1 :
ほっちゃん(宮城県):
>>10くらいから晒し始めようと思う。
テーマ:文明の崩壊?
主人公:洋(仮につけた名前だったらしいのでひろし、よう、どっちに読んでくれてもかまわない)
人物設定:洋・・・母子家庭
谷口康平・・・不良のリーダー?
五十嵐・・・谷口の部下
ちょwwww厨二病設定wwwwwwwwwwwwwwwwwww
2 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:18:44.72 ID:KLwXCDjz0
ksk
3 :
通訳(アラバマ州):2007/03/15(木) 22:18:54.64 ID:8qmzzGmj0
SFもの?
4 :
代走(岐阜県):2007/03/15(木) 22:19:12.15 ID:dg1ez4Bu0
本日の中二病スレはここか
5 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:19:26.30 ID:exeixv/40
バカスwwwww
6 :
通訳(四国):2007/03/15(木) 22:19:40.55 ID:yr7L5D6vO
小説うpするのはやってるのか
7 :
野球選手(大阪府):2007/03/15(木) 22:19:46.93 ID:/9iYAZ0b0
8 :
名誉教授(チリ):2007/03/15(木) 22:20:07.97 ID:/ofp0haS0
wktk
9 :
通訳(新潟県):2007/03/15(木) 22:20:20.73 ID:mlt2Vo4f0
メガテンにしか見えない
10 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:20:33.85 ID:KLwXCDjz0
きちんと全部さらせたら俺も短編さらしてやんぜww
11 :
名無しさん@(関東・甲信越):2007/03/15(木) 22:21:28.42 ID:hMPfhdbnO
12 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:21:56.71 ID:PZoBoznX0
まずはプロローグから・・・・
プロローグとかwwwwwww
プロローグ テポドン
テポドン・・・・・
北朝鮮は人工衛星と主張しているが実際のところは長距離弾道ミサイルという見方がつよい。
北朝鮮は今までも隣国に対して拉致行為を働くなど世界的に孤立するようなことを犯してきた。
2006年6月18日、衛星写真によって北朝鮮が長距離弾道ミサイル、通称テポドン2の打ち上げ準備を進行していることが判明した。
核弾頭が積み込まれたかは定かではないが、燃料を入れたことから、発射することはおそらく確かなこととなった。
このことは世界各地の報道機関により瞬時に全世界へと知れ渡った。アメリカは、自衛隊とともに警戒態勢にあたり、防衛庁などは北朝鮮に発射をやめるよう交渉を開始した
13 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:23:04.04 ID:exeixv/40
語彙の乏しさに厨的な味があるね。
14 :
名無しさん@(関東・甲信越):2007/03/15(木) 22:23:38.78 ID:hMPfhdbnO
アメリカの自衛隊
15 :
名誉教授(チリ):2007/03/15(木) 22:23:47.80 ID:/ofp0haS0
(゚д゚)…
16 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:24:00.89 ID:PZoBoznX0
>>13
中一の頃書いたやつだからね・・・
無理してむずかしそうな文章にしてんので余計痛く感じる・・・・
17 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:25:19.47 ID:PZoBoznX0
プロローグ続き
聖書の予言によると、2006年、アジア発の第三次世界大戦が勃発することになっている。
また、状況は第2次世界大戦が始まるときと酷似しており、専門家らは第三次世界大戦を予感している。
そんななか、日本ではテポドンの発射を期待している若者もいる。
多様化する少年犯罪、度重なる凶悪事件、いや、問題なのは日本だけではない。
中東では自爆テロがやまず、町から銃声が途絶える日はない。
アメリカは血に飢え戦争を称賛する。アフリカでは飢饉で5秒に一人の割合で死んでいく。そ
のすぐ上のヨーロッパでは、若者はサイバーカフェに入り浸り、年よりは栄養の取りすぎで肥満気味だ。
末期だ。
もはやこの世に人間と呼べる者は存在しなくなった。誇りを失った人類、尊厳を失った大人たち。
自分でも恥ずかしすぎる・・・・・
18 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:26:22.01 ID:PZoBoznX0
プロローグ続き2
人類はどこから間違ってきてしまったのだろう。もはや戻れない。一度リセットされる転換期に来てしまったのだ。
きっと、今まで宇宙の歴史の中で文明を培ってきた人々も、今の人類のように、生物としての誇りと尊厳を失い滅びていったのだろう。
そしてつぎの文明が繁栄していってまた滅びる。永遠の文明などない。
いかなる文明もいつかは滅びる。
次の世代への種を残して。
最後の一言痛すぎwwwwwwwwww
19 :
噺家(長野県):2007/03/15(木) 22:26:49.98 ID:z/PmhWd70
じゃあやめろよ
20 :
酒蔵(山梨県):2007/03/15(木) 22:27:44.49 ID:/UFitlOB0
創作文芸板行けば
21 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:28:04.16 ID:KLwXCDjz0
聖書の予言ワロタwww
22 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:28:09.28 ID:exeixv/40
創作文芸板で晒したら余計叩かれるだろwww
23 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:28:33.10 ID:PZoBoznX0
第一章 2006 7 18
縁起を担いで右足から家を出てみる。
洋は朝から気が重かった。
ここ最近、洋は中学校を牛耳る不良である谷口康平に気に入られていた。悪い意味で、である。
いわゆるパシリというやつにされているのである。
まあ、パシリなんてのはまだ良いほうで、意味もなく殴られることのほうが洋にとってはつらいことだった。
だが、洋は谷口を憎みきれない。もしかしたら谷口のことがそんなに嫌いではないのかもしれない。心のどこかでは谷口のことを好いているのかもしれない・・・
しかしどう考えても、自分を痛めつける谷口のことはやはり嫌いなのである。
そんな矛盾したような妙な気持ちで今日も家を出る。
24 :
講師(滋賀県):2007/03/15(木) 22:28:59.48 ID:+mNPglUG0
で、お前今何歳なんだよww
25 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:29:03.03 ID:PZoBoznX0
>>21 これ書いた頃オカ板でこういう予言がはやってたの
26 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:29:30.18 ID:PZoBoznX0
27 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:30:06.03 ID:PZoBoznX0
「おはよう。洋ちゃん。」
洋が家を出て十分くらい歩いたところで後ろから谷口に声をかけられた。
谷口が「洋ちゃん」と呼んでくるときはたいてい機嫌がいいときだ。
朝から最悪のやつに出くわしてしまった、と洋が軽いため息を吐いて振り返るとそこには私服姿の谷口がいた。
洋が唖然としていると谷口は洋の片腹に軽くパンチを食らわした。
「今日は学校サボっちゃおうよ。な。」
「・・・・・サボってなにするの?」
何をするにしても、洋には誘いを断るという選択肢はないことは分かっているが一応聞いてみる。
やさしい口調で誘ってくるときには、断ると痛い目にあう。
「なんでもいいだろ。」
さっきとは急転して冷たい態度で返してくる。
「わかったよ。」
やはり谷口のペースにあわせざるを得ない。
28 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:30:12.54 ID:KLwXCDjz0
なんか ウホッって感じがするのは俺だけか?w
29 :
通訳(新潟県):2007/03/15(木) 22:32:03.01 ID:mlt2Vo4f0
高一で痛いってことに気づいたのか!偉い
30 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:32:17.40 ID:PZoBoznX0
洋が連れてこられたのは学校の裏の沼だった。
ちょっとした森に囲まれた、わりかし大きな沼で、昼間などは人はめったに来ない。
うっそうと茂る木で日光はほとんど差さず、薄暗いところだ。
少し森の開けたところに着くと、そこにはすでに4人いた。
2人は谷口の仲間で五十嵐と角田だ。別の2人を蹴っている。
地面に丸くなって蹴られているほうの二人はいつものいじめられっこ、島田と白川だった。
気弱で、運動もあまりできないためか、クラスでもあまりなじめていない2人は、いつも暴力の対象になる。洋より待遇が悪い。
「おまえらもう来てたのかよ。早いな。」
谷口が仲間に言う。
谷口と2人の仲間は事前に今日サボることを計画していたようで、私服だ。
一方、島田と白川は洋と同じように登校中に連れてこられたようで制服だった。
「ちわっす、谷口さん。」
そう威勢よく挨拶をすると五十嵐が谷口にタバコを差し出した。
谷口は黙ってそのタバコを受け取り口にくわえる。
谷口自身も、この角田と五十嵐のことはあまり好きではないようだ。この二人の態度は白々しい。
洋もこの二人のことは谷口より嫌いだった。
自分からは何もしないくせに命令されると待ってました、とばかりに洋を殴る。
しばらくして、谷口と五十嵐らがタバコを吸いながら雑談を始めた。
洋は島田と白川の横に座って、日光を乱反射する将監沼の水面を眺めていた。
空は晴れ渡り気温は高く、座っているだけで汗がしたたった。
洋は激しく日光を反射する水面に、小さいころの記憶を思い浮かべていた。
31 :
神主(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:32:56.13 ID:WDp/KnMTO
これは・・・流行るのか?
32 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:33:15.56 ID:PZoBoznX0
>>29 この前までこういうの平気で書いてたのに、たった2年ちょっとで痛いと思うようになるんて、思春期の成長はすさまじいね・・・
33 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:33:42.72 ID:WDp/KnMTO
そして洋はガチムチのホモになった。
34 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:34:15.40 ID:PZoBoznX0
続き
今日みたいによく晴れて暑い日だった。
幼稚園は週に三日ほどしかなく、夏などは平日の昼も友達と外で遊んでいた。
母子家庭で育った洋は母親が働いており、兄弟もいなかったので家で遊ぶことはほとんどなかった。
その日はたまたま友達もいなくて、1人で遊んでいた。
その日は大変暑かった。外にいると気が狂いそうなくらいの気温だった。
洋は近くの用水路でカニを釣っていた。
水は澄んでいて、冷たく、底のほうを小さな魚が泳いでいる。
一時間ほど待っていたが、いっこうに釣れなく、洋はシビレを切らしていた。
そのとき、何を思ったか洋は用水路に頭から飛び込んだ
35 :
支援してください(静岡県):2007/03/15(木) 22:34:33.95 ID:4XMgtsbf0
後3年したら、この作品を読み返すといい。
36 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:35:05.99 ID:WDp/KnMTO
でも、やっぱり洋はガチムチのホモになった。
37 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:35:25.93 ID:PZoBoznX0
なぜ飛び込んだのか、どういう風にして飛び込んだのかは覚えていない。
だが、感覚は今もしっかりと覚えている。
しぶきをあげる水の音が水とともに耳から頭の中へと入ってきて、顔面で流れる水の粒子の一粒一粒を感じ取った。気持ちよかった。
この世のすべての快感を越すような、すばらしい陶酔感に包まれた。
しかしすぐに、息ができないという生命としての最高の恐怖を感じた。
幼稚園児にとっては重過ぎるほどの恐怖だった。
吸っても吸っても入ってくるのは水ばかりだ。
生きるために必要不可欠な生理的行動を否定されたとき、生命はこの上ない恐怖を感じる。
死んだと思った。
いや、自分は死ぬんだと思った。
目を開けると激しく渦巻く泡の粒が見えた。
もう苦しくも怖くもなかった。
なんというか、自分があらゆるものの源に帰っていくような、そんなやすらぎに満ち溢れた感覚をに包まれていた。
「谷口」と言う苗字に違和感を感じるのは俺だけじゃないはず
わわわ忘れ(ry
39 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:35:41.72 ID:WDp/KnMTO
それから十年が過ぎた。洋はガチムチのホモになった。
40 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:36:33.10 ID:PZoBoznX0
>>35 たぶん痛いを通り越してほほえましく感じるんじゃないかな・・・
身近に感じるから痛いと感じるんだと思う。
離れすぎると痛さは不思議と感じなくなる
41 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:36:41.70 ID:KLwXCDjz0
しかし中学の時にこれで、今この小説を痛いと感じているなら、
本気出して文章書けば
>>1は案外いいところまでいけるんじゃないか?
42 :
神主(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:36:56.89 ID:WDp/KnMTO
そうしてるうちに、洋はガチムチのホモになった。
43 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:37:35.32 ID:PZoBoznX0
気がつくと洋は見知らぬおばさんに抱えられていた。
おばさんは自分が濡れながらも水路の中に入ってきて洋を抱きかかえていた。
そのおばさんが必死で洋の頬をたたいている。
すぐに洋ははっきりと意識を取り戻した。
苦しい。肺に水が大量に入っていて、激しくむせた。
苦しかった。
洋は自分を死という安らぎから引きずり出し、こんなに苦しい思いをさせているこの見知らぬおばさんに憎しみさえ覚えた。
しかし、その後話しを聞いて駆けつけてきたお母さんが、無事に座っている洋の姿を見て泣き崩れるのを見ると、おばさんに対する深い感謝の気持ちと自責の念がこみ上げてきて涙がこぼれた。
その涙はずっと流れ続けた。
しかし、あれが本当に死というものだったのならば洋にとって死というものはやさしく、心地よい、一種の安息だ。
44 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:38:28.07 ID:PZoBoznX0
「おい、洋。」
谷口の声に洋は目を覚ました。
いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
寝ぼけた目をこすりながら洋は谷口の顔を確認する。
「昼飯買ってこいよ。」
もう太陽は頭の真上にいて、時間はもう正午を回っているようだった。
島田と白川も一緒に買いに行かされるらしく、寝ぼけた頭で座り込んでいる洋のことを、相変わらず頼りない表情で見下ろしていた。
洋はゆっくりと立ち上がった。
45 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:39:13.98 ID:exeixv/40
46 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:39:17.36 ID:WDp/KnMTO
洋は、過去にホモビデオ出演歴があることをあばかれ、ドラフトで指名されることはなかった。ネット上で洋と谷口はHRSとTNGCとやゆされた。
47 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:39:18.69 ID:PZoBoznX0
コンビニの空気はよく冷えていて気持ちよかった
。洋はパン売り場に行き、谷口のお気に入りである焼きそばパンと自分の食べる分のカツサンドをとってレジに向かう。
島田と白川もおどおどした態度で洋と同じように焼きそばパンとカツサンドをとる。
どうやらこの二人はパシリにされてまだ日が浅いらしい。
ということは洋のほうが先輩となるわけだ。
そんなわずかながらの甘い優越感に浸りながら洋は店を出る。
空は青かった。異常なほど青かった。
まさに学校をサボるにはもってこいのいい天気だ。
たしかに、こんな日に学校に行っているなんてもったいないような気もする。
チリンチリン、という風鈴の音と「ありがとうございました」という店員の威勢のいい挨拶とともに島田と白川もコンビニから出てきた。
日常の幸せな風景だった。
48 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:40:05.13 ID:PZoBoznX0
初期微動。
7月18日午後0時47分、太平洋プレートと大陸プレートの狭間の各地で地震が発生。
最大のものではM15.3にも及んだ。
同時55分、宮城県沖地震で発生したM15.3の地震の初期微動が宮城県に到達。
同時59分、宮城県に同地震の主要動が到達。
揺れは震度12にも達した。
49 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:40:25.17 ID:WDp/KnMTO
谷口もガチムチのホモになった。
50 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:40:34.27 ID:PZoBoznX0
地面が回っている。
空と地が交互に上下している。
洋の体で、何が起こっているのかを理解するのは不可能だった。
人間の平衡感覚が認識できる値をはるかに超えた揺れだった。
51 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:42:00.39 ID:PZoBoznX0
気がつくと洋は空を見ていた。
どれくらい揺れていたのだろう。
何秒、何分?いや、何時間にも感じられた。
空に太陽は見えなかった。
一面を雲が覆い尽くしていて青空は一ミリたりとも見えたりはしなかった。
洋のほほを暖かい血がしたたるのを感じた。
洋は上半身を起こすと手の甲で血を拭った。
寒い。体が思うように動かない。
どうやら頭を地面に強打したらしい。
洋はゆっくりとあたりを見回した。洋は驚愕した。
コンビニのガラスはすべて割れ、壁は崩れ、ほとんど原形をとどめていなかった。
周りの家も同様にガラスなどは一枚残らず割れて、家も原形をとどめているものは一軒もなかった。
家だけじゃない。
信号も折れて倒れ、道路にも亀裂が走り、車も横転したり歩道に乗り上げたりしていた。
呆然と立ちすくす洋の目に倒れている白川の姿が入った。
52 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:42:21.28 ID:WDp/KnMTO
混乱のさなか、洋はガチムチのホモにレイプされた。童貞なのに、処女ではなくなった。
53 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:42:39.09 ID:PZoBoznX0
「白川!」
叫びながら洋は白川の体を揺さぶった。
すると白川はすぐに小さなうめき声を上げた。
どうやら死んではいないようだと分かると洋は安心した。
だが島田の姿が見えない。
「白川、島田は?」
島田の体を揺り起こした洋は聞いた。
白川は返事をしないで遠くの空を見ていた。
その焦点の定まっていない目は不気味で、精気が感じられない。
「白川!」
洋は再度白川の体を揺さぶった。
白川は黙って震える手を崩れたコンビニに向けた。
洋は白川の頭の下に自分の通学カバンを枕代わりに敷いてやり、崩れたコンビニへ向かった。
54 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:43:27.53 ID:exeixv/40
55 :
クマ(千葉県):2007/03/15(木) 22:43:36.52 ID:fdwe7Aft0
なんかさー中途半端なんだよな
どうせ晒すならエターナルフォースブリザードとか邪気眼みたいな
背中にゾクッとくるくらい痛々しいヤツにしてよ。
黒歴史にもなりきれてねーよこれじゃ
56 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:44:05.39 ID:PZoBoznX0
コンビニはすでに原形をとどめていなかった。
壁は一面が完全に崩れていて、天井の8割は崩れてその穴からは夜のように暗くなった不気味な空がのぞいていた。
そのコンビニの中に柱が3本ほど立っているだけで、そのほかの陳列棚などは床に転がっている。
洋は倒れた陳列棚の間を島田を探して歩いた。
平日の昼だけにあって客は少なかったのが幸いだったようだ。
一見したところ死体やけが人は見えない。
洋はカウンターを避けて通った。
カウンターには崩れた天井の大きな破片が降りかかっていたからだ。
カウンターの中に居た店員がどうなったかは容易に想像できる。
洋が柱の向こう側に回ったとき、洋の胃袋から今朝とった朝食が逆流した。
倒れた柱の下に島田の形をした肉の塊が転がっていたからだ。
頭から胸にかけては無残に柱に潰されている。
残った腹部と下半身は力なく手足を投げ出している。
柱にはピンク色のゼリー状のものがこびりついている。
洋はそれが何なのか努めて考えないようにした。
洋は黙って白川のところに戻ると、力なく座り込んだ。
57 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:45:08.56 ID:PZoBoznX0
58 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:45:48.12 ID:PZoBoznX0
「見た?」
唐突に白川が訊いてきた。
「何を?」
そう答えた自分の声が震えていることに気がつき洋は下を向いた。
白川が放心状態とも言える表情で
「俺は見たよ。つぶれる瞬間を。」
といったことを洋は聞いていなかった。
洋はうなだれて立ち上がり
「白川、大丈夫か?一人で家に帰れるか?」
そう聞くと白川は黙ってうなずき立ち上がった。
洋は白滝の頭の下に敷いてあった自分の学生カバンを取ると
「気をつけろよ。」
と声をかけようとした。
だが、それは声にならないで妙なうめき声に終わった。
自分も人に言えるような立場ではない。
自分だって不安でたまらなかった。
白川は洋と反対の方へおぼつかない足取りで歩き始めて、うつむきながら小さな声で笑っていた。
59 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:45:53.30 ID:exeixv/40
これ本当に中1かよwwwww
60 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:46:20.97 ID:PZoBoznX0
第2章 白川 充
白川は地震で崩れ落ちた住宅街の中を家に向かって歩いていた。
時々誰かのうめき声が瓦礫の中から聞こえる。
それに目を向けることもなく白川は歩いていた。
白川の家はすでに崩れていた。
わずかに壁や柱は残っているものの、ほとんど原型をとどめていなかった。
あたりの家も崩壊していて、日本の景色とは思えなかった。
テレビに映る中東の景色と錯覚するほどの変貌であった。
61 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:46:47.80 ID:PZoBoznX0
>>59 さーせんwwwww
でもよく見ると日本語おかしいところが結構あるはず
62 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:46:55.16 ID:WDp/KnMTO
洋はガチムチのホモになった。
63 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:47:20.22 ID:PZoBoznX0
第2章はいったところでちょっと休憩する
トイレ・・・
64 :
イラストレーター(埼玉県):2007/03/15(木) 22:47:33.75 ID:pkmV+BJp0
これは今書いたやつを「書いた」って晒すのが恥ずかしいから
「昔書いた小説だよ^^;」って言って、誤魔化してるだけ
中二病、昔、これらのワードを使うことでエクスキューズができるからな
65 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:48:32.83 ID:KLwXCDjz0
66 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:49:15.99 ID:PZoBoznX0
>>64 深読みしすぎwwwwww
ネタが今書いたにしては古すぎると思う
テポドンだし中東だし
67 :
クマ(千葉県):2007/03/15(木) 22:50:14.24 ID:fdwe7Aft0
まあ、確かに中1にしてはかなりのものだな。
何ヶ月か前までランドセル背負ってたヤツが書いたとはとても・・・
68 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:50:38.73 ID:PZoBoznX0
>>65 プロになるのは自分には無理だと思う。
そこそこまでは行っても同人レベルから上へは上がらないと思う。
プロは才能も必要だからね・・・
つまらんものを晒すな
>>64 お前頭いいな
そうか そうやって晒せばよかったのか・・・
71 :
黒板係り(コネチカット州):2007/03/15(木) 22:51:52.24 ID:EXeMjJcOO
痛々しさが足りない
72 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 22:51:57.45 ID:exeixv/40
>>68 まぁこれからの展開の面白みがあればな・・。
73 :
クマ(千葉県):2007/03/15(木) 22:52:23.04 ID:fdwe7Aft0
>>66 おいおい、ネタの古さは証明にはならんぞ。
当時の出来事に合わせて書けばいいだけじゃねーか
74 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:52:28.44 ID:PZoBoznX0
>>87 ごめん・・・いま調べてみたらテポドンは2006年6月だった。
厨二にあがりたての頃書いたやつだ
75 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 22:54:18.07 ID:KLwXCDjz0
>>68 技術レベルを上げるのは可能だろ
まあ面白い話をひらめくかどうかって点で才能が必要なのは痛感してるけど
76 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:56:22.37 ID:PZoBoznX0
>>75 文章のセンスも必要だと思う。
面白くないことでも、文章次第で面白く感じることもある。
そろそろ続き投稿するか・・・・・
77 :
ひちょり(東京都):2007/03/15(木) 22:56:40.53 ID:ufBUkoPc0
wktkしてる俺がいる
78 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 22:58:54.74 ID:PZoBoznX0
白川はドアのない玄関から家の中へ入ると(中と言っても空が見えるのだが).まっすぐ金庫のある父の書斎に向かった。
書斎の天井は崩れており、もしここに誰かいたならば助かりはしなかったに違いない。
白川はガレキの中から金庫にを掘り出すと、ゆっくりとダイアルを回した。
このあいだ父が金庫を開けるのをそばで見ていて番号を記憶していたため金庫は難なく開いた。
父は古風で、いまどき珍しい銀行嫌いだったので財産はほとんど貴金属類に変えてこの金庫にしまってあった。
貴金属に変えていない現金は50万ほど入っており、白川はそれを無造作につかむとバックパックに詰め込んだ。
白川は父の書斎のクローゼットに入っていた父の普段着に着替えるとバックパックを背負って外に出た。
途中、妹のうめき声のような声は聞こえたが白川はそれを聞いても眉ひとつ動かさずに外へ出た。
自転車をまたぐと、スピードを上げて駅のほうへ向かった。
いまどき貴金属って・・・ありえねwwwww
79 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:00:01.76 ID:PZoBoznX0
駅はすでにどこかへ逃げようとする人で混雑していた。
自衛隊の車両が3台ほど道の端に止めてあり水を缶につめ人々に分けていた。
そのとき、列を成して水が配られるのを待っている人の後ろのほうから銃声が聞こえた。
続けざまにもう2発なった。
悲鳴が上がり、拳銃を持っている男の周りの人はいっせいに男から離れた。
そのため、男の周りに人がいなくなり男の様子がよく見とれるようになった。
男の目は宙を泳いで正気ではないように見えた。
男の足元には死体が2体転がっている。
驚くべきことに、男は警官の制服を着ていた。
手には9ミリ拳銃を握り自衛官に歩み寄った。
中二病展開炸裂・・・・
80 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 23:00:10.19 ID:exeixv/40
地震後の街は自転車で走れないなwww
81 :
経済評論家(アラバマ州):2007/03/15(木) 23:00:52.35 ID:3MGGKvCb0
「た。」多すぎ和露田www
82 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:00:54.30 ID:PZoBoznX0
「水だ。」
男は低い声で言うと自衛官の足元にある水の入ったポリ缶を取り上げた。
自衛官は男の銃に怯えて対応できないでいる。
男がポリ缶を提げて引き返そうとしたとき、給水車の後ろから小銃を構えた自衛官がでてきて男に言った。
「銃を捨てろ。」
男は歩くのをやめ、ゆっくりと自衛官のほうを向くと、おもむろに銃をもった右手を上げた。
そのとき、連続的に火薬の爆発する乾いた音とともに警官服の男の腹部が吹き飛んだ。
手に持っていた拳銃が宙を舞う。
また悲鳴が起こった。
新鮮なトマトを潰したときのように勢いよく飛び散った男のハラワタはタイルの床に散らばってあたりを赤く染めた。
腹のなくなった男はゆっくりと倒れこむ。
自衛官は自分が何をしたのか分からないような、とまどった表情を浮かべその場に座り込んだ。
83 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:01:39.40 ID:PZoBoznX0
84 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 23:02:21.14 ID:WDp/KnMTO
おむね。
85 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:02:34.06 ID:PZoBoznX0
白川はその事件の跡を一目見ようと集まってくる野次馬を押しのけて駅のホームへ向かった。
壊れた改札口を超え、ホームに出たが、やはりホームもほかと同じように壊滅状態だった。
しかし、地下鉄のトンネルを伝っていけば道に迷わずに目的地までいける。(今の白川に目的地などないのだが、取り合いず隣の県まで行って状況を見てこようと思ったのだ。
)突然、白川は線路の上に突き飛ばされた。
ホームから線路に5人ほどの不良が降りてきた。
高校生ぐらいだろうか。
不良は白川の胸倉をつかむと金を出すよう要求してきた。
白川は黙って自分のポケットから黒いものを取り出した。
それは先ほどの男が撃たれたときに転がってきた、9ミリ拳銃だった。
86 :
僧侶(コネチカット州):2007/03/15(木) 23:02:51.45 ID:WDp/KnMTO
パイ!おっぱぃ・
87 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:03:18.37 ID:PZoBoznX0
第3章 暴動
洋は自衛隊のトラックの薄暗い荷台に揺られていた。
幼い子供のようにひざを抱えて動かなかった。
トラックの荷台は満員状態で息苦しい熱気が蔓延していた。
ときおり赤ちゃんの泣き声とそれをあやす母親の声が聞こえるだけでほかにしゃべっているものはいなかった。
88 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:03:57.67 ID:KLwXCDjz0
しかし俺が中二のころに書いてたものとは比べ物にならんなぁ。
自分の思い出して恥ずかしくなってきたw
89 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:04:09.50 ID:PZoBoznX0
二十分程するとトラックは止まって、後ろの布の幕が開き、自衛隊員が声をかけた。
その声にしたがってみんなはトラックを降りると霞ヶ丘駐屯地の滑走路に設営されたテントの下に向かった。
洋は人の波に押されてテントに向かう間も下を向いて余計な動きを示さなかった。
同じようにテントに向かう人の中にもしゃべっている人は少なかった。
空はまだ分厚い雲が覆っていて異様な熱気が立ち込めていたからかも知れない。
しかしテントの下ではビニールシートに座り込み話していたり、暑さに耐え切れずにしきりに泣き声をあげる赤ん坊の声でにぎわっていた。
90 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:04:51.80 ID:PZoBoznX0
洋は一人でテントの下の開いているシートに座り込むと大きく息をついた。
隣で母親に抱えられている子供はしきりに声を上げて泣いている。
あまりに大きな声で泣いているもんだから、洋は自分のポケットから取り出した飴玉をだまって母親に差し出した。
母親は黙って会釈するとその飴を子供の口にそっと入れた。
すると、もう反対にいた初老の男が話しかけてきた。
「お若いのにやさしいんですな。」
洋は若者に対する差別てきな言い草に少し腹が立って、男から目をそらした。
「お一人ですか。」
この質問にも洋は黙ってうなずいた。
その男の無神経さに洋はまた腹を立てて下を向いた。
「これは訊いてはいけないようなことをお聞きしましたかな。」
帽子で顔を扇ぎながら遠慮なく話しかけてくるこの男に、洋はこの男はどこまで無神経なんだろう、という怒りに悔し涙をこらえた。
91 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:05:59.32 ID:PZoBoznX0
洋の母親はもう会えないところに居た。
居た、というよりも居ないというほうが正しいのかもしれない。
とにかく、もうこの世には居ないのであった。
コンビニの前で白川と別れた後、洋はまっすぐ家へ向かった。
いやな予感が胸をよぎったけれど、努めて考えないようにして駆け足で家へ向かった。
洋の予感は当たっていた。
家は全壊しててわずかに残った壁と2階の床だけが空襲の跡のように立っているだけだった。
洋は座って泣きたいのを我慢して瓦礫の間を歩いた。
ちょうど台所のあったあたりに足を踏み入れたときに洋はまた吐き気に襲われて床にある天井の上に嘔吐した。
胃液だけが洋の口から流れ出てすっぱい味がした。
その場に座り込み、泣き崩れしばらく動けなかった。
これで自分は一人になってしまったのだ、という思いと結局自分はたいした親孝行をしてやれなかったのだという後悔の念がこみ上げてきて、しばらくの間動くことはできなかった。
やがて洋は黙って立ち上がると、園芸用のショベルで庭に大きな穴を掘った。
今の洋の最後の望みは、北海道に居る叔父だけだった。
92 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:06:52.83 ID:PZoBoznX0
ここで終わってる・・・
どうやら飽きてきて書くのをやめたらしいww
ああ、なんかいろいろやばいな・・・・
93 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 23:07:32.50 ID:exeixv/40
ちょうど読み手も飽きてきた頃なんだぜ。
94 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:07:46.18 ID:KLwXCDjz0
結論から言うと、黒歴史でもなんでもないw
95 :
都会っ子(アラバマ州):2007/03/15(木) 23:07:49.85 ID:qg4Qf8uj0
今から続き書いてうpすればいいwwww
96 :
ぬこ(北海道):2007/03/15(木) 23:08:02.69 ID:PkB6ZkyvO
ちょっと待て
別に大して痛くもないと感じるのは俺だけか?
黒歴史っていうのは、もっとこう…話の途中で呪文詠唱とかでてくるような(ry
97 :
光圀(アラバマ州):2007/03/15(木) 23:09:07.24 ID:9OcxPQMD0
普通にwktkしてる俺は何なんだろう
98 :
書記(関東・甲信越):2007/03/15(木) 23:09:34.84 ID:DHj1+s5hO
今から続きを書けばいいじゃん
99 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:10:17.15 ID:KLwXCDjz0
どっかで市販してるラノベの方がまだ痛いものがあるよなぁ
さて、マゾな俺はどうしようかな
別に普通の小説じゃね?
黒歴史ってのはこう・・・
「僕の世界は君とともにある」みたいな甘いせりふを言ったり
異世界に急に召喚されて呪文を唱えたり
タイムスリップしたりするんじゃないの?
101 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:10:50.19 ID:PZoBoznX0
>>97 なんかさんくす
今から続き書くか・・・・
ちょっとはマシな展開に・・・なるかな・・・
102 :
料理評論家(富山県):2007/03/15(木) 23:12:29.31 ID:JWF9UhKT0
ものすごいいきおいのきたいはずれ
103 :
養鶏業(東京都):2007/03/15(木) 23:14:07.01 ID:exeixv/40
>>1の小説はネットしてる時とかじゃなくて寝る前とかまったりしながら読みたいわ。
今度コピー用紙で送ってくれ。
104 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:14:14.94 ID:PZoBoznX0
>>102 ごめ・・・・
これからの展開
とりあいず状況を説明→北海道から樺太→北→中国→南下→マレー
こんな感じで行くか・・・長くなりそうだな・・・
いっそのこと宇宙人襲来?
105 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:14:35.76 ID:KLwXCDjz0
俺も曝そうかなぁ
>>105 晒す前に何系か教えてほしいんだけど・・・
107 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:17:54.76 ID:KLwXCDjz0
>>106
高1の時に書いたカウンセラーものと先日書いたエッセイ、どっちがいい?
108 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:21:10.74 ID:PZoBoznX0
109 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:26:42.64 ID:KLwXCDjz0
俺ってマゾなんだなぁーと思いながら投下 1/2
「彼は君みたいに穢れてないよ純粋な恋だよ」
「……純粋な恋って何さ? 恋愛なんて子作りのカモフラージュか小説家の飯の種だろ」
これが昨日の俺と友人のメールの会話の一部。前者が友人、後者が俺。うわ、俺って偏屈してるぅ。
でもだ、今ぼんやり風呂の中で考えてたんだけどさ、あいつ、ってか偏屈してない自称まっすぐな人たちの言う純愛って、セックス目的じゃないオツキアイってことなのか?
いや、まあ確かにセックスだけが目的ならそれは恋人とは言わずにセフレっていうよな。じゃあセックスが目的じゃない恋愛ってどんなものかを考えてみると、いわゆる玉の輿ってやつが思いつく。
他にもあるだろ、って突っ込みは今は無視だ。俺は偏屈してるからこれが真っ先に思いついただけで、他のもちゃんと後で考えるよ。
ありゃ、玉の輿、つまりカネ目的でのオツキアイは純愛じゃないって風潮があるみたいだ。いや、俺もこれは純愛じゃないとは思ってたけど。そもそも純愛って「純粋な愛」って書くよな。何だコレ?
まじりっけなし百パー天然果汁って表示よりも数十倍嘘くせえ。あれって百パー百パー言いながら香料入ってんだよな。「果汁に関してだけは、百パーセントです」って意味か?
でもそれってマジの百パー言わなくない? まあいいけどよ。
うーん、つまり「愛ってなにさ?」って話になるのか。ギャ○ン的にはためらわないことらしいけど、まあそれはどうでもいいや。さて、ここでなにが問題かっていうと、「セックス」とか「カネ」とかってもんが
交際の目的に入るとアウトらしい。……しかしなあ。カネはともかくセックスは場合によっては愛ってやつに絡むからややこしい。ほら、セックスが愛情表現って場合だ。「あなたのためにお弁当作ってあげました」
「あなたのためにマフラー編んであげました」ってな感じで「私の(貴重な)時間を、あなたにこれだけ割くことができます。
つまりこれだけ愛しているんです」っていうのなら、愛情表現って言葉の意味はわからんでもない。文字通り、自分にはデメリットになることをあえてすることで愛情ってものを時間的な、
もしくは物質的なものに置き換えてその大きさを表現するわけだ。弁当なら「お弁当を作るために要した時間」、マフラーなら「マフラーを編むのに要した時間」。どっちも愛情込めてって言葉がしっくり来るのは、
原材料以外に愛情って意味の苦労があるからだろうな。でも、セックスはどうだ? 使う時間はほぼ必ず相手と同じ時間を使う。
うまくいけば二人とも快楽に浸れる。で、「コレが愛情表現なんです」なんていいやがる。あらあらおかしくねえ? セックス目的で付き合ったら不純って言われるのに、お互い求め合ったらその時点で純愛的愛情表現に早変わり、ってか。
うーん、基準の問題なのか、それともみんな心の底では早くセックスしたいのに自分から求めるなんてはしたないって考えてるから表面上否定してるだけなのか。まあ多分後者だろうね。おっと、否定される前に言っておこう。おそらくこの考えは、
人の深層心理に近いものに由来するんだろう。周りの環境がそういう雰囲気だからって自分でも心の中で否定し続けて、いつしか本当に嫌悪するようになったって感じだ。
110 :
講師(滋賀県):2007/03/15(木) 23:28:28.58 ID:+mNPglUG0
三行で頼む
111 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:29:38.24 ID:KLwXCDjz0
2/2
「私に無いものを与えてくれる彼が好き」って台詞は純愛の場面ではよく使われる。いや、まあ男と女の物理的な凹凸は考えないでね。そういう意味じゃないよ。うん、この台詞は直感的な意味以上に愛情って感情の本質を突いてるんじゃないかなと思う。
さっきのセックスによる愛情表現だと、非常に本能的で、理性的な愛情ってモノの説明にはならないことはわかると思う。いや、本能的な愛情ってそのまんま動物のセックスと子作りの関係になるけど、どうもこれを純愛とは世間的には言わないみたいだからさ。
たとえばの話。とっても寂しがりやな女の子がいたとする。寂しがりやってことは、事実はどうであれ、他の人より人との触れ合いって奴が不足するってことだ。さて、そんな彼女に彼氏ができました。とっても面倒見がよくてやさしくて、
いつも彼女のことを気にかけてくれます。
このとき、「人との触れ合いが不足している」彼女に「充分に触れ合ってあげる」彼氏というカップルは、簡単に言っちまえばぴったり嵌るパズルみたいなもんになる。じゃあこうまでぴったり嵌ったパズルはどうなるか。言うまでも無い。
愛情っていう摩擦力で離れにくくなる。う、自分で言ってて恥ずかしくなってきた。
けどまあ、コレが相性ってもので、この事実を表現したのがあの台詞ってわけだ。ちなみに動物界では、メスの場合優秀なオスからは優秀な子孫が出来るって発想がこの摩擦力になる。オスの場合は、まあ性欲は可愛い子の方が大いに沸くわけで、ねえ?
そもそも人間は完璧を求める動物だ。完璧な環境、完璧な生活、完璧な彼氏、完璧な子供、完璧な道具……。普通ここまで完璧ってものを求める動物はいない。そういう意味では、人ってものの哲学的な定義に付け加えてもいいぐらいだ。
だから、自分に足りないものを他に求める。これがおそらく恋愛感情。このパズル理論のどこが面白いかって、これで浮気の説明にもなっちゃうんだよね。ほら、今の女じゃ物足りないっていうじゃん。文字どうりそういうこと。
まあ、独占欲はまた別の論理が絡むけど。
つまるところ、純愛ってのは自分に無いものを相手に求め、代わりに相手に無いものを自分が与えるって関係のことになるのかな。で、互いに弱さを共有しあって愛し合って、なら今度は快楽だ。相手を喜ばせることで愛情表現にしよう、自分も喜べるしいいやってか。
ああ、なんか具体的に検証すると夢も希望もない話だ。やってらんね。
エラー:長すぎる行があります
UZEEEEEEEE!!!!www
下記のスレにて
執拗なまでの「殺すぞ」発言
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/legend/1173611634/ みんなでからかって遊びましょう
以下コピペ ※イメージではありません、捏造でもありません
10 名前:伝説の名無しさん[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 22:55:50
>>9 お前こっちでもうざいな
てめーから殺してやろうか?
20 名前:伝説の名無しさん[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 21:59:31
>>19 お前殺すぞボケ
30 名前:伝説の名無しさん[sage] 投稿日:2007/03/14(水) 18:24:48
>>25 バーカ
殺すぞ
39 名前:伝説の名無しさん[sage] 投稿日:2007/03/15(木) 17:44:18
>>36-38 おまえら殺すぞボケ
42 名前:伝説の名無しさん[sage] 投稿日:2007/03/15(木) 19:30:54
>>40 >>41 お前らぶち殺してやっから待ってろ
113 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:36:17.04 ID:PZoBoznX0
114 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:39:43.80 ID:KLwXCDjz0
>>113 まあ最近書いたものだし。
とりあえずありがとう
116 :
か・い・か・ん(奈良県):2007/03/15(木) 23:40:36.50 ID:Qg/r9fci0
今気づいたんだが
ファンタジー系の漫画って
厨房の頃に書いてたら全部黒歴史にならね?
ジャンプ系とかほとんどそんな感じがするぜ
117 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:42:34.32 ID:KLwXCDjz0
>>116 今現在ファンタジー書いてるんだけど黒歴史になりそうで怖くてしかたないwww
118 :
国会議員(アラバマ州):2007/03/15(木) 23:43:15.11 ID:GbzUjRcp0
119 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:43:34.15 ID:PZoBoznX0
>>117 どんまいwwwww
黒歴史で死にたくなるのもまた一興さww
120 :
鉱夫(高知県):2007/03/15(木) 23:46:08.28 ID:xGJMaKzG0
去年、月と太陽がぶつかったらしい。
残念ながら、あれ以来朝が来ない。
121 :
噺家(長野県):2007/03/15(木) 23:47:31.53 ID:z/PmhWd70
エッセイって中々晒す場所ないよな
日記のように書き綴ってるんだけど
122 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:48:29.44 ID:PZoBoznX0
123 :
鉱夫(高知県):2007/03/15(木) 23:48:52.52 ID:xGJMaKzG0
来世を貰うために声を売る女のお話とか書いてたなぁ。
124 :
噺家(長野県):2007/03/15(木) 23:49:52.76 ID:z/PmhWd70
>>122 それこそ黒の歴史
ブログ作るほど面白いものでもない
125 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:50:57.53 ID:KLwXCDjz0
126 :
ほっちゃん(宮城県):2007/03/15(木) 23:55:05.26 ID:PZoBoznX0
>>123 なんかそれ聞いた限りではかなり面白そう
127 :
理学部(富山県):2007/03/15(木) 23:57:50.73 ID:KLwXCDjz0
128 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:02:10.77 ID:ojCbo4oo0
>>124 だよな、すまない。orz
>>125 主人公の女は恋人の男の人にいきなり殺されるんだが、
その人にもう一度会って自分が殺された理由を問うために
死の世界で新たな生を乞う。
新たな生を受けるためには「声の献上」か「四肢の永遠の不自由」か「心の崩壊」のどれかを
行わければならない。
そして女は「声の献上」を選んだ。
女は生まれ変わりもう一度男に出会う・・・・・・
なんかだいぶ省いた説明でスマソ
129 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:04:09.59 ID:UQwOXuqM0
>>128 完璧に書ければ電撃とかで賞がとれる内容じゃね?
130 :
ロマンチック(奈良県):2007/03/16(金) 00:07:37.80 ID:cKid3UAZ0
131 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:11:01.49 ID:ojCbo4oo0
>>129 それはねーよwwwwww
実は男は女を殺した後、女の姉に殺される。
男は「心の崩壊」を選んで生き返るという糞STORY
結局どちらも何も伝えることが出来なくて終わる鬱エンド。
>>130 女は統合失調症で男はその介護に疲れて果てて殺す。
男は女の立場を知るために
心が崩壊した世界を体感しなければいけないと思い
「心の崩壊」を選んで生き返る。
132 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:13:25.71 ID:UQwOXuqM0
>>131 とれないと思うなら俺がこのアイディアもらうぞ?www
133 :
ロマンチック(奈良県):2007/03/16(金) 00:13:31.32 ID:cKid3UAZ0
ちょ、それで同人ゲームつくろうぜwwwww
134 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:13:58.16 ID:Vz81xXfN0
136 :
アイドル(岩手県):2007/03/16(金) 00:14:53.03 ID:zKNR41DJ0
黒歴史って言って晒された小説って
大抵最近書いた奴だったりするんだよな
137 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 00:15:06.69 ID:+YHUsA+50
>>127 いいのかい?
と思ったが流れは声売る少女
138 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:16:15.20 ID:ojCbo4oo0
ちょwwww
こんな厨設定ありなのですかwwwww
>>137 YOUのすっげぇ気になるぜ!
139 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:19:38.91 ID:UQwOXuqM0
140 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:20:09.41 ID:Vz81xXfN0
声女うp!
141 :
バイト(関東・甲信越):2007/03/16(金) 00:20:38.35 ID:AtivzBSAO
どこが厨設定なのかと小一時間(ry
142 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:21:16.14 ID:ojCbo4oo0
>>139 そうなのか、なんかd!
>>140 小学生の頃のネタだからもう残ってないッス・・・・・・
またゆっくり書き直してみます。
143 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:23:29.58 ID:UQwOXuqM0
ちょww小学生でこれかwwww
144 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 00:24:48.65 ID:+YHUsA+50
調子に乗ってエッセイ投下
「人と人との距離感」
これは人間関係を築くために非常に大切な事だ。
しかし、この距離感が掴めずに悩んでいる人も多いだろう。
そこで私は思うのだ。実際の距離感に換算してみればいいのではないか。
前にやけに慣れ慣れしい初対面の男から、声をかけられたことがある
「ねぇねぇ、名前なんてーの?」
何だこいつはと思いつつ自分の名前を口にした。
この男は自分が何をしているかわかっていないだろう。
これを実際の距離感に直してみる
【息と息が触れ合う距離】
「ねぇねぇ、名前なんてーの?」
相手の息が顔にかかる。こうなれば名前云々ではなく
私はこう答えるだろう。
「近い」
これでこの男はわかるのだ。どんなに心の距離を詰めて
話しかけていた事を。
しかし、逆でも困る、遠すぎて声が聞こえないのもダメなのだ
息が触れ合わない程度で声がしっかり聞こえる距離。
これを目安にすればいいのではないか。
だからと言ってこの距離感は人それぞれだが
息が触れ合う距離になるのは
親友や恋人やなどになってからでもいいと思う。
そこでこんな奴が現れるのだ。
「おまえ、彼女とかいないの?」
人の心に土足で上がりこむ奴。
そこで私はこう言うのだ。
「とりあえず靴は脱げ」
145 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:27:33.01 ID:ojCbo4oo0
>>144 この文体大好きだ。
物事を一つずつ噛み砕いて
比喩を交えつつストレートに刺す。
これはいいエッセイストだ!
146 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:29:23.60 ID:Vz81xXfN0
>>144 ブ ロ グ つ く れ
その文章だったら絶対面白いものになると思うからさ!な!
147 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:29:30.91 ID:UQwOXuqM0
あー、うまい。オチもいい。なんか自分が恥ずかしいっす
148 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:31:01.52 ID:ojCbo4oo0
統合失調症にしたのは姉だったという悲劇
149 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 00:31:45.35 ID:+YHUsA+50
こんなんでいいのか?
>>149 十分だ。
センターの国語でも使えそう。
151 :
バイト(関東・甲信越):2007/03/16(金) 00:34:49.51 ID:AtivzBSAO
152 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:37:27.01 ID:UQwOXuqM0
このアイディアがマジで欲しいと思ってる俺は作家志望失格ww
153 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:38:26.14 ID:ojCbo4oo0
>>149 十分過ぎる件、即ブログ開設汁!
>>151 エロゲBADENDより鬱だよな・・・
すまない・・・・・
死刑囚が死刑執行直前にある博士に買われ
女の子を育てさせられるモロラノベみたいのも書き捨てたの思い出した。
これも鬱エンドだったんだけどな。
154 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:39:08.10 ID:ojCbo4oo0
>>152 NEETな俺は人間失格wwwwwwwwwwwwww
155 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:39:15.78 ID:Vz81xXfN0
空気読まずに中二の頃に見た夢を書き留めた日記のようなものを投稿のような形で投稿してみようかと思う・・・
なぜだかわからない。
僕は必死で戦っていた。
石の橋の上で、泥まみれになって(たとえの表現じゃない。本当に泥に埋もれて。)落としあいをしていた。
何かのために、必死で戦っていた。
何かを守ろうとしていた。
橋から落ちたものがどうなったかはわからない。死んだかもしれない。
生きているかもしれない。
でもそれは僕にとって関係のないことだった。
目的を達成した。
だが、その目的が何だったのかはわからない。
ただ目的を達成したことはわかった。何かを守りきった。
僕は門をくぐり、一人の戦友(?)と一緒に走っていった。
やがて僕らはがけの下にある一軒の荒れ果てた家にたどり着いた。
そこが僕らの家らしい。
中には割れたガラスが散乱していた。
バブルがはじけて捨てられた空き家のようだった。
だが、その家の中に生活臭がなかったわけではない。
むしろ暖かかった。
散らばったガラスの上に、本当の人間の愛のようなものが感じられた。
家の中には老婆が一人いた。
僕らは老婆に「ただいま」と挨拶すると窓から家の中に入った。
老婆は黙っていた。だが、老婆に冷たくされたのではないことはわかっていた。
窓の外にはまだ闘っている人の姿が見えた。
彼らも必死で戦っていた。
が、どこか運動会の騎馬戦ように楽しそうに見えた。
橋から落ちていく人も、落としている人も・・・・。
156 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 00:39:39.22 ID:+YHUsA+50
ミガワリって小説書きたいなと思ってる
157 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:40:24.69 ID:Vz81xXfN0
続き
家の玄関は道路に面していた。
その道路は軽自動車がやっと通れるくらいの狭い道路だった。
左側は壁があり、右側には崖があった。
少し運転を間違えれば海に転落し、車はタコの住処になる。
玄関の前にリムジンが止まった。
止まったリムジンからスーツを着た男が降りてきた。
男の右手には拳銃(デザートイーグル)、左手にはピザを持っていた。
拳銃を持っているのに、僕らはちっとも怖くなかった。
味方だった。
頼もしかった。
僕らはみんなで冷えたピザを喰らった。
うまかった。
だが、なぜか冷えたピザに寂しさを覚えた。
なにか大切なものを思いだしそうになった。
何を忘れているのかわからない。
何が大切なのかもわからない。
でも、何かを必死で思い出そうとした。
僕は水の入ったペットボトルに口をつけた。
冷たい水が食道を通って胃に入った。胃が新しくなったような気がした。
158 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:40:54.71 ID:Vz81xXfN0
ラスト
僕は鏡を見た。
そこに映った顔は人間ではなかった。
動物だった。獣だった。狼だった。
僕は驚かなかった。
ただ、「当然」のことだと思った。
ただ、後悔した。
いつもの退屈だった日々を懐かしんだ。
僕は黙って家を出た。
159 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:40:59.22 ID:ojCbo4oo0
>>155 優しい表現の中に無機質な残酷さがイイ!
160 :
バイト(関東・甲信越):2007/03/16(金) 00:41:43.55 ID:AtivzBSAO
>>155 これは見事に厨wwwwwご馳走さんwwwwwwwwwwww
161 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:42:30.73 ID:Vz81xXfN0
>>159 この頃はなんか精神的にヤバイ状態だった・・・・
今は「あばばばばば」ってな感じでやばいけど
162 :
商人(高知県):2007/03/16(金) 00:44:05.02 ID:ojCbo4oo0
携帯に移行するかな
163 :
渡来人(四国):2007/03/16(金) 00:44:11.08 ID:0vSqcifnO
移行完了
164 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:46:23.30 ID:UQwOXuqM0
>>161 いや、充分詩として確立してないかこれ?
>>154 チャンスだ!!小説家になってNEET脱却するんだ!!ww
165 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 00:47:32.05 ID:+YHUsA+50
バイト中は大抵小説ストーリー考えてるよ
166 :
渡来人(四国):2007/03/16(金) 00:51:40.00 ID:0vSqcifnO
>>164 書いて脱出してみる!
いや、まずは皆が読んでくれるような物を
Webかスレで晒したいと思う。
完成はいつになるか分からないッスけど。
167 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 00:54:58.77 ID:UQwOXuqM0
>>166 ちょっと友達になりたくなってきたwww
168 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 00:58:20.14 ID:Vz81xXfN0
169 :
アイドル(岩手県):2007/03/16(金) 01:00:00.76 ID:zKNR41DJ0
一度だけ、足を折って入院したことがあったんだけれど、
どこから来るかは知らないが、頻繁に俺の病室に来ては
好き勝手に遊びまわる、人懐っこい女の子がいた。
聞く話、同年代がいないから退屈だったとのこと。
当時俺は高校生だったが、その子はどう見ても小学生、
良くて中学生程度にしか見えなかったのだが。
その子は俺の足が動かないのをいいことに、
少し離れた場所から紙飛行機を大量に投擲してきたり、
かと思えば気まぐれに果物を持ってきて、食べさせてくれたりした。
その日も彼女は病室で遊びまわり、挙句「疲れた。休む」などと言って
俺のベッドに乗ったかと思うと、俺の足に腰を下ろしてきた。
咄嗟に彼女の体を引っ張って、抱っこするような形で抑えて
足への被害を回避したんだが、すると今度は女の子、
そこからどくことを拒否し、しばらくしてそのまま眠ってしまった。
起こすのも気が引けたのでそのままにしておいたが、
どうも乗っている場所が乗っている場所なだけに、落ち着かない。下のほうが。
加えて手を伸ばせば届く距離に僅かな膨らみがあると思うと、
俺の手は自然とそこへ伸び、気付けば触れてしまっていた。
そうなるともう自然と手が動き始め、しばしふにふに感を堪能していたんだが、
その途中、彼女の目が時折、薄くだが開いていることに気付いた。
どうやら始めから寝たふりだったらしく、しかし起きるタイミングを逃したようで、
顔を赤らめつつ必死で声を堪えて、ここまで読んだら本スレいこうか。
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/mature/1172661905/
170 :
渡来人(四国):2007/03/16(金) 01:01:57.18 ID:0vSqcifnO
>>167 喜んでだぜ!
>>168 ひぇ〜orz
目恐いよ目
すみませぬ、まだ声売りの話は書けてないのです><
今からゆっくり推敲して書いていきたいと思います。
171 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:02:39.14 ID:Vz81xXfN0
172 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:03:34.96 ID:UQwOXuqM0
>>170 よっしゃ、共に小説家の道を走破しようじゃないか!!ww
173 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:04:37.78 ID:Vz81xXfN0
もううpは無いのかね?
174 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 01:05:33.11 ID:+YHUsA+50
エッセイならまだあるが
小説が読みたいから誰かうp
175 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:06:05.01 ID:UQwOXuqM0
>>173 じゃあラストにもう一個行こうかな
高1の時に書いたカウンセラーモノと先日書いたエッセイ、どっちがいい?w
176 :
渡来人(四国):2007/03/16(金) 01:06:44.41 ID:0vSqcifnO
>>171 おk!
このスレでうp間に合わなくても
「きのと はじめの〜短編」ってスレ建てて晒すので
またその時お会いしたらよろしくです!
177 :
渡来人(四国):2007/03/16(金) 01:07:35.22 ID:0vSqcifnO
178 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:07:53.49 ID:Vz81xXfN0
179 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:09:22.64 ID:UQwOXuqM0
誰かうpろだ教えて……
長くてめんどいwww
180 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:10:14.14 ID:Vz81xXfN0
181 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 01:12:18.00 ID:+YHUsA+50
じゃあ最後に俺も
私は週に5日間は電車に乗らなければいけない。
電車に乗る事自体は別にいいのだが
片道1時間となれば話は変わってくる。
朝はラッシュに巻き込まれないように一本早い電車に乗っているのだが、今日はたまたま寝過ごしてしまい、
その電車に乗り遅れてしまった。
しかたなくもう一本の電車に乗ることになった。
電車がホームに入りドアが開くと眩暈がした。
通勤ラッシュである。車内になんとか入り、つり革を握った所で重大な問題が起きた。
この人ごみの中何処を向いていればいいのかである。
いつもなら窓の外を眺めたりしいているのだが、
人によって窓が遮られていた。
これでは窓の外に忍者を走らす事もできない。
しかたなく正面を向くと中年男性と目が合った。
なんとも気まずい。
ここで最大の問題は1時間乗っていなければならないと言う事だ。
「おっさん見つめる1時間」
なんともいやな1時間である。
182 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 01:12:38.06 ID:+YHUsA+50
さすがに嫌なので 視線をそらすとそこには女子高生がいた。
おっさんを見つめ続けるよりかよっぽどいいが。
「1時間女子高生を見つめ続ける人」
これはこれで、色々と問題だ。
と言うかただの変態である。
どこを向けばいいのか当たりを見回していると
車内の天井に張り出されている。車内広告が目に入った。
「そうだ、京都へ行こう」
視線をどこに向けていいかわから無い時
とりあえず上を見る、そこには広告。
宣伝効果は抜群だろう。
JRの巧妙な思惑通りになってしまうのはどこか悔しいが正直助かった。
しかし5分とかからず読み終えてしまった。
また何か他のものを探そうと視線を戻すが、
やはり視界に入るのは人ばかり。
しかた無く目線を上へやると
「そうだ、京都へ行こう」
やるなJR。
もうこうなったら行ってやろうじゃないかと思う
気持ちになるから不思議だ。
結局1時間その広告を見続けるはめになってしまった。
他の人から見た自分はきっとこうだろう。
「尋常じゃないほど京都に思いを馳せる人」
これはこれでおかしな人である。
183 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:14:56.58 ID:Vz81xXfN0
>>181 ワロタwwwwwww
ブログ作ってほしいww
目を瞑れば良いんじゃねwwww
185 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:16:36.46 ID:UQwOXuqM0
なんだかんだで、みな結構やるよな〜
普段、何してる人?
187 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 01:22:13.94 ID:+YHUsA+50
>>186 派遣アルバイター
明日と言うか今日も仕事なのにこんな事してちゃいけないんだぜ?
188 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:22:57.74 ID:UQwOXuqM0
>>186 殺人現場で「あれれ〜」とか言いながらVIPでよく青酸カリを舐めさせられる子の正体と同い年の(ラノベ)作家志望
189 :
カメコ(チリ):2007/03/16(金) 01:23:57.11 ID:pCGDVu9j0
190 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:24:37.45 ID:UQwOXuqM0
191 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 01:25:35.30 ID:+YHUsA+50
寝ようとすると文が浮かんで来るから困る
>>187 それはすまんかったな。
今日はもうゆっくり寝てくれ。
ひまがあったら、またVIPでエッセイでも書いてくれ
俺は楽しみに待ってる。
193 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:29:17.28 ID:Vz81xXfN0
>>185 まだ途中までしか読んでないけどなんかイイ!
another side とmain side で進んでいくのはなんか斬新でいい
194 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 01:30:58.98 ID:+YHUsA+50
おまけ
友人と自転車置き場へ自転車を取りに行くと
友人が「サドルが無い」と言った。
見るとそこには何かが足りない違和感のある自転車があった。
たしかにサドルが無い。
犯人はこの中にいないし、犯人探しをする気もないので
そのままあきらめるしかない。
立ち漕ぎで帰る友人の後ろ姿はひどく間抜けだった。
しかし、なぜサドルなのか
他の自転車を見ると3つほど違和感のある自転車を見つけた。
犯人もサドルを盗られて変わりのサドルを探していたのではないようだ。
ただのイタズラならそこらへんに捨てていけばいいだろう
しかし見つからない。
自転車泥棒ならわかる、しかしサドルだ。となると
サドルコレクター
もうこれしか無いだろう。
サドル泥棒が、数ある自転車の中から見つけだしたのが
ちょうど友人の自転車だったのだ
「いいサドルだ」
そのまま持ち去ったのではないか、そしてさらに3つのサドルに目をつけ、
それも持ち去った。犯人にとっては大収穫だっただろう。
その人とは一生分かり合えないと思うが
サドルには人を魅了する何かがあるのかもしれない。
ノシ
195 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:32:20.55 ID:UQwOXuqM0
>>194 ブログ作ってくれよマジで!! お気に入りにして毎日通うからさ!
まあお疲れ。ノシ
196 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:34:42.91 ID:Vz81xXfN0
197 :
芸人(石川県):2007/03/16(金) 01:35:08.35 ID:RtNXePNn0
>>194 サドル盗まれたらカリフラワーさして登校するわ
って言ってた友人を思い出して盛大に吹いた
198 :
カメコ(チリ):2007/03/16(金) 01:38:52.10 ID:pCGDVu9j0
>>197 けっこう安定するらしいよ
探偵ナイトスクープでやってた
199 :
国会議員(富山県):2007/03/16(金) 01:40:51.64 ID:UQwOXuqM0
……あれ?黒歴史にツッコミがないのはなんで?
200 :
VIPからきますた(コネチカット州):2007/03/16(金) 01:51:20.46 ID:QjOx4RHeO
全部読んだ
京都へ行こうオモスレー
もうこいつの文章見れないと思うと寂しいな
ブログ作らないか?
>>199 正直、マジで面白いと思った。
今時のラノベなんてセカイ形しか書けないような似非作家が多い中、これほどのクオリティの作品に合えたことがうれしい。
強いて言わせてもらうと(文章なんて何もかけない俺が言うのもなんだけど。)
もう少し、セリフとセリフの間にしぐさや心理の描写を加えたら不通にベストセラーいけるんじゃないかな。いや。蛇足かもしれないけど。
鬼才?
このスレに載ってる作品はどれもすばらしいと思う。
でも、これだけ言わせてくれ。
震度は10までしかない。
203 :
空気コテ(-長野):2007/03/16(金) 01:55:24.23 ID:R0VOqRJnO
>>1すげえやー
面白かった
キャラにもっと性格がでてくればもっといんじゃね
204 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 01:57:47.42 ID:Vz81xXfN0
>>202 ・・・・・・・アヒャ・・・・
ごめん・・・・<・><・>
>>203 ありがとう。
おれの中では洋はシンジとかぶる・・・・
連スレすまん。wikiでまとめスレ作らないか?
確かにSS投稿できるようなサイトはいっぱいあるけど、あえてみんなの黒歴史をまとめるのも面白いと思う。
206 :
カメコ(チリ):2007/03/16(金) 02:00:35.59 ID:pCGDVu9j0
パートだけは勘弁な
207 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:07:07.36 ID:Vz81xXfN0
>>205 そういう前向きな意見は嬉しい。
でも、このスレの投稿は本人が黒歴史としてるだけではたからみれば黒歴史でもなんでもないものが多い
208 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:09:17.73 ID:Vz81xXfN0
今人いるか?
209 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:10:26.99 ID:Vz81xXfN0
なんか詩っぽいの
低い男の声が沈黙を破った。
「じゃあどうしたいんだ?」
そう言われてもおれはなにも答えられなかった。
ただ無心にぱちぱちと音を立てて燃える暖炉の薪木を見ていた。
「なにもしないことをしていたいんじゃないのか?」
もう一人の男が言った。
確かにそのとおりだ。
おれはなにもしたくない。することが苦痛なんじゃない。
なにもしていない事をしていたんだ。
「たとえるなら暖炉だな。」
また別の男が言った。
「どういう意味だ?」
さっきの男が訊いた。
「それは俺も知らない。」
210 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:10:51.10 ID:Vz81xXfN0
部屋の中には薪が燃える音だけが響いていた。
外では雨が降っているらしい。だが部屋の中に雨の音は聞こえてこない。
暖炉の赤い光の中で、4人の男が話している。
一人は口髭を生やした男。
もう一人は太った髭の男。
もう一人は 痩せた背の高い男。
もう一人はまだ若い中肉中背の男。
いずれも皆すこし古風な格好をしている。
「じゃあ君が今ほしいものは?」
口髭の男がおれに訊いた。
「若いんだから女に違いない。」
太った髭の男がグラスの中のブランデーを眺めながら言う。
「金かい?」
痩せた男が言う。
ああ、おれは何がほしいんだろうか。
自分でも分からない。
口髭の男は自分の口髭を不満そうにいじっている。
211 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:11:12.14 ID:Vz81xXfN0
「明日に晴れたら、おれは釣りに行く。」
太った男が満面の笑みでそう言う。
「じゃあ俺は絵を描くよ。」
痩せた男も笑ってそう言う。
「そうだなぁ、じゃあ私は芝居でも見に行こう。」
口髭の男は自分の口髭をいじるのをやめそういった。
みんなそう思っていてもできない。
この部屋にはドアがない。
明日も今と同じように4人で話をしている。
なんか意味わかんねえ
主人公を
>>209(ID:Vz81xXfN0)だとしたら、
部屋が2ちゃんで男たちが俺らねらーってところかいな?
というか、暖炉のある部屋を2てゃんとすると、主人公=読者、男たちは他のねらーってことか。
二行目でいきなり核心に触れるセリフが入るのはインパクトが強くて面白いけど、
予備知識が無いからいまいち話に取り残されたような感じになっちゃうかな?
んで、どんどんどんどん話が進んで言っちゃって読者が戸惑っちゃう。
もう少し整理すればもっと面白くなるんでは?
文章かけない俺が意見するのは差し出がましいけどw
2てゃん・・・自分で読み直して吹いたww
どうやら誰も居ない?
よし寝よう。まとめWIKIの件はよくわからないから保留or流しかな?ノシ
215 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:35:45.91 ID:Vz81xXfN0
>>212 実はなにも考えずに書いただけなんだ(´・ω・`)
比喩とかそういうものは意識してない。
夢見てるような感覚
でも深い感想ありがとう。
2てゃんwwwwwwww
216 :
自宅警備員(宮城県):2007/03/16(金) 02:40:04.89 ID:Vz81xXfN0
おれももう寝る・・・・オヤヌミ
217 :
40歳無職(長野県):2007/03/16(金) 06:21:22.89 ID:+YHUsA+50
おはようさん
友達と世間話をしているとこんな事を聞かれた。
「死んだら土葬がいい?火葬がいい?」
何を突然言っているのかこいつは。
お前は俺の何なんだ。
だが昔から死んだらどうなるかはたまに考える。
そして思うのが、死んでも意識があったらどうしようという事だ。
体は動かないが意識だけはあると思うととても怖い。
その可能性だってあるのだ、死んだ人間から感想を聞くことは出来ない。
そうなってくると土葬か火葬かが重要になってくる
土葬の場合は自分の体が棺に入れられ
土の下に埋められて時間を掛けて腐っていく。
自分の体が腐って行くの実感するのは考えただけでもゾッとする。
火葬は死んだら棺に入れられ、そのまま火の中へ入れられ骨になるまで焼かれる。
考えただけでも怖くなる。
土葬か火葬か。
私は少し悩んでからこう言った。
「死にたくない」
さて、バイト行くかな
まてバイトだと?無職の癖にかww
219 :
通訳(関東・甲信越):2007/03/16(金) 08:03:11.17 ID:C1egEAS7O
肩書きに惑わされるな
おはよです。
>>217 確かに死ぬって言われたわけじゃなくても死に付いて考えただけで怖くなりますなw
じゃあ自然葬で。
さて、学校行くかな
221 :
通訳(関東・甲信越):2007/03/16(金) 10:31:42.72 ID:C1egEAS7O
ただいまドナドナ中
222 :
通訳(関東・甲信越):
ほ