【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【眩しい新緑】
1 :
踊り隊(長屋):
2 :
踊り隊(長屋):2007/04/21(土) 21:06:57.74 ID:TYzrFmPK0
3 :
割れ厨(静岡県):2007/04/21(土) 21:07:23.45 ID:J0HXO8WD0
1ot
4 :
講師(アラバマ州):2007/04/21(土) 21:08:35.95 ID:seITZEQG0
5 :
踊り隊(長屋):2007/04/21(土) 21:13:29.03 ID:TYzrFmPK0
私は自他共に認める読書家。物心ついたころから書に親しみ、早く寝なさいとうるさい母に隠れ、布団の中で読んだりもした。おかげで随分と目が悪くなったけど、後悔はしていない。
(……この本はちょっとハズレだったかも)
本のジャンルにはこだわらない。興味が湧いたことに関する本を片っ端から読む。最近は論理学がお気に入りだけど、今読んでいる本はちょっと専門的すぎたみたい。
(でも途中で放り出すのは著者に失礼だし、頑張って最後まで読もう……それにしても、最近ペース落ちてるなあ)
最近というか、高校に入ってから読書量ががくっと減ってしまった。もちろんいろいろと多忙なせいもあるけど、何よりこの寮の環境は読書に向いてない。
(騒がしい子が多すぎるのよね、ここは。でも今日は出かけてる子も多いし、日ごろの遅れを取り戻して――)
「あれ? おはよう緑。本読んでると子悪いんだけどさ、ちょっと隣座らせてもらうよ。借りてきたDVD見たいからさ」
「……元凶の一人が来たわね」
「え? なんか言った?」
私の読書を妨げる一番の障害――それが色無。この男が近くにいると、あっという間に活字に集中できなくなる。
「別に。もうお昼過ぎだし、おはようって時間じゃないわ。それにDVDなら自分の部屋で見なさいよ。気が散るでしょ」
「しょうがねえじゃん、俺ビデオデッキしか持ってないし、パソコンにもDVDドライブついてないしさ。緑こそ自分の部屋で本読めばいいだろ。食堂は共有空間なんだから」
「今日は両隣がうるさくて、食堂の方がまだましだと思ったのよ」
障害その二とその三のことを思い出し、私は肺の奥底からため息をついた。
「両隣って……あ〜、黒灰姉妹と青空姉妹か。何、ケンカしてんの? 両方とも?」
「何してるかは知らないけど、ステレオで大騒ぎしてるのだけは確かよ。行って確かめてみたら? 色無が仲裁すれば両方とも静かになるかも」
「それだけは勘弁。まあなんだ……ご愁傷様」
同情を示しつつも、DVD鑑賞を取りやめにする気はないらしい。さっさとディスクをセットし、私の隣にどさっと座り込む。
「……せめて音は小さめにしてよね。あと、もうちょっと離れてよ」
「ここが一番よく見えるんだよ。お、始まった」
テレビに再生された映像が映る。これは……あのやたらと権利関係にうるさいネズミの会社が作ったアニメ?
「何よ、子供だましじゃないの。こんなの見るの?」
「いや、最近ちょっとはまっててさあ。これがけっこう馬鹿にできない出来なんだぞ。ちょっと見てみろよ」
「遠慮しとくわ」
やたらクネクネと気持ち悪い動きをするキャラクターから目をそらし、私は再び難解な論理学に勝負を挑んだ。
6 :
踊り隊(長屋):2007/04/21(土) 21:14:19.19 ID:TYzrFmPK0
――身体を軽く揺さぶられ、私は覚醒した。
「ん……」
「起きろよー。俺DVD返却に行かないといけないんだよー」
どうも本を読みながら眠ってしまったみたい。テレビにはスタッフスクロールが流れていたから、ちょうど終わったとこらしい。
「……」
色無の肩と掛けられた膝掛けの温かさが心地よくて、私は少し意地悪をしてみた。もう少し色無の困った声を堪能したら起きてやろう。
「起きろー、いい加減重いよー」
……作戦変更。絶対起きてやらない。返却期限に遅れて延滞料金取られればいい。
「うーん……しかしあれだな。さすがに寝てるときは目つき悪くないんだな。かわいい緑の顔ってのもレアかもしれん」
びくっ。不意を打たれて、ほんの少しだけ震えてしまった。め、目つき悪いとか、まったく失礼な奴ね……。
「さしずめ『美女と野獣』ってとこか。いや、それだと俺が野獣役か……まあそれでもいいけど。どっちかって言うと『眠れる森の美女』か? あれのラストはどんなだったっけ」
呼吸が乱れ、顔に血が上る。野獣役でもいいって……何するつもりよ! それに『眠れる森の美女』って……あれのラストは確か……。
「ああ、思い出した。あれは王子が近寄ったら勝手に王女が目を覚ますんだったな。それじゃつまらんなあ。やっぱここは『白雪姫』路線で行くか」
し、ししし『白雪姫』!? それって私とキ、キキキ――。
「でもあれも初版だと、王子の家来が姫をぶん殴って目覚めさせるんだよな。うーん、原書に忠実にいくか、ポピュラーな方法でいくか、悩むなあ」
「……色無、とっくに私が起きてることに気づいてるんでしょ」
「あ、ばれたか」
肩からがばっと身を起こして分厚い本を振りかぶると、色無はさっと立ち上がって身をかわした。
「おっとあぶね! 大切な本をそんな乱暴に扱っちゃだめだろ。緑だって寝たふりしてたんだからおあいこってことで。じゃあな、返却に行ってくる」
DVDをケースにしまい、ひらひらと手を振って色無は出て行った。
「もう!」
腹の虫が治まらず、閉じた扉に肩掛けを投げつける。ソファに寝そべって行儀の悪い姿勢で本を開いたけど、全然頭に入ってこない。
「全部、冗談だったのかな……」
胸の動悸が収まらない。書いた人には悪いけど、もうこの本は読めない気がした。
「……次は、童話にしようかな」
たくさん読んで、充分な知識を蓄えて、もとになった物語の背景を理解したら……あいつと一緒にアニメを見てやってもいいかもね。
7 :
踊り隊(長屋):2007/04/21(土) 21:15:17.37 ID:TYzrFmPK0
おしまい。そろそろ緑がきれいな季節になってきたから、今スレは緑祭。今決めたw
スレッド保持数が700程度に減ってる模様。みんなガンバレ、超ガンバレ。
8 :
船長(兵庫県):2007/04/21(土) 21:18:32.46 ID:95keVL110
9 :
ピアニスト(樺太):2007/04/21(土) 21:20:04.74 ID:E+BKic5NO
10 :
留学生(愛知県):2007/04/21(土) 21:21:00.21 ID:5lKLWKNT0
11 :
講師(アラバマ州):2007/04/21(土) 21:21:26.79 ID:seITZEQG0
>>5-6 おまいの書く色無しは素でタラシだなw もてそうw
狸寝入り緑観察してえw
12 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 21:23:31.99 ID:WOLl0PL30
13 :
講師(アラバマ州):2007/04/21(土) 21:24:26.62 ID:seITZEQG0
14 :
カメラマン(千葉県):2007/04/21(土) 21:26:41.61 ID:r7hKCqn60
乙
15 :
新聞社勤務(長屋):2007/04/21(土) 21:27:00.35 ID:+1ZUHuji0
16 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 21:27:00.92 ID:WOLl0PL30
>>13 このシチュは萌える
wktkが止まらないwwww
17 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 21:31:49.75 ID:WOLl0PL30
18 :
講師(アラバマ州):2007/04/21(土) 21:35:01.58 ID:seITZEQG0
>>17 しまぱんは正義って言うか神だと思いました
19 :
新聞社勤務(長屋):2007/04/21(土) 21:39:34.70 ID:+1ZUHuji0
どっちかというと悪魔だと思います
20 :
ピアニスト(樺太):2007/04/21(土) 21:43:41.69 ID:E+BKic5NO
間をとって邪神で
サムライブラック保守
後輩「すいません副部長!」
侍「どうした?」
後輩「シャワー室故障しました!」
侍「故障したのならしょうがないであろう。」
後輩「それはそうですが練習の後ですし臭いとか」
侍「そんな気にせん気にせん。どうせ臭いのはいつものことであろう?」
後輩「しかしいいんですか副部長?副部長の」
男「侍黒ー。帰るぞー。」
侍「きょ……今日はいい天気だのう。」
男「もう夜なんですけど?」
侍「…………むっ、そうであったな。」
男「言いたくないならあまり聞かないんだけど。」
侍「なんだ?某に答えられることなら何でも聞くがよい。刀狩りか?」
男「何この距離?何で俺から少なくとも3メートルは離れて歩くの?」
侍「何をいいよる!我等の距離などいつもこんなものではないか。」
男「俺が思うにいつも下手したらキスできるような距離だった気がするんだが?」
侍「なはは、そうだったかのう?」
男「……………なんか俺悪いことした?」
侍「そんなことはない!断じてないぞ!」
男「なんか俺やらかしたなら謝るからはっきり言ってくれないか?」
侍「だから理由な」
男「頼む…………!」
侍「………………………臭いのだ。」
男「えっ?」
侍「部室のシャワー室が故」
男「俺?臭かった?ご、ごめん。そりゃあ嫌だよな。悪い………先帰っとくわ。はは。」
侍「違う!貴様でなく某が!待て!違うのだ!」
22 :
図書係り(大阪府):2007/04/21(土) 21:59:19.92 ID:6jbGIKpX0
23 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 22:00:39.63 ID:WOLl0PL30
侍黒、結論だけ言うなよwwww
24 :
酒蔵(新潟県):2007/04/21(土) 22:01:50.13 ID:7w4hc7Z40
今北いちょつ!
>>7 >「全部、冗談だったのかな……」
この一言に俺の心は奪われました/(^o^)\
>>13 ダメだwwwwwもうwktkが止まらなくなったぞちくしょうwwwww
>>17 縞パンは正義なのは認める。
だがノーブラは間違いなく子悪m(ry
>>21 なんという勘違いwwwwwもうどうしようもねぇwwwww
25 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 22:06:08.74 ID:WOLl0PL30
26 :
酒蔵(新潟県):2007/04/21(土) 22:07:59.49 ID:7w4hc7Z40
>>25 カレー一丁くだしあ!><
ていうかふとももにエロスを感じてしまったのは俺だけだろうか…
27 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 22:08:14.13 ID:WOLl0PL30
28 :
船員(北海道):2007/04/21(土) 22:09:35.52 ID:LtRDVqwa0
29 :
酒蔵(新潟県):2007/04/21(土) 22:16:54.48 ID:7w4hc7Z40
>>27 ちょwww連投ktkr
猫のぬいぐるみの代わりになりてぇwww
30 :
新聞社勤務(長屋):2007/04/21(土) 22:19:34.49 ID:+1ZUHuji0
>>27 おとうさん!
おとうさんじゃないか!!!
31 :
ツアーコンダクター(樺太):2007/04/21(土) 22:25:33.11 ID:e9G5TZXGO
32 :
新聞社勤務(長屋):2007/04/21(土) 22:30:39.41 ID:+1ZUHuji0
33 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/21(土) 22:34:15.96 ID:VFOWz3UFO
34 :
留学生(京都府):2007/04/21(土) 22:40:46.16 ID:7VGp8JSG0
35 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 22:56:51.83 ID:WOLl0PL30
これはいい裸エプロンwww
割と胸があってこれまたハァハァ
36 :
プロ棋士(神奈川県):2007/04/21(土) 22:58:19.74 ID:TI918WqF0
>>34 なんというエロスな横乳
間違いなく俺は死ぬ
37 :
図書係り(大阪府):2007/04/21(土) 23:01:05.55 ID:6jbGIKpX0
38 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 23:01:06.19 ID:WOLl0PL30
39 :
2軍選手(新潟県):2007/04/21(土) 23:03:00.83 ID:cICQeFfi0
今北。
>>1乙。
いきなりGJな絵が多すぎて困る。
40 :
図書係り(大阪府):2007/04/21(土) 23:05:49.87 ID:6jbGIKpX0
>>38 左のほうに左右対称な格好で白が居そうな予感
41 :
留学生(京都府):2007/04/21(土) 23:08:30.83 ID:7VGp8JSG0
42 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 23:11:45.33 ID:WOLl0PL30
43 :
講師(アラバマ州):2007/04/21(土) 23:15:07.30 ID:seITZEQG0
44 :
うどん屋(樺太):2007/04/21(土) 23:15:48.74 ID:Rqdz7LTlO
白と黒の着物姿は可愛すぎるっ!
45 :
図書係り(大阪府):2007/04/21(土) 23:23:53.93 ID:6jbGIKpX0
>>42 でも感じちゃう……!
>>43 いつまで続くか武器シリーズwktkが止まらない
46 :
留学生(京都府):2007/04/21(土) 23:24:27.34 ID:7VGp8JSG0
>>42 このコンビはたまらないwwwww
>>43 一瞬でけり付けそうwwwww
47 :
うどん屋(樺太):2007/04/21(土) 23:25:17.69 ID:Rqdz7LTlO
48 :
うどん屋(樺太):2007/04/21(土) 23:27:44.03 ID:Rqdz7LTlO
焦「じゃあ今からチラシ配りに行ってきてくれ」
空「じゃあ私と水先輩は駅の方に行ってきます」
焦「わかった。じゃあ青と色無は学校の方に行ってくれ」
茶「私は?」
焦「茶色は留守番だ」
茶「えぇ!なんで?!」
焦「なんでって……」
茶『さぁ、頑張ってチラシを配りにいくぞー』
─ずてーん
茶『あー、転んでチラシをぶちまけちゃったよー』
─びゅおおお
茶『あー、風でチラシがー。待ってー』
焦「てな感じになるから」
空「……それは考えすぎじゃないですか?」
保守@空
49 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 23:28:10.71 ID:WOLl0PL30
>>43 髪の毛に何故かものすごくときめいたwwww
50 :
うどん屋(樺太):2007/04/21(土) 23:28:50.66 ID:Rqdz7LTlO
空「じゃあ、行ってきまーす」
焦「よろしく頼む」
水「でも空ちゃん、よかったの?」
空「何がですか?」
水「ほら、色無くんと青ちゃんを一緒に行かせちゃって」
空「あ」
水「……気づいてなかったの」
空「全く」
水「今から戻る?」
空「いいですよ。どうせ大丈夫です。お姉ちゃんチキンだし」
水「そうだね。確かに青ちゃんはチキンだもんね」
空「そうですよー」
水「空ちゃん、駅はそっちじゃないよ」
空「あ、そうでした」
水「空ちゃんが道を間違えるなんて珍しいね」
空「そうですか?私だって道くらい……いたっ!」
水「空ちゃん、大丈夫?!」
空「いたたっ……大丈夫です。こんな所に電柱があったんだ……」
水「ちゃんと周りを見て歩かないと危ないよ」
空「気をつけます」
水「ねぇ、空ちゃん。今何時かわかる?」
空「えぇっと……今は……」
水「……空ちゃん、携帯逆さま」
空「あ、あれ?おかしいな……」
水 (……もしかして空ちゃん、本当はすごく動揺してるの?)
保守@空
51 :
コンビニ(兵庫県):2007/04/21(土) 23:29:03.72 ID:WOLl0PL30
>>48 あるあるwwwwwwww
それはそれでチラシを広範囲に配れていい気もww
52 :
留学生(京都府):2007/04/21(土) 23:31:21.78 ID:7VGp8JSG0
53 :
留学生(京都府):2007/04/21(土) 23:36:47.07 ID:7VGp8JSG0
54 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/21(土) 23:53:11.96 ID:VFOWz3UFO
ほ
55 :
味噌らーめん屋(樺太):2007/04/21(土) 23:53:23.98 ID:RwyJ7jYZO
☆
56 :
うどん屋(樺太):2007/04/21(土) 23:55:58.02 ID:Rqdz7LTlO
無「おい、青」
青「え?!」
無「……まだ何も言ってないって」
青「え、あぁ!な、何?どうしたの?」
無「なんかさっきから具合悪そうだけど、大丈夫か?」
青「だ、大丈夫よ!」
無「……チラシ貸せよ」
青「え?」
無「青の分も俺が配ってやるって。それに」
青「へ?……えぇっ?!」
無「……やっぱり、少し熱あるぞ」
青「あ、あああ………だ、大丈夫!じ、自分で配れるから!」
無「おい、フラフラしてるぞ。本当に大丈夫か?」
青「ぜ、全然平気っ!」
1「おい!青さんがなんか配ってるぞ!」
2「本当だ!もらいにいこうぜ!」
3「おい、青さんなんかフラフラしてないか?」
無「……顔赤いぞ」
1「青さん!俺にそのチラ……ぐはっ!」
青「べ、別に照れてる分けじゃないのよ!」
2「青さん!俺にもその……ふぎゃっ!」
青「ただ……その……なんというか……」
3「青さーん!……ひでぶっ!」
青「恥ずかしいというか……」
無 (……酔拳?)
保守@
57 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 00:15:24.50 ID:VAtLQZB+O
男「では始めたいと思います。今日の議題は『何故水色なのか?』ですね?」
色「異議なし!」
男「では私から。やはり暗くなく明るくなく。そこらがいいのでは?」
色「確かに黒とかだと邪悪さがかいま見えますね。だけど黄緑なんてどうでしょう?」
男「………………。ふむ、中々いいですねぇ。」
色「しかしあまり見ないんですよねぇ。やはり水色がポピュラーなようです。」
男「もはや世間一般は水色なようですね。だけど私黄色も見たことあるんですよね。」
色「黄色…………ですか?」
男「はい。黄色です。」
色「では話は変わりますが歳のほうはどれぐらいかと?私はやはり少しロリぐらいが妥当だと思うんです。」
男「否!誰にでも何にでも似合います!似合わなくてはいけないんです!」
色「君がそういうなら私は誤った偏見を持ったんですね………。」
男「いやぁ私もそう思っていた時はありましたよ。多分誰しもあるんではないんですか?ハッハッハッ。」
色「そろそろ結論を出しますか?」
男「そうですね。平たく言うなら『淡い色の縞パンは誰でも似合う!』こんな所ですかね?」
色「異議なし!」
男「ではこれにて第一回縞パン会議を閉じます。」
色「そういえば6時からのスポブラ会議には出るんですか?」
男「えぇ。一応役員になってますから。」
58 :
しつこい荒らし(愛知県):2007/04/22(日) 00:18:17.83 ID:oQZTfyUV0
>>57 なんの会議だwwwww
で、その会議は何処で開催されてるのでつか?
59 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 00:27:51.28 ID:slAxXiKf0
60 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 00:31:20.50 ID:5OxaakUL0
まだ幼い頃、私は病にかかり入院した、そのとき隣のベッドにいたのが白だった
入院して数日がたち白ともだいぶ話すようになった、そして…私たちが同じ病気であることを知った。
その病気は当時治療法が発見されていない、いわば不治の病だった。
私たちは同じ境遇という事もありその後もお互いを励ましあったりもした、私たちはいつの間にか親友、いやそれ以上の仲になっていた
…私にいたっては白に恋愛感情のようなものさえ持ち始めていた
まったくもっておかしな話だ、女同士だというのに。
入院してから1年、私たちがかかっている病気のワクチンができたという事でちょっとしたニュースになった、
何でも当時の小学生が発明したらしい、まったく世の中には凄い奴がいるもんだ
私たちはそのニュースから数日後、手術をすることになった。
ワクチンが効いたのか私は副作用なども無く無事退院することができた。
灰が泣いて喜んでいたのを覚えている。
しかし、白は元々体が弱いのと私よりも病気が進行していたこともあり、後遺症が残り退院はできなかった。
一緒に病気を治そうと、一緒に退院しようと約束をした…それなのに結果的には私だけが退院してしまった。
私はそれから毎日病院に来ている。
白のお見舞いのためだ
それが約束を守れなかった私の、大好きな白にしてあげられるせめてもの償いだから。
「じゃあ、また明日来るから」
そういって私は白の病室のドアに手をかけた。
「黒ちゃん…毎日来てくれなくてもいいんだよ?」
白はそう言って私を見つめる。
「何度も言ったと思うけど私が好きで来てるんだから、白は気にしなくていいの」
そう言いながらドアを開く。
私は本当に小さな声で
「ゴメンね、白……あのときの約束、守れなくって」
そういって病室を後にした。
幼い頃からずっと、私は体が弱く病気がちだった
そんなある日、隣のベッドに新しく人が来た、その子は私と同い年くらいの女の子だった。
彼女…黒ちゃんが入院して数日がたち私たちが同じ病気にかかっていることを知った。
その病気は当時治療法が発見されていない、いわば不治の病だった。
私たちは同じ境遇という事もありその後もお互いを励ましあったりもした、そして私たちはいつの間にか親友、いやそれ以上の仲になっていた
私は黒ちゃんのことが大好きだった。
それから数ヶ月、血液検査が行われた、そのとき運ばれた検査室には私よりも小さい灰色の髪の女の子が立っていた
私は疑問に思いその子に話しかけてみた
「私は貴方のかかっている病の研究をしているの、どうしても救いたい人がいるから。」
そういって彼女は作業を始めた。
後になってその子が黒ちゃんの妹さんだって知ったときはとても驚いた
お姉ちゃんには内緒にしておいて、といわれたので未だ黒ちゃんにそのことは言っていなかったりする。
灰ちゃんがワクチンの開発に成功する頃には1年が経過していた
でも大人たちが今まで作れなかったワクチンをたった1年で当時小学生の灰ちゃん1人で発明してしまったのだから十分過ぎるといっていいほどに凄い事だと思う。
灰ちゃんのワクチンは黒ちゃんにかかっていた病気を見事に完治させることに成功して数日後黒ちゃんは退院していった
私は病気が進行していたのと元々体が弱いのもあり退院できるほどの回復はしなかった。
一緒に病気を治そうって、一緒に退院しようって約束したのに――
「じゃあ、また明日来るから」
そういって黒ちゃんは病室のドアに手をかけた。
「黒ちゃん…毎日来てくれなくてもいいんだよ?」
私はそう言って黒ちゃんを見つめる。
「何度も言ったと思うけど私が好きで来てるんだから、白は気にしなくていいの」
黒ちゃんはそう言いながらドアを開く。
私は本当に小さな声で
「ゴメンね、黒ちゃん……あのときの約束、守れなくって」
そういって黒ちゃんを見送った。
63 :
旅人(コネチカット州):2007/04/22(日) 00:54:47.14 ID:q0hQx166O
◇
灰「世界がもし100人の村だったら……」
男「………」
灰「………」
男「………」
灰「…そんなことあるわけないからいいや」
男「おいっ!」
灰「だって考えるだけ無駄じゃん」
男「なんということを……っていうか振ってきたのお前じゃねぇか!」
灰「んー、じゃあ、えーっと……半分く らいは女です」
男「当たり前だろ!」
灰「そして残り半分は男です。おしまい。」
男「やりたい放題だなおい……」
灰「あ、あと色無しのことを好きな人が一人います」
男「?」
灰「それは私です」
男「…あー…唐突すぎて意味がわからない…」
灰「…しかしそれは私ではありません」
男「………」
灰「では、『私ではない私』とは存在しうるのでしょうか?」
男「………」
灰「続きはwebで」
男「………」
灰「………」
男「…照れ隠しするぐらいなら、最初っからそんな恥ずかしいこと言うなよ」
灰「…うるさい」
男「目が泳ぎすぎなんだよ…」
◇
64 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 00:56:39.99 ID:jvgtHJGnO
>>63 焦る灰にやられたwww
空「さてと……」
『紫「でっかいゆーな……」』
1:この春も熱い妹キャラ(128号室) :sage 2007/04/22(日)
紫「高いところのものくらい自分でとってよ……」
2:Garden M@ster(301号室) : 2007/04/22(日)
赤「私は走るのはちょっと……」
3:801←横から見ると顔っぽい(127号室) :sage 2007/04/22(日)
朱「酒?飲めません。タバコ?体に悪いから吸いません」
4:もう1人の妹キャラ(126号室) : 2007/04/22(日)
青「脱ぐんだ色無」
5:カレーの信者(タヒチ) : 2007/04/22(日)
茶「『ふぇ?』とか言わないでしょ……」
6:ある意味で妹キャラ(245号室) :sage 2007/04/22(日)
桃「ちっちゃいゆーな……」
7:走る走る僕たち(116号室) :sage 2007/04/22(日)
>>6 8:復刊デカメロン(209号室) : 2007/04/22(日)
>>6 ひがみ乙
9:ブラックマヨ姉さん(126号室) :sage 2007/04/22(日)
白「遅刻しちゃうよ!走っていこう!」
10:ポエミィ助教授(128号室) :sage 2007/04/22(日)
>>9 目から汗が……
11:おらんげらんげ() :sage 2007/04/22(日)
>>9 ( ;∀;)イイハナシダナー
保守@空
65 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 00:58:27.93 ID:slAxXiKf0
>>61->62
切ないwwww
白が退院できますように…
66 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 01:13:58.91 ID:5OxaakUL0
67 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 01:18:29.60 ID:slAxXiKf0
68 :
旅人(コネチカット州):2007/04/22(日) 01:22:20.15 ID:q0hQx166O
◇
男「でさぁ、あの数学の先生さぁ…」
紫「何喋ってるのかわかんないよね!」
男「そうそう!俺なんて結構前の席にいるのに聞き取れないもん!あ、でも紫のがもっと前にいるか。聞き取れないよねやっぱり?」
紫「………」
男「…?むらさき?」
TV『牛〜乳に相談だ♪』
紫「………」(じー)
男「……あのー」
紫「…え?あ、そうそう!古文眠いんだよねぇ!」
男「今数学の話してたんだけど…」
紫「あ、えと、そうだったそうだった!ほんと何喋ってるかわかんない!」
男「えぇ〜、ここはこの定理を使えば簡単にもごもごできるわけであってもごもご…」
紫「あっはっは!それ似てる似てる!みん なにも見せてあげなよぉ!」
男「もごもごでもごもごだからもごもご〜」
紫「それやりすぎwwwちょ、やめてよ、お腹痛い〜!!やめてってば――」
男「…?どうした?」
TV『プチダノン食べれば?』
紫「………」(じー)
男「あのー……」
紫「はっ!?ご、ごめん!」
男「さっきからそういう CMやる度に見入ってる気が…」
紫「ち、ちっちゃいゆ――」
TV『ケロッグ!コーンフロスティ!』
紫「………」(じー)
男「…ほら」
紫「あっ!?ち、違……うぅ、ちっちゃいゆーなぁっ!」
◇
69 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 01:34:49.95 ID:5OxaakUL0
70 :
運転士(樺太):2007/04/22(日) 01:38:11.58 ID:SA4GXEjBO
紫がかなり頭のかわいそうな子に
71 :
張出横綱(コネチカット州):2007/04/22(日) 01:52:56.24 ID:q0hQx166O
寝るほ
72 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 02:01:48.67 ID:slAxXiKf0
ちっちゃいゆーてないしwww
73 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 02:18:35.07 ID:VAtLQZB+O
サムライブラック保守
侍「そろそろ奥技を考えようと思う!」
男「うん。」
侍「…………冷たいのう。さておき奥技とあらば名前を」
男「先に技考えろ技を。我流で奥技を編み出す奴は大抵技を見てから名前が思い浮かぶんだよ。」
侍「確かに。先に名前を考えてしまうとそれに捕われ幅広い技が編み出せなくなるのう。」
男「やっとわかったかよしよしいい子いい子。(ナデナデ)」
侍「えへへぇ。」
男「じゃあがんば」
侍「(ガシ)貴様も付き合うのだ。」
男「えーっと、じゃあまずコンセプトを決めまーす。どんなものがありますか?」
侍「はい!」
男「はい、元気のいい侍黒ちゃん。」
侍「かまいたち!」
男「死ね。」
侍「………………。」
男「他にはー!他には誰かいませんかー!」
侍「はいはい!」
男「はい、明るい侍黒ちゃん。」
侍「うさぎ流剣術!」
男「死ね。」
侍「………………。」
男「他ー!他誰かいないー!」
侍「はいはいはい!」
男「はい、可愛い侍黒ちゃん。」
侍「無明逆流れ!」
男「死ね。」
侍「………………。」
74 :
うどん屋(樺太):2007/04/22(日) 02:21:45.37 ID:P6cd43+iO
侍黒が異常に可愛いキャラにw
75 :
学校教諭(東京都):2007/04/22(日) 02:29:44.09 ID:ywBX8Sip0
76 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 02:48:48.48 ID:VAtLQZB+O
炭酸入りカレー下さい
77 :
水道局勤務(樺太):2007/04/22(日) 02:57:10.44 ID:iv+OVjxeO
黄「炭酸カレー出来たぁ!色無ー、味見してー!」
78 :
うどん屋(樺太):2007/04/22(日) 02:58:52.00 ID:P6cd43+iO
黄色が多いなw
カレー食べたくなった
79 :
練習生(大分県):2007/04/22(日) 03:20:37.06 ID:D8zxmwgd0
今週も立ってたか、
>>1 乙
さて…すっかり忘却の彼方だったモノを
>>13で思い出したんだが
ここにいる皆さんは「どこまでも嫉妬に狂った白」を見たいですか?
80 :
理学療法士(兵庫県):2007/04/22(日) 04:31:22.38 ID:uOBarcHi0
寝る前ほす
>>79 自分の中の白のイメージとはかけ離れてるが
とりあえず投下希望
81 :
軍事評論家(愛知県):2007/04/22(日) 04:36:04.97 ID:OQlBktjK0
保守
82 :
狩人(静岡県):2007/04/22(日) 04:56:34.24 ID:oZAtatgP0
83 :
水道局勤務(樺太):2007/04/22(日) 05:15:23.42 ID:iv+OVjxeO
>>82 それでもいつもちゃんとスレが立った時にはアナタが居るのを俺は見逃してないぜw
まぁそれはおいといて、裸で何か大きめな服とか羽織るのって萌えるよなwww
84 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 06:21:57.95 ID:VAtLQZB+O
ほ
85 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 07:20:39.70 ID:VAtLQZB+O
ほ
86 :
派遣の品格(北海道):2007/04/22(日) 07:52:14.67 ID:15t5S8p60
>>82 俺の体の一部が充血しているのは空のせいだろうかwwwww
朝だからだろうかwwwww
寝起きのチェックで目が覚めたwwwww
87 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 08:49:48.14 ID:VAtLQZB+O
ほ
88 :
旅人(コネチカット州):2007/04/22(日) 09:18:01.90 ID:q0hQx166O
>>82 これはけしからんwwww朝からいいもの見せてもらったwww
サムライブラック保守
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
侍「あ。ゴキ。」
ドス ドスドスドスドスドスドスドス
侍「もうこんな季節になったのか………。」
男「だからお前いつもやりすぎなんだよ。」
侍「一撃喰らい死ぬまで苦痛を味わうより一気に絶えたほうがよかろう。某なりの手心だ。」
男「確かに強固過ぎるのも問題だよな。あとお前ゴキブリ怖くないんだな。」
侍「ふふんまぁな。」
男「そういえば俺お前が虫で怖がってるとこ未だに見たことないな。」
侍「某が恐れる虫などおらん!」
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
男「うぉ!またいたぞ!少しは部屋掃除しろ!」
侍「また某の刀の錆にし」
パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ
侍「ひぃッ!!!!!ひゃあああああああ!!!!!!!!(ブンブンブン)」
男「おい!刀振り回すな!危」
スパ
侍「ふぅ………。某に特功なぞ…………。貴公の覚悟、中々のものであった。少々肝が冷えたぞ…………。」
男「ったく。恐れる虫はいないんじゃねぇのかい?」
侍「某は空中戦は不馴れだ。某にも羽が生えていれば話別なのだが…………」
男「そういう問題じゃないだろ。」
パラ
侍「あ。」
男「……………あ、前髪…………」
侍「………すまん。」
男「はぁぁぁぁぁぁぁぁ。またかよぉぉぉぉぉ。どうしてくれんだよまたおかっぱじゃぁん!」
侍「あ、いやすまん。兜貸すから。」
男「またクラスでブチャラティって言われるよぉ。ハァぁぁぁ。」
90 :
パート(新潟県):2007/04/22(日) 09:39:31.09 ID:w3RI+/YV0
91 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 09:44:51.85 ID:slAxXiKf0
92 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 09:55:19.48 ID:A/0X/0bN0
坊主にすれば……!
93 :
パート(新潟県):2007/04/22(日) 10:01:09.32 ID:w3RI+/YV0
緑「……。(ヴィィィィ)」
色無「…なぁ緑、その手に持っている物はなんだ?」
緑「……バリカン。」
色無「刈るのか?」
緑「(コクン)」
色無「何を?」
緑「色無の頭。」
色無「……俺ちょっとこれから急用g」
緑「冗談よ。」
色無「お前がそういうことやると冗談でも冗談に聞こえないんだよ…orz」
緑「……おかっぱの男の子と坊主の男の子のカップリングは斬新だと思ったのに。」
94 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:16:18.83 ID:8GQIc3nM0
School Days
『初キス狂想曲』
〜RAD SIDE〜
「「殴られた?」」
黒と橙が声を揃えた。ここはファミレス。定例男会議の真っ最中だ(いつ定例になったんだ by橙)。
「いきなりグーでがつーん、とだ」
俺はこの前のデート中、青に殴られたことを相談していた。どうして青があんなに怒っていたがさっぱりなんだ。
「お前が襲い掛かった、とかじゃねーの?」
俺にとっちゃご法度のコーラをすすりながら、めんどくさそうに橙がそんなことをほざいた。
「んなわけねーだろ!」
当然のように否定。
「待ち合わせに大遅刻した、とかじゃないのか?」
今度は黒だ。橙もそれに「あ、やりそう」とか加わる。こいつら…
「それもしねえって」
「…前はしたぞ」
こっちはコーヒーを飲みながら、俺が黒と白と一緒に遊びに行くときに遅刻した話を持ってきた。
「白は『何かあったのかな』なんて言いながら心配してたのに、実際はただの寝坊で遅れたんだよな?」
「うわサイテー」
…ぐぅの音も出ない。それにしてもこいつら、俺をいじめるときだけすごく息があう気がするんだけど。
「と、とにかく。今回は俺は何もやらかしてないはずだ!」
どうして青が怒ったのかがわからない以上、どう謝ればいいのかもわからない。ということでこいつらに相談してるのに、こんな風にすぐに話が逸れちゃ時間の無駄だ。俺は2人に真面目に考えてくれるように促した。
95 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:17:41.10 ID:8GQIc3nM0
「うーん…」
「状況がわからないと何とも言えないな。どんなことをした後に殴られたんだ?」
黒が冷静に質問してきた。
「…そんなこと言われてもなぁ。俺はただ、青の髪についてたゴミを取っただけなのに」
「「はぁ?」」
またしても2人はシンクロした。はぁ?は俺が言いたい。
「いや、なんか、他にあんだろ」
橙が聞いてきたが、俺としては
「ねぇ」
と否定するしかない。あの時のデートはけっこううまくやっていたんだ。
むしろ今までのデートのなかで一番イイ感じだったと思う。
「…その、髪についていたゴミを取るときは、どんな感じだったんだ?」
神妙な顔をして黒が尋ねてくる。
「どんな感じ、っつーと?」
「場所や周りの状況、青さんの表情とかだ」
よくわからなかった俺に、淡々と追加説明をした。
黒の言葉で、俺はあの時の状況を深く思い出してみた。
「えっとだな……ちょうど、俺が青を家の近くまで送ってったときだ。もう夕方だったかな?ちょうど西日が射してたんだ」
ふんふん、と2人は相づちを打ちながら聞いている。
「そこでなんとなく黙りあっちゃったんだよな。何を言っていいかわかんねえ、っつーか。
で、青が俺の方を見て、俺の名前を呼んだわけよ。んで、青が目を瞑ったんだよな。そのときに青の前髪にゴミみたいなのがついてたから、それを取ってほしいんだと思って取ったら、グーパンチがきたんだ」
2人は黙りこくっている。
96 :
ブロガー(東京都):2007/04/22(日) 10:18:11.34 ID:0zdMzOkO0
サザン能登リビア
97 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:18:41.75 ID:8GQIc3nM0
「どう思う?俺、なんか悪いことしたか?そんときのデートだって、うまくやってたんだぜ?」
俺の率直な疑問を2人にぶつけると、2人はため息をついた。そして無言のまま立ち上がった。
「…じゃあ、俺は失礼させてもらう」
「…色々とゴチソウサマ。とーぜんお前のオゴリだよな?」
そのまま帰ろうとする黒と橙を俺は引き止める。
「お、おい!ちょっと待てよ!俺がなんか悪かったのか?わかったなら教えてくれよ!」
俺としては真剣なのに、そんな俺を2人は何故か可哀相な人を見る目で俺を見る。
「…あえて言うなら、赤、空気を読め」
黒はまたため息をつきながら呟いた。
「今日び、漫画の鈍感キャラでもそれはねーぜ…」
橙は橙で呆れ返っている。な、何なんだよ!
「理由がわかってんなら教えてくれよ!」
俺の心からの嘆願に、仕方なさそうにしながら2人は席に戻った。
98 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:19:35.14 ID:8GQIc3nM0
〜BLUE SIDE〜
「はぁ……」
何度目になるだろう、私はため息をつきながら、自らの行動を猛烈に反省していた。
私はバカか。勝手に期待して、勝手に恥ずかしがって、挙げ句勝手にへそ曲げて赤を殴ってくるなんて。
…赤になんて謝ればいいんだろう?『キスを待ってた』なんて口が裂けても言えないし。
―――でも、やっぱり、期待しちゃったんだ。夕陽降る帰り道、高鳴る鼓動、向き合う2人。…あのタイミングなんだろうなぁ、って思ったのに…。
肩透かしを食らっちゃったんだもん。恥ずかしくもなる。それを赤の所為にするのはお門違いってわかってはいるんだけど。
「はぁ……」
ため息が止まらない。
「お姉ちゃーん、……何顔赤くしながらため息ついてるの?」
「なっ何でもないわよっ!」
妹が近くに来ていることにも気付かなかった。不覚…。
「ふーん…」
妹はニヤニヤしながらこちらを見てくる。絶対面白がってる。
「ほ、ほら!何か用があったんじゃないの!?」
私はそれをかわすため、必死に話を逸らしてみる。
「べっつにー、もういいやー」
空はやはりニヤニヤしながら私をジロジロと見る。
「用がないなら部屋に戻りなさい!」
私としては全く面白くないので空を追い返す。
「わかりましたー。…………お姉ちゃん」
「…何?」
妹の声が少し真剣味を帯びたので、真面目に聞いてやろうとすると…
「素直になったほうがいいと思うな☆」
…まったく。
99 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:22:18.87 ID:8GQIc3nM0
暗くなった、いつもの帰り道。今日もアイツは俺を待っててくれていた。
あんなことをしたのに、私は今日もアイツを待っていた。
それでもどこか気まずくて、俺らは黙って歩いていた。
そうそれは、まるでこの前の私たちようで。
―――もしかして。
―――今度こそ。
「………」
青は目を伏せている。…本当に、アイツらが言ったことを信じていいんだろうか。
「…なあ、青」
赤が急に声をかけてくる。私は驚いて顔を上げる。
「…何?」
かすかな声で青が応えた。
「…あのさ。…目、つぶってくんね?」
赤らしくない小さな声で、頼むように彼は言った。
100 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:23:23.85 ID:8GQIc3nM0
「……いいよ」
少し黙ったあと、青は俺が言ったとおりにしてくれた。その表情はこの前と同じ。だけど俺が意識してるせいか、とても色っぽく見える。
「………」
沈黙。これはこの前と同じ。高鳴る鼓動もそのままだ。だけど、今日は、本当に―――?
青の顔が今までにないぐらい近い距離にある。たった数センチを動かすだけの行動が、スローモーションに感じる。
赤の吐息を、間近に感じた。きっと、すぐそこに彼の顔があるんだ。
―――――時が止まる、そう感じた――――
「…あはははは」
照れたように、赤は笑った。
「…もぅ」
顔を真っ赤にしながら、青は照れ隠しで拗ねていた。
「あの…この前は、何か……ごめんな」
「ううん。もう、いい」
「そっか」
「うん。……赤?」
「なんだ?」
「……もう一回、いいかな?」
「…ああ、もちろん」
101 :
住所不定無職(岩手県):2007/04/22(日) 10:26:05.23 ID:8GQIc3nM0
男3人を書くのが楽しい俺はもうだめかもわからんねwww
今スレは黄色絵の投下が多くてウハウハだww
102 :
練習生(大分県):2007/04/22(日) 10:30:29.79 ID:D8zxmwgd0
>>101 俺も男色鉛筆しか書かんから安心しろwwwwwwwwwwwww
毎回楽しみなんだぜ
103 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 10:31:35.76 ID:slAxXiKf0
むっはアアああwwwいいねえww
104 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 10:53:20.40 ID:VAtLQZB+O
>>101 まさしく真のvippre
男はエロに走れるから楽しい
105 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 10:55:18.63 ID:A/0X/0bN0
106 :
2ch中毒(東京都):2007/04/22(日) 11:18:18.44 ID:aq5DEatS0
107 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 11:25:22.01 ID:A/0X/0bN0
はい・・・ばら・・・?
いやなんでもない
>>106GJ
108 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 11:33:04.71 ID:5OxaakUL0
109 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 11:46:00.64 ID:A/0X/0bN0
また急に過疎ったな
110 :
2ch中毒(東京都):2007/04/22(日) 11:47:09.33 ID:aq5DEatS0
111 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 11:50:01.29 ID:5OxaakUL0
112 :
魔法少女(新潟県):2007/04/22(日) 11:59:46.54 ID:3i23yTJ20
113 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 12:21:57.11 ID:5OxaakUL0
保守
114 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 12:21:58.59 ID:OHYM09Pi0
スクールデイズの中の人は間違いなく恋愛プロフェッショナルwwwwwwww甘すぎるwwwwwwww
このままいくと、いつかは涼風みたいな朝チュンエンドが……w
>>110 灰がヒロインだとなんの話をやっても先にすすまねえwww
さて、魔の日曜昼間に入るが……敢えて寝る! あとは頼んだ!
115 :
住職(アラバマ州):2007/04/22(日) 12:30:10.24 ID:kM7KOryj0
116 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 12:32:46.37 ID:A/0X/0bN0
117 :
2ch中毒(東京都):2007/04/22(日) 12:36:01.78 ID:aq5DEatS0
>>115 和服メイド……!ももも萌え
お疲れ様でした
どれもこれもGJ!!
118 :
ジャーナリスト(群馬県):2007/04/22(日) 12:41:28.18 ID:eCzfy1Rk0
みんなGJなんだぜ!
うpしてみたいけどスキャナないや(´・ω・`)
120 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 12:52:17.42 ID:A/0X/0bN0
ヒント:写メ
School Daysな保守
『お姫さま抱っこ』
橙「…前も思ったけど、意外と軽いのな」
黄「…それは、喜んでいいこと?」
橙「気にすんな。……つか、顔、近いよな…」
黄「………」
橙「………」
黄「……あっ、でもさ、こーゆーのってなんか結婚式ってカンジじゃない?」
橙「…結婚式、ねぇ」
黄「………」
橙「………」
黄「…する?」
橙「……今答えんの?」
黄「………」
橙「………」
まだまだ俺らは『幼なじみ』から抜け出せそうにはありません…
122 :
大道芸人(岩手県):2007/04/22(日) 13:19:45.00 ID:F476/mgG0
123 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 13:28:01.94 ID:slAxXiKf0
124 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 13:43:32.45 ID:A/0X/0bN0
>>121 なんだかんだで黄橙カポーはバカップルになるよなwww
125 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 14:05:57.65 ID:5OxaakUL0
なんだこのGJの嵐はwww
>>110 灰www続けろよwww
>>115 乙と共に言葉では言い表せない程のGJをアナタに贈りたいw
アナタの描く絵は躍動感があって大好きだwww
>>121 この二人の微妙な距離が物凄く良いwwwww
127 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 14:38:53.54 ID:5OxaakUL0
保守っとく。
>110
灰なら、つむぎ車に刺されなくても延々と寝ててくれるよ、きっと!w
色無「待ち合わせってここだったよな……」
白「色無くーん」
黒「ちょっと白、走ったら危ないわよ!」
色無「あ、二人とも。……その着物どうしたの?」
白「これね、黒ちゃんから着せてもらったの」
黒「白にとてもよく似合いそうな着物があったのよ」
色無「すごく似合ってるよ。んー、なんて言えばいいのか分からないけどさ」
黒「いいわよ、色無の言いたい事は分かったわ」
色無「そ、そうか?」
黒「十分嬉しかったわ」
白「もーう! 二人の世界に入らないでよ!」
色無「は、入ってなんかないって」
黒「そうよ、白。馬鹿なこと言わないで」
白「ふーん……ね、三人でこのまま散歩でもしない?」
黒「あら、いいわね。まだ桜も咲いてるし行きましょ、色無」
色無「ちょ、俺恥ずかしいから……」
白「そんな事言わないでよー」
黒「せっかくの両手の花なんだからいいじゃない」
色無「いや、だからこそ……」
白「ほらほら、早くー」
黒「白、あまり動き過ぎてはダメよ」
色無「二人とも分かったら引っ張らないでくれ!」
白、黒、色無。ある春の日。
130 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 15:19:23.74 ID:slAxXiKf0
色無うらやましすぎ
131 :
魔法少女(新潟県):2007/04/22(日) 15:57:04.21 ID:3i23yTJ20
132 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 15:57:32.30 ID:A/0X/0bN0
色無が急にモテなくなったらどうなるんだろうな
百合が大量発生じゃね?
134 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 16:24:47.30 ID:5OxaakUL0
保守
135 :
パート(新潟県):2007/04/22(日) 16:43:03.19 ID:w3RI+/YV0
紫「おっふっろー♪おっふっろー♪たまには早風呂しちゃお♪」
―ガラッ
紫「……ん?この下着は…」
桃「はぁー、やっぱり一番風呂は気持ち良いー♪」
紫「も、桃?!」
桃「あれ、紫ちゃんもお風呂?お姉さんと一緒に入るぅ?(ニヤニヤ)」
紫「うぐっ…ち、ちっさいゆーな!!」
桃「小さいなんてお姉さん一言も言ってないよ?(ニヤニヤ)」
紫「ぅぅ……」
朱「ほらほら、その辺にしておけ。」
紫「朱色さn……(って、この人も大きいっ…!)」
群青「なんか今日はみんな早風呂なのね。私もお邪魔させてもらうわ。」
紫「(ジー)……あ、仲間だ。」
群青「ん?私の体に何かついてる?」
桃「朱色さん、お背中流しましょうか?」
朱「お、気が利くじゃないか。頼む。」
紫「あ…あたしも群青さんの背中流しますよ!」
群青「そう?じゃあお言葉に甘えようかしら。」
桃「(ゴシゴシゴシゴシ)」
紫「(ゴシゴシゴシゴシ)」
桃「流しますねー。(ザバァ)」
紫「流しまーす。(ザバァ)」
桃「朱色さん、仲良くしましょうね♪(ニコニコ)」
朱「ん?あ、あぁ…」
紫「群青さん、一緒に頑張りましょう!」
群青「え?は、はぁ…」
朱・群青『(いつの間にか変な仲間意識が芽生えているような…)』
136 :
魔法少女(新潟県):2007/04/22(日) 17:04:59.77 ID:3i23yTJ20
137 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 17:26:20.73 ID:5OxaakUL0
138 :
映画館経営(岩手県):2007/04/22(日) 17:27:26.25 ID:U7ngRF2p0
School Days
『お花見』
赤「おー、桜が満開だなー!」
青「綺麗ね」
赤「桜が咲いてるとなんか嬉しくなるよな」
青「わかるなぁ。ずっと見ていたくなるわよね」
赤「ああ。……あーなんか走りたくなってきたっ!」
青「え、ええ?!」
橙「桜、綺麗だなー」
黄「そうだね (モグモグ)」
橙「……ナニソレ?」
黄「お団子。みたらし」
橙「いや、わかるけど」
黄「美味しいよ?」
橙「花より団子を地でいくのな…」
黄「F4?」
橙「おい」
黄「やだなあ、わかってますって。冗談に決まってるでしょー」
橙「………」
黄「なにその疑った目」
橙「べっつにー」
黄「ホントにわかってるんだからね!」
橙「はいはい」
黄「ちょ、ちょっと!」
139 :
映画館経営(岩手県):2007/04/22(日) 17:28:44.78 ID:U7ngRF2p0
白「わー満開だー」
黒「すごいな」
白「私、桜大好き!」
黒「俺もだ」
白「人も多いねー」
黒「…大丈夫か、白?」
白「うん。今日は絶好調だよ!」
黒「そうか、よかった」
赤「ん?―――おーい!!」
青「どうしたの?」
赤「黒と白がいるんだ。おーい!黒ー!白ー!」
白「あ!赤くんだ!」
黒「おう、赤。青さんも一緒か」
赤「そっちと同じでデート中でね」
黒「そうか」
青「赤、この子は黒君の彼女さん?」
赤「ああ。黒の彼女で、俺の友達だ」
140 :
映画館経営(岩手県):2007/04/22(日) 17:29:44.14 ID:U7ngRF2p0
白「こんにちは、青さん。白っていいます」
青「あ、こんにちは」
白「赤くんからお話は聞いてます。綺麗で、優しくて、可愛くて…」
青「えええ?!あ、赤、アンタ、他の人に何言ってるのよ!?」
赤「ホントのことだしいいじゃん」
青「そういうことじゃなくて!」
白「あはは。とっても仲もいいんですよね」
青「ま、まあ、付き合ってるし…」
赤「そりゃあもうラブラブだぜ!」
青「だから!アンタねえ!!」
橙「おーい、ずいぶん賑やかだなー」
黄「ダブルデートってやつ?」
赤「お、また賑やかなのがきたな」
橙「お前に言われたかねーよ」
白「わーw人がいっぱいww」
黒「嬉しいのか?」
白「うん。だってもしかしたらここの皆と友達になれるかもしれないでしょ?」
黒「そうか」
赤「よっしゃ、どうせだし、皆でお花見しようぜ!!」
全「賛成!」
141 :
映画館経営(岩手県):2007/04/22(日) 17:33:07.65 ID:U7ngRF2p0
桜ネタはまだセーフだよな?な?
後半のカオスは見なかったことにしてほしいwただ白と他キャラを絡ませたかっただけだったんですwww
142 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 17:36:11.42 ID:5OxaakUL0
白が出てきたというだけで俺は満足だwwwGJ
143 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/22(日) 17:40:00.87 ID:9q/yjX99O
イミフに載るな、確実に
てか、載せて。
144 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 17:53:57.91 ID:A/0X/0bN0
載るわけねーだろ
145 :
水道局勤務(樺太):2007/04/22(日) 17:56:33.01 ID:iv+OVjxeO
>>141 むしろこれから満開になる地域もあるから安心汁
146 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 18:03:31.93 ID:5OxaakUL0
147 :
気象庁勤務(愛知県):2007/04/22(日) 18:03:43.22 ID:9JMuAOK70
148 :
派遣の品格(北海道):2007/04/22(日) 18:19:48.13 ID:15t5S8p60
149 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 18:28:33.82 ID:OHYM09Pi0
>>147 濃いめの色合いのセーラー服がまさに中学生っぽいw
眼鏡が微妙に大きめなのもポイントたけえw
>>146 今、青森あたりだろう。
5月入ったぐらいで北海道で開花するんじゃね?
151 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 18:36:10.46 ID:5OxaakUL0
>>150 あんがと。
新潟は雨のせいで数時間で葉桜になりやがった。
>>147 これはwww見事にツボったわwwwww
みどりんという愛称も何か可愛いwwwww
>>151 俺んとこも今朝ちょうど満開くらいだったから昼過ぎくらいの風と雨で多分同じ状態なんだろうな。
今朝のドライブはどこも桜満開で気持ちよかったw
153 :
映画館経営(岩手県):2007/04/22(日) 18:48:59.23 ID:U7ngRF2p0
School Days 『花見だしとりあえず酔わせてみた』
青「赤ぁ〜…きもちわるいよおぉ〜」
赤「お、おい!だ、大丈夫か?!」
青「大丈夫じゃない…」
赤「せ、背中さすってやろうか?」
青「うぅ〜…も、もうダメ…」
赤「え、おい!青?ちょ、ちょい待て、うわぁああ(ry」
白「えへへへぇ〜黒く〜ん(ギュー」
黒「し、白?!酒臭いぞ?おい赤!テメェ!」
白「どこいくのぉ〜?いっちゃやだぁ〜(ギュー」
黒「…だー……白、大丈夫か?」
白「だいじょーぶだよぉ〜。……黒く〜ん、大好きぃ〜」
黒「(…こりゃダメだな) おい白、立てるか?変えるぞ。それとももうちょっと休んでからにするか?」
白「むぅ〜本気にしてないなぁ〜。ならこれでどうだぁ〜」
ちゅー
黒「!!」
白「えっへへぇ」
黒「…帰るぞ。おぶる。白、乗れ」
白「むぅ〜」
黒「(まったく…色んな意味で危な過ぎるんだよ!)」
黄「きゃはははははwww」
橙「お前は笑い上戸かい…ベタすぎんだろ…」
黄「きゃはははははははwww…………すーすー」
橙「…寝るし。ったく、背負うか」
黄「…むにゃ…たいちゃん……えへへぇ…」
橙「(寝言で人の名前を呼ぶんじゃねえ!気になる!どんな夢見てんだっつーの!だーくそ、背中が気持ちいいしよ!)」
154 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 19:03:02.34 ID:5OxaakUL0
>>153 青はやっぱりそうなるのかwww
白も萌えたが黄色にもっと萌えたw
個人的にあだ名とかそういうので呼ぶのはもうツボすぐるwww
157 :
映画館経営(岩手県):2007/04/22(日) 19:25:55.53 ID:U7ngRF2p0
ほ
158 :
軍事評論家(愛知県):2007/04/22(日) 19:55:05.31 ID:OQlBktjK0
し
159 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 19:58:00.48 ID:slAxXiKf0
160 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 19:58:51.73 ID:slAxXiKf0
>>159 さぁ一緒に海に行こうかwww
と言いたいところだけど海なんて寒くてまだまだ入れません><
水「〜♪〜♪」
色無「お、何か花壇も春になって大分賑やかになってきたな。」
水「ひゃっ!い、色無君?」
色無「あ、ゴメン。驚かせちゃったな。」
水「う、うぅん…大丈夫だよ。」
色無「でも鼻歌まで歌ってご機嫌な水見たらなんか声かけたくなってさ。」
水「あぅ…は、鼻歌……聴いてた?///」
色無「チューリップの歌なんか聴いたのいつ以来だろうなぁ。」
水「……///」
色無「あのさ、迷惑じゃなかったらもう少し見ててもいいか?」
水「え?あ…ぜ、全然かまわないですけど…」
色無「あと、なんか手伝えることあれば手伝うよ。結構こういうのって重労働なんだよな。」
水「……じ、じゃあ…ちょっとだけ手伝ってもらえますか?」
色無「はぁはぁ……結構…水って…人使い荒い……な…」
水「あ、あと如雨露に2、3杯持ってきて下さい。それに肥料ももう一袋追加で…」
色無「う、うぃ…。」
162 :
高校生(dion軍):2007/04/22(日) 20:20:32.92 ID:mtfcizaW0
ho
163 :
派遣の品格(北海道):2007/04/22(日) 20:34:45.11 ID:15t5S8p60
「いやぁ〜、季節代わりってついつい買い込んじゃうよね」
買い物の荷物を抱えた橙が部屋に入ってきてくつろいでいる。
男の部屋にノックも無しに入ってくるっていかがなものか……
あなた、男性と言う生き物をナメてますね? と、言いたいが
言葉が口から出てこない。
「あ、そうそう。見てよこれ。色無が好きそうだなぁって思って買っちゃった」
袋から薄っぺらい包みを取り出して見せる。
「なんだこれ?」
「見る? 見る? 見たい?」
「ああ、まあ……」
俺の言葉を待たずに橙は包みから中身を出す。見せたかったのかよ。
中身は艶やかな布?
「シルクのガーターストッキング。クラシカルでいいでしょ。それに、好きでしょ。こういうの」
「オマエナァ……そんなもので俺が……って、そっちはなんだ?」
「あ、これ? セットで買ったシルクの長い手袋。併せたほうがカッコイイでしょ」
「……うん」
「ははぁ、そっか。色無ぃ、もっと早く言ってよね。私に任せなさい。
今度、裸で手袋とストッキング着けて魅せてあげるから」
「いやいやいや。それはマズイっしょ」
「いいのよ。あんたにだけなんだから」
想像しそうになる俺としたくない俺が葛藤していた。
橙の言葉でさらに頭がオーバーヒートした俺を見て橙は笑っていた。
164 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 20:41:20.06 ID:slAxXiKf0
165 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 20:45:10.89 ID:A/0X/0bN0
166 :
学校教諭(東京都):2007/04/22(日) 20:46:59.15 ID:ywBX8Sip0
167 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 20:53:08.87 ID:slAxXiKf0
168 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 20:53:39.27 ID:OHYM09Pi0
>>166 こんなバカップルが近くにいたらマジでぶち切れるwwwwww
>>163 俺もオーバーh(ry
>>166 もうそろっとアナタのことを黄色絵師とお呼びしてもいいだろうかwww
170 :
練習生(大分県):2007/04/22(日) 20:55:42.81 ID:D8zxmwgd0
なんかGJが咲き乱れてると自分も花を添えたくなったり
適当な色2色をカップルにしてみよう!ということで何色か募集
171 :
果樹園経営(樺太):2007/04/22(日) 20:59:14.24 ID:VAtLQZB+O
172 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 21:00:32.75 ID:5OxaakUL0
173 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 21:22:15.07 ID:jvgtHJGnO
空「ただいまー」
焦「ご苦労様。全部配れたか?」
空「はい!こっちは全部配りましたよ」
無「疲れた……」
空「お疲れさ……」
焦「ご苦ろ……なんで青のことおぶってるんだ?」
無「話すと長くなるんですけど、顔が赤かったから熱計ったら急に熱が上がってきたんで……」
青「あははは……」
焦「……なんとなく原因はわかった」
水「空ちゃん、青ちゃんが……って空ちゃん?!」
空「……お姉ちゃんが先輩に……それでおんぶに抱っこで……」
水「空ちゃん?!」
空「それで手が触れて……あぁ……」
水「焦茶さん、空ちゃんが錯乱状態に!」
保守@空
174 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 21:24:23.81 ID:jvgtHJGnO
焦「落ち着いたか?」
空「……はい、ご迷惑かけました」
水 (よっぽどショックだったんだ……)
焦「それじゃ今日はもう帰っていいよ。空、歩いて帰れるか?」
空「はい、なんとか……」
焦「……色無、おぶってってやれ」
無「え?」
焦「店長命令だ」
無「わかりました。ほら、空乗れよ」
空「……すいません。先輩」
無「気にするなって」
青「………」
水「じゃあ帰ろっか。……青ちゃん?」
青「……空と色無がおんぶに抱っこで……」
水「焦茶さん、今度は青ちゃんが!」
焦「いい加減にしろ」
保守@空
175 :
水道局勤務(樺太):2007/04/22(日) 21:26:40.53 ID:iv+OVjxeO
>>173 空、負けちゃ駄目だwww
でも青も好きだから両方応援して、色無に振られちゃった方は俺が貰うわwww
176 :
屯田兵(京都府):2007/04/22(日) 21:29:31.61 ID:slAxXiKf0
177 :
秘書(大阪府):2007/04/22(日) 21:32:47.97 ID:A/0X/0bN0
178 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 21:38:32.32 ID:jvgtHJGnO
179 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 21:39:21.98 ID:5OxaakUL0
180 :
派遣の品格(北海道):2007/04/22(日) 21:39:55.76 ID:15t5S8p60
>>176 ご名答wwww
絵で見るとすげぇぇぇぇ!!!!!
181 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:49:17.33 ID:OHYM09Pi0
182 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:49:51.52 ID:OHYM09Pi0
騒いでいた子供たちがいっせいに口をつぐむ。園長は目を見開き、息をのんで色無を見つめた。
「あなた……紫ちゃんが見えるんですか!?」
「あっ! お母さん、ダメだよ、ナイショだよ!」
「そうだよ、紫ちゃんのことはナイショなの!」
そんな園長の問いも、子供たちの非難の声も、色無には届かなかった。ふらふらと引き寄せられるかのように、ゆっくりと紫に近づく。
「本当に……本当に紫なのか?」
「何よ、そう言ったでしょ? こんなかわいい子の顔、もう忘れちゃったの? まあしょうがないか。色無は昔っから物覚えが悪かったし、体も弱くて泣き虫で――」
「体が弱かったのと泣き虫は関係ねーだろ! あと自分でかわいいとか言うな、ずうずうしい!」
「むかっ! じゃあこの紫ちゃんがかわいくないとでも? 苦手なピーマンを代わりに食べてあげたり、夜中にトイレについて行ってあげたりした恩も忘れてそんなこと言っていいの?」
「うわー! さらっと人の黒歴史を暴露してんじゃねー!! まったく、ちんちくりんのくせに口が悪いところも全然変わってねーな!」
「ちんちくりんとか言うな! 昔はあんたの方がちっちゃかったくせに!」
ぶんぶんと腕を振り回す紫の頭を、色無はがしっとわしづかみにして押さえつける。呆気にとられている園長と子供たちを尻目に、二人は延々と言い争いを続けた。
「はあ、はあ……で、結局何しに来たのよ? なんか遠くから来たみたいだけど、涙の再会でも期待してたの? 悪いけど、私にそういうの求めないでよね」
疲れ果てた紫が、腕を下ろして問いかけた。
「はあ、はあ……ほんと、期待外れもいいとこだよ。二十年以上前に別れたっきりで、ずっと忘れられなくて、やっと会えたってのに、なんだよこれ。感動のかけらもねえよ」
同じく荒い息をつく色無も、紫の頭から手を離して答える。
「だからそういうのは私には似合わな――ちょ、何よ急に。どうしたの?」
腰に手を当てて見上げる紫を、色無はひざまずいてきつく抱きしめた。
「でもまあ、もうどうでもいいや……生きていてくれたなら、元気でいてくれたなら……もうそれだけでいい……」
「……苦しいでしょ、ばーか」
肩を濡らす色無の頭を、紫も優しく抱きかかえた。
183 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:50:21.69 ID:OHYM09Pi0
「テレビをご覧になったということですので、もうご存じとは思いますが、改めまして。私が園長の黄緑です」
「あ、どうも。私は色無と申します。その、すみません……ここにはボランティアをしに来たわけじゃなくて、紫を探しに来たんです」
園長――黄緑は柔らかく微笑むと、煎れたお茶を差し出しながら色無の謝罪を受け止めた。
「いいんですよ、私が勝手に勘違いしたんですから。普段からぼんやりしすぎだって、子供たちや紫ちゃんにも怒られてばっかりなんです」
「ほんと、もうちょっとしっかりしてもらいたいよね。素性もしっかり確かめずにこんな怪しい奴を中に入れるなんて考えられないよ」
「怪しい奴で悪かったな……それにしても驚きました。死んだじいちゃん以外で座敷童子が見える人に会ったの、初めてですよ」
「ふふ、私も亡くなった両親以外で紫ちゃんが見える大人に初めて会いました」
すると、黄緑の両親が紫をこの学園に連れてきたのだろうか。詳しい話を聞こうともの問いたげな視線を向けると、紫はぷいとそっぽを向いた。
「せっかく来てくれたのに悪いんだけどさ、部屋の中でじっとしてるのって苦手なんだよね。ちょっと外でみんなと遊んでくる!」
「あ、おいちょっと待てよ! いろいろ聞きたいことが……」
色無の制止に耳を貸さず、紫は園長室のドアを勢いよく開けた。廊下で聞き耳を立てていた子供たちが慌てて走り去る。
「こらーっ、そういうことする悪い子たちはお仕置きだーっ!」
「きゃーっ!」
あっという間に鬼ごっこが始まり、紫と子供たちは外へ駆けだしていった。
「なんだあいつ。別れてからここに来るまでのことを聞こうと思ったのに……」
「……たぶん、あんまり話したくないんだと思います。ここへ来たときは本当に消える寸前でしたし、両親が過労で倒れたことにも責任を感じてるみたいですから」
振り返ると、黄緑が少し悲しげな笑みを浮かべてうつむいていた。もしかしたら、彼女にとってもつらい思い出なのかもしれない。だが色無は聞かずにはいられなかった。
「ご両親が紫をここに連れてきたんですか?」
「……ええ。父が門の前に倒れている紫ちゃんを見つけたんです。抱えている父の腕が透けて見えるくらいで……『契約』があと少しでも遅れていたら間に合わなかったかもしれません」
消えかかっていた白のことを思い出す。きっとあのときもぎりぎりだったのだろう。色無は今さらながらそのことを実感し、心臓がきゅっと縮み上がった。
「それからずっと、ここで身よりのない子供たちと一緒に暮らしてきたんです。けれど二年前に、慢性的に苦しい施設の運営がたたって、父も母も次々と倒れて……」
湯飲みを持つ黄緑の手は、わずかに震えていた。
184 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:50:53.28 ID:OHYM09Pi0
「葬儀を終えて、勤め先を退職して私が父の跡を継ぐことにしたんですけど……久しぶりに会った紫ちゃんは抜け殻みたいになってました。
『自分に力が残っていれば、二人とも死なずにすんだのに』って自分を責めて。ようやく今の明るさを取り戻したのは、ここ一年くらいのことなんですよ」
「そうでしたか……」
立ち上がって窓の外に目をやると、紫たちは鬼ごっこからかくれんぼに移っていた。その様子からは、黄緑の話にあった姿は想像もつかない。
「寄付や助成金で何とかやりくりしてますけど、やっぱり運営は今も苦しくて。何度もくじけそうになりましたけど、そのたびに紫ちゃんが励ましたり、叱ったりしてくれて。
今の私があるのも、この学園で子供たちが笑っていられるのも、みんな紫ちゃんのおかげなんです。あの子には本当に感謝しています」
隣に立った黄緑は、紫と子供たちを愛おしそうに眺めた。
「あいつは落ち込んだり尻込みしたりしてる人を見ると、背中を蹴飛ばさずにはいられないだけなんですけどね。ガキのころ、それで何度煮え湯を飲まされたことか」
色無が大げさにため息をついてみせると、黄緑は口元を押さえて吹き出した。
「ふふふ、またそんなこと言って。紫ちゃんに言いつけちゃいますよ」
「それだけはどうかご勘弁を……」
二人で顔を見合わせ、ひとしきり笑いあったあと、不意に黄緑が尋ねた。
「それで、紫ちゃんを捜し当てて……色無さんは、これからどうするおつもりですか?」
「……え?」
色無は返答に詰まり、黄緑を見つめた。出会ったときから絶えたことのない微笑みの中に、質問の真意は見えない。何より、色無の中にその答えがまだ用意されていなかった。
「そう、ですね……」
自分は紫に再会して、何がしたかったのだろう。過ぎ去った二十数年を巻き戻し、別れの瞬間を思い出して――色無はようやく本当の気持ちに思い当たった。
「これは、紫には内緒にしておいて欲しいんですけど……あいつ、俺の初恋の相手なんですよ」
「あら……あら、そうなんですか。まあ、やだ……」
「いや、昔の話ですから、そんな赤くなられるとこっちが恥ずかしいんですけど。勘弁して下さいよ……」
いつまでも頬に両手を当てておたおたしている黄緑を直視できず、色無も顔に血を上らせて目をそらした。
「ほんとにガキのころの話なんで、それが恋だなんて気づかないうちにいなくなっちゃったもんですから……ひょっとしたら俺は、その気持ちにケリをつけに来たのかもしれませんね」
もう一度窓の外を見ると、紫がこちらに向かって手を振っている。色無も笑って大きく手を振り返した。
185 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:51:22.38 ID:OHYM09Pi0
「もう帰っちゃうの? 泊まってけばいいのに。黄緑も許してくれるでしょ?」
「そうですよ。一晩ゆっくり紫ちゃんとお話ししていってはどうですか?」
広場に出て別れを告げた色無に二人は驚き、口々に引き止めた。
「週明けから仕事もありますし、早めに帰って体を休めますよ」
「ちぇっ、久しぶりに会ったのにつまんないの」
ふてくされたように背中を向ける紫に、色無はからかいの声をかける。
「お、さっきまでとはうってかわってしおらしいな。ほんとは俺とまた会えてすごい嬉しかったとか?」
「べ、別にそんなことないよ! 色無のことなんか今日まで一度も思い出したことなかったもんね!」
「まあまあ、照れるな照れるな」
「照れてなーい!!」
また飛びかかってきた紫の頭を押さえつけ、色無はごく軽い口調で誘いの言葉を口にした。
「じゃあさ……俺と一緒に来るか?」
「え?」
黄緑と紫が、同時に驚きの声をあげる。色無は笑みを貼りつけたまま紫を見つめたが、その目には真剣な光が宿っていた。
「……やめとく。今はここがあたしの家だから」
長い、長い沈黙のあと、紫はゆっくりと首を横に振った。
「……そっか。それもそうだな。俺もあそこで見てる子供たちに嫌われたくないし」
色無が施設の方に目をやると、窓やドアの影から様子をうかがっていた子供たちがさっと身を隠した。
「残念。黄緑さん、俺ふられちゃいましたよ」
「色無さん……」
「そうそう、ふったの。もっといい男になってたら考えたけどねー。それに、もう二人も座敷童子がいる掟破りな家には行けないよ」
「え?」
今度は色無が驚く番だった。
186 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:51:48.27 ID:OHYM09Pi0
「分かるのか?」
「腐っても妖怪だからね。色無に残ってる気配で何となく分かるよ。どんな子かまでは分かんないけどね」
「……一人は元気いっぱいないたずらっ子で、もう一人は大人びてるけど、ときどき子供っぽいこともある子だよ。どっちも紫よりかわいいぞ」
「うわ、むかつく! しかも二人とも女の子!? むー、こうなったら……えいっ!」
「おっと!」
不意に足下にしがみつかれ、色無は危うくバランスを崩しそうになる。
「あたしの気配もいっぱいつけてやる。やきもち焼かせてやるんだから」
「紫……」
膝に顔を埋め、ひび割れた声で呟く紫の髪を、色無は優しくなでた。
「そうだ、黄緑さん。これを受け取ってもらえますか。寄付ってことで」
思い出したように色無は財布を取り出し、札入れの中身を無造作に取って差し出した。黄緑は少し驚いた顔をしたが、ほとんどためらことなく受け取った。
「遠慮できる台所事情でもないので、ありがたくいただきます。子供たちと紫ちゃんのために、大切に使わせてもらいますね」
「そうしてください。薄給だし、家のローンもあるんで毎月ってわけにはいきませんけど、余裕のあるときやボーナス出たときにはまた手助けさせてもらいます」
「ありがとうございます。でも無理なさらないで下さいね。あなたと……あなたの家の子たちの幸せが第一ですから」
「はい……じゃあな、紫。そろそろ行くよ。また遊びに来るからな」
ゆっくりと膝から引きはがすと、紫は顔を伏せたまま目元を拭い、そのまま無言で施設の中に駆け込んだ。
「ちょっと、紫ちゃん!」
「黄緑さん、いいんですよ。それじゃ失礼します」
深く一礼し、駅に向かう方向へ足を踏み出す。角を曲がる直前、背後から大きな声が届いた。
「色無ー!! またねー!!」
色無は振り返らず、片手をあげて軽く振った。
187 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:52:20.52 ID:OHYM09Pi0
「おかえりなさーい!」
「おかえり、色無。遅かったな。風呂は沸かしてあるが、食事は外ですませてくるかもしれないと思って用意してないぞ」
帰りの旅を終え、夜遅くに戻った家のドアを開けたとたんに白と黒の歓待を受け、色無は目を丸くした。
「……ただいま。えーと、風呂はありがたいし、飯は確かに外で食ってきたけど……二人とも、ずっと玄関で待ってたのか?」
「いいや。お前が家の近くまで帰ってくれば、私たちには何となく分かる。今の私たちは、そのくらいには縁が深くなったということだ」
「……そっか。あ、これおみやげ」
「わーい!」
飛び込んできた白に包みを渡すと、二人は連れだって自分たちの部屋に足を向ける。質問攻めを覚悟していた色無はちょっと拍子抜けした。
「行き先も告げずに家を出たのに、どこに行ってきたのか、とか何をしてきたのか、とか……何も聞かないんだな」
「何か話したいのか?」
「色無さんがお話ししたいなら聞いてあげる」
二人が振り返った。紫の言うことが本当なら、きっと白と黒にも紫の気配が伝わっているだろう。それでも自分が話すのを待ってくれている。色無は二人の心遣いに感謝した。
「そうだな……ああ、話したいことがたくさんあるよ。お茶を用意してくれるか? 長い話になりそうだ」
「わーい、夜更かし夜更かし!」
「分かった。なら渋めのお茶を入れるとしよう」
どこから話そうか、などと考えながら、色無は二人と一緒にリビングに入り、明かりをつけた。我が家に帰ってきた、という感じがした。
188 :
停学中(長屋):2007/04/22(日) 21:54:40.92 ID:OHYM09Pi0
おしまい。なげーw
書き終わってから気づいたが、紫出てきたら「モノクローム」の座敷童子じゃないなw
外伝はこれで終わり。引き続き、水色も出てきて急展開の座敷童子本編をお楽しみ下さい。
最後に、あとから挿絵をつけてくれた絵師に心からの感謝を。
189 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 22:06:37.20 ID:jvgtHJGnO
190 :
産科医(アラバマ州):2007/04/22(日) 22:18:38.54 ID:1teB6bEv0
>>188 色無し、どんだけ金持ち・・・!
いつも楽しみにしてます!
191 :
張出横綱(コネチカット州):2007/04/22(日) 22:21:36.50 ID:q0hQx166O
◇
灰「………」(パチ パチ パチ…)
男「お、ジグソーパズルか。…って相変わらず角からは始めないのな。もう驚かないけど…」
灰「……ん、角なんて探して当てるだけじゃん。もっと頭を使わないと」
男「んなこと言ったって……俺ら一般人にはちょっとな」
灰「んー……結構誰にでも出来るもんだよ?想像力さえあれば」
男「想像 力か……」
灰「色無しなら余裕なんじゃないの?」
男「どういう意味だよ?」
灰「例えば……水色ちゃんの節目がちな笑顔」
男「………///」
灰「顔緩んでるよ」
男「…はっ!」
灰「桃姐のグラマラスなビキニ姿」
男「………///」
灰「鼻の下伸びてるよ」
男「…はっ!」
灰「こういう 意味」
男「くっそー…策士め!」
灰「私は語句を並べただけで……っと、なんか飽きちゃったなパズル」
男「えぇ!?もうちょっとで完成なのに!」
灰「後は探すだけだもん、やっといてよ。じゃー私お風呂入ってくる」
男「おーう。…ここまで出来てるのにほったらかしにできる理由がわからないよな、ほん と…」(パチ パチ パチ…)
男「……あれ?え、あれ?なんで!?最後の1ピースなくしたぁぁ!!」
灰「いまごろ悶え苦しんでるんだろうな…我ながらあくどいことをするよ、うん」
◇
192 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 22:23:28.98 ID:jvgtHJGnO
>>191 色無は間違いなく右脳型
空「焦茶さん、おはようございます!」
焦「おはよう。朝早くから悪いな」
空「いえいえ。今日は頑張りましょうね!」
焦「そうだな。それと……昨日頼んどいたのは?」
空「はい、言われた通りに連れてきましたよ」
くろ「よんだー?」しろ「お菓子のお店だ!」
焦「よしよし。ありがとうな」
空「でも2人を連れてきてどうするんですか?」
焦「2人は座敷童だろ?一応、験を担いでおこうと思ってね」
空「なるほど」
くろ「そらのへやよりひろーい」
しろ「くろちゃん、走っちゃダメ!」
─どたどたどた ─バターン
焦「………」
空「……担げるといいですね」
保守@空
193 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 22:24:53.49 ID:jvgtHJGnO
焦「……よし、時間だ。開店するぞ」
茶「い、いらしゃいませ!Gardenへようこすぉ!」
水「すごいお客さんの数だね」
空「そうですね。宣伝した価位がありましたね」
くろ「ひとがいっぱい」しろ「いっぱいだね」
青「ありがとうごさいました。またのお越しをお待ちしております」
水「青ちゃんもなんか様になってるね」
空「いつも外面はいいんですよね」
水「ちょっと空ちゃん……」
焦「ありがとうごさいました。またのお越しを」
空「今、1時だから休憩ですか?」
焦「そうだな。少し遅いけど昼食にしよう」
無「どこかに食べに行くんですか?」
焦「今から私がまかないを作る」
青「でも、焦茶さんずっと働いたままじゃないですか」
焦「これくらいなんともない」
空「じゃあ私とお姉ちゃんも手伝いますよ」
水「じゃあ、私も」
茶「じゃあ私もっ!」
無「─で、意気揚々とキッチンに向かったけど追い返されたと」
茶「……うん。何もしないのが一番の手伝いだって……」
無 (さすが焦茶さん、妹にも容赦ないな……)
保守@空
194 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 22:26:41.85 ID:jvgtHJGnO
無「ん!これすごく美味いじゃないですか!」
焦「そうか?」
空「本当に美味しい。ケーキだけじゃなくてこっちもいけますよ」
焦「確かにやってみたいと思うが、1人じゃ忙しくてな」
水「他にいい人いないんですか?」
焦「いたら雇ってる。それに店の内装や外装もまだ殺風景だしな。そういうのが済んで落ち着いたら考える」
水「私、お花持ってきますね」
焦「ありがとう。あと紅茶の種類とかも増やしたいな」
青「水、紅茶とか詳しくなかったっけ?」
水「うん、そこそこなら」
焦「水を雇って本当に良かったよ」
茶「………」
焦「茶色も雇って良かったよ」
茶「お姉ちゃん……お姉ちゃーん!」
─すてーん ─ガシャーン
空「……先輩」
焦「……はぁ」
水 (……焦茶さんがため息ついてるの初めて見た)
保守@空
195 :
噺家(長野県):2007/04/22(日) 22:34:52.70 ID:nHUwRMAI0
茶かわいいよ茶wwwww
196 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 22:48:55.28 ID:jvgtHJGnO
焦「よし、また店開けるぞ」
空「はい!」
紫「おーい、遊びに来たよー!」
空「あ、紫先輩に黄緑先輩。いらっしゃいませ!」
紫「へー、制服かわいいね」
空「ですよね。焦茶さんのオーダーメイドなんですよ」
黄緑「とっても雰囲気のいいお店ね」
空「焦茶さんに言っておきます」
紫「私も何か食べようかなー」
─ドン
黄緑「あ、すいません!ほら、紫ちゃんも謝って」
客「いえ、こっちこそ。可愛い子ですね」
黄緑「可愛いだって。良かったね紫ちゃん」
客「あなたの娘さん?」
黄緑「………」
紫「………」
空「あっ!2人とも抑えて下さいっ!」
197 :
料理評論家(樺太):2007/04/22(日) 23:02:02.87 ID:jvgtHJGnO
空「はぁ……大変だった……」
水「お疲れ様。あ、お客さんだよ」
空「いらっしゃいま……深緑先輩?!」
深「あら、空ちゃん久しぶり。ずいぶん大きくなったわね」
空「先輩、それ柱」
深「あら?嫌だわ私ったら」
空「それより先輩、どうしてここに?」
深「クリームちゃんみたいな匂いに誘われて歩いていたらここに着いたの」
水 (……犬?)
空「せっかくだから食べていきませんか?お金はかかっちゃいますけど」
深「そうね、いただいて行こうかしら」
深「とっても美味しかったわ」
青「ありがとうございます」
深「青ちゃん、敬語なんて使わなくていいのよ」
青「……ありがとう、深緑。それでお会計が……」
深「ペソでいいかしら?」
青「円で払いなさいよ……」
深「じゃあバーツで」
青「だから円で……」
深「ドンでいいかしら?」
青「だから!……ちなみにどこのお金?」
深「ベトナム」
青「へぇー……じゃなくて円で払ってよ!」
深「えーと……」
198 :
旅人(コネチカット州):2007/04/22(日) 23:21:44.30 ID:q0hQx166O
深緑さん謎すぎるwww
無「さっきから忙しくて気がつかなかったけど……」
空「どうしたんですか?」
無「緑も来てたんだな」
空「本当だ。いつ頃から来てました?」
茶「1時間くらい前だったかな」
水「お店混んでるしどいてもらったほうがいいのかな?」
焦「いいよ、そのままで」
水「いいんですか?」
焦「緑は中身はあれなところあるけど、可愛いからな。いい客寄せになる」
水「そうなんですか?」
焦「事実、緑目当てで入って来てる客もいる」
空「あー……あれですね。ものすごい見てる」
焦「そういうことで、ちょくちょくお茶を煎れに行ってくれ」
空「緑先輩、どうぞ」
緑「………」
空「いえいえ、どういたしまして」
焦「緑、周りは気にせずゆっくりしていってくれていいからな」
緑「………」
焦「………」
空「『ありがとうございます』って」
焦「……緑は喋れないのか?」
緑「………」
空「『そういうわけじゃないですけど……どうして?』って言ってます」
焦「……いや、別に」
保守@空
200 :
天涯孤独(長屋):2007/04/22(日) 23:34:01.66 ID:Dv5IaXFg0
201 :
派遣の品格(北海道):2007/04/22(日) 23:35:11.37 ID:15t5S8p60
>>200 なんという……
なんて綺麗な茶だwwwwww
202 :
赤ひげ(新潟県):2007/04/22(日) 23:36:34.41 ID:5OxaakUL0
203 :
北町奉行(岩手県):2007/04/22(日) 23:38:35.01 ID:u9bQNOTw0
>>166 果てしなくGJ!そして心からありがとう!!
>>200 今夜のナイトキャップが決まったwww
204 :
うどん屋(樺太):2007/04/22(日) 23:52:20.49 ID:P6cd43+iO
205 :
光圀(アラバマ州):2007/04/23(月) 00:00:08.26 ID:+Xisy0YL0
>>200 感動した!でも、なんだか某アニメキャラとかぶるぜ・・・・
206 :
割れ厨(長屋):2007/04/23(月) 00:01:48.16 ID:3Oh8BOJN0
207 :
光圀(アラバマ州):2007/04/23(月) 00:14:14.92 ID:+Xisy0YL0
208 :
バイト(新潟県):2007/04/23(月) 00:22:39.13 ID:jdLt91jQ0
水「あ、あの! 色無さんその映画……」
色無「あれ? 水、どうしたの?」
水「その……チケット貰って……い、一緒に行きませんか!!」
色無「どんな映画? えーっと…(うわ、コレって甘々な映画じゃないか)」
水「グスッ、すみません、無理ですよね、お邪魔しt
色無「いやいや、大丈夫だから!!」
(上映中)
水「……グスッ」
色無(こんなのは明らかにお涙頂戴なんだが……あーもう涙ぐむ水もかわいいなぁ!)
(上映終了)
水「……グス、良かったですね。どうでした?」
色無「水がとっても可愛いということが分かったよ」
水「ふぇ?」
色無と水。
眠いと自分が何をかいてるか分からなくなる時があるから困る。
209 :
料理評論家(樺太):2007/04/23(月) 00:26:33.96 ID:7nyenOfxO
210 :
デスラー(樺太):2007/04/23(月) 00:34:31.79 ID:hjMg4rvjO
サムライブラック保守
侍「んぁぁっあああ!!!!!!!(ジタジタジタジタ)」
男「(窓の外から)……………。」
侍「なに?今のは当たったであろう!もうなんでぇ!」
男「(窓の外から)……………。」
侍「今の当たれば勝ったのだぞぉ!あぁ!」
男「(カラカラ)あのぉ。」
侍「うわっ!いつからいた!」
男「お前ゲームで負け始めた頃からかな?」
侍「…………見たのか?」
男「お前ゲームで負けたぐらいでダダこねるなよ。」
侍「だって今の当たれば」
男「見てたのが俺だったからよかったものの他の奴だったら気○い扱いされてたな。」
侍「だってあれは」
男「俺ゲームに腹立ててコントローラー叩き付ける奴初めてみたし。」
侍「……………( ///)。」
211 :
バイト(新潟県):2007/04/23(月) 00:44:23.42 ID:jdLt91jQ0
>>210 あれ……俺が見える。
寝る、後は任せた。
212 :
料理評論家(樺太):2007/04/23(月) 01:02:53.90 ID:7nyenOfxO
>>210 侍黒はイッパイ×2にすぐなる…しかしそれが良いwww
213 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/23(月) 01:03:25.19 ID:mfZrFTFkO
ほ
214 :
料理評論家(樺太):2007/04/23(月) 01:24:37.55 ID:7nyenOfxO
色鉛筆達の生まれ月とか星座を妄想しながら…ねるほ
215 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/23(月) 01:43:17.06 ID:mfZrFTFkO
星座シリーズはもうあったよな?
216 :
学校教諭(新潟県):2007/04/23(月) 01:56:38.26 ID:au/ot5Z10
花見ネタがまだ大丈夫だということなので
色「…きれいだ」
青「え!?ほ、褒めたって、な、何にも出ないんだからね///」
色「?何言ってんだよ『桜』のことだよ、さ・く・ら。青、お前さっきから変だぞ。何だか上の空って感じで。具合でも悪いのか?」
青「だ、大丈夫よ」(なんだ、桜かぁ…)
色「ほんとに大丈夫か?俺が突然、花見に行こうなんて言い出したから無理してるんじゃ」
青「ほ、ほんとに大丈夫だから。っていうかもっと前に私から誘おうと思ったんだけど恥ずかしくてできなくて・・・だから誘ってくれて寧ろ嬉しかったし」
色「青・・・」
青「わ、私ったら何言ってんのかしら。い、今、聞いたことは忘れて」
色「忘れろったって・・・」
青「いいから!」
色「…じゃあ俺が今から言うことも忘れろよ。いいな?」
青「?」
色「初めのアレ、さっきは『桜』のことだって言ったけど、本当は桜をバックにした『青』のことだったんだ」
青「!?」
色「ハイッ!!今、言ったことは忘れて」
青「・・・ばか」(忘れられるわけないでしょ〜!!)
色「・・・ごめん」
青(なんで謝るのよぉ〜!っていうか何で「ありがとう」が言えないのよぉ〜私!)
色「・・・じ、じゃあ行こうか」
青「う、うん///」
黄「な、何という激甘空間…これはカレーで中和せねば」
217 :
空気コテ(愛知県):2007/04/23(月) 02:04:18.79 ID:06zuQIel0
218 :
ブロガー(大分県):2007/04/23(月) 02:38:04.83 ID:UC58+pWh0
219 :
学校教諭(新潟県):2007/04/23(月) 02:55:59.81 ID:au/ot5Z10
続いて花見ネタ
色「なぁ、本当に良かったのか?」
橙「うん。私は花見よりもこっちのほうが…」
色「花見よりも服とはおしゃれな橙らしいよ」
橙「それ、ほめてるの?」
色「もちろん」
橙「ありがと♪それに…」
色「それに?」
橙「お花見は他の子とも行ってるんでしょ?」
色「知ってたのか?」
橙「とーぜん。今、寮では誘われた子と誘われていない子の間で冷戦状態が続いてるわよ」
色「…そ、そんなことになってたのか。その〜怒ってた?」
橙「誰が?」
色「ま、まだ誘ってない子たちは…」
橙「それはもう」
色「((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
橙「…それに私だって怒ってたんだから」
色「え?」
橙「本当ならこの橙ちゃんを真っ先に誘うのが君のつとめでしょうが!」
色「ごめん(´・ω・`) 」
橙「もう…今日はトコトン付き合ってもらうからね」
色「りょ、了解です」
橙(みんなと同じことしてちゃ色無の印象に残らないからね)
その後、色無が荷物もちとしてコキ使われたのは言うまでもない…
220 :
学校教諭(新潟県):2007/04/23(月) 02:57:09.65 ID:au/ot5Z10
何かふつ〜でスマソ…
221 :
学校教諭(新潟県):2007/04/23(月) 03:45:04.12 ID:au/ot5Z10
黄「お花見〜♪お花見〜♪」
色「やけに嬉しそうだな?」
黄「ん?だって色無とこうやって二人でおでかけするのなんて久しぶりだから」
色「そうだっけか?」
黄「色無ってば普段、私のこと全然かまってくれないんだもん」
色「いや、それは灰や紫の相手するので手一杯だから…」
黄「知ってるよ。だから今日ぐらいは私だけをたくさん可愛がってよね♪」
色「お、おう///」(な、何かいつもの黄色と違うくないか?)
黄「ふ〜。それにしても少し張り切りすぎたかな」
色「さっきから気になってたんだけど、その荷物は?」
黄「えへへ〜♪せっかくのデートだから本日は黄色ちゃん特製のカレーを持参しました〜」
色「やっぱり・・・」(やっぱりいつもの黄色だった…)
黄「花見といえばやっぱカレーでしょ」
色「あるあr・・・ねーよw」
黄「えっ〜ウチでは当たり前だったんだけどなぁ」
色「自分だけのものさしで世の中を測ってはいけません。黄の頭のなかにはカレーのことしかないのか?」
黄「ぶぅ〜失礼な…ちゃんと色無のための場所もあるんだから。カレーの次に…」
色「じゃあ、俺とカレーどっちが好き?」
黄「・・・」
色(どきどき)
黄「・・・・・k」
色「ストーップ!!もう何も言うな!」
黄「冗談だよ。色無のこともカレーと同じくらい好きだよ」
色「カレーと同列に並べられても嬉しくなんかないやい!」
黄「ほら、黄色ちゃん特製カレーを食べて機嫌直してよ」
色「む〜(パク)う、うまい」
黄「よかったぁ〜」
色(これなら同列にされても・・・)
222 :
養豚業(新潟県):2007/04/23(月) 04:52:19.99 ID:CgBWIbIm0
今沖田。
これから仕事で鬱だったけどこのスレ見たらそんなの吹っ飛んだw
>>217 挿絵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
日が暮れるのにまだ色無に頑張らせようとしてる水ワロタwww
そしてツインテールにジャージとかどう見ても俺のツボです本当n(ry
>>219-221 花見ネタで全色書いてくれることを所望するw
223 :
デスラー(樺太):2007/04/23(月) 06:35:08.82 ID:hjMg4rvjO
サムライブラック保守
侍「うひゃひゃひゃひゃ天罰じゃ天罰!普段言動に節操がないからこうなるのだぁ!」
男「うるせぇなぁ。人が風邪ひいたから見舞いに来たと思ったらそれか?あぁ?」
侍「弱った貴様を眺めるのは実に壮観よ!きっひっひっ!」
男「お前なぁ。……………まぁ早く気が済んだら帰れよ。寝る。(ゴロン)」
侍「言われなくとも元よりそのつもりだ!」
男「………………。」
男「うんっ…………。あ?まだいたのか?」
侍「今手拭いの水を入れ換えた所だ。大分汗をかいていたからな。」
男「あぁ悪い。」
侍「それは言わないお約束だ。あと勝手に下着を拝借させてもらった。着替えるがよい。」
男「そうだな。」
侍「あと少し部屋の換気もした。某まで風邪をひくなんてオチはしたくないからな。」
侍「ほれ、口を開けい。」
男「それぐらいは一人でできるんですけど。まぁ、あーん。」
侍「うまいか?」
男「ごめん。今あんまり味感じないんだ。本当に悪い。」
侍「風邪なのだからしょうがない。薬も用意しておくぞ。」
男「おう。」
侍「(ゴシゴシ)よし、次は腕をあげよ。」
男「あぁ気持いい。」
侍「これでよし。体は拭いたから早く服を着ろ。」
男「侍黒、ありがとう。」
侍「そういうなら明日ちゃんと学校へくるのだな。」
男「そうだな。」
224 :
忍者(東京都):2007/04/23(月) 06:35:42.71 ID:rHicTOjJ0
今沖田どれもGJ!
225 :
忍者(東京都):2007/04/23(月) 06:36:52.36 ID:rHicTOjJ0
>>223 気が済んだらとかwwww言ってるのにwwww
甲斐甲斐しいwwwwwww
226 :
ひちょり(樺太):2007/04/23(月) 07:03:43.15 ID:+xu1LstFO
おはよう保守
227 :
忍者(東京都):2007/04/23(月) 07:24:01.88 ID:rHicTOjJ0
228 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 07:43:18.96 ID:7YSwLVKl0
おはよう空
さあパジャマを着替えようか、手伝ってあげるw
229 :
船長(岩手県):2007/04/23(月) 07:45:33.01 ID:+wjSWbqG0
>>227 おはよう
ニア もう一回ベッドに行こうか
230 :
修験者(樺太):2007/04/23(月) 07:49:36.16 ID:woph3N2RO
>>227 おはよう、空。
ニア そのまま押し倒す
231 :
インテリアコーディネーター(アラバマ州):2007/04/23(月) 08:30:42.17 ID:Y1/LcHZq0
保守
232 :
桃太郎(京都府):2007/04/23(月) 09:32:52.01 ID:lGfmXKgo0
おはよう
皆さんGJWWWW
233 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 10:30:49.34 ID:7YSwLVKl0
月曜日、みんなが学校行って誰もいない寮は朱色さんと俺が守るから安心していいよ
234 :
空気コテ(愛知県):2007/04/23(月) 10:30:50.97 ID:06zuQIel0
☆
235 :
パーソナリティー(コネチカット州):2007/04/23(月) 11:17:05.72 ID:uljpxgm7O
星となれ
236 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 11:19:34.92 ID:7YSwLVKl0
グリーンカレーは黄色的にありなのかどうか、確認のため飯食ってくる
237 :
張出横綱(コネチカット州):2007/04/23(月) 12:09:42.35 ID:n2ml/qNFO
ホワイトカレーというものをこの前見た気がする
238 :
修験者(樺太):2007/04/23(月) 12:22:43.97 ID:woph3N2RO
黄「お昼はみんな一緒にカレー食べるよー!」
みんな『 ま た カ レ ー か orz』
239 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 13:15:19.46 ID:7YSwLVKl0
今日は灰色の曇り空
時期的にももうすぐ五月病の季節なので
全員が灰化
240 :
活貧団(ネブラスカ州):2007/04/23(月) 13:32:56.70 ID:w8YXjG+XO
241 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 14:25:53.98 ID:7YSwLVKl0
赤「あはははは、色無身体固いねー。ほら、もっと曲げて!」
無「痛てててて! おい押すな、これ以上無理、もう無理だって痛たたたた!」
男「……」
男「赤〜、ほら見てくれ、俺って身体柔らかいんだぜ。べた〜っとな」
赤「うわ、きもっ! 軟体動物?」
男「……」
無「やっべ、物理の教科書忘れて来ちまった……」
青「もう、しょうがないわね……ほら、机くっつけなさいよ、見せてあげるから」
無「え? でも迷惑だろ? 隣のクラスにいって借りてくるから……」
青「私がいいって言ってるんだからいいのよ! 別のクラスに恥をさらされたらクラス委員の私も恥ずかしいんだから、早くしなさい!」
男「……」
男「あ、どうしよう、せいぶつのきょうかしょわすれてきちゃった」
青「……何こっち見てんの? 早く誰かから借りてこないと休み時間終わっちゃうわよ」
男「……」
無「ぷぷ、ほんと紫ってお子様だよなー。背も低いし、とても同い年とは思えねーよ」
紫「むっかー!! ちっちゃいって言うなー!!」
男「……」
男「それにしても紫ってちっちゃ――ごふっ!!」
紫「もう一度ちっちゃいって言ったら……殺るよ?」
男「は、はい、すみません……」
男「なあ……俺と色無って、何が違うのかな……」
侍「スタンド能力には相性がある。『フラグクラッシャー』は『フラグメーカー』には決して勝てぬ定めなのだ」
242 :
元祖広告荒らし(愛知県):2007/04/23(月) 14:43:20.38 ID:fmb4Nk5p0
243 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 15:03:53.48 ID:7YSwLVKl0
>>242 ツンデレは努力の結果だったのかw
めんどくさくならないと素直になれないって駄目すぎるw
244 :
桃太郎(京都府):2007/04/23(月) 16:02:04.83 ID:lGfmXKgo0
245 :
桃太郎(京都府):2007/04/23(月) 16:52:32.13 ID:lGfmXKgo0
揚げ
246 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/23(月) 16:53:16.04 ID:oXMun6j9O
保守
247 :
貧乏人(コネチカット州):2007/04/23(月) 17:06:45.40 ID:Evu99mSgO
保守
248 :
社長(コネチカット州):2007/04/23(月) 17:50:02.38 ID:oXMun6j9O
保守
部活ネタ
緑 文芸部で3レス投下します
タイトルは
【ため息と笑顔】
「……ふぅ」
遠くに放課後の喧騒を聞きながら、私はため息をついた。
落とした視線の先には先輩達が創った会誌。
詩や物語が綴られているそれを見ながら、もう一度ため息をつく。
「……私1人なのよね」
そう、先輩達が卒業して2年の部員がいなかった我が文芸部は、部長兼会計……その他諸々兼の
――つまり自分1人しか居なくなってしまったのだ。
「一応少しの猶予はあるけど、勧誘する気がない私しかいないんじゃ廃部よね」
先輩達には悪いけど、口下手と目つきの悪さを併せ持つ私だけじゃどうにもならない。
いっそのこと顧問に言ってさっさと廃部にしてもらおうかしら。
そう思った私が立ち上がるのと同時に、部室のドアがノックされた。
「……はい」
入学式で勧誘もろくにしなかった部に用があるなんて誰だろう?
そう思いつつ私は扉を開けた。
「何か用――」
そこで言葉がとまる。
「よっ、緑」
「色無、どうしてここに?」
「文芸部の危機だって聞いて」
「危機って、誰に聞いたのよ」
「橙と白に聞いて、お世話になったから助けてあげて、ってな」
あの二人か。
確か橙は宿題の読書感想文の手助けをしたことがあったし、白は入院中に何度か
図書室の本を代わりに借りて届けた事があったっけ。
「ありがとう、でも別に困ってないからいいわよ」
「……そうか?」
「そうよ」
「そっか……だったらなんで寂しそうな顔してるんだ?」
「えっ! 嘘?」
思わず顔に手を伸ばす。
「嘘だよ、でも素直じゃない奴は見つかったけどな」
「……あ」
「ほら、勧誘に行くぞ」
色無に手を引かれて私は廊下に出ると、そこには
「ほら、緑。ポスター作ったんだから」
――橙と
「私も頑張るから」
――白がいた。
「2人とも、バスケとテニスはどうしたのよ」
そう、2人とも自分の部活があったはず。
「友達のピンチだしね」
「大事なお友達だもの」
「人気者だな緑は」
さっきまで塞ぎ込んでいた自分が馬鹿みたいに思えてきた私は思わず。
「ありがとう、みんな」
と、つぶやいた。
「うわー」
「緑ちゃん……」
「なんだ、可愛く笑えるんじゃないか」
「……からかわないでよ」
――部長・緑、副部長・色無になった文芸部が、兼部した他の生徒や一年生で
賑わうようになるのは少し後の話。
253 :
旅人(コネチカット州):2007/04/23(月) 18:17:06.45 ID:n2ml/qNFO
以上です
それでは
254 :
桃太郎(京都府):2007/04/23(月) 18:19:32.81 ID:lGfmXKgo0
ヌクモリティに心が暖かくなったwww
255 :
プロスキーヤー(コネチカット州):2007/04/23(月) 19:02:59.10 ID:mfZrFTFkO
ほ
256 :
ミトコンドリア(樺太):2007/04/23(月) 19:03:21.59 ID:D54z4s6zO
ほしる
257 :
牛(アラバマ州):2007/04/23(月) 19:09:10.44 ID:mjTllcwk0
てす
ktkr
259 :
元祖広告荒らし(愛知県):2007/04/23(月) 19:16:50.43 ID:fmb4Nk5p0
260 :
日本語教師(岩手県):2007/04/23(月) 19:43:49.14 ID:SrjLA9Pi0
亀ながら
>>166で書いてみた
School Daysな保守
黄「橙って昔はほっぺ柔らかかったよね?」
橙「なんだよいきなり」
黄「いやなんとなく。今も柔らかいのかな?」
橙「は?おいちょっと待t」
黄「ぷにぷに〜柔らかーい♪」
橙「触んなって!くすぐったい!」
黄「ん〜でもほっぺ柔らかい人ってエロいって聞くしな〜」 ぷにぷに
橙「おい!」
黄「でも柔らかいなーさすがたいちゃん」 ぷにぷに
橙「意味わかんねえし。あとたいちゃん言うな。んでやめろ」
黄「えーでもー」 ぷにぷに
橙「………ちょっと、マジでやめてくれ…」
黄「え?」 ぷに
橙「…皆さんの視線が……」
(ジロジロ)
黄「………。…ごめん」
橙「…絶対バカップルだと思われたぞ」
黄「…ホントごめん」
261 :
デスラー(樺太):2007/04/23(月) 20:03:26.97 ID:hjMg4rvjO
262 :
デスラー(樺太):2007/04/23(月) 20:17:12.85 ID:hjMg4rvjO
サムライブラック保守
侍「〜♪」
男「やけにご機嫌じゃない?そんなに桜見たかったか?」
侍「そうかの?いつもの感じだとは思うが?」
男「いや、そのテンションの高さはおかしい。」
侍「やはり桜は綺麗だ。」
男「地味に誤魔化すな。お前のその気持ち悪いテンションの源はなんなんだ?」
侍「気持ち悪いとは心外だ。桜を見たいと某を誘ったのは貴様だろう。」
男「なに?その異常なテンションは俺のせいかよ?」
侍「自分の胸に聞いてみよ。」
男「うーん。」
男『桜キッス!』
侍『なんだいきなり。某はまだ眠いんだが?』
男『桜見に行こ?』
侍『あー前に寮の連中と花見をしたであろう?パスだパス。』
男『やだやだ桜見るの見るのぉ!』
侍『うるさいのぅ。』
男『俺はお前と二人で見たいのぉ!』
侍『えっ…………!』
男『いいだろ?』
侍『んっ、まぁよかろう。支度をするから待っておれ!』
男「あっ!今朝のあれか!」
侍「思い出し」
男「いや?待てよ………?あ、ごめん。多分記憶違いだわ。」
侍「…………てぃ。(スパ)」
男「危なッ!何で!?」
侍「………………。冷めるなぁ。」
263 :
今日から社会人:2007/04/23(月) 20:26:54.19 ID:5stcchC80
さすが男!俺たちにできないことを平気でやってのける!
そこに痺れる!憧れるゥ!wwwwww
264 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/23(月) 20:43:08.87 ID:mfZrFTFkO
ほ
265 :
修験者(樺太):2007/04/23(月) 20:53:46.54 ID:woph3N2RO
>>253 緑が可愛いすぎるwww
こういう話大好きだwww
266 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/23(月) 21:16:43.12 ID:mfZrFTFkO
さて、やけに過疎になったが頑張っていこう!
267 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/23(月) 21:39:34.28 ID:oXMun6j9O
保守
268 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/23(月) 22:03:59.40 ID:f5TpC9tiO
☆
269 :
インテリアコーディネーター(アラバマ州):2007/04/23(月) 22:13:14.27 ID:Y1/LcHZq0
風邪ひき色無の休日
◇
色「わるいな、せっかく退院したってのに」
白「ううん、しかたないよ、風邪ひいちゃったんじゃ」
色「でもせっかくのデートの約束が…」
白「いいのいいの、またこんど誘ってくれれば、ね?」
色「うぅ…でもなんか申し訳ないし」
白「あ…じゃ、じゃあ…いっ一緒に寝ても…いいかな?」
色「……え?」
白「あ…ほ、ほら、体あっためるには人肌がいいっぽいし、風邪ってうつしたほうが治りがはやいって言うし…だめかな?」
色「え…いや、だって白にうつっちゃったら大変だし―――」
白「デートの代わりってことで…ね?」
270 :
インテリアコーディネーター(アラバマ州):2007/04/23(月) 22:13:39.85 ID:Y1/LcHZq0
コンコン ガチャ
黒「色無、ここに灰が来てないk―――」
白「あ、黒ちゃん」
黒「…………色無」
色「は、はいっ!!」
黒「私の白に手を出すとはいい度胸じゃないか」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
色「いや、これは白が―――」
灰「言い訳とは見苦しいですぜ、旦那」
色「って灰?!いつの間に人のベッドに?!」
黒「なっ?!白だけじゃなくて灰まで?!」
灰「か弱い乙女を2人も連れ込んで何をしようとしてたんだか」
色「ご、誤解だ!ま、まて…落ち着け 黒!!」
黒「こうなったら……」
色「へっ?!」
黒「こうなったら私も入ってやるーーー!!」
灰「あ、壊れた」
色「えぇえ〜!!?」
ガチャ
紫「色無〜、こないだ空ちゃんに貸してたゲームあとで私にも――――」
色「…あ」
パタン
色「まて!紫!無言で去るな!!誤解だ!!誤解なんだーーー!!」
◇
白黒灰 保守
271 :
プロ固定(コネチカット州):2007/04/23(月) 22:16:47.06 ID:mfZrFTFkO
◇
灰「……今日は風凄いね」
男「やけに強いよなぁ。雨でも降るのか?」
灰「風が吹けば桶屋が儲かる……なんで儲かるか知ってる?」
男「?さあ……風が吹いて桶が転がって…いや全然わかんね」
灰「正解は…風が吹くと、砂埃が舞う。目にゴミが入る人が出てくる」
男「うんうん」
灰「失明する」
男「えぇ!?」
灰「失明した人の職業と言ったら、昔は三味線引きぐらいしかなかったから、みんなそれに就く。そしたらその分三味線も必要。材料も必要。弦の材料は猫の皮」
男「へぇー……っていうかもう既に無理矢理具合が半端ないな…」
灰「で、皮目的で猫が殺される。すると、天敵がいなくなって増殖したネズミによって家の支柱がかじられて、家が傾く」
男「嘘ぉ!?」
灰「屋根の瓦が落ちてきて、それに当たって死亡する人が多くなる。……ね、桶屋が儲かった」
男「……え?なんで?」
灰「…昔の葬式は土葬でしょ?死体を埋めるときにはでっかい桶に入れて埋めてたんだよ」
男「あぁ、なるほどな……結構暗いな」
灰「昔はみんなそんなもんだよ」
男「へぇー……それにしてもやっぱり灰色って物知りなん――うわ、目にゴミがぁ!」
灰「……まったく、何やってるんだか。油断してるからそうなる」
男「油断も何も…痛ててて!」
灰「……どうでもいいけど、足止めちゃいかんよ、君。早く私を寮まで送り届けなさい」
男「てめぇ…目にゴミ入ったのにおんぶ状態を解かないだけ凄いと思うぞ!?俺!」
灰「早くぅー。いつまで痛がってんの……失明したって私の側近にしてあげるから」
男「なりたくないわ!っ痛ててて…」
灰「…あ、あの女子高生スカートめくれてパンツ見えそう」
男(バッ!!)
灰「ほーら治った」
男「ちくしょぉぉぉ!!本当に治ってしまったぁぁ!!」
◇
272 :
山伏(宮城県):2007/04/23(月) 22:27:03.41 ID:PFL8g8c80
男の性w
273 :
割れ厨(catv?):2007/04/23(月) 22:43:01.73 ID:3Oh8BOJN0
☆
274 :
プロ棋士(コネチカット州):2007/04/23(月) 23:03:57.69 ID:oXMun6j9O
保守
275 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 23:10:51.30 ID:7YSwLVKl0
赤「ただいまー。ふ〜、疲れた〜」
無「おかえり。っておまえ、走って帰ってきたのか? 部活で走ったあとだろ? よくやるよ」
赤「まあクールダウンをかねてゆっくりとね……あ、悪いんだけどこっち来ないでくれる? 汗くさいと思うからさ」
無「ん? 別にそんなことないけどな。女の子っていつでもいい匂いするし。ん〜……赤は日なたの匂いだな」
赤「わー!! ちょっとやめてよ!」
黄「……聞きました奥さん? あの男匂いフェチみたいですわよ」
橙「ええ聞きましたとも。『女の子っていつでもいい匂いするし』……ですって! 真顔で自分の変態趣味を告白するあたり、真性ですわね!」
無「フェチとか変態とか言うな! ほんとにそう思うんだからしょうがないだろ! ほら、黄はレモンの匂いがするし、橙はオレンジの匂いがするし……」
黄「きゃー、匂い嗅がれたー!」
橙「匂いフェチが来るぞー、みんな逃げろー!」
黄緑「ほらほら、廊下であんまりはしゃがないの。二人とも、お夕飯できたからお皿出してちょうだい。赤ちゃんは先にシャワー浴びてらっしゃい」
三人『はーい』
無「やれやれ……ありがと、助かったよ黄緑さん。それにしても、そんな変なこと言ったつもりはないんだけどなあ」
黄緑「女の子は繊細なんですから、色無さんはもっとデリカシーを持たないと駄目ですよ」
無「肝に銘じます……」
黄緑「……ところで。私はどんな匂いですか?」
無「え?」
黄緑「女の子はみんないい匂いがするんでしょう? 私はどんな匂いですか? ほら、もっと近くで嗅いでもいいですよ」
無「え、え〜と……石けんと卵焼きの匂い……かな? なんか優しい匂いがするよ」
黄緑「あら、ふふふ。なんだか嬉しいですね。さあ、もうみんな待ちくたびれてるでしょうから、急いでお夕飯にしましょうか。色無さんも手を洗ってきて下さいね」
無(言えない……『ぬかみそと線香の匂い』とはとても言えない……)
我ながら黄緑への愛の深さを再確認した
276 :
機関投資家(東京都):2007/04/23(月) 23:24:44.27 ID:6P1mX5KD0
277 :
機関投資家(東京都):2007/04/23(月) 23:25:34.68 ID:6P1mX5KD0
278 :
通訳(長屋):2007/04/23(月) 23:30:56.32 ID:7YSwLVKl0
279 :
西洋人形(大阪府):2007/04/23(月) 23:43:36.63 ID:on738ZWJ0
灰を見ると何故かこなた風の灰が見たくなる
280 :
配管工(北海道):2007/04/23(月) 23:47:50.88 ID:M9nlp9Wx0
>>277 灰に対する想いがあふれまくりdすなぁ〜wwwww
281 :
グラドル(東京都):2007/04/24(火) 00:07:56.00 ID:0pbO/FzH0
282 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 00:09:31.23 ID:issvcEqB0
もう寝ないといけないのに……くやしいっ でも萌えちゃう!
今度の灰はめんどくさがらずにアクションしてくれますようにw
283 :
相場師(新潟県):2007/04/24(火) 00:14:27.87 ID:eovbGFmI0
284 :
留学生(北海道):2007/04/24(火) 00:17:50.52 ID:9soGJIbY0
黄緑さんはなぁ
黄緑さんはなぁ
『お母さん』の匂いがするんだよぉ
『オカン』じゃないぞ
『おかあさん』なんだぞ
隣で寝てる俺が言うのだから間違いない
285 :
相場師(新潟県):2007/04/24(火) 00:21:29.45 ID:eovbGFmI0
(……返事が無い。ただの屍のようだ)
286 :
相場師(新潟県):2007/04/24(火) 00:28:35.23 ID:eovbGFmI0
緑「……(ちょっと薄味だけど大丈夫かしら)」
色無「あのさ、みどr
緑「あっち行ってて」
色無「ごめん」
緑「……(でも、男の子だから濃い目のほうが)」
色無「いただきます」
緑「どうぞ」
色無「……」
緑「……」
色無「うん、美味しいよ。味も俺好みだし」
緑「そう。食べられるものになって良かったわ」
色無「そうは言ってもお前料理失敗したこと無いj」
緑「私、読みかけの本があるから。食器は片付けておいてね」
色無「あ、緑、待って」
緑「何?」
色無「いつもありがとな」
緑「……どういたしまして///」
色無と緑。食事。
寝る、おやすみ。
287 :
留学生(北海道):2007/04/24(火) 00:34:19.83 ID:9soGJIbY0
緑いいよ緑wwww
そっけない素振の裏で人一倍熱いからなぁ緑はwwww
288 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/24(火) 00:38:40.54 ID:/0ZJS36TO
>>286 黄緑は良い母ちゃんだってばっちゃが言ってたww
おやすみ
289 :
福男(愛知県):2007/04/24(火) 00:52:20.96 ID:w1HLtfYU0
290 :
予備校講師(愛知県):2007/04/24(火) 01:07:12.01 ID:ZPakGIOL0
291 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 01:26:32.60 ID:uAKbuZM20
292 :
ダンサー(兵庫県):2007/04/24(火) 01:34:07.90 ID:QqMyuSgI0
>>291 阻止
さあおいで白、一緒の布団で寝よう
293 :
トムキャット(catv?):2007/04/24(火) 01:54:51.64 ID:IOIpDROT0
294 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/24(火) 01:57:29.12 ID:/0ZJS36TO
295 :
調理師見習い(樺太):2007/04/24(火) 02:24:12.06 ID:wk+JeTgZO
サムライブラック保守
侍「刀が鳴いているだと………!」
男「急にどうした?」
侍「まさか、『いる』というのか………!この学校にもッ…………!」
男「えっ?なんかいるの?」
侍「貴公にはわかるまい。我と同じ力を持たぬ貴公には…………。」
男「何言ってんのお前?」
侍「…………近い。」
男「近い?何が?」
侍「ぐっ!静まれ!」
男「………………。」
侍「はぁはぁはぁ…………!不味い『気』にあてられ過ぎたか…………」
男「すいませーん。誰か心の病のお医者さんいませんかー。」
灰「………………調合失敗。」
296 :
牛(茨城県):2007/04/24(火) 03:38:49.12 ID:G/GV5inN0
うほ
297 :
漂流者(樺太):2007/04/24(火) 05:32:52.11 ID:gVlWGJ/mO
298 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/24(火) 06:24:05.83 ID:/0ZJS36TO
☆
299 :
調理師見習い(樺太):2007/04/24(火) 06:59:06.34 ID:wk+JeTgZO
ほ
300 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/24(火) 07:45:22.42 ID:sYYfvPAkO
沖田ほ
301 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 07:55:47.24 ID:issvcEqB0
>>295 邪気眼wwだが侍黒は薬使わなくたって素で厨二病患者っぽいけどなw
302 :
釣氏(長屋):2007/04/24(火) 08:45:58.00 ID:YC0O/ryN0
今回は300行ったなー。よかったよかった。
303 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/24(火) 09:35:45.93 ID:sYYfvPAkO
ほす
304 :
F1パイロット(ネブラスカ州):2007/04/24(火) 10:36:13.34 ID:kBuyjcn9O
油断大敵
305 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/24(火) 11:11:56.26 ID:/0ZJS36TO
ホス
306 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 11:21:15.88 ID:uAKbuZM20
307 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 11:39:21.02 ID:issvcEqB0
さすがに投下ないな。落ちる前にちょっとでも波が来ればいいが
308 :
国会議員(東京都):2007/04/24(火) 11:47:30.90 ID:QCllYaSn0
309 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 11:52:38.70 ID:issvcEqB0
絶妙なタイミングで投下キタwwwwwww
だが茶色がそれを証明するのは不可能w
310 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 11:54:27.17 ID:uAKbuZM20
>>308 ドジいっぱいしないようって
ちょっとは仕方ないのかwww
311 :
F1パイロット(ネブラスカ州):2007/04/24(火) 12:40:09.55 ID:kBuyjcn9O
色無「このスレを保守するとみんな喜ぶぞ」
茶「ほんと?私がんばるね!」
茶「あれれ〜?アク禁だよ〜?」
色無「書き込みボタン連打するなよ……」
312 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 13:24:56.19 ID:uAKbuZM20
☆
313 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 13:41:50.61 ID:uAKbuZM20
長いくせに完結してないんだけど投下おk?
それとも、ちゃんとできてから次スレで投下したほうがいいのか?
314 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 13:42:47.03 ID:issvcEqB0
いずれ完結するならok
315 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 13:55:37.99 ID:uAKbuZM20
了解
次スレで完結できるしこのスレで途中まで投下させてもらいます
316 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 13:56:51.32 ID:uAKbuZM20
《その1》
昔々、あるところに色鉛筆王国という小さな不思議の国がありました。
この国では、みんなそれぞれ杖を持っていて魔法が使えました。その杖は、木で出来ていてまるで鉛筆のような形をしています。
しかし、基本は円柱で真ん中に芯があるのですが、様々な色があり、又形も細くて長いのやら、短くて太いのやら色々ありました。
例えば、この国の王様は青色王と言って、青い杖を持っています。その為、青色王は水などをつかさどる魔法が使えました。
そして、形は太くて短いものです。これは強力ではあるけれど、そんなに回数は使えない事を意味しています。
なぜなら、魔法を使うたびにその杖は削られていってしまうからです。
この国はそれぞれみんなそのような杖を持っていました。
ただ一人を除いては…。
「おはよー色無ッ」
さう言って話かけてきたのは赤色だ。
「うはよー」
眠たそうに答える色無
赤:「あー又、徹夜で森に言ってたんでしょ。昨日満月だったもんね」
無:「違うよ。もう杖は諦めたし」
そう唯一、この国で杖を持って居ないのは色無だった。
杖は、7歳になって初めての満月の夜に森に入って見つけるものなのだ。
月明かりの下に輝く自分の杖を見つけたときには、まるでもう一人の自分に出会えたようなえもいわれぬ喜びと、運命を感じるのだった。
しかし色無はその杖に出会えなかった。
その次の満月も、その次の満月も、何度となく満月の夜に森に入ったが杖にはいっこうに出会えなかった。
人々は色無を奇異の目で見つめ、子供の頃はよく苛められた記憶もある。
そのせいで色無は少しひねくれた性格になっていた。
しかしその度に助けてくれたのは幼馴染みの赤色だった。
317 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 13:58:34.27 ID:uAKbuZM20
《その2》
「色無杖何処にやったんだ〜」 「色無〜毎日忘れすぎ」
そんな事を言われてからかわれる度に
「こら〜!何やってるの」
と言って赤色が駆けて来ていた。
「赤色だヤベッ」
そう言っていじめっ子は逃げて行き
赤:「大丈夫?頬すりきれてるじゃない」
無:「たいしたことないよ」
赤:「ダメッ!バイキン入ったらどうするの」
といつも保健室まで連れて行っていた。
そして決まって保健室の木のベッドには体の弱い白色が横になっていた。
白:「色無さん大丈夫ですか?」
自分がしんどくて横になって居るのに、わざわざ背を起こして色無を心配している。
赤:「本当にコイツどんくさいから」
白色は保健の先生の姿が見えない為に心配そうにしている。
「そうだ、私がしてさしあげるわ」
言うが早いが白色は、ベッドから飛び起きた。
そしていつも保険の黄緑先生の様子を見ているのだろう、棚から消毒のクスリを出して、回復の魔法がのった黄緑色のテープを貼った。
そして次の瞬間、赤色と色無は目が点になってしまった。
なんと、白色は黄緑色のテープの上から、色無の頬にキスをしたのだ。
色無が真っ赤になり、赤色も呆然としていると、白色はペロッと舌を出して言った。
「お母様から教わったの。早く治るおまじないですよ。」
しかし次の瞬間、白色はふらーっと倒れそうになる。
はっとして、赤色と色無で白色を支える。
「あなたも病人でしょ無理しないの」
赤色が少し怒って言う。
白:「ちょこっと忘れてました。」
それを聞いて三人は笑いあっていた。
318 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 13:59:29.21 ID:uAKbuZM20
《その3》
ふと昔の事を思い出して色無が目を細めていると、黒歴史の授業が始まった。
「最近の研究なんですが〜南のケース遺跡に残っている、古代文字を解読すると黒色の杖について記述が発見されました。
まあ黒色の杖はここ数百年森で見つかった事は無いんですし半ば伝説化されているのは皆さんも知ってると思います。」
背の小さい紫色先生は、それでも供託の後ろから顔や手をピョコピョコ出しながら一生懸命授業をしている。
時々生首のように見えるが、それを言うと山のような宿題が待っていることが目に見えて分かっている為に誰も突っ込め無いでいる。
「驚いた事にこの黒色の杖は、暗いところならどんな魔法も使える…らしいです」
紫色先生がそう言うと生徒は
ザワ…
ザワ…
「そんなバカな」
「だいたい実物見たこと無いし」
とざわついた。
「静かにして下さい。あっ今ざわつきに紛れて、ちっさいって聞こえたような!」
『誰も思っててもそんな事言って無いし。』とクラスの心はは一つにまとまったが
「黒歴史について調べてレポート各自で10枚まとめるように!」
紫色先生はそう言い放ってピシャーンと扉を閉めて教室を出て行った。
319 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 14:00:29.15 ID:uAKbuZM20
《その4》
休み時間
「色無はどう思う?」
赤色が聞いて目を輝かせて聞いてきた。
「興味ない」
色無はこたえた。だいたい杖が無い自分には魔法系の授業は全てボイコットしたい位なのだ。
「つまらない答え。ねぇ白色はどう思う?」
赤色に聞かれて白色は
「え…あ…どうでしょう?き、きっと伝説かなんかで、実際に無いんじゃないでしょうか」
と少し焦って答えた。
「じゃあケース遺跡に行ってみるってのはどうだ?」
いきなり話に入って来たのは、黄色だ。彼はお調子者で何にでも、面白そうな事があるとすぐに首を突っ込みだがる。
「良いねぇ。レポートの為にも」
しかしこの赤色ノリノリである。
「俺は行かないからな…」
色無はそう言うも、黄色は
「じゃあ今夜、七時に南門に集まってケース遺跡に行こうぜ!」
などと話を進める。
「なんで夜なんだよ」
と色無が尋ねると、
「だって遺跡、いっつも警備が厳重で近くまで近寄れないだろ。夜の闇に紛れたら、きっとバレないって!
今、結界系の魔法担当の人の紫杖、細めだし。ところで、色無遅刻すんなよ」
「俺は絶対に行かない。」
と色無が言おうとした瞬間…以外にも
「私も参加さしていただいてよろしいですか」
と白色が言った。普段あまりこういう事に積極的ではない白色の発言に一瞬みんなびっくりしたが、
「よし、参加人数は四人!七時に南門ね」
赤色が話をまとめて終わった。
320 :
漫画家(東京都):2007/04/24(火) 14:00:54.54 ID:tfDtZ3yl0
砂山→上都→リビア
321 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 14:01:42.64 ID:uAKbuZM20
《その5》
「やっぱり来たww」
その夜、南門の前で赤タラタラ歩いてくる色無を見つけて赤色は面白そうに叫んだ。
「うるさいレポートの為だよ。」
そんな事をいいながら色無は白色を盗み見た。
『どう考えてもおかしいな。一番に止めましょう。とか言い出しそうなのに』
色無がそう考えていると
「よし!行きますか」
と黄色が言った。
流石に今日ばかりは探検という事もあってみんな色無を除いて杖を握る手に力が入っているようだ。
赤色の杖は、炎を操る事ができる。長さも太さも平均的といったところ。
白色の杖は、霧を操ることができる。とても細いのだがその分長い。
黄色の杖は、どこにでもカレーを出す事ができる。形は変わっていて横から見ると台形だ。
これは、使えば使うほど魔法の威力が強力になっていく。長さは少し短めだ。
ちなみに、同じ色の杖でも違う効果があったり、年齢を重ねる事に違う魔法が使えたりするのだ。
例えば同じ黄色の杖でも雷を操れる人もいる。
322 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 14:03:35.62 ID:uAKbuZM20
以上切りのいいとこまで投下させてもらいました
ながくてすいません
323 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 14:05:59.28 ID:issvcEqB0
5レスとか全然普通だしw
斬新な切り口の上、かなり面白いw完結を全裸でwktkして待つぜw
だが黄色の杖の使えなさは異常wwwwwwどう考えても色無並みにいじめられるだろw
324 :
絢香(大分県):2007/04/24(火) 14:30:06.35 ID:G0u6GQ1G0
これは期待
そして今日落ちるというのにまったく投下してないことに気づく。なんか2色募集
325 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 14:35:47.71 ID:issvcEqB0
人いないし、書けない組み合わせは書かないってんじゃこまるし、
自分で好きな色選ぶか、12面ダイスでも振って決めるといいよ
326 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/24(火) 15:06:31.34 ID:sYYfvPAkO
12面ダイス……なかなか使えそうだな。探してみようww
327 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 15:56:59.20 ID:issvcEqB0
もうちょっとだけつづくんじゃ
328 :
プロスキーヤー(コネチカット州):2007/04/24(火) 16:42:00.09 ID:kjLrRBbqO
朱
329 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 16:42:05.00 ID:issvcEqB0
あと四時間。ガンバレ色鉛筆擬人化スレ!
330 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/24(火) 17:09:25.62 ID:sYYfvPAkO
ほ朱色姐さんにこき使われたい俺はドM
331 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/24(火) 17:43:11.40 ID:sYYfvPAkO
ほ
332 :
調理師見習い(樺太):2007/04/24(火) 17:52:47.19 ID:wk+JeTgZO
サムライブラック保守
男がもし自分の特性(?)を活かしていたら
侍「どうやら某は難病にかかってしまったらしい。」
男「へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ。12へぇ。」
侍「笑い事ではない!某の脳では今も病は進行しておるのだ!某は一生刀が握れなくなる可能性も……………」
男「一応聞いとくけど治る確率は何パーぐらい?」
侍「1割にも満たんそうだ………。」
男「ああ治る治る。低確率で治る病ってのは医者が治した時に患者からの恩情を受けるためのガセだから。」
侍「レントゲンを見たのだが相当進行しておるようだったが…………」
男「それで手術はいつだ?」
侍「3日後。」
男「あー。その日寮で合コ………パーティーだから立ち会い無理だわ。悪い。」
侍「某の事などどうでも良いのだな………。」
男「…………。ふぅ、よし!お前が治ったら一緒に名古屋城見に行くか!」
侍「…………本当か!飛行機代も請け負ってくれるのか!」
男「約束するよ。だから侍黒ちゃんは治る事に専念しなさい。」
侍「絶対だぞ!」
10日後
男「だから治るって言ったろ?」
侍「…………なんか普通に完治してしまってすまない。」
333 :
2ch中毒(北海道):2007/04/24(火) 17:53:11.70 ID:MURu8oXn0
朱色さんを組み敷いて頬を赤らめたい
334 :
調理師見習い(樺太):2007/04/24(火) 18:25:55.62 ID:wk+JeTgZO
ほ
335 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/24(火) 18:46:49.65 ID:sYYfvPAkO
す
336 :
電話番(catv?):2007/04/24(火) 19:04:36.26 ID:3jI679Z40
ほ
337 :
国連職員(コネチカット州):2007/04/24(火) 19:21:43.90 ID:sYYfvPAkO
す
338 :
調理師見習い(樺太):2007/04/24(火) 19:21:49.61 ID:wk+JeTgZO
サムライブラック保守
侍「色無しに他人の匂いをたしなむ嗜好があったとはな…………。」
男「それは違うな。」
侍「何ッ!」
男「お前は女とすれちがった時、ふといい香りがしたと思ったことはないか?」
侍「あるある。」
男「実はそのいい香りは侍黒、お前からも出ているんだ。」
侍「そんな匂いをかいだことないぞ?」
男「俺の推測なんだが女からしたら自分の匂いは自分の家と同じなのだ。」
侍「つまり?」
男「自分の匂いには気付かないものなのだよつまりは。」
侍「成程………確かに説得力はあるな。しかし某も本当にそのような香りが出ておるのか?」
男「(スゥー)……………。」
侍「どうだ?」
男「なんか………防虫剤の臭いが…………。」
侍「………………。」
339 :
漫画家(東京都):2007/04/24(火) 19:22:06.96 ID:tfDtZ3yl0
メルマガからやってきました
340 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/24(火) 19:42:12.79 ID:sYYfvPAkO
ほ
341 :
2ch中毒(北海道):2007/04/24(火) 19:44:19.59 ID:MURu8oXn0
も
342 :
狩人(長屋):2007/04/24(火) 19:46:43.89 ID:ZGoJwT3a0
緑「呼ばれた気がした・・・」
343 :
ガリソン(樺太):2007/04/24(火) 19:47:47.74 ID:/w3vDgO6O
344 :
国会議員(東京都):2007/04/24(火) 20:08:52.70 ID:QCllYaSn0
345 :
ボーカル(コネチカット州):2007/04/24(火) 20:09:41.02 ID:sYYfvPAkO
ホモ好きなのか801好きなのか……
346 :
2ch中毒(北海道):2007/04/24(火) 20:13:51.41 ID:MURu8oXn0
347 :
ガリソン(樺太):2007/04/24(火) 20:24:41.74 ID:/w3vDgO6O
>>344 なんか幼く見える気がするwww
でもテラカワユスwww
侍黒とか黄色ってSSと絵のイメージが良い意味で全然合わないのは俺だけだろうか?w
349 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 20:27:02.02 ID:issvcEqB0
出会ったのは二人同時だったけど、前に踏み出したのは橙で、だから私は一歩後ろに下がった。
私の前に色無と橙が並んで歩き、私はそのあとをついて行く。
それが、今の三人の距離。
「あ、どうも、色無です。その、まさか寮に入る男が自分一人になるとは思ってなかったので、ちょっと緊張してます……よろしくお願いします」
第一印象は、まああんまりよくはなかった。女の子に囲まれておどおどしてて、遠慮してる感じだったし。
「あいつ、ちょっと暗くない? いい男だといいなーって、けっこう期待してたのに」
「まあねー。でも、この環境じゃしょうがないっしょ。あんまり女の子になれてる風でも逆に引くし。まずはお近づきになりますか。おーい、色無くーん!」
「あ、ちょっと橙ちゃん!」
入寮生歓迎会(と言っても、上級生は誰も入寮してなかったけど)のとき、ジュースの入ったグラスを持って両隣に座った私たちに目を丸くした色無の顔は、今思い出しても笑える。
それからだんだんと打ち解けてきて、互いに呼び捨てにするようになり。わりと頼りになるところとか、さりげなく優しくしてくれるところとかが見えてきて。
いつの間にか、私と橙、そして色無の三人で一緒に遊ぶことが当たり前になったころのことだった。
「あの、さ。黄」
その日、宿題を忘れた色無が機嫌の悪かった担任に呼び出しを喰らい、私と橙は珍しく二人で下校し、マックに寄り道してた。
「ん? 何、橙」
それまでの他愛ない会話が不意に途切れ、ちょっとした沈黙のあとで神妙な声を出した橙に、私もちょっと居住まいを正した。
「色無のことなんだけどさ……」
「色無? ああ、あいつほんと要領悪いよねー。ふだんはちゃんと宿題やってるくせに、先生の虫の居所が悪いときに限って忘れるなんてさあ」
「う、うん……その、そうなんだけど、そうじゃなくて……」
「……何? 色無になんかされたの?」
歯切れの悪さを心配した私の言葉を、橙は首をぶんぶんと横に振って否定した。
350 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 20:27:23.35 ID:issvcEqB0
「ち、違うよ、そういうことじゃなくて! その……私、色無のことが……好き、みたい……」
「……え?」
心臓が頭の中でおおきく一回脈打つと、周りの音が全然聞こえなくなった。溶けかかったシェイクを無意味にストローでかき回し、なんとか意識をつなぎ止める。
「へ、へ〜。そりゃ物好きだねー。見た目も普通で取り柄も大してないし、まあ優しいのは確かだけど八方美人だし……」
「……」
「えーと……マジで?」
真っ赤になってうつむき加減のまま頷く。正直言って、こんなかわいい橙をみるのは初めてだった。
「そっか……いいんじゃないの? でも早めに告ったほうがいいよ。さっきも言ったけど、あいつ八方美人だから他にも狙ってる子がいるかもしれないし」
「黄は……それでいい?」
「へ? いや、いいも悪いも橙が決めることだし。私に聞くことじゃないでしょ?」
「……うん、分かった。ありがと。じゃ、うまくいくように応援してね!」
「大丈夫だって!」
それから寮まで色無の話で盛り上がり、どこに惚れたのか、いつ好きになったのかと根ほり葉ほり聞いて、照れる橙をからかった。
「じゃ、またあとでね。結果が出たら教えてね!」
「うん。じゃああとで!」
隣同士の部屋の前で別れて、鞄を放り出して制服を着替え、放心状態でベッドに倒れ込む。
「……ふ……う……」
不意に涙と嗚咽があふれ出し――私はようやく、自分も色無が好きだったことに気づいた。
結局、そのあとすぐに橙は色無に告白し、色無はそれを受け入れて、二人はつきあうことになった。なのにどういうわけか、
「黄が一緒じゃないとつまんない!」
「そうだよ、別に遠慮することないだろ。同じ寮に帰るんだからさ。今までと一緒でいいじゃん」
ということで、その後も私たちは三人で登下校を続けている。やっぱり周りからは奇妙に映るみたいだけど、もう笑ってごまかすしかない。
……ちゃんと笑ってられてるかな? 私は誰もが認めるムードメーカーなんだし、ちゃんと周りを、二人を盛り上げていかなきゃね。
351 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 20:27:45.52 ID:issvcEqB0
その日、掃除で遅くなった私が教室に戻ると、色無が一人で退屈そうにしていた。
「おっまたせ〜! トイレ掃除が長引いちゃってもう大変だったよ! でも苦労の甲斐あって便器なんかもう顔が映るくらいピッカピカ! 鏡代わりにして化粧直しして来ちゃった!」
「ぶっ! くっだらね〜。お前ここに来るあいだ、ずっとそんなネタ温めてきたのかよ。ほんとしょうがねーな、黄は……じゃあ行くか」
色無は吹き出しながら立ち上がると、私の席から鞄を取って放り投げてきた。
「わ、っとと。行くかって……橙は?」
「あー、なんか急用とかで先に帰ったよ。待てなくてごめんって言ってたぞ。俺たちも二人じゃしょうがねーし、まっすぐ帰るか」
「え、あ、ちょっと待ってよ!」
すたすたと先を行く色無の背中を、私は慌てて追いかけた。
「……」
「……」
「……なんで黙ってんだよ」
「なんでって……別に」
いつも三人で騒ぎながらたどる道が、二人して無言で歩くとやけに長い。三人ならできる馬鹿話も、二人だと気恥ずかしくてとてもできない。
「そういえば、黄が俺の隣を歩くのも久しぶりだな」
「そうだっけ?」
「そうだよ。最近はいっつも俺と橙の後ろを歩いてるだろ……なんか、気つかってんのか?」
「べっつにー。何、私も横に侍らせて両手に花っていきたいわけ? そうはいきませんよーだ!」
おどけて見せて本心を隠し、色無から少し離れて縁石の上に乗って、平均台のようにして歩く。
「そんなつもりじゃねーけど……おい、危ないから降りろよ」
「大丈夫だいじょーぶ、私のバランス感覚をなめないで――きゃっ!」
調子に乗って一回転したら、ずるっと靴底がすべって――気がついたら、色無の腕の中にいた。
352 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 20:28:35.56 ID:issvcEqB0
「おっと! ほら見ろ、いわんこっちゃない」
「ご、ごめん……」
色無の声が耳元で聞こえる。色無の匂いがする。色無の鼓動を感じる。
「おい、もう離れろよ」
「……ね、今日はこのまま腕組んで帰ろうよ」
「はあ!? お前何言ってんだ?」
「いいじゃん。ほら、私誰かとつき合ったことないからさ、ちょっと恋人気分ってのをお試しで味わってみたくて」
硬直する色無が我に返る前に、私はその腕をしっかりと抱きしめた。
「お、おいまずいって。誰かに見られたら……」
「だいじょーぶだって、橙にはあとで私からちゃんと言っとくから。あ、いたたたた、さっきので足をくじいちゃったみたい……」
「うっわ、嘘くせー! ……ったく、しょうがねえなあ……ほんとに橙にはちゃんと説明しとけよ!」
「はーい!」
ため息をつき、色無は鞄を持ち直して歩き出した。ごめんね……でも、今だけは恋人のふりをしてね。
「? お、おい黄、なんで泣いてるんだよ!? 俺なんかしたか? あ、もしかしてほんとに足痛いのか?」
「え?」
言われて頬に手をやると、自分でも気づかないうちに涙が流れてた。
「あ、あはは……ごめん、なんでもない。夕日が目に入って、ちょっと痛かっただけ……」
あわてふためく色無をなだめ、なんとか納得させて、また二人で歩き出す。
一緒にいると楽しくて、優しくて、本当に大好きで、今はこんなに近くにいる色無。だけどこの想いは伝えられない。だってあなたは――彼女の彼。
353 :
光圀(京都府):2007/04/24(火) 20:28:58.66 ID:uAKbuZM20
>>348 なぜ防虫剤www
侍は何をしたんだwww
354 :
舞妓(長屋):2007/04/24(火) 20:29:14.25 ID:issvcEqB0
おしまい。押入から出てきた懐かしソングをインスパイアw
355 :
2ch中毒(北海道):2007/04/24(火) 20:30:30.58 ID:MURu8oXn0
356 :
ガリソン(樺太):2007/04/24(火) 20:34:59.56 ID:/w3vDgO6O
358 :
自衛官(樺太):2007/04/24(火) 20:50:40.72 ID:bTLszVShO
359 :
きしめん職人(神奈川県):2007/04/24(火) 20:57:26.74 ID:esVbF5uC0
360 :
コレクター(東京都):2007/04/24(火) 20:57:54.11 ID:32+DbVW70
361 :
調理師見習い(樺太):2007/04/24(火) 21:01:35.29 ID:wk+JeTgZO
サムライブラック保守
男「(ジー)………………。」
侍「何を見て」
男「シッ!静かに…………!」
侍「………………。」
男「見えたあッ!」
侍「なっ、何が見えたのだ?」
男「身長が152センチでAカップ、口癖である『ばかものー!』の台詞と共に刀で斬りつけてくるお前の姿が………」
侍「……………。なんだまた妄想か。」
男「俺の妄想力ならクラスの女子全員を見るだけで裸体をも透視で」
侍「てぃ!(ドス)」
男「きっ!(パタン)」
侍「峰打ちだ。クラスの視線が冷たくなってきたのでな。頼む、某の顔を泥を塗らないでくれ。」
男『ん………ここは俺の家?そうかまだ朝』
侍(
>>344)『こらぁ!いつまで寝ておるうつけめ!』
男『そうか……お前………』
侍(
>>344版)『何を寝惚けておる!遅刻したいのか!』
男『俺さ。』
侍(
>>344版)『ん?』
男『お前が側にいて良かったと思うよ。』
侍(
>>344版)『ばっ、馬鹿者!何を………!行くぞッ………!』
男「ふふふ…………うふふふふ………」
侍「………気絶しても妄想しとるのかこいつは。」
362 :
ガラス工芸家(愛知県):2007/04/24(火) 21:02:00.23 ID:fvvMtzY30
363 :
狩人(catv?):2007/04/24(火) 21:03:20.92 ID:ZGoJwT3a0
来週に向けて描くか・・・
これが最後のレスなら白は俺のよめ・・・じゃなくて友達
365 :
狩人(catv?):2007/04/24(火) 21:05:43.75 ID:ZGoJwT3a0
カット
366 :
絢香(広島県):2007/04/24(火) 21:06:13.92 ID:VyMs9Lm+0
友達でもカットとは…カワウソス
OH!
368 :
福男(長屋):