冬に打ち上げ予定、超高速インターネット衛星「WINDS」の愛称を公募
2007年度冬の打ち上げに向けて開発が進められている
超高速インターネット衛星「WINDS(Wideband InterNetworking engineering test and Demonstration Satellite)」の愛称の公募が始まった。
WINDSは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と情報通信研究機構(NICT)が共同で開発を進めている人工衛星。
地上側に直径45センチ程度のアンテナを用意することで下り最大155Mbps/上り6Mbps、直径5メートル級のアンテナを設置することで
最大1.2Gbpsの双方向通信を達成することを目的としている。
WINDSのキャッチフレーズは「衛星を用いた新たなインターネット社会〜『いつでも、どこでも、誰でも』必要な情報が得られる社会に〜」。
インターネットで高画質映像や動画を見ることのできる環境を「いつでも、どこでも、誰でも」使えるようにするにあたって、
突然の災害時に対応できる丈夫な通信や、現在、通信が不便な地域に通じる快適な通信を実現する最初のステップになるとしている。
公募する愛称の条件は、「ひらがな、もしくはカタカナであること」「衛星の内容をイメージできること」「発音しやすいこと」
「ローマ字表記しても読みやすいこと」。応募期間は8月26日までで、JAXAのWebサイトの応募ページやはがきなどで受け付ける。
商標上支障のない応募数上位案から愛称 1点を決定し、10月上旬頃に発表する予定だ。選ばれた愛称を応募した人全員に
賞状を贈るほか、その中から抽選で1名に種子島宇宙センターでのWINDS 打ち上げ見学へペアで招待する。
http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=832c7fbb31a7ff3616228d1ec8239990 応募サイト
https://www.boshu-jaxa.jp/winds/