1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
孫文
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:02:59.28 ID:EhPbOJZZ0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:03:20.62 ID:tL5L5aJ70
待ってた!!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:05:35.03 ID:xRFz3g8M0
>>1 代理ありがとうございます
四、出来れば五話目も投下したいと思います
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:08:21.90 ID:xRFz3g8M0
( ゚∀゚)「この猛吹雪で苛々するのは分かるが嬢ちゃん……
犯罪は犯しちゃいけねぇよ……」
警官隊の指揮を取るのはジョルジュ長岡三十五歳童貞。
正義感と乳に対する情熱は人一倍強く、周りからの信頼も厚い。
そんな彼の唯一の悩みは……
(*‘ω‘ *)「ながおかー、遊ぼ遊ぼ!」
( ゚∀゚)「……」
子供に好かれる。
(#゚∀゚)「山本ォ――――!! 現場に餓鬼連れてくんなって言ってるだろうが!!」
(;´∀`)「すみませんモナ、こら陳穂! 長岡さんから離れるモナ!」
身長二メートルは下らない、大柄な体格を持つ、山本モナ夫三十一歳非童貞。
若くして籍を入れ、娘を一人授かったが、些細な喧嘩で離婚。
(ビックリマンはシールとウェハースどちらがメインなのかという喧嘩)
三歳になる娘の陳穂を引き取り、今は長岡の下で働いている。
保育園より警察署の方が好きと言う娘の意見を尊重し、
毎日のように陳穂をおんぶして出勤している良きパパだ。
娘の陳穂は長岡のお嫁さんになると言い張って聞かない。
もし現実となれば長岡は山本をお父さんと呼ばないといけないのだ。
(#゚∀゚)「ええい! いらないだろ、そんな説明は!!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:12:57.73 ID:dHWolOfP0
試演
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:13:14.27 ID:tL5L5aJ70
しぇん
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:14:42.53 ID:xRFz3g8M0
゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ ゜
゜ 。 。 ゜ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜#4:吹雪の因縁
゚ 。 ゜ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜ ゜ 。
。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜ 。 。 ゜ ゜
ヘ l ノ r ゝYイソ。 ゜ ゚ 。
゜ ゜ヽYソ ヾvノ/ ゜ 。 。 ゜
|i| ||i。 ゚ 。
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''、.''"""'゙゙''''''''"""'、.""''"''''"""''"""'''''"
. ..:.:.:.。.. . .. .:.o:.. . .. . ..:.:. .゚.O.:.:..。..゙゙゙゙''''''''''‐-- 、,,,,,_ .~゙"'ー-. . ..:.:.:.。..:. .゚
..:.:. . 。 。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。`゙''ー-、‐.、,,
゜ 。 。 ゜ ゜ ..: . .. .:.o:.. . .. . ..:.:. . ,,,,-‐'゛
:..。. . .. . :. .゚.O .:.:..。.. .. ._,,.--ー''''''"゙゙
。 ゜ 。 。 ゜ . .:.o:.. . .. . ..:.:
。 。 . .:.o:.. . .. . ..:.:. .。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:15:41.90 ID:xRFz3g8M0
川゚-川「……」
( ・∀・)「そういうワケだ、諦めて凶器を捨てろ」
オレンジ塗れの男はやけに偉そうだ。
少女は動かないのか、動けないのか。
どちらにせよ、勝負は見えている。警官隊としては寒いのでさっさと確保して寝たい、
というのが本音であろう。事実、雪の勢いは時が経つにつれ強くなっている。猛吹雪だ。
( ´_ゝ`)「外に出る少女……警察の到着……全部俺の計算通りだ」
頭にパンツを被った兄者は、腕を組み、誇らしげに言った。
(´<_` )「勿論、その姿で警官の前に出る事も計算の内なんだな? 捕まって来い」
コンビニの放つ光は影を生み、警官隊からは少女の表情が見えない。
しかし、少女の顔など皆が予想できた。皺を寄せ、唇を噛んだ苦渋の表情を浮かべている。
この状況では、誰もがそう信じてならなかった。
本当は焦りも戸惑いも感じさせない、無表情だというのに。
( ゚∀゚)「観念しな、お嬢ちゃん」
川゚-川「……つかまらないよ」
吹雪が――――
川゚-川「私は――――“ゆきんこ”だもん」
――――更に増した。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:16:45.58 ID:tL5L5aJ70
支援!
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:17:01.01 ID:tOMMqUgO0
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:19:18.71 ID:xRFz3g8M0
遡る事一時間前、ドクオ邸。
カーチャンとドクオは爆睡していたが、一人、ブーンだけは眠れないでいた。
夕方ドクオの放った言葉が、未だに信じられなくて。
( ´ω`)「ショボン……」
幾重にも連なる布団の山。これくらいしないと寒さは凌げない。
カーチャンはそう言ったが、今のブーンにとって寒さなど大した問題ではなかった。
また思い出される、あのドクオの台詞が。
☆KAI★SOU☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
('A`)「ショボンの事で話がある、これはアイツに口止めされていたんだが……
やはり、お前には話しておかなければならないと思う」
(;^ω^)「な、なんだお? 急にそんなシリアスな……」
('A`)「あいつ、実は――――……」
('A`)「イボ痔なんだ……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:22:42.93 ID:xRFz3g8M0
(;^ω^)「い……イボ痔ですと……」
('A`)「ああ、だからアイツには優しく接してやれよな……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(;゚ω゚)「クソッ!!」
壁を拳で殴りつける。
やがて皹が入り、穴が開くが、別にドクオの家なので構わない。
右手が痛む、いや、ショボンの心の痛みはこんなものでは無かっただろう。
(;゚ω゚)「なんで! もっと早く! 気付いてあげられなかったんだあああああああ!!」
(´・ω・`)b「ピザーラお届け」
(´・ω・`)「じゃあ僕は警察官だ!」
(´・ω・`)「あ、ハンマーいただき」
今までのショボンの言動を振り返ると、それを臭わせるような場面があった。
それは彼からのサインだったなのかもしれない。
あまりにも微弱な、しかし確かに光っていた信号。
( ;ω;)「僕はwww僕はwww親友失格だぁぁぁwwwwwwwwwwwww」
声を上げて泣いた。
こんなに涙を流したのは、先週タンスの角に大胸筋をぶつけて以来だ。
( ;ω;)「ちくしょおおおおおおおお」
玄関の扉を開き、吹雪の夜へとブーンは消えていった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:23:19.10 ID:tOMMqUgO0
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:23:30.68 ID:PWrXQ2fW0
支援
これどうすんだ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:24:22.05 ID:tL5L5aJ70
臭わせてねーよ、そのセリフwwwwwww
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:24:45.97 ID:xRFz3g8M0
しかし五秒後帰ってきた。
(;^ω^)「いやーさみー」
寒さなど問題ではなかったわけがなかった。
身体を震わせブーンは寝室に戻ろうとする。
が、突然、凍ったようにブーンの足が止まった。
『ねぇ』
(;^ω^)「この……声……」
『いつまで、あの娘を泣かすの?』
耳を塞ぐが意味を成さない。
(;^ω^)「あんたは……なんなんだお?」
『……けて』
(;^ω^)「はい?」
『助けて!』
姿形も知らないものに助けを求められた。
当然ブーンは空耳と片付けて、布団を目指す。
『助けないとあの秘密をばらす』
(;゚ω゚)「いやあああああああああああああああああああああああああああああ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:25:16.52 ID:PQc8/r+LO
どうやったら大胸筋をwwwwwwwwwwwwwwww
支援
誰かまとめ(ry
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:27:15.25 ID:xRFz3g8M0
厚手のジャンパー、二重の手袋、マフラー、長靴、紅白帽。
懐中電灯、おやつのフリスク、携帯電話、自慢の脂肪。
完全防備だ。これで吹雪も恐くない。
( ^ω^)「ふふふ……ちょっとワクワクするお」
雪山を探険するようだ。
男の子なら誰でも冒険に憧れるものである。
声の主が助けを求めているとすれば、大荒れの外の世界からだ。
ブーンの単純な脳味噌は、そう直感した。
( ^ω^)「いってきますお」
真夜中の大冒険は始まった。
( <●>ω<●>)(寒ぃお……マトモに目も開けられない!)
マシンガンで撃たれているような感覚だった。
もし雪が弾丸だったら、自分は蜂の巣どころか肉片も残らず消滅しているだろう。
そして長靴が埋まるほどの積雪、凍える強風。
止まってしまえば、一瞬で雪像になりそうだ。
( ^ω^)「しっかし……」
もう一度良く考えてみる。
( ^ω^)「あの秘密ってなんだろ」
『ねーよ』
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:29:24.51 ID:xRFz3g8M0
衝撃的な一言を喰らったが、なおもブーンは雪道を進んだ。
ここで手ぶらで引き返せば、読者に合わす顔が無いからである。
( ^ω^)「止まらねええええええええ」
あまり笑わせるなカツーン。
そんな事を十一回も思っていると、雪じゃない何かに躓いて転んだ。
(;^ω^)「ってー……なんだお?」
懐中電灯の光を当てる。
露わとなる、雪に埋もれた何か。
それを見た瞬間、ブーンは腰を抜かして失禁して、悲鳴を上げた。
――――『やっと見つけたの? 遅いよ』――――
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:31:39.47 ID:kwJn59W8O
支援
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:32:31.17 ID:xRFz3g8M0
,.....、,.- ―-、、
,r = くテ二r≧、r===`ー- 、
/r=ミて≡三ミ><''ヽ≧、、`ヽ、
_,,rュ"r'彡三ヽニゝシ=≦三人゙ニ=ミヽ.ヽ、
∠彡''ノィァ==≡''<ミゝ≦ =ニニミュヽミミ=ヽ、
,r=≦三シ" 丶:、.,`ヾ三ミヽ、,,`゙゙` ヾ ) ソ
,rチ" ̄´ -≧ミr十+、,, 、、`ヽ、` '' =三テ'rニ 丶.ヽ
/ '"´ ̄`゙゙`'ヽ、 `t:、\ ゙'ミ、 ,f/ィ/ ヽ ヽ
\ ゙リ ゙iィ jソ` /シ /,イ ゙i l!
\ー、ヾ:::::ノ:::レ' ,.., "´ ヽソ/, リj ;!
____,,,,...≧ミ,::>'"....シ",r 、:::|l / ,! ノ
_,,,... ニ =::::テ⌒''" '", ィf:::_(_ =ゝHリ! ./ ,ノ/
二ニ´,,.-┬=、、 `i! '".:::/::,r==ミ、 !::,ンf /Kノ
,::r::''"´;;;`´`て^ヽミ、丶 ::、r/lイ ヽ. `ヾ :l:/' i,i;ト)
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`´くゞ、 `''っ::ノァハ!、 ゙i!, .:に!ノ j::レノ /
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'' ^ヽ):::/イ l丶、丶:::::ノ`ノィ7ハ'"ノ::
-i::`゙丶: 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞニ'゙ノ:イノ:/ ∧ ヾ::)='^/ノノィ::y'"ィ:ノ
< `)-、: : `゙:ヽ:、;;;;;;;;;>'""/ノ f! t /シア/<チツ"アr'"
ヾ、,:へ: : : :,,,.: :)//ィ"/ ..::: ノ,ィ"彡ア":::シ:ノ
ヽ、 `ヽノニ";~;フ;)r'",,シ ..:::::,r彡テr三テ",,.ィ
\ ヾ、 ヽノ;;ィ;";;そ .....::::::::::::::, ィ"ミ彡イ-='''"´
丶、`ー '^);;;;〃;;;;;\-一≦三´ミニ='",ノ
;、 τ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r--=;;;;;;ェっ ギャース
)`゙゙゙";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ニー;;;;;;;;、
(;゚ω゚)「いやあああああああああああああああああああああああああああああ」
ξ )ξ
うん、間違いなく人である。いたいけな少女が雪に埋もれているのだ。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:35:41.11 ID:xRFz3g8M0
(;゚ω゚)「大丈夫なのかお!? しっかりするお!」
ペチペチと頬を叩くが、一向に意識は戻らない。
この少女はもう走馬灯を見ている段階なのか、
はたまた、三途の川で貸しボートのレンタルをするために手続きを済ませているのか、
何にせよ、このままでは死んでしまう。いや、もう死んでいるのかもしれない。
とにかく放っておく事は出来ない。
(;゚ω゚)「連れて……帰るお……」
ブーンは少女を背負う。軽い。“生”を感じない軽さだ。
声の主はこの娘なのか。
それとも別の誰かが少女の危機を伝えたのか。
何がどうあれと考えるが、この場で彼女を助けられるのは自分一人だ。
使命感が脳裏を掠め、ブーンは歩き出した。
ξ )ξ
(;゚ω゚)「ヒッヒッフー、ヒッヒッフー!」
足跡を頼りに、来た道を逆に進んでいく。
しかし、やがて足跡が見当たらなくなり、ブーンは自分が生まれた街で遭難した。
(;^ω^)「か、懐中電灯が……!!」
懐中電灯「電池切れです、電池切れです」
(;^ω^)「喋った……」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:38:01.95 ID:/pEJfC8U0
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:38:16.71 ID:5Dw7fGVLO
支援
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:39:26.40 ID:xRFz3g8M0
光を失った。
街灯は点滅を繰り返し、とてもじゃないが頼りにならない。
しかしブーンには秘策があった。
( ^ω^)ノΘ「パラパパッパパー、携帯電話〜」
これでドクオに連絡し、助けて貰おうという、なんとも都合のいい作戦だ。
空席の目立つアドレス帳を開き、ドクオとの通話を試みる。
【圏外】(^ω^;)「あり?」
【圏外】(^ω^;)「ちょwwwww冗談じゃないwwwwwwwww」
【タフガイ】
,|_;」_;_:.人;: -─- 、: : :ノー- 、:
/: : : : `Y´ `r〈: : : : r'
|: : : : :./ ! 丿 !: : :.|‐、,
L:_: : :.| ト、 ,.イl |;_;_:.
T':‐:./\1 _|ヒ′ , イ: : T'
\.:〉: : :.ヽ. ̄. ,r:'´: :ヽ、: :
+ .. . __ . +..
.|: |
.|: |
.(二二X二二O
. |: | ..:+ ..
. ∧∧ ∧∧ |: |
,/⌒ヽ),/⌒ヽ〉 ,_|; |,_,,
(,, )(,, );;;;:;:;;;;:::ヽ,、
"" """""""",, ""/;
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:39:28.90 ID:tL5L5aJ70
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:40:09.82 ID:tOMMqUgO0
支援
今北産業
まとめないのか?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:42:58.70 ID:xRFz3g8M0
ξ--)ξ
ふと少女の顔を見る。かなり可愛らしい、正直な所ブーンのタイプであった。
美しいブロンドの髪をツインテールに束ねている。
ってよく他作品で描写されているけどブロンドの髪って何?
( ^ω^)「君を……助けたい」
気持ち悪い台詞を呟き、ブーンは再び一歩を踏み出した。
今度は後方から吹雪が襲う。その風圧に押され、何度も雪の上に転んだ。
ゴールの見えない旅、自分の居場所さえ分からない。
最初こそ少女を助けると意気込んだブーンだったが、出発から一時間、
ついにブーンは力尽き、倒れた。
( ´ω`)「く……そ……」
視界が一気に
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:44:01.66 ID:xRFz3g8M0
黒く染められた。
( ゚∀゚)「――――――!! 停電か!?」
( ・∀・)(送電線に着雪……!? 馬鹿な、こんなタイミングで……)
コンビニの光が消える。
辺りが闇に飲み込まれ、警官隊のざわめきが大きくなる。
それ以上に大きいのが吹雪の放つ呻き声だ。
(;´∀`)「☆※*▲――――○★――――!!」
問題、モナ夫君は何と言っているでしょう?
(;゚∀゚)「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
長岡の指示が届かない。
全てが雪と風に持っていかれた。
そう、少女の姿さえも。
(;゚∀゚)(通り魔が消えた!? 畜生!!)
_ ∩
(;゚∀゚)彡 (さがせ! さがせ!)
⊂彡
(;´∀`)(おっぱい! おっぱい! ……こんな事態にこの人は!!!)
(;゚∀゚)(伝わったか!?)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:44:39.91 ID:tL5L5aJ70
もなーwwwwww
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:45:10.72 ID:PWrXQ2fW0
しえん
伝わってねーw
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:47:35.44 ID:xRFz3g8M0
∧_∧ _ _ .' , .. ξξξ
見損なったモナ ( ´Д`)_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( ゚∀゚ )何で!?
ヽ-'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ ,,-―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ\\ . | / ノ |
/ / \\ , ー' /´ヾ_ノ
レ ノ ヽ_つ / , ノ
/ / ./ / /
/ /| / / ,'
( ( 、 / /| |
| |、 \ !、_/ / )
. | / \ ⌒l |_/
| | ) /
ノ ) し'
(_/ -==≡≡≡===-
山本の一撃で長岡は吹っ飛び、雪に落ちた。
この野郎。やり返そうと立ち上がろうとした時、それは目の前に映った。
川゚-川
(;゚∀゚)「テm……」
真横に一閃、腹部を裂かれた。しかし悲痛な声など出す暇も無い。
ようやく、見つけたんだ。こんな近くにいる。奴がいる。
逃げていく。追え、何度も何度も叫んだ。
(;゚∀゚)「おえええええええええええええええ」
絶叫にも近い最後の声。それさえも吹雪に掻き消された。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:49:55.35 ID:xRFz3g8M0
答え
(;´∀`)「チンギス――――ハン――――!!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:50:36.99 ID:tOMMqUgO0
支援
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:51:41.96 ID:xRFz3g8M0
以上で四話終了です、続いて五話目を投下します
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:54:02.06 ID:xRFz3g8M0
+ ゚ . + . . .゚ .゚。゚ 。 ,゚.。゚. ゚.。 .。
. . ゚ . o ゚ 。 . , . .o 。 * .゚ + 。☆ ゚。。. .
。 。 *。, + 。. o ゚, 。*, o 。.
゚ o . 。 . . , . , o 。゚. ,゚ 。 + 。 。,゚.。
゚ , , 。 . + ゚ 。 。゚ . ゚。, ☆ * 。゚. o.゚ 。 . 。
。 . .。 o .. 。 ゚ ゚ , 。. o 。* 。 . o. 。 . .
。 . 。 . .゚o 。 *. 。 .. ☆ . +. . .
。 . . . . . 。 ゚。, ☆ ゚. + 。 ゚ ,。 . 。 , .。
゚ 。 ゚ . +。 ゚ * 。. , 。゚ +. 。*。 ゚. . . . .
。 . . 。 。゚. 。* 。, ´。. ☆。。. ゚。+ 。 .。 . 。 .
. 。 ゚ ゚。 。, .。o ☆ + ,゚。 *。. 。 。 . 。 .
゚ .゚ ゚ 。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . . , , .
゚。゚+゚`, o。。.゚*。゚ 。.゚ 。 ☆+。。゚. ° 。 . , ゚ ゚
。, .゚。 + ☆。,゚. o。 。+ 。゚., . ゚ , 。 。 . .
゚. o * 。゚。゚.。゚。+゚ 。 。 ゚。 ゚ 。 ゚
゚` .゚ .゚. ゚. . ゚ . ゚ . , . . . 。 ゚ .
. . . , 。 . . , .
。 ゚ . 。
, . . , . .
( ´・ω・ )('A`) #5:親愛なるゴッドのために……
. . /:;;;;;: | | :;;;:ヽ
〜(::;;;;;;:/. |:;;;;;;: )
‐''"´'''"""''"`''""`"""''''''"´'''"""''"`''""""'''"''''''"`"""''''``'‐
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:54:42.04 ID:tL5L5aJ70
しえん!
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:55:22.87 ID:xRFz3g8M0
理想的な目の覚め方といえば、
病院の白い天井を中央に仲間達の顔が周りに映り、
段々暗闇が晴れて起き上がると、幼馴染が「心配したんだから、このバカ!」
と言って抱きしめる。(この時仲間達は空気を読んで退室する)
そのパターンに尽きる。
( −ω−)(幼馴染の抱擁……幼馴染の抱擁……)
彼、内藤ホライゾンは、気を失いながらも期待している。
幼馴染もいないのに。寝ても覚めても強欲な男だ。
そんなブーンの瞼が、ゆっくりと、開く。
_,l;;;;;;;;;;;;;l,,_
,.r'´;: 八 '::..゙ヽ
,.'___ _立_ __;;ミ゙;、
l厄巳厄 i王i ,.巳厄巳l
,.-'l i,.:' ヽ:.、 ;.:' ' ヽ |,.、
/{´iY´ヾーtッ-ヽ'' kーtr-,'´lri
{_i,入::.. ` ̄ ̄,'i!ヽ;` ̄´ ゙::.}rリ 「心配したんだから……このバカ!」
ヽ_ノiヾ ;:. _ i': ll!:,ィ ._ .: j,ノ
ッジ::;;| ,r'´;;:> ̄弋´;;::ヽ;r1:゙'イィ
弍::::::::l i':;r'´ ,.-ーー-、.ヾ;:;i. |:::::::ス
彡;:::l l::l ' ---;:, ゙ l::l |::;;ャ`
,r',广ヽl::l ::. .: ゙:. l:lノ^i`、
,イ(:::j i::iヽ :. .: /l:l'" l:ヽヽ
|;:;.\\ l::l ', :;:::..::. / l:l,r''/;::;;|
( ^ω^)「寧ろ死亡確認してるだろ」
/ ,' 3「命の恩人に向かって、その口は無いじゃろう」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:55:53.29 ID:tOMMqUgO0
支援
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:56:58.72 ID:xRFz3g8M0
ブーンが目覚めた場所、そこは四畳半程度の薄暗い部屋。
鼠色に汚れた天井と、剥き出しの電球。
病院の清潔感溢れる白を期待したブーンにはきつい現実だ。
(;^ω^)「気持ち悪い場所だお……恐いお、帰りたいお! カーチャンにドクオー!」
/ ,' 3「情けない男じゃのう、まぁ無理もないか。女の子に助けられているような男だしの」
誰が女の子に助けられただと。
逆であろう、自分が雪に埋もれた少女を助けて……は、いないかもしれないが、
少なくとも人命救助に全力を注いだ。
(;^ω^)「助けられたとはこれいかに!?」
ξ゚听)ξ「ビックリしたわよ……私が目覚めたら、吹雪の中で男が側で倒れてるんだもん」
( `ω´)「うおおおい、倒れている君を発見したのは僕だお!!」
ξ゚听)ξ「! ……は、ハァ? そこのジジイが証人よ、仕方なく私がアンタを引き摺って
雪道を彷徨っていたら、地面から老人が出てきたのよ。
で、この下水道に避難させてもらったワケ!!」
/ ,' 3「そういう事だニャ」
何か納得いかないが、二人して主張している以上、真実はそれなのだろう。
(;^ω^)(じゃあ僕が意識を失ったあと、この娘が覚醒したって事かお?)
それが本当だとしたら、タイミングが良いというか悪いというか。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:59:13.56 ID:xRFz3g8M0
(;^ω^)「てか、今……ここ下水道とか言ったかお?」
/ ,' 3「そう……世間の波に飲み込まれた悲しい老人、私こと荒巻が、
下水道の一角に勝手に作って市の人に色々怒られたけど実力行使で捻じ伏せた、
そんな思い出のある部屋じゃ。狭いが、かれこれ十年以上暮らしとる」
(;^ω^)「マジかお? じゃあこのドアを開けると……?」
扉を開いて見たものは、絶えず流れる下水と僅かばかりのライトの光。
流石に下水までは凍っていない。しかし上の世界とは一味違う寒さがあった。
( ^ω^)「ん? 何か隣にもう一つ扉があるお」
/ ,' 3「ああ、そこはVIPルームでな、特別な人間しか入れないようにしているのじゃ」
確かに施錠してあり、開く事は不可能だ。
気にはなったが、いつまでもこんな不気味な場所に居たくない。
( ^ω^)(でも、上がまだ吹雪の状態なら出て行くのは危険だお)
/ ,' 3「そわそわしているな少年、此処が嫌か? なら出て行け。
今は朝の六時半、吹雪は昨夜に比べれば弱くなっているし、
おまい一人でも帰れるじゃろう」
( ^ω^)「うはwwwwじゃあお言葉に甘えt……」
振り向いて駆け出そうとしたが、突然何かと衝突した。
尻餅をつくブーン。壁に向かって走り出した覚えは無い。
慌てて前方を確認すると、同じく地面に尻をついた、やけに細長い男がいた。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 00:59:26.89 ID:tOMMqUgO0
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:01:37.92 ID:xRFz3g8M0
( ´_ゝ`)「うう……いきなりタックルされるなんて聞いてないズラ……」
/ ,' 3「おお兄者、久しぶりじゃな」
( ´_ゝ`)「おう、今日もイキの良いのを頼むぜマッキー。
それと少年A、前方不注意はダメだぞ」
(;^ω^)「は、はぁ……すいませんお」
荒巻はポケットから鍵を取り出し、例のVIPルームを開放した。
ブーンと少女は興味本意で思わず覗いてしまう。その部屋の光景を。
ξ゚听)ξ「何よコレは……」
部屋一面に敷き詰められたパンツの数々。
全て幼女のものだ。買ってきたようには見えない。明らかに盗品である。
( ´_ゝ`)「どれにしようかな〜」
/ ,' 3「オススメは右端の水色の奴じゃ。何せ干してた所を狙ったんじゃない。
働く前の洗濯機から盗んできた代物だからのう……」
詰まる所、それは不法侵入である。
この男達がやっているのは幼女の下着の闇取引。
通常では手に入れられない幼女のパンツを、裏ルートから入手する。
下着泥棒の正体は、現在パンツを吟味している兄者ではなく、
それを幾らで売り払おうか考えている荒巻だ。
どちらも相当な変態に変わりは無いのだが。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:03:57.04 ID:xRFz3g8M0
( ´_ゝ`)「決めたぞ。オススメの品と、この白い奴二枚」
/ ,' 3「ふふん、それなら……」
鼻息を荒げる兄者を他所に、荒巻は電卓で数字を打ち込んでいく。
ブーンはそのやりとりを呆然と見ているしかなかった。
少女は眉間に青筋を立てて、握り拳をピクピクと震わせている。
/ ,' 3「これでどうじゃ!」
( ´_ゝ`)「うっしゃぁぁ、買った!!」
喜ぶ兄者は胸にパンツを隠した。
一方の荒巻は財布に輸吉を三人も入れようとしている。
(;^ω^)(なるほど、これで生計を立ててるんだお……)
( ´_ゝ`)「いやー、しっかし寒いな少年少女!
通り魔もいるし外出には細心の注意を払えよ!
かくいう俺も昨日大変な目に……」
兄者は土産話と言って昨夜の出来事を多少脚色を交えながら話した。
真っ白な髪の少女は、本当に存在した事。
自分がオーナーや弟を守り、戦い抜いた事。
警察は役に立たなかった事。
少女は自分が好きだという事、などなど。
ξ゚听)ξ「……どこまでが真実が怪しいものね」
(#´_ゝ`)「なにをー、全部真実だ! ノーカットでノンフィクションだ!」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:05:43.62 ID:tL5L5aJ70
変態かつホラ吹きwwwwwwwww
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:06:41.88 ID:xRFz3g8M0
/ ,' 3「まぁまぁ、三人も客が来るなんてウチじゃ珍しい事ぞよ。
今お茶を入れるからビリーズブートキャンプでもして待っとれ」
( ^ω^)「何故」
荒巻は三人分の湯呑みを用意して、下水を汲みに行った。
しかし美しい湯呑みであった。透明感のあるブルーはまるでクリスタルのよう。
中央に描かれた蓮の花は、まさしく繊細で優美。贈答品として選べば喜ばれるであろう。
( ゚ω゚)(*´_ゝξ゚听)ξ「「「ちょっと待てぇぇぇ!!!」」」
(#^ω^)「下水で茶を入れるつもりだったのかお!?
湯呑みの描写で上手い事誤魔化すなお!!」
/ ,' 3「チッ、バレたか」
ξ゚听)ξ「頭きたから冷蔵庫のポカリ貰うわ」
/ ,' 3「ああ! 僕のポカリ!」
………………
( ´_ゝ`)「ま、せっかくこうやって四天王が集結したんだ。自己紹介くらいしようぜ」
ξ゚听)ξ「何の四天王よ」
( ^ω^)「でも名前くらいは知っておきたいお」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:07:50.75 ID:tOMMqUgO0
支援
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:09:16.82 ID:xRFz3g8M0
( ^ω^)内藤ホライゾン:通称ブーン(17)
VIP高校に通う二年生。最近腋の汗がやばい。
今回の異常気象問題で家を失い、現在は友人ドクオの家に母と居候している。
好きな食べ物はキャベツ太郎。嫌いな食べ物はキャベツ。仮性包茎。
ξ゚听)ξツン(年齢不詳)
学校にも行かず、ただ毎日街をふらふらと歩いている謎の女。最近腋の汗がやばい。
産まれた時から一人で友達もいない。どんな過去を持っているのか分からないが、
好きな洗剤はジョイ。Aカップ。現在の服装は変な白いロングセーターに変なスキニー。
/ ,' 3荒巻スカルチノフ(92)
下水道に住む老人。最近腋の汗がやばい。
戦時中は毎日カロリーメイトを食っていた。かなり痩せこけているが元気。
幼女専門の下着泥棒。まだまだハッスル。仮性包茎。
( ´_ゝ`)兄者(24〜28)
年齢をかなり有耶無耶にしているコンビニ店員。最近腋の汗がやばい。
パンクバンドのタンバリンを担当していた事もある。
細長い外見が特徴、そして真性包茎。
( ^ω^)「これは……手抜きですね……」
ξ゚听)ξ「あんたブーンっていうの? 気持ち悪い名前」
( ^ω^)「ツンも実際どうなんだお」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:10:59.87 ID:TO19NpjE0
(*´_ゝξ゚听)ξ
兄者きめぇww
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:11:43.45 ID:tL5L5aJ70
狙ってるwwwwwwwww
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:12:14.46 ID:NdV6f+wVO
メンクイ作者と予想
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:14:31.73 ID:xRFz3g8M0
同時刻、ドクオ邸では寝癖だらけのドクオが我が家を駆け巡っていた。
('A`)「どういう事だよ……何でブーンもおばさんもいねーんだよ!!」
自分以外、誰もいない家。
最近までそれが普通であるはずだった。
しかし今は異常事態だ。どこを探しても居候二人の姿は見当たらない。
「クソッ」とドクオはぼやき、椅子に腰掛ける。
冷静になる意味も兼ね、テレビの電源を入れて天気予報を見た。
だが、そこでまた感情的になってしまう。
('A`)「ま、マイナス13度だと!」
良純『Exactly(その通りでございます)』
昨日からまた気温が下がった。
自分達の居場所が段々と凍っていくような、そんな感覚に陥った。
('A`)「在り得ない……こんな事が……」
('A`))
('A`)・`)
('A`)ω・`)
('A`)・ω・`)
('A`)´・ω・`)
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:17:18.56 ID:tOMMqUgO0
支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:17:27.86 ID:xRFz3g8M0
('A`)「……いつから居た?」
(´・ω・`)「↓この辺りから」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
('A`)「ショボンの事で話がある、これはアイツに口止めされていたんだが……
やはり、お前には話しておかなければならないと思う」
(;^ω^)「な、なんだお? 急にそんなシリアスな……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(;'A`)「うおーい!! 一泊してるじゃねーか!!」
どうやら帰ったフリだったらしい。
玄関から出て勝手口からでも侵入したのであろう。
そして部屋の扉越しに会話を盗み聞きしていたというのか。
(´・ω・`)「ついに言っちゃったね……誰にも言うなとあれほど……」
(;'A`)「雪女のオチかよ! だが、すまなかった! どうしても俺はブーンにも
理解して欲しくてだな……はははwwwwwwww」
(´・ω・`)「もう遅い……屋上に行こうぜ……久々にキレちまったよ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:17:51.42 ID:b5MLfMm7O
ちょwww
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:18:03.07 ID:tOMMqUgO0
支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:18:29.96 ID:r7hGx1xA0
ショボンwwwww
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:18:30.77 ID:TO19NpjE0
あっー
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:18:41.57 ID:tL5L5aJ70
しょwぼwんwwwwwwwww
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:19:18.90 ID:xRFz3g8M0
_,‐/.| ヽ.,лi'\,‐i
ノ .| ,ノ ´i
/ `'‐´`'-,_,‐'v'‐-ー,__,、,-、_`'!_ _
_ __ノ‐-ー' ,‐^'‐‐,iー,,l´ ~ ,}
‐‐=''‐'`フ ,‐´ `\ /"
.t_ . i`ヽ_/ ~j `i、
.л) .`j ___,,,--、 '‐! ζ
__| . jヽ‐'´~ /'' `ヽ ヽ, ,,---'´´~
`フ `i ノ ヽ, /
`'''ーt´ ,‐,/~ .i /
< _j `
`^'ヽ.j
`
しばらく四国でお待ちください
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:21:59.12 ID:xRFz3g8M0
連れてこられた先は、屋上ではなくショボンの自宅バーボンハウスであった。
マスターのシャキーンは正装してるが、どうしても半裸でマッチョのイメージが強く、
違和感を覚えてしまう。
やあ(`・ω・´)
ようこそバーボンハウスへ
この味噌汁はサービスだから、まず飲んで落ち着いて聞いて欲しい。
うん、災害が起こるんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このスレを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「憤り」みたいなものを感じてくれたと思う。
異常気象の日本で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレを紹介したんだ。
(;'A`)「このスレ……?」
首を傾げるドクオに、ショボンがパソコンの画面を向けた。
12:00に一斉にジャンプして地震起こそうぜwwwwwwwwwwwその5
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/8(金) 7:33:01.93 ID:hYDe156O
やろうぜwwwwwwwwwwwwwww
(;'A`)「何このパートスレ……」
(`・ω・´)「これが現実となれば……」
(´・ω・`)「日本はおしまいだ!!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:24:23.21 ID:OyZF7/Ua0
hYDe156wwwwwwwwwwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:26:48.76 ID:xRFz3g8M0
―――VIP会館――――
「アナタハ神ヲ信ジマスカ?」
『信じます』『信じます』『信じます』『信じます』『信じます』『信じます』
『信じます』『信じます』『信じます』『信じます』…………
「コノ異常気象ハ何デスカ?」
『神の裁きです』『愚かな人間への罰です』『右に同じ』『右に同じ』『右に同じ』『右に同じ』
『右に同じ』『右に同じ』『右に同じ』『右に同じ』『右に同じ』『右に同じ』…………
「アナタタチガ首カラ提ゲテイルノハ何デスカ?」
『幸せのペンダントです』『五万で買いました』『これは神を信じる者の証です』
『これさえあれば救われます』『神の仰せの通りに』『ああ神様……私に至福を……』
「デハ皆サン決行ノ時ハ12:00デス。飛ビマショウ、神ニ祈リヲ捧ゲルノデス」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』
『やるぞおおおおおおおおおおおおお!!』
『きたああああああああああああああ!!』
J( 'ー`)しノシ『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:27:58.63 ID:tL5L5aJ70
母ちゃんwwwwwwwwwwwwwww
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:28:24.87 ID:TO19NpjE0
カーチャアアアアアアン
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:28:37.93 ID:jxM3gd8/O
これはすごいwwww
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:29:38.36 ID:xRFz3g8M0
五話終了です
こんな時間にまでありがとうございました
>>53 違います
ああ、でも、うぅん、違います
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:30:44.33 ID:TO19NpjE0
おつです
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:33:00.22 ID:r7hGx1xA0
乙!
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:33:29.21 ID:Wf81p4dOO
おつ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:33:33.22 ID:tL5L5aJ70
乙!
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:33:46.73 ID:tOMMqUgO0
乙!
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:34:03.74 ID:qYtt+/+aO
まとめは無いのかな?とりあえず乙
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:36:14.80 ID:NJ7MEfjiO
乙乙
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:37:59.83 ID:xRFz3g8M0
>>75 今現在まとめは無いですね
やっぱあった方がいいのでしょうか、そりゃそうか
まぁ自分は淡々と投下するだけです
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:41:35.20 ID:NdV6f+wVO
違うのか・・・
じゃあドクオが除霊師の作者だな!?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:43:50.95 ID:O7gptvIIO
最近出来たまとめでもまとめてもいいの?
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 01:54:59.48 ID:/pChuina0
あー
まとめたいな
時間がかかるけど
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 02:11:14.43 ID:u7qs3ihP0
作者乙
まとめの中の人いたらまとめてもいいんじゃね?
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
個人的には、問題がなければまとめてほしい!!!
争いになるなら無理は言わない