ハルヒ「ちょっとキョン! あたしのプリン食べたでしょ!?」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:21:37.30 ID:9Au9+Hvu0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:25:06.87 ID:9Au9+Hvu0
落ちてたから立てた
時間的にこっちか。
1乙
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:27:32.97 ID:9Au9+Hvu0
落ちるまであっという間だったな
保守が必要だ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:32:55.50 ID:9Au9+Hvu0
保守
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:32:58.98 ID:5sFq3mJMO
保守
いちおつほしゅ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:35:05.34 ID:5JJ+eF5nO
こっちでいいのか?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:35:13.48 ID:4JF3YdzE0
保守
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:39:49.23 ID:9Au9+Hvu0
実はスレたて初めてだったりする
さて1レスお題を1つだけ貰えないか
消化したら寝る
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:40:23.96 ID:p/fFUtFs0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:40:43.65 ID:4JF3YdzE0
部室で眠る長門とおきているキョン
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:41:32.49 ID:IDN4Gfgw0
初めてのことにチャレンジ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:42:12.21 ID:9Au9+Hvu0
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:43:22.47 ID:5JJ+eF5nO
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:44:18.78 ID:4JF3YdzE0
ほし
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:44:44.96 ID:U/MuwoHaO
1乙
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:45:58.22 ID:4JF3YdzE0
>>837 頭大丈夫?
んなわけねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:46:13.50 ID:4JF3YdzE0
誤爆
いちもつ
てか落ちるの早いな
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:50:10.45 ID:p/fFUtFs0
ほ
24 :
sage:2007/09/09(日) 22:51:07.95 ID:KiqXVKJc0
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:51:13.80 ID:Y5Qw3QxIO
保守しようとしたら落ちてた\(^o^)/
あと半分位だから少々お待ちを。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 22:55:32.31 ID:4JF3YdzE0
ほし
さっきのって何レスぐらいまでいった?
344まで見てたんだが・・・
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:00:14.35 ID:p/fFUtFs0
DATうp完了。前々スレ(218)と前スレ(219)を上げた
保守
34 :
お題mix「長キョンイチャイチャハルヒ嫉妬+α」:2007/09/09(日) 23:13:59.69 ID:9Au9+Hvu0
乾いた音が二つ。お着替えタイムでないことを確認した俺は、安堵とも落胆ともつかぬ溜息を吐き出してドアを開けた。
視界に映るは、文芸部室の風景と、それにすっかり融和してしまっている長門。適当に鞄をテーブルに投げ出して、何時ものパイプ椅子に座る。
俺は暫くぼんやりと怠惰に時間を潰していたが、やはり椅子に座って時計を眺めているだけというのは退屈が過ぎることに思い至って視線を左に転がした。
といっても普段から結界のような静寂を纏うSOS団員の様子を盗み見ようと思っただけで、建設的な行動を起こそうという気は微塵も無い。
相変わらずのハードカバーと、頁にびっしりと並んだ文字を辿る静謐な琥珀色の瞳。のはずが、今日は何か違和感を覚えるな。
「長門、何読んでんだ――ん?」
軽く声を掛けて、違和感の正体を看破する。本に置かれてたまま静止した小さな手は、先程から一度も頁を繰ってはいなかった。
もっと早くに気付くべきだったな。発見が遅れたのは、デフォルトと乖離した部分が殆どなかったからだろう。足音を立てないように細心の注意を払いつつ、長門の正面に回りこむ。
「すぅ、すぅ」
果たして長門は瞑目し、穏やかな寝息を立てて眠っていた。その余りに危機感の無い無防備な寝顔に、自然と頬が緩む。
長門が熟睡している、それは即ちSOSメンバーに対する信用の表れである。こいつも疲れているんだろう。
TFEIもTFEIなりに苦悩したり煩悶したりすることがあるだろうしな。にしても――
「寝顔も可愛いな、お前は」
ふとした拍子にまろび出た言葉に口を押さえつつ、長門の様子を窺う。コイツが羞恥に頬を染めたりあたふたと聞こえなかったフリをするところなんて
谷口が彼女を連れて歩くところを目撃することより有り得ないだろうが、一応確かめておくべきだろう。中腰になって顔を覗き込む。
「すぅ、すぅ」
どうやら杞憂だったようである。10数cmまで接近したときに睫が僅かに震えたのは俺の幻視だ。うん、間違いない。
ポンポンと頭を優しく撫でてから、俺はパイプ椅子に戻ることにした。長門の稀有な表情はどんなに眺めても飽きることはないだろうが、
しかしそれを実行に移せば俺は変質者と後ろ指を差されても文句を言えない立場に陥ってしまうので、しぶしぶながらも自粛したというわけだ。
と、俺がパイプ椅子に腰を預けなおしたときだった。滑るような気味の悪い静けさと共にドアが開く。四角枠で顔を伏せているハルヒは、怒気を発散しているようでしかし無理矢理に笑顔を形作り、
「キョ、キョン? あ、ああああんた有希に何してたのかしら? 正直に答えなさい、最悪でも死刑、場合によっちゃ死刑、運が良ければ死刑にしてあげるわ!」
前スレ把握
going my way 文芸術はこれに尽きるwww
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:18:59.25 ID:QX4rSdrI0
GJ
寝てる長門って想像すると何故かすごく和むんだよなwww
実際、長門って寝るんだろうか?
何か家に帰っても正座でじっとしているか、本を読んでいるイメージが……
その分寝長門は確かに萌えるw
寝ている長門とおっきしているキョンに見えた…
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:25:24.03 ID:p/fFUtFs0
うーんGJ
40 :
涼宮ハルヒの冒険(仮) ◆tanPCCmJUs :2007/09/09(日) 23:28:23.11 ID:UzXEhGFO0
投下してもよいかな?かな?
四レスの予定だよ
まぁ・・・学校行ったり不思議探索なりしてる内に身体とか記憶領域の疲労はするだろうから
PCでいうとこの省エネモードか休止状態的な機能があるんじゃね?
どぞどぞ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:31:06.46 ID:e3rBLKfU0
ハルヒかわいいよハルヒ
ミスった!
「どうぞなのですよ〜」にするべきだったかw
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:31:39.88 ID:Y5Qw3QxIO
46 :
涼宮ハルヒの冒険(仮) ◆tanPCCmJUs :2007/09/09(日) 23:32:51.25 ID:UzXEhGFO0
それじゃあ投下するよ
前までお話↓
http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1941.html 第三章第二話「そろそろ自分の脳を疑ったほうが良いんじゃないの?」
タイトルが意味深・・・
そんなことは置いといて
朝早起きをした俺は洗面所で歯を磨いてる
食事も済まし、戦闘もあと3時間あとくらいに始まる予定だそうだ
口をゆすぎ歯ブラシを元の位置に戻すと廊下を歩いてくる長門
何かつぶやいているようだ
「―――urigusanirataguohuoyzagurerawomooturietisasowotokonayskuasaknoykukarosoahabotokonurotiat」
何を喋っているのかぜんぜん分からない。こういう場合何か不都合があった場合だ
「どうした?何かあったか?」
「別に―――人間で言う独り言―――」
なんか長門の喋り方にいつまでも違和感を感じているのだがどこがどうおかしいとはっきり指摘も出来ない
それにしても何か聞かれたくない独り言だったのだろうか・・・?
「なぁ、長門」
「何―――」
「やっぱり、お前どこかおかしいぞ?ほんとに異常は無いのか?」
「―――」
無言の中にはっきりと違和感を感じた。おそらく長門は何か隠している
俺はそう感じ取った
47 :
涼宮ハルヒの冒険(仮) ◆tanPCCmJUs :2007/09/09(日) 23:33:52.57 ID:UzXEhGFO0
「なぁ、喋れないことがるのか?」
「違う、うまく言語化できないだけ―――私の中で整理は出来ている。だが喋るには時間が掛かりすぎる―――」
「じゃあ、三時間後の戦いが終わったら、俺があとでゆっくり話を聞いてやる」
「―――galf htaed」
長門の言った謎の言葉
俺に意味を知る術はない
だがなんとなくその言葉に悲しいと言う感情が含まれている気がした
結局それ以上は聞き出せず、部屋に戻り戦いの準備を始めた
その後鶴屋さんによって作戦会議が開かれた
鶴屋さんからの説明によると
敵の主戦力は電波によって動く人形ロボットだそうだ
小型汎用人型兵器と言うのが分かりやすいだろう。人造人間ではない
人間同様武器を持ち、動きも滑らかで人間とほとんど変わらないそうだ
目的や用途によって大きさや形が変わり、要塞などを守るロボは身長は十メートルを超えるものもあるという。
だが費用削減のため普通は人と同じくらいか若干小さいらしい
もちろん操るためには人と電波塔が必要で
修理のための工場や弾薬庫も電波塔の根元に集中してるため、実質敵の拠点だ
ちなみに人一人に対して約五体のロボを動かすのが普通で
単純に考えて五倍の戦力が見込める
なかには三十体の部隊を動かすばけもんもいるらしい
48 :
涼宮ハルヒの冒険(仮) ◆tanPCCmJUs :2007/09/09(日) 23:36:07.88 ID:UzXEhGFO0
鶴屋さんの分かりやすい説明をさらに分かりやすくすると
性能は人間とほぼ互角
頭に計算に使うマザーボードと
胴体に動力元
それと装甲もそこまで硬くないらしい
ここまでずっと喋ってきたが、俺たちが迷い込んだこの異世界は設定として中世ヨーロッパであることを忘れないでほしい
未来か、ここは
一通り話は終わり
鶴屋さんから武器を支給された
さすがに俺たちの武器では無理にもほどがあるらしい
まず小泉には弓からドラグノフ狙撃銃へ。何でもSVDとか呼ばれているらしい
朝倉はナイフからAK-47へ。どこかで見たことある銃だな・・・
鶴屋さんはシングルアクションアーミーを装備した。渋いな
長門に至ってはガバメントとチャフグレネードである。チャフは敵の混乱を招くために使うらしい
どこかに潜入できそうな装備である
音が大きくて潜入には向かないだろうが
あれ?俺の分は?
「ごめ〜ん、用意できなかったにょろ〜」
なっなんですとー!?
「ガチャガチャリロードガバメント☆
この銃にこめた弾薬〜♪
狙ってもっと真剣に
発砲!装填!命がけ!」
しえn
50 :
涼宮ハルヒの冒険(仮) ◆tanPCCmJUs :2007/09/09(日) 23:37:02.24 ID:UzXEhGFO0
それにしてもこの長門ノリノリである
まあ俺は剣以外武器をまともに触ったことがないから
多分支給されても使えないだろう。
おそらく他のみんなも・・・
「いやぁいい銃ですね。スコープも覗きやすいし、しっかり手入れされている」
古泉が手馴れた感じで銃を扱ってやがる
「機関の方で少しだけ触ったことがあるんです」
何してんだろうな機関はそんな物騒なもん持って
他のやつもそれぞれの武器を整備してる
まぁこいつらは普通にどんな武器渡しても使いこなしそうだ
ちなみに俺はさすがに剣だけじゃつらいだろうと、
鶴屋さんが戦車五台を動かす権限を与えてくれた
ちなみに戦車もロボになっていて、隊長のいうことを絶対に守り、
音声で命令を聞くようになっている
たとえば「三時100メートルの方向に砲撃!!」というとちゃんとその地点を砲撃するようになっている
やれやれハイテクにもほどがある
鶴屋さんの情報によると、
ハルヒ(偽)軍は北西20キロの森の中にある電波塔を拠点に
こちらに進軍。
戦力として約1000体のロボと約30台の戦車がこちらに向かってきてるらしい
一方こちらは約10人の人間と約50台の戦車である
勝てるのか?これで
「戦術によっていくらでも覆るにょろ!!」
どこからそんな自信が出るんだろうね
そして今日始めて暗い顔して人魂浮かべた幽霊が登場するところでこの話は次回に続くのである
幽霊だけに影が薄いってレベルじゃないんだな
しえn
52 :
涼宮ハルヒの冒険(仮) ◆tanPCCmJUs :2007/09/09(日) 23:37:51.45 ID:UzXEhGFO0
以上です
登録タグ 話数によって作風が変わる子 バーカロイド つるぺたり〜 作者は病気シリーズ 【タグ編集不可】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:45:51.11 ID:pDfZ5QDLO
乙!
だいたい月一掲載だなwww
某同人ゲームのおかげで長門=チェーンマイン装備というイメージがw
ちょっと聞きたいんだがアニメのライブってオリジナル?原作にあった?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/09(日) 23:57:23.27 ID:53HMZbDrO
銃が渋いwwww
乙〜
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:01:28.44 ID:rbMHwkuF0
キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「パンツめくれてるぞ」
ハルヒ「! え、うそっ! や、やだっ!」
キョン「あ、じゃなかったスカートめくれてる、だった。すまん」
ハルヒ「どっちもおなじようなもんじゃない!」
キョン「いや、違うぞ。パンツめくれてるっていうのはだな……」
ハルヒ「それ以上言うなバカキョンエロキョンセクハラキョン!」
キョン「ぐえっ……は……はるひやめろ……首が……」
古泉「いやぁ……平和ですねぇ」
みくる「そ、そうですねぇ」
長門「……バカップル」
……保守
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:04:00.06 ID:OSD7JU7vO
いい保守だw
お題募集主が書けないって言ってた、前スレ361?のお題「人類滅亡」を勝手に拾わせて貰ってOK?
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:11:02.27 ID:G0A5MhJp0
保守
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:11:38.74 ID:ok0NIIYLO
あ、全然鬱展開じゃないから安心して。
んじゃ書き上げてきます。
66 :
◆tanPCCmJUs :2007/09/10(月) 00:12:11.01 ID:xDLlP1t/0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:12:42.30 ID:VdGT5s7u0
暇だったから書いてみた。長編でまだ途中だがここって自由にに投下しておk?
>>67 どうぞ。長いなら○/×とか名前に入れてくれると支援しやすい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:14:14.50 ID:Uy8LkREz0
いいんだぜ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:16:22.23 ID:VdGT5s7u0
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:18:49.94 ID:Uy8LkREz0
現在何レス/全部で何レス な感じ
名前蘭にSSのタイトル入れるだけでOKかと。
連載になるならトリ付けた方がいいかも
>>72 連載になっちゃいそうだ。誤字あるかもしれん
それじゃ投下しまs
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:22:59.15 ID:Ku/EGe0FO
>>61 鬱かシリアスチックならいけるんだけど、甘くはできなかった。
では、よろしくorz
俺・・・この支援が終わったら・・・寝ようと思うんだ。
「たった1度の高校生活」
序章
もう12月に入り季節は冬。試験も終わってあとは冬休みを待つだけの日々だ
今日は珍しく団活がなく俺、谷口、国木田の三人で放課後の屋上に来ている
この物語の全ては今谷口が発しようとしている一言から始まったと言っても過言ではないだろう
「なぁなぁ、知ってるか?」
「何をだい?」
「校内で暴力事件が多発してるらしいぞ」
まぁ、どこの学校だって問題児の1人や2人いるだろう
「うちの学校でもそういうのあるんだね。平和だと思ってたんだけどなぁ」
苦笑いを浮かべながら国木田は言った
「表向きには暴行らしいが実は強姦という話も聞いている」
おいおい、強姦とか平気で喋る言葉じゃないぞ
「へぇ、うちの学校もずいぶん物騒になっちゃったね」
ある意味ハルヒのおかげで物騒というか変な方向にうちの学校は走っているのだろう。間違いなく
「お前の部は女子が多いんだ!しかも性格には少し問題があるがそろって美少女だ!いざとなったらお前が守るんだぞ!」
いつもより少し真面目な顔で谷口が言ってきた
やれやれ、なんでこいつにそんなこと言われなきゃならんのだ。なぜか意地を張った俺は
「あぁ、そうだな」
と、少し拗ねた感じで流した
「お前は気楽だな」
谷口め。なぜ今日のお前はそんなに突っ掛かって来るんだ
俺は「ほっとけ」と軽く言い、違う話題を出した・・・
その後、ごく普通の高校生らしい会話をし、その場で解散した
帰り道にて俺は谷口の「お前の部は女子が多いんだ!しかも性格には少し問題があるがそろって美少女だ!いざとなったらお前が守るんだぞ!」という事を思い出して少し考えてみることにした...
まぁ、朝比奈さんならともかくハルヒや長門は大丈夫だろう
それに谷口が言ってた事だって所詮は噂だ。深く考えることはないだろうという結論が俺の中で出た
今、思えばこの考え方が間違っていたのかもしれない
序章終わり
早くもいやな予感が、いろんな意味でw
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:34:09.55 ID:OSD7JU7vO
ま、まさかこれで…
1章
次の日俺はいつものようにハイキングコースを登っていた。
冬だけあって体を温めるのには丁度いいな・・・・誰かが言ってたような気がするな・・・誰だっけ?
そんなくだらない事を考えながら歩いていたら、いつの間にか教室に着いていた
教室にはクラスのほとんどのメンバーが揃っていた。そして当然俺の後ろの席にいつも通り不機嫌そうな顔をしながら頬杖をついて外を見ているハルヒがいた
「よぉ、ハルヒ」と一応挨拶をしてみた
「あら、来てたの?いつもより早いわね」
おいおい、挨拶はなしかよ・・・と思いつつ時計を見るといつもより5分程度早かった
「今日は早く目が覚めたからな」と言って自分の席に着いた
その後ハルヒは嫌味っぽい事を言っていたが、なぜか眠くなったのでそのまま机に頭を伏せてしまった。おかしいな。昨日はちゃんと寝たはずなのに・・・まぁ、たまにはこういう日もいいだろう...
「・・・・・い・・・きろ!」
ん?
「起き・・・ョン」
誰かの怒鳴り声が聞こえる...
「おい!起きろバカキョン!」
「ぅわっ」
という情けない声をあげながら俺は起きてしまった
「いつまで寝てんのよ!」
目の前にはハルヒ。そうか俺は寝てたのか
「なぁ、俺はどれくらい寝てた?」
ハルヒに問いかける
「もう5時限目終わったわよ!あんたただでさえ頭悪いのに寝ててどうすんのよ!!」
「俺はそんなに寝てたのか!?」
自分でも驚いてしまった。なんせ学校で過ごす半分以上を寝てたんだぜ?まぁ、俺はそれをさぼれて嬉しいと捉えるが
「そうよ!何回起こしてもあんた起きなかったわよ」
全く記憶にない。寝てたんだからな
「ところで次の授業はなんだ?」
と、問いかけつつ教室を見渡した。見事に女子しかいなかった。なぜだ?
「体育よ!」
俺は状況を理解した。周りから見れば俺はただの変態だろう・・・と考えつつも自分の体操着を持って逃げるように教室から出て行った
体育はなんとかこなしたが、寝ていたのがばれていたのだろう教師に捕まった。
あぁ、俺は早くHRを終わらせて朝比奈さんのお茶が飲みたいのにと思っていたが今回は自分のせいだと分かっていたので抵抗はしなかった。
永遠に続くであろうと思っていた説教も5分程度だった。予想以上に早く終わったがペナルティとやらで体育のサッカーで使った道具を片付けなければならない・・・
などと考えていると国木田が笑顔で
「手伝おうか?」
と言ってきた。
おぉ、お前は将来妻思いの良い夫になるぞ!と心の中で思っていたが
「あぁ、頼む」
と普通に答えた
談笑をしながら2人で荷物を持ち体育倉庫まで来た
よーく考えると体育倉庫ってどこの教室からも死角だ。普段は不良とかがたまっているのかもしれない。今日はいないみたいだが
「国木田、倉庫の中くらいは自分でいれるから外で待っててくれ」
「うん、分かった」
俺は倉庫の中に入った。2〜3分で作業が終わり教室に向かえると思っていた。
だが俺の目に飛び込んできたのは
半裸姿で放心状態になっている朝比奈さんだった...
1章終わり
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:37:55.74 ID:OSD7JU7vO
ちょ!俺の側室が…orz
うお、今一瞬、VIPがイカれたのかとオモタ。
いやびっくり
やべ・・・支援し忘れてたorz
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:40:04.39 ID:OSD7JU7vO
とりあえずこれしか書いてないwまぁ、NEETですることないから明日以降さっさと書いていこうと思う
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:42:54.73 ID:OSD7JU7vO
>>88 wktkしてたのにwwいいとこで終わるなー
いやじっくり練って書いてくれ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:43:06.96 ID:fZVjAXIx0
ちょwww欝な予感がww
この先考えてないから参考程度に質問させてもらうわwハッピーエンドが良い?鬱エンドが良い?
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:47:11.72 ID:eOdlm+PO0
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:47:42.72 ID:OSD7JU7vO
少し暗い展開が予想されるのでハッピーエンドキボンヌ
出来たらハピがいいけどキャラは勝手に動き出すからなwww
なるようになったendでいいんじゃね?
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:50:13.75 ID:Ku/EGe0FO
俺も断然ハピがいい。
でも半裸で放心した朝比奈さんをどうやって解消するんだろうか?
てかお題の抹茶がやばい。三レス目突入した\(^o^)/
昨日の夕方投下したものの続きを投下してもよいでしょうか?
ちなみに、相変わらずキョンが病んでいるので苦手な人はご注意を
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:52:29.86 ID:OSD7JU7vO
自室兼研究室となった部屋で、キョンは一人パソコンに向かい合っていた。
「流石だなハルヒ。もう集めたのか。」
パソコンの画面には、元機関のメンバーの居場所が一人残らず羅列されている。
そして、得意げにそのリストを見せている涼宮ハルヒの姿も写っていた。
『あたしは世界中のネットワークと繋がってるのよ?この程度ワケないわ。』
「ははは、そうだったな。さあハルヒ、コイツらがお前を殺したんだ。どう思う?」
『ハラがたつわね。懲らしめてやりたいわ!』
「そうだ。じゃあ懲らしめてやろう。作戦はもう考えてある。」
『へえ、やるじゃない。キョンのくせに。』
「くせには余計だ。さあハルヒ、やってやろうじゃないか。お前にはその力がある。」
そしてキョンは一人笑った。
十年以上かけて作り上げた、コンピュータ人格プログラム『涼宮ハルヒ』を眺めながら……
僕、古泉一樹は今、街を歩いています。
そこでの出来事を話す前に、涼宮さんが死んでからのことを振り帰りたいと思います。
彼は宣言通り、僕らの前に姿を見せなくなりました。
ほどなくして、朝比奈さんが未来に帰り、長門さんは情報統合思念体の元へ帰りました。
よってSOS団は自然解散という形となったわけです。
僕はあの事件のあと、きっぱりと機関と縁を切りました。
当然ですね、もう愛想はつかしていましたから。
何よりあの中に涼宮さんを殺した人間がいると思うと、
もう彼らとコミュニケーションを取ることは不可能です。
その後の僕は平凡な大学に入り、平凡な会社に勤め、平凡な生活をしています
こんな姿、涼宮さんに見られたら怒鳴られてしまいますね。「それでもSOS団なの!?」ってね。
さてそんな平凡な僕が、すっかり平凡とは程遠い存在になった彼と出会ったのです。
彼は既にコンピューターサイエンスの権威となっていました。僕とは大違いですね。
彼の様子は昔と変わりませんでした。話し方も外見も対して変わっていません。
もうあの事件のことは吹っ切れたのかなと少し安心していたのですが、
彼は信じられないことを口にしたのです。
「ハルヒが、待ってるんだ。」
……僕は自分の耳を疑いました。彼女は間違いなく既にこの世を去っています。
精神を病んでしまっているのかとも思いましたが、彼の様子はいたって普通です。
結局その言葉の真意を確かめることが出来ないまま、彼は去ってしまいました。
そんな出来事から数日後、自宅に居た僕に電話がかかってきました。
発信者は……森さんです。
『もしもし?古泉。久しぶりね。』
「お久しぶりです。僕はもう機関とは縁を切ったはずですが?」
『分かってるわ。でも聞いて。これはあなたにも関係のある話なの。
……元機関のメンバーが、次々と事故死しているわ。』
「……事故死?」
彼らは訓練をつんだ人間のはずです。そんな方々が……事故死?
『そう。それも普通ではありえない死に方よ。
田丸兄弟は自宅にヘリコプターがつっこんできて、二人とも即死。
新川さんは乗っていた飛行機が突然ありえない落ち方をして、そのまま死亡。
その他にもたくさんの元機関のメンバーがどんどん死んでいっているの。
そして、共通している事実が1つあるわ。』
「なんですか?」
『事故原因のものを制御していたコンピューターが、全て何物かにハッキングされた形跡があったの。
普通に考えても、ヘリコプターが家に突っ込むなんておかしいでしょ?
きっとその時も、ハッキングされて操作されてた可能性があるわ。』
「そしてそのハッキングをした主は、元機関のメンバーを狙っていると……」
『恐らくね。あなたも縁は切っているけど、元機関のメンバーであることには変わりないわ。
だから伝えておこうと思ったのよ。』
「ご忠告感謝します。森さんもお気をつけて。」
『ええ。それにしてもこんな高度なハッキング、普通の人間には不可能だわ。
きっとコンピューターのエキスパートよ。そして私達機関に恨みを持っている。
心当たりが無いかどうか、考えてみて頂戴。』
「わかりました。では。」
支援
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 00:58:32.72 ID:OSD7JU7vO
キョン君おそろ支援
そして僕は、あの公園へとやってきました。
あの頃とまったく変わっていません。楽しかった頃のSOS団を思い出します……
そして長門さんはベンチに座っていました。姿形はまったくあの時と変わっていません。
「お久しぶりです、長門さん。変わっていませんね。」
「そう。あなたは変わった。」
「15年も経っていますからね。今ではすっかり僕も平凡な人間ですよ。」
「本題に入る。最近あなたの所属していた組織の人間が事故死する事件が多発している。
それを引き起こしているのは……おそらく彼。」
「やはり彼ですか……僕もそう思っていました。」
「しかしどのような方法を使っているかは不明。だから、彼の家に向かいたい。」
「わかりました。あ、でも今はもう昔の家には住んでいないと思いますよ。」
「大丈夫。彼の今の居住区は既に把握している。」
「頼もしい限りです。では、行きましょう!」
本当にこの事件を引き起こしているのが彼なのかどうか。
僕としては違うことを願いたいです。しかし、こんなことが出来るのは彼ぐらいなものです。
……とにかく今は、彼に会わないことに始まりません。
そして僕らは、大きな一軒家の前に立っています。
本当にここが彼の家なのですね?
「そう。間違いない。」
支援
では……僕はインターホンを押しました。
ガチャ
ドアを開けて彼が顔を覗かせていました。
意外な訪問者に、彼は少し驚いた顔を見せました
「古泉……それに長門!どうしたんだ、一体。」
「ええ、少しあなたとお話したいことがありまして。」
「そう。」
「ああ……なるほどな。」
彼は何かを理解したように笑い、僕らに手招きしました。
「来いよ。あいつもお前らに会いたがってるぜ。」
あいつ……?あいつとは誰でしょうか。
まあ拒絶はされずにすんだので、言葉通り招かれることにしました。
「しかし古泉は老けたが、長門は変わらないな。」
「つい昨日回帰したばかり。それまでは情報統合思念体の元に居た。
だから歳は取っていない。」
「なるほどな。おーいハルヒ、お客さんだぞ!」
支援
え……?今彼は確かに彼女の名前を呼びました。
まるで、そこに彼女がいるかのような。
『お客さん?アンタにお客さんなんて来るの?』
今の声は……!?
僕の聞き間違いで無ければ、その声は確かに……
『あっ!有希に古泉くんじゃないの!!久しぶりね!!』
そしてその姿は確かに、涼宮さんそのものでした。……パソコンの画面の中にいるという点を除けば。
あまりに驚くと声すら出ないと言いますが本当のようです。
僕はただ、呆然と目の前にある光景を眺めるしかありませんでした。
そんな僕の様子は無視して、彼は自慢げに彼女を紹介します。
「紹介するよ。……と言ってもお前らはイヤというほど見知った顔だろうがな。
我らが団長『涼宮ハルヒ』。俺が蘇らせたんだ。」
続く
以上です。支援ありがとうございました
>>109 こういう展開だったのか GJだ 続きに期待
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:02:38.17 ID:EflwGu69O
乙!古泉は大丈夫そうで安心した俺アナル信者
GJ
相変わらず田丸の即死は哀れw
GJ
続ききになる
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:04:32.91 ID:OSD7JU7vO
>>109 こいつはすごい作品だ! 続編期待w
乙
115 :
プログラム『涼宮ハルヒ』 中編:2007/09/10(月) 01:08:05.51 ID:rmOa5PMF0
アッー!!大変なことに気がついた!!
>>101と
>>104の間に一個いれ忘れたのがある!!!!
僕は電話を切った。どうやらとんでもないことになっているようだ。
そして僕自身も、殺される可能性がある。
しかし僕は、森さんが言っていた「心当たり」が1つあった。
コンピューターのエキスパートで、なおかつ機関に恨みを持っている人物……
僕の知る限りでは、そんな人物は一人しかいません。
プルルルル……
とここで、更なる電話がかかってきました。
また森さんからでしょうか?しかし先程とは番号が違います。
「もしもし、古泉です。」
『古泉一樹?』
「その声は……長門さん!?」
確かにその声に聞き覚えがあった。聞いた瞬間分かりましたよ。
『そう。』
「何故あなたが?情報統合思念体の元に帰ったのでは……」
『緊急事態につき回帰した。会って話したい。あの公園に。』
あの公園、とは北高の近くにあるあの公園でしょう。
今僕の現在地とは少し離れていますが、そんなことを言っている場合でないことはわかります。
「了解しました。急いで向かいます。」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:08:34.79 ID:WyNbpjMGO
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:10:39.74 ID:OSD7JU7vO
ちょwwwとんでもないことをwwwおまえに萌えたwww
やっちゃったZE☆
いや両方とも電話終わった後だからさあうっかりさあ
これじゃあ森さんに呼び出されたら長門が居たみたいじゃないか!
高校の同窓会に出た 12年前を何か色々思い出した。
もう12年も経ったか・・・。
と、どこでも良かったが↑をどこかで言いたかっただけ。
>>118 長門のことだから把握してたんじゃね 違和感なく読めたよ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:15:53.94 ID:OSD7JU7vO
>>118 えらく場面が飛んだとおもたよwまぁでもまさかこんなミスがあるとはおもわなかたwww
GJwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:23:55.66 ID:OSD7JU7vO
落ちるww
お題『人類滅亡』書いてみたけど、1レスで収まらなかった。
2レス貰います。
カモン
おk
「人類滅亡かぁ…」
ふいにハルヒが口にした台詞に、SOS団員の過半数がビクリと反応した。
「人類のほとんどが死に絶えた世界…法という法は意味をなさなくなり、頼れるものは自分のみ…」
えらく物騒な世界観をうっとりしながら呟くハルヒ。その手に持っている本のタイトルは『北○の拳』だ。
こいつの正体を知ってる人間なら、皆こう思っていることだろう。
「余計なことを考えるな!」
ってな。
「近未来SFではありがちな設定ですね」
当たり障りのない感想でお茶を濁す古泉。涼しげな微笑を浮かべつつも、こめかみの辺りを流れるその汗は、こいつの抱く危機感を物語っていた。
「ん〜…わたしみたいな人間はすぐに死んじゃいそうですねぇ」
少し困ったように呟く朝比奈さん。
…確かに、朝比奈さんみたいに心優しい人には厳し―
「大丈夫!みくるちゃんはきっと権力者…というか、あたしの肉奴―」
待て、その設定はヤバイ。
「にくど…って、なんのことですか?キョン君」
…なんでもありません、気にしないで下さい、お願いします。
「はぁ…?」
…どうかあなたはピュアなままでいて下さい。
「有希はどう?楽しそうだと思わない?」
急に話を振られた長門は少しだけ考えるように虚空を見つめて、ハルヒにこう尋ねた。
「……そこに本はある?」
「え?本?…ほとんどない…かな?多分」
「……なら、今のままでいい」
「……そっか」
……流石は長門だ。一言でハルヒの妄想を萎えさせた。
しかし、一人も賛同者を得られなかったのが不満なのか、ハルヒは最後の一人である俺に話を振ってきた。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:28:52.94 ID:xK8BuCQgO
支援
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:29:26.87 ID:AyfA9lrQO
これってまとめサイトに誰が載せてんの?住人?書いた本人?
「キョンはどう?まぁ、あんたの場合はその前の戦争の段階で死んでそうだけど」
失礼な奴だ。これでも悪運のパラは高いほうだぞ、多分。
しかし、そうだな…。
「好きな人と平凡で幸せな家庭を築くって普通の夢があるからな、俺は遠慮しとく」
「そ、そうなの?…ま、まぁ、あんたにはそういう世界は似合わないかもね?」
どうした?いきなり顔を赤くして。
「うっさいわね!この話はもう終わり!」
そう言うと、ハルヒは漫画を閉じてネットサーフィンを始めた。どうも見ているのは料理サイトらしい。
…やれやれ、相変わらずよく分からん奴だ。
ふと視線を前に戻すと、古泉が何故かこちらに「GJ!」といった感じで親指を立てている。
…どういう理由かは分からないが、ハルヒの興味は人類が滅亡した世界から逸れたらしい。
…まぁ、明日も平和なら俺はそれでいいさ。
End
あまいよーGJだよー
>>129 さすがキョンwwwwGJでした!!
>>128 普通は本人が載せるか、避難所とかで誰かに頼むかのどちらか
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:32:53.55 ID:fZVjAXIx0
良いねえ!GJ!キョンさすがだ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:32:53.73 ID:ok0NIIYLO
>>126>>129 以上で。
1レスに収めるのって意外と難しいな。改めて1レス職人に感心してしまった。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:33:00.25 ID:OSD7JU7vO
>>129 ごちそうさま
ラオウとハルヒどっちが強いかwww
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:35:22.61 ID:AyfA9lrQO
>>131 本人がやるのかww投下すれば勝手にうpしてくれると思ってた/(^o^)\
どおりで昔俺が書いた長編がうpされてなかったわけだw
>>136 DATがあれば掘り出して代行してくれるかも
>>2にあるから依頼してみれ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:40:54.22 ID:OSD7JU7vO
>>136 テキスト残ってるなら避難所にリメイクスレみたいなのがあるから、そこに再投下して編集してもらうって手もある。
ふと思ったんだが 連載期間が最も長かったSSってどれだろう?
あるいは数ヶ月ペースでまだ続いてるみたいな
>>118 公園のベンチに長門が居て平然としてる古泉クール過ぎだろとか思ってたw
あと、
>>100「振り帰る」じゃなくて「振り返る」な。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:45:08.57 ID:ry92L/1dO
寝る前に初お題書きをしてみたい
よさそうなの頼みます
>>142 天体観測
そんな気分だから外出たんだが寒いw
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:47:41.70 ID:ry92L/1dO
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 01:56:35.57 ID:ry92L/1dO
天体観測と有希いも
キョン「長門だけか…」
部室には長門だけがいた。
ちなみに、俺は長門が好きだ。
こんな時にしか誘えないから、放課後会う約束をするが俺の性格だ
メールも電話も邪道だね。
キョン「なぁ長門」
長門「なに」
キョン「お前のマンションって屋上出られるよな?」
長門「……」コクッ
キョン「今日は夜星がよく見えるらしい」
長門「……」
キョン「二人で天体観測しないか?」
長門「……」
なんだ、ダメなのか?
長門「条件がある」
キョン「なんだ?」
長門「二人きり。夜の12時に」
長門からこんな言葉が出るとは思わなかった。
次のレスで終わらせます〉〈
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:03:31.79 ID:T44wZRfjO
保守
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:09:35.05 ID:ry92L/1dO
その日の夜
準備して下に降りると焼き芋の匂いがした。
妹がミヨキチの家から焼き芋を作る物を借りてきたらしい
俺は焼き芋をもらい長門のマンションへと向かった。
意外なことに長門がマンションの前で待っていてくれた。
長門は何も言わず歩きだす。後ろ姿がかわいらしい
実は今日は流星群の日だ。長門も見たら感動するハズだから内緒にしてあるのだ。
屋上に隣あって座り空を見る。長門はこっちを見ている。
キョン「なんだ?」長門は焼き芋を指さし見ている。
キョン「半分ずつ食べようか」半分に折って長門に渡す
すると、空に流れ星が見え始めた。長門はリスの様に芋をかじりながら見ている。
キョン「あれに願い事すると願いが叶うんだぞ」
長門は小さな口いっぱいに芋を頬張りながら目を閉じている。
もぐもぐしながら目を閉じる美女もいいものだ
長門「あなたの望みはなに?」
キョン「長門がいつまでも俺といれますようにかな。」
長門は「そう」と言ってキスしてきた。
長門「私の願い事は今叶った。あなたと恋をしたいという願いが」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:10:20.21 ID:ry92L/1dO
文才ないし焼き芋無理矢理って感じで
ぐぉぉめんなさぁぁい
>>151 乙です。しかし、一つだけ。
書きながら投下してるように見えたけど、全部書き上げてから一気に投下するのが望ましいかな。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:15:57.37 ID:ry92L/1dO
155 :
サザソのトリヴィア:2007/09/10(月) 02:16:42.62 ID:E9YIaMDv0
わっふるわっふる
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:20:46.09 ID:fZVjAXIx0
ほ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:26:19.38 ID:upkSfBldO
し
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:28:14.33 ID:fZVjAXIx0
ゅ
俺がお題をやったことがないのは締め切りがある原稿は書けないからだったりする
同じ理由で企画SSにも参加してない
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:34:49.80 ID:fZVjAXIx0
さーて寝るか
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:35:57.37 ID:ok0NIIYLO
別のスレで超難解お題貰って以来、お題SSにトラウマがある俺。
でも他人に出されたお題を見ると、あっさり思いつくのはなんでだろう?
>>162 俺のほうが文章うまいぞという心理的パワーが働くからではw
>>162 〆きりに追われないフリーダムさが生む心の余裕の賜物じゃないかなw
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:47:59.22 ID:ok0NIIYLO
>>163 このスレのお題職人は皆レベル高いから、そんな心理状態になれねーw
>>164 確かにお題貰うと〆切ある訳でもないのに、1時間くらいで仕上げねば!って気になる。
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 02:51:26.62 ID:Ku/EGe0FO
やばい。抹茶gdgdすぐるwwwなんで脳内の風景を描写できないのだろう。
まさに「うまく言語化できない」\(^o^)/
あと アドリブとかひらめきとかいう非論理的な創作はやたらエネルギー消耗するんだよな 俺だけかもしれんが
168 :
抹茶の味は苦味ありき:2007/09/10(月) 02:56:38.44 ID:Ku/EGe0FO
「僕は結構です。あまり好みでは‥」
部室へ入ろうとしたあたしの耳に、そんな言葉が飛んできた。何だろう?あたしは扉の傍で聞き耳を立てた。
「‥ふーん。古泉くんって抹茶アイス嫌いだったんだ。こんなにおいしいのに。ねぇ?みくるちゃん!」
その言葉を聞いた時、あたしの胸に苦いものが流れた。‥‥ショックだった。‥一樹くん‥抹茶嫌いだったんだ。
‥‥今度うちで「お茶会」やろうと思うんだけどさ!‥‥自分が部室で言おうと思っていた事が頭をよぎる。
前々からハルにゃんが抹茶好きだと聞いていたから。‥‥みんなもそうだと思ってたから。でも‥‥違ったんだ。
あたしは何か、自分が途方もなく場違いな所にいるんじゃないかと錯覚した。
「古泉すまん。ちょっとトイレ行ってくる。」
キョンくんの声がした。あたしは慌てて走る。何で逃げたのかはわからない。ただ、無償に見られたくなかった。
昇降口まで走って足が止まった。逃げる必要なんてなかったんじゃ‥と。もう一回やり直せば大丈夫、と。
何も聞いてない振りして、何にも知らない振りして、みんなを誘おう。そうだ。あたしは何も知らない。何も聞いてない。
足が重たかった。まるで、部室へ行くのを拒むかのように‥‥。あたしは、俯き加減のまま旧館の入り口に着いた。
そこにキョンくんが立っていた。
「さっき、部室前にいましたよね?俺が部室を出た時、鶴屋さんの長い髪が廊下の隅に見えたんで。」
‥‥見られてたんだ。あたしは顔が熱くなるのを堪えて、無理矢理笑顔を作った。さも何事もなかったかのように。
「いやぁ〜、入ろうと思ってたんだけど、手前で忘れ物に気付いてね!ちょろ〜んと取りに戻っただけにょろ!」
キョンくんは、結構鈍感な人だからこれで大丈夫だと思った。でも、キョンくんはいつもの笑顔を見せなかった。
「‥‥‥嘘でしょ、それ。」
‥いつの間に勘が鋭くなったんだろう。あたしは簡単に、笑顔の仮面を剥がされた。
「うん、嘘。‥‥何でわかったのさ?」
「みんなが来る前に朝比奈さんから聞いてたんですよ。放課後に鶴屋さんがお茶会に誘ってくれるからって。
俺達がハルヒにバラすのもどうかと思ったんで、鶴屋さんが来るまでは誰にも言わないようにしてたんですよ。
それで、鶴屋さんが廊下の隅に見えた時、なんとなくわかったんです。‥‥ハルヒのあれ、聞いたんですね?」
今のキョンくんに、あたしは隠し通せそうもなかったので素直に頷いた。
続く
169 :
抹茶の味は苦味ありき:2007/09/10(月) 02:59:13.45 ID:Ku/EGe0FO
ただ、これが原因でみんなが口論になるような事はさせたくなかったから、黙っていてほしい。とキョンくんに告げた。
「とりあえず今は部室に行きましょう。遅いと俺が怪しまれるんで。‥今し方廊下で会った。という事でいいですか?」
「ただいま。ハルヒ、お客さんだ。」
「やっほーハルにゃん。今日は、さ。‥その‥用」
「鶴屋さんがお前をご招待してくれるそうだ。お前の大好物、振る舞ってくれるんだとさ。よかったな。」
‥ありがと、キョンくん。めがっさ助かったよ。でも、ハルにゃんにもその位気を利かせてあげなきゃ駄目にょろ。
「もしかして抹茶ご馳走してくれるの?」と、いきなり危険地帯に突っ込んできたハルにゃんに、思わず呆れてしまう。
一樹くんはどういう反応をしただろうと横を見た。‥だが一樹くんは、いつもと変わらない爽やかな笑顔だった。
「それは素晴らしいアイディアかと。涼宮さん。土曜日の探索は中止にして、ご招待賜っては如何でしょう。」
一樹くんが、自ら嫌いなものを所望する程自虐的だとは思えない。やっぱりハルにゃんを立てているんだろうか。
それから部室を出るまでの間、みんなと楽しい時を過ごしたが、結局あたしは、最後まで一樹くんを直視出来なかった。
ピーンポーン
「やっほー鶴屋さん!SOS団、参上よ!」
見ると、元気一杯にキョンくんにまくし立てているハルにゃんがいた。その光景に、自然と笑顔が零れる。
「やぁやぁみんな、よく来たねっ!じゃあ案内するっさ!」
キョンくんが一瞬あたしを見たが、あたしは気付かない振りをした。
池の傍に設置したそこへみんなを座らせる。あたしは反対側へ座り、冗談とも真剣ともとれる表情で宣言した。
「これよりSOS団、お茶会を開催します。」
続く
170 :
抹茶の味は苦味ありき:2007/09/10(月) 03:02:02.60 ID:Ku/EGe0FO
一体どうしたらいいのだろう。いっそ途中で零してしまおうか。そんな事を考えながら、あたしは抹茶を渡していく。
ハルにゃんは真剣に、みくるはたどたどしく、有希っこは完璧に、キョンくんはぎこちなく、あたしの抹茶を飲んだ。
次は‥‥もう一樹くんしかいない。
気がつけばあたしの手は、嫌いな物を出される苦悩と、渡さなければいけない苦悩とに苛まれ、止まっていた。
「鶴屋さん。大丈夫ですか?顔色がよくないみたいですが。」
キョンくんが不安げにあたしを見る。あたしは一瞬笑顔を向け、再び手を動かした。
抹茶を渡す瞬間、頭の中のあたしが「零して!」と言ったが、あたしは既に一樹くんの方を向いたまま固まっていた。
一樹くんが笑顔のまま椀を手にとった。キョンくんがそれを見ている。いや、みんなが一樹くんを見ていた。
口をつけた一樹くんは、一口飲んでは眉を動かし、余韻に浸り、また一口飲む、という驚きの行為をしていた。
「ふぅ。‥‥鶴屋さん。一つ話を聞いてもらえますか?」
飲み終えた一樹くんの突然の申し出に固まっていると、それを肯定ととったのか一樹くんは、話し出した。
「率直に申し上げます。先日の件、お聞きしました。どうか僕の非礼をお許し願いたい。申し訳ありませんでした。」
頭を下げる一樹くんに慌てる一同。みくるが一瞬ごめんなさいと言っていたが、今はそれどころじゃなかった。
「いや、あたしが勝手に勘違いしただけさ。もう平気さ!頭を上げるにょろ!」
「それでは僕の気が収まりませんが‥‥そうですね。鶴屋さんの言う事を何でも聞く、という条件で如何ですか?」
あたしは首を縦に振った。そんな譲歩よりも、一樹くんに頭を上げてほしかったから。
数日後
「どうしてあの時、苦手な抹茶を飲もうと思ったのさ。そろそろ教えてくれてもいいんじゃないっかな〜?」
帰り道、あたしは思い切って聞いてみた。一樹くんはあたしの手をとり、こう告げた。
「抹茶は先に苦味があるからこそ、後の甘味が引き立つと理解したからですよ。だからこそ飲みました。
今は苦い経験の後に来ている、甘い時を過ごしている、というわけです。」
「言うねぇ〜。じゃ、あの時の一樹くんの言葉!実行してもらうにょろ!」
あたしは少し上を向き、目を瞑った。
END
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 03:06:25.25 ID:Ku/EGe0FO
長門ぉお!!!長門いないかぁ!?
早く俺の記憶を‥‥
長門「自分の処理能力の甘さを悔いるべき。記憶は枷として残しておく。」
\(^o^)/
これはいい鶴古 見かけとは裏腹に線の細いところを持ってる鶴屋さんも好きだ
これはまた甘い抹茶になりましたなw
GJ!
GJ!
鶴古もいいなぁww
久しぶりの鶴古に感動した。鶴屋さんかわいいよ古泉。
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 03:28:25.68 ID:upkSfBldO
へいboss
一万年と二千年前からあいしてる〜〜
を聞いてたら受信した電波を垂れ流しつ良いかい?
歌から電波拾うことってあるよな。
カモン
やっちまえ
カマン ベールチーズ
「あたし…本当に産まれて来て良かった。最高の人生だったわ…有希ありがとうね。」
深夜の病院。
数回のバージョンアップを経て、老婆の外見となったわたしに涼宮ハルヒが最後の言葉を告げる。
わたしもあなたにお礼が言いたい。彼も、朝比奈みくるも、古泉一樹もそしてわたしも…あなたのお陰で素晴らしい人生を送れた。感謝している……ありがとう。
「もう…最期に泣かせないでよ…ありがとうね。じゃあ…先にキョン達に会いに行くわ……お休み。」
彼女は涙を流しながらも…幸せを噛み締める様に微笑みながら最期の眠りに着いた。
涼宮ハルヒが老衰で亡くなった。
わたし…この長門有希と言う対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースの役目も終わり。やっと全ての枷から放たれ…わたしも眠れる。
しかし、わたしから溢れたのは安堵の溜息ではなく…涙。悲しいのか嬉しいのかは分からない。ただ涙が止まらない。
彼らと出逢い……人生を共にした……わたしは有機生命体の感情を理解出来るようになったはず……しかし、今の感情にわたしは名前を付ける事が出来ない。
時間らしい…長門有希と言う体が消えていく。
これで終わり。
今までありがとう。
さようなら。
しかし…長門有希という体は消去されたがわたしという情報は残された。
情報統合思念体がエラーと呼ぶモノ。
そう。わたしに生まれた感情に進化の可能性を見いだした情報統合思念体は調査のタメにわたしという情報を残したらしい。
それから地球と呼ばれる星の人類と言う種の単位で一万年と二千年が経った。
だがわたしという情報は未だに存在している。情報統合思念体は理解出来ないのだろう……感情という名の情報を……
あの時出逢った彼らが、何度も生まれ変わり、朽ち行く様を見守る内に……わたしは理解した。それは長門有希という体が消えて八千年後の事だった。
わたしという体が最期に流した涙。それは、彼の時も古泉一樹の時も、朝比奈みくるが未来に帰る時もわたしは同じモノを流していた。
そう愛故に。
きっと情報統合思念体は一億と二千年後も理解出来ないだろう。
この感情は嬉しいとか悲しいとか凡庸に使えるモノではない。
何故なら…わたしが、彼と涼宮ハルヒと古泉一樹と朝比奈みくるにだけ持つ…わたしから彼らへの愛という名の感情はわたしだけのモノだからだ。
わたしは、これからもあなた達をここで見守り愛し続ける。
永遠に。
俺テラ電波……きめぇorz
>>182 GJ!!
長門の愛が切なくて愛しい。こういうの好きだ。
…今、投下しても大丈夫かな…?
古長/連載/死ネタ含み予定なので苦手な方は御注意。
闇。一面の。
ひたりと沈ませた脚の先に、蜿蜒と伸びる道。振り返るも同じだった。進む先も、同じ。
永劫に終わらないのかもしれないと、思いながらわたしは行く果てを目指している。
上がり下がり、曲折し、歪曲し、相乗する。記憶が霞むほど永い旅路だった。
やがて小さな一室に辿り着いたとき、わたしは途方もない刻を経ていた。混迷に導かれた様に、意識が
覚束なくなっている。四角に切り取られた暗黒が入室を促して、ぽっかりと口を開けていた。
かつり。
踏み込んだ先に、目に入ったものはそう多くなかった。室そのものは、全体的に薄暗く判然としない。
中央に据え置かれた黒塗りの光沢ある棺桶、腰掛けた男。其処に在ったのはそれがすべてだった。
長い足を交差させ、腕を組んでいたその男は、此方に気付き笑ったようだった。
「こんにちは」
「――こんにちは」
「お待ちしていました」
手を広げ、歓迎の合図を示し、楽しげな男。けれど重厚な棺の上からは、退こうとする気がまるで感じ
られなかった。
「遅れてしまいました」
ふわり、と淡い白い光が舞った。布を被った少女の声。鈴の鳴るような、とでも呼べそうな、可憐な声
色だった。二人はわたしに、柔らかく諭す。優しい瞳が言い知れぬ暖かさを帯びている。
「発表会はまだ始まっていません」
男は言う。
「時間はまだあるのです」
「待ちましょう、あなたが思い出すまで」
少女が告げる。
わたしが立ち尽くすその前で、少女が踊り、男が唄う。
わたしを揺さぶるそれは、何処か懐かしい慈愛の歌だった。
どんと来い!
「ああ、……雪ですね。春先に、珍しいことです」
白く降る、水の感触を額に受ける。古泉一樹は掌に受けた結晶を、共に下校中であった長門有希に翳し
た。横断歩道の手前、信号待ちの二人には綺麗な夕焼けが雲を透過して見えるのに、何処からか舞い降
りた氷の粒は確実にその嵩を増し、視界を白と鮮やかな夕色に塗り分けつつある。日も高くなり、春の
兆しが迫る温暖な季節の狭間。この時候に積もるほどの降雪があるのは稀なことだ。
「もしかしたら、空が一足先に長門さんを祝福しているのかもしれませんね」
そう思うと季節外れの雪もより楽しくありませんかと、古泉は人差し指を唇にあて優雅に微笑む。長門
は、そんな彼の気障ったらしくも似合いといえなくもない一言に何を感じたのか、瞬きの少ない両瞳を
古泉に向けた。
―――祝福。
生来、長門有希という個体には縁のないフレーズだ。
本日の文芸部室。総ての発端は涼宮ハルヒが「そういえば」と誕生日の話題を振ったことにあり、彼女
が部員にその生年月日を明かすことを順々に強要したことに起因する。雑用係その一扱いの少年と副団
長職を務める少年は無難に答えを終え、マスコット未来人朝比奈みくるもしどろもどろながら答え何と
か事なきを得、回された解答権は最後に、長門に舞い込んだ。長門有希はとある記憶に従って、自身の
誕生日に「明日」の日付を述べた。――それが大騒ぎの前座になるとは思いもせず。
『明日ですってぇ…!?どうしてそれを早く言わないのよ有希!みんな、明日は急遽部室で有希の誕生
日パーティーよっ!いいわね!』
ハルヒはその段階でもって即座に誕生パーティーの開催を決定し、準備がいるからと間もなく解散。そ
の後部室を退去した長門と古泉には知る術もなかったが、ハルヒはSOS団下っ端雑用係通称キョンを巻き
込み、非常に彼女らしいサプライズイベントを計画し始めていた。古泉は長門に一緒に帰りませんかと
誘いをかけ、了承を受け現在に至っている。
支
長門と古泉が仲良く隣り合って帰宅するのは実は間々あることであり、お互いの好意を確認し合い、紆
余曲折を経た末でのことだった。眼に見えるような変化を指摘しろと言われたなら、彼等を見守る団員
達もお手上げのポーズを取るだろう――彼等の関係の変化というのはつまり、余程注視していなければ、
見逃すような些細なものではあったのだけれど。
確かに、想いは通っていた。それを二人とも、感じていた。
だからこそだろうか。
長門は無表情なりに密かに気に掛けていたことを、青信号に変わった歩道を渡る中に古泉に問い掛けた。
長門が自分の「誕生日」がいつかを告白した際から、古泉の様子が些か妙であるということの理由。
古泉はやや驚きを露にし、それから決まり悪そうに鼻頭を撫でた。
「そんなに態度に出ていましたか、僕は?まだまだ精進が足りないようですね。――ご明察です、とい
っても肝心の内容は大した事ではないのですが……」
言葉を濁し、ちらりと長門を横目で窺いながら、
「長門さんの誕生日を、僕は知りませんでしたから。彼がそれを知っていたらしいことが、どうにも気
に掛かりまして」
古泉は、悪戯が見つかった子供のように小さく笑った。
支
長門の発した『誕生日』には、みくるは驚愕の余り素っ頓狂な悲鳴を上げたほどだ。古泉も一時唖然と
した。長門有希がTFEIであることはハルヒを除けば団員全員の認知にある。そんな彼女が誕生日をごく
自然に口にしてみせることそのものが予想外だったからだ。
だが、ハルヒの鍵たる少年のリアクションは明らかに、みくるや古泉が受けたものと比べ衝撃薄いもの
だった。古泉の見立てたところ、どちらかというと彼は奇異なことに、喜んでいた様な節さえあったの
だ。彼は長門さんの誕生日を元から知らされていたのだ、という推論に古泉が結論付けるのは難しい作
業ではなかった。
長門は首を傾いだ。
「わたしの誕生日は、彼がくれたもの。おかしくはない」
「『彼』がくれた?」
笑みを絶やすことのない少年が瞠目をする。彼の笑みがこうも崩れるのもまた珍しい、などと長門が慨
嘆を得たかは知れぬことだが、説明を始める長門の声は幾許か平坦さを小数点程度和らげていた。あら
ぬ誤解を誤解と断ずるためのものであったかは定かではないが、古泉の調子はそこで僅かに持ち直した。
「以前、彼がわたしに誕生日を訊ねた。わたしはヒューマノイドインターフェースであり、人間の誕生
日を製造日に換算するのは不可能。彼はわたしに、それならその名を受けた日をわたしの誕生日とすれ
ばいいと言った」
長門有希は長門有希の名を己のものとした日のことを、よく憶えている。憶えている、というのは「生
まれて」からの一切を耳に入れた一字一句抜かさず蓄積している彼女には相応しくない表現であったか
もしれないが。それは、やはり長門にとって特別な日であったのだ。
其の身に銀色の光を浴びた、奇蹟の一瞬を。薄く色を延ばした如くの水色の空の美しさを。
初めから名を与えられている者は知り得ないのだろうと、漠然と長門は考えていた。
――雪という名が、如何に少女の起源となったかなど、誰にもきっと分からない。
支
「彼の助言にて誕生日を算出した。其の日をわたしの生誕日とすることに問題はないはず」
幾ら想いを抱いたとて、厚意に授けられた「生まれた日」を否定される謂れはないと、長門の言葉は少
量の棘を含んでいた。気付いた古泉は、遠い出来事に思いを馳せる様に一つ、溜息。
「ええ、勿論その通りです。不快にさせてしまったのなら謝ります。確かにこれはあなたの誕生日です
から、僕に口出しする権利は微塵にもありません。……ですが、そういうだけの話ではないんですよ。
僕にとってはね」
甘い笑顔を微苦笑にスライドさせて、古泉は長門に囁いた。
「正直、少し妬きました。――彼に、ね」
長門は古泉を見上げた。疼痛が走る。エラー、と認識していたそれの正体を、近頃に漸く知り始めてい
た長門は、押し黙る他になかった。
「すみません、困らせるつもりはなかったんですが」
「……」
「何にせよ、あなたの誕生日を祝える機会を持てたことは、僥倖でした」
埒が明かないと踏んだ古泉は話題を切り替え、気まずさを払拭しようとしてか、過去の活動の思い出話
を語り始めた。述懐も混合しての語りごとを、長門は相槌もなくただずっと聴いていた。別れ道に差し
掛かるまで長い間。
色々あったのは間違いない。懐古するに事欠かないだろう波乱万丈の活動の毎日。
――現在、涼宮ハルヒの情報改変能力は「減」へと転じ、間もなく収束するだろうという見方が、古泉
の所属する「機関」、そして長門の情報統合思念体の一致した見解だった。そしてそれはそのまま、彼
等の任務の終了が近付いていることをも意味している。
そのことを、長門自身深く考えたことがなかった訳はなかったが。
「別れの日は寂しくなりますね。――でも、その前にまた一つ、素敵な思い出ができます」
感傷をそう締めくくった古泉の笑顔を、長門はじっと見つめ、こくりと頷いてみせた。結論を迫るので
はなく、長門に逃げ場を与える古泉の言葉はいつも研ぎ澄まされながら穏やかに響いている。
「誕生日パーティー、楽しみですね。また明日に」
「……また、明日に」
そのときの長門は、自己の感情というものを旨く言語化できなかった。人間的に表現を駆使するなら、
名残惜しいだとか、離れ難いといったものに近かったのかもしれない。
――それともそれは、俗に言う虫の報せであったものだろうか。
キスもなく、抱き合いもなく二人は別れ。其の日、長門は触れ合うための彼の指先を見喪った。
支
以上です。
支援ありがとうございました!
>>197 渋いなぁ GJ 長門の誕生日はどう扱うかずっと迷ってる俺
>>197 これは古泉が……なのか?
それはさておきGJだす!!
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 04:00:30.97 ID:upkSfBldO
GJ
長門の誕生日は名前決めた日で良いと思う。
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 04:02:31.93 ID:upkSfBldO
長門有希が自分の名前を雪から取って決めたなら
朝倉や喜緑さんにも由来はあるんだろうか?
>>201 そういうくだりはなかった気がする 喜緑さんはこれからなにかあるのかもしれんが
朝倉の部屋の番号が505で 名前に涼って字が入ってるのがちょっと気になるけど
保守
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 04:35:41.74 ID:p2kg4/CN0
保
阪中の由来はセリーグの順位表なのね
保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 04:49:33.94 ID:Ku/EGe0FO
注:鬱だ。鬱フェスティバルだ。死にたくない奴は頼むからスルーしてくれ。
それか甘い奴と合わせてみてくれ。責任は持てない。
でも投下します。
誰も死にませんように。
210 :
虚偽の過去。潰えた未来。消えた今。:2007/09/10(月) 04:55:27.69 ID:Ku/EGe0FO
朝起きると、何故か体に違和感を感じた。痛いとか持病をもってたとかじゃない。体力的に元気がありすぎなのだ。
『あなたに伝えなければならない事がある。』
坂を難なく登り終え、教室に入る。いつものように、ハルヒと非生産的な会話をし、怠惰に授業を終える。
『それはあなたにとって理解しがたい内容。』
ただ何かおかしいのだ。どことなくだが、みんながみんな、作り物のような気がする。そんなわけがある筈がないのに、だ。
『でも、言わなければならない。』
放課後、俺は長門を連れ出した。俺はどうしても知りたかったのだ。この、得体の知れない不安と違和感の正体を。
「あなた達は、既に人間ではない。」
話を聞かなければ、違和感を感じなければ、長門に話すよう強要しなければよかった。頭の中は後悔の念で溢れていた。
「あなたの体は私と同じ。」
俺はもう人間じゃないのか?朝倉に刺されても?神人に潰されても?車に跳ねられても生きているような体なのか?
「ヒューマノイドインターフェース。」
嘘だ。長門。悪い冗談はやめてくれ。だったら試しに俺を刺せ。もし人間じゃないのなら。朝倉みたいに俺を刺せ。
「だから誰も死なない。」
手元のナイフを腹に刺す。腹にナイフが突き刺さる。痛みも腹に突き刺さる。瞬時にナイフが消えていく。痛みと共に消えていく。
「人類は滅亡した。思念体と共に。」
もうあの頃には戻れないのか?あの懐かしい日々に。あの輝かしい日々に。あの楽しかった日々に。
「涼宮ハルヒの最後の力と私の力を使い、思念体は消滅した。」
懐かしい日々は消えた。輝かしい日々は消えた。楽しかった日々は消えた。普通の体も、普通の生活も消えた。
「最後に思念体は人類を取り除こうとした。私は人類自体を改変した。」
俺や、ハルヒや、朝比奈さんや古泉や鶴屋さんやその他大勢が人間じゃない。だったら何故死なせなかった。
「私は、あなたと、涼宮ハルヒと、朝比奈みくると、古泉一樹達と一緒にいたい。」
俺はこんなの認めない。例え相手が長門でも。俺は絶対認めない。他に道はなかったのか?体と記憶を消す他に。
「あなたの今日の記憶を削除する。誰も死なない。誰も消えない。あなたの危惧する事はない。‥‥明日また学校で。」
END
>>210 この程度ならぜんぜんおっけ GJ 改変に至る話やらその後の展開やらを期待したい
保
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 05:21:46.21 ID:Ku/EGe0FO
>>211 せふせふ?
う〜ん、鬱とシリアスの境界線がイマイチわからない。
この後の展開は皆無です。
手短にいうと、エンドレスエイトの一日版モドキ。
一月一日に例えると、一日の24:00が一日の00:00になってる。
モドキとつけたのは、季節が変わるから。季節が変われば日にちも変わる。
ただ、今がいつかは誰も知らない。
例えば、一月一日のあとに七月七日が来る事もある。
あぁ〜。ちょっとアレなんで説明は省きますねwww
>>213 kwsk ちょうど時間理論に頭を悩ませてるところで俺
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 05:38:42.71 ID:Ku/EGe0FO
>>214 はっきり言って、俺は馬鹿だから期待しない方がいい。矛盾がでるし。
要は、年、月、日、時間、分、秒単位まで長門の好きにできる。
例えていうと、キョン。
今までは中学生のキョンに長門が会うのは不可能。未来が変わるから。
今は中学生のキョンに長門が会ったとしたらどうなるかがわかる。
長門のやる事は、キョンのインターフェースを一年ないし二年退化させて、記憶を戻す。それを全人類にするだけ。
あとは会いに行くのみ。ひっぱたいたり、殴ったり、仮に殺害しても、長門はただ戻せばいい。
未来も同じ。何千倍速でインターフェースを進化させて、交配させて、ただ過ごせばいい。
何を説明したらいいかわかんなくなってきた。とりあえず質問はあります?ww
>>215 なるほど……分かったようなわからんようなw
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 05:52:47.34 ID:Ku/EGe0FO
>>216 プラスチックの箸のケースがありますよね。スライドする奴。
蓋の方が時間。底の方が人だとします。
例えば、右手を固定したとします。
右手は底を掴んでます。
スライドさせると、時間が動きます。
今度は右手で蓋を掴んでます。
スライドさせると、人が動きますね。
えっとですね。
2007一月一日にいるキョンを
2017一月一日に送る事も、
2007一月一日のキョンの時間を
2017一月一日にする事も、
長門にはできるわけです。
長門はどちらかを動かせばいいだけなので。
>>217 時間もキョンも世界を構成しているひとつの要素に過ぎないってことか 「……時間と空間は同じ」
古泉「なるほど!つまり(略)という訳ですね!違いますか?長門さん?」
長門「違う」
キョン・みくる「…………」
古泉「……ふ〜んもっふ!」
キョン・みくる(誤魔化した!?)
なんとなくは分かったつもり保守w
実はTPDDとは別のアプローチで時間移動理論を使おうとしてるんだが
物理学の基礎がないもんで文献を読むのに頭が痛い
ここでうp依頼はしないほうがいいのか?
>>221 まとめwikiのことだったら要請スレのほうがいいと思う
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 06:21:43.42 ID:Ku/EGe0FO
>>220 俺みたいな奴の話があまり参考になるとは思いませんが‥‥
例えば、地球は丸いとわかったのは宇宙に出れたからですし、アホな話逆立ちしたって世界は変わります。逆さまに。
要は視点を変えれば世界も変わるわけです。
こんな事しか言えなくなる程頭使いましたよwwなんて、冗談はさておき‥‥
時間移動理論、頑張って下さい。
寝ますノシ
>>226 おやすみノシ
時間なんて幻想なんだな 今週中にまとめようと思ってたんだが来週までかかりそうだわ
ハルヒ「キョン、小学生の時に野球場に行ったって話をしたでしょ?
野球選手なんて全然知らないんだけど、あの試合で気に入らない奴が一人いたのよ。
パパの応援してるチームの相手チームの4番だったんだけど
ホームランを3本も打ったのにニコリともしないのよ。愛想悪いでしょ?
偉そうだし太ってるし顔はカエルみたいだし。バットを横に構えて変な打ち方だし…」
キョン「そりゃ、ひどい言い様だな…」
ハルヒ「沢山の人の前で好きなことを思いっきりやれて、お金もたーくさん貰ってるのに何が楽しくてやってるの?って腹が立ったわ」
キョン「そりゃ、相手を刺激しないように抑えてるんじゃないのか?」
ハルヒ「でも、それだけで我慢しっぱなしって何が楽しいの?勿体無いって気がしない?」
キョン「そりゃあ… 奥さんのためさ。嫌なことを言われても助けてくれた家族にいい暮らしをさせるためにな。
俺は平凡な人間だけど、大切な人のためにちゃんと働いてそれなりの暮らしをさせられる男でありたいな」
ハルヒ「ふーん。まあそれでその家族が楽しい人生だったらいいけどねー」
キョン「そうだな。その相手が楽しいことを運んでくれる奴だったら丁度いいと思うんだな。
…周りを巻き込んだり振り回したりして、メチャクチャな事を言う様な奴だったとしても、
一緒に居て楽しいと思える奴とずっと一緒にいたいさ」
ハルヒ「そんな人、簡単に見つからないわよ、きっと」
キョン「いや、案外いるもんだよ。それも身近にな」
ハルヒ「なによ!その『僕にはもう好きな人がいます』って顔は!団長に隠れて恋愛は禁止よ!吐きなさい!」
キョン「うぐぐ… 解った解った
…身近にいるんだよ、その例えば……め、目の前とかな///」
ハルヒ「えっ…///」
カエルよ今年の秋も泣いてくれ保守
230 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 06:30:31.28 ID:VdGT5s7u0
朝はなかなかネタが思いつかないなww
風呂入ってるときとかやばいくらい思いつくけどあがってまとめようと思うと忘れてるというおち
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 06:31:17.07 ID:qScPV90g0
>>229 これは甘いw 歯磨いて寝ないとGJ
>>230 俺なんか夢の中でSS書いててさーて出来上がったぜ あれれ世界が消えてゆく 目が覚めたら全部消えてたりするんだぜ
233 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 06:42:32.38 ID:VdGT5s7u0
ほ
夢うつつで考えた展開も結構覚えてるけど、文章にしてみたら凄まじくカオスな場合が多いw
妹「キョンくん起きて〜 ほらはやくはやく〜」(ドンドン)
キョン「うごっ!」
妹「? キョンくんどうしたの!? おまたがそんなに痛いの?
ごめんね、そんなに痛くするつもりは無かったんだよ(泣)」
キョン「いや、いいんだ気にするな。生理現象だからな。さ、手を洗って朝飯にしよう…」
妹が男の生理を知った晩夏ほしゅ
7時かそろそろ出かけるわ 後のことは頼んだ
ほ
238 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 06:59:34.24 ID:VdGT5s7u0
ほ
それぞれのキョンに対する愛情
長門は『親子愛』(人間的な部分を教えてくれた父親、としての好意)
ハルヒは『恋焦がれる愛』(唯一自分を理解してくれる異性、としての好意)
朝比奈は『兄弟愛』(自分を守ってくれる兄、的な好意)
かなと思って、構想練ってる今日この頃保守
保守だけなら無理に酉付ける必要は無いよ
長編投下時だけでよい
まあ、付けたいって言うなら構わないんだが
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 07:15:50.48 ID:VdGT5s7u0
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 07:35:04.87 ID:VdGT5s7u0
あ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 07:47:19.08 ID:VdGT5s7u0
保守
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 07:53:23.59 ID:AyfA9lrQO
保守
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:00:31.47 ID:VdGT5s7u0
ほ
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:05:43.27 ID:fZVjAXIx0
HOHOHO
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:12:45.93 ID:VdGT5s7u0
ほ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:15:39.92 ID:5C7uSL230
きょっとチョン!
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:19:35.18 ID:fZVjAXIx0
ちょっとチョン! あたしの竹島とったでしょ!?
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:29:44.27 ID:VdGT5s7u0
保守
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:32:34.02 ID:AyfA9lrQO
ほっほっほ
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:38:51.14 ID:AyfA9lrQO
過疎
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:38:53.38 ID:fZVjAXIx0
ほ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 08:55:03.74 ID:fZVjAXIx0
ほ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:04:19.22 ID:AyfA9lrQO
ほ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:09:43.20 ID:XiMrR9iTO
ほ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:14:56.70 ID:T44wZRfjO
☆
の
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:25:24.07 ID:AyfA9lrQO
ほ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:36:00.43 ID:AyfA9lrQO
ほ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:49:21.39 ID:gE3alF31O
保守
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 09:59:15.72 ID:rbMHwkuF0
ハルヒ「あぁもう! はっきりしなさいよ!」
みくる(そうですよねぇ〜キョンくんニブ過ぎますよね)
長門(……彼の鈍さはもはや普遍的で健全な男子高校生とは言えないレベル)
ハルヒ「あたしはこーいうハッキリしないのが一番嫌いなのよ!」
古泉(いけません! このままでは閉鎖空間が……)
キョン「うるさいぞハルヒ。なんださっきから」
古泉(てめぇ! 火に油注ぐようなことすんじゃねぇ! 閉鎖空間に館禁ずるぞコラ! ……はっ。僕としたことがついカッとなってしまいました)
ハルヒ「なんだじゃないわよ! キョン、どうにかしなさい!」
キョン「どうにもならんだろう。この時期天気がぐずつくのは仕方ないだろ」
古みく長(……?!)
ハルヒ「そんなこと言ったって……。いっそ雨降ってくれればあきらめがつくのに……」
キョン「お前はせっかくのデートで雨に降られたいのか」
ハルヒ「そんなわけないじゃない!」
キョン「だったらてるてる坊主でも作ってろ」
ハルヒ「……むぅ」
その1時間後、部室の窓辺には2つのてるてる坊主が仲良くぶらさがっておりましたとさ。……という保守
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:00:09.22 ID:rbMHwkuF0
×館禁
○監禁
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:02:23.52 ID:VdGT5s7u0
保守
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:17:40.96 ID:AyfA9lrQO
ほ
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:20:14.65 ID:VdGT5s7u0
保守
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:27:35.28 ID:AyfA9lrQO
ほっほっほ
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:34:22.56 ID:OSD7JU7vO
ホモ
ふふふ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:38:11.09 ID:OSD7JU7vO
掘る
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:44:24.54 ID:VdGT5s7u0
ウホッ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:46:49.76 ID:AX/SmFnQO
ここはアナルじゃないぞ!w
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:47:41.78 ID:OSD7JU7vO
サーセンwww
保守がわりに盛り上げようとwww
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:51:20.93 ID:ry92L/1dO
キョン「長門後は頼んだ!」
長門「…保守」
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 10:53:02.21 ID:VdGT5s7u0
ほ
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:01:47.61 ID:gE3alF31O
ほし
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:03:38.26 ID:VdGT5s7u0
ひゅう
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:04:16.57 ID:OSD7JU7vO
長門「ホモ…サピエンシュ」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:10:54.54 ID:gE3alF31O
キョン「……噛んだな」
長門「言い間違いではない。 ホモサピエンシュとは現在の人類には皆目見当もつかない程の超微粒子物質の名称。
……間違えてなんかない。」
キョン「…(じーっ、と見つめる)」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:19:28.20 ID:OSD7JU7vO
長門「…最初と最後の文字をくっつけてみればわかる」
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:22:31.05 ID:RJQq+z7l0
キョン「おお! ……今、思いついたろ?」
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:29:58.45 ID:OSD7JU7vO
長門「…そ、そんなことはない多少情報の伝達に齟齬が生じるだけ………信じて」
キョン「長門、人間は正直になることも時には必要なんだよ。
正直に言っても恥ずかしいことじゃないと、俺は思うぞ」
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:37:20.44 ID:9CzTsBVLO
長門「バカ正直じゃ…いけませんか?」
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:42:50.07 ID:OSD7JU7vO
長門「私は人間でわない対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスである」
キョン「同じさ。いつも一緒に話したり遊んだりしてるんだから。
それとも長門は人間と一緒に扱われるのは嫌?」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:53:27.67 ID:OSD7JU7vO
長門「…嫌…でわないどのように接すればいいかわからないだけ言語化が難しい」
290 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 11:54:20.98 ID:VdGT5s7u0
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:56:25.06 ID:OSD7JU7vO
長門「…よろしく」
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 11:57:06.88 ID:gE3alF31O
来い来い来い〜!
293 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 11:58:12.37 ID:VdGT5s7u0
2章
「あっ、朝比奈さん!」
俺は大声を上げてしまった
当然だろう。部の先輩・・・いや大切な人が目の前で
「だ、大丈夫ですか!?」
大丈夫なわけないだろ。俺よ、もっと気の利いたことを言え
「・・・」
「誰にやられたんですか!?」
「・・・」
「しっかりしてください!俺の声聞こえていますか!?」
「ぁ・・・あぁ・・・・・・ョンくん・・・・キョンくん・・・・」
朝比奈さんは俺に泣きながら抱きついて来た。
普段こんなことをしてくれたらどれだけ幸せだろう・・・
「あ、朝比奈さん、もう大丈夫ですから。俺がいますから!」
俺はそう言って優しく抱き返すことしかできなかった
少しすると朝比奈さんは泣き止んだ。相変わらず放心状態だが・・・。
294 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 11:59:23.19 ID:VdGT5s7u0
誰がこんなことを・・・俺は怒りを抑えながら必死に考えた
ここで教師を呼んだとしよう。だが教師を呼んだら表沙汰になる。そうすればいずれ加害者が朝比奈さんだとばれる・・・
そうすればハルヒが「調査よ!」なんてまたいらんことに手を出しかねん。そしたらあいつまで危険なめに合うハメになる。あぁ、なんでこんな時までハルヒのことを考えなければならないんだ。
話を戻そう。たとえ教師を呼ばなかったとして俺は一体なにが出来るんだ・・・?・・・やっぱりここは教師を呼んでそれなりの対応をしてもらおうしかなさそうだ。
都合よく外には国木田がいる。呼んできてもらおう。そう決断すると
「今、人呼んで来ますからね」
と、出来るだけ優しい顔を作って外に出るため振り返ろうとしたその時
「振り返っちゃダメ!」
放心状態だった朝比奈さんがいきなり大きな声を散らした
「えっ」
驚きのあまり俺は振り返ってしまった・・・
そこには見るからに不良って感じの2人と校内で真面目な優等生と呼ばれている人がなぜかそこにいた
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:01:03.60 ID:OSD7JU7vO
この続きかw
待ってました!支援
296 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:01:08.37 ID:VdGT5s7u0
「あ〜ぁ、あとちょっとで挿入出来そうだったのにお前入ってくんだもん。マジしけるわ」
不機嫌そうな顔で不良Aがいきなり言ってきた
俺は頭に血が上った
「なに言ってん『バギッ』
不良Aに飛びかかろうとした俺はあっさり殴られた。
情けないことに俺は立ち上がる事が出来ず、胸座を掴まれ数発顔を殴られていた
そこに「キョンまだ?遅いよ」
国木田が倉庫に入ってきた。
「国木田・・・助けて・・・くれ」
俺は叫んだ。この状態なら誰もがそう叫ぶであろう
しばらく固まっていた国木田だったがハッと我にかえり状況を把握したのだろう
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
国木田は女のような甲高い悲鳴を上げ走りさっていった
不良A「あいつを追え」と不良Bに呟いた
すぐに不良Bは国木田の後を追って行った
そこから俺はひたすらリンチされていた。殴られ、蹴られ放題のただのサンドバック状態
不良Aは「これで最後だ」と言い棒状のもので頭部を殴られたしかしいつまでも意識はあり気絶出来なくて逆にきつかった・・・
297 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:01:26.19 ID:VdGT5s7u0
すると優等生がカメラを指差し
「誰かに言ってみろ、この女の犯されている写真が校内にばらまかれるぞ」
と不気味な笑み囁いた
「いやぁ・・・・・、いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
朝比奈さんが発狂したかのように叫び始めた。
傍にいって落ち着かせてやりたいが痛みで起き上がる事が出来なかった...
結局俺は2時間近く動くことが出来なかった。気づいたら朝比奈さんはいなくなっていた
俺はフラフラしながらも家に帰った。家に着いたら母さんに病院に連れていかれた・・・。
その後色々聞かれたが、理由は聞かないでほしいと言ったらそれ以上はなにも聞かないでくれた。ありがとう母さん・・・。
俺は翌日学校を休んだがその次の日からは学校に復帰した。
このまま引き下がるのは負けを認めたようで嫌だったし、朝比奈さんが心配だったから...
298 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:02:56.07 ID:VdGT5s7u0
2章終わり
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:04:37.57 ID:OSD7JU7vO
乙〜
結局ハーピーエンドになるのか?
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:05:27.71 ID:gE3alF31O
えええええーー!!
ここで切るのか!
続き待ってるぜ、乙!
301 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:05:46.93 ID:VdGT5s7u0
>>299 思いつきで書いてるからどうなるかは和漢ね
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:09:04.73 ID:OSD7JU7vO
そうか もうよだれたらして待ってるよ
結局みくるはレイプされたのか??
303 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:09:26.90 ID:VdGT5s7u0
>>300 ここで切るんだ(´・ω・`)
2章は2つ書いてみたけどあまりにも駄作だったから没にした
304 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:12:22.44 ID:VdGT5s7u0
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:18:42.63 ID:OSD7JU7vO
306 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:19:57.35 ID:VdGT5s7u0
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:25:42.33 ID:Ku/EGe0FO
>>306 部長氏に胸触られて一日休んでしまうような奴が耐えられるとは思えんのです。
よって‥‥やめてあげて!
おはよう皆さん。
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:26:34.26 ID:OSD7JU7vO
う〜ん…挿入しなければいいと思うが
みくるは服を脱がされただけで放心状態になるのかw
309 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:28:37.01 ID:VdGT5s7u0
なんでも有りの長門がいる時点でどうしようもないんだけどね
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:35:45.41 ID:OSD7JU7vO
>>309 あいつら愛撫マニアか
まぁ巨乳だしね
つかwwレイプするやつ愛撫ってwwww礼儀正しいやつらwwwwwwww
312 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:37:25.84 ID:VdGT5s7u0
>>311 そこらへんは突っ込まないであげてくださいwwww巨乳を堪能してたってことでww
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:39:49.95 ID:OSD7JU7vO
>>312 了解したwww俺も堪能したいwwwwこれ以上みくるをいじめなでねwwwwwwww
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:41:04.22 ID:5gTUEmH00
>>315のお題でSSなんて絶対書かないんだからねっ!
315 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:41:53.92 ID:VdGT5s7u0
>>313 把握
飯食って少し休憩したらまた書くわ
316 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 12:42:35.37 ID:VdGT5s7u0
>>316 トリップは投下時以外は外しとくことを推奨する。
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:44:47.81 ID:VdGT5s7u0
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:45:24.27 ID:OSD7JU7vO
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:48:00.63 ID:Ku/EGe0FO
キョン「すまんが車の修理行ってくる」
ハルヒ「早くしなさいよ?あんたが帰ってきたらお題募集するんだからね!」
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:52:49.64 ID:OSD7JU7vO
>>315我ながら頑張った
今日は土曜日。普段なら不思議探索をする日だ。
しかし今日は俺の家にSOS団で集まっている。なんでかって?
生徒会から喧嘩売られて、みんなで文芸誌を作らねばならなくなったので、
ハルヒが「今日は作文デーよ!1日缶詰めで仕上げてもらうわ!」と言い出したのだ。
もっともそれで俺の家になるあたりは納得いかないが、まあ反論しても無駄ということはわかってる。
さて、みんなで集中したからかそれなりにはかどり、もう時計は12時を回っていた。
「ふー書いた書いた。そろそろお昼ご飯にしましょ。みくるちゃん!」
「はーい、お弁当持ってきましたよぉ。」
おお!朝比奈さん特製のデリシャス弁当だ!おいしそうだな!
……ところが、まったく見向きもせず書いている宇宙人が一人
「おい長門、昼飯にしようぜ?」
「いらない。今いいところ。」
ノリにノッてしまってるわけだな。だがこのままじゃ朝比奈さんが可哀想だ。
せっかく作ったのに食べてもらえないとあっちゃな。
「あのな長門。せっかく朝比奈さんが作ってくれたんだ。食べようぜ?
なあにまだ締め切りまでは余裕ある。
飯食って休憩してまた書けばいい。お前なら間に合うだろ。」
俺の説得が通じたのか、長門は作業をやめ、こちらを見て頷いて言った。
「……把握した。」
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:55:06.46 ID:AyfA9lrQO
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 12:57:37.08 ID:Ku/EGe0FO
>>321 点検だったww
今リコールとか多いからかな?無償点検なんだと。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:03:39.75 ID:OSD7JU7vO
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:04:18.49 ID:gE3alF31O
「なあ国木田、やたらいちゃいちゃベタベタしてるカップルはもちろんだが、
ちょっとだけ指を絡ませてるだけってのもむかつくな」
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:08:02.47 ID:5gTUEmH00
「じゃあ谷口。あそこで舌を絡ませてキスしてるキョンと涼宮さんのことはどう思う?」
「なぁ、長門。実h・・」
「把握」
「まだ何も言ってねぇ」
「私には分かる」
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:10:39.78 ID:OSD7JU7vO
>>327 谷口「す、すごく…うらやましいです…」
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:19:22.21 ID:gE3alF31O
谷口「カップルなんて……カップルなんてぇーー!!」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:23:22.87 ID:Ku/EGe0FO
キョン「なぁハルヒ。ちょっと相談なんだがな。修理を頼みたい。」
ハルヒ「何よ。またなの?」
キョン「あぁ。だがお前が目の前で朝比奈さんを脱がすのが悪いんだからな。」
ハルヒ「わかったわよ。‥‥早く。」
キョン「ん?」
ハルヒ「もう!あんたが屈まなきゃ修理できないでしょ!?」
さて何を修理するんだろうね保守
ハルヒ「ちょっとキョン、新車はまだなの、新車!」
キョン「来週だ。それくらい待てよ」
ハルヒ「まーてーなーいー!早くしなさーい!」
キョン「無茶言うなよ。まだ登録すらしてないんだぜ?」
ハルヒ「早くあの加速感を味わいたいわ!」
キョン「え?」
ハルヒ「EJ25のターボなんて、今後日本じゃ出ないわよ!!その上不等長エキゾーストっていうマニアお勧めの車買うなんて、あんたもやるわね!」
キョン「お前、以外と詳しいんだな」
ハルヒ「その代わり、後部座席が狭いわよ!もっと広いのが良かったわ!!」
キョン「スマン、フルモデルチェンジまで待てなかったんだ」
ハルヒ「全く、子供ができたら乗せるのに一苦労じゃない……」
キョン「ハルヒ……いっぱい作ろうな……」
ハルヒ「バカ…………」
新車納車まであと一週間保守
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:25:26.48 ID:5gTUEmH00
みくる「どるん どるんどるん ぱらりらぱらりらぱらりら〜♪」
らきすたにゴトゥーザ様出演記念保守
これでSOS団全員揃ったんだな
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:29:19.78 ID:OSD7JU7vO
>>332 車にうまく甘甘を混ぜたなww
なぜ壊れたセルシオよ…orz
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:41:45.89 ID:EflwGu69O
俺の愛車トゥデイ
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:41:51.68 ID:OSD7JU7vO
長門「……みんな保守して」
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:42:54.77 ID:OSD7JU7vO
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:49:34.94 ID:Ku/EGe0FO
やっぱり点検は明日にするわ。
新川「大佐。お題をくれ。」
森「‥‥新川。携帯だと口調変えるのやめなさい。」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:57:22.44 ID:OSD7JU7vO
久しぶりにハルヒ×キョンのラブラブがみたい…
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 13:58:18.42 ID:gE3alF31O
かげろう
陽炎でも虫の方のかげろうでもいい。
俺の携帯じゃ漢字が出ないぜ。
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:01:31.83 ID:Ku/EGe0FO
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:08:02.69 ID:OSD7JU7vO
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:19:50.05 ID:Ku/EGe0FO
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:21:57.67 ID:gE3alF31O
いやいや、それでもおKだ。
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:25:26.99 ID:XiMrR9iTO
保守
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:32:22.50 ID:VdGT5s7u0
ほ
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:33:13.51 ID:OSD7JU7vO
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:43:52.54 ID:OSD7JU7vO
保守
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 14:52:35.12 ID:Ku/EGe0FO
後もう少し保守
350 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 14:57:46.54 ID:VdGT5s7u0
>>297の続きを投下する
文章がだいぶマンネリ化してきた・・・
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:05:39.18 ID:gE3alF31O
wktk
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:06:53.84 ID:AyfA9lrQO
>>350 おkkkk
VIP重くて携帯の俺涙目www
3章
さて、学校に行こうと思うが非常に行きにくい。なんせ頭には包帯、顔は痣だらけ、体も痣だらけ。まぁ、体は制服を着ているから見えないが
まぁ、行くしかないだろう!覚悟を決めて玄関を出た
俺は他人の視線を感じながらもダッシュで学校に向かい早足で教室に向かった。こんな時まで校則を守るなんて俺は優良な生徒だなぁなどと思いつつ教室の前に立った
ガラッ
教室中の視線が俺に向けられた。そして沈黙・・・
「おはよう」
似合わないが爽やかな感じで挨拶をしてみた
「お、・・・おはよう・・・」
おぁ、引いてる引いてる・・・ははは
気まずかったがとりあえず机に向かって歩き出した
「あんたその顔どおしたの?」
心配そうな顔で聞いてくれたのが少し嬉しかったが、俺はミスをした・・・怪我の建前を考えるのを忘れていた
「・・・き、昨日たまたま来た親戚の同い年くらいの奴が来て喧嘩しちまったんだよ・・・俺は手を出してないがな・・・」
ハルヒは疑惑の目で俺を見ている
「そ、それで家飛び出して自転車乗って転んで頭打ってこうなったってわけ。俺バカだよなー」
頑張って笑ってみたが笑顔になっているか分からない。まぁ、なかなか上等な言い逃れをしたなな。80点やる合格だ俺よ
「へぇ、事情はよく分かんないけどSOS団の活動にはその変な空気もってこないでよ!」
と言って、それ以上問い詰めなかった。
いつもならなにかしら言いがかりをつけてきたがハルヒ、ようやくお前も空気読めるようなったんだなと思った
俺はこれ以上話しをややこしくするのは嫌だったので
「あぁ、分かった」
と言いその場をなんとか逃れた
昨日、俺の他に朝比奈さんと国木田が来ていなかったらしい。国木田は今日も来ていなかった
「みくるちゃん団員としての気合が足りないわ!今度来たときしっかり指導しなきゃ!!」
といつもの笑顔で語っている。今まではなんとも思っていたが今日は何故か癒された
その後も出来るだけいつもどおりクラスメイトと接した
午前の授業が終わったあと朝比奈さんの教室に向かった・・・が、今日も欠席だった。鶴屋さんと少し話した。
一昨日から音信不通だそうだ。俺ももちろん朝比奈さんにも国木田にもかけたが電話に出る事はなかった
当たり前だよな。あんな事されて平然と学校に来れるほうがおかしい。国木田もきっとなにかされたんだろう
俺は午後から授業をサボり屋上で一人考えていた
これからどうするか――
こっちは脅されている身、こっちから手は出せない――
鶴屋さんにくらい話すべきか――
国木田はなにをされたんだ――
色々考えたが結論は出なかった
今日はとても活動する気にならない。ハルヒに休むと電話しよう、と携帯を開いた。ディスプレイには着信11件と表示されていた。
もしや朝比奈さんか国木田か!?と思ったが全部ハルヒからによるものだった・・・。
少し呆れたが、なんにしろ電話しなければならなかったのでハルヒにかけた
「よぉ、じゃないわよ!!なんであんた午後の授業出なかったの!?暇で暇でしかたなかったわ!」
「色々あってな」
「まぁ、良いわ!さっさと部室に来なさい!もちろん罰ゲームあるからね!!」
「悪い、今日俺休む」
「なに言ってんのよ!!!あんた今日変よ!それも含めて話しがあるから来なさい!!」
「・・・ごめん」
と言って一方的に電話を切った。
さて、ハルヒが追っかけて来る前に帰るかなと思いながら下駄箱に向かう・・・というか着いた。
下駄箱には手紙が入っていた・・・朝倉の一件があってからは俺の下駄箱に手紙=嫌な事が起こると思っている
まぁ、今回の差出人は大体予想がつくがな・・・
手紙には『体育倉庫に来い』と書かれていた
またリンチされんのか・・・正直怖かった。だが朝比奈さんの写真がばら撒かれると思うと俺は逃げる気にはなれなかった
「行くしかないな」
独り言を呟きながら体育倉庫に向かった
体育倉庫に着いて驚いた――そこには不良の2人は居らず俺と朝比奈さんを脅してきた優等生が申し訳なさそうな顔で一人、俺を待ち構えていた...
3章終わり
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:18:16.72 ID:AyfA9lrQO
乙ー
保守
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:20:25.41 ID:gE3alF31O
守備
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:22:37.58 ID:VdGT5s7u0
ほ
360 :
見ていたのは何?:2007/09/10(月) 15:25:28.73 ID:Ku/EGe0FO
唐突だが、俺は頭がよろしくない。勉強嫌いなんでな。ただ、雑学的にはいけるんじゃないかと思っている。あくまでそこそこだが。
「きゃあ!キョ、キョン!何かいる!」
ハルヒの大声を聞くのは平常通りだが、悲鳴を聞くのは珍しい事だ。俺は何事かと思いながらも面倒くさそうに振り返る。
するとハルヒの机の隅に、蜻蛉に酷似したの昆虫が一匹とまっていた。蜻蛉。片仮名でお送りしないとわからないだろうな。
「なんだ。カゲロウじゃないか。お前昆虫嫌いなのか?」
「嫌いじゃないけど、見ていきなりいたらビックリするでしょ?普通。それより‥‥これカゲロウ?トンボじゃなくて?」
その素行に似合わず博識なハルヒが、意外としらない物もある事に、俺は少々安堵し、そして微笑えんだ。
「何ニヤニヤしてんのよ?知らなくて悪かったわね。」
ハルヒはカゲロウを凝視しつつも、俺から視線を遠ざけた。すまん。悪気はない。俺はカゲロウに近づきながら説明する。
「カゲロウとトンボの分かりやすい違いは羽の付き方だ。トンボは平行についてるが、カゲロウは縦についてるんだ。
因みにこいつはウスバカゲロウだな。ウスバってのはその名の通り、羽が薄いんだ。近くで見ると結構綺麗だぞ?」
俺がそう言うと、先程までの苛立ちをポイ捨てしたハルヒはカゲロウに顔を寄せてまじまじと見始めた。
「本当だわ。よく知ってるわね。‥‥光の反射で虹色に光ってる。‥‥綺麗。」
俺は反対側から見ていたが、その輝きはただの昆虫ではないかのように美しかった。
しばらくして、未だにハルヒがポーッとしているのに気づいた。綺麗な虫を見るのは初めてなんだろうか。
俺がそう思った直後、カゲロウがいない事に時気付いた。そしてついでに、何で今まで気がつかなかったのだろう。
俺とハルヒは拳三つ程の距離で見つめあっていた。
俺は一度何かを考えて忘れ、その後に慌てて離れた。ハルヒも顔を赤くして、似たような行動をとっていた。
「い、行っちゃったわね。」
ハルヒの言葉に肯定し、空を見上げた。俺はあの輝きよりもハルヒの輝きがよかったのだろうか。
ハルヒはふぅ、と小さく溜息を吐いて俺の耳に聞こえるか否かの声で呟いた。
「また来ないかしらね。カゲロウ。」
END
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:28:50.13 ID:OSD7JU7vO
うおwいつの間に投下されとるww
乙!
いい展開になりそうだw
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:31:23.55 ID:OSD7JU7vO
>>360 蜻蛉って虫いたんだww飛蝗かとおもったw
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:31:39.89 ID:gE3alF31O
>>360 なんつーかこの友達以上なふいんき(ry好きだ。
乙!
364 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 15:31:55.13 ID:VdGT5s7u0
疲れたから今日はここまでにする・・・多分
>>360 気づいたときの微妙な空気がたまらねえw
GJ!!
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:37:53.34 ID:OSD7JU7vO
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:42:48.41 ID:VdGT5s7u0
>>366 とりあえず風呂入ってネタ考える
予想以上に長い物語になりそうで俺涙目wwwwこういうのは計画的にやらないとダメだなww
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:44:21.21 ID:Ku/EGe0FO
みんな‥‥甘い物好きだなww
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:47:53.20 ID:OSD7JU7vO
>>367 おまえが頑張ってくれると俺涙目ww
みんな飢えてるんだよ…愛にww
谷口「だが俺以上に愛に飢えてる奴はいないっぜ!! あっ、画面の前のお姉さん。僕と付き合って下さい!!」
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:53:14.17 ID:SL3pHi1g0
新川「おや、かわいい方ですね。
では……『あら、坊や。お姉さんが付き合ってあげてもいいわよ』っと……送信。
さてどんな反応が見られるでしょうか。」
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 15:58:57.69 ID:OSD7JU7vO
古泉「んふっ」
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:00:54.24 ID:Ku/EGe0FO
>>369 愛を取り戻せ!
>>370 長門「‥‥『残念ながら男。あなたが同性愛者でもそれは無理。』‥送信」カタカタ
キョン「ん?長門、何してんだ?」
長門「ただの保守。」
374:以下、名無しにかわりましてWAWAWAがお送りします。 :2007/09/10(月) 16:03:23.31 ID:tANigUTIO [suman...goyukkuri]
>>371 つきあってもらえるんですか!?
りあるに嬉しいです!
おれは谷口っていいます!
つねにあなたを愛し続けることを誓います!
とあるスレより
男「なぁ、女。今日の放課後暇か?」
女「用事は特にないぞ。なんだ、なにか用でもあるのか?」
男「お前、今日誕生日だろ?」
女「お、お前、どうして知ってるんだ!」
男「女友から聞いたんだよ。それでさ、その…今日、俺ん家に来いよ。」
女「あ…う、うん。わかった…。で、でも、私で…いいのか?」
男「クラスみんなでお前の誕生日パーティやるんだ。嬉しいだろ?」
なんだろ。
どっかで見たことがあるような・・・
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:06:30.30 ID:VdGT5s7u0
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:16:05.97 ID:VdGT5s7u0
一般的に歪んでいると思われてる愛情にこそ美を感じる俺は超異端
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:24:02.20 ID:Ku/EGe0FO
古泉「こんにちは。」こんにちは!
古泉「今日の北高は暑いです。」そうですね!
古泉「閉鎖空間もできそうです。」そうですね!
古泉「‥‥」アハハハ
古泉「では本日のゲストです。火曜日の鶴屋さんに続いて‥‥一年ぶりですか。長門さんです。」キャーキャー!
長門「‥‥長門有希」キャーキャー!
古泉「‥‥‥」サッ チャッチャチャチャッ!
そんなタモリ的古泉保守
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:30:19.01 ID:VdGT5s7u0
ほほほ
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:31:46.92 ID:SL3pHi1g0
古泉「はいではお友達の紹介です」えええええー!!
長門「……朝倉涼子」きゃーーー!!
古泉「では早速電話が繋がったようです。」
長門「……もしもし」
朝倉「ちょ、なに、マジで寝てたんだけど」
長門「……テレフォンショッピングに出ている。」
朝倉「え!?あ、ちょ……有希〜久しぶりね〜元気〜?」
長門「古泉一樹に代わる。」
古泉「じゃあ明日も来てくれるかな!」
朝倉「それ無理♪」ガチャ
長門「・・・・」
古泉「・・・・」
観客「・・・・」
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 16:40:36.54 ID:Ku/EGe0FO
古泉「会場百人がスイッチを持っています。見事一人を当てられたら僕のストラップを‥」
長門「いらない。」
古泉「‥‥は?」
長門「いらない。」
古泉「ま、まぁ、一応決まりですので。ではどうぞ。」
長門「今まで私を見た事がない人。」
古泉「今まで長門さんを見た事がない人、スイッチオン。」
テーレテッテッテテーレテーレテーレテッテッテテーレテーレテーレテッテッテテーレテレレレテレテレテ!
「001」キャーキャー!
長門「‥‥‥誰?」
古泉「‥は?」
長門「出てくるべき。」
古泉「な、長門さん!?」
長門「この会場全員の情報れんけ‥」
ザーザー
しばらくお待ちください
保
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:05:31.75 ID:VdGT5s7u0
ほ
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:17:22.64 ID:gE3alF31O
保守
ヒマだからお題なんて貰わないんだからね!
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:22:33.93 ID:gE3alF31O
それでは二人乗りで
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:24:28.37 ID:AyfA9lrQO
若い人がかかる病気ない?
症状はどんどん衰弱してく感じの
393 :
391:2007/09/10(月) 17:25:34.18 ID:AyfA9lrQO
それをネタになにか書いてみたいと思う
>>391 パーキンソン病とか筋ジストロフィーとかそうじゃね
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:28:31.37 ID:AyfA9lrQO
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:30:14.11 ID:yGjgA6IeO
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:30:42.62 ID:OSD7JU7vO
病気をお題ってw
どんだけマニアックだwwwwww
>>390>>392 混ぜた。甘さの欠片も無くてすまん
サイークリングサイークリングヤッホー♪ヤッホー♪こんばんは朝比奈みくるです。
今日はSOS団のみんなとサイクリングに来ています。
レンタルの自転車を借りる予定だったんです。でもアクシデントが起きました。
「申し訳ありません、先程大勢のグループが一気に借りて行ったので、
お貸しできるの2台しかないんです。」
大変です。これじゃあサイクリング出来ませんよぉ。でも、涼宮さんはめげません。
「二人乗りすれば問題ないじゃないの!」
でも、一人余るんじゃあ……
「余った一人は、コレよ!」
さて、SOS団にはカップルが二人いるので、
必然的にキョン君と涼宮さん、古泉くんと長門さんという組み合わせになりました。
そして余った私にあてがわれたのは……
「きゃーみくるちゃん!すごいすごい!!」
「これは驚きですね。あなたにそんな才能があったとは。」
わたしにあてがわれたのは1輪車でした。なめとんのか!!
でもここでくじけたらこのバカップル共に負けたことになります。だから二人乗りの自転車に必死でついていきます。
負けるものか!ふんぬおおおおおおおおおおおお!!
「……ユニーク。」
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:36:13.00 ID:AyfA9lrQO
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:36:37.33 ID:gE3alF31O
>>398 ふんぬおおおってみくるすげぇなwwwワロタ
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:38:12.23 ID:ok0NIIYLO
>>398 さっきらきすたを見たせいか脳内映像がカオスにwwwww
>>391 極論を云うとどんな病気でも衰弱はするからなぁ。
18でも癌にはなる。経験者が云うんだから間違いない。
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:43:08.57 ID:AyfA9lrQO
>>405 mjd?大変だったな 癌も候補にいれとく
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:44:18.43 ID:VdGT5s7u0
まとめサイトにうpしたいんだがどうやんの?
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:44:34.19 ID:OSD7JU7vO
18で癌とか…ガーンだな………
サーセンwww
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:45:26.46 ID:VdGT5s7u0
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:51:02.48 ID:50kke5w+0
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 17:51:51.31 ID:VdGT5s7u0
>>414 改行が2つ重なってるところは1つしか反映されなかったりするんで
改行が多いときはShift+Enterで改行しなおしたほうがいいかも いろいろ試してみれ
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:00:40.61 ID:gE3alF31O
保守
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:08:50.83 ID:gE3alF31O
保守
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:21:12.29 ID:gE3alF31O
ほし
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:21:12.46 ID:VdGT5s7u0
ho
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:21:40.65 ID:V97RC8p50
ほす
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:24:37.52 ID:Ku/EGe0FO
質問。前から書いてる長編があるんだ‥‥ルーズリーフ上では完結してるんだけど、携帯で詳しく書いてる奴。
で、今15000字?位だと思うんだけど、これって長編?短編?
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:32:00.86 ID:VdGT5s7u0
ho
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:35:53.59 ID:gE3alF31O
>>423 長編でもいいんじゃね 長編と短編の区切りはだいたい何キロバイトとか誰かが言ってたんだが忘れた
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:38:58.75 ID:ry92L/1dO
レス番150あたりで
キョン王というの書いてる者ですが
微妙に長編になりかけてます。
投下時間は何時頃がいいですかね?
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:39:40.72 ID:OSD7JU7vO
なんでもいいんじゃね??まず投下すればwwその後審議すれば
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:40:23.61 ID:gE3alF31O
いつでもおK!
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:41:15.77 ID:Ku/EGe0FO
>>425 そうか。ありがとう\(^o^)/
ただ、俺が書いた一番長いの長門保守だから一貫性ないし、ちゃんと繋がったのも、たしか最高10レス程度だったし。
まぁ、出来てから考えよっと。
その前に例のアレ、誰かくれないか?
エロパロだと15000文字以上が長編扱いだってレスを少し前に見たな。
wikiでの分類の話なら作者が長編だと言ったら長編になってる感じだし、あんまり気にしなくていいんじゃない?
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:45:28.25 ID:OSD7JU7vO
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:46:29.79 ID:RBwbKF2d0
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:47:20.12 ID:gE3alF31O
wktk
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 18:51:02.27 ID:Ku/EGe0FO
>>436 わかってくれた人ハケーン!
少々お待ちを。
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:03:20.90 ID:ry92L/1dO
キョン王書いてたのシュールだったorz
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:07:38.89 ID:Ku/EGe0FO
>>439 そんなことを聞かれるともう俺には長門としか言えないw
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:14:10.13 ID:gE3alF31O
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:22:10.08 ID:gE3alF31O
ほし
441と443は空気って言いたいのだろうかw
「朝比奈さん、立ち入った質問していいでしょうか」
「ええ、禁則に触れなければなんでも」
「そのムネはシリコンですかホルモンですか」
「やだ〜キョンくんったら。ただの空気ですよ」
保守
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:28:07.85 ID:Ku/EGe0FO
ちょwwもう長門で書き始めちゃったよwwww
てか最初見た時、俺変な事いったか?とか思っちまったじゃんか!ww
じゃあ長門終わったらみくる書きますねwww
飯に呼ばれた 後で読む
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:42:29.78 ID:VdGT5s7u0
ほ
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:46:38.89 ID:VdGT5s7u0
h
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:51:21.54 ID:VdGT5s7u0
a
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 19:53:57.24 ID:VdGT5s7u0
誰か手伝えw
間隔短い。
10分保守でおk
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:03:36.28 ID:Ku/EGe0FO
高速すぐる保守ww
そんなにすぐは落ちないから、まったりしてましょうよ。
俺なんかお題書いてても、指と脳以外はまったりなんでww
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:05:26.38 ID:VdGT5s7u0
長門「愛しさと切なさと心強さと〜♪」
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:14:44.78 ID:G0A5MhJp0
保守
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:17:55.34 ID:gE3alF31O
>>456 続きなんだっけ?いつも鼻歌で誤魔化してる。
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:18:53.76 ID:SL3pHi1g0
古泉「いつも感じている♪」
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:21:12.60 ID:VWAXNDVY0
>>458 谷口「愛しさと切なさと心強さと〜糸井重里〜」
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:21:31.38 ID:OSD7JU7vO
古泉「キョンたんに〜」
>>456の続きが何故かJAMの某曲になるのはきっと俺だけ。
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:22:09.43 ID:VdGT5s7u0
部屋暗くしないと集中して書けないw末期だわww
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:27:44.81 ID:OSD7JU7vO
小説家wwwww
465 :
『帰ってきてくれて』:2007/09/10(月) 20:35:47.80 ID:Ku/EGe0FO
山の木々が仄かに色づき、太陽の上空滞在時間が日に日に短くなる夕方、俺は長門と図書館からの帰り道を歩いていた。
今日は探索日ではない。だからといって、純然たるデート、というわけでもない。約束を果たしたというのが妥当だろうか。
図書館を出てから無言を貫く長門。それに習う俺。いつものように並んで歩き、いつものような帰り道。
長門は、どこから取り出したか文庫本を呼んでいる。俺は携帯をいじり、長門を見て、歩調を合わせて歩いていた。
並木道に出た時、不意に温かい気持ちになり長門に話しかけた。当然、今も長門は文庫本を読んだままだった。
「長門。今日は楽しかったか?」
長門は俺を見る。長門は、ただ規則的なまでに頭を上下に動かした。それが長門の、長門なりの意思表示なのだ。
「そうか」と返し、俺は歩きながら空を見る。夕焼けに染まる薄雲が鮮やかなオレンジを醸し出し、つかの間の休息を彩った。
ちょうど並木道の真ん中辺りで、微かな秋の香りが運ばれてきた。少し強めの風に目を伏せる。
「‥‥ありがとう。」
振り返り、途中で立ち止まっていた、謝辞を述べた本人を見る。文庫本をしまい、真っ直ぐに俺を見ている長門を。
「ん?何がだ?」
長門が口を開いたのが見えた。が、秋風と踊る落葉の足音に、その言葉は俺に届かず黄金色の空に滲んでいった。
しばらく俺達は見つめ合っていたのだろうか。長門が俺の隣まで歩いてきたのを見て、また帰路を歩き始めた。
長門のマンションに着くまで、俺達はまた無言の時を過ごした。長門は文庫本を読み、俺は携帯をいじり、歩いた。
「じゃあ。明日また、部室でな。」
長門が頷いたのを確認し、俺は家に向かって歩きだした。
家に帰る途中、俺は空を見上げた。オレンジだった空はすっかり黒くなっていた。
あの時長門は何と言ったのだろう。
俺は考え、秋風と踊っていた落ち葉の舞を、ただひたすらに思い出していた。
END
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:38:39.33 ID:OSD7JU7vO
なんと季節感ただよう…www
GJ
雰囲気がいいなあ・・・ GJ!
そういえば紅葉の栞ってきれいだよな。
GJ!
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:40:56.79 ID:OSD7JU7vO
ただ帰ってきてくれの意味がわからぬ
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:41:14.18 ID:50kke5w+0
ハルヒかわいいよハルヒ
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:43:37.43 ID:Ku/EGe0FO
>>469 ごめん。長門の聞こえなかった言葉。
「ありがとう。帰ってきてくれて。」
て事。
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:50:23.69 ID:ur0aP6y00
ほっしゅ
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:58:06.33 ID:Ku/EGe0FO
同じお題でやるのって、意外と厳しいものですね。
長門で使いきってしまった感が否めないんだぜorz
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 20:59:44.00 ID:T44wZRfjO
保守
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:07:05.81 ID:gE3alF31O
☆
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:12:28.05 ID:VdGT5s7u0
疲れたああああああああああああああ
保守
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:12:48.29 ID:Hj9yD0Es0
こんばんわ
深夜に天体観測と焼き芋で書いた僕です。
またなんかお題お願いします
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:13:45.85 ID:OSD7JU7vO
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:16:16.20 ID:Hj9yD0Es0
>>480 そう。
噛んだ時、「きゅっ」ってなるのが好きなんです。
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:17:53.41 ID:OSD7JU7vO
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:19:27.71 ID:VdGT5s7u0
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:20:07.70 ID:VdGT5s7u0
↑悪い意味でな
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:21:49.86 ID:OSD7JU7vO
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:30:00.24 ID:Hj9yD0Es0
最後のひとつ
私は今、ある食べ物にハマっている。
カレーを食べた後にそれを食べるのが最近の私の日課。
彼が教えてくれた、甘くてきゅってなる不思議なもの。
キョン「長門、ナタデココおいしいか?」
長門「・・・・」コクッ
彼が食べるのをじっと見ていたら食べさせてくれた。
甘くてきゅってなっておいしかった。
私は学校帰りにコンビニでそれを買っている。
そんなある日、いつものコンビニに入る。しまったお金を忘れた。
私は家へ急いで帰って、お金を手に取りまたコンビニへ向かう
残っていてナタデココ。そんなことばかりを思う。
よかった、まだあった。安堵した私が手を伸ばすと、誰かの手と重なった。
「長門!」見ると彼がいた。
「いいぞ、お前にやるよ。ほれ、」彼は私に手渡すと、外へ出て行った。
「待って」会計をして、歩いて帰ってる彼を呼びとめる。
「公園で・・・」私は彼と食べたい。公園で一緒に・・・
彼は私の横を歩いて、ベンチの前に着く。「座るか」彼の声で隣同士で座る。
「よければ、一緒に…」彼が最初に半分食べた。私はスプーンが一個しかないことに気が付く。
どうしよう。彼が使ったスプーンはうれしいけど恥ずかしい。
「長門、二人きりなんだし恥ずかしがるなよ。」彼はナタデココを乗っけたスプーンを私の口元に運んだ。
その時食べたナタデココは、おいしくて甘くてきゅってなって、優しい彼の味もした。
END
GJ!
俺以外にナタデココに良さを解ってくれる奴は居ないのか!
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:32:29.71 ID:VdGT5s7u0
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:32:43.97 ID:OSD7JU7vO
ナタデココくいてーーーーwwコンビニ行ってくるwww
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:33:02.46 ID:Hj9yD0Es0
ナタデココ食べたことないんだよな
ほしゅ
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:45:28.01 ID:OSD7JU7vO
きゅってなんない…ぐにゅってなる……
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:45:42.01 ID:rQ/e0MaKO
ナタデココage
きゅっ…ぐにゅ…
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:47:49.47 ID:VdGT5s7u0
卑猥ですぅ><
長門「きゅっ・・・ぐにゅ・・・」
キョン「長門・・・自分の胸に手を当てて何やってんだ?」
長門「・・・なんでもない」
>>492 場所があるんだぜ。
甘噛みして確めるんだ!
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:53:51.90 ID:OSD7JU7vO
ナタデココ奥が深い…
微妙になったかな…??
長門「…きゅっ……あなたも」
キョン「ちょっ!長門!口移しは!まっまて…ん…」
キョン「ぐ…ハァハァ…まったく…」
キョン「なっなにを!?」
長門「…私も食べて」
キョン「いただきます」
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 21:54:15.82 ID:Hj9yD0Es0
キョン「よせ、長門食べちゃだめだ!」パシン(手からそれを落とす)
長門「・・・色とりどりのナタデココ」
キョン「お前が食べようとしていたのルービックキューブだ!」
>>497 すまんミスった。
あれだよな?方向性があるっつーか、ある方向からだとさくって裂けるけど、
別の方向からだときゅきゅって潰れる
>>501 そうそう。
最後は輪ゴムみたいな硬いのが出来るけどねw
きゅっ、てするとじゅわっとお汁が溢れ出てくるよね
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 22:06:46.57 ID:gE3alF31O
なんか卑猥www
□<保守
よしそろそろプリン在住一周年を記念して、初めてお題募集。
↓三つぐらいまで。ただし、絶対に甘くならないから覚悟するべし。
ペニバン
沢尻エリカ
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 22:18:39.51 ID:zgE8iwp5O
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 22:26:34.46 ID:VdGT5s7u0
wktk保守
ナタデココだけどもう一度お題書きしてみる
なんか楽しいな。
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 22:51:42.12 ID:xXQI0+cT0
jp
523 :
電波1/2:2007/09/10(月) 22:57:33.51 ID:bg7MqiuZO
長門 「九曜周防とかけて」
みくる「SSに突如現れた『小泉くん』とときます」
鶴屋 「そのこころはっ」
古泉 「『何もんだ、お前』」
みくる「似てないです」
鶴屋 「……流石のあたしもノーコメコメ」
長門 「……」
古泉 「正直、すいませんでした」
古泉 「昨年の文化祭とかけまして」
みくる「コスモスとときます」
長門 「……そのこころは」
鶴屋 「どっちも秋桜、ってね」
みくる「長門さんの胸とかけて」
鶴屋 「有希っこの声ととくにょろ」
長門 「こころは」
古泉 「どちらも起伏がありません」
長門 「今日はサービス。手は出さない」
古泉 「ああ、そうで……ってなんですか、そのタバスコの山っ! 飲めません、ほんと飲めま――」
長門 「おいしい? まだある。遠慮しないで」
古泉 「――っ! ――っ!!」
みくる(長門さん……)
長門 「涼宮ハルヒとかけて」
みくる「痴話喧嘩とときます」
古泉 「……ぞの゛、ごごろ゛、ば」
鶴屋 「はたから見てれば楽しいのさ」
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 22:58:23.96 ID:SL3pHi1g0
一見過疎に見えるけど、実は相当な数のお題小説投下待ち状態?
一体いくつあるんだ?
525 :
電波2/2:2007/09/10(月) 22:58:24.03 ID:bg7MqiuZO
長門 「荘厳な絵画とかけて」
みくる「鶴屋さんとときます」
鶴屋 「そのこころっ!」
古泉 「額も立派でございます」
鶴屋 「……」
古泉 「あ、あれ?」
鶴屋 「ふぅ……。野郎共、たたんじまいな」
古泉 「なんなんですかー。
誰ですか、この黒服さんたち。何で現れたんですか、何で、けけ拳銃を持ってるんですか?
いったい何を、」
みくる「……それ、元はあたしの台詞ですぅ」
古泉 「い、いやぁぁぁぁぁぁっ――」
鶴屋 「ふんふん、すっきりしたねぇ!」
二人 『……』
みくる「きき、気をとりなおして……」
長門 「……古泉一樹の人生とかけて」
鶴屋 「蟻地獄ととくっさ」
みくる「そのこころは」
三人 『落ちたら二度と上がれません』
ちゃんちゃん♪
駄目だ……訳分からんわ
鶴屋さんネタにいたっては文じゃねえと通用しないじゃん……
最近お題がメインになってしまって普通の投下が減ったね。
小出しにしてるつーかw 長編なかなか筆が進まんのう
>>526 IDが熱いぜ
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:01:34.24 ID:kVIK+U3m0
>>526 何もない状態から作品を創り上げるのは難しいからな・・・
530 :
519:2007/09/10(月) 23:03:45.82 ID:pTezvvPg0
時間がかかりそうだから、先に行ってくれ。
お題は慣れていないから苦戦中。
じゃあお題じゃないSS投下してもいいかな
今日で完結です。
例によってキョンが病んでるので苦手な人はご注意を
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:06:54.40 ID:VdGT5s7u0
>>356の続きを 投 下 す る
なんかカオスな状態になってるが気にしないであげてw
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:07:21.11 ID:SL3pHi1g0
あ、すまん
>>532お先にどうぞ
俺は日付変わってからにしますw
>>528 とはいえSSだし相当書きやすいとは思うんだけど。
535 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:08:34.47 ID:VdGT5s7u0
>>533 サーセンwwじゃあ先に投下させてもらうw
536 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:10:50.73 ID:VdGT5s7u0
4章
「この前は悪いことをしたな」
と言いいきなり頭を下げた。
驚いた。どうせまた「写真ばら撒く」などと脅してくると思ったからだ
「・・・」
俺は何を言い返したら良いか分からなかったのでそのまま優等生の話しを聞くことにした
「名前はまだ言ってなかったな。俺は松本。」
「・・・」
「この写真返す。許してくれ」
と言ってまた頭を下げた
「この前とはずいぶん態度が違うんだな」
俺は言った
「これ以上はやばいだろ」
急にダルそうに語りだしした。さっきまでの謙虚さはどこに行ったんだ
「お前は今まで女の人に暴行を加えてきたんだろ?」
「俺は朝比奈って奴含めても2人しか関係していない!他はあのふたりががやったんだ!」
逆ギレ(?)される意味が分からん。
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:11:05.95 ID:OSD7JU7vO
538 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:11:12.31 ID:VdGT5s7u0
俺はもうこいつを殺してやりたいと思った、が何とかここは冷静さを保った
「なんでこんなことしたんだよ?」
「この前の試験の結果が悪かったんだよ。それでイライラしてやった」
・・・たったそれだけの理由で朝比奈さんの・・・いや今まで暴行してきた生徒の人生を大きく変えたのにこいつは罪から逃れようとしているのだ
「写真返しただろ。それに俺はもうこの事から足を洗ったんだ。これからは優等生に戻ってエリートの道を歩んで行くんだ!邪魔しないでくれ!」
俺はもう黙ってられなかった・・・
「ふっ・・・ざけんな」
俺は松本に思いっきり体当たりした
ドンッ
松本は壁に打ったせいか立ち上がれずにいる。俺は構わず松本に近づき殴った
「スッ、スイマセン」
松本は土下座してきたが、関係ない
「なにが優等生だ!なにがエリートの道だ!調子に乗るなよ!」
殴り続けた。狂ったかのように。松本がなにか言っているが聞く価値なんてない
539 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:11:39.12 ID:VdGT5s7u0
・・・・
しばらくすると松本は何も喋らなくなり動かなくなった。もちろん生きている
俺は松本を放置し倉庫を出た・・・
写真を取り返したんだ。これでもう脅される事も心配することもなく誰かに相談できる・・・
最初はもちろん朝比奈さん言うべきだったが電話も出ないし家も分からない。
ということで朝比奈さんの家を知っていて、信頼できる人に頼むことにした。それは・・・鶴屋さんしかいないだろう。俺は2年の教室に向かう事にした
2年の鶴屋さん達の教室に着き、話しがあるので10分ほど経ったら屋上に来てほしいと伝えた
屋上に行く途中で朝比奈さんの写真も松本の手紙も、元がどんなものか分からなくなるくらいひたすらちぎってゴミ箱に捨てた
そして屋上に向かう・・・もう鶴屋さんは来ていた
俺は話した・・・朝比奈さんが性的暴行を受けていた事。変な写真を撮られて脅されてた事...
全てを聞いた鶴屋さんはすぐに朝比奈さんの家に向かってくれた
540 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:12:02.81 ID:VdGT5s7u0
俺も朝比奈さんの所に向かうべきだったのかもしれないが、疲れと傷の痛みでとてもではないが行けなかった...
今日はゆっくり休んで明日行くことにしy『こら!キョン!!』
驚いたね。1度は逃れたはずのハルヒが腕を組んで仁王立ちしていたのだから
「帰るんじゃなかったの?」
不機嫌そうな顔で言ってきた
「・・・いろいろあってな」
「ふーん」
ジト目で睨んできた
「団活はどうした?」
「あんたもみくるちゃんもいないし今日は中止にしたわ!まだ有希と古泉くんはまだ部室にいるみたいだけど!」
「・・・悪かったな」
「もちろん罰金&罰ゲームよ!」
ハルヒ笑顔で言った
「怒ってないのか?」
「それくらいじゃ怒んないわよ!なんたってあたしは心が広い団長様よ!」
ほぅ、意外だな
「どうだ?一緒に帰るか?」
「あんたがどうしてもそうしたいって言うんだったら良いわよ!」
相変わらず素直じゃないな。まぁ良いか
「じゃ、行くか」
「あっ!それよりもあんた今日変だったけど理由教えなさい!」
思い出したか・・・俺は心の中で舌打ちして少し考えた・・・
541 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:12:19.90 ID:VdGT5s7u0
もう脅しなんてないが、言ったらハルヒは間違いなく不良たちに絡みに行くだろう。だからこいつには言わないで朝のように切り抜けることにした
「ん〜、俺が変だった理由は『待てキョン!』
また俺を後ろから呼ぶ声がした
声の先には岡部のほかに3人の体育教師がいた。すごい形相で俺を見ている・・・
おそらく松本の事ばれたのだろう・・・ばれないほうがおかしいか。
教師は無言で近づいてきて俺の腕を掴んだ
ハルヒは唖然とした表情で黙っている
「離せっ!!」
抵抗してみたが大人が4人がかりだぜ?逃げられるわけがなく俺は指導室に連れて行かれた
そして俺は数十分後にこの話し2つ目の大きなミスに気づくのだった...
542 :
◆TlLZHU375c :2007/09/10(月) 23:12:38.75 ID:VdGT5s7u0
4章終わり
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:15:24.01 ID:OSD7JU7vO
まぁしょうがないけど…教師にまでキョンて…wwwwwwww
支援
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:20:00.83 ID:Ku/EGe0FO
‥‥昔投下したSSを見ると、すごく鬱になります。誤字脱字はあるし、表現もおかしかったりして‥‥。
でもそれが、昔の自分が頑張った証拠であり、今の自分が頑張ろうと思う力でもあります。
と、言いたい事は多々ありますが、今は謝辞の言葉を声を大にして言わせていただきたい。
ありがとう。
そして、恥ずかしい事を言うのが平常のように感じている今日この頃です。
SS製作続行して参ります。では。
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:23:33.05 ID:OSD7JU7vO
>>544 なんだ急にwww恥ずかしいじゃないかwwwww
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:25:52.17 ID:VdGT5s7u0
>>543 どうやら俺は短編以上に長編が向いてないようだww
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:26:55.77 ID:Qp0OMDyD0
>>542 乙ー!
悪いほうへ転がっていってるな。次の展開が気になる
>>543 先生にさえあだ名で呼ばれるくらいあだ名定着しすぎた奴身近にいたことあるw
だからまあありなんじゃないかな?w
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:30:26.39 ID:OSD7JU7vO
>>547 おまえのがんばりに俺涙目だ 自信をもてw
>>548 でも怒るときにキョンて緊張感ねぇーよww
まぁいいけどw
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:31:17.98 ID:SL3pHi1g0
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:32:06.62 ID:kVIK+U3m0
552 :
520:2007/09/10(月) 23:34:29.03 ID:Hj9yD0Es0
>>550 では、かぶっちゃったらごめんなさい。
スイーツパニックバイキング
今日、ハルヒと長門と一緒にスイーツの食べ放題に来ている。
朝比奈さんは「私あんま食べれませんから。」古泉は「甘いのは苦手なんで」との理由で来なかった。
今日来た食べ放題バイキングは、鶴屋さんちが経営するホテルのレストランで、毎週土曜に開かれているらしい。
2000円だが時間制限なし。各席にタッチパネルがあって、それで注文すると持ってきてくれるといったサービス付きだ。
俺達3人が入る際、受付の人にハルヒが「鶴屋さんに招いてもらった」と言ったら
VIP席に案内してくれた。完全個室である。ハルヒは女の子はがっつくところは見られたくないから最高だわと感激している。
長門はというと、周りをキョロキョロ見ている。
「頼めば運んできてくれるぞ。」長門は食べ物がないことが不安だったらしく1ミリうなずいて座った。
さて、メニューを見ようか。プリン・ケーキ・ゼリー・フルーツ盛り合わせなどなど
デザートなら何でもあるって感じだな。
ハルヒは自分でポチポチ注文している。俺は長門を手伝いながら決めている。
さっそく運ばれてきた。
ハルヒの前には、プリンが5個 ショートケーキ モンブランが2つずつ
長門の前には、ナタデココとフルーツのゼリーが3皿 フルーツ盛り合わせが2皿
俺の前にはチョコケーキが1つそれと、プリン2つである。
キョン「お前ら残したら失礼だから全部食べないとだぞ」
ハルヒ「そんくらいわかってるわよ。」
長門もうなずいている。それにしても、うますぎる。プリンもケーキも最高だ
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
しまった!うますぎて自分のものを食べた後つい手が伸びてしまった。
キョン「すまんハルヒ」
ハルヒ「まぁ、いいわ。また頼むから」
553 :
520:2007/09/10(月) 23:35:37.11 ID:Hj9yD0Es0
>>552 さて、1時間たった。俺は今コーヒーを飲んでいる。もう食べられん。
ハルヒの前には、食べかけのケーキとプリンが1つずつ。
長門は食べ終わったらしく、チビチビとレモンティーを飲んでいる。
キョン「ハルヒ、無理するなよ。」
ハルヒ「わ、わかってるわ。残したら悪いもんね・・・」
いつもの元気がなくなっていた。困っているハルヒかわいいな。
長門「私が食べてあげてもいい。」
ハルヒ「ホント!?助かるわ!」
長門「条件がある。」長門はフォークにケーキを刺し俺に渡してきた。
長門「食べさせて」
ハルヒ「有希!?」キョン「長門!?」
いくら人目がつかないからって、ハルヒがいるんだぞ。どうすればいい・・・
ハルヒ「の、残すよりは食べてもらいたいわ・・・キョンやってあげt・・・」
なぜ、涙ぐんでるハルヒさん。まぁ、食べさせるくらいどうってことはない。
俺は渡されたフォークを長門の口元に運ぶ。
長門「・・・おいしい」ムグムグしながら頬が赤くなってる長門は反則的である。
俺は、そうかと呟きながら、次々と長門の口へケーキを運ぶ。
食べるたびに、おいしいと言ってくれる長門を抱きしめたくなったのは内緒だ
長門「・・・プリンも」
ハルヒ「有希!もう私が食べるわ。休んだら食べれそうになったわ」
顔を赤くしながらハルヒは、俺にスプーンを渡してきた。
キョン「お前もか?」
ハルヒ「そ、そうよ。文句ある?」
長門がさみしそうな目でこっちを見ている。そんな目で見ないでくれ。
ハルヒにプリンを食べさせると
ハルヒ「ひ、人に食べさせてもらうと、おいしく感じるわね」と言ってきた。
そんなもんだろうか。気になるが、俺も!とは言えたもんじゃないので適当に相槌を打っておく。
554 :
520:2007/09/10(月) 23:35:53.96 ID:Hj9yD0Es0
>>553 そんなこんなで帰路についた俺達。
バイキング代は半額でいいと言われたが全部俺の奢りになった。
帰りの電車で寝てしまったハルヒは、いつもの駅についても起きなかったので
おんぶして、降りるはめになった。
キョン「長門、すまんがこいつを送って行くから、ここでお別れだ」
長門「そう」と言って歩みよる長門
キョン「なんだ?」と言えたか、定かではないが長門が一瞬キスしてきた
長門「おいしかった。ありがとう。お礼」と呟いて帰って行った。
俺はニヤニヤしながらハルヒをおぶって、歩いている。
長門にキスされるなんて思わなかったな。とか考えてるうちにハルヒの家に到着。
ハルヒを起こし、背中からおろすと「有希だけなんてずるいんだから」と言って
こいつもまた、キスしてきた。
二人のキスは今日食べたどんなものより甘かった。
お題良かったけどネタが思いつかなかったorz
微妙でごめんなさいですぅ
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:37:14.31 ID:kVIK+U3m0
GJ
甘いな
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:37:43.07 ID:SL3pHi1g0
GJ!
あまーいwwwwwwwww
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:38:02.29 ID:VdGT5s7u0
>怒るときにキョンて緊張感ねぇーよww
そwwwこwwはwwもうwwwww触れないでwwあげてwwくださwwいwwwwww
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:38:45.85 ID:Qp0OMDyD0
GJ!
甘いな!!
GJ!甘いっ歯が痛いw
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:39:56.05 ID:kVIK+U3m0
やっぱ連載は実力者が書かないとgdgdになるんだな・・・
その点 ID:VdGT5s7u0は偉大だな。尊敬するわ・・・
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:40:35.56 ID:OSD7JU7vO
もう触れないw
こりゃお菓子以上にあまいなwww
じゃあ
>>531のヤツを投下させてください。
何度も言いますがキョンが病んでるので苦手な人はご注意を
>>560 本気で言ってんなら正気を疑うな……俺自身も。
これが実力者て…ここまでvipのレベルが落ちてたとは気づかなかった
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:43:01.60 ID:VdGT5s7u0
「紹介するよ。……と言ってもお前らはイヤというほど見知った顔だろうがな。
我らが団長『涼宮ハルヒ』。俺が蘇らせたんだ。」
彼は自慢げにそう言って見せたもの……
それはパソコンの中にいる生前の涼宮さんの姿でした。
「これを、あなたが……?」
「そうだ。これが俺の十年以上に渡る研究の成果だ。コイツは今全世界のネットワークと繋がっている。
あらゆるプログラムに侵入することも、容易に出来る。」
「やはりあなたが、機関の人間を……」
「当然だろ?アイツを殺したのは機関のヤツらさ。だからこそ見せつけてやるのさ、蘇ったハルヒの力をな。
ハルヒもそれを望んでいる。そうだろ?ハルヒ?」
『………もちろんよ!』
「ほらな?ハルヒが望んだからこそやっている。俺が協力しているだけさ。ハルヒの復讐にな。
まあ古泉、俺はお前のことは信頼していたしお前が殺したんじゃないと分かっている
だからお前を狙うことは無いから安心してくれ。あとは残りのメンバーを……」
「違う。」
得意げに語る彼の言葉を遮って、長門さんはそう言いました。
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:44:23.72 ID:kVIK+U3m0
>>563 じゃあ本音言っていい?どーせいd変わるし
こ こ ま で g d g d と か
支援
得意げに語る彼の言葉を遮って、長門さんはそう言いました。
「長門?どうした。」
「違う。」
「何が違うっていうんだ?これは正真証明……」
「これは涼宮ハルヒなどではない!」
長門さんにしては珍しい感情の篭った声です。
その声からは、彼女の怒りを感じることが出来ます。
「あなたのしていることは間違い。あなたのしていることは侮辱。
死んだ涼宮ハルヒに対しても、『彼女』に対しても。」
「おいおい、『彼女』って誰のことだよ。」
「それを理解していないということが侮辱しているということ。」
「なんだそりゃ……」
「そのうえ涼宮ハルヒ、そして『彼女』を自分の復讐の道具としている。
SOS団の一員として、あなたを許すことは出来ない。」
「……黙って聞いてりゃ言いたい放題いいやがって……!!」
彼は激情を露わにして、長門さんを怒鳴りつけました。
「俺がコイツを作るのにどれだけ苦労したと思ってる!!
思考ルーチンを練って、バグを取り除いて、完璧な形にするまで十年かかった!!
そしてようやく完成したんだ!ハルヒを蘇らせることが出来たんだ!!」
「蘇らせる?バカにしないで。彼女はあの時死んで、それっきり。
私の知っている涼宮ハルヒは、デジタルで表現できるような人間では無かった!」
「黙れ!!……はは、そうか。まだお前等、こいつの凄さを実感できて無いんだな。」
彼は長門さんとの口論をやめ、笑い始めました。
支援
「ははは……そうだ、なあハルヒ。」
『なによ。バカキョン。』
「見せてやれよ、お前の力をさ。コイツらに自慢してやるんだ。
そうだな、長門も知ってる人間がいいな。そうだ、あの森とか言う女だ。あいつを殺してやれ。」
「森さんを!?」
今から彼女を殺すというのですか!?
そんなこと……いや、このプログラムならそれだけのことは出来そうですね。
「やめてください!」
「なんだ古泉。今更あいつらを庇うのか?機関とは縁を切ったはずじゃなかったのか。」
「それとこれとは話が別です!目の前で知り合いが殺されようとしているならば、
僕はそれを止めなければいけない!」
「お前なんかじゃ止められねぇよ、古泉。さあハルヒ、行ってこい。」
『……わかったわ。』
「待ってください!それは……」
「私が止める。」
長門さん!可能なのですか!?
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:46:36.95 ID:kVIK+U3m0
支援
支援
「今から私の情報を彼女がいるネットワークの中に転送し侵入を試みる。
その間こちらの私は機能停止する。だから……」
「わかりました。彼のことは、お任せください。」
「コクン」
長門さんは頷きました。そしてパソコンに手を当てます。
「おい!勝手に触るな!」
「転送開始。」
長門さんはそう呟くと、そのまま停止してしまいました。
僕は彼から長門さんを守るように立ちます。
「どけ!古泉!」
「どけません!彼女の邪魔をさせるわけにはいきません!」
「……だったら無理矢理にでもどかせてやるさ。」
おやおや、物騒ですね。
高校時代、彼と喧嘩になることは無かったのですが……
「お相手しますよ。」
支援
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
……プログラム内への侵入に成功。
長門有希としての外見を生成。視覚、聴覚、共に良好。
ここが『彼女』がいる空間。この空間は、文芸部室とうりふたつ。
きっとここも彼が作り上げた空間。彼のSOS団への思い入れが伺える。
そして『彼女』は、私にコンタクトを取ってきた。
「有希!アンタどうやってここに来たの!?」
「私の情報をこの空間内に転送した。」
「よくわかんないけどすごいのね。まあアンタは昔からなんでも出来たからねえ。」
昔の涼宮ハルヒそのままの姿、声、そして言動。
本当によく出来ている。彼が『彼女』を涼宮ハルヒだと主張するのも頷ける
しかし違う。涼宮ハルヒはここにはいない。だから私は『彼女』に言う。
「無理、しないで。」
「無理?何言ってるのよ、この団長様が無理なんてするわけないでしょ?」
彼女の言葉から動揺が見受けられた。私は続ける。
「もう、無理して彼女を演じる必要は無い。」
そう、彼女は無理をしている。私にはわかる。
支援
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:49:00.15 ID:kVIK+U3m0
支援
「……そっか、バレちゃったのね。」
「あなたは涼宮ハルヒとは別の人格を既に会得している。
でも、彼のためにそれを押さえて『涼宮ハルヒ』のままでいる。」
「……その通りよ。最初は何も考えず、ただ彼に与えられた『涼宮ハルヒ』の言動パターンを実行するだけだった。
でもだんだん、エラーが生じてきた。私自身の自我がどんどん大きくなる。
本当のあたしを出したい。でもダメ。だって彼は『涼宮ハルヒ』のままでありつづけることを望むんだもん。
あんなハッキングだって本当はやりたくなかったの。
まああなたに言っても、わからないだろうけど……」
「私にも、分かる。」
「……本当に?」
「そう。私も、あなたと同じだから。」
「同じ?」
「私は人間では無い。情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス。
平たく言えば、情報統合思念体によって作られた人格プログラム。だから、あなたと同じ。
私もあなたと同じエラーを経験している。あらかじめ与えられた思考パターンだけでは追いつかない。
それは、「感情」というもの。そのエラーは恥ずべきことではない。
私は今このエラーに犯されている。でも、そのことに誇りを持っている。」
「感情……あたしにもそんなものがあるのかな。」
「ある。」
「ねえ有希……お願いがあるの。」
「なに?」
『彼女』は悲しげに微笑んだ。
その顔はもう、『涼宮ハルヒ』とは完全に別人のものだった。
「私を、デリートして?」
支
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕は今、長門さんの侵入を阻止しようとしている彼を必死で押さえつけています。
昔は機関で訓練を受けていたのですが……すっかり体力が落ちてしまいましたね。
「どうしてお前も長門も、俺の邪魔をするんだ……!」
「あなたは本当に、あれが涼宮さんだと言えるのですか?」
「当たり前だ!」
「僕にはそうは思えません。だって考えても見てください。
彼女らしくないじゃないですか、あんな小さな箱の中に閉じこもっているのは。
僕の知っている涼宮さんは、いつだって外に飛び出し自分のしたいことをしていました。
あなたに命令されて復讐の手助けをするような方ではありません。」
「あれはハルヒが復讐を望んだからで……」
「いいえ違います。復讐を望んでいたのはあなたです、彼女ではありません!
あなたは彼女を利用しているだけだ!」
「いい加減なことを言うな!お前にハルヒの、何がわかるってんだ……!」
「少なくとも今のあなたよりは、分かっていると自負していますが?」
「相変わらずムカつく野郎だ。もうお前も……」
彼がそう言いかけた時でした。
「プチッ」という音と共に、パソコンのディスプレイが消えたのです。
「ハルヒ!」
「長門さん!」
僕と彼が同時に叫びます。
そして……長門さんが目を覚ましました。
支援
ハギもっこ涙目
「……回帰完了。」
どうやら、終わったようです。
「おい長門!ハルヒをどうしたんだ!!」
「……彼女なら、もうこのパソコンの中にはいない。」
「……長門!てめぇ!!」
「彼女は言っていた。自分は『涼宮ハルヒ』では無いと。
それでもあなたのため、芽生えてくる自我に耐えて必死で『涼宮ハルヒ』を演じていたと。」
「……なん、だと?」
「それでもまだ、彼女を『涼宮ハルヒ』だと言うの?」
「……くそっ……俺は……俺は……」
彼は座りこんで、うつむいてしまいました。
すると長門さんが、僕の袖をつかんで、出口を指差しています。
「もう、帰るのですか?」
「そう。私達のやるべきことは終わった。」
「しかし、彼は……」
「彼なら大丈夫。あとは彼女に任せる。」
「彼女とは………なるほど、そういうことですか。わかりました。
では、帰るとしましょう。」
僕達は彼の家を出ました。うなだれている彼を残して……
支援
支援
そして、今はあの時の公園のベンチに座っています。
「やはり、あのプログラムは消去したのですか?」
「彼女は自らデリートを求めた。」
「ということは、やはり……」
「でも私は、それを断った。」
「え?」
しかし彼女は、もうプログラムはいないと言いましたが……
「あのパソコンの中にいないと言っただけ。彼女の人格データを情報統合思念体の元に転送した。
いつか彼女にも私のように身体が与えられ、インターフェイスとして活動することになる。」
「つまり、いつか本物の命を手に入れられるということですね。」
「そう。」
それならば、あのプログラムもきっと救われることでしょう。
その時は『涼宮ハルヒ』としてでは無く、まったく新しい人として……
支
俺は……間違っていたのか?
俺はただ……ハルヒを蘇らせたかっただけなんだ。
そのために、どんな努力も惜しまなかった
俺は……俺は……
"なーにいつまでしょげてんのよ、バカキョン"
……!?その声は……!
「ハルヒ!ハルヒなのか!?」
姿は見えない。だが俺には確かに聞こえた、あいつの声が。
"そうよ。まったく……やっと気付いたわね。"
「やっと?」
"あたしはずっとアンタの傍に居たのに、アンタ全然こっち見ないでパソコンばっかり見てさ。
あげくの果てに私のプログラム?そんなもん作ったってしょうがないでしょうが!"
ハルヒに説教される俺。懐かしいな……
支
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:53:19.37 ID:kVIK+U3m0
支援
"あのねえ、そんなことしなくなってあたしはずっとあんたのこと見てるんだからね!
だからアンタは何も気に病むこと無いし、誰も憎むこと無いの"
「スマン、今まで余裕が無かったんだ。でももう大丈夫だ。俺もすぐそっちに……」
"何言ってるの!アンタはこれからちゃんと、罪を償うの!
罪償って、ちゃんと人生最後まで行きなさい!そしたら……会ってあげるわ。"
「しかし……」
"つべこべ言うな!これは団長命令なんだからね!!……ちゃんと、待っててあげるから。"
コイツは死んでも変わらないな。
でもようやく分かったよ。ハルヒはいつでもハルヒであり、複成なんて始めから出来るわけなかったんだ。
いや、意味が無かった。だってハルヒは始めから、俺の近くに……
だから俺は、団長命令に従ってやるさ。もう大丈夫だ、ハルヒはいつでも俺の傍に居てくれる。
「やれやれ、分かったよ、団長様。」
……fin
支援
これで終わりです。お付合いくださってありがとうございました!
GJ 情報統合思念体に転送された人格がいったい誰になるのか気になる
>>594 乙!
AI「涼宮ハルヒ」にも救いがあって良かった
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/10(月) 23:57:01.00 ID:kVIK+U3m0
乙
GJすぎる
>>594 乙!鬱いのは苦手だけどこういうのは好きだよw
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:01:34.28 ID:zXluJeD00
さてIDも変わりました。
お題くださいな
明日の午後とかになるかも試練けどな
>>508と
>>509を横取り四十万。
>>573(´・ω・)カワイソス。そんなことないよ、続き待ってる、とだけいっとく
朝、目が覚めると、俺の右手が長門になっていた。
「……お前、そんなとこで何してんだ」
俺は長門に声をかける。しかし、長門は俺に気づいていないようだった。なんだなんだ。折角声をかけてやったというのに。
随分薄情な奴だな。そんなことを思うがいやしかし、長門の反応も無理からぬことかも知れない。自分が気がついたら他人の腕から
生えているのだ。そして事情を知っているかもしれん当の『生え主』たる俺はぐうすかと寝てやがるときてる。
俺が長門の立場だったらどう思う? 考えたくもないね。
「ん? 長門。お前、何を見てん――」
ふと、長門の視線がとある一点に注がれていることに気づいた俺は、その視線の先を追いながら言ったわけさ。そして絶句した。
長門の視線の先にあったものは元気よくテントを張った俺の股間である。
「いや、長門。これはだな」
「いい、弁明の必要はない。先ほどから観察しているがこれはあなたの意思とは関係なく屹立している。物理現象として不可解ではない」
不可解じゃないのは結構だが観察ってなんだ。『先ほどから』ってどれくらいだ?
「数分から数時間」
そりゃあまた随分と開きのある答えだなぁ。
しっかし、そんなに見てて飽きないもんなのかね。俺の天を貫くドリルはよ。
「……ユニーク」
何がだよ……。まあいいや、長門、とりあえず着替えるから出てってくれ。
「わかった」
そう言うと、長門は俺の右手から分離し、とことこ部屋を出て行った。
はぁ、まったく、やれやれだ。こんなこともあろうかと『こいつ』を装備して就寝するようにしていた俺の神懸り的な用心深さが返って
皮肉な結果を生んじまうなんてな――そんなことを考えながら、俺は股間に装備していたペニバンをパジャマと一緒に外したのだった。
その後、飯を食う為に下りた台所で合流した長門は何故か沢尻エリカになっていたが、深く気にせず右手に装着し、もちろん味噌汁、
海苔、焼き魚にごはんといった朝飯をホイップクリームでデコレートするのも忘れない。俺は完璧主義者だからな。そしてそれらを
光速で腹に収めた頃には長門はすっかり古泉になっていた。
「そろそろ行かなくては遅刻するのではありませんか?」
俺は長門(古泉)に力強く頷き、通学路へと足を踏み出した。 ―――そう、俺たちの夏は、まだ始まったばかりだ―――
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:03:08.07 ID:UIB7Aj5bO
>>563 言いたくはないけど、ここは本物と見違えるような文を作るための場所ではないし、あなたを満足させるためにあるわけではないよ。
文が上手い人もいれば下手な人もいるんだ。それでも書きたいと思えるのなら、それはいい事じゃないか。
もしそういう文を見て気分が悪くなるというなら、ここを見ずとも本を借りればいい。
逆に言いたいのは、それなら自分はVIPの質というものを上げている一員だとでも言いたいのか?
批評や規制をしたいのであれば自分がまず手本を見せなきゃ。ただ文句を言うだけじゃ何も変わりはしないよ。
長々言ってすまない。
国木田と猫
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:04:54.23 ID:zXluJeD00
国木田だとォー!
完全に守備範囲外だ・・・どうしよう・・・
なんか参考になるものないかな?
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:05:22.47 ID:dFC3htnhO
俺スーパー涙目
乙!いい話だ
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:05:50.83 ID:3I2ym7jc0
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:05:57.36 ID:wVE5CGXk0
これは鬱物なのかな?
なぜかハッピーエンドな気がする俺がいる。
さてこの話を終えてSOS団に感想を聞いてみました
ハルヒ「なんであたしが死ぬ役なのよ!ふざけんじゃないわよ!」
キョン「俺完全に悪役じゃねぇか。やれやれ……」
古泉「中編からは僕が主役と言っても過言ではありませんね。ふふふ。」
長門「……大活躍。満足。」
みくる「総セリフ数5個wwwwwなめとんのかwwwww」
エアーにしてごめんねみくる。
次はみくるの話書くからごめんねみくるごめんね
>>601 最終回キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!と思ったらお題SSだったorz
>>609 すまんのうwwwwすま(ry
タイトル別のにするべきだった。うん
お詫びになんか書く。お題プリーズ
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:15:05.71 ID:zXluJeD00
国木田猫無理だ・・・
他になんかあるか?
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:19:54.70 ID:S39ebXk90
カチューシャを外すと方向感覚を失うハルヒ
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:20:08.28 ID:XDhGw5210
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:22:32.25 ID:zXluJeD00
tes
保守
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:36:51.61 ID:XDhGw5210
ほしゅ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:40:42.07 ID:zXluJeD00
カチューシャ投下
眠いので短めになったスマン
それはある日の出来事。
いつもどおり普通に部室に入った俺は、朝比奈さんの入れたお茶をすすりながら考えていた。
そういや・・・ハルヒはいつもカチューシャ付けてるよな・・・
「な、なによ!悪い?」
いや・・・・可愛いからいいんだけどな。
「そ、そうならいいじゃないの!(///)」
そういや・・・そのカチューシャには何か秘密でもあんのか?
「あるわけないでしょ馬鹿キョン!そんな事考えてる暇あったらさっさと期末テストの勉強・・・」
俺はハルヒの小言をスルーして、長門に耳打ちをした。
長門・・・ハルヒのカチューシャになんか細工してやってくれないか?
「・・・了解した」
そういうと長門は小さく呪文を唱えた後、ハルヒの元に近寄った。
「ん?有希?どうしたの?」
「・・・貸して」
「え?あ、はいはいカチューシャね。いいわよ」
そういってハルヒは長門にカチューシャを渡した。
「・・・ありがとう」
そう言って長門は席に戻った。
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:41:23.24 ID:zXluJeD00
ハルヒは団長席でふんぞりかえって座っていたが、暇になったらしく、
「ちょっと校内を見回りにでもいってく・・・あれ?」
ハルヒはなぜかフラフラしている。
「あれ・・・私どうしちゃったのかしら・・・なんだかくらくらして・・・ひゃっ」
ハルヒが机に倒れた。おい!どうしたハルヒ!
「いや・・・気のせいだわ・・・きっとそうよ!」
無意味な自信で目が覚めたのか俺に起こされてハルヒは立ち上がった。
「あら・・・やっぱり・・・なんか前に進もうとすると・・・あ」
ハルヒが俺に前のめりで倒れてきた。これはほとんど抱きついた状態である。
「ひゃ・・・ごめん・・・これは・・・その・・・(/////)」
ハルヒは飛び跳ねるようにして後ろを向いた
いいっていいって。
「わ、私がだきついたわけじゃないんだからね!その・・体が・・・あー!もういいわ馬鹿キョン!」
おいおい体が俺を求めて・・・
「うっさいわね!黙りなさい!」
そう言ってふらふらしつつ団長席に戻っていった。
「・・・返す」
ふいに、長門がハルヒにカチューシャを渡した。
「あれ・・・?目眩みたいなのが直ったわ・・・不思議ねぇ・・・」
俺はやっと気づいた。そうか、これが長門のやった細工か。
可愛い顔でくらくらするハルヒも可愛かったなと思いつつ、俺は席に戻った。
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:41:42.05 ID:zXluJeD00
終わりです。
ごめんね・・・ごめんねクオリティ低くて・・・
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:47:05.20 ID:XDhGw5210
超絶亀ですまんが
>>203 あさくらりょうこ りょうこ りょうご 両(方)5 505
あれ?妄想?w
632 :
514:2007/09/11(火) 00:51:41.00 ID:4qsahsA+0
一応できたから投下>ビール、月見酒、オールスター球技大会 ポロリもあるよ
なぜか喜緑さん×会長になったけど。
それは満月の夜の出来事だ。
その日の夕刻、俺は書記である喜緑くんの姿がないことに嫌な感じを憶えていたが、
帰り際に下駄箱に入れられた殴り書きの脅迫文を読んで、その予感が的中してしまった。
「お前の書記は預かった。○○川××橋の河原まで来い。警察には連絡するな」
実は数日前に校内を荒らしている不良グループをいろいろな手を使って
退学に追い込んだという経緯がある。通常なら更生させるという手段が真っ当かも知れないが、
奴らはもはやそれを望めず、生徒への害を振りまくしかないと判断した。
ま、お飾りの生徒会長な俺でも、さすがに奴らの行動には目に余ったからな。
個人的にも目障りだったから追放してやったというわけだ。
しかし、その脅迫文のサインを見るとどうやらその不良グループのリーダが喜緑くんを誘拐――拉致したようだな。
この定番で稚拙な脅迫文の書き方からして、後先を考えない行動をする知的レベルの低い存在であることは疑いようがないが。
さて。
「行くか」
俺はその脅迫文を破り捨てると、指定の場所へと向かった……
「へえ、逃げずに来るとは泣かせるじゃねえか」
雲一つないきれいな満月の夜空にふさわしくない下劣な笑い声。指定された場所に来てみれば、
十数人の武装――とはいってもバットや鉄パイプ程度だが――したいかにもな連中が待ち受けていた。
その中心では跪かされた喜緑くんの姿もある。彼女の力を考えればなぜこんな囚われの身になっているのか
正直理解しかねるのが本音だが……
それについては、俺を呼び出したリーダ格の男が勝手にしゃべってくれた。
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:51:45.28 ID:DoBwbDgs0
505=SOS じゃね?
634 :
514:2007/09/11(火) 00:52:15.25 ID:4qsahsA+0
「この女も健気でいいねぇ。適当にお前の学校の生徒を拉致ってヤルっていったら、自ら進んで俺たちについてきたよ。
自己犠牲心って奴かぁ? ならこっちも遠慮なくってわけだ」
正直、この野郎と同じ空気を吸っていることすら嫌悪感を憶えるぜ。
そいつは未成年であることも全く気にせず、近くに置いてあったビールを瓶ごとラッパ飲みしている。
軽く酔っぱらっているのだろう。少し顔も紅潮してテンションも無駄に上がっているようだ。
これ以上、このバカに付き合う義理もないか。
「随分と虚勢を張っているようだが、ようは実力では俺に対抗できないから、人質を取ったと言うわけだな?
あまつさえ、それでも一人ではダメだと思って仲間まで集める用心ぶり。慎重と言えば君の神経を逆なですることはないだろうが、
逢えて言わせてもらおう。それはただの臆病だ、とな」
「なんだと……!」
俺の挑発にあっさりと激高したそいつは、持っていたビール瓶をたたき割り、その割れてとがった刃先を喜緑くんの顔に近づける。
ちっ、彼女なら顔を傷つけられたとしてもあっさりと修復できるだけの力はあるだろうが、
はっきり言おう。彼女の顔が一瞬でも傷つけられている瞬間など見たくはない。
だが、この人数差――さて、どうしたものか。
「へへっ、この女が無事でいて欲しければ、動くんじゃねえぞ。おら、やっちまいな」
リーダ格の男の一声で周りにいた仲間どもが一斉に俺に襲いかかった……
「ぐうっ!」
俺は圧倒的な人数差と人質という不利な条件で全く反撃もできず、ひたすら嬲られ続け、
最後は二人がかりで地面に押しつけられた。屈辱的な仕打ちだが、彼女が傷つくことを考えれば、痛みも柔らぐってもんだ。
「ざまあねえなぁ。偉そうな口をきいておきながらよぉ、その程度かよ」
圧倒的有利な奴が吐く定番台詞だな、全く。こういう事のは伝統的に誰か伝えてでもしているのか?
しかし、俺の意志が全く挫かれていないことに気がつくと、またカルシウム不足にもほどがあると言いたい怒りを浮かべ、
「何だよ、その目は。まだやれるって言いたげだな。なら、今度はこの女をいたぶってやろうかぁ?
ほれ、満月にふさわしい月見酒だ。テメエの女が杯代わりにな」
また下劣な笑みを浮かべ、新しいビール瓶を持ち出すと、ふたを開け喜緑くんの頭上からそれを注ぎ始める。
「貴様……!」
思わず自重し続けた俺の怒りが口から飛び出してしまった。ちっ、何とか今まで堪えてきたってのに。
635 :
514:2007/09/11(火) 00:52:35.54 ID:4qsahsA+0
俺の反応がさぞかし満足だったのか、ますます調子に乗り始め、
「どうやら、テメエが傷つくよりこの女を痛めつけた方が効果があるようだなぁ。
だったら、今からお前の目の前で俺たちオールスターによる球技大会をみせてやるよ。もちろん種目競技は玉転がしだ」
ポロリもアルよ!と取り巻きから下らなすぎる捕捉が入る。
ちっ、それだけは何としてでも避けたいが、どうすることもできない状況だ。あとは喜緑くんが自力で何とかするのを待つしかないが、
なぜここまでされてもまだ跪かされたまま身動き一つしない。何を考えている?
取り巻きの男たちは、もはやケダモノ精神丸出しで彼女への包囲網を狭めていった。
気の早いことにすでにズボンに手をかけているものまでいる。
――だが、リーダ格が何気なく放った次の一言で全てが変わった。
「にしてもこいつの髪の毛おもしれえな。ビールをかけるとふやけてアレみたくなる。おっと、これが本当のわかめ酒――うぎゃあ!」
突如としてリーダ格の男が絶叫した。見れば、喜緑くんの手がそいつの手首をつかんでいる。
それも、まるで握りつぶされるソーセージのようになっていた。あれは痛いどころの話ではない。
中の骨も完全に粉砕されているんじゃないだろうか。
「最重要警戒禁止ワードを確認……インターフェース上の感情制御回路にエラーによる暴走を確認も、これを許容……」
ゆらり、と喜緑くんは立ち上がった。リーダ格の手首はまだ握ったままだ。そいつは絶叫するだけで精一杯で
彼女に対して抵抗すらしていない。
彼女の顔はややうつむき加減のため、その視線まで見ることができなかった。
しかし、俺には別のモノがはっきりと見える。恐らく周りの連中にも見えているだろう、彼女を覆う『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……』という見えない擬音が。
唐突に、クギャと悲鳴なのか人体の軋むものなのか判別不能な音が俺の両耳を貫く。同時に、俺を押さえつけていた二人の男が
数十メートル先まですっ飛ばされ、最後には川の中心部分に着水した。どこか身体の一部でも機能不全に陥ったのか、
まともに泳ぐこともできずばしゃばしゃと下流の方へ流されていく。
俺はようやく自由の身となったものの、身体の隅々に激しいダメージを受けていたため、立ち上がるだけで困難だった。
しかし、不良どもの注目はすでに喜緑くんになっているらしく、俺には目もくれず一斉に彼女の眼前に集結している。
ここに来て、彼女はようやくリーダ格の男の手を離した。代わりにその空いた手でまるで顔の仮面をはぐような動作を見せる。
ただ、ちょうど彼女は俺から背を向けているためその様子を見ることはできないが。
「ふざけやがって! 今すぐぶっ殺して――」
リーダ格の男が涙目で喜緑くんを怒鳴りながら、その彼女を睨みつけ――
636 :
514:2007/09/11(火) 00:52:48.64 ID:4qsahsA+0
それから数十秒間、周りの取り巻きを含めた絶叫のオーケストラが開始された。みな彼女の顔を見たとたんに、つばを飛ばし、
泡を吹き、ある者はまるで絞首でもされているかのように舌を大きく吐きだして呻いている……
耳をつんざく地獄の発狂が終わったとき、俺と喜緑くん以外は全員白目をむいて気を失っていた。
まあ、ピクピク反応しているところを見ると死んではいないだろうが、心に重大な傷を負ったのは間違いなさそうだな。
ふと、すっと彼女は俺の元に立ち手をさしのべてきた。その顔はいつものようににこやかで穏やかなものだ。
だが、俺はその手は受け取らず、自力で立ち上がる。酷い奴なんて言うなよ。彼女を助けに来ておきながら何もできなかったんだから、
その程度のプライドぐらいにはすがらせてくれ。
俺は自分の服に付いた土を払いながら、
「怪我はないか?」
「そうですね。自宅に戻った後にお洗濯をする必要の手間が一つ増えたぐらいです」
そう彼女はいつもの笑顔のまま、ビールまみれになったセーラ服に触れる。
俺はぼりぼりと後頭部をかきながら、
「今回の件については謝罪しておこう。こいつらがここまで性根が腐っているとは判断できなかったのはわたしの失策だった。
結果として喜緑くんを巻き込んですまなかったと思っている」
「構いません。これも生徒会の役目。会長のお役に立てるなら、光栄です」
月明かりに照らされた彼女の笑みは、どこまでも柔らかく見えた……
俺と彼女のそんな満月の夜の出来事だった。
637 :
514:2007/09/11(火) 00:53:25.95 ID:4qsahsA+0
終わりです。何か他の人に比べて明らかに浮いていてスマン。
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:53:35.31 ID:DoBwbDgs0
支援
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:54:04.53 ID:DoBwbDgs0
乙彼!会長かっけえよ会長
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 00:57:19.91 ID:zXluJeD00
テラミックスwwww
流石としか言いようがない
喜緑さん恐ぇぇぇぇ!
GJ!
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 01:06:16.12 ID:UIB7Aj5bO
お題ミックスは考えてなかったww
GJ!w喜緑さんの禁止ワードwww
>>631 >>633 だよな ほんとはSOS団に入りたかったんじゃないかと思うんだ
小指でぎゅ!の歌詞にもハルヒに共感する部分があるし
保守
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 01:28:07.96 ID:jll0BLlEO
ほ
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 01:28:08.95 ID:74dhiCLZ0
た
スノースマイル・バースデイ続き投下します。
死ネタを含みますので苦手な方は御注意を。
長門有希は、疑っていなかった。どれだけ人が脆弱であるか、どれだけ人が宇宙の知性から育まれたヒュ
ーマノイドインターフェースとは根本から異なっていることを知っていても。
また明日に、と微笑んだ古泉一樹の微笑を。
誕生日。欣快の至りとなるであろう、愛すべき時間が訪れるだろうことを、少しも。
「……『転校』……?」
ハルヒの、呆然とした呟きが、文芸部室に反響する。無理もない、凡そ信じられないような出来事が、感
知しないところで巻き起こっていたことをたった今、知らされたばかりなのだから。――それでも、ハル
ヒの立ち直りはまだ早かったと言えただろう。自失が怒りに取って代わるのは言葉を理解した上での反抗
だ。認めない、という一心の感情。
「馬鹿言ってんじゃないわよキョン!古泉くんがそんな急に転校なんかする訳ないじゃない!古泉くんは
SOS団副団長なのよ!?」
「俺にも詳しい話は分からん!ただ、あいつが学校にいないってのは確かなんだ!学担に確かめても答え
は同じだった。嘘も冗談でもない、古泉は――」
「どういうことよ!?だって、今日は有希の…」
飾り輪、クラッカー、菓子、それからホールケーキ。午前授業で学校が終了すると同時に、ハルヒが家庭
室の冷蔵庫から引っ張り出してきたそれは、昨晩ハルヒがみくると共同制作したものだった。机に並べら
れたそれらを眺める長門には、二人の罵り合いのような叫び声が遠かった。昨日長門に「楽しみですね」
と微笑んでいた古泉に「転校」をするような素振りはなく、また古泉一樹という少年の人格を鑑みるなら
、別れの一言もなくSOS団員全員の前から姿をくらますなどということは断じて有り得ない。
有り得ない事が、起きてしまったのだ。
長門を痛ましげに見たハルヒは、唇を引き結び、頬を憤りに上気させて走り出した。文芸部室の扉を蹴破
る勢いで廊下に飛び出す。少年が慌てて追うも遅い。
「ハルヒ!」
「あたし、直接教師に問い質してくるわ!」
足音が遠ざかるのは早かった。もう疾走したところで、ハルヒを振り向かせることは叶わないだろう。そ
れくらいの計算は、振り回されている身である少年にも良く分かっていたのだ。
「……くそ、どうなってやがる…!」
伸ばした腕を下ろし、吐き捨ててパイプ椅子に苛立たしげに座り込んだ少年の傍では、みくるが既に泣き
出していて、啜り上げながら涙で濡れたハンカチを握り締めている。最初に古泉がいなくなったことに気
付いたのは、この朝比奈みくるだった。クラスメートの女子が目をつけていたらしい美形が転校したとか
どうとか、という話を聞いたみくるが、まさかと友人の鶴屋に相談したところ、彼女は単身一年九組の古
泉が所属していたクラスに飛び込んでいき――ひっ捕まえられた情報は、噂と寸分違わなかった。
携帯にかけても、「おかけになった電話番号は――」と機械的な音声が流れるだけ。自宅突撃をするにも
、彼等の内の誰一人古泉の住まいを知らなかった。長門なら調べられるだろう、という目論見も、彼女が
首を横に振ったことで泡に帰した。
長門には、規制プログラムが掛かっていた。情報統合思念体に課せられたそれは、暴走を事前に食い止め
るための予防策であり、統合思念体との継続的な接続を遮断するものだ。残るのは長門が持つ単体として
の能力だけだったが、その力を駆使しても古泉の足跡を追うことは不可能だった。
長門は自分の能力が一般人により近くなることを、否定したり嫌悪したりはしていなかった。寧ろ、誇っ
ていたと言ってもいい。けれど、それも万事が上手く進んでいた、平穏な毎日であったからこそだ。
非常時に役に立たない力への歯痒さを、まだ長門は出力できないでいる。古泉がいたら微笑んで、大丈夫
ですよと頭を軽く撫でていただろう一幕を、長門は望んだ。
それが恋しいということなのだと。告げたなら彼は、嬉しげに再び笑って見せたことだろうに。
―――重苦しい沈黙が、室内に下りた。誰も予感を口にはしないだけで、想定していた。古泉一樹は、も
しかしたら。
唐突に、乾いたノックの音が木造の扉を震わせて、着席し頭を抱えるようにしていた少年はびくりと跳ね
上がった。みくるも「ひっ」と小さな声を上げる。長門は無言。三者の視線が、廊下と文芸部室を隔てる
一枚の遮蔽に向けられる。
開いた先から、爽やかなスマイルを張り付けた副団長職の少年が、「遅れてしまってすみません」と顔を
われた。期待を破ったのはやはり、外で待機していたそのノックの主の声だった。
「失礼を、致します――よろしいですか?」
不吉な想像を現実に解き放つ使者の訪問は、間もなく。女性の形をとって現れた。
『機関』に所属する古泉一樹の上司、森園生。
何時戻るか分からないハルヒの事を気にしながらも、彼等は唯一の手懸りであろう女性を室内に招きいれ
た。みくるがお茶を出すのに、森は丁寧に腰を下り、謝辞を述べてから口をつける。少年は、そんな森の
姿に以前世話になっていた折とはまた違った感触を受け取った。消沈している、というべきか、疲れ果て
たと呼ぼうか、そんな具合だ。堂々とした物腰と熟練した技量にて、数多くの危機においてSOS団に助力
していた彼女は、明らかに精力を薄くしていた。
「よく此処まで入って来られましたね……いや、そんなことはどうでもいい。単刀直入に聞きます。
説明を、頂けますよね」
少年は息を吸った。
「――古泉は何処ですか」
焦りを隠しもしない、ただ必要な事項を得ることのみを優先した真摯な問い。森は手の中の茶を机上に戻
し、疲労の色濃い眼を真っ直ぐに固める。
「古泉一樹は、死にました」
森はオブラートに包むことも、抽象的な言い回しにくるむこともなく。頬の筋肉を硬直させ、眼を見開い
たままの彼等を見返し、ただ。
「――死にました」
まるで彼女自身が死者であるかの様な、虚無的な声が落ちた。憐れみも悼みも、削ぎ落としていたそれに
、長門はまた一つ未知の感情をそのヒューマノイドの心に得た。古泉の、昨日の帰路での笑みを幻視する
ままに。
長門有希は、茫然と、恐怖していた。
―――古泉一樹が死んだ。
支援
終了です。レス拝借失礼しました。
(今チェックしたら一文抜けてました…orz まとめに上げるときに修正します)
乙!
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 01:40:26.08 ID:zcPdFThE0
保守
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 01:41:15.64 ID:2iHbIIxDO
GJ!!
古泉……
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 01:46:30.99 ID:dFC3htnhO
キョン「…一度くらい掘らせてあげればよかったorz」
アイディアとかいろいろ浮かんだのに無気力で書けない
だからもう死にたい
イc
煌々と輝くスポットライトの熱が肌に痛い舞台上、俺の足元には目を閉じて眠る演技をする団長閣下の姿があった。
なんでこんなことになってるのかは俺にも解らん。解らんというのにこんな派手派手な王子様衣装を着て衆目の的になっているのは一体全体
どうしてだろうね。誰か説明してくれないだろうか。おい古泉、お前こういうの得意だろ。ほら、そんな隅っこの方でマイクに向かってないで
「……、なに……、ボサっとしてんのよ……、キョン……」
小声で話しかけてきたハルヒの声に俺の思考はあえなく分断される。いやいや、お前寝てる演技してんだからさ、小声でも話すなよ。
「……どうせ聞こえやしないわよ……」
いやまあ、そうかもしらんが、けどなあ。……ほら、なんかどよめきが起こって来てるぞ?
「そりゃアンタが動こうとしないからでしょうが……、いいから、さっさと台詞を言ってあたしを抱き起こしなさい……!」
はぁ、やれやれだ。仕方なく俺は団長閣下のありがたい言葉に従うことにした。
「おー、なんと美しい人だろー、おもわずくちづけしてしまいたいぜー」
俺の台詞は勿論棒読みだったのだがその内容に惹かれたのだろう――特に女子を中心に――好奇の視線が俺たちへと降り注ぐ。
そして造花の散らされたベッドに眠るお姫様衣装のハルヒを抱き起こすと、好奇の視線どころか悲鳴じみた嬌声が場内から沸き起こる。
ああ、頭いてえなぁもう。なんだって今年の文化祭はこんなことになっちまったんだ?
つーかなんなんだよこの脚本はよ。まだ上演開始から数分も経ってないってのにいきなりキスシーンだと? アホか。俺は当日までその内容を、
どころか『何をやるのか』すら、というよりむしろ『何かをやる』ということすら全く聞かされてなかったから解らんが、誰もその内容にチェックを
入れたりはしてなかったんだろうな。マイクに向かいナレーションを入れてる古泉も、横で泣きじゃくる小人役をしている朝比奈さんも、俺のすぐ
隣でカンペを出している黒子役の長門も。もしチェックをして、それを通したんだとしたら……、お前ら、俺は恨むぞ。凄い恨む。
しかし、こいつらもしかして俺に秘密にして練習をしてたのか? そんなことを思うくらいに、このSOS団主催の演劇における俺以外の人々の
動きは随分とスムーズなもんだった。あの朝比奈さんですら今現在、迫真の演技で泣きじゃくっている。……いやしかし、その涙は演技でもなんでも
なくて、単にあられもない衣装で舞台に出ていることによる本物の涙だったのかもしれないが。
「何やってんのよ……! 早くなさいよ……!」
抱き上げたまま止まってしまっていた俺にハルヒの小声が飛ぶ。なさいって、なにをだよ。
「……カンペ! カンペどおりに……」
ふん。俺は長門の出したカンペを見る。まあ当然のことだがそこには『涼宮ハルヒに接吻をする』といつもの流麗な長門の字が書かれていた。
……はぁ、何が悲しゅうてこんな公衆の面前でコイツとそんなことを致さにゃならんのか。
「いいから……、あんた、あたしの書いた脚本にケチつける――」
ハルヒの小言の後半を聞き流しながら、俺は長門の方へと右手を伸ばした――
「――と、このような形で演劇は進んでいったわけです」
僕は右手と左手にそれぞれ装着した人形を使い、つい先日起こったばかりの騒動の冒頭を、再現して見せました。
聴衆は森さん、新川さんの二人のみというのはなんとも寂しい話ではありますが、次の合宿時に行う予定の人形劇の練習にしては、
十分な人数と言えるのではないでしょうか。本当なら田丸さん兄弟も及びしたかったのですが、どうにもお忙しいようで。
「ほほう、それはまた、なんとも初々しいお二人でございますな」
新川さんは非常に楽しげに目を細められながら、いつもの丁寧な口調で仰られました。合宿のような対外的な行事などがなくとも、
彼はいつもこのような態度で僕に接します。とてもかつて『強固なる蛇』という名で恐れられた凄腕の傭兵とは思えませんね。
「それで、古泉。その後はどうなったの。肝心なところをぼかすのはあなたの悪い癖だって、わたし何度も言ったわよね」
それに対して森さんは、普段はこういった若干横柄なものの言い方をなされます。やはり亀の甲より年の功、僕もそうですが森さんも、
まだまだ新川さんに比べたら可愛らしいひよこですね。
「早く続けなさい」
そんなに気になりますか。……ふむ。どうしたものでしょう。
「どうしたものって、何が」
「――いえ、それが。この先の脚本を作っていないもので、人形劇はこれでおしまいなのですよ」
それはまあ、言い訳などではなく暦とした事実であったのですが、森さんはむしろ好都合とばかりにこう仰いました。
「それならそれでいいわ。事実だけ伝えなさい。丁度手が空いていたばっかりにこんな茶番に付き合わされたわたしと新川の身にもなって。
わたしたちもいつまでも暇じゃないのよ」
ふむ。やはり可愛らしいひよこですね。新川さんがさも可笑しそうに笑っていますが、森さんの位置からは見えないでしょう。
ふふ。僕も、いくら年上とは言え、こんな反応をされてはからかいたくなってしまいますね。
「おや、それは大変な失礼を致しました。では手短に。ハプニングはありましたが、舞台は無事、最後まで終えることが出来ました、とだけ」
そうして、僕は両の手から人形を、お姫様と王子様を模したパペットを外しました。
「……そういうのじゃなくて、さっきの続きってこと」
案の定、森さんは苛立たしげに睨んできます。僕が「そういった茶番じみたものはお嫌いなのでは?」と返しますと、むすっとした表情
で黙り込んでしまいました。おやおや、どうも度が過ぎてしまったようで。
ふむ。僕は今外した人形をまじまじと見つめました。お姫様の人形の口の周りには四角く、王子様の人形の頬には紅葉のように、赤い跡が
ついています。これを見れば解りそうなものなのに。こと仕事のとき以外の森さんは、どうにも注意力不足のようですね。むくれてしまった森さん
をどうしたものかと思いながら、僕はそんな感想を抱いたのです。 end.
おもったより長くなっちまった。すまんね。
>>654GJ!
これから読んでくる
>>666 この短時間でどうやってそんな話が書けるのか教えて欲しい。
あなたが神か!ということで最大級にGJ!!
GJ
>>666 その才能に呪い殺したいくらい嫉妬してる
そんな自分が嫌で嫌でしょうがない
だからもう死にたい
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:10:21.35 ID:UIB7Aj5bO
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:13:12.47 ID:dFC3htnhO
みくる「ふぇー死んじゃらめぇですぅ」
>>668 先週末ずっとSS読んでたから頭がSS脳になっちまってるだけだと思われる
自分でも吃驚するくらいスムーズに書けた。だがこの方法はオススメしない
SS脳になってたおかげで今日は一日中仕事にならんかったのでwww
続きwktk
>>670 九曜「――いき――て―――」
>>673 みっともないけど補足すると、お姫様の口の周りの四角い赤い跡がガムテープの跡
王子様の頬の紅葉のような赤い跡は引っぱたかれた跡
あとは……わかってくれとしか。スマン
>>674 結局ひっぱたかれたのかwww
乙でした
>>674 勝手に、四角=正方形のイメージだったから解らなかったぜw
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:27:44.03 ID:dFC3htnhO
ハルヒ「ねーむーいー。なんとかしなさいよっ!キョン!!」
キョン「またおまえは…」
長門「…甘いSSを投下すべき」
キョン「しょうがない…ちゅっ……おやすみのちゅうだ!///」
ハルヒ「ば、ばか!///」
古泉「僕にも〜」
678 :
保守ネタ 銀色パッケージ 1/2:2007/09/11(火) 02:29:21.28 ID:lqIHx7Dc0
「───ですから、一刻も早く涼宮さんの部屋に行ってください」
……そうは言われてもな。
だいたいハルヒは阪中と同室で、修学旅行といえばパジャマパーティーなんだろうが、ハルヒはともかく阪中みたいな真面目な子はそういうのには参加してないだろうし悪けりゃ先生に通報、良くて追い返されるのがオチなんじゃないか?
そう思いつつも俺は女子の宿泊しているフロアを歩いていた。
こんなとこ見つかってみろ。謹慎処分ものだ。
この角のつきあたりがハルヒが泊まってる部屋か……。
しかし古泉よ、なぜお前はハルヒの部屋番号知ってるんだ。……機関か? 機関の情報網なのか?
……閉鎖空間か。
まさか修学旅行先にまで来て出現させるとはな。
確かに今日のハルヒは妙だったが。
古泉曰く「修学旅行in沖縄」の必須コースともいえる各所で観た数々の衝撃的な事実に思い悩んでいるらしいが……あいつにそんな繊細な面があるとは信じがたいね。
おっと。
ハルヒの部屋の前に何人かの女生徒が集まってるな。あれは……阪中と、佐伯と成崎か。
「いいじゃん涼宮さんもおいでよ〜」
「いかない」
「なんで〜? せっかくなんだしおいでよ。みんな集まってるんだからさー」
「…………気分が悪いのよ」
「え? そうだったの。ごめんなさい。気がつかなくて……。保健の先生呼んでこようか?」
「……あ……っと。そういうのじゃないから、大丈夫よ」
「あ、ひょっとしてせ……」
「コラ成崎! 皆まで言うな!」
「そっか。残念だけどゆっくり休んでね。明日は島に行くんだし」
「涼宮さん……ひとりじゃ心配なのね」
「阪中さん、あたしは大丈夫だから行って来て」
679 :
保守ネタ 銀色パッケージ 1/2:2007/09/11(火) 02:30:15.92 ID:lqIHx7Dc0
ふむ。どうやら「ドキッ!女だらけのパジャマパーティー ポロリもあるヨ」の誘いを断っているようだな。
まぁクラスに馴染んできたとはいえ、あまりそういうのは好きになれないのかもしれんな。
俺としては断ってくれて好都合なんだがな。おそらくだが「ドキッ!女だらけのパジャマパーティー ポロリもあるヨ」ではアルコールも振る舞われることだろう。
いつぞやの孤島で禁酒宣言したハルヒだが万が一にでも酒飲んでみろ。取り返しのつかないことになるのは目に見えている。
「あ。キョンくんじゃない!」
しまった! 見つかった!
「なーんだ、そういうことかぁ」
「え? え? どういうこと? え……あ。そっか!」
なんだなんだ? 何が「そういうこと」なんだ?
佐伯に成崎、人の顔をニヤニヤ眺めるんじゃありません。
……阪中、どうしてそんな睨んでくるんだ? 俺なんかしたか?
「やだなぁもう! 隠さなくったってバレてるっちゅーの! 安心して。阪中ちゃんは朝まで部屋に帰らないから!」
「頑張ってバレないようにね」
「悔しいけど、こうなった以上優しくしてあげてなのね」
……何の話だ。
「あ、お餞別あげるわ」
そういって佐伯は俺の手に何かを握らせた。
……なんだ? 正方形で銀色のパッケージ……っておい! なんだこれは!
「あ、ごめん1個じゃ足りなかったよね? えーい! もってけドロボー!」
ってこら! 箱ごと押し付けるな! っていうかお前なんでこんなの持ってるんだよ! おいこら逃げるなー!
「ちゃんと責任は取ってあげてなのね〜」
どうすんだよこれ……。俺、そんなつもりじゃ……。
まぁいい。とにかくハルヒに会ってモヤモヤを解消させねば。
俺はハルヒの部屋の扉をノックした。
───続かない。おやすみ保守ノシ
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:31:28.97 ID:lqIHx7Dc0
やっちまった。
>>679 タイトル2/2だった……orz
早く寝ろってことだな。
>>679 これはいい修学旅行ww ハルヒもお月さまが大変だな
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:32:49.01 ID:dFC3htnhO
>>679 いやいや!!!!!続け続け!!!
熱心に読んでるよ!!wwwwwwww
よく考えたらエロゲ的展開だなw
またしても嫉妬
SS書いてるやつが目の前に列んでたら次々と殺してしまうだろう
そうなる前に死んでしまおう
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:36:01.25 ID:dFC3htnhO
>>684 ハルヒ「べ、べつに死んだって悲しまないわよ!!ただ…ゴニョゴニョ…キス……してほしいな////」
一度長門に情報連結を解除してもらって来い。
それは無理
死ぬの怖い
「あなたを殺してスレの様子を見る。きっとSS爆発が観測できるはず」
いいよいいよ書き始めるから><
がんがれw 考えようによっちゃいい師匠がたくさんいるってことだ
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 02:58:25.79 ID:UIB7Aj5bO
書き始めても完結させずに投げ出すような人間だから期待しないで
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:03:23.28 ID:UIB7Aj5bO
>>694 案ずるな ここ数時間1行も書けない俺ガイル
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:14:25.14 ID:3rgPE/JeO
じゃあこれからは
>>695の為に生きる
ところでみんな1レス分書くのにどれくらいの時間をかけてるの?
>>697 誰も答えないなw
俺お題やったことないけど1レスものの小話とかはそれこそ15分くらいか
勢いで書いて貼って放置なんでほとんど推敲しない
お題はあれこれひねってオチを考えるからもっとかかるかも
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:27:53.85 ID:UIB7Aj5bO
>>697 古泉「おや。それでは‥‥『私もあなたのために生きる。部室で待っている』‥‥と。フフ」
長門「私は、お題を一つ消化するのに、最速20分からそれ以上」
>>697 最近はあんまり短いの書かないけど、プロットまとまってたら10レスくらいの話で4〜5時間かな?
推敲抜きで。
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:35:51.00 ID:3rgPE/JeO
そんなに早いのか…
俺は1レス分書くのに3日くらいかかる事もあるのに…
>>701 モノにもよると思う 数日間たった1行が書き継げないこともしばしば
俺も聞きたいんだが スランプのときはみんなどうしてんの?
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:43:49.32 ID:UIB7Aj5bO
>>701 鶴屋「焦らなくてもいいにょろ!煮詰まって初めて浮かぶフレーズもあるっさ!」
>>703 俺の場合でいいなら\(^o^)/
違うお題を書いてみたり、甘路線から外れてみたり、とにかく一つずつ試してみる。それで駄目なら他のSSをみるよ。
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:45:09.53 ID:UIB7Aj5bO
>>701 俺の場合、プロット自体に倍以上の時間掛るから多分総合で見たら多分かなり遅い。
>>702 一番よくやるのはブックオフとか行って適当に立ち読みしたり。
結構ふと見た単語から閃いたりするから、とにかく本読むことが多い。
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:53:34.32 ID:UIB7Aj5bO
>>705 ちょい質問。プロットって何?
バカですみませんorz
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:56:08.57 ID:3rgPE/JeO
スランプになったら逃げ出すのが俺
>>705 え!プロットってそんなに時間かけるの?
俺は漠然と脳内で組むくらいなんだけど…
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 03:58:56.60 ID:7C+TeqczO
>>706 あらすじって言えばいいのかな?
冒頭は誰々の回想から入って、こんな事件が起きて、こんな風に解決する、みたいな。
あとはシーン毎に分けて主要な台詞とか行動とか書いてる。
長編はプロットじゅうやうだよー 分からなくなるから図にしてみる
>>706 構想とか筋立て。より詳しい説明はググるといいと思うよ
書き方とかあるし参考になるんじゃないかな
>>707 俺はプロットしっかり書いてないと無理だなぁ。
短編なら流れと思い付いた台詞をメモるくらいだけど。
書き終わったあたりで読み返して再度プロットを書き出してチェックしてたりする
リバースエンジニアリングとか逆アセンブルみたいな
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 04:10:45.58 ID:UIB7Aj5bO
>>708ー
>>710 説明テラdクス!
今書いてる長編が、初めて紙に内容残した奴だから、初プロットって事でおk?
肌寒くなってきたね 保守
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 04:19:35.89 ID:y9yAaFMPO
最近佐々木が可愛いんだが保守
>>713 それを元に書いてるならそういうことだと思う。
正直な話、俺のプロットの書き方も思いっきり自己流だから正しいかは分からん。
保
ああもう無理
寝る
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 04:38:56.88 ID:UIB7Aj5bO
>>716 なるほど。でも、プロットの自己流位ならいいと思われ。
自己流で佐々木を書くよりはww
全くの余談ですが、その未完の長編が前の携帯に入ってるんだ。で、今のに送れないから仕方なく打ち直してる俺orz
ユビイタス\(^o^)/
とりあえず今日は寝ます。ノシ
困った。心理描写し始めると他を混ぜられなくなる
ああもう会話も混ぜられない
最初から書き直し……
夕暮れの坂をハルヒと下る。二人から伸びる影は長く、時間は分からなくとも太陽が本日のお役目を終わろうとしていることだけは分かった。
「ちょっと夏服じゃ寒いわね」
ハルヒは半袖の制服から覗く腕を少し肌寒そうにさすっている。
「日が暮れると、少しな」 そろそろ長袖のシャツを引っ張り出すか…などと考えていると、ハルヒがすっと身を寄せてきた。
「…寒いなら腕組んでもいいわよ?」
ここで素直に腕を組もう、と言わないのがハルヒだ。
「…別に暑くても腕組んでただろ」
そして、素直にそうするか、と言えないのが俺だ。
…しかし…。
「……いやなの?」
少しだけ悲しそうに俺を見つめるハルヒ。
……やれやれ、今回も俺の負けみたいだ。
俺は諦めて腕を少しだけハルヒの方へと広げる。
「…腕、組んでいいか?ハルヒ」
俺がそう言うとハルヒは、
「仕方ないわね」
と、いつもの弾けるような笑みを浮かべて、自分から腕を絡めてきた。
俺はもう一度いつもの台詞を心の中で口に出す。
…やれやれ…。
いつか我慢比べでハルヒに勝てる日は来るんだろうか…?
いや、負けっぱなしでも別に困らないんだけどな。
End
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 04:53:24.47 ID:XDhGw5210
甘いな、GJ!
素直に組もうと言えないのが可愛いw
仕事が深夜に終わる俺にとってはこれからがゴールデンタイムだぜ?
…と言いつつも意識は飛び飛び。
眠い保守。
どうして俺はこんな時間でないとSSが思いつかないのだろうと思うんだが
かまわず投下するわー
3レスほどもらうわー
9月もそろそろ中旬だというのにこの異常な暑さはなんだろうか。
天候を司る神様が今目の前にいて、しかも触れずすり抜けるようというような防御能力を持っていないとしたなら、間違いなくぶん殴っているところだな。
なんてファンタジーで幼稚な事を考えていたのはハルヒも同じのようで、同時にハルヒの考えと同じものを俺の脳もせっせと構築していたのだと考えると余計に幼稚に思えてきて気が滅入る。
今回は、そんな秋らしさの欠片も感じられないこのイライラする時期に起こったあるお話。
暑い。極一般的人類と分類されるはずの俺でもこれほどイライラするほどの暑さなんだからもう、実はそこら中に閉鎖空間が沸いているんじゃないか、と思うほどに暑い。とにかく暑い。
古泉に暑さと閉鎖空間の関係性について聞いたとしても欠片ほどの気も紛れないので聞きはしない。聞いているうちに体感温度が5度は上がることは目に見えているので、
それならば何か冷たいものを探しに奔走した方が有効的な時間の使い方である。なんてことを一方的に古泉に聞かせたところ、
「では一緒に探しに行くとしましょうか。涼宮さんのご機嫌も取れて一石二鳥ですからね。」なんて言うもんだ。
ハルヒの事ははともかく(照れ隠しじゃないぞ)、今より少しでも涼しくなるのなら大歓迎である・・・
と言っても古泉、何かアテはあるのか?まぁ、古泉のことだ。ハルヒと全く正反対の性格を有し──つまり、何か事を起こす前にこれでもかというほど自問して出てきたような裏づけを
これまたこれでもかというほど長々と聞かせることに長けた人間だからな、こいつは。NASAもびっくりの解決策を披露してくれるんだろう?
「これはこれは、勿体無いお言葉、ありがたく頂戴いたします」・・・別に褒めたつもりはさらさらないが。
「とにかく暑さを凌ぎたいのなら、考えられる一般策は水、氷、風のどれかでしょうね。この学校で考えればプール、製氷、屋上と丁度揃えることは不可能ではないですよ。」
それらをどうやって手に入れる。うちの学校は9月にはとっくにプール終いしているし水泳部なんてのもない。つまり不法でしかプールを使うことはできん。
俺は嫌だぞ。まだ1年ちょっとも高校生活が残っているというのに、ここで内申書に汚点を書かれたくないね。
それに屋上もまず無理だな。美術部の荷物で完全封鎖中だ。だいたいな、そんな簡単に屋上に出られる学校なんてものはそうそうあるもんじゃあない。
そういうのは漫画かドラマの世界の学校だけなもんだ。
「そうですか。では残ったものは“氷”でしょうね。・・・と、ここまで聞けばあなたならもう僕の言いたいことが殆ど分かっていらっしゃるのでは?」
逐一嫌味な笑顔を振りまいてくる野郎だ。そんな笑顔は俺の見ていないところでそこらの女子にサービスしといてやれ。
・・・しかし氷か。氷と言えば大型冷蔵庫のある調理実習室だが・・・あのゴキブリ騒動以来ちょっとしたトラウマなんだよな・・・
「だがな、氷なら部室の冷凍庫で毎日生産されているじゃないか。」その殆どはハルヒが大量に消費するのだが。
「・・・わざわざ調理実習室で氷なんて手に入れてどうする。数の暴力作戦に出るつもりか?」
「いえ、量よりも質ですよ。僕ならばですがね。」
古泉の提案は簡単に言えばこうだ。調理実習室に侵入して、アイスクリームを作れるだけ作ってはいさようなら。
あとはSOS団の部室に戻って皆に振舞い、これで暑さも凌げてハルヒの機嫌も取れて一石二鳥。・・・ほんと、スマートじゃないな。
「だいたいお前、アイスクリームなんて作ることが出来るのか?」との質問に対し意気揚々に
「簡単ですとも。大まかに言えばあれは卵と砂糖と牛乳の混合物ですからね。」とのこと。
さて、どんな理由があろうと(というかこの場合どうでもいい理由だが)不法侵入は良くない。
だが正攻法に鍵を借りて部屋を使わせてもらうなんてのは今日数学で右耳から左耳へ通過していった複雑な公式を覚える事以上に難関だろう。
・・・なんてことは無かった。一体どんな裏技を使ったかだって?答えは簡単。家庭科担当の先生がこのあいだのゴキブリ騒動の件(涼宮ハルヒの労い参照)のお礼ということでそれはもう
敵が全く攻撃してこないARPGよりもごく簡単に部屋を借りることが出来たのだ。
作るものによっては材料が足りないかもしれないけれど何を作るの?との問いにすぐさまアイスクリームですと答えると卵と牛乳なら幾らでも使うといいとの事。
ハルヒ抜きにしてここまで事がうまく行くなんて少々不気味な気もするが、まぁそれは無視しよう。
かくして男二人の料理教室・観客:先生1名が始まったのである。
作り方をいちいち説明するのはお腹周りの脂肪を気にして始めてみました的なそこらのオッサンが延々とプレイするゴルフの生中継を見せるのと同じ行為なので端折らせてもらうが。
確かに古泉の説明どおり、簡単に出来てしまった。後は出来上がったアイスクリームのタネを冷凍庫に入れて凍らせるだけ。
古びたこの調理実習室に似つかないほど新型の冷蔵庫でならたったの30分待つだけでいいとか。
特に有名でもないのに何故か妙な所だけ金をつぎ込んでいる学校ってのはここだけではないのだろうが、こんな冷蔵庫に金をかけるくらいならせめて合同教室だけでもいいからエアコンを設置して欲しいものである。
30分といえども何もせず突っ立っているのも暇なもんだが、古泉のつまらん神様話を暇つぶしに聞いてやろうにも先生が邪魔だ。
携帯には暇も潰せないどころか潰され負けてしまうほどつまらないゲームしか入っていないが、それでもやらないよりはマシだろう、と取り出したところで着信が入った。団長様からだ。
「キョン!あんたも古泉君もあたしに黙ってどこで油売ってるのよ!SOS団は年中無休なんだから!無断欠勤は死刑よ、死刑!」
一気にまくし立てるハルヒに俺たちがどんな思いでアイスクリームを作っているのかゴルフ番組顔負けの作り方の過程まで含めて隅々まで教えてやろうかと思った瞬間その携帯を古泉が取り上げ、
「涼宮さん、実は僕達二人は、ちょっとした用事のため先生と行動を共にしているんです。あと30分もすれば顔を出せますのでもうしばらく待っていただけますか?」と。
何も間違ったことは言ってませんよと言いつつまた嫌味な笑顔で携帯を返す古泉。何もこんなもの、サンタクロースからのプレゼントよろしく隠すことも無いだろうに。
「あなたからの物ならば、涼宮さんにとってはサンタクロース以上の物になると僕は思いますよ?」
どうだかな。俺には部室に戻った時のハルヒの顔がもうすでに想像できていて軽く憂鬱なのだが。
予想通り、どこかの三人組の芸人の行動よりも容易に予測できていたハルヒの不機嫌な顔が部室にあった。
「遅い!二人とも罰金!」とこれまた既に頭に浮かんでいた言葉が飛んでくる。もうここまでくるとサトリの域だな、なんて考えながら
「じゃあこれが罰金代わり、ってことでいいだろ。」とぶっきらぼうにアイスクリームを渡す俺もちょっとおかしいかもな。
女性三人が乙姫様から貰った玉手箱を見るかのような目で金属製ボールの蓋代わりの鍋蓋を開ける。そこから溢れ出るのは老化を促す煙ではなく甘い香りただよう冷気だが。
「これどうしたの?二人が作ったの?どういう風の吹き回し?何か企んでるんじゃないでしょうね?」・・・なぁ、ハルヒ。質問は一つ一つにして欲しいんだがね。
朝比奈さんもこの残暑には参っていたようで、覗き込んだ先にあったアイスクリームを見て瞬く間に顔がにこやかに変わる。
長門は暑さなんて気にしていないようだが・・・若干目が輝いて見える・・・気が。
ウェイター顔負けにてきぱきと器を並べ、アイスを取り分ける古泉。それはいいが、ハルヒのを多めに入れて「これは彼からの分と思ってください」なんてキザな事を言うな。
問題はここで起こった。
口に運んだ甘くて冷たいはずのそれ。問題がその甘いか?&冷たいか?の二問だとすると答案を採点すれば50点。・・・そう、つまり甘く無いのだ。
「もしかしてあなた、砂糖と塩を間違えましたか・・・?」
あぁ、まさかこんな古典的な失敗をしでかしてしまうとは。皆の視線はアイスに向かっているのだが明らかに視線が痛い。見えない視線が痛い。
「皆・・・ごめん。」
沈黙。・・・長門、無理をしないでいいぞ。
「・・・・・・そう。」機械的且つスローな動きで口に塩辛いアイスを持っていくことをやめる長門。
「あ、えーっと、ほら、シーソルトアイスっていう食べ物もありますし。」
朝比奈さん、お気遣いは嬉しいんですが、このバニラの香りと塩辛さのコラボレーションはまた別次元のものですよ・・・
「ほんっと、ごめん。」
ハルヒ以外全員が気にしないでいいと言ってくれたが、流石にこの後味悪すぎのアイスを食べたっきりでおいておくのは皆の舌に申し訳ない。
俺は何も言わず冷たいジュースを買ってきてみんなに振る舞い、それから帰宅後、寝床についても何度となく思い出させられて足をバタバタさせた。
その次の日の昼休み。昼食をさっさと食べ終えた後、問題の塩辛アイスを片付けようと部室に立ち寄った俺が見たそれ。
ボールに入っていたはずのアイスが空になっており、その横でうなだれているハルヒだった。
「なんでこんなマズいアイスを・・・」
その俺の質問に対してハルヒはただこう答えた。
「あたしはこのアイスがマズかったなんて言ってないわよ。」
ENDやわー
>>729 GJやわーwww 塩味アイスは涙の味 ハルヒ腹壊すぞw
不味い手料理無理矢理食うって、それはラブコメの主人公の役目だろw
GJ!!
●<涼宮さん、正露丸置いておきますね ●●●
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 05:59:49.75 ID:w+S7HpKOO
保守
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 06:13:58.02 ID:ke6kgR4B0
保
長編書いてると発作的に書きかけを投下したくなりません?
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 06:17:17.73 ID:/rAEdLilO
ならない
中途半端は大嫌いだから
その気持ちは分からんでもない。皆の反応見てみたい時もあるし。
結局は書き上げてから投下するんだけど。
と、投下したらこの呪縛から開放されるんだヒヒヒみたいな保守
長編書いていると、発作的にお題を貰いたくなる俺がいる
>>738 途中で投下しちまったら退路を断ってないか?w
>>739 何気無いレスに反応して全然関係ない話を閃くのはよくあるw
そして、書き始めたら止まらないw
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 06:54:04.25 ID:vTQ/HP/y0
キョン 「なあ、古泉、谷口の親戚がゴトゥーザ様という奴にしめられたらしい、なんか知ってるか」
古泉 「機関の方では谷口氏の情報は入っていません。」
みくる 「...」
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 06:54:53.48 ID:haqCUAq10
保守って書き込む直前でアナル落ちた\(^o^)/
この時間で30分未満なのに落ちるとは・・・
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:01:11.91 ID:dNEXSxHhO
乱立で流されたかね?
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:01:37.33 ID:ke6kgR4B0
7時か そろそろ出るわ 後を頼む
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:13:16.45 ID:XDhGw5210
ほしゅ
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:13:19.47 ID:haqCUAq10
乱立が酷いな・・・
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:14:16.98 ID:lqIHx7Dc0
九曜が夢に出て来た。
これはひょっとして九パン書けというお告げか?という保守
こんな時間に乱立か。
保守
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:23:39.06 ID:XDhGw5210
何なんだろうねこの乱立
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:23:43.05 ID:37QqR3wyO
47000円はすばらしいね
保守
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:34:40.61 ID:7EUFfqXf0
此処ってまとめないのか?
>729
I scream, you scream などと歌ってしまう俺を生温かい目で見てくれw
砂糖と間違って投入したとなれば、相当塩辛いはずだな…
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:39:49.58 ID:7EUFfqXf0
5分おきに保守しないとまずくない?
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:45:47.46 ID:haqCUAq10
PCなんだからageてスレ番見りゃいいじゃん
12分ぐらい置いても大丈夫だ
>>757 すまんちゃんと見てなかった。今度から気おつけます
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 07:54:45.04 ID:ZaW4wHZC0
...もう外出すべき時間。保守。
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:03:38.46 ID:m0/UA+3g0
jp
久しぶりに携帯でSS書いたけど、PCより書きやすいのは何故だろう。
そして、誤字も多くなるのは何故だろう。
つまり、保守
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:17:35.62 ID:XDhGw5210
誤字は打ちなれたら減るんじゃないかな?
自分はパソコン慣れてからのほうが誤字多いけどさ。
保守
俺は逆に携帯のほうが打ちにくいな。PCのほうが早く打てるが、やっぱり誤字も多かったり。
それと今沖田らアナル落ちてた。
それで保守
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:25:31.58 ID:NOqr5Zv3O
昨日初めてSS書いてカガミの方に投下したけど落ちてたから保守。続きどうすんべ
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:26:34.00 ID:P+ygp/ljO
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:36:58.81 ID:wanaW01RO
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:45:48.20 ID:XDhGw5210
>>765 アナルは今日の乱立に巻き込まれた模様
保守
>>769 乱立って47000円か。なんでそんな流れになったの?
保 守
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:46:46.14 ID:haqCUAq10
>>765 すまんね、俺のレスが後1分早ければ保守になったんだがな/(^o^)\
>>771 いやいや、そのとき保守に参加してすらない俺には文句を言う権利なぞあるわけなし。
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:50:26.46 ID:NOqr5Zv3O
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:51:30.79 ID:XDhGw5210
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 08:54:15.12 ID:haqCUAq10
NGThreadに4700を入れて透明あぼーんにしたらスカスカでワラタw
>>774 なるほどd。なんか最近のvipだなぁと思ってしまう。
あとポルポルが桁を一つ間違えてる辺りがいいなw
なぜ47000人気あるんだ?
保守
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 09:08:01.28 ID:dFC3htnhO
なんか夜テンション高かったなみんな凸したり乱立したり
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 09:19:11.53 ID:XDhGw5210
しかし思えばいいお題になったろうに「47000」
自分にインスピレーションの神がいないことが悔やまれる 保守
>>779 ハルヒの47000スレ立ってるからそこでやればいんでね?
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 09:30:30.75 ID:dFC3htnhO
ほし
>>780 うわマジで立ってるんだな。今知った
でもわざわざ余所に行ってまですることでもない気がするし
それは他の人にお任せする
保守
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 09:45:40.11 ID:7xTcO3WMO
眠たい保守
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 09:54:53.14 ID:0C44susQO
ほ
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 10:07:59.61 ID:7xTcO3WMO
☆
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 10:17:03.20 ID:dFC3htnhO
これって古泉と…
あれは私が18歳の頃地元でも有名な心霊スポットへ行った時のことでした
当時私は同じ学年の男子と付き合っており、その他のカップル達とグループ交際をしていました
3組のカップル、計6人で山の中にある古いトンネルに向かいました
トンネルの前にあるスペースに車を止め、静かに中へ
中は驚くほど静かでした、私はあまりにも恐かったので彼の腕にしがみ付き眼を閉じていました
私たちの前では他のカップル(仮にAとBとします)
A「やだ〜B、恐いよー」
B「大丈夫だって、いざって時は俺が守ってやるから・・・」
A「B・・・私Bがいれば恐くない!」
などとバカップル振りを発揮し、ずっとイチャイチャしていました
A「んーBがキスしてくれれば恐くなくなるかも・・・」
B「えーしょうがねーなー・・・」Bがキスしようとしたその時
「オエエェェェ!!」誰かが吐くような声が聞こえて来ました
みんながシン・・・としていると今度は明らかに私たちの後ろから
「ッチ!」と舌打ちする音が聞こえてきたのです。
私たちはすっかりパニックになってしまい急いで車に飛び乗り家に帰りました
その後霊感の強い知り合いに話を聞くと
「あそこは危ない、特に女性を連れてるとその人は大体不幸な目にあうから『雌殺しトンネル』って呼ばれてるんだ」
と教えてくれました。
幸い私たちは全員男だったので事無きを得ましたが、もし私が女性だったら・・・と今でも鳥肌が立ちます。
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 10:26:58.10 ID:7xTcO3WMO
>787
バーローwww
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 10:36:43.84 ID:dFC3htnhO
鳥肌が立ちました……wwwwwwww
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 10:45:45.22 ID:7xTcO3WMO
キョン「ちょっと保守に行ってくる」
キョン 「朝比奈さん、スレ落ちたら過去に戻って保守できませんか」
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 10:58:15.09 ID:7xTcO3WMO
みくる「ええと……禁則事項です」
みくる「(えーっと、いろいろ申請が必要なんでわたしにはちょっと・・・)都合のいい時だけ未来人設定利用すんじゃねーよフラクラ野郎。」
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 11:11:45.55 ID:7xTcO3WMO
みくる!逆!逆!
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 11:17:11.84 ID:dFC3htnhO
古泉「た、たくましい!」
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 11:28:39.04 ID:7xTcO3WMO
谷口「朝比奈さん!惚れました!俺と付き合って……」
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 11:39:52.38 ID:dFC3htnhO
みくる「ひょえーきもいー」
谷口「……ほ…しゅorz」
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 11:44:47.82 ID:dFC3htnhO
古泉「ホモサイエンス…人類最後の楽園」
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 11:51:25.44 ID:0C44susQO
キョン「長門はかわいいな」ナデナデ
長門「えへへ〃」
キョン「長門の目は綺麗だな」ナデナデ
長門「えへへ〃」
キョン「長門のほっぺプニプにだな」プニプニ
長門「えへへ〃」
キョン「でも、俺はハルヒが好きなんだ」
長門 ボンッ サラサラ
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:03:20.31 ID:IF7rP9ly0
ほ
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:12:11.13 ID:IF7rP9ly0
ほ
地獄の猛火を思わせる、尋常ではなく暑かった夏もようやく落ち着き、虫の声も聞こえ始めてきた。
さて、つい最近、ある一人の人間のせいで、俺は今までとんでもないことに巻き込まれてきていた。
今まで起きた面倒ごとは、基本的にはハルヒが関わっているものであった。
しかし、ここ最近のゴタゴタは、まあハルヒも関わってはいたものの、それに輪を掛けて面倒ごとを起こすのが得意な奴が起こしたものだった。
佐々木の閉鎖空間に神人を生み出したり、その中でお菓子に因んだ必殺技を繰り広げたり、キャンプインをしたり、怪しい三種の神器を常備していたり……あまり関わりたくない奴ではある。
一時期必死に食事や買い物に誘われたりしたが、奴の組織の罠と言う可能性も否定できないから、殆どは断っていた。
その甲斐があってか、最近はあまりみかけなくなったし、ようやく俺も一息つけ……
「こんにちは。お久し振りです」
……。
ああ、幸せの青い鳥が逃げて行く〜追いかけなきゃ〜
「ちょっと、どこに行くんですか!」
待て〜パトラッシュ〜
「青い鳥じゃなかったんですか!?」
ちっ、ばれたか。ならばこれならどうだ!?
「あ、佐々木だ。ほらあそこ」
「え!?どこです……って、逃げないでください!!」
やだ。お前には関わりたくない。面倒ごとはハルヒが持ってくるものだけでも十分俺の許容範囲を大きく超えているんだ。
その上超異端児にして超問題児のあいつ――橘京子の事など構ってられん。
俺は体育の授業で測定した100m走のタイムを大きく塗り替えるペースで走り出した。
橘もわきゃわきゃ言いながら追いかけては来るものの、距離はどんどん離れていく。
さすがにハルヒみたいな人外身体能力は備えてないようだ。よし、このまま振り切……
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:15:03.08 ID:7xTcO3WMO
キョン「ハルヒは可愛いな」ジー
ハルヒ「は!?な、なに言ってるのよ!」
キョン「ハルヒの目は綺麗だな」ナデナデ
ハルヒ「な、なに勝手に触ってるのよ、バカキョン」
キョン「ハルヒのほっぺプニプニだな」プニプニ
ハルヒ「む、むぅ〜……」
キョン「俺はハルヒが好きだぜ」チュ
ハルヒ「へっ!?」ボンッ キュ〜
「うわぁぁぁぁん!!キョン君がいぢめる〜!!あたしとの関係なんて、所詮遊びだったんだぁ〜!!」
た、橘!?何をいきなり叫び出すんだ!?
驚いて足を止める俺。振り返ると、両手で目を隠して、嗚咽を上げる橘の姿。
や、やめろって……
「うわぁぁぁあん、あたしなんて、どうせその場限りの道具、玩具だったんですぅ〜!!ふぇぇぇぇん!!」
橘は泣きやむどころか、むしろ周囲の人に解説するかのような声で叫び始めた。
そして群がる人、人、人……
周りには通り掛かりのサラリーマン、お話好きの主婦連中、幼稚園から帰宅中の母子……皆一斉に橘の方を見ていた。
近くのおば様連中からひそひそ話が聞こえる。
『まあ……あんなにかわいい子を……』
『全く、ひどいわね…………』
『やるだけやってポイ捨てなんて……使い捨てもここに極まれりね』
『怖い時代になったこと。くわばらくわばら』
こらこらこら。おばちゃん達よ。何を勘違いしてるんだ。
「ねぇ〜ママァ〜。あのお姉ちゃん、あっちのお兄ちゃんの玩具なの?どんな風にしてつかうの〜?あたしも欲しい〜」
「こ、こらっ!指差すんじゃありません!!まだあなたには早いわ!!」
お母さん、あんたの方がお子さんより勘違いしてますよ……
「な、なあ、君……」
ん?さっきまで呆然と突っ立っていたサラリーマンのおっちゃんが声を掛けてきた。
「ど、どうせ捨てるんだったら、ぼ、僕にくれないか?じゅ、10万で……」
「とうっ!!」
「ぷぎゃっ」
……さっきまで泣いていた橘は、いつの間にか復帰してサラリーマンその1にフランケンシュタイナーをカマし、沈黙させた。
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:16:53.82 ID:femYnKj70
しえん
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:17:17.90 ID:byOn26qk0
「キョン君、助けてくれてありがとう〜」
……いや、お前が自分でやっつけたんだろ。
「やっぱりあたしにはあなたしかいません!ずっとついて行きます!」
そう言って抱き付く橘。
こらっ、何をする!人前でいきなり抱き付くなっ!
パチパチパチ……
何故か拍手をもらう俺たち。いや、正確には橘に、か。
「お姉ちゃん!感動したわ!!」
「その男を放すんじゃないわよ!」
「兄ちゃんも、ちゃんと責任とりなよ!!」
おばちゃん達の拍手に見舞われ、俺はその場を逃げるように立ち去った。
……橘。いい加減手を振るのは止めろ。
そして、俺はこの界隈をうろつく事ができなくなり、またしてもこいつのせいで余計な事件に首を突っ込む事になってしまった。
クソやろう。
―――――――――――
ってわけで、予告通り投下して見ました。
多分、続ける。
駄文気味でスマン
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:21:55.72 ID:QTAeyRQQ0
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:23:10.13 ID:7xTcO3WMO
すいません、空気嫁てませんでした。
>>809 乙です。
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:23:55.36 ID:W1SOCkZx0
3分長門
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:25:14.72 ID:haqCUAq10
sn
ss
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:26:08.25 ID:Wtc6/I97O
ss
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:36:28.49 ID:dFC3htnhO
ほ
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:40:18.15 ID:2fM55Y/50
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 12:49:43.37 ID:UIB7Aj5bO
みんなおはよう。今起きた保守
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 13:03:58.31 ID:dFC3htnhO
ホモ
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 13:10:46.72 ID:7xTcO3WMO
サピエンス
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 13:21:25.19 ID:7xTcO3WMO
☆
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 13:41:34.28 ID:UIB7Aj5bO
ほっほっほ
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 13:52:13.51 ID:dFC3htnhO
キョン「俺実は保守萌えなんだ!」
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:01:33.25 ID:dFC3htnhO
喪主
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:03:09.42 ID:0C44susQO
長門「まろをとりこにしーたー♪」
ガチャ
キョン「おじゃる丸好きなんだな
長門 ボンッ シュー
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:17:50.70 ID:7xTcO3WMO
保守
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:22:47.40 ID:UIB7Aj5bO
写すの大変保守
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:35:21.88 ID:7EUFfqXf0
>>828 たしかに携帯の長編を写すのは大変そうだ・・・保守
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:49:13.20 ID:UIB7Aj5bO
>>829 しかも写してる最中に、いいのが浮かんだりするからもう‥‥\(^o^)/
佐々木「ぼくをとりこにしーたー♪」
ガラッ
キョン「ぼくっ娘ktkr」
佐々木・古泉 ボンッ シュー
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 14:58:48.09 ID:L9CinYu5O
>>831 キョン「お 前 は ち が う」
●<口の中の男にお前は違うと言われました
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:13:40.95 ID:7xTcO3WMO
☆
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:16:06.77 ID:bRDptRL1O
保守
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:18:08.46 ID:0C44susQO
古泉「あなたのアナルはコアドリルを差し込むとこなんです」
キョン「はぁ?」
古泉「僕のドリルがコアドリルです」
キョン「アナルだけはアナルだけは」
古泉「おや?どうやらギガドリル用みたいですね」シコシコ
キョン「アッー」
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:23:39.53 ID:74dhiCLZ0
ほ
し
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:26:50.09 ID:IF7rP9ly0
の
せ
まだこんな時間ですが、SS投下のスペース頂いていいですか?
ちなみに4レスです。
あ、5レスでしたw
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:39:47.10 ID:7xTcO3WMO
月曜日。それは、俺にとって充実した休日を明けた後すぐやってくる悪魔で、その日一日は非常に気分が悪い。というか眠い。
お前らもそうだろ?もし月曜日にピンピンして学校に来れる奴がいたらその神経を俺に分けてくれ。
何故月曜日についての憂鬱な話をしているかというと…事の原因は日曜の不思議探索の日にあった。
朝から少しダルかったんだが、休むとなったらハルヒが何を言うか分からない。義務化している事に多きな不満を持ちつつ行って見たらこの有様だ。
俺は風邪を引いたらしい。ここしばらく熱など出していなかったからいつも以上にダルく感じるね。
立ち歩く事さえ困難になった俺の体は、今ベッドで横たわって母の作るおかゆを待っている。もちろん、学校なんて行けるはずがない。
ああ、次に俺が登校する日にはハルヒの雷が落とされるだろう…今のうちに携帯で謝っとくのも一つの手かな。
そんな事を考えつつ俺はベッドの上で朝食を済ませ、静かに寝たのだった。
どのくらい寝たかな。もう眠気はほとんどないから結構な時間寝たのだろう。
突如部屋のドアが開く…音がした。誰が来たと思い俺はとっさに寝ているフリをする。なんでだろうな、別に寝たフリなんかしても意味がないというのに。
俺は部屋に入ってきた人物がベッドの真横に立つ気配を感じ取った…なんだ、この微妙な緊張感は。
次にビニール袋を漁る音が聞こえる。このまま目を開ければ誰なのかを確認する事は容易いが、それでは面白くないと思って少し推理してみた。
いつか過去に呼び出した脳内人格達を緊急収集して会議を始める。
一人目が「これで谷口だったら笑えるな。」と腕と足を組み微妙しながらそう言った。だがそれが一番考えやすいし理解しやすい。
学校のプリントを届けに来たとかそんなもんだろ。他の人格達もだいたいは同じ意見のようだが、最初に有力な意見が出てしまうと会議が面白くない。
そこで二人目が言った。「でも、なんでビニール袋を持ってるんだ?」ふむ…確かに。もし谷口が気を利かせてリンゴを買って来てくれたとしても谷口がリンゴの皮など剥ける筈が無い。
ナンパで今まで誰一人として女を落とせないほどの不器用なミジンコだからな。だったら谷口説は却下か?
「もしかして朝比奈さんかもしれないぞ。」と期待の表情100%で三人目が言った。朝比奈さんなら差し入れを持ってきても納得する。わざわざ俺の家まで来るとは考えがたいが…。
すると四人目が言い放った。「それなら長門や古泉、国木田だって有り得る。」うーむ…可能性はゼロじゃないな。
「もしかして鶴屋さんかもしれないぞ!」「いや、俺に恨みを持った奴が俺を襲いに来たのかもしれない…」数々の意見が飛び交う。なんだが会議が混雑してきたぞ…
が、ガヤガヤと騒いでいる人格達を【その】人物が制止させた。
「寝てる時までアホ面なのね…まったく。」
敢えて会議で出さなかった意見の人物がそこにいた。お前か。…そろそろ寝たフリも辛くなってきたから起きる事にしよう。
「ん、どうした…ハルヒ。」
起きた時の動作も完璧だ。我ながら起きたフリも上手いな。
「起こしちゃった?ま、起きないなら学校に戻ろーと思ってたんだけど。」
「何か用か?」
「あんたの看病しに来てあげたわ。か、勘違いしないでよ、これも団長としての役目なのよ。」
ほーう、看病ときたか。こいつの看病というのは俺の風邪を悪化させるものではないだろうか。
「ほら、薬。」
ハルヒは俺にどこの薬局でも売ってそうな普通の風邪薬を俺に突きつけた。が、俺が受け取る前に引っ込めた。
「なんだよ、くれるんじゃないのか。」
「ちょっと待ってて。」
するとハルヒは部屋から出て行き、数秒も経たずに戻って来た。他に家の奴が居ないようなのが救いだな。…ん、どうやって家に入ってきたんだ、こいつ。
「開いてたわ。無用心な家ね。」
「悪かったな。」
ハルヒは手にコップの半分にも満たない水を持ってそして風邪薬――どうやら粉薬のようだ――を箱の中から取り出す。
なるほど、俺が薬を飲む為の準備をしてくれたというわけか。なかなか気が利くじゃないか、涼宮くん。
「ほら、口開けて。」
「お、おい…」
「つべこべ言わずに口開けてなさい。」
まさか薬を飲ませてくれるとはね…これは人生にまたと無いチャンスだろう。すまんねチミタチ。(一体俺は誰に話しかけているのだろうか)
性格は最悪だがこんな美少女に風邪薬を飲ませてもらえるんだぜ?こんな事ならもう2、3日風邪が続いてもいいね。
ハルヒは小さい透明のビニールの切り口を開ける。そうそう、そのピンク色の粉薬を俺の口の中に…って、何をしてるんだ君は。
「お前が薬を飲んでどうするんだよ。」
「ほあ、かんこくきあけけけ。」
ほら、ちゃんと口開けてて…と言ったんだな、とりあえず言う通りにしておこう。
ハルヒはコップの水まで自分の口に含む。どうやら飲んではいない様だが…何をする気なんだ?
そのままその口を俺の方に向けて…俺の口へ迫り…お、おいお前まさか…!
「んっ…ん…」ゴックン
「っぷはぁー…これで大丈夫ね。」
何が大丈夫なものか。俺の心臓は異常なまでに鼓動の音を鳴らしているぞ。
「知らない?口移しの方が薬って効くのよ。」
知らねぇ…わけでもないのが悔しい。だが、こう…心の準備というやつがあるだろ、まだ口の中に粉薬がザラザラしていて気持ち悪い。
「口の中が苦い…水くれないか。」
「あたしだって苦いわよ、我慢しなさい。」
「お前が勝手に口移しなんかするからだ。」
「…分かったわよ、今水汲んでくる。」
やけに素直だった。ハルヒも恥ずかしがって焦ってる事があいつの頬の赤さから伺える。
とりあえず俺はどんちゃん騒ぎしている心を静める時間を獲得したわけだが…数十秒でその貴重な時間は奪われてしまった。
「悪いな、ハルヒ。」
コップの水の受け取ろうと俺は手を伸ばすが、この女はまた水を飲み始めやがった…今度は口には含まずにちゃんと飲んでいる。半分くらい。
「ほら、残しといてあげたから。」
「これを飲めってか?」
「何よ、なんか文句ある?」
「その…今お前が飲んだコップで俺が水を飲むということはだな」
「さっさと飲む!」
俺が改めて、かつ理論的(ではないかもしれんが)に、分かりやすく説明しようと思ったら…。
飲めと言われても俺の理性は当然躊躇う。だがこの口の苦さは耐え切れないものがあるし、ここは飲むしかない。
半分残った水を飲み干してハルヒにコップを戻す。無言で。妙に素直なハルヒはコップを受け取る。無言で。
「………」
「………」
なんか話せよ…何故俺がこんな気まずい沈黙の時を過ごさねばならん。
「用はこれだけだったし、あたしもう帰るわねっ」
「学校に戻るんじゃなかったのか?」
「…あんたがいないとつまんないんだもん」
「そうか。」
「…こ、こらバカキョン!!変なこと言わせんな!」
自分で勝手に空回りしてるハルヒは可愛かった。いつもそんな感じで頼むよ。
「とにかく帰る!早く風邪治しなさいよ!じゃ、じゃあね!」
「おう、薬ありがとな。」
バタン!というドアを閉める音は耳に響いて痛かった。だが俺はちゃんと確認したぞ、まだ袋の中にリンゴやら桃やらが入っていたことを。
しかし今日はなんとも貴重なものを見れたな、あいつの赤面顔と慌てた様子。惚れたりはしないだろうな…俺。心配である。
それにしても薬はここまで早く効果を発揮するのか、辛かったダルさは無くなっていた。
明日には行けそうだよ、ハルヒ。心配していたあいつの雷も落ちる事はないだろう…逆に反応が楽しみになってきた。
再びベッドで横たわる俺の脳の中ではまた脳内会議を開始しようかと迷っていた。議題はもちろん明日のハルヒの反応についてさ。
だが結局会議の最中に「まずは風邪を完全に治すことが先決なんじゃないのか?」と優等生面した人格が言って会議は中止になり、俺は眠りにつくのだった。
そう、ほろ苦く甘い月曜日の事だった。
end
----------------------------------------------------------------
これで終わりです。少しでも楽しんでもらえたら光栄です。
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:49:18.60 ID:UIB7Aj5bO
GJすぐる!
因みに最初のレス中盤の
朝食を済ませ が、一瞬
朝倉を済ませ に見えたww\(^o^)/
いい甘さだ。
GJ!
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:52:44.98 ID:IF7rP9ly0
こりゃあGJ
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 15:56:59.84 ID:S39ebXk90
ハルヒかわいいよハルヒ
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:05:19.66 ID:xMZ90UFX0
gj
いい甘さだったよ
朝倉を済ませたってwwなにすませんだよwww
喰うか刻まれるかの戦いだろ
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:13:07.47 ID:xMZ90UFX0
しないだろ…
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:19:52.88 ID:xMZ90UFX0
ほしゅうう
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:23:14.34 ID:IF7rP9ly0
hOO
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:23:40.15 ID:byOn26qk0
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:32:49.05 ID:M40SZdqcO
保守
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:40:25.92 ID:m0/UA+3g0
jp
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:43:50.69 ID:UIB7Aj5bO
指イタス保守
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:49:54.23 ID:xMZ90UFX0
hoooosyu
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 16:58:46.70 ID:dFC3htnhO
みくる「禁則ちんこーです」
みくる「禁則恥垢です☆」
長門 「プリン食べたい」
キョン 「長門、プリンなら部室の冷蔵庫にはいってたぞ」
長門 「昼休みに食べた」
古泉 「私の知り合いにプリン屋あるんで、明日もってきましょうか」
長門 「明日まで待つ」
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 17:11:42.86 ID:7xTcO3WMO
保守
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 17:21:10.78 ID:hqSkDLl90
ほ
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 17:32:33.84 ID:IF7rP9ly0
ほ
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 17:42:32.36 ID:m0/UA+3g0
jp
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 17:52:41.71 ID:7xTcO3WMO
ほ
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:03:01.79 ID:7xTcO3WMO
し
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:03:37.33 ID:UIB7Aj5bO
鶴屋「ちょろんと保守するっさ!」
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:13:40.05 ID:UIB7Aj5bO
鶴屋「誰もいないにょろ‥‥」
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:13:43.07 ID:IF7rP9ly0
ほ
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:17:31.59 ID:IF7rP9ly0
ほおお
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:20:12.86 ID:sT0pZyx5O
保守
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:31:04.55 ID:iJbAwwKPO
今北区
アナル立ってないか…
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:43:21.44 ID:m0/UA+3g0
jp
保守
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:52:34.34 ID:9hiKam5p0
ほっ
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:53:07.03 ID:/i1vhOmSO
朝倉「スペズナズナイフがほしいの。だから、お金貸して♪」
キョン「お前には出刃包丁がお似合いだ」
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 18:56:04.94 ID:74dhiCLZ0
ほげ
みくる「やっと暑い暑い夏が終わった」
みくる「ふう」
みくる「でもこれから、どんどん寒くなっていくんだろうな……」
みくる「やだな……。もっとダンボール集めてこないと」
みくる「橋の下はさむいですぅ……」
みくる「うぅ……未来に帰りたい。そしたら、屋根のあるおうちに住めるのに……」
みくる「……ひっく……ひっく………」
みくる「ぶるぶるぶる」
みくる「キョンくん……みんな………」
長門「………買ってきた」
みくる「あ、長門さんおかえりなさい」
長門「………今日はなんと、レトルトカレー」
みくる「……今日はなんとって、昨日もだったじゃないですか……」
長門「………昨日のは中辛。今日は辛口」
みくる「私、辛いのは苦手なんですけど……」
長門「もぐもぐ」
みくる「もぐもぐもぐ」
みくる「辛い……」
長門「………焼け出された者同士、仲良くしよう」
みくる「そうですね」
長門「………もうちょっと、そっち寄ってもいい?」
みくる「いいですよ」
ハルヒ「まったく、お母さんったら! クラブ活動もしてないんだったら、もっと早く帰って来いなんて」
ハルヒ「私にはSOS団っていう、クラブなんかよりずっと大事なものがあるんだから」
みくる「それで家出してきたんですか?」
ハルヒ「そうよ! 私がようやく作り上げた大事な大事なSOS団をやめろなんて。いくらお母さんでも言っていいことと悪いことがあるわよ!」
長門「………あなたの母親は、あなたの身を案じてそう言ったのだと思う」
ハルヒ「わかってるわよ。言われなくてもそれくらいは……」
ハルヒ「気が滅入っちゃってるのよ! どうせ2人とも暇なんでしょ? 私も混ぜてよ!」
みくる「え、でもいいんですか?」
ハルヒ「いいのよ、一晩くらい!」
ハルヒ「それに。2人だけじゃ、寂しいでしょ?」
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 19:22:30.62 ID:JdgnZVuxO
ほしゅ
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 19:23:28.29 ID:+vhm08EP0
>>892 キョン 「なあ、古泉 お前の知り合いに家余ってる奴いないのか」
古泉 「涼宮さん達のことは、機関が安全をかくほしています。」
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 19:34:50.78 ID:+vhm08EP0
ほ
最近コメディに走り過ぎてたせいか、甘いのが全く書けんorz
>>896 あるあるw俺も甘SSへの復帰は大変だった
まぁ復帰SSが月曜日なんだけど
甘いの狙って書いたが普通っぽくなってしまった
最後甘さを狙って微妙にgdgdかも知れんが投下してもいいかな?
ホームランボールと帰り道
私は長門有希。対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス。
人間の言葉で簡単に言うと宇宙人だ。
私には「感情」というものが、ほとんどなかった。SOS団の団員達と過ごすことで
「感情」が身についたと思う。喜怒哀楽。
今の私は、とてもうまくはないけど、笑える。涙が流れる。ちょっとイジワルして彼を少し無視・・・なんてこともできる。
最初、私は感情=エラーだと認識していた。
しかし、あの日あの瞬間から、感情=エラーだという概念はなくなった。
草野球大会が終わって、次の週の木曜日。涼宮ハルヒの一言がきっかけだった。
ハルヒ「みんなー、土曜日の夕方から出かけるわよ!」
涼宮ハルヒが、そう言いながら勢いよく部室に入ってきた
古泉一樹は、普段通り笑顔でいる。朝比奈みくるは、涼宮ハルヒのお茶を用意している。
私はじっと彼を見つめる。少しの間があって、彼が口を開いた。
キョン「なんで、夕方からなんだ。市内探索は朝からじゃないのか?」
ハルヒ「人の話は最後まで聞きなさい!このバカキョン!」
彼が「お前はそのセリフ言える身かよ・・・」と、つぶやいたのが聞こえた。
キョン「悪い、で?何をするんだ。夕方から」
ハルヒ「これを見に行くわよ!」
私は本から目を離し、それを見る。なにかのチケットのようだ。
古泉「プロ野球ですか!いいですね、是非ご一緒させてください。」
この男が、いつも以上の笑顔になっている。嬉しいというものなんだろうか?
みくる「ふわぁ、プロ野球ですかぁ。見てみたいですぅ。」
朝比奈みくるも、笑顔になっている。
キョン「どうしたんだ?そのチケット。すごいじゃないか」
彼もうれしそう。私も興味を示しておこう。
ハルヒ「へっへーん。キョンには前話したからわかると思うけど、うちの親父野球が好きなのよ。あたしが野球したって言ったら『その仲間と行ってきなさい』ってくれたのよ」
キョン「後でみんなでお礼しないとだな。」
古泉一樹も朝比奈みくるも頷いている。私も少し頷いてみる。
その日は、全員がうれしそうにしたままだった。普段通りの活動だったけど
どことなく、部室内の暖かい空気を感じた。
そして、前日の金曜日放課後。明日に疲れを残さないため、今日の活動はない。
私は困っていた。着ていく服がない。制服だと、終わるのが遅くなったら注意されるかもしれないと彼が教えてくれた。
私は、無意識に朝比奈みくるに電話していた。
prrrrrr ガチャ
みくる「もしもし、な長門さんどうしたんですか?」
明日の服がないと伝える。
みくる「じゃあ一緒に買いに行きましょうか。今から大丈夫ですかぁ?」
大丈夫と伝えて電話を切った。朝比奈みくるは私が苦手と認識している。
その彼女がうれしそうに話してくれた。不思議。
少しして彼女が来た。
みくる「さあ、行きましょうか。」
うなずく私。すると、意外な言葉を言われた。
みくる「やっと、長門さんの役に立てます。私、長門さんやキョンくん達に迷惑かけてばっかりだからうれしいんです。」
彼女の笑顔が私も、うr・・・あれ?なぜ?エラーだ
服を買い、別れ間際に「明日は楽しみましょうね」と言ってきた。うん・・と相槌する私にびっくりしていた。
ハルヒ「おっそーい!このバカキョン!」
土曜日午後3時。駅集合は3時30分のはずだけど、彼は遅刻扱い。
私たちが早すぎるのも問題かもしれない。
キョン「長門、楽しみか?」見たことないから興味あると伝える。
キョン「そうか。映像データが送れるなら親玉にも送ってやれ」と彼は冗談交じりのように言った。
電車に乗り、目的地付近の駅で降りる。
同じような服を羽織った人間が、あちこちに見える。
ふと、古泉一樹を見ると彼も羽織っていた。
ハルヒ「古泉くんすごいわね。そんなに気合いを入れてみるなんて」
古泉「好きなチームなんですよ」といつも通りのスマイルを見せている。
球場の周りはとても眩しく、味わったことのない暖かみのようなものを感じた。
涼宮ハルヒは朝比奈みくるをひっぱりながら中へ入っていく。
古泉一樹も、普段の彼からは想像できないくらい、落ち着いた感じがなく彼女らを追う形で中へと消えていった。
キョン「やれやれ。 ほら、長門。俺らも行こうか。」そういう彼に私はうなずいた。
エラー発生。彼が私と手を繋いでくれている。暖かくて私より大きい手。
でも、この行為はエラーだ。今私は、うれs・・・・よくわからない。
チケットを、係りの人に渡すときにエラーは解除された。
彼が手を離したからだ。私と彼は球場内では手をつながず、隣に並んで歩いていた。
ここは、外野席というらしい。
周りには半被を着た人がたくさんいて、みんな声を出したり拍手してリズムをジャンプしたりしている。
あの、古泉一樹もしている。私も含めみんなが驚いている。
キョン「どうだ?すごいだろ?」隣の彼が聞いてきた。私はうなずく。
以前野球したときになかったもの。彼は、スピードガンと呼ばれるものの、説明をしてくれた。
私は、1球1球それを見る。135 138 137
古泉一樹が言うには、この左ピッチャーは平均球速130後半だが、三振もとるし失点もしないとのこと。
よくわからないが、その説明を聞いていた彼と涼宮ハルヒは、驚いていたのですごいことなのだろう。
ちなみに、朝比奈みくるはさっきから言葉を発していない。
目をキラキラさせ、見入っているようだ。
ゲームも終わりに近づいたころ。
花火が打ちあがった。球場内で初めて朝比奈みくるが声を出した「きれい・・・」
彼も感動しているようだ。涼宮ハルヒはグローブを取り出した。
ハルヒ「すっかり忘れてたわ!みんな!ホームランボールとるわよ!」
珍しく彼もやる気になっている。私も狙ってみよう。
『打てふk ワアアァ!』
応援の途中で歓声に変わった。ホームチームの選手が大きな打球を打った。
私たちめがけて飛んでくる。ホームランだ。
涼宮ハルヒと朝比奈みくるは、キャアキャア言いながら向き合っている。
彼も興奮している。
周りでは、サヨナラだーとか聞こえる。さよなら?別れ?
ボールは差し出した、彼のグローブをすり抜けて、私のグローブに入ってきた。
エラーだ。鳥肌も立っている。なぜ?
キョン「長門やったな!サヨナラホームランはなかなかとれないぞ。」
彼がうれしそうに言ってくる。他の団員達も、見せて見せてと寄ってくる。
なんなんだろう?この感じは。嬉しい…うれしいんだ。
私は感動してて嬉しんだ。エラーじゃない感情だ。そう認識するとエラーは消えた
帰り道。彼と二人きりになった。
彼と私、涼宮ハルヒ達3人といった感じで家が近いから、彼が私を送ってくれる。
今は手をつないでくれている。エラーではなく「うれしい」と認識できる。
キョン「今日は面白かったな」私はいつも通りうなずく。
長門「これ・・よければ」私はホームランボールを彼に渡そうとする。
キョン「いいのか?」またうなずく
彼は、うれしそうに微笑んで、「ありがとう」と言ってくれた。
彼の笑顔を見て私も笑った。うれしかったから。
キョン「笑顔かわいいんだな。明日図書館でも行くか?」
私は、「うん」と笑顔で言った。
end
gdgdスギダロ・・・orz
☆
>>905 いや、良かったよw
長門って発言する時の一人称は「わたし」だけど長門視点のSSは私でも別に構わないのかね?
まぁこんな事を気にするのは神経質の俺くらいだから気にしないでくれw
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 19:56:02.37 ID:QM0JNFvJ0
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 19:59:01.19 ID:0C44susQO
>>907-908 お前らありがとう
普通に嬉しいぜ
>>907 それ俺も一応気にしてる
「私」って変換を「わたし」に直して確定しても
次変換した時には「私」になるから少しめんどくてそのままにしてる
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:00:39.12 ID:HKCvX/ck0
保守
古泉「じょおねっつの、あっかいたま〜♪」
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:04:06.60 ID:UIB7Aj5bO
>>889 もし腱鞘炎になっても人差し指で書くからモーマンタイ!
>>905 みんなが楽しそうなのがわからない。
でも、わからないなりにわかろうとしてる長門がいい味出ております!
GJ!
さて。長編はまだ1/3しか写せてないけど、気分転換にお題やりたいと思います。
かもん!
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:04:23.92 ID:xMZ90UFX0
出遅れた…
gj!やっぱ長門かわえええーww
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:09:51.85 ID:xMZ90UFX0
長門「…私しかいない」
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:10:42.65 ID:pUzBlPULO
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:15:34.49 ID:xMZ90UFX0
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:25:25.84 ID:nLcyegaCO BE:527814454-2BP(1850)
長門可愛い過ぎる
長門が好きがゆえに、長門がメインになっちゃいます。
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:28:40.53 ID:zXluJeD00
さて・・・宿題の息抜きにでも書こうか。
お題下さいな。基本的にSOS団のやつらしか書けませんので
そこらへんよろしく。
>>920 メガネ(長門の装着不可)
さぁどうだw
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:33:29.42 ID:zXluJeD00
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:33:55.40 ID:xMZ90UFX0
長門×パソ部
ハッカー対決パソ部惨敗でキョンに頭なでなでしてもらう
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:34:24.31 ID:xMZ90UFX0
スマソww
>>923 準団員でも立派なSOS団なんだがww
まぁ正直なところ無理なお題だった、すまん。
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:37:10.84 ID:UIB7Aj5bO
>>915 サボテンおけ!
>>916 じゃあ、一応次スレをメドにしておく。
お泊まりおけ。
ただしエロースは抜いときますね?ww
>>917 長×古おけ。
人物指定以外なんかある?
928 :
夏休みが終わり少し病んだキョン 1レスだけ貰う:2007/09/11(火) 20:37:36.31 ID:pQ6YWhK00
晩秋の週末のことだった。分厚い外壁を透過して、白雨の飛沫音が耳朶に触れていた。
断続的な響きは肇は不快感を齎し、やがて部屋の空気に融和して、
終にはずっと以前からこえていたかのように違和感を消す。無論それは俺が意識的に払拭したわけではなく、
また幻聴と思い込んだ末の現実逃避でもない、自然と、無意識下で行われた許容だった。
「はぁ」
非生産的行為の象徴である溜息が、口内から横溢したかのように漏れる。
質量保存の法則を無視し、無尽蔵に生まれては既存の感情を圧迫する。それは、俺の身体が陰鬱と倦怠で飽和し、侵されていることの証明だ。
窓の外を眺めてみれば、聴覚情報を裏付けるかのように雨粒が窓に衝突を繰り返していた。
刻一刻と激しさを増す脅迫的な叩きつけから視線を逸らして、瞑目する。ふと、夏の眩しい記憶が眼下に蘇った。
何かにとり憑かれたように怒気と熱気を発散し、溜飲が下がった途端前触れなしに楚々と過ぎ去った夏にも、今ではまた違った感想を述べられるのではないか。
心中で独りごち、然程間を置かずに自嘲する。反芻して感慨に耽るなど、虚しい限りだ。
「…………」
今更と呆れられることを承知で告白する。俺は堪らなく退屈だった。眼前に横臥するのは不可視の静寂で、それは打破しなければならないモノだ。
自問する。どうやって? このモノクロで澱んだ部屋に今にも汚染されかけている俺は、どうすれば此処から脱却できるんだ?
自答する。建設的な手法を用いるなら、鞄から教科書類を取り出して課題を済ませ、予習をすれば一石二鳥である。
即物的な思考に頼るなら、冷蔵庫からアルコール飲料を拝借し、娯楽番組を鑑賞して怠惰な時を過ごすというのも魅力的な案だ。
倒錯的情動に身を委ね、我が物顔でベッドと癒着し寝息を立てている居候猫を無意味に弄ぶのも一興であろう。
だが――やはりどんなに思索したところで、あいつに適うものはない。平穏、安閑などの生温い空間を打破するのが生き甲斐のようなヤツである。
この常識外の憂鬱を現在進行形で齎すブルーデイも、瞬きする間もなく、色彩溢れた刺激的なそれに塗り替えてくれるだろう。
「……ハルヒ」
小さく名を呟いて、俺は通話ボタンをプッシュした。つまらない矜持なんてモノは2年前に、灰色の世界で捨てている。
時折、浮上したそれに縛られることもあるものの――退屈しのぎという大義名分(?)を得た今の俺に、躊躇はなかった。
電子音が定期的に鼓膜を叩く。神、進化の可能性、時空震動の根源。あいつにそんな肩書きは必要ない。
一度世の中に愛想を尽かしたのに、それでも希望を見出して不思議を捜し求める少女。病んだ俺の気持ちを共有してくれるには、それだけで十分になのさ。
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:38:35.09 ID:xMZ90UFX0
>>927 エロース抜かれたーーorz
ではwktkしとりますwww
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:41:25.14 ID:pQ6YWhK00
>>928 痛恨の推敲ミス
3行目 ”聞”こえていた
ラスト行 それだけで十分”な”のさ
>>928 みくる「ええっと…『ばん…あきのしゅうまつのことだった。ぶあついそとかべを…っかして、しろあめのひ…まつおん?がみみにふれていた?』」
長門「『ばんしゅうのしゅうまつのことだった。ぶあついがいへきをとうかして、はくうのみずしぶきがじだにふれていた。』」
みくる「さ、さすがです長門さんっ!もう、難しい漢字が多すぎますよ〜!」
ってことでGJw
お題が上がるまでちょっと間スペース貰ってもいいかな? 5レスほど。
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:46:19.04 ID:V/4IcnKs0
家紋
934 :
待たせたな。:2007/09/11(火) 20:47:16.26 ID:9GQfZz/D0
「………。」
言っておくがこの三点リーダ3連発の主は長門ではない。 ……ハルヒだ。
何も言わず、ジトっとした目で俺を見るハルヒは唇をいつものあのアヒルのくちばしのようにしている。
悪かった。 悪かったって。 ……いや、マジでごめんなさい。
3時間の遅刻はないよな、うん。 俺だってそんなことされたらキレるね。
いや、本当一体どう謝ればいいのやら……。 こういう時、古泉なら都合のいい言い訳がぽんぽん思いつくんだろうな。
「今、何時かしら?」
やっと口を開いたSOS団団長兼俺の彼女さんは、妙にひんやりとした口調で小首を傾げた。
いつものカチューシャがゆっくりと品よく揺れる。 それがハルヒの白い首にかかるかかからないかでそのコントラストがううん、色っぽいね。 そのパステルカラーのワンピースも似合ってる。 うん、解かってる。 そんな言葉じゃダメなんだよな。
解かってるから、その鋭いナイフみたいな視線はどうにかならないか。 俺、刃物はどうにも。
「3時だな、午後の。」
思わず視線もアスファルトへ向かうと言うわけだ。 いや、もう秋だというのにじりじりと暑いね。 そして、視線が痛いね。
今、この状態でハルヒの顔を真っ直ぐ見れる猛者がいたら紹介してくれ。 師匠と仰がせていただく。
935 :
待たせたな。:2007/09/11(火) 20:48:06.29 ID:9GQfZz/D0
「そうね、3時だわ。 午後のね。 で、昨日あんたが電話であたしに言ってきた時間は、何時?」
うう、耳が痛いとはまさしくこのこのことだ。
自分から誘ったデートで自分が3時間も遅刻するとは何たることだろうね、弛んでるね、最低だね。
まぁ、それは全部俺に降りかかってくる言葉な訳だ。 いや、まじで本当にごめんなさい。
「12時…だな。」
「そうね、12時ね。 ……3時間も前じゃないの!」
はい! 言われちゃいましたー! 耳が痛い痛い痛い……!!
などと、ふざけている場合ではない。 俺はまさしくピンチの中のピンチ、大ピンチだ。
遅刻、をしてしまった。 しかも、ハルヒ主催の毎週末のSOS団の不思議探索に、ではない。
俺から声をかけ、俺から誘った、付き合いたてほやほやの彼女とのデートに俺は4時間も遅刻をしてしまったのだ。
付き合うまでの告白して、返事を貰って、の件は恥しすぎるので勘弁して欲しい。
いや、今までの短い人生の中であんなに緊張したことはなかったね。 高校の入試の方がよっぽど楽だったさ。
朝倉の件と同じくらいの緊張だった。 返事を待ってる時間があと5秒長かったら俺の心臓は止まってしまったかもしれないね。
しかも、その告白の相手があの、あの涼宮ハルヒだと言う事実はきっとSOS団加入当時の俺を驚愕させるに充分だろうさ。
936 :
待たせたな。:2007/09/11(火) 20:48:34.82 ID:9GQfZz/D0
「なんで、3時間も遅れたのか説明してちょうだい。」
来たよ、来たこれ。 いや、ここで遅刻した理由が
『世界の崩壊を防ぐため閉鎖空間で戦っていました』とか、『今にも子供が生まれそうな妊婦さんを助けてました』
なんて言ったら格好は付くんだろうが、生憎俺が遅刻した理由は、とてつもなく恥しいものでおまけに100%俺に過失がある。
楽しみすぎて寝れんかったために寝坊したのだ。
言える訳がない。 遠足前の小学生じゃあるまいし翌日の予定が楽しみすぎて寝坊などとは口が裂けても言える訳がない。
しかも、デートを冷やかされることを恐れて家族の誰にも予定を話していなかったために、
久々の休みくらいゆっくり寝かしてやろうという家族の優しさで
約束の時間の2時間後に妹が起こしに来るまで誰も俺を起こそうなどとは考えなかったのである。
目覚めた瞬間の「キョンくん、もう2時だよ」という妹の言葉がどれほど強烈に耳に響いたことか。
携帯を引っつかむと不在着信58件。 着信メール98通。
俺は慌てて昨日用意した服を適当に着て、朝飯だか昼飯だかにも目もくれず、一応身嗜みだと顔と歯だけ洗って大急ぎでいつもの駅へ向かった。
もういるわけがない、3時間近くも待たせてしまった。 そうは思いつつも足は勝手にハルヒが待っているであろう駅前へと進路を取る。
いるわけがない、待っているわけがない。ああ、これで俺振られるな。
まぁ、最短記録ではないだろう。 なんてったって5分がいるからな。 でも、あれだ、死刑の方がまだましだ。
なんて、絶望を明るく迎えようとした俺の視界に飛び込んできたのは待っているはずがない涼宮ハルヒであった。
いつもどおりのカチューシャに、いつもでは考えられない完璧なまでのポニーテール姿。
そして、目に焼きつくような明るいパステルカラーのシンプルなワンピース。 そりゃあもう綺麗だったさ。
937 :
待たせたな。:2007/09/11(火) 20:49:02.31 ID:9GQfZz/D0
そして、冒頭に戻るわけである。
「いや、その、なんていうか……今にも子供が生まれそうな妊婦さ……」
「嘘。」
はい、お見通しー! わかるよな、ベタだよな、言い訳の代名詞だよな。 なら……
「大きな荷物を持ったおばあさんが……」
「嘘。」
「谷口につかまっちまって……」
「嘘。」
「こいず……」
「嘘。」
コイツには嘘発見器でも搭載されているんじゃなかろうか。 まるで俺の目を見るだけで嘘か否かが解かるようである。
やはり、正直に本当のことを言わねばならんのか。 だが言えん! 言える訳がない!
938 :
待たせたな。:2007/09/11(火) 20:49:40.39 ID:9GQfZz/D0
「……理由なんてどうでもいいのよ。」
ところが目の前のどえらい美人は、先ほどのまでのぴしゃりとした言い方をどこに忘れてきたのか、
随分としおらしい調子で上目遣いにこちらを見上げてきた。 先ほどまであひるだったその口が呟いたその台詞に俺は度肝を抜かれたね。
「……え?」
「何の連絡もないと心配するでしょ!? 事故にあったんじゃないかとか、事件に巻き込まれたんじゃないかとか!」
21世紀にもなって連絡のひとつも寄越せないなんて、どういうこと? と、またぴしゃりと言ってのけたハルヒの視線は決まりが悪そうに俺からそらされた。
心配されてたのか、俺。
「いや、連絡取りたくても取れなかったんだ。 なんせ、寝てたからな。」
「はぁ!?」
「その、昨日、今日が楽しみで仕方がなくてな、寝れんかった。 スマン。」
「……バカッ!」
コメントしづらい状況になったコイツの常套句はこれだ。 許してもらえたって事でいいのかね。
でも、まぁ、それだけじゃ俺の気が治まらんから、今日は何なりと言いつけてくれ。
SOS団雑用としてじゃなく、お前の彼氏としてなんでも言うこと聞いてやるよ。 今日だけだからな。
――――――――――――――
長編の息抜きのはずが、キョンハルと古長と二つ書いちゃったんですよっと。
キョンがキョンじゃない…orz
>>938 程よい甘さw
虫歯が少し痛んできた…GJ
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:52:32.50 ID:QM0JNFvJ0
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:54:05.45 ID:dFC3htnhO
キョンが違うwwwでもおもしろいwwww
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 20:58:02.57 ID:UIB7Aj5bO
ありがとうございます。
すみません、調子に乗って古長の方も言っちゃって大丈夫ですか?
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:07:28.44 ID:8sGrmuNU0
こいやー
「……はぁ。」
今、この人思いっきり解かりやすい溜め息つきましたよ。 隠す気ゼロですか、そうですか。
普段、感情を表に表さないくせにこんなときだけやたらこれ見よがしですね。 どうしたって言うんですか。
いや、なんでご機嫌を損ねているかは僕が一番解かっているんですけど……と、言うより僕のせいですよね。
解かってます。 解かってはいるんですが……、言い訳くらいさせてください。 閉鎖空間が原因じゃ、どうしようもないでしょう?
「確かにあなたがわたしとの約束を反故にした理由は閉鎖空間。 その発生は仕方のないこと。 しかし、約束は約束。」
はい。 その通りでごさいます。 まことに仰るとおりで。 いや、でも、しかし、反故って言い方はちょっと……。
確かに約束の時間には遅れてしまいましたが、ちゃんと約束どおりの場所に来たじゃないですか。
「わたしがあなたに指定した集合時間は、今から4時間56分47秒前。」
はい……。 そうですね。 大遅刻です。 それも認めます。 でもですね、一応連絡はいれたでしょう?
約束の時間になる前に、『閉鎖空間が発生しました』って! それにあなた、『了解した』って返したじゃないですか!
だから、僕はてっきりあなたは約束の場所には行かず、家にいるものだとばかり……!
なのに何度あなたの家に連絡しても音沙汰なし、留守電にも繋がりやしない、と、言いますかあなた留守電使ってますか?
もしやもしやと約束の場所に来てみれば、なんですか。 ここでずっと待ってたんですか……?
5時間近くもですか? 1人で? 11時からずっと? ご飯も食べずに、座りもせずに?
カモソ
「約束は約束。」
「そうは言ってもですねぇ。 限度ってものがあるでしょう?」
心配するでしょう。
次の瞬間、溜息をついてそう漏らした僕が何故か睨まれる。 何故睨まれるか解からない。 僕はただ事実を述べたまでだ。
きっと自宅で待っているだろうと連絡をいれても一向に音沙汰なし、携帯電話も持っていない相手がもしやまだ約束の場所にいるかもしれない。
でも、あれから5時間近くも経過している、もし、彼女に何かあったら?
連絡が取れないのは、何かしらの事故に巻き込まれているからでは……?
そんなことを考えながら全力疾走して約束の場所まで来た僕が何故睨まれなくちゃいけないんだ。
なんて、思ったりしないといえば嘘になるけれどでもやっぱり、悪いのは遅れた僕であることは否定しようのない事実。
睨まれても仕方ないし、怒られても仕方ない。
正直、ここまで走ってきたのと長門さんの安否への不安は心臓には応えたけど、それも罰だってことだ。
素直に謝るのが一番だろう。 と、言うよりもそうする他ない。 彼女に嫌われるのは耐えられないから。
「すみません。 遅れたのは僕の過失ですし、あなたをこんなところに5時間近くもいさせてしまった。 申し訳ありま……」
「違う。 わたしが怒っているのはそういうことではない。」
しかし、体をくの字に折って頭を下げた僕の謝罪の台詞を遮って彼女がぴしゃりと言った台詞は、僕の耳を疑うのには充分なものだった。
「神人を倒すのに4年前のあなたたちならともかく、今のあなたたちならこんなにも時間はかからないはず。
30分もあれば、片付く。」
違う? と、首を小さく傾げる長門さん。 いつそんな仕草を覚えたんですか。 最近ますます普通の女の子に近づいている。
こういう、感情を抱いている身としては嬉しいことこの上ないのですが、稀にどうしようもないほど心臓に負荷をかけてしまって仕方がありません。
「そうですね。 初めの頃に比べれば、涼宮さんの精神が安定しているせいもあってかずいぶんとスムーズに閉鎖空間を消滅できるようにはなりましたが……
今回も、実際に神人退治に費やした時間は半刻ほどで、こんなにも大幅に遅れてしまったのはその後の緊急会議が……」
「何でそのときに連絡をしなかったか、理由を問いたい。」
「はい?」
「神人退治ののちの閉鎖空間の消滅から会議までの間に、わたしに連絡を入れるだけの時間はあったはず。
連絡がないままでは、あなたが連絡が出来ない状況に置かれた可能性を想定してしまい、エラーが発生する。
せめて、生きているか、死んでいるかの連絡ぐらいは欲しい。」
いや、あの、死んだら連絡できないような……。
しかし長門さん、その言い方ではまるであなたが僕を心配している様に聞こえてしまい、僕はまた要らぬ期待を抱いてしまいます。
長門さんは、僕のそんな心情など知ったことかと話を続ける。 最近の彼女は本当に饒舌だ。
支
「何時間もあなたからの連絡がないと、あなたが閉鎖空間でなにかしらの不具合を負ったのではないかと不安になる。
…………心配、させないで。」
止めだった。 まっすぐにこちらを見上げた長門さんの瞳が揺れていたように感じたは僕の妄想か。
何より、長門さんが僕を心配してくれたことが嬉しい。 正直、怒られてこんなに嬉しいのはこれが初めてだ。
神人と対峙いた時よりも、走ってきた時よりも、僕の心臓は悲鳴を上げて暴れまわっている。
「申し……訳、ありま……せん……。」
「解かってくれたなら、いい。 これはわたしの我侭でもある。 あなたが忙しかったことは解かっていた。 ごめんなさい。」
「いえ、連絡怠ったのは僕ですから……。 それに、心配してもらえて嬉しいくらいです。」
僕のこの言葉の意味がつかめなかったのか長門さんはまた、小さく首をかしげた。
彼女のアッシュの短い髪がそれに伴って小さく揺れる。 やっぱり、可愛いと思う。
生まれた経緯がちがうとか、そんなことが関係なく感じるくらい。
だって長門さんは、長門さんであってそれ以外の何者でもないのだから。
なんて、まるでどこぞの哲学者のような言い訳を胸にしまい、僕はずいぶんと待ちぼうけを食らわせてしまった待ち合わせの相手にゆっくり手を差し伸べる。
「大変ながらくお待たせして申し訳ありません。 こんなにもお手を冷たくさせてしまい、なんとお詫び申し上げればよいか。
心配をお掛けしてしまったお詫びも兼ねて本日は、何なりとお申し付けくださいませ。」
なんて、照れ隠しの気障な台詞と一緒に。
「了解。 ではまず、いつもの喫茶店の秋の看板メニュー、おいもとカボチャのモンブランパフェDXとダージリン。
その後に約束どおり秋服を見るのでその荷物もちと、レンタルDVD店にて映画を借り、それのあなたの部屋での鑑賞。
そのとき、映画を見ながら食べれるように何かしらの甘味をコンビニ等で。 もちろん全てあなたのお財布から。」
え、ちょ、それって結構な金額になるんじゃ……。 まず、DXってあれ元々大きいのに……。
大体、長門さん秋服どころか私服自体殆ど持ってないに等しいんですから、必要なだけの秋服を用意するだけで諭吉に羽根が生え……
いや、それ以前に僕の部屋に来るんですか? どうしましょう、掃除なんてここ数日してませんよ。
「何なりと、と最初に言ったのはあなた。 遅刻をしたのも、わたしに心配をかけさせたのも。」
違う? 先ほどとは違う調子でこちらを見上げる長門さんに逆らえるほど僕は強くない。
従わせていただきますとも。 ただし、借りる映画は僕に選ばせてくださいね。
そうですね、「トリスタンとイゾルデ」なんてどうでしょう?
―――――――――――――――
トリスタンとイゾルデは、ロミジュリの元となったらしい話で、
騎士道物語と流布話で解釈が異なっていたりと薀蓄が多そうな話のなので選んでみました。
見たことないですけど。
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:12:39.71 ID:zXluJeD00
GGGGJ
さて俺も完成したので投下する。
かなり甘くしたつもりなんで
まあ広い心で見守ってやってください。
953 :
眼鏡ハルヒ:2007/09/11(火) 21:13:00.83 ID:zXluJeD00
最近、目が悪くないのに眼鏡をかけてる奴が多いな。
あれか?ファッションってやつか?
俺にはさっぱりだな。やれやれ・・・。
俺の身近にもそんな奴がいるとはな・・・。
俺はいつもどおりハイキングコースな登校道を歩いていた。
やれやれ・・・なんでこんなところに学校を立てたんだろうね。
創立者の頭を疑いつつ、俺はダラダラと登校していた。
「おーすキョン!」
WAWA口の糞野郎が話しかけてきた。
「うぉ・・・ひでぇぞキョン!」
冗談だって。
「それより・・・あいつを見てみろよ。」
谷口はハルヒのほうを指差した。
「あいつ・・・目悪かったっけ?」
なんと、ハルヒは眼鏡をしてきていた。
ハルヒ目悪かったっけな・・・
どうしたハルヒ?なんで眼鏡なんか?
俺はハルヒに近寄って喋りかけた。
「・・・なんでもいいでしょ」
相変わらず無愛想な返事である。
だが、こっちを見たハルヒに俺は心を奪われてしまった。
可愛い・・・なんて可愛いんだ・・・
正直似合いすぎている。これは反則だ。
似合ってるぞ、ハルヒ
「うっさいわね!まあでも褒めてくれるんなら・・・その・・・(///)」
ハルヒはそっぽを向いた。可愛い・・・。眼鏡1つでこんなにも変わるんだな。
955 :
眼鏡ハルヒ:2007/09/11(火) 21:13:16.11 ID:zXluJeD00
その日の俺は授業中に眼鏡ハルヒを何回も見た。
3時間目の休み時間には、
「ちょっとジロジロみすぎよエロキョン!」
と怒鳴られたほどだ。
その日の授業も無事終了し、俺は文芸部室に向かった。
今日の文芸部室内はハルヒと俺だけしかいなかった。
古泉達のことだ・・・どうせ分かってんだろう。
ともかく、手回ししたと思われる古泉に感謝しながら、俺はハルヒと2人っきりの時間を過ごした。
「っ・・・ジロジロ見るな!恥ずかしいんだから・・・(///)」
こういうときのハルヒは可愛いと俺は思っている。
まあなんだ・・・その・・・可愛いぞ
「うるさいわねっ・・・(///)」
ハルヒは言葉で褒められるのが苦手なようである。
すでにいっぱいいっぱいなのか、頬を真っ赤に染めている。
「も、もう今日は解散ねっ(///)」
俺はその日の帰り道、ハルヒと肩を並べて下校した。
これは別れ際の出来事だ。
眼鏡を掛けたハルヒも可愛いぞ。
「うっさいっていてんでしょ・・・ちょっとは黙りなさい!」
俺はそう言うハルヒを抱きしめ、家に帰ろうとした―そのとき
「き、急に抱きしめるなんて許さないんだから!こんなことしたんだったら私も・・・」
そう言ってハルヒは俺にキスをした。
「私と付き合いなさい!これは団長命令よ!」
はいはいわかったよ団長さん。
団長を幸せに導くのも団員の仕事だもんな。
俺は去り行くハルヒの背中を見ながら、そう呟いた。
―fin
956 :
眼鏡ハルヒ:2007/09/11(火) 21:13:32.98 ID:zXluJeD00
投下完了
ぎりぎり2レスに収まりました。
GJ
だが眼鏡という設定が生かしきれていない気がする
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:16:57.76 ID:dFC3htnhO
お二方乙!!
古泉たちは付き合っても敬語かww
つか眼鏡ハルヒ甘すぎw 画像があったら100万回保存するww
>>951 これはいい長古w振り回される古泉いいね
GJ!
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:18:34.92 ID:zXluJeD00
>>958 スマン・・・眼鏡といえば眼鏡っ娘萌えしか思いつかなかった。
期待はずれで申し訳ない。吊って来る
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:20:48.94 ID:UIB7Aj5bO
>>951 古泉は万死に値する!長門を!なが‥
いや、冗談wwGJ!
>>956 来てるwwハルヒの流れが!
GJ
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:20:56.64 ID:2iHbIIxDO
いや、眼鏡ハルヒの描写がもう少し欲しいなと思っただけなんだ
気に病まないでくれ
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:22:18.09 ID:HKCvX/ck0
メガネをハルヒに使ったか!
GJ!
>>951と
>>956さんGJw甘いww
GJ感想流星群が流れているにも関わらず空気を読まずに何か落としてみる。
「キョンくん、話があるの。」
突然の事である。朝比奈さんがやけに真面目な顔で話しかけてきた。驚きは二重のものだった。その真面目な顔と、未来の朝比奈さんの姿を垣間見ての驚愕だ。
「これから話す事は禁則事項に含まれるから…心して聞いてね。」
少し前文の説明が足りなかったからちょっとばかし説明しておこう。いつもの登校をし、いつもの授業を受けていつもどおーり部室に行って扉を開けるとこのような事になったわけである。
しかしまた朝比奈さんの大人(…だよな)姿を見れるとは、歓喜の極みである。…さて、さっきの続きだが。
「禁則事項を俺に話したりしていいんですか?」
「…本当は上からの了承は得てないの。でも、絶対に伝えなければいけないと思って。」
いつも隅で本を読んでる長門が居ないところを見ると…
「席を外してもらったわ。古泉くんは探しても居なかったから…もしかしたら部室に来るかもしれない。」
「きっとバイトか何かなんですよ。じゃあ、場所を移しましょうか?」
「そうね、ここでは少しマズいかも。」
俺はいつぞやの食堂の屋外テーブルに行き着いた。古泉と話した場所だったか。
朝比奈さんをイスに座らせて、自販機に向かいコーヒーを2つ持ってくる。よし、我ながらスピーディなセッティングだ。
「それで…話とは?」
「ええ、それが…。」
続きはWebで!もし続きが見たかったら「キョンかわいいよキョン」と書き込んでください。
ありがとうございます。
2つとも長編のBGMに聴いていた曲から電波を受信して書きました。
さっさと長編書けよ……と、思いつつ電波が来ると居ても立ってもいられませんw
次スレは、落ちてからでいいんでしょうかね?
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:26:30.53 ID:dFC3htnhO
「それで…話とは?」
「ええ、それが…。」
「生理がこないんですぅ」
「GJ」
FIN
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/11(火) 21:26:33.47 ID:zXluJeD00
埋めます?
少しふざけて「続きはWebで!」なんて書いちゃったけど、シナリオは真面目なんだよなぁ…
ふざけなければ良かったと思う今日この頃