1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:18:27.17 ID:HoK1EKFf0
黒曜石 世間知らず、恥ずかしがりや、健気、ひかえめ。甘えんぼな一面も。
雲母 ちびっこ。無口。読み方はきらら。うんもと呼ばれると怒る。荒巻が大好物。
珊瑚 一途で古風、口調は時代劇調。血に弱い。
瑪瑙 ボーイッシュ。実は可愛いもの好き。恥ずかしがりや。裁縫が得意。
金剛石 力持ちなツインテール縦ロール。“上品”を心がけるも上手くいってない。
真珠 不思議生命体マスコットな、みんなの姐さん。丸い。
アメジスト 好物は可愛いもの。もっぱら暇つぶしに他の乙女をからかって遊ぶ。
ペリドット いつもはほんわか、怒ると恐いメガネお姉さん。
月長石 猫耳小悪魔娘。貧乳気味。
蛋白石 巨乳。怪力。力加減も苦手。食いしんぼ。包丁捌きは一級品。
虎眼石 常識知らず。わりと無口でコスプレ好き、本を読むのも好き。置石の妹。
置石 悪戯好き。その悪戯は時として致命的。実は結構純情。虎眼石の姉。
天河石 天真爛漫で純粋、ちょっと常識に疎い。いつも笑顔。
鶏冠石 お嬢様。縦ロール。赤い。素直じゃない。自分にも他人にも厳しい。
殺生石 和装でおしとやかな、九尾の妖狐。家事が得意。主様一筋。
漬物石 和装乙女。漬物が得意。
電気石 たまに充電してる。触れられたら髪が静電気で逆立ってしまうこともある。
化石 貧乏。口調は似非関西弁。服がなくていっちょうらは制服。
ソーダ珪灰石 元気でおてんば、やんちゃなちびっこ。炭酸水が大好き。甘えん坊で泣き虫。
レッドベリル ツンデレ気味。本当は構って欲しい寂しがりや。
爆弾岩 出典はDQ。本気出すと超美人。
鉄鉱石 シニカルで気分屋。風来人気質。黒曜石と姿がよく似ている。
ホープ 呪われた宝石“ブルーダイヤモンド”の乙女。泣き虫で寂しがりや。
■もっと詳しく知りたい方は、
>>1のまとめwikiをみてみましょう。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:20:10.05 ID:b4j2lCR+0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:21:36.73 ID:HoK1EKFf0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:24:26.77 ID:bl9u4RvV0
今北。
>>1乙
最初は人少ないかも知れないが、まぁ頑張ろう
まだ新しい作品が完成していないのだが、全く目に付いていないであろう
昨日の深夜に投下した作品をまた出すのはアリ?
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:25:04.01 ID:HoK1EKFf0
>>5 自分は保管庫で読んだけどいいんじゃないかな! かな!
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:27:36.19 ID:bl9u4RvV0
じゃあ場つなぎに1つだけ。ネタの起爆剤にでも使ってくれ
電気石メインで5レス借り。タイトルは『妙な夢を見た』
乙女幼女化はよくあるので、それとは逆のネタで
8 :
妙な夢を見た 1/5:2007/05/12(土) 20:28:02.57 ID:bl9u4RvV0
さて、朝だ。
なんだか知らないけど、すでに朝食が用意してあってラッキーだ。
殺生石が用意してくれたのだろうか。
着替えも済んだし大学も休み。久々にのんびりとした朝食と洒落込もうかな、
なんて。
それにしても、誰もいない。
窓から日光が差し込む居間。テレビの音だけが、部屋を包む。
いつもならみんなの賑やかな声が聞こえる時間帯なのに……出かけてるのかな。
……っと、余裕があるといっても、ぼんやりしている暇はない。早く食べよう。
「いただきます」
習慣として身に付いてしまった一言。誰もいなくてもついつい言ってしまう。
で、おかずを一口……あれ、殺生石の味付けじゃないな、これ。
じゃあ蛋白石が練習で作ったのか……それにしては上手すぎる。言っちゃ悪いけど。
ということは……。
「マスター……おいし?」
かなり驚いた。
気配もなく、突然背後から呼びかけられる。
でも声を聞いてすぐに安心する。これは電気石の声だ。
「もー、驚かさないでよぉ。でも美味しいよ」
「……えへへ」
背後にいる電気石の声、どこか照れくさそうだ。
それにしても、電気石が作ったんだ……。
「黒曜石ちゃんにでも教えてもらったのかな、ずいぶんと上……ず……」
電気石を褒めてあげようと振り返る。
……いつもなら座った僕と同じ目線にあるはずの電気石の顔が、ない。
代わりに、膝下ほどの長さがある桜色のスカートと、そこから覗く白い脚。
ずいぶんと綺麗な……。
9 :
妙な夢を見た 2/5:2007/05/12(土) 20:28:27.08 ID:bl9u4RvV0
「マスター?」
僕の『頭上から』声が聞こえる。
そういえばさっきの声も……首を上げてみる。
まず、白いエプロンが目に入る。フリルの付いた、可愛いデザインだ。
腹部辺りには懐中時計型電源メーターの鎖。
胸……蛋白石に迫るぐらい大きい。
そして……顔は……。
「……どちらさま?」
「ん……電気石。忘れちゃ……めー」
僕の背後に立っていた彼女が、そう呟く。
えっと、僕の知っている電気石は小さな子供のハズなんだけどなぁ。あっはっはー。
「……おねぼけ?」
でも僕の目の前にいるのは、僕と同い年と言っても過言じゃない女性だ。
スタイルも良いし……そういえば、どことなく蛋白石に似ている。
でも確かに髪型は電気石のそれ。あの特徴的な癖毛だ。
「んー?」
「……あ、あぁ、あはは……もしかして、蛋白石がコスプレしてる?」
首を横に振る女性。
「……えと、じゃあ蛋白石は? 殺生石も見あたらないけど、二人ともどこに……」
「愛の巣って……姉様達、違うとこ……住んでる…………おねぼけ?」
「……つまり、えっと……二人暮らし?」
首を縦に振る。
まずい、頭が混乱してきた。
もう何がなんだか……って、気付いたら隣に電気石を名乗る人が座る。
10 :
妙な夢を見た 3/5:2007/05/12(土) 20:28:52.36 ID:bl9u4RvV0
「マスター……」
そう呟き、僕に寄り添う。
えー、一体これは何が……。
「ご飯……あーん、する」
「え、いや自分で食べるから」
「めー」
僕から優しく箸を取り上げ、近くのおかずを取る。
それを僕の方に向けて……。
「あーん……」
「ま、待って。えー……その、何というか、電気石がご飯作ってくれたのは
嬉しいけど、それ以上に分からない事がたくさん……」
そんな僕の声を聞かず、箸はどんどん僕の口元へ。
これはつまり、食べなきゃ話も聞いてくれないということなのかな。
……恥ずかしい、本当に。
「おいし?」
「う、うん……それで、その、えーっと」
「もう一回。あーん……」
……話が、前に進まない。
気付けば、二人並んでひなたぼっこをしていたり。
僕に寄りかかってくる電気石。肩に、彼女の顔が乗せられる。
「あったかい……」
「う、うん。暖かいね」
今にも眠ってしまいそうな電気石の顔。でも僕は落ち着かない。
「……マスターと、出会えて……よかった」
小さくつぶやく。
11 :
妙な夢を見た 4/5:2007/05/12(土) 20:29:16.73 ID:bl9u4RvV0
「あ、ありがと」
すごく、照れくさい。
電気石の顔がすごく綺麗で、目を合わせられないぐらいに。
今まで照れることは数知れずあったけど、何というか……胸が
燃え上がるような気分に。
……ゆっくりと、電気石の顔が近づいてくる。
目をつむった彼女の顔。これはやはり……。
「んー……」
分からないことだらけだ。
だけど、一つだけはっきりしていること。
僕は、彼女に……。
◆
「ご主人様ーっ、あっさですよー!!」
「うぐあっ!!」
腹部に走る衝撃。
あれ、僕はひなたぼっこ……え、布団?
「今日はお布団干すんですよねー。手伝いますよっ」
「え、何、へ? いや……うわあぁぁーっ!」
朝から布団ごと振り回されるとは思っていなかった訳で……。
しかし、さっきのは夢、か。
そ、それもそうだよね。いきなり電気石が大きくなって、その……。
「主様、お顔が赤いですよ。風邪ですか?」
「えっ、あぁー……大丈夫大丈夫っ!」
12 :
妙な夢を見た 5/5:2007/05/12(土) 20:30:11.97 ID:bl9u4RvV0
蛋白石も殺生石も、ちゃんと家にいる。
当然電気石だってここに……。
「おはよ……」
小さな子供の電気石。
いつも通りの姿。
いつも通りの可愛い顔。
……なぜか、直視出来なかった。
「んー?」
僕の足下まで歩み寄り、こちらを見上げてくる。
様子が変なのは認めるけど……駄目だ、目を合わせられない。
「マスター……?」
「主様、ちゃんと挨拶をしないと駄目ではないですか」
……妙な夢、見ちゃったなぁ。
以上。こういうのはこれっきりに留めておくので、今回は大目に見てくれ
何かのネタになれば幸い
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:31:31.81 ID:HoK1EKFf0
みょんな夢GJー
大きくなった電気石はさぞかし電気も強力になっていることだろう。
あと夢に出てきた子を好きになっちゃうって実際けっこーあるよね☆
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:34:06.88 ID:b4j2lCR+0
素の電気石でもヤバいのにこれは反則・・・www
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:37:24.40 ID:q5xXUzPK0
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:37:41.86 ID:b4j2lCR+0
前スレで貰った「ちょっとアンニュイ雨の日@子供乙女」
ソ「うー……」
主「窓の外なんて見てどうしたの?」
ソ「むぅ……お外は雨なの」
主「そういえば予報で雨っていってたっけ」
ソ「うー……」
天「あうー」
主「何だ変な声だして」
天「だって今日は雨だよぅ?」
主「雨降ってんのか……かったりぃな」
天「今日はお外に行けないかな……」
雲「……」
主「今日は雨だし髪がベタつくなぁ」
雲「……マスターもか?」
主「ということは雲母も?」
雲「……うむ」
ソ.(うー、暇ー……)
天(早く晴れないかなぁ……)
雲(……今日の収穫は無理か)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:39:07.61 ID:HoK1EKFf0
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:43:09.69 ID:378kv3Fu0
>>1乙!今週はもう諦めてたw
>>12 GJwwwwwww
大人な電気石も破壊力がすごいwwwwwww
>>16 かわいいなあw
雲母の髪が大変そうだwww
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:44:03.41 ID:HoK1EKFf0
黒「今日は雨ですねー」
主「うん。じめじめしてるし暗いから、みんな雨は嫌いだよね」
黒「マスターも、雨はお嫌いですか?」
主「んーあんまり考えた事ないかな。黒曜石はどうなんだい?」
黒「私は……雨は大好きです。雨が降って大地が潤って草木は育ちます。
そういう営みってとても大切だと思うんです」
主「そうだね。黒曜石は優しい娘だ」
黒「そ、そんな……お姉さまの受け売りなんです」
金「もー! 雨って最悪ー!! 雨なんか無くなればいいのにー!!」
珊「雨が降らなかったら大変な事になってしまうぞ……」
黒「……」
主「あ、あの娘はアレでいいんだよ」
黒「そ、そうですね」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:46:52.06 ID:b4j2lCR+0
置「あー……急に降って来たわねぇ」
虎「姉さん、迎えに来たよ」
置「ありがとう虎眼……、って相変わらず変わった格好してるわね」
虎「……姉さん、その言い方だと私が常に変人みたいじゃない」
置「あは、ごめんごめん。それはポンチョって言うんだっけ?」
虎「うん」
置「まるで、てるてる坊主ね」
虎「……先に帰るよ」
置「ああ!?待ってよ虎眼〜」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:49:09.46 ID:HoK1EKFf0
ポン…チョ…?
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:51:08.10 ID:378kv3Fu0
>>19 やっぱり黒曜石はかわいいなあw
金剛石もアレはアレでかわいいwwwww
ん?大好きですよ?
>>20 ポンチョ虎眼ワロタwww
想像したらかわいいwww
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:52:26.91 ID:HoK1EKFf0
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:52:45.37 ID:b4j2lCR+0
にしても人居ないねー
22時以降に期待かな
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:53:09.15 ID:OJtEqXAI0
主人の動向が怪しい。
問いただしてみれば明日が修学旅行だという。
二泊三日…なるほど。京都、奈良か。
私も行ってみたいな、良し。行こう。そうしよう。
他のヒマそうな乙女達にも声をかけておくか。
翌朝、主人を見送ってから、傍らにいる二人に声をかける。
「よし、出発しよう。」
伊達に私は魔法使いをやっているわけではない。
姿を消すぐらいお手の物だ。
無論、身体を小さくすることも。
「しっ…試金石?流石にこの方法には無理があるのではないか?」
「苦しいってばー。」
苦情を言う珊瑚と天河石。
他に方法が無いのだから我慢していただきたい。
実はというとまさか主人のカバンがこうにもキツキツだとは思わなかったのだ。
…何かの衝撃で潰れてしまうかもしれないな。どうしよう。
なに、宿につくまでの辛抱だ。
「宿についたらついたで試金石の主人とその御友人がいるのではなかろうか?」
「あ…。」
迂闊だった。それを忘れていた。
…元に戻る機会が無いじゃないか。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:53:35.63 ID:OJtEqXAI0
どうしよう。
自分の作戦には穴がありほうだいだったようだ…。
「自己嫌悪しているヒマがあったら問題解決に精を出さんか!」
「つぶれちゃうよー。」
…ごめんなさい。
「ええいもう私は帰らさせてもらうぞっ!」
「どーやってー?」
「ぬっ…。」
そう、ここは新幹線の中でさらに主人の中。
帰る事なんて不可能に近いのだ。
こうなったらもう諦めて京都に行くしか…。
「しっ…試金石!空間の転移とかそのようなものはできんのか?」
「身体を小さくすると極端に魔力が減るんだ…。」
フッ、ともう諦めたように言う。
いや、もうそう言うしかなかった。
言ってる事は事実だし。
あ、無理に主人と一緒に居る必要は無いか。
京都についたらそこから抜け出して私たちだけで京都を観光すればいいのか。
そうか。そういう手があったか。
「どうするつもりだ試金石っ!」
「ま…まぁまぁ落ち着いて。」
天河石はもう寝てしまった。タオルにくるまれているその姿は
愛らしいものだ。いやいや和むなぁ。
今にも斧を振り回しそうな珊瑚をなだめつつ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:54:06.64 ID:OJtEqXAI0
頭の中で京都観光プランを練る。
京都名物…やっぱりお菓子だろうか。大福…蕨もち…。
程なくして京都に到着する。少し悪い気もするが
天河石を叩き起こしてイザ京都。
他の生徒達の目の前で実体化するわけにもいかず
駅から出た比較的人通りが少ないところで魔法を解除。
「わーい!京都だぁーっ!」
走ると転ぶよ。
珊瑚も珊瑚でふむぅ。と唸りながらキョキョロ見回している。
いやぁ来てよかった、うんうん。
「おお、あそこに茶屋があるじゃないか。少しよってかないか?」
「行く行くーっ!」
なるほど、お団子か。食べたことの無いな…。
よーしじゃあまずはその御茶屋に…。
その御茶屋に歩を進めようとしたその瞬間
急に後ろから誰かにぶつかった。
誰だよ、ちゃんと前を見ていたのか?
「…主人?」
「どうして…試金石が此処にいるのかな?」
怒ってるっぽいなぁ。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:54:28.00 ID:OJtEqXAI0
でもなぁ主人。人間ならばもう少し冷静に行動するべきだ。
「おいおい、京都に来てナンパかー?」
「う。ああ、違う。此処の友達なんだ。久しぶりだからつい…。
あ、それじゃあ。」
…予想しよう。この後主人は‘京都で見知らぬ女の子をナンパしたヤツ’
として卒業するまで語り継がれる事だろう。うん、間違いない。
「む?何をボサっとしておる。さっさと行くぞ。」
「今行くよ。」
さて。今日は三人で一日楽しむか。
折角の京都だしね。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:55:14.74 ID:OJtEqXAI0
以上。唐突に投下してスマンカッタ。今は反省している。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:55:48.67 ID:HoK1EKFf0
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:56:45.98 ID:378kv3Fu0
>>31 割り込みすまんかったorz
そしてGJw
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:57:21.20 ID:Opb2ZkbN0
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 20:58:30.08 ID:HoK1EKFf0
人いないしスクリーンショットでも投下するか
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:01:53.00 ID:bl9u4RvV0
37 :
ずーっと一緒の秘訣は? 1/5:2007/05/12(土) 21:02:31.97 ID:bl9u4RvV0
情けない。
体調管理はしっかりしているつもりだったのに、今日はやけに体がだるい。
頭もぼんやりしているし、所々関節も痛い。完全に風邪を引いたかな……。
「ママー?」
でも、ソーダのご飯用意して今日も仕事行かないと……うぅ、足取りがおぼつかない。
「ん……もう少し待ってね。すぐ作るから」
冷蔵庫……何、残ってたっけ……。
えーと……。
――体が、何かに包まれてる。
布団? あれ、さっきまであたし起きていたのに……。
……あ、時間はっ? 目覚まし目覚まし。
「……うわ、完全遅刻」
全身の力が抜ける。
いや、さっきからだるさのせいで力なんて入っていなかったけど。
風邪とはいえ、とんでもないことしてしまった……とりあえず連絡入れないと。
立ち上がり、壁に手をつきながら電話をかけにリビングへ。やはり足取りはどうもおぼつかない。
「あっ、【ソーダのマスター】ちゃん! 駄目よぉ、寝てなきゃー」
いつも通り、ソーダの様子を見に来たのだろう。爆弾岩さんがリビングにいた。
そしてソーダは、小さなエプロンを身につけて掃除機を……。
だが、次の瞬間にはあたしの足下に抱きついてくる。
「ママぁー……」
泣き顔のソーダ。
「びっくりしたわぁ、あたしが来たら貴女、いきなり倒れてるんだもん」
「ママぁ……どっかいっちゃやぁー……ソーダ、いいこにするからぁ……」
38 :
ずーっと一緒の秘訣は? 2/5:2007/05/12(土) 21:02:55.10 ID:bl9u4RvV0
そっか、あの後あたし気絶しちゃったのか。
でもあたしが瀕死みたいな扱いに……まぁ、仕方ないか。
「ごめんね。どっか行ったりなんかしないから、泣きやんで」
「……ママ、ねんねしてて?」
「あー……そうしたいんだけど、仕事がね」
「そっちの方は大丈夫だから、ソーダの言うこと聞きなさい」
……なんか、有無を言わさず寝かされることになりそうだ。
「今日はねー、ソーダがおうちのことするのー♪」
と、張り切りモードのソーダ。先ほどの泣き顔も、すっかり吹き飛んでしまったようだ。
あたしはというと、布団に寝かされて、冷えピタと氷嚢とタオルを頭に乗せられている。
あまり意味ないような……。
「ママー、なにしてほしい?」
「え、えーと……」
本音を言うと、あまりソーダに家事は……なんか先が予想出来るし。
「大丈夫よぉ、何でも任せて」
と言うのは爆弾岩さん。まぁ、この人がいるから安心か。
「じゃ、じゃあ、洗濯お願いしようかな」
「はーいっ。おせんたくー♪」
「ふふふ、【ソーダのマスター】ちゃんの下着拝見かしらぁ?」
……前言撤回。やっぱり嫌な予感がする。
でも、もう遅い。二人とも部屋を出て、洗面所へと向かってしまった。
「おせんたくっ」
「お洗濯ぅ〜」
39 :
ずーっと一緒の秘訣は? 3/5:2007/05/12(土) 21:03:19.23 ID:bl9u4RvV0
二人の陽気な声が聞こえる。
声だけなのが、なおさら不安を煽って……。
「ひらひらーっ」
「あらぁ、結構ヤラシイ下着ねぇ〜。男の子なんて簡単に誘惑できちゃいそぉねぇ」
「ゆーわくっ」
「わっ、ガーターベルトっ。あらあらあらぁ〜」
「がーたー……ぼぉりんぐ?」
「そうじゃなくてねぇ、これは純真な男の心をいともたやすく獣に変えてしまう魔性の……」
「爆弾岩さんっ!!!」
風邪とは別に、顔が熱い。
聞いていたら恥ずかしいことを……もぉ。
……そんなに、過激なのかな。あたしのって。
「ママー、お水ー」
何とか洗濯を終わらせたらしく、意気揚々とあたしの部屋に来る。
「ありがと。お洗濯、ちゃんと出来た?」
ソーダからコップを受け取り、水を一口。
ほどよい冷たさが、疲れた体に染み渡る。
「うんっ。おねーちゃんがおしえてくれたのー」
「そっか」
余計なことも吹き込んだみたいだけど。
「あ、おきがえしよー。ママのおからだもふいてあげるね」
タンスの前に立つソーダ。
それほど力を入れずに開けあれるタンスだから、平気だろう。
40 :
ずーっと一緒の秘訣は? 4/5:2007/05/12(土) 21:03:44.11 ID:bl9u4RvV0
「んー……」
「3番目だよ。下から」
「はーいっ。いーち、にーぃ、さーんっ。ここー」
タンスを開けて、ピンク色のパジャマを取り出す。
「もってきたー」
「ありがと。でも開けっ放しはダメだよ」
「はーいっ。じゃあおからだふくねー」
ベッドに乗っかってくるソーダ。
あたしが着ていたパジャマのボタンを外し、それを脱がす。
「ごしごしー」
タオルが背中に当たり、弱い力で上下する。
なんだかお風呂で背中を洗ってもらっているみたいで、少しくすぐったい。
「ママー、きもちいい?」
「うん」
「えへへー」
今度は背中から抱きつかれる感触。
「ママ、ソーダいい子?」
「もちろん。ソーダはいい子だよ」
「……じゃあね、ソーダのこと、ずーっとはなさないで?」
わずかに震えている、ソーダの小さな体。
……相当、心配かけちゃった、か。
もしかして、あたしがいつか死んじゃうとか、そういうことも分かってるのかな。
41 :
ずーっと一緒の秘訣は? 5/5:2007/05/12(土) 21:04:16.15 ID:bl9u4RvV0
「……離さないよ」
そんなソーダの、肩にかけられた小さな手。
それに、手を重ねる。
「だって、ソーダのママだもんね。あたしは」
恥ずかしくて、ちゃんとマスターと呼ばれたかった頃。
それから、ずいぶんと遠くへ来た気がする。
この子のママにだったら、なってもいい。そんな気がして……。
「うんっ」
そして、この子はあたしをママと慕ってくれて……。
突き放す理由なんて、どこにもなかった。
「ママー、ごはんなにがいーい?」
「え? あーお昼かぁ。久々にうどんとか食べたいなぁ」
「じゃあー、おねえちゃんにそう言うねー」
脱いだパジャマを残し、リビングへと向かうソーダ。
「……タンス、開けたままだぞー」
まだまだ、しっかりしたよい子には遠いようだ。
以上。看病もお手伝いのうちと信じたい
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:07:16.67 ID:yPJKjlXTO
>>37-41 GJ!!
ソーダちゃんソーダちゃんちょっとそのガーターベルt
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:09:44.57 ID:b4j2lCR+0
>>41 イイハナシダナー(;∀;)
つーかソーダのマスターwwww
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:12:37.24 ID:378kv3Fu0
>>41 GJ!!!
ソーダ主www相変わらず爆姐さんに遊ばれてるwwwww
ここんちも素敵だなあw
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:20:23.53 ID:yPJKjlXTO
宝石乙女のいるところに下宿したいお( ^ω^)
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:25:44.72 ID:4GJJL/Ed0
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:25:55.14 ID:xVuYeTpc0
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:26:01.97 ID:Opb2ZkbN0
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:26:02.01 ID:2hSMIOyq0
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:26:06.43 ID:bl9u4RvV0
そういや明日は母の日だ。ということでもう一回ソーダのマスターを
一応ソーダメインで2レス借り。タイトルは『赤いお花、綺麗なお部屋』
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:26:19.04 ID:tjNF6xJf0
>45
それはちょっと…
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:26:22.02 ID:1EBZg4aoO
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:26:28.39 ID:2DkabAPW0
56 :
赤いお花、綺麗なお部屋 1/2:2007/05/12(土) 21:27:48.03 ID:bl9u4RvV0
休日出勤で嫌々会社に出た日も終わり、家でゆっくりしようと思ったところ。
……まぁ、母の日ってのは分かる。
分かるけど……。
「ママーっ、かーねーしょんっ」
何でうちのリビングいっぱいにカーネーションの鉢植えが?
仕事から帰っていきなりこれじゃあ、反応に困る。
「えー……なんて言ったらいいのかー……」
「黒曜石おねーちゃんにねー、いっぱいおすそわけしてもらったのー」
いやいや、いっぱいって言っても限度があるよ。
もしかして黒曜石ちゃん、内緒でお花屋さんでもやってるんじゃないだろうか。
それにしてもまぁ……。
「結婚せずに母の日祝ってもらうとか……なんか複雑かも」
「そんなことないわよぉ」
「ひっ!」
背後から胸を鷲掴み。
「【ソーダのマスター】ちゃんは結婚なんてしなくていいのぉー。あたしのいる
余地なくなっちゃうじゃないー」
「な、なんで結婚の話で爆弾岩さんに……って、そんなに、あぅ……」
「爆ちゃん、それぐらいにしてあげなさい」
「えー」
爆弾岩さんのヤラシイ手から何とか解放される。
なんかここ最近、スキンシップが激しすぎる……。
「ソーダもだっこー!」
「え……あわっ!」
57 :
赤いお花、綺麗なお部屋 2/2:2007/05/12(土) 21:28:45.47 ID:bl9u4RvV0
落ち着けると思えば、今度はソーダに抱きつかれる始末。
休日出勤でのんびり……そんな都合のいいこと、あたしにはないのかなぁ。
「これからずーっとおはなあげるねー。かんしゃのきもち、なんだよー」
「あ、ありがと。でも出来れ、ばっ、首っ、首締まってる!」
ソーダの感謝の気持ちは、やたらと苦しいようで。
うぅ、このカーネーションどうしよう……。
後日。
カーネーションの赤で彩られた部屋。
「……あ、お母さん? あたしだけど。ちょっと遅れちゃったけど、そっちに荷物届いた?」
赤色で彩られた実家を思い浮かべると、苦笑が止まらない。
……お母さん、驚かせてごめんね。でも感謝の気持ちはホントだから。
以上。ソーダマスターにセクハラし放題の爆姐が羨まs
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:32:22.01 ID:yPJKjlXTO
お前らwwwwwwwww
>>56-57 GJwww爆弾姐さん自重しろwwwwwwwww
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:34:19.19 ID:b4j2lCR+0
>>57 それだけ爆姐に胸を揉みしだかれてたらバストアップしてそうだなwwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:35:54.67 ID:378kv3Fu0
>>45 wwww
>>57 爆姐さんwwwwウラヤマシスwwwwwwwww
そして黒曜石の庭が何haあるのか本気で気になる
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:39:51.99 ID:yPJKjlXTO
宝石乙女のいるところなら雨漏りしても許せるぜ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:44:36.69 ID:b4j2lCR+0
前スレお題『マジで残酷な鶏冠石(?)』
「ほら、キビキビ働きなさい!」
「遅すぎるわ。貴方に足りないものはスピード、そしてスピードよ」
「何よその反抗的な目は?貧民風情が生意気ね」
「愚痴を零す前にさっさとお茶を淹れなさい」
「何この不味いお茶は!さっさと淹れ直してきなさい!」
「ふん、文句があるなら人として立派になってから出直してらっしゃい」
「前のマスター以上の富豪になるですって?馬鹿は休み休み言ってくださらないかしら?」
「この程度で落ち込むなんていい気味ね。まるで軟弱者の極みの様ね。オーホッホッホ」
主「鶏冠石は何をしてるのかなぁ?」
鶏「!? い、何時から居たのかしら?」
主「えっと……『貴方に足りないものは……』らへんからかな」
鶏「(ボッ)……し、失礼しますわ!!!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:46:27.65 ID:yPJKjlXTO
>>63 ちょwwwwwwオチ有りかいwwwwwwwww
鶏冠石カワユスwwwwwwwwwwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:52:15.54 ID:Opb2ZkbN0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:53:37.52 ID:yPJKjlXTO
>>65 ドMかこの変態そんな汚れた目で純真無垢な宝石乙女を見るんじゃねぇアホたれ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:54:26.74 ID:bl9u4RvV0
>>62 そんな貴方に
っ【化石マスターの家】
>>63 つまり普段のマスターはデキる男ということか
やるな……
もう一つ母の日ネタ
ペリドットメインで2レス借り。タイトルは『母の日と乙女』
68 :
母の日と乙女 1/2:2007/05/12(土) 21:55:22.21 ID:bl9u4RvV0
「ペリドットって、なんか母の日祝ってもらえそうな感じだよな」
日曜日。隣で本を読んでいるペリドットに一言。
「まぁ。では、旦那さんはマスターですか?」
「っ……べ、別にそういう訳じゃ……ただ雰囲気でそう思っただけだっ」
やたらと明るい笑みを浮かべるペリドット。
あんな顔されたら、目を合わせることなんて……。
「それでは、今日1日私がマスターのお母さんになりましょうか?」
「ば、馬鹿っ……ど、どうしてそうなるんだよ」
「そうですねぇ……私、年の離れた妹たちは相手にするのですが、子供を
持ったことはありませんから」
「それはまぁ、そうだろうけど」
ペリドットと子供を……か。
悲しい話だが、養子でももらわないとそれは叶わぬ夢なのだろう。
例え紙面上の結婚という定義を無視して、互いが永遠の愛を誓ったとしても……。
……ってぇ、何俺は真剣に考えてるんだ。
「やはりここは、マスターが私の子供になってもらいたいですね」
「だぁからどうして話がそこに飛ぶんだよ!」
「では、やはり旦那さんですか?」
「うっ……」
正直に言えばそちらの方が……じゃない!
「ところで、マスターはお母様に何か贈り物をしたのですか?」
「え? ん、まぁ……な」
ペリドットに母の日の話題を振ったのも、実は事前に母の日を思い出したから。
きっと向こうは気持ち悪いとか思うかも知れないが、一応日ごろの感謝って奴で
贈る物はちゃんと贈っておいた。
69 :
母の日と乙女 2/2:2007/05/12(土) 21:55:55.84 ID:bl9u4RvV0
「そうですか。ふふふ」
まるで自分のことのように喜んでいる、そんな笑顔のペリドット。
「な、なんでお前が嬉しそうなんだよ」
「ええ、マスターが思いやりのある優しい方だと、再認識出来ましたから」
それは謙遜だ。
母の日を思い出したきっかけだって……。
「ただ、少し羨ましいかも知れません。マスターのお母様が」
――ペリドットって、なんか母の日祝ってもらえそうな感じだよな。
1週間前、俺のために夕食を作ってくれていたペリドットの後ろ姿。
そのときに浮かんだ言葉。それがきっかけなのだから。
……ペリドットには、感謝すべきことが多すぎる、か。
「……そんなに羨ましいなら、今度ごちそうでもしようか?」
「え?」
唐突な一言に、ペリドットが目を丸くする。
感謝すべき、もう一人の相手。
普段は恥ずかしくて言えないが……ありがとう、ペリドット。
「……で、では、今度のお休みに……デートを」
「お、遠慮しないなんて珍しいな。それじゃあ来週は空けておく」
「……はい」
母親のような、ペリドットの優しい笑顔。
以上。ペリドットは母親属性も高いと思う
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:58:43.46 ID:Opb2ZkbN0
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:58:46.05 ID:yPJKjlXTO
>>68-69 ペリドットはお母さんだよ! だよ!!
お母さんになら抱きついてもいいよね(*´д`)
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 21:59:09.48 ID:b4j2lCR+0
確かにお母さんっぽいがいけn(ぐしゃあ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:03:13.87 ID:yPJKjlXTO
ところで宝石乙女って日焼けするのかな?
俺日焼け部分と焼けてない部分のコントラストにかなり弱いんだがその辺の希望はもてるんだろうか…
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:08:43.23 ID:yPJKjlXTO
お前ら日焼け跡嫌いなのかよ!いいじゃねえかよ!!
たった五分も我慢できないとはなんたる早漏
日焼け跡?あぁ、神だよ!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:10:03.78 ID:b4j2lCR+0
まあ落ち着け
その意見には同意せざるを得ない
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:11:04.47 ID:Opb2ZkbN0
>>75 もちつけwww
俺は好きだぜ…?
スク水型に焼けてるのがたまらないね!
真っ白も好きだけどw
のっといてなんだけど、ここは変態が多いインターネッツですね
ソーダ「ママー、あの人たちなにー?」
ソ主「しっ!見ちゃいけません!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:15:02.11 ID:yPJKjlXTO
>>78 あ、俺365日部屋の中だから真っ白だよ?
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:15:32.36 ID:6sOTEgZu0
日焼けはシミ・ソバカスの基
お年頃乙女には大敵です
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:17:52.22 ID:yPJKjlXTO
>>81 若い頃は健康的な色気でいいじゃない!
まぁソーダとか天河石なんかは幼すぎるけど蛋白石とかだったら俺は死ねるよ?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:20:07.38 ID:bl9u4RvV0
何という変態嗜好(ry
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
>>63を見て思いついたSS
レッドベリルメインで2レス借り。タイトルは『アカレンジャイ!』
84 :
アカレンジャイ! 1/2:2007/05/12(土) 22:20:34.89 ID:bl9u4RvV0
今日は鶏冠石姉さんとお稽古の日。
「全然なってませんわ。もっと甘さを捨てなさい」
「は、はいっ」
鶏冠石姉さんはスパルタ系。
すごく厳しくて、時折あたしも泣きそうになる。
「貴女の目の前にいるのは仕える主ではありません、身の回りの世話をする
給仕と思いなさい」
「給仕……」
「給仕でも生易しいですわ。思い切って奴隷でも」
でも、あこがれの鶏冠石姉さんに近づくためなら……。
「ほらっ、休んでいる暇はありませんわ! もう一回!!」
◇
仕事場でも家でも、ここ最近フライパンを回しているような気がする今日この頃。
早く一人前になって自分の店を……何年後になるかなぁ。
「ただいまー」
居候が待つ家に到着。
はぁ、これでやっと落ち着いて……。
「お、遅いではありませんかっ! こんな時間までどこをほっつき歩いていたのですか!!」
「……は?」
待ち受けていたのは……まぁ、居候のレッドベリルだ。
だが……え、何?
85 :
アカレンジャイ! 2/2:2007/05/12(土) 22:21:39.36 ID:bl9u4RvV0
「……ワンモア」
「えっ? えと……い、いぃ、一度で聞き取れないなんて相当駄目な耳ですわねっ!!」
「……なぁ、どこか壊れたか?」
「壊れてないわよっ!!」
いや、だって……ねぇ。
「あー、とりあえず疲れたからさ、そういうの後にしてくれね?」
「なっ……ろ、労働者が生意気言うんじゃありませんっ!!」
「はいはい。とりあえずその鶏冠石ちゃんの真似はいいから。晩飯何がいい?」
「へっ? え、えと……オムカレー。隠し味はリンゴ」
「お前そればっかりだなぁ。まぁいいや」
鞄を置き、エプロンを身につける。
めんどくさいが……まぁ、普段家に籠もりっきりでつまらないから鶏冠石ちゃんの
真似なんてするんだろう。
少しはいい物、食わせてやるか。
「……乙女の道は、険しい」
「何言ってんだ?」
◇
「鶏冠石、もしかして周りに迷惑かけたりしていないかい?」
「えっ? わ、私(わたくし)がそんなことするはず無いでしょうっ」
以上
ちなみに乙女は日焼けしそうな気がする
>>85 これはいい真っ赤なツンデレ姉妹ですねwwww
急に素直になるベリルが可愛いwwww
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:23:53.77 ID:yPJKjlXTO
>>84-85 お前わかってるなwww
レッドベリルは子供乙女に分類されてもおかしくなくなってきたねwwwwwwwww
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:27:49.30 ID:bl9u4RvV0
レッドベリルは電気石の一つ上ぐらいという設定で書いてる
電気石はちびっ子乙女のお姉さんって感じ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:28:57.21 ID:yPJKjlXTO
ひとつ上でも中身がともなってなかったりするからねwww
天河石なんてたまに大人っぽくてドキッとするぜ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:31:59.92 ID:bl9u4RvV0
最近ソーダと天河石の書き分けが上手くできなくなってきた……
それはとにかく、SSばかりなので絵を描いてくるぜ
今日は泥仕事してきたぜ
棒が足になっちまった
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:35:25.63 ID:yPJKjlXTO
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:36:32.16 ID:Opb2ZkbN0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:43:00.12 ID:yPJKjlXTO
アップルアップル
wktkしつつ
置石に足をマッサージしてもらってきますね
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:48:03.93 ID:Opb2ZkbN0
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:48:08.34 ID:yPJKjlXTO
>>96 ss
なぁ、こうめいって漢字でどうやって書くっけ…?
高名
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:49:29.04 ID:Opb2ZkbN0
公明
高名
孔明
校名
行名
公命
高明
孝明
さあ選ぶんだ
おーけい、ssされたから天ちゃんにやってもらってくる
小梅井?
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:51:05.02 ID:yPJKjlXTO
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:51:52.90 ID:yPJKjlXTO
>>101 あんな幼い娘にさせてお前は心が痛まぬのか!
痛む心なんて田んぼに捨ててきました。
この血管はゴムでできている。だから、もう痛まない…
やっぱ自分でマッサージするわ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 22:56:36.28 ID:yPJKjlXTO
買わなくてもいいからたまには農業やってる人たちの苦労も思い出してあげてください…
なんか黒曜石と漬物石って農作業似合いそうだよな
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:01:36.67 ID:b4j2lCR+0
雲母のトラクター捌きは凄いと思う
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:02:17.73 ID:yPJKjlXTO
>>106 なんかちょっと前に避難所で誰かが全く同じこと言ってたぞwwwwww
漬物石と黒曜石いれば喜んで山奥の村行くわ
たしか鉄鉱石がトラクター乗ってる絵も見たことあるきがする
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:12:51.36 ID:lrSNyUHQ0
雲母…始めは草刈り機だったのにいつのまにトラクター運転できるようになったんだ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:16:55.94 ID:b4j2lCR+0
刈ることに関して雲母の右に出るのもは居ないと俺は妄想している
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:18:27.26 ID:lrSNyUHQ0
狩ることに関して瑪瑙の右に出るものは居ないと…いや、瑪瑙は心を痛めそうだ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:19:30.26 ID:yH8EhKzwO
農業馬鹿にすんな呪い人形共が
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:22:38.62 ID:q5xXUzPK0
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:23:02.60 ID:lrSNyUHQ0
忘れかけてたけど、このスレ庭師姉妹からの派生だった。
つまりみんな土いじりが好きなんだ!
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:25:13.95 ID:yPJKjlXTO
庭師のスコップの威力は異常
身体は石で出来ている。
…ごめん最後までおもいつかな(ry
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:34:08.75 ID:q5xXUzPK0
血潮は愛で、心はミスティカ。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:35:30.24 ID:lrSNyUHQ0
幾たびの時代を経て不朽
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:39:07.16 ID:yPJKjlXTO
身体は石でできている。
血潮は鉄で 心は硝子。
幾たびの時代を超えて不変。
ただの一度も不幸は無く、
ただの一度も泣いたりしない。
宝石乙女は常に姉妹 宝石の園で次の出会いを待つ。
故に、別れに悲しみはなく。
その身体は、きっと宝石でできていた。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:39:08.02 ID:3+8cEkcpO
燃えかす集合体
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:39:13.58 ID:6GfPZizw0
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:41:02.59 ID:yPJKjlXTO
>>123 毛虫オチかと思いきやこれは…
乙女月長石GJ!
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:50:02.19 ID:yPJKjlXTO
回転は無限の可能性を秘めている…
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:58:45.43 ID:yPJKjlXTO
やべなんだこの減速
これが夜の力か!?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/12(土) 23:59:30.16 ID:b4j2lCR+0
書いてると追いつかないね
深夜保守の人は任せたよ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:01:49.53 ID:xL1h8sthO
風呂入りたいぜ
みんな!俺が保守している間にお前らは先に(風呂なり飯喰いに)行けっ!
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:08:32.56 ID:LxOpStUB0
>>129 じゃあ次起きるまでよろしく頼むwwwwwww
>>130 ちょwww無理wwwwwww
せめて一時間wwwww
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:11:18.74 ID:Ey4oyR1Q0
先生、最近の保守の間隔が分かりません!
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:12:34.66 ID:wuofsc+X0
20〜30分くらいだと…思う
10〜15分くらいが適当らしい
先ほど20分程度で堕ちたスレ確認
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:14:32.87 ID:Ey4oyR1Q0
深夜も油断できないって事か。把握
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:17:09.97 ID:LxOpStUB0
20分間隔でいいんじゃね?
それでは保守は
>>131に任せて先にお休みしますね^^
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:20:10.55 ID:Ey4oyR1Q0
余裕を見つつ油断しないようにってことか
>>131よろしく^^
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:23:14.57 ID:wuofsc+X0
それで、いつ落とすの?
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:34:52.42 ID:6vOATxOW0
うぬは、保守が欲しくはないか?
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:38:01.35 ID:Ey4oyR1Q0
よろしい、ならば保守だ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:38:27.73 ID:9Ms7EFtp0
置「
>>131ってば頼りになるわね」
虎「貴方が神か」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:45:43.29 ID:C+vvzMCg0
我は宝石乙女の求道者。
うぬは、保守が欲しくはないか?
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 00:56:51.49 ID:PMxGnEcZ0
ホアッー!
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 01:15:16.22 ID:xL1h8sthO
またせた、風呂あがったから保守参戦
>>143 殺生石の首伸びそうだな…
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 01:22:09.03 ID:Ey4oyR1Q0
>>143 むしろ片手で持ってる殺生石がすごい
保守乙
ホェアッー!
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 01:41:12.39 ID:wuofsc+X0
('A`)ウボァー
夜から朝はけっこう寒いかな…
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 01:42:32.75 ID:C+vvzMCg0
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 01:43:28.74 ID:wuofsc+X0
>>151 KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 01:52:15.34 ID:wuofsc+X0
さーて遅番遅番
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:01:11.83 ID:xL1h8sthO
うーんこれは誰もいなくなっちゃったかな
我が保守の力を与えてやろう!
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:08:25.80 ID:piH8VDvD0
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:10:20.14 ID:C+vvzMCg0
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:11:23.31 ID:C+vvzMCg0
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:13:46.08 ID:xL1h8sthO
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:16:03.53 ID:PMxGnEcZ0
>>156 ふんがーwwwwwwww
>>157 死亡フラグwww
むしろ生きて帰ってこれただけで凄いwwww
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:26:44.33 ID:piH8VDvD0
SSの方は調子がよかった。前スレ
>>85の黒曜石達と一緒に海に行ってみるより
鉄鉱石メインで3レス借り。雰囲気勝負のSSにしてみた
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:26:51.87 ID:PMxGnEcZ0
そこに保守はあるのだろうか
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:26:57.17 ID:xL1h8sthO
真夜中に投下なんてクレイジーだぜお前ら
164 :
海を見ろ 1/3:2007/05/13(日) 02:27:39.29 ID:piH8VDvD0
タイトル予告忘れてた。タイトルは『海を見ろ』
波の音。
視線の先には砂浜、そして海。
堤防から眺める、青い風景。
「こうして出かけるの、久しぶりですね」
隣の、黄色いワンピースを着た連れがつぶやく。
砂浜の方にいる他の娘達から離れ、私の隣を離れない。
「お前もあいつらと遊んだらどうなんだ?」
「……今日は、ここがいいです」
ただぼんやりと海を眺めている私の隣に、何か魅力でもあるのか。
理解出来ない。到底楽しいと思うことはないはずだが。
「黒曜石」
仕方ないから、何か話題を振っておく。
しかし、何を話せばいいか……。
そのとき、彼女の黒い髪が目に入る。
……やれやれ。
「……あっ」
「人形のくせに日射病で倒れるお前だ。天気のいい日は帽子を被れと、
いつも言っているだろう?」
私の被っていた帽子。
黒曜石には、少し大きいか。
「えへへ……」
「何か面白いものでもあったか?」
「いえ。この帽子、昔から好きだったから」
昔から、ね。
そういえば、この帽子を私にプレゼントしたのも、黒曜石だった。
もう100年近く前に、なるのか。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:27:58.50 ID:r5PUER/XO
磁石S「腕がとびだす!」
磁石N「バンバンバン!」
磁石S「足がとびだす!」
磁石N「バンバンバン!」
磁石姉妹「磁石の威力だ!」
磁石姉妹「鋼鉄ジーグ!!」
電気石「はにわげんじんぜんめつだ?」
166 :
海を見ろ 2/3:2007/05/13(日) 02:28:05.42 ID:piH8VDvD0
「そういえば、どうして今日は夏用の服で来なかったのですか?
普段のドレスではここ、とても暑いと思うんですけど」
「私はお前みたく何でも似合うわけではない。それにこのドレスが一番落ち着く」
「そうですか……」
「それより、相変わらずそのワンピース、着ているんだな」
帽子の礼と言うことで、どこかの国で買ったワンピース。
色あせもほとんど見受けられず、相当大切に着ていたのが分かる。
「お気に入りですから。一番の」
「……そうか」
私も、その帽子はお気に入りだ。
……沈黙。
波の音が、砂浜で遊ぶ他の娘の声が、やたらと耳に響く。
やはり話を続けるのは苦手だ。
それにしても、先ほどからやたらと気になる視線。
「黒曜石、こっちばかり見るな。海でも見ていろ」
「えへへ。でも今日は、海よりも……」
そこまで言うと、唐突に私の手を取る。
「大好きな、姉さんを見ていたいんです」
……大好きな、ね。
「おーいっ、二人もこっちに来なよーっ。面白いよー!」
「……金剛石の奴、礼儀よく喋ろとあれだけ言っているのに」
「あはは……姉さん、一緒に行きましょう?」
私の手を引く黒曜石。
初めて出会ったときと変わらぬ、小さな手。
……ずいぶんと、成長したものだ。
167 :
海を見ろ 3/3:2007/05/13(日) 02:29:13.35 ID:piH8VDvD0
「あれ? 何で鉄鉱石帽子脱いでるのー?」
砂浜からの声。相変わらず金剛石の声は大きい。
以上。
しかし、本当は鉄鉱石、黒曜石を嫌っている設定だったような気がする
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:29:31.08 ID:r5PUER/XO
すまん
ナックルボンバーとスピンストームされてくる
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:31:02.97 ID:piH8VDvD0
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:32:31.31 ID:PMxGnEcZ0
>>165 吹いたww
>>167 テラGJ
鉄鉱石かわいいよ鉄鉱石
鉄鉱石は黒曜石が嫌いなんじゃなくて、間違えられるのが嫌なだけさ
黒曜石とだって仲良しなんだぜ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:39:46.16 ID:C+vvzMCg0
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:41:53.58 ID:PMxGnEcZ0
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:42:22.37 ID:piH8VDvD0
>>171 殺生石に最大級の乙を
苦労人だな……ん、苦労狐?
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:49:29.69 ID:PMxGnEcZ0
歓びと哀しみの保守
あとは頼んだ…
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 02:57:58.99 ID:FRkrgXAPO
夜中に起きたほ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 03:14:12.14 ID:C+vvzMCg0
ねるっほ
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 03:14:16.08 ID:r5PUER/XO
磁石S「超電磁!」
磁石N「YOYO!」
磁石S「超電磁!」
磁石N「竜巻!」
磁石姉妹「超電磁スピン!」
虎眼石「コンバトラーV・・・」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 03:18:11.68 ID:piH8VDvD0
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 03:34:52.11 ID:6vOATxOW0
ホェウオァァッツ―!
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 03:44:40.53 ID:6vOATxOW0
よーし、後は任せた!!
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 03:47:45.86 ID:r5PUER/XO
まかせなアニキ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 04:01:52.29 ID:r5PUER/XO
ほ
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 04:13:08.12 ID:r5PUER/XO
う
ん
も
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 04:26:19.71 ID:r5PUER/XO
ほ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 04:42:00.95 ID:DqZCym/+0
れ
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 05:05:22.67 ID:DqZCym/+0
ほ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 05:55:10.93 ID:FRkrgXAPO
ほ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 06:27:50.96 ID:FRkrgXAPO
おはよほ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 07:11:19.72 ID:FRkrgXAPO
ほ
190 :
愛のVIP戦士:2007/05/13(日) 07:57:49.04 ID:6/o5Quft0
朝と夜の保守
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 08:10:27.82 ID:FRkrgXAPO
二度寝したところを黒曜石に起こされました
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 08:52:11.74 ID:QoS33q7a0
おはようございますー
深夜にGJの数々が……そして保守乙であります
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 09:19:29.17 ID:Ey4oyR1Q0
朝の定期あげ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 09:36:35.04 ID:wuofsc+X0
廃品…回収…?
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 09:51:30.34 ID:KZcrRbG80
朝あげ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 09:54:56.49 ID:VO0RhkMt0
『名も無き』のwiki保管は任意です
・せっかく浮かんだアイディアを眠らせることはもったいない
・過去にスレでいろいろあったことを鑑みて『名も無き』とし、新しいキャラは作らない
・今、いる乙女に重すぎる過去をあれこれ詰め込むことを回避する
・読む、読まないを任意とするためテキストうpとする
そんなことを考えて『名も無き』は生まれました
宝石乙女の世界観の自由度は高いはずです
可能性はまだまだあると思います
『名も無き乙女』に挑戦する書き手さんの参入を心待ちにしております
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 09:56:21.41 ID:wuofsc+X0
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 10:09:26.34 ID:wuofsc+X0
油断ならん
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 10:25:22.37 ID:wuofsc+X0
セフセフ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 10:40:26.41 ID:wuofsc+X0
あれ…沈静化したな…
いつも昼前くらいはけっこうにぎわってたような…
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 10:53:37.52 ID:6vOATxOW0
今起きた保守
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 10:58:17.06 ID:AJ10x4JG0
今北。保守乙
昨日投下しすぎて燃料補給中……
とりあえず、前スレの頂いたお題は消化したので次のお題を
いつも通りテーマとメイン乙女をよろしくお願いします
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:01:26.06 ID:xL1h8sthO
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:06:31.64 ID:xL1h8sthO
最近すぐ落ちちゃってたけどペースはけっこー速いのかのう
よいことじゃ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:12:40.34 ID:zZTxT+SK0
スレが一晩保ったのはいいが、途中なんか変なのいなかったか?
俺はまたどっかのスレから突撃されてるのかと思ったぜ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:15:26.83 ID:xL1h8sthO
>>205 VIPにいるとどんなのが変なのかわからないぜ
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:16:13.60 ID:FRkrgXAPO
かきたいかきたいーが
拉致られて植物園に行ってくる
ネタ探してくるさ…
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:19:48.43 ID:xL1h8sthO
食虫植物に食われる宝石乙女…
ジュル
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:26:03.85 ID:LxOpStUB0
今復帰
>>146,149,155,183
まとめてガッ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:39:25.69 ID:RZKS2xbF0
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:51:19.21 ID:xL1h8sthO
萌え尽きるほどハートフル!!な話が読みたい
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 11:52:56.54 ID:LxOpStUB0
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:00:59.04 ID:LxOpStUB0
適当に4レスお借り
タイトルをつけるとしたら『成長』とでも
214 :
1/4:2007/05/13(日) 12:01:30.43 ID:LxOpStUB0
今日は一週間ぶりの休日。
この一週間の疲れを癒すために、いつも以上に布団に包まり惰眠を貪る。
しかし、家にはこの時ばかりは居なくなって欲しいと切に願う居候が二人ほど。
「ねぇマスタぁー」
ほら言わんこっちゃない……。偶の休みぐらい自由に寝かせて欲しいものだ。
「マスタぁー、起きてってばぁ」
「ああもう五月蝿い、頼むから寝かせてくれ……」
「マスタぁー、大変なんだよっ!」
一体何が大変だと言うのか。俺の安眠以上に大変なことなどあるのだろうか、いや無いに違いない。
というやり取りを脳内で瞬時に行い、再び安眠へと旅立つ俺であった……。
「もう、マスタぁーの寝ぼすけさん!」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:01:33.19 ID:Ey4oyR1Q0
>>210 SNktkrwwww
うちの電熱線調理器もIHにして下さい
216 :
2/4:2007/05/13(日) 12:02:09.52 ID:LxOpStUB0
結局、あの後は天河石にたたき起こされたので渋々起床し、今に至る。
「で?一体何が大変だって言うんだ」
「あのねー、朝起きたらコレがあったのー」
そういって差し出してくるのは……如雨露?しかも結構小さい。
これは一体何なのだろうか?
「うんとね、私にも判らないの……」
どうやら思ったことが口に出ていたらしい。全く気にしないが。
しかし、宝石乙女である天河石が判らないことを俺が判るはずも無い。
ここは宝石乙女のトップに君臨する真珠さんに聞いてみるか。
217 :
3/4:2007/05/13(日) 12:02:31.62 ID:LxOpStUB0
「遂にこの時が来たのね。おめでとう天河石。貴女は宝石乙女の階段をまた一段登ったわ」
「うゆー?」
「真珠さん、あの、俺らにも判り易く説明してくれませんか?」
「そういえば貴方は何も聞いていなかったわね。この如雨露は――」
要約するとこういうことらしい。
天河石は宝石乙女のパートナーとも言えるアイテムをゲットした、と。
補足すると、珊瑚でいう斧、黒曜石ちゃんでいうスコップ、雲母ちゃんでいう荒巻、……これは違うか。
兎に角、そういうものが天河石の場合は如雨露だったという訳だ。
「早くおおきくなぁれ……」
そして早速得体の知れない如雨露を使って花に水をやっている。
本当に暢気なもんだ。朝っぱらから喧しかった癖にな。
「暢気なものね。天河石にはあれぐらいが丁度いいのかしら」
どうやら真珠さんも同意見らしい。まあ天河石らしいっちゃらしいか。
218 :
4/4:2007/05/13(日) 12:02:53.56 ID:LxOpStUB0
「うわぁ……マスタぁー!」
「今度は何だ?」
「あらまぁ……凄いわね」
「あのね、お花にお水あげてたらね、急にお花が咲いたの」
「へぇ。天河石はやっぱり『促進能力』なのね」
「何ですかそれは?」
「簡単に言えば、植物の成長を手助けするのよ」
なるほどな、だから如雨露という訳か。
「今は水道から水を汲んでるみたいだけれど、あの子が成長すれば自分の力で如雨露を満たすことができるわ」
「そんなこともできるんですか?」
「成長すれば、ね。そうなれば能力は段違いに上がるわ」
「あれれ〜?お花さんが閉じちゃったよー?」
「ふふ、今はまだ安定していないみたいだけれどね」
「ははは……」
「それではそろそろお暇するわ。他の姉妹にも自慢してあげないとね」
そうして真珠さんは帰っていった。
結局、天河石の如雨露は異常ではないようなので、放っておいても大丈夫だろう。
俺があれこれ言っても仕方が無いしな。自分の問題は自分で解決すればいいさ。
アイツなら自力で成長する、俺はそう信じてるから。
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:03:22.67 ID:LxOpStUB0
いじょ。
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:05:07.01 ID:xL1h8sthO
>>219 GJ!!新しいな!!!
け、鶏冠石のアイテムはムチかな?ハァハァ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:06:15.62 ID:Ey4oyR1Q0
>>218 GJwww
そして将来は立派なツンデレ「〜ですぅ」に…ならないか
そして割り込みスマンかったorz
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:09:02.89 ID:LxOpStUB0
天河石は素直ないい娘に育つと信じてますから!
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:14:15.20 ID:RZKS2xbF0
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:15:15.73 ID:eVFhwMJw0
オーケン石の可愛さは異常
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:20:41.49 ID:LxOpStUB0
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:25:49.08 ID:wuofsc+X0
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:36:29.88 ID:Ey4oyR1Q0
>>223 ちょっとアダルトな雲母にdkdkですwww
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:39:43.88 ID:TYVObWyU0
>>223 正直、ちょっと見とれてしまったデス...
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 12:56:45.89 ID:wuofsc+X0
腕が痛い
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:03:21.58 ID:LxOpStUB0
くしゃみが止まらない
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:04:42.45 ID:Ey4oyR1Q0
足が痛い
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:12:52.14 ID:C+vvzMCg0
おはっほ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:23:37.38 ID:Ey4oyR1Q0
ここは不健康な人の多いインターネッツですね
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:37:02.76 ID:RZKS2xbF0
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:37:57.86 ID:wuofsc+X0
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:40:52.74 ID:LxOpStUB0
聴診器の胸に当てる部分に「あーっ!」って大声だすのは常套手段www
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:44:36.22 ID:RZKS2xbF0
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:58:45.53 ID:C+vvzMCg0
>>237 宝石乙女がバンソウコウに着替える まで読んだ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 13:59:08.12 ID:LxOpStUB0
誰も居ないようなのでそのばんそうこうはいただきますね
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:14:22.19 ID:LxOpStUB0
ほ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:34:46.12 ID:LxOpStUB0
る
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:35:35.37 ID:xL1h8sthO
掘るなwww
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:49:22.23 ID:xL1h8sthO
ま、夜じゃないと人はいないよな。
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:53:39.15 ID:LxOpStUB0
ハヤ太みおわた
さあ素晴らしいほどの過疎だ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:54:51.86 ID:xL1h8sthO
ハヤ…太…?
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:55:09.25 ID:oTgImYtv0
起きた
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 14:57:52.02 ID:C+vvzMCg0
>>246 昼に起きてくるとか不健康にも程がある
黒曜石も朝ご飯が冷めてしまったと嘆いているぞ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 15:07:20.74 ID:oTgImYtv0
ちょっと鉄鉱石と鉄板削ってくる
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 15:17:23.31 ID:xL1h8sthO
羨ましい、ぜ!
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 15:41:14.99 ID:LxOpStUB0
【妄想力をフルに使ってお読みください】
雲「……隣に座ったら何か拙いか、マスター?」
雲「……別に他意なんてない」
雲「……マスター、……いや何でもない」
雲「な、何でもないと言っているっ」
雲「すー……すー……」
雲「ん……えへへ……」
拙い表現しかできないけど、何が見える?
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 15:48:27.10 ID:oTgImYtv0
縁側で夕日を浴びつつマターリ…
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 15:52:01.45 ID:rsuLXQc80
>>250 やっぱり
雲母は
甘えんぼ
何とか完成。やや難産だったが
>>203の黒曜石でクラシック音楽
クラシック音楽→過去の解釈でやや意味深な内容に。意味深な部分は既存SSの設定を借りた
黒曜石メインで5レス借り。タイトルは『懐かしい旋律』
253 :
懐かしい旋律 1/5:2007/05/13(日) 15:52:42.26 ID:rsuLXQc80
「んぅ……」
春の陽気という奴は、眠気を大いに誘ってくる。
朝きちんと起きたと思ったら、こうして昼寝している始末。
せっかくの休み、もっとアクティブに過ごせないものか。
横たえていた体を起こす。家はずいぶんと静かだ。
雲母達は、アクティブな休日でも過ごしているのかな。
――腹の鳴る音。時計を見れば、もう2時だ。
「朝飯……食ってない、な」
とりあえず、何をするにも腹ごしらえか。
立ち上がり、部屋を出る。向かう先は台所。
廊下に出て、真っ直ぐ居間へ。
相変わらずの見慣れた、綺麗な廊下。ついさっきまで黒曜石が掃除をしていたのだろうか。
ちょうどいい。黒曜石がまだなら一緒に昼飯を……。
「ん?」
静かな居間の中。
そこに、黒曜石はいた。ソファに座り、目を閉じて、ヘッドフォンを耳に当てながら。
俺が昼寝してたから気を遣ったのかな。
ヘッドフォンはもちろんプレイヤーに繋がっており、トレイの中ではCDが回転しているのが見える。
その姿は、普通の人形のようにも見えて……俺がここに来たのには気付いていないようだ。
……まぁ、いいか。
声をかけずに、そのまま台所へ。何か余ってないかな。
鍋の中を見てみたりしてみるも、残り物はない。誰だ、食いしん坊は?
仕方ない、こういうときは冷蔵庫を開けて……。
その瞬間、中からいくつかの食材が、冷蔵庫からこぼれ落ちる。もちろん派手な音付き。
254 :
懐かしい旋律 2/5:2007/05/13(日) 15:53:07.08 ID:rsuLXQc80
「ひゃうっ!? え、えぇっ?」
……見事に、黒曜石を驚かせてしまった。涙目であわてている。
黒曜石と並んでの昼飯。
しかし、隣に座る黒曜石はまだ涙目だ。相当怖かったらしい。
「いやぁ、ホントすまんっ」
「い、いいんです……でも、ちゃんと声かけてくれれば……ふぇ」
「泣いたら全然よくないっつーの! ほら、唐揚げ一個やるから」
って、子供なだめてるのと違うんだぞ、俺。
「あ、ありがとうございます……」
……あ、泣きやんだ。唐揚げ好きなのか?
「それにしても、ずいぶん聴き入ってたな。何聴いてたんだ?」
「はい。鶏冠石ちゃんの家で、懐かしい曲を聴いたので」
つまり、向こうから借りてきたってことか。
「黒曜石が懐かしいとか言うことは、案外100年ぐらい前の曲だったりしてな」
「え……いえ……もう、100年ぐらいは」
「……古いな、それは」
やはり宝石乙女の会話はスケールが違う。
「はは……で、それってどういう曲なんだ?」
「あ、はい。それじゃあマスターもご一緒に聴いてみてください」
100年以上の前の曲と言われて、クラシックだろうというのは大体見当が付いた。
しかし、全く詳しくない俺にこの曲のタイトルとかは分からない。映画か何か
でかかっていたような記憶もある。
ただ、静かな曲だ。
森の中に佇んでいる黒曜石にぴったりな、そんなイメージ。
255 :
懐かしい旋律 3/5:2007/05/13(日) 15:53:38.67 ID:rsuLXQc80
「私が、初めて生演奏で聴いた音楽なんです。マスターが演奏してくれたんですよ」
俺の隣で、目をつむりながら思い出を語る黒曜石。
……昔のこと、思い出してるのかな。
「この曲は私にぴったりだって……そう、言ってくれました」
「そうだな。俺も同感」
不思議な感じだ。
いつも慌ただしく過ぎる時間が、今はとても緩やかに感じる。
「……この曲のように、綺麗になれますか?」
そんなことを、黒曜石が尋ねてくる。
「俺は十分綺麗だと思うけどな」
率直な感想。
「マスターに、そう言ってもらえると、嬉しいです」
照れ笑いを向けてくる。
「マスターの言葉なら、自信が持てます」
「そっか」
黒曜石の頭を撫でる。
――妹みたいだ。
ふと、そんなことが頭を過ぎる。
同居して、一緒に飯を食って、暇な一日を二人で過ごす。
端から見ると恋人みたいな感じだが、俺にとって黒曜石は……。
……やっぱ、妹だ。甘えん坊で、泣き虫な。
…………少し、眠くなってきた。
256 :
懐かしい旋律 4/5:2007/05/13(日) 15:54:04.23 ID:rsuLXQc80
あれか、俺は……クラシックで……眠くなる、人種…………か。
◆
――幸せに……
幸せに、なるのが……
……の……役割。
……だから……頼む。
「んおっ!?」
いつの間にか眠っていた意識が飛び起きる。
声が、聞こえた。
聞き慣れない、男の声。
まるで他人が俺に呼びかけてきたような……何なんだ? 夢だとしても気持ち悪い。
……頭が痛い。喉もやたらと渇いている。
ところで黒曜石は……。
「すぅ……んぅ」
ソファの隣。俺にもたれかかるようにして、黒曜石は眠っていた。
静かな部屋で、黒曜石の寝息が聞こえる。
「……はぁ」
いつしか曲も止まっている。いったいどれぐらい寝ていたんだか。
……まぁ、いいか。
時計もまだ、3時を指したばかり。
「ただいまーっ」
やたらと明るい声。金剛石だな。
257 :
懐かしい旋律 5/5:2007/05/13(日) 15:54:45.27 ID:rsuLXQc80
「んぅ……」
黒曜石が、俺の腕にしがみついてくる。
……しばらく、動けそうにないか。
さて、金剛石にはもう少し静かにしてもらわないとな。
以上。クラシックはほとんど分からないので難しかった
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:05:47.51 ID:AhFAZWd10
目を離した間になんというGJの数々
>>257 なんとなく、エリック・サティのジムノペディを浮かべて読んだ
雰囲気いいなあ……GJ!!
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:26:20.66 ID:LxOpStUB0
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:42:50.75 ID:AhFAZWd10
用心あげ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:48:17.83 ID:AhFAZWd10
262 :
いつかきっと1/5:2007/05/13(日) 16:49:20.33 ID:AhFAZWd10
「アメジスト、海って何ですか?」
唐突に、ホープが聞いてくる。
一瞬からかわれているのか、次は哲学的な問いなのか考えた後、無難にこう答えた。
「大きな水溜り」
途端、後頭部を軽く叩かれる。
「月長石、人の頭を気軽に叩くな」
「アメジストの答えはいい加減すぎなの!」
「……ああ、そういえばここは内陸だったな」
ホープは人目を避けるように暮らしてきた宝石乙女。
海を見たことがなくても不思議ではないのかもしれない。
「この本に詳しく書かれているよ。遠国の旅行者の記録だ」
ホープに一冊の本を渡す。
「ありがとうございます。いっぱい勉強しますね!」
笑って受け取るホープ。つられて私も笑う。
本一冊くらいでこんな顔をしてくれるなら、本当の海を見せてあげたら、どんなに喜ぶだろう。
そう思った。
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1478.jpg ◇
「月長石、月長石。お願いがあるの」
ホープがあたしのドレスの袖をつんつんと引っ張る。
ほえほえしたこのお姫様、嫌いじゃないんだけど時々苦手。
「なーに?」
「あのね、海が見たいと思うの」
唐突にこんなお願い事をされるとは……ちょっと予想外。
「あー……あのね、海ってすっごい遠いんだよ?」
「そうなの?」
しゅんとしょげるホープ。
あーもう、やっぱりこの子は苦手。こんな顔されたら、なんとかしてやりたいって思っちゃうじゃない。
263 :
いつかきっと2/5:2007/05/13(日) 16:49:57.05 ID:AhFAZWd10
264 :
いつかきっと3/4:2007/05/13(日) 16:50:46.45 ID:AhFAZWd10
◇
『アメジストっ』
「何だい?二人揃って」
愛らしい乙女二人が揃って満面の笑みを浮かべる姿は、それはもう眼福というもので。
しかし。
「どうしたの。こんなに汚れて」
絵の具のようなものが二人の顔までついている。
布で拭ってやると二人とも大人しく目をつぶる。
「むー」
「うー」
猫の世話をしているようで笑いがこみあげた。
「で、どうしたの」
二人は顔を見合わせてくすくす笑い、弾丸のように喋り始めた。
「あのねあのねっ、海を見たかったんです」
「でね、アメジストにも見せてあげる」
「ねー」
両側から腕を引っ張られる。
「ちょ、ちょっと」
「早く早くっ」
「こっちです」
265 :
いつかきっと4/4:2007/05/13(日) 16:51:13.93 ID:AhFAZWd10
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1481.jpg 中庭に連れて来られた私の前には、一面の青。
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1483.jpg 「本当の海は遠いからって、月長石が考えてくれたんです」
「気分だけでも、ねー」
古いシーツを広げ、二人で染料につけたのだろう。
大きな青い布は、本物の海のようにそこに広がっていた。
「……これはこれは」
無邪気に遊ぶ二人の姿に、思わず笑みがこぼれる。
「きれいな海だね。二人はさしずめ、伝承に聞く人魚かな?」
また、顔を見合わせてくすくすと笑う、ホープと月長石。
「じゃあ、アメジストは船で私たちの海を通るといいわ」
「歌を聞かせてあげるから、船が沈まないように気をつけてね」
「じゃあ、私は歌に答えて花を贈ろう。ほら」
中庭に咲き誇る薔薇の花を二輪摘んで、二人の髪に挿す。
「今日はここでお茶を飲もうか」
穏やかな日差し、はためく広い広い青。
――いつかきっと、本当の海を見に行こう。
この幸福な日の笑い声を道連れに。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:52:47.86 ID:AhFAZWd10
以上
やっぱ4レスで足りた
>>28よりも昔の1日の風景です
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:53:41.58 ID:LxOpStUB0
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/13(日) 16:54:01.48 ID:oTgImYtv0
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
砂ザンのトリビア