新ジャンル「病弱姉」

病弱妹は今まで吐いて捨てるほどあったが、
これは今までなかったジャンルだと思う。

>>1が投げっぱなしのスレでも
スレタイに「姉」の一文字があるだけで
このスレはオレのお気に入りに入る運命

姉「・・・ｹﾎｹﾎ・・いつも迷惑かけてごめんね・・・」
男「・・・それは言わないって約束だろ」
姉「本当にごめんねぇ・・・」

姉「…ｹﾎｹﾎ…」
男「姉ちゃん大丈夫か？水持ってくるよ」
姉「…ｺﾞﾒﾝね…こんな姉で…」

なんか虚しくなってきた。

姉という時点でｗｋｔｋ

姉「ｹﾎｹﾎ・・・・」
男「もうすぐで海だぞ！」
姉「綺麗・・・」
男「え？まだ着いてないよ？」
姉「貴方に会えてよかった・・・」

>>6
ちょｗｗｗｗ死ぬｗｗｗｗｗ

男「姉ちゃんいつか言ってたよな」
姉「え？なんて」
男「海外行ってみたいってさ」
姉「ケホケホ…そんな夢みたいなことも言ってたわね」
男「夢じゃねえよ。俺が働いて絶対連れてってやるよ」
姉「フフフ…ありがとね」

雛のん

姉「…ごめんね。いつも送り迎えしてもらっちゃって」
男「なんだよ。気にするなよ」
姉「でも…」
男「姉弟じゃん。気にしない気にしない。」
姉「ありがと」
男「だから、早く元気になれよ」
姉「…うん（ぎゅっ）」
男「///（胸が）」

自転車で送迎

姉「ｹﾞｪﾎｯ！ｹﾞﾎｯｯ！ｸﾞﾌｩｳｯ……………
ｶﾊｯｯｯｯ……ｸｯ……
ｲﾔｧｧｧｧｧｱｯｯ！血ｨｨｨｲｨｧｧｧ！ｱｧｧｧｧｧｧｧｧ…
ｴｸﾞｯ…ｴｸﾞｯ…
…えへへっ…」

姉「そろそろ時間ね・・・」
男「・・・・・・」
姉「そんな顔しないでよ。ちょっと手術してくるだけなんだからｗ」
男「姉ちゃん・・・」
姉「んー？」
男「姉ちゃんが元気になったら、一緒に・・・海行こうな」
姉「ちょっと、それじゃまるで死亡フラグじゃないのｗ」
姉「心配しないで、待合室で大人しく待ってなさいよ？」
男「・・・・・・」

病弱で苦しいけど姉らしく振る舞おうと頑張るわけか

男「よう姉ちゃん、調子はどうだ？」
姉「今日は結構良いよ。いつもありがとね」
男「おうよ。元気になったらお返ししてくれなｗ」
姉「いいよｗ何がいい？」
男「そうだなー、一緒に出掛けられればなんでもいいな」
姉「楽しみに待ってて！」



姉「綺麗だよね…、ここの夜景」
男「ああ、中学の修学旅行の時に見たきりだ。…初恋の思い出が詰まってるんだ」
姉「あんたにも初恋とかあったんだｗ」
男「うるせえよｗ」
姉「ははｗ」
男「本当に今日は随分元気だな。よかったよ、こんな楽しい時が過ごせて」
姉「…うん、私も嬉しい。ずっとこうしてられたらいいのに…」
男「こんなとこいくらでも連れてってやるよ」
姉「ありがとね…」
男「いいってことよ」
姉「ねえ、私ね！言いたいことがあったんだ！」
男「なんだ？姉ちゃん、改まって。日頃のお礼なら、……姉ちゃん？」

ｺﾞｯﾌｫｶﾞｯﾌｺﾞｯﾌｫｶﾞｧｧｧｱｧｧｧｰ　ペッ。

姉「・・・また、検査入院か・・・・。いつになったら落ち着いて学校に通えるのかな･･･。」
男「今度の検査でいい結果が出れば大丈夫だろ。落ち込んでると治るものも治らねえよ。」
姉「ぶぅ、もうそれ言うの何回目？聞き飽きちゃったよ。・・・せっかく今度ネズミーランドに皆で行くの
　　楽しみにしてたのに。ｹﾎｯｹﾎｯ」
男「退院したら行けばいいじゃないか。ネズミーランドは逃げねえよｗとりあえず寝てろよ、姉貴。」
姉「・・・うん、ごめんね。私、お姉ちゃんなのに迷惑ばかりかけて・・・」
男「気にスンナ。・・・家族だろ・・・。」
姉「・・・うん、ありがとう。」
男「・・・・」


父「それでは、娘は・・・・」
医者「ええ、以前より悪化しています。このままでは来年まで持つかどうか・・・・」
母「・・・・そんな・・・あの子はまだ17なんですよ！？・・・あまりにも残酷すぎます・・・っ〜〜〜っっ」
父「・・・・・・」

っ･････この間の「常識的に考えて」といい、なんで俺の涙腺を刺激する･･･

伸びる予感

>>14続き
姉「ごめんね、この間は急に倒れたりして」
男「いきなり意識がなくなるからびっくりしたぜ」
姉「ごめん…迷惑かけて…」
男「気にすんなってｗそんなことなんとも思っちゃいないからさ。姉ちゃんがいてくれたら構わないから」
姉「なんか照れるね」
男「言うな。…で、こないだの言いたいことって？」
姉「あー、それはね…やっぱり秘密」
男「なんだよ！気になるじゃねえか！」
姉「ｺﾎｺﾎ…ああ苦しい、お水取って！」
男「はぐらかすなよ…はい、水」

男「リンゴ持ってきたぞ」
姉「ありがと」
男「はやく元気になれよ」
姉「ありがと…男が優しいのは昔からだよね」
男「な、何いってんだよ」
姉「ふふ…私…そんあ男が結構好きだよ」
男「うっ…(////)」

弟「姉ちゃん、今日はお菓子持って来たよ」
姉「んー、具合悪いから今はいいや……」
弟「花もあるよ」
姉「そこら辺に飾っといて」
弟「……」
姉「……」
弟「何も話題無いや」
姉「私も」
弟「俺、帰った方がいい？」
姉「ダメ、帰らないで！」

男「入るぞー」
姉「ああ」
男「頼まれたもの買って来たぞ……。ベッドに寝てなくていいのか？」
姉「ずっと寝てたら体が腐ってしまうよ。最も既に腐ってるかもだけどね」
男「そんなこと言わないの。その格好だけ見たら窓際で外眺めて涼んでるぐーたらな人にしか見えないぞ」
姉「それも悪くない。実に悪くない」
男「さいですか。で、調子はいいみたいだな」
姉「……そうだな、あの空を見ろ」
男「ん……？　青い空に白い雲。いつも通りだがどうかしたか？」
姉「こんなにいい天気なのにきっと私は外で走り回ることも出来ないだろう」
男「……」

むしろ弟に萌える

田中「お前のネエちゃん病弱なんだってなｗｗｗははｗｗｗ」
男「だから何だよ」
田中「お前も大変だなｗｗｗｗ」
男「だから何だっていってんだよ！」
田中「あん？やるのか？このへなちょろの弟が？」
男「おまえ絶対ゆるさねえええ」

姉「どうしたの？その傷」
男「大事なモン守ってきたんだよ。気にすんな」

>>24
括弧世杉

病室の窓から差し込む光を浴びた姉は弟から見ても綺麗に見えたわけで…。

姉「どうしたの？（にこっ）」
男「な、なんでもないよ///」
姉「ふふ。変な男」
男「悪かったな。変で」
姉「拗ねない拗ねない…。ぅ…ゲホゲホ」
男「姉さん！」
姉「ゲホッ、ゲホッ！はーっ、はーっ…」
男「せ、先生呼んで来る！！」（慌てて病室を出て行く）
姉「ハァハァ…男の前では発作起きて欲しくなかったな…」（涙目）
姉（段々間隔が短くなってきているし）「…もう時間、ない…かな…」（窓の外に視線を向けて）
姉（もう少し姉らしいことしたかったな…）

姉「ぐひゃ、ぐぇふぉっちゅ」
弟「おうふｗｗどどいんどうした！？ｗｗうぇｗｗｗ」
姉「黙れ引きこもり、げふぉ、おえっぷ」
弟「うぇｗｗｗただ引きこもってるだけじゃねーよｗｗｗｗｗｗ」
姉「うるせぇニート野郎ケホケホ」
弟「姉さんが良くなるまでずっとここにいるよ」

男「…ん？両親が何か話してる、聞いてみよう…よく聞こえないな」
母「で、……あの子が…元気…皆…旅行…」
父「…ああ……横浜…きっと、…で、だから……」
男「みんなで横浜に旅行？どういう風の吹き回しだ？…姉ちゃんが元気って言ったよな。もしかして治りそうなのか？…姉ちゃーん！」

父「…もう元気にはなれないんだな」
母「ええ、悲しいけど…子供達に気付かれないようにしないと…最後に旅行、行けたらいいね」
父「ああ、元気になれないとは言っても、心で楽しませてやることはできる」
母「そうね…男もがんばってくれてるし。本当仲良いんだから、あの姉弟は」

ロミオに書かせたら確実に神作品になるな

>>22　意味なく続き
男「そういえば明日花火大会があるんだ」
姉「花火大会か。この部屋からは見えるのか？」
男「いや、見えないな。丁度逆だからな」
姉「それは残念だ。至極残念。彼女とゆっくりしてきなさい」
男「彼女なんていねーよ！」
姉「少年よ、恥ずかしがるな。彼女がいるというのは立派なことだぞ！」
男「だぁー！　もううるせっ！」
姉「ははははは。おっと薬の時間だな。冷蔵庫から水を出してくれないか？」
男「はいはい……。ほら、水」
姉「ああ、ありがと。薬は……これとこれとこれとこれと」
男「増えてないか？」
姉「まぁね。仕方ないことさ」

私は生まれつき体が弱かった。
物心ついた時には入退院の繰り返し。
お陰で学校にもあまり通えなくて、当然の如く友達も出来なくて。

そんな時、弟が生まれた。

私は思った。
これからはお姉さんらしくしなきゃって。
弟には格好いいところ見せなきゃって。

でも、肝心の弟はそんなこと知ってか知らずか、なかなか姉らしいことを私にさせてくれなかった。
いや、むしろ私の方が弟にたくさん迷惑をかけてきた。

私が入院してるといつも学校帰りには必ず病室に寄ってくれて、話をしてくれたし。
家にいるときだって、いつも私の心配ばかりしてくれた。


姉「そういえばさ。」
男「ん？なんだよ。」
姉「あんた昔、『お姉ちゃんと結婚するんだー』なんて言ってたわよねｗ」
男「ちょ！？なんだよ急に」
姉「ふふ、別にーちょっと昔のこと思い出したから。」
男「なんだよそれ・・・」
姉「ねぇ・・・」
男「ん？今度はなんだ？」
姉「あんたはしっかりしてるし、私はこんなだから頼りないかもしれないけど。」
姉「何かあったらいつでも私のこと、頼りにしなさいよ。これでもあんたの姉なんだから。」

ﾊﾟﾀﾝ
男「親父・・・」
父「・・・姉は？」
男「今寝たとこだ。・・・どうだった？」
父「まあまあ、だな。次のネズミーランドは行けるかもしれんぞｗ」
男「・・・そうか〜（ホッ）結構楽しみにしてたからなぁ。これ聞いたら喜ぶぞｗ」
父「・・・そうだなｗ」
男「ところで、母さんは？」
父「姉の着替えを取りに帰ってる。しばらくは母さんが付き添うことになるな。」
男「ふ〜ん」



母「・・・ｸﾞｽｯ・・・なんであの子が・・・っ、〜〜〜〜っ」

なんか姉おばさんくさいな

よくも私を殺してくれたわねな天才おねいちゃん思い出した

>>30
姉「粉薬はどうも苦手でね。全部カプセル状に変えてもらったよ」
男「小さい頃からそうだったな」
姉「おかげで薬と親友だよ」
男「……あのさ、明日の花火大会一緒に行かない？」
姉「はははははは、何を言っているんだね。私を連れてっても仕方ないでしょ。友だちと楽しみなさい」
男「俺はねえちゃんと行きたいんだ」
姉「なんだい、シスコンか？」
男「ちげーよ！　ねえちゃんだって行きたいだろ！」
姉「確かに行きたいねぇ。久しく行ってないね。花火大会なんて」
男「んじゃ、決まりだ。外出届出しておくからな。明日の七時だぞ！」
姉「えっ、あ、待ちなさい、こら……。全くイノシシみたいな子だね。
　　　神様。もしもいるならせめて明日までこの体を持たせて頂戴ね」

姉「学校行きたいな」
男「姉ちゃん…あんまり学校行ってないんだよな」
姉「でもいいの。私は男の顔を見れるだけで幸せなんだ」
男「………明日行こう」
姉「えっ？」
男「学校に行こう」
姉「でも、日曜日だし」
男「だから行くんだよ。じゃあ今から準備してくる」
姉「え？ちょっと…」

姉「……あれっ、いつから居たの？」
弟「さっき」
姉「見舞いに来たんなら起こしてよねー」
弟「いや、あんまり穏やかに寝てたから」
姉「あはは、お望みならずっと眠ってるけど」
弟「……」
姉「ん、どうしたの？」
弟「……姉ちゃんが言うとシャレになんない」
姉「ありゃ、ごめん」
弟「……ぐすっ」
姉「泣くな泣くな。王子様のキスで目覚めりゃいーんでしょ」
弟「王子様って、今時……」
姉「ま、そんな人は私にゃ居ないから、もしもの時はあんたが代役になってね」

医「もう長くないですね」
母「うっ…ううう…」



姉「私死んじゃうのかな？」
男「何いってんだよっ！！姉ちゃんはもっとずっと長生きして…結婚して良いお嫁さんになるんだよ」
姉「そうだよね…私頑張るから」

>>35
そして翌日
男「入るぞー」
姉「はいさ」
男「出かける準備できてる？」
姉「というよりもよく外出届通ったね。おねえさんびっくりだよ」
男「最初は断られたんだけどさ、ねえちゃんの担当医いるじゃん。あの人がＯＫサイン出してくれた」
姉「あー、なるほどね。なるほど。それなら行こうか」
男「入院服のままでいいのか？」
姉「私が外出用の服なんて持ってると思う？　これだって和服に見えなくはないさ」
男「見えねーよ。ったく、そう思って家から服取って着といたぞ」
姉「おお、ありがとう。着替えるからしばし待ちなさい」


男「もういいか？」
姉「いいよ」
男「あ……」
姉「すこし大きいね。まぁこのくらいなら許容範囲だね。さて、行こうか」
男（ねえちゃんの引き出しから持ってきたのに……）
姉「ほれ、そんな死に掛けた顔なんてしてるんじゃないよ」
男「あ、ああ……」

ガラッ
男「うぃーっす。ＷＡＷＡＷ・・・・うおっ！」
姉（着替え中）「・・・・・」
男「・・・すまん・・・ごゆっｋへぶぅっ！１」


男「・・・・まあ、ノックもしないで入った俺も悪いけどさ･･･」
姉「・・・・・」
男「いきなり椅子を投げるのは無いだろ。」
姉「・・・・だからちゃんと手当てしてあげてるじゃない。」
男「それは・・・まあ、ありがとうｗ」
姉「ｸｽｸｽｗ」
男「どした？」
姉「いやね、妙に懐かしくて。昔はしょっちゅう手当てしてあげてたなあって。
　　どっかの誰かさんが喧嘩ばっかりして、傷をいっぱいこさえて来てくれたからｗ」
男「あっ、あれはそのっ、ほら、あれだっ！えっと・・・」
姉「うん、分かってるからｗ私をかばってくれてたんだもんねｗ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男「（////）」
姉「フフッ、何照れてんのよｗ・・・ｹﾎｯ・・ｹﾞﾎｯげほげほげほっ！！！」
男「！！姉貴、大丈夫か！？」
姉「ｹﾞﾎｯ・・・ｹﾞﾎｯ・・・・ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ・・・・うん・・もう大丈夫・・・」
男「もう寝たほうがいいな。」
姉「・・・そうだね・・早く元気になってネズミーランドに行かなきゃねｗ」

病室の外
母「・・・・・・」

半月が思い浮かんでしまう

姉「今日は一緒に近くを散歩しよう！」
弟「大丈夫？」
姉「大丈夫大丈夫。ところで今お金ある？」
弟「あるけど、何で？」
姉「色んなもの買って欲しいから！」
弟「……散歩の許可が出た理由が分かった気がする」
姉「さあクレープやら鯛焼きやらを食べさせろ。勿論看護士さんには内緒だぜ」
弟「はいはい」
姉「うふふふふ。……ごほっごほっ」
弟「ホントに大丈夫？」
姉「だっ、大丈夫！」

これほど鬱になるスレもなかなかないな…

>>39
姉「外は暑いねぇ」
男「中は冷房効いてるからな」
姉「脳みそとけちゃいそうだよ」
男「とけないでくれよー。ほら、あそこから花火打ちあがるんだよ」
姉「人ごみができてるね。さすがは花火大会」
男「そうだな……。あっちのほうが空いてそうだな」
姉「こらこら、男。足が急いでるよ。私はそんなに早く走れないよ」
男「あ、ごめん……。このぐらいのペースでいいかな？」
姉「そうだね。昔は私がペースをあわせてたのにいつの間にか合わせられる側になっちゃったねぇ」
男「しみじみするな！　お、空いてるベンチ発見。チャーンス」
姉「ナイスだ。撫でてあげよう」
男「いいって……やっぱり撫でて」
姉「お、デレか。噂のツンデレか。それともシスコンか？」
男「うるせー馬鹿！」

>>44
姉「さてと、いつからなのかな？」
男「そろそろなんだけどな……」

ヒュ〜〜〜〜〜　　　　　ドン

姉「お、始まったね」
男「結構いいポジションだな。穴場的スポットか？」
姉「ふふふ、そうかもね。綺麗ね……」
男「うん……」


ヒュ〜〜〜〜〜　ドン

なんか「霊姉」を思い出す

男「……」
姉「……」
男「お取り込み中ｽｲﾏｾﾝ」
姉「ハッ……な、男！？」
男「姉ちゃんがずっと外に何か珍しいモンがあるのか？」
姉「ううん。雲を見てただけ」
男「ふうん。それよりご飯持ってきたぞ」
姉「ありがと」
男「じゃあ、な」
姉「じゃあね」


姉（私…死んじゃうんだろうな…）

あおう間違った

姉「死にたくない」
弟「……え？」
姉「ん？　どうしたの、私の顔なんか見て」
弟「……いや、何でも」
姉「変なのー」

男「……」
姉「……」
男「お取り込み中ｽｲﾏｾﾝ」
姉「ハッ……な、男！？」
男「姉ちゃん、外に何か珍しいモンがあるのか？」
姉「ううん。雲を見てただけ」
男「ふうん。それよりご飯持ってきたぞ」
姉「ありがと」
男「じゃあ、な」
姉「じゃあね」

>>45
姉「弟、ちょっと肩借りるぞ」
男「なんだよ……うお」
姉「一度やってみたかったのよね。寄りかかるの」
男「やられているほうは気恥ずかしいけどな」

ヒュ〜〜〜〜　　　　ドン

姉「どうでもいい話が浮かんだよ」
男「なんだよ。どうでもいい話って」
姉「話そうかと悩むね。それに眠い」
男「何のために言ったんだよ……」
姉「……そうだね。今日の分の薬が多かったのは覚えているね」
男「それがどうかしたか？」
姉「実は私の余命は今日までなんだよ」
男「は？　突然何を言っているんだ？」

ヒュ〜〜〜〜〜　ドン

姉「驚くのも無理はない。私もびっくりしたよ」
男「ちょ、どういうことだよ」
姉「動かないで頂戴。この体制が楽なんだ。
　　　病気が予定よりか随分早く進行しているみたいでね。その頑張りのおかげで余命が猛スピードで減っているのよ」
男「……」
姉「全くびっくりしたよ。突然『病気の進行が予定よりか早い』だもんな……。患者のこと考えてほしいわ」

ヒュ〜〜〜〜〜　　　ドン

ｗｋｔｋ

このPCも寿命だな
モニターがかすんで見えやしないぜ…

>>51
姉「まあ、そんなわけでね。今日が山らしいね」
男「ふざけんなよっ！」
姉「あ、馬鹿。私の顔を見るな。体を向けるな」
男「泣いてるの……？」
姉「通常の人間はこの状態を泣いていると言うね」

ヒュ〜〜〜〜　ドン

姉「私の体は既に腐っているのよ。もう治らない。薬を増やしても当然意味なんてない」
男「そんなことない！　治るって！」
姉「弟、覚えておきなさい。絶望している人間にとって下手な希望は苦痛でしかないのよ」
男「クッ……」
姉「なんだか眠いな……。すごく眠い……」
男「待ってよ、ねえちゃん！」
姉「……時間は戻らないのよ……ふふふ、丁度大きい花もあるし……」
男「ねえちゃん！！　寝ちゃダメだ！」
姉「なに、少し長く寝るだけさ……」
男「ねえ……ちゃん……！」
姉「弟……、ありがとね」

ヒュ〜〜〜〜〜　　　ドン

ねえちゃんは泣きながらまるで昼寝をするように安からに眠った。

姉「・・・・入院してもう一月か・・・。今度の入院は結構長いなぁ・・・・・。
　　・・・・私、治るよね・・・？・・・・元気になるよね･･･？
　　････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　・・・・・・・・・・・・・・・・
　　・・・約束、守れるよね・・・・？」


男「・・・ん？あれ・・・懐かしいな。小さいころのアルバムか。ははっ、俺ちっちぇ〜ｗｗ
　　うはっ、姉貴かわいすぎｗテラモエスｗｗｗ・・・あれ・・・この写真・・・・」


父『姉は熱が出てるんだ。仕方ないだろう。』
幼男『うぐっひぐっ、ねずっ・・ねずみぃらんど・・いきたかったっ・・のぬぃ・・うぇええええ』
幼姉『・・・・・・・』
母『我慢しなさい！我侭ばかり言いなさんな！』
幼男『びぇえええええ！！』
幼姉『ｹﾎｯ・･ｹﾎｯ・・ごめんね・・・』
幼男『・・約束したのに・・・うぐっ・・みんなでﾋｯｸ・・・行くって・・約束したのに・・・』
幼姉『・・じゃあ、お姉ちゃんが元気になったら学校も休んで皆で行こうね。ｹﾎｯ・・
　　　・・・いいでしょ？お父さん、お母さん・・」
父『・・・・分かった。だから、ちゃんと元気になるんだぞ。』
幼男『絶対・・・？・・約束・・・？』
幼姉『うん、約束だよ。』ﾆｺ
幼男『うんっ！絶対だよ！』


男「やべぇ、ずっと忘れてた。ま、約束はこれから守ってもらえればいいしなｗ
　　そろそろ見舞いに行くか。いい話のネタもできたしｗｗ」

今日も空は青く雲は白い。
外では暑さに対抗するかのように子どもがはしゃいでいる。
俺はそれをゆっくりと眺めた



って、途中からスレ汚しになった('A`)　ｽﾐﾏｾﾝ

だめだ常識的に考えてを思い出した…

涙が…

>>56
いや、よかったぞ

あ、やべ、ＩＤ変わってたか。

>>56
スレ汚しは俺だから大丈夫

>>57
ああ、仲間か･･･俺もだよ･･･
ところで、datあったらくれないか？

>>56乙

>>56
いやめちゃくちゃＧＪ
むしろ俺こそスレ汚しだ

姉「この林檎美味しいよ。食べて。食べろ。くえ」
弟「これ、姉ちゃんの見舞い品だろ」
姉「お姉ちゃんはちっちゃいから、ちょっとしか食べられなかった」
弟「さっちゃんかよー」
姉「さっちゃんだー。あはは」
弟「……ご飯はちゃんと食べてる？　食欲ある？」
姉「えっ？　あっ、うん、食べてるよ。旺盛旺盛」
弟「なんか食べたいもの、ある？」
姉「い、いやー、えーっと」
弟「もしかして、最近食べてないだろ」
姉「……はあ、あんたって嘘発見器搭載してない？」
弟「してるかも。はい林檎、あーん」
姉「ダメダメ、食べらんないから」
弟「あーん」
姉「ダメだって。……どうせ、毎日、吐くから」
弟「え……」
姉「ねえ、その林檎、きっと美味しいから、……食べてよ」

姉ｗ「林檎食いてぇ」

弟　「……」

姉　「あ、もちろんシャリシャリ削って来いよ」

弟　「姉ちゃん」

姉　「ヨーグルトあるといいよな！　よし、ブルガリって来い」

弟　「姉ちゃん」

姉　「んだよ」

弟　「金くれよ」

姉　「……見て、あの夕日。いつか二人で見た夕日みたいね」

弟　「金よこせよ」

姉　「また二人であの土手を歩けるといいね……きっと林檎が必要だわ」

弟　「いいかげん金出せっつってんだろ！！！」

姉　「あー！　暴力ですか？ひっでぇ弟！　死ぬぞ死ぬぞ、血ぃ吐くぞ！」

>>61
datはないなぁ

まとめwikiなら知ってるが

>>65
頼む、教えてくれ
本当に何も残ってないんだ

http://www36.atwiki.jp/jyoukou


ガチで泣いたなぁこれには…

>>67
ありがとう。もう一度泣いて来る。

弟「よっ！来たぞ」

姉「いらっしゃい」

弟「今日はどうだ？調子は」

姉「ん。まぁまぁかな。しかしあんたも律儀ねー。ほとんど毎日来て」

弟「まあな」

姉「これもお姉ちゃんの躾がよかったのねぇｗ」

姉「・・・でもね、弟。私のことなんかよりもっと自分の事、気を使いなさいね。」

弟「な、なんだよ急に・・・」

姉「別に。姉として弟を心配してんのよ」

弟「・・・・・・・」

姉「いい？あんたが自分の事もっと考えてくれないと、心配で夜も眠れなくて、病気が悪化して・・・」

弟「あーもう！わかった。わかったから！」

姉「よろしいｗ　これからは毎日来なくてもいいからね。もっと自分の為に時間を使いなさい。
　　　それに、たまーに来てくれた方がうれしさ倍増でお得な気分だしｗ」

保守

保守

>>55続き

姉「お母さん。・・私、助からないんだね・・・」
母「・・・な、何言ってるのよ、大丈ぶ・・・」
姉「聞いちゃったんだ。お母さんたちが先生と話してるの・・・
　　このまま延命しても、半年も持たないって・・・」
母「・・・・・・・っ！」
姉「私はいや。このままここで管だらけになって半年しか生きられないなら、
　　せめて、残りは有意義に過ごしたい。だから、家に帰る。学校も行く。
　　そして、・・・ネズミーランドにも。」
母「・・・・うん、分かった････」
姉「ただ・・・・」
母「どうしたの？」
姉「・・・・・男には内緒にしてほしいの。せめて、ネズミーランドに行くまでは・・・・。
　　大切な弟だから、・・・私はお姉ちゃんだから・・・・ネズミーランドでは心の底から
　　楽しんでほしいから・・・・」
母「・・・・分かったわ・・・お父さんにも話しとく・・・」
姉「うん、・・・ごめんね。我侭言って・・・」
母「っ！（ﾋｼｯ）・・・・いいのよ！そんな我侭・・・たくさん、たくさん言っていいのよっ！」



男「・・・ん？おｗ茶柱だ。いいことあるかもｗ」

・・・・だめだ・・・寝る

姉「夜のトイレは怖いので、お姉ちゃんは一人で行けません」
弟「はあ」
姉「つまり、女子トイレまで弟について来て欲しいわけです」
弟「いや、無理だろ。面会時間外だし」
姉「私のベッドの下でやり過ごしちゃえば？」
弟「やだ」
姉「つれない弟。お姉ちゃんさみしいなー。さみしいなさみしいなー」
弟「……分かった。一回だけな」
姉「やったー。じゃあ、早速ベッドの下へ入って入って」

看護士『こんにちはー。具合悪くないですかー』
姉『大丈夫です。元気です』
看護士『あら、いつもはあんなに苦しがってるのに……』
姉『いっ、いや、いつも元気ですから。ホント』
看護士『あれー、元気に見えるのは弟さんが来た時だけで……』

姉「おーい、弟出てこーい」
弟「……姉ちゃん、もうトイレ？」
姉「うんにゃ。看護さん行ったからなんかお話しよう」
弟「……姉ちゃん」
姉「なーに？」
弟「苦しくない？」
姉「ぜーんぜん。あはは」
弟「……」

姉ｗ「今まで、ありがとう……」

弟　「何か悪いもん食ったか、馬鹿姉」

姉ｗ「違うわ、あのな間際の言葉考えてんの」

弟　「安心しろ、しばらく死なない。死神が尻まくって逃げるぞ」

姉ｗ「けほけほ、しあわせ……だったよ」

弟　「何て邪悪な目だ」

姉ｗ「弟！　か、肝心なの忘れてた！」

弟　「思い出したか、実は健こ」

姉ｗ「あの木、葉っぱ一枚残しでむしって来いや」

弟　「で、最後の一枚が散ると同時に姉も死ぬと」

姉ｗ「感動のストームよぅ、見て見て！　これペットボトルに涙も溜めてるからな！」

弟　「ごめん、オレがその葉っぱむしったるから早いとこ逝け馬鹿」

姉ｗ「けほけほ、ああ……時が見える」

弟　「つか涙溜めるって……うわ！　何このたまねぎ！」

保守

病弱妹も良さ気だったが、こちらもなかなか

お前らの才能は異常
k涙

病弱姉と妹はどうだろう

姉「ねぇ弟」
弟「なに？」
姉「お姉ちゃんに何かして欲しいことない？」
弟「なんだよ急に」
姉「いや、ほら、ね。あんまりお姉ちゃんらしいことしてあげてないなーなんて・・・さ」
弟「・・・・・・じゃあ、そうだな」
姉「ん？なになに？何でも言ってごらん」
弟「じゃあ・・・元気になったら、一緒に遊びに行こう」
姉「いやぁーなかなか難易度の高いお願いだなーそれはｗ」
弟「・・・そんなこと言うなよな。」
姉「あり。ごめんごめん。」
姉「そうだね。頑張って元気にならなきゃね。」

友｢お前の姉貴体育の時間に熱射病ではこばれったぞ？｣
男｢いつものことじゃん｣

男｢ぅいー！馬鹿姉貴！元気に寝てるかー｣

姉｢迎えに来てくれたの？｣

男｢しかたなくな｣
姉｢……ごめん｣

男｢かえんぞ、｣

妹「失礼しまーす」

姉「おお、よく来たね妹よ」

妹「はい、これ」

姉「流石は私の妹。よくわかってるじゃあないか」

妹「あんまり食べちゃ駄目だよ？先生にも控えるように言われてるんだし・・・」

姉「まぁいいじゃないか。短い人生楽しまなければ損じゃない」

妹「！！・・・・どうしてそんなこと言うの・・・？」

姉「ん？あ、あれ？泣いてるのかい・・・？」

妹「ぐすっ・・・・わ、私・・・お姉ちゃんがいなく・・・なったら・・・・ひっく・・・・」

姉「あー、ごめんごめん。お姉ちゃんが悪かったよ。ほら、これからは控えるようにするから。ね？」

妹「・・・ほんとうに？」

姉「ほんとうだよ。だからほら、泣かないで。妹の泣き顔はお姉ちゃん一番見たくないんだからさ」

ここんとこ毎日こんなんばっかだな…

おれの元カノも天国で待っててくれるかな
常識的に考えて…

うちのオリキャラにも病弱姉と元気妹がいるんだが、悲しくなってきた

姉（あ、金縛りだ）

姉（体は眠ってるけど、頭は起きてるって奴だな。
　私の体力無くなっちゃったんだなー）

姉（このまま死ぬのかもなー）

姉（あれ、足音……？　弟だ！　起きないと！　私、起きないと！）

弟「姉ちゃんこんちー」

姉「こんちー」

弟「……なんか息荒くないか？」

姉「そんな事ないから。……ありゃ？」

弟「どうした？」

姉「体を起こせない。力が入んないや」

弟「それ、やばいの？　看護婦さん呼ぶ？」

姉「いんや、全然。楽勝だし」

J('ー`)し「ｹﾎｹﾎ・・・ごめんねいつも迷惑かけてごめんね･･･」
男「・・・それは言わないって約束だろ」
J('ー`)し「本当にごめんね・・・」

http://imepita.jp/20070713/084980
なんかこんなイメージ･･･orz

うめぇ！！

保守

保守

色白白髪で明るい性格なイメージ
髪はわざと白に染めてる


朝まで残ってたら書いてみよう
おやすみ捕手

ザジの龍宮

なんでいっつも絵師様(笑)がわくのだろうか…
個々のイメージがあるんだからやめてほしいよ

>>87
いつ俺の頭の中を覗いたんだｗｗｗｗｗ

保守

保守

「げほっ！げほっ！ごぼえぇぇ…」
「ね、姉ちゃんが…産気づいてる」（ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ）

保守

保守

常識的に考えてみたいなのを読むと彼女の事がもっと愛しく思えるよね。

すごい彼女を抱きしめたくなった。

このスレの勢いが途中で止まったのはみんな常識的に考えてに夢中になってたんだと思うw

ふと思ったんだが、これ途中から「病床姉」になってね？
面白いからいいけどさ。

保守

保守

★

保守

(´・ω・｀)保守

サンのトリヒア →　アサヒのサントリ

妹なら弱々しいってのがすぐに出るんだが姉だと何故か即末期まで飛ぶ

何故だ、俺の脳内よ………


さて、ほす

ほ

保守

俺は姉が生存すると信じてる

(´・ω・｀)保守

病弱と末期は違うだろ・・・

なんでみんな死亡フラグ立ってんだ

ほ？

姉「肌がカサカサしてる……。ね、ちょっとクリーム塗って」
弟「いいよ」
姉「全身に塗って。エステっぽく」
弟「それはダメ。それと脱ぐな」
姉「なんだとー。……げほっげほっ！」
弟「ほら、あったかくして」
姉「……」
弟「どうしたの？」
姉「なーんか、あんたの為に綺麗なお姉さんになりたかったなー、と思って」
弟「何で過去形なの？　病気が治ればなれるよ」
姉「お世辞が上手くなったねえ、いつの間にか」
弟「怖い姉の下で弟やってますから、ヨイショしないと」
姉「あら、こんな病人がまだ怖いの？」
弟「うん、姉ちゃん」
姉「そ。……」
弟「あと、お世辞じゃないし」
姉「え？」
弟「姉ちゃん、クリームってこれ？」
姉「……うん」

>>111
「和くん!!!!」

>>113
悲しい話は簡単に書けるからだ思う

保守

>>117
そーだろね
悲しい話なら陳腐だのご都合主義だの叩かれにくいし
とりあえず感動させられるしで楽だろーね



つまりHAPPYENDお願いします・・・orz

ほ

保守

ハッピーエンドになると信じて保

保守

そして萌え戦士に改造された姉
弟｢どうしたの？姉ちゃん、具合良さそうだけど・・｣
姉｢・・・｣

　心配ないであります！
　心配ないですぅ〜
→心配ないっちゅうねんﾋﾟｺﾝ
姉｢心配ないっちゅうねん(機械的に)｣
弟｢なんか違う！｣ｶﾞﾋﾞｰﾝ

保守

>>119
ケータイ文学ｗがまさにそれ

保守

ほ

(´・ω・｀)保守

妹がいるやつに妹属性がないように
姉がいる俺には姉属性はない
姉「〜〜〜」となっているだけで引く俺ガイル

ＳＳ考えてるとリアルの姉に脳内変換されて
それが予想以上に堪え難いと

(´・ω・｀)保守

病弱姉が好きなら羊のうたがおすすめ

このスレはすげぇ鬱になるな・・・
あれ？眼から鱗が

ハッピーエンドきぼん‥

>>133
千砂…

(´・ω・｀)保守

(´・ω・｀)保守

保守( ^ω^)

姉がいるのに姉属性の俺が来ましたよ
シスコンではないけどね

保守

(´・ω・｀)保守

姉がいるけど２次とリアルを重ねたことがない俺もいますよ

(´・ω・｀)保守

文才の無い俺がハッピーエンドを目指していいかな？

ダメだよな…ごめん。

>>145
ぞんぶんにいけ！

ほ

hosyu

保守

自分の姉がちょっとこんなんだから胸が痛くなる