ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:22:44.65 ID:o+h0j2Hr0
高速で2ゲット!ひゃーはー!悔しいだろ!悔しいだろ!ふふふふふ、ふはははは
速度では負けたことは無い。
>>3ざまぁwwwwwwwwwwwww我こそが世界最速の2ゲッターである!!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:24:14.42 ID:r5B2YPzMO
どうもっす!
完全にパートスレですね^^
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:25:12.92 ID:yFUqEcMXO
1乙
桃色空間wktk
支援兼保守
>>1乙
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:31:42.81 ID:yFUqEcMXO
さっそく投下しても良いっかな?
2〜3レスになる予定
恋!
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:35:13.99 ID:yFUqEcMXO
「あんたなんて大っ嫌い、顔も見たくないわ!」
巷で地球温暖化などと騒がれているのが嘘のように、その日は朝から冷えきっていた。
とうとう雪まで降り始めた昼休みに、俺はハルヒと喧嘩したのだった。
事の発端は些細なことだった。
あまりに些細すぎて、当事者の俺が忘れてしまったほどだ。
「……おい、ハルヒ」
「話しかけないで!」
まったく、取りつく島も無いとはこの事らしい。
何処かの偉い人の、やれやれだぜとかいう言葉が聞こえてきそうだ。
小さな言い合いならともかく、ここまで本格的な喧嘩はあまりに久しぶりだった。
おかげで、俺も上手く話を切り出せずに放課後に至る。
「おいハルヒ、今日は……」
「今日の活動は休み、みくるちゃん達に伝えときなさいよ!」
ハルヒはそれだけ言うと、自分の鞄を引っ掴んで教室を出ていった。
その形相は般若か金剛力士像か、とにかく最高潮の不機嫌オーラを発している。
廊下の人だかりの波をモーゼの十戒のように切り裂いて、その背中はあっという間に見えなくなってしまった。
「……仕方ないな、本当に」
最後の最後に面倒事を押し付けられた気もするが、他の団員を困らせるわけにもいかない。
……まあ、どうせいつもの如く、それぞれ適当に時間を潰して解散になるんだろうが。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:36:01.11 ID:yFUqEcMXO
「……では、そろそろ解散ということで」
俺の一言で、団員はそれぞれオセロのボードを畳み、本を鞄へ戻し、棚へ湯呑みをしまった。
暗くなった廊下、俺達が時間を潰している間に、日はかなり傾いたようだ。
このぶんだと、まだ降り続いている雪はだいぶ積もっただろう。
明日の通学が面倒だ、などと半ば学生らしくないことを、
白い息を吐きながら校門を出ようとした時だった。
「……っくしゅん!……うぃー…」
子犬のような可愛らしい、しかしおっさんのような余韻を残すくしゃみ。
「……ハルヒ」
もう暗くなった校門の柱に寄りかかり、やはり不機嫌そうな表情なハルヒがそこにいた。
「お前、あれから今までずっとここにいたのか?」
「もし一回家に戻ったなら、もっと厚着してくるわよ」
そう言われてみればそうだ。
ハルヒは朝から変わらず制服姿、いくらコートを羽織っているとはいえ、スカートから伸びた足はいかにも寒そうだ。
「……で?」
「なんだ?」
突然「で?」と聞かれても、質問したいのはこっちだ。
「なんだじゃないわよ、早く謝りなさいよね!」
支援
支援
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:37:44.11 ID:yFUqEcMXO
こめかみが痛くなってきたのは何故だろう。
簡単に屈するのもどうかと思うが、これ以上話をややこしくしたくない。
おまけに、ハルヒの肩やら頭にはうっすら雪が積もっている。
「ああ……なんだ、悪かった」
「よろしい!」
正直、あまり心のこもっていない謝罪だと自分でも思った。
しかしハルヒは腰に手をあて、いつも通り快活に笑った。
「よし、解決したならさっさと帰るわよ!」
「はいはい、そうだな」
「寒いったらありゃしない、なんで女子の制服は一年中スカートなのよ!ズボンの着用を認めるべきだわ!」
それだけは認められん!
「……それにしても」
「なによ?」
「こんな暗くなるまで待ってなくても、明日も学校はあるんだぞ」
ハルヒはその言葉にふん、と鼻で笑って、俺の傘をひったくった。
「おい!」
「勘違いしないように。私は、あんたの謝罪の言葉を早く聞きたかっただけよ!」
しえn
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:38:45.86 ID:yFUqEcMXO
「ああ……さいですか」
「わかったなら、ほら帰るわよ!」
そう言いながら、自分勝手に歩き始める。
雪が降ってはいるが、そこにあるのはいつも通りの通学路で。
「なんだ、今回は職員用の傘じゃないのか?」
「今日はたまたま、良いのが無かったのよ」
「そうか……」
「傘、あんたが持ちなさいよ。淑女をエスコートする紳士の役目でしょ?」
「俺は紳士になった記憶は無いし、淑女をエスコートしているつもりも……」
そして、いつの間にやら、いつも通りの下校風景だった。
支援
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:39:40.69 ID:yFUqEcMXO
以上です。
行数を誤って、ちょっと最後がはみ出たのは勘弁してくれ
GJ!
ハルヒのクシャミがw
そしてここから桃色空間が発生する訳ですね。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:42:28.64 ID:r5B2YPzMO
>>26 「―――G―――――――J――――――。」
前スレkskしたのか?
迷惑な…
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 21:55:03.50 ID:g9By/0uT0
あなたの――>1は―――とても――――乙ね―――
>26――甘い――わ―――
31 :
桃色空間奮闘記:2007/07/24(火) 21:56:50.49 ID:OVPfIivd0
投下していいですか?
17レスぐらいです。
おk!期待!
wktk
35 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 21:59:55.36 ID:OVPfIivd0
戦況は絶望的だった。
それだけが存在理由だ。と言わんばかりに暴れる「神人」という名の半透明の化け物
次々と破壊されていく建造物
飛び交う悪態と悲鳴
既に負傷者の数ははかりきれない
機関に入って以来、僕だってそれなりに修羅場をくぐりぬけてきた。
それは何も僕だけの話ではなく、少なくともここに集まっている仲間全員がそう自負している。
死を覚悟じた経験も一度や二度ではないし、実際、仲間の中には生命の危機に関わるほど
重症を負った人もいた。
そんな経験もあって、僕らは既にこの閉鎖空間内での戦闘に関してはスペシャリストだった。
それはもう全員がたった1人でのハイジャック、及び原子力発電所の奪取が可能なほどに。
そんな一流の僕らが、今まさに機関始まって以来、最大のピンチをむかえている。
午前6時、涼宮さんと彼が朝っぱらから愛し合う事で発生した空間の中で。
「あぁ、もう駄目…」
森さんしっかりして下さい!もしどこか負傷したのなら…
「別に肉体的な負傷は負ってないんだけどね。」
はぁ…
「あんたはまだその年だから平気かもしれないけど
あたしぐらいになるとね。このゲロ甘&桃色の空気に包まれてるだけで体に毒なのよ。」
…
「なんてゆーか。心が蝕まれるっていうの?すっごい鬱になるのよね。」
な、なるほど。
支援
37 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:01:02.64 ID:OVPfIivd0
「つまり、もう決して取り戻すことのできない自分の青春時代を思い出し、
当時の自分との余りのギャップに心が挫け、極めて遺憾な状態に陥った、ということですな。」
あ、新川さん…そんなはっきり
森さんが新川さんをギロリと睨む。いつもならここで容赦なく肝臓打ち→ガゼルパンチ→デンプシーのフルコンボを
打ち込んでいるはずだったのだが、よっぽど気が滅入っていたのだろう、今回は剛体術一撃で済んだ。
それだけでも、新川さんの胃袋はズタズタになったはずだが。
口から血をまきちらし昏倒する新川さんをしりめに、森さんと対策を練る。
「ヤバイわね。昨日の今日ってこともあって、みんな疲れきってるわ。」
ええ、それに加えて桃色パワーでさらに(ある意味)凶暴化してる神人が相手ですからね…。
「多丸(裕)の顔見てよ。昨日のダメージと極度の疲労で顔がリカルド・マルチネス戦の伊達みたいになってるわ。」
ああ、本当だ…。
「神人の強さや空間の居辛さもそうだけど、戦ってる理由がアレなせいでテンションが上がらない。っていうのもあるわね。」
ああ、それはあるかも。
1組のカップルが愛し合い、肉体を求めることで発生した世界崩壊の危機を防ぐために戦う。
…なんて意味の分からない理由だろう。
百戦錬磨のソルジャーでさえそんな出動命令が下れば戸惑いの1つや2つ浮かべるというものだ。
「とにかく、うちみたいなベンチャーは1人1人のモチベーションが大事なんだから。その辺の対策も練ったほうがいいかもね。」
えぇ、機関ってベンチャーだったんですか?!…ってうわぁぁぁぁぁ!
前方からもの凄い勢いで飛んできた謎の物体をギリギリで回避する。
ソレはその勢いのまま、まるで地面に突き刺さるように激突した。
「ちぃ、一体何?!」
衝撃で飛び散る破片をかわしながら、飛んできたソレを確認する。
支援
支援
40 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:02:06.62 ID:OVPfIivd0
そこには上半身だけ地中にめり込み、下半身をぴん、と伸ばしたまま地面に突き刺ささっている多丸(圭)の姿があった。
「まぁ、まるでコンクリートの隙間から力強く必死に茎を伸ばして空を仰ぐように咲くたんぽぽみたい。」
言ってる場合ですか!
多丸(圭)を(1人で)必死に引っこ抜こうとしてると
「古泉まずい、こっちに来たわ!」
ええ?!
振り向くと確かに神人が1体、物凄く楽しそうにスキップしながらこちらに接近していた。
「逃げるわよ!」
ちょっと待って下さい!多丸(圭)さんが抜けないんです!
「そんなのほっときなさい!」
ええ?!…って森さんも手伝ってくださいよ!
が、森さんは既に球体化して遠くに避難していた。
神人がどんどん近づいてくる。
わわわわわわわわわ…!
必死に多丸(圭)を引っ張るが全然抜けない。
そりゃ出来るなら僕だって逃げたいけど、それは人として、古泉一樹として絶対間違っていると
自分に言い聞かせ、涙目になりながら引っ張り続けた。
スポン!
およそ人が地面から抜け出る音とは思えない効果音を奏でて、多丸(圭)をようやく掘り出すことに成功した。
が、時すでに遅し、神人の足の裏がもう目の前にまで迫ってきていた。
球体化している暇もない。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「古泉ぃぃぃぃぃ!」
遥か遠くの空から森さんが叫ぶ。決して助けてくれようとはしない。
万事休す!と、とうとう覚悟を決めようとしたその時
これはまさに「毒気に当てられる」ってやつですねw
43 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:03:46.67 ID:OVPfIivd0
『ヴォォォォォォォ…』
まさに間一髪。
神人がその動きを止め、足元からゆっくりと自壊し始めた。
僕は思わず腰が抜け、へたりと座り込む。
「ギリギリだったわね。」
ええ…、今回は本当に死ぬかと思いました。
…って森さんいつの間に。酷いですよ、助けてくれないなんて。
「空間が発生して1時間、神人が出現して30分が経過してるわ。…昨日より掛かったわね。」
無視ですか。
「しかし、酷い有様ね。」
周りを見渡す。建物は軒並み破壊され、仲間の半分以上は怪我を負い、地面にうずくまっている人もいる。
まるで核の被害にあったかのような状態なのに、相変わらず空間内は桃色で、空にはハート型の雲が浮かんでいる。
なんてシュールな光景なんだ。
しかし…
涼宮さんには早いとこ、彼との行為に少しでも慣れてもらわなければ。
だけどこればっかりは僕も横槍のいれようがない。
もし彼女に直接『愛する人とのSEXとはいえ、なにも緊張することはないんですよ。』的なアドバイスをしようものなら
…その後起こるであろう惨劇は容易に想像できる。
「ふぅ、とりあえず集合よ。今日の反省と、今後の対策を練る必要があるわ。
…新川、いつまで悶絶してるのよ。さっさと集まりなさい!」
身悶えている新川さんにドカッと蹴りを入れる森さん。あそこまで酷い事をするとは…彼女もそうとう参ってるようだ。
うん、そう思っておこう。決して普段からああって訳ではない。ないんだ。
しえn
45 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:05:34.62 ID:OVPfIivd0
「なにぶつぶつ言ってんのよ。」
ああいえ別に何も!
…あっぶねー。
ようやく気持ちも治まってきて、冗談(?)を言う余裕も出てきた。
とにかく、今は一刻も早く帰りたい。
なにしろ昨日は3時間弱しか寝れてない。金曜日だったので、疲れもかなり溜まっていた。
今日は午後から不思議探索だから、急いで帰れば2時間ぐらいはまだ眠れるかもしれない。
なんてことを考えながら、みんな集まっている場所へ多丸(圭)を担いで向かっていると…
『ヴォォォォォォォ…』
え?
僕はもちろん、森さんも新川さんも、他の仲間達も全員体をビクッ、と硬直させる。
「…今のってまさか…。」
森さんにつられて後ろを振り向く。
そこには信じられないような、信じたくないような光景が…
桃色神人、再・爆・誕!
「2Rね…ほんっと、若いって素敵。」
森さんが呟く、その顔は笑みを作ってはいるが、絶望と怒りと、そして悲しみに包まれていた。
他の仲間もみんな同じような顔をしていた。もちろん僕も。
やっとこさメタルクウラを1体やっつけたというのに、その後崖の上から無数のメタルクウラが現れた時の悟空とべジータの心境だ。…わかるよね?
「まぁ、ここでいくら落ち込んでもしょうがないわね。いくわよ、野郎共!」
森さんのその叫びと共に、半ばやけくそになりながら僕たちは神人に突っ込んだ。
どうか生きて帰れますように…。
森さんもまだ若いだろwww
支援
2ラウンドwwww
48 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:07:16.65 ID:OVPfIivd0
なんとか生きたまま桃色空間の中から帰ってくることに成功した頃には、時刻は既に10時をまわっていた。
戦闘自体は…まぁ今日2回めということでわりかし早めに終わったのだが、その後緊急で
対策会議が(道端で)行われた為、こんな時間になってしまった。
結局その対策会議というのも、ろくに結論が出ないまま終わってしまったのだが。
そういうわけで、僕が自宅に戻ってきた頃にはそろそろ不思議探索に行く準備を
しなければいけない時間帯になっていた。なんの拷問だ。
のんびりお風呂に入りたい気持ちでいっぱいだったが、あいにくそんな時間はない。
とりあえずシャワーだけ浴びる。自分の体を見るとあちこち擦り傷や、打撲で酷いことになっていた。
やれやれ、せめてお2人の事を少しでも嫌いになれれば、気持ちよく悪態もつけるというのに。
そんな事を考え、思わず苦笑する。
シャワーを浴び終え服を着た後、簡単な食事を摂る。
買っておいたパンを食べ、野菜ジュースを飲む。疲れているため食欲もいまいち沸かない。
それから少しばかりソファーに座りくつろぐ。うっかり寝てしまいそうだ。あぶないあぶない。
…そろそろ時間だな。
今日、今日さえ無事に過ごしてしまえば明日は日曜だ。きっとゆっくり休める。
そう自分に言い聞かせ、ソファーから体を起こす。
玄関で靴を履き重たい足を引きずるようにしながら、僕はドアを開けた。
支援
支援
支援
ああ、何か死にたくなってきた
ほんに傍迷惑なカップルじゃのぅw
53 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:08:49.64 ID:OVPfIivd0
集合場所まで行くと、既に僕以外の団員は揃っていた。
それはそうか。いつも最後の彼は今日は朝から涼宮さんと一緒にいたわけだから。
「やぁみなさんお揃いで。」
「おっはよー古泉君!」
「おはようございますぅ。」
「…」
「おぅ。」
朝っぱらからそれなり激しい運動をしたのだから、さすがの涼宮さんも少しは疲れていると
思ったのだが…むしろいつもよりもテンション高めに見えた。
…彼のほうは少しやつれ気味だったが。
「大丈夫古泉君?なんか少し顔色が悪いわよ?」
ああしまった。疲れが表に出てしまったようだ。
「いえ、大丈夫です。恥ずかしながら昨日少々夜更かしをしてしまいまして。」
横目でチラリと彼を見てみる。微妙に怪訝な顔をしていた。
「ふぅん、まぁ平気ならいいわ。
じゃあとりあえず喫茶店ね。そこで班決めするわよ。」
付き合っているんだから彼と2人きりでいればいいのに。わざわざ班を決めるところが涼宮さんらしい。
「あ、古泉君。ドベだから今日おこりね。」
…
…かしこまりました団長様。
公正な班決め(色つきわりばし)の結果、涼宮さん長門さん朝比奈さんの女の子3人組。
僕と彼の男2人組みという組み合わせになった。
支援
55 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:09:47.49 ID:OVPfIivd0
「じゃあ4時にまたこの喫茶店で待ち合わせね。
古泉君。キョンがさぼらないようにしっかり見張っててね。」
「かしこまりました。」
「さぼらねーっての。」
特に気分を害したようすもなく彼が溜息をつく。
「んじゃ、いくわよ。みくるちゃん、有希。」
あちら方と別れ、彼と街中を歩く。
「なんか飲むか?おごってやるぜ。」
これはめずらしい。なにかいいことでもあっ…そういやありましたね。凄いのが。
「?どうした、いらないのか。」
「いえ、ありがたくいただきます。今日はえらく気前がいいですね。」
「ま、今日誰かさんが遅く来てくれたおかげで珍しく財布が重いんだ。」
「なるほど。」
奢ってもらったコーヒーのプルタブをあける。彼は既に飲み始めていた。
「…昨夜はお楽しみでしたね。」
『ブーーーーーーーッ』
彼が派手にコーヒーを噴出す。ここまで期待通りのリアクションをしてくれるとは。
「なななな、なんで…ハッ、また機関とやらの情報だな!
おい、いいかげんにしろよ。俺はともかくだな、ハルヒのそんなプライベートなことまで…」
顔を赤くさせたり青くさせたりしながら物凄い勢いでまくしたててくる。
普段冷静な彼がここまで取り乱すとは…
支援
しえn
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 22:10:53.13 ID:W7//S60qO
死え…n
支援
60 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:11:20.27 ID:OVPfIivd0
「いえいえ、別に覗いてたり、会話を聞いてたりしていたわけではありませんよ?」
「?、じゃあどういうことだ。」
「閉鎖空間です。」
「なに?」
「昨夜の12時過ぎごろ、ものすごい規模の閉鎖空間があちこちに発生しまして…
昨日涼宮さんがあなたの家に泊まりに行っていたことは、僕をはじめSOS団員全員が知って
いたことだったので、発生した原因としてはまぁ、。そういうことかなと。」
この際だ。彼ぐらいには言ってもいいだろう。
僕の中に溜まっている疲れを少しでも癒すために、彼をおちょくって照れた顔でも見てやろう。
「…!…っっ!」
彼は落ち着かない様子で目をぎょろぎょろ動かしている。
その時点でかなりおもしろい。よっぽど恥ずかしいのだろう。
が、さらなる動揺を与えるため例の桃色空間の様子を伝えようとすると…
「閉鎖空間が発生した…ってことは…ハルヒはもしかして、ストレスを感じていたのか?」
「え?」
「いや、だって閉鎖空間が発生する理由ってのは、ハルヒの精神が不安定になることが原因なんだろ?
ってことは俺との行為になにか不満があって…」
いやいやいやいや。発生理由としてはまさにその真逆なのだが…
彼は顔を青くしながら頭を抱えている。こんな一面もあったとは。
「いや、でも昨日はハルヒもあんなに満足そうにしてたし…今日の朝だって…」
ぶつぶつ独り言を呟く彼。そしてハッと顔を上げると
「もしかして、今日の朝方も?!」
「え、ええ、発生しました。あの、でもですね…」
そうじゃないんですよ。と、別に涼宮さんは不満を感じていたわけではないんですよ。と
説明しようとすると…
支援
支――援―――
63 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:12:52.93 ID:OVPfIivd0
(ん?ちょっと待てよ…)
ピキーンと、ある閃きが僕の頭をよぎった。
そして…
「…そうですね。涼宮さんはあれで乙女チックな所がありますから。
もしかしたらまだ彼女の中では、あなたとそういう関係になるのは早い、と感じていたのでは?」
なんて事を口走っていた。
「で、でも昨日ハルヒは割りとノリノリで…はっ、ま、まさかそれも俺の為を思って?」
少し考えれば分かりそうなことなのだが、彼は完全に動揺しきっていて冷静な判断力を失っているようだった。
「考えられますね。涼宮さんがあなたの事を愛しているのには変わらないのですから。
多少強引に迫られれば、それは彼女としては断れないでしょうね。」
僕がそういうと彼はとうとう力なくうなだられてしまい
「なんてこった。俺はハルヒの気持ちを少しも考えないで…」
なんだかちょっと可哀想になってきた。
もちろんこのままではよろしくないから、それなりにフォローもする。
「でも、安心してください。確かに割りと規模の大きな閉鎖空間でしたが、
そこから重度のストレスや、不満などは感じ取りませんでしたから。」
僕がそう言うと彼はバッと顔を上げ
「そ、それはどういう事だ?」
「つまり、涼宮さんは嫌がっていたわけではないんですよ。
やはり多少の不安や恐怖みたいなものはあったのでしょうがその反面、あなたに求められて嬉しいと
いう気持ちもあった。その証拠に、いつもは獰猛に暴れる神人が昨日はまるで『どうしていいかわか
らない』といった感じでおろおろしているばかりでしたから。」
嘘8000な事を言う。結構穴だらけの説明だったのだが動揺している彼にはこれで十分だった。
「な、なるほど…」
彼も少しだけ立ち直ったようだ。
ここでトドメを。
支援
ワロス
ニヤニヤしながら支援
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 22:13:44.59 ID:HZzgIzcBO
し えん
68 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:13:51.85 ID:OVPfIivd0
「時間はたっぷりあるのですから、急いで体を求める必要はないと思いますよ。
あなたと涼宮さんの相性は抜群なわけですから。ゆっくり距離を縮めていけばいいかと。」
そう言ってコーヒーを口に運ぶ。彼は
「そうだな。そんなに急いてやる必要はない。サンキュー古泉。俺、なんだか焦ってたみたいだ。」
と言って、なんだか1人新たに決意を固めているようだった。
くくく、計算通り。
涼宮さんには悪いがこれで彼との行為がしばらく無くなってくれれば、僕をはじめ
機関の仲間全員が少しは休息をとれるというものだ。
もちろん、それで涼宮さんが欲求不満になって通常の閉鎖空間が発生しては元も子もないので、
その辺はまたタイミングを見計らって彼を焚き付けるとしよう。
集合時間になり、3人と合流する。
彼は涼宮さんの姿を見るやいなや彼女の肩を掴み、
『ごめんなハルヒ。俺、もっとお前のこと大事にするから。』
などと言っていた。
朝比奈さんは顔を赤らめ動揺し、長門さんも少し驚いてるようだった。
当の涼宮さんも顔を赤くしていたのだが、当然彼にいきなりそんなことを言われた意味が分かるはずもなく
「ええ?!と、当然よ!」
などと言っていた。…なにが当然なんだ。
それから解散になり、僕も帰宅することにした。
分かれる際に見た。彼から積極的に手を握られ、意味がわからず動揺する涼宮さんの顔が印象的だった。
しえn
ニヤニヤ――してしまう――――
71 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:15:07.69 ID:OVPfIivd0
ふぅ、これでしばらくは僕もゆっくり養生できそうだ。
彼と涼宮さんの絆をより深め、桃色空間の発生も防ぐ。なんて完璧な事をしでかしてしまったのだろう僕は。
機関に申請すれば、ボーナスでも出してくれるかもしれない。
そんなことあるわけないっての。とか1人でにやにやしながら歩いていると、いつの間にか自宅に到着した。
ああ、疲れた。すぐに横になりたいが…
どうせ明日はゆっくりできるんだ。のんびりしようか。
それから僕はゆっくりお風呂に入って、夕食を作り、テレビを見ながらのびり食事した。
久しぶりの休息はあっという間に過ぎていき、時刻は22時、
昨日ほとんど寝ていなかったためそろそろ目蓋のほうも限界である。
…そろそろ寝よう。
トイレで用を足し、布団に入る。
明日は何時に起床しようか。せっかくだ、いっそお昼の12時ぐらいまで寝てしまえ。
好きなだけ睡眠をとれることに小さな幸せを感じつつ、僕は目蓋を下ろした。
『『溝鼠ハイエナ糞豚ばかりぃぃぃ! ソゥアタック ソゥアタック ベノムセェェイ!!』』
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
しえn
死――
何と言う選曲
75 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:16:18.38 ID:OVPfIivd0
爆音に思わず目が覚める。
音の発信源を探る、どうやら自分の携帯電話の着信音だったようだ。
もちろんこんな激しいハードコアな音に設定した覚えはない。
…長門さん、今日は僕の携帯に触るヒマなんてなかったはずじゃ…
液晶を見る。
『着信・バイオレンス森』
森さん…?時間は…午前12時…。
…嫌な予感がする。
いや、でもそんなバカな。
だって今日僕が成し遂げた偉業によってあの空間が発生するはずはないのだから。
と、とりあえず電話に出よう。
「もしもし…」
「古泉。仕事よ。」
「えぇ?!それってまさか…」
電話越しで深い溜息が聞こえた。
「閉鎖空間よ。」
ハハハ…んなバカな。
「それって、どっちの…?」
「言わなくてもわかるでしょ。桃色のほうよ。」
なんで…今日のお昼の事は一体…
「しかも、規模の広さも神人ちゃんの浮かれっぷりも前回とは桁違いよ。」
そ、それはどういう…
「機関の精神部の話だと、涼宮ハルヒの中で昨日よりも激しい歓喜の気持ちが生まれたのが原因だって。」
激しい歓喜の気持ち?
支援
長門wwwww
支援
支援
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 22:17:30.04 ID:HZzgIzcBO
長門はイタズラっ子wwwwwwwww
支援
81 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:17:38.60 ID:OVPfIivd0
「なんでも彼のほうから彼女になんらかの告白をしたらしくって。」
携帯の向こうから自嘲気味な笑いが聞こえる。
「それを受けた彼女の強い喜びが、そのまま神人の行動に出ちゃってるみたい。」
…
「で、そのままベッドインしちゃったもんだから、当然閉鎖空間も発生する。
強い感動を引きずったままだから、空間の規模も神人ちゃんの浮かれ
具合もそんな風にパワーアップしちゃったってわけ。」
それは…
それはつまり…
僕が今日行った事が、思いっきり裏目に出てしまったということですか?
「どうしたの古泉。ちゃんと聞いてんの?」
「ああ!聞いてます聞いてます。」
とりあえずその事は黙っておこう。バレたらどんな目に会うかわかったもんじゃない。
「とにかく、もう新川をあんたン家によこしたから、急いで準備して。今日は戦闘に入る前にちょっとした集会をやるわよ。」
ちょっとした集会?
「今日の朝言ったでしょ。やつらと戦うには、個々のモチベーションアップが大切なのよ。」
はぁ…
「とにかく、来ればわかるわ。」
午前12時40分。
僕が現場に到着すると、そこには異様な光景が広がっていた。
機関の仲間が綺麗に、一列に整列しており、その背筋は例外なく伸びている。
そして、1人列に混じらず相対するように仁王立ちしている森さんの姿が。
支援w
策士、策に溺れて溺死しましたか
支援
85 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:18:52.45 ID:OVPfIivd0
「来たわね古泉。」
あ、あの森さん。これは一体…
「言ったでしょ。全員のモチベーションをあげるのよ。あんたもさっさと列に加わりなさい。」
怖いので支持に従う。
そのうち残りの仲間が到着し、彼らも同じように整列させられた。
それじゃあ、始めるわよ。
何をやるんだろう…どうやら僕以外の人たちはこれからなにをするか知ってるようだったが…
と呑気に構えていると…
「あたしが桃色空間特別対策員隊長の森園生である!」
えぇ?!森さん、急になにを…
「話しかけられたとき以外は口を開くな
口でクソたれる前と後に“Sir”と言え
分かったか、ウジ虫ども!」
いきなりなに言い出し『『『Sir,Yes Sir!!』』』ええええええ?!
「ふざけるな!大声出せ!タマ落としたか!」
『『『Sir,Yes Sir!!!!』』』
ちょ、どうしたんですかみんな!
森さんwwww
シエラレオネシエラレオネ
サヨウナラ古泉
wwwwしえん
恐ろしいwww
支援
支援wwwwwwww
92 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:19:56.70 ID:OVPfIivd0
僕の疑問などどこ吹く風。森さんはかまわず続ける。
「貴様ら糞超能力者どもがもしこの戦いに生き残れたら──
各人が兵器となる。戦争に祈りを捧げる死の司祭だ
その日まではウジ虫だ!地球上で最下等の生命体だ
貴様らは人間ではない
三流アニメキャラのクソをかき集めた値打ちしかない!
貴様らは厳しいあたしを嫌う
だが憎めば、それだけ学ぶ
あたしは厳しいが公平だ、二次創作での差別は許さん
古泉が自分のことを「私」と呼ぶSS、
名前が「小泉」、「朝日奈」となっているSS
「みくるちゃんでAVを録るのよ!」的なエロ同人誌
すべて──
平等に価値がない!
あたしの使命は甘くて身悶えるようなSSを読んでにやけることだ!
『10月8日 曇りのち雨』なみの甘さを!
『ハルヒ親父シリーズ』なみの甘さを!
分かったか、ウジ虫!」
わかりませ『『『Sir,Yes Sir!!!!』』』ええええええ?!
「ふざけるな! 大声だせ!」
『『『Sir,Yes Sir!!!!!!!!』』』
「OK、行くぞ!」
『『『オォォォオオオォォオ!!!!!!』』』
並んでいた仲間が雄たけびを上げ、次々と桃色空間へと突っ込んでいく。
1人残され、唖然としていると森さん(現ハートマン森軍曹)が近づいてきた。
支援
すげえ熱意だなwwww
あんたも森さんもwwww
そんな使命いやだぁwww
森さんwwwwwwwwwシエん
これなんてフルメタルジャケット?ww
ぶっ壊れてるwww
支援
99 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:22:36.85 ID:OVPfIivd0
あの森さん。これは一体…。
「ほら見てみなさい。全員見違えるようなテンションよ。
今日一日中考えてた甲斐があったってもんよ。」
は、はぁ…
「これから桃色空間が発生した場合、毎回これやるから。
あんたも次回からはちゃんと返事しなさいよ。」
うええええ…
「なによその反応。嫌だっての?」
いえ、なんでもないですぅ。
とりあえず、明後日にでも彼には本当のことを言おう。
うん、そっちの方がいろんな意味で安全だ。
おしまい
カオスwwwwwwwwww
GJ!
101 :
桃色空間奮闘記 〜古泉は二度死ぬ〜:2007/07/24(火) 22:23:22.52 ID:OVPfIivd0
以上です。支援感謝。
最後の集会のヤツはほとんど悪ふざけです。笑って許してください。
GJ!
笑える甘さは素晴しいwwwww
乙GJ!!!!!!
いろんな意味でニヤニヤが止まんねえwwww
お疲れ〜GJです
>>101 GJ!
バイオレンス森とハートマン森軍曹でコーヒー吹いたwww
GJ!
吹いた吹いた吹いた
GJ!
おなかいたいwww
GJ!
おなかいたいwww
二重になっちまった…orz
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 22:31:27.40 ID:Eg+jLNQ60
サーイエスサーは男に対するやつじゃなかったか?
女相手だとマムイエスマムだと思った
違ってたらすまん
一体何が起きてるか、俺には全く分かんなかった。
体が全く動かせないなんてのは初めての経験だが、これが世に言う金縛りなのだろうか?
何故だかそんな俺にハルヒが抱きついている。
がっちり背後に回されたハルヒの腕。俺の胸の辺りにあるハルヒの頭。耳朶を打つのはすすり泣き。
起床直後の様にボンヤリした頭で、ほんの少し前の記憶を掘り起こすと、何てことはなかった。
きっと、あの瞬間の俺はどうしようもないほどに若い熱情に駆られていたに違いない――ハルヒに告白するなんて。
てっきりすぐに「馬鹿じゃないの」とか、ドライでホットな反応が帰ってくると思っていたのに、
かつて無い反応をハルヒは見せたのだ。即ち、涙を溢し始め、俺に抱きつき――そして、冒頭にいたる。
「俺、何かまずい事言っちまったか?」と、ぎこちなく尋ねる。
にがい物がふと、込み上げてくる。こいつの涙の意味が何であろうと、「泣かせた」という事実で、自己嫌悪に陥りそうだ。
「はやく、言ってくれれば良かったのに。あたしが……あたしがどれだけっ――」
全て言い切る前にむせぶハルヒ。それでまた一層自分に腹が立つ。
くそったれ、と過去の自分に向かって言ってやりたいぜ。本当はあの世界の危機の時に自分でも気付いてたんだろうに。
分からないフリをここまで続けた自分に脱帽だ。完敗だよ。
かっこう悪いたらありゃしねえよ。……ともかく、俺はハルヒの背に腕を回し優しく力を込めた。
「ん……」と、吐息を一つハルヒは洩らした。俺は耳元で精一杯の気持を込めて囁く。
「なんて言うのか、……待たせて悪――」
かったよ、と続ける前にハルヒの野郎が突然顔を上げて、暴挙に出た。
「っ!? いきなり何しやがる!?」と、思わず叫んだのは、口の中に甘い香りが広がったからだ。
たしかに告白したが、返事より先にコレかよ。……俺は仕返しに、顔を上気させているハルヒにそっと口付けた。
俺には甘い物なんて逆立しても書けん
保守
いや、甘くなくてもあんたは十分にすげーよ!
てか何で最近こんなに・・・
最近は縦読みが流行なのか?w
たて読みって、何でこんなに流行ってるの?
118 :
訂正:2007/07/24(火) 22:38:44.94 ID:rBPmnb/VO
一体何が起きたか、俺には全く分かんなかった。
体が全く動かせないなんて初めての経験だが、これが世に言う金縛りなのだろうか?
何故だかそんな俺にハルヒが抱きついている。
がっちり背後に回されたハルヒの腕。俺の胸の辺りにあるハルヒの頭。耳朶を打つのはすすり泣き。
起床直後の様にボンヤリした頭で、ほんの少し前の記憶を掘り起こすと、何てことはなかった。
きっと、あの瞬間の俺はどうしようもないほどに若い熱情に駆られていたに違いない――ハルヒに告白するなんて。
たぶん一瞬の間も開けず「馬鹿じゃないの」とか、ドライでホットな反応が帰ってくると思っていたのに、
かつて無い反応をハルヒは見せたのだ。即ち、涙を溢し始め、俺に抱きつき――そして、冒頭にいたる。
「俺、何かまずい事言っちまったか?」と、ぎこちなく尋ねる。
にがい物がふと、訊きながら込み上げてくる。こいつの涙の意味が何であろうと、自己嫌悪に陥りそうだ。
「はやく、言ってくれれば良かったのに。あたしが……あたしがどれだけっ――」
全て言い切る前にむせぶハルヒ。それでまた一層自分に腹が立つ。
くそったれ、と過去の自分に向かって言ってやりたいぜ。本当はあの世界の危機の時に自分でも気付いてたんだろうに。
分からないフリをここまで続けた自分に脱帽だ。完敗だよ。
かっこう悪いたらありゃしねえよ。……ともかく、俺はハルヒの背に腕を回し優しく力を込めた。
「ん……」と、吐息を一つハルヒは洩らした。俺は囁く。
「なんて言うのか、……待たせて悪――」
かったよ、と続ける前にハルヒの野郎が突然顔を上げて、暴挙に出た。
「っ!? いきなり何しやがる!?」と、思わず叫んだのは、口の中に甘い香りが広がったからだ。
たしかに告白したが、返事より先にコレかよ。……俺は仕返しに、顔を上気させているハルヒにそっと口付けた。
縦読みがマイブームww誰か止めて
正方形読み!!!すげえ
豚切り失礼。
先程夏の企画について雑談所のスレで話し合い、仮決定した事を報告します。
"仮"まとめ
テーマ:「憂鬱」「溜息」「退屈」「消失」「暴走」「動揺」「陰謀」「憤慨」「分裂」「驚愕」からひとつを選択。
テーマ名に沿ったSSを書く。
開催期間:決定次第即時〜9/8(土)
投下期間:同上(?)
方式:開催期間中に所定ページにて投稿を受けつけ、最終日にwiki上で一斉公開
備考:タイトルにテーマ名を入れる必要はなし。テーマ名は別途に併記。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 22:47:22.83 ID:yFUqEcMXO
乙
アナルにも貼っときましたゆえ。
誰か前DAT上げてくれ。てか上げないならkskすんなよ。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:01:53.04 ID:qccjnrfYO
『って何あたしより先にぐーすか寝てんのよっ!って…しょうがないか…あんた、今日もがんばったもんね。……おやすみ。』
っておやすみなさい保守。
128 :
124:2007/07/24(火) 23:02:34.07 ID:gjesJfZq0
ありがとう。助かったよw
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:08:24.62 ID:qUrIsxgs0
ほ
>>127 な、何やってんだ!!
そんな就寝ver見せられたら他のキャラのも見たくなるじゃあないか!!
お・・・起きたら必ず書いてくれよ!!
全裸で待ってるからなっ!!
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:18:27.10 ID:tF739zDa0
ほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:19:59.76 ID:qccjnrfYO
『あ、もしもし?はろー♪ちょっと?聞いてるの?せっかく団長自ら、電話してあげてんのよ、起きなさいっ!
時差?あんたねぇ、メールばっかりじゃ、と思って電話したのに何?その態度?早く起きろ!
え?もちろん元気よ。大学?まずまずね。普通よ普通。言葉も通じるし。
何?へー、あんた心配してるんだ?いい心掛けね。え?大丈夫よ。ちょろいちょろい。
ん?……そう?…そんな事ないわよっ!……体?…うん…気を付けるわ。え?……ば、ばかっ。寂しくなんかないわよ……。うん…うん……ぅん………。
……っ……っ……って…な…泣いてなんか……な……い………。
ん……寂しいよ……。バカ…キョンのバカ……』
って何の話だっけ?って保守。
電話ネタは鉄板だな。
保守
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:33:21.06 ID:qccjnrfYO
『おーいっ!ややっ!もう寝ちゃったのかい?んーお腹出して寝てると、ぐるぐるぴーにょろ♪まっ!しょうがないっ!今日も一日ごくろうさんっ!…おやすみっ…』
って、保守。
ハルキョンの電話ネタは高確率で甘々展開になる保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:40:44.69 ID:qccjnrfYO
『えーと昔…というか今からなら《未来》ですね。お母さんが寝るまえに…ってもしかして寝てますか?……うふ、おやすみなさい。』
書きにくい。保守。
寝る前保守
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:45:10.13 ID:qccjnrfYO
>>138 『睡眠は多くの生命体が行う一般的な肉体と精神の保全の為の活動。脳は睡眠を取ることによって記憶の再構成と…。………。おやすみなさい。いい夢を私は願っている。………。』
って保守。
やけに良い保守だな…
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:53:36.17 ID:qccjnrfYO
『――――――寝て―――――しま――――った。―――――お――――――――や――――――すみ♪』
って脳内九曜の語尾が♪付きであがったらどうなんだ?的な保守。
はたして宇宙人はこの地球をどう見るんだろうというのはだれでも考えそうなことだ。いや、確かに俺の周りにはどういうわけか宇宙人がいるぞ?
ちょっと言い方を変えて、何も知らない無地無色無垢の人はどうやってこの生活空間を解釈していくんだろうか。その過程は?
いかにもこれはいろんなジャンルで既にいろいろなアプローチがされてるんだろうよ。…でも、だ。頭に何かが引っ掛かる。長門のことだ。
全知全能らしい親玉は観察のためにあのインターフェースを地球に投入している。長門の外見は人そのものだし、会話も一応成立している…多分な。
この際身体能力がすべての五輪選手を足してもまだそれを凌駕するような事とかは無理にでも置いておこう。
問題は、俺からみて長門が明らかに変化している事だ。
その変化は長門が「習得」したものなのか?働きかけと行動に関するプログラムらしきものが選別されて、より環境に適応するようになったのか?
いやまて、あのリアルな幻なのかぼやけた現実なのかわからぬ3日間。想定外のエラーだといった。
そして、俺はあの抜け殻のような長門を前にしてエラーの原因は感情だと確信していた。そのはずだ。ああもう、何か混乱している。忌々しい。
要するにこういうことか?落ち着け俺。プログラムらしきものの選別がなかったとすると朝倉みたいに「感情があるように見える」やつと「いかにも無感情な」長門を比べたら
朝倉に上乗せされているのはエラーの蓄積だったのか?全知全能たる親玉さんよ。朝倉は自らの力で解析できなかったものを「使って」できたものなのか?
…俺の頭がまだオーバーヒートしているのは勉強不足だからか?今は休むとしよう。
衒学趣味にさらに走ったキョンが寝る前にやってそうな独白保守
って更新忘れてたorz空気嫁自分…
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/24(火) 23:58:13.73 ID:+UWCZudOO
『やぁキョン。夜分遅くにすまない。この前の話の続きになるんだが…って聞いて…ないね。寝ちゃったのかい?くっくっ。いや睡眠はとても大切だからねくっ。そもそも人間の脳と言うのは…(ry
くっくっ、また話が長くなってしまったね。それじゃ、おやすみキョン。夢の中にも僕が出て来ることを期待するよ』
――もしもし……うん、あたし。
――でも、あれね。やっと夏ーって感じよね。
――あ、そうそう。宿題は早めにやっちゃいなさいよ。
――去年みたいに、夏休み最後にまとめて写す、なんて認めないからね?
――うっさいわね。大体なんでそんな断定されなきゃいけないのよ。
――う……。じ、じゃあ、そうね。こうしましょ。
――前半に一気に仕上げて後は一日も休まず遊び続けるの。良いでしょ?
――何よ、その反応は。不満?
――『会えない日があるから会えた日が輝く』なんて、何時の時代の台詞よ?
――いいかしら、キョン。あたしは一日たりとも無駄にする気はないのよ。
――毎日がお祭騒ぎでこそ、人生でしょ!
――隠居なんて愚の骨頂よ? ……そ、分かればよろしい。
――じゃあ、さっそく明日から始めましょ。泊りがけでやっちゃうわよ。
――異論は認めないわ。……それはどういうつもりで言ってるのかしら?
――『親が旅行でいない』ってのはつまり「襲っちゃうぞ」宣言でいいのかしら? まあ、不潔。
――……。何よ、笑いたきゃ笑えばいいでしょ。人間だから、そんな日もあるわよ。
――その微妙に押し殺した笑いが余計ムカつくわ。
――明日覚悟しなさいよ。絶対に出会い頭にドロップキック決めてやるわ。
――……ふん、じゃあね。
キョンの親、明日からいないんだ……。あ、でも妹ちゃんは当然いるわよね。
……って何考えてたのよ、あたし。……うう、頑張れあたしの理性。
明日からしばらく耐えてよね、お願いだから。まだ、一線を越える覚悟はないのよ、ホントに。
……寝よう、明日は明日の風が吹くわ。――ぐぅ。
何か電話ネタ見てたらムラムラっと来て久々に書いてみた。
後悔も反省もしてない。……でも眠い
ノシ
IQ5とか、俺バカスwwww
orz
なんだこの猛ラッシュw
>>146 いや、書いたことで+5されたんだよ!!
乙!
IQ5www
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 00:10:19.07 ID:aX02VEyGO
>>146 『んー?ややっ!落ち込んでるのかなっ?どわっはっはっは!たかだか掲示板のIDなんか気にすることないにょろ!うん!あたしは君に今日!まっくすめがっさ!いい事が来るように願っとくよっ!』
IDテスト兼ねて保守
保守
ID孫?
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 00:18:45.33 ID:i5dp+3HA0
ほ
>>147 +を忘れてたせいで最初UnTIに見えたのを何故か思い出してまたなんとも言えず……にょろーん
いい加減寝るわ。今日はいつもより早く起きなきゃならんの忘れてたwwww
と保守
SSかきつつ保守…完成ははるか未来…にょろ〜ん
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 00:27:19.63 ID:hANugpQK0
IDててて・・・・・
て
157 :
てs:2007/07/25(水) 00:37:40.44 ID:RpALeudl0
みよ!俺のIDを!
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 00:37:59.94 ID:aX02VEyGO
『もう寝てしまわれたのですか?では、私も失礼することにします。勿論、我々《機関》では、添い寝も仕事の内です…。では、おやすみなさい……。付け加えれば、新川も古泉もご希望でしたら、添い寝させますが?』
そういや、昼間も森さん書いてなかった、って保守。
森さんktkr
愛しの彼が振り向かない長門verをずっと聞いてた俺も末期w
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 00:51:52.94 ID:aX02VEyGO
保守
保守なのです
保守
保守
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 01:18:52.64 ID:aX02VEyGO
・
IDネタワラス
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 01:36:40.73 ID:ZPsX1NGv0
ほ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 01:36:52.59 ID:dTraNJFmO
保守
ほう、巷ではIDテストが流行っているのか。
しれっと俺も試してみるか、
ゅんゆん。
ゆんゆんテス
ほしゅ
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 02:01:22.74 ID:xoXl95Xu0
キョン 「明日も不思議探索か、そろそろ寝るか」
古泉「今夜は寝かせませんよ」
アッー!
× 今夜は
○ 今夜も
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 02:27:54.54 ID:O+1yAX8UO
古泉「さて、寝る前にトイレに行きますか」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 02:28:31.02 ID:wsYYFhzEO
朝比奈「ダメですっダメですぅ〜、そんなことしたら、キョン君がおかしくなっちゃいますぅ〜」
妹「キョンくん、一緒に寝よ〜♪」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 02:48:59.97 ID:Y2Oru3qeO
長門「寝る前にお茶…」
………。
長門「おやすみなさい」
………。
長門「眠れない…」
朝倉「おやすみなさい♪」 グサッ
ハルヒ「集合時間まであと6時間ぐらいか…そろそろ行かなくっちゃ!!」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 02:59:25.64 ID:aYAX4QcD0
目を覚ますと蒸し暑い空気が肌を押す。
深呼吸をすると生暖かい夏の終わりが肺の中を満たし、俺は軽くむせそうになる。
――暗い。ひどく暗い。「ここがどこか」という問いの答えよりもまず俺が「今どのような状態なのか」を知りたかった。
服は制服……? 加えて何かにのしかかられている……? いや、マウントポジションをとられている、と言った方が正しいだろう。
ふと、風が吹き込み、その方角から洩れる光、月明かり。窓が開いているらしい。
見上げて気づいた。俺に馬乗りになっている姿は――その姿は。
「谷口……?」
保守
>182
永眠するから!永眠しちゃうから!
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 03:27:10.85 ID:dTraNJFmO
保守
こんな時間に起床してしまったよ保守
☆
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:10:17.71 ID:asIZ+UYC0
今日も徹夜でテスト勉強保守
@9時間か……
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 04:40:11.21 ID:xoXl95Xu0
キョン 「結局寝られなかった。 不思議探索、長門と当たれば図書館に寝れる。長門にメールするか」
長門「パーソナルネーム【キョン】を着信及び受信拒否に設定……完了」
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:07:03.37 ID:xoXl95Xu0
キョン 「あれ?、長門へのメール遅れない。 そういえばメールアドレス変わったって長門からメールあったな」
from キョン
to nagato
起きてるか
from nagato
to キョン
起きてる
from キョン
to nagato
あの灰色の場所での約束覚えてるか。覚えてるなら、今日の不思議探索のくじの細工頼むよ
from ハルヒ
to キョン
なんであんたが、あの時のこと知ってるのよ、今日は希望どうり私といっしょするわ、
せつめいして貰うわよ
PS. ポーニでいくから期待してなさいよ
キョン 「やれやれ」
>>145 先週の月曜日以来のミッドナイト乙!
相変わらず甘い会話だこと♪
>がんばれあたしの理性
ハルにゃんの方が我慢する作品は珍しいネ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 05:33:06.96 ID:RyGrVgnHO
ハルヒ「あれれ?おかしいな このドキドキは……」
キョン「どうしたハルヒ」
ハルヒ「もっとずっと ぎゅっとしてね」
キョン「ハルヒ…」
ぎゅっ
ハルヒ「…///」
キョン「…はなさない」
ハルヒ「///////」
好ーき好きすキッ!スーき好きすキッ!
スー好き好きキッ!スーきすキス キョンキョン!
おはよう 桃色GJ
「なぎ払え!」
── うぼああぁ
「どうしたのよ!それでも世界を焼き尽くした神人なの!?」
── うぼ……うぼぉぁ
「ちょっと古泉君、なんとかして」
「別のアニメと間違えてないかって言ってますが」
「チッ、腐ってやがる」
保守
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:20:11.61 ID:G9711EhU0
ほ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:39:41.56 ID:dYe4SmkCO
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 06:51:20.14 ID:ceUAELI70
保守
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 07:04:25.50 ID:aX02VEyGO
『なに?あんた、いつまでぐうすか寝てるのよっ!団員としてあるまじき行為ね。え?何?……そ、そう。ちょっ………と……んっ…朝から…なに…よっ……ん……ばか………あっ………』
おはようございました。って保守。
202 :
サザソのトリヴィア:2007/07/25(水) 07:04:59.32 ID:P6MHHcGC0
ペット忘れました
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 07:21:37.42 ID:G9711EhU0
ほ
204 :
サザソのトリヴィア:2007/07/25(水) 07:22:04.58 ID:P6MHHcGC0
( ^ω^)サザンのトリビア
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 07:30:03.24 ID:dYe4SmkCO
さぁ、その調子で全キャラ書いてみよう!
…ごめんなさい。書いてください
207 :
サザソのトリヴィア:2007/07/25(水) 07:30:40.52 ID:P6MHHcGC0
サザ鳥もちゃんとレスする時があるのかwwwwww
最近、保守のレベル高いな・・・
俺の出番無いや。
心置きなく長編を書く事にしようw
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 07:52:15.86 ID:G9711EhU0
ほ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 08:02:11.44 ID:aX02VEyGO
『おはようございます。うふ、よく寝ていましたよ。今日はどこに行きま…っ?え?ちょ…ん…そん…な所……禁則…で…やっ…。』
おはようございます。
って保守。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 08:15:10.44 ID:ceUAELI70
おまいら朝っぱらからなんて保守してるんだ・・・・
GJ!
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 08:32:10.00 ID:G9711EhU0
ほ
213 :
サザソのトリヴィア:2007/07/25(水) 08:32:48.73 ID:P6MHHcGC0
これすごい深い意味があった気がする
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 08:34:48.62 ID:aX02VEyGO
九曜『―――――あ―――――――あ―――――』
橘『?』
佐『?』
九曜『―――――あ―――――――あ―――――』
橘『あ?』
佐『あー?』
九曜『―――――あ―――――――あ―――――♪』
藤『なつやすみぃ♪』
おはようございます。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 08:53:10.29 ID:G9711EhU0
ほ
216 :
サザソのトリヴィア:2007/07/25(水) 08:53:43.70 ID:P6MHHcGC0
サウザンドトリビューア
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 08:58:27.19 ID:aX02VEyGO
『…おはよう。……二度寝は規則正しい夏期休暇を過ごす為の弊害となりうる。許可はできない。……その行為ならば……許可する………っ………ん。』
そろそろ本当におはようございます。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 09:11:02.07 ID:G9711EhU0
ほ
ほ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 09:15:39.62 ID:aX02VEyGO
『ったく、もう…朝から…。え?そ、そう?ん!何て事言うのよっ!エロバカっ!そ、そりゃ気持ちよか…っ……た……けど…。……ばか…。シャワー浴びてくるね♪』
活動開始。
みんな起きろって保守。
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 09:18:47.12 ID:9p3laTyyO
●●●●●●●●<「「「「「「「「マッガーレ!」」」」」」」」
キョン「アッー!」
そんなIDの俺が保守
保守
ほ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 09:44:09.21 ID:aX02VEyGO
『ちょっと!髪乾かしてるんだから邪魔するなっ!って下着持って行くなっ!こらっ!もう!あんた変態?そう?……じゃ、黒にするわよ。何?その目は!?もう…。で、今日、どこ行くっ?』
行ってきます。
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 10:00:32.17 ID:G9711EhU0
ほ
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 10:06:05.85 ID:dYe4SmkCO
朝からにょろ〜ん
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 10:18:01.43 ID:OzqToVxn0
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 10:18:41.55 ID:OzqToVxn0
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 10:23:55.16 ID:OzqToVxn0
「イツキくん、なにか捕まえたわ。これ、なにかしら」
「バッタじゃないですか。トノサマバッタ。図鑑で予習してきましたから」
「さすがイツキくんは勉強家ね」
「あいた、噛み付かれました。明確な敵意を感じますね」
「大丈夫?」
「大丈夫ですよ。これで昆虫採集は完璧ですね」
「じゃあ、ラムネでも飲もうよ」
夏だのう。保守。
脳内メーカーテラモエス
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 10:26:30.95 ID:aX02VEyGO
『ちょっと!この車なんでクーラー効かないの!?きなこもちチロルが溶けちゃうじゃない。
ん?有希にもらったのよ。あ、そこ右っ!下手くそっ!危ないじゃない!え?何?食べたいの?……しょうがないわねっ。ほらっ!あーんして♪』
渋滞中って保守。
あ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 11:04:43.26 ID:G/+aybbPO
保守
保守
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 11:34:09.44 ID:saMz12jhO
浮上
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 11:47:36.07 ID:OzqToVxn0
保守サービス。
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 11:58:03.28 ID:saMz12jhO
保守
保守なのさ!
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:10:40.85 ID:OzqToVxn0
3年拡張保守サービス
暑い…保守
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:23:03.96 ID:KbKngYsOO
点検
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:24:01.90 ID:amjz5P/J0
「桃色空間奮闘記」の裏側で「3人娘のそんな放課後」があったと妄想する保守
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:28:55.23 ID:dYe4SmkCO
「有希のおつかい」って電波を受信中。
SOS団で虫捕りに行くって電波が来たが、SS書いたことないし…
だれか書いて…
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:42:23.33 ID:dYe4SmkCO
>>246 おぉ! なんか繋がるなw
確か前に作者を呼んだら続き書いて来るて言ってたな…
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:54:12.59 ID:EMSB9R+X0
>>248 虫取り→夜が本番→罠にかかるまで待ちましょう!→・・・・暇ね→アッー
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 12:59:28.72 ID:aX02VEyGO
『あんたが薦める映画だから、どんなもんかって思ったけど、まぁ、なかなかよかったわ。え?べ、別に怖くなんかなかったわよ。う、うるさいわねっ!悲鳴なんかあげてないわよっ……。で、お腹空いたね。何食べるっ?』
ってやっと昼飯だぜって保守。
mixiのハルヒコミュで微笑が紹介されてマンセーされてた。
保守
また微笑か…
一日一回は「微笑」聞くな。
別にマンセーは構わんが、他所の話題を持ち込まれても…
直リンでな・・・せめてトップにリンク張れよ・・・
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 13:32:30.83 ID:aX02VEyGO
『なかなか美味しかったわね!あのジンギスカン!で、次はどこに行くっ?え?もう帰るの?ってなんでよっ!せっかくの休みなのに、バカっ!
団長命令よ!もう少し付き合いなさいっ!え?バイトなの?なら、早く…そう言いなさいよ……。……………。あれ?道こっちだっけ?』
と実は保守リレーしてます、って保守。
そろそろ自重してほしいものだ>マンセー
ほしゅ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 13:53:51.62 ID:dTraNJFmO
保守
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 13:58:37.67 ID:aX02VEyGO
『あのねぇ、いくらバイトとは言え、そんなに簡単に休んじゃだめなの!そ…そりゃ、一緒に居れるのは…嬉しいけど…。とにかく罰よ罰ゲーム!今からそこでビリーしてなさい!あたしは、その間にシャワー行ってくるわね♪』
バイトさぼってホテールって保守。
保守に期待保守
最近多い保守を冠した作品達がなんだかイイと思う保守
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 14:30:30.56 ID:aX02VEyGO
『こらっ!勝手にはいってくるなっ!ビリーはって…だめだって……お風呂場でなんか……って…ん…ばか……やっ…あっ』
って昨日と同じ流れになりつつあるって保守。
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 14:48:47.91 ID:aX02VEyGO
『ん…ぁ…っ…ゃ…ねぇ?…っ…。お風呂場でするって…声が響いて何か変な気がしない?…っ…ぁ……あふっ……や…』
って、暑いな。って保守。
微笑は神作だが、原作レイプだからなw
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 15:08:36.07 ID:dYe4SmkCO
いい保守にょろ
保守
原作レイプじゃない二次創作ってあるの?w
言い方、てか言葉が足りなかった。悪かった。
オリジナル設定の微笑を最終とか抜かすバカどものことだ。
>>269 それはある程度の伏線が回収できてたからじゃね?
と、投下後の感想で似たような事を言ってた俺が言うのもどうかと思うけど…
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 15:15:55.63 ID:G9711EhU0
分裂で伏線増えたけどなwww
伏線たってこっちが勝手にそう思ってるだけのものもあるしな。
それは別に伏線じゃないだろwみたいな。
必ず回収しないといけないのとそうでないの、みたいな。
陰謀でみくるが長門の部屋で思いついた心当たりのある誰かさんとか。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 15:33:32.46 ID:aX02VEyGO
『ねぇっ!よく怪しいビデオとかでさ、盗撮とかあるじゃない?こーゆー部屋とか撮られてるんじゃない!?カメラ探しましょうっ!
って何?見せ付ける?って、あ、あんた!バカじゃないのっ……っん……ちょ……やぁ……で…電気消して……』
って保守。
言い方は悪いかもしれなけど、二次創作は原作には敵わないさ…
伏線ありまくりで、ながるんが何を考えてるか解らない状態だしw
まぁ微笑の伏線は原作で回収されない類のやつだしなぁw
ところで古泉が、朝比奈さんは庇護欲をくすぐられる、みたいなこと言ってるのってどこだっけ?
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 15:43:14.26 ID:RpALeudl0
>>275 これだな。陰謀の真ん中らへんにあったよ。
「言うまでもないと思ったんですよ。朝比奈さんも守ってあげたくなる人に変わりはありません。無意識のうちに庇護欲をくすぐってくれますからね。超能力の一種かと思えるくらいですよ」
あ
さ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 16:00:21.25 ID:RpALeudl0
く
さ
せ
ふ
せ
ふ
浅草せ布施ふ
…文章になってないぞ
( ^ω^) …浅草
(⊃⊂)
⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
ミ⊃⊂彡
せふせふ→しょうしょう→少将
浅草少将……深草少将の紛い物か
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 16:30:13.70 ID:ShCdVjNi0
ほしゅ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 16:44:01.04 ID:RyGrVgnHO
キョン「おかえり。お風呂にする?ご飯にする?」
古泉「ふーんもっふ!」
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:02:33.96 ID:gRvOzVqp0
>>246 エロパロの@初体験があったとさらに妄想する保守
>>291 まーだまだまだ、ハルヒのこと!もっと、知りたい〜♪
「ぎゅっ」
「も、もうキョンたら///」
保守
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:32:20.33 ID:dYe4SmkCO
にょろ〜ん
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:46:39.56 ID:uvFwT4tX0
ほし
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:57:34.72 ID:G9711EhU0
しいたけ
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:00:25.69 ID:gjZP6A5VO
保守
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:16:29.83 ID:G9711EhU0
ほ
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:16:45.32 ID:FxsCAZHBO
☆
気が向いたら書いて投下するかもしれない
まあ期待はしないでくれ
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:35:11.21 ID:dTraNJFmO
保守
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:40:54.46 ID:d5sQoBQC0
長編書き終えたら達成感を感じたが、何故だか虚無感も感じている俺が保守
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:50:38.54 ID:ZOy6CCPH0
>>303 とりあえずその長編とやらを投下してみないか保守
>>303 それなら保守作品を投下しなくてもいいな保守
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 18:53:35.10 ID:d5sQoBQC0
乙
達成感で満足してるうちに紛失した俺参上
今夜はハリポタスレ乱立の予感
一応保守
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 19:18:10.68 ID:AzEIOtjS0
uge
保守である
危ない
浮上
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 19:45:22.67 ID:7kLenpzc0
ほ
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 19:57:10.72 ID:dTraNJFmO
保守
保守
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 19:58:41.76 ID:RpALeudl0
あげほ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:09:11.21 ID:dTraNJFmO
保守
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:11:54.09 ID:y3aid8oYO
保守
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:19:35.05 ID:G9711EhU0
ほ
ほ
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:27:31.45 ID:GPeuxECD0
え
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:27:53.72 ID:G9711EhU0
み
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:27:57.16 ID:rSFQKMXj0
ぇ
│
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:34:52.31 ID:EMSB9R+X0
り
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:35:16.95 ID:jTbVHQCC0
食べてません
読書好きの宇宙人、妙に冗長に話しやがる超能力者、麗しい癒しの未来人。そして核弾頭搭載歩行型兵器ハルヒ。
こんな連中が一堂に会する話というのは明らかにB級の漫画だが、俺の周囲でそのような状況がつくられているのはどうしようもない。
その光景に無理矢理お世辞を言うならばアヴァンギャルドだが、実際そんないいもんじゃあない。カンヴァスの上に落とされるペンキは計算されているらしいが、
周囲の状況はただペンキを落としただけにとどまっているようにしか見えんのだ。
あの閉鎖空間はいかにもチープな世界だったしな。ま、鶴屋さんにとってはギャグの最先端と思えるのだろう。あるいは芸術か?
そんな中においてよくもまあ一般人たる自らが生き延びているものだ。特に何か能力があるわけでもなく、
良識をうだうだ述べて無視されるという状況。その良識を保つことに躍起になっている俺は少しみじめだ。
はて、何が俺の中で変わったのか?あの魑魅魍魎の跋扈する世界からどんな干渉ををうけたのだろうか。自分ではわかりにくいが、たぶん本は前より読むだろうし
俺の思考回路もだんだん捻くれてきたのかもしれん。今度またおすすめの本でも紹介してもらおうか。長門がそういう判断基準を習得したと信じてな。
なんだか超常現象のさなかに谷口でも放り込んで実際に観察したくなってきた。それを見るのはさぞかし面白いだろうよ。
キョンが寝る前にやってそうな独白保守
め
き
め
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:52:39.13 ID:OKna8xqp0
き
の
た
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:58:24.35 ID:GPeuxECD0
に
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:58:31.41 ID:EMSB9R+X0
り
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:58:48.72 ID:G9711EhU0
ょ
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 20:59:59.97 ID:9p3laTyyO
う
こ
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:01:38.22 ID:OKna8xqp0
ちょw
めきめきの谷亮子 (暑)
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:05:16.56 ID:i5dp+3HA0
ときめきの谷亮子じゃなくてよかったおwww
なんという団結力www
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:14:10.13 ID:9p3laTyyO
と
め
ど
な
く
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:21:47.94 ID:EMSB9R+X0
た
に
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:23:33.85 ID:9p3laTyyO
り
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:25:06.82 ID:gCCQ/3yK0
ょ
う
こ
を
た
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:32:17.87 ID:RyGrVgnHO
た
え
る
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:33:28.27 ID:RpALeudl0
童
投下の予定がなければ、投下してもいいか?
少し長くなりそうだが・・・
wktk
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:35:23.28 ID:rnlfr7OhO
>>363 お願いします。この流れを打ち破ってください
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:36:43.95 ID:hqCIZwdb0
>>363 不必要な一文字連鎖を断ち切ってくれるなら幾らでも
wktk
カオスがやってくるwww
wktk
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:39:50.20 ID:G9711EhU0
一文字から始まる奇跡がある
うだるような暑さが、じりじりと肌を焼く。すっかり梅雨もあがり、本格的な夏が到来したのだ。
俺は汗をだらだら流しながら、だるい身体を引きずるように公園の並木通りを歩いていた。妹にジャンケンで敗北し、コンビニへアイスを買いに行くはめになったのだ。あそこでグーさえ出さなけりゃ。グーさえ出さなけりゃ。あつい…。
ボーっとする頭の中で後悔の念がぐるぐるサーキットのように回り続ける。ため息をもらした俺は、流れる汗を手でぬぐい、空になったコーラの缶を公園のゴミ箱へ放り込んだ。
ふと、ゴミ箱に目をやる。なんだ、あのゴミ箱からはみ出ている棒は?
ゴミ箱からにゅっと突き出ている白い2本の棒が妙に気になり、俺はゴミ箱に近づいた。なんだこりゃ。マネキンの足じゃないか。
まったく。どこの誰だかしらないが、公園のゴミ箱にマネキンを捨てるなんて。まあ路上に放置したり川に流したりするよりはマシとはいえ、こんなところに放りこむなよ。俺はまたため息をもらし、ゴミ箱に背をむけた。
その時、がさりと視界の端でマネキンの足が動いたような気がした。びくっとして俺は再び横目でマネキンの足を一瞥する。
マネキンが動くなんてわけないよな。うん。俺の気のせいだ。きっと。そもそも人間がゴミ箱の中に入っているわけなんてないから、ここから突き出ている足は、マネキンの足に違いないのだ。
人間の足であるはずなど、断じてない。
「………犬神家の人々」
背中のむこうにあるゴミ箱の中から、非常に聞き覚えのある声がした。聞こえなきゃよかったのに。
しかし聞こえてしまったものはしょうがない。俺はゴミ箱の前に立ち、冷蔵庫の中にある腐臭を放つキャベツを除去するような手つきで、おそるおそるゴミを漁った。
嫌な予感が的中した。そこには、足をゴミ箱の外へ放り出してぐったりした長門有希が、身体を二つに折り曲げて納まっていた。
「………ほぅ」
第49回日本ミステリー大賞受賞作を彷彿とさせるセリフを口にする長門をゴミ箱の中から抱き起こす。その身体は茹で上がったタコのように熱い。
あっつ! 熱いな!? おい長門!? どうした、しっかりしろ! 傷はあさいぞ!
「ピピルピルピルピピルピ-」
なんかヤバそうなエラー音がしてるぞ!? 大丈夫か!? 見るからに大丈夫そうじゃないんだが!?
「………水……つめたい水を…」
水だな!? よし分かった待ってろ長門!
俺は長門の身体をゴミ箱の中から担ぎ出すと、担いだまま走り出した。すぐ近くに、半年前に朝比奈さんと一緒に亀を投げ込んだ川があるんだ。
すぐさま川にたどり着いた俺は、担いでいた長門の体を持ち上げ、いきおいよく川へむかって放り込んだ。
よみがえれ、長門おおぉぉぉ!
音をたてて水中に頭から落下した長門は、つきささった杭のように腰から下を水面上に突き出し、体からしゅわしゅわと水蒸気をあげ始めた。ああ、そういやこんなシーン、刃牙の中国拳法大会編でもあったな。刃牙が黒糖水を14kg一気飲みする場面。
なんとかエラーの直った長門と一緒に、俺は公園のベンチに座って休憩していた。まあ、長門の事情も聞かないといけないしな。
何があったんだ、長門。
「………うかつだった」
絵に描いたような迂闊な格好だったよ。それは十分理解している
「………私は、自分の力を過信しすぎていた。そのおかげで、不覚をとってしまった」
長門が顔を伏せてぽつりとそう呟いた。
まさかお前、またカマドウマとか情報素体みたいな、俺たちの想像も及ばないような外敵と戦っていたのか?
「………そう」
支援
無理するなよ。お前が世界存亡の危機のために身体を張ってくれるのはありがたいんだが、いつかきっとお前自身が倒れちまうぜ。そんな事態にはなってもらいたくないんだ、俺たちは。だからさ。俺たちのことも頼れよ。
そりゃ頼りにならない足手まといかもしれないけど、それでも何かの役には立つと思うぜ? たぶん。
「………それじゃ、聞いて」
ああ。話してみろよ。
「………周防九曜がたおせない」
なに、またあの天蓋領域が!? 雪山の山荘といい、なんでそんなに長門ばかり……ねらって………
その時、俺の脳裏にある光景がフラッシュバックした。まだ梅雨まっさかりの頃のことだ。そういえば、前にもこんなことがあったな。あの時は、長門が川を流れてて……
ああ、いけない。そういえば俺、お遣いの途中だったんだ。じゃあな長門。マンションに帰ってしっかり休んでおけよ。
そう言って立ち上がった俺の手を、長門がひかえめにつかんだ。
「………力をかしてくれるんじゃなかったの?」
あ、いや。そのつもりだったんだけどさ…。またあれだろ? フードバトルで負けたとかなんとか言うんだろ?
「………ちがう。フードバトルで彼女に負けたのではない」
じゃあ何で負けたんだよ。まさか本当に常人には推し量れない宇宙的なバトルで負けたっていうのか?
「………町内恒例の我慢大会で負けた」
離してくれ。俺はさっさと帰って、涼しいクーラーの下でダラダラしながらアイスを食べ、明日のために英気を養うんだ。つきあってられないぜ。
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:46:02.93 ID:OKna8xqp0
支援
「………待って。聞いて。あなたにとってはどうでもいい青春の1ページかもしれない。けれど、私にとっては人生に関わる一大事。この世に生をうけて4年の月日しか経過していないのに、人生に関わる一大事が起こっているという不条理に同情してくれるなら、聞いて」
同情しないから離してくれ。我慢大会に出るくらいなら家でのんびり本でも読んでろよ。
「………私が我慢大会で周防九曜に負けたままならば、来週末あたりには世界は崩壊する」
またその極端な理論かよ!? もういいから。図書館にでも行けよ。涼しいぞ、あそこは。熱にやられてそんなことを口走るようになっちまったんだ。頭をひやしてこい。な?
「ブブ....ブブブブブ....この操作を....完了するのに十分な記憶域....ブブブがありません....ブブブビー.....レジストリデータベース....がピピピブ壊れています.....ピピピーピルピピ」
うおおおぉぉぉい!? またエラー音もれてるぞ!? こわいな! なんかいろいろ、データベース壊れちゃまずいだろ!
「早食い大会の次は、我慢大会ですか。いやはや。チャレンジャーですね。長門さんも」
なんとかしてくれ、古泉。俺がいくら「プライベートなことなんだから自分で解決しろ」って言っても、エラー起こしたふりして脅かすんだ。反則だろ、実際。いい年したじいちゃんが夕食後に「メシはまだか?」とか言ってくるようなもんだぜ。
シャレにならないことは言わないでもらいたい。ようやく胃の痛みもひいてきたっていうのに。
「我慢大会? 我慢大会って、今度の日曜に銭湯である、サウナの我慢大会のこと?」」
団長席にすわってネットサーフィンしてたハルヒが耳ざとく聞きつけ、俺たちの方へ視線を送っている。
ああ、その我慢大会のことだ。長門がその我慢大会にひどくご執心なんだが、その大会にどうしても負けたくない相手が出場するから興奮してるんだよ。長門がひとりで。
「ふーん、そうなんだ。私はあまり興味なかったしわざわざこんなクソ暑い時期にサウナなんて行きたくもなかったからスルーしてたんだけど、有希ってそういうのが好きだったんだ」
「………現代は飽食の時代で、身の周りになんでも便利なものがあふれている。自分の家から一歩も出ることなく生きていくことも可能な時代。我慢することもなく、また我慢することを知らない人間が大勢いる昨今。
自らあえて困難の道に身を投じることで、物や他人に頼らず生きて行くことができる強い人間に成長するための鍛錬修養でもある。そしてまた、そういった現代社会に対するアンチテーゼでもある」
いいこと言ってるようで、まったく脈略ないよな。
支援
支援
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:51:06.07 ID:RyGrVgnHO
「そ、そうだったの……。分かったわ、有希。あなたがそこまで深い考えを持って我慢大会に挑んでいたなんて」
いや、絶対そこまで考えてなかったと思うぞ。
「そこまで有希の意思が固いのなら、止めないわ。いえ、むしろ私も応援するわよ! 有希だけを戦地に送るようなことはできないもの。私たち全員で我慢大会に臨むのよ! SOS団の結束はダイヤモンドの共有結合なみに固いのよ!」
おいおい、本気で言ってるのかよ!? ダイヤモンドは熱に弱いんだぜ!?
「ものの喩えよ。それくらい分かりなさい。それじゃ、私はSOS団全員の参加申し込みをしておくから。日曜はみんなで銭湯に集合よ!」
全員で望むって、まさか俺たち全員が参加するのかよ!? 勘弁してくれよ…。いいかげん暑苦しい季節だってのに…。
しかし、いくら俺が反論してもハルヒは聞きやしないんだろうな。あんなに楽しげに笑ってるあいつが、ほいほい意思を翻すわけがない。
「まあ、たまにはいいじゃないですか。涼宮さんを退屈させないためにも、たまにこうして日常レベルの刺激を与えておくことは大事だと思いますよ」
そう言われればその通りなんだが……。やれやれ。まあ、いいか。長門もなんだか楽しそうだし。
そうして、ついに大会当日がやってきた。
「入るのはサウナだけど、新しい水着を買ってきたからちょっと楽しみだな。我慢大会だけどあんまり無理せずに、楽しくできたらいいですね」
「なに言ってるのよ、みくるちゃん。我慢することが目的とはいえ大会なのよ、大会。負けは許されないわ。気張っていくのよ!」
まあそう言うなよ。朝比奈さんが熱で倒れてしまってもいけない。俺たちはあくまで長門のサポートって立場なんだ。辛くなったらすぐに棄権すればいいのさ。
支援
しえん
それよりも、肝心の長門がまだ来てないぜ。遅いな、あいつ。なにやってるんだ?
「あ、長門さんがきたようですよ」
銭湯の前に集まる人ごみの後方に控える俺たちは、一様に古泉の指差す方を見た。
「………お、遅くなってハアハア…ごめん。ハアハアハア…。ま、間に合ったハアハアハア……」
俺たちの元へ、汗みどろになって荒い息をもらす長門がやってきた。
長門さん? なにやってるんですか? あれですか。もうすでにサウナでよろしくやってきたんですか?
「………ハアハア違う。これはハアハアハア、ウォーミングアップハアハアハア」
そんなの必要ないだろ!? なんでサウナに入る前から肉体を酷使してホットになってるんだよ!? やる気あるのか!?
「まあいいじゃない、キョン。これが有希流のサウナ我慢術なのよ。ところで前から気になってたんだけど、この我慢大会の優勝商品ってなに? 物によっては私たちもより一層奮起できるかもしれないわ」
だからあまりハッスルする必要もないんだが…。ええと確か、サウナの利用券と、商品券5000円分だったかな。
「なにそれ。普通ね。あんまりやる気にもならない商品じゃない」
しょうがないだろ。しょせん、商店街のお遊びみたいな催し物なんだ。期待する方がどうかしている。
「そうだ! 大会をより盛り上げるためにも、私たちの間での優勝者に贈る景品を作りましょう。そうねえ…。景品とはちょっと違うけど、SOS団の中の誰から優勝でたら、団員の中から誰かひとりとデートできる権利なんてどう?」
デート? SOS団内の誰かと?
「そうよ。不思議探索パトロールの時みたいにみんなで行動するんじゃなくて、2人っきりで遊びに行くことができる権利よ」
町内我慢大会で勝利しないとデートもできないとはな。しかし、誰かさんに気を遣うことなくデートできるというのは確かに魅力的ではあるな。
「………デート…」
「デートかぁ…」
どうかしたのか、長門、朝比奈さん?
支援
支援
支援
その時だった、ミーティングする俺たちの隣に人影が近づいてきた。
「──────はあはあはあ────はあはあはあはあ──────」
周防九曜!? お前……なんだそのしめり具合は。行水でもしてきたのか?
「──────ふっ─────ハンデ──────はあはあはあ──────」
無理するなよ。宇宙人ってなんでこんなバカばかりなんだろうと時々思う。
「………それしきのウォーミングアップでハンデ面しないでほしい。私の方がより多くの汗を流している」
だから張り合うなって。
大会開始の時刻となった。参加者たちは全員水着に着替え、男女の別なく広いサウナ室内に入っていった。参加者数は俺たちSOS団も含めて、20名くらいだろうか。
「いいわね、SOS団の知名度を上げるためにも、絶対に勝つのよ。特に有希。あの頭の大きなライバルに、絶対勝つのよ」
「………もとより、そのつもり」
だいぶ盛り上がってるようだな。一部の人間が。
「私も、せっかくの機会だしダイエットのために頑張ってみようかな」
朝比奈さんは全然ふとっていませんよ。理想の体型というやつです。
「ダイエットのためにサウナに通うという方がいますが、正直いってサウナにダイエット効果はあまりありませんよ」
「えぇ!? そうなんですか!?」
「そこ、うるさい! 勝負はもう始まっているのよ! 静かに我慢に集中しなさい!」
やれやれ。ハルヒは完全に勝負師モードに入っちゃってるようだな。長門と周防もにらみ合いながらじっと暑さに耐えているようだ。
室内温度は110℃。サウナだし、こんなもんだろう。しかし暑いな…。それに息苦しい…。
「もう10分は経ったでしょうかね。そろそろ辛くなってきたので、僕はこのへんで失礼させていただきますよ」
ああ。お疲れ。
古泉が出て行ったことで安心したのか、他にも何人か参加者がサウナを出て行った。10分入っていれば十分だろう。俺もそろそろ出ていきたい気分ではあるが、長門と周防の2人も心配だし、それに朝比奈さんが途中で倒れたりしないかどうかも心配だ。もう少しねばるか。
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 21:58:50.76 ID:r06yzx2Y0
支援
支援
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:01:16.27 ID:NXdhV7NUO
支援
大会開始から20分経つ頃には、サウナ内には参加者が数人のこっているだけだった。ちなみにその数人というのは俺以外に、ハルヒ、朝比奈さん、長門、周防の4名だ。
どうやら他の十数名の参加者は本気で我慢大会をするつもりはなく、物珍しさかタダでサウナに入れるという庶民的心理からの参加だったようだ。
まあ、それでいいと思うよ。実際。無用の我慢なんてわざわざするものじゃないしな。
ただ問題は、長門と周防の主役2名が、サウナ室の出入り口前でもじもじするように押し合いへし合いしているということだ。ひょっとして、出たいけど出るに出られない状況なのか?
「………出たいんでしょ? 早く出れば?」
「──────私は──────まだ余裕──────あなたこそ無理は禁物──────」
「………無理なんてしていない。私はあと2時間はいける。ただ少しトイレに行きたいなと思っただけ。でもそっちもまだ我慢はできる」
「──────私もちょっとのどが──────かわいただけ──────でも3時間は我慢できる──────」
やっぱ出たいんだ。出たいけどライバルが出ないから出られないんだ。あんなドアの直前でそんな見え見えのウソついてもバレバレだろうに。
「………私だってあと4時間はここにいられる。トイレに行きそびれたとしても、勝負を捨てるつもりはない」
行けよ! 勝負にこだわるよりトイレに行きそびれる方がプライド傷つくんじゃないの!?
「──────のどがかわいたって死にはしない──────私は一生ここに住んでもいいくらい──────」
いや、死ぬって。のどかわき過ぎたら死ぬよ。宇宙人は死なないのかもしれないけど、こんなところに一生住むなよ。どんな人だよ。履歴書に「住所:サウナ室」とか書く気かよ。
支援
しえn
大会開始から30分。サウナ室内には、もう俺とハルヒと朝比奈さんしか残っていなかった。
結局あのメイン2人はあの後、2人仲良く肩を並べるようにサウナ室を出ていった。最後まで言い訳がましくトイレがどうこうのどの乾きがどうこう言っていたが、今は2人ともサウナ室のガラス向こうの廊下で取っ組み合いの大喧嘩をしている。
おい、トイレお水分吸収はいいのか? やっぱウソだったのか?
まあそんなことはどうでもいい。我慢大会の生き残りは全員SOS団のメンバーになったんだ。もう誰が優勝したっていいだろう。これ以上苦しい思いをする理由もなくなったことだし、帰ろうぜ。
と言いながら席を立ち上がりかけた俺は、20分が経過した後はじめて、ハルヒと朝比奈さんを見たことに気づいた。
ハルヒと朝比奈さんは長椅子に腰かけ、ヒザの上に腕を置いてぐったりうなだれた姿勢でかたまっていた。
「デートデートデート」
「デートデートデート」
なにか訳の分からないことをブツブツ呟いている2人。おい、大丈夫か!? 脳にきてるわけじゃないよな!?
俺が隣にいたハルヒに手をさしのべた時、ハルヒはその俺の手をいきおいよく払い飛ばした。
「デートの邪魔するんじゃないわよ! そんなに出たいんならさっさと出ていきなさいよ! そんな根性なしはこの戦場じゃ生き残れないんだから!」
うわっ!? な、なに怒ってるんだよ? デート? なに言ってるんだ? デートじゃなくて我慢大会だろ? 本格的にヤバくなってきたんじゃないか?
「キョンくん…。悪いことは言わないわ。これ以上ここにいるのは、危険です。民間人は早々に立ち去りなさい」
信じられないくらい低音のハスキーボイスで朝比奈さんが俺を上目遣いに睨みつけた。なに、民間人って。確かに民間人だけどさ。
大丈夫かよ、2人とも!? しっかりしてくれよ!
サウナ室のガラスをノックする音がした。見ると、古泉が廊下から困った表情で両手をひろげていた。古泉が指差す方を見ると、長門と周防の2人が例の高速早口でなにかを呟きながら組み合っているのが見えた。
お前らこんなところで何やってるんだよ!? 変な呪文つかうなよ!
支援
shienn
<早口言語約>
長門「いいえ、絶対私の方が後で出ました!」
周防「私です。私の方が出るの2秒遅かったです。サウナ室から右足を出すのがあなたより2秒後だったですぅ!」
長門「はい、見え見えのウソ発見。ダウト。見てたよ、私。あなたが後ろ足をサウナ室の敷居から外に出すの見てから、その後で私は自分の後ろ足をサウナ室から出したんだから。間違いなく私の方が後でした。はい決定」
周防「いいえ私の方が後でした。あなたの方が私よりも2秒早く外に出たんだから、あなたの負けです。後ろ足がサウナ室から出たんじゃなくて、先に足をサウナ室から出したあなたの方が負けなんです。言い訳で八つ当たりするのやめてもらえる? うざいんですけどー」
長門「八つ当たりじゃありませんー。私はすごい我慢強い方だからあれくらいのことは平気でしたー。私は内へ内へいろいろためこんで行くタイプだから、我慢も内へ内へ溜め込んでまだまだいける予定でしたー」
周防「私も内へためこむタイプだし、あなたより容量が多い分我慢もできてましたー。だからあなたの方が先に出てたんですー」
長門「いいえ身体全部がサウナ室から出きった方が負けだから、あなたの負けです。屁理屈こねて腕つかむのやめてもらえる? 暴力反対ー。口で勝てないからって、暴力で物事を解決しようとしないでくださいー」
周防「してませんー。あなたが先に私につかみかかってきたんですー。だから仕方なく私も自衛のためにあなたの腕をつかんでるんですー。あなたが離したら私も離すつもりなんですー」
長門「じゃあ私も離すから、あなたも離しなさいよ。せーので離すのよ、せーので」
周防「先に手を出したあなたがなんでそんなに高圧的なの? 勝手に話をつくって進めないでよ。何? あなた仕切りたがり? どうでもいいけどさっさと離してよ。私はそっちが離したら離すって言ってるじゃない」
長門「仕切ってるんじゃありませんー。あなたが人の言うことを聞いてくれないからですー。私は妥協案を出しているだけですー。あなたが人のことをもう少し信用していれば、こんなことは言わずに済んでたんですー」
周防「他人に責任をなすりつけるのはやめてくださいー。マジうざいんですけどー」
古泉「……2人は一体、何をしようとしているのでしょう…。おそらく、僕たち一般人には想像もつかない超人的な戦いが2人の間で繰り広げられているのでしょう…」 ゴクリ
すえん
支援
かれこれ我慢大会が始まって1時間が経っていた。もう俺は頭が熱でくらくらするんだが…。
ハルヒと朝比奈さんはまだ白くなった矢吹ジョーみたいな体勢でぶつぶつ言っている。早く出ようぜ。さっさと出てファンタ飲もうよ2人とも。
「みくるちゃん、あんまり我慢しない方がいいわよ。我慢は身体に毒だから」
いや、我慢してるのはお前もだろ。
「涼宮さんこそ、早く出たらどうです? サウナでいくら汗を流してもダイエットにはならないんですよ」
それはさっき古泉から聞かされたことじゃないですか。
「別に私はダイエットのためにやってるんじゃないのよねー。ほら、私って負けるのがすっごく嫌いじゃない?」
「実は、けっこう私も負けず嫌いなんですよ〜。黙ってましたが」
「へー。でも早く棄権した方がいいわよ、みくるちゃん。私ってすっごく我慢強いタチだからさ〜」
「奇遇ですねぇ。私も我慢には自信があるんですよ。もう1年以上もある人にいじられ続けてますから。イヤでも我慢強くなっちゃったんですよねー」
「私なんて小6の時からずっと退屈な毎日に耐えつづけてきたんだから、我慢にはすっごい自信あるのよ。世界レベル?」
などと言いながら、2人はやおら立ち上がり、じりじりとサウナ室のドアに近づいていく。とうとう決着の時か!?
「もういいのよ、頑張らなくても。華々しい優勝は団長である私が飾ってあげるから。みくるちゃんは先に外でカルピスでも飲んでなさい」
「いえいえ。ここは年長者として私が。どうぞ涼宮さんはお先に外でジンジャーエールでも飲んでいてください」
ドアを開けてまで何をやってるんだ2人とも。もう俺の我慢も限界だぜ。さっきから異常なくらい頭がくらくらしてるんだ。いいからさっさと出させてくれ!
俺はドアの前で互いに道を譲り合っているハルヒと朝比奈さんの背中を後ろからドンと押した。
2人が体勢を崩しつつも外に出たことで、ようやく俺もサウナから脱出することができた。密閉されたサウナに閉じ込められて、実に1時間10分の死闘であった。外の空気がやけに新鮮で心地よい。ああ、シャバの空気はうまいぜ!
あれ、なんかみんなが俺を見てる。なんだ? おい、古泉。どうしたんだ?
「おめでとうございます。あなたが、この我慢大会の優勝者ですよ!」
え? あ、そういえば。サウナを最後に出たのは俺だから……俺が優勝ってことなのか!
支援
支援
支援
支援
次の日。SOS団の部室には異質な空気が流れていた。
「キョンくん、今日は最高級のお茶を持って来たんですよ。飲んでくださいね」
「キョン。よくぞ優勝したわ。おかげでSOS団の知名度は急上昇よ!」
なんだかいつもと違う部室の空気に、俺は怪訝そうに文芸部室内を見回した。ハルヒと朝比奈さんが妙に猫なで声なのもさることながら、長門が本から目をあげてじーっと俺を見ているのも気になる。
なにかあったのか、古泉?
「我慢大会に出場する前に、我々の間でかわした約束事を覚えていないんですか? 優勝者はSOS団の団員1人と、2人きりでデートできるという約束です」
ああ。そういえばそんなことも言ってたな。じゃあ何か? デートだかなんだか知らないが、俺と一緒に遊びに行きたいってアピールしてるってのか? わざわざデートなんてしなくても、しょっちゅう一緒にいるんだからいいじゃないか別に。
「ダメよキョン! 確かにわざわざデートだなんてお膳立てする必要ないかもしれないけど、一度決めたことはしっかり守らないと。し、しかたないから、私がデ…一緒にあそびにいってあげるわよ!」
「キョンくん、お茶の葉が切れちゃったんですよ。デートとまでは言いませんが、一緒にお買い物に行ってくれませんか? 2人きりで」
何かしらないが、ハルヒと朝比奈さんと長門がエネルギーのこもった眼差しで俺を見つめている。この3人、そんなに俺のことを……。
って、んなわけねえか。どうせ俺に何かおごってもらおう、なんて思っているんだろう。まあ。そんなもんだろう。
しかしそう思うと、それはそれで腹が立ってくる。なぜ出たくもなかった我慢大会に出場させられた挙句、デートと称して俺がいろいろ出費しなければならないのか。実に不条理じゃないか。
「キョン、早く選びなさいよ! 誰とデートに行きたいの?」
何でそんなに高圧的に決定を迫られるのか。それが分からない。これって優勝者に与えられた自由権利じゃなかったのか? 強制的に行かされる、いつもの不思議探検パトロールの延長みたいなものだったのかよ?
「うっさいわね。気になるじゃない。早く選んでよ」
「キョンくん、早くおしえてください」
「………決めて」
3人がぐいぐいと俺に決定をせまってくる。
「さあ」
「さあ」
「………さあ」
支援
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:16:36.40 ID:G9711EhU0
それにしても大人気ない宇宙人www
女の気持ちの理解らない馬鹿め
追い付いた支援
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:19:06.76 ID:OKna8xqp0
それが彼…キョンなのです
うるさい! そんなに押し付けるなよ。これじゃまるで罰ゲームじゃないか。やめだ。デートなんてしない。俺は帰る。
「な、なに言ってるのよ! 優勝者はデートってもう決めてあるのよ!?」
ああそうかよ。わかったよ。決めてやるよ。デート相手はSOS団の団員なら誰でもいいんだよな。おい古泉、帰るぜ。駅前のゲーセンにでも行って寄るか。
「優勝者のあなたがそう言うのなら。僕に拒否権はありませんからね」
肩にカバンを担ぎ、キョンが出て行った部室内で、ハルヒとみくると長門はそれぞれ落胆の表情で、無言のまま立っていた。
「キョン…」
「キョン……」
「悪いですね、皆さん。それじゃ、僕はこれから彼とデートということなので」
「ま、仕方ないわね。なんか、私たちそわそわしちゃって彼にプレッシャーをかけちゃったみたいだし」
「そうですね。反省です……。でも、相手が涼宮さんや長門さんじゃなくて、古泉くんでよかった」
「それじゃ、僕はこれで。また明日、お会いしましょう」
ふふふ。計算通りですよ。
マッガーレ
〜完〜
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:21:03.54 ID:TJpOLcTk0
>>408 4歳の子と(おそらく)生後数ヶ月の子だからおおめに見よう
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:21:23.34 ID:VWCXoUc60
ハルヒしぼん→ハルヒ死亡エンド回避のためにキョン時間移動可能になってどうのこうのってVIPのSSだっけ
なんか読み直したくなったんだけどどこのSSかどうしても思い出せないんだわ
つまり何が言いたいかって言うと俺日本語でおk
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:21:58.42 ID:G9711EhU0
乙
タイトルだけで前回の作品が分かったw
レス数13回になってしまった…もっと少ないと思ってたのに。
なんか尻すぼみになってしまったが、支援とコメントありがとう!
いろいろこれからも精進しないと。
乙でした!
GJ!
なんというバカな戦いwww
乙です
宇宙人共マジ子供w
ピピルピルピルピピルピ-
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:34:20.15 ID:p3I6ew0Y0
保守age
ハルヒ「ちょっとキョン・・・」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「頭撫でられるの嬉しいんだけど恥ずかしいわ・・・クラスのみんなが見てる」
キョン「ハルヒは俺の所有物って見せつけてるんだから当然だろ。なんならキスしましょうか、俺のアリス?」
ハルヒ「よ、余計に恥ずかしいじゃない」
キョン「可愛いな・・・」
壁]]谷口「抜け駆けふざけるな抜け駆けふざけるな抜け駆けふざけるな抜け駆けふざけるな」
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:40:51.10 ID:aX02VEyGO
『ただいまっ!ってサッカー始まってるじゃない!安全運転しすぎなのよ、あんたは。
そりゃ大事なのはわかるけど。え…ってお風呂もはいってないし、サッカー終わった後ね。べ、別にサッカー終わったら絶対ってわけじゃないんだからね!』
って日本がんばれ保守。
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:49:25.60 ID:dTraNJFmO
保守
ハルヒ「ちょっとキョン」
キョン「ん・・・」
ハルヒ「ねぇ・・・ちょっとキョン」
キョン「んぅー・・・」
ハルヒ「修学旅行中に私の部屋に来るのは良いけど寝ないでよ〜恥ずかしいから」
魚か「いいな〜羨ましいラブラブなのね」
ハルヒ「まだ付き合ってないのよ・・・」
大野木「なぜに!?」
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 22:57:17.16 ID:aX02VEyGO
『…………ニッポン…………チャチャチャ………ゴール………』
って保守。
23:00にアナルを立ててくるゾイ。
ハルヒ「ちょっとキョン!」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「みんなが見てるから抱きつかないでよ〜!」
キョン「だってハルヒ良い匂いするし、抱き心地が最高なんだもん」
ハルヒ「・・・条件さえ合えば誰でも良いの?」
キョン「いや、ハルヒじゃないとヤ〜ダ。だって好きなんだもん」
ハルヒ「・・・ん」
谷口「けっ、見てらんねぇぜ・・・タバコ吸うか」
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:08:00.63 ID:aX02VEyGO
『今日は一日楽しかったわ。あたしだって楽しい時は楽しいって言うわよ。映画も見たしジンギスカンも食べたしホテルも行ったし…。
あんたはどうだった?答えなさい!……っ……ん、はぁっ…ってキスなんかじゃごまかされないんだ…か……ら………って………や、…あ……ん。』
って保守。
オッシーム
>412
古泉wwwいやなオチだなぁwwwwwwwwwwww
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:17:32.69 ID:hqCIZwdb0
アッガーレ↓
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:21:50.67 ID:Qg+JzbwYO
ハルヒ「ちょっとキョン!あがりなさい!!」
キョン「・・・仕方ないな。ただし」
ハルヒ「きゃっ」
キョン「お前をお姫様抱っこしてな、ハルヒ」
ハルヒ「・・・あぅ」
保守
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:30:53.57 ID:EMSB9R+X0
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:32:39.89 ID:aX02VEyGO
『ところで、今日って何回したのかしら?気になったらIDでも抽出しなさい。
うん…あたしは一日楽しかったわ。……あんたはどう?ん?ならよかったけど。明日も一緒にいようね♪』
ってラスト保守。
>>434 黒い古泉を書いたことがなかったから、やってみようかなという軽い気持ちでやってみたw黒いキャラを書いたことがないだけだが。古泉に限らず。
黒っぽい谷口なら書いてるが…。探偵物語とか
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:42:43.37 ID:i5dp+3HA0
長門なら弐寺の穴冥を余裕でフルコンしそうだと思ってしまった保守
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:44:17.33 ID:EMSB9R+X0
長門なら今俺の横で寝てるよ。
それ俺が昨日捨てたダッチワイフ
キョンあたりが案外意外に鬼姫を赤でフルコンプクリアしそう
保守
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 23:58:54.97 ID:dTraNJFmO
保守
ハルヒ「ちょっとキョン」
キョン「何だ?」
ハルヒ「えっと・・・その・・・」
キョン「ん?」
ハルヒ「えっとね・・・だから・・・」
キョン「・・・付き合う?」
ハルヒ「えっ・・・ひゃぁ!?」
キョン「結婚どころか死んでもずっと、付き合わないか?」
ハルヒ「ひ、人が恥ずかしさを堪えて言おうとしたセリフをよくも・・・でも嬉しい」
キョン「可愛いよ、ハルヒ・・・ずっと俺のだからな?」
ハルヒ「うん、私はずっとキョンのもの」
魔法陣グルグル 完
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:02:39.48 ID:OSv7ecsW0
ちょいと書いてみようと思うんだが、設定上聞いてみたい事があるんだ。
関東在住の人って自分の部屋にエアコンあるの?
(↑親と同居してて自分の個室に、ってことね)
誰かアドバイス頼む。
>>448 一人暮らしだけどある、使ってないけど。
>>448 普通にある。一日中付けっぱなしにすると親子喧嘩の種になる代物だ。
>>448 俺もってる。
犬もいるからゲージあるし、冷蔵庫や
TVやDVDなんかもある
あるっていう意見が多いが、ない人もわりといるので注意。
親が専業主婦の中流階層以上ならあるとことが多いと思う
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:12:42.39 ID:yIEK9oSX0
>>448 あります。(親と同居)
友達の家にもだいたいあります。
一人暮らししてる友達の家にもあります。
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:13:26.37 ID:OSv7ecsW0
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:14:53.65 ID:OSv7ecsW0
>>453 すまん、リロってなかったわorz
書き終わるまで残ってたら投下しに来ます
キョン「日本負けたね」
古泉「だね」
ハルヒ「なんかムカつく!」
キョン「よしよし、落ち着けよハルヒ」
ハルヒ「あぅ・・・キョンになでなでされると文句言えない」
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:17:41.62 ID:gdp4lJ15O
『あーあ、負けちゃったわね…。って…寝てるの?…おーい。…一日お疲れ様…。みんな!明日も元気にがんばるのよっ!』
おやすみなさいって保守。明日は長門保守。
ほ
>>458 一人ずつやってくれんのか!?
ならば鶴屋さんと佐々木、藤原の日まで裸で待たせてもらうぜ!!
ちゃんと靴下もネクタイも着用するからよろしくたのむんだぜ
>>460 パンジーにツッコミを入れたら俺は負けなんだろうな…
ウィキペディア・・・GO・・・?
俺に何を調べろと・・・
このスレまだあったのか……!
熱心に投下していたころが懐かしい……
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:38:38.63 ID:pZiNsUAK0
保守
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:45:23.14 ID:AuSSj9gI0
IDにSS……
これは何かのお告げだろうか……
だけどネタなし保守
>465
j9か…ボヤボヤしてたら、後ろからバッサリだな!
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:49:22.24 ID:s/vZNdYn0
いd
誤爆
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 00:53:59.41 ID:yIEK9oSX0
どっちもどっちも
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:01:55.85 ID:TlBwXNnA0
め
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:05:00.42 ID:yH6E6KgYO
ぞ
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:06:01.17 ID:ZiipSdXC0
ん
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:06:36.68 ID:XqTvDaux0
い
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:07:37.04 ID:1o9hGpTB0
っ
こ
く
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:14:26.78 ID:ZiipSdXC0
の
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:25:02.00 ID:TWAik2qwO
た
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:25:23.14 ID:y6atMa4j0
め
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:33:03.93 ID:OSv7ecsW0
に
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:37:44.28 ID:TWAik2qwO
た
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:39:21.06 ID:pJQlo29W0
に
り
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:46:02.08 ID:ZiipSdXC0
ょ
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:46:37.38 ID:V5bXeGsk0
う
こ
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:47:24.04 ID:pJQlo29W0
こ
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:47:45.45 ID:yIEK9oSX0
ろ
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:48:18.22 ID:cj9j/QQRO
し
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:48:45.16 ID:pJQlo29W0
て
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:48:55.93 ID:T/+jO/KQ0
あ
げ
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:49:48.82 ID:wuSBqKZ00
る
いつだったか長門が語った言葉。真理集合のなんとやら。本を読む機会が若干増えていたせいか、たまたま読んだ本にて
俺が最も近づきたくない領域たる数学の中の有名な定理に似たようなのがあることがわかった。
そりゃ長門、俺にわかるはずがない。
ただこの定理について、「人間がことばで考えることによる限界だ」って節だけはこれでもかと聞かされてる事と被っている。
言葉といえば、どこかのお偉方が語りえぬことについては沈黙しなければならないと言っていた。
まったくもって、俺の身のまわりのこの超常現象は説明できん。これは誰の見た夢でシナリオなのか?
ハルヒのやることなすことが論理だろうとなんだろうと破壊してしまうというのが、耳にタコができて腫れあがるほど聞かされた事だが…
それでも俺の内部には、超常現象に慣れ親しんでしまっているのにもかかわらずこれが夢だという思いがどこかに残っている。
現実に…あの3日間は夢ではなくまざまざと体験した事なのだが、それでも俺と長門の間以外にはその爪痕が残っていない。
とりあえず沈黙をしてみようか。しばらく無言を通してみようか。実際に行動を起こそうとしたってハルヒやその傀儡が許しはしないだろうがな…
なんせそれは、方向性は違えど朝倉が俺にしでかしたことと紙3枚分ぐらいしか違わないように見えるから。
すこしひねてきたキョンの独白保守
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:51:51.19 ID:yIEK9oSX0
めぞん一刻のために谷亮子殺してあげる
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:52:19.56 ID:7UYygN0lO
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 01:53:06.18 ID:HLTC7681O
らきすた見ながら保守
谷が一体何をしたと言うのかね?
保守
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:14:48.53 ID:cj9j/QQRO
ハ
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:15:27.15 ID:lSLq15Au0
レ
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:16:17.81 ID:wuSBqKZ00
ハ
ン
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:20:28.21 ID:wuSBqKZ00
波
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:22:40.24 ID:TlBwXNnA0
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:23:29.94 ID:lO+pjLLE0
保守
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:46:42.22 ID:wuSBqKZ00
ハルヒ「ちょ・・・何してんのキョン!」
キョン「何て・・・わかるだろ」
ハルヒ「だからなんで抱きつくのかって聞いてんのよ!」
キョン「好きだからに決まってんだろ」
ハルヒ「バカ・・・・///」
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:57:46.29 ID:OSv7ecsW0
「…キョン」
「なんだ?」
「もしも世界が終わってしまうとしたら、最後の日に何する?」
「唐突になんだよ、」
「いいから答えて」
「…そうだな、俺は」
「俺は?」
「SOS団で集まって遊ぶかな」
「…」
「で、最後の瞬間はお前と抱き合ってでも迎えたいよ」
「……さっむいわねぇ」
「なんだよ、自分で言わせといて」
「嘘よ、うん、その……」
「その?」
「嬉しい、かも」
「…満足か?」
「…うん」
「じゃあ、明日も早いしそろそろ寝るか?」
「そうね、」
指先を絡めて、目を閉じる。
こうしていれば、幸せな夢が見られるような気がする。
おやすみなさい、良い夢を。
すまん、明日も学校でそろそろ眠気も限界なので寝させていただく
書いてたやつは今度時間のあるときにスレがあれば投下させていただくよ
今はSSSで勘弁してくれorz それではみんなもやすみノシ
キ
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 02:59:10.56 ID:OSv7ecsW0
うああああ!誤字発見してもうた!
×指先
〇指 です。申し訳orz
保守
寝る前保守
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 03:27:58.54 ID:CVV9VINqO
保守
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 03:35:06.55 ID:Y84vqemb0
保守
ほれたはれたなんて、せい
しんびょうのいっし
ゅよ!
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 04:12:47.23 ID:tQS+sLW60
韓国に行くため一週間ここに顔出せない・・・・・・ そろそろ時間だ行ってきます保守
ほったほられたなんてせい
し
ゅんのひとこまよ
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 04:46:16.11 ID:V/SrYfxE0
ほしゅってやるか
書きながら想像してたら涙が出てきた、色んな意味で
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 05:23:03.84 ID:4vaujhyp0
それでも書き上げて投下よろ
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 05:25:02.45 ID:x5eOqywZO
>>1 「わっ…!」
思わず引っ込めようとしたその手を、水銀燈は素早く掴み、逆に自分の胸へと押し付けた。
うるんだ瞳。何かを期待しているような唇。彼女の表情そのものに魅入られそうになった数秒後、俺は我にかえり、
力任せに手を引き抜こうとした。
だが、それを一瞬早く察した彼女はもう片方の手でさらに俺の腕を掴み、頑として抵抗しようとする。
体重で勝る俺の方に、乱暴に彼女の体は引き寄せられ、その勢いで俺達は勢いよくベッドに倒れこんだ。
「きゃっ…」
水銀燈の軽い悲鳴は、人形であった時と全く同じように聞こえた。だが、目の前の彼女の瞳には、既に俺しか映っていなかった。
錯綜していた二人の吐息が、徐々にそろっていく。既に俺は、完全に水銀燈の視線に呑まれていた。
「お父様…」
「…え?」
「お父様、ゆるして…ください…」
俺がその言葉の意味を理解する前に、水銀燈はさらに身を乗り出し、半ば無防備な俺の唇を乱暴に奪った。
乾燥気味の、何の色気も無い俺の唇を確かめながら、彼女はゆっくりと瞳を閉じていった。
こぼれてくる涙を、見せたくなかったからだろうか…
ごめん、誤爆
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 06:01:30.49 ID:TWAik2qwO
ハルヒ「しりとりしましょう、しりとり!最初はあたしからね!リンゴ。次はごよ。」
キョン「ご…ゴマ」
古泉「マッガーレ」
長門「…マッキントッシュ…」
朝比奈「え、と。この場合はどうするんですか?しゅ?ゆ?」
ハルヒ「あぁ、好きなほうでいいわよ」
朝比奈「じゃ、じゃあ、えーっと、ユング」
ハルヒ「難しいの知ってるわね…ぐ…ぐ…あ!軍歌!」
キョン「月月火水木金金だったか?よくそんなの知ってるな。何才だよ。カか。んー、カラシニコフ」
古泉「ふふふふーんもっふ!」
誰かつづき書いて
ほしゅほしゅ
>>525 長門「……フリーソフト……」
朝比奈「えーっと……、トマト」
ハルヒ「ト…ト…、東南アジア」
キョン「んー……、汗」
古泉「セカンドレイド!」
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 06:39:59.78 ID:uosZKL2mO
保守なのね
ハルヒ「つづきはwebで!」
キョン「ここがwebだ」
>>525 ちょwwww長門wwwww
古泉無視かよwww
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 07:28:30.22 ID:pqplYxgqO
保守
ようやく企画ものに着手し始めた保守
おはよう保守
>>527 長門「……ドラえもん」
朝比奈「えーっと……、んってないんですよねぇ」
キョン「長門、ダウトだ」
ハルヒ「いいえあるわ!ンジャメナ」
キョン「それ超マイナーなアフリカの地名だろう」
古泉「な、長門有希!」
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 07:55:12.30 ID:2wJn8tMy0
ほ
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:10:21.27 ID:2wJn8tMy0
っ
職人の人はアウトラインエディタとか使ってる?
どうもエディタだけじゃ全体が把握できないんだが
これから探してみるけどオススメあったら教えてほしい
人がいない投下してもおk?
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:23:40.31 ID:2wJn8tMy0
おk
支援
おk 支援する
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:32:13.85 ID:HLTC7681O
じゃいくぞー
543 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:33:07.82 ID:HLTC7681O
今日は金曜日、学校から家に帰って来た時だった。
ハ「ただいま〜」
父「帰って来たか、ハルヒ!」
帰ってたの?早くない?いつもより早く帰って来た親父にビックリ、ついにリストラされたのかしら?
父「まだ、大丈夫だ。これから出かけるが、ハルヒも来い」
ハ「いきなり〜!疲れてんだけど」
と言ってみるけど、この親父決めた事は必ず実行するから逆らうだけ無駄!
父「で、だな。あれに着替えてもらいたい」
親父が指差す方を見ると、お母さんがうすい黄色のドレスを持っていた!あんなドレス着て、どこに行くのよ?って聞いても、いいから着替えてくれって、お願いする様に言われた。なんかいつもと違うと、対処し辛い。
支援
545 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:35:06.21 ID:HLTC7681O
取りあえず、シャワーを浴びてから着替えて、お母さんに髪をやってもらう。
ハ「で!どこ行くのよ?」
再び、親父に聞く。
父「ほう!なかなか、似合ってるな!よしっ行くぞ」
って、話聞いてないわね!仕方がないので車に乗る。そういえば…
ハ「ねぇ、お母さんは?行かないの?」
玄関に居るお母さんに聞く
母「行かないわよ。じゃ楽しんで来てね!」
何を楽しめって?どこに行くかも聞かされてないのに。
父「じゃっ行って来ます!」
と、言うなり車を出した。車の中でしつこくどこに行くのか、聞いてみたけど
父「着いてからのお楽しみだ!」
と、しか言わない。しばらく走ると、高級ホテルに着いた!
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:35:53.35 ID:2wJn8tMy0
支援
支援
548 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:36:47.87 ID:HLTC7681O
なんでこんな所に連れてこられたのか、わからない?
ホテルのロビーに入った所で親父に聞く。
ハ「場所は解ったわ!で、ここで何するの?」
父「お見合いだ!」
ハ「はぁ?」
何言ってんの、この親父は?お見合い?まだあたしは17よ!それに、一応彼氏だっているのよ!キョンだけど。
キョンと恋人同士になって、三か月だけど、この話はまた今度ね。
いろんな事をまくし上げながら、問い詰めると
父「キョン君と付き合ってるのはわかってるが…専務がな、どうしてもっていうから、取りあえず会うだけ会ってくれ」
って、言って来た。それにしてもいきなりじゃない?先に会社の若い娘にやった方がいいんじゃないの?だいたい前もって言うもんじゃないの?親父に質問(文句)を浴びせる
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:36:58.75 ID:2wJn8tMy0
支援
お母さんの股間のモノでハルヒの髪を犯すまで読んだ
ちょw支援
552 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:40:27.36 ID:HLTC7681O
父「専務はお見合いをセッティングするのが好きでな、会社の娘は、もうみんなやっているんだ。それでターゲットを部下の子供にしてきたわけだ。
まぁセットする事が好きでやってるみたいだから、成功しようが失敗しようが関係ないらしい。
それと、事前に言わなかったのは、言ったらありとあらゆる抵抗をして、絶対こないと思ったからな!」
さすがに娘の性格は解ってるわね!キョンがいるのにそんな事するわけないわ。
まったく傍迷惑よね!やれやれってとこかしら、さっさと切り上げて帰りましょ!
親父とのやり取りを終えた所に、調度よく専務がやってきた。
専務「やぁ涼宮君!よく来てくれた。そちらが娘さんかね?きれいなお嬢さんじゃないか!」
これはない
うんこすぎる
支
555 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:41:20.98 ID:HLTC7681O
あたしは、かしこまって、ありがとうございます。と笑顔で答えた。猫かぶっとかなきゃね!
専務「では、行くとしよう。先方は、先に行って待っているよ」
三人でエレベーターに乗り、着いたのが20階にある高級レストランだった。
流石、専務ね!なかなかオシャレなレストランじゃない!
専務と親父の後に続いて行き、見合い相手のいるテーブルに近付く。テーブルの方はみないで窓の外の夜景を見る。専務は相手方と話をすると、後は任せたと言ってかえってしまった。
テーブルに近付き相手を見るとそこには…………
「キョン!?」
「ハルヒ!?」
二人同時に声を上げた!
な、な、なんで?なんでキョンがここにいるの?どういう事よこれ!
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:41:28.63 ID:2wJn8tMy0
支援
557 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:43:41.59 ID:HLTC7681O
あたしとキョンは、ボーゼンと顔を合わせていた。
その隣りで
ハ父「どうも、涼宮ハルヒの父です。いつもお世話になってます」
キ父「いや、こちらこそ」
などと、普通に挨拶してる。と言う事は…相手がキョンだって知ってたのね!
ハ父「そうだ!名前を聞かされた時にピーンと来てな、彼のお父さんに連絡して、ちょっと驚かしてやろうとな」
親父とキョンのお父さんは笑いながら言った。
キョンを見ると、やれやれって顔をしていた。
あたしは力が抜けた様にイスに座った所で親父が
ハ父「今日は専務の奢りだ!気にせず頼め。こういう所には滅多に来れないだろうからな!」
そう言ってメニューを見てオーダーする。
558 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:44:30.07 ID:HLTC7681O
食事中は、親父がキョンを終止いじってた。キョンのお父さんも一緒にね…はぁ疲れるわ。
食事も終わり、レストランを出た所で
ハ父「ほれ、部屋の鍵だ!今日は彼とゆっくりしなさい」とニヤニヤしながら言って鍵を渡す。あたしが鍵を受け取る。親父はこの後キョンのお父さんと一緒に呑みに行くみたい!
ハ父「チェックアウトする時はフロントに鍵を渡すだけでいいからな。あっ後、避妊はちゃんとしろよ!じゃな」
なんて事言うのよ!この馬鹿親父!言うだけ言って二人ともさっさといってしまった。キョンを見ると少し考えた様な顔をしてる。
キ「ここで、お前をbarにでも誘えればカッコつくんだが、俺達じゃ門前払いだな…仕方がない部屋に行くか」
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:45:21.44 ID:2wJn8tMy0
支援
560 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:45:30.79 ID:HLTC7681O
そうね、と答えて歩き出す。もちろん手をつないでね!
部屋に着いて中に入る。ふーんなかなかいい部屋ね、スイートじゃないのは残念だけど!贅沢かしら?そんな事を考えてると
キ「ハルヒ」
振り向こうとすると、いきなり後から抱き締められた!ちょっと首筋にキスするのは反則よ!
キ「すまん、我慢出来なかった。ハルヒがあまりにも可愛い…いや、今日は綺麗だからな」
綺麗だって!着て来てよかったわ!あ〜顔真っ赤ね!
抱かれたまま振り向くとまたキスされた!しかもディープなやつ。もうこのエロキョン!
561 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:46:29.81 ID:HLTC7681O
キ「言っただろ?我慢出来ないって!」
そう言うと、あたしをベットに押し倒した。あ〜もうそんなにがっつかないで。なんでこういう時はこんなに積極的なのかしら?普段からは考えられないわ!
そんな事を考えてるとキョンはドレスを脱がしにかかる
ハ「ちょっとまっ…シャワー浴びてから…
キ「別に後でもいいだろ…」
キョンは攻撃の手を緩めない。あーもうっ!好きにしなさいよ!そのかわり、あたしが満足できるようしなさい!
キ「わかりましたよ、団長様」
支
しっかりね!
えんりょなんかしないのよ!
ンジャメナ
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:47:47.54 ID:2wJn8tMy0
支援
566 :
お見合い?:2007/07/26(木) 08:48:00.10 ID:HLTC7681O
事が終わった後、
キ「なぁ、明日の不思議探索は午後からでもいいんじゃないか?」
それもそうね…そうすればもっとゆっくりできるし…休みにしないかって言わないだけ成長したのかしら?
キ「お前が休みにするわけがないからな!それに滅多に来れない所にいるんだ、もうちょっと楽しんでもいいだろ」こう言って、再び襲いかかって来る!あんたばっか楽しんでんじゃないの!こうなったらもう攻め返してやる
あたしは笑みをうかべてこう言った
ハ「今夜は、寝かせないわよ!」
さて、がんばってもらいましょーか!
終わる
GJ ちょっと見合い行ってくるわ
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 08:52:10.82 ID:2wJn8tMy0
乙
キョンということは読めたw
>565
Wikipediaの「ンジャメナ」の項に、
>「ん」で始まる地名のため、しりとりなどで
>悪あがきするのにしばしば使われる。
と書いてあって笑えるぞ。
>>566 GJ。ところどころ文を書くのに慣れてないかな?ってとこがあるが、楽しめた
次回作に期待してます
半分寝ながら書くとあんまよくないな!
支援、乙ですた
>>568 ベタベタな展開もいいかなって
>>570 これで三作目だからな、原作読み返しながらやってる
いつかは長編書ける様になりたい
じゃまた寝る ノシ
乙でした!
2作目でいきなり長編かいて誤字脱字だらけだった俺はorz
それより、しりとりの『ん』についてだが、このスレ的には「んん……!もう!」しかないと思うんだが
古泉「思いつきましたよ。ん〜んもっふ!」
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 09:18:03.33 ID:gdp4lJ15O
『……おはよう。…しかし二度寝を推奨する。……あなたとこうしていたいから…っ……んん……』
おはようございます。
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 09:19:23.35 ID:fzLo8NTQO
無駄に「!」を使う人って普段から本読んでないよね
保守
>>576 ジャンルと種類(ラノベとか文庫とかハードカバーとか)にもよるが、!を多用する本もある
よく読む本が違うんじゃないか?
'!'を'・・・'にする
ハルヒ「ちょっとキョン・・・。私のプリン食べたでしょ・・・?」
キョン「悪いか?」
ハルヒ「悪いも何もあれは限定ものだったのよ・・・。並んで買ったのよ・・・」
キョン「ほらよ」
ハルヒ「・・・?」
キョン「倍で返してやるよ」
ハルヒ「え・・・もう・・・バカキョン・・・」
なんだこりゃ
>>576 野村美月や西尾維新あたりは結構使うけどね。
使い方があっていれば問題ないと思うよ。
嫌う人がいるのは確かだけどね。
待て!おれは!別に「!」を嫌ってるわけじゃない!!
'!'を'・・・'にする
キョン「この匂いはカレーか?」
ハルヒ「別に・・・あんたの為じゃないんだからね・・・。でも折角来たんだから食べなさい・・・」
キョン「そうか。いただきます」
パクパクモグモグ
キョン「これは・・・うん、なかなか美味いな」
ハルヒ「私が作ったんだから不味いわけがないわよ・・・」
キョン「だな、ふふっ」
ハルヒ「うん・・・(ニコッ)」
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 10:00:00.22 ID:fzLo8NTQO
正直…スマンかった
>>584 まあここは、
>>583が続けて書いてくれることを祈ろうではないかw
ハルヒが長門化して面白いw
>>583が中学でハルヒが虐められ心を閉ざしているところをキョンとの交流で心を開いてきている過程に見える俺は間違いなく病弱萌え
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 10:09:01.16 ID:yIEK9oSX0
'!'を'・・・'にするハルヒ
ハルヒ「ちょっとキョン・・・。夏休みの宿題やってるの・・・?」
キョン「いや、まったく」
ハルヒ「団長命令よ・・・やりなさい」
キョン「断る」
ハルヒ「やってよ・・・宿題やらないとSOS団の活動させないわよ・・・」
キョン「ご自由に」
ハルヒ「嫌よ・・・キョンがいないと嫌よ・・・」
キョン「・・・やれやれ。仕方ないな。手伝ってくれるか、団長?」
ハルヒ「もちろんよ・・・(ニコッ)」
'!'を'・・・'にする長門
キョン「いまなにしてんだ?」
長門「読書をしている。見ての通り・・・」
キョン「そ、そうか」
長門「そう・・・」
キョン「・・・」
長門「・・・なに?」
キョン「い、いや」
長門「そう」
本当にスマンかった
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 10:35:32.50 ID:2wJn8tMy0
ほ
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 10:39:34.12 ID:fzLo8NTQO
いや、出来心だったんだよ。
実はおふんふんが(ry
!'を'・・・'にする朝比奈みくる
みくる「お茶どうぞ・・・」
キョン「いつもありございます。」
みくる「今日はいつもと違う葉っぱを使ってみました・・・」
キョン「朝比奈さんが入れたお茶はどれも美味しいですよ。」
みくる「うれしいです・・・そう言ってもらうと毎日キョン君にお茶を入れて上げたいなぁ・・・」
ざわ…ざわ…ざわ…
ハルヒ、長門、古泉に電流走る・・・!
正直、すまんかった(これなんてアカギ?)
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 10:55:26.68 ID:fzLo8NTQO
実はおふんふんって言いたかっただけなんだ…
そろそろじじゅうする
'!'を'・・・'にする鶴屋さん
鶴屋「やぁやぁキョン君・・・元気かい・・・?」
キョン「あ、鶴屋さん。どうも」
鶴屋「みくるはいないのかい・・・」
キョン「さっき、ハルヒと一緒に映画の撮影に行きましたが・・・」
鶴屋「掃除代わってもらおうとおもったんだけどな・・・それより・・・キョン君・・・ハルにゃんとはうまくいってるかい・・・?」
キョン「な、なにがですか?」
鶴屋「何って・・・もう・・・アレだよ・・・アレ・・・」
キョン「いやまあ・・・」
鶴屋「ごめんよー・・・少し野暮だったかな・・・じゃ・・・またね・・・・・・」
文才ないや。反省してる。
すっごい顔色の青い鶴屋さんが想像された
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/26(木) 11:00:02.93 ID:2wJn8tMy0
(俺の)鶴屋さん鬱状態だなwww
この鶴屋さんはきっと虫歯なんだよ
キョン「おい、大丈夫か長門!」
長門「肉体の損傷は大した事無い」
キョン「………お前、ご飯にボンドでもかけて食べてんの?」
いや、思いついただけだ
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ほ