1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
水銀燈さんは私に抱きしめられるのと
私を抱きしめるの、どちらがいいですか?
枝豆を肴にヤクルトを飲んでいる水銀燈に問いかける。
水銀燈は私が追加のヤクルトを持ってきてない事を知ると、
興味がなさそうに、枝豆の方に向き直る。俺はヤクルト以下か。
その後、後ろから抱きしめても私を意に介さず、枝豆を食べ続けたのは褒めてやろう。
2 :
尻尾 ◆SIPPOAAcfY :2007/07/31(火) 05:22:20.38 ID:70pMGCY50
翠星石が一番可愛いまでよんだ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:22:29.28 ID:n1s2iD/b0
4 :
サザソのトリヴィア:2007/07/31(火) 05:22:56.23 ID:bMu5kUrH0
カラオケりますか
5 :
Nullpoint ◆2mYR6h3Cng :2007/07/31(火) 05:23:03.10 ID:bLXb/g4A0
アニオタ同士で喧嘩すんな
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:24:28.15 ID:ti05CYlm0
水銀燈はジャンクだから強く抱くとぶっ壊れます
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:24:33.61 ID:WHcRSbRTO
一乙!
もしやあの人降臨か?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:24:38.93 ID:fNlYpqxkO
水銀燈はめぐをクンニして乳酸菌を採ってるよ
(乳酸菌は膣内にも多数生息ううう)
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:30:24.42 ID:Y58Jnftd0
水銀燈、水銀燈はぁはぁはぁ
好きな人を思うと、呼吸が荒くなって股間に手が伸びるよね。
僕は今、その状態なんだ、青春だと思わないかい?
あっ、水銀燈さんが風呂場から出てきましたね。
すすす、水銀燈、ぼぼぼ、僕のおちん、おちんちんを
「ふぅーん、おこさまねぇ。45点」
水銀燈の言葉は私の心の奥深くに突き刺さった。
私はこれをネタにして抜いた。そして泣いた。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:35:46.30 ID:Y58Jnftd0
落ち着け、落ち着け俺。水銀燈の指の数を数えるんだ。
1本、2本、3本・・・それにしても、綺麗な指ですね
日頃のケアも大変なんじゃないですか?
いえ、本当に綺麗ですよ。まるで陶磁器みたいだ。
水銀燈はその日、とても機嫌がよかった。女の子の日が過ぎたんですね!
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:45:13.78 ID:fNlYpqxkO
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 05:49:56.32 ID:Y58Jnftd0
私は、物凄い勢いで土下座をしていた。
水銀燈さん、.jpgでパソコン内検索するのは、ほんと勘弁してください。
もし、今の状況を他人が見たらどう思うだろうか?
多分「君は、デコで温泉でも掘り当てるつもりかい?HAHAHA!」たぶんこう言われるだろう。
人形に土下座する性癖の持ち主は、最近では珍しくないのだ。私なんかがその代表だ。
「うぅ〜ん、どうしようかしらぁ」と猫が鼠を嬲るが如く、いやゴキブリか?まあいい
私のデコがそろそろ、最初の岩盤に接触するかしないかという時に、
頭を踏みつけられた。もちろん、水銀燈にだ。
「靴の裏を舐めたら、考えてあげなくもないわぁ」
マゾの王と呼ばれた私に舐めろかいい度胸だ、
靴の裏がピカピカになるまで舐めてやるぜ!吐いた唾飲まんとけよ!
私の頑張り虚しく、ドライブXXXはフォーマットされた。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:05:34.60 ID:Y58Jnftd0
オスッ!今日は水銀燈に固め技をかけるっス!オスッ!
オスッ!をつけると強くなる気がしてたんすオスッ!話を戻しましょうか。
あれは二日前の事でした。偶然、水銀燈の長く美しい髪の毛から
形のいい耳が見えていたんです。これだけなら、なんでもないのですが、
いや、ありますが。私が水銀燈の名を呼ぶと、ピクピクと耳が動いたんです!
はい。もう、ほんと胸がスキトキメキスキでして、これは確実に耳を舐めたい。
出来ればふやけるまで舐めたい。と思いまして固め技を座学しまして、今に至るという訳です。
私は、素早く水銀燈の背後に回り、左腕を取り、右腕を首に回す。完璧だ。
明日辺りにはSATに引き抜かれるんじゃなかろうか?
それでは、いただきます。
私は水銀燈の右耳を口に咥えた。
へぁあ!と素っ頓狂な声を上げる水銀燈。私はかまわず水銀燈の
耳の中に舌を押し込み、耳たぶを優しく噛み、軟骨の溝にそって、
ねちっこく舐めた。うん、マンダム!
しかし、ぜんぜんふやけませんね、やはりビスク人形だからでしょうか?
その後3時間ほど粘ったが、一向にふやける気配がなかったのでやめた。
よさんか。こいつめ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:13:44.90 ID:mzRwS19S0
鞭のを書いてくれた時、礼を言わずに落としてしまったすまんかった
乙
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:14:27.46 ID:fNlYpqxkO
素晴らしい、電波妄想とはやはりレベルが違う
うらやましいです
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:15:49.99 ID:T2pwXDJB0
せっかく遭遇できたのだが、さすがに眠いので寝る。
ぎゅっ。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:17:37.90 ID:Y58Jnftd0
あなたのファーストキスの相手は誰ですか。
このような質問があったらあなたは何と答える?
私は間違いなく水銀燈と答えるだろう。未だに唇は奪えないが。
だが弱者は、妹のナナリーはどうなる!?どうにもなりません。
と言う訳で水銀燈とキスをして、有限実行だぜ!
水銀燈さん、ちゅーしてくださいちゅー
私は目を閉じ、唇を突き出した。
まだかなマナカナ、水銀燈も照れてるのか?それなら、私から
パシャリとシャッターの音が聞こえた。
「おばかぁん、もう一枚」水銀燈がシャッターを切る。
理解不能理解不能・・・理解、可能ッツ!
俺の間抜け顔を水銀燈にデジカメに撮られてしまったのだ!
びゃあ゛ぁ゛゛ネットにアップロードしち゛ゃらめ゛ぇぇ゛え゛゛
むかついから無理矢理ちゅーしてやった
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:22:24.02 ID:dyFERX5YO
カオスwwwww
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:24:25.49 ID:c79PH5U4O
もし銀様がただのブスなら・・・
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:35:35.17 ID:mzRwS19S0
保守
なんと言うかギアス好きなんだなw
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:38:52.66 ID:Y58Jnftd0
水銀燈さんの背中が激しいですね。
私を、私を水銀燈さんは誘っているのか?背中の谷間で。
あの陶磁器のように白く美しい肌
そして、その美しい皮膚に淡い影を作る、形のいい肩甲骨
そんな美しい背中を半分も露出させている水銀燈。
しかしまだ私を誘っているとは断言できない。
なぜならば、銀色の長く、美しい髪がその象牙のように白い背中を隠しているからだ。
水銀燈の美しい髪が見たくない訳ではない、しかしこれだと
誘っているとは断言できないだろう。
動くたびに髪が揺れ、背中が見えるチラリズムに興ずるのもいい。
だが、もしその髪の毛を両の手で持ち上げる、又は
ポニーテールにしていたらどうなると思う?
魅力的な背中が露になるだけならいい、いや宜しくないが。
うなじの存在を、私の両の目で確認する事になるだろう。
うなじの魅力については、説明はいらないであろう。誰に説明するつもりなのか知らないが。
話を戻そう、陶磁器のように美しい背中、細い首、うなじ
この三つを目の当たりのした時、私は自分を抑制する事が出来るだろうか。
無理であろう、断言できる。私は黒い薔薇の花を散らしてしまう事になるのか・・・?
だが、そのような事があれば、私は自虐の念で潰されてしまう。
しかし、水銀燈が両の手で髪の毛をあげ、背中を露にした艶かしい姿を見たがっている、
そんな私が居るのも、また一つの事実なのである。
あ、いえ。ちょと日本の政治について考えてました。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:48:39.27 ID:mzRwS19S0
最後の一行w
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 06:55:27.84 ID:Y58Jnftd0
「桃が、むけないわぁ」桃の果肉が水銀燈の指圧でぐちゃりと動く。
どうやらドイツ生まれの永遠の少女には、ハードルが高すぎたようであった。
行き遅れなくても俺が貰ってやるからな!
「そんな事より、あなたは剥けるんでょうねぇ?」
「HAHAHA!もちのロンさ。ダンチ、通しは包丁だ!」
私は収納ラックから、10年来の付き合いの野菜包丁を取り出した。
なんちゃって砥ぎ師が昔の私に居たようだ、刃の腹がぬらぬらと光っていた。
私は慣れた手つきで皮を剥いていく。
ふははは、どうだ、まるで皮がゴミのようだ!
皮が三角ポストに吸い込まれていく。私は真ん丸に剥かれた桃を
八等分に切り分け、皿に盛り付け、水銀燈が片っ端から食べていく。
「まだ、熟しきってないわぁ」
一気に口に入れたので、両の頬がパンパンだ。パイパンじゃないからな。
シット!ハードラックとダンスっちまったのは俺だったようだ。
咀嚼している桃を口から直接吸い取ってやろうかと考えたが、理性が押し止めた。負けろよ理性!
私は諦めて桃をもう一個野菜室から取り出した。
しかし歴史は繰り返されるであろう。人間は無力だ。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:00:41.57 ID:Y58Jnftd0
「知っていましたか?桃の腹に包丁を入れ、ぐるっと包丁を横に動かして
上下に真っ二つにし、桃の種を取り出して、グレープフルーツ用のスプ−ン
で食べれば桃の皮を剥かなくていいんですよ。はい、できました」
私は果肉が多い方(今回は下だった)を皿に載せ、水銀燈に手渡した。
ははは、もっと褒めてください。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:03:48.48 ID:mzRwS19S0
今度試してみようw
ネタ・文章力ともにすごいなww
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:06:54.60 ID:/8Z+6GDtO
久々の遭遇だ
鞭ってなーに?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:16:16.35 ID:mzRwS19S0
「水銀燈は俺の嫁」ってただ書き込まれてるだけだったスレに唐突に
>>1がSM系のSSを書き始めたから
俺が
_ ∩
( ゚∀゚)彡 鞭!鞭!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
みたいな感じの事を書き込んだら
>>1が「ギアスで忙しいのに」とか言いつつ24,25話の不満を絡めて
ハードなSSを書いてくれたのさ。
オートリロードしてたからSSは読めたんだが乙を言い忘れてたって話
真に申し訳ない
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:22:55.64 ID:Y58Jnftd0
指がベタベタになった。いいえ違います、男汁ではありません桃汁で、です。
「もうないのぉ?」ありません、桃尻なら。いえ、なんでもありません。
水銀燈は名残惜しそうに、桃の汁で濡れた自分の指を咥えていた。
腹いっぱいに食べれないのは可哀想ですが、我慢してください。
そんな事を考え、戦後の親のごっこをしていると、
水銀燈がこちらに寄って来て、子犬のように、私の指をぺろぺろと舐め始めた。
「甘いわぁ」
うおっ!声には出さなかったが、体がビクリと痙攣したかもしれない。
甘いのは指じゃなくて、この展開だぜ!
水銀燈は舌を親指から順々に、指の付け根から先端まで丹念に舐め動かした。
「ごちそうさまぁ」甘さがなくなったのか、水銀燈は私の指を解放した。
桃汁のベタベタはなくなりましたが、水銀燈の唾液でベタベタになりましたね、
これは洗っていいものなんでしょうか。
舐められた指をこっそり舐めようとしたら、桃の種が私の額に当った。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:23:38.58 ID:Y58Jnftd0
なあに、朝方にはよくあることさ
おまいさん水銀燈に水銀刀で斬られんぞ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:26:47.67 ID:Y58Jnftd0
私は銭湯で昔の友人と出会った。
道端で出会えば、無視する事も出来るのだが、ここは道路じゃない。
同じコンクリなのに、情けない奴だ。
こちらに寄ってきた、友人はどうやらやる気らしい。
私としては無視したいのだが・・・。
「やあ、久しぶり」私が先に声をかける、こういう時は先手が有利だ。
「久しぶりだね、卒業以来かな?」
「そうなるね。元気にしてたかい」
「なんとか元気にやってるよ、それより君、その傷はどうしたんだい?」
友人は私の体にある、無数の傷痕を遠慮がちに見ながら言う。
何か、棒状の物で叩かれたような傷痕。真新しい物も何個か見受けられた。
中にも、何かに噛み千切られたような妙な傷痕まであるのだ、不思議に思うのも無理はない。
「いや、ちょとコレがね」
私は友人に見えるよう、小指を立てた。
「へぇ!君にそんな趣味があったとはね。まあ、無理しない程度に頑張ってくれよ、ははは」
友人は作り笑いを浮かべ、私はそろそろ上がります、妻が待っておりますのでと逃げていった。
どうやら、傷痕の謎さえ分れば、私とは話したくないらしい。私も彼と話さない方が気が楽だ。
しかし、傷痕が湯に染みますね、家に帰ればまた増えるのでしょうが・・・・・・。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:27:25.56 ID:Y58Jnftd0
「ふごぉおおっ!」
ビシリ、と体を鞭が打つ。
私は椅子に座らされおり、両の手を後ろ手固定されていた。
口にはギャグボールを噛まされているので、痛みを訴える手段は、
間抜けな声になる。既に私の体には無数の鞭の痕が幾重にもついていた。
ヒュン、ビシリ。空気を裂く音の後に、肉を叩く音が狭い部屋に鳴り響く。
「ぐふっ、ぐふぅう」口の端から唾液が泡となって垂れた。
「ねぇ、きもちいのぉ?お人形さんに鞭で打たれてぇ、きもちいのぉ?」
彼女、水銀燈は私の膝に乗り、左手を私のアゴに当て聞いてきた。
「ふ、ふご、ふごご」ギャグボールのせいで言葉にならない。
水銀燈は私の真新しい傷に指を這わせた。
「私、日本語じゃないとわからないわぁ」
傷痕を爪で穿りながら喋る。傷痕から血がプツリプツリと出てきた。
「ねぇ、なんとか言ってぇ?」
「んん!んぐ、ンンッッ!!」
水銀燈が私の傷痕から滲み出た血を、ピンクの舌だ舐める。
猫か何かが、仲間の傷痕を舐めて癒そうとするように、私の傷痕を
ペロペロと舐め、時には舌先で肉を穿り、傷口を広げる事もあった。
こんな奴
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:28:21.36 ID:mzRwS19S0
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:31:05.33 ID:KGmDQ7oh0
こんな良スレに出会えるとは早起きもするもんだな
36 :
水銀 ◆jESUIGINVw :2007/07/31(火) 07:32:43.03 ID:Z2yj1x8QO
ー=・=ー ー=・=ージー
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:39:29.93 ID:ECgGUEKIO
すごいなぁ、これがホンモノか
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:39:55.80 ID:s2+cweoOO
朝から神スレ発見
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:49:34.43 ID:QG8bM0v+O
こんちくしょーwwwwもう朝会だwwwwww
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:51:21.12 ID:/bkuRwKW0
けしからん、もっとやれ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:51:24.72 ID:Y58Jnftd0
正直に言おう、私は体が弱い。虚弱体質と言ってもいいだろう。
そのため、水銀燈の鞄の横で布団をかぶって寝ていたり、
一日中パンツ一枚で過ごしていると風邪をひいてしまったりする。
人間を鉄アレイで殴り続けると死ぬ、これに通じる所もあるだろう。
まあいい、簡単に言うと私は風邪をひいてしまった。
こんな時、水銀燈が看病してくれたら・・・私は水銀燈の方を見た、
私の思い人は落ちゲーに興じていた。しかもヘッドフォン装備でだ。
くそっ!もう寝てやる!ああ、俺は死ぬんだ、水銀燈に見放されて死んでしまうんだ。
私が次に目覚めたのは、大好き5つ子がちょうど終わる頃だった。
その時、炊き立ての玄米のような、甘ったるい香りが、プンと鼻についた。
「あ、やっと起きたのねぇ、お粥作ったわぁ」
臭いの元を探そうと首を回していると、水銀燈と目が合った。
水銀燈はスプーンでお粥を掬い、ふーふーと息を吐きかけ冷ましてくれた。
俺は死んだのか?いえいえ死んでも舞い戻ります、俺はファイヤーバード!
「はい、あーん」と水銀燈の声に従い、口を開く。まるで雛鳥だ。
スプーンを口に咥え、手作りのお粥を味わう。
なんというか、前衛的?前衛芸術?創作料理?
「なんか、甘いような?」私は粥を飲み込み、問いかける。
「わかるぅ?ヤクルトで煮込んだのぉ、おいしいでしょぉ?」
「なるほど」臭いの元が分った。
「まだまだあるわぁ、沢山食べてねぇ。はい、あーんしてぇ」
私は、コンロの上に大鍋があるのを見つけた。
長い昼食になりそうだ。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:54:31.67 ID:M3OZxOlBO
銀様w
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:56:41.91 ID:mzRwS19S0
ナンテコッタイ/(^o^)\w
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 07:58:25.46 ID:s2+cweoOO
銀様!銀様!銀様!銀様ぁぁぁぁあああぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!銀様銀様銀様ぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!水銀燈様の麗しき銀色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
漫画6巻の銀様かわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ特別編の主人公で良かったね銀ちゃん!あぁあああああ!かわいい!銀たん!かわいい!あっああぁああ!
コミック8巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
水 銀 燈 様 は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!nのフィールドああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵の銀様が僕を見てる?
表紙絵の銀様が僕を見てるぞ!銀様が僕を見てるぞ!挿絵の銀様が僕を見てるぞ!!
アニメの水銀燈様が僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕には銀様がいる!!やったよママ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックの銀ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ真紅様ぁあ!!ス、翠星石!!巴ぇぇぇえええああああああ!!!雪華綺晶ぅぅうううううううああああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよ銀様へ届け!!薔薇乙女最凶にして可憐な第一ドールの水銀燈へ届け!
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:00:55.62 ID:Y58Jnftd0
水銀燈可愛い水銀燈かわいいよおおおおおおおおうわあああああああああああああ
水銀燈のおまんまんに口つけておしっこちゅーちゅーしたいよおおおおおお
ちゅぱああちゅぱあああああ水銀燈水銀燈水銀燈うううううううあうああああ!!!
おしっこおおしっこ口から溢れるウウウもったいなおしっこもったいない!!
床にたれたおしっこぺろぺりおぺりぺろぺろぺろ、しょっぱいぞ!!おしっこしょっぱいぞ!!
はあああああ頭!頭踏んで!!!水銀燈のビスクドールの足で俺の頭をぐりぐりぐりいいい
ふああぁぁあああああ!!!かかと!カカトで頭グリグリしてえええキモチイキモチイいいいいい!!
頭!頭はげてもいい!!やっぱだめ!!水銀燈に見合う男になりたい!なりたいんだ!!!
だから足舐めさせて!!おしっこ舐めた舌で水銀燈の足舐めさせて!!!
おぼえおべおえおえおえおおえお!舌!舌ふんじゃらめぇえええええ
唾液、唾液駄々もレになっちゃううううぅうぶちゅああああああ、靴靴でいいから舐めさせて
ペロペロぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺけおおえ皮!これは皮だよ本皮だよ!!!
あああああかぼぱん!かぼぱんがぎゅいあああああああ
目、目遺体!!蹴らないで!はああ勃起、勃起止まらない!!!水銀燈に勃起チンチン
見られてると思うとらめええええ精子、精子噴き出る!!!ああああ見て大の大人が
勃起チンチン見られて精液噴出してるのみてええええええふにゃああああああああ
ちんちん!チンチン踏んでお仕置きして!!あああああぎいいいぃいいいい!II!I!I
玉!それ玉!だ、だめやめないで!!!潰れるぐらいふんで!!!子種袋の中で泳ぎ回らせて!!!
ンぎいいいいいいいぃいいI!I!Iあっあっあっ!!ま、また出るぅううぅううう!!!
こんな僕でいいよね!?いいよね!?お願い!僕を水銀燈のミーディアムにして!!!
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:05:23.17 ID:Y58Jnftd0
ヨハネスブルグでは13秒間に一回レイプが発生している。
10分外を出歩けば強盗に会う確立200パーセントだ。
これでいいのだろうか?しかし、私にはヨハナスブルグの治安を向上させる術はない。
だが、13秒間に一回水銀燈の頭を撫でる事は出来る。
10分同じ部屋に居たら抱きつく確率200パーセントオーバーだ。
私は13秒に一回水銀燈の頭を撫で、10分間同じ部屋に居たら抱きついた。
憂いてくれ!ヨハネスブルグの治安を憂いてくれ!
不器用だ、私はこんな卑劣な手段でしか、物事を伝えられない。
私は泣きながら水銀燈を抱きしめ、そして頭を撫でた。
「何か、辛い事でもあったのぉ?」
水銀燈は私の頭を撫でながら、子供をあやすように話しかける。
「私がついてるから、大丈夫よぉ、ねっ?」
私は泣いた、わんわん泣いた。愛なんだ、世界は愛で回っているんだ。
世界の真理の一つを見たような気がした。
調子にのってキスをしようとしたらデコピンされた
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:05:27.55 ID:s2+cweoOO
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:08:14.61 ID:KGmDQ7oh0
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:18:08.14 ID:mzRwS19S0
保守
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:19:54.74 ID:QElw3xbp0
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:26:26.36 ID:Y58Jnftd0
私と水銀燈は居間でテレビを見ていた。
テレビ番組の内容を簡単に説明すると、若い子達がキスに
ついて語り合っていた。真剣な10代の子が多い番組だ。
「ですからあ!女の子が顔を覗き込んだら、キスして欲しいって合図なんですよお!」
ぽっちゃり系の真剣若者が熱く語っているた。
「えーきもーい、だから彼女ができないんだよー?」
一気に冷める真剣ぽっちゃり。頑張れ、俺はお前を応援してるぞ!
「あなたはどう思ぅ?」水銀燈が私に尋ねる。
「そりゃ、もちろんキスの合図ですよ!」真剣私も熱く返す。
「ふぅーん」と私を品定めするように見つめ、私の瞳を覗き込んだ。
水銀燈の深く赤い、吸い込まれそうになる瞳に見つめられ、思わず顔をそらした。
ひょいっと私の顔を覗き込む水銀燈。心なしかニヤニヤしている。
「キス、しないのぉ?」
私の顔を下から覗き込みなら言う。多分、いや確実に今の私は耳まで真っ赤だろう。
「いえ、その」いつもと攻守が逆じゃないか。
「キスの、合図なんでしょぉ?」水銀燈の顔が近づく。
「あっ」
私は水銀燈の額にキスをした。
「ふふ、まあいいわぁ」
何となく、嬉しそうだなと、私はそう感じた。
肝心な所で一歩踏み出ないから、私には彼女が出来ないのか。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:27:10.98 ID:Y58Jnftd0
そろそろ、私に萌えだして来る人も出てくるんじゃないかと、考えてましたよ。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:28:36.76 ID:x1Pm9B8U0
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:31:12.44 ID:Y58Jnftd0
,, -─- ,
/ キキ \.
/ ヽ
{・} ./¨`ヽ{・}♯!
l⌒ )ж( ⌒',
ヽ `⌒′′ /
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:34:31.04 ID:0/km+pggO
銀様とラブラブお好み焼き作りたい
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:34:57.82 ID:mzRwS19S0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:35:41.78 ID:KGmDQ7oh0
銀様に踏み潰されたい
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:36:36.10 ID:s2+cweoOO
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:37:45.73 ID:/8Z+6GDtO
そろそろ殺すか。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:46:22.53 ID:Y58Jnftd0
私は拗ねてなんかいません、ええいませんとも。
水銀燈が冷蔵庫からヤクルトを持ってきた。
「何を拗ねてるのか知らないけどぉ、ヤクルトあげるから、元気だしなさいよぉ」
「あ、頂きます」
頭を下げてヤクルトを貰う。
こくこくと可愛らしい音を立て、水銀燈がヤクルトを飲み始めた。
4分の1ぐらい飲んだ所で、容器から口を放し一息つく。
「あなたも飲んだらぁ?」
「そうですね、では」
私はヤクルトを一気に飲み干す、悲しい過去を飲み干すように。
「いい飲みっぷりだわぁ」関心したように声を上げる。
「いい・・センス・・・・」山猫の幻影が見えた。
なんか、水銀燈が可愛らしいから全部許してしまえる、そんな気に、なってきました。
「それとぉ、冷蔵庫のヤクルトもうないから、買っといてねぇ」
私は最高の笑顔でハイと返した。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:49:44.00 ID:KGmDQ7oh0
うおおお俺も銀様のパシリになりてええええ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:52:23.15 ID:s2+cweoOO
さて、そろそろ銀様のフィギュアでも買うか
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 08:56:22.05 ID:7wiGVCVk0
>>1 おまえになら日本を任せてもいいかもしれない
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:03:30.77 ID:Y58Jnftd0
うーいただいま、ヤクルト買ってきましたよ。
私は居間でゴロゴロしながらゲームをする水銀燈を見てしまった。
炎天下の中、引篭もり4段の私が、スーパーまで行ってきたのに、
なんだ、この子は、引篭もりをパシリに使って、自分はゲームか。
しかも俺のデータでダイ・アモンドに挑んでるのか。データの所持金は半分に減っていた。
その日が、記録的な真夏日じゃなかったら、違ったのかもしれない。
スーパーが歩いて30秒の距離にあれば、違ったのかもしれない。
ダイ・アモンドが改造人間じゃなかったら、違ったのかもしれない。
私が、引篭もりじゃなかったら、違ったのかもしれない。
しかし、時既に遅し。
私は切れてしまった。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:05:28.48 ID:mzRwS19S0
ナンテコッタイ/(^o^)\
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:09:53.53 ID:s2+cweoOO
ナンテコッタイ/(^O^)\
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:10:35.36 ID:7wiGVCVk0
これは期待
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:19:46.02 ID:s2+cweoOO
銀様銀様
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:23:38.21 ID:lcV7KePh0
「水銀燈さ、いや、水銀燈」
なぁーにぃーとゲーム画面から目を離さず返す。
「ちょと、こっちを向いてください」
私の声に、いつもと違う物を感じ取ったのか、ゲームをポーズにして、
水銀燈は私の方を向いて座った。どことなく緊張している、私の真剣な顔を見るのは
久しぶりなのだろう。見詰め合う二人、時間だけが過ぎて行く。
「な、なによぉ」沈黙に耐え切れなくなったのか、水銀燈が口を開いた。
「・・・・や・」
「え、何ぃ?聞き取れないわぁ」
「水銀燈にぃやぁあああああああ」
「はっ?えっ、なに!?」
私は切れてしまったのだ。切れてしまったのだからしょうがない。
状況が良く飲み込めず、あたふたとしている水銀燈の
太ももに顔を擦り付けながら、太ももの付け根に頭をグリグリと押し付けながら北上した。
「ふにやぁああああん」と仰向けになり、グリグリとお腹に頭を押し付ける。
「にゃぁあああああああ」
「に、にぃ、にやぁあ」ついに水銀燈も事態を飲み込んだらしい。適応と言うべきか。
こしょこしょと私の顎の下を指先で擽る水銀燈。甘える私。
そんなやり取りを2時間ほど続け、ようやく私は正気に戻った。
切れた物の修復作業が終わったのだろう。
あれから、切れることは’あまり’なくなったが。何かあるとすぐ。
「にゃあにゃあ君は大丈夫でしゅかぁ?」とあの日の悪夢を蘇らせてくる。
私は完全に弱みを握られてしまった。
これじゃお婿に行けない、絶対貰ってもらうからな!
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:24:04.68 ID:lcV7KePh0
あれ、またIDが変わった
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:28:18.67 ID:mzRwS19S0
らんまかよwwwwww
「じじいは…決して逆上するなと言った…
しかし…それは… 無理ってもんだッ! こんなこと見せられて頭に来ねえヤツはいねえッ!」
みたいな展開かと思ったのにwww
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:29:00.01 ID:lcV7KePh0
ふはははは、最終ラウンドと行こうか!
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:29:20.91 ID:7wiGVCVk0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:30:34.37 ID:mzRwS19S0
てかアレだなw
「き…切れた
ぼくの体の中でなにかが切れた 決定的ななにかが…」
ってやつかw
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:30:54.06 ID:lcV7KePh0
来たな、俺の時代が
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:44:01.27 ID:mzRwS19S0
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:50:58.29 ID:lcV7KePh0
「ねぇ、何かお話してぇ?」水銀燈が眠気眼を擦りながら私に言う。
「そうですね、じゃあ白髭鯨の話をしましょうか」
「楽しみだわぁ」
時刻は夜の9時をちょと過ぎた頃。
私は水銀燈の鞄の前で、頬杖をつき、ごろりと横になっていた。
最近は寝る前に、何か話をしないと寝付いてくれないので、
本を読んでネタを仕入れるのが大変だった。
「ある人形の女の子と、イケメンで心優しく、力持ちな男の子の話です」
水銀燈の冷やかな視線を感じ取り、やり直す。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:52:37.81 ID:lcV7KePh0
「この話は、ある人形の女の子と、人間の青年のお話です・
その女の子のお人形は、命を持っていました。
そして、女の子はお父さんを探す途中、偶然その青年と出会ったのです。
女の子は素敵な少女になる為に、礼儀正しく良い子でしたが、
青年はそれに比べ、ずぼらで、ぶっちゃけ駄目人間でしたので
女の子は青年の行動一つ一つに苛立っていました。
しかし、時間が優しく二人を包み込み、今じゃツーとカーの仲
ええ、阿吽の呼吸と言う奴です、とても仲良しって事ですよ。話を戻します。
ですが、女の子はお父さんに会わなければなりません。
いつまでも青年とラブラブ生活を続ける事は出来ないのです。
ある日、青年はそんな女の子の様子に気づきました。
『どうしたんだい、僕に話してごらんよ』青年の優しい言葉に少女は
これまでの事を話しました。多分、次に姉妹に会う時、全て終わる、と。
話を聞いてる間、青年は一言も言葉を発しませんでした。
そして、全ての話を聞き終わると、優しく少女を抱きしめました。
青年は少女を抱っこし、夜の町を目的地へと歩きます。
片道だけの、最後のデートになる事を、二人ともよく知っていました。
目的地につき、少女は光りの中へと消えていきました。
青年はわんわん泣きました。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:55:57.57 ID:/bkuRwKW0
またいきなりシリアスになりやがってww
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:59:36.70 ID:s2+cweoOO
いやぁぁぁ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 09:59:44.41 ID:F8oISpUCO
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:01:48.50 ID:lcV7KePh0
そして10年後、、、
青年は甲板の上に立っていました。
ざーざーと波が飛沫を上げ、船体を揺らします。
青年はあれから探し続けていたのです、人形の女の子を。
そして、世界を3週ほどした時、とある港でこんな話を聞きました。
『悪魔じゃ・・あの、白い悪魔が、何もかも飲み込んだんじゃ』
他にも『白髭の悪魔が黒い天使を飲み込んだ』など、RPG要素を含んだ
素晴らしい話に巡り合い、青年は、今甲板の上に立っているのです。
『おうらボケナスが!素っ頓狂に立ってるんじゃねぇ!ケツに氷柱ぶちこんで
糞白髭の餌にするぞ!それとも、俺の、ぐふふ』船長の怒鳴り声が聞こえます
船長はちょとそっちの気があるので、青年は貞操を守り抜く事に必死でした。
ですが、ついに白髭鯨を見つけたのです!
『ヒーハハハ!海の男は地獄だぜ!訓練された鯨ほど怖いものはねぇ!!』
アメリカンな船員が銛撃ちを構えて笑っています。
青年も銛を構え、白髭鯨に向き直ります
『終わりにしようぜ』
そして、13時間にもわたる死闘の末、青年達は鯨を倒し大金を手にし
人形の女の子とも再び巡り合えたのです。
めでたしめでたし。』
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:02:33.60 ID:fNlYpqxkO
私DQVの魔法使い(♀)だけど
1みたいな人好きよ私といいことしましょう
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:12:43.83 ID:lcV7KePh0
水銀燈は私を白けた目で見つめていた。
「あれ、どうしました、面白くなかったですか?」
「前半はよかったんだけどぉ、後半が蛇足っていうかぁ」
「それは残念です」
話す前に白髭鯨の話をすると言った気もするんですが。
どうやら、私の勘違いだったようですね。過去ログがあったら読み返したいですよ。
「あーあ、目が冴えちゃったわぁ、カルピス用意してぇ」
いいんですかね、寝る前に甘いもの飲んで、白髭鯨に食べられちゃいますよ。
「人形の女の子だから大丈夫だわぁ、それにぃ」
「それに?」
「青年が白髭鯨をやっつけてくれるんでしょお?だから大丈夫よぉ」
「ははは、その通りです、それじゃあ飲み物用意しますね」
これは一本取られてしまった。こんな青年を手玉に取るなんて、
もう、すっかり一人前のレディですね。あれ、少女になりたかったんだっけか。
「はーやーくー」
「はいはい、ちょと待っててくださいね、あと10年ぐらい」
「きぃい、にゃあにゃあ君の分際でぇ」
二人を包み込んだ夜は、静に更けていく。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:13:00.39 ID:lcV7KePh0
終わりです、お疲れさまでした
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:16:28.07 ID:F8oISpUCO
にゃあにゃあ君乙です!!!!
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:17:41.17 ID:lcV7KePh0
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ',
{・} /¨`ヽ {・}
l トェェェイ ', 正直、途中から臭すぎて
ノ `ー'′ ', 死ぬかと思った
/,, -ー 、 , -‐ 、
( , -‐ '" )
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:19:08.00 ID:s2+cweoOO
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:20:57.54 ID:lcV7KePh0
ふひひひい
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:22:14.10 ID:/bkuRwKW0
臭いけど・・・そんなお前も好きだぜ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:23:47.33 ID:ECgGUEKIO
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:23:50.71 ID:lcV7KePh0
ぼくもだいちゅきでちゅううううううう
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:26:51.22 ID:fNlYpqxkO
うらやましいです
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:32:14.95 ID:ynIg8PUWO
いちおつ
是非とも続けてほしいです
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:32:36.82 ID:lcV7KePh0
ほぁああああ水銀燈、水銀燈かわいいよぉおおおお
ヤクルトにストロー二本挿ししてちゅーちゅー水銀燈とちゅーちゅーしたいよぉおお
ふぉおおあああぶくぶくぶくぶくぶくぶく痛い!ぶくぶくぶい、痛い!
ぶ、ぶくぶくもうしませんから、た、叩かないひぎぃい!
くそお!ヤクルトもう一本提供していまったぜ!スポンサーはもちろん俺!
ヤクルトストロー二本挿しでブクブクできないなら
水銀燈の首筋にぶくぶくしてやるぜ!!食らえメガトンバブル!!
ぶうぶっぶぶぶぶっくぶぶぅうぶ
ううごおぉあああああ!!!反則!!金的、金的はんひぎぃいい!!
つ、つぶ、つぶれ、つぶれる、ぎ、ぎぶぎぎひいぃいいい!!
はぁ、はぁ、はぁ・・・ち、ちべたい!?やくユトヤクユトべちゃべちゃ頭にかけちゃらめぇええええ!!
はひぃい!舐めます、床にこぼれたヤクユト、ヤクルト舐めまし゛ゅぅう!
ペチェぺちゃぺちゃぺろぺろぺろぺろぺろ
ふはっぁああああそうです、僕は水銀燈さんの下僕でしゅうぅ゛ううう゛゛う゛
ふばぁばああぁべ、べろ、べろふんじゃらめぇ゛ぇ゛ええ゛ぇえ゛え゛
しゅ、し゛ゅいぎんとう、しゅいぎ゛んとう゛しゅき゛ぃ゛いいい゛い゛゛
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:35:18.73 ID:lcV7KePh0
今の私は絞りカスです
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:37:39.43 ID:lcV7KePh0
これは100ゲットできる臭いがプンプンしますね
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:38:34.65 ID:lcV7KePh0
よーし、落ち着け!落ち着くんだ!ドイツ軍人は慌てないッ!
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:38:50.40 ID:lcV7KePh0
100
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:39:13.15 ID:lcV7KePh0
やったああああああああああああああ
おめでとう、おめでとう俺!
ありがとう、ありがとう俺!
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:40:17.25 ID:F8oISpUCO
何やってんだwwww
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:43:00.76 ID:s2+cweoOO
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:44:28.39 ID:lcV7KePh0
r--ー、 r---、
(( とUUUつ とUUUつ ))
| | | |
| | | |
| |/ ̄ ̄ ヽ| | べゅべゅばあー
| | {゚}/¨`ヽ{゚} ',ノ
| | トェェェイ ',
ヽ ノ⌒ヽーl ;
リ (ノ~ヘェェノ ',
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:46:42.19 ID:/bkuRwKW0
ヤクルトにストロー二本指しはたまらんなwww
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:48:21.98 ID:lcV7KePh0
突然だが昼間っからこんなスレ見てる奴の共通点を見つけたぜ!
昼間っからこんなスレ見る奴は、生粋の変態って事だ・・
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:49:20.69 ID:dn9iXqxCO
俺には見えるよ、君の隣で微笑んでる水銀燈の姿が
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:52:43.18 ID:aAVAqP6eO
カオスww
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:56:32.14 ID:d0zcnp870
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 10:59:47.80 ID:lcV7KePh0
汲み取り車の香ばしいかほひが鼻腔を刺激します^^
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:02:33.24 ID:uyRR2Ak+O
ストローニストローニストローニスートーロ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:08:27.30 ID:NiyDvcEY0
カオスだ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:09:18.93 ID:kNPQGjzl0
オスだ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:12:23.10 ID:/8Z+6GDtO
銀様とラブラブお好み焼き作りたい
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:12:45.84 ID:fyHixskb0
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:37:13.53 ID:F8oISpUCO
ヤクルトは甘い
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:37:55.13 ID:11Bg0DBi0
七夕のときも書いてた人か?
118 :
◆SuigintoiQ :2007/07/31(火) 11:39:36.80 ID:LxfmxkgMO
乳酸菌摂取中真紀子
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 11:53:52.96 ID:/8Z+6GDtO
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:00:15.30 ID:F8oISpUCO
まぁ落ち着けよ
落ち着いてヤクルトでも飲みながら待とうぜ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:14:19.13 ID:F8oISpUCO
コーヒーうめぇwwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:24:04.76 ID:dn9iXqxCO
水銀燈
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:45:12.23 ID:IDY0zqF+O
しゅ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:45:24.30 ID:/8Z+6GDtO
水
銀
燈
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:45:53.41 ID:s2+cweoOO
帰ってくるまで保守
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 12:59:51.28 ID:7L7etG0MO
保守
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 13:06:57.71 ID:VY69numc0
ho
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 13:28:28.10 ID:s2+cweoOO
コーホー
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 13:44:40.49 ID:c79PH5U4O
うほ
銀様からヤクルトを口移しでゆっくりと飲ませてもらいたい
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:06:59.85 ID:F8oISpUCO
ヤクルトうめぇwwww
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:08:59.37 ID:N1ivwRC/O
前スレなんてタイトル?
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:11:16.14 ID:x1Pm9B8U0
あぢぃ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:18:14.64 ID:lcV7KePh0
ああ、うん 七夕の時もやってたよ
前のスレはどれになるのか覚えてない。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:20:48.58 ID:N1ivwRC/O
サンクス
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:32:57.69 ID:x1Pm9B8U0
3分銀様
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:33:21.44 ID:xs2N40w8O
ss
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:37:44.81 ID:SybdUN8wO
ほ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:39:26.77 ID:F8oISpUCO
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:42:54.04 ID:lcV7KePh0
いや、それは前々かな。
SM入れたら前々前になる
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:45:33.10 ID:F8oISpUCO
OTL
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:57:47.74 ID:lcV7KePh0
私はふと目が覚めた。
日はまだ高く、セミの声がどこか遠くの物になった時間帯。
カーテンがひらひらと揺れていた。私は体を起して、顔を洗いに行こうと思ったのだが
諦めた。私の左腕に水銀燈が頭を乗せて寝ていたからだ。
銀色の前髪がサラサラと風に吹かれ、目にかかっていた。
私は水銀燈の前髪を右手で横に掻き分けた。可愛いおでこだ、私はぷにぷに
とした頬を人差し指でつつく、あれ、今笑ったような、まあいい。
特に急ぐ用事もないし、私は再び眠りにつくことにした。
次に私が目を覚ました時既に水銀燈は目を覚ましていたようだ。
私の左腕は間抜けに伸ばされただけであった。腕が痺れてないだけラッキーか。
体を起し、顔を洗いに行く寝起きの油をなめちゃいけない。私は鏡の前に
立ち、自分の顔を、自分の、なんだこれは。
私の顔は黒マジックでペイントが施されていた。くそっ、俺の顔はアートボードかよ。
どうやら、昼間私の腕で寝ていた水銀燈は狸寝入りだったようだ、
狐と思っていたが、まさか狸だったとは、そう言えば寝てる時に微笑んだような。
頭に葉っぱを乗せて「ドロンでござる」って言わせてやるからな、ちょと待ってろ水銀燈。
その日の晩御飯はキツネうどんだった。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 14:58:25.27 ID:F8oISpUCO
保守
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:05:27.14 ID:lcV7KePh0
うどん、くいたい
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:09:03.72 ID:ruSfRbr+0
うどん、おいしい
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:09:39.75 ID:lcV7KePh0
うどん!うどん!
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:10:41.73 ID:ruSfRbr+0
うどおおおおおん
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:11:48.72 ID:lcV7KePh0
そしてわたしはぐどん
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:12:33.43 ID:kNPQGjzl0
うどん、ふみたい
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:12:53.33 ID:ruSfRbr+0
しこしこうどん
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:16:00.80 ID:/bkuRwKW0
しこしこちゅるちゅる
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:22:35.87 ID:ruSfRbr+0
じゅるりじゅるり水銀燈
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:25:42.52 ID:lcV7KePh0
水銀燈さん水銀燈さん、私の膝枕でもどうどす?
さあ、落ちろ、私の膝枕の魅力の前に跪くがいい。
「でも、今は眠くないわぁ」と私の膝をチラリと流し見た。
ふふふ、分ってるんだよ、今の君は膝枕の仮釈放、
そして私は膝枕の保護観察人、君が膝枕を求めて私の膝に
ダイブしてくるのも、もはや時間の問題。
「膝枕で寝た後にヤクルトを飲むと、当比4倍の美味しさになるようです」
「そ、それなら、お膝借りるわぁ」
ギクシャクと私の膝に頭を乗せる水銀燈。
私は心で泣いていた。膝枕をされたかったんだね、膝枕に、愛に飢えて、愛に飢えていたのは
君の方だったんだ、そんな君の心のガイガーカウンターの動きにも気づかないなんて、私は・・・。
そのまま、5分ほど経っただろうか。
「高いわぁ」
人形と人間の比率を忘れていたぜベネット!定規なんか捨ててかかって来いよ!
「そうですよね、なら」
私は水銀燈を膝に抱かかえた。
「いつもと、変わらない気がするわぁ」
そう言われたらそうですね、HAHAHA!
最終的に、私が四つん這いになり、その背中に水銀燈が座る形で落ち着いた。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:30:41.80 ID:ruSfRbr+0
銀様可愛いよ銀様
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:34:04.90 ID:6nmdifHVO
ほ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:34:55.56 ID:ruSfRbr+0
し
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:38:15.21 ID:kNPQGjzl0
が
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:39:02.19 ID:ruSfRbr+0
爆
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:48:57.97 ID:lcV7KePh0
「根掘り葉掘りって言うけどよぉお、根は掘れるけど
葉は掘れねぇじゃねぇえかアッ!どういう事なんだよォオ!」
水銀燈は後ろを振り向き私を見て、大きな溜息をついた。
また始まったのか、そんな諦め顔もキュートだ。
しかし、我軍団に躊躇いの吐息を漏らすものは居ない!
「なァ、どうなんだよォオオ!?」
水銀燈はスルリと私の腕から抜け出し、本棚の方へと歩いていった。
「みっつぅ?三つ欲しいのぉ?」
水銀燈は辞書を3冊手に取り。
「この、変態っ!」私に投げつけた。
国語辞書、イミダス2006、世界地図DX、この三冊を私は完璧に顔で受けきった。
やはり、胸を揉みながら聞くのはよくなかったか。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 15:50:14.38 ID:ruSfRbr+0
ホワイトアルバムwwwwwwwwwwwwwww
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:02:12.19 ID:ruSfRbr+0
ほ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:09:11.44 ID:EhfxClTx0
このスレにはある、保守する価値が。(倒置法)
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:10:25.89 ID:F8oISpUCO
辞書を足に落としたときの痛みは壮絶
俺が、飽きるまで、保守を、やめないッ!!
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:21:09.60 ID:KGmDQ7oh0
銀様のブーツでオナニーしてるところを見つかって
殴る蹴るを顔面中心に意識が遠のくほど貰いつづけて
庭の木に3日間ほど貼り付けにされたい、切実に
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:24:27.62 ID:lcV7KePh0
私は何もしてない。
もし私と同じ年に生まれた人が、今日まで休む事なく
鉄の拳を鍛えていたらどうだろう?
もし私と同じ年に生まれた人が、今日まで休む事なく
ジョニーデップの仕草を練習し、完璧にマスターしていたらどうだろう?
イケメンじゃなかったら殴り殺されるだろう。
同じ年じゃなくてもいい、例えば福山、あいつはイケメンだ。
だが、自分のパソコンにはAV女優別にフォルダがあるらしい、
自分のラジオでツンデレ連呼しても、秋葉系と言われないおしとだ。
世の中不公平じゃないのか?
私が今頃ジョニーデップで鉄の拳を鍛えて、ツンデレ連呼してたらどうなる。
多分めざましTVで、ツンデレが特集されるだろう。分りきった事だ。
世の中は、不公平だ。
「ねぇ、さっきから聞いてる?」
水銀燈が私の頭をぺしぺし叩きながら喋っていた。
「そろそろ、降りたいんだけどぉ」
どうやら私の肩車からペイルアウトしたいらしい、だがさせない。
私は水銀燈の両足をスーパーガード、私はアクセルを踏み込んだ、
電灯の明りが右へ左へと流れる、そう、私は今風となったのだ。
車酔いには梅干をおへそに塗ると、治るらしいですよ。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:42:32.95 ID:F8oISpUCO
肩車保守
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:43:31.38 ID:lcV7KePh0
私は水銀燈の後ろに回り込み、流れるような動作で
彼女の引き締まったお尻を触り、顔面が割れるような衝撃を受けた。
「敵スタンド使いの攻撃だ、水銀燈さん、もっと頭を低く」
私は敵スタンド使いの攻撃から、水銀燈を守るべく、
水銀燈に覆いかぶさるようにした。自らの体を省みない捨て身戦法、
きっと彼女も胸キュンするだろう。
しかし、本当に胸キュンするだろうか?私は水銀燈の胸を触り確かめた、
するとまたしても、敵スタンド使いの攻撃が私の顔面を襲う。
「くそ、スタンドなんか捨てて出て来いよ!蒸気抜きしてやるぜ!」
しかし、反応がない。まるで夜の森に問いかけるようだった。
一体何処に?私は結局、敵スタンド使いを見つける事は出来なかった。
あの後、一人になると危険だったので、水銀燈と一緒にお風呂に入った。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 16:58:47.29 ID:x1Pm9B8U0
段々と今日の水銀燈分が補填されてきたわ 保守
ついつい読んでしまうスレ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:06:48.84 ID:KGmDQ7oh0
抱きしメッツ!
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:09:59.21 ID:/bkuRwKW0
触りまくりだな、なんという羨ましさ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:18:23.63 ID:lcV7KePh0
「人のアナルは、一日一回の脱糞で限界を迎える事を、知っていましたか?」
私は本日3度目になるトイレ勤めから帰ってきた。
水銀燈はアメリカンクラッカーーで遊んでいる。
「ですから、今の私のアナルは限界を超えた限界」
「はあ」
「シェルブリットで言うと『右手の感覚がもうねぇぜ・・・』なんですよ」
「それは大変ねぇ」
心なしかアメリカンクラッカーの速度が増した。
「だから、だから、心優しい女の子が、僕のアナルを舐めて癒してくれないかと・・・」
私は本題を切り出した。前置きは完璧だ。
誰か、居ないかなとぐるりと部屋を見渡し、千切れたトカゲのシッポを見る目と目が合った。
私は最高の笑顔で水銀燈にウィンクをしてみせた。角度、勢い、共に完璧だ。
アメリカンクラッカーの音だけが部屋に鳴り響いていた。
そうか、俺はアナルから体が真っ二つに裂けて死ぬのか。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:22:16.17 ID:kByhkuEZ0
前に「水銀燈を見送りたい」ってスレ立てた主と同じ人ですか?
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:26:52.44 ID:lcV7KePh0
はい、私です。
というか、そんな感じの変態スレは大抵身に覚えがあります、オフフ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:31:16.54 ID:lcV7KePh0
好き、溺愛、好き、溺愛、好き、溺愛・・・。
私は花占いをしていた。
「それじゃあ、意味がないわぁ、だって嫌いがないものぉ」
「水銀燈さんは私が嫌いなんですか?」
「どうかしらぁ」
口元をニヤニヤさせ、私の顔を下から覗き込んできた。
私はあまりのショックで、心が粉砕骨折し、七輪と練炭を取り出し
団扇で風を送り練炭に火を点け、魚を炭火で焼きだした。
今晩は焼き魚だ。
いけない、大根おろしにヤクルトをかけるのはいけない。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:34:27.19 ID:7wiGVCVk0
おまえラノベ書けよ
売れるぞ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:37:07.99 ID:lcV7KePh0
こうして、また一人、ダークサイドに取り込まれ、果てる事のない闇をさまよい続けるのでした。おわり
ってなるから駄目だろ
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:37:09.40 ID:KGmDQ7oh0
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:37:55.61 ID:fSe71rdj0
ジュウシマツまたやってんのかwww
3日くらい立つと妄想がたまりまくって、発散しないと気が狂いそうになるのかよ
生粋の変態だな
俺もお前みたいになりたかったよ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:40:08.23 ID:lcV7KePh0
弟子とメールマガジンは取らない事にしてるんだ、すまない
>>180が俺の生態の謎を解き明かそうとしている。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:41:27.41 ID:KGmDQ7oh0
まとめが無いのが惜しまれる
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:44:00.30 ID:/bkuRwKW0
そこだよな
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:45:00.91 ID:EhfxClTx0
wikiでいいか?wikiでいいのか?wikiがええんか?
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:46:51.30 ID:fSe71rdj0
>>181 成分分析にかけたらこうなったぞ
ジュウシマツの解析結果
ジュウシマツの70%は毒物で出来ています
ジュウシマツの22%は蛇の抜け殻で出来ています
ジュウシマツの6%は濃硫酸で出来ています
ジュウシマツの2%は成功の鍵で出来ています
なんとも的確な診断だな
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:46:58.25 ID:lcV7KePh0
私はべ別ににか、かまわないんだからあ・・・(/////)
だけど、長いぞ。見続けていると発狂すると思う、危険だ。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:47:54.65 ID:KGmDQ7oh0
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:51:26.39 ID:mzRwS19S0
なんと言うかジョジョネタ多いなw
アメリカンクラッカーっておもちゃだったのかw今の今まで武器かと思ってたw
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 17:56:32.81 ID:lcV7KePh0
今日は二人お遊戯会、乗り気じゃなくてもMUSUNDEマーチで
君の心を紐解いちゃうぞ!?結んでだけどねッ!HAHAHAHAHA!!
「はい、せーの。むーすゥんでフィーらァいィイーて、てをォヲーうってェ、むゥウーすんドゥエー」
オーバーリアクションで水銀燈の周りを飛び跳ねながら、結んでマーチを熱唱する。
今年の紅白は決まったな。
「まァアアアーたひらいてぇーてェーをうってェエエーそーのー手ェーを」
思い切りがいい電話で、主婦の愚痴を聞く司会者のごとく、間を空ける。
この時、私は手を腰の後ろに隠していた。
「そ、その手をどこにやるのよぉ」
少し心配になってきたようだ。心臓のドラムロールが高らかに鳴り響いている。
「その手を胸」
私は全て言い切る前に、顔面を、もちろんド真ん中を殴りつけられた。
どうやら、MUSUNDEマーチはデスマーチと変貌したようだ。
しかし、あの手をどこにやれば良かったのか。未だに分らない。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:08:24.32 ID:6nmdifHVO
ほ
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:08:52.21 ID:mzRwS19S0
セクハラされる銀様(*´Д`)ハァハァ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:19:01.98 ID:mzRwS19S0
飯を食いに行く前保守
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:19:41.55 ID:EhfxClTx0
保守ですってば
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:23:19.51 ID:lcV7KePh0
私は大型販売所、デパートとスーパーの合いの子で、子供用水着を買ってきた。
もちろん、女の子向けだ。男の子向けを何の理由もなく買う奴は、変態か変態のどちらかだろう。
少なくとも私は買わない、何故って?そりゃ、女の子向けのワンピースの水着の方が
私の趣味を打ち抜いてるからだ、色はもちろん紺、男として当然の選択だ。
「水銀燈さん、高級百貨店でブランド物の水着を買ってきました」
「気がきくじゃなぁい」
貢男の気持ちが良く分るね。水銀燈は水着を試着する為に脱衣所に入った。
「どうかしらぁ?」
「よし、完璧だ、ベリーベリーだよ!水風呂に浸かろう!」
やはり私の目に狂いはなかった、紺の水着に白い肌、銀色の髪の毛、赤い瞳。
スクール水着物にぶっかけが多い理由も良く分る。
風になった私に対応出来ない水銀燈を抱かかえ、バスルームに行く、ズボンの下は水着だ、問題はない。
服を脱ぎ捨て、水風呂にルパンルパーン、ザブンと私と水銀燈の心の広さだけ水が零れ落ちた。
「水着で行水は楽しいですね」
爽やかな笑顔で水銀燈の後頭部へと語りかける。浴槽が狭いので水銀燈は私の股の間に納まっていた。
「そうねぇ、涼しいし楽しいわぁ」
玩具のヒヨコで楽しそうに遊ぶ水銀燈。
涼しいし水銀燈も喜んでいる、私は今、幸せの中にいた。
夕方、滝で楽しそうに遊ぶ子供たちの映像がテレビで流れた。私は涙で水銀燈が歪んで見えた。
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:31:45.29 ID:6nmdifHVO
ほ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:32:08.90 ID:KGmDQ7oh0
ヒヨコで遊ぶ水銀燈かわゆすwwwwwwww
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:32:55.37 ID:fSe71rdj0
そろそろ甘いのがくるのか?
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:34:13.33 ID:lcV7KePh0
ギギギ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:40:25.90 ID:EhfxClTx0
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:41:12.33 ID:KGmDQ7oh0
誰かお願いします
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:43:08.23 ID:lcV7KePh0
今ちょと覗かせてもらった。
「水銀燈お手柄!熊に襲われた男性(75)を救出」は私じゃないですが、いいんですか
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:45:46.90 ID:EhfxClTx0
え、別人なの?
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:47:54.32 ID:lcV7KePh0
いえす
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:50:48.89 ID:EhfxClTx0
じゃあ・・・・外しとくか
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 18:58:34.78 ID:lcV7KePh0
クールダウン
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:00:38.76 ID:kxvKodE80
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:06:40.30 ID:EhfxClTx0
>>207 サンクス
ってアレ?もうまとめ出来てるんじゃね?
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:10:25.50 ID:kxvKodE80
>>208 ローゼン関連の過去ログ倉庫から拾ってきただけなんで
ちゃんとしたまとめは出来てないと思われ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:17:51.36 ID:EhfxClTx0
じゃあちゃんとしたまとめ作らないとだね
保守
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:18:37.77 ID:lcV7KePh0
SUGEEEEEEEEEEEEEEなんで全部分るんだwwwwwww
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:28:05.86 ID:fNlYpqxkO
身があるローゼン妄想文をみんな集めたらいいんじゃね?
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:29:03.48 ID:0x+UQduB0
まさか!!!!!!!!!!1
水銀燈をぎゅっと抱きしめたいの
>>1なのか!
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:32:06.84 ID:KGmDQ7oh0
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:43:20.38 ID:6nmdifHVO
ほ
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:47:26.54 ID:0x+UQduB0
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:47:46.67 ID:T2pwXDJB0
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:51:51.27 ID:mzRwS19S0
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:52:17.39 ID:T2pwXDJB0
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:54:13.53 ID:lcV7KePh0
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:54:16.97 ID:EhfxClTx0
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:58:01.08 ID:T2pwXDJB0
うーむ、違ったか
スマソ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 19:58:50.51 ID:0x+UQduB0
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:02:24.45 ID:mzRwS19S0
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:11:16.95 ID:T2pwXDJB0
はむはむ
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:11:34.74 ID:6nmdifHVO
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:13:19.37 ID:lcV7KePh0
夏と言えばサクランボですよね、プロっぽく言えば桜桃。
私はグラム1000円の高級サクランボを買ってきた。
私が食べたかったのもあるし、水銀燈がどうしても食べたいと駄々をこねたのだ。
何でも、サクランボには美肌効果があるらしい、今のままでも十分美しいと思うのだが、
美への執着は人一倍あるのだろう、アリス目指してるし。
「はい、どうぞ」
私はサクランボを盛り付けた皿を水銀燈の目の前に置いた。
もちろん6:4で盛り付けてる、私の心は海より広いのだ。
「どうです、美味しいですか?」
「えぇ、とってもぉ」
水銀燈は、朱を引かずとも紅い唇でサクランボを咥え、ヘタを取り、
口をモゴモゴと動かし、身と種を分け、種を皿の上に吐き出し、
カランカランと、種が皿の上で跳ねた。
どうやら、私より少し先に食べ終わりそうだ。この、いやしんぼうめっ。
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:13:35.09 ID:lcV7KePh0
「もうないのぉ?」
ちょうど、私が最後の一つを口に咥えた時水銀燈が言った。
水銀燈の皿には種とヘタしかなかった。
「すみません、もうないんですよ」
「あるじゃなぁい」
言うが早いか、水銀燈は私の頭を両手で固定し、咥えていたサクランボを
直接奪い取った。桃の果肉より柔らかく、張りがある水銀燈の唇が、
ほんの一瞬私のソレと触れた。
水銀燈はモゴモゴと口を動かし、種を皿の上に吐き出した。
果肉が多く残っていたのか、皿の上にペチャリと落ち、跳ねる事はなかった。
「ふぅ、ごちそうさまぁ、また買ってきてねぇ」
「あっ、はい。でも、行き成り」
水銀燈は私の言葉を最後まで聞かず、二人分の皿を手に取り台所に消えた。
いつも後片付けは私がするのだが、今日の水銀燈はどこか違うようだ、
もしかしたら、今の私のように、水銀燈の頬も桃色に染まっているのかもしれない。
洗い物はもちろん私がした。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:13:59.84 ID:lcV7KePh0
終わりです、お疲れさまでした
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:17:40.08 ID:EhfxClTx0
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:17:49.80 ID:KlnjHD110
お疲れ様
すっごく楽しかったお
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:18:15.95 ID:mzRwS19S0
レロレロレロレロレロレロレロ
乙でした〜
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:19:00.05 ID:JU3Qrbzn0
乙なんじゃあないか…
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:20:32.05 ID:fSe71rdj0
お前の素敵エピソードはこのくらいじゃ終わらないんだろ
わかってるさ
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:20:37.91 ID:fNlYpqxkO
うらやましいです
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:20:47.04 ID:KGmDQ7oh0
お疲れ様でした
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:24:33.66 ID:lcV7KePh0
>>224>>226 「良く分ったな、だがお前らもこれでおしまいさ。」
私はリボルバーの引き金を引き絞った。
―ズドンッ―
花火が破裂するような軽い音ではなく、重く底冷えがするような音が闇に響く。
その音と同時にID:mzRwS19S0が地面に倒れこんだ。
ID:6nmdifHVOは膝をガクガクと震わせている。
「どうした、先に地面とキスしたかったのか?」
私はID:6nmdifHVOに銃身を向けた。
「知らない方が幸せと言う事もあったのさ・・」
―ズドンッ―
ID:6nmdifHVOが地面とキスをした。
私は銃身が冷めるのを待ち、リボルバーを懐にしまいこんだ。
後にはただ一人、私が立つばかり。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:24:54.67 ID:jxQLOCxL0
とても、面白かったです。
主、お疲れ様でした。
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:29:47.11 ID:mzRwS19S0
俺オワタ\(^o^)/
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:40:44.21 ID:T2pwXDJB0
ひきつづき、ぎゅっ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 20:48:50.78 ID:lcV7KePh0
米軍はプラズマライフルを開発しているのに、俺たちときたら・・・
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:00:09.26 ID:T2pwXDJB0
公
公
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:00:13.73 ID:mzRwS19S0
何を突然w
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:11:40.86 ID:T2pwXDJB0
滅
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:11:55.21 ID:mzRwS19S0
そういえば、PCの部品を使ってレーザーガンが作れるとかいう話をニコニコのコメントで読んだなぁ
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:17:11.77 ID:lcV7KePh0
実際に空き缶を倒すぐらいの威力があるらしい
レールガンはドイツだったかロシアのサイトで、作り方が公開されてTAよ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:18:01.84 ID:EhfxClTx0
僕のプラズマ、もといエクトプラズムも発射されそうです><
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:27:23.29 ID:fNlYpqxkO
それはコイルガンだ
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:28:15.68 ID:6nmdifHVO
>>237 よく見たら俺のIDだ\(^o^)/
俺もオワタ\(^o^)/
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:28:17.72 ID:mzRwS19S0
>>246 まじか
そういえばニコニコのコメントじゃあなくてカジ速で読んだんだった。どうでもいいけど
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:37:14.57 ID:T2pwXDJB0
くんくん閣下
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:46:50.47 ID:jxQLOCxL0
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:49:47.43 ID:lcV7KePh0
らしいね。狩りでよく使うらしいよ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 21:54:42.88 ID:KGmDQ7oh0
レールガンと聞くとサガフロを思い出してしまう
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:03:38.21 ID:mzRwS19S0
レールガンってバイオ3の最後にも出てきたような
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:05:06.09 ID:1Ty+2pIi0
メタルギアの2辺りとかスパロボアルファ外伝辺りに
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:09:17.26 ID:jxQLOCxL0
俺、最近まではレールガンはアニメの世界の武器かと思ってたwwwww
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:10:13.12 ID:EhfxClTx0
米軍が次期ミサイル駆逐艦に載せるよ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:17:14.48 ID:lcV7KePh0
世界を八カ国に分けて、薔薇乙女を
いや、なんでもない
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:17:33.21 ID:F8oISpUCO
いつの間にか武器スレにwww
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:24:37.88 ID:lcV7KePh0
水銀燈の羽って、ドラゴンボールで言うとエネルギー弾みたいなものなの?
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:26:05.15 ID:1Ty+2pIi0
ベジータの効かない連続エネルギー弾だな
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:30:04.94 ID:SLrX/gbPO
死なない程度に痛いお仕置きを銀様から受け続けられる、ということか。
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:34:27.92 ID:lQIx2p2EO
銀様と一緒に平日の朝早くからお出かけしたい
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:45:03.38 ID:EhfxClTx0
深夜に銀ちゃんとレンタルビデオ屋に行きたい
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:45:12.50 ID:T2pwXDJB0
月
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:45:27.00 ID:F8oISpUCO
保守
じゃあ、そろそろ殺るか。
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 22:56:01.57 ID:1Ty+2pIi0
党員はもう少しはっちゃけろ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:00:08.12 ID:s2+cweoOO
暇だから、
>>1の文章をメモ帳に打ってたら糞時間かかった
プロパティみたら26KB
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:02:39.29 ID:is8ZDx510
どんだけ暇なんだよwwwwwwwwwwww
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:04:59.32 ID:lcV7KePh0
携帯だと大変だろうにwwwwwwwwww
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:09:41.25 ID:s2+cweoOO
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:11:36.39 ID:lcV7KePh0
なんという無駄な努力・・・・
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:19:40.92 ID:F8oISpUCO
いいや無駄ではないさ
私には
>>273の達成感に満ちた幸せそうな表情が見える
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:22:48.08 ID:ZS96zkCa0
書籍化したら2000円くらいまでなら買う
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:23:43.34 ID:Z21S03tYO
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:33:45.66 ID:ATd8IHKS0
保
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:34:13.82 ID:lcV7KePh0
そろそろ、日付も変わるね
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:35:29.68 ID:F8oISpUCO
もう8月か
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:35:30.59 ID:s2+cweoOO
俺はおまいの作品好きだぜ
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:36:44.61 ID:lcV7KePh0
俺もお前らのこと好きだぜ・・・(///)
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:47:32.86 ID:mzRwS19S0
>>1と皆が好きあっている隙に俺が銀様をいただく。
ンッン〜名作戦だな〜これは
蒼い子の方が好きだけど
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:48:33.49 ID:lcV7KePh0
ID:EhfxClTx0の事も忘れないであげてください・・・
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:49:13.36 ID:Bzsxy+ii0
これは・・・・
以前水銀燈と同居したりした人だよな!?そうだよな!?
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:49:56.76 ID:lcV7KePh0
同居?
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:51:17.20 ID:Bzsxy+ii0
よく覚えてないが同居したり死亡直前に抱きしめてもらったり色々と書き連ねたスレがあったんだが
違ったか
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:52:46.62 ID:lcV7KePh0
脂肪直前(ry これが人形の話だったら。多分俺だと思う
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:54:04.56 ID:EhfxClTx0
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:56:04.17 ID:nKAHDnvbO
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:56:49.98 ID:Bzsxy+ii0
>>288 人形ってかやたらヤクルトを大量摂取してた水銀燈だったけどおまいだったか
あのスレってまとめないよね?
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:58:12.47 ID:fNlYpqxkO
乳酸菌は膣内にも生息している
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/31(火) 23:59:45.76 ID:T2pwXDJB0
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:00:13.45 ID:EWchVx/f0
はちがつううううううううううううううう
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:00:20.94 ID:zQNR+yLeO
8月になったけど
>>1と水銀燈の甘々な日々は続くよー\(^o^)/
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:01:20.55 ID:EWchVx/f0
それじゃあ、しっぽり行きましょうか!
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:02:02.29 ID:MGBKh1JPO
それにしても、この1
実にノリノリであるw
これには策士カナリアもお手上げね。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:04:09.54 ID:pMNQSdf40
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:09:42.15 ID:EWchVx/f0
ID:EhfxClTx0お疲れさま!
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:10:02.59 ID:IkwlF6CEO
idcheck it
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:15:46.59 ID:ZwpazjQR0
>>299 サンクス
ところでまとめサイトは出来るだけ
>>1のレスを追っていきたいと思うのだけれど
雑談とかは含めないほうがいいのかな?
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:18:06.37 ID:EWchVx/f0
お任せします。
私もなるべく、面白そうなレスで返すよう努力しますので。
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:19:09.75 ID:ET30oJVkO
保守とかだけ省けばいいんじゃね?
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:19:14.64 ID:zQNR+yLeO
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:20:18.71 ID:ZwpazjQR0
なんという職人魂・・・・
全部納めますです
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:30:33.71 ID:zQNR+yLeO
目から汗が溢れて止まない
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:31:54.19 ID:EWchVx/f0
ID:ZwpazjQR0は爆竹を手に持って点火できる人
ID:ZwpazjQR0は好き嫌いをせずに野菜を食べれる人
ID:ZwpazjQR0はコーヒーに砂糖もミルクも入れない人
ID:ZwpazjQR0は足が臭くない人
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:35:24.65 ID:ZwpazjQR0
ミルクは、ミルクだけは入れさせてください
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:46:04.53 ID:zQNR+yLeO
ミルクと聞くとめぐミルクのイメージ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:56:18.46 ID:jDlpFZam0
牛
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 00:56:44.76 ID:C4mmyzCP0
次はめぐとの絡みか……w
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:02:21.71 ID:EWchVx/f0
水銀燈を舐めまわしたい
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:03:17.36 ID:EWchVx/f0
私はとある教会で彼女を見つけた。
彼女は普通の人間より小さく、私なんかより美しかった。当然か。
髪の毛は目が冴えるような銀髪で、とても長く美しい、肌は象牙のように白かった。
唇は小さくふっくらとしており、朱を塗ったように紅かく、鼻筋もしっかりとしていた。
白い肌とは対照的に、黒く装飾品が多くついた服を着ている。
ここまでなら、まだ普通だと言えるが(普通より小さい時点で普通じゃないのか?)
彼女は鞄の中で寝ていたのだ。寅さんがもってるような、そんな鞄だった。
彼女は生きてるのだろうか?まるで彫像だ、死んでいると言われたら、信じてしまうかもしれない。
私はとりあえず彼女の顔を舐めて見ることにした。
ベロン、ベロンと彼女の整った顔を舐める、すると彼女の目が薄らと開き、
その眼で私を捕らえた。
「きゃぁああああ!!けだものぉ!」
彼女は飛び起き、悲鳴をあげ鞄の裏に回りこむ、私も驚き、半壊した古椅子の影に飛び込んだ。
「あ、あなただれぇ?」
唾液でベトベトになった顔で、私に聞いてきた。目尻には涙が浮かんでいたかもしれない。
私と彼女の初めての出会いは、こんな感じだった。
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:03:18.52 ID:zQNR+yLeO
めぐと…牛の絡み?
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:10:14.85 ID:zQNR+yLeO
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:13:21.23 ID:C4mmyzCP0
>めぐと…牛の絡み?
ミルク的な意味でw
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:20:05.12 ID:EWchVx/f0
「私の名前は、そうですね、皆から白と呼ばれています」
「ふぅーん」
私の体を値踏みするように見る。
「あなたの名前は?」
「私の名前は水銀燈よぉ」
なるほど、水銀燈さんですね、覚えましたよ。
今はこのような感じに、打ち解けていますが、顔を舐めた後は大変でした。
古教会内に落ちていた石ころだのを投げつけてきて、よく分らない事を喚き散らしていました。
なんとか、悪気がなかった事を説明し、今に至るという訳です。
私は水銀燈さんの前に座り、ここに住んでいるのかと尋ねました。
実を言うと私は今宿無しでして、今晩の宿を探している時に、偶然にこの古教会を見つけ、
一晩屋根をお借りしようかと思っていました。なので、水銀燈さんがこの古教会の主なら
水銀燈さんに話をつけないといけません。上下関係が厳しい世界ですから。
「別に、違うわぁ。泊りたいなら、勝手にしたらぁ?」
「ありがとうございます」
私は水銀燈さんにお礼を言った。
こうして、私と水銀燈の同居生活が始まった。
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:29:24.60 ID:EWchVx/f0
私は水銀燈さんの鞄の前で目覚めた。
鳥がチュンチュンとうるさい、食ってしまおうか。
そんな事を考えていると、ガチャリと鞄が開き、水銀燈が目を覚ます。
「おはようございます」
朝の挨拶は大切です。水銀燈は伸びをし、羽を震わせていた。
「なんと、水銀燈さんは鳥だったんですか」
「鳥じゃないわぁ」
眠たそうに眼を擦りながら答える。
「そうですか。朝ごはんは何を食べます?」
「別に、いらないわぁ、私はもう少し寝るから、おやすみぃ」
水銀燈は鞄の中に戻って再び寝始めた。
私は悩んだあげく、鳥は食べない事にした。
もし水銀燈さんの知り合いを食べてしまったら、きっと悲しんでしまう。
私は、古教会の裏にもうしわけ程度にあった小川で喉を潤すだけにした。
水銀燈はどうやら夜行性のようだ。フクロウの友達は居るのだろうか。
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:29:58.79 ID:C4mmyzCP0
新しいな
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:39:36.00 ID:C4mmyzCP0
保守
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 01:45:28.76 ID:EWchVx/f0
私が古教会内でうたた寝をしていると、水銀燈が教会の天窓から
翼を広げ、舞い降りてきた。黒い羽が風を受け、ふわりと脹らみ、両の足で綺麗に着地した。
私はてっきり羽は飾り物と思っていたので、口を開いてその光景を眺めていました。
「す、凄いですね。水銀燈さんは空を飛べるんですね!」
興奮気味に話しかける。だって信じられるだろうか、人間が空を飛んだんですよ?
「まあ、薔薇乙女第一ドール水銀燈にかかれば、余裕よ余裕ぅ」
少し嬉しそうに返してくれた。褒められて、少し上機嫌らしかった。
「それとぉ、はい」
私の前にコッペパンが差し出された。
「い、いいんですか?頂きます!」
二日ほど何も食べていない私にはご馳走だった。
一気に食べ終え質問をする。
「何処に行って来たんですか?」
「変な娘の所よぉ、又機会があったら持ってきたげるわぁ」
私はお礼を言い、これまでの旅で出会った事を色々と放した。
どうやら、中々気に入ってくれたようだ。
水銀燈さんが人形だったって、説明されるまで分りませんでしたよ。
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:00:22.75 ID:C4mmyzCP0
保守
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:01:00.11 ID:EWchVx/f0
私が水銀燈から貰ったコッペパンを食べている時、
ふいに、こんな事を言われた。
「あなたは何で白と呼ばれてるのぉ?黒いじゃなぁい」
私は、食べるのを止め、何と返そうか悩んだ。
さんざん悩んだ挙句。
「昔、白かったんですよ」
これだけしか返せなかった、なにかカッコイイ逸話でもあれば良いのだが、
かっこが悪い理由しかなかったのだ。
「ふぅーん、まあ別にいいけどぉ」
水銀燈は名前の由来に興味を失ったのか、再びヤクルトに口をつけた。
私もパンの残りを食べる事にした。
それにしても、毎日毎日、いったい何処からパンを持ってきてるのでしょうか。
もしや、これが噂に聞く超人パンク配りなのかしらん。
コッペパンから消毒液の香りがほのかにした。
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:01:18.91 ID:ZwpazjQR0
銀ちゃんの味が気になるところ
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:11:42.50 ID:C4mmyzCP0
めぐの味が気になるところ
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:14:17.53 ID:EWchVx/f0
夏場は苦手で、古教会のコンクリートの上に横になっていた。
風もいい具合に入ってきており、それなりに快適だった。
「あなたは、何で家出してるのぉ?」
水銀燈が古椅子に腰掛けながら聞いてくる。
私は首を持ち上げ、水銀燈の方を向く。
「ちょとした事情で、家に帰れなくなりました。
なので、いつか家に帰れるようになるまで、旅をしています」
「ふぅーん?」
分ったような、分らなかったような、そんな声色で納得を示してくれた。
これだけの説明で分ったら、私はビックリしますよ。きっと、お空の
お月様にだって、分らないんじゃないでしょうか。
「水銀燈さんは、何故家出を?」
水銀燈さんぐらいの器量良しだ、家がない訳あるまい。
「私は、家を探しているの。だから家出じゃないわぁ」
家を探しているんですか、それは大変だ。
家に帰ろうにも、帰る家への道順が分らないんじゃ、帰れない。
「だから、しばらくはここが私の家だわぁ、よろしくねぇ」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
私もしばらくここに厄介になろう、パンも食べる事ができるし。
風が、ざわざわと木を揺らす音が聞こえてきた。
耳を澄ますと、外から人の話し声も聞こえてきます。
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:20:44.45 ID:zQNR+yLeO
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:32:39.58 ID:EWchVx/f0
水銀燈が苦しそうに呻いていた。
「だ、大丈夫ですか!?何を食べたんですか?」
羽もいつもの倍以上に大きくなっており、
私でも、何か水銀燈に異変が起こっている事を感じ取れた。
「そうだ、細長い草を食べれば、吐き出せますよ!」
「うるさいっ!」
私は突き飛ばされ、床に転がった。
水銀燈さんは未だに苦しそうに汗をかき、呻いている。
水銀燈の汗を舐め取ってやろうと近くに寄った時、
古教会裏の森に光る球を二つ確認した。
目をこらして見てみると、どうやら人間、それも女の子が一緒のようだ。
水銀燈さんが話していたのは、この娘なんだろう。
私は教会の祭壇裏に隠れた。女の子が私の姿を見たら、
怖がるに決まっているからだ。私は真っ黒なのだから。
ものの数分で女の子が到着した。パジャマとサンダル姿だ、近くにある病院の子かもしれない。
「水銀燈、水銀燈だいじょうぶ?」女の子が水銀燈を抱かかえた。
あとはあの女の子に任せて大丈夫だろう。私なんかより、いい対処方法を知っているはずだ。
女の子が居なくなった後、私は水銀燈の鞄があった前に丸まり、朝を迎えた。
水銀燈は教会には帰ってこなかった。
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:41:37.81 ID:C4mmyzCP0
めぐ(*´Д`)
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:53:21.06 ID:C4mmyzCP0
(*゜Д゜)
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:56:50.72 ID:EWchVx/f0
あれから数日が過ぎたが、未だに水銀燈は帰ってこない、とても心配だ。
私は、水銀燈の鞄があった前に座って色々と考えていたが、
さっぱり分らない。私は人形のお医者さんじゃないのだ。
教会内に居ても、落ち着かない。水銀燈の残り香に悩まされるからだ。
私は裏の森へと出た。
裏の森はひっそりとしていた。私は芝生の上に横になり、
空を見上げた。唯高い棕櫚の木の鞘にに白い月が一輪浮かんでいるだけであった。
それから寂しい月を相手に、こう独り言をはじめた。
「お月様、お月様、私の体はこのまま真っ黒でいい。だから、水銀燈さんを助けて
やってはくれませんか。彼女は、私のこの黒く、醜い体を見ても笑う事なく
話し相手になってくれました。そんな心優しい子が死んでしまうなんて、
あんまりじゃないですか?私は、もう白くなりたいとは願いません。
ですから、ああ、お月様。水銀燈さんを助けてあげてください、お願いします」
私は独り言を云い終えると、何時かぐっすりと寝入ってしまいました。
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 02:58:12.47 ID:EWchVx/f0
激しい地響きを感じ、私は飛び起きた。
大きなエンジン音が教会内に鳴り響いていたのだ。
私は何が起きたのかと、教会の大時代な造りの玄関のドアをくぐり、
外の様子を見に出た。
ヘルメットを被った青年達と、大きな黄色い車がそこに居た、
音の原因はあの車だろう。青年達のヘルメットが白く輝いていた。
彼ら何をしてるんだろうか?ここの本来の持ち主なのかもしれないので、
無礼な事は出来ない。私は彼らの方にゆっくりと近づいた。
青年の一人が、教会の玄関から出てくる黒い犬を見つけた。
「おっ、珍しい、こーいこいこいこい、パンをやるぞー」
青年は自分のオヤツの菓子パンを黒い犬に投げた。黒い犬は最初は警戒していたが、
鼻で何度か臭いを確かめた後、バクバクと食べた、よほど腹が減っていたのだろう。
どうやら、この青年達は良い人間のようだ。
「どうも、ありがとうございます」私が青年の一人の話しかけるが通じない。
人間に犬の言葉は分らないのだ。
青年が車の人間に話しかけていると思っいたら、黄色い車が教会の方へと進みだし、
教会の石垣を崩し始めた。私は何が起こったかわからず、しばらく呆然としていた。
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:01:07.05 ID:zQNR+yLeO
(´;∀;)シロ…
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:09:06.54 ID:WQpMW+bP0
真面目に書籍化しないか?w
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:09:39.62 ID:EWchVx/f0
思わず青年達の方を見た。こんな良い人達が、
こんな事をするはずがない、何かの間違いだ、私はそう思ったのだ。
「やっぱりもろいね。早めに取り壊しておいてよかったよ」
手の平で日差しよけを作り、黄色い車を眺めていた。
「やめてください、お願いします」
私は必死にパンの人に話しかけた。
「おーよしよし、これが終わったら又パンをやるからなー」
私の相手をしてくれない。
私は、自分でも驚くほど凄まじい唸り声を漏らすと、青年を睨み上げた。
「おっ、なんだよ」パンの人は急な私の変貌に驚いた。
「おいおい危ねーぞ、狂犬病だったらどうするんだよ」
青年達が何人か集まってきました。
「車を止めないと噛み付きますよ!」
私は大声を上げた。
「なんだ、本当に狂犬病じゃないのか?」
実際私の容子は火のように燃えた眼の色といい、刃物のようにむき出した
牙の列といい、今にも噛み付くかと思う位、恐ろしいけんまくを見せていたので、
そう思われてもしかたがなかった。
黄色い車は変わらず、ガリガリと大きな音を立てて教会を壊していました。
あの家がなくなった、水銀燈が帰って来た時悲しんでしまう。
水銀燈さんと二度と会えなくなってしまう。
そう考えたらいてもたっても居られず、近くに居た青年に飛び掛った。
「痛ぇ!」その青年は厚い手袋の上から、肉を裂かれ、叫び声をあげた。
「保健所、保健所に電話しろ!」
ハンチョーと呼ばれた人が大声で指示している、私はきりりと身を翻し
黄色い車の前まで行き、頭を低くし、唸り声を上げた。
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:10:17.79 ID:WQpMW+bP0
うああ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:12:43.56 ID:EWchVx/f0
それから、その犬がどうなったか誰も知らない。
保健所に連れて行かれたとも、ショベルカーに轢かれたとも言われている。
人を噛んでしまったのだ、保健所に連れて行かれたら、確実に殺されているだろう。
ショベルカーに立ち向かったのだ、踏み潰されたら死んでしまうだろう。
彼は、白は今まで自分の黒くなった姿を白くし、主の所に戻る為
旅をしてきた。今回の事件の後も、白と思われる黒い犬を、古い教会の
付近で見かけたという話を聞く。
だから私はこう思う。きっと白はまだ生きている、そして
家に帰るために旅をやめ、家を探す旅に変えたんじゃないのかと。
また、家を探している女の子に出会うために。
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:12:59.47 ID:EWchVx/f0
終わりです、お疲れさまでした
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:15:24.10 ID:WQpMW+bP0
乙です
保守りたいが寝落ちしそうだぜ
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:16:09.94 ID:C4mmyzCP0
・ ゜・(ノД`)・゜・
乙でした
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:16:33.03 ID:zQNR+yLeO
お疲れさまです
(´;∀;)シロ…
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:18:25.35 ID:EWchVx/f0
私が書籍化するなら、痴漢男は200万部の大ヒットになりますよ。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:23:49.66 ID:C4mmyzCP0
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:24:50.66 ID:EWchVx/f0
読んだ事がある人も居ると思われますが。
舐めまわしたいに出てくる犬には、元ネタがあります。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸・杜氏春」に載っている
「白」と言うお話の犬です。
正直、初めて読んだ時はガチ泣きしました、
皆さんも機会があったら読んでみてください、13ページほどの短い話ですので。
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:28:02.57 ID:C4mmyzCP0
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは芥川は全部読んだがと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ その作品を覚えていない』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を(ry
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:29:24.18 ID:ZwpazjQR0
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:29:53.47 ID:EWchVx/f0
君も凄いね、リアルタイム更新じゃないか。
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:30:33.08 ID:EWchVx/f0
水銀燈を舐めまわしたい
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:30:54.54 ID:EWchVx/f0
1/5終わりです、お疲れさまでした
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:36:58.57 ID:C4mmyzCP0
>1/5終わりです
( ゚д゚)(つд⊂)ゴシゴシ(;゚д゚)(つд⊂)ゴシゴシ _, ._(;゚д゚)…!?
ごぶんのいち?
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:41:53.40 ID:zQNR+yLeO
読んできた
(´;∀;)クロ…
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:46:19.33 ID:C4mmyzCP0
賭<
>>352、クロでもブラックモアでもないッ!シロだ!二度と間違えるな……
それは兎も角今は青空文庫で死後50年がたった文豪の作品はただで見れるじゃあないかッ!
今から読んでくる
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:46:55.33 ID:zQNR+yLeO
小説の白の白さの例えが牛乳だとは…
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:47:03.22 ID:EWchVx/f0
ああ、いってらっしゃい。
ハンカチとチリガミ忘れるなよ!
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:55:18.64 ID:zQNR+yLeO
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:55:30.28 ID:EWchVx/f0
水銀燈と女の子
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:56:03.53 ID:C4mmyzCP0
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:56:08.64 ID:EWchVx/f0
私の名前はメグライアン、平和と愛の象徴です。
うそうそごめんね許してソーリー、柿崎めぐです、
親が漢字を知らなかったので、平仮名です、腸キュートでしょう?
ふふふ、きっと今の流れで世界で3人ぐらい人が死んだわ・・
私って悪い女ね、人の命を吸って生きてるだなんて。
「めぐちゃーん、体温はかろうねー」
ファックシット!人が心を痛めているのに、なんだこの女!
きっと合コンしても、席の隅の方でひっそりとウーロン茶を飲んでるタイプね。
なんだか、そう思ってきたらどうでも良くなってきちゃった。
「いいの、私はすぐ死ぬから」
なーんてね!なーんてね!お前の命を吸ってでも生き延びちゃうよ!
「もう、そんな事言うもんじゃないでしょー?」
「分ってるもの、私は死ぬの」
楽しい、とっても楽しい!不治の病と戦う美少女って所かしら?
あーテレビの取材でも来ないかな、そんでもって福山に会いたいな!
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:56:12.00 ID:ZwpazjQR0
俺も読んできた
主人公は犬でなくちゃいけない意味がわかった気がする
気のせいかもしれないけど
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 03:57:40.92 ID:WQpMW+bP0
めぐうぜえwww
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:00:47.66 ID:zmOkak5P0
これはうざいww
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:02:26.07 ID:C4mmyzCP0
/ , -''"´ \
/ / / ,. ‐'''""~´ ̄ ̄\
V / / / }
∨ / / ,,.. -一ァ',二二二{
>>356さん、
V ,..,/ ,.ィ彳 f==<r'二二二{、 _
∨| ヘ`<=''~ 弋ッ-ミ"テ~ナ/ ( `
〉'| | ト、 i{ ,..`二/ =|/" \ r'"ヽ |⌒ |⌒ \/
//ヽヽぅ ヽ { =| 、 ) '、__ノ | | __/
//匚 ̄]〕 丶,-‐ ,>  ̄
/´r┐|__,|ト、 、____`7 (失礼いたしました)
__人..二.」' l>、 ヽ`,二/
´"''ー-L__\ ∠三ノ
ー-、__ ``ヾニ='′
`ヽ /、
|‐- ...__ /ヽ\_
\  ̄ `ヽ \
ところで誰も
>>358は読んでいないのか?w
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:05:07.70 ID:EWchVx/f0
カーッ!こいつはゲロ以下の臭いがプンプンするぜッ!
看護婦が運んできた病院食から、プンプン悪臭がただよってきた。
「はい、めぐちゃんお昼のタイムですよ」
「ノーセンキュー!」
私は昼食をトレーごと床に払いのけた。
やっちゃった!やっちゃった!でも大丈夫、アングられません
だって私は美少女だから!
あーだめだ、これは自分のHPそぎ落とすだけだわ。
「めぐちゃん、美味しくないのは分るけど、食べなきゃパワフルにならないわよ?」
お前まだやってたのかよ!こっちは自分で自分を攻撃で瀕死なんだよ!
「はぁ、ご飯片付けるからね」
看護婦はテキパキと散らばった昼食を片付けていく。
あれ、そういえば今日ってゼリーがつく日じゃ・・・。
私は急いで床を見た、私の目はサーチアイ!なんってね。
おうしっと!青リンゴゼリーじゃないか・・・はあ、もう本当に死のう・・・。
「あとで、果物むいてあげるから、待っててね」
「いらないわ、どうせ私はダイぬんだから」
ううおおお!看護婦、お前素晴らしいわ!
きっとナウイボーイフレンドも見つかるよ!
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:05:44.63 ID:zQNR+yLeO
投下タイミングとめぐwヒドスwwww
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:07:07.96 ID:EWchVx/f0
ルーと話す時に、この言葉を使われたらゲラウトって言いそうだぜ
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:09:22.41 ID:zQNR+yLeO
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:12:23.86 ID:C4mmyzCP0
ぶっちゃけルー語使ったのは年明け以来なんだが面白いなwwwww
めぐのひどさwがましてて(・∀・)イイ!感じ
後、エルダーシスターってそれっぽく聞こえるけどぶっちゃけただの「姉」って意味なんだなって事を
思い出させてくれたルーさん最高w
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:15:16.75 ID:EWchVx/f0
それにしても、あの汚い教会、いつ取り壊されるのかしら?
なんか、暗いオーラが流れ込んできて、不健康になりそう。
「めぐちゃん、ご飯だよ」
「うるさい!出て行け!」
「こ、ここに置いとくからね・・・」
ベット付属のテーブルにゲロを置いていく。
コッペパンかよ、つかえねーな、せめて揚げパンぐらい用意しろよ。
窓からデポしてやんよ、おら!お空を舞いな!アリーヴェデルチ!
ズッキューンと田舎チョキで窓の外を打つ仕草をする。
うわあああ、恥ずかしい。人に見られたらまじ死ぬ、死んじゃう!
うわっ!教会からなんか飛び立った!UAMか?UMAなのか!?
くそ、ピーピング用機材がない事が悔やまれる、
我々柿崎探検隊はこれ以上の探検を諦める事にした。
はっ、一陣の風が昼飯を!
いや、昼飯を投げ飛ばしたのは私か、てへっ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:19:50.68 ID:C4mmyzCP0
ボラーレ・ヴィーア!(飛んでいきな)
あのコッペパンはこういう風にしてもたらされていたのかw
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:20:51.98 ID:zQNR+yLeO
テラカオスwwww
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:23:13.97 ID:6jS7QPOiO
馬鹿と天才は紙一重って言われるけど
>>1を見てると変態と天才は表裏一体って事が分かる
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:25:20.20 ID:EWchVx/f0
オウシット!またコッペパンかよ・・いやいや、コッペパンなの?
私、悲しみと持病で胸が張り裂けそう。
又一陣の風が、罪もない病院食を地面にダイブさせちゃうのね、
さようならコッペパン、ジャムがついてたら、また違った関係がもてたかもね。
私が窓を開こうと、窓の方に向き直ったら。
なんていうんだろう、ゴシックでロリータな女の子が立っていた。
死神?ふとそんな事を考えたが、私みたいな清くて正しい女の子が
地獄行きのはずがない。当然だ。
だから、あの子は天使なのね。ちょと服のセンスが痛いけど・・・。
「あなた、天使さん・・・?」
決まった、やべー主演女優賞頂きキャッツ!
「あなた、昨日も食べ物を捨ててたでしょう」
「ええ、私はもう死、あれ?」
「もったいないから、やめた方がいいわぁ」
天使はズカズカと病室に入り込んで来て、コッペパンと
ヤクルトを手にし、空に飛び立っていった。
幻覚かと思って、トレーの上を確認したが、確かに、パンとヤクルトがなくなっていた。
「あら!メグちゃんご飯食べたのね!」
ちょうど、病室に看護婦が入ってきた。
お前はほんと空気が読めないな。
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:29:49.00 ID:C4mmyzCP0
めぐうぜえええええええええええええwwwwwwwww
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:35:48.90 ID:EWchVx/f0
私は窓を開けて、昨日の天使?を待っていた
クーラーが使えないのは痛いが、UMAの方が優先度は上だ。
昼食が運ばれてくる。
よし、そろそろ来るはずだ。
10分、20分、30分・・・・あーやっぱり駄目か、来ないよね。見間違いかプラズマって落ちですか。
あーあ、窓まで移動して捨てるのめんどくさいなー。
私がベットから立ち上がろうとすると、彼女が来た。
あの天使の子が来たのだ!
「あら、今日もコッペパン?」
落ち着け、落ち着いて対処するんだ。
「そんな事より、あなたはご飯を食べないのぉ?」
意外な反応、だが慌てない。
「だって、美味しくないんだもの。まるでゲロね、食べてみる?」
天使は少し考えて、トレーからスプーンを手にし、お粥?
のような物を口に含んだ。
「どう、美味しい?」
これで美味かったら、味覚障害よ、ふふふ
「まっず・・・」
「でしょ?ふふ」
切っ掛けはゲロだけど、私と天使の付き合いはこうして始まった。
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:40:54.57 ID:BxYQKC9bO
いや…こんな邪気眼なめぐはいやぁぁぁ…
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:41:14.36 ID:C4mmyzCP0
新展開wktk
しっかし銀様をUMA扱いかよw
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:43:13.49 ID:EWchVx/f0
どうやら、彼女の名前は水銀燈と言うらしい。
こりゃ親がDQNなタイプだな、可哀想に、名前で虐めれたんじゃない?
「あ、これで王手よぉ」
異国の娘と思ってたらやるじゃない、ハンゲじゃ負け知らずの私が、
こうも簡単に敗れ去るとはね、時代を感じるわ。
「所で、水銀燈」
「なぁに?」
「あなた、臭いわ。特に獣臭い」
「は、はぁ!?私が臭いですって!?」
顔を真っ赤にしながら私に食いかかる。
だって臭いんだもん、ぷりぷり。うわ、これも自爆だ。
水銀燈は必死に自分の臭いを嗅いでいた。
私はそのスキを突き、駒を5つほど並び替える。
「はい、どうぞ」
心優しい私は病室の入り口にある、アルコール消毒液を持ってた。
臭いは雑菌なので、これで臭いはとれるはずだ。私が言ってた、間違いない。
よっしゃ行くぜ、消毒祭りだ!
私のがんばりで水銀燈が救われた、主に臭いの面で。
「うわ、今度は消毒液臭い」
水銀燈はもう何も言わずに、コッペパンとヤクルトを手に取ると、
窓から飛び立った。ふふ、男の所ね・・・。
「きゃーやったー!水銀燈に将棋でかっちゃったー!」
私は水銀燈が居なくなってから、一人将棋をし、水銀燈陣営をボロボロに打ち負かした。
大将が土下座して命乞いするシーンは、爆笑物だ。
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:47:24.44 ID:C4mmyzCP0
どっちがDQNだよwwwwww
しかも一人将棋までするなんてw
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:57:21.74 ID:EWchVx/f0
んー今日は水銀燈こないわね、きっとドロドロの昼ドラを展開してるんだ。
遊びに来たら話聞かなきゃ。
私はコッペパンとヤクルトを取り分け、残りを空に食べさせた。
ふふふ、私のおかげで今日も青いのね。
あーあ、私の所にも天使じゃなくて、王子様がこないかなーイケメンがいいなー。
そうだ!次に目に入った男の人が、王子様なんだわ、間違いない。
そんな感じで、私が青空に思いを馳せていると。
偶然病院の下を通りがかった青年と目があった
「うーん、チェンジで」
やっぱり王子様なんて居ないんだなー残念だリン☆
あれ、これはちょと可愛いんじゃない?
「あら、めぐちゃん、最近元気でとってもいいわよ」
あの看護婦だ。
「ご飯も食べてるし、関心関心」
「ふん、どうでもいいでしょ」
あーもう、アンタが居たら水銀燈が来ないでしょ!
「じゃあ、下げるわね」
「勝手にしたら?」
彼女はまだしらない、自分の奇行がナースステーションで話題になっている事を。
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 04:57:58.68 ID:WQpMW+bP0
気がついたら朝になっていた
何を言ってるかry
これがどうすれば教会へ辿り着くのか非常に気になりますw
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:00:00.91 ID:zQNR+yLeO
めぐwwカワイソウwwwww
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:10:36.21 ID:EWchVx/f0
あー光物欲しいなー、だって女の子だもん☆
うん、やっぱ星わいいわ、安定感があるよね。
「って事で、水銀燈。その指輪をちょーだい、ねっ?」
失敗失敗、って事では発音しなくて良かったんだ。
「だ、駄目よぉ」
両手を後ろに回して隠す水銀燈。
「どうしても?」
「どうしても、絶対だめだわぁ」
そんなに言われたら、どんどん欲しくなるよね?うん、そうよね。
「もしかして、男?」
揺さぶりかけちゃえ、小学生みたいだけど効果あるよね。
どんどん顔が赤くなる水銀燈。
あ、あれ?正解?
「に、人間の男の人?」
こくりと水銀燈がうなずく。
あっるえー、もしかして私、人形に恋愛レベルで負けてる?
「どんな人なの?」お父さんとか言ったら、たたじゃおかねぇ
「む、昔やっかいになってた、男の、人」
最後の方は、蚊の鳴くような声だった。
「ふーん、その男の人は今何してるの?」
焦らさないで早く言いなさいよ、もうっ、入院生活じゃこんな話題に中々触れられないんだから!
「私が、失敗しちゃって。離れ離れになっちゃたぁ」
地雷だ、地雷踏んだ。ゴーゴーレスキューヘルプミー!
罪悪感を感じた私は、水銀燈の髪の毛を櫛で梳かしてやった。
「その人と出会った時の為に、身だしなみはしとかないとね」
「うん、ありがとぉ」
水銀燈は背中で泣いていた。何となく、私には分ったのだ、女の勘って奴ね、多分。
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:12:12.00 ID:C4mmyzCP0
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:14:22.00 ID:C4mmyzCP0
野暮な質問だったなw
ゴーゴーレスキューヘルプミー!
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:18:22.30 ID:BxYQKC9bO
話がリンクしていていいな、
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:25:54.14 ID:EWchVx/f0
この日、水銀燈は来なかった。
昔の男捜してるんだろうなー、かったりー
私は布団に潜り込んだ。
なんかむかつくから、空には絶食させる。
「あ、メグちゃん、今日はご飯食べてないの?」
私は無言で返す。
「それと、メグちゃんにお見舞いしたいって人が居るんだけど、その」
「いや、絶対いやっ!」
こんな時は総理だって追い返すぜ。
「す、少しだけでも会わない?」
「嫌だって言ってるでしょ!でてけっ!!」
私はメグミルクを看護婦に投げつけた。
「ご、ごめんね。そうよね。今ご飯片付けるわね」
看護婦はいそいそとトレーを持って出て行った。
外で、誰かと話す声が聞こえてくる、若い男の声だ。
もしかしたらあのチェンジ男かもしれないし、出なくて良かった。
時計の針が部屋に鳴り響く。
いつもなら水銀燈と遊んでいる時間だった。
ゲロを消毒液で洗い流したような、そんな臭いがプンと鼻についた。
水銀燈と一緒なら、気づかなかった臭い。
あの子は、水銀燈は、私の大切な、初めての友達だったのだ。
私は布団を被って泣いた。
私には友達が必要なんだ、たった一日会わないだけで、それを嫌というほど痛感した。
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:28:30.32 ID:zQNR+yLeO
これはハンカチチリガミ必須だな
めぐミルクは見逃さない
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:31:42.71 ID:EWchVx/f0
今日も、今日も来ないとは、もう許さん、ジワジワと嬲り殺してくれる。
そんな事を考えてたら、もう夜中。一日って早いわよね。
その時、窓に二つの人魂が!じゃなくて、水銀燈の下僕?
みたいな、そんな奴よね、あれ。
なんか尋常じゃない動きで私の目を楽しませる。
ふふふ、もっと踊りなさい。
意地悪はそのぐらいにして、私は病院を抜け出し
古い教会の森を走っていた。
競歩と競争したら、負ける自身がある速度だったのだが、
今はこれが精一杯。
私は森を抜け、教会の中へと入った。
夏場なのに、内部は蔵の中のように涼しかった。本物に入った事はないが。
私が次に感じたのは、水銀燈に感じた獣臭さだった。
退院したら、二度と古い教会には近づくまいと心に決める。
そんな事より水銀燈はどこなのよ、もしかして人魂に騙された?
周囲を見ながら、あっ、見つけた。
水銀燈はステージ?のすぐ前に居た。
「水銀燈、水銀燈だいじょうぶ!?」
水銀燈を抱かかえる、羽が大きくなっていたが、特に重さは感じなかった。
私は水銀燈と、その持ち物であろう鞄を手に取り、自分の部屋へと急ぐ。
ふふふ、今日はお泊りね。
男の人のイロハを教えてもらうんだから!
私は大切な友達をしっかりと抱きしめた。これで落とす事はないだろう。
数日後、あの教会が取り壊された。
なんでも、その時に狂犬病の恐れがある犬が作業の邪魔をして
今も逃げ回ってるらしい。怪我人も出たんだとか。
看護婦がそんな事を言っていたのを思い出し、水銀燈に誇張をつけて説明する。
すると、水銀燈はクスリと笑った。
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:32:07.86 ID:EWchVx/f0
水銀燈と女の子
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:32:26.11 ID:EWchVx/f0
2/5終わりです、お疲れさまでした
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:39:26.53 ID:C4mmyzCP0
おおおおおおおおおおおおおおお
っていうか引き出しの数がすげえなw
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:39:38.19 ID:WQpMW+bP0
銀銀銀様ー
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:40:16.78 ID:zQNR+yLeO
お疲れさまでした
(´;∀;)イロハ…
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:44:36.37 ID:EWchVx/f0
本当は、この連番の奴は先にメモ帳に起してから
書き込むはずったのに、なんていうのかな、ちょと
>>1で先走ってねHAHAHA!!
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:48:13.26 ID:C4mmyzCP0
え?ということは現在進行形に近い形で書いてるわけ?
ますますすげえなw
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 05:55:53.28 ID:BxYQKC9bO
犬助かったんだよかった(>_<)y
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:07:48.23 ID:C4mmyzCP0
保守
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:14:04.92 ID:zmOkak5P0
/ ̄ ̄ヽ
/{゚} 、_ ヽ
/ /¨`ヽ {゚} |
| ヽ ._.イl .|
、 ヘ_/ノ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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:::::::::::: /⌒`'''''''''''^ヽ
/⌒ヾ/ / .,;;;;;;:/.:;|
-―'――ー'''‐'ー'''―‐'―''''\,./ / .::;;;;;;:/‐'| :;|'''ー'-''――'`'
,, '''' `、 `´'、、, '''_ソ / `:;;::::ノ,,, | :;| ''' 、、,
,,, '' ,, ''''' ξ_ノ丶ー'ー< ,ゝ__> ''''' ,,,,
,, ,,,, ''' , ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::: ,,
,,,,,,, :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;:::::::::
糸売
━━━━━━━━━━
製作・著作 ジュウシマツ
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:18:34.04 ID:zmOkak5P0
続く、んだよな?
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:25:22.71 ID:C4mmyzCP0
もうジュウシマツを見るたびに
>>1を思い出しちまうじゃあねえかwwwww
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:26:13.41 ID:WQpMW+bP0
r--ー、 r---、
(( とUUUつ とUUUつ ))
| | | |
| | | |
| |/ ̄ ̄ ヽ| | べゅべゅばあー
| | {゚}/¨`ヽ{゚} ',ノ
| | トェェェイ ',
ヽ ノ⌒ヽーl ;
リ (ノ~ヘェェノ ',
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:26:47.96 ID:EWchVx/f0
連続で投稿したんで、ちょと休憩を挟もうかと思ってます。
連番の奴は、後だいたい15レスが一つ、5レスが二つ
ってな感じで終わらせようかと、思ってます。
よろしければ気長に間ってやってください。
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:30:41.40 ID:zmOkak5P0
今回のジュウシマツの持続力に惚れ惚れするぜ
適当に待ってるぜ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:41:58.28 ID:C4mmyzCP0
ジュウシマツはぶっとおしで書き続けてきたからなぁ……
まぁ適当にゆっくり休んでてくれ
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:52:10.48 ID:BxYQKC9bO
雛苺が天に向けて箒を振っている
翠星石「これ雛苺なにをしてやがるですぅ?」
雛苺「星を落としたいの〜」
翠星石「やっぱり雛苺はお馬鹿苺ですう
屋根に登って振らないと駄目ですよ」
蒼ナントカ「星は何万光年も離れているから普通は箒じゃ届かないよ」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:54:54.18 ID:EWchVx/f0
どえもんにそんな話がったよね、懐かしい。
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 06:55:08.87 ID:kAd/nrxV0
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:02:28.54 ID:C4mmyzCP0
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.,.-────‐-、|
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_ ,, -- ─‐──‐‐- 、/
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/::ヽ:::::、:::::::::::::::.、:.:.:.ヽ:.:.\
.::::::ト、:::ヽト、::::::::::i::l:::::|:::.:.i::|
:::::/ \::.\`>:::i:::|:::|:::.:.|::| ヽ
:;イ ヾ:::、 { j,ヽ!::!::::::l/ _ノ
::::|.=ニ二ニ=一`'´__,!/::/:/ \
>>408 ::::|丶、___, イ |{. |/:/ヾ:ヽ 〉 実に奇遇だッ!僕も一緒に
::::|. | 小, |:/:| |}::l く
>>406にエメラルドスプラッシュを食らわせてやる
:::::| .| `ヾ:フ |::::i .|}::| ) と言わせていただこうッ!!
:::::| | ∠ニニ} |::::l |}/ /-‐-、
、:::|、 l {⌒ヽr{ |:::l |} \/⌒\/⌒丶/´ ̄`
..ヾl.丶、 ヾ二ソ |i/ /j
. \.丶、 `''''''′! /j〈
 ̄ `'ァ--‐''゙ /}::ヽ
./ニ只、 /7/:::〉
〈:〈_,イ.ノヾ_〉 /ソニ::::(
`ー// l.l ./j:::::::::::::\
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:14:04.45 ID:C4mmyzCP0
保守
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:25:42.87 ID:C4mmyzCP0
保守
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:38:13.27 ID:C4mmyzCP0
保守
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:42:09.12 ID:9XK/p9i/O
今沖田
相変わらずジュウシマツ乙だなww
糞スレ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:46:44.98 ID:C4mmyzCP0
びゃあ゛ぁ゛゛ぁねむひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:49:25.73 ID:EWchVx/f0
もう朝だからね、そりゃ眠いと思うよ。
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 07:53:55.77 ID:BxYQKC9bO
あら、もう9時を10時間と53分もまわってしまったわ
夜は眠りの時間よ
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 08:07:17.23 ID:9XK/p9i/O
保守
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 08:28:00.27 ID:kAd/nrxV0
ほっほっ
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 08:40:44.73 ID:ET30oJVkO
おは守
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 08:57:13.25 ID:ET30oJVkO
詐取
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 09:03:42.43 ID:OXwP2ANZ0
九時を三分もまわってしまったわ
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 09:08:30.56 ID:L5wcXNTd0
朝までこのスレ残っててビックリした
さて、朝飯に乳酸菌取ってくるか
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 09:38:22.28 ID:9XK/p9i/O
保守
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 09:48:22.41 ID:EWchVx/f0
あばばばばばばば
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 09:54:57.83 ID:EWchVx/f0
こいよベネット!銃なんか捨ててかかってこいよ!
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 09:55:44.17 ID:AXBAkPLFO
相変わらず面白いな
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 10:16:56.13 ID:EWchVx/f0
シャワワワワワワ
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 10:18:23.64 ID:ET30oJVkO
コナー
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 10:36:59.53 ID:EWchVx/f0
水銀燈の影
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 10:37:15.23 ID:EWchVx/f0
君は寝起き機嫌がいいかい?僕は悪い。良い方とはとても言えない。
想像してほしい、君は今さっき、ベットで目が覚めた、そうだな、
ベットの周りにテーブルはあるかい?テーブルじゃなくてもいい、コップが置ければ良い。
そこに置いてあった、冷めたコーヒーを胃に流し込んだ直後、こんな状態だ。
君はそんな状態は好きかい?僕はお断りだ、僕ならもう一度まどろみの中に片足を突っ込んで、
昼過ぎまで寝るか、シャワーを浴びて、一発抜いてもう一度寝るか、このどっちらかだ。
だが、世の中そうそう上手く行かない、ここで君の家の電話が鳴る、あの喧しい電子音だ。
そろそろイライラしてきだろ?僕は携帯電話が好きじゃない、なんと言っても画面の
大きさが気に食わない。まあ、いいさ、話を戻そう。君の自宅電話が鳴り響き
君は重い体を起して、受話器を取りに行きこんな話を聞かされるんだ。
「おーすおはよう、起きてたかい?」
「ああ、今さっき起きた所だ」
「寝起きみたいだな」
「それより、どうしたんだい?」
「あー。えーとな、総合病院の近くに古い教会があるだろ?」
「ああ」
「そこか近々取り壊される事になったんだ」
「へえ?」
「何でも、そこに幽霊が出るらしい。だから、取り壊される前に見に行こう。
今晩の9時に教会入り口に集合だ、ラ・ヨダソウス・ティアーナ」
と、こんなテンションの電話が朝から来るわけだ。
まあ、愚痴った所でどうにもならないのは重々承知している。
僕が今、ちょうど寝起きだったから、こんな事を言いたくなったんだ、
犬に噛まれたとでも思って諦めてくれ。
私は後9時間ほど寝ようとベットに潜り込んだ。
見事、約束の時間2時間前に起きる事に成功した、やってみるもんだね。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:01:13.61 ID:YFaesyzkO
ほ
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:03:59.33 ID:EWchVx/f0
私は夜道を歩いていた、待ち合わせ場所に行くためだ。
月光ばかりがやけに冴える夜半街角をまがり、湿っぽい風が流れる露地に出た。
ここか。私は古めかしい教会の入り口の前に立っていた。いかにもな場所である。
友人はまだ来ていない。私は時計を見る、映画ダイ・ハードを見てから、
私は右手首に腕時計をつけるようにしていた。私は右腕の時計を見て時間を確認する。
どうやら30分ほど遅刻してしまったらしい。
「こりゃ、帰ったな」私はそのまま15分ほど待ち続けてみたが、人っ子一人通らなかった。
まあ、せっかくここまで来た訳だし。私は一人で教会の中に入ることにした。
映画だったらここで死亡フラグが立つが、私はフィルムの住人ではないので
構わず教会へと足を進めた。
この教会は、古びていて、昼間でも暗く、庭には大きな木が何本も生えていて、
その鬱蒼と深く茂った葉に屋根や窓を覆われてされに暗く、いかにも近寄りにくい
場違いな気品と威厳をたたえていた。
教会の周りは森で囲まれているが、教会の森なのか、隣に新しく出来た総合病院の森なのか。
この教会だけが森に守られ、古風で陰気な雰囲気を守り通していたのである。
「まるでタイムカプセルだ」私はそう呟いた。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:20:12.11 ID:ET30oJVkO
ホシューナッツ
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:21:50.48 ID:EWchVx/f0
私は森を抜け、森というより雑木林か。つまり、そんな感じの所を通り
やっとの事で入り口から門までたどり着いた。
ここから玄関まで、石畳の道が数メートル続き、両側には檜、楠、欅、榎、
槇、などの古木が茂っていた。夜なので種類までは良く分らなかったが、
これだけ名前を出せば一つは当ってるだろう。
あまり掃除もしないためか(当然か)、石畳は落葉にかくれてしまっている、
その落葉は風にとばされてきてポーチまで多い、それが大時代な造りの玄関のドアを、
いかにもそれらしいものに見せている。もっとも、ソレなのだろうが。
私は最初そのドアを引くべきか、押すべきか悩んだのだが、私は扉を引く事にした。
ひんやりとした風がカビの臭いとカクテルになって、私に届けられた。
「懐かしい臭いだ」私の声は教会の壁につめたく反響していた。
教会に天窓でもあるのか。とても、幻想的な光景が目の前に広がっていた。
説教部屋と言うのか、ミサ室全体が、青く冷たい月の光りの中に夢のように浮かび上がっている。
こんな光景が見れるのなら、あんな電話に付き合ってもいいかもしれない。
私がそう思い始めた頃、教会の奥で物音がした。
とても微かな音だったが、人の声、だったと思う。
私は、その声の主を探しに、教会の奥へと進んだ。私の足取りも月明かりに浮かび上がる。
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:34:37.89 ID:mkeo8Z88O
保守
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:42:43.35 ID:EWchVx/f0
月光の光りを受けて夜光塗料を塗った網のように青く輝いている蜘蛛の巣を払って戸口を潜ると、
内部は床の板ではなかった。戸外と同様にただの土である。雑草もちらほら見受けられた。
大きなテーブルが一つあるだけで、土間には椅子がなかった。南向きに
大きな窓があり、そこから月の光りが差し込んでいた。
机の上を指で撫でると、誇りが5ミリメートルは積もっていたんじゃなかろうか。
私の指は、そのまま綿人形の詰め物になりそうな程だった。
土間を抜けるとドア、ドアの向うに部屋が一つ。残念な事に、ドアがあった形跡しか認められなかったのだが。
部屋の内部はこじんまりした物だった、宗教者だしルールにはうるさいのだろう。
片側に二段ベット、そしてその反対側の椅子の上に、人間の女の子が座っていた。
知っているだろうか、夏の心霊スポットで出会う可能性が一番高いのが、
第一位が蚊、そして第二位が不良なのだ。この女の子はそのどちらでもなかった。
そもそも、女の子が一人こんな場所に居るだろうか?
服装もどこか変だ、日本、いや、外国の子供でもこんなドレスは着ないだろう。
私はその女の子の手を取る、反応がない。死んでいるのか?
キイ、キイとその子を動かすたびに手から音がした。
私はよくよくその腕を観察してみると、間接に段差がある。簡単に言うと、その子は良く出来た人形だった。
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:43:14.00 ID:YZ6tgiLiO
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:54:05.93 ID:zQNR+yLeO
ほしゅ
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 11:59:14.06 ID:EWchVx/f0
見れば見るほどよく出来ている。
髪の毛は月明りを受けて青白く光っているが、銀髪なのだろう、
肌は陶磁器のように白くすべすべしていた、ビスク人形だし当然か。
唇は小さくふっくらとしており、朱を塗ったようだった、鼻筋もしっかしている。
白い肌とは対照的に黒いドレスを着ているのも、悪くない。
人形である事が不思議だった。まるで、今にも目を開けそうな、そんな生々しい生を内包している印象も受けた。
私は人形の顔を両手で優しく持ち上げた。コキリと首が動く音がする。
人形の目が開かれた、紅い瞳。ローズレッドの瞳を私は覗き込む、
深い赤だ、吸い込まれそうになる。私が覗き込んでいるのに、私が覗き込まれているような、
奇妙な感覚に、私はいつの間にか捕われていた。
馬鹿な、そんなはずがあるか。この人形には首の角度で目が開くようになっているのだ。
自らの意思で、目を開いて、私を覗き込むなんて有りえる事ではない。
その時、その人形が「おとうさま」と呟き、私に抱きついてきた。
顔から血が引いて行くのが感じられた。唇がこわばり、
舌がシュッと音をたててのどの奥にひっついた。とても怖かったが、間抜けな叫び声は出なかった。
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:12:14.96 ID:zQNR+yLeO
ほしゅ
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:22:35.25 ID:Y2HYBZqyO
水銀燈
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:28:34.50 ID:EWchVx/f0
私は部屋の明りをつけた。
死にそうな声を上げ、蛍光灯に電気が走る。
甘い臭いとカビと埃と汗の臭いとファブリーズの臭いと生ゴミとの香りとが絶妙にブレンドし合い
部屋の空気を淀ませていた。この匂いを嗅ぐと、部屋に帰ってきたという実感がわく。
私は、教会で人形に父親と間違えられて抱きつかれ、恐怖のあまり腰を抜かし尻餅をついたのだが、
何をどう間違えたのか、あの人形を部屋に連れ帰ってしまっていた。
別に私が人形相手にしか勃起しない、変態という訳ではない。あの人形が
私を父親と勘違いして抱きつき、泣き始めたのだ。まさか置いてくる訳にもいかないだろう。
それに私は教会から人形しか持ち出していない、備品泥棒にはならないはずだ。
件の人形は、部屋の隅っこ、いわゆる女の子座りでちょこんと座っていた。
「そんなに、気を使わなくても。自分の部屋だと思って楽にしてください」
親戚の子供相手に鍛えたベストスマイルを作りつつ、オレンジジュースを手渡した。
その人形は、コップを受け取ったは良いが、しくしくと泣き始めた。
お父様、お父様と呟きながら泣いている、一体何があったんだろうか、私には見当もつかない。
私は人形に布団の使用権を与え、自分はちゃぶ台の直ぐ脇で横になった。
いつもとあまり変わらないような気もする。私は、その日直ぐに眠りに引きずり込まれた。
色々な事があって疲れていたのだろう、私が眠る頃には泣き疲れたのか
隣から寝息が聞こえてきていた。
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:29:41.02 ID:BxYQKC9bO
いいよいいよ〜
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:40:34.83 ID:ZplqcIsL0
銀様銀様
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:47:47.01 ID:EWchVx/f0
私は人形に朝は食べるかと聞いた。どうやら、食べるらしい。
トーストと目玉焼きとオレンジジュースで簡単な朝食を作った。昨日渡したオレンジジュースも
朝起きて見たら飲み干されていた。本当に人形かどうか疑わしくなる。
朝食の後片付けも済ませ、私は人形に名前を聞いた。
名前がないと呼び難い。彼女は「水銀燈」と答えた、本物の人形らしい。
私も簡単に自己紹介を済ませると、昨日何故あの場所に居たのか、聞いてみた。
人様の所有物だったら、返さなきゃいけない。
「私は、あなたを、お父様をあそこで待っていたのよぉ」
どう言う事だ?
「お父様なんでしょぉ?だって、だって私を」私は混乱して来た。
「いえ、水銀燈さんと会うのは、初めてのはずですが」
「うそっ!うそうそうそうそ、うそっ!」
水銀燈が私との間合いを詰める。
「ねぇ、お父様、あの時みたいに私の瞳を、見つめてぇ?」
私の瞳が覗き込まれ、その瞳を覗き返した。
明るい所で見ると、まるで陽が落ちる寸前の夕焼けの赤、そんな透明感がある瞳をしていた。
視線をそらす事が出来ない、私は彼女の瞳に吸い込まれていた。
「ねぇ、お父様なんでしょぉ?」
瞳を覗き込まれながら問いかけられ、私はつい「はい」と肯定してしまった。
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:58:19.12 ID:zQNR+yLeO
wktk
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 12:59:26.35 ID:ZwpazjQR0
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:05:51.49 ID:EWchVx/f0
「はい」と肯定した日から、私の生活がガラリと一変した。
何をするにも水銀燈が付きっ切りなのだ。
食事を作る時も横に立って手伝いをしてくれ、洗濯物を干す時も、
籠からアシストしてくれる。最初は、ちょとしたお手伝いさんを雇ったような、そんな気持ちだった。
それとも、本当に娘が出来たらこんな感じなのだろうか。
本を読んでいる時に「お父様お父様」と後ろからオンブを迫られ、
「忙しいから後にしてくれ」とあしらった時は、両の目に溢れんばかりの涙を溜め、
必死に泣くのを堪えてる事もあった。そんな時は決まって私が折れるのだ。
膝の間に座らせておくだけで、本人は満足するらしく。ツボを押さえた甘えが出来る、
素晴らしい子だった。
そして寝る時も一緒に寝るようになった。最初は布団を買おうかと思っていたのだが、
「お父様と一緒に寝たいわぁ」と言うので、結局、元の布団で一緒になって寝ている。
本当の「お父様」には悪いが、私は水銀燈との生活が楽しく、すでに捨てる事は出来なくなっていた。
しかし、水銀燈と一緒に寝だしてから、私は変な夢を多く見るようになっていたのだ。
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:11:03.05 ID:zQNR+yLeO
wktkwktk
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:14:12.66 ID:EWchVx/f0
私は海の中に居た、緑色の水だった。
海と言ったのは、その場所がとても広く、とても深かったからだ。
私は黄色の波に押されて色々な場所へ流れた。
そこで、声が聞こえてきた。
「聞こえるかい」
「ああ、聞こえる。あんたは誰だい」
「知りたいか?」
「ああ」
黄色い波はうねり、私の体を上に持ち上げたり、下に持ち上げたりした後に。
「我々は時の間を彷徨っているわけさ。宇宙の創世から死までをね。だから我々には
生もなければ死もない。唯風だ。」
「波ではないのか」
「ああ、風だ」
「風となり何を得た」
黄色い波は私を駒のように回したり、どこかに運んだりし、紫になって消えた。
私は緑の水の中を、ただひたすら落ち続けた。
私はそこで、目が覚めた。私の体は寝汗でぐっしょりとしていた。
シャワーを浴びようと体を起した時、水銀燈も起きてしまったのか、目を擦りながらぼけっと座っていた。
「どうしたの?」
「ちょと、海水浴をね」そう言った私の腕を滴る汗を、ペロリと舐めた。
「本当だ、しょっぱいわぁ」
「ほらみろ、やはり海の類だ」
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:14:15.17 ID:kAd/nrxV0
追いついたぜ!
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:26:59.43 ID:zQNR+yLeO
しょっぱい
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:27:22.72 ID:EWchVx/f0
古い革張りのソファと肘掛け椅子に座っている水銀燈を見つけたが、
窓からの 斜めに差し込む月あかりの中にうずくまっているだけであった。
水銀燈の白い肌が月明りに照らされ、白い肌と黒い服のコントラストで、
白い肌が腐っているような妄想に取り付かれるが、
馬鹿な妄想だと払いのけ、私は水銀燈の腕を取った。
すると、ぼろりと腕がとれ、中から大きなウジがわらわらと溢れ出て来た。
私はここで目が覚め飛び起きた。隣に寝ていた水銀燈を確認しようとするが、隣に水銀燈が居ない。
水銀燈はちゃぶ台の近くまで、転がりだしていた。
私は水銀燈を布団に引き戻そうと手をさし伸ばした直後、水銀燈が青い炎で燃え上がる。
青い炎は水銀燈の服を焼き尽くし、白い肌が露になる。水銀燈は必死に自分のお腹を隠そうとする、
なぜなら彼女にはお腹がなかったのだ。しかし青い炎は容赦しない、
そんな水銀燈の体を焼き尽くし、全てを灰にしてしまった。
私は急な出来事に、唖然としてしまった。次は、再び灰から
青い炎が吹き上がり、先ほど映像を、逆回しで見せられるような、不思議な光景であった。
水銀燈が燃えながら元の状態に戻った。
私は、夢の続きをみているのか?つねった頬は痛かった。
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:39:07.06 ID:EWchVx/f0
昨日の晩に合った事は、水銀燈には黙っておいた。
いちいち話すのも、どうかと思うし、私も思い出したくなかった。
「お父様ぁ、なんだか眠いわぁ」
「お昼寝するといい」
「私が眠ってる間、いなくならなぁい?」
「ああ、何処にも行かないよ」
私は、水銀燈の以前より透明感を増した夕焼けのような瞳を覗き込んで言った。
それを聞いて安心したのか、水銀燈は私の布団で寝始めた。
それから20分ぐらい経っただろうか、ドアホンが鳴らされた。
「はい、どうしました?」ドアを開ける。
「どうも、お隣の村上です。回覧板を回しにきました」
「あ、これはどうも」
「そう言えば、聞きました?狂犬病の話」
「いえ、特に何も?」
「あの古い教会があったじゃないですか、それを取り壊し工事の時に、狂犬病の犬が
現れ、作業員に噛み付いたらしいですよ、怖いですね」
「へえ、それは怖い」
私は適当に話をあわせ、早々に切り上げたかった。
「では、確かにお渡ししましたよ。それでは」
村上さんも空気を読んだのか、直ぐに退散した。いい隣人だ。
私は又、水銀燈の安らかな寝顔を見つめだした。
その時、姿見鏡が光りだした。
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:39:25.66 ID:zQNR+yLeO
><;
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:44:30.76 ID:EWchVx/f0
光る鏡から、人形が現れた。青い服を着た男の子、いや女の子だ。
この人形が「お父様」なのか?私は探りを入れる事にした。
「どうも、何の用ですか?」
「珍しいですね、僕を見ても驚かない」
「いえいえ、驚きましたよ」
青い人形は鼻先で軽く笑い、布団で寝ている水銀燈を視界に捕らえ苦い顔をした。
「やはり、現れていたか・・・」
現れる?こいつは「お父様」とは又別の存在なのか?
「お兄さん、この子を僕に渡してくれませんか?」
突然の申し出、何を言ってるんだ。
「この子は『お父様』への愛が生んだ残留思念の様な物です。
今は大丈夫でも、いずれ死と生を繰り返すだけの人形になってしまう。
そうなったらもう遅い。ですから、僕に引き渡してくれませんか?」
「それは、青い炎で・・・灰に・・・」
私は昨日あった事を、断片的に口にした。
「もう、そこまで。悪い事は言わない、今すぐ引き渡してください」
ジリジリと青い子が水銀燈へと近づいてゆく。
「どうしたのぉ、お父様ぁ誰かきた」
水銀燈が青い子を目で捉えた瞬間、大きな悲鳴を上げ、
私の背中に回りこみ、わんわんと泣き出した。
「帰ってくれ!」怒鳴った。
「いずれ、又きます」
ここが引き時だと感じたのか、青い子は光る鏡へと消えていった。
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:45:44.77 ID:L5wcXNTd0
蒼い子…
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:46:58.83 ID:BxYQKC9bO
蒼ナントカが空気を読んだ!!
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 13:51:00.20 ID:EWchVx/f0
青い子を追い返して、数日が経つ。
水銀燈の青い炎の頻度が上がった。燃えて、灰になり、灰が燃え上がり体を作る。
これが日に多い時で7回は起きていた。私には見守るだけしか、出来なかった。
ある日、水銀燈の灰から一匹の、丸々と肥えた蛆虫が出てきた。
私は無性に腹が立ち、その蛆虫を指で潰した、潰れて飛び出た汁が皮膚にかかり、
指が一瞬氷のように冷たくなった。この蛆も、燃える回数が増えるに連れ
現れる個数が増え、中には蝿となって飛び立つのもあった。
そして、ついに実生活に支障が現れて来た時、鏡が再び光り、青い子が表れた。
「もう、楽にしてあげませんか」
青い子が燃えている水銀燈を見ながら言った。
「楽にって、どうやって」
「海にかえします」
「海?」
「ええ、僕達が利用出来る特殊な空間の一つです。
そこにあの子をかえします」
丁度水銀燈が燃え尽き、灰になった。
「痛く、ないのか?」
「ええ、今よりは確実に痛くありません」
「そうか、なら。お願いするよ」
「ええ、そう言ってくれると、思っていました。ありがとう」
灰が燃え上がり、だんだんと水銀燈が形作られていく。
「どうやら、そろそろ時間のようだ、僕が居たら泣かれてしまう。では、近い内に」
青い子は体を半分鏡に入れた状態で言う。
「待ってくれ、君の名は?」
「第4ドール蒼星石」
網膜に写る光りの余韻が消えた頃に、水銀燈は元に戻った。
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:06:34.76 ID:kAd/nrxV0
俺の嫁は空気を悪くするのが基本w
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:08:05.77 ID:zQNR+yLeO
凄く気になる展開wktk
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:18:00.51 ID:FO+TPXJx0
うはwwwwwwwwwww
wktkがとまらねぇwwwwwwwwwwwwwwww
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:31:30.84 ID:zQNR+yLeO
ほしゅ
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:46:44.21 ID:BxYQKC9bO
これで終わったら凄いプレイだな
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:51:56.55 ID:zmOkak5P0
ファザコン銀様は反則すぐる
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:53:38.68 ID:k/ogzMUWO
ようやく追いついた。
娘がほしくなるな
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 14:59:53.90 ID:kAd/nrxV0
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:15:22.64 ID:zQNR+yLeO
ほしゅ
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:15:29.86 ID:9XK/p9i/O
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:25:10.09 ID:9XK/p9i/O
保守
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:30:42.88 ID:IkwlF6CEO
追い付いてしまったか
ところで、ローゼンてアンソロあるの
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:45:40.54 ID:a6y01HX1O
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:45:48.63 ID:zQNR+yLeO
ほしゅ
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:46:07.31 ID:Nsi2fSP90
このスレまだあったとはww
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 15:48:06.32 ID:/tZyMH4G0
まだ残ってたのか。
良スレ保守
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:07:51.75 ID:ET30oJVkO
メッツ!
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:20:23.12 ID:k/ogzMUWO
ほし
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:33:12.13 ID:Y2HYBZqyO
銀様とラブラブお好み焼き作りたい
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:45:58.19 ID:HAcoMI/s0
保守
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:54:22.48 ID:EWchVx/f0
青白い月が輝く晩に蒼星石は来た。
水銀燈には、絶対に守ると約束し、蒼星石が来る事を伝えた。
「お待たせしました、色々と準備に手間取りまして」
帽子を軽く持ち上げ挨拶をする、水銀燈は
私の背中に隠れてビクビクと様子を伺っている。
「それで、どうするんだい」
「2時まで待ってください」
右手首を見た、あと10分と言った所か。
場に妙な沈黙が流れる。水銀燈は相変わらず私の背中から動こうとしない。
「そろそろだ、彼女をこちらへ」
スクと立ち上がり、手をこちらに、水銀燈へと伸ばした。
水銀燈は蒼星石と私とを交互に見る。
「大丈夫だよ、すぐ終わる」
こくりと頷き、水銀燈は蒼星石の手を取った。
「それじゃあ、この鏡から手を離さないでください」
蒼星石は水銀燈の手を鏡に置く。
水銀燈は私の方に視線を送り続けていた。
「レンピカ」
蒼星石に呼ばれ、人魂の様な物が現れ、鏡が光り輝きだした。
水銀燈は完全に怯えきっている。
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:55:08.91 ID:EWchVx/f0
ガチンと時計の針が2時を指し、鏡から緑色の海があふれ出してきた。
「え、えぇ、や、やぁ!お父様、お父様助けて!」
緑色の海は水銀燈の手から順々に鏡の中へと引き込んでゆく。
私は思わず立ち上がり、水銀燈の手を取ろうとする、が。
「いけない、いまあなたが手を出したら巻き込まれていまう、そうなると僕には助ける事は出来ない」
「し、しかし」
水銀燈の体はすでに半分鏡に吸い込まれていた。
「お父様!おとうさまぁ!」
私は蒼星石の静止を振り切り、水銀燈を抱きしめ、緑の海が水銀燈と私を引き込んだのは、
ほぼ同時だった。
私は、いつかの夢の中に居るようであった。
以前と違うところを挙げれば、水銀燈が一緒に居るぐらいであろうか。
右手首を見る、時計の針はぐるんぐるんと回っていた。
「水銀燈さん、実を言うと私は、」
「知ってるわぁ、そのぐらぁい」
意外な答えが返ってきた。
「作ってくれたのは、違うお父様だけどぉ、あの教会で
私を見つけてくれたのは、アナタだものぉ」
「そんなもんなんですか?」
「そんなもんよぉ。それより、ごめんねぇ巻き込んじゃってぇ」
「いえ、好きでした事ですから」
「おばかぁん」と水銀燈が私に抱きついてきたので、私もしっかりと抱きしめ返した。
どこか、頭の遠くで「君は、何を得た」と、問いかけられた気がした。
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:55:24.52 ID:EWchVx/f0
水銀燈の影
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:55:46.45 ID:EWchVx/f0
3/5終わりです、お疲れさまでした
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 16:57:56.36 ID:EWchVx/f0
すみませません、途中で寝てしまってこんな時間になってしましました。
ごめーんちゅい!
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:01:50.86 ID:BxYQKC9bO
いいよいいよ〜うらやましいです。
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:02:20.74 ID:HAcoMI/s0
相変わらず「おばかぁん」が好きなんだな
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:03:13.97 ID:EWchVx/f0
印籠みたいなもんだからな
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:04:55.37 ID:OFLkJrdNO
これはひどい
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:06:28.85 ID:Y2HYBZqyO
残り半分切ったか・・・
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:07:17.23 ID:BxYQKC9bO
キチガイめぐともふもふコッペパン食べたい
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:11:26.40 ID:ET30oJVkO
メッツ!!
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:18:54.29 ID:774O1BGa0
981 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/08(金) 22:30:44 ID:DnZsNRUT
薔薇すぃ>雪>翠>銀=紅>蒼=雛>金
金はアニメであの声で長々と台詞言うのがね
あとみっちゃんとのコンビが微妙 実際ウザいのはみっちゃんだが
985 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/08(金) 22:33:17 ID:lkUBPhDL
実際人気ランキングでドールズで最下位だからな
正直微妙すぎる、結果的にお荷物状態になってるしな
232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/14(木) 11:15:18 ID:CVLHLysZ
カナリアとかいらないだろ、常識的に考えなくても…
やっぱり銀様が一番だねっ☆
246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/14(木) 14:26:17 ID:z8fpQsCT
金糸雀って本来、「不人気や影が薄いのをネタにされるキャラ」にするつもりだったんだろうけど、
予想外のことに真紅がその位置に収まってしまったためにマジで邪魔な存在になってるんだよなぁ
624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/16(土) 13:01:14 ID:0/kUGW5w
636 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2007/06/15(金) 21:13:44 ID:28s6kpFF
カナリア好きは、「敢えて不人気なデコ出しキャラを好きな自分」が好きなんだろ^^
正直に言えよw
642 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2007/06/15(金) 22:20:16 ID:33NEsrw+
>>636 確かに金糸雀信者ってそういう中二病っぽいイメージがある
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:19:13.75 ID:774O1BGa0
947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 18:19:58 ID:0hsZ6ppW
金糸雀厨って最萌の時も荒らしを呼び込んだし最悪だな
こいつらを同じローゼンファンとは思いたくないね
955 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 18:24:31 ID:6MmS36pF
>>947 ローゼン勢はみんな冷めてるのに金糸雀信者だけが必死になってたからな
実際そのせいでこのスレも荒れて人減ったし
アニメ最萌でも同じことが起こると思うとウンザリだわ
959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 18:27:36 ID:0hsZ6ppW
ドール自体がクズだから信者もクズしかいないんだろうな
961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 18:31:28 ID:IW6bytIi
>>947 >>955 もともと好きでもなかったけどその話聞いてますます金が嫌いになった
170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 23:57:25 ID:EblYP6d9
今人気投票したらカナは真紅より上位にいきそうな気がする
最萌でも優勝したし最近はカナの人気も結構上がってきてるよ
172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 23:59:55 ID:0hsZ6ppW
>>170 ここまで頭の悪そうなレス久々に見た
176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/27(水) 00:02:10 ID:4mmG3Ppn
>>170 真紅の不人気とキムの不人気はレベルが違うってこと分かってる?^^;
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:19:29.24 ID:774O1BGa0
179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/27(水) 00:09:38 ID:Srlev5Jk
半分冗談まみれのレスだろ
>>170は
180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/27(水) 00:11:05 ID:mbAv5yFM
冗談じゃなかったら頭おかしい
186 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/27(水) 00:19:57 ID:e1AlM3Lz
カナリヤ厨って
>>170みたいな奴ばっかなの?
マジきめぇ
877 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/30(土) 09:00:06 ID:FudsV6Wi
漫画最萌で金糸雀信者が途中から凄い必死になってたのがキモかった
879 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/30(土) 09:15:18 ID:ulBFfg3O
>>877 わかる
翠星石に勝ったんだしもう満足しただろと思ったらなんかさらに盛り上がってるし…
信者以外からはみんな冷めた目で見られてたな
459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/09(月) 16:58:07 ID:s0hTKQ3s
翠星石みたいに人気のあるキャラが普通に勝ち上がって優勝してしまうのはある意味仕方ないと思うけど、
金糸雀みたいに完全に信者の工作で勝ち取った優勝は悪い印象しか残らない
593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 01:56:41 ID:+8HAMRbE
銀様>>>(嫁の壁)>>>双子>ばらきら>雛>>>(好きと嫌いの壁)>>>ジャン紅>>>キム
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:19:48.40 ID:774O1BGa0
594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 02:09:47 ID:2GKWkSNY
原作
翠=雛>紅>銀>蒼>雪>金
アニメ
翠=雛>銀>薔>紅>蒼>金
信者の痛さ
金>翠>蒼>銀>紅>雛=雪=薔
607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 12:14:32 ID:1Fa2iN7G
つーかどうせ規制するなら
>>593や
>>594みたいな金糸雀アンチも規制してほしいわ
643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 17:02:34 ID:2GKWkSNY
>>607 金糸雀がドールズの中で一番嫌いってだけで規制になるんすかwwwwwww
ならこのスレの住民は一体何人規制されることになるんでしょうねwwwwwwwww
679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 20:22:49 ID:E4V6wKBp
このスレがここまで糞スレに成り下がったのは金糸雀信者のせいだろうな
685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 20:28:02 ID:E4V6wKBp
ファンの質(良い順)
真紅>雛苺>蒼星石>翠星石>水銀燈>金糸雀
薔薇水晶と雪華綺晶はあまり見かけたことないので除外
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:20:05.87 ID:L5wcXNTd0
こっちにまで張りにくるなよ
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:20:08.73 ID:774O1BGa0
796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 00:20:58 ID:n6MFpXJ7
金糸雀が叩かれてるのってこの板だけ?
それともローゼン関係のスレ全般?
799 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 00:32:17 ID:RldEkZAp
>>796 スレというか、1人のやつがいろんなところで叩いてる。
823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 04:29:31 ID:GQToPukM
>>796 >>799も言ってるけどカナを叩いてるやつはおそらく一人
最萌でも優勝したぐらいの人気はあるし、アンチもつきにくいキャラだと思う
実際、「姉妹の中で一番好きじゃない」って思ってる人はごく少数なんじゃないだろうか
828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 07:29:33 ID:NcyuR8sU
>>823 >実際、「姉妹の中で一番好きじゃない」って思ってる人はごく少数なんじゃないだろうか
はいはい捏造捏造
VIPでたまに立つ不等号スレとかでも金を最下位にしてる人が少ないとは思えませんよ?
まーそれすら一人の自演っていうならもはや何も言わんけど
844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 11:41:04 ID:ZygPm9+D
>>828 すまん、好き嫌い以前にむしろドールとして認めたくないってのがほんとのところなんだよな
アンチコピペのおかげでかなりあに対する違和感の表出が難しくなって困るよ
851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 12:01:21 ID:XCZ5/pRA
金糸雀は他の姉妹から馬鹿にされながら生きてるけど、金糸雀信者も他人に馬鹿にされる人生を送っていくんだろうね
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:20:36.58 ID:774O1BGa0
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/15(日) 21:34:35.17 ID:lMMveWzq0
金糸雀への反対意見を全てアニメのせいにし、原作の金糸雀をこれまた過度に崇拝する奴が金糸雀厨の特徴
実際の所そんなに印象が違わないのに、自分が原作で目覚めたからみんなもそうだと勘違いしている
そういうのがアンチを生むんだ
299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/23(月) 17:19:33.25 ID:dGbWhkPo0
>>296 原作のカナを馬鹿にするとはいい度胸だ。勘違いなんてだれでもするだろうが
それに喧嘩を売った理由とかをちゃんと考えろやボケ
アニメのカナは別にいいよ。俺も不快だったし、アニメなんてなければよかったと思う
あのアニメのせいでカナがどれだけ苦しんだか。あれさえなければ原作のカナがみんなに広まり、評価されていたはずなのに
301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/23(月) 17:28:35.04 ID:dGbWhkPo0
原作とアニメを切り離せず先にアニメを見てから原作を読んだ人は、アニメのカナの駄目な奴という印象を原作にまで持ち込んでくる
逆に先に原作を読んだ人はアニメのカナに絶望する
正しいのはどっちかは一目でわかるだろ?
305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/23(月) 17:30:54.95 ID:dGbWhkPo0
>>303 原作のカナはいい子だけど、アニメのカナはいい子ではなく駄目な子
カナ好きはみんなアニメを怨んでるよ
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/23(月) 17:34:57.34 ID:dGbWhkPo0
つうか、アニメで入った人の多いであろうこのスレは俺たちにとっては敵なんじゃない?
310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/23(月) 17:38:03.96 ID:dGbWhkPo0
たとえ敵じゃなくても正しいカナを全ての人に認識してもらうまで戦おう
アニメを徹底的に駆逐し、優れた原作をみんなに広め、そしてカナを再評価してもらおうじゃないか
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:21:02.31 ID:EWchVx/f0
あ んた一体なんなのよ!皆を待たせる!しかもまだ続きがあると言う!自分は寝る!
自分の妄想を聞いてくれだなんて突然メチャクチャを言い出す!
かと思ったら変なレスし出して大勢普通に見てた人を追い出す!挙句はコマンドーのガイドラインから引っ張ってくる!あんた人間
なの!?お次も変態ときたわ!スレが落ちそうになったんで助けたわ!そしたらあたしまで睡眠不足よ
!一体なにがあったのか教えて頂戴!→駄目だ
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:21:15.25 ID:774O1BGa0
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:30:28.45 ID:ET30oJVkO
メッツ!!!
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:38:36.76 ID:nn4JTk1G0
保守
>>502 ( ゚∀゚)人(゚∀゚ ) メッツ!!
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:39:48.40 ID:EWchVx/f0
メッツ!!!!
メェエエエッツ!メェエエエッツウゥツウ!トメェェエェエエッツ!
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:47:29.18 ID:a6y01HX1O
Mets!
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:48:54.40 ID:AdbgFe/y0
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:55:33.08 ID:ET30oJVkO
メッツ!!!!
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 17:59:07.19 ID:zQNR+yLeO
これは良いメッツwwwww
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:03:55.41 ID:k/ogzMUWO
メェェッツ!
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:14:29.13 ID:ET30oJVkO
言い続けたかいがあったなwww
メッッツ!!
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:20:44.12 ID:u85fpjfo0
メぇぇぇぇッゥツッ!!!!!
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:21:08.44 ID:u85fpjfo0
メぇぇぇぇッゥツッ!!!!!
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:22:09.22 ID:EWchVx/f0
よし!やっと眠気がとんだ
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:23:30.84 ID:EWchVx/f0
睡魔が、睡魔が襲ってくるんです!
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:31:40.03 ID:zQNR+yLeO
睡魔退治にブラックコーヒー
つq[_]~
カフェインたっぷりコーヒー ドゾー
誰しも考えることは同じか・・・
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:34:47.24 ID:C4mmyzCP0
水銀等のエロマンガを落としてきたら眠気が飛ぶんじゃあないかw
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:36:30.20 ID:EWchVx/f0
水銀燈のエッチな画像みてたら、テンション上がってきた
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:36:42.46 ID:vCEyXNEC0
なんと素晴しいスレなんだろうか・・・
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:43:23.93 ID:b3L8DYeD0
保守
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:51:57.30 ID:9XK/p9i/O
保守
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 18:58:33.97 ID:EWchVx/f0
そろそろ本気だす
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:00:03.20 ID:a6y01HX1O
!!
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:02:30.51 ID:C4mmyzCP0
ジュウシマツのせいで昼夜逆転しちゃったじゃあないかヽ(`Д´#)ノプンプン!
トェェェェェィ<もっと書いてもらって再逆転してもらわんといかんね
飯食いに行こうと思ったら自転車の後輪パンクしちゃったorz
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:07:26.86 ID:apx1rzLX0
久しぶりに遭遇できた
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:21:39.21 ID:C4mmyzCP0
保守
ちょ、今すぐ空見てみろ
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:24:56.89 ID:ZplqcIsL0
テラ真っ赤
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:24:59.12 ID:EWchVx/f0
今、俺たちは同じ空見てるんだぜ・・・?
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:25:28.98 ID:EEoBfU0WO
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:25:36.32 ID:ZplqcIsL0
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:26:17.09 ID:ET30oJVkO
あれ…?青い……
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:38:31.66 ID:9XK/p9i/O
空がだんだん暗くなってく
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:39:33.50 ID:ZwpazjQR0
JCが携帯で夕焼けを撮ってた
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:41:14.31 ID:CSbB6CWz0
水銀燈=涼宮ハルヒの母親
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:46:26.29 ID:apx1rzLX0
ほ
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:48:29.64 ID:zQNR+yLeO
て
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:48:57.57 ID:EWchVx/f0
水銀燈と青年
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:49:57.14 ID:apx1rzLX0
ktkr
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:50:06.16 ID:3V9zi9fR0
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:50:07.16 ID:EWchVx/f0
喉の乾きのためだろうか、私が目覚めたのは朝の6時前だった。
部屋の中には油絵の具のツンとした匂いが立ち込めていた。
赤絵の具も青絵の具も嗅ぎ分ければ微妙な違いがあるのかもしれないが、
私にはどうでもいい事だった。
私は鉛でも入ってるのかと疑いたくなる体を引きずり、やっとの思いで
狭いベットから立ち上がり、玄関の横にある冷蔵庫から水を取り出し、
馬のように水を飲み、ボトルを1本空にし流しの脇に置いた。
冷蔵庫の中ではヤクルトがパックに詰められ冷えていた。
私はそのまま朝食を作ろうかと思ったがやめた。
毎朝朝食にはヤクルトを要求してきた同居人はもう居ないのだ、
それを考えると虚しくなり、私はベットに戻った。
水銀燈はもう居ないのだ
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:52:12.61 ID:ZwpazjQR0
ktkt−!
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:56:04.40 ID:3V9zi9fR0
∩___∩ 金糸雀みたいな糞キャラに
__ _,, -ー ,, / ⌒ ⌒ 丶| 萌えてて恥ずかしくない?
(/ "つ`..,: (●) (●) 丶 ねぇ、恥ずかしくないの?
:/金糸雀信者::::i:. ミ (_●_ ) |
:i ─::!,, ハッ ミ 、 |∪| 、彡____
ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● ハッ / ヽノ ___/
r " .r ミノ~. ハッ 〉 /\ 丶
:|::| ::::| :::i ゚。  ̄ \ 丶
:|::| ::::| :::|: \ 丶
:`.| ::::| :::|_: /⌒_)
:.,' ::( :::}: } ヘ /
:i `.-‐" J´ ((
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:56:50.83 ID:3V9zi9fR0
∩___∩ \ヽ
| ノ ヽ \ \ヽ 在日死ね
/ ● ● | ヽ ヽ \
| ( _●_) ミ i l ヽ
彡、 |∪| ノ i l l i
/ _ ヽノ ) l i | l
(___) / / ,,-----、
/ / |;:::: ::::|
⊂二(⌒ )二二二|;:::: ::::|⊃', ', ¨
 ̄ ヽ∴。|;::::',ヾ,::::|/。・,/∴
-:'ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,・∵,・、
・∵,・,ヽr'._ r`γヽ./.゚;・.,' グシャッ
//`Y. ,,‘.゚;・.,'`ヽ
i | ノi ノ_';;;∵\@
ヽ>,/! ヾ(i.゚'Д;;。;∵ がじらぁぁぁぁぁぁ!
`ー -(kOi∞iミフ
(,,( ),,)
じ'ノ'
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 19:57:35.44 ID:9XK/p9i/O
ktkr
これはいきなり切ないな…
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:04:55.43 ID:EWchVx/f0
私が次に目が覚めたのは昼の3時だった。
部屋の中は蒸し暑く、絵の具の匂いも生臭くなっていた。
どうだろう、絵の具にフルーティーな香りをつけたら、もっと売れるんじゃないかな。
まあいいや、私は小鍋でゆで卵を作り、そのお湯でコーヒーを淹れた。
菓子パンとゆで卵とコーヒーをちゃぶ台の上に運んだ時、また悪い癖が出たの気づかされた。
ちゃぶ台の上には、昨日のコーヒーがまだ残っていた。他にも水や烏龍茶などが
飲みかけの状態で放置されている。とりあえず比較的古そうな物から飲み物を片付ける事にした。
同居人が居なくって色々と私の生活が変わった。
これもその一つだろう、彼女と一緒に暮していた時にも、よくしていたのだが
その度に彼女が注意してくれたのだ、今じゃコップが溜まる一方だ。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:11:54.37 ID:B7YEoNRk0
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:16:12.28 ID:k/ogzMUWO
ほし
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:16:55.27 ID:ZplqcIsL0
銀様にフルボッコにされたい
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:22:59.73 ID:EWchVx/f0
彼女が居なくなってから私は押入れの奥に突っ込んでいた絵画の道具を引っ張り出した。
昔少々齧っていた程度なので、お世辞にも上手とは言えないが、
油絵ってのは時間をかけてペタペタやって行けるから、下手な私に向いていた。
もうお分かりだと思うが、私は日がな絵を描いて過ごしている。もちろん水銀燈の絵だ。
私は夏の初め、水銀燈と教会までの道を歩いた。私の靴音がコンクリートに冷たく反響した音、
電灯が燃えた音、今でもはっきり覚えている。そして、最後に浮かべた水銀燈の笑顔が
今も頭にこびり付い離れない。
だから私は日がな絵を描いて過ごしていた、描くと言うより作業だろうか。
カンバスに向き合い、あの日の水銀燈を復元する作業だ、未だに終わりは見えない。
だけど、終わりが見えるのも寂しい感じもする。それに一日中水銀燈と向き合ってるのは悪い気はしなかった。
やっと追いついた。
銀様とラブラブお好み焼きつくりたい。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:34:27.81 ID:C4mmyzCP0
hoshu
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:35:54.53 ID:EWchVx/f0
そうだな、彼女が居なくなってからの話をしよう。
夏の初めに離れ離れになった話まではしたよね、じゃあその後の話をしよう。
最初はただ待っていたね、だけど頭の中じゃもう帰ってこないって分ってたんだ。
左手の指輪も無くなってしまっていたからね。
その時私の部屋の電話が鳴った、携帯には料金を払ってないから自宅電話だ。
少し迷ってから電話線を引き抜いた、ついでにコンセントも。
今の私に電話してくる奴は一人しかない。どうせ肝試しのお誘いなのだろう、とってもお断りだ。
話を戻そう。指輪がなくなった後、礼儀正しい人形が尋ねてきたんだ、名前は蒼星石と言っていた。
何でも、謝りに来たと言っていた。私は最初、その類の人形とは会いたくなかったんだ、
水銀燈を思い出すからね。だからさっきの電話のように無視していた。
そしたら、彼女どうしたと思う?私の部屋を見渡したかと思うと、テキパキと片付け出したんだ、笑えるだろ?
掃除も終わって彼女が一言「また来ます」だってさ。
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:39:41.51 ID:EWchVx/f0
最初の方で言っていたと思うんだけど、私はコップを溜める癖があるって話だ。
これも彼女が居なかったら、ちゃぶ台の近くにコップのチョモランマが出来てたんじゃないだろうか。
だけど、そろそろ自分で掃除しなくちゃならない、彼女には彼女の生活があるんだから。
私はふと蛍が見たくなった。急にラーメンが食べたくなるのと同じだ、特に理由はない。
適当に身支度を整え、私は久しぶりに外に出た。あと一日遅かったら歩き方を忘れていただろう。
この辺りで蛍を見れる場所は一箇所しかない、古教会裏の小川だ。
夕暮れの風が私を撫でた。私は小川脇に腰を下ろした。白い一輪の月が木の鞘にかかって浮かんでいた。
蛍の灯が一つ、二つと燈されていく、弱く、とても淡い色だった。私の記憶の中では蛍の灯は
もっとくっきりとした鮮やかな光を夏の闇の中に放っているはずだった。そうでなければならないのだ。
街の明かりだろうか、だが夜はその取り分を確実に運び去る。
目を閉じた、体が今にも夏の闇の中に吸い込まれそうになる。
私は昔見た、色鮮やかな蛍を思い出す、その蛍は瞼の中でクルクルと飛び回っていた。
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:40:17.87 ID:EWchVx/f0
私は目を開いた、辺りはすっかり暗い、水音が聞こえる。
そして目の前を何十匹という蛍が飛び回っていた。だが、どれも私の記憶していた蛍ではない。
燃えさかる火の粉のような、そんな蛍は一匹も居なかった。
だけど、私はこのまま待ち続けた。
その時一匹の蛍が、燃えさかる火の粉のような蛍が淡い闇に浮かんでいた。
私の目の前で素早く弧を描き、光りの線が風に滲むのを見届けるべく少し留まり、
やがて教会の方へと飛び立っていった。
’蛍’が消えてしまったあとでも、その光りは私の網膜に焼き付いていた。
私は重い腰を上げ教会へと歩き出した。
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:40:33.56 ID:EWchVx/f0
水銀燈と青年
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:40:50.47 ID:EWchVx/f0
4/5終わりです、お疲れさまでした
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:41:46.57 ID:apx1rzLX0
乙
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:43:23.10 ID:B7YEoNRk0
もにょもにょする
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:43:53.99 ID:BxYQKC9bO
キチガイめぐともふもふコッペパン食べたい
メグミルク・∀・
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:50:40.98 ID:EWchVx/f0
メグミルク投げつけるぞ!!!!!!!
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:52:41.49 ID:BxYQKC9bO
水銀燈と絆パンチを繰り出して蒼ナントカを撃破したい
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:54:18.45 ID:C4mmyzCP0
低脂肪乳の方が安くていいよね。
ビリーのお供に低脂肪乳
めぐミルクだったら色々かんがrアqすぇdrftgyふじkぉp;@:
もっと投げつけてくだしゃ><
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:57:18.40 ID:EWchVx/f0
この時間帯じゃ無理なんじゃ・・・
めぐは出てこんのじゃ、すまんのう・・すまんのう・・
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:59:03.60 ID:ZplqcIsL0
くやしいのう・・くやしいのう・・
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:59:05.26 ID:C4mmyzCP0
めぐに「ラわーいwwwwwきちがいじゃwwwwwwww」って言ってやろうとおもっとったのにwwwww
くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwww
>>1にすまんのうとか言わせてしまって今すごい罪悪感に襲われてるが、どうすればいい?
どうすればいいですか?
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 20:59:27.57 ID:HAcoMI/s0
蒼星石はもうでてこないのか
くやしいのう・・・くやしいのう・・・
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:00:07.48 ID:EWchVx/f0
くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwwww
>>1ごときに罪悪感を感じてくやしいのうwwwwwwww
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:03:43.75 ID:ZplqcIsL0
ギギギ銀様
俺がくやしいのはよくわかった。
くやしいのうwwwwwwwいやしいのうwwwwwww
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:05:28.95 ID:zQNR+yLeO
ちょww皆もちつけwwww
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:07:16.20 ID:B7YEoNRk0
ヤクルトでもどうぞ。
つ日日日日
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:10:05.15 ID:EWchVx/f0
日日 日日
日日 日日
日日
日日
日日 日日
日日 日日
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:12:06.73 ID:EWchVx/f0
日日 日日 日日
日日 日日 日日
日日 日日
日日 日日
日日 日日 日日
日日 日日 日日
日日 日日
日日 日日
日日 日日 日日
日日 日日 日日
日日 日日
日日 日日
日日 日日 日日
日日 日日 日日
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:16:15.45 ID:ZplqcIsL0
ヤクルトはぁはぁ
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:23:09.69 ID:EWchVx/f0
いったい何が始まるんです!?
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:23:36.63 ID:zQNR+yLeO
めぐと牛のミルク物語
それはそれで和みそうだからいいな。
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:28:41.27 ID:ZplqcIsL0
銀様の白濁ミルク飲みたい
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:31:07.93 ID:C4mmyzCP0
俺はめぐのをのみたい
牛のでお願いします。
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:33:39.05 ID:zQNR+yLeO
めぐが牛の〇〇〇〇から〇〇〇を絞り尽くすストーリーでどうよ?
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:34:22.70 ID:apx1rzLX0
水銀燈が至高にして最高
水銀燈に牛コスをさせる、で。
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:43:52.22 ID:zQNR+yLeO
めぐに無理矢理牛コスをさせられた水銀燈からミルクを搾り取るストーリー?
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:44:36.85 ID:C4mmyzCP0
>>589 つまりこういうことか?
『めぐが牛の搾乳機からミルクを絞り尽くされるストーリーが(・∀・)イイ!』
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:49:15.07 ID:zQNR+yLeO
>>593それは思いつかなかった
良いなそれエロいなそれ
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 21:54:38.80 ID:apx1rzLX0
保守
めぐ 牛 そして銀様
これだけあればエロい妄想がどこまでも広がっていくな。
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:00:54.91 ID:zQNR+yLeO
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:02:56.31 ID:EWchVx/f0
水銀燈と無関係
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:03:58.62 ID:EWchVx/f0
やあこんにちは、こんばんはかな?
僕は今エロゲーで忙しいんだ、分ってくれるよね?センキュウ、じゃあ又後で。
「エロゲーでチンコじゃなくて胸が熱くなっちまったぜ・・」
オナホールを洗いながらそんな事を考えていた。時刻は深夜4時。
そういえば、今日は何か約束してたような。
記憶の糸を手探りて手繰り寄せ、途中でエロゲーのキャラが出てきて二度手間三度手間になって、
オナホールももう一度洗いなおした。
「あ、そうか、肝試しだ」
私は今朝友達に電話した事を思い出した。やべえ多分怒ってる、んでもって次あったら掘られる。
容赦なく学校に置いてあるような、赤いコーンを根元まで突っ込まれる。
そのまま不安に跳ね返すために、エロゲーを再開した。
「よし、ほとぼりが冷めるまで奴とは連絡しない」この結論が出たのは、その日の正午過ぎであった。
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:09:26.93 ID:apx1rzLX0
wktk
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:09:59.75 ID:zQNR+yLeO
ちょww始まらねぇwwwww
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:15:36.61 ID:EWchVx/f0
私は今友達の家へと向かっていた、カラーコーンの家ではない、貞操は守る。
最近ネットにも顔を出さない友達の家だ、この前電話しても繋がらなかった。
多分女を連れ込んでるか、MMRな状態に陥っているかの二択だろう、前者なら
俺が奴にカラーコーンをぶち込む。もちろん、ローションなしでだ。
そいつの家は総合病院を挟んで向こう側にあった、元祖カラーコーン宅はもう少し近い。
きっと心の距離なんだろうな、きっと今頃女を連れ込んで、くそっ羨ましい。
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:19:59.88 ID:zQNR+yLeO
カラーコーンwktk
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:21:58.65 ID:EWchVx/f0
私がちょうど総合病院の下に差し掛かろうとした時、偶然病室の女の子と目が合う。
二次元以外で久しぶりに萌えを感じてしまった。前回3次元に萌えたのは
キャラ物フィギュアだ、後悔はしていない。
なんというか、三文字で言うと美少女だった。TVに出てくるアイドルなんかより可愛い、と言うかアイドルと
と比べたらアイドルの方が可哀想になってくる。空を虚ろに見つめる視線、長い髪。もちろん黒だ。
大和撫子ってああ云う子の事かと考えていると、偶然目が合った。
うは、これフラグ?やべえ、フラグ?あ、そろそろOP曲流れるよね?曲は流れなかった。
私と視線を合わせ照れたのか、病室に引っ込んでしまった。
「ふふ、可愛いやつめ」
しかし私には成し遂げねばならぬ事がある。そう、カラーコーンだ。
名残惜しかったが私はその場を離れた。
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:23:32.20 ID:C4mmyzCP0
チェンジ男w
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:24:14.45 ID:EWchVx/f0
我探検隊はついに総合病院を超えた、後は商店街の玩具屋の誘惑に勝てれば、
目的地へと辿りつく事が出来る。長かった。
しかし次の瞬間、我探検隊を地獄の番犬ケロベロスが襲った!
夜の闇より黒い毛に覆われた番犬ケロベロスは私のアナルの匂いを嗅いで来た。
私は耐えた、今動いたら殺られる。本能的にそう感じ取ったのだ。
頬に冷たい汗が流れる、極限状態だった。
私は近場のパン屋に急いで避難し、パンを買う。重そうな奴を、だ。
地獄の番犬はパン屋の前に座り、私を待ち受けていた、逃げられない。
左右に流れる尻尾はまるで「貴様など我尾の一振りで殺せるのだ」とでも言いたげであった。
しかし、私は人間だ、怪物でも戌でもない、人間なのだ、エイメン!
私は買ったパンを右手にむんずと構え、狙いを定める、これだけ重かったら・・・私は緊張で背中にビッショリと汗をかいていた。
「よぉおおおし取ってこおぉおおおおい!!」
私は古教会の方に思いっきり投げた。飛ぶ、飛ぶ、パンは森の中へと落ちた。
地獄の番犬と言えど所詮戌、教会の森へと犬まっしぐら。
「これが地球を支配する霊長類の力だ」
私は勝利の余韻に酔っていた。
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:27:37.54 ID:EWchVx/f0
地獄の番犬をも手玉に取る男は商店街の誘惑に打ち勝ち、ガシャポンが二個増えた。
脇道にそれ、住宅街を歩いてる時、黒い羽が一枚空から舞い落ちてきた。
私は羽を拾い上げた。その羽は珍しく、羽の芯までが黒かった、普通の羽の芯は
白いのだ、今度鳥を捕まえたときに確かめてくれ。
私が5年ほど若ければ、家に持ち帰り羽ペンにしてやろうかと考えたのだが。
(その羽は羽ペンに出来るほど立派な物だった)だが、世の中には便利道具
ボールペンが100円出せば安い物で5本以上買える時代だ。
拾い上げた羽を一頻り眺めた後、道に投げ捨てた、良く考えたら羽ペンいらないし。
その時、一陣の風が吹き、その羽が地に落ちる前に空高く舞い上げ、遠く、遠く。
どこか遠くへと吹き飛ばした。
「水曜探検隊・完」
月曜だったが、とりあえずナレーションをしてみた。
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:27:53.88 ID:EWchVx/f0
水銀燈と無関係
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:28:09.36 ID:EWchVx/f0
5/5終わりです、お疲れさまでした
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:28:31.59 ID:ZplqcIsL0
乙!
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:31:17.00 ID:apx1rzLX0
羽だけじゃねえかwwww
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:31:26.91 ID:C4mmyzCP0
乙でした〜
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:32:26.70 ID:zQNR+yLeO
お疲れさまでした
( ;∀;)イイハナシダナー
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:34:15.54 ID:EWchVx/f0
だから無関係ってタイトルにしたのに><
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:37:35.84 ID:9XK/p9i/O
乙!!
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:42:54.91 ID:apx1rzLX0
ほ
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/01(水) 22:43:39.85 ID:zQNR+yLeO
このスレにいると時間を忘れるから困る
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
めぐはミルクを搾り取られるために病院に幽閉されているんだよ!!
とか言ってみる