ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
4 :
インテリアコーディネーター(アラバマ州):2007/04/23(月) 23:00:42.63 ID:3//uAmuf0
5 :
料理評論家(樺太):2007/04/23(月) 23:00:45.22 ID:fX6beydBO
乙です
8 :
ブロガー(東京都):2007/04/23(月) 23:03:17.83 ID:5X1IzMkr0
/`:ー=、二 ..ー...、
「 ̄ ̄ ̄:.`ヽ:..:..:...:.\:.:.:.:.:.\
__j\:...:ヽ:.ヽ:...:...:..:ヽ:...:.:.ヽ、-、:ハ
}:..:\ヽ:..:.l:...ヽ:.、:ヽ:..l:.l:.ヽ:.レ\ヽ!
ハ:...トヘト:...:l、:.,.lLA:A:.ト:|:...:ト|_:.:イ:丶ヽ
,小:.ヽ:ヽ ヽ:|ヘ:.「l「_⊥.!_:.:...l|:__:/:.:.:.lハ:|
/:...:.ト:./´:ヽ | ーチィて::ル'l...:.!⌒}l:..:.小 }
l:l!:.|:..l:.ヽ:ト,≧、 ´ ヾ:斗:|:....|_ノ:|:./::.|:.l
lハ{ヽト.:ト.代:z〉 ´ !:|..:..|:.:...|/:.:.:.:|:..l
|! __rヘヽハ´ ` _._-ノ ノイ:...:!:.l...!:.:.:.:.:.| l..l
| 〈、ヽヘ }ー-.ト... /...:.l:.:l...|:.|:.:|:.:.| l:..l
{⌒ヽ.〉 :ム:}:.`7ヲ´/....:.l|:.l...:|:.|:.:|:.:.| l...l
「ニヽ〉 //ー':/ー_/...::/ !:.!...:ト- L:_!_|:l
/マ }_,二 /イ: : : : /二/..:.:,:トj!:|!...:|: : ://ハ.l:...l
r‐くヽ ヽ_´r 爪::|: : : :/ /....:.:/ト/|..l.!..:.! ///_`ハ l:...l
/ 丶三_7 jl: l::! : : l /./:.:.イ:|': ハ:.l,〉:.V∠ _ {:ハl....l
/ ‐ ´/ ハ:l::l: : :レ':.イ:.,/,.|:|: : : >Vヽ:ヽ |: : l l:...l
ノ / { ハl::l: :丁ム// L|:/'/`{  ̄ /┬ ´ l...:l
j / /ハ. ヽ、: |ノリ{{/: /.'/ / /:.:.:.| l....l
/ / イ:.:.:.:.,| ヽ、! /ニ‐:/ / /:.:.:.:.:.l |.:|
{ ノ/:..:..:.:lノ _...-┴Lェ≦..、 イ .イ:.|:...:|:...l |..|
∧ _.. イ /..:./:.:l{ ヽ:_:.-ァナト、:.:.:/ / / /:.ハ:..:|:...:l |...:|
/./  ̄/..:./ /...:/:.:./_jェrrフ.イ_|:ト-┘ 〉 イ:.:.l|:.|!...:.! |:...|
1000なら週末は朝倉さん祭りになるようにがんばってSSを書きます。
と決めようと思ったのに、退屈のハルヒに萌えていたらいつの間にか1000になっていた。
しかも、危うくエリツィン前大統領訃報スレに誤爆しそうになるわで散々だ。
10 :
ホテル勤務(長屋):2007/04/23(月) 23:04:14.16 ID:ZSdl1bUS0
1乙
1000 : ミトコンドリア(樺太):2007/04/23(月) 22:45:22.42 ID:BzCIe7pwO
1000ならキョンもあっち側に開化
あっち側ってwww
14 :
高校教師(宮崎県):2007/04/23(月) 23:05:54.71 ID:++dVbHRI0
逸物
15 :
インテリアコーディネーター(アラバマ州):2007/04/23(月) 23:06:47.83 ID:3//uAmuf0
>>12 ●<アナル世界のことですよ
ё<筋肉世界のごどだよ
16 :
渡来人(福岡県):2007/04/23(月) 23:06:55.23 ID:Y2KuwJgS0
ゆうこりん>1乙!
書いていいか?すげえ長いんだが
別のスレにちょっと投下してたんだけどさ
さて、前スレ1000の通りキョンは開花するのだろうか…!
ばっちこーい
その別のスレは大丈夫なのか?
もうすぐ落ちるはず
もう落ちるしスレ違いだったから
3分クッキングってスレだったんだが
長いって何十レスくらい?
あそこってまとめサイトが出来てなかったっけ?
29 :
留学生(東京都):2007/04/23(月) 23:13:39.42 ID:TbrtyRtW0
>>23 ktkr
三分クッキングから移ってきたぜw
じゃ
>>23wktk
前スレで予告してた鶴×キョンにもwktk
「と、言うわけで、それがパラレルワールドということになるわけですね」
一しきりしゃべり終えた朝比奈さんは、最後にそう言って話をまとめた。
聞いていたほうの俺はと言うと、途中何度も難しい言葉にチンプンカンプンになってしまったが
それでも、はあ、とか、へえ、とか相槌を打ちながら彼女の長い講釈を最後まで聞きとおした。
ま、簡単に言うと、世界は一つじゃない。何通りもある過去や未来、そんな別の世界のことを、パラレルワールドと言うのだというような話だった。
「でも、大筋は決まっています。時代をそこへ正しく導くのが、あたし達の役目なんです」
なるほど。ハルヒにはその大筋をぶち壊す力がある。それをさせないために、
あんなワガママ娘の暴走に翻弄されながらも、あなたは健気にメイドさんをしているんですね。
でもこんな話、まともな神経のやつが聞いても、鼻で笑うだけで絶対信じないだろうな……そう思って、少しおかしくなった。
だが俺は朝比奈さんの話を信じるし、理解することもできる。なぜなら俺自身が何度も時間旅行といった馬鹿げた体験をしているし、
それに……今の話にでてきたパラレルワールド、俺は身に染みてよく知っているのだ。
支援
最初から書くのかw
何レスあるんだ?
俺は最初からの方がありがたい
支援
38 :
デパガ(東京都):2007/04/23(月) 23:20:10.62 ID:fzwmJkTr0
>>33 前スレで投下した分は.txtでまとめて、うpろだに上げて
続きの部分だけプリンスレ利用させてもらえばいいんじゃね?
前スレ分だけでも50レスくらいありそうだから、最初からはさすがに迷惑だべ
3分くっきんぐ見てきた。なるほど。いや、いちゃもんつけたみたいでごめんね
41 :
料理評論家(樺太):2007/04/23(月) 23:21:37.82 ID:Wgg2CHFxO
三分クッキングkwsk頼む
なるべくならまとめサイトを教えてくれると助かる
これから50レス以上wwww
多いな…
キーンコーンカーンコーン
授業5分前の予鈴が鳴った。
「あ、なんか話してたらもうこんな時間になっちゃいましたね。キョン君、いきましょう」
朝比奈さんが椅子を立つ。たまたま昼休みに廊下で会った俺達は、たまにはということで、学食でいっしょにご飯を食べているところだったのだ。
そしてその食事の途中で…どうしてこの会話になったのか…はよく覚えていないが、ともかく、朝比奈さんは得意の時空論について熱く語りだしてしまった。
まぁ、朝比奈さんの話だったのなら説法だろうがなんだろうが、何時間だろうと何日だろうと聞いていられるから、別に構わないんだけど。
校舎を過ぎ外庭に出ると、生ぬるいむわっとした風が頬をすり抜けていった。頭上には焼けるような太陽が一つ。
6月の初めだというのに、真夏のような気温の一日だった。
げ…そうか。続きから書いたほうがいいかな…
ちょこっと修正しようと思ってたけど、そう言うなら続きから書く
ずっとこのペース…?
48 :
検非違使(静岡県):2007/04/23(月) 23:26:26.29 ID:2gjY6m1n0
まとめあるから続きからの方がいいよ
49 :
検非違使(静岡県):2007/04/23(月) 23:29:50.17 ID:2gjY6m1n0
なんかgtgtになっちゃったな…
迷惑かけそうだからメモ帳に書いてから出直すわ
51 :
デパガ(東京都):2007/04/23(月) 23:32:33.57 ID:fzwmJkTr0
>>50 前スレみたいに書きながら投下ってのはNGだろうし、それがいいかもな
綺麗にまとめて書いてそして投下waktk
まとめて完結させて欲しい。ぜひ。
ピロートークその12
未「ねぇママ、未希はパパのことが大好きなの!」
ハ「そうねぇパパもきっと未希のことが大好きよ」
未「うん……だから未希はねぇ、大きくなったらパパと結婚するの!」
ハ「……それは……パパはもうママと結婚してるから未希とは結婚できないわよ、未希は他にもっとカッコイイ男の子を見つけなさいね、未希はママに似て美人だから直ぐに素敵な男の子が見つかるわよ」
未「むー……ママずるーい」
ハ「ワガママいわないの未希、こういうことは早い者勝ちよ。第一ママとパパが結婚しないと未希は生まれてこなかったのよ」
未「むー……」
ハ「ムクれないの未希、……そうねぇいい事を教えてあげるわ」
未「なぁにママ」
ハ「未希が大きくなって好きな男の子が出来たら……ちゃんと…ちゃんと『大好きっ!』って自分の気持ちを素直に打ち明けるのよ、でないと人生損するわよ」
未「損するって?」
ハ「変な見栄とか意地とかそういったものに囚われて自分の気持ちに素直になれないなんてバカらしいってことよ」
未「難しくてよくわかんない……」
ハ「未希も大きくなったらわかるわ、あっでもねぇ未希、ホントにその男の子が好きかどうかはちゃんと確かめるのよ、その男の子とずっと一緒にいて楽しいかとか
その子が居なくなったら未希はどう思うかとか、あとその男の子が他の女の子を気にしてるのを未希が見て気分がもやもやしてたら確定ね」
未「やっぱり難しくてよくわかんない……そうだ、ねぇママはパパにちゃんと『大好きっ!』っていえたの?」
ハ「そうよお互い中々素直になれなかったけど……やっとね、言えたの…、だからパパとママは結婚出来たの、あっこの話は女同士の秘密のお話だからパパにはいっちゃだめよ」
キ「おっどうした二人で見詰め合って……」
ハ「なっなんでも無いわよ、……そうよね未希」
未「そう、女同士の秘密のお話だからパパには内緒なの!」
キ「?!」
− 特に落ちは無し −
久々にきた家庭ネタ!!
56 :
料理評論家(樺太):2007/04/23(月) 23:38:00.92 ID:Wgg2CHFxO
3ぷんくっきんぐ教えてくれてサンクス
ハルヒ涙目が俺には辛すぎる……
59 :
通訳(東京都):2007/04/23(月) 23:40:18.44 ID:NtXMp+e00
>>54 久しぶり!!
このシリーズ好きだからまた読めて嬉しいぜ!
60 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:48:42.44 ID:BiL/cLtl0
11レスほど投下していいですか?
どんとこい
お、
63 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:50:35.96 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 1
こんにちわ、朝比奈みくるです。
今回はお買い物のお話です。
わたしって、ちょっと可愛いものをみかけると、すぐ買っちゃうんです。趣味がお買い物っていうわけじゃなくて、可愛いものを集めるのが趣味なのです。
そのせいで涼宮さんにちょっと疑われたりもしましたけど。
お金については禁則事項なんで詳しくはいえません。でも、こっちにいる間は、お買い物を趣味にしていても問題ないです。
向こうに戻ったら、即破産しそうですけど……
きっかけは下校途中のこんな会話からでした。
長門さんと涼宮さん、わたしが3人で横に並んで歩いています。キョンくんと古泉くんはすこし離れて後ろを歩いています。
涼宮さん、なんとなくキョンくんを気にしているようにも見えますけど、気にしたくないようにも見えます。
別に二人で一緒に歩いてたって、構わないんですけどね。
「有希って、服あんまり持ってないの?」涼宮さんがいいました。
「そう」長門さんは返事をしました。
「そうなんだ。買い物とかいかないの?」
長門さんはほんのわずかに首を横に振りました。
「そっか。……たまには買い物に付き合ってあげてもいいかしら」
長門さんは無言で歩いています。
「でも、日曜日は予定があるし……」
どうやら、思い出すと頬が緩んじゃうような予定のようです。
「誰かとデートですか?」わたしがいいました。
相手は後ろで古泉くんとなにごとか、密談している人でしょうね、きっと。
「そ、そんなんじゃないわよ」涼宮さんはかなり焦っているようです。「ただ先約があるっていってるだけ。そんなデートとかって」
「怪しい」長門さんがぼそりと言いました。
「なにいってんのよ、有希まで。そんなんじゃないわよ」
そう言いながらも頬が緩んでいるのが何よりの証拠ですけどね。
64 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:51:19.07 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 2
「じゃあ、日曜日にキョンくんと古泉くん誘って、お買い物にいきましょうか?」
そうわたしが長門さんに提案すると、長門さんは満更でもない表情を浮かべました。
どこからかわたしを睨んでる視線を感じますが、そっちはとっても怖いので見たくありません。
「みくるちゃん、あたしをのけ者にするなんていい根性ね?」怖い人の声が聞こえてきて、わたしの心臓はどうにかなりそうです。
「あ、そんなんじゃないですぅ〜ただ、用があるっていうから」
「みくるちゃん、責任持って有希を買い物に連れていってあげなさい」
そんなに目を三角にして怒らないでくださいよ、涼宮さん……
そんな訳で、長門さんを連れて買い物に出掛けることになったのです。
でも、二人だけだと会話が続かないので、誰かもうひとり一人連れていきたいところです。
普通のお友達だと長門さんのことは知らないので、関係者のほうが安心出来ますね。
わざとキョンくんに電話してみようかな。戸惑うキョンくんは可愛いかもしれません。
でも、その後で涼宮さんからの電話で、とっても怒られそうな気がします。
触らぬ神に祟りなしってキョンくんも言ってましたし、やめておきましょう。
そうなると、鶴屋さんしかいません。もし駄目だったら、古泉くんでいいや。
わたしはそう思って、鶴屋さんに電話をかけてみました。
「やっほ〜みくるん」
いつもハイテンションな鶴屋さんが即電話に出てくれました。
「あ、こんにちわ。あの、日曜日って暇ですかぁ?」
「日曜日かい?大丈夫だよ、買い物かいっ?」
「ええ。でも、今回は長門さんがメインなの」
わたしは鶴屋さんに事の次第を話しました。
「ひゃはは、大胆なこと言うもんだねえ。ハルにゃん、怒ってなかったかい?」「ええ、ちょっと怒ってました……」
「そうだろね。有希んこは外であっても制服着てるしねえ。いいかもしんないっ」
支援
66 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:52:23.00 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 3
「じゃぁ、日曜日……時間はいつにしましょう?」
「10時でいいんじゃないかい?」
「じゃあ10時にいつものところで」
「で、みくるん、おもしろい話があるんだけどさぁ〜聞く?」
「え、なになに、教えてください」
それから2時間ほどおしゃべりを楽しみました。電話代もかさむんですけど、これもいまは大丈夫です。わたしが払ってる訳じゃないですし。
向こうに帰ったら、こんなに長電話できないんだろうなぁと思いますけど。
土曜日はちょっといつもと様子が違ってましたけど、いつものとおり涼宮さんに率いられて、ウィンドウショッピングが楽しめました。
ついでにお買い物も出来ればよかったんですけど、衝動買いは9割失敗しますしね。でも、欲しいもの一杯できちゃいました。
お家の中がお洋服と雑貨で一杯になりそうです。今度の連休にはまた向こうに持って帰ろうかな。
オークションって手もあるんですけど、ちょっと面倒ですよね。
今日は日曜日。とってもいいお天気です。暖かい風が流れるように吹いてて気持ちいいです。
わたしが待ち合わせ場所についたころには、すでに鶴屋さんと長門さんがいました。
「おはよございまーす」
「おはよ、みくるん」鶴屋さんは結構短めのプリーツスカートに、ショート丈のGジャンという格好です。カッコ可愛いって感じですね。
ちなみにわたしはワンピースにカーディガンです。春は、やっぱりこういうスタイルがいいんじゃないかな。まず間違いありませんし。
涼宮さんぐらい可愛ければ、季節あんまり関係なく変なデザインのTシャツメインで平気なんでしょうけどね。
でも、ああいうのどこで買うのかしら。今度聞いてみたいところです。
「………」長門さんがわたしを見てかすかに頷きました。やっぱり制服です。
長門さんには可愛らしいスクールスタイルがいいかもしれませんね。
でも、男の子っぽい感じでまとめると、逆に可愛さが強調されるかもしれませんね。
「で、どこに行くにょろよ」鶴屋さんは元気一杯の声で言いました。「いつものところかい?」
「んー、せっかくだからちょっと遠出するのもいいんじゃないですかぁ?」
「いいねぇ。じゃ、行こうかぁ」
支援
68 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:53:26.07 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 4
電車に3人で乗りました。ちょっと遠くまで出掛けるんですけど、この駅って各駅停車しか停まらないんですよね。
不便でしかたありませんけど、途中で乗り換えます。
「有希んこは、服ホントにもってないのかい?」鶴屋さんが長門さんにたずねました。
「必要な分だけ所有している」
「そうなのかい、せっかく女の子に生まれたんだし、もっとおしゃれを楽しむといいよっ」
「おしゃれ?」まるで初めて聞く単語のように、長門さんが言います。
「ほら、みくるんなんていつも決まってるだろ? 有希っちも可愛いんだから、きっと似合うさ〜」
「……分からない」長門さんはほんの少しだけ小首をかしげました。「似合うとか、似合わないということが」
「そりゃ自分だけじゃよく分らないかもなぁ〜 そういう場合は、人に見立ててもらうのが一番っさ」
「そう」長門さんはつぶやくように言いました。
「みくるんなら、有希んこにどんなの勧めるんだい?」
「スクールスタイルってのはどうかなぁって。あとはあえて男の子みたいなのとか」
「なるほどねっ、いいかもしんないっ!! 意表をついてゴスロリなんてどうかにゃ?」
「うーん、どうでしょう……なんか意表つきすぎのような……」
長門さんはずっと窓の外を眺めていました。
電車を二回乗り換えて、目的地に到着しました。
いろんなお店が入っているビルなんですけど、ギャル系からお姉さん系までなんでも揃っていて、しかもお安く買えるのです。
普通なら1枚しか買えないところが、2枚、3枚買えちゃうんです。
「どこからみていくにょろ?」鶴屋さんが楽しげに言いました。「いろいろあって目移りしちゃうけど」
「当然、手当たり次第ですよぉ」
「みくるんは買い物になると人が変わるねっ」鶴屋さんがわたしの肩を軽く叩きました。
「そんなことないですよぉ」
「目の色が変わってるっさぁ。で、有希っちはどこか行きたいところあるのかい?」
長門さんは透視でもしているかのように、お店を眺めています。
薄い唇がすこし開き、言葉を紡ぎました。
「まかせる」
支援
70 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:56:28.30 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 5
まかせると言われたからには、いろんなお店に入って見ましょう。
まずはギャル系のお店ですが、ここは馴れ馴れしい店員さんはいないのでゆっくり選べます。
デニムのマイクロミニなんてどうでしょうか? わたしは長門さんに合いそうなサイズを選びました。でも……
「とりあえず試着したほうがいいっさぁ」鶴屋さんの一言で、わたしはスカートを長門さんに渡しました。
長門さんはそれを受け取ると、更衣室に入りました。一瞬、更衣室に入らないで着替えるかもなどと思っちゃいましたけど。
鶴屋さんはギャル系の服に大爆笑しています。えと、お店の人が迷惑そうな顔をしていますので、押さえてください。
「だって、こんなデザインありえないにょろよ」笑い過ぎて出た涙を、指で拭いながら鶴屋さんがいいます。
「そういうの好きな人もいるんですから」
「そうだけどさぁ、みくるんはこういう服は着ないねぇ」
「ええ、ありえないデザインですから」
「みくるんはわがままだねぇ」とまた鶴屋さんは大爆笑です。
カーテンが開き、長門さんが姿を見せました。セーラー服のスカートを脱いで、代わりにマイクロミニを履いてて、かなり変です。
「んー有希っちは小さいからなぁ」残念そうな表情で鶴屋さんが言いました。
「そ…うですねえ」わたしは他に言う言葉がありません。
まるで小学生が短めのスカートを履いているように見えます。可愛いんですけどね。
長門さんは小首をかしげながら、カーテンを閉じました。
「ちょっと悪いことしちゃったかなぁ」
「そんなつもりはなかったんだろ? 大丈夫っさぁ、有希っちもわかってくれる!」
カーテンがまた開き、ていねいに畳まれたスカートを手に長門さんが出てきました。無表情なまま、長門さんは靴を履くと、そのままレジに向かいました。
二人ともびっくりです。
「あの、無理しなくていいんですよ?」
「サイズは適切」長門さんは何を言っているのかという表情をちらりと見せながらいいました。「購入に値する」
「そ、それならいいんじゃないかっ」
長門さんは無表情のままレジに並び、会計を済ませると私達のところに戻って来ました。
「これで終わり?」長門さんはぼそりとつぶやきました。
なぜかその言葉が挑戦状のように聞こえてしまうのは、なぜでしょう?
「いえいえ、まだまだですよ。これからです、お買い物は」
「みくるん、なんかムキになってないかい?」
鶴屋さんがやれやれといった目でわたしを見ていますが、ただ、お買い物の楽しさを長門さんにも知ってもらえるチャンスです。そういうことなんです。
71 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:57:25.36 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 6
何軒か回った後、長門さんは紙袋やらビニール袋を4つほど下げています。
中身はと言えば、さっき買ったマイクロミニ、お姉さん系のお店で可愛いニットのワンピースを一着、ジーンズショップでジーンズ二本、ワニ大好きショップできれいな色のポロシャツを三枚といったところです。
まだ本命のスクールスタイルのお店にはいけてませんが、お昼を食べてからです。
いまは、どこで食べようかうろうろしているところです。
「ずいぶん買ったねえ」鶴屋さんが言いました。
「そうですか?買い過ぎですかねぇ」わたしは長門さんを見ながら言いました。
そんなに買ってないと思うんですけどね。
「有希っちじゃなくて、みくるん」
「ええ〜わたしですかぁ」
鶴屋さんがニヤニヤ気味の悪い笑顔で、わたしが下げている紙袋やらビニール袋を見つめています。
「付き添いのはずのみくるんが、有希っちと同じだけ袋をもってるじゃないか」
鶴屋さんは小さな袋を一つだけです。中には雑貨屋さんでみつけたきれいな色の髪留めが入っています。
ちょっと可愛いワンピースを見つけたんで買って、いい感じのカットソーが安かったんで買って、きれいな色のカーディガンを見つけたので買って、えーとあと何買ったっけな?
「ひらひらスカートと、すけすけスカートを一枚づつ買ってたっ」鶴屋さんが呆れたように言います。
「みくるんは買うだけ買って、結局、着なかったりするんじゃないのかい?」
「そういうこともごく稀にありますけど、毎回じゃないですよぉ」
「無駄使い?」長門さんが子供のように澄んだ目で言うのを聞いて、すこしだけ胸が痛むのはなぜでしょうね。
ここでいいかな?と鶴屋さんが指さしたのは、かなり有名なイタリア料理店です。何が有名かと言えば、とてもおいしいけど、値段が高いことで有名なのです。
高校生の身分では、ランチといえど予算大幅オーバーです。この後もまだまだお買い物したいのに、お金がなくなってしまうじゃないですか。
鶴屋さんはわたしの訴えをまるで無視するかのように、元気に店の中に入って行きます。
店に入ると、テーブル席は満杯です。これは結構待たされるんじゃないでしょうか。先に待ってる人がいないのが救いですけど。
「いらっしゃいませ、鶴屋様。何名様ですか?」
店員さんが微笑みながら、声を賭けてきました。
「三人!」鶴屋さんは元気よく、指を三本立ててます。
「どうぞこちらに」
あれ、テーブル席は満杯なのに、どこにいくのかしら。店員さんの後をついて歩けば、なぜか個室に案内されました。
支援
73 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:58:45.67 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 8
テーブルの上には、三角に折られた白いナプキン、真っ白なお皿とステンレスじゃなさそうなナイフとフォークにスプーンが並べられています。
おまけにワイングラスまで。
店員さんは鶴屋さんとこそこそ話をしたあと、出て行ってしまいました。
「なかなかすてきな場所ですねえ」
「いいだろ、ここ?、実はうちがちいっと出資したらしくて、お馴染みなんだよね」
鶴屋さんは溌剌と答えました。鶴屋さん家が「ちいっと出費した」って、どれぐらいの額なんでしょうか。きっと想像を遥かに越えそうです。
「そういえば、メニューが見当たりませんけど……」
「ん?適当に見繕ってくれるっさ。ちょっと待てばいいにょろよ」
「ふぇ?」
「大丈夫。ここはちゃんとしたもの出してくれるところだっ」
えと、そういう意味じゃないです。っていうか、すんごく高そうでそれも困っちゃいます。
でも、弾けるような笑顔の鶴屋さんには何も言えません……
前菜に生ハムが出て来て、イチゴのサラダがでてきて、えーとスープもでてきて、その後、すんごくおいしい赤身のお魚が出て来ました。
ガーリックトーストがすごくおいしくて、全部食べたらお代わりが出て来たのには驚きました。ああ、あたしたち、いくら払うんだろう……
いますぐお金を送金してほしいぐらいです。
「いやぁ、満腹満腹」鶴屋さんはお腹をさすりながら、満足そうにいいました。
年ごとの女の子としてはどうかと思いますけど、同じ気持ちで一杯です。
食後にはいい香りのコーヒーが出て来ました。えと、エスプレッソだったかな、カプチーノだったかな、ブルーマウンテンだったかな……なんだろう。
今度はしっかりメモることにします………
「みくるんはだれかいい人いないのかい?」鶴屋さんがおもしろそうな目をしながら、わたしに言いました。
こういう目をしながら、とんでもないことを言い出す人を知ってます。ええ、ひどい目に何回もあってます。最近、おとなしいのが逆に不気味ですけど。
「なかなかいないんです」いいなと思う人はいても、いずれは未来に帰らきゃいけないですしね。
「キョンくんにはハルにゃんがいるからねぇ〜」
「別にそういうんじゃないですけど……」
キョンくんは頼りになるし、とっても優しいです。でもなんだかんだ言って、涼宮さんが気になる様子です。
74 :
まなかな(空):2007/04/23(月) 23:59:56.05 ID:BiL/cLtl0
たのしいお買い物 8(さっきのが7です)
口ではああいいますけど、目は涼宮さんを探してることもありますし。
大体、涼宮さんは名前で呼ぶのに、わたしはいつまでたっても朝比奈さん止まりです。別に名前で呼んでくれてもいいんですけどね。
涼宮さんだって、キョンくんは特別扱いです。雑用係だとか言ってこき使ってるように見えますけど、単に甘えてるだけですよね。
涼宮さんも何だかんだ言いつつ、キョンくんの言うことならわりと素直に聞きます。
「あの二人は特別」長門さんはコーヒーにたっぷりミルクを注ぎいれながら良いました。ひょっとして苦くて飲めないのかしら?
「そうだねぇ〜なんかもうできあがってるって感じにょろね〜」
「たまに部室にいて恥ずかしくなるときありますもん」
「どんな?」
「二人が掛け合いで喋ってるときなんて、まるっきり彼氏彼女の会話ですもん」
「暑苦しい」コーヒーを飲み干した長門さんが言います。
「うひゃひゃひゃひゃ」なにがおかしいのか鶴屋さんは大爆笑しています。
「でも、最近涼宮さんにライバル登場したんですよぉ?」
「なんだって!!」鶴屋さんは目を輝かせて驚いています。「ひょー相手は誰だい?」
「佐々木さんって言ったかな。かなり可愛いんですよ。中学三年にキョンくんとクラスが一緒で、おまけに一緒に塾に通ってたらしいの」
「はぁぁぁぁ」鶴屋さんの表情はおでこを中心に光り輝いています。「そいつはすごいね、どこかで会ったのかい?」
「ええ、以前涼宮さんとお買い物行った時にばったり。二人でお茶してたんですよ」
「ハルにゃん、大ショーックの巻だね」
「キョンくんはなんでもないっていうんですけど、涼宮さんは相当イライラしてましたねぇ」
「で、それからそれから?」鶴屋さんが身を乗り出しています。心なしか長門さんも興味深そうに話を聞いています。
「それで、先に佐々木さんが帰って、わたしたちも帰ろうとしたんですけど、隣の駅まで行くはずの涼宮さん、キョンくんの隣に立ってて」
「いやぁーそれ見たかったっ。ハルにゃんどんな顔してた?」
「澄まし顔ですよ。それが」
「ぴったりくっついてたとか?」
「それはなかったですけど、わたしは帰ったんで、その後はわからないですぅ」
「ハルにゃんも告白しちゃえばいいにょろにな〜」鶴屋さんはそう言って、コーヒーを一口含みました。
「回りから見れば、お互い告白したようなもんですよね〜」
寝る前支援
支援
77 :
短大生(空):2007/04/24(火) 00:01:04.62 ID:ILBP/2kF0
たのしいお買い物 9
「そういえば、今日は二人はどこ行ったんだろね?」
「両名はフリーマーケットに参加」長門さんが一言つぶやいたあと、足りないと思ったのか言葉を続けました。「私の占い」
「有希っちの占いは当たりそうだねっ」鶴屋さんは春の日差しのような笑顔を浮かべながらいいました。
長門さんも満更ではない表情を浮かべています。
いよいよ会計の時がきてしまいました。あの、一番食べた人が全部払うっていうのはどうでしょうか? だめ?
と提案する間もなく、鶴屋さんは伝票ももたずにレジに向かいました。というか、素通りしてお店を出て行ってしまいます。
お店の人達も会釈するばかりで、無銭飲食をとがめる人はいません。
「あの、鶴屋さん、お金は?」
「いいっさー、今日は特別だよっ。大丈夫、任せといて!」
そういって鶴屋さんは笑顔で軽く胸を叩きました。
ああ、涼宮さんがこんな性格の人だったら、わたしも楽しく任務ができたのになぁ………
店を出てしばらく歩くと、二人ともお手洗いに行ってしまいました。
わたしは一人寂しく、大荷物を抱えて二人を待っているところです。
「呑気に買い物かよ、いい身分だな」
どこかで聞いたような声ですけど、きっと変な人に違いありません。聞こえなかったことにしましょう。
「事態が動きはじめてるのにお遊び気分で、任務が果たせると思ってるのか?」
変な人じゃなくて、危ない人みたいです。きっと頭の中は『高校生だけど実は極秘組織に所属してるオレ』なんでしょうね。
実際にそういう人知ってますけど、そういうことをひけらかしたりはしません。
だいたいそういう妄想ってコンプレックスの裏返しで……って涼宮さんが言ってました。
それはともかく、早く帰ってこないかなぁ、長門さんと鶴屋さん。
「聞いてるのか、朝比奈みくる」
「ふぇ?」
名前を呼ばれてふりかえると、いつかのパンジー君が立ってました。
わたしは彼の本名を知ってますけど、楽しいのでそうひそかに呼んでました。心の中で、ですけど。
78 :
短大生(空):2007/04/24(火) 00:01:47.11 ID:ILBP/2kF0
たのしいお買い物 10
「パ、パンジー君」
ついうっかり秘密のあだ名で呼んでしまうことって、ありますよね。
わたしだって、人間には変わりありませんから、ついそう呼んでしまってもしょうがないことです。………でも、ごめんなさい、パンジー君。
パンジー君は神経質そうに顔を一瞬歪めましたけど、何も言いませんでした。
「こっちに来てるんだ。お仲間と一緒なの?」
「……くだらん」パンジー君は吐き捨てるように言いました。
「はい?」
「実にくだらんことだ。仲間など、実にくだらん。茶番さ。すべてがな」
実に芝居がかった言い方です。
「そ、そうなんだ」
「あれと一緒とはな。利益相反だろう?本部に報告済みか」
パンジー君はわたしと同じ年なはずです。その割りには難しい言葉を知ってますね。利益相反ってどういう意味? そもそも、あれってなんでしょうか?
何かがものすごいスピードで動いたような気がしました。なんだかよく分かりませんけど。
そこになかったものが、突然現れたような……あれ、長門さん。いつの間に戻ったんですか?
「………」
長門さんは何も言わず、わたしの前に立っていました。パンジー君は長門さんをにらみつけているようです。長門さんはたたずんでいるだけです。
「……くそっ」パンジー君が吐き捨てるようにいって、歩きだそうとしました。
その時です。今度は目の前を何かが流れて行きました。流星のようななにかです。
……あれ、鶴屋さん。なんでパンジー君にドロップキックなんかしてるんですかぁ? ケガしちゃいますよ、パンジー君が。
「みくる、早く逃げるんだっ」鶴屋さんはわざと大声を出しています。「やぃ、痴漢野郎、おとといこいってんだ!」
パンジー君はフロアに倒れたままです。頭を押さえてうめいているようです。
大丈夫かしら?
「みくる!」鶴屋さんが珍しく真剣な表情でいいました。「大丈夫かい?変なことされなかったかい?」
「ええ、わたしはまったく大丈夫ですけど。彼が……」
「痴漢野郎なんかにかまうことはないよっ!!」
79 :
短大生(空):2007/04/24(火) 00:02:30.77 ID:pUTITFyH0
たのしいお買い物 11
なんか辺りは大騒ぎです。警備員さんが向こうのほうから駆けてきています。
パンジー君はやっと起き上がると、頭をふりふり立ち上がりました。
「さ、これ以上騒ぎになっちゃまずいから、行くよっ!!!」鶴屋さんがわたしの手を引いて走りだしました。
長門さんも後ろからついてきています。
「待て〜」警備員さんの声がします。振り返ると、全力で逃げるパンジー君の
背中が見えました。
ちょっと大変なことになっちゃった。ごめんね、パンジー君。
騒ぎが届いていない場所まで来ました。追っかけられているのはパンジー君で、わたし達ではありません。
でも、もうお買い物をする気分じゃないです。
「そだね、帰ろっか?」鶴屋さんが笑顔で言いました。
機嫌よく歩きだした鶴屋さんを先頭にわたし達は歩きだしました。
「長門さん、ありがとう」わたしは長門さんに小声でいいました。「守ってくれたんでしょう?」
「………」長門さんは、無表情なままです。「お礼」
「?」
「今日買い物に連れて来てくれたお礼。気にしないで」
ちらりと長門さんがわたしを見ました。きれいな透き通った瞳がわたしを見つめます。
それはいつもより、ほんの少しだけ暖かい色をしていました。
おわり
支援&書き込みテスト
81 :
すずめ(京都府):2007/04/24(火) 00:06:32.81 ID:sQ4AL5ZH0
パンジー……カワイソス
パンジー憐れwwww
みくる語りGJ!
83 :
序二段(高知県):2007/04/24(火) 00:08:10.29 ID:+bLcllef0
>>79 この物語が続くんならパンジー君はきっと薄幸キャラになるんだろうな、と勝手に妄想
GJ!
みくる物も良いね。
………規制解除されてる……良かった。
昨日は途中ですまんかった。
85 :
自衛官(樺太):2007/04/24(火) 00:11:35.71 ID:uiYO/ypTO
パンちゃん…。
86 :
活貧団(東京都):2007/04/24(火) 00:12:02.75 ID:+fj3+GN/0
>>79 パンジーm9(^Д^)プギャー
微妙にハルヒに毒づくみくるにもワロタwwwwwwwwww
ラリってない朝比奈さん久しぶりで新鮮
>>79 ちょwパンジー君ってみくるww
みく長いいな。GJ!
GJ!
哀れパンジーwww
90 :
留学生(dion軍):2007/04/24(火) 00:22:31.87 ID:Zo+UTd9N0
乙wGJ!!
GJ!
パンジー哀れだなあwwww
92 :
付き人(北海道):2007/04/24(火) 00:24:21.28 ID:OGNP8S3b0
GJ!
パンジーwwwwww
93 :
秘書(岡山県):2007/04/24(火) 00:31:43.77 ID:luwXAkON0
ねえ…古泉は…?
94 :
ひちょり(樺太):2007/04/24(火) 00:33:37.60 ID:KBIknod7O
――もしもーし、……もう誰からの電話か、確認すらしないのね。……ちょっと寂しいかも……。
――! ……うん、そうよ、あたしっ! ……ふふ、あんたって変な奴ね。
――やーね、誉めてんのよ、ちゃーんと。……『そんな気はしない』の?
――じゃあ、……あんたって優しい、わよね。
……。……二度目はないから。ちゃんと脳裏に焼き付けといたでしょうね?
――よろしい。……所でさぁ、一つ知りたいんだけど。
――うん、別に『大した事』じゃないのよ。本っ当ーにちょっとした事なんだけどね。
……あんた、昨日電話切ったでしょ。……『何の事かなぁ』? ……いい根性ね。
――バレバレの嘘つくんじゃないのっ!……刑を重くするわよ。
――そうねぇ、手始めに明日の昼休みね。……『奢り』? ……勿論それもあるわ。
――でもそれだけじゃないのよ。
その後で屋上に登って、あたしが満足するまで叫んでもらうからね。
……『何を』って分かってるでしょ? ……『謝罪の言葉か』ぁ?
――あんた、やっぱり死刑にしようかしら……。……屋上から紐なしバンジー行ってみる?
――そんなんじゃなくて、「ハルヒ、好きだぁっ!」って叫ぶのよ!
――声が枯れるまでね。『小さかったら』、……そうねぇ、放送室を乗っ取って全校に流してもらうわ。
――え? ……これが『刑罰じゃない』って言うの? じゃあ、やっぱり紐な――。
……『遠慮しとく』のね。
――あ、それと、放課後なんだけど、……ちょっと付き合ってもらうわ。
――え? あのね、携帯を、かえようと思って。……ほら、あるじゃない。特定の番号に電話かけ放題ってのが。
――バーカ。あんた以外にいるわけないでしょ。
……それでね、どうせだから、……同じのにしよ?
……うん、じゃあね。また明日。
キョンとお揃い、キョンとお揃い、キョンとお揃い。……えへへ。
正直今日のネタは苦しかった。11時回っても何もなかったぜ……
んでは、良い夜をノシ
95 :
短大生(空):2007/04/24(火) 00:37:57.70 ID:pUTITFyH0
みなさん、ありがとうございました。
パンジー君はヘタレキャラとして、また登場してもらいましょう。
では、またよろしくお願いします。
97 :
ガリソン(樺太):2007/04/24(火) 00:39:28.76 ID:3KlBT9PFO
ヘタレキャラかw
次のもwktkが止まんないなw
長門の「暑苦しい」がツボった。
あの作品の人か……
>>94 良いツンデレだ。
パンジーはヘタレキャラ確定かwww
100 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/24(火) 00:48:18.66 ID:1JumIw4pO
再会の続きまなかな
持て余した情熱をキーボードに叩きつけてみたんだが……
導入部がめんどくさくて力尽きそう。
要点だけを書いたようなものでも、SSって言えるのかね?
102 :
運び屋(樺太):2007/04/24(火) 00:52:33.77 ID:ElqDtnUJO
ハルヒ「うるさいうるさいうるさいっ!!」
キョン「え?」
ハルヒ「犬のくせに犬のくせに犬のくせに」
キョン「え?」
一度寝て次の日見るとだいたい落ち着くし、
なんでこんなこと書いてたんだろうと目が覚める。
そしてもうこんな作品投下できるわけがない・・・と自己嫌悪に陥り、
高速の元にメモ帖を削除できる
なんでパンジーwww
「お義母さんの手伝い! 妹ちゃんの相手! あたし達の部屋の整理! ぜーんぶやったわよ!」
「おう、お疲れ様」
「さぁ、あと2時間よ。何をすればいいのよ!」
「とりあえずいつもみたいにここに来い。ほら」
「う、うん……」
「後ろ向け」
「後ろって……こう?」
「そのままジッとしてろよ。今日はこのまま寝るからな」
後ろ向きのハルヒを抱き締めて寝るってのをやってみたかったんだよな。いつも向き合って寝てるから。
なんか、支えてやってるって気がするよ。
バカップル保守
「何であたしは後ろ向きなのよ。あんたばっかりずるいわよ」
「…………」
「寝るの早いわよ、バカ。もっとお話したいのに……」
「…………」
「あんたに包まれてる感じがしてあったかい。気持ちいいわよ」
「…………」
「顔、早く見たいな……」
バカップル保守
ビターチョコ食ってるのに甘くなっちまったぜwwwwww
カカオ99%買ってこい
「いつも寝てる俺に声かけてるよな」
「…………」
「ぜーんぶ聞いてるけど」
「…………」
「だからお前も聞いてると仮定して言うからな」
「…………」
「お疲れ様。ハルヒ」
「…………」
「明日はゆっくりとした時間を取ってやるから」
「……ん。……んぅ」
「寝言、のフリか……。俺が包んでやるから良い夢見ろよ」
バカップル保守
>>110 カカオかよwwwwwwwwwww
ごめん、昔こんなんなかったっけ?
>112
カカオだけに、鼻血が出まくる話?
肉弾戦によるものなら、投下したことあるけど。
鼻から水飴吹きそうだ〜
あ・まぁぁぁい♪
カカオ70%喰ってるがこんなモノじゃあ全然足りないぜw
「寝言だからね」
「俺も寝言だ」
「大好きだからあんたの方向かせて」
「大好きだからこのままがいい」
「あたし我慢出来ない。寝返りをうつ拍子にあんたを叩いちゃうかも」
「そんなことしたら俺は激怒するぞ」
「……あーあ。寂しいな」
「その分朝が楽しみだろう?」
「…………」
「ちょっとしたおまけだ。これで我慢しろ……」
く〜! バカキョン! ほっぺにチュ、なんてされたら余計に朝が待ちきれなくなるじゃない!
もう……バカバカバカバカバカバカバカバカバカキョン!
バカップル保守
ようこんな甘いのたくさん考えるな・・・
俺には絶対無理だわ・・・すごいな
118 :
ツアーコンダクター(樺太):2007/04/24(火) 01:46:48.73 ID:CWFdsYBQO
ID:aCi/SqhVOはきっといい童貞
「ドキドキして一睡も出来なかったじゃない」
「…………」
「あんたはいいわね。グッスリ寝れて」
「…………」
「幸せそうな寝息ね……」
「…………」
「わひゃっ! あ、あんた起きてたの!?」
「自分でこの状況を作ったのはいいが、俺もドキドキして寝れなくなったんだよ」
「あんた……バカね。でも嬉しいな。やっと顔が見れた……んっ」
「顔見た瞬間にいきなりキスか」
「くっついてたけど寂しかったもん」
「はいはい。さ、向き合った所でゆっくりとしようぜ」
そして今日も学校をサボるバカップル保守
原動力→妄想
>119
あんたのせいで、その、情熱を……持て余す。
121 :
留学生(宮崎県):2007/04/24(火) 01:54:24.12 ID:1npG0RIQ0
甘すぎて豆乳吹いた
ミサトさん・・・
ここまで甘すぎる妄想が湧いてくるのがスゴイ。
甘いの読むのは好きなんだがそれを自分で生み出せない私がいろいろな意味で淡白なだけなのか?…orz
「あー、またサボったな」
「あんたがバカなことするからじゃない」
「ほう、そういうことを言うか。じゃあ今日からは別々で寝るか」
「あーごめんごめん! 嘘だからお願い……ね?」
「俺にお願いをする時は?」
「キス一回。ん……」
「よく出来ました。ほら、どうせだしもう一回寝るぞ」
「あ……それ気持ちいい。しばらくしてて」
「こうか?」
「あー、幸せ……」
ハルヒが眠りにつくまで髪を撫でっぱなしで少し疲れたが……幸せそうな寝顔だからよしとするか。
バカップル保守
今日はもう寝る
何気ない事を置き換えるんだ。同級生カップルとか自分がしてみたい事やされてみたい事。
それは難しくてとても簡単な事なんだ。
IDエロの俺が来ましたよ
>>125 想像してみたんだが甘くならない
一緒にいてさえくれれば幸せだと思ってしまう
「あたし決めた!」
「なんだ起き抜けにいきなり……」
「結婚式までにポニーテールに出来るように髪伸ばすわ!」
「……そうか。おやすみ」
ハルヒのポニーテール……寝たフリをしないと想像でニヤけちまう!
バカップル保守
やっぱり寝るww
乙w
今宵も甘うございました…
>127
じゃあそれでいいじゃない。別に無理する必要はないと思う。
131 :
あおらー(千葉県):2007/04/24(火) 02:55:45.38 ID:DaCL1+8m0
ほす
よくわからんものが書きあがってしまった。
保守代わりに6レスほど投下しようと思う。
もし見たことある人がいたら、『アニメディア』2006年12月号の、
ハルヒのページのイラストを思い浮かべていただきたい。
アレを見て受信した電波文なので。
あたしは今、激しく腰を振っています。
……えーと。
変なことを想像した、そこのあなた。減点です。が、今回は見逃してあげます。
傍から見たら、変な光景には間違いありませんからね。
なぜなら、あたしの上で涼宮さんが、
「そう、そうよ、みくるちゃん! その調子! ああ、もっと、もっと激しく突き上げるの!」
などと叫んでるんですからね。
「ふえぇぇぇぇん……!」
何でこんなことになったんだろ……
思い返してみれば、きっかけはあの時だったのかもしれません。
このまま現実の時間軸にいると、あたしまでおかしな気分になっちゃいそうなので、
ちょっと『回想』と言う名の現実逃避の旅に出てみましょう。
時は、クリスマス。部室で行われたクリスマスパーティーに遡ります。
…………
………
(腰が痛くなってきたなぁ。ちょっと動きに捻りを加えてみよう……えいっ、えいっ!)
……
…
クリスマスといえば、サンタクロース、トナカイ、クリスマスツリー。
これらはどれも、この時間平面の頃にはもはや相当記号化されたものになっていますが、
そんな記号が大好きなのが、涼宮さんです。クリスマスパーティに欠かかすことはありません。
が、極めてピンポイントに普遍性を嫌うのが彼女のアイデンティティ。
普通に普通の記号を用意したりなどしませんでした。
常識の斜め39.81°上をラムジェットエンジンで飛び去っていくような彼女の理論で、
クリスマスパーティーとは! 身体で! 祭りを表現するものである!
と定義されました。早い話がコスプレです。
で……
「こら、ハルヒ! お前、朝比奈さんに何て格好させやがる!!」
「何よ、あんたには、この、『セクシー』なみくるちゃんの魅力が伝わんない訳?」
赤い服の涼宮さん@サンタクロース。
「……」
緑の服……というか、仮装というか……そう、『装置』ですね。
この時間平面で毎年年末に放送される番組の、とある出演者が身に纏うような、
毎年ギミックのインフレーションを起こしていきそうな服を着た長門さん@クリスマスツリー。
そして……
「ふえええぇぇぇ……」
なぜか際どい露出の服に髪飾りと首に鈴を着けたあたし@トナカイ。
キョン君と古泉君は、普段通りの制服です。
「とりあえず、服装については、ツッコむのはやめた。だがなあ、一つだけ言わせてもらうぞ!」
キョン君が涼宮さんの両手を掴みながら言いました。
「何でお前は、朝比奈さんを四つん這いにさせて、その上に跨ってるんだ!?」
トナカイの格好をさせられたあたしは、部室の床に四つん這いにさせられて、涼宮さんを乗せて歩かされています。
「決まってるじゃない。サンタクロースとトナカイは、セットでお得なコンビでしょ!」
あのー、涼宮さん。確かにサンタクロースとトナカイはセットの記号ですけど、
それ、多分こんな形じゃないと思います。
「トナカイは直接乗るんじゃなくて、そりを引かせるものだ!」
直接乗るのは、馬だったと思います……
支援
しかし涼宮さんは、ちっちっち、と人差し指を顔の前で振って、
「甘いわね、キョン。甘いも甘い、大甘よ! そんなんだから、不思議のひとつも見つけられないのよ!」
そう言って涼宮さんは、あたしのお尻をパンと叩きました。……痛いです。
「我がSOS団員たる者、『サンタクロースはトナカイが引くそりに乗ってやって来る』、
まずはこんな固定観念から疑って掛かってしかるべきじゃないの!」
「いいから降りろって! 朝比奈さんがかわいそうだろうが!」
キョン君が涼宮さんを引き剥がしにかかりますが、涼宮さんはあたしの腰を太ももでがっちりホールドして離しません。
……すごく力強いんですけど。
「ふええぇぇ……あたしの上で暴れないでください〜〜〜」
涼宮さんが動くたびに、太ももの柔らかい感触を強く感じて、もう、あたし、どうかなっちゃいそうです。
「こら、アホキョン! 手ぇ離しなさいよっ!」
「お前が降りれば済む話だろうがっ! 朝比奈さんに跨るなんて、そんなうらやま……じゃない、けしからん話があるか!」
「あによ、結局あんたが乗りたいだけじゃないの! このエロキョン!」
「ひぃぃ〜〜やめてください〜〜〜〜」
あたしは必死で腰を振ってアピールしました。乗っかられたまま暴れられると困ります。
でも、これがいけなかった。
「おうっ!?」
突然、涼宮さんが素っ頓狂な声を上げて硬直しました。あれ? 別に、首の鈴の音に驚いたわけじゃないですよね?
「……」
しばらく涼宮さんはもじもじしていましたが、おもむろにグリグリと身体を押し付けてきました。
「……ふむ。みくるちゃん、ちょっと動いてみて。」
「ふえ?」
いぶかしがったあたしは、涼宮さんの表情を窺おうと、振り向きました。バランスを取るために、体が動きます。
「んっ……」
……あのー、涼宮さん? あなたは何故、顔を赤らめていらっしゃるのでしょうか。
しばらく挙動不審だった涼宮さんは、ほどなくキョン君によって、あたしから降ろされました。
なぜか降ろされたときに、涼宮さんはへたり込んでしまいましたが。
その後は盛大にクリスマスパーティーと相成ったわけですが、
涼宮さんは心の一部をどこか遠くに飛ばしたかのように、どこか精彩を欠いていたようでした。
今にして思えばあの時、何かを掴んだんでしょうね。
時は流れて、今の時間軸に戻ります。つい先ほどのこと。
あたしと長門さんしかいなかった部室に、涼宮さんがやってきました。
「こんにちは、涼宮さん。今、お茶を用意しますね。」
団長席に座った彼女は、お茶をぐいっと飲み干すと、あたしをじーっと見つめてきました。
「あ、あの、涼宮さん……その、あたし、何か変ですか? そんなじーっと見られると、照れちゃいます……」
涼宮さんは、あたしの身体の一部を凝視しているようでした。
「……みくるちゃん。脇腹って、大事よね。」
「ふぇ!?」
いきなり何の話でせう!?
「こないだ、電器屋行ったのよ、電器屋。梅田のでっかいとこ。健康器具コーナーにさ、
いろんな商品が置いてあって、試せるようになってるわけよ。で、そこに、最近流行の器械があったの。」
最近流行の……? 何だろう。
「ジョーバよ、ジョーバ。本物の乗馬みたいな動きで、エクササイズができる、ってやつ。」
ああ、あれですか。TVショッピングで良く見掛けますね。
「乗ってるだけでダイエットできる、って謳い文句だけど、実際のところはどうだか。怪しいものね。」
まあ、宣伝文句は大抵、嘘、大げさ、紛らわしいの宝庫ですからね。
「そこであたしは考えたわけよ。この動き、乗ってるほうよりも、乗せるほうで実践した方が、
断然効果が高いんじゃないかって。」
……そりゃあ、人間と言う重りを乗せて腰を振るほうが、ずっと疲れるでしょうね。
支援
139 :
あおらー(千葉県):2007/04/24(火) 03:22:24.29 ID:DaCL1+8m0
支援
「ときに、みくるちゃん。あんた、最近ちょっとばかりふくよかになったような気がするのは、
あたしの気のせいかしら?」
う゛……実はちょっとお菓子を食べ過ぎて、最近ちょっと、以前よりもふっくらしてるかもです。
「特に、脇腹とか?」
ぐ……鋭いです。
「そこで、団員の健康管理は団長の務め! 今からみくるちゃんには、簡単お手軽エクササイズを実施します!」
え……えええ!?
「さ、今からみくるちゃんはジョーバよ、ジョーバ! ウェイトには、団長たるこのあたしが、直々になってあげるわ!」
あたしは背後に回った涼宮さんに、力強く両肩を掴まれました。
「さあ、そこの机に手を付いて背筋を伸ばして。」
ううう……腕力では逆らいようが無いですね……こ、こうですか〜?
「そうそう。それで、もうちょっと、こう、腰を後ろに突き出して……」
言いながら、涼宮さんはあたしの腰に両手を伸ばし、後ろに引っ張りました。
「わわわ、変なところ触らないでください〜」
「で、あたしが騎乗……んんっ。重りとして跨る、と。」
涼宮さんはあたしに跨ると、両脚であたしの腰をがっちりとホールドしました。
「さあ、まずは基本の動き。並早足で歩く馬の動きを意識して、腰を振ります!」
こうして、涼宮騎手による、あたしの調教が始まったのでした……
支援
以上、回想おわり。
その後涼宮さんの調教は熱を帯びてきて……
「そう、そうよ、みくるちゃん、そこ! もっと激しく、えぐるように突くの!」
今に至ります。傍から見たら……『イケナイ』事をしてるようにしか見えませんよね。
「Oh! Ah! Yeah!」
……何だか、言語まで変わってるような気がするのは、気のせいだと思いたいです。
ところであたしも、もうへとへとです。この『エクササイズ』は、いつまで続ければいいんでしょうか。
「もうすぐ、もうすぐよ、みくるちゃん! もうすぐ、来る、から……っ!」
えーと。言いたいことは分かりました。あたしも女ですから。
でも、その……他人の身体を使って、『そーゆーこと』をするのは、いかがなものかと思います……
「んっ……! んっ……! ん゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
涼宮さんが一際強く、あたしの腰を太ももで挟み込みました。やがて、あたしの背中にくたっともたれかかってきました。
「はぁ……はぁ……どう? みくるちゃん。脇腹にダイレクトに効いたでしょ。」
ええ、とっても。もう腰が立ちません。
「最後にあたしが脇腹をしっかり締め上げてあげたからね。明日からくびれ美人間違いなし! よ。」
……涼宮さんも、上で相当『ジョーバエクササイズ』をしたから、さぞ鍛えられたんでしょうね。
「ふぅ……カ・イ・カ・ン。」
耳元でそんなに色っぽく囁かないでください。腰が抜けそうです。
「エクササイズは、継続が力なの。これからは毎日、部活後にやりましょ。」
毎日ですか。……持つかなぁ、あたしの身体……
あと、あんまりヤりすぎて、腹筋が六つに割れても、いやだなぁ。お嫁にいけなくなっちゃいそう。
涼宮さんを背中に乗せたまま、机の上でぐったりしていると、
横で一部始終を本を読みながら観察していたであろう長門さんが、無言で近寄ってきました。
ああ、痛い、視線が、絶対零度(0K)の視線が痛いよぅ。そんな目で見ないでぇ……
長門さんは、恒星の光の届かない深宇宙のような、
どこまでも冷たく黒い瞳であたしと涼宮さんを交互に見つめると、ぼそりと呟きました。
「……けだもの。」
……馬だけに、ですか。
放課後ジョーバクラブ・完
GJ!
こんな時間にエロスを感じたw
うん、香ばしい怪電波だ。
今はひどく反省しつつ、後悔している。
乙!!
乗馬といえば中国人死んだな
146 :
あおらー(千葉県):2007/04/24(火) 03:31:48.50 ID:DaCL1+8m0
乙
>>『アニメディア』2006年12月号のハルヒのページのイラスト
kwsk
>>147のために画像探したが見つからなかったぜorz
いや、待ち受けサイズのならあるんだが…
さすがに小さいし…
俺のPCの中にあったから画像
>>147に見せてあげたいんだが
、画像のうp仕方がわからないし
PCのほう規制中なんだよなorz
お前ら・・・いい奴ら過ぎる・・・
とりあえず持ってる可能性もあるからどんなのか教えて欲しいんだ
という保守
153 :
私立探偵(ネブラスカ州):2007/04/24(火) 04:45:32.83 ID:Ug1z/U03O
鼻血出しながら鶴屋さんSS書いたら俺の家のPCからは書き込めない事がわかって鼻血止まった保守。
>>152 部室にて、際どいトナカイの衣装のみくるに、ミニスカサンタのハルヒが跨がっている。
キョンはハルヒの両腕を持って降りさせようとし、長門はツリーの衣装を着て3人を見ている。
こんな感じかな?
>>154 そう。
俺が必死に説明したのはこれだwww
すまん何を思ったかDATうpろだにさっきの画像上げちまったorz
まじですまん
158 :
ミトコンドリア(樺太):2007/04/24(火) 04:50:34.12 ID:7OBR/tV9O
保守
160 :
外資系会社勤務(コネチカット州):2007/04/24(火) 06:31:57.46 ID:pVP1nosnO
●
どなたか前スレのDATをいただけないでしょうか
仕事の関係で815までしか見ることができなかった・・・orz
何卒よろしくお願いいたします
162 :
絢香(東京都):2007/04/24(火) 07:48:38.34 ID:j12qXetZ0
なんだかんだ言って相思相愛だったキョンくんと涼宮さんは大学を出るとすぐに結婚しました。
ようやくと言った感じでしたね、でも本当に嬉しかったですよ。いえ、友人としてね。
しかし形あるものはいつか壊れるように、命あるものにはいつか死が訪れます。お二人もその自然の摂理からは逃れられません。
キョンくんは76歳の誕生日に亡くなりました。涼宮さん(便宜上こう呼びますが)が主催した誕生日会では元気なお姿を拝見したのですが……
その夜、眠りにつかれてから目を覚ますことはありませんでした。
お葬式で涼宮さんは「なんかおかしいって思ったのよ、キョンったら急に『ポニーテールにしてくれ』なんて言うからさ」と呆れた様におっしゃっていましたが、キョンくんが亡くなられた日は酷く泣かれたそうで、頬にうっすらと涙の後を見ることが出来ました。
それから二週間後、涼宮さんも亡くなられました。それこそ後を追うように。まったく仲が良いことですね、僕らは寂しくてなりませんよ。
今 お二人の墓参りに来ています。墓石には「ハルヒ キョン」と刻まれています。やはり本名の方がと進言させて頂いたのですが、キョンくんは「ハルヒに任せる」と言いますし、涼宮さんは涼宮さんで「いつだってキョンはキョンじゃないの♪」とおっしゃるだけでした。
あの時はどうかと思いましたが、こちらの方がお二人らしいですね。流石は涼宮さん、誠に素晴らしいアイディアでしたよ。今頃、あの頃に戻って仲良く口喧嘩でもなさっているんじゃないでしょうか?お二人の声が聞こえてくる様です。
おわり
165 :
チャイドル(コネチカット州):2007/04/24(火) 08:17:37.22 ID:pVP1nosnO
朝から鬱分投下乙
おかげでテンション↓だぜ
ハルヒ「なぁハルハル〜」
ハルヒ「なぁに、キョンキョン?」
ハルヒ「いや、呼んだだけだよハルハル♪」
ハルヒ「もぉキョンキョンったら♪めっ!!」
ハルヒ「えへへ……ハルハル♪」
ハルヒ「キョンキョン♪」
ハルヒ「えへへ……」
キョン「ハルヒ、よだれ垂れてるぞ?」
長門「…キョンキョン」
長門「…キョンキョン!」
長門「キョンキョン!!!」
キョン「なんだ長門?」
長門「…////」
ほ
保守
170 :
中二(東京都):2007/04/24(火) 10:17:32.31 ID:VkGR5WRV0
保守しておくぜ
171 :
旅人(コネチカット州):2007/04/24(火) 10:19:19.66 ID:ziAQCEdzO
ハルヒ「キョン!○○○○○○しなさい!」
キョン「○○○○○○!」
○をうめつつ保守してぬ
ハルヒ「キョン!●●●●●●しなさい!」
キョン「●●●●●●!」
●<保守
>>171 ハルヒ「キョン!マン○にキスしなさい!」
キョン「いただきます!」
子作り保守
174 :
チャイドル(コネチカット州):2007/04/24(火) 11:45:50.96 ID:pVP1nosnO
age
ほっしゅ
ハルヒ「キョン!お姫様抱っこしなさい!」
保守
178 :
中二(東京都):2007/04/24(火) 12:57:20.50 ID:VkGR5WRV0
ほ
179 :
中二(東京都):2007/04/24(火) 13:37:43.24 ID:VkGR5WRV0
し
に
181 :
一反木綿(神奈川県):2007/04/24(火) 13:53:50.28 ID:bVrX/96d0
な
れ
た
ハ
185 :
中二(東京都):2007/04/24(火) 14:14:39.54 ID:VkGR5WRV0
ッ
186 :
樹海(アラバマ州):2007/04/24(火) 14:40:20.25 ID:+I4NJ+Sd0
サン
24
の
瞳
アッー!
イッー!
ウッー!
エッー!
3ヶ月後……
「みなさい、キョン! 完璧なポニーテールよ!」
「あぁ、メチャクチャ似合ってる」
「お母さんにお金貸してくれって頼んだわ」
「……え?」
「式……挙げよ?」
「…………あぁ」
……絶対にこいつだけは幸せにしてやるからな。
バカップル保守
>>194 あんたを見てると申し訳なくなってくる。
196 :
40歳無職(樺太):2007/04/24(火) 15:46:12.82 ID:gP61+5tVO
バイト行きたくない保守
今日創立記念日保守
アナル落下
保守
204 :
外資系会社勤務(コネチカット州):2007/04/24(火) 16:47:15.90 ID:pVP1nosnO
アナルスレを…
●<プリンスレいただきます!マッガーレ!
アナルスレ立ててぇ!
保守
保守
210 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/24(火) 18:30:09.08 ID:v8AubQJIO
保守
保守
「式……なんかよかったわね」
「そうだな。みんな祝ってくれたしな」
「これからもよろしくね。あたしの……まぁいいわ。早く寝ましょ」
「おいおい。気になるだろ」
「おやすみ!」
「式を挙げても相変わらずだな。やれやれ……」
「(あたしの最愛の人として……ね)」
バカップル保守 終
オツ!
何気に長く続いて面白かったぜ!
これからも保守してクレよな!
>>212 え?もう終わりなの?寂しくなるなー。
今までありがとう。
>>212 乙! 糖死しそうでした
次からはおしどり夫婦保守で
>>212 ありゃ? 今回で最後…?
いやぁ、素晴らしく甘い保守をありがとうw
次、期待してますぜ?w
>>212 GJ! 乙でした。
終わりとは寂しい。
次は妊娠編wktkw
>>212 GJ!
ぜひ続編を!
それにしてもカカオ99%チョコでも甘く感じられるくらい甘甘だったぜ・・・
ふぉしゅ
220 :
高専(神奈川県):2007/04/24(火) 19:57:14.30 ID:w+Pl0BYY0
ふんも
っふ!
ブリーターって何だよ……orz
ブリーダーでもフリーターでもないのか;;
アッー!
イッー!
>>222 つまりはアルバイトのブリーダーってことかw
>>222 みくる「みらいではにんきのおしごとでしゅよ」
未来に希望を持てないなw
230 :
中小企業診断士(静岡県):2007/04/24(火) 20:28:36.15 ID:EKqk5Fn30
長門有希の再会マダー?
>>229 ガチでアルバイトのブリーダーではなく、アルバイトをブリードする人という意味だと思ってた俺。
ほっしゅ
よっしゃ仕事終わった
234 :
前社長(新潟県):2007/04/24(火) 21:33:22.43 ID:XDJcMP1g0
>>233 乙〜
仕事でもないが、生徒会で疲れてる俺orz
今年の文化祭あたりでGod knows...でもやろうかとメンバー内で検討中。
すまん、sage忘れたorz
担当楽器は?
237 :
女性の全代表(福島県):2007/04/24(火) 21:39:08.02 ID:SLCCe7wd0
六尺野郎!Aチーム!
>>236 リードギターかコード弾きかベースか・・・とりあえずどれでもと。
問題は誰がどれをやるか、ボーカルをだれにするかという点。
・・・ボーカルは先生でいいか。(去年We will rock you歌ってたし)
239 :
牛(愛知県):2007/04/24(火) 21:44:30.30 ID:xlWVIdQZ0
「太古の昔から人々はその媒体や形こそ変えれども、さまざまな恋愛話を書き続けてきた。
悲劇あり、喜劇あり、純粋な恋愛から歪んだ恋愛まで、男女もあり、同性もあり、
時にはおのれの家族や人ならざるものまでその範囲は多彩に。
まったくこれは僕にとっては不可解この上ないものだよ。本来は種の保存本能に過ぎない
己の行為に知的な意味づけを強引に行おうというのであれば、それはまさに人類の傲慢ではないか…
ってキョン、顔が近いぞ、何をする気だいっ はぅっ…んんっ…」
「百万言の言葉よりも、一回のキスのほうがよくわかるだろ?」
「んっ……そう、そうだな……」
考えるな、感じろ
佐々キョン保守
「―――しかし、それは愛情によってのことではない」
「じゃあ何によってだ?」
「本能によってさ」
この三行が、すべてを物語っていたと思う。
保守
>>239 >考えるな、感じろ
この言葉に惚れました。
おれと や ら な い か ?
238だった
>>241 ●<ぼく、こいずみくん。いまあなたのうしろにいるの。
最近思ったこと
朝比奈みくるの冒険より
「古泉イツキ。あなたは彼女を選ぶべきではない。あなたの力はわたしとともにあって初めて有効性を持つことになるのである」
ー中略ー
「今は説明できない。しかしいずれ理解を得ることもあるだろう。あなたの選択肢は二つある。
わたしとともに宇宙をあるべき姿へと進行させるか、彼女に味方して未来の可能性を摘み取ることである「
記憶によると、確か三割くらいはアドリブで言っているセリフである。
それは本当にイツキにのみ投げかけているセリフで合っているのか?
その長門の・・・・ユキの言葉にどれほどの含蓄があるのかは判断保留するとして、イツキは難しい顔をして考え込む。
「なるほど。どっちにしても彼・・・いやこのシーンでは僕ですか、僕が鍵となっているのですね。
そして鍵そのものには本当の効力はない。鍵はあくまで扉を開ける効果しかないものです。
その扉を開けたとき、何かが変わるのでしょう。おそらく、変わるのは・・・・」
言いかけてイツキは言葉を句切り、なぜかカメラ目線で含みのある視線を送ってきた。
わたし=ハルヒ 彼女=佐々木 彼・あなた=キョン
だと思うのだけど、どう思う?
>>245 なるほど、確かにそう思えるね。
しかしあの段階で分裂・驚愕の伏線を書いていたとなると……谷川さんすげぇなw
247 :
運び屋(千葉県):2007/04/24(火) 22:37:41.62 ID:7LikslHw0
保守
248 :
短大生(コネチカット州):2007/04/24(火) 22:46:03.78 ID:cxRh2Y8AO
249 :
牛(愛知県):2007/04/24(火) 22:53:47.31 ID:xlWVIdQZ0
>>246まぁ国木田のセリフといい、佐々木の原案は最初からあるんじゃね?
>>245 その線でいくと、驚愕では佐々木とキョンがくっつきそうだNE!
251 :
ピアニスト(アラバマ州):2007/04/24(火) 23:12:11.63 ID:MbA5Sr0T0
>>245 そんな特殊相対性理論的な考え、単細胞な俺は思いつきもしなかったorz
思いつかなかった者挙手!
252 :
漂流者(樺太):2007/04/24(火) 23:13:18.47 ID:ktDJCqPcO
ノシ
もともと2巻で最終回になりそうな話だったから、没を喰らって、それで『溜息』が出来た。
単純にこの時点ではみくると長門だろ。
むしろそれに合わせて9巻を書いて……ねーな
これで942にグロ画像を張らなくてはいけなくなったではないか。
ふん、これだから既定事項ってやつは。
スーパーロングパスだな。
ハルヒ大学生スレにプリン向けSSが
260 :
留学生(樺太):2007/04/25(水) 00:01:32.57 ID:JlvORL6EO
捕手
261 :
刺客(東京都):2007/04/25(水) 00:02:59.23 ID:6QwEfsDE0
>>257 FUJIWARA乙wwwwwwwwww
262 :
手話通訳士(静岡県):2007/04/25(水) 00:07:07.32 ID:bUAP0reJ0
長門有希との再開はもうやらないの?
BS2でハルヒがw
ほんとだ。らきすた観てるんだが
マジだwwww
267 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/25(水) 00:24:11.98 ID:raGUL9E/O
268 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/25(水) 00:25:23.26 ID:ytqHV910O
ふと思ったんだがな、俺らは虹の絵は自由に描けるわけじゃん
それはつまり、虹の世界を自由に産み出し、また改変できるわけだ
そこに生きる生物(絵)にとって、その作者が「神」なわけで
ここで、4次元に何かしらの生命、或いは意志のある存在(神)が在ると仮定するならば
涼宮ハルヒは、その世界に在る何らかの意志を投影させた絵であって
実際に世界の改変を行うのは涼宮ハルヒ本人の意志ではなく
4次元における絵の書き手=神の意志(エゴ)である、と解釈できるのではなかろ保守
亀だが載せて無い
まぁ保守なわけだしww
270 :
忍者(樺太):2007/04/25(水) 00:33:50.99 ID:l8AyPekCO
――もしもし、あたし。……へ? ……あ、ごめん。間違えちゃった。
――本当はキョンにかけたつもりだったのよ。ごめんね、古泉君、お休みっ!
いけない、いけない。ちょっとぼんやりしてたみたいね。……あれ、電話だ?
――もしもし? あ、みくるちゃん、どうしたのよ? ……へぇー、そんなお店が、ねぇ……。
――『鶴屋さんが教えてくれ』たんだ。……うん、ありがと。今度行ってみるわ。
――あ、でさぁ今度のコスプレ衣装なんだけど……。
〜一時間後〜
――あ、もうこんな時間ね。……うん、また明日ね。お休み!
……中々面白そうなお店ね。今度キョンと行ってみようかしら。……そうだっ! あいつに電話しなきゃ!
……。出ないわね。
……。……あ、もしもし。……ねえ、もしかして寝てた? 『違う』の?
――なんかテンション低いから寝惚けてるのかな、って。
……別に『忘れてた』訳じゃないわよ。みくるちゃんから電話かかってきて話してたの。
――なんかあんたいじけてない? ……『余計なお世話』じゃないわよ。
――あ、ちょっと『切る』な!
……。もしもし。……ちょっと、話くらいしてもいいでしょ?
――『眠い』の? ……うん、あたしもよ。……でも、あんたとこんな雰囲気のままじゃ、寝れないわ。
――『泣いて』ないわよっ! バカ!
――別にあんたが謝らなくてもいいわ。……あ、そうだ。一つだけ言うこと聞いてあげる……。
――へ? 『弁当』? ……うん、分かったわ。それでいいのね。……まかせなさい!
――じゃあね! お休み!
お弁当……。キョンに弁当……何が良いかな、唐揚げ? 煮物? お箸で『あーん』とかっ!? 眠れないわ!
分量たまってきたんで適当にwikiの方にあげときました
多分洒落に流れるやろ
272 :
忍者(樺太):2007/04/25(水) 00:35:37.19 ID:v7oMaBbIO
>>257上げ足をとらないばかりかそれすらネタの一部にするとは(ノ_・。)
273 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/25(水) 00:36:48.68 ID:ytqHV910O
さらに、4次元の意志=神=異世界人と定義すれば
この物語におけるおもしろ4属性がすべて揃うことになる
ふぅ、怪電波出し切ってすっきりした
ねる保守
ここまで一気に読んでニヤニヤしてる俺
だがハルヒを読んだことはない
275 :
ぬこ(北海道):2007/04/25(水) 00:41:45.63 ID:asWRNpcm0
ちょw読んどけwww
>>269 >>228に向けての言葉なww
そして保守ネタにもかかわらず、バカップル保守にたくさんの感想をくれた人達ありがとうorz
九曜「黒は───女を───美しく───見せる───色───なのね」
ハルヒ「そんな私も全身剛毛にしてからモテモテで困ってます(笑) ベタな口説きはお断り(笑)」
3ぷんくっきんぐの再開とまつたけはここか?
282 :
留学生(コネチカット州):2007/04/25(水) 01:44:19.82 ID:63/vaeUKO
前者はここでやるっぽい
「ねぇ。キョン」
「授業中になんだよ、ハルヒ。また怒られる……ぞ……」
「んふふふ……化粧してみたわ。どう? 似合う?」
「…………」
「キョン?」
「ん、あぁ。わりといいんじゃないか?」
「ちょっと、まだ話は終わってないわよ! こっち向きなさい!」
「(やべ……。今のハルヒはメチャクチャ綺麗だったぞ。まだ頭に焼き付いてやがる……)」
片思いキョン保守
「(どうした俺の脳細胞。早くハルヒのあの顔を消し去りやがれ)」
「ちょっとキョン。部室はこっちよ。どこに行く気?」
「あぁ。すまん……」
「あんた様子おかしいわよ? 風邪? どれどれ……」
「ば、バカ! 近付くな!」
「…………」
「あ……すまん。言い過ぎた……」
「いいわよ。別に」
「(じゃあそんな表情しないでくれよ。なんか心臓辺りが痛くなるだろ……)」
片思いキョン保守
新しいのキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
か、彼なのか?
ラブラブ新婚ネタにいくかと思ってたら…そっちかYO!
妙に萌えるなぁ…。保守ネタなのにwktk!
288 :
絢香(東京都):2007/04/25(水) 02:28:33.18 ID:buwEicTc0
濃厚な保守乙。
昨日投下した電波文を、調子こいてWikiに載せようかと思ってますが、
本スレで6レスってのは、短編? 長編?
ジャンルは……まぁ、えちぃのの置き場なんだろうけど。
長編でも大丈夫なんじゃないかな
291 :
絢香(東京都):2007/04/25(水) 03:02:39.77 ID:buwEicTc0
>289
>290
ありがとう。
エロと呼ぶには微妙だけど、他に良さそうなジャンルが無いので、
『放課後ジョーバ倶楽部』、エロ長編に置いてきました。
>>291 タイトルだけだと「学園物AV」みたいなタイトルだなw
293 :
絢香(東京都):2007/04/25(水) 03:07:11.87 ID:buwEicTc0
>292
まじすかwww
タイトルも、電波と一緒に受信したので、なんともw
ちなみに、某現地語で書いてるシリーズ以外で、初めてWikiに載せた作品です……
やっぱり変化球体質なのねorz
「眠いわよ!」
「いいから先に寝てろ。これ見たら寝るから」
「むー!」
「なに怒ってんだよ」
「もういい!」
「あー、わかったよ。すまんすまん。隣の部屋で見るよ」
ごそごそと布団を抜け出して隣の部屋に移ろうとした俺の足首を、どこにそんな力があるのかという細っこい手で掴まれた。
「…バカキョン…わかりなさいよ……」
「…! すまん。 今日はした方がいいか?」
「…なくても大丈夫…きて…」
おやすみー
>>293 基本、絡みが百合っすねwww
いや、好きだけどね。
296 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 03:31:55.48 ID:77d6HobFO
携帯から投下させてもらいます。
スレ違いだったら叩いてくれ。
そうじゃなくても叩いてくれ。ハァハァ。
wktk
298 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 03:38:18.60 ID:77d6HobFO
ハルにゃんはかわいい。
あたしでは太刀打ち出来ないくらいに。
破天荒な振る舞いも魅力のひとつだと思っている。
ハルにゃんには感謝している。
一生掛かっても感謝しきれない程に。
SOS団の皆も同じではないだろうか?
ハルにゃんが羨ましい。
あたしが持ってないものを、沢山もってるから。
みくる以外に友達のいなかったあたしに、人と関わる楽しさを分けてくれた。
何かにより彼の魅力に気付いたのも、彼女あっての事だ。
かれはいつもハルにゃんの遊びに付き合わされては「やれやれ」なんて言っている。
呆れてるように見えて、彼自身もすっごく楽しんでいる。まぁそれは本人も心の底では自覚してるのかな?
あたしはいつも寝るまでの間に、彼の事を考える。
「やれやれ」って言って欲しいって思うのは何かおかしいのかな。
支援
もしかして書きながらの投下…?
301 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 03:45:06.12 ID:77d6HobFO
野球に誘われた時は別に特別な感情なんてなかった。なかったはずだ。
でも、いつもみくるから話は聞いていたからすごく興味はあった。
彼の事が好きなんだと自覚したのはいつだっただろうか。
文化祭でメイド服が似合うって言ってくれた時かな?それとも、SOS団の部室にみくるを探しに行った時にあたしに向けてくれた笑顔を見た時かな?
思い出せない。
自覚がなかっただけできっと初めから好きだったんだろうな、なんて最近思う。
−授業が終わって、帰る支度をして…校門に向かっているとき、偶然だった。
本当に偶然彼に会った。
そりゃあたしが探してたわけじゃないから偶然なのは当たり前だけど。
いつものように深呼吸をして、彼に挨拶をする。落ち着け、落ち着け。
「やあキョンくんっ!!今日はSOS団の活動はどうしたんだいっ?」
彼はあたしを見ると笑顔になって答えてくれた。
支援
鶴屋さんSSは嬉しいけど、書きながらってのはねぇ…
まぁ量によるけど。
303 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 03:57:21.96 ID:77d6HobFO
申し訳ない。実はPCから書き込めない子なんだ。
携帯で貯めといて書くのってやりかた知らないもんでやめとく。まだ半分いくかいかないかくらいだしな。
申し訳なかった。
>>303 携帯からならメールで保存するとかかな…?
時間が時間だからね…さるったらおしまいだぜ。
305 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 04:01:51.54 ID:77d6HobFO
>>304の優しさに全俺が泣いた。
ちょっとやってみる。ではノシ
>>301 「こんにちは鶴屋さん。今日はハルヒのやつが買い物行くとかで解散しましたよ。」
「あははっ!ハルにゃんでもそういう事あるんだねぇ。って事は今暇かいっ?」
勇気を出して聞いてみた。
彼と少しでも長くいられるなら勇気を出すくらい簡単だ・・・と思う。
「ああ、今日は特に予定はないですよ。何か用事ですか?」
「用事って程でもないんだけどねっ!暇だからお茶にでも付き合ってくれないか
なっ?」
断らないで・・・。断られたら、泣いてしまう。
きっと。
「いいですよ。SOS団の溜まり場の喫茶店でも行きますか?」
「おぉう!そうするっさ!」
良かった。彼が断らないってわかってても、怖かった。
喫茶店に着くまでは他愛無い話に華を咲かせる。彼の話は当然ハルにゃんの事ばかり
だ。
嫉妬しても仕方ないとはわかっていても、嫉妬してしまう。
「今日は奢ってあげるっさ!好きなの頼むといいよっ!」
「いいんですか?今月はハルヒにたかられすぎて苦しかったんで、お言葉に甘えさせ
ていただきます」
また「ハルヒ」。でも今一緒にいるのはあたし。
それで満足しなきゃ。
それにしても彼は優しいな。きっと彼の事だから奢りに期待して付いてきたわけじゃ
ない。
今月苦しいとか言いながらも付き合ってくれる彼が好き。
喫茶店でも、結局ハルヒハルヒだった。
あはは。他の女の子といるときくらい控えないと嫌われちゃうぞっ!
喫茶店で1時間半くらい話していると、空が暗くなってきた。ああ、楽しい時間は過
ぎるのが早い。早いと感じるのはなく、本当に早く過ぎているんではないかとすら思
う。
「ごちそうさまでした。お礼と言ってはなんですが、送りますよ。」
「あははっ!じゃあお言葉に甘えようかなっ!」
暗くなってきたし、心配してくれているんだろうか?嬉しさの余り、顔がにやけてし
まう。
「心配してくれたにょろ?」
彼の反応が見たくて聞いてみる。
「当たり前ですよ。最近は物騒ですからね。まぁ頼りないかも知れませんが、その辺
は勘弁して下さい」
わ。やっぱり心配してくれたんだ。
それだけで心がふわふわする。
ぬっは。かきこめないwww
>>308 帰り道は、喫茶店にいた時より「ハルヒ」が少なかった。かわりに「朝比奈さん」や
ら「長門」はたくさん出たけどね。
―もうすぐ、この幸せな時間も終わる。
もう家も見えている。
そう思ったらもう止まらなかった。
「キョンくん。」
いつものあたしじゃない素のあたしの真面目な表情に、彼が一瞬止まる。
「は、はい?」
だめだよあたし。傷つくのはわかってる。
やめなよあたし。もしかしたら二度と話せなくなるかもしれない。
それでも止まらなかった。
彼の唇に、無理やりキスをする。
「あたしはキョンくんの事が好きさっ!!キョンくんの気持ちも聞きたいかなっ!!」
あたしは残った理性で保険をかける。
いつものあたしの口調なら、傷が浅くて済むかも知れない。なんて。
彼は言葉を選んでから、ゆっくりと言った。
「鶴屋さんの気持ちはすごく嬉しいです。でも・・・こんな時にもあのバカの顔しか浮
かんでこないんです・・・。」
ああ、やっぱり。
心の傷の軽減なんか出来ないってわかってたのに。
「ん・・・。実はわかってたっさ!でも・・・言いたかった。知って欲しかった。・・・ぅ・・・
あぁぁ・・・」
泣くなあたし!彼が困るじゃないか。
泣くなら家に帰って泣けばいいじゃないか。
家はすぐそこなんだ。泣くな!!
「ハルにゃんに・・・好きって言う気はあるのかい・・・?」
「どうなんでしょうね・・・。来年までに冷めなければ言おうかなって思ったりもしま
すけど。ってごめんなさい・・・」
いいんだ。振られた上にハルにゃんとも幸せにならないなんて許さないよ。
「へへ。君ならきっと大丈夫だよっ!勇気を出すにょろ!」
「はは。ありがとうございます。」
「あ、さっきの告白は思い出にしといてくれるかいっ?あたしが勇気を出した証に
さっ!」
「はい。一生もんの思い出にしときますよ!」
あぁ。良かった。
何が良かったんだろう。振られたのに。
でも、良かった。彼が笑顔で良かった。
「泣いた事は皆に内緒にしてくれるとありがたいかなっ!あたしでも恥ずかしいにょ
ろー」
「言いませんよ。言ったら僕だけが知ってる鶴屋さんじゃなくなってしまいますから
ね」
こうしてあたしの告白は終わった。
突発イベントだったけど、後悔はしていない。
心は傷ついたけど、それ以上に思いを得た。
だからあたしは元気に振舞う。
寂しがりやなあたしより、元気なあたしのほうが自分でも好きっさ!!
今日も元気に会いに行こう。
ハルにゃんにも会えるといいな。
もちろんみくるにも。
いつもの儀式。部室の前で深呼吸。
「やっぽー!みくるいるー?」
おしまい。
GJ!
もうちょい時間かかるかと離れてたらwww
いやぁ、鶴屋さんは強いね。
ありがと。
でも実は俺…ハルヒ知らないんだ…。
原作は疎か、アニメも漫画も読んでない。
315 :
クマ(福岡県):2007/04/25(水) 04:36:33.54 ID:EGBSee2s0
けなげだなぁ鶴屋さん つД`)
キョンも早いとこ、「あのバカの顔しか浮かんでこないんです」の
境地にいたってほしいもんだよ。
たぶん原作準拠だと、何でかハルヒの顔がちらちら浮かぶけど
それが何故だかさっぱり分かんなくて戸惑うばかり、あたりかね。
漫画? ハルヒの原作はラノベだし漫画なんて出てないぞ?
何、少年エースで連載してるじゃないかって? 気のせい気のせいw
317 :
クマ(福岡県):2007/04/25(水) 04:37:52.94 ID:EGBSee2s0
>314
何ぃぃ!それでこれだけ書いたら凄いな。
じゃあソースはこのスレだけなのか、もしや。
ソースは友人の妄言。このスレ見始めたのも今回からだし。なんか鶴屋について友人に6時間くらい語られたもんでこういうのなのかなって。ちょっとアニメでも見てみるね。鶴屋さんて出てくるの?
319 :
クマ(福岡県):2007/04/25(水) 04:43:50.15 ID:EGBSee2s0
そりゃ、その友人の伝達力が凄いんだな…。
鶴屋さん目当てでアニメ見るんなら、第0話の自主制作映画のやつと、
野球の話(『退屈』)と文化祭の話(『ライブアライブ』)あたりか。
6時間も語る友人すげぇwww
まぁ実際6時間語られればなんとなくわかるよねww
鶴屋さんてあんま出ないんだな。
明日本全部買ってきて読むわ。
萌えたら俺の嫁にしてまたSS書かせてもらいますね。
現時点で見た目萌えは古泉な俺でした。
>>321 ●<あら、嬉しい事言ってくれるじゃないの。
323 :
クマ(福岡県):2007/04/25(水) 04:53:07.79 ID:EGBSee2s0
●< 光栄です
って、こういう書き方も通じなかったり?
鶴屋さんって、脇役というにはチト強烈すぎるんだが、
やっぱりメインキャラじゃないしなぁ。
でも、いると確実に場が明るくなる人だぜ。
●は古泉?なんか火の玉になれるとかきいたんだが。
まぁ鶴屋とハルヒを嫁に迎えて、古泉をアナルに迎えた頃にまた書きに来ます。
アナル洗って待っててください
>アナル洗って待っててください
新手の脅し文句だなw
●<アナル洗って待っててください
保守
ヘタレてないっポいキョンって需要ある?
>>327 あるんじゃないか?
そんなキョンも見てみたい気がするが
あるに決まってる
てかキョンはへたれキャラじゃないと思う
>>327 あると思うぞ。
っていうかヘタレてない「しょぼい」キョンって読んじまった。ごめんw
前スレで鶴×キョン予告した者だ。
今日の夜にでも投下しようと思う
今日って「鶴屋の日」とかだったりするのかと思ってカレンダー見た俺ですよ
333 :
絢香(東京都):2007/04/25(水) 07:36:16.72 ID:buwEicTc0
>321
古泉……お前、ファーストインプレッションで萌えられてるぞ……
良かったな……本当によかった……っ!
古泉「ええ、まったく。嬉しいものです。」
334 :
社長(コネチカット州):2007/04/25(水) 08:04:09.96 ID:raGUL9E/O
雨age
動物シリーズ6
キョン「ねこ、いぬ、おうむ、もぐら、うま……いろいろやってきたな」
ハルヒ「そうね、どれもまぁまぁ楽しかったわ」
キョン「で、もう成りたいものは無いのか?」
ハルヒ「うーん、実はあと一つなりたいものがあるんだけどね」
キョン「まだあるのか……次はなんだ?相手してやるぞ?」
ハルヒ「実は……」
キョン「実は?」
ハルヒ「キ……」
キョン「キ?」
ハルヒ「やっぱ止めた!」
キョン「おいおい、気になるじゃねーか」
ハルヒ「秘密よ、ヒ・ミ・ツ♪じゃ今日はもう帰るわよ!」
キョン「あ、待てよ!」
ハルヒ「最後に成りたいのは、キョンのお嫁さんよ!」
おわり
336 :
40歳無職(樺太):2007/04/25(水) 08:08:55.94 ID:3ecywIVXO
鶴屋さん「キョンくんキョンくーん!」
バーン!
キョン「つ、鶴屋さん!?」
鶴屋さん「ハルにゃんやみくるはいるかいっ?」
キョン「い、いやここには…」
鶴屋さん「そっかぁ、残金にょろ〜…あ、そうだ!どうだいこの衣装?めがっさ似合ってるとおもわないっかなー?」
キョン「そ、それはもう…」
鶴屋さん「ん〜?どうしたっさ?もしかしてお姉さんがこんな格好だから興奮しちゃったカナ〜?触ってみるかい?」
キョン「え?ちょ」
鶴屋さん「ほらほら〜、せっかく二人もいないんだし、こんなチャンス滅多にこないよ〜?どうにょろ?にょろ?」
キョン「ありがたいお言葉ですが、一ついいですか?」
鶴屋さん「なんだい?なに?直接触りたい?しょうがないなぁ〜ちょこっと待っててね〜」
キョン「いや、ここは男子更衣室です」
鶴屋さん「わお☆」
反省はしていない
残金....
残金わろたwww
339 :
40歳無職(樺太):2007/04/25(水) 08:26:36.33 ID:3ecywIVXO
×残金
○残念
くやしいっでも(ry
保守
341 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/25(水) 09:15:50.21 ID:raGUL9E/O
●へ
あなたがマッガーレしてンギモヂィィ!のはキョンたんですか?
それともёですか?
342 :
チャイドル(コネチカット州):2007/04/25(水) 09:16:55.48 ID:u30t2s+dO
「(なんなんだ俺は。まるでドラマとかで恋してる主人公みたいだ。……まさか、ハルヒに?)」
「…………」
「(いやいや、断じて有り得ん。あいつを好きになる理由が見つからん)」
「…………」
「(今でもさっきからずっとネットをしてるような女だぞ?)」
「ちょっと。そんなにジロジロ見ないでよね、エロキョン」
「は? 誰もお前なんか見てないぞ」
「白々しいのよ。100人に聞けば100人が見てたって答えるわよ」
「……い、いいだろ。たまにはお前眺めたって。俺の勝手だ」
「え? いや、それは……そうだけどさ……」
「おやおやキョンくん。涼宮さん。青春ですかね?」
「「違う!」」
片思いキョン保守
344 :
貧乏人(コネチカット州):2007/04/25(水) 10:25:54.79 ID:Vh+nlTLPO
保守
「(畜生。俺はどうしたってんだ? なんかあいつを女として意識してしまう)」
「キョン、古泉くん。明日は9時にいつもの喫茶店だからね!」
「了解しました」
「……」
「キョン」
「…………」
「キョン!」
「あ、あぁ。どうした?」
「……あんた来なくていいわ。4人でやるから。さ、みんな帰りましょ!」
「おい、待てよ……」
「あんたには2連休をくれてやるから体調を戻しなさい。今のあんたおかしいから」
「(なんなんだよ。おかしい、おかしいって。俺が恋しちゃいけねーのかよ……)」
片思いキョン保守
346 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/25(水) 10:55:50.37 ID:nsySrD+nO
キョン「○○○○○○!」
ハルヒ「/////えっ/////」
ハルにゃんが照れるほどの文を○に埋めつつ保守してくれい
プリン「ちょっとハルヒ!あたしのキョン食べたでしょ!?」
348 :
スレスト(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 12:00:20.65 ID:JNZB/NuKO
age
349 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/25(水) 12:29:14.42 ID:wCvEuNH5O
コナン「ちょっとキョン!!あたしの青酸カリ舐めたでしょ!!」
しゅおうさん「───キョンくん───キョンくん───プリン味の───昆布と───
昆布味の───プリンと───どっちがいい───?」
キョン「プリン味のプリンで」
しゅおうさん「───くよん〜ん───」
保守
351 :
探検家(京都府):2007/04/25(水) 13:03:26.05 ID:8s5z1bza0
Vipキョン
ハルヒ「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世ka(ry」
キョン「空気嫁」
ハルヒ「ちょっとキョン!遅いわよ!遅刻、罰金!!!」
キョン「今北産業」
古泉「か
え
れ」
ハルヒ(////)「あ、あたしのこと・・・どう・・・思ってる?」
キョン「長門は俺の嫁」
ハルヒ「バカーーーーーーッッッ!!!」
キョン「フヒヒwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwうぇうぇwwwwwwwww」
保守
保守
353 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/25(水) 14:30:45.51 ID:raGUL9E/O
age
354 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 14:31:58.15 ID:77d6HobFO
遅れて来て今北産業はいいな。
今度使ってみよう。
ホンジュラス
356 :
噺家(樺太):2007/04/25(水) 14:55:44.47 ID:u9lXAOC+O
ハルヒ「わたし この前ラグビーの日本代表の試合見に行って横断幕に日本頑張れって書いてきちゃった」
キョン「1でみたぞ ハルヒって名前が書いてあったな 国営放送のオタPの思う壺だな で いくらでハルヒとかけと頼まれたんだろな? 偽者は」
ハルヒ「バレたか わたしが書くわけないじゃん 子供がいたずらしてかいたか 大人が金配ったかね まあ後者でしょ」
長門「(…私が書いた)」
「2連休なんてもらったってやることねーよ」
「谷口とか国木田でも誘うか?」
「誰かこねーかな……」
「そろそろ昼だな。喫茶店に戻ってくる頃か……行ってみるか」
「あ、ハルヒ居た。……なんか浮かない顔してんな。そんな顔を見に来たわけじゃないんだが」
「……顔だしてみるか」
片思いキョン保守
>>343 古泉はキョンのことを「キョン君」とは呼ばないぞ。
あなた もしくは 彼 のどちらかだな
キョンが集団の中にいたら、古泉は何て呼ぶんだ? もしくは服を引っ張るのか?
>>359 キョンの近くによって、小声で
「すみません、お話したい事があります」
「古泉、顔が近い」
>>343の場合は
「おやおや。お二方で青春談義ですかね?」
↑の方が原作の古泉っぽくなるかも
しゅおうさん:「───キョンくん───キョンくん───、プリン───作った」
キョン:「ほほぉ、これはいい昆布出汁が・・・、ってこれ茶碗蒸し」
しゅおうさん:「くよ〜ん」
保守
>>360 なるほど
「キョンくん」と呼ばないのは知っていたがその手があったか
参考にさせてもらいますorz
364 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 16:35:13.17 ID:IsKrb7EtO
シャミセンが死んだ。突然の不思議な話だった。
トラックに引かれかけた妹にどこからともなく現れ、横から体当たりして代わりに引かれたという。
その死体はあまりに綺麗でいつものように昼寝してるのではないかと思ってしまう。だが、それは違っていて、間違いなく死んでいる。
いつも元気な我が妹は枯れる事ない涙を流しながら何回も呟く。私のせいでごめんね、と。
「シャミセン、お前は良い家族だった。女なら結婚を申し込んでいただろうな」
我ながら意味解らない言葉を掛ける。思考が回らないから。明日には、シャミセンは灰となって地に還るから。
「・・・明日も早い。寝ようぜ」
「・・・うん」
泣きたい。それを誤魔化すように妹を宥めて俺は笑う。
シャミセンが泣き顔を望んではないと感じたからだ。
考えれば、何故そう感じたかを考えればそもそもこの時から全ては始まっていたのだと後々気付いた。
夜。俺は水を飲もうと思って俺はキッチンに降りた。
居間への扉を開けようとノブに手を伸ばす。シャミセンの死体があると思うと心境は複雑だ。
やっぱりやめようか。などと思っていると、
―――りぃんりんりぃん
聞こえたのはシャミセンの為に買った鈴の音だった。
これはwktk
366 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 16:39:42.44 ID:IsKrb7EtO
「シャミセン?」
俺はそっと居間に入った。暗くてほとんど見えない暗闇。そこに何かが居る。
もしかしたら泥棒か?だとしたら危ういのではないだろうか。
震えながら電気のスイッチを探す。
―――カチッ
明るく照らされた部屋。様子が一目で見渡せる。
そしてそこにそれは居た。まさしく猫の耳。猫の尾。まさしく人の顔。人の体。
中学生くらいのまさしく可愛い猫耳の女の子が寝ていた。
「な、汝は誰そ!?」
なんで俺は古文なんだよ。パニックに陥り過ぎだろ。落ち着け落ち着け。
とりあえず深呼吸する。女の子は眠そうに目を開け、猫のように欠伸しながら体を伸ばす。
「おはようございます。御主人様」
「・・・はい?」
俺は思わずフリーズした。
「あぁ、いきなりで申し訳ございません。御主人様が私の死体に少し泣きながら『女なら結婚を申し込んでいただろうな』と仰ってたのでなってみました」
・・・ちょっと待てよ?
「・・・・・だから、誰?」
背中に冷や汗が伝っているのが解る。嫌な予感嫌な予感がぁぁぁぁ!
「私ですか?」
女の子は微笑む。
「シャミセンですよ」
頭がどうにかなっちまいそうだ。まだ俺は知らないからな。これが世界を蝕む愛の始まりだと。
そして、物語はかく語り出す。破滅の呪文を交えつつ。
続けたい
367 :
クマ(福岡県):2007/04/25(水) 16:47:18.41 ID:EGBSee2s0
●<ツッヅーケ
これは良いw
是非続きを!
369 :
コピペ職人(コネチカット州):2007/04/25(水) 17:14:42.71 ID:Vh+nlTLPO
保守
俺規制が解けたらss投下するんだ…
という保守
371 :
通訳(岡山県):2007/04/25(水) 17:38:36.87 ID:vPCXHFf+0
これは新しい
続け!
372 :
張出横綱(神奈川県):2007/04/25(水) 17:46:53.28 ID:bn75SdAd0
キョン×シャミ
wktk
「おいキョン、見てみろよこれ、物凄いデザインのTシャツだな」
あぁそうだな谷口、ホットケーキの土俵の上で金太郎と桃太郎が相撲をとっててそれをチャップリンとヒトラーがウナギを食いながら観戦してるなんて他に無いくらい珍妙だろうな……
「お前の嫁の涼宮にこのTシャツを買ってやったらどうだ。涼宮だったら似合わなくてもこんな珍妙でキテレツなのなら気にいるだろうぜ」
おいおい誰が誰の嫁だ、俺とハルヒはしそんなんじゃないと何遍いったらわかるんだ。それにふざけたことをいうな、ハルヒにこのTシャツが似合わないだって?
そんなことだからお前は大学3年になっても彼女のひとりもできないんだ。
大体ハルヒはもとが可愛いから何を着たって似合わないって事がないんだぞ、このTシャツだってハルヒが着たらもの凄く似合うに決まってるだろうが!
この間だってそうだ自分のパジャマが乾いてないからって俺のパジャマをハルヒが着たんだがブカブカの男物のパジャマを上だけ着たハルヒは物凄く可愛くて似合ってたんだぞ。
ハルヒは何を着ても似合うんだ、特に上パジャマの裾からスラリ伸びた生足は反則的なまでに美しかったぜ、お陰であの晩は三回も……。
おっとハルヒのパジャマ姿を見ていいのは俺だけだからな、谷口お前は変な妄想で俺のハルヒを汚すなよ。
「……(´・ω・`)」
374 :
トリマー(愛知県):2007/04/25(水) 17:58:18.84 ID:JXUnqV4s0
「キョンくんっ!今日はお弁当作ってきたから一緒に食べないかいっ!?」
「(鶴屋さんが俺に弁当を…!!)よ、よろこんでご一緒させていただきます!」
―屋上
「へっへー。食べさせてあげるよっ!あーん」
「あ、あーん…むぐむぐ。恥ずかしいですね…」
「はいもう一個!あ〜ん!」
「あーん」べちょ
「うわぉ!ごめんよ!ほっぺたにべったりにょろ〜」
「はは、大丈夫ですよ。えっと…ティッシュありますか?」
「残念ながらないからこれで我慢するにょろ〜」
ぺろり
「ちょ…鶴屋さん!!」
「えへへ…次はキョンくんが食べさせてよっ!」
「わかりました。はいあーん…」べちょ
「わわっ!べっちょりいったにょろ!」
「ティッシュ…無いんですよね?」
「///」
投げっぱなし。
375 :
看護士(大阪府):2007/04/25(水) 18:08:26.48 ID:GCh8gJk10
おまんこにょろにょろ
376 :
トリマー(愛知県):2007/04/25(水) 18:12:46.62 ID:JXUnqV4s0
おまんこにょろにょろ想像して萎えた。
すっげえびろんびろんのにょろんにょろんの想像した。
377 :
看護士(大阪府):2007/04/25(水) 18:16:56.74 ID:GCh8gJk10
鶴屋さんヤリマンっぽいからな。
伸びきって黒ずんで飛び出してそう。
378 :
トリマー(愛知県):2007/04/25(水) 18:17:54.84 ID:JXUnqV4s0
鶴屋さんてヤリマンだったのか。
ちぃ、覚えた。
何この流れ
380 :
40歳無職(樺太):2007/04/25(水) 18:40:03.33 ID:3ecywIVXO
ちぃに新しい言葉を教えるスレです
鶴屋さん「ヤリマンって言った奴らは夜道に気をつけるにょろ!」
382 :
40歳無職(樺太):2007/04/25(水) 18:51:44.27 ID:3ecywIVXO
鶴屋さん「ぁ…は…あっはっは!確かにアタシは遊んでるからねっ!真っ黒かもしれないよん?
あっはっはっは〜…ぁ…はは……処女…なんだけどな……ぐす…」
383 :
トリマー(愛知県):2007/04/25(水) 18:55:04.30 ID:JXUnqV4s0
【あいあいあいあいあいらっびゅー】
「だって愛してるんだもん♪」
「つ、鶴屋さんどうしたんですか?」
「キョンくんが好きって気持ちを歌にしてみただけっさ!!」
「(ダイナマイト?)恥ずかしいですね…しかもその…メイド服で言われると変な気分になってきます」
「うぇへへ〜♪キョンくん若いにょろ〜。お姉さんとエッチな事したくなったかなっ!?」
「///そりゃ…したいですよ…」
「えっ!?キョ、キョンくんエッチにょろ〜///でも…(初めてだから優しくするっさ)ボソリ」
「はい///」
みたいな淫乱に見えて意外と純なキャラだと思ってたよ…。
384 :
中学生(宮崎県):2007/04/25(水) 18:56:25.42 ID:o8GLQctJ0
っていうか、そうです
385 :
トリマー(愛知県):2007/04/25(水) 18:58:41.45 ID:JXUnqV4s0
(´д`)もう誰も信じない!!
実際エロいのは古泉だけだと信じてるアッー!
この時間帯は童貞が多いですね^−^
>>162 今出張から帰ってきました。
ありがとうございます。おかげで助かりました。
保守
ハルヒとキョンは一緒になって、幸せを掴んでもらわないと絶対に困る。
困るんだが、その場合は長門の幸せはどうなるのよ?と日々悶々と過ごすハルヒ厨(俺)の憂鬱
390 :
噺家(樺太):2007/04/25(水) 19:43:19.10 ID:aUbf8w1WO
他スレのSSがWikiに投下されてるんだけどこれはありなの?
391 :
映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/25(水) 19:46:01.60 ID:77d6HobFO
たのしめればいいんじゃなかろうか。
>>390 作者が載せたからありなんじゃないの?
直投下って事で。
393 :
噺家(樺太):2007/04/25(水) 19:48:16.23 ID:aUbf8w1WO
作者が載せたら他スレでもありなのね
わかった
保守
395 :
福男(千葉県):2007/04/25(水) 20:28:54.48 ID:hdaQ5dFM0
>>389 長門はハルヒとキョンの娘と思えばよい
俺は佐々木への救済措置がわからんorz
396 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/25(水) 20:36:37.66 ID:raGUL9E/O
●
>>395 あれだ。
分裂のαパートはハルヒEND、βパートは佐々木ENDになって、
両ヒロインとも幸せに丸く収まるんだよ
……あれ? αパートの佐々木とβパートのハルヒはどうなr(ry
398 :
40歳無職(樺太):2007/04/25(水) 20:44:32.55 ID:3ecywIVXO
KOIZUMI
キョンが分裂すればおk
400 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 20:50:59.90 ID:IsKrb7EtO
キョンを分裂させる
キョ「キョです」
ョン「カムサハムニダ」
キョン&ハルヒ
長門&古泉
みくる→未来
佐々木独身でエリート街道突っ走る
橘、九曜行方不明
そう考える俺はおかしいかな?
将来としてはなかなか硬い結果だと思うけどな
402 :
空気(福井県):2007/04/25(水) 20:53:37.26 ID:9Ux6rHbW0
佐々木スレによくいるせいで佐々木に感情移入しまくりの俺…
いつまでもキョンの親友としてあり続けるんだろうな…
報われないな…orz
長門&古泉
想像できんwww
404 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 20:54:43.57 ID:IsKrb7EtO
@一夫多妻の國にて
キョン&喜緑さん&佐々木&朝倉&長門&九曜&橘&女古泉&女国木田&由良とか
その他→ア・バオア・クーあたりにさまよってる
407 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 20:56:42.77 ID:IsKrb7EtO
藤原→神の一手を会得する前に入水自殺
九曜はともかくとして、橘さんはいい子だと思うんだ。
あと、長門&古泉はねーよwwwwwwwwwwwwww
いや、むしろ
/.:.:. \
/:,:.:.: / ヽ \
/.:.l:.:.:/:/ :/ ', :l ヾ`ー
/!:.:.|:.: l/ 〃 / j } :| ハ
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l l }
N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j
ヽム:.} ii;_j ii;リ ル iレヽ
`ヘ:ゝ. _ 小/
ヾ:{>、 _ ィ<}/|/ あたしがさせない
_, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
/| l:| | ===| |:l゙ヽ
/ | l:l l l l::l
で、藤原君は黒歴史化⇒存在自体消滅でおk?
409 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 20:57:43.01 ID:IsKrb7EtO
鶴屋さん→ソフトバンク買収しダイエー五香店復活
古泉「長門さん、僕とお付き合い願えませんか」
長門「わかった」
何か、何か違うんだよ
俺の中の何かが必死に妨害してくるんだよ
411 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 20:58:33.75 ID:IsKrb7EtO
橘→古泉の機関と合併する際に古泉とも合併
古「では一緒に暮らすというのはどうです?
涼宮さんの力は薄れつつありますが彼女を監視するにはうってつけだと思いませんか?
長「いい」
414 :
空気(福井県):2007/04/25(水) 21:03:24.63 ID:9Ux6rHbW0
俺もハルキョン夫婦はイメージできるけど
ハル古夫婦なんて想像つかないな
あと長門は誰かの妻になること自体全く想像できん
長門は、全てが終わった後にハルヒの力を借りて
消失世界でキョンと幸せに暮らすと思うんだ
パンジーのツンデレっぷりが見てみたい
417 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 21:18:06.46 ID:IsKrb7EtO
九曜→聖創学院に入って魔女と対峙
阪中→ある医者に頼んでルソーの脳みそを人間に移植させ幸せに暮らす。
谷口→シングル「忘れ物〜君を〜」が大ブレイクして以降ずっと歌手として大成し続ける
国木田→新しいガン治療薬を作成しノーベル賞を受賞。
朝倉→高原の静かな家で動物達と暮らす。
喜緑さん→海に帰r
ハルヒ→キョンが取られたショックで精神に異常をきたす。
朝比奈→夜一人で街中を歩き公衆の面前で不良に陵辱され自殺。
長門→情報操作で競馬を当てるが堕落した自分に嫌気が差し、弁護士になって弱者を助けることにした。資産はアメリカ国家予算並。
古泉→その頭脳をいかして政治家として頑張り、領土問題を全て解決する。
キョン→妻になった佐々木と共に会社を設立。その後急成長し、ソフトバンク買収した鶴屋グループと型を並べる大企業にたった二年で成長。意味不
妹&ミヨキチ→お互いにキョンを愛していた二人はせめて傍にという事でキョン・佐々木夫妻の下でメイドとして一生涯働いた。
たまで学校に忘れ物って歌詞があったな
421 :
空気(福井県):2007/04/25(水) 21:33:56.36 ID:9Ux6rHbW0
>>417 谷口w
ただハルヒとみくるかわいそうだな…
>>417 新川→家族に看取られて安らかに旅立つ。享年72
423 :
ひよこ(樺太):2007/04/25(水) 21:39:27.83 ID:IsKrb7EtO
ここで流れを読まずに他スレに誤爆した小ネタを投下
キョン、あんた〇〇って携帯使ってるでしょ?
そうそう、それよそれ。
いや、何ってその……あ、あたし携帯変えたのよね。調子悪かったし、結構年数経ってたし、新しいデザインのも欲しかったしさ。
で、気に入ったのを買ったら偶然にもあんたのと同じ機種になっちゃったのよ。
だから、教えなさい
……使い方よ!それ以外ないでしょーが!
き、機械音痴ぃ!?ふん、メールと電話とカメラくらい使えるもん!
それだけ使えれば充分?それは…と、とにかく教えなさい!いいわね!?
森さんは…?
426 :
手話通訳士(静岡県):2007/04/25(水) 21:41:03.11 ID:bUAP0reJ0
>>417 コンピ研部長→誇り高きコンピ研の部長として名誉の戦死を遂げる
鶴屋さん→鶴屋流柔術を興す
ここ何日か、ハルヒが憎くて仕方の無い方がいらっしゃるようですね。
おまけに日本語も不自由なようで…
>>424 GJ
その後なんだかんだでラブ定額にさせるな。
涼宮に五秒でふられた奴の仕業だろ?
岡部→強制猥褻罪で逮捕
>>424 ハルヒはキョンからのメールを、何て名前のフォルダに受信するようにしてるのかね?www
無難に「団員その1」
キョン以外は「団員その他」でまとめられてそうだな
>>389 ・涼宮ハルヒの微笑
・ハルヒはキョンの嫁、長門は俺の嫁
・生きているキョンはハルヒのものだが死後キョンは情報統合思念体に婿入り
・キョンとの決別の証に眼鏡をかける長門→長門(大)
・最終回は一切合財やりなおしED
好きなのを選べばいいよ
>>389 Short Summer Vacati・・・いや、なんでもない
437 :
旅人(高知県):2007/04/25(水) 21:56:02.35 ID:BnjND0y40
恋なんてものは精神病の一種だ
少なくとも僕はそう思っている。
確かに男子に対して他とは違う好意を持つとしても、それはlikeであってloveでは無い事が自覚できる
女友達の恋話に若干の居心地の悪さを覚えつつも、今まで恋などと言う感情との関係は皆無の人生を送ってきた訳だ
なので、中学の時の塾の一室。彼に話しかけたのは全くの偶然、気の迷いという奴だ
彼は良い話し相手だった。適度に物分りがよく、適度に無知だ。
興味の無い振りしてちゃんと話を聞いているし、此方がして欲しい反応を実に忠実に実行してくれる
彼にはそんな体質とでも言おうか、こちらの緊張を解いてくれる独特の雰囲気がある
中学を卒業すれば、進路の問題で会わなくなった訳だけれども
だから、高校二年になった今、ある理由で彼と再会したときに自分の気持ちを再確認させられた
もう一度言おう。
恋なんて者は精神病の一種だ
続かない。 佐々木に似ない
期待
>>429 キョン、あんた最近遅刻が目立ってるわよ!名誉あるSOS団員としての自覚を持ちなさいよね。
いい?あんたに電話してるあたしの身にもなりなさいよ、お金がかかってしょうがないんだから!
え、すまない? そ、そうねえ……じゃあ、あんた、あたしと定額にしなさいよ。
ほら、特定の相手と月315円でかけ放題とかいうナントカ定額ってあるでしょ?名前までは覚えてないけど。
そ、そうラブ定額よ。そ、そりゃ勿論あんたとはラブでも何でもないわよ!しょーがなくよ、しょーがなく。苦渋の選択ってやつなの!
じゃ、じゃあ今日の放課後にショップ行くから付いてきなさいよね!
440 :
空気(福井県):2007/04/25(水) 22:03:23.12 ID:9Ux6rHbW0
>>439 思わずわらった。
そこまでいくとドジだな
ショップにて…
ハルヒ「キョン、私外で待ってるからあんたさっさと手続きして来なさい!」
キョン「ちょっ、ハルヒ」
ハルヒ「はい!これ私の携帯。勝手になんかしたら罰金だからね!」
キョン「やれやれ…」
店員「いらっしゃいませ」
キョン「すみません、この携帯とこの携帯をLOVE定額に…ん?
店員 (ニコニコ)
キョン「き、喜緑さん!?」
ワカメktkr
あれ、こんな時間n
LOVE定額って新規受付廃止したんじゃなかったっけ?
そして憤慨して閉鎖空間がry
445 :
旅人(高知県):2007/04/25(水) 22:35:37.06 ID:BnjND0y40
>>444 そこでキョンが「電話が使え無いなら、直で語り合おうぜ?」とかってプレイボーイ……
ごめん
446 :
40歳無職(樺太):2007/04/25(水) 22:45:07.30 ID:3ecywIVXO
古泉「彼から伝言です。"直に拳で語らおう"と。」
ハルヒ「……そう」
(Love定額に申し込みたいんですけど、Love定額に申し込みたいんですけど、Love定額に申し込みたいんですけど、Love定額に申し込み……)
よし、言えるわね。行くわよ、キョン!
あのすいません、えっとその、ラ、ラ、ラ、ラ…ラムレーズン……キョン、あんたが手続きしなさい。
うるさいわね、下っ端は上司の為に働くもんでしょ? ほら、さっさとやってもらいなさい!
はぁ、なんであたしがこんなことで大汗かかなきゃなんないのかしら。
な、何よ!? え、あぁ…あたしのサインがいるのね? 「涼宮ハr」 ちょ、違います!カップルじゃないです!
コイツと連絡とることが多くてお金かかるからしょうがなく、って字が歪んだじゃないですか!新しい紙持って来てください!
〜手続き終了〜
はぁ今日は疲れたわね。
キョン、せっかく定額にしたんだから……その…あんたからもかけてきなさいよね。じゃないともったいないでしょ、いいわね!?
ラムレーズンwww
Love定額はありってことにしてください orz
450 :
通訳(東日本):2007/04/25(水) 23:05:57.92 ID:fMmUF3JE0
朝倉と長門は俺の嫁
的保守
soshi
ふぅ、定額なんかにしたせいで疲れたわね。もう寝ようかしら。
あ、そういえばこの携帯って高画質がウリって言ってたけど……
ちょっとキョンの写メで実験してみよ。この前、隠し撮りしたキョンの寝顔を壁紙にしてっと
わわっ!何これ!?超高画質じゃないの!ま、まるでキョンがいるみたい。キョン、その…お…お休み!
うわぁぁあああ!何やってんのよ!あたしバカになったの?なんであんなやつに……も、も寝る!
とりあえず終わる
>>452 良いねー。
そしてその待ち受けをキョンに見られるとw
454 :
張出横綱(神奈川県):2007/04/25(水) 23:17:32.85 ID:bn75SdAd0
455 :
Webデザイナー(大阪府):2007/04/25(水) 23:19:19.05 ID:yDyC261r0
さて、ある日の放課後俺はいつものように文芸部室に行き、いつものように朝比奈さんの入れるお茶に舌鼓をうち、いつものように古泉とボードゲームをしていた。
そう、それは今や俺にとっての日常であり、もはやなくてはならない時間になっていた。
ところで今日ハルヒはいないのか
「そのようですね、涼宮さんのことだからまた何か企画でもしているんじゃないでしょうか。」
そんなことは俺もわかっている。問題なのはその何かが全然分からないところで、尚且つそれが夜になれば暗くなるぐらい確実に面倒なことになるということだ。
いつぞやの野球大会にしろループする夏休みにしろ、ろくでもないことばかりだ。いったいあいつは何がしたいんだろうね。
「僕が思うに涼宮さんは奇妙な現象を追い求めることに興味を失ってきています。それよりも僕たちと遊ぶことのほうにウェイトが置かれてきていますね。
今のところ閉鎖空間も発生する気配もないですし非常にいい傾向です。しかしこのままいくと非常にまずいかもしれません。」
「どういうことだ。いい傾向なのにまずいって矛盾してねぇか?」
「それはですね・・・」
古泉の表情が少しばかり曇って見えた。何なんだいったい・・・
456 :
噺家(樺太):2007/04/25(水) 23:19:47.18 ID:QgaqIPNFO
>>454 kwsk
最近甘味を過剰摂取したいと思っちゃうから困る
>>454 俺が考えてた今後の展開がまさにそれなんだが……
キョンオンリーのアルバムを見られるやつじゃね?
>>459 いや、気にしないでくれw 上手くまとめれなかったらアレで終わらすつもりだったから。
461 :
踊り隊(関西地方):2007/04/25(水) 23:42:42.45 ID:LwIE/tkZ0
ほ
462 :
忍者(樺太):2007/04/25(水) 23:44:14.03 ID:l8AyPekCO
ら
ふ
き
465 :
Webデザイナー(大阪府):2007/04/25(水) 23:48:38.39 ID:yDyC261r0
古泉が言葉に詰まっていると、バァンとドアが開いた。
「キョン!古泉君!有希!みくるちゃん!みんないるわね!!
今度の土曜日はみんなでボーリングに行きましょう。もちろん罰ゲームありよ。」
いきなり入ってきたこいつは・・・もう説明は要らないな、そうSOS団団長の涼宮ハルヒだ。
しかしボーリングとはこいつにしては以外にも普通だな・・・今度の土曜日は例の市内探索じゃなかったのか。もう何回目になるんだっけか・・・
「前に近所の子供の勉強見てあげてるって行ったわよね。
その子の母親がいつもありがとうって言ってボーリングの割引券くれたの。だから今度の土曜はボーリングに行くわよ!」
まぁ市内探索でまだ見ぬ異世界人にまさかの遭遇よりはいいかな・・・
なんて思っていた俺が悪かった。この時点でハルヒに一言いってやるべきだったんだ。
まさかあんなことになるなんて
466 :
Webデザイナー(大阪府):2007/04/25(水) 23:58:06.59 ID:yDyC261r0
土曜日、いつもの駅前に集合した。また俺のおごりかな・・・なんて思いながら行ってみると朝比奈さんの麗しい笑顔が俺に向けられた。
相変わらずお美しい。ハルヒはなんだかよく分からない表情だったな。長門はいつも通りだった。ちょっと違っていたのは私服だったってことだ
。これには意表を突かれた。制服以外の長門なんて特別なイベントじゃない限り見れない。
今日は・・・普通の日だよな?そして意外な人物がいなかった。古泉である。
寝坊か?それとも例のアルバイトか?
「分からないわ。古泉君が遅れるなんて珍しいこともあるもんね。」
何かあったんだろうか。超巨大な閉鎖空間が突然現れ神人大量発生とかか?それはないな。
なんせ今のハルヒは今にも飛んでいきそうなくらい張り切っている。イライラしている様子が見られない。
ではなんでだ・・・と考えていると
「すみません。ちょっと寝坊してしまいまして。今日のお茶代は僕が払います。」
と、古泉がさわやかな笑顔を振りまきながら現れた。それは潔がよくていい。
だがお前が寝坊?誰よりもハルヒの精神面に気を使っている古泉にしてはおかしいな。へたすりゃハルヒの機嫌を損ねるぞ。
「そうね。今日は完全に古泉君の遅刻だわ。おごりよろしくね。」
俺のときは何も言わないのにな。などと思っていると
「じゃあ行くわよ。」
そういってR○und1に向かった。向かう途中に古泉に今日遅れた本当の理由を問い詰めたが本当に寝坊だという。
珍しいこともあるもんだ。
467 :
中学生(宮崎県):2007/04/25(水) 23:58:57.76 ID:o8GLQctJ0
ここってまとめて投下した方がいいんじゃないか?
書きながらんの投下はNG。
469 :
ひよこ(樺太):2007/04/26(木) 00:02:52.68 ID:OzmSHimvO
――もしもーし。……うん、そうよ。……『今日は早い』? んー、ちょっと寝不足でね。
――でも、あんたと話したいし。……いいじゃない。『他愛もない世間話くらいしか』することなくても。
――こう言うのは何を話すか、より、誰と話すか、が大事なのよ。
――……そ、あたしにとってはあんたよ、残念ながら。……あんたは?
――ねえ、話反らそうとしてるでしょ? そうは問屋とあたしが卸さないわ。
――社会の基本はギブ・アンド・テイクよ。……あ、因みにあんたとあたしに限ってはギブ・ギブ・ギブ・アンド・テイクだから。
――……ともかく、あたしが言ったんだからあんたも言わなきゃ駄目よ。
――……えへへ。……『気持ち悪いな』? だって、改まって言われると嬉しいじゃない。
――何よ? ……『三回に一回は返してくれるんだろ』って、……ああ、さっきのは例え。三回も言わなくて良いわ。
――『何時から』? んー、あたしは、あんたと初めて会話が成立した時からよ。
――『どの位か』って言うとね……、これはとっておきだからあんたから言いなさい。
――『海より深く――』って、どこの将軍の奥さんよ?
――……あたし? あたしはね。
……。
――言わなきゃ、いけない? ……そうよね、『当たり前』よね。
――……あたしは、……あたしはっ! ……う゛ー……。
――ちょ、ちょっと待ってね……。
――え? 『何時まで』か、って言うと、えーと、あんたが、その、……十八になるまで。
……。
――……何か言いなさいよ。心拍数が、……やばいのよ。今知り合いに顔見られたら死ねるわ……。
――! じゃあ……、その時はあんたにいの一番で電話かけるわ。
――んーと、アトランティス大陸に!
――『任せろ』? 期待、しちゃうわよ? ……じゃあね、お休み。
……一年かぁ。……長いなぁ。……はふぅ。……ふぅ。……すぅ――。
やっぱりこういうの書くなら眠くなってきた頃だな
……何て思ってるから、近頃寝不足気味。
ノシ
472 :
巡査(大阪府):2007/04/26(木) 00:09:13.96 ID:8tzFWKTi0
R○und1に着くと休日ということもあってかなりの人の多さだ。
ハルヒが受付を済ましてくると、一時間待ちというのでゲームやらビリヤードをして暇をつぶした。
これがまた結構白熱したんだが、今は置いておこう。
一時間があっという間に経ち、俺たちは5番6番レーンへ・・・・・・
そして今古泉のおごりのいつもの喫茶店にいる。ハルヒは特上の笑顔、朝比奈さんは疲れたのかグデーとしている。
長門はいつも通り無表情・・・いや、かすかに楽しそうな顔をしているように見える。
長門の表情を読むことに関しては世界一かもしれない俺が言うのだから間違いない。今日はいろいろと珍しいことがあるな。
そして古泉はというと、あいかわらずハルヒのいうことに無難に相槌を打ち見飽きたさわやかな笑顔をしてる。
馬鹿話も終了し、今日は解散となった。古泉が払い終えるとハルヒが
「じゃ月曜ね。キョン、数学の小テストがあるからちゃんと勉強しとくのよ。0点だったら団長の責任になるんだからね」
そう言ってハルヒは帰っていった。まったく小テストなんてするんだったら定期テストの意味がないじゃないか。
なんてことを思いつつ、まぁたまには勉強するのもいいかななんて思っていた。
朝比奈さんも
「それじゃ月曜日に。それと・・・今日の罰ゲームのことは誰にも言わないでくださ〜い。」
と言って帰っていった。もちろん誰にも言いませんよ。あの罰ゲームは非常によかった。
あれを考えたハルヒに感謝したいぐらいだったな。あの一部始終は俺の脳内メモリーに永久保存されたな。
そして長門は
「・・・・・・・・また」
そう言って帰っていった・・・まさか長門が帰り際に声を発するなんてまたまた珍しいことが起きたな。
古泉も驚いたのか
「珍しいですねぇ。いつもはすぅっと帰っていくのに。何かあったんでしょうか?」
そして
「それじゃあ僕も」
といって帰っていく古泉に俺は
「その前に『機関』についてちょっと聞いていいか?」
と言った。そろそろ何か動きがあるんじゃないかと思っていたからだ。
すると古泉はばつの悪そうな顔をし
「すみませんが今は結構な緊急事態に陥っているんですよ。『機関』と言うよりも僕たち自身にね。」
474 :
巡査(大阪府):2007/04/26(木) 00:13:45.75 ID:8tzFWKTi0
どういうことだ?お前ら自身に緊急事態?何が起きてんだ。
「じつはですね」
古泉はさも深刻そうな顔で、しかし微笑で
「僕たちの超能力が消えかかってるんですよ。正確に言うともう消えているのかもしれません。
涼宮さんから何も感じなくなってしまったのです。」
俺はまた冗談だと思ったね。いくらなんでも突然すぎるだろうよ。
もっとこういざこざがあって失われていくもんじゃないのか。
「そうだと失われていく過程で対策が立てれていいんでしょうけどね。
しかしこうなってしまったのはもう仕方がありません。実は今朝方にこの状況に陥ってしまいましてね。パニックですよ。
『機関』の人が来て状況を説明してもらってやっと落ち着いたときには遅刻確定の時間でしたね。」
やっぱり寝坊はうそだったのか。信用ならねぇ。しかし今の話が本当だとすると、いったいなぜそうなったんだ?
「先日僕はあなたに言いましたよね。涼宮さんが奇妙な現象に興味を失ってきていると」
あぁ聞いたさ。そんでいい傾向なのにまずいっていう矛盾があっただろ。
「そうです。あの時はただの推測でしたがまさか現実になろうとは・・・率直に言いますと涼宮さんはもう現実に満足したのです。
SOS団で活動していくうちに宇宙人などがいなくても十分楽しいと判断し、それならもういいやと思ったのでしょう。
だから僕たちのような超能力者なんかもう要らないと。閉鎖空間ももう発生しないでしょうね。」
ちょっと待て、と言うことは長門はどうなる。まだ存在しているじゃないか。それに朝比奈さんも。
見たところ二人ともいつも通りだったぞ。どう説明するんだ?
「それはですね、推論になるんですが涼宮さんはSOS団みんなでいるのが楽しかったのです。
だからおそらく長戸有希からは宇宙人という属性といえばいいのでしょうか、とにかくもうヒューマノイドインターフェースではなく普通の人間になったのではないかと思われます。
同様に朝比奈みくるからも未来人という属性をとりただの一般人にしてしまったのではないかと思われます。」
最近は順番待ちとか少なくなったし、絶対NGってことは無いだろ。
あんまり長過ぎると、ややこしくなるが。
476 :
酒蔵(宮崎県):2007/04/26(木) 00:16:06.17 ID:ejTdO1nw0
wktk
477 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/26(木) 00:19:31.74 ID:Nb4FmW4uO
えっ!先までベットの上で寝てたのに!?なんで部室にいるのよワタシは!
「「「ハルヒ」」」
キョン!てっっっなんで三人いるのよ!
かっこいいキョン「お前のことが好きだ、オレと付き合ってくれないか?」
かわいいキョン「ボ、ボクと、つ、付き合ってく、くれないか?」
エロキョン「オレと突き合わないか?」
そして、なんで三人同時に告白してくるのよ!
どうすればいいのよ?どうするワタシ?
ライフカード続く!!!!はずがない・・・
わけわからん、反省はしてない
478 :
貧乏人(コネチカット州):2007/04/26(木) 00:23:14.77 ID:HV/7WaG2O
>>474は誰も気にしてないと思うけど終わりです^^
480 :
女性音楽教諭(ネブラスカ州):2007/04/26(木) 00:25:38.61 ID:P+ib1oBNO
482 :
コピペ職人(コネチカット州):2007/04/26(木) 00:27:50.26 ID:blle94eFO
長門再会マダー?
484 :
アマチュア無線技士(静岡県):2007/04/26(木) 00:33:23.27 ID:G8M0SjYe0
オレも長門の再会待ってるんだけどなぁ
ハルヒ大学生スレで鬱ったのでここでハルキョン補充しよう
保守
>477
反省する必要は無い。
むしろもっとはっちゃけるべき。
488 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:47:59.86 ID:+1YY03Kz0
11レスほど投下していいですか?
go!
490 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:50:54.38 ID:+1YY03Kz0
DVD 1
ハルヒにいぶかしげな表情をされながらも、部室の備品であるノートパソコンを一台お借りして、へいこらいいながら持ち帰った金曜日の夜。
なぜこのノートパソコンかといえば、DVDが見れるからに他ならない。
家にDVDプレーヤーはあるのだが、それはリビングに設置されており、俺の部屋にはそのようなものはない。
あるのはTVとゲーム機だ。お金をためて、ポータブルDVDプレーヤーなんぞを買おうと思うのだが、なかなか達成することが出来ない。
カバンから一枚のDVDを取り出す。きらきらと光るそのデジタルビデオディスクには、とあるジャンルのとある映像が収められている。
これまた借用品であり、持ち主は誰あろう谷口大先生であり、このDVDを借りている間は、そういった敬称をつけて呼ぼうと堅く誓った昼休みを思い出す。
いまは家族が寝静まった深夜であり、これからこのお宝をパソコンにて鑑賞する時間としては非常に適切であろう。
ああ、いけないいけない。携帯電話を切っておく必要があるな、この時間だからといって油断できない相手の顔が、いま一瞬脳裏をかすめた。
なぜかその映像ではその人物はアカンベーをしていた。が、ここでDVDを見ずに我らが神谷口に返却する訳にはいかないだろう。
かなり重いノートパソコンを家に運んだ甲斐もなければ、部活のあいだハルヒの御機嫌を伺う必要もなかった。
いま思えば、別にハルヒの御機嫌を伺う必要など特になく、いつもの調子でノートパソコンを借りるぞというだけで良かったかもしれん。
ただでさえ勘のいい奴である。ついでに空気も読んでくれればいいのだが、空気を読んだ上で、それを逆手にとって空気を読まないがごとく発言する奴でもある。
いかんいかんモノローグは後回しにして、携帯電話の電源を切らねば。
そう思った瞬間に着信を知らせるとは、何たる携帯電話だろうか。思わず壁に投げたくなったが、携帯電話を壊す訳にはいかない。
「もしもし」
『あ、た、し』ハルヒの声だった。
こんな夜中に『あ、た、し』なんてスタッカートつきでしゃべる奴など俺は知らん、ゆえに電話を切らせてもらっていいか?
『めずらしいわね、こんな夜中なのに電話に出るなんて』
なにをいう、すこし深夜だというだけではないか。俺もたまには夜更かしするのさ、リビドーが溜った健康的な高校生なんでな。
『フロイトってなんでもリビドーで説明しちゃうから、逆につまんないわね。そのくせユングはいいわぁ』
お前の言う『ユングはいいわぁ』ってのはオカルティズムへの理解があるという一点だけだろう。俺は無意識を提唱したフロイトに軍配をあげるね。
『で?これからリビドーを発散させようっていうわけだぁ?』
その俺がなにをするのかすべてお見通しよ的なイントネーションはなんだ?
『別にぃ。健全な高校生なら、そういうこともあるかもなぁと思っただけよ』
そうかそうか。夜も遅い。夜更かしは美容の大敵だぞ。寝ろ。
支援
492 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:52:45.77 ID:+1YY03Kz0
DVD 2
『明日は、不思議パトロールないからね』
知っているとも。知っているから、たまの金曜日に夜更かしいたいとただそれだけのことだ。分かったか。分かったのなら、電話を切って寝ろ。
『でさ、明日どこか遊びに行かない?』ハルヒは俺の話を一言も聞いてはいない。いつものことであり、いまさら突っ込む気にもならん。
遊び?遊びか……それならボーリングでも行くか。昼飯賭けて勝負ってのはどうだ? 電話を切りたい一心でそう提案してみる。
『乗ったわ。で、どこ行くの?』夜中だってのに、はしゃぐな。
お前も知ってると思うが、駅の反対側の国道沿いにある店でいいんじゃないのか? たまに家族で行くんだが。
『あそこって、まだやってるの?もう潰れたんだと思ってたけど」
やってるさ。あと一週間で取り壊し予定にしか見えんがな。投げたボールは手元に戻ってくるし、スコアも機械が計算してくれるぞ。
『だれか知ってる奴がいたりして』
いるかもしれんが、なにか問題でもあるのか。二人でニレーン使うと、どこのプロだよと言われかねないが、二人で1レーン使う分には問題ないだろう。
『全方向に向けて鈍感なのね』
ハルヒは、まるで炭素を万力で押し潰してもダイヤモンドにならないことが分かったような口調で言った。
「人を恐竜みたいに言うな」
『まあいいわ。で、あした何時にする?』
10時でいいんじゃないのか。あの店、10時開店だからな。どこで待ち合わせる?
『いつものところでいいんじゃないの? 別にあたしん家まで迎えにくる分には文句言わないけど』
どこのお嬢様だ、お前は。ああ、団長様だったな。それはともかく、いつものところに10時でいいな?
『うん』
「では、明日遊びに行くことも決まった訳で、そろそろ寝ろ」
『あんたもね。リビドー放出してる余裕なんてないんじゃないの?』
「鬱積した物は吐き出すのが原則だろう」
『不潔よっ、不潔』楽しそうにハルヒが言う。
「阪中あたりが言いそうだな、それ」
『そうね。あ、そうだ。谷口あたりになんか借りたんでしょ?
何借りたの?素直にいいなさい?』
「………」
『あんたの黙秘権は認められてないの。言わないと大変なことになるわよ』
支援
494 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:54:05.68 ID:+1YY03Kz0
DVD 3
「言わなかったら、どうなるんだ」
『みくるちゃんと有希に、ないことないこと喋っちゃう』
「……谷口からDVDを借りただけだ」
『DVD? エッチなゲームじゃなくて? じゃなんでノートパソコン持って帰ったのよ。DVDプレーヤぐらいあんたん家にもあるでしょ?』
「リビングにはあるがな、俺の部屋にはない。そういうことだ」
『なんだ、あたしてっきりエッチなゲームでもするのかと思ってたけど」
「DVDならいいのか?」
『良くないけど、彼女作ればそういうの見る必要もないんじゃないの?』
「彼女作ったからそういう必要がないってのは、短絡的すぎないか?」
『そうかしら?』
ハルヒの話は終わる気配もない。なにかを意図しているのか、ハルヒはまるで子守歌を歌うような声でささやいている。サンドマンか、お前は。
俺はハルヒと会話しつつ、夢の扉を開いてしまった。
翌朝は雲は多いものの快晴といっていい天気だった。
いつもの待ち合わせ場所に10分前に到着したが、ハルヒの姿はない。
ならば、雲による地震予報は可能なのかゆっくり考えるかと空を見上げたところで、肩を叩かれた。
「早いじゃない」満面に笑みを浮かべたハルヒがそこにいた。
「おう」
ハルヒはいつものカチューシャではなく、珍しいことにポニーテールの出来損ないというか、ちょんまげスタイルだった。
後れ毛が耳やうなじにかかっていて実によろしいのだが、悩ましくもある。
ハーフパンツに変なデザインの長袖Tシャツという珍しくもないスタイルがずいぶん違って見える。
つまるところ、女の子だということを強く意識してしまう。
「どうしたのよ?」
「いや、ちょっとな」
「ん?……ひょっとして髪形いつもと違うから、ときめいたりしてんだ?」
ハルヒは俺を見上げ、してやったりという表情を浮かべている。
「そういうんじゃ……」
「そういうのは素直に認めればいいの。こんな可愛い女の子と一緒にボーリングできるんだから光栄でしょ?
当然ボーリング代もお昼も、事によっては夕食もあんたの奢りでいいわよね?」
495 :
女工(長崎県):2007/04/26(木) 00:54:25.49 ID:bkWzEkXF0
wktk
496 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:54:58.84 ID:+1YY03Kz0
DVD 4
調子に乗ったハルヒは、水道管が破裂して出来た噴水のように始末が悪い。
ときめきを感じなかったといえばウソになるが、5秒と持ちやしねえのはどうなんだろうな。
「ボーリング代は割り勘で、昼飯は勝負次第だ。夕食って、夕方までボーリングやるつもりか。腕ちぎれるぞ」
「なによ、限界にチャレンジしないと成長はあり得ないわよ?」
「そういう部分での成長はいらん」俺はハルヒの手首をつかんで歩きだした。
「あ、なんてことするのよ」口をとがらせてハルヒが言う。「離しなさい」
「一度やって見たかったんだ」
「まったく」
ハルヒは口をとがらせたものの、二度と離せとは言わなかった。
ひさしぶりのボーリングに胸躍らせながら、受付を済ませ、靴を借りてボールを選ぶ。
俺がちょうどいいボールを探していた横で、ハルヒは重いボールを探している。
それはそれでハルヒらしいし、いちいち突っ込む気にもならず、そのままレーンに移動する。
ゲームが始まった。地獄への扉が開かれ、俺は絶望を味わった。
なんてな。単純に楽しかった。次はSOS団でくるのもいいんじゃねえか?
時計の針がお昼を回ったところで俺達は、廃墟マニアがほっとかないようなボーリング場を後にした。
ほど近くにあるファミレスに二人で入る。
結局5ゲームも投げてしまった。腕は軽い疲労感を訴えているが、それだけだ。まだまだ若い証拠なんだろう。
たらればの話でしかないのだが、あそことあそこででスペアとって、ストライクをあと2つ取れれば、俺が勝っていた。
が、重いボールをめちゃくちゃなフォームで投げて、ストライクかガーターのどっちかしか取らないハルヒに負けた。
当のハルヒは、ファミレスのメニューをなめ回すように見ている。この世の春と浮かれた表情がうらめしく思うね。
ハルヒはメニューとにらめっこをさっきから続けていて、一言も発しない。
ついさっきまでは馴れ馴れしいスピッツ以上の勢いで、俺を中心にぐるぐる回り、勝ち誇っていたようには見えないね。
まったくこれが運命かと思うと、八百よろずの神にケンカをふっかけてまわりたい気分になるぜ。しかし、あいつら全員ハルヒの眷属なのかもしれん。
ならば悪魔でも味方につけるか。……だめだだめだ。ハルヒなら、地獄の王でさえ忠誠を誓わせかねん。そんなことになったら、この世は終わりだ。
支援
498 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:56:07.65 ID:+1YY03Kz0
DVD 5
「あんた、決まったの?」ハルヒはメニューから顔を上げずに言った。
「ああ。シェフの気まぐれハンバーグだ」
「そんなのあったっけ?」ハルヒはメニューをぱらぱらめくりはじめた。
「ウソだ。和風ハンバーグだ」
「ウソつき。…デザートは?」
「そんな気分じゃねえよ」
「そう?自分でお金出すんだし、甘いものは疲労回復効果があるのよ。
あたしは頼むから、あんたも頼みなさい」
ハルヒはメニューをパタンと閉じると、呼び鈴のボタンを押して、グラスに口をつけた。
そこで視線がぶつかった。クラス4レーザーのような危険な視線を真正面から受けて、よく無事でいられるもんだと思うよ。
「なに?」ハルヒは笑顔を作り、小首をすこし傾げた。
「なんでもない」それしか言うことはねえ。
「うわ〜なんか『ねえ』『なんだ?』『呼んでみただけ』ばりの、恥ずかしくてゴロゴロ転がりそうな会話みたいじゃない」
「乙女チックな妄想は、お前の健康を害するから、ほどほどにしとけよ」
「そんなこといって、あたしのことじーっと見てたの知ってるわよ?」
「そりゃそうさ。高いの頼まれちゃ困るからな。監視は必要だろう?」
ハルヒは頬杖をつくと、意味ありげな笑みを浮かべた。
「それだけ?」
俺は絶句してしまい、それを見たハルヒは邪悪ともみえる笑顔を浮かべた。
おまえはどこぞの暗黒卿か。ダークサイドに引き込もうとでもいうのか。
ハルヒが口を開くより早く、別の声に救われた。
「ご注文、お伺いいたします」手にオーダーを取る機械を携えた店員さんが登場して、俺は危機一髪、難を逃れた主人公のような気分が味わえた。
ハルヒは一瞬ムスっとした表情を浮かべたが、すぐ澄まし顔で注文を始めた。俺の分まで注文してくれるとは思わなかったがな。
「あんた、デザートどーすんの?」
「……あんみつで」
「ではくりかえします、ご注文は……」
店員さんの復唱にいちいち頷くハルヒに、また色気を感じて仕方がない。
やっぱり、なんちゃってポニーテールの影響なんだろうな。
支援
支援
501 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:57:25.37 ID:+1YY03Kz0
DVD 6
のんびりと一時間ほど掛けて昼飯を食べた。
ハルヒはどういうわけかお手頃価格の料理を頼んでいて、財布にすこしだけ優しかった。
「まだまだ遊ぶわよ」店を出てすぐにハルヒが尋ねた。「どこいこっか?」
ハルヒはピョンピョンはねるように歩いていて、そのたびにちょんまげが揺れる。俺の心もそれに合わせてときめくようだ。
ハルヒは心底楽しそうな表情を浮かべてとなりを歩いている。俺の指に指を引っかけるようにしているのは何故か、もはや聞く気にもならない。
「ねえ、聞いてんの?」むすっとした表情でハルヒが言う。
「聞いてるが、そうだな……」
まったく思いつかないな。飯食ったばかりで血が頭に巡らないせいだろう。
「どこいくのよ、ねぇ」だんだんとハルヒの表情が険しくなる。
なぜこいつはこんなにも短気で、俺はこんなにもお人よしなのだろうか。
さっき感じたときめきがもうどこにもない。
といってもだ。ケンカするのもつまらん。かといってこのままおとなしく帰ってもな。ではどう………
「あ、そうだ、釣り堀にでも行くか」
「へえ、そんなとこ知ってんだ」
「歩いて行ける距離じゃねえがな」
「電車でいくの?」
「自転車で行ける距離さ」
かくして俺達は俺の家に戻り、自転車を引っ張り出した。
自転車を山側に向けて走らせること20分。目指す釣り堀に到着した。
ここはニジマスしかいない。人気スポットではないが、地味に楽しい。
ハルヒは物珍しくきょろきょろ辺りを見回していた。いるのは家族連れとカップル。それぐらいしかいない。
二人分の料金をまとめて俺が払い、竿と練りえさを受け取った。
ハルヒに竿と練りえさを渡し、バケツを二つ手にして池に向かう。
池の水は澄んでいて、そこそこのサイズのニジマスが泳いでいる。よくこれで釣れると思うよな。釣れるんだ、これが。
釣ったニジマスは食うことになるので、調子に乗るとニジマス地獄が待ってるぞ。注意しろ。
支援
支援
504 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:58:33.78 ID:+1YY03Kz0
DVD 7
「ふうん」ハルヒは針に練りえさをくっつけながら言った。「分かった」
「繰り返すが調子に乗るな」俺はバケツに池の水を汲みながら言った。「ほどほどにしとけよ。釣った分は食うんだからな。一人で10匹とか釣るなよ」
「分かったって」ハルヒは澄まし顔のまま、糸を垂らした。
「ああ、椅子がいるな。借りてきてやるよ」ハルヒの横に水をいれたバケツをおいてやった。もう一つのバケツで池の水を組む。
「やさしいわね。ひょっとしてあたしに惚れた?」
「おもしろい冗談だな」俺は立ち上がった。「今度使わせてもらおう」
「誰によ。ふん、柄にもなく照れちゃって」ハルヒはこちらを見ることもなく言った。「ほら、早い事、椅子もってきなさいよ」
むすっとした顔が水面に映っていた。
二時間ほど釣りを楽しんだ結果は二人合わせて14匹だった。
内訳はハルヒが9匹、俺が5匹だ。ハルヒは喜んでいるし、俺もまずまず満足だ。
竿を返して、魚をお店の人に渡した。
「ノルマは一人7匹ね」ハルヒは事もなげに言った。「問題ないわね」
「釣った分食えよ」
「ひどい。そんな事いう人じゃなかったのに」ハルヒはニコニコ笑みを浮かべながら言う。「なんてね。別にいいじゃない、食べられるでしょ?」
「で、どうします?」お店の人が尋ねてきた。「塩焼きにしますか?」
「それでお願いします」ハルヒが即答し、お店の人は頷き、座敷に案内された。
ハルヒは悠々7匹のニジマスを平らげた。俺はといえば、7匹目を前に箸を動かしているところだ。
醤油と塩を駆使すればなんとかなるか?などと思っていたが、そんな必要はなかった。すいすい腹に収まるのがなんとも不思議だな。
「今度はみんなで釣り大会もいいかもしれないわね」
ハルヒは足を崩し、ウーロン茶を飲んでいる。満足げな表情は捕食後のサメを思わせるね。
「ああ。ボーリング大会でもいいかもしれんがな」
「ね、次はどこにいこうか?」
「まだ遊び足りねえのかよ」俺はニジマスをひっくりかえしながら言う。
「いいじゃない。今日はまだ終わってないのよ」ハルヒは穏やかな表情で言った。「まだまだ日も高いわ」
「まったく………ああ、そうだ。カラオケでもいくか?」
「いいわね。腹ごなしにぴったりだわ」
しえn
支援
507 :
留学生(空):2007/04/26(木) 00:59:40.40 ID:+1YY03Kz0
DVD 8
自転車で町中にとって返すと、日が傾きはじめた。風が少しだけ出てきて、すこし肌寒い。
長袖とは言え、ハルヒはTシャツ一枚なわけで大丈夫なのだろうか。
「大丈夫よ。中に着てるから」
「そうか」うっかり中に着てる物を想像しそうになるね。ま、リビドーを溜め込んだ健康的高校生男子一般に通じることだろうがな。
「体の中心さえ冷やさなければ平気なのよ」
「なるほど」
「それにこのTシャツ、普通のTシャツとは訳が違うもの」
なんだかよくわからんが、深夜の通販のような口上が始まりそうだ。ここは話題を変えたほうが良さそうだ。
「で、どこに行くの?」
「カラオケ屋だ」
「どこのカラオケ屋よ」
「いつものところでいいだろう」
「たまには違うとこ行きましょうよ」
「あそこ以外、知らないぞ?」
「じゃあ、教えて上げるわ。そのとおり行きなさい」
ハルヒは俺の背中に地図を書くのだが、それはくすぐったいだけだと何度言えばわかるのだろうか。
やはりハルヒに右行け左行けと指図されながら、自転車を走らせることになる。
「ここよ」
ついたところはなんの変哲もないカラオケ屋だった。確かにここには来た事はない。そもそもこんな場所にカラオケ屋があるとは知らなかった。
「安かったりするのか?」
「知らないわ」
「てことは、来たことないのか?」
「うん。場所は知ってて、一回行ってみたかったところなの」
「そういうことか」
「そういうこと」ハルヒは俺の手首をつかんだ。「さ、行きましょう」
支援
支援
510 :
留学生(空):2007/04/26(木) 01:00:45.86 ID:+1YY03Kz0
DVD 9
カラオケで各々20曲づつ歌えばどうなるだろうか?
一曲3分としても40曲だから120分となる。最近の曲は一曲5分も珍しくない。
メドレーなんか長いのになれば、10分近いのもある。
そういうのを歌えばどうなるか。
2時間のつもりが、さらに2時間延長して、結局4時間。
外にでれば、当然夜になっていた。晩飯残っているのだろうか。気になる時間帯になっていた。
「いやぁ歌ったわね〜」ハルヒは上機嫌だった。「すっきりしたわぁ」
「歌い過ぎだぜ」喉が痛いぜ。
「いいじゃない。ちゃんと割り勘にしてあげたんだし」
「してあげた? 当たり前だろう?」
「たまに奢ってくれたって罰当たらないわよ?」
「釣り堀で奢ってやったじゃねえか。忘れたとはいわさねえぞ」
「そういうこともあったわね」
「わざとらしい。……遅い訳じゃねえが、送ってくぞ。乗れ」
ハルヒは荷台にまたがった。腰の当たりをつかんでいる。
「道交法違反の教唆で捕まるわよ?」
「訳のわからんことを」
「自転車の二人乗りは道交法違反よ?」
「じゃ降りろ」
「さ、そろそろ行きましょう」事もなげにハルヒは言った。
ハルヒを家まで送り届けてやった。が、ハルヒはなぜかムスっとしたまま自転車を降りた。
「ありがとうぐらい言っても罰は当たらねえだろう?」
「ありがと」ハルヒはそっぽをむいたまま言った。「…つまんない」
「なにがだ?」
「別に。なんでもない」ハルヒは吐き捨てるように言った。「鈍感だから無理よね」
そしてハルヒは小さく手を振りながら、家の中に消えていった。
支援
支援
513 :
留学生(空):2007/04/26(木) 01:02:25.72 ID:+1YY03Kz0
DVD 10
自転車を漕ぎに漕いで、なんとか晩飯にありつけた。
風呂に入り、小さな日常の幸せを満喫しつつ、さらなる幸せのために自室に戻った。
が、妹の宿題を見てやる羽目になってしまう。もう小6なんだから、ちょっとは自分で頑張ってほしいんだがな。
妹の宿題が片付き、携帯電話を手にベッドに転がり込んだ。
気づかなかったが、我らの救世主谷口からメールが届いていた。DVDの感想を聞いている。が、まだ未見だ。
まだ家の中は静まり返っていないし、あと1時間はおとなしくしているに限る。
そういう旨の返事を打った。
偉大なる谷口からの返事は即帰って来た。
『そうか。おまえが喜びそうなジャンルな筈だからな、楽しみにしとけ』
そいつは期待大だね。といっても、俺の喜びそうなジャンルつーのは一体なんだろうか。そいつもお楽しみか。
さて。DVDを視聴したいのはやまやまだが、まだまだ油断できない時間ではある。なにか時間つぶしをしてからのほうがいいだろう。
あまりの大作っぷりに途中で投げ出したRPGの続きでもやろうか、それとも熱いシューティングに燃えるか。
ふと、ハルヒの横顔が脳裏に蘇る。一日たっぷり遊んだはずなのに、なぜか不満たらたらといった様子だった。
電話がかかってくる前に電話しておけば、いいところで邪魔されることもなくなるだろう。
そう結論づけ、ハルヒへ電話をかけてみた。
コールの音もそこそこにハルヒが出たのは予想外だったがな。
「もしもし」
『なによ。なんか用事?』刺のあるハルヒの声にすこし驚いた。
「そういうわけじゃないが。寝てたのか?」
『ベッドの中にはいるけど、寝てはいないわね』
「そうか。いや、気になったもんでな。どうしてるかと思ってな」
『あんたを想って考え込んでた、なんてことはないから安心しなさい』
「それは結構なことだ。そろそろ寝るのか?」
『もう寝ようと思ってたけど、寝付けないのよね。遊びすぎたからかな』
しえn
支援
516 :
留学生(空):2007/04/26(木) 01:05:24.48 ID:+1YY03Kz0
DVD 11
「ミルクでも暖めて飲めばいいんじゃないか?」
『ふん、子供じゃあるまいし』
「結構効くぞ」
『そう? あとで試してみるわ』
「じゃ、そろそろ切るぞ」
『え?あたしが寝付くまで、しばらく付き合いなさいよ」
「なんでだ」
『いいじゃない、明日日曜日なんだし。遊びに連れ回した責任ってものがあるでしょう?』
「お前も喜んでたじゃねえか」
『もっと喜ばせて……なんて言ったらどうする?』
「どうすりゃ喜ぶんだ?」
『夢の中に連れてってよ』ハルヒの声にくすくす笑いが交じった。『ホント眠いんだもん。でも眠れないから』
「まったくわがままな奴だなぁ」
『そんなあたしにときめきを隠せないのは誰よ』
「誰だろうな?」
『意地っ張り』
「お互い様かもしれんぞ?」
息を飲んだような気配が電話の向こうから伝わってくる。
『ばーか。そんなことあるわけないでしょ。なに言ってんだか』
「そうか。そうだろうな」
俺は布団を引き寄せ、ハルヒが寝付くまで相手をしてやった。
かすかな寝息を確認した俺は電話を切った。もうこんな時間か。
まったくいつになったらDVDが見れるんだろうか。
そう思いながら、俺も眠りについた。
おわり
支援
支援
これは良いデレ成分
GJ!!
背中に地図、やっぱりいいな。
そしてキョンはどこまでもフラグクラッシャーww
GJ!
あぁ! この何とも言えない微妙な関係!
ニヤニヤしてしまうではないか。
佐々木派な俺ガイル少佐
523 :
建設作業員(長屋):2007/04/26(木) 01:12:44.29 ID:kGLdifol0
GJ!
なんとももどかしい!
ここまでくるとキョンは履歴書の特技の欄に「フラグ破壊」って書けるなwwwwwww
>>516 GJ!
今日は気分が破壊されて佐々キョンがさらに進まん
もう寝るぜ(´・ω・)保守
GJ!
DVDというと「D・V・D!D・V・D!」を思い出して、そっち方向にいくのかと誤解してしまったwww
ある日の佐々木団「藤原くんはあまいのがお好き」
橘「はい佐々木さん、メニュー」
藤(あ〜すっげぇ甘いもん食いてぇ…。
だがこんな女3人男ひとりの状況でチョコレートパフェなんて注文出来ねぇじゃねーかくそっ!)
佐「ありがとう。うーん…。そうだなぁ。今日はなんだか甘いものが食べたいんだよね」
藤(あぁ…糖分が! 糖分が俺を呼んでいる…!)
橘「佐々木さんもですか? 私もなんです! じゃあ〜チョコレートパフェにしませんか?」
藤(なにぃぃい?! 女はいいよなぁ畜生!)
佐「いいね。それとアイスティーで。九曜さんも同じのでいいかな?」
藤(「ふん、面倒だ。同じもので構わない」「ふん、面倒だ。同じもので構わない」)
九「───同じもの───で───いい」
藤(よっしゃあ! これで俺もチョコレートパフェが…さぁ来い! さぁ来い!)「ふん、め…
橘「すみませーん。紅茶3つと、チョコレートパフェ3つ、コーヒー1つお願いしまーす」
藤 …orz
527 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 01:27:07.09 ID:uOvXQh3vO
「ちょっとキョン。何であんたここにいるのよ」
「おま……みんなの顔が見たくなってな」
「ふーん。とりあえず遅刻は遅刻! ここの払いはあんたで、午後からは説教も込めてあたしとペアよ」
「あぁ、わかったよ」
「(……逆にうれしいが黙っておこう)」
片思いキョン保守
528 :
留学生(空):2007/04/26(木) 01:27:57.89 ID:+1YY03Kz0
みなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
>526
わざとやってねぇかキョコたんww
532 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 01:41:46.58 ID:uOvXQh3vO
「あんたと二人で探索ってみんな来なかった時以来ね」
「あぁ、そうだな」
「懐かしいわね。あの日だけはあんた早かったし」
「あぁ、そうだな」
「……あんた、その相槌増えたわね」
「……あぁ、そうだな」
「わざとやってる?」
「あぁ、そうだな」
「あたしのこと、好きなんでしょ?」
「……………………(今なら自然に言えるんじゃないか?)」
「好きなんでしょ?」
「…………あぁ、そうだな」
「へぇ……。告白って受け取るわよ?」
「あぁ、そうだな」
「じゃあ……付き合おっか?」
「おま……あぁ、そうだな」
「……冗談よ。そんなやり方、告白って認めないんだから」
「……好きだ。…………これなら認めるか?」
片思いキョン保守
とうとう告白w
534 :
すずめ(岐阜県):2007/04/26(木) 01:43:43.39 ID:pmitQD6Z0
これは胸キョンしたわ
535 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 01:52:29.65 ID:uOvXQh3vO
「本気で言ってる?」
「もちろん。自慢じゃないが生涯初の告白だぞ」
「……あたしと付き合いたいの?」
「あぁ」
「あたし実は…………よ? それでもいいの?」
「肝心な所がゴニョゴニョって感じで聞こえなかったんだが……」
「むぅ……。い、一回しか言わないんだからね!」
「わかった。きちんと聞き取る」
「あたし実は……実は、根が甘えん坊なのよ! だから付き合っちゃうと今のあたしの性格じゃなくなるわよ?」
「…………」
「ふふん、こんな性格じゃない涼宮ハルヒは嫌でしょ……ふふ……」
「つーか関係無いな。ハルヒはハルヒだ。とりあえずO.K.を出したってことで良いんだな?」
「え? う、うん。だけどあたしは……」
「よし。決まりだ。とりあえず今日から改めてよろしくな」
「よ、よろしく……」
片思いキョン保守 終
第二次バカップル保守へ続く?
おぉおぉぉ、告白成立かぁ!
537 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 02:03:35.55 ID:uOvXQh3vO
「もしもし」
「何よ。さっきまで一緒に居たのに何の用?」
「そんなに冷たくするなよ。もう俺の前でそんなに強気な態度取らなくてもいいだろ?」
「あ、そっか。付き合うんだったわね……」
「そうだ。だからって何やればいいかわからないから電話をかけて見たわけだ」
「それで……いいと思うわよ。あたし、ディスプレイにあんたの名前が出て……その、すっごくうれしかったし……」
「あ、おい! ……切れた。違うな、切りやがった……」
「言っちゃった……。やっばい、すごく嬉しすぎて言っちゃった……あぁ! 夢みたい!」
バカップル保守
とりあえず寝るノシ
甘えん坊ハルヒktkr
ある日の佐々木団「続 藤原くんはあまいのがお好き」
橘「ねぇ佐々木さん、今度ホテルメトロフンモッフのケーキ食べ放題行きませんか?」
藤(なぬぅ? ホテルメトロフンモッフのケーキ食べ放題だと?)
佐「この前テレビで紹介されていていたよね。いいね。行こうか」
橘「そうなんですよぉ。今とっても話題なんですよ!」
藤(季節のフルーツタルトが絶品だっていう噂なんだよなー。俺も行きたいんだが…)
九「…───」
佐「ん? 九曜さんも行きたいのかな?」
藤(なんと!)
九「───絶品って───どんなものか───興味が───ある」
佐「じゃあ一緒に行こうか」
九「───行く───」
藤(…くそっ! 女はいいよなぁ。こういう時程男に生まれたことを恨んだことは無いぜ)
橘「じゃあ今度の土曜日にでも…。あぁんっ楽しみ!」
九「…───」
藤(って何でこっち向くんだよ真っ黒宇宙人! なんだその目は!
羨ましくなんてないぞ! 羨ましくなんてなんか…!
…くそー宇宙人のクセに生意気な…!)
…後日。
九「───これ───お土産───いる?」
藤「…!」(こ、これは俺の大好物のショートケーキじゃねぇか! どうして…)
九「───賞味期限───過ぎてる───けど」
藤「…」(誰かこいつ殺ってくんないかな…?)
540 :
留学生(樺太):2007/04/26(木) 02:16:49.70 ID:nQdEMeABO
あの挿し絵のコーヒーをチョコパフェに変えてあげたいが、俺には絵心がない・・・
>>539 九曜とパンジーのコンビは最高だぜwww
542 :
留学生(樺太):2007/04/26(木) 02:20:32.02 ID:nQdEMeABO
さりげなく九曜がパンジーの心読んでるw
543 :
イベント企画(dion軍):2007/04/26(木) 02:25:29.12 ID:IGPgj+nb0
パンジー九曜フラグktkr
544 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 02:29:58.73 ID:2mpgddkXO
九曜と梅しばと壱番屋のカレーと書いてる、もしくは書いた作品のヒロインは渡さない
保守
保守
547 :
2ch中毒(コネチカット州):2007/04/26(木) 03:51:07.92 ID:HcdRWB/XO
保守
548 :
チャイドル(コネチカット州):2007/04/26(木) 03:53:42.57 ID:ag+wuQ6tO
( ^ω^)…
保守
550 :
留学生(アラバマ州):2007/04/26(木) 05:14:56.27 ID:vLi+OIeu0
いわゆるひとつの保守ってやつですよ
保守
>>452続き
全然寝れなかったわ。
何であんなことしたのかしら……夜は頭が変になるっていうけどホントね。まぁいいわ、今日の授業は全部寝てやるわよ。
キーン コーン カーン コーン
……ぉが?あ、お昼か。食堂に行かなきゃ、ってあれ?携帯がない……あ、あった。何でこんなとこにあるのかしら?まぁいいわ、早く食堂行かなきゃ!
ふー食べた食べた。それにしてもキョンとお揃いの携帯かぁ……あ!壁紙変えとかなきゃ!
キョンの寝顔を壁紙にしてるなんてバレたら、いくら気の迷いだからって身の破滅だわ。
ん?壁紙がキョン寝顔じゃない…よく見たらあたしの携帯じゃないわね。
ってことは……キ、キョンとあたしの携帯が入れ代わってる!?
まずい!!一刻も早く取り返さなきゃ!へ、変な勘違いされたらたまったもんじゃないわ!
>>552 ガラガラッ!
キョン携帯返しなさい!え?お前が取り違えた?そんなことどーでもいいの!それより、あんたあたしの携帯で変なことしてないでしょうね?
変なことは変なことよ!何?俺には他人の寝顔を撮るような悪趣味はない、ってあんた見たのね!
い、いや、違うのよ。あれはその……VGA液晶の性能を試すために適当な写メを壁紙にしてみたんだけど、それがたまたまあんたの寝顔だったって話なだけであって特別な意味はなくて、
「ハルヒ」
「な、何よ?」
「うれしかったぞ」
こたえーは いつもあーたしのむねにー♪
〜おわり〜
なんだこれwww
554 :
旅人(コネチカット州):2007/04/26(木) 07:06:40.08 ID:zWjA7y89O
555 :
イベント企画(ネブラスカ州):2007/04/26(木) 07:56:12.20 ID:n4DuFS3iO
保守あげ
556 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 08:02:50.13 ID:uOvXQh3vO
「……もしもし、キョン?」
「あぁ、誰かと思えばさっき電話を一方的に切った涼宮ハルヒさんですか」
「あ、あはは……ごめんって」
「でもな……まぁ、その……なんだ。お前の言葉、メチャクチャうれしかったぞ!」
「え……あ! 切れちゃった……」
「はぁ……そうか。ハルヒもこんな気持ちで切ったのかもな……」
バカップル保守
●<これはどうにも、どっちもどっちですねぇ。ごちそうさまです。
ある日の佐々木団「新 藤原くんはあまいのがお好き」
藤(あぁ大好物のNANONEカフェのショートケーキが同じテーブルに3つもあるというのに
なぜ俺の目の前にはコーヒー1杯しか無いのだ?)
佐「おお…。これは美味しいね」
藤(せめてワッフルくらい注文しろよ橘! 勝手にコーヒーだけ注文しやがって。覚えてろよ!)
佐「スポンジのキメ細かさといい、苺の酸味と生クリームの絶妙なハーモニーといい、たまらないね」
橘「でしょう? ここのショートケーキは美味しいって評判なんですよぉ」
藤(くそ橘! そのケーキよこしやがれ。…って何だ? また真っ黒宇宙人がこっち見てるんだが)
九「…───」
佐「ん? 九曜さんどうしたのかな?」
九 ガタッ
橘「きゃっなにするの九曜さん! それ私のケーキ…」
藤「…何のマネだ、黒の塊」
九「───あー───ん───」
佐「く、九曜さん…?」
橘「…」(あーんですって? アレよね? 恋人同士がするっていうアレですよね? きゃー!)
九「───食べない───の?───」
藤「あのなぁ…」(いや食いたいのはヤマヤマなんだがこの方法はちょっと…)
九「───そう…───」
橘(んんっ…! もうっ! とっとと「あーん」って食べちゃいなさいよ!)
九「───じゃあ───」
藤(っておい! 人に勧めといて自分で食うのかよ!)
九「───口───移し───で───」
藤「ちょ…! おま…まっ」
ちゅっ
藤「てめぇ! な、何しやがる!」
九「───好きじゃ───ないの?」
藤「いや、確かに好…ってちょっと待て。その「好き」はどこにかかるんだ?」
九「あなたの───唇は───とても───柔らかい───わ」
藤「人の話を聞け!」
佐「いやぁ…なんだか僕たちお邪魔のようだね。そろそろ失礼しようか」
橘「…そ、そうですね佐々木さん。…藤原さんってこういう子が好きだったんですね……」
藤「ちょっと待てお前ら! なんか勘違いしてるぞ!」
fin.
これはよい藤原
561 :
修験者(樺太):2007/04/26(木) 08:35:14.86 ID:mhlWiyPGO
九曜カワユスwww
嘘だろ?
我が身に降りかかった異変に、俺は驚きを隠せなかった。
今まで憤怒やら戦慄などというストレスジェネレーターでしかなかった人型暗黒物質に対して、
俺の心臓は早鐘を打っている。それも厄介な事に、負の感情に起因したものではないのだ。
この胸に湧き起こる感情は、まるで……
――どうして俺は周防九曜に萌えているんだ?
563 :
貧乏人(コネチカット州):2007/04/26(木) 09:31:47.50 ID:blle94eFO
ほす
九曜とパンジーは(・∀・)イイ!!
保守
566 :
旅人(コネチカット州):2007/04/26(木) 11:03:09.70 ID:zWjA7y89O
バスの中で酒呑んでるジジイうざい保守
保守
キョン片思い編はエピソード0だったのかw
569 :
自衛官(樺太):2007/04/26(木) 11:38:30.42 ID:T9VEkb2QO
wktk
570 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 12:03:09.61 ID:2mpgddkXO
@川辺
キョン「九曜。梅しば食べようぜ」
九曜「―――ん」
カリカリ
キョン「美味しいな」
九曜「―――うん」
キョン「他に何か欲しいものある?」
九曜「―――あなたが・・・欲しい」
キョン「何言ってんだよ。俺は髪の毛の先から爪先まで全部九曜の物だよ。そして九曜は俺の物だ」
九曜「―――うん」
キョン「さ、帰ろうか。今日の夕飯は壱番屋のカレーだ」
九曜「―――うん!」
@その近くの草むら
藤原「俺の九曜を・・・キョンコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスゥッ!!」
571 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 12:10:05.39 ID:ThcsrQon0
>>474続き
じゃあ記憶とかはどうなっている。
俺の矢継ぎ早な質問にあらかじめ予想していたかのように古泉は答えた。
「記憶はおそらく改変されているでしょう。長門有希と朝比奈みくるに関しては、
宇宙人と未来人、これらのカテゴリは元から変えなければいけない。
だから長門有希から情報統合思念体としての記憶が消え、ごく普通の人間として再構成されたと考えられます。
朝比奈みくるも同様に。」
572 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 12:15:56.21 ID:ThcsrQon0
俺は声が出なかった。
確かに今日の長門はどこか感情と言うものが見られた。
朝比奈さんは・・・いつも通りだったな。あてにならんな。
しかし信じられるか?答えはNOだ。
それなら古泉、お前の記憶はなぜ改変されなかったんだ。
超能力があった記憶なんてあったらハルヒの思い通りじゃないんじゃないか?
・・・なんだかよく分からなくなってきたな。
「えぇ、実はその部分が僕も引っかかってましてね。
僕たち『機関』の者たちは全員超能力者だったという記憶がそのままあるんですよ。
おそらく、僕たちの場合は元はどこにでもいる普通の一般人でしたからね。
超能力と言う非常識な部分を取り除くだけでよかったよかったんじゃないでしょうか。
僕たちの意見としては、これは涼宮さんがくれた最後のチャンスと解釈しています。」
ハルヒがくれたチャンスだと?どういうことだそれは。
支援
574 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 12:18:47.97 ID:ThcsrQon0
「すみませんが、『機関』の召集があるので僕はそろそろ行かなければいけません。
何か突破口がつかめたら連絡しますよ。
もしかしたらあなたに一役買ってもらわなくてはいけないかもしれませんしね。では。」
そう言って古泉はお決まりのタクシーに乗ってどこかへ行ってしまった。
俺は呆然としていたが、立ち尽くしていても仕方ないので家に帰ることにした。
支援
576 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 12:21:02.45 ID:ThcsrQon0
続きは夜かな・・・
うぉーい、話の方向性は好きなんだが細切れ投稿は勘弁んん。
待つけどさぁ。
出来れば書き溜めて投下が良いな。
今夜このスレ落ちるし。
保守
580 :
ボーカル(東京都):2007/04/26(木) 13:01:22.52 ID:KOT/8kZr0
保守
582 :
生き物係り(コネチカット州):2007/04/26(木) 13:43:29.92 ID:aalFIf3xO
捕手
すまんsage入れ忘れ
584 :
ミトコンドリア(樺太):2007/04/26(木) 14:03:33.65 ID:M7neBjeYO
原作って面白い?
リオをとるかハルカをとるか迷ってる
ほしゅ
保守
消失で、救急隊員につかみ掛かるハルヒって良いよね
588 :
ホームヘルパー(アラバマ州):2007/04/26(木) 15:14:43.10 ID:0K2rCbfD0
●<美しい…。君は僕の最高傑作だ……。
589 :
修験者(樺太):2007/04/26(木) 15:22:58.24 ID:mhlWiyPGO
ハ
ラ
ソ
ド
593 :
旅人(コネチカット州):2007/04/26(木) 15:46:37.20 ID:zWjA7y89O
ム
君
誰だよwww
原ソドム「わたぁしですよ、わたぁし」
キョン「誰だよ!?」
597 :
修験者(樺太):2007/04/26(木) 16:23:10.34 ID:zYB4/QlKO
原ソドム
598 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 16:24:20.53 ID:2mpgddkXO
ハラソドム→HARASODOMU→AAOOU→アオ〜ゥッ!
599 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 16:27:57.55 ID:2mpgddkXO
ハラソドム→HARASODOMU→H―ARASODOMU→ハルヒ「あらそ〜ドム?」
600 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 16:30:43.17 ID:2mpgddkXO
ハルヒと
ラクーンシティーで
ソフト(ジャンル音楽)、つまり
ドラマニを
ムリして買った谷口
>>587 あれ?ハルヒがつかみ掛かるとこあったけか?
603 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 16:45:35.86 ID:2mpgddkXO
「・・・」
全て解決するという事は同時に楽しい日々の終焉を示していた。ハルヒしか残ってない日常。
しかし、確かにそこに俺達は居た。その証拠にハラソドムの文字がしっかり残っていたから。
みんながさようならする前に作った、一行の言葉をつなぎ合わせて頭文字五文字に省略した大事な大事な言葉。
ハルヒから力が消えた日から終焉に向かいだした。
まず古泉が突然転校した。連絡先は既に消えていた。
そして長門が忽然と居なくなった。マンションは空室だった。
最後に朝比奈さんが消えた。紅茶の葉と衣装だけを残して。
俺は部室にあるハラソドムの文字をなぞる。
「ありがとう、みんな。みんな、さようなら。俺、ハルヒと頑張るから」
言葉にして涙が出た。
ハ→ハルヒと出会えて
ラ→ラッキーな僕たちは
ソ→それぞれ離れてしまっても
ド→どんなエラーが発生しても
ム→無敵の友達SOS団員よ!
605 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 16:49:11.44 ID:2mpgddkXO
しまった。語尾の'君'の存在を忘れ物していたよ〜
606 :
芸人(東日本):2007/04/26(木) 16:49:40.03 ID:Uas7fdo+0
俺もwwwww
607 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 16:53:00.26 ID:2mpgddkXO
ハ→ハルヒと出会えて
ラ→ラッキーな僕たちは
ソ→それぞれ離れてしまっても
ド→どんなエラーが発生しても
ム→無敵の絆で結ばれた
君→君たち全員SOS団!
608 :
ガリソン(樺太):2007/04/26(木) 16:57:20.33 ID:4DruzfecO
ホッシュ
くそっ! まさかハラソドム君で泣くとは!
>>602 確かに隊員とハルヒが会話してたって描写あったわ
教えてくれてありがとう
611 :
張出横綱(コネチカット州):2007/04/26(木) 17:26:15.27 ID:zWjA7y89O
ハラソドム
アッー!
612 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 17:47:09.40 ID:2mpgddkXO
ハ
ラみ
ソうデカい君のテ
ドドンで
ムリヤリ犯されて古泉
君アッー!
保守
615 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 18:24:03.23 ID:2mpgddkXO
ハ→ハルヒ
ラ→落雷のような
ソ→そんなお前好きだ
ド→どうなっても構わない
ム→無理矢理にでも
君→君が欲しい
ハ→ハッピーライフは
ラ→ラストまで見つかりませんでした
ソ→それでも私はハッピーです
ド→どうしてか
ム→無敵の絆で
君→君と繋がっているからです
ハ→ハムカツカレー
ラ→ラーメンカレー
ソ→ソースやきそばカレー
ド→ドーナツカレー
ム→ムシパンカレー
君→君は食い過ぎだ、長門
ハ→早くしてキョン
ラ→ラッシュに巻き込まれるわよ
ソ→そうやっていつまでしているの
ド→どうして目を覚まさないの
ム→ムカつくわね
君→君が死んだなんて認めないわよ!
孕ソドム君に限界を覚えた
617 :
文学部(dion軍):2007/04/26(木) 18:30:42.06 ID:RZhIbx3B0
保守
保守
ハムカツカレーてwww
安そうな食い物だなー
突然パロネタを思い付いたもので……衝動で携帯から投下
ハルヒ「古泉君ってホモなの?」
キョン「……は?」
ハルヒ「だって全然女の子に興味なさそうだし、たまにキョンとすごく顔近いし……」
キョン「その程度のコトでホモとか言うな」
古泉「いやはや……何と言っていいものやら……」
ハルヒ「怪しいわねぇ……みくるちゃんもそう思うわよねぇ」
みくる「は、はいっ」
みくる「ホモが嫌いな女子なんていませんっ!!」
…
……
………
キョン・古泉「……」
ハルヒ「……それは私も入ってるの?」
みくる「トーゼンですぅ!」
ハルヒ「………………有希は?」
長門「ありえない。生物学的に見て男同士の性的関係は意味をなさない」
みくる「そんなわけっ……あれぇ?長門さん、本の間に何挟んでるんですかぁ?漫画みたいですけどぉ?」
長門「……………………弟がバスケやっでてぇ……………」
完
スレ汚しスマソ
みくるwww
622 :
酒蔵(宮崎県):2007/04/26(木) 19:17:07.17 ID:ejTdO1nw0
みくるwww長門wwww
みくるちゃん、鶴屋さんに何か仕込まれてますね?
って、長門もかーww
624 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 19:34:18.10 ID:ThcsrQon0
>>574続き
しかし突然すぎるだろう。
いくらなんでもこれは・・・まさかみんなそろって一般人になるなんて。ハルヒが非日常に興味を失った?
うん実にいいことじゃないか。これで回りに意味不明な発言をして困らせたりすることはなくなるだろうし、
なによりこれで将来まともな人間になるだろう。
だが俺は今の状況をどう思っているんだ。
今まで散々ハルヒの起こしてきた問題に振り回され、そのたびに色々と奔走することになった。
無限にループする夏休みや、吹雪の中怪しげな山荘に閉じ込められたり、大変だった。
時間遡行の時の帳尻あわせなんてもう二度としたくないとか思っていた。そして今のこの状況はそんなことが一切起きない、
俺が高校になるまで過ごしてきた普通の日常へ戻ろうとしている。
これでいいのか?
そんなわけない。少なくともこの今の世界はハルヒによって手が加えられている。
元に戻すべきだ。世界のためにな。うんそれがいいだろう。
・・・すまん。実のところ俺のためだ。もう言わなくても分るだろう。
あの時、ハルヒが消えたときに(消えてはいなかったが)俺は普通の何も起きないみんなでのんびり過ごせる日常を選ばずに、元の、非日常を選んだんだ。
おれ自身小さいころから望んでいたことだったしな。
それに俺は、非日常を追い求めて走り回っているハルヒが、
不思議なことが起きそうなときにまぶしい笑顔をみせるハルヒが・・・・・好きなんだ・・・
625 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 19:36:35.29 ID:ThcsrQon0
なんてことをベッドで寝転んで考えていると
「キョンく〜ん、お電話〜、なんかキモかっこいい人から〜」
と妹が子機を持ってきた。キモかっこいいって誰だ?まぁ予想はついていたが。
「古泉です。」
あぁ、んで何か突破口とやらは見つかったのか?
「突破口と言うよりも、『機関』の中で一つの結論が出ました。」
なんだそれは
「端的に言うと、涼宮さんが非日常に興味を失ったならまた興味を持たせようということです。」
・・・なんか厨房が考えたみたいだな。
「これでも長い議論の末の結論なんですけどね。」
まぁそんなことはどうでもいい。それよりなんか具体的な方法はあるのか?
ハルヒにもう一度興味を復活させる方法は。
「それなんですが、『機関』はあなたに全てをゆだねることにしました。」
は?俺の普段聞きなれない高音の疑問符を聞いた古泉はクスクスと笑い
「そんなに驚かないでください。あなたに一役買ってもらうと言っておいたでしょう。」
一役ってレベルじゃねーぞ。なんていう暇もなく
「とにかくあなたが適任なのですよ。涼宮さんに関することにはね。
だからどうか涼宮さんの興味を復活させてください。お願いします。
もちろん僕たち『機関』は協力を惜しみません。できることなら何でもいたしますよ。どうです?」
どうです?と言われてもやるしかないんだろう。だったらやってやるよ。
平凡な日常なんてごめんだ。長門は宇宙人のほうがしっくりくるし、朝比奈さんも未来人のほうがいい。
古泉は・・・こいつも●のほうがしっくりくるよな。
「期待してますよ。」
そう言って古泉は電話を切った。
さてどうするか、やってやるといったものの
ハルヒが俺の言ったことにすんなり影響されるとは思わないしな・・・興味・・・
626 :
大統領(大阪府):2007/04/26(木) 19:37:51.64 ID:ThcsrQon0
翌日の日曜日の夕方、俺はハルヒをあるところに呼び出した。他の団員はいない。
「こんなとこで何すんのキョン?」
「ここに来たんだからすることは一つしかないだろう。ほら」
そう言って俺はハルヒにチケットを渡した。
「だってここは・・・あたし・・・何だか気分が悪くなってきた・・・」
ハルヒはトラウマでもあるかのように顔をやや青白くした。
まさかこれほどとは・・・俺は幼きハルヒを変えた原因がまだ効力を持っていたことに安心した。
一か八かだったがな。ハルヒには悪いがここで引き返すわけにはいかない。俺は
「行こう」
と言った。
ハルヒは
「あんたがそんなに言うんなら・・・行ってあげるわよ。」
と言いしぶしぶ着いてきた。ここから先はどうなるか分らないな。
中に入るといい具合なムードだった。
眩しいライト、沸きあがる歓声、広いグラウンド、両チームの激しい攻防、
それにつられて始まる応援団が先導する応援合戦
そうここは野球場だ。幼きハルヒが満員の球場で自分のちっぽけさを知った場所。
それが原因で非日常を追いかける日々が始まった。まさに原点だな。
今日は満員で五万人ぐらいいるような気がする。
俺は2、3回しか行ったことがなく、しかも学校でタダ券が配られるような弱小球団同士の試合だったわけで
今日の人の多さには正直びびった。
などと考えていると突然俺の肘がぎゅっと捉まれた。
「キョン、怖い。せっかく今楽しいのにまた大勢のうちの一人になっちゃった気がするの。」
そう言うハルヒの顔はひどく怯えたような、今にも泣き出しそうな顔をしている。
さすがに罪悪感というものが芽生えた。
ハルヒが今のままでいいならそれにこしたことはないし、
閉鎖空間も発生しない。ましてや秋に桜が咲いたり朝比奈さんからビームが出ることもないだろう。
結局はおれ自身の願望で、俺が非日常にありたいというエゴでまたみんなに、
それも宇宙規模で迷惑をかけるのか・・・・・
支援
ああもう今はそんなことはどうでもいい。それはそれ、これはこれだ。
そうしてくれ。
「ハルヒ、おまえ前に俺に言ったよな。SOS団の活動内容。覚えてるか?」
ハルヒはきょとんとした顔で
「当たり前でしょ。SOS団の活動内容は宇宙人や未来人や超能力者を探し出して
一緒に遊ぶことよ。あんたそんなことも忘れたの?」
「だが今のおまえはそんな風には見えないぜ。もうどうでもいいとか思ってるんじゃないのか。
今のSOS団で遊ぶことの方が目的になってないか?」
「それは・・・だって全然見つかんないし、みんなで遊ぶほうが楽しいし・・・」
「それでいいのかよ。俺はおまえはどんなことがあっても絶対にあきらめないと思っていたんだがな。
その内本当に宇宙人やらを見つけて一緒に遊べると俺は信じてたんだぜ。」
「あんただって気付いてるでしょ・・・宇宙人なんて本当は・・・」
支援
支援
「いるさ!!」
俺はこのうるさい中周りの人が全員振り向くほどの大声で叫んだ。
「あんた何大声出してんのよ。びっくりするじゃない。」
「なぁハルヒ、もう一度信じてみないか?宇宙人や未来人や超能力者たちはいると。
みんなで遊ぶことが楽しいのはいいことだ。もっと遊ぼう。
でもだからって宇宙人やらがいないなんて思わなくていい。一緒に探そう。
どこまでも着いていくからさ。」
言い終わった後、
俺はひょっとしてものすごく恥ずかしいこと言ってしまったんじゃないかと思い顔から火が出そうになった。
「あんた・・・そうね。まだまだ探してない場所がいっぱいあるもんね。
団員その一に説得されるなんて私もまだまだね。そうよわたしはSOS団団長涼宮ハルヒよ。
宇宙人たちと遊んで大勢のうちの一人にはできないことをするのよ。
キョン、ちゃんと着いてきなさいよ。どこまでも着いてくるんでしょ。
まずはこの球場にいる人から調べるわよ。宇宙人にも野球見たいやつがいるはずよ。」
そう言ってハルヒは俺の手をつかむと駆け出した。あの100万ワットの笑顔で・・・
翌日、ぼろぼろになった体に鞭を打ち学校へ行くとハルヒは今度の土曜日の市内探索の計画を立ているようだった。
やれやれすっかり興味は戻ったみたいだな。ようと声をかけるとハルヒは
「今度はどこを探す?やっぱり普通の時間帯じゃいないわよねぇ。深夜から朝方にかけて探してみる?」
そんな時間帯にいたら見回りの人がとっくの昔に発見しているだろうよ。などといいながらもやっぱりハルヒはこうでないとな。
なんて思う俺だった
支援
支援?
放課後、部室に行くと古泉だけがいた。
「ありがとうございます。あなたのおかげで能力が戻りました。本当に感謝していますよ。」
そう思うなら感謝を形にして欲しいね。
「おや?そうですね。なら今回の御礼としてこれを差し上げますよ。」
といって古泉がくれたのは、〔なんでもします券〕だった。
俺が何かを言う前に古泉は
「何でも申し付けてください。文字通りなんでもいたしますよ。
もしあなたにそっちの趣味があるのならそのお相手もいたしまsy」
俺にそっちの趣味は一ミリもない!気持ち悪い。まぁこの券はとっておくよ。いつか使うときがくるだろう。
古泉は顔を赤らめていた・・・kimeeeeeee!!!!
勘違いするなよ!俺にそっちの気配は本当に一ミリもないからな!!
「冗談ですよ。」
冗談だといいんだがな・・・
そういえば長門や朝比奈さんは今日いないのか?
「再構築されてまた再構築でしたからね。休養でもとっているんでしょう。」
そうか、後で電話でもかけてみようかな。
ところでハルヒだが今日もいない。また何か企画でも練っているんだろうか。
今度は宇宙人たちに会いに海外出張よ!とか言い出すんじゃないかと思い、どっと疲れたような気がしたが一方でわくわくしている俺がいた。
やっぱりこうじゃないとな。
終わりです。初めてなもんでひどかったと思いますが許してください。
支援
GJ!
やっぱキョンはハルヒの鍵なんだなぁ。
安価打ってあるのは感心した。
638 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 20:06:17.62 ID:uOvXQh3vO
「電話を待つあまり一睡も出来なかった……もう朝ね」
「電話を待ってたら一睡も出来ないまま朝かよ……こっちからかけてみるか」
「キョン! なんで今までかけて来なかったのよ!」
「俺から切ったからお前がかけてきてくれるかと……」
「あ、そっか。……今日さ、どこか行く? せっかく休みなんだし」
「そ、そうだな。どこがいいんだ?」
「あんたが決めなさいよ! 男でしょ!」
「……とりあえず駅前に集合だな。二人で決めるぞ」
「あんたね、そんなんじゃダメじゃない! 普通は男がリードするもんでしょうが!」
「いや、ほら。電話で話すより顔見て話す時間が長いほうがいいんだよ」
「あ……そ、そうね」
「今から出来るだけ早くに駅前な。じゃあ後でな」
「ちょっと待って……今のキョンの台詞ヤバい。すごいクラッときちゃった……」
バカップル保守
寝ろお前らww
譲り合いの悪い例ですなw
保守
ホ
643 :
農業(高知県) :2007/04/26(木) 20:47:28.49 ID:UZlcYcd10
モ
644 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 20:49:29.78 ID:2mpgddkXO
モ
最
強
の
婿
645 :
張出横綱(コネチカット州):2007/04/26(木) 20:52:20.77 ID:zWjA7y89O
●<アッー!
なんだか微妙なIDだな俺orz
648 :
漂流者(樺太):2007/04/26(木) 20:56:37.82 ID:02UQkkPiO
>>335で完結した、ハルヒが動物の真似をする小ネタの作者です。
本来なら要請スレにすべきなのですが、どうも向こうにアクセス出来ませんのでこちらにお願いしにきました。
低クオリティで申し訳ないのですが、どなたかPCの方でまとめに載せてもらえませんでしょうか?
よろしければ再度投下したいと思うのですが……
>646
よぉ、sex
652 :
船長(樺太):2007/04/26(木) 21:30:48.32 ID:uOvXQh3vO
「お待たせ」
「遅いぞハル……お前、その格好?」
「ちょっと女の子っぽい服を着てみたけど……似合わないわよね。着替えてくるわ」
「ちょ、ちょっと待て! ……いい。すごく似合ってるぞ」
「……ほんと?」
「本当だ」
「どれくらい似合ってる?」
「……手、繋ぎたいくらいだ」
「…………はい」
緊張している俺の手と同じくらいハルヒの手は湿っていた。
バカップル保守
653 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 21:38:12.20 ID:2mpgddkXO
キョン「九曜」
九曜「―――ん」
キョン「似合ってるぞ、ポニテ」ギュウッ
九曜「―――ありがとう」ギュウッ
何もせず広いリビングルームの中で俺達は抱き寄せ合って九曜が大好きなアンパンマンを見ていた。
九曜って生後5ヶ月ぐらい?
655 :
電話番(樺太):2007/04/26(木) 21:52:24.34 ID:2mpgddkXO
分からないが多分人間ならあんよがまだ下手な頃
656 :
映画館経営(アラバマ州):2007/04/26(木) 21:54:55.46 ID:vWzpxf8W0
九曜「──────パンジー……」
橘「!? ねえ! 今の聞いた!? 九曜ちゃんがしゃべったわ!」
佐々木「まだ5ヶ月なのに賢い子だね」
九曜「───パンジー─────パンジー……」
橘「ほらっ、あなたのこと呼んでるわよ! ちゃんと答えてあげて!」
藤原「えー……」
658 :
修験者(樺太):2007/04/26(木) 22:03:25.66 ID:mhlWiyPGO
藤原「手をあげてー」
九曜「───手を──あげて………」
藤原「右見てー」
九曜「───右──」
藤原「左見てー」
九曜「───左──」
藤原「もっかい右見てー」
九曜「───右──あれ───なんか──デジャブ……」
藤原「車が来ないのを確認したら渡る!」
九曜「───渡る──」テコテコ
藤原「まったく、横断歩道の渡り方も知らないとはな。ポンコツめ」
キョン(パンジーいい奴だなぁ………)
うはwwwwwwwww 九曜モエスwwwwwwwwwwwww
>>646 /  ̄'´ ̄` ヽ
/ `´ ヽ \
//, '///`´| | | ヽ 、ヽ
〃 {_{ レ| レりりリ .l彡||
|!小 l━ ━レ| |、| |
ヽ| | ● ● |.| |ノ.| |
ε- | |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃| |i | |
プッ | |/⌒l,、 __, イァト|/| |
|./ /::|三/::// ヽ||
|| l ヾ∨:::/ ヒ:::::彡,|
それデジャヴじゃないよ九曜wwさっき見たろwww
驚愕発売までに、パンジーはどこまでいじられ倒すのだろうw
むしろ驚愕が発売されても、定着してしまったキャラクターがそのままになる可能性が…
そう、それはまるでちゅ○やさんのように
662 :
農業(高知県) :
パンジー君は外見がいじられキャラっぽいよな