1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 14:58:22.19 ID:AZ5j76Pb0
思いっきり厨房小説になるように善処する。許可を。
ブラッキーとミュウツーは親友になるようです
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 14:58:49.00 ID:8gM/gHjR0
日本語でおk
おれだけに読ませろ
なんでここでやる
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:01:14.63 ID:AZ5j76Pb0
僕がブラッキーに進化してこの研究所に連れて来られてから何ヶ月くらいになるだろう。
周りを囲むのは気持ち悪いほどに白い壁。
天井にはカメラが着いている。僕の動きに合わせてレンズがぎょろぎょろ動く。
えさは朝晩二回、白衣を着た研究員が運んでくる。
部屋はそれなりに広いがずっと閉じ込められているとなるとストレスが溜まってくる。
僕が無理やりトラックに乗せられた時、マスターはぼろぼろと大粒の涙を流していた。
今マスターはどうしているのだろう。そればかりが心配だ。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:07:09.66 ID:AZ5j76Pb0
ある日、僕は真っ白な部屋から連れ出された。
連れて来られたのはバトルフィールド。
屋内用の試合場だ。マスターと何度か行ったことがある。
ポケモンバトルをさせられるのだろう。そう思った。
向こう側の扉がゆっくり開き、対戦相手のポケモンが出てくる。
見たことがないポケモンだった。
白い体に紫の尻尾。所々によく分からない機械が装着されている。
そいつが右手をゆっくり挙げると地面がめきめきと盛り上がってきた。僕めがけて。
咄嗟に避ける。念動力を使う所を見ると、どうやらタイプはエスパーのようだ。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:17:20.45 ID:AZ5j76Pb0
それなら直接のサイコキネシスは僕には効かない。
避けた後、敵に向かって突き進む。
だましうちだ。
どうやら僕の読みは当たっていたようで敵は後方へ吹き飛ぶ。効果は抜群だ。
よろめきながら立ち上がろうとするポケモンにもう一度、
だましうちをかまそうと走り出した所で上空から粉の様なものが降って来た。
足がぐらつく。意識が遠のいて行く
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:21:09.06 ID:3hCSF7v6O
実は本当に中二病な作者がわざとらしく書いてるとみせかけるスレはここ?
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:31:41.71 ID:AZ5j76Pb0
>>8 前にVIPで診断素手貰った時に
中二病の定義にあまり当てはまってなかったので
自分はまだ中二病経験したことないのかなと思った。でも中二程若くない。
頑張ってわざとらしく書いているスレですよ。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:40:42.05 ID:AZ5j76Pb0
目が覚めるとまたいつもと変わらない白い部屋に僕はいた。
一つだけ違った事は、先程戦った白いポケモンが隣にいた事。
咄嗟に身構える。しかしそれはただ座り込んだまま動かない。
どうやらもう戦う気は無いようだ。
「・・・相性が悪いとはいえ俺があそこまでやられるとは思ってなかった。」
独り言のようにそう呟いた。
僕は少し嬉しくなり、マスターがいいからね、と少し自慢げに言ってみせる。
「マスター・・・それはなんだ?あの研究員達の事か?」
「違うよ。マスターは僕だけのマスターだよ?」
「俺は・・・一人の人間に飼われた事は無い。あいつらに捕まえられてからずっとここにいる。」
「へぇー・・・」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:42:05.91 ID:mBzee92K0
こんなスレ立てる時点でもう発症してると思うのは俺だけか?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:42:10.99 ID:3hCSF7v6O
面白いと思ってやってんならやめたほうがいいよ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:43:10.13 ID:wG5glJD80
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:47:31.15 ID:AZ5j76Pb0
>>11 ホントか!良かった。俺はちゃんと中二病にかかってたんだな。
>>12 自分で考えてみてもあまり面白くない。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:48:04.81 ID:AZ5j76Pb0
「お前は、何故ここに連れてこられた?」
「わからない。イーブイからブラッキーに進化した何日か後に、マスターの家に白い白衣を着た人間が大勢でやってきて僕を連れてきたんだ。」
「イーブイは3タイプに進化すると言われているが、新種が発見された。それがお前という事か。」
「そうなの・・・かな?よくわからないや。それよりさ!」
「・・・何だ。」
「君の名前!まだ聞いてなかったよね?」
彼は少しの間黙ったあと、ボソリと呟いた。
「ミュウツー。」
「ミュウツーかぁ。いい名前だね!」
僕らは色んな話をした。
外にいる友達の話。好きな木の実の話。前に住んでいた場所の話。
そういったたわいもない会話をしているうちに、僕らの距離はだんだん縮まっているように思えた。
ミュウツーに付けられていた機械がある日外された。
理由はよく分からなかったけど。
ほっそりとした体のラインが素敵だと思った。
「お前はここから出たいと思ったことはないのか?」
「ん?だってもう少ししたら家に帰してもらえるもの。」
「それは・・・違う。」
「どういうこと?」
「ここに来たら、死ぬまでここから出られない。」
「・・・え?」
僕は訳が分からなかった。
ずっとマスターが留守の間ここに預けられているものだとばかり思っていた。
「そんなの嫌だよ!マスターがおいしいクッキーを作って待っていてくれてる筈なんだ!」
白い壁に何度も頭突きをする。
それでどうにかなるわけでもないけれど、僕は感情を抑えられなかった
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/27(金) 15:49:20.01 ID:bWe/1+Cb0
Y^´ ∨// /,∠ ,. ' /l/// /, ' , '/ ! | l }´ 〈
〉 変 〈/ , ' // ̄`>< /// /// _,.=‐|'"´l l〈 変 /
〈 態. ∨, '/l| ,.'-‐、`//`7/ /''"´__ | ハ l丿 態 {
人) ! ! (/! |ヽ〈_ ・.ノ〃 〃 / '/⌒ヾ.! ,' !く ! ! (_
ト、__/ ヽ、_,.イ /l l |:::::::```/:::::/...´.. //´。ヽ }! ,' !! ) /
ト' 亦 ,イ⌒ヽ/ !l l ! l し J ::::::::::::::::::::``‐-</ / ,'、`Y´Τ`Y
l 夂 (ハ ヽ l i ! l ', ! , -―-、_ ′::::::::::::: //! Λ ヽ、ヽl
ヽ 〉,\ ! i ',.l `、'、/_,. ―- 、_``ヽ、 ι 〃,'/! ヽ、\ ヽ、
! 能 // ,' lヽ! ii ',l ∨\'⌒ヽー-、 `ヽ、! / ハ ノヽ._人_从_,. \
| 心 { / ,' ' ,! ll l`、 { ヽ' \ ヽ ' '´ Λ ',} ( \
.丿 ∨ // ,',! l l l ヽ`、 \ \ ∨ し /! ∨ 変 ,ゝ、
∧ / / ヾノ //l l l l、_ヽ\ \ ヽ , ' ,.イ |ノ 態 (ヽ
/ノ__ ゚ ゚ (⌒`〃'j | l l l `ヽ `ヽ、.ヽ _,.}'′ ,.イl { | ヽ ! ! ,ゝ\
/ /`Y⌒ヽ/⌒ 〃 ノ | l l l } ヽ、._ } ノ,.イ l | ! ! | )_
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
「だが・・・」
僕は顔を上げてミュウツーの方を見る。
「可能性がない事もない。」
「少なくとも俺一人がここに捕らえらていた時は絶対に不可能だったが、その可能性がある日突然やってきた。」
僕はよく意味が分からず首を傾げる。
「それがお前だ。」
「・・・ミュウツー、言ってる事がよく分からないよ?」
ミュウツーは順を追って詳しく説明してくれた。
ミュウツーの力を制御していた装置が何故だか外された事。
僕はマークされていないけれど、ミュウツーは常に監視されていて部屋の外には虫タイプとゴーストタイプのポケモンが沢山いること。
それらに対して僕は相性が良いという事。
「あとは・・・わかるな?」