涼宮ハルヒの殺人鬼

歪んだ愛情から生まれた悪魔

　2007年。ある晴れた日の暖かい日差しが雲によって遮られ梅雨の時期の到来を知らせたころ、ある地方で
他では類を見ない恐ろしい事件が起こった。後に有名となる「ペニスナイフの殺人鬼」の最初の事件である。
この事件の残酷さは常軌を逸していた。
　2007年6月ごろ、大学生谷口(21歳）の惨殺死体が山の中で発見された。死体は頸や背中、胸など身体中
数十箇所に渡り鋭利な刃物によって傷つけられていた。そしてもっとも損傷が酷かったのが、局部であった。
谷口のペニスは切り取られており、その傷口にはさらにナイフで数十回も刺した後が見受けられた。
切り取られたペニスはどこにも見当たらなかった。なぜ犯人はこのような狂気に満ちた犯行を犯したのか？
　最初の事件があった3ヵ月後の2007年9月、またしても大学生中河（20歳）が同じような惨殺死体で発見
された。やはり死体は身体中を数十箇所に渡り鋭利な刃物で傷つけられ、やはりペニスはなかった。死体
の衣服の一部に体液がほんの少し染み込んでいたのが発見された。
　さらにそれから4ヵ月後の2008年1月、雪の中でサラリーマン古泉一樹（25歳）が無残な姿で発見された。
死体はやはりほぼ同じ惨殺の仕方であったが、唯一古泉の死体は顔の損傷が激しく、身元の確認を取る
のに時間がかかった。
　2008年5月、最後の事件が起きた。大学でその日の講義を全て終えた阪中さんは構内のある一室で
友人達と語っている際、大きな声で「助けて」と叫ぶのを聞いた。驚いた阪中さんらが廊下に出てみると
よろついた男性とそれをささえる小柄な女性がいた。よく見ると女性の片手は流血しており、床に点々と
来た道を辿っていた。「助けて！ナイフを持った人が突然襲い掛かってきて！」それを聞いた阪中さんは
すぐに警察と救急車を頼んだ。
　いったい何が起こったのであろうか。話を聞くと「大学内の一室で知り合いがいきなりナイフを突きつけて
襲い掛かってきたから、必死に逃げてきた。知り合いの名前は朝倉涼子」という。警察はすぐさま朝倉涼子
を捜索し、10日後カナダ行きの貨物船へ忍び込んでいるところを発見し、朝倉涼子は逮捕されることとなった。

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私の邪魔をしないで

　朝倉涼子は西宮で一人暮らしをしていた普通の大学生であった。年は20歳と若く、容姿端麗で頭も良かった。
父親は行方不明となっており、母親とは別れてから5年ほど会っていなかった。生計はアルバイトと奨学金
によってまかなっており、苦学生ではあるがどこからどう見ても普通の大学生であった。しかし、その内部には
恐ろしいほどの男性への憎しみと歪んだまでの女性への愛情が隠されていた。
　朝倉涼子は1988年に生まれた。家族は父親と母親だけの3人家族であり一人娘であった。だが父親は
大酒飲みの乱暴者で家にいるといつも母・娘に暴力を振るっていたのだという。朝倉涼子は父親について
つぎのように供述している。
「父は最低な人間だったわ。ほとんど家にいないくせに、ふと忘れたころに帰ってくるの。そして、帰ってきて
最初にすることは母と私への暴力。次に母を無理に強姦してから、なけなしのお金を持ってまた消えていく。
私たちはいつもあの男におびえて暮らしていた。母はいつも私にこう話していたわ。『次きた時こそ殺す』
って。あの頃はずっとあの男を殺すことだけを考えてきた。でも私にはどうすることもできなかったの。だって
まだ子どもだったもの」
　朝倉涼子は小学校では友人は誰一人いなく、いつも一人で草むらの中で遊んでいたのだという。そこで
虫を捕まえてはバラバラに分解したりなどして時間を削ったのだ。中学でも誰も友人はできず、常に一人で
いた。性格が根暗で顔や腕には痣や生傷が絶えなかったこともあり、誰も彼女には近づかなかったようである。
だがここで人生の展開期が訪れる。奨学金と学費免除により高校へ入学できたとき、二人の女性と知り合った
のである。
　高校に入学したての頃、相変わらず人付き合いが上手くできない朝倉涼子のもとへ一人の女性が現れた。
彼女の名前は涼宮ハルヒという。彼女は朝倉涼子とは全く逆の性格であり、明るく行動力のある女性だった。
彼女は朝倉涼子と知り合い、朝倉はこれまで誰にも話さなかった身の上話を彼女に話したとき、彼女は泣いて
こう言ってくれた。
「あなたは十分不幸を味わってきたのね。これからは幸せを味わう番よ。大丈夫、あたしが手伝ってあげる！」

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　こうして朝倉はハルヒと共に行動するようになる。また、その時もう一人の女性とも知り合うことになる。
長門有希という女性で、彼女は涼宮ハルヒと昔からの友だちであった。この出会いが朝倉と彼女の人生
を大きく狂わせることになるとは誰も予想できなかったことだろう。
　彼女たち3人はいつも一緒に行動するほど大の仲良しになり、朝倉涼子はその性格をハルヒの影響を
受けてどんどん改善していくことになる。高校3年生になる頃には、学級委員を務めるほど積極的で明るい
性格に変わったという。当時の同級生はつぎのように語っている。
「朝倉さんは1年の頃はそんなに目立たなかったのに、3年になる頃にはクラスの人気者だったわ。明るくて
美人だし、それでいて優しい性格だから。学級委員とかも積極的にやっていたからよく覚えているわ」

>>2なら今晩のおかずについて話すスレ

彼女を護れるのは私だけ

　朝倉涼子は高校の涼宮ハルヒと長門有希との生活によって明るい人生を歩んでいたが、裏では性の悩み
で辛い人生も送ってきたのである。朝倉は父親と母親の影響により男性を強く憎んでおり、絶対に男性を
愛せなかった。その行き場の無い愛情は自然と女性へと向きを変えていく。朝倉は長門有希へ交際を何回
も申し込んでいたのだ。あるときは手紙で、あるときは積極的に近づいて迫った。だが、彼女は断固として
朝倉と付き合おうとはしなかった。朝倉は女性しか愛せない自分を恨み、女性しか愛せなくした男性を恨み、
そしていつしかそれらの感情は確実な殺意へと変化していきながら彼女たちは高校を卒業した。
　高校卒業後のそれぞれの進路は、涼宮ハルヒのみが別の大学へ進学、朝倉と長門有希は同じ大学へと
進学することになった。この頃から朝倉の愛情は既に歪んだものへと変貌を遂げていた。大学入学当初、
サークルに入った長門有希のもとへ一人の大学生谷口が近づいてきた。朝倉はサークルはどこにも入らず
にいた。朝倉は長門へ近づく男がいると聞いた瞬間、猛烈な憎しみと怒りを覚えた。このままでは長門さん
は谷口という男によって傷ついてしまう。朝倉の勝手な被害妄想は、谷口への殺意に変わった。
　ある日朝倉は谷口を大学の校門で待ち伏せし、声をかけた。谷口は一瞬吃驚した様子であったがすぐに
笑顔で話してくれたという。当時は朝倉の名は美人新入生として密かに大学内で知れ渡っていたのだ。
谷口はまさかそんな噂になっている人から声をかけてもらえるとは思わなかったのだろう、声をかけられた
ときは吃驚してしまったようだ。が、そんな朝倉に声をかけられて嫌がる男はそうそういない。谷口は全く
朝倉を疑わずに会話を楽しむ。すると、朝倉は
「ねぇ車持ってる？できたらあなたと色んなことがしたいなぁ。あたし谷口君のこと一目惚れしちゃったみたい」
と話しかけた。これに谷口はすぐさまOK。車に乗ってどこがいいかと聞いて朝倉は山と答える。さすがに
谷口は訝しがったが、朝倉の「アオカンはしたことないの？」という発言によってすっかり疑いは消えてしまった。
そして谷口はこの数時間後に自分が惨殺死体にされることなど夢にも思わず、山へ向けて車を走らせた。

途中から出いいのに

　谷口の殺害について朝倉はつぎのように供述している。
「私は谷口を大学の入り口で待ち伏せして話しかけたわ。長門さんの名前を出したらホイホイと簡単について
きたから本当、男って馬鹿なんだなって思った。山まで連れていくのはさすがに訝しがったけど、野外プレイ
がしたいなって言ったら全然気にしなくなったんだもの。本当にやりやすかったわ。
　山に入って谷口を先行させたわ。途中で森が開けて平坦になってる場所があったから、そこで谷口の背中の
骨の左側の心臓のあたりを狙っていっきに包丁を刺しこんだわ。すぐに抜いてまた刺しての繰り返しを何回も
やった。気付いたら谷口が死んでいたわ。でも私の怒りはまだ収まらなかった。谷口のズボンを下ろしてペニス
を出させて、そのペニスを根元で切り取ったわ。そしてその傷口へナイフを真っ直ぐに渾身の力を込めて刺し
こむの。谷口がその瞬間ﾋﾞｸﾝｯて痙攣したとき凄く身体がゾクゾクきたわ。怒りと憎しみで頭がいっぱいだった
のもあるかも知れないけど、私は何回も同じように傷口へナイフを突き立てたわ。でも刺して抜く度に溢れる
鮮血が私の頭の中を怒りや憎しみから快感だけに染められていった。身体の奥がどんどん熱くなっていって、
特にアソコが燃えるように熱くなってたわ。そして何回もイッたのよ。イクときは身体全体の力が抜けちゃって
倒れそうになるんだけど、それでもナイフで刺すのは止められなかった。あれほどの快感は他のどんなことを
しても得られない極上の快感だったわ」
　朝倉はそれからずっと長門有希に近づく男性をなるべく離れさせようとするようになった。朝倉はあまり表
立って行動せずできる限り誰にも気付かれぬよう細心の注意を払って行っていたようだ。長門有希自身が
あまり男性と接触することがないことも手伝って朝倉の行動が目立たなかったのもあってか、警察は谷口の
惨殺事件の犯人を特定することができなかった。
　3ヶ月立っても犯人が特定されなかったことで、朝倉はさらに殺人への自信を持ってしまった。そして次の
事件が起きてしまう。9月のある夜、朝倉は中河と共に車でドライブをしていた。運転していたのは朝倉で
ドライブの最終目的はもちろんセックスであった。朝倉は人気のない真っ暗闇の道に入り、そこの近くの
茂みにまで誘った。そして中河が背中を見せた瞬間、谷口と全く同じ方法で中河をも殺害した。
　中河は７月ごろから長門有希と知り合い、積極的に長門有希と接触しようとした。朝倉はそんな中河を
近づかせないよう、工作をしたが中河は諦めなかった。そして朝倉は最後の手段として朝倉自身が中河
へと近づき、夜のドライブまで事を運んだのだった。中河は朝倉の執拗な邪魔も実は自分への好意から
だったのかと錯覚し、結果なんの疑いもしないままに殺害されることになった。

みっくるんるん♪

　中河惨殺事件について警察は谷口惨殺事件と同じ手口から同一犯であることは判明した。だが決定的な
証拠が何も得られずに捜査は難航した。これによって朝倉の自信は確固たるものとなってしまった。そして
彼女はより残酷な悪魔へと変貌していった。
　中河惨殺事件から3ヵ月後の12月の半ば、長門有希はサラリーマンの古泉一樹と出会った。彼は彼女の
ことを気に入って、積極的に長門有希と接するようになった。古泉一樹はハンサムな美少年で、女の子の
扱いにも長けていたのだろう。長門有希はすぐに彼を気に入り交際することになった。
　これを知った朝倉は激怒する。すぐに彼女は古泉一樹を殺害することにした。そして2008年1月、朝倉は
帰宅途中の古泉一樹を後ろから首を絞めて気を失わせ車に乗せて彼を誘拐する。そして人気のない廃墟
で古泉一樹は最も残酷な殺され方をされる。彼はそこで拷問された後、殺された。殺された後も死体への
拷問は終わらず、今までの事件の中で最も酷く惨殺させられていた。その後、深夜にわざわざ古泉一樹を
さらった場所と同じ場所へ死体を遺棄した。

し

ｗｋｔｋ

　朝倉は古泉一樹殺害時のことを次のように供述している。
「あの男は私が最も大切にしているものをいきなり奪っていったわ。だから取り返してやっただけ。悪いのは
全て彼なの。私の長門さんを奪い取っていったくせに、あろうことか他の女性とも付き合ってるのよ？そんな
ことを長門さんが知ったらきっと悲しんだわ。そしてきっと長門さんは彼を恨んだわ。だから私が長門さんの
代わりに殺そうって決めたの。でもただ殺すだけじゃ長門さんが満足してくれないと思ったから、拷問すること
に決めたわ。凄く楽しかった。生爪をはがすときの彼の歪んだ顔と悲鳴は今でもハッキリ覚えてる。そして
私が次はナイフで指を切り落とすって言ったときの絶望した表情も。それを思い出す度に身体が熱くなって
何も考えられなくなるの。気付いたら涎が噴き出しちゃって、溜まらなくって悶えてしまうわ。あのときは本当に
気が狂いそうなくらい興奮したわ」

し

これはまとめ？
今書き？

いっ、いつのまに！
昨日の続き・・・まってました

元ネタは知らんけど、朝倉との親和性がすごいな

し

ほ

　古泉一樹の惨殺死体が発見されたとき、さすがに警察は惨殺事件の被害者の共通点に長門有希が
関わっていることに気付いていた。警察は長門有希が犯人である可能性を見出し、長門有希を調査する。
だが、長門有希にはアリバイが確立しており犯行の動機もこれといって確実性があるものがなかった。また、
この頃から朝倉涼子も容疑者として調べられていたが手掛かりは何も見つけ出せずにいた。朝倉は警察に
マークされていることを悟り、それから目立った行動は控えるようになった。
　一方、長門有希もさすがにこの惨殺事件が自分を中心にして起こっていることに気付き始めた。最初は
偶然にも自分が最近知り合った谷口が殺されたことについては驚いただけであったが、続いて中河が殺され
更には付き合い始めたばかりの初めての恋人も同じ殺され方をされたのを知ったときは、自分に関係ある者の
犯行であると悟り酷く恐れた。警察からは自分が容疑者として疑われたこともあり、長門有希の精神状態は
極限まで追い詰められていた。そしてついには人間不信になり誰とも喋べらなくなってしまった。

>>16
両方

わくてか

kitai

朝倉にならメッタ刺しにされても悔いはない

ほ

　2008年2月の終わりに、長門有希はキョン(20歳)という男性と知り合う。キョンは同じ大学の同級生で、長門
有希が例の事件に怯え衰弱しきっているのをみかねて接触した。長門有希は初めは彼が近づくのを拒否した。
自分に近づいてきた人たちが殺されているのだから、もう誰も巻き込みたくなかったのだ。だが、キョンは余計に
長門有希のことが気になったようで、長門有希と親しくなろうと積極的に関わった。孤独と恐怖に怯える長門有希
はその閉ざした心を徐々にキョンの手によって開かれていくことになる。5月に入るころには長門有希はキョンに
対しては完全に心を開いており、精神状態も回復の兆しを見せていた。そして最後の忌まわしき事件が起きる。

ｊｐ

ほ

ｊｐ流行の兆し

ｊｐがなんなのか教えてくれないか

hoを右にずらすとｊｐ
アナル発祥

　2008年5月のゴールデンウィークがあけたころ、キョンは長門有希にプロポーズをした。場所は大学のある教室の
中で、窓からは夕日が沈みゆく風景が見えていた。長門有希はそのプロポーズに驚愕したが、やがてニコリと笑って
了承した。二人は互いにその場で力強く抱き合い、これからの時間を二人で共有することを誓った。そして、二人が
そのままその場に重なるように倒れた瞬間、ドアがガラリと開いた。

　驚いた二人はすぐさま離れ、立ち上がった。そして入ってきた人物のほうを見てしばらくして目を見開いた。入って
きた人物は長門有希の親友である朝倉涼子であったのだが、その右手には夕日に反射して見えにくいものの明らか
なナイフを握っていた。朝倉涼子はそのナイフをおもちゃのように両手で弄びながらゆっくりと二人に近づいてきた。
最初は何かの冗談かと思っていたキョンであったが長門有希が驚きと恐怖によって身体がｶﾞｸｶﾞｸと震えているのに
気付いたとき、本当に危険な状況であることを理解した。長門有希はその朝倉涼子の姿を見た瞬間に今までの事件
の犯人を知ってしまったからだ。

wktk

>>32
ｔｈｘ！　最近良く見るから不思議に思ってた。

あと>>1に言いたいんだが、>>1は第三者からの視点で事件を考察した調書形式で書いているんだよな。
それなら文章に時折見られる、警察が事情聴取していないであろう人たちの
「本人達しか知りえないこと」は本来記載されないはずなんじゃないのか？
まあ読む分には何も問題ないんだが少し気になったんだ。

カニバリズム、吸血鬼共に>>1には楽しませてもらってる。
完結まで頑張ってくれ！

ｊｐ

　恐怖に怯える二人を前に朝倉は微笑を浮かべながら近づいてくる。そしてついに朝倉がナイフを構えてキョンの胸
に向けて勢いよく突いた瞬間、長門有希が咄嗟にそのナイフの刃を右手で掴みとり軌道を逸らした。ナイフの先端は
キョンの肩を僅かに裂いただけだった。長門有希はすぐに左手も添えてナイフの刃を両手で握り締めた。朝倉は必死
にそのナイフを手から抜き取ろうとするが、長門有希は決して離さなかった。朝倉はナイフを諦めて手を離し、今度は
素手でキョンを襲った。キョンは首目掛けて伸びる朝倉の手を何とか掴み、長門有希に誰かを呼んでくれと頼んだ。
長門有希はすぐに教室の外へと駆け出し、大声で助けを呼んだ。それを聞いた朝倉はすぐに身を翻し落ちていた
ナイフを拾って走ってその教室から去っていった。教室から走って出て行く朝倉を見た長門有希は、よろめきながらも
キョンの元へ戻った。力なく倒れる彼をささえながら二人も廊下へ出て、助けを求めて再び叫んだ。

>>36
どの辺が気になった？今後の参考にしたいから終わったあとに教えてほしいかも。

ちょっとお腹が空いたので飯食ってきます。書くの遅くて本当ごめんね('A`)

ｊｐ

>>39
つまり、きわめて第三者的な、客観的な視点で話が説明されているのに、すでに死んだような人々の感情だとかを説明するのは矛盾してる、ってことじゃないか？
でも俺としてはその書き方はかなりあたらしめだと思う。伊坂幸太郎とかにも見られるし、ありなんじゃないかと。ちょっと強引だが。
とにかくｗｋｔｋ

>>1ってカニバリズムかいた人？

>>41
わかった。たぶん谷口のあたりとかだと思う。一応は朝倉の証言から推測して脚色したって感じで進めたんだけど
どうも矛盾が生じちゃったらしいな。教えてくれて�d

>>42
Yes I am

なんで古泉は25歳なん

>>45
イケメンサラリーマンにしたかっただけｗ

>>45
それ聞くのは、なんで朝倉って殺人鬼なの？って聞くのと同じだろうな。
そういう話なんだろう

ほ

ほ

異常な倒錯性欲の果て

　最後の事件が発生してから10日後に朝倉は逮捕されている。何故朝倉はここまで異常な惨殺事件を起こしたのか。
朝倉は全ての原因は恐らく父親にあると語っている。朝倉の父親は2003年に行方不明となっていたが、朝倉の供述
により朝倉の父親は殺されていたことが判明した。中学3年の15歳だった朝倉はある夜父親に強姦されたのだという。
いつもは妻に迫るはずの父親がとうとう娘にまで手を出してしまったのだ。
「あの日の夜もいきなり父は現れたわ。父は酒を片手に母に迫ろうとしたんだけど、急に止まったの。何か嫌な予感が
したときにはもう遅くて、私は父に無理矢理犯されたわ。両手を押さえられて。凄く痛かった。どうして私がこんな思い
をしなくちゃいけないのかわからなかった。私は母に何度も助けを求めたけど、母は私と目を合わせないでただ泣いて
いたわ。そのとき私は決心したわ。もう誰も頼らない。自分だけで生きていくって。そのためには私の障害になるものは
全て排除しなきゃいけないって。だから同時に父を殺すことも決心した。

>>50
ｗｋｔｋｗｋｔｋ

ﾜｸﾃｶ

>>1
ま　　た　　お　　ま　　え　　か

　父に無理矢理犯された後、父がまた出かけていくのを見計らってつけて行ったわ。そして人気のない暗闇の中で後ろ
からいっきに包丁で刺したわ。心臓のあたりにちゃんと刺さったんだと思う、倒れた父から包丁をやっと抜いたら凄い勢い
で鮮血が噴き出して吃驚しちゃったわ。でもそのときほど嬉しい気持ちになれたときはなかった。全てに開放された気持ち
だった」
　朝倉はその後、父親の死体を首を切り取って身体は置き去りにした。死体を特定されぬよう持ち物や衣服を全て剥ぎ取り
首と一緒に近くの山まで持って行って密かに埋めたのだ。裸の身体のみの死体遺棄事件は迷宮入りとなっていたのだが、
朝倉のこの供述により朝倉の父親の持ち物と衣類、そして白骨化した頭蓋骨が発見された。

出かけるから保守できないがｶﾞﾝｶﾞﾚ

ほ

　朝倉は幼少の頃から虫を分解する遊びのほかに、もう一つ密かな遊びを覚えていた。それは捨てられている子猫
や子犬を見つけるとそれらを拾い、山へ持って行って虐待することだった。木の棒や捨てられている鉄のパイプで
小動物を遠慮なく殴打して撲殺し、さらに局部へ棒を突き刺し貫通させていたのだという。そして飽きるまでさらに
死体を弄んだ後、穴を掘って埋めていた。

　朝倉は早熟な上に性欲が人一倍強く、小学6年のころから既に自慰を覚えていた。ただ、朝倉の自慰は特殊なもの
であった。朝倉は生き物の虐待からでしか興奮を覚えれなかった。AVなどの一般的な性行為は極度な嫌悪を示した。
朝倉の自慰は高校に入っても収まらず、学年が伸びるごとにエスカレートしていった。そしてとうとう、大学に入るころ
にはその対象は人間にまで上っていったのであった。

スレ主は何回文章丸写しのスレを立てるの？答えてくれ

奇遇ですね、私もです

>>59
朝倉は早熟な上に性欲が人一倍強く、小学6年のころから既に自慰を覚えていた。 に一致するページは見つかりませんでした。

検索のヒント:
キーワードに誤字・脱字がないか確認します。
別のキーワードを試してみます。
もっと一般的なキーワードに変えてみます。
キーワードの数を減らしてみます。

>>61
そもそも本が出典なはずだし人物名は変えてあるぞｗｗ

>>59
幼稚園のころに覚えた俺はどうなるんだ？

あんかみす

>>63
>>58

この話は１のオリジナルでしょ？

朝倉涼子の最期

　2010年12月、朝倉涼子は裁判所から無期懲役を言い渡された。朝倉は無期懲役が下されたとき、次のように語っている。
「別に無期懲役になろうが死刑になろうが関係ないわ。私は必ずここから出て行ていく。待ってる人がいるもの」
そしてその2ヵ月後の2010年2月、長門有希が自室のアパートで自殺しているのが発見された。自殺の方法は手首を
包丁によって縦に切り、風呂桶に貯めたお湯の中にその手を沈めて眠るように死んでいたという。その知らせを聞いた
朝倉は特にこれといって驚いた様子がなかった。しかしその2日後、朝倉涼子はトイレの中で自殺していた。方法は
長門有希と同じ方法でガラスの破片で手首を縦に切り裂き便器の中の奥へ手を沈めて死んでいた。やはり眠るようで
あったという。朝倉涼子のこれほど歪んだ長門有希への愛情はなぜ生まれ育ってしまったのだろうか。他界してしまった
今となっては確認する方法はない。
　朝倉は生前、長門有希からの面会が何時来るのだろうと楽しみにしており彼女と話すときはその話題しかしなかった
という。しかし、長門有希が朝倉の面会に訪れたことは一度もなかった。

元ネタありきだろ

>>62
早熟な上に性欲が人一倍強く、小学6年のころから既に自慰を覚えていた。 に一致するページは見つかりませんでした。

>>59
もうこれで4回目だよ。でもこれで終わったからもう立てないよ。本当にごめん。
>>61-62>>65
ごめんこれオリジナル。ツッコミどころ満載だろうが勘弁しておくれ。次からはまた本からの出典にするから。
>>63
ちょっと大人になるのが早かったってことでｗ

やっと終わりました！みなさん今まで付き合ってくれて本当ありがとうございます！！

>>66
間違えた。
3行目の2010年2月→2011年2月
です。修正お願いします。すいません。

また総合があるのにゴミスレ乱立させちゃうハルヒ厨か

まとめもおわた＼(^o^)／

投下が終わった後に言いたかったことは>>42とほぼ同じだ。
事件調書として書かれたのなら、あくまで調べた範囲内で知ることのできる情報しか書かれないはずだからな。

とにかく>>1乙
次回作も楽しみにしてるぜ！

乙

まだ80レス前か…落とすには惜しいスレだな

>>42　×
>>41　○

今ビリー・ミリガンの本読んでるんだけど面白すぎて興奮した

次じゃないけどいつか是非ビリーとハルヒのコラボを書きたいなと思ってる

多重人格の人か何回かテレビで見たことあるわｗ

>>77

俺もこういった感じの話をキャラ視点で描いてみたいんだが
いい作品あるだろうか？

そうそれ。
実際書くときは今みたいに警察が調べた感じのものにするかそれともハルヒ視点にしようか迷ってる。
どっちもｇｄｇｄになる予感MAXなんだが

>>79
今のところは見たことないねぇ
キャラ視点になるとやっぱりラノベ調な感じの文体になるから語彙力とかないと見てもらえないからなぁ
俺が今書いてるみたいな感じでだとどうしても本人のそのときの細かい感情や情景は書けないしね

色々探してみてだいたいの構想ができたら書き始めちゃえばいいんじゃないかな。んで後から推敲してけばいいかと

>>81
ラノベに語彙力なんて無いも同然だよ
普通の小説と比べたら

>>82
そうなんか。じゃあ俺はラノベも書けないだろうなｗ
語彙力ってつけるの難しいよね。とりあえず本読みまくればつくかなと思ったけど
実際に書いて自分で使わないと見につかないことがここ最近でよくわかった。

やっと読み終わった。

乙！つぎ楽しみにしてる。

>>81
すまない、言い方が悪かった。
俺はあんまりこういった事件に詳しくないから、適当にハルヒと組み合わせれそうな事件があれば
教えて欲しかったんだ

でも確かに俺のしょぼい語彙力じゃ書けなそうだな……

>>85
俺は手元にある事件の短編本を元にして書いてるから実際俺もそんなに詳しくないよ
ただその本に載ってない事件で有名なのはゲーシーとジャック・ザ・リッパーぐらいしか知らないな
日本のではあべさだとか酒鬼腹聖徒か
よく本屋のサブカルってジャンルのところに殺人系の本があると思うからそこから選んでもいいんじゃないかな

殺人者の経緯とか歴史調べてると本当面白いよな。ゲーシーの最期の言葉なんてめっちゃ笑えるぜ？

バトルロワイアルとハルヒのクロスが見てみたい

殺人をテーマにするのはちょっと勇気いるよね
厨臭いし

>>87
バトロワかー。あれは映画しか見てないな。
俺は何故かノンフィクションじゃないと興味沸かないからきっとそのコラボは>>85が書いてくれるよ！

>>88
殺人に魅入られてる俺＼(^o^)／乙
まだ調べ始めだから厨なのは否定できないがもっと深く調べてみればきっともっと面白いものが見えてくると思ってるんだよね

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

とうとう俺のスレにも荒らしがきたか
なんか感動

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

なんでVIPでやるの？
なんでわざわざ専用のスレを立てるの？

アンチ必死杉

ちょうど良い保守だ。
ガンガンいこうぜ

携帯ってのが臭いな

もう終わりかよ
これから風呂いこうと思ってたのに

殺人じゃないけど、夏目漱石のこころとのコラボもｗｋｔｋするなぁ

終わったんだよな？


ところで、みんな原作よんでるんだよな？

絶望系　閉じられた世界　とハルヒも見たい
これなら連続猟奇殺人もある

>>109
ちゃんと終わりました。最後までお付き合い頂きありがとうございます。
原作はもちろん読んでます。
>>110
次読んでみたいと思ってる。よく裏ハルヒって聞くから超興味あり。

学校を出よう！もいいな

やっぱ作者が同じだといろいろ似るものがあるよな

学校を出よう！はまだ読んでないなぁ
谷川作品は今のところ絶望系しか興味でないな

ちなみに、みんなの好きなキャラはなんなの？


俺は女性はハルヒ、男性は執事の荒川さん

鬱ハルヒ＞朝倉＋長門＞鬱みくる＞その他

かな。男性は特にないけど強いて言えばやっぱガチホモとキョンで

もうまとめてある

>>1よ、吸血鬼ネタで軽く書いてみたんだが俺も投下してもいいかい？
あと30分くらいで仕上げられそうなんだが。

>>117
どんどんきてくれ
すげぇｗｋｔｋ

ほ

　　　　　　　　　　　/´　　_　　　 　 　 ヽ＼
　　　　　　　　　　./　/　/仏∠!　} }　　 ﾄハ
　　　　　　　　 ； /ｌ　ｌﾚｨ┿! 　 j┿ﾃトj/ﾘ! ミ｝　{
　 　 　 　 　 　 ; |∧ |j-'=＝　　＝='ｲ　 l 　 {　；
　　　　　　　　 {　　|ヽ}　| |､_,､_,　| |│　ﾊ彡|　;　　　　　読み返してみたら私めっさ不幸じゃん
　　　　　　 　 　 　 | 八 | |. {　 }　| |_l　/ノ　 !
　　　　 　 　 　 ；:　| lr'⌒)､._￣_ (´ j //　 ｉ |　{
　　　　　　　 　 }　 ｌ/ヾ三} ｌ＿__/{彡'´}　　i |　；
　　　　　　 　 　; 　|ｌ　　 ﾉｌ |二//|　　 l 　,ｲl|
　　　　　　 　 　; 　| ゝｰ' ∧! //∧＿_j　/ l |

お、食事に行ってる間に完結してたw
>>1乙
もう一度最初からじっくり読んでくる

「信じてもらえないかもしれないけど、わたしはこの時代の人間ではありません」

中流家庭に生まれ何不自由なく育った朝比奈みくるが「死んだ」のは彼女が12歳のときだった。
みくるの母が精神を病み、父親が浮気をしている、自分を毒殺しようとしているなどと思いこみ家庭内でいさかいが絶えなくなったのだ。
そして高校生になったみくるはマリファナを覚え、アルコールに溺れ、彼女自身精神に異常をきたしていった。

この頃からみくるは妄想にとり憑かれていく。
みくるが周囲に語ったところによれば、彼女はある任務を帯びて現代にやってきた未来人であり、
敵対する宇宙人と超能力者の集団から絶えず攻撃を受けているのだという。

「宇宙人は石鹸箱の毒でわたしたちを攻撃します。誰でも家に石鹸箱をもっているでしょう？
　石鹸を持ち上げてみて下が乾いていれば安全です。しかし、もしぬるぬるしていたら、
あなたは石鹸箱の毒にやられているんです！この毒は人の血液を粉に変え、身体の活力を奪うんです」
「……だから、わたしは他の生き物の血が必要だったんですよ」

20歳のとき、朝比奈みくるは荒野で大量の牛の血を浴びて歩いているところを逮捕され療養所へ送られた。
動物を殺しては血を飲もうとする危険人物を外に出してはならないのは明白だったが、
みくるの母の執拗な要求もあり療養所は厄介者のみくるを社会に解き放つことに同意してしまう。
小動物に始まり犬・猫・家畜の血を吸った彼女が食物連鎖の頂点に立つまで、それほど時間はかからなかった。

2008年１月23日。
妊娠３ヶ月の主婦鶴屋某（22）は帰宅した夫によって死体で発見された。
その惨状は第一発見者の夫がショックで口が利けなくなり、
現場に急行した警察官をして「一生ものの悪夢」と言わしめる有り様であった。
彼女の遺体は腹を裂かれて胎児を引き摺り出され、いくつもの内臓が著しく損壊されて散乱していた。
さらに犯人は何を思ったか現場で排泄行為をし、汚物を被害者の口に詰め込んだものとみられる。
──そして何より特徴的だったのが血痕の残されたヨーグルトの空き箱である。
犯人は鶴屋女史の血液をゴミ箱から取り出したそれに満たし、飲み干したのだ。
朝比奈みくるは一週間後、近隣にあるキョン（21）邸に侵入して一家四人を惨殺した後、
自宅で警察に身柄を拘束された。キョンの家のバスタブには糞便と彼の妹の脳が浮かんでいた。

「鶴屋さんは『機関』（朝比奈みくるが存在を主張する超能力者組織だ）の黒幕だったから、
未来からの指示で殺しました。キョン君たちはどうだったかって？禁則事項です☆」

朝比奈みくるの供述から得られた最大の教訓は、被害者たちが彼女の生け贄に選ばれた理由だろう。

「未来から電波で命令を受けて、近所の家を訪ねてまわりました。最初の何軒かは
鍵がかかっていたので、ドアを開けてくれた鶴屋さんとキョン君の家に入りました」
どうして鍵を壊してでも家に押し入ろうとは考えなかったのか？
朝比奈みくるはきょとんとした表情で取調官に答えた。
「いいえ？鍵がかかってるってことは、入るなってことなんですよ」
恐ろしい犯罪の被害者にならずにすんだ人と、朝比奈みくるの手にかかって
悲惨な死をとげた人との差は、こんなささいなことから生じていたのだ。

朝比奈みくるは死刑を宣告されたが、独房で致死量の抗鬱剤を飲んで冷たくなっているのが発見された。
自殺とみる人もあれば幻聴を止めようとした結果の事故だという意見もある。
ただ一つ確かなことは、彼女の耳に聞こえた『未来からの声』が朝比奈みくるを殺人へと駆り立て、
死ぬまで彼女を苦しめたということだけである。


モデル─「サクラメントの吸血鬼」リチャード・チェイス
参考文献　ロバート・Ｋ・レスラー『FBI心理分析官』早川書房