1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※
▼各まとめ入口 →
ttp://bnsk.jf.land.to/ 初心者の方は掲示板を一度ご覧下さい。小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています
▼まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので『お題ください↓』の様にもらうと良いです
・他の人がもらったお題を使って書くのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります
▽投下の際の注意点
・他の作者が投下中は投下完了まで待って下さい。投下前にはリロードを忘れずに。投下宣言するのもありです
・投下する人は最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願いします
・できれば名前欄に『「タイトル or お題」 現在のレス数/総レス数』のように書いて下さい
・作品を投下する際は、テキストエディタで仕上げてからまとめて投下して下さい
▽読み手の方へ
・感想は書き手側の意欲向上に繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい
▽保守について
・創作に役立つ雑談や、保守を兼ねての書き下ろし投下は大歓迎です
・落ちた場合は立てれる人が新スレを立てて下さい。人がいる時間を目安に
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:05:11.63 ID:v3qaaQnQ0
▼週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます
作品は土曜日の0:00から日曜日の23:30までの間に投稿してください
※混乱を避けるため、日曜日の23:00以降は投下予約制となっています
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます
▽作品投稿
・ジャンルは自由、時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします
・優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい(酉は名前欄に#と自由な文字列)
→毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです
・名前欄は 【品評会作品】タイトル (現在のレス数/総レス数) #トリップキー の様に入力して下さい
▽投票
・本スレへの書き込みでお願いします(複数選択可)
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい
・簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります!
・投票は投票用テンプレを使うか、【投票】と書いて書き込んで下さい
▽優勝者特権
・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます
・投票数が同数の場合は、気になった作品の投票数の差で決定します
・お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:05:37.43 ID:v3qaaQnQ0
(今北産業用)
お題をもらう(安価よりも「↓」を推奨)
お題に沿った小説を書く
全部書き上げてからこのスレに投下する(目安は〜6レスくらい)
(スムーズな投下のために)
・1レスは30行、4096バイトまで、一行は全角128文字まで(読みやすさの為に50〜60文字推奨)
・「投下してもいいですか?」ではなく「投下します」。投下宣言が被らない限り、許可はいりません
・メモ帳などで完成させてからコピペしましょう
(中の人より)
・最低限、お題の表記だけは守って下さい。できればアンカー指定でなく、お題そのものを書いて頂けると嬉しいです
・投下中はできるだけメール欄には何も書かないで下さい。
・通常作品はトリップ必須というわけではありません。お間違いの無いよう。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:06:02.52 ID:v3qaaQnQ0
次回品評会お題発表の時間
496 名前: ◆pt5fOvhgnM 投稿日: 2007/08/29(水) 00:15:15.61 ID:ziXWWl7N0
>>483 では、金曜の夕方から〜夜の辺りで発表します
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:09:29.19 ID:v3qaaQnQ0
保守
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:11:20.74 ID:v3qaaQnQ0
すぐ落ちる
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:17:39.38 ID:v3qaaQnQ0
保守
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:29:36.96 ID:v3qaaQnQ0
保守
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:40:01.01 ID:v3qaaQnQ0
保守
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 15:49:18.06 ID:v3qaaQnQ0
保守
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:01:37.14 ID:v3qaaQnQ0
保守
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:07:20.87 ID:5ovxUTTF0
なんという保守……これは間違いなくスレ立ての時間を誤っている
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:10:01.27 ID:rMbhtC5LO
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:10:16.63 ID:v3qaaQnQ0
保守
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:10:54.89 ID:v3qaaQnQ0
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:14:52.72 ID:rMbhtC5LO
>>15 今から忙しいんでまた頑張ってくださいな^^
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:16:21.63 ID:v3qaaQnQ0
>>16 俺を引き継ぐものは現れないのか??????????
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:29:59.92 ID:7Oua7Kqe0
ID:v3qaaQnQ0の孤独な奮闘はまだ続く……
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:34:13.07 ID:v3qaaQnQ0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:39:18.54 ID:7Oua7Kqe0
救世主……? ID:v3qaaQnQ0は一筋の光明を見た気がした
気がしただけだった
ID:v3qaaQnQ0の保守はまだ続く!
<完>
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:41:58.36 ID:v3qaaQnQ0
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:46:53.20 ID:7Oua7Kqe0
でも孤独のままだと知恵の活用場所があるようなないような
ま、乳母を乳首と読み間違えた俺には関係のない話だな
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:48:31.92 ID:v3qaaQnQ0
孤独。訪ねるにはよい場所であるが、滞在するのには寂しい場所である。
寂しくなんかねぇやい><
お題プリーズ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:52:43.87 ID:7Oua7Kqe0
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:52:56.96 ID:v3qaaQnQ0
誰一人知る人もない人ごみの中をかき分けていくときほど、強く孤独を感じるときはない。
VIPにはこんなに人がいるのに、ここにはかき分ける程の人がいない><
あ〜なんという孤独
だが芸術とは孤独の中から生まれるものだ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:53:28.20 ID:v3qaaQnQ0
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:55:19.21 ID:7Oua7Kqe0
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:57:25.26 ID:ruTO6B4Y0
もっと簡単そうなお題ない? ダメ?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:58:29.59 ID:4DAPEsFI0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:58:31.55 ID:v3qaaQnQ0
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 16:59:24.29 ID:7Oua7Kqe0
えっと、じゃあ
つ 空
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:01:09.70 ID:ruTO6B4Y0
>>30-32把握 孤独な未成年の空で了解しました。ありがとうございます。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:06:07.83 ID:nU0QgW9/O
>>1乙
ID:v3qaaQnQ0はよく頑張った
ID:7Oua7Kqe0も頑張ってくれ
俺はまだ仕事
でもたまに携帯で覗いちゃうぜフハハー
学生は宿題でもやってんのかね。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:07:19.25 ID:mJJYOT9u0
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:08:37.70 ID:mJJYOT9u0
>>28 孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
ともだちほすい
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:09:38.86 ID:7Oua7Kqe0
俺はがんばらないよ!!
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:14:46.18 ID:CFQumQ2x0
ほしゅ参戦するよ!
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:16:07.73 ID:mJJYOT9u0
最高のものを求める人は、つねにわが道を行く。人間は最高のものを決して共存しない。幸福になろうとする人はまず孤独であれ。
孤独でもいい。逞しく育ってほすい
>>38 まかせた
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:17:52.76 ID:7Oua7Kqe0
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:23:24.47 ID:CFQumQ2x0
俺がやらねば誰がやる
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:29:51.25 ID:CFQumQ2x0
マジで人いねぇなぁ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:34:56.63 ID:4DAPEsFI0
________________
<○√ <○√
‖ ‖ お前、一人だけにイイ格好させるかよ
くく くく
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:35:00.58 ID:2h/5jYC9O
千いったからみんな満足なのさ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:36:15.26 ID:mJJYOT9u0
落ちたらまた立てればいい
それだけのことさ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:37:25.30 ID:CFQumQ2x0
>>43 _________________________
Oノ
ノ\_・'ヽO.
└ _ノ ヽ
〉
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:40:42.22 ID:4DAPEsFI0
>>46 _______________________________________
<○√.:’<○√’∴;.
ぐぼべぇぼぐがぁぁぁああああ!!!!
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:46:04.37 ID:4DAPEsFI0
ペシャ!
________________________
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:50:38.63 ID:CFQumQ2x0
○ ムクッ
<ヽ |
i!i/, |i!ii
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:52:01.21 ID:CFQumQ2x0
○
ノ|) ヤレヤレ シンデシマッタカ・・・
________________________ <し
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:56:21.24 ID:4DAPEsFI0
○
ノ|)
________________________ <し
<○√
・・・ふう、いまのはあぶなかったぜ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 17:56:28.53 ID:CFQumQ2x0
○y一~~
|\へ マタ ヒトリデ ホシュスル シュクメイ・・・
□ ̄l
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:01:45.32 ID:CFQumQ2x0
○
/ヾ|>
___________ .<
<○√
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:03:16.14 ID:CFQumQ2x0
○
/|>
___________/.<
グシャ!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:08:44.97 ID:4DAPEsFI0
.,i´.,/` /`/`.,i´ ,/` ../::;;;;;;;;;::::::::::::::::゙'i、゙l, `i、 ,!: 丶
│,i´ : `"..,i´ .,i´ ,l゙`゙゙゙゙゙゙゙゙''''―-、│ | │ ゙l ゙l
," | .l゙ |: /: `''| l゙ .| .| `),
.l゙ | | : : : : .l゙: : :|: : : : l゙ l | .l゙ : l゙ |゙l
| | | : : : : │: ::|: : : | /ニニ ,,l゙: ::,!: ../ │ :|: ゙l
│ .l゙ | : : : : ": _,,―‐'゙\__/ l゙: :/: :/,i ..,l゙: ,/: :゙l
.| .| | : : _,,-'"`  ゙̄:i/: .,/: ./:: : l゙
│: : |: 丶 '゙l、 : `i、/ : : :/:::: :l゙
'|``'-|: : 丶 ゙i、''゙,,ニニニミ' / ,ニニニ、、 |: : :_,,/.:: :│
│、: : \、:ゝ ゙l゙(、 ◎ ,) | ( ◎ )'  ̄i'‐ : : : : :l゙ コノウラミハラサデオクベキカ
l゙ │: : \、: :/  ̄ ̄" : 、 ' ̄ ̄" /: : : : : :l゙
.| .":|: : : |゙l::` ̄' l ./: : ::: : : : :,
.| l゙ │゙l::: : : .、,,_ _,,i、 \::::::::::::: : :,|
l゙: . | : |;;│: `" : ::,l゙;:,、: : : |
|: │ :: |;;;;;゙l,: : ニニニニ=‐ : ./::::l゙: : : : |
|、:" | : |;;;;::::丶、: .,,,,,,,,,,,、 : ,,'":: |: : : |
|: : : ,! : |;;;;;::::;;;`-、: ..,,i´;;;;;: |: : : :|
| : : :|` : |;;;;;;;;;;;;;;;;,/'-,_: : ._,,/;;;;;;;;;;; |: : : l
|:: : : |: │;;;;;;;;;;;;/ : `''-,,_: .__,,,,,,,-‐'゙);;;;;;;;;;;;;;;;;;;│ : : :
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:08:56.13 ID:CFQumQ2x0
_| ̄|○ ショウセツ スレデ ナニヤッテンダ・・・
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:09:52.54 ID:CFQumQ2x0
_| ̄|○
>>55 ジャア アトハ タノンダ
オレハ サル…
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:11:53.13 ID:4DAPEsFI0
今から10レスにも及ぶファンタジーを投下しようとオモタのに……
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:12:31.72 ID:xDipT18nO
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:17:10.04 ID:CFQumQ2x0
投下すればいいじゃない
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:19:36.48 ID:4DAPEsFI0
でもまだ推敲中だったりする
∧_∧
ヽ( ´ω` )/
\( \ノ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:24:28.53 ID:CFQumQ2x0
ほ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:25:24.97 ID:LLxAtGqF0
お題↓
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:26:15.68 ID:4DAPEsFI0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:42:21.00 ID:QtF6ufzT0
落ちるって
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:47:10.12 ID:IoYc85+kO
ほおおおお
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:48:10.49 ID:fyJFtdXv0
落ちたらまたたてればいい
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:49:04.53 ID:tHACZGcb0
品評会のお題は明日か。
最近まで水曜以外はずっと品評会と向かい合ってるような毎日だったから、
土曜や金曜発表だと心にぽっかり穴があいたようだぜ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:54:28.74 ID:4DAPEsFI0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 18:58:14.00 ID:fyJFtdXv0
金曜夕方発表ってことは2日で書かないと駄目なの?
それとも1週間後の日曜がしめきり?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:02:47.62 ID:QtF6ufzT0
二日
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:09:43.76 ID:ysJGAKSC0
ハンタ復活おめ保守
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:20:05.76 ID:4DAPEsFI0
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:21:11.59 ID:4DAPEsFI0
うそw自己解決しますた
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:21:41.96 ID:eiPaN/tMO
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:27:00.17 ID:ysJGAKSC0
>>73 真偽はわからんぞ?wwたぶんだから
そしてネタバレ注意
来週のジャンプの情報転載
こんな話と
>46号に再開告知&キメラアント編まとめ上
>47号キメラアント編まとめ下
>48号から再開開始 らしい
こんな話がある
>買ってきたジャンプ40号、何気なく読んでたらジャンプコミックスのお知らせに…
>・ハンター24巻発売(連載休止前の13話を全て収録)
>・WJ45号にて連載再開
本当ならコミック発売10月4日らしい
さっき確認してきたwwwww
ttp://imepita.jp/20070830/663400 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
つかここまで書いたのに自己解決すなwwww
>>73
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:28:31.25 ID:4DAPEsFI0
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:39:50.22 ID:ysJGAKSC0
ほしゅ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:46:07.79 ID:Mee0diCU0
モントゥトゥユピーは俺の嫁
保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:52:52.73 ID:PorF6xcX0
ほしゅ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:58:41.77 ID:4DAPEsFI0
通常作を投下したいと思います。
途中でさるよけしてもらえると助かりますorz
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 19:59:22.76 ID:Mee0diCU0
さるよけおーけー
83 :
An annoying story1/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:00:20.74 ID:4DAPEsFI0
初老を迎えた風貌をしたフルート村の村長、彼は今大変困惑していた。
こいつら人の話を聞いているのか? 大丈夫なのか? と。それでも彼は続ける。
「このフルート村は、本来自給自足を主とする穏やかな村なのです。近隣の森は豊かな自然に
恵まれており、生活するのにも困りません。ですが近頃、急に村娘の胸が皆小さくなってしまって、
それからさらに吸血鬼が村を襲ってきてですな……もう二人も村の娘が誘拐されて――って、
聞いておられますか?」
「あ、ふぁい、きいてまふお」
答えたのは口に目いっぱい物を詰め込んでいる小柄な少女だった。
その隣には、明後日の方を向いて何やら落ち込んでいる中肉中背の青年。
それぞれの傍らには、杖や、珍しい東島国の武器である刀が備えられている。そう、彼らは村長が
街から呼び寄せた悪魔祓いなのだが、その態度や容姿はどこからみてもそこらの子供である。
「お任せください! 私達こう見えてもプロですから!」
ハムスターのように溜め込んだ食べ物を一気に飲み下し、少女は言ってのける。
「そうですか……奴はここから半日ほどの城に住んでおります。いやはや、どうか、頼みましたよ?」
「はい!」
頬に食べかすをつけたまま、その少女はにっこりと微笑んだ。
大口を叩いて村を出たまでは良かった……というのも、
二人は今寒空の下、深い森の中で迷子になっていたのだ。
太陽も我関せずといった具合に早々と落ちてしまい、辺りは静寂を保っている。
「どこだ……ここは?」
「さ、さあ……」
やれやれと肩を竦める中肉中背の青年と、困惑顔で地図と睨めっこしている小柄な少女。
「アリエス……村を出て何時間位経つと思う?」
アリエスと呼ばれた少女は、雪化粧したような薄い水色の髪と、その細い肩を弱々しく震わせ、
「私はまだお腹空いてないよ? ロイはもう空いた?」
テヘッと笑顔で誤魔化した。が、そうは問屋が、この場合は青年のロイが卸さなかった。
「だああ! 緩いのは頭のネジだけにしておけよ! ったく、何故よりによって方位磁石を粉々にしちまうんだ?」
「だって、蛇が出たんだもん! とっさで仕方なかったんだもん!」
84 :
サザソのトリヴィア:2007/08/30(木) 20:01:07.04 ID:yBuSF5C/0
ニートはいいなwww
85 :
An annoying story2/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:01:07.04 ID:4DAPEsFI0
数時間前、彼女は木から垂れてきた蛇に驚いて、手に持っていた方位磁石ごと
魔法で吹き飛ばしてしまったのだ。
「魔法使いならもうすこしだなあ……こう、冷静というかなんというか」
赤茶髪をぽりぽり掻いてぼやくロイ。
「この調子じゃ吸血鬼の城に辿り着く前に俺らが干乾びちまうぞ……血も吸われてないのに。
はあ、帰りたくなってきた。ああでもあの村の姉ちゃん達全員色気が無かったからなあ……。噂では
巨乳ばかりと聞いていてわざわざ街から遠出してきたのに。貧乳好きには堪らないかもしんねえけど、
俺は大きいほうも小さいほうも両方欲しいんだよ――」
などと、ロイは現実逃避気味な独り言を延々と呟いている。
因みに村で彼がずっと落ち込んでいたのはそれが原因であった。
そんなロイのぼやきに耳を傾けながら、アリエスはきょとんとしていた。いつもなら、「セクハラ!」
と言って、ちょっと洒落にならない威力の魔法をロイにぶちかますのだが……。
「魔法使い? 魔法……魔法……まりょく……魔力! そうだ、魔力だ!」
「まあおっぱいはともかく、こうなったら俺の刀で木を全部切り倒して――へ? 何か言ったか?」
「魔力! 魔力を感知して、お城の方向を見つければいいんだよ! ほら、風の方向知りたい時に、
こうやって風の方向確かめるでしょ? 似たような事を魔力でやればいいんだよ!」
ペロッと指先を舐めて頭上に掲げて見せるアリエスに、ロイは半眼で告げる。
「……なあ、それってもっと早く気づけなかったのか?」
「あー、えっと、細かいことはシーッ!」
唇に人差し指をあて片目を瞑るアリエスに、ロイは脱力し、どうでもよくなった。
「何でもいい、さっさとやってくれ」
そんな彼らの目的、フルート村を脅かす吸血鬼の退治がやっと一歩前進したようだ。
人の目には映らない魔法に覆われた城の最上部。部屋に面したバルコニーに怪しげな影が一つ揺れる。
しかし、よく見ればそれは影などでなく一人の少女だった。そんな彼女から漂う妖しげな雰囲気は、
臆病者なら近づくことは愚か視線を向けることすら躊躇うに違いない。
彼女は何をするでなく佇んでいる。
見上げれば煌めく星が彩る夜空。目下には鬱蒼と佇む森の海。木々の合間に見えるのは人々の
住まう村であり、または集落だ。
ふと、極端に目立つ赤い夕焼けのような、濃い目のオレンジ色をした瞳が細められる。
86 :
An annoying story3/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:01:29.83 ID:4DAPEsFI0
その影の瞳が射抜いた先には、一人の青年と一人の少女が映されていた。
「……お客様じゃの」
声と同時にその姿も背景に塗りつぶされたように消えていく。
あとに残されたのは漆黒色の羽根だけだった。
「はーすごいお城だね」
急に立ち止まったアリエスは、相変わらず代わり映えの無い木々が風景を埋め尽くす中、
首を上げ奇妙なことを言い始めた。
「ん? なんだ急に? 今度こそ脳みそがいい具合に故障してしまったか?」
「んもう! 言葉使いが悪いのは嫌いだよ! あのね、ロイは魔法使えないから見えないんだよ」
「ほう、つまり魔法使いにしか見えない城が今目の前あると?」
「うん。 あ、わかってるよ、ちょっと待ってね」
そう言って魔法使いの杖を取り出し呪文を唱え始める。
「ロエミ・ヨ・ノモイナエミ」
すると、ロイの視界を埋めていた景色は全て剥がされ、代わりに大きな城が全容を現した。
「おお」
「これで見えるし入れるよね。さあ行こう?」
二人は息を呑んで城門に手をかける。
錆びて軋む扉をゆっくりと開け、慎重に中の様子を伺った。
すると城内は、小さな蝋燭が点在しており、ぼんやりと内部が映し出されている。
とりあえず彼らを迎えたのは、だだ広いフロアであった。
「はあ、広いねぇー。ちょっとしたダンスパーティなんかできるかも」
「まあお前は踊れないんだろうなあ……確実にずっこけて」
「そんなことないもん!」
軽口を叩きながらも変わらず慎重に歩み進む二人。
城の内部は無人だった。生にしがみ付く命亡き者、つまりゾンビの大群でも出てくるかと
ロイは身構えていたが、その気配も全く無く、あっという間に二人は城の最上部へ上がることができた。
ハプニングと言えば、小さな段差でアリエスが三度ほど躓いて転倒した程度である。
「こんなに何も居ないと調子狂うな……誘拐されたって子も見つからないし」
「誘拐の子はそうだね……でもこの扉の先、すごいのが居る」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:01:42.83 ID:Mee0diCU0
さるー
88 :
An annoying story4/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:02:54.13 ID:4DAPEsFI0
魔力を感じ取ったのだろう、アリエスが珍しく真面目な顔をしていた。
「この城の主か……」
「準備はいいよね? 扉を吹き飛ばすよ……ロレワコ・チブ!」
呪文と共に杖の先から衝撃が放たれると、扉は薄紙のように破られた。
爆風が巻き起こした煙が止んだ頃、視界の晴れたその先では、一人の少女が玉座でふんぞり返っていた。
「よく来たの? もう少し丁寧に入ってもらえるとありがたかったんじゃが……まあよい。
歓迎しよう。妾の名はレイチェル。お見知りおきを願う、といったところじゃ」
古めかしい言葉で出迎えた少女は自らレイチェルと名乗ると、立ち上がり丁寧にお辞儀をしてみせた。
白を貴重としたドレスはレースやフリルが装飾されており、その細く美しい金髪は上品に腰まで流れ、
オレンジ色の瞳もとても深い色をしている。
まるで人形のようにとても愛らしい姿をしていた。
が、彼らに油断は無い。
「ふん、俺はロイ。んで、こいつはアリエスだ」
「ふふ、その攻撃的な魔法で解るものじゃ。お主たち悪魔祓いの輩じゃな?」
「そうだ、話が早くて助かるぜ。このままフルート村から手を引けばよし、引かないなら……斬る!」
「フルート村? 何故お主たちがその事を……?」
レイチェルの顔に困惑の色が浮かぶ。
「惚けないで! フルート村の人を襲う吸血鬼なんでしょ? 皆困ってるんだから!」
「……吸血鬼?」
ロイとアリエスは、「ほほう、まだ白を切るか?」と言わんばかりにレイチェルを睨み付けた。
腰にぶら下がる刀の柄に手を添えるロイと、杖を手にしてその小柄な体に魔力を漲らせるアリエス。
「ちょ、ちょっと待つのじゃ! 話が噛み合って――」
「問答無用! ダントツフ・ガ・ントフゥ!」
アリエスの魔力が暴力を伴う風となって吹き荒れる。
その風に乗ってロイは駆け出した。
鞘から抜き放つ斬撃をレイチェルは跳躍して回避すると、そのまま天井付近に浮遊する。
いつの間にかその背には羽根が生えていた。
魔力を漲らせると、レイチェルも呪文を唱える。
「話を聞かぬか愚か者! 踊れ妾の手足となりて――ランスダンス!」
するとレイチェルの指先空中で魔方陣が展開され、その魔方陣から高速移動する二本の槍が飛び出した。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:03:20.37 ID:WWIbENUO0
じゅ、十レス作品とな……
90 :
An annoying story5/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:03:36.95 ID:4DAPEsFI0
二本ともロイの身長はあろうかという長槍。それらが自由に暴れ周り、ロイに突っ込んでくる。
「くそっ!」
懸命に槍をいなし潜り抜けレイチェルに近づこうと試みるが、なにぶん槍の動きは魔法で
操られている為、自由気まま。あらぬ方位から攻められては、流石のロイも手一杯のようだ。
「大丈夫かアリエス!」
声だけで相棒を確認する。
「いや〜ちょっと大丈夫じゃなかも。あははー」
暢気な声が返ってきた。命は無事と安心するロイだが、ろくな事にはなっていないだろうと
落とせない肩の代わりに姿勢を落とし身構える。
(とりあえず状況を把握しねえと!)
「裂!」
ロイが距離をとるため放った強力な斬撃は、衝撃波となって槍を後方へ押しやった。
次いでその反動を利用し、自分も後方へと下がる。
が、後ろで魔法を放っていた筈のアリエスの姿が……そこには無かった。
「ふん、話を聞かないやつらめ」
玉座の真上にプカプカ浮かぶレイチェルの横に……アリエスは浮いていた。
そう、ロイが槍相手に苦戦している間に、アリエスは四角垂の透き通る水色の結界に閉じ込め
られてしまっていたのだ。その様子は氷付けにされたように見えなくもないが、中は空洞なのだろう、
彼女はテヘッと笑ってみた。
次いで両手を合わせ「ごめん、捕まっちゃった」というサインをロイに送っている。
(さっさと出ろよ! 魔法でブチ破れるだろう?)
ロイがアイコンタクトで言葉をおくる。
(うん、でもこれすっごい硬い。本気で暴れないと無理かも!)
するとアリエスがジェスチャーを混ぜて返した。
「お主!」
最後に、それらアイコンタクトを遮ったのはレイチェル。彼女は眼を細めロイを睨み付けた。
「お主は妾が吸血鬼だとでもいうのか? 妾は吸血鬼などではないぞ」
「は?」
「確かに近所に吸血鬼の城もあるがの……妾はてっきり妾の力を借りに来た悪魔祓いかと――」
ロイの顔が凍てついていく。因みにこの時アリエスは、結界の中でお構いなしに魔力を振るって暴れていた。
91 :
An annoying story6/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:04:19.63 ID:4DAPEsFI0
「す、すみません……じゃあレイチェルさんはどちら様で?」
「妾は天上界に住まう天使、本来は悪魔祓いであるお主らの味方じゃ! だがの、
まあ、ほれ、ちょいと色々あって堕天使にされてしまっての……羽根もこうして真っ黒じゃ」
年頃の少女が恥じらいを持って劣等感を気にする様に、レイチェルは羽根を撫でてみせた。
「ということは……」
「そうじゃ、お前さんら人違いじゃ」
レイチェルの乾いた言葉が、先ほどの戦闘で半壊した部屋に零れ落ちると同時、
ロイは両膝をついて刀を投げ出した。
「なんというかその……ごめんなさい」
頭を抱えるのはとりあえず後にして、ロイは真っ先に謝る事にしたらしい。
額を地面につけて謝罪をするロイにレイチェルは嘆息してみせる。
「全く、とんだドジッ子じゃのぉお主らは……まあ妾の懐はこの森よりも広く空の星海より深いから
の、こうして謝っておる事だし今回は許してやろう。表を上げてよい」
本当にドジッ子なのはアリエスなのだが、ここで言い訳しても意味が無い。
ロイはレイチェルの言葉どおり頭を上げて……言葉を失った。
「?」
レイチェルは疑問に思っただろう。突然ロイが呆け顔でレイチェルを見つめ始めたのだから。
しかし、ロイが見ていたのはレイチェルではない。
アリエスだ。
ロイは思う。ああ、本当に筋金入りのドジッ子ってのは、退治する相手を違えただけでなく、全てを
破壊しないとなんか気がすまないのだろうか? 病気にでもなってしまうのだろうか?
そういえば方位磁石も壊してたっけ? ……勘弁してほしいなあ、と。
レイチェルも気づいたようだ。
隣で魔力を暴走させ、気を失っている少女、アリエスに……。
「あ、な、こやつは……」
言葉を失うのも無理は無い。全ては遅かった。
言うなれば、卵の殻を破るのに使う嘴の代わりに、ひよこは爆弾を用いたのだ。
破られるのは殻だけではない……制御不能になったそれは周囲の何もかもをついでに吹き飛ばす。
ピシッ!
限界点を超える結界から魔力が漏れる。
92 :
An annoying story7/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:06:00.60 ID:4DAPEsFI0
「逃げろおおおおおおおおおおおおお!」
ロイの叫びも空しく、無慈悲に結界からは閃光が迸り、全ては真っ白な暴力に晒されていった……。
鳥のさえずりと爽やかな日差しで目を覚ましたロイが最初に見たものは……瓦礫の山。
夢にすることにしたらしい。ロイは再び瞼を閉じた。
だがしかし、瓦礫を枕に二度寝を決め込んだところをレイチェルに叩かれ、嫌々目を覚ます。
「お主らなあ、妾になんか恨みでもあったのか?」
ボロボロになりながらも、ぎりぎりで爆発を防いでいたらしい。レイチェルはその麗しい素肌を
所々さらけ出しているが、ロイは子供にあまり興味がないので気にしないことにした。
「いや、もうなんつーか……謝っても許してもらえないんだろうなあ」
所々焼け焦げている自分の髪をいじりながら、諦め半分で呟く。
瓦礫の一番高いところで、何故か無傷だったアリエスがこちらに向かってテヘッと笑いかけて
いるのを見ると、ロイは全身からどっと力が抜けていくのを感じずにはいられなかった。
「やっと起きたー?」
「やっと起きただと? 永眠させられるかと思ったわ!」
近寄ってきたアリエスの脳天に拳をお見舞いしてやると、彼女は改めて頭を下げた。
「あの、その、ごめんなさい」
「俺もだけど、レイチェルに謝ったほうがいいんじゃねえか?」
隣にいるレイチェルにロイが視線を向けてやると、彼女は面白くなさそうに鼻をならした。
「ふん、言ったであろう? 妾の懐はこの森よりも広く、夜空の海より深いのじゃ! でもな、妾も一つ
主らに言わなければいけないことがある」
珍しく殊勝顔で語るレイチェルに、二人は耳を傾ける。
「実はな、妾はフルート村の連中に一つだけ呪いをかけたんじゃ……いやな、ほんとにもう大した事
でなくて、ちょっと村娘の胸を縮めてやっただけなのじゃが……」
「は?」
ロイは呆然とその事実を受け止めた。
「いやな、旅人を装ってあの村に訪れた時、奴等が妾の誇り高き小さな胸を侮辱したのでな……ついカッとなって
やったのじゃが……はは、おかげで天上界を追放、堕天使にされ、下界に住まうことになってしまったのじゃ」
ポリポリと頬を掻いて照れ笑いするレイチェルは手持ち無沙汰に羽根を弄った。
ロイは村から巨乳を奪った真の敵を目の前に動揺している。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:06:08.41 ID:Mee0diCU0
さるるー
94 :
An annoying story8/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:06:31.88 ID:4DAPEsFI0
「なるほど、胸が小さくなったのは吸血鬼のせいじゃなかったんだ」
「うむ。それでだな、その時呪いに使った杖を失くしてしまっていたのじゃが……」
そう言ってレイチェルは辺りを見渡した。当然あるのは無残に倒れた木々と、原型を留めていない
城の残骸たちだ。
「まあこれだけ城が破壊されれば無事な杖もあるまい。これで村の呪いも解けるじゃろう」
つまり、レイチェルが村を呪う時に使った杖を壊さないと、村の呪いは解けなかったということであり、
そんな大事な杖を失くしているあたり相当に冷や汗ものだが、結果としてアリエスが城を破壊したのは
良い方向に働いたようだ。
たまにはドジも役に立つ……のか? とロイは首を捻るが、答えは出そうにもなかった。
「でも、何で私たちにその事を?」
「うむ、これが本題じゃ。これで村の呪いは解けた筈じゃが、急に胸が元に戻って村娘達は混乱してる
だろう? また村に戻った時、混乱のないよう丁稚あげでいい、適当に説明しておいてもらいたいのじゃ
……堕天使に落とされた今、これでも少しは反省しておる」
「分かったよ。村人さんには適当に言っておく」
ロイの返答に満足そうな笑みを浮かべると、レイチェルは魔法を唱えた。
「無限のパズルよ、組み合わさるが良い――ユナイト」
すると、見る見る瓦礫が組み合わさって、建物が修復されていく。
ロイはまだ村娘の胸の件に納得がいかないようだったが、
(まあ村人も元に戻ったということだし、俺らも間違えて襲撃したあげくお城一つ丸ごと
吹き飛ばした手前、怒ることもできないよな……)
と一人納得し、無事だった頑丈な刀を腰にかけなおした。
「はあ、この量じゃと一日中かかりそうじゃのー」
「あの〜手伝おうか? 壊しちゃったの私だし……」
アリエスが居心地悪そうに申し出る。
「よいよい、さっさと行け。因みに村はあっちじゃなからの?」
「うん……ありがとう!」
ひらひら手を振るレイチェルを背に二人は城の残骸を後にした。
結局、もう一度迷子になってしまった二人がフルート村に辿り着いたのは、その日の夕方の事だった。
95 :
An annoying story9/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:07:16.02 ID:4DAPEsFI0
村長の家で二人を待っていたのは、当然村長自身なのだが、彼は大変機嫌がよかった。
「いやー今日はなんていい日だろう。村娘の胸は朝方皆元に戻りましてな」
それは当然レイチェルが呪いをかけたの杖が瓦礫の一部となったからである。
「それでもって、昼過ぎには誘拐された村娘が帰ってきたのですよ! 何でも、巨乳は嫌いだ
とか言って、吸血鬼が自分の城から追い出したそうなんです」
「……え?」
「で、あなた方はどちらへお出かけしていたのですかな?」
ロイは頭を抱え、一番大事な事をたずねてみた。
「……あの、報酬は?」
「ん? あなた方は吸血鬼のお城にも行ってないのでしょう? 二人の娘からそれらしい人は見なかった
と言っていますし、吸血鬼も健在しているようですからな」
「じゃあ今から吸血鬼を倒しに行けば――」
「いえ、もうそのような危険なことをする必要はありません。何故なら、吸血鬼がここを狙う
理由が無くなったのですから! 奴は、貧乳好きのロリコン野郎なのだからー!」
さも素晴らしい事のように村長は両手を広げ小躍りしてみせた。
「その代わり、滞在中はお食事と寝床をご用意させていただきます。ごゆっく田舎村の風情をお楽しみ下さい」
そう言って宿へと案内される二人。
案内された宿はそれなりの部屋だったし、食べ物も中々に豪勢なものが用意されたのだが……。
ロイは一つ重大なことに気づいていた。
どうも先ほどから機嫌の良くないロイ。ただ働きが堪えたのだろうと
アリエスは適当に見当をつけ、特製パスタを口にかき入れる。
が、ロイは唐突に口を開いた。
「なあ俺今とっても冴えてるんだけど話を聞いてくれないか?」
「うん」
「今回ってさ、無駄働きだったよな? なんでかわかるか?」
「わかんない」
「だよな。お前魔法以外の脳みそは綿飴かなんかでできてるもんな。よく聞いてくれ? 今回吸血鬼
が村に悪さした理由ってのはなんだ」
アリエスはピクッと眉を潜めたが、ロイは気づいていない。
96 :
An annoying story10/10 ◆InwGZIAUcs :2007/08/30(木) 20:07:45.05 ID:4DAPEsFI0
「……女の子が欲しかったから?」
「そうだ、“貧乳”の女の子が欲しかったからだ。じゃあ村人を貧乳したのは誰だ?」
「レイチェル?」
「そうレイチェルだ。あのアリエス並みに貧乳なお子様だ。じゃあレイチェルが仮に、
この町の女の子を貧乳にしなかったら、したとしても、堕天使になって反省し、
杖を失くしていなければ俺たちはどうなっていた?」
今度はアリエスの目がスッと据わり始めたが、やはりロイは気づいていない。
「……女の子の胸は巨乳のままだから、吸血鬼村を襲わない。私たちは街で違う依頼をこなしていたかもね」
「そう、つまりだ! お前の信じられないほどのドジも踏まなくて済んだわけだ!
毎度とはいえ今回は城一つ粉砕したからなあ……流石の俺も引いたぜ」
アリエスの持つフォークが音もなく曲がっていくが、やはりロイは気づいていない。
「……それでどうするの?」
「レイチェルに報酬の代わりになるものを貰いにいく」
アリエスの口元に冷ややかな微笑が浮かんだ。
「じゃあ今度は私の質問。どうやってレイチェルに会いに行くの?」
「そりゃお前の魔力感知を使って――」
「いかない……」
「へ?」
この時初めて、ロイは怒りに歪むアリエスの表情に気づき……戦慄した。
「さっきから聞いてれば勝手なことばっかり! 自分ばっか被害者で……ちょっと頭を冷やしてきなさい!
ノモカバオオ・ノコ・ベトキフ!」
特大の魔法がロイを襲う。逃げるまもなく彼は光の奔流に飲み込まれ、盛大に宿の壁をつき抜ける。
彼が夜空の星になるのにそう時間はかからなかった。
翌日、夜中の騒動が災いし、彼らは村から追い出されたという。
悪態をつきながらもそそくさと退散するロイの後を、アリエスがついていく。
そもそも下心がなければこんな所に訪れていなかったという事実に、ロイは多少反省の色を見せていたとか。
終わり
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:08:01.81 ID:Mee0diCU0
おつー
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:09:35.10 ID:4DAPEsFI0
さるよけありがとうございました。
久しぶりに10レスとか書いたwwおかげで途中からわけわからん状態にww
因みにお題は「どじっこ」「おっぱい」「マジックステッキ」です。
個人的な内訳は、どじっこが5、おっぱい4、マジックステッキは1ですww
マジックステッキとか無理やりだしただけorz
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:10:28.38 ID:rJ49Kan70
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:12:32.65 ID:4DAPEsFI0
ほすしつつ感想をまっています><
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:19:14.16 ID:4DAPEsFI0
っほほおh
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:28:06.75 ID:4DAPEsFI0
hhohohooh
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:34:42.84 ID:Mee0diCU0
サニーサイドアップ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:36:16.45 ID:LLxAtGqF0
メイジクラッシャー
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:43:38.28 ID:4DAPEsFI0
hosu
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:46:06.64 ID:TluXdaor0
>>83 長っw
とりあえず読んだ。今から感想書く。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 20:56:42.84 ID:4DAPEsFI0
hoi
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:06:35.00 ID:4DAPEsFI0
hohoho
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:06:37.38 ID:x9bDHfFb0
ほ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:10:01.10 ID:TluXdaor0
>>83 アリエスの呪文の投げやりっぷりに噴いたw
ファイアーボールはスルーできても、セクハラはスルーできないファンタジーの不思議。
英語あるのかよっ、と思ってしまう。
同じような理由で、ハムスターとかハプニングとかジェスチャーにも引っかかる。
俺の心が狭いのかしら。
刀を武器にしてるのに名前がロイさん・・・。微妙に違和感。
作者の中ではロイが刀を使って戦う理由とかあるのかもしれないけど、書かれてないから
読者にはわからない。普通に剣を使う戦士であっても話が進むよなあ、と感じてしまう。
話のオチに持ってきている、アリエスの怒りが、ちょっと理解できない。
確かにロイは自分は悪くない、というポーズをとっているけど、アリエスの方に「それを咎める人格者」
というキャラ作りが出来ていないように感じる。
むしろ一緒になってその手があったかー、とレイチェルに迷惑かけに行きそうなキャラだと思ってた。
キャラの役割分担として、アリエスがボケ担当、ロイが突っ込み担当、という流れが出来ていたから
余計にそう感じたのかもしれない。
ラストの下心云々。どっちのキャラにかかるのか、良く分からない。
巨乳の女の子目当てでやってきたロイが反省してるのか、
ロイと一緒なら多少遠い村への二人旅でも良いよ、というアリエスの心に気づけなかったロイの反省なのか。
どちらにしても、いまいちここまでの話とかみ合っていない気がする。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:20:13.51 ID:zk5hYicO0
保守
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:24:47.31 ID:4DAPEsFI0
>>110 感想さんくす!
ああ、なんだか俺も途中でよくわからなくなった所の指摘がありがたい。
刀云々はおいらの好みですwwなんも考えてなかったww
アリエスの最後の怒りは、ロイの悪口に対してです。
当初は、アリエスも一緒にレイチェルに報酬を要求してもいいかなあと思ってんだけど、
あまりにもロイが棚上げし、自分の悪口をさりげなく挟み込むので、怒って吹き飛ばしたというくだりです。
最後は頭を冷やしたロイが、下心(巨乳の多い村に行くこと)がなければ、
今回のような無駄働きをせずに済んだということに気づいたという意味です。
ああ、頭がこんがらがるoez
ありがとうございました!
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:30:39.48 ID:4DAPEsFI0
ほ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:34:42.18 ID:QtF6ufzT0
>>98 長い。読むのかなりきつかった。
それは多分、長いのをそのまま長いと感じさせてしまうテンポの無さが原因だと思う。
いきなり説明から入られると読む気はかなり失せてしまう。もうちょっとなんとかならなかったのだろうか。
テンポが全てってわけじゃないけど、こういう軽いノリの話ではやっぱり大事だと思う。
なんでテンポが悪いのか。多分、説明的なのが地の文、台詞ともに多いような気がする。
説明することが多いファンタジーではしかたないことなのかも知れないけど、長いだけでも読まれにくいのに、読みにくい
とさらに読んでもらえないと思う。だからその辺の工夫は必要なのかも。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:39:28.40 ID:4DAPEsFI0
>>114 さんくす!
ちょwww俺涙目wwww
いやあ、もうなんていうんだろう……地の文ね。
どうにかならないのかと自分でも思う。
三人称のファンタジーを書くと、どうしても地の文が硬くなってしまう。
冒頭は自分なりに工夫したつもりだったけど駄目だったかorz
というわけでありがとうございまし!
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:43:07.35 ID:fpBI2umT0
>>115 少女のハムスター食いよかった
10の1で読むのやめたけどw
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:44:07.71 ID:fpBI2umT0
あとひとつ、この手の内容なら、『レイン』っぽく書けばよかったかもね
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:45:20.13 ID:+C5Iw7bR0
地の文があるってことは
水の文
火の文
風の文
そして空の文があるってことか
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:46:32.30 ID:4DAPEsFI0
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:49:33.00 ID:x9bDHfFb0
それは古き勇者が使ったと言われる、
"伝説の文"!
そなたはまさか……!!
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:50:21.75 ID:fpBI2umT0
>>119 そんなレインの前に、童顔の騎士が震えながら飛び込んできた。
「ぼ、僕だって!」
「……ちっ」
電光石火でその細首を刎ねかけたものの、レインは寸前で魔剣を引き、代わりにさっと相手の腰の辺りを掴んだ。
「わ、わわっ。な、なにすんだっ」
「なにすんだじゃないっ。おまえには戦場は早すぎる。顔を洗って出直せ!」
言うなり恐るべき馬鹿力で、レインはその騎士を片手で放り投げた。
「わあああああっ」
最低でも鎧込みで百キロ以上はあるはずの彼は、あきれるほど高い放物線を描き、信じられないほど遠くへ飛んでいった。
「弱いっ、おまえら弱すぎるぞっ。ぜんっぜんっ相手にならん!」
人間離れしたレインの強さに、彼の部下達は全員が歓声を上げた。益々勢いづいて敵に向かっていく。
こんな感じ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:51:27.81 ID:fpBI2umT0
123 :
線香:2007/08/30(木) 21:51:41.70 ID:LLxAtGqF0
「雪か……」
そういえば、あいつと出合った時も雪が降っていたっけ。
俺は、冬はあまり好きではない。嫌な思い出がありすぎるから。
けど、一生で一番楽しかった季節は冬だ。まだ半世紀も生きていないけど。
「君は、これが好きなのかい?」
「別に、一番安いからだよ」
パンはぐにゃぐにゃ、肉はいまいち、ピクルスがどうでもいい存在感を発揮し、適当に味付けしてあるハンバーガー。
好きでもないし、嫌いでもない。ただ一番安いからと言う理由で毎度食っている。
「私は……どうも好きになれないな」
「これが好きな人は滅多にいないと思うけどね」
「なら、何でこんなに混んでいるのだ?」
「俺と同じ理由だろうよ」
あいつと会う時は、いつもこのハンバーガーショップで食事を取る。
別に金が無いわけじゃないが、少し洒落た店は、こいつが嫌がるのだ。別に気を使わなくていいと。
どうやら、あいつは俺がとんでもない貧乏だと思っているらしく、いくら訂正しても信じようとしない。
まあ、出会った時に腹を空かせて倒れていたのが原因だと思う。
あの時は……ちょっと大きな買い物をしたせいで、本当に無一文だった。
それで腹を空かせて公園ベンチで遭難していたら、あいつに声をかけられたというわけだ。
辺りに降り積もる雪より白い肌で、細く長い黒髪と三白眼が特徴的で目に焼きついた。
こんな人間がいたのかと思ったほどだ。
あいつは今も貫き通している、少し硬い口調で声をかけてきた。死ぬぞっと。
訳を話すと、自業自得だ、といいつつも食事に誘ってくれた。
どんな店でもいい、と言ってくれたが一番安いこの店を選んだ。
それ以来、何かと理由をつけて会うようになった。
まだ、互いの住所も名前も……何にも知らない。
君とお前、それが俺達の名前だ。
だから、気兼ねなく色々な事を話せた。最初はそれで満足だった。
「今日は冷たいな?」
「そうか?」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:51:48.01 ID:TwNcvWhX0
ここでお題召還
125 :
線香:2007/08/30(木) 21:51:58.12 ID:LLxAtGqF0
「いや、私の気のせいかもしれない」
あいつは、あまり自分の事を喋らない。
俺が喋り、あいつが聞き手に回る。だから、俺が喋らなきゃ自然と無言になる。
「嫌な事でも会ったのか? 最近よく連絡をしてくるのに、会うと喋らないじゃないか」
「別に……そういうわけじゃないけど」
お前の事が知りたい。ずっと伝えたかった。
「そうか……なら、私は帰る。また」
そう言うと、あいつは席を立ち、店を出る時に、一回だけこちらを振り向いた。
引き止めればよかったかな。いや、あいつはそんな事は望んでいないと思う。
それからは、何となく連絡する気になれなかった。
話したいことはたくさんある。聞きたいことはもっとたくさんある。
だけど、言えないし、聞けない。
前みたいに結局無言では、気を悪くする。嫌われたくなかった。
あいつから連絡が来たら、その時は思い切って聞いてみよう。そう心に決めた。
一日、三日、一週間、二週間と過ぎ、あっというまに一ヶ月が過ぎた。
気がつけば、連絡もつかなくなり、あいつは煙のように消えた。
こうして、一番楽しかった冬が終わった。
126 :
線香:2007/08/30(木) 21:52:13.94 ID:LLxAtGqF0
「まいったねこりゃ」
大雪のせいで、電車は全面的に運行停止、復旧の目処は立たないらしい。
会社に連絡をいれると、今日は休んで良いと言われた。
アパートに帰ってゴロゴロ過ごすのも悪くないが、何となく散歩をする事にした。
大学に通ってた頃は、暇を持余してうろうろしていたが、就職してからは駅と家を繋ぐルートしか通っていない。
町はすっかり変わっていた。あれから十年も経っていないというのに、全く別の町にいるような感覚がする。
あいつとよく行っていたハンバーガーショップは潰れ、コンビニエンスストアになっていた。
そこで暖かい缶コーヒーをカイロ代わりに買い、散歩を続けると、あいつと出会った公園はまだ残っていた。
ちょっと全体的に古臭くなったのを除けば、あの頃のままだった。
懐かしさを覚え、公園に足を踏み入れると、あの時のベンチがまだ残っていた。
雪を払い、腰を下ろす。
缶コーヒーを飲もうとしたが、すっかり冷たくなっていた。
あいつは、今何をしているのだろう?
あいつは、俺の事をどう思っていたんだろう?
俺が、連絡をいれていたらどうなっていたのだろう?
俺が、もう少し勇気があれば、どうなっていたのだろう?
道は、無数にあったはずなのに、何でこんな結果になったのだろう。
悔やんでも仕方がないか。
ベンチによさりかかり、降り積もる雪を払い除ける事もせず、ただ空を見上げ続けた。
「そのままだと、死にますよ?」
声に驚き、上体を起こすと、積もっていた雪がドサっと落ちた。
雪より白い肌。長く細い黒髪。そして三白眼。
すっかり、大人の女性になったあいつだった。
「相変わらずですね。また大きな船のおもちゃを買ったんですか?」
口調こそはすっかり変わっていたが、確かにあいつだった。
「いえ、あの趣味はもうやめました」
「そう……ですか、随分とお好きなようでしたのに」
実を言うと、まだやめていない。部屋の半分は船のプラモデルで埋まっている。
「そんなに熱中しているようでしたか?」
「ええ、船について話時の貴方は目が輝いてましたから」
127 :
線香:2007/08/30(木) 21:52:29.67 ID:LLxAtGqF0
呼び方も変わっていた。
「そんな話してましたか?」
「ええ、熱心に」
「面白くなかったでしょう?」
「いえ、何でも面白かったですよ、貴方の話は」
「そうですか」
そこで、会話が途切れた。
話したい事がたくさんあるけど、今更話内容ではない。
されたところで、あいつも困ると思う。
「こんな話をするのも、あれかもしれませんけど……」
あいつが話をふってきた。はじめてかもしれない。
「実は私、貴方の事が好きだったんですよ?」
唐突に、予想外の言葉だった。
「え……?」
「ごめんなさいね、こんな話をされて困るのはわかってます。けど伝えたくて」
あいつはベンチの雪を払うと、俺の横に座った。
「あの頃から、ずっと伝えたかったんです。けど、中々決心がつかなくて……だんだんと貴方も冷たくなってきて……飽きられちゃったと思いました」
飽きてなんか無い。むしろ夢中だった。
「それで連絡が来なくなって、何度も何度も連絡しようと思ったんです。けど、嫌がられるのが嫌で、断られるのが怖くて……」
「別に、飽きてもいませんでしたし、断る事もありませんでしたよ」
「そうですか? なら連絡すればよかったかな……」
「何で番号を変えたんですか?」
「ごめんなさい、実家に帰ったときに、携帯電話を取り上げられてしまったの」
「そうですか……」
「それから何年かして、またこの町に戻ってきたんですけど……笑わないでくださいね? 何度も何度もあのハンバーガーショップに行ったりこの公園に来て、貴方を探してたんですよ? それしか知りませんでしたから」
その頃はもう、俺はアパートと駅を繋ぐルートしか通らなくなっていた。
「ふふ、ごめんなさいね。変な話聞かせちゃって」
「いえ、そんな事は無いです、俺も――」
彼女の指が軽く光る物があった。
128 :
線香 終わり:2007/08/30(木) 21:53:02.08 ID:LLxAtGqF0
薬指につけられた指輪。
ああ――。
「結婚おめでとうございます」
「え、あ……ありがとうございます。親に無理やりさせられたお見合い結婚ですけどね」
「いい人ですか?」
「ええ、とっても……」
あいつが、今まで見たこともない、暖かい微笑みを見せた。
よっぽど、いい人何だろう。俺よりずっと素晴らしい。
「俺、そろそろ行きますね。雪に埋もれてたら風邪をひきそうだから」
「長々とごめんなさいね」
雪を払い除け、ベンチから立ち上がり、あいつに背を向ける。
遅すぎた。
彼女の火が消える前に、俺との関係が燃え尽きる前に会えればよかったのに。
まだ燃え尽きていないのかもしれないけど、再び火をつける必要は無い。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:54:08.15 ID:4DAPEsFI0
>>120 ∧
┌、 | || /|ヽ
ト、\ | | | ,r───-、 | | //ト、
\\ヽ!| | / \ | / / //
\__Lレ' ∨// /
i〜〜〜@〜〜〜〜「 ̄ ̄
|/⌒ヽ、, 、、_/⌒! ├、
∧─┰ ─┰ /ヽi
Y r‐、_r─-、 レ'
| i(lllllllllllllllllllト、 ノ
\ ,イ´
┌──-、 `ー‐ァ‐─-' `十──---、
`ニニ_ \ /\ ノ | \
`T ヽ/\ ヽ/ ├──‐‐ヘ \
ヽ ヽ/ | \ \
\_____,/ | し、_ノ
r─‐┤ ト、
/// `⌒⌒⌒⌒⌒ ヽ
////川i ii iミヽ
/ヾレ巛巛川川川川川川リリリ!
| 、/`ゞW人八从川川リリ
|、、ヽ | | |
小ヽ、 | \ ヽ
ト、′〈 ヾ、ヽ `ー、
| ) \ ノ
| / _| /
⊂,__」 (__ノ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:54:32.91 ID:LLxAtGqF0
お題をさっぱり活かせず、予想以上に長くなってしまって申し訳ない。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:55:17.80 ID:TluXdaor0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:57:05.56 ID:QtF6ufzT0
レインでserial experiments lainが思い浮かんだ俺は負け組
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:58:29.52 ID:4DAPEsFI0
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 21:59:15.89 ID:tHACZGcb0
レインでGガンダムが浮かんだ俺は
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:00:26.21 ID:+C5Iw7bR0
ウイニング・ザ・レインボーー!!
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:02:14.54 ID:4DAPEsFI0
感想かきつつお題いただく
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:02:28.54 ID:nU0QgW9/O
10レス作品読んだよー。お疲れ。
>>115 文章が硬いって言葉には逃げがある。
リズムが悪いのは、文章が拙いからだ。
これがこうだった。
「なんたらかんたら」
そして誰がどうした。
がずっと続けばそりゃ読む方も疲れる。
大袈裟に言うと長い箇条書き読んでる気分になる。
あくまでも大袈裟に言うとだけど。
ファンタジー書こうという心意気もここで長い作品を投下する根性もすてきだ。
だから頑張って欲しい。
キャラクターはいい感じにわかりやすかったけど、ちょっと薄かったかな?
飾ることばかりでなくしっかり足元を固めることを考えてみたらどうだろう。
具体的じゃなくて悪いけどw混乱させたらごめんー
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:04:08.74 ID:ust2kPU/0
>98
漏れも読んだ。
軽い雰囲気のシーンでは軽い二人のノリがいい具合にマッチしてい
ると感じた。
ただ、重い雰囲気である筈の場面でも終始ノリが軽いのはいかがな
ものかと。
最低でも相手の実力を見切るまでは、それなりに緊張感や何らかの
緊迫した雰囲気がある筈じゃないのかなと。
どうも終始ノリが一貫して軽い気がする。漏れはどこかリアリティを
感じることができなかった。
……すいやせん、偉そうで。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:05:19.66 ID:nU0QgW9/O
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:06:35.02 ID:4DAPEsFI0
>>137 いや、かなり参考になる。
うん、そのとおりだ。
しかしだ、どうしたらいいか分からないwworz
ちょっと三人称ファンタジーのBNSK過去の優秀作みてくる!
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:06:56.09 ID:4DAPEsFI0
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:07:22.10 ID:tHACZGcb0
おだいくれい
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:07:52.18 ID:4DAPEsFI0
>>138 さんくすです!
なるほど、長編はもっと難しそうだと思うばかりです><
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:09:27.88 ID:TluXdaor0
>>123 お題どこ行ったwwww話は結構好きなだけにもったいねえw
ヒロインが三白眼とか、需要少なそうなところをピンポイントでついてきやがってww
冒頭で嫌な思い出云々、とあるけど、本編で特に嫌な思い出が語られてない。
削ってしまっても良かったのでは。
それか、心残りになってる的な言い回しにするか。
女の言葉遣いが変わりすぎてて、同じキャラとして見ることが難しかった。
すっかり変わった、ということを表現したかったのかもしれないけど。
面影を外見だけに残されても、視覚的要素の無い小説では伝わらない。
丁寧語にすることに何かこだわりがあったのなら、どこか一カ所で良いから、
昔のぞんざいな口調で喋るシーンが欲しかった。
彼女の中の線香が、まだ燃え尽きていないということを匂わせるみたいな感じで。
名前欄に1/5みたいな感じで総レス数と現在レス数を書いておくと、
他のスレ住人やまとめの人にやさしい。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:14:31.77 ID:QtF6ufzT0
お題くれ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:15:08.20 ID:4DAPEsFI0
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:15:45.17 ID:QtF6ufzT0
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:16:55.04 ID:uEWxb6wv0
俺にもお題くれ↓
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:17:36.78 ID:5ovxUTTF0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:18:05.98 ID:4DAPEsFI0
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:18:19.84 ID:TluXdaor0
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:18:43.94 ID:LLxAtGqF0
>>144 感想ありがとうございます
線香のように儚い恋みたいな感じにしようと思ったらよくわからん物が生まれちゃったわけです
ちょっと不味い点が多かったみたいっすね、次に活かしてみようと思うっす
住人やまとめの人にも優しくするっす
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:18:49.73 ID:uEWxb6wv0
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:24:16.18 ID:1GZjVg2N0
ほほ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:25:43.11 ID:4DAPEsFI0
>>128 読んだ。面白かった。
ただ、時間を隔てた場面転換のところが少し分かりにくかったかな?
よい話だった。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:26:31.29 ID:v/Pmn+tz0
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:27:35.40 ID:+C5Iw7bR0
把握
158 :
サザソのトリヴィア:2007/08/30(木) 22:28:03.77 ID:yBuSF5C/0
なんかすげーwwww
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:35:08.79 ID:zm+i751h0
サザンのトリビアはネタがなくなってしまったんだな
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:42:46.95 ID:TluXdaor0
保守
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:44:32.38 ID:v/Pmn+tz0
お題:凡才が素人の落書きを評価することの意味について
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:45:20.04 ID:QtF6ufzT0
暇が潰せる
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:48:23.89 ID:TluXdaor0
素人の落書きでもちゃんと感想がもらえる。
身近に自作小説の感想を真面目に言ってくれる人間なんてそんないない。
他人の視点て大事。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:53:45.46 ID:v/Pmn+tz0
VIPでやる意味は?人間の種類がアレじゃん。そういう特殊な意見が必要なの?
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:54:19.08 ID:snn6PvC+0
偉くなった気分になれる
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:55:12.54 ID:v/Pmn+tz0
>>165 把握したwwwお前らの精神掌握したwwwwww
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:57:23.27 ID:HsR+D7+90
単発ID且つ一人の意見で納得できるほどおまいの頭は弱いんですね^^
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:57:55.08 ID:4DAPEsFI0
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:58:15.78 ID:v/Pmn+tz0
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:58:28.51 ID:QtF6ufzT0
まあアレな人って自分で言ってるんだし、しょうがないでしょ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:59:28.57 ID:v/Pmn+tz0
お前らのプライドってすごいなwwww
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 22:59:57.68 ID:4DAPEsFI0
なんかここまで幼稚だと痛々しいなと言ってみる保守
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:01:30.29 ID:/kYMZfeMO
ぐあー! 精神掌握されたー!
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:01:36.22 ID:v/Pmn+tz0
幼稚なことやってるのはお前ら自身が認めてるじゃんね、アホか、と
この馴れ合い感がキモイんだよな
顔もだろうけどwwwwwwwwwwウヒッ サザン
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:01:48.21 ID:5ovxUTTF0
そういえば、芥川賞作家を殴った布袋はどうなったの?
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:02:20.67 ID:v/Pmn+tz0
直木賞とったらしいよwwww
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:02:22.72 ID:HsR+D7+90
精神掌握されちゃいました><
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:03:26.26 ID:v/Pmn+tz0
土盛りが賞をとる・・・・・この国オワタ
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:03:28.61 ID:4DAPEsFI0
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:05:21.73 ID:v/Pmn+tz0
物書きの底辺と頂点との差が小さくなったことが問題だな
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:05:28.38 ID:ust2kPU/0
>174
なんか辛いことでもあったのか?
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:06:26.19 ID:dbQHkQ9H0
たまにこういうのが湧くからやめらんないね
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:07:06.12 ID:5ovxUTTF0
まあなんだ、保守は任せた。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:07:34.76 ID:v/Pmn+tz0
>>182 あっお前のふとももにウジが湧いている ぼとぼとと
振り払へ 生きよ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:12:18.29 ID:dbQHkQ9H0
終わりか
なんだつまらん保守にもならん
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:12:35.46 ID:x1kEaOaLO
このスレ見てるとスルーがいかに高等技術かわかるな
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:13:00.19 ID:4DAPEsFI0
>>184 じゃあ煽ってみるか。
三点リーダーって知ってる?
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:16:34.56 ID:v/Pmn+tz0
まぁお前ら、自分が病気だって言うのは気づいているんだろ?
「しかし…」とお前たちは呟く。あらゆる天才は精神障害と隣りあわせで、
まともな生活もできなかったのだと。君らの頭に暖かな光が見出せる、
自分を特別な人間だと思い込む、この「込めた」部分に、ほのかなプライドとして。
ああしかし、これらが君らのアンコミュニケーションが生んだ、多くの人々が
踏み潰してきたプライドだと気づいたら、君らは死を選んでしまうだろう!
「小説で有名になる」「天才として賞賛される」こんな夢を大衆は抱き、
特に別れを告げることによって成長する。その結果多くの働きアリが生まれるが、
「生まれ」が違う女王アリは全く別の哲学・原理に依って生きているのだ。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:17:30.00 ID:5ovxUTTF0
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:19:23.29 ID:dbQHkQ9H0
普通にスルーしててもつまらない
なら構ってあげるのが保守の道
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:20:52.34 ID:4DAPEsFI0
>>188 お前天才だな……よくわかんねけど。
てかお前こそ狭い世界しか見えてないと思うのは俺がもっと狭い視野だからだろうか。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:23:09.62 ID:TluXdaor0
煽りあいはただの保守プレイだから、通常作完成した人は
気兼ねなく投下宣言してしまって良いと思う保守
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:24:03.74 ID:dbQHkQ9H0
ひょっとして……
お題……欲しかったのか……?
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:24:05.02 ID:v/Pmn+tz0
「 」
「 」
「 」
「 」
「 」
「 」
これが小説?笑わせるぜwwwwww
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:26:13.55 ID:v/Pmn+tz0
AF改善したってだけで価値がある
後は高感度の作例うp頼む
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:27:36.71 ID:x1kEaOaLO
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:28:38.02 ID:dbQHkQ9H0
いいえ?
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:28:48.15 ID:ust2kPU/0
とりあえず「天才」が何か分からん。定義してくれ。
後、「大衆」も何なのか定義してくれ。
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:31:26.44 ID:dbQHkQ9H0
天才って聞いて最初に浮かんだのが天才チンパンジーのアイちゃんだから困る
わかんないけどとりあえず「・・・・・・」多用はやめてほしい
もきゅもきゅする
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:35:36.64 ID:TNZLP8Lk0
天才っつーとダヴィンチを思い浮かべるな、俺は。
会ったことないからどんな人物なのか本当のところはわからんけども。
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:36:58.23 ID:/kYMZfeMO
アンコミュニケーション(笑)
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:38:26.74 ID:x1kEaOaLO
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:41:10.34 ID:TluXdaor0
>>200 俺は「――」の多用もやめて欲しい。
もけもけする
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:47:27.16 ID:dbQHkQ9H0
このスレ、もけもけだ!!
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:47:32.38 ID:zm+i751h0
保守
お題ください
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:50:45.42 ID:dbQHkQ9H0
セロハンテープ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:52:02.61 ID:ust2kPU/0
エロテープ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:53:42.55 ID:dr2InBiP0
ビデオテープ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:56:29.56 ID:zm+i751h0
ブルーテープ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:57:40.21 ID:TluXdaor0
ぴったんテープ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/30(木) 23:59:41.48 ID:dr2InBiP0
テープ・スペクター
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:01:10.89 ID:7bQopz5n0
デーブ大久保
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:01:48.60 ID:sfRQrHDR0
マイケル富岡
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:02:26.08 ID:7bQopz5n0
ジャネット・ジャクソン
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:03:15.97 ID:cSKlb70F0
テープ怪獣テプゴン
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:04:04.73 ID:7bQopz5n0
東京電力
セロハンテープ
「ちょっとほぺたに付けてみて」
完
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:05:22.81 ID:pvO4mmFp0
トーエネック
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:05:31.90 ID:OGmWtZDV0
三島テープ
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:06:04.22 ID:7bQopz5n0
エキノコックス
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:06:57.09 ID:yQ+W0bDm0
クレープ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:07:38.14 ID:7bQopz5n0
グレイハウンド
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:08:15.60 ID:pvO4mmFp0
ハウンドドッグ
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:08:57.22 ID:7bQopz5n0
シェットランド・シープドッグ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:09:32.05 ID:OGmWtZDV0
ドッグファイト
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:10:00.38 ID:sfRQrHDR0
何のスレなんだかわかんねーよwwwwwwwwww
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:10:36.94 ID:7bQopz5n0
ファイティング三島
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:11:56.04 ID:OGmWtZDV0
三島食品のふりかけ
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:12:21.69 ID:pvO4mmFp0
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:12:55.25 ID:ND19eyRsO
ファイン二ィング・デモ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:13:30.23 ID:yQ+W0bDm0
>>207 えーとね、「把握した」とか「もらった」とか言わないと
延々お題がでつづけちゃうかもしれません。
出してる人もだんだん涙目になってきますw
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:14:40.71 ID:7bQopz5n0
>233
いや、まだまだイけるぞ。
リチャード・P・ファインマン
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:15:42.91 ID:sfRQrHDR0
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:16:08.09 ID:wcbsj7Cz0
本当に多彩な保守をするなお前らはwww
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:16:41.34 ID:7bQopz5n0
あれ?日付超えたからID変わったか?
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:17:17.55 ID:OGmWtZDV0
パンク侍
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:17:27.84 ID:IjXpwqdX0
ステキすぎるお題ください↓三つ
ジャズ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:18:19.71 ID:7bQopz5n0
>239
大好き♪
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:18:31.18 ID:c0x04L8p0
サン・ジェルマン
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:19:28.49 ID:IjXpwqdX0
ジャズ、大好き♪、サン・ジェルマン
どうしろと……まあ把握
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:20:06.75 ID:sfRQrHDR0
サンジェルマン伯爵がジャズ大好きなんだろうよ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:26:04.37 ID:pvO4mmFp0
じゃーずっと前から大好きだったんだろうな
おそらくはな
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:27:51.16 ID:pvO4mmFp0
あ、ああ……そうだよな、やっぱり
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:28:46.43 ID:yQ+W0bDm0
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:29:58.86 ID:c0x04L8p0
1972年にもサンジェルマン伯爵を名乗る人物がフランスに現れたという例もあるし
現代で大好き♪になったのかもしれないぞ
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:31:09.19 ID:7bQopz5n0
じゃあ、ズロース大好きフェチ野郎だったサンジェルマン男爵、
とは考えられないだろうか。
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:31:27.49 ID:sfRQrHDR0
G因子を老化防止に使ってるから歳をとらないのです
さもありなん
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:37:11.80 ID:c0x04L8p0
保守
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:43:31.60 ID:wcbsj7Cz0
保守
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:44:08.31 ID:qCdh34UG0
お題を
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:44:33.67 ID:wcbsj7Cz0
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:48:28.14 ID:qCdh34UG0
把握した
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 00:54:39.87 ID:cSKlb70F0
ほ
申し訳ない、把握したが抜けていたようだ
>>208 把握した
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:04:27.13 ID:c0x04L8p0
保守
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:06:30.41 ID:wcbsj7Cz0
>>219 単文でギャグを作る作風を目指してるのかな。
一番の問題点は笑いどころがわからないこと、だと思う。
落ちてない。
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:16:28.33 ID:wcbsj7Cz0
保守
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:16:28.51 ID:cSKlb70F0
ほほほ
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:19:16.93 ID:c0x04L8p0
>>261 単文で笑わせるというので思い出すのはふかわりょう。
セロハンテープ
「すいません、業務用ください」
「はい、かしこまりました」
「あ、領収書おねがい」
「はい、お名前はどういたしましょう。上様でよろしいですか?」
「あ、うーんと・・・コロッケで」
完
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:23:39.06 ID:yQ+W0bDm0
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:24:48.78 ID:c0x04L8p0
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:24:57.91 ID:y/t0BRgG0
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:25:06.53 ID:wcbsj7Cz0
セロハンテープ
「へい、何するんだよ!」
「動くな!指紋をとる」
「やばい!」
「よし、クロだ。逮捕する」
「FBIご愛用!開発はあのNASA!
魔法のセロファンテープ!
今なら5個入り6980円!」
「これさえあれば君も捜査官!」
完
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:37:41.18 ID:yQ+W0bDm0
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:38:12.45 ID:8Hq0jz8JO
>266-269
どこにワロタのかkwsk
俺には>270しか理解できないorz
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:40:27.79 ID:9G9Va/IJ0
>>272 コロッケ=鼻テープで有名な物真似芸人四天王
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:42:17.08 ID:8Hq0jz8JO
>273
トン
それ知ってたら俺も噴いたわ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 01:49:40.77 ID:Ch941GlK0
この流れなら言える
ToHeartは名作
という保守
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:02:18.19 ID:s7bFbipe0
復活
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:10:58.52 ID:s7bFbipe0
これは今夜中に散るな・・・
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:19:11.79 ID:cSKlb70F0
ほ
↓お題plz
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:22:41.72 ID:s7bFbipe0
ボクシング
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:24:06.24 ID:Ch941GlK0
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:25:18.58 ID:QhicOASL0
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:38:59.28 ID:yQ+W0bDm0
ほしゅ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:43:24.42 ID:cSKlb70F0
ほ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:55:50.81 ID:o4S8spFv0
し
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 02:56:13.91 ID:yQ+W0bDm0
今週末、おもしろい作品が沢山読めますように。
ほしゅ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 03:10:16.79 ID:TS6fyu050
眠れないのでお題をください。
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 03:16:33.90 ID:SFF9BFl10
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 03:36:45.88 ID:cSKlb70F0
ほ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 03:46:15.81 ID:WdkuTYTzO
お題下さい↓
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 03:59:17.78 ID:iHlTEL/T0
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 04:06:49.57 ID:o4S8spFv0
つ「携帯電話」
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 04:10:52.83 ID:cSKlb70F0
眠れないほす
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 04:11:26.19 ID:WdkuTYTzO
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 04:11:30.11 ID:iHlTEL/T0
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 04:26:53.51 ID:cSKlb70F0
苦悩する保守
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 04:32:21.58 ID:hboAh7HN0
ほ
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 05:02:48.40 ID:Ybfix3ZZO
ほろ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 05:16:45.15 ID:hboAh7HN0
ほ
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 05:21:15.13 ID:TS6fyu050
>>288 ちょっと外に連れ出されてたので今頃はあく。
しかしとりあえず寝る。
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 05:50:01.94 ID:hboAh7HN0
ほ
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 06:29:02.95 ID:tWPoPX+jO
し
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 06:43:34.37 ID:cIu3j93a0
hし
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:04:31.51 ID:ZBCUg+W+0
夏の終わり、今日一日は小説を書きたいのです
と、いう訳でお題をくださいませんか
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:06:14.85 ID:tWPoPX+jO
夏の終わり
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:07:03.45 ID:yQ+W0bDm0
はじまり
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:08:37.57 ID:ZBCUg+W+0
なんという・・・
とりあえず別々で把握
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:23:39.72 ID:ZBCUg+W+0
ほ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:42:11.05 ID:tWPoPX+jO
しっ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 07:56:51.81 ID:ZBCUg+W+0
ゅっ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 08:05:43.46 ID:OGmWtZDV0
夏の終わり、秋のはじまり
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 08:08:29.97 ID:ZBCUg+W+0
なかなか難しい
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 08:23:06.40 ID:ZBCUg+W+0
ほp
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 08:39:18.11 ID:ZBCUg+W+0
ひp
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 08:57:07.45 ID:e/cKxj5R0
ひょし
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 09:09:46.08 ID:ZBCUg+W+0
ほ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 09:15:15.12 ID:fV43yuuxO
簡単なお題ください
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 09:16:28.71 ID:ZBCUg+W+0
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 09:26:58.77 ID:fV43yuuxO
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 09:45:29.22 ID:lZPqIwjK0
ほし
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 09:55:00.60 ID:ZBCUg+W+0
ほ
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:00:45.85 ID:Qjqfzym/O
高校生の合唱で無意味に泣きそうになった自分は疲れてるのかな保守
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:05:52.56 ID:ZBCUg+W+0
投下したいのだけど、果たして人はいるのだろうか
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:07:12.41 ID:Qjqfzym/O
荒んだ人間でよければ
325 :
「ラララ」(お題:はじまり):2007/08/31(金) 10:14:57.99 ID:ZBCUg+W+0
明けない夜は無い――なんて、どっかの歌で聞いたフレーズがあったけれど、僕にとっては明けない方が素敵だ。明けない夜。つまりは太陽が見えない
という事。一日中夜景が見られたら、涼しいし、心は落ち着くし、カップルは困らないし、良い事づくめじゃないか。
「まったくだ」僕の膝の上に乗った黒ネコ、アリタが言った。「夜の方がいろいろしてもバレ難いしな」
「いろいろって何さ、お前飼いネコの癖にゴミ箱とか漁ってんの?」
「イユこそネコをカラスか何かと勘違いしてるんじゃないか? ネコはそんなことしないさ」
「じゃあ、いろいろって何さ」
「ネコだけの秘密」
のん気に尻尾をくねらせながら僕のへそをくすぐるアリタ。僕はというと、夏休み最後の日まで机の上に山積みされた宿題から顔を逸らして、
窓の外の綺麗な夜景の宿題を忘れようと努力しているというのに。まったく、余裕をかます振りだけでも疲れる。
「というかさ、ネコってのは夜行性だから、ずっと夜だったらずっと起きてることになるんじゃないの?」
「だからずっと起きていたいって言ってるんだよ」
「それはそれは、お元気な事で」
「イユは昼間でもゴロゴロしてるのにな」
ネコの癖に皮肉まで言った。言っちゃった。
ため息も出ないからアリタのほっぺをデコピン……頬ピン?してやった。けれど我関せずとあくびなんかしてる。お前は夜行性じゃなかったの?
「おいおい、イユ、もうすぐ夜が明けちまうぞ。宿題はどうしたんだ」
「分かってるさ、そんな事。ダテに窓の外眺めてる訳じゃない」
「まったく、イユの都合で永遠と夜にさせられちゃたまんないよなぁ、気象庁も」
「気象庁って天気予測する以外に何やってんの?」
「さぁ……」
何とかなるさ、なんて心の中で唱えて、あと数時間後には宿題には文字一つ増えずに登校するのだろう。明けない夜は無いのだ。悲しい事に?それは
今日一日、この瞬間だけの思想かも。
どうでもいいや、どうでもいいや、今日も帰ってきたらアリタと遊ぶ毎日に変わりは無いさ。
(終)
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:21:46.89 ID:ZBCUg+W+0
人がいない
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:27:14.33 ID:gb/tpvIC0
お題くだしあ
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:27:58.96 ID:tWPoPX+jO
感想書いてるんだろうさ
とりあえず日本語がおかしいとこがちらほら
あと『?』のあとにはスペース入れた方がいいみたいね
ストーリーはなんか…いまいち何が書きたかったのか分からない…
ただの日常が書きたかったのならそれでいいんだけど、にしても感じるものがないなぁ…
急いで書いたから酷評だけでごめん
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:28:32.94 ID:tWPoPX+jO
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:29:01.28 ID:Qjqfzym/O
>>325 自分はあんまり為になること言えないけど、
可愛らしい話だと思った
イユは小学生?
猫となんの違和感もなく喋ってるのが子供らしくていい
神秘的だけど日常っぽくてのんびりした雰囲気を感じた
でも小学生は早く寝なさいw
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:30:13.72 ID:gb/tpvIC0
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:30:30.36 ID:9G9Va/IJ0
>>325 洒落た言い回しをしようとして、分かりにくくなってる感がぬぐえない。
>窓の外の綺麗な夜景の宿題を忘れようと努力しているというのに。
ここは
>窓の外の綺麗な夜景を見て、宿題を忘れようと努力しているというのに。
とかの間違いだろうし
>明けない夜は無いのだ。悲しい事に?それは
>今日一日、この瞬間だけの思想かも。
はてなマークはないほうがいいのでは。
「それ」が指示するものが、一瞬分からなくて混乱する。
「思想」なんて言葉は急に重過ぎるように思う。
ところで猫って昼行性じゃなかったっけ?
ウチの猫は夜寝て、6時頃起きてメシ食ったらまた昼寝してます。
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:32:40.82 ID:OGmWtZDV0
>>322 俺はニコ動のおっくせんまんの弾幕を見ると無意味に泣きそうになる
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:35:08.69 ID:ZBCUg+W+0
>>328 なんという凡ミス・・・
俺は間違いなく頭が働いてない
>>330 そういう感想は励みになりますw
>>332 一つ目の指摘はどうみても僕の注意不足です。本当に(ry
現代の猫は昼にも対応してるらしいですね
ありがとうございました。少し寝たほうがいいかもしんない
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:37:17.20 ID:tWPoPX+jO
さて、お題をいただこうか
簡潔で難しそうなのを頼む
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:38:07.52 ID:cSKlb70F0
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:43:39.07 ID:tWPoPX+jO
はあっく
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:48:40.60 ID:ZBCUg+W+0
lp
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:57:02.10 ID:Qjqfzym/O
保守したっていいじゃないか BNSKerだもの
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 10:58:12.36 ID:1yAGyz780
品評会のお題の発表の予定はいつ?
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 11:07:53.90 ID:8Hq0jz8JO
>340
>4
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 11:19:55.04 ID:Qjqfzym/O
千の保守になって
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 11:21:01.31 ID:1yAGyz780
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 11:40:25.39 ID:cSKlb70F0
ほ
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 11:40:27.68 ID:Swt3j6DpO
保守
346 :
サザソのトリヴィア:2007/08/31(金) 11:41:22.14 ID:WMPLD1Cs0
あいす〜ヽ( ・∀・)ノ
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 11:54:04.11 ID:Qjqfzym/O
保守マーン
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 12:05:46.77 ID:cSKlb70F0
保守すれば文章力が上がるとしんじて
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 12:23:21.77 ID:cSKlb70F0
ほ
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 12:29:47.06 ID:sFkdwCc6O
保志 守(ほし まもる)
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 12:41:20.31 ID:cSKlb70F0
ほほお
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:02:18.66 ID:ZBCUg+W+0
いやーあるスレで加速してたらバーボン食らっちゃったよハッハッハ
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:10:21.15 ID:ZBCUg+W+0
ひとはいねえ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:15:12.44 ID:fxMO+v9I0
誰かお題くれないか
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:18:58.61 ID:gN7MPc4C0
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:19:08.09 ID:ZBCUg+W+0
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:21:44.55 ID:fxMO+v9I0
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:38:21.26 ID:ZBCUg+W+0
ほ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:43:58.88 ID:cSKlb70F0
ほ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 13:58:33.28 ID:OGmWtZDV0
創作文芸板のキモさは異常
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:00:34.30 ID:ZBCUg+W+0
あるあるwwww
ところでみなさん今日が電撃hpの掌編王締め切りだと知ってましたか?
俺は今ネタ考え中。
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:08:08.61 ID:/wVsoHmv0
>>362 いいネタがあるものの、めんどくさくてw
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:08:09.82 ID:ZBCUg+W+0
っほ
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:09:05.80 ID:ZBCUg+W+0
書き溜めたいからお題くだせえ
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:11:14.02 ID:OGmWtZDV0
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:11:46.63 ID:LPSM6aSq0
仇
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:12:15.62 ID:ZBCUg+W+0
おk、明日までに出来るか挑戦しようじゃないか
そんな俺は暇人さ
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:20:31.06 ID:ZBCUg+W+0
・・・と、言っても調べてみれば完全に専門外があったり
感染症とか人名とかどう扱うんだよw
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:25:43.33 ID:ZBCUg+W+0
ほしゅ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:28:39.39 ID:OGmWtZDV0
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:32:06.75 ID:a8rcg7990
俺今フリチンなんだけど
こんな僕にでもお題くれますか?
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:34:12.36 ID:gN7MPc4C0
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:34:29.23 ID:a8rcg7990
ありがと
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:47:34.16 ID:ZBCUg+W+0
ほ
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 14:58:43.58 ID:ZBCUg+W+0
あかん、思い浮かばんでェーッほしゅ
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/31(金) 15:05:28.46 ID:/wVsoHmv0
誰かが保守してくれると信じてる
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:18:50.30 ID:8Hq0jz8JO
保志総一郎
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:20:44.01 ID:8Hq0jz8JO
郎じゃなくて朗ね
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:32:02.77 ID:velxUJLB0
もうそろそろ夕方か
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:43:00.19 ID:Qjqfzym/O
品評会のお題マダー?
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:51:10.32 ID:gN7MPc4C0
保守
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:55:09.13 ID:cSKlb70F0
投下します。
お題は「夕立」
386 :
幸運な夕立1/3 ◆InwGZIAUcs :2007/08/31(金) 15:56:05.91 ID:cSKlb70F0
健太がその少女に初めて出会ったのは、夏休みも終わりがけの昼下がり。
何故か長い休みに一日だけ設けられる、全校出校日の帰り道の出来事だった。
暫く会っていなかった友人達と、休みの間は何をしていただの、彼女ができただの、
転校生が入ってくるらしいだの、宿題が終わらないだのと、溜まりに溜まった話題に
花を咲かせていたのが良くなかった。
その日は雲の流れが早く、急ぎ足で帰るもその途中、激しい夕立に見舞われてしまう。
強まる雨に悪態をつきつつ、健太は慌てで雨宿りできる場所を探した。
学校で配布されたプリントが濡れるので、鞄の代わりに掲げられた掌は傘代わりの役目を
果たそうと必死だが、到底焼け石に水、気休め程度にしかならない。
そんな中、大きい雨粒と雷光に煽られて、飛び込んだのは店先の簡素な屋根の下。
女の子の先客がいた。
屋根はそれなりに横長く、健太が入ったとしても邪魔にはならないだろう。
その少女は健太と同じように、雨に濡れた格好で立ち尽くしている。
同い年位だろうか?
学生服を着ている彼女との年齢の差は、自分が高校二年である事を考慮すれば最高でも
二つ違いだと想像できる。彼女が中学生でなければだが。
この時、考えても答えがでないような事に思案を巡らせたのには理由がある。
(すっげえ綺麗だ)
端正な顔立ちを引き立てる線の濃い長い黒髪。綺麗に切り揃えられた前髪や後ろ髪を伝う雫が、
地面に小さな染みを作っていく。それは現代であまり見ることの出来ない、絵に描いた
ような日本美人だった。少なくとも健太はそう思った。
目を奪われるとはこの事だ、と健太は自覚して一人全身を強張らせる。
順に頬が熱くなり、雨で濡れた背中には汗が混じりだした。
アスファルトを強く叩きつける夕立の雨。
どれくらい二人は屋根の下で立ち尽くしていただろう?
何か話したいという想いが先走るが、どうにも勇気がついて来ていない。
雨は夕立。きっとすぐに止む。
残された時間は多くはない事を十分理解しながら健太が手をこまねいていると、
意外なことに彼女の方が先に口を開いた。
「雨、中々止みませんね」
387 :
幸運な夕立2/3 ◆InwGZIAUcs :2007/08/31(金) 15:56:22.35 ID:cSKlb70F0
「あ、うん。そうだね」
出来るだけ平静を装って少女の言葉に相槌を打つが、その実もっと気の利いた事が
言えないものかと頭の中は大忙しで回転していた。殆どが空回りではあったのだが。
だが行き着く答えもある。
(これが一目惚れってやつなのか?)
二人が言葉を交わした後少しして、水煙を立てていた雨脚は弱まり始めた。
さらに少しして、雲から日差しが射し込み始めると、ついに雨は完全にその気配を消してしまう。
終わるのだ。“楽しい”よりも、何とも言いがたい高揚に満ちたこの時間が。
すると、健太が気落ちする間もなく少女は店先の屋根から出ようと荷物を持ち直している。
健太は自問自答する。
(ここで話しかけなかったらもう二度と話すこともないだろう。だとしたら、ここで話しかけて
拒否をされたとしても、俺の後の生活に変わりはない。それでもお前は話さないのか?)
これは夕立の中ずっともう一人の自分が問いかけていた事でもある。だがここに来て
それは真に問われた。最後だぞ? と。
「あの」
声を掛けたのは健太ではない。またもや先の手を彼女に委ねてしまった。
しかしこれは幸運な事だ。きっかけを彼女が作ってくれたのだから。
「すみません、丸山スーパーどこか知りませんか? 最近引っ越してきてまだ道が分からなくて。
あ、私の家がそのお店の近所なんですよ」
幸運なことは続くもので、そのお店は健太も近所だった。
ただ、下心を見せるとよくないという想いと、そのお店が口で簡単に説明できるほど
ここから近くにあるのがよくなかった。
「あ、丸山スーパーなら、ここを真っ直ぐいった角にありますよ」
よかったら僕も家が近いので一緒にいきませんか?
彼が喉の奥、腹の中に呑み込んだ言葉であり、最後のチャンスを手放した瞬間であった。
結局、一目惚れの突発的な恋が調子よく進むことはないのだ。
突然激しく訪れて、あっという間にどうしようもない諦めと共に消えてしまう恋愛感情。
中々どうして、一目惚れと夕立はよく似ているではないかと感心してしまう。
しかしよく考えればこれで良かったのだ。自分がもしここで話しかけ、煙たがられてしまった
としたらどうする? その後もし丸山スーパーで顔を合わせた時、バツが悪くて困るに違いない。
388 :
幸運な夕立3/3 ◆InwGZIAUcs :2007/08/31(金) 15:56:44.90 ID:cSKlb70F0
世間は意外と狭いものだ。
そう健太は自分に言い聞かせ納得してみせた。
健太は彼女の背が見えなくなってから自分も家路を辿ることにした。
しかし、数日経った新学期。
早々にして健太は、自分が住む世間の本当の狭さ知る事になる。
転校生。
それは健太にとって幸運な夕立の続きであったとか。
終わり
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 15:57:05.16 ID:cSKlb70F0
感想とかいただければと思います><
>>386 ある夏の出会いって感じだね。
俺個人は転校生とか滅多にいなかったから、ちょっと青春だなーと思った。
けれど、一目ぼれって言ってもそんなに一瞬で惚れるもんなの?
少なくとも俺は、誰だろう?って思うくらいであまり興味は沸かないかも…
あと、一瞬で一目ぼれしてしまうくらいなら、もう少し彼女の魅力を
書いてもよかったんじゃないかな。ちょっとイメージしにくい。
若干の誤字が見つかったのはご愛嬌。
ほす
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:14:12.07 ID:LuBVbwfqO
お題所望
アメリカ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:20:15.36 ID:LuBVbwfqO
アメリカサンマ把握
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:20:23.65 ID:8Hq0jz8JO
>385
甘い話ですね。文章が綺麗でそれがまた良かった。一レス目の伏線もなかなか上手いんじゃないかと。あとは女
の子の描写がイメージしづらいかな。
以下、細かいところ
一文目は不要な気がした。先に言わない方がなんとなくいい気がする。なんとなくなんだけど。
学年のところは一つ違いの間違えですよね?
あと、最後の一文が〜とかで終わってるのに違和感。
こんなもんですが、よろしいでしょうか?
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:27:14.01 ID:cSKlb70F0
ちょっと力尽きて寝てましたw
>>390 なるほどサンクス!です。
一目惚れに関しては、俺が惚れっぽい奴だからかもしれないorz
>>396 ありがとうございます!
あああああああああああ最後のは修正ミスですw
どうしようかなあと思っててそのままだしてしまったorz
>>397 気分が乗れば感想書きたいからあと一万年と二千年ぐらいクジラたちの声でも聴きながら待ってて。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:30:49.96 ID:cSKlb70F0
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:40:38.92 ID:cSKlb70F0
ほ
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:43:27.86 ID:WMdWkHWj0
そろそろ今週の品評会のお題を下さい ><
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:46:44.43 ID:VpbO+6iv0
お題↓
バス
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:48:34.04 ID:gN7MPc4C0
必要悪
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 16:58:07.11 ID:cSKlb70F0
ほ
ほほっほほほほほh
ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほっしゅ
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:21:43.56 ID:cSKlb70F0
学校にサンタクロースって無理があるだろう常考……
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:29:31.88 ID:sFkdwCc6O
学校内に持ち込まれる授業に関係ない私物を、陰ながら没収して回る委員、通称「逆サンタクロース」達の汗と涙と青春の物語
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:29:41.82 ID:Swt3j6DpO
煙突ないしな。
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:30:24.25 ID:+aS/MpIl0
どういうわけか焼却炉に落ちてしまったサンタクロース。体中が炎で焼かれ死に行くその刹那、彼は楽しかった学校時代を思い出した……。
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:34:22.12 ID:Swt3j6DpO
>>411 ……今、使用禁止になった焼却炉に入って出られなく
なってるチビサンタがみえたw
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:46:01.40 ID:cSKlb70F0
19時から23時までバイトの俺はもう電撃無理かもわからんね
______
|バイト|
. ̄.|| ̄ オワタ┗(^o^ )┓三
|| ┏┗ 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>414 働いているせいで負け組になってしまったんだよ。わかるかい?
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:50:49.41 ID:vOYLS3wa0
そういえば数日前に秋刀魚を食った。
パサパサとしていて、内臓も崩れてあまり美味くなかった。
まだ季節の食いもんとは言えないねえ
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:50:53.88 ID:o4S8spFv0
電撃とはなんぞや?
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:51:44.36 ID:HTxKKmSJ0
電撃って何のことだい
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:54:26.42 ID:gN7MPc4C0
電撃ネットワークだろ常考・・・
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:57:10.69 ID:cSKlb70F0
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 17:57:29.48 ID:vOYLS3wa0
なんのことか分かんないんだからぐぐりようがないだろう。
と思ったら親切だなおまい
>>422 電撃 小説で検索すればいんじゃね
常識的に考えて
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:01:38.29 ID:vOYLS3wa0
>>423 検索したけどたどり着かなかったから言うとるんだよ。
そのくらいの常識はあるのです
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:02:31.19 ID:SakiBQPY0
お題頂戴
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:03:03.94 ID:vOYLS3wa0
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:03:19.62 ID:SakiBQPY0
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:15:49.92 ID:vOYLS3wa0
これはいかん
うあー夕焼けが綺麗だ。
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:23:09.58 ID:aWOMqkHrO
最近綺麗な景色を見たら頭で文章化するように心掛けてるんだが、他人も同じように感動できる文がうまく表現できなくてもどかしい
いやいや、文章化しようだなんておこがましい。文章化できないからこそ綺麗な風景なんだよ。文章化できちゃったら、誰も風景を見る必要なんて無くなるだろう?
それよりも俺らは、文章でしか伝えられないことを探す方がきっと先だ。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:31:31.49 ID:cSKlb70F0
感想くれた人、もしくはくれる人ありがとう。
またバイトから帰ったらお返しします><
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:37:51.97 ID:tn+pmTRz0
昨日涼しかったから久々に筋トレしたら、今日一日死にそうだ保守
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:48:51.60 ID:tn+pmTRz0
落ちたら泣く
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:55:43.66 ID:s7bFbipe0
あと六時間足らずで夏も終わりか保守
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:57:31.05 ID:tn+pmTRz0
〜 〜
(Φ Φ )
\く /
|д| 終わらないよ
\\
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 18:58:02.38 ID:vOYLS3wa0
>>431 必要かどうかじゃなくて、したいからするんじゃない?
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:07:50.15 ID:s7bFbipe0
バレルロール
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:14:38.43 ID:Ybfix3ZZO
ほほん
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:20:20.97 ID:/wVsoHmv0
ホッシューレ
ホッシュート!
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:37:52.45 ID:/oCsgtZR0
通常作品投下します。5レスいただきます
【お題 車 ハンマー 邪気眼】
トンテンカンテン 槌を打つ トンテンカンテン 槌を打つ
トンテンカンテン 俺たちゃ七人 楽しい仕事
トンテンカンテン 毎日毎日槌を打つ 楽しい仕事に精を出す
トンテンカンテン 槌を打つ トンテンカンテン 槌を打つ
私はある森の入り口で車を止めた。車のドアを空ける。森独特のすえた匂い。仕事で来ていると
はいえ、どうも好きになれない匂いだ。
森の全体像を見やる。やたらと広く、薄暗いこれは迷ったら事だろう。面倒な仕事になりそうだ
と素直に思う。
本日の仕事は、この薄ら気味の悪い森の調査。依頼主は近々この近くにリゾートマンションを建
設する予定の施工者。私はさらに携帯モジュールのディスプレイに表示される文字を読み進める。
施工者はこの場所を道路にするために3ヶ月前ほどから工事を進めていたらしい。しかし、工事
を進めれば進めるほど、何らかの事故が起こるそうだ。例を挙げると、木を伐採するためにチェン
ソーを使用すれば途中で歯が欠け、その破片が使用者の目に突き刺さり失明。地面を掘るためにブ
ルドーザーを使用すれば、途中で動作不良を起こして転倒、搭乗者は運悪く足を挟まれ両足切断の
大怪我。極めつけはゾンビに襲われ、腕を食いちぎられたなどといった報告まである。
これには、当初はリゾートマンションに賛成していた地元住民も祟りだと騒ぎ出し、デモまで起
こる始末なのだという。とうとう施工者は事態に困り果て、私達の業者に相談に来たということな
のだそうだ。
そこまで読んで、私は無機質な文字を表示し続ける手元のモジュールをズボンのポケットにしま
い込む。祟りだとか呪いだとか、そういったことは神主にでも相談してほしい。私達は施工者と同
じように一業者に過ぎないのだ。管轄外は困る。
私は胸ポケットにしまっていた方位磁石を見てため息を吐く。方位磁石の針は扇風機の羽のよう
にグルグルと回っていた。決して壊れているわけではない。鉄鉱石を豊富に含む地質のせいだ。
携帯電話も森に踏み込んでからは県外の表示をするばかり。いざとなれば奥の手もあるが、車が
傷つくため出来れば使用したくない。
ともかく、どんな状況であろうと仕事を終わらせない限りは帰れない。それが我が社の理念だ。
このまま手ぶらで会社に戻ろうものなら、社長の鉄拳制裁が待っている。それだけは回避したい。
スーツの内ポケットに入っていたタバコに100円ライターで火を着け、息を吸い込む。一本吸う
だけで大分落ち着く。ゆらゆらと漂う紫煙を見ながら一人ゴチる。
帰りたい、などとぼやきながら薄ら暗い森を突き進む。
しばらく進むとやけに開けた場所に着いた。薄暗いままではあるが、まるでホールのように丸く
開けている。妙ではあるなと、私は思案する。しばらくジッとその場で考えていると、かすかに人
の声が聞えた。施工者であろうか。しかし妙だ。やけに声は濁って聞える。このような森の中だ。
小さく聞える事はあっても、こんなにもハッキリとその上抑揚まで聞えるなんて普通じゃない。
興味をおぼえた私は確認をするため、茂みを避けながら声のするほうに近寄ってみた。
「トンテンカンテン 槌を打つ トンテンカンテン 槌を打つ 俺たちゃ七人 楽しい仕事」
声がした場所には陽気な歌とともに、何かを叩いている七人ほどの小人が居た。地元の人間だろ
うか。腰を曲げて一心不乱に何かにハンマーを振り下ろしている。
「すいません。少々……」
声をかけようとして気づいた。小人達はいずれも体のどこかに何かをぶら下げている。目を凝ら
してよく見る。
その光景を見て私は絶句した。小人だと思っていた生き物がぶら下げていたものは、箇所は違え
ど小人自身の体の一部だった。一匹は折れた腕をプラプラさせて、もう片方の腕でハンマーを振る
っていたし、一匹は首が根元から千切れ、皮一枚で体にくっついている状態だ。
そして、彼等小人は腰を曲げていたのではない。足がグズグズに腐れ、まるで腰を曲げているか
のように縮んでいただけなのだ。そして、ハンマーを振り下ろしていた物体は人の頭だ。脳漿が飛
び散り、骨は砕け、ベロベロの皮だけで、その千切れた皮にカビのように引っ付いたものは髪の毛
だ。それに小人たちは腐れた顔を愉悦に歪ませながら、ハンマーを振り下ろしているのだ。
しばらく息を殺して見ていると、小人の一人の姿がゆっくりと薄く透けていく。まるでガラス細
工のように透明になったかと思うと、最後には空気に溶けるように消えてしまった。
その小人が完全に消えた瞬間、先ほどまでハンマーで潰され人間の原型すら留めていなかったも
のが、空気を吹き込まれたかのように膨らむ。空気を吹き込まれただけで、はみ出た脳みそや砕け
た骨は元の様にはならなかったが、あっというまに腐食し他の小人と同じようなものに変わってし
まった。
戦慄が走る。ひきつけられた視線とは逆に、体はゆっくりとあとずさる。パキリ、小枝を踏み折
る音がした。
一瞬で小人たちの視線がこちらに向いた。私は訳の分からない叫び声を上げ、その場から一目散
に駆け出した。
私は道なき道を駆ける。それに重なるように追ってくるいくつもの足音。おそらく、あの化物ど
もは七人ミサキの亜種だろう。だんだん冷静になってきた頭で、昔社長から聞いた話を思い出す。
七人ミサキとは、海難事故にあった人間の魂が七人集まり構成される悪霊。生きた人間を海難事
故に巻き込み。一人殺すごとに七人ミサキの一人は成仏し、新たに死んだ人間が取り込まれる。そ
ういった類のモノ。
間違いない。社長は人間的に駄目な人だが、こういった一般常識とは一線をかくす知識に置いて
は信頼できる。
それよりも今の状況だ。私も整備されていない道ではいつまでも全力疾走は出来ない。いずれ体
力が尽き、化物どもに捕まるだろう。そうなったら、やつ等の仲間入りは決定だ。冗談じゃない。
「こうなったら、こっちも出し惜しみしている場合じゃない。奥の手を出そう」
私は心を決めると、スーツの胸ポケットにしまっていたスイッチを押す。その間にも化物どもは
私を正確に追尾してくる。もうすぐだ。もうすぐ状況を打開できる物が到着する。
そう思い。気が緩んだのだろう。先ほどのホールにたどり着いた私は、入り組んで見えづらくな
っていた木の根につまずいた。
瞬間、見えた。ハンマーを振り上げながら飛び掛る化物。もう……駄目だ。
そう思いギュッと目をつぶろうとしたそのときだった。荒々しい排気音。それは、私に飛び掛っ
てきた小人の横っ腹をその黒い車体で跳ね飛ばした。いつもはただ五月蝿いだけだが、今はその音
が頼もしく聞える。
私はこの森にまで乗ってきた会社の車である外国産の車、確か名前はディアブロだったと思うが、
その車を確認すると、再び胸ポケットのスイッチを押す。変化はすぐに起こった。車の前輪部分と
後輪部分が車体からややスライドし、独立したかと思うと、地面に垂直に縦に立ち、まるで動物の
四足のようになる。その後、後輪を支点に立ち上がったかと思うと、フロント部分をそのまま折り
たたみ、胸の部分へと変化し、折りたたまれた部分から頭が出現する。車体が半分からグルリと回
り、地面に立っていた後輪部分が足へと変化。前輪部分はそのままジョイントを利用し、内蔵され
ていた腕の部分を押し出す。変形完了を知らせるように、体のあちこちから吐き出る白い蒸気。
説明しよう! これが、我が社の自立式可変型機工装甲。つまりは、人型ロボットなのだ!!
私は変形が終わるのを待って、すぐさまディアブロの内部に乗り込む。
シートに座ると、レバーと各種の機材が詰まれた内装になっており、液晶画面がタコメーターと
入れ替わり、自動的にAIが立ち上がる。そこには我が社のマークと共に商品名である自立式可変型
機工装甲の文字。
「さて、悪霊ごときが悪魔に勝てるか実証させていただこう」
その言葉を合図に、私はペダルを踏み込んだ。
七人ミサキは森という状況を十分に生かした戦いをした。時に、木の陰に隠れ。ハンマーを投擲
してきたかと思うと、次には木に上っていた一匹が降下しながらハンマーでの一撃を行う。
統制されたその動きは、タイミングを取りづらく。隙がない。力は十分にあるが七人ミサキ自身
は腐敗しているので、一撃を食らわせれば十分倒す事が可能なのだが、その一撃が与えられない。
こうも速く動く敵だ。動きを止めるしかない。私は一気に足元のペダルを踏み込んだ。
後輪部のホイールが土を巻き込む。その一瞬後。木の間をすり抜け排気ガスを撒き散らしながら
一気に加速する機体。あたりが、白い排気ガスに包まれる。
「アホどもが、ついてきたな! 貴様の連携は知能の低い猿程度に過ぎないということを教えてや
る」
体のあちこちが腐食している七人ミサキだ。おのずと自分に残った器官を発達させて相手を認識
するしかない。つまり、爆発的に加速したディアボロは爆音を撒き散らし、聴覚を特化させた七人
ミサキの耳を無効化し、排気ガスは目に特化した七人ミサキの視界を塞ぐ。
そして、クラクションを三回。それにより発生した音は、七人ミサキと森林により反射され、正
確に戻ってくる。そう、まるでソナーのように正確に。
「いくぞ。ホイールナッコー!!」
前輪部分のホイールが高速回転しながら、前方へ発射される。ホイールは正確に先ほどのソナー
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:41:39.48 ID:/oCsgtZR0
により看破した七人ミサキの居場所に、木を薙ぎ倒し、高速回転により発火させながら突き進む。
正確に七人ミサキの居場所をトレースするホイールは順々に回りの木を燃やし、あたり一面を火
の海に変える。
こうして、ガスや音響により前後不覚に陥っていた七人ミサキは、逃げる事叶わず。あたりの木
と共に燃え尽きていった。
その時私は、燃え尽きる七人ミサキたちの悲しい声を聞いた気がする。
変形を解き、自立式可変型機工装甲から降りる。すっかりあたり一面が焼け野原になってしまっ
た。ここまでするつもりはなかったのに、自立式可変型機工装甲に乗るとテンションが上がってし
まい、何時も失敗ばかりだ。正直これから大きな事件を起こしてしまいそうで怖い。それよりも社
長に怒られる頃は、ほぼ決定だろう。
ふと、先ほど歩いていた。ホール状の場所を見やる。どうやら奇跡的にあの場所だけ焼け残った
ようだ。こげた枝を踏みながら近づいてみる。
「……お社ですね。これは」
先ほどは気づかなかったが、石の陰に壊された木の社があった。今回の工事で壊されたのだろう。
壊れた後が新しい。そもそも七人ミサキ自体はこのお社に供養されていたと考えるのが普通だ。
七人ミサキも今回の事件の被害者だったの思う。静かに眠っていた所を、人間に無理やり起こさ
れた彼等に何の非があろう。私は申し訳ない気持ちになるばかりだった。
案の定、会社に戻ると社長にこっぴどく叱られた。今回は、施工の手間が省けたと依頼主は喜ん
でいたそうだが、現実は森林火災である。どう考えても重罪だ。その辺は依頼主と口裏を合わせて
タバコの不始末という事にするそうだが、身から出た錆とはいえ、私は申し訳ない気持ちで一杯で
ある。
ため息を吐く。この仕事向いてないのかもしれないな。と最近とみに思うせいかもしれない。だ
が、こうしてこの一件は片付いたことになる。
そうそう、最後に。申し遅れました。私たち、信頼・安全・絶対実行を旨としました何でも屋で
ございます。もし、ご用の際はご一報を。
了
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:49:03.13 ID:/wVsoHmv0
ほしゅしゅしゅ
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 19:58:01.58 ID:8Hq0jz8JO
保守
>>444 七人ミサキが出てきた時点でホラー?と思ったけど
そう思い〜のくだりで雰囲気が一気に変わったね。
>説明しよう! これが、我が社の自立式可変型機工装甲。つまりは、人型ロボットなのだ!!
ってところで、一瞬のみだけど今までの雰囲気台無しwwwと思った。
その文に違和感。
また七人ミサキに捕まるとどうなるのか、またなぜバトルをしなければならなかったのか?
追われ、逃げ切ることはできなかったのか?ハンマーで彼らは何をしていたのか?
少ししこりが残りました。
細かいところだけど、誤字や半角文字にも気になった。
あと、邪気眼ってお題はどこへ…?
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:04:51.73 ID:/oCsgtZR0
>>452 様々な点のご指摘ありがとうございます。
突っ込まれた点について、説明してしまうのは野暮ですから私の口からはなんとも
いえません。
でも、一生懸命邪気眼小説にしようと思ったんだよ……これでも
大変参考になりました。ありがとうございます。
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:08:34.74 ID:2Oc4SRtd0
あ、電撃送っちゃったけど、学校が冒頭でちょこっとしか
登場してないことに今気づいたwwwww
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:12:14.66 ID:BjxRou+C0
>>445 最初の四行でメルヘンチックな展開を想像したらいきなりホラーっぽくなって
そう思ってたら車が変形してバトル物? になったりと話の流れに統一感がなかった。
正直、車が変形してからの展開は置いてきぼりにされた感じ。
意図的なのかもしれないけど、一人称視点にしてはグロシーンの描写が淡々としすぎていると思う。
一人称は主人公の心理を細かく描写できるのが利点だから、その場面をみて主人公が
どう感じたのかっていうのがあると読み手としては感情移入しやすい。
あと、2レス目の最後で小人は消えたはずなのに3レス目でいきなり視線が向くのはあれ? と思った。
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:19:07.10 ID:tn+pmTRz0
最近読みにくい(言い回しがクドイ)本ばっかり読んでたもんで、
保守がてら読みやすくて面白いオススメ本を教えておくれ
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:21:08.34 ID:r29ByuhO0
七人の武器屋
458 :
455:2007/08/31(金) 20:25:50.26 ID:BjxRou+C0
ごめん読み返したら消えたのは一人で成仏したやつだったのねw
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:26:36.63 ID:/wVsoHmv0
>>456 「ショートショートの広場」
超短文のジャンル「ショートショート」の傑作ばかり集めた文庫本
19巻まで出ているが、どれでも好きなものを手にとってみそ
数分で1作読めて、度肝を抜かれたりするのでオススメ
460 :
◆pt5fOvhgnM :2007/08/31(金) 20:27:48.12 ID:G6wRq+LK0
ぶっちゃけラノベでいいんじゃまいか
あ、あと、ついでなんだけど週末ね
第七十四回週末品評会
「箱」
規制事項:5レス制限
注意事項:カオスは皆で協力して作るものです、今回も立派なカオスに育てましょう
投稿期間: 2007/09/01(土) 00:00〜2007/09/02(日) 23:30
宣言締切:日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外になります。
※折角の作品を時間外にしない為にも、早めの投稿をお願いします※
投票期間: 2007/09/03(月) 00:00〜2007/09/04(火) 24:00
※品評会に参加した方は、出来る限り投票するよう心がけましょう※
ケイオス了解した
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:30:25.34 ID:8Hq0jz8JO
箱庭は俺がカオスで投下するまで禁止
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:30:25.41 ID:tn+pmTRz0
>>457 ラノベはハルヒくらいしか読んだ事無いけど、勇気を出してあのコーナーに突貫してみる。
>>459 星新一が選んだ、という点に惹かれまくり。早速買ってくる。
>>460 ちょwwwwカオス推奨すんなwwwwwwwwwwwww
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:30:58.08 ID:r29ByuhO0
ちょっとEME読んでくる
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:31:11.39 ID:V5s9YNV40
星新一は面白いが、買ってまで読む気にはなれん
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:31:23.80 ID:/oCsgtZR0
>>455 批評ありがとうございます。
読む方置いてけぼりは、私の実力不足です。申し訳ない。
消えた小人は成仏したものだけです。分かりづらくて申し訳ない。
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:33:26.47 ID:8Hq0jz8JO
箱根も禁止
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:34:35.51 ID:8Hq0jz8JO
箱買いも禁止な!
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:35:08.28 ID:G6wRq+LK0
お前ら
そうやって自分で作品の幅狭めるなんて
どんだけMなんだよwwwww
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:35:47.59 ID:/wVsoHmv0
>>465 図書館で借りたら?
俺は短いから立ち読みしちまうww
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:35:53.38 ID:r29ByuhO0
箱入り娘とかあるよね!!
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:37:44.00 ID:VpbO+6iv0
マッチ箱とかもありきたりすぎるよね
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:38:08.83 ID:BjxRou+C0
XBOXとかはありですか><
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:39:29.26 ID:/wVsoHmv0
箱男のインスパイアも安っぽいね!
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:42:28.33 ID:VpbO+6iv0
学園もので下駄箱とかも安易な逃げだよね
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:45:51.65 ID:r29ByuhO0
パンドラの箱は王道中の王道だよね!!
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:47:02.62 ID:UbsmWvLWO
アリス誕生日オメ
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 20:52:07.48 ID:Ummg5ep90
匣の娘保守
保守
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:05:12.56 ID:V5s9YNV40
筑摩書房のおススメ教えて暮
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:06:29.56 ID:0ln3GPsB0
宝箱保守
安部公房禁止。
思ったんだが、土曜〜日曜って品評会作品以外投下不可?
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:09:49.25 ID:aCRGbWKn0
そんなことはない。過疎るから通常作品はむしろ歓迎個人的には
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:12:47.91 ID:r29ByuhO0
カオスん時に投下してもっとカオスにしてやれwwwww
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:14:10.90 ID:aCRGbWKn0
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:15:20.55 ID:UYgC/8nK0
>>460 注意事項の欄は、このへなちょこ編集に対する挑戦と見なしてよろしいでしょうか
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:17:04.71 ID:R5x+Ltx+O
通常のやつ書けた。
カオスか。おもしろそう。
489 :
◆pt5fOvhgnM :2007/08/31(金) 21:19:22.84 ID:G6wRq+LK0
いやあ、おいらはちょっとした洒落のつもりで書いたんだけどね
皆思ったより乗り気でさあ
参っちゃうよねhehehehehe:-)
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:25:49.42 ID:/cGPFB4X0
ハコテン保守
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:28:07.59 ID:mhAmzrZY0
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:28:14.07 ID:R5x+Ltx+O
ハコスカ保守
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:34:37.85 ID:0ln3GPsB0
箱乗り保守
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:38:00.53 ID:R5x+Ltx+O
箱入り娘に乗る保守
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:38:58.09 ID:8Hq0jz8JO
>491
VIPのノリじゃなくても書けるけど創作文芸板が嫌いな俺はどうすればいいんだろうね
保守
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:40:48.09 ID:Ch941GlK0
さて、散々酷評してきましたが、ようやく俺のターンです。
レス数は4つです。たくさんの感想よろしくお願いします。
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:41:09.40 ID:aCRGbWKn0
まずここをVipのノリだというのが間違ってるよなw
ならなんでここにあるかというとやっぱりVipだからなんだろうけどな
生まれちゃったものはしょうがないのよ。
498 :
タイトル:十字のリボン 1/4:2007/08/31(金) 21:41:40.42 ID:Ch941GlK0
それは冷たく、ずっとそこにありました。
今私は、お墓の前にいます。十字の墓が立っていて、
私の目線の先には、彼らが眠っています。
「……」
「……」
流れる沈黙。それを破るようにして、彼は口を開きます。
「本当に静かなんだね」
「うん、周りには何もないし、もともと空き地だったみたいだから……」
杭のように直立しながら、彼は神妙な面持ちでお墓を注視します。
彼が持っている大きな紙袋は、箱で溢れそうになっていました。
周りには誰もおらず、私と、彼しかいません。
この瞬間だけ、周辺と世界とが分断されたような……
時すら止まって、凍ってしまうような。そんな感覚さえ、憶えます。
もし一度だけ時が戻せるのなら――私は間違いなく、去年の十二月二十五日を選ぶでしょう。
風が、どこかで囁いています。
葉のなくなった木々が、揺れています。
ずいぶん伸びた私の髪も、風にさらされて。
お花屋さんで買った真っ赤なアネモネの花束を墓前に供え、跪き……
そして、目を瞑り、祈ります。
これまでのことが、脳裏に浮かびます。
499 :
タイトル:十字のリボン 2/4:2007/08/31(金) 21:42:26.82 ID:Ch941GlK0
――桜の花びらが舞い、地面が桃色で染まっていた頃。
新卒で近所の幼稚園に勤めはじめた私は、とても不安でした。
これから、私はどんな先生になるんだろう?
しっかりと子供たちを守っていけるだろうか?
楽しい生活を作ることができるだろうか?
胸がはち切れそうな思いで教室に入ると、そこには元気な子供たちがいました。
年少組―りぼん組―を受け持った私は、それから三年間、
子供たちを立派に育てる手助けをすることになりました。
こうして同じ先生が同じクラスを入学から卒業まで受け持つ、というのは、
とても珍しいことなのかもしれません。
新米だった私は、彼らと同じように成長を遂げました。
少し時間はかかったけど、りぼん組の子たち全員の名前を覚えました。
男の子は力が強くなり、重くもなりました。
女の子はかわいくなり、おませさんになりました。
泣き虫さんもいたけど、私がなだめると、嬉しそうな顔をしてくれました。
そんな彼らも、いつかは卒業する日が来ます。
年長組にもなると、社会風潮の影響か、小学受験対策をさせられる子もいるし、
ストレスが溜まっているのか、暴力的になる子もいました。
けれど、彼らの屈託のない笑顔を見ていると…
怒ることはあっても、手をあげることはありませんでした。
この仕事をしているのも、子供たちの笑顔が見たいから…
そう思うと、がんばろうって気になりました。
500 :
タイトル:十字のリボン 3/4:2007/08/31(金) 21:43:57.17 ID:Ch941GlK0
そしてある日、忘れられぬ出来事が訪れます。
それは去年の十二月二十五日のことです。
正午以上、夕方未満。
毎年恒例のクリスマスパーティーを終え、サンタさんを待ちわびている
子供たちは、いつもより元気いっぱいでした。
バスはいつもの地点で停まり、子供たちはバスを降りていきました。
その日は親御さんの数が少なく、二人しかいませんでした。
駆け出していく子供たちは、親御さんたちを見ても立ち止まらず、
十字路へと向かいます。よほどサンタさんに会いたかったのでしょう。
いつもは子供たちに対して注意するのですが、私はそれを微笑ましく見ていました。
今思うに、それは後悔の始まりでした。
車が突然、横から飛び出してきて、子供たち七人を撥ねました。
塀の角にぶつかった車は、数十メートル先で急停車しました。
飲酒運転でした。
どうしていい大人が、こうして真昼間からお酒など飲んでいるのでしょう?
よほどご身分が高いお仕事に就かれているに違いありません。
私はすぐに救急車を呼びました。
声が昂っていて、オペレータの方を困らせたでしょう。
即死だった子がいたにも関わらず、それでも、意識不明で済んだという子もいました。
絶望が生まれる中で、私はなんとか希望をかき分けました。
まだ、生きているだけましだ、回復すれば、いい――
しかし願いは叶わず、三日中に七人とも、亡くなりました。
501 :
タイトル:十字のリボン 4/4:2007/08/31(金) 21:44:51.66 ID:Ch941GlK0
それから一年が経って、またやってきた、クリスマス。
時間も、たまには戻ってくれればいいのに。今まで何度そう思ったでしょう。
願わくば、彼らに復活を。
そう思って、亡くなった七人の子供達に会いに来ました。
残されたりぼん組の子達は置いてきました。
――悲しいのは、私だけで十分だから。
――あの時引き止められなかった、私のせいだから。
墓前に捧げた花の根元には、彼のお店で買ったリボンがついています。
中心に、沿うようにして白い線が入っています。
そして、彼の手から渡される箱たち。
彼とともに、この日のためにプレゼントを用意してきました。
リボンを結び、一つずつ、丁寧に置いていきます。
道しるべのパンくずを残していくように、横一直線に。
このプレゼントが、向こうの彼らに届きますように。
流れる涙が頬を伝って、ぽたぽたと大地に滲みこみます。
涙も、彼らに届くのでしょうか。
結びつけた赤いリボンは、交差していて…
白い線もクロスしていて、十字架のようにも見えました。
また来年も、ここへ来ようと思います。
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:46:14.40 ID:Ch941GlK0
以上です。
空行ばかりのような気もしますが…評価よろしくお願いします。
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:47:34.42 ID:aCRGbWKn0
>>502 お題はなんだったのかな?入ればそれも名前欄にあるとあとから見易くてうれしい
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:54:17.62 ID:UYgC/8nK0
私はBNSKの場所がたまたまVIPにあっただけだと思っています。
皆さんかなり真面目なので、VIPの中では異質なスレかも知れませんが。
だからたとえお題表記が無い小説が投下されても……されても……大丈夫です(´・ω・`)
それにしても皆さん、混沌がお好きですか
ならば まとめ掲示板+品評会まとめ+まとめwiki+過去スレ+過去ログ、全て停止としましょうか……
でも編集完了です
∧,,∧ 総作品数:3433作品
(´・ω・)___ ,、,、,、,、,、,、,、 総スレ数 :314スレ
/ ⊃l|匚) 巛|}三三三三)》 現 在 :315スレ目
しー-J  ̄ ̄ ̄^^^^^^^^^ 備 考 :表面的なスレ数だけならとうとう「ツンデレにこれって〜」と並んでしまいました
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:54:25.48 ID:SFF9BFl10
箱庭を騙る檻の中で保守
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:55:15.69 ID:SFF9BFl10
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:56:59.57 ID:Ch941GlK0
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:57:14.02 ID:aCRGbWKn0
>>504 いつもありがとうしぬほどあいしてる
>BNSKerは バラバラに なった!
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 21:58:46.60 ID:j73gbn9+0
>>504 俺はここの空気が大好きだからずっとここにいるぜ!
乙彼様です!
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:01:51.46 ID:G6wRq+LK0
>>502 >今私は、お墓の前にいます。十字の墓が立っていて、
>私の目線の先には、彼らが眠っています。
これはさすがにクドイかと
「私は十字の墓の前に立ち、その下に眠る彼らの事を考えています」
とか、一行でまとめられる内容だし
ついでに、もう一人いるならそれも書いといた方が良い。私を私達に変えるだけでも充分伝わるから。
このままだと二人目の登場が唐突。
次ここ
>即死だった子がいたにも関わらず、それでも、意識不明で済んだという子もいました。
にも関わらず、とそれでも、が殆ど同じ意味なんでやっぱりくどい
そして、空行以上に、読点が多い、もはや多すぎる。文章が音節ごとに切れてて逆に読み辛いよこれ
もいっちょ、「彼」は主人公とどんな関係? 全く書かれてないのでいる意味が良く分からない
全体としては雰囲気を出そうとして空回りしている感じ、特に言葉の選び方が、まあ、書いてるうちに勝手に治るレベルだと思います
>>504 ちょwwwwついに運営さんが切れたwwwwwwwww
俺、創作文芸板一時期覗いてたけど、何喋ってるのか全く分からないから泣きながら逃げ出したんだぜw
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:02:07.94 ID:VpbO+6iv0
俺はどっちかって言うと、ここの連中が出張して投下したと思われる文章や
どっかの馬鹿が投下した文章をレイプするのが好きです
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:03:36.80 ID:f4r1YZEhO
さっきから「箱詰め娘」ってワードが頭から離れない保守
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:03:42.73 ID:wcbsj7Cz0
>>504 いつもながら乙です。
そ、それらが全部停止したら・・・お、俺は一体どこでdat落ちしたスレの小説を読めば良いんだ・・・
ちゃ、ちゃんと品評会カオスにならないよう頑張るからっ
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:08:02.95 ID:velxUJLB0
そこに私はいません
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:10:29.72 ID:0ln3GPsB0
評論家よりも、文才のないアホウどもをうならせたい。
それがおれのレゾンデートル保守。
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:17:38.85 ID:wcbsj7Cz0
保守
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:20:56.53 ID:aCRGbWKn0
だいぶ前だけどー
>>445 メルヘンかと思ったらそうじゃなくてちょっとワラタ
しかし彼等が槌を打つ理由とか海難事故にあってできた悪霊の集団がなんで森で供養されてんのかとか
いろいろと突っ込みどころが多そう。
多そう、というのはどうも状況描写に説明が多くて細かいところまで目がいかず滑ってしまったので。申し訳ない
一人称なのにこの説明の多さは損というか、もっと主人公の心情と絡めて描いた方が人称の特色を活かせるのでは。
信じがたい出来事に出会っても追い掛けられても冷静に情景描写、というのはちょっと不自然だし、
ロボに乗ると性格が変わる、ハンドルを持つと豹変するというような設定があったのだとしたら、
それを地のテンションを思いきり変えてしまうなどして活かすこともまた出来た気がする。
書きたいことに踊らされた感じ。
読む側は情報が足りなければ理解できないし、多すぎれば食傷気味になってしまうわがままなものだから、
気を遣ってみるとなんかいいことあるかもしれない。
ホイールナッコー!にはわろたwww
>>502はこれからよむよー
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:21:31.90 ID:wcbsj7Cz0
>>498 一番疑問なのは、普通の幼稚園なら亡くなった子ども達は
家の墓に入るものじゃないかな、という事。
都合良く七つとも並ぶこたないだろう。
プレゼントをお墓の前に一つ一つ並べていくシーンが書きたかったのなら、
幼稚園ではなく、孤児院という感じの設定にすれば良かったかな、と思う。
それなら全員が都合良くキリスト教徒でも、墓が並んでいても、不思議な
ところは減る。代わりに空き地云々のところを孤児院の共同墓地的なものに
書き直さなきゃだけど。
>よほどご身分が高いお仕事に就かれているに違いありません。
理論が飛躍しすぎ。冷静にも過ぎると思うけど。
怒りも悲しみも、俺には伝わってこなかった。
全体的に淡々とし過ぎていて、悲しみよりも自失とか呆然とかいう
感情の方が似合う気がした。
悲しみ方は千差万別だろうけど、それでも小説として書く以上は
「ああ、この人はこういう悲しみ方をするのか」
と読者を納得させられないといかんかなあ、と思います。
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:30:47.86 ID:wcbsj7Cz0
保守
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:38:07.28 ID:Ch941GlK0
保守
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:38:16.44 ID:c0x04L8p0
保守
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:46:33.99 ID:wcbsj7Cz0
>>445 全体的に、誤字と脱字が目についた。あと誤用と言葉の矛盾も。
作品の完成度が下がるから、見直しはしっかりしたい。
例えば「濁って聞こえる」という表現は良く聞こえない、という印象を抱かせるのに、
そのあとではっきりと聞こえるとか言われると、ん? と思ってしまう。
2レス目で「すいません」って声をかけようとした時は気付かれないで、
3レス目の小枝を踏んだ音で気付かれるのは、おかしい。
歌ってたから気付かないってもんでもないだろに。
4レス目のロボット変形シーン。文がくどい。
書いてあることがロボットアニメとしての魅せ方になってる。
これは映像化されないとどうにも格好良さは伝わらない。
小説での変形シーンは、小説ならではの書き方があると思う。
話がカオスなのは狙ったのだと思うけど、やっぱり忙しすぎたかな。
というか、言いたいことは随分
>>517に言われてしまったw
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:46:41.79 ID:7bQopz5n0
山崎ハコ保守
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:53:36.73 ID:SFF9BFl10
いやあデスノの終わり方酷すぎだろ保守
あれじゃ深夜アニメ見たか原作読んだ人以外には
えちょまwwwwwwwwっうぇwwwなんか死んだwwwwwwwだろ
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:53:45.29 ID:7bQopz5n0
ハコモノ行政保守
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 22:59:53.72 ID:r29ByuhO0
ブラックボックス保守
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:03:05.32 ID:kefVRyef0
漏れが『箱』をテーマにデスノートのスピンアウト〜ミサミサ編書くぽ
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:04:24.93 ID:7bQopz5n0
ブラックニッカ保守
お題のひとつが学校だと思っていたら、場所自体が学校縛りなのね電撃。俺オワタ/(^0^)\
お題に沿ってなくて送れないこの作品をどうすればいいんだwwwwwww
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:11:33.47 ID:r29ByuhO0
そっと机の奥にしまっておいて十数年後の忘れた頃に発掘して赤面するんだ!!
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:12:03.40 ID:Ch941GlK0
ご意見ご感想ありがとうございます。
>>510 確かに、表現のくどさは課題点の一つですね。
句読点の多さに関しては、主人公の事故に対する
悲しみを表現したつもりです。逆に読者をイライラさせてしまったかもしれません。
「言葉の選び方」というのはどのようなことを指すのでしょう?
>>518 設定上キリスト教系の幼稚園にしていたつもりです…が
書いてて気づいたんですがそうすると小学受験する必要ないのかな?
でもキリスト教系って設定も明確にはしなかったし、わかんねーですね。
孤児院という設定は見落としていた点です。ちょっと後悔。
よほど〜のくだりは…ちょっと意味わからない感じですね。
確かに理論が飛躍しすぎです…
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:12:17.19 ID:8Hq0jz8JO
>529
txtでうp!
俺は読めないけどな
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/31(金) 23:14:47.69 ID:/wVsoHmv0
はぁ、小説書いているが、どうして俺の文ってこんなに無機質なんだろ、
硬いし、面白くない
ライトでユーモアたっぷりに書ける人が羨ましいぜ
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:15:15.21 ID:Qjqfzym/O
漫画アニメゲーム等の登場人物の壮絶な死に様を見ると
ものすごく創作意欲が湧いてくる自分は変態なのか保守
特に豪快で無惨なのが
お題ちょーだい
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:23:32.85 ID:r29ByuhO0
グロテスク
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:24:40.99 ID:wcbsj7Cz0
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:32:47.17 ID:Ch941GlK0
保守がてらお題をおひとついただけんかのう
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:35:41.91 ID:7bQopz5n0
>538
想像妊娠
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:41:59.17 ID:/wVsoHmv0
保守
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:50:24.60 ID:Ch941GlK0
今度はちゃんとお題入れないとな…保守
>>539-540 サンクス!かなり作りやすいお題だ。
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:57:14.52 ID:oqs96Hp90
ほほう、今回の品評会はカオス推奨か
これは良い。実に良いな。
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:59:58.56 ID:UYgC/8nK0
、、 l | /, ,
= ..チ =
ニ= ェ =
ニ=. .l. =
ニ= ン そ -=
ニ= ソ. .れ =ニ
、、 l | /, , =- l. で -=
.ヽ .チ´´, ニ. な. . も ニ
= 立 き ェ =ニ ___ ,、,、,、,、,、,、,、 r . .ら ヽ`
= ち. っ. ..l. ニ. l|匚) 巛|}三三三三)》 ´/ ヽ`
= む と ン =ニ  ̄ ̄ ̄^^^^^^^^^
ニ か混. ソ -=
= え.沌. ..l. -= 第74回週末品評会 「 箱 」
ニ るに な =ニ 開始を宣言致します
/, :. も.. ら ヽ、
/ ヽ、
/ / \
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:02:04.44 ID:XQkvPxQG0
>542
……作りやすい、のか?
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:04:59.84 ID:6sZ5Eo56O
先輩、編集が殺る気です。
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:12:09.81 ID:iaCQNWfD0
落ち着いて対処すればきっと大丈夫保守
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:12:42.92 ID:BNryNes3O
IDがちょいと惜しい私が久しぶりに来ました。しばらく書いてないけど品評会に突撃しようかな。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:14:21.72 ID:XXcmf7/+0
>>549 文才無いけど(ry ニート週間3O(幼い 女の子 襲いたい)
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:16:30.72 ID:jAL9R1qn0
>>546 すっごい作りやすいよー。リボンなんかよりもね。
パッと全体のイメージ…プロットっていうのかな?が浮かんだ。
ワインを飲みながらおいしいチーズで保守。
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:26:54.87 ID:BNryNes3O
>>550 wwww ちなみにお姉さんが好きです。
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:33:48.52 ID:B3ADOk060
保守
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:38:04.64 ID:jAL9R1qn0
ところでふと思ったのだけれど、ここは18禁の内容は禁止?
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:40:03.84 ID:3dcoSpEsO
いつでも歓迎ムードなのは俺だけでいい
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:40:42.48 ID:iaCQNWfD0
>>554 禁止されてた覚えは特にない。
なんか18禁書いてくるのの大半がテンプレ読まない単発IDだから敬遠されがちだけどw
ポルノもしっかり練られてれば面白いのにねえ
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:41:51.93 ID:uRFIV/E50
ポルノは外すとお寒いからな。
難しいジャンルだと思うんだ。
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:46:36.68 ID:6sZ5Eo56O
品評会用、保守用、カオス用と三作品書いてもいいですか
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:47:49.04 ID:qfXGAZai0
お題があれば無問題
保守はお題要らないけど
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:48:24.58 ID:qGtQxgR90
リハビリマッサージしてもらいながら、携帯で品評会読んでたらやたらHな作品と遭遇。
そのとき俺トランクスはいてたんだ。
______
|←樹海|
. ̄.|| ̄ オワタ┗(^o^ )┓三
|| ┏┗ 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:51:57.94 ID:qfXGAZai0
逆に考えるんだ
フラグが勃ったと考えるんだ
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:57:39.87 ID:++68Wvo50
>>551 チーズならマンチェゴを薦めてみるっていう遅レス保守
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:58:51.83 ID:qGtQxgR90
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:06:00.26 ID:BNryNes3O
>>563 マッサージ師お姉さんじゃないのか……寝る保守。
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:06:56.47 ID:77Z2A7K20
箱でどうやったらポルノの話が出てくるんだ。
これがほんとの箱入り娘とか、そういうことか?
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:07:59.23 ID:qGtQxgR90
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:09:45.28 ID:XQkvPxQG0
hot boxって言葉もあった気がする。
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:14:48.45 ID:XXcmf7/+0
やべぇ……通常お題が割と切り詰めたのに二一六行七○九五文字……
推定八レス使用になってる……
なによりやばいのは、ここでもらったお題及び原案から離れちゃってる気がすることだ……
せっかく頑張ったから無駄にしたくねぇ……
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:15:54.31 ID:qGtQxgR90
>>568 昨日10レス落として迷惑かけた俺が読むから大丈夫だw
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:20:26.77 ID:jAL9R1qn0
>>562 マンチェゴって何?
ブルーチーズはちょっと苦手。慣れれば問題ないだろうけど。クリームチーズは好き。
保守
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:22:31.94 ID:oyWK/mkB0
>565
まさか箱挿しとか
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:23:04.03 ID:XXcmf7/+0
そうか……? じゃあ明日一日使って推敲するよ
前前スレの315ー、見てるかー?
あなたの原案、一応形になったよー。
あなたが創造した、あなたが想像した、あなたの望むものには絶対なってないけどー。
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:31:16.96 ID:qGtQxgR90
とりあえず前前すれの315が気になる保守
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:32:46.61 ID:nh2QJMwq0
あれか、なんか直感だけがとりえの女子高生とかなんとか
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:34:22.29 ID:XXcmf7/+0
>>573 ぶぶっぶ文才無いけど小説書くんだなこれがフヒヒッ
の315参照
前前前スレだった
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:45:18.45 ID:BNryNes3O
保守
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:47:10.57 ID:qGtQxgR90
>>575 改めてみるととんでもないスレタイだなあw
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:58:16.59 ID:qGtQxgR90
ほす
579 :
通常:きゃみそーる♪ 0/4:2007/09/01(土) 02:05:26.44 ID:XQkvPxQG0
通常作品投下します。
お題:何スレか前にもらった「きゃみそーる♪」
ひらがなであること、音符であることを自分なりに解釈してみました。
多分漏れの黒歴史に刻まれます。すいません。
レス数:4
580 :
通常:きゃみそーる♪ 1/4:2007/09/01(土) 02:06:00.53 ID:XQkvPxQG0
テニス部の練習帰り、いきなり夕立と遭遇した。
スポーツドリンクが欲しかったこともあり、商店の軒下にある自販機へ吸い寄せられる
よう避難した。
たった数十秒の雨ざらしは僕の全身を不快な感触で包むには充分だった。雨音というよ
り濁流のような音が鳴り響く中で僕は一人。仰ぐ空は灰色。さっきまでの火照りはすっか
り消えうせ、少しずつ腕に鳥肌が立ってきた。前髪からヘアワックスの溶け込んだ水滴が
白く濁って垂れ落ちる。
田んぼが広がる平野を貫くように伸びる道路、その向こうで誰かがいるのに気づいた。
雨に霞んではっきりとは見えないが、なんとなくジーンズと色物のシャツらしきものが見
える。その動きや形状から、どうやら自転車を押してきているようだ。
次第にこっちへと近づく。雨音にまぎれて妙な金属音を周期的に立てている。自転車は
チェーンをだらしなく垂らしている。それを押す女の子は全身が妙にタイトだ。ずっと雨
の中、自転車を押してきたのだろう。
「気の毒にな」
誰に言うでもなく僕はそう呟いた。だがそれは、その姿に同情心をもてない自分をごま
かすために言ったのだと思う。偽善だ。
二十メートルほどにまで近づいた。水色キャミにジーンズ姿の中学生くらいの女の子。
この距離でようやく誰なのか分かった。
「神崎さん」
思わず叫んだ僕の声に気づいたのだろう、自転車の主は顔を上げた。
情け容赦なく降りつづける中、水たまりに両足を浸らせたまま神崎さんは僕をじっと見
つめた。
581 :
通常:きゃみそーる♪ 2/4:2007/09/01(土) 02:06:31.98 ID:XQkvPxQG0
彼女は僕といっしょに自販機の前へ立った。
ぺったりとなでつけるように濡れたショートボブの黒髪。幾本かは頬へくっついている。
上半身に張り付くキャミが体のラインそのままをなぞっている。いくつもの気泡に紛れ、
おへそのくぼんだ形、胸の左右がゆるいカーブを描いている。
そんな幼なじみの姿に僕は生唾を飲み込んだ。
足元に置いてあるリュックサックへ手を突っ込んだ。いつもゲンかつぎで持っているボ
ロボロのスポーツタオルをつかみ出して彼女の首へかける。うまく胸元は隠れた。気づい
ているのかいないのか、神崎さんはそんな僕の行為を完璧に無視しつづけていた。
素知らぬ顔で僕は正面の田んぼへ目を向けた。
「自転車、壊れたのか。雨が上がったら直してやるよ」
僕の言葉に神崎さんからの返事は無かった。
いつもなら”じゃあよろしく”と気楽に言うはずだ。雨の中を歩いて来たことといい、
彼女のなにもかもが変だ。
自販機へ腰を当てるようにして前かがみで僕はもたれかかった。ぬるいものが濡れた服
を伝わってくる。
「杉田」
周囲の雨音に紛れ、かすかにそう聞こえた。
「どうした」
そう言いながら僕は神崎さんへ顔を向けた。
彼女の真っ白な肩にキャミソールの肩紐が引っかかっている。胸元はもう見えないが今
にもずり落ちそうな肩紐の危うさ。神田さんのキャミを僕は初めて見た。
「先輩に告った。そしたら”家へ遊びに来い”って」神田さんの声が震えている。「行っ
たらいきなり体を触ろうとしたから逃げてきた」
彼女が僕の家へ遊びにくるたび、ある先輩のことを”かっこいい”とか”告る”とか言
っていた。まさかと思ったが、その先輩が元凶だったか。
無表情を装いつつ、僕は奥歯を噛み締めた。
「何か……やられたのか?」
「ううん」
神田さんは頭を振った。
口元を歪め目は真っ赤。顔もまだ濡れていて、泣いているのかどうかも分からない。
582 :
通常:きゃみそーる♪3/4:2007/09/01(土) 02:07:35.88 ID:XQkvPxQG0
「男って変態。だから杉田、お前も変態」
これだけボロボロになっても減らず口だけは欠かさない。こんなところだけは相変わら
ずだ。ちょっと安心した。
「先輩は捨てておけよ。変態じゃない男だって一杯いる。世界の半分は男だ、探せばいく
らでも出てくる」
僕はつとめて穏やかに言った。
「でも杉田は変態だろ?」
僕の顔を見上げるように神田さんは言った。
ケンカを売っているのか? 何か言い返してやろう。少し深めに息を吸ってから僕は口
を開いた。
「僕は変態じゃねえよ、少なくともお前に変なことをしようなんて思わねえ。ぺったんこ」
慌てて言葉を遮断した。自分が言おうとしたことが何を招くか瞬間的に理解したのだ。
しかし肝心な単語を口にしてしまった。遅かったか。こめかみから血の気が引いていくの
を感じた。
不思議そうに僕を見る神田さんはそのまま自分の胸元へと視線を落とした。右手の人差
し指と親指でスポーツタオルをつまみ、そっと持ち上げる。
彼女の目が大きく開かれた。
つまんだ指を離し、スポーツタオルの上から手の平で素早く押さえる。神田さんの顔は
紅潮していった。
「お前は……」そこまで言って彼女は首を何度か振る。「でも、このタオル」再び神田さ
んは言葉を止めて僕をきつく睨んだ。「ううん、やっぱお前は変態」
雨音はとうに去った。空の灰色を破って光の筋が何本も差し込む。
僕達の周囲も明るくなってきた。足元の水溜りに歪んだお日様が写りこんでいる。
少し前から神田さんの自転車の前でしゃがみ込んでいた僕は、立ち上がりながら真っ黒
な手を目立たないようポケットへ突っ込んだ。格好つけている訳ではない、今の彼女へ余
計な気遣いをさせたくないだけだ。
「チェーンは直したから。これで帰れるだろ」
「わかった」
小さくうなずいてから神田さんは僕の目の前まで歩いてきた。
583 :
通常:きゃみそーる♪4/4:2007/09/01(土) 02:08:06.01 ID:XQkvPxQG0
突然彼女は首から下げたスポーツタオルの端を握り、腕を一杯に伸ばして胸元から引き
抜いた。
「お前」
僕の言葉はそこで途切れた。多分だらしなく口を開けていただろう。
少し乾いて表面が白っぽくなったキャミ、その生地に浮き上がる胸の立体的な盛り上が
りと微かな突起がふたつ。
さっき見たときはそんな細かいところまで気づかなかった。
目をそらす余裕なんて無い。僕の視線はそこへ釘付けにされてしまった。
神田さんはそんな僕を見て、顔を赤らめながらいたずらっぽく微笑む。
「杉田、やっぱ変態じゃん」
そう言いながら、艶やかな舌をぺろっと出した。
次の日の朝、家のドアノブに昨日のボロタオルが引っ掛けられていた。真っ白なメモ用
紙がセロハンテープでとめられていて、そこには”うれしかった、ありがとう”と書いて
あった。
このボロタオル、実は去年の地区大会で応援に来ていた神田さんからもらったタオルだ。
そのことを覚えていたのかな。ブランドも何もない安物のタオルだが僕は試合のゲンかつ
ぎにずっと使ってきた。これからも多分使いつづけるつもりだ。
何気に匂いをかいだ。汗のにおいとは何か違う、香りといえるようなものを感じた。
自分のやっていることが恥ずかしくなって、後頭部を手で何度か掻いた。
口元を引き締め、僕は家の中へ戻った。
完
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:15:18.87 ID:++68Wvo50
>>570 ブルーでもクリームでもないよー
スペイン産の羊乳のチーズ
食べやすいと思う
安いとこで見たのは750円くらい/100グラムかな
保守
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:20:05.93 ID:BNryNes3O
>>580 最初の情景描写が少しくどく感じましたが、多分私がせっかちなだけです。
幼馴染なのに「神崎さん」なのが気になりました。神崎は主人公杉田よりも年上の幼馴染?なのにタメ口だったり。そこらへんにもう少し説明があると違和感なく読めたと思います。
あらばかり探したようなレスになりましたが、話自体は面白かったですよ。
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:20:49.13 ID:qGtQxgR90
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:29:00.63 ID:BNryNes3O
保守
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:36:21.11 ID:qGtQxgR90
四だ。かいてくる
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:40:43.88 ID:iaCQNWfD0
>>580 にやにやした。すっげえにやにやした。こりゃ杉田に惚れるわ。
でもなんで神田さん。神崎さんどこ行ったw
個人的には最初の描写も上手く書けてると思う。立ち止まってちょっとずつ
体が冷えるとことか、よく観察してる。
何カ所か、動作がどうなってるのかわかんない部分があった。
2レス目で自販機にもたれかかってるところ、たぶん前屈みになってると思うんだけど、
振り向いた時に肩の白さに注目するなら、直立してた方が自然なんだよね。
動作の流れとか意識してみると良いかも。
きゃみそーる♪ってお題はフルに使い切ったんじゃないかな。
黒歴史にする必要は無いと思うよ。
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:51:44.03 ID:qGtQxgR90
感想書いている間に落ちたらかなわんお
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:52:05.25 ID:++68Wvo50
ほ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 02:53:17.70 ID:IKvE2z0x0
>>580 雨宿りってのはドラマがあっていい。突然振ってくる雨に慌てるだけでもワンシーンのようで。
ヒロイン登場の場面がちょっと長く感じるのは、多分色が見えて、シャツっぽいものが
見えて、キャミソールの女の子がみえて、とやってしまっているからだと思う。このあたり、
主人公が目を離しているすきに(たとえば自販機を見ている時に)隣に駆け込んできた、
でもいいのかもしれない。結構元気なヒロインだし。
中学生が「気の毒にな」って言うかなあ? まあ、言うかもしれない。ただ、中学生が中学生
らしく書かれている所と(まあ、先輩にさわられそうになって逃げて来ちゃうあたりとか、
タオルにまつわることとか)そうでないところがあって、一瞬、年代を迷う。自分だけかもしれないけど。
あんな事があったというのに、すぐに回復して、主人公をからかってくる(多少の好意を含めて)
なんて、とてもいいシーンだと思う。この年代の女の子らしいファナティックさ、というか、
あやうさというか、なんというか。
描写も全体的に気持ちよく読める。お題だけに濡れて張り付いたキャミソールとか、女の子の
濡れた髪の様子とかに力が入ってて楽しいw
「だんし」と「じょし」のどきどきする感じとか、とても楽しめました。
ただまあ、その……。 中学生だし! カップつきのキャミきたりとか、その、まあ、
もーちょっとこう、きをつけて、だな! こう、服をきないと! ね!
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:02:08.57 ID:oJ9UhFXj0
―in焼肉屋―
1「ちょっお前ら食い過ぎwwwww」
( ^ω^)「⊂二二(^ω^)二⊃」
(´・ω・`)「おいしいね」
('A`)「久しぶりだな、肉」
(=゚ω゚)「うまぃょぅ」
ξ゚听)ξ「太っちゃうけどおいしいわぁ」
ベジータ「うまい、うまいぞぉ!!!!!」
レジ「お支払いはご一緒で?」
1「はい6人まとめて」
レジ「はい?7名様では・・・」
1「俺と( ^ω^)と(´・ω・`)と(=゚ω゚)と('A`)とξ゚听)ξの分です」
レジ「ではそちらのM字おハゲの方は別ですか」
1「はい」
ベジータ「・・・」
このシリーズ知ってるやつはもうVIPにいないか・・・
誤爆ったすまん
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:05:25.65 ID:qGtQxgR90
>>579 投下乙です。
棚上げで感想を投下したいと思います。
さて、まずいいなあと思ったところ。
二人のやり取り。特に、4レス目の「杉田、やっぱ〜」ってところは萌えたww
読後感。ハッピーエンド&ニヤニヤでこれまた良かった。
さてフルボッコの時間だぜww
文のテンポ。これはどうしても気になった。具体的には短い文。区切り区切りに進んでて、
どことなくぎこちなく感じてしまった。何がどうなっているか分かりにくいところもちょっとあった気もします。
それにしても、表現が凝っているぶん勿体無く思いました。まあおいらはだけどさww
次に伏線。伏線の張り方はとてもいいと思うんだ。
だけどその回収が、少し跡付けのように感じてしまった。流れ上仕方のないことかもしれないけど。
最後に、地の文での神崎さんwという呼び方。二人の関係を無用に混乱させる気がする。
そんな感じでした。
粗が目立ってたけど、きちっと推敲しておけば黒歴史は大いに免れるかと!
お疲れ様です。
596 :
通常; 0/5:2007/09/01(土) 03:11:07.12 ID:jAL9R1qn0
人いますか?
個人的に割と書きやすいテーマだったので、さくさく書けました。
所要時間約三時間。
反面、練りこみが甘い部分もあるかもしれません。
タイトル:懺悔と後悔と妊娠と
お題:懺悔、想像妊娠
それでは、これから投下します。
597 :
タイトル:懺悔と後悔と妊娠と お題:懺悔、想像妊娠 1/5:2007/09/01(土) 03:11:57.98 ID:jAL9R1qn0
「大丈夫か?痛くなかったか?……そこ拭けよ。ほら」
窓の外に映る深夜のハイウェイを眼下に、伸びをしながらタカシは言った。放たれる言葉と同時に、
少しの衝撃がすねに当たる。ティッシュの箱だ。
「うん、……ありがと」
そう言って、私はティッシュを鷲掴みする。
キレイなティッシュが白くネバネバした液体を払拭し、私の秘部を元あった通りにする。
「じゃあ俺、先に風呂入ってくるから」
がちゃんという音がして、タカシは擦りガラスの向こうへと消えた。
――タカシとは、つき合ってから今月で四ヶ月目を迎える。
とびっきりカッコいいって訳でもないし、非凡な何かを持ち合わせているわけでもない。
傍から見て普通だ、と思う。
しかし少なくとも、私から見ればいい所はたくさんあるように思えた。根拠はないけど。
親友からは何度も、「アイツのどこがいいの?」と初期の段階から言われ続けた。
今まで何度かプラス要素を考えてみたけど、どうしても思い浮かばなかった。
かといって特にマイナスの面があるわけでもなく、自分の中では結局イーブンで留まっていた。
これってなんとなくのつき合いなのかな。
今思うと、タカシを好きになり始めたばかりの私は盲目的であったかなとは思う。
猛アタックの末ゲットした初めての彼氏だったけど、そのプロセスは若干どころか
強制的であったようにも思える。どこがいいとか考えたこともなかった。
だからこそ、親友にどこがいいのと指摘される度に
どうしても途惑ってしまい、考えを巡らせてしまっていた。堂々巡りだ。
タカシが言うところによると、私にはたくさん魅力があるらしい。
スタイルがいいだとか、小顔だとか言われたこともある。
だけど、時々本当に私のことが好きなのかな?と思うときがしばしばあった。
常によぎる不安。
そう思うのは、ただ単に私がこのつき合いに満足していなかったからかも知れない。
598 :
タイトル:懺悔と後悔と妊娠と お題:懺悔、想像妊娠 2/5:2007/09/01(土) 03:13:01.01 ID:jAL9R1qn0
今日の「コト」は、着けるべきものを着けなかった。
……外にはちゃんと出してくれたけど。
タカシ自身は初めてではなかったらしいが、たまにはこういうこともしてみたかったと言う。
私にはさっぱりその良さがわからないのだが、タカシが喜んでくれるなら……と思い、
少し怖かったけど、酔った勢いもあってそのままコトに突入した。後で後悔しなければいいけど。
なんて、軽い気持ちで心にバンドエイドを貼る。精一杯の応急処置。
包帯も巻いておこうか。なんて。
――後悔しなければ、なんて思ったけれどやっぱり後悔してしまうことになった。
懺悔して過去に戻れるなら、地におでこがくっついてでも土下座し、懺悔するつもりだ。
ここ二週間熱っぽくて、日夜問わずトイレに頻繁に行くようになった。
便秘の影響もあるかもしれないがお腹も膨れてきたような気がするし、一番気がかりなのは、
月のモノがいつもより遅かったことだ。ひょっとするとあの時タカシがコンドームを着けなかったから……
いや、ガード用に持っていなかった私も悪かったんだけど……なんてことも考えた。
そう気にしている間でも、タカシとは週二回程度会っていた。その間セックスをすることはなかったんだけど、
どうも身体のことを考えてしまいがちで、タカシを意識することが出来ずにいた。
そのせいでデート中にも気まずい空気を作ってしまっていて、イライラした。
往々にして、大喧嘩もしてしまった。私とタカシの関係は少しずつギクシャクしていった。
寂しい、けれど今のタカシは離れた場所にいる……
そう思って私はとても後悔した。もしもあの時私がちゃんとガード用にゴムを持ち合わせていたら。
もしもあの時酔った勢いで「してもいいよ」なんて言わなかったら。
心の中で懺悔した。でもそこには神様はいなくて、親友でさえ私の懺悔を聞いてくれる者はいなかった。
「ゴムなしでした方が悪いんじゃない?」――その言葉は実に的確だが冷静に、これ以上なく真意を捉えていた。
いくら友達と言えどもそこまでは保障できないだろう。彼女たちも神ではない人間なのだから。
599 :
タイトル:懺悔と後悔と妊娠と お題:懺悔、想像妊娠 3/5:2007/09/01(土) 03:13:41.82 ID:jAL9R1qn0
お互いに大学生な私たちには、子供を生み育てることなんて到底できない。
でも流す勇気はなかった。風評なのかもしれないが、流すと本当に欲しいとき
できないと聞いたことがあるからだ。まして流すためのお金もない。
いつもはセックスのとき、もしもの時を考えてゴムは常備するようにしているんだけど……
また前と同じように、後悔が頭をよぎった。本当に堂々巡りだ。
いつまでもこんな後悔を繰り返すつもりか。
過ちを引きずるつもりか。
結果を出して、白黒はっきりつけなければ。うだうだ悩むな、私。
そう思ってからしばらくして、検査薬を購入した。陰性か陽性かここではっきりしようじゃないか。
念のため産婦人科にも行った。超音波検査もして結果を待った。
病院の結果が出る間、私はタカシの優しさに触れた。
「ごめんな、何もつけずにやっちゃって。なんか久しぶりだったしちょっと試してみたかった、
ってのもある。ただ単に俺が欲求不満だっただけかもしれない。いや、実際そうだった。
けれど今回の件は本当に悪いと思ってる。もしアタリだったら、俺学校辞めて仕事する。
どんなことがあっても、ちゃんとお前を守り抜く」
彼の優しさに触れるのは初めてかもしれない。
彼の言葉で、私は少し安心できた。
今まで私が鈍かった。タカシはやさしい。
これまで見せたことのなかった彼の良さに、改めて惹かれていった。
結果は陰性で、超音波検査でも特に胎児の姿は見受けられなかった。
実際にお腹の映像を見たけど、そこにはうにうにと動く灰色しかなかった。
胸をなでおろしながら同時に不安も吹き飛んだ。今までの心配が嘘だったかのように。
600 :
タイトル:懺悔と後悔と妊娠と お題:懺悔、想像妊娠 4/5:2007/09/01(土) 03:14:22.14 ID:jAL9R1qn0
結果論だが、気持ちだけが先行して結果はどうってことなかった。
だからと言ってタカシとセックスする回数が増えたわけでもない。
逆に減った。
私から求めることはほとんどない。
タカシはタカシなりに気を遣ってくれているのかもしれない。
そう思うとちょっと嬉しかった。
それ以来タカシは毎回毎回ちゃんとゴムを着けるようになった。
彼なりに葛藤があって懺悔をしたのだろう。
極厚三ミリとかいうのも愛用品にし始めたのだとか。
彼によるとそれは快感は鈍るが破れにくく丈夫で、安全であるとのことだった。
極厚であることよってその効果があるのかどうかは知らないけど。
それからおよそ二年が経って、大学卒業間近に私たちは結婚した。いわゆる学生結婚だ。
ケンカもたくさんした。デートもたくさんした。セックスもそれなりにした。
……もちろんしっかり避妊はしてくれたし、その二年の間たくさんのタカシの優しさに触れた。
もう、一生タカシと一緒にいてもいい。そう思ってあえて就職先は決めなかった。
タカシが大好きだ。
ずっと一緒にいれるなら、それでいい。
だって、タカシのことが大好きだから。
実は結婚した直後あたりから、以前と同じく吐き気を催したり微熱感があった。風邪かな。
お腹も膨らんでいるような。幸せ太りなんだろうか。
そう思いつつも、私は妊娠検査薬を購入して、検査した。
――結果は陽性。
今度は想像妊娠などではなく、実際に現実が目の前に立ちはだかった。
そう言っても嬉しくないわけではない。逆に、二人の子供を授かったんだ。むしろ嬉しいじゃないか。
601 :
タイトル:懺悔と後悔と妊娠と お題:懺悔、想像妊娠 5/5:2007/09/01(土) 03:15:00.39 ID:jAL9R1qn0
あの時タカシは私の中に出した。
えっ、と最初は思った。だけどその行為は
社会人になって必死に子供を育てるよ、というサインだったんだろうと思う。
ともかく、今回はしっかり子供ができたことが嬉しくて後ろめたい気持ちなどは一切なかった。
相応に結婚する年になったからかもしれない。
まあ、英語教師になれなかったというのは少し後悔だったけど……
もう懺悔する必要はない。逆に、吹っ切れていた。
張り詰めていた糸が突然切れてしまうかのように。
お腹に宿した魂を大事に育てなきゃ。
十ヵ月後が楽しみだ。名前は何にしよう、性別はどっちだろう。習い事はなにをさせよう。
英会話でもさせようか。いや、ピアノ教室もいいかもしれない。
広がる希望。自然とほころぶ顔。
そうして、私は今日も育児雑誌を読みふけるのであった。
【完】
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:16:21.07 ID:jAL9R1qn0
以上です。
いかがでしたでしょうか?
感想をお待ちしています。
書いてておっきしたので、抜いてから寝ようと思います。
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:29:17.68 ID:qGtQxgR90
感想かいているときに落ちたらかなわんぜよ
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:38:33.15 ID:qGtQxgR90
ほ
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:49:28.32 ID:jAL9R1qn0
ほほほっしゅ
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:53:57.87 ID:qGtQxgR90
すまない、ふるぼっこでもいいかい……?
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:55:09.77 ID:jAL9R1qn0
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:55:47.19 ID:89VYVMU20
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}:::::::::::;:::、::::::::::::: ゜:..`ミ
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ム ´{_{ノ ヽ、_ ,--:ソ
レ!小l● ● 从 |、i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ ふるぼっこ!
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /::::::| l>,、 __, イァ∧ /│
. /:::::::::| |::::;´(・:`::::::::::::: V::ノ |
<::::::::::::| |::::ヽ・)ノ::::::::::::::::::::::: |
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 03:56:13.50 ID:0f1xZ/St0
はいぱーふるぼっこたいむはじまるよぉ〜
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:03:43.96 ID:obcnKl7c0
フルボッコにされるのも、されてる人を見るのも好きな俺はまちがいなくSM両刀
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:07:05.83 ID:qGtQxgR90
投下お疲れ様です。
では感想をかきましょう。
なんつーか毎度おなじみ自分のことは棚上げですw
まずいいなあと思ったところ。
なんかHだったところww子供は見ちゃだめww
文章が読みやすかったところ。多少気になるところはあったけど、
すんなり読めた。ちなみに気になるところはあったはずなのにどこか忘れたorz
読後感、これはいいところでも悪いところでもあると思うんだけど、最後が爽やかなのはとても好きです><
さあフルボッコの時間だおw
まずこれは小説というより日記に近いとオモタ。誰かの妊娠劇を日記にしたような、そんなイメージ。
場面展開も目まぐるしいから、理解できるけどこれといった共感が抱けない。
たとえば、「Aなことがあった。Bだと感じた。」これだけの文だと読者は、ふーんという感想しか抱けない。
作品の中でそれが多かったと思うんだ。なんて言うんだろう……プロット的だったかな?
これをもとに長編もかけそうだと思うww
うん、内容によって(今回で言えば妊娠騒動)はそれ自体に共感を得られる人もいるかもしれない。
けど、少なくとも俺は男だし、作者もそれをターゲットにしたわけではないと思う。つまり、テーマ自体を料理して、
皆が楽しめる要素がないのが問題かと。今回は生で料理がでてきてしまったようなイメージです。
最初に言った日記形式について。
それが悪いとは言わないけど、内容があまりにもストレートすぎると思う。
何が言いたいかというと、日記形式にするならそれなりの意味を持たせてほしいということ。
読者が、ああ、これを言いたかったからこの形式で書いたのかという何かを。
日記だとどうだろう……ごめん思いつかないけど、ただ雰囲気のため、書きやすいから、ではよくないと思うんだ。
ここで、日記形式に意味を持たせることが、先ほど言った料理の一つにもなるとおもうんだお。
まとめて言えば、もっと読者を楽しませる要素を引っさげて欲しい。ということでござる。
んー長そうに偉そうなこと書きましたorz
読み違えてるところとかあったら申し訳ないので、どんどん違うわいと突っ込んでくださいorz
というか、半分自分にも言い聞かせてることだったりするww乙でした
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:09:28.22 ID:IKvE2z0x0
>>597 日本語で気になる所がちらほら。精液拭くのに払拭って表現もどうかと、とか。
それぞれの単語の意味が曖昧に使われている場合が多く、文字通りに捉えると
違和感を感じる。
ところどころ堅めの言い回しと、口語的な言い回しが混在するので、読みにくい。
……というような要素が絡まって、目が滑った。
物語としては、淡々と……というか、だらだらと女性の独白を聞いているようで、
盛り上がるところが全くない。一度目が想像妊娠で、二度目は本物でした、
と言われても、特に感じる所はない。
結局の所、この物語は何を伝えたかったのだろうか。
ただひたすらに中でだした外で出したセックスだ妊娠だコンドームだって
単語が並んでるだけに見える。
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:16:56.91 ID:qGtQxgR90
ここはほすの一手
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:23:07.13 ID:89VYVMU20
ほ、しゅ!
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:25:49.26 ID:jAL9R1qn0
>>611-612 ご意見ご感想ありがとうございました。
結局何が言いたかったのかということが抜けていたような気がします。
俺自身それは考えてなかったwww
練りこみの甘さがあったにも関わらず投稿というのはあまりにも短絡的だったように思えます。
うむ、なかなか難しいですね。
奥が深くて、逆に楽しめるような気がします。
もっと学ばなければ。そう思った初秋の候でした。
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:30:22.44 ID:qGtQxgR90
>>615 小説って難しいよね……
どんなかたちにせよ投下するのは悪いことじゃない。
それで次に気をつける目標を定めて、また投下するの繰り返し。
これが癖になるw一緒に頑張ろうw
というか品評会参加だw結構感想もらえるおww
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:34:47.54 ID:qGtQxgR90
というかラスト保守……落ちる運命にあるかもわからんね
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:35:14.05 ID:+iMW/3130
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 04:45:14.22 ID:6sZ5Eo56O
駄目だ、昔見てたパートスレの避難所回ってきたら懐かしくて泣きそうに…
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 05:01:19.57 ID:CTJgBlU40
>>619 わかるww俺も見なければよかったってくらいに鬱になったやつがある
あれは、ドラマだったと脳内で片付けてるww
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 05:11:40.42 ID:VZVYhfPY0
どうやったら文章力が上がるのか、保守
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 05:13:55.15 ID:6sZ5Eo56O
文章力とは何ぞや
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 05:18:24.91 ID:CTJgBlU40
とりあえず修辞技法が使えれば、それっぽく見える。
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 05:42:49.87 ID:ZxkLfsvEO
ほ
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 06:56:04.26 ID:ClwZ2P370
保守
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 07:27:11.74 ID:cESeRlQd0
ほ
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 07:39:21.05 ID:ZxkLfsvEO
ほ
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 08:01:26.24 ID:cESeRlQd0
ほ
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 08:16:32.72 ID:cESeRlQd0
ほ
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 08:24:22.32 ID:cESeRlQd0
gho
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 08:34:21.02 ID:cESeRlQd0
hiu
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 08:58:54.76 ID:2+j9mRWOO
箱の中から保守
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 09:07:43.59 ID:4sB0emyO0
__
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 09:17:47.43 ID:cESeRlQd0
ほ
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 09:31:37.68 ID:BNryNes3O
保守
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 09:54:24.85 ID:SS31bcCPO
八千年過ぎた頃から過疎が厳しくなった
一番槍はまだかのうwwwwwまだかのうwwwww
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:03:32.03 ID:VL+FIViK0
おまえら、ここの他に使ってる批評サイトある?
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:09:35.87 ID:SS31bcCPO
そんなのあったらここに流れ着かない気がするのだが。
そうでもない?
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:10:39.71 ID:ua+Ua4zW0
おまえらお題(箱)で書かないの?
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:18:25.64 ID:SS31bcCPO
週末家にいないから不参加。
移動時間くらい保守するかなと思って見てるw
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:18:46.91 ID:VL+FIViK0
>>638 けっこうあるよ。そういうサイト。
他のサイトを見ると、それぞれに独自色があって興味深い。
俺はここが7、上で出た酷評スレが2.99、ライトノベル研究所とかいうところが0.01くらいの
割合で使ってる。
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:20:42.81 ID:ua+Ua4zW0
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:28:38.12 ID:SS31bcCPO
>>641 ここに足りないものは批評サイトでも得られると思わないというか
批評する気でものを言う人の意見というのは似たものになりがちだし
「面白い」「面白くない」でしか見ない一般の人の感想とか貰えるとこあればいいのになw
まず読んで貰えないかな。涙目だな
>>642 すまんもう目的地につくんだwwwww
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:40:27.13 ID:VL+FIViK0
>>643 品評会はその辺シビアでいいと思うけどね。
>「面白い」「面白くない」
俺はどんなに構成がしっかりした作品でもつまらんかったら投票しないし。
逆に投票に迷う作品は構成とか文章で判断するね。
実際品評会で0-0の作品には魅力を感じないよ。
こんなこと書いたからには品評会の投下は明日だな。ID的に考えて。
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 10:48:10.25 ID:77Z2A7K20
あと1時間で冷凍うどん食べて外出しなくちゃいけないが
箱のお題をずっと考えていて、なにも思いつかなかった。
なぜ箱なんだ。箱と言ったら箱根しか思いつかないじゃないか。
箱根、はこね、はこねぇ、箱姉…箱姉ぇ?!
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 11:06:37.16 ID:i0k5RDxx0
安部公房萌え〜
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 11:25:40.80 ID:ua+Ua4zW0
hしゅ
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 11:28:54.17 ID:XXcmf7/+0
>>644 マゾ館の皆に謝れぇ! ありがちって言われるのが怖くて奇を衒いすぎて自爆した皆に謝れぇ!
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 11:34:10.84 ID:VL+FIViK0
>>648 うっせ!つまんねえモンはつまんねえんだよ!
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 11:54:59.41 ID:BNryNes3O
保守
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 11:57:10.67 ID:XXcmf7/+0
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 12:08:07.83 ID:pRRK3llsO
>>646 ぽっちゃり天パ黒縁デカメガネ萌えか……難しいな
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 12:12:05.36 ID:BNryNes3O
>>652 ぽっちゃりじゃなかったら結構萌え対象になる気がする。細身で背が低くて軽いクセ毛で。顔が可愛いのはデフォとしてさ。
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 12:16:56.75 ID:svOtSeDt0
ん?今週のお題って発表されてるのか?
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 12:27:11.02 ID:6sZ5Eo56O
>>654 されてる
ここで探すの面倒なら品評会まとめのトップでも見られるよ
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 12:28:11.71 ID:pRRK3llsO
>>653 日本の小説家の中でも特に石川淳とアベコーの師弟は変人かつブレインモンスターすぎて怖い
ヘタに「萌える」とか言ったら知的な反論や罵倒で抹殺されそうwww
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 12:43:38.40 ID:ua+Ua4zW0
ほしゅ
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:00:40.18 ID:6sZ5Eo56O
ほっ
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:19:19.14 ID:3k2yegAQO
ほ
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:30:36.75 ID:77Z2A7K20
箱は難しいな。ぜんぜんお題と関係ない話が出来た。
661 :
「一大事」(1/2) ◆g/ZMVdytmo :2007/09/01(土) 13:36:43.81 ID:77Z2A7K20
「大変だたいへんだ」
一匹の魚があわてて乙姫様のもとに駆けてきました。
「乙姫様大変でございます」
「まあ何ですか騒々しい。こちらは太郎様との別れを惜しんで
悲しい気分に浸っているというのに」
「その太郎様でございます。あの太郎様に渡した玉手箱ですが
間違えて罪人刑罰用の極刑箱を渡してしまっていました」
「なんですって」
さあ、と乙姫様の顔色が青くなります。
それもそのはず。罪人刑罰用の極刑箱は、開けたものを急激に
老化させ死に至らしめるという恐ろしいものだったからです。
「どうしてそのようなものを渡したのですか」
おろおろと慌てふためきながら乙姫様は魚に詰め寄ります。
「お、乙姫様乙姫様。そう強く引っ張られてはヒレがやぶれて
しまいます。どうか落ち着いてくださいませ」
「これが落ち着いていられますか、ああ、どうしましょう」
そういうと、とうとう乙姫様は泣き崩れてしまいました。
「乙姫様。何もそう悲しむことはございません。太郎様ならば
きっと箱を開けずにおいてくださいますよ」
宥める魚をキッと涙目で睨みつけながら、乙姫様は怒った様な
口調で叫ぶように言いました。
「では、もし太郎様が開けた場合はどうなるのです。太郎様は
よぼよぼのおじいさんになって死んでしまうのですよ」
「それは約束を破った太郎様にもいささか咎がありますまいか」
「そのような些細な約束を破っただけで命を奪う、それも老人
に姿を変えさせて殺す。そんな非道が竜宮城の客のもてなし
だと、後の世に語り継がれることになっても良いのですか」
まくし立てる乙姫様の口調に、さすがの魚も事の重大さに気が
つき始めました。
662 :
「一大事」(2/2) ◆g/ZMVdytmo :2007/09/01(土) 13:37:51.15 ID:77Z2A7K20
「うむむ。たしかに約束を破っただけで命を奪うのは、多少
いきすぎのような気もしますな。とすればこれは一大事。
竜宮城は血も涙もないなどと噂でもされては、明日からは
日の当たる場所で泳ぐことができません」
「そうでしょうとも。さあ、何をぐずぐずとしているのです。
早く亀に太郎様の後を追わせなさい」
「はっ」
しばらくして、使いの亀が戻ってまいりました。
今か今かと待ちわびていた魚と乙姫様は、亀を見るなり急いで
尋ねました。
「どうであった。太郎様はご無事か」
しかし亀は残念そうに首を振りました。
「時、既に遅く」
きゃあ、と短く叫ぶと乙姫様と魚は竜宮城を飛び出してしまい
ました。
それから二人がどうなったのかを知る人はいません。
噂では、乙姫様と魚は海の底で人目につかぬようにこっそりと
溜息ばかりついているということだそうです。
リュウグウノツカイ…
アカマンボウ目・リュウグウノツカイ科に分類される深海魚。
なぜ深海に生息しているかは不明。
おわり
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:39:03.62 ID:77Z2A7K20
以上です。箱は難しい。
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:43:58.83 ID:BiaK28fo0
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:46:15.09 ID:VL+FIViK0
そーいや電撃におくったやつは箱が絡んでたな。
今回はそれをアレンジしなおそうかしらん。
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 13:56:38.05 ID:3dcoSpEsO
思ったんだが保守って……
や、やっぱりなんでもない
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:05:34.37 ID:5yioHRV40
な、なんだよ!
俺とお前の仲だろ? 何でもいってみろって!
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:15:55.17 ID:jAL9R1qn0
お題plz
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:16:44.75 ID:ww+DjBLD0
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:19:45.41 ID:wAHRY3gK0
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:22:45.26 ID:jAL9R1qn0
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:27:04.24 ID:RzhP6sL30
ネタが浮かばない
673 :
【ぴょん吉】 :2007/09/01(土) 14:35:16.48 ID:BiaK28fo0
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:51:32.52 ID:RzhP6sL30
ほす
季節の変わり目って特に夏から秋。
すごい気持ちの感度がよくならない?
春にふわふわするって言う人がいるけど、
夏から秋ってたまらなく気持ちいい。
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:55:52.22 ID:RzhP6sL30
俺はたまらなく切ない
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:57:35.15 ID:ww+DjBLD0
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 14:59:27.50 ID:L6uY7iKQ0
精神病の人は季節の変わり目に不安定になるよね
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 15:00:47.99 ID:3dcoSpEsO
俺は精神病だったのか
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 15:04:06.47 ID:ww+DjBLD0
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 15:18:34.23 ID:XXcmf7/+0
じゃあ作品投下しますねー
お題は「直感力以外は平凡な少女」
予定レス数は9
タイトルは、「私と揺るぎ崩れていく世界」
ほんじゃ、いきまー
683 :
1/9:2007/09/01(土) 15:19:05.22 ID:XXcmf7/+0
気がつくと、笹木さんが右側から私の顔を心配そうな顔でのぞきこんでいた。
「ゆる子ちゃん、どうかした? 顔色、すごく悪いよ?」
「ううん、平気平気。大丈夫だよ」
「でも、昼休み始まってから一口も食べてないじゃない。食欲、ないの?」
笹木さんが私の弁当箱を指差す。全く箸のついていないアルミの弁当箱。
「大丈夫だってば。ほら見てよこのミートボール。自信作なんだよ。おいしそうだなぁ」
おどけて、弁当箱からミートボールを拾い上げる。が、少しも食べる気になれない。
単なるお弁当の定番おかずが、ただの調理した肉の塊が、どうしてもおぞましいものに
見えてしまう。
そういう設定なのだ。
手が震えて、うっかりミートボールを落としてしまう。
肉の塊は私の制服のスカートの上をバウンドしてから、教室の床に落ちた。
私が拾おうとすると、笹木さんはポケットからティッシュを出して渡してくる。
「手、汚れちゃうから。床は私が拭いとくね」
そういってもう一枚ティッシュを取り出して、床を丁寧に拭き始めた。
「ありがと、咲ちゃん」
「もっと感謝なさぁい、なんちゃって」
えへへ、と、笹木さんは屈託なく柔和に微笑む。
笹木さん。私のクラスメートで、席は隣。
背が低くって、よく気が利く方で、さらさらのショートヘアで、優しい。
本当に可愛い、笑顔の似合ういい子だと思う。
それが、どっかのうすらボケが考え出した登場人物であっても。
この世界は、誰かの妄想によって創られている。
私がこのことに気づいたのはつい最近。
はじめはちょっとした違和感だけだったが、この二週間で色々な矛盾と遭遇するうちに、
小さな違和感はやがて確信へと変わった。
おかしいとは思ったのだ。弟がいると思っていたのに、そんな事実はどこにもなくて、
体重はこの二週間で二十キロも減った。元々はぽっちゃり系を、ややギリギリなんとなく
超えてるかなー、くらいの身体だったのが、今では平均よりも痩せ型になっている。
684 :
2/9:2007/09/01(土) 15:19:28.31 ID:XXcmf7/+0
こうやって私に笑いかけてくれる笹木さんも設定がまとまっていないのか、色々な姿を
見せる。今は可愛い女の子だけど、日に何度か『佐々木君』という男の子になっていた。
彼もまたよく笑う少年だったが、笹木さんとは違いやや豪快な人、という設定だった。
浅黒い肌で、ごつごつとした体格で、気の良い人だと思う。
まあ、小柄な陸上部のマネージャーと大柄な陸上部のエースを設定上同列な扱いにする
作者に対してただただ呆れるばかりだが。
私以外の人は、これらのことに全く気づいていないようだった。
誰もが自分に架せられた設定通りに、なんの疑問も持たずに生きている。
私もこんなことは忘れて、その通りに生きればよかったのに。
けれど私は気づいてしまったのだ。この世界が、崩れようとしていることを。
だんだんと、人や設定が減っていっている。
この世界の作者が、この世界について考えるのをやめようとしているのだ。
私の、他に何一つ取柄のない私の直感がそう告げている。
「そういえば、今日の放課後って咲ちゃん空いてる?」
「なにか頼みごと? 今日はマネージャーお休みだからいいよー」
「うん、図書委員の仕事でね、旧棟にある書庫の整理しなきゃいけないんだけど……」
「あー、一人じゃきついよね。委員長は大変だ」
引きつった笑いを浮かべる笹木さん。
うちの学校には普段生徒が使う新棟と、古くてぼろっちい旧棟がある。
古い本、特に辞典や年鑑なんかは旧棟の方に数年ごとに移動するのだけれど、時々誰か
が整理しないといけない。
「私だけじゃ多分運びきれないから、お願いできない?」
「おっけーおっけー。任せてよ。陸上部マネージャーの力、見せてあげる」
そう言って、右手でピースサインを作る笹木さん。可愛い。
その可愛い笹木さんを、その設定を、私は今日利用する。
世界の崩壊を食い止めるために、私が思いついた方法は実にシンプルなものだ。
作者が面白がるような事件、すなわち題材をこの世界で私が代わりに見つけてやろう。
なんていう簡単さ。自分の発想力には驚くばかりだ。
685 :
3/9:2007/09/01(土) 15:20:14.89 ID:XXcmf7/+0
だったのだが、事件なんていうものはそうころころ転がっている物ではない。
記録的猛暑もひったくりもチカンも、万引きだって大した題材になりはしない。
一週間前から、世界というより自分が完全になかったことになるのが怖くて考え始めた
崩壊への対策。頭が痛くなっても、食事が喉を通らなくても考え続けた。
そして私の閃きは素晴らしい結論を出す。
事件が見つからないのなら、起こせばいい。
学校で起こる殺人事件。犯人は平凡な女子生徒。
被害者は可愛らしい、庇護欲をそそられるような小動物系の女の子。
定番をしっかりおさえたナイスな案。素晴らしい直感!
こんな設定をつけてくれた作者には心から感謝。できれば、私が何もしないでも世界を
維持しつづけてくれればもっと感謝。
――脳裏に浮かぶのは誰かの身体。もうただのぐちゃぐちゃな、なます切りという表現
が似合う肉塊でしかなくなった、小さな身体。最初に見つけて、すがりついて泣き叫んで
いるのは、誰だったか。
「咲ちゃーん、もういーい?」
放課後、何やらメモ書きをしている笹木さんに声をかけた。
彼女は時々放課後にああしてメモを書いているという設定だったが、何のためだっけ?
まあいいか。こうしている間にも、どんどん設定は減っている。教室の真ん中あたりの、
影が薄そうな机はどんどん見えなくなっていた。
「あ、ちょっと待ってー、これ机に入れるからー」
間延びした声を出しながら、笹木さんはメモを私の席の隣にある机に突っ込んだ。
「これでよし。じゃ、行こっか」
「さーて、頑張ろうかな」
それぞれ鞄を持って、教室を後にした。
うちの学校の図書館は公立高にしては異常に大きく、それにともなって書庫もまた異常
にでかい。しかも場所が普段使われていない旧棟な上に手入れがいい加減なので、陰で
『ダンジョン』なんていう呼び名で呼ぶ生徒も時々いる。そういう設定だった。
686 :
4/9:2007/09/01(土) 15:21:04.58 ID:XXcmf7/+0
鍵を開けて、笹木さんが先に入る。
室内は広いのに雑多に積まれている本のせいでそう感じさせない、不思議な空間だった。
適当に落ちている分厚い本を拾いあげる。
「それにしてもひどいねー。委員長だからってこんなとこの整理を一人でやらせるなんて。
担当の先生だれだっけ?」
義憤に燃えるという感じではないけれど、私のために腹を立ててくれている様子の笹木
さんが振り向いたところを。
全力でそのこめかみを殴りつけた。カドで。
何が起こったのかわからなそうなその顔をもう一度殴りつける。
もう一発かな、と思ったけど、ちゃんと倒れてくれたのでやめた。
――身体中から血を流していたあの肉塊。丈夫なロープで吊るされていた誰か。
鞄の中から、昼休みに購買で買ったスズランテープを出す。
それで笹木さんの両手両足をぐるぐるとがんじがらめに縛った。
口をガムテープでふさいで、笹木さんを奥の方に引きずって、下準備は完了。
扉を閉めて、鍵をかける。さーて、これからが本番だ。
もうしばらく待って、人が少なくなったら始めよう。
ていねいにていねいに、笹木さんを殺す。
私が犯人。笹木さんが被害者。二人で一緒に世界を救うんだ。
ずたずたにされた笹木さんを誰かが見つけて、逃げる私を捕まえる。
私はその誰かに負けて、潔く警察に連れて行かれるんだ。
プロットとしては二行で終わっちゃうけど、それにはたくさんのアクションや人情劇が
含まれる。読者が、とりあえずは作者だけど、読んだ人間が感動間違いなしの超大作にす
るんだ。そうすれば、作者はこの世界をなかったことにするのをやめてくれるはず。
そのためにも、最初に転がるはずの死体をしっかり装飾しないとね。
笹木さんだって、男になったり女になったりと設定が揺れてて、今にも消えちゃいそう
だったんだから、こうして鮮烈な役割を得た方が幸せなはず。彼女もまた救世主だ。
687 :
5/9:2007/09/01(土) 15:21:50.74 ID:XXcmf7/+0
鞄の中身を確認する。これまた購買で買った、丈夫なカッターナイフ六本。
凶器も色々吟味した結果、手近な文房具の方がいいということにした。
よし、確認はおっけー。大きく息を吸って、吐いた。
そして数十分後。ただでさえ人気のない旧棟にはもう人は居ないはず。
そろそろ始めよう。
何回か顔に平手打ちをして、横たわっている笹木さんを文字通り叩き起こす。
まだ意識がもうろうとしているのか、困惑した目で私を見つめてきた。
「ああ、咲ちゃん、起きてる? 起きてないならもう一発いく?」
微笑みながら笹木さんに声をかける。
それなりに平手打ちは痛かったのか、笹木さんはぶんぶんと首を振った。
「えっとね、これから私、咲ちゃんを殺さなきゃいけないの」
そう言って、私は笹木さんにこれまでの全てを話した。
世界のこと、私がこれからすること、この先のストーリーなどなど。
笹木さんは訳がわからない、という表情をしながら、しまいには泣き出しちゃっていた
けど、わからなくても大丈夫。私が全部やってあげるから。
縛り上げた笹木さんの喉元にゆっくりと冷たい刃を這わせる。真っ白くて、綺麗な肌。
彼女が息を呑む音が聞こえた。がたがたと振るえている。そのまま彼女の肌に傷をつけな
いように、それでいて痛みは感じる程度に押し当てながら下の方へとなぞっていく。
「あ、服はある程度裂いといた方がいいかな。えろっちい方がキャッチーだよね」
私が笑顔を見せても、彼女は涙と鼻水を垂れ流しながらもがくばかり。
全く、やんなっちゃうわ。フィクションの女の子が鼻水垂らすだなんて。そんなとこで
リアリティ出してどうすんのよ。そう思ったけど、窒息したら可哀想だからティッシュで
鼻を拭いてあげた。
それから彼女のブラウスを引き裂く。
一介の平凡な女の子である私から見ても形の良い胸があらわになった。
ちなみに下着は白。可愛い。
必死に隠そうとしているけど、手足を縛られているせいで全くうまくいかないらしい。
恥ずかしさからか顔は真っ赤になっている。こんな状況でも余裕だなあ。
まあこれで余裕はなくなっちゃうと思うけど。苦笑しながら彼女の細い足首を掴む。
688 :
675:2007/09/01(土) 15:22:02.34 ID:FSCpuooMO
だよね。
切ないようなたまらなく気持ちような感じ。
そんな自分は雨の日も好きだ。
逆に不安定になるときもある。
あと地震の前も不安定になるな。
689 :
サル避け:2007/09/01(土) 15:22:19.13 ID:jIyA/qKi0
ちょwww9とかwwwwwww
690 :
6/9:2007/09/01(土) 15:23:21.19 ID:XXcmf7/+0
そして、その少し上の辺りを一気に斬りつけた。
鮮やかな赤色の液体が迸る。
けだものじみた叫びが上がる。あ、ガムテープとれちゃった。
ちょっと上にもう一回。さらに一回とナイフを走らせる。
手に残る初めての感触を確かめていると、笹木さんは痛さのあまりどこかが切れた
のか、ぐったりしてしまっていた。
「ちょっと咲ちゃん、まだ悲鳴出しててくれないと。場面が締まらないじゃない」
脂でちょっと切れ味が悪くなったカッターを捨てながら声をかけた。
でも笹木さんてばシカトくれちゃってる。ちょっとむかつく。
傷口蹴っ飛ばしてやれば目ぇ覚ますだろうと思って立ち上がった時。
「咲ぃぃぃぃいいいいいいいい――――!」
耳が壊れるくらいの大声。同時に蹴り破られるドア。飛び込んでくる人影。
その人影はそのまま私を突き飛ばし、笹木さんに駆け寄る。
浅黒い肌。ごつごつした、岩みたいな体格。大きな背中。
「何やってんだよ、お前ぇ!」
やけに馴れ馴れしく『お前』だなんて言ったのは、佐々木君だった。
「どうなってんの……?」
なんで、二人なの? 設定がいい加減で、ぶれまくっているったって、増えちゃまずい
でしょう? どうしてよりによってここに現れるの?
突き飛ばされたまま本棚に倒れこみ、本の山に埋もれながら自問するが、答えは出ない。
「おい、咲、咲! しっかりしろよ、なんでこんなことになってんだよ、畜生!」
畜生はこっちだ。このままじゃプロット通りに話が進まないじゃないか。登場人物がプ
ロットを無視して暴走した作品を、素人が成功させられると思っているのか。
身体は動く。ゆっくりと立ち上がりながら、別のカッターを取り出す。
「私達は今世界を救おうとしてるのよ! 邪魔しないでよ!」
「お前、何言ってんだ……?」
「うるさい! 誤植が喋るな! 文字数がもったいない! そうよ、どうせ同じ人物なん
だ。一人殺そうが二人殺そうが結局は同じことよねぇぇえええ!」
チキチキチキチキッと刃を出して、佐々木君の首筋めがけて飛びかかる。
691 :
7/9:2007/09/01(土) 15:23:43.84 ID:XXcmf7/+0
しかし悲しいかな、カッターナイフ程度じゃ体格の差は埋められなかった。
私の刃は佐々木君の頚動脈を切り裂くには到らず、簡単に取り押さえられてしまう。
ぎりぎりと手首を掴まれて、不覚にもナイフを落としてしまった。
「やめろって! お前どうしちまったんだよ、世界を救うってなんだよ!」
泣きそうな声で佐々木君は怒鳴りつけてくる。うるさいな。耳元で叫ばないでよ。
「誤植に言ってもわかんないわよ! 早く放してよ! つーかなんでここにいんのよ!
事件が起こっている最中に現れる探偵なんて聞いたことないわよ! 現行犯逮捕の推理小
説があるってんなら読んでみたいわ!」
「メモだよ! 俺の机の中に入ってた! 放課後、お前と書庫に行くって! んでもって
せっかくだから俺も手伝ってやろうと思ってきたら悲鳴が聞こえた! だから来た!」
「そんな馬鹿なことがあるか! 咲ちゃんは確かに私の隣の机にメモを入れていた!
キャラが混同しているからって机も同じ? いい加減にも程があるだろう作者ぁ!」
後半はほとんど佐々木君に向けてではない叫びをあげながら私はもがく。
「放せ! 誤植をさっさと始末して、咲ちゃんを殺して、私は世界を救うんだ!」
爪を立て、歯を使い膝を使い、身体全てを使って佐々木君から逃れようとする。
不意に佐々木君が力を緩めた。その隙をついて彼の腕を振り解き、距離をとる。
呆然とした顔で、彼は言う。
「わけわかんねーよお前……。咲はお前の右隣で、お前の左隣は俺だろうが?」
――誰かを挟んで、大柄な男の子と小柄な女の子が楽しそうに話している。二人とも仲
が良さそうで、その誰かは少し一歩引いた感じで会話に参加していた。
こんな記憶は知らない! こんな設定は知らない! こんな会話に覚えはない!
ありえないありえないありえない!
そうだ、きっと世界/妄想が本格的に崩れ始めているんだ。だからこんな風にわけわか
んないことが起こりつづけるんだ。早く、早く世界を救わないと。
「もう、どうでもいい。お前を殺せば全てが丸く収まる気が気がしてきたよ」
新しいナイフを拾って、刃を出す。声は不思議と冷静だった。
692 :
8/9:2007/09/01(土) 15:24:34.86 ID:XXcmf7/+0
「殺してやる」
「死にたくねぇよ」
佐々木君も身構える。
「咲に救急車呼ばねぇとまずいからな。まあ、誰かがそろそろ騒ぎを聞きつけてくれるか
もしんねぇけど」
不敵に、佐々木君は笑った。無性に腹が立って、私は跳んだ。
まっすぐ狙った首に刃は刺さらない。代わりに彼の右腕に深い傷をつけた。
しかし彼は怯まず、そのまま私の首を右手で掴み、壁にたたきつけた。
絶息する。が、まだ私の腕にはナイフがある。こうやって腕を振り上げて――。
けれど私のたくらみは、ぶつかった衝撃で落ちてきた大きな本に阻まれることになる。
奇しくも、私が笹木さんを殴ったのと同じ本だった。
白衣を着たおじさんと、中年よりちょっと上くらいのおばさんが会話している。
「記憶の混濁と、重度の認識障害がみられます。本来なら日常生活すら困難なはずなので
すが――」
「やっぱり、あの事件が原因なんでしょうか。なんでうちの子ばかり……っ」
おじさんは戸惑ったような声で、おばさんは涙の混じった声だ。
「断定はできませんが、影響はしているでしょうね。彼女のしようとしたことは、二ヶ月
前のあの事件にそっくりですから」
「家ではもう立ち直った風でしたし、学校でも担任の先生は普通に振舞っていて、こんな
ことをするようには思えなかったっておっしゃっていましたのに……」
「我々の声も、こうやって聞こえてはいるようですが、内容はわからないようです」
「朝子が亡くなって、今度は夕子がこんなことになるなんて……」
そう言って、おばさんは本格的に泣きだしてしまった。
どういう設定の二人なんだろうか。朝子って、誰だろう。夕子って、誰だろう。
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 15:25:16.05 ID:ww+DjBLD0
さるるーと。
694 :
9/9:2007/09/01(土) 15:25:21.36 ID:XXcmf7/+0
――ゆぅこお姉ちゃん、ゆぅこお姉ちゃん! あさこ一人で来れたー!
朝子? ほんとに一人で来たの? うちの学校に? 電車に乗って?
うん、一人ー!
どうしたの夕子ちゃん。あら、その子誰?
んー、妹……。
ゆぅこお姉ちゃんのお友達? こんにちは!
あらあら礼儀正しいいい子ねぇ。
朝子、ゆぅこって言うのやめてよ。なんか『ゆる子』って聞こえて、まるで私は頭
がゆるい子って言われてるような気がするわ。
あはは、確かに夕子ちゃんってゆる子ちゃんって呼んだ方が似合うかも。
ひっどーい!
二人とも仲良いの? 朝子ちゃん、お姉ちゃんのこと好き?
大好きー!
ちょ、恥ずかしいじゃない何言ってんのよこの子!
照れてるの? ゆる子ちゃんかわいー。
違うってばー!
これはいつの記憶だろう。私に妹なんていないはず。設定では弟じゃなかったか?
――近所の、ぼろい倉庫。一滴残らずぶちまけられた血液。惨たらしい死体。
泣き叫んでいるのは誰だろう。死んでいるのは、誰だろう。
これは、いつの記憶だろう。
695 :
10/9ごめんこれラスト:2007/09/01(土) 15:25:49.84 ID:XXcmf7/+0
まあ、どうでもいい。
あの後、私はこの病院に連れてこられたらしい。
今までなかった設定が生まれているということは、この世界の作者が新しい話を考える
気になったということだろうか。
それならば好都合だが、そんなうまくいくとも思えない。
この部屋を見ればわかる。白い壁、白い床、白い天井に白いベッド。
何もかもが白いこの部屋は、おそらく設定が固まっていないから、ただ『部屋』という
イメージで作られているに違いない。
いずれまた世界は崩壊を始めるだろう。
その前に、今度こそ完全に世界を救う方法を考えなければ。
今度は周到に、完全な準備をしよう。
今回は、少しプロットがずさん過ぎた。誤植も、説明不足もあった。
次こそは、一文字たりとも誤植を許さない完璧なストーリーを作り出すんだ。
気がつくと、私は静かに笑っていた。
終われない
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 15:39:38.77 ID:RzhP6sL30
ほしゅ
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:01:54.48 ID:b5y4FLMv0
夏目なんとか「ほっしゅん」
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:08:26.07 ID:XXcmf7/+0
そろそろさるさんいいかな
前前前スレ315の原案をさんざっぱらレイプしまくった外道作
反省はしている。いろいろ新しいことも挑戦したからフルボッコしてくれると嬉しいなあ
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:25:00.74 ID:2+j9mRWOO
ほ!
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:38:46.27 ID:6sZ5Eo56O
感想書いてる人も時間かけてんだろうな保守
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:49:21.01 ID:jdwEtdOm0
鼻からうどん入れて口から出す芸人
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:53:15.39 ID:fFXYzK4P0
ちんぽ以外のお題くれ
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:53:39.27 ID:jIyA/qKi0
虫けらのような俺とお前
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 16:54:13.32 ID:fFXYzK4P0
おkおkばっちこい
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:02:37.46 ID:qGtQxgR90
正直目覚めた時間に戸惑いを隠せない……品評会まにあうのか…ゴクリ
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:03:12.35 ID:ed3f6rZN0
品評会用の前に腕ならし
お題所望↓
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:04:23.83 ID:jIyA/qKi0
箱
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:04:47.94 ID:wAHRY3gK0
九州男児
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:05:05.39 ID:ed3f6rZN0
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:13:53.37 ID:wAHRY3gK0
保守するか
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:23:21.96 ID:jAL9R1qn0
やっぱ「一番伝えたいこと」をお題から見つけ出さないといけないよな
小説書く以上さ
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:37:08.34 ID:CTJgBlU40
ほ
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:54:52.39 ID:b5y4FLMv0
ほ
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 17:54:52.59 ID:3+j2RAE60
ho
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:02:32.37 ID:b5y4FLMv0
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:06:14.01 ID:R954V7ZsO
二人のきっかけはほんの些細な保守だったのです…
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:23:08.97 ID:b5y4FLMv0
上の方の人、ごめん、途中まで読んだけど今から出かけなあかんねん。
感想はまた後ほど。
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:36:59.26 ID:CEuzLqqwO
保守ってのはこうやるんだ!
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:37:44.55 ID:Ge2E+Psr0
お題希望↓
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:48:13.86 ID:6sZ5Eo56O
崖っぷち…
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 18:50:03.17 ID:Ge2E+Psr0
>>720 把握
小説書くの久しぶりだが頑張ってみよう
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: