新ジャンル「壁越し」
1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：
男（うーあー、かれこれ便所飯暦一ヶ月か……俺終わってる……）
ガチャ ジョロジョロジョロ ジャー ペチャクチャ
男（飯時の音漏れうぜー……っても、壁薄いからなあ、ここ）
ひく、ひっく――
男（誰だよ、泣いてるの。勘弁してくれよな）
うう、ぐすっ
女子トイレの方から聞こえてくる声。最初は無視していた。
えく、うう
けれど、次の日も、次の日も、次の日も……
うう、ぐすっ
俺は思わず
男「おい」
声をかけた
ガチャ ジョロジョロジョロ ジャー ペチャクチャ
男（飯時の音漏れうぜー……っても、壁薄いからなあ、ここ）
ひく、ひっく――
男（誰だよ、泣いてるの。勘弁してくれよな）
うう、ぐすっ
女子トイレの方から聞こえてくる声。最初は無視していた。
えく、うう
けれど、次の日も、次の日も、次の日も……
うう、ぐすっ
俺は思わず
男「おい」
声をかけた
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2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:06:30.05 ID:BqmjuEyy0
新ジャンルじゃなくて小説じゃね？
3 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:07:38.14 ID:koa/KBTu0
関係ない。面白ければいい。
4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:09:36.14 ID:ic2EBNtG0
男「で、島村先生がさあ」
女「うそぉ」
男（名前は言わない）
女（休み時間のたびにトイレにいるとか気持ち悪いだけだし）
男「いやマジだってｗｗ」
女「ありえない〜」
男（よってクラスも言わない）
女（ただの雑談相手）
ガチャン
男「……」
女「……」
バタン
男「行ったな」
女「行ったね」
女「うそぉ」
男（名前は言わない）
女（休み時間のたびにトイレにいるとか気持ち悪いだけだし）
男「いやマジだってｗｗ」
女「ありえない〜」
男（よってクラスも言わない）
女（ただの雑談相手）
ガチャン
男「……」
女「……」
バタン
男「行ったな」
女「行ったね」
5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:10:40.72 ID:ic2EBNtG0
小説じゃなくて新ジャンルだからみんなどんどん書いてくれ
6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:14:51.03 ID:ic2EBNtG0
男「雨降ってるね」
女「うん」
男「なんか今日寒いな」
女「うん」
男「うんしか言わないな」
女「ごめん」
男「……今日は沈んでる日か」
女「かもね」
男「……」
女「そっちは？」
男「ん？」
女「昨日に比べるとテンション低いから」
男「まあな」
女（訳を聞かないのは――）
男（暗黙の了解、か）
女「うん」
男「なんか今日寒いな」
女「うん」
男「うんしか言わないな」
女「ごめん」
男「……今日は沈んでる日か」
女「かもね」
男「……」
女「そっちは？」
男「ん？」
女「昨日に比べるとテンション低いから」
男「まあな」
女（訳を聞かないのは――）
男（暗黙の了解、か）
7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:17:23.32 ID:ic2EBNtG0
こいつ大してるぞー！
水かけてやれ水！！
やめっ うわっ 冷たっ
バタン
女「助けないんだ」
男「何ができる？」
女「何もできない」
男「お前は助ける？」
女「助けない」
男「でも責めはするのか」
女「きっと同じことすると思うよ？」
男「……そうだな」
水かけてやれ水！！
やめっ うわっ 冷たっ
バタン
女「助けないんだ」
男「何ができる？」
女「何もできない」
男「お前は助ける？」
女「助けない」
男「でも責めはするのか」
女「きっと同じことすると思うよ？」
男「……そうだな」
8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:19:00.75 ID:Eg4l1j+U0
新ジャンル『オチなし』
9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:20:21.11 ID:koa/KBTu0
女「……ひっく……」
男「……」
女「……うう……ぐす……っ」
男「……」
――ガチャ…
男「……なあ」
女「……」
男「……無理すんなよ」
女「……」
――バタンッ…
男「……」
女「……うう……ぐす……っ」
男「……」
――ガチャ…
男「……なあ」
女「……」
男「……無理すんなよ」
女「……」
――バタンッ…
10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:21:23.32 ID:ic2EBNtG0
男（メルアドとか聞けたら、もうちょっと話せるかな）
女（ただ、誰かに聞かれてる可能性は多分にあるわけで）
男（電子上でもいじめられるとか勘弁だし）
女（だいたいいきなり他人に聞けるような人間だったら）
男女（ここにはいないね……）
男「どうかした？」
女「ううん。どうかした？」
男「どうもしない」
女（ただ、誰かに聞かれてる可能性は多分にあるわけで）
男（電子上でもいじめられるとか勘弁だし）
女（だいたいいきなり他人に聞けるような人間だったら）
男女（ここにはいないね……）
男「どうかした？」
女「ううん。どうかした？」
男「どうもしない」
11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:24:06.80 ID:ic2EBNtG0
ぐすっ うっ ううっ
男「……」
う、ううっ
男「……」
ガンッ
男「あつつ……」
女「……いるなら言ってよ！」
男「ごめん……」
女「……ごめん」
男「……」
う、ううっ
男「……」
ガンッ
男「あつつ……」
女「……いるなら言ってよ！」
男「ごめん……」
女「……ごめん」
12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:29:26.48 ID:koa/KBTu0
男「お互い、大変だな」
女「……うん」
男（踏み込めるギリギリのラインはここまで）
女（これ以上は私も答えてはいけない）
男（相手がいつもここに居る理由も）
女（お互いの事をどう思っているかも）
男（一度悩みを打ち明けてしまえば）
女（きっとこの関係は崩れてしまう）
男女((だからこれ以上は踏み込んではいけない))
男「……そうそう、この間島村先生がさあ…」
女「また島村先生〜？」
女「……うん」
男（踏み込めるギリギリのラインはここまで）
女（これ以上は私も答えてはいけない）
男（相手がいつもここに居る理由も）
女（お互いの事をどう思っているかも）
男（一度悩みを打ち明けてしまえば）
女（きっとこの関係は崩れてしまう）
男女((だからこれ以上は踏み込んではいけない))
男「……そうそう、この間島村先生がさあ…」
女「また島村先生〜？」
13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:33:14.00 ID:ic2EBNtG0
女「はしか流行ってるらしいね」（前の時間数学だって言ってたっけ……）
男「隣の兄ちゃんがやられたらしい」（社会だったってことは５組かな？）
女「うつさないでね」（会いに行く気はないけど）
男「俺まで感染者扱いかよ」（他のクラスに入っても居場所ないし）
女「空気感染だし」（でも人情的に追いかけちゃうというか）
男「飛沫じゃなかったっけ？」（でも相手には踏み込んできて欲しくなくて）
女「空気だよ」（だって私こんなだし）
男「じゃあやばかも。この前会った」（俺こんなだし）
女（はあ……）
男「……」
ガチャ バタン
女（たまに入る邪魔が）
男（時々ありがたいんだよな）
男「隣の兄ちゃんがやられたらしい」（社会だったってことは５組かな？）
女「うつさないでね」（会いに行く気はないけど）
男「俺まで感染者扱いかよ」（他のクラスに入っても居場所ないし）
女「空気感染だし」（でも人情的に追いかけちゃうというか）
男「飛沫じゃなかったっけ？」（でも相手には踏み込んできて欲しくなくて）
女「空気だよ」（だって私こんなだし）
男「じゃあやばかも。この前会った」（俺こんなだし）
女（はあ……）
男「……」
ガチャ バタン
女（たまに入る邪魔が）
男（時々ありがたいんだよな）
14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:36:47.97 ID:ic2EBNtG0
男「次は体育か」
女「男子何やってんの」
男「バレー。そっちは」
女「サッカー」
男「なんか逆だな」
女「それは偏見だよ」
男「偏見はダメだな」
女「うん」
男「……」
女「……」
男女（NGワード踏んだな……）
女「男子何やってんの」
男「バレー。そっちは」
女「サッカー」
男「なんか逆だな」
女「それは偏見だよ」
男「偏見はダメだな」
女「うん」
男「……」
女「……」
男女（NGワード踏んだな……）
15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:38:47.24 ID:koa/KBTu0
男（あいつ来るまでに飯食っちゃわないと…）
――ガチャ
男（あ、来た）
女（――コン）
男（――コンコン）
男女((――コン))
女「そっち誰も居ない？」
男「うん」
――ガチャ
男（あ、来た）
女（――コン）
男（――コンコン）
男女((――コン))
女「そっち誰も居ない？」
男「うん」
16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:40:20.69 ID:As8YcAt0O
これは化けるかも分からんね
17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:41:46.08 ID:fD98jvx0O
なんかおじさん キュンとしちゃった
18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:43:22.69 ID:ic2EBNtG0
女（化けて欲しいみたい）
男（確かに現状だと鬱なだけだ）
女（でもどうすれば良いのか判らなくて）
男（ただ俺たちははぶられてて）
女（その脱出方法がわからない）
男（書き手にもわからない）
女（他力本願）
男（俺たちと一緒）
男（確かに現状だと鬱なだけだ）
女（でもどうすれば良いのか判らなくて）
男（ただ俺たちははぶられてて）
女（その脱出方法がわからない）
男（書き手にもわからない）
女（他力本願）
男（俺たちと一緒）
19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:46:11.64 ID:koa/KBTu0
男「しりとり」
女「理科」
男「カモ」
女「もらい泣き」
男「期待」
女「いやがらせ」
男「世間体」
女「いじめ」
男「……」
女「……」
男「やめよ、こういうの……」
女「……ごめん」
女「理科」
男「カモ」
女「もらい泣き」
男「期待」
女「いやがらせ」
男「世間体」
女「いじめ」
男「……」
女「……」
男「やめよ、こういうの……」
女「……ごめん」
20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:48:54.32 ID:ic2EBNtG0
女「また体育だ」
男「二人一組でパス練習」
女「きついね」
男「いや、誰か余るし」
女「先生がくっつけてくれるし」
男「実際言われるほど困らないよね」
ガチャン
バタン
女「行ったね」
男「うん」
女「……」
男「……」
女（向こうも同じこと――）
男（――考えてるな、多分）
男女（でもなんか口惜しいんだよね）
男「二人一組でパス練習」
女「きついね」
男「いや、誰か余るし」
女「先生がくっつけてくれるし」
男「実際言われるほど困らないよね」
ガチャン
バタン
女「行ったね」
男「うん」
女「……」
男「……」
女（向こうも同じこと――）
男（――考えてるな、多分）
男女（でもなんか口惜しいんだよね）
21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:50:20.11 ID:dIrCX75DO
sage
22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:54:36.83 ID:ic2EBNtG0
ガチャン
バタン
ガチャン
バタン
女「人増えたね」
男「トイレ来るのになれたんだろうね」
女「開き直り増えたのかな」
男「飽きたのかもね」
ガチャン
バタン
ガチャン
バタン
女「場所移るのはめんどくさい」
男「外れのトイレとか臭いし」
女（それにそこまでいくと）
男（本当に隅っこに追いやられたみたいで）
女（ここに居座っているのが）
男（ちっぽけな俺の意地なのかな？
バタン
ガチャン
バタン
女「人増えたね」
男「トイレ来るのになれたんだろうね」
女「開き直り増えたのかな」
男「飽きたのかもね」
ガチャン
バタン
ガチャン
バタン
女「場所移るのはめんどくさい」
男「外れのトイレとか臭いし」
女（それにそこまでいくと）
男（本当に隅っこに追いやられたみたいで）
女（ここに居座っているのが）
男（ちっぽけな俺の意地なのかな？
23 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 08:56:16.95 ID:ic2EBNtG0
ガチャン
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女（長い）
男（前は平気だったのにな）
バタン
女「……」
男「……」
男女（話題考えときゃ良かった）
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女（長い）
男（前は平気だったのにな）
バタン
女「……」
男「……」
男女（話題考えときゃ良かった）
24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:00:03.26 ID:koa/KBTu0
男「……留守番」
女「ンゴロンゴロ」
男「ロダン」
女「ンゴロンゴロ国立公園」
男「ンジャメナ」
女「ナポリタン」
男「ンジャメナ国際空港」
男「……しりとりはもう極めたな」
女「……決着付かないからね」
女「ンゴロンゴロ」
男「ロダン」
女「ンゴロンゴロ国立公園」
男「ンジャメナ」
女「ナポリタン」
男「ンジャメナ国際空港」
男「……しりとりはもう極めたな」
女「……決着付かないからね」
25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:01:48.28 ID:LTh2Lc0bO
なんか・・・・浸みる・・
26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:02:47.66 ID:KDGxTYchP BE:99605344-2BP(0)
（意外と面白いからあげておこう……）
27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:03:21.81 ID:ic2EBNtG0
男「たまには連想ゲームにしようか……トイレ」
女「水」
男「かけられる」
女「……」
男「ごめん」
女「おっけ。これも極めようか」
男「ああ」
女「無駄にやる気あるよね」
男「これがポジティブって奴なんじゃない？」
女「水」
男「かけられる」
女「……」
男「ごめん」
女「おっけ。これも極めようか」
男「ああ」
女「無駄にやる気あるよね」
男「これがポジティブって奴なんじゃない？」
28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:03:33.20 ID:tAqkGwx60
（これは期待…）
29 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:11:59.68 ID:koa/KBTu0
男「生き物？」
女「ＹＥＳ」
男「群れるタイプ？」
女「ＮＯ」
男「人間」
女「ＹＥＳ」
男「女性？」
女「ＮＯ」
男「俺」
女「正解」
男「じゃあ次俺の番な…ＯＫ、どうぞ」
女「トイレ？」
男「正解」
女「ＹＥＳ」
男「群れるタイプ？」
女「ＮＯ」
男「人間」
女「ＹＥＳ」
男「女性？」
女「ＮＯ」
男「俺」
女「正解」
男「じゃあ次俺の番な…ＯＫ、どうぞ」
女「トイレ？」
男「正解」
30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:16:16.85 ID:ic2EBNtG0
女「理科得意？」
男「受験に目覚めたとか？」
女「実験予習レポート終わらない」
男「奇遇だな、俺もだ」
女（まあこんなところにいるんだから）
男（優秀って訳じゃないんだろうな）
女「でもサボると怒られるよね」
男「変に目立つんだよな」
女（開き直れるほどでもないのか）
男（中途半端だな）
女「で、３番の式」
男「そこはこう誤魔化せばいいみたい」
女「どうも。で、この溶液なんだけど」
男「……え、それなんだっけ？」
女（どっちが上なんだろ）
男（こっちが上であって欲しいとも思うが）
男女（結局はどんぐりの背比べか……）
男「受験に目覚めたとか？」
女「実験予習レポート終わらない」
男「奇遇だな、俺もだ」
女（まあこんなところにいるんだから）
男（優秀って訳じゃないんだろうな）
女「でもサボると怒られるよね」
男「変に目立つんだよな」
女（開き直れるほどでもないのか）
男（中途半端だな）
女「で、３番の式」
男「そこはこう誤魔化せばいいみたい」
女「どうも。で、この溶液なんだけど」
男「……え、それなんだっけ？」
女（どっちが上なんだろ）
男（こっちが上であって欲しいとも思うが）
男女（結局はどんぐりの背比べか……）
31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:17:06.93 ID:koa/KBTu0
男（……こないな、アイツ）
男（弁当も食い終わっちゃったし……）
男（せっかく島村先生のモノマネとか練習してきたのに無駄になっちゃうじゃないか）
――トン
男（！）
――トントン
――トン
女「何、今のガタガタッ、って音？」
男「別に」
男（弁当も食い終わっちゃったし……）
男（せっかく島村先生のモノマネとか練習してきたのに無駄になっちゃうじゃないか）
――トン
男（！）
――トントン
――トン
女「何、今のガタガタッ、って音？」
男「別に」
32 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:17:23.49 ID:x5sOQ65hO
なんかいい
33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:19:07.86 ID:ic2EBNtG0
男「ていうかさ」
女「うん」
男「持込までするか？」
女「家でもやったよ」
男「……」
女「おかげでこっちの方ができ良さそうだ」
男「ごめん」
女「……」
男「……」
女「うん」
男「持込までするか？」
女「家でもやったよ」
男「……」
女「おかげでこっちの方ができ良さそうだ」
男「ごめん」
女「……」
男「……」
34 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:26:52.87 ID:8b6Krh940
期待age
35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:27:09.88 ID:koa/KBTu0
男（よし、今日もこの時間に人影は無し……）
――ガチャ
バタンッ……
男（――コン）
男「……」
男（飯食お……）
――ガチャ
バタンッ……
男（――コン）
男「……」
男（飯食お……）
36 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:28:11.90 ID:koa/KBTu0
女「……」
――ガチャ
バタンッ……
女（――コン）
男（――コン）
女（……向こう側、人居るのか……）
――ガチャ
バタンッ……
女（――コン）
男（――コン）
女（……向こう側、人居るのか……）
37 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:29:50.67 ID:x5sOQ65hO
……
期待
期待
38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:32:34.68 ID:koa/KBTu0
男「――〜♪」
女「――♪」
男「――〜♪」
女「…――♪」
男「……―♪」
女「―――♪」
男「止めよう。ハモると響く」
女「うん」
女「――♪」
男「――〜♪」
女「…――♪」
男「……―♪」
女「―――♪」
男「止めよう。ハモると響く」
女「うん」
39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:33:18.33 ID:ic2EBNtG0
男「っくしょう！」ガツン！！
ガチャン
女「……」
男「いるんだろ？」
女「いるよ」
男「……あのさ、えーと――」
女「……」
男「……」
女「出とく？」
男「いや」
女「……」
男「……」
女（馬鹿話できるほどの器量があれば良いんだけど）
男（自分も相手もここに来てる人間だし）
女（だからって何もしないわけにはいかなくて）
男（けど、相手に多くを望んじゃいけない――）
女「……あのさ」
男「！」
女「てな具合で失敗しちゃってさ、馬鹿だよね私〜〜」
男「……ありがと」
女（自虐ネタだけど）
男（何か言ってくれたことが嬉しくて）
女（私でも役に立つことあるんだ）
男（次は、俺の番だな）
ガチャン
女「……」
男「いるんだろ？」
女「いるよ」
男「……あのさ、えーと――」
女「……」
男「……」
女「出とく？」
男「いや」
女「……」
男「……」
女（馬鹿話できるほどの器量があれば良いんだけど）
男（自分も相手もここに来てる人間だし）
女（だからって何もしないわけにはいかなくて）
男（けど、相手に多くを望んじゃいけない――）
女「……あのさ」
男「！」
女「てな具合で失敗しちゃってさ、馬鹿だよね私〜〜」
男「……ありがと」
女（自虐ネタだけど）
男（何か言ってくれたことが嬉しくて）
女（私でも役に立つことあるんだ）
男（次は、俺の番だな）
40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:41:32.85 ID:x5sOQ65hO
wktk
41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:48:10.81 ID:koa/KBTu0
男（出席日数は足りている）
女（本当に辛いなら学校を休めばいい）
男（それでも俺がこうして下を向いて学校に来ているのは）
女（きっと私が我慢して授業を受けているのは）
男（人と関らない事で痛みを軽減させる術と）
女（ほんの少しだけの気休めを知っているから）
――ガチャ
バタンッ……
男「……」
女「……」
男（――コン）
女（――コンコン）
男女((――コン))
男「昨日のテレビ見た？」
女「見てない」
男「俺もだ」
女「何それ」
女（本当に辛いなら学校を休めばいい）
男（それでも俺がこうして下を向いて学校に来ているのは）
女（きっと私が我慢して授業を受けているのは）
男（人と関らない事で痛みを軽減させる術と）
女（ほんの少しだけの気休めを知っているから）
――ガチャ
バタンッ……
男「……」
女「……」
男（――コン）
女（――コンコン）
男女((――コン))
男「昨日のテレビ見た？」
女「見てない」
男「俺もだ」
女「何それ」
42 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:50:47.85 ID:ic2EBNtG0
水かけろ水！ ペーパー放り込め！
女（またやってる）
男（出て行きたいけど）
女（自分が出ても面白がられるだけで）
男（たぶん悪化するだけだろうし）
バシャ
女（水音近っ 大丈夫かな？）
男（かけられても文句言わない）
女（ひたすら自分を消して）
男（嵐が過ぎ去るのを待つだけ）
バタン
女「……冷たくない？」
男「ああ、大丈夫」
女（本当はやられた人に言うべきなんだろうけど）
男（妙な内輪意識の賜物というか）
女（来るもの拒まず、でも誘いにはいけなくて）
男（自己嫌悪って言葉にするのは簡単だけど）
女（それすら自分に酔っているようで嫌だったり）
女（またやってる）
男（出て行きたいけど）
女（自分が出ても面白がられるだけで）
男（たぶん悪化するだけだろうし）
バシャ
女（水音近っ 大丈夫かな？）
男（かけられても文句言わない）
女（ひたすら自分を消して）
男（嵐が過ぎ去るのを待つだけ）
バタン
女「……冷たくない？」
男「ああ、大丈夫」
女（本当はやられた人に言うべきなんだろうけど）
男（妙な内輪意識の賜物というか）
女（来るもの拒まず、でも誘いにはいけなくて）
男（自己嫌悪って言葉にするのは簡単だけど）
女（それすら自分に酔っているようで嫌だったり）
43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:54:24.71 ID:arRAl+D60
（）は心の声？それとも小声？
44 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:56:02.23 ID:GbhL2g4cO
小説として期待
45 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 09:56:55.07 ID:ic2EBNtG0
女（書き手は心の声のつもりだけど）
男（小声のつもりで書く人もいるだろうし）
女（解釈は自由）
男（評価も自由）
女（私たちと一緒）
男（俺たちと一緒）
男（小声のつもりで書く人もいるだろうし）
女（解釈は自由）
男（評価も自由）
女（私たちと一緒）
男（俺たちと一緒）
46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:00:34.17 ID:j6R/FLZ+O
(何かキュンとしたぜ…期待age……)
47 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:01:13.57 ID:ic2EBNtG0
（出かけなきゃ……すみませんが後は任せました。残ってたらまた書きます）
48 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:04:22.35 ID:koa/KBTu0
――ドンっ。
女「…あっ…ごめんなさぃ……」
「ちょっとちゃんと前みて歩いてよね！」
男「……」（今、あいつに似た声がしたな）
女「……」
男「……」（いや、気のせいだ。止めろ、探すな、足を止めるな）
女「……」
男「……」（そうだ、それでいい。俺達は他人だ。俺は知らない。あいつの顔も名前もクラスも）
――ガチャ
バタンッ……
女「……どうした？」
男「別に」
女「そっか」
女「…あっ…ごめんなさぃ……」
「ちょっとちゃんと前みて歩いてよね！」
男「……」（今、あいつに似た声がしたな）
女「……」
男「……」（いや、気のせいだ。止めろ、探すな、足を止めるな）
女「……」
男「……」（そうだ、それでいい。俺達は他人だ。俺は知らない。あいつの顔も名前もクラスも）
――ガチャ
バタンッ……
女「……どうした？」
男「別に」
女「そっか」
49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:08:51.71 ID:x5sOQ65hO
スレタイ見て
壁|＜ｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝ
('A`)「ｳﾂﾀﾞｼﾉｳ」
こんなのだと思ってた
壁|＜ｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝ
('A`)「ｳﾂﾀﾞｼﾉｳ」
こんなのだと思ってた
50 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:13:20.32 ID:ChPZ9x9JO
男（相手が判ったら駄目になるだろう）
女（誰か判ったら意識してしまって）
男（でもいつかは判ってしまうんだろう）
女（沈黙が長くなってきたね、何か話そうかな）
男女「ねぇ？」
男「そっちから言ってくれ」
女「そっちからで良いよ」
男女（身長どれくらい、なんて今は聞きにくいなぁ…）
ヘタレ文を今は反省している
女（誰か判ったら意識してしまって）
男（でもいつかは判ってしまうんだろう）
女（沈黙が長くなってきたね、何か話そうかな）
男女「ねぇ？」
男「そっちから言ってくれ」
女「そっちからで良いよ」
男女（身長どれくらい、なんて今は聞きにくいなぁ…）
ヘタレ文を今は反省している
51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:21:39.35 ID:koa/KBTu0
男（うわ、いつも俺が使ってる所、使われてる）
男（まぁ、いいけどさ、飯食うだけだし、隣でも）
女（あ、もう居る）
男（ああ、いつもの所に入ってきたな）
女（――コン）
男（残念ながら俺じゃないんだよなぁ、そこに居るの）
女（……反応が無い……違う人……？）
男（まぁいいか、別に約束してここに来てる訳じゃないし）
女（そりゃ誰だってトイレくらい使うだろうし）
男（まぁ、いいけど）
女（まぁ、いいんだけど）
男女((……何か気持ち悪い……))
男（まぁ、いいけどさ、飯食うだけだし、隣でも）
女（あ、もう居る）
男（ああ、いつもの所に入ってきたな）
女（――コン）
男（残念ながら俺じゃないんだよなぁ、そこに居るの）
女（……反応が無い……違う人……？）
男（まぁいいか、別に約束してここに来てる訳じゃないし）
女（そりゃ誰だってトイレくらい使うだろうし）
男（まぁ、いいけど）
女（まぁ、いいんだけど）
男女((……何か気持ち悪い……))
52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:27:57.71 ID:I81cXmON0
目から整理食塩水が･･････
53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:31:27.35 ID:pmxUpLle0
>>52
お前のせいか。俺の心の傷がしみるのは・・・
お前のせいか。俺の心の傷がしみるのは・・・
54 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:33:39.01 ID:oB7bHTcE0
宵越しに見えた
55 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:35:26.54 ID:E2Vy6NiOO
――ガチャ
バタンッ……
男（――コン）
女（――コンコン）
男（モシャモシャ）
女（モグモグ）
男「なぁ」
女「何？」
男「今日の飯、何だ？」
女「学食のパン」
男「俺も」
女（いつも最後に余るやつ）
男（だから、同じなのも当たり前）
女（いつもと同じ）
男（変わらぬ日常）
女（変わるとしたら）
男（変えるとしたら）
男「なぁ」 女「ねぇ」
男女「いや、なんでもない」
女（でも、昔よりは）
男（ほんの少しだけ）
男女（変わったのかな）
バタンッ……
男（――コン）
女（――コンコン）
男（モシャモシャ）
女（モグモグ）
男「なぁ」
女「何？」
男「今日の飯、何だ？」
女「学食のパン」
男「俺も」
女（いつも最後に余るやつ）
男（だから、同じなのも当たり前）
女（いつもと同じ）
男（変わらぬ日常）
女（変わるとしたら）
男（変えるとしたら）
男「なぁ」 女「ねぇ」
男女「いや、なんでもない」
女（でも、昔よりは）
男（ほんの少しだけ）
男女（変わったのかな）
56 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:35:32.33 ID:I81cXmON0
57 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:36:19.57 ID:x5sOQ65hO
58 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:37:19.27 ID:pmxUpLle0
59 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:38:57.57 ID:koa/KBTu0
女「次何？」
男「体育」
女「そっか」
男「……」（次が体育だって知られたら、５組か６組かまで特定されるな…）
女「……」（次が体育か…調べれば２クラスまでに絞れるけど…）
男（っていうか、これだけ話してれば、お互いの情報も自然と出てくる）
女（情報を整理して、ちょっと探す気になれば意外と簡単に見つけられる）
男（でも、俺はそれをしない）
女（私はそれを考えないようにしてる）
男（精神的にも、肉体的にも）
女（痛い思いをするのはもう沢山だ）
男（相手はただの雑談相手）
女（依存するなど馬鹿馬鹿しい）
男（恋愛感情など烏滸がましい）
女（踏み込むな）
男（踏み込むな）
女（それは相手にも迷惑だ）
男「……次、体育だから」
女「ん」
女（10分経ったら私も出よう…）
男「体育」
女「そっか」
男「……」（次が体育だって知られたら、５組か６組かまで特定されるな…）
女「……」（次が体育か…調べれば２クラスまでに絞れるけど…）
男（っていうか、これだけ話してれば、お互いの情報も自然と出てくる）
女（情報を整理して、ちょっと探す気になれば意外と簡単に見つけられる）
男（でも、俺はそれをしない）
女（私はそれを考えないようにしてる）
男（精神的にも、肉体的にも）
女（痛い思いをするのはもう沢山だ）
男（相手はただの雑談相手）
女（依存するなど馬鹿馬鹿しい）
男（恋愛感情など烏滸がましい）
女（踏み込むな）
男（踏み込むな）
女（それは相手にも迷惑だ）
男「……次、体育だから」
女「ん」
女（10分経ったら私も出よう…）
60 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:51:46.14 ID:wolD47QkO
（期待）
61 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 10:54:13.22 ID:44iN7ZpaO
(wktk)
62 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 11:02:40.59 ID:koa/KBTu0
――ガチャ
バタンッ……
女「……」
男（ムシャムシャ）
女（……泣いちゃダメ、泣いてもいいけど音を立てたらダメ）
男「……」
女（大丈夫、我慢出来る。もっと辛い事だってされてきた。今の私なら我慢出来る）
男（――コン）
女「……」
男「……」
女「……うう……うぁ……えく……」
男「……悪い。俺出るわ」
女「……いい」
男「え？」
女「いい。そこに居て」
男「……そうか」
バタンッ……
女「……」
男（ムシャムシャ）
女（……泣いちゃダメ、泣いてもいいけど音を立てたらダメ）
男「……」
女（大丈夫、我慢出来る。もっと辛い事だってされてきた。今の私なら我慢出来る）
男（――コン）
女「……」
男「……」
女「……うう……うぁ……えく……」
男「……悪い。俺出るわ」
女「……いい」
男「え？」
女「いい。そこに居て」
男「……そうか」
63 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 11:17:30.56 ID:TWaqmfW1O
（これはいい・・・）
64 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 11:19:10.95 ID:QdEJl52sO
というかトイレ入り口で鉢合わせしないんだろうか
65 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 11:21:46.38 ID:JS3QRAszO
ﾎ
66 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 11:36:29.03 ID:i8sq9XcS0
>>64
（入るときは人がいないときを狙って、出るときは時間ずらしてんじゃね？）
（入るときは人がいないときを狙って、出るときは時間ずらしてんじゃね？）
67 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 11:48:29.88 ID:koa/KBTu0
男「女子トイレにも窓付いてる？」
女「うん、ついてるよ」
男「……」
女「……」
男「こないだの試験どうだった？」
女「赤点ギリギリ」
女「うん、ついてるよ」
男「……」
女「……」
男「こないだの試験どうだった？」
女「赤点ギリギリ」
68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 12:00:59.62 ID:i8sq9XcS0
女「・・・いつの間にか、>>1がいなくなってたんだね・・・」
男「・・・大丈夫だよ」
女「？」
男「──オレが、ずっと一緒にいてあげるから」
女「！・・・・・・ありがと」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
男「あ、午後は移動教室だった。じゃあな！」
ﾊﾞﾀﾝ ｼｭﾀﾀﾀﾀ・・・
女「・・・・・・・・・・・・あれれ？」
男「・・・大丈夫だよ」
女「？」
男「──オレが、ずっと一緒にいてあげるから」
女「！・・・・・・ありがと」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
男「あ、午後は移動教室だった。じゃあな！」
ﾊﾞﾀﾝ ｼｭﾀﾀﾀﾀ・・・
女「・・・・・・・・・・・・あれれ？」
69 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 12:28:02.90 ID:i8sq9XcS0
男「ベルリンの壁崩壊」
女「うん」
男「この壁も崩壊」
女「うん？」
男「・・・この壁も崩壊！」
女「変態」
女「うん」
男「この壁も崩壊」
女「うん？」
男「・・・この壁も崩壊！」
女「変態」
70 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 12:46:18.85 ID:LTh2Lc0bO
男「・・・・はっ、今の・・夢？」
男「俺があいつに一緒いてやるって言うとか壁崩壊とか・・・」
男「ないわ。マジで引く。」
男「俺とあいつはそんなんじゃない・・・」
男「・・名前・・なんていうんだろ・・」
ﾊﾟｯﾎﾟｰﾊﾟｯﾎﾟｰ
男「・・やべ！遅刻！」
男「俺があいつに一緒いてやるって言うとか壁崩壊とか・・・」
男「ないわ。マジで引く。」
男「俺とあいつはそんなんじゃない・・・」
男「・・名前・・なんていうんだろ・・」
ﾊﾟｯﾎﾟｰﾊﾟｯﾎﾟｰ
男「・・やべ！遅刻！」
71 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 12:48:30.80 ID:i8sq9XcS0
女「髪切った？」
男「んなぁーこたぁーない」
女「・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・」
男「じゃ、オレ行くわ・・・」
女「・・・うん」
女「・・・明日も来てくれるかな？」
男「・・・いいともー」
男「んなぁーこたぁーない」
女「・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・」
男「じゃ、オレ行くわ・・・」
女「・・・うん」
女「・・・明日も来てくれるかな？」
男「・・・いいともー」
72 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 13:02:29.37 ID:LTh2Lc0bO
男「なぁ・・・。」
女「なに？」
男「なんて呼んだらいい？」
女「・・・なんで？」
男「いや、話すとき不便だなって思って。」
女（不便という大義名分で距離を近づけようとしている。）
男（この言い方は卑怯。自分の言いたいことは隠して、傷つかないようにしている。）
女（裏切り者。お互いに踏み込まないからこそ、今の関係でいられるんじゃない。）
男（今の距離、今の関係が一番いいんだ。お互いを判別する呼称なんていらない。）
男女（でも・・・）
女「・・・別にいらないんじゃない？」
男「・・・そうか。」
女「・・・」
男「・・・」
女「なに？」
男「なんて呼んだらいい？」
女「・・・なんで？」
男「いや、話すとき不便だなって思って。」
女（不便という大義名分で距離を近づけようとしている。）
男（この言い方は卑怯。自分の言いたいことは隠して、傷つかないようにしている。）
女（裏切り者。お互いに踏み込まないからこそ、今の関係でいられるんじゃない。）
男（今の距離、今の関係が一番いいんだ。お互いを判別する呼称なんていらない。）
男女（でも・・・）
女「・・・別にいらないんじゃない？」
男「・・・そうか。」
女「・・・」
男「・・・」
73 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 13:12:48.03 ID:i8sq9XcS0
>>70
スマン。方向性が違ったか？ 出直してくる。
スマン。方向性が違ったか？ 出直してくる。
74 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 13:22:55.69 ID:E2Vy6NiOO
男（どうすっかな、夢の話してみるかな）
男（壁が崩壊して、ずっと一緒に…か）
男（ダメだな。踏み込まないのがルール）
男（恥ずかしいし、何より俺らしくない）
男（でも別にいきなり会おうとかそういうんじゃないしな…あぁクソ、何考えてんだ）
女「やっぱり名前決める？」
男「い、いや」
男（って何反射的に答えてんだ俺…）
女「…そうだね、必要無いし」
男「…だな」
男（ルールはルール、か）
男（壁が崩壊して、ずっと一緒に…か）
男（ダメだな。踏み込まないのがルール）
男（恥ずかしいし、何より俺らしくない）
男（でも別にいきなり会おうとかそういうんじゃないしな…あぁクソ、何考えてんだ）
女「やっぱり名前決める？」
男「い、いや」
男（って何反射的に答えてんだ俺…）
女「…そうだね、必要無いし」
男「…だな」
男（ルールはルール、か）
75 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 13:24:14.17 ID:koa/KBTu0
女「……ごめん、出てて貰っていい？」
男「ん？何でよ？」
女「いいから」
男「……まぁ、別にいいけど」
――ガチャ
バタンッ……
男「……」
ジャー ゴロゴロジョロジョロジョロ…
男「面倒臭い奴」（ガチャ）
男「ん？何でよ？」
女「いいから」
男「……まぁ、別にいいけど」
――ガチャ
バタンッ……
男「……」
ジャー ゴロゴロジョロジョロジョロ…
男「面倒臭い奴」（ガチャ）
76 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 14:01:33.04 ID:E2Vy6NiOO
男（…性欲を持て余す）
男（ごめん、出てて貰っていい？）
男（なんて言えるわけないか）
――ガチャ
バタンッ……
男（あれ？出てった？）
男（うーん…）
男（据え膳食わぬは、じゃないけどここがチャンスか）
男（よし）シコシコ
女「面倒臭い奴」
男（ごめん、出てて貰っていい？）
男（なんて言えるわけないか）
――ガチャ
バタンッ……
男（あれ？出てった？）
男（うーん…）
男（据え膳食わぬは、じゃないけどここがチャンスか）
男（よし）シコシコ
女「面倒臭い奴」
77 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 14:02:57.52 ID:x5sOQ65hO
age
78 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 14:08:45.65 ID:koa/KBTu0
男「貴方にあの月を差し上げましょう、か」
女「何それ」
男「陰陽師とかだったかな、小説の中に出てくる台詞」
女「ああ、口説いてるのか」
男「そうそう、どうやって告白したらいいか悩んでる男に主人公が言うんだよ
あの月をくれてやるとでも言えばいい、って」
女「今、昼間じゃん」
男「昼間だけど」
女「ここ、トイレじゃん」
男「トイレだけど」
女「脈絡無いし」
男「いいだろ、なんとなく思い出したんだから」
女「何それ」
男「陰陽師とかだったかな、小説の中に出てくる台詞」
女「ああ、口説いてるのか」
男「そうそう、どうやって告白したらいいか悩んでる男に主人公が言うんだよ
あの月をくれてやるとでも言えばいい、って」
女「今、昼間じゃん」
男「昼間だけど」
女「ここ、トイレじゃん」
男「トイレだけど」
女「脈絡無いし」
男「いいだろ、なんとなく思い出したんだから」
79 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 14:28:48.95 ID:LTh2Lc0bO
女（体育・・・さぼっちゃったなぁ・・・・・。）
女（運動は好きだけど・・・ずっと一人だしなぁ・・・・・。）
女（一人なだけならまだいいんだけど・・・・。）
ｶﾞﾁｬ
女（私がいなくなったらまた別な子がﾀｰｹﾞｯﾄになるのかな・・）
ﾊﾟﾀﾝ
女（あれ・・・？私、なんでﾄｲﾚきたんだろ・・別にしたくもないのに・・）
女（・・・そっか・・。私はここにしか、居場所ないのよね・・。本能的に理解しちゃってるんだ・・。）
女（もう・・私はここにいるしか道はないのね・・。）
女（ここで・・・こんな狭くて息苦しいところに篭っているのがお似合いなのよね・・。）
女「・・ﾊｧ・・・」
男「ん？今日は早いな？」
女「いたの？！」
男「いちゃ悪いか」
女「そんなことないよ。今日は４限さぼっちゃったんだ。」
男「不良娘。」
女「私はいーの。そっちこそ不良じゃんｗ」
男（なんか楽しそうだな・・？）
女（運動は好きだけど・・・ずっと一人だしなぁ・・・・・。）
女（一人なだけならまだいいんだけど・・・・。）
ｶﾞﾁｬ
女（私がいなくなったらまた別な子がﾀｰｹﾞｯﾄになるのかな・・）
ﾊﾟﾀﾝ
女（あれ・・・？私、なんでﾄｲﾚきたんだろ・・別にしたくもないのに・・）
女（・・・そっか・・。私はここにしか、居場所ないのよね・・。本能的に理解しちゃってるんだ・・。）
女（もう・・私はここにいるしか道はないのね・・。）
女（ここで・・・こんな狭くて息苦しいところに篭っているのがお似合いなのよね・・。）
女「・・ﾊｧ・・・」
男「ん？今日は早いな？」
女「いたの？！」
男「いちゃ悪いか」
女「そんなことないよ。今日は４限さぼっちゃったんだ。」
男「不良娘。」
女「私はいーの。そっちこそ不良じゃんｗ」
男（なんか楽しそうだな・・？）
80 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 14:29:27.18 ID:koa/KBTu0
男「だるいな」（知ってる）
女「うん」（その感情を私は知ってる）
男「もうすぐ期末とか」（後悔と）
女「無いねーマジ無い」（無力感と）
男「正直学校来たくないな」（諦めと）
女「でもさ、休むと色々面倒じゃん」（なけなしの矜持）
男「まぁね」（惨めで退屈で）
女「でしょ？」（痛くて、寂しくて）
男女「「……」」((でも、臆病さと自尊心が後退も前進も許さない))
男「あのさ」（だからこの一歩が踏み出せない）
女「何？」（だからこの一言に警戒する）
男「明日も、来る？」（こんな問いの答えは決まってる）
女「何で？」（疑え、心を許すな）
男「いや、何となく」（さもなくば、居場所が無くなる）
女「……ここ以外に何処に来るの？」（ここがなくなったら、私達に居場所なんて無いんだから）
女「うん」（その感情を私は知ってる）
男「もうすぐ期末とか」（後悔と）
女「無いねーマジ無い」（無力感と）
男「正直学校来たくないな」（諦めと）
女「でもさ、休むと色々面倒じゃん」（なけなしの矜持）
男「まぁね」（惨めで退屈で）
女「でしょ？」（痛くて、寂しくて）
男女「「……」」((でも、臆病さと自尊心が後退も前進も許さない))
男「あのさ」（だからこの一歩が踏み出せない）
女「何？」（だからこの一言に警戒する）
男「明日も、来る？」（こんな問いの答えは決まってる）
女「何で？」（疑え、心を許すな）
男「いや、何となく」（さもなくば、居場所が無くなる）
女「……ここ以外に何処に来るの？」（ここがなくなったら、私達に居場所なんて無いんだから）
81 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 14:47:27.46 ID:WumVvbBBO
(なんか…しみるな…)
82 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:11:52.32 ID:koa/KBTu0
――ガチャ
バタンッ……
女「ふぅ…」
男「いきなり溜息かよ」
女「うるさいなぁ、トイレなんだから溜息の一つくらい吐いたっていいじゃん」
男「別にダメとは言ってないし」
女「昼食何？」
男「購買のパンと紙パックのジュース。お前と一緒」
女「あ、やっべ」
男「どうした？」
女「ストロー無いわ」
男「俺のやろうか？俺そのまま飲める派だし」
女「渡せないじゃん」
男「ほら、そこの窓開ければ手渡し出来るじゃん。お互い一番奥だし」
バタンッ……
女「ふぅ…」
男「いきなり溜息かよ」
女「うるさいなぁ、トイレなんだから溜息の一つくらい吐いたっていいじゃん」
男「別にダメとは言ってないし」
女「昼食何？」
男「購買のパンと紙パックのジュース。お前と一緒」
女「あ、やっべ」
男「どうした？」
女「ストロー無いわ」
男「俺のやろうか？俺そのまま飲める派だし」
女「渡せないじゃん」
男「ほら、そこの窓開ければ手渡し出来るじゃん。お互い一番奥だし」
83 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:12:57.39 ID:Ih6B7rbS0
(´-`).｡ｏＯ（面白そうだな。ちょっとやってみるか）
カキン、シュボッ……
男「……イマイチだな」
女「やめれば？ 煙い」
男「ごめん。なんか、トイレいるとさ、こういう気分にならない？」
女「……手」
男「ん？」
女「切った事ある」
男「……そっか」
女「片付けが大変だった」
男「確かに。俺も流すか……」
女「身体によくないよ」
男「痛いのはよくないよ」
女「……だね」
男「ああ」
こんな感じかな
カキン、シュボッ……
男「……イマイチだな」
女「やめれば？ 煙い」
男「ごめん。なんか、トイレいるとさ、こういう気分にならない？」
女「……手」
男「ん？」
女「切った事ある」
男「……そっか」
女「片付けが大変だった」
男「確かに。俺も流すか……」
女「身体によくないよ」
男「痛いのはよくないよ」
女「……だね」
男「ああ」
こんな感じかな
84 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:13:04.19 ID:koa/KBTu0
――ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝ…
女「……」（よくよく考えれば、踏み込みすぎだ）
男「……」（もしこれが成立してしまえば、二人の距離感が狂ってしまう）
女（それこそお互いに窓から顔を出すだけで私達は出会えてしまう）
男（いや、お互いに顔を見てしまった方が楽になるのか？）
女（馬鹿げてる）
男（何を期待しているんだ、俺は）
――ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝ…
女「行ったね」
男「行ったな」
女「……」
男「……」
女「あー、やっぱいいや、パックから直接飲むよ」（だから）
男「そっか」（だから、この窓は開けられない）
女「……」（よくよく考えれば、踏み込みすぎだ）
男「……」（もしこれが成立してしまえば、二人の距離感が狂ってしまう）
女（それこそお互いに窓から顔を出すだけで私達は出会えてしまう）
男（いや、お互いに顔を見てしまった方が楽になるのか？）
女（馬鹿げてる）
男（何を期待しているんだ、俺は）
――ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝ…
女「行ったね」
男「行ったな」
女「……」
男「……」
女「あー、やっぱいいや、パックから直接飲むよ」（だから）
男「そっか」（だから、この窓は開けられない）
85 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:29:31.61 ID:Ih6B7rbS0
男（ふぅ……流石に放課後だし、居ないよな）
女「……ぐすっ」
男「？ ……居るのか？」
女「っ！？ そっちこそ」
男「……出ようか？」
女「ちが、これは、ただ風邪気味で……」
男「（明らかに鼻声っていうか、声震えてるけど……）そっか」
女「話して行く？」
男「……ああ」（長時間は多分、踏み入りすぎるけど）
女「……今日さ」
男「……」
女「あ〜、何かあったかな？」
男「え、あ、ああ……俺は古文のとき──」
女（結局、いえない。言ったら頼っちゃう。それはきっと、踏み入りすぎる）
男「やっぱズラかな？」（解ってる。そんなことは……期待して突っ込んで、それで距離が狂うのは怖い）
女「私もそう思うよ」（この距離がいい。この壁一つが、もどかしいけどとても安心する）
男「だよな」（踏み込んだら終わる。そんなことは解ってる。でも──）
女「皆知ってるって……」（でも、傷を共有し合う内に、踏み入ってしまいそうで……）
女「……ぐすっ」（あっ……）
男「……」（スルーしろ。スルー）
女「……ぐすっ」
男「？ ……居るのか？」
女「っ！？ そっちこそ」
男「……出ようか？」
女「ちが、これは、ただ風邪気味で……」
男「（明らかに鼻声っていうか、声震えてるけど……）そっか」
女「話して行く？」
男「……ああ」（長時間は多分、踏み入りすぎるけど）
女「……今日さ」
男「……」
女「あ〜、何かあったかな？」
男「え、あ、ああ……俺は古文のとき──」
女（結局、いえない。言ったら頼っちゃう。それはきっと、踏み入りすぎる）
男「やっぱズラかな？」（解ってる。そんなことは……期待して突っ込んで、それで距離が狂うのは怖い）
女「私もそう思うよ」（この距離がいい。この壁一つが、もどかしいけどとても安心する）
男「だよな」（踏み込んだら終わる。そんなことは解ってる。でも──）
女「皆知ってるって……」（でも、傷を共有し合う内に、踏み入ってしまいそうで……）
女「……ぐすっ」（あっ……）
男「……」（スルーしろ。スルー）
86 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:31:36.04 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（というか、他の書き手は……何処に行ったんだ……）
87 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:35:55.61 ID:n1DS1QovO
ｗｋｔｋしてる
88 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:36:22.01 ID:eD6uGKJPO
最終的に俺の考えた新ジャンル｢脱獄｣になるんだろーな
ｗｋｔｋ
ｗｋｔｋ
89 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 15:42:00.49 ID:koa/KBTu0
男（ムシャムシャ）
女（モグモグ）
男（……仮に、顔や名前を知った所で）
女（私が歩み寄って行った所で）
男（何が変わる？）
女（認めて貰える？）
男（こんな俺を？）
女（こんな私を？）
男（友達にでもなれるか？）
女（下らない）
男（底辺同士で傷を舐めあうなんて、ごめんだ）
女（惨めになって、相手を馬鹿にしてる人からも馬鹿にされて）
男（それで更に出来た傷を慰め合う）
女（そんな事なら、初めから一人の方がいい）
男（現状を打破する力は俺には無い）
女（そんな力があればこんな所には居ない）
男「今日暑くね？」（踏み込むな）
女「間違いない、暑い」（踏み込むな）
男「マジ窓際の席とか有得ないんだけど」（依存するな）
女「それはキツいね」（依存するな）
女（モグモグ）
男（……仮に、顔や名前を知った所で）
女（私が歩み寄って行った所で）
男（何が変わる？）
女（認めて貰える？）
男（こんな俺を？）
女（こんな私を？）
男（友達にでもなれるか？）
女（下らない）
男（底辺同士で傷を舐めあうなんて、ごめんだ）
女（惨めになって、相手を馬鹿にしてる人からも馬鹿にされて）
男（それで更に出来た傷を慰め合う）
女（そんな事なら、初めから一人の方がいい）
男（現状を打破する力は俺には無い）
女（そんな力があればこんな所には居ない）
男「今日暑くね？」（踏み込むな）
女「間違いない、暑い」（踏み込むな）
男「マジ窓際の席とか有得ないんだけど」（依存するな）
女「それはキツいね」（依存するな）
90 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 16:00:15.54 ID:x5sOQ65hO
wktkage
91 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 16:24:19.35 ID:Ih6B7rbS0
まずいよ越前
92 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 16:31:25.96 ID:deXFD031O
（なんかこういう互いが哀れな状況の新ジャンル好きだな…）
93 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 16:43:59.58 ID:wlYrjHEV0
バイト前ほ
94 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 16:59:51.22 ID:Ih6B7rbS0
(´-`).｡ｏＯ（まんまんですか、アイツ……）
女「……居る？」
男「……」
女「ねえ……」
男「……」
女「……居ないの？ ふぇ……」
男「待て、ちょっと喉詰まってた」
女「……大丈夫？」
男「聞いてのとおり。ていうか、それくらいでグズるなよ」
女「……違うもん」
男「寂しがり屋なら、友達でも作ればいいのにな」
女「……うん」
男「はは、ホントにな」
女「……」
男「ごめん、空気悪くしたな」
女「仕方ないよ」
男「仕方ないか」
男（そうさ。仕方ない。こうしてトイレの片隅で、お互い顔を見るどころか、歩み寄る事すら怖くて……でも一人はイヤだから）
女（こうして、傷を舐めあってるだけ。目的が一致してるだけの自慰に過ぎない。そんなことは解ってる）
男（果たして壁の向こうのあの子は笑っているのか？）
女（壁の向こうの彼は呆れているだろうか？）
男（こんなことをして、どちらかが満たされるわけでもないのに）
女（満たされない事がわかっているのに……）
落ち込むな、自分
女「……居る？」
男「……」
女「ねえ……」
男「……」
女「……居ないの？ ふぇ……」
男「待て、ちょっと喉詰まってた」
女「……大丈夫？」
男「聞いてのとおり。ていうか、それくらいでグズるなよ」
女「……違うもん」
男「寂しがり屋なら、友達でも作ればいいのにな」
女「……うん」
男「はは、ホントにな」
女「……」
男「ごめん、空気悪くしたな」
女「仕方ないよ」
男「仕方ないか」
男（そうさ。仕方ない。こうしてトイレの片隅で、お互い顔を見るどころか、歩み寄る事すら怖くて……でも一人はイヤだから）
女（こうして、傷を舐めあってるだけ。目的が一致してるだけの自慰に過ぎない。そんなことは解ってる）
男（果たして壁の向こうのあの子は笑っているのか？）
女（壁の向こうの彼は呆れているだろうか？）
男（こんなことをして、どちらかが満たされるわけでもないのに）
女（満たされない事がわかっているのに……）
落ち込むな、自分
95 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 17:10:12.08 ID:pmxUpLle0
朝からずっとこのスレに張り付いているんだが
そろそろ鬱になってきますた・・・え？あ、はい。ご覧の通りニートです。
そろそろ鬱になってきますた・・・え？あ、はい。ご覧の通りニートです。
96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 17:13:14.30 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（あまりに人居なさ過ぎだろ……）
男「体育祭だってさ」
女「知ってる。何か出るの？」
男「冗談。そっちは？」
女「冗談。じゃなきゃ、ここに居ないよ」
男「確かに……昼飯、売店？」
女「お弁当。こんな日だからって……」
男「こっちはお手製。給料日前なんだ」
女「へえ……何が入ってるの？」
男「おかかと、あとゆかりとゴマとジャコの混ぜご飯、ツナマヨ、高菜……あと漬物」
女「……おにぎり？」
男「ああ、言ってなかったっけ」
女「おいしそう。こっちは、白ご飯と、冷凍食品」
男「……食が進みそうだ」
女「そうだね……」
男「……こっち側、裏側だから、静かだな」
女「うん……なんか、安心する」
男「お、飛行機雲」
女「本当だ……」
男「あっ……」
女「なに？」
男「いや……おにぎり落とした」
女「あらら……勿体無い」
男（ふと、向こう側の窓枠に見えた白い指が、間違い無くそこに女の子が居る事を再認識させた。妄想じゃない。けど、余計なものを見たかもしれない）
ほすほす
男「体育祭だってさ」
女「知ってる。何か出るの？」
男「冗談。そっちは？」
女「冗談。じゃなきゃ、ここに居ないよ」
男「確かに……昼飯、売店？」
女「お弁当。こんな日だからって……」
男「こっちはお手製。給料日前なんだ」
女「へえ……何が入ってるの？」
男「おかかと、あとゆかりとゴマとジャコの混ぜご飯、ツナマヨ、高菜……あと漬物」
女「……おにぎり？」
男「ああ、言ってなかったっけ」
女「おいしそう。こっちは、白ご飯と、冷凍食品」
男「……食が進みそうだ」
女「そうだね……」
男「……こっち側、裏側だから、静かだな」
女「うん……なんか、安心する」
男「お、飛行機雲」
女「本当だ……」
男「あっ……」
女「なに？」
男「いや……おにぎり落とした」
女「あらら……勿体無い」
男（ふと、向こう側の窓枠に見えた白い指が、間違い無くそこに女の子が居る事を再認識させた。妄想じゃない。けど、余計なものを見たかもしれない）
ほすほす
97 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 17:27:42.23 ID:g2vP4bFOO
保守
98 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 17:34:34.01 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（>>１が帰って来るまで待ってみようかとも思ったが、飯食いたいので失礼するかな）
男「……雨か」
女「暗いね」
男「暗さで、俺達に敵うワケないだろ」
女「あはは、確かに」
男「……」
女「……」
男「あ〜……」
女「あは、冷たっ」
男「……降り込んでこないか？」（随分細い腕だな……ピザとは違うと思ってたけど）
女「平気。なんとなく、やってみたかっただけ」
男「そか……温いじゃん」
女「そう？」（思ったより細い腕。強い口調だから、もっとがっしりしてるかと思った……）
男「タイルの方が冷たいな」
女「……うん」
男「もし、さ」
女「ん？」
男「今ここで地震でも起きて……壁が壊れたりしたら……」（何言ってんだ、俺）
女「……お互い、顔が見えちゃうね」（何、期待してるんだろ、私）
男「ひょっとしたら、頭から血が出てるかも」
女「もしかしたら、瓦礫の下敷きになってて、それどころじゃないかも」
男「はは、だよな。俺みたいのが、そんな災害起きて、まともに生きてられるとも思えないし」
女「うん、私なんてきっと、真っ先に……死んじゃうタイプだよね」
男「はは」（結局、お互い、その話題から先に進む事なんて出来ないんだ）
女「ふふ」（解ってる。そんなことは……繰り返しでも、それは変わらないんだ）
では、飯食ってくる。ほすほす
男「……雨か」
女「暗いね」
男「暗さで、俺達に敵うワケないだろ」
女「あはは、確かに」
男「……」
女「……」
男「あ〜……」
女「あは、冷たっ」
男「……降り込んでこないか？」（随分細い腕だな……ピザとは違うと思ってたけど）
女「平気。なんとなく、やってみたかっただけ」
男「そか……温いじゃん」
女「そう？」（思ったより細い腕。強い口調だから、もっとがっしりしてるかと思った……）
男「タイルの方が冷たいな」
女「……うん」
男「もし、さ」
女「ん？」
男「今ここで地震でも起きて……壁が壊れたりしたら……」（何言ってんだ、俺）
女「……お互い、顔が見えちゃうね」（何、期待してるんだろ、私）
男「ひょっとしたら、頭から血が出てるかも」
女「もしかしたら、瓦礫の下敷きになってて、それどころじゃないかも」
男「はは、だよな。俺みたいのが、そんな災害起きて、まともに生きてられるとも思えないし」
女「うん、私なんてきっと、真っ先に……死んじゃうタイプだよね」
男「はは」（結局、お互い、その話題から先に進む事なんて出来ないんだ）
女「ふふ」（解ってる。そんなことは……繰り返しでも、それは変わらないんだ）
では、飯食ってくる。ほすほす
99 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 17:48:57.69 ID:xO7xL4s60
保守
100 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:01:32.49 ID:k6grwMnR0
ほす
101 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:05:05.81 ID:QgsM+xHzO
帰宅中ほす
102 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:09:26.65 ID:q4EsL0Oe0
なにこの良スレ
103 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:20:41.14 ID:3zGAFmduO
ほしゅ
104 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:21:38.14 ID:3zGAFmduO
ほす
105 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:22:01.73 ID:koa/KBTu0
男「あー…自宅のトイレは落ち着いて用が足せるからいい」
男「……」
男「……阿呆か俺は。何考えてんだ」
男「……」（――コン…）
男「……音が、違うな、やっぱ」
男「……」
男「……阿呆か俺は。何考えてんだ」
男「……」（――コン…）
男「……音が、違うな、やっぱ」
106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:28:37.53 ID:koa/KBTu0
女「……駅のトイレって汚いな…これならいつもの所の方が大分マシ……」
女（――コンっ…）
女「……」
女（馬鹿みたい。トイレになら何処でも居るってわけじゃないのに）
女「……」
女（違う、違う違う違う、そんなんじゃない……）
女（――コンっ…）
女「……」
女（馬鹿みたい。トイレになら何処でも居るってわけじゃないのに）
女「……」
女（違う、違う違う違う、そんなんじゃない……）
107 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:29:08.31 ID:pxU4nthR0
男「あー…自宅のトイレは落ち着いて用が足せるからいい」
男「……」
男「……阿呆か俺は。何考えてんだ」
男「……」（――コン…）
男「……音が、違うな、やっぱ」
女「…」（――――コン）
男「？！」
男「……」
男「……阿呆か俺は。何考えてんだ」
男「……」（――コン…）
男「……音が、違うな、やっぱ」
女「…」（――――コン）
男「？！」
108 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:30:32.38 ID:B36Ar2vL0
>>107
ねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
109 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:36:24.84 ID:q4EsL0Oe0
（なんか心に来るんだよな…）
110 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:41:46.56 ID:koa/KBTu0
男「なぁ」
女「ん？」
男「俺達、何で生きてるんだろうな」
女「……まだ死んでないからでしょ」
男「……そうか、まだ死んでないもんな」
女「うん、まだ死んでない……」
女「ん？」
男「俺達、何で生きてるんだろうな」
女「……まだ死んでないからでしょ」
男「……そうか、まだ死んでないもんな」
女「うん、まだ死んでない……」
111 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:44:28.43 ID:ZjR6vzQt0
…なんだろう
この俺を惹きつける魔力は…
この俺を惹きつける魔力は…
112 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:45:18.37 ID:iksbJmcHO
ほっしゅ
113 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:55:39.06 ID:Ih6B7rbS0
やだよ、面倒臭ぇ
114 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 18:59:08.40 ID:BDu12o2uO
花子さん居そう。
115 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:05:45.33 ID:x5sOQ65hO
>>114
男「トイレと言えば花子さんだよね」
女「前にそう言われた事あった」
男「・・・ごめん」
女「ううん。今はもう大丈夫。それよりさ、本当に花子さんがでたらどうする？」
男「可愛がる・・・かなぁ」
女「友達になってくれないかな…」
男「でも霊にまで存在を否定されるのは怖いな・・・」
女「……………」
男「・・・・・・」
女「…」
男「・・・花子さんといえば櫻子さん・・・」
女「え？誰？」
男「ゴメン、忘れて」
男「トイレと言えば花子さんだよね」
女「前にそう言われた事あった」
男「・・・ごめん」
女「ううん。今はもう大丈夫。それよりさ、本当に花子さんがでたらどうする？」
男「可愛がる・・・かなぁ」
女「友達になってくれないかな…」
男「でも霊にまで存在を否定されるのは怖いな・・・」
女「……………」
男「・・・・・・」
女「…」
男「・・・花子さんといえば櫻子さん・・・」
女「え？誰？」
男「ゴメン、忘れて」
116 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:26:48.35 ID:ZSQ6K2wG0
帰宅保守
117 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:27:40.52 ID:g2vP4bFOO
ほ
118 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:34:44.77 ID:ZSQ6K2wG0
女（ID変わったみたい）
男（つまりそれは、>>1という証拠の消失）
女（そもそも新ジャンルスレでは全員名無しなわけで）
男（しかし待っている人間もいる）
女（こうして名乗り出たことが正しいのか）
男（黙っていたほうが良かったのか）
女（果たして自分は>>1としての期待に添えるのか）
男（質を落としてしまわないか、邪魔にならないか）
女（怖いんだけれど、引き下がれない）
男（ちょうど死ねない俺たちのように）
女（ちっぽけな生存欲に支配される私のように）
男（義務でもないのに、筆を執るんだ）
男（つまりそれは、>>1という証拠の消失）
女（そもそも新ジャンルスレでは全員名無しなわけで）
男（しかし待っている人間もいる）
女（こうして名乗り出たことが正しいのか）
男（黙っていたほうが良かったのか）
女（果たして自分は>>1としての期待に添えるのか）
男（質を落としてしまわないか、邪魔にならないか）
女（怖いんだけれど、引き下がれない）
男（ちょうど死ねない俺たちのように）
女（ちっぽけな生存欲に支配される私のように）
男（義務でもないのに、筆を執るんだ）
119 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:38:41.08 ID:B36Ar2vL0
120 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:42:42.99 ID:Ih6B7rbS0
やっと帰ってきたか。これで、安心して傍観に徹する事ができる。
121 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:43:46.72 ID:aZtgf9oiO
(期待することは間違い？)
(信頼することは誤り？)
(自分に都合の良い解釈だって分かってる)
(それでも願う、願ってしまうことがある)
＿＿＿だからこそ。
『保守』
男「なにそれ？」
女「そっちこそ」
(信頼することは誤り？)
(自分に都合の良い解釈だって分かってる)
(それでも願う、願ってしまうことがある)
＿＿＿だからこそ。
『保守』
男「なにそれ？」
女「そっちこそ」
122 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:45:44.28 ID:LTh2Lc0bO
（中の人が戻ったか・・。未公開作品は未公開だからこそ美しい、か・・。御蔵入りにして中の人に期待）
123 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:47:30.98 ID:ZSQ6K2wG0
男（――コン）
男（今日で二日目、か……）
ガチャン
バタン
男（体育祭が終わって、雨が減ってきて……）
ガチャン
ジョロジョロジョロ……
男（季節の感覚すら怪しくなってきた）
ガチャン
ぺちゃくちゃ
男（風邪って初夏にも引くんだっけ？）
バタン
男（……それとも）
……
男（依存するな、当たり前だと寄りかかるな――）
男（今日で二日目、か……）
ガチャン
バタン
男（体育祭が終わって、雨が減ってきて……）
ガチャン
ジョロジョロジョロ……
男（季節の感覚すら怪しくなってきた）
ガチャン
ぺちゃくちゃ
男（風邪って初夏にも引くんだっけ？）
バタン
男（……それとも）
……
男（依存するな、当たり前だと寄りかかるな――）
124 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:54:08.09 ID:ZSQ6K2wG0
女（――コン）
ガチャン
バタン
女（――コン）
ガチャン
バタン
女「……」
男（――コンコン）
女「！」
男「久しぶり」（理由は知りたいけど）
女「返事遅いよ」（訳は知ってるけど）
男「悪い、寝かかってた」（こちらから聞いちゃいけない）
女「夜ちゃんと寝なよ」（仕返しだと指摘しちゃいけない）
男「生活リズムねえ」（この距離を崩したくないから）
女「大事みたいだよ」（この関係を壊したくないから）
ガチャン
バタン
女（――コン）
ガチャン
バタン
女「……」
男（――コンコン）
女「！」
男「久しぶり」（理由は知りたいけど）
女「返事遅いよ」（訳は知ってるけど）
男「悪い、寝かかってた」（こちらから聞いちゃいけない）
女「夜ちゃんと寝なよ」（仕返しだと指摘しちゃいけない）
男「生活リズムねえ」（この距離を崩したくないから）
女「大事みたいだよ」（この関係を壊したくないから）
125 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:56:31.83 ID:ZSQ6K2wG0
女（こうして好き勝手していれば良いと思うけど）
男（けれど、俺たちには聖人のような強さはなくて）
女（孤独は怖い、孤独は辛い）
男（だから、求めるんだ。“同類”を）
男女（書いてくれ――）
男（けれど、俺たちには聖人のような強さはなくて）
女（孤独は怖い、孤独は辛い）
男（だから、求めるんだ。“同類”を）
男女（書いてくれ――）
126 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 19:59:21.92 ID:Ih6B7rbS0
男（だが──）
女「断るっ！」
男「っ！？」
女「断るっ！」
男「っ！？」
127 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:05:01.65 ID:vwTClcHeO
なんだこの何とも言えない気持ちになる新ジャンルは…
一言で言い表せないな
一言で言い表せないな
128 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:06:50.32 ID:LTh2Lc0bO
（安心するんだ・・同類ならここにいるぜ・・ッ。なるべく早く帰らないとなorz）
129 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:08:03.47 ID:ZSQ6K2wG0
女「生き物？」
男「YES」
女「人間？」
男「NO」
女「背骨ある？」
男「YES」
女「猫？」
男「いきなりかよ、正解」
女「好きだから、なんとなく」
男「そうなのか」
女（一つ好みを知られた）
男（まあ、知ってもどうにもならないが）
女（名前でもクラスでもない）
男（接触することの無い接近）
女（嬉しい……のかな）
男「YES」
女「人間？」
男「NO」
女「背骨ある？」
男「YES」
女「猫？」
男「いきなりかよ、正解」
女「好きだから、なんとなく」
男「そうなのか」
女（一つ好みを知られた）
男（まあ、知ってもどうにもならないが）
女（名前でもクラスでもない）
男（接触することの無い接近）
女（嬉しい……のかな）
130 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:09:28.99 ID:vD3Zq+ab0
あー面白い面白い文才あるね凄いね本当うん
131 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:18:12.10 ID:voVV4w3F0
ほ
132 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:24:13.17 ID:ZSQ6K2wG0
男「暑いな」
女「もう夏だしね」
男「プール掃除だるかったな」
女「お疲れ様」
男「藻とか、すごい生えてた」
女「全部擦った？」
男「徹底的に」
女「とりあえず清潔ではあるわけだ」（……藻なのかな）
男「そうか、プール掃除の後は授業か」（駆除はされてない）
女「珍しく声が明るいね」（生存は一応許されている）
男「そんなことはないけど？」（けれど邪魔ではあるわけで）
女「ふう」（いうなれば、プールに飛んでくるトンボ）
男「なんだよ」（普段は遠いけど、近づくと煙たがられる）
女「水着がどうのとかさ」（言ってくれれば気も紛れように）
男「俺そんなキャラか？」（プールといえば、番いの？ ――あ！）
女「……今、声上擦った？」（おや、意外と？）
男「そりゃ誤解だ」（なんてタイミング悪いんだ、この腐れ脳）
女「そういうことにしておく」（安心、なの、かな？）
男「そうしておいてくれ」（解釈は自由か、くそっ）
女「もう夏だしね」
男「プール掃除だるかったな」
女「お疲れ様」
男「藻とか、すごい生えてた」
女「全部擦った？」
男「徹底的に」
女「とりあえず清潔ではあるわけだ」（……藻なのかな）
男「そうか、プール掃除の後は授業か」（駆除はされてない）
女「珍しく声が明るいね」（生存は一応許されている）
男「そんなことはないけど？」（けれど邪魔ではあるわけで）
女「ふう」（いうなれば、プールに飛んでくるトンボ）
男「なんだよ」（普段は遠いけど、近づくと煙たがられる）
女「水着がどうのとかさ」（言ってくれれば気も紛れように）
男「俺そんなキャラか？」（プールといえば、番いの？ ――あ！）
女「……今、声上擦った？」（おや、意外と？）
男「そりゃ誤解だ」（なんてタイミング悪いんだ、この腐れ脳）
女「そういうことにしておく」（安心、なの、かな？）
男「そうしておいてくれ」（解釈は自由か、くそっ）
133 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:27:34.82 ID:RQ3E3OQS0
>>132 これは良すぎるｗｗｗ
134 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:29:12.19 ID:ZSQ6K2wG0
キーンコーンカーンコーン
男（……気にならないといえば嘘になるのだろうか）
で、あるから積分結果は――
女（けれど、彼が思い浮かべているのは想像上の私）
つまりこの事件の発端は――
男（本物はどんな姿なのか、わからないのに馬鹿馬鹿しいか）
ここの極限を利用して――
女（そこまで低俗な相手じゃないと思う……いや、思いたいのかな）
そうして幕府の勢力は――
男（一方的に憧れるなんて論外だ）
女（恋なんてもってのほか）
「じゃあ、ここの問題」
男女「……わかりません」
男女（うわあ、今思いっきり目立った……）
男（……気にならないといえば嘘になるのだろうか）
で、あるから積分結果は――
女（けれど、彼が思い浮かべているのは想像上の私）
つまりこの事件の発端は――
男（本物はどんな姿なのか、わからないのに馬鹿馬鹿しいか）
ここの極限を利用して――
女（そこまで低俗な相手じゃないと思う……いや、思いたいのかな）
そうして幕府の勢力は――
男（一方的に憧れるなんて論外だ）
女（恋なんてもってのほか）
「じゃあ、ここの問題」
男女「……わかりません」
男女（うわあ、今思いっきり目立った……）
135 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:38:41.97 ID:tAqkGwx60
ほっしゅ
136 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:40:53.13 ID:ZSQ6K2wG0
女「補習は？」
男「ぎりぎりでクリアした」
女「奇遇だね、私もだ」
男「おや、もうチャイムか」
女「それじゃあ」
男「お前が行事に出るとはね」
女「体育祭でばれて懲りた」
男「奇遇だな、俺もだ」
○＜一学期終業式、最後に校歌斉唱を行います
男「〜〜♪」
女「〜♪」
男（この声は、あいつか）
女（歌ってはいるけど声は張り上げていない）
男（要は、周りから孤立しない程度の音量）
女（聞いていたいがお互い同じ）
男（大きくすれば目立ってしまう）
女（このくらい）
男（このくらい）
女（それにしても）
男（しばらく会えないのか）
女（なんでだろ、学校に来なくてすむのに）
男（目的と手段をごちゃまぜにするな）
女（相手は登校時の気休め仲間）
男（なんで最近、確認してばっかりなんだろう）
男「ぎりぎりでクリアした」
女「奇遇だね、私もだ」
男「おや、もうチャイムか」
女「それじゃあ」
男「お前が行事に出るとはね」
女「体育祭でばれて懲りた」
男「奇遇だな、俺もだ」
○＜一学期終業式、最後に校歌斉唱を行います
男「〜〜♪」
女「〜♪」
男（この声は、あいつか）
女（歌ってはいるけど声は張り上げていない）
男（要は、周りから孤立しない程度の音量）
女（聞いていたいがお互い同じ）
男（大きくすれば目立ってしまう）
女（このくらい）
男（このくらい）
女（それにしても）
男（しばらく会えないのか）
女（なんでだろ、学校に来なくてすむのに）
男（目的と手段をごちゃまぜにするな）
女（相手は登校時の気休め仲間）
男（なんで最近、確認してばっかりなんだろう）
137 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:45:50.54 ID:voVV4w3F0
ほ
138 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:49:52.05 ID:voVV4w3F0
し
139 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:50:37.49 ID:ZSQ6K2wG0
女（うわあ、降られた）
男（夕立うぜー）
女（おや、先客がいるのか）
男（あー気まずい、目とかあわないように向こう見よ）
女（どうやら同類らしい、助かった）
男（ついでだから自販機で）
チャリン、チャリリン
女「あ！」
男「うわ！」
女（この声……うそ、あいつ！？）
男（やべっ 後ろ向かなきゃ）
女（でもそうすると小銭が渡せない）
男（あー俺たち何やってるんだろ）
男「……ありがと」
女「うん」
男（手、触っちまった）
女（なんか、あったかかったかな）
男（ていうか、見ようと思えば見られるのに）
女（なんか、いつもより分厚い壁があるようで）
男「……雨、止んだな。それじゃ」
女「じゃあね」
男（白のワンピ……）
女（ジーンズとシャツ……）
男（見てはいけないものを見たような）
女（もっと見たかったような）
男（夕立うぜー）
女（おや、先客がいるのか）
男（あー気まずい、目とかあわないように向こう見よ）
女（どうやら同類らしい、助かった）
男（ついでだから自販機で）
チャリン、チャリリン
女「あ！」
男「うわ！」
女（この声……うそ、あいつ！？）
男（やべっ 後ろ向かなきゃ）
女（でもそうすると小銭が渡せない）
男（あー俺たち何やってるんだろ）
男「……ありがと」
女「うん」
男（手、触っちまった）
女（なんか、あったかかったかな）
男（ていうか、見ようと思えば見られるのに）
女（なんか、いつもより分厚い壁があるようで）
男「……雨、止んだな。それじゃ」
女「じゃあね」
男（白のワンピ……）
女（ジーンズとシャツ……）
男（見てはいけないものを見たような）
女（もっと見たかったような）
140 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:52:18.60 ID:vlQ6PqSt0
っしゃん
141 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:53:35.52 ID:WE00AQneO
（こういうものこそ映画にすべき）
142 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:54:10.75 ID:ZSQ6K2wG0
女（――コン）
男（――コンコン）
男女((――コン))
男「久しぶり」
女「君も外出るんだね」
男「そりゃこっちの台詞だ」
女「用事があったんだから仕方ない」
男「似たようなもんだ」
女「引きこもりじゃないんだ」
男「あれを含めて四回は出た」
女「私は六回」
男女（……何競い合ってるんだろう）
男（――コンコン）
男女((――コン))
男「久しぶり」
女「君も外出るんだね」
男「そりゃこっちの台詞だ」
女「用事があったんだから仕方ない」
男「似たようなもんだ」
女「引きこもりじゃないんだ」
男「あれを含めて四回は出た」
女「私は六回」
男女（……何競い合ってるんだろう）
143 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:56:10.84 ID:9MNwLlnr0
男「コンコン（壁を叩く音）」
女「コンコン」
男「（･････････）」
男「コン、コン、コン」
女「コン、コン、コン」
男「コン、ココン、コン」
女「コン、ココン、コン」
男「（･･････････）」
女「コンコン」
男「（･････････）」
男「コン、コン、コン」
女「コン、コン、コン」
男「コン、ココン、コン」
女「コン、ココン、コン」
男「（･･････････）」
144 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 20:56:40.31 ID:qHFzFZsDO
なんか
ゾクゾク来る
ゾクゾク来る
145 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:03:56.21 ID:voVV4w3F0
ほ
146 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:04:23.13 ID:vlQ6PqSt0
っしゃん
147 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:06:31.81 ID:voVV4w3F0
ほ
148 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:08:35.05 ID:vlQ6PqSt0
んまですって
149 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:08:54.60 ID:B36Ar2vL0
ほ
150 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:09:29.56 ID:H0KHsCST0
んまですか
151 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:09:36.53 ID:voVV4w3F0
りえモン
152 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:10:01.45 ID:vlQ6PqSt0
キー
153 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:11:48.38 ID:gituPcU5O
岩手の人？
154 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:12:25.92 ID:ZSQ6K2wG0
女「付き合い始めたらしいね」（関係のない世界）
男「佐藤と田中か」（ただ、話のタネとなるだけの世界）
女「仲良かったのかな」（羨ましいとか、人の幸せを喜べないとか）
男「さあ、よく知らない」（醜い自分を出したくなくて）
女「私もそうだけど」（当たり障りの無い話をしつつ）
男「けどまあ、付き合うんだし」（相手の様子を伺っている）
女「そうだね」（君は近づいてこないよね、と）
男「ああ」（俺はこんなだし）
女「 」（私はこんなだし）
男「 」（裏切られるのが怖い）
女「 」（裏切るのも嫌だ）
男「 」（そんなところもまた醜くて）
女「……」
男「……連想ゲームしようか」
女「久しぶりにしりとりがいい」
男「わかった」
男女（見え見えの、逃げの一手）
男「佐藤と田中か」（ただ、話のタネとなるだけの世界）
女「仲良かったのかな」（羨ましいとか、人の幸せを喜べないとか）
男「さあ、よく知らない」（醜い自分を出したくなくて）
女「私もそうだけど」（当たり障りの無い話をしつつ）
男「けどまあ、付き合うんだし」（相手の様子を伺っている）
女「そうだね」（君は近づいてこないよね、と）
男「ああ」（俺はこんなだし）
女「 」（私はこんなだし）
男「 」（裏切られるのが怖い）
女「 」（裏切るのも嫌だ）
男「 」（そんなところもまた醜くて）
女「……」
男「……連想ゲームしようか」
女「久しぶりにしりとりがいい」
男「わかった」
男女（見え見えの、逃げの一手）
155 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:12:45.67 ID:pxU4nthR0
なんつーか・・・
マジでぞくぞくくるなぁ・・・
マジでぞくぞくくるなぁ・・・
156 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:13:17.31 ID:vlQ6PqSt0
キュンキュンするわー
157 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:15:55.09 ID:voVV4w3F0
（・・・ほ・・）
158 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:18:50.12 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（今更だが、ちょっとだけ）
男（台風か……ま、天気がどうだろうと便所飯なんだけど）
女（大雨……やだな）
女「ひゃっ！？」
男「おっ……今の雷はでかかったな」
女「……聞こえた？」
男「苦手なのか？」
女「……ちょっとだけ」
男「まあ、気持ちは解る」（声震えてるな）
女「小学校の頃、校庭の木に落雷が落ちてさ……それから」（馬鹿にされるかなぁ）
男「ああ、俺も見た。多分、同じ小学校だろ」
女「……怖かった。あれがもし、自分に落ちてきたらとか考えると」
男「まあ、先ず無いんじゃない？ 俺ら、どうやら存在感薄いし」
女「……でも、怖いよ」
男「……そっか」（壁の向こうのあの子は、怯えているのか……泣いているのか）
女「……なんて言ったら、守ってくれるかな？」
男「はは、そりゃ難しい。何しろ、壁があるからな」
女「そうだね。そういえば、そうだった……」（言われなくてもわかってる。だから、こんな無様に怯えている姿を見せなくて済んでいる）
男「近くにいれば、手くらい握れたのにな」（そうだ。近くに居ても、それくらいしか出来ない。ましてや、ここには壁がある）
女「はは、冗談ばっかり」（傍にいることには、きっと耐えられない。私はきっと逃げ出してしまう。幻滅されるのが怖いから）
男「ま、壁があるしな。前提からして無理だ」（認めてくれとは言わない。ただ、裏切られるのも、見透かされるのも嫌なんだ）
女「このままがいい。当分は……」（このままがいい。この距離なら、何も知らないで居られる。信じなくても許される）
まあ、てきとうにほすほす。がんばれ>>1
男（台風か……ま、天気がどうだろうと便所飯なんだけど）
女（大雨……やだな）
女「ひゃっ！？」
男「おっ……今の雷はでかかったな」
女「……聞こえた？」
男「苦手なのか？」
女「……ちょっとだけ」
男「まあ、気持ちは解る」（声震えてるな）
女「小学校の頃、校庭の木に落雷が落ちてさ……それから」（馬鹿にされるかなぁ）
男「ああ、俺も見た。多分、同じ小学校だろ」
女「……怖かった。あれがもし、自分に落ちてきたらとか考えると」
男「まあ、先ず無いんじゃない？ 俺ら、どうやら存在感薄いし」
女「……でも、怖いよ」
男「……そっか」（壁の向こうのあの子は、怯えているのか……泣いているのか）
女「……なんて言ったら、守ってくれるかな？」
男「はは、そりゃ難しい。何しろ、壁があるからな」
女「そうだね。そういえば、そうだった……」（言われなくてもわかってる。だから、こんな無様に怯えている姿を見せなくて済んでいる）
男「近くにいれば、手くらい握れたのにな」（そうだ。近くに居ても、それくらいしか出来ない。ましてや、ここには壁がある）
女「はは、冗談ばっかり」（傍にいることには、きっと耐えられない。私はきっと逃げ出してしまう。幻滅されるのが怖いから）
男「ま、壁があるしな。前提からして無理だ」（認めてくれとは言わない。ただ、裏切られるのも、見透かされるのも嫌なんだ）
女「このままがいい。当分は……」（このままがいい。この距離なら、何も知らないで居られる。信じなくても許される）
まあ、てきとうにほすほす。がんばれ>>1
159 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:23:47.81 ID:vlQ6PqSt0
ほ
160 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:24:26.37 ID:voVV4w3F0
う
161 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:27:48.46 ID:ZSQ6K2wG0
男「復習テスト、どうだった？」
女「平均より少し上？」（夏休みで猛勉強、秀才として降臨とか）
男「そうか」（漫画のように物事は運ばなくて）
女「そっちは？」（けれど、結果を気にしないほどになれない）
男「言わなきゃダメ？」（中途半端、宙ぶらりん）
女「ずるいよ」（私たちの関係と同じ）
男「平均よりちょい上」（でも誰にでもそういうところがあって）
女「まねしないでよ」(妥協点がたまたまここだっただけ)
男「事実なんだから仕方ない」（俺たちの関係と同じ）
男女（そう思って、正当化したい……）
女「平均より少し上？」（夏休みで猛勉強、秀才として降臨とか）
男「そうか」（漫画のように物事は運ばなくて）
女「そっちは？」（けれど、結果を気にしないほどになれない）
男「言わなきゃダメ？」（中途半端、宙ぶらりん）
女「ずるいよ」（私たちの関係と同じ）
男「平均よりちょい上」（でも誰にでもそういうところがあって）
女「まねしないでよ」(妥協点がたまたまここだっただけ)
男「事実なんだから仕方ない」（俺たちの関係と同じ）
男女（そう思って、正当化したい……）
162 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:27:57.42 ID:vlQ6PqSt0
き
163 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:31:57.41 ID:9MNwLlnr0
男「（･･････････）」
男「コココン、ココン、コココココココン」
女「コココン、ココン、コココココココン」
男「（･･････････････）」
男「ココココン、コココン、ココココココン、ココココン、コココン」
女「ココココン、コココン、コココココ ゴッ」
女「〜〜〜〜〜〜！」
男「････････；」
男「コココン、ココン、コココココココン」
女「コココン、ココン、コココココココン」
男「（･･････････････）」
男「ココココン、コココン、ココココココン、ココココン、コココン」
女「ココココン、コココン、コココココ ゴッ」
女「〜〜〜〜〜〜！」
男「････････；」
164 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:32:52.25 ID:ZSQ6K2wG0
テクテクテク
男（今通った、白いワンピース）
テクテクテク
男（ばかげてる、今の人明らかに年上だし）
テクテクテク
男（そもそも俺が下校しているんだから――）
テクテクテク
男（今日、あれだけ自分に確認したのに）
ドキン
男（そうだ、正当化したじゃないか。あの宙ぶらりんな関係を）
テクテクテク
男（さっきのは、急ぎ足になったことに対する心臓の不満）
テクテクテク
男（依存するな、期待するな）
男（今通った、白いワンピース）
テクテクテク
男（ばかげてる、今の人明らかに年上だし）
テクテクテク
男（そもそも俺が下校しているんだから――）
テクテクテク
男（今日、あれだけ自分に確認したのに）
ドキン
男（そうだ、正当化したじゃないか。あの宙ぶらりんな関係を）
テクテクテク
男（さっきのは、急ぎ足になったことに対する心臓の不満）
テクテクテク
男（依存するな、期待するな）
165 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:35:35.71 ID:WMn58w3WO
（何か書こうと思ったけど何もネタが浮かばなかった・・・）
そんな保守
そんな保守
166 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:36:06.02 ID:Ih6B7rbS0
男「ふぅ」
女「どうしたの？」
男「いや、なんかおかしな事だなと思って」
女「なにが？」
男「小さい方の用を足して、わざわざ個室に篭もるってのは、なんとも奇妙だと思ってさ」
女「……そっか。そういえば、男子は別々なんだっけ」
男「……さっきから、何か読んでるのか？」
女「わかるの？」
男「紙の音が聞こえた」
女「ちょっとした小説。世界が100人だけの村だったらっていうの？」
男「ああ、聞いた事ある」
女「……もしも、かぁ」（もしも、この世界に二人きりになってしまったら）
男「もしも、この世界で二人きりになったら……なんて、考えた」
女「……私も」
男「でも、結局、同じことしそうだな。またこうやって、便所に篭もって壁越しの会話……こわれはこれですきだけど」
女「……私も」
男「もしも、か……」（もしも、こんな出会い方をせずに、面と向かって出会っていたなら……）
女「もしも、ね……」（きっと、ここまで長続きはしなかったと思う……）
男（自分が嫌いで、自分にそっくりな相手が見たくなくて）
女（でも自分を見ているみたいで、放って置けなくて……）
男（でもきっと）
女（嫌になる。嫌な部分を知りすぎているし、気を引く方法すら似ている気がするから……）
男（解りすぎるのが嫌なのか？ 違う）
女（そうあった場合が怖い）
男「……ジュース買ってくるわ。喉渇いた」
女「うん」
ほすほす
女「どうしたの？」
男「いや、なんかおかしな事だなと思って」
女「なにが？」
男「小さい方の用を足して、わざわざ個室に篭もるってのは、なんとも奇妙だと思ってさ」
女「……そっか。そういえば、男子は別々なんだっけ」
男「……さっきから、何か読んでるのか？」
女「わかるの？」
男「紙の音が聞こえた」
女「ちょっとした小説。世界が100人だけの村だったらっていうの？」
男「ああ、聞いた事ある」
女「……もしも、かぁ」（もしも、この世界に二人きりになってしまったら）
男「もしも、この世界で二人きりになったら……なんて、考えた」
女「……私も」
男「でも、結局、同じことしそうだな。またこうやって、便所に篭もって壁越しの会話……こわれはこれですきだけど」
女「……私も」
男「もしも、か……」（もしも、こんな出会い方をせずに、面と向かって出会っていたなら……）
女「もしも、ね……」（きっと、ここまで長続きはしなかったと思う……）
男（自分が嫌いで、自分にそっくりな相手が見たくなくて）
女（でも自分を見ているみたいで、放って置けなくて……）
男（でもきっと）
女（嫌になる。嫌な部分を知りすぎているし、気を引く方法すら似ている気がするから……）
男（解りすぎるのが嫌なのか？ 違う）
女（そうあった場合が怖い）
男「……ジュース買ってくるわ。喉渇いた」
女「うん」
ほすほす
167 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:38:19.54 ID:ZSQ6K2wG0
女（――コン）
女（いつかの報いかな……）
ガチャン
バタン
女「ふう……」
ガチャン
女（聞かれた！？）
バタン
女（……行ったかな？）
……
女（油断しちゃダメ、ここは安住の地なんかじゃない）
ガチャン
バタン
女（心を許しすぎちゃいけない。ここにも、あいつにも）
女（いつかの報いかな……）
ガチャン
バタン
女「ふう……」
ガチャン
女（聞かれた！？）
バタン
女（……行ったかな？）
……
女（油断しちゃダメ、ここは安住の地なんかじゃない）
ガチャン
バタン
女（心を許しすぎちゃいけない。ここにも、あいつにも）
168 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:42:40.00 ID:ZSQ6K2wG0
女（書いたり読んだりしていると鬱になる）
男（黒歴史があぶりだされてくるようで）
女（辛ければやめれば良いのに）
男（いざスレを閉じようとすると、吸いつけられる）
女（休憩がてらに）
男（そんな保守）
男（黒歴史があぶりだされてくるようで）
女（辛ければやめれば良いのに）
男（いざスレを閉じようとすると、吸いつけられる）
女（休憩がてらに）
男（そんな保守）
169 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:44:07.69 ID:q4EsL0Oe0
(>>1は神だと思うのは俺だけかなぁ…)
170 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:44:22.41 ID:9MNwLlnr0
男「････････；」
男「コン、コン、コン(´・ω・`)」
女「コン、コン、コン(*＾ー＾)」
保守物語 完
ご清聴ありがとうございました
男「コン、コン、コン(´・ω・`)」
女「コン、コン、コン(*＾ー＾)」
保守物語 完
ご清聴ありがとうございました
171 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:49:48.53 ID:RQ3E3OQS0
(書きたいけど書けない悔しさ…)
172 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:51:59.44 ID:x2yhdrsU0
>>171
「コンコン」（自分を見ているみたいで、放って置けなくて……）
「コンコン」（自分を見ているみたいで、放って置けなくて……）
173 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:53:59.47 ID:RQ3E3OQS0
>>172
「コンコン…」(ネットという壁の向こうに同じような人がいるなんて…)
「コンコン…」(ネットという壁の向こうに同じような人がいるなんて…)
174 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:54:41.67 ID:Ih6B7rbS0
(´-`).｡ｏＯ（もう少し遊ぼうか……）
男「文化祭だってさ」
女「知ってる。でもやってることは、いつもと同じだね」
男「今日は食事が豪勢だ。たこ焼きに焼きそばに……」
女「私と同じだ」
男「ペアルック、なんつってな」
女「見えないけど」
男「……ここってさ、展示物の関係で、潰されてるんだよな。トイレなのに」
女「だから、また二人きり」
男「……外は騒がしいのにな」
女「ここはここで、騒がしいのかも」
男「はは、よっぽど楽な騒がしさだと思うよ」
女「……クラスはいいの？」
男「居ても居なくても、同じ」
女「私も……二人一組で受付とかだから、私、はぶられちゃって」
男「俺は、存在すら忘れられてるよ」
女「ギャグみたいだね」
男「ホントにな」
女「文化祭……楽しい思い出いっぱいの、文化祭……」
男「クラス一丸となって打ち込んだ、文化祭……」
女（なんで、お互いに傷付けあう事しか考えないんだろう）
男（きっと、自分で付けた傷を、舐めてほしいだけなんだ。自分と似てる誰かに）
女（よくないことだ。それは解るのに……突き放される辛さを知ってるから。突き放されるのが怖いから）
男（なんだ、つまり……またこの距離に甘えていたいだけなんだ）
女（気持ちのいい自慰だから、悪循環と知っていても止められないんだ……）
特に展開しないほすほす
男「文化祭だってさ」
女「知ってる。でもやってることは、いつもと同じだね」
男「今日は食事が豪勢だ。たこ焼きに焼きそばに……」
女「私と同じだ」
男「ペアルック、なんつってな」
女「見えないけど」
男「……ここってさ、展示物の関係で、潰されてるんだよな。トイレなのに」
女「だから、また二人きり」
男「……外は騒がしいのにな」
女「ここはここで、騒がしいのかも」
男「はは、よっぽど楽な騒がしさだと思うよ」
女「……クラスはいいの？」
男「居ても居なくても、同じ」
女「私も……二人一組で受付とかだから、私、はぶられちゃって」
男「俺は、存在すら忘れられてるよ」
女「ギャグみたいだね」
男「ホントにな」
女「文化祭……楽しい思い出いっぱいの、文化祭……」
男「クラス一丸となって打ち込んだ、文化祭……」
女（なんで、お互いに傷付けあう事しか考えないんだろう）
男（きっと、自分で付けた傷を、舐めてほしいだけなんだ。自分と似てる誰かに）
女（よくないことだ。それは解るのに……突き放される辛さを知ってるから。突き放されるのが怖いから）
男（なんだ、つまり……またこの距離に甘えていたいだけなんだ）
女（気持ちのいい自慰だから、悪循環と知っていても止められないんだ……）
特に展開しないほすほす
175 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:56:03.60 ID:ZSQ6K2wG0
（文化祭ネタ、被ったけど別ver投下しても良いでしょうか……）
176 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:56:14.33 ID:q4EsL0Oe0
男（自分を見ているようで嫌なのに）
女（気づけばF5を連打してる）
男（何もできない自分は）
女（結局いつもひとまかせ）
男（俺たちにできることといえば）
女（ただ保守するだけ）
男「コンコン」
女「コンコン」
女（気づけばF5を連打してる）
男（何もできない自分は）
女（結局いつもひとまかせ）
男（俺たちにできることといえば）
女（ただ保守するだけ）
男「コンコン」
女「コンコン」
177 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:57:58.11 ID:Ih6B7rbS0
178 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:58:09.24 ID:9MNwLlnr0
男「君〜が〜」
女「君が〜」
男「君が〜」
男＆女「熱い恋をする〜なら〜」
女「君が〜」
男「君が〜」
男＆女「熱い恋をする〜なら〜」
179 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 21:59:40.87 ID:a7JV8ORfO
これはイミフに載るｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
あれっ俺の文字の色だけ違う…
あれっ俺の文字の色だけ違う…
180 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:02:00.34 ID:aZtgf9oiO
wktk
181 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:03:11.72 ID:koa/KBTu0
実際書いてみて判ったけどさ、このジャンルは非可逆的な事掛けない割りに
事態が閉塞してるからすげー作りにくいんだよね。
後半からパターンが出尽くしちゃって困った。
事態が閉塞してるからすげー作りにくいんだよね。
後半からパターンが出尽くしちゃって困った。
182 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:04:23.66 ID:RQ3E3OQS0
前にも出てたと思うけど「」が声に出してて()が思ってることだよな？
183 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:04:57.93 ID:q4EsL0Oe0
女（これはイミフに載る）
男（あれっ俺の文字の色だけ違う…）
男（あれっ俺の文字の色だけ違う…）
184 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:06:56.77 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（まとめに入りやがった……さてさて、遊ぶネタが尽きてきたのも事実ではある）
185 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:07:24.53 ID:ZSQ6K2wG0
186 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:09:31.65 ID:ZSQ6K2wG0
女「文化祭といったら集団行動」
男「集団行動といったらチームワーク」
女「チームワークといったら団結力」
男「団結力といったら……」
女「……やめにしない？」
男「そうだな」
女「……来る？」
男「シフトに入れられた」
女「同じく」
男「なんでこういうときだけ思い出すかな」
女「自分は遊びたいんじゃない？」
男「ご愁傷様」
女「お互い様」
男「……」
女「……」
男「トイレ」
女「れんこん」（わかってるなあ）
男「ンジャメナ」（わかってるな）
男「集団行動といったらチームワーク」
女「チームワークといったら団結力」
男「団結力といったら……」
女「……やめにしない？」
男「そうだな」
女「……来る？」
男「シフトに入れられた」
女「同じく」
男「なんでこういうときだけ思い出すかな」
女「自分は遊びたいんじゃない？」
男「ご愁傷様」
女「お互い様」
男「……」
女「……」
男「トイレ」
女「れんこん」（わかってるなあ）
男「ンジャメナ」（わかってるな）
187 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:10:09.70 ID:E2Vy6NiOO
男「小説家とかがさ」
女「うん」
男「俺達みたいなのを書いたらさ」
女「さぞかし書きづらいだろうね」
男「起承転結の転が起こりえないもんな」
女（結末が見たくないからか）
男（転換が怖いのか）
女（どちらも）
男（どちらにせよ）
男女（閉塞した物語か）
女「うん」
男「俺達みたいなのを書いたらさ」
女「さぞかし書きづらいだろうね」
男「起承転結の転が起こりえないもんな」
女（結末が見たくないからか）
男（転換が怖いのか）
女（どちらも）
男（どちらにせよ）
男女（閉塞した物語か）
188 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:11:27.23 ID:SIk05LVl0
189 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:11:58.16 ID:koa/KBTu0
190 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:12:59.17 ID:ZSQ6K2wG0
昼飯買ってこい
店番やっといて
男（反抗しない、俯いてうなずく）
女（一言でも会話を減らすコツ）
男（下を向いたまま行動）
女（最低限の言葉で売買を済ます）
男「たこ焼き10人前」
女「……はい」（ああ）
男（似たような境遇か）
女（久しぶりに彼の手を見た）
男（でも、そこ止まり）
女（何かの壁が、また拒む）
男（にしてもこいつ、上手いな）
女（あーなんで律儀に練習なんてしたんだろう）
佐藤「わあ、田中さん焼くの上手いね」
田中「えへへ」
佐藤「きっと良いお嫁さんになるよ」
田中「もぅばか〜」
男「……」（多分ここでうざいとか言っても）
女「……」（不健康な思考にしか聞こえないんだろうな）
男「……」（なぜうざいのか）
女「……」（いろいろな感情が絡まってほぐせない）
男「焦げてる」
女「すみません」
店番やっといて
男（反抗しない、俯いてうなずく）
女（一言でも会話を減らすコツ）
男（下を向いたまま行動）
女（最低限の言葉で売買を済ます）
男「たこ焼き10人前」
女「……はい」（ああ）
男（似たような境遇か）
女（久しぶりに彼の手を見た）
男（でも、そこ止まり）
女（何かの壁が、また拒む）
男（にしてもこいつ、上手いな）
女（あーなんで律儀に練習なんてしたんだろう）
佐藤「わあ、田中さん焼くの上手いね」
田中「えへへ」
佐藤「きっと良いお嫁さんになるよ」
田中「もぅばか〜」
男「……」（多分ここでうざいとか言っても）
女「……」（不健康な思考にしか聞こえないんだろうな）
男「……」（なぜうざいのか）
女「……」（いろいろな感情が絡まってほぐせない）
男「焦げてる」
女「すみません」
191 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:16:28.94 ID:ZSQ6K2wG0
男「片付けは？」
女「行った」
男「打ち上げは？」
女「呼ばれない」
男「……」
女「か――」
男「行った、呼ばれない」
女「……」
男（妙に虚しいのに）
女（安心してしまう悲しさ）
女「行った」
男「打ち上げは？」
女「呼ばれない」
男「……」
女「か――」
男「行った、呼ばれない」
女「……」
男（妙に虚しいのに）
女（安心してしまう悲しさ）
192 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:19:44.28 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（ほすほす……今は無粋。付き合うぞ）
193 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:20:30.08 ID:voVV4w3F0
ほ
194 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:20:49.61 ID:2Q7wt+jE0
追いついた
このスレはID：koa/KBTu0と>>1のが秀逸だな
このスレはID：koa/KBTu0と>>1のが秀逸だな
195 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:23:26.87 ID:q4EsL0Oe0
男「コンコン」
女「コンコン」
男「保守」
女「保守」
女「コンコン」
男「保守」
女「保守」
196 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:24:12.37 ID:ZSQ6K2wG0
女（あんまり馴れ合いたくはないけれど）
男（人間やはり賛辞に弱い）
女（ここは素直に礼を言って）
男（自分の文化祭編の終わりを告げておこう）
女（続けたこと、被ったことに謝罪して）
男（結局馴れ合う自分を嫌悪する）
女（下手な謙遜をするつもりは無い）
男（ただ、他の人のももっと読みたい）
女（新ジャンルなんだし）
男（気が向いたらで良いからと投下をねだる）
女（と、醜い部分を全部曝け出してみて）
男（ネットの壁の向こうに同類を求めてみる）
男（人間やはり賛辞に弱い）
女（ここは素直に礼を言って）
男（自分の文化祭編の終わりを告げておこう）
女（続けたこと、被ったことに謝罪して）
男（結局馴れ合う自分を嫌悪する）
女（下手な謙遜をするつもりは無い）
男（ただ、他の人のももっと読みたい）
女（新ジャンルなんだし）
男（気が向いたらで良いからと投下をねだる）
女（と、醜い部分を全部曝け出してみて）
男（ネットの壁の向こうに同類を求めてみる）
197 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:30:07.22 ID:koa/KBTu0
女「じゃあ、私、もう帰るね」
男「うん、文化祭、お疲れ様」
女「そっちこそ」
男「……今度さ」
女「ん？」
男「いや、何でもない」
女（こうやって、どちらかが逃げるように帰っていく）
男（お互いに歩み寄らず、干渉しない）
女（近寄られるのが不安で）
男（この閉塞感が堪らなく嫌で）
男女（でも、この感じさえ無くなってしまうのが、ただただ怖い）
女「……うん……また、壁越しに」
男（心だけが通じているような気がして）
女（暖かくて薄気味悪い）
男「うん、文化祭、お疲れ様」
女「そっちこそ」
男「……今度さ」
女「ん？」
男「いや、何でもない」
女（こうやって、どちらかが逃げるように帰っていく）
男（お互いに歩み寄らず、干渉しない）
女（近寄られるのが不安で）
男（この閉塞感が堪らなく嫌で）
男女（でも、この感じさえ無くなってしまうのが、ただただ怖い）
女「……うん……また、壁越しに」
男（心だけが通じているような気がして）
女（暖かくて薄気味悪い）
198 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:30:14.61 ID:nO3mOEp2O
(保守)
199 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:30:48.86 ID:vlQ6PqSt0
ほしゅ
200 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:31:18.69 ID:TA5+xhvZ0
書いてある事は
・批判（悪口、噂）
・嫉妬
・自慢（妄想）
のどれか。
さらに第二のVIPと呼ばれるその人口。
VIPは二ついりません
そしてここでは旦那をどのように早死にさせるか議論している場でもあります。
このような危険な場を放置しておくわけにはいきません。
皆さんで既女板さんにお邪魔しに行きませんか？
http://human7.2ch.net/ms/index.html
本部はこちらです
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1180528310/l50
実行日時：６月１日〜２日
・批判（悪口、噂）
・嫉妬
・自慢（妄想）
のどれか。
さらに第二のVIPと呼ばれるその人口。
VIPは二ついりません
そしてここでは旦那をどのように早死にさせるか議論している場でもあります。
このような危険な場を放置しておくわけにはいきません。
皆さんで既女板さんにお邪魔しに行きませんか？
http://human7.2ch.net/ms/index.html
本部はこちらです
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1180528310/l50
実行日時：６月１日〜２日
201 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:32:28.06 ID:2ExmhayZ0
>>196
俺あんたの書くの好きだぜ
俺あんたの書くの好きだぜ
202 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:34:54.61 ID:GHIfsHaLO
二人の間にトイレの壁より厚い壁があるようだ
203 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:35:34.38 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（所詮、保守が目的……とはいえ、私が書いても誰も喜ばない。ま、いいか。まだまだ遊ぶさ）
男「連休か。どっか行く予定は？」
女「……言ってなかったと思うけど、出かけるのは、あんまり……」
男「俺もだよ」
女「じゃあ、何で訊いたの？」
男「興味本位。あと、バイトでなら出かける」
女「……忙しいんだ」
男「休日の方がな。急に、代返頼まれるんだ。おかしいよなぁ。そんな暇そうに見えるのかね？」
女「……忙しいんだ」
男「……ごめん、愚痴った」
女「私も愚痴るから」
男「そうか」
女「幾らでも愚痴っていいんじゃない？ 私達の関係ってホラ……」（何だというのだろう？）
男「ああ、確かにな」（確かなものがあったろうか？）
女「だから、ね」（不安にするつもりはなかったのに……なんでこんなに寂しくなるんだろう）
男「ああ、わかってる」（わかってるから、敢えて言及したくなかった……筈だった）
女「ごめ……ごめん、ね」
男「ああ、俺も、なんか……ごめん」
（気が付けば、心だけが壁を越えようとして……立ち位置に気付いた途端に、怖くなる……）
はぁ……ほすほす
男「連休か。どっか行く予定は？」
女「……言ってなかったと思うけど、出かけるのは、あんまり……」
男「俺もだよ」
女「じゃあ、何で訊いたの？」
男「興味本位。あと、バイトでなら出かける」
女「……忙しいんだ」
男「休日の方がな。急に、代返頼まれるんだ。おかしいよなぁ。そんな暇そうに見えるのかね？」
女「……忙しいんだ」
男「……ごめん、愚痴った」
女「私も愚痴るから」
男「そうか」
女「幾らでも愚痴っていいんじゃない？ 私達の関係ってホラ……」（何だというのだろう？）
男「ああ、確かにな」（確かなものがあったろうか？）
女「だから、ね」（不安にするつもりはなかったのに……なんでこんなに寂しくなるんだろう）
男「ああ、わかってる」（わかってるから、敢えて言及したくなかった……筈だった）
女「ごめ……ごめん、ね」
男「ああ、俺も、なんか……ごめん」
（気が付けば、心だけが壁を越えようとして……立ち位置に気付いた途端に、怖くなる……）
はぁ……ほすほす
204 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:37:33.69 ID:q4EsL0Oe0
(>>203のも大好きだ…。がんがれ)
205 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:40:33.22 ID:Lh0ALxRAO
これはふたりぼっちの気配が・・・
206 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:42:08.49 ID:BSaQCXu60
三人目が居ないわけでもない
207 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:42:37.43 ID:lLwwaeDD0
>>203
(何でだろう、悲しく、懐かしく、心ひかれる)
(何でだろう、悲しく、懐かしく、心ひかれる)
208 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:44:39.44 ID:GHIfsHaLO
気になって勉強できないじゃないか
209 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:45:31.80 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（お腹すいた……唐突だけど、夜食作ってくる）
男（ラッキー、今日は空いてるな……久々に座れる）
女（あ、ここ空いてる……となり、ウチの学校の制服？ ま、いいか。どうせ印象無いし）
男（隣、ウチの女子か……やたらとジロジロみちゃ何言われるかわからんな。寝とこう）
女（寝るの早っ。まあ、私も寝るけど）
・ ・ ・
男（重……こいつ、もたれかかってきてるし）
男（ま、いいか……悪い気はしないし……首白いなぁ）
男（次、降りる駅か……どうしよ……ああ、もう）
・ ・ ・
女「今日は、ゆっくりだったね」
男「そっちこそ」
女「じつは行きの電車で乗り過ごしちゃって、授業ほとんどサボっちゃった」
男「……奇遇だな。俺も」
女（まさかね）
男（まさかな）
いかんな。気を抜くとほのぼのしてしまう。ほすほす。
まかせた
男（ラッキー、今日は空いてるな……久々に座れる）
女（あ、ここ空いてる……となり、ウチの学校の制服？ ま、いいか。どうせ印象無いし）
男（隣、ウチの女子か……やたらとジロジロみちゃ何言われるかわからんな。寝とこう）
女（寝るの早っ。まあ、私も寝るけど）
・ ・ ・
男（重……こいつ、もたれかかってきてるし）
男（ま、いいか……悪い気はしないし……首白いなぁ）
男（次、降りる駅か……どうしよ……ああ、もう）
・ ・ ・
女「今日は、ゆっくりだったね」
男「そっちこそ」
女「じつは行きの電車で乗り過ごしちゃって、授業ほとんどサボっちゃった」
男「……奇遇だな。俺も」
女（まさかね）
男（まさかな）
いかんな。気を抜くとほのぼのしてしまう。ほすほす。
まかせた
210 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:47:59.09 ID:qv0H6a+hO
>>115
松本ドリル乙
松本ドリル乙
211 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:50:00.97 ID:q3N1EvFj0
書きたいけど・・・
ギャグしかかけないorz
ギャグしかかけないorz
212 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:51:48.41 ID:GHIfsHaLO
>>209
なんかいい展開になりそ
なんかいい展開になりそ
213 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 22:56:39.94 ID:BSaQCXu60
ほ
214 ：ｽﾏｿ、ちょっとスランプだった：2007/05/30(水) 22:57:57.11 ID:ZSQ6K2wG0
女「あのさ――」（踏み出そうとすると）
男「……ん？」（お互いが警戒してしまう）
女「連想ゲームって何勝何敗だっけ？」（そして身を引いてしまう）
男「もう数え切れないくらいやったからな」（距離を保とうとする）
女「あのさ――」
男「……」
ガチャ
で、どうするよ
やっぱ色紙とか書く？
向こうでも元気でなって感じでさー
まあ定番だよな
男（俺じゃないって、後で伝えたほうが良いのかな）
女（なんでだろう。飽きるかもとか、不登校になるかもとか）
男（この状態が崩れる原因なんていくらでもあるのに）
女（そこに一つ新たに不安要素が加わるだけで)
男（そうか、寂しかったのか……）
女（望んじゃいけない、頼っちゃいけない）
男（望まれたら気持ちよい、頼られたら嬉しい）
女（ただ、それにも限度があって）
男（自分の身勝手さを思い知る……）
男「……ん？」（お互いが警戒してしまう）
女「連想ゲームって何勝何敗だっけ？」（そして身を引いてしまう）
男「もう数え切れないくらいやったからな」（距離を保とうとする）
女「あのさ――」
男「……」
ガチャ
で、どうするよ
やっぱ色紙とか書く？
向こうでも元気でなって感じでさー
まあ定番だよな
男（俺じゃないって、後で伝えたほうが良いのかな）
女（なんでだろう。飽きるかもとか、不登校になるかもとか）
男（この状態が崩れる原因なんていくらでもあるのに）
女（そこに一つ新たに不安要素が加わるだけで)
男（そうか、寂しかったのか……）
女（望んじゃいけない、頼っちゃいけない）
男（望まれたら気持ちよい、頼られたら嬉しい）
女（ただ、それにも限度があって）
男（自分の身勝手さを思い知る……）
215 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:00:37.95 ID:GHIfsHaLO
コレいつ映画化するの?
216 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:01:31.82 ID:7EWWMSL90
新小説に変えて出直せ馬鹿者
217 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:03:50.49 ID:pxU4nthR0
不可逆アリなら確かにEDは結構楽なんだろうけど…。
っつーか恋愛系って不可逆でなきゃEDまで突っ走れないよなぁ…
踏み込めないからこの二人なんだし。
っつーか恋愛系って不可逆でなきゃEDまで突っ走れないよなぁ…
踏み込めないからこの二人なんだし。
218 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:05:04.00 ID:gEy9KjzT0
(追いついた…保守)
219 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:10:40.02 ID:vlQ6PqSt0
ほしゅ
220 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:18:34.70 ID:RQ3E3OQS0
(書きたい、でも試しに書いて見たら落ち込んだ、だから保守しかできない)
221 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:18:59.42 ID:aZtgf9oiO
(世界は広いらしい)
(社会は広いらしい)
(外に出れば役割が待っているわけで)
(何もせずに生きることもできず)
(こうして学園にいられる時間も有限)
(いつかはこの場所から吐き出されることになる)
(踏み込みたくない)
(踏み出したくない)
＿＿＿それでもいつかは進まなきゃ行けない日が来る。
男女『分かってるっつーの』
さぁ、保守だ保守
(社会は広いらしい)
(外に出れば役割が待っているわけで)
(何もせずに生きることもできず)
(こうして学園にいられる時間も有限)
(いつかはこの場所から吐き出されることになる)
(踏み込みたくない)
(踏み出したくない)
＿＿＿それでもいつかは進まなきゃ行けない日が来る。
男女『分かってるっつーの』
さぁ、保守だ保守
222 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:20:03.64 ID:Ih6B7rbS0
(´-`;).｡ｏＯ（まぁ考えても見ようじゃないか。たかだか夜食程度に冷凍庫から肉を出して焼く必要があるのかどうか……）
男「中学のときさ……好きな子が居た」
女「私は、よくわかんなかった。男の子って、何考えてるのかって、想像もしなかったなぁ」
男「シンプルだよ。考えてる事はな。ただまぁ、優柔不断な奴は、そのシンプルさが活かせないんだと思う。その先が怖いんだ」
女「駄目だったんだ……」
男「同じだ。その子が何を考えているのか、わからなかった。男と女じゃ、そんなモンなのかもしれない」
女「そうだね。全く解らない」
男「ああ、さっぱり……」
（そうして、お互いを知らん振りしていれば、距離は保てる筈なんだ。そんな感じでいい筈なんだ）
（ただ、人の背を叩けば、振り向くだろう。けど、後ろ向きに人の背を叩けば……たとえば今の状況そのままだ）
男「ときどき思うんだけどさ。その好きになった子。俺が知ろうとしたように、あの子も俺を知ろうとしたかな？」
女「……どうだろう。好きになるのは勝手だけど……好かれるのとは、ちょっと違うから……」
男「どうしたら……」
女「……さぁ、わかんないよ」
（最終的に、最も苦手な事をしなくちゃならないってだけだ。自分が思うほどに相手も好いていてくれる。それを信じるしかない）
（そしてここにこうして背中越し、壁越しに語らう以上、それがどれだけ恐ろしいか……解っているから）
（好きになれば、好きになってほしい……でもそれは等価ではない。リスクの高い賭けだ）
（踏み込める筈が無いじゃないか）
てきとうにほすほす
男「中学のときさ……好きな子が居た」
女「私は、よくわかんなかった。男の子って、何考えてるのかって、想像もしなかったなぁ」
男「シンプルだよ。考えてる事はな。ただまぁ、優柔不断な奴は、そのシンプルさが活かせないんだと思う。その先が怖いんだ」
女「駄目だったんだ……」
男「同じだ。その子が何を考えているのか、わからなかった。男と女じゃ、そんなモンなのかもしれない」
女「そうだね。全く解らない」
男「ああ、さっぱり……」
（そうして、お互いを知らん振りしていれば、距離は保てる筈なんだ。そんな感じでいい筈なんだ）
（ただ、人の背を叩けば、振り向くだろう。けど、後ろ向きに人の背を叩けば……たとえば今の状況そのままだ）
男「ときどき思うんだけどさ。その好きになった子。俺が知ろうとしたように、あの子も俺を知ろうとしたかな？」
女「……どうだろう。好きになるのは勝手だけど……好かれるのとは、ちょっと違うから……」
男「どうしたら……」
女「……さぁ、わかんないよ」
（最終的に、最も苦手な事をしなくちゃならないってだけだ。自分が思うほどに相手も好いていてくれる。それを信じるしかない）
（そしてここにこうして背中越し、壁越しに語らう以上、それがどれだけ恐ろしいか……解っているから）
（好きになれば、好きになってほしい……でもそれは等価ではない。リスクの高い賭けだ）
（踏み込める筈が無いじゃないか）
てきとうにほすほす
223 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:20:59.85 ID:2Q7wt+jE0
便所で会話中大地震来る
→学校崩壊
→二人は壁によって支えれられてる個室内だったから助かる、ついでに顔合わせ
→ハッピーEND
完璧なシナリオが１３秒でできあがった
→学校崩壊
→二人は壁によって支えれられてる個室内だったから助かる、ついでに顔合わせ
→ハッピーEND
完璧なシナリオが１３秒でできあがった
224 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:24:36.63 ID:QQ6YtKmb0
225 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:27:28.36 ID:rflggNG30
無性に小説が書きたくなってきたぜ
226 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:32:14.42 ID:q4EsL0Oe0
男（俺には小説を書く力はない）
女（できることはただ保守をくり返すことだけ）
男（もっと読みたいというこの自分勝手な願いが）
女（誰かに届くことを祈って）
「コンコン」
保守
女（できることはただ保守をくり返すことだけ）
男（もっと読みたいというこの自分勝手な願いが）
女（誰かに届くことを祈って）
「コンコン」
保守
227 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:32:30.07 ID:5YtNmSAuO
ほ
228 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:34:12.66 ID:BSaQCXu60
し
229 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:35:01.91 ID:2Q7wt+jE0
の
230 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:36:21.90 ID:2Q7wt+jE0
カ
231 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:36:56.79 ID:BSaQCXu60
也
232 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:37:25.62 ID:2Q7wt+jE0
が
233 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:39:06.71 ID:2Q7wt+jE0
全
234 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:39:27.39 ID:q3N1EvFj0
力
235 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:39:54.62 ID:NBrqNwJ60
投
236 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:40:19.91 ID:QQ6YtKmb0
球
237 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:40:28.97 ID:q3N1EvFj0
球
238 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:40:45.86 ID:2Q7wt+jE0
界
239 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:41:11.80 ID:NBrqNwJ60
震
240 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:42:16.46 ID:HC6NboT20
感
241 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:42:28.38 ID:ZSQ6K2wG0
男（迷いが消えない……）
女（私たちはどこへ行けばよいのか）
男（ハッピーエンド？ バッドエンド？）
女（それとも、変わらぬ日常？）
男（馴れ合いと他力本願はよしたいけれど）
女（独断専行もしたくない……）
男（何も踏み出せない）
女（いつまでも宙ぶらりん）
女（私たちはどこへ行けばよいのか）
男（ハッピーエンド？ バッドエンド？）
女（それとも、変わらぬ日常？）
男（馴れ合いと他力本願はよしたいけれど）
女（独断専行もしたくない……）
男（何も踏み出せない）
女（いつまでも宙ぶらりん）
242 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:45:37.79 ID:BSaQCXu60
>>227-240
バロスｗｗｗｗｗ
バロスｗｗｗｗｗ
243 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:45:43.78 ID:5YtNmSAuO
不幸な男女の終わりはハッピーエンドに決まってるって、哀川潤が言ってた
244 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:45:57.58 ID:q4EsL0Oe0
（どんな結末でも俺の心は震えるんだろうなぁ）
245 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:46:11.79 ID:V1APmqzCO
いきなりだが、俺なんかでも書いてみる
女｢――――♪｣
コンッ
女｢――!?｣
コンッ
コンコンッ
女｢…聞いてた？｣
男｢あぁ、歌、上手いのな｣
女｢あははは、そりゃどうも｣(聞かれてた、私の歌)
男｢…歌うの、好きなのか？｣(聞いていた、彼女の歌)
女｢うん、まぁ、ね｣(どうせ何も変わりはしないのに)
男｢そうか｣(変わることなど望んじゃいけないのに)
男女｢………｣(どうしてこんなに、気持ちが揺れる)
下手でスマン、もうしません
女｢――――♪｣
コンッ
女｢――!?｣
コンッ
コンコンッ
女｢…聞いてた？｣
男｢あぁ、歌、上手いのな｣
女｢あははは、そりゃどうも｣(聞かれてた、私の歌)
男｢…歌うの、好きなのか？｣(聞いていた、彼女の歌)
女｢うん、まぁ、ね｣(どうせ何も変わりはしないのに)
男｢そうか｣(変わることなど望んじゃいけないのに)
男女｢………｣(どうしてこんなに、気持ちが揺れる)
下手でスマン、もうしません
246 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:49:52.50 ID:7AR5ImDv0
男「高校生」(アイツがここにいなければ）
女「学校」(こんなに不安になることはない)
男「授業」(アイツとの関係が崩れれば)
女「体育」(私はもうここにはいられない)
男「球技」(ここの安全をおびやかすのは)
女「野球」(間違いなくアイツしかいない）
男「キャッチボール？」(けけれどどうして)
女「･･･会話」(私とアイツは)
男･女(こんなことを繰り返してるんだろう)
こんな感じか？、ってわけで保守
女「学校」(こんなに不安になることはない)
男「授業」(アイツとの関係が崩れれば)
女「体育」(私はもうここにはいられない)
男「球技」(ここの安全をおびやかすのは)
女「野球」(間違いなくアイツしかいない）
男「キャッチボール？」(けけれどどうして)
女「･･･会話」(私とアイツは)
男･女(こんなことを繰り返してるんだろう)
こんな感じか？、ってわけで保守
247 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:51:03.37 ID:RQ3E3OQS0
>>246 やべぇ、好きだｗｗｗ
248 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:51:42.44 ID:RQ3E3OQS0
俺も少し書いてみよう、反省してる、すまん。
ためしに書いてみた。反省してる、許してくれ。
男「なぁ」
女「何？」
男「休日ってどんなことしてる？」
女「特に何もしてない…」
男「そっか…」
女「そっちは？」
男「俺も特に何も…」
男女「…」
（休日よりこうして話をしていたほうが楽しいなんて…）
ためしに書いてみた。反省してる、許してくれ。
男「なぁ」
女「何？」
男「休日ってどんなことしてる？」
女「特に何もしてない…」
男「そっか…」
女「そっちは？」
男「俺も特に何も…」
男女「…」
（休日よりこうして話をしていたほうが楽しいなんて…）
249 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:52:50.04 ID:RQ3E3OQS0
…休日…
男「暇だなぁ…」(やっぱり休日なんてやることないな…）
女「何かやることないかな…」(休日なんて無くても良いのに…)
男女「学校のトイレ行ってみようかな…」 (さすがに居ないだろうけど…)
・ ・ ・
男「…」(結局きてしまった…)
女「…」(いるわけ無いのに、何してるんだろ私…)
男女「コン」(？！）
男女「え…？」
男「今日休日だよ？」(俺もだけど…)
女「そっちこそ」(まさか本当にいるなんて…)
男「やること無くってね」(何やってるんだろ俺…）
女「私も」(だからって学校のトイレなんてね…）
男「だからって学校のトイレに来るなんてね」(女が来てくれてうれしい自分がいる）
女「今同じこと考えてた」（男が来てくれてよかったな）
女「私が来なかったら一人でどうしてたの？」(何聞いてるんだろ私）
男「来るって信じてたから…」(何言ってるんだろう俺）
女「えっ…？」(このまま距離が縮まっちゃうのかな）
男「なんてね、誰も居なかったら少ししたら帰ってたかな」（やっぱりまだ近づきすぎるのは怖い…）
女「そっか、そうだよね」（そして二人の距離はまた離れていく）
・ ・ ・
男「いつもなら下校の時間だね」（こんな時間まで何してるんだろ…でも、久しぶりの楽しい休日…）
女「そうだね」（休日がこんなに楽しかったのは久しぶりかも）
男「いつごろまで居ようか？」(このままずっと…）
女「男が帰ったら帰るつもり」(もうちょっとこの時間を…）
男「それじゃあもうすこし居ようかな」(もうちょっと距離を縮めてもいいよね？）
女「うん」(こうしてまた、少しずつ近くへと）
もうちょっと続けられそうだけど力尽きたorz
男「暇だなぁ…」(やっぱり休日なんてやることないな…）
女「何かやることないかな…」(休日なんて無くても良いのに…)
男女「学校のトイレ行ってみようかな…」 (さすがに居ないだろうけど…)
・ ・ ・
男「…」(結局きてしまった…)
女「…」(いるわけ無いのに、何してるんだろ私…)
男女「コン」(？！）
男女「え…？」
男「今日休日だよ？」(俺もだけど…)
女「そっちこそ」(まさか本当にいるなんて…)
男「やること無くってね」(何やってるんだろ俺…）
女「私も」(だからって学校のトイレなんてね…）
男「だからって学校のトイレに来るなんてね」(女が来てくれてうれしい自分がいる）
女「今同じこと考えてた」（男が来てくれてよかったな）
女「私が来なかったら一人でどうしてたの？」(何聞いてるんだろ私）
男「来るって信じてたから…」(何言ってるんだろう俺）
女「えっ…？」(このまま距離が縮まっちゃうのかな）
男「なんてね、誰も居なかったら少ししたら帰ってたかな」（やっぱりまだ近づきすぎるのは怖い…）
女「そっか、そうだよね」（そして二人の距離はまた離れていく）
・ ・ ・
男「いつもなら下校の時間だね」（こんな時間まで何してるんだろ…でも、久しぶりの楽しい休日…）
女「そうだね」（休日がこんなに楽しかったのは久しぶりかも）
男「いつごろまで居ようか？」(このままずっと…）
女「男が帰ったら帰るつもり」(もうちょっとこの時間を…）
男「それじゃあもうすこし居ようかな」(もうちょっと距離を縮めてもいいよね？）
女「うん」(こうしてまた、少しずつ近くへと）
もうちょっと続けられそうだけど力尽きたorz
250 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:55:20.74 ID:ZSQ6K2wG0
女（いろいろ雑談ばかりでごめんね）
男（けれど、おかげで全部吹っ切れた）
女（これから>>1は>>1000まで作品以外の書き込みはしない）
男（馴れ合いを完全停止し、書きたい物を書く）
女（だから、最後に言っておくよ）
賛辞・保守の人、喜びをありがとう。正直にやけた
批判・批評の人、知恵をありがとう。もし>>1がまた馴れ合いしたら遠慮なく叩いてくれ
書き手さんたち、愛情をありがとう。図々しいがもっともっと書いてくださいませ
みんな>>1000まで頑張ろう
男（けれど、おかげで全部吹っ切れた）
女（これから>>1は>>1000まで作品以外の書き込みはしない）
男（馴れ合いを完全停止し、書きたい物を書く）
女（だから、最後に言っておくよ）
賛辞・保守の人、喜びをありがとう。正直にやけた
批判・批評の人、知恵をありがとう。もし>>1がまた馴れ合いしたら遠慮なく叩いてくれ
書き手さんたち、愛情をありがとう。図々しいがもっともっと書いてくださいませ
みんな>>1000まで頑張ろう
251 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:56:54.74 ID:q4EsL0Oe0
>>249
好きだW
好きだW
252 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:57:26.09 ID:4i5310wcO
スレタイからの想像と違ったけど、これはこれで
羨しい
羨しい
253 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/30(水) 23:58:30.51 ID:QQ6YtKmb0
壁「コンッ」
男「・・・？」
壁「コンッ」
男「誰かいるのか？」
壁「コン」
男「何でそんな所に居るんだ？」
壁「コンコン」
男「そこに、住んでるのか？」
壁「コンコン」
男「･･････」
男「出られないのか？」
壁「コン」
男「･･･yesなら1回、noなら2回ってことか？」
壁「コン」
男「ここの、生徒か？」
壁「コン」
男「・・・？」
壁「コンッ」
男「誰かいるのか？」
壁「コン」
男「何でそんな所に居るんだ？」
壁「コンコン」
男「そこに、住んでるのか？」
壁「コンコン」
男「･･････」
男「出られないのか？」
壁「コン」
男「･･･yesなら1回、noなら2回ってことか？」
壁「コン」
男「ここの、生徒か？」
壁「コン」
254 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:00:03.92 ID:QzdEsC1f0
>>251 「それが本当なら…」（もうちょいがんばってみようと思う）
255 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:00:05.73 ID:E86J+HnH0
(´-`).｡ｏＯ（……頑張れ）
256 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:01:07.63 ID:KYvRjtns0
男「男か？」
壁「コンコン」
男「女の子か」
壁「コン」
男「何年生だ？」
女「･････」
女「コン、コン、コン」
男「3年生か」
女「コン」
ごめんもう限界 あとはたのむ
壁「コンコン」
男「女の子か」
壁「コン」
男「何年生だ？」
女「･････」
女「コン、コン、コン」
男「3年生か」
女「コン」
ごめんもう限界 あとはたのむ
257 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:02:20.07 ID:KYvRjtns0
ID変わってるしな・・・
258 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:08:28.05 ID:5jTwStamO
endがもしあるなら慎重に頼むよ
259 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:13:47.17 ID:bT8qenT30
〜月曜日〜
男「暗くなってきたな」（結局、遅くまで残ってしまった）
女「日が落ちると危ないよね」（帰るタイミングがつかめない）
男「そういや最近不審者が出るとか」（例えばチャイムとか、先生の声とか）
女「怖がらせないでよ」（いつもならそういう些細な合図を使えるのに）
男「すまん」（踏み出せな――）
女「まあでも帰らなきゃね」（動けな――）
男女（あれ？ すんなり帰れそう？）
男女「「じゃあ……」」
男女（……やば、普通に一緒に帰ろうとかしてた）
男「えと、お前先に帰った方が良いんじゃない？」（いつもと違うのは）
女「じゃお言葉に甘えて」（やっぱり、休日にも会ったということかな）
男「防犯ベル持ってる？」（自分の意志で会いに来たということが）
女「うん、ありがとう」（お互い近づいても大丈夫なのかと錯覚させて）
男「じゃあまた明日」（いざ踏み出そうとしたときに、結局思い出す）
女「ばいばい」（裏切る怖さ、裏切られる怖さ）
男「暗くなってきたな」（結局、遅くまで残ってしまった）
女「日が落ちると危ないよね」（帰るタイミングがつかめない）
男「そういや最近不審者が出るとか」（例えばチャイムとか、先生の声とか）
女「怖がらせないでよ」（いつもならそういう些細な合図を使えるのに）
男「すまん」（踏み出せな――）
女「まあでも帰らなきゃね」（動けな――）
男女（あれ？ すんなり帰れそう？）
男女「「じゃあ……」」
男女（……やば、普通に一緒に帰ろうとかしてた）
男「えと、お前先に帰った方が良いんじゃない？」（いつもと違うのは）
女「じゃお言葉に甘えて」（やっぱり、休日にも会ったということかな）
男「防犯ベル持ってる？」（自分の意志で会いに来たということが）
女「うん、ありがとう」（お互い近づいても大丈夫なのかと錯覚させて）
男「じゃあまた明日」（いざ踏み出そうとしたときに、結局思い出す）
女「ばいばい」（裏切る怖さ、裏切られる怖さ）
260 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:19:54.81 ID:hW1ygs7BO
ほ
261 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:20:06.18 ID:K+DChdtTO
すれ違う二人――――
262 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:20:23.83 ID:/S8xZv1xO
保守
263 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:22:18.33 ID:E86J+HnH0
(´-`).｡ｏＯ（時が残酷にも私の胃袋を空洞にする。何とかしなくては……ウチの炊飯器は、ほっとくほど飯が硬くなる）
男「……ここに来ると安心するのは、便所飯に慣れたからなのかな」
女「……どうだろう。でも、ここでしゃべるのは、嫌いじゃないよ……」
男「嫌いじゃないか。実は俺も」（嫌いじゃない？ 違うな、俺はとっくに）
女「そっちが話し上手だからだよ」（私はとっくに、彼に依存している）
男「じゃあ、そっちが聞き上手なんだな」（お互い、傷を舐めあい、日頃口を閉ざし続ける鬱憤を晴らしている）
女「はは、お互い、喧嘩もなくよくやってきてるよね」（喧嘩が起こるはずが無い。求めるものを知っている。誰かに縋りたかっただけだから）
男「ほんとにな」（この感情はきっと）
（この感情はきっと、恋愛とは少し違うのかもしれない。お互い理想化して、ただそこに鬱憤をぶつけて、こいつなら大丈夫とタカを括っている）
（お互いを知る事をしないということは、お互いに裏切られても後腐りないということ。どっちかが飽きれば、それでおしまい）
（それでも続いているのは……まだ、何かあるのか？ （こちら）むこうの心の内に、まだ秘めたものが……？）
女「あの、さ……」（言うべきなのだろうか……それはこの感情の所為なのか）
男「どうした？」（先手を打つつもりなのだろうか。この喉に棘が残るような違和感に対して……）
女「私、じつは……」（言ってしまうべきなのか。今、このときがそれに最良と言えるのか？）
男「なんだよ？」（言えば楽になる。その次はきっと、俺も言うべき事が出来る筈……そのはずなんだ）
キーンコーンカーンコーン
女「あ……」
男「……帰るか」（なんてタイミングだ）
女「……うん」（これはきっと、先に延ばせということなのか。それが逃避であろうと……今日は、無理かな）
ほすほす
男「……ここに来ると安心するのは、便所飯に慣れたからなのかな」
女「……どうだろう。でも、ここでしゃべるのは、嫌いじゃないよ……」
男「嫌いじゃないか。実は俺も」（嫌いじゃない？ 違うな、俺はとっくに）
女「そっちが話し上手だからだよ」（私はとっくに、彼に依存している）
男「じゃあ、そっちが聞き上手なんだな」（お互い、傷を舐めあい、日頃口を閉ざし続ける鬱憤を晴らしている）
女「はは、お互い、喧嘩もなくよくやってきてるよね」（喧嘩が起こるはずが無い。求めるものを知っている。誰かに縋りたかっただけだから）
男「ほんとにな」（この感情はきっと）
（この感情はきっと、恋愛とは少し違うのかもしれない。お互い理想化して、ただそこに鬱憤をぶつけて、こいつなら大丈夫とタカを括っている）
（お互いを知る事をしないということは、お互いに裏切られても後腐りないということ。どっちかが飽きれば、それでおしまい）
（それでも続いているのは……まだ、何かあるのか？ （こちら）むこうの心の内に、まだ秘めたものが……？）
女「あの、さ……」（言うべきなのだろうか……それはこの感情の所為なのか）
男「どうした？」（先手を打つつもりなのだろうか。この喉に棘が残るような違和感に対して……）
女「私、じつは……」（言ってしまうべきなのか。今、このときがそれに最良と言えるのか？）
男「なんだよ？」（言えば楽になる。その次はきっと、俺も言うべき事が出来る筈……そのはずなんだ）
キーンコーンカーンコーン
女「あ……」
男「……帰るか」（なんてタイミングだ）
女「……うん」（これはきっと、先に延ばせということなのか。それが逃避であろうと……今日は、無理かな）
ほすほす
264 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:23:20.21 ID:tuk4V92u0
文章書かせてもらおうと思ったんですが
設定はトイレじゃないとだめですか？
設定はトイレじゃないとだめですか？
265 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:24:27.00 ID:KYvRjtns0
>>264
だったらアウトなやつがけっこうあるぞ
だったらアウトなやつがけっこうあるぞ
266 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:25:49.42 ID:tuk4V92u0
まじでか
アパートとかで作ろうと思ったんだが
アパートとかで作ろうと思ったんだが
267 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:25:50.33 ID:E86J+HnH0
>>264
卿が決めよ
卿が決めよ
268 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:27:24.14 ID:bT8qenT30
女「〜〜〜〜〜っ 〜〜〜〜〜っ」
男「……」
女「〜〜〜〜〜っ 〜〜〜〜〜っ」
男「あのさ、実は遠藤先生が今日面白い間違いしてな」
女「っ！」
男「あっと人が喋ってるときに口挟むなよ？ それでな〜」
女（無理してる）
男（絶対俺のキャラじゃない）
女（どうして？）
男（でも、良く考えたらあの自虐ネタの借りを返せてない）
女（温かい、でも怖い）
男「てなわけなんだ」
女「――」
男（……逆効果、だったか？）
女「――」
男（向こうの評価は自由、この沈黙の解釈も自由）
ガチャン
バタン
男（普段自由を求めて止まないくせに、時にそれがすごく憎くて）
女「――ぷはっｗｗ」（……でも、やっぱり温かい）
男（けれど、この笑いは本物だと信じたい俺がいる）
女（この優しさが本物だと縋りたい私がいる）
信じるな、縋るな、信じるな、縋るな
男「……」
女「〜〜〜〜〜っ 〜〜〜〜〜っ」
男「あのさ、実は遠藤先生が今日面白い間違いしてな」
女「っ！」
男「あっと人が喋ってるときに口挟むなよ？ それでな〜」
女（無理してる）
男（絶対俺のキャラじゃない）
女（どうして？）
男（でも、良く考えたらあの自虐ネタの借りを返せてない）
女（温かい、でも怖い）
男「てなわけなんだ」
女「――」
男（……逆効果、だったか？）
女「――」
男（向こうの評価は自由、この沈黙の解釈も自由）
ガチャン
バタン
男（普段自由を求めて止まないくせに、時にそれがすごく憎くて）
女「――ぷはっｗｗ」（……でも、やっぱり温かい）
男（けれど、この笑いは本物だと信じたい俺がいる）
女（この優しさが本物だと縋りたい私がいる）
信じるな、縋るな、信じるな、縋るな
269 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:28:10.80 ID:YtfJnCaf0
>>264
とりあえず全部読んでくるといいと思うよ
とりあえず全部読んでくるといいと思うよ
270 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:29:20.46 ID:tuk4V92u0
おｋ
271 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:29:25.84 ID:YNE/r7m0O
心象はほとんど同じだから情景に全く関係なく書けるのがこの新ジャンルの強みだと思うぜ。
とはいえ二本ばかり保守投稿しつつ心象描写は男女の区別すらつけてない俺はアウトかも分からんね。
とはいえ二本ばかり保守投稿しつつ心象描写は男女の区別すらつけてない俺はアウトかも分からんね。
272 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:29:54.39 ID:5jTwStamO
273 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:31:18.24 ID:LAho2BA00
274 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:35:19.07 ID:QzdEsC1f0
別にアパートでもいいと思うけど、今までの男と女はトイレでのキャラだから
場所を変えるなら新しいキャラを作って欲しい（個人的な意見だけど。
場所を変えるなら新しいキャラを作って欲しい（個人的な意見だけど。
275 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:36:00.98 ID:xiYZPC7rO
朝まで残っていますように
おやすみなさい
おやすみなさい
276 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:41:13.55 ID:ItT2ZhCk0
やっと追いついた 保守
277 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:43:16.53 ID:QzdEsC1f0
(そういえば保守って何分ごとにすればいいんだ？）
278 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:44:37.28 ID:xtQzJO9B0
男(自分の感じたときに)
女(自分の感じたように)
(自分の言葉で)
女(自分の感じたように)
(自分の言葉で)
279 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:46:44.09 ID:bT8qenT30
女「昨日は久しぶりにテレビ見た」
男「奇遇だな、俺もだ」
女「まさか８？」
男「残念、ＮＨＫだ」
女「意外と真面目系？」
男「いや、偶然面白い特集をやってた。世界絶景集」
女「スケールが大きいね」
男「そっちは？」
女「笑銅。私オリエンタルビデオ好きなんだ」
男「俺も好き、話合うな」
女「ほんと？」
男「ああ、やっぱ笑えるよな」
女（なんだか今日の会話は違和感がある）
男（誉め言葉が多いというか、ご機嫌取りというか）
女（もしかして……いやないよね）
男（痛い妄想するなよ俺――）
わかってるだろう？
自分なんかを好きになる人間はいない。
いないんだ。
男「奇遇だな、俺もだ」
女「まさか８？」
男「残念、ＮＨＫだ」
女「意外と真面目系？」
男「いや、偶然面白い特集をやってた。世界絶景集」
女「スケールが大きいね」
男「そっちは？」
女「笑銅。私オリエンタルビデオ好きなんだ」
男「俺も好き、話合うな」
女「ほんと？」
男「ああ、やっぱ笑えるよな」
女（なんだか今日の会話は違和感がある）
男（誉め言葉が多いというか、ご機嫌取りというか）
女（もしかして……いやないよね）
男（痛い妄想するなよ俺――）
わかってるだろう？
自分なんかを好きになる人間はいない。
いないんだ。
280 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:49:17.17 ID:foIjqGXyO
前にこんな感じの新ｼﾞｬﾝﾙがあったような……
なんだっけ??
なんだっけ??
281 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:55:34.40 ID:YtfJnCaf0
男（明日は早い）
女（もう寝なきゃ）
男（どうか明日まで）
女（このスレが残っていますように）
「保守」
女（もう寝なきゃ）
男（どうか明日まで）
女（このスレが残っていますように）
「保守」
282 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 00:57:14.92 ID:E86J+HnH0
(´-`).｡ｏＯ（さて、そろそろ私の遊びは、綴目をつけねばなるまい……間に合わせる）
283 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:01:16.05 ID:bT8qenT30
女「で、ソフトボール投げの球ノーバンで取ってさ」（元に戻った）
男「うわー、大目玉食らったろそいつ」（居心地の良いこの距離）
女「まあでも受けは取れてたみたいだね」（私は何度繰り返すんだろう）
男「俺だったら目立つだけで嫌だけどな」（俺はいつになったら学習するんだ）
女「全面的に同意するよ」（少しずつ近づこうとして）
男「しかしこの時期にやるとはなあ」（その度に頼るなと自らを諌める）
女「うん、まあ次がソフトボールだからついで」（同じように揺れ続けて）
男「次といえば、また実験だ」（近寄るほうの振れ幅が大きくなっていて怖い）
女「へえ、なんの？」（いつか勢い余ってこの壁を突き破ってくるのではないかと）
男（そう思うと――）「あ……」
女「ん？」
男「いや、ほら、フーコー振り子」
女「！ そ、そう……」
男「うわー、大目玉食らったろそいつ」（居心地の良いこの距離）
女「まあでも受けは取れてたみたいだね」（私は何度繰り返すんだろう）
男「俺だったら目立つだけで嫌だけどな」（俺はいつになったら学習するんだ）
女「全面的に同意するよ」（少しずつ近づこうとして）
男「しかしこの時期にやるとはなあ」（その度に頼るなと自らを諌める）
女「うん、まあ次がソフトボールだからついで」（同じように揺れ続けて）
男「次といえば、また実験だ」（近寄るほうの振れ幅が大きくなっていて怖い）
女「へえ、なんの？」（いつか勢い余ってこの壁を突き破ってくるのではないかと）
男（そう思うと――）「あ……」
女「ん？」
男「いや、ほら、フーコー振り子」
女「！ そ、そう……」
284 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:01:20.64 ID:5jTwStamO
>>282
綺麗なendを見せてくれ
綺麗なendを見せてくれ
285 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:03:00.30 ID:E86J+HnH0
女「そういえば、名前……聞いてなかったね」
男「……名前か。そういや、そうだな」
（踏み込む。迷っていた事が嘘のように……唐突に、タイルの壁にはヒビが奔ったようにすら見えた）
女「私は、わたし……は、ね……」（息が苦しい。喉が渇く。どうして、言葉が出ないの？）
男「……」（何故……そんなに苦しいなら、どうして踏み込むのだろう？ そうさせる理由は、なんだ？）
女「う、うぅ、わた、わた、し……」（怖いよ……嫌われちゃう。飽きられちゃう。幻滅されちゃう。壊れちゃう……）
男「お、おい、そんな辛いなら、別に……」（気持ちが悪い。この関係を崩してしまいかねない筈なのに、心のどこかが求めている。どうして強く出れない？）
女「……どうして、言えないのかな……」（そんな解りきった事を、わざわざ訊きたいんじゃない）
男「なんで、いきなりそんな気になったんだ……？」（それこそが、踏み込む第一歩。このまま流して、別の話にすることだって出来た筈なのに……）
女「わたし、ね。来年、別の学校に、行くんだ……」
男「……転校、ってことか」
（終わった。こんな近くで、遠くの誰かと話しているような、そんな幻想はもう終わり。お気に入りの絵本を取り上げられた子供みたいに、ただただ、虚しくなった）
女「だからね。貴方に……名前は知らないけど、ずっと背中を預けてたから……せめて、最後に、名前くらいって……」（言わなくていい。言ったら、きっと一人になる）
男「……」
女「わたしの、名前は……」
男「あのさ……携帯持ってる？」（ああ、そうか……）
女「え……持ってるけど……」
男「番号とメアド書くから……上から、受け取ってくれないか？」（馬鹿な事をやろうとしている）
女「え、え……あの……でも、私は」
男「いいか悪いか、訊いてる」
女「……う、うん」
かすかに触れた指先は、こころなしか、汗ばんでいた。
もう少しだけ続くんじゃ。ほすほす
男「……名前か。そういや、そうだな」
（踏み込む。迷っていた事が嘘のように……唐突に、タイルの壁にはヒビが奔ったようにすら見えた）
女「私は、わたし……は、ね……」（息が苦しい。喉が渇く。どうして、言葉が出ないの？）
男「……」（何故……そんなに苦しいなら、どうして踏み込むのだろう？ そうさせる理由は、なんだ？）
女「う、うぅ、わた、わた、し……」（怖いよ……嫌われちゃう。飽きられちゃう。幻滅されちゃう。壊れちゃう……）
男「お、おい、そんな辛いなら、別に……」（気持ちが悪い。この関係を崩してしまいかねない筈なのに、心のどこかが求めている。どうして強く出れない？）
女「……どうして、言えないのかな……」（そんな解りきった事を、わざわざ訊きたいんじゃない）
男「なんで、いきなりそんな気になったんだ……？」（それこそが、踏み込む第一歩。このまま流して、別の話にすることだって出来た筈なのに……）
女「わたし、ね。来年、別の学校に、行くんだ……」
男「……転校、ってことか」
（終わった。こんな近くで、遠くの誰かと話しているような、そんな幻想はもう終わり。お気に入りの絵本を取り上げられた子供みたいに、ただただ、虚しくなった）
女「だからね。貴方に……名前は知らないけど、ずっと背中を預けてたから……せめて、最後に、名前くらいって……」（言わなくていい。言ったら、きっと一人になる）
男「……」
女「わたしの、名前は……」
男「あのさ……携帯持ってる？」（ああ、そうか……）
女「え……持ってるけど……」
男「番号とメアド書くから……上から、受け取ってくれないか？」（馬鹿な事をやろうとしている）
女「え、え……あの……でも、私は」
男「いいか悪いか、訊いてる」
女「……う、うん」
かすかに触れた指先は、こころなしか、汗ばんでいた。
もう少しだけ続くんじゃ。ほすほす
286 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:03:13.69 ID:w3etoC0pO
>>280
「二人ぼっち」
「二人ぼっち」
287 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:06:24.39 ID:QzdEsC1f0
もう終わりに近づいてしまっているのか。。。orz
288 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:09:45.85 ID:lFyViPE70
ほしゅ
289 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:10:43.63 ID:bT8qenT30
男（期待の……）
女（保守……）
女（保守……）
290 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:11:12.39 ID:E86J+HnH0
男（自分が動く前に、状況が待ってくれなかった）
女（動くしかなかった。そのまま逃げる事もできたけど……リスクをとる道しか、選べなかった）
男（この気持ちは……まだ、違う）
女（この気持ちは……きっと同じ）
男「同じクラスだったのかな」
女「たぶん、そう」
男「あの子だったりして」
女「たぶん、そう？」
男「これで最後か。少し寂しい気がする」
女「ちゃんと、記録はしたよ」
男「……一人で便所飯か……また、一人か」
女「私もまた、一人……」
男「はは」
女「ふふ」
男「メールしてくれ」
女「お昼にね」
男「……一緒に、出るか」
女「いいかもね、それ……」
何を言うでもなく、他愛無いいつもの話題に少しだけ寂しいものを覚えつつ……トイレの出口で手を繋いだ。
（なんてことはない。一歩踏み出してくるなら、こちらからも一歩踏み出す。それで同じ場所。握った手の温もりは、裏切らない……その筈だから）
トイレから出ると、壁は何処にも無かった。
おすまい
女（動くしかなかった。そのまま逃げる事もできたけど……リスクをとる道しか、選べなかった）
男（この気持ちは……まだ、違う）
女（この気持ちは……きっと同じ）
男「同じクラスだったのかな」
女「たぶん、そう」
男「あの子だったりして」
女「たぶん、そう？」
男「これで最後か。少し寂しい気がする」
女「ちゃんと、記録はしたよ」
男「……一人で便所飯か……また、一人か」
女「私もまた、一人……」
男「はは」
女「ふふ」
男「メールしてくれ」
女「お昼にね」
男「……一緒に、出るか」
女「いいかもね、それ……」
何を言うでもなく、他愛無いいつもの話題に少しだけ寂しいものを覚えつつ……トイレの出口で手を繋いだ。
（なんてことはない。一歩踏み出してくるなら、こちらからも一歩踏み出す。それで同じ場所。握った手の温もりは、裏切らない……その筈だから）
トイレから出ると、壁は何処にも無かった。
おすまい
291 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:11:29.37 ID:5TtArH/a0
(おわるまで･･･寝れない･･･)
292 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:12:09.64 ID:E86J+HnH0
なんか書き忘れてる気がするけど、まぁいいや。
終わりの一例。ありきたり編。
また残ってたら、世話になるかもしれない。
ではまた明日。
終わりの一例。ありきたり編。
また残ってたら、世話になるかもしれない。
ではまた明日。
293 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:12:50.17 ID:6/p2adSw0
ok!
泣けた
泣けた
294 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:13:32.43 ID:lFyViPE70
短編フィルムが観たい
295 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:16:12.15 ID:5jTwStamO
296 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:16:25.17 ID:AT/kMblSO
男（詮索はしない）
女（依存はしない）
男（今の状態を壊したくないから）
女（本当は会いたい、会って依存してしまいたい）
男（本当はとても、彼女が気になる)
女（でも会ったらきっとお互い壊れてしまう）
男（恋愛じゃない、物好きでもなく）
女（このまま感情を押し殺して深く探らなければ）
男（一人の人間としての彼女が気になる、けど）
女（多分関係は悪くならない、だからこのまま）
男（それを望んでいるのは自分だけかもしれない）
女（互いに秘密を共有する―まるで交換日記）
男（だからこのまま、壁越しの関係を続けるんだ）
女（壁越しの交換日記）
保守
女（依存はしない）
男（今の状態を壊したくないから）
女（本当は会いたい、会って依存してしまいたい）
男（本当はとても、彼女が気になる)
女（でも会ったらきっとお互い壊れてしまう）
男（恋愛じゃない、物好きでもなく）
女（このまま感情を押し殺して深く探らなければ）
男（一人の人間としての彼女が気になる、けど）
女（多分関係は悪くならない、だからこのまま）
男（それを望んでいるのは自分だけかもしれない）
女（互いに秘密を共有する―まるで交換日記）
男（だからこのまま、壁越しの関係を続けるんだ）
女（壁越しの交換日記）
保守
297 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:17:48.09 ID:AT/kMblSO
298 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:17:49.57 ID:PJqkSIrh0
ずっとＲＯＭってたけど
最後泣いたわ
最後泣いたわ
299 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:20:07.24 ID:QzdEsC1f0
>>290
乙
俺も最後の行はきたわ（でも何か物足りない）
良い閉め方なのに（それはこのスレが終わりに向かっていくから）
もっと俺に文章力があれば（終わりがあるなんて最初からわかってた）
だから保守して新たな神を待つ（ここで終わるなんてもったいない）
乙
俺も最後の行はきたわ（でも何か物足りない）
良い閉め方なのに（それはこのスレが終わりに向かっていくから）
もっと俺に文章力があれば（終わりがあるなんて最初からわかってた）
だから保守して新たな神を待つ（ここで終わるなんてもったいない）
300 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:21:08.28 ID:7itu5EAuO
今までで一番だな。
301 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:21:10.58 ID:yIj6TQOk0
結局顔合わせるんだなぁ。
実際はもっとアイデンティカリーだからウマクいかんが
そこがフィクションならではの面白い話だねぇ
実際はもっとアイデンティカリーだからウマクいかんが
そこがフィクションならではの面白い話だねぇ
302 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:24:29.56 ID:AT/kMblSO
男「昨日さ」
女「ん？」
男「予習やろうやろうと思いながら寝てた」
女「ああ、あるある。やる気起きなかったんでしょ」
男「それもあるし、やらなくても平気かなって」
女「お、余裕の発言じゃんか。結果は？」
男「惨敗」
女「だと思った」
（普通の人が面と向かって、―放課後のファストフード店でするような）
（そんなたわいもない話）
（私達は壁越し）
（お互い触れてはいけない琴線を探り合いながら）
（深く詮索せずに話す）
（これが私達のライフスタイル）
（別に間違ってるつもりも無いし、一歩先に踏み出す勇気もない）
（私達は弱虫だから）
女「ん？」
男「予習やろうやろうと思いながら寝てた」
女「ああ、あるある。やる気起きなかったんでしょ」
男「それもあるし、やらなくても平気かなって」
女「お、余裕の発言じゃんか。結果は？」
男「惨敗」
女「だと思った」
（普通の人が面と向かって、―放課後のファストフード店でするような）
（そんなたわいもない話）
（私達は壁越し）
（お互い触れてはいけない琴線を探り合いながら）
（深く詮索せずに話す）
（これが私達のライフスタイル）
（別に間違ってるつもりも無いし、一歩先に踏み出す勇気もない）
（私達は弱虫だから）
303 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:28:28.39 ID:AT/kMblSO
女「たまにさ」
男「ん？」
女「昨日のキミと今日のキミが別の人なんじゃないかって思うんだよね」
男「まさか、便所で会話する物好きは俺とお前くらいだと思うんだけど？」
女「でもさ、」
男「ん？」
女「昨日のキミと今日のキミが同じってわかると、凄く嬉しい」
男「そう…ありがと」
（たまには率直に）
（たまには素直に）
（感謝をキミに）
（感謝をお前に）
（ありがと）
（ありがと）
男「ん？」
女「昨日のキミと今日のキミが別の人なんじゃないかって思うんだよね」
男「まさか、便所で会話する物好きは俺とお前くらいだと思うんだけど？」
女「でもさ、」
男「ん？」
女「昨日のキミと今日のキミが同じってわかると、凄く嬉しい」
男「そう…ありがと」
（たまには率直に）
（たまには素直に）
（感謝をキミに）
（感謝をお前に）
（ありがと）
（ありがと）
304 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:36:44.30 ID:bF14rNOK0
穂
305 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:37:14.33 ID:foIjqGXyO
>>286
ﾄﾝ!!
ﾄﾝ!!
306 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:39:09.95 ID:YNE/r7m0O
雰囲気を壊さん程度に書くようにすっか
307 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:40:53.61 ID:bT8qenT30
女「また一組誕生したらしいね」（似たような境遇の人間が結ばれた）
男「ああ、でも今度のは素直に喜べるな」（それは俺に感動を与えた）
女「この話聞いてうちの親、涙目になってたよ」（私に夢を与えた）
男「奇遇だな……うちの親もGJ言ってた」（もしかして、俺たちも）
女「……」（そんな淡い期待が一瞬胸をよぎるんだけど）
男「……」（そして俺の腐れ脳によると、可能性は0じゃないんだけど）
女「……どしたの？」（ただ、それを期待することは）
男「いや」（認めなきゃいけないってことだ）
ガチャン
バタン
女「……」（あいつが私に――）
男「……」（あいつが俺に――）
怖い。愛されるのが怖い。
いつか離れてしまうかもしれない温もりを得ることが怖い。
女「行ったね」（だから今日も）
男「だな、じゃ連想ゲームでも」（逃げの一手）
男「ああ、でも今度のは素直に喜べるな」（それは俺に感動を与えた）
女「この話聞いてうちの親、涙目になってたよ」（私に夢を与えた）
男「奇遇だな……うちの親もGJ言ってた」（もしかして、俺たちも）
女「……」（そんな淡い期待が一瞬胸をよぎるんだけど）
男「……」（そして俺の腐れ脳によると、可能性は0じゃないんだけど）
女「……どしたの？」（ただ、それを期待することは）
男「いや」（認めなきゃいけないってことだ）
ガチャン
バタン
女「……」（あいつが私に――）
男「……」（あいつが俺に――）
怖い。愛されるのが怖い。
いつか離れてしまうかもしれない温もりを得ることが怖い。
女「行ったね」（だから今日も）
男「だな、じゃ連想ゲームでも」（逃げの一手）
308 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:51:31.74 ID:T6UOCtQD0
追いついた
参考までに聞きたいんだけど、書き手さんは主にどんな小説読んでるの？
参考までに聞きたいんだけど、書き手さんは主にどんな小説読んでるの？
309 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:51:34.64 ID:wpaHEqd+O
ほす
310 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:54:26.95 ID:bT8qenT30
女（――コン）
ガチャン
バタン
女（――コン）
……
女（いつかの時みたい）
ガチャン ジョロジョロ
女（私はどうやら――）
バタン
女（一日いないと耐えられないというほどまでには依存していないらしい）
……
女（ちょっと待ってみようか）
ガチャン
バタン
女（――コン）
……
女（いつかの時みたい）
ガチャン ジョロジョロ
女（私はどうやら――）
バタン
女（一日いないと耐えられないというほどまでには依存していないらしい）
……
女（ちょっと待ってみようか）
311 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:58:26.34 ID:E86J+HnH0
312 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 01:59:01.35 ID:bT8qenT30
女（――コン）
気まぐれか、飽きたのか
女（――コン）
病気か、怪我なのか
女（――コン）
それとも、不登校なのか
女（――――――――――――――――――――コン）
それ以来一週間、あいつからの音沙汰は無かった
気まぐれか、飽きたのか
女（――コン）
病気か、怪我なのか
女（――コン）
それとも、不登校なのか
女（――――――――――――――――――――コン）
それ以来一週間、あいつからの音沙汰は無かった
313 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:01:26.33 ID:AT/kMblSO
314 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:02:40.27 ID:c+RIrLxz0
女（――――――――――――――――――――コン）
北見（ｸｯｸｯｸ――――――――――――――――――――ｯ）
女（！？）
こうですか？わかりません＞＜
北見（ｸｯｸｯｸ――――――――――――――――――――ｯ）
女（！？）
こうですか？わかりません＞＜
315 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:05:08.41 ID:5jML7OCwO
（絵師様(笑)の俺が描いてるけどラフのまま晒すのはアリなんだろうか・・・・）
ぶっちゃけ眠い保守
ぶっちゃけ眠い保守
316 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:06:06.99 ID:vbpgMAZi0
>>315
躊躇するぐらいなら貼るな
躊躇するぐらいなら貼るな
317 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:07:32.23 ID:E86J+HnH0
>>315
卿が決めよ
卿が決めよ
318 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:08:25.31 ID:pusjMkrm0
319 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:10:30.31 ID:bT8qenT30
女（水曜の４限目は体育、火曜の３限目は理科……）
授業をサボって何をやっているのだろう、私は
女（……このクラスで間違いない）
近づいたところで、現状を変える力など無いだろうに
居心地の良い距離を壊してしまうとわかっているのに
女（そして前の時間、音楽の授業で……あいつの声は聞こえなかった）
怖い あの関係が崩れてしまうのが怖い
女（じゃあ、あの花瓶は……！？）
でも、一番怖いのは孤独じゃなかったのか
愛するのが怖かった 愛されるのが怖かった
裏切るのが怖かった 裏切られるのが怖かった
それは全部、その先に待つかもしれない孤独のせいじゃなかったのか
許容しがたいリスクに身を絡ませていた
そうして傷をなめあっていれば良いと思っていた
なのにこんな こんな――
「やっぱちょっとやりすぎたか？」
女「……？」
「良いじゃん良いじゃんｗｗ」 「どんな反応するかな、男ｗｗｗｗｗ」
手足が、思わず動いた
授業をサボって何をやっているのだろう、私は
女（……このクラスで間違いない）
近づいたところで、現状を変える力など無いだろうに
居心地の良い距離を壊してしまうとわかっているのに
女（そして前の時間、音楽の授業で……あいつの声は聞こえなかった）
怖い あの関係が崩れてしまうのが怖い
女（じゃあ、あの花瓶は……！？）
でも、一番怖いのは孤独じゃなかったのか
愛するのが怖かった 愛されるのが怖かった
裏切るのが怖かった 裏切られるのが怖かった
それは全部、その先に待つかもしれない孤独のせいじゃなかったのか
許容しがたいリスクに身を絡ませていた
そうして傷をなめあっていれば良いと思っていた
なのにこんな こんな――
「やっぱちょっとやりすぎたか？」
女「……？」
「良いじゃん良いじゃんｗｗ」 「どんな反応するかな、男ｗｗｗｗｗ」
手足が、思わず動いた
320 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:10:53.82 ID:T6UOCtQD0
321 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:15:32.88 ID:E86J+HnH0
>>319
いきなりポジティブだな。どう動くのかな
いきなりポジティブだな。どう動くのかな
322 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:21:35.53 ID:bT8qenT30
許容しがたいリスクに身を絡ませていた
そうして傷をなめあっていれば良いと思っていた
でも、今動かないでどうするんだ！？
男「待てよ」
女「……！」
男「その、ごめん。麻疹だった」
女「心配した」
男「ごめん」
女「泣きそうになった」
男「ごめん」
女「……あと」
男「待て。俺も言いたい」
二人はそろって回れ右をする。
自分たちに敵意を向ける教室から逃げるため。
今日もまた、逃げの一手。けれど
男女「……実は、君のこと――」
裏切られる怖さと、愛されない恐れ。一番大きな敵に、二人は
愛してる――
そうして傷をなめあっていれば良いと思っていた
でも、今動かないでどうするんだ！？
男「待てよ」
女「……！」
男「その、ごめん。麻疹だった」
女「心配した」
男「ごめん」
女「泣きそうになった」
男「ごめん」
女「……あと」
男「待て。俺も言いたい」
二人はそろって回れ右をする。
自分たちに敵意を向ける教室から逃げるため。
今日もまた、逃げの一手。けれど
男女「……実は、君のこと――」
裏切られる怖さと、愛されない恐れ。一番大きな敵に、二人は
愛してる――
323 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:22:44.84 ID:bT8qenT30
彼らの新たな関係は、これからもずっと続いていくのだろうか。
同じような境遇の若者たちは、この先どういう道を辿るのだろうか。
わからない。
でも、確かに今、最初の二人は勝利を挙げた。
The One of story is over here.
同じような境遇の若者たちは、この先どういう道を辿るのだろうか。
わからない。
でも、確かに今、最初の二人は勝利を挙げた。
The One of story is over here.
324 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:23:32.91 ID:qpZQTJ1JO
唐突だが
きみにしか聞こえない〜CALLING YOUをお薦めしておく
多分このスレに何か感じるものがあるなら、立ち読みでいいから少し読んでみてほしい
それだけなんだ、保守
きみにしか聞こえない〜CALLING YOUをお薦めしておく
多分このスレに何か感じるものがあるなら、立ち読みでいいから少し読んでみてほしい
それだけなんだ、保守
325 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:23:44.19 ID:YNE/r7m0O
>>308
適当に辞書から古典、ラノベまで。
つーか活字中毒者だな。
年間800〜くらい読んでっからなんとも。
コン、コン
(互いの不可侵)
＿＿コンコン
(それは境界線どころかもはや壁)
(跨ぐなんて、そんな生易しく越せやしない)
男「よう」
(仄かに見えるのは影ばかり)
女「うん」
(どんな姿か、想像するだけの俺たち)
男「今日も元気か？」
(どんな姿か、想像するだけの私たち)
女「そっちも元気そうだね」(このやり取りを知ってしまった誰かは、果たしてどんな姿を思い描くのか)
男「じゃあ、そうだな」
(それはどんな姿だって構わない)
女「いつかの決着、つけてみない？」
(今日をこうして過ごした記憶。いつかは泡のように消える記録)
男「あぁ、受けて立つぜ」
【それは確かに俺の、私の、影の形なのだから】
絵師のうpに期待保守
適当に辞書から古典、ラノベまで。
つーか活字中毒者だな。
年間800〜くらい読んでっからなんとも。
コン、コン
(互いの不可侵)
＿＿コンコン
(それは境界線どころかもはや壁)
(跨ぐなんて、そんな生易しく越せやしない)
男「よう」
(仄かに見えるのは影ばかり)
女「うん」
(どんな姿か、想像するだけの俺たち)
男「今日も元気か？」
(どんな姿か、想像するだけの私たち)
女「そっちも元気そうだね」(このやり取りを知ってしまった誰かは、果たしてどんな姿を思い描くのか)
男「じゃあ、そうだな」
(それはどんな姿だって構わない)
女「いつかの決着、つけてみない？」
(今日をこうして過ごした記憶。いつかは泡のように消える記録)
男「あぁ、受けて立つぜ」
【それは確かに俺の、私の、影の形なのだから】
絵師のうpに期待保守
326 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:24:42.58 ID:5jML7OCwO
（よく考えたら叩かれてナンボなVIPにいるんだったな俺）
http://p.pita.st/?hkigvkhk
http://p.pita.st/?hkigvkhk
327 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:28:23.88 ID:qpZQTJ1JO
328 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:29:37.00 ID:bT8qenT30
女（寝る前に……）
男（最後の保守と全員にGJ……）
男（最後の保守と全員にGJ……）
329 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:32:35.02 ID:YNE/r7m0O
330 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:43:01.16 ID:T6UOCtQD0
男「…」（保守）
331 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:45:36.08 ID:K+DChdtTO
男「ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ」
332 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:48:14.65 ID:oshXXdYhO
(スーパーカップ・マンゴー味微妙…)
333 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 02:59:00.84 ID:qpZQTJ1JO
保守
334 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:04:07.81 ID:mHEtPQoS0
（両方END書いたって言うのに、ID:E86J+HnH0とID:bT8qenT30の扱いの差が酷すぎないか？）
335 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:06:34.63 ID:E86J+HnH0
336 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:24:28.53 ID:QjTpM4Fs0
このスレをさっき発見した
気づいたら泣いていた
男（ここに来ると胸が痛い･･･）
女（でも、嫌な痛みじゃない）
男（教室にいる時に感じる痛みとは違う）
女（あったかい･･･、そんな感じの痛み）
男（だから今日も）
女（この壁を叩きに来た）
男（あいつと）
女（あの人と）
男・女（（話すために））
コンコン――
気づいたら泣いていた
男（ここに来ると胸が痛い･･･）
女（でも、嫌な痛みじゃない）
男（教室にいる時に感じる痛みとは違う）
女（あったかい･･･、そんな感じの痛み）
男（だから今日も）
女（この壁を叩きに来た）
男（あいつと）
女（あの人と）
男・女（（話すために））
コンコン――
337 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:33:13.96 ID:w09F28zaO
一応ながらＳＳ書きだがこんなのはどうなんだろ
(バレンタインデー)
コンコン……
……コンコン…
男｢なんか教室が騒がしかったんだけど｣
女｢あ〜、そういや今日はバレンタインだよ｣
男｢そっか。だからか｣
女｢で、どうなの？｣
男｢………あのな｣
女｢ん？｣
男｢ここにいる人間がもらえると思うか？｣
女｢……そうね｣
男｢…そういうそっちは？｣
女｢つくってないし、買ってない｣
男｢…やっぱり｣
女｢…バカにしたでしょ｣
男｢してねーよ。お互い様だろ｣
女(…嘘ってことはわかってる。私も女の子だし)
男(端から見てるだけでいい。それだけでお互いの感情が汲み取れるから)
女(でも実際はしたくても｢できない｣。でもしたい気は無い訳ではない)
男(壁越しの子にも恋愛…？ まさか。無い。)
女(いつもどおりの感覚、この関係だけあればそれでいい)
男(ある意味ではこれも悟りのひとつなのだろうか。)
(バレンタインデー)
コンコン……
……コンコン…
男｢なんか教室が騒がしかったんだけど｣
女｢あ〜、そういや今日はバレンタインだよ｣
男｢そっか。だからか｣
女｢で、どうなの？｣
男｢………あのな｣
女｢ん？｣
男｢ここにいる人間がもらえると思うか？｣
女｢……そうね｣
男｢…そういうそっちは？｣
女｢つくってないし、買ってない｣
男｢…やっぱり｣
女｢…バカにしたでしょ｣
男｢してねーよ。お互い様だろ｣
女(…嘘ってことはわかってる。私も女の子だし)
男(端から見てるだけでいい。それだけでお互いの感情が汲み取れるから)
女(でも実際はしたくても｢できない｣。でもしたい気は無い訳ではない)
男(壁越しの子にも恋愛…？ まさか。無い。)
女(いつもどおりの感覚、この関係だけあればそれでいい)
男(ある意味ではこれも悟りのひとつなのだろうか。)
338 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:42:39.60 ID:eUeCDHqa0
耳かまの人だったたり？
339 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:46:27.36 ID:qrh7huiw0
男「このスレさ…」(載るかな)
女「載るよ」
男「そっか」
保守。
女「載るよ」
男「そっか」
保守。
340 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 03:55:39.07 ID:qpZQTJ1JO
女｢ねぇ…｣
男｢ん？｣
女｢人はさ、独りじゃ生きていけないってよく言うじゃん？｣
男｢まあな…｣(独りは辛い、でも関わる事もできない…それでも)
女｢じゃあさ…あたしたちってさ｣(たしかに居場所は無い…けど)
男｢なんだよ？｣(俺には…)女｢生きていけるかな｣(私には…)
男女(此処が…)
男｢……俺は無理だね、家事なんてできないし｣(でもずっといるわけじゃない、今を凌ぐためだけの仮の拠り所)
女｢私も…無理かな…｣(いつか終わることを忘れてはいけない、そしてそれを悲しんではいけない)
男｢俺らなんて生活能力は人並み以下だろｗ｣(今、一瞬を楽しみ)
女｢そうだねｗ｣
(決して今以上を望んではいけない)
男(いつかまた…)
女(独りの空間に戻るから)
男(……でも、ふれたいと…それは許されないとわかっていたはずなのに…)
女(詮索はしない、現状維持が絶対だけど…)
男(知りたい…ほんの少しで良い、近付きたい…)
女(もう独りに戻りたくない…)
男(人と触れ合う喜びを微かに感じてしまったから)
男女(離れたくない…)
初めて書いた後悔はしてない
男｢ん？｣
女｢人はさ、独りじゃ生きていけないってよく言うじゃん？｣
男｢まあな…｣(独りは辛い、でも関わる事もできない…それでも)
女｢じゃあさ…あたしたちってさ｣(たしかに居場所は無い…けど)
男｢なんだよ？｣(俺には…)女｢生きていけるかな｣(私には…)
男女(此処が…)
男｢……俺は無理だね、家事なんてできないし｣(でもずっといるわけじゃない、今を凌ぐためだけの仮の拠り所)
女｢私も…無理かな…｣(いつか終わることを忘れてはいけない、そしてそれを悲しんではいけない)
男｢俺らなんて生活能力は人並み以下だろｗ｣(今、一瞬を楽しみ)
女｢そうだねｗ｣
(決して今以上を望んではいけない)
男(いつかまた…)
女(独りの空間に戻るから)
男(……でも、ふれたいと…それは許されないとわかっていたはずなのに…)
女(詮索はしない、現状維持が絶対だけど…)
男(知りたい…ほんの少しで良い、近付きたい…)
女(もう独りに戻りたくない…)
男(人と触れ合う喜びを微かに感じてしまったから)
男女(離れたくない…)
初めて書いた後悔はしてない
341 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 04:11:48.75 ID:QjTpM4Fs0
SSなんて普段書かないからどうしたらいいかわからないけど、とりあえず書いてみる
男「今日は疲れたな」
女「うん、そだね」
男「･･････」
女「･･････」
女「そろそろ暑くなる季節だね」
男「暑いのは嫌いなんだがな」
女「暑いのは私も嫌いだな」
男「･･････」
女「･･････」
男（なんでだろ、今日は話を続けられない）
女（なんだろ、今日は言葉が出てこない）
男（いつもみたいに話せばいいのに）
女（いつもみたいに言葉を続ければいいのに）
男「なぁ、今日･･･何かあった？」
女「えっ？ どうしたの、突然？」
男「いや･･･なんだか元気ないなって思って」
女「そんな事いったらキミだって」
男「･･････」
女「･･････」
男「ごめん」
女「･････私こそ、ごめんなさい」
男（何でこんな事聞いたんだろ）
女（このことは聞いちゃいけないってわかってたのに）
男（でも、あいつの事をもっと知りたい）
女（知ってはいけない事なのに）
続くのかな？兼保守
男「今日は疲れたな」
女「うん、そだね」
男「･･････」
女「･･････」
女「そろそろ暑くなる季節だね」
男「暑いのは嫌いなんだがな」
女「暑いのは私も嫌いだな」
男「･･････」
女「･･････」
男（なんでだろ、今日は話を続けられない）
女（なんだろ、今日は言葉が出てこない）
男（いつもみたいに話せばいいのに）
女（いつもみたいに言葉を続ければいいのに）
男「なぁ、今日･･･何かあった？」
女「えっ？ どうしたの、突然？」
男「いや･･･なんだか元気ないなって思って」
女「そんな事いったらキミだって」
男「･･････」
女「･･････」
男「ごめん」
女「･････私こそ、ごめんなさい」
男（何でこんな事聞いたんだろ）
女（このことは聞いちゃいけないってわかってたのに）
男（でも、あいつの事をもっと知りたい）
女（知ってはいけない事なのに）
続くのかな？兼保守
342 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 04:17:10.80 ID:TQUBBIO1O
保守
343 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 04:26:27.39 ID:o6X7ES8NO
男｢ぁー…腹減った〜!｣
女｢何?あんたご飯は?｣
男｢忘れちゃったんだよ、金｣
女｢ふーん…｣
(貸す事も出来るけど)
男｢…｣
(わざとらしく顔が見えないように)
女｢…｣
(トイレの出口に置いたり)男｢まぁ一食位抜いても死なないし。｣
(でもそういう配慮は逆に気まずいから、)
女｢…そうだね。｣
(何もしないのが１番。)
((寂しいなんて思うな…))
女｢何?あんたご飯は?｣
男｢忘れちゃったんだよ、金｣
女｢ふーん…｣
(貸す事も出来るけど)
男｢…｣
(わざとらしく顔が見えないように)
女｢…｣
(トイレの出口に置いたり)男｢まぁ一食位抜いても死なないし。｣
(でもそういう配慮は逆に気まずいから、)
女｢…そうだね。｣
(何もしないのが１番。)
((寂しいなんて思うな…))
344 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 04:31:19.99 ID:aJzeJRIh0
匿名がどれだけ大切で尊いものか教えてくれるスレだ
345 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 04:48:59.37 ID:qpZQTJ1JO
保守り隊
346 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 05:03:36.16 ID:73v5cHPCO
age
347 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 05:09:35.99 ID:VmAsrveVO
男「………」（――コン…）
男「……」
男「…」（やっぱり俺には某スレみたいな相手も…居ない）
ガチャ
女「………」（はぁ、今日も一人、か）
男「……」
男「…」（やっぱり俺には某スレみたいな相手も…居ない）
ガチャ
女「………」（はぁ、今日も一人、か）
348 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 05:20:41.42 ID:utf6f6bs0
ほしゅ
349 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 05:28:54.95 ID:piCF5IU40
350 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 05:37:56.45 ID:utf6f6bs0
女「甘いものとか、食べる？」
男「きらいじゃない」
女「駅前に、新しい喫茶店できてたね」
男「みたいだな」
女「ケーキが、おいしいんだって」
男「そうか…」
女（一人じゃ行きづらいから一緒に、なんて）
男（そんな普通の友達やカップル同士で言い合うようなこと）
女（私達には、似合わない）
男（羨ましいなんて気持ち、感じたくもないからそう決め付ける）
（（自分達は、それでいい））
男「きらいじゃない」
女「駅前に、新しい喫茶店できてたね」
男「みたいだな」
女「ケーキが、おいしいんだって」
男「そうか…」
女（一人じゃ行きづらいから一緒に、なんて）
男（そんな普通の友達やカップル同士で言い合うようなこと）
女（私達には、似合わない）
男（羨ましいなんて気持ち、感じたくもないからそう決め付ける）
（（自分達は、それでいい））
351 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 06:24:25.98 ID:utf6f6bs0
女「……っく……ぐすっ……」（久しぶりに言われると…根拠がなくても傷つくな…）
ガチャ
バタン
女（…っ！）
男（いるかな）
コン
………コン
男「いたか…」（今日は返しのノックに時間かかったな。なんかあったのか…）
女「……ん……」（またひどいこと言われただけ。そう、いつものこと…）
男「…なんか、あったのか？」（何を聞いてるんだ俺は。踏み込まない、そうじゃないのか？）
女「……別、に。役立たずとか、ダサいとか、声キモいとか。いつもの罵倒」
（なんで答えてるんだろう…頼らない、はずなのに）
男「どうせ根拠もない中傷だろ…」（そういうことか。まぁ俺もいっぱいぶつけられるしな…）
女「なんで根拠がないってわかるの？私すっごいダサいよ」
（そう、これでいい…信じて裏切られるくらいなら最初から底辺にいればいい）
男「そうかもしれない。君は役立たずでダサいかもしれない。でも」（お互いを理想化してる俺たちでも）
女「でも？」
男「声は、キモくない。それだけは譲れない」（信じる現実もあるんだ）
ガチャ
バタン
女（…っ！）
男（いるかな）
コン
………コン
男「いたか…」（今日は返しのノックに時間かかったな。なんかあったのか…）
女「……ん……」（またひどいこと言われただけ。そう、いつものこと…）
男「…なんか、あったのか？」（何を聞いてるんだ俺は。踏み込まない、そうじゃないのか？）
女「……別、に。役立たずとか、ダサいとか、声キモいとか。いつもの罵倒」
（なんで答えてるんだろう…頼らない、はずなのに）
男「どうせ根拠もない中傷だろ…」（そういうことか。まぁ俺もいっぱいぶつけられるしな…）
女「なんで根拠がないってわかるの？私すっごいダサいよ」
（そう、これでいい…信じて裏切られるくらいなら最初から底辺にいればいい）
男「そうかもしれない。君は役立たずでダサいかもしれない。でも」（お互いを理想化してる俺たちでも）
女「でも？」
男「声は、キモくない。それだけは譲れない」（信じる現実もあるんだ）
352 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 06:27:15.91 ID:KTPrJ/Yn0
期待ほしゅ
353 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 06:36:12.39 ID:utf6f6bs0
男「雨だな」（気が滅入るな…）
女「雨だね」（私も、周りの人にすれば雨みたいなものなのかもね）
男「天気予報では曇りだったのにな」（どっちにしても暗い空）
女「うん…傘ない」（雨に打たれて濡れねずみもお似合いなのかもしれないな）
男「俺は置き傘あるから大丈夫だ」（それでも濡れたくないと思うのはエゴ？）
女「そっか」（入れて、なんて言いはしない）
男「備えあれば憂いなし」（入れたげようか、なんて誘いはしない）
（（自分の責任は、自分でとる。それが二人の絶対領域））
女「雨だね」（私も、周りの人にすれば雨みたいなものなのかもね）
男「天気予報では曇りだったのにな」（どっちにしても暗い空）
女「うん…傘ない」（雨に打たれて濡れねずみもお似合いなのかもしれないな）
男「俺は置き傘あるから大丈夫だ」（それでも濡れたくないと思うのはエゴ？）
女「そっか」（入れて、なんて言いはしない）
男「備えあれば憂いなし」（入れたげようか、なんて誘いはしない）
（（自分の責任は、自分でとる。それが二人の絶対領域））
354 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 06:55:41.72 ID:I3YKDXoE0
http://pict.or.tp/img/4373.jpg
壁を勘違いしてた
壁を勘違いしてた
355 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:04:15.58 ID:utf6f6bs0
>>354
夏休みが明けて…
男（学校めんどくさい…けど行かないわけにはいかないしなぁ）
女（やっぱり教室にいると自分の居場所がないことを痛感する…）
男女（（あそこ、いこっかな））
男（！？）
女（うそ…でしょ？）
『夏休み中に校舎改装されてトイレもなんか綺麗になったよね〜』
『ほんとほんと。前は男子トイレの声とかまで聞こえてたけど聞こえなくなったし』
『鏡もおっきくなって天井の明かりも明るくなったし最高だよね』
ガチャ
バタン
コン…
男（ほんとに、聞こえない…）
女（もうあの人と話をすることはできないんだ…）
男（ちくしょう、また一人に戻っただけだ、それだけなのに）
女（依存なんてしてない。してなかった。してなかったはず。なのに…）
（（寂しい、と思う心がとまらない））
夏休みが明けて…
男（学校めんどくさい…けど行かないわけにはいかないしなぁ）
女（やっぱり教室にいると自分の居場所がないことを痛感する…）
男女（（あそこ、いこっかな））
男（！？）
女（うそ…でしょ？）
『夏休み中に校舎改装されてトイレもなんか綺麗になったよね〜』
『ほんとほんと。前は男子トイレの声とかまで聞こえてたけど聞こえなくなったし』
『鏡もおっきくなって天井の明かりも明るくなったし最高だよね』
ガチャ
バタン
コン…
男（ほんとに、聞こえない…）
女（もうあの人と話をすることはできないんだ…）
男（ちくしょう、また一人に戻っただけだ、それだけなのに）
女（依存なんてしてない。してなかった。してなかったはず。なのに…）
（（寂しい、と思う心がとまらない））
356 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:05:29.32 ID:I3YKDXoE0
357 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:06:01.53 ID:CHqATjZvO
期待保守
358 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:14:54.85 ID:utf6f6bs0
男「ペットとか飼ってる？」
女「前は犬がいたけど、３年前に死んじゃった」
男「…ごめん」
女「謝らなくていいよ。寿命だったし」
男「寿命か…」（俺が９０歳とかまで生き延びてるところが想像できないな）
女「うん。最後は眠ったままだったし、安らかだったと思う」（死ぬなら私もそんな死に方がいいな）
男「………死にたいとか、思ったことある？」（俺はあったかどうかも忘れたけど…）
女「……ない、って言ったら嘘になるかな…」（人に拒絶され始めた頃は辛かったから…）
男「今は？」（干渉はしない、つもりだけど…）
女「………別に」（そういえば、いつからだろう…死にたくもなくなったのは）
男「そっか…よかった」（死のうとするなら、とめたいかもしれない）
女「なんで？」（君がいないから寂しいから、とかそんな理由じゃないのはわかってる）
男「わからない。けど誰かが死のうとしてたらとめたくならない？」（それだけの気持ち。そう、それだけ…）
女「そういえば、なるね」（理由がなくても湧き上がる気持ち、まだ私にもそんなのあったんだ）
男「死ぬなよ」
女「そっちこそ」
女「前は犬がいたけど、３年前に死んじゃった」
男「…ごめん」
女「謝らなくていいよ。寿命だったし」
男「寿命か…」（俺が９０歳とかまで生き延びてるところが想像できないな）
女「うん。最後は眠ったままだったし、安らかだったと思う」（死ぬなら私もそんな死に方がいいな）
男「………死にたいとか、思ったことある？」（俺はあったかどうかも忘れたけど…）
女「……ない、って言ったら嘘になるかな…」（人に拒絶され始めた頃は辛かったから…）
男「今は？」（干渉はしない、つもりだけど…）
女「………別に」（そういえば、いつからだろう…死にたくもなくなったのは）
男「そっか…よかった」（死のうとするなら、とめたいかもしれない）
女「なんで？」（君がいないから寂しいから、とかそんな理由じゃないのはわかってる）
男「わからない。けど誰かが死のうとしてたらとめたくならない？」（それだけの気持ち。そう、それだけ…）
女「そういえば、なるね」（理由がなくても湧き上がる気持ち、まだ私にもそんなのあったんだ）
男「死ぬなよ」
女「そっちこそ」
359 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:24:33.99 ID:utf6f6bs0
女「ハリネズミのジレンマって知ってる？」
男「仲のいい二匹のハリネズミは一緒に居たいから近づく、
でもそうするとお互いにハリが刺さって相手を傷つけてしまう、って話だろ」
女「うん…昨日その話を読んだ」（まるであたしみたいだ、と思って）
男「そうか…なんていうか、俺たちとは違うな」
女「そうかな…誰かに近づくたびに相手を傷つけて、だから相手に傷つけられる。少なくとも私はハリネズミ」
男「そういう意味じゃない」
女「え？」
男「その話には続きがある。二匹のハリネズミは何度かお互いを傷つけながらも近づくことで、
お互いがぎりぎり近づかない距離を見つけ出すって話なんだ」
女「そう、なんだ」（知らなかった…）
男「だから俺と君は違うだろ」（そう、俺たちは…）
女「ん、確かに違うね」（お互いにそもそも近づこうとはしないから…）
男「仲のいい二匹のハリネズミは一緒に居たいから近づく、
でもそうするとお互いにハリが刺さって相手を傷つけてしまう、って話だろ」
女「うん…昨日その話を読んだ」（まるであたしみたいだ、と思って）
男「そうか…なんていうか、俺たちとは違うな」
女「そうかな…誰かに近づくたびに相手を傷つけて、だから相手に傷つけられる。少なくとも私はハリネズミ」
男「そういう意味じゃない」
女「え？」
男「その話には続きがある。二匹のハリネズミは何度かお互いを傷つけながらも近づくことで、
お互いがぎりぎり近づかない距離を見つけ出すって話なんだ」
女「そう、なんだ」（知らなかった…）
男「だから俺と君は違うだろ」（そう、俺たちは…）
女「ん、確かに違うね」（お互いにそもそも近づこうとはしないから…）
360 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:29:34.63 ID:e5aEnQYqO
>>324俺もあれは好きだ
どうやら漫画化もされてる模様
どうやら漫画化もされてる模様
361 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:32:47.21 ID:aJzeJRIh0
362 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:41:13.35 ID:bA9IJYjfO
初めてよんだ短編集の一話目だったな
染みる感じが似てる
染みる感じが似てる
363 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:41:20.40 ID:36GdFxIoO
ほっしゃん。
364 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:42:46.18 ID:utf6f6bs0
担任「あー、職員会議で各クラスから一人、生徒会選挙実行委員を選んでくれと…」
男（また面倒そうな役割だな…でも…）
『あー、そういうのって男君がやってくれそうー』
『男、部活もなにもやってないしなー』
『せんせー、男がいいと思いますー』
男（…やっぱ、こうなるんだよな…ちぇ）
担任「男、皆はこう言ってるがやってくれるか？」
男「はい…」（断れないのわかって聞くなよ）
校内放送【各クラスの生徒会選挙実行委員は放課後、視聴覚室に…】
男（はぁ…面倒だな…）
女（あーあ、最初からわかってたけどやっぱり押し付けられちゃった…）
教頭「各クラスの代表として集まってくれたことに感謝する。さっそくだが…」
男（そういえば、いつものあの子も頼まれたら断れなさそうだよな…）
女（いつものあの人も無言の圧力で押し付けられてそう…）
教頭「…というわけで、選挙期間中は各クラスに…」
男（もしかしなくても、この部屋にいたりしてな）
女（もし今この部屋にいたら、あたしみたいに他の事考えてるんだろうな…）
男（でも部屋を見渡して探したりはしない）
女（そうだとしても気付かないまま気付かないふりをしてまたこのイベントもやり過ごす）
（（そうするべきだと、思うから））
男（また面倒そうな役割だな…でも…）
『あー、そういうのって男君がやってくれそうー』
『男、部活もなにもやってないしなー』
『せんせー、男がいいと思いますー』
男（…やっぱ、こうなるんだよな…ちぇ）
担任「男、皆はこう言ってるがやってくれるか？」
男「はい…」（断れないのわかって聞くなよ）
校内放送【各クラスの生徒会選挙実行委員は放課後、視聴覚室に…】
男（はぁ…面倒だな…）
女（あーあ、最初からわかってたけどやっぱり押し付けられちゃった…）
教頭「各クラスの代表として集まってくれたことに感謝する。さっそくだが…」
男（そういえば、いつものあの子も頼まれたら断れなさそうだよな…）
女（いつものあの人も無言の圧力で押し付けられてそう…）
教頭「…というわけで、選挙期間中は各クラスに…」
男（もしかしなくても、この部屋にいたりしてな）
女（もし今この部屋にいたら、あたしみたいに他の事考えてるんだろうな…）
男（でも部屋を見渡して探したりはしない）
女（そうだとしても気付かないまま気付かないふりをしてまたこのイベントもやり過ごす）
（（そうするべきだと、思うから））
365 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:44:23.84 ID:utf6f6bs0
保守代わりにスレ汚しを書きたれてたけど人が増えてきたみたいなので寝ます。
願わくば起きてきた時にまだスレがありますように…
願わくば起きてきた時にまだスレがありますように…
366 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:46:23.42 ID:5jTwStamO
367 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 07:56:24.54 ID:wpeZS8kJO
二人ぼっちを思い出す
368 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 08:12:03.01 ID:YtfJnCaf0
男（朝まで残ってた）
女（職人さんと住人に感謝）
男「コンコン」
女「コンコン」
「保守」
女（職人さんと住人に感謝）
男「コンコン」
女「コンコン」
「保守」
369 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 08:19:02.65 ID:UJTFappWO
学校から、保守
370 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 08:22:25.79 ID:YbKDx5CZO
朝まで続けてくれた方方に感謝
371 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 08:32:43.16 ID:5jTwStamO
ほ
372 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 08:33:34.67 ID:UJTFappWO
みんな仕事の時間かな
昨日は下手な文を投下しちゃったから、保守に撤する
まだ書く人、読む人のために
昨日は下手な文を投下しちゃったから、保守に撤する
まだ書く人、読む人のために
373 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 09:00:29.31 ID:7zW3HJFI0
保
374 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 09:00:35.18 ID:HjqVJ7IEO
保守の意も込めて書いてみる
女「うぐっ…うぇ…」
男「ｺﾝｺﾝ。いるか？」（いるのはわかっているが）
女「…！？」（いたの！？）
男「…」
女「い、いるわよ今日も」男「そうか」
男女「あの」
女「なに？」
男「え…あぁ。そのまま泣いててもいいぞ」（はっ、何言ってるんだ）
女「あ、うん」
男「泣かないんだな」（これ以上は）
女「うん」（踏み込まない。でも。ありがとう）
思っていたより難しいな。感じが壊れたらすまない
女「うぐっ…うぇ…」
男「ｺﾝｺﾝ。いるか？」（いるのはわかっているが）
女「…！？」（いたの！？）
男「…」
女「い、いるわよ今日も」男「そうか」
男女「あの」
女「なに？」
男「え…あぁ。そのまま泣いててもいいぞ」（はっ、何言ってるんだ）
女「あ、うん」
男「泣かないんだな」（これ以上は）
女「うん」（踏み込まない。でも。ありがとう）
思っていたより難しいな。感じが壊れたらすまない
375 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 09:15:38.26 ID:YNE/r7m0O
保守投下
男「おーおー、さすが野球部。今日も走ってるねぇ」(いわゆる青春って奴、か)
女「練習、辛くないのかな？」(この場所に何かを残そうとも思わない私達とは、そう、正反対の彼等)
男「どうだろう？ 甲子園とか大会とか、あるみたいだし」(その気持ちが分からない)
女「そっか。頑張る目標があるわけか」(その理由が分からない)
(目標も持たず、打ち込むような趣味もなく)
(学業に専念するでも、何かにしがみつこうと足掻くでもない)
男「なんつーか凄いよな」(無意味に怠惰に生きる日々)
女「うん、良いよね」(無限に続く一人きりの逃避行)
男「俺には運動神経ないからなぁ」(だったというのに、今日もこうして学園に来る)
女「私は頭良くないしねぇ」(それは見て見ぬふりをしてきた、彼らと同じ私達)
【甘えるな】
【巻き込むな】
【同位体だと期待をするな】
男「じゃあ、そろそろ帰るわ」(寄り掛かることに慣れちゃ行けない)
女「ん、そっか」(拠り所を求めちゃ行けない)
＿＿＿だから「またね」じゃなくて。
『ばいばい』
男「おーおー、さすが野球部。今日も走ってるねぇ」(いわゆる青春って奴、か)
女「練習、辛くないのかな？」(この場所に何かを残そうとも思わない私達とは、そう、正反対の彼等)
男「どうだろう？ 甲子園とか大会とか、あるみたいだし」(その気持ちが分からない)
女「そっか。頑張る目標があるわけか」(その理由が分からない)
(目標も持たず、打ち込むような趣味もなく)
(学業に専念するでも、何かにしがみつこうと足掻くでもない)
男「なんつーか凄いよな」(無意味に怠惰に生きる日々)
女「うん、良いよね」(無限に続く一人きりの逃避行)
男「俺には運動神経ないからなぁ」(だったというのに、今日もこうして学園に来る)
女「私は頭良くないしねぇ」(それは見て見ぬふりをしてきた、彼らと同じ私達)
【甘えるな】
【巻き込むな】
【同位体だと期待をするな】
男「じゃあ、そろそろ帰るわ」(寄り掛かることに慣れちゃ行けない)
女「ん、そっか」(拠り所を求めちゃ行けない)
＿＿＿だから「またね」じゃなくて。
『ばいばい』
376 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 09:41:51.96 ID:RLThLzEqO
保守
377 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 09:50:51.07 ID:5JxRu1a10
やっと追いついた、書籍化されたら4800円まで出す
378 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 09:51:14.04 ID:FIvYNYJsO
今追いついた
これはいい新ジャンル
これはいい新ジャンル
379 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:07:07.89 ID:7zW3HJFI0
保守
380 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:10:52.47 ID:QCCz0QX6O
大学があるから（携帯から保守、出来れば文章）
381 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:21:49.16 ID:Nb4HeJoC0
女「今日さ、」
男「何？」
女「理科の実験」
男「ん」
女「銅とかNaとか燃やすやつ」
男「あー炎色反応」
女「私の班、みんな怖がってさ」
男「まー女子はしょうがないけど…」
女「なぜか私がやるはめに」
男「ふーん、んで？」
女「ちょっと火傷した」
男「え？！ちょ、大丈夫？！」
女「ふふふ…うそ」
男「なんだよ、心配させて。人が悪いなぁ…」
女「…ごめんね」
男「謝るなよ」
女「…」
男「どした？」
女「人が悪いかぁ…だからかな。友達いないのは…」（他愛のない会話だったのに…）
男「言葉のあやだよ。気にすんな」（いつの間にか自虐的な話題に）
女「…ん」（友達が出来ない原因は…）
男「…そろそろ梅雨だな」（自虐的な自分が嫌いなこと）
女「…そうだね」（だけど心の底ではそんな自分が好きなこと）
男女（だから自分と似ているあの人のことも…）
男「何？」
女「理科の実験」
男「ん」
女「銅とかNaとか燃やすやつ」
男「あー炎色反応」
女「私の班、みんな怖がってさ」
男「まー女子はしょうがないけど…」
女「なぜか私がやるはめに」
男「ふーん、んで？」
女「ちょっと火傷した」
男「え？！ちょ、大丈夫？！」
女「ふふふ…うそ」
男「なんだよ、心配させて。人が悪いなぁ…」
女「…ごめんね」
男「謝るなよ」
女「…」
男「どした？」
女「人が悪いかぁ…だからかな。友達いないのは…」（他愛のない会話だったのに…）
男「言葉のあやだよ。気にすんな」（いつの間にか自虐的な話題に）
女「…ん」（友達が出来ない原因は…）
男「…そろそろ梅雨だな」（自虐的な自分が嫌いなこと）
女「…そうだね」（だけど心の底ではそんな自分が好きなこと）
男女（だから自分と似ているあの人のことも…）
382 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:26:12.66 ID:RLThLzEqO
保守保守
383 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:27:13.85 ID:QCCz0QX6O
男「…コン」
女「コンコン」
女「遅かったね」
男「委員会がね」
女「そっちも？」（やっぱりいた）
男「そっちも、か」（でも探さない）
（それがお互いののためだから）
男「何でこう言う時だけ思い出すんだろうな」（いつも見たいに空気と同じに）
女「空気と同じに気付かないままでいいのに」（そしてそのまま消えて行く）
男女「でも」（ここに俺（私）はいる）
ネタ使わせてもらいました。
駄文さーせん
女「コンコン」
女「遅かったね」
男「委員会がね」
女「そっちも？」（やっぱりいた）
男「そっちも、か」（でも探さない）
（それがお互いののためだから）
男「何でこう言う時だけ思い出すんだろうな」（いつも見たいに空気と同じに）
女「空気と同じに気付かないままでいいのに」（そしてそのまま消えて行く）
男女「でも」（ここに俺（私）はいる）
ネタ使わせてもらいました。
駄文さーせん
384 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:27:23.87 ID:MB/LpddoO
なんか気持ち悪いスレだな
385 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:32:07.28 ID:/ci8F40i0
保守してみる
386 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:47:20.84 ID:/ci8F40i0
もっかい保守
387 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:47:24.28 ID:QCCz0QX6O
保守
388 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:52:08.25 ID:lFyViPE70
保守保守
389 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 10:58:38.33 ID:lFyViPE70
保守
390 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:08:43.63 ID:HXgI/GDP0
保守
391 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:24:45.77 ID:QCCz0QX6O
保守
392 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:45:24.64 ID:lFyViPE70
ほしゅします
393 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:46:31.42 ID:YbKDx5CZO
オレの学校のトイレは廊下のあっちの端が男子でそっちの端が女子だからこんなふうに話すのは無理
394 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:49:15.83 ID:U25lh+U60
『何もない。
昨日と似た今日が始る。
僕は何処に居るのか。
何処に僕が居るのか。
解らない。
変わらない。
昨日に似た今日だ。
何も、変わらない。
変わるようなこともない。
そして僕は、壁を叩く――――。』
保守。
昨日と似た今日が始る。
僕は何処に居るのか。
何処に僕が居るのか。
解らない。
変わらない。
昨日に似た今日だ。
何も、変わらない。
変わるようなこともない。
そして僕は、壁を叩く――――。』
保守。
395 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:54:49.05 ID:b9nsb1Xk0
もしまとめサイトやブログに掲載されることがあったら、
END系の文は最後に乗っけて欲しいな。
END系の文は最後に乗っけて欲しいな。
396 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:56:07.27 ID:DBw7CwNV0
397 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 11:59:25.18 ID:RLThLzEqO
ほっしんぐ
398 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:00:59.53 ID:DBw7CwNV0
ほすになってなかったんだぜ
399 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:01:14.78 ID:iPiq9W3d0
便所飯するような奴が自分から話しかけないから>>1はありえないだろ
400 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:04:47.47 ID:ahJhNjte0
便所飯が良くわからないのだが・・・
401 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:07:44.83 ID:Bvei/f7SO
>>400
教室とかに居場所がないから仕方なくトイレの個室で飯を食う、的なやつ
教室とかに居場所がないから仕方なくトイレの個室で飯を食う、的なやつ
402 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:11:11.42 ID:b9nsb1Xk0
>>399
それを言ったらこのジャンルが終わるｗｗｗｗｗｗｗ
>>400
>便所飯（べんじょめし）とは、便所の個室で食事をする行為の事。
>友人のいない者、主に学生や女性が、一人で食事をする寂しい姿を見られないよう、
>衆目を避けて食事を取る目的で便所飯に及ぶ。
>精神科医の町沢静夫は、著作の中で上のような行為を、ランチメート症候群の類型の一つに挙げている。
wikipediaの記事より引用（現在は削除されている模様)
それを言ったらこのジャンルが終わるｗｗｗｗｗｗｗ
>>400
>便所飯（べんじょめし）とは、便所の個室で食事をする行為の事。
>友人のいない者、主に学生や女性が、一人で食事をする寂しい姿を見られないよう、
>衆目を避けて食事を取る目的で便所飯に及ぶ。
>精神科医の町沢静夫は、著作の中で上のような行為を、ランチメート症候群の類型の一つに挙げている。
wikipediaの記事より引用（現在は削除されている模様)
403 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:15:27.35 ID:/ci8F40i0
電車男でオタクは見て見ぬふりだろ
と思ったのは俺だけじゃなかったか
と思ったのは俺だけじゃなかったか
404 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:16:11.21 ID:ahJhNjte0
>>402
サンクス。文章からすると苛め被害者とか弱い立場の一類型だな。
サンクス。文章からすると苛め被害者とか弱い立場の一類型だな。
405 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:29:26.75 ID:RLThLzEqO
保守
406 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:30:42.78 ID:bFeGd66gO
（昨日寝る前からずっとＲＯＭってたけど、保守してみようかな…）
407 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:40:06.68 ID:MwzRRWU30
男「なぁ」
女「ん？」
男「勇気と無謀の違い、って何だと思う？」
女「んー……あ、自分を大事にするかしないかじゃない？」
男「ああ、なるほどね」
女「じゃぁ、慎重と臆病の違いは？」
男「それはわかる。少しずつでも前に進もうとするのが慎重な奴。前に進もうとしないのが臆病な奴」
女「あー、そっかぁ……」
男（言葉遊びだ）
女（意味の無い物を転がして、現実から目を逸らす）
男（その言葉遊び通りなら、差し詰め俺達は）
女（無謀ではないが勇気も無くて）
男（疑いも無く臆病者）
女（何を今更）
男（登校拒否が出来る奴は勇気がある）
女（自ら死ねる程の力があれば、それはもう臆病者なんかじゃない）
男（だって俺達は）
女（大した価値も無いのに）
男女((自分の過去や将来を捨ててしまえる程の勇気すらない))
男「じゃぁ、生きてるのと死んでるのとの境界線は？」（寂しいのに）
女「心臓が止まったら？」（悲しいのに）
男「脳が生きてても？」（怖くて）
女「んー……」（動けない）
女「ん？」
男「勇気と無謀の違い、って何だと思う？」
女「んー……あ、自分を大事にするかしないかじゃない？」
男「ああ、なるほどね」
女「じゃぁ、慎重と臆病の違いは？」
男「それはわかる。少しずつでも前に進もうとするのが慎重な奴。前に進もうとしないのが臆病な奴」
女「あー、そっかぁ……」
男（言葉遊びだ）
女（意味の無い物を転がして、現実から目を逸らす）
男（その言葉遊び通りなら、差し詰め俺達は）
女（無謀ではないが勇気も無くて）
男（疑いも無く臆病者）
女（何を今更）
男（登校拒否が出来る奴は勇気がある）
女（自ら死ねる程の力があれば、それはもう臆病者なんかじゃない）
男（だって俺達は）
女（大した価値も無いのに）
男女((自分の過去や将来を捨ててしまえる程の勇気すらない))
男「じゃぁ、生きてるのと死んでるのとの境界線は？」（寂しいのに）
女「心臓が止まったら？」（悲しいのに）
男「脳が生きてても？」（怖くて）
女「んー……」（動けない）
408 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:53:45.70 ID:RLThLzEqO
>>407
好きだｗ
好きだｗ
409 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:53:57.23 ID:b9nsb1Xk0
(保守……)
410 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 12:59:11.27 ID:HzOf4Z4CO
みんな保守お疲れ
まとめでは確かにENDは最後にみたいな…
心に染みる
まとめでは確かにENDは最後にみたいな…
心に染みる
411 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:03:49.44 ID:lFyViPE70
ほしゅで
412 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:17:34.90 ID:b9nsb1Xk0
女（終わるのが怖い）
男（終わらないのも怖い）
女（どちらにも転がれなくて）
男（結局現状維持）
保守
男（終わらないのも怖い）
女（どちらにも転がれなくて）
男（結局現状維持）
保守
413 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:17:42.48 ID:73v5cHPCO
age
414 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:22:48.71 ID:HzOf4Z4CO
男「この前さぁ」
女「ん？」
男「子犬が捨てられてたんだ」
女「へー……無責任な人間はいっぱいいるよね…」
男「俺その子犬がかわいそうで餌をあげたんだ」
女「うん」
男「飼ってもあげらないのに…あれは偽善者なのかなぁ」
女「ちがうよ…私もきっとおんなじ事するよ」（でも今わたしたちのしていることも）
男「そうかなぁ…」（お互いの傷を舐め合いをしているのも）
女「優しい人に拾われてるといいね」（もしかしたら）
男「そうだなー」（もしかしたら）
男女((偽善なのかもしれない…))
文章下手でゴメソorz
女「ん？」
男「子犬が捨てられてたんだ」
女「へー……無責任な人間はいっぱいいるよね…」
男「俺その子犬がかわいそうで餌をあげたんだ」
女「うん」
男「飼ってもあげらないのに…あれは偽善者なのかなぁ」
女「ちがうよ…私もきっとおんなじ事するよ」（でも今わたしたちのしていることも）
男「そうかなぁ…」（お互いの傷を舐め合いをしているのも）
女「優しい人に拾われてるといいね」（もしかしたら）
男「そうだなー」（もしかしたら）
男女((偽善なのかもしれない…))
文章下手でゴメソorz
415 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:30:23.87 ID:YbKDx5CZO
>>414
下手とか言うなよオレはいいと思う
下手とか言うなよオレはいいと思う
416 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:33:36.79 ID:GizuXriO0
なんかいいな
417 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:34:01.19 ID:HzOf4Z4CO
418 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:34:02.98 ID:de7gxj9E0
419 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:35:04.15 ID:kjYl1ItS0
コナン「ﾊﾞｰﾛｰｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
らん「ｼﾝｲﾁーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
らん「ｼﾝｲﾁーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
420 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:42:50.96 ID:U25lh+U60
『来なくていい。
そう願っても、そう望んでも、それでも、今日は来る。
此処では無い場所へ行きたいのに。
此処以外の場所を知らのに。
此処は好きじゃないのに。
此処以外へ行けない。
私が私で居られる、此処ではない此処。
だから、私はまた此処へ来る。
No here,
No anywhere.
There....
そして、私はまた此処に居る。』
仕事中に女版を考えた保守。
しようと思ったらﾂﾂﾞｲﾃﾀｰ。会話を考えてﾐﾏｽ…。
そう願っても、そう望んでも、それでも、今日は来る。
此処では無い場所へ行きたいのに。
此処以外の場所を知らのに。
此処は好きじゃないのに。
此処以外へ行けない。
私が私で居られる、此処ではない此処。
だから、私はまた此処へ来る。
No here,
No anywhere.
There....
そして、私はまた此処に居る。』
仕事中に女版を考えた保守。
しようと思ったらﾂﾂﾞｲﾃﾀｰ。会話を考えてﾐﾏｽ…。
421 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 13:47:06.69 ID:qpZQTJ1JO
いたぜｗｗ水ぶっかけな！
男(この時期の水は辛いよな…)
女｢…………っ……｣
キャハハハハ！
男(いったか…――コンコン)
女｢…大丈夫｣
男｢早く乾かしたほうがいいぜ…最近冷え込んでるからな｣
女｢……うん｣
男｢なぁ、…｣
おい！いるぜｗｗｗ
男(……今度はこっちか)
続く
男(この時期の水は辛いよな…)
女｢…………っ……｣
キャハハハハ！
男(いったか…――コンコン)
女｢…大丈夫｣
男｢早く乾かしたほうがいいぜ…最近冷え込んでるからな｣
女｢……うん｣
男｢なぁ、…｣
おい！いるぜｗｗｗ
男(……今度はこっちか)
続く
422 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:04:22.19 ID:/ci8F40i0
保守
423 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:11:23.29 ID:RLThLzEqO
男(いまはただ)
女(保守するだけ)
女(保守するだけ)
424 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:24:46.51 ID:b9nsb1Xk0
女（保守……）
……
男「保守」
女「！」
……
男「保守」
女「！」
425 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:33:51.73 ID:HzOf4Z4CO
文章作成中ほっしゅ
426 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:37:18.04 ID:U25lh+U60
男版の続きみたいなもの。
>>420、「〜ない」が抜けてたね…ぶち壊しorz
男「コンコン」
女「ぷっ…何で口で言ってるの…？ｗ」
男「何となく」
女「入ってたのが私じゃなかったら、どうしたのよ？」
男「…考えてなかった」
男（何でだろう…。今更恥ずい…笑われてるし…。）
女「何それ…」
男「わかんないや」
男（期待…してたのかな…。約束してた訳じゃないのに…。）
女「なんか、あった？」
男「何も無いよ」
女「そう？」
男「うん。何も。昨日と変わらないよ」
女「そっか。…私も、変わらないよ」
男「そうか」
男（何も無い。何も変わらない。僕がここに居ることも。君がそこに居ることも。）
男「変だった？」
女「別に？ 面白いんじゃないかな、たまには」
男「そうか…ありがと」
女「やっぱり、変ｗ」
>>420、「〜ない」が抜けてたね…ぶち壊しorz
男「コンコン」
女「ぷっ…何で口で言ってるの…？ｗ」
男「何となく」
女「入ってたのが私じゃなかったら、どうしたのよ？」
男「…考えてなかった」
男（何でだろう…。今更恥ずい…笑われてるし…。）
女「何それ…」
男「わかんないや」
男（期待…してたのかな…。約束してた訳じゃないのに…。）
女「なんか、あった？」
男「何も無いよ」
女「そう？」
男「うん。何も。昨日と変わらないよ」
女「そっか。…私も、変わらないよ」
男「そうか」
男（何も無い。何も変わらない。僕がここに居ることも。君がそこに居ることも。）
男「変だった？」
女「別に？ 面白いんじゃないかな、たまには」
男「そうか…ありがと」
女「やっぱり、変ｗ」
427 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:49:14.80 ID:Ruu7ZsJPO
飯食べながら保守
428 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 14:57:40.59 ID:0FDIYvP90
順番待ちしながら保守
429 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:11:55.78 ID:QCCz0QX6O
文章が浮かばないけど保守
430 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:25:56.02 ID:ZWQkBBcD0
女「あのさ」
男「ん？」
女「明日から、来れないかも」
男「……え？」
女「同じクラスの人がね、一緒にお弁当食べないかって……」
男「……そっか」
女「ごめんね」
男「謝ることじゃないさ」
女「……」
男（寂しいなんて言えるはずがなく）
女（一緒にどう？なんて誘えるわけがない）
女「それじゃ、ね」
男「ああ。じゃあな」
男（今まで通りに戻るだけ。今まで通りの独りに）
男「ん？」
女「明日から、来れないかも」
男「……え？」
女「同じクラスの人がね、一緒にお弁当食べないかって……」
男「……そっか」
女「ごめんね」
男「謝ることじゃないさ」
女「……」
男（寂しいなんて言えるはずがなく）
女（一緒にどう？なんて誘えるわけがない）
女「それじゃ、ね」
男「ああ。じゃあな」
男（今まで通りに戻るだけ。今まで通りの独りに）
431 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:26:40.62 ID:YNE/r7m0O
おぉ、書き手さんが増えてるんだぜ
432 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:34:00.16 ID:YvDQOi3sO
コン
433 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:37:18.81 ID:qpZQTJ1JO
雷キター保守
434 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:44:34.76 ID:E7RkSl620
雷ホシュ
435 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:50:17.47 ID:HzOf4Z4CO
男「この前の話し覚えてる？」
女「なんの話し？」
男「俺が捨てられてた子犬に餌をあげた話し」
女「うん…覚えてる」
男「昨日の帰り道にさぁ、小さな女の子がその子犬を散歩させてるのを見たんだ」
女「拾ってもらえたんだね」
男「偽善なことをしたと自分では思ってたけど、なんだか子犬を見てたら泣けてきてさ」
女「人間悪い人ばかりじゃないのかな…」（でも近付いたら傷ついてしまうかも）
男「悪い人だけじゃないのかもな」（でも人に裏切られるのは恐い）
女「大切にしてもらえたらいいねー」（あなたに近づくのも）
男「そうだね」（君に近づくのも）
男女((一歩が恐くて踏み出せない))
女「なんの話し？」
男「俺が捨てられてた子犬に餌をあげた話し」
女「うん…覚えてる」
男「昨日の帰り道にさぁ、小さな女の子がその子犬を散歩させてるのを見たんだ」
女「拾ってもらえたんだね」
男「偽善なことをしたと自分では思ってたけど、なんだか子犬を見てたら泣けてきてさ」
女「人間悪い人ばかりじゃないのかな…」（でも近付いたら傷ついてしまうかも）
男「悪い人だけじゃないのかもな」（でも人に裏切られるのは恐い）
女「大切にしてもらえたらいいねー」（あなたに近づくのも）
男「そうだね」（君に近づくのも）
男女((一歩が恐くて踏み出せない))
436 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 15:51:53.90 ID:YbKDx5CZO
>>430
新展開じゃねーか二人はどうなるんだ
新展開じゃねーか二人はどうなるんだ
437 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:06:32.39 ID:U25lh+U60
食事が終わり、洗面台で化粧や髪型を気にしていた子達も居なくなった。
私、結局此処に居る。
男「コンコン」
女「ぷっ…何で口で言ってるの…？」
男「何となく」
女「入ってたのが私じゃなかったら、どうしたのよ？」
男「…考えてなかった」
彼には解っていた。私が此処に居る事を。昨日も、今日も、きっと、明日も。
男「変だった？」
女「別に？ 面白いんじゃないかな、たまには」
男「そうか…ありがと」
女「やっぱり、変」
私、安心してる。此処に居る事ではなく、彼が其処に居る事を。
鐘が鳴る。何を期待している訳でも無いのに、この時間が終わる。
男「あ、こんな時間か。…今日は、君が先に出る？」
女「私、もう少し居るから。君でいいよ」
男「ん…？ あ、じゃあ、行くね」
女「…うん」
壁に振れてみた。無機質で、冷たくて、温かみの欠片すら無い。
この壁が持つ意味を忘れては駄目。これが二人を守る壁。これが二人を繋げる壁。
此処以外の場所を知らないから、此処以外へ行けない。私が私で居られる此処。
こんなにも薄い壁なのに、何故こんなにも厚くて遠いの。
女「変なのは、私だね…」
私、結局此処に居る。
男「コンコン」
女「ぷっ…何で口で言ってるの…？」
男「何となく」
女「入ってたのが私じゃなかったら、どうしたのよ？」
男「…考えてなかった」
彼には解っていた。私が此処に居る事を。昨日も、今日も、きっと、明日も。
男「変だった？」
女「別に？ 面白いんじゃないかな、たまには」
男「そうか…ありがと」
女「やっぱり、変」
私、安心してる。此処に居る事ではなく、彼が其処に居る事を。
鐘が鳴る。何を期待している訳でも無いのに、この時間が終わる。
男「あ、こんな時間か。…今日は、君が先に出る？」
女「私、もう少し居るから。君でいいよ」
男「ん…？ あ、じゃあ、行くね」
女「…うん」
壁に振れてみた。無機質で、冷たくて、温かみの欠片すら無い。
この壁が持つ意味を忘れては駄目。これが二人を守る壁。これが二人を繋げる壁。
此処以外の場所を知らないから、此処以外へ行けない。私が私で居られる此処。
こんなにも薄い壁なのに、何故こんなにも厚くて遠いの。
女「変なのは、私だね…」
438 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:08:23.67 ID:qpZQTJ1JO
>>421の続き
おい水持って来いやｗ
男(こっちも水か、芸がないな…)
いつまで入ってんだよバーカｗｗ
女｢いったね…｣(これがいつもの日常)
男｢やっぱ、寒いなｗ｣(変わることのない毎日)
女｢着替えようと思ったんだけど、ジャージにもかけられてた…｣(惨めと言われようと、自分では何も変えられない…)
男｢俺は今日体育は無いから｣(…今日はお開きだな…)
女｢……｣(今日はもう出ようかな…)
男｢俺、もういくわ…｣
女｢うん｣
男｢じゃ…｣(早く帰ってシャワー浴びよ……、…！)男｢嘘だろ…｣
一応ラストまで考えたけど今までのイメージとちがうかも
おい水持って来いやｗ
男(こっちも水か、芸がないな…)
いつまで入ってんだよバーカｗｗ
女｢いったね…｣(これがいつもの日常)
男｢やっぱ、寒いなｗ｣(変わることのない毎日)
女｢着替えようと思ったんだけど、ジャージにもかけられてた…｣(惨めと言われようと、自分では何も変えられない…)
男｢俺は今日体育は無いから｣(…今日はお開きだな…)
女｢……｣(今日はもう出ようかな…)
男｢俺、もういくわ…｣
女｢うん｣
男｢じゃ…｣(早く帰ってシャワー浴びよ……、…！)男｢嘘だろ…｣
一応ラストまで考えたけど今までのイメージとちがうかも
439 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:15:27.78 ID:RLThLzEqO
保守
440 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:21:16.89 ID:tdbq8DO20
>>383
超亀レスな上にＩＤかわっちゃってるけど、俺のネタなんか使ってくれてありがとう
超亀レスな上にＩＤかわっちゃってるけど、俺のネタなんか使ってくれてありがとう
441 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:32:47.57 ID:ZWQkBBcD0
（ここに来るのは日課。便所飯にももう慣れた）
男（――コン）
（慣れたはずなのに）
男（――コン）
（二人の時間に慣れすぎて独りの時間に耐え切れない）
男（――コ、ン）
男「〜〜〜ッ」
（相手を縋るな頼るな求めるな）
男（――コン）
（慣れたはずなのに）
男（――コン）
（二人の時間に慣れすぎて独りの時間に耐え切れない）
男（――コ、ン）
男「〜〜〜ッ」
（相手を縋るな頼るな求めるな）
442 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:42:14.30 ID:lFyViPE70
あげますね
443 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:42:37.28 ID:qpZQTJ1JO
保守り隊
444 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:49:41.91 ID:bFeGd66gO
男（―――コン）
……
男（これは…保守の為…）
男（―――コン）
……
男（これは…保守の為…）
男（―――コン）
445 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:50:30.98 ID:73v5cHPCO
age
446 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:53:20.69 ID:lFyViPE70
良スレあげ
447 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:59:03.17 ID:HtDzF9t9O
男「コンコン」
…
男「…コンコン」
…
男「以前と同じなだけなのにな…」
男(いつか)
男(必ずこの関係は崩れる)
男(その時が早いか遅いかの違いで。)
男(…勇気を出せば「変えられる」かも知れない)
男(でもそれを望むのはお互いの暗黙の了解を破る事)
男(今は、その時まで…)
男(保守)
…
男「…コンコン」
…
男「以前と同じなだけなのにな…」
男(いつか)
男(必ずこの関係は崩れる)
男(その時が早いか遅いかの違いで。)
男(…勇気を出せば「変えられる」かも知れない)
男(でもそれを望むのはお互いの暗黙の了解を破る事)
男(今は、その時まで…)
男(保守)
448 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 16:59:59.08 ID:mtRLQBuMO
なんか…新ジャンル「ふたりぼっち」
みたい。すこし懐かしい。いいね。切ない。
みたい。すこし懐かしい。いいね。切ない。
449 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:03:22.63 ID:tXPhLEPg0
(これって投下した物勝ちだよな…)
男(―コン)
女(―コンコン)
男2(隣…楽しそうだな…少し羨ましい…)
おい、誰か入ってるぞ、水もってこい水ｗｗ
男2(うわ、またかよ…慣れたのもどうかと思うが…惨めすぎる…
隣の連中もそんな風に思ってるんだろうなぁ…)
男2「はぁ…」
ガチャ
バタン
男「また掛けられてたな」
女「他にも私たちみたいなのがいるのかもね」
男「そりゃそうだろう」
女「まぁね」
男「…」(声とか掛けたほうがいいんだろうけど…やっぱり他人だしな)
女「…」(自分に害とか利益も何もないしいいよね…)
男(悪いな)
女(ごめんね)
悪い、スルーしてくれ
男(―コン)
女(―コンコン)
男2(隣…楽しそうだな…少し羨ましい…)
おい、誰か入ってるぞ、水もってこい水ｗｗ
男2(うわ、またかよ…慣れたのもどうかと思うが…惨めすぎる…
隣の連中もそんな風に思ってるんだろうなぁ…)
男2「はぁ…」
ガチャ
バタン
男「また掛けられてたな」
女「他にも私たちみたいなのがいるのかもね」
男「そりゃそうだろう」
女「まぁね」
男「…」(声とか掛けたほうがいいんだろうけど…やっぱり他人だしな)
女「…」(自分に害とか利益も何もないしいいよね…)
男(悪いな)
女(ごめんね)
悪い、スルーしてくれ
450 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:09:13.52 ID:b9nsb1Xk0
451 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:16:47.48 ID:HzOf4Z4CO
>>450乙！
いやED連続でみると、ちょっと来るわ
いやED連続でみると、ちょっと来るわ
452 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:18:08.94 ID:zS4sNwe10
女「コン」
男「コンコン」
女「くけけけけけけけけけけ！」
男「ぎゃあああああ出たああああ」
男「コンコン」
女「くけけけけけけけけけけ！」
男「ぎゃあああああ出たああああ」
453 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:21:10.09 ID:5JxRu1a10
454 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:21:29.84 ID:tdbq8DO20
女「今までぶつけられた言葉で、一番傷ついたのは？」（共通の話題がこんなこと）
男「さぁ…もうわからないくらいぶつけられたから」（ある意味特別な関係だけど）
女「そっか…私は『生き恥女』かな…」（でも特別な意味は見出さない）
男「『生きてるだけ無駄』って言われたことはあるな…」（話題の一つと受け流す）
女「なんていうか、生きているってことそのものを否定されると」（お互いの傷をさらけつつも）
男「辛いよな。なんとなく」（互いの傷を舐めあうことはしない）
女「生きている意味、あるのかな」（ただ事実として受け止めるだけ）
男「死ぬ勇気なんてないけどな」（でも塩を刷り込むこともない）
女「死んでも悲しんでくれる人より喜ぶ人のほうが多い気がする」（ただあまりに辛い事ならば）
男「それで死んだらなんか癪に障るんだよな」（その傷をそっと手で覆うくらいの）
男女「「死ねないね」」（優しさが許されることもある）
男「さぁ…もうわからないくらいぶつけられたから」（ある意味特別な関係だけど）
女「そっか…私は『生き恥女』かな…」（でも特別な意味は見出さない）
男「『生きてるだけ無駄』って言われたことはあるな…」（話題の一つと受け流す）
女「なんていうか、生きているってことそのものを否定されると」（お互いの傷をさらけつつも）
男「辛いよな。なんとなく」（互いの傷を舐めあうことはしない）
女「生きている意味、あるのかな」（ただ事実として受け止めるだけ）
男「死ぬ勇気なんてないけどな」（でも塩を刷り込むこともない）
女「死んでも悲しんでくれる人より喜ぶ人のほうが多い気がする」（ただあまりに辛い事ならば）
男「それで死んだらなんか癪に障るんだよな」（その傷をそっと手で覆うくらいの）
男女「「死ねないね」」（優しさが許されることもある）
455 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:21:48.25 ID:b9nsb1Xk0
456 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:23:33.06 ID:tdbq8DO20
457 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:29:48.24 ID:tdbq8DO20
他の書き手様に質問したいんだが、（）の心の言葉は二人の間でどれくらい繋げてるんだ？
俺は
１：声に出した会話「」がきちんと会話として成り立っている
２：心の声（）も男→女→男→女と読んでいってそれなりにきちんと文章として読める
３：男の心の声（）だけを読んでいっても思考プロセスとして成り立っている
４：女の心の声（）だけを読んでいっても思考プロセスとして成り立っている
この４つがすべて成立させようとしてるんだが…なかなか難しいorz
２か３、４あたりは作品によってはなくてもいいのかな？
俺は
１：声に出した会話「」がきちんと会話として成り立っている
２：心の声（）も男→女→男→女と読んでいってそれなりにきちんと文章として読める
３：男の心の声（）だけを読んでいっても思考プロセスとして成り立っている
４：女の心の声（）だけを読んでいっても思考プロセスとして成り立っている
この４つがすべて成立させようとしてるんだが…なかなか難しいorz
２か３、４あたりは作品によってはなくてもいいのかな？
458 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:30:19.66 ID:YtfJnCaf0
>>456
俺は大好きだぜ
俺は大好きだぜ
459 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:30:27.55 ID:b9nsb1Xk0
460 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:32:21.26 ID:tdbq8DO20
461 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:39:37.84 ID:HzOf4Z4CO
age
462 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:39:42.27 ID:mtRLQBuMO
>>453
ごめん。3日ルールで落ちる10秒前にED投下させてもらった。
くっつきエンド派だった。たぶん誰にも読まれてない。
こことふたりぼっちの男と女が両方いたら
似たようなふたりずつ、でも仲良くなる気はぜんぜんしなくてｗ
テーマになりそうな曲も、恋の煙とはすこし違う。
ごめん。3日ルールで落ちる10秒前にED投下させてもらった。
くっつきエンド派だった。たぶん誰にも読まれてない。
こことふたりぼっちの男と女が両方いたら
似たようなふたりずつ、でも仲良くなる気はぜんぜんしなくてｗ
テーマになりそうな曲も、恋の煙とはすこし違う。
463 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:41:30.33 ID:lFyViPE70
好きだぜこのスレ
464 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:43:03.86 ID:giA3CQh+O
465 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:49:16.84 ID:qpZQTJ1JO
>>438の続き
男｢ドアノブが…壊れてる…？｣(あいつらが？…いやそれよりも…)
男(蹴破るか…でも面倒になるよな…)
男(どうするか…)
――
女(私もそろそろいこうかな)
女(あれ？…開かない…どして！？……放置プレイってわけか…)
女(どうしよ…一旦個室に戻って考えるか…)
――
男(ここに俺を閉じ込めて何がおもしろいんだか…)
男(女は…いるわけないか…)
男(個室に戻ろう)
わかってる、俺が一番ボキャ貧さorz
男｢ドアノブが…壊れてる…？｣(あいつらが？…いやそれよりも…)
男(蹴破るか…でも面倒になるよな…)
男(どうするか…)
――
女(私もそろそろいこうかな)
女(あれ？…開かない…どして！？……放置プレイってわけか…)
女(どうしよ…一旦個室に戻って考えるか…)
――
男(ここに俺を閉じ込めて何がおもしろいんだか…)
男(女は…いるわけないか…)
男(個室に戻ろう)
わかってる、俺が一番ボキャ貧さorz
466 ：例えばこんな終わり方でも良いの？：2007/05/31(木) 17:49:40.45 ID:EtNl8Qh60
男「（この壁越しに君は居る）」
女「（この壁越しに貴方は居る）」
男「（介入してはならないはずだった規則を破らせた君が恨めしい）」
女「（人と親しくなってはいけないという約束を破らせた貴方が憎い）」
男「（だが・・・我慢は出来ない）」
女「（だけど・・・貴方を愛してる）」
男「・・・なぁ」
女「・・・何？」
男「・・・好きだ」
女「・・・うん。私も」
お互いに心の壁を壊して、手を繋いでともに歩こう。
境遇の似た者同士だからきっと大丈夫。ううん、絶対大丈夫。
だって、あんなに苦労して壁を破って繋がった手だから。
どんなに傷だらけでも、いつかは癒える。
どんなに傷だらけでも、お互いに支えあえば歩けるから。
どこまでも行こう。
男「ほい、言われた通り梅しば買って来たぞ。さて、夏休みはどこに行く？」
女「えっと・・・そのぉ・・・一緒に旅行行かない？丁度、ミラコスタの宿泊券が二枚あるんだけど・・・えっと・・・同じ部屋、で・・・」
男「それって・・・・・・クスッ。ＯＫ、喜んで一緒行かせてもらうよ、大好きな人」
女「えへへ・・・あ、お昼ご飯どこにする？」
男「ＣｏＣｏ壱番屋があるからそこにしようぜ」
笑顔を遮る壁は、もうどこにもないんだから。
女「（この壁越しに貴方は居る）」
男「（介入してはならないはずだった規則を破らせた君が恨めしい）」
女「（人と親しくなってはいけないという約束を破らせた貴方が憎い）」
男「（だが・・・我慢は出来ない）」
女「（だけど・・・貴方を愛してる）」
男「・・・なぁ」
女「・・・何？」
男「・・・好きだ」
女「・・・うん。私も」
お互いに心の壁を壊して、手を繋いでともに歩こう。
境遇の似た者同士だからきっと大丈夫。ううん、絶対大丈夫。
だって、あんなに苦労して壁を破って繋がった手だから。
どんなに傷だらけでも、いつかは癒える。
どんなに傷だらけでも、お互いに支えあえば歩けるから。
どこまでも行こう。
男「ほい、言われた通り梅しば買って来たぞ。さて、夏休みはどこに行く？」
女「えっと・・・そのぉ・・・一緒に旅行行かない？丁度、ミラコスタの宿泊券が二枚あるんだけど・・・えっと・・・同じ部屋、で・・・」
男「それって・・・・・・クスッ。ＯＫ、喜んで一緒行かせてもらうよ、大好きな人」
女「えへへ・・・あ、お昼ご飯どこにする？」
男「ＣｏＣｏ壱番屋があるからそこにしようぜ」
笑顔を遮る壁は、もうどこにもないんだから。
467 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:50:57.32 ID:lFyViPE70
否定はしない
468 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:52:14.86 ID:qCHTMjDO0
このスレなんか良いな
469 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:52:35.22 ID:U25lh+U60
>>457
俺は、必ずしも共通させる必要はないとおもてるよー。
文体や構成は書き手個人で変えても構わないんじゃないかと。
その方が面白くなると思うし。
自己擁護乙ｗｗｗな解釈だが。
卒業式ED書いてみるか……。
俺は、必ずしも共通させる必要はないとおもてるよー。
文体や構成は書き手個人で変えても構わないんじゃないかと。
その方が面白くなると思うし。
自己擁護乙ｗｗｗな解釈だが。
卒業式ED書いてみるか……。
470 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 17:52:43.14 ID:b9nsb1Xk0
471 ：例えばこんな終わり方：2007/05/31(木) 17:58:38.42 ID:EtNl8Qh60
いつもの如く、上空から降り注がんとする水。
だが、それを男と女は恐れなかった。その心、まるで鋼鉄の如し。
お互いに信頼しあえる友を得た二人の波長は重なる。
そして、自らの体内の気を一気に開放し、吹っ飛ばした。
―――ゴォォォオオオオオオオオオオォォオオォオオオォォォッッッ！！
その雷鳴の如し轟きは学校の中にまるで龍の遠吠えのように響いた。
音の波動は壁を壊し、柱を圧し折り、学校をあっという間に崩壊させた。
その間、何と三秒五二。
瓦礫の中で立ちすくむ二人。
お互いを隔てていた壁だけは、何故か壊さずにいた。
二人はその壁をノックする。
そして、子供のように、楽しそうに会話をした。
壁も何ももうない。その全ては熱血の赤に染まった夕日だけが見ていた。
だが、それを男と女は恐れなかった。その心、まるで鋼鉄の如し。
お互いに信頼しあえる友を得た二人の波長は重なる。
そして、自らの体内の気を一気に開放し、吹っ飛ばした。
―――ゴォォォオオオオオオオオオオォォオオォオオオォォォッッッ！！
その雷鳴の如し轟きは学校の中にまるで龍の遠吠えのように響いた。
音の波動は壁を壊し、柱を圧し折り、学校をあっという間に崩壊させた。
その間、何と三秒五二。
瓦礫の中で立ちすくむ二人。
お互いを隔てていた壁だけは、何故か壊さずにいた。
二人はその壁をノックする。
そして、子供のように、楽しそうに会話をした。
壁も何ももうない。その全ては熱血の赤に染まった夕日だけが見ていた。
472 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:02:10.54 ID:xiYZPC7rO
>>471
これはこれでｗｗ
これはこれでｗｗ
473 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:03:22.39 ID:4B03qo5oO
>>471
吹いたwwwww
吹いたwwwww
474 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:05:17.95 ID:LXkdysqK0
475 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:14:50.95 ID:HzOf4Z4CO
476 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:18:17.14 ID:HzOf4Z4CO
477 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:22:37.39 ID:eSJbt/4QO
478 ：テンション高い壁越し：2007/05/31(木) 18:27:51.99 ID:EgNv/AJIO
―――また居るぜ！
男「・・・」
―――また居るよぉ〜。
女「・・・」
ゴゴゴゴゴ・・・
―――水かけちゃおうか！せぇのぉ！
男・女「デストロォォォオオイッ！！」
―――！？
男「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァアアッッ」
女「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァアアッッ」
キュイイイン！ズドォォォオオン！ドカーン！グゥォーンッ！ビギュァッ！ビューォォォォオオッ！グギャァァァァァァォォォオオンッ！！！！
男・女「この私に勝とうなど考えが甘いわァァァァアアッッ！」
男「・・・」
―――また居るよぉ〜。
女「・・・」
ゴゴゴゴゴ・・・
―――水かけちゃおうか！せぇのぉ！
男・女「デストロォォォオオイッ！！」
―――！？
男「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァアアッッ」
女「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァアアッッ」
キュイイイン！ズドォォォオオン！ドカーン！グゥォーンッ！ビギュァッ！ビューォォォォオオッ！グギャァァァァァァォォォオオンッ！！！！
男・女「この私に勝とうなど考えが甘いわァァァァアアッッ！」
479 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:33:31.20 ID:nqiLiNnt0
会話中突然水が掛けられる
男「っ！！（冷てっ）」
女「っ！！（冷たっ）」
男（つーかあっちも）
女（あっちもか）
男（あーあ、かわいそうに）
女（かわいそうだね）
男（女、なんか言われてる）
女（男、なんか言われてる）
男（女、へこんでるかも）
女（男、へこんでるかもね）
男（こっちはそうでもないけど）
女（こっちは慣れてるからいいんだけど）
男（女、かぜひかなきゃいいが）
女（男、かぜひかないかな）
男（とりあえず後で慰めてやるかね）
女（やっぱり慰めたほうがいいかな）
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
((あれ？…なんか前より全然大丈夫っぽい))
こんなのの続きでよければ続けるのですが・・・
男「っ！！（冷てっ）」
女「っ！！（冷たっ）」
男（つーかあっちも）
女（あっちもか）
男（あーあ、かわいそうに）
女（かわいそうだね）
男（女、なんか言われてる）
女（男、なんか言われてる）
男（女、へこんでるかも）
女（男、へこんでるかもね）
男（こっちはそうでもないけど）
女（こっちは慣れてるからいいんだけど）
男（女、かぜひかなきゃいいが）
女（男、かぜひかないかな）
男（とりあえず後で慰めてやるかね）
女（やっぱり慰めたほうがいいかな）
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
((あれ？…なんか前より全然大丈夫っぽい))
こんなのの続きでよければ続けるのですが・・・
480 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:35:53.90 ID:9vlBMFrN0
初書き
女「…ねぇ」
男「……ん？」
女「私が、もしいなくなったら」
男「ん」
女「…ごめん、やっぱなんでもないや」
男「ん」
女「……今日は先に出るね」
男「…ん。」
ガチャ
バタン
女「…ねぇ」
男「……ん？」
女「私が、もしいなくなったら」
男「ん」
女「…ごめん、やっぱなんでもないや」
男「ん」
女「……今日は先に出るね」
男「…ん。」
ガチャ
バタン
481 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:35:58.26 ID:EgNv/AJIO
>>479
男・女「来いやァァァァアアッッ」
男・女「来いやァァァァアアッッ」
482 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:37:28.55 ID:b9nsb1Xk0
483 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:38:04.60 ID:PkIVrllq0
ENDの流れか、ならば最期に書いてみるんだぜ。
───コン コン
男「かえってこない……か」
当然だ、もう彼女はいないのだから。
ここに来る必要がなくなったのだ。
ただ俺だけが一人、いまだこの場所に囚われている。
男「女ってのはドライだよな」
始まりと同じように、終わりもあっけないものだった。
女は思い出を上書きする、といったのは誰だっただろうか。
彼女にとってのここは、一時的な逃避でしかなかったのだ。
思い切って一歩を踏み出してしまえば、とても簡単なことで。
歩き方を覚えた彼女が振り返ることは、もうないのだろう。
───コン コン
男「…………」
もはやかつてのやりとりをすることはないのだと、無音の返事は物語っている。
それに一抹の寂しさを感じながら、俺はその場所をあとにした。
───コン コン
男「かえってこない……か」
当然だ、もう彼女はいないのだから。
ここに来る必要がなくなったのだ。
ただ俺だけが一人、いまだこの場所に囚われている。
男「女ってのはドライだよな」
始まりと同じように、終わりもあっけないものだった。
女は思い出を上書きする、といったのは誰だっただろうか。
彼女にとってのここは、一時的な逃避でしかなかったのだ。
思い切って一歩を踏み出してしまえば、とても簡単なことで。
歩き方を覚えた彼女が振り返ることは、もうないのだろう。
───コン コン
男「…………」
もはやかつてのやりとりをすることはないのだと、無音の返事は物語っている。
それに一抹の寂しさを感じながら、俺はその場所をあとにした。
484 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:39:18.97 ID:9vlBMFrN0
女(『もし私がいなくなったら』なんて、そんなこと、聞けないよね)
女(所詮私と彼は赤の他人で)
女(希望なんて最初からない)
女(あるのは確かな距離と、不確かな気持ちだけ)
女(あと一歩)
女(あと一歩が、踏み出せるのなら…)
女(なんてね、私には、似合わない。)
女(所詮私と彼は赤の他人で)
女(希望なんて最初からない)
女(あるのは確かな距離と、不確かな気持ちだけ)
女(あと一歩)
女(あと一歩が、踏み出せるのなら…)
女(なんてね、私には、似合わない。)
485 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:39:36.54 ID:PkIVrllq0
女「男くん！」
男「あ、女……」
女「どこいってたの？ 探したんだよ」
男「えーと……ちょっと……その」
女「あ、わかった。またあそこ行ってたんでしょ？ やめてよね、もうあんなトコ行く必要ないじゃない」
男「し、しかしだな、あそこは言わば俺達の思い出の場所で……」
女「やめてよ、そんな黒歴史。こだわってるのは男くんだけだよ？」
男（黒歴史って…………まあ、確かにいまの俺たちには必要ないんだけどさ）
本当にあっけないものだった。
一歩踏み出してしまえば、あれだけ気にしていた暗黙の了解も、ただの無意味な思い込みでしかなくて。
まだ他の人間とは距離を測りかねるてはいるけれど、少なくとも俺と女との間にあった壁は、もうどこにもない。
あの場所はただの逃げ場所で、壁は自ら築き上げていたのだけだったのだ。
それでも俺は、どこか感傷的な想いをあの場所に抱きつづけているのだった。
女と出会い、「ここ」に至るまでに過ごした、あの場所を。
女「そんなことより、帰るんでしょ？ ほら、行こ」
男「……ああ」
今の彼女は、あの時の面影を探すのは難しいぐらいに明るくなった。
それは過去を必死に忘れようとしているようで、少しばかり連れないなと思ってしまう。
男（ホント、女っていうのはドライだよなー……）
俺たちの壁越しのやりとりは、こうして終わりを遂げたのだった。
ＥＮＤ
男「あ、女……」
女「どこいってたの？ 探したんだよ」
男「えーと……ちょっと……その」
女「あ、わかった。またあそこ行ってたんでしょ？ やめてよね、もうあんなトコ行く必要ないじゃない」
男「し、しかしだな、あそこは言わば俺達の思い出の場所で……」
女「やめてよ、そんな黒歴史。こだわってるのは男くんだけだよ？」
男（黒歴史って…………まあ、確かにいまの俺たちには必要ないんだけどさ）
本当にあっけないものだった。
一歩踏み出してしまえば、あれだけ気にしていた暗黙の了解も、ただの無意味な思い込みでしかなくて。
まだ他の人間とは距離を測りかねるてはいるけれど、少なくとも俺と女との間にあった壁は、もうどこにもない。
あの場所はただの逃げ場所で、壁は自ら築き上げていたのだけだったのだ。
それでも俺は、どこか感傷的な想いをあの場所に抱きつづけているのだった。
女と出会い、「ここ」に至るまでに過ごした、あの場所を。
女「そんなことより、帰るんでしょ？ ほら、行こ」
男「……ああ」
今の彼女は、あの時の面影を探すのは難しいぐらいに明るくなった。
それは過去を必死に忘れようとしているようで、少しばかり連れないなと思ってしまう。
男（ホント、女っていうのはドライだよなー……）
俺たちの壁越しのやりとりは、こうして終わりを遂げたのだった。
ＥＮＤ
486 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:39:52.26 ID:qpZQTJ1JO
>>465の続き
男(こんな生活になって、もう大分経ったんだよな…)
男(自分の中で何かが変わるはずもなく)
男(友達の一人もできず)
男(やり返すことなど到底できない…けど)
男(たった一人、顔も知らない話相手を得た)
男(毎日のように、ここで二人話し合った)
男(くだらないゲームなんかもした)
男(それが無意識か意識的か、ずっと目を逸らしてきたけど)
男(どんなに否定していようと)
男(俺は多分…嬉しか…)
男(何を考えてるんだ俺は？それは禁忌だったはずだぞ……)
男(思うな考えるな…忘れるんだ…)
男(お前は独り、相手も独り)
男(寄り添うな、馴れ合うな……もう、傷つきたくないんだろう…？)
男(こんな生活になって、もう大分経ったんだよな…)
男(自分の中で何かが変わるはずもなく)
男(友達の一人もできず)
男(やり返すことなど到底できない…けど)
男(たった一人、顔も知らない話相手を得た)
男(毎日のように、ここで二人話し合った)
男(くだらないゲームなんかもした)
男(それが無意識か意識的か、ずっと目を逸らしてきたけど)
男(どんなに否定していようと)
男(俺は多分…嬉しか…)
男(何を考えてるんだ俺は？それは禁忌だったはずだぞ……)
男(思うな考えるな…忘れるんだ…)
男(お前は独り、相手も独り)
男(寄り添うな、馴れ合うな……もう、傷つきたくないんだろう…？)
487 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:40:39.91 ID:PkIVrllq0
間に入っちまったな。
>>483,485でヨロ。
>>483,485でヨロ。
488 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:41:23.02 ID:U25lh+U60
卒業式EDへ向けてモノローグを付けてみた。
読み難かったら書き方変えてみる…。
男「君は、もう決めた？」（切り出すのが恐い）
女「え？ 何を…？」（でも、必ずやって来る）
男「進路」（その先を）
女「ん、うん…」（選ばなければならない道）
男「そっか…」（ずっと続くと思ってた）
女「…君は？」（いつまでも続くと思ってた道）
男「まだ、決まってない」（考えたくなかっただけかもしれない）
女「何か、無いの？ 得意な事とか、好きな事」（そう信じていたかったのかもしれない）
男「トイレでご飯食べたり、壁ごしに話す事かな……冗談。ごめん」（僕にはそれしかなかった）
女「何で謝るの？ それ、私もだよ」（私には、此処しか無かったから）
男「…奇遇、だね」（誰より一緒に居た時間）
女「本当、偶然だよね…」（離れたくない）
男「チャイムなったや。先生に呼ばれてるから、先に行くね」（別れたくない）
女「うん。頑張ってね」（もう終わりなの？）
男「…ありがとう」（終わらせたくないよ）
男（だから、君に…）
女（いつか、君へ…）
>>471
雰囲気飛び過ぎｗ だがｵﾓｼﾚｪ…ｵﾓｼﾚｪってのは大事な事だぜ！
ギャグのセンス無くてすまぬ(´･ω･)
読み難かったら書き方変えてみる…。
男「君は、もう決めた？」（切り出すのが恐い）
女「え？ 何を…？」（でも、必ずやって来る）
男「進路」（その先を）
女「ん、うん…」（選ばなければならない道）
男「そっか…」（ずっと続くと思ってた）
女「…君は？」（いつまでも続くと思ってた道）
男「まだ、決まってない」（考えたくなかっただけかもしれない）
女「何か、無いの？ 得意な事とか、好きな事」（そう信じていたかったのかもしれない）
男「トイレでご飯食べたり、壁ごしに話す事かな……冗談。ごめん」（僕にはそれしかなかった）
女「何で謝るの？ それ、私もだよ」（私には、此処しか無かったから）
男「…奇遇、だね」（誰より一緒に居た時間）
女「本当、偶然だよね…」（離れたくない）
男「チャイムなったや。先生に呼ばれてるから、先に行くね」（別れたくない）
女「うん。頑張ってね」（もう終わりなの？）
男「…ありがとう」（終わらせたくないよ）
男（だから、君に…）
女（いつか、君へ…）
>>471
雰囲気飛び過ぎｗ だがｵﾓｼﾚｪ…ｵﾓｼﾚｪってのは大事な事だぜ！
ギャグのセンス無くてすまぬ(´･ω･)
489 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:44:26.55 ID:NpEpe/Kf0
>>457
俺の場合は3・4が成立しなくて２が成立する場合は男と女が同じ事を考えてる、って事にしてる。
俺の場合は3・4が成立しなくて２が成立する場合は男と女が同じ事を考えてる、って事にしてる。
490 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:46:08.22 ID:9vlBMFrN0
間に入れちゃったりしてごめん(´･ω･)
>>480、>>484の続き
男(あれから、数日が経った)
男(彼女が何を言いかけていたのか、なんとなく、想像は、つく)
男(想像がつくが故、自分が嫌になる)
男(そんなのは自分の勝手な妄想であり、きっと彼女の本心ではない)
男(期待するな、求めるな。)
「なぁ、聞いたか？」
「隣のクラスの子が事故にあって死んだってやつ？」
「そうそれ、マジありえないよねー」
男(…胸騒ぎがした)
>>480、>>484の続き
男(あれから、数日が経った)
男(彼女が何を言いかけていたのか、なんとなく、想像は、つく)
男(想像がつくが故、自分が嫌になる)
男(そんなのは自分の勝手な妄想であり、きっと彼女の本心ではない)
男(期待するな、求めるな。)
「なぁ、聞いたか？」
「隣のクラスの子が事故にあって死んだってやつ？」
「そうそれ、マジありえないよねー」
男(…胸騒ぎがした)
491 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:50:39.37 ID:9vlBMFrN0
>>490続き
ガチャ
バタン
男「──コン」
女「─コン」
男「いたんだ(胸騒ぎ。気のせい？)」
女「ダメかな？」
男「いや、いい、全然いいよ(また、思い込みか)」
女「そう、ならいいんだけど」
男「…」
女「…」
女「…ねぇ」
男「……ん？」
ガチャ
バタン
男「──コン」
女「─コン」
男「いたんだ(胸騒ぎ。気のせい？)」
女「ダメかな？」
男「いや、いい、全然いいよ(また、思い込みか)」
女「そう、ならいいんだけど」
男「…」
女「…」
女「…ねぇ」
男「……ん？」
492 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:56:48.59 ID:b9nsb1Xk0
すまない、明るいギャグが出たり他の続き物が進行しているところだけど
上で言ってたEND（鬱）完成。投下しても良いかい？
上で言ってたEND（鬱）完成。投下しても良いかい？
493 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:56:52.53 ID:HzOf4Z4CO
女「ねぇ」
男「ん？」
女「人魚姫の話ししってる？」
男「人魚はしってるけど内容はしらない。どういう話し？」
女「大好きな人の為に海の泡になって消えた人魚。その人を殺せば生きられたのに…」
男「なんか…切ないな…」
女「切ないよね…」（私はこの人の事を好きになっていいのかな…）
男「いい話だけどな」（俺がこの子を好きになったら守れるのかな…）
女「…」（でも裏切られるのも裏切るのも恐い）
男「…」（この壁を壊せない。一歩が踏み出せない）
女（まだ恐い…）
男（勇気がない…）
男女((傷つきたい…今を壊したくない…))
女（だからまだもう少しだけ…）
男（もう少しだけ）
男女((このままで…))
男「ん？」
女「人魚姫の話ししってる？」
男「人魚はしってるけど内容はしらない。どういう話し？」
女「大好きな人の為に海の泡になって消えた人魚。その人を殺せば生きられたのに…」
男「なんか…切ないな…」
女「切ないよね…」（私はこの人の事を好きになっていいのかな…）
男「いい話だけどな」（俺がこの子を好きになったら守れるのかな…）
女「…」（でも裏切られるのも裏切るのも恐い）
男「…」（この壁を壊せない。一歩が踏み出せない）
女（まだ恐い…）
男（勇気がない…）
男女((傷つきたい…今を壊したくない…))
女（だからまだもう少しだけ…）
男（もう少しだけ）
男女((このままで…))
494 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 18:57:29.67 ID:9vlBMFrN0
>>492ばっちこーい
むしろ自分のSSなんて飛ばしてくれｗｗ
むしろ自分のSSなんて飛ばしてくれｗｗ
495 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:01:25.39 ID:b9nsb1Xk0
“男君は委員会活動などにも積極的に取り組む生徒で……”
女（――コン）
“このような事態となり、残念でなりません”
女（――コン）
“死因は高所からの落下による脳挫傷でして……”
女（――コン）
“こちらとしてはいじめなどの事実は確認していません”
女（……………………――コン）
バタン
名前も、クラスも知らない。
なのに私は、確信めいたなにかを感じていた。
そして
女「……」
長い間の雑談から得た情報は、私を確証へと
――机に飾られた菊の花へと導いた。
女（――コン）
“このような事態となり、残念でなりません”
女（――コン）
“死因は高所からの落下による脳挫傷でして……”
女（――コン）
“こちらとしてはいじめなどの事実は確認していません”
女（……………………――コン）
バタン
名前も、クラスも知らない。
なのに私は、確信めいたなにかを感じていた。
そして
女「……」
長い間の雑談から得た情報は、私を確証へと
――机に飾られた菊の花へと導いた。
496 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:02:40.64 ID:nqiLiNnt0
>>479続き
男（えーと、何故息を潜めて女子便所にいるかというと）
女（えっと…何故息を潜めて男子便所にいるかといいますと）
男（人の来ない放課後なわけで）
女（人が来ない放課後なわけでして）
男（いつも女がこの時間ここに来ることがわかってるわけで）
女（いつも男がこの時間こっちに来ることがわかってるわけでして）
男（そんでもって今日は記念日なわけで）
女（それで今日は特別な日ってやつでして）
男（初めてあいつらに思いっきり反抗して）
女（初めてあいつらにやりかえしてやって）
男（なんか上手いこと解決しちゃって）
女（もう意地悪しないって約束させちゃって）
男（んで今日は顔見て報告してみようとか思っちまって）
女（今日は顔見て報告しようかなとか思い立って）
男（っつーか誰に言い訳してるんだ俺は）
女（私は誰に言い訳してるんだか）
もうちょい続けます
男（えーと、何故息を潜めて女子便所にいるかというと）
女（えっと…何故息を潜めて男子便所にいるかといいますと）
男（人の来ない放課後なわけで）
女（人が来ない放課後なわけでして）
男（いつも女がこの時間ここに来ることがわかってるわけで）
女（いつも男がこの時間こっちに来ることがわかってるわけでして）
男（そんでもって今日は記念日なわけで）
女（それで今日は特別な日ってやつでして）
男（初めてあいつらに思いっきり反抗して）
女（初めてあいつらにやりかえしてやって）
男（なんか上手いこと解決しちゃって）
女（もう意地悪しないって約束させちゃって）
男（んで今日は顔見て報告してみようとか思っちまって）
女（今日は顔見て報告しようかなとか思い立って）
男（っつーか誰に言い訳してるんだ俺は）
女（私は誰に言い訳してるんだか）
もうちょい続けます
497 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:06:38.94 ID:b9nsb1Xk0
女（――コン）
通夜、出て欲しいかい？
女（――コン）
いや、自分で決めるべきことか。
女（――コン）
何故だろうね。普段は死ぬ勇気さえないと自嘲しあっていたのに――
女（――ゴッ！）
今、君を卑怯者と罵倒したい自分がいる。
女「……………………っ！」
何故悩んでいたか、どうして今死んだのか。
女（――――――――コン）
知りもしないというのに。
通夜、出て欲しいかい？
女（――コン）
いや、自分で決めるべきことか。
女（――コン）
何故だろうね。普段は死ぬ勇気さえないと自嘲しあっていたのに――
女（――ゴッ！）
今、君を卑怯者と罵倒したい自分がいる。
女「……………………っ！」
何故悩んでいたか、どうして今死んだのか。
女（――――――――コン）
知りもしないというのに。
498 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:07:52.94 ID:nqiLiNnt0
>>496続き
男（大体、あっちはまだ解決してないだろ）
女（自分だけ解決して報告って…最悪かも）
男（でもなんか助けてやりたいとか、そういうあれで）
女（少し力になればいいと思っただけで）
男（自惚れてるな）
女（すっごい自惚れてる）
男（ださ）
女（ださすぎ）
男（今日は来ないみたいだし、帰るか）
女（今日は来ないみたい。帰ろうかな）
男（外出るか。会っても今はきっと傷つけるだけだ―）
女（出よ。会って報告しても、きっとすごく傷つけ―）
がたん（扉を開く音）――
びくっ
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「…えーと」
女「…ええっと」
「「なにやってんの？そんなとこで」」
男（大体、あっちはまだ解決してないだろ）
女（自分だけ解決して報告って…最悪かも）
男（でもなんか助けてやりたいとか、そういうあれで）
女（少し力になればいいと思っただけで）
男（自惚れてるな）
女（すっごい自惚れてる）
男（ださ）
女（ださすぎ）
男（今日は来ないみたいだし、帰るか）
女（今日は来ないみたい。帰ろうかな）
男（外出るか。会っても今はきっと傷つけるだけだ―）
女（出よ。会って報告しても、きっとすごく傷つけ―）
がたん（扉を開く音）――
びくっ
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「…えーと」
女「…ええっと」
「「なにやってんの？そんなとこで」」
499 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:07:53.49 ID:EgNv/AJIO
500 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:09:49.57 ID:b9nsb1Xk0
男、屋上から飛んだんだろ？
あいつのせいで履歴書見られるたびなんか言われるんかな
つかイジメくらいで死ぬってうざくね？
結局甘えなんだよね
消えたほうが良いよな
――――――――――――――――
――――――――
――――
女（夜の屋上って寒いんだね）
聞いてしまった。同級生たちの、心の声。
女（３階建ての団地でこれだもの、学校の屋上とか――）
もう、あのトイレにもあいつはいない。
女（朝発見されるまで、寒かったろうな……）
仮に新しい雑談相手が見つかっても、もう信じられない。
女（風、強いな……）
また、自分から離れていくんじゃないかと……。
死ぬのは怖い。生きるのも怖い。いなくなったら、喜ばれるだろうか。
大切な家族は悲しまないのか。何が正しいのか、何が勇気なのか。
女（……）
一歩、踏み出した
あいつのせいで履歴書見られるたびなんか言われるんかな
つかイジメくらいで死ぬってうざくね？
結局甘えなんだよね
消えたほうが良いよな
――――――――――――――――
――――――――
――――
女（夜の屋上って寒いんだね）
聞いてしまった。同級生たちの、心の声。
女（３階建ての団地でこれだもの、学校の屋上とか――）
もう、あのトイレにもあいつはいない。
女（朝発見されるまで、寒かったろうな……）
仮に新しい雑談相手が見つかっても、もう信じられない。
女（風、強いな……）
また、自分から離れていくんじゃないかと……。
死ぬのは怖い。生きるのも怖い。いなくなったら、喜ばれるだろうか。
大切な家族は悲しまないのか。何が正しいのか、何が勇気なのか。
女（……）
一歩、踏み出した
501 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:11:24.76 ID:b9nsb1Xk0
女（――コン）
こちらとしてはいじめなどの事実は確認していません
女「君のせいで独り言癖が抜けないんだ。なんとかしてくれ」
イジメくらいで死ぬってうざくね？
女「受かったよ、試験。晴れて公務員だ」
結局甘えなんだよね
女「まったく、私なんかが受かるなんてこの国も不安だよ」
消えたほうが良いよな
女「…………………………消させないから」
――コン
女「！」
何故だろう、たった一つ小石が転がっただけなのに。
私は今、泣いている
END
こちらとしてはいじめなどの事実は確認していません
女「君のせいで独り言癖が抜けないんだ。なんとかしてくれ」
イジメくらいで死ぬってうざくね？
女「受かったよ、試験。晴れて公務員だ」
結局甘えなんだよね
女「まったく、私なんかが受かるなんてこの国も不安だよ」
消えたほうが良いよな
女「…………………………消させないから」
――コン
女「！」
何故だろう、たった一つ小石が転がっただけなのに。
私は今、泣いている
END
502 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:13:16.02 ID:qCHTMjDO0
>>501
（；ω；）
（；ω；）
503 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:15:10.50 ID:9vlBMFrN0
>>491続き空気読めず投下
女「事故の話、聞いた？」
男「…あー、あぁ、うん、少しだけなら」
女「かわいそうだって、思った？」
男「…少しだけ」
女「少し、か。まぁね、赤の他人だもんね」
男「言っちゃえば、そうだよね」
男「多分、俺に誰かの死を悲しむ権利なんてないから」
女「悲しむのに、権利っているのかな？(なら私がいなくなったら？)」
男「わかんないけど、…いるんじゃない？(俺が死んだら、誰か悲しむのかな？)」
女「そっか…(ダメ、彼に期待しちゃ)」
男「うん…(誰にも期待は出来ないよな)」
女「事故の話、聞いた？」
男「…あー、あぁ、うん、少しだけなら」
女「かわいそうだって、思った？」
男「…少しだけ」
女「少し、か。まぁね、赤の他人だもんね」
男「言っちゃえば、そうだよね」
男「多分、俺に誰かの死を悲しむ権利なんてないから」
女「悲しむのに、権利っているのかな？(なら私がいなくなったら？)」
男「わかんないけど、…いるんじゃない？(俺が死んだら、誰か悲しむのかな？)」
女「そっか…(ダメ、彼に期待しちゃ)」
男「うん…(誰にも期待は出来ないよな)」
504 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:17:51.75 ID:qpZQTJ1JO
>>486続き
この駄文をとっとと終わらせるか
女(私は今まで学校で一言も発さない日があった)
女(ほんのちょっと前までそれでもいいと思ってた)女(……じゃあ今は？)
女(ここが消えたら？…男がいなくなったら？)
女(何のことはない)
女(また誰も私を見てくれないひとりぼっちに戻るだけ…それだけ…)
女(また元に戻るだけなのに…)
女(私はそれに耐えられる自信が湧いてこない…)
女(なんで？だって今まではどんなに辛くても学校に来てた…どうして？)
女(答えはわかってる)
女(でもそれは今までの自分を否定するのかもしれない)
女(ほんとはとっくに気付いてた)
女(多分相手も…同じ…)
女(でも聞けない、ルール違反だから)
女(でも、もし、私と同じだったら…)
女(もしかしたら…あと一歩踏み出すだけで…)
女(でもできない…)
女(確証なんて無いのに…期待が膨らむ)
女(言ってしまいたい、確かめてみたい)
女(でも……ちがったら？)女(独りになる…でも…)
女(…私は孤独を恐れてしまっていた…)
女(もう、多分私はここが無くなったら死んでしまうくらい…ここに依存してしまっていたんだ…)
この駄文をとっとと終わらせるか
女(私は今まで学校で一言も発さない日があった)
女(ほんのちょっと前までそれでもいいと思ってた)女(……じゃあ今は？)
女(ここが消えたら？…男がいなくなったら？)
女(何のことはない)
女(また誰も私を見てくれないひとりぼっちに戻るだけ…それだけ…)
女(また元に戻るだけなのに…)
女(私はそれに耐えられる自信が湧いてこない…)
女(なんで？だって今まではどんなに辛くても学校に来てた…どうして？)
女(答えはわかってる)
女(でもそれは今までの自分を否定するのかもしれない)
女(ほんとはとっくに気付いてた)
女(多分相手も…同じ…)
女(でも聞けない、ルール違反だから)
女(でも、もし、私と同じだったら…)
女(もしかしたら…あと一歩踏み出すだけで…)
女(でもできない…)
女(確証なんて無いのに…期待が膨らむ)
女(言ってしまいたい、確かめてみたい)
女(でも……ちがったら？)女(独りになる…でも…)
女(…私は孤独を恐れてしまっていた…)
女(もう、多分私はここが無くなったら死んでしまうくらい…ここに依存してしまっていたんだ…)
505 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:17:58.48 ID:HzOf4Z4CO
みんなの中でイメージは決まってるの？
俺ん中では志田未来ちゃんが女なんだが…
あとは二人とも壁に背中向けて体育座りのイメージwww
俺ん中では志田未来ちゃんが女なんだが…
あとは二人とも壁に背中向けて体育座りのイメージwww
506 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:18:50.62 ID:EgNv/AJIO
男「我が名は男！我が強大な力を恐れし同級生にこのトイレに封印された！」
女「我が名は女！以下同文！」
男「汝があの有名な女とな！」
女「あなたこそ話はかねがね聞いております」
中略
男「二人の力を合わせよ！！」
女「うあぁぁぁぁぁぁぁっ！」
男「ふんぬぅぅぅぁぁあっ！」
グゥォーンッ！バババババビューンッ！キュイイイン！ドゥブォォォォオオンッ！ギィャォォォォォォォォオァァァァアアッッ！！
中略
男「お前がどんな形に変わっても愛している」
ロリ女「嬉しい・・・ 」
男「さぁ、愛の旅行に出よう」
ロリ女「うん！！」
完
女「我が名は女！以下同文！」
男「汝があの有名な女とな！」
女「あなたこそ話はかねがね聞いております」
中略
男「二人の力を合わせよ！！」
女「うあぁぁぁぁぁぁぁっ！」
男「ふんぬぅぅぅぁぁあっ！」
グゥォーンッ！バババババビューンッ！キュイイイン！ドゥブォォォォオオンッ！ギィャォォォォォォォォオァァァァアアッッ！！
中略
男「お前がどんな形に変わっても愛している」
ロリ女「嬉しい・・・ 」
男「さぁ、愛の旅行に出よう」
ロリ女「うん！！」
完
507 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:19:59.92 ID:aJzeJRIh0
>>506
自重しろゥ
自重しろゥ
508 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:20:36.55 ID:o6X7ES8NO
男｢しろいひかりのな〜かで〜♪｣
女｢やまなみはもえて〜♪｣
((……))
男｢…終わったな｣
女｢終わったねぇ｣
男｢あーやっと解放されるー｣…!
女｢ホント。この三年間卒業資格取る為だけに学校通ったようなもんだわ｣
男｢ﾌｯ!いえてるw｣
女｢よくがんばったよねー私達｣
男｢何があっても毎日学校来てたしな｣
(正確にはある日を境にだけどな)
女｢うんうん｣
(独りだったらｷﾂかった)
男｢お疲れ。｣
女｢お疲れー｣
((…でも))
男｢…じゃあ……そろそろいくわ…｣
女｢うん…これから…頑張って｣
男｢あぁ…そっちもなw｣――ﾊﾞﾀﾝ!
((……………………))
女｢………うっ…ｸﾞｽｯ…｣
男｢………っ……………!………｣
((これでいいんだ))
――さようなら
【END】
女｢やまなみはもえて〜♪｣
((……))
男｢…終わったな｣
女｢終わったねぇ｣
男｢あーやっと解放されるー｣…!
女｢ホント。この三年間卒業資格取る為だけに学校通ったようなもんだわ｣
男｢ﾌｯ!いえてるw｣
女｢よくがんばったよねー私達｣
男｢何があっても毎日学校来てたしな｣
(正確にはある日を境にだけどな)
女｢うんうん｣
(独りだったらｷﾂかった)
男｢お疲れ。｣
女｢お疲れー｣
((…でも))
男｢…じゃあ……そろそろいくわ…｣
女｢うん…これから…頑張って｣
男｢あぁ…そっちもなw｣――ﾊﾞﾀﾝ!
((……………………))
女｢………うっ…ｸﾞｽｯ…｣
男｢………っ……………!………｣
((これでいいんだ))
――さようなら
【END】
509 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:20:41.11 ID:e5aEnQYqO
>>505お前は俺か
510 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:22:54.48 ID:EgNv/AJIO
511 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:22:57.70 ID:W4ZqXlav0
>>505
床に体育座りか？
床に体育座りか？
512 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:24:14.53 ID:Bvei/f7SO
>>505,509
あれ、変だな、俺がいる
あれ、変だな、俺がいる
513 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:26:19.57 ID:b9nsb1Xk0
いや、むしろ自分みたいなのが鬱すぎたようだorz
ENDまとめなおしてたら自分のだけかるーく浮いてた。
・>285 >290
・>310 >312 >319 >322 >323
・>355
・>421 >438 >465 >486 >504（続行中）
・>>466
・>>479 >>496（続行中）
・>480 >484 >490 >491 >503（続行中）
・>>483 >>485
・>488（続行中）
・>>495 >>497 >>500 >>501
・>>508
ENDまとめなおしてたら自分のだけかるーく浮いてた。
・>285 >290
・>310 >312 >319 >322 >323
・>355
・>421 >438 >465 >486 >504（続行中）
・>>466
・>>479 >>496（続行中）
・>480 >484 >490 >491 >503（続行中）
・>>483 >>485
・>488（続行中）
・>>495 >>497 >>500 >>501
・>>508
514 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:27:05.64 ID:e5aEnQYqO
男は
少し背を低くして
声をコナン(真剣時)にして
丸眼鏡をかけさせた
キョン
少し背を低くして
声をコナン(真剣時)にして
丸眼鏡をかけさせた
キョン
515 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:27:09.51 ID://CoZFcH0
だんだんバリエーションが豊かになってきたな ｶﾞﾝｶﾞﾚ
516 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:29:00.85 ID:tXPhLEPg0
>>459の続きかな
ぶっちゃけアナザーストーリーっぽいな
男と女がいる便所とはまた違う所にて
男2「新天地…といっても便所だけど」
変わってる所なんてないが前の場所だとどうも例の二人が羨ましく思えた
男2「いっそのことイメチェンなんかしてみようかなぁ…あーぁ…」
そんなことを思いながら個室の横にある窓をあける
理由なんてない、ただこのむさい部屋の中は息苦しいだけだからだ
男2「はぁ…」
？ 「はぁ…」
ほぼ同じタイミングで隣からもため息が聞こえた
どうやら男2と同じ境遇だ
男2「こんにちは」
女2「こんにちは」
顔は見えないが向こうも窓を開けているので声だけははっきり聞こえた
長くなったんで二つに
ぶっちゃけアナザーストーリーっぽいな
男と女がいる便所とはまた違う所にて
男2「新天地…といっても便所だけど」
変わってる所なんてないが前の場所だとどうも例の二人が羨ましく思えた
男2「いっそのことイメチェンなんかしてみようかなぁ…あーぁ…」
そんなことを思いながら個室の横にある窓をあける
理由なんてない、ただこのむさい部屋の中は息苦しいだけだからだ
男2「はぁ…」
？ 「はぁ…」
ほぼ同じタイミングで隣からもため息が聞こえた
どうやら男2と同じ境遇だ
男2「こんにちは」
女2「こんにちは」
顔は見えないが向こうも窓を開けているので声だけははっきり聞こえた
長くなったんで二つに
517 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:29:31.29 ID:xAPnDuoQ0
518 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:29:44.65 ID:tXPhLEPg0
男2「便所暦長いの？」
女2「長いですね」
男2「そうかそうか…」
女2「ええ、そうです」
特に会話の進展もなくただぼーっとする
と、そこにチャイムがのんきに鳴り響く
男2「やっべ…いかねぇと…じゃあ」
女2「それじゃあ」
男2「また」
女2「また」
窓を閉め教室に戻る
戻る途中いろいろと考える二人
男2(他人に興味はないけど…なんか気になるな)
女2(誰だろ…気になる)
そう思いながら便所を後にする
木
＿ ＿
男壁女 こんな状況で会話してると脳内で想像してください
女2「長いですね」
男2「そうかそうか…」
女2「ええ、そうです」
特に会話の進展もなくただぼーっとする
と、そこにチャイムがのんきに鳴り響く
男2「やっべ…いかねぇと…じゃあ」
女2「それじゃあ」
男2「また」
女2「また」
窓を閉め教室に戻る
戻る途中いろいろと考える二人
男2(他人に興味はないけど…なんか気になるな)
女2(誰だろ…気になる)
そう思いながら便所を後にする
木
＿ ＿
男壁女 こんな状況で会話してると脳内で想像してください
519 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:31:19.03 ID:5JxRu1a10
>>504
やばい、エヴァ思い出した
やばい、エヴァ思い出した
520 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:35:03.73 ID:HzOf4Z4CO
521 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:35:15.10 ID:9vlBMFrN0
>>503続き、名前はまぁスルーの方向で
女「…」
男「…マコト」
女「…え！？」
男「死んだ子の名前、マコトだった気がする」
女「…知ってるんだ」
男「聞いただけ」
女「…(知ってる、んだね)」
男「…」
女「…キミは」
男「え？」
女「一歩踏みだせる強さを、秘めているの？」
男「…な、なんの話？」
女「…なんでもないよ(強さなんて、私には)」
男「そっか(俺には、ないよ)」
女「…」
男「…マコト」
女「…え！？」
男「死んだ子の名前、マコトだった気がする」
女「…知ってるんだ」
男「聞いただけ」
女「…(知ってる、んだね)」
男「…」
女「…キミは」
男「え？」
女「一歩踏みだせる強さを、秘めているの？」
男「…な、なんの話？」
女「…なんでもないよ(強さなんて、私には)」
男「そっか(俺には、ないよ)」
522 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:36:52.00 ID:W4ZqXlav0
523 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:37:25.85 ID:qpZQTJ1JO
リョウとシンヤで脳内補完してる俺は間違いなく乙一信者
524 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:38:57.48 ID:9vlBMFrN0
>>521続き
男「…名前」
女「え？」
男「随分、びっくりしてたよね、さっき」
女「…あー、あー、…そうかも、ね」
男「…と、友達とか？」
女「…まさか、そんなの(…もっと、辛いもの)」
男「……だよね」
女「…」
男「……キミの、名前、は？(何聞いてるんだろう、俺…)」
女「…(聞かれちゃった、か)」
男「ご、ごめん、こんなの聞くことじゃないよね…」
女「いいの、聞いて」
男「え？」
女「私は──」
男「…名前」
女「え？」
男「随分、びっくりしてたよね、さっき」
女「…あー、あー、…そうかも、ね」
男「…と、友達とか？」
女「…まさか、そんなの(…もっと、辛いもの)」
男「……だよね」
女「…」
男「……キミの、名前、は？(何聞いてるんだろう、俺…)」
女「…(聞かれちゃった、か)」
男「ご、ごめん、こんなの聞くことじゃないよね…」
女「いいの、聞いて」
男「え？」
女「私は──」
525 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:40:59.24 ID:HzOf4Z4CO
526 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:42:03.61 ID:b9nsb1Xk0
恋愛END
―二人で踏み出すよ派
―１人が先行して変わっちゃったよ派
タイムリミットEND
―卒業式で予定調和するよ派
―突然のイベント派
死亡END
―忘れないために生きるよ派
今のところこんな感じかな？
―二人で踏み出すよ派
―１人が先行して変わっちゃったよ派
タイムリミットEND
―卒業式で予定調和するよ派
―突然のイベント派
死亡END
―忘れないために生きるよ派
今のところこんな感じかな？
527 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:42:38.65 ID:9ck7jQHT0
〜数年後〜
女「ねえ知ってる？」
男「何を？」
女「このトイレの壁越しに会話した男女は結ばれるらしいよ」
男「ぷっ、何だそれｗロマンも糞もないなｗああ、糞はあるかｗｗ」
女「ちょっと、汚いよｗ」
そのトイレの壁はちょっとした伝説になっていたそうな…
女「ねえ知ってる？」
男「何を？」
女「このトイレの壁越しに会話した男女は結ばれるらしいよ」
男「ぷっ、何だそれｗロマンも糞もないなｗああ、糞はあるかｗｗ」
女「ちょっと、汚いよｗ」
そのトイレの壁はちょっとした伝説になっていたそうな…
528 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:51:15.76 ID:HzOf4Z4CO
期待age
529 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:55:35.96 ID:NpEpe/Kf0
今の流れはENDか
530 ：1/3：2007/05/31(木) 19:56:22.31 ID:NpEpe/Kf0
男「……」（受験、か）
女「……」（正直、もうどうでもいいや）
男「……」（結局お互いに踏み出せなかった）
女「……」（別れが辛くなるなら、最初から出会わなければ良かったのに）
男（俺は馬鹿だ）
女（私は駄目だ）
男（何が「じゃあ、さよなら」だ）
女（何が「うん、さよなら」だ）
男（家に帰って馬鹿みたいに泣いて）
女（勉強も何も手が付かなくなって）
男（依存するなと、あれほど気をつけていたのに）
女（何処に居たって、何をしてても、今だって、耳がアイツの声を探す）
男（試験中でさえこれだ。ここは落ちたも当然だな）
女（でも、もうどうでもいい、これに受かろうと落ちようと、アイツとはもう、会えない）
男「……」
女「……」
男「……」（――コン）
女「……」（――コンコン）
男「―――！？」
女「―――っ！？」
男「……」（何やってるんだ俺は！試験中だぞ！）
女「……」（最悪だ！反射的に机叩いちゃった！）
男（……バレてないよな……）
女（周りとか、試験官とか…気付かれてないよね……）
女「……」（正直、もうどうでもいいや）
男「……」（結局お互いに踏み出せなかった）
女「……」（別れが辛くなるなら、最初から出会わなければ良かったのに）
男（俺は馬鹿だ）
女（私は駄目だ）
男（何が「じゃあ、さよなら」だ）
女（何が「うん、さよなら」だ）
男（家に帰って馬鹿みたいに泣いて）
女（勉強も何も手が付かなくなって）
男（依存するなと、あれほど気をつけていたのに）
女（何処に居たって、何をしてても、今だって、耳がアイツの声を探す）
男（試験中でさえこれだ。ここは落ちたも当然だな）
女（でも、もうどうでもいい、これに受かろうと落ちようと、アイツとはもう、会えない）
男「……」
女「……」
男「……」（――コン）
女「……」（――コンコン）
男「―――！？」
女「―――っ！？」
男「……」（何やってるんだ俺は！試験中だぞ！）
女「……」（最悪だ！反射的に机叩いちゃった！）
男（……バレてないよな……）
女（周りとか、試験官とか…気付かれてないよね……）
531 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:57:09.57 ID:b9nsb1Xk0
END以外のものが書けるならそっち書いても全く問題ないと思う。。
他はどうか知らないけれど、自分は上で誰かが言ってたみたいに
閉塞状況のネタが尽きてしまったんでENDに逃げたクチだし。
他はどうか知らないけれど、自分は上で誰かが言ってたみたいに
閉塞状況のネタが尽きてしまったんでENDに逃げたクチだし。
532 ：2/3：2007/05/31(木) 19:57:37.06 ID:NpEpe/Kf0
――キーン コーン カーン
はい、試験終了です。解答用紙は後ろから集めて下さいー。
男「……」（無意識に机叩くなんてな）
女「……」（もう癖になっちゃってたんだ）
男「……」（俺もそうとうどうかしてる）
女「……」（アイツが居ないとダメなのかな）
――ガタガタッ！！
男（……いや……）
女（……だけど……）
男（居た）
女（此処に居た）
男女((また会えた！))
男「……やっと解った……」（落ち着けよ、今走り出したら）
女「……私、アイツの事が好きだ！」（もし同時にトイレに向かってたら鉢合わせる）
男「ずっとそうだ、同じ事を考えてた……」（止めろ、顔を会わせる事になるぞ）
女「弱虫で、泣き虫で、寂しがりで……」（足を止めろ、これ以上踏み込んじゃいけない）
男「その癖…強がりで臆病だから何も出来なかった」（また会えただけでいいじゃないか！）
女「何も出来なかったけど……何もしてあげられなかったけど」（これ以上踏み込んだらまた辛い思いをする！）
男「……声を聞くだけであんなにも心が落ち着く相手が」（こんな俺に誰が！）
女「……顔も見たこと無いのに、こんなにも好きになる相手が」（こんな私に誰が！）
男女「「アイツ以外に誰が居るっていうんだ！」」((アイツ以外に誰が居るっていうんだ！))
はい、試験終了です。解答用紙は後ろから集めて下さいー。
男「……」（無意識に机叩くなんてな）
女「……」（もう癖になっちゃってたんだ）
男「……」（俺もそうとうどうかしてる）
女「……」（アイツが居ないとダメなのかな）
――ガタガタッ！！
男（……いや……）
女（……だけど……）
男（居た）
女（此処に居た）
男女((また会えた！))
男「……やっと解った……」（落ち着けよ、今走り出したら）
女「……私、アイツの事が好きだ！」（もし同時にトイレに向かってたら鉢合わせる）
男「ずっとそうだ、同じ事を考えてた……」（止めろ、顔を会わせる事になるぞ）
女「弱虫で、泣き虫で、寂しがりで……」（足を止めろ、これ以上踏み込んじゃいけない）
男「その癖…強がりで臆病だから何も出来なかった」（また会えただけでいいじゃないか！）
女「何も出来なかったけど……何もしてあげられなかったけど」（これ以上踏み込んだらまた辛い思いをする！）
男「……声を聞くだけであんなにも心が落ち着く相手が」（こんな俺に誰が！）
女「……顔も見たこと無いのに、こんなにも好きになる相手が」（こんな私に誰が！）
男女「「アイツ以外に誰が居るっていうんだ！」」((アイツ以外に誰が居るっていうんだ！))
533 ：3/3：2007/05/31(木) 19:58:54.06 ID:NpEpe/Kf0
男「……はぁっ……はぁっ……」
女「……はぁ……ふぅ……」
男「……」
女「……」
――コン
―――コンコン
――コンッ…
男「……初めまして」
女「……これから、よろしく」
女「……はぁ……ふぅ……」
男「……」
女「……」
――コン
―――コンコン
――コンッ…
男「……初めまして」
女「……これから、よろしく」
534 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 19:59:21.90 ID:EzteBNUp0
こ
と
い
な
と
い
な
535 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:01:06.56 ID:HzOf4Z4CO
536 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:01:39.77 ID:e5aEnQYqO
これは
とっても
いい
ながれ
とっても
いい
ながれ
537 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:08:06.99 ID:b9nsb1Xk0
・>285 >290
・>310 >312 >319 >322 >323
・>355
・>421 >438 >465 >486 >504（続行中）
・>>466
・>479 >496（続行中）
・>480 >484 >490 >491 >503 >521 >524（続行中）
・>483 >485
・>488（続行中）
・>495 >497 >500 >501
・>508
・>>530 >>532 >>533
申し訳ないけれどもう落ちないといけないんで、
ENDまとめは中止するなり誰かが引き継ぐなりよろです。
一度貼り付けたもの、続行中のものは安価抜く方向で。。
見落としとか誤認がまだあるかもしれないんで
そのチェックとかもやってもらえるとありがたいかも……
そんじゃあ、乙
・>310 >312 >319 >322 >323
・>355
・>421 >438 >465 >486 >504（続行中）
・>>466
・>479 >496（続行中）
・>480 >484 >490 >491 >503 >521 >524（続行中）
・>483 >485
・>488（続行中）
・>495 >497 >500 >501
・>508
・>>530 >>532 >>533
申し訳ないけれどもう落ちないといけないんで、
ENDまとめは中止するなり誰かが引き継ぐなりよろです。
一度貼り付けたもの、続行中のものは安価抜く方向で。。
見落としとか誤認がまだあるかもしれないんで
そのチェックとかもやってもらえるとありがたいかも……
そんじゃあ、乙
538 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:09:01.57 ID:HzOf4Z4CO
仕事で11時くらいにかえるんだけどそれまでスレ残ってるかな…
539 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:09:54.85 ID:qpZQTJ1JO
>>504の続き
男(さて、どうしようか……！そうだ…窓から女子トイレに入って外に出よう)男(今なら誰もいないはずだ…よし)
男(高さはあまりない、いける！……？…女子トイレ明かりがついてる…消し忘れか？)
男｢よっと…｣
女｢誰っ！？｣
男｢しまっ！……この声…｣
女｢キミは…まさか…｣
男｢…女なのか…？…なんでいるんだ？帰ってんじゃないのか…？｣
女｢ドアが開かなくて、ね｣
男｢…こっちもか…｣
女｢って事はそっちもドアが…？｣
男｢あぁ…なんだ俺たち1mもないくらい近くにいたのかｗ｣
女｢みたいだね…ｗ｣
男(女の隣の個室に入る)
｢どうする？｣
女｢帰りたい…｣
男｢俺もだ…｣
女｢…｣(でも、その前に言いたい…)
男｢なぁ…｣
女｢っ…何？｣
男｢俺さ、最近気付いた事があるんだ｣
男(さて、どうしようか……！そうだ…窓から女子トイレに入って外に出よう)男(今なら誰もいないはずだ…よし)
男(高さはあまりない、いける！……？…女子トイレ明かりがついてる…消し忘れか？)
男｢よっと…｣
女｢誰っ！？｣
男｢しまっ！……この声…｣
女｢キミは…まさか…｣
男｢…女なのか…？…なんでいるんだ？帰ってんじゃないのか…？｣
女｢ドアが開かなくて、ね｣
男｢…こっちもか…｣
女｢って事はそっちもドアが…？｣
男｢あぁ…なんだ俺たち1mもないくらい近くにいたのかｗ｣
女｢みたいだね…ｗ｣
男(女の隣の個室に入る)
｢どうする？｣
女｢帰りたい…｣
男｢俺もだ…｣
女｢…｣(でも、その前に言いたい…)
男｢なぁ…｣
女｢っ…何？｣
男｢俺さ、最近気付いた事があるんだ｣
540 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:10:25.13 ID:jJy2hSWQ0
トリビッア♪トリビッア♪♪
541 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:12:30.87 ID:mhjrUwy30
>>1
お前つまんないから死ねよカス
お前つまんないから死ねよカス
542 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:20:31.22 ID:lFyViPE70
あげますね
543 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:29:47.24 ID:xAPnDuoQ0
ほしゅるぜ
544 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:31:32.97 ID:XiMZrX9m0
なんと言う馴れ合いスレ……
(´-`;).｡ｏＯ（また明日とか言いつつ、すっかり寝てたとは言えず……）
(´-`;).｡ｏＯ（また明日とか言いつつ、すっかり寝てたとは言えず……）
545 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:32:28.97 ID:YbKDx5CZO
コレ誰か書籍化してくれ、いや、まじで
ぜってー買うから
書いている人がんがれ
ぜってー買うから
書いている人がんがれ
546 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:33:07.95 ID:xAPnDuoQ0
547 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:34:30.24 ID:5JxRu1a10
書籍化してくれ
4800円まで出すつもりだったけどこれなら6400円まで出す
4800円まで出すつもりだったけどこれなら6400円まで出す
548 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:38:03.15 ID:lFyViPE70
ハマると抜け出せないスレだな
549 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:38:35.00 ID:XiMZrX9m0
(´-`;).｡ｏＯ（寝起きでネタも無いから、傍観に徹す。ていうか、書き手がわんさと居る中でわざわざ出る必要も無い）
ニコニコ行ってコーヒーでも入れつつ、ほすほす
ニコニコ行ってコーヒーでも入れつつ、ほすほす
550 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:41:35.41 ID:YF8uHr/x0
551 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:41:56.48 ID:EgNv/AJIO
今ＶＩＰＳＳ\新ジャンルフォルダ見たら結局仕上がらなかった新ジャンルＳＳがわんさか出て来て鬱になった。
552 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:43:43.38 ID:OrLVKvBb0
>>550
イイｗ
イイｗ
553 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:44:16.64 ID:5JxRu1a10
>>550
あんたの絵を見て「痴漢男」の漫画思い出した
あんたの絵を見て「痴漢男」の漫画思い出した
554 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:44:42.70 ID:YNE/r7m0O
こりゃあ書き手はいらんかね
555 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:44:52.65 ID:EzteBNUp0
556 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:44:56.92 ID:wZqXs3kp0
>>553
それは流石に失礼だろう
それは流石に失礼だろう
557 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:46:49.39 ID:5JxRu1a10
558 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:47:23.85 ID:YF8uHr/x0
>>553
なんかめっちゃそれ言われるんだが
なんかめっちゃそれ言われるんだが
559 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:48:26.62 ID:EzteBNUp0
>>558
俺は逆にどこに似ている要素があるのかわからない
俺は逆にどこに似ている要素があるのかわからない
560 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:51:52.14 ID:Ut4UpeIJO
>>559男の顔が似てる
561 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 20:53:26.59 ID:EzteBNUp0
顔なあ〜
髪型変えたら似てるように見えるのかな〜
俺はそうは見えないけどな〜
髪型変えたら似てるように見えるのかな〜
俺はそうは見えないけどな〜
562 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:00:05.09 ID:Uf7fR+Im0
男(いつものように便所飯を食う俺)
男(今日はいつもの場所は他の奴に使われている)
男(今日はアイツと話をする事が出来ない)
男(何考えてんだ、俺は何時も一人だったじゃないか、依存するな)
男(今日はいつもの場所は他の奴に使われている)
男(今日はアイツと話をする事が出来ない)
男(何考えてんだ、俺は何時も一人だったじゃないか、依存するな)
563 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:02:31.54 ID:/S8xZv1xO
ほ
564 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:07:36.49 ID:Ut4UpeIJO
保守
男「・・・」
コンッ
女「・・・」←大音量でDir en grey聞いてる
男「返事が来ない・・・？」
コンッ
女「・・・」
男「しかとかよ」
何も始まらないまま完
コンッ
女「・・・」←大音量でDir en grey聞いてる
男「返事が来ない・・・？」
コンッ
女「・・・」
男「しかとかよ」
何も始まらないまま完
566 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:09:59.42 ID:lFyViPE70
あげますわ
男「・・・」
女「・・・」
トイレの解が違う。
何も始まらないまま完
女「・・・」
トイレの解が違う。
何も始まらないまま完
568 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:18:56.02 ID:giA3CQh+O
落としてたまるかい
569 ：ある種の終わり：2007/05/31(木) 21:19:45.86 ID:EgNv/AJIO
男「・・・」
コンッ
男「！」
ババババ
女「ぐはっ」
男「あぶねぇ。まさか壁の向こう側に居るとはな」
ＢＲ中だから音鳴らすと即刻壁越しにライフルで撃たれどちらか死亡
始まるどころじゃない。完
コンッ
男「！」
ババババ
女「ぐはっ」
男「あぶねぇ。まさか壁の向こう側に居るとはな」
ＢＲ中だから音鳴らすと即刻壁越しにライフルで撃たれどちらか死亡
始まるどころじゃない。完
570 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:21:33.35 ID:ZpVpJmc70
これは落とすべきではない
と思う
と思う
571 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:22:08.25 ID:LXkdysqK0
そういえばスレタイは「壁越し」であって「便所飯」ではなかったな
572 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:22:35.39 ID:U25lh+U60
ｺﾞﾒﾝ、>>488を書いた奴だが、
保守で書いたつもりが面白くなって続けてしまい、
>>394、>>420、>>426、>>437からの延長で>>488を書いてしまった…。
まとめてくれた方、紛らわしくなってしまい正直ｽﾏﾅｲ( ;´Д`)
もし読んでくれている方が居られるなら、
最初から繋げて読んで頂けると嬉しい…。
続きは、突如卒業式の日へ急激に飛ぶけど、見たいﾔｼはおられるかな…(´･ω･)
保守で書いたつもりが面白くなって続けてしまい、
>>394、>>420、>>426、>>437からの延長で>>488を書いてしまった…。
まとめてくれた方、紛らわしくなってしまい正直ｽﾏﾅｲ( ;´Д`)
もし読んでくれている方が居られるなら、
最初から繋げて読んで頂けると嬉しい…。
続きは、突如卒業式の日へ急激に飛ぶけど、見たいﾔｼはおられるかな…(´･ω･)
573 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:22:41.42 ID:lFyViPE70
捕手
574 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:27:19.04 ID:xAPnDuoQ0
>>572
俺はあんたについてくぜ
俺はあんたについてくぜ
575 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:27:49.22 ID:vku8VT3u0
ほ
576 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:28:46.49 ID:1HPtirrOO
577 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:29:59.53 ID:EgNv/AJIO
>>572
じつは素直ヒート男・女「来いやァァァァアアッッ」
じつは素直ヒート男・女「来いやァァァァアアッッ」
578 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:30:01.90 ID:qpZQTJ1JO
>>539
男｢俺は今まで自分に嘘をついていたんだ｣
女｢…｣
男｢でも、それに耐えられなくなってきた｣
女｢…うん｣
男｢今まで臆病な自分に従ってきた｣
女｢…｣
男｢だけど、最近そいつに反乱しようとしてる自分が現われてさ｣
男｢今ついに対峙してんだ｣女｢…｣
男｢あと一歩が…出ないんだ…｣
女｢…うん…うん｣
男｢…｣
女｢私と…一緒に倒さない？…｣
男｢…ああ｣
女｢やっと、だね｣
男｢そうだな｣
女｢…ねぇ…顔…みたいな｣
男｢気持ち悪いかもよ｣
女｢良いよ…｣
男女｢……せーの｣
ガチャ…
女｢…｣
男｢…｣
女｢…はじめまして｣
男｢…おう｣
無理矢理感ありまくりなまま次がラスト
男｢俺は今まで自分に嘘をついていたんだ｣
女｢…｣
男｢でも、それに耐えられなくなってきた｣
女｢…うん｣
男｢今まで臆病な自分に従ってきた｣
女｢…｣
男｢だけど、最近そいつに反乱しようとしてる自分が現われてさ｣
男｢今ついに対峙してんだ｣女｢…｣
男｢あと一歩が…出ないんだ…｣
女｢…うん…うん｣
男｢…｣
女｢私と…一緒に倒さない？…｣
男｢…ああ｣
女｢やっと、だね｣
男｢そうだな｣
女｢…ねぇ…顔…みたいな｣
男｢気持ち悪いかもよ｣
女｢良いよ…｣
男女｢……せーの｣
ガチャ…
女｢…｣
男｢…｣
女｢…はじめまして｣
男｢…おう｣
無理矢理感ありまくりなまま次がラスト
579 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:33:13.51 ID:ZWQkBBcD0
（――結局、最後まで独りで便所飯だったな）
男「そういえば……」
（途中は二人だった）
男（――コン）
（壁を一つ、ノックする。この音が合図で）
（――コン）
男「！」
女「久し振り、なのかな」
男「……ああ」
女「卒業する前に声を聞きたかったから」
男「……そっか」
女「もうみんな帰っちゃったね」
男「うん」
女「最後に会えてよかった」
男「俺も、嬉しかったよ」
男（引止めたい）
女（でも、どうやって？）
女「いつかまた、会えるといいね」
男「いつか会う時も壁越しかな」
女「そうかも。――さよなら」
男「さよなら」
男「そういえば……」
（途中は二人だった）
男（――コン）
（壁を一つ、ノックする。この音が合図で）
（――コン）
男「！」
女「久し振り、なのかな」
男「……ああ」
女「卒業する前に声を聞きたかったから」
男「……そっか」
女「もうみんな帰っちゃったね」
男「うん」
女「最後に会えてよかった」
男「俺も、嬉しかったよ」
男（引止めたい）
女（でも、どうやって？）
女「いつかまた、会えるといいね」
男「いつか会う時も壁越しかな」
女「そうかも。――さよなら」
男「さよなら」
580 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:33:43.76 ID://CoZFcH0
ピアノ版の残酷な天使のテーゼが聞こえてくるスレだな
581 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:35:24.49 ID:U25lh+U60
う…ありがとう(´･ω･)
長くなってしまったので分割。再び女視点。
校庭では、卒業生とその父母、在校生達が騒いでいる。
笑う子、泣きじゃくる子、抱き合う人々。
――――そして、私は此処に居る。居なければならない。
誰も居ないトイレットルームの中に、乾いた音が響く。
もう、何度となく繰り返してきた。二人だけの合図。二人だけを繋ぐ絆。
女「待ってたよ」
男「うん」
待ってた。
ずっと待ってた。今までも、ずっと、ずっと。
最初は、ただの逃げ場所。何処でも良かった。
ただ、今から逃げられれば。ただ、一人で居られれば。
けれど、いつしか私は、此処以外の場所を知る必要が無くなった。
長くなってしまったので分割。再び女視点。
校庭では、卒業生とその父母、在校生達が騒いでいる。
笑う子、泣きじゃくる子、抱き合う人々。
――――そして、私は此処に居る。居なければならない。
誰も居ないトイレットルームの中に、乾いた音が響く。
もう、何度となく繰り返してきた。二人だけの合図。二人だけを繋ぐ絆。
女「待ってたよ」
男「うん」
待ってた。
ずっと待ってた。今までも、ずっと、ずっと。
最初は、ただの逃げ場所。何処でも良かった。
ただ、今から逃げられれば。ただ、一人で居られれば。
けれど、いつしか私は、此処以外の場所を知る必要が無くなった。
582 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:35:30.94 ID:Ut4UpeIJO
(保守)
583 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:36:24.06 ID:U25lh+U60
彼は居た。いつも、壁の向こう側に。
一人になる為に居た此処は、いつしか、二人きりになる為の場所になった。
女「それも、今日で終わり」
男「終わりだね」
限られた時間。ただそれだけが悲しくて、いつも一人残って壁に寄り添った。
この薄い壁が、私と彼を繋げている。
訳も解らず、壁を叩き、声を殺して涙だけが頬を零れた。
何故。此処は私の場所なのに。何故、私をこんなに苦しめるの。
恐い。この壁が無くなったら。私は此処以外の場所を知らないのに。
変化を願った訳じゃない。救いを求めた訳じゃない。
私が望んだのは、ただ一つ。
何もいらなかった、何も欲しがらなかった私が、初めて強く望んだ。
女「今日は、先に出るね」
男「行くの…？」
女「もう、行かないと。お母さん、待ってるから」
男「…解った」
女「それじゃ」
男「うん」
女子トイレの扉を閉じ、外へ出ると、太陽が廊下を朱く染めている。
他には、何もいらない。
だから――――。
一人になる為に居た此処は、いつしか、二人きりになる為の場所になった。
女「それも、今日で終わり」
男「終わりだね」
限られた時間。ただそれだけが悲しくて、いつも一人残って壁に寄り添った。
この薄い壁が、私と彼を繋げている。
訳も解らず、壁を叩き、声を殺して涙だけが頬を零れた。
何故。此処は私の場所なのに。何故、私をこんなに苦しめるの。
恐い。この壁が無くなったら。私は此処以外の場所を知らないのに。
変化を願った訳じゃない。救いを求めた訳じゃない。
私が望んだのは、ただ一つ。
何もいらなかった、何も欲しがらなかった私が、初めて強く望んだ。
女「今日は、先に出るね」
男「行くの…？」
女「もう、行かないと。お母さん、待ってるから」
男「…解った」
女「それじゃ」
男「うん」
女子トイレの扉を閉じ、外へ出ると、太陽が廊下を朱く染めている。
他には、何もいらない。
だから――――。
584 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:41:49.83 ID:xAPnDuoQ0
>>583
涙がでた
涙がでた
585 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:42:41.53 ID:lFyViPE70
>>583
目から水が
目から水が
586 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:42:58.68 ID:/9yedQwkO
保守代わりに投下。ちなみに便所飯。
自分の中学のトイレの壁と天井の間に隙間があった。換気扇用に。
男「あっ、弁当(忘れた)…」
女「…………っのさ……」
男「？」
女「…………っから………上っ………」
男「ん？上？……………っていきなり弁当投げんな！キャッチでき………………」
ボチャン！！
男「あっ…………………やべっ」
女「………………………」
男「（あぁ、せっかくの女の手作り弁当が便所の中に……………）」
女「……………むぅ……………うぅ…………よいしょ………」
男「ちょｗｗｗ壁と天井の隙間から身を乗り出すな！！」
女「………………ぬ、抜けなくなった。」
自分の中学のトイレの壁と天井の間に隙間があった。換気扇用に。
男「あっ、弁当(忘れた)…」
女「…………っのさ……」
男「？」
女「…………っから………上っ………」
男「ん？上？……………っていきなり弁当投げんな！キャッチでき………………」
ボチャン！！
男「あっ…………………やべっ」
女「………………………」
男「（あぁ、せっかくの女の手作り弁当が便所の中に……………）」
女「……………むぅ……………うぅ…………よいしょ………」
男「ちょｗｗｗ壁と天井の隙間から身を乗り出すな！！」
女「………………ぬ、抜けなくなった。」
587 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:45:54.94 ID:EgNv/AJIO
>>586
明るいなｗ
明るいなｗ
588 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:45:59.12 ID:U25lh+U60
飛び過ぎて移入してくれるかどうか不安だったけど、ありがたす。
でも、男編が残ってるからまだ糸冬ではないですお。
……今、書いてますが。
でも、男編が残ってるからまだ糸冬ではないですお。
……今、書いてますが。
589 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:47:34.44 ID:7zW3HJFI0
今更かもしれんが
男（いつかこの壁を叩く事も出来なくなる...）
男（それは今やめても一緒ではないのだろうか？）
男（今やめて後悔するのか、出来なくなって後悔するのか）
男（『何か』に怯える事はなくなるんだろう）
男（...それでも今日も叩くのは）
(コンッ)
男（...今はまだ気づかないフリでかまわない）
(コンコンッ)
男（臆病な俺は選択を先延ばしにする事しか出来ないけど）
((コン))
男（本当は...いつか選択したい答えがある）
なんか違うな スマン
男（いつかこの壁を叩く事も出来なくなる...）
男（それは今やめても一緒ではないのだろうか？）
男（今やめて後悔するのか、出来なくなって後悔するのか）
男（『何か』に怯える事はなくなるんだろう）
男（...それでも今日も叩くのは）
(コンッ)
男（...今はまだ気づかないフリでかまわない）
(コンコンッ)
男（臆病な俺は選択を先延ばしにする事しか出来ないけど）
((コン))
男（本当は...いつか選択したい答えがある）
なんか違うな スマン
590 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:48:53.74 ID:sP5CeRU60
ENDまとめ引き継ごうと思ったが……。
抜け駆けEND→死亡END→卒業式ENDのコンボで鬱になったorz
誰か頼む。・ﾟ・(ﾉロ`)・ﾟ・
抜け駆けEND→死亡END→卒業式ENDのコンボで鬱になったorz
誰か頼む。・ﾟ・(ﾉロ`)・ﾟ・
591 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:53:30.15 ID:1HPtirrOO
誰か鬱エンド意外で頼むorz
592 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:55:57.28 ID:EgNv/AJIO
>>591
把握。そろそろ真面目に書くわ。
把握。そろそろ真面目に書くわ。
593 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:56:28.88 ID:ZWQkBBcD0
（そこそこの大学に行ってそこそこの会社に就職して）
男「……」
（こうやってトイレに入るたびに思い出す）
（――コンコン）
男（――コンコン）
（コンコンコンコンコン）
男（コンコン）
（ココココココココンコンコンコン）
男「そんなにノックするんじゃない」
子「だっておしっこしたいー！！」
男「わかったわかった、今出るよ」
子「はやくー！！」
女「随分長いトイレだったわね」
男「昔のこと思い出してたんだよ」
女「学校のトイレ？」
男「そ。俺らが初めて会った場所」
女「出会った場所は学校のトイレじゃなくて会社でしょ」
男「初めて顔を会わせたのはな」
女「恥ずかしいから外で言わないでよ？」
男「わかってるよ」
女「あの子が出てきたらご飯にしましょ」
男「今日のオカズは？」
女「ハンバーグよ」
おしまい
男「……」
（こうやってトイレに入るたびに思い出す）
（――コンコン）
男（――コンコン）
（コンコンコンコンコン）
男（コンコン）
（ココココココココンコンコンコン）
男「そんなにノックするんじゃない」
子「だっておしっこしたいー！！」
男「わかったわかった、今出るよ」
子「はやくー！！」
女「随分長いトイレだったわね」
男「昔のこと思い出してたんだよ」
女「学校のトイレ？」
男「そ。俺らが初めて会った場所」
女「出会った場所は学校のトイレじゃなくて会社でしょ」
男「初めて顔を会わせたのはな」
女「恥ずかしいから外で言わないでよ？」
男「わかってるよ」
女「あの子が出てきたらご飯にしましょ」
男「今日のオカズは？」
女「ハンバーグよ」
おしまい
594 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:58:10.83 ID:lFyViPE70
>>593
嫌いじゃないぜ
嫌いじゃないぜ
595 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:01:16.56 ID:1HPtirrOO
>>593
お前が好きだ、お前が欲しいGJ
お前が好きだ、お前が欲しいGJ
596 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:02:02.27 ID:ZWQkBBcD0
女（コン）
男「……」
女（コン）
男「……」
女（コン）
男「……」
女（コン）
男「だあああ！しつKEEEEEEEEEEEEEEEE！」
女「だってかまってくれないんだもん」
男「クソくらいゆっくりさせろ！」
女「むぅ。わかった」
男（ブリ）
女「……」
男（ブリリ）
男「あー、すいません、ノックしてくれてかまわないです。むしろノックしててください」
女（コンコンコンゴンゴンゴンガンガンガンギンギンギン）
男「加減しろ！」
男「……」
女（コン）
男「……」
女（コン）
男「……」
女（コン）
男「だあああ！しつKEEEEEEEEEEEEEEEE！」
女「だってかまってくれないんだもん」
男「クソくらいゆっくりさせろ！」
女「むぅ。わかった」
男（ブリ）
女「……」
男（ブリリ）
男「あー、すいません、ノックしてくれてかまわないです。むしろノックしててください」
女（コンコンコンゴンゴンゴンガンガンガンギンギンギン）
男「加減しろ！」
597 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:05:16.82 ID:sP5CeRU60
寄りかかるのが怖かった。依存してしまうのが怖かった。
失う悲しみを知っているから。
女（――コン）
……
彼は、もうこの世にはいない。
トイレでの雑談――馬鹿話も、しりとりも、連想ゲームも。
もう何もかも無いのだ。
あるのは、目の前にある骨壷だけ。
いつかは、この壷もどこかに行くのだろう。
否、彼が逝ってから急いで探り当てたこの家さえ、
いつかは他人の手に渡ってしまうかもしれない。
また失うのか。何も残らなくなるまで。
女（そうなっちゃう前に……一つに、なろっか）
辺りを覗うと、そっと壷のふたを取り小さな骨片を摘み上げる。
それを彼が望んでいる――いたのかはわからない。
ただ、繋ぎとめていたい。私のエゴ。
こくんと骨を飲み込むと、もう一度フタを手に取る。
（――コン）
そっと元の場所に置くと、“あの”音が聞こえてきた。
END
失う悲しみを知っているから。
女（――コン）
……
彼は、もうこの世にはいない。
トイレでの雑談――馬鹿話も、しりとりも、連想ゲームも。
もう何もかも無いのだ。
あるのは、目の前にある骨壷だけ。
いつかは、この壷もどこかに行くのだろう。
否、彼が逝ってから急いで探り当てたこの家さえ、
いつかは他人の手に渡ってしまうかもしれない。
また失うのか。何も残らなくなるまで。
女（そうなっちゃう前に……一つに、なろっか）
辺りを覗うと、そっと壷のふたを取り小さな骨片を摘み上げる。
それを彼が望んでいる――いたのかはわからない。
ただ、繋ぎとめていたい。私のエゴ。
こくんと骨を飲み込むと、もう一度フタを手に取る。
（――コン）
そっと元の場所に置くと、“あの”音が聞こえてきた。
END
598 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:06:22.50 ID:QGdNGjZQ0
>>596
やべぇ、こういうノリ大好きだｗｗ
やべぇ、こういうノリ大好きだｗｗ
599 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:09:28.68 ID:YKI0mgq/O
>>597
ｷﾞｬーーーーーー！！！
ｷﾞｬーーーーーー！！！
600 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:11:06.52 ID:lFyViPE70
あげますね
601 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:11:13.83 ID:NpEpe/Kf0
>>597
好きだ。
好きだ。
602 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:17:50.58 ID:eSJbt/4QO
603 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:21:56.58 ID:lFyViPE70
ほっしゃん
604 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:22:08.28 ID:xAPnDuoQ0
>>579
泣いた
泣いた
605 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:25:05.73 ID:Ruu7ZsJPO
悲しい歌聴きながら見てたら泣いてしまた。・゜・(ノД`)・゜・。
606 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:25:12.98 ID:ZWQkBBcD0
男「トイレってさ落書き多くない？」
女「女子トイレにはないよ」
男「そうなの？男子トイレはひどいよ」
女「例えば？」
男「エロい落書きや『×日にやらないか』とか落書きされまくり」
女（男用トイレなの『やらないか』？あれ、今日って×日じゃ……）
ガチムチ（コンコン）
男（コンコン）
ガチムチ（ガチャガチャ……バキッ）
ガチムチ「僕の落書きを読んでくれたんだね」
男「ちょｗｗｗ違ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ガチムチ「やらないか」
女「……さよなら！」
ガチャ、バタン、タッタッタッタッ……
男「に、逃げた！？あんた、なんでパンツ下ろすんすか！」
ガチムチ「そう…そのまま飲み込んで」
男「飲み込むって何を？」
ガチムチ「僕のエクスカリバー…」
この日、ある少年から性別の壁がなくなった。
女「女子トイレにはないよ」
男「そうなの？男子トイレはひどいよ」
女「例えば？」
男「エロい落書きや『×日にやらないか』とか落書きされまくり」
女（男用トイレなの『やらないか』？あれ、今日って×日じゃ……）
ガチムチ（コンコン）
男（コンコン）
ガチムチ（ガチャガチャ……バキッ）
ガチムチ「僕の落書きを読んでくれたんだね」
男「ちょｗｗｗ違ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ガチムチ「やらないか」
女「……さよなら！」
ガチャ、バタン、タッタッタッタッ……
男「に、逃げた！？あんた、なんでパンツ下ろすんすか！」
ガチムチ「そう…そのまま飲み込んで」
男「飲み込むって何を？」
ガチムチ「僕のエクスカリバー…」
この日、ある少年から性別の壁がなくなった。
607 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:27:01.73 ID:7zW3HJFI0
男（コンッ）
女（コンコンッ）
男・女((コンッ))
・・・
コンッココンッコンコン コンッココンッコンコン♪
コンコンコン コンコンコン コッココンコンコン♪ （ダンッ
コッコッコン コンッココッコッコン ココッココッコッコン♪ （ダンッ
コンッコンッコンッココッココッコッコンコン♪
コンッココッコン コンッココッコン コッココッコッコンッコン♪ （ダンッダンッ
コンッココッコ コンッココッコ コンッココッコッコン♪
男・女「「HEY!!!」」
男「...変な夢見た」
女「...私も...」
本当にごめんなさい
女（コンコンッ）
男・女((コンッ))
・・・
コンッココンッコンコン コンッココンッコンコン♪
コンコンコン コンコンコン コッココンコンコン♪ （ダンッ
コッコッコン コンッココッコッコン ココッココッコッコン♪ （ダンッ
コンッコンッコンッココッココッコッコンコン♪
コンッココッコン コンッココッコン コッココッコッコンッコン♪ （ダンッダンッ
コンッココッコ コンッココッコ コンッココッコッコン♪
男・女「「HEY!!!」」
男「...変な夢見た」
女「...私も...」
本当にごめんなさい
608 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:27:15.72 ID:EgNv/AJIO
609 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:28:47.56 ID:0fEjLmBi0
どの書き込みかはIDで抽出すれば分かるから
自己宣告するなら前日のID教えてクレヨン
自己宣告するなら前日のID教えてクレヨン
610 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:33:14.34 ID:tdbq8DO20
なんか帰ってきたら色んなＥＤを書く流れになってる！？
611 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:33:51.57 ID:nqiLiNnt0
見事に誰も見てくれていないけれど、途中までで終わらせるのもむなしいので
>>498の続きとかやってしまいますよ
男「…えーと」
女「…」
男「…」
女「…」
男（考えてみたら、俺すっげー変態）
女（今気づいたけど、これすっごく変態っぽい。男子トイレ…）
男「と…とりあえず帰るわ」
女「…ええ、と、あ、うん。後から出る」
男「ええと、なんか、あれだから」（あれってなんだよ）
女「うん、あれ…だよね」（あれってなんだろ）
男（気まずい）
女（気まずいなぁ）
>>498の続きとかやってしまいますよ
男「…えーと」
女「…」
男「…」
女「…」
男（考えてみたら、俺すっげー変態）
女（今気づいたけど、これすっごく変態っぽい。男子トイレ…）
男「と…とりあえず帰るわ」
女「…ええ、と、あ、うん。後から出る」
男「ええと、なんか、あれだから」（あれってなんだよ）
女「うん、あれ…だよね」（あれってなんだろ）
男（気まずい）
女（気まずいなぁ）
612 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:34:07.74 ID:Cu/VUvJe0
590 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 21:48:53.74 ID:sP5CeRU60
ENDまとめ引き継ごうと思ったが……。
抜け駆けEND→死亡END→卒業式ENDのコンボで鬱になったorz
誰か頼む。・ﾟ・(ﾉロ`)・ﾟ・
597 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:05:16.82 ID:sP5CeRU60
寄りかかるのが怖かった。依存してしまうのが怖かった。
失う悲しみを知っているから（ｒｙ
この17分の間にID:sP5CeRU60に何が！？
>>610
END以外書いたって良い筈。
ENDまとめ引き継ごうと思ったが……。
抜け駆けEND→死亡END→卒業式ENDのコンボで鬱になったorz
誰か頼む。・ﾟ・(ﾉロ`)・ﾟ・
597 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:05:16.82 ID:sP5CeRU60
寄りかかるのが怖かった。依存してしまうのが怖かった。
失う悲しみを知っているから（ｒｙ
この17分の間にID:sP5CeRU60に何が！？
>>610
END以外書いたって良い筈。
613 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:34:53.87 ID:nqiLiNnt0
>>611続き
翌日便所にて
男「あれだよ」
女「あれだね」
男「あれ」
女「そう、あれ」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…ふっ」
男「くくく…」
二人暫く大笑い
男「つーか、言えばいいのにw」
女「wwwそっちこそ」
男「誰から聞いた？」
女「そっちこそwww」
男「そっちこそしかwwwいえねえのかよ」
女「wwそっちこそ」
翌日便所にて
男「あれだよ」
女「あれだね」
男「あれ」
女「そう、あれ」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…ふっ」
男「くくく…」
二人暫く大笑い
男「つーか、言えばいいのにw」
女「wwwそっちこそ」
男「誰から聞いた？」
女「そっちこそwww」
男「そっちこそしかwwwいえねえのかよ」
女「wwそっちこそ」
614 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:36:28.48 ID:nqiLiNnt0
>>613続き
男「はー、笑い枯れた」
女「だね」
男「すっきりしたな」
女「すごくね」
男「なんか、結構簡単だったな」
女「うん、やってみるとね」
男「でも今までできなかった」
女「うん、できなかった」
男「でもさ…」
女「うん…なんかさ…」
男「はー、笑い枯れた」
女「だね」
男「すっきりしたな」
女「すごくね」
男「なんか、結構簡単だったな」
女「うん、やってみるとね」
男「でも今までできなかった」
女「うん、できなかった」
男「でもさ…」
女「うん…なんかさ…」
615 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:36:55.20 ID:YmRKQ7wZO
616 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:37:17.57 ID:nqiLiNnt0
>>614続き
男「…」
女「…」
男「なぁ」
女「ん？」
男「…どうしよっか、これから」
女「どうしよーね」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…廊下出てみよっか、一緒に」
男「…いいのか？」
女「まあ…ね」
男「…いんじゃないかな」
女「やってみよっか」
男「やってみるか」
女「じゃあ…せーので」
男「おう…せーのっ」
ばたん――
男「…」
女「…」
男「なぁ」
女「ん？」
男「…どうしよっか、これから」
女「どうしよーね」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…廊下出てみよっか、一緒に」
男「…いいのか？」
女「まあ…ね」
男「…いんじゃないかな」
女「やってみよっか」
男「やってみるか」
女「じゃあ…せーので」
男「おう…せーのっ」
ばたん――
617 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:37:25.21 ID:NpEpe/Kf0
>>615
何このセクシーな男
何このセクシーな男
618 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:42:11.62 ID:xAPnDuoQ0
619 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:45:00.57 ID:mtRLQBuMO
>>615
イイっ！
イイっ！
620 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:46:08.25 ID:nqiLiNnt0
>>618心から感謝
>>616続き
男「…ハジメマシテ」
女「…ハジメマシテ」
男「…」
女「…」
男「…で、感想は？」
女「…えーと、なんか結構簡単」
男「まぁやってみるとな」
女「でも今までできなかったんだよね」
男「そうだなぁ」
女「そうだね」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…くっwふふｗ」
男「なんだよ…気味悪いな」
女「いやだって…私達、今さっきと全く同じこと言ってた」
男「そうだっけか」
女「そうだよw」
>>616続き
男「…ハジメマシテ」
女「…ハジメマシテ」
男「…」
女「…」
男「…で、感想は？」
女「…えーと、なんか結構簡単」
男「まぁやってみるとな」
女「でも今までできなかったんだよね」
男「そうだなぁ」
女「そうだね」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…くっwふふｗ」
男「なんだよ…気味悪いな」
女「いやだって…私達、今さっきと全く同じこと言ってた」
男「そうだっけか」
女「そうだよw」
621 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:46:41.45 ID:twkdUABT0
ながされて藍蘭島 第9話 Part6 【1：50〜】
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1180543648/244
244 名前： ワールド名無しサテライト [sage] 投稿日： 2007/05/31(木) 21:59:33.76 ID:nTEUuFnu
ハイウェイマン終了までにこのスレが1000行ったら
妹の全裸うｐ
もう20分しかないぞ！！おまいらガンガレ！！！
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1180543648/244
244 名前： ワールド名無しサテライト [sage] 投稿日： 2007/05/31(木) 21:59:33.76 ID:nTEUuFnu
ハイウェイマン終了までにこのスレが1000行ったら
妹の全裸うｐ
もう20分しかないぞ！！おまいらガンガレ！！！
622 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:48:36.63 ID:lFyViPE70
あげますね
623 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:53:13.38 ID:nTKFvJCI0
すまん。
>>1の望んだエンドとは違うと思うが、書かせてもらった。
１／８
男（夢を見た）
女（この世界の夢を）
男（この世界は１万もあって）
女（そこには１万の私がいた）
男（１万の俺がいた。それなのに…）
女（１万の私たちの居場所は、いつものトイレだけだった）
男（この世にたくさんの可能性があろうとも）
女（私たちの居場所は１つだった）
男（目をさまして、自分が泣いていることに気づいた）
女（目をさまして、私は泣いていた）
男（だって…）
女（なぜなら…）
男女（夢の中のトイレでは、壁をノックしても返事がなかったから…）
男「…夢の中さえも安住じゃなくなったか…」
女「少し早いけど…学校…行こうかな…」
>>1の望んだエンドとは違うと思うが、書かせてもらった。
１／８
男（夢を見た）
女（この世界の夢を）
男（この世界は１万もあって）
女（そこには１万の私がいた）
男（１万の俺がいた。それなのに…）
女（１万の私たちの居場所は、いつものトイレだけだった）
男（この世にたくさんの可能性があろうとも）
女（私たちの居場所は１つだった）
男（目をさまして、自分が泣いていることに気づいた）
女（目をさまして、私は泣いていた）
男（だって…）
女（なぜなら…）
男女（夢の中のトイレでは、壁をノックしても返事がなかったから…）
男「…夢の中さえも安住じゃなくなったか…」
女「少し早いけど…学校…行こうかな…」
624 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:54:24.33 ID:oxcxvwhy0
ひとつだけ、つまらない言葉を男と女に送る
「君たちは､青春を生きているんだ。」
只･･･それだけ言いたかった｡
「君たちは､青春を生きているんだ。」
只･･･それだけ言いたかった｡
625 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:56:16.29 ID:nTKFvJCI0
２／８
女（――コン）
男（――コン、コン）
男女（（――コン））
女「今日は遅かったね」（彼の存在に救われる自分がいる）
男「まあな」（相手の存在に救われつつも、自分も役に立っているかもなんてうぬぼれる）
女「何かあった？」（深入りはいけない。これは深入りじゃない）
男「ちょっと夢見が最悪だった」（これはただの社交辞令。退陣関係の摩擦を減らすためだけの上辺の物）
女「夢の中くらい、王様になればいいのに」（自分のことは棚にあげる）
男「そうだな」（立場が逆なら、俺もそう言うだろう）
女「……」（……）
男「……」（……）
男女「……」（話題が広がらない）
女（――コン）
男（――コン、コン）
男女（（――コン））
女「今日は遅かったね」（彼の存在に救われる自分がいる）
男「まあな」（相手の存在に救われつつも、自分も役に立っているかもなんてうぬぼれる）
女「何かあった？」（深入りはいけない。これは深入りじゃない）
男「ちょっと夢見が最悪だった」（これはただの社交辞令。退陣関係の摩擦を減らすためだけの上辺の物）
女「夢の中くらい、王様になればいいのに」（自分のことは棚にあげる）
男「そうだな」（立場が逆なら、俺もそう言うだろう）
女「……」（……）
男「……」（……）
男女「……」（話題が広がらない）
626 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:56:32.83 ID:tdbq8DO20
男「迷信とかって、信じる？」（絶対にそんなことあるわけない、と思うのに）
女「んー…それなりに、かな」（そんなものあるわけないとわかっていても）
男「昨日、家の鏡を割っちゃってさ…」（心のどこかで信じてしまう）
女「不吉、だね…」（心のどこかで信じていたい）
男「でもこれ以上不幸になれるか、と考えたら…」（それはまるで俺とこいつの）
女「うん、確かにそう考えたら」（まるでそれは私と彼の）
男「あんまりこれ以上不幸にはなれなさそうだなって」（脆くも儚い鏡のような）
女「でもそれって、つまり逆に言えば」（嘘をつかない鏡のような）
男女「「これからは、幸せにしかなれないってことだよね」」（お互いへの、根拠のない信頼感）
女「んー…それなりに、かな」（そんなものあるわけないとわかっていても）
男「昨日、家の鏡を割っちゃってさ…」（心のどこかで信じてしまう）
女「不吉、だね…」（心のどこかで信じていたい）
男「でもこれ以上不幸になれるか、と考えたら…」（それはまるで俺とこいつの）
女「うん、確かにそう考えたら」（まるでそれは私と彼の）
男「あんまりこれ以上不幸にはなれなさそうだなって」（脆くも儚い鏡のような）
女「でもそれって、つまり逆に言えば」（嘘をつかない鏡のような）
男女「「これからは、幸せにしかなれないってことだよね」」（お互いへの、根拠のない信頼感）
627 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:57:05.80 ID:NoLkXx+r0
628 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:58:26.91 ID:nqiLiNnt0
>>620続き
女「なんか…これからもこんな感じなのかもね」
男「かもなぁ」
女「…」
男「…へ？」
女「…」
男「えー、と…」
女「…」
男「……………そうかもな」
女「…なんだかなあ」
男「なんだよ」
女「かっこわるい」
男「かもな」
女「かもじゃないし」
男「お互い様ってやつだろ」
女「そーかな」
男「毎日泣いてたくせに」
女「なっ…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「………ふ…くくっww」
女「wwふくっww」
再度二人しばらく笑う
女「なんか…これからもこんな感じなのかもね」
男「かもなぁ」
女「…」
男「…へ？」
女「…」
男「えー、と…」
女「…」
男「……………そうかもな」
女「…なんだかなあ」
男「なんだよ」
女「かっこわるい」
男「かもな」
女「かもじゃないし」
男「お互い様ってやつだろ」
女「そーかな」
男「毎日泣いてたくせに」
女「なっ…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…」
男「………ふ…くくっww」
女「wwふくっww」
再度二人しばらく笑う
629 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 22:59:56.17 ID:Bvei/f7SO
>>615
こんなセクシーな男がなんでハブられんだよｗｗｗとか考えたけどコイツの服が濡れてるのって水かけられたからかｗｗｗ
こんなセクシーな男がなんでハブられんだよｗｗｗとか考えたけどコイツの服が濡れてるのって水かけられたからかｗｗｗ
630 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:00:53.32 ID:nTKFvJCI0
３／８
女「……」（……）
男「……」（……）
男「そう言えば、そろそろ卒業だな」（何言ってんだ俺は）
女「そうだね」（無理に話題を探してくれた彼に、優しさを感じる）
男「こんな日常から、やっとおさらばだな」（こんな日常に、この壁は含まれるのか？）
女「つらい３年間だった？」（答えを聞かなくても、わかるけど…）
男「ここ１年はつらくなかった…かな…」（この状況は心地いい）
女「私も…」（壁越しの距離は、快適な距離だった）
男「次に学校に来るのは卒業式か…」（ダメな自分からも卒業できるのか？）
女「そっか、今日が最後なんだ…」（このぬるま湯からも出なければいけない日）
男「……」（……）
女「……」（……）
男「なぁ、こんなこと言うのはルール違反かもしれないが…」（言うな！今なら間に合う）
女「なぁに…？」（ダメ！期待はしちゃダメ）
男「…本当に、今日で最後にしよう」（言ってしまった！もう引き返せない）
女「えっ？」（彼が自ら動いた？）
女「……」（……）
男「……」（……）
男「そう言えば、そろそろ卒業だな」（何言ってんだ俺は）
女「そうだね」（無理に話題を探してくれた彼に、優しさを感じる）
男「こんな日常から、やっとおさらばだな」（こんな日常に、この壁は含まれるのか？）
女「つらい３年間だった？」（答えを聞かなくても、わかるけど…）
男「ここ１年はつらくなかった…かな…」（この状況は心地いい）
女「私も…」（壁越しの距離は、快適な距離だった）
男「次に学校に来るのは卒業式か…」（ダメな自分からも卒業できるのか？）
女「そっか、今日が最後なんだ…」（このぬるま湯からも出なければいけない日）
男「……」（……）
女「……」（……）
男「なぁ、こんなこと言うのはルール違反かもしれないが…」（言うな！今なら間に合う）
女「なぁに…？」（ダメ！期待はしちゃダメ）
男「…本当に、今日で最後にしよう」（言ってしまった！もう引き返せない）
女「えっ？」（彼が自ら動いた？）
631 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:02:59.11 ID:xAPnDuoQ0
>>628
こういうのもいいなぁ
こういうのもいいなぁ
632 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:04:44.54 ID:nTKFvJCI0
投下タイミングを見誤ったか…。
しばらく待つか…？
しばらく待つか…？
633 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:06:04.94 ID:go3eQyeZ0
――――――――卒業式
わーれらーが母校〜〜−−−−−
男（今、女もこの体育館のどっかにいるんだな）
女（今、男もこの体育館のどっかにいるんだな）
卒業式が終わったと同時に男はﾄｲﾚへとかけこんだ
男(コンｯ)
・・・・
男（ｺﾝｯｺﾝっ）
・・・・・・
男（そりゃそうだよな。卒業式終わった後にﾄｲﾚ駆け込むやついないよな・・。）
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
男（！？ ｺﾝｺﾝｯ）
わーれらーが母校〜〜−−−−−
男（今、女もこの体育館のどっかにいるんだな）
女（今、男もこの体育館のどっかにいるんだな）
卒業式が終わったと同時に男はﾄｲﾚへとかけこんだ
男(コンｯ)
・・・・
男（ｺﾝｯｺﾝっ）
・・・・・・
男（そりゃそうだよな。卒業式終わった後にﾄｲﾚ駆け込むやついないよな・・。）
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
男（！？ ｺﾝｺﾝｯ）
634 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:06:55.15 ID:tdbq8DO20
コン
女（あれ…今日はいないのかな）
コンコン
女（いないみたい…寂しいな）
女（っ！違う、寂しくなんかないっ！私は別に…！）
コン
女（！？）
男「ごめん、口の周り拭くハンカチさがしてた」
女「…ばか」
男「え、ごめん…」（な、なんで怒られてるんだろう…）
---------------------------
さっきから流れ考えずにＥＤじゃないものばっかり投稿してごめんなさい＞＜
---------------------------
女（あれ…今日はいないのかな）
コンコン
女（いないみたい…寂しいな）
女（っ！違う、寂しくなんかないっ！私は別に…！）
コン
女（！？）
男「ごめん、口の周り拭くハンカチさがしてた」
女「…ばか」
男「え、ごめん…」（な、なんで怒られてるんだろう…）
---------------------------
さっきから流れ考えずにＥＤじゃないものばっかり投稿してごめんなさい＞＜
---------------------------
635 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:06:58.71 ID:go3eQyeZ0
女「よかった・・・・いたんだ・・・。もう終わりかと思った・・。」(いや、もう終わりなんだ)
男「よかった・・・最後に喋れた。」（そう、最後だ。最後に会いたい。でも会ってはだめだ）
外では同級生達が写真をとったりがやがや騒いでいる。
でも俺達は此処にいる。いつものこの場所にいる。
女「もう最後だね・・。最後は何を喋る？」(最後ぐらい会ってもいい？ﾀﾞﾒだよね・・。)
男「最後だからって得にしゃべる事ないよなｗまぁ言うなら・・今までありがとう・・・かな」
(もっと言うことあるだろ！ばかか俺は)
女「うん・・」(踏み込んじゃだめ。わかってる・・。)
男「じゃあ最後にいつものしりとりするか？ｗ」(そうじゃないだろ！)
女「最後はやっぱりそれ？ｗいいよｗ」(そうよね・・。私達があるべき姿がこれよね)
男「じゃあ〜卒業式」
女「ん〜機械」
男「・・・ｸﾞｽ。」
女「え・・？ないてるの？」(なんで？私と会えないから？いや、そんな感情はないはず)
男「よかった・・・最後に喋れた。」（そう、最後だ。最後に会いたい。でも会ってはだめだ）
外では同級生達が写真をとったりがやがや騒いでいる。
でも俺達は此処にいる。いつものこの場所にいる。
女「もう最後だね・・。最後は何を喋る？」(最後ぐらい会ってもいい？ﾀﾞﾒだよね・・。)
男「最後だからって得にしゃべる事ないよなｗまぁ言うなら・・今までありがとう・・・かな」
(もっと言うことあるだろ！ばかか俺は)
女「うん・・」(踏み込んじゃだめ。わかってる・・。)
男「じゃあ最後にいつものしりとりするか？ｗ」(そうじゃないだろ！)
女「最後はやっぱりそれ？ｗいいよｗ」(そうよね・・。私達があるべき姿がこれよね)
男「じゃあ〜卒業式」
女「ん〜機械」
男「・・・ｸﾞｽ。」
女「え・・？ないてるの？」(なんで？私と会えないから？いや、そんな感情はないはず)
636 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:07:39.42 ID:go3eQyeZ0
男「ないてないよ・・。」
女「そっか・・。あ、私そろそろいかなきゃ・・・。」
男「そっか・・。じゃあもうお別れだな」(おい！進路とか聞けよ！)
女「うん・・。進路とか聞かないんだね。」(そんなの興味あるわけないでしょ。)
男「いや、聞きたかったんだけど聞きづらくて・・」
女「そっか・・。まぁいいや。じゃあね」
男「え？ちょ、おい」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀ
男「・・・・。ふー。これからまた一人だな。ま、それが普通だからな」
男(ｺﾝｺﾝっ)
男「何してんだろ俺・・。俺も家に帰るか。」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀ
女「・・・。ｸﾞｽ。ありがと。ごめんね。やっぱり私一人じゃ・・・だめ。。」
女「そっか・・。あ、私そろそろいかなきゃ・・・。」
男「そっか・・。じゃあもうお別れだな」(おい！進路とか聞けよ！)
女「うん・・。進路とか聞かないんだね。」(そんなの興味あるわけないでしょ。)
男「いや、聞きたかったんだけど聞きづらくて・・」
女「そっか・・。まぁいいや。じゃあね」
男「え？ちょ、おい」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀ
男「・・・・。ふー。これからまた一人だな。ま、それが普通だからな」
男(ｺﾝｺﾝっ)
男「何してんだろ俺・・。俺も家に帰るか。」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀ
女「・・・。ｸﾞｽ。ありがと。ごめんね。やっぱり私一人じゃ・・・だめ。。」
637 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:08:52.76 ID:go3eQyeZ0
――――――――次の日
ﾆｭｰｽ「え〜。昨日夜、○○高校のﾄｲﾚで自殺がありました。
そこの卒業生の女さんです。」
男「・・・・・・・・え？何やってんの？あいつ・・・。
まじで意味わかんねえよ！！！！！」
ﾆｭｰｽ「トイレには遺書が残されていたそうです。え〜読み上げますと。
《男、ごめんね。今までありがとう。男がいたおかげで今まで頑張れたよ。
でもこれからは一人で頑張らなきゃいけないんだよね。一人で頑張るから
男も頑張ってね。ﾊﾞｲﾊﾞｲ》」
ﾆｭｰｽ「え〜。昨日夜、○○高校のﾄｲﾚで自殺がありました。
そこの卒業生の女さんです。」
男「・・・・・・・・え？何やってんの？あいつ・・・。
まじで意味わかんねえよ！！！！！」
ﾆｭｰｽ「トイレには遺書が残されていたそうです。え〜読み上げますと。
《男、ごめんね。今までありがとう。男がいたおかげで今まで頑張れたよ。
でもこれからは一人で頑張らなきゃいけないんだよね。一人で頑張るから
男も頑張ってね。ﾊﾞｲﾊﾞｲ》」
638 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:10:26.00 ID:tdbq8DO20
639 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:12:12.49 ID:xAPnDuoQ0
>>637
これは予想外だった…
これは予想外だった…
640 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:13:51.62 ID:bx+mq9nN0
>>637
切なすぎ…
切なすぎ…
641 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:14:17.53 ID:go3eQyeZ0
642 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:15:19.66 ID:nTKFvJCI0
続き、再開していい流れなのか…なのか…？
643 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:15:20.02 ID:nqiLiNnt0
>>628続き（鬱エンドあなおそろし）
女「なんかもう雰囲気出ないね」
男「全然ないな」
女「でもなんかあれだね」
男「ん、あれだな」
女「うん…らしいっていうのかな」
男「だな」
女「あれだねｗｗ」
男「あれだなｗｗ」
女「なんなんだかｗｗｗ」
男「wwなんなんだろうな」
女「…あーもう、話がまとまらないよｗ」
男「いいんじゃないのか？それでさ」
女「…そっか。…うん、そーだね」
男「そーだよ」
女「そっか」
男「ああ」
女「なんかもう雰囲気出ないね」
男「全然ないな」
女「でもなんかあれだね」
男「ん、あれだな」
女「うん…らしいっていうのかな」
男「だな」
女「あれだねｗｗ」
男「あれだなｗｗ」
女「なんなんだかｗｗｗ」
男「wwなんなんだろうな」
女「…あーもう、話がまとまらないよｗ」
男「いいんじゃないのか？それでさ」
女「…そっか。…うん、そーだね」
男「そーだよ」
女「そっか」
男「ああ」
644 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:16:57.44 ID:nTKFvJCI0
も、空気読めなくていいや。
投下再開。
４／８
男「俺はダメな男だから、君がここにいると思うだけで、またここに来る…。」（引き返せない！）
女「自分のために、私にここを捨てろって言うの？」（違うでしょ？それは本心じゃない）
男「俺はわが身が可愛いだけだ…お前だってそうだろう？」（頼む届いてくれ！）
女「…そうだったわね…」（彼が考えた上の言葉なら、今は従おう）
男「わかったら、これで終わりだ。お前はさっさと出ていってくれ…」（届け、届いてくれ！）
女「……そうね。…さよなら…」（今まで私を支えてくれたあなたのために）
投下再開。
４／８
男「俺はダメな男だから、君がここにいると思うだけで、またここに来る…。」（引き返せない！）
女「自分のために、私にここを捨てろって言うの？」（違うでしょ？それは本心じゃない）
男「俺はわが身が可愛いだけだ…お前だってそうだろう？」（頼む届いてくれ！）
女「…そうだったわね…」（彼が考えた上の言葉なら、今は従おう）
男「わかったら、これで終わりだ。お前はさっさと出ていってくれ…」（届け、届いてくれ！）
女「……そうね。…さよなら…」（今まで私を支えてくれたあなたのために）
645 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:17:51.60 ID:FUBE5WcrO
>>641
何とも言えないこの気持ちどうしてくれる
何とも言えないこの気持ちどうしてくれる
646 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:18:18.33 ID:nTKFvJCI0
５／８
――バタン
（女の出ていく音がした。
もう、この壁の向うにあいつはいない。）
――コン
（返事がないことを承知で壁をたたく。
そして、自分の女々しさが、後悔とともにやってくる）
男「…馬鹿やろう…似合わねぇんだよ…格好つけたってよ…」
――ゴンッ！ゴンッ！ゴンッ！
（でも、俺しかできない！
少なくとも、他の誰かよりもあいつに近かった俺にしかできないこと！）
――ゴンッ！ゴンッ！ゴンッ！
男「わかっているのに、…どうしてこんなに苦しいんだ…！」
――ゴンッ！…ゴン。……コツン。
男「こんな俺でも…他人の背中を押してやれたんだろうか…？」
（壁を殴り続けた俺のこぶしは、いつしか血だらけだった）
――バタン
（女の出ていく音がした。
もう、この壁の向うにあいつはいない。）
――コン
（返事がないことを承知で壁をたたく。
そして、自分の女々しさが、後悔とともにやってくる）
男「…馬鹿やろう…似合わねぇんだよ…格好つけたってよ…」
――ゴンッ！ゴンッ！ゴンッ！
（でも、俺しかできない！
少なくとも、他の誰かよりもあいつに近かった俺にしかできないこと！）
――ゴンッ！ゴンッ！ゴンッ！
男「わかっているのに、…どうしてこんなに苦しいんだ…！」
――ゴンッ！…ゴン。……コツン。
男「こんな俺でも…他人の背中を押してやれたんだろうか…？」
（壁を殴り続けた俺のこぶしは、いつしか血だらけだった）
647 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:20:11.16 ID:nTKFvJCI0
６／８
――ゴンッ！
（その音は私がトイレを出て、聞こえてきた。
それはノックなどという、生易しいものではなくて……）
女「…彼の…慟哭…｣
（そのとき私は理解した。
彼は自分の居場所を守ったんじゃない。
私の居場所を奪ったんじゃない）
女「私の背中を押してくれたんだ…」
（このまま卒業しても、私の心はあの個室のぬるま湯に居続けただろう。
だから、無理やりにでもあそこを追い出した）
女「私のために…こんな、私のために…」
（いつしか、私の頬を熱いものが滴っていた。
それは、いつのあの個室で流してきた物。
だけど、この胸を締め付ける感覚は、別の意味を持っている気がした）
――ゴンッ！
（その音は私がトイレを出て、聞こえてきた。
それはノックなどという、生易しいものではなくて……）
女「…彼の…慟哭…｣
（そのとき私は理解した。
彼は自分の居場所を守ったんじゃない。
私の居場所を奪ったんじゃない）
女「私の背中を押してくれたんだ…」
（このまま卒業しても、私の心はあの個室のぬるま湯に居続けただろう。
だから、無理やりにでもあそこを追い出した）
女「私のために…こんな、私のために…」
（いつしか、私の頬を熱いものが滴っていた。
それは、いつのあの個室で流してきた物。
だけど、この胸を締め付ける感覚は、別の意味を持っている気がした）
648 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:21:44.45 ID:nTKFvJCI0
７／８
男「あれから二週間か…。…始まるな…卒業式…」
（おれはトイレの窓から外を眺めていた。）
――コン。
（ためしに壁を叩いてみる。もちろん返事などない。
俺が彼女を追い出したあの日から、俺は毎日のようにここに来ていた。
もちろん、その間、彼女が戻ってくることはなかった）
男「どうせ三年は、学校なんて休みなんだけどな」
（すっかり、独り言が多くなったな…まぁいいか）
男「さて、卒業でもしてくるか…」
（俺は個室を後にした）
男「あれから二週間か…。…始まるな…卒業式…」
（おれはトイレの窓から外を眺めていた。）
――コン。
（ためしに壁を叩いてみる。もちろん返事などない。
俺が彼女を追い出したあの日から、俺は毎日のようにここに来ていた。
もちろん、その間、彼女が戻ってくることはなかった）
男「どうせ三年は、学校なんて休みなんだけどな」
（すっかり、独り言が多くなったな…まぁいいか）
男「さて、卒業でもしてくるか…」
（俺は個室を後にした）
649 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:24:00.39 ID:nTKFvJCI0
８-1／８
（長くて、退屈なだけの卒業式が終わった。
卒業証書もクラス代表がもらうだけの略式。
自分なんて出席しなくてもまったく問題ない。）
男「それなのに、式に出てしまったのは、俺の弱さか…。」
（卒業生と親が、何組も門の外に出て行く。
俺の両親は、こんな日さえ来てくれない。
息子の卒業式に出たって、一銭にもならない。
それよりは仕事をする方がいいに決まっている。）
男「…で、何でこんなときまでトイレにくるかな…？」
（長くて、退屈なだけの卒業式が終わった。
卒業証書もクラス代表がもらうだけの略式。
自分なんて出席しなくてもまったく問題ない。）
男「それなのに、式に出てしまったのは、俺の弱さか…。」
（卒業生と親が、何組も門の外に出て行く。
俺の両親は、こんな日さえ来てくれない。
息子の卒業式に出たって、一銭にもならない。
それよりは仕事をする方がいいに決まっている。）
男「…で、何でこんなときまでトイレにくるかな…？」
650 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:25:08.66 ID:nqiLiNnt0
>>643続きでっす。
男「じゃあそろそろ」
女「ん」
男「…気をつけてな」
女「へ？あ、うん」
男「また明日」
女「…」
男「…ん？」
女「…」
男「何？」
女「なんか…いいもんだね、ってさ」
男「…かもな」
女「そうだよ」
男「…そうだな」
女「また明日ね」
男「また明日」
女「ずっと続けばいいかもね。“また明日”」
男「かもなぁ」
女「…」
男「…へ？」
女「…なんだかなぁ」
という感じでEND
男「じゃあそろそろ」
女「ん」
男「…気をつけてな」
女「へ？あ、うん」
男「また明日」
女「…」
男「…ん？」
女「…」
男「何？」
女「なんか…いいもんだね、ってさ」
男「…かもな」
女「そうだよ」
男「…そうだな」
女「また明日ね」
男「また明日」
女「ずっと続けばいいかもね。“また明日”」
男「かもなぁ」
女「…」
男「…へ？」
女「…なんだかなぁ」
という感じでEND
651 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:25:24.88 ID:nTKFvJCI0
８-2／８
（習慣となってしまったのか、
誰もいない校舎を抜け、いつしか俺の足はいつもの個室に来ていた。
こうならないように、式の始まる前に来ていたというのに。）
男「ま、これが俺らしいスタイル…って、何だ、これ？」
（いつもノックしていたトイレの壁に、ピンク色の絆創膏が貼ってあった。
女の子が使うような、ピンク地に小さなハートが並んでいる絆創膏。）
男「朝は、こんなの、なかった…」
（俺は、震える指を、その絆創膏に這わせる。
そして、ゆっくりと絆創膏をはがした。）
男「公園横の自動販売機」
（絆創膏にかくされて、小さくそう書いてあった。
俺は絆創膏を握り締めて、学校を飛び出した。
こんな俺でも、夢を見ていいのかな？
もし、これで彼女なんかいなくて、たとえ道化に終わっても、俺は自分を許せる気がした――。
●ＥＮＤ●
（習慣となってしまったのか、
誰もいない校舎を抜け、いつしか俺の足はいつもの個室に来ていた。
こうならないように、式の始まる前に来ていたというのに。）
男「ま、これが俺らしいスタイル…って、何だ、これ？」
（いつもノックしていたトイレの壁に、ピンク色の絆創膏が貼ってあった。
女の子が使うような、ピンク地に小さなハートが並んでいる絆創膏。）
男「朝は、こんなの、なかった…」
（俺は、震える指を、その絆創膏に這わせる。
そして、ゆっくりと絆創膏をはがした。）
男「公園横の自動販売機」
（絆創膏にかくされて、小さくそう書いてあった。
俺は絆創膏を握り締めて、学校を飛び出した。
こんな俺でも、夢を見ていいのかな？
もし、これで彼女なんかいなくて、たとえ道化に終わっても、俺は自分を許せる気がした――。
●ＥＮＤ●
652 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:26:37.03 ID:tdbq8DO20
ＥＤさん、超乙です！
ちょっと泣きそうになったｗ
そして俺はＥＤのないモノガタリを書き続ける…
ちょっと泣きそうになったｗ
そして俺はＥＤのないモノガタリを書き続ける…
653 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:26:40.36 ID:5jTwStamO
>>649
まさかの8-1
まさかの8-1
654 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:27:51.03 ID:xAPnDuoQ0
655 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:27:55.93 ID:Cu/VUvJe0
656 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:28:01.86 ID:5jTwStamO
乙
657 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:28:08.31 ID:bx+mq9nN0
これはもう声当ててドラマCD化だろ…
658 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:30:03.19 ID:nTKFvJCI0
659 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:30:40.48 ID:tdbq8DO20
とりあえずまとめサイトってあるのか？
ないようなら作ろうかと考え始めているんだが…
ないようなら作ろうかと考え始めているんだが…
660 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:31:53.37 ID:xAPnDuoQ0
>>659
あなたが神か！！！１１１！！
あなたが神か！！！１１１！！
661 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:32:05.56 ID:Cu/VUvJe0
もし本当に声当てるとしたらプロの声優より素人の方が向いてるような気がする。
こういう作品は。
もうむしろこのスレの住人で作るか。その他Aもらったｗｗｗｗｗ
こういう作品は。
もうむしろこのスレの住人で作るか。その他Aもらったｗｗｗｗｗ
662 ：1/2：2007/05/31(木) 23:32:08.41 ID:HtDzF9t9O
書いてみた。後悔はしてない。
男「…なぁ。」
女「ん？」
男「今日で俺達卒業だな。」
女「…そうだね。」
男「明日からは、この関係も終わりだな…」
女「…そう、だね」
男「俺は…」
男「結局、怖かったんだ。」
男「他人と触れる事が。踏み込まれて…嫌な自分を見られて…」
男「嫌われる事が。」
女「…私も、似たようなものだね。」
男「で…匿名の誰かに、優しさを求めたんだ。」
男「誰でも良いから、って。俺を嫌わずにいてくれって」
女「…うん」
男「匿名の相手との会話は楽しかった。ずっと…続けば良いと思った。」
男「…常に、この瞬間が永遠に続けば良いと思ったよ」
女「でも…」
男「そう、無理だ。終わりが見えなきゃ…俺は何もできないんだ、一人じゃ。」
男「匿名の誰かが…匿名で有ることに堪えられなくなった…」
男「俺は…一歩も、歩きたく無い…誰にも、支えられないままに…」
男「…なぁ。」
女「ん？」
男「今日で俺達卒業だな。」
女「…そうだね。」
男「明日からは、この関係も終わりだな…」
女「…そう、だね」
男「俺は…」
男「結局、怖かったんだ。」
男「他人と触れる事が。踏み込まれて…嫌な自分を見られて…」
男「嫌われる事が。」
女「…私も、似たようなものだね。」
男「で…匿名の誰かに、優しさを求めたんだ。」
男「誰でも良いから、って。俺を嫌わずにいてくれって」
女「…うん」
男「匿名の相手との会話は楽しかった。ずっと…続けば良いと思った。」
男「…常に、この瞬間が永遠に続けば良いと思ったよ」
女「でも…」
男「そう、無理だ。終わりが見えなきゃ…俺は何もできないんだ、一人じゃ。」
男「匿名の誰かが…匿名で有ることに堪えられなくなった…」
男「俺は…一歩も、歩きたく無い…誰にも、支えられないままに…」
663 ：2/2：2007/05/31(木) 23:33:28.62 ID:HtDzF9t9O
男「手を出してくれないか？トイレの窓から。」
女「え？…うん」
スッ
男「…そして。」
男「これが、俺の精一杯の一歩」
女「え？指…輪？」
男「俺は一人じゃ歩けない。」
男「だから…明日からは、一緒に…歩いてくれないか？」
女(…馬鹿。)
女(返事は、決まりきっている)
女(私も、一人で…歩けない)
女「手を…出して」
男「？おう…」
ぎゅっ
女「この手は…」
女「もう離さないけど…いいの？」
男「…当たり前だ。」
男「俺こそ…引っ張って貰い倒すぞ？」
女「大丈夫だよ…男君の重さなら」
俺達は、帰り道で色んな話をした。
大学。将来。今までの事。
その間、手はしっかりと繋いだままで。
この先、何があっても…
この手が有る限り、きっと俺は歩けるし…
女も歩けるだろう。
どちらが欠けてもいけない、比翼の烏…
繋いだ手には、バイト代三ヶ月分の指輪が光っていた。
女「え？…うん」
スッ
男「…そして。」
男「これが、俺の精一杯の一歩」
女「え？指…輪？」
男「俺は一人じゃ歩けない。」
男「だから…明日からは、一緒に…歩いてくれないか？」
女(…馬鹿。)
女(返事は、決まりきっている)
女(私も、一人で…歩けない)
女「手を…出して」
男「？おう…」
ぎゅっ
女「この手は…」
女「もう離さないけど…いいの？」
男「…当たり前だ。」
男「俺こそ…引っ張って貰い倒すぞ？」
女「大丈夫だよ…男君の重さなら」
俺達は、帰り道で色んな話をした。
大学。将来。今までの事。
その間、手はしっかりと繋いだままで。
この先、何があっても…
この手が有る限り、きっと俺は歩けるし…
女も歩けるだろう。
どちらが欠けてもいけない、比翼の烏…
繋いだ手には、バイト代三ヶ月分の指輪が光っていた。
664 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:36:32.74 ID:XiMZrX9m0
(´-`;).｡ｏＯ（また寝てたとは言えず……お腹がすいたので、飯を食う……みんな、頑張れ）
665 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:37:29.55 ID:nTKFvJCI0
666 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:37:48.91 ID:FUBE5WcrO
このスレを見てたら彼女が欲しくなった…( ;ω;)ｸﾞｽ
667 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:38:37.42 ID:ZWQkBBcD0
女「あのさ、ちょっと外してくれない？」
男「なんで？」
女「その、さ、色々と……」
男「なんかあんの？」
女「察してよ」
男「だからなにを」
女「トイレですること」
男「ああ、はいはい。小便ね」
女「そうなんだけど、外してって」
男「なんで？別に気にしないよ」
女「私が気にするのよ」
男「別にしてるとこ見るわけじゃないんだしいいじゃん」
女「よくないの」
男「えー」
ガンガン…バキッ
男「ひいっ！壁から手が！」
女「出・て・い・け！」
男「すすすすいません！」
女「ふう……」
男「終わった？」
女「出ていけって言っただろが！」
男「なんで？」
女「その、さ、色々と……」
男「なんかあんの？」
女「察してよ」
男「だからなにを」
女「トイレですること」
男「ああ、はいはい。小便ね」
女「そうなんだけど、外してって」
男「なんで？別に気にしないよ」
女「私が気にするのよ」
男「別にしてるとこ見るわけじゃないんだしいいじゃん」
女「よくないの」
男「えー」
ガンガン…バキッ
男「ひいっ！壁から手が！」
女「出・て・い・け！」
男「すすすすいません！」
女「ふう……」
男「終わった？」
女「出ていけって言っただろが！」
668 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:39:09.59 ID:nqiLiNnt0
669 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:39:35.40 ID:bx+mq9nN0
ヘッドホンの左右で男と女の音を分けるとか
考え出したら妄想が止まらない
考え出したら妄想が止まらない
670 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:41:43.87 ID:nTKFvJCI0
スタジオ代と、エンジニア料金が問題だな…。
だれか、専門学校でスタジオが自由に使える奴いないのかな…？
だれか、専門学校でスタジオが自由に使える奴いないのかな…？
671 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:42:57.76 ID:XiMZrX9m0
(´-`;).｡ｏＯ（私の周りはもう、皆卒業しちゃったしなぁ……じぶんだけ五年生。音大行ってた奴も、今じゃ社会人。よって居ません）
672 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:43:08.49 ID:EzteBNUp0
映研の友人に持ち込んでみようか？
ロケ地一箇所で住む作品あるよってｗｗｗｗ
ロケ地一箇所で住む作品あるよってｗｗｗｗ
673 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:44:34.04 ID:nTKFvJCI0
674 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:45:41.69 ID:5jTwStamO
どうせ半端な作品にしかならんからやめてほしい
675 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:48:02.60 ID:nTKFvJCI0
半端、か…。
マジレスだが、案外舞台向きのシチュだな。
マジレスだが、案外舞台向きのシチュだな。
676 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:51:45.36 ID:xAPnDuoQ0
これはドラマCD向けだろう常識的に考えて
677 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:52:19.31 ID:qpZQTJ1JO
>>578
――三年後
男｢ただいま〜｣
女｢お帰りぃ〜今日は遅かったね｣
男｢まぁな、レポートに手間取った｣
女｢大変だねぇ大学生はｗ｣
男｢お前こそ早く働け！｣
女｢中々就職先見つかんなくて…あははｗ｣
男｢あははじゃねぇ！折角看護士の資格あるんだからさ、がんばれよ！｣
女｢うん、あっご飯できてるよ｣
男｢おまっ、これ昨日の残りのカレーやん…しかも作ったの俺だし｣
女｢まぁまぁｗそう言わないで、ね？｣
男｢へーい｣
あれから俺たちは卒業を皮切りに同棲しはじめた。理由は簡単、離れたくないから、だ。
俺たちはあれから一度だって学校を休まなかった。
さすがにトイレは卒業して、昼時に屋上や校庭なんかでひっそり待ち合わせて一緒に食べた。
あの日から俺たちは色々変わっていった。女は随分明るくなったし、俺も積極的になったと思う。友達も何人かできたしね
今は俺のバイト代と互いの両親の仕送りで生活というまだまだ自立できていない状態だが、大学をでたらバリバリ働くつもりだ。
そうそう、あの日オレらは欠けたハートマークを自分のいた個室に落書きした。
右が欠けたのを俺が、左が欠けたのを女が
これは相手が毎日これるためのおまじないとして。
そして二人が出会った記念として…
END
こんな駄文だけど、見てる人がいるなら本当にありがとう。
――三年後
男｢ただいま〜｣
女｢お帰りぃ〜今日は遅かったね｣
男｢まぁな、レポートに手間取った｣
女｢大変だねぇ大学生はｗ｣
男｢お前こそ早く働け！｣
女｢中々就職先見つかんなくて…あははｗ｣
男｢あははじゃねぇ！折角看護士の資格あるんだからさ、がんばれよ！｣
女｢うん、あっご飯できてるよ｣
男｢おまっ、これ昨日の残りのカレーやん…しかも作ったの俺だし｣
女｢まぁまぁｗそう言わないで、ね？｣
男｢へーい｣
あれから俺たちは卒業を皮切りに同棲しはじめた。理由は簡単、離れたくないから、だ。
俺たちはあれから一度だって学校を休まなかった。
さすがにトイレは卒業して、昼時に屋上や校庭なんかでひっそり待ち合わせて一緒に食べた。
あの日から俺たちは色々変わっていった。女は随分明るくなったし、俺も積極的になったと思う。友達も何人かできたしね
今は俺のバイト代と互いの両親の仕送りで生活というまだまだ自立できていない状態だが、大学をでたらバリバリ働くつもりだ。
そうそう、あの日オレらは欠けたハートマークを自分のいた個室に落書きした。
右が欠けたのを俺が、左が欠けたのを女が
これは相手が毎日これるためのおまじないとして。
そして二人が出会った記念として…
END
こんな駄文だけど、見てる人がいるなら本当にありがとう。
678 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:53:36.73 ID:tdbq8DO20
http://s2.muryo-de.etowns.net/~bwda21/kabe_index.htm
作成中だけどとりあえずこんな感じ。
作家様別にまとめたいので昨日から書いてる人は昨日のＩＤも教えてほしい。
ってかあと７分でまたＩＤ代わっちまうorz
作成中だけどとりあえずこんな感じ。
作家様別にまとめたいので昨日から書いてる人は昨日のＩＤも教えてほしい。
ってかあと７分でまたＩＤ代わっちまうorz
679 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:56:50.90 ID:nTKFvJCI0
680 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:57:13.74 ID:xAPnDuoQ0
681 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:57:33.99 ID:5jTwStamO
あーあパートスレ化の予感
682 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:58:40.34 ID:+gWdyf+8O
あげ
683 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:58:59.36 ID:gYGuCM020
684 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:59:06.40 ID:ZWQkBBcD0
男「……ごめん」
女「どうかしたの？」
男「朝から下痢気味でさ、今も漏れそうなんだ。ちょっとトイレ行ってくる」
女「……ここもトイレだよね？」
女「どうかしたの？」
男「朝から下痢気味でさ、今も漏れそうなんだ。ちょっとトイレ行ってくる」
女「……ここもトイレだよね？」
685 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:59:26.66 ID:giA3CQh+O
686 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:59:58.26 ID:6D3S7CyG0
687 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/05/31(木) 23:59:59.64 ID:tdbq8DO20
>>681
個人的にそれはないと思う。
閉鎖的状況は出尽くした感があって、それゆえすでに投下されるＳＳの８割がＥＤ系の話。
それもそろそろネタがでつくすだろう。
パートスレになるほど書けるとは思えないんだがなぁ…
個人的にそれはないと思う。
閉鎖的状況は出尽くした感があって、それゆえすでに投下されるＳＳの８割がＥＤ系の話。
それもそろそろネタがでつくすだろう。
パートスレになるほど書けるとは思えないんだがなぁ…
688 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:00:14.26 ID:2QbFawhe0
>>683
その発想は・・・しちゃらめぇ・・・
その発想は・・・しちゃらめぇ・・・
689 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:02:40.05 ID:P6JhSTq70
男「ドラマ化とかさ」
女「するとか聞いたよね」
男「いいんじゃないの？」（自惚れるな）
女「いいんじゃないの？」（自分が主役じゃない）
男「・・・でも、見たくは無い」（自分の心を）
女「・・・同感、見てもつまらないし」（見られるのは苦痛だ）
男「どうせ見るなら・・・」（どうせなら幸せな二人を）
女「ハッピーエンドだよね」（見て居たい・・・けれど）
男「そうだな」（だけど、この距離を）
女「そうだよ」（変える、勇気は無い）
ごめんなさいっ、初投稿です。
女「するとか聞いたよね」
男「いいんじゃないの？」（自惚れるな）
女「いいんじゃないの？」（自分が主役じゃない）
男「・・・でも、見たくは無い」（自分の心を）
女「・・・同感、見てもつまらないし」（見られるのは苦痛だ）
男「どうせ見るなら・・・」（どうせなら幸せな二人を）
女「ハッピーエンドだよね」（見て居たい・・・けれど）
男「そうだな」（だけど、この距離を）
女「そうだよ」（変える、勇気は無い）
ごめんなさいっ、初投稿です。
690 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:03:10.24 ID:IVfgmX/fO
勢いで>>636の続きを書いてしまった
後悔はしていない。
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
ｺﾝｺﾝ…
女｢まだいる？｣
男｢あぁ…｣
女｢最後に言いたい事があるの…聞いてくれるかな？｣
男｢…｣
女｢私ね、この高校に入ってから人を好きになっちゃいけないんだって思ってだんだ…｣
｢私は人を好きになる価値なんてないんだって…人間なんて大嫌いだって。｣
男｢…｣
女｢でもね…あなたにあって…悪くない人間もいるんだなって思うようになったの。｣
｢あなたは私を救ってくれた…本当に…｣
｢本当に…今までありがとう…大好きだよ。｣
｢それじゃぁ私もういくね…。｣
男｢ちょｯ…｣
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
………
続き誰かたのむorz
後悔はしていない。
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
ｺﾝｺﾝ…
女｢まだいる？｣
男｢あぁ…｣
女｢最後に言いたい事があるの…聞いてくれるかな？｣
男｢…｣
女｢私ね、この高校に入ってから人を好きになっちゃいけないんだって思ってだんだ…｣
｢私は人を好きになる価値なんてないんだって…人間なんて大嫌いだって。｣
男｢…｣
女｢でもね…あなたにあって…悪くない人間もいるんだなって思うようになったの。｣
｢あなたは私を救ってくれた…本当に…｣
｢本当に…今までありがとう…大好きだよ。｣
｢それじゃぁ私もういくね…。｣
男｢ちょｯ…｣
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
………
続き誰かたのむorz
691 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:04:18.72 ID:t9wNaX8q0
男「A1-12異常なし」
女「次、A1-13」
男（コンコン）
男「A1-13異常なし」
女「次、B1-1」
男（会話したい……）
女（でもできない）
男（仕事中の私語は事故に繋がるから）
女（気のゆるみが事故に繋がるから）
男「B1-1異常なし」
女「次、B1-2」
>>683
こうですか！わかりません＞＜
女「次、A1-13」
男（コンコン）
男「A1-13異常なし」
女「次、B1-1」
男（会話したい……）
女（でもできない）
男（仕事中の私語は事故に繋がるから）
女（気のゆるみが事故に繋がるから）
男「B1-1異常なし」
女「次、B1-2」
>>683
こうですか！わかりません＞＜
692 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:10:52.14 ID:pXysdH8bO
ようやく追い付いた
保守
保守
693 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:13:39.31 ID:t9wNaX8q0
人いなくなりすぎﾜﾛﾀ
男「与作は木ーを切るー」
男「ヘイヘイ」
女「ホー」
男「ヘイヘイ」
女「ホー」
男「女房は機を織るー」
男（コンコンコン）
女（コンコンコン）
なんか便所から歌声聞こえね？
男「……」
女「……」
男「与作は木ーを切るー」
男「ヘイヘイ」
女「ホー」
男「ヘイヘイ」
女「ホー」
男「女房は機を織るー」
男（コンコンコン）
女（コンコンコン）
なんか便所から歌声聞こえね？
男「……」
女「……」
694 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:15:24.18 ID:9K0uNr9V0
695 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:16:27.50 ID:vsEW35880
ちょっと、小説でかいてみようかな・・・
しがない物書きの血が騒いだかも
しがない物書きの血が騒いだかも
696 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:16:45.73 ID:Ul7IOLDy0
>>690
男（追いかけるべきなんだろうな...）
男（そんな価値が自分にあるのだろうか...）
男（迷ってる暇なんかないのに...）
男（自分だけ言いたいこと言ってさよならなんて...自分勝手なやつ...）
男（今までのは何だったんだよ...踏み込んじゃいけないのに...）
男（あぁそうか）
男（これが最後のチャンスなのか...あいつがくれた最後の...）
ガチャ
男（俺も言わせてもらうか...このままじゃ納得できない）
バタン
男（俺だって同じなんだ）
男（今度はこっちの番）
駄文スマソ 自分はこんな展開を期待する
男（追いかけるべきなんだろうな...）
男（そんな価値が自分にあるのだろうか...）
男（迷ってる暇なんかないのに...）
男（自分だけ言いたいこと言ってさよならなんて...自分勝手なやつ...）
男（今までのは何だったんだよ...踏み込んじゃいけないのに...）
男（あぁそうか）
男（これが最後のチャンスなのか...あいつがくれた最後の...）
ガチャ
男（俺も言わせてもらうか...このままじゃ納得できない）
バタン
男（俺だって同じなんだ）
男（今度はこっちの番）
駄文スマソ 自分はこんな展開を期待する
697 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:18:42.25 ID:uWtBI2Sm0
点呼とるぜ
コンコン
コンコン
698 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:18:44.39 ID:MCBQYAFTO
女｢…コン｣
男｢よぅ｣
女｢今日さ弁当忘れちゃってさ〜｣
男｢アンパンマ…誰かきたみたいだ｣
女(珍しいなぁ)
男(複数だな、連れションか？)
Ａ｢イエース！イエース！イエーース！！｣
Ｂ｢オゥ！オーゥ！イキマース！｣
Ａ｢アッーーー！｣
女｢なんか煩いな…｣
男｢ウホッ｣
男｢よぅ｣
女｢今日さ弁当忘れちゃってさ〜｣
男｢アンパンマ…誰かきたみたいだ｣
女(珍しいなぁ)
男(複数だな、連れションか？)
Ａ｢イエース！イエース！イエーース！！｣
Ｂ｢オゥ！オーゥ！イキマース！｣
Ａ｢アッーーー！｣
女｢なんか煩いな…｣
男｢ウホッ｣
699 ：まとめの中の人：2007/06/01(金) 00:22:42.24 ID:vqex59+10
とりあえず昨日、一昨日に何かを投下して、
ＩＤ別に作品をわけるページで自分の作品をまとめてほしい人は
昨日のＩＤ，一昨日のＩＤ（あれば）、そして今日のＩＤを報告してくれｗｗｗ
ＩＤ別に作品をわけるページで自分の作品をまとめてほしい人は
昨日のＩＤ，一昨日のＩＤ（あれば）、そして今日のＩＤを報告してくれｗｗｗ
700 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:22:47.59 ID:t9wNaX8q0
男「お昼はもう食べた？」
女「今食べてる」
男「今日のメニューは？」
女「壁越し豆腐」
男「は？」
女「壁で漉した新しい豆腐」
女（今更、間違えてたなんて言えない）
男（間違いを押し通すつもりか）
女（冗談だよと今更言うのも恥ずかしい）
男（間違いを訂正できるほど踏み込まれたくないはず）
男「……美味い？」
女「……うん」
女「今食べてる」
男「今日のメニューは？」
女「壁越し豆腐」
男「は？」
女「壁で漉した新しい豆腐」
女（今更、間違えてたなんて言えない）
男（間違いを押し通すつもりか）
女（冗談だよと今更言うのも恥ずかしい）
男（間違いを訂正できるほど踏み込まれたくないはず）
男「……美味い？」
女「……うん」
701 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:25:57.11 ID:V40xHQGqO
仕事いまおわったorz
ID変わっちまった…間に合わんかったぜ
いつの間にか絵士さんもきてるし…
リアルタイムで自分の文章とか書いてほしかったorz
ID変わっちまった…間に合わんかったぜ
いつの間にか絵士さんもきてるし…
リアルタイムで自分の文章とか書いてほしかったorz
702 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:26:36.98 ID:9K0uNr9V0
703 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:27:36.87 ID:fqFSeoYOO
最初から追い付くまで読んだ新ジャンルはこれが最初で最後だろう
704 ：まとめの中の人：2007/06/01(金) 00:32:38.47 ID:vqex59+10
>>702
把握。ありがとう！
報告してくれなくてもきちんとレスは載せるから安心してくれ。ただ別の人（？）が書いたものとして処理されるだけ。
そして作品のみをまとめたログを今アップした。（>>677まで）
消し忘れレス、載せ忘れレスがあれば指摘よろです。
http://s2.muryo-de.etowns.net/~bwda21/kabe_index.htm
把握。ありがとう！
報告してくれなくてもきちんとレスは載せるから安心してくれ。ただ別の人（？）が書いたものとして処理されるだけ。
そして作品のみをまとめたログを今アップした。（>>677まで）
消し忘れレス、載せ忘れレスがあれば指摘よろです。
http://s2.muryo-de.etowns.net/~bwda21/kabe_index.htm
705 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:32:59.02 ID:9K0uNr9V0
あれ？何かＩＤが変わってる。
706 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:33:00.11 ID:WN0rWbjp0
(´-`).｡ｏＯ（どうでもいいさ、どうでも……ただ少しの間だけ遊べれば、あとはどうなろうと知った事か）
男（ついに休校。今時麻疹ってなんだよ……居るワケないよな。鉄柵越えてまで、こんなトイレに……）
女「けほっけほっ」
男「！？ 居るのか？」
女「……あ、あれ、おかしいな……幻聴、かな……」
男「お前、何してんだよ！？」
女「はは、本物だぁ……なんか、来ちゃった……すっごくだるいのに、喉だってからからで……汗も止まんな──ゲホッ！」
男「そんな辛い思いしてまで、なんで来てるんだ！？ それも、休校だってのに……」
女「なんでだろ……ねえ、君は、なんで？」
男「──お、俺は……」（なんとなく。そう言ってしまうのは簡単だけど、そうじゃない。依存していた。彼女の声を聞きたかった。それだけだ）
女「私は……ここに来なきゃって思った。ここにくれば、君の声が聞こえるって気がして……馬鹿みたいに、閉まった校門乗り越えてさ……」
男「いいから、もう帰ろう。な？」
女「はは……疲れちゃったなァ……とっても、疲れた……子守唄あったら、気持ちよく、眠れそう」
男「アホか！ 何言ってんだ。こんな誰も居ないトコで、寝るつもりか！？ 死んじまうぞ」
女「よかった……幻聴でも、君の声が聞けてさ……なんか、満足……夢なら、もう覚めないでほしいなぁ」
男「おい、聞いてるのか！？ おい……待てよ、冗談じゃねえぞ……待ってろ、今行く！」
女「ていう夢を見たんだ。休んでる時にさ」
男「へぇ……ま、俺も麻疹にかかって休んでたんだけどな」
女「しばらく寂しかったよ。なんで君だけ長引いたんだろうね？」
男「さあな。おおかた、誰かさんを担いで救急車まで運んだ所為じゃないか？」
女「……またまたぁ、冗談でしょ？」
男「……お前、眼鏡だったんだな」
女「……え……ええっ！？」
男「トイレでは静かにな」
こんな終わりはどうだろう。ほすほす
男（ついに休校。今時麻疹ってなんだよ……居るワケないよな。鉄柵越えてまで、こんなトイレに……）
女「けほっけほっ」
男「！？ 居るのか？」
女「……あ、あれ、おかしいな……幻聴、かな……」
男「お前、何してんだよ！？」
女「はは、本物だぁ……なんか、来ちゃった……すっごくだるいのに、喉だってからからで……汗も止まんな──ゲホッ！」
男「そんな辛い思いしてまで、なんで来てるんだ！？ それも、休校だってのに……」
女「なんでだろ……ねえ、君は、なんで？」
男「──お、俺は……」（なんとなく。そう言ってしまうのは簡単だけど、そうじゃない。依存していた。彼女の声を聞きたかった。それだけだ）
女「私は……ここに来なきゃって思った。ここにくれば、君の声が聞こえるって気がして……馬鹿みたいに、閉まった校門乗り越えてさ……」
男「いいから、もう帰ろう。な？」
女「はは……疲れちゃったなァ……とっても、疲れた……子守唄あったら、気持ちよく、眠れそう」
男「アホか！ 何言ってんだ。こんな誰も居ないトコで、寝るつもりか！？ 死んじまうぞ」
女「よかった……幻聴でも、君の声が聞けてさ……なんか、満足……夢なら、もう覚めないでほしいなぁ」
男「おい、聞いてるのか！？ おい……待てよ、冗談じゃねえぞ……待ってろ、今行く！」
女「ていう夢を見たんだ。休んでる時にさ」
男「へぇ……ま、俺も麻疹にかかって休んでたんだけどな」
女「しばらく寂しかったよ。なんで君だけ長引いたんだろうね？」
男「さあな。おおかた、誰かさんを担いで救急車まで運んだ所為じゃないか？」
女「……またまたぁ、冗談でしょ？」
男「……お前、眼鏡だったんだな」
女「……え……ええっ！？」
男「トイレでは静かにな」
こんな終わりはどうだろう。ほすほす
707 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:33:29.03 ID:OQqVY9F60
俺もED投下したくなった。
男「(…コン)」
女「(…コン、コン)」
男「よお」
女「卒業式お疲れ」
男「卒業か」
女「ええ、もうそんな季節なのね｣
男「案外早かったな(お前がいてくれたお陰だ)」
女「言われてみればそうね(君が苦痛を紛らわせてくれたから)」
男「…」
女「…」
男「なあ」
女「なに？」
男「…最後だし、さ」
女「うん…」
男「名前くらい名乗らないか？」
女「…」
男「正直今まではさ、これ以上踏み込んで…この場所にもいられなくなるのが怖くてさ」
女「うん…あたしも」
男「でも…もう卒業するし、結局ここにはもうこれないワケだしさ」
女「そう…だね」
男「…最後ぐらい、お前のことが知りたい」
女「…わかった」
男「俺は５組の田淵」
女「私は…１組の山下」
男「…！」
女「卒業おめでとう」
男「ありがとう、またな」
女「…！」
男「(…コン)」
女「(…コン、コン)」
男「よお」
女「卒業式お疲れ」
男「卒業か」
女「ええ、もうそんな季節なのね｣
男「案外早かったな(お前がいてくれたお陰だ)」
女「言われてみればそうね(君が苦痛を紛らわせてくれたから)」
男「…」
女「…」
男「なあ」
女「なに？」
男「…最後だし、さ」
女「うん…」
男「名前くらい名乗らないか？」
女「…」
男「正直今まではさ、これ以上踏み込んで…この場所にもいられなくなるのが怖くてさ」
女「うん…あたしも」
男「でも…もう卒業するし、結局ここにはもうこれないワケだしさ」
女「そう…だね」
男「…最後ぐらい、お前のことが知りたい」
女「…わかった」
男「俺は５組の田淵」
女「私は…１組の山下」
男「…！」
女「卒業おめでとう」
男「ありがとう、またな」
女「…！」
708 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:35:23.29 ID:uWtBI2Sm0
709 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:36:55.15 ID:V40xHQGqO
>>699
俺昨日ID：HzOf4Z4COだけど一連の流れに突っ込んどいてくれればいい
俺昨日ID：HzOf4Z4COだけど一連の流れに突っ込んどいてくれればいい
710 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:42:10.53 ID:OQqVY9F60
男「えー、今年採用となりました田淵と申します。皆さんこれからよろしくお願いします」
あれから５年、中の下だった成績の俺は猛勉強をし教員となってこの学校に帰ってきた。
この学校にはほとんど良い思い出はなかったが、それでももう一度帰ってきたい理由があった。
言うまでもない、あのトイレだ。
男「(懐かしいな…)」
男「(コン…)」
男「…」
女「(…コン、コン)」
男「久しぶり」
女「…本当に久しぶりね、１年間の遅刻よ」
男「ごめん、俺の頭じゃ現役で教員は無理だったわ」
女「待たされる側の身にもなってほしいわ」
男「だからごめんって」
女「まあ許してあげる、最後の言葉通りに戻ってきてくれたんだもの」
男「ああ、これからよろしく、先輩」
おわり
あれから５年、中の下だった成績の俺は猛勉強をし教員となってこの学校に帰ってきた。
この学校にはほとんど良い思い出はなかったが、それでももう一度帰ってきたい理由があった。
言うまでもない、あのトイレだ。
男「(懐かしいな…)」
男「(コン…)」
男「…」
女「(…コン、コン)」
男「久しぶり」
女「…本当に久しぶりね、１年間の遅刻よ」
男「ごめん、俺の頭じゃ現役で教員は無理だったわ」
女「待たされる側の身にもなってほしいわ」
男「だからごめんって」
女「まあ許してあげる、最後の言葉通りに戻ってきてくれたんだもの」
男「ああ、これからよろしく、先輩」
おわり
711 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:42:32.43 ID:t9wNaX8q0
女「あっ……」
男「どうした？」
女「虹が出てるよ」
男「ホントだ」
女「なんか久し振りに見た気がする」
男「俺も」
男（同じものを同じ距離で見ていられる）
女（何気ないことだけどそれが嬉しい）
男（こんな時、普段は薄いと感じる壁が厚い）
女（この壁がもっと薄ければ。――ううん、なければいいのに）
男「なあ」
女「ねえ」
男「な、なに？」
女「そ、そっちこそ」
男「……せーので言わないか？」
女「そうだね」
男女「せーの」
男「一緒に虹を見に行かない？」
女「一緒に虹を見に行こうよ」
虹が二人の架け橋となった、夏を目前に控えたとある日の出来事。
男「どうした？」
女「虹が出てるよ」
男「ホントだ」
女「なんか久し振りに見た気がする」
男「俺も」
男（同じものを同じ距離で見ていられる）
女（何気ないことだけどそれが嬉しい）
男（こんな時、普段は薄いと感じる壁が厚い）
女（この壁がもっと薄ければ。――ううん、なければいいのに）
男「なあ」
女「ねえ」
男「な、なに？」
女「そ、そっちこそ」
男「……せーので言わないか？」
女「そうだね」
男女「せーの」
男「一緒に虹を見に行かない？」
女「一緒に虹を見に行こうよ」
虹が二人の架け橋となった、夏を目前に控えたとある日の出来事。
712 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:45:12.33 ID:XNTdSw4i0
なかせるなバーロー
男「なぁ・・・」
女「なに？・・・」
男「じすれって・・」
女「？」
男「いやわすれてくれ」
女「そう・・・・」
男「なぁ・・・」
女「なに？・・・」
男「じすれって・・」
女「？」
男「いやわすれてくれ」
女「そう・・・・」
713 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:46:25.72 ID:WfPH92+QO
>>710
先生になっても二人の場所って感じが良いな！
先生になっても二人の場所って感じが良いな！
714 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:46:38.44 ID:6BjGL/SfO
朝まで残ってますように
おやすみ
おやすみ
715 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:47:23.15 ID:6tI/U54/0
(なんてイイスレなんだ・・・
動物が出てくる感動する映画やドラマを見たあとの
ふんわり柔らかくて暖かい気持ちに似た 実にオレらしくないこの感覚！)
動物が出てくる感動する映画やドラマを見たあとの
ふんわり柔らかくて暖かい気持ちに似た 実にオレらしくないこの感覚！)
716 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:49:18.61 ID:uWtBI2Sm0
男（明日提出の課題、一文字も手をつけてない）
女（やらなきゃいけないのに、ずっとこの場所にいたい）
男（ずっとこのスレにいたい）
女（成績のための課題か）
男（このひと時のための保守か）
女（答えは）
男（決まってる）
「死守」
女（答えは）
女（やらなきゃいけないのに、ずっとこの場所にいたい）
男（ずっとこのスレにいたい）
女（成績のための課題か）
男（このひと時のための保守か）
女（答えは）
男（決まってる）
「死守」
女（答えは）
717 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:50:01.00 ID:OQqVY9F60
718 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:54:58.43 ID:A0zCg/T90
男（高いな・・・この壁は・・・）
女「どうしたの？ このところずっと浮かない顔して」
男「いや・・・なんでもない」
女「そう？ ならいいんだけど」
男「それよりどこで食おうか？」
女「どこでもいいよ 連れてって」
男「じゃあマックな」
女「分かった」
女「どうしたの？ このところずっと浮かない顔して」
男「いや・・・なんでもない」
女「そう？ ならいいんだけど」
男「それよりどこで食おうか？」
女「どこでもいいよ 連れてって」
男「じゃあマックな」
女「分かった」
719 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:55:05.06 ID:w56ps6YN0
やっべ、>>716 俺が居る
720 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:55:53.57 ID:WfPH92+QO
721 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 00:57:13.62 ID:ckPqjM9O0
暖かい雨に濡れたような気分
傘を差している人にはわからない心地よさ
いいスレだ
傘を差している人にはわからない心地よさ
いいスレだ
722 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:04:29.24 ID:t9wNaX8q0
女「変なこと言うようだけど笑わないで聞いてくれる？」
男「ああ」
女「途中でここに来なくなったりしないよね？」
男「……多分だけど、卒業まで来るよ」
女「本当？」
男「うん。約束、するよ」
女「ありがとう」
女「ウソつき」
男「失礼な。ウソはついてないだろ」
女「卒業するまで来てくれるって言ったのに」
男「そうは言ったけどさ……って街中で腕絡ませるなよ」
女「針千本の代わりにこれで許してあげる」
男「はいはい。わかりましたよ」
女「それと、ケーキも奢りね」
男「そりゃないよ」
女「そうと決まれば急ご！」
男「引っ張るなって、おい――」
経過を省きまくりの終わり方
男「ああ」
女「途中でここに来なくなったりしないよね？」
男「……多分だけど、卒業まで来るよ」
女「本当？」
男「うん。約束、するよ」
女「ありがとう」
女「ウソつき」
男「失礼な。ウソはついてないだろ」
女「卒業するまで来てくれるって言ったのに」
男「そうは言ったけどさ……って街中で腕絡ませるなよ」
女「針千本の代わりにこれで許してあげる」
男「はいはい。わかりましたよ」
女「それと、ケーキも奢りね」
男「そりゃないよ」
女「そうと決まれば急ご！」
男「引っ張るなって、おい――」
経過を省きまくりの終わり方
723 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:09:55.44 ID:iEmPHtGgO
これは近年稀に見る良スレ
全力で保守
全力で保守
724 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:12:47.95 ID:t9wNaX8q0
邪気眼系壁越し
――コンコン
男「ッ！」
女「このノックは奴ら？」
男「ああ。"向こう側"のノックだ」
女「道理で古傷が痛むわけね」
男「準備はいいか？」
女「いつでもいいわ。あなたこそ大丈夫なの？」
男「ああ。抉られた"邪気眼"が暴れたがってる。――行くぞ！」
女「この"壁"の向こうにはいかせない！」
男女「俺たちの戦いはこれからだ！」
――コンコン
男「ッ！」
女「このノックは奴ら？」
男「ああ。"向こう側"のノックだ」
女「道理で古傷が痛むわけね」
男「準備はいいか？」
女「いつでもいいわ。あなたこそ大丈夫なの？」
男「ああ。抉られた"邪気眼"が暴れたがってる。――行くぞ！」
女「この"壁"の向こうにはいかせない！」
男女「俺たちの戦いはこれからだ！」
725 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:13:36.97 ID:Fr5jJ07D0
書いてる内に日付変わっちゃった(´･ω･)
そして何だかまとめサイトまで立ってる！ >>699氏激しく乙！！
卒業式EDは鬱展開じゃなかとよ。…多分。
また長くなってしまったので分割ｲﾀｼﾏｽ…書き手の皆さん、読み手の皆さんｺﾞﾒﾝﾖ…。
そして何だかまとめサイトまで立ってる！ >>699氏激しく乙！！
卒業式EDは鬱展開じゃなかとよ。…多分。
また長くなってしまったので分割ｲﾀｼﾏｽ…書き手の皆さん、読み手の皆さんｺﾞﾒﾝﾖ…。
726 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:14:14.26 ID:A0zCg/T90
女「何にしようか？」
男「何でも良いよ ・・・それくらいの金はある」
女「ちゃんと自分の分は自分で」
男「でもそれだと・・・」
女「男女平等」
男「・・・ありがとう」
女「じゃあハンバーガーで」
男「じゃあ俺も」
（ブーンブーン）
男「携帯なってるぞ」
女「あっほんとだ ちょっとまってて」
男「・・・」
女「ごめん 今すぐ帰らなきゃいけなくなった・・・」
男「いいよ また明日な」
女「ばいばい」
男「何でも良いよ ・・・それくらいの金はある」
女「ちゃんと自分の分は自分で」
男「でもそれだと・・・」
女「男女平等」
男「・・・ありがとう」
女「じゃあハンバーガーで」
男「じゃあ俺も」
（ブーンブーン）
男「携帯なってるぞ」
女「あっほんとだ ちょっとまってて」
男「・・・」
女「ごめん 今すぐ帰らなきゃいけなくなった・・・」
男「いいよ また明日な」
女「ばいばい」
727 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:19:42.16 ID:Fr5jJ07D0
ID書くの忘れた…orz
前ID:U25lh+U60 → 現ID:Fr5jJ07D0 です。
続きの卒業式ED男編を投下させて頂きます…。
初春。しばらく続いた陽気が、桜の蕾を大きくしていた。
気の早い桜は既にその花弁を広げ、校庭を薄桃色に彩っている。
新しい世界へ旅立つ生徒達を、祝福するように。
『あの日から続く、まるで日課のようなそれは、卒業式の日でも変わらない。
誰に強制された訳でもないのに。約束した訳じゃないのに。
僕はそこへ行く。僕を待つ人がいる。理由はそれで十分だ。
あの日から変わらない。何も変わらない。
だけど、それは今日終わる。今日、変える。
いつものようにドアを開け、いつもの個室へ入る。
そして、何度目かの、二人しか知らない挨拶を。』
女「コンコン」
男「何で口で言うの…」
女「だって君しかいないもの」
『彼女は笑って言った。僕は、見慣れた薄い壁を二度ノックした。』
女「待ってたよ」
男「うん」
『いつもと変わらなかった。彼女は僕より早く来て、そこに座っている。』
前ID:U25lh+U60 → 現ID:Fr5jJ07D0 です。
続きの卒業式ED男編を投下させて頂きます…。
初春。しばらく続いた陽気が、桜の蕾を大きくしていた。
気の早い桜は既にその花弁を広げ、校庭を薄桃色に彩っている。
新しい世界へ旅立つ生徒達を、祝福するように。
『あの日から続く、まるで日課のようなそれは、卒業式の日でも変わらない。
誰に強制された訳でもないのに。約束した訳じゃないのに。
僕はそこへ行く。僕を待つ人がいる。理由はそれで十分だ。
あの日から変わらない。何も変わらない。
だけど、それは今日終わる。今日、変える。
いつものようにドアを開け、いつもの個室へ入る。
そして、何度目かの、二人しか知らない挨拶を。』
女「コンコン」
男「何で口で言うの…」
女「だって君しかいないもの」
『彼女は笑って言った。僕は、見慣れた薄い壁を二度ノックした。』
女「待ってたよ」
男「うん」
『いつもと変わらなかった。彼女は僕より早く来て、そこに座っている。』
728 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:21:17.40 ID:MCBQYAFTO
女(―コンコン)
男(コン)
女(コンコンココンコン？)
男(コーン…コンコン)
女(コン！コンコーン！)
男｢なぁ…｣
女｢何〜？｣
男｢ノリでやったがさっぱり意味がわからんのだが｣
女｢安心しなさい、私もわかんないから｣
男女｢コン♪｣
男(コン)
女(コンコンココンコン？)
男(コーン…コンコン)
女(コン！コンコーン！)
男｢なぁ…｣
女｢何〜？｣
男｢ノリでやったがさっぱり意味がわからんのだが｣
女｢安心しなさい、私もわかんないから｣
男女｢コン♪｣
729 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:22:42.70 ID:os8uNt7yO
人の居なくなった頃に保守がてら書くか
まとめの人、乙
ID:aZtgf9oiO
ID:YNE/r7m0O
まとめの人、乙
ID:aZtgf9oiO
ID:YNE/r7m0O
730 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:24:21.04 ID:Fr5jJ07D0
>>727続き
男「君と過ごすこの時間だけは、昨日じゃなかった」
女「大事な、大事な今日だね」
『約束した訳じゃないのに、僕は必ずここへ来る。
君は必ずそこに居る。薄汚れた壁一枚を隔てた、すぐそばに。』
女「それも、今日で終わり」
男「終わりだね」
『終わらせたく無かった。許せなかった。
何故、僕等の間には壁があるのだろう。
こんな、声も筒抜けになるような壁、簡単に壊せる。
赦されるなら、今すぐにでもこの壁を壊したい。何度そう思ったろう。
だけど、僕は壊せない。
この壁は、昨日と今日を変える、僕の壁だから。』
男「でも僕等は、昨日に居ちゃいけないから」
女「うん」
『壁は僕等を近付けて。僕等を何より遠ざける。』
男「君と過ごすこの時間だけは、昨日じゃなかった」
女「大事な、大事な今日だね」
『約束した訳じゃないのに、僕は必ずここへ来る。
君は必ずそこに居る。薄汚れた壁一枚を隔てた、すぐそばに。』
女「それも、今日で終わり」
男「終わりだね」
『終わらせたく無かった。許せなかった。
何故、僕等の間には壁があるのだろう。
こんな、声も筒抜けになるような壁、簡単に壊せる。
赦されるなら、今すぐにでもこの壁を壊したい。何度そう思ったろう。
だけど、僕は壊せない。
この壁は、昨日と今日を変える、僕の壁だから。』
男「でも僕等は、昨日に居ちゃいけないから」
女「うん」
『壁は僕等を近付けて。僕等を何より遠ざける。』
731 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:24:42.42 ID:qExN7fu4O
(^ω^)たまにこういう良スレがあるからたまに来てしまう
まとめどこにある？
まとめどこにある？
732 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:26:07.37 ID:qExN7fu4O
(^ω^)いやなんでもない
まとめのの中の人乙
まとめのの中の人乙
733 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:29:41.54 ID:Fr5jJ07D0
>>730続き これで1人称視点終わり。
女「今日は、先に出るね」
男「行くの…？」
『行かせたくない。』
女「もう、行かないと。お母さん、待ってるから」
男「…解った」
『解ってない。解りたいのはそんなことじゃない。』
女「それじゃ」
男「うん」
『扉の閉まる音が聞こえる。彼女は行った。今日とは違う明日への扉を開けて。
そして、僕は個室のドアを開けた。
窓から射し込む夕日が、酷く眩しくて背けるように俯くと、冷たいタイルの上へ濡れ落ちる、涙に気付いた。
それでも、僕はまだ開けなければならない。
この場所から這い出る為に。』
『男子トイレの扉を開けると、そこはとても静かだった。喧噪は消え、ただ、静かに朱く。
入った時は、まるで違う世界のように見える。
君は卒業した。ここから。後は、僕がこの扉を閉めるだけだ。
そっと、ノブを握り締めた。』
女「今日は、先に出るね」
男「行くの…？」
『行かせたくない。』
女「もう、行かないと。お母さん、待ってるから」
男「…解った」
『解ってない。解りたいのはそんなことじゃない。』
女「それじゃ」
男「うん」
『扉の閉まる音が聞こえる。彼女は行った。今日とは違う明日への扉を開けて。
そして、僕は個室のドアを開けた。
窓から射し込む夕日が、酷く眩しくて背けるように俯くと、冷たいタイルの上へ濡れ落ちる、涙に気付いた。
それでも、僕はまだ開けなければならない。
この場所から這い出る為に。』
『男子トイレの扉を開けると、そこはとても静かだった。喧噪は消え、ただ、静かに朱く。
入った時は、まるで違う世界のように見える。
君は卒業した。ここから。後は、僕がこの扉を閉めるだけだ。
そっと、ノブを握り締めた。』
734 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:36:12.68 ID:uWtBI2Sm0
保守するぜ
735 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:43:39.36 ID:iEmPHtGgO
保守して寝るぜ
明日も残ってますように…
明日も残ってますように…
736 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:47:01.15 ID:MCBQYAFTO
男｢なぁ…｣
女｢ん…？｣
男｢今までありがとうな｣
女｢何よまだ終わってないでしょ？まだ、シャンとしてなさい！｣
男｢うん…｣
女｢終わってからゆっくりまとめ読みながら泣こうよ｣
男｢あぁ、そうするよ｣
女｢じゃあいくよ？｣
男｢あぁ｣
女｢せーの…｣
男女｢保守！｣
女｢ん…？｣
男｢今までありがとうな｣
女｢何よまだ終わってないでしょ？まだ、シャンとしてなさい！｣
男｢うん…｣
女｢終わってからゆっくりまとめ読みながら泣こうよ｣
男｢あぁ、そうするよ｣
女｢じゃあいくよ？｣
男｢あぁ｣
女｢せーの…｣
男女｢保守！｣
737 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:48:02.86 ID:KBwcn539O
ほしゅ
738 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:54:25.00 ID:WN0rWbjp0
(´-`;).｡ｏＯ（ネタが無い。やらせはせん、やらせはせんぞ）
739 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:55:51.01 ID:WVVvZOlW0
とんでもない神スレと出会えたみたいだｗ
とりあえず保守
とりあえず保守
740 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:59:09.51 ID:4uhFjemrO
最初便所飯言うから刑務所のお話かとオモタ
741 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 01:59:25.21 ID:uWtBI2Sm0
みんな薄々気づいてると思うけど、ここは良スレじゃないよね
神スレだよね
神スレだよね
742 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:02:07.13 ID:Fr5jJ07D0
誰も居なくなっちゃったかな(´･ω･)
さすがに眠くなってしまったので、
ラストシーンは明日、また仕事の合間にでも投下しまする…orz
男「僕は…」（きっと…）
女「私は…」（どこまでも…）
男「死ぬほど痛いこの壁を…」（二人の力で…）
女「必ず超える為に…」（その時を迎える為に…）
女「 絶 対 保 守 だ ァ ァ ァ ッ ！ ！」
男「文字だと解り難いよ、君の素直ヒート」
さすがに眠くなってしまったので、
ラストシーンは明日、また仕事の合間にでも投下しまする…orz
男「僕は…」（きっと…）
女「私は…」（どこまでも…）
男「死ぬほど痛いこの壁を…」（二人の力で…）
女「必ず超える為に…」（その時を迎える為に…）
女「 絶 対 保 守 だ ァ ァ ァ ッ ！ ！」
男「文字だと解り難いよ、君の素直ヒート」
743 ： ◆41zceJmqdc ：2007/06/01(金) 02:02:25.41 ID:9K0uNr9V0
I know you. But I know only your voice.
I wish to know more you. But it is forbidden.
Who are you?
『プロローグ。』
なんでもないただの学校のトイレ。
そこに学校の間、居続けるようになって一ヶ月。
便所飯にも慣れて淡々と暮らす学校生活。今日も飯は一人。
たまに誰かが来ては去る。そんな弁当の時間。
俺は、その日にいつもと違う音を聞いた。壁の、向こう側から。
―――ひく・・・ぐすっ・・・うぅ・・・・・。
泣き声だった。か細い、女の子の声。
最初、俺はそれを無視していた。最初、は。
余計な介入も、余計な友情も俺はほしくなかったからだ。
それが毎日続いて、数日経ったある日。
―――ひく・・・ぐすっ・・・うぅ・・・・・。
「・・・・・おい」
これが、始まりだった。
続く。
I wish to know more you. But it is forbidden.
Who are you?
『プロローグ。』
なんでもないただの学校のトイレ。
そこに学校の間、居続けるようになって一ヶ月。
便所飯にも慣れて淡々と暮らす学校生活。今日も飯は一人。
たまに誰かが来ては去る。そんな弁当の時間。
俺は、その日にいつもと違う音を聞いた。壁の、向こう側から。
―――ひく・・・ぐすっ・・・うぅ・・・・・。
泣き声だった。か細い、女の子の声。
最初、俺はそれを無視していた。最初、は。
余計な介入も、余計な友情も俺はほしくなかったからだ。
それが毎日続いて、数日経ったある日。
―――ひく・・・ぐすっ・・・うぅ・・・・・。
「・・・・・おい」
これが、始まりだった。
続く。
744 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:05:01.46 ID:uWtBI2Sm0
745 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:10:57.10 ID:5Vd2DKDw0
（追いついたと同時にＰＣの画面をノックしてしまった･･･）
746 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:11:28.91 ID:UiPM6SHDO
wktk
747 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:14:44.51 ID:jTMBsSPC0
748 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:16:08.79 ID:r1bdoufnO
とぅあ
749 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:20:53.26 ID:LwnNTNJQO
保守がてら
男「…」（はぁ、もう学校来たくない、何で俺ばっかり…）
女「…」（私、悪いことしてないのに何で…）
男「うぅ…」ぐすっ
女「えぐ…」ひくっ
男女「「！！」」（誰かいる！！）
男「…」（やばい！今の聞かれた）
女「…」（どうしよ！泣いてるの聞かれちゃった）
男女（（でも…向こうも泣いてた？））
男「ぁ…あの…」（何で声かけてるんだ俺）
女「は…はい…」（何で応えてるんだろ私）
男「えぇと…」（何話そう）
女「…」
男「何があったかわかんないけど、元気だせよ？」
女「…ぷっ、あはは」
男「なんだよ」
女「君も泣いてたじゃない」（なんだろ）
男「う、うるさい」（さっきまでの気分が）
女「ごめんごめん」（嘘みたい）
男女「「…」」
女「…ありがと」
男「お、おぅ」
こうして俺達はここで話す様になった。
男「…」（はぁ、もう学校来たくない、何で俺ばっかり…）
女「…」（私、悪いことしてないのに何で…）
男「うぅ…」ぐすっ
女「えぐ…」ひくっ
男女「「！！」」（誰かいる！！）
男「…」（やばい！今の聞かれた）
女「…」（どうしよ！泣いてるの聞かれちゃった）
男女（（でも…向こうも泣いてた？））
男「ぁ…あの…」（何で声かけてるんだ俺）
女「は…はい…」（何で応えてるんだろ私）
男「えぇと…」（何話そう）
女「…」
男「何があったかわかんないけど、元気だせよ？」
女「…ぷっ、あはは」
男「なんだよ」
女「君も泣いてたじゃない」（なんだろ）
男「う、うるさい」（さっきまでの気分が）
女「ごめんごめん」（嘘みたい）
男女「「…」」
女「…ありがと」
男「お、おぅ」
こうして俺達はここで話す様になった。
750 ：586：2007/06/01(金) 02:31:13.05 ID:3kSlatT6O
保守のため投下。
長編物書きさんは頑張ってください☆
男「俺ん家さ、猫飼ってんだよ」
女「うん」
男「でも、野良猫だったんだ」
女「へぇ」
男「なんかたまたま庭見たら、そいつにゃーにゃーないてたんだよ」
女「ふーん」
男「で、なんか俺牛乳やったんだよ。そしたら、毎日来るようになってさ。」
女「へぇ」
男「気づいたら俺の部屋で毎晩寝てやがんの。」
女「ふふっ」
男「なんで俺ん家だっただろ？」
女「私もそのにゃんこになれたらいいな」
男「！？」
長編物書きさんは頑張ってください☆
男「俺ん家さ、猫飼ってんだよ」
女「うん」
男「でも、野良猫だったんだ」
女「へぇ」
男「なんかたまたま庭見たら、そいつにゃーにゃーないてたんだよ」
女「ふーん」
男「で、なんか俺牛乳やったんだよ。そしたら、毎日来るようになってさ。」
女「へぇ」
男「気づいたら俺の部屋で毎晩寝てやがんの。」
女「ふふっ」
男「なんで俺ん家だっただろ？」
女「私もそのにゃんこになれたらいいな」
男「！？」
751 ：ここでいきなりEnding：2007/06/01(金) 02:37:14.88 ID:WVVvZOlW0
今日は卒業式。
だがこれといって変わった事なんてない
俺はいつものように俯きながら過ごす
ただいつもと違うのは、言いようの無い不安が心を支配していたこと
その理由は自分でもよくわかっていた
男「今日、あいつとはなせるかな…」
俺は卒業式の間もずっとそのことだけを考えていた
ついに学校を卒業する日になっても、あいつの名前すら聞けなかった
壁越しに話すことしかできない俺たちにとって、
今日は正に最後の日だったのだ
そしてあっという間に卒業式は終わり…
男「よしっ！」
俺は一か八か、あの場所に行ってみることにした
752 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:40:56.80 ID:UiPM6SHDO
ほ
753 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:48:21.82 ID:a6t/JkshO
とりあえず読んできた。
いいね。じわじわと感動する。
と良スレに記念カキコ。
いいね。じわじわと感動する。
と良スレに記念カキコ。
754 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:51:09.71 ID:bMgm2boM0
755 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:52:06.72 ID:LwnNTNJQO
それから数日、俺達は他愛のない話をしていた
男「昨日のあれみた？」（相手の事なんて考えてなかった）
女「見た見た。あそこでさ―」（相手の事を知りたいとも思わなかった）
男女「「志村！後ろ後ろー！」」（ただ、独りじゃないと思いたいだけだった）
男女「「あははは」」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
男「予鈴か、んじゃ行くわ」
女「うん。またね」
男「おぅ」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
女「そろそろ私も」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
しかし―
男「昨日のあれみた？」（相手の事なんて考えてなかった）
女「見た見た。あそこでさ―」（相手の事を知りたいとも思わなかった）
男女「「志村！後ろ後ろー！」」（ただ、独りじゃないと思いたいだけだった）
男女「「あははは」」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
男「予鈴か、んじゃ行くわ」
女「うん。またね」
男「おぅ」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
女「そろそろ私も」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
しかし―
756 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 02:57:13.37 ID:FoiteC/T0
ほ
757 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:07:24.95 ID:LwnNTNJQO
女「…はぁ」（いつもの場所誰か入ってるし…）
男「よぅ」（何話そうかな？）
女「…」（ぁ…）
男「おーい」（あれ？）
―コンコン
女「…」（まずい！）
女Ａ「きゃあ！」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ ﾀｯﾀｯﾀ
男「やば…」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
それから数日、物好き達による張り込みのため、俺は行く事が出来なかった―
男「よぅ」（何話そうかな？）
女「…」（ぁ…）
男「おーい」（あれ？）
―コンコン
女「…」（まずい！）
女Ａ「きゃあ！」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ ﾀｯﾀｯﾀ
男「やば…」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
それから数日、物好き達による張り込みのため、俺は行く事が出来なかった―
758 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:21:47.67 ID:LwnNTNJQO
ほとぼりの冷めた頃―
男「…」（そろそろ大丈夫かな）
女「…」ぐすっ（また独りになっちゃった）
男「！！」（泣いてる！）
―コン
女「！」（まさか…）
―コンコン
いつの間にかこれが合図になった―
男「よぅ」
女「ぁ」（よかった）
男「まぁ、泣くなよ」
女「うん。ありがと」（また来てくれた）
人も居ないし保守だけにするかｗ
男「…」（そろそろ大丈夫かな）
女「…」ぐすっ（また独りになっちゃった）
男「！！」（泣いてる！）
―コン
女「！」（まさか…）
―コンコン
いつの間にかこれが合図になった―
男「よぅ」
女「ぁ」（よかった）
男「まぁ、泣くなよ」
女「うん。ありがと」（また来てくれた）
人も居ないし保守だけにするかｗ
759 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:24:45.26 ID:FoiteC/T0
男「こっそりみてたりするんだぜ
俺とおまえしか居ないだろうけどな･･･」
保守
俺とおまえしか居ないだろうけどな･･･」
保守
760 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:31:08.94 ID:32X0rJD00
今うちのトイレはいってコンコンしてたらとなりの住人に怒られた
761 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:36:55.41 ID:LwnNTNJQO
762 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:43:09.00 ID:LwnNTNJQO
―コン
―コンコン
男「この間はごめん、俺が迂濶だった」
女「ううん、気にしてないよ」
男女「「…」」（気まずいな）
女「そろそろテストだね」
男「そうだな。自信ある？」（ありがとう）
女「ない…かな」
男「ないのかよ」
女「そっちはどうなのよ」
男「あるよ。下から数えた方が早いけどな」
女「あははは、ダメじゃんそれ」
いつもと変わらない会話。
しかし―
―コンコン
男「この間はごめん、俺が迂濶だった」
女「ううん、気にしてないよ」
男女「「…」」（気まずいな）
女「そろそろテストだね」
男「そうだな。自信ある？」（ありがとう）
女「ない…かな」
男「ないのかよ」
女「そっちはどうなのよ」
男「あるよ。下から数えた方が早いけどな」
女「あははは、ダメじゃんそれ」
いつもと変わらない会話。
しかし―
763 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:45:36.06 ID:m/snCYJiO
保守ついでに 文才無いけど書かせてくれ
女「ねぇ。」
男「なんだ。」
女「白雪姫って知ってるでしょ？」
男「知ってるけど？」
女「私白雪姫の話が好きなんだ。」
男「へぇー王子様とか憧れちゃったりする？」（あ…）
女「う…うん。」（この流れは）
男女（まずい…）
男「…」（王子様か…）
女「…」（眠り姫か…）
女（私は眠り姫に似ているのかもしれない。目を開けるのが恐くて、殻に閉じこもって。）
（きっと私は待っている。目を覚ましてくれる王子様を。）
（それが誰かも浮かんでしまっている。卑怯だ。それはルール違反。）
（でも…私の目を…）
女「わ、私先にいくね。」（私は逃げる）
男「あ、ああ。」
女（今の関係が壊れるのが恐いから）
すまん。意味わからん内容になった
女「ねぇ。」
男「なんだ。」
女「白雪姫って知ってるでしょ？」
男「知ってるけど？」
女「私白雪姫の話が好きなんだ。」
男「へぇー王子様とか憧れちゃったりする？」（あ…）
女「う…うん。」（この流れは）
男女（まずい…）
男「…」（王子様か…）
女「…」（眠り姫か…）
女（私は眠り姫に似ているのかもしれない。目を開けるのが恐くて、殻に閉じこもって。）
（きっと私は待っている。目を覚ましてくれる王子様を。）
（それが誰かも浮かんでしまっている。卑怯だ。それはルール違反。）
（でも…私の目を…）
女「わ、私先にいくね。」（私は逃げる）
男「あ、ああ。」
女（今の関係が壊れるのが恐いから）
すまん。意味わからん内容になった
764 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:56:48.53 ID:LwnNTNJQO
男「でさ、あれがああなるだろ？」（何か落ち着くな）
女「え？そこはああなるんだよ」（もう独りじゃない）
男「あ、そっちか。サンキュ」（もう独りになりたくない）
女「ううん」（もうあんなに辛いのは嫌）
男女（（でも…））
男「そういや何でこんなとこで勉強してんだ」（向こうは俺の事どう思ってるんだろ…）
女「何でだろね」（向こうは私なんかいなくても平気かも…）
そう思うと何も言えなくなる―
ネタが被る…orz
女「え？そこはああなるんだよ」（もう独りじゃない）
男「あ、そっちか。サンキュ」（もう独りになりたくない）
女「ううん」（もうあんなに辛いのは嫌）
男女（（でも…））
男「そういや何でこんなとこで勉強してんだ」（向こうは俺の事どう思ってるんだろ…）
女「何でだろね」（向こうは私なんかいなくても平気かも…）
そう思うと何も言えなくなる―
ネタが被る…orz
765 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 03:57:11.47 ID:3kSlatT6O
766 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:07:13.90 ID:LwnNTNJQO
書けるかなと思うのは既出ネタばかり保守
767 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:23:24.11 ID:WN0rWbjp0
(´-`;).｡ｏＯ（お腹すいたな……でも今日も大学だしなぁ）
768 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:28:36.80 ID:LwnNTNJQO
>>767にｗｋｔｋ
男「テストどうだった？」（向こうが誰かなんて）
女「いつも通りかな」（本当はすぐにわかった）
男「そうなんだ」（誰がいじめられてるかなんて）
女「そっちはどうだった？」（噂とかですぐにわかる）
男「教えて貰ったから、いつもより出来た」（でも…名前は聞けない）
女「そう。よかったね」（相手にバレてるとわかったら）
男「おぅ、ありがとな」（きっとここからも逃げてしまう）
女「ううん。私も…」（向こうもそうだろうから）
男「何？」（だから聞けない）
女「…何でもない」（相手を失いたくないから）
男「テストどうだった？」（向こうが誰かなんて）
女「いつも通りかな」（本当はすぐにわかった）
男「そうなんだ」（誰がいじめられてるかなんて）
女「そっちはどうだった？」（噂とかですぐにわかる）
男「教えて貰ったから、いつもより出来た」（でも…名前は聞けない）
女「そう。よかったね」（相手にバレてるとわかったら）
男「おぅ、ありがとな」（きっとここからも逃げてしまう）
女「ううん。私も…」（向こうもそうだろうから）
男「何？」（だから聞けない）
女「…何でもない」（相手を失いたくないから）
769 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:38:21.13 ID:WN0rWbjp0
(´-`;).｡ｏＯ（勝手に期待しないでほしいんだが……）
770 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:41:50.57 ID:GY10UhI/0
（なら何故キャラを出す？）
771 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:48:07.65 ID:LwnNTNJQO
男「すまん。もうENDまで書いてたんだな保守」
772 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 04:52:52.53 ID:WN0rWbjp0
人を呼びたかった。というか、どうせＩＤでばれると思った。そこまで勘繰る奴は居ないか。
じゃあ、あと一日頑張ってくれ
じゃあ、あと一日頑張ってくれ
773 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 05:02:35.21 ID:LwnNTNJQO
>>772乙。気が向いたら保守頼むｗそして過疎
男「この間さ―」（これ以上を望んではいけない）
女「マジで？それってさ―」（もし拒絶されたら終わってしまう）
男「そうそう―」（もうあいつなしじゃやっていけない）
女「でしょ？だから―」（だから望まない）
男女（（でも―））
男「やっぱり―」（もっと話していたい）
女「そう―」（もっと傍にいきたい）
男「この間さ―」（これ以上を望んではいけない）
女「マジで？それってさ―」（もし拒絶されたら終わってしまう）
男「そうそう―」（もうあいつなしじゃやっていけない）
女「でしょ？だから―」（だから望まない）
男女（（でも―））
男「やっぱり―」（もっと話していたい）
女「そう―」（もっと傍にいきたい）
774 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 05:19:37.36 ID:LwnNTNJQO
もしかして自分だけ？
いつも通りなはずの会話―
男「そろそろ夏休みだな」（この向こうにあいつが…）
女「そうだね」（この向こうにあの人が…）
男「どっか旅行とか行ったりする？」（そう思うとドキドキする）
女「ううん、別に…」（そう思うと上手く話せない）
男「そうか、家も親戚の所行くくらいだしな」（会話の内容が上手く整理できない）
女「そうなんだ」（何を話していいかわからない）
いつも通りなはずの会話―
男「そろそろ夏休みだな」（この向こうにあいつが…）
女「そうだね」（この向こうにあの人が…）
男「どっか旅行とか行ったりする？」（そう思うとドキドキする）
女「ううん、別に…」（そう思うと上手く話せない）
男「そうか、家も親戚の所行くくらいだしな」（会話の内容が上手く整理できない）
女「そうなんだ」（何を話していいかわからない）
775 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 05:36:54.67 ID:LwnNTNJQO
女「…はぁ」（こんなんじゃあの人に嫌われるかも）
男「でさ……聞こえてる？」（話が面白くなかったか…）
女「え!?ううん！何でもないよ！」（どうしよう！話聞いてなかった！）
男「………」（もしかして俺、うざいのかな）
女「………」（どうしよう！あの人黙っちゃった！何か言わないと！）
女「ぁ「先行くわ」男
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
男（逃げてしまった…）
女（行っちゃった…）ぐすっ
男「でさ……聞こえてる？」（話が面白くなかったか…）
女「え!?ううん！何でもないよ！」（どうしよう！話聞いてなかった！）
男「………」（もしかして俺、うざいのかな）
女「………」（どうしよう！あの人黙っちゃった！何か言わないと！）
女「ぁ「先行くわ」男
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
男（逃げてしまった…）
女（行っちゃった…）ぐすっ
776 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 05:55:49.29 ID:LwnNTNJQO
何の反応もないのは正直寂しい保守
777 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 05:59:43.45 ID:LwnNTNJQO
それから数日、俺は怖くて彼処にいけなかった―
―コン
女「…」えぐっ（今日もいない）
―コン
女「…」ひっく（嫌われちゃった）
―コン
女「…」ぐすっ（もしかしたら）
―コン
女「…」ぐすっ（やっぱりもう来ないよね）
―コン
女「…」えぐっ（今日もいない）
―コン
女「…」ひっく（嫌われちゃった）
―コン
女「…」ぐすっ（もしかしたら）
―コン
女「…」ぐすっ（やっぱりもう来ないよね）
778 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 06:02:28.03 ID:WfPH92+QO
今起きたからとりあえず保守
779 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 06:19:33.08 ID:LwnNTNJQO
女「……」（今日もダメだったらもう諦めよう）
―コン
女「…」（今日もいない。でも、もしかしたら）
―コン
女「…」（やっぱりもう…）
―コンコン
女「！」（まさか）
男「ょ、よぅ」（まだ来てくれてる？）
女「……」ひくっ（よかった、また来てくれた）
男「…」（泣いた？）
女「うゎぁぁぁ」（嫌われてなかった）
男「な、泣くな。わかったから。もう来ないから」（そうか、泣くほど嫌だったのか）
女「ま、待って！」（今度行っちゃったらもう…）
男「だって…泣くほど嫌なんだろ？」（もうここには居られない）
―コン
女「…」（今日もいない。でも、もしかしたら）
―コン
女「…」（やっぱりもう…）
―コンコン
女「！」（まさか）
男「ょ、よぅ」（まだ来てくれてる？）
女「……」ひくっ（よかった、また来てくれた）
男「…」（泣いた？）
女「うゎぁぁぁ」（嫌われてなかった）
男「な、泣くな。わかったから。もう来ないから」（そうか、泣くほど嫌だったのか）
女「ま、待って！」（今度行っちゃったらもう…）
男「だって…泣くほど嫌なんだろ？」（もうここには居られない）
780 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 06:39:47.78 ID:LwnNTNJQO
保守
781 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 06:43:17.98 ID:o/Sy7X7F0
782 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 06:45:52.37 ID:LwnNTNJQO
女「この…間は、ひくっ、ごめん、なさい」（もうあの人のいないのは嫌）
男「いや。俺の方こそ、やっぱり俺なんかと話たくないよな」（やっぱり来なければよかった）
女「ううん、そんな事、ない」（これを言ったらもう後戻りできない）
男「えっ!?」
女「わた…しは、もっと、話し、たい」（拒絶されるのが怖いけど）
男「それって…」（嫌われてなかった）
女「うん…もう、君の、いないのは、嫌」（あの人がいない方がもっと怖い）
男「…」ぐすっ（よかった、またあの子と話せる）
女「私は…男君の事が…好き」
その後、その場所で二人が話す事はなかった――fin――
男「いや。俺の方こそ、やっぱり俺なんかと話たくないよな」（やっぱり来なければよかった）
女「ううん、そんな事、ない」（これを言ったらもう後戻りできない）
男「えっ!?」
女「わた…しは、もっと、話し、たい」（拒絶されるのが怖いけど）
男「それって…」（嫌われてなかった）
女「うん…もう、君の、いないのは、嫌」（あの人がいない方がもっと怖い）
男「…」ぐすっ（よかった、またあの子と話せる）
女「私は…男君の事が…好き」
その後、その場所で二人が話す事はなかった――fin――
783 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:01:34.63 ID:LwnNTNJQO
とりあえず保守
784 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:13:51.45 ID:vqex59+10
保守
785 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:25:33.65 ID:ZjmmdVU6O
落とすにはあまりにも惜しい…イミフに乗ってほしいな…
786 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:27:33.44 ID:vqex59+10
787 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:36:13.01 ID:z+JmLvvSO
保守ざんす
788 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:40:20.34 ID:2MKkL89Y0
age
789 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 07:46:12.23 ID:WkRxGPm9O
クォリティ下がったNE
790 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 08:02:05.89 ID:65Hsr0j20
791 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 08:12:38.37 ID:uWtBI2Sm0
保守するぜ
792 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 08:24:28.07 ID:DI16xNXP0
誰のせいでクオリティが上がった下がったって話ほど不毛なものは無い。
敢えて言うなら自虐だの犯人探しだのが一番よくないと思う。
書きたい人が書きたい時に書きたいものを書くのが新ジャンルなんじゃない？
敢えて言うなら自虐だの犯人探しだのが一番よくないと思う。
書きたい人が書きたい時に書きたいものを書くのが新ジャンルなんじゃない？
793 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 08:39:40.92 ID:PmvfWmwX0
koa/KBTu0とMwzRRWU30とNpEpe/Kf0が俺。
正直EDは失敗したと思ってる。
正直EDは失敗したと思ってる。
794 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 08:48:49.07 ID:PmvfWmwX0
女「じゃあ「アシカ」って十回言って？」
男「アシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカ」
女「サンタクロースが乗ってるのは？」
男「ソリ」
女「……とうとう十回クイズも極めたね」
男「……お互いに一度も引っかからないからな」
男「アシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカアシカ」
女「サンタクロースが乗ってるのは？」
男「ソリ」
女「……とうとう十回クイズも極めたね」
男「……お互いに一度も引っかからないからな」
795 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 08:52:39.09 ID:1FtI4YvtO
(´・ω・｀)
796 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:03:37.38 ID:cn16lYRq0
我慢できない…初だけど書く…皆出かけた頃だろうし保守がてらちょっと発想を変えてみてもいいだろか
ガタン！…ドカドカ…ガン！……
（……ん、隣か。今何時だ…３時。やっと帰ってきたな……）
俺は眠い目をこすって時計を確かめ、今日もガサガサと音が伝わってくる部屋の壁を見遣る。
アパートの隣の部屋の女は、決まってかなりの深夜に帰って来る。
変に壁が薄く（…ナントカ偽装じゃないだろうな？）、また相当に酒を飲んでいるらしい。
やかましく玄関を空ける、放り捨てるように靴を脱ぎ捨て、勢い余って金属のドアに当たりガタンを音を立てる、全部丸聞こえだ。
ベッドをウチの側の壁につけているらしく、そのまま（着替えもしないのだろうか？）バフッと倒れこむ音まで。
それから、
「う〜、なによ、なんだっていうのよ…。あんなこと言わなくたっていいじゃない、あんな…ちくしょー！…」
眠ってしまうまで寝転がったまま延々とグチったりボヤいたりし続けている。
その度にこっちは目が覚め、静かになるまでつきあわされる。
始めは迷惑この上なかったが、環境というのは恐ろしいもので、こんな理不尽な騒音にも慣れてしまった。
それに、
「私はねぇ…これでも一生懸命やってんのよ！私の何が悪いってのよ…」
毎晩飲まなきゃなっていられない程たまったストレスを、どうせ誰も聞いていないだろうと思って、
「そうよぉ…こんなボロボロになるまで働いてるのに…こんなにちゃんとしてるって言うのに」
自分のエゴまるだしの不平を、時には聞くに堪えない憎悪を、
「ふざるけるんじゃないわよ……このくされ×××」（←とても書けない下品な言葉）
独り言に乗せている寂しい女の、舞台裏を盗み聞きするというのは、密かな優越感を俺に抱かせた。
外では誰にも見せない、聞かせられない女の裏側を、俺だけが覗いているというのは、暗い興奮をもたらすものだった。
ガタン！…ドカドカ…ガン！……
（……ん、隣か。今何時だ…３時。やっと帰ってきたな……）
俺は眠い目をこすって時計を確かめ、今日もガサガサと音が伝わってくる部屋の壁を見遣る。
アパートの隣の部屋の女は、決まってかなりの深夜に帰って来る。
変に壁が薄く（…ナントカ偽装じゃないだろうな？）、また相当に酒を飲んでいるらしい。
やかましく玄関を空ける、放り捨てるように靴を脱ぎ捨て、勢い余って金属のドアに当たりガタンを音を立てる、全部丸聞こえだ。
ベッドをウチの側の壁につけているらしく、そのまま（着替えもしないのだろうか？）バフッと倒れこむ音まで。
それから、
「う〜、なによ、なんだっていうのよ…。あんなこと言わなくたっていいじゃない、あんな…ちくしょー！…」
眠ってしまうまで寝転がったまま延々とグチったりボヤいたりし続けている。
その度にこっちは目が覚め、静かになるまでつきあわされる。
始めは迷惑この上なかったが、環境というのは恐ろしいもので、こんな理不尽な騒音にも慣れてしまった。
それに、
「私はねぇ…これでも一生懸命やってんのよ！私の何が悪いってのよ…」
毎晩飲まなきゃなっていられない程たまったストレスを、どうせ誰も聞いていないだろうと思って、
「そうよぉ…こんなボロボロになるまで働いてるのに…こんなにちゃんとしてるって言うのに」
自分のエゴまるだしの不平を、時には聞くに堪えない憎悪を、
「ふざるけるんじゃないわよ……このくされ×××」（←とても書けない下品な言葉）
独り言に乗せている寂しい女の、舞台裏を盗み聞きするというのは、密かな優越感を俺に抱かせた。
外では誰にも見せない、聞かせられない女の裏側を、俺だけが覗いているというのは、暗い興奮をもたらすものだった。
797 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:08:01.77 ID:DI16xNXP0
発想は良い。ストーリーも面白い。
でもそこまで行くとSSじゃなくて小説な希ガス
でもそこまで行くとSSじゃなくて小説な希ガス
798 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:09:08.21 ID:os8uNt7yO
じゃあ俺も書くかー
799 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:14:55.22 ID:cn16lYRq0
その日はちょっと状況が違っていた。
バタン！ドスドス…
（……帰ってきたな……うわ、４時半！今日はまた遅くに帰ってきたな）
「………」
（あれ？何も聞こえてこない…さすがにばったり寝ちまったかな……
……いつもこうだと助かるんだけど、俺のキモくて暗い楽しみが今日はなしか）
「……ウゥ…ウウウゥ…ヒック、グズ…ウワァ…アアアァ……」
（げっ！泣いてる！）
これは経験がなかった。いつもは泣き声までは聞こえてこなかった。
それに、
「もぉイヤだ…死にたい……死んじゃいたいよ……ウウゥ…」
死にたい、という物騒きわまりない言葉が流れてくるのも、初めてだった。
バタン！ドスドス…
（……帰ってきたな……うわ、４時半！今日はまた遅くに帰ってきたな）
「………」
（あれ？何も聞こえてこない…さすがにばったり寝ちまったかな……
……いつもこうだと助かるんだけど、俺のキモくて暗い楽しみが今日はなしか）
「……ウゥ…ウウウゥ…ヒック、グズ…ウワァ…アアアァ……」
（げっ！泣いてる！）
これは経験がなかった。いつもは泣き声までは聞こえてこなかった。
それに、
「もぉイヤだ…死にたい……死んじゃいたいよ……ウウゥ…」
死にたい、という物騒きわまりない言葉が流れてくるのも、初めてだった。
800 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:21:49.47 ID:+D1rbZLmO
まだ残ってたのか…！
今からもう一度最初からよむわｗ
今からもう一度最初からよむわｗ
801 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:27:05.01 ID:cn16lYRq0
「そうよぉ…もう私なんかどうなったっていいのよ……
こんなにがんばってたって誰にも褒めてもらえない……見向きもされない…
みんな私の表向きしか知らないんだ……バカでつまんない女でしかないんだ…
もぅ、さっさと死んじゃいたいよぉ……ウワアアァン……」
段々ヒートアップしてきたらしい。ベッドを両手でバンバン叩く音が聞こえてくる。
ちょっと異常な雰囲気で、俺は緊張感を抱いた。
（…って、別に俺が聞いてやらなきゃいけない訳じゃないのに、なんで緊張してるんだ？
今日はダメだ…無視して寝てしまおう…ここまではつきあいきれない…もう聞きたくない…）
そう、一度は思ったのに、
「……そうよ！もう死んじゃおう！私なんか消えてなくなっちゃったほうがいいんだ！」
何か、ひどく許せない気持になり、
「おい！」
俺も半分頭が寝ていたためか、ついつい、
「ふざけるなよ！死ぬとか言ってんじゃねぇ！」
壁の向こうに答えかけてしまった。
こんなにがんばってたって誰にも褒めてもらえない……見向きもされない…
みんな私の表向きしか知らないんだ……バカでつまんない女でしかないんだ…
もぅ、さっさと死んじゃいたいよぉ……ウワアアァン……」
段々ヒートアップしてきたらしい。ベッドを両手でバンバン叩く音が聞こえてくる。
ちょっと異常な雰囲気で、俺は緊張感を抱いた。
（…って、別に俺が聞いてやらなきゃいけない訳じゃないのに、なんで緊張してるんだ？
今日はダメだ…無視して寝てしまおう…ここまではつきあいきれない…もう聞きたくない…）
そう、一度は思ったのに、
「……そうよ！もう死んじゃおう！私なんか消えてなくなっちゃったほうがいいんだ！」
何か、ひどく許せない気持になり、
「おい！」
俺も半分頭が寝ていたためか、ついつい、
「ふざけるなよ！死ぬとか言ってんじゃねぇ！」
壁の向こうに答えかけてしまった。
802 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:28:37.10 ID:os8uNt7yO
「ふぅ………」(あーぁ、結局、こんなものよね)
「それにしても、随分なところに逃げ込んだものだわ」(よりにもよってトイレの中、か)
「まぁ、私にはお似合いよね」
(学園という閉鎖空間にすら耐えられない私の心を弱いと言うのか)
(クラスメイトに対して、我慢のならないくらいになれ合いを求めた私の心を弱いと言うのか)
「どちらにしても同じこと」(分かっていたこと。気付いていたこと)
「私は、期待なんてするものか」(そう、それは意地のようなもの)
「……そろそろ、ご飯でも食べようっと」
(私は一人)
(いや、私は一人でだって生きていけるのだ)
(他人に何かを任せよう、何かを望もうという、その心を弱さとしよう)
(私は、強くあろうと望むのだ)
「ふぅ………」
＿＿＿コンコン
「ひっ！」
＿＿＿コンコン
「誰か居ますか？」
続く
「それにしても、随分なところに逃げ込んだものだわ」(よりにもよってトイレの中、か)
「まぁ、私にはお似合いよね」
(学園という閉鎖空間にすら耐えられない私の心を弱いと言うのか)
(クラスメイトに対して、我慢のならないくらいになれ合いを求めた私の心を弱いと言うのか)
「どちらにしても同じこと」(分かっていたこと。気付いていたこと)
「私は、期待なんてするものか」(そう、それは意地のようなもの)
「……そろそろ、ご飯でも食べようっと」
(私は一人)
(いや、私は一人でだって生きていけるのだ)
(他人に何かを任せよう、何かを望もうという、その心を弱さとしよう)
(私は、強くあろうと望むのだ)
「ふぅ………」
＿＿＿コンコン
「ひっ！」
＿＿＿コンコン
「誰か居ますか？」
続く
803 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:40:32.26 ID:os8uNt7yO
男「誰か居ますか？」
女「はぁ」(いや、居るには居るけど)
男「さっきから声が聞こえてたんだけど」
女「はい、いますよ」(なんとまぁ薄い壁。これじゃあおちおちトイレにも入れない)
女「それがなにか？」(突き放す口調。それで良い)
男「いや、その……」
女「そうですか」(沈んだ口調の彼。悲しくはならない)
男「………」
女「………」(少し強く、言い過ぎた？)
男「………」
女「………」(そろそろ休み時間も終わりか)
男「じゃあ、また」
女「さようなら」(なんだかんだで、向こうもずっと)
(ひょっとして)
(ひょっとしたら、彼も同じなのかもしれない)
(でもそれは、きっと私には関係のないこと)
女「またなんて、ない」
続く
女「はぁ」(いや、居るには居るけど)
男「さっきから声が聞こえてたんだけど」
女「はい、いますよ」(なんとまぁ薄い壁。これじゃあおちおちトイレにも入れない)
女「それがなにか？」(突き放す口調。それで良い)
男「いや、その……」
女「そうですか」(沈んだ口調の彼。悲しくはならない)
男「………」
女「………」(少し強く、言い過ぎた？)
男「………」
女「………」(そろそろ休み時間も終わりか)
男「じゃあ、また」
女「さようなら」(なんだかんだで、向こうもずっと)
(ひょっとして)
(ひょっとしたら、彼も同じなのかもしれない)
(でもそれは、きっと私には関係のないこと)
女「またなんて、ない」
続く
804 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:44:49.32 ID:DiCuzcsi0
>>801の続きにwktk
805 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:49:17.95 ID:cn16lYRq0
「……誰！？」
（って、やべぇ！やっちまった！）
もうこうなったらヤケだ。キモい奴認定してもらおう。
「アンタいつも夜中に帰ってきてはグチってたよな？こっちは毎晩聞かされてんだよ！」
壁の向こうからは何も聞こえてこない。ただ、息をのんでいるような感じは伝わってきた。
「アンタが自分の言葉通り努力しているのに誰にも評価されないかわいそうな奴なのか、
それともただ独り言でしか自分をかばって、正当化できない根暗女なのかは知らないけどさ！」
「……なによ、勝手に聞くんじゃ」反論が帰ってくるが、俺は無視して畳みかけた。
「アンタがこんな遅くまで働いて帰ってきて、ボロボロになるまでがんばっているのは分かるよ。
俺はさぁ、アンタと違って、親のすねかじってこの部屋住ませてもらって二流の大学通ってるんだよ！
同じ高校の出身者もいないし、大学デビューなんかできなくて、一日中話し相手もいないさ！正直もう辞めちまいたいよ！
それに引き換えアンタ、ちゃんと自分で働いて稼いでんだろ？アンタの方がよっぽどエラいよ！
だから死ぬとか、そういう言っちゃいけないことは言うな！いつもどおりつまんないグチ言ってとっとと寝ろ！」
思うざま言ってやった。完璧俺キモい奴な。
壁の向こうは、しばらく静かにしていたが、
「なによ！、分かったことような口聞くんじゃないわよっ！！」
ガツン！と壁を殴ってきて、そして沈黙した。
泣き声は、聞こえてこなかった。
（って、やべぇ！やっちまった！）
もうこうなったらヤケだ。キモい奴認定してもらおう。
「アンタいつも夜中に帰ってきてはグチってたよな？こっちは毎晩聞かされてんだよ！」
壁の向こうからは何も聞こえてこない。ただ、息をのんでいるような感じは伝わってきた。
「アンタが自分の言葉通り努力しているのに誰にも評価されないかわいそうな奴なのか、
それともただ独り言でしか自分をかばって、正当化できない根暗女なのかは知らないけどさ！」
「……なによ、勝手に聞くんじゃ」反論が帰ってくるが、俺は無視して畳みかけた。
「アンタがこんな遅くまで働いて帰ってきて、ボロボロになるまでがんばっているのは分かるよ。
俺はさぁ、アンタと違って、親のすねかじってこの部屋住ませてもらって二流の大学通ってるんだよ！
同じ高校の出身者もいないし、大学デビューなんかできなくて、一日中話し相手もいないさ！正直もう辞めちまいたいよ！
それに引き換えアンタ、ちゃんと自分で働いて稼いでんだろ？アンタの方がよっぽどエラいよ！
だから死ぬとか、そういう言っちゃいけないことは言うな！いつもどおりつまんないグチ言ってとっとと寝ろ！」
思うざま言ってやった。完璧俺キモい奴な。
壁の向こうは、しばらく静かにしていたが、
「なによ！、分かったことような口聞くんじゃないわよっ！！」
ガツン！と壁を殴ってきて、そして沈黙した。
泣き声は、聞こえてこなかった。
806 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 09:49:55.71 ID:V40xHQGqO
男「それで昨日はサヨナラ負けだよ」
女「野球みるんだね。お父さんみたいだよ」
男「やっぱりお父さんは野球見るのか？」
女「いっつもみてるよ。君の家ではみてないの？」
男「うちは父さんいないかなぁ…」
女「そっかぁ」（これ以上は踏み込んではいけない）
男「今どき片親なんか珍しくもないのにな」（これ以上はしゃべらない）
女「…」（踏み込んだら壊れてしまう）
男「へんなこといってごめん。忘れて」（一度悩みを打ち明けてしまったら）
女「こっちこそごめん…」（暗黙のルールを破ってしまったら）
男女((もうここにかえってこれない))
女「野球みるんだね。お父さんみたいだよ」
男「やっぱりお父さんは野球見るのか？」
女「いっつもみてるよ。君の家ではみてないの？」
男「うちは父さんいないかなぁ…」
女「そっかぁ」（これ以上は踏み込んではいけない）
男「今どき片親なんか珍しくもないのにな」（これ以上はしゃべらない）
女「…」（踏み込んだら壊れてしまう）
男「へんなこといってごめん。忘れて」（一度悩みを打ち明けてしまったら）
女「こっちこそごめん…」（暗黙のルールを破ってしまったら）
男女((もうここにかえってこれない))
807 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:00:48.19 ID:os8uNt7yO
＿＿＿コンコン
＿＿＿コン、コン
男「またいた」(そうしてまた二人で出合う)
女「またきた」(待ち合わせるが正しいのかもしれない)
男「今日はどうする？」(明日には消えるかもしれない関係)
女「しりとり……は、極めたんだっけ？」(今日まで続いてきてしまった関係)
男「素数でも数える？」(他愛もない会話)
女「あは、また木下先生の受け売りじゃない」(勘違いしそうになる対話)
男「あれ？ そうだっけ？」(間違えるな)
女「そうよ。ほらこの前だって、乗数を順番に言うなんて遊び持ってきたんだら」(よりかかるな)
男「あー、しまったな」(ならば、そろそろ限界ということ)
女「…もう休み時間も終わりね」(踏み込まずに過ごすならば、ここまでの距離)
男「うん、そうだな」(時間は有限)
女「それじゃさよなら」(私たちはきっと踏み込まないだろう)
男「またな」(いつだってこうして別れるのだ)
＿＿＿っ。
女(だって言うのに、またって、そういうのは酷い)
＿＿＿期待はしないと、そう決めたのだから。
続く
＿＿＿コン、コン
男「またいた」(そうしてまた二人で出合う)
女「またきた」(待ち合わせるが正しいのかもしれない)
男「今日はどうする？」(明日には消えるかもしれない関係)
女「しりとり……は、極めたんだっけ？」(今日まで続いてきてしまった関係)
男「素数でも数える？」(他愛もない会話)
女「あは、また木下先生の受け売りじゃない」(勘違いしそうになる対話)
男「あれ？ そうだっけ？」(間違えるな)
女「そうよ。ほらこの前だって、乗数を順番に言うなんて遊び持ってきたんだら」(よりかかるな)
男「あー、しまったな」(ならば、そろそろ限界ということ)
女「…もう休み時間も終わりね」(踏み込まずに過ごすならば、ここまでの距離)
男「うん、そうだな」(時間は有限)
女「それじゃさよなら」(私たちはきっと踏み込まないだろう)
男「またな」(いつだってこうして別れるのだ)
＿＿＿っ。
女(だって言うのに、またって、そういうのは酷い)
＿＿＿期待はしないと、そう決めたのだから。
続く
808 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:02:49.63 ID:cn16lYRq0
それから、夜毎のグチはやんでしまった。
夜中に帰って来る音がするのは相変わらずなのだが、静かに帰ってきて、静かにしている。
実はこれまでは、（休講などで）昼間ウチにいると、正午前あたりにバタバタと起き出してシャワーを浴びる音が聞こえたものだが、
最近はちゃんと帰ってきてすぐ風呂に入っているらしい（ちょっと興奮。俺キモすぎww）。
ある夜のこと。俺は読みかけの本が気になって珍しく夜更かししていた。
カツン、カツン…パタパタ…
（お、帰ってきたな）外の廊下を歩く音が聞こえてきた。ところが、
（……あれ、部屋に入っていかないな。ん？俺んちの玄関の前に、立ってる？）
ウチのドアの前から気配が動かない。
やがて、ガサガサを何かを取り出すような音がした後、
ガタンッ！
ドアに付いている新聞受けになにか投げ込んで、それから自分の部屋に入っていった。
夜中に帰って来る音がするのは相変わらずなのだが、静かに帰ってきて、静かにしている。
実はこれまでは、（休講などで）昼間ウチにいると、正午前あたりにバタバタと起き出してシャワーを浴びる音が聞こえたものだが、
最近はちゃんと帰ってきてすぐ風呂に入っているらしい（ちょっと興奮。俺キモすぎww）。
ある夜のこと。俺は読みかけの本が気になって珍しく夜更かししていた。
カツン、カツン…パタパタ…
（お、帰ってきたな）外の廊下を歩く音が聞こえてきた。ところが、
（……あれ、部屋に入っていかないな。ん？俺んちの玄関の前に、立ってる？）
ウチのドアの前から気配が動かない。
やがて、ガサガサを何かを取り出すような音がした後、
ガタンッ！
ドアに付いている新聞受けになにか投げ込んで、それから自分の部屋に入っていった。
809 ：駄文失礼。終了なんで大学行ってきます：2007/06/01(金) 10:23:37.73 ID:cn16lYRq0
なんだろう？キモい隣人に爆弾でも投げ込んでいったかな？
新聞受けを開けてみると、チョコレートが入っていた。
銀座とかで売ってそうな、落ち着いた柄の箱に入った生チョコだ。
カードがリボンに挟まっている。
『お説教代です。こたえました。でも、おかげで冷静になって自分を見つめ直すきっかけになりました。転職することにします』
裏にも何か書いている。
『勝手に聞くな！キモいんだよスネかじり！』
聞こえてしまうのは壁が薄いせいです、お姉さま。。。
調子に乗って、壁をノックしてみた。
コンコン、「チョコありがとう」
少しして、向こうからも、
コン、「どういたしまして。こちらこそお騒がせしました」
「なんかグチある？良かったら聞きましょうか？」
「調子に乗るな！……まぁ、あるにはあるけど……。実は、今日辞職願叩きつけて来たんだけど…」
以来壁越しに、向こうは中々仕事が見つからないグチを、こっちは学校で友達がいないグチを言い合う妙な習慣が始まった。 了
新聞受けを開けてみると、チョコレートが入っていた。
銀座とかで売ってそうな、落ち着いた柄の箱に入った生チョコだ。
カードがリボンに挟まっている。
『お説教代です。こたえました。でも、おかげで冷静になって自分を見つめ直すきっかけになりました。転職することにします』
裏にも何か書いている。
『勝手に聞くな！キモいんだよスネかじり！』
聞こえてしまうのは壁が薄いせいです、お姉さま。。。
調子に乗って、壁をノックしてみた。
コンコン、「チョコありがとう」
少しして、向こうからも、
コン、「どういたしまして。こちらこそお騒がせしました」
「なんかグチある？良かったら聞きましょうか？」
「調子に乗るな！……まぁ、あるにはあるけど……。実は、今日辞職願叩きつけて来たんだけど…」
以来壁越しに、向こうは中々仕事が見つからないグチを、こっちは学校で友達がいないグチを言い合う妙な習慣が始まった。 了
810 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:23:47.07 ID:V40xHQGqO
男「いっててて…」
女「…どうしたの？」
男「今日はもういたのか…」
女「うん。さっきの授業さぼったから…」
男「さっき体育の時間でちょっとな…」（ボールぶつけられたなんていえない）
女「足でも捻った？大丈夫？」（彼はきっと何かをされたんだろうな…）
男「ううん。大丈夫だよ」（学校はつらい…）
女「そっか…気をつけてね…」（他人はみんな無関心だ…）
男女((でも学校にこれれば…))
男「……そうそう、昨日テレビでさぁ…」（寄り所があるから）
女「火サス？」（支えがあるから）
女「…どうしたの？」
男「今日はもういたのか…」
女「うん。さっきの授業さぼったから…」
男「さっき体育の時間でちょっとな…」（ボールぶつけられたなんていえない）
女「足でも捻った？大丈夫？」（彼はきっと何かをされたんだろうな…）
男「ううん。大丈夫だよ」（学校はつらい…）
女「そっか…気をつけてね…」（他人はみんな無関心だ…）
男女((でも学校にこれれば…))
男「……そうそう、昨日テレビでさぁ…」（寄り所があるから）
女「火サス？」（支えがあるから）
811 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:32:23.99 ID:1iL2wiQK0
812 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:34:10.14 ID:1iL2wiQK0
新聞受けにメモ書きが投げ込んであった。
『下の部屋の者です。中々のお説教、よかったです。
でもここからが正念場だな、グチを聞かせてくれる程に心を許してくれた次は、
ベランダで語り合える仲を目指してみるのが順当かな？
壁を越えた仲になれるよう、君の口説きテクに期待w』
……いつのまにかギャラリーがついていた。
『下の部屋の者です。中々のお説教、よかったです。
でもここからが正念場だな、グチを聞かせてくれる程に心を許してくれた次は、
ベランダで語り合える仲を目指してみるのが順当かな？
壁を越えた仲になれるよう、君の口説きテクに期待w』
……いつのまにかギャラリーがついていた。
814 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:52:04.22 ID:3VPpQISK0
あれから何年経っただろう。俺はまた母校校の土を踏んだ。
辛かった筈のあの日々が懐かしく感じるのはきっと、彼女と過ごした数ヶ月があるからだ。
名前も、顔も知る事無く別れたあの子は今何をしているのだろう･･･。
そんなことを考えていると俺の順番が回ってきた。
男「新任の男です。数学を担当します。若輩者ですがよろしくお願いします」
そう、俺は教師になった。別になりたくてなった訳じゃない。あの頃のように惰性に身を任せていたらこうなった。
それでもこの学校を志望したのはやはり、あの頃が特別だったからかもしれない。
隣で同じ新任の女性がやや緊張気味に、しかしはきはきと挨拶を述べている。彼女は英語教諭らしい。
俺と同窓らしいが、きっと彼女は俺の事なんか知らないだろうな。
あの時のあの子に重ね合わせて、俺はほんの少し微笑みを浮かべた。
彼女がきょとんとした風にこちらを見つめてきたので慌てて目を逸らした。
afterモノを書いてみようかと･･･。
辛かった筈のあの日々が懐かしく感じるのはきっと、彼女と過ごした数ヶ月があるからだ。
名前も、顔も知る事無く別れたあの子は今何をしているのだろう･･･。
そんなことを考えていると俺の順番が回ってきた。
男「新任の男です。数学を担当します。若輩者ですがよろしくお願いします」
そう、俺は教師になった。別になりたくてなった訳じゃない。あの頃のように惰性に身を任せていたらこうなった。
それでもこの学校を志望したのはやはり、あの頃が特別だったからかもしれない。
隣で同じ新任の女性がやや緊張気味に、しかしはきはきと挨拶を述べている。彼女は英語教諭らしい。
俺と同窓らしいが、きっと彼女は俺の事なんか知らないだろうな。
あの時のあの子に重ね合わせて、俺はほんの少し微笑みを浮かべた。
彼女がきょとんとした風にこちらを見つめてきたので慌てて目を逸らした。
afterモノを書いてみようかと･･･。
815 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:52:06.32 ID:iEmPHtGgO
保守るぜ
816 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:53:39.03 ID:RlJUjnsN0
817 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 10:53:46.32 ID:V40xHQGqO
男「今日のお弁当は？」
女「じゃーん。タコさんウィンナー」
男「いや、みえないよ…」
女「しってるよ。君は？」
男「コンビニ弁当。390円」
女「コンビニお弁当の時って結構あるよね？」
男「まぁね…母さんもいそがしいんだよ…」
女「……ん」（地雷踏んだかな…）
男「家に帰るとき君の家は明かりがついてる？」（だめだ。何をしゃべろうとしてる）
女「……ついてるよ…」（踏み込ませるの…ルールは…？）
男「俺の家はいつも………暗い話しだな！ごめん！俺ちょっと出るわ！」
バタン…ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…
女（彼泣いてたな…でも触れちゃいけない。触れたらきっと近づきたくなるから…）
女「じゃーん。タコさんウィンナー」
男「いや、みえないよ…」
女「しってるよ。君は？」
男「コンビニ弁当。390円」
女「コンビニお弁当の時って結構あるよね？」
男「まぁね…母さんもいそがしいんだよ…」
女「……ん」（地雷踏んだかな…）
男「家に帰るとき君の家は明かりがついてる？」（だめだ。何をしゃべろうとしてる）
女「……ついてるよ…」（踏み込ませるの…ルールは…？）
男「俺の家はいつも………暗い話しだな！ごめん！俺ちょっと出るわ！」
バタン…ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…
女（彼泣いてたな…でも触れちゃいけない。触れたらきっと近づきたくなるから…）
818 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:04:53.79 ID:3VPpQISK0
>>814 の続き
男「懐かしいなぁ、ここ」
あの時のトイレは今もそのままで改修も取り壊しもされずに未だにそこにあった。
いつも使ってた個室に入ると、自分が書いた落書きがまだあって、時間が巻き戻ったかのような錯覚に陥る。
（コンッ）
思わず体が勝手に動いた。･･･返事なんかある訳ないのにな。
（コンコンッ）
男「･･･え？」
???「え！？」
男「懐かしいなぁ、ここ」
あの時のトイレは今もそのままで改修も取り壊しもされずに未だにそこにあった。
いつも使ってた個室に入ると、自分が書いた落書きがまだあって、時間が巻き戻ったかのような錯覚に陥る。
（コンッ）
思わず体が勝手に動いた。･･･返事なんかある訳ないのにな。
（コンコンッ）
男「･･･え？」
???「え！？」
819 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:10:04.59 ID:/MeK76T90
あげますね
820 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:17:22.30 ID:3VPpQISK0
>>818 の続き
今日は始業式の前日、生徒はほとんど校舎にいない。ましてや校舎の隅っこのこんなボロいトイレに人がいる訳が無い。
（それにこの声は･･･）
男「えーっと、女先生？」
女「へ？ ええっ、男先生！？」
男＆女「なんでここに居るんですか！？」
後になって笑い話になる僕と彼女の二度目の出会い。それでもその時はただ慌てて、外に出ればいいのに昔のように壁を挟んで相手に言葉を投げかけていた。
･･････べたべたの内容です。申し訳ない；
今日は始業式の前日、生徒はほとんど校舎にいない。ましてや校舎の隅っこのこんなボロいトイレに人がいる訳が無い。
（それにこの声は･･･）
男「えーっと、女先生？」
女「へ？ ええっ、男先生！？」
男＆女「なんでここに居るんですか！？」
後になって笑い話になる僕と彼女の二度目の出会い。それでもその時はただ慌てて、外に出ればいいのに昔のように壁を挟んで相手に言葉を投げかけていた。
･･････べたべたの内容です。申し訳ない；
821 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:23:16.56 ID:GWPR0Vbn0
822 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:27:14.12 ID:uWtBI2Sm0
823 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:33:02.07 ID:/MeK76T90
アリだ
824 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:37:20.74 ID:LGrswv0tO
ほぎー
825 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:46:23.65 ID:3VPpQISK0
（コン）
（コンコンッ）
男生徒「おっす」
女生徒「おっす」
男生徒「今日のメシは？」
女生徒「･･･相変わらず購買のパンです」
男生徒「ぷっ。俺もだよ」
女生徒「あはは、相変わらずだねぇ」
男生徒「次の授業は？」
女生徒「次？ 数学〜♪」
男生徒「･･･嬉しそうだな」
女生徒「だって男先生だよ？ いい人だしちょっとカッコいいし」
男生徒「へぇ〜･･･」
女生徒「ムッ。何よその反応。それよりキミは？」
男生徒「女先生の英語。あの人も優しいしカワイイよな･･･」
女生徒「･･･あっそ。じゃあわたしもう出るから」(なんでムカムカするんだろう。わたしには関係ないことなのに)
男生徒「お、おう。じゃあな」(引き止めたいけど、俺にはそんな資格ない)
〜〜〜
（コンッ）
（コンコン）
女「･･･行ったみたいね」
男「･･･だな」
女「懐かしいわね。ああゆうの」
男「･･･そお言う俺らもなんで今になっても便所飯なんだ？」
女「まあいいじゃないｗ それより良かったわね男君。『カッコいい』だって」
男「なんか言葉に険があるな･･･。お前だって『カワイイ』て言われてたじゃねーか」
女「あら？ 焼いてるの」
男「うるせえ」
（コンコンッ）
男生徒「おっす」
女生徒「おっす」
男生徒「今日のメシは？」
女生徒「･･･相変わらず購買のパンです」
男生徒「ぷっ。俺もだよ」
女生徒「あはは、相変わらずだねぇ」
男生徒「次の授業は？」
女生徒「次？ 数学〜♪」
男生徒「･･･嬉しそうだな」
女生徒「だって男先生だよ？ いい人だしちょっとカッコいいし」
男生徒「へぇ〜･･･」
女生徒「ムッ。何よその反応。それよりキミは？」
男生徒「女先生の英語。あの人も優しいしカワイイよな･･･」
女生徒「･･･あっそ。じゃあわたしもう出るから」(なんでムカムカするんだろう。わたしには関係ないことなのに)
男生徒「お、おう。じゃあな」(引き止めたいけど、俺にはそんな資格ない)
〜〜〜
（コンッ）
（コンコン）
女「･･･行ったみたいね」
男「･･･だな」
女「懐かしいわね。ああゆうの」
男「･･･そお言う俺らもなんで今になっても便所飯なんだ？」
女「まあいいじゃないｗ それより良かったわね男君。『カッコいい』だって」
男「なんか言葉に険があるな･･･。お前だって『カワイイ』て言われてたじゃねーか」
女「あら？ 焼いてるの」
男「うるせえ」
826 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:47:59.07 ID:3VPpQISK0
すまん。
×焼いてる
○妬いてる
だ。一応これで終わり。
827 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 11:49:31.02 ID:GWPR0Vbn0
828 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:04:43.72 ID:V40xHQGqO
女「うぐっ…ひっく…ふぇ…」
男「…」（今日はいきなりか…）
女「ひっく…うぅ…」
男「今日はどうしました？」
女「靴…ない…隠された…ひっく…」
男「…………。奇遇だな。俺も靴がないんだよ。隠されたのかな？」
女「えっ？そうなの？奇遇だね。えへへ…ひっく…今スリッパ？」
男「そうスリッパ。今時靴隠すなんてやらないよな。俺の物が欲しいやつなんているんだな」（ほんとは靴はあるけど…）
女「えへへ。物好きもいるんだね」
男「おいっ。どういう意味だよ」（同じ傷みを共有するのも…）
女「あははっ」
男「ほんとにもぅ」（たまには悪くない…かな…）
男「…」（今日はいきなりか…）
女「ひっく…うぅ…」
男「今日はどうしました？」
女「靴…ない…隠された…ひっく…」
男「…………。奇遇だな。俺も靴がないんだよ。隠されたのかな？」
女「えっ？そうなの？奇遇だね。えへへ…ひっく…今スリッパ？」
男「そうスリッパ。今時靴隠すなんてやらないよな。俺の物が欲しいやつなんているんだな」（ほんとは靴はあるけど…）
女「えへへ。物好きもいるんだね」
男「おいっ。どういう意味だよ」（同じ傷みを共有するのも…）
女「あははっ」
男「ほんとにもぅ」（たまには悪くない…かな…）
829 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:11:05.37 ID:QXAFg0BG0
830 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:23:14.81 ID:/MeK76T90
ええスレ
831 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:36:56.74 ID:/MeK76T90
あげるよ
832 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:39:33.30 ID:3VPpQISK0
ほしゅ
833 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:41:25.91 ID:hCg10Td5O
保守
834 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:43:38.17 ID:Fr5jJ07D0
('A`)昼休憩 続き書きたいﾃﾞｽ…せんｓ
>>813
お隣さんｲｲ！
ベランダの壁（緊急時ﾌﾞﾁ破るｱﾚ）越しも良いですね。
書き手氏が増えて嬉しい限り。
1000までに間に合うかな…。
女「ほ、保守なんてしないんだからなぁぁぁぁぁ！！」
男「…ツンデレヒートか？」
>>813
お隣さんｲｲ！
ベランダの壁（緊急時ﾌﾞﾁ破るｱﾚ）越しも良いですね。
書き手氏が増えて嬉しい限り。
1000までに間に合うかな…。
女「ほ、保守なんてしないんだからなぁぁぁぁぁ！！」
男「…ツンデレヒートか？」
835 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:51:42.19 ID:yYPVA+vIO
ほ
836 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:53:44.83 ID:EzQORbuvO
837 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 12:56:47.67 ID:/MeK76T90
ほっしゃん
838 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:00:00.60 ID:kjkKALPRO
男｢コンコン(今日は、いないな)｣
男｢････｣
女｢････ヒック･･･｣
男｢･････｣
男｢････｣
女｢････ヒック･･･｣
男｢･････｣
839 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:00:19.13 ID:uWtBI2Sm0
>>828
とてもいい
とてもいい
840 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:02:24.83 ID:iEmPHtGgO
ほしゅぴたる
841 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:09:27.03 ID:/MeK76T90
このスレ好きだからあげてみるよ
このスレをちらちら携帯で覗いてしまうぜ
俺的に｢好き｣とか｢寂しい｣とかは口に出さないで欲しいな…男 女 の性格的に…。
844 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:18:23.49 ID:kjkKALPRO
男｢････｣
女｢････｣
男女｢あのっ･････｣
男女｢･････････｣
女｢････｣
男女｢あのっ･････｣
男女｢･････････｣
845 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:23:38.21 ID:zCpY2ivwO
男、女(ｺﾝｯｺﾝｯ)←同時に
男、女(いないのか…)ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
男、女(いないのか…)ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
846 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:25:56.71 ID:V40xHQGqO
男「いい天気だな…」
女「……うん…ぽかぽかする…」
男「あったかい…」
女「春だしね…」
男「うとうとくるな…ちょっと壁に寄り掛かるわ…」
女「うん…あたしも…」
男「ねむい…」
女「ん………」
男「…………」
女「…………」
男女((ちょっとだけ…おやすみ…))
女「……うん…ぽかぽかする…」
男「あったかい…」
女「春だしね…」
男「うとうとくるな…ちょっと壁に寄り掛かるわ…」
女「うん…あたしも…」
男「ねむい…」
女「ん………」
男「…………」
女「…………」
男女((ちょっとだけ…おやすみ…))
847 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:28:13.53 ID:KB0E9SauO
848 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:29:51.46 ID:uWtBI2Sm0
849 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:33:27.91 ID:+D1rbZLmO
ようやく追いついた…最初からよんで三時間かかったｗ
途中で流れや設定が大幅に変わってしまっているのが残念。
でも皆さん乙です！
途中で流れや設定が大幅に変わってしまっているのが残念。
でも皆さん乙です！
850 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:37:41.89 ID:hk0YsNPK0
これってトイレの中じゃないの？
851 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:41:46.94 ID:V40xHQGqO
>>850
俺は二日前からそのツモりで書いてるよ
俺は二日前からそのツモりで書いてるよ
852 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:41:54.28 ID:KB0E9SauO
>>850
洋式だったら寝れないこともない。
洋式だったら寝れないこともない。
853 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:50:31.16 ID:/MeK76T90
あげるぜ
854 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 13:59:12.82 ID:8Jl7gEa00
いまから>>1から読む
855 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:06:59.26 ID:p9rQFizl0
ほしゅ
856 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:11:22.88 ID:kQezE9z90
男「ポリフォニカっていう深夜アニメ面白いからみてみｗ」
女「うん」
翌日
男「超おもしろかっただろ？
女「つまらなかった・・・」
男「・・・」
女「・・・」
女「うん」
翌日
男「超おもしろかっただろ？
女「つまらなかった・・・」
男「・・・」
女「・・・」
857 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:19:50.12 ID:tecbDLDXO
ほし
858 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:27:40.51 ID:wGRGlxR/O
ほ
859 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:34:59.74 ID:/MeK76T90
っしゃん
860 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:42:55.36 ID:hOFPAKmn0
へたに長引かせず、グダグダにならない程度に続けて、適当に引き伸ばしたらありきたりなオチでもいいのでまとめる。
一つのネタで１０００まで伸ばすのは、なかなか難しいと思うぞ。
(´-`).｡ｏＯ（ほすほす）
一つのネタで１０００まで伸ばすのは、なかなか難しいと思うぞ。
(´-`).｡ｏＯ（ほすほす）
861 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:43:07.05 ID:uWtBI2Sm0
保守だ保守だ
862 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:47:32.50 ID:/MeK76T90
あげるよー
863 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 14:58:05.81 ID:uWtBI2Sm0
男（さて、これから大学だ）
女（結局課題終わらなかった）
男（かえってくるまでスレがあることを祈りつつ）
女（行くとしますか）
「保守」
女（結局課題終わらなかった）
男（かえってくるまでスレがあることを祈りつつ）
女（行くとしますか）
「保守」
864 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:05:25.25 ID:hOFPAKmn0
男「うぃっくしゅ！！」
女「……」
男「うわ、これはひどいな……ええとトイレ紙……げっ、無いのかよ。ティッシュは……無いな。ずびっ」
女「……あの」
男「うお！？ な、なに？」
女「ティッシュ、ある、けど……」
男「そ、そう……でもなぁ、こっからじゃ」
女「上から、投げるから」
男「え、ちょ……っと、ありがとう。ええと」
女「いいよ、これくらい……」
（名前は知らない。名乗らない。その方がきっといい。こんな出会いなんて、間抜けなだけだ）
男「そういやさ。今、授業中だよね」
女「……トイレに行くくらいは」
男「俺、結構前からトイレに居るけど、入ってきた音はしなかったよな」
女「そっちも、サボりなんじゃない」
男「まぁ、どうせ気付きゃしない」
女「……同じ。ここにいれば、誰も……」
男「……飯は？」
女「お弁当。鞄、ここだし」
男「朝からかよ……すごいな」
女「おしり痛い……」
男「間抜けな話だな。今度やるときは、座布団持ってこなきゃな」
女「また、があるのかな……」
男「同じような人間が、何言っても同じさ」
女「……そっか。おんなじ、なんだね」
ほすほす
女「……」
男「うわ、これはひどいな……ええとトイレ紙……げっ、無いのかよ。ティッシュは……無いな。ずびっ」
女「……あの」
男「うお！？ な、なに？」
女「ティッシュ、ある、けど……」
男「そ、そう……でもなぁ、こっからじゃ」
女「上から、投げるから」
男「え、ちょ……っと、ありがとう。ええと」
女「いいよ、これくらい……」
（名前は知らない。名乗らない。その方がきっといい。こんな出会いなんて、間抜けなだけだ）
男「そういやさ。今、授業中だよね」
女「……トイレに行くくらいは」
男「俺、結構前からトイレに居るけど、入ってきた音はしなかったよな」
女「そっちも、サボりなんじゃない」
男「まぁ、どうせ気付きゃしない」
女「……同じ。ここにいれば、誰も……」
男「……飯は？」
女「お弁当。鞄、ここだし」
男「朝からかよ……すごいな」
女「おしり痛い……」
男「間抜けな話だな。今度やるときは、座布団持ってこなきゃな」
女「また、があるのかな……」
男「同じような人間が、何言っても同じさ」
女「……そっか。おんなじ、なんだね」
ほすほす
865 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:05:31.85 ID:cku8x26lO
ほ
866 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:14:59.58 ID:hOFPAKmn0
男「ってぇ……くそ、ティッシュが無いな」
女「……ごめんね、今日は私も無い」
男「いいよ、トイレ紙あるし」
女「……怪我、してるの？」
男「大した事無い。唇を切ったくらいだし……むしろ、湿布が欲しいな」
女「そう……くしゅ！」
男「風邪か？」
女「ん、ちょっと寒いだけ。はは、タオルぐしょぐしょ……」
男（びしょ濡れなのか……事故ってわけじゃないとすれば……そういうことか）
女（喧嘩かな……絆創膏くらいはあるけど……）
男「お互い、苦労するな」
女「仕方ないよ。仕方ない……」
男「下手にいじくると、大変だしな」
女「うん……このままでいいって事も無いけど」
男「……使ってないタオルなら、あるぞ」
女「……絆創膏、あるよ」
男「はは」
女「ふふ」
（顔は知らない。名前も知らない。ただ、似ていたし、解り合っていた。それだけでよかった）
ほすほす。長続きしないよ〜
女「……ごめんね、今日は私も無い」
男「いいよ、トイレ紙あるし」
女「……怪我、してるの？」
男「大した事無い。唇を切ったくらいだし……むしろ、湿布が欲しいな」
女「そう……くしゅ！」
男「風邪か？」
女「ん、ちょっと寒いだけ。はは、タオルぐしょぐしょ……」
男（びしょ濡れなのか……事故ってわけじゃないとすれば……そういうことか）
女（喧嘩かな……絆創膏くらいはあるけど……）
男「お互い、苦労するな」
女「仕方ないよ。仕方ない……」
男「下手にいじくると、大変だしな」
女「うん……このままでいいって事も無いけど」
男「……使ってないタオルなら、あるぞ」
女「……絆創膏、あるよ」
男「はは」
女「ふふ」
（顔は知らない。名前も知らない。ただ、似ていたし、解り合っていた。それだけでよかった）
ほすほす。長続きしないよ〜
867 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:15:01.36 ID:/MeK76T90
っしゃん
868 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:26:16.41 ID:hOFPAKmn0
男「今日も弁当？」
女「うん……サボるようになって、ちゃんと食べられるようになった」
男「へえ。前はいろいろあったんだな」
女「捨てられたり、水浸しになったり、窓から放り投げられたこともあったかな……」
男「俺は、ご飯にクレンザーかけられてから、持ってくるのはやめたよ」
女「じゃあ、売店？」
男「焼きそばパンがトレンドだ。昼休みになる前に買ってくるから、誰も居ないしな」
女「いいな、たまにはパンにしようかな……」
男「けど、これはこれで慣れが必要だよな。隣で用を足してるところ、茶色いのを食わなきゃならんわけだし」
女「あはは……ちょっと、食欲なくなるね」
男「……ま、仕方ないんだけどな」
女「うん……ここが多分、一番……」
男「……泣いてるのか？」
女「ん、ちょっと。大丈夫だけど」
男「そっか」
女「仕方ないよ」
男「だよな」
（結局それだ。仕方ない。それで妥協するしかない。苦痛ばかりでも、それを語れる相手が居る。共有できる誰かが居る。仕方なく、でもいい）
ほすほす
女「うん……サボるようになって、ちゃんと食べられるようになった」
男「へえ。前はいろいろあったんだな」
女「捨てられたり、水浸しになったり、窓から放り投げられたこともあったかな……」
男「俺は、ご飯にクレンザーかけられてから、持ってくるのはやめたよ」
女「じゃあ、売店？」
男「焼きそばパンがトレンドだ。昼休みになる前に買ってくるから、誰も居ないしな」
女「いいな、たまにはパンにしようかな……」
男「けど、これはこれで慣れが必要だよな。隣で用を足してるところ、茶色いのを食わなきゃならんわけだし」
女「あはは……ちょっと、食欲なくなるね」
男「……ま、仕方ないんだけどな」
女「うん……ここが多分、一番……」
男「……泣いてるのか？」
女「ん、ちょっと。大丈夫だけど」
男「そっか」
女「仕方ないよ」
男「だよな」
（結局それだ。仕方ない。それで妥協するしかない。苦痛ばかりでも、それを語れる相手が居る。共有できる誰かが居る。仕方なく、でもいい）
ほすほす
869 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:30:13.15 ID:/MeK76T90
>>863
グッときた
グッときた
870 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:36:22.91 ID:Fr5jJ07D0
男（今日は、女子トイレと男子トイレを入れ替わってみるらしい。
人がいなけりゃいいってもんじゃないだろう…）
女「君はいつもここにいるのかぁぁあぁぁぁぁ！！」
男「もう素直ヒートはいいよ」
女「何だこの落書きはぁぁぁあぁぁ！！」
男「保守だろ。男子トイレなんてそんなもんだ。って何この弁当？」
女「べ、別にあんたの為じゃないんだあぁぁぁぁぁ！ ざいｒ」
男「材料が余っただけなのは解ったから早く食えよ」
女「私の台詞を取らないで頂きたい」
男「 清 は い い か ら 食 え 」
人がいなけりゃいいってもんじゃないだろう…）
女「君はいつもここにいるのかぁぁあぁぁぁぁ！！」
男「もう素直ヒートはいいよ」
女「何だこの落書きはぁぁぁあぁぁ！！」
男「保守だろ。男子トイレなんてそんなもんだ。って何この弁当？」
女「べ、別にあんたの為じゃないんだあぁぁぁぁぁ！ ざいｒ」
男「材料が余っただけなのは解ったから早く食えよ」
女「私の台詞を取らないで頂きたい」
男「 清 は い い か ら 食 え 」
871 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:36:32.83 ID:hOFPAKmn0
女「えへへ」
男「ご機嫌だな」
女「今日は、ちょっと快適……」
男「まさか、ホントに座布団持ってきたんじゃないだろうな？」
女「そのまさか」
男「……まったく、学校に何しに来てるんだかな」
女「ほんとにね」
男「最近は結構、楽しいけど」
女「……私、午前中は、ちゃんと出るようになったよ」
男「俺も。なんかさ」
女「話を聞いてると、ホントに駄目になりそうだから？」
男「お互い、ヤバいってことは解るしな。せめて、卒業はしないと」
女「ん……卒業かぁ」
男「大学とか行くのか？」
女「短大、いければいいなぁ……」
男「夢があるのか？」
女「夢は夢。目標は、ちょっとだけ。そっちは？」
男「私立に入れてくれるらしい」
女「へえ、よかったね」
男「予定だけど。このまま卒業できたらな……」
女「大丈夫だよ。きっと」
男「お前もな」
（この一時は心地よいものがあるけど。それでもここに長くは居たくない。安堵よりも苦痛が多いのだから。けど、一握りの淋しさが無いわけではない）
ほすほす
男「ご機嫌だな」
女「今日は、ちょっと快適……」
男「まさか、ホントに座布団持ってきたんじゃないだろうな？」
女「そのまさか」
男「……まったく、学校に何しに来てるんだかな」
女「ほんとにね」
男「最近は結構、楽しいけど」
女「……私、午前中は、ちゃんと出るようになったよ」
男「俺も。なんかさ」
女「話を聞いてると、ホントに駄目になりそうだから？」
男「お互い、ヤバいってことは解るしな。せめて、卒業はしないと」
女「ん……卒業かぁ」
男「大学とか行くのか？」
女「短大、いければいいなぁ……」
男「夢があるのか？」
女「夢は夢。目標は、ちょっとだけ。そっちは？」
男「私立に入れてくれるらしい」
女「へえ、よかったね」
男「予定だけど。このまま卒業できたらな……」
女「大丈夫だよ。きっと」
男「お前もな」
（この一時は心地よいものがあるけど。それでもここに長くは居たくない。安堵よりも苦痛が多いのだから。けど、一握りの淋しさが無いわけではない）
ほすほす
872 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:47:17.97 ID:hOFPAKmn0
男「なぁ……」
女「……」
男「居るよな」
女「……」
男「ごめんな。助けてやれなくて」
女「……仕方ないよ。仕方ない。こっちは、女子トイレだし」
男「……近くに居たのにな」
女「いいよ……私だって、放っておくもの」
男「……」
女「あはは、座布団ぐしょぐしょ……どうしようかな……」
男「俺のと換えるか？」
女「悪いよ、そんな」
男「上から渡すよ。ついでにタオルもな」
女「……ごめんね」
男「おれもよくやるけど、それは間違いだ」
女「？」
男「ありがとう、でいい。でも、ちゃんと返せよ」
女「解ってる……ありがとう」
（一時でしかない。でも一時だからこそ、精一杯の手助けがしてやりたい。或いは罪悪感か……なんでも良かった気もする）
ほすほす
女「……」
男「居るよな」
女「……」
男「ごめんな。助けてやれなくて」
女「……仕方ないよ。仕方ない。こっちは、女子トイレだし」
男「……近くに居たのにな」
女「いいよ……私だって、放っておくもの」
男「……」
女「あはは、座布団ぐしょぐしょ……どうしようかな……」
男「俺のと換えるか？」
女「悪いよ、そんな」
男「上から渡すよ。ついでにタオルもな」
女「……ごめんね」
男「おれもよくやるけど、それは間違いだ」
女「？」
男「ありがとう、でいい。でも、ちゃんと返せよ」
女「解ってる……ありがとう」
（一時でしかない。でも一時だからこそ、精一杯の手助けがしてやりたい。或いは罪悪感か……なんでも良かった気もする）
ほすほす
873 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:50:50.74 ID:hOFPAKmn0
ふぅ、ちょっと一休み
874 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:52:13.23 ID:/MeK76T90
あげ乙
875 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 15:57:15.38 ID:V40xHQGqO
、 ∩
( ﾟ∀ﾟ)彡ｼｮｾｷｶ
⊂彡ｴｲｶﾞｶ
俺の甘い妄想か…
( ﾟ∀ﾟ)彡ｼｮｾｷｶ
⊂彡ｴｲｶﾞｶ
俺の甘い妄想か…
876 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:00:06.97 ID:DI16xNXP0
実際書籍化した場合、売り上げはどうするんだろう。
出版費用が要るし、黒字になったらなったで余った金どうするんだって話になるし。
そもそも著作権……orz
書き手全員を納得させるにはどうしたら良いと思う？
出版費用が要るし、黒字になったらなったで余った金どうするんだって話になるし。
そもそも著作権……orz
書き手全員を納得させるにはどうしたら良いと思う？
877 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:05:58.25 ID:hOFPAKmn0
男「……久し振り」
女「うん、久し振り」
男「最近、来れなかったけど……そっちは、どう？」
女「同じ。入試とか、連休とか、珍しく真面目に授業とかやってたし……」
男「でも、結局」
女「うん、結局また、ここに来ちゃったね……」
男「……あと二週間余りで、お別れか」
女「うん……」
男「ま、一年も続くとは思わなかったけど」
女「うん」
男「結構、救いになってた」
女「……うん、う……」
男「ワンパターンになってるぞ」
女「ごめん……ちょっと、巧く言えない……」
男「……泣かれると、少し困るけど」
女「仕方ないよ」
男「また、それか……仕方ない。こればっかは、そうかも」
女「……また、明日も来る？」
男「いいや」
女「……仕方ない、か。いつかは、やって来るものだしね……」
男「今のうちがいい。未練、残したくない」
女「……うん、じゃあ」
男「ああ、卒業式にな」
（クラスも、顔も、名前も知らない。その言葉は、遠回しな「さよなら」の筈だった）
（でも、この話にはちょっとした続きがあるんだ。何しろ──）
（いざ、卒業式が終わって、母校をあとにしようとしたその校門で……なにやら見覚えのある座布団を抱えた少女を見つけたからだ……）
（息を呑む自分の姿に気付くと、今にも卒業証書を取り落としそうな危なっかしいその女の子は、野暮ったい眼鏡の奥で微笑んだ）
おすまい。
女「うん、久し振り」
男「最近、来れなかったけど……そっちは、どう？」
女「同じ。入試とか、連休とか、珍しく真面目に授業とかやってたし……」
男「でも、結局」
女「うん、結局また、ここに来ちゃったね……」
男「……あと二週間余りで、お別れか」
女「うん……」
男「ま、一年も続くとは思わなかったけど」
女「うん」
男「結構、救いになってた」
女「……うん、う……」
男「ワンパターンになってるぞ」
女「ごめん……ちょっと、巧く言えない……」
男「……泣かれると、少し困るけど」
女「仕方ないよ」
男「また、それか……仕方ない。こればっかは、そうかも」
女「……また、明日も来る？」
男「いいや」
女「……仕方ない、か。いつかは、やって来るものだしね……」
男「今のうちがいい。未練、残したくない」
女「……うん、じゃあ」
男「ああ、卒業式にな」
（クラスも、顔も、名前も知らない。その言葉は、遠回しな「さよなら」の筈だった）
（でも、この話にはちょっとした続きがあるんだ。何しろ──）
（いざ、卒業式が終わって、母校をあとにしようとしたその校門で……なにやら見覚えのある座布団を抱えた少女を見つけたからだ……）
（息を呑む自分の姿に気付くと、今にも卒業証書を取り落としそうな危なっかしいその女の子は、野暮ったい眼鏡の奥で微笑んだ）
おすまい。
878 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:07:49.13 ID:hOFPAKmn0
ごめん、なんか急いだ。まともなオチが思いつかなかったんだ。
まぁ、書籍化云々は冗談だとしても、
億が一、そうなったとして……遊びで金を取るようなマネはできないな。
まぁ、書籍化云々は冗談だとしても、
億が一、そうなったとして……遊びで金を取るようなマネはできないな。
879 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:09:34.36 ID:V40xHQGqO
>>876
出版社がうまくつなげて、採用されてる人には印税ってどう？
出版社がうまくつなげて、採用されてる人には印税ってどう？
880 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:10:43.54 ID:DI16xNXP0
おお、そうか。無料配布と言う手があったな。
……出版費用用意できねeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
まとめサイトに期待
……出版費用用意できねeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
まとめサイトに期待
881 ：まとめの中の人：2007/06/01(金) 16:12:10.36 ID:lU3LcEpD0
882 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:12:52.34 ID:/MeK76T90
>>881
期待してるぜ
期待してるぜ
883 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:13:15.50 ID:DI16xNXP0
>>879
特定されると嫌だろうからなあ（というか俺も嫌だ）。
上にあったボイスドラマとかならようつべに乗っけたりできるけど。
でもまあやっぱ難しいか。
>>881
あなたが神か！！ 無理だけはしないでくれ
特定されると嫌だろうからなあ（というか俺も嫌だ）。
上にあったボイスドラマとかならようつべに乗っけたりできるけど。
でもまあやっぱ難しいか。
>>881
あなたが神か！！ 無理だけはしないでくれ
884 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:23:39.11 ID:hOFPAKmn0
投下後の過疎が嫌いだ。なんてことはないか。ううむ
885 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:26:38.04 ID:DeYuOwg8O
男「……」
女「………追い掛けて来ないね」
男「……」
女「……」
男「……」
女「いつまでこうしてればいいのかな」
男「……」
女「……ねぇ、何か答えてよ」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……うっ」
女「…だ、大丈夫！？ねぇ！？」
男「あっあぁっ」
女「え…！？ねぇ！返事して！！」
男「ああっあぁぁぁっ！！」
女「ねぇ、どうしたの！？お願い、返事して！？」
男「 ビ ュ ッ 」
女「………」
男「……」
女「……」
女「………追い掛けて来ないね」
男「……」
女「……」
男「……」
女「いつまでこうしてればいいのかな」
男「……」
女「……ねぇ、何か答えてよ」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……うっ」
女「…だ、大丈夫！？ねぇ！？」
男「あっあぁっ」
女「え…！？ねぇ！返事して！！」
男「ああっあぁぁぁっ！！」
女「ねぇ、どうしたの！？お願い、返事して！？」
男「 ビ ュ ッ 」
女「………」
男「……」
女「……」
886 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:27:59.03 ID:iEmPHtGgO
さぁ保守るぜ
887 ：まとめの中の人：2007/06/01(金) 16:28:07.57 ID:lU3LcEpD0
>>883
とりあえず>>1000までいったらFLASHつくりたいな、とはぼんやり考えてる。
ちょっとリアルが忙しいから完成するとしたら夏休みくらいだけどｗｗｗ
半年くらいして「そういえばあんなスレ、あったなぁ」と思い出したらまとめページ見に来てみてくれ。
とりあえず>>1000までいったらFLASHつくりたいな、とはぼんやり考えてる。
ちょっとリアルが忙しいから完成するとしたら夏休みくらいだけどｗｗｗ
半年くらいして「そういえばあんなスレ、あったなぁ」と思い出したらまとめページ見に来てみてくれ。
888 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:32:14.21 ID:ccYRD6rQ0
889 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:47:17.33 ID:/MeK76T90
あげていきますね
890 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:48:57.01 ID:HvSUkMEe0
書籍化なんてされたらすぐにP2Pに出回るのは間違いない
だからここは先手を打って最初からP2Pで流せばいいんだよ
だからここは先手を打って最初からP2Pで流せばいいんだよ
891 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:50:50.93 ID:LGrswv0tO
つか２ちゃんねるの書き込みの権利って、ひろゆきってか２ちゃんねる運営持ちじゃなかったか？
細かい法律はようわからんが
細かい法律はようわからんが
892 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 16:55:50.08 ID:V40xHQGqO
>>890
お前天才www
お前天才www
893 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:06:11.45 ID:8Jl7gEa00
894 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:06:30.63 ID:Fr5jJ07D0
うぃー。仕事も卒業式EDも書きおわた。
まとめの中の人おつですお。ご苦労おかけします…。
>>1氏の雰囲気を好む人が増えてきた流れの中で、
改変しまくった俺が投下するのは気が引けるけど(´･ω･)ｺﾞﾒﾝﾈ…
また分割する事になってしまって申し訳ない…。
他の書き手様は大丈夫かな？
まとめの中の人おつですお。ご苦労おかけします…。
>>1氏の雰囲気を好む人が増えてきた流れの中で、
改変しまくった俺が投下するのは気が引けるけど(´･ω･)ｺﾞﾒﾝﾈ…
また分割する事になってしまって申し訳ない…。
他の書き手様は大丈夫かな？
895 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:11:05.82 ID:hOFPAKmn0
この流れを見ろ。誰も居ない
896 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:12:58.47 ID:iEmPHtGgO
俺がいるぜ
897 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:16:59.26 ID:Fr5jJ07D0
ありがとう(`･ω･)
ではラストシーン、投下行きます。
ではラストシーン、投下行きます。
898 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:17:16.80 ID:DI16xNXP0
>>1の雰囲気がどうのこうの言ってるけど、新ジャンルなんだし気にする必要ないない。
899 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:17:27.08 ID:V40xHQGqO
俺もイルゼ
900 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:20:12.47 ID:Fr5jJ07D0
―――コツコツ
トイレのドアにはめられた曇りガラスを叩く、硬質な音が響く。
彼は、引きかけた扉から手を離し、静かにガラスを叩き返した。
―――コツコツ
男「これが、最後かな」
女「そうだね」
男「もう、何度繰り返したかわからないね」
女「覚えてないくらいかな」
壁を挟まずに聞く声は、透き通って耳へ届く。
彼の前には、太陽の落とす影が長く伸びている。初めてみる、彼女のシルエット。
手を伸ばせばすぐそこに、その距離に二人はいる。
男「卒業式、まだだったね」
女「二人でしよう。ここで」
男「うん。僕等だけの、卒業式」
女「卒業式らしく、普通の女の子みたいなお願い、してもいい？」
男「何？」
女「もし、もしもまだ残ってたら、私にくれないかな？
何だか古くさいけど、みんながしてたから…」
彼女は、何かを隠すように言葉を繋げた。
誰にもあげていない、欲しがる人など誰もいないそれは、男の胸をきちんと留めている。
彼はそれを掴み、裏の留め具も気にせずに引き剥がした。
トイレのドアにはめられた曇りガラスを叩く、硬質な音が響く。
彼は、引きかけた扉から手を離し、静かにガラスを叩き返した。
―――コツコツ
男「これが、最後かな」
女「そうだね」
男「もう、何度繰り返したかわからないね」
女「覚えてないくらいかな」
壁を挟まずに聞く声は、透き通って耳へ届く。
彼の前には、太陽の落とす影が長く伸びている。初めてみる、彼女のシルエット。
手を伸ばせばすぐそこに、その距離に二人はいる。
男「卒業式、まだだったね」
女「二人でしよう。ここで」
男「うん。僕等だけの、卒業式」
女「卒業式らしく、普通の女の子みたいなお願い、してもいい？」
男「何？」
女「もし、もしもまだ残ってたら、私にくれないかな？
何だか古くさいけど、みんながしてたから…」
彼女は、何かを隠すように言葉を繋げた。
誰にもあげていない、欲しがる人など誰もいないそれは、男の胸をきちんと留めている。
彼はそれを掴み、裏の留め具も気にせずに引き剥がした。
901 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:20:13.48 ID:/MeK76T90
900
902 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:22:29.69 ID:A0zCg/T90
あと100か・・・ すごい伸びてるな
903 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:24:32.73 ID:Fr5jJ07D0
男『台風が過ぎた後の空のように、暗く立ち込めていた雲が吹き飛んだ。
何もかもが霧散して、ただ穏やかに。
最初は、傷を舐め合い、欠けたものを埋め合うだけだった僕等。
毎日続く今日は昨日じゃなくなっていて、今日は明日へ変わる。
それを教えてくれたのは君で、そこにはもう、壁なんて無い。
僕に出来る事は一つだった。』
ドアを越して、握り締めた手を差し出す。
その下に、彼女も手を差し出してくる。初めて見る、お互いの手。
彼は、広げた彼女の掌に、そっとそれを落とした。
女「ありがとう」
男「壁の、代わり」
女「うん」
彼女は受け止めるように静かに握る。
僅かな隙間を空けてとどまる二人の手を、どちらも引こうとはしない。
沈黙を置いて、紡ぐように口を開く。
女「ねぇ」
何もかもが霧散して、ただ穏やかに。
最初は、傷を舐め合い、欠けたものを埋め合うだけだった僕等。
毎日続く今日は昨日じゃなくなっていて、今日は明日へ変わる。
それを教えてくれたのは君で、そこにはもう、壁なんて無い。
僕に出来る事は一つだった。』
ドアを越して、握り締めた手を差し出す。
その下に、彼女も手を差し出してくる。初めて見る、お互いの手。
彼は、広げた彼女の掌に、そっとそれを落とした。
女「ありがとう」
男「壁の、代わり」
女「うん」
彼女は受け止めるように静かに握る。
僅かな隙間を空けてとどまる二人の手を、どちらも引こうとはしない。
沈黙を置いて、紡ぐように口を開く。
女「ねぇ」
904 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:25:26.39 ID:uWtBI2Sm0
大学いったら休講だった…
かえってきたぜ保守
かえってきたぜ保守
905 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:26:47.32 ID:Fr5jJ07D0
見ると、目の前の曇りガラスに彼女が手を添えていた。
彼は、すがるようにその上へ手を重ねる。
女「冷たい」
男「すぐ、温かくなるよ」
暫くして、確かに冷たかった掌に、温もりが伝わってくる。
女『あの壁は、私に大切な温かさを教えてくれた。そしてこの硝子も。
望むだけでは駄目。だから私は、此処を離れる。』
彼は、すがるようにその上へ手を重ねる。
女「冷たい」
男「すぐ、温かくなるよ」
暫くして、確かに冷たかった掌に、温もりが伝わってくる。
女『あの壁は、私に大切な温かさを教えてくれた。そしてこの硝子も。
望むだけでは駄目。だから私は、此処を離れる。』
906 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:28:05.81 ID:Fr5jJ07D0
女「これは、私達だけの卒業式」
男「忘れたりは、しないから」
女「想い出には、しない為に」
男「たとえ違う道でも」
女「往くその先は、必ず繋がっている」
男「言えない事もたくさんあったけど」
女「いつか、また出逢うその時は」
男「全部伝えられるように」
女「いつか、また出逢うその時は」
男「壁越しじゃなくて」
女「手を、繋げる。その距離で」
男「今度は、約束」
女「うん。約束」
お互いを確かめ合うように、二人は言葉を重ねる。
他には何も要らない。それだけが在れば充分だと。
そして、声を揃える。
「いつか、また出逢う、その時に」
掌は、しっとりと汗を帯びていた。
冷たかったガラスは、挟まれたその場所だけ、熱く灼けている。
二人は手を降ろす。
男「忘れたりは、しないから」
女「想い出には、しない為に」
男「たとえ違う道でも」
女「往くその先は、必ず繋がっている」
男「言えない事もたくさんあったけど」
女「いつか、また出逢うその時は」
男「全部伝えられるように」
女「いつか、また出逢うその時は」
男「壁越しじゃなくて」
女「手を、繋げる。その距離で」
男「今度は、約束」
女「うん。約束」
お互いを確かめ合うように、二人は言葉を重ねる。
他には何も要らない。それだけが在れば充分だと。
そして、声を揃える。
「いつか、また出逢う、その時に」
掌は、しっとりと汗を帯びていた。
冷たかったガラスは、挟まれたその場所だけ、熱く灼けている。
二人は手を降ろす。
907 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:28:43.75 ID:KB0E9SauO
>>905 wktk
908 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:29:37.95 ID:V40xHQGqO
909 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:30:01.12 ID:Fr5jJ07D0
女「私は、先に行くね」
男「うん。待ってて」
そう言い残して、彼女は歩き出した。ゆっくりと、しかし確実に。
階段を降りる音が静かに響く。
女『此処はもう、私の場所にはならない。
私は、その先に在る次の場所へ。
No here.
No anywhere.
Over there.』
男「うん。待ってて」
そう言い残して、彼女は歩き出した。ゆっくりと、しかし確実に。
階段を降りる音が静かに響く。
女『此処はもう、私の場所にはならない。
私は、その先に在る次の場所へ。
No here.
No anywhere.
Over there.』
910 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:30:39.57 ID:5Vd2DKDw0
ずっと内容には触れてこなかった俺が通りますよ
ここに来て>>906にやられた･･･ＧＪ
ここに来て>>906にやられた･･･ＧＪ
911 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:30:45.25 ID:/MeK76T90
>>908
同意
同意
912 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:31:00.30 ID:KKk9JuwiO
ていうか中学生日記にありそうなスレだな
913 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:32:09.00 ID:hOFPAKmn0
914 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:33:07.12 ID:Fr5jJ07D0
彼女の靴音を耳に残し、彼は僅かに微笑んだ。
男『もう二度と、昨日と同じ今日はこない。
何かが変わる。
変わり続ける。
――――その為に俺は、扉を閉じる。』
ドアノブを握り直した彼は見付ける。
そこには、気の早い桜の花片のような、
薄桃色の小綺麗なハンカチが、丁寧に結わかれていた。
彼はそれを解いて手に取ると、少し、湿っていることに気付く。
広げてみると、滲んでいたが、何か書かれている。
そして、扉は閉まった。
小さく残響するこだまを、朱く濡れた校舎だけが聴いていた。
男『もう二度と、昨日と同じ今日はこない。
何かが変わる。
変わり続ける。
――――その為に俺は、扉を閉じる。』
ドアノブを握り直した彼は見付ける。
そこには、気の早い桜の花片のような、
薄桃色の小綺麗なハンカチが、丁寧に結わかれていた。
彼はそれを解いて手に取ると、少し、湿っていることに気付く。
広げてみると、滲んでいたが、何か書かれている。
そして、扉は閉まった。
小さく残響するこだまを、朱く濡れた校舎だけが聴いていた。
915 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:36:57.84 ID:Fr5jJ07D0
終。
916 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:38:31.14 ID:ckerLOK/0
次スレ立てるとしてもパー速に頼むよ
917 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:39:07.54 ID:tvmvoiH+0
918 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:39:13.53 ID:KB0E9SauO
なんだろう…。
このスレに出会えて良かったと思う。
このスレに出会えて良かったと思う。
919 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:40:41.02 ID:/MeK76T90
920 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:47:58.20 ID:iEmPHtGgO
このスレに出会えてよかったぜ
感動した！最期まで見届ける
感動した！最期まで見届ける
921 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:51:03.00 ID:sieZAiiGO
GJ!!
922 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:53:08.71 ID:V40xHQGqO
かなりGJ俺んなかでは神スレだぜ
かなり楽しかった
かなり楽しかった
923 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:53:46.76 ID:8Jl7gEa00
>>136
ここまで読んだ
ここまで読んだ
924 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:58:11.33 ID:ttrWW1OH0
なんか凄く切なくなったｗ
このスレの人達ＧＪ！！！
このスレの人達ＧＪ！！！
925 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 17:58:18.64 ID:KwfFjLPU0
最後までROMってようと思ったけどこれだけ言わせてくれ
GJ！！！！！
GJ！！！！！
926 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:01:00.59 ID:uWtBI2Sm0
男（そろそろこのスレもおしまい）
女（私の居場所がなくなってしまう）
男（でもきっと大丈夫）
女（この場所でこんなにもたくさんの人に会えたから）
男（顔も名前も知らない仲間達とともに）
女（私たちはきっと生きていける）
男女（万感の思いを込めて、このスレと仲間達に感謝を…）
女（私の居場所がなくなってしまう）
男（でもきっと大丈夫）
女（この場所でこんなにもたくさんの人に会えたから）
男（顔も名前も知らない仲間達とともに）
女（私たちはきっと生きていける）
男女（万感の思いを込めて、このスレと仲間達に感謝を…）
927 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:02:27.08 ID:A0zCg/T90
投下だめな雰囲気？
928 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:03:29.28 ID:Vs1JJQAj0
今追いついたＧＪ
読みながら思いついたネタ投下
ガン！！ドン!!ダン！！
男「ゲホッ、ゴホッ!!」（ったく、めんどくせー、痛ぇし・・。）
ＤＱＮ男「オラオラ便所虫君、キモイんだよ！！｝
ガン!!ドン！！バシッ！！
女「うっ・・」（嗚呼、みっともない隣に男いるのに）
ＯＱＮ女「ずっと、トイレに篭ってキモイのよ」
ガン！！
ＤＱＮ男 男｜女 ＤＱＮ女
男「ごほっ」（イッテェ、壁に頭ぶつけた、二人してしばかれてバカみてぇ）
女「きゃっ」（頭ガンガンするし・・・。バカみたい私達。）
コンコンコン（やろうか）
コンコンコン（頑張ろう）
ＤＱＮ男「おい、なんだよっ、いきなりつよがんなよな！！」
ＤＱＮ女「やめなさいよ、あんたなんかが頑張っても意味ないわよ」
男・女（一人じゃないから・・・。）
読みながら思いついたネタ投下
ガン！！ドン!!ダン！！
男「ゲホッ、ゴホッ!!」（ったく、めんどくせー、痛ぇし・・。）
ＤＱＮ男「オラオラ便所虫君、キモイんだよ！！｝
ガン!!ドン！！バシッ！！
女「うっ・・」（嗚呼、みっともない隣に男いるのに）
ＯＱＮ女「ずっと、トイレに篭ってキモイのよ」
ガン！！
ＤＱＮ男 男｜女 ＤＱＮ女
男「ごほっ」（イッテェ、壁に頭ぶつけた、二人してしばかれてバカみてぇ）
女「きゃっ」（頭ガンガンするし・・・。バカみたい私達。）
コンコンコン（やろうか）
コンコンコン（頑張ろう）
ＤＱＮ男「おい、なんだよっ、いきなりつよがんなよな！！」
ＤＱＮ女「やめなさいよ、あんたなんかが頑張っても意味ないわよ」
男・女（一人じゃないから・・・。）
929 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:04:48.90 ID:WJAl4vMb0
女（みんな投下ありがとうとか）
男（まとめの人お疲れ様とか）
女（それだけなら１名無しとして言えば良いのだけれど）
男（敢えて>>1として言うならば、自分の雰囲気なんかにこだわらないでほしくて）
女（馴れ合いだけだと約束破ることになるから）
男（最後に一言付け加えよう）
作品投下前の保守
男（まとめの人お疲れ様とか）
女（それだけなら１名無しとして言えば良いのだけれど）
男（敢えて>>1として言うならば、自分の雰囲気なんかにこだわらないでほしくて）
女（馴れ合いだけだと約束破ることになるから）
男（最後に一言付け加えよう）
作品投下前の保守
930 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:05:19.93 ID:A0zCg/T90
男（やっぱりこの距離が良いな
・・・顔合わさなくて良かったかもな）
男（壁は・・・無理に越えるものでもないな
越えたらもう戻れない気がする）
男（覆水盆に帰らず）
男（やっぱり俺たちはこうして声だけの関係でいようか）
女（・・・これでよかったんだよね
自分で携帯鳴らしてまでして）
女（これで・・・）
・・・顔合わさなくて良かったかもな）
男（壁は・・・無理に越えるものでもないな
越えたらもう戻れない気がする）
男（覆水盆に帰らず）
男（やっぱり俺たちはこうして声だけの関係でいようか）
女（・・・これでよかったんだよね
自分で携帯鳴らしてまでして）
女（これで・・・）
931 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:07:00.80 ID:Fr5jJ07D0
文体がころころ変わって読み難かったと思うけど、最後までありがと(´；ω；)
何だか舞台演劇みたいな落とし方をしてしまった…。
ﾂｯｺﾐどころもたくさんあるし…orz
でも、これで心おきなく他の書き手様のSSを漁れまする。
>>927
男は度胸！ щ(ﾟДﾟщ)ﾊﾞｯﾁｺｲﾔｧｧｧ!!
何だか舞台演劇みたいな落とし方をしてしまった…。
ﾂｯｺﾐどころもたくさんあるし…orz
でも、これで心おきなく他の書き手様のSSを漁れまする。
>>927
男は度胸！ щ(ﾟДﾟщ)ﾊﾞｯﾁｺｲﾔｧｧｧ!!
932 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:07:01.79 ID:A0zCg/T90
男「なあ もし俺が誰だかわかったらどうする？」
女「どうだろうね ・・・気まずくなると思う」
男「会おうとかは？」
女「それはない 会ったらただの同学年になるから
いまはまだ・・・特別」
男「そうだな」
女「私が誰だか分かったら会おうとする？」
男「多分・・・しないな」
女「どうだろうね ・・・気まずくなると思う」
男「会おうとかは？」
女「それはない 会ったらただの同学年になるから
いまはまだ・・・特別」
男「そうだな」
女「私が誰だか分かったら会おうとする？」
男「多分・・・しないな」
933 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:07:45.92 ID:WJAl4vMb0
男「雪降ってるな」
女「寒かったからね」
男「でも、この量じゃ今年もすぐ溶けるだろうな」
女「雪遊びしたかったの？」
男「いや……ガキの頃いつもぬか喜びしててさ」
女「あー、わかる気がする」
男「それで、小さな雪だるま作ったりするんだよな」
女「ある雪必死にかき集めてね」
男「――どうせ溶けるのにな」
女「でも、そのときはとても楽しいんだよね」
男「……ああ、そうだな」
女「うん……」
女「寒かったからね」
男「でも、この量じゃ今年もすぐ溶けるだろうな」
女「雪遊びしたかったの？」
男「いや……ガキの頃いつもぬか喜びしててさ」
女「あー、わかる気がする」
男「それで、小さな雪だるま作ったりするんだよな」
女「ある雪必死にかき集めてね」
男「――どうせ溶けるのにな」
女「でも、そのときはとても楽しいんだよね」
男「……ああ、そうだな」
女「うん……」
934 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:08:35.33 ID:WJAl4vMb0
女「ペット飼ってたことある？」
男「かたつむりなら」
女「いかにもだね」
男「うるさいな……女は？」
女「金魚」
男「まともだな、裏切り者め」
女「ふふっ 今は、どう？」
男「……逃げ出された」
女「そう――私は死なれた」
男「そうか……」
女（自分は違う、いつまでも一緒にいると）
男（約束するようなキャラじゃないのはお互いわかってる）
女（いつ忘れても、忘れられてもおかしくない距離）
男（傷つかないから、それを保とうとしてる）
男女（そう思ってるのに、今ちょっとがっかりしたかも……）
男「かたつむりなら」
女「いかにもだね」
男「うるさいな……女は？」
女「金魚」
男「まともだな、裏切り者め」
女「ふふっ 今は、どう？」
男「……逃げ出された」
女「そう――私は死なれた」
男「そうか……」
女（自分は違う、いつまでも一緒にいると）
男（約束するようなキャラじゃないのはお互いわかってる）
女（いつ忘れても、忘れられてもおかしくない距離）
男（傷つかないから、それを保とうとしてる）
男女（そう思ってるのに、今ちょっとがっかりしたかも……）
935 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:08:36.98 ID:uWtBI2Sm0
936 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:09:41.36 ID:A0zCg/T90
>>931 もう投下しちゃってます スミマセン
男「ひとつ聞いてもいいか？」
女「何？」
男「暗黙の了解のはずだけど・・・なんでこんなところに？」
女「・・・」
男「・・・いや、いいや 知っても意味がない」
女「そうだね 私たちはこれだけの関係だから
話す義務も話す権利もない」
男「そうだな」
男「ひとつ聞いてもいいか？」
女「何？」
男「暗黙の了解のはずだけど・・・なんでこんなところに？」
女「・・・」
男「・・・いや、いいや 知っても意味がない」
女「そうだね 私たちはこれだけの関係だから
話す義務も話す権利もない」
男「そうだな」
937 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:11:01.67 ID:A0zCg/T90
女「ねえ聞いた？」
男「ここの校舎が改装されることか？」
女「また・・・居場所とられちゃうね」
男「ああ 唯一の居場所だったのにな・・・」
女「ここも旧校舎のレッテルを貼られちゃうのか」
男「漫画みたいに入れればいいんだけどな」
女「それは無理 それにだめ」
男「そうだな 改装したのに会わない方が良いよな」
女「なくなるそれまでは」
男「ああ 良い隣人でいよう」
男「ここの校舎が改装されることか？」
女「また・・・居場所とられちゃうね」
男「ああ 唯一の居場所だったのにな・・・」
女「ここも旧校舎のレッテルを貼られちゃうのか」
男「漫画みたいに入れればいいんだけどな」
女「それは無理 それにだめ」
男「そうだな 改装したのに会わない方が良いよな」
女「なくなるそれまでは」
男「ああ 良い隣人でいよう」
938 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:12:56.31 ID:A0zCg/T90
女「明日で最後か・・・」
男「ここも、見納めか・・・」
女「思い出とかある？」
男「ないな しいて言えばどこかの誰かさんと『話したことがある人』になれたことかな」
女「それは進歩？」
男「いや停滞だな 結局何も始まってない」
女「むしろ終わろうとしてるね」
男「文字通り・・・ここが終わる」
女「それじゃ・・・私はそろそろ」
男「・・・来年でもクラスが一緒になれたら『知り合い』になろう」
女「そうだね じゃあ・・・またね」
男「ああ どこかですれ違おう」
終わり
>>1氏 割り込んですみませんでした
期待しています
男「ここも、見納めか・・・」
女「思い出とかある？」
男「ないな しいて言えばどこかの誰かさんと『話したことがある人』になれたことかな」
女「それは進歩？」
男「いや停滞だな 結局何も始まってない」
女「むしろ終わろうとしてるね」
男「文字通り・・・ここが終わる」
女「それじゃ・・・私はそろそろ」
男「・・・来年でもクラスが一緒になれたら『知り合い』になろう」
女「そうだね じゃあ・・・またね」
男「ああ どこかですれ違おう」
終わり
>>1氏 割り込んですみませんでした
期待しています
939 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:14:51.79 ID:WJAl4vMb0
940 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:18:54.77 ID:WJAl4vMb0
男（――コーン、コーン、コーン、コン、コーン、コン……）
女「……オロナミンC？」
男「正解」
女「モールス信号まで極めちゃうとはね」
男「もうとっくに廃止されてるけどな」
女「まあ、一度は役に立ってるし」
男「そうだな。元から要らない子って訳じゃない」
女「……」
男（俺らとは違う、なんて自虐をしそうになった自分が醜くて）
女（きっと、似た者同士向こうも同じことを考えているのかな）
男（そんな相手にさえ嫌悪感を抱くくせに）
女（言ってきたら慰められるのに、と構えてしまう自分が嫌い）
女「……オロナミンC？」
男「正解」
女「モールス信号まで極めちゃうとはね」
男「もうとっくに廃止されてるけどな」
女「まあ、一度は役に立ってるし」
男「そうだな。元から要らない子って訳じゃない」
女「……」
男（俺らとは違う、なんて自虐をしそうになった自分が醜くて）
女（きっと、似た者同士向こうも同じことを考えているのかな）
男（そんな相手にさえ嫌悪感を抱くくせに）
女（言ってきたら慰められるのに、と構えてしまう自分が嫌い）
941 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:18:57.54 ID:V40xHQGqO
942 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:26:13.33 ID:iEmPHtGgO
943 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:26:32.44 ID:5Vd2DKDw0
男（いつも通りならもう来ている時間）
女（いつも通りならそろそろ来る時間）
ガチャ
バタン
男「････････････」
女「････････････」
男（ノックが無い、いないのかもしれない）
女（違う人かもしれない、けどそうじゃないかもしれない）
男（確認してしまえばそれで済むけど）
女（何となく話しかけるのが億劫）
男（自分から行動を起こしてしまうことがおこがましい気がして）
女（そんなの今更のことでも考えずにはいられなくて）
男「････････････」
女「････････････」
男（･･･出よう）
ガチャ
バタン
女「････････････」
むしゃくしゃしてやった 難しいな･･･
自分を見てるような気分なのにな･･･
女（いつも通りならそろそろ来る時間）
ガチャ
バタン
男「････････････」
女「････････････」
男（ノックが無い、いないのかもしれない）
女（違う人かもしれない、けどそうじゃないかもしれない）
男（確認してしまえばそれで済むけど）
女（何となく話しかけるのが億劫）
男（自分から行動を起こしてしまうことがおこがましい気がして）
女（そんなの今更のことでも考えずにはいられなくて）
男「････････････」
女「････････････」
男（･･･出よう）
ガチャ
バタン
女「････････････」
むしゃくしゃしてやった 難しいな･･･
自分を見てるような気分なのにな･･･
944 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:27:59.59 ID:/Y5UEhax0
945 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:28:24.96 ID:WJAl4vMb0
“極楽”という話を読んだ。
女「へえ、トマト好きなんだ」
男「ああ。そういや言ってなかった」
美しく清らかな極楽に来て、死別した旦那にも再開した女。
男「だから、トマト嫌いな奴によく押し付けられてたな」
女「ご愁傷様」
けれども彼女はいつかその環境に飽きが来て、地獄の事を考えるようになる。
女「私も実はトマトが嫌い」
男「押し付けるなよ」
女「どうやってさ」
人間は身勝手だ。どんなに完全無欠なものにも、いつしか飽きる。
欠点を探すようになって、嫌いにさえなってゆく。
男「もしかして野菜全般苦手とか？」
女「いや、そこまでじゃないけど」
まして、不完全な存在同士ならどうなのだろう。
女「……」
男「ん、どうした？」
女「いや――」
目をあわすのが怖い。触れるのが怖い。
一人ぼっちに耐え切れなくて、ここに足を運んでいるくせに。
女「へえ、トマト好きなんだ」
男「ああ。そういや言ってなかった」
美しく清らかな極楽に来て、死別した旦那にも再開した女。
男「だから、トマト嫌いな奴によく押し付けられてたな」
女「ご愁傷様」
けれども彼女はいつかその環境に飽きが来て、地獄の事を考えるようになる。
女「私も実はトマトが嫌い」
男「押し付けるなよ」
女「どうやってさ」
人間は身勝手だ。どんなに完全無欠なものにも、いつしか飽きる。
欠点を探すようになって、嫌いにさえなってゆく。
男「もしかして野菜全般苦手とか？」
女「いや、そこまでじゃないけど」
まして、不完全な存在同士ならどうなのだろう。
女「……」
男「ん、どうした？」
女「いや――」
目をあわすのが怖い。触れるのが怖い。
一人ぼっちに耐え切れなくて、ここに足を運んでいるくせに。
946 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:33:31.88 ID:WJAl4vMb0
全部を見られると怖いから。
女「……じゃあ、そっちは苦手な野菜とかないの？」
男「そうだな、ゴーヤは苦くてダメだった」
だから俺は、壁を隔ててあいつと話している。
女「へえ、食べたこと無いな」
男「変な先入観作っちまったかな」
自分を細かく細かく分解して
女「こりゃ消費者を一人減らしたかもね」
男「ごめんな沖縄のお百姓さん」
当たり障りの無い部分を見つけ出して
女「訴えられたりして」
男「冗談じゃない」
嫌われないよう様子を見ながら、飽きられないよう小出しにする。
女「で、トマトどうにかして食べてくれない？」
男「結局そうなるのかよ」
この防壁に守られながら。
女「……じゃあ、そっちは苦手な野菜とかないの？」
男「そうだな、ゴーヤは苦くてダメだった」
だから俺は、壁を隔ててあいつと話している。
女「へえ、食べたこと無いな」
男「変な先入観作っちまったかな」
自分を細かく細かく分解して
女「こりゃ消費者を一人減らしたかもね」
男「ごめんな沖縄のお百姓さん」
当たり障りの無い部分を見つけ出して
女「訴えられたりして」
男「冗談じゃない」
嫌われないよう様子を見ながら、飽きられないよう小出しにする。
女「で、トマトどうにかして食べてくれない？」
男「結局そうなるのかよ」
この防壁に守られながら。
947 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:39:42.53 ID:HFfymQF5O
二日間合間をみて読みました。
感動をありがとう。
個人的には壁の薄い部屋、愚痴の嵐なお隣ネタが一番好きwwww
感動をありがとう。
個人的には壁の薄い部屋、愚痴の嵐なお隣ネタが一番好きwwww
948 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:43:49.18 ID:lU3LcEpD0
１／３
男（居場所が、なかった）
女（不登校になる勇気すらなくて、学校にはきてみても）
男（教室にも食堂にも）
女（昼食を食べる場所すらなかった）
男（だから逃げ込んできたはずのこの場所で）
女（一人でいてもおかしくない、そしてそれを知られることもないはずのこの場所で）
男（こんな俺と話してくれる人に出会った）
女（はじめて自分を拒絶しない人に出会った）
男（寄りかかりはしない、助けは求めない）
女（受け止めてくれはしない、そんなの望んでもいない）
男（でも、確かにそこにいた）
女（ただいてくれて、聞いてくれた）
男（いつしかそこは、居場所になった）
女（居場所がなかったはずなのに、いつしか居場所になっていた）
男（僕と彼女と間の壁と）
女（私と彼と間の壁と）
男女（（冷たい壁と暖かい声が居場所を形作っていた））
男（居場所が、なかった）
女（不登校になる勇気すらなくて、学校にはきてみても）
男（教室にも食堂にも）
女（昼食を食べる場所すらなかった）
男（だから逃げ込んできたはずのこの場所で）
女（一人でいてもおかしくない、そしてそれを知られることもないはずのこの場所で）
男（こんな俺と話してくれる人に出会った）
女（はじめて自分を拒絶しない人に出会った）
男（寄りかかりはしない、助けは求めない）
女（受け止めてくれはしない、そんなの望んでもいない）
男（でも、確かにそこにいた）
女（ただいてくれて、聞いてくれた）
男（いつしかそこは、居場所になった）
女（居場所がなかったはずなのに、いつしか居場所になっていた）
男（僕と彼女と間の壁と）
女（私と彼と間の壁と）
男女（（冷たい壁と暖かい声が居場所を形作っていた））
949 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:44:14.49 ID:hOFPAKmn0
なかなか楽しく遊べた。言うほど保守できず申し訳ない。
また、どこかで遊ぼう
また、どこかで遊ぼう
950 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:44:44.38 ID:lU3LcEpD0
２／３
男（形あるものいつかは消える）
女（この世に終わらぬものはない）
男（だからといってこのまま流れ）
女（いつか終わりがきてしまう）
男（自然に消えてもいいものか？）
女（自分で変えてもいいのかな？）
男（とわには続かないのなら）
女（いつか終わってしまうなら）
男（踏み出す勇気を持てないか）
女（何かを変えてみたくなる）
男（勇気なんて長いこと出してない。逃げに逃げての３年間）
女（自分から状況を変えようなんて３年前に諦めたはずだった）
男（でも、彼女が教えてくれた）
女（だけど彼が、教えてくれた）
男（形あるものいつかは消える）
女（この世に終わらぬものはない）
男（だからといってこのまま流れ）
女（いつか終わりがきてしまう）
男（自然に消えてもいいものか？）
女（自分で変えてもいいのかな？）
男（とわには続かないのなら）
女（いつか終わってしまうなら）
男（踏み出す勇気を持てないか）
女（何かを変えてみたくなる）
男（勇気なんて長いこと出してない。逃げに逃げての３年間）
女（自分から状況を変えようなんて３年前に諦めたはずだった）
男（でも、彼女が教えてくれた）
女（だけど彼が、教えてくれた）
951 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:46:01.81 ID:iEmPHtGgO
952 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:46:04.22 ID:lU3LcEpD0
（（変わってみるのも、悪くない））
（（だから、明日は勇気を出そう））
（（拒絶されても構わない））
（（痛みに慣れはしないけど））
（（それでも最後に一度だけ））
（（勇気を出して、変えてみたい））
男女「「ねぇ、明日の卒業式のあと…」」
953 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:47:50.61 ID:LGrswv0tO
始まりは、壁越しの会話
男「いる？」
女「いるよー」
乗り越えるのには一歩で良くて
男「よっと…しかしここが洋式便器で助かったよな」
女「んしょ…良い踏み台だわ」
乗り越えてみたら案外低くて
男「よう。あと上に隙間あってよかったよな」
女「やぁ。おかげでこうやって――
壁を越えて、会話を始めよう
新ジャンル『壁越し』
男「いる？」
女「いるよー」
乗り越えるのには一歩で良くて
男「よっと…しかしここが洋式便器で助かったよな」
女「んしょ…良い踏み台だわ」
乗り越えてみたら案外低くて
男「よう。あと上に隙間あってよかったよな」
女「やぁ。おかげでこうやって――
壁を越えて、会話を始めよう
新ジャンル『壁越し』
954 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:48:18.21 ID:+D1rbZLmO
955 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:51:07.44 ID:WJAl4vMb0
女「冷たそうだったね」（助けたりはできない）
男「お前も大変だったな」（すごく心が痛むけれど）
女「この季節に水はきついね」（傷のなめあいが依存を生んで）
男「風邪引く前に拭こう」（抜け出せなくなるのが怖いから）
女「しかし、鞄の中にタオルを入れておくとはね」（何もしない）
男「悲しき生活の知恵か」（ただだべる）
女（ただそれでも――）
男（何かできないか考えて――）
男「服が貼りつくわ透けるわで散々だ」
女「……逆セクハラ」
男「待て、身に覚えなど無い」
女「見えないから余計想像するんだ」
男「それはお前が悪い」
男（だから、こういう時は相手の一言に敏感になる）
女（善なのか偽善なのかわからない、“和ませる”という行為のために）
男（しかしずるいな、男子の方から振ったら本当に変態になる様なネタを）
女（まあ、特権は使うためにあるわけで――あ！！）
女「さ、先に言っとくけど、私は透けてはいないからっ///」
男「そこまで低俗じゃないっ 馬鹿！！///」
男「お前も大変だったな」（すごく心が痛むけれど）
女「この季節に水はきついね」（傷のなめあいが依存を生んで）
男「風邪引く前に拭こう」（抜け出せなくなるのが怖いから）
女「しかし、鞄の中にタオルを入れておくとはね」（何もしない）
男「悲しき生活の知恵か」（ただだべる）
女（ただそれでも――）
男（何かできないか考えて――）
男「服が貼りつくわ透けるわで散々だ」
女「……逆セクハラ」
男「待て、身に覚えなど無い」
女「見えないから余計想像するんだ」
男「それはお前が悪い」
男（だから、こういう時は相手の一言に敏感になる）
女（善なのか偽善なのかわからない、“和ませる”という行為のために）
男（しかしずるいな、男子の方から振ったら本当に変態になる様なネタを）
女（まあ、特権は使うためにあるわけで――あ！！）
女「さ、先に言っとくけど、私は透けてはいないからっ///」
男「そこまで低俗じゃないっ 馬鹿！！///」
956 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 18:58:02.53 ID:/MeK76T90
>>955
萌えた
萌えた
957 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:00:03.59 ID:uWtBI2Sm0
958 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:00:55.46 ID:WJAl4vMb0
男（まさかトイレ自体が荒らされてるとはな）
女（今日は会えずじまいか）
男（さすがに別のトイレで遭遇するほどの運は無いらしい）
女（こんな日に限って雨なんて、ほんとやめてほしいな）
コツン
男「あ――」
女「すみませ――」
男「……結局会えたな」（互いの傘の布）
女「また雨の日だね」（壁どころか膜のレベルなのに）
男「それじゃあ」（覗き込む勇気すら出ずに）
女「うん」（嫌いな筈の人ごみに逃げ込む）
男（あの壁は薄すぎた）
女（あれは近づきすぎた）
女（でも……厚すぎた）
男（結局今日も、声を聞いただけ）
女（今日は会えずじまいか）
男（さすがに別のトイレで遭遇するほどの運は無いらしい）
女（こんな日に限って雨なんて、ほんとやめてほしいな）
コツン
男「あ――」
女「すみませ――」
男「……結局会えたな」（互いの傘の布）
女「また雨の日だね」（壁どころか膜のレベルなのに）
男「それじゃあ」（覗き込む勇気すら出ずに）
女「うん」（嫌いな筈の人ごみに逃げ込む）
男（あの壁は薄すぎた）
女（あれは近づきすぎた）
女（でも……厚すぎた）
男（結局今日も、声を聞いただけ）
959 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:01:30.94 ID:wLR0nzl10
なんという良スレ、鳥肌の立ちすぎで鳥になりそうだ
しかし微妙に見つけるのが遅かった感が否めない
しかし微妙に見つけるのが遅かった感が否めない
960 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:04:53.22 ID:iEmPHtGgO
961 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:08:23.61 ID:V40xHQGqO
962 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:09:45.37 ID:+D1rbZLmO
携帯ですまん
女「ねえ」
男「ん？」
女「もうすぐ卒業だね」
男「そうだな」
女「嬉しい？」（なぜ私はこんなことを聞くんだろう）
男「…まあ、嫌がらせから開放されるしな、嬉しい」（本当は寂しいんだ、この関係が終わってしまうのが）
女「…そしたらもうあえないね…」（寂しいとでも言って欲しいんだろうか）
男「…そうだな」（俺は…女のこと好きなのにな…）
女「そうだよね…」（強がってばっかりで本当のことなんかいえない）
男・女（この気持ち素直に伝えたいのに…）
女「ねえ」
男「ん？」
女「もうすぐ卒業だね」
男「そうだな」
女「嬉しい？」（なぜ私はこんなことを聞くんだろう）
男「…まあ、嫌がらせから開放されるしな、嬉しい」（本当は寂しいんだ、この関係が終わってしまうのが）
女「…そしたらもうあえないね…」（寂しいとでも言って欲しいんだろうか）
男「…そうだな」（俺は…女のこと好きなのにな…）
女「そうだよね…」（強がってばっかりで本当のことなんかいえない）
男・女（この気持ち素直に伝えたいのに…）
963 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:10:18.03 ID:ci71BH3R0
１ヶ月ぶりに来たVIPで神スレを発見出来た俺の運に感謝
964 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:11:20.14 ID:z+JmLvvSO
965 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:11:39.51 ID:/MeK76T90
966 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:12:13.85 ID:z+JmLvvSO
967 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:13:52.19 ID:iEmPHtGgO
968 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:21:57.58 ID:WJAl4vMb0
女「で、島村先生がさ」（意図的に無視する）
男「あの人ほんとに話題に事欠かないよな」（今日という日付を）
女「いや、今日のは一味違うよ」（話題にすると、この関係が崩れそう）
男「もしかしてついにあの疑惑が？」（見えないというのは恐ろしい）
女「そうなんだよ。実は――」（相手を美化して、その偶像に縋ってしまう）
ガチャン
ねーねー、佐藤君にはチョコあげたの？
うん、それでねー
男（ただの依存より、さらに罪は重い）
女（だから、この気持ちに“気付い”ちゃいけない）
男（速くなる動悸にも、熱くなる頬にも）
女（……ああ、せっかく上手くいきそうだったのに――）
バタン
男「……で、島村先生が？」（流そう）
女「うんうん、それでね――」（流されよう）
男女（今日もまた、逃げの一手）
男「あの人ほんとに話題に事欠かないよな」（今日という日付を）
女「いや、今日のは一味違うよ」（話題にすると、この関係が崩れそう）
男「もしかしてついにあの疑惑が？」（見えないというのは恐ろしい）
女「そうなんだよ。実は――」（相手を美化して、その偶像に縋ってしまう）
ガチャン
ねーねー、佐藤君にはチョコあげたの？
うん、それでねー
男（ただの依存より、さらに罪は重い）
女（だから、この気持ちに“気付い”ちゃいけない）
男（速くなる動悸にも、熱くなる頬にも）
女（……ああ、せっかく上手くいきそうだったのに――）
バタン
男「……で、島村先生が？」（流そう）
女「うんうん、それでね――」（流されよう）
男女（今日もまた、逃げの一手）
969 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:23:26.32 ID:bdKe+besO
訳あって携帯だが
ずっとＲＯＭに徹してた俺に一言言わせて欲しい
乙
ずっとＲＯＭに徹してた俺に一言言わせて欲しい
乙
970 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:25:49.76 ID:uWtBI2Sm0
このスレは壁（ネット）越しに会話してる俺たちのためのスレだったな
馴れ合いはルール違反だけど破らなきゃなにも始まらない。だからこれだけ
住人達、ありがとう
本当に、ありがとう
コンコン
馴れ合いはルール違反だけど破らなきゃなにも始まらない。だからこれだけ
住人達、ありがとう
本当に、ありがとう
コンコン
971 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:30:30.68 ID:V40xHQGqO
男「もう卒業か…」
女「……うん」
男「みんなの中に俺はいるのかな」
女「クラスメイトは私の事思い出すのかな…」
男（俺は君の事を…）
女（私はあなたの事を…）
男（忘れない）
女（忘れられない）
男女((今この画面をみてるあなた達も…))
忘れないであげてください
女「……うん」
男「みんなの中に俺はいるのかな」
女「クラスメイトは私の事思い出すのかな…」
男（俺は君の事を…）
女（私はあなたの事を…）
男（忘れない）
女（忘れられない）
男女((今この画面をみてるあなた達も…))
忘れないであげてください
972 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:31:18.52 ID:KcGHFTh80
隣人にバイク盗まれた
から殺す
973 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:32:37.03 ID:EaG3TPke0
>>972
お帰りください
お帰りください
974 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:34:00.31 ID:KB0E9SauO
人は誰もが壁に隔たれている
物質的にも、精神的にも
それでもその壁をknockするのは
きっと少しでも温もりが欲しいから
壁はみんな堅くて頑丈な物だけど
そっちにいるキミに何か伝えられるぐらいには
厚くないと思っていいよね？
顔は見えなくても
ココロは見えなくても
今日も私は目の前の壁をknockする
みんな乙
物質的にも、精神的にも
それでもその壁をknockするのは
きっと少しでも温もりが欲しいから
壁はみんな堅くて頑丈な物だけど
そっちにいるキミに何か伝えられるぐらいには
厚くないと思っていいよね？
顔は見えなくても
ココロは見えなくても
今日も私は目の前の壁をknockする
みんな乙
975 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:34:59.84 ID:wLR0nzl10
男「恋ってさ、いつの間にか落ちてるっていうじゃん？」
女「・・・うん、そうだね」
男「そう考えると俺って、恋に落ちることなさそうなんだよなぁ」
女「なんで？」
男「いや、俺もともと底辺にいると思うからさ」(釘を刺す)
女「それは私にも言えるのかな？」(近付く前に、近付かせる前に)
男「さぁ？俺とお前は違う個体だからな」(距離をとる)
女「・・・そっか」(傷つけないよう、傷つかないよう)
男「・・・」(それでも近付きたい)
女「・・・キミｈ」(壁の向こう側を知りたい)
男「そういや、次の時間は実験だったな。あぁわりぃ、どうした？」(でもそれをしないのは)
女「ううん。なんでもない。移動するなら早く行ったほうがいいよ」(この関係を壊すのがどうしようもなく怖いから)
男「・・・そだな。んじゃ、先行くわ」(自分を知られるのが怖いから)
女「あ・・・あのさ」(わからないものは恐ろしい)
男「・・・？」(光があるかも分からないから)
女「ま、またね？」(それでも望もうとするのは)
男「・・・・・・あぁ、またな」(きっと)
―ガチャ、バタンッ―
女「はぁ・・・結局私は落っこちた人間なのかな？」
男「・・・元からソコにいた、落っこちた」
男「・・・・・・結果は同じか」
女「・・・うん、そうだね」
男「そう考えると俺って、恋に落ちることなさそうなんだよなぁ」
女「なんで？」
男「いや、俺もともと底辺にいると思うからさ」(釘を刺す)
女「それは私にも言えるのかな？」(近付く前に、近付かせる前に)
男「さぁ？俺とお前は違う個体だからな」(距離をとる)
女「・・・そっか」(傷つけないよう、傷つかないよう)
男「・・・」(それでも近付きたい)
女「・・・キミｈ」(壁の向こう側を知りたい)
男「そういや、次の時間は実験だったな。あぁわりぃ、どうした？」(でもそれをしないのは)
女「ううん。なんでもない。移動するなら早く行ったほうがいいよ」(この関係を壊すのがどうしようもなく怖いから)
男「・・・そだな。んじゃ、先行くわ」(自分を知られるのが怖いから)
女「あ・・・あのさ」(わからないものは恐ろしい)
男「・・・？」(光があるかも分からないから)
女「ま、またね？」(それでも望もうとするのは)
男「・・・・・・あぁ、またな」(きっと)
―ガチャ、バタンッ―
女「はぁ・・・結局私は落っこちた人間なのかな？」
男「・・・元からソコにいた、落っこちた」
男「・・・・・・結果は同じか」
976 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:39:48.33 ID:os8uNt7y0
977 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:40:46.42 ID:A0zCg/T90
このスレ最高だったぜ！
>>1、みんな 乙！
>>1、みんな 乙！
978 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:43:54.83 ID:+D1rbZLmO
男「もうすぐこのスレもおわりだな」（物に終わりがあるのは当然で）
女「そしたらみんな会えなくなっちゃうね…」（そんなの何回も経験してるのに）
男「俺と君」（こんなに寂しいのは何故だろう）
女「それに住人のひとたちとも」（寂しさには慣れてるはずなのに）
男「…また会えるかね」（保障なんかないけど）
女「うん、きっと」（言葉にだしてないと悲しすぎるから）
男「俺たちの物語は終わらない、ってな」（…最後なんだから伝えなくては）
女「それベタすぎｗ」（ない勇気を絞り出して）
男「ははｗ」
女「ふふｗ」
男・女「…今までありがとう、好きです」
終わりなんかじゃない。俺たちの物語はこれから自分で作っていくのだから。
べたすぎですまん…
女「そしたらみんな会えなくなっちゃうね…」（そんなの何回も経験してるのに）
男「俺と君」（こんなに寂しいのは何故だろう）
女「それに住人のひとたちとも」（寂しさには慣れてるはずなのに）
男「…また会えるかね」（保障なんかないけど）
女「うん、きっと」（言葉にだしてないと悲しすぎるから）
男「俺たちの物語は終わらない、ってな」（…最後なんだから伝えなくては）
女「それベタすぎｗ」（ない勇気を絞り出して）
男「ははｗ」
女「ふふｗ」
男・女「…今までありがとう、好きです」
終わりなんかじゃない。俺たちの物語はこれから自分で作っていくのだから。
べたすぎですまん…
979 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:46:58.34 ID:veljRTOOO
元々しんみりした新ジャンルだったけど
なんか切ないんだよ馬鹿野郎！
なんかありがとう！コンコンコンコン！
なんか切ないんだよ馬鹿野郎！
なんかありがとう！コンコンコンコン！
980 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:54:28.06 ID:2nZBe73K0
ーーコンコン。
981 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:55:54.72 ID:WJAl4vMb0
女（次が自分の最後のストック）
男（ENDを先に投下したおろかさを嘆きつつ）
女（最後に我侭を言わせて）
時間があれば、気が向いたらで良い
>>310 >>312 >>319 >>322と>>323の間に挟んで読んで欲しい
それじゃ、みんな本当にGJ！
男（ENDを先に投下したおろかさを嘆きつつ）
女（最後に我侭を言わせて）
時間があれば、気が向いたらで良い
>>310 >>312 >>319 >>322と>>323の間に挟んで読んで欲しい
それじゃ、みんな本当にGJ！
982 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:56:29.48 ID:+D1rbZLmO
これからはぬるぽじゃなくコンコンの時代が来るな
983 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:56:33.78 ID:Fr5jJ07D0
俺のノックは、みんなに伝わっただろうか？
思い出したら、読み返して貰えると嬉しい。
俺も、みんなの話を読み直す。繰り返し、繰り返し。
次が、俺の投下する最後のオハナシ。
みんなに伝える、感謝のしるし。
この新ジャンルを提供してくれた>>1氏。
そして、このスレに集まったみんなへ。
さぁ、耳を澄ましてごらん。
きっと聞こえてくる。
思い出したら、読み返して貰えると嬉しい。
俺も、みんなの話を読み直す。繰り返し、繰り返し。
次が、俺の投下する最後のオハナシ。
みんなに伝える、感謝のしるし。
この新ジャンルを提供してくれた>>1氏。
そして、このスレに集まったみんなへ。
さぁ、耳を澄ましてごらん。
きっと聞こえてくる。
984 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:57:01.91 ID:WJAl4vMb0
男「涙拭く？」（愛するのが怖かった)
女「ありがと」（愛されるのが怖かった）
男「良くわかったな」（裏切られるのが怖かった）
女「君の声は聞きなれてるから」（裏切るのが怖かった）
男「そりゃ光栄だ」（それは今も解決してなくて）
女「君こそ、良くわかったね」（でも、私たちは顔を合わせてる）
男「花瓶見て泣いてくれてたから」（それ以上の感情に突き動かされ）
女「みっともないとこ見られたかな」（失った悲しみが怒りに変わって）
男「いや、嬉しかった」（失うかもしれないという恐れが体を支配して）
男女（壁を乗り越えさせたんだ……）
男「俺さ――」（問うのが怖いけど、誤魔化ほうが怖いから）
女「私さ――」（手遅れな事を聞いてみよう）
男女「「どう？」」
男「……想像以上、妄想未満」
女「以下同文」
男「ずるい」
女「ふふっ」
失う悲しみも、失ってからの孤独も知っているせいで、
永遠や運命なんて甘い言葉、スケールが大きすぎるらしい。
だから、こう言おう。
男女「「明日もよろしく」」
そして、一日ずつ積み上げていくんだ。
二人の日常を――
女「ありがと」（愛されるのが怖かった）
男「良くわかったな」（裏切られるのが怖かった）
女「君の声は聞きなれてるから」（裏切るのが怖かった）
男「そりゃ光栄だ」（それは今も解決してなくて）
女「君こそ、良くわかったね」（でも、私たちは顔を合わせてる）
男「花瓶見て泣いてくれてたから」（それ以上の感情に突き動かされ）
女「みっともないとこ見られたかな」（失った悲しみが怒りに変わって）
男「いや、嬉しかった」（失うかもしれないという恐れが体を支配して）
男女（壁を乗り越えさせたんだ……）
男「俺さ――」（問うのが怖いけど、誤魔化ほうが怖いから）
女「私さ――」（手遅れな事を聞いてみよう）
男女「「どう？」」
男「……想像以上、妄想未満」
女「以下同文」
男「ずるい」
女「ふふっ」
失う悲しみも、失ってからの孤独も知っているせいで、
永遠や運命なんて甘い言葉、スケールが大きすぎるらしい。
だから、こう言おう。
男女「「明日もよろしく」」
そして、一日ずつ積み上げていくんだ。
二人の日常を――
985 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 19:58:10.00 ID:Fr5jJ07D0
女（この壁はね、あなたの為にあるの。
今は暗くて、恐いかもしれないけれど、必ずあなたは外へ出る）
男（こんなに近くに要るのに、今は手も届かない。見ることも出来ない。
君にも、俺が誰だかわからないだろう）
女（でも、大丈夫。私達は繋がってるから）
男（この壁は、俺達を繋ぐ壁）
男「…なぁ、そろそろ止めないか？ 君がクラシック好きなのは解ったから…」
女「あら、素敵でしょ？」
男「そうだけどさ…だからって『悲愴』はないだろう！？」
女「何よ！ 私の趣味にケチ付ける気！？ …そりゃぁ、縁起は悪いかもだけど…」
男「解ってるなら聴かせるなよ！ しかもトイレで！！」
女「い、いいじゃない別に！！」
男「大体君は…！」
『喧嘩する事も多くなった。でもそれは悪いことじゃない。』
「！！」
「…！…！！」
『言葉は語る以外に意味を持たない。私達は、それを知っている。』
女「あ…ね、ねぇちょっと…。動いた！ 今お腹蹴ったよ！ コンコンって！！」
今は暗くて、恐いかもしれないけれど、必ずあなたは外へ出る）
男（こんなに近くに要るのに、今は手も届かない。見ることも出来ない。
君にも、俺が誰だかわからないだろう）
女（でも、大丈夫。私達は繋がってるから）
男（この壁は、俺達を繋ぐ壁）
男「…なぁ、そろそろ止めないか？ 君がクラシック好きなのは解ったから…」
女「あら、素敵でしょ？」
男「そうだけどさ…だからって『悲愴』はないだろう！？」
女「何よ！ 私の趣味にケチ付ける気！？ …そりゃぁ、縁起は悪いかもだけど…」
男「解ってるなら聴かせるなよ！ しかもトイレで！！」
女「い、いいじゃない別に！！」
男「大体君は…！」
『喧嘩する事も多くなった。でもそれは悪いことじゃない。』
「！！」
「…！…！！」
『言葉は語る以外に意味を持たない。私達は、それを知っている。』
女「あ…ね、ねぇちょっと…。動いた！ 今お腹蹴ったよ！ コンコンって！！」
今一度、俺からもありがとう。
数多くの新ジャンルを見てきたけど、ここまで感動したものはなかったかもしれない。
俺自身が書き手としていくつかの駄作を落としたけど、
それとは別にこの二人に言いようのない感情がわいていて、言葉に出来ない。
本当は１０００までにまともなFLASH作りたかったんだけどまだ今も仕事中でとてもできそうになかったから、やっつけ仕事の予告編だけあげておいた。
即席だから環境によってはなんかロードし終わってないのにＳＴＡＲＴボタンでるとかわけわからんバグとかもあるけど
まぁページ開いて５分程度放置してから再生すれば大丈夫だと思う。
時間はかかってもいつかまともなのをあげると約束するよ。
1000までの生ログと作品だけを抽出したログは今晩中にあげておく。
ＩＤ別は予想以上に大変だったのでまったり待ってやってくれｗ
願わくばここにいた人たちがこの先で少し人生に疲れたとき、このスレで感じた感動を思い出してふらっと見に戻ってきてくれますように…
数多くの新ジャンルを見てきたけど、ここまで感動したものはなかったかもしれない。
俺自身が書き手としていくつかの駄作を落としたけど、
それとは別にこの二人に言いようのない感情がわいていて、言葉に出来ない。
本当は１０００までにまともなFLASH作りたかったんだけどまだ今も仕事中でとてもできそうになかったから、やっつけ仕事の予告編だけあげておいた。
即席だから環境によってはなんかロードし終わってないのにＳＴＡＲＴボタンでるとかわけわからんバグとかもあるけど
まぁページ開いて５分程度放置してから再生すれば大丈夫だと思う。
時間はかかってもいつかまともなのをあげると約束するよ。
1000までの生ログと作品だけを抽出したログは今晩中にあげておく。
ＩＤ別は予想以上に大変だったのでまったり待ってやってくれｗ
願わくばここにいた人たちがこの先で少し人生に疲れたとき、このスレで感じた感動を思い出してふらっと見に戻ってきてくれますように…
987 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:06:20.78 ID:MbwENpUXO
なんか『Gotta knock a little harder』の歌詞を思い出した。
988 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:06:32.58 ID:KB0E9SauO
989 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:10:43.06 ID:os8uNt7y0
990 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:12:53.97 ID:/MeK76T90
>>986
またそれ見て泣くぜwww
またそれ見て泣くぜwww
991 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:17:02.29 ID:tvmvoiH+0
992 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:17:16.23 ID:wLR0nzl10
993 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:20:41.20 ID:4YBXbv390
cn16lYRq0だがこんなの初めて書いた。
1の呈示した世界観が狭隘にも散漫にもなりにくい程よい広さだった分
良作も生まれたし、俺みたいに逆手にとって色物を作る余地も許容してくれた理由、と分析。
新ジャンルの盛り上がりは1の世界観が丁度いい広さであるか、なのだろうか。
楽しませていただきました。
だれもが通り過ぎた（かも知れない）あの日を生きる男と女と、1と諸君に感謝
1の呈示した世界観が狭隘にも散漫にもなりにくい程よい広さだった分
良作も生まれたし、俺みたいに逆手にとって色物を作る余地も許容してくれた理由、と分析。
新ジャンルの盛り上がりは1の世界観が丁度いい広さであるか、なのだろうか。
楽しませていただきました。
だれもが通り過ぎた（かも知れない）あの日を生きる男と女と、1と諸君に感謝
994 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:22:02.85 ID:+D1rbZLmO
九時までこれないから最後に
みんなありがとう。
みんなありがとう。
995 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:22:12.06 ID:kU0h8GXGO
996 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:23:15.26 ID:bGjwBDlG0
乙
997 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:24:04.45 ID:mnSYYEDeO
なあ
998 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:24:20.42 ID:KwfFjLPU0
コンコン・・・
999 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:24:49.18 ID:ttrWW1OH0
みんな大好きだ
1000 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。：2007/06/01(金) 20:24:50.62 ID:lU3LcEpD0
1000なら二人は永遠に皆の心の中に
1001 ：１００１：
＊ + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 ＊ 。
+ 。 | |
＊ + / / イヤッッホォォォオオォオウ！
∧＿∧ / /
（´∀｀ / / + 。 + 。 ＊ 。
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〈＿｝ ） | 次スレも…VIPクオリティ！！
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VIPがT-bananaを落とすことは不可能 FOX★
〒 ! + 。 + 。 ＊ 。
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