http://kissa.tea-nifty.com/maido auはやっぱりすごかった
私は1996年1月にケータイデビューして以来11年余り、音声端末はずっと現在のソフトバンク一本だった(契約当時は東海デジタルホン。これ以外に一時期ドコモのエクシーレを使っていたことがある)。
ところが、今年の3月に初めて音声2回線目のウィルコムを持つことになり、続いて先月末からは色々あって法人契約ながらauも持つようになった。
ご存知の通り、auは現在満足度ナンバー1のケータイキャリアである。このキャリアも数年前は低迷し、現在のソフトバンク(当時はJ-フォン)にホンの一時ではあるが2位を明け渡したこともあった。
それが今や飛ぶ鳥を落とすかのごとくの勢いである。
これまで私はauを持ったことがなかったので、その良さは実感できなかった。しかしそれを持つやいなや、その良さの一部、それも大きな一部を身をもって知ることになる。それはエリアだった。
そのエリアの良さとは、マップのような平面ではなくて、ビルの中だとか、半地下の場所だとか、エリアマップに図示出来ない所に出てくるのだった。3台持っているとついついアンテナピクトを比較してしまうのであるが、
電波の届きにくそうな場所で最後まで粘るのが決まってauなのである。
一方でソフトバンクは屋内にめっぽう弱い。ただ今まではそれがむしろ当然であり、仕方ないと思っていたのだ。それが細かな基地局設置で局地的に電波の入るウィルコムを手にして、その意外な強さに驚いた。そしてそんな中、遂に手元にauがやってきた。
こいつは屋内基地局の無い所では最強である。
ソフトバンクのヘロヘロぶりを目の当たりにしてしまったわけである。
一番すごかったのは、5月5日に銀座の洋食店に入ったときのこと。店が混雑していたので地下の客席に案内された。そこではauとウィルコムがバリバリに入り、ソフトバンクだけが完全圏外だった。
これは、地下といっても浅い地下だったので、恐らくその店は地下にウィルコムのアンテナを設置し、auは単にその電波特性で届いたからではないかと思われる。