1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
とても身近な人が一番大切な人でそれに気付けなかった
そこにいるのが当たり前だと思っていたから
失って初めて分かるその人の大切さ
これはそんな物語
などと大層なエピソードをつけてみたが、実際大した事ではなかったよ
ちょっとしたおじさんのチラシの裏の日記だ
携帯だし駄文だし遅いしつまらないだろう
適当にに書いて行くから気長に読んでいってくれ
突発的に立てたから書き溜めもしてないからちょうgdgdになるがそこはきにしないでくれ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:02:31.76 ID:zs1zNI7g0
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:02:39.53 ID:3NlQPVFZ0
っ 童 L :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 〉
て 貞 」 ̄ ̄ ̄´ 'ー- _:::::::::::::::::/ ]
感 っ L− ―┐ `'´, - 、 `ー-、:/ __ 〈 童 え
じ て 」 ̄ ̄ ̄´''' ー- . 二ヽ. ト/ /:.:.:.` 〉 貞 l
で し 〈ー―ァ‐ァ‐t- ._::::::::::::´`' ト 、 /:.:.:.:.:.:.:く !.? マ
す っ 〉:://:/ l::::i::::::`'ー- 、::::::::__::`'ヽ、:.:.:./ ジ
よ か |ヽ l:/ l::, --- 、::::::l::`Y:::::ヽ::::::::`く
ね り 〈 |' リ |ハ::丶::|::::::l⌒!::',:::::::::::´丶_,__ _
l 者 」ヽヽ l , 亠 、',::::::l:::::::ト:J::::l:::::::_ ィ':.:.:.:.:.:.:.:|/:.:
Y⌒Y⌒Y⌒Y ハ ! 〃, - 、 ヾ_!::::::L_ノ ̄/:.∧:.:.:l:.:l\_,,.-\
ーイ l トzイリ /、__ノ! ハヘ:リ:.:l:.:.:.:.:,ォー-、 l:.:.:トメ,'--、:.:.:.
:::::∧__∧_弋.Zノ ヒZィリ 人._.人._.l:.:.:.:./ し'二ヾヽJ f_.ハ !ヾ
 ̄  ̄フ ゝ.Zソ.」 |l:.:.::ハY .ヒzリ ゞzリ .ト
〈 ,  ̄ .」 カ |レイ:.:.', 'ー , -、' , -- . !
い 今 〈 , '⌒' ー‐- 、 〈. ッ L:.:.:|:.:.Ll (: : : : : : : :ノノ
ま 彼 〈 ゝ ____ .ノ ィ| コ 〈:.:.:.:ゝ!:.:.:`zーゝ--zーイ´
す 女 〈ゝ. __f二ユツ ''": : :l.〉 イ 〈−----イ: : : : : r--tイ
か と 〈:」,ィ | ヽ |: : : :/7 l 〈 | : : : : : ヽ -L」-
? か 〈:::l| ', 」: : /Z !! 」 弋: : : : : : :ケ´|ヽ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:02:52.85 ID:fkoGCKpP0
保守なんてしてやらんぞ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:03:13.07 ID:0/EYyYTNO
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:03:25.38 ID:o5e9IiuF0
あ、終わりですか
失礼しました
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:04:22.23 ID:PdVJh47o0
( ;∀;)イイハナシダナー
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:04:35.87 ID:nSEGERfjO
ちょっと…だけだからね…?///
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:04:51.30 ID:9cMTCG9b0
rfミヽ、 ,.、
`ヾゝ、´ /
〉、j_,ハ
__ {::.「+:::ノ ___ n
`ヽ_ /.:`:.:´::}-‐ ¨ ̄`ヽ `) _,{ ゝ-‐=- 、
‐=ー-、__」:.:.::.::::::! ,. '´,、,、 Y、 ,.ィ´.:L_`_,二ニン
,、,-、-=ニ三._ {.:.:.::.:::.:|/,ィく /lィ !j j /.::、:.x.:ノ:)
ゝ-、:.;>、 ̄ニ=-.|..:.:.::.:::j.f=ミ`リノj.ィノ/::.:.:..:.:.::´:/´
`ヽ_.\_彡'」.:-=:´ノ "',.へ ,,テハ!::.:.:..:..:.:/
,r'フ¨´、  ̄ Y´ィ:´.:.::::;':i、(__ノ_,ノ{ {::.;. -‐'′
_,.,. -─/ `丶、ヽ _}.イ:、:;.:':.:レゝ< j´::.:.:.:| |/ / /┼ ┼` .土_ ┼‐ l7 l7
,.イ rェ」___ノ‐- ._ `Y´.:.:;ノ.:.:,.-r'7フj:.:」_;.: -‐j | /\ 二l二 <ノ⌒) >| ) / こ o o
し'´ {_ ` ー{:.:.:.::!:.::.:.V_/´/|.;ノ し'ノ
i!  ̄ ̄¨¨{.:.:.:.:.:ー:.;.ィ^t-v´
ヾ __.. -‐´|__,. ‐ T.:/
`\_,. -<__,. -'¨´
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:05:44.87 ID:593wAZLHO
ほしゅ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:05:51.54 ID:gZlv/Ibz0
||:. \____________/ ||
||. | . ____ .| :||
||: | |練炭オフ| │ :||
||: | .  ̄ ̄ ̄ ̄ .| :||
||: | ;''"゙''" ;''""゙. . ||
||: | 永遠におやすみー ;;''"゙''゙、;;〜''"''||
||: | (^o^)ノ;, ,,.゙〜'''"゙''||
||:. / ̄(^o^)ノ ̄ ̄ ̄ノ( ヘヘ ,.:;;:,゙,、;〜'' ||
||/ ノ( ヘヘ (^o^)ノ [___]゙' \||
ノ( ヘヘ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:05:54.99 ID:6QWOhT6y0
___
_ '" `丶、
〃 ⌒ ヾ/ : : : : : : : : : : : : : : : \
/ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:.:.:.:ヽ:.: `、
//.::.::/.::.:: / /.::{.::.::.::j.::.|ヽ ! :.::.::. | :.:: |
/イ.:/.::|.::.::.::|.::j.::∧.::、/.::.j_,斗.:ト :.: | :.:: |
レ'|.::|.::.|:l.::.:/ーァ七|.::/ 汀fハヾ|.::.::,j、::.:|
|.::|.::.|:l.::.:| /Vハ|/ r込リ /.::./リ )! |
|.::|:从|.::∧ r少′ / イ__ノ.::|.:|
∨ヾ{ヘ::jハ ' __ |.::Vl:: |.:| おぢちゃんあたまおかしいの?
{{:个: ´ _ イソ}.::.::〉_j八
|リ:j:;-ノ.: `ア} / ::jノ:/ ヾ'、
j.::.//.::/ ト /|.::.::./j/ 、}::\
,' :/ {.:: {/^ヽ∨ 'レ!.:j|厶___ |.::.::.\
//⌒ヽ{__人ヽ\ ∨{./ ∧|.:\ :. \
/(_,.イ^7 `)っ、 / /_,ノ.::.::.:\.::. \
/ : rァ┴、ゝ 0 0 /  ̄/ / ∧.::.::.::.::.:!\.::.::',
/.::.(´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /.::.:! :.::.: j.:| ヽ ::j
/.::,'.::ヽ、__ノー‐- ,_ / { :.::.|.::.::.:ハ.:! Y:!
. ,'.::/!.::.j{::.:{___,. -‐'⌒¨Tァ一' ヽ::.j.:: j:{ リ _ノノ
{.:/│:八.::.::.::./ 入 /ノ| / ∨.: 八 -=‐'´
ヾ ∨ ヾ∧ノ ̄ `ー' | / V/ ヽ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:06:40.90 ID:eNDkbttU0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:07:39.02 ID:nSEGERfjO
俺のID一瞬セガールかとオモタww
15 :
前半戦:2007/07/25(水) 03:07:56.07 ID:+2bGVWw60
どうせ匿名だし書いちゃえ書いちゃえと思って書いたでしょ?
でもな、正直これは相当恥ずかしい思い出になると思うんよ
邪気眼系の思い出、1つ増えてよかったね☆
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:10:15.04 ID:Q+NH6y5vO
俺には産まれた頃からの付き合いの幼馴染みがいたんだ
正確には産まれる前か
母親が俺を身籠もっていた時、その幼馴染みの母親も同じマンションに住んでいたんだ
同じ妊婦として仲はよかったらしい
んでだ
なんの偶然かは知らないが、同じマンションに子供を身籠もっていた母親が、同じ病院で同じ日に子供をうんだ
それが俺と幼馴染みの初めての出会いだ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:13:55.93 ID:gZlv/Ibz0
____________
| (^o^)ノ | < おやすみー
|\⌒⌒⌒ \
\|⌒⌒⌒⌒|
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:14:49.59 ID:o5e9IiuF0
i::/' ̄ ̄ ̄ヾi::l
|::| ,,,,,_ ,,,,,,|::|
|r-( ・ );( ・ )-|
( ヽ :::(__)..:: } ほうほう それでそれで?
,____/ヽ -==- /
r'"ヽ t、 ヽ___/
/ 、、i ヽ__,,/
/ ヽノ j , j |ヽ
|⌒`'、__ / / /r |
{  ̄''ー-、,,_,ヘ^ |
ゝ-,,,_____)--、j
/ \__ /
"'ー‐‐---''
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:16:35.93 ID:z96S54Ex0
ここはVIPですよ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:21:55.18 ID:Q+NH6y5vO
その変な偶然の一致でより一層仲が深まり、家族ぐるみの付き合いをするようになったんだ。
幼、小、中とずっと同じクラスで、他の男友達よりかずっと一緒に遊んだりしたし、仲もよかった
当然喧嘩もしたりしたが、次の日には忘れて、また仲良く遊ぶ
春、夏、冬の休みには必ず両家族で旅行をしたりもした
成績は俺の方が上だった為、良く勉強も教えていた
俺の名前
>>25 幼馴染みの名前
>>30 安価で名前募集する
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:22:34.24 ID:Q+NH6y5vO
ksk
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:23:53.22 ID:Q+NH6y5vO
ksk
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:24:30.00 ID:Q+NH6y5vO
ksk
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:25:07.39 ID:6epCjPpq0
おちんぽミルク
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:26:43.97 ID:Q+NH6y5vO
あまりに人いなさすぎるからやめた
俺はリュウジ
幼馴染みはカエデだ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:26:59.00 ID:bGSVKa9vO
耕平
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:27:35.34 ID:9cMTCG9b0
・・・俺がふと切なくなるよ・・・
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:27:35.33 ID:BTdLFCja0
なんか寂しいから読みますよー
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:28:32.87 ID:FCTUX+By0
見とく
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:28:54.16 ID:o5e9IiuF0
早く書けよ
後が詰まってんだ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:29:45.64 ID:g2T4YMm30
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:30:51.67 ID:Ux3mEV+YO
嘘つき嘘つき
切ないよう…
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:31:06.42 ID:FCTUX+By0
書いてからまとめて投稿しろ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:31:20.10 ID:2Wq53f4D0
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:33:17.43 ID:Q+NH6y5vO
中学に入った頃はあまりに仲が良過ぎたんで、付き合っているんじゃないかと言われまくったが、お互い笑って否定していた
「ただの幼馴染みだから」と
それからも、しばらくからかわれたりしたが、同じ反応しかしないので、飽きてきたらしく、冷やかす人は自然といなくなっていた
俺達はいつも一緒に楽しく過ごしていた
そして、別れは唐突にやってきた
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:33:40.56 ID:FCTUX+By0
事故フラグwwwwwwwwwwwwwwwwww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:41:48.37 ID:gZlv/Ibz0
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:44:26.08 ID:Q+NH6y5vO
「えー、今日は皆さんに残念なお知らせがございます」
中2の一学期の終業式の日、帰りのHRで先生はいった
「お父さんの都合で、宮坂カエデは引っ越す事になった。今月末には…えーと」
「長崎です」
「そう、長崎だ。長崎に引っ越す事になった。ちゃんと挨拶していけよ」
は?引っ越し?そんなの俺は聞いてないぞ
なんで言ってくれなかったんだ?
親はなんも言ってなかったぞ
まさか、俺だけ知らなかったのか
嘘だ
引っ越すショックよりも、俺にちゃんと話してくれなかった事が何よりも悲しくて、いつの間にか、俺は教室を飛び出していた
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:47:52.40 ID:gZlv/Ibz0
BGM Mr.Chilren/ひびき
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:48:28.47 ID:FCTUX+By0
そっちか…・!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:51:55.72 ID:Q+NH6y5vO
走った
走って走って走りまくった
どこに向かってるかも分からず、とにかく走った
俺達友達なのに
親友なのになんも言ってくれなかった
それが悔しかった
それから俺はカエデを避けて一回も会わず、さよならも言わずにそのままカエデは引っ越していった
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:54:26.46 ID:Vr166nO+0
それから三年後の夏
俺は実家に婆ちゃんの墓参りで帰る事になった。
その時だった。
後ろを振り向くと触手の伸びた手が僕の体を貫いた!
薄れゆく意識の中で僕は最後の意識の中で全てを悟った。
ああ・・そういう事だったのか・・・
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:57:38.25 ID:FCTUX+By0
長門の情報操作だな
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:00:43.77 ID:Q+NH6y5vO
めんどいんで途中ハショルな
俺は高校生になった
住んでいたマンションから引っ越して、一軒家になった
そこそこ楽しくすごした
というのも少しの間で、高2のなつやすみ事件はおこった
親父の不倫だ
お袋と親父は大喧嘩をして離婚した
しばらく俺はお袋と住んでいたが、あの事でお袋は完全に壊れてしまい、メンヘラになってヒステリックになり、俺に虐待をはじめた
あまりにひどいもので、俺は耐えられず家を飛び出した
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:03:28.46 ID:Vr166nO+0
走った。とにかく飛び出した。
途中、バイクが置いてあったのでそれに飛び乗った。
時速は100kmを超えた。
周りの景色が全く見えなかった。
ただカエデのいる長崎に行ければ・・だとか
そんな事を考えていたんだと思う。
クロネコが過った。
あ。。
そう思った時には僕の体は宙に浮いてしまっていた。
走馬灯がかけめぐり薄れゆく意識の中で僕は最後に気がついてしまった。
ああ・・そういう事だったのか。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:05:01.67 ID:FCTUX+By0
>途中、バイクが置いてあったのでそれに飛び乗った。
>時速は100kmを超えた。
ワロタ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:05:31.32 ID:Q+NH6y5vO
友達の家を転々としながらも、学校に通っていた
しかし、冬休みに入るとそうはいかず、みんな親の実家に帰ったりとで、俺は寒空のしたでたださまよい続けた
幸い飲食店でバイトをしていたので、食事には困らなかったが、寝るところには苦労をした
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:07:08.18 ID:gZlv/Ibz0
___ ━┓
/ ―\ ┏┛
/ノ (●)\ ・
. | (●) ⌒)\
. | (__ノ ̄ |
\ /
\ _ノ
/´ `\
| |
| |
___ ━┓
/ ― \ ┏┛
/ (●) \ヽ ・
/ (⌒ (●) /
/  ̄ヽ__) /
. /´ ___/
| \
| |
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:07:35.83 ID:FCTUX+By0
4人しかいねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:14:37.24 ID:Q+NH6y5vO
暖房の効いたコンビニで立ち読みをして夜を過ごす夜が何日か続いた
その日もいつものようにコンビニで立ち読みをしていた
「リュウ…ジ?」
俺と同じ名前の奴がいるのかな、と思い気にせず無視したが、今度ははっきりと、確かに俺に向けられてリュウジと呼ばれた
振り替えるとそこにはあいつがいた
カエデだ
前よりもずっと大人びてきれいになった
「やっぱりリュウジだ!」
「え?なんでお前が」
「こんなところでなにやってるの?よかったらウチに寄っていきなよ」
俺達は偶然の再会を果たした
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:16:23.51 ID:Vr166nO+0
そこで選んだ寝床が新宿の西口公園だった。
ルンペンになりたい・・・!
それが子供の頃からの夢であり将来の自分の理想像だったからだ。
早速ダンボールを都内からかき集め巨大な城を作った。
作ってる最中もここにカエデを連れて行きたいだとか
ダンボールが大理石だったらなぁだとか考えていた。
一通り作業が終了し、中に入り一眠りした。
気がつくと目の前が赤い。
しまった!クソヤロウ!燃えている!
薄れゆく意識の中で僕は最後に気付いてしまった。
ああ・・そういう事だったのか
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:17:33.90 ID:FCTUX+By0
だからどういうことwwwwwwwwwwwwwwwwww
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:17:35.45 ID:Q+NH6y5vO
ごめん
眠い
寝ていい?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:18:09.43 ID:FCTUX+By0
ちょwwwww
いいとこなのにwwwwwwwww
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:18:17.20 ID:o5e9IiuF0
オチだけ書いて
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:19:00.24 ID:FCTUX+By0
○○
↓
○○
でおk
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:20:53.44 ID:Q+NH6y5vO
やっぱ頑張るわ
ちなみに、下手したらあと二時間くらいで終わりかと
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:21:15.98 ID:Vr166nO+0
それまで俺も付き合うから頑張れ!
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:22:06.42 ID:FCTUX+By0
俺も見てるよ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:24:10.74 ID:gZlv/Ibz0
―┼‐ ノ / | --ヒ_/ / \ヽヽ ー―''7
`」 ┼, 二Z二 レ / /´レ' \ ―7 ̄} | ー-、 /
(__ (|フ) (__ノ _ノ ∨` ノ / / _ノ \_
─┼- / | ‐┼- | ー|―
─┼─ | \ レ /  ̄Tー / ノ -─
(二フヽ \/ _ノ (二フ\ ヽ_ノ / 、__
i';i
/__Y
||真|| /⌒彡
_ ||露|| /⌒\ /冫、 ) ・・・・・・。
\ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ _,,..,,,,_
||\`~~´ (NEET) \( > ('\\ ./ ,' 3 `ヽーっ ・・・・・・。
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _) l ⊃ ⌒_つ
.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| `'ー---‐
( 'A) ・・・。 〃∩ ∧_∧ <⌒/ヽ___
/(ヘ)ヘ ⊂⌒( ・ω・) ・・・。 <_/____/ zzzz・・・
`ヽ_っ⌒/⌒c
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:27:37.69 ID:Vr166nO+0
終りかよ!
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:29:05.84 ID:gZlv/Ibz0
,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
/;;ィ''"´ _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
`i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´ 屋上へ行こうぜ・・・・・・
r'ニヽ, ( ・ソ,; (、・') i'
ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j ヾ~`''ヾ. 久しぶりに・・・・・・
ヽ) , : ''" `ー''^ヘ i!
ll`7´ _,r''二ニヽ. l キレちまったよ・・・・・・
!::: ^''"''ー-=゙ゝ リ
l;::: ヾ゙゙`^''フ /
人、 `゙’゙::. イ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:30:58.46 ID:Q+NH6y5vO
案内されたのは一軒家だった
「いいでしょwここに一人暮らしwwwwww4DKなのに5万円なんだからw
まあ、田舎だし駅からも遠いけど静かでいいとこよw」
「そうなんかぁ」
「ほら、早く上がりなさいよ」
「うい〜!おじゃま〜」
「ただいま!よかったらお母さんとお父さんに挨拶していって」
そういわれて、畳の間に通されるとそこには仏壇があった
そこには二つの写真があった
おじさんとおばさんのだ
「ただいまw今日はリュウジと偶然再会したのよ!たった2年ですっごく大きくなったよ」
「おばさんたち…」
「うん…交通事故でね」
「そっか…」
俺は仏壇に線香をあげ、合掌した
「あ、お腹減って無い?」
「減ってる…」
「いまつくるよw」
そういってカエデは部屋を後にした
俺はもういどだけ合掌してカエデの後についていった
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:36:11.77 ID:Vr166nO+0
台所にいくとエプロン姿のカエデがいた。
トントン・・と子気味良いリズムにのせ、大根を切っていた。
「カエデ・・何作ってるの?」
「ん?フランソワーズボルシッチュ・ぺロリーネ」
一体何だ?その訳分からない料理は!!
湧き上がる疑問と激しい怒りで僕はついにカエデに飛び掛った。
その瞬間鈍器で頭を殴られたかのような痛みを感じた。
真っ白な閃光の後には真っ暗な闇。
次第に閉じていく意識の中、僕は最後に重大な事に気付いた。
ああ・・そういう事だったのか
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:36:44.04 ID:FCTUX+By0
せつこぉ!それロォップやない!
フランソワーズボルシッチュ・ぺロリーネや!
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:37:41.67 ID:Q+NH6y5vO
飯を食いながら俺は今までの経緯を話した
するて、カエデはここに一緒に住む様に進めてくれた
この家に一人は広すぎるからと
それから俺達は一緒に住む様になった
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:39:23.74 ID:Vr166nO+0
そこで選んだハウスが新宿の西口公園だった。
ルンペンになりたい・・・!
それが子供の頃からの夢であり将来の自分の理想像だったからだ。
早速ダンボールを都内からかき集め巨大な城を作った。
作ってる最中もここにカエデを連れて行きたいだとか
ダンボールが大理石だったらなぁだとか考えていた。
一通り作業が終了し、中に入り一眠りした。
気がつくと目の前が赤い。
しまった!クソヤロウ!燃えている!
薄れゆく意識の中で僕は最後に気付いてしまった。
ああ・・そういう事だったのか
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:40:26.99 ID:FCTUX+By0
ほうほう、それでそれで
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:41:27.42 ID:qqR0VsfdO
犯人はかめらまん
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:44:13.05 ID:Q+NH6y5vO
一緒に暮らし始めて二年が経った
お互い高3を卒業をし、カエデは進学、俺はバイトをしながら夜間の大学に通っていた
しかし、この2年で俺はカエデにキスはおろか手さえ握っていない
大学の奴等と飲みにいった時、その事を話したら異常だといわれた
幼い頃からの付き合いだからそういう感情は無い
俺はそう断言した
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:48:27.50 ID:Vr166nO+0
しかし先日の事だ。
帰宅途中に道から見える
二階の部屋の部分がカーテンで仕切られていた。
(カエデ・・普段はカーテンなんか閉めない奴なのにどうしたんだろう?)
好奇心は罪悪感に勝てない。
僕の帰り足は加速化し、鍵のかかっているアパートを蹴破った。
「カエデェエエエエ!」
そこには全裸になったカエデ、そしてその直後にカエデから伸びる触手が
僕の心臓を貫いた。
薄れゆく意識の中、僕は最後に気付いた。
そうか・・そういう事だったのか。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:49:45.62 ID:gZlv/Ibz0
ID:Vr166nO+0(笑)
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:54:43.16 ID:IRcVe0oC0
たのむもうちょい頑張ってくれ寝てしまう
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:54:57.11 ID:gZlv/Ibz0
ねるわ
オートリロードにして起きたら読むから頑張って最後まで書いてくれwww
||:. \____________/ ||
||. | . ____ .| :||
||: | |練炭オフ| │ :||
||: | .  ̄ ̄ ̄ ̄ .| :||
||: | ;''"゙''" ;''""゙. . ||
||: | 永遠におやすみー ;;''"゙''゙、;;〜''"''||
||: | (^o^)ノ;, ,,.゙〜'''"゙''||
||:. / ̄(^o^)ノ ̄ ̄ ̄ノ( ヘヘ ,.:;;:,゙,、;〜'' ||
||/ ノ( ヘヘ (^o^)ノ [___]゙' \||
ノ( ヘヘ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:58:42.30 ID:Q+NH6y5vO
「バイト先の子に告白された」
ある日の夕食の時間、カエデはそういった
なぜか胸が締め付けられる感じがした
「どうしたらいいかな」
「さあな」
なぜか冷たい口調になった
自分でもわからずに、ただ淡々と言葉を紡ぐ
「所詮俺らはただの幼馴染みだ。お前の恋愛事情に、俺がいちいち口出しする筋合いは無い」
違う…そんな事がいいたいんじゃない
「そいつと付き合う事になるならいってくれ。俺出て行くから」
とまれよ…俺の口
「近々出て行かなきゃとは思っていたんだ。いつまでも世話になるわけには行かない」
「あっそ」
カエデの顔がこわ張っていく
「所詮あんたにとってあたしはその程度の存在だったのね…もういい…あんたに相談したあたしが馬鹿だった」
カエデは部屋にいってしまった
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:00:24.22 ID:IRcVe0oC0
まだおきてるよー\(^o^)/
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:00:51.39 ID:TDidgCqqO
この時間オッサン増殖しすぎじゃね?
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:01:02.04 ID:gZlv/Ibz0
|ω・`)
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:03:18.10 ID:n2RpKfZ90
ID:Vr166nO+0が面白い件wwwwww
これが徹夜明けテンションか\(^o^)/
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:06:16.61 ID:Vr166nO+0
部屋を出て行くカエデからは冷たい雫がこぼれおちていた。
(あーあ泣かせちゃったよ。くっくっく・・・)
俺の口元からは不敵な笑みが浮かぶ。
それから三年後の夏の事だった。
大企業に就職した俺は調子ぶっこいて株やら島やら土地やらに手を出してしまい
大損してしまい会社は倒産!I Podも黄ばんで壊れちゃったYo!
絶望にうちひがれ、最後に目にしたのは、、、
消費者金融の看板だった。
もはや人間としての自覚など無い。
暗く怪しく光る店内へと足を踏み入れる
「いらっしゃいませぇ♪」
女の声がする。
その瞬間、ざくっという音と共に出刃包丁が僕の体を貫いた。
倒れる瞬間にフラッシュバックする記憶。
そして僕は重大な事に気付いてしまった。
ああ・・そういう事だったのか
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:08:09.15 ID:Q+NH6y5vO
次の日、早朝に俺は部屋を後にした
友達の家に押しかけ、そこで一眠りした後飲みにいった
そして友達に全部ぶちまけた
「お前本当はカエデさんの事好きなんじゃねぇの?」
そういわれた
俺はなんとか声を絞り出した
「好きだよ…」
「じゃあなんで」
「所詮俺は家出の身だ。俺と付き合って責任を持つ事はできない」
「そんなのって」
「いいんだよ…これで」
「お前は馬鹿だ」
「ああ、馬鹿だ…俺は馬鹿だよ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:08:50.39 ID:2lopOMSw0
ああ・・そういう事だったのか
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:11:53.59 ID:05a5J+Iq0
続きまだー
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:13:39.08 ID:Vr166nO+0
「本当に馬鹿だな・・」
友人は最後に焼酎を煽る。
そして・・・
「冥土の土産に俺の必殺技を披露するぜ!バーニングファイヤー!」
口元からぼぉおお!と燃え上がる炎。チャッカマン片手に繰り出される赤い炎に
瞬く間に僕の体は包まれてしまった。
その時だった。
「ケンカはやめて!私の為に争わないで!!」
カエデが水をぶっかけにきた。
しかし時は遅く僕は真っ黒焦げになってしまっていた。
薄れゆく意識の中
抱き合う友人とカエデ・・
ああ・・・そういう事だったのか
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:14:53.17 ID:IRcVe0oC0
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:15:27.59 ID:Q+NH6y5vO
それから俺は家を出て、大学をやめ就職した
俺のカエデを思う気持ちは変わらない
だったら一生懸命働いて、一人前になってカエデを迎えにいこうと
がむしゃらに頑張った
二年俺は頑張った
ある程度の地位についた
安定した給料がある
これでカエデを迎えに行けると
俺はカエデの家にいった
まだここに住んでいるようだった
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:16:36.39 ID:BTdLFCja0
すでにへこみ+怒りで\(^o^)/
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:20:03.04 ID:Vr166nO+0
カエデの家はうっすらとした茂みにあった。
もう何年も手入れされてない・・・そんなイメージと二年前の
あの面影で僕の頭は混乱していた。
(迎えに来たよ・・カエデ)
僕はドアを勢いよく蹴破った。
「カエデェエエ!」
真っ暗な部屋。そこには何も無かった・・
かのように見えた。
「うふふふ・・・ここよ!」
振り向いた僕の体を巨大なハンマーが貫いた。
一瞬の出来事に僕は誰かも分からぬまま倒れていった。
薄れゆく意識の中、カエデは何故こんな所に住んでいるのか・・
そして友人を殺してしまった真犯人は誰だったのか・・・
頭を上げる僕。そして最後の視界の中僕は真実を見た。
ああ・・・そういう事だったのか
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:21:39.80 ID:R6x06PJO0
ID:Vr166nO+0
いちいち読んじゃうじゃねーかw
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:24:54.12 ID:Q+NH6y5vO
「カエデ…遅くなった。迎えにきたんだ」
「なんなの?いまさら…あんたがでていってあたしがどれだけ心配したか分かってる?
あたし、あんたの事好きだったのよ?それなのに、まさかあんたの口からあんな言葉が出るなんて信じられなかった」
「自分には資格が無かったんだ…だから頑張って働いて…そして…」
「もう遅いわよ…
あたし、今付き合ってるの…来月結婚もするの。だからもう来ないで」
嘘だろ?
結婚?
信じられなかった
カエデの為にとやったことが、逆に仇になってしまった
俺のやってきた事はなんだったんだろう
「さよなら」
そして、ドアはかたく閉ざされた
俺はふらふらと歩き出した
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:25:41.35 ID:/bB7rJTzO
ワクテカ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:25:55.84 ID:Vr166nO+0
それじゃぁ完結を祈って先に寝てる。
ここまでめげずによく頑張った1。
ジャマばっかしてたが応援はしてるし1の話にwktkしてる。
オートリロードかけておくから頑張れ!超頑張れ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:29:56.72 ID:05a5J+Iq0
ほしゅ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:33:28.87 ID:Q+NH6y5vO
何週間かすぎたある日、ふと電話がなった
あの友達からだった
「久しぶりだな」
「そうだな…」
「明日だよ」
「何が?」
「カエデさんの結婚式」
「そうか。てかなんでお前が」
「俺の彼女の友達だったんだよ。で、どうするんだよ」
「どうするも何も俺ができる事はないよ」
「あっそ…とにかく明日の夜七時だからな。確かに教えたぞ」
そういって電話はきれた
いまさら何ができるっていうんだよ…
グラスに残った酒を煽るとそのまま俺は眠りについた
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:34:16.56 ID:IRcVe0oC0
これは『卒業』エンドが・・・
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:41:54.01 ID:Q+NH6y5vO
朝起きていつもの様に支度をして仕事に向かう
いつものように仕事をこなす
なんも変わらない日常
そうさ…これでいいんだよ
時計をみると六時だった
バイクを飛ばせばまだギリギリ間に合う
俺がいったところでどうなるっていうんだよ…
考えている内に七時を回っていた
もう式は始まっているだろう
本当にこれでいいのだろうか
後悔しないだろうか
既に答えは出ていた
体はもう動き出していた
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:43:07.09 ID:Q+NH6y5vO
ねむい〜
もうダメポ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:43:10.58 ID:3B4abo9+0
目が
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:43:45.95 ID:IRcVe0oC0
もうすぐ終わるんだろ
俺は寝るけど頑張れ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:45:02.77 ID:/bB7rJTzO
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:47:46.09 ID:5psxuDlIO
ひどい三流小説だな。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:50:21.84 ID:Q+NH6y5vO
バイクに跨がりエンジンをかける…がかからない
押し掛けもも効かない
俺はバイクを諦め走って式場に向かう
何度もこけた
最後のほうなんか歩いているのと変わらないぐらいへとへとになっていた
午後九時半…ようやく俺は式場についた
間に合うわけが無い
既に二時間半経っている
だけど一縷の期待を込めて、俺は扉を開いた
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:50:27.23 ID:0xr51C9v0
Vr166nO+0の文章気づかずにずっと読んでしまったじゃねえかw
だから何かおかしかったのか
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:57:13.34 ID:9cMTCG9b0
なんだかんだで100超えおめ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:57:57.80 ID:Q+NH6y5vO
そこには既に誰もいなかった
当然だ
だって二時間半だもん
俺はその場に崩れる
悔しくて涙が止まらなかった
嗚咽がまじる
なんでもっと早く来なかったんだろう
つくづく自分が馬鹿だと思った
失って初めて分かった
あいつは…カエデは俺にとって掛け替えのない存在だった
いつも近くにいたから気付かなかった
大切な人は自分のすぐそばにいて、それに気付く事ができなかった
そんな自分が情けなかった
そんなお話し
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:00:08.73 ID:IRcVe0oC0
ん?おわった?
まあ人生なんとかなるもんだよな
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:03:25.21 ID:/bB7rJTzO
ん?実話じゃないよね
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:03:56.32 ID:BGOEQufZ0
まあ何だ
そこまで重いと思い出に出来るまで10年ぐらいかかる
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:04:57.24 ID:Q+NH6y5vO
このあとドラマ的展開で、俺とカエデは結婚することになるんだがそれは別のお話し
こんな時間までこんな下らないチラシの裏の日記に付き合ってくれてありがとう
お前達は、気付けなかった大切なものにちゃんと気付いて大切にしてやれよ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:06:42.99 ID:Q+NH6y5vO
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:07:09.26 ID:BGOEQufZ0
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:07:58.72 ID:Q+NH6y5vO
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:10:02.91 ID:R6x06PJO0
>>112そっちのドラマ的展開を語ってから寝ろ!俺はもう学校行く
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:10:32.96 ID:vJgHy8VuO
>>1(ω`≡´ω)
とてもキモ臭い奴が居ると聞いて飛んできました
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:10:40.36 ID:tbkDaEAcO
ドラマ的展開を教えてよw
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:11:24.71 ID:Q+NH6y5vO
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:11:36.45 ID:BGOEQufZ0
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:12:20.95 ID:vvtxiEZtO
切ないな…ゆっくりでいいから続き書いてください、まだまだ起きてますよ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:12:57.42 ID:BGOEQufZ0
>>116 メールとか言い出しやがると萎える
さっさと寝ろよクズが
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:13:45.95 ID:Q+NH6y5vO
ドラマ的展開をかく
箇条書きで簡潔にかく
終了
どれ?
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:14:07.13 ID:kWQlX23T0
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:15:06.24 ID:iMyVVGiH0
55 (-_-)さん sage 2007/07/25(水) 04:20:04 ID:???O
>>50 じゃあ私が晒してやるよ(笑)(笑)
08065970056
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:17:59.00 ID:Q+NH6y5vO
昼から仕事なのに
まあ寝ないでいけばいいか…
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:19:52.97 ID:0oO/82hF0
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:27:45.64 ID:Q+NH6y5vO
しばらく放心状態でいると、いきなり明かりがついた
俺は驚き辺りを見回す
「待ってたよ…リュウジ」
顔を上げるとそこには純白のドレスに身を包まれたカエデがいた
「え…なん」
「婚約破棄しちゃったw
あの時、来てくれたのがすごく嬉しくてね…やっぱりリュウジが好きなんだなぁって
それで彼氏と別れてさ」
「本当か?」
「うんw武君に頼んで、リュウジにこの日に来る様にしてもらったの
でも来るかどうかわからなかったから不安だったよ
でも、来てくれて嬉しかった」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:29:42.50 ID:FCTUX+By0
がっかりした
仮にも式場に押しかけるような人間も
婚約破棄するような無責任な人間もいらね
じゃあ寝る
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:30:23.18 ID:iMyVVGiH0
45 東大離散現役合格15歳 ◆4iH8.0BkBk 2007/07/25(水) 04:16:31 ID:wQW5vnZK0
>>39 俺は逃げも隠れもしないよ
o9o37oo6525
電話してね
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:33:24.20 ID:Q+NH6y5vO
「でも、来てくれて本当にありがとう
私のファーストキスもらってくれますか?」
「え?ファーストキス?」
「あのね、あのあと勢いで付き合っちゃったけど、まだリュウジの事好きだったから全部結婚するまで無しって事にしておいたのw」
「そうだったのか…
本当にごめん…ごめんな」
俺は立上がりカエデに歩み寄る
「待たせてごめん…俺と結婚してくれますか?」
「はい」
俺たちは口付けを交わした
fin
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:35:48.21 ID:Q+NH6y5vO
取りあえずこれで全部
最後gdgdになってすまんね
お前達にもいい出会いといい恋ができますように
では、おやすみ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:51:46.80 ID:vvtxiEZtO
夏は終わりだと思ってたけどこれからですね、ありがとうございました。ではみなさん、また会う日まで
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
最近浮気スレばっかりでこういうの無かったけど
本当に幸せになれるよ。