キョン「雨だな…」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
キョン「雨だな…」
ハルヒ「うん…」
キョン「…ところで、お前はいつ帰るんだ?」
ハルヒ「やんだら帰るわよ」
キョン「そうか…」
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:35:01.90 ID:3/19w4U8O
なーんだ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:35:11.62 ID:0yacVPsf0
古泉「お二人方、こんな所にいましたか」
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:36:29.08 ID:OqdjbFTTO
キョン「…雨だな」
長門「ですよねー☆」
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:37:31.48 ID:+GA2ofNM0
長門「環境情報の改竄」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:39:06.24 ID:D3xEu3pV0
ハルヒ「…おなか、すいたわね」
キョン「カップ麺ならあるぞ」
ハルヒ「じゃああたしは赤いきつね」
キョン「ちょっとまて!」
ハルヒ「…」
キョン&ハルヒ「じゃんけんぽん!」
キョン「…こいつに勝てるはずが無いか」
ハルヒ「じゃあ私がきつねね!お湯入れてあげるから感謝しなさい」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:42:55.76 ID:D3xEu3pV0
キョン「…お前、まさかてんぷらを入れたままお湯を注いだんじゃあるまいな?」
ハルヒ「? 普通、入れるでしょ? なに? てんぷら嫌いなの?」
キョン「そ、そうじゃなくてだなー! お前は、『あとのせ』というものを知らんのか!」
ハルヒ「…はぁ? 男のくせに、ちっちゃいわねー…どうせ入れるんだから、後も先も同じでしょ?」
キョン「全然違う! …あー…せっかくのてんぷらがべチャべチャに…」
ハルヒ「…なんなの? カップ麺ごときで」
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:45:17.68 ID:pXHBn8To0
キョン「雨だな…そしてオレのあそこも大洪水!なんつて」
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:47:12.09 ID:D3xEu3pV0
キョン「…」
ハルヒ「…なんなの? 人のことジロジロ見て」
キョン「…お揚げ、うまそうだな」
ハルヒ「そんなべチャべチャのてんぷらより、数倍おいしいわ」
キョン「だから、お前がべチャべチャにしたんだろうが! 本来なら、あとのせして、少しずつつゆを浸しながらサクサクと…」
ハルヒ「…なにそのこだわり? 気持ち悪い」
キョン「…もういい。ごちそうさま」
ハルヒ「食べ終わるの早いわね」
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:50:26.31 ID:wL/RuOG10
期待
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:50:43.09 ID:D3xEu3pV0
ハルヒ「…暇ね」
キョン「だから、暇なら帰れ」
ハルヒ「…キョン、こんなか弱い女の子を、雨空の下に放り出す気なの?」
キョン「…」
ハルヒ「それより、のどがかわいたわ。ジュースかなんか、ないの?」
キョン「ない」
ハルヒ「…じゃあ、その後ろにあるものは?」
キョン「…飲め」
ハルヒ「悪いわね」
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:51:00.58 ID:Qy7JC35Q0
影ながら期待してる
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:53:06.73 ID:5IzwIlItO
アーメン
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:53:50.56 ID:x9fk+b6L0
とりあえずwikiに残ってる自作SS思い出した
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:55:17.32 ID:8RB8BNt60
二期祭りの中・・・
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:55:55.95 ID:D3xEu3pV0
キョン「…」

ムスカ「見ろ! 人がゴミのようだ!」

ハルヒ「…」

ムスカ「すばらしいショーだとは思わんかね?」

キョン「…ラピュタねぇ。何回見たかわからんが。ハルヒはなぜ今更ラピュタを?」
ハルヒ「…ねぇ、キョン?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「このムスカってヤツ…世界史の先生に似てない?」
キョン「む、言われてみれば…。あ、じゃああの太った将軍、これ生活指導の!」
ハルヒ「ああ! そっくりね!」
キョン「だろ!? んでさ、あとここで出てくる…」



パズー&シータ「…バルス!」

キョン「…名台詞くるぞ」
ハルヒ「くるわね…」

ムスカ「…あぁ…目が…めg」

キョン「…って、なんでこのタイミングで停電なんだよ!!」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 19:57:43.91 ID:Qy7JC35Q0
停電・・・wktk
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:00:15.10 ID:D3xEu3pV0
ハルヒ「…」
キョン「雷か…ま、しばらくすれば点くだろ」
ハルヒ「…」
キョン「…どうした? もしかして…」
ハルヒ「なにも怖くないわよ!」
キョン「…そうか」
ハルヒ「…ねぇキョン?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「…なにかしたら、殺すから」
キョン「…なにかって…具体的になんだ?」
ハルヒ「そ、それは///」
キョン「…あ、点いた」
ハルヒ「…」
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:05:34.67 ID:D3xEu3pV0
キョン「…雨、やまないな」
ハルヒ「…そうね。なんか、だるくなってきたわ。帰るの」
キョン「おい…まさか、このままウチに泊まる気じゃないだろうな?」
ハルヒ「そ、そんなわけないでしょ!? アンタみたいなのと一緒に寝たら、何されるかわかったもんじゃないわ!」
キョン「…いや、仮にお前を泊めるとしても、一緒には寝ないぞ? 常識的に考えて」
ハルヒ「え!? あ…/// ま、まぁ今のは物の例えよ! アンタみたいなのとは、同じ屋根の下にいるだけで危険だってことよ!」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…やまないな。ホントに」
ハルヒ「…そ、そうね」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:12:26.84 ID:D3xEu3pV0
ハルヒ「…暇ね。面白いゲームとか、何かないの?」
キョン「お前がやって面白いと思えるものは、ない」
ハルヒ「…あたしが探すわ。どいて」
キョン「…ま、まて!」
ハルヒ「なんなの? この派手なパッケージ… !? な、なにこれ///」
キョン「いや! 違うんだ! これは…」
ハルヒ「…いつもアンタがどんなモノでヌイてるか、わかった気がするわ」
キョン「…な!? と、年頃の娘がヌくとかヌかないとか言うもんじゃない! 第一誤解だ!」
ハルヒ「ふーん、じゃあちょっとつけてみる? …パソコン用か」
キョン「…わかった。俺の負けだ。もうそれを返してくれ。そっちでスマブラでもやろう」
ハルヒ「わかったなら、さっさとゲームキューブセットしなさい!」
キョン「…はい」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:15:44.71 ID:iiWf3y0f0
期待期待
で、二期は釣りなのか?
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:16:36.95 ID:D3xEu3pV0
妹「あ、スマブラだー! あたしもやるー!」
キョン「次の回からな!」
ハルヒ「…キョン、あんた…弱い?」
キョン「な!? 俺のキャプテンファルコンを愚弄する気か!?」
ハルヒ「さっきからファルコンキックで自滅してるんだけど…」
キョン「…すまん、自重する」
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:18:27.34 ID:Qy7JC35Q0
>>21
間近じゃねーかよ
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:20:54.18 ID:oVkBHdCH0
キョン「雨だな…」
ハルヒ「うん…」
キョン「…とこ・・・・・・はいつ帰るんだ?」
ハ・・・・・・・・・・ルヒ「やん・・・だら帰・・・・よ」
キョ・・・ン「そうか…」・・・・
・ョン・・・・・・・・・・・・・・・・「・・・・・・
・・・・・・・・・」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
tanasinn「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:23:09.13 ID:D3xEu3pV0
妹「あたしカービィー!」
キョン「…悪いことは言わん。お前はストーンで自滅するだけだから、やめろ」
妹「しないもーん!」
ハルヒ「…キョン。アンタ、人のこと言えるの?」
キョン「…俺、ファルコン引退するわ…」
ハルヒ「賢明ね。ねぇ、ところであたしのプリンはセンスがあると思わない?」
キョン「…!? なんだこの生物!? 寝てるだけで相手を吹っ飛ばせるのか…こいつ、見かけとは裏腹に強キャラ!?」
妹「プリンつよーい!」
ハルヒ「でしょ? 妹ちゃん! でもあなたのピカチュウもなかなかよ!」
キョン「…完全に取り残されている。だが、俺もプリンを使えば!」



キョン「…なんだこいつ。弱すぎ」
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:24:10.29 ID:Zv/J2vf90
>>22
いるんだよなーファルコンキックばっかり使う奴
乱戦時に中距離から突撃するか、相手の壁際への復帰潰しに最適
昔TVで見た上級者のキックは凄かった
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:24:50.49 ID:4D7U4AmV0
ところで驚愕まだ?
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:31:28.82 ID:D3xEu3pV0
キョン「…ひたすらボコられて終わった」
ハルヒ「アンタ、妹ちゃんのストーンにハマりすぎよ!」
キョン「あれは人間の反射神経じゃ回避できんだろ…」
妹「ピカチュウもいいけど、カービィもおもしろーい!」
キョン「もうゲームはいい! お前はもう部屋に戻れ」
妹「えー! もっと遊びたーい!」
キョン「もうだめ! 戻りなさい! …んでハルヒ、お前はいつ帰るんだ?」
ハルヒ「…窓見なさいよ」
キョン「…一雨、弱まってるぞ? 傘貸してやるから、帰れ」
ハルヒ「やんだら帰るって言ってるでしょ? やまないと帰らない」
キョン「…そうか」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:41:25.23 ID:D3xEu3pV0
キョン「…次は何をする気だ?」
ハルヒ「もうゲームはいいわ! 何か暇つぶしになるもの、ないの?」
キョン「もうない! 頼むから、部屋を荒らさないでくれ!」
ハルヒ「…ホントつまらない部屋ね。もう一回スマブラやりましょう! あたしがアンタを鍛えなおしてあげるわ!」
キョン「いらん! 大体二人でやるモンじゃないだろスマブラは!」
ハルヒ「それもそうね…でも、このままアンタと二人でいてもつまらないし…誰か呼びなさいよ」
キョン「アホか! こんな時間から、一体誰をお招きするっていうんだ!?」
ハルヒ「有希か、みくるちゃんか、古泉君」
キョン「…迷惑だろうが! 俺は呼ばんぞ!」
ハルヒ「あ、あたし、ハルヒだけど」
キョン「言ってるそばから俺の携帯を勝手に!」
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:42:39.55 ID:K8Y7sq/JO
支援?
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:45:45.08 ID:cCAflID4O
支援
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:48:28.73 ID:D3xEu3pV0
ハルヒ「有希、聞こえる? 今、バカキョンの家なんだけど」
キョン「で、誘ったのは長門か!」
ハルヒ「…うん、今から来れる? …ああ、キョンに迎えに行かせるわ!」
キョン「そして俺が迎えに行かなければならないのか!」
ハルヒ「うん、じゃあ今から行かせるわね! …じゃあ、行ってらっしゃい」
キョン「ふざけんな! それに、長門はきちんと承諾したのか!?」
ハルヒ「当たり前じゃない! ほら、迎えに行きなさいよ! 10分で戻ってこなかったら、罰金だからね!」
キョン「そんな無茶な! …しかたねぇ。行ってくるよ」
ハルヒ「いいから、さっさと! あたしを待たせるなんて、10兆年早いんだからね!」
キョン「くそ、帰ったら覚えてやがれ!」
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:52:29.33 ID:VDbI/tJE0
これは・・・いい
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 20:58:29.87 ID:D3xEu3pV0
キョン「―――すまんな。あいつに付き合わせちまって」
長門「……いい」
キョン「ホントか? …もしかして、忙しかったとか。こんな時間だし」
長門「……」
キョン「あいつ…強引だからな…」
長門「……」
キョン「…まぁ、なるべくすぐ帰れるようにするから、な?」
長門「……」
キョン「…こいつと会話を続ける術を、誰か教えてくれ…! 気まずくて仕方がない!」
長門「…何か、言った?」
キョン「…いや、なにも。そういえば、お前を家に招くってのは珍しいな」
長門「……」
キョン「…まぁ、ゆっくりしていってくれ。ほら、これが我が家だ」
長門「…そう」
キョン「足元、気をつけて…って危なッ!(がしっ)」
長門「……」
キョン「言ってるそばから…ほら、気をつけろよ」
長門「…うん」
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:07:25.75 ID:K8Y7sq/JO
支援
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:10:14.10 ID:D3xEu3pV0
ハルヒ「遅い! 今何分かわかってるの!?」
キョン「知らん。ほら、長門が来たぞ」
ハルヒ「あ、有希! わざわざ悪いわね! もしかして忙しかった?」
長門「…多忙と言えば、いつも多忙。でも、いい」
ハルヒ「そ、そう…なんか、悪かったわね…」
キョン「…で、そんな長門を呼んでお前は何をしたかったんだ?」
ハルヒ「だからスマブラよ! 有希、このゲームやったことあるわよね?」
キョン「…スマブラのために、わざわざ招かれたのか…長門…」
長門「…未経験。でも、問題ない」
ハルヒ「そう? なら、さっそくやりましょう!」
長門「……」
キョン「…長門に勝てるわけがないだろハルヒ!」
ハルヒ「ん? 何か言った? キョン?」
キョン「いや、なにも…」
ハルヒ「そう…って、なんかこのコントローラー調子悪いわ…アンタのと交換ね」
キョン「な!? お前は俺を更に弱体化させる気か!?」
ハルヒ「いいから貸しなさい!」
キョン「…おいっ! コードを抜き換えるんじゃない! …くそっ」
長門「……」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:17:07.53 ID:qrWFGCypO
これは新ジャンルか何か?
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:22:23.48 ID:D3xEu3pV0
キョン「…というか、わざわざコード抜き換えなくても、コントローラー交換するだけでいいだろうが!」
ハルヒ「1Pは譲らないわ」
キョン「…お前のその1Pへのこだわりは、どこからくるんだよ…」
ハルヒ「なんとなく1Pがいいだけよ! それより、さっさとキャラ決めなさい!」
キョン「…なんか、勝手に→にカーソルが動くんだが…」
ハルヒ「だから、アンタのと交換したんじゃないの! 男ならガマンしなさい!」
キョン「…わかったよ。どうせ勝手に→に動こうが動くまいが、負けることには変わりないんだし」
長門「……」
ハルヒ「有希、キャラはどれがいいの?」
長門「……これ」
キョン「アイスクライマーか…またクセのあるキャラを…」
ハルヒ「望むところよ! あたしのプリンに勝てるかしら!?」
キョン「あーあ、どうなってもしらんぞ俺は…」



ハルヒ「…え? 有希…ホ、ホントに始めてなの?」
長門「…うん」
ハルヒ「うそよ、信じられないわ…」
長門「……」
ハルヒ「あたしが1ダメージも与えられずに負けるなんて…」
キョン「…あちゃー。やっぱこうなったか」
ハルヒ「…も、もう一度よ! このあたしが、こんな屈辱的な敗北をするなんて!」
キョン「お、俺は抜けてもいいか?」
ハルヒ「なに!? 当たり前でしょ!? アンタなんて、邪魔以外の何者でもないわ!」
キョン「…ああそうかい、勝手にしろ」
長門「……」
キョン「ぼそぼそ(長門、もっと痛めつけてやれ)」
ハルヒ「さぁ、行くわよ!」
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:26:51.82 ID:K8Y7sq/JO
支援
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:30:00.44 ID:F8snNE3x0
期待
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:31:08.03 ID:e7j2jijEO
ハルヒ厨か…
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:31:59.52 ID:D3xEu3pV0
二戦目

ハルヒ「…なんなの…? こ、攻撃がまったく当たらない…」
長門「……」
ハルヒ「…もう一度よ!」
キョン「…」

三戦目

ハルヒ「な、なんなの!? この憎たらしい双子は!」
長門「……」
ハルヒ「有希、もう一度やるわ! …キョン、暑い! 窓開けなさい!」
キョン「開けたら、雨が入ってくるだろうが! また強くなってきたんだよ…」
ハルヒ「扇風機か、クーラーでもないの!?」
キョン「まだそんな時期じゃない!」
ハルヒ「…じゃあ冷たい飲み物でも持ってきなさいよ! 気が利かないわね!」
キョン「くそ…この女、ここが人の家だということを忘れてないか!?」
ハルヒ「何後ろ向いてぶつぶつ言ってんのよ! 言いたいことがあるなら、はっきり言ったら!?」
キョン「なんでもない。だが、そんなに飲み物が欲しいなら、持ってきてやらんこともない」
ハルヒ「回りくどいわね! うっとおしいから、さっさと持ってきなさい!」
キョン「はいはい。じゃあ長門、お手柔らかにな?」
長門「……(こくっ)」
ハルヒ「手加減されて勝っても嬉しくないわ! ゲームとはいえ、あたしを相手にしてるのよ! 全力でかかってきなさい!
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:37:08.16 ID:K8Y7sq/JO
支援
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:43:57.08 ID:D3xEu3pV0
キョン「…麦茶しかなくてすまんが―」
ハルヒ「あー、もう! なんで、さっきから1ダメージも与えられないのよ!!」
長門「……」
キョン「…今、何戦目だ?」
ハルヒ「そんなの数えてるわけないでしょ! アンタは今まで食べたパンの枚数を覚えてるの!?」
キョン「…そうか。まぁ、そりゃあそうだろうな…麦茶、ここに置いておくぞ」
長門「……(スッ)」
キョン「おい、長門! ゲーム中に麦茶に手を伸ばしたら…!」
ハルヒ「隙アリ! 記念すべき初ダメージ…!」

C.ファルコン「ファルコンパーンチ!」

ハルヒ「…なんで、こうなるの?」
キョン「…心中お察しする」
長門「…(ごくごく)」
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:48:02.31 ID:v2CTPgIZ0
長門は絶の使い手
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:49:08.95 ID:K8Y7sq/JO
支援
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:56:35.02 ID:D3xEu3pV0
キョン「一応手加減はしているのか…長門は先程からランダムでキャラを選択し、プレイしている」
ハルヒ「…クッパがこんなに強いとは、思わなかったわ…」
キョン「だが長門なら、どのキャラを選んだところで大した違いは無いだろう」
ハルヒ「有希、アンタ…さっきからランダムでキャラ選択してるけど、手加減のつもりなの!?」
長門「……」
キョン「こいつは初心者だ。どのキャラを選んだところで…」
ハルヒ「初心者ですって!? どこが!? プロも顔負けのテクニックよ!? …もう二度と私の前で有希を初心者なんて言わないで!」
キョン「あーあ…相当プライドがズタズタになってるな…」
長門「…こしょこしょ(そろそろ、負けるべき?)」
キョン「ぼそぼそ(ああ、その通りだ。できるだけ自然に、負けてやってくれ)」
長門「…こしょこしょ(わかった)」
ハルヒ「さぁ! もう一回!」
キョン「ハルヒ、麦茶片付けるぞ…」
ハルヒ「うるさい! 気が散る!」
キョン「…お前がもってこいって言ったんだろうが!」
長門「……」
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 21:59:33.71 ID:K8Y7sq/JO
支援
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:03:50.39 ID:D3xEu3pV0
キョン「ったく。ハルヒの野郎、結局一口も飲まずに…」

ハルヒ「キョン!! やったわ!! 有希に勝った!! 努力がついに実ったのよ!!」
キョン「うおあっ!? …き、急に部屋から飛び出してくるな! あと静かにしろ! 今何時だと思ってる!」
ハルヒ「そんなの、この感動に比べたら、全然問題にならないわ!!」
キョン「だから静かにしろって! ここは廊下だぞ! 親が起きてくる! …というか、さっさと帰れ!! もう雨は…!」
ハルヒ「…ジャンジャン降ってるけど」
キョン「…そうか。だが、これ以上いると、ホントにお前を泊めなきゃならなく…」
ハルヒ「別にいいわ。あたしがこの部屋を使うから、アンタは他の部屋で…」
キョン「ッッ!? ば、ばかッ! もういい! 送っていくから帰るぞ!」
ハルヒ「え…きゃっ!? ご、強引に引っ張らないでよ! アホキョン!」
キョン「ほら、長門も! 帰るぞ!」
長門「…(こくっ)」
50亡霊 ◆QE/imkQImU :2007/07/05(木) 22:04:07.23 ID:2KKICF1U0
ああ
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:05:10.99 ID:K8Y7sq/JO
支援
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:06:17.80 ID:19as7jUa0
wktk産業
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:06:36.91 ID:D3xEu3pV0
キョン「――今日は、迷惑かけたな」
長門「……」
キョン「…雨、ひどいな…」
長門「……」
キョン「いつまで降るんだろうな…」
長門「…明日の正午には、晴れる」
キョン「…ん、そうか」
長門「…そう」
キョン「…」
長門「…」
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:12:27.02 ID:D3xEu3pV0
キョン「ハルヒ、楽しそうだったな…」
長門「……」
キョン「今度、俺にスマブラ教えてくれないか? ハルヒにバカにされっぱなしでシャクなんだよ」
長門「…言語では説明できない。理解もできない」
キョン「…そ、そうか…だと思ったよ…」
長門「…」
キョン「…ああ、ところでさ」
長門「…なに」
キョン「なんで、アイスクライマーを選んだんだ?」
長門「……」
キョン「ほら、途中からランダムでキャラ選んでたけど…」
長門「……」
キョン「最初に、自分でアイスクライマーを選択してたよな? それはなぜだ?」
長門「…愛くるしい?」
キョン「ん…?」
長門「…口では、感情をうまく伝えることができない」
キョン「そ、そうか…すまん、変なこと聞いて」
長門「…別に、いい」
キョン「…」
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:14:54.04 ID:K8Y7sq/JO
支援
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:15:23.80 ID:Tnh+wf1qO
>>53
ん?これはフラグだよな?
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:17:09.87 ID:D3xEu3pV0
キョン「…着いたぞ、お前の家だ…じゃあ、また明日。おやすみ」
長門「……」
キョン「…じゃ、じゃあな?」
長門「楽しかった」
キョン「…え? 長門?」



キョン「…あれ、いない…」



キョン「…俺も、帰るか」
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:20:25.33 ID:K8Y7sq/JO
支援
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:26:30.99 ID:D3xEu3pV0
キョン「…おい、ハルヒ」
ハルヒ「…なによ」
キョン「…本当に、帰らないつもりか?」
ハルヒ「…うん。雨、やまないんだもの」
キョン「もう一度言うが、送って行ってやるから…」
ハルヒ「帰らない! 濡れるのが嫌」
キョン「…明日、学校だぞ? 泊まってもいいのか?」
ハルヒ「…朝早く家に戻れば、学校には間に合うでしょ?」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「わかった。今日だけだぞ?」
ハルヒ「だから、帰らないって… ? キョン?」
キョン「俺は、居間の狭いソファーで寝るとするよ」
ハルヒ「ほ、ホントに…いいの?」
キョン「俺の気が変わらないうちに、とっとと寝たらどうだ? もう遅いし」
ハルヒ「う、うん…あ、ありがと…」
キョン「ただし、親が起きる前に、帰れよ。朝起こしに来るから、ちゃんと起きること」
ハルヒ「わ、わかった…」
キョン「じゃ、そういうことだ。おやすみ」
ハルヒ「あ、待って、キョン!」
キョン「…? なんだ?」

ハルヒ「…おやすみ!」

キョン「…ああ、おやすみ」



END
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:29:23.02 ID:yYo77eJN0
あらためてハルにゃんはいいな、>>1お疲れ
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:29:24.02 ID:l1Atyi3i0
おつ
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:29:51.34 ID:v2CTPgIZ0
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/05(木) 22:30:30.31 ID:p9rSh3DtO
スマブラに突っ込みすぎだろw

とりあえず乙
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。

スマブラやりたくなったwww