( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
1 :
すくつ(三重県):
2 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:51:01.32 ID:kPuNHJI50
★登場人物
〜東塔の兵〜
●( ^ω^) ブーン=トロッソ
19歳 中尉
使用可能アルファベット:J
現在地:シア城
●('A`) ドクオ=オルルッド
19歳 シャッフル城戦・ブーン中尉配下部隊長
使用可能アルファベット:G
現在地:シア城
●(´・ω・`) ショボン=ルージアル
29歳 大将
使用可能アルファベット:U
現在地:シア城
●( ・∀・) モララー=アブレイユ
24歳 中将
使用可能アルファベット:R
現在地:シア城
●(,,゚Д゚) ギコ=ロワード
27歳 少将
使用可能アルファベット:?
現在地:シア城
3 :
張出横綱(関東地方):2007/04/16(月) 22:51:10.34 ID:1ua0E+5l0
うほおおおおおおお
wktk
4 :
理学療法士(石川県):2007/04/16(月) 22:51:28.47 ID:Bn2GIPw60
ktkr!
5 :
パーソナリティー(コネチカット州):2007/04/16(月) 22:51:37.80 ID:toib+HQ9O
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!1
6 :
消防士(関東地方):2007/04/16(月) 22:52:31.41 ID:7u8iQevo0
うおーーーーーーーーーー
7 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:52:42.44 ID:kPuNHJI50
●( ^Д^) プギャー=アリスト
25歳 大尉
使用可能アルファベット:M
現在地:シア城
●( ><) ビロード=フィラデルフィア
22歳 少尉
使用可能アルファベット:?
現在地:エヴァ城
●(=゚ω゚)ノ イヨウ=クライスラー
28歳 少尉
使用可能アルファベット:P
現在地:シア城
●( ´∀`) モナー=パグリアーロ
44歳 中将
使用可能アルファベット:Q
現在地:シア城
●(‘_L’) フィレンクト=ミッドガルド
26歳 シャッフル城戦・ブーン中尉配下部隊長
使用可能アルファベット:I
現在地:シア城
8 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 22:52:46.59 ID:5sy1E536O
こんな時間からwktk
9 :
とき(樺太):2007/04/16(月) 22:53:23.96 ID:fIF2IUShO
wktk
10 :
天使見習い(コネチカット州):2007/04/16(月) 22:53:47.04 ID:IICRcub3O
11 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:54:17.11 ID:kPuNHJI50
〜西塔の兵〜
●( ゚∀゚) ジョルジュ=ラダビノード
34歳 大将
使用可能アルファベット:S
現在地:ヴィップ城
●<ヽ`∀´> ニダー=ラングラー
35歳 中将
使用可能アルファベット:?
現在地:ハルヒ城
●(-_-) ヒッキー=ヘンダーソン
38歳 大尉
使用可能アルファベット:N
現在地:ヴィップ城
●ミ,,゚Д゚彡 フサギコ=エヴィス
31歳 少将
使用可能アルファベット:?
現在地:ヴィップ城
12 :
パーソナリティー(ネブラスカ州):2007/04/16(月) 22:54:28.85 ID:iBcnmgJrO
13 :
石油王(コネチカット州):2007/04/16(月) 22:55:19.57 ID:0p/3mY0IO
ゃたー!た!ナ532254548753
14 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 22:56:00.09 ID:kvoQQuM3O
wktk
15 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:56:09.49 ID:kPuNHJI50
〜オオカミの兵〜
●( ゚д゚) ミルナ=クォッチ
35歳 大将
使用可能アルファベット:T
現在地:シャッフル城
●《 ´_‥`》 ドラル=オクボーン
33歳 中将
使用可能アルファベット:Q
現在地:シャッフル城
●| `゚ -゚| フィル=ブラウニー
30歳 中将
使用可能アルファベット:?
現在地:シャッフル城
●(ゝ○_○) リレント=ターフル
29歳 中将
使用可能アルファベット:?
現在地:シャッフル城
●〔´_y`〕 ガシュー=ハンクトピア
34歳 中将
使用可能アルファベット:?
現在地:シャッフル城
16 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:56:53.39 ID:kPuNHJI50
★階級表
〜東塔〜
大将:ショボン
中将:モララー/モナー
少将:ギコ
大尉:プギャー/シラネーヨ
中尉:ブーン
少尉:ビロード/イヨウ
〜西塔〜
大将:ジョルジュ
中将:ニダー
少将:フサギコ
大尉:ヒッキー
中尉:ビコーズ
少尉:
(佐官級は存在しません)
17 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:57:59.17 ID:kPuNHJI50
★使用アルファベット一覧
A:
B:
C:
D:
E:
F:
G:ドクオ
H:
I:フィレンクト
J:ブーン
K:
L:
M:プギャー
N:ヒッキー
O:
P:イヨウ
Q:モナー
R:モララー
S:ジョルジュ/アルタイム(ラウンジ)
T:ミルナ(オオカミ)
U:ショボン
V:
W:
X:
Y:
Z:
18 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 22:59:07.77 ID:kPuNHJI50
★この世界の単位
一里=400m
一刻=30分
一尺=24cm
一合=200ml
(現実で現在使われているものとは異なります)
19 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 22:59:46.17 ID:wsARqmQjO
リアルタイムktkr
20 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:00:29.07 ID:kPuNHJI50
【第29話 : Rear】
――シア城・軍議室――
(´・ω・`)「オオカミが城外に布陣しはじめた。遂に野戦だ」
シラネーヨ以外の全将校がシア城に集まり、軍議を行っていた。
さすがに軽い空気はない。遂にここまで来た、という感慨もない。
これからが本番だ、という意識だけが皆にあった。
ブーンは隣を一瞥した。
今日の軍議に部隊長は参加していない。右隣に座っているのはドクオではなく、イヨウだった。
いずれ常に隣に座るようになるだろう、と思いながら、再び前を向いた。
(´・ω・`)「兵の割り当ては以前伝えた通りだ。布陣はこれから説明する。
その前に、ひとつ俺から提案がある。恐らく、みな納得してくれると思うが」
( ・∀・)「いったい、どのようなものですか?」
(´・ω・`)「ブーン、ドクオとフィレンクトを呼んできてくれ」
(;^ω^)「ほぇ!?」
両隣にいないのを少し寂しく感じていた、矢先だった。
21 :
殲10(アラバマ州):2007/04/16(月) 23:00:58.84 ID:pVdZbmy10
待ってましたああああ!
wktkがとまらねー
22 :
ハンター(樺太):2007/04/16(月) 23:01:02.72 ID:6NV4Ij5FO
wktk
作者さん大好きです( ><)
頑張ってくだしゃぁ
23 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:01:10.47 ID:kPuNHJI50
すみません、↑はちょっとミスりました
訂正版↓
24 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:02:23.53 ID:kPuNHJI50
【第29話 : Rear】
――シア城・軍議室――
(´・ω・`)「オオカミが城外に布陣しはじめた。遂に野戦だ」
シラネーヨ以外の全将校がシア城に集まり、軍議を行っていた。
さすがに軽い空気はない。遂にここまで来た、という感慨もない。
これからが本番だ、という意識だけが皆にあった。
ブーンは隣を一瞥した。
今日の軍議に部隊長は参加していない。右隣に座っているのはドクオではなく、イヨウだった。
いずれ常に隣に座るようになるだろう、と思いながら、再び前を向いた。
(´・ω・`)「兵の割り当ては以前伝えた通りだ。布陣はこれから説明する。
その前に、ひとつ俺から提案がある。恐らく、みな納得してくれると思うが」
( ・∀・)「いったい、どのようなものですか?」
(´・ω・`)「ブーン、ドクオとフィレンクトを呼んできてくれ」
(;^ω^)「ほぇ!?」
両隣にいないのを少し寂しく感じていた、矢先だった。
25 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 23:02:28.14 ID:Y4uo0clXO
遭遇ktkr
26 :
調理師見習い(樺太):2007/04/16(月) 23:04:06.59 ID:TkNmw2XVO
北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た北来た
それわっしょいわっしょい
28 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:05:29.41 ID:kPuNHJI50
(´・ω・`)「実は二人を外で待機させてあるんだ。もう話もしてある」
(;^ω^)「???」
(´・ω・`)「いいから、早く。俺が呼んでいると伝えてきてくれ」
(;^ω^)「は、はいですお」
慌てて立ち上がり、軍議室の扉を開けた。
廊下の端に、確かにドクオとフィレンクトがいる。
二人で何やら不安げに話をしていた。
(;‘_L’)「あ、ブーン中尉……」
(;^ω^)「ショボン大将が呼んでますお。軍議室に入ってくださいだお」
(;'A`)「は、はい」
そそくさと走り寄ってくる二人。
二人を先に軍議室に入れてから、後について室内に戻った。
(´・ω・`)「さて、この二人なんだが……知っての通り、このシア城奪取時に勲功を挙げた者たちだ」
( ´∀`)「ドクオさんは過日の兵糧急襲作戦を立案したそうですね」
( ・∀・)「そうです。危険な作戦でしたが、見事に完遂してくれました」
(´・ω・`)「俺はこの二人に、属城の守りを任せようと思う」
一瞬、軍議室が静謐に満ちた。
29 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:08:32.64 ID:kPuNHJI50
そしてすぐ、ざわめきが広がった。
(,,;゚Д゚)「部隊長ですよ? 大丈夫ですか?」
(;^Д^)「将校を置くべきでは?」
(´・ω・`)「いや、将校をすべて攻めに使いたいんだ。でなければオオカミには勝てない。
大丈夫だ。この二人ならきっと、シア城をリン城を守り抜いてくれるはずさ」
( ・∀・)「ショボン大将、博打が好きになりましたね」
(´・ω・`)「果敢だと言ってくれよ」
ショボンとモララーが笑った。
その表情は、入口で固まっている二人のものとは、正反対だった。
(´・ω・`)「リン城にフィレンクト=ミッドガルド。シア城にドクオ=オルルッド。
ブーン、お前は別の部隊長を新たに選べ。必要ないならそのままでも構わんが」
(;^ω^)「りょ、了解ですお」
(´・ω・`)「二人からは既に了承を得ている。あとは将校から反対がなければ、守将に据えようと思うが……」
ショボンが一座を見回したが、誰からも反対意見は出なかった。
よし、と小さく言って、ショボンは二人を見据える。
30 :
調理師見習い(樺太):2007/04/16(月) 23:09:34.19 ID:TkNmw2XVO
大役だ('A`)
31 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:11:11.46 ID:kPuNHJI50
(´・ω・`)「属城が落とされたら攻めは中断せざるを得なくなる。守り抜いて当然の属城なんだ。
二人には多少なり重圧のかかる任務だが、力を存分に発揮してほしい。以上だ。下がってくれ」
(;'A`)「はい」
(;‘_L’)「失礼します」
すぐに扉を開けて、退出していった。
ドクオとフィレンクトに不安があるのは、一目見ただけで分かった。
守り抜いて当然の、属城だ。もし落ちれば、などと考えただけで、寒気が走る。
ショボンは全く表情を変えないまま、再び喋りだした。
(´・ω・`)「こちらの兵力はおおまかに見て二万五千。対してオオカミは四万を出してくると思う」
( ´∀`)「少々、兵力差がありますね」
(´・ω・`)「元より、ヴィップは寡兵で挑むことが多い国です」
( ´∀`)「それは昔から変わっていませんね。人口の少ない国ですから、致し方ありません」
(´・ω・`)「犠牲を最小限に抑える努力も必要ですね」
( ´∀`)「それよりも、勝つことだけを考えなければ」
(´・ω・`)「もちろんです。ここまで散々苦労してきたのですから、無駄にはできません」
ショボンが筆を取った。
武将の配置を書きこんでいく。あくまで初期配置だ。
32 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:11:32.73 ID:tw2pzMv2O
VIPを汚すな糞パートスレ
33 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 23:13:36.41 ID:5sy1E536O
支援
34 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:46.23 ID:TaIHk6sY0 BE:133995124-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
35 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:48.79 ID:TaIHk6sY0 BE:602975366-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
36 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:50.80 ID:TaIHk6sY0 BE:602975366-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
37 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:52.50 ID:TaIHk6sY0 BE:586226257-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
38 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:54.27 ID:TaIHk6sY0 BE:234490272-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
39 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:55.88 ID:TaIHk6sY0 BE:200992526-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
40 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:57.70 ID:TaIHk6sY0 BE:401983283-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
41 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:13:59.52 ID:TaIHk6sY0 BE:351736237-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
42 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:14:01.11 ID:TaIHk6sY0 BE:468980674-PLT(10502)
VIPを汚すな糞パートスレ
43 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:14:03.08 ID:TaIHk6sY0
VIPを汚すな糞パートスレ
44 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:14:05.19 ID:TaIHk6sY0
VIPを汚すな糞パートスレ
45 :
ブリーター(京都府):2007/04/16(月) 23:14:04.17 ID:OSoclBg/0
46 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:14:07.20 ID:TaIHk6sY0
VIPを汚すな糞パートスレ
47 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:14:08.64 ID:TaIHk6sY0
VIPを汚すな糞パートスレ
48 :
コテ助 ◆/k2qhxXLnU :2007/04/16(月) 23:14:10.74 ID:TaIHk6sY0
VIPを汚すな糞パートスレ
49 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:14:14.30 ID:kPuNHJI50
(´・ω・`)「相手の陣形を見てから臨機応変に組み替えるつもりだが、いま考えているのはこの形だ」
( ・∀・)「偃月ですか?」
偃月とは、鶴翼を逆にした陣形だ。
大将を前に押し出し、後から両翼がついていく。
当然、大将の危険度は高い。
(´・ω・`)「いま一番、攻撃力が発揮できる陣形だと思う」
(,,゚Д゚)「オオカミは恐らく、鶴翼を構えてくると思いますが」
(´・ω・`)「だからこそさ。全面的にぶつかっていくんだ。囲まれると辛いからな」
確かに偃月でぶつかれば、中央にあたっている間に押し包むという鶴翼の利を減らせる。
ただし、こちらには厚みがない。数で押し込まれると不利だ。
(´・ω・`)「まぁ、実際相手の陣を見るまでは分からんがな。偃月を基本にして組み立てていくぞ」
そのあとも軍議は続いたが、ほとんどがショボン、モナー、モララーの話し合いだった。
会話の次元が高くて、とても間に割り込めないのだ。
城に帰ったら、もっと勉強しなければならない、とブーンは思った。
(´・ω・`)「これからは毎日軍議を行う。気合を入れていくぞ」
皆が一斉に頷いた。
50 :
理学療法士(石川県):2007/04/16(月) 23:14:52.88 ID:Bn2GIPw60
なんという自動支援
51 :
山伏(千葉県):2007/04/16(月) 23:15:40.46 ID:vNtxMKVl0
コテがなにしてんだか
52 :
タイムトラベラー(樺太):2007/04/16(月) 23:15:54.61 ID:uqQyWD1CO
支援
53 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:16:49.42 ID:kPuNHJI50
軍議が終わってからは調練に励んだ。
率いるのはG隊歩兵三千。偃月では、最左翼だった。
中央からの指令が最も届きにくい。自己判断が不可欠となる位置だ。
調練では、モララーのI隊三千と模擬戦闘を行った。
手には木製の槍。そして盾。どちらもIとGに見立ててある。
正面からのまともなぶつかり合いだった。
敵陣を突き破るように小さく固まり、突撃する。攻撃は防いでいける。
だが、相手はまるで道を開けるかのように少しずつ拡がっていった。
やがて押し包まれ、完全に隊を崩された。
隊を整え直してから、モララーに叱責を受けた。
いつものように淡々とした口調だった。
( ・∀・)「愚直すぎるぞ。小さく固まって突撃するのはセオリーだが、相手の動きもちゃんと見ろ」
(;^ω^)「は、はいですお」
( ・∀・)「G隊は守りに長けてんだ。相手に合わせるくらいでちょうどいい。相手の攻撃を防ぎきれば反撃できるからな」
モララーの言葉を必死で頭に入れた。
少しでも戦が上手くなりたい、という一心だった。
夜になってからは武具点検の報告書に目を通していたが、途中で疲れて屋上に昇った。
夜風にあたってすっきりしたかったのだ。
( ^ω^)「……お?」
54 :
とき(樺太):2007/04/16(月) 23:16:56.28 ID:fIF2IUShO
とりあえず糞コテ氏ね
55 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:19:33.17 ID:kPuNHJI50
夜の光が途切れている。
薄い影を作りだしていた。
ショボンとドクオが、二人で屋上に居た。
二人で酒を呷っている。
ほのかに酔っているような目で、ショボンに視線を向けられた。
(´・ω・`)「ブーンか。どうしたんだ?」
( ^ω^)「夜風に当ろうと思って……ショボン大将とドクオは、いったい何を?」
(´・ω・`)「先日の作戦成功祝いさ。シャッフル城を奪ってからにしようと思ったが、こうやって士気を上げるのも悪くない」
(*'∀`)「この酒うめー!!」
ドクオは酩酊しているようだった。
ショボンが呆れたような笑顔でそれを見ている。
(´・ω・`)「後でドクオを運んでやってくれ。まともに歩けんだろうからな」
(;^ω^)「はいですお」
(´・ω・`)「ドクオも伸びるな、きっと。喜ばしい限りだ。オオカミを倒せる日も遠くない」
またショボンが酒瓶を傾けた。
生ぬるい風がショボンの黒髪を揺らしている。
(´・ω・`)「ブーン、戦に向けて、自信の程は?」
56 :
ひちょり(北海道):2007/04/16(月) 23:19:37.11 ID:Durr32+z0
コテ助良コテ
57 :
山伏(千葉県):2007/04/16(月) 23:20:28.87 ID:vNtxMKVl0
ちょwwwwこんな大事なときに酒なんていいのかよwww
58 :
石油王(コネチカット州):2007/04/16(月) 23:22:02.00 ID:ePjHAVg+O
VIPを汚すな糞パート
コテと全レスも汚してくれるな
59 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:22:06.96 ID:kPuNHJI50
(;^ω^)「それなりに……」
(´・ω・`)「それじゃ困る。嘘でもいいから、自信満々だと答えるもんだ」
(;^ω^)「満々ですお!」
(´・ω・`)「自分を鼓舞していくんだ。夢想の力も、いつか現実となるように」
ショボンが言うからこそ、心を熱くさせられるセリフだった。
自然と右手は握りしめられている。固く、力を込めて。
(´・ω・`)「人は永遠に、成長を求めなきゃならない。求めなくなったときが退化の始まりだからだ。
武人なら尚更、常に高みを追い求めて、鍛練を重ね、精進していくべきだ、と俺は思う」
( ^ω^)「……はいですお!」
あまりに大きなショボンの背中。
いつ見ても、追いつけそうにないと思う。
しかし、求め続ければ、いつか現実となるだろうか。
掴める日が、来るのだろうか。
(´・ω・`)「さぁ、戦だ」
立てた膝に手をついて、ショボンがゆっくりと立ち上がった。
60 :
日本語習得中(北海道):2007/04/16(月) 23:23:19.77 ID:9IK5Maew0
追いついた
支援
61 :
釣氏(樺太):2007/04/16(月) 23:23:45.35 ID:GUvFUg+EO
リアル遭遇Y⌒Y⌒(。A。)!!!キター!!
62 :
料理評論家(樺太):2007/04/16(月) 23:24:09.98 ID:7ftSsc4JO
work taker
63 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:25:05.66 ID:kPuNHJI50
――十五日後――
――シャッフル城周辺(シャッフル城まで十里)――
さすがにオオカミは上手い位置に陣取ってきた。
シャッフル城から五里地点。攻めるのにも逃げるのにも適した位置だ。
そして、敷いてきた陣形。
ヴィップ軍の不意を突く形だった。
(´・ω・`)「方円か……これは予想外だったな」
大将を中心とした一万の隊。
それを円形で囲む三万の兵たち。
完全に守りに入った陣形だった。
( ・∀・)「あのミルナがここまで守りに徹するとは……」
(´・ω・`)「何が何でもシャッフル城を守り抜くつもりだな」
(,,゚Д゚)「どうします? 予定通り偃月で行きますか?」
(´・ω・`)「多少、危険かも知れんな。偃月でもやれんことはないが……」
( ・∀・)「じゃあ、魚鱗ですかね」
(´・ω・`)「陣形云々よりも、方円を前にした場合は、相手を揺さぶることのほうが大事だ」
( ・∀・)「……そうですね、堅陣は動くと脆いもんですし」
64 :
理学部(神奈川県):2007/04/16(月) 23:25:18.23 ID:VVMFBtWY0
カッコいいのに何でだろう?ショボンが発言するたびに死亡フラグが一本また一本と・・・
65 :
偏屈男(関東地方):2007/04/16(月) 23:25:24.44 ID:7ontCTYo0
支援
66 :
タイムトラベラー(樺太):2007/04/16(月) 23:25:53.79 ID:uqQyWD1CO
さっきの糞コテは酉つけれんのに、作者さんはまだつけられないの?
67 :
酒蔵(東京都):2007/04/16(月) 23:26:00.31 ID:tRbY2Gt/0
ドクオ萌え
支援
毒男クオリティ
70 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:26:46.91 ID:tw2pzMv2O
VIPを汚すな糞パートスレ
71 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:27:05.62 ID:wHgR6l/GO
(;´・ω・`)「守りが堅いな…」
ナンテ/(´・ω・`)\コッタイ
72 :
偏屈男(関東地方):2007/04/16(月) 23:27:13.67 ID:7ontCTYo0
支援
73 :
張出横綱(神奈川県):2007/04/16(月) 23:27:37.12 ID:uejr0Nxf0
支援
74 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:27:59.37 ID:kPuNHJI50
(´・ω・`)「相手から動かざるを得ないような状況を作りたいところだ。さて……モナー中将」
( ´∀`)「はい。念のために準備してきて良かったですね」
(´・ω・`)「よろしくお願いします」
モナーがブーンの隣を通り過ぎて行った。
何をしようとしているのか、ブーンには分からなかった。
モナーが馬止めの柵を用意しているのは知っている。だが、この状況で柵を使っても意味はないはずだ。
モナーの行動を考えているうちに、再びショボンが喋りだした。
(´・ω・`)「さて、こっちはアレをどうするか、考える必要があるな」
( ・∀・)「ご丁寧に馬止めの柵まで……完璧な守勢ですね」
(´・ω・`)「柵の奥にはI隊か……取り除こうとすれば被害は甚大だろうな」
(,,゚Д゚)「矢防ぎの盾まで用意してますね。燃やすのも困難なようです」
(´・ω・`)「だな……徹底的な防衛だ。どうしたもんか……」
( ・∀・)「あれも、モナー中将にお願いしてみますか?」
(´・ω・`)「……やってみてもらおうか。プギャー、モナー中将に言ってきてくれ」
( ^Д^)「はい」
プギャーが馬を走らせ、モナーの許へ駆けて行った。
75 :
ドラッグ売人(コネチカット州):2007/04/16(月) 23:28:05.42 ID:MtACv4J9O
♀
76 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:30:45.20 ID:kPuNHJI50
敵陣を揺さぶるだけではなく、馬止めの柵までどうにかできる、というのか。
いったい、モナーは何を用意してきたのだろうか。
(´・ω・`)「よし、こっちはこっちで動くぞ。モナー中将の動きに気づかれないよう、攻め込むんだ」
( ・∀・)「D隊ですね」
(´・ω・`)「そうだ。最初は俺とモララーで攻め込む。敵にはぶつからずに下がって、D隊だ」
(,,゚Д゚)「歩兵は両横に展開させようと思いますが」
(´・ω・`)「そうしてくれ。結果的には偃月と同じ形になるな」
(,,゚Д゚)「では、予定通り偃月の形を取るように指揮します」
慌ただしくなってきた。
すぐに自分も動き出した。G隊歩兵三千。
陣形の最左翼へと向かって駆けだす。
ドクオとフィレンクトは、それぞれ二千の兵と共に属城に残っている。
部隊長を新たに選ぶ気にはなれず、曹長のスメアとローダを部隊長扱いとした。
三千の歩兵なら、際どいところではあるが、一人で指揮しきれる範囲だった。
陣形の中央が、動きだした。
I隊騎兵、七千五百。
中核を成すのはもちろん、ショボンの近衛騎兵隊だ。
77 :
とき(樺太):2007/04/16(月) 23:31:07.88 ID:lZBSA4I6O
リアル遭遇ktkr
支援なんだぜ
78 :
酒蔵(東京都):2007/04/16(月) 23:31:26.94 ID:tRbY2Gt/0
モナー何する気だww
wwktk
79 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:33:28.29 ID:kPuNHJI50
ショボンとモララーが中心となって駆けていく。
矢のような疾さ。敵軍の動揺がはっきりと分かる。
馬止めの柵を出しているにも関わらず突進してくるのだ。困惑するのは当然だった。
オオカミ軍のD隊が慌てて前に出てきた。
柵の隙間から、Fを構える。
しかし、ショボンとモララーは即座に騎馬隊を反転させ、D隊のFを躱した。
そして後ろからヴィップのD隊が出てくる。Fを射るが、ほとんどは馬止めの柵に防がれた。
柵の奥には再びI隊が出てくる。態勢が若干乱れていた。
敵の斥侯が出てくると、攻勢に転じられる恐れがある。
オオカミに守勢を取らせたまま、構えを崩す必要があるのだ、というのはブーンにも分かった。
相手に不十分な体勢を取らせられれば、格段に戦いやすくなるからだ。
( ^ω^)(でも、モナー中将の動きが見えないお……)
偃月の後ろに隠れて、何かをやっている。
馬止めの柵をいじっているように見えるが、意図は理解できなかった。
全軍を少しずつ前進させた。
オオカミと、二里の距離にまで迫る。
当然、オオカミは動きを見せない。
方円は動くと脆い陣だ。我慢のしどころだろう。
馬止めの柵まで用意して守りに入っているのだから、ミルナはこの戦いにすべてを賭けているということだ。
柵を迂回すれば方円に突っ込むことはできるが、それこそオオカミの罠だろう。
その瞬間に攻撃するくらいの用意はできているはずだった。
80 :
造園業(dion軍):2007/04/16(月) 23:33:35.58 ID:fOlLNzsa0
ま
81 :
ハンター(樺太):2007/04/16(月) 23:33:42.45 ID:6NV4Ij5FO
支援
82 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:37:06.96 ID:kPuNHJI50
やはり、敵陣を揺さぶるしかない。
ショボンは動きを止めていた。次の行動を考えているのだろう。
何か指令が下っているかも知れないが、最左翼であるこちらには届いていない。
やがて、陣形の中央が再び動き出した。
ショボンとモララーが突進していく。先ほどと同じ動きだ。
馬止めの策からはまたD隊が顔を覗かせている。
そしてショボンとモララーは、再び反転した。
何がやりたいのか。オオカミはそう思っているはずだ。
ブーン自身も、そうだった。
反転した騎馬隊に隠れていた、兵器を見るまでは。
(;^ω^)「投石器!?」
思わず声を上げてしまった。
ずらりと並べられた投石器。すぐに巨大な岩が射込まれていく。
その飛距離は様々だ。多くは馬止めの柵へ。一部は、敵陣へと射ち込まれる。
普通の投石器よりは小さいが、何も問題はなさそうだ。
馬止めの柵が次々と壊されていく。横に繋がっているため、ひとつでも当たると大きく崩れるのだ。
間断なく射ち込まれ、やがて馬止めの柵は意味をなくした。
そして、投石器全てが敵陣へと標的を変える。
否応なく、方円は崩れていった。留まっていれば投石で甚大な被害を受けるからだ。
ヴィップ軍の偃月が素早く動き始めた。
柵の残骸を乗り越え、ショボンの近衛騎兵隊を先頭にして、突っ込んでいく。
83 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 23:38:29.68 ID:5sy1E536O
投石機はTUEEEEEEだろw
84 :
わけ(アラバマ州):2007/04/16(月) 23:38:56.65 ID:qfGrgZm/0
VIPを汚すな糞パートスレ
85 :
自宅警備員(茨城県):2007/04/16(月) 23:39:35.28 ID:t47ePxf80 BE:389573928-2BP(3334)
ちらっとのぞきですが、ブーンはまだ成人じゃなかったんですね。
86 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:40:35.45 ID:kPuNHJI50
モナーのやっていたことが、ようやく分かった。
こちらが用意していた馬止めの柵を、投石器に組み替えたのだ。
恐らく柵の姿は仮初めで、もともと投石器として使うつもりだったのだろう。
最初から投石器を用意していては敵に警戒される。だからその場で新しく組むという作戦に出たのだ。
小さい作りだったが威力は遜色なかった。それもモナーが工夫したのだろう。
さすがに歴戦の将だった。
ヴィップを建国当初から支えてきたモナー。あまりに心強い存在だ。
自然と、士気が高まった。
⊂二二二( `ω´)二⊃「うおおおおおおおおおお!!!」
加速して敵陣へと斬り込む。
方円は完全に崩れている。敵の指揮も乱れているようだ。
アルファベットJを縦に横に振るった。
必死でアルファベットを向けてくるオオカミ兵だが、陣がまともになっていないだけあって、脆い。
力任せに首を取って、突き進んだ。
当たっている敵はH兵だった。
時には速度を落として敵の攻撃をやりすごし、再び勢いをつけて突撃する。
緩急をつけて敵を更に乱した。
浮足立ったオオカミ軍は為す術もなく崩れていく。
四万の敵軍を、二万五千で圧倒していた。ほぼ大勢も決している。
このままなら、ミルナや四中将すら討ちとれるかも知れない。無意識のうちにそう思っていた。
87 :
工作員(三重県):2007/04/16(月) 23:40:58.69 ID:Ii0UU3qS0
VIPを汚すな糞パートスレ
88 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:41:24.80 ID:tw2pzMv2O
VIPを汚すな糞パートスレ
89 :
料理評論家(樺太):2007/04/16(月) 23:42:27.35 ID:7ftSsc4JO
スフォルツェンド、を思い出した。
90 :
土木施工”管理”技師(樺太):2007/04/16(月) 23:42:41.60 ID:N1yfjaWaO
C円
91 :
偏屈男(関東地方):2007/04/16(月) 23:42:43.96 ID:7ontCTYo0
VIPをksk
92 :
クリーニング店経営(富山県):2007/04/16(月) 23:43:04.02 ID:5mB3c/DE0
期待しっぱなし
93 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:43:13.96 ID:kPuNHJI50
属城が、リレント率いる一万のオオカミ軍に襲われている。
二刻後にその報せを受けるまでは、だった。
第29話 終わり
〜to be continued
94 :
料理評論家(樺太):2007/04/16(月) 23:43:30.52 ID:TNxUZ+rZO
VIPから来ますた
乙
96 :
クリーニング店経営(富山県):2007/04/16(月) 23:43:51.41 ID:5mB3c/DE0
97 :
釣氏(樺太):2007/04/16(月) 23:43:57.70 ID:GUvFUg+EO
支援
98 :
日本語習得中(北海道):2007/04/16(月) 23:44:08.98 ID:9IK5Maew0
乙
99 :
さくにゃん(石川県):2007/04/16(月) 23:44:16.21 ID:KdEAXpQn0
乙
100 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:44:49.40 ID:6cKHytyrO
なんだってぇぇぇぇぇ
乙
101 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 23:45:16.87 ID:i0z1/g6iO
乙カレサマ
102 :
ゴーストライター(アラバマ州):2007/04/16(月) 23:45:30.43 ID:Fr8Fxux50
続きが気になるぜ!
乙!
103 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:46:22.65 ID:kPuNHJI50
第29話は以上です、ありがとうございました
104 :
タイムトラベラー(樺太):2007/04/16(月) 23:46:30.31 ID:uqQyWD1CO
乙!
105 :
とき(樺太):2007/04/16(月) 23:46:56.39 ID:X719ek5gO
乙!!
引っ張るねぇwwwwwwwwwwwwwww
106 :
シウマイ見習い(広島県):2007/04/16(月) 23:48:07.15 ID:tyKEVVpO0
ショボンが死にそうで怖い
107 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 23:48:19.79 ID:1aHD9QDFO
どどどどどっちの城だ!?
108 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/16(月) 23:48:52.98 ID:kvoQQuM3O
乙!!
109 :
歌手(樺太):2007/04/16(月) 23:49:34.74 ID:2csCmbzRO
乙
110 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:49:43.79 ID:tw2pzMv2O
VIPを汚すな糞パートスレ
111 :
ハンター(樺太):2007/04/16(月) 23:50:11.38 ID:6NV4Ij5FO
乙です
頑張ってくだしゃぁ
さっきも言ったけど大好きっす!
112 :
パーソナリティー(コネチカット州):2007/04/16(月) 23:50:17.31 ID:NjYnFghRO
リレント死亡フラグ?
113 :
モーオタ(コネチカット州):2007/04/16(月) 23:50:31.54 ID:8oGu9kp6O
( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)
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( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)( ^ω^)
115 :
訪問販売(樺太):2007/04/16(月) 23:52:12.19 ID:8EYk0Bc/O
次回予告とかないのかな
116 :
AA職人(アラバマ州):2007/04/16(月) 23:52:49.32 ID:8wU67Mvw0
VIPを汚すな糞パートスレ
117 :
VIPからきますた(関東地方):2007/04/16(月) 23:53:57.34 ID:Xs2srH4t0
118 :
金田一(樺太):2007/04/16(月) 23:53:59.63 ID:ezqqIsS7O
これから読みあげ
質問なんだが馬止めの柵を置いた場所ってオオカミに近い場所なのか?
VIPPERが同じVIPPERを戦争をする…それはとても悲しいことなんだよっ!
VIPを汚すな糞パートスレ
121 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:57:17.24 ID:tw2pzMv2O
VIPを汚すな糞パートスレwww
122 :
塗装工(樺太):2007/04/16(月) 23:58:31.83 ID:6cKHytyrO
千葉(笑)の手先が来たようです
123 :
すくつ(三重県):2007/04/16(月) 23:59:20.86 ID:kPuNHJI50
>>119 オオカミの馬止めの柵ですか?
わりとすぐ近くですね
一里も離れてない場所です
124 :
学生(静岡県):2007/04/17(火) 00:00:31.85 ID:T+/M9xD60
>123
オオカミも馬止めの柵を置いてたのね。
vipだけが置いたのかと思ってた。
126 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:12:59.45 ID:gNxUlOLi0
うーん、ちょっと紛らわしかったですかね・・・
オオカミは方円を守る形で馬止めの柵を置いていました
ヴィップは用意していましたが、実際には置いていないです
投石器であることをカムフラージュするために馬止めの柵の形をさせていただけなので
まぁ乙
128 :
留学生(樺太):2007/04/17(火) 00:18:42.82 ID:tn2KFihJO
今読んできた
作者乙!
129 :
2軍選手(愛知県):2007/04/17(火) 00:22:49.31 ID:A/Qp5DII0
乙
130 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:23:26.30 ID:gNxUlOLi0
〜〜〜〜
前置き
〜〜〜〜
痴漢は決して許されない犯罪です
この話の行為を実際に行うと刑法により罰せられます
この話は犯罪を助長させるものではなく、むしろ抑制の一助となることを願っています
まぁそんな感じで投下いきます
え?何?
投下すんの?
132 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:24:41.70 ID:gNxUlOLi0
人生とは豆腐のようなものだ。
それを崩さずに保ちつづけるのは難しい。
僕は諦めてしまった。
微妙にぷるぷる揺れる豆腐にはらはらどきどきするのに疲れてしまった。
いっそ全てを投げだせば。
そのきっかけをくれたのは、とある一つのブーン系物語だった。
【( ^ω^)ブーンがクラスメイトのツンを痴漢してしまうようです】
〜〜前編〜〜
133 :
牧師(広島県):2007/04/17(火) 00:25:31.30 ID:O6LSTJ/s0
なんか北w
134 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:26:29.91 ID:gNxUlOLi0
ガタンゴトンと揺れる電車。
昔とある2ちゃんのスレで「"ガタンガタン"と描いてある痴漢漫画が許せない」というのを見たことがあるが、それには僕も納得した。
やはり電車はガタンゴトンだろう。
時間は8時より少し前。
僕が電車に乗ったのは30分以上前だ。
最初はぼーっとしていられるが、そのうちそれが苦痛になる。
座っていれば眠れるが、あいにく僕が乗る電車はいつも満席だ。
高校生なので優先座席を譲れと言うこともできない。
(;^ω^)(おっおっおっ……今日も人がいっぱいだお……)
電車に乗ってから20分ほどすると、人がどっと乗り込む今北駅に到着する。
たちまち身動きが取れなくなり、はげ散らかしたおっさんと密着ランデブータイムに突入だ。
この状況に幸福を見いだせることができたらどれほどバラ色な日々だろうと考えるだけで虚しい。
せめて二十歳をそこそこすぎたスーツ姿のOLか、春らしい華やかな服に身を包んだ女子大生と密着できたら。
たまにそんな日もあるが、いつも緊張してしまい気疲れする。もし触れようもんなら何を言われるか分からない。
鞄が当たっただけでも訴えられることがあるというから電車というのは怖い乗り物だ。
ちなみに高校生は無理だ。ピザヲタの僕が女子高生に密着などできるわけがない。
もちろん向こうが避ける。こっちも避ける。
僕自身が高校生だから尚更だろう。中学生が相手なら全然オッケーだ。
何故かは分からない。そんなもんなんだ。
環境を共有していると拒否反応が出てしまうんだ。仕方ない。
その状況を20分ほど我慢して、ようやく目的地に到着する。
別府駅。他線との乗り換えができるため降りる人は多い。
この駅のすぐそばに、僕の通っている別府高校はある。
135 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:28:49.61 ID:gNxUlOLi0
いつものように教室へ行って鞄を置いた。
人はまだ多くない。朝の空気が教室には満ちている。
この時間はまだ、安らげていた。
やがて始業時間が近くなると騒がしくなってくる。
商業高校であるため女子が多い。甲高い騒ぎ声が耳を突く。
全員黙れ、と叫んだ。心の中で。
トイレを済まして席についた。
極力身を小さくして椅子を引く。もちろん実際には小さくなっていないが気持ちの問題だ。
ややピザと周りに言われるだけあって、僕は微妙に肥えていた。
先生が教室に入ってきて出席を取った。
点呼を取るが、ある一人の女のところで声が止まる。
(先6〜6)「……ツンデレは休みか?」
ツンデレという名の女の子がいる。
僕の隣の席だが、今日はいなかった。
珍しいことだった。
(先6〜6)「ホライゾン、何か知ってるか?」
(;^ω^)「ぼ、僕ですかお? 知りませんお」
(先6〜6)「そうか。また後で確認とらなきゃな」
先生が出席簿に何かを書きこんでいく。
その間、周りを飛び交っていたのは、ささやき声だった。
136 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:30:49.03 ID:gNxUlOLi0
女1*゚∀゚)「隣がキモすぎて耐えきれなくなったんじゃない?」
女2*゚∀゚)「ぎゃはは、ありえるありえるw」
女3*゚∀゚)「四大公害の一つに加えるべきだよねーw」
女1*゚∀゚)「アジアで例えるなら北朝鮮w」
女2*゚∀゚)「韓国も捨てがたいってーw」
( ´ω`)「…………」
散々言われたことだ。今さら気にしてもしょうがない。
しかし、何度聞いても慣れないのだ。いつも落ち込んでしまう。
周りが勝手に言っているだけなら、まだ良かった。
問題は、当のツンデレも、僕を嫌っているということだった。
名は体を表すという。
つまり、ツンデレという名の彼女が、ツンデレだったら。
嫌われているように見えて、実は好き、なんて三次元を通り超えて四次元の世界でしか起こり得ないこともありうる。
だがそれはなかった。
聞いてしまったのだ。彼女の言葉を。
ある日、忘れ物を教室に取りに戻ったところ、数人の女子が話をしていた。
その中に、ツンデレは混じっていた。
女1*゚∀゚)「ツンさー、マジ最悪だよねー。ホライゾンの隣なんてw」
137 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:32:58.00 ID:gNxUlOLi0
女2*゚∀゚)「隣の男がキモすぎで死んだら死因は何になるのかなw」
女3*゚∀゚)「中毒死じゃない? ぎゃははははw」
それだけなら言われつづけていることだ。
だが、そのあとのツンデレの一言は、他のどれよりも辛辣だった。
ξ゚听)ξ「ホンット最悪。死んでくんないかなアイツ」
脳髄を1トンハンマーで直接ぶっ叩かれたような衝撃があった。
実は、密かに好きだったのだ。
他の人間紛いな女たちとは違う。彼女は純美さを持っていた。
美しいプラチナブロンドの髪。ふわりとしていて吸い込まれそうな縦ロール。
テレビの中に混じっていても違和感ない顔立ち。あまりに理想的なスタイル。
この学校の他の男がそうであるように、僕もまた、彼女に恋してしまっていた。
しかし、打ちのめされた。希望に唾をかけられ、踏みつけられた。
( ´ω`)「…………」
思い出してまた、鬱に入り込んでしまった。
それ以来、ずっと学校に来るのが憂鬱だった。
ツンデレは隣の席だ。蔑みの視線を送られていることは間違いない。
怖くて怖くて、逃げだしたかった。
それでもツンデレを好きでいてしまうのが、もっと苦しかった。
会いたいと思ってしまう。視界に入れたいと思ってしまう。
嫌われているのに。
相手が外部に陣を張ったとは言え、
相手の陣形は防御に適した方円。
無理に攻撃せずに持久戦に持ち込み、
相手の兵糧が尽きるのを待ち、
相手の強引な突撃を誘発させ、
防衛戦に持ち込んでも良かったのではないかと言う気はする。
食べ物がなければ絶対に戦えないのだから。
まあ、最初の作戦が成功したからもうどうでも良いのだけれども。
139 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:34:46.40 ID:gNxUlOLi0
( ´ω`)(……もう……イヤだお……辛いお……)
塞ぎこんだまま、学校での授業を終えた。
家に帰って、いつものようにパソコンを起動し、VIPでスレを見ていた。
今日もバカが溢れている。愛すべきバカたちだ。
自分もこの中なら違和感なく溶け込めるのに、学校では浮きまくりの存在だった。
安価スレでkskを繰り返していたそんなとき、ある一つのスレを見つけた。
ブーン系スレだった。
( ^ω^)「おっおっおっ、また新しいお話が読めるお」
クリックして開いた。
ブーン系スレは大好きだった。現実を忘れてのめりこめるからだ。
新しいスレがあればすかさずチェックする。今まで読んだ数は二百を超えるだろう。
この日もまた新しい話にwktkしていた。
そのブーン系スレの名は、『('A`)ドクオの策略がとんでもない方向に向かうようです』だった。
( ^ω^)「……なんかこの主人公、僕と立場が似てるお……」
高校生であること。毎朝電車に乗っていること。周りからは嫌われていること。
そして何より、同じ学校の女の子と、毎日同じ電車に乗っていること。
そう、ツンデレは毎朝同じ電車に乗っていた。
いつも隅っこで一人、音楽を聴いて立っている。
僕が乗る駅の二つ後から乗り、定位置を確保しているのだ。
140 :
チャイドル(東京都):2007/04/17(火) 00:34:50.24 ID:OjX/FVMO0
いつものアノ人か?
三重だからそうだろ
142 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:36:20.28 ID:gNxUlOLi0
>>138 兵糧に苦しいのはヴィップも一緒なので微妙なところですね〜
属城から離れていて兵站を乱される恐れもあるので持久戦に向いた状況ではないと思います
143 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:37:28.14 ID:gNxUlOLi0
ドクオの策略〜を読み進めた。
相手を自殺に追い込むために告白することを決意するというのが第一話の内容だ。
なるほど大した勇気だ。相手に深い十字架を負わせるためとはいえ、そこまでできるのは普通じゃない。
そこまで読んで、ふと、ある考えが浮かんだ。
( ゚ω゚)「……!!」
そうだ、何故もっと早く気付かなかったのか。
こうやって、全てを投げだす気になれば、何だってできる。
告白どころじゃない。もっともっと凄いことだって。
命を捨てなくてもいい。自主退学するだけでいい。
何かあれば退学する。それだけで、何でもできるんだ。
興奮を抑えきれなくなった。
( ゚ω゚)「……やってやるお……」
電車の中でツンデレを見るたびに思っていた。
あの体に、触れたいと。
痴漢してやる。
四肢を撫でまわし、秘部へと指を這わせてやる。
僕だとバレないように後ろからだ。もしバレたら退学する。
いや、恐らくさせられるだろう。それでもいい。
144 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:39:41.57 ID:gNxUlOLi0
あの至高極まる肉体に、触れてやるんだ。
いつも隣の席から見ていた、あの体に。
学校中の男が触れたいと願いつつ、叶わない肢体に。
しかし、そこまで考えて、あることを思い出した。
確か一週間ほど前のことだ。
いつものように壁際で佇んでいたツンデレが、突然声を上げた。
後ろのサラリーマンが汗をリットル単位で流していたことを覚えている。
ξ#゚听)ξ「この人痴漢です!!」
サラリーマンの弱々しい右手を握り潰しながら、ツンデレが掲げた。
周りの男たちに問い詰められ、次の駅でサラリーマンは鉄道警察に引っ張られていった。
きっとあいつの名は『田中山 吉兵衛』だ。何の根拠もないが。
ツンデレは痴漢に対して黙って我慢するタイプではなく、はっきりと拒絶するタイプだった。
よほどの勇気がなければできないことだが、ツンデレの性格からすれば当然だとも思えた。
(;^ω^)(……これはマズイかも知れんお……)
指一本でも触れようもんなら、即座に腕を掴まれて、駅長室へ直行させられるかも知れない。
いや、恐れるな。
退学すればいいだけの話だ。違う学校で生まれ変わるチャンスだ。
その前にせめて、あのツンデレの体を少し触るくらいはやっておかないと、悔いが残る。
(#^ω^)「くくく……僕をバカにしまくった罰を下してやるお!」
高笑いを響かせ、母親に叱られ、それでも興奮は抑えきれずに、でもやっぱりすぐ眠りに就いた。
145 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:41:39.78 ID:gNxUlOLi0
〜〜翌日〜〜
今日もガタンゴトンと電車は揺れる。
電車に乗り込んだばかりのときはあまり混んでいないが、席は埋まっている。
しかし今日は、例え空席だらけだったとしても、座るわけにはいかない。
二駅を過ぎたとき、ツンデレが乗ってきた。
今日も休みかと思ったが、無事に来れたようだ。
病気をしていたわけでもなさそうで、安心した。
( ^ω^)(ふっふっふ……作戦開始だお)
さりげなく、少しずつ、ツンデレに近づいていく。
もうすぐ人が多く乗ってきて満員電車になる。そのとき、スムーズに彼女の後ろに陣取らなければならない。
ツンデレはいつものように壁に向いていた。
痴漢されやすいのも頷けるというものだ。
僕が彼氏ならちゃんと注意してやるのになどと妄想していたら、いつの間にか今北駅に到着していた。
人がどっとなだれ込む。
あたかも流れに身を任せるかのように、移動した。
さりげなく、さりげなく。
ツンデレの後ろに、何とか移動することができた。
体はほとんど密着に近い状態だが、あまり感触は分からない。
息苦しさのほうが先行している。
( ^ω^)(……すげーいい匂いだお……)
146 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:43:43.15 ID:gNxUlOLi0
彼女の髪からはフローラルの香りがする。
ちなみに僕が本物のフローラルの匂いを嗅いだことなどあるわけがない。あくまでそんな気がするだけだ。
そもそもフローラルってなんだ? 花か? 多分花だろう。
家に帰ったらググってみよう、と心に決めた。
(;^ω^)(……それにしても……実際、こうなってみると……)
ツンデレはこちらに気づいていないようだ。
いつもと同じように壁とFace to Faceで音楽を聴いている。
その体は、完全に無防備だ。
指が、震えていた。
彼女の体に、触れる。それが、スターリン執政よりも恐ろしいものに感じた。
これで全てが終わりなのだ。悲鳴を上げられ、退学への道を邁進することになる。
構うか。
やるしかない。やってしまえ。
こんな女、こんな女!
中指一本で、彼女の太腿に、触れた。
ξ゚听)ξ「ッ……!」
そして瞬時に、彼女に腕を掴まれた。
やはり握り潰すような力が込められている。思わずこちらが悲鳴を上げそうになった。
147 :
作家(北海道):2007/04/17(火) 00:43:44.62 ID:KGeHsJKB0
ここは支援か
148 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:45:27.43 ID:gNxUlOLi0
彼女の大腿は、柔らかく、温かかった。
それだけで充分だ。最後に、いい思い出ができた。
ふっと、力が抜けた。
(;^ω^)(……え?)
力が、抜けた。
僕の体からではなく、彼女の手からだ。
握り潰さんばかりの勢いだった力が、ただ触れる程度のものになっている。
いったい、どういうことだ。
ξ )ξ「…………」
ツンデレは全く動きを見せない。
こちらを向くことはない。僕だとバレてはいないはずだ。
彼女が見たのはせいぜい僕の手くらいだが、特徴的な傷や黒子があるわけではないのだ。
どこにでもある一般的な手。特定はできない。
同じ学校の生徒だ、というのは分かっただろう。
しかし、分かったところでどうしようもないはずだ。
服の袖から人物の特定などできない。
それよりも、何故彼女は何も言わないのか。
同じ学校の生徒だからなのか。しかし、一度声を上げかけて、やめた理由にはなりそうもない。
分からない。いったい、どうして。
( ^ω^)(……分かったお!!)
149 :
巡査長(アラバマ州):2007/04/17(火) 00:47:09.08 ID:jFhfvgia0
VIPを汚すな糞パートスレ
150 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 00:47:19.74 ID:gNxUlOLi0
きっと彼女は、電車を降りてから駅長室に連れていくつもりだ。
別府駅では別府高校の生徒が多く降りる。そこでみんなに見せつけるつもりだ。
私に痴漢を働いたクズピザだ、と。
(#^ω^)(くっくっく……お前の考えなどお見通しだお……)
いまさら逃げるつもりはない。
退学などとっくに覚悟しているのだ。
それなら、別府駅まで、触りまくってやる。
思わず口元が緩んだ。
掴まれている右腕を、動かした。
彼女は僅かに抵抗を見せるが、遮るほどではない。
強引に突き進む。
太腿に手のひら全体を当てた。
滑らかな肌。あまりに柔らかい。
こんな至福があってよいのだろうか? よい。どうせ今日が最後だ。
しばらく太腿を撫でまわしつづけた。
腕はずっと掴まれているが、ほとんど抵抗らしい抵抗も見せない。
されるがままだ。
手を、大腿の内側に、滑り込ませた。
閉じられた足の間をこじ開ける。何と心地よいことか。
もう一度自分に問う。こんな至福があってよいのか?
答えは当然、イエスだ。
151 :
トムキャット(埼玉県):2007/04/17(火) 00:47:38.12 ID:944WfmF40
VIPを汚すな糞パートスレ
152 :
噺家(樺太):2007/04/17(火) 00:49:09.61 ID:lpKwdEMAO
支援
>>142 なるほど。
確かに一度全軍を動かした以上、
とにかく準備してきた作戦を実行するのは当然。
しかも相手は防御陣形。
仮にその作戦に失敗したとしても、
撤退するのは困難ではない上に、
兵糧の上ではまだこちらが若干有利。
とにかくまずは一度作戦を実行するのは自明の理。
成功したらそのまま攻撃、失敗したら持久戦。
よく考えれば攻撃するのは当然。
これは失敬しました。
154 :
噺家(樺太):2007/04/17(火) 00:53:03.36 ID:lpKwdEMAO
さるか?
155 :
まなかな(コネチカット州):2007/04/17(火) 00:54:19.15 ID:7xvHNALyO
痴漢、鬼畜系大好きな俺のアレが爆発しそうなんだが
156 :
講師(樺太):2007/04/17(火) 00:59:30.93 ID:GuoPdnIpO
>>155安心しろ。俺もいつの間にかムスコがテント張って夜営の準備してる
157 :
牧師(広島県):2007/04/17(火) 01:00:12.39 ID:O6LSTJ/s0
158 :
釣氏(樺太):2007/04/17(火) 01:00:23.59 ID:y3GdWi8EO
ξ;゚∀゚)ξ「オゥ!サンダーさんそこは痛イ!トゲトゲしてて痛いデース!」
159 :
味噌らーめん屋(樺太):2007/04/17(火) 01:04:04.74 ID:E3o3Js+DO
ポケモンwwwww
160 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 01:05:43.61 ID:gNxUlOLi0
(*^ω^)(き、気持ちよすぎだお……僕のマイサンまで彼女のお尻に痴漢しちゃってるお……)
そうだ、こんどはお尻だ。
ふくよかな丸みを持った臀部。ミニスカートに覆われているそれを、触ってやる。
手を引いて、彼女のお尻にまわした。
言葉で表現できない快楽に襲われる。
何度も何度も撫でまわした。
手を押しこむと、それが戻されるほどの弾力がある。
恐ろしいほどの中毒性を持っていた。
(;^ω^)(……次は、どっちにしようかお……)
スカートの中か、胸か。
どちらも非常に魅力的だ。
思わず迷ってしまう。
スカートの上からの感触で、中は下着であることは間違いない。
それに直に触れられるとあれば興奮は急上昇だ。
また、決して小さくはないその胸。
制服の上からでもはっきり膨らみが分かる。
去年の夏は透けている下着に毎日興奮させてもらったものだ。
どちらも捨てがたい。
いったいどうすべきか……。
( ^ω^)(……あ、簡単なことだお)
161 :
講師(樺太):2007/04/17(火) 01:07:17.21 ID:U/xYfqPCO
支援
162 :
講師(樺太):2007/04/17(火) 01:08:04.24 ID:GuoPdnIpO
支援
163 :
牧師(広島県):2007/04/17(火) 01:09:24.84 ID:O6LSTJ/s0
みwwwなwwwwwぎwwwってwwwwwきwwwたwww
しえんす
165 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 01:10:08.11 ID:gNxUlOLi0
右手でスカートの中、左手で胸を襲えば良いのだ。
まさに一挙両得。下の息子も称えるかのように激しく上下している。
(*^ω^)(うひひひひwwwwいただきま『別府駅〜、別府駅〜、お出口は右側です』
(;^ω^)(……あれ?)
電車が止まった。
いつの間にか、別府駅に着いてしまっていたのだ。
夢の時間は、呆気なく終焉を迎えた。
( ^ω^)(……まぁ、もう充分楽しんだお……ツンデレ、ありがとうだお。君は最高だったお)
( ^ω^)(ツンデレ……さよなら、ツンデ……)
(;^ω^)(ん!?)
何と、ツンデレが電車から降りてしまった。
いや、降りること自体は当然だ。ここが降車駅だからだ。
問題は、僕より先に降りてしまったことだ。
掴んだ手を離し、僕を駅長室まで引っ張っていくこともなく、先に行ってしまった。
(;^ω^)(な、な、な……なんで……?)
閉まりかけの扉を慌ててくぐり抜け、半ば呆然としたまま学校へ向かった。
誰か本スレ立ててくれないかな
167 :
講師(樺太):2007/04/17(火) 01:10:13.56 ID:GuoPdnIpO
支援(08風に)
168 :
味噌らーめん屋(樺太):2007/04/17(火) 01:11:12.46 ID:E3o3Js+DO
( ^ω^)がブーンするとエロ路線に行くのか
169 :
まなかな(コネチカット州):2007/04/17(火) 01:11:15.85 ID:7xvHNALyO
くそ!寸止めかよ
170 :
牧師(広島県):2007/04/17(火) 01:13:22.88 ID:O6LSTJ/s0
おい、このままじゃ俺のグングニルの収まりがつかないぜ・・・
171 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 01:14:07.31 ID:gNxUlOLi0
もしかしたら学校で、クラスで言われるのかも知れない。
そう思っていたが、結局ツンデレは何も言わなかった。
考えてみれば当然だ。彼女は痴漢したのが僕だとは知らない。
もし知っていた真っ先に他の女子に言うだろう。
しかし何故、ツンデレは何も言わなかったのか。
授業中ずっと考えていたが、答えは出なかった。
昼休み、机に伏していたら、ツンデレと他の女子が近くで話しているのが聞こえた。
また何か言われるのか、と思っていたが、僕の話題は出てこない。
本格的に眠りに落ちかけたとき、気になる単語が出てきた。
女1*゚∀゚)「あたし今朝さー、電車でオッサンに痴漢されちゃったー」
女2*゚∀゚)「ホントにぃ〜? 最悪じゃーん」
女1*゚∀゚)「めっちゃ脚触ってくんのー。もちろんすぐに大声出したけどねーw」
女3*゚∀゚)「うわー、オッサンの人生オワタねーw」
女1*゚∀゚)「痴漢するようなクズだもん、それくらい当然だってw」
女2*゚∀゚)「ま、別に冤罪じゃないしね〜。確かに当然の報いw」
女3*゚∀゚)「ツンは最近どーなの? 痴漢、大丈夫?」
ξ゚听)ξ「……私?」
172 :
名無し募集中。。。(埼玉県):2007/04/17(火) 01:15:03.97 ID:O0p9cnZE0
ところで今回って29話じゃなくって28話じゃ?
173 :
噺家(樺太):2007/04/17(火) 01:15:07.08 ID:lpKwdEMAO
皆そう言ってるのは、ネタだよな?
174 :
まなかな(コネチカット州):2007/04/17(火) 01:16:10.33 ID:7xvHNALyO
俺はレイプ、監禁、痴漢でしか抜きませんがなにか?
175 :
名無し募集中。。。(埼玉県):2007/04/17(火) 01:16:36.67 ID:O0p9cnZE0
あぁ前スレで2回投下してたか
176 :
牧師(広島県):2007/04/17(火) 01:17:06.59 ID:O6LSTJ/s0
俺は監禁はパスだが
触手プレイとかいけるんだぜ?
177 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 01:18:03.82 ID:gNxUlOLi0
その声は、どことなく憂いを秘めていた。
ξ゚听)ξ「私は大丈夫。一週間くらい前にもされたけど、すぐ声出したし」
女1*゚∀゚)「だよねー。ツンは怖がらずにちゃんと言えるもんね〜」
女2*゚∀゚)「あたしだったらちょっと怖いな〜……二人とも凄い!」
女3*゚∀゚)「ホントホント!」
やはり、今日のことは何も言わない。
何事もなかったかのように。
いったい、何故なんだ、ツンデレ。
本人に直接聞きたい気分だったが、とても喋りかけることはできない。
嫌われていると分かっていながら喋りかけるくらいなら、退学したほうがマシだ。
結局納得できる答えはでずに、次の日を迎えることとなった。
〜〜翌日〜〜
今日もツンデレは同じ位置に立った。
昨日、僕に痴漢されまくった場所だ。
何故だ。
何度考えても分からなかった。
おそらく、僕に導き出せる答えではないのだと思う。
人の本心など、本人の口から聞かない限り分からないのだ。
178 :
まなかな(コネチカット州):2007/04/17(火) 01:19:51.45 ID:7xvHNALyO
てか、この話がいい話フラグ立ってる件
179 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 01:20:51.58 ID:gNxUlOLi0
それならば。
こころゆくまで、彼女に痴漢しつづけよう。
彼女がそれを受け入れつづける限りは。
( ^ω^)(……遠慮はしないお)
そして今日も、彼女の後ろに立った。
前編終了
〜後編へ続く〜
180 :
牧師(広島県):2007/04/17(火) 01:22:18.21 ID:O6LSTJ/s0
乙でした〜
181 :
ほっちゃん(東日本):2007/04/17(火) 01:22:26.87 ID:RWK+Iqx50
アッー!
182 :
パート(三重県):2007/04/17(火) 01:22:44.04 ID:gNxUlOLi0
以上終わり
途中で猿くらったときは何となく情けなくなった
支援してくださった方ありがとうございます
とりあえず今は反省している
後編をいつ投下するかは全くの未定です
気が向いたときにパパっと書いて投下します
183 :
タイムトラベラー(樺太):2007/04/17(火) 01:24:05.40 ID:sZ90S83hO
なんか、魔女狩りの人の仮病を思い出す。
184 :
噺家(樺太):2007/04/17(火) 01:24:20.07 ID:lpKwdEMAO
乙!それにしてもいきなりだな。吃驚した。
>>178 もしくは鬱だな
185 :
まなかな(コネチカット州):2007/04/17(火) 01:25:42.48 ID:7xvHNALyO
仮病程カオスってはないけどな
仮病>アルファベット>痴漢>魔女
すまん、スレ違いだがここになら総合住民いるよな?
AAテンプレちょっと変えたから立てようと思ってるんだが
アルファベットの人の文章にはいつも引き込まれる。
いつも楽しい一時をありがとう。
189 :
カラオケ店勤務(福島県):2007/04/17(火) 01:45:46.02 ID:BEL5YylI0
190 :
請負労働者(アラバマ州):2007/04/17(火) 01:51:21.95 ID:mxblLjzk0
乙
191 :
釣氏(樺太):2007/04/17(火) 02:03:40.86 ID:VwCO6Fb+O
フィレンクトさんは無事なんだろうな!?
192 :
三銃士(樺太):2007/04/17(火) 02:22:56.50 ID:3t1w2Hb5O
乙
193 :
うどん屋(樺太):2007/04/17(火) 03:28:42.07 ID:KKuwPnI6O
今読んだ
乙
194 :
高校生(青森県):2007/04/17(火) 04:04:27.08 ID:7Fxy+DVk0
次も期待!
195 :
養鶏業(dion軍):2007/04/17(火) 05:36:23.96 ID:NpkOEOa60
念のため保
196 :
養鶏業(dion軍):2007/04/17(火) 05:40:01.63 ID:NpkOEOa60
乙言うの忘れてた
作者乙!
197 :
さくにゃん(宮城県):2007/04/17(火) 06:33:38.37 ID:JaF7Pu2t0
乙
198 :
名人(catv?):2007/04/17(火) 06:56:07.16 ID:ff9akN6r0
面白いがわけの分からんキャラ出すぎ。
VIPでやる意味ないじゃん。
199 :
ピアニスト(樺太):2007/04/17(火) 07:13:50.64 ID:JB/j2PMJO
(人^з^)いつもスリリングな物語りをありがとう。
200 :
三銃士(樺太):2007/04/17(火) 07:18:12.01 ID:3FhYvfZ7O
物語は糞だが、信者の庇護っぷりは素晴らしい…
201 :
噺家(樺太):2007/04/17(火) 08:03:51.74 ID:jw9yZJhYO
ほしゅ
202 :
フート(樺太):2007/04/17(火) 08:28:02.07 ID:zTNwiV0zO
もう主人公いらんな
203 :
名誉教授(東京都):2007/04/17(火) 08:28:38.61 ID:GS7oySqY0
う左斬→note→リビア
204 :
ほうとう屋(樺太):2007/04/17(火) 09:47:38.90 ID:VMXFnlakO
コブクロだって最初に信者がいたからダブルミリオンの今がある。
205 :
キャプテン(大阪府):2007/04/17(火) 10:13:18.32 ID:UVk7Gv3h0
つまんなかったら信者なんてできんよ
206 :
名人(catv?):2007/04/17(火) 10:22:10.06 ID:ff9akN6r0
当たり前のことわざわざぐだぐだと書き込むな。
これだからこの作者の信者はイタイんだよ。姿慎め。
207 :
美容部員(ネブラスカ州):2007/04/17(火) 11:35:52.77 ID:/2e6SosVO
ほ
208 :
釣氏(樺太):2007/04/17(火) 11:39:59.60 ID:iSaeozo+O
ある時間帯を境にアンチと厨が台頭しはじめるな
209 :
電話番(ネブラスカ州):2007/04/17(火) 12:10:16.95 ID:+5BGT/0CO
作品はいいけど信者が糞
保守ついでに作者に質問。
「( ^ω^)ブーンがポケモンマスターを目指すようです」のポケモンの名前に、由来とかあったら聞かせて欲しいな。
特にファイとかナナセとか。
211 :
釣氏(樺太):2007/04/17(火) 12:29:58.01 ID:Hu7dO9vvO
じゃあ俺も質問。
ポケモンのAA使っていい?
>>210 少なくともその2キャラの名前の由来は作中で書かれてた気がする
213 :
名人(catv?):
>>210 ちゃんと読めば分かる。
由来がないものは脳内補完推奨