( ^ω^)ブーン達は廻るようです

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1 渡来人(石川県)
まとめサイト
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2 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 22:18:41.20 ID:7z3dvI29O
>>1
ありがとうございます!!

十話からの投下を始めます。
3 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 22:23:13.23 ID:7z3dvI29O

10:「泥」

川 ゚ -゚)

 草木も眠る丑三つ時。
 辺りは静まり返っていた。
 _
( ゚∀゚)「……と、言うワケだ。どうする?」

川 ゚ -゚)「成る程な……」

(´・ω・`)「……」

 いよいよ、敵が攻めて来る。
 ジョルジュが聞き出した情報だ。
 十中八九、間違いないだろう。
 _
( ゚∀゚)「『流石兄弟がテメェらを殺す』……だそうだが? ハイン」

从 ゚∀从「流石兄弟? ……考え難イ」

川 ゚ -゚)「……詳しく頼む」

 聞き出せた情報は極めて少ない。
 「直に『アンチ』が攻めて来る」。それだけだ。
4 40歳無職(樺太):2007/04/21(土) 22:25:14.21 ID:gKKZ+FSnO
支援
5 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 22:34:27.02 ID:7z3dvI29O

 が、今までのように行かないだろう。
 既に一人、敵が来ているのだ。

从 ゚∀从「あイつラ、有り得ナイ……『アンチ』ラシくナい、奴ら」
 _
( ゚∀゚)「んー……」

川 ゚ -゚)「いずれにせよ……警戒は必要だろう」

(´・ω・`)「……ブーン達は……」

 問題は、つまり、そこだった。
 彼ら二人は、まだ死んでいない。

川 ゚ -゚)「……」
 _
( ゚∀゚)「アイツらは大丈夫だろ? なかなか骨もありそうだ」

(´ ω `)「……ダメだ」
 _
( ゚∀゚)「アァ?」
6 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 22:36:35.71 ID:7z3dvI29O

(´ ω `)「二人は……ダメだよ……」  _
( ゚∀゚)「あー……」

 これから恐らく戦いも増えるだろう。
 その中で、死の可能性もなくはない。
 まだ若い、しかも、偶然巻き込まれた二人を死なせたくはない。

川 ゚ -゚)「……ショボン。君が決めろ。朝までに、だ」

 ショボンが初めて私に会った日。
 あの日、彼が出した条件はこうだ。
 「二人を助ける為に協力して欲しい。助けた後は、きっと戦力になる。
そして、自分はどうなっても良い」。
 鬼気迫る表情で、そう言った。

(´ ω `)「……すみません」
7 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 22:40:22.04 ID:7z3dvI29O
 _
( ゚∀゚)「……」

川 ゚ -゚)「今日はもう休もう。ショボン、良いな?」

(´ ω `)「うん……すみません」

 それぞれが部屋に戻る。
 ジョルジュは不服そうに、ショボンとハインは無言で。

クー「……ふぅ」
8 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 22:41:08.55 ID:7z3dvI29O
すみません
急用で少し離れます
23時には再開します
本当にすみません
9 シェフ(長屋):2007/04/21(土) 22:45:28.03 ID:gySfTqvU0
ひさしぶり?
10 土木施工”管理”技師(群馬県):2007/04/21(土) 22:56:44.00 ID:EFVUpmY40
wktkしとく
11 運転士(樺太):2007/04/21(土) 23:02:20.22 ID:0b58//liO
wktk
12 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 23:16:16.43 ID:7z3dvI29O
お待たせしました
再開します
一週間ぶりです
13 カエルの歌が♪(コネチカット州):2007/04/21(土) 23:18:49.53 ID:9lgjmBniO
来てたー!
14 シェフ(長屋):2007/04/21(土) 23:20:19.94 ID:gySfTqvU0
wwwwkkkkttttttttkkkkkkkk
15 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 23:28:49.34 ID:7z3dvI29O

 これで良かったのか?

川 ゚ -゚)「……良かったのか?」

 何が?

川 ゚ -゚)「何もかも……さ」

 二人を巻き込んだ事。
 ショボンに押し付けた事。
 恐らく、ショボンは二人を逃がすだろう。
 そうなると、こちらは不利になる。
 本来なら、端から巻き込むべきではなかったのだ。

川  - )「駄目だな……私は」

 気付けば私は眠っていた。
 夢を見た様な気もするが、目が覚めると同時に忘れてしまった。
16 土木施工”管理”技師(群馬県):2007/04/21(土) 23:35:09.80 ID:EFVUpmY40
支援
17 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 23:36:38.34 ID:7z3dvI29O

 やけに重たい体を起こす。
 直ぐにドアを叩く音がした。

川 ゚ -゚)「……」

(´・ω・`)「僕だけど……」

川 ゚ -゚)「あぁ……」

 口を開くのも億劫だった。
 もう、何もかもを投げ出したい。
 最低だ、私は。
 改まった表情でショボンが顔を出す。
 何が言いたいか、容易に想像出来る。

(´・ω・`)「あの……やっぱり、二人には帰って貰うよ」

 
18 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 23:44:37.20 ID:7z3dvI29O

川 ゚ -゚)「あぁ、そうだな……」

(´・ω・`)「……反対しないの?」

川 ゚ -゚)「そんな権限はない」

(´・ω・`)「ごめん……」

 部屋の空気が見る間に沈む。

川 ゚ -゚)「謝る必要はない。それが最善だろう?」

(´・ω・`)「……」

 私は、彼らのリーダーだ。
 つまり、そうなのだ。

川 ゚ -゚)「二人には帰って貰う。決定事項だが、異議でも?」

(´・ω・`)「……いつも、ありがとう」
19 料理評論家(樺太):2007/04/21(土) 23:45:42.61 ID:7z3dvI29O

川 ゚ -゚)「お前も二人とは最後だ……挨拶くらいしておけ」

 そうだ。
 これで、良いのだ。

(´・ω・`)「あのさ……一つ、頼まれてくれる?」

 そう言って、ショボンは話し出す。

―――夕方、それは決行された。
20 短大生(埼玉県):2007/04/21(土) 23:45:56.11 ID:IS9LuUwi0
支援
21 カエルの歌が♪(コネチカット州):2007/04/21(土) 23:53:43.50 ID:9lgjmBniO
支援
22 シェフ(長屋):2007/04/21(土) 23:56:35.21 ID:gySfTqvU0
支援
23 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 00:10:36.27 ID:1H1iCWKAO

川 ゚ -゚)「何、トレーニングと言っても簡単なものだ」

 不安を隠そうともしない二人に、ゆっくりと告げる。

(´・ω・`)「大丈夫だよ。僕もやったんだから」

(;^ω^)「でも『三倍強くなる』って……どう考えても荒療治ですお」

(;'A`)「面倒臭ぇ……」

川;゚ -゚)「落ち着け」
24 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 00:11:17.93 ID://c2BPqh0
支援
25 外資系会社勤務(コネチカット州):2007/04/22(日) 00:22:10.72 ID:BBCf4X/EO
26 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 00:25:40.37 ID:1H1iCWKAO

 二人に目を閉じる様に促す。
 ショボンは少しこちらを見て、静かに外に出た。
 

川 ゚ -゚)「良いか? 二人共、向こうでの生活を思い出すんだ」

( ‐ω‐)「……向こうでの生活?」

川 ゚ -゚)「何でも良い」

(´A`)「……」

 何でも良い。

川 ゚ -゚)「(これで良いんだ……)」

 ショボンの提案。
 二人には何も告げず、現世に返す事。
27 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 00:27:04.92 ID:1H1iCWKAO

(´・ω・`)「きっと帰りたがらないと思うから」

 泣きそうな顔で、そう言った。

川  - )「これで良いんだ」

 これで、良かったんだ。
 誰もいなくなったコンクリートの倉庫に、その声は静かに響いた。

10:「泥」

―fin―
28 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 00:28:59.82 ID:1H1iCWKAO
相変わらずの駄文で申し訳ない
また一時過ぎに十一話投下します
読んでくれた方、ありがとうございした
29 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 00:31:01.27 ID://c2BPqh0
30 チーマー(コネチカット州):2007/04/22(日) 00:31:07.80 ID:wuVuFEsBO
乙!
31 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 00:51:36.43 ID://c2BPqh0
32 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 01:03:52.24 ID://c2BPqh0
33 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 01:12:29.30 ID://c2BPqh0
34 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:13:07.63 ID:1H1iCWKAO
十一話の投下を初めます
宜しくお願いします
35 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 01:14:36.03 ID://c2BPqh0
待ってたよー
36 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:19:52.83 ID:1H1iCWKAO

11:「ログアウト」

('A`)

 あぁ、何だか騒がしい。
 もう少し眠らせてくれ……俺はもう、疲れたんだ。
 でも、そうも言っていられない。
 俺はまだ戦えるんだ。
 俺は、

( A )「まだ……」

 何をしているんだ?
 俺は、何をしていたんだ?

('A`)「……は?」

 体を起こして、初めて倒れていた事に気付く。
 辺りは酷い土砂降りで、体中びしょ濡れだった。
 体が痛い、が、特に傷はない様だ。

('A`)「……あぁ」

 ここはどこだ?
 俺は何故、ここにいるんだ?
37 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:21:11.42 ID:1H1iCWKAO

(;A;)「何、なんだ……ッ!!」

 何だ?
 何だ何だ?
 一体、何なんだ?
 何もわからなかった。
 それなのに、

(;A;)「何が……こんなに辛いんだ……ッ!!」

 それなのに、頭の中は喪失感で満たされていた。
 虚無感で、脱力感で一杯だった。

(;A;)「うわあアあァぁあぁァァアッ!!」

 どことも知れない山中に、俺の声だけが響く。
 まるで、何の意味もない。

(;A;)「……なん……な、意味……」

 口から漏れる言葉は、何の意味も持たない。
 それでも、自然と、いくらでも湧いて来た。
38 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:22:36.30 ID:1H1iCWKAO

(;A;)「ぅう……ごめん、なさい……」

 雨音が全てを消して行く。
 もう、何もかもがそれで良い気がした。

「……君っ!! 大丈夫かッ!!」

( A )「ぁあ……」

 誰か来た様だ。
 何も見えない。目を開いているのかも分からない。
 あぁ、これで終わりだ。
 何故か無意識にそう思った。
 妙に懐かしい安心感に包まれて、俺は眠った。
 いつまでも、いつまでも――
39 外資系会社勤務(コネチカット州):2007/04/22(日) 01:23:24.26 ID:BBCf4X/EO
支援
40 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:23:54.03 ID:1H1iCWKAO

('A`)「……」

 意識を取り戻した俺は病院にいた。
 「友人の死にショックを受けて、軽い記憶障害にかかっている」。
 偉そうな医者は、「しばらくは休め」と付け加えて、俺は三日間の入院を余儀なくされた。
 しかし、実際「ゆっくり休む」事は出来なかった。
 入院生活初日、警察が俺を訪ねて来たからだ。
 そして、俺も少しずつ、記憶を取り戻した。

('A`)「……ショボンは死んだんだ……俺のせいで」

 思い出さない方が、良かったのかも知れない。
41 守銭奴(長屋):2007/04/22(日) 01:24:08.75 ID://c2BPqh0
支援
42 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:28:00.34 ID:1H1iCWKAO

 冷静にそう判断した俺を、俺は殺したくなった。
 そして、現れた警察官は俺に追い討ちを掛ける。
 「葬儀の時、君と……内藤君? が言い争って、どこかに行くのを見た、って人がいるんだよね」。
 その後、ブーンは行方知れず。
 一晩経っても連絡が取れず、そして、俺は、のこのこ一人で帰って来た。
 ブーンの両親は不安になり、捜索届けを出したそうだ。

('A`)「……」

 空が、青い。
 そして、俺は、二人も、親友を殺したのか。
 殺したのか。

( A )「空が青い……」

ξ;゚听)ξ「……ドクオッ!? あ、あんた――」

('A`)「青いの、に……」

ξ;゚听)ξ「ば、ば、バカッ!! あんた死ぬ気!?」
43 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:30:16.86 ID:1H1iCWKAO

 俺は丁度、お見舞いに来たツンにしがみつかれ、窓枠の前に突っ立っていた。
 何故だが、俺は死のうとしていた様だ。
 遠くに見えるコンクリートの地面。

('A`)「あーあ……」

ξ;;)ξ「もぅ……元気出してよ……」

 そう言い残して、命の恩人は泣きながら去って行った。

('A`)「……」

 わからない。
 俺は、ずっと窓から外を見ていた。
 考える事は腐る程ある。考えたくない事も同じ様に。
 そして、わかる事は一つもない。
 だから、ずっと外を見ていた。

('A`)「何なんだ、俺は……」

 太陽が昇って、沈んで、それを眺めている内に、退院の日は来た。
 あれ以来、何故だか警察は来ていない。
 ツンも、来ていない。
44 留学生(青森県):2007/04/22(日) 01:34:25.87 ID:y8/jUv4Q0
ワッフルワッフル
45 留学生(青森県):2007/04/22(日) 01:40:27.61 ID:y8/jUv4Q0
紫煙
46 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:45:41.77 ID:1H1iCWKAO

 結局、俺は何故、山にいたのか、ブーンに何をしたのか、思い出せずにいた。
 医者は殴りたくなる様な明るい顔で「時間が解決してくれるよ」と言った。

「もう、どうでも良いよ」

 そう、自分に言い聞かせてみる。

('A`)「……そんな訳には行かねぇさ」

 勿論、上手くは行かなかったけど。
 ブーンはどうなったんだろう。
 そう考えると、自分が殺した様な気がした。
 何故、赤坪山なんかにいたんだろう。
 そう考えると、ブーンを埋めた様な気がした。

( A )「……死ねよ。俺」

 死ぬ程、悩んだって一向に死なない。
 それ所か、必死で言い訳を考え始めるんだ。

( A )「もう嫌だ……」

 どんどん、自分が薄汚れたゴミに近付いて行く。
 気が付くと、朝だった。
 随分と久しく感じる自宅は、決して快適ではない。
47 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 01:53:04.66 ID:1H1iCWKAO

 そして、習慣は恐ろしい。
 俺はのうのうと登校の支度をしていた。

J(;'-`)し「……無理して行かなくても良いのよ?」

 三日前から無意識に避けて来た母。
 恥ずかしい様な、申し訳ない様な、面倒臭い様な。
 それでも、俺はようやく目を見て言った。

('A`)「俺……行かないと」

 あぁ、君にはそんな、格好付けた台詞を言う資格はないんだよ?
 俺の中で誰かが言う。
 聞こえないふりをして、玄関のドアを開けた。
48 外資系会社勤務(コネチカット州):2007/04/22(日) 01:59:07.73 ID:BBCf4X/EO
支援
49 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 02:00:06.16 ID:1H1iCWKAO

ξ゚听)ξ「久し振りね」

('A`)「……おう」

 学校に着くなり、ツンが話し掛けて来る。
 この学校で、進んで俺に話し掛けて来る奴なんて、高が知れている。
 そして、今はもう、一人だ。
 他はもう、亡くしてしまった。

ξ゚听)ξ「アンタには聞かなきゃなんない事が腐る程あるわ……
勝手に死んだらぶっ殺すからね」

(;'A`)「……おう」

 それを今日は取り戻さなければならない。
 今日、学校に来たのは、その為だ。
50 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 02:09:11.89 ID:1H1iCWKAO

/ ,' 3「もう具合は良いのか? ……無理をするなよ」

 担任の態度はよそよそしい。
 やはり、俺は疑われていた。

( A )「(俺は殺してない……殺す筈ないんだ)」

 心の底から、ブーンに会いたいと思った。ショボンにも、だ。
 そうしている内にも、当たり前に授業は進む。
 気が付くと、昼休みだった。
51 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 02:18:08.23 ID:1H1iCWKAO

ξ;゚听)ξ「……記憶喪失ッ!?」

('A`)「あぁ……」

 ショボンの家を出た後から、翌朝、赤坪山で見付かるまでの記憶がない。
 それを伝えると、ツンをみるみる狼狽えた。

ξ;゚听)ξ「大事ね……何で赤坪山?」

(;'A`)「さっぱりわからねぇ……今日、学校終わったら行ってみる」

ξ゚听)ξ「それ、私も付き合うわ。文句ある?」

('A`)「良いけど……」

 俺は、人殺しかも知れない。
 喉まで出掛かったそれを、そのまま飲み込む。
 余りにも無責任で、無神経過ぎる。

( A )「……早く、ブーン見付けねぇとな」

ξ゚听)ξ「……学校終わってからじゃ、夕方になるわね」

('A`)「……は?」

ξ゚听)ξ「今から行こ。問題ないでしょ?」
52 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 02:22:36.24 ID:1H1iCWKAO

 返事も聞かずに、ツンは帰り支度を始めた。
 昼休みの教室は賑やかだ。
 ツンは不思議そうに言い寄る友達に言い訳をし、俺は誰にも咎められずに学校を出た。
53 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 02:32:43.08 ID:1H1iCWKAO

ξ゚听)ξ「さ、どこ行くの?」

('A`)「まずは……ショボンの家。で、」

 そして、

('A`)「幽霊アパートだ」

 そこに何かある様な気がした。
 記憶のない、二十二時間を埋める何かが。

ξ゚听)ξ「着いたわね……」

 目の前に、豪邸が見えた。

11:「ログアウト」

―fin―
54 ほうとう屋(樺太):2007/04/22(日) 02:34:32.68 ID:1H1iCWKAO
十一話の投下を終わります。
お付き合いありがとうございました。
それと、遅くなってすみません。
次は二十時頃に投下します。
55 外資系会社勤務(コネチカット州):2007/04/22(日) 02:41:48.46 ID:BBCf4X/EO
乙ー!
寝るか
56 留学生(青森県)
乙だー
おやすみ