文才無くても小説書かないとすぐに落ちる

ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※

各まとめ入口：http://bnsk.jf.land.to/
初心者の方は掲示板を一度ご覧下さい。小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています

まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです
→人のお題を使って書くのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります

▽投下の際の注意点
・他の作者が投下中は投下完了まで待って下さい。投下前にはリロードを忘れずに。投下宣言するのもありです
・投下する人は最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願いします
・できれば名前欄に『「タイトル or お題」 現在のレス数/総レス数』のように書いて下さい
・作品を投下する際は、テキストエディタで仕上げてからまとめて投下して下さい

▽読み手の方へ
・感想は書き手側の意欲向上に繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい

▽保守について
・創作に役立つ雑談や、保守を兼ねての書き下ろし投下は大歓迎です
・落ちた場合は立てれる人が新スレを立てて下さい。人がいる時間を目安に

▽その他
・通常投稿作品において、トリップで掲載して欲しいと言う方は書いて頂ければ対応します
・トリップを付けておくと、wikiで「単語検索」を行えば自分の作品がすぐ抽出できます

▲週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます
作品は土曜日の0:00から日曜日の24:00までの間に投稿してください
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます

▽作品投稿
・ジャンルは自由、時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします
・優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい（酉は名前欄に#と自由な文字列）
→毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです

▽投票
・本スレへの書き込みでお願いします（複数選択可）
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい
・簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります！
・投票は投票用テンプレを使うか、【投票】と書いて書き込んで下さい

▽優勝者特権
・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます
・投票数が同数の場合は、気になった作品の投票数の差で決定します
・お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい

（今北産業用）
お題をもらう（安価よりも「↓」を推奨）
お題に沿った小説を書く
全部書き上げてからこのスレに投下する（目安は〜６レスくらい）

(スムーズな投下のために)
・１レスは30行、4096バイトまで、一行は全角128文字まで（読みやすさの為に50〜60文字推奨）
・「投下してもいいですか？」ではなく「投下します」。投下宣言が被らない限り、許可はいりません
・メモ帳などで完成させてからコピペしましょう

（中の人のワガママ）
・最低限、お題の表記だけは守って下さい。できればアンカー指定でなく、お題そのものを書いて頂けると嬉しいです
・投下中はできるだけメール欄には何も書かないで下さい。
・通常作品はトリップ必須というわけではありません。お間違いの無いよう。

68 名前： ◆0YQuWhnkDM 投稿日： 2007/07/12(木) 22:11:19.92 ID:K6tjpdmo0
なんともはや人間とは業の深いものですね。
文章を書けば見て欲しくなる、見てもらえば誉めて欲しくなる。
誉めてもらえばまた書きたくなり、もっと多くに見て欲しくなる。
あまつさえ品評会なんて機会があったら、一度は一等賞になりたいな、なんて思ってしまうものです。
かといって書き出せばやれ腹が減った、眠くなった、性欲を持て余すとこれがまたうるさい。
ほんに致し方のないことです。そういうように出来ているのですね。
さて。


　　　　第67回品評会お題　「欲」


読み方、解釈、すべてご自由に思うがままに。
どうぞ、書きたい欲のままに。

　規制事項：レス数制限　なし
　　　　　　ただし、1レス1行で延々と続けるなどの常識的に考えてありえない行為は禁止
　　　　　　なるべく1レスをフルに（30行近く）使って次に移ってくださいね。
　　　　　　他の方のためにも通し番号もきっちり付けていただけたら嬉しいです
　投稿期間： 2007/07/14（土） 00:00〜2007/07/15（日） 23:30
　宣言締切：日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外になります。
　※折角の作品を時間外にしない為にも、早めの投稿を。人の目に触れる時間、いっぱい欲しいですよね※
　投票期間： 2007/07/16（月） 00:00〜2007/07/17（火） 24:00
　※品評会に参加した方は、出来る限り投票した方が素敵かも。投票もいっぱい欲しいですよね？※


期限までに人に読まれなくてはならないものですから、それはお忘れなきよう。

飯食ってくる保守

なんという静寂……
スレタイを見ただけで分かってしまった
このスレも間違いなく落ちる！(AAry

スレ立てはずっとID:+I/kkrDO0のターン！

休日だってのにこの体たらく…

屍です。
前々々スレお持ちの方いませんでしょうか？

文才無いから小説書くとかVIP終ったな
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1184396678/

たぶんこれだと思うんだが、俺は47までしか持ってない。

飯食ってるあいだに落ちるとは

飯食ってきた保守

ビリーにﾜﾝﾓｱｾｯ!!されてる間にスレが落ちるとか

>>9
ttp://files.or.tp/dl.php?f=up0085.zip
ほい

ほっほっほ

>>13
マジでｔｈｘ！
穴ロダの方へ転載しておきました。

ここまで品評会３作品か……
カオスの予兆が……ッ！

前スレでのお題「ポテト」投下します。　レス５

「先に謝っておきます　ごめんなさい。許してくれなくてもいいです。」

　キレイだが、なんだか人形のような顔をした女が俺にそう言った。誰だ？

　気がつくと、薄暗い部屋の中に立っていた。さっきまで家で寝ていたハズなのに。
服も寝間着では無く学生服を着ている。
　「いきなりですいませんが、アナタに戦ってもらいます。『殺し合ってもらう』と
言った方がいいかもしれません」
　「はあ？」 　　
…なんだ？　夢か？　へんな夢だ。
　「５回です」
　「はい？」
　「３２人集められています。アナタが生き残るには…５回勝たなければいけません。
　トーナメント方式です。」

ああ、変な夢だな。まー夢だったらいいや。
　「小学校の頃から野球をやって鍛えてる。体力なら自信がある。こう見えてもケンカに
　負けたことは無いぜ。俺。」
　「それは頼もしいですね。混乱されるかと思いましたが。理解も早い。そして好戦的。」
　女は「クスッ」と笑いながら言った。
　　ん？待てよ。さっき『殺し合い』って言ってなかったっけ？
　「それではルールを説明します。　戦闘は１対１。武器は１種類。相手を戦闘不能に
　すれば勝利です。場所、制限時間はその都度変わります。時間内に戦闘が終わらなけれ
　ば両者敗北となるので気をつけてください。」
「ふーん、それで俺の武器はどこ？」
「足下に」
いつの間にか俺の足下に金属バットが一本置かれていた。
　「これ？これで人を殴れって？」
「はい。」
「あのな、お姉ちゃん、これはスポーツで使うものであって、ケンカで使うもんじゃね
　　ーよ。他に無いの？」
　「…ありません。あなたに最適の武器と検索結果で出ています。」
　　いや、確かに使い慣れてるけど…　まー夢だしいいか。なるほど、確かにコレで殴り
　たいって思うことはあるな。夢だけに俺のセンザイイシキとやらが反映されてるってわ
　けか… しかし監督が聞いたら泣くな。少しにやける。初老の厳しいが優しい監督の顔
　が頭に浮かんだ。

「では、一回戦の相手です。」
　ボウッ
　と音がしたかと思うと、俺の目の前に半透明のモニターが映し出された。
　　いきなり空中に出てきたよっ さすが夢っ。
国籍　ドイツ　年齢　４２才　職業　料理人　武器　ポテトスマッシャー
　　さえない顔した中年の外人の顔写真と共に映し出された。
　　たいした相手じゃなさそうだな。うん？　ポテトスマッシャー？
　「ポテトスマッシャーって何？」
　「検索します…　…　…　じゃがいもをサラダ等に調理する時の道具のようです。金属
　　製みたいなので、気をつけてください。」
　　　サラダ？怖っ微妙に猟奇的だなー。そんなの武器にすんなよな。ちらっと自分の武
　　　器…金属バットを見る。
　　「他人の事は言えない…か。」　　　　
　「準備はよろしいですか？よろしければ始めます。」
　 えっいきなりですか？ってゆーか相手待たしてんの？　そりゃ悪いな。
　　「いいよ。ＯＫだ。」
「場所はアリーナ　制限時間３０分　天候は晴天。　ご健闘を。」
　と声が聞こえると同時に目の前が白くなり…いつの間にか野球場に少し似た広い場所に
　立っていた。暑い。ジリジリと焼け付くような太陽が真上に見えた。

正面を見ると、３０メートルほど離れたところに、一回戦の相手が立っていた。手に
　何か持っている。あれがポテトスマッシャーか…なんか手榴弾みたいに見えるなー
…ってどう見ても調理器具じゃないだろっとっさダッシュで逃げた。
バンッ
　　耳を布団たたきで叩かれたような衝撃音。さっき俺が立っていた地面がエグられてい
　た。
　「本物の爆弾じゃねーかようっ」
「すいません。柄付きの手榴弾の事もポテトスマッシャーと言うみたいです。」
さっきの部屋の女の声が直接頭に響いてきた。
　「………そういうことは早く言え。」
なんで女の声が直接頭に聞こえるのかとか疑問に思える暇も無くその場を離れる。
　　　バンッ
　　　さっきより近くなってるっ　
　　「くそっ　コントロールいいじゃねえかっ　なんであんなのが料理人やってんだよっ 」
「検索結果によりますと、長年従事してきた軍を去年退役し、退職金でドイツ料理店
　　を開いたみたいです。子供のころからの夢だったみたいですね。武器については１０
　　年前。ポテトスマシャーの暴発で戦友を亡くしていて、その印象が強かったものと推
　　測されます。」

女の声が聞こえているが、逃げるのに必死でほとんど耳に入っていなかった。
　くそっ一発目に相手の方に逃げるべきだった。接近戦に持ち込まなきゃ俺に勝ち目
　はねぇ。
　　 しかもあの野郎コントロールだけじゃねえ。ちゃんと俺が近づけないように手前に
投げてやがる。
「何発持ってやがるんだよっ」
「減れば補充されます。無限と言った方がいいかもしれません」
あきれた。なんだよそれ。　あっちは手榴弾。こっちはバット。最初から勝
　　　　　　ち目なんかねーじゃねーかよっ
「場所が市街地などの遮蔽物の多いところであればよかったのですが…それでも有利
　　とは言い難いですね。」
　　また女の声が聞こえた。頭に血が昇りすぎたせいか、冷静になってきた。
　　　　　相手は手榴弾。こっちはバット。か…　あれしかないか。
「あの手榴弾、ピンを抜いてから何秒で爆発する？」
「誤差はありますが、約１０秒です。」
　　よし！　相手を見据える。さすがにヤツも疲れているようだ。ピンを引き抜こうとし　ているのを確認しー。
　　「喰らえっ」
　　こっそり拾っていた石を投げるつける。コントロールはこっちも自信があるんだぜっ
　俺の投げた石は外れた（おかしいな？）が、思ったとおり焦ってヤツはピンを抜いたポ
　テトスマッシャーをそのまま投げた。爆発までの時間を計算せずにっ
　
　後はー金属バットとの衝撃で爆発しないことを祈るのみだ。

自分でもびっくりするくらい冷静に飛んでくるポテトスマッシャーを見据える。
…そして今更ながらに、コレが夢じゃないことに気づいたのだった。
終わり

　いつもはラノベにならないように書いているので逆にラノベ風に書いてみました。

文の頭ががたがたな理由がよく分からんのだが
それと次からは名前欄にお題とレス数いれとけよ

こまめにほしゅ

こまほしゅ

こしゅ

品評会投下6レス

　頭上には白い光を放つ電気器具があり、それが一つではないのか、立方体を隅なく照らし
ている。慣れているとはいえ、見上げると眩しかった。
　水洗の洋式便器の隣には、温い水が出る蛇口。
　その周囲の床だけ傾いているのは、明らかに排水溝のためだ。
　排便中に医師は入ってくるだろうか。特に用もなく便座に座り、前方の扉を見つめながら
考える。便器の対角線上には、何に使うわけでもない机がある。
　以前から不思議に思っていた。ペンの類は一切無い、紙だってない。なんの為にあるの
か。食事用だと思っていたが、そんなものは恐らく週に一度より少なく、机の前に座って、
というのは許されていない。
　あるに越したことはないものだ、と口に出さず呟いた。
　していると、錠の外れる重々しい音が響いた。ここはよく音が響くのだ。敷き詰められた
タイルが反響しているのではないかと考えている。
　扉が内側に開いて、白衣の男が入ってきた。眼鏡が伊達眼鏡と言うことは、何度も会って
いるので解っている。初老の男は私をひと目見て、言った。
「君は死にたいのかね」
　私の腕から外れている点滴のことを言っているのだろう。私は口を開いた。声を出す機
会が少ないせいで、上手く声が出なかった。
「別に死にたい訳じゃない。ただ、こうしていれば食事の機会が増えるんじゃないかと思っ
て」
　嘘ではない。理由の一つではある。
「最近体力の消耗が激しいんだよ」
「妙な考えを起こすな。いいか、君が何をしようと、何も変わることはない。君のやってい
る事は、自殺しているのと同じだ」
　深いため息をつく。
「言っても無駄だろうけどね」
　私は立ち上がって、部屋の真ん中あたりに立っている点滴台を取りに行った。
「また君に注射するけどね、僅かでも長く生きたいなら外さないことだ。ジッとしていろ。
君を甘やかす奴なんて、ここには誰一人いない。さあ、腕を出して」
　ずっと以前に机の下から持ってきていた椅子に座り、投げやりに腕を出した。私はこの注
射が嫌いだった。子供が嫌う理由で嫌っているのではない。

>>23
なんか最近ここに来るたんびに打ち切り漫画風読んでる気がする
文体については自分の思う道を進めばいいと思うし、
小説作法とかもやってるうちに慣れるから(つ´∀｀)つｵｲﾄｲﾃ
まあ確かに五レスっていうのは話詰めにくいからあれなんだけどさ、
ちょっと説明不足が過ぎるかなぁと思う。
おいてけぼり。

起・承・完っ！　少年の勇気が勝利を掴むと信じて――。次回作にご期待ください。みたいな。

　注射針から液体を飛ばしている医師を、嫌悪の表情で見ながら言った。
「それはやらなきゃいけないのか？　何か変な物入ってないか？　それをやった後は気持ち
悪くなる」
　しばしば記憶が飛ぶのもその所為ではないか。そう疑っていた。目の前の男だって風貌や
言動こそ医者の様だが、わかったものではないとすら思っている。
「君のためにやっているんだ。気持ち悪いのは自分の所為だと思いなさい。さあ次は点滴
だ。外すなよ」
　訝しげに腕を確認して、不快感を感じながら、青くなった手を差し出した。消毒液を含ん
だ布が再度腕を這う。
　点滴に繋がれた腕に異物感を感じながら言った。
「次はいつ、固形物を食べられる？」
「さあね。明日かも知れないし一月後かもね。まあ、そのときは流動食かも知れないけど」
「一応ステーキをリクエストしておこう」
　そう言った私を呆れた表情で一瞥して、部屋を出て行った。錠の閉じる音が響く。もうハ
イヒールで歩かれたって、足音は聞こえない。
　扉の対角線上を歩いていき、固いベッドに寝転んだ。ひと眠りした後、軽く伸びをする。
　さあ、続きをしよう。
　もちろん脱走のだ。

　ベッドの下のタイルを数枚外す。どういうわけか、ここだけ外れやすくなっていたのだっ
た。それを発見したのはいつのことだろう。二十四時間の生活をしているのかも怪しい人間
が、正確に判断するのは不可能だ。
　いつここに入れられたのかも、なぜ入れられたのかも、もはや曖昧だった。
　やけに柔らかくなった土を出していく。ことによると、入れているのかもしれないが。
　柔らかいのは何度も掘り返しているからだが、おかしな事に発見したその時から、大分掘
り返しやすくなっていたのだった。
　土は机の下に隠す。
　医師は扉の傍から動かないから、万一こうしている間に訪問されても、死角で見えない。
同じ理由で、いくら机下に土がこびり付いていても問題はない。第一元から汚れていたのだ
から、私の責任ではないと言えば、何分かは真実だ。

　数分後、手触りが変化した。
　土の詰まったビニル袋を取り出す。大きさはゴミ袋程度か。計六つ。
　何に使うわけでもない机の引き出しに、唯一入っていたのが数枚の汚いビニル袋だった。
それも机下に隠す。収まりきっていないのだが、前面が扉側を向いているので、横にはみ出
さない限り心配はない。数が増えたら机を少々動かせばいい。
　私は点滴を外した。初期の頃は汚れないように気を使っていたものの、モグラよろしく深
くもぐれる程になると、長さが足りなくなった。かといって点滴を持ったままでは、動きに
くい上に、破れてしまったことがある。それ以来この数時間は点滴を外している。
　随分と掘ったものだ、といつもながら感心する。その後もいつも通りだ。掘って、袋に入
れる。繰り返していく。今日こそは終わるといつも思う。飽きることはない。あるのは期待
だけだ。外に続いていると信じているからに他ならない。
　仮に、外でない終着点にたどり着いたらどうするか。少し戻って、途中で方向転換するか、
別のタイルを外すのだろう。この広い部屋、希望はどこにでもある。私は決してあきらめな
い。どこかにいる誰かの何かの気まぐれで、明日にも出られるかもしれない、とも考えてい
るくらいだ。どんなことにも可能性はある。
　この生活の中で楽しみを見つけてしまったら、確実に外には出られないと心に刻んでいる。
ここでの生活に嫌悪感を抱かねばならない。妥協もいけない。執着心を持ってしまえば、脱
出しよう、などという考えは妄想にしかならなくなる。
　というのも、ここを脱出できるのは間違いないと確信しているからだ。汚れたビニル袋を見
つけたとき、なんだろうと思った。外れたタイルを見て、悟った。不自然にふんわりとした
土にさわって、確信を抱いた。
　ここには私以外の誰かがいたのだ。

　土をビニル袋で戻し始めた。疲れたからではない。そろそろ片付けないと、医師がやって
くる。問題はないと言ったが、なるべく不信感を抱かせたくなかった。点滴だって既に危険
信号の範疇だろう。
　ベッド周りをほぼ元通りに戻し、温い水を浴びる。あらかじめ服は脱いでおいてある。こ
の状態だったら追い返せるだろうか。わざわざ試すことはない。

　シャツで体を拭き、水に濡らして、背中側でタイル周りの土を拭く。これでまずわからな
い。その後シャツを水洗いする。少々の汚れなら黒シャツが幸いして目立たない。水分は汗
とでも言えばいいだろう。濡れたシャツを着るのは気持ち悪いが、仕方がない。
　あと数十分ほどで来るはずだ。
　私はここに来てから自分の体内時計の正確さに気付いた。おかげでモグラの真似をしている
ところを医師に目撃されることはなかったが、いつもそうだとは限らない。事実、時間に正確
な人間とは言えないようで、思いもしない時間に現れることも、ままあった。時間に正確じゃ
ないのは医師ではないかもしれないが、どちらでも同じ事だ。早いに越したことはない。
　錠の開く音がした。危なかった。もう少し欲張って掘っていたら、と思うと背筋が寒く
なった。
　医師は点滴を一瞥してから、背中を見せ、
「固形食だ」
　盆を私の前に置いた。
「君の望み通りの牛だねえ」
「私を甘やかす奴はいないんじゃなかったのか」
　そう言うと苦笑して、
「だから偶然と思いたまえ」
　私は何となく医師の計らいではないかと思った。肉が熱を保っていたらもっとよかったの
に、とは口にしなかった。
「最近疲れてたから元気が出るよ」
　医師は何を言ってるんだ、という表情になって、
「点滴はしないが、薬は打つぞ」
　とあっさり言った。
　久しく忘れていた食事は、本来の歯の使い方を思い出させてくれた。
　活力がみなぎってくるのを感じ、今すぐにでも作業を再開できそうだったが、やはり眠る
ことにした。睡眠はとった方が良い。シャツは脱いだ。

　まともなエネルギーを摂取したおかげか、体がよく動いた。相変わらず脳を圧迫されてい
る感覚はあるが、それほど気にならない。

　私はもう少しだと感じた。なんの根拠もないがそう感じたのだ。そして私の前に同じ場所
を掘っているであろう人間に思いを馳せる。やはり同じ場所で、ここでそう感じたのだろう
か。
　以前から顔も知らぬ相手に奇妙な親近感を持っている。彼だか彼女だか分からないが、そ
の所々に残している痕跡がそうさせるのかもしれない。
　そろそろ時間だな、と感じた。
　しかし止める気はなかった。
　何だか今日こそは出られるはずだと感じたのだ。根拠はない。
　前方が抜け、思いがけずつきのめるが、上手い具合に片手で体勢を保てた。小さな空洞
だった。何の意図もなく、半ば無意識に、頭上の固まりに指を数本挿入した。
　光が差し込む。目の前に浮かんだ帯を視認して、恐る恐る土を掻いてみる。痛みを感じ、
そのとき初めて爪が剥がれていることに気が付いた。
　見上げても、あの部屋ほど眩しくない。その代わりに、青々とした空が見える。
　私は不気味なカタルシスを感じた。
　望んだものが目の前にあるからか。
　いつだったか、遠い昔、同じような多幸感を味わったことがある。
　そのとき、またそれほどの幸福を感じたいと思ったのだろう。
　いま、よく分かる。
　気分は最高だった。
　ようやく気が付いた。
　私は屋外に出ることを渇望していた。
　だからこそ感じる、この絶頂感を。
　これこそが私の望んでいたことだったのだ。
　今ここにいるということは、もう外には出られないんだな。
　そう思った。

「今日も安静にしてたようだね。感心感心」
　医師がにこやかに言った。
「それじゃあ注射だ。もうしばらく肉は食えないだろうから、点滴を外したりはしないよう
に」

　もはや痛みを感じなくなった左腕にも、何かが侵入する感覚はあった。
　私は曖昧になっていく。
　一秒ごとに記憶が失われていく気がする。
　なぜだかそれは、自分が望んだことのようにも思う。
　私は言った。
「肉を食べたのは、いつだったか」
　医師は笑って、
「いつだって言っても分からないだろ」
　瞬間、目線を逸らせて、思い出したように付け加えた。
「日付なんか分かりはしないんだから」
　ここに入れられたのはいつだったか。なぜ入れられたのだったか。
　私はふと、自分は始めからここに入っていたのではないかと考える。
　そうかもしれない。どうでも構わない。
　私は外に出る。
　外に出たい。
　必ずここから出てやろう。
　楽しみだ。
　医師が言った。
「シャツは、いい加減、汚れてたから捨てておいたよ。君がいま着ているのは、何着目
だったか」
　さて、今までに服をくれた事などあっただろうか。私は訝しんだ。
　医師は何かをあきらめたような口調で言う。
「君は変わらないね」
　彼は少し老けた様に見える。
　どうすればここから出ることができるのか。
　独りぼっちの静かな部屋で考える私に、その言葉は不思議と印象的だった。

終

とても失敗したスマンコ

ごめん、挟まっちゃった

ほしゅ
投下しよっかな、と。

　母の本棚に「時計のない幼稚園」なる本を発見す。
　読みはしないがタイトルに妙に惹かれ、時計のない我が家を想像してみ
る。
　たとえばこんなふうか。

　ざり、と飼い猫に顔を舐められて目覚める。
　彼のために餌をやり、自分のための目玉焼きを作り、パンを焼いてミル
クを注ぐ。

　父の起床。
　寝ぼすけな私の突然の奇行にやや目を見張るも、無言のままパンを頬張
る。
　パンを取られた私、怒る。

　その声がやかましかったのか、母の起床。
　私の顔を見て、一瞬固まり、慌てて壁の時計を振り向くがすでに私が撤
去したあとだ。
　なんでなんでなんで、と叫びながら時計を探し回る。
　父も助けてやるかべつに大丈夫だと言ってあげるかすればいいのに無言
のままパンをかじっている。
　私は笑いながら、テレビつければ、とリモコンを向けるも真っ黒い画面
は反応しない。
　それで私も慌てて電源ボタンを連打する。母は叫ぶ。父がかじっている
ものがパンから目玉焼きに変わっていることに気付いた私も叫びだす。猫
が避難をはじめ父はそれでもまだ表情を変えず、つかみかかろうとする私
を真犯人が分かったとばかりに母が捕まえる。テレビはまだつかず、この
状況の収拾もつかないかと思われた矢先にベルが高らかに、なった。
　――じりりりりりりりり！

　――夢か。
　寝ぼけまなこをこすって枕元の本を放り出し、無理矢理に起き出せば、
父と母はもう仕事に出かけるところ。
　私は目覚まし時計に感謝しつつ大急ぎで朝の支度を開始した。

了

以上です。
感想などございましたら、是非にお願いする次第です

ああこれだよこれ……
投下後のこの胃？腸？あたりのキリキリした痛みがたまらんね

>>42
あるある。でもその痛みは作品にかけた熱意によるもの。痛い程良い物が出来てると相場が決まっている。

>>39-40
時計が無かったら大変なことになるーってこと？
のわりには非現実的な夢だし言いたいことがよくわからん。
文章も書きなれてない感じがするのでもっと書きまくれ！
句読点は文章のリズムを意識して自然に読めるよう打つといい。

言いたいことですか。
強いて言えば夢って面白い。ってことかなあ
でも他人の夢話ってあんまり面白く感じることがないので
盛り上げ方をない頭で考えた結果こんな感じに。

・夢と現実の地続きになった展開
・カオスな雰囲気を読ませる
が今回の個人的なヤマだったんですが。なかなか難しいです。

ところで読点は特にどこが変ですか？
具体的な箇所があれば、教えていただけるとありがたいです。

最近全然かけてないや
最後に書いたのいつだっけ
お題くれ

「羽」でどうでしょうか

句読点はあれだ、一回、頭の中で、句読点でちゃんと、区切って、読むと分かり易いような、気がする
↑これ読みにくいだろ？

あとついでだから、俺の好みなんだが
＞タイトルに妙に惹かれ、
これにつっかかった。ににと続くとなんか気になる
タイトルに不思議と惹かれてとかで良かったじゃんみたいな。
まあこれは俺の好みだから気にしなくていいけどなっ

もちろんその例が不自然なことはよく分かるんですがｗ
自分の書いたものってなかなか客観的に見れなくてですね。
そんなふうに不自然に見える箇所があれば教えていただければーと思うのです。

にには確かに変ですね。
たぶん普段からやってしまってるんでしょうねえ。
気をつけます。ありがとう。

>>48
把握

＞父も助けてやるかべつに大丈夫だと言ってあげるかすればいいのに無言
＞のままパンをかじっている。

父は無言でパンをかじっている。〜　にするとか。

＞私の顔を見て、一瞬固まり、慌てて壁の時計を振り向くがすでに私が撤
＞去したあとだ。
＞なんでなんでなんで、と叫びながら時計を探し回る。

ここは主語を補ってどういう原因でどうしたのかわかりやすくした方がいいと思う

>>52
ああー。
ああー、なるほど。
スゲー納得。そっちのが良いね。
推敲不足を痛感いたしました。
というか、これに自分で気付かなきゃならないんだよなあｗ
ありがとう。

>>52
あまり文章を書きなれてないうちは、一文の間に動詞を多く入れすぎない方がいいと思う
もちろん名詞もあんまりいれないほうがいい。
”まさるが空を見上げながら歩いているとみつことひろみの声が聞こえてそちらの
方を振り向くと二人はかつひろに詰め寄っていたので駆けて行った。”
これ壮絶に読みにくいでしょう？　多少誇張してるけど。

ってアンカ先間違えたごめん

>>54
その処理！
そこのところが一番聞きたかったんだよね。
本当はもっと長くして一気に読ませたかったんだけど、
自分でもツラかったので半分くらいに切ったｗ
勢いよく読ませる方法ってなんかないですか。

電源ぶっこ抜けた（´・ω:;.:...

>>45-46
夢は面白いね。俺も創作の根源にすることがよくある。
ていうか、初めから夢オチのつもりで考えた話なのか……。後付けかと思った。
盛り上がってるっていうか、なんかわけわからんこと起こって騒いでる、って感じがしたなあ。
「時計のない我が家」を想像して、なんでそういうカオスになるの？
カオスを狙って書くにしても説明不足すぎて中途半端。カオスって言えば無茶苦茶が許されるわけではないんよ。

主語をわかり易くする意味でも読点は重要。
＞父がかじっているものがパンから目玉焼きに変わっていることに気付いた私も叫びだす。
とか、
＞猫が避難をはじめ父はそれでもまだ表情を変えず、つかみかかろうとする私
＞を真犯人が分かったとばかりに母が捕まえる。
とか、基本的には語順の問題かもわからんね。

>>56
そこが腕の見せ所というか個性の出しどころだから人にきーてもしょーがにゃー
僕だったら行数と文字数が多くなっちゃうけど文を分ける。あと、文字数多くする時に情報も足す。

まさるがぼんやり空を見上げていると、みつことひもりの声が聞こえた。
ただならぬ声色だったのでなんだなんだと振り向くと、かつひろがみつこに襟首をつかまれ、
その傍らのひろみは泣き出す寸前のような表情でかつひろを睨んでいる。
こりゃなんかあったと思い、まさるは彼らの方へ駆け寄った。

わけわからん文もややマシというか余計ひどくなったというか。

>なんかわけわからんこと起こって騒いでる、って感じがしたなあ。
うあうあうあ。
温度差がツライなあ。これはつまり

>なんでそういうカオスになるの？
っていう疑問に答えられないことからきていると思っていいですか？
そういえばそんなことあんまり考えてなかったです。

>>58
サンクス。参考にします……

なんか、珍しく文章書いてる人っぽい流れだなｗ
保守と雑談のスレじゃなかったんだ保守

odai
いつも文章がクソになってなげちまうので今日は開き直って書く

>>62
スキー

>>61
毎日こうならいいのにと思ったけど話題がループしそうだった

保守がてら　文章書いてみた
女「男さんを拘束しました」
男「クソ、俺を拉致するなんてとんでもねえ野郎だ、いや女だからクソアマか..
」
女「私の策に嵌るあなたが間抜けってこと」
男「鎖をグルグルに巻いてやがるおまけに南京錠で俺の力では解けねえ」
女「この回転式拳銃 S&W 60であなたの頭をぶち抜くのも簡単なことよ」
男「ちょっと待て　慌てるな」
女「あなたは囮よ、人質なんだからね　そう簡単には殺さないわ　安心しなさい」
男「誰を呼ぶんだ」
女「あなたの姉の盲目の殺戮者（メクラスローター）」
男「あいつかよ、まあ俺の保護者兼血の繋がっている血族だからくるだろうけど」
女「あなたと二人同時に始末しなければ意味がないから」
男「.....」
女「このセキリティの厳重なマンションでも楽勝でこの部屋にやってくるわ」
男「其れぐらいは容赦ないことだがな」
女「楽しみだね　男（黒い疫病神）さん」

セキリティ

セキュリティ　だなｗ

>>64
テンプレ嫁

>>63
>>65
把握

こりゃまた23時以降の投稿が多くなりそうだな

まだ四人だもんなあ、特大のカオスの予感がぷんぷんしやがるぜっ

ほしゅ

ほしゅ

一般作品投下しますよー

　ポツポツと、雨が降り始めてきた。夜空は雲で覆われ辺りは、暗い。物音一つたてずに家を抜け出
した俺は、早足で目指す場所へ向かう。
　深夜二時、俺は、エロ本販売機へ向かう。
　道路沿いにある潰れた焼肉屋の駐車場の隅でぼんやりと輝いている、エロ本販売機。ほったて小屋
みたいなトタン屋根の下にぽつんと置かれたエロ本販売機。所有主が誰だかわからないけど見るたび
に新作が入れられてる、エロ本販売機。そんな、一台のエロ本販売機。降りしきる雨の中、俺はそれ
の前に立ちながら商品を吟味する。素人もの素人もの……と心の中で唱えながら。
　ふいに、一瞬雨脚が強くなった。と、
「ふーん。そういう趣味なのね」
　声！？　即座に声のした方へ顔を向ける。上方、販売機の上。そこには、
「ま、普通ね」
　チョコパフェを持った少女が、いた。
「こ、子供……？」
　なんでこんな時間にこんな所に……？ま、まさか……。
「言っとくけど、私、お化けの類じゃないわよ」
　販売機の上に腰を掛けた少女は、スプーンで俺を指してそう言い放った。
「じゃ、じゃあなんだよ」
「エロ本販売機の神様」

　黒のドレスに黒の靴、薄い茶色の髪はツインテール。片手にスプーン、片手にチョコパフェ。白い
肌で覆われたその顔は色っ
「っぽくねぇ……」
　どっからどの角度でみようとも子供だ。俺はエロ本販売機の商品を横目で確認する。……うん、幼
女ものはないな。
「わ・る・かっ・た・な、色っぽくなくて！　」
　雨音鳴り響く深夜、俺はエロ本販売機の神様に怒声をくらった。
「言っとくけど、あんたの考えてることなんかまるっとお見通しよ」
「なぜ……」
　なぜ、仲間由紀恵？　
「そっちかよ！　神様なんだから考えてることはなんでわかるんだからね。あんた素人もの目当てで
きたんでしょ？　」
「うっ……」
　俺は思わず口ごもる。こいつはマジで神様かもしれん。幽霊という線も捨てきれんが。
「まぁ、性癖的には平凡過ぎるけど、こんな雨が降ってる深夜にわざわざ買いに来るなんてねぇ。そ
んなに欲しかったの？　なんて言うか……」
　少女は一頻りうつ向きながら足をぶらぶらさせた後、俺の方へ笑顔を向けて、言った。
「へん、たい」
　語尾にハートマークも付けて。快進の一撃である。俺は、思わず片膝をついて吐血してしまいたい
ほどに心をえぐられた。

だが、それと同時に心の片隅に新しい何かが……
「なにちょっと喜んでんのよ、変態」
「だ、誰も幼女になぶられてちょっといいななんて思ってないは！　」
「言ってないわよ。くそ、本当に変態だったか」
　彼女はまるで腐った魚の臭いを嗅いだかのような剣幕で、俺を睨んだ。ちきしょお、ちょっといい
なこれって思ってる自分が情けない。少女はそんな俺の心情などお構いなしで、チョコパフェをパク
パクと口に運んでいる。
「なんでパフェ食ってんだよ」
「あら、まだいたの？　」
　こぉのくそガキィィィ、いっそもっとなぶってくれぇぇぇ。
「あんたどんだけドＭなの。引くは。あのね、このパフェは神様の……うん、そうね……実界でのエ
ネルギー源って言ったところかしら」
「エネルギー源？　」
「そうよ。食べても食べても減らないんだから。まぁ神様によってエネルギーの摂取の仕方は異なる
けど、私の場合はこのチョコパフェ」
「ふーん。じゃあそれがないとどうなるんだ？　」
「自分が憑依している媒体に取り込まれてしまうわ。私で言うところの、このエロ本販売機ね。って
そんなことどうでもいいのよ。さっさと買って帰りなさい」
　彼女は再びチョコパフェを口に

運び始めた。
　はて、本当にこの子供は神様なんだろうか？　心を読めるのは確かに神様っぽいが、エロ本販売機
の神様って、
「エロ本販売機の何が悪いのよ！？　」
　と、彼女が叫んだと同時に大きな雷の音が鳴り響いた。
「きゃあ！　」
　ガシャン。何かが割れた音。下方、足元。そこには、
「あああああー！　」
　チョコパフェの残骸とそれが入っていたグラスの破片が散りばめられていた。
「あ、あ、あ、あんた早く帰って！　」
　慌てふためく少女。
「割れちゃったなぁ」
　何故か冷静な俺。
「いいから早く帰ってよぉー！　五秒いな……　」
　急に彼女は魂が抜けたかのようにガクン、とうなだれた。
「お、おい……？　」
　俺の心配をよそに、スタン、とエロ本販売機から降りる神様。スタスタ、ピタッ。俺の目の前で止
まった神様。うつ向いた状態の彼女の頭は、調度俺の腰の位置辺りの高さ。クイッ、と顔を上に上げ
て俺を見つめるはその大きな瞳。パチパチ。瞬きを数回繰り返した後、神様は
「うっ、うっ、うっ……うわあああああん」
　泣き出した。
「ど、どうした！？　そんなにチョコパフェの末路がショックだったか？　あ、あれないとまずいん
だっけ？

な、とりあえず元気だせよ」
　深夜、雷雨、エロ本販売機の前で幼女を慰めているこの絵面……他人にはどう見えたりするのだろ
うか。
　不意に甘い香りがした。
「行っちゃ……やだぁぁぁ！　」
　ふわりと舞う羽のように、彼女は俺に抱きついていた。彼女の腕は最初からそこにあったかのよう
に自然に俺の腰に回っている。
「は、はい？　」
　とぼけた様な声しかでない俺。「帰っちゃやだ！　帰んないで、お兄ちゃん」
　わからない。事態が把握出来ない。なにがどうなってこうなった？　
「一緒にいて」
　彼女は先程までとは百八十度一変した。目尻に溜まっている大粒の涙。これではまるで、本当に子
供の様じゃないか。
「お、お前どうしたんだ？　さっきまで俺のこと変態呼ばわりしてたくせに」
　彼女は俺のＴシャツに埋めていた顔を少しだけ上げて、上目づかいで俺を見た。
「だって、あれは私じゃないもん」
「へ？　」
「私は第五万ニ千九百四番目の八百万の神々専用媒体エロ本販売機のカンナ、だよ」
「は？　へ？　」
「神々がその実体を実界に影響させるためには、神器……あのチョコパフェのことね、が必要なの。

神器を常に携帯し使うことによって神々はこの世界で通常通りの力を発揮することができるの。媒体
の中には私のように意識があるのもいるから、それらを抑え込み実界に留まるための安息の場とする
ためにも必要なの。けど彼女は神器を手放した。一瞬とはいえ私にとってはその身体をのっとるには
十分な時間だった。だから」
　彼女……カンナは嬉しそうに笑っている。
「あれは私が言ったんじゃないよ」
「な、なんて電波なんだ……　」
「電波じゃないもん、本当のことだもん！　お兄ちゃん、信じてくれないの？　」
　再びその瞳に涙が溜ってゆく。少し赤らんだ頬を伝って滑り落ちていく涙は、彼女の鎖骨に落ちて
更にそこから服の中に……、
「お兄ちゃんどこ見てるの？　」」
　俺は急いで涙の進路から目線をそらす。俺はいつからロリコンになった？　いかんいかん。法的に
も道徳的にもいかん。
　カンナが小さく、エッチだなぁもぅ……、と言った。
「でも、お兄ちゃんになら、私……　」
「な、な、な、なんですか？　」　少女相手に声が裏返ってる自分が情けない。
「私も、素人だよ」
　そう言って顔を俺の服にすり寄せてくる少女に、俺はどんなリア

クションをしたらいいのだろう。
先程から胸の鼓動は耳に響く程高鳴りっぱなし。いかんいかん。法的にも道徳的にもいかんのだ。
「ま、まぁもう夜も遅いし俺は帰るは。神様も帰れって……　」
　あれ？　
「そういえば神様はどこいったんだ？　」
「彼女は消えたよ。正確には彼女がこれまで構築してきた記憶や性格……つまり精神がこの肉体から
抜けた落ちたの」
　んん？　なんかよくわからんな。
「ええと？　」
「今この肉体には彼女の精神に変わって私の精神が入りこんでるの。だから、厄介者な精神には」
　ふふ、とカンナが薄く笑う。
「消えてもらったよ」
　なんかよくわからんが、この販売機少女はとんでもないことをやらかしてくれたらしい。
「それって……死にましたーって感じ？　」
「そんな感じ！　」
　キャッキャと俺にしがみついてくる無邪気な少女。これは、純粋さ故の感情の欠落？　それとも確
信犯か？　
「それってもぅ神様を生き返らせる、っていうか、精神を戻してやることはできねえのか？　」
「……お兄ちゃんは私より神の方がいいの？　」
　カンナはシュンとしおらしくなった。違う。どっちがいいとか悪いとかじゃない。そうじゃなくて

「そうじゃなくて、【死】っつうのが嫌なんだよ」
「どうして？　」
カンナは眼を大きく見開いて俺を見つめる。
「どうしてって、なんていうか、悲しいだろ？　」
「うーん？　」
　カンナは本当に何を言っているのかわからないという顔をしている。ただ俺は、エロ本買いに来た
だけなのに人の生き死にに関わって、気分が悪い状態で帰るのがやだってだけなんだけどな。てか、
人ではないか。
「まぁ、とにかく戻せるなら戻してやれよ。神様も可哀想だし、お前だって死ぬわけじゃないんだろ
？　」
「お兄ちゃんに甘えられなくなっちゃうじゃん」
　彼女は頬を膨らまして俺をジロリと見た。
「あー……　。じゃ、じゃあたまにその精神を交換してもらえばいいんじゃないか？　俺も暇さえあ
れば来るようにするからさ」
　無論、夜中限定だが。
「うぅぅぅぅ……。お兄ちゃんがそこまで言うなら。でも、条件が一個」
「なんだ？　」
「チューして　」
へ？　チュー？　カンナは恥ずかしそうにもじもじと俺のＴシャツの裾をいじくっている。ツインテ
ールの髪がサラリと俺の腕を撫でた。
「い、いやぁ、それは色々とまずいんじゃあ」
「じゃあカンナは言うこときかないもん」

　カンナの目尻にまた涙が溜っていく。
「わかったよ！　んじゃあ、一回だけ、だぞ」
　昇る朝日の光の様にパァーとカンナは笑顔になった後、うん、と小さく頷き、眼を瞑った。俺は彼
女の顔を見つめる。長いまつ毛、白い肌、薄いピンクな頬、そして小さな唇。いいのか。いいのかい
いのかいいのか！？ええいままよおお！　
　刹那、かする様に触れた唇には、柔らかな感触があった。何故だかこの時、俺はこいつが確かに実
体としてここいることを認識した。やっぱ幽霊じゃなかったか、なんて本当今頃だ。
「これでいいか？　」
　顔を真っ赤にして見つめるカンナに俺は尋ねた。
「うん。ありがとう、お兄ちゃん」
　彼女は、眼を細め笑顔を俺に向ける。
「ねぇ、なんで私がこんなにお兄ちゃんが好きかわかる？　」
「？　エロ本買いに来てくれたからじゃねえのか？　」
「それもある。でも、私はずっと前からお兄ちゃんのこと見てたんだよ」
「どういこ」
　言い終わる前に俺は気付いた。ここは高校に行くときいつも通る道だ。
「たまに眼もあった」
　そりゃ、一般の思春期の男子ならエロ本が展示されてたら眼がいってしまう。
「次第に、私、好きになってったの」

　十数年生きてきて初めて告白された相手がエロ本販売機とは、これどうよ？　うん、悪い気はしな
いね。
「お兄ちゃん、また会いに来てくれる？　」
「ああ、何回でも来てやる。神様にもたまに精神交換するように言っといてやる」
「約束だよ」
「わかった」
「じゃあ、あそこにあるチョコパフェを私に食べさせて　」
「いや、チョコパフェは残念なことになったんじゃ」
　と言いながらカンナが指差す方を見ると、そこには立派なチョコパフェが
「復活しておる！　」
「そりゃ神器だもん。ちょっとやそっとじゃ壊れないよ。それを私に食べさせれば神がこの身体に帰
ってくるよ」
　神器チョコパフェ恐るべし。俺はチョコパフェと近くに落ちていたスプーンを持って彼女の前でし
ゃがむ。
「ほら、あーんしてみ」
　んもぅ、そんなに子供じゃないもん……と、唇を尖らせる様は愛らしいほど子供だ。
「お兄ちゃん」
「ん？　」
「好き」
「お、おう」
「またね」
「……またな」
　彼女の口にチョコパフェの乗ったスプーンが運ばれていく。神様が戻ってきたら色々説明しなきゃ
な。キスのことは言わないほうがいいかもな。

いや、あえて言って恥ずかしめるのもありか？まぁ、なにはともあれ、また、ここに来なきゃいけな
いんだろうな。
　スプーンに乗ったチョコパフェが彼女の口に滑り落ちる。さて、今夜は長くなりそうだ。【完】

長々とすんまソ。感想批評酷評なんでも貰えたら嬉しいっす

バカモーン

俺も投下するよー

お題：スキー
レス数：1

お題：スキー

　スキーは冬にするものだと、誰が決めたのだろうか。夏にスキーをする人がいてもいいではないか！

　僕は今、山の上に立っていた。勿論、スキーのための装備一式は既に装着済みだ。
　夏にスキーがしたい、そう思った時には、僕はもう行動を開始していた。いらないものを
売って金を作り、着の身着のまま。道具を買い、車に詰め込んで、折角だからと、一番
綺麗な山を求め、日本中を走り回った。結局お金が足りなくなり、最後の燃料で適当な山
を選んでしまったけれど、これはこれで良いだろう。山の頂上から見る景色は、それなりに
綺麗で、僕はとても満足していた。我ながら、この行動力は評価されるべきだと思った。
　勿論、夏場の山に雪はない。しかし、雪がないからなんだろう。雪がなくてもスキーはでき
るじゃないか。……もしかしたら、こんな発想をしたのは僕が初めてかもしれない。
　おそらく人類初の雪なしスキーを行う、第一人者になれる喜びを僕は味わっていた。最近
味わうこともなかった、喜び。もう思い残すことはない。
　あとは飛ぶだけだ。
　茶色い岩肌が遥か下まで伸びている。所々に岩が突き出し、木が生え、実にテクニカルな
コースだ。これを滑りきるのは、プロスキーヤーでも不可能だと思う。だけど、僕には関係ない。
僕はただ、飛ぶだけなのだから。
　緊張で視界が霞む。
　今の僕をさえぎるものは何もない。さあ、新世界へ行こう。今度はもっと幸せになれるように。
　来世では白銀のゲレンデが似合う男になりたい。そう願いながら僕は飛んだ。
　そう、人生最後のスキーを楽しむべく。

了

夏スキーって普通にあるよね

夏スキー、あるね。
ネット張った斜面の上を滑ったりしてるらしい。

>>88
人生最後にする事ってのは分かった
でも普通に夏にスキーするような気が
鳥取砂丘じゃスノーボードならぬスナーボードも楽しめるしな

>>89-91
言われて気付いて恥ずかしくて死にたくなったのも私だ
勢いで書かずに調べればよかったぜ……

しかしスナーボードは楽しそうだな

フルボッコｗｗｗ

処女作のくせに品評会作品投下してみる

二週間前、俺は食欲が無くなった。　
　決して拒食症というわけではないらしい。食べようと思えば、腹がふくれるまで食べることは出来る。だが、食
欲が全く沸かないのだ。気付いたのが二週間前だから、実際はもっと前からだったのかもしれない。

　気付いた理由は至極簡単なことで、食べる物がないからだった。冷蔵庫を開けても入っているのは残りわずかな
マヨネーズとケチャップのみ。
　仕送りまで一週間もあるのに、残金が三十二円という現実に対してあまり実感が持てなかったのを覚えている。
食べる物がなくなった初日は一日おきに昼食を友達に奢って貰おうと考えていた。だが、その日の夜、講義を終え
て家に帰っている途中に違和感を感じた。腹が減っていないのだ。いつもなら駅の中にある、ファーストフード店
で夜食を買うのだが、夜食どころか夕方頃に襲って来るであろうと予測していた空腹感も感じなかったのだ。
　金欠だったことも手伝って、この分なら明日は奢って貰う必要もないとは思ったものの、何故空腹感が来ないの
かはあまり考えないでいた。

　それから友達に昼食を奢って貰ったのは二回で、残りの三日は飲まず食わずだった。そしてちょうど一週間前。
ついに仕送りが届いた。今回の様な失敗はすることのないように、計画的に金を使っていた。しかし、その間も全
く食欲は沸かなかった。
　流石に一週間も経つと自分の体が大丈夫なのかと不安になる。そこで三日前に医者にも行ったのだが、原因が分
からずじまいで挙げ句の果てに体重の減少も見られなかったので健康だと診断された。しかし、口の中に何も入れ
ないのが気持ち悪くて、二日前に普段では行けないようなちょっと高めの店に行って、たらふく食べてみた。満腹
にはなった気がしなかったが、もう少しで仕送りの金額が半分になる所でだったので、会計をすませた。腹の中に
入ってる物が消化されたら、少しは腹が減るだろうと思い、昨日は何も食べなかったのだが、やはり当然のごと
く、むしろ必然のように仕事を怠けている満腹虫垂は空腹感を告げなかった。

　そして、今日に至るわけだ。今日は休日なのだが、彼女が生まれてこの方出来たことがなく、大多数の友達が
画面の向こう側に居るため俺を誘ってくれる人は誰もいなかった。電気代を心配して今までパソコンは点けてお
らず、テレビが無い俺はあまりにもすることがないので、横になって最近のことを回想していたわけだ。娯楽も
全くない。携帯もそろそろ買おうと思うのだが、そのためにはバイトをしなければ……　俺は対人のスキルを持
ち合わせていないので、脳内会議で即却下されてしまった。

　色々なことを考えていたためか、少しまぶたが重くなってきた。気付くと、カラスの声が五月蠅くなり、部屋が
少し暗くなっていた。時計を見れば、既に短針は七を、長針はそろそろ短針を追い抜く所だ。
　カーテンを閉めて、部屋の電気を点けるために立ち上がろうとする。
　途端、襲い来る、眩暈。数瞬遅れて、気持ちの悪い浮遊感と自由落下をしている気分が続いてくる。周りを見る
と、風景全てが溶け出していた。

――　そして、俺は起きあがった。
　つまり、上半身だけを持ち上げたのだ。これの意味することは…………
「夢かよ」
　自分で自分に言い聞かせるように何気なく嘆いてみた。数分か数時間か分からないが、ベットの上で時計の針が
進んでいくのを見ていると喉が渇いてきた。心なしか腹も痛むようだ。夕飯でも食べようかと思い立ち上がる。
　眩暈、再来。今度は先ほどの浮遊感はなかったが、代わりに手足に力が入らなかった。続けて胃の中から酸性の
液体がせり上がってくるのを感じる。
　貧血だろうな。と思って床に倒れたままになっておく。することがないので壁に掛けてあるカレンダーに目を
やった。今日は食欲が無くなった日と同じ日だったことに気付く。段々と腹の痛みが強くなってきた。

　何か悪いものでも食べただろうかと思い、考えてみて気付く。何も食べていないことに。
　部屋が段々と暗くなっていくのを感じた。

よし、じゃあ俺も品評会作品書けたんで投下、全６レス

　母さんからもらった櫛がなくなっていた。
　歯が欠けて櫛としては使い物にならなくなっていたものだから、なくなって困るという
わけではないのだけれど。
　なんとなく気になって探してみたら見つからず、あるはずのものがあるはずの場所にな
いと気になるのが人の性質というべきか。気付くと探し始めてから二時間ほど経っていた。
　鏡台、化粧箱、仏壇、神棚、洋服箪笥。ありそうな場所は大概探したように思えるが、
これでも見つからないとなると、いったいどこへいったのだろうか。
　いつもは鏡台の引き出しに入れて、外へ持ち出すということはなかったのだから、家の
中にないとおかしいのだが。そもそも鏡台から持ち出した記憶はないし。
　と、考えている場合ではなかった。
　こうしている間にも、刻一刻と美咲と雄二さんが帰ってくる時間が近づいてきていると
いうのに、櫛を探していて夕食を作るのを忘れていた。
　それに昨日美咲の友達が泊まりに来ていたからと奮発し過ぎて、冷蔵庫の中身を空っぽ
にしてしまった。最後の頼りとも言える卵も朝食で出してしまったし、冷蔵庫には電源を
落としてもいいと思えるほど何もなかった。
　何か買いに行ったほうがいいだろうか、それとも雄二さんに買ってきてもらったほうが
いいだろうか。
「……外出たくないなぁ」
　もう夕方だというのに外ではさんさんと太陽が輝いている、家の中とスーパーマーケッ
トの中はクーラーが効いているけれど、外はクーラーが効いていないし、直射日光も浴び
なければならない。
　けれど、疲れているであろう会社帰りの雄二さんに頼むというのは酷なことだし、雄二
さんは妙に脂っこいものが好きだし、アイスも一緒に買ってきたいし。ここはやっぱり自
分で買いに行くしかないのだろうか。
「ただいまー」
　まるでその考えを推すように娘の声が玄関の方から聞こえてきた。
　たまには外に出るか、私は重い腰を上げて、一先ず玄関へ美咲を出迎えに向かった。

＊　　　　　＊　　　　　＊

　美咲に留守番をさせてスーパーまで歩いていくと、思いのほか買いすぎてしまった。ビ
ニール袋の持ち手が掌に食い込んで痛かったが、オレンジジュースがいつもよりやや安か
ったので良しとしよう。
　なんでそんなに好きなのかは分からないが、美咲あまり食べるほうでもないというのに、
オレンジジュースだけはあればあるだけ飲んでしまう。美咲にとってオレンジジュースは
車にとってのガソリンみたいなものなのかもしれない。
　だから二本買ってきた内一本は冷蔵庫に容れておくとして、もう一本はどこか見つから
ないところに隠しておかないといけない。
　サラダ油とか醤油とかと一緒の場所なら――ああ駄目だ、あの子たまに料理するからば
れてしまう可能性があるかぁと考えている内に、家に着いてしまった。
「ただいまー。て、あれ？　あんた」
　美咲は居間のテーブルに教科書を広げた上に小さな鏡を置いて、櫛で髪を梳いていた。
「あ、お帰りお母さん。早かったね」
　そういってえへへと照れたように笑う美咲の手に握られているのは、私が母から貰った
櫛だった。
「その櫛、あんたがもってたんだ」
「うん、これ綺麗だからいいなあって思って」
　琥珀色の櫛は確かに綺麗だけれど、ぼろぼろの櫛を使わずとも美咲には小学生になった
時に買い与えた、マイメロディちゃんが描かれたピンク色の櫛があるはずなのに、そう思
って訊くと。
「あれは、その、踏んづけて壊しちゃったの……ごめんなさい」
「いやいいどさ」
　そんなに熱心に梳くほど髪ないじゃないという言葉は、飲み込んだ。男の子に見間違わ
れるようなショートカットにしているとはいえ、美咲も女の子なのだから。もしかしたら
好きな男の子でもできたのかもしれない。
「あ、オレンジジュースだ、飲んでもいいよね」
　美咲はそういうと答えも聞かず、コップを取りに行ったのだろう流しへ走っていった。
「お母さんの分も持って来てね」

＊　　　　＊　　　　＊

　それから一ヶ月ほどして、美咲がお腹が痛いというので病院へ連れて行ったのだが、検
査結果は直ぐに出ず別の病院への紹介状を渡され。その理由を訊ねると、美咲の症状は癌
に酷似しているからと言われた。
　私だけに伝えられたそれは、美咲に伝えることは私にはできなかった、まだ似ていると
いうだけで伝えても不安がらせるだけ。だから雄二さんには伝えたものの、美咲には黙っ
ておいた。
　だが美咲は気付いているかもしれない、会社がある時間だというのに雄二さんも病院に
付いてきてしまったことや、通いなれた小児科ではなく街にある大学病院まで行ったこと
で、なんとなくでも勘付かれてしまう土壌はあった。
　私の思い込みかも知れないが、大学病院へ行った日以来美咲の様子は少し変わったよう
に見えた。
　いわれなくともしていた勉強にあまり手をつけなくなったことや、外に出て遊ぶ機会が
増えたこと。なにより、前は邪魔だからと短く切っていた髪を、伸ばすようになり。男の
子に見違われるような髪も、今では肩に届くほどまで伸びていた。
　……いや、違うか。髪を伸ばし始めたのは大学病院にも地元の小児科に行く前のことだ
から、関係ないことだろう。
　とにかく美咲はこれまでしてこなかったことをするようになっていた、それはまるで検
査の結果胃癌だと分かると知っていたかのようにも見えた。
　美咲に癌であること伝えても、美咲はそれほど驚いた様子を見せず少しの間ぽかんとし
て「そっかぁ」とだけ呟いた。
　今の胃癌は早期発見さえできれば、昔に比べれば簡単に取り除くことができると言われ、
美咲は大学病院から程近い場所にある癌専門の医療施設に入院することとなった。
　二日に一度といったペースで検査を受ける美咲に付き添ったが、私に出来ることといえ
ば美咲が退屈しないようにと話し相手をすることくらいだ。
　肩にかかる程度に伸びた髪を梳きながら、無言でいるのも耐えられず、思いつくままに
口を動かしていた。
「母さん――ああ、あんたのお婆ちゃんもね、私が美咲くらい小さかった頃癌になって入
院したことがあったのよ。その時もこうして髪を梳いてやったっけ」
「へー。ねえお婆ちゃんてどんな人だったの？」
「あれ、あんた会ったことなかったっけ」

>>96
了って入れる忘れてたｗｗｗｗｗｗ
ｻｰｾﾝｗｗｗｗここまでで終わりですｗｗｗ

とりあえず、読み終わった後の気持ち悪さを狙ってみた
むしゃくしゃしてやった、だが反省はしていない

批評とか感想お願いしまつ

そして、１０年の月日が流れた。

　産まれてからも何度か美咲を連れて帰省したと思ったが、思い違いだっただろうか。
　美咲は小さく首を横に振って「ないよ」と答えた。
「そうかぁ。お婆ちゃんはねえ、なんていったらいいのか几帳面な人ね」
「几帳面？」
「そう、綺麗好きというかなんというか。入院してる間も、誰も気にしないだろうにお化
粧はかかさなかったし。そうそう、手術の日にも人前に出るんだからってお化粧しようと
したっけ」
　記憶の中の母さんはいつも綺麗で、いつも優しかった。母さんが入院していたのが私が
十歳の頃だから二十五年も前。あの頃は母さんのようになりたいと思っていたけれど、果
たして今の私はそうなれているだろうか。
「……？　どうしたの、変な顔して」
　髪を梳く手を止めたからか、美咲が心配そうな顔でこちらを見上げていた。
「なんでもない。それよりも、私の顔が変だって言うなら、私とそっくりなあんたはどう
なのかなあ。ほれ、ほれほれっ」
　美咲の頬を掴み左右に引っ張ると、美咲はベッドの上で悶えて笑い声を上げた。
「やなこと言うのはこの口か、この口かぁっ」
「ひゃっ、あはっ、やめてよー、もー」
　この子が私に憧れてくれなくとも、幸せに暮らせればそれでいいか。私の中にあった疑
問は娘の笑顔の前に失せた。

＊　　　＊　　　＊

　それから二日ほどして、美咲には胃のほかに食道にも癌があることが分かった。
　早期発見できたおかげで、放射線と抗癌剤による治療で取り除くことができるといわれ、
私はほっとした。だが抗癌剤には以前と比べれば軽微であるものの、副作用があると説明
されて少しだけ気になったことがあった。いや、思い出したというべきか。
　母さんの時にも抗癌剤を使用し、その副作用で母さんの綺麗だった髪が抜け、みすぼら
しいからと髪を剃った時のことを。
　私は抗癌剤をしようして現れる副作用が、そうでないことを祈った。信じている神様な
んていないから、天国にいるであろう母に祈ることにした。

　けれど、抗癌剤の投与を始めてから美咲の身体には、私の望まない副作用が現れ始め。
美咲はまるであの時の母と同じ様に私へ言った。
「このまま抜けてくなら、剃っちゃったほうがいいよね」
　笑いながら言う美咲に、私のほうが泣きたくなってしまったが、なんとか堪えた。
　病院の一階にある入院患者専用の散髪屋には、私たちのほかにお客さんがいなかった。
美咲は気にしない、少なくとも気にするような素振りを見せないだろうが、私が気にして
しまう。
　いくら、前は男の子みたいな髪型をしていたとはいえ、ショートカットと剃ってしまう
のとでは天と地ほどの差がある。いや、その姿が醜悪だというわけではないが、美咲のそ
うした姿を他の誰かに見られたくなかった。
　ようやく、言われなくとも髪を自分で梳くようになって、少しは女の子らしくなってき
たところだというのに。
「あのねお母さん、ちょっと考えたんだけどさ」
「……なあに？」
　髪をバリカンで剃られていく美咲の背後に立っていた私は、鏡越しに美咲の目を見た。
美咲はどこかのんきな様子で笑いながら言った。
「病気治ったらさ、髪伸ばしてみようと思うんだけどどうかなあ。」
「え？」
「こう、お人形さんみたいに腰に届くくらいの長さまで。ねえ、似合うと思う？」
　無邪気に聞く美咲に私は即答していた。
「似合うわよ、私の娘だもの」
　その言葉に美咲は笑い、満足したように頷いた。
　治療は順調に進み、美咲の内部に巣食っていた病魔は消え去って、美咲は闘病生活を終
え再び学校に通うようになった。
　それから三年の月日が流れても再発の兆候はみられず、美咲は中学生になった。
　美咲は言った通りに黒髪を長く長く伸ばし、親の贔屓目か本当に可愛らしく育ってくれ
たのだが、その横顔に見覚えがあった。私は髪を長く伸ばしたことはないから私ではなく、
その横顔は私の母さんに似ているように見えた。
「ねえ、そういえば、なんで髪伸ばしてるんだっけ。邪魔じゃないの？」
　そう訊くと、美咲は小さく笑って。

「あのさ、お母さんには嘘ついてたんだけど。わたしお婆ちゃんに会ったことがあるんだ」
「……え？」
　以前美咲に話したときにはすっかり忘れていたが、美咲と母さんは確かに会えたがそれ
は美咲が二歳の頃、その翌年に母さんは震災で死んでいるのだから、記憶にあるわけがな
い。だが美咲はそんな私の心を見透かしたように笑った。
「違うの、本当に会ったわけじゃなくて、夢の中で会ったの」
　美咲はポケットから母さんの櫛を取り出すと、それをぎゅっと握り締めた。
「癌になる少し前にね、夢見たの。誰か分かんないんだけど、とっても綺麗な人で、その
人が言ったの『もう少しで自由がなくなるから、したいことはなんでもなさい』って。あ
の時は分かんなかったけど、後でお母さんから話聞いてなんとなくお婆ちゃんなのかなあ
って……変な顔で見ないで。馬鹿なこと言ってるのは分かってるんだから」
「え、あ、いや……うん、少し驚いただけよ」
　美咲はそれでもぽかんと口を開けてしまっている私の反応が気に食わないらしく、唇を
尖らせたが、そのまま続けた。
「それでね、その時に『じゃあ髪長くしたいなあ』って思ったの、前から憧れてたんだけ
ど似合わないって考えてたから」
「……それが髪を伸ばした理由？」
　美咲は「うん」と頷いた。
「あ、それにね。癌が分かった日の夜にも、お婆ちゃんに会ったんだ。その時は『大丈夫
だよ』ってそれだけしかいってくれなかったけど。それだけで充分だった。髪剃っても、
ちゃんとまた生えてくるから、それからでいいやって。髪を伸ばすことも、お母さんみた
いに綺麗になることも」
「そうな……へ？」
　戸惑う私に、美咲は照れ笑いを浮かべながら答えた。
「お母さんの娘なのに男の子みたいな私、でもいつかはお母さんみたいに、お婆ちゃんみ
たいに綺麗になりたいなあって思ったんだ。だから髪を伸ばしてみたの」
「……そうなんだ」
　美咲の言葉に正直私は戸惑っていた、こんなグウタラな母親に美咲が憧れてくれてただ
なんて、と。驚きと、それより遥かに大きな喜び。
　せめて美咲に失望されないような母親でいよう、私はそう心に決めた。

お初に投下します


母はよく言った。
「食べてすぐ横になったら牛なる」と
だけど、僕は母のいいつけを守らずに食後はいつも横になっていた。
そんな僕を見かねたのか
「もう後悔してもしらないから」
それでも僕は母の言いつけを守らなかった

ところで、母は来週出荷されるらしい


おわり

>>98
すいません、
挟まって悪かったです

またギリギリまで使ったんで、了
今回も後悔してない

>>107
気にすんな

>>106
つテンプレ

>>93
恥ずかしかったが反応があっただけでﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝしちゃうのっ！
でも文には誰も突っ込んでくれなくてちょっと寂しい

まとめ乙

通常作品・過去スレ・過去ログ・週末品評会の編集ミスおよび未編集会の補完――
つまり、前スレまでの「全て」、編集完了致しました。

　, '　∧∧ ヽ､　　　　機動編集EditorＺ Destiny　すぺしゃるえでぃしょん　【 蘇 る 編 集 】
（ と（´･ω･）つ ,) 　
　ヾヽﾐ 三彡 , ソ　　総作品数：３２５８作品
　　）ﾐ　　彡ノ 　　　総スレ数：２６５スレ
　 （ﾐ　彡'　　　　　　現　在　：２６６スレ目
　　＼(　　　　　　　　備　考　：私の編集も、datを提供してくれる方がいればこそ、です。いつもありがとうございます。
　　　 )）　　　　　　 　　　　　　　http://bnskvip.jp.land.to/up/src/up0455.png
　　　（　

>>111
乙！

ぬこかわええええええええええええええええええええええ

>>111
めがっさ乙＞＜

>>111
ハリケーン乙。

>>111
編集神乙！

怒涛の>>111乙の合間にこっそり保守

ほしゅ

この静けさはカオスの前触れなのか、それともただの過疎なのか

品評会作品投下します
タイトル　愚か者と悪魔

　人の欲とは何物だろう。それは時には人の形をして親しげに語りかけるが、その実
中身の無いがらんどうである。でなくては、人が何かをし得るということも無い。
その空洞で、自分を見る者や自分自身の目を自分から反らすことが無い限り、何事も
成就しないからだ。
　ある所に一人の男がいた。そして一人の悪魔がその傍に立っていた。
その男はただ己の憂鬱と日々の退屈から逃れるために悪魔を呼び出したが、既に後悔
し始めていた。ただ勿論、早晩男はその壜の栓を抜いただろうし、抜かずに壜を捨てて
しまえば一生悔いを残すことになっただろう。
「望みは何だ」
「無いが、せめて私を大金持ちにしてくれ。一生金に困らない程に」
　男は望みを叶えられ、山程の黄金を手に入れた。だが男は恐れるかのようにそれを
土の下に埋めた。
　男はその金を恐れたのだ。黄金は手に入ったが、既に手に入ってしまったことであるから、
自分の所業については恐れなかった。恐れても仕方なかったのだ。しかし手に入ってそこに
在る黄金に対しては、何か背筋が凍るような不安というものを抱いたので、男は仕方なく
黄金を埋めた。そして男は安心して、そこを離れた。
そのまま男は、暗くなるまで森の奥へと入って行き、そこに留まった。悪魔は出て来て言った。
「お前は金も無くて困っているようだな。良かったら俺が助けてやろう」
「わかった、ではここに大層な屋敷を建ててくれ。そこに俺の召使を住まわせて、だらしなく
淫蕩に耽って過ごしたい」
「随分な口を利くな。良かろう、俺が言ったことだ」
　男はそこに造られた豪奢な屋敷に、大勢の使いの者と共に住むことになった。
ひっそりとした森の中に屋敷が立っているのは異様でもあったが、屋敷のある森の奥深くまで
やってくる人間は誰もいなかった。
　男はやがて老い、悪魔はまた男の元へやって来た。
「調子はどうだ」
「悪くない。だが何も起こらん」
「お前は埋めた黄金を掘り出しにも来ない。悪いがこのまま老いてもらう訳にも行かんのだ」
「なら私は今一度、妻を娶って平凡な暮らしがしたい。不満不平を言い、身をやつして
暮らすような日々だ。妻が子をもうければそれを育てる。俺が長く生きれば他人の面倒に

なることもあるだろうが、それでも結構だ。兎に角俺は、平凡な暮らしがしたいのだ」
「それは困る」
　悪魔は言った。
「お前には不幸になってもらわないと困るのだ。俺を呼び出したからには、お前は深い絶望の
淵に立って、そこで苦しんでもらわねば俺の立つ瀬が無い。お前が今更そんなことを言い出し
ても、最早俺にはどうすることも出来ん」
「そうか」
　男は言った。
「別に俺は格別自分が不幸だとは思っていない。それどころか、今の所俺は幸福だ。
俺は人より不幸かも知れんが、幸福なのかも判らん。そう云うことなら、俺はここでこのまま
暮らしていたいと思う。実際の所俺はそれで全然困らないし、これで十分なのだから。俺は
最近それがわかったのだ。俺は一生ここを出て行かないで暮らしたい」
　悪魔はそれを聞くと、笑って言った。
「そうかそうか、ではお前が望む通りにしてやろう」
　たちまち辺りの森は殺風景なビルとマンションに変わり、高架と鉄道のレールが縦横に通る
市街地の中心になった。屋敷は消え失せ、代わりにプラットホームになった。男は何時の間にか、
プラットホームの中心に立っていた。
　悪魔の入った小瓶は、消えて無くなってしまった。
もう永遠に見つかることはないだろう……悪魔もその小壜も。
またその正体を知る人間も二度と現れない。そんなものはもう無いのだから。

了



上のレスの番号ミス　0/2→1/2

保守っていってみる

品評会投下します。
タイトル、よくない薬

　閉めきった部屋に薬品の匂いが充満している。
「あー、出来たー」
　白衣を着て、長い髪を無造作に首の辺りで一まとめにしている女が、液体の入ったフラスコを片手
に特に感慨もなさそうな声を漏らす。
「出来たんですか」
　その女の横でなにをするでなく、女の作業をぼけっと見ていた眼鏡の男が特に感慨もなさそうな感
想を漏らす。
「うん、出来た」
「こういうときはあれ。あれを言ったほうがいいですよね。えーっと」
　男は腕を組み、首を傾げ「うーんうーん」と数秒なにかを考える。
「あ、そうだ。おめでとうございます」
　ぺこりと頭を下げる男。
「ありがとうございます」
　ぺこりと頭を下げる女。
「じゃあ、はい」
　女は頭の位置を元に戻すと男にフラスコを差し出す。
「なんですか？」
　男はとりあえず、そのフラスコを受け取ったものの女の意図が理解出来ず首を傾げる。
「飲んでください」
「嫌です」
「嫌なんですか？」
「はい」
「それを飲むと『欲』がなくなるんですよ？　聖人も夢じゃありません」
「食欲、睡眠欲、呼吸欲とかはどうなるんですか？　生きたいという欲求までなくなりませんか？」
　女は腕を組み、首を傾げ「うーんうーん」と数秒なにかを考える。
「わかりません。わからないので飲んでください」
　その言葉を聞いた男は手にしているフラスコを女に差し出す。
　女はまだ男が持っているフラスコをしばらく見つめ、視線をそのまま男に向ける。
「それを飲むと『欲』がなく――」
「それはさっき聞きました」

　言葉を遮られた女はじっと男を見つめる。男もじっと女を見つめる。
「飲んでください」
　男は横に首を振る。
「何故ですか？」
「死にたくないからです」
「なるほど。ごもっとも」
　女はフラスコを受け取り、再びそれをじっと見つける。
「じゃあ、これどうしましょう」
　女と男は二人そろって腕を組み、首を傾げ「うーんうーん」と数秒考え込む。
　数秒考えたのち、二人は目線を交えるが二人そろってもう一度首を傾げるだけだった。
　二人して首を傾げていると、不意に部屋の扉が開いた。
「おーい。どうじゃ調子は……ってなんじゃこの部屋は」
　入ってきたのは白髭を蓄え、白衣を着た老人だった。
　老人は部屋に入ってくるなり、窓を開け換気を始めた。
「こんなことでは二人とも薬にやられてしまうぞ」
　老人が振り返ると二人、椅子に座りぼーっと空中を眺めていた。
「どうやらもう遅かったようじゃな。だが人体実験はしなくて済んだようだの。どうやら生きる意欲
までは失わないようじゃ」
　二人は老人の言葉にもなんら反応を示さず、ただ空中を眺めていた。
「ただ実験に対する意欲は失ってしまったようじゃの」
完

レス制限無限なのにみんな結構控えめだなｗ

ほしゅ

>>126
長くなった上に自分で読んでつまらないから投下諦めた俺もいるぜ

　　 ＿|￣￣||＿＿_＿　　 うう……誰も運営がいない予感……
　／Ｚ|――||/／ ／|　　
　|￣￣￣￣￣|￣| . |　　 ２３時を回りました。これ以降投下する方は予約の上、指示に従って投下して頂けると幸いです
　|＿＿＿＿＿|三|／ 　　

DA・RE・MO・I・NA・I☆

>>111
これで僕も晴れて編集から卒業できそうです本当にありがとうございました
もう一度言わせてください

本当のカオスは28分からだ……

カオスまでにもう一度お題を頂いてみるﾃｽﾂ

回転寿司

　　 ＿|￣￣||＿＿_＿　　 >>131
　／Ｚ |――||/／ ／|　　何についても言える事ですが、誰か一人に全てを任せると、その人がいなくなった時に困るものですよ？
　|￣￣￣￣￣|￣| . |　　 と言いますか、卒業しないで下さい＞＜
　|＿＿＿＿＿|三|／ 　　
　
【順番】
なし

>>134
回転寿司把握

まさかの品評会作品一桁とな？

まっさかー、たぶんカオスで４作品はくるよきっとたぶんおそらく

あー、こんな少ないなら参加するべきだった。今から書くか

絶対くる、怒涛のようにくる！

今回はもしかして諦めた人が多いんじゃないか。俺もその一人だけど

俺なんて余裕で諦めてます
余裕なのに諦めてますよ

俺の書く女は頭がお花畑なヤツばっかりだから困る。
では被ってなければ投下を開始する。

まだ諦めるな、今から書いて投下するんだ！

ナイトをバカにする奴はたぶんＬＳで地位の低い雑魚
偶然にも１みたいなこうゆう奴みたいなのがいるんだが俺のＬＳでは完全にシャッタアウトされていた
BCなどでナイトがチヤホヤされているのだが俺もナイトの派閥に入っている
ナイト派閥は最強に良いぞ？まずバランスが取れていた安全でよい
俺は他ジョブなのだが側近の白赤詩がついてくるのでもはやリーダーが別の事をしたいと言うと
「リーダーがソロするらしいぞ」というと「リーダー死にたいのか？」「そんな装備で？」「バイル＋1買う？」と助けるきなし
リーダーはロストが怖いのか今のは勘違いだという事が必死に言ってたがすでにＢＣ前まで強制連行
俺が行かないのか？というとリーダーは印章とロストが確実なものとなる…といって泣きを入れていたところ
そのナイトは「俺達も入るんだがやらないのか？」というと絶望状態だったリーダーはその時のダサさを想像できないほど必死に「やるます！」といった
俺はああリーダーもナイト派閥に飲みこまれたかとこのＬＳの今後に大きく希望を持った

汚いなさすが忍者きたない

　チキューさんが紅茶をのんでいるのか、辺りがオレンジにそまる。
でも私は今それに感動できないんだ。
「ごめんね、ほんとに私っていなくてもダレもコマらないよね」
私は自分の前にある動くカゲを見るばかり。
「ヒカル、おひげさんは嫌いなんだよねぇ」
横でいっしょに歩いているオレンジ色になったセーラー服のお姉が口を開いた。
「ヒゲ？　生えてないけど」
アゴに手を当ててみてもヒゲなんか一本も生えてない。
「フフフ。もっと大きくなれば分かるわよ」
私の頭をなでながらそう言った。お姉はたまにムズかしいことを言う。
「それっ」
いきなりお姉が私のカゲをフんできたので、反射的にかわす。
「ほほぉ、やるじゃない。でも今度は逃がさないよ」
右へ左へジクザク走行しながら追ってをかいくぐる。小回りが利く分こちらが有利だ。
なんか中々ふまれなくて飽きてきたから、少しおちょくってみるか。
「お姉のノロマ。それだから彼氏が出来ないんだよ。バ―カ」
「うわマジでへこむ。そんな事言っちゃうわけ、ねえ」
「くやしかったらカゲふんでみなさいよ早く。キャハハハ」
お姉は本気になったのか、実力行使で私を捕まえてからカゲをふむプランに変えてきたようだ。
「捕まえた！　ひかるの勝ちだね」
お姉が後ろから抱きついたから、私が彼女のカゲをフんでいた。
「残念、私の勝ち」
「うわっ、いっけない。穂香《ほのか》を捕まえるので頭がいっぱいだった。ハハハハ」
私もつられて笑う。二人で笑っていると私は知らないうちにイヤなことなど全部ふっ飛んでいた。

◆/SAbxfpahw氏、どうぞ。

【順番】
なし

以下のことを守って頂けると嬉しいです
・メール欄には何も入れない
・レス数を明記すること

カオスになってしまったけど、いまから整形して投下します（ ´・ω・`）

　今日も学校はつまらなかった。今回はお姉がいないので、とぼとぼ一人で帰る。いや、カゲを足せば二人かも。
なんだか心細くなって、ランドセルのかけている部分をにぎりながら歩く。
道路の黄色い点字ブロックの上だけを歩いて気分テンカン。
見ていたブロックが急に白くなる。よく見ると白いネコが自分と同じ様に歩いていた。
「あっネコかわいい」
「ミャー」
ネコがスピードを上げる。私も負けじと後をおいかける。
「まってよ。ねえ」
今の自分がまるで昨日のお姉の立場みたいだ。
「つかまえた」
昨日お姉にしてもらったように、ネコの頭をなでてやる。
ネコはウレしそうにゴロゴロ言っていて、なんだかイヤされるなあ。
しまった、競争にムチューになりすぎて知らないとこまで来ちゃった。
どこだろうここ、カラスの声も聞こえてきて、さらにきもちわるい。
「お嬢ちゃん一人で何してるのかな」
私はトツゼン後ろから抱きつかれちぢこまる。
大声を出したいがこわくて何も出来ない。ソイツが耳元でささやく。
「今回はヒ、カ、ル、の勝ち」
「へっ？　なんだお姉か。ビックリしてソンした」
見るとカゲは後ろにできていた。
「穂香さあ、気をつけなさいよ。ヒカルがたまたま通りかかったから良いものの――」
「でもネコが」
「ネコ？　穂香ずっと一人だったじゃない。ほらさっさと帰るわよ」
あのネコはなんだったのだろう。気になりながらもお姉に引っ張られその場を後にした。

　次の日、気になって帰りに昨日の点字ブロックのとこに行ってみた。
いたいた、ブロックの上にネコがねころんでヒゲをさわっている。
「ネコちゃんまた会ったね。あー、ダメだよヒゲをさわっちゃ。お姉にキラわれるよ」
……ムシされちゃったけどいいや。ネコゼになっているとこをやさしくなぜる。
人通りが多いのによくいれるなあ。まるでネコが存在していないかのように大人達が横を通り過ぎて行く。
このネコも私と同じ、いてもいなくてもいい存在なんだろうな。
「私とネコちゃん、なんだかにてるね」
ネコは自分をムシし立ち上がり、ブロックの上を歩き始めた。
お姉におこられることよりもコウキシンが勝ち、いつしか私は後をおっていた。
「ネコちゃん今日はどこ行くの」
「ニャー」
昨日つかまえた場所を過ぎ、私の知らない地区に入る。
そこに来たことに、楽しくもありこわくもあった。
急に前のネコが歩くのを止め、私もつられて止まった。
その時地面にポツポツと水玉もようができる。
空を見るとチキューくんがブラックコーヒーをのんでいる。
私はあわてて近くの屋根にかくれたら、ネコも知らないうちに足下にいた。
道路に小さな川ができる。私もこのまま川になって流れたいなあ。
キママなネコでもいいや。

品評会投下予約します

予約

「ほのか、ほのかぁぁ」
遠くからお姉の大声が聞こえる。
うわ、こりゃまたしかられる。
私は体育すわりをしてまっていたら、自分を見つけたのか走ってきた。
お姉はずぶぬれだった。カサぐらいさせばいいのに変なの。
「なんでケータイの電源切ってるの！　昨日のところかと思って見たらいないし、
途中雨は降ってくるし。もうっ！　心配したんだからね……バカ」
びしょぬれのお姉にだきしめらる。私までびしょびしょだ。
でも、なんだかうれしいかも。
横を見るといままでいたハズのネコがいなくなっていた。
「あーあ、お姉がこわくてネコちゃんにげちゃった。そりゃ彼氏もにげるわけだ」
「なにを。人がせっかく心配してカサもささず来たのにんのに。もうっ」
そう言いながらも私の頭をなでた。
　いなくてもいい人間なんていないんだ。私もお姉がいなくなるとコマるし。
なんとなくだけど分かった気がする。この気持ち、大人になればちゃんと分かるかなあ。


―――完

それでもキングオブカオスなら…！カオスオブカオスならなんとかしてくれる…ッ！

予約

予約！
なんてことを本当は今頃言ってるはずでした

何ともはや……注意事項以前の問題とは（´・ω・｀）

◆DttnVyjemo氏、どうぞ。

【順番】
◆Cj7Rj1d.D6氏
◆dx10HbTEQg氏
ID:/58f5jSb0氏

お、締め切りか

「欲棒」ってタイトルで初めて妹もの書いたら生々しくて投下できなくなっちゃったお

酉忘れた＼(＾o＾)／

　信越国境にほど近い柿谷村は、かつては欠谷村と記していた。村の中央を流れる
鳶野川は、東を芦野山系、西を天狗原山系に挟まれた谷間を流れているが、丁度
それが欠谷村のあたりで開け、また、このあたりだけ地面が隆起しているため、
確かに谷が欠けているようにも見える。歴史を遡ってみれば、室町後期の武将・
嘉納法眼がここに砦を築いた際に「欠谷原之砦」としたのがこの地名の最初で
あり、それまでは何と呼ばれていたか判っていない。「西文寺略年代記」に
登場する「菱ヶ原」または「葦ヶ原」という名がそれではないかという学説が
あるが、これも定かではない。いずれにせよ、室町時代以前は無人であるか、
落ち武者や山賊などの逐電者が隠れ住む程度であったと推測されている。

　さて、そこから時は下って江戸も後期にさしかかろうという寛政年間。幕府の
特産品推奨という名目の減反政策により、欠谷村でも米以外の作物に力を注ぎ
始めた。中でも水はけの良い欠谷で作られる良質の葡萄は、干して葡萄菓子に
したり、葡萄酒にするなどして好評を博すようになった。だが、山間の村である
欠谷はどうしても貧しい村であった。幸いにして村には温泉があり、これに
珍果を用いた食べ物や酒を出せば、中山道を通る旅人がこの村に立ち寄って
些かの路銀を落としてもいこうということで、今でいうところの観光村おこしを
する運びとなり、中山道のあちこちの辻に斯様な看板を立てた。

「里之谷欠、里之酒珍」

　これを見た旅人は、こんな山奥にさてどんな酒池肉林があったものかと期待に
股間を膨らませながら欠谷を訪れたが、確かに珍酒こそあるものの、鄙びた
温泉村であり、旅人達はみな釈然としない顔でこの村を発ったという。看板に
騙されて訪れた旅人も次第に減り、結局欠谷の貧しさは明治まで続いたという。

　|・ω・）っ<了>

また忘れました……。

◆Cj7Rj1d.D6氏、どうぞ。

【順番】
◆dx10HbTEQg氏
◆VXDElOORQI氏　予想はついてましたし、むしろ最初からトリップ付きで予約されるという方が珍しいような気さえしております

へんじがない　ただのしかばねのようだ

５分が経過しましたので、最後に回しますね
◆dx10HbTEQg氏、どうぞ。

◆VXDElOORQI氏　　GOD-CHAOS
◆Cj7Rj1d.D6氏

>>159
同じ事考えてたわｗｗｗ

◆終焉

『起床の時間です』
『朝食の時間です』
『洗顔の時間です』
『通勤の時間です』
『昼食の時間です』
『帰宅の時間です』
『夕食の時間です』
『性交の時間です』
『就寝の時間です』
『起床の時間です』
『朝食の時間です』

　嗚呼、従わなければならない。逆らってはならない。逆らう気もない。
　システムから発せられる音声に、体は勝手に動く。食事、睡眠、排泄に至るまで、全てを管理されて生きている。　
　なぜシステムの命じるままに、生きなければならないのだろう。そこまでして生きたくはないのに。
　人類に残った願いはただ一つ。それは死への欲求だった。


◆誤算

　システムの声で、目を覚ます。睡眠は人類にとって最適と思われる時間が設定され、それ以上も以下もない。生まれてからずっとその機
械に従って生きてきた彼女には、睡眠への欲求など既に存在していなかったから、特に感じるものがあるわけでもなかったが。
　洗顔をして、化粧をする。身だしなみを整えるのは、社会的に生活するにあたって必要なことだ。生まれてからずっとその機械に従って生き
てきた彼女には、美への欲求など既に存在していなかったから、特に気合をいれることがあるわけでもなかったが。
　そして食事。食事というには簡素すぎる、カプセルが数錠。バランスよく整えられ、飽きぬようにとの目的で毎日味は変わる。生まれてから
ずっとその機械に従って生きてきた彼女には、食事への欲求など既に存在していなかったから、特に飽きる事があるわけでもなかったが。

「おはよう」
「おはよう」
　義務以外の理由もなく挨拶を交わし、出勤してすぐに彼女は与えられた仕事を開始する。
　彼女の職場は衣服の生産工場だ。ほとんどが自動的に機械が行ってくれるから、彼女は最終チェックをするだけでいい。機能以外の何
物も想定されていない白い衣服が、目の前を次々と通り過ぎる。全人類共通の衣服。もちろん彼女の着ているものもそれで、システムに従
っている限り無料で配布される代物だ。
　昨日も一昨日も、ずっと同じことを繰り返して生きていた。休日などないが、規則的な生活により特に疲労はないため支障はない。
　明日も明後日も、ずっと同じ事を繰り返して生きていく。世界のありとあらゆる病気は既に駆逐されているから、体調不良で欠勤ということも
起こりえない。
（私は何をしているのだろう？）
　一瞬思って、すぐに思考を振り払った。
　考える必要なんてない。


◆普及

　淫らに赤く染まった裸体を見つめ、彼はため息をついた。
　彼に最適とされて配給された女性。人口を管理するため、彼は二人の子供を作る事を義務付けられている。そのためには勿論性交渉をし
なければならないのだが、肝心の彼の陰茎が反応していない。
（またか）
　薬に手を伸ばすと、女性もまたうんざりとした様子でため息をついた。
　生まれて始めての性行為には興奮した記憶があった。未知の感覚、その快楽。
　勿論体の構造自体が変わったわけではないから、快楽が消失したわけではない。ただ、積極的に得ようという気持ちがなくなっただけだ。
　それでもシステムの予定通りに物事は運ばなければならない。性行為は仕事の一種であり、こなさなければ生きていく資格を失う。
　苦心しつつやっとのことで膣内に射精した。
　もしちゃんと子供が出来たなら、それは間違いなく男の子だろう。人口制御を目的として、そのための薬を女性は処方されているのだから。

◆経過

　システムが全人類に行き渡るのには長い年月が掛かった。
　しかし、全ては予定通り。システムの命令は合理的で、それに従いさえすれば万が一にも間違いなど起こりえないのだ。
「楽だよな、欲しいなって思ったら、もう目の前にあるんだから」
「そうそう。あーうまっ！　ていうかさ、欲しいなって思う前からあったよな？」
　長時間に日光に晒され、水分不足になっていた彼女たちの前に、道路に設置された大きなシステムから水が運ばれてきた。彼女たちが
一人一人持っているそれとネットワークがつなげられているらしい。システムの口にコップを戻すと、自動的に収納されていった。水音が聞こ
えてくるのはおそらく洗浄しているためだろう。
　彼らの両親の時代には、飢えや渇きで死ぬ子供がいたという。到底信じられないが、事実らしいからすごいものだ。
　両親は語る。システムの導入によって、ありとあらゆる柵から開放された。何もかもを管理されているはずなのに、開放感さえある。
　その話を直接聞いてきた彼らは、システムの尊敬と戦争への嫌悪をその胸に育てて生きてきた。
「あ、そういえばさ」
『次の昇進には資格が必要です。勉強のための本を購入しなさい。タイトルは――』
　言おうとした矢先にシステムに先を越され、彼は軽く肩をすくめた。
　さすがシステム。


◆過程

　初めて手に取ったシステムを見て、彼女は思わず笑ってしまった。
　政府のお偉いさんが毎日熱心に語る理想。恒久的に続く平和のために、こんなちっぽけな機械が役に立つらしい。
　スイッチを入れると、機械的な音声が彼女に告げた。
『出勤の時間です』
　彼女に与えられた仕事は、そのシステムを増産する工場での誤差チェック。
　システムの命令で、システムを作るのか。
　思わず笑ってしまった。

◆始動

　計画は長期に亘るだろうことが想定された。そのシステム一つ一つは、それほど高価なものではない。しかし、全人類に行き渡らせる事を
考えると気が遠くなる。
　しかし、世界の平和と人類の幸福のためなのだ。
　誰もがそう信じていた。


◆披露

　真剣に聞き入る大勢の人々の前で、男は手に力を入れて語っていた。子供のときに戦争に巻き込まれた彼の、嘗てからの夢が叶うかもし
れない瞬間なのだ。
　人は争う生き物だ。何千と時を経ても尚、人類は懲りずに殺し殺され、何かを破壊し続けている。なぜ人は歴史を繰り返さずにはいられな
いのだろう。どれだけ科学が進歩しようと、人類自身は何の変化もしない。変化しないそれとは、一体何物だ。
「全ての争いは、人々の本能の所為なのです。土地が欲しい、金が欲しい、食料が欲しい、女が欲しい。全てはそんな個人の勝手な都合で
す」
　貧困に耐えられず、やむなく武器を取った人間を彼は知っていた。裕福であるにもかかわらず、搾取するためだけに武器を取る人間もまた
知っていた。
　誰もが満足するためには、この世界の資源は圧倒的に足りない。
「ならば、人が欲求を覚える前に与えてしまいさえすればいい！」
　個人個人に彼の発明した、あるシステムを与える。それに従いさえすれば、土地も金も食料も女も、全て最低限に確保できる仕組みだ。満
ち足りるほどには入手できないが、しかし足りなくなる事も絶対にありえない。
　もちろん仕事はしなければならない。人が働かなければ何も生み出されず、必要な物品はすぐに消耗されてしまう。しかし職業難の続く昨
今、システムに従いさえすれば職を得ることが出来るのは素晴らしいことだ。
　戦争の原因の一つは貧富の差だ。つまり全ての人間が同じように生きれば、貧富の差はなくなる。
　導入には莫大なコストがかかるだろう。しかし、戦争に掛かる費用を考えれば安いものだ。
　理解した聴衆の拍手と賞賛に浸りながら、男は満足げに微笑んだ。

◆発端

　とある戦場の真ん中で、既に息の根の止まった母親の背に隠れ、一人の子供がうずくまっていた。
　生きたかった。死にたくなんてなかった。
　唐突に建物が爆発し、銃撃が始まった。説明すればただそれだけのことで、だからたったそれだけのことに沢山の命が絡めとられてしまっ
た事が信じられなかった。
「皆がちゃんと生きれる世界が出来ればいいのに……」
　彼にあった願いはただ一つ。それは生への欲求だった。



どっとはれー

うがあああ最後5/5にするの忘れたっ！
すみません終わりです＞＜

◆VXDElOORQI氏、どうぞ。

【順番】
◆Cj7Rj1d.D6氏

「ん……」
　寝てる。
　今、私の目の前でマーちゃんがものすごく気持ち良さそうに寝てる。
　学校が終わったあと、いったん家に帰ってからマーちゃんの家に遊びに来てみればこれだ。
　クーラーがガンガンに効いた部屋でマーちゃんは制服のままベッドに仰向けに寝転がって寝ていた。
「ん、んー……」
　か、可愛い。
　ゴクリと自分の喉が鳴るのが聞こえる。
　私はそっと指を伸ばし、静かにマーちゃんのほっぺを押した。
「んん」
　柔らかい。こうぷにっと来る。ぷにっと。
　私はマーちゃんから少し離れ、その全身を見回す。
　仰向けで寝ているマーちゃん。ショートヘアの髪の毛は少しだけ広がっている。制服は少しはだけ、
そこから可愛いお腹とおへそが覗いている。このままじゃ制服が皺になっちゃいそう。
　マーちゃんを起こさないようにもう一度、そっと近寄る。
　今度は寝顔をじっくりと観賞する。
　いつもパッチリしている目は今はまぶたでふたをされている。私の悪戯を「コラッ！」と怒る口は
今は、だらしなく開いている。
　はぁ……寝顔可愛い。超可愛い。
　寝顔を堪能した私はゆっくりと手をお腹のほうへと向ける。
　今度はお腹とおへそがターゲットだ。
　ゆっくりと慎重にお腹を突付く。
「ん、んにゃ」
　ビクンとマーちゃんの体が反応する。
　そっと顔を覗くとどうやらまだ起きていないみたい。
　今度はもっと優しく優しくお腹を撫でる。
　うはぁ。お腹もぷにぷにだぁ。気持ち良い。
　手を動かし今度はおへその周りをそっと撫でる。
「んっ、はぁ……」
　あぁマーちゃんから色っぽい声が。たまんにゃい。

　もう一度聞きたい。
　そう思った私は執拗におへその周りを撫で回す。
「んー、ふっ、んっ……はぁ」
　マーちゃんは悩ましげ声をあげ、私の手から逃れるように体をくねらせる。
　あぁマーちゃん可愛すぎる。
　もう我慢できにゃい。
　私はマーちゃんの体の上に覆いかぶさると、じっとマーちゃんの顔を見つめる。
　だんだん視線はある一箇所を、そう唇に集中する。
　そしてゆっくりゆっくりと自分の唇をマーちゃんの唇に近づけていく。
　もう少しで触れ合う。そう思った瞬間、マーちゃんと目があった。
「お、おはよう」
「……え？」
　起きたらいきなり私のアップ。さぞかし驚いたことだろう。
「なにしてんの？」
「よ、夜這いかな」
　その言葉を聞いた瞬間、マーちゃんの顔は一気に赤くなり、そして私の思いっきり蹴飛ばした。
「な、なにやってんの！」
「だから夜這い。まだ夕方だけど」
「うるさい！」
　今度はチョップが私の脳天に炸裂する。

「ご、ごめんなさい」
　私は正座させられ、マーちゃんに謝る。
　マーちゃんはまだ顔が真っ赤だ。そんなに怒らなくてもいいのになぁ……。
「もう二度としないでよね！」
「はい」
　そうは言ったもの私はその約束を守れる自信がなかった。
　だって、だってマーちゃん可愛すぎるんだもん。

おしまい

では今度こそ、◆Cj7Rj1d.D6氏、どうぞ。これで５分経過した場合、時間外となってしまいます。ご注意を。

【順番】
終了

これはだめかもわからんね

５分が経過しました。残念ですが、時間外となります（´・ω・｀）

現在、週末品評会67thの投票受付中です。今回の品評会お題は『欲』でした。
投稿された作品は■まとめ http://yy46.60.kg/bnsk/　-週末品評会67th- にてご覧頂けます。
投票期間は2007/07/17（火）24:00:00までとなっております。

感想や批評があると書き手は喜びますが、単純に『面白かった』と言うだけの理由での投票でも構いません。
毎回作品投稿数に対して投票数が少ないので、多くの方の投票をお待ちしております。
また、週末品評会では投票する作品のほかに気になった作品を挙げて頂き、同得票の際の判定基準とする方法をとっております。
ご協力ください。
投票には以下のテンプレートを使用していただくと集計の手助けとなります。
（投票、気になった作品は一作品でも複数でも構いません）

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　＜＜タイトル＞＞◆XXXXXXXXXX氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
　　　　　　＜＜タイトル＞＞◆YYYYYYYYYY氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
気になった作品：＜＜タイトル＞＞◆ZZZZZZZZZZ氏
********************************************************
携帯から投票される方は、今まで通り名前欄に【投票】と入力してください。
たくさんの方の投票をお待ちしています。　
時間外の方も、月曜中なら感想、関心票のチャンスがあります。書き途中の方は是非。

それにしても、今回ばかりは少々疲れました……特に６３回は、編集する側にしてみると地獄である事が再確認できました。
でも……これで思い残すことはありません。
それでは皆さん、お疲れ様でした。

No.01 隙のない女、誠実な男 1/4 ◇bsoaZfzTPo
No.02 だましたい 1/5 ◇h97CRfGlsw
No.03 幸福論 1/5 ◇QIrxf/4SJM
No.04 ほんとうの望み 1/6 ◇DCalVtagfA
No.05 空腹 1/2 ◇u/KY5yXSjc
No.06 母さんの櫛 1/6 ◇DppZDahiPc
No.07 愚か者と悪魔 1/2 ◇HRyxR8eUkc
No.08 よくない薬 1/2 ◇BV.fqgxxRU
No.09 おひげさんのぼうけん記 1/4 ◇/SAbxfpahw
No.10 珍酒の里 1/1 ◇DttnVyjemo
No.11 需要と供給 1/5 ◇dx10HbTEQg
No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか 1/2 ◇VXDElOORQI

今回もタイトルが浮いてないようで一安心です

お疲れさま
真運営の栄光を君に！

運営乙！

運営様、またの名をゴッド。乙です

運営様お疲れです！

運営よくやった、感動した！

毎度乙でつ。

運栄！

運営さん超乙です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r,､
　　　　　　　　　　 /~ヽ　　 　　　/;/ | 　　
　　　　　　　　　　 ||;;;　ヽr';:::ｨ;:::ｨ'/;;ゞ'i　
　　　　 　　　　　　|;| ;;;;,.r: ;;;;;;;;;;;;.r: ;;;;ﾊ　　　　
　　　　　　　　　　/;;;;;;/;;;;;ﾊ/　　 　＼;;;ﾊ
　　　　　 　 　　　|i;;;|;;;ｌ;;;|ﾘノ　　　 ｀ヽ}_}ハ
　　　　　　　　　　|i;;;|;;;从 ● 　　　●ｌ小N
　　 　__,. -ｧ　　　|i;;（|　⊂⊃ ､_,､_,　⊂lｉ|ノ
ミ　／'´　 '{ 　 　 |;i⌒ヽ j　　（_.ノ 　　ﾉi|__／⌒)　　　　＜運営よ、乙じゃ。
　／　　　 ,ﾊ.　　 |;;ヽ 　ヽx＞､ __,　イｌ;;;|::::ヽ ／
,.ｲ　　　､-‐｀´ 　 |;;;∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ |;;;|',:::::ﾊ
/ ´ 　 　 !ｰ'　　　|;;;ヾ_:::ッﾘ :::∨:／　 |;;;| >'''´

運営！　運営！　乙！

ゼファー氏愛してる

乙です

間に合わんかった……時間外投下ぉｋ？

おk

うん、やっぱ辞めときます。

>>195
全然おｋ
いやならいい

おお、斬捨てが完成してた
データ全部集計して平均得票数とか割り出してくるぜﾉｼ
運営マジ乙

>>194
>>196
ごめん。急いで書きすぎて穴ありまくりなんでちゃんとさせてから投下しましゅ

運営乙！
そして、なんとなくお題をいただきたい。

夏休みの宿題

お題を所望す

地味

777円

夏休みの自由工作

筆記力ないので練習しにきますた
当方理系

>>200
把握

>>205
恋

お題くりゃれ

>>207
一番難しいものを・・・！
把握

労い

>>208
振り向き

俺にもお題を

>>211
原子力三輪車

>>208
勝利

>>212
把握

>>211
上り棒の誘惑

夏休みの宿題にしたいのでお題ください

>>202
>>203
>>204

　把握
→突き返す


　ごめんやっぱ書かない

はあく

>>216
大嫌いな先生

>>216
毎日がエブリデイ

>>219-220
把握した

お題を所望す

>>222
真夏のシャウト

お題くだされ

>>223
いちおう把握
>>224
帰り道

全滅

>>224
下駄箱に隠した恋心

はーく

このお題ラッシュなんだよｗｗｗｗ

お題くｒ

俺も何か書いて見たいと思うんだけど
みんな、お題もらってから、だいたいどのくらいで投下してるものなの？

>>229
愛しさと切なさと心強さと＋メイドカフェ

>>231
一人で複数の題とな？
把握ぅー。

>>229
裡門頂肘

>>230
元気なお父さん

>>230
俺この前お題貰ったけど未だに書き始めてない・・・

>>230
貰った瞬間から死ぬまで

>>234
ちょｗｗｗ試しに聞いてみただけなのに・・・頑張るわ

>>235
そーなのか、何となく把握ｔｈｘ

>>236
おｋ

>>233
おれ「りもん……ちょうちゅう……？」

ごめん、ググって読み方分かったぐらいだから遠慮しとくorz

きにしるな
把握した瞬間に書き込んだだけだからｗｗｗ

時間外行きますよ

　人間界には三つ子の魂なんとやらという諺があるが、それはこの実年齢およそ三千歳、見た目は十二歳のド
ジ天使にも当てはまることだった。
　「うひゃうっ！　たた、タイヘンです〜！」
　天使は薄紅色の衣をはためかせながら神の元へ一目散に駆け寄る。
　廊下からけたたましく響く彼女の声を聞いて、神は嘆息した。彼女が大声を出す時は必ず面倒ごとを持って
くるのだ。
　人間界では神と呼ばれる男は眉間にしわを寄せ、紫煙をくゆらせていた。
　「今度は何事だ。また死者を蘇らせたなどと言ったら、三十日間猫耳ニーソックスの刑に処すぞ」
　天使はよほど慌てていたのか、ほんの短い距離を移動したにもかかわらず、ひどく息が上がっている。
　「しゅ、しゅいません、じ実は……もっと大変なことが…………」
　頭をたれる天使を見て、神の眉間のしわがさらに深くなる。
　「もしや、アレをしたのか！　誰のをやったんだ！？」
　「は、はい、識別記号『３０−る−Ｊ』、地球は日本国、２０３番の遠山隆さんにやってしまいました……」
　「状態は？」
　「あ、安定しています」
　「分かった。遠山さんのデータは？」
　神は天使が差し出す携帯型のモニタを覗き込んだ。そしてもう一度紫煙を吐き出してこう言った。
　「なるほど、これは面白いサンプルだ。人間の考えている事はいまだに解明されないが、これで何か分かる
かもしれん。しばらく経過を観察しよう」
　神の険しい顔が少しだけ穏やかになる。
　「それじゃあ、私は……」
　「怪我の功名と言ったところか。とりあえず三十日間裸で猫耳ニーソックスの刑は無しだ」
　「一つ増えてませんか！？」
　天使はすかさず切り返した。
　「気にするな。大体にしてこれが遠山さんじゃなかったら、お前は本当に三十日間スクール水着で猫耳でニ
ーソックスで語尾は必ず『ああん、おしっこでちゃう』の刑だったのだぞ」
　「よりマニアックになってませんか！？」

　遠山隆は二十八歳にして童貞だった。一浪の一留で地方の無名私立大学を卒業。その後親戚のコネで地元企
業に就職した。この三つの文だけでおおよその遠山の人生を表せる。
　うだつの上がらない、底の浅い、劣等感に塗れた人生だ。
　天使はこの男の『欲望の枷』をうっかり外してしまった。
　人間の中には思ったことや祈りは叶うものだと考えるものがいるが、ある意味でそれは事実だ。
　例えば、金が欲しい。
　例えば、名声が欲しい。
　これらの思った事を瞬時にすべて実現させる力が人間にはある。
　だが、神はそれを良しとしなかった。だから人間の魂に『欲望の枷』をかけ、思考したことを容易に実現さ
せないようにした。
　神は人間に努力を望んだのだ。
　遠山は思考したこと全てを叶えるという、人間本来の能力を取り戻したということになる。
　
　遠山の目下最大の欲望。それはセックスだ。二十代も後半になって遠山は風俗にさえ行かなかった。
　行動力の欠如、過剰な自意識。遠山は二十八歳にして鬱屈し、屈折し、男としての底辺を這いつくばってい
るのだ。
　いずれにせよ遠山は童貞で、隣に新しく越してきた羽山家の新妻に欲情していた。
　『枷』の外された遠山の欲望はいともたやすく現実を変える力に変換される。
　遠山が会社から帰宅している途中、偶然羽山家の新妻、美幸を見かけた。
　遠山は何となしに美幸の後を追う。近所で見かけるより華やかな衣服がただなんとなく、気にかかったのだ。
　突然、遠山の後ろから彼女の名前を呼ぶ声がした。
　彼女は反射的に振り返る。彼女と遠山の視線がぶつかった。とたんに彼女の表情が強張る。
　声の主は遠山をゆっくりと追い越し彼女の元へ歩み寄る。
　男は彼女の浮気相手だった。
　遠山は偶然――否、必然的に彼女の秘密を握ったことになる。
　翌日の夕方。美幸は一人暮らしの遠山の家のベルを鳴らした。
　浮気の事を誰にも口外しないという条件で、遠山は美幸と交わった。

　「一番最初に実現させた思考がこれですか！？　男って何考えているか分かりませんっ！」
　観察モニターから目を離すなり、およそ三千歳の天使は息巻いた。
　「私は予想していた。基本的な彼のデータを見ればすぐ分かることだ」
　「それでも理解できません。これじゃ神様と同じじゃないですか。変態ですよ。初めてのくせにいきなり手
錠なんて、この男おかしいですよ！」
　「私と同じとか言うな。彼は重要な実験対象なのだ。うかつに手をだすんじゃないぞ。ついでに言うが、私
はもっと変態だ」
　神の右手が天使の臀部を撫で回す。天使は顔を真っ赤にして声をはりあげた。
　「この色ボケおやじ！」

　鬱屈した人間は欲望が強い。
　欲望の強さはそのまま現実に作用する力の強さだ。
　遠山の鬱屈した欲望はこの時代において、他の誰よりも高い数値を示していた。神はそれに目をつけた。
　神といえど、人間の思考を読み取ることは出来ない。
　そこで枷を外し、欲望を直接的な形で具現化させれば、人間の心のメカニズムを解明する手がかりになるの
ではないか。神はそう考えた。
　遠山の鬱屈した欲望は、それ自身によって、悉く叶えられた。
　それも遠山が不気味に感じるほど簡単に。
　少しでも遠山が敵意を抱いた人間は死んだ。
　テレビに映るペテン師に、パソコンのモニタの向こうの人間。電車で乗り合わせた乗客。
　金が欲しいと思えば、その瞬間に臨時収入が入る。気まぐれで入ったパチンコ店で大当たりする。
　遠山はこの日、一等の宝くじが当選したので、銀行に赴いていた。
　「金が欲しい」と願えば金が手に入るので、当然と言えば当然のことではある。
　銀行に入り受付に名前を告げると、そのままVIPルームに通された。中には既に数名の幹部がいささか緊張
した面持ちで遠山を待っていた。
　長期契約を取り付けるために、彼らも必死なのだ。
　「遠山様、このたびは当選おめでとうございます。私、浦川と申します」
　幹部の一人が、懐から大層な肩書きが印字された名刺を取り出す。
　「あ、どうも、こちらこそ……」
　遠山が名刺を受けとろうとしたその時、受付窓口の方から銃声が響いた。

　次いで、男の怒声。
　強盗だ。
　遠山は驚いた。それも生半可な驚きではない。
　受け付け嬢を見て遠山は、例えばこんな時に銀行強盗が来て、この綺麗な受付嬢が人質に取られるものの、
自分は勇敢にも強盗をやっつけ、受付嬢と恋に落ちる妄想をしていたからだ。
　その場にいた者全員が強盗に拘束される中、遠山だけが難を逃れた。
　完全なる予定調和。実現する妄想。ここにきてやっと遠山は自分の力を自覚した。世界を思いのままに動
かせる。正しく、世界は遠山隆の私物となった。
　次の瞬間、遠山がこれまでに腹に溜め込んでいた、鬱屈したどす黒い劣等感が堰を切ってあふれ出た。
　これまで一方的に抱いてきた感情を全て吐き出した。
　銀行強盗の血液が沸騰し、身体は破裂した。遠山がそう願ったから。
　受付嬢の拘束を外すと、受付嬢は既に遠山に恋をしていた。
　残った強盗が遠山へ発砲する。発砲された銃弾を素手でつかみ強盗へ投げ返す。強盗は死んだ。
　受付嬢を抱えて外に出る。すると外は巨大な怪物が街を破壊していた。
　遠山は巨大化した。すかさず怪物の首を締め上げ、そのまま引きちぎった。ぶちぶちと筋が切れる感触、
軟骨がはがれる感触が直に伝わる。
　断末魔の叫びが街に響く。怪物の血しぶきが、内臓が、街を穢す。地獄絵図。
　世界を救う残忍な英雄。否、英雄ではない。遠山はひたすらに己の自意識過剰な欲望を満たす人形だ。
　思い出す。会社での出来事。
　同僚の飲み会に誘われなかった事。
　上司に成立しかけの契約を横取りされた事。
　意中の女性に食事の誘いを六度も断られた事。
　人間ならば誰もが少なからず経験する事だが、遠山はそれに一々傷ついていた。
　会社を破壊する。中に取り残された人間も完全に殺すために何度も何度も踏み潰した。
　会社の周囲の土地は陥没し、遠山自身も地中にめり込んでいく。
　くさびとなった遠山の身体は日本に大きな穴を開けた。日本は沈没した。
　遠山はさらに踏み続ける。地球にヒビが生えた。
　地球はぱっくりと二つに割れた。
　重力バランスは崩れ、自転軸がぐちゃぐちゃになる。津波が世界各地で起こり、地球を覆っていた大気が
宇宙空間へ放り出される。ついに世界は遠山隆の自意識によって破滅した。

　「ひゃあっ、地球壊れちゃいましたよ！　どうするんです！？」
　一部始終を見届けていた神は苦虫を噛み潰したような顔をしている。
　「どうもこうも無い。地球は終わりだ。速いところ次の地球を組み立てよう。私が人間を作ったと言うの
に、私の知らない力を持っているなんて滅茶苦茶だ。やはり人間の心はブラックボックスとして放置するか
……。何かめんどくさいし」
　「なんて適当な神様。そしてなんて可愛そうな人間たちなんでしょう」
　神はむっとして言った。
　「何を言ってるんだ。お前が遠山隆の枷をうっかり外したのがそもそもの始まりではないか。そうだ、お
前、やっぱり明日から三週間スク水猫耳ニーソックスにランドセルの刑な」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――了（＾ω＾；）

No.01 隙のない女、誠実な男 1/4 ◇bsoaZfzTPo
No.02 だましたい 1/5 ◇h97CRfGlsw
No.03 幸福論 1/5 ◇QIrxf/4SJM
No.04 ほんとうの望み 1/6 ◇DCalVtagfA
No.05 空腹 1/2 ◇u/KY5yXSjc
No.06 母さんの櫛 1/6 ◇DppZDahiPc
No.07 愚か者と悪魔 1/2 ◇HRyxR8eUkc
No.08 よくない薬 1/2 ◇BV.fqgxxRU
No.09 おひげさんのぼうけん記 1/4 ◇/SAbxfpahw
No.10 珍酒の里 1/1 ◇DttnVyjemo
No.11 需要と供給 1/5 ◇dx10HbTEQg
No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか 1/2 ◇VXDElOORQI
時間外No.01マスターオブパペット5/5 ◇BNKSJSBM4A

>>246
どうでもいいけど惜しい酉ですね＞＜

文才無いけど書くよ、小説を

中の人、毎度乙でやんす

>>249お題なら
台風一過と抜けるように青いスカイ

>>246の鳥を訳してみただけだよｗ

でも折角だから貰ってく。
二個目だけどね！

おっと、セルフでまとめようとしていたらかぶってしまいました。
削除してつかあさい。
>>なかの人

　　　　　　　　　　　　　　　 . ,，〜..　　　　　
　　　　　　　　　　 .,，-- ''":::::::::::::::::.　｀ヽ　　　
　　　　　　　　　 f'::::::::::::::::::::。:::::::::::　　　　〉　　
　　　　　　　　　　',:::::。::::::::::::::::::::::::::;;、　　;　　　
　　　　　　　　　　 }:::::::::::;:::、:::::::::::::　゜:..｀ﾐ　　　
　　　　　　　　　　/○:::(◎ )::::::::::::::　　｀ヽ、　
　　　　　　　　　/　. -;７〜、::::::○:::::::　　　;>
　　　　　　　　ム ´{_{ノ　　　ヽ、＿ ，--:ｿ　　
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ●　　　 ● 从　|、i|　　 僕は自動的なんだよ。
　　　　　　　 　 ヽ|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ│　　スレに異変を察知したときに浮かび上がらせるんだ。
　 　 　 　 /⌒ヽ__|ﾍ　　 ゝ._）　 　j /⌒i !　　
　　　　　　＼ /::::::|　l＞,､ __,　イァ∧　/│　 だから名を不気味な保守<ﾌﾞｷﾞｰﾎｯｼｭ>という。
.　　　　　 　 /:::::::::|　|::::;´（・:｀:::::::::::::　V::ﾉ |　
　　　　　　 <::::::::::::|　|::::ヽ・）ノ:::::::::::::::::::::::　|　　

ｈ

廃墟となったラスベガス、その街のホテルのＶＩＰスウィートルームに３人は居た

「おっすオラごくう！」　椅子に座っているジェームスブラウンは呟いた。
そしてその横ではブロウ時代の衣装を身にまとったジョニーデップがぶーーんを楽しんでいる
小野妹子はヘロインを打って天井を眺めたままだ。


省略


「欧米か！」その声が聞こえてこない。そう、もうタカはいないのだ…

IDがブーン

保守文庫

firefoxのプラグインの専ブラは死ぬほど使い勝手がワロスな保守

まとめ買いした金色のガッシュを読みふけってたら品評会が終わってた。
5回泣いた保守

バオウザケルガ

これなら素晴らしい恋愛小説が書ける！
というお題が欲しいのです。

恋人が不治の病になって死ぬ話

>>263
それ世界の中心で愛をさけんだけものじゃね？

投稿します。
勢いで書く癖が治りません。
至極恋愛小説を書やすそうな三つのお題をもらったんだけど、あえて鬱にしてみた。

休憩時間。
僕は視線は窓越しの青に。落ち着くような、悲しいような・・・。いや、悲しいにしても、僕はこの時間が、好きだ。
これで、教室がシンと静かならベターなのだが。いつもいつも、我がクラスメイト達は鳴くのをやめない。
こんなにうるさい場所でよくいられるものだと思う。灰色なこの教室では、特にそれが強調される気がする。
僕自身もこの喧騒の一つを産み出せば、それほど辛くも感じないのかもしれないけど―

だけど、それだけの事が、僕には高いハードルだ。

-だって僕には友達がいない。そして、作ろうとも思わない。
なぜかって？
それは僕がこのクラスのどの人間よりも、特別、だからだ。
どこが人と違うのか分からないけど、そんな予感だけは、しっかりと感じられていた。
だから白鳥は烏に交わらない。
みんなも、ちょっかいを出すほど、暇じゃないんだろう。
今までにつついてこられた事は無い。
ここが進学校だからだろう。いじめの話もほとんど聞かない。
実感は出来てないけど、恵まれていたんだろう。

４限目、国語の時間。
僕は、国語が好きだ。本が好きだからじゃない。一番やることが少ないからだ。
よほどの馬鹿でなければ高校まではエスカレーター式に進学できるから、授業内に問題を解かされることも稀だ。
今日はどこを開いておけばいいんだろ。ヘルマンヘッセ？ああ、そう。はじめまして、さようなら。

〜・；　￥・。。＠　･･　･おぅい西村っ、続きよんでみい。
やばい、呼ばれたか。
目を開いたら、濃い緑で視界が埋った。―国語の教師、堀田のふざけたスーツの色だ。
「え？」
「おまえ、寝てたやろ」
「寝てませんよ。少しボーっとしてただけで」
「うそつけや。寝癖ができとるやろが。たっとれ」
うるせえ、国語の教師ぶるなら、まずその腐った関西弁なおしたらどうです？
「……はい」
今日で国語が嫌いになった。まあいい。今日に限って許す。

５限は…理科か。とりたて特別な思いの無い授業だ。
先生、腹がちょっと…家に帰ります。

やっぱり今日も本当につまらない一日だった。
これじゃ、帰宅のために登校しているようだ。

　　　　それでは
さようなら、教室、机、椅子。無機質な銀に輝くその姿は、嫌いじゃなかったよ。
廊下も、雨の日の危さなんかが、少し楽しかった。
階段。疲れさせてくれやがって。まあ、人ほどには憎めないけど。身動きをとらなくても人に嫌われる所が僕と被って。
廊下の鏡も、僕の汚い部分の半分も写さないところが好きだったよ
たくさんの物に対する愛を、僕は持っているけれど。
疲れてしまったよ。
僕は、普通の人間よりも、無い物が多すぎる。
頭の中がモノクロなんだ。色が着くのは、目に見える物だけなんだ。
寂しい、人間だ。
泣きそうになって上を見る。

そして、きっと何に対する愛も、今からは不要だろうから。
―やあ、クツ箱。最後に、この上履きと、詰め込められるだけの愛を、君に。

学校を出た後、帰り道に一つ々々鞄の中を捨てて歩いた。
愛着のあるものは、捨てておきたい。
厄落としみたいなものだ。
そして最後に鞄をすてた。
それしても、まだ捨てきれない愛があったんだろう。
そしてそれはもしかしたら、自分に対する愛かも知れなかった。
そんなものがあるのは、僕には意外だったけど。
ただ、それでも透き通った涙は、黒いアスファルトをより黒くしていった。


早足で、クツも脱がず、僕は自分の部屋に上がる。
ロープは買ってあった。
僕の抱いた愛は、かなうことの無い愛だったね。愛を打ち明けても、一つとして、返事が返ってこなかった。
僕の愛した「モノ」に、今、僕は、生まれ変わる。

完　をわすれました。
ゴメンナサイ。

ほしゅい

なんだか歌詞っぽい流れだね
睡眠薬飲んでボーっとした頭には堪える内容だったｗ
お疲れ様

>>266
次からは１レス目の冒頭にでもいいからお題入れておくことな。

言いたいことは分からんかったがやりたいことはなんとなく分かった。
おそらく小説というより詩に近くしたんだろうから、俺には分からん

蠅か人間か哲学的命題のお題ください

犬

>>274
おっぱい

>>275
把握

>>276
うーん……余裕があったら使うということで把握
犬よりおっぱいの方が人間ぽいな

シカトしやがった！この中２野郎！

シカトしてなかった！
俺ファッキン！

面白い保守の仕方だな

保守って守護月天！

　人間とは何なのか。
……などと勿体を付けてみた所で、何も起こらない。いや、考えた所で何も起こらないのだ。
そもそも、人間とは何なのかと言っている時には実際には女の子に足を舐めてもらったり、抱きついてもらったりしたいという
ことの認識と、それと現実との懸隔を小異の物とするにはどう理解し解釈すれば良いかを頭の80％ぐらいを使って考えている
んであって、働いていない頭の残り20％は働いていないのと同じと見做せる。大体そうやって考える時の20パーセントは
フルに20％使っても0.1パーセント分ぐらいにしかならない上、その内の7割以上何か食べたいとか、一日中寝て過ごしたいとか、
どうでもいいことに使われてる気がするのだ。
　それは兎も角、絶対にありえない事だが何か難しいことを自分が考えたとして、それは自分が人間だから考えるんであって、
人間であることを再認識しているに過ぎないのだ。つまり自分がほんとにキクイムシとか、天道虫とか、金蠅とか、
ミュータンス菌とか、よくわからないがそういう類のものだったりしたとすると、そう云った事を考えることは無いだろう。
　つまり金蠅に附いてそれが何か考えるよりは、手前の頭の蠅でも追えと云う事なのだろうか。
なら何故手前の頭の蠅がそんなに大事なのかをまず考える必要がある。手前は下らないが、頭の蠅はそんなに大事なのか。
別に大事でもないだろうが、考えることは大事だろう。つまり人間であることは何よりも大事なのだ。
自分はキクイムシになってしまった瞬間に、自身の人間としての生活を剥奪されてしまうのであるから、
そこに思考が介在しては困るのだろう。金蠅が考えるなんてとんでもない。そんな怖ろしいことはない。
あっという間に王国か帝国かが誕生してしまって、戦争が始まるだろう。そうすれば人間に勝ち目があるか怪しいものだ。
　なんせ考える葦である。考えるところを取ってしまったら、何も残らない。考えて考えて、それでこその圧倒的優位で
あるから、考える時間を他の動物が持つなんてこと、まかり間違っても、それこそ地球上のあらゆる所にある、あらゆる種類
の生物によってあらゆる時に生み出された全ての屎尿が、夥しい数の蠅に覆い尽くされるという事があっても、蠅が一生懸命
考えるという事だけはあってはならない。
　そこまで考えて、一寸休むことにした。次に俺は犬について考えた。
犬ならば、例えば人間が支配下に置かれそこで使役されて、餌を作らされるとか、毛の手入れをさせられるとか、
糞を拾わされるとか、そういった心配は無いような気がする。しかし次の瞬間には、俺はインスタントラーメンの蓋を開け、
そこにお湯を注ぎ、箸を持ってその汁の中に箸を浸し、麺を掬って食う所まで具（つぶさ）に想像した。
俺は想像したと同時に、またそれを具に「観察」し、さらには「敬虔」したといっても過言ではないかもしれない。
あ……経験だった。しかし今現在の状態で俺は、女性の乳房より遥かに優れるインスタントラーメンという物を認識していたし、
それがもし犬にひっくり返される存在だったとしても、やはりそれは変わらなかったろう。今この部屋に犬は居ないが。
　女性の乳房なんて糞食らえだ。糞をひねり出すほどの値打ちも無い。蟻の屁よりも軽い。そう思った。兎角この世は生き
にくい。俺はそうも思った。

了

懸隔の使い方おかしいなどの指摘お待ちしております。
感想も批評も歓迎します。

おしゅ

>>283
頭でっかちの童貞の妄想
という認識でいいんでしょうか。
そうであれば
この文はそれ以上の何ものでもなくそれを物語で料理して初めて小説になるのだと思います。
そうでなければ
申し訳ないですが少なくとも俺にはそうとしか思えませんでした。
>兎角この世は生きにくい
うんそうだろうね頭でっかちの童貞の君には。としか感想がありません。

>>286
えええｗｗ
お言葉なようだが童貞ということ以外に主眼を置いている。
後半部分は殆ど女性と関係ない話なのだが、そこは読んで意見する価値も無かったということだろうか。

ほ

お題を頂戴したいのですがよろしいでしょうか？
後、お題を出されてから何分までにとか制限時間などはあるのでしょうか？

>>287
とりあえず>>283を200文字で要約してくれ
何を伝えたかったのかさっぱりわからん

>>289
制限時間なんざないから満足いくもの書けばおｋ

というわけでお題「制限時間」

>>291
物凄く短くてもいいですか？

>>290　要約しました。おおよそ九個の事を述べているようですが、勿論これが組み合わさると新たな意味を持つことでしょう。

１．人間とは何なのかなどと勿体を付けてみた所で、何も起こらない。

２．人間とは何なのかと考えている時、頭脳で思考する内の九割九分九厘の三割程度以外は、日常考えていることと変わらない。

３．もし難しい事を自分が考えたとして、それは自分が人間であることを確認しているだけだ。

４．自分が人間で無ければ、「人間とは何物か」について考えもしない。自分が人間以外の生き物なら、もし知能があっても自分が何者かについて考えるから、人間については考えない。

５．人間以外のものについて考えるのは時間の無駄だ。そして考えること自体は兎に角大事だ。

６．人間は考える点だけが素晴らしい。それが人間の全てだ。

７．犬なら仮に知能を持っても人間が滅ぼされることは無い。

８．即席麺はうまい。

９．即席麺に比べれば、他の大抵の事は下らない。

>>292
三行とかならもにょるが
自分で満足いくものが書けたと思えば、１レスでも２レスでも。

１レスに入る行数に関してはテンプレ読んどけ

>>294
いやはやご親切にどうも

僕は別に苛められっこではない。
仲間の間でも、頼られるほうだと思っている。
しかし彼女は何故か、僕のことをまるで子供のように扱うのだ。

僕は周りの視線が気になり、時に気恥ずかしく、時に煩わしく
彼女の言葉の真意など、まったく気づきもしなかった。
いや、むしろ裏にある気持ちなど想像もしていなかったというのが本当だろう。

そんな僕にとっての平穏が崩れ落ちたのは、卒業間近の放課後だった。


（こんな時間に創作は無理だ・・・、断念するぜｗ）

>>293
＞８．即席麺はうまい。 
＞９．即席麺に比べれば、他の大抵の事は下らない。 
お前はマーシーか！

こんな時間だけどお題くださいな

>>298
人間

>>293
１：２．の「＞頭脳で思考する内の九割九分九厘の三割程度以外」は七割って書け。

２：３．の根拠がない。

３：５．の「＞考えること自体は兎に角大事だ。 」という根拠がない。どういう理由で大事なのだろうか。

４：６．はちぐはぐな論拠でもって導かれた極論に過ぎない。

５：７．では犬に滅ぼされない根拠がない。

以上。

組み合わさったって、何の意味も持たない。

考える点だけが素晴らしい、それが全てな人間が、考えるということについて思考し、人間の実像を求めたこの作業。
これを組み合わせても、作者の極端な根拠から見つめてみれば、つまりは人間についての考査に行き着くのであって、
１．の言うとおり、勿体付けてみたところで何も起こらない。
組み合わせても前提が前提だから、何に意味も持たない話になる。
以上。

そないいじめんでも

ええじゃぁないですかぁ

ああ、ちなみに>>300はネタレスね。

>>300

　アリストテレスは「こんな事をして何になるんですか」と言った学生に対して、
「意味がないと数学をしないらしいから、こいつを家に帰せ」
と言って生徒を追い返してしまったそうな。
　なぜ意味がなく、根拠がないからと言って否定する？わかっていると思うが。
意味のある文章の方がある意味ナンセンスだ。
　それと語彙がむちゃくちゃだ。

　　「ペダンチック」が第一印象。単語と文章が不釣り合いで外連に過ぎる感。その上に
誤変換が多いように見えるのだが。例えば「金蠅に附いて」って、蠅をわざわざ旧字に
変換するぐらい気を遣ってるのなら、「附いて」も「就いて」とすべきなのではないの？
　意図が瞭然としないので定かなことは言えないが、いわゆる「垂直の大騒ぎ」を
やりたいのなら、余所でやれとまでは言わないけど、それなりに体裁は整えましょう。
爪先立ちして堪えてるのが見えると、一般に読者は興ざめすると思うので。

　で、あまりに近代イデオロギー的視点で語られてるので、これはまあ私小説風の
古典的テクストなんだろうとして読んでいくと、物語も思想としてのまとまりもないので
義男さんが鳴いてしまう。なんだろう、どうしてこの主人公は、かくも近代的
ヒューマニズムとか近代的自我に対して、無自覚でかつ楽天的なのだろう。
その上、近代的平等の帰結となる卑しささえ感じてしまう。（>>293を読むと尚更。）
　一言で言えば「中二病的」または「プロ市民的」。「そんなもんじゃないんだよ君、
わかってないなあ」と擦れた大人に思わせる文を書いたのなら、その意図は
充分に成功していると思う。ていうか、既に>>286がそんな事を書いている。
　ところで、〆に「草枕」はありえなくね？　あれってもう100年以上も前の小説ですぜ？

　個人的には「女性の乳房」という語感がどうしようもなく野暮ったく感じて止まないのだが
他の読者諸賢はどうだろうか。

あまり一般的で無い言葉を平気で使う人はコミュケーション能力が低い、とひろゆきは申しております

初心者ですがお題くらさい↓

>>303
語彙は眠たいから勘弁な。

いやさ、数学は論法じゃないか。
ロジックそのものに意味はなくても、ロジックをあてることで意味が発生するんじゃね？これだって論法かもしれんが、作り方に問題が多いって言いたいのよ。
仮に○○と仮定する、ばっかりのロジックはなんの説得力を持たないって。
全部を否定してるんじゃない。論理的じゃない、って意味だ。
どうして否定する？って言われても、>>293で「＞新たな意味を持つことでしょう」と書いてあるから、
そうはならないんじゃね？と書いてるんだが。

>>306
コミュケーション

>>306
すまん

つ「四字熟語」

>>308
今日の終わりごろに来ると思いますです

>>304
ついて誤変換……俺死亡ｗｗｗｗｗｗ
女性の乳房ｗｗｗｗｗおっぱいで良かったｗｗｗｗｗｗｗｗ俺涙目ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほしゅ

>>307
面白いかはともかく、ロジックは別に文学と直接は関係ない　保守

>>313
いや、だから文学じゃなくて
思想構築の際のロジックについて話してるんだが…
物語の部分には一切触れてないんだけどな…

もういいや。寝るわ。

>>314
帰納法だ　俺には演繹法が出来るほどの左脳がない

それはそうと女性の乳房はおっぱいと使い分けたほうがいいな、やはり　保守

すげー遅れてるけど
>>291の「制限時間」で投下してもいい？

　はっ、はっ、はっ、はっ、はっ――――。
　何か奇妙な音がすると思ったら、それは自分の息遣いだった。
　尋常ではない程に乱れた呼吸。
　だが、今の俺にその音を気に留めている余裕は全くなかった。
　なぜならそんなものと比べ物にならない程に耳障りな音が、俺の頭の中で鳴っていたからだ。
　いや、音というよりは、音楽。
　短いフレーズの繰り返しが、ひたすらしつこく頭の中に流れている。
　頭痛がする。気分が悪い。
　その俺の気分と対照的な、馬鹿に陽気な曲調が俺を挑発しているかのように思えた。
　俺は今、走っている。
　目的は自分でもわからない。どこかに逃げ出したかったのかもしれない。
　だがどこまで走っても、この悪夢のようなメロディーが頭を離れることはなかった。
　いや、音が消えるどころではない。
　さきほどよりもむしろ音量は大きくなっているし、それどころか……今気づいたが、俺の焦燥感を煽るかのようにメロディーのテンポが速くなっている。
　唐突に。
　それに気づいた瞬間、頭の中に数字が浮かんだ。
『100』
　100――？　100って、なんだ？
　と、疑問に思う暇もなくその数字はみるみる減ってゆく。
『94――』
『87――』
『76――』
　心臓が、騒ぎ出した。
　この数字を減らしてはならない。そんな直感が警鐘を鳴らす。
　だが、どうすればいいのか？　どうすればこの数字を止められるのか？
　俺にはわからなかった。ただ、全力で走り続けた。
『68――』
『59――』
『44――』

　数字が減るのに比例して、俺の心は絶望に塗り潰されてゆく。
　この数字がなんなのかは解らない。減るのがまずいという根拠は何もない。
　だが、それはなぜか奇妙な確信に彩られた絶望だった。
『37――』
『23――』
『15――』
　頭の中では、相変わらずあの曲が鳴り続けている。
　今や狂ったような速さとなっている音の濁流に、頭が痛い。
　胸の奥では、動悸がまるで早鐘のように響いている。
　心臓が破裂してしまうのではないかと思う衝撃に、胸が痛い。
　二つの痛みが、俺の脳を激しくシェイクする。
『10――』
『9――』
『8――』
　思わず、頭を抱えるようにして耳を塞ぐ。
　無駄な抵抗ということは、わかっていたが。
『7――』
『6――』
　うるさい。
『4――』
　うるさい、鳴り止め、鳴り止め。
『3――』
　うるさい、黙れ、うるさい、鳴り止め、止まれ。
『2――』
　鳴り止め、うるさい、止まれ、止まれ、止まれ。
『1――』
　うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい！
『0』
――――――――――――――――これまでと比べ物にならない程の痛みが、胸に、ぐさりと。
　突き刺さったあとに全ての痛みは消え、静穏が訪れた。

　もう、あの疎ましい音楽も聞こえなかった。
　いや、それどころか何も聞こえない。真の静寂だった。
　俺はいつの間にか、地面に倒れ伏していた。
　体が動かない。何も考えることができなくなってゆく。
　これが、死か。
　俺は死ぬんだろうか。
　薄れる意識の中、そんなことを考えていた俺の目の前に。
　何者かの影が差した。
　気力を振り絞り、そちらに目を向ける。
　そこには、俺がいた。
　髪型や顔、髭や服装まで俺そのものの姿をした俺が。
　それも、一人ではない。
　数え切れないほどの俺がそこに立ち並び、泣きそうなほどの悲しげな眼で俺を見下ろしていた。
　それを見て、俺は思った。
　ああ、なんだこれ……夢だったのか。
　夢なら安心だ。このまま眠れば、明日の朝にはちゃんとベッドで目が覚める。ちゃんと、いつもの朝と、同じように。
　それていつもと同じように、弟におはようって、挨拶するんだ――――――――。
　そこで俺の意識は途切れた。
　
　
　
　
「はいぃーお前死んだから交代ね」
「ちょ、待てよ２回交代だろ！」
「いいじゃんさっき無限1UPしたべ？　あと98機もあんだからほら」
「しゃーねーな。けどさっさと死ねよ」
「わーってるって。……あ、もう死んだ」

完

うん、これはいいね。
感動した。

>>321
ありがとう

時間制限うめぇｗｗｗｗｗｗｗｗ

さて、昨晩もらったお題を考えながら
ろくに仕事もしない1日が始まるー＼(^o^)／

仕事、ヒマでありますように

品評会まで過疎か

もはや品評会はイベントじゃなくメインだな

なんでもいいけど、おつるよ

ほ

時間外作品投下
します！

　今日はフォレンス城の城下町で、盛大なお見送りパレードが行われています。
　人々に囲まれ拍手を盛大に浴びているのは四人の男達。各々笑顔で国民に応えています。
　一人は剣を腰に、一人は斧を背中に、一人は杖を手に、一人は手ぶらだけどその筋肉隆々体は十分凶器に値するでしょう。
　絶え間なく地鳴りのように響き渡る拍手喝采は途切れる事がありません。
　そう、今日は魔王討伐に四人の勇者が旅立つ日なのでした。


　メインストリートを一本、さらにもう一本裏へ入った少し暗めの通り。
　特に代わり映えのない石造りの家々が並ぶ中で、明らかに異質な建物が建てられています。
正面玄関の上には、箒の形をした看板が隣の家にもはみ出る勢いで飾られています。
『ルルの箒屋さん』
　箒の看板にはそう書かれていました。
　パレードは暴動が始まるほどの盛り上がりを見せ始めているのに、
『ルルの箒屋さん』の中はどこか遠い国の出来事程度に関係無いように静かです。
　しかし、その沈黙も今呆気なく破られました。
「できた……できましたあああああ！」
　大きな玄関に色々な箒が飾ってあって、ちょっとしたアトリエになっています。そしてそこでは今、
ルビーの様に美しく光を反射させる赤いお下げ髪の少女、リーナが一本の杖を器用に回しながら小躍りしていました。
　しばらくして、踊り疲れた彼女は大きく深呼吸をして息を整えるとバタバタ奥の部屋へ入っていきます。
犬が自分の主人を見つけた時よろしく、リーナは扉を勢い良く開け放ちました。しかしそこには誰もいません。
首をぶんぶん振って上下左右見渡しますが、やはり誰もいません。
「ルル師匠？　どこ？　新杖できました！」
　部屋の隅々をくまなく駆け回るリーナ、彼女は再び玄関のアトリエに戻ってきました。
　すると彼女は首の襟を持ち上げられ、ぐえっと悲鳴を上げます。
　パッと見たところ八、九歳である小さなリーナの体が、見る見る持ち上げられていきます。
「リーナ？　この家はとても古いから、どたばたしちゃ駄目っていつも言ってるよ？」
「うん、ルル師匠。ごめん」
　持ち上げられたリーナの真正面には、金髪の美少女、ルルの眉をひそめた顔がありました。因みにルルは
見ためリーナよりも年上で、十五、六歳といったところです。彼女はパレードを見てきた帰りでした。
　リーナはテヘっと笑って誤魔化します。

「で、どんな杖ができたのかな？」
「えとね、これ！」
　リーナは手に持っていた水晶で作られた杖を上にかざすと、
ボンッという小さな爆発音と共に白い煙がアトリエを包み込んでいきます。
「コホッ、コホ……」
　思わずリーナから手を離し煙を外へ逃がすルル。
「じゃーん！」
　霧の晴れた頃、そこには二人のリーナが立っていました。
「見て見てルル師匠！　ブンシンの杖！」
「……三十点ね」
「えぇーーーー！」
　鏡あわせのように左右対称腰に手を当て不満を漏らすリーナに、ルルは両手で二人を同時に小突きました。
　すると、ルルから見て右側に立っていたリーナがシャンパンの蓋を開けるような小気味の良い音をたて、
小さな風船が割れるように消えてしまいました。
「うーん……軽い衝撃で元に戻ってしまうんじゃブンシンの意味ないよ？」
　見る見る口を尖らせ涙目になっていくルルに、リーナは「でも……」と優しく語りかける。
「初めから魔法の杖を作れたルルは百点満点。ぶんしんじゃなくて、鏡写しの杖としてみたらやっぱり百点満点。
それにこれはあなたの最初の杖、大事にね？」
　山のお天気よろしく、リーナの顔はあっという間にお天気晴れ。
「うん！」
　またはしゃぎ出すリーナを見て、ルルは穏やかに微笑みます。
　それんなドタバタも、『ルルの箒屋さん』における平和な日常風景でした。
　

　街から一歩外に出れば外には知性を持ち合わせた強靱な動物、つまり魔物達が住まう森や平地が続いています。
　そんな外の世界は……至って平和でした。魔物が人間を襲うなんてことは滅多にありません。
それどころか、人の形に近い魔物は人里に住んでいたりします。
　またフォレンス城から馬車で一週間、徒歩で二十日ほどの離れた場所には魔王城が建っており、
その無駄に拾いお城には、魔王が住んでいます。でも、人間と魔物が戦争していたのは今より二代前の魔王のお話で、
年数で言えば五百年ほど前になります。そう、その時人間と魔物は共存を選びました。

　それ以来、今日の平和が保たれているといわけです。
　そして先日、三代目魔王を襲名する式が行われるという通達がフォレンス城に届けられました。
旅だった四人の勇者は、その式に人間族代表として出席する為にフォレンス城を発ったのです。
　四人は魔王を倒しに来たというシチュエーションで魔王の玉座まで行き、二言三言で、お互い平和が欲しいと
確かめ合って、未来永劫変わらない平和を誓い合うといった感じで、襲名式は終わります。
　例えばこんな感じに。
「俺たちは何故憎しみ合わなければいけないんだ！」
「お前達が我々魔物を駆逐しようとしているからではないか！」
「な、俺たちは共存できるならしたいと思っている」
「む、我らも同じだが……それは人間の総意なのか？」
「そうだ！　魔物達こそ人を襲わないのか？」
「主らが襲わなければ、こちらも襲わないと誓おう」
　結構アドリブで話は進めると古文書に書いてあるそうです。
　もっと端折った話。言わば茶番のような事をして旅が終わりになるという事です。
　しかし、今回の勇者達は何やらよからぬ企みがあるそうです。
　その事に気付く人など誰もいないのでした。


　それは勇者達が出発して二十日程が過ぎたある日のこと……。所は『ルルの箒屋さん』の玄関前。
　そう、リーナが師匠と呼んでいるルルが経営する箒屋さんです。営業も終え、夜の帳が降りた頃。
「じゃあ私は先にお風呂に入るよ？」
「うんルル師匠。ごゆっくり〜」
　ルルは自分で作った杖、鏡写しの杖で作り出した自分で遊んでいました。
　ルルはクスッと微笑み、バスルームへと入っていきます。
　まずは顔から洗って、頭、体の順にゴシゴシゴシゴシ。それに合わせて鼻歌なんかも混じっています。
　たっぷりとお湯を張ったバスタブに身を沈め、ルルはご機嫌な様子。
　外からは、リーナの笑い声が……聞こえませんでした。
　なんとなく嫌な予感がルルの背筋を走ります。
　いつものバスタブの中で夢心地を味わうのがルルの一日の楽しみでしたが、
今日ばかりはそれも早々に切り上げて、ろくに体も拭かず玄関に顔を出します。

　そこには、　
“ルル殿の妹は預からせて頂きました……恐縮ですが、魔王城まで迎えに来て下さい”
　と書かれた手紙とリーナ作、鏡写しの杖が落ちていました。
　お風呂に入る前、ここで遊んでいたリーナは確かに見あたりません。
　それにしても……とルルは呟きました。
「妹じゃないんだけどな……」
　そうです、妹なんかではなく、リーナは拾い子でした。ルルは母親と言った方が近いのかもしれません。
　そんなルルはバスタオルを片手で支え、前を隠しつつ壁に掛けてあった杖に手を掛けます。
　すると、杖から目が開けていられない程の光が迸り、ルルの姿はあっという間に変わってしまいました。
　いつの間にか乾いた金色の髪に、宝石の装飾がされた三角帽子。その帽子に合わせた紺色のローブ。
長いスカートの裾にも所々宝石の装飾がしてあります。
　一般的な魔法使いのスタイルでした。
　ルルはもう凄い勢いでお店を飛び出します。
　箒に腰をかけると、一瞬で空の彼方、夜のお星様に紛れてしまいました。


　天空に輝く星とお月様の間を縫うように、流星よろしく空を飛ぶ箒。ルルの箒です。
　馬車で一週間、徒歩で二十日の距離を一時間で埋めてしまいました。
　見えてくるのは無駄に大きな魔王城。
（リーナが無事でなかったら……）
　ルルは今物騒な事を考えています。ついでに行動にも出てしまいました。
　魔王城のテラスに一撃、彼女は魔法の矢を放ったのです。
　光の奔流はテラスを吹き飛ばしまし、ぽっかり穴を空けました。ルルは怒っています。　
　その破壊とは無関係なまでに無傷の玉座には、野性的な顔立ちをした青年が座っていました。
「ははは！　早いな！」
　よく見ると耳の上からは角が生えており、彼が人間では無いことが分ります。
「俺は四代目の魔王だ。よろしくな」
「それよりリーナはどこ？」
　箒に腰を掛けたまま、空中でララは問いました。
「いや、なんつーかな……その……」

　青年改め、口ごもる魔王にルルは厳しい眼差しを向けます。
「お前が来るの早すぎるんだよ！　まだここについてないんだよお前のお連れさんは！」
「へ？」
　ルルの眼が点になり、魔王が呆れたように溜息をつきました。
　
　
　リーナがやってきたのはそれから三十分後の事でした。
　やってきたのは大きなカラス。リーナを背に乗せ、壊された壁から優雅に舞い降りました。
「リーナ！」
「あれ？　ルル師匠？　なんでここにいるの？」
　慌てて駆け寄るルルにリーナは小首を傾げます。
「怪我はないかな？　変な事されなかったかな？」
「うん！　楽しかったよお空の散歩。カラスさん、ありがとう」
　無邪気に笑うリーナにルルは胸をなで下ろしました。すると、冷えたルルの頭に一番の疑問が浮かびます。
「なんで……こんなことを？」
　ルルは魔王に尋ねました。
「お前にどうしても来て欲しかったんだよ」
　ルルは眉をひそめます。
「お前は二代目の魔王と契約したんだろ？　人間魔物の両族、世界の平和を誓うって……。
なあ？　それ以来時間を止められた『初めの勇者』さん」
　青年改め魔王は、ルルを『初めの勇者』と呼びました。リーナは不思議そうな顔をして、
ルルの冷めた表情をのぞき込んでいます。
　ルルは契約の時以来、二代目魔王の魔法で体の成長を止め、この世界の平和を見守ってきたのでした。
「確かに私は、二代目の魔王と平和を誓ったよ……」
「じゃあな……俺を……俺を助けてくれ！」
　低温火傷をしそうなルルの眼差しが、初めてここで緩みました。鳩が豆鉄砲を喰らったようとも言います。
「え？」
「だから、その平和の誓い約束に乗っ取って、俺を守ってくれよ！」
　ぽかんと口を空けるルルに、何が何だか解らないリーナはでした。

　魔王はどうやら本当に困っているようでした。何でも、フォレンス城を発った人間四人の勇者は、
各地で魔物を倒しながら魔王城に進行しているようで、妙に経験を積んでいると言います。
「きっとやつらはもうすぐそこまで来ているよ。さっき偵察コウモリ君が教えてくれた」
「つまり、人間と魔物で争いが起きないよう、人間の暴走は人間で始末して欲しいということかな？」
　小首を傾げるルル。
「そういうこと！　契約の時の古文書によれば、あんためちゃめちゃ強いんだろ？」
「めちゃめちゃかどうかは分らないけど、二代目と一緒くらいですよ？」
　ニッコリと微笑む笑顔にも、魔王はどこか凄みを感じました。
「二代目って……平和ボケした俺らから見れば、魔王の中の魔王だよ。とっくに引退して魔界に
帰っちまったけどな。まあしかしな、ここにあんたがいる。契約は生きている。……頼んだぜ？」
　確かに魔王の言う通り、二代目魔王と交わした約束は守らなければいけません。ルルはその要求を聞き入れました。
「分りました。じゃあその人たちを力ずくでも説得すればいいんですね？」
「おう！」
　と、その時です。鎧を被り槍を持った二足歩行をする鳥人が慌ただしく玉座の間、
つまりルル達の居る部屋へと入ってきました。
「報告します！　勇者達がこの城に潜入しはじめました。ご指示を！」
「ああ、みんな避けれ避けれ。んでそこはかとなくバリケード作って、ここにおびき寄せろ」
「は！」
　溜息を大きくついた魔王はルルに再度確認し、自分はルルの後ろに立ちました。
　リーナはルルの指示で、さらにその後ろの巨大な柱の裏に隠れました。
　そして、ついに勇者達がやってきました。


「こんばんわー」
「ちょいーす」
「お命頂戴！」
「ぶち殺す！」
　順に剣の男、斧の男、杖の男、筋肉の男。
　彼らは、殺気をみなぎらせ、王座の部屋の扉をぶち破りました。

「あれ？」
「この可愛い女の子が魔王ちゃん？」
「誰でも良いから燃やしてやるぜ」
「ぶち殺す！」
　一通り喚き散らした四人に、今度はルルが睨みを効かしました。
「あの、あなた達はどうして魔王を倒そうとするのですか？　今の穏やかな平和が壊れてしまうんですよ？」
　四人はお互い顔を見合わせて、ゲラゲラと笑いました。
「世界を手にして、平和に俺らが操ってやるよ」
「そんで君は俺の嫁さんになってくれ」
「きっと今より楽しい、刺激的な世界だぜ」
「ふん！」
　全くお話しになりません。
（これはお灸を据える必要がありそうですね）
　ルルは一人胸中で呟くと杖を構えます。
　すると勇者の一人、リーダー格と思われる剣を下げた男がニヤッと笑い、呟きます。

「なあ、そうだろ？　魔王さん？」

　その瞬間、言葉が合図であったかのように一閃の光の筋がルルの背中から胸へと貫きました。
　消えていく閃光の後を追って、ルルの朱い血が飛沫をあげます。
　後ろには、不敵に笑う魔王が立っていました。
「脆いな……所詮人間か」
　剣の勇者が鼻で嗤います。
「は、魔物の中で最強のあんたに不意をつかれたら、誰だって敵わないだろうよ」
　なんという事でしょう。勇者四人と魔王は初めから組んでいたのでした。
「これで平和の契約がどうのとか抜かす女も消えた……これでいくらでも暴れれるぜ」
　魔王の言葉に、四人達は心底楽しそうに声をあげ、魔王も少年の様に無邪気に笑います。
　その時リーナにとって、そんな彼らの会話は雑音でしかなく、一体今何が起こっているのか解りませんでした。
「ルル師匠？」
　一歩一歩、真っ赤に染まってしまったルルに近づいていきます。

　誰も何も言いません。
　男が拳を振り上げます。

「よく見ておくといいよ？　リーナ！」

　振り上げた拳が振り下ろされることはなく、男はそのまま何かに引っ張られるように凄い勢いで壁に
ぶつかっていきました。ルルが魔法で男を吹き飛ばしたのです。
　そうです、無駄に高い天井の近くに、ルルが箒に腰を掛け、そこにいる全員を見下ろしていました。
「な、お前なんで生きているんだ！」
　魔王をはじめ、勇者達のの疑問と焦りを交えた罵倒が部屋に響きます。
「ルル師匠？」
　混乱するリーナは、交互に朱く染まったルルと、足下で赤くなっているルルを見つめます。
　すると、リーナは違和感に気付きました。足下のリーナから煙が出始めているのです。
　そして魔王達がそのことに気付いた時には、部屋全体が煙幕のようなもので覆われていました。
「くそ！　何なんだ一体！　風よ！」
　魔王が風の魔法を唱えます。すると場に暴風が現れ、小綺麗だった玉座の間はボロボロになってしまいました。
　風が煙を吹き飛ばした頃、ルルとニーナは箒の上に乗っていました。
「見た？　殺されても死体がしばらく残る……あれがブンシンだよ？　ごめんね、ちょっと刺激が強すぎちゃったけど」
「ルル師匠〜」
　涙と鼻水をまじえて、リーナはルルに抱きついています。ルルもそれに応え頭を優しく撫でて上げます。
　呆然と下に残された魔王と四人の勇者達は彼女達を見つめます。
　彼らは何もできませんでした。
　何もしたくないほど今のルルからは怒気を孕んだ強力な魔力が漏れていたのです。
「さて、魔王？　そこの勇者さん達？　何故、何故この地が五百年も平和であり続けるか……知りたいかな？」
　同時に首を横に振った五人の意見は、完全に無視されました。
「頭を冷やしなさい」
　大きい魔法の矢を構えたルル。その弓矢の大きさは、悠に彼女の三倍はありそうです。
「熱いかもしれないけど」
　眩い閃光が迸り、城を揺るがす地響きが夜の空に目一杯広がりました……。

　それからが大変でした。半壊したお城に正座させられた黒こげ五人は、ルルに半日掛けて説教されると、
随分しおらしくなり大いに反省したようです。リーナにも怒られていました。
「暴れたいのなら、闘技場でもつくればいいじゃないですか？　私でよければ遊んで上げますし……」
「「はい……」」
「もうルル師匠虐めたら駄目だよ！」
「「はい……」」
　こんな感じです。
　説教が終わった頃、いつの間にかルルは「姐さんと呼ばせて下さい！」とか「俺の嫁になれ」とか、
言いたい放題好意をぶつけられていました。結果としては良かったのかもしれません。
　世界は今日も平和な一日を刻むのでしょう。
　
　終わり

長くてすみませんorz
よろしくお願いします。

まとめました

やっぱり１０レス近くきたかｗ

ほ

一週間ほど規制喰らった俺にお題くれくれ

地震

火災

>>342
>>343
把握

保守

み

品評会まとめがコンプリートされてるじゃないか
中の人ありがとろ！

本当にコンプされてる
恥ずかしくて仕方がないｗ

――目が覚めると、そこは地震大国だった。
保守

お題か！　感想か！

俺はどちらをやればいい！？　答えろ！

>>350
感想がいい

そうか！　じゃあちょっくら読んでくるぜ！　アバヨ！

スレを だいじに！

保守

君のためなら、迷わず僕は保守するね

hoshu

みんなエディタって何使ってる？
一番便利で、枚数わかって、勝手に改行してくれるやつを頼む。
教えて下さい。

ほしゅ

学校から失礼…
なんてこったい!
7レス目と八レスの間が一行抜けているorz
時間外でも修正はきかなかったですっけ？

ごめんなさい、もう学校でてバイトなので、
一応修正版を上げておきます。時間外でも修正は受け付けないという形であれば、
それはそれでかまいませんので……。ご迷惑をおかけします。

「ルル師匠……ルル師匠！　うっ……あ、あああああぁぁぁ！」
　泣き叫ぶリーナに、筋肉隆々の男が眉をピクリと動かしました。
「うるせえ餓鬼だな」
　それだけ言うと、泣き叫ぶリーナの前に立ちはだかります。
　誰も何も言いません。
　男が拳を振り上げます。

「よく見ておくといいよ？　リーナ！」

　振り上げた拳が振り下ろされることはなく、男はそのまま何かに引っ張られるように凄い勢いで壁に
ぶつかっていきました。ルルが魔法で男を吹き飛ばしたのです。
　そうです、無駄に高い天井の近くに、ルルが箒に腰を掛け、そこにいる全員を見下ろしていました。
「な、お前なんで生きているんだ！」
　魔王をはじめ、勇者達のの疑問と焦りを交えた罵倒が部屋に響きます。
「ルル師匠？」
　混乱するリーナは、交互に朱く染まったルルと、足下で赤くなっているルルを見つめます。
　すると、リーナは違和感に気付きました。足下のリーナから煙が出始めているのです。
　そして魔王達がそのことに気付いた時には、部屋全体が煙幕のようなもので覆われていました。
「くそ！　何なんだ一体！　風よ！」
　魔王が風の魔法を唱えます。すると場に暴風が現れ、小綺麗だった玉座の間はボロボロになってしまいました。
　風が煙を吹き飛ばした頃、ルルとニーナは箒の上に乗っていました。
「見た？　殺されても死体がしばらく残る……あれがブンシンだよ？　ごめんね、ちょっと刺激が強すぎちゃったけど」
「ルル師匠〜」
　涙と鼻水をまじえて、リーナはルルに抱きついています。ルルもそれに応え頭を優しく撫でて上げます。
　呆然と下に残された魔王と四人の勇者達は彼女達を見つめます。
　彼らは何もできませんでした。
　何もしたくないほど今のルルからは怒気を孕んだ強力な魔力が漏れていたのです。
「さて、魔王？　そこの勇者さん達？　何故、何故この地が五百年も平和であり続けるか……知りたいかな？」
　同時に首を横に振った五人の意見は、完全に無視されました。
「頭を冷やしなさい」

　大きい魔法の矢を構えたルル。その弓矢の大きさは、悠に彼女の三倍はありそうです。
「熱いかもしれないけど」
　眩い閃光が迸り、城を揺るがす地響きが夜の空に目一杯広がりました……。


　それからが大変でした。半壊したお城に正座させられた黒こげ五人は、ルルに半日掛けて説教されると、
随分しおらしくなり大いに反省したようです。リーナにも怒られていました。
「暴れたいのなら、闘技場でもつくればいいじゃないですか？　私でよければ遊んで上げますし……」
「「はい……」」
「もうルル師匠虐めたら駄目だよ！」
「「はい……」」
　こんな感じです。
　説教が終わった頃、いつの間にかルルは「姐さんと呼ばせて下さい！」とか「俺の嫁になれ」とか、
言いたい放題好意をぶつけられていました。結果としては良かったのかもしれません。
　世界は今日も平和な一日を刻むのでしょう。
　
　終わり

>>357
使い勝手は人によるからなんとも言えないが
左に行数が出て軽めなCrescent Eveを使ってる。

修正可な場合、８レス目と９レス目だけ変えてもらえればいいかと思います。
では失礼しますorz

ほっしゅ

保守

>>363
ワード並で、ちょっとディスプレイ表示が小さいやつがいいかなと思うんだ。
縦書きOKでね。
何枚目かわかるやつ。

保守

>>367
じゃあ、ワードでいいんじゃないか？

>>369
ワードって、途中から字が見えなくなるんだ。しかも、横書きにコピペした時におかしくなる。

感想書いてたけど読解力がないらしくほとんどの作品のオチというか内容というかがわからなかった。
文才以前に読解力がないとはなんとも鬱になる。
俺はもうダメだ。感想は諦めてくれ

>>370
フォントとか設定変えてもだめか？


>>371
分かったのだけ書けばいいじゃない。
別に感想だからって、全部書かなくてもいいんだよ

ほしゅ

どう分からなかったのか書いてくれればとても参考になるのだが。
今回参加してないけどw

hoshu

わからないって書けば作者がどこがどうなってるのか説明してくれるみたいだし、
つまらないって書けば作者がどこがどう面白いのか説明してくれると思うのぜ？

hoshu

わからないのは説明してくれたらありがたいけど、
どこが面白いのか説明しだすようなヤツに面白いものが書けるとは思えんが

制限時間ｗｗｗ

ああ、名前消すの忘れてたわ
教えてくれてありがとう

僕は静まり返った新宿二丁目の交差点を横切る。
雲一つない空、とても綺麗な満月だ。
僕はいつものバーに入る。

わからないのを説明するのもどうかと思うが
結局テクストの外な訳で
書いた人はわかられていないのをわかるだけで十分じゃないか

　　　　　 　　　＿＿ ___＿
　　　　　　／／　　￣ 　＼＼　　　　
　　　　　／/--.--　 -─＼＼　　　　
　　　/／ 　(● ●） (（●(●） ＼　ほほｈししししｈｓ
　.|　|.|　 　 ( . (（_人_人__）　 　 |　＿ ＿＝＝　＝
　 　　 ＼＼　　 　⌒　｀ ／,／　| |　　　￣￣￣　￣| ||
　　　　ノ　　　　　　　　　＼＼| | | |　 　　 　　　　　　||
　 ／´ 　 　　　　　　　　　　　 　 | |　　　　　　　　　　| |
　|　　　　ｌ 　 　 　 　 　 　　　　　| |　　　　　　　　　　|||
　ヽ　　　 -一ー_~､⌒)^),-､　　　| |_＿＿＿＿＿＿__| |
　　ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニ-￣　　　| |　　| ＝　＝

わからないので教えてください、って書いてあるなら、説明はしてもいいんじゃね？
自分から語り出すのはちょっとアレだが。

品評会出せなかったー
というかまだ小説を最後まで書いたことないや
一作目のぐだぐだ作業さえ乗り越えることが出来れば
少しは小説を書くことが楽しくなりそうなんだけど

ここは鍛錬の場だから良いと思うけど、プロがあとがきとかで自身の作品内容を
云々語ってたりしてたら萎えるな

>>386
同人誌とエロマンガではよくあること。

お題

>>388
母親のオナニー

>>388
妹のオナニー

>>388
ばあちゃんのオナニー

>>388
俺とオナニー

>>382

>>386も言ってるように、ここは小説書くのを練習するとこなんだから
わからん箇所を言ってくれれば今度からそこ気をつけよう、ってなるじゃん？
どこがわからんか言ってくれないとどこ気をつけたらいいのかわからないじゃん？
それってかなり困るじゃん？

>>388は結局どのオナニーにするんだよ！！

やっぱここって漫画メインで
話鍛えようとしている人も参加してるのかね？

>>394
まとめてオナニー


まあ、実際に書くかどうかとは知らんがな！

お題を出す人は書きたくなるような物を考えてあげた方がいいと思うんだ
品評会ぐらいしかやる気にならんよ…

>>395
何に対しての「やっぱ」なのかわからんｗｗ

>>396
なんという節操無し…
こいつは間違いなくエロ小説家希望

>>386
俺が好きな作家は誰も解説書いてくれなかったからって自分でしてたけどな。萎える前にその切なさに俺は涙したよ。

>>395
画像の有る無しの差は大きすぎてあまり関係ないってその手の仕事をしてる姉上が言ってた

いやいや、画像のあるなしは関係あるよｗ

画像があると色々と度外視してかけるからな。エロゲやなんかは多少ましだが、ギャルゲは駄目だな。

画像の有る無しの差は大きすぎて

画像無しの練習を積んでも画像有りの練習にはあまりならない

って言ってた


わかりづらかったか、スマソ

>>393
書き手並に集中して精読する奴はいないだろう
どこが悪いのかわからない奴は、ただ単に適当に書いてるだけなんじゃないかと

>>400
ちょｗｗｗｗ
それ誰だｗｗｗ
あまりにも切ないぞ

>>405
だから、軽く読んでる人の目線で意見を言ってもらう事に価値があるんじゃね？
自分でどんなに丁寧に描写したつもりでも解ってもらえないことなんてよくあるけど
それじゃあまだ力不足ってことっしょ

>>404
ごめん　おれ　ちゃんと　よんでなかった
おれ　わるい　くせ　ある

部分部分では画像有りだろうが為しだろうが共通してるとこもあるから、文体を絞って形式に気を使えばやれないことはない。むしろそういった偏りが旨い具合に良作を作ることになることも、たまにある。
>>406
解説を書いてもらえた別の文庫でも、みんなこの作品を本当に読めていないと解説者が嘆いていた。
俺は自分で面白いと思う作家は他人に紹介しないタイプだから、自分で探してくれ。
他に分かった奴がいたら、教えてあげてくれ。
>>407
それは作者と読者の好みが違うだけで、力不足と片付けてしまうのは良くないと俺は思うよ。
有名な比ゆがあるだろ。一般人は森を見ても木がたくさんあるとしか思わないが、
その筋の人がみれば木の種類だとか色々読み取れる。文章にかけても同じようなことがいえる。
丁寧に描写してもそれを十人中十人が正しく読み取れているとは限らない。
実際それが力不足であるといえるケースも多々あるんだけどな。

>>409
＞作者と読者の好みが違うだけ
うん、それは俺もそう思うよ。
けど、それでも「わかってもらえないのは自分がまだ力不足だからだ」って
謙虚で前向きな気持ちで精進し続けることが大切なんじゃないか？
というようなことが俺は言いたかったんだ。
ということに今した。

>>400
もしかして笠井潔に「ゴミ小説」って言われた作家の人かな

>>409
そうかｗ
しかし気になるなｗｗ
>>411
ゴミって…ひでぇなあ

>>407
意見に価値がないと言っている訳じゃなくて、それを説明し出すのがどうかと思ってるんだ
上の場合説明してる部分が作中に足りなかったってだけだろう
読者の意見に有益なものがあるかどうかは勝手に判断すればいいわけで
複数の読者がいれば作者が気が付かないこともあるだろうし、その場合「なるほどね」としか言えないんじゃないか
なんだったら読者が「これはこういうことだ」って言ったら、
作者は「そんな事は意図していない。全部誤読だ」とも言えるわけで

最近複雑そうなお題が増えたな

作者が投下→住民が読む→読者が感想

読者「ここの内容がわかりにくかった」
作者「そこは〜〜という意味で書きました」
読者「そんな風には読めなかった。そういう意味ならこう書くのはどうか」
作者「なるほどしかしこう書いてもいいのではないか」

くらいの流れはいいんじゃないかというか、内容を良くする練習になると思う。
お互いに。

>>413
なんだか俺達、すれ違いの毎日を送ってないか？
論点がぼやけてるというか、何について話してんだかわからんくなってきた

＞読者の意見に有益なものがあるかどうかは勝手に判断すればいいわけで
だから、そもそも意見を言ってもらわないと判断しようもないわけで
＞その場合「なるほどね」としか言えないんじゃないか
？　「なるほどね」って言えばいいんじゃないか？
それが次の糧になるかもしれない

書き手読み手、両者の力不足を考慮してたら話は進まないだろ。

文才無いってことが前提なんだから、自発的に書き手が説明始めない限りは、
何も考えず>>415の例みたいに、書き手も読み手も鍛錬に努めたらいいんじゃない？

説明しすぎても野暮だし
しなさすぎてわからなかったら元も子も無いし

その辺のさじ加減は書く奴が決める事であって
話し合ってもしょうがない希ガス

>>414
個人的には、あまり状況を限定しない一般的な単語でいいと思うんだぜ
裡門頂肘とかどんだけー

なんかね。お前らちょっとここがVIPだってこと忘れちゃいませんかって。
好き放題に小説書いて好き放題に小説読んで好き放題に腕を上げようみたいな
品評会にも通常営業にも全力投球だったあのころカムバックみたいな。

>>420
手探りの時期がいちばん熱いというのは常識

だから俺は今筆を断ってる

>>419
八極拳でよかったじゃないか。形意拳なんて言われたらなおわからん

>>416
＞すれ違いの毎日　それは薄々気付いていたw
いや、意見を言うなとは言ってないじゃない
まあ感想批評の前には作者も一読者だから、それにどうこう言うなとは言えないな
ただ複数でない、個々の読者に「それは〜」というのをなんだかなあ、と思うのは個人的なことなので平行線ですね
いい加減ROMります

こち亀とか男一匹ガキ大将とか代紋TAKE2とか。
なんだかそんな漫画の主人公達が思い浮かんだんだぜ

>>422
あんまかわんねえぇぇ
というかその口振りだと、アンタ八極拳ならイケるのか
>>423
うん、正直俺はもうどうでもよくなってたのでここらでやめにしようというのはとても賛成だ

むちゃくちゃなお題はギャグ方面にしか持って行くしかなさそうだな
それも練習の一つだけど

>>422
いや、八極拳もエセしかしらないｗ　参考資料はバーチャファイター（偽）ぐらいだｗ
何を主体とするのかは何となく知ってるんだけど、実際の技とかになるとお手上げｗ

ミス。>>427は>>425への返答ね。

八極拳→８×１０＾４８の拳と解釈した俺は……

ほしゅ

今回は初の全感想してみた。ムカついたらすまんこ。時間外の人は
余裕があったらします。では投下しましゅ

隙のない女、誠実な男 ◇bsoaZfzTPo氏
どうして彼女のせいでアイスが溶けたのだろう。暫く車を止めたまま彼女を寝かせていたから？　そ
れとも主人公が彼女に悪戯しようとしまいか悶々としていたから？もう少しオチが確定出来るような
描写を入れて欲しかった

No.02 だましたい ◇h97CRfGlsw氏
男かと思いきや女というミスリードを狙ったのかな？　そうだったのなら伏線を張ってほしかった。
主人公の語り口に死の危機に直面しているという緊迫感がまるで見受けられなかった。てか、むしろ
冷静？作者視点になってたんじゃないかな

No.03 幸福論 ◇QIrxf/4SJM氏
ごめん、俺には難しすぎたorz

No.04 ほんとうの望み ◇DCalVtagfA氏
情景描写がひどくわかりにくく感じた。内容は可もなく不可もなくと言ったところ。

No.05 空腹 1/2 ◇u/KY5yXSjc氏
夢オチ？　勇敢だなぁ。カード作れば仕送も楽なのになぁ。内容としては……うん、夢オチにしちゃ
ったことでほとんどの内容がなかったことになっちゃってるよね。結局は腹が減ってただけっていう。
俺は面白みを感じれなかった

No.06 母さんの櫛 ◇DppZDahiPc 氏
確かに『欲』は使われてる。母の娘が自分に憧れを持ってほしいという思いとか、娘の母やばっちゃ
みたいに綺麗になりたいって言う思いとか。でもなんか弱い気がするんだよなぁ。恐らく氏と俺の『
欲』という言葉の意味に対する許容範囲の問題か。まぁそれはおいといて、内容は……これはエンタ
メじゃないよね？　そうだったのなら、もっと読むこと自体を楽しめる文章にしてほしかった。語彙
や、感情、情景描写に物足りなさを感じた。

No.07 愚か者と悪魔 ◇HRyxR8eUkc氏
最初のくだりがよくわからんなぁ。時代は現代？。なぜに黄金？現金でいいじゃんて思ってしまった。
あと、悪魔が「そうか〜望む通りにしてやろう」ってとこ。どこが？皮肉にもなっていない気がする
んだが。

No.08 よくない薬 ◇BV.fqgxxRU氏
話の作りは面白いんだけどオチが雑。なぜ老人は生きる意欲は無くなっていないとわかったんだろう？　
自殺していないから？　でもそうすると自殺願望があることに疑問が浮かぶ。あと、薬効くの唐突すぎ

No.09 おひげさんのぼうけん記 ◇/SAbxfpahw氏
　お題にそってなくね？おひげさんって結局なに？冒険記ってほど冒険してねぇじゃん。いや、それ
よりも擬人法や語彙や描写の仕方に一貫性がなくて読んでてひどく違和感を感じた。主人公は一体何歳？

No.10 珍酒の里 ◇DttnVyjemo氏
ごめん。俺には小説とは思えない

No.11 需要と供給 ◇dx10HbTEQg氏
システムは固有名詞？俺としては誰か一人に主人公を絞って展開してくれたほうが良かったなぁ。話
自体はありがちなSFだけど面白かった。けど、全人類普及は無理があるんじゃね？俺だったらクーリ
ングオフするけど。それとも政府による強制だったのかな？もちょっと内容を教えてくりぇ

No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか ◇VXDElOORQI氏
これはどっちも女でおｋ？もっと衣服、顔のパーツ、肌、表情、漏れる吐息の描写を丁寧に。そして
萌える様にエロく。さすれば萌えリストとしての道も開けようぞ

以上です。投票は後でします

全感超乙

携帯からよくやった感動した。

というか、エンタメじゃないとしたら、俺はなにを書いたんだろうかｗ

>>436さんクスコ

>>437
なんて言うか、物語の起伏？てか、盛り上げるような描写があんま
りみられなかったからさ、そーゆーのじゃないのかなぁ、とね。い
や、けなしてるわけじゃないぞ。
俺の中でのエンタメの代表者が金城一紀てイメージがあるからかもしれんｗｗｗ

まぁこれは俺が感想した人みんなに言えることだけど、素人の感想
だし、こんな感想もあるんだぐらいに思ってくれ

>>438
ああそれなら、分かりやすく言ってくれ。
オブラートに包まず「つまらなかった」その一言で終わったじゃないか。

とか思った。
しかしいつも言われるわあ、これは本格的に改善する必要があるかわからんね

ほしゅ

>>439話が、ていうか心情、情景描写がつまらなかった、ってことなんだけどな
まぁだから話もつまらないってなっちゃうんだけどさ。
要するに表現力の問題かな。
人のこと言えた身分じゃないがなｗｗｗ

よーしパパ最近投稿できてないからかわりといっちゃなんだけど全感想書いてくるＺＥ☆

>>441
おいおい、わざわざ傷口に塩を刷り込む為に>>438と同じこというなよｗ

ドS保守

保守

>>443
(´・ω・｀)すまん……ただ俺はこの物語は化けるてことを伝えたかったんだ……

つまらん話を読ませてると思うと死にたくなる

それすら気にならなくなってきてる俺は死んだほうがいいのかもしれない
書く事自体が楽しくてどうも読み手の存在を忘れる

ちょっとききたいんだが、俺そういや全感想初めてでさ、内容に触れる際ネタバレってしていいの？
つまらん話と言ってるが、あんまり酷い文だったり内容だったりしない場合、どっかに面白いと感じてくれる人はいるぞ。
というか、一つの起承転結がしっかりして完結してる話につまらないものはほとんどないというのが俺の持論だ。

面白かったらここにいる必要なんてないのさ

>>449
いいんじゃないの？
気になるなら注意書きを添えるとか

自虐なら一人でやってろ

ネタバレはおｋだろ、感想なんだから

つまらん文なんて、最初の数行みりゃだいたいわかるんじゃね？

起承転結しっかりしていれば読めないこともないが
やまなしオチなし意味無しとか
内容薄すぎて『だから何？』で終わる作品に感想書くのは辛い
……人のこと言えないが

>>454
意味なんて後付するものだろ・・・持論的に考えて・・・

>>455
読み手側のことね

やまがあってオチがあって意味がある＝起承転結だと思ってたんだぜ

5レス程度で作った起承転結なんて薄っぺらいとオモ

また荒れるようなことを……

荒れるようなこと言って保守代わりにするのもアリかもしれない



巨乳は素晴らしい
貧乳はおっぱいのうちに入らない

お題くだしあ

つ　他人

掌編の分量だから厚みは出ないだろうね
だからこそ、コンパクトで綺麗な形の構成が必要

短いからこそ、またセンスがいるんだろうな…

>>460
てめーは誰かを怒らせた……

>>458
五レスでまともに起承転結できないようなら原稿用紙百枚つかってもできないと思う。
起承転結ってのはことの起こり→それの展開→ある程度方向を転換→結末。
個人的趣味で特撮物にあてはめると、
怪人が暴れる→ヒーローが現れ、倒す→怪人がでっかくなって復活→合体ロボットで倒す
みたいな。
というか起と結が書けてる小説はたいてい承も転も書けてる。と思う。

>>460
ちょっと頭冷やそうか……

起と結はかけてるんだが、承転がイマイチなのが面白くない話の典型かも

起伏がないのは大抵面白くないね。
日常がぼんやりと描写されていって、時々平凡な思想を説明されて、ぼんやりと終わるのは確かに面白くない。
起承転結を意識してさえいれば自ずと起承転結は形になるんじゃないかと

>>462
把握

カオスなお題を下さいな

スフィンクス

腐ったミカン

>>470
クトゥグァ

巨根は素晴らしい
15ｾﾝﾁ以下はチンコに入らない

>>474
おめーは俺を泣かせた

>>474
お前の小説晒せ
フルボッキにしてやんよ

>>471-473
スフィンクス　腐ったみかん　クトゥグァ　把握
カオスをつけるだけで、ここまでおかしくなるとは思わなかった。反省している

>>474
貴様はたくさんの人間を敵に回しました

>>474
ちょっと来てもらおうか
そうだな……そこの公園のトイレまで

貧乳・巨根といわれるとトリックを思い出す

>>474
そいつは聞きずてならねぇな　どれ、ひとつオジサンに君の一物を見せてごらん

>>480
あれ？
俺いつ書き込んだんだ？

おっぱいよりもチンコのほうが過熱するとはこれいかに

>>483
鑑賞するものと、実際についてるモノの差じゃね？
んじゃ全感想書けたから投下するねー。
頑張って精読したつもりだけど素人の批評だから真に受けずに、間違ってたら訂正しとくれ。
ただし一読者の素直な感想でもあるよ。

No01 隙のない女、誠実な男
俊夫さんがすげぇ可愛い。このオチって、俊夫さんが車からでたあとアイスが溶けるまで
外に居たということでいいんだよね？　その姿を思い浮かべてみると俊夫さん可愛い。
文章も読みやすいし、ナイス。
女の子がＳ＆Ｍシリーズの西之園萌絵を思い出した。なんとなく。
No02 だましたい
しょっぱなから主人公ぬるいなｗｗｗもっと焦れよｗｗｗ
後ろ手に縛られてんじゃねぇかｗｗｗ妙に冷静ｗｗｗ
しかもラスト一行ちょっと待ちやがれテメェｗｗｗｗｗｗ
僕ッ子かよｗｗｗひでぇｗｗｗｗ
キモイ男かと思ったらただのもえッ子じゃねぇかｗｗｗバーローｗｗｗ
と、芝を大量に植えたところでだ。
ミスリードにしても佐藤（仮名）さんの口調が男らしすぎるかな。いろいろと。
ストックホルム症候群の典型例を思い出した。どことなく。
No03 幸福論
〜〜〜〜〜〜
安静にしている健康な人の心電図みたいな起伏のお話だと思う。
熱くも冷たくもなりにくいぬるい雰囲気のものを書こうとしたなら成功してる。
乙一のGOTHを思い出した。そこはかとなく。
No04 ほんとうの望み
精神病の人の話かな？　無限ループって怖いですよね？
文章が淡々と説明だらけなのはわざとだよね？
カロリーメイトを思い出した。なんでだろうね？
No05 空腹
腹の減りすぎで見た夢落ち。夢落ち。夢落ち！
推敲、しような。カタカナ語、いったん英語に直してみような。

>>474
認められるチンコより愛されるチンコになりたい

No06 母さんの櫛
＞なんとなく気になって探してみたら見つからず、あるはずのものがあるはずの場所にな
いと気になるのが人の性質というべきか。気付くと探し始めてから二時間ほど経っていた。
この文ちょっとわかりにくい。
あと凄く嫌なこと言うんだけど、たしか胃がんって十二歳以下で発症するのは奇跡レベル。
だったかと。思う。多分。きっと。まあどうでもいいことか。揚足取り失礼。
あと雄二さんどこ行った。
No07 愚か者と悪魔
杜子春を思い出した。ちょっと違うけど。
No08 よくない薬
そうだよね。匂いってのはつまるところそれそのものが鼻の神経に触れてるもんね。
タイトルは掛詞か。掛詞は個人的に大好きです。
品評会お題『薬』の回を思い出した。意味はないけれど。
No09 おひげさんのぼうけん記
ょぅι゛ょの一人称だからか、話の進む情報が足りない気がしたかな。
No10
観光雑誌の片隅を思い出した。ただひたすらに。
No11 需要と供給
話の時系列をあえてバラバラに入れ替える手法、その実験的な姿勢に敬意を表するっ！
No12
新ジャンル『眠り百合』
時間外No01 マスターオブパペット
やべぇ、この天使……作為的な萌えを感じる……。
やべぇ、この神様……俺と同じ匂いを感じる……。
ブルース・オールマイティを思い出した。こっちは外道すぎるけど。

あ、これで終わりね。
投票はNo01
感心票はNo02とNo11

>>460
ちょっと夜の春日公園で語り合おうか・・・

｢星進一｣流の小説を書いてみたい気もする…

>>468
淡々と進んでいく心理小説とか好きな俺に謝れ

全巻乙！


おっぱいはおっぱいであるかぎり正義、です、はい

表面ばっかりのラノベ

>>491
ごめんなさい。

>>492
ではおっぱいの定義を述べよ

おつ

>>494
こちらこそ申し訳ございません。

気分転換に問題文とかつくるのってありかな？

>>493
ラノベに大事なのは勢い

そういう意味では今日買ってきた「世界平和は〜」はなかなか勢いがある

>>497
どんな問題？　

>>495
ただそこに在るだけで俺を魅了するもの？

>>495
所詮それ自体は女性の胸部についている脂肪の塊でしかない。
けれどその概念の中には夢と希望とたくさんの欲望が詰まっている。

>>499
次の会話文の空欄に言葉を当てはめ会話を成り立たせなさいとか
そういう中高の文芸部でやってそうな

>>495
なんか揉みたくなる

>>502
ちょっとスレ主旨的に微妙じゃね？
保守ばっかりよりは面白そうだけど

>>495
顔を埋めると落ち着くものだ。

>>500-505
を見てこのスレの主旨を理解できる人間はいまいｗｗｗ
まあありじゃね。
たしかまとめ掲示板では特定のシチュエーションの描写を練習するスレが立ってたこともあるし
「うまそうなラーメン」を描写したり「発射直前のロケット」を描写したりしてたはず

このスレ落ちてると思ったらぜんぜん落ちてなかった。
専ブラの調子悪いのかな

>>495
・たんなる脂肪（どうでもいいよ派）
・多くは哺乳類のメスに云々（生物学派）
・母乳は免疫機能云々（医学派）
・(　ﾟ∀ﾟ)o彡゜オッパイ！オッパイ！（おっぱい星人派）
・貧乳最高（ひんぬー派）
・並乳こそ至高（並乳派）

>>507
スレタイに“落ちる”が入ると大抵落ちない不思議

星進一の｢赤い惑星｣ほど恐ろしいものはないらしい

>>506
おっぱお話とラーメン談義はスレの華。

おっぱいください

>>511
乳はでません＞＜

>>511
つ(・人・）

>>511
エロＡＡ池

>>512-514
把握した

>>513
むしろ、

（・　・）

コレくらいのほういいよなぁ、それじゃあ離れすぎてるぜ

<・入・>
こんなのがいい

>>516
じゃあさっきのは関取の乳ってことで

ところで週末品評会のまとめの見辛さはどうにかならないものか

>>519
よっしゃ頼んだぜ。
みんなが見易いように、直してくれるなんて、なんて優しい奴！

>>520
ホームページなんて一切作ったことないがやってみたい

>>521
運営やってる人に声かけてみれば良いと思うよ
まとめ掲示板の運営に意見スレかチャットに行けばいろいろ話聞けるはず

>>522
把握した

とりあえず掲示板にでも要望書いとく

保守

ほしゅ

hosu

保守

終わったので上げていきたいと思います

一週目Ａ−１
　（まただ・・）
初夏。春も過ぎじわじわとした暑さを感じられるようになってきたこの季節、クラスの女子は大半の人がどこかしらの
グループに所属し一人でいる子などほとんどいない中私はまた孤立してしまっていた。
　（今年は、って思っていたのに・・・どうして私ってこんなに人と話すのが苦手なんだろ。どうしてみんなあんな楽しそう
におしゃべりしているのに、私にはできないんだろ。）
四月、三回目のクラス替えも終わり落ち着いた頃私にも話しかけてくれる子はいた。
私もなんとかそれに応じようと頑張った。けど、二年間一人ぼっちだった私の返答は彼女たちのお気に召すものでは
ないらしく、みんな私とのおしゃべりは早々に切り上げて違う子のところへ行ってしまう。
そんなことをひと月も続けているうち私に話しかけてくる子はいなくなってしまった。
決意虚しく私はこれからの一年間机と黒板だけを見て過ごすことになりそうだった。

一週目Ｂ−１
「まただ・・・」
大して意味のあるように思えない教師の講釈を聞き流しながら俺は東校舎を見てそう呟いた。
彼女は、窓越しに見えるその人はおれと違いまじめな人のようでいつも授業中は隣の奴とおしゃべりせずに黙々と
ノートを取っていた。そして時々今のようにすごく悲しそうな顔をした後、数秒の間俯く。
その度に俺はいろんなことを妄想した。彼女の父は不治の病か何かを患っていてそのことをつい考えああなっている
のだとか、青い春よろしくな片思いを、しかも相手の男はすでに彼女がいてそのことが彼女を悩ませているのだ、等々
くだらないことを考え授業を少しでも楽しく過ごそうと自分なりに工夫してきたが、週一とはいえ二か月もそんなことを
考えているとさすがにネタが尽きてくる。どうしたものか・・・。
腕を組み、机とにらめっこをしながら幾数分、ある一つの案を思いついた。それを実行するため俺はせっせと消しゴムを
動かし大きめの練りけしをいくつも作り、それを窓から彼女のいる校舎へと次々に投げつけた。
窓にはかろうじて届くものの彼女は一向に気づきそうにない。じれったくなった俺は練りけし生産機もとい、消しゴムを投
げた。さすがに彼女もこれには気づいたようで驚いたように目を見開きこちらを向いた。計画の第一段階目を見事に達成
した俺はついガッツポーズをとっていた、後ろで鬼の形相をした教師（２８歳独身）が立っていることにも気付かずに。

一週目Ａ−２
　鬱々と自分の性格を呪いながらいつものように机を眺めていると窓から「こん」と何かが当たっているような音がした。
ふと横を向くと何かが飛んできた、それは結構なスピードで飛んできてそして勢いよく窓にぶつかった。
こんなことは初めてだったから私はさぞかし間抜けな顔をしていたのだろう。ただそれ以上におかしな少年が何かが
飛んできた方向で嬉しそうに立っていた。彼が喜んでいた、のもつかの間学校の先生がそんな生徒を見逃すはずもなく
こちらまで衝突音が聞こえてきそうな拳骨を食らい「ちぇ」といった感じで席に着いた。
　「・・・ふふっ」
　「どおした。何かおかしな説明でもあったか？」
がたっ！
つい私は立ってしまった。
　「あっ・・・いえ、あの、なんでも・・・ありません・・」
　ここで私も彼のように不満を顔に出したような感じでいられれば周りの私に対する印象も変わるだろうに、やっぱり私は
下を向きながらしどろもどろに答えることしかできずそのまま席に着いた。また陰鬱とした気分になってしまった。
その原因を作ったと思われる彼の方を見ると、ずっとこちらを見ていたのか「待ってました」と言わんばかりの笑顔で手
を振ってきた。こんな気分にさせたのは彼だというのになんだか私は少し救われた気がした。
いやな気分で終わる授業に少しの光をくれた彼に感謝の気持ちをこめて私も不慣れな笑顔で小さく手を振った。

一週目Ｂ−２
　ごんっ！
「いってえ！」
彼女とのファーストコンタクトを喜んでいるおれの頭にハレー彗星の如き鉄拳が振り落とされた。
ハレー彗星の持主である教師（２８歳独身女）は「ふんっ！」といった感じで教壇まで戻っていった。
（まったくなんだってんだ！この国は体罰禁止じゃなかったのか！）
自分のした行為を棚に上げ社会への不満を考えながら席につき問題の彼女の方を見るとなぜか申し訳なさそうに立っていた。
（彼女も何かしたのか？）
ぼーっと彼女の方を見ていると再び彼女と目が合った。ここで俺はセカンドコンタクトを図ってみた。
すると彼女は微笑みながら受けてくれた。いつも真面目か悲しそうな表情しか見たことがなかった俺にとっては軽い衝撃
だった。卑怯じゃないか笑った顔がそんなに可愛いなんて。

さるさる

さる

二週目Ｂ−１
　あれから一週間またこの時間がやってきた。ただいつもの何倍も、いやはじめて俺はこの日、この時間を楽しみにして
いた。唯一彼女に会える、接触できるこの時間を。
（まぁそんなうまくいくわけないよな・・・）
　単純な俺は再び彼女とコンタクトがとれると思っていたのだが現実はそう上手くいくわけなく、もともとまじめであろう
彼女が窓の外、つまりおれの方を向く訳もなく刻々と時間だけが過ぎて行き授業もすでに終盤へと近づいていた。
（頼む！神様！ちょっとでいいから彼女の気を散らしてください！）
　柄にもなく神頼みなんぞをしてみた、すると・・・ハレー彗星が落ちてきた。
（なんだって俺はこんなに引力の強い男なんだ！）
　クラス中の笑いを引き起こした俺の引力に引かれたのかなんと彼女がこちらを向いていた。
俺は嬉々としてあの時のように笑いながら手を振った。彼女も同じくあの時と同じように控えめに手を振ってくれた。
目を合わせながらにこにこしていると彼女はなんだか落ち着かない様子でもぞもぞと手を動かし始めた。
・・・驚いた。
彼女は挨拶をしてきたのだ。それもただの挨拶ではなく、手話で、だ。
俺は彼女が手話を使ってきたことが無性に嬉しくなり様々な手話を使い彼女に質問した。
「名前は？」「年は？」「なんで知っているの？」でも彼女は困ったような顔をするだけで何にも返してこなかった。
彼女はたまたま挨拶の手話を知っていただけかもしれないのに調子に乗っていろんなことを聞いた自分がなんだか
恥ずかしくなりごまかすために笑っておいた。

さるさる

おっぱいおっぱい

一週目A−３
　また朝が来た。学校に行っても淡々と授業を聞いて時々人と話せない自分に嫌気がさして気分が落ちたりして一日が
終わる。そう考えるとなかなか布団から出られないでいた。ふと昨日の少年とのやり取りを思い出し笑みが零れた。
一日のうちのたった数分のやり取りだったのに、たったあれだけのやり取りが私をいい気持にさせてくれる。クラスで楽
しそうにおしゃべりをしている人たちの気持ちが少しわかった気がした。
　いつまでも布団に籠っていては遅刻してしまうのでずるずると私は布団から這い出て居間へと向かった。
「おはようお父さん」
「ん？ああ、おはよう百舌」
「なにしてるの？」
父は新聞を広げもぞもぞと手を動かしていた。
「いや、手話のコーナーがあってな簡単な挨拶くらいは覚えておいてもいいんじゃないかなと思ってな。どうだ？お前も
ちょっとやってみないか。どこかで役に立つかもしれないぞ。」
「えーいいよ今時間ないし。」
「本当に簡単だから。な？ほらこっち来てみなさい。」
「えー・・・」
「いいかまずはなぁ・・・」
正直時間にはそれなりに余裕のあった私は半強制的に手話の挨拶、こんにちは、を覚えさせられた。
いったい何の役に立つというのだろうか。そんなことより人との話し方を教えて欲しかった。

>>533
>>534
>>536
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　偶には働かせてくれよ　　 （　　(
　　　　　　　　　　　　　　 　,,.ｒ'' ゛~~` ''ッ,,　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　) 　 ）
　　　　　　　　　　　　　　､ ゛　 ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ヾ.　　　　　　　　　　　　　 ,.、 　　　/ ／
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　　　　　　　　　、,,,,ツ.ミ／　　　,｀~´ ヽ~　　＼　　　　　　 　/,‐ヽヽ`､||
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　　:iｌ　　　!　 i:　　　　　　　　　　　! ,〃゛　　ｷ　　 　ゞ、 __,　 ノ ,
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二週目Ａ−１
　いつもと同じ、いつもとなんら変わらない強いて言えば授業ではどんどんと新しい数式が出てきているくらいのもので、
相変わらず私の机と黒板だけを見て過ごす日々に変わりはなかった。授業も残りわずかとなり今日習った数式を使い
練習問題を解いていると突然向かいの校舎から笑い声が聞こえてきた。何事かと思い見るとあの少年がまた何かをし
たようで先生が彼の近くに立ち彼を一瞥して教壇へと戻っていく姿が確認できた。その様子を笑いながら見ていると彼と
目が合った。その時ちょっとしたひらめき、単なる思い付きだけど先週父に教わった挨拶を試してみたくなった。
（どんな反応するかな？あ、でも普通知らないよね、手話なんて・・・どうしよう変に思われるかな。でも彼もあの記事を読
んでいるかもしれないしもしかしたら知っているかも知れない・・・んーとりあえずやってみよう。知らなそうだったら手を
振ってごまかそう！）
　相変わらず彼はにこにこしていた。私は周りに見えないよう最小限の動きで「挨拶」を三回ほどした。彼は一瞬あっけに
とられたような顔をしてすぐに、さっき以上の笑顔でしきりに手を動かし始めた。私はなんとなく伝わったんだなと感じた。
けどそのあと彼がしていることが手話だとはその時気づけずどうしたらいいか私にはわからなかった。すると彼は手を動
かすのをやめ照れたように笑った。私もなんだか恥ずかしくなり笑っておいた。
　その後すぐにまた向かいの教室から笑い声が聞こえた。

三週目Ｂ−１
　俺は先週の出来事で彼女とちゃんとあって話をしたくなった。彼女と会うためいつもなら音楽室へ持っていく少ない荷
物がとても多くなり教師（２９歳独身女音大卒）に授業開始早々目をつけられないか不安になりつつ教室へと入った。

二週目Ａ−２
　数学があまり得意でない私は今日習った数式を忘れないよう復習をやりながら彼のことも思い出していた。今日一日
で一番面白かったこと。私はあの父に教わった挨拶を気づくと繰り返し行っていた。そうしているうちに私は唐突に彼のせ
わしなく動いていた手と先週見せてもらった新聞を思い出し駆け足で居間へと向かい、父を見つけるなり
「先週の新聞まだ残ってる！？」
叫んでいた。普段あまり大きな声を出さない私の叫び声に父は目を丸くしながら答えた。
「あ、ああ玄関に今月分は残っているよ・・・」
「そう！ありがとう！」
私はすぐさま玄関へ行き新聞をまとめてある紙袋を漁り先週父と見た新聞を見つけ出した。彼は手話で何か言おうとし
ていたのだ。残念ながら彼が何を言おうとしていたのかはわからなかったけどいくつかの手話を覚えた。右手をグーにし
て手首を二回上下に動かして「はい」、顔の手前で手を振り「いいえ」、右手は手のひらを下に向け、その上に左手を手首
のところでクロスするように置き、左手を上にあげ「ありがとう」、右手の小指を伸ばし指先を顎に二回程あてて
「どういたしまして」、やってみると案外簡単なものが多くすぐに覚えられた。数式はちっとも覚えられそうになかったけれ
ど新しい道具を手に入れられた気がして私は夢中になって手話を勉強した。

三週目Ａ−１
　この日の私は自分の性格を呪ったり、自分の名前を見て陰鬱な気持ちになったりはしなかった。むしろこれから自分がしようとしていることに興奮して変にそわそわしていた。
　授業が始まりいつもなら机か黒板を見ているだけだったけれど今日は始まりから窓の外を見ていた。でも彼はなんだ
か先生の視線から逃げられないのかなかなかこちらを向いてくれなかった。私自身もあまりにふ抜けた顔をして窓の外
を見ていたようで先生に何度か注意され、うなだれていた。
「こん」
あの時と同じ音がした。
彼の方を見ると大きく文字が書かれた紙を掲げていた。
「今」
彼は掲げた
「日」
彼は掲げた
「放」
彼は掲げた
「課」
彼は掲げた
「後」
彼は掲げた
「会」
彼は・・・先生に拳骨をもらった。彼は「へへっ」といった感じでこちらを見て笑っていた。彼が言いたいことは察しがつい
た。そこで私は数式の代わりに手に入れたもので答えた。右手をグーにし彼に見えるよう手首を二回はっきりと曲げ、そ
れからありがとうともいった。また先生に注意されたけど今度はうなだれずに彼の方を見て「へへっ」と笑って見せた。

さるする

ほにほに

きみきす

おっぱい？

おっぱい！

おっぱい！！

おっぱい！？

三週目ＡＢ−２
　正門に一人に少女がたっている。そこへ少年が駆け寄ってくる。お互いにあいさつを示して少女は微笑み、少年は照れ
臭そうに笑う。
「ありがとうほんとに来てくれるとは思わなかった。なんていうかその気になってさ。」
「私こそあの、ありがとう・・・君のお陰でなんかいろいろ面白くなってきたから・・・」
「あー・・・あのごめん俺小さい頃に熱出したのが原因で耳が聞こえにくくてさ、ある程度大きな声で話してくれれば聞こえ
るんだけどね」
「え、あ！ごめんなさい！私知らなくて！あと！私人としゃべるの苦手で！だからあの！声が小さくてごめんなさい！
できたら！手話をおしえてほしくて！手話なら！君となら！私でもちゃんと話せると思うから！お願いします！」
彼女の声が夕方の校庭に響き渡る。汗を流しているもの、帰ろうとしているものみんな立ち止まり声の発信源へと注目
する。少年はあっけにとられたような顔をし、それからまた笑顔にもどる。
「そんなに叫ばなくたって聞こえるよ。手話なんて必要ないんじゃない？とりあえずここから出よう。注目されるのは好き
だけどさすがにこんなにみられるとね。」
少女は顔をあげ周りを見渡すことでようやく自分の置かれている状況に気づき、顔を赤らめる。二人は逃げるように学
校から出た。周りの視線や冷やかしいろんなものを振り切るよう走りながら。
「ま、・・まって、まって！」
「ごめん、ごめんもう平気かな。」
「うん、ご、めんね、さっき、から」
少女はとぎれとぎれ言う。
「大丈夫騒がれるのは慣れているからさ。それで・・・さっきのことだけど、」
少年は右手をグーにして彼女の前に出し、そして二回手首を曲げる。
二人は目を合わせ笑った。



終わりです
書き忘れ　お題「コミュニケーション」
罵倒でもなんでも来てくださいな

ぱふぱふ

今から>>529読んでくる。

さるさけはスレ住人の善意によって行われるものだけど、
ちゃんと節度を守って行わないと、
それはさるさけじゃなくて読みにくくしてるだけの妨害だと思うんだ・・・

いや、うん、すまん。わがままなんだけどさ
だって作品読んでる途中でAAに出てこられるとか俺は嫌だぜ

投下前に総レス数を書いてくれたら嬉しい

電波なお題くりゃれ

シンパシー

>>554
ちゃんと１レス目から1/11と書かれているじゃないの。

すまん　なにぶん初心者なんで
ここはそんな言い訳通じるとこじゃないのはわかってるが
次は気をつける　
感想くれるとうれしい

>>555
ゆんゆん

>>556
>>559
はあく

どうやら俺の目はfushianaだったみたいだ。

いろんな人にすまんかった

>>529
まずいつも恒例のことから。
三点リーダ（……）は…を二個、もしくは偶数個使用する。
ダッシュ（――）も同様。

さて中身をちゃんと読んでこよう。

保守っきゃナイト

全感想いくんだぜー

No.01 隙のない女、誠実な男1/4 ◇bsoaZfzTPo
ニヤッニヤしました。素敵！　アイスの溶けている間中、誠実な男は悶々としていたわけですよね？ｗ
その誠実さはきっと報われるよ。

No.02 だましたい 1/5 ◇h97CRfGlsw
謎なオチに驚愕した。
相手が女だから、主人公は余裕綽々だったのだろうか？

No.03 幸福論 1/5 ◇QIrxf/4SJM
書き終わって思った。ロックじゃねぇ……

No.04 ほんとうの望み 1/6 ◇DCalVtagfA
なんというドグラ・マグラ

No.05 空腹 1/2 ◇u/KY5yXSjc
夢オチってのが信じられなくて、カレンダーの同じ日ってのが一年たったって意味なのかと解釈して、霊体が体から抜け出したのかと早合点しちゃったぜ。

No.06 母さんの櫛 1/6 ◇DppZDahiPc
仰天ニュースとかでありそうな感じですけれど、変に捻るよりは、こういうストレートな話のほうがいいかな。

No.07 愚か者と悪魔 1/2 ◇HRyxR8eUkc
最後は一体何が起こったんだ……

No.08 よくない薬 1/2 ◇BV.fqgxxRU
あとからじわじわくるような感じにするとか、工夫をしたらもっとよくなりそう。

No.09 おひげさんのぼうけん記 1/4 ◇/SAbxfpahw
もっと勢いだッ！勢いをつけるんだあッ！

No.10 珍酒の里 1/1 ◇DttnVyjemo
なんかあらすじみたいになってますけれど、レス制限ないのだから沢山かいたほうがよかったのでは？

No.11 需要と供給 1/5 ◇dx10HbTEQg
ERで時間を遡っていく話があって、独特の余韻があったのを覚えてる。
それに似た余韻がありますね。試みは間違いなく成功です。

No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか 1/2 ◇VXDElOORQI
属性が違いすぎてどうにもこうにも。
宮廷王女の戯れだったら間違いなく俺のハートはやられていた。



***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　
No.01 隙のない女、誠実な男1/4 ◇bsoaZfzTPo氏
やっぱこういうのが好き。ほんわり終わるのがいいんですよ。

気になった作品：
No.04 ほんとうの望み 1/6 ◇DCalVtagfA氏
気になったのです。
No.10 珍酒の里 1/1 ◇DttnVyjemo氏
お話にして読みたいな。
********************************************************

以上！
数行ずつかけるような感想師になりたいぜー

全感乙

>>529
良いね。コミュニケーションをしっかりと真ん中に据えて、綺麗な話に仕上がってる。
はい、の手話がどんな動作なのかを、ちゃんと作品内で出してるのも良い。
そういう生真面目さっていうか、読者への気遣いって、大事だと思う。

ただ、1週目、2週目とか、AとかBとか。
視点の移動や時間の経過を端的にあらわすには便利だけどそんな小手先の技に頼らずに
きっちりと文章だけでそれを読者に伝える練習をすると良いと思う。
構成として見ても、1週目A-1などの区切りがあってさえ、視点の移動が忙しい。
少年と少女両方について語るより、どちらか片方の視点に集中して、
自分から見た相手、というのをしっかり書き込むのもありだったんじゃないかな。

6レス目。
もずってのは女の子の名前だと思うんだけど、
ここまでで一度も出てきてないので、その唐突さにびっくりする。
基本的に、キャラクタの個人情報（性別名前外見年齢その他）は、出来るだけ早く出した方が良い。
特に名前と性別。名前をつけない話や性別の叙述トリックは別としてね。

8レス目。
同様の理由で今更ハレー彗星教師の個人情報を出されても困る。
それ以上に（）で括り出してまで読者に与えなきゃいけない情報だろうか、これは。
情報の取捨選択はしっかりやりたい。
遊びを作る、っていうのは勿論キャラを立たせるために重要だけど、
それは例えば教師の拳骨をハレー彗星に例えたりとか、そっちの方向で作っていきたい。

1レスには30行まで入るから、出来るだけフルに使って投下すると、レス数の節約になる。
もちろん、文章の区切りが丁度良いから26行で投下っていうのは俺も良くやるけど、
8レス目なんかは上か下にまとめられると思う。

>>569
感想ありがとうです
時間の経過や移動は思いついたままに書いてるから読む側としてはつらかったかも気をつける
レス関係はただ単に知識不足です猛省
めんどくさがるのを今後注意する

よそで見て感動した小説を投稿させていただきます。


これはID:d6f8oysy0(以下Ｄ６)とID:UYJi0Rtt0(以下ＵＹ)の
禁断の愛を描いた物語である。

エピローグから書くと長々しいから
設定
・２人は最近知り合ったルームメイト
・両方ともホモorゲイではない

Ｄ６は部屋のドアをあける
そこにはルームメイトのＵＹがいた。
２人が知り合ったのは１ヶ月前、お互い時間も合わないため
あまり一緒に飯などを食べることも無くお互いの事を話したことなど
もちろんなかった。
そんな２人にとって飯の時間が鉢合わせになる今日はお互いの親睦を
深めるいいチャンス。２人ともそう考えていた

Ｄ６「あ！今日はご飯一緒にどうです？」
ＵＹ「そうですね。せっかくルームメイトになったんだし食べにいきますか」
２人は部屋を出て近くの居酒屋へ向かった。
居酒屋へ行く途中、２人は特に会話はしなかった。
歩きながら話すのは気が楽なのだがどうも話題が浮かばない。
別に向こうのことが嫌いなわけでもないのだがどうもうまく話しかけられない。
これがいわゆるコミュニケーション不足ということなのだろうか・・・。
沈黙が５分ほど続いた後、ＵＹが口を開いた

Ｄ６「あ！今日はご飯一緒にどうです？」
ＵＹ「そうですね。せっかくルームメイトになったんだし食べにいきますか」
２人は部屋を出て近くの居酒屋へ向かった。
居酒屋へ行く途中、２人は特に会話はしなかった。
歩きながら話すのは気が楽なのだがどうも話題が浮かばない。
別に向こうのことが嫌いなわけでもないのだがどうもうまく話しかけられない。
これがいわゆるコミュニケーション不足ということなのだろうか・・・。
沈黙が５分ほど続いた後、ＵＹが口を開いた

ＵＹ「そういえばＤ６さんはどうしてこの大学に？」
とりあえず同じ大学へ行っているので大学の話題を振ることに。
Ｄ６「えっ？えーとなんとなくかなぁ。別に理由はないかも・・・。」
ＵＹ「そうなんですか。・・・・・・・・・・」
また沈黙が訪れそうだったのでＤ６はすかさず
Ｄ６「ＵＹさんはどうしてこの大学に？」
ＵＹは少し考えるそぶりをした後
「なんとなくですかね。」と明るい声で言った。

その後は案外話が盛り上がった。
田舎の話とか趣味の話とかたわいも無いものばかりだったが。
居酒屋についてからも話題が途絶えることはなかった。
ふとＵＹが時計を見るともう１２時。
明日も大学があるから帰らなくてはならない。しかし
Ｄ６「え〜。もうちょっといましょ〜よ〜」
Ｄ６は完全に酔っ払ってるらしい・・・。
しかし明日は７時には家を出ないといけないので何とか
Ｄ６に肩を貸して店を出た。

かえる途中Ｄ６は酔っているせいか
自分の過去をさらけ出していた。
親にあまり愛されていなく親のいない大学に行きたかったとか
兄弟は出来がよく、自分だけ劣等感を持っているなどなど
そんなＤ６を見ているとすごく哀しく抱きしめてやりたくなった。
貸している肩を少し巻き込むように抱きしめる。
Ｄ６の体はあったかかった

家に着くとさすがに疲れたのでＤ６をベッドに寝かす。
Ｄ６は何故だかわからないが目から涙が出ていた。
とりあえずティッシュを枕元に置いてやり部屋を出ようとした。すると
Ｄ６「うっ。もう少し部屋にいてくれよ。」
禁断の時間が始まった

ＵＹはＤ６の寝る隣に座ってやると頭をなでてやった。
なんでだかわからないがすごくいとおしく感じる。
俺はＤ６に顔を近づけるとＤ６の唇を貪った。
自分でも何をしているのかと思ったがそんなことは関係なかった。
Ｄ６も目を閉じてＵＹの思うがままになっていた

もう走り出した２人はキスだけではとめられなかった。
ＵＹはＤ６に馬乗りになると自分のチャックを開け始めた。
Ｄ６も酒のせいか少しめまいがしながらも自分のズボンを緩め始めた。
２人はキスをしながらお互いの服を少しずつ脱がしだし
５分もする頃にはお互いは全裸になっていた
Ｄ６は今までやられていただけだったが
これとばかりにＵＹを強引にうつぶせにさせ自分のものを突き出した。
ＵＹは「うっ」と痛みを混じった声を出したがＤ６には聞こえない
そのままＤ６は欲望のままつき続けた。
ＵＹは完全に主導権を渡しただけではなく完全に支配されてしまっていた。

Ｄ６はつき続けた
とにかくつき続けた。
Ｄ６の液体が出ることにはＵＹは始めての痛みのせいで
完全に気絶をしていた。
Ｄ６は果てた後ＵＹに重なるようにして眠りについた。

朝６時
目覚まし時計で２人は同時に起きる。
昨日の事を思い出し２人は口付けをかわす。
禁断の愛は始まったばかりだ。


この話はノンフィクションです。
実際に登場する人物・団体・場所等は全て本物なので
あんまりいじらないでね＾＾

>>571
>>1

>>571
とりあえずスレの目的が>>1-3に書いてあるから読むと良いと思うよ。

よそで良い話見つけたっていうなら、URLでも貼って誘導してくれ
見に行くかは住人が判断するだろ。

ファンタジー描けそうなお題くださいませませ

ごぼう

奇妙なお題くだせえ

魔界

……逆じゃないのかｗｗ？

たぶんそれがスレの意思ｗｗｗ

肩の後ろの二本のゴボウの真ん中のスネ毛の下のロココ調の右を思い出した

どうしたものかｗｗ
ちょっとゴボウはパスしますorz
お騒がせしました。

ごぼう　魔界　スレの意志

なんだかカオスww
一部お題じゃない気もするけど把握した

これ以上感想を求めるのはあれですか？

>>586
スレの人数とノリの良さと作品の出来で、もらえる感想の数はかなり流動的。
運が良いとしっかりとした感想が5個も6個もついたりする。

少なくとも>>562は今書いているんじゃないかと思う。

>>586
正直に言うぞ
いいか





長いと読むのめんどくせ

>>588
そんな身も蓋もないことを

長いの書いた人は、概略かなんか書いてくれるといいかもしれんね
それで気になったら、多分読むし
ああでも自分で書くのは微妙な感じもするか

なんか書いてると長くなっちまうんさ
↓概略
対人少女
馬鹿
手話

>>589
いや何気に結構真面目な意見なつもりなんだが。
ここでの10レスって普通の小説で言えば
「ユリシーズ」とか「失われた時を求めて」レベルじゃね？
なんつーか読むのに覚悟がいるかんじ。

そもそも読む義務なんてないんだし
俺的には読んでみようかなって思うのは通常作品なら3レスくらい。
品評会だと少なくとも自分が参加した回には義務感が働くから
5レスでも頑張って読む。

>>592
一つだけ確かなのは、お前は586じゃない

ﾜﾛﾀ

名探偵>>593

ｗ

>>529-551の作品についてだけど、一つ言えることは、
俺は１レス目を読んだだけで続く展開にｗｋｔｋしなかったので、
それが１１レスも続くと思うと全部を読む気になれなかった
だらだらと長ったらしい文章も、初見の人を敬遠させるだけだしね

もっと読者に先を読みたいと思わせるような工夫が必要なんじゃないかな

>>597
なるほどありがと

お題ください↓

ピンポン玉

>>598
あと、ルールは確認しておいた方が良いかとオモタ。
俺の中で、
ルール無視＝書き始めの方＝実際の作品の出来は読まないと分らないけど、
期待できるものでもない。
という式が成り立ってしまう。

ガンガレ！　
俺もカンガルー

志村

>>601
＞俺もカンガルー

>>601
ルール？

このスレのルールってか基本
まとめサイトの小説基本テクニックをちゃんと読んで理解しようって事だよ

>>604
文頭は一マス空ける。
三点リーダーは二つ繋げて、もしくは偶数で使う。
と感嘆符疑問符の後ろは一マス空ける。
などなどです＞＜

IDがディオだｗｗｗ
時よ止まれ！！

>>607
お前はもう少し考えるという事をしてだな

ルールっつーと堅っ苦しいね
文章作法だからマナーかな

ルールと言うと
・完成してから一気に投下する
・名前欄にはお題を入れる。タイトルがあるなら　タイトル（お題：○○）　のように書くのが望ましい
・人が投下してる時には投下が終わるのを待ってから投下する
こんなもんか

やっぱり「ルール」っていう言葉だけだといろいろ解釈があらあなw

>>606
その意味ね。ありがとう。

おだいくだちゃいな

うお！
ルールだと誤解を招くｗｗ
こちらこそ不用意な発言スマソ！
気をつけカンガルー

>>612
カンガルー

>>612
破壊と創造

把握

あれ、まさか次の品評会カンガルー……？

＿＿_　　 /　　　　 ...,　＿__,-‐ ＿＿＿＿__ー-､__ 丶　　,､　　＼　 /￣￣＼
　　　 ｀ヽ l　　　 /／r-ｨ'7/l:::::/　l::l　|l:::::::ト､ﾍ::..-､__ヽ＼l:::}　　　l　|　　　 　 |
　 　 .え　|`-､＿yｲ::|l::::| || |::/|-　ﾘ　 ＼:::|ﾍ^ ヽ:::|ヽ::::l-ヾﾉ　　 ノ　|　　 ： 　.|
保 　 と　|　　 　 | |:::||リr--ソ､_　　 　 　 >i-―-∨　l:::|　r―‐'´ 　.|　　 ： 　.|
守　　：　.|　　　 ,' |l:::::|　l　　l::::l｀ 　 　 　 ´ /::::l　ﾉ　ﾉ:::|　', 　 　 　｜ 　 ： 　.|
　　　 ：　＞ 　 ,'　lﾍ:::|　｀　 i::ﾉ　　　　　　 ヽ::ﾉ　　 l:::::/　 ',　　　　｜　　： 　.|
　　　　／　　 ,'　 ﾄ､l:::l ///　　　　　　　　　　　 u /::::ﾊ　　',　 　 ＜　　　　　.|
――‐'　　　　i　 |ﾙﾍ::ヽ　　　　　　　　　　　　 　/:::/ﾘﾍ　　',　 　　 ヽ　　　　.|
　　　　　 　 　ゝ_ﾉ　 ヽ川＞､　　　 r‐-､　　 _＜ｿ:::|　　ヽ_ノ　 　 　 　＼＿／

ﾊｧﾊｧ　 こんな所でﾀﾞﾒｪ
大丈夫だって、こんな保守ｽﾚ誰も来ねえよ

　　(　　´)｀Д) ))
　　/　　つ　つ 　
(( (_(_　 ﾉ　ﾉ
　　し∪ ∪

　Σ(　ﾟдﾟ )ﾟдﾟ)
　　/　　つ　つ
　 (_(_　 ﾉ　ﾉ
　　し∪ ∪

　　(　ﾟдﾟ )ﾟдﾟ)
　　/　　つ　つ
(( (_(_　 ﾉ　ﾉ
　　し∪ ∪

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　　　　 　 /　　　　/　ィ 示　 ∨　 .示ヽ`トV　　V
.　　　　　人 　 　 〈 -| ん:::|.　　 　ん::| |-| 　 　　〉
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　　ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニ-￣　　　| |　　| ＝　＝

ほす

寝る保守

ここって年中活動してる？

>>624
毎月７の付く日だけ

年中無休

1レスくらいで書けそうなお題をっ

>>625
ここ数日ずっと見かけた気がするんだが…

試験が落ち着いたら書いてみたい
できればお題ください

アニキ

>>627
絵文字

おそらく時間的に考えても>>629は>>628宛だと考え


>>630
把握

抽象的なお題オクレ

愛

四秒って早すぎなんでは…

>>629　いただきます

>>632
オントロジー

お題ください。
何となくエロっぽい話が書きたい。
そんな気分だ。

江口

ごめん……ｗ　「こんにゃく」で

>>636
愛し合う毎日

なんちゃって

「こんにゃく」
「愛し合う毎日」
貰った。書いてくるYO。

ほしゅ

なんか思い浮かぶかなあと思ったが、なんもこなかったのでもうねるほしゅ

百年ぶりの保守末

書いた。
けど途中で眠くなったから中途半端。
以下どうでもよい駄文投下↓

あいして、やる



「ねぇ、一人でする時ってさ」
「…何でしょうか。」
ああ、まただよこいつの含み笑いと猫みたいにまん丸くなった目。
何か企んでてそれが押さえきれないような、コーキシン丸出しの目。
「道具とか使うの？」
「…黙秘権は」
「ない」
…基本的人権すらも俺にはないのか。
そもそも基本的人権の中に黙秘権は含まれていたか。
そもそも俺は人なのか。
恋の奴隷と化した俺は人ですらないのか。
「俺は使わねーよ。」
「いやさー、よく聞くじゃん。こんにゃく使ったりするって」
「………お前は本当に下品だな。」
「知的好奇心ですよ。ただの。」
「俺は使ったことないです。」
「使ってみたいと思ったことは？」
「ない」
「ホントに？」
「ない」
「じゃあ今から見せてよ」
「………はぁぁぁぁぁぁっ！？」

何を言っているんだこの女は。
悪魔か。悪魔なのかこの女は。
悪魔じゃなかったら重度の馬鹿だとしか言えない。
「そんなに目ぇひん剥いて拒否らなくても」
「拒否るよ！全力で拒否るよ！お前はバカか！」
「見せてよー。ちょっとだけでいいから！こんにゃく代はあたしが持つから！」
「１００円ぽっちで俺を廃人に追い込む気か！」
「じゃあ成城石井で高いこんにゃく買ってきてやるから！」
「馬鹿野郎、オナニーってのはなぁ神聖なもんなんだよ！女子供には
理解できねぇ崇高な儀式なんだよ！神様にだって見せたくねぇよ！」
一瞬ぽかんとした後、まん丸の目をぎらりと光らせて彼女は言い放った。
「じゃあ見せなさいよ。あたしは神様以上の存在でしょう？」
「何言って…」
「あんたのカッコ悪いとこ見てあげるよ」
「カッコ悪いって…」
「崇高なもんなんて、裏っ返せば滑稽でカッコ悪いんだよ」



「っていう妄想で抜いたことがあるんだけど、どう？」
「それあたしと付き合う前に？」
「うん。」
「…軽めに死んでくれないかな。」
「やっぱり？」

終わり。

やっぱロケ終わりにお題もらっちゃダメだな。
体調万全の時にまたチャレンジするお。

>>646
これから寝るから長く書かんが、これだけは言わせてくれ
「一人でする行為」が別の行為で、男が恥かく話を期待してた。

>>645なかなかうまくまとまってると思った。起承転結がちゃんと
なってる。Mな俺としては彼女にかなり萌えてたりする

さて、投票すっかな

中途半端なものを投下するのは自分のためにならないと思いながら寝る保守

>647
まず>604を読もう。
あとそれに追加で「〜。」とは普通しない。本当はどっちでもいいらしいけど意図がないなら」の直前には。は付けない方がいいと思う。

内容は正直読んでて少し引く。会話文が痛々しい。小説の体裁はとってるけど、小説というより脚本のような気が……
もっと地の文も充実させたら良くなるのかもしれない。


参考にならんと思うがいちお以上

へ

【投票】　なし

【関心票】No.11 需要と供給 ◇dx10HbTEQg氏
ＳＦ小説ってこんな感じ？

【総評】
萌え少ナシ

俺自分の言いたい事を表現する手段の一つとして、顔とか声とか必要無い小説を選んだだけで
本当は小説なんて大して好きじゃない気がして
真面目に文章書こうとする事自体、小説好きな人達に失礼な気がして書けないんだけど

どう思う？

>>654
気にせずすればいいと思うよ。自己顕示の一種だし、そうやって考える事自体つまらないよ。

まぁちょっとそういう事考えてる俺がカッコ良くて楽しかっただけなんだけどね

>>654
好きで仕事をしている奴はどれだけ居るだろうか？
好きじゃないのに仕事をしている奴は、客に失礼なのだろうか？
好きだろうが嫌いだろうが真剣に取り組む者だけが
結果を手に入れられるんだと思う
読む者にとっては面白いかつまらないかが大事なのであって
作者の人格やら、作品に込めた主義主張すらどうでもいい
だから気にすんな

むぅ、真面目に答える必要なかったな
寝るか

ごめん、ちょっと恥ずかしくなってギャグで誤魔化しちゃった

>>655,657-658
ありがとう

人によっては失礼と考えるかもしれない。
しかし、別に表現方法なんて自由だし小説が好きじゃないからって失礼だっていうのは傲慢だと俺は思う。

結局は媒体じゃなく中身なんじゃないかな。
小説っていう媒体を使えば言いたいことが上手く伝えられるならそれが好きだろうが嫌いだろうが使うに越したことはないし。

何か一人だけ言ってること違って恥ずかしいからもう寝よう。
起きるころにはIDも変わるだろう。

>>660-661
いや、参考になった
ありがとう

保守一徹

ほ

も

が

墓

場

で

運

動

会

読み手市場なんだから、真剣に書こうが書かまいが、残された面白い文章が全てだよな

>>664-672
／´_ゝ`＼ｱｯｿｻｰﾝ

脆く儚なあげなものよ保守

品評会が見づらいというのは、作品が見づらいのかと一瞬肝を冷やしました。
確かに、正直なところ私もちょっと文字が見えにくいかなぁと思っておりました（◆WGnaka/o0oさん申し訳ありません）。

というわけで、「文字が認識しやすい」という点を重視した、独断と偏見による変更を行ってしまいました。
まぁ、基本的には文字色を変えれば良いとは思うんですが……せ、せっかくなので……

お勧めの壁紙がありましたら教えて下さい（´・ω・｀）

ぬこ！ぬこだ！ぬこ！！
いつもまとめさん乙です！

>>676
毎度お疲れ様です。

壁紙もシンプルなのが良いなあとか言ってみるテスト

>>676
ちょう☆おつ
俺自身の顔写真とか背景にしてたくらいだから好きに弄ってくれｗｗｗｗ

ほ

hosyu

保守

授業二回休んでる間にテストがあって単位落とした。
悔しいからお題くれ。

あやうくほしゅ

>>683
命

ミコト把握

hohsu

お題カミングスーン

害虫

>>688
航海

>>689-690
オゲ

亀だが、俺も別に小説が特に好きってわけじゃないんだよな。
ただ絵心ないから漫画描けないし、友達と行動力と金がないから映画も撮れない。
でも何か表現したい！って気持ちを抑え切れなくてとりあえず小説を選択してる。

>>692
あれ？　おれがいる。

ほ

ほしゅ

ほしゅ

ゾイド/0見ながら忘れないうちにほしゅ

ほ

ほ

ほ

ほ

保守に生き保守に死ぬ

やれやれ、こんな保守文をありがたがっているようじゃ、
あなたの文才も怪しいもんだ。
明日もう一度このスレに来てください。本物の保守文をご覧に入れますよ。

でもそんなの関係ねぇ！
でもそんなの関係ねぇ！

保守します、白線の内側までお下がりください。

品評会作品が少なくて、全感想が楽そうだなあ。
そう考えていた時期が、俺にもありました。

保守

お題を貰いたい↓

扇風機

つ　「落し物」

>>708-709
頂きます。

絵が描けないから小説って人は多いだろうなあ
文章が書けないって人はいないもんな
でも実は絵だって１年も勉強すればそれなりの物は描けるようになるんだよね
それにもっと早く気づいていたら漫画家を目指していたかもしれない

保守

↓お題はこちらに

蚊取り線香

把握した

動機はなんでも良いと思うよ。書こうと思って、書いたという事実が大事なんだし。
ただ、絵で出来ることが小説には出来ないし、絵では絶対に出来ない事が小説には出来る。
文章独特の力とか、表現方法っていうものに敏感になっていきたいよね。

みたいな保守

PUNKにはまってます♪絡んでえ☆☆♪
http://mbga.jp/.m5d068c/_u?u=5252595


みんなはなそお♪

あのさ

な、なんだよう

実はおれ……

動機かぁ……小さい頃、金田一とかﾊﾞｰﾛｰに嵌ってて、推理小説もどきを書いて、
親にえらい褒められたのが動機だな…
今見れば読んでる側が恥ずかしくなるぐらい稚拙なんだろうけどなww

目標は手元にあるジョジョに影響受けまくった厨二設定ノートをちゃんとした形にすることだなww

お題ください

>>721
想い出

>>721
ファーストキス

>>722
久々にまともなお題もらった。
ありがとう

ゅしほ

最近夜にお題もらうとカオスだもんなあｗ
住人がまともそうな今のうちに俺もお題貰おうかな

お題ください

>>726
優しい両手

>>726
向日葵

この時期に品評会投下が減るってんだから、やはり学生が多いのか

>>727-728
把握した。

>>729
今回のお題は意味が広く取れたから、逆に思いつかなかった
って人もいそうだけどな。
実際読んでて「欲」ってのを強烈に感じさせられる作品少ないし

ちなみに去年の7月15,6日に開催された品評会「音」は、24作品だった

ほしゅ

>>731のまめさに感動した

腹減ったな保守

保ー守

なんか最近物語のラスト若しくは山場から書いた方が楽なんじゃないかと思い始めた


まぁどっちにしろ山場もオチも浮かばんがな

２，３個お題ください

急旋回

屋根

>>738,739

把握した

羽

>>741
んじゃ、ここまでってことで
ちょっくら書いてくる

ああ保守よ、なぜお前は保守なんだ

ラストから辻褄合わせの要領で書いていくと、作業は楽だが、
ある程度のプロットで冒頭から一気に書けた作品のほうが良作だったりする現実。
途中で方向性を変えれなくなるのが怖いよね。

ほしゅ

ほしゅ

今回投票少なくない？

なら君も投票すればいいんだよ！

ちんこいてえ

全感想投下します。
読みやすさを優先したら、17行で1レスなんてのが出てきてちょっと凹む。
総評含めて9レスあるのでさるさけ協力お願いします。

No.01 隙のない女、誠実な男 1/4 ◇bsoaZfzTPo
初っ端から自分の。
三人称リハビリとしてはまともなものが書けたので個人的には満足。
とか思ってたら、深読みすると俺の書きたかったことと真逆の読み方が出来てしまうタイトル
だと気付いて愕然とした。あんまり深読みしないでね。お願いね。

No.02 だましたい 1/5 ◇h97CRfGlsw氏
何人くらいだませたかしら。はてさてほほー。
性別の叙述トリックは品評会三回やったら一作は出てくるから、皆警戒してるしねｗ
で、叙述トリックの出来としてみると、まだまだかなあ、という感じ。
今回みたいな叙述トリックをしかけるなら、描写の中に織り交ぜたい情報がいくつかある。
主人公が女だと勘違いさせる情報、主人公が男である根拠となる情報、主人公が女でない
根拠となる情報。それから佐藤についても性別を反転させて、同じことが言える。
叙述トリックを書こうとすると、勘違いさせる情報ばかり書き込んでしまう。そうすると、最後
まで読んだときに、伏線が弱い、と感じてしまう。
主人公が男である根拠となる情報は、この5レスという長さのなかで、縛られた状態のまま
佐藤を突き飛ばした腕力の差くらいしか出てきてない。さりげなく、伏線を増やそう。
ちなみに自分の場合、2レス目半ばあたりで「あ、これ叙述トリックだ」と思ってしまった。
その理由としては、性別を特定できる情報がそこまでの間に一つたりとも出なかったから。
叙述トリックって、仕掛けるのは簡単だけど、出来の良いものを作って納得させるのは
とんでもなく難しいんだぜ。

あと、いろんな人に言われると思うけど、主人公が冷静すぎる。序盤の方の冷静さは、
それこそ男だから性的な意味での危機感が薄い、という説明がきくけど、後半の
アーミーナイフ持ち出されたあとまで冷静なのは、どうなんだろう。
それから4レス目の下から三行目で食らわせてるのは当身じゃなくて体当たりだと思う。

No.03 幸福論 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏
この雰囲気作りの上手さは尋常じゃねえ。ふわふわと現実から乖離してる感じで、
好きな人間はそれだけでノックアウトされる。
この二人は百合なんだかどうなんだか。道ならぬ恋なのは確かなんだけども。
ラストの指輪のくだりとか、素敵過ぎて困る。脳みそが死ぬ。
「」と地の文を同じ行に書くというのも、雰囲気を作るのに一役かっている。
癖にはしないように注意して。

ただ、幸福論というタイトルをつけて、こういう話を書いているのに、作中で二回も、幸せと
か幸福とかいう言葉が出てきてしまったのが残念でならない。
彼らの幸せがどこにあって、なんで幸せなのか、彼ら自身が語ってしまうと、
雰囲気が壊れる。彼らを理解できた気になってしまう。それはなんか駄目だ。個人的に。

No.04 ほんとうの望み 1/6 ◇DCalVtagfA氏
ネタは途中で割れるのに、彼は少し老けたように見える、っていうラストの方の一文だけで
全部許せてしまう。切ねえ。医師が切ねえ。
読み返すとさらに医師の台詞と行動が良く見えてくる。噛むほどに味が出てくるのか？
ツッコミどころは特になし、作者のやろうとした事は全部出来てると思う。
後は読む人の好みの問題になってくるんだろうなあｗ

No.05 空腹 1/2 ◇u/KY5yXSjc氏
ようこそBNSKへー。文章作法とかちゃんと気をつけて書かれている所に好感。
品評会作品の批評とか感想は、こんな風に後でまとまって貰えることが多い。
読んだ後の気持ち悪さについてだけど、描写の一つ一つ、特に栄養失調で倒れる
直前のところとか、しっかりとそれを狙って書かれているのが分かる。
ただ、この手の身体感覚としての気持ち悪さを味わわせたいのなら、もうちょっと一般的な
症状を選んだ方が良かったと思う。体の重さとか、対照的に軽い精神状況とか、吐くもの
なんて無いのにせり上がってくる胃液とか、実体験として共感できないと、その気持ち悪さ
っていうのは分からない。栄養失調で倒れた、倒れかけた事のある読者が何人いるか
考えてみると良いかも。
夢オチかよ、っていう感想が多いのは、栄養失調で倒れた、がオチではなく、
そこまでの食べなくて良いっていう特殊な状況が夢だったこと、がオチだと感じるから。
実際、俺もそうだと思う。夢オチってのは、使い古されたネタだけに、インパクトが強い。
インパクトは強いけど、よっぽど上手く使わないと面白みは少ない。嫌な話だね。
食べなくて良い、お腹が減らない、っていう状況設定は面白いんだから、
そこへの理由付けが夢以外で綺麗に出来ていれば、評価がぐっと変わってくるはず。

No.06 母さんの櫛 1/6 ◇DppZDahiPc氏
櫛に憑いていた婆ちゃんの霊が美咲にとりついて、髪伸ばしたり胃癌っぽい霊障を
起こしたに違いないなんて思いながら読んでたら裏切られたｗ婆ちゃん良い人やんｗｗ
話の流れとしては、テレビ特捜部でやってるような感じ。
ということは、絶望的であればあるほど、最後の「そこには元気に走り回る美咲の姿が！」
っていうところの感動が大きくなるんだよね。
そういう視点で見ると、この話には落差が足りない。
癌でした、もう一箇所見つかりました、抗癌剤で髪が抜けました、髪伸ばしたら似合うかな
似合うわよ私の娘だもの。
すげえお涙頂戴できそうなシーンなんだし、引っ張って引っ張って、最後の台詞とかもう
出来ないって分かってるからの台詞だと思わせて、CM入れて、一気に何年か飛ばす。
そんな感じの構成にしたい。
お婆ちゃんの幽霊に関しても、治ってから語るよりは、病床で母に手を握られながら、
ぽつぽつとお婆ちゃんが治るって言ってたよ、なんて笑う方が絵的に素敵じゃないかな。

成功率一割の手術は成功して、簡単な手術ほど失敗して患者は死ぬ、物語の法則って
いうのは、それが効果的だから多用されるということを忘れてはいけない。

ほる

No.07 愚か者と悪魔 1/2 ◇HRyxR8eUkc氏
おお、やってしまったなあ。やるよなあ。俺もやったもん。そんな感じ。どんなやねん。
最初の四行、ばっさりと削って良い。いらない。
欲について書きましょうっていうお題の時に、初っ端から「欲とは〜〜のようなものだ」
なんてやられると、そこで結論出ているんだから、それ以降はいらないという事になって
しまわないだろうか？
>>293を見てると、自分の思想（っていうと大げさだけど）を表現するために小説を
書いているように見える。それならなおさら、○○だよね、なんて言っちゃいけない。
そういうのは、作品の中で、登場人物の行動の端々に、小道具や風景のディティールの
影に、こっそりと忍ばせておいて、その思想に気付いて共感した読者がにやりとする。
そんなあり方こそが格好良いような気がするんだ。ごめん、ドリーム入った。

最後で駅構内の風景が出てきたときにとても「いきなり」感がある。
その理由は、一番最初の状況設定を読者に伝えられていないから。
1レス目7行でビンが出てきてるけど、それに悪魔が入っていたとする情報が出てくるのは
2レス目の最後。様々なところでそういう感じの（読者に対する）不親切さが見える。
読者に媚を売れ、阿ろ、っていう意味じゃないからね。
例えば、悪魔に「このまま（屋敷で暮らす毎日）で良い」って言ったのに、ビンを開ける前の
状況に戻ってしまったとか、男はどこでどうやってビンを手に入れたのかとか、そういう
ところは説明する必要が無い。前者は読者が前後の文章から想像するものだし、後者は
わからなくても良いものだから。
意味があるのはナンセンスだっていう主張もわかるけど、それなら「良くわからない」という
事に読者が価値を見出せる文章を書くよう心がけたい。

No.08 よくない薬 1/2 ◇BV.fqgxxRU氏
力の抜ける文章だなあ、てめえらやる気出せ、って思ってたらそう来たかｗｗうめえｗ
呼吸は生理反応であって欲とは違う気がする。
息を止めるっていうのは息を止めるっていう意識があって行うものだし。
自殺ってのは死ぬっていう事へ向かっていく意志が必要なわけだから、欲をなくしても
いきなりは死なないだろうなあ。
このままこいつらが生活したら、ゆるゆると弱っていって死にそうではあるけど。
あとは死なないように気をつけるっていうのが無くなって、うっかり足を滑らせて死ぬとかなｗ
No.09 おひげさんのぼうけん記 1/4 ◇/SAbxfpahw氏
人の思考の突飛さが良く出ている。逆に言うと、他の人には理解しにくいという事でもある。
大分歳食ったつもりだったけど、おひげさんは嫌いの意味がわからないｗｗ
んで、冒頭。ヒカルがどっちの名前なのか困惑する。一人称だって気付くまで一瞬思考が
停止した。作者には自明のことでも、読者は何も知らないってことを忘れずに。
カタカナにしたのは穂香の言語レベルを表したかったのかも知れないけど、
そうすると地の文にカタカナが混じってくる頻度が多いのはおかしい。
漢字がわからないなら平仮名で良いのに、あえてカタカナにしてあると、意味も
良く分かっていないんだろうなあ、という風に読めてしまうから。

No.10 珍酒の里 1/1 ◇DttnVyjemo氏
ひねくれものめっｗｗ幾つか思いついた案の中から1レスで書けるもの選んだだろｗｗｗ
＞里之谷欠、里之酒珍
たぶん作者が一番気をつかった、そして言いたかった洒落が理解できない俺。
江戸時代だから右から読むんだろうとは思うんだけど。
欠けた谷、谷がない、谷間がない・・・貧乳の里だとっ！？絶対違うｗｗ

され

No.11 需要と供給 1/5 ◇dx10HbTEQg氏
どんどんと時間をさかのぼっていくぜー。それぞれの段落が短いのにあえて毎回題を
つけた勇気に拍手。
一国から始まって、その効果の高さから世界中で採用されていく流れがあればちょっと
真実味が増したかもしれない。個人に焦点当ててるから難しいかもしれないけど。
過程と経過がちょっと似た意味なので、わかりにくいかな。

No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか 1/2 ◇VXDElOORQI氏
にやにやする。ああにやにやする。にやにやするなあ畜生。
たまんにゃいじゃねってのｗｗこの健全なエロスはうめえ。
キスしようとするところはもうちょっと引っ張っても良かったかも。
ここ数回ミーちゃんとマーちゃんとカナに関する話を書いてるみたいだけど、
毎回キャラが微妙に違うのは狙ってるんだろうか。名前同じなのにボケだったりツッコミ
だったり。俺は結構混乱するのだがｗｗ

時間外No.01 マスターオブパペット5/5 ◇BNKSJSBM4A氏
こういう馬鹿馬鹿しい話を読むと癒される。微妙に黒いのが良い味を出してる。
情報を説明で伝える、というのは、簡単ではあるけど、できるだけやりたくないポイント。
冒頭の二行とか、完全に説明になってしまっている。
例えば、幼女が駆け込んできた、ってことだけ先に伝えて、転んでから神様に
「もうてめえ三千歳だろうがしゃっきりしろ！」みたいに罵倒させるって手もある。
最後で神様が私の知らない力、って言ってるけど、作中で行われたのはあくまでも
望んだことがすぐさま現実になる、の範囲内だと思う。
だから、「自分も世界もなにもかもを壊してしまいたくなる破滅的な望み」を持ってしまった
事に対しての感想を述べさせた方が良かったという気もする。救えねえ、みたいな。

時間外No.02 平和な世界物語 1/9 ◇InwGZIAUcs氏
来やがったな長い作品がｗｗｗ誤字脱字は気をつけよう。
昔話っぽさを出すために、丁寧語で地の文が書かれてるところとか良いね。
長いわりにさらっと読めたのも、ポイント高し。
ただ、中身の濃さって話で行くと、もうちょっと短くまとめられた気もする。
＞朱く染まったルルと、足下で赤くなっているルルを〜
上空にいたルルが朱く染まってる理由がいまいちわからない。
「「」」は大勢が同時に喋ってることを表したかったのだと思うけど、あまり好きな
使い方ではないかな。プロの作家さんがやってるから自分もやって良い、じゃなくて、
まずは普通の書き方で誰でも楽しめる作品を書くと良いと思う。
2レス目から3レス目にかけて、世界設定をまるっと説明しちゃってるのは個人的に減点。
地の文がお話口調だから違和感は少なくなってるけど、それでもうーん、という気がする。
例えば、パレードを見に来てるお父さんが、幼い我が子に分かりやすく説明するとか、
酒場でくだまいてる酔っ払いが、今日はめでてえ日なんだよう、だってなあ、って語り出して
そんなの誰でも知ってますよ、飲みすぎですってマスターに窘められるとか、
情報を読者に伝える手段はいくらでもある。より良いのは、それを情報だと読者が
気付かないくらいにさらっと伝えること。それが出来てればファンタジーとしては二重丸。

ずっとおれのさる

総評
レス制限なしの割りに、そこまで長い作品が無かったのに驚き。
んでもって、その短めの作品の中で、ちゃんとやりたいことをやり切れていた作品が
多かったことに二度目の驚き。無駄にレス数費やさなくても、面白い話は書けるんだなあ。
逆に、時間外No.2みたいに、今回だからこそ長めの奴でぐだぐだにならないか挑戦した
っていう作品ももう少し読んでみたかったかもしれない。チャレンジ精神って大事。

今回思ったのは、説明しちゃうのは楽だけど冷めるよな、ってことかな。
例えば鈴木くんの背が高いってことを説明しようとしたときに
「高校二年生にして身長が一九二センチもある鈴木が入ってきた。いつ見てもでかい」な
んてやるよりも「ごつん、と鈍い音がした。どうせまた鈴木が戸の鴨居に頭をぶつけたのだ」とか
「おはよう、という声に振り向くと、鈴木がひょいと頭を下げて鴨居を避けながら教室に入っ
てくるところだった。一回くらいぶつければ良いのに、可愛くない」って書いてみるとかして
あった方が、個人的に好きなんだよね。作者の工夫っていうかなんていうか。
例えばNo.4の主人公が穴の中で点滴を外すところとか、穴が何メートルの深さって書かれ
なくても、結構な深さになっているのがわかるじゃない。そういうのが素敵だなあと。

これって伏線の張り方とか、作者が伝えたいテーマとかにも言えるけど、
一見関係ないことを書きながら、読者にそれとなく作者が伝えたい情報を渡してやる。
これが出来ている作品は、一気に面白くなってくる。
プロの作品を読むときとか、少し気をつけながら読んでみると良いかもしれない。

以上です。
ID:5S2TNzBD0に尽きぬ感謝をー。ありがと

感想の長さが違うのは相変わらず仕様です。
感想に対する突っ込み歓迎。

投票はもう少し考えてくる。
んー、どうすべかなあ。

>>763
小津

ふざけ半分で書いたのが思いの外面白かったって経験ある？

ふざけ半分で書いたら意外と評判よかったってのなら

>>765
なんも思い浮かばすもう適当にパパーッと書いてやったら以外としっかりしてたりする

いつもふざけて適当に書いてるから、評判いいのもも悪いのもある

>>763
乙

>>765-768
さるも乙もなしに全感投下直後に雑談か
公共サービスみたいにいつまでも全感が降ってくると思うなよ

で、投票
***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　なし

気になった作品：幸福論 1/5 ◇QIrxf/4SJM
感想
文章の端々に神経というか、センスというかそういうものが
満遍なく行き届いている。
冒頭のオサレな会話でつかみはおｋとばかりに世界観を提示
して、それがまた最後まで破綻なく書き上げている。
この時期に冬の話とか、狙ってるんだなってのがありありで、
しかも実際狙いどおりに他の作品に差をつけているのが憎い。
********************************************************

>>770
品評会に参加してない人なら乙なしも普通だと思うんだぜ
そうかっかしなさんなｗ

きもちわるい

スパロボがしたかったせいで、いつも以上に特に参考にもならん感想になった。反省し(ｒｙ
No.01隙のない女、誠実な男◇bsoaZfzTPo
甘ったるい、いい空気感だなあと思った。
No.02 だましたい◇h97CRfGlsw
話の勢いは好きなんだけど、文章自体がちょいとくどめなせいか勢いが削がれてるような気がす。
No.03 幸福論◇QIrxf/4SJM
会話自体はいいと思ったけれど、地の文サンドイッチやら吊るしまくってるせいで読みにくくなってるような気がする。
レス制限なかったんだし、減らすか「○○は言った」以外のパターンをやって欲しかったような。これなら台詞の前に名前書いてあったほうが読みやすかった。
No.04 ほんとうの望み◇DCalVtagfA
いいなあと思えば思うほど、言葉が出なくなるもので、かなり好き。
No.05 空腹◇u/KY5yXSjc
ちょｗｗｗなんで夢落ちｗｗｗｗｗｗ
夢落ちにるなら、夢か現実化どっちか満腹でいいじゃない。まあ笑すえたからどうでもいいかｗｗｗｗ
No.06 母さんの櫛 1/6 ◇DppZDahiPc
これ俺、癌についてお涙頂戴に書くと現実的な意味で鬱になりそうだったので、気楽に書いた反省してない。
No.07 愚か者と悪魔◇HRyxR8eUkc
何故かコメントしにくい、他の人の感想も参考にしたが、俺には感想は書けなさそうだと思った。
全く知らないゲームの中ボス撃破画面をみさせられた感じ。雰囲気は良かった。
No.08 よくない薬◇BV.fqgxxRU
欲がなくなるのが嫌だって拒否って飲まずに落としてもよかったような、どうせならもう少し長くやった方がよかったような。
No.09 おひげさんのぼうけん記◇/SAbxfpahw
雰囲気は好きだっ！
No.10 珍酒の里◇DttnVyjemo
多分これ四コマ漫画でやったほうがいいネタで、しかもこのままのやり方じゃあ笑えないような気がする。
里之谷欠、里之酒珍←この看板を見た旅人が実際村訪れて「違うのかよっ」ってなった方が笑えたような。ようわからん。
No.11 需要と供給◇dx10HbTEQg
言いたいこととやりたいことは分かった。でもこれこんな短さでやる話でもないような気がする。
No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか◇VXDElOORQI
ちょい萌えた。

時間外No..01 マスターオブパペット◇BNKSJSBM4A
なんか富士見か靴か、長編作品の連載向け第一回って感じがした。結構好き。
時間外No.02 平和な世界物語◇InwGZIAUcs
この長さは書いてたら間に合わないよなあとか思いながら、掌編のテンポとしてはゆるいかなあと思った。

>>751-762
全感まとめ済み

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：No.04 ほんとうの望み◇DCalVtagfA
　　　　　いいなって思った。

気になった作品：No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか◇VXDElOORQI
　　　　　作者の欲が素直に出てて良かった。
********************************************************

まとめ乙

>>774-775もまとめ済
自分の感想書きながら適当に携帯でスレチェックしてるんで
抜けあったら教えてください

大丈夫じゃないか？　と言いながらほしゅ

ほしゅ

週末品評会の背景と文字色の編集、ひとまず完成致しました。
個人的には、少しだけ見やすくなった……ような……気がします（´・ω・｀）

もしまだ見づらいという方がいらっしゃいましたら、ご指摘願います

>>763
超乙。そこまで書くのは大変だったろう
うちに来て妹をファックして良いぞ

>>782
超乙カレー！！

ふと思ったんだが、優勝者が被災地にすんでて
小説どころじゃなかったら今週の品評会はどうなるんだ？

それは誰か答えられる質問なんだろうか……保守

保守

直木・芥川賞決まったね。
芥川賞の「アサッテの人」は群像に載ってた時ちょっと読んだからなんとなくうれしい。
森見はさすがに直木賞まではとれなかっか……。

>>782
よくやった感動した

***********************【投票用紙】*********************** 
【投票】：
　　No.03 幸福論 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏
　　　この非現実的な世界観が好きすぎて困る。
　　　53の倍数とかどんだけ素敵なんだよ。

気になった作品：
　　No.04 ほんとうの望み 1/6 ◇DCalVtagfA氏
　　　一読目より二読目の方が面白い話っていうのは
　　　損かもしれないけど俺は好き。
　　No.08 よくない薬 1/2 ◇BV.fqgxxRU氏
　　　冒頭一行目が上手い。
　　　こんなにさらっと完璧に伏線を張られると脱帽。
********************************************************

作品数少ないから投票数も減らさなきゃまずいよなあ
という感じで削るのに大変苦労した。
あとNo.12のタイトルはちゃんと浮いてると思います。

ふと思ったんだが、優勝者が突然の恋に落ちて、 
小説どころじゃなかったら今週の品評会はどうなるんだ？ 

>>783
sir! no,sir!

その場合、仕方ないから「恋」をお題にするしかないような

>>782
いつも乙です。


あえて言うなら、未読リンクが青色で表示されてるので、
そこがちょっと見づらいくらいかなあ。

真ん中左にある今週の品評会の部分みたいに、
文字の後ろにうっすらと白い影がついてる方が読みやすくはあります。
背景格好良いのが見えなくなるのでどっちでも良いけど。

>>791
それは誰か否定していい仮定なんだろうか・・・保守

>>793
それで恋に破れたらそのお題を見るだびに鬱になる……と。

優勝するくらいなんだからその恋人はきっと小説さ

>>791
品評会の優勝作品が、ラブレターとして恋いに落ちた相手に送られます。

保守

>>774
違う気もするけどなんとなく思ったから言っておく
親父さん大切にな。
あ、あと全感想乙

保守

流れが速い　感想乙です　保守

保守

>>799
独り言だけど意外と早いもので24日に手術だと
あと全感乙な

こまめにほしゅ

なんか夏らしいお題オクレ兄さん

水着

夕立

セミ

>>794
いかがでしょうか？
……流石に、少々やりすぎてしまった感は否めません。
◆WGnaka/o0oさん、言って頂ければすぐに戻しますので（´・ω・｀）
http://bnsk.kirisute-gomen.com/

>>804〜806
把握

>>807
すげえ。とても見やすくなった。
超乙

あちゃちゃちゃー
あちゃちゃー？
らぶ☆せんせいしょんみたいな

策略アンニュイがなかなかステキ

>>807
斬捨は私の手から離れたようです
もう好きにレイプしちゃってください＞＜
敢えて言えば、mainの背景とmenu背景がアンバランスなキスをしてかな
それと戯言消してくりゃれｗｗｗ

やぁ（´・ω・｀）
今回は呪いはかけてない、力を貸してもらいたいんだ

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/gline/1183708652/

このスレに
「不謹慎任豚（´゜∀゜｀）ﾃﾗｷﾓｽｗｗｗｗｗ」と書いてほしいんだ。
彼は「新潟県民のみなさんは早く避難してそのまま死んでください！」と言ったんだ。
力をかしてくれた君には1回SEXできる魔法を与えます。

2週間ぶりに来たんだけど、
切捨の中の人、交代したの？

>>814
斬捨の中の人が追加された

交代ってよりも増えたみたいだね。
何人かで協力して更新してるようだ

なんかまとめ人交代とか感慨深いものがあるな。
例えるなら、加入の頃から知ってるモー娘のメンバーが、数年後にはリーダーやってるみたいな

そしてすぐスキャンダルで脱退

俺と、君と、それからみんなで。
だいだいの空、灰色の雲がにじんでく。
今日は、雨が降りそうだ。

「あの・・・」

まとめサイト
http://www35.atwiki.jp/pokegalgame/pages/1.html
うｐロダ
http://www6.uploader.jp/home/pokegalgame/
現行スレ
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1184677205/

初代ポケモンでギャルゲ作ってます。
現在、スタッフが足りておりません。
興味のある方は、ぜひ参加してみませんか？
ライター、絵師等募集中。もちろん名無しさんも大歓迎。

>>815ｰ816
把握
なぜか分からんが、中の人が巨大な機械の中からベルトコンベアに乗って次々と出てくる光景が浮かんだ

ところでお題を

>>820
メンバー交代

>>821
はーく

斬捨鯖のログインパスを共有し始めたのは最近だがね
昔から編集を手伝ってくれる人たちはいた
ま、老兵はこっそり隠居生活でもしようかなと

ここでは文才なさ杉な人でもお題を貰って小説書いてもいいんですか？

元々私は品評会編集者。まとめ人追加というよりは、元の役割に戻ったと言っても良いかも知れません。

>>812
>>823
　ここはとある田舎町。
　その日、編集はいつものようにまとめに取り組んでいた。
編集「私はいつものように編集作業をしていたんです……でも、まさかあんな事になるなんて」

　編集はとあるサイトの壁紙に悩んでいた。やがて編集はそれなりの構成を思いつく。と、次の瞬間！
　何と中の人が来たではないか！
　好きにレイプしちゃって下さいと語る中の人、しかし編集は焦りと戸惑いが隠せない。
編集「その時私は、中の人が冗談でも言っているのだろうと思って別に気にはしませんでした」
　しかし中の人の言葉はさらに続いていく。事態の深刻さに気付いた編集は、すぐさま編集を放棄した！
（実際の音声）
妖精「はい、こちらBNSKです」
編集「中の人が！　中の人が大変なんです！」

――妖精「あの時は、とにかく編集のパニックを抑えることが第一だと思いました」
すぐさま編集は放置。しかしそこで住人が見たのは信じられない光景だった。
妖精「編集作業は中断されていて、datもありませんでした。私達は最悪の事態も覚悟しました」
　放置されたスレに、すぐさま適切なdatうｐが施される。
　それにしてもここの住人、ノリノリである。

一ヶ月後――
そこには、元気にインタビューに応じる編集の姿が！
編集「もう二度と編集したりなんてしないよ」

>>824
そのためのスレだ。
てか、文才ある人なんてこのスレにはいないｗｗ

お題をおくれ

蛍の光

青空教室

>>826
基本１レス完結でおｋ？

把握

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：隙のない女、誠実な男 ◇bsoaZfzTPo氏
　　　　　ぬるく見えても切実な欲望。叶うといいね。多分遠くはなさそうだけれども
　　　　　理解し辛い、とか読みにくい、とかそういったストレスがない。
　　　　　暴走したいところを抑え気味に頑張った男と作者に一票。

気になった作品：No.10 珍酒の里 ◇DttnVyjemo氏
　　　　　　　　欲の里でうっかり声を出して笑ったので。村興しの苦心に関心票。

　　　　　　　　時間外No.02 平和な世界物語 ◇InwGZIAUcs氏
　　　　　　　　そりゃ間に合わないよな……
　　　　　　　　時間もそうそうなかったろうによく頑張った！感動した！
　　　　　　　　あと、やっぱり女の子がかわいいんだもん。
********************************************************


多分そうなるだろうなとは思っていたけれど、今回は予想以上に投稿数が少なかった。
テーマが抽象的過ぎたことと、レス無制限をどうとらえるかということで見合せた人が多かったか。
全体的に、健闘したが…しかしッ……お題に今ひとつぴんとこないッ……
という作品が多かったように思う。おつかれさまでした。ごめんなさい。

全感想は間に合わなかった。残念。
連休の方が忙しいってどうなってんだ

>>830
おｋ。1レスは30行まで入るぜ。

長めのだと10レスくらいまで使う人もいる。

それ以上使うなら、>>1のリンクから行ける長編板に行くと良いと思う

【投票】
なし

【関心票】
No.11需要と供給
時間外No.1マスターオブパペット

>>825
ああそうそう、HTMLがめんどくさかったらWIKIに戻してもおｋですよ
斬捨なんて本当に場繋ぎで作ったもんだしｗｗ
てか編集がやんなったら俺がこっそりやりますし

取り急ぎ投票。全感はあとから。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：
隙のない女、誠実な男 ◇bsoaZfzTPo氏


気になった作品：
No.08 よくない薬 ◇BV.fqgxxRU氏
No.11 需要と供給 ◇dx10HbTEQg氏

********************************************************

>>832のおかげでようやくNo.10の意味が理解できた。ありがとう。
一読目で気付けていたら関心票入れてたかもしれん。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：o.10 珍酒の里 ◇DttnVyjemo氏
********************************************************

>>833
把握

じゃあ書きたいと思うんでお題いただけますか？

>>839
星空

せっかく読んだので俺も投票しようそうしよう

***********************【投票用紙】***********************
投票
No.11 需要と供給 ◇dx10HbTEQg
ＳＦはあまりピンとこない方なんだけど、これは面白いとおもた。
群像劇？っぽいのに、お題とテーマをひしひしと感じる。
ただ、「発端」の描写をもっと濃くしてくれたら説得力が増したんじゃないかなあと偉そうなことを言ってみる。
せっかく最後にもってきたんだし、ここで盛り上げて欲しかったという個人的希望。
あとタイトルにもっと色気が欲しいかな、とか。
いや、好きだからいろいろ注文つけたくなっちまうんだぜ？ｗ　

気になった作品
No.04 ほんとうの望み ◇DCalVtagfA
No.08 よくない薬 ◇BV.fqgxxRU
No.10 珍酒の里 ◇DttnVyjemo
********************************************************

皆さん乙っしたー。時間があったら俺も参加したかった…。
お題発表もちょっと早くならね？平日の方が暇な人間がここにいるぜ！

>>839
力

>>839
スイッチ

とりあえず星空で書いてくる

***********************【投票用紙】***********************
投票 No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか 1/2 ◇VXDElOORQI妹
人をニヤニヤさせるのが得意な方です……。

気になった作品
隙のない女、誠実な男1/4 ◇bsoaZfzTPo氏
No.11 需要と供給 1/5 ◇dx10HbTEQg氏
********************************************************

***********************【投票用紙】***********************
投票
　なし

気になった作品
　No.11 需要と供給 ◇dx10HbTEQg氏
**********************************************************

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：No.11 需要と供給 ◇dx10HbTEQg氏


気になった作品：No.04 ほんとうの望み ◇DCalVtagfA氏
　　　　　　　　時間外No.01 マスターオブパペット◇BNKSJSBM4A氏

********************************************************

残り五分

どう見ても四分です

いーや、三分だね

どう見ても二分です

実は今日月曜らしいぞ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r,､
　　　　　　　　　　 /~ヽ　　 　　　/;/ | 　　
　　　　　　　　　　 ||;;;　ヽr';:::ｨ;:::ｨ'/;;ゞ'i　
　　　　 　　　　　　|;| ;;;;,.r: ;;;;;;;;;;;;.r: ;;;;ﾊ　　　　
　　　　　　　　　　/;;;;;;/;;;;;ﾊ/　　 　＼;;;ﾊ
　　　　　 　 　　　|i;;;|;;;ｌ;;;|ﾘノ　　　 ｀ヽ}_}ハ
　　　　　　　　　　|i;;;|;;;从 ● 　　　●ｌ小N
　　 　__,. -ｧ　　　|i;;（|　⊂⊃ ､_,､_,　⊂lｉ|ノ
ミ　／'´　 '{ 　 　 |;i⌒ヽ j　　（_.ノ 　　ﾉi|__／⌒)　　　　＜１分かや？
　／　　　 ,ﾊ.　　 |;;ヽ 　ヽx＞､ __,　イｌ;;;|::::ヽ ／
,.ｲ　　　､-‐｀´ 　 |;;;∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ |;;;|',:::::ﾊ
/ ´ 　 　 !ｰ'　　　|;;;ヾ_:::ッﾘ :::∨:／　 |;;;| >'''´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r,､
　　　　　　　　　　 /~ヽ　　 　　　/;/ | 　　
　　　　　　　　　　 ||;;;　ヽr';:::ｨ;:::ｨ'/;;ゞ'i　
　　　　 　　　　　　|;| ;;;;,.r: ;;;;;;;;;;;;.r: ;;;;ﾊ　　　　
　　　　　　　　　　/;;;;;;/;;;;;ﾊ/　　 　＼;;;ﾊ
　　　　　 　 　　　|i;;;|;;;ｌ;;;|ﾘノ　　　 ｀ヽ}_}ハ
　　　　　　　　　　|i;;;|;;;从 ● 　　　●ｌ小N
　　 　__,. -ｧ　　　|i;;（|　⊂⊃ ､_,､_,　⊂lｉ|ノ
ミ　／'´　 '{ 　 　 |;i⌒ヽ j　　（_.ノ 　　ﾉi|__／⌒)　　　　＜１秒かや？
　／　　　 ,ﾊ.　　 |;;ヽ 　ヽx＞､ __,　イｌ;;;|::::ヽ ／
,.ｲ　　　､-‐｀´ 　 |;;;∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ |;;;|',:::::ﾊ
/ ´ 　 　 !ｰ'　　　|;;;ヾ_:::ッﾘ :::∨:／　 |;;;| >'''´

一秒前という意味なのか、00:00:01の一秒という意味なのか

【審議中】
　　　　　 　　　　　　∧,,∧ 　　　　∧,,∧ 　
　　　 ∧ ∧　　　　(　　　 ) 　　　(　・ω・)　　　
　　　(ω・　)　　 　 (　　Ｕ) 　　　 ( つ日ﾉ　　　∧,,∧
　　　｜　Ｕ　　 　 　 u-ｕ 　　　　　 u-ｕ 　　 　(　uω)
　　　　ｕ-ｕ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(∩∩)

　　　　　　　　∧,,∧　　　　　　∩ ∧_∧
　　　　　　　　(・ω・')　　　　⊂⌒（ ・ω・）
　　　　　　　⊂∪∪⊃　　　　　 ｀ヽ_∩∩

>>856
テラフリーダムｗｗ

◆bsoaZfzTPo氏 おめでとう！！
運営さんおめでとう！

bsoaZfzTPo氏おめ！

　投　関　
　 ４　 １　No.01 隙のない女、誠実な男 ◆bsoaZfzTPo氏
　−　 １　No.02 だましたい ◆h97CRfGlsw氏
　 １　 １　No.03 幸福論 ◆QIrxf/4SJM氏
　 １　 ４　No.04 ほんとうの望み ◆DCalVtagfA氏
　−　−　No.05 空腹 ◆u/KY5yXSjc氏
　−　−　No.06 母さんの櫛 ◆DppZDahiPc氏
　−　−　No.07 愚か者と悪魔 ◆HRyxR8eUkc氏
　−　 ３　No.08 よくない薬 ◆BV.fqgxxRU氏
　−　−　No.09 おひげさんのぼうけん記 ◆/SAbxfpahw氏
　 １　 ３　No.10 珍酒の里 ◆DttnVyjemo氏
　 ２　 ６　No.11 需要と供給 ◆dx10HbTEQg氏
　 １　 １　No.12 ぷにっとほっぺ。ぷにぷにおなか ◆VXDElOORQI氏
　−　 ２　時間外No.01 マスターオブパペット ◆BNKSJSBM4A氏
　−　 １　時間外No.02 平和な世界物語 ◆InwGZIAUcs氏

第67回品評会『欲』の優勝はNo.01 隙のない女、誠実な男 ◆bsoaZfzTPo氏になります。
おめでとうございます。
◆bsoaZfzTPo氏は次回のお題発表時間を教えていただければ幸いです。

◆bsoaZfzTPo氏　おめー
運営・まとめの人乙ー

◆bsoaZfzTPo氏おめでとー！
運営さんがた乙です


やっぱり毒気抜くよりぶち込んだ方がいいんだと思った今回の俺の反省点。

◆bsoaZfzTPo氏おめー。
堅実な作品が優勝するとこっちも嬉しくなるなあ

◆bsoaZfzTPo氏　おめー
参加した人達も乙です

運営とまとめの人乙です。

とても嬉しいです。画面の前でにやにやしてます。

>>841には悪いのだけども、次回のお題発表は木曜の22時くらいにします。
通常運営も品評会も、どっちも頑張っていきたいよね。

◆bsoaZfzTPo氏おめれとうごらいます！
もう少し……もう少しでブランクを取り戻せる気がするんだ……

優勝者の方、おめでとうございます。
あ、週末品評会の編集、完了致しました。

【編集完了】

　　　　　　　　　　ﾟ･　*:　 :　*･
　　　　　　*･　゜ﾟ･　*　:　　.｡.　.｡.:　　*゜
　　　*　･゜　ﾟ･　*:　.　.｡.:　*･　゜ﾟ　　･　*　　:..
　｡.　･　･*:.｡ ∧,,∧ 　.∧,,∧　　　.:*　･゜　　　　　
　　　 ∧∧(´・ω・｀)(´・ω・｀)∧∧
　　　(´・ω・｀).∧∧) (∧∧(´・ω・｀)　　
　　　｜　Ｕ (´・ω・｀)(´・ω・｀) と ﾉ
　　　　ｕ-ｕ　（l 　　 ) ( 　　　ﾉ u-ｕ
　　　　　　　　 `ｕ-ｕ'　`ｕ-u'

編集とか運営とかの人にもう禿げ上がるほどの乙を

ゼファー氏おめでとう

今回難しかったんじゃないかと思う
俺は難しかった
だから投げた

>>867
素早い仕事乙。
審議中とは打って変わった団結力に涙。

>>865
そうか…まあ残念だが、優勝者は絶対だしな。ていうか俺がもっと頑張れ。
おめ！

◆bsoaZfzTPo氏おめ！


俺次の品評会ブッチギリで優勝してプロデビューするんだ……

ヒント：品評会に優勝してもプロデビューは出来ない

>>869
えっ……（´・ω・｀）な、何かおめでたい事、ありましたっけ？

>>875
編集が完了したのと俺の嫁になることが

「キラキラしてて綺麗だね」
「人は死んだら星になる、って誰かが言ってた」
夏の夜、兄弟のような少年が2人、星空を見上げ突っ立っていた。
「星の世界ってどんな世界かな？」
「みんな星なんだから、きっとまぶしくて人を見てられないよ。」
「じゃあ星ってみんな一人ぼっちなの？」
「そんなことないよ。織姫と彦星は一緒になるじゃない。」
「織姫と彦星って、昔に死んだ人なんだよね？」
「どういうこと？」
「だって、星じゃん」
「・・・そうかもね。」
「じゃあ僕が死んだらお父さんとお母さんと一緒になれるよね？」
兄のような少年は一瞬迷った。
「ううん、星になってもお父さんとお母さんは見えないよ。」
「どうして？」
「まぶしいからね。」
「じゃあ織姫と彦星は一緒になれないんだ。お父さんとお母さん、寂しいかな？」
「でも、お父さんとお母さんはほっとしてると思う。」
「どうして？」
幼い少年は首をかしげた。
「君が今僕と一緒にいるからだよ。多分、今も見守ってるし、それだけで寂しくないんだよ。
君が死んだら、君を見れなくなってもっと寂しいよ。」