ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
1 :
留学生(鳥取県) :
2007/04/20(金) 22:54:19.47 ID:yfbk76JO0
2 :
留学生(鳥取県) :2007/04/20(金) 22:54:40.23 ID:yfbk76JO0
3 :
お宮(大阪府) :2007/04/20(金) 22:56:10.44 ID:T3l8IDHT0
5 :
スレスト(東京都) :2007/04/20(金) 22:57:04.68 ID:X1cB/dTD0
/ ヾ:.. _.. -‐- 、:..\:::::::`ヽ ヽ
∧. /:: , -=-v'´ \:::ヽ::::::: ハ:ヘ
,' 丶i / .::´〃 ヽ::ヽ:!::l | i
i/\_| ,' .:::!:./ , -‐‐ヘ: }i: l | |
|. l |:i :::::l::i / リル'...| |
| l ハ:', :::l::i _.. -―‐-、 _, -==k、 |:: | |
>>1 乙っさ!
| ! rヘヽ::代 /ィ尓::::::}ヾ|:: | |
| i f-ハ:.\{ , -=- 、 'V__::::ィj l:: :| |
| il マ ! ::::i ,.イ坏:::::::} `ー '´ |:: |:: |
l il :::\!..:::}`‘ Vァ-ィ;j l:: |:八
. l. il ..::::::::l ::小、 `¨ ´ _ ` ‐v ,イ::: |二二ニ==、
. ,' リ.::::::::: | :::厶、 V´ リ / |:::: |-‐――---ヽ
/ /ィ =ニ二| ::::V > _ ヽ _ ' /!} |::: | ヽニヽ
. / 〃/_, -ー| :::::|! ヘ` ¬ー‐‐ '´ 〃 |::: | ! ーヽ\
. / // / | :::::|! ヽ j' |::: | ! / / `ー=ミ、
/_//'/ | :::::|! \_ r/ |::: | l / /
/// ヽ. | :::::|! \>´/' |:::: | i}. //
//厂 \ | :::::|! /⌒\//  ̄ |::: 「 /
7 :
おやじ(兵庫県) :2007/04/20(金) 22:57:46.96 ID:quMMBiEO0
8 :
デスラー(樺太) :2007/04/20(金) 22:58:34.10 ID:iBPMmd5NO
9 :
ピアニスト(樺太) :2007/04/20(金) 22:59:05.45 ID:QaebQizUO
10 :
金田一(アラバマ州) :2007/04/20(金) 23:06:12.37 ID:uefltJxf0
11 :
ドラム(コネチカット州) :2007/04/20(金) 23:06:50.21 ID:v9WBrCl9O
ないはず
12 :
美容部員(長屋) :2007/04/20(金) 23:07:38.01 ID:zv+pbcEC0
13 :
土木施工”管理”技師(千葉県) :2007/04/20(金) 23:10:19.73 ID:HFLIehmu0
14 :
お宮(大阪府) :2007/04/20(金) 23:14:07.17 ID:T3l8IDHT0
ないな。 てか3日ルールになったあたりから、その辺は気を使ってるよな。 落下寸前はややこしくなるから。
15 :
漂流者(樺太) :2007/04/20(金) 23:28:53.25 ID:T7jxoVksO
……うー、うるさいわよ。……誰なの、病人の耳元で騒ぐバカは?
……っ! ちょっと、何であんたがいんのよ! 『お見舞い』? 誰がそんな事を頼んだのかしら?
――まあ、どうしてもって言うならまだいても良いけど。
何よ、『もう帰る』っての。……『時間』がどうだっていうのよ。
……じ『十一時』ぃっ?! 嬉しく……は、あるけど限度があんでしょ?
――信じらんない。……ちょっとここで待ってなさい。……ああ、それと。
――あたしが帰ってきたときにあんたが1ナノメートルでも動いてたら死刑だからね。
――『罪状』? そんなのどうでも良いわよ。まあ、強いて言うなら「あたしの部屋を荒らした」罪ね。
裁判官かつ検察官あたし、被告あんた、弁護人はなし、……って裁判をしたくなけりゃ動くんじゃないわよ。
――お母さん! 一体何時まであいつをここに置いとくつもりなのよ。もう夜じゃないのっ!
――『帰さないで』? そんな事頼んでないわよ! ……え。嘘……。ホント? ホントにホント? あちゃー……。
――何か頭が痛くなってきたわ。水飲むね。……あ、親父、今日も早いのね。おかえり。
――『飲むか』って。病人にお酒をすすめる神経が理解できないわ……。
……『酔った勢いでやっちまえ』? ……ねえ、親父、それ完全にセクハラ。お母さん。このタコ入道どうにかしてー。
――『用事』? あ、そう、そうなのよっ! もう遅いから、あいつに布団用意してあげてよ。
……そ、そんなわけないでしょっ! もぅ、酔っ払いは嫌いよ、バカ親父っ。ともかくよろしく。部屋に帰るわ。
――ふう、どうやら動いてないわね。……よろしい。
……ところでさ、あたし良く覚えてないんだけど、あんたを引き留めたって本当?
――……なんか、腕をガッチリ掴んで「今夜は帰さない」って言ったとか、言わないとか。
……あ、やっぱりやっちゃったんだ。
――こうなりゃヤケよ。今夜は……寝かせないんだから。
『……とか言ってお前が寝てりゃ世話ねえよ。……やれやれ』
あー、ハルヒ以外のセリフを入れるつもりはなかったんだがなぁ……
まあ、いいや
>>1 乙
キタキタキタ━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━!!
待ってた!! もうコレ見ないと1日が終わらないw GJ!
「ねえ、キョン。 今日の肉じゃがおいしい?」 「うーん、ちょっとジャガイモに芯が残ってるかなあ・・・・・・。」 「ごめんね、もうちょっとうまくなるようにがんばるから・・・・・・。」 「おいおい、何で台所に持っていくんだよ? まだ食い終わってないぞ。」 「いいの。捨てるから。 お惣菜を買ってくるから待ってて。」 「おいおい、いいって!」 ガチャ 「ううっ・・・・・・グスッ・・・・・・あ、あたしってダメね。 ってなんでそれ食べるのよ!キョン!」 「いや、勿体ねえし、芯があってお前らしいかなって。」 「キョン・・・・・・。」 「でも中までやわらかいお前も見たいな。」 長門「うぜえ」
19 :
漂流者(樺太) :2007/04/20(金) 23:38:52.64 ID:T7jxoVksO
俺は書かないと一日が終わんないw ところでちょっと気になってるんだがこの形式って分かり辛い?
21 :
舞妓(長屋) :2007/04/20(金) 23:43:50.55 ID:m5Fq/uMz0
>>19 こういう形式があってもいいと思う
分かり辛くなんかないし。
23 :
漂流者(樺太) :2007/04/20(金) 23:46:52.67 ID:T7jxoVksO
ああ、なら良かった…… んでは墜ちる ノシ
24 :
留学生(大阪府) :2007/04/20(金) 23:52:00.70 ID:BKtQ8oVt0
もう慣れたw おやすみ
26 :
金田一(アラバマ州) :2007/04/20(金) 23:56:32.66 ID:uefltJxf0
俺も寝る 超夜行型の住人さん、保守は任せた ノシ
27 :
◆1667Z5noT6 :2007/04/21(土) 00:00:54.06 ID:9PFjEbNb0
たった今ハルヒの陰謀を読み終えた。 本気で氏にたくなった。
29 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 00:06:05.55 ID:S4eiXi4q0
大好きな人が遠い
遠すぎて泣きたくなるの
31 :
留学生(宮城県) :2007/04/21(土) 00:10:27.53 ID:fQvT4T3o0
油断してたら落ちてた・・・ 誰か前スレおねがい
32 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 00:14:13.32 ID:S4eiXi4q0
大好きなひとよいつも いつまでも探してしまう きっと目が覚めても まだ幻を感じたい Morning I lost I lost I lost you! You're making making my music I lost I lost I lost you! もう逢えないの? No!
>>27 おお、微笑の人だ。
まだここ見てたのね。
ってかトリップ出る人と出ない人いるね
ほうほうほう
「ハルヒ。帰るぞ」 「まだ寒気が治まらないのよ……」 「仮病はいいから早く立てって」 「なんでわかるのよ……あ、夫婦だからね。さすがキョンだわ」 「お前その汗……」 「さ、帰りましょ。あと一食作らないとあんたに借金になっちゃうわ。キス3分の1回分ね」 仮病っていう嘘をついてどうするんだ、こいつは。 ハルヒの体はメチャクチャ熱かった。 「しょうがないな……ほら。乗れ」 「ば、バカじゃないの? そんな恥ずかしいこと出来ないわよ。あたしは何ともないって言ってるじゃない」 「俺がお前の体を触りたいからするだけだ。お前の心配なんかじゃない」 「やれやれ……ね。わかったわエロキョン。あたしの体をたっぷり触らせてあげる」 ハルヒはその小さな体を俺の背中に預けてきた。 このまま坂を下るのはなかなか骨が折れそうなことだが……。 「ありがと、キョン。……すぅ……すぅ……」 こんな可愛いハルヒを今さら起こせないっての。やれやれ。 バカップル保守
甘ぇwww
>>36 今日もGJ!!
電話の人とバカップル保守の人のおかげで最近よく眠れるw
>>18 GJ!
健気なハルヒって何か新鮮だなw
甘すぎて鬱になる
41 :
文学部(樺太) :2007/04/21(土) 00:34:04.79 ID:cLlERXqcO
>>40 その甘さをSSにしてここに置いてけばいいんだぜ
「……キョン、ありがと。結局ご飯まで作らせちゃったわね」 「気にするな。病気の時はお互い様だ。今日は親が作ってる手伝いしただけだから」 「お義母さんにも迷惑かけちゃったわね……」 「明日よくなったら家事の手伝いでもしてやってくれ。ほら、先に寝てろ」 「うん、ありがと。……ちょっとこっち来て?」 「なんだよ……うおっ?」 「1食分だからね。おやすみ……」 1食でキス1回か……明日の朝飯も俺が作るか。 バカップル保守
>>27 ◆1667Z5noT6さんこんばんは
「涼宮ハルヒの微笑」は今でも見るとついつい最後まで読みふけってしまいます。
で◆1667Z5noT6氏だけではないのですが前スレをUPしていただける人いませんでしょうか。
ちょうど保有レスが515までなのです…(泣)
「……目、覚めちゃった。キョン、起きて……ないわね?」 「…………」 「よしよし……ちょっとくらいギュッてしても起きないわよね……」 「…………」 「今日ので今までの3倍好きになっちゃった。起きたらたくさんキスするわよ。……それまで我慢するから」 「…………(起きるに起きれん状態だな。朝まで寝たフリか……やれやれ)」 バカップル保守
45 :
ミトコンドリア(樺太) :2007/04/21(土) 00:47:22.09 ID:BdL68EJ6O
長編は微笑しかまだ読んでないですけど、好きですょ長編♪書けないけど応援しますょ バカップル保守甘ぇ……
46 :
山伏(東京都) :2007/04/21(土) 00:51:18.15 ID:ZFhR0xJW0
47 :
山伏(東京都) :2007/04/21(土) 00:53:01.33 ID:ZFhR0xJW0
49 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 00:56:00.92 ID:S4eiXi4q0
作詞:畑亜貴/作曲:神前暁/編曲:神前暁/歌:涼宮ハルヒ(平野綾) 星空見上げ 私だけのヒカリ教えてあなたはいまどこで 誰といるのでしょう? 楽しくしてるコト思うと さみしくなって一緒に観たシネマひとりきりで流す 大好きなひとが遠い遠すぎて泣きたくなるの あした目が覚めたらほら希望が生まれるかも Good night! I still I still I love you!I'm waiting waiting forever I still I still I love you!とまらないのよ Hi!! 眠りのふちで ユメがくれる想い出の One dayあなたの言葉には 少しウソがあった 離さないよとキミだけだと抱きしめたのに約束がフワリと暗い夜に消えた 大好きなひとよいつもいつまでも探してしまう きっと目が覚めてもまだ幻を感じたい Morning I lost I lost I lost you!You're making making my music I lost I lost I lost you!もう逢えないの? No! 大好きなひとが遠い遠すぎて泣きたくなるの あした目が覚めたらほら希望が生まれるかも Good night! 大好きなひとが遠い遠すぎて泣きたくなるの きっと目が覚めてもまだ幻を感じたい Morning I still I still I love you!I'm waiting waiting forever I still I still I love you!とまらないのよ I still I still I love you!I'm waiting waiting forever I still I still I love you!また逢えるよね? ね!
「おはよう。ハルヒ」 「大好き、キョン!」 「いや待て。大好きとか、いきなりキスするとかの前に朝は挨拶からだ。おはよう」 「……おはよう。キョン」 「よし。よく出来ました」 「挨拶したらキスは解禁なの?」 「今のはご褒美って奴だ。解禁するのは飯食って、家事を終わらせてからだ」 「あたし……頑張っちゃうわよ?」 「妹に懐かれても耐えきれるか? あんまり待たせると俺が耐えれなくなるからな」 「んっ……と、よし! これで我慢してなさいよ!」 ほっぺにキスだけじゃ逆に我慢出来なくなるじゃねーか。畜生。 バカップル保守 明日も早いから寝るノシ
>>50 本日も脳みそがプリンになりそうな甘さでした…
GJ!
>>46-47 ありがとう
>>27 追記
Webで涼宮ハルヒの微笑みと書いてある文章を見ると
「ほほえみ」じゃ無くて「びしょう」だろとツッコンでおりました_| ̄|○
53 :
社長(コネチカット州) :2007/04/21(土) 01:32:53.69 ID:GmAgHBS3O
保守
しかしおかしいな 長門一筋だった筈なのに、ここに居るとハルヒがッあっががががガガガガガ
保守
56 :
パート(福岡県) :2007/04/21(土) 02:06:41.86 ID:vdbMYyNs0
昨日の晩に古泉SSがあるって言ってた人、来ないかなー
>>54 の情報連結解除完了…。みっしょんこんぷりーと
ふぉす
ミッドナイトに保守集合
ほし
id何かな
62 :
プロ棋士(コネチカット州) :2007/04/21(土) 04:40:11.32 ID:GmAgHBS3O
保守
しゅしゅ
64 :
噺家(樺太) :2007/04/21(土) 05:35:59.20 ID:zBETzkoiO
頭痛いから保守
65 :
県議(東京都) :2007/04/21(土) 07:21:31.60 ID:0fOyc43w0
お大事に保守
66 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 08:17:36.50 ID:jjjaZBQPO
おはよう保守
エロパロのまとめのエロ以外の作品をこっちのwikiに移行して( ゚д゚)ホスィ…
68 :
短大生(コネチカット州) :2007/04/21(土) 09:17:37.88 ID:X/YJ+TNbO
age
「お義母さんの手伝いとか全部終わったわよ!」 「…………」 「キョン?」 「…………」 「あんたが言い出したことじゃない。拗ねないでよ」 「…………拗ねてねーよ」 「ほら。こっち向きなさい」 「……なんだよ」 「向き合ったほうが抱き付きやすいでしょ?」 「まぁ……な」 バカップル保守
保守
71 :
解放軍(コネチカット州) :2007/04/21(土) 10:36:16.27 ID:X/YJ+TNbO
age
72 :
クリエイター(京都府) :2007/04/21(土) 10:57:08.58 ID:p7vrFhrZ0
ホシュ
保守
74 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 11:18:58.18 ID:S4eiXi4q0
キ「おい、古泉」 古「はい、何でしょう?」 キ「天皇賞何が勝つと思う?」 古「間違いなくアイポッパーでしょう」 キ「そうだよな・・・」 ハ「何言ってんの?デルタブルースに決まってるじゃない」 キ「おいハルヒ言わせてもらうけどなアイポッパーは前走デルタブルースに勝ってるんだぞ? ハ「知ってるわよ!でもあれは岩田のくそ騎乗で負けたようなもんよ! キ「何だと!でも負けは負けじゃないか!また同じことがおきるかもしれないだろ!」 ハ「何よ!キョンの癖にわたしに逆らって!!」 古「あ、荒川さんですか?はい、そうです デルタブルースとアイッポッパーです はい、そこでその一二着で決まるように機関にお願いしたいのですが・・・ ありがとうございます、一着デルタブルース、二着アイポッパーでおねがいします、 馬単かって資金を稼ぐのもありですね・・・じゃ、喧嘩をとめに行きますか このままだと閉鎖空間が発生してしまう・・・
75 :
解放軍(コネチカット州) :2007/04/21(土) 11:36:13.37 ID:X/YJ+TNbO
age
保守
ハルヒ「キョン、あのさ……今度の土曜日ひま?」 キョン「ん?特に予定はないが」 ハルヒ「みくるちゃんの誕生日プレゼント買うの付いてきてくんない?」 キョン「いいぞ。時間はいつにするんだ」 ハルヒ「じゃあ午後2時にいつものとこね」 ハルヒが珍しく俺を誘った。デートというのはわかっていた。でも恥ずかしくてそっけなくしてしまった。 ハルヒ「ごめんね、待った?」 キョン「ちょっと早く来過ぎちまったよ」 実際、俺は約束の一時間前に到着していた。 ハルヒ「あのさ、誰かに見られたらどうする?噂されちゃうよ?」 キョン「え、あーじゃあ別々に移動しようか?」 ハルヒ「あ……それがいいかもね」 それからプレゼントを買ってしばらくした後にハルヒは「頭が痛いから、帰る」と言って、俺はこの店に残るのかと聞いてきた。 俺はよく考えずにその店に残った。ハルヒがエスカレーターを降りて数分後、俺はハルヒを追い掛けた。 無性に追い掛けないといけない気がした。 店の入口に着いて辺りを見回す。ハルヒの姿は見つからなかった。
wkwktktk
79 :
高校中退(兵庫県) :2007/04/21(土) 12:35:07.74 ID:yvUMh1zo0
>>79 だってあそこは探しづらいし、携帯から見づらいしさ。
エロはいらないからさ
「さぁ、飯食い終わったしデザートでも貰おうか」 「フルーツ?それともケーキ?」 わかってるくせに、素直じゃないな。 ま、そこがハルヒらしいんだがな。 「とっておきのあま〜いのを」 「まったく・・・しょうがないわね・・・」 バカップル保守
「ハルヒ」 「キョン」 「ハルヒ!」 「キョン!」 「ハルヒー!」 「キョーン!」 「ハルヒーー!!」 「キョーーン!!」 「教室だってのに何やってんだあいつらは………」 「前の授業は体育だったからね、そのせいだと思うよ。」 「たかだか一時間程度逢えないだけで感動の再会なのね。」 「……………………」 次の日、教室のドアを開けるとハルヒの席に朝倉が座っていた。 なんなんだろうねこれは。
83 :
解放軍(コネチカット州) :2007/04/21(土) 13:08:43.40 ID:X/YJ+TNbO
age
「キョンなんか……」 ハルヒは包丁を両手で持った。 「キョンなんか……」 その手が震え出す。 稲妻が瞬き、カッと見開かれたハルヒの両目が、殺意に満ちた輝きを放った。 「キョンなんか、死んじゃえばいいんだっ!!」 そして、ハルヒは包丁を両手で握りしめたまま、キョンのもとに駆けよる。 「ハ、ハルヒっ……」 キョンは声にならない声でそう呟くとそのまま地面に倒れ込んだ。 夥しい量の血が流れてゆくのをただ彼女は黙って見ていた。 そして最後に生き絶えようとしているキョンに弔いの言葉かのように「彼女」涼宮ハルヒはこう呟やいた… 「お疲れ様でした……」
>>77 古泉「聞きましたよ、どうだったんですか?」
キョン「あぁ何と言うか、俺が失敗したというか…すまん上手く言えん」
古泉「そうでしたか。涼宮さん、あまり元気がないようですから気になさってあげてください」
キョン「あぁ……」
それ以来ハルヒとは疎遠になってしまった。
恥ずかしい、冷やかされたくないという気持ちが強かった。今ならそんなもの、かなぐり捨てれるのに。
それから半年ほどして、俺達はどちらからともなく別れた。
終わり
なんという駄文……
86 :
付き人(樺太) :2007/04/21(土) 13:33:23.17 ID:QztZl8A00
88 :
プロ固定(コネチカット州) :2007/04/21(土) 13:57:32.12 ID:Deiv41evO
hohoho
89 :
刺客(神奈川県) :2007/04/21(土) 14:04:51.96 ID:Orq5nbeQ0
>>87 なんか分かるね
若い頃ってそんな感じだったなー
「ハルヒ、お帰りんこ」 「ただいまん……」 時が止まった、この間に説明しよう。 ハルヒと俺は大学を卒業し、直ぐに結婚した。 俺は県庁に勤めている……と言えば聞こえは良いが、実際は県民の皆様のクレームを聞いている様な仕事だ。定時で帰れるのが唯一の救いだな。 ハルヒはと言うと大学の研究室に入った。何でも、この前発表した論文が世界的に注目されているらしく、最近は帰りも遅くなりがちだ。 その論文はハルヒが手書きしたものを俺にタイプさせて出来上がった代物なのだが、俺の功績は誰も注目しないのかね。 先程「時が止まった」と言ったが、そんなものは比喩である。現実は無情にも刻々と進んでいく。 ほら、固まっていたハルヒも徐々にフルフルと震えだして、握られた拳がゆっくりと上げられ――― 「こぉんのエロキョン――――!!!」 ぐーで殴られた。 終わり
92 :
少年法により名無し(ネブラスカ州) :2007/04/21(土) 14:58:55.79 ID:Ek29zMQ7O
長門「…ただいまんこ」
93 :
会社員(北海道) :2007/04/21(土) 15:00:01.33 ID:rLenPR020
朝倉「お帰りんこ〜♪」 とくに意味はない 妄想が止まりませんでした
長門「…ただいまん……情報連結解除開始…」
96 :
わけ(東日本) :2007/04/21(土) 15:28:00.78 ID:nfxu0T/P0
 ̄ , -‐- 、 . ,'::;〃i::iヾヾ. ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l. /((::!┯ ┯l!| . ノ::::l:ヾヽ - ノ八. ノ:::::l::::リづ旦O:::i::ヽ . ぐ;;;;;;;i;;;;;とく/_|_jゝ;;;;i;;;
アナル落下
98 :
短大生(コネチカット州) :2007/04/21(土) 15:54:09.41 ID:X/YJ+TNbO
アッー!
ただいめかぶ
保守
すまんが誰か教えてくれ dat保管庫のdatファイルはどう使えばいいんだ?
んっ、れろっ、れるっ、ぴちゃっ、ぴちゃ
>>103 専ブラの説明を見れ。
それで分からんかったらまたおいで。
107 :
付き人(樺太) :2007/04/21(土) 17:24:43.50 ID:QztZl8A00
109 :
大統領(愛知県) :2007/04/21(土) 17:37:02.12 ID:+JBh1sM/0
>>108 日本語が不自由な方でいらっしゃいます?
110 :
付き人(樺太) :2007/04/21(土) 17:39:01.17 ID:QztZl8A00
111 :
大統領(愛知県) :2007/04/21(土) 17:40:54.33 ID:+JBh1sM/0
この中にお医者さんはいらっしゃいませんか!?
こりゃ一大事だwww
113 :
船長(樺太) :2007/04/21(土) 17:54:13.30 ID:VqRDaL3MO
114 :
元原発勤務(ネブラスカ州) :2007/04/21(土) 17:54:49.51 ID:QajiwqmuO
古泉「つまりこういうことですね
>>108 さん、自分の使っている専ブラが何なのか分からない、違いますか?」
115 :
付き人(樺太) :2007/04/21(土) 17:57:37.27 ID:QztZl8A00
情報の伝達に齟齬が発生しているなwww
魔法少女、参上っ!あたしが来たからにはもう安心よ!
117 :
大統領(愛知県) :2007/04/21(土) 17:59:47.68 ID:+JBh1sM/0
>>114 長門「待って。もしかしたら彼は頭がおかしいのかも知れない。」
解決した
119 :
付き人(樺太) :2007/04/21(土) 18:03:21.90 ID:QztZl8A00
解決したのかよww
あらま。 せっかく専ブラがなくても読める方法を書き込もうと思ったのに。
122 :
占い師(長屋) :2007/04/21(土) 18:19:44.15 ID:YlrRM3V70
123 :
自宅警備員(アラバマ州) :2007/04/21(土) 18:41:50.09 ID:SNbzI0zo0
●<バイショォオオオオオオオオオオオオオ!!!!
「……」 「ん、どうした?」 「あれ……」 「あぁ、腹が減ったのか。買ってきてやるよ」 「…………ありがとう」 「礼なんか言わなくていいぞ、長門。彼氏の務めだ……ってどうした。いきなり手なんか握って」 「…………彼女の務め」 バカップル保守
>>122 変なところから食いつかれたw
いや半分ネタなんだが、手っ取り早い方法を伝授しよう。
壱
・先ず読みたいdatファイルを用意する。
・拡張子、ファイル名の最後の「.dat」を「.txt」に変更する。
・頑張って読む。
よく分からない場合。
弐
・先ず読みたいdatファイルを用意する。
・メモ帳を開く。
・何もない、そのメモ帳にdatファイルを持っていく。
・頑張って読む。
頑張ったってメモ帳で読んでらんねーよこの阿呆!
参
にくちゃんねるかdat変換機でググれよど阿呆。
正直すまんかったm(_ _)m
>>124 いきなり長門のバカップル保守がくるとは思わなかったので
最初ハルヒネタのつもりで読んでしまった。
127 :
塗装工(樺太) :2007/04/21(土) 19:10:38.28 ID:HX9xclRFO
ハルヒ「SOS団公認!団長、涼宮ハルヒ! 涼宮ハルヒをよろしくお願いします! 世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒ! 涼宮ハルヒでございます! 最後のお願いにやってまいりました 涼宮ハルヒ!涼宮ハ(ry」 (´・д・`)選挙カーウルサス…
「あたし達ってさ……」 「俺達って?」 「夫婦よね?」 「夫婦だな」 「愛しあってるのよね?」 「愛しあってるな」 「……ありがと」 「どうしたんだ? いきなり……」 「ううん。ただお礼が言いたくなっただけ」 「……変な奴」 「(やっぱり言えないわよ! 二人で暮らそうなんて恥ずかしくて言えないわ!)」 バカップル保守
やっぱバカップルにはハルキョンが一番だな。
>>128 ってことはキョンの家族と同居なのか。
イロイロ気をつかわねばならんのは大変じゃないのか?バカップル的にw
今まで適当に書き綴ってた設定をまとめると高3でキョンの家に同居と言う感じにww 保守だから気にしない
18歳になった途端入籍かよキョン…ww 「バカップルは高校3年生」ってか。
学校では、まだ入籍だの同居だの内緒にしてるつもりの二人。 もちろんバレバレだが。
135 :
刺客(静岡県) :2007/04/21(土) 20:01:51.28 ID:kQUXtODR0
内緒にしてるつもり なのは無理じゃね? THE空気嫁 こと谷口が 「お前涼宮と同居してるんだって!?良いよなー、いや、涼宮と同居してるのが良いんじゃなくて 女子と同居するって事がさ。 いやいや逆に考えれば好き勝手出来なくなる訳だ。ご愁傷様だなキョン」 とか言いそうだ
136 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 20:02:13.32 ID:jjjaZBQPO
age
「あたしね、夫婦だからって距離が近すぎるのもダメだと思うのよ」 「ほう。それは何故だ?」 「よくわかんないけどマンネリ化の原因になりそうじゃない?」 「それもそうだが……」 「今日の夜はちょっと離れて寝るわよ!」 「……わかったよ」 「で、結局これだけしか離れないのか?」 「こ、これ以上離れたら寂しいじゃない!」 「まぁ……いいけどな」 その日、結局俺達は手を繋いで寝た。 いつもの抱き合いながらに比べるとハルヒ的には相当離れてるらしい。 バカップル保守
138 :
船長(樺太) :2007/04/21(土) 20:06:48.57 ID:VqRDaL3MO
>>135 そこで長門の出番。
谷口が言った次の瞬間には情報操作でクラスには一応バレていない形になり、
あわれ谷口は9組在籍となり、古泉の前の席の生徒として過ごすハメに……
最近ハルヒがデレデレだなwwwww 原作でツンを補給してくるかあ
140 :
刺客(静岡県) :2007/04/21(土) 20:14:33.32 ID:kQUXtODR0
だが原作でもデレ分を補給してしまう
>>139 だった。
-
>>139 は-
2度とツン好きへは戻れなかった…。
デレとデレデレの中間の生命体となり
永遠にハルヒ空間をさまようのだ。
そしてツンされたいと思ってもツンされないので
―そのうち
>>139 は考えるのをやめた。
>>140 ツン好きってわけでもないな俺は、デレが基本ベースで各所にツンが効いているのが好きなんだ
いや、SSは自由だから好きなように各自の設定を決めればいいと思う
ただやっぱり、ハルヒはツン:デレ=9:1くらい、いや8:2くらいが良いと思ってる。
あんまりデレデレしてると「あれ?」と思ってしまうんだ、まぁニヤニヤしながら読むんだけどね
だんだん何の話をしてるのか分からなくなってきたが、唯一分かるのは俺が救いようのないハルヒ厨ってことさ
「おい。どうして一人だけ先に起きて準備してんだよ」
「…………」
「なんとか言えって」
「……あんたが手を離したからじゃない」
「お前な……寝返りをうって布団を全部持って行きながら手を離したのは誰だ?」
「へ……?」
「あー、悪かったな。俺は今日風邪で休むから学校行っていいぞ。お前は準備してるもんな」
「ちょ、ちょっと?」
「うー、さむ。母さーん、薬出してくれ」
「キョン? ごめんってば!」
「あー、さむ……」
「あ……う……」
たまにはバカップル喧嘩保守
ところで
>>139 よ
ツン補給なら溜息だよな?
143 :
山伏(東京都) :2007/04/21(土) 20:35:13.77 ID:ZFhR0xJW0
ハルヒにツンデレ属性を求めていない俺は、勝っているのやら負けているのやら…… あ、当然ハルヒが一番LOVEですが。
>>142 溜息かあ、しばらく読んでないんだけど、ハルヒが「みくるちゃんにばっかり構っちゃって!」みたいに思ってるように感じたんだけど、違うっけ?
>>144 そんな感じ、俺はけっこう好きな話かも
「キョン……怒ってるわよね……はぁ」
「それよりキョン大丈夫かしら? 本当に震えてたし……」
「帰っても怒ってたらどうしようかしら……」
「涼宮。HR中に回りに聞こえる大きさの一人言はやめろ」
「うるさい、ハンドボールバカ。やっぱりあたし早退するわ」
声に出るほど心配なバカップル保守
>>145 良かった、合ってた
俺も割と好きなんだが、あんまり評判がよくないよなw
生粋のハルキョン厨の俺には溜息なんか萌え死ねるぞ
>>147 こういうことか?
キョン「はぁ……」
ハルヒ「はぁ……」
スマソ
吊ってくるorz
149 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 21:12:55.18 ID:S4eiXi4q0
は? ナリブが最強だろ? ルドルフ<<ディープ<<エルコン<<<ナリブ 意味わかんねぇ
150 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 21:13:25.22 ID:S4eiXi4q0
誤爆しましたorz ごめん
「うーん……フルーツも買った。キョンの好きなプリンも買った。だけど家に入りにくいわね。ついさっきまでケンカしてたし……」 「何やってんだ。こんな時間にこんな場所で」 「あ……キョン? あんたなんで外にいるのよ!」 「いや……喉渇いたから」 「寝てなきゃダメじゃない! ほら、あたしがいろいろ買って来てあげたから!」 「ハルヒ……ごめんな」 「あ、うん……。わかったから早く寝なさいよ」 「わかってるよ」 「今日はあたしが何でもしてあげるんだから動かないこと!」 ゴミ出しのおばちゃん達が見てるよバカップル保守
152 :
気象庁勤務(アラバマ州) :2007/04/21(土) 21:26:06.73 ID:Wsosb2rS0
age
153 :
付き人(樺太) :2007/04/21(土) 21:29:40.97 ID:QztZl8A00
154 :
宅配バイト(東京都) :2007/04/21(土) 21:34:45.34 ID:Ojyu757e0
155 :
俳優(京都府) :2007/04/21(土) 21:36:36.78 ID:m3wkjYr+0
ほしゅー
157 :
船長(樺太) :2007/04/21(土) 21:52:33.00 ID:VqRDaL3MO
158 :
刺客(静岡県) :2007/04/21(土) 21:53:57.04 ID:kQUXtODR0
「はさみかしてー」
160 :
パート(愛知県) :2007/04/21(土) 21:56:35.55 ID:PzwS8tL40
朝倉「ナイフかしてー」
162 :
刺客(静岡県) :2007/04/21(土) 21:58:04.56 ID:kQUXtODR0
田丸「くだものナイフかしてー」
谷口「どうぞ」ニヤリ
〆 三┏( ^o^)┛ワーイナイフダー ┛┓
谷口「ワイフかして〜」
166 :
船長(樺太) :2007/04/21(土) 22:05:07.66 ID:VqRDaL3MO
●<たすけてええええぇぇぇえええ! 三┏( ^o^)┛ワーイワイフダー ┛┓
キョン「残念ながらまだ妻はいない」
169 :
刺客(静岡県) :2007/04/21(土) 22:06:48.94 ID:kQUXtODR0
◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 情報連結解除 ◎ ◎ ◎
ながもん「死ね!氏ねじゃなくて死ね!」
171 :
船長(樺太) :2007/04/21(土) 22:13:59.54 ID:VqRDaL3MO
みくる「でしゅ〜!でしゅ〜!」
何だこの流れwww
173 :
気象庁勤務(アラバマ州) :2007/04/21(土) 22:19:00.21 ID:Wsosb2rS0
今のこの殺伐したスレに和みをいれてくれる ( )) プヒン! (( ⌒ ))__∧__∧___ モロン (( (≡三(_( `・ω・ )__() ミヽ (( ⌒ )) ( ニつノ ヾ (( ) ,‐(_  ̄l 旦 <コトッ し―(__)
174 :
カエルの歌が♪(コネチカット州) :2007/04/21(土) 22:23:39.98 ID:/8LhOSfbO
サタデーナイトに甘いSS集まれ・・・
「口開けなさい、あーん……」 「もう何個目だよ。さすがに腹いっぱいだ」 「そ、そう? じゃあ飲み物……」 「入らん」 「あ、あんたの好きなプリン買ってきたのよ」 「というかだな、寝せてくれ。食いたい気分じゃないんだ」 「我慢して食べなきゃ元気が出ないでしょ! あたしはあんたが元気じゃなきゃ嫌なのよ……」 「ハルヒ……」 「これなら食べれるでしょ! ん……ん……」 「む……。確かに食えるけどプリンを口移しって無いだろ」 「……早く元気になりなさいよ」 「少し寝せてくれ。目を覚ましたら元気になるから。……な?」 「……うん」 バカップル保守
176 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 22:54:42.69 ID:jjjaZBQPO
保守
177 :
船長(樺太) :2007/04/21(土) 22:56:42.87 ID:VqRDaL3MO
キョン「桜がきれいですね」 みくる「そうですね。なんかウキウキしてきちゃいます」 キョン「俺もですよ」 みくる「あれ、髪に花びらが…」 キョン「大丈夫ですか?」 みくる「キョン君だっていっぱいついてますよ?」 キョン「気づかないまま歩いてきちゃったんですね。それにしてもすごい数だ」 みくる「散っていく桜を見るとさびしくなっちゃいます…」 みくる「この花びらみたいに私の思いは散りませんよ」 うまく書けん。保守
179 :
パート(愛知県) :2007/04/21(土) 23:07:44.52 ID:PzwS8tL40
「今更、君が僕の秘蔵のプリンを食べたことに対して 批難する気はない、もちろん賠償を要求する気もない、 だが、キョン、僕が一番遺憾に思うのは、君が僕に一言もなしに食べたことに対してだ。 一言許可を求めたのなら、僕は君に対してプリンを譲渡するのも吝かではなかったのに。 だが、今となってはしょうがあるまい。覆水盆に帰らず、こぼれたミルクを嘆いても無駄な話だ。 だがな、キョン、人というものは過ちをするものだが、これを直すことができる。 古人曰く『誤まりてこれを改めざる、これを過ちと言う』と言う言葉がある。、今回の件は非常に残念な出来事ではあるが、 これを心の中の糧として二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、真摯に受け止め、改善することが出来れば、 プリンの1つや2つ決して惜しいものではないだろう。 だがね、キョン。このような過ちを繰り返すようなことがあれば、その時こそ今回の教訓はなんだったのかという話になりかねない。 僕は君のことを信じてはいる、だが、もし君が今回の件を軽視し、再び僕のプリンを食べようものなら、 その時こそ、今回の件も含めて責任を取ってもらうこととしよう。 責任とは大仰な響きに聞こえるかもしれないが、 そもそも社会において責任は社会を成立させる基本的な要素の一つだ。 昔から不文律・コモンローとして取り立てて言われなかった事 いわゆる常識であるはずな事が、昨今の風潮として、明文化されていなければ、 何をやってもいいというものに覆い隠されがちだ。 キョン、君にはそんな軽佻浮薄な輩にはなって欲しくない。 今一度君には心に刻み付けて欲しい事だが……」 橘「一緒に食べようって楽しみにしてたのですのにね?」 九曜「――ツン――デレ――」 佐々木分が足りない 保守
>>175 「口を開けてください、あーん……」
「もう何個目だよ。さすがに腹いっぱいだ」
「そうですか? じゃあ飲み物でも……」
「入らん」
「あなたの好きなプリンを買ってきたのですよ」
「というかだな、寝せてくれ。食いたい気分じゃないんだ」
「我慢して食べなければ元気が出ませんよ。
わたしはあなたに元気でいてもらわなければ困るのです。」
「古泉……」
「こうすれば食べられるでしょう。 ふんもっふ!」
「む……。確かに食えるけどプリンを口移しって無いだろ」
「早く元気になってくださいよ」
「少し寝せてくれ。目を覚ましたら元気になるから。……な?」
「……マッガーレ」
バカップル保守
キョン「春はきれいだな」 朝倉「ええ、そうね。桜がとってもきれい」 キョン「いや、お前のことだよ」 朝倉「えぇ!? いやーんキョンくんったらもう!」グサ
183 :
旅人(大阪府) :2007/04/21(土) 23:25:51.06 ID:KrTHtHUU0
そういや朝倉最近みないな
「いま……何時だ?」 「もう4時よ。夕方までグッスリだったわ」 「そうか……。ハルヒ、ちょっと中に来い」 「中って布団の中? もう……一体何なのよ」 「寒いな」 「……あたしは熱いわ。いきなり抱き付くのは反則よ」 「飯の支度始めるまでの1時間、このままでいような」 「うん……」 バカップル保守 つーか最近投下が(ry
185 :
クリエイター(アラバマ州) :2007/04/21(土) 23:29:06.60 ID:OLRBj9+h0
186 :
扇子(東京都) :2007/04/21(土) 23:29:13.00 ID:d15GSbcq0
続きを書いては消し、書いては消し、してる。 書きあがらねぇよぉ!!
あなたと私のサタデーナイト! 無駄にテンション上がってる酔っ払いがお届けする今夜は! 個人的趣味により佐々キョン投下です! 佐々キョン書き始めて約10日、だらだら長くなって終わりません。 ラストシーンだけは最初から決まってるんですがねえ。 なお日数はテキトーです。たぶん違う。 では、前に投下した佐々キョンがロミオとジュリエットを演じる話の続きです。 未だにタイトルなし。
演劇ロミオとジュリエットの準備は全体的に見れば順調に進んだ。 一番セリフが多いやつはさっさと覚えたし、全員の衣装は出来上がり、宣伝のポスターも校内中に貼られた。 ポスターの意味はあまりないので、画用紙に開催時刻とクラス名を書いた適当なものだ。 わざわざポスターなんて貼らなくても強制的に体育館に集められることになっている。 サボることもできるが点呼時にいないと欠席扱いになってしまう。 だいたいは大人しく体育館で出し物を見るか、居眠りをするのが通例だ。 そんなわけで、クラスの準備は整って来ていた。一部を除いて。 体育館で衣装を着ての練習が始まった30分後、いきなり中断が入った。 「キョンくん、まだセリフ覚えてないの!?」 眼鏡をかけた女子が金切り声で非難を口にした。 文化祭実行委員の彼女は自分のことのように眉を吊り上げている。 受験生だってのに余裕のあることだ。 そういや学年10位以内だったか、彼女は。こういう情報はどこからともなく流れてくる。 「あんなセリフ、脳が拒絶して覚えられねぇよ」 「録音して寝てる間に流しておいたら? 少しは入るかもしれないわよ」 ムチャクチャ言いやがる。 そんなことして妹に聞かれたら面倒だ。 万一親に見つかってこっそりダビング取られた日には首を吊るね。 「キョン、キミの行動でクラス全体の評価が決まることを忘れないように」 佐々木が俺を見上げる。 「本番でも台本を手に持ってやるかい?」 全校生徒の前でその醜態は避けたい。 しかしだな佐々木、俺をここまで追い詰めたのはお前だと思うんだが。 「くくっ、責任転嫁は見苦しいよ」 台本を書き換えたのは誰の仕業だってんだ。
実行委員を始めとした女子全員が佐々木案を支持し、 男子も面白がってか俺の味方をしてくれるやつは皆無だった。この世は無情だ。 「……そういや、ずっと思ってたんだが……」 俺はロミオの衣装を着ている佐々木を見下ろした。 「何でお前ドレスなんだ?」 佐々木は何故かジュリエットと間違えそうなドレス衣装だった。 ちなみに俺は普通に考えてロミオの衣装である。 えー、と子供っぽい答えを返したのは佐々木ではない。衣装作成係の女子だ。 練習が中断したのでステージに上がっていた。 「このドレス、キョンくんの希望でしょ?」 待て。俺はそんなこと言った覚えはない。微塵もない。 まあ、佐々木の外見を引き立てていると思わなくもないのは認めてやっていい気がするが、断じて俺は言っていない。 佐々木がそんな無駄な嘘をついたとも思えん。 「おい、佐々木。何を言ったんだ?」 「キョンが女装を嫌がってること、ジュリエットの衣装が男性的だと同性愛に見えるとキミが言ってたこと。 この2点を伝えただけさ」 そのままだな。なぜ変な誤解が発生しているんだ? 衣装作成係の女子はケタケタ笑った。 「キョンくんの衣装を男物に変えて、同性愛に見えないようにするなら手段はひとつ! 佐々木さんのを変えるっきゃないっしょ。 カノジョのドレス姿が見たいなら最初から素直に言えばいいのに」 ……誤解だ。おかしな解釈をするな。 俺は純粋に劇の心配をしてだな……。 「じゃあキョンくんの希望じゃないってことにしても、可愛いでしょ?」 どうよ、と言わんばかりに胸を張る女子。衣装の出来に自信があるのだろう。
支援
話題の中心の佐々木は達観したように黙りこくっている。 相も変わらずクールだが、その表情は「答えろ」と言ってるようだ。勘だけどな。 そりゃ当然素材がいいんだから鑑賞会を開きたくなる出来栄えに決まっている。 しかしだな、好奇の視線に晒されて率直に褒めるのは辛いのだ。 くそ、まわりのやつらニヤニヤするな。特に男子。 野郎のニヤケ面は余計に腹が立つ。 「…悪くはないんじゃないか」 女子たちが揃って呆れ顔になった。なんだよ。 「はぁ…。佐々木さんも彼氏がこれじゃ大変だよね〜」 いや、だから待て。なんでみんな一斉に頷いてるんだ。 佐々木からも注意してくれ。 「無駄を承知で否定しよう。僕とキョンは友人だ」 「ん〜キョンくんも佐々木さんも素直じゃないんだから。 2人とも相手役が違う人だったらもっと手を抜いてると思うんだよね。 そろそろ認めちゃえばいいのに」 一番親しい友達に迷惑かけたくないと思うのは当たり前だろ。 なんでもかんでも恋愛に結びつけるな。 「くだらない話は止めて練習再開しようぜ」 「一番の懸念事項はキミなんだけどね、キョン」 悪かったな。 なんか口調にトゲが感じられる。周りの誤解は今に始まったことじゃないだろ。
192 :
割れ厨(岡山県) :2007/04/21(土) 23:32:23.83 ID:orMuXoVS0
支援
ここしばらく俺の精神力は赤信号が点灯し続けている。HPも赤い。 回復用の薬草を投げてくれるやつが原因なのだから、何を恨めばいいのやら。 ぐるぐる回った思考は5分ほどで答えを導き出した。 文化祭を設定したやつらが悪い。 こんな劇に決めたやつらが悪い。 一応佐々木も気が進まないことに巻き込まれた側だ、俺への振る舞いに悪意はない……と思いたい。 最も仲良く付き合ってる友達に実は嫌われてたらさすがの俺もショックだぜ。 まあ、普通は嫌いな人間を一番時間を長く共有する相手に選ばないだろう。大丈夫だ。 無機質な体育館の天井を見ながら俺はそう結論を出した。 体育館を支える金属の骨格は、ところどころにバドミントンの羽やテニスボールといった異物を挟んでいる。 この学校にバドミントン部はないのだが。 軽いお遊びで天井に羽を固定するとはバイタリティを無駄に発揮するやつもいるもんだ。 「正式名称はシャトルだ」 「おわっ!?」 声と一緒に頬に冷たい感触が生まれた。 ちょこんとしゃがみ込んだ佐々木が俺の頬にコーヒー牛乳を当てている。 頭がオーバーヒートして体育館のステージにひっくり返っていたので心地良い。 他の演劇メンバーはさっさと帰って、佐々木が来るまで俺一人だった。 ステージ外では部活動で残っている生徒が器具の片付けをしているけどな。 「現在キミはかなりの疲労状態にある。疲労をおしてする考え事はどのような重大案件かな。 僕が不覚にも競技に欠かせない物を紛失と同義の位置に貶めてしまった状態に興味があるようだが、 キミが最優先で案じるべき事は別だと僕は考えている」 あの羽は佐々木がやったのか。それなら納得だ。 お前が何でもできるのはお前を知ってるやつの共通認識だぜ。 「買いかぶりだ。僕にもできないことはある。 たとえば、天井に引っ掛けないよう加減してシャトルやテニスボールを打つこととかね」 テニスボールもお前の仕業かよ。 狙ってもいないのに軟式の球があそこまで飛ぶものなのか?
194 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 23:33:28.62 ID:jjjaZBQPO
――もしもし、……うん、あたし。……ふふ、そうね、もう癖みたいな物ね。 ――『理由』? あんたの声聞いてるといい具合に眠くなるのよ。夢見も……いいしね。 ――そうよ『子守唄』みたいなもんよ。……いいじゃない、あたしの役にたってるんだし。 ……ところでさ、一つ訊いていい? あんた今日の市内探索ずっとアクビしてたけど、昨日は眠れなかったの? ――『一睡もしてない』? ……まさか、あたしが寝てるのをいいことに、……何よ、そのバカを相手にするような口調は。 ――『朝起きたとき』は、なんか枕が何時もより固かったなー、って思ったけど。 ――ひひひ『膝枕』ぁっ?! バカ、変態! ……そういうのはあたしからやるもんでしょ、……普通。 ……ともかく、あたしを起こしちゃ悪いと思ってその姿勢でまる一晩過ごしたわけね。 ――あ、じゃあさ、手をしきりにさすってたのは? ……ふむ、あたしの『髪をずっと撫でてた』、と。それで筋肉痛になったのね。 ――実はあんた頭髪萌? 『柔らかくて、触り心地がいい』から『つい夢中で』、ねえ……。 ――あたしの権限であんたを第二級の変態に認定するわ。 ――そうよ、文句ある? ちなみに『第一級の変態』の基準は……やっぱり言わないでおくわ。 ――ともかく、あんたが間違いを起こさないようにあたしがキッチリ指導してあげる。 ……。 ……そこでその発想がでてくるあんたに脱帽だわ。鈍感を軽く超越してるわよ。あんたの心は大理石かっ?! ――『健康な男子高校生にそんな事を匂わせるな』? ……よーく分かったわ。あんた準一級の変態に格上げね。 ――ところでさあ、キョン。今、物凄く眠い? ……『そう』よね、声がいつも以上にマヌケっぽいしね。 ――そ、こ、で! ……あ、何その「あちゃー」って感じの声は。……『何を言うか分かった』のね。 ――ふふふん。嬉しいでしょ? あたしがわざわざ膝枕しにあんたの家に行ってあげるんだから。 ――『風邪ひかないうちに帰れ』? それは無理な相談ね。今いるのはあんたの家の玄関前なの。 ――さあ、さっさと扉を開けなさい! ……ちょっと肌寒いから五秒以内ね。……あ、でもあんたの顔を今すぐ見たいから三秒以内ね。 お邪魔しまーす。えへへぇ……。 日を重ねる事に分量とハルヒの変態度が上がってくぜ
佐々木はそこらへんの男子より運動神経が良い。 何でもこなす性能となかなかの社交性で、男女から人気がある。 誰もが認める美少女なせいか、2年までは告白されることも珍しくなかったようだ。 それが3年になってから激減したとは本人の談。 原因は……聞くな。俺からは多大な誤解のためだと言っておこう。 「キョン、また余計なことを考えてるだろう」 佐々木は対男用の喋り方で俺に語りかけた。 右手のコーヒー牛乳は既に俺の顔を離れている。早いとこ飲ませてくれ……。 佐々木は甘ったるい物を好まないから、俺に買って来てくれたんだとわかるさ。 「僕としては、体育館の屋根とシャトルよりもクラス全員が連帯責任を追う演劇を憂いて欲しい」 それはちょっと古いぜ佐々木。 俺は横でしかめ面してるヤツのことを考えてるんだ。 小言が増えるから言わないでおこう。 「説教で追い討ちは止めてくれ。ギリギリなんだ」 「そのようだね。糖分を摂取するといい」 「ああ、サンキュ」 俺は上半身を起こして紙パックを受け取った。床に足を投げ出したまま一気に飲む。 ん、甘いな。疲れてるから美味いぜ。 佐々木の手にはお茶が握られている。カロリーほぼゼロで大丈夫なのかね。 俺が青色吐息で登山してる気分な演劇も、佐々木にとっては消耗することじゃないのかもしれん。 「佐々木、セリフ全部覚えてるんだよな。お前が一番多いってのに」 「何も見ないで全員分言える」 さすがだ。俺とは頭の出来が根本的に違う。 人間はなぜここまで不公平に出来ているのか。 地球全体で不満の署名を集めれば軽く過半数を越える確信があるが、あいにく俺は結果を叩きつける相手…神に会ったことはない。 「代わらなくて良かっただろう? ジュリエット」 やかましい、それで呼ぶな。 俺は今でも役を降りたいと思ってるんだ。
196 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 23:34:45.39 ID:jjjaZBQPO
ぎゃあ! スマン、吊ってくる。携帯厨でごめんなさいorz
ジュリエット役の問題点は佐々木が潰してくれたが、それ以上の災厄を作られちゃ困るぜ。 しかし俺の希望通りに役を交代していたら俺の頭はもたなかった。 ロミオはジュリエットよりセリフが多い。 ジュリエットのセリフを覚えきれない俺には絶対務まらない。 ジュリエットと出会ってからの場面はそれほど差がないが、 その前にロミオはロザラインという女への片思いで悩み苦しむシーンが入っている。 意外なことに最初他の女が好きだったんだな、ロミオは。 ジュリエットに一目惚れして恋心を切り替える。 恋愛経験の薄い俺には未知の領域だ。 「一目惚れってはどういうもんかな」 「突然だな、キョン。まあ、キミがその問いに到るまでの思考は読めるよ。 ロミオの心境が理解できないのだろうね。僕もだ。 僕は経験したことがないから伝聞以上の回答を与えれない」 佐々木は苦笑して俺を眺める。 しかし、わずかな感情のゆらぎを見せた目は別の物を見ている気がした。 「人伝にしたってあまり聞かない」 ふうん、『あまり』ね……。 ドラマや小説の世界でしか聞いたことがないなら、こいつはそう言う。 「僕には理解できない。恋の中でも一目惚れという現象は特にね。 視覚情報をわずかに得ただけで過剰な好意を発生させる。理由の無い好意は不気味だ。 …でも恋愛する自由を奪う気はないさ。僕の価値観が絶対正しいと言うほど傲慢ではない。 ヴォルテールじゃないが、僕にとって嫌な意見でも表明する権利は守られるべきだ。 他人に押し付けることなく生きてくれれば文句は無い。 それが破られるから僕は常々困っているのだけどね」 饒舌だな。
ちなみに、ヴォルテールは信教と言論の自由を求めたフランスの哲学者だ。 『私はあなたが何を言っても賛成しないが、あなたがそれを言う権利を死んでも護るだろう』という言葉は有名だ。 自由主義の理念を端的に表した名文句である。 ヴォルテール自身の言葉ではないとされているが。 …以上、前に佐々木が言ってたことの受け売り。 「お前に惚れたやつはどこまでしていいんだ?」 「僕に恋愛感情を抱かないのが最善だ。だが、心まで否定はしない。 僕としては気づかれないように黙っていてくれると助かるよ」 「告白する権利はないのか?」 「そこは難しいところだ。僕の精神状態に少し影響するから、僕の立場で言えば控えて欲しい。 しかし書物や伝聞によると、昇華して次に進むために重大な事らしいね。 嫌だと感じるが強制はしない。僕が拒絶するのは相手の行動や精神を思い通りにしようとする傲慢な人間だ」 そうか。お前も大変だな。 ところで、さっきから気になってることがある。 ……なあ佐々木。 「お前、一目惚れしましたってしつこく告白されたことでもあるのか?」 ほぼ確信を持って俺は尋ねた。 その彼には気の毒だが、佐々木の様子からして、嫌な思い出ベスト10にランクインしてると思われる。 「…キミは時々、妙に鋭いな」 いやなに、お前の様子と外見と噂をもとに考えれば難しくないぜ。 玉砕した男の数が3桁って噂もあるんだ。 それだけいれば中には一目惚れしたやつが混じっているだろうさ。 この数はおそらく大げさに伝わってるだけだと思うが。 かといって、佐々木に正しい人数を聞くのは野暮だ。 何人に告白されて振ったかなんて、佐々木には話題に出したいことじゃないはずだ。 佐々木が否定する感情を勝手に向けられた回数なんだから。 「なんかそういう風に見えたもんでな。まあ、そんなことより、だ」 俺は少なくなってきたコーヒー牛乳を一気に飲み干した。 ズズズと品のない音がする。
「本番に間に合う気がしねえよ」 「僕の見立てでは辛うじて間に合う」 ちょくちょく俺の勉強を見てくれる佐々木先生のお言葉だが、今回は信じられないぜ。 学校授業と塾と演劇の3つを掛け持ちするのは無理だ。 「やる気が足りないな。学習意欲がなければどんな勉強法も効果が薄い」 罪を咎める目つきだった。 物覚えが悪い上にやる気がなくて悪かったな。 「キョン、日曜日は空いているね」 疑問形ですらないのかよ。 ああ、朝から晩までフリーだぜ。お前が空けとけって言ったんだろ。 うるさい妹は春休みになったらまとめて遊んでやると約束した。 「またうちでやるのか?」 演劇練習が始まってからは、日曜のたびに佐々木がうちに来て俺に練習をさせている。 必要だと思うから俺も渋々やるわけだが、お袋と妹の邪推には参るのだ。 「僕の家はどうだい?」 「いいのか?」 「ちょうど両親が不在だ」 「そうか」 佐々木の親を見てみたい気もするが、顔を合わせなくて済むに越したことはない。 娘が連れてきた異性の友人を見てどう思うのか気になっちまいそうだしな。 うちの親みたいに変な誤解をしたら気まずいどころじゃない。 「じゃ、お前の家で頼む」 「了解」 やれやれ、ここしばらく佐々木の顔を見ない日がないな。
支援んんんんんんんんんn
来たる日曜日の朝、俺は招かれた佐々木の部屋でテディベアを発見して動きを止めた。驚いたのだ。 テディベアとはもちろんあれだ。超有名な可愛らしいクマのぬいぐるみである。 何とコメントするべきだろう。 初めて佐々木の部屋に入る緊張もあって、相応しい言葉を探すという無駄なことを頭が始めてしまう。 緊張する必要は全然ないんだがな。ただ友達の部屋に入るだけだ。 わかっていても何となく意識してしまうのが思春期ってやつだろうか。 相手にその緊張を知られたくないから表面上は普段通りでいようとして、余計に緊張する。 この奇妙な感覚は、同級生の女の子の部屋に入ったことがある不慣れな男子なら結構わかってくれると思う。 しかし佐々木は友達なんだ。リラックスしろ俺。 「キョン、そう固くなられると僕も気になる」 …はい、思いっきりバレてます。 観察眼に優れた佐々木を誤魔化せるとは俺も思ってなかったさ。 「キミにも異性の部屋に対して身構える精神があったとはね。驚きに値する。 この場合はキョンに女性と認識されていた事を喜ぶべきかな?」 なんだ一体。お前の性別はしっかり覚えてるぞ。 「そう。ならいいんだ」 佐々木は蛙が鳴くように喉を鳴らした。 普通の女の子から程遠い笑い方だが、校内上位の容姿は変わらない。 それを意識した俺の奇妙な感覚は今もなお消えてくれなかった。 まあ、きっとそのうち慣れるだろう。慣れないと演劇練習なぞできん。 俺は佐々木から視線を外して、机に飾られた物体を見た。 「……テディベアだな」 人間の頭ほどの大きさのスタンダードなクマが鎮座している。 その隣では、白と茶色の小さいクマが1つのハートを半分ずつ持っている状態だ。 クマがバックに背負っている経済誌や孫子やクトゥルフ神話がシュールといえよう。 明日発売のファッション雑誌もあるじゃねえか。フライング発売多いよな。 まあ、ずらっと並んでる奇怪な本さえなければ普通の女の子の部屋だ。
ししっっしっっしえん
204 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 23:41:33.92 ID:S4eiXi4q0
約束がふわーりと
佐々木分キター 猛烈支援、この話大好きだわ。
206 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 23:43:09.31 ID:jjjaZBQPO
草葉の陰から支援
208 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 23:45:55.16 ID:S4eiXi4q0
星空見上げ 私だけのヒカリ教えてあなたはいまどこで 誰といるのでしょう? 楽しくしてるコト思うと さみしくなって一緒に観たシネマひとりきりで流す 大好きなひとが遠い遠すぎて泣きたくなるの あした目が覚めたらほら希望が生まれるかも Good night! I still I still I love you!I'm waiting waiting forever I still I still I love you!とまらないのよ Hi!! 眠りのふちで ユメがくれる想い出の One dayあなたの言葉には 少しウソがあった 離さないよとキミだけだと抱きしめたのに約束がフワリと暗い夜に消えた 大好きなひとよいつもいつまでも探してしまう きっと目が覚めてもまだ幻を感じたい Morning I lost I lost I lost you!You're making making my music I lost I lost I lost you!もう逢えないの? No! 大好きなひとが遠い遠すぎて泣きたくなるの あした目が覚めたらほら希望が生まれるかも Good night! 大好きなひとが遠い遠すぎて泣きたくなるの きっと目が覚めてもまだ幻を感じたい Morning I still I still I love you!I'm waiting waiting forever I still I still I love you!とまらないのよ I still I still I love you!I'm waiting waiting forever I still I still I love you!また逢えるよね? ね!
支援
俺の部屋よりだいぶ広い。12畳ほどだろうか。 でかい本棚が2つ並んでいて、様々なジャンルの本がぎっしり詰まっている。 人間を撲殺できそうな厚さのSF小説はあまり読まないのだろう。手前にちっこいコアラが飾ってあった。 「意外だが、ハマってるかもしれん」 我ながら微妙な感想だ。 俺がよく見ている佐々木のイメージに少々そぐわないが、 女子と話してる時の佐々木ならこの部屋に住んでいて何ら不思議はない。 「くく、ベアが僕の手作りだと言ったらキミはもっと驚くのかな」 「…ああ、驚いた」 少女趣味と、あれが手作りできることの2つでな。 「素人の真似事さ。職人が作るものと比べれば質は悪い。毛並みが揃ってないだろう?」 すまん、わからん。 ぬいぐるみの毛並みなんて気にしたことがない。 佐々木お手製のクマを見ていても何処が悪いのかさっぱりだ。 とりあえず、佐々木にぬいぐるみをプレゼントする時は質に気をつけるべきってことだけわかったぜ。 「手作業で毛並みを整えるのは至難だ。それに目の位置が1ミリ違うだけで印象が全く違う。 だからこそ職人が作成したテディベアは必然的に値段が高くなるんだ」 「いくらするんだ?」 「数万から百万以上さ」 初耳だ。俺には遠い世界の話だ。 「好きな物が何十万もするとは佐々木と付き合う男は大変だな。仮の話だが」 「……つまらない仮定だ。僕は誰かと交際する気はないし、第一自分で買う。高い物は特にね」 ところで、と佐々木は机に置いてあった劇の台本を手に取った。 「そろそろ演劇練習をしたいと思っている」 「ああ。そうだな」 「では早速始めようか。劇通り、僕の顔を見て話すように」 お手柔らかに頼むぜ、佐々木さんよ。
211 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 23:47:22.69 ID:jjjaZBQPO
支援
こうなったら真面目にジュリエットをやるか。 完全に暗記はしてないが、ほぼ毎日佐々木に鍛えられてるからそこそこ覚えているんだ。 「お前は俺を愛してくれる。 でもいくらお前が誓っても、誓いを破るかもしれない。神も笑っちまうだろうさ。 優しいロミオ、もしも愛してくれるならはっきり言ってくれ。 それとな、俺があっけなくお前のものになると思ってるなら、俺は不機嫌に嫌だと言ってもいいんだぜ。 そうすることでお前が言い寄ってくれるのなら……」 ……これは男してダメダメじゃねえのか。 いやジュリエットは女なんだが。 この時代、女は男への好意を露わにしない。 身持ちが固くて簡単には手に入らないと思わせ、求婚を長引かせる。 時代的にそれが当然だったんだな。 「きっとお前は俺の振舞いを軽薄だと思うだろう。 だが、よそよそしく振舞うやつらより、俺のほうがずっと真実の恋人であることを証明してみせよう」 佐々木は部屋の天井を見上げた。 「あの木々の梢を美しく染めて輝く銀色の月にかけて誓います……」 「いや、月に誓わないでくれ。 満ち欠けで形を変えてゆく不実な月にかけては駄目だ。お前の愛が同じように変わってしまうといけない」 「ふふっ、心配ですか?」 優しく微笑む佐々木。 2人きりの時にそんな風に笑わないで欲しいもんだ。 情熱を持て余す前に、視界を手に持った台本へ切り替えた。 「それでは何に誓えば良いのです?」 「誓いの言葉なんか言うな。でも、もし言いたいなら、お前自身にかけて誓ってくれ。 お前こそが俺の崇拝する神だ。お前の言葉なら信じるぜ」 くく、といつもの笑い声がした。 「台本を見ながらは駄目だよ、キョン」 「まだ暗記してねえよ」 「合間に確認してもいいから一括りは何も見ないで言うこと。さっきの長いセリフはできてたじゃないか」
…ひょっとしてまたバレてませんか。 みんなの前での羞恥プレイも嫌だがこれはこれで困る……。 昼になった頃、俺の疲れは富士山並に積もり積もっていた。あと1時間続ければエベレストに達するね。 「そろそろ限界だ。休もうぜ」 「仕方ないな。時間も丁度いいから昼食にしよう」 「ああ」 俺は力なく佐々木の部屋の床に腰を下ろした。 つづく 今日はここまで。全体的に予定以上に長くなってます…。 途中で初めてさるったorz
支援書き忘れた 俺も吊ってくる
今年最高の支援!!!
218 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 23:51:59.41 ID:jjjaZBQPO
おっっっっっっつうううううううううううううううううう
おつですぅ
222 :
(アラバマ州) :2007/04/21(土) 23:58:04.44 ID:S4eiXi4q0
223 :
運転士(樺太) :2007/04/21(土) 23:59:50.67 ID:jjjaZBQPO
>>220 身代わり
つキョン
あ、あれ? 余った二人がこっちを(ry
アッー!
224 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 00:04:14.38 ID:mjzmwb5mO
age
>>215 激烈乙
これは最後までwktkだぜ。
いい佐々木だな。俺も見習いたいぜ。
乙! 上手いな… よくもまぁこんなにも佐々木のセリフが書けますなw
227 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 00:27:16.59 ID:6lz64KWRO
明日の夜に投下予定だが……間に合わん鴨しれんね…。 どうしたもんかな…。
「ネタを考える間に落ちてしまっては元も子もないのではないかな?」 佐々木保守は俺の頭では気軽に出来ないのが玉に疵だぜ。
>>215 んごぉぉぉ乙! 続編に勝手に激しく期待してますぜ
>>227 無理はするなよw
あんまり無理すると、ミノタウロス肉じゃが食べさせて眠らせるからなwww
231 :
チャイドル(コネチカット州) :2007/04/22(日) 00:34:49.54 ID:WkqC0CFaO
怒れスケバンハルヒ
232 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 00:40:26.03 ID:2mLxo2Px0
ダメだ、降りてこないなぁ…… 朝倉さん、もっと喋ってくれよ!保守。
どっかでウィキから美術品に関する知識を引っ張り出してきて、 それを佐々木に言わせているSSがあったな。 佐々木SSは大学のレポートですかw
>232 じゃあ死んで♪
235 :
元祖広告荒らし(福井県) :2007/04/22(日) 00:51:26.36 ID:bHumMLSk0
>>232 しゃべらないなら、ナイフで語らせれば良いんだよ!
というか、ただいまそれをSSで実践中。
>>227 そういう時は
「投下時期を少しだけずらします。はい、理由ですか? ごめんなさい。禁則事項です」
でおk
乙ぅぅ!!wktkが止まらないぜ!
「………ん〜……」スリスリ 「………んっ……」チュー 「………はふぅ……」ジー 「えへへ…キョンの寝顔写真かわいいな……」 寝る保守
>239 孤島の船中で撮ったやつ、どうしてるんだろうな。 原作ハルヒも、本当にそうやってそうだ。
写真立てに入れて、おやすみのキs(ry
242 :
国連職員(コネチカット州) :2007/04/22(日) 02:08:28.23 ID:UlE+SCX9O
枕の下にいれてキョンが夢に出てくるように、とかしてそう
>>242 (ハルヒにとって)夢の中に出てきたキョンがポニーテール萌えって言ってたから、夜寝るときだけはポニーテールとか。
ポニーで寝たら、枕の上でゴロゴロして寝づらくないかねぇ。 しかし、写真の前でポニーにしてみせる、とかはいいな。
ほしゅ
246 :
DJ(東京都) :2007/04/22(日) 02:45:51.63 ID:ugt5rbga0
九曜「わたしも───ポニーテール───という───髪形に───してみた───どう?」 バチンッ 九曜「───あ…───ゴムが───切れた───なぜ───?」
その前に髪を切ってほしいwww
長門「……ポニーテール…無理」
保守
251 :
旅人(コネチカット州) :2007/04/22(日) 03:58:57.94 ID:COljC4UjO
保守
252 :
DJ(東京都) :2007/04/22(日) 04:02:35.93 ID:ugt5rbga0
九曜「こんどは───ツインテール───という───髪形に───してみ… バチンッ 九曜「…──────」
保守
255 :
旅人(コネチカット州) :2007/04/22(日) 05:18:47.09 ID:COljC4UjO
保守
256 :
張出横綱(コネチカット州) :2007/04/22(日) 06:54:18.06 ID:COljC4UjO
保守
257 :
外資系会社勤務(コネチカット州) :2007/04/22(日) 07:11:02.89 ID:WkqC0CFaO
おはようの保守
ポニテと言えば…溜息のP216でハルヒがしてた髪型はポニーテールかい?
補修
260 :
味噌らーめん屋(樺太) :2007/04/22(日) 08:37:33.40 ID:nxQ/cMTDO
保守
昨夜の記憶が途中から無い保守
「キョン」 「ん? なんだ佐々ん…………っぷはっ」 「…………っふう」 「……いきなりな上にえらく長かったがどうかしたのか?」 「くっくっ、いや、なんということはない。ただ無性にキミと口付けがしたくなってね。 やはり人間の理性というものは本能に打ち勝つことができないようにっ」 「……ん」 「……キミもなかなかいきなりじゃないか」 「しょうがないだろ。多分理性ってのは本能に勝つことが出来ないように設定されてるんだろうからな」 「……くっくっ。なるほど。それはしかたがないな。くっくっ」 「んん……もうっ。これで私たちの願いは叶ったのです。かなったんですけど……この胸のムカつきは?」 「―――藤原…………パンジー――は―――欠席……」 保守
キャラスレかと思ったぜ
長門スレは今日も盛り上がってますね
266 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 11:10:57.80 ID:mjzmwb5mO
保守
朝比奈「キョンくんがはじめての相手でよかった」
268 :
学生(鹿児島県) :2007/04/22(日) 11:21:40.18 ID:05I2vsDd0
お昼
学生が学校教諭に指摘してるwww
270 :
パーソナリティー(コネチカット州) :2007/04/22(日) 11:56:18.11 ID:q9zgrHP9O
昼はカレーだage
272 :
DJ(東京都) :2007/04/22(日) 12:12:57.68 ID:ugt5rbga0
九曜「───今度は───後頭部で───お団子に───し…」 ゴトッ 九曜「…後頭部から───こけた───痛い…」
想像したらお団子なんてレベルじゃなかったww
275 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 12:24:42.28 ID:2mLxo2Px0
>272 その量だったら、「みずら」にするとか。
卑弥呼さまぁ!
九曜「―――今日は―――三つ編みに―――する………」 チュンチュン 九曜「―――終わら―――な………」バタッ
278 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 13:14:10.95 ID:2mLxo2Px0
>277 そこまでするなら、もう、ドレッドヘアにしちまえw
279 :
高専(樺太) :2007/04/22(日) 13:17:59.13 ID:KQmXJJeoO
SS書いてみようかな?
280 :
DJ(東京都) :2007/04/22(日) 13:20:07.01 ID:ugt5rbga0
九曜「今度は───アフロに───し…」 ゴトッ ジタバタ 九曜「───起き上がれない───誰か…───起こして───」
281 :
留学生(兵庫県) :2007/04/22(日) 13:22:48.74 ID:OOCjvgNh0
橘「……おっきなマリモ?」
282 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 13:30:28.93 ID:2mLxo2Px0
>280 喜緑「お困りのようですね。」 朝倉「ちょっとわたしたちと、イイ所に行きましょう?」 長門「……」 九曜「あ――何を――」 喜緑が左手首、朝倉が右手首、長門が両足をそれぞれ持って、 九曜をマンションに連行する画が浮かんだ。
なんという百合
285 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 13:37:07.39 ID:2mLxo2Px0
立ち位置からすると、長門が攻略の中心か。 「スカートの中の作り込みが甘い(大意)」と言う趣旨の長門チェックが入るが、 詳しく書くと卑猥になりそうだからやめた。
「だから私の侵入をゆr
>>282 長門の部屋に連れてこられた九曜。
九曜「―――何を―――する気……?」
喜緑「今日は私たちが」
朝倉「あなたのことを」
長門「………おしゃれにする」
ちなみに
整髪担当・喜緑
化粧担当・朝倉
服装担当・長門
結果………
髪→うねうねもじゃもじゃのまま。
化粧→眉毛を太くされる。
服装→制服のまま。
289 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 14:14:11.57 ID:2mLxo2Px0
>287 喜緑「んん? 間違ったかな?」 長門「情報の伝達に齟齬が発生した可能性が高いと思量される」 朝倉「担当の適性を誤ったかもしれないわね。チェンジ!」 整髪担当:朝倉 化粧担当:長門 服装担当:喜緑 ここはビューティーコロシアム。 今、1体のインターフェイスが生まれ変わろうとしている……!
290 :
女流棋士(アラバマ州) :2007/04/22(日) 14:26:20.06 ID:xI8Q/08b0
age
291 :
留学生(兵庫県) :2007/04/22(日) 14:29:47.22 ID:OOCjvgNh0
>>289 結果………
髪→担当が「うん、これ無理♪」と言い、断念。
化粧→担当が化粧用品の使い方がわからず、断念。
服装→とりあえず担当のアルバイト先の喫茶店の制服に。
今の今まで
>>289 の喜緑の台詞を鶴屋さんの台詞だと思ってた
>>292 喜緑「んん? 間違っt(ry
長門「情報の伝t(ry
朝k(ry
整髪担当:長門
化粧担当:喜緑
服装担当:朝倉
ここはビューティーコロシアム。
今、1体のインターフェイスが生まれ変わろうとしている……!
296 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 15:07:10.15 ID:2mLxo2Px0
>295 化粧の部 「化粧するにしても、まずは下地が大切! というわけで、まずはフェイシャルエステから」 匠・朝倉の「神の手」が、九曜の顔の上を滑る。 「リンパ液の流れを整えて、顔のむくみを解消します」 匠は、そのまま九曜のこめかみをマッサージし始めた。 「咀嚼筋の緊張をほぐし、全身のこわばりを解消します」 何ということでしょう。九曜の全身からは、圧倒的な威圧感が消えていきます。 「――天にも――昇る……心地……」
297 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 15:09:28.66 ID:2mLxo2Px0
>296 ×匠・朝倉 ○匠・喜緑
298 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 15:24:10.83 ID:2mLxo2Px0
>296 整髪の部 「……艶やかな黒髪により、アジアの美を追求する」 匠・長門の手には、様々な薬液が。 「これは生薬を主体とした特別製。配合は秘伝」 匠はそれらを素早く、ボウルに振りかけた。中には油のようなものが見える。 「これは椿油。昔から、髪の手入れに使用されてきた」 匠は、その油をかけながら、九曜の頭に指を突き立てている。 「インド古来のアーユルヴェーダに、最新の科学的知見を加えて再解釈した手技」 何ということでしょう。九曜の、波濤のような波打つ髪が、真っ直ぐになっていきます。 「わたしの手技により、髪の1本単位で縮毛が直毛に変わる」 「――頭が――空から……吊るされているような……気分……」
真面目だけどなんか恐いwww
300 :
美容師(アラバマ州) :2007/04/22(日) 15:33:25.03 ID:seQEK0dU0
情報錯そうしすぎ 中止なのかやるのか 早く情報出せよ甲子園
ごめん誤爆した ジャビットに入った●にマッガーレされてくるorz
302 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 15:34:40.58 ID:2mLxo2Px0
>298 服装の部 「今回のコンセプトはアジアン・ビューティー。アジアの民族衣装からのアプローチを試みます」 匠・喜緑が、今回の服飾について説明する。 「『アオザイ』という衣装をご存知でしょうか? これはベトナムの民族衣装で、 チーパオ、俗に言うチャイナドレスを起源としています」 匠は、九曜の衣服を脱がせながら、続けた。 「簡単に言えば、チャイナドレスにスラックスを組み合わせた服です。 体の線を強調し、美しく見せる効果があります」 衣装も身に付け、いよいよ最終段階に入る匠の仕事。 CMの後は、いよいよ3人の匠により生まれ変わった九曜のお披露目……! 「――わたしは――生まれ変わる……」
303 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 15:36:54.14 ID:2mLxo2Px0
>302 また間違えたorz ×匠・喜緑 ○匠・朝倉
全面に喜緑さんだなw
305 :
旅人(コネチカット州) :2007/04/22(日) 16:01:25.37 ID:COljC4UjO
保守
…長いCMだな…
307 :
旅人(福井県) :2007/04/22(日) 16:30:56.44 ID:53EKh6RY0
308 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 16:42:45.39 ID:2mLxo2Px0
>306 その先を考えてなかった、と言ったら、怒る?
310 :
うどん屋(樺太) :2007/04/22(日) 16:48:21.72 ID:UUcDMJVyO
緊急放送が入りおじゃんに
●<お呼びですか?
312 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 16:51:21.80 ID:2mLxo2Px0
>309 受信障害で観られなかったんだ。 だれか録画した人がいたら、補完してくれると助かる。
313 :
パーソナリティー(コネチカット州) :2007/04/22(日) 17:28:27.07 ID:q9zgrHP9O
●<暇ですね
>>313 アッー!ラカワ「や ら な い か ?」
●<だが断る
佐々木「最近キョンに対して発情しそうだ」
保守
318 :
チャイドル(コネチカット州) :2007/04/22(日) 18:33:00.09 ID:WkqC0CFaO
誰かスケバンハルヒ書いて
ああ、俺がいつかにリクエストした話は出来上がったのだろうか
保守
321 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 19:02:31.25 ID:mjzmwb5mO
適当に佐々木の口調練習用のSSを投下ー。……全然似ないぜorz もう少し難しい本でも読むかな ある昼休みの事だ。 「……愛着か」 佐々木は口元を歪めた。 「いいかいキョン。人のと言う生き物はひどく些細な事を気にするものだよ。 例えば、僕がここでこのシャープペンシルを折ってみせよう」 そう言うと佐々木はその一本百円ぐらいで日本のどこでも売っていそうな平凡なシャーペンを両手に包み、折るふりをした。 「すると君は何を思うかな」 「せっかく買ったのにもったいないな」 佐々木はちょっと困ったような表情を作り首をかしげた。 「……そうか、いやいや僕としたことが迂濶だったよ」 こいつにしては珍しく見落としがあったようだ、くくく、と自嘲する佐々木。 「確かにこれ自体に価値はあるな。……じゃあ、こうしよう」 佐々木はまた違うシャーペンを取り出した。 「これは実際にある人物からもらった物でね、こんな事を頼むのも心苦しいのだが、一思いに折ってくれないか」 俺が驚いた顔で見たことをこいつはどう取ったのか、まるで見当違いな事を付け足した 「僕の貧弱な力ではいくら安物といえども、それを二度と使えない程にまで損壊するのは難儀なものでね。 そこで力仕事は殿方の出番と相成るわけだ」 「……いいのか? 貰い物なんだろ」
322 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 19:04:35.54 ID:mjzmwb5mO
「貰い物だからいいのさ。僕はそれにビタ一文たりとも費やしていないからね。さあ、遠慮なくやってくれ」 こいつの顔にあるのは俺が二、三説いたところで揺るぎようもない決意と、誰に対するものかは分からない残酷な瞳だった。 仕方なく俺はそれを真っ二つに折ったのだが、同時に教室の隅の方で苛立たしげな舌打が聞こえた。 「すまないね、ありがとう。ところで話の続きだが、 僕が君にそれを折ってくれと頼んだ時、君は何を思ったか聞かせてくれないか」 一抹の罪悪感、かな。お前にそれをあげたとかいう奴に対するものがな。 「だがそれはとても不可解な反応だね。なぜならそれは法律的には僕のものだからであり、 所有者たる僕が許可したのだから君がその彼に罪悪感を抱く必要はないんだ」 それは理屈的にはそうだが……。お前はここまでドライな奴だったか? 「さらに言えば誰かから進呈されたという事実は物に普遍的な付加価値を与えないし、 この大量生産大量消費社会では機能面で寸分の違いのないものが、 それこそ海岸の砂粒のように、海の中の魚のように、存在する。 そんなものが一つ壊れた所で何が変わるんだい?」
323 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 19:06:18.80 ID:mjzmwb5mO
何だか理由はわからないが佐々木は熱く、意地悪くなっていた。 そして俺は――。 自分の筆箱から一本のシャーペンを取り出して佐々木の手に乗せて「お前にこれをやるよ」と言った。 実の所、こいつがまた躊躇なく「折ってくれ」と頼むかどうか見てみたかった。 すると佐々木は喉の奥を鳴らすように笑った。 「有り難く貰っておくよ。たまたま今まで使っていたものが壊れてしまったのでね」 ガタンと椅子から誰かが立ち上がる音がした。そっちを見やるとクラスの男子が立ち上がってこちらを見ていた。 そしてゆっくり教室を出ていった。 「じつは先のものは彼から贈呈されたものでね」 それは、悪いことしたな。 「くく、本当に君はいい風避けだよ。いや少し違うか……。 君は実に優秀な聞き手で有るだけでなく、 無意識の内に僕が望んだ事を実行してくれる得難き親友、といったところだね」 佐々木は皮肉めいた口調で続けた。 「君は今の一連の行動について、物を壊してしまったという表層的な点だけを見てくれるんだから」 佐々木はそう言うとまた弁当をつつき始めた。 俺も狐につままれたような感覚のまま、栄養の摂取を再開した。 以上。特に意味はなし
佐々木が黒く感じた。
325 :
まなかな(コネチカット州) :2007/04/22(日) 19:19:47.23 ID:fSbeEuK7O
キョンが頭悪すぎだし、佐々木も黒すぎるかな。 口調は問題ないんじゃない?蘊蓄を入れなくちゃいけないわけでもないだろうし。 携帯からGJ。
まぁ、佐々木はハルヒの鏡像として設定されていると予想されるから、 一見破天荒・実は意外と常識人なハルヒの裏返しとして、佐々木は けっこう腹が黒かったりするかも知れんが… キョンは、そこで叱りつけるような気がするよ。
佐々木にはヤンデレの素質があると思う
328 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 19:34:24.23 ID:mjzmwb5mO
読み返すと確かに黒いかもね。そんな黒くしたつもりはないんだけど…… どうやら俺自身が病んでるらしい あるいはハルキョンじゃないから自分に拒絶反応を起こしたか
329 :
外資系会社勤務(コネチカット州) :2007/04/22(日) 19:36:23.36 ID:WkqC0CFaO
しつこいが、誰かスケバンハルヒのSS書いて
俺は佐々キョンしか書かない
今は佐々キョンちゃんねるしか受信しないんだ。 ごめんな。
>>329 何それ?ハルヒの一人称が「アタイ」になるとか、ヨーヨー
飛ばすとか?
最近気付いたら佐々キョンのしか読んでない自分
>>329 だれも書かないなら自分で書くのも良いんじゃない?
>>333 奇遇だな。俺もだ。
あと滅多にお目にかかれないが、九曜SSもチェックしている。
しかし何故か橘はどうでもいいw
>>335 ヒント:ハルヒ、長門SSは読まれる需要が多いが、
なぜかみくるSSは需要が少ない。
337 :
空気コテ(アラバマ州) :2007/04/22(日) 20:29:04.90 ID:bT9hskw10
age
そういえば最近みくるss減ったよな… やっぱ語りとか色々難しいのか。
逆に佐々キョンをまるで読んでない俺みたいなのも居るぜ。 みくるSSは需要云々もあるが、背景がはっきりしてないせいか、それとも単純に書きなれてないせいか、やけに難しいんだよね。
あ、あの・・・・・・。 みくるネタは「未来に帰る」ってネタしか思い浮かばないんです・・・・・・。 あとはエロくらいしか・・・・・・。
みくるは原作のポジション通り、添え物的マスコットイメージが強い。 それを中心に持ってくるのはきわめて困難だと思われる。 特に長編で主役にするのはかなり苦難の道を歩むことになろう。
同級生以上お姉ちゃん未満って感じが俺の書くみっくるんるん キョンの見てる範囲ではひたすらいじり倒されてるけど、男のいない状況なら ハルヒに生理をはじめ女の子の相談を持ち掛けられたりとかそんな妄想
>>342 それを文章にしてここに投下機盆ぬ
特に3行目
みくる先生の未来的保健体育か。 なんか良いね。
345 :
ブロガー(秋田県) :2007/04/22(日) 20:44:57.13 ID:oGQJszKq0
ワロスw
>>339-341 今の流れにはカチンときたぜ…特に
>>336 にはいつかの長門並みにキレてるぜ…
そこまで言うなら俺がみくるSSを書いてやろうじゃねぇぇかぁぁぁぁぁぁあああぁぁあ!!!!!!!!!111!!!!!!!
今書いてる佐々木もの書いてからな!
一体いつになるのやら…
>>346 佐々木SSにwktkしてるよ
あとみくるものにも
348 :
旅人(福井県) :2007/04/22(日) 21:04:20.67 ID:53EKh6RY0
あ、あのキョンハルキョンSSもお願いします・・・
>>348 だが断る
なぜなら俺はみくるLOVEの人種だからだ!
えっ?佐々木?佐々木はえーっと……
佐々キョンだなやっぱり
351 :
山伏(東京都) :2007/04/22(日) 21:07:55.56 ID:2mLxo2Px0
最後はみくるエピソードで締めるつもりだけど、いつになることやら…… エピソード自体は書きあがってるけど、そこに至るまでの過程がね。
352 :
旅人(福井県) :2007/04/22(日) 21:08:20.45 ID:53EKh6RY0
>>349 キョンみく以外ならみくるものもイケますがw(みくる語り好き)
佐々木?佐々木は……
>>350 みくるLOVEと言いつつそこは否定できない…
悪いが俺はみくるをキョン以外の人類とくっつける気などミジンコほどもない!! と、誰に言うでもなく言ってみる…
えぇい! バカップル保守はまだか!
いやみくるは愛されてるなw SSは少ないけど。
>>355 まだ需要ある?
投下きたからもういいかと……
358 :
旅人(福井県) :2007/04/22(日) 21:17:51.74 ID:53EKh6RY0
佐々キョンのはキョンみくと同じ切なさがあって好きだ
この二組のSSが少なくて悲しい・・
>>357 あるから投下してもらおうか
>>357 今も昔もハルキョンしか読まない俺には大いにあります
みくるはみんなに愛されているよ。 ただいざ書き手になって書こうとすると、めちゃくちゃむずかしいからSSが少ないだけで。
「お粥……か……」 「どうしたのよ。お粥嫌いなの?」 「薄味なのとあまり食った気がしないのがな……」 「明日はちゃんと良い物食べさせてあげるから今日は我慢しなさい!」 「しょうがないな。じゃあアレ頼む」 「アレって……あれのこと?」 「嫌か?」 「……あんたのためだからね。しょうがないからやってあげるわよ!」 そしてハルヒはちょっとニヤニヤしながら口移しでお粥を食わせてくれた。 バカップル保守
363 :
空気コテ(アラバマ州) :2007/04/22(日) 21:27:31.00 ID:bT9hskw10
みくるorz
甘ぇwww
ハルヒとキョンの子供ネタとかは無理ですか?
>>353 同じみくる好きとして、お前には是非頑張って頂きたい。
みくるものを書かなかったとしてもだ。
「汗かいてベタベタだな。風呂入ってくるか」 「ダメよ! まだ完全に治ったわけじゃないからダメ! 明日にしなさい!」 「明日は学校に行かなきゃならんだろ。臭いって言われるじゃねーか」 「それは……わ、わかったわ! 明日は朝からあたしがお風呂沸かしといてあげるから。だから今日は体拭くだけで我慢しなさい」 「……そうだな。悪いな、何から何まで迷惑かけて」 「いいのよ。あたしはあんたの妻なんだから!」 「妻……か」 「妻……よ。…………うふふふふ」 「へへへへへ……」 「さ、あたしが体拭いてあげるから待ってなさい」 「おう」 素で笑いが出るくらい幸せだな……。 バカップル保守
370 :
旅人(福井県) :2007/04/22(日) 21:56:46.39 ID:53EKh6RY0
乙ー
371 :
空気コテ(アラバマ州) :2007/04/22(日) 21:57:30.74 ID:bT9hskw10
甘い 乙 つ●●
「ん……5時半、ね。キョンを起こさないように抜け出せるかしら? んしょ……っと」 「少し熱めがいいわよね。まだ朝は少し冷えるし」 「肩まで浸かれるくらい溜めないとダメよね。あとはバスタオルと……着替えと……」 「悪いけどちょっと早めに起こすわよ。登校中に体を冷やさないようにちゃんと乾かす時間がいるから」 「6時半ね。そろそろいいかな……っと、その前にちょっと早起きのご褒美もらうわよ」 バカ野郎。お前が抜け出す所から目が覚めちまったよ。キス1回以上に感謝してるぜ、ハルヒ。 健気なハルヒバカップル保守
373 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:06:09.09 ID:6lz64KWRO
どうもお久しぶり。 肉じゃがの人です。 なんとか完成したんで予定通り投下するよ。 んなら投下↓
374 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:07:10.06 ID:6lz64KWRO
「それにしても晴れて良かったですね」 「ああ、そうだな」 …。 上を見上げれば青い空、周りを見渡すと青い海。春らしい暖かい風が甲板に立つ俺の顔を優しく撫でる。 …。 「ほんの数日前に雪が降ったとは思えませんね」 「……まったくだ‥」 …。 数日前に行われた悪夢を思い出す。春休み直前の休日、季節外れの大雪が俺達の街を襲った。 この雪に大喜びしたハルヒにより校庭で生徒会との雪合戦が行われたのだ。 己の全存在を賭けた総力戦となったその戦いは……ハルヒによる‘F・T・A’(フライング・タニグチ・アタック)の炸裂、それに伴う谷口の裏切り、暴走した二人の宇宙人による地球崩壊の危機、そして最後は……ん?後編はどうしたんだって?。 ああ…とある事情により無期限延期だ。 …勘違いしないでもらいたい……どうやってまとめたら良いかわからなくてなって、悩み、途方に暮れたあげく 「……無かった事に出来ないかな‥」 などと現実逃避を起こしつつ放置していた訳では無い……断じて無い。 ……いつしか後編が発表される時が来るだろう……多分な‥。 …。 …。 …。
375 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:08:51.97 ID:6lz64KWRO
「あの…」 「……」 「もしもし?」 「………ん?」 「どうされましたか、ボーッとして?」 …。 古泉が怪訝な表情を浮かべ俺を見ていた、 …。 「ああ、少し言い訳をな…」 「言い訳?」 「……こっちの話だ」 「そうですか、そろそろ到着しますよ」 …。 長い船旅もようやく終わりを遂げようとしていた。 …。 「キョン!古泉君!降りる準備をしなさい!」 …。 客室からハルヒの声が響く……声がデカイんだよ。 …。 「では行きますか」 「ああ」 …。 …。 今の状況を説明せねばならんな。俺達SOS団は多丸圭一さんの別荘へと向かっている。ちなみに去年の夏に行った場所とは別だ。 …。
ktkr支援
377 :
外資系会社勤務(コネチカット州) :2007/04/22(日) 22:11:09.91 ID:WkqC0CFaO
よし、じゃスケバンハルヒ自分で書いてみるかな・・・・・・・・・・・・うん
378 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:11:18.00 ID:6lz64KWRO
…。 多丸さんがまた新しい別荘を建てたのですよ、そして是非とも僕らを招待したいと言われまして …。 ……以上、古泉の言葉である。 当然その誘いをハルヒが断る訳も無く、合宿と称してSOS団全員で向かっている訳だ。 無論これは表向きの理由で実際は古泉達機関によるハルヒの退屈を紛らわす為のイベントなのだ。 ……それにしてもわざわざ別荘まで建てるか普通…。 …。 …。 「お久しぶりです皆様方」 「ようこそいらっしゃいました」 …。 港に着いた俺達を出迎えてくれたのはおなじみの新川さん、森さん、前回と同じ完璧に執事、メイドに成りきっている……たいしたものだ。 …。 「それじゃ〜しゅっぱ〜つ!!」 …。 挨拶を済ませた俺達一行は前回と同じくクルーザーに乗り換え多丸圭一氏の待つ無人島へと向かった。 …。 「ねぇ古泉君、本当にその島に出るんでしょうね?」 「はい、僕はその様に聞いています。そうですよね、新川さん?」 「はい、私も影の様なものを見ました、あれは明らかに人外のものですな」 「本当!?さっそく詳しい話を聞かせてもらえるかしら!」 …。
支援
しえn
支援
私怨
383 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:13:15.64 ID:6lz64KWRO
…。 …おっと、説明していなかったな。今俺達が向かっている無人島はただの無人島では無い、いわく付きの無人島なのだ。 当時その島は島流しに使われていたという話らしい。 島流しとは江戸時代に行われていた刑罰の一つで罪を犯した罪人が島に閉じ込められるというものだ。 あまりにもの過酷な生活で刑期を終え再び本土に戻れる者はほんの一握りのみ。多くの者はその島で死を迎える事となる。 …まったく古泉達はとんでもない所に招待してくれたもんだ。喜んでいるのはハルヒくらいなもんだろう。朝比奈さんはずっと怯えているし、長門は……まぁ、いつも通りか…。 ちなみに妹が今回来ていないのはこれが原因である……ん?俺はどうかって?全くの無問題だ。俺は幽霊など信じていない‥…まだ出会ってないからな。 …。 「見えて来た!」 …。 はしゃぐハルヒの指さすその先に島があったここが? ………!? ……なんだ…この寒気は…。 …。 「……」 「キョンくん、どうしたの?」 …。 朝比奈さんが心配そうな表情を浮かべている。
支援
支援
386 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:15:16.97 ID:6lz64KWRO
…。 朝比奈さんが心配そうな表情を浮かべている。 …。 「……なんでもありませんよ朝比奈さん」 「そう?なんかキョンくん暗い顔してたから…」 …。 ……なんでも無いとは言ったが俺は強烈な予感を感じた…いや、確信と言っても良いだろう。 …。 ……何かが起きる……取り返しのつかない何かが…。 …。 …。 【続・孤島症候群】 …。 …。 「やぁ、遠い所良く来てくれたね」 「お世話になりま〜す♪」 …。 島に着いた俺達を出迎えてくれたのは多丸圭一さん、裕さん兄弟だ。圭一さんが会社の社長で裕さんがその社員だ……まぁ表向きはな。 …。 「では部屋に案内いたしますので私に付いてきて下さい」 …。 森さんの言葉だ。 森さん……森さんって一体何歳なんだろうか?そしてその立場は?
支援
支援
無期限支援
支援
391 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:19:12.75 ID:6lz64KWRO
以前から抱いていた疑問だ。俺はその疑問を古泉にぶつけてみる事にした。 …。 「古泉」 「はい?」 「聞きたい事があるのだが」 「なんでしょうか?」 「え〜とだな……」 …。 さすがに本人の前ではな…。 そんな俺の様子に気付いたのか …。 「森さん、先に涼宮さん達を案内していただいてよろしいですか」 「はい」 …。 さすが古泉だ、空気が読める。 ハルヒ達が見えなくなってから古泉が切り出した。 …。 「聞きたいのは今回の企画の事ですね、今回は……」 …。 あ…たしかにそれも聞きたいが今は…。 …。 「いや、もちろんそれもだが今聞きたいのは…」 「??」 …。 古泉が怪訝な表情を浮かべる。 俺は本題を口にした。 …。 「森さんって一体何歳なんだ?」
支援
支援
394 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:19:59.91 ID:6lz64KWRO
…。 その質問を口にしたその瞬間 …。 !? …。 俺は古泉に掴まれ物陰に引っ張り込まれた。 抗議の声を上げようと古泉の方を見るといつものスマイルでは無い必死な表情をした古泉がいた……おお!レア顔! …。 「なんて恐ろしい事を聞くんですか!?」 「……おい、森さんの年齢を聞く事のどこが恐ろ……」 「声が大きいです!」 …。 古泉は囁くように小さな、それでいて迫力のある声で俺の言葉を遮る……しかた無い。俺も小声で…。 …。 「別に良いだろ?前から気になっていたんだ。見ようによっては同じぐらいにも見えるしだいぶ年上にも見えるし」 「……それはプライバシーの事ですから‥」
支援
しえn
397 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:21:20.47 ID:6lz64KWRO
…。 もう一押しだな。 …。 「絶対言わないし責任は全て俺が取る!お前には絶対迷惑はかけない……頼む」 …。 古泉は暫く沈黙した後 …。 「……絶対に内緒ですよ」 「ああ、約束する……で?」 …。 古泉はキョロキョロと辺りを見回した後、耳元に口を寄せ …。 「……森さんはですね…ああ見えて実は」 …。 実は? …。 「にじゅう……」 …。 古泉がそこまで言いかけた時だった。 …。 …。 ガッ!! …。 …。 俺の目に写ったのは……古泉の頭部に飛び蹴りを喰らわせているメイド服の姿だった…。
恐ぇwww 支援
支援
400 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:22:11.21 ID:6lz64KWRO
メイド服はそのまま古泉の首を足で挟み捻りを加えながら古泉を頭から床に叩きつけた。 …。 …。 ビクン …。 …。 …。 古泉は小さく体を震わせた後……動かなくなった…。 …。 メイド服……森さんは立ち上がり服の埃を払い …。 「あら!古泉君こんな所に倒れて……一体どうしたんですか!?」 …。 俺にそう言った。 …。 …。 ん?俺がなんて答えたかって?当然言ってやったさ!ビシッとな!! …。 「おそらく船酔いでしょう。ずっと我慢してたんでしょうね」
支援
402 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:22:54.71 ID:6lz64KWRO
「まぁ!それは大変!?すぐにベッドで休ませますね♪」 森さんは古泉の足を掴み近くの部屋へと引きずっていった。 …。 ……ズー…ズー…ズー…ピタ …。 森さんは途中で振り返り …。 「あ、部屋は階段を登って三つ目の部屋ですから」 …。 笑顔でそう告げた。 …。 「はい、わかりました」 …。 俺も笑顔でそう返す。森さんは笑顔でさらに …。 「あなたはきっと長生きするタイプですね♪」 …。 と……俺も笑顔で …。 「はい、よく言われます」
さようなら古泉……
支援www
ハリケーンラナwwww
支援
407 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:26:37.90 ID:6lz64KWRO
…。 と返す。森さんはクスっと笑った後…別種の笑顔を浮かべ …。 「……好奇心は猫を殺すって言葉……知ってますよね?」 …。 その笑顔久しぶりだなぁ……朝比奈さん誘拐事件以来か。 …。 「はい、今後は肝に命じておきます」 …。 俺がそう言うといつもの笑顔に戻り…もう振り返る事無く部屋へと入って行った……古泉を引きずりながら…。 …。 俺はまた一つ学習したよ。 …。 人間本当に恐怖を感じた時は笑顔しか浮かべる事が出来ない …。 ってな。 …。 ……さて、部屋に向かうか。 ハルヒ達に古泉は船酔いで倒れたって伝えないとな。 …。 …。 ……まぁ……なんだ……古泉……すまん。 マジで…すまん。
支援
支援
410 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:27:49.09 ID:6lz64KWRO
…。 …。 …。 「船酔いだなんてね。そんな感じに見えなかったけど…」 …。 荷物を置いた俺達は談話室へと集まっていた。ハルヒが古泉の具合を森さんに訪ねている。 …。 「はい、どうやら過労に体調不良が重なったみたいですね。でもたいしたことないみたいですしすぐに回復するでしょう」 …。 森さんはにこやかに答えた。 かなり派手な音したからな……古泉の首……まぁ、古泉だから大丈夫だろう。 …。 ガチャ …。 ドアが開き …。 「古泉君!もう大丈夫なの?」 …。 古泉が入って来た。 …。 「どうもご心配をおかけしたみたいで……もう大丈夫です。ご心配をおかけしました」 …。 穏やかな笑顔を浮かべながら俺の隣に座る。 …。 「よ〜し!これでみんな揃ったわね!それじゃあこれからの予定を話すわよ!」 …。
支援
支援
413 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:28:35.28 ID:6lz64KWRO
…。 …。 ハルヒが言う今後の予定。 今日はこのまま舘で遊び、島の探検は明日行うとの事だ。 ハルヒの事だからこれからすぐ島の探検に行く……と言い出すだろうと予想していたがハルヒはハルヒなりに古泉の体調を考えたらしい。もちろんそれに反対する理由は無いので俺達も了承する。 ……横目で古泉を見てみる……うん、笑顔だな。一応謝っておくか。 …。 「古泉」 …。 小声で古泉に切り出した。 古泉は なんでしょうか? って感じの笑顔を向ける。 …。 「まぁ……なんだ……すまなかったな…」 …。 古泉はニッコリと笑い …。 「いいえ、気にしないで下さい。たいした事ありませんでしたから」 …。 許してくれるのか?……古泉、お前本当に心の広い奴だな…。 …。
支援
支援
支援
支援
418 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:29:25.72 ID:6lz64KWRO
「本当にたいした事ありませんでしたよ…ええ…」 …。 ……え? …。 「恐ろしい質問をぶつけられ、頭部に強烈な一撃を喰らったうえに頭から床に叩きつけられた事なんて全然気にしていませんから」 …。 ……古泉? …。 「その後逆さ吊りにされて森さんお仕置きスペシャルのCコースを……僕個人としては ……Aコースで許してもらえるよね…? なんて甘い考えを持っていたんですけどね……まさかCコースだとは……。おっと、話がそれましたね。ええと…そうでしたCコースでしたね」 …。 横目で森さんを見る……森さんはハルヒの問いに穏やかな顔で答えている。 森さん…あなた一体古泉になにを…。
支援
支援
支援
422 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:30:13.02 ID:6lz64KWRO
古泉は続ける …。 「そう、Cコースを一通り……詳細は避けます…あまりにも血生臭いので。それらが終わった後に …。 『森さんごめんなさい』 …。 を千回きっちりと言わされましたよ……まぁ、全然気にしてませんから。はははははっ…」 …。 …。 古泉……表情こそは笑顔だが目が全然笑っていない…。 …。 「気にしていませんから…ええ、全然気にしていませんから…」 …。 ……怒ってる…こいつ絶対怒ってる‥。 …。 …ん? …。 視線を感じ振り向くと …。 「……」 …。 長門が無言でこちらを見ていた。
しえん
Cコースだと!!?
425 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:32:50.79 ID:6lz64KWRO
…長門の事だから大体の事情はわかっているんだろうな…。 …。 「さぁて!ここでじっとしてるのもアレだし遊ぶわよ!」 …。 ハルヒの声が響く……遊ぶ? …。 …。 …。 「第二回SOS団卓球大会いいい!!!」 …。 ハルヒはこぶしをブンブン振り回しながら宣言した。 …。 …。 ……卓球ねぇ。 …。 遊戯室に移動した俺達はハルヒの提案により卓球大会を行う事となった。 まぁ提案とは言ったがハルヒの提案=決定…ってのは今更説明するまでも無い訳で…。 しかし何故わざわざ無人島に来てまで卓球をせねばならんのだ? …。
支援
支援
支援
支援
支援
支援
432 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:36:32.87 ID:6lz64KWRO
「おいハルヒ、前回もそうだったがお前は無人島に来たら卓球せずにはいられないのか?」 …。 軽く抗議してみるが …。 「古泉君具合は大丈夫?なんなら見学でも構わないわよ」 …。 当然聞いちゃいねぇ。 …。 「いえ、もう具合は大丈夫なので参加させていただきます」 …。 古泉は笑顔でそう答える。 …。 「古泉、本当に大丈夫なのか?」 「ええ、問題ありません……まだ少し頭痛が残っていますけど…おっと、全然気にしていませんからね」 …。 ……全力で気にしているだろお前。 …。 「んなら全員参加って事で良いわね?」 …。
しえn
しえん
支援
436 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:37:35.64 ID:6lz64KWRO
ハルヒが俺達を見回す。その時以外な所から手が挙がった。 …。 「……」 …。 無言で手を挙げているのは……長門だった。 そしてゆっくりと口を開く …。 「……私は辞退する」 …。 長門が辞退!? 長門は基本的にこういった事は言わない…たとえハルヒに「校門でビラ配りするわよ!」とバニーガールの衣装を渡されてもおそらくは文句の‘も’の字も言わず淡々と着替え無言でハルヒに付いて行く事だろう。 どうしたんだ長門? …。 「有希、どうしたの?体調でも悪いの?」 「……そう」 「ちょっと…大丈夫なの有希?」 「たいしたことは無い……少し身体がだるいだけ」 「あの〜、長門さん。横になったほうが…」 「フルフル……平気。私は審判をする」 「……まぁ…有希がそこまで言うのなら…でもひどくなる様だったらすぐに言うのよ」 「コクン……了解した」
支援
古泉ww拗ねてるなwww
支援
440 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:38:17.68 ID:6lz64KWRO
…。 長門を心配するハルヒ……この優しさを少しでも良いから俺にも向けてくれ。 それにしても長門…体調が悪い?宇宙人製有機ヒューマノイドである長門が体調不良とは…。 ……ん?待てよ!長門は 審判をする と言ったよなさっき…。 長門が自分から何かをする…なんて言うのは滅多に無い事だ。 長門を見る……特にいつもと変化は無い。 何か考えがあるのかも…まぁ、しばらく様子を見よう。 …。 …。 「それじゃ〜組分け!」 …。 ハルヒが割り箸をつき出す。
441 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:38:26.08 ID:mjzmwb5mO
支援
支援
443 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:39:06.96 ID:6lz64KWRO
選手として参加するのは俺、ハルヒ、朝比奈さん、古泉。 長門は審判だ。 ……さて、俺の相手は…。 …。 …。 「朝比奈さん、お手柔らかにお願いします」 「古泉くん、こちらこそ」 …。 組分けが決まった。 …。 「一回戦からアンタとはね」 「ああ、どうやらそのようだな」 …。 初戦の組み合わせは朝比奈さん対古泉、俺対ハルヒだ。 …。 「絶対負けないからね!キョン!!」 「…へいへい」 …。 そんな気合い入れんでも、俺は勝つつもりはねえよ…適当にやって適当に負ける。 世界の為にもそれが良いんだろ? …。 …。
しえn
支援
支援
447 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:41:49.37 ID:6lz64KWRO
一回戦が始まった。 …。 「え〜い〜」 …。 朝比奈さんのポンコツサーブが炸裂した。 まぁ、単純に考えて勝つのは古泉だろうな。 去年の野球や卓球を見て明らかだ。 古泉が手を抜かなければだが…。 …。 俺がそんな事を考えていた時だった。 …。 …。 カツッ! …。 「…って!」 …。 何事かと思ったがなんて事は無い、ピンポン玉が俺の頭にぶつかったのだ。 …。 「おや!申し訳ありません。大丈夫ですか?」 …。 古泉?ああ、古泉の打った玉か。 …。
しえーん
古泉www
ちょw古泉…ww 支援支援
支援
452 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:44:00.69 ID:6lz64KWRO
「ああ」 …。 これくらいで怒る程俺の心は狭くない。 古泉にはさっきの負い目もあるし…。 これでチャラだ……それはさすがに虫が良すぎるか…。 そんな事を考えていた時だ。 …。 カツッ! …。 再び俺に玉がぶつかった。 …。 「おや!申し訳ありません」 …。 古泉がスマイルで俺に言う……まぁ、こんな事もあるだろう。 念のために場所を変えるか。 しかし俺が移動したとたん …。 カツッ! …。 「おや!申し訳ありません」 …。 偶然……だよな? ……そうだ!偶然だ!二度ある事は三度あるって言うじゃないか。
古泉wwやるのかwww
根にもっとるwwww
455 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:44:52.75 ID:6lz64KWRO
…。 カツッ! …. 「おや!申し訳ありません」 …。 ……はい? …。 「……古泉」 「なんでしょうか?」 「偶然……だよな?」 「ええ、当然ですよ」…。 偶然だ…ああ、偶然だ。まさか狙っているなんて……。 …。 カツッ! …。 「おや、申し訳ありません」 …。 偶然だ。うん、偶然……それにしても偶然が続くなぁ〜はははははっ………………ってんな訳あるかこの野郎!!明らかに狙っていやがる! さっきの復讐か!?みみっちい野郎だ!いつまでもグチグチと!!
意地汚いwwwww
457 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:45:12.43 ID:mjzmwb5mO
支援
支援
459 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:46:01.97 ID:6lz64KWRO
…。 古泉を見ると……なに笑ってんだこの野郎! …。 …。 結局この試合は古泉の勝利で終わった。 …。 …。 …。 「キョン!手加減しないからね!」 「……」 「な…何よキョン、恐い顔しちゃって…」 「……何でも無い…始めるぞ」 …。 俺とハルヒの試合が始まった。 じゃんけんで勝利した俺はサーブ権を手に入れた。狙う所?……わかっているだろ? 俺の狙う場所は! …。 カツッ! …。 「おっ!すまんな古泉」 「…いえ…お気になさらず…」 …。 以下…少し短縮させてもらう。
支援
支援
キョンww
二人とも人間ちっちゃいwwww
464 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:46:59.03 ID:mjzmwb5mO
キョンもかよwwwwwwお前らww
465 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:48:42.26 ID:bwphS0ILO
ちょwww多めにみるんじゃねぇのかよwww
支援
467 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:51:25.49 ID:mjzmwb5mO
さるな訳ないよな? 支援
468 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:51:37.75 ID:6lz64KWRO
…。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」 「…いえ、偶然ですから」 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」「……偶然…ですよね?」 …。 カツッ! 「おっ!すまん古泉」 「………」 …。 無言か……こんな所で良いだろう、 ここでニッコリと微笑みかけてやる。 …。 「……!?」 …。 ははっ、コメカミがヒクヒクしてやがるな。 …。
469 :
愛のVIP戦士 :2007/04/22(日) 22:51:38.95 ID:bSVu3j2D0
しえーん
ん? 支援
支援
支援
473 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:52:16.06 ID:mjzmwb5mO
支援
なんてガキなふたりwwww しかしふと気付けばこいつら16とか17なんだよなーがきんちょめww
475 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:52:42.38 ID:6lz64KWRO
「キョン!さっきから何やってんのよ!真面目にやりなさい!」 …。 みんなを見てみる。 俺と古泉の様子に気づいてないのはハルヒだけか……朝比奈さんはさっきから俺と古泉を見てガクガクブルブルしている。長門はジイッと俺と古泉を見ている。 さて、今の俺とハルヒの点差は……アウト連発でかなり開いているな。 だが! …。 「ハルヒ…」 「なによ?」 「すまんが……勝たせてもらうぞ!」 …。 俺は今度こそハルヒのコートに打ち込む。 …。 「…面白いじゃない…そうこなくっちゃ!」 …。 ハルヒはニヤリと笑う……が…すまんなハルヒ。 俺に今見えているのはお前じゃない。 …。 お前の! 後ろの! にやけ顔だ!! …。 待ってやがれよ古泉!!! …。 …。 …。 …。
しえn
支援
478 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:53:43.84 ID:6lz64KWRO
〜ハルヒ〜 …。 …。 …。 アタシ達SOS団は第二回SOS団卓球大会の真っ最中。 初戦は第一試合はみくるちゃんと古泉君との対戦だった。 古泉最初はアウト連発で もしかしてみくるちゃん勝利!? なんて少しだけ期待したんだけど結局は古泉君の勝ち。 まぁ、みくるちゃんだし仕方ないわね。 そして次はアタシとキョンとの対戦だった。 最初からキョンの様子は変だった。なんか恐い顔してると思ったらいきなりアウト連発! なにやってんのアンタ?やる気あんの?あんまりガッカリさせないでよ! …なぁ〜んて思っていた訳! そしたらキョンってば急に …。 「ハルヒ、すまんが……勝たせてもらうぞ!」 …。 とか言い出したの。あのキョンがよ!我が目を疑ったわ!だってキョンの全身から 絶対に勝つ!! って意思が見えたんだもの!
しえn
480 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:54:04.38 ID:mjzmwb5mO
キョン、負けるんじゃなかったのかww
481 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:54:26.02 ID:6lz64KWRO
ええ、嬉しかったわ。だってキョンったらいつも適当でアタシと本気で勝負してくれた事なんてなかった。 だからアタシも全力で答えたわ。それが礼儀ってもんだからね。 アタシはこう見えて運動神経には自信がある。スポーツで負ける事なんてほとんどなかった。 だから負けるつもりなんか微塵も無かったわ。 当たり前よ!アタシは負ける事が大っ嫌いなんだから! でも結果は負け……キョンに負けちゃった。 しかもキョンの勝利宣言からストレート負け。今でも信じられないわ…このアタシがストレート負けよ! 当然悔しいし 今度は絶対に負けない! って思うんだけど……なんだか嬉しいって感覚もある。 それはキョンが初めてアタシに本気出してくれたからかな? まぁ良いわ、こうなったらキョン!絶対に優勝よ! アタシに勝ったからには優勝してもらわないと困るんだから! 負けたら死刑よ!! …。 …。
支援
しえーん
484 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:55:35.77 ID:mjzmwb5mO
支援
485 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:57:18.96 ID:6lz64KWRO
「あの〜…涼宮さん?」 …。 ん? …。 「どうしたのみくるちゃん?」 …。 みくるちゃんの様子がおかしい……なんか怯えてるみたいな。 …。 「その〜…キョンくんと古泉くん……何かあったんですか?」 「何かって?」 …。 みくるちゃんは何を言ってるんだろうか…キョンと古泉君がどうかしたの? …。 みくるちゃんはそっと二人を指さした。 二人を見てみると………。 …!? …。 「みくるちゃん……あの二人……何があったの?」 …。 アタシの視線の先……卓球台を挟んでキョンと古泉君の二人が今まで見たこと無いような顔で睨みあっていた。…。 「うぅ…わかりませぇ〜ん、気づいたらあんなでした〜」 …。 ……一体何なの?
486 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:58:01.12 ID:6lz64KWRO
…。 「キョンくんも古泉くんも卓球の試合をする雰囲気じゃありませんよぉ」 「……ええ、まるで 今から殺し合いを始めます って雰囲気ね……有希!」 …。 アタシの呼びかけに有希はゆっくりと振り向く。 …。 「なに?」 「あの二人…何があったの?」 …。 アタシの問いに有希はしばらく沈黙した後、再び視線を二人に戻した。 …。 「ちょっと!有希!」 「……静かに」 …。 有希? …。 「……始まる」 …。 二人に視線を戻すと有希の言葉通り、睨みあっていた二人が口を開いた。
支援
支援
489 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:58:42.35 ID:6lz64KWRO
…。 …。 「……いつか…こんな日が来るんじゃないか…そう思っていました」 「ああ……俺もだ。お前とは一度本気で決着を付けねばならんと前々から思っていた」 「くくくっ…まさかその日が今日になるなんて…」 「ふふっ…そうだな…」 …。 !? …。 二人の会話を聞いてアタシは直感した。 …。 このままだと血が流れる …。 冗談じゃないわ!このSOS団で私闘なんて許さない! 殺伐なんて吉野家だけで十分よ! アタシは二人の前に飛び出した。 …。 「待ちなさい!」 …。 二人がアタシを見る。 …。
仲が良いのか悪いのかwwww 支援
俺は古泉を応援するよお
492 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 22:59:33.04 ID:6lz64KWRO
「一体何があったか知らないけどアタシの目の前での殴り合いなんて絶対に許さないわよ!」 「……」 「……」 …。 二人は無言でアタシを見つめている。 …。 「す‥涼宮さん、ファイトぉ〜」 …。 みくるちゃん、応援ありがとう、アタシに任せておきなさい! …。 しかし二人の反応は…。 …。 「……ハルヒ、お前何言ってるんだ?」 「涼宮さん、何をおっしゃっているのか意味がわかりませんが…」 …。 ……あれ? …。 「えっ……だって今から殴り合いするんじゃ…」 「は?なんで殴り合いなんてしないといけないんだ?卓球大会だろ?」 「そうです、卓球ですよ」 …。 へ?……二人は呆れた顔でアタシを見ている。 ……もしかしてアタシ痛い子? …。
493 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 22:59:34.24 ID:mjzmwb5mO
支援
支援
495 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:00:43.18 ID:6lz64KWRO
「涼宮さん、誤解させてしまった様ですね、申し訳ありません。でもご心配しているような事は起きませんのでご安心を」 「そうだぞハルヒ、俺と古泉は今から卓球をするだけだ。心配をするな」 …。 二人は穏やかな顔でアタシに言った。 有希を見るとコクンと頷いた。 …。 「ん〜、ゴホン。どうやら早とちりしていたみたいねアタシは。 じゃあスポーツらしく最初は握手から始めなさい」 …。 アタシの言葉に二人は…。 「ああ」 「はい」 …。 と穏やかな顔で言った。 アタシはみくるちゃんと有希の所に戻る。 …。 「涼宮さん…私…誤解しちゃって……ごめんなさい!」 「……みくるちゃん、誰でも誤解するわよアレじゃ…さぁ、二人を応援しましょう」 「はい♪」 …。 キョンと古泉君は笑顔でお互いに手を伸ばした。
支援
497 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:01:26.83 ID:mjzmwb5mO
支援
支援
支援
500 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:03:21.85 ID:6lz64KWRO
…しかし、握手をした瞬間二人の体が一瞬と震えた……何? …。 「ふふ……ふふふふふふ」 「はは……はははははは」 …。 二人が突然笑い始める……何…何なの? …。 …。 二人はしばらく笑い続け……そして二人の手が離れた。 …。 …。 ………な!? …。 ……いや…まさか…幻覚、そう、幻覚よ!……だって…そんな…。 …。 「しゅ…しゅじゅみやしゃん…」 …。 みくるちゃん?
501 :
フート(宮城県) :2007/04/22(日) 23:03:56.27 ID:yikzUgL50
支援
支援
なんかキター
504 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:04:32.87 ID:bwphS0ILO
wktk
505 :
ボーカル(コネチカット州) :2007/04/22(日) 23:04:48.25 ID:ObyW+8XMO
支援 なんかこういうのすごい好きだわwwwww
506 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:05:20.50 ID:mjzmwb5mO
支援
あなたのSSはいつみてもサイコーです!! 支援
支援ですぅ
よく考えたらココって必ずしも恋愛を入れなくてもいいんだよな? 支援
支援
支援
SS書きながら支援。
支援
ハルキョンだけ読まない私が来ましたよ
516 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:10:00.09 ID:mjzmwb5mO
一日の総括を考えながら支援
517 :
フート(宮城県) :2007/04/22(日) 23:11:03.91 ID:yikzUgL50
518 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:11:31.36 ID:6lz64KWRO
…。 「い…今の見ましたか?」 …。 ……みくるちゃんにも見えたのね……OK、幻覚なんかじゃ無い…ええ認めましょう。 …。 アタシとみくるちゃん…おそらく有希も見たもの。 二人の手の平に一つづつ【画鋲】が刺さっていた。 ……落ち着け!涼宮ハルヒ!そう、二人が今からするのは卓球なの!ほら、見てみなさい、二人共何事も無かったようにストレッチをしているじゃない。 そうよ!アタシが動揺してどうすんのよ! ……よし!もう大丈夫! …。
おやや?
520 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:12:33.74 ID:mjzmwb5mO
支援
こいつらの仲もう終わってるだろwwww
画鋲キタw
画鋲とかwwww
ハルキョンを読みながら長古を待っている 俺が支援しますよー
ていうかただのバカwww
526 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:13:25.68 ID:6lz64KWRO
すまんね、急に重くなった。 多分もう大丈夫だと思う。 んなら続き ↓ 「じゃあじゃんけんね」 …。 ストレッチを止め二人は近づく。 二人が向き合った瞬間……再び遊戯室に張りつめた空気が流れる。 二人の真剣な顔……もうこの時点から二人の闘いは始まっているのだ。 …。 …。 「じゃあいくわよ、最初は…」 …。 場の緊張が一気に高まる。
支援www
>>521 そこであえて
キ「お前……中々やるな」
古「はっ……テメェこそ」
な王道展開希望
・・・ゴメン 支援
支援
テニプリパロディクルー?
531 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:16:01.84 ID:mjzmwb5mO
支援
532 :
空気コテ(アラバマ州) :2007/04/22(日) 23:16:21.58 ID:bT9hskw10
支援?
支援
534 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:16:29.62 ID:6lz64KWRO
…。 「グー!」 …。 二人は同時にチョキを出す。 …。 ……ああ!突っ込みたい!なんで最初はグーなのに二人共チョキを出すの? ……ええ、わかっているわよ。お互いの裏の裏を読み合った結果でしょ。 キョンは古泉君がパーを出すと予想してチョキを出した……しかし古泉君も同じ事を考えた。 だから二人共チョキ……この二人性格悪すぎるわ! でも突っ込まない……突っ込んだら負け! …。 「じゃ〜んけ〜ん!ポン!!」
支援
しえn
ちょw裏の裏www
538 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:17:35.84 ID:6lz64KWRO
…。 バッ!! …。 二人の出した手は……パーとチョキ。 キョンがパーで古泉君がチョキ…。 …。 「……ぐっ…」 …。 キョンがくぐもった声を発し膝をつく。そしてそれを見下ろす古泉君。 …。 キョンの様子……痛々しい……でもじゃんけんで負けただけでしょ?試合で勝てば良いのよ! …。 有希が口を開く。 …。 「古泉一樹、1ポイント」 …。 ええ!?……ちょっと待ってよ有希! …。 「有希!どういう事!?」 「先ほどの瞬間、彼と古泉一樹との間で高度な心理の読み合いがあり、結果古泉一樹が勝利した。1ポイントは当然」 …。
しえん
青春いいじゃないかっ! …ちょっと違うか。 支援
541 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:17:53.70 ID:mjzmwb5mO
こいつらもう駄目だww
こいつら底なしのバカだwwww
長門wwww
もう馬鹿としかいいようがねぇこの3人のやり取りwwwwww
545 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:20:32.05 ID:6lz64KWRO
……そんな…確かに高度な心理の読み合いはあったわよ…でもそれだからって…。 …。 「…彼がそれを認めている」 …。 キョンを見ると……有希の言葉に反論するでも無く…ただ…悔しがっていた。 ……そう…キョンが認めているのね…。 …。 「……涼宮さん‥」 …。 みくるちゃん? …。 「これから…一体どうなっちゃうんですかぁ〜」 …。 みくるちゃんは目に涙を溜めて……不安なのね…団長のアタシがしっかりしないと! …。
546 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:21:15.12 ID:mjzmwb5mO
支援
支援
548 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:21:30.84 ID:6lz64KWRO
「みくるちゃん…大丈夫よ!これは卓球の試合なんだから!…ね?」 「……そうですよね、卓球ですもんね?喧嘩している訳じゃ無いですもんね?」 「そうよみくるちゃん!大丈夫だから!」 「はい!」 …。 そう、これは卓球。 喧嘩なんかじゃ無い。 …。 …。 …。 長かった前哨戦が終わり、結果古泉君が1ポイント先取した。 これから二人の本当の闘いが始まる。
支援
550 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:22:09.09 ID:6lz64KWRO
…。 …。 …。 遊戯室の空気は張りつめていた……もうここは遊戯室では無い。 吉野家以上に殺伐とした戦場なのだ。 アタシ、有希、みくるちゃんはこの殺伐とした戦場で対峙する二人を見ている。 …。 「残念ですが…」 …。 古泉君が口を開く。 …。 「あなたにサーブ権が移る事はありません」 …。 凄い自信……古泉君はアタシにストレートで勝ったキョンを見ているはず…なのに古泉君のこの自信は…何? …。 「御託は良いからさっさと始めるぞ」 …。 大丈夫…キョンは落ち着いている。挑発には乗ってない。 …。 古泉君は笑みを浮かべ後ろに下がる。 …。
支援
支援
553 :
水道局勤務(樺太) :2007/04/22(日) 23:22:58.28 ID:t9OjtW5rO
前哨戦から激しwwwwwww
吉野家以上に殺伐とした戦場www
支援 明日早いから寝ないといけないorz 支援
556 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:23:40.62 ID:mjzmwb5mO
支援
557 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:23:56.54 ID:6lz64KWRO
「行きます」 …。 古泉君は助走をつけ飛び上がる…頂上付近で玉を宙に上がった玉に右手のラケットを叩きつける。 …。 「ふもっふ!!」 …。 謎の掛け声と共に打ち出された玉はキョンのコートに突き刺さ……え!? …。 「なっ!?」 …。 コートに突き刺さると思われた玉は急に浮き上がり軌道を変え……!?。 …。 ガッ! …。 キョンは吹き飛ばされ…。 ドカッ! …。 後ろの壁に叩きつけられた………嘘…。
なにこのピンポンwwww
559 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:24:56.54 ID:mjzmwb5mO
古泉、自重しろっ!
560 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:25:14.64 ID:6lz64KWRO
…。 …。 戦場に沈黙が流れる…キョンはピクリとも動かない。古泉君はそれを穏やかな笑みを浮かべ見下ろす。 ……何?何が起こったの?コートに突き刺さるはずだった玉が軌道を変えキョンの顔面に…そしてキョンが吹き飛ばされた。 ……って…キョンが吹き飛ばされた!?セルロイド製の小さな玉が人を吹き飛ばす?……ありえない。 それに…これって…アウトよね? アタシは審判である有希を見る……有希は頷き言った。 …。 「古泉一樹、6ポイント」 「ええ!?」 …。 アタシとみくるちゃんの声がハモる。
●自重wwwww
テニプリ思い出したwwww
ちょwww6ポイントwww
キャプつば思い出した俺
565 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:26:26.95 ID:mjzmwb5mO
支援
ワシのサーブは108式まであるそ!
あれはワシの百八式より危険じゃあーーー!!!
それはわしの108式より危険だぁぁぁぁああぁあぁ!!!
569 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:29:17.47 ID:6lz64KWRO
…。 「ちょっと……有希、何それ?」 「古泉一樹の打った玉は正確に彼の顔面に突き刺さった……ダメージもかなりのもの…6ポイントが相応しい」 …。 ちょっと…だってこの試合は…。 …。 「…卓球なのよね?この試合って」 「卓球」 …。 有希は即答する……あれ?…なんかアタシの知ってる卓球とだいぶ違うような…。 …。 「キョンくん!」 …。 みくるちゃんがキョンに駆け寄ろとするが…。 …。 ガシッ …。 有希はみくるちゃんの腕を掴み阻止する。 …。
570 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:29:36.24 ID:mjzmwb5mO
支援
ながもん壊れてきてねぇか?w
572 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:30:07.70 ID:6lz64KWRO
「駄目」 「長門さん…だってキョンくんが…」 …。 有希はスーっとキョンを指さし …。 「まだ終わっていない」 …。 キョンを見ると…ゆっくりと立ち上がろうとしていた。口の端から血を流した顔に笑みが浮かぶ……何その修羅の門的な笑み? …。 「…いきなり顔面狙いだとはな……」 「おや、あなたは僕に紳士的な行動を期待していたのですか?」 「……ふん、まさか…まぁ、おかげで目が覚めた」
これは良い長門
574 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:31:09.03 ID:mjzmwb5mO
支援
576 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:31:41.54 ID:6lz64KWRO
…。 まだやるつもりなの!?もうフラフラじゃない! アタシは駆け出しそうになったが……必死に堪える。 キョンはそんなの望まない キョンはまだ勝利を諦めていない…ここはアタシの出る幕じゃないんだ。 …。 「さぁ、再開だ」 …。 キョンの言葉に古泉君は頷き …。 「セカンドレイド!」 …。 さっきとは違う動きと掛け声で玉にラケットを打ち込む。
死人が出るぞwwww
578 :
運転士(樺太) :2007/04/22(日) 23:32:19.83 ID:N20FvXrHO
俺にはワクワクするしか出来ない
579 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:32:23.01 ID:mjzmwb5mO
支援
ピンポンだまがもう●ですね 支援 つ●
支援
582 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:33:36.81 ID:6lz64KWRO
打ち出された玉……ニュートンに喧嘩を売っているような不規則な動きでキョンに向かっていた。 …。 キョン! …。 キョンを見ると……目を瞑っている!?……そうか!この不規則な動きに惑わされない為に…。 でもこのままじゃ…。 …。 古泉君の打ち出した玉の軌道はキョンの顔面に狙いをつけた…正確に向かっていく…。 …。 駄目ッ! …。 その瞬間キョンは目を開け…。 …。 「うおおおお!!!」
583 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:34:07.53 ID:mjzmwb5mO
支援
ニュートンに喧嘩売ってるwwww 支援www
これはいいテーブルテニスの王子様
キョン格好いいwww 支援
支援
588 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:37:10.44 ID:6lz64KWRO
…。 ラケットを両手で掴み眼前の玉に振り降ろした…これは大根斬り!? …。 ガコッ! …。 キョンの振り降ろしたラケットは向かって来た威力をそのままに古泉君へと弾き返した。 そして弾き返した玉は一直線に進み…。 …。 ガッ!……ドカッ! …。 古泉君の顔面に吸い込まれた玉は古泉君を吹き飛ばしその体を壁に叩きつけた。 …。 そして再び沈黙が流れた。
松林サッカーを思い出した 支援
590 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:38:30.74 ID:mjzmwb5mO
支援
支援
支援
593 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:40:41.65 ID:6lz64KWRO
「クリティカルヒット、9ポイント」 …。 有希の声が沈黙を破る……もう突っ込まない。アタシは理解した。 これは卓球なのだ。 やっている二人と審判である有希が言うのならばこれは卓球。 ……そう納得するしかない。 …。 「古泉!まさかこれで終わりって事は無いよな!?」 …。 キョンの言葉に古泉君はゆっくりと立ち上がる。 …。 「当然ですよ」 …。 口の端から血を流し修羅の門的な笑みを浮かべる古泉君…そう、まだ…まだ終わらないのだ。 …。 …。 …。
594 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:41:20.51 ID:6lz64KWRO
〜X時間後〜 …。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 どれくらい時間がたったんだろう。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 この二人はいつまで続けるのだろうか。 …。 ガッ…ドカッ…ギャ…ガキッ… …。 飛び散る鮮血をいつまで見ないといけないのだろう…。 二人は何度吹き飛ばされ何度立ち上がっのだろう……何で立ち上がるの?そのまま寝ていれば楽なのに…。 でも二人は立ち上がる…それが男である事の証明であるかのように……本当に男って馬鹿!
クリティカルヒットwwww
卓球の門ww
支援
稲中卓球部支援
599 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:42:48.90 ID:6lz64KWRO
有希はいつの間にかポイントを数えるのを止めていた。理解しているのだ…この二人の闘いはポイントなんかでは勝敗を決めてはならない事に みくるちゃん……ずいぶん前からみくるちゃんは顔を手で覆って目の前の光景を見ないようにしている。 アタシも出来るならばそうしたい。こんな凄惨な光景は見たくない……でも駄目、アタシはSOS団団長涼宮ハルヒ…アタシは最後まで見届ける義務がある。 …。 目を背けてはならない。 …。 …。
バカってレベルじゃねーぞ!
601 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:43:33.07 ID:6lz64KWRO
…。 …。 ………またしばらく時間が流れた。 目の前の凄惨な光景に変化は無い……一部分だけを除いて。 …。 「みくるちゃん、目を開けて」 「ううぅ…嫌です…私は見たくありません」 「いいから目を開けなさい!そして二人の顔を見て!」 …。 みくるちゃんは恐る恐る目を開ける。 …。 「………あ!…二人の顔…」 …。 そう、二人の顔…あんなに怖かった顔が今では憑き物が落ちたかのように穏やかな顔になっていた。 …。 「……予想通り」 …。 有希? …。
なんてヒロイン的セリフ しかし、このハルヒノリノリである
支援
いつまでやってんだ このバカ2人はwwww
606 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:45:11.65 ID:6lz64KWRO
「二人は闘いの中でお互いを認め合いお互いを理解し合えた。今の彼と古泉一樹の間に憎しみは無い」 …。 有希は …。 ほら、その証拠に …。 とでも言う様に二人を指さす。 …。 「あ!」 「キョンくん…古泉君…」 …。 今のアタシ達の目の前の光景。 …。 …。 「やるな、古泉」 「あなたこそ」 …。 二人はお互いの肩を叩き合いお互いの検討を讃え合っていた。 …。 「キョンも古泉君もあんな笑顔で…」 …。 今まで見たことの無いようなさわやかな笑顔……ほんの数時間前の姿からは想像できない笑顔だった。 …。
607 :
彼女居ない暦(沖縄県) :2007/04/22(日) 23:46:14.87 ID:CiXBK9Rr0
腹いてえwwwwwwwwwww
支援
609 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:47:36.81 ID:6lz64KWRO
「しゅ…しゅじゅみやしゃん…」 …。 みくるちゃん…。 …。 「これが…これが男の友情ってやつなんでしゅね」 …。 みくるちゃんの顔は涙でクシャクシャだった。 こんな方法でしかわかり合えないなんで……男って馬鹿…本当に馬鹿なんだから! …。 ……でも、少しだけうらやましい。 …。
笑いが止まらないwww
本当に馬鹿ですねwww
612 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:49:08.38 ID:6lz64KWRO
「さぁ、これで終わりね!もう闘う必要無いんだから!」 …。 そうでしょ?だってもうわかり合えたんだから……でも二人は。 …。 「まだだハルヒ」 「まだ終われませんよ」 …。 なんで?もうわかり合えたのになんで続ける必要があるの? …。 「勘違いするな…卓球でだ、正真正銘の卓球でな」 …。 え? …。 「古泉、1ポイント勝負だ。それで全て終わり、どうだ」 「良いですね」 …。 二人はそう言って位置に着く。 まるで今までの凄惨な闘いの幕を降ろすかのように。 …。 アタシは有希とみくるちゃんを見る。 有希もみくるちゃんも頷く……みくるちゃんは満面の笑顔で、有希はいつも通りだけど……心なしか…笑っているように見えた。 …。
支援
こいつらバカ過ぎるだろwww
615 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:50:25.53 ID:6lz64KWRO
「本当にサーブは僕で良いのですか?」 「ああ、じゃんけんはお前が勝ったからな」 …。 長く辛い闘いが遂に終わる…本当の卓球で。 さっきまで凶器でしかなかったラケットと玉が喜んでいるかのように見える。 …。 そう、もう血に染まる必要は無いんだよ。 …。 …。 「いきます!」 「来い!」 …。 二人にとって勝敗なんてどうでも良いだろう…終わる為の儀式、そしてこれからを始める為の儀式なのだ。 …。 そして…二人が動いた。。 …。
支援
しえn
支援
ここへ来て拳が出たら神なんだがw
支援
621 :
自衛官(樺太) :2007/04/22(日) 23:53:03.97 ID:6lz64KWRO
…。 「あああ!!手が滑ったああああ!!!」 …。 ガッ!! …。 …。 …。 二人同時に叫んだ絶叫……そのわずかに後に響く二つの衝突音…。 …。 「……」 「……」 「……」 …。 無言のアタシ達の目の前に写ったのは…。 …。 それぞれの投げたラケットを顔にめり込ませ、ゆっくりと崩れ落ちていく二人の姿だった。
最後までバカwww
623 :
文学部(樺太) :2007/04/22(日) 23:53:55.24 ID:mjzmwb5mO
救いようがねえww
アホwwww
バカすぎだろwwww
救いようの無い馬鹿ですねwwwwwwww
なんというバカwww
これは…今日か○俺は!!か?
そっちかyo!
630 :
パーソナリティー(コネチカット州) :2007/04/22(日) 23:57:59.43 ID:q9zgrHP9O
支援
631 :
愛のVIP戦士 :2007/04/22(日) 23:59:13.38 ID:bSVu3j2D0
SS書きながら支援ー
支援
支援多いなwww
バカ過ぎてむしろ和むwww
さる?
アホや、こいつら… 支援
支援
638 :
神(樺太) :2007/04/23(月) 00:05:19.46 ID:Fdw1JYBNO
試演
SSでこんな爆笑したのは初めてだ
重くなったのかな?
規制らしいです。 詳しくは雑談へ。
作風が保育士の人に似ているんだが影響を受けたのか? それとも本人だろうか 支援
>642 影響の方向が逆。 規制とは……これは酷い生殺しですね。
>>642 逆だよ。
覚醒の人の方がかなり前から書いてる。
規制解除待ちだね。SS書きながらじっくり待つべ。
648 :
カエルの歌が♪(コネチカット州) :2007/04/23(月) 00:10:19.99 ID:WcD5DaaYO
さるではなくバーボンらしい
さるはわかるが、バーボンってなんだ? 単純にホスト規制の巻き沿いをくらったのか?
続きは避難所のスレで
急に静かに
>652 避難所に移動したと思われる。
654 :
神(樺太) :2007/04/23(月) 00:32:03.51 ID:Fdw1JYBNO
――もしもーし、そうそう、あたしよ。……え? 『ゲームしないか』? ……ふふふ、このあたしを相手にいい度胸ね。 ――いいわ、乗ってあげる。後悔しても知らないわよ。 あたしは何事においても全力投球、白旗なんて掲げても勘弁してあげないから! ――で、ルールは? ……『先に電話をかけたほうの負け』なのね。分かったわ。……じゃあ、一旦切るわよ。 ……何してんのよ、早く切りなさいよ。……もう、しょうがないわね。『いっせーの、せーで』! ……。 ――もうっ! 切りなさいってば! あんた、やる気あんのっ?! ……『指がボタンを押してくれない』ぃ? あんたって奴は……。――いいっ? 今度こそ切りなさいね、せーのっ! ……。 ……キョンのバカ。こうなったら、絶対あたしからは掛けないからっ! 断固としてっ! ……。 ……あ。バカハルヒっ! 自律しなさいっ! しっかり、ファイトッ! ……はぁ。 ……あ゛ぁぁぁ、時計の進みが遅いっ! もう五時間は経ったわよ! なのに……それなのに一分も進んでないわ! きっと狂ってるのよ。 ……ええと、時報は1、1、7、っと。……。……一分も経ってないわ。 ……。きっと時報が狂ってるのよ……。うん。別の事を考えないと……。 そうだ、いっそのこと携帯を壊すとか良いかも! それで今度はキョンと同じ機――。 ……って逆、効、果、よっ! ……うぅ、別の事、キョンとは無縁の事……。あ。 そうだわ、勉強よ! 馬鹿なあいつとはまさに水と油! これなら大丈夫っ! ……。 ……で、……今度の試験の予想問題なんて作ってどうすんのよっ! しかも、「キョン用(はぁと)」とかっ! ……本当に恋愛感情なんて精神病の一種だわ。悲しい、本っ当ーに悲しいわ。 ……大嫌いよ、キョンなんて。……バカ、キョンのバカぁ……。 ……――! もしもしっ!? ……ふふーん、どうやらあたしの勝ちみたいね。それじゃあ、罰ゲームよ。 ――『そんなこと聞いてない』ぃ? 知らないわよ、そんなの。 ――いいっ? よーっく、ききなさいよ。 ――今晩は電話、……切っちゃ駄目よ。……切ったら、私刑だからね。 ――『それじゃ、罰ゲームにならない』? ……いいのよ、あたしへのご褒美になるから。 ……ねえ、キョン。やっぱり、大好き……。
待ってました!くそ甘いぜ!
656 :
神(樺太) :2007/04/23(月) 00:34:11.14 ID:Fdw1JYBNO
何があろうと投下する。 ……けど、1レスに収まらなくなってきたな。修正しないと…… ノシ
この甘さ… 癖になります。
658 :
通訳(東京都) :2007/04/23(月) 00:36:54.62 ID:NtXMp+e00
待ちかねたぜ! 1レス以上でも全然ok
私刑についてkwsk
砂糖が止まらないw
661 :
神(樺太) :2007/04/23(月) 00:45:16.99 ID:Fdw1JYBNO
>>658 じゃあ、今度からもう少し改行を多くしてみる
元々1レスってのは俺の意味不明なこだわりなだけだしな……
今は一行に最大で五、六十字詰めてるし……よし、改善しよう
>>659 周りからは単なるバカップルと見られるあれやこれやの行為
……くそぅっ! 自分で書いててうらやましい
さて、睡魔に白旗をあげよう
ノシ
「おうハルヒ、今日は早いな」
「体育が長引いたせいで学食に乗り遅れたのよ。もう最悪。
というわけで、あんたのパン半分よこしなさい」
「冗談じゃない。これは俺のだ」
「何よ、団長たるあたしがお腹を空かせてるってのに
平団員のあんたがのうのうとお食事タイムっていうわけ?
いいからだまって差し出しなさい」
そう言うのと同時に奴は右手にかぶりついてきた。
理不尽すぎて怒る気も失せるな。
さらば、愛しの焼きそばパン。お前のことは忘れないぜ。
はむはむ。にちゃ。ぺろr
「舐めるな!意地汚い!」
「細かいこと気にするな!ああもう、全然足りないわよ」
そんなにぷりぷり怒るなよ。顔にやきそば付いてるぞ。
妹じゃあるまいし、顔を汚しながら食べるんじゃありません。
「付いてるぞ」
「あ、ちょっと…それ」
「どう見ても夫婦なのね。うんざりなのね」
ジャイアン保守
そして
>>662 wktk
>>662 だから予告スレを使えと何度(ry
「お風呂あったかい?」
「あぁ、大丈夫だ」
「あたしも入りたいな……」
「『お風呂とトイレは絶対に一人で! 落ち着くための場所なんだから!』って言ったのはお前だぞ」
「でもさ、そういうのもたまには良いじゃない? ほら、あたしの裸とか見てみたくないの?」
「……見たくないわけじゃないが断る」
「ケチ! ……あたしってそんなに魅力無い?」
「そうじゃない。裸ってのはそう簡単に見ていいもんじゃないんだよ」
「あ、そう。じゃあ入るわね」
「バカ、脱ぐな! 入ってくるな!」
「エロいくせに変な所で強情なんだから……」
「悪かったな。誰かさんのせいであったかいけど窮屈だよ」
「窮屈だけど幸せ。でしょ?」
「……まぁな」
背中合わせで入浴まで進んだバカップル保守
>>665 そこまでいったら、もう…アレしかないじゃないか……
みなさんのおかげでおしっこがはちみつになりました どうもありがとうございます
668 :
運転士(樺太) :2007/04/23(月) 01:17:28.46 ID:Z0tZp+McO
避難所見て来た! 今回も爆笑wwww そのギャグセンスに毎回毎回脱帽ww 自分は覚醒の人の箱入り娘に影響されて花嫁修行書いた口。古長つか長古だけど。 そして何回書き直してもヒーローみくるが収集付かないww orz
「なぁ、上がりたいんだが」 「上がりなさいよ」 「じゃなくて先に上がれよ」 「あたしもう少し入りたいのよ」 「……のぼせるだろ」 「あたしが介抱したげる」 「……また風邪ひかせる気か」 「あ……ちが……」 「少しは反省してるかと思ったらやっぱり違うのか。そういえばお前謝ってないもんな」 「上がる、上がるから!」 「いいよ。先に上がって学校の準備しとくからゆっくりしてろ」 「ねぇ……」 バタン! 「もう……何でこうなっちゃうのよ……」 バカップル喧嘩保守
予告どおり投下開始します・・・ 六スレの予定です 予告スレ?なんですかそれは?(確信犯(コラ 分裂ってなんですか?おいしいんですか?
涼宮ハルヒの冒険(仮) 第二章第三話、解決そして崩壊 犯人が分かった俺は激しく悩んでいた どうするべきだ? 全員が集まったらすぐ言うべきか? それとも犯人のを自供を誘うべきか? みくる「キョンくん・・・ほんとに大丈夫ですか?」 俺は非常に悩んでいた 隣で誰かが話しているのにもかかわらず 何も聞こえていなかった どうするべきだ?どうするべきだ?どうするべきだ? 同じ言葉が何度も繰り返される ダメだ、犯人がわかった以上長引かせるわけには行かない おそらく全員疑念が尽きてないだろうだからな 今この食堂には全員いる、喋るなら今だ しかし、犯人を指摘した所で犯人がすぐに認めてくれるはずがない やはり犯人を罠に嵌めたほうがいい 行動しよう、そうするしかない キョン「みなさん、今思ったんですがあの時鍵かかってましたっけ?」 森「鍵がかかってなかったらあの部屋は簡単に開くはずですが?」 祐「何当たり前なこと言ってるんだ?鍵かかっていたから体当たりまでしてあけたんだぞ?」 みくる「わざわざ、私が確認したじゃないですかぁ?キョンくん疲れてないですか?」 キョン「みなさん、とんでもない思い込みをしている。 あの部屋の鍵はかかってなかったんです ただあの部屋に開かないように押さえ棒がしてありましたが」 長門以外の全員が驚く 圭一「じゃあ、犯人はどうやってその押さえ棒を使ったんだ? 外側にいたら棒など使えないだろうが」 キョン「押さえ棒にさらに押さえ棒がしてあったんですよ」
6スレ投下とは! 超大作ww 支援
朝倉「何を言ってるの?」 キョン「正確にいえば消えてなくなる棒ですが、 冷えていて常温で形が無くなるものです」 祐「氷か?確かにそれならしばらく放置したらドアが開かなくなるが」 みくる「でも、あの場所は濡れていませんでしたよ?溶けたら水に濡れちゃいます」 キョン「確かにあの場は濡れていませんでした なぜならあの現場にはドライアイスが使われたようです しかし現場を一瞬だけしか見てない人がどれだけその時の状況を正確に覚えていられるでしょうね?」 みくる「!!」 全員が一斉に朝比奈さんの方を向く 発見当時彼女は古泉を見た瞬間 顔に手を当てそのまま泣いていた その後も森さんに連れられてやっと自分の部屋に入ったほどだ 当然彼女が正確に現場を覚えているはずがない しかも泣いているのだ 濡れているかどうかなんて判断が出来るはずがない そう、朝比奈みくるは現場が濡れていない事を知っていたのだ 朝倉「朝比奈さんあなたもしかして・・・」 キョン「あなたが犯人です、朝比奈みくるさん。」 みくる「!!・・・でもそれだけじゃ疑う理由にならないんじゃないですか?」 キョン「もちろん、誘ったのはちゃんとした理由があります。 それも含めてあなたがした行動の推理を聞いてください。」 俺は一通り周りを見渡す ほとんどの人が驚いているようだ。当たり前である キョン「朝早く起きた朝比奈さんはまず、ドライアイスを倉庫に運んで食堂に向かいました そこで森さんと会い、古泉くんを呼んでくるといって部屋を後にした。 もちろんアリバイ作りのためです。時刻はたぶん六時二十五分頃だろうと思います」 森「確かに六時半前には朝比奈さんは食堂に来てましたね。」 キョン「そして古泉の後頭部をあらかじめ用意した砥石で殴って倉庫まで運んだ。その後ドライアイスで倉庫が密室状態になります」
圭一「それは誰でもできるのでは?」 キョン「ええ、そうです。ただ朝比奈さんはここで一つミスを犯しています。 ドライアイスに直接触れてしまったんですよ、おそらく右手でね。」 朝倉「それって・・・」 みくる「!!」 キョン「そう、あなた今右手に凍傷おこしていますね? おそらく事件後の火傷騒ぎもそれを誤魔化すため。 そして、氷水で冷やしてくると見せかけて朝倉の砥石を盗み出したんだ。 長門、古泉一樹が殴られた所は?」 長門「左後頭部」 キョン「もし右手で殴ったなら右後頭部に殴られた後があるはず なのに左後頭部、これは犯人が左手で殴ったことを示しています そして、今ここで朝比奈さんの部屋を調べれば盗んだ砥石があるはずです。」 長門・朝倉・森「調べてくるわ!!」 三分後・・・ 朝倉「あったわ、間違いなく私の砥石よ。自分の名前が書いてあるし」 キョン「言い逃れできますか?朝比奈みくるさん」 みくる「素晴らしい、戦闘能力だけでなく知能も高いとは!」 なんだ?急にふいんき(なぜか変換できん)がかわったぞ みくつ?「ますます、涼宮ハルヒ様の部下にふさわしいことが分かった。」 ここで無理にでも連れ去るべきだな。」 キョン「お前・・・別人だな!?」 おそらく朝比奈もどきが喋っているハルヒとは偽者の方だ 新川「今までに数々の修羅場をくぐってきたがここまで危機感を感じたことはいまだかつてない・・・!!」 森「何?何をする気なの・・・?」 圭一「さらに存在感薄くなってしまうではないか。」 祐「それはもともとじゃないか?」 どうでもいい会話をしているやつらはほっといて こちらは戦闘準備を始めている 作者「6スレって何やってんだ俺は・・・」(正確には6レス
支援
みくる?「遅い!」 うぉ、まだ鎧着終わってないって ひょい あれ、朝比奈さんっておれを持ち上げるほど頑丈な体の作りしてましたっけ? 長門「対象の有機結合の解除を申請。」 朝比奈「無駄よ、私のほうが情報操作の能力が高いわ。」 長門「キャンセルされた・・・?」 朝倉「これだとうかつに攻撃できないじゃない」 浮遊物体A「結局名前直してもらってないし・・・(前話参照)」 えーと今朝比奈?さんに捕まってる俺がなんとかした方がいいよな・・・ 俺はブランと垂れ下がっていた自分の左手を顔めがけて殴りかかった。 ぱしっ! みくる?「無駄よ。能力開放をしてないあなたが私に抵抗することはできないわ。」 むかつく野郎だ。おそらく村の入り口で会ったときから演技してたんだろう まんまと騙されていたわけだ。 じゃあ偽ハルヒにココの場所が知れているって事だろう くそ、また俺は何もできないのか! 長門「対象の―――能力の―――開放を―――実施―――」 朝倉「なに・・・?長門さんの雰囲気が変わった・・・?」 キョン「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 獣のような雄たけびが部屋中に響く それが俺自身の声と認識するのに数秒かかった みくる「まさかっ!」 朝倉「暴走・・・?」
浮遊物体A「なんかどこかで似たような状況を見たような気がするわ。」 作者「いろいろとネタ引っ張ってきてますから。」 浮遊物体A「お前は自重しろ!」 作者「サーセンwwwww」 えーとだな・・・ 朝比奈さんが泣くまでやめてくれないような連続パンチを続けている俺だが・・・ 俺はココまでやろうとは思わん おそらく本能の暴走とかそういうやつだな 今回もまた大暴れするのか あれ?でもなんで意識がはっきりとあるんだ? ???「よう、キョン」 誰だ?誰が話し掛けているんだ? キョン裏「俺はお前だ、理性のキョン。もちろん他の人間に声が聞こえてるとはおもわんがな」 じゃあお前は本能のキョンとでもいうのか キョン裏「その通りだ。まあ俺自身が出てくることはほとんど無いんだがな」 何しに来た。 キョン裏「何しにって、お前=俺を守るためだが?それ以上に何がある?」 ああ、そうか本能は自分を守るのが最優先だったな。どこかで聞いたことがあるぜ キョン裏「さて、偽みくるはどうするんだ?場合によっては殺そうとも思ってるんだが」 待て、殺す?why?そこまでする必要があるか? キョン裏「流石にまずいか?まあその辺の判断はお前に任せるがな。」 しばらくの沈黙 こうしてる間にも朝比奈?さんへの打撃音はやまない キョン裏「殺すのも拘束するのもお前の自由だ。煮るなり焼くなり好きにしろ。 ただお前がまた窮地に立つような行動をした場合、俺が判断する。」 そういってもう一人の俺はどこかに消えた それと同時に体が殴るのをやめた
みくる?「うぅ・・・」 どうする?朝比奈?さんの体すでにボロボロだ。 キョン「長門・・・縄貸してくれ」 長門「―――わかった―――」 場に重い空気が流れる・・・ 長門「―――圭一――祐―――新川―――森―――四人の―――記憶の一部を削除―――及び改変―――」 俺は縄で偽朝比奈さんを縛っていた。 とりあえず両手は後ろで拘束しきつく縛った。 みくる?「不覚だわ、目標の目の前で失敗するなんてね。 でもただでは終わらないわ。」 ボン! 煙幕!? 「けほけほ」 いたるところで咳き込む声がする その煙幕が晴れてきたら キョン「いない・・・!!?」 長門「うかつ―――煙幕と同時に―――テレポートされた―――」 朝倉「おわったの・・・?」 新川「高校生が・・・・信じられませんな」 森「一瞬の出来事でしたね・・・」 祐「朝比奈さんがナイフを持っているのが見えたと思ったら、次の瞬間には朝比奈さんを取り押さえるなんて」 圭一「へたなアクション映画よりも迫力がありますな・・・」 長門・・・GJ 第4話へ続く
以上です。何やってんだろうね俺は 変なテンションで書くから物語がドンドン変な方へ・・・
おつ なにやら長門の様子も…?
文才ないし、最後らへんカオスだしパロみたいなところがあるSSでよければ 投下いいですかね?
じゃあいきます・・・。 初カキなのでぶっとんでもこいつ馬鹿で済ましてくださいorz
「ベタな事」 あくる日、俺は団室でくつろいでいる時間帯。ハルヒ退屈そうであった。 この所あまり事件らしい事件やイベントなどがまったく無かったため、 ハルヒは苛苛した気分の悪い退屈オーラを部室中に撒き散らしていた。 (古泉とやっているこのポーカーも少し飽きてきたかな。) 俺は正直束の間の休息を満喫したいところであったが、 閉鎖空間なぞ発生させることには抵抗はある。 そこで目の前に居るニヤケた奴に、 「おい、なんとかしろ。」とサインを送る、 が、「無理ですよ」と言わんばかりに気取ったポーズで返してきやがった。 某裁判ゲームの検事もこんな顔でこんなポーズしてたな、 すごい忌々しいぞ古泉。殴っていいか? このままだと本当にまずい事になってしまう、早いところなんとかしなければ。
――パタン いつもの長門の合図で全員が帰り支度をする。 朝比奈さんが着替えるため俺と古泉は先に部室を出なければならない。 この機会を利用して、とりあえず速攻で古泉が話しかけた。 「やはりこのままだと涼宮さんは閉鎖空間を発生させてしまうでしょうね。」 いつものニヤケ顔もすこし覇気が無いように見える。 「そうだろうな・・・、やはりおまえのとこの組織でなにかやってくれないか? 正直俺がやれることには限度と言うものがある、なにか行事を持ってくることなんてできないぞ。」 その言葉通り俺のできることは限りなく無いと言えるだろう。 「そうですね、じゃあ機関のコネを使ってどこかに行くというのはどうでしょうか?」 コネっていう言い方は何か生々しいな。 「そうしてくれたほうがいいだろうな。しかし行くにしてもどこならあいつが満足するんだ?」 もしその行き先が退屈であったなら確実に閉鎖空間の10や20なぞ発生させてくれそうだからな。 「それならば美容にいい温泉などいかがです? 規模は小さいものしかないでしょうが遊園地の近くの旅館にすれば退屈はしないと思いますよ。」 なるほど、たしかにあいつは最近よく肌を気にしているようだしな、きっとwktkしてくれるに違いない。 「悪いインターネットに毒されてはいけませんね。」 「!? おまえエスパーか!?」 「いえ、ただの超能力者ですよ。ただそんな気がしただけです、過剰に反応しないでください。」 ニヤケた顔で皮肉を言うこいつに今殺意を覚えたがまぁ、旅先で思い知らせばいいだろう。
その後温泉に行く件の話をハルヒに言うと面白いほど食いついてくれた。 少なくとも温泉に行く5日後までは毎日wktkしてくれるだろう。計画通りだ! 「いまなにか怖い顔してませんでしたかぁ〜?」 「そんなわけ無いじゃないですか朝比奈さん。」 はい、以下省略で温泉に行く日になって温泉についたワケだが・・・。 「この旅館は1日2部屋しかないのでわれわれの貸し切りですので不貞な輩が来ることはありません。 存分に楽しんでください。」 ・・・豪華な旅館を選んできやがった! だがよくCMでやるようなそういうものではなく、隠れ家的な旅館を選ぶあたり古泉の配慮が備わっている。 ベタなアクシデントでやばい事に、なんて事は絶対無いようだな。
「しかし悪かったな、妹まで連れてきてもらっちまって。」 案の定またこいつは鞄の中に潜入していたのだ。 しかもバンダナに付け髭もつけてダンボールの中に入りその状態で鞄の中に入って居やがった。 「こちらスネーク敵の施設への侵入に成功した。大佐、指示をくれ」 と、俺に見つかった瞬間そう言ったのを鮮明に思い出す。 お前はスネークかっての。大方俺の部屋にあるゲームを勝手にやったんだろう。 というか、こいつがMGSなんてできるかっ!と内心突っ込む。 おいおい、まだヒゲついてるぞ・・・。 周りからの視線が痛々しい。まぁ貸切だからそれほどの人には見られないだろうが。 「別にかまいませんよ、知り合いの旅館ですから無理も通してくれますよ。 ・・・(機関の施設なので別に問題はありませんよ)」 とご親切に俺に耳打ちをしてくれた。顔近い顔近い。 「温泉は夜7時から3時までですので晩御飯の後になりますね」 「それじゃあみんな!準備できたら1階の食堂前に集合よ!遅れたら罰ゲームだからね!」 こんな所でも罰ゲームかよ、というか何を罰にするんだ? まぁいずれにせよ損なのは回避したほうがいい、速攻で部屋で身支度を終えた俺と古泉は食堂に1番についた。
しかし施設だからと言ってこんな趣のありそうな旅館使わせてもらっていいのか? 「何度も言うようですがかまいませんよ、ここは新川さん実家ですし問題はありません。」 嘘だろそれ。 「いえ、嘘ではありません。ここの旅館の名前見ましたか?新川館っていうんですよここは。」 ・・・まじだったのか。 「嘘ですよ、本気に取らn――」星の白金ッ!ドガガガガガガガガガガガグッパォオーン!! とりあえず今日に限ってウザイ古泉をぶん殴った直ぐ後に女性陣がやって来た 「それじゃ!食べて食べて食べまくるわよ!」 「さぁ、いきましょうか。」 うお!すげぇ再生速度だ!傷が一つもなくなってやがる! そういえば・・・「おい、罰ゲームはどうした?」 「いきましょいきましょ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・ さすがに機関の施設の旅館なだけあってかなり豪華な晩御飯となった。 ハルヒは食べて食べて食べまくっているし、 長門は相変わらずゆっくりと食べている。 朝比奈さんは妹と一緒にゆったりと食べている、癒される。 どこかのフルコースに並びそうなその料理を俺たちは平らげていった。
―――― おい、誰ださりげなく日本酒を置いていったのは!妹が飲んだらどうするんだ! きっと神様の思し召しですよ。 黙れ古泉。 みくるちゃん!メイド服持ってきたからあとでお着替えね! ひぃ〜。 ・・・・・。 ゆきちゃんおいしくないの〜? ・・・おいしい。 そうだね〜おいしいよね〜。 みくるちゃん逃げちゃだめでしょ! 涼宮さんやめてください〜。 こら!そこいじめてんな! うるさいわね!あんたには関係ないでしょ! おやおや・・・。 ・・・。 何?キョンくんこのジュース飲んでいいの? だめだ!未成年だろ!くそっこんなものがあるから!ゴクゴクゴク すごい・・・ラッパのみを見るのは初めてですぅ〜。 キョンくん私にも飲まさせて〜。 ――――
食べ終わった後のメインイベント温泉。 意外と早く食べ終わった俺たち男性陣は先に温泉に入ることにした。 「涼宮さんも満足していそうでよかったです。」 「おいおい、こんあ豪華な旅館で文句を言う奴なんていないだろうが。」 「いえ、謙遜とかではなく嬉しいんですよ。自分が用意したところで満足していただけて。新川さんも喜びますよ。」 「本当に新川s――」 「嘘d」ザ・ワールド!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!ドッキャーン! ヤッダー バァアァァァァアアアアア ドサ。 (注、作者はJOJO好きだがうろ覚え) ちなみにここから文章が完全にギャグ向けとなります。 しかもカオスです。ご注意ください。
そしてこの温泉の謎なルールに沿って水着を着て湯船に浸かった。 風呂は人数に不釣合いに広く、豊富な湯量で間違いなくハルヒが満足するだろうと 思われる立派な露天風呂だった。 「広いな〜。」 「でしょうね、元々は大きい旅館だったらしいのですが小さい隠れ家的な旅館を狙ったほうが売れると気がついて改築したそうですよ。」 「どうやったらあんな趣のあるようにリフォームできるんだよ・・・常識的に考えて」 「嘘ですよ、それと悪いインターネッ――」アリィ!メメタァ 「目がー!」 まぁ、男の風呂なんてものは色気が無いものだ。 あったら逆に怖いだろう?想像してみろ、 「あ、キョン君の○○おっきい〜」とか 「ちょっとわけてよ〜」とか 男主体に考えるとキモすぎる! このまま俺のところに視点おくなよ・・・。
支援
支援
支援
支援
支援
ひたすら支援
規制○| ̄|_
支援 そろそろかな?
支援
長いな。 支援
そうだ、いい解決案をを思いついた。 なぜ今まで思いつかなかったのだろう、このナイスなアイディアを! (キョンさんちょっと酔ってますね・・・流石に1瓶一気飲みすると・・・。) 「おい、古泉。」 「なんです?」 「のぞきに い か な い か ?」 「ウホっ、いい発想。」 この古泉実にノリノリである。 「だがまだ入っていないようだな。」 覗く対象が最初から居なければ意味が無いのだ。 「そうでしょうね。しかし覗くにしてもきっと警戒されてますよ?」 そうだろうな、だが―― 「そこで!このキョンは相手にいくら警戒されていようともばれない覗く方法を思いついた!」 「そうですか・・・、相手の警戒の中心はこの敷居、つまりこういうことですね?」 地面に見取り図を書いて詳しく説明する。 「この露天風呂から柵よじ登ってを一旦出て、後ろを取るんだ。」 「わかりました、しかし長門さんにばれてしまうのでは?」 「だがばれるまでに時間がかかるだろう?20秒ほど堪能させてもらって直ぐ戻れば問題は無い。」 流石の長門も20秒だけではどこから覗かれているかは特定できまい。 「なるほど、その発想はありませんでした。」 「それでは行こうか・・・・戦場へ!」 「はい、参ります。」 ばれたら間違いなく閉鎖空間が発生してしまいそうだがその事は当の本人たちの頭の中には入ってはいなかったのは言うまでもない。
703 :
運転士(樺太) :2007/04/23(月) 02:07:13.63 ID:Z0tZp+McO
支援
「しかし・・・。敷居のところにちょうど大きい岩が都合よく立っているんですが、」 壁の役割をしているようにそそり立っているとは自然はすごいな! 「問題は無い。迂回すればいいだろう。」 「しかし・・・えらく長いですよこの岩。意図的なぐらいですね。」 その先は暗闇でまったく見えない、何が合ってもおかしくは無くコレは俗に言うデンジャーゾーンというものだろう。 「う・・・・うろたるんじゃない!覗きの民はうろたえない!」 「何ですかそれ・・・。」 「いいからいくぞ!」 「いきましょうか。」 そして5分後 「おい、まだこの壁は続いてんのか?」 まだ女湯にたどり着いていなかった。しかし長すぎだろ! 「しかしやはり作為的なものを感じますね。もしかしたらずっと続くのでは?」 「そんなことは流石にありえないだろう。どんどんいくぞ」 「大丈夫ですかね無事に長門さんの柔肌を除くことができるのでしょうか・・・。」 さらに10分後 「(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-イ!長すぎだろ!」 、まだ岩がなくならない。どんなのだよこの岩は。 「やはり作為的にこの岩は設置してあるのでは・・・?」 「だがやっとおわりが見えてきたようだな。」 「みたいですね、あれ?何ですかこの看板は?」
支援
このカンバンを見て この先に進んだ時 おまえたちは 死ぬ バァーン!!┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・ 「って、JOJOネタはもういいですよ(ポイ)」 「おい?どうした古泉、早くしないと間に合わないぞ?」 「わかりました直ぐ行きますね。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
支援
まったくこんな岩が無ければもっと楽に見れたのに。 しかしそれもこれまでだ、もうすぐだ・・・まってろよ裸の楽えカチッ ダン!;y=ーーーーーーーーーー〇 Σ(゚Д゚;)←キョン うおおおおおおおおおお(ヒュン!) 「あぶねぇ・・・なんだったんだ今のは」 「なぜこんなところに罠が・・・。」 「まったく、大方ここにサバイバルゲームしに来た奴が罠をそのままにして帰っちまったんだろうよ。」 「どうでもいいですが、完全にキャラ変わってますよ?と、それは置いといて、さっきそこで変な看板を見たんですがそれですかね。」 どんな看板だ? 「この先に進むと死ぬそうです」 ふーん・・・なにィ!? 「たぶんこれから先もっとすごい罠が仕掛けてあるのかと。もう帰りましょう!危険すぎます!」 「このビチクソがぁ!」ガス! 「っーー!何するんですか」 「貴様は当初の目的をわすれたのか!?思い出せ目的をよォー!」 「ッハ!・・・長門さんの柔肌。」 「よし、ならばいくぞ!」 「はい!」(貴方はは酔うとエロキャラになるんですか・・・。)
支援
1分後 「やばい!早く逃げろ!」 「なんでこんなところに大岩が!しかも適度に球体になっていて平坦な道をころがってるんですかぁー!」 「いいから黙って」―カチッ ギャン!「うお!」 「今度は本物の銃弾ですか・・。ハハハ・・・。」 「うおおお、今更引き返せるかぁ!」
支援
712 :
貧乏人(コネチカット州) :2007/04/23(月) 02:15:54.89 ID:fDuQLZ64O
また規制、時期おくしかないか
3分後 ―――― 俺の背後を見張れッ!俺はオメーの後ろだッ! こっこのビチグソがぁ 僕だっていやだこんな展開! 史上最弱が・・・・・・最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィマギィーーッ!! なんでスタンドがウヨウヨしてるんだーーー! まさか閉鎖空間!? ああなんてこった・・・傷をしばったのははいて洗ってないパンツだった・・・ よらないでくださいね。 パミーッ! パパとマミー合わせていってるんですか?とにかくこの状況を・・・! もしかしてオラオラですかーッ!? YES!YES!YES!Oh MYGOD ぶちまけろ! 逃げるんだよぉー! 作者さんほとんどコピペで済ます気でしょう!?ジョジョネタも大概にしてください!
支援
笑わせよう笑わせようとする作品って逆に寒いよね支援
作者→(#^ω^)ビキビキ 小便はすませたか?神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK? やっぱジョジョネタの方が良かったああああああ! さあどうした?まだ足が2本ちぎれただけだぞかかってこい!! 使い魔達を出せ!!身体を変化させろ!! 足を再構築して立ち上がれ!!銃をひろって反撃しろ!! さあ夜はこれからだ!!お楽しみはこれからだ!! 早く(ハリー)!早く早く(ハリーハリー)!!早く早く早く(ハリーハリーハリー)!!! 古泉ーー!! キョンさん…… 僕は……生き返ったんだ 故郷… 貴方と出会った時……に… ゆっくりと死んでいくだけだった…僕の心は生き返ったんだ……貴方のおかげで……… 幸福というのはこういうことです………… これでいい 気にしないでください…………… みんなによろしくと言っておいてく…だ・・・ うわぁぁぁあああああああ!!! キョン 俺の名前は……… ぼくの名前はキョンです ―――― 「ハァッハァッ!なんか、非現実的なものをかなり垣間見た気がした・・・。」 「そうですね・・・、世界が一巡したり僕の足がちぎれたり魂だけの体になったような気がしました・・・。」 「しかし勝負には勝った!まだ25分しか経ってない、まだハルヒ達は中にいるわけだ!」 「そうですね・・・それではいっせーのーで見ましょうか・・・。」
私怨
「いっせーのーで!」 「いっせーのーで!」 そこには楽園が広がっていた・・・。 俺も古泉もこれで目的を果たしたのだ、 このまま死んだとしても悔いはない。 目の前には水着を着た女性陣がいた。
ん?なんでそんなところにいるのよ2人とも?」 何が起きているか俺には理解できない、なぜ水着を着ているんだ! 「あれ?御存知無かったんですか?ここは混浴ですよ〜?」 「・・・着替え部屋の看板に書いてあった。」 「水着も無料で貸してくれるなんていいところだね〜。」 「あれ?どうしたのよキョン、さては私の美貌に・・・ってあれ?古泉君もどうしたの・・・ッハ!」 「この2人・・・・!もう・・・・・死んでる・・・・・。」 その後、救急隊員の必死の蘇生措置により2人は九死に一生をとりとめた。 ひどい衰弱であった。 その後、2人の少年はこの経験を通して空回ってはいけない ベタな展開には気をつけることを学習し、また一つ大人になったという。 オワリ
めちゃくちゃ回り道をして…… あれか、幸せっぽい青い鳥が見つからない、ってやつか。
すいませんでした〜 最後らへんとかちょっと暴走してしまってorz とにかく見てくれた人には感謝です、 そしてちょっとブルーになってきますノシ
皆が仰天するような不思議な出来事は転がってたけどなww 次も期待してる
支援でさるったぜ。 時間帯が悪かったな… SS中に顔文字は厳禁だぜ?
724 :
貧乏人(コネチカット州) :2007/04/23(月) 02:31:51.30 ID:fDuQLZ64O
そして規制○| ̄|_ 御静聴有難うございました
725 :
絢香(大阪府) :2007/04/23(月) 02:32:08.31 ID:uStb1H2L0
そうだったのですね、今後気をつけます 今度こそノシ
「キョン、ちりとり」 「へいへい」 「ちゃっちゃと終わらすわよ。今日はみくるちゃんの着ぐるみ祭なんだから。 こんなところで油売ってちゃいけないのよ」 「…また新しい衣装買ったのか?どこから見つけてくるんだお前は」 「そんなことはどうでもいいのよ。あ、ゴミ全然拾えてないじゃない、バカキョン」 ちりとりの角度如きでバカ扱いされるのも腑に落ちないこと甚だしいな。 上からひしひしと帚を構える団長様の視線を感じる。 ……白か。 「何見てんのよ!バカ!エロキョン!」 いや違うんだ。決して見ようとして見たわけじゃない。これは偶然の事故でだな。 その刹那、目の前にいたはずのハルヒが消失し、俺の首を凶悪な締め付けが襲う。 「ギブギブギブギブ!締まってる!締まってるって!」 「うるさい!エロキョン!どこ見てんのよ!」 目の前が徐々に白くなっていく俺の背中には二つのやわらかい感触が 「何言ってるのよ!バカ!」 「あーあ、どうする?止める?まあ、幸せそうだからいいかな」 「うるせぇ!俺だって、俺だって…ちくしょう!」 小ネタ投下して寝る おやすみ
ふぉしゅ
完全に寝る前にほっしゅ
せっかく話の筋を掴んだのに時間切れだ。 書きあがるのかな…… 就寝前保守
保守
学生時代を振り返ってみると、結構参考になるもんだと思った 残念ながら宇宙人や超能力者や未来人は知り合いにいなかったけど 保守
733 :
プロ固定(コネチカット州) :2007/04/23(月) 04:00:58.19 ID:DMksk8M4O
保守
734 :
支援してください(東京都) :2007/04/23(月) 04:25:18.06 ID:Kx/e5PFZ0
ほ
ふぉっしゅ
736 :
コレクター(兵庫県) :2007/04/23(月) 04:57:58.72 ID:tdtH+Msd0
まだ途中までしかできてなくて ありがち過ぎる展開なんだけど投下おk?
>>736 仕事あけで支援しきれるかわからねぇぜ…
しかしwktk
それじゃ行きますね。 初めてなんで至らないとこばっかだと思いますがよろしくー 夢 「帰ろうぜ」 「なんだ、今日もあの変な団体のとこには行かねぇのか?」 「最近ずっとだよね。やっぱり何かあったんじゃないの?」 何も無いのにあの存在理由を今一わかりかねる謎の団体、SOS団を無断欠勤するわけないんだがな。 「何でもねーよ。今日はゲーセンにでも寄っていかねーか?」 「お前もやっと一般人に戻ったってわけか。友人としては嬉しい限りだぜ」 ここ一週間ばかり、文芸部室には出向いていない。 麗しい我が天使でありSOS団のマスコットでもある朝比奈さんの出してくださる 神聖なるお茶の味を楽しむ事が出来ないのは全くもって残念な事である。 しかし今ノコノコとあの部室に入るわけにも行かないのでな。 先に言っておくが俺にだって喧嘩をした経験くらいある。どんな人間も一度は親しい友人との 意見の食い違いなどで味わうであろう、極一般的な口喧嘩の範囲までで、だが。 さすがに殴り合いに発展したことはない。 俺はどんな時であっても物事を平和的に解決すべくない頭をフル回転させているのでな。 そこまでいく前に俺の方から折れてやるのさ。意外と優しいだろ? 断じて殴られるのが嫌だとか、そういうわけではないぞ。 俺があまり強気な性格でないのは承知の上だとは思うが、そこまでしょぼくれてないぞ。 そんな平和主義な俺なんだが、あまり喧嘩というものにに慣れていないせいか、 ついカッとなってしまったんだ。 ただ、そのタイミングが悪かった。よりによってアイツとのそれでそうならなくとも良いものを。 そこ、ベタな展開だな、とかそういう突っ込みはなしにしてくれ。反省はしてるんだ。 ・・・確か6日前だったかな。あまり思い出したくないんだが、仕方がない。
俺は4月1日の翌日が4月2日であるごとく、まさに規定事項、とでも言うように SOS団本部、基文芸部室へと歩を進めていた。 恐ろしいものだな。慣性というのは こうしようと思ったわけでもないのだが自然と足が前にでてしまう。 まあ、そうなったら困るというわけでもないので別段問題ないわけだが。 今日は不運にも掃除当番だったから他の4人はもう部室にいるんだろうな。 ハルヒに関して行動を予測することが不可能に近いからいるかどうかわからんが。 出来ればいてほしい。いや、別に変な意味でじゃないぞ? 考えても見ろ。 アイツがそこら中走り回った挙句いつ壊れるともわからんドアを力の限り豪快に開き 最後に部室にやってきた場合、ほぼ100%ハルヒ以外の人間に―おもに俺と朝比奈さんにだが―多大な 迷惑がかかることになる。統計を取ったわけではないが恐らく間違いはないだろう。 その時アイツが100Wの笑顔を浮かべていたら・・・「ほぼ」なんて曖昧な言葉を 使う必要もなくなり、可能性を表す数字は100などとうに超えたものをたたき出すだろう。 誠に残念な事だがアイツがドアを開ける行動を起こした時には基本的に笑顔を浮かべている。 早い話が元々「可能性」という言葉を出すのも無意味だという事だ。 その笑顔が嫌いだというわけではないんだがな。 周知の通り黙っていれば相当な美人であるわけだ。 そんな奴がヒマワリみたいに顔を輝かせでもしてみろ。流石の俺も、まぁ、可愛いと思ってしまうわけだ。 ナイフで脅されても決して口にしたりはしないがな。・・・朝倉が出てきたらどうかわからんが。
そんなどうでもいい事を考えながら部室に向かったわけなんだが。 何やら楽しそうな声と悲鳴とも取れる声が耳に入ってくる。 嫌な予感しかしなかったが廊下に突っ立てるのもあれなのでドアを開けた。 「・・・・何してるんだ」 「あ、キョン!遅かったわね!掃除なんかサボっちゃえばいいのに!」 そういうわけにもいかんだろう。お前じゃあるまいし。 無論ハルヒだからといって許される事でもないんだが。 「ひぇ〜ん、たしゅけてください〜」 「やぁ、どうも」 天使の歌声にも聞こえるこの声の主は無論朝比奈さんだ。 他に何か聞こえたような気がせんでもないが気にする必要もないので触れないでおく。 「人の話を聞け。何をしてるんだ?」 「見てわからないの!?みくるちゃんの写真集を出すのよ! なにかと必要なものも多くて部費が足りないから稼ごうってわけよ!」 金が足りないから稼ぐ。その行為に文句をいうわけじゃない。 しかし朝比奈さんの写真集だと?決して興味を引かれんわけではないがそれはまずいだろ。 放課後、疲れた身体を休めるのに一役買ってくれている朝比奈さんが、 制服がはだけ胸元があらわになった純粋無垢な少女が北高の全男子生徒の目にふれるなど、あってはならない。 下手すればそこら辺に済んでる生徒以外の人間にも売りつけられるかもしれん。 古泉はハルヒに従ずる完全なるイエスマン。 長門は我関せずといった様子で部屋の隅で黙々と分厚い本に目を向けている。 毎度の事だが俺が止める以外の選択肢はないだろう。俺でなくてもそうするはずだ。
「あのなぁ。金がないならバイトをするなりなんなりして稼げば良いだろう? 何もこんなことをしなくてもいいじゃないか。朝比奈さんも嫌がってるだろ。」 「いいのよ!SOS団の名をさらに広めるいい機会だわ!それにお金が溜まれば 一石二鳥じゃないの!どうせあんたも期待してんでしょ!?」 そう嬉しそうに喋りながら朝比奈さんが着ているメイド服のボタンを外していく。 「いいからその手を離せ。ほら、もう泣きそうじゃないか。 そんなに名を広めたいなら団長自らモデルになればいいんじゃないか? 元々お前は有名なんだからそれこそ効果倍増、いいことじゃねぇか。」 「あたしがモデルになったら写真撮る人がいないじゃないの。」 「そんなもん知らん。とにかくもう止めておけ。」 流石にこれ以上続けると朝比奈さんが本格的に泣き出しそうなので 怪しく蠢くハルヒの手をメイド服から無理やり引き離した。 「ちょ、なにすんのよバカキョン!」 「何度言ったらわかる。朝比奈さんはお前と違って衆目に触れることに慣れてなどいないし 好きでもない。少しはやられる方のみにもなってみろ。」 いつもと同じ様にハルヒを止めようとしたつもりだったんだが。 どうやら虫の居所が悪かったらしい。俺は悪くないよな? 「何よ!いっつもいっつもみくるちゃんや有希のことばかり!! あんただってみくるちゃんのことやらしい目で見てるくせに!」 あまり語弊を招く発言はしてほしくないものだ。俺のイメージとかけ離れているじゃないか。 「な、俺がいつ朝比奈さんをそんな目で見たって言うんだ!」 「いっつも見てるじゃない!誰だって気付くわよ!」 「・・・!それとこれとは今関係ないだろ!」 元から俺がハルヒに口論で勝てる筈がなかったんだ。それでも挑んだ俺を称えて欲しいね。 「どっちにしたってよ!みくるちゃんはSOS団の団員なんだから あたしの言う事を聞いてればいいのよ!団長の命令は絶対なんだから! あんたなんかぎりぎりで団員の位置にいるだけなんだからね!もう奴隷よ! だから団長に逆らうなんてあってはいけない事なのよ!!」
さすがの俺もこれにはカチンときたね。 俺だってそれなりに団員としての誇りも持ってる。 今までの俺じゃ考えられないくらい色々と頑張ってきたからな。 あれだけハルヒの我侭に付き合ってきたってのに、よりによって奴隷とはな。 こんな理不尽な話があってたまるか。 ―――パシッ!・・・と乾いた音が部屋に響き渡った。 俺自身その音に驚いたんだが・・・ 目の前には左頬を軽く赤く染め唖然とした様子で俺を見るハルヒ。 視界の左の方には俺の右手。。 ・・・・なんだ?もしかして俺がやったのか?女性を、しかもハルヒを俺がはたいたのか? そんな思考を巡らせ軽く混乱している俺をよそに、眼前のハルヒが眉毛を吊り上げていく。 これはまずい。閉鎖空間とかじゃすまんかもしれないな。 それこそ全世界の人間の右手が消え去るとか変な世界が創造されかねん。 それは勘弁したいところだ。 早く弁解の言b「・・・・こんのバカキョン!」 俺が言葉を発する前にハルヒの右が飛んできた。 1mは飛んだんじゃないか?無様にも仰向けに倒れる形となってしまった。 ・・・どうでもいいが口を開けている所に打撃を喰らうとダメージ増大だ。痛いなんてもんじゃねえ。 素直に歯を食いしばっておけばよかった。。。なんてことが頭をよぎったんだが・・・ 先程のハルヒの表情よろしく今度は俺が唖然とすることになった。 あろうことか、あのハルヒが、だ。あのハルヒが目に涙を溜めているではないか。 それも今にも零れ落ちそうだ。必死に堪えているのがわかる。 途端にさっきまでしょうもないことを考えていた自分を恨めしく思ったよ。 俺の頭の中はハルヒを殴った事、そして泣かせてしまった事の罪悪感で埋め尽くされていた。
「・・・・。」 ハルヒが何かを口にしようとしているようだ。口をパクパクさせている。 早く謝らないとな。 「ハr「バカキョン!あんたなんかもう団員じゃないわ・・・どっか行っちゃえばいいのよ!!」 そう叫んだと同時に鞄が飛んできた。 ハルヒがそう思ってしまった場合本当にどこかの廃村なんかを彷徨う事になりかねん。 謝ろうと思ったんだがその後もバカだのアホだの、終いには死んじゃえなどと喚き出したので、 どうしようもなく投げつけられた鞄を手に部室を後にすることにした。 その際古泉はまるでこの世の終焉が目前に迫ったような表情を、 長門はなにやら俺を見つめていたが、その意図を知ることはできなかった。 朝比奈さんはハルヒで隠れて見えなかったのでどんな顔をしていたかは確認していない。 結局その日は家に帰った後夕飯を食い、風呂につかり、 その際どうするべきか考えていたのだが、結果明日謝ろうという結論に至った。 何度上っても慣れる事のない通学路となっている坂を汗だくになりつつもなんとか上りきり、 教室に足を入れると、意外にもあまり不機嫌には見えないハルヒの姿が目に入った。 「あー、その、ハルヒ。・・・おはよう」 ・・・。 無視。予想はしていたがこれは結構きつい。俺のピュアなハートがごっそりと削り取られたようだ。 「・・・昨日はすまなかった。謝ってどうにかなる問題じゃないが、とにかくすまん」 「近づかないで」 さて、どうしたもんかね。 近づくなと言われても俺の机はハルヒの前にあるわけで。 まぁ、恐らくこの一言には「話しかけるな・側に来るな・関わるな」等など様々な意味が含まれているんだろう。 ・・・これは詰んだかもしれんね。
あら、ちょいと電話掛かって来たんで中断します
支援
746 :
カエルの歌が♪(コネチカット州) :2007/04/23(月) 06:30:02.89 ID:WcD5DaaYO
age
保守
748 :
芸人(北海道) :2007/04/23(月) 07:27:07.79 ID:sGqlhb/E0
今日も一日がんばるぞ
「キョン、さっきは……」 「早く飯食え。先に行くぞ?」 「あ、ごめん……わかった。……ちょっと待っててよ」 「(キョン、怒ってる。どうしよ……)」 「キョン、さっきはごめん。ほんとはもっと一緒にお風呂にいたかっただけなのよ……」 「…………」 「ねぇ、許してよ。なんとか言いなさいよ」 「…………」 「あ、あたし泣くわよ? あんた悪者になるわよ?」 「…………」 「なんとか言ってよ。『ウザい』とか『黙れ』とかでもいいからさ……。無視が一番辛いのよぉ……」 「……ハルヒ。二度とするなよ。俺だってこんな真似したくないからな」 「う、うん」 「やれやれ。今日は昼から学校に行くぞ。午前中は買い物でも行くか」 「……今日はあたしが全部払うから」 「払うのは俺の役目だ。お前はただ俺の腕に抱き付いてりゃいいんだよ」 「え……いいの? 抱き付いていいの?」 「当たり前だ。お前は俺の妻なんだからな」 甘くないバカップル保守
「ハルヒ。飯を食う時くらい抱き付くのをやめろ」 「あ……あはは。うれしくってつい……」 「それに横じゃなくて前に行ってくれ」 「そ、そしたら距離が離れちゃうじゃない! 嫌よ!」 「そこだと顔が見えないだろ」 「……わかったわよ」 「すみません。ご注文を……」 「「Bランチとウーロン茶を」」 バカップル保守 甘くならん
朝から....
甘い
753 :
ほうとう屋(樺太) :2007/04/23(月) 08:56:14.46 ID:NOCo7L7WO
支援
これを甘くないと申すか!
755 :
プロスキーヤー(コネチカット州) :2007/04/23(月) 09:56:06.54 ID:DMksk8M4O
保守
最近甘味の取り過ぎで味覚麻痺状態なのかもなw 甘いのは良いもんだ。うん。
キョンと鶴屋が箱に閉じ込められちゃうエロ小説があるサイト知ってる人いないすか?
wikiにあったよ
mjsk もう一度探して見ます^^;;;;;
760 :
カエルの歌が♪(コネチカット州) :2007/04/23(月) 11:48:13.36 ID:WcD5DaaYO
age
保守
764 :
DQN(アラバマ州) :2007/04/23(月) 12:55:15.16 ID:lDjMlLuA0
●<バイショオオオオオオオオオオオオ!!!! 本日夜落下
ほ
っ
767 :
留学生(樺太) :2007/04/23(月) 13:33:48.09 ID:aRAHYtP3O
て
も
い
の
い
772 :
中小企業診断士(アラバマ州) :2007/04/23(月) 14:27:00.48 ID:YCBTYOTZ0
ち
ば
ん
を
776 :
運び屋(樺太) :2007/04/23(月) 15:47:57.27 ID:XFyhjf5zO
ワ
ワ
ワ
779 :
天の声(コネチカット州) :2007/04/23(月) 16:10:50.89 ID:WcD5DaaYO
わ
780 :
留学生(樺太) :2007/04/23(月) 16:11:28.12 ID:aRAHYtP3O
す
781 :
光圀(福井県) :2007/04/23(月) 16:13:22.43 ID:1a9kmsll0
れ
も
783 :
運び屋(樺太) :2007/04/23(月) 16:28:22.84 ID:XFyhjf5zO
の
●
<
786 :
留学生(樺太) :2007/04/23(月) 17:11:16.29 ID:aRAHYtP3O
ふ
ん
も
っ
790 :
天の声(コネチカット州) :2007/04/23(月) 17:20:43.35 ID:WcD5DaaYO
っ
ふ
マ
ッ
ガ
795 :
噺家(樺太) :2007/04/23(月) 17:50:02.15 ID:7dHKbSxeO
ガ
796 :
住職(樺太) :2007/04/23(月) 17:51:08.61 ID:wEnOiuUDO
ー
レ
●<マッガガーレですか…… 今日の22:54:19.47に落ちますよっと
「さて、飯も食ったし学校に行くか」 「ほんとに行くの? 今日くらいサボったって良いじゃない」 「一緒の大学に行くんじゃなかったのか? 俺はお前と違って頭が悪いんだぞ」 「……あたしさ、就職するわ」 「なんだと?」 「早くお金貯めて二人で暮らしたいのよ。だからあんたは勉強頑張って大学に行きなさい……あれ? じゃあ学校に行かなきゃダメ……よね」 「ぷぷっ……お前な、笑わすなよ。じゃあアレだな。一緒の所に就職するか」 「な、なんでよ」 「二人暮らし資金を貯めながら離れなくてもいい。完璧だろ?」 「……完璧ね」 「そうと決まればゲーセンでも行くか。今日こそぷよぷよでお前に勝ってやるからな!」 「望む所よ! あんたが勝ったら何でも言うこと聞いてあげるわ!」 「俺が負けたらキスしてやる」 「……じゃあ今まで勝った3回分キスしてよ。ほっぺでいいから。ほら、早く!」 「やれやれ。言うんじゃなかったよ……」 チュッ。 バカップル保守
こんな生活してみてぇぜ('A`)
801 :
神(樺太) :2007/04/23(月) 18:24:24.99 ID:Fdw1JYBNO
近頃普通のSS書いてないな 保守
802 :
天涯孤独(岡山県) :2007/04/23(月) 18:31:27.86 ID:OnZRd6rf0
ロマンティックageるよ
ぷよぷよするな!wwww
「あ、間違えた!」 「……勝った。おい、ハルヒ。勝ったぞ」 「……あたしは5勝したんだからあたしの勝ちよ!」 「じゃあキス5回な。ほれ……」 「ん、んん……。ば、バカ! こんな所でなにすんのよ!」 「いや〜、お前に勝ったのが嬉しくてな」 「あぁもう! 何であたしはこんなバカに負けたのよ!」 「お、こんな時間か。一回家に帰ろうぜ……の前に、俺の命令はこれだ。『日付が変わるまで俺の言いなり』な」 「な!?」 「そしてほら、カバン持て。ほい」 「く、屈辱……」 「……帰ったら抱き締めてやるからな」 バカップル保守
保守
( ゚д゚)ホシュ…
このエロキョンめww
809 :
カエルの歌が♪(コネチカット州) :2007/04/23(月) 19:51:21.44 ID:WcD5DaaYO
age
810 :
運び屋(樺太) :2007/04/23(月) 20:02:32.65 ID:XFyhjf5zO
mage magga maggare
811 :
芸人(北海道) :2007/04/23(月) 20:27:06.48 ID:sGqlhb/E0
今、鶴×キョンを書こうと思ってるんだが、このスレってまだ落ちないよね?
落ちる
でもまだ2時間以上ある
鶴×キョン この組み合わせ久しぶりだな
そっか・・・ じゃあ次スレにしよう てか鶴×キョンって需要無い?
817 :
ネット廃人(愛知県) :2007/04/23(月) 20:40:38.75 ID:nWz+4/0a0
818 :
守銭奴(新潟県) :2007/04/23(月) 20:41:19.53 ID:RXciFQXR0
うううううおおけえええ
分かった 頑張って書いてみるわ
何ぞ需要あらんや wktk
821 :
神(樺太) :2007/04/23(月) 21:04:31.38 ID:Fdw1JYBNO
822 :
医師(兵庫県) :2007/04/23(月) 21:13:58.35 ID:g7PIKEQd0
どうして需要があろうか、いやない になるぽい
反語ってやつだっけ?
>>821 突然漢文の反語を書きたい衝動に駆られた
あってるか知らんけど
佐々木「王侯将相いずくんぞ種あらんや、キョンでもこの意味は知っているだろう?」 キョン「秦代末期中国の陳勝の言葉で、王侯貴族に血筋が必要なものか!と言う意味の言葉だろ?」 佐々木「そこまでわかっていてなぜ漢文のテストはこんなミスをするんだ。君の思考回路はどうなっているんだい?」 なんか中学時代はこんな感じだっただろうな。と言う妄想をこの流れで受信。
キョン「てへっ☆」
キョン「あたしコーラ☆」
828 :
医師(兵庫県) :2007/04/23(月) 21:36:42.58 ID:g7PIKEQd0
キョン「ピーマン……ふんもっふ☆」
829 :
留学生(東京都) :2007/04/23(月) 21:38:27.95 ID:jjkiQff90
キョン「はわわ☆」
キョン「ハサミかして〜☆」
831 :
運び屋(樺太) :
2007/04/23(月) 21:45:55.94 ID:XFyhjf5zO キョン「うん、それ無理☆」