「おい、もうそれくらいにしとけ。俺たちがまだ入籍出来ないのは仕方ないだろう」
ハルヒ「……そんなこと言ったって……。あたしたちまだ夫婦じゃないのに谷口が夫婦とか言うからなんか悔しくて……ぐすっ」
キョン「あと1年くらい我慢しろ。1年なんてあっと言う間じゃねぇか。ほら、キスしてやるから」
ハルヒ「……ん、わかったわよ」
谷口「うぜええええ! まじうぜええええええ!!」
国木田「はいはいうざいうざい」
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:32:09.33 ID:IknOyp8OO
>>893 鬱が多いから、中和しようとした。
反省はしていない。
そしてついでに気晴らしww
うぎゃあああああああああああああああああああああああ
なんだこのウザ甘はああああああああああああああああ
体が溶けるうううううううううううううううううううううううううううう
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:34:22.84 ID:iWGlOt880
>>900 クビスレにいた俺にはちょうどいいwwwwwww
これぞプリンスレの醍醐味!
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:35:49.78 ID:bFOVS4sP0
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:37:29.22 ID:RSDY8OOOO
>>899 おまえぇえええ!!大好きだぁああああ!!!この野郎!!
鬱で濁って苦くなってた心にミルクと砂糖をいれてくれて感謝
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:38:59.25 ID:RSDY8OOOO
このID目立ってしょんねぇwwww
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:39:35.22 ID:IknOyp8OO
>>903 >>893が80000なら800の俺はチンピラか。
スマンorzごゆっくりぃ〜!\(^o^)/
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:42:21.71 ID:6ye0ts/QO
ハルヒ 「ちょっとキョン!あたしの財布盗ったでしょ!?」
キョン 「お前の財布を盗るなんて自殺行為を誰が……」
ハルヒ 「ふむ、これは事件だぞワトソン君」
キョン 「……よくわかりましたね。ホームズ」
ハルヒ 「な〜に、初歩的なことだよ、ワトソン君!」
キョン 「お前まさかそれを言うために……」
ハルヒ 「ううん。財布がないのは本当よ。一緒に探して」
キョン 「はぁ〜。只働きじゃぁないよな?」
ハルヒ 「んー……じゃあ何でも一つ言うこと聞いてあげるわ」
キョン 「何でもねぇ……」
ハルヒ 「!!あんたまさかえっちな事考えてるんじゃないの!そんなのダメよ!」
キョン 「お、あったあった。机の下にあるじゃないか。」
ハルヒ 「あ……」
キョン 「じゃあ、何でもだったな……」
ハルヒ 「(どこまでするんだろう……あ、今日どの下着はいてきたっけ……)」
キョン 「今日の部活はもう終りにして」
ハルヒ 「…………(ドキドキ)」
キョン 「二人で一緒に帰ろうぜ」
ハルヒ 「えっ……そんなこと?」
キョン 「え?じゃあお前は何を期待してたんだ?」ハルヒ 「っ!!うるさい!!バカバカバカァ!!」
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:43:39.39 ID:IknOyp8OO
>>904 長門「あなたも書けば糖度が鬱を上回る。あなたも書くべき。」
と言って投下を誘発してみるww
>>901 俺もクビスレにいたがやはり甘すぎるのは俺には毒らしい……。
まぁいつもより多めの鬱を堪能したからまだ息はできるが。
もう少しで全部溶けて無くなるかと思った。命は大切にしないと。
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:44:19.52 ID:35Ns5JnD0
キョン「なぁハルヒ、この問題なんだが……」
ハルヒ「もう! いい加減にしてよね! 昨日教えてあげたじゃない!」
キョン「すまん、もう一度教えてくれ」
ハルヒ「もう! 昨日あんなに教えてあげたのに全然頭に入ってないじゃない! 何やってたのよ!」
キョン「……すまん。……お前に見惚れててな。頭に入ってこなかったらしい」
ハルヒ「もう! なによそれ! ……それじゃあ、もうあたし勉強見ない方がいいわね。問題集作っとくから勝手にやってて」
キョン「そ、それは勘弁してくれハルヒ! ちゃんと勉強するから!」
ハルヒ「……なーに本気にしてんのよ、バカ。嘘よ、嘘! さ、この問題解いてみて。ちゃんと出来たら御褒美あげるから……」
キョン「……あ、あぁ」
ハルヒ「あら、ちゃんと出来てるじゃない。じゃ、御褒美あげるから、目を閉じて…………」
谷口「うぜぇえええ! まじうぜぇえええ!!」
国木田「そんなにうざいんだったら谷口も彼女作ったら?」
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:44:37.00 ID:kR+1jZhI0
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:45:54.46 ID:IhWslwcM0
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:46:41.12 ID:R0c2OwY10
ふわふわ舞う雪
白い粉雪
灰色の空を染める
小さな氷のかけら
キョン「寒いな」
長門「……」コクッ
両手がかじかむ
耳がかじかむ
言葉を発するのも億劫で
私はただ両手に息を吹きかける
キョン「寒いのか?」
長門「……」コクッ
キョン「ちょっと手を貸してくれ」
彼が私の両手を挟む
彼の両手で挟み込む
キョン「少しは暖かくなったか?」
長門「……」コクッ
ふわふわ舞う雪
白い粉雪
灰色の心を染める
私の気持ちのかけら
>>909 俺は鬱よりかは甘い方が好きだからな・・・
まあなんだ、自分も一つかいといてそれはないだろwwwwwwww
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:48:04.89 ID:R0c2OwY10
たまには凄く甘いのじゃなくて
コーヒーぐらいの甘さを投下してみた
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:49:35.19 ID:IknOyp8OO
>>909 長門「
>>909に情報操作を施した。」
キョン「一体何をしたんだ?」
長門「‥作戦変更。」
キョン「作戦?」
長門「いのちをだいじにから、ガンガン行こうぜ。」
谷口「さっさと結婚してどっか行っちまえよ…うwaあああああん!!」
谷口に幸あれ
>>914 いやぁノリで書いたんだけど結局まとまらんくてgdgdなったからもう甘くないなと判断した。つまりヤケクソww
どちらかというとヤンデレになったハルヒのほうがものすごい魅力的に見えるから度々自分で書いて事故満してたりする。
あとただ鬱鬱と言ってるわけじゃなくちゃんとこだわりもあったりする。いきなり突拍子もなく鬱になられたりするのは逆に萎えちゃったり。
>>916 ID:5fHMUSBY0 はしんでしまった!!
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 00:59:39.13 ID:IknOyp8OO
ハルヒ「‥だ‥‥!‥ば‥‥キョ‥!‥」
キョン「‥‥‥な‥!‥‥‥ルヒ‥!」
谷口「またあの二人かよ‥‥くそっ。」
阪中「‥谷口君どうしたのね?」
谷口「あ、あぁ。いやな、またあの二人が夫婦喧嘩してるな、ってな。」
阪中「でも、あの二人を見てると優しい気持ちになるのね。」
谷口「‥‥‥。」
阪中「ん?‥‥どうかしたのね?」
谷口「は!?い、いやスマン!阪中の顔に見とれてたわけじゃないんだ!だから許してくれ!」
阪中「え!?あ、あの‥た、谷口‥君?」
谷口「本当にスマン!悪かった!」
阪中「谷口君!」
谷口「へ?」
阪中「もし‥‥私でいいなら‥。」
谷口「‥‥‥は?」
阪中「でも‥‥ナンパはやめてほしいのね。」
谷口「は、はい。すみません。」(何で怒られてんだ?俺。)
谷口は肝心な時は鈍感という私的設定
阪中って誰だっけ?って聞いたらみくるに殺されるのかな
キョン並のフラグクラッシャーじゃないか
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:05:44.39 ID:R0c2OwY10
寂しいものだ
おやすみ
キョン「お前が・・・欲しいッ!」
ハルヒ「!!」
夕暮れの坂をハルヒと下る。二人から伸びる影は長く、時間は分からなくとも太陽が本日のお役目を終わろうとしていることだけは分かった。
「ちょっと夏服じゃ寒いわね」
ハルヒは半袖の制服から覗く腕を少し肌寒そうにさすっている。
「日が暮れると、少しな」 そろそろ長袖のシャツを引っ張り出すか…などと考えていると、ハルヒがすっと身を寄せてきた。
「…寒いなら腕組んでもいいわよ?」
ここで素直に腕を組もう、と言わないのがハルヒだ。
「…別にいい」
そして、素直にそうするか、と言えないのが俺だ。
…しかし…。
「……腕、組みたくないんだ?」
にやーっと意地の悪そうな笑みを浮かべるハルヒ。
……クソ、またか……。
心の中で毒付いてみても勝負の結果は変わらない。
…どうやら今回も俺の負けみたいだ。
俺は諦めて腕を少しだけハルヒの方へと広げる。
「…腕、組んでいいか?ハルヒ」
俺がそう言うとハルヒは、
「仕方ないわね!」
と、いつもの弾けるような笑みを浮かべて、自分から腕を絡めてくる。
俺はもう一度いつもの台詞を心の中で呟く。
…やれやれ…。
いつか我慢比べでハルヒに勝てる日は来るんだろうか…?
いや、負けっぱなしでも別に困らないんだけどな。
End
甘ーーい!
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:10:03.04 ID:IknOyp8OO
長門「‥‥‥。」
谷口「‥あ、長門有希だ‥‥っておい、そっちは!おい!危な〜‥どおわっ!?」
長門「‥?‥‥。」
谷口「‥いっててて‥‥あれ?」
長門「‥‥何。」
谷口「え?‥‥あ‥いや。階段に差し掛かっても本に熱中してたから‥あれ?」
長門「‥そう。」
谷口「‥わ、悪い。邪魔して‥。」
長門「‥‥‥。」
長門「‥‥ありがとう。」
谷口「へ?‥‥い、いやぁ!女性を守るのは当然だからな〜!」
谷口の糖度上昇計画発令
キョン「お前が・・・欲しいッ!」
ハルヒ「!!」
キョン「!!」
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:13:23.34 ID:35Ns5JnD0
谷口(お、あの子かっわいー)
阪中「ねぇ、谷口くん何余所見してるの?」
谷口「え? いやあの、今の女の人、従姉妹のねぇちゃんに似てるなぁって……」
阪中「浮気したらルソーのお仕置きの刑なのね!」
ルソー「わぉおん!」
谷口「うぉお! ルソーやめろ! やめてくれぇええ」
そういえば谷口って犬飼ってるっていう描写あったなぁ。
犬の話で盛り上がる阪中と谷口。そしてそれがきっかけで交際へ……苦しいか。
>>918 俺も似たようなものだな
俺は甘い方だが
砂糖をそのまま食べたくはないが
砂糖を使って調理した物は好きだ
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:18:17.77 ID:IknOyp8OO
鶴屋「‥‥あ、お〜い!」
谷口「‥あれは‥鶴屋さん!‥お〜い。」
鶴屋「‥あれ?君は‥‥。」
谷口「はい!谷口です!その節はどうも。」
鶴屋「あぁ!そういえば、あれから風邪とか大丈夫だったかなっ?」
谷口「はい!それはもう。鶴屋さんのような女性に心配されたら、病気の方が逃げていきますよ!」
鶴屋「あはは!君、面白いにょろ!‥‥あ、みくるごめんね!‥じゃ、またね谷口君!」
谷口「はい!‥‥鶴屋さん‥。」
鶴屋「あぁ〜、谷口君面白いにょろ!
みくる「そうなんですか?」
鶴屋「うん!‥‥でも‥‥みくるに手を振ったのに、なんで彼が反応しちゃったのっかな?」
ちょっと勘違い谷口
「ねえ、キョン、この通りの名前知ってる?」
「ああおしゃれストリートだろ? おいおい、きょろきょろ見回すなよ、ハルヒ。つまずいて転ぶぞ」
「そうおしゃれストリート。ちょっと失笑ものの名前よね。でもいろんなお店が並んでるわねえ」
「高級ブランドのお店が並んでて、貧乏人は来るなってオーラも感じるがな」
「あ、超高級カバン屋さんまであるわよ。ハーミスだっけ?」
「無理矢理英語読みするな。しかし、そこの商品が欲しくてウリ始める女子高生もいるというし、日本の将来はどうなっちまうんだろうな」
「国を憂う前に、あたしを楽しくさせるのがあんたの任務でしょ?」
「いつからそれが俺の任務になったんだ」
「あんたがあたしに告白してから。覚えてないなんて言わせないからっ!」
『あの、街角インタビューですが、ご協力いただけますか?』
「えーーーー絵とか売りつけるつもりじゃないでしょーねぇ?」
「こらこらハルヒ、なんてことを言うんだ」
『あ、あのちゃんとしたTV局のものですから、ほら、IDカードもあります。ご心配いりません』
「そんなIDカード簡単に偽造できるじゃないっ!さてはあたしたちに資産価値ゼロのリトグラフを売りつけるつもりじゃないでしょうねぇ?そうはいかないわよ!」
「ハルヒ、落ち着け。隣にカメラマンが居るし、腕章だってつけてるじゃないか」
「なによ!可愛い女の子が相手だからって、デレデレして!」
「それは関係ないだろう!」
「関係あるわよ!どうせあんたはねえ、年上の可愛い女の子が趣味なんでしょうよ!」
「そんな事はねえよ!」
「ウソばっか。いまでもみくるちゃんにはデレデレじゃない。そういう態度があたしの繊細な乙女心が傷つくって何回言えば分かるのよ!」
「だからそんなことはねえよ!? 俺が好きなのはお前だけだって何度言えば分かるんだ!」
「はいはい何回も聞きました。耳たこになるほど聞きました。でも態度が伴ってないじゃない!ちょっと可愛い子みたら毎回毎回鼻の下のばして……どういうつもりよ、一体!」
「それは男の本能でどうにもならん!だいたいお前、もう乙女じゃないだろう!」
「なんですって!二人っきりならともかくこんな公衆の面前でなんて発言するのよ!
もぉっ信じられない……あ、あれ?…………ねえ、キョン」
「なんだ。ハルヒ」
「……自称インタビュアーいなくなっちゃったわ…」
「あっちのほうでインタビュー始めてやがる……なんてこった」
「あたしたち、なんのために喧嘩したのかしら?」
>>935 俺もエウリアンにギャラリに連れて行かれて買わされそうになったw
見るからにひっかかりそうな青年だからか
この流れ見てたら今書いてるSSの台詞、谷口に言わせるか、って気になってきた。
>>925 おやすみ。亀で悪いが俺もコーヒーくらいの甘さが最適だと思ってる。例えばこんな感じ↓
朝起きるとハルヒが台所でコーヒーを煎れていた。おはよう、と朝の常套句を口にしながら俺はベッドから起き上がってハルヒの隣に並ぶ。
「あら別にまだ寝てていいのよ。今日は日曜だしね。コーヒーなら今持ってくし」
未だ寝ぼけ眼の俺は薄い意識の中で確かに俺が特にやれることはないと判断し、そうか悪いな、と言ってまたベッドに座る。
まもなくかちゃかちゃと静かな金属音を響かせながら両手にコーヒーを持ってきたハルヒは俺の横に座り片方のコーヒーを俺に差し出す。
コーヒーを飲むと体が内側から暖かくなっていく気がする。毎朝の習慣になってしまったこの短い二人のお茶会がなくては俺の朝は始まらないと言っても過言では無いと思う。
「新しい一日の始まりね」
ハルヒは穏やかに言ってカップに口をつけた。
「そうだな。新しい一日の始まりだ」
俺は穏やかに言ってカップに口をつける。
コーヒーを飲む俺達二人の背中は、窓から射しこまれた陽気によってぽかぽかと暖まっていった。
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:30:27.45 ID:oEzXdtwBO
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:32:50.99 ID:IknOyp8OO
ハルヒ「キョン!相撲するわよ!」
キョン「何言ってんだ。大体お前に組む事すらできな‥
ハルヒ「うるさい!問答無用!はっけよいのこった!」
キョン「ぐお!?」
ハルヒ「さぁキョン!このままだとあたしの勝ちよ!」
キョン「いや‥まぁ‥勝ちだろうな。」
ハルヒ「いいからさっさとかかってきなさい!早くしなさいよ!バカキョン!」
キョン「いや‥これ、ただ単に抱きつかれてるだけなんだが‥。」
ハルヒ「ち、ちち違うわよ!相撲よ、相撲!勘違いしてんじゃないわよ!バカキョン!」
キョン「‥わかったよ。‥ほら。」
ハルヒ「‥‥‥‥‥。」
キョン「‥おい。」
ハルヒ「‥‥何よ。」
キョン「‥‥組んだんだから攻撃しろよ‥。相撲なんだろ?」
ハルヒ「あ‥‥‥そ、そうよ?でも相撲だって、硬直状態ってものが‥‥。」
キョン「あぁ〜わかったわかった。」
ハルヒ「何よ!バカキョン!わかったわよ!うりゃ!!」
キョン「‥ぬぅお!!」
ハルヒ「弱っちいわね!体を鍛えなさい!どうしてもって言うなら、次も相手してあげるから!」
長糖分が足りない……誰かたす(ガクッ
>>941 長門は長門でも古長で死にネタという(ry
スノースマイル、投下いいでしょうか?
>>938 寝る直前での朝話ssだったがちょうどいい燈分量だった!!GJ
ってことでおやすみままん
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:39:16.92 ID:IknOyp8OO
かまん!
かまーん
古泉一樹だった。
長門の前に立つ――世の男子生徒からすれば嫌味な程にすらりと伸びた体躯、やや日本人離れした整っ
た目鼻立ち。古泉を古泉足らしめる優美な微笑みは、馴染みのブレザーの制服姿で、夕火を背景に溶け
込ませても一枚絵のように様になる。どれ一つとして変わりなく其処に、生きて、其処にあった。
古泉は長門の微細な表情の転換を見守り、確信を得たように、その笑みに儚さを付加していた。己が幽
霊であることにひっそりと、得心が入ったというように。
「正直半信半疑だったのですが……あなたのその様子を見る限り、やはり、僕は今この時には既に生き
てはいないようですね」
「――あなたは」
長門は、呟いた。今は単体としての力しかないとはいえ、長門の能力を以ってすれば察知は容易だった。
空間転移による、通常の人間なら感知できない身体の変質。
「昨日の、あなた」
「はい。――流石、長門さんですね」
古泉は笑みを深めた。
「僕は、昨日貴女と別れた後でタイムトリップしてきた古泉一樹本人です。僕からすると、つい一時間
程前に貴女と別れたばかりなのですが――長門さんからしたら一日ぶりくらいになるのでしょうか」
昨日からの訪問。そんな芸当が可能なのは、未来人と括られて呼称される者たち、そして彼らの知人に
限定すれば朝比奈みくるだけだ。長門の想定を予期していない古泉ではなく、問いを投げ掛けられる前
にあっさりと種明かしをする。
「彼からお話だけはかねがね伺っていた、未来の朝比奈さんに連れて来て貰いました。最後の慈悲とい
う訳でもないでしょうし、何故彼女が僕に時間をくれたのか。理由の方は、教えては頂けませんでした
が……」
禁則事項に抵触するのかもしれませんね。何しろ未来の変動に関わることですから、と他人事の如く解
説する少年から、悲観した様子を見て取ることは難しい。それは現実味の薄さに、自分がこれから死ぬ
実感を持たぬ故、というようにも受け取れるのだが。
長門には、彼の深層心理に立ち入り、前者後者を区分する精神分析はできなかった。彼が死への道筋を
歩むこと、一時しかこの場には滞在しないであろうこと。理解しているのに、理解したくない、――そ
んな矛盾は、機械が孕む筈のない衝動的な望みに基づく、苦しみとなる。擦過傷が増して、最後には痛
みに耐え切れなくなるように、エラーが急増して追い付かなくなるのだ。
「あなたは『機関』の内部抗争に巻き込まれることになっている。昨日に帰還した後、回避行動を取れ
ば、助かる採算は高い」
「それはできません。残念ですが」
長門の提案に、古泉の返答は素気無いものだった。古泉からは、既に己の生の終焉に対して、諦めが透
けて見えた。
「何故?」
「クーデター自体については僕の耳にも入っているんです。僕が成長した朝比奈さんに、今日に連れて
来られたのは、その救護に駆け付ける途中でのことでした。機関の同士が命懸けで戦っているのに、僕
一人が黙って見過ごす訳にはいかないんです」
「死ぬことが分かっていて戦地に向かうのは、愚かな行為」
断定する、長門の糾弾を古泉は微笑んで往なした。
「すみません。――でも、機関は僕に初めて居場所をくれた処ですから、恩は抱えきれないくらいあり
ます。僕が参戦しなかったことで、誰か別の人が死ぬ未来になっては困るんですよ。
ちなみに、この時間に逃げ込むというのも却下です。そういう条件付でしたからね」
だからって自分の命をふいにしてもいいのか、馬鹿野郎。
唯一友人関係としてSOS団に居た少年ならそう、熱く声を荒げて一発殴るくらいはしたのだろうが。長門
は古泉の決意を、翻させるだけの言質を持たず、……否、発そうにも「言語化」そのものができなかっ
た。
戸惑いの渦中にあって、長門は、気付かなかったことに気付いてしまった。
「ふふ、御心配なさらず。まだ、どうなるかは分かりません。僕が知っているのは僕が死ぬかもしれない
未来ですが、知っている分の用心ができますからね。生存の確率は知らずにいた時点よりは上昇している
筈です。もしかしたら未来人の思惑さえも外して、生きて戻れるかもしれません。そうあれるように努力
は――」
「……もういい」
長門が古泉の腕を引き、古泉は、滑らかに流し出していた声を半ばで呑み込んだ。女性形として生み出さ
れた長門のそれと比較すれば、大きく意外に肌理細やかな掌を取って、小さな手で包み込む。
小刻みに震えている、その僅かな振動を、長門は手の中に感じた。――いかに非日常の毎日に己を捧げて
きた古泉一樹であろうとも、百戦錬磨の戦士ではない。もうじき死ぬという宣告を受けて、怖れがないわ
けがなかったのだ。
古泉は、寂しげに微笑んだ。
「すみません。……昨日から謝ってばかりですね、僕は」
伸ばした手を長門の背に回し、古泉は長門を抱き寄せた。接触すればより伝わる、少年の全身の震えと温
もり。生きているからこそのあたたかさを、長門は作り物の皮膚に浸透させる。
夕日の光が色味の強度を上げて、やがて毒々しいまでの赤が充満した密室。世界の終わりの光景に立つよ
うに、搾り出された声と、愛しいものに請うように縋った抱擁。
「……もし『今日』まで僕が生きられないなら、――これだけは、言っておきたかったんです」
回された腕に力が篭り、古泉の囁きが、長門の耳朶に口付けるように触れた。
「ハッピーバースデー、長門さん」
支
Happy Birthday.
陶然とするような、甘い言葉だった。古泉の一件で気が気でなかった皆は「おめでとう」の一言をまだ長
門にはかけておらず、また誕生パーティーが自動的に御破算となった今は、その言葉も先送りになるだろ
うことは確定していた。――実情を踏まえつつの、少年のせめてもの長門に贈る祝福だった。
「僕の所為でパーティーを台無しにしてしまったこと、謝罪させて下さい。それからこれは、――」
手を離し、一歩身を引いた古泉が懐を探り出して差し出したのは、親指大ほどの硝子玉。
薄いエメラルドグリーンの球体に閉じ込められたシルバーの雪が舞い、埋もれるように小粒のような赤い
煉瓦屋根の家。作りこみが細かく、窓枠から煙突の中まで丁寧に細工されている。
長門は眼を見開いた。
「スノードームです。時間が余り無くて大した物は用意できなかったんですが、昨日の帰りに、アンティ
ークショップで見つけたんです。クーデター発覚前に購入しておいて正解でした」
小球を長門の手に落とし込む。長門は表情を硬くしたまま、スノードームを見、古泉を見上げた。さらさ
らと零れていく、雪の日を模した石を握り締め、すう、と息を吸って。
「ありがとう」
――声色に含有していた微かな真意に、気付くことなく。か細く聞こえる感謝に、古泉は、凪のように穏
やかな眼を伏せた。
以上です。支援ありがとうございました。
支
乙!
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:48:35.20 ID:IknOyp8OO
GJ!
>>952 長門がカレー用にタマネギを切ったときよりも泣けた GJ
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 01:58:44.80 ID:IknOyp8OO
>>932 藤原「ふん。一応あんたの意志だけは汲んでやろう。規定事項だからな。」
マジで書いてくるww
んじゃ、その間に駄文でも投下逃げしようかな
※キョンはハルヒに既に告白済みです。
二人は付き合い始めてます。
入れ替わりものです。苦手な人はスルー推奨です。
例によって深夜の電話。
(ry
キョン「そういえば、ハルヒって、俺が朝比奈さんや長門ばっかり見てるって気にしてたよなぁ」
ハルヒ「べ、別にそんなことないわよ!むしろ、アンタがエロい視線をおくってるから有希やみくるちゃんを守るためにいってたのよ!」
キョン「ま、そういうとおもったけどな」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「あー、あのころはハルヒをみてると照れてなぁ・・つい他に視線をおくっちまったりしてたんだわ」
ハルヒ「なによそれ。有希やみくるちゃんが見る価値ないっていうの!」
キョン「そういうわけではないんだが」
ハルヒ「じゃぁなによ」
キョン「単純にな、お前を見てると照れて顔が赤くなる気がしてな」
ハルヒ「わ、私はすごく気にしてたんだからねっ・・・キ、キョンは有希やみくるちゃんのほうがいいのかもとか(ゴニョゴニョ・・・・」
キョン「考えてみるとな、もーあのころからお前が気になってしょうがなかったようなんだな」
ハルヒ「そ・・そんなこと今頃・・」
ここでふと、魔がさしたんだろう。たぶん。
後から考えたら、馬鹿なことしたもんだなぁ・・俺。
キョン「でもまー、ある意味、俺が男で、お前が女でよかったのかもしれんな」
ハルヒ「はぁ?」
キョン「俺だから、そりゃ多少はお前をその・・心配させたかもしれんが、ちゃんとハルヒを選べたんだなと、な」
ハルヒ「な、なによそれー!」
キョン「ふと、おもってな。お前が、朝比奈さんを萌えマスコットだといってSOS団に無理やりつれてきたお前が
もし男で、俺が女だったら、ちゃんと俺を選んでくれてたのかな?と、ふとおもってな」
ハルヒ「わ、私は、間違いなくキョンを選んだに決まってるわ!」
キョン「どーかな」
ハルヒ「き、きまってるでしょ!・・私は前から・・キョンのことを・・・(ゴニョゴニョ・・・・」
キョン「ほーお?そーいや、お前はいつから好きになってくれてたんだっけ?」
ハルヒ「そ、そんなことはいいのよ! 私だってみくるちゃんに誘惑されたりしないわ!」
キョン「そーかい」
(ry
振り返ってみればちょっとやりすぎたかもしれない。
ちょっとからかってやりたいとか、女の立場というものを知ってみたいとか思っただけだったのだが・・・・
目が覚めたら、女になっていた!
しかも、すんごく美少女に。(これあきれるとこ?
ハルヒは俺をちゃんと選べるか不安だったのかもしれない。
胸なんて朝比奈さん(大)並みに特盛りだったりするしな。
昨日の電話が原因だとすると・・、あれか?
ハルヒは男になってるわけか?
ってか、妹が起こしに来て問題ないのか?
・・・この程度でさほど動揺しない俺。
つくづくトンデモ現象にならされてしまったなぁ。
前みたいに鏡を疑うなんて考えなくなっちまったなぁ。
妹「キョンくーん、朝だよー」
げっ、もー、きやがった。覚悟ぐらいさせろ!
妹「あれー?今日は早起きさんだねっ」
キョン「あー・・おはよう・・」
妹「ねーねーキョンくん〜。私もそんなに胸おおきくなるかなぁ?」
ふむ。妹の記憶では俺が女ということになってるらしいな。
冷静に判断する俺。
あー・・もう、つくづくなれちまったな。
キョン「中学に入るころには、大きくなってくるさ」
妹「そーかなぁ?ミヨちゃんみたいな人もいるけどー」
キョン「その辺は、人によるってことだろ」
妹「そーかー。うん。そのうちなるよね!」
キョン「そーだな」
まー、そんなこんなで、とりあえず、俺が女でもいいらしい・・が、
・・これ、制服のスカートだよな・・こんな頼りないものをはかなくてはならんのか。
で、
なんで昨日あんなこと言っちまったのかと悩みつつ早朝ハイキングコースを何とか登って
教室についたわけだが・・
ハルヒ・・・そんなに不安か?
窓際最後部に超絶美少年がいるわけだが。
トレードマークのの黄色いリボンの変わりに黄色いバンダナなわけか。
キョン「よっ、元気か?ハルヒ」
ハルヒ「元気じゃないな。っていうか、キョン!その男みたいな口調直せって言ってるだろ!」
キョン「ん?そーか?」
ハルヒ「だめだ!お、俺の・・SOS団の団員は言葉も気をつけないとだめなんだからなっ」
キョン「そーかい」
ふむ、この感じだと、男ハルヒは女の俺に告白できずにいるようだなw
俺が散々悩んで告白させられた苦悩を知るがいいwwww
そんなわけで、休みのたびに、男ハルヒの反応を楽しめたわけだが・・
なんだか女の体ってか、この特盛りのおかげでノート取りづらいな・・
そーいや、休み時間のうちにいつものように長門とか古泉とかに相談したんだが、
今回は、何で放置なんだ?
ってか、ハルヒパワーなら俺の記憶も変わっていてよさそうなもんだが・・・
長門「事情は把握している。原因は涼宮ハルヒ。さしあたって、緊急事態とはいえない。」
長門「あなたと古泉一樹、朝比奈みくるの記憶に関しては、私がプロテクトしたため改変前の記憶を維持している。」
キョン「記憶をプロテクトできたのなら改変も・・」
長門「発動が急激で間に合わなかった」(ニヤリ
ん?長門?今、笑わなかったか?
長門「・・・笑ってない。」
古泉「こちらで問題になる事態には至っていません。閉鎖空間も発生してませんし、その兆候もありません。」
古泉「涼宮さんの機嫌も特に悪くないようですよ。」
古泉「いーじゃないですか。アダムとイブがイブとアダムになっても変わりませんよ」
殴るぞ、てめえ
支援
でもって、放課後。
今日は掃除当番もなかったので、ハルヒと文芸部室に向かっているわけだが・・
ハルヒ「なー、キョン!次の(冬休み?夏休み?連休?)の合宿はどこがいい?」
キョン「あー、またいくのか」
ハルヒ「決まってるだろ!SOS団には使命があるんだ!そのためには休んでなんていられないだろ!」
キョン「そーかい」
お前は男になってもペースかわらんのな。むしろ、体が大きくなった分、よりパワフルになったかも知れん。
と、なんとなくハルヒを見上げてたわけだが、
って見上げるってなんかなれないな・・
・
・・
・・・
のわっ
見上げすぎててつんのめった!
やっぱり、ハルヒ・・男(の精神)の俺ですら目を離しづらいほど超絶美形になってるって・・
そーまでしないと、選んでもらえる自信なかったのか?w
と、まー、つんのめってこけそうなのにこんなこと考えていられるのは・・・
ハルヒがすかさずだきかかえてくれたからなのだが・・
か、顔近いぞ!顔がほてってきちまう!
ハルヒ「キョン・・相変わらず、そそっかしいな。まったく・・目を話せないじゃないか」
キョン「あー、ハルヒよ?こけないように支えてくれたのはありがたいのだが、
どこ触ってる?しかも・・って、もむんじゃねー!」
ハルヒ「え?あ・・あー!ごめんごめん」
キョン「まぁたすかったけどな」
ハルヒ「ふむ。キョンって意外と軽いんだな」
キョン「ん?そーか?」
ハルヒ「思ったよりぜんぜん軽いんじゃないか?」
キョン「そりゃ・・ありがたい?って」
いつのまにか、ハルヒに抱えあげられてた!
支
ハルヒ「ぜんぜんよゆーだな」
キョン「ちょ、おま、こ、これは・・恥ずかしいんだが・・」
ハルヒ「そーか?」
キョン「ほんと、おまえは周りの目とか気にしないよな・・」
ハルヒ「そんなことないけどな。ま、いーか、軽いしこのまま部室にいくぞ」
キョン「ちょ!!!まてというのに!」
ハルヒ「気にするな、キョン。楽できるだろ?w」
キョン「なっ」
・・・
・・
・
文芸部室に着いてみると
さすがに、みんなのまえでお姫様抱っこしてるのは恥ずかしいのか?ハルヒ?w
さりげなくおろしてくれてるしw
・・・
なんと!ハルヒがノックしている!w
みくる「はぁ〜い。ど〜ぞ〜」
おぉ、朝比奈さんは朝比奈さんのままなんですね。
ありがたいことです。
・・・って、今は俺は女か;
ハルヒ「みんなー。今日は緊急ミーティングの日だからな!」
例によって俺が聞いてないのは言うまでもない。
ハルヒ「今度の合宿の行き先を決めるぞー」
(ry
・・・・
(ry
また合宿に行くんだそうだが、それはともかく。
支
支援?
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 02:30:12.69 ID:h3GdjRZ70
支援
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 02:30:55.27 ID:/luLE7M0O
寝落ちか?
保守
支?
次スレはすぐ立てるのか?
支援
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 02:35:34.77 ID:IknOyp8OO
谷口以外と書きやすいかも支援
この時間だと下手したらすぐ落ちるかも。投下予告とかないならすぐじゃなくてもいいかも保守
>>929が続き書いてるっぽいけど 次スレに貼る?
980 :
策士(ryの人:2007/09/14(金) 02:37:59.15 ID:HsWUrdeh0
あー・・・
中の人が溺れてしまいました
投下逃げの割には件数多かったようね
連続投稿制限ですわ・・
またそのうちってことで・・・;(これは携帯
サルっすか……
とりあえず中間GJ!
保守
984 :
策士(ryの人:2007/09/14(金) 02:57:54.77 ID:HsWUrdeh0
連続カキコとか、あんまりやらないんで支援のペースとかわからなくて申し訳ない;
いやいや よそ見してて支援が追いつかなかっただけで いつもならあなたの心をしっかりサポート
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:00:33.49 ID:IknOyp8OO
続きのSSもうちょいかかるけど、出来たらすぐ投下する?
それとも夕方の方がいい?
ノ 次スレ立ててくるわ
朝までは保守するから
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:06:46.41 ID:IknOyp8OO
こっちは埋めた方がいいかな?
両方保守するには過疎すぐる。
梅?
梅
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:09:00.41 ID:oEzXdtwBO
1000なら皆ハルヒ
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:09:21.22 ID:RSDY8OOOO
ガ
●<埋めや殖やせですよ
梅
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:09:59.57 ID:ziSyazaQO
あばば
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:10:06.85 ID:DZD87jyS0
1000ならNHKのハルヒ暴走
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/14(金) 03:10:21.57 ID:iyvV2PZq0
1000
1001 :
1001:
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + このスレッドは1000を超えました。
〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + *
http://wwwww.2ch.net/news4vip/ ./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
VIPがT-bananaを落とすことは不可能 FOX★