1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ミーン…ミンミンミンミーーン…
俺 「はぁ〜…のど渇いたな…」
茶 「じゃあ、私を飲めば良いじゃん」
俺 「あぁ…そうだな…」
茶 「……」
俺 「……」
茶 「…早く飲んでよ」
俺 「そうだな…」
茶 「……」
ミーン…ミーン…ミーーン…
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01:51:14.40 ID:oHaFRWE70
俺 「Zzz…」
茶 「…(また布団を被らないで寝てる…まったく…寝相が悪いんだから…)」
俺 「Zzz…」
茶 「…(よいしょっ…と)」
フワサッ
俺 「Zzzzzz…」
茶 「…ふぅ」
俺 「Zzz…ん…んぁ〜……ん?」
茶 「Zzz…」
俺 「また冷蔵庫に入らないで寝てる…」
茶 「Zzz…」
俺 「よいしょっ…と…」
ガチャッ
バタン
茶 「Zzzzzz…」
俺 「…ふぅ」
俺 「Zzzzzz…」
茶 「Zzzzzz…」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01:54:52.56 ID:d9vNQa4X0
おっはーーーーーーー!!!!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01:57:29.56 ID:oHaFRWE70
俺 「ふぅ〜、さっぱりしたぁー」
茶 「あっ、お風呂に入ってたんだ」
俺 「ん?うん」
茶 「じゃあさっ、風呂あがりに私を飲んでよ。キンキンに冷えてるからさ」
俺 「ん…いや、いい…お前も風呂に入ってこいよ」
茶 「…うん」
俺 「……」
俺 「……」
ガチャ
バタン
ゴクゴクッ
俺 「…プハァ」
俺 「……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:00:51.76 ID:d9vNQa4X0
おっはーーーーーーー!!!!
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:03:32.86 ID:eamkNe1b0
加藤茶にしか見えない
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:05:50.44 ID:oHaFRWE70
俺 「ただいま〜」
茶 「おかえりなさい。どこに行ってたの?」
俺 「ん?ちょっと買い物に…」
茶 「ふ〜ん……あっ、それ……」
俺 「あ…いや、これは…」
茶 「…お酒はもう飲まないって約束したじゃない」
俺 「……」
茶 「お医者さんからも、あんなに注意受けてたのに…」
俺 「……」
茶 「私、あなたのことが心配で…」
俺 「…ごめん」
茶 「……」
バッ!!
俺 「!!ちょっ…おまえ何を…!」
茶 「ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…」
俺 「……」
茶 「ゴクッ…ゴクッ……プハァ……ヒック…」
俺 「……」
茶 「もう、お酒は買ってこないでね…ヒック…」
俺 「わかった…ごめん…」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:14:54.88 ID:oHaFRWE70
茶 「クッキー焼いてみたんだけど…食べる?」
俺 「マジで?食べる食べる」
ムシャムシャ
茶 「…どぉ?おいしい?」
俺 「うん、めっちゃおいしい」
茶 「ホント?よかった〜」
俺 「市販のクッキーよりおいしいよ」
茶 「ありがと、うれしい…ところで、のど渇かない?」
俺 「ん?あぁ、確かにちょっと喉がかわ…」
茶 「!!だったらさ!私を飲ん…」
俺 「あーー、まぁいいや。大丈夫だから」
茶 「…そう」
ムシャムシャ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:23:15.15 ID:oHaFRWE70
俺 「愛してるよ…女…」
女 「私もよ…俺クン…」
俺 「チュッ…チュパッ…ジュルッ…ジュルル…」
女 「ん…あぁ…はぁっ…アァ…」
俺 「…そろそろ入れるよ」
女 「うん…来て…」
ギシッ… ギシッ… ギシッ…
茶 「……」
俺 「…ハァ…ハァ…」
女 「…ハァ…すっごくよかったぁ…」
俺 「うん…俺も…」
女 「ねぇ、いっぱい汗かいたから、のど渇いちゃったね…」
俺 「あぁ…」
女 「冷蔵庫の中にあるお茶、飲んでもいい?」
俺 「……」
女 「…?ねぇ、冷蔵庫の中のお茶、飲んでも…」
俺 「いや、近くに自販機があるから、俺がジュース買ってきてあげるよ」
女 「そう?じゃあお願いするわ」
俺 「わかった…じゃ、ちょっと行ってくるよ」
女 「うん…」
ガチャ タッタッタッタ…
茶 「……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:25:50.57 ID:oHaFRWE70
ミーン…ミンミンミンミーーン…
俺 「はぁ〜…のど渇いたな…」
茶 「じゃあ、私を飲めば良いじゃん」
俺 「あぁ…そうだな…」
茶 「……」
俺 「……」
茶 「…早く飲んでよ」
俺 「そうだな…」
茶 「……」
ミーン…ミーン…ミーーン…
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:33:15.86 ID:oHaFRWE70
俺 「…あれ?水道の水が出ねぇ…なんでだ?」
茶 「どうしたの?」
俺 「水道から水が出ないんだ。料金払ってるはずなのに…」
茶 「最近水不足で、夜中は断水するってニュースで言ってたわよ」
俺 「そっか…最近雨降ってないもんなぁ…」
茶 「そうね…」
俺 「はぁ…」
茶 「…のど渇いたの?」
俺 「いや…うん、ちょっとね…」
茶 「そう…じゃあ私を…」
俺 「……」
茶 「私を…」
俺 「……」
茶 「…なんでもない」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:35:27.36 ID:udXq3lSu0
男・・・ごく普通の男性。お茶には恋愛感情というよりも、家族愛にも似た感情を
抱いており、妹のように可愛がっている。愛する男に飲んでもらうことが自分に
とっての幸せだと考えているお茶とは裏腹に、お茶にいつまでも傍にいてほしいと
願っている。
茶・・・ギャグで有名なコメディアン。若手そっちのけで活躍するお笑い界の巨星。
向上心が尽きることが無く、某番組で用意された高級料理の全てを、胡椒かけすぎ
でクシャミするギャグのためだけに駄目にするほど。
しかし最近の後輩たちからの突き上げに、そろそろ限界を感じている・・。
すれ違うふたり・・・その運命は神のみぞ知る・・・・・!!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:49:29.90 ID:oHaFRWE70
俺 「Zzz…」
茶 「…(私はあの人に美味しく飲んでもらいたい…)」
茶 「…(それが私にとって一番の幸せ…だと思ってた…)」
茶 「…(でも…)」
俺 「Zzz…」
茶 「…(私…あの人のそばに…ずっと居たい…)」
茶 「…(あの人とずっと一緒に居たい…)」
茶 「…(あの人に飲まれるのが…怖い…)」
俺 「Zzz…」
茶 「…(また布団を被らないで寝てる…まったく…寝相が悪いんだから…)」
俺 「Zzz…」
茶 「……」
フワサッ
俺 「Zzzzzz…」
茶 「……」
ガチャッ
バタン
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 02:51:38.20 ID:oHaFRWE70
ミーン…ミンミンミンミーーン…
俺 「はぁ〜…のど渇いたな…」
茶 「そうなんだ…じゃあ…私を…」
俺 「……」
茶 「私を…」
俺 「……」
茶 「…なんでもない」
俺 「…そうだな」
茶 「……」
ミーン…ミーン…ミーーン…
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:00:19.33 ID:oHaFRWE70
プルルルル…プルルルル…
茶 「あれ?電話がなってる…」
ガチャ
茶 「はい、もしもし…」
電 「あっ、俺さんのご家族の方ですか?」
茶 「はいそうですが…どちら様でしょうか?」
電 「私、○○病院の者ですが、俺さんが先ほど救急車で運ばれまして…」
茶 「えっ!!ほ、ほんとですか!!?」
電 「は、はい、なんでも脱水症状で…」
茶 「すっ!すぐ行きます!!!」
電 「あっ、ちょっ…」
ガチャン!!
茶 「なんで…!なんで…!!なんで…!!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:03:28.16 ID:oHaFRWE70
タッタッタッタッ…
茶 「早く私があの人に飲まれてれば…こんなことには…あぁっ!もうっ!」
ブーーン
茶 「!!!あっ!タッ、タクシー!!」
キキーッ!!
バタン
茶 「すいません!○○病院までお願いします!!急いで!!!」
運 「はっ、はい!わかりました!」
ブーーーン
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:06:35.80 ID:oHaFRWE70
〜○○病院〜
運 「着いたよ、お嬢ちゃん」
茶 「ありがとうございます!あの、タクシー代…」
運 「いいよお嬢ちゃん、急いでるんだろ?早く行ってやりなよ、タクシー代はまた今度でいいから」
茶 「あっ、ありがとうございます!!」
タッタッタッタッ…
運 「…頑張るんだよ、お嬢ちゃん…」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:12:03.00 ID:oHaFRWE70
タッタッタッタッ…
看 「コラッ!廊下は走っちゃダメですよ!!」
茶 「すいません!急いでるんです!!ごめんなさいっ!!!」
タッタッタッタッ…
茶 「ハァ…ハァ…ハァ…ここだわ…ハァッ…ハァッ…」
ガラガラ
茶 「俺さん!!」
俺 「!!お茶!どうしたんだよ!何でここに…」
茶 「俺さんのバカッ!!!」
俺 「なっ、何だよ急に…!」
茶 「何で私を早く飲んでくれなかったのよ…!私…本当に心配したんだからっ…!!」
俺 「だっ…大丈夫だよ…軽い脱水症状だけだったんだし…」
茶 「バカッ…バカッ…!!私の気持ちも何にも知らないで…私…わたし…!!」
俺 「……お茶…」
茶 「…グスッ…バカッ…」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:22:47.22 ID:oHaFRWE70
〜○○病院の夜〜
俺 「Zzz…」
茶 「……」
俺 「Zzz…」
茶 「……」
ジョロジョロジョロロロ…
俺 「Zz…ん…なんだ…冷て……!!」
茶 ジョロジョロジョロロロ…
俺 「お…お茶!!なにやってんだ!!!やめろ!!!!」
茶 「…だ…だって…こうでもしないと…飲んで…くれないんだもん…」
俺 「半分にまで減って…おまえ…もっと自分の身体を大事にしろよ!!」
茶 「それはこっちのセリフ…あなたがまた脱水症状にでもなったら…わたし…」
俺 「お茶…」
茶 「好きな人が苦しむ姿を…もう二度とみたくないから…」
俺 「…それは…俺も同じだよ……」
茶 「えっ…」
俺 「お前は俺が責任を持って…いつかちゃんと飲んでやる…だから…」
茶 「……」
俺 「もう無茶なマネはするな…分かったな…?」
茶 「…うん」
俺 「……」
茶 「……」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:22:50.62 ID:cdtIKem/0
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:24:28.23 ID:oHaFRWE70
リーン…リーンリーン…
俺 「はぁ〜…のど渇いたな…」
茶 「じゃあ、私を飲めば良いじゃん」
俺 「あぁ…そうだな…」
茶 「……」
俺 「……」
茶 「…早く飲んでよ」
俺 「そうだな…」
茶 「……」
リーン…リーン…リーーン…
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:27:22.81 ID:RtYQ3j5mO
もしかして高孤クールの人か?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:28:37.64 ID:oHaFRWE70
おしまい。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:29:26.64 ID:oHaFRWE70
のど渇いたから、ポカリ飲んでくる。ノシ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:30:01.41 ID:oHaFRWE70
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:30:02.37 ID:CxvNvyvu0
こんな短いオナニー初めてみた
>>1は間違いなく早漏
乗っ取りたくなるな
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:30:32.39 ID:oHaFRWE70
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:31:22.04 ID:CxvNvyvu0
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:32:07.26 ID:oHaFRWE70
>>28 やめてもおk。
でもオナニーの時間は結構かけてるほうよ。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:36:41.56 ID:CxvNvyvu0
じゃあ時間かけずにやる
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:37:22.54 ID:oHaFRWE70
夏場はお茶を外(冷蔵庫外)にほったらかして置くと、すぐに腐っちゃうから気をつけてね。
要するに、そういうことが言いたかった訳です。
ではノシ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:37:45.41 ID:oHaFRWE70
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:41:47.36 ID:ny5JMqB90
せつねぇ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:44:09.76 ID:CxvNvyvu0
「お茶を飲むタイミング」
主人「いただきま」
がっしゃん!
主人「……これは、なんの真似だい?」
家令「早い」
主人「早い?」
家令「まだ、蒸らしが足りてない」
主人「いや、でもいい香りが」
家令「ふざけるな」
主人「………はい」
主人「もう、いいかn」
ばしぃっ!
主人「………はい」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:49:50.87 ID:GHRTdRQyO
わくてか
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 03:53:49.99 ID:CxvNvyvu0
家令「この書類にお目通しをお願いいたします」
主人「ああ、預かるよ。ところで、昨日の件なんだが」
家令「はい、既に処理は済んでおります」
主人「助かるな。ありがとう」
家令「お茶をお持ちしました」
主人「あれ? 頼んでないような」
家令「………」
主人「あ、その、気が利くね。いただくよ」
家令「焦るな。少し待て」
主人「でも、喉が」
家令「空気読め」
主人「………はい」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:00:07.20 ID:CxvNvyvu0
家令「あの、今お時間よろしいですか?」
主人「ああ、いいよ。どうしたんだい?」
家令「恥ずかしながら、お菓子を焼いてみたのですが……」
主人「お菓子って、それかい? おお、うまそうだね」
家令「もしよろしければ、ご主人様に召し上がって頂きたいのです」
主人「そうかい? 喜んでいただくよ」
あははうふふ
主人「じゃあ、お茶もいただk」
びしっ! びしっ!
家令「早いと言っている」
主人「今、2回叩いたよね?」
家令「あと、5分待て」
主人「ちょっと、聞いてる?」
家令「空気読め」
主人「………はい」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:01:21.33 ID:NfhhKvAZ0
うん、俺は、好き
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:06:02.43 ID:cdtIKem/0
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:06:45.41 ID:GHRTdRQyO
あげ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:08:42.98 ID:CxvNvyvu0
ばさばさっ
家令「きゃあっ!」
主人「大丈夫かい?」
家令「も、申し訳ございません! ああ、ご本が滅茶苦茶に……」
主人「そんなもの構わないよ。それより、君は怪我などしてないかい?」
家令「ええ、ありがとうございます。お恥ずかしいです……」
主人「それにしても、君からあんな声を聞くとは思いもよらなかったよ」
家令「まあ! 本当に意地悪な方ですね……」
主人「散々待っただけあって、ほんとおいしそうだね」
家令「無駄口を叩くな」
主人「は、はい。では、いただきます」ずずー…
ごっしゃばっしゃ!
主人「熱いっ!」
家令「馬鹿か。まずは香りを楽しめ」
主人「いやそれより熱っ!熱っ!」
家令「淹れ直す。少し待て」
主人「………はい」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:16:43.69 ID:GHRTdRQyO
あげ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:19:21.46 ID:CxvNvyvu0
主人「おや、花壇の手入れかい?」
家令「あら、ご主人様。手入れは庭師の方にお任せしております」
主人「じゃあ、散歩かな?」
家令「うふふ、少し寄り道をしてしまいました。 ……あの、お叱りですか?」
主人「まさか。私だって仕事の合間に息抜きさ。 そうだ、少し話でもしようか?」
家令「あら、いけないご主人様ですね。ふふ」
主人「あの、喉がからからなんだけど」
家令「辛抱が足りない」
主人「でもさ…… あ、そうだ。ちょっと話でもしようか?」
家令「時間の無駄」
主人「え?」
家令「今日は出が悪いな」
主人「今、どぎつい台詞が聞こえたんだけど」
家令「今日のお茶は中止する」
主人「え!?」
家令「黙れ」
主人「………はい」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:32:04.21 ID:CxvNvyvu0
主人「君は本当に働き者だね」
家令「そんなことはありません。私はまだまだ未熟者ですし」
主人「そんなに謙虚になるものでもないよ」
家令「ご主人様……」
主人「たまには手を抜いてもらわないと、私が気後れしてしまうよ?」
家令「いえ、そうは参りません。これは張り切ってご主人様にも頑張っていただかないと」
主人「これは一本取られたなぁ」
家令「うふふ。私が頑張るのは、ご主人さまに喜んで頂きたいからですよ」
主人「ねえ、たまには肩の力を抜いてさ」
家令「あと10分」
主人「……はい。あのさ、どうしてそんなにこだわるの?」
家令「愚鈍」
主人「え? あ、そっか。私においしいお茶を」
家令「お茶に申し訳がないだろう」
主人「え?」
家令「うるさい。集中できない」
主人「………はい」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:46:01.44 ID:CxvNvyvu0
家令「新人の紹介をいたします」
メイド「よ、よろしくおねがいいたしますっ! 新入りのメイドでございますっ!」
主人「はは、元気そうな子だね。君が教育係かな?」
家令「左様でございます」
主人「どうだい、メイド君? このお姉さんにしっかり教えてもらっているかい?」
メイド「は、はいっ! 家令さんはとっても優しいんですよっ! こないだだって」
家令「こら! ご主人様の前でそんな言葉使いを!」
主人「まあまあ。新人さんには大らかに育ってもらったほうが、私も気が楽だよ?」
家令「まあ、ご主人様は本当にお戯ればかり」
あははうふふきゃっきゃ
メイド「ご主人さまー、お茶をお持ちしましたー」
主人「あれ? 今日は君なのかい?」
メイド「は、はい? ちょうど今」
がしっ!
主人「!?」
家令「持って行くのが早い」
メイド「ぐふ、ごべんだざぃ……」
家令「その口の聞き方」
ぐぐぐ
メイド「がはっ! ぼ、ぼうじばげございばぜぶ……ぶくぶく」
主人「そ、その辺にしないと死んd」
家令「黙れ」
メイド「ぶくぶくぶく」
主人「………はい」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 04:57:07.98 ID:CxvNvyvu0
家令「茶葉の出具合は完璧」
主人「……はい」
家令「十分蒸らしたな」
主人「……はい」
家令「香りも楽しんだな」
主人「……存分に」
家令「よし、飲め」
主人「……いただきます」ごくっ
主人「………」
主人「………」
主人「………」
主人「うまい」
家令「美味しいですか?」
主人「ああ、いつも通り。 最高のお茶だよ」
家令「そうですか……よかった」
ああ、いつも通り
安堵した君の、最高の笑顔を見るために
「お茶を飲むタイミング」は、君にだけ任せたいと願う
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 05:02:36.44 ID:CxvNvyvu0
主人「ところで、あの新人さんは?」
家令「それが……3日と持たず辞めてしまいまして。いったい何が不満だったのか」
主人「へー」
家令「あ、ご主人様。 そろそろ、お茶の準備をしてまいります」
おわり
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 05:08:32.97 ID:CxvNvyvu0
正直、
>>12で落ちてることに後で気付いて愕然とした
ごめんね
>>12 お前がナンバーワンだ
ノシ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 06:54:26.90 ID:DkzsiUAq0
ageてみる
柿鯛けど時間茄子
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 08:26:38.10 ID:YoZiaCj1O
あげ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 08:28:51.30 ID:R4UOTKOR0
これはシュール
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 08:40:06.91 ID:D5L3k3EH0
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 10:08:46.47 ID:D/805VvaO
加
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 10:13:30.63 ID:HiIr6F8CO
ト
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 10:39:01.76 ID:qf+bHieT0
吉
ち
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 11:43:49.12 ID:qf+bHieT0
っ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 11:45:37.95 ID:oHaFRWE70
ん
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 11:58:09.90 ID:CxvNvyvu0
すげえ、完全に落ちるタイミングを見失った格好だなwww
誰か書けばいいのに
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 12:05:07.76 ID:D/805VvaO
焙じ茶
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 12:08:00.81 ID:oHaFRWE70
おーいお茶うめー。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 12:24:02.21 ID:oHaFRWE70
緑茶はおいしい。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 12:29:33.52 ID:oHaFRWE70
保守
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 12:49:45.26 ID:oHaFRWE70
茶
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 13:29:34.65 ID:oHaFRWE70
茶
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 13:38:45.97 ID:oHaFRWE70
茶
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 13:45:44.80 ID:oHaFRWE70
茶
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 13:59:52.14 ID:udXq3lSu0
・・・よくも僕の渾身の「カトちゃんオチ」をあっさりスルー&保守してくれましたね・・・
はじめてですよ・・・この僕をここまでコケにしてくれたおバカさんたちは・・・・・!!!!!!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 14:24:38.90 ID:udXq3lSu0
男「・・・知らねーぞ・・全部お茶のせいだからな・・・・。」
お茶「・・・・うん・・・。だから・・・・きて(////)」
ごくごく
お茶「ああッ! らめぇ!!」
お茶「だめ・・感じちゃう・・・ひゃん!!!(びくびくっ)」
男「・・・飲みづれぇ・・・・。」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 14:26:34.18 ID:Lk0VPYgH0
この時期、沸かしたお茶にマリモが良く発生するよなぁ。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 14:35:23.48 ID:oHaFRWE70
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 14:35:41.57 ID:udXq3lSu0
男「(がららっ)・・・風呂空いたぜ。」
姉「おー」
男「(・・・親父やお袋もいねーし、飲むなら今か・・!)」
がちゃっ
姉「あ、冷蔵庫の中のお茶、もらったから。」
男「・・・・・・・・・・・・。」
お茶「・・・・らめぇ・・・らめなのぉ・・・(ひくひく)」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 14:41:44.17 ID:oHaFRWE70
(´・ω・)カワイソス
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 15:16:45.80 ID:udXq3lSu0
・・・休憩時間
男友「よう、部活に出るなんて珍しいな。」
男「・・・・まぁな・・・。」
男友「? お茶飲まねぇの?」
男「・・・あぁ、そうだな。」
ごくごく
お茶「んんっ・・・いいのぉ・・・・////」
男&男友「・・・・・・・・・・・。」
男友「先生〜、男が気分悪いんで帰るそうで〜す。」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 15:28:28.13 ID:oHaFRWE70
(´・ω・)カワイソス
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 15:29:57.29 ID:9Jk45COQO
お茶が男だったら
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 15:31:30.87 ID:oHaFRWE70
>>77 ミーン…ミンミンミンミーーン…
私 「はぁ〜…のど渇いたぁ〜…」
茶 「じゃあ、俺を飲めば良いじゃん」
私 「うん…そだね…」
茶 「……」
私 「……」
茶 「…早く飲めよ」
私 「うん…」
茶 「……」
ミーン…ミーン…ミーーン…
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 15:46:08.73 ID:udXq3lSu0
男「悪いな、買い物付き合わせちまって・・」
女「ううん、いいの・・///」
男「なんか、こうして二人でお茶飲んでると、デートみたいだな・・。」
女「そ、そだね・・・。」
男&女「・・・・・・・・・・・・。」
ごくり
紅茶「ああッ!! いいっ!!!」
紅茶「もっと! もっときてぇッ!!!」
男&女「・・・・・・・・・・。」
女「・・・・じゃあ帰るね・・・・・ぐすっ」
男「うおぉぉおおおおおおぉぉおおおおぉぉぉぉおお!!!!!!!」
男「もう茶なんか飲まねェぇぇええええぇぇえええぇぇええ」
水「俺の出番だなwwwwうほwwwww」
男「ちくしょおぉぉぉぉおおおおぉぉぉおおぉぉおおおお!!!!!!!!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 15:46:57.06 ID:udXq3lSu0
以上、フリーザ様のオナニー地獄でしたww
ノシ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
(´・ω・)カワイソス