( ^ω^)ブーンが神候補から能力を受け取ったようです
1 :
光圀(樺太):
立つかな
2 :
青詐欺(新潟県):2007/04/09(月) 19:17:58.01 ID:vdeK88gZ0
0レススレ、救済委員会です
3 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:18:19.66 ID:ORt/bIX+O
4 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:19:23.76 ID:ORt/bIX+O
※この作品を読むにあたっての注意※
・この作品は元ネタがうえきの法則です。
・設定は、元ネタを取り入れた部分と、オリジナルの部分があるので、うえきの法則の世界感を崩したくない人は読まない方がいいかもです。
・それ以外の人は誰でもウェルカムです。
保守してくれると作者は喜びます。
5 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:20:30.18 ID:ORt/bIX+O
※能力一覧
( ^ω^):内藤ホライズン
能力:ペンを槍に変える
| ^o^ |:ブーム
能力:ヨーヨーをチャクラムに変える
(=゚ω゚)ノ:イヨウ
能力:靴に爆(バク)を加える
('A`):ドクオ
能力:ハンカチに撃(バン)を加える
<ヽ`∀´>:ニダー
能力:影に重(ズシ)を加える
( ^Д^):プギャー
能力:メダルを鉄檻に変える
6 :
理学部(樺太):2007/04/09(月) 19:20:38.18 ID:xFdx0Oe8O
7 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:21:48.28 ID:ORt/bIX+O
では第十話投下します
8 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:22:44.89 ID:JhveGnVnO
俺の「能力」はッ!!
9 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:23:31.34 ID:ORt/bIX+O
第十話「空(くう)」
( ^ω^)「ふんっ!」
ブーンは槍を突いては引き、突いては引き、を繰り返しクーを攻める。
が、クーはどれも寸前の所で最小限の動きで避ける。その顔にはどこか余裕が見えた。
川 ゚ -゚)「どうした? そんなものか」
( ^ω^)「まだまだ!」
と言うと、ブーンはまた槍をクーに突く。
川 ゚ -゚)「またそれか。ワンパターンだな」
が、ブーンは槍を突いたままにし、引かなかった。
そしてそのまま一連の流れでクーに向かってその槍をなぎ払う。
川 ゚ -゚)「!!」
( ^ω^)「これならどうだお!」
10 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:24:57.00 ID:ORt/bIX+O
が、槍は動きがそこで止まる。
川 ゚ -゚)「……だが甘い」
(;^ω^)「おっ!?」
ブーンのその攻撃はあっさり止められてしまった。
クーがブーンの槍を手で掴んでいたからだ。
(;^ω^)(なんて動体視力……! これは何かの能力かお……?)
動揺するブーン。
それを見て平然と答えるクー。
川 ゚ -゚)「何を驚いているんだ? 私にとってはこんなこと屁でもないんだが」
川 ゚ -゚)「さて……」
と言うと、クーは掴んでいた槍を払い投げた。
槍を掴まれていたブーンは、槍を払い投げられた勢いで少しバランスが崩れる。
11 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:26:19.42 ID:ORt/bIX+O
(;^ω^)「!!」
川 ゚ -゚)「スキあり、だ」
と、クーは一瞬よろめいたブーンに近付き、腹に正拳突きをかました。
(;゜ω゜)「ぐっ!」
重い。
これが女の子の力なのか、とブーンは思う。
だが、ブーンとて一発でやられるほどヤワではない。
殴られた後、すぐ槍を自分の元へ引き戻し、構える。
川 ゚ -゚)「耐えたか」
( ^ω^)「当たり前だお! こんなんじゃやられないお!」
(;^ω^)(ホントはめちゃくちゃ痛ぇお! なんだおこのパワーは!)
(;^ω^)(槍を掴まれた時……僕が動かそうとしてもピクリともしなかったお)
12 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:28:23.30 ID:ORt/bIX+O
(;^ω^)(一体どうすれば……)
ξ゚听)ξ「……ブーン!」
色々と考えこむブーンに向かってツンが叫ぶ。
その声を聞き、ブーンはハッと我に変える。
(;^ω^)「……そうだったお。僕はもう負けられないんだお…!」
( ^ω^)「考えてる暇はないんだお! 僕は攻めて、攻めて、攻めまくるお!!」
( ^ω^)「行くお!」
ブーンは先程と同じく、槍を突きまくる。
クーも先程と同じく避けるが、次第についていくのが厳しくなってくる。
川;゚ -゚)(……ッ! スピードが増している……!)
( ^ω^)「とうっ!」
ブーンがかけ声を発して放った一撃は、ようやくクーの脇腹をかすめた。
13 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:29:24.05 ID:ORt/bIX+O
川;゚ -゚)「……!!」
クーの白い空手衣はそこの部分だけ破れてしまう。
( ^ω^)「ようやくかすめたお! この調子で……!」
と、ブーンが言い、また攻撃を仕掛けようしたと瞬間、クーはバックステップしブーンと距離をとった。
14 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:31:24.26 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「……少し舐めていたよ」
(;^ω^)「……お?」
川 ゚ -゚)「私も本気でいこう」
クーはまた先程の戦う構えに戻る。
そして突然、その構えのことを説明し出す。
川 ゚ -゚)「この形は自然体と言ってな……基本の構えだ」
川 ゚ -゚)「だが周りの空気と同調し、本当に自然と一体になれれば、この構えは私にとって無敵の構えとなる」
川 ゚ -゚)「……さぁこい」
クーはその構えでブーンを待つ。
ブーンは攻撃を仕掛けよう、と思うも体が動かない。
(;^ω^)(こ……これはニダーの時とは違うお……!! 僕自身が……僕自身がクーを恐れているんだお……!)
15 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:32:19.92 ID:ORt/bIX+O
ブーンは空手はやったことがない。
だが、わかる。
構えを見るだけでもわかる。
クーはもはや空手の達人の域に達していること。
無駄も隙もないのだ。
どこに攻めてもダメージを与えられる気がしない。
ブーンの額からは嫌な汗が流れ落ちてくる。
16 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:35:09.43 ID:ORt/bIX+O
だがブーンはそれを拭い、再びクーに攻める。
ブーンはクーの肩をぶっ叩いて動きを止めようと考え、槍を振りかぶる。
( ^ω^)「喰らうお!!」
そしてブーンは槍の柄がちょうど当たるように叩き落とす。
川 ゚ -゚)「……甘い」
と、クーは両手で円を描くかのように手をゆっくりと回していた。
そこにブーンの渾身の力を込めた槍が叩き落とされてくる。
( ^ω^)(さすがにこれは腕でガードしても反動が響く……! 余裕ぶっこいてられる暇はなくなるはずだお……!)
が、甘かった。
17 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:37:17.81 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「円力…"弾"!!」
( ^ω^)「!?」
と、槍は弾かれ、ブーンは槍をあさっての方向へ振りおろしてしまった。
(;^ω^)「な!」
だがそんなブーンに関わらず、クーの攻撃は続く。
川 ゚ -゚)「円力…"拳"!!」
と、またクーは先程と同じく、ブーンの腹に2度目の正拳突きを繰り出した。
だが、威力は段違い。
(;゜ω゜)「がっ!!」
18 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 19:38:03.45 ID:iOe2kc+D0
これはもうだめかもしれんね
19 :
外資系会社勤務(東京都):2007/04/09(月) 19:39:23.13 ID:kWgu3BqL0
サザンのトリビア
20 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:40:42.33 ID:ORt/bIX+O
ブーンの口からは血と胃液が混じったようなものが吐き出される。
(;´ω`)「がはっ! ゲホッ!」
ξ;゚听)ξ「ブーン!!」
ツンは思わずブーンの元へ駆け寄ろうとする。
が、ブーンはツンの方へ手の平を広げ、それを制した。
(メ;^ω^)「心配いらないお…!」
ξ;゚听)ξ「ブーン……」
(メ;^ω^)(威力が全然違うお……! これはやっぱり能力としか……!)
21 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 19:41:41.44 ID:iOe2kc+D0
早くも死亡wwwwww
22 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:43:15.33 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「……どうやらキミは私が能力で攻撃していると思っているようだな」
(メ;^ω^)「!! 違うのかお!?」
川 ゚ -゚)「残念だが違う。私は"円"の力を利用しただけだ」
(メ;^ω^)「円……!?」
川 ゚ -゚)「そうだ。円。それは全てを受け流し、それは全てを弾き飛ばす」
(メ;^ω^)「??」
ブーンにはその話がなかなか理解出来なかった。
が、クーは話を続ける。
23 :
外資系会社勤務(東京都):2007/04/09(月) 19:45:22.66 ID:kWgu3BqL0
サザンのトリビア
24 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:45:53.95 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「……キミの槍を弾き飛ばした時も、もちろん円の力だ。
私が両手で作った円の流れの上にキミの槍が入ってきた。
その時、私は円の流れに沿って手の甲でキミの槍を弾き、流した」
川 ゚ -゚)「攻撃の時も同じだ。右手を、キミを殴るインパクトの瞬間に回転させ、殴った。それだけだ。」
(メ;^ω^)「……」
正直、やっぱりブーンは話がちんぷんかんぷんだった。
というか説明が長くて半分は聞き流していた。
だが、このままただ攻めるだけでは絶対に勝てない。それだけはわかった。
25 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:48:57.41 ID:ORt/bIX+O
(メ;^ω^)(このままではいかんお……何か策は……)
川 ゚ -゚)「……急に黙り始めたな。ならばこっちからもいくぞ」
クーは走ってブーンの元へ急接近。
そしてクーは先程の待ちの姿勢からはうって変わって、ブーンを狙って次と次と攻撃を繰り出す。
と、ブーンは槍を元のペンへと戻した。
(メ;^ω^)(とにかく思い付くまでは避けまくるしかないお!)
川 ゚ -゚)「元に戻しただと……? 何のつもりか知らんが、無駄だ」
26 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 19:50:33.80 ID:iOe2kc+D0
wwwwwwwwwwwwwwwwktk
27 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:50:44.68 ID:ORt/bIX+O
ブーンはクーの攻撃を避けて避けて、避けまくる。
と、ブーンの鼻めがけてクーの正拳突きが飛ぶ。
ブーンはこれもとっさに顔を引いてなんとか避ける。
(メ;^ω^)「あぶ……」
(メ;゜ω゜)「ぐ!!」
衝撃。
鈍痛。
何故だ。
突きは避けたはず。
……違う。
この痛みは足……それもふくらはぎだ。
ブーンはすぐ何が起こったかを把握しようとする。
そして、理解する。
それは回し蹴りだと。
死角からの攻撃で気付くことが出来なかったのだ。
28 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:54:19.08 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「……そんなものか。ブーンよ」
(メ;´ω`)「くっ……!」
ブーンのふくらはぎは赤く腫れ上がってしまっている。
それほど強烈な蹴りだったのだ。
川 ゚ -゚)「次の攻撃で終わりだな……ブーン……」
だが、こんな絶体絶命な状況の中、ブーンの目にはかすかに光が見えていた。
(メ;^ω^)(今のはかなり効いたけど……なんだか急に閃いたお……)
(メ^ω^)(クーに勝つ方法を!!)
29 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 19:54:34.31 ID:iOe2kc+D0
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwktk!!!!!!!!!
30 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 19:58:06.08 ID:ORt/bIX+O
(メ;^ω^)(……でもそのためには……一発殴られることを覚悟しないといけないお)
(メ^ω^)(……絶対耐えてやるお!!)
クーもようやくブーンの目に光が戻って来たことに気付く。
クーはそれを多少気にしたものの、かまわずブーンに向かっていく。
川 ゚ -゚)「円力"豪"!!」
31 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:00:07.44 ID:ORt/bIX+O
(メ;^ω^)「これは……!!」
川 ゚ -゚)「……終わりだ!」
クーは殺気のこもった拳を、思いっきりブーンの顔面に叩き込む。
クーの拳、腕は殴る際に螺旋運動をし、それによって威力は最大級のものとなっていた。
(゜ω゜(♯)「ぶぉっ――!!」
ブーンは首から頭が取れてしまいそうな程の衝撃を受け、思わず体が浮く。
32 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:02:18.48 ID:ORt/bIX+O
クーは勝った、と確信する。
と、その時。
ブーンが倒れざまに何かをクーの後ろに投げた。
ペンだ。
川;゚ -゚)「何!?」
クーの後方でペンは槍に変わる。
クーは一瞬の油断からか避けるのが遅れる。
槍は右肩の皮膚を捉えた。
川;゚ -゚)「――!!」
クーの空手衣の右肩の部分は裂け、そこからは血が溢れていた。
(メメ;´ω`)「……キミの……負けだ……お」
クーはその微れるような声を自分のすぐ近くで聞いた。
ブーンはクーが槍に気をとられているうちに懐に潜り込み、投げたペンとは別のペンをクーの首元に突きつけていたのだ。
33 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:03:24.65 ID:iOe2kc+D0
すげええええええええええええええええ
34 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:05:16.49 ID:ORt/bIX+O
血が、汗が、道場の床に滴り落ちる。
クーの空手衣の右腕部分はすでに赤く染まっていた。
道場には二人の荒い呼吸の音のみが響く。
(メメ;´ω`)「……このペンを槍に変えたら……どうなるかわかるかお……?」
川;゚ -゚)「……」
ブーンの言う事の意はすなわち死。
クーの額からは冷や汗が流れる。
なのに、クーの目からは焦りの色は消えていた。
何か……覚悟を決めたような、目をしていた。
(メメ;´ω`)「……だから今回の所は退いてほs」
川 ゚ -゚)「……殺せ」
(メメ;´ω`)「ほ?」
35 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:05:44.30 ID:iOe2kc+D0
穂???????????????????・・
36 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:09:46.78 ID:iOe2kc+D0
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwktk
37 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:10:11.83 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「……勝負に負けた私はもうシャキン様の役に立てない……だから……殺せ」
(メメ;^ω^)「な……何言ってるんだお! 自分の命よりそのシャキン様の方が大事って言うのかお!」
川 ゚ -゚)「あぁ。そうだ。だからブーン。私を殺せ」
(メメ;^ω^)「嫌だお! 僕はキミと友達になるんだお!」
川 ゚ -゚)「殺せ!」
(メメ;^ω^)「嫌だお!」
川 ゚ -゚)「殺s」
(メメ;^ω^)「!」
と、そこで突然クーの声が途切れる。
38 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:10:55.34 ID:iOe2kc+D0
クーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
39 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:12:33.51 ID:iOe2kc+D0
オレのクーーーーーーーーーーーーーーーーー11111!!!!
40 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:12:53.73 ID:ORt/bIX+O
クーの頬には平手が入っていた。
道場に乾いた音が響く。
そして平手を入れた人は他でもない、ツンであった。クーは頬を押さえながら、そのツンに問う。
川 ゚ -゚)「……なんのつもりだ」
(メメ;^ω^)「ツン!」
ξ゚听)ξ「……クーさんだっけ? ブーンがせっかく逃がすって言ってるんだから逃げなさいよ」
川 ゚ -゚)「……話は聞いていただろう。私は死ななければ」
ξ゚听)ξ「……」
(メメ;^ω^)「ツン?」
41 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:15:03.33 ID:iOe2kc+D0
wktkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk
42 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:15:50.89 ID:iOe2kc+D0
オレのツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!
43 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:16:16.94 ID:ORt/bIX+O
ξ#゚听)ξ「……軽々しく死ぬなんて言わないで!!」
川 ゚ -゚)「!」
(メメ;^ω^)「!」
ブーンとクーはツンが突然怒鳴ったことに驚く。
怒鳴ったツンの顔には怒りと悲しみが混じっていた感じで、拳を強く握りふるふると震えていた。
ξ#゚听)ξ「一回負けたから死ぬ? ざけんじゃないわよ! ただ一回負けただけじゃない!」
ξ#゚听)ξ「まだ全然何でも出来るじゃないの! 私は私を守るため死んでくれた人を知ってる! 自分のエゴで死ぬなんて馬鹿げてるわ! あなたはただの弱虫よ!」
川 ゚ -゚)「!」
ξ#゚听)ξ「この馬鹿! そんな弱虫なんか死んじゃえ! 馬鹿! 馬鹿!」
(メメ;^ω^)「言ってることが矛盾してるお……」
44 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:17:29.38 ID:iOe2kc+D0
これはwwwwwwwwwwwwwwww
45 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:22:02.51 ID:ORt/bIX+O
川 ゚ -゚)「……」
クーはじっとツンの顔を見つめる。
ツンの顔には涙が流れ始めていた。
ξ;;)ξ「な、なによ」
川 ゚ -゚)「……わかった。君達に免じて……私は退くことにする」
(メメ;^ω^)「クー…!!」
川 ゚ -゚)「変な奴だな、キミ達は。私は敵だというのに」
そしてクーは微笑み、ツンを見つめ、問う。
川 ゚ -゚)「……キミの名前はツン……だったか」
ξ;;)ξ「……そうよ」
川 ゚ -゚)「……ツン」
川 ゚ -゚)「ありがとう……」
ξ;ー;)ξ「……いいってことよ」
(メメ;^ω^)「……あれ? 僕には?」
46 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:22:06.38 ID:iOe2kc+D0
wwwwwwwwwwwwwwwwwwktk
47 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:22:29.79 ID:iOe2kc+D0
ちょwwwブーンwwwwwwwww
48 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:24:22.48 ID:ORt/bIX+O
ξ゚ー゚)ξ「……じゃあブーン。帰りましょう」
(メメ;^ω^)「ねぇ僕には? ねぇ僕には?」
ξ゚听)ξ「うっさい!」
ブーンはペンをポケットに戻す。
そしてクーが道場の真ん中で見守るなか、二人は道場を後にする。
と、道場の扉を開けようとする前にブーンは振り返り、クーに向かって話し出す。
(メメ^ω^)「クー! 怪我させてごめんだお! また会おうおー!」
川 ゚ ー゚)「……あぁ。またな」
(メメ^ω^)「おっ!」
49 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:26:24.38 ID:iOe2kc+D0
ブーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バkスwwwwwwwwwwwwwwっうぇえ
50 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:26:56.48 ID:ORt/bIX+O
ブーンはクーに手を振る。
その姿にツンは微笑みつつ、扉を開ける。
――が、その時。
バリン、とガラスの割れる音。
飛び散るガラス。
それと共に飛んでくる人。
(メメ^ω^)ξ゚听)ξ「!?」
川 ゚ -゚)「あ……!」
そしてそいつは突然来たかと思うと、クーの顔面を殴る。
クーの口からは血が吐きだされる。
クーはその場に倒れ込んだ。
(メメ;^ω^)「ク―――――!!!」
うずくまるクー。
そのすぐ横に立つのは一人の男。
(・∀ ・)「弱い奴は粛清、ってね」
第十話 おわり
51 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:27:12.48 ID:iOe2kc+D0
きたああああああああwwwwwwwwwwwwww
52 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:27:34.84 ID:iOe2kc+D0
53 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:28:11.01 ID:ORt/bIX+O
第十話は以上です
>>51 大量支援ありがとう!!
54 :
漢(千葉県):2007/04/09(月) 20:28:59.93 ID:iOe2kc+D0
55 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 20:40:25.32 ID:ORt/bIX+O
※第十話終了時点の能力一覧
( ^ω^):内藤ホライズン
能力:ペンを槍に変える
| ^o^ |:ブーム(敗北)
能力:ヨーヨーをチャクラムに変える
(=゚ω゚)ノ:イヨウ(敗北)
能力:靴に爆(バク)を加える
('A`):ドクオ
能力:ハンカチに撃(バン)を加える
<ヽ`∀´>:ニダー(敗北)
能力:影に重(ズシ)を加える
( ^Д^):プギャー
能力:メダルを鉄檻に変える
ξ゚听)ξ:津出玲
能力:???
川 ゚ -゚):素直空
能力:???
56 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 21:29:46.17 ID:ORt/bIX+O
晒しあげ
57 :
巡査長(dion軍):2007/04/09(月) 21:30:33.89 ID:tLiH/bnX0
引きこもりデブオタニート共がVIPを馬鹿にしているお
VIPのみんなこのスレに突撃するお
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1175812469/454 454 名前: 既にその名前は使われています 投稿日: 2007/04/09(月) 19:30:34.42 ID:7qgAB/vh
ウジムシVIPPERうぜー
463 名前: 既にその名前は使われています 投稿日: 2007/04/09(月) 19:52:00.93 ID:7qgAB/vh
利用されているVIPワロス
488 名前: 既にその名前は使われています [sage] 投稿日: 2007/04/09(月) 20:07:34.98 ID:AwOFwXeP
しかしVIPどもの連帯感ってのは凄いな、全童貞のなせる業か・・・
518 名前: 既にその名前は使われています [sage] 投稿日: 2007/04/09(月) 20:23:46.67 ID:2Dc1eka6
おいVIPPERいい加減にしろさっさと氏ね
536 名前: 既にその名前は使われています 投稿日: 2007/04/09(月) 20:41:46.39 ID:dycKi2Sr
Vipper消えろよ
ニート共必死だな(笑)
58 :
歌手(樺太):2007/04/09(月) 21:33:24.29 ID:z2vcaDleO
リアルタイム遭遇出来んかった……
>>1乙
テンポの良さに加えて、臨場感的な物を追加してみたらどうだろうか
一瞬のシーンだからって一描写で終わらせずに……みたいな。
テンポが持ち味かもだから変な意見だったすまんね
59 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 21:44:37.53 ID:ORt/bIX+O
>>58 貴重な意見ありがとう!
取り入れられるよう努力してみるよ><
てかあなたはもしかして昔某スレでこの作品を批評してくれた人かい?
60 :
歌手(樺太):2007/04/09(月) 21:53:47.79 ID:z2vcaDleO
>>59 覚えてたのか。まぁ、この作品は追いかけてるよ。
うえきはちょっとかじった位だが、それでも楽しめるな。
自分も同じ新人だが、この作品から参考にしてる箇所も多々あるよ。
それと、第一話から見直したりすれば、改善点が見つかるかもしれない。
見直しや推敲は大事だから、頑張って。
61 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 22:01:02.69 ID:ORt/bIX+O
>>60 おぉ、やっぱりそうだったか!
作品批評は嬉しいし、参考になるからこれからも続けていってくれればいいな、とふと思った。
てか新人だったのか……お互い頑張りましょう><
62 :
歌手(樺太):2007/04/09(月) 22:34:16.00 ID:z2vcaDleO
>>61 うーん、新人なのかどうか……まぁいいや
とにかく続きwktkだから保守しときますね
63 :
光圀(樺太):2007/04/09(月) 23:11:42.78 ID:ORt/bIX+O
ほし
64 :
歌手(樺太):2007/04/09(月) 23:26:30.47 ID:z2vcaDleO
ほ
65 :
とき(樺太):2007/04/10(火) 00:06:44.68 ID:CrO+/23AO
保守ついで
内藤ホライズンって、内藤ホライゾンとは違うのだろうか?
もし伏線だったらすまんこ、ヌルーしてくれ
66 :
イタコ(樺太):2007/04/10(火) 00:52:45.73 ID:wZ7b08UFO
>>65 やっべ間違えてた……
脳内で内藤ホライゾンに変換しといて下さい><
67 :
イタコ(樺太):2007/04/10(火) 01:24:36.27 ID:wZ7b08UFO
さて寝るか
残ってるといいぜ……
68 :
とき(樺太):2007/04/10(火) 02:26:21.20 ID:CrO+/23AO
ほ
69 :
とき(樺太):2007/04/10(火) 04:50:59.35 ID:CrO+/23AO
危ねー保守
70 :
大道芸人(コネチカット州):2007/04/10(火) 06:39:22.35 ID:QCTcoo1UO
丸鋸
71 :
大道芸人(コネチカット州):2007/04/10(火) 06:41:15.15 ID:QCTcoo1UO
丸鋸
72 :
イタコ(樺太):2007/04/10(火) 07:38:51.86 ID:wZ7b08UFO
保守
73 :
とき(樺太):2007/04/10(火) 08:13:14.33 ID:CrO+/23AO
生き残ってて良かったぜ保守
74 :
あらし(神奈川県):2007/04/10(火) 09:51:43.83 ID:2pirD1wr0
ぬるぽ
75 :
イタコ(樺太):2007/04/10(火) 12:45:21.28 ID:wZ7b08UFO
保守
76 :
派遣の品格(樺太):2007/04/10(火) 14:29:40.30 ID:1Be06PIrO
ちょっと通りますよ…
77 :
わさび栽培(樺太):2007/04/10(火) 16:04:05.92 ID:9RkdwdzsO
ほ
うえき知らんけど楽しめたw
78 :
わさび栽培(樺太):2007/04/10(火) 16:14:49.38 ID:9RkdwdzsO
ほ
79 :
とき(樺太):2007/04/10(火) 17:15:25.04 ID:CrO+/23AO
ほ
80 :
高校教師(千葉県):2007/04/10(火) 17:46:16.29 ID:wTBx5zBl0
81 :
イタコ(樺太):2007/04/10(火) 18:34:41.97 ID:wZ7b08UFO
ほ
82 :
イタコ(樺太):2007/04/10(火) 19:24:02.99 ID:wZ7b08UFO
作者です。
今夜は9〜10時頃から投下致します。
83 :
イタコ(樺太):
ほ