（　＾ω＾）ブーン達は廻るようです

まとめ：http://www.geocities.jp/qlimss/boon/round/i.html

あれ？打ち切りになったんじゃ……
再開ｋｔｋｒ

ｋｔｋｒ

>>1
今気づいた
ありがとうございます！！

１２：「toy」

ξﾟ�听)ξ

　ある冬の、たった一日の話。

ξﾟ�听)ξ「……駄目ね」

　私が言うと、ドクオはため息をついてコンクリートの階段に座り込んだ。

('A`)「ここにも手掛かりなしか……」

　どこか放心した様な、投げやりな口調。
　唯一の手掛かりである自分が何も思い出せない。そんな状況に苛立っているのだろう。

ξﾟ�听)ξ「帰りますか……もう暗いし」

('A`)「……悪い」

ξﾟ�听)ξ「うるさい。別にアンタが悪いなんて思ってないわよ」

　「果たしてこれは本音か？」

　ドクオと別れて、彼の背中が消えるまでの間、疑問の答えは出なかった。
　そうだ、誰かが悪い訳ではない。
　ブーンを最後に見たのがたまたまドクオだっただけだ。
　これは事故で、ブーンは道にでも迷っていて、ドクオだって辛くて、

ξﾟ�听)ξ「私だって……」

　だから、つまり、そう、これは事故だ。
　気にする必要はない。
　明日にでもブーンはヘラヘラ現れて、私はそいつをぶん殴って、それで全てが終わるのだ。

ξﾟ�听)ξ「はぁ……」

　薄暗い道を照らす、少な目の街灯。
　刺す様に吹く冷たい風。
　長く続く灰色の景色。

再開ktkr

　何故か見ている者の不安を煽る様な風景。

ξﾟ�听)ξ「……え？」

――その先に浮かぶ、透明な影。

　それは明らかに異質だった。
　沈む空気の中、まるで静かに、輝く様にそれは存在していた。

(*ﾟ∀ﾟ)「あー……見えるよねぇ？」

　そして、それは声を上げ、私に向かって歩を進める。
　近付くにつれ、それは「人」の形に、目の前に来る頃には完全な「人」として私を見詰めた。

ξ;ﾟ�听)ξ「あ……、アンタ、誰よ……っ？」

　そして、私の目の前には小柄な愛らしい女の子がいた。

(*ﾟ∀ﾟ)「あのね、探してるんでしょ？ 記憶？」

ξ;ﾟ�听)ξ「え？ 何？ ……だから、誰よ？」

　こうして見るとさっきまでの嫌悪感が嘘の様に、それは当たり前の存在としてそこにいた。
　ただ、当たり前の「初対面」の人間として。

(*ﾟ∀ﾟ)「あっ、失礼。私はね……あー、信じてくれるかなぁ？」

ξﾟ�听)ξ「良いから早く」

(*ﾟ∀ﾟ)「私は『お化け』！！ ……探偵さっ」

ξ;ﾟ�听)ξ「……霊界探偵が何の用よ？」

(*ﾟ∀ﾟ)「あー……だから、つまりさ？ 記憶をお届けに来た訳さ。ドクオくん？ 彼の、ね！！」

　第一印象は最悪。
　それでも私は、彼女の話を聞く事にした。
　ただ、それだけの事。
　それは、ある冬の、たった一日の話。

支援

「これは伝説になるぜ！！」くらいの気分で書き始めた小説に、
思いの外反応がなかったり、しかも読み返すと「頑張ればもうちょいうまく書けただろ」みたいな箇所てんこ盛りだったりで急遽打ち切ってしまいました。
でも良く考えたら、それは作品にも読者にもまとめの人にも関係ない話な訳で
ようするにまた頑張ります
本当にすみませんでした

チラ裏終わり
１２話はまだ続きますが、投下は深夜三時頃になります
重ね重ねすみません

がんがれ支援

>>11
逃亡しなけりゃｲｲﾝﾀﾞﾖｰ
支援