（　＾ω＾）が馬主になるようです

遅くなり、すいませんでした
まもなく投下いたしますのでお手持ちのプラウザを消さぬよう
お願い申し上げます

VIPはいつからなんでもありになったのか

プラウザってなに

まとめサイト様　http://news4vip2ch.blog103.fc2.com/
大いに感謝　

第３話


2002年　12月

季節はクリスマスや大晦日といったイベントを前にした冬の季節
そして1年の終わりを告げる季節
冬休みを前に二人は中学校の屋上で缶コーヒーを飲んでいた


（　＾ω＾）「やっぱり寒いお〜」

('A`)「まぁ冬だしな」

この二人は小学生からの付き合いで、昔から色々馬鹿なことをやってきた
もてるためにバンドをやったり、もてるためにサッカー部に入ったり
まさに二人には親友という言葉があうだろう

('A`)「ブーン、お前中学校卒業したらどこにいくんだ？」

（　＾ω＾）「ん…とりあえずは親父の進めてる私立の高校へいくお」

学生時代のブーンは親の敷いたレールに乗っかる典型的な坊ちゃんだった
しかし、ブーンはそんな人生が嫌で仕方なかった
そんなときに出会ったのがドクオであり、自分の人生を変えてくれたのもこの男である
思えばニートになった原因もドクオと出会ったからではないだろうかとブーンは後に思う

('A`)「そっか、お前も大変だな」

（　＾ω＾）「ドクオは地元の高校かお？」

('A`)「いや、俺は高校にはいかない」

（；＾ω＾）「おっ？じゃあどうするんだお？まさかニー（ｒｙ」

('A`)「黙れニート予備軍、俺には夢があるのさ」

（　＾ω＾）「夢？」

('A`)「ああ」








('A`)「俺は騎手になる、そしていつか凱旋門の舞台で表彰台に立ちたいんだ」

('A`)「やってやるぜ？俺は」

2007年　10月4週

ブーンはテレビをみて固まった
テレビの中にはかつての親友がインタビューに答えていた

中学校を卒業し、ブーンは高校に入学してからは勉強一筋だった
しかし、周りのレベルの高さと親の期待という重圧に潰され、しだいに学校に行かなくなった
その辺りから、ドクオとも連絡を取らなくなった
風の噂ではどこかの学校に入学したと聞いたが


（　＾ω＾）「ドクオ、騎手になっていたのかお…」

騎手になって夢が凱旋門賞とは…　さすがニー(ry

リポーター「ドクオ騎手、今回初のG1制覇ということですが…」

('A`)「とてもうれしいです、昔からの夢だったので」

リポーター「今回武騎手に代わっての騎乗ということでしたがどうでした？」

('A`)「緊張しましたね…キングヴィッパーに跨るとそんな不安は消えました
　　　こいつが負けるわけがないと思いましたね」

リポーター「これからの豊富などはありますか？」

('A`)「とにかく勝ちを重ねていきます、そして友人との約束を果たします！」

（　＾ω＾）「！！！！」



ドクオは忘れていなかった
かつて自分に言ってくれて夢を、自分は忘れていなかったというのに

（　＾ω＾）「…フサギコ先生」

ミ,,ﾟДﾟ彡「ん？なんだい？」

（　＾ω＾）「トンカツの次走、ヤネはドクオ騎手にしてくれないかお？」

（´･ω･`）「！ブーン、それは…」



ミ,,ﾟДﾟ彡「悪いがお勧めできねえな」

支援

ミ,,ﾟДﾟ彡「今G1を勝ったとはいえこいつは1年目の新人だ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「ましてや次は豊の乗る完全なキングヴィッパーが相手なんだぞ」


（　＾ω＾）「でも、勝ち目はあるんだお？」

（　＾ω＾）「この短期間でマイル用には仕上がるとは思えないお、それなら」


（´･ω･`）「フサギコ先生、案外いいかもしれませんよ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「あん？」

（´･ω･`）「ドクオ騎手はキングヴィッパーで勝ちを上げた…つまり少しはキングの戦法や脚質、弱点を知ってるかもしれません

ミ,,ﾟДﾟ彡「なるほどな…」

フサギコはしばらく考えるそぶりを見せ


ミ,,ﾟДﾟ彡「…よっしゃ、いちかばちかの大博打だな！」

（　＾ω＾）「先生…！」


ミ,,ﾟДﾟ彡「頼んでみるさ、トンカツテイオーの大舞台はドクオに任せる！」

11月3週　マイルチャンピオンシップ当日


（　＾ω＾）「京都といえば！」

（´･ω･`）「巫女さん、清水、金閣寺！」

（　＾ω＾）「そして高級料亭！」



二人は京都を満喫していた

（´･ω･`）「とまあお遊びはここまでにして、トンカツの様子を見に行こうよ」

（　＾ω＾）「え〜！次は祇園にいき」

（´･ω･`）「ぶち殺すぞ」


（　＾ω＾）「さっそく見にいくお！」

ドクオ1年目なの？

ミ,,ﾟДﾟ彡「おう、内藤オーナーにショボン君か」

（´･ω･`）「トンカツの様子は？」

ミ,,ﾟДﾟ彡「調整も上手く行ってるし、タイムも上々ってとこだ」

（　＾ω＾）「！ドクオ、ドクオ！」

ドクオは自分を呼ぶ嫌に懐かしい声のするほうへと振り向いた

(；'A`)「！？、ブーン！お前、何でここにいるんだよ！？」

ミ,,ﾟДﾟ彡「こらっ！オーナーになんて口きいてやがる！」

（　＾ω＾）「いいんですお！ドクオは親友なんですお！」

（´･ω･`）「それでこの前あんなに驚いてたんだね」

中学校の卒業以来逢っていなかった親友を競馬が引き合わせた
人生とは面白いものである

('A`)「オーナーって、まさかトンカツテイオーの馬主はブーンなのか？」

（　＾ω＾）「色々あって馬主になったんだお！ドクオも騎手になれたんだおね！」

('A`)「まあな…しかしなんで俺をトンカツに？昔なじみっだからか？」

（　＾ω＾）「それもあるけど…ドクオなら勝てる気がしたんだお！」

('A`)「無茶言ってくれるぜ…相手はキングだぜ？」

（´･ω･`）「だからこそ君を選んだんだよ」

('A`)「あんたは？」

（´･ω･`）「秘書のショボンだよ、よろしく」

言いながらショボンは軽く手を差しだした

('A`)「ああ…で？だからこそってのは？」

（´･ω･`）「君は前走の秋天でキングに乗ったからね、あの馬のいいところや悪いところを知ってるはずだ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「まっ、本当ならおめえみたいなヒヨッコにはまだ早いんだがオーナーの推薦でな」

（´･ω･`）「で、君の目から見たキングはどんな感じだった？」

そういわれて、ドクオはふむっといった感じで顎に手をかざした


('A`)「はっきり言って…弱点なんかないな」

（　＾ω＾）「そんなに凄いのかお？」

('A`)「あれだけのレースなのに疲れた顔せずにカイバ食ってたからな、調教も問題なし」

('A`)「はっきり言って、今回キングは１００の状態だな」

（´･ω･`）「でも不安材料はあるはずだ、距離とか…」

('A`)「いや、あいつは万能型だ。どんな距離でも難なくこなすさ…ただ」

（　＾ω＾）「おっ？なんかあるのかお？」

('A`)「付け入る隙はあるかもしれない、ただトンカツが持つかどうかだな」

（；´･ω･`）「それってもしかして」

ドクオは苦笑いを浮かべながら言った


('A`)「ああ、一か八かの逃げ戦法だ」

；＾ω＾）「でも、トンカツの基本的な戦法は差しだお？」

('A`)「いや、実はトンカツはスタートダッシュが結構すごいんだよ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「おう、今までは差しばかりで気付かなかったけどな。立ち上がりが抜群なんだよ」


('A`)「キングは実は立ち上がりがやや遅いところがある、つまり…」

（´･ω･`）「あっちが本気を出す前に逃げてしまおうってことか…」

('A`)「そうだ、それに今回他の馬は皆キングをマークして大逃げなんてしないだろうからな」

（　＾ω＾）「…勝てるのかお？」

('A`)「競馬に絶対なんてもんはない、だが可能性はあるさ」

この自信はないながらも妙に安心感のある言葉
間違いなくこいつはあの時のドクオだ
ブーンは心の中でそう感じた



（　＾ω＾）「ドクオ…、任せたお！」

('∀`)「分かりましたよ、内藤オーナー」

二人は硬く握手をした

そしてドクオはまた一つ心の中で誓った




自分の騎乗でブーンを頂点のウィナーズサークルに立たせると




そして…勝負のときは来た

マイルチャンピオンシップ　Ｇ１　京都　芝1600



1枠1番　　キングヴィッパー　武　　豊　　1番人気
1枠2番　　ダイワマイナー　　安藤勝己　　7番人気

2枠3番　　ワワワワスレモノ　小牧太　　　10番人気
2枠4番　　キャッチダトゥ　　柴田善臣 　 2番人気

3枠5番　　ネコナベ　　　　　武士沢 友治 6番人気
3枠6番　　ドーン　　　　　　江田照男　　3番人気

4枠7番　　ヒネモス　　　　　小島太一 　 9番人気
4枠8番　　ラブマイメモリー　吉田豊 　　 8番人気

5枠9番　　トンカツテイオー　欝野独夫　　5番人気
6枠10番　 テンネンムギチャ　福永祐一 　 4番人気

なお、出場を予定していた残りの８頭はソエのため取り消しになっております

突っ込みどころ満載ｗｗｗｗ

さあ、秋も深まり紅葉も美しく艶やかに染まっている京都
そして今日！ここ京都競馬場も熱気で赤く燃えています！

マイルチャンピオンシップ！まもなく発走です！

http://www.youtube.com/watch?v=LWTsHqEHQ8Q

支援

さあ、各馬順調にゲート入りしています

今回、優勝候補はやはり無敵の王、キングヴィッパーです！
しかし、キングを破るために数々の刺客がここ京都に集っています
例えるなら、宮部鼎蔵を斬るために池田屋に参上した新撰組といったところか！

2番人気のキャッチダトゥは去年のマイル覇者です
マイルは俺のもの、王なんかに渡してやるものかと息巻いてるでしょう！

さあ、全馬ゲートインしました


ガシャン！

スタートしました！今年のマイル王を決める戦いが始まりました！

先生が乗る馬の成績は決まってるな

さあ、まず先頭は…

おおっと！？これは5枠9番のトンカツテイオーだ！
スタートと同時に強烈なダッシュで先頭を奪いました！

('A`)「よし！作戦通り。後はひたすら逃げるだけだ…！」

文字通り、ダッシュで先頭を奪取していきましたトンカツテイオー！

2番手との差は6馬身差といったところでしょうか！？

馬名フイタｗｗｗ

>>8-18がよくわからない

1年目の春って、ＧＩに騎乗不可ってのはもう知識古い？

（　＾ω＾）「おっトンカツ達が先頭だお！」

ミ,,ﾟДﾟ彡「作戦通りだな、後はトンカツが持つかどうかだが…」


さあ、先頭から6馬身ほど離れて2番手にキャッチダトゥ
3番手にはダイワマイナー
その後ろ4番手にヒネモス
外側5番手にはネコナベ、なおネコナベは本日体重が＋20と失敗しております

そして、6番手、中盤辺りにキングヴィッパー
残りがそれに続くといった感じです

武「ちっ、これじゃ嫌でもペース速めなあかんなぁ…」

>>26　懐かしいのう…、わしが昔競馬をやっとった時は６枠じゃっｔ…
あれれぇ〜？　小五郎のおじさん、これ何かおかしくなぁい〜？

さあ、残り1000をきりました
先頭は変わらずトンカツテイオー
ドクオ騎手は先日の天皇賞でキングヴィッパーでＧ１初勝利をあげています

さあ800を過ぎました、先頭は変わらずトンカツテイオー
しかし、やや脚が鈍くなってきているような気がします

('A`)「くっ…！そろそろきついな。他の奴らはどうなってやがる…」

ドクオは手綱をしっかりと握りながら後方を確認した

('A`)「！！」

おおっと、ここでキングが早くも仕掛けたか！？怒涛の勢いで前の馬を抜いていく〜！

武「しゃあないわ、いこか！」

さあ、最終コーナーを回って直線に入った！

先頭はトンカツテイオー！まだ粘っています！

2番手には怒涛の追撃キングヴィッパーその差をグングンと縮めていきます！

3番手にはキャッチダトゥ！負けずに二頭を追います
残りの馬もいよいよスパートをかけたきた〜！！！

楽しみに待ってた　支援

('A`)「くそっ！頑張れトンカツ！まだ加速できるだろ！？」

武「最後には皆、王の背中を見ていくんや」

柴田「笑いが止まらないですね」

ああっと、キャッチダトゥここで失速〜！
ずるずると交代していきます！勝利はキャッチできなかったか〜

ｗｗｗｗｗｗｗ

さあ、残り２００メートル！
先頭はトンカツテイオー、しかしここでやや失速気味だぁ〜！

そして、2番手のキングがここで…


並びました！

先頭はキングヴィッパーかトンカツテイオーか！
両者全く並んでいます！

残り100です

勝つのはキングかトンカツかキングかトンカツか〜〜〜〜〜！！！！！！



ここ、秋の京都に王がまた一つ領土を増やしました！
優勝は…


キングヴィッパーです！

場内大歓声が起こっております！

今回もやはりこの馬を止められなかった！

王よ、あなたはどこまで強くなるのか！


キングヴィッパーが優勝です！


('A`)「…」



(；A)「ちくしょう…」

トンカツテイオーは重賞勝ってないのか

レースが終り、場内は大歓声に包まれていた

しかし、馬主席にいたブーンたちは


ただ呆然と王ウイニングランを見ていた



（；ω；）

第3話　終

第3話終了です
今回もgdgdになってしまいすいませんでした
自分の文才の無さを恨むorz

又、ルールについて様々なご指摘ありがとうございました
改正後からはあまり競馬をやらなくなっていたんでわかりませんでした（；＾ω＾）
これからも間違うことがあるかも知れませんがやんわりと指摘いただければ幸いです

ではここまで読んでいただきありがとうございました！
次回は日曜日の夜を予定しています

乙！

乙〜

乙でした　

乙

もう変わっているかもしれないが、G1の騎乗条件は
通算勝利数が30か31勝以上じゃなかったっけ？

エアグルーヴに人参食べさせたことあるけど、
今週ザサンデーフサイチ復帰

乙

キングヴィッパーは3歳で菊花賞、4歳で天皇賞出てるのだが
ブリーダーズカップターフはいつ出たんだ？ｗ

ほ

>>53
第2話だと5歳馬になってる
どっちにしろ勝ち鞍に菊花賞がないから、菊花賞を蹴ってBCに挑戦した、とか？