新ジャンル「古時計」

森のようにざわざわと。
風のようにさらさらと。
時計と少年に１００年の幸福を。

蝶の舞う池でオルゴールを聴きながら
アップルパイを一切れいかが？

うっさいハルヒ

いらん

と、言うわけで2スレ目。
>>1の不手際はご容赦を。

間違えた。

と、言うわけで2スレ目。
>>1の不手際はご容赦を。

しばらく間を置いて投下します。

待ってたぜ！

スレが建ってなかった間あちこち探しまわってたのは秘密。

スレ立て規制に引っ掛かってましたorz

今回は比較的早く解除されたので助かった。

あ、立ってたんだ

『おおきな独歩の古時計』だっけか？

ログ確保してくれてた方がそれ貼ってくれたら、その辺りから投下開始する感じで。
前回の終わりを思い出せないなんてのは秘密。

こんなんでどうだろう。
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader435656.jpg

>>12
GJ!
ほんわかムードが出てて良いとオモ

>>1からの要請を受けまして投下
460 名前： 相場師(関西・北陸) 投稿日： 2007/03/14(水) 12:20:47.18 ID:PsHFkWwAO
ひらり、ひらひら・・・
ぉぉ・・・ぉぉぉ・・・ぉぉん・・・
ザザッザザザザッ

蝶「あらあら、随分荒れてますわ」
精霊「帰レエエエエエエ人間二組ミスル同胞ヨオオオオ」
蝶「随分な言われようですわね、西の銀山の森の主さん」
精霊「住家ヲ失ッテ堕落シタカアアアア」
蝶「少し音量を下げてもらえませんかしら？ さっきから━━━━」

ずず、ずずず・・・・・・ぉぉ・・・ぉぉぉぉん・・・・・・

蝶「頭の中に響いて、五月蠅いったらありゃしない。」
精霊「オオオオオオオオ！！」

ひらり。

蝶「一体誰が、堕落したと？」


まとめ、作るべきですかね？
ログはとってあるのですが

>>12
素敵な表紙。

>>14
GJ。じきに書きます。
まとめは、作るだけの価値があると思ったならどうぞ。

>>15
むしろ書籍化して出版してもいいと思うのですよ
問題は……既に他の人が作ってないかという一点

あと、文章ログはあっても画像ログが残ってない……　"orz

蝶「それにあなたこそ堕落してるのではないかしら？
　 四つ前の王国がかの地を領土に治めていた時から存在する森の主が易々と憎悪に身を委ねるなど笑止千万。」

ひらひら・・・ひらり・・・

蝶「あなたが人間を一人殺して、それで何になると言うの？」
精霊「殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺」

ブツンッ

蝶「五月蠅いと言うのが、聞こえなかった？」

ブツンッ
ブツンッ

蝶「さぁ、落ち着いて質問に答えなさい。あなたが人間を一人殺して、それで？」

ひらり・・・

>>16
なんか既出臭い気がしないでもないですな。我ながらorz
まぁそんな夢がひろがりんぐな冗談は扨置き、画像ログは・・・困った。
前スレでの通り、>>1もほとんど確保出来ていないのですよ・・・

>>18
サー！
セカンドマシンのfirefoxのログから画像データ「だけ」回収しました！

文章ログと併せて、まとめ作ってみます。
量が量なので、明日になると思いますが……

蝶「いいかしら？ 私は今とつも怒っているのよ？」

ピキ・・・ッ
パキキ・・・ッ

蝶「私の家族は皆、人間の幸福のために、あるべき姿を捨てた。ある者は柱に、ある者は道に━━━━」

ビキッ
ビキキッ

蝶「そして皆、人間の役に立つことで笑顔をみせるようになった。私の森と池にはとてもいい家族が引っ越して来た・・・・・・」

バキョッ

蝶「あなたはなぜ、切り出された自分の家族のことを悪く言うのかしら？」

バキッ
メキョ・・・ッ

蝶「あなたは家族のために嘆いているつもりでも、それは大声で家族の悪口を叫んでいるのとかわらない」

ミシ・・・ッ
ミシミシッ

蝶「嘆くのは全てを知ってからにしなさい。そうすれば━━━━」

ギギギィィィィイイイ・・・・・・

蝶「嘆く気も起こらないでしょうから。」
精霊「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！」

・・・・・・ズドぉぉ・・・ぉん・・・・・・



チクタクチクタク・・・・・・

時計「・・・・・・病院内ではお静かに・・・・・・」

>>19
とてもありがたや。
色々お手数おかけします。

前スレ途中までしか読めなかった・・・

精霊「・・・アアアア・・・アア・・・・・・」
蝶「それで？ まだあなたの家族を否定するの？」
精霊「・・・ア・・・ア・・・・・・」

ざわざわ、ざわ・・・
ザザザザ・・・ザザ・・・

蝶「私にもあなたにも、そしてこの人間にも家族がいる。皆、運命の環の中で隣り合っている・・・・・・」

ザァァァアアアア・・・・・・

蝶「皆いずれは消えてなくなってしまう。ならせめて、笑顔で・・・なんて思わないかしら？」
精霊「・・・・・・」
蝶「運命を曲げては、ダメ。」

・・・スゥゥゥ・・・・・・

蝶「運命にのみ従うのが、私達・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

蝶「━━━━そして、運命の環は無表情に回り続ける・・・・・・」

時計「・・・・・・暴れすぎよ」
蝶「あら、ごめんあそばせ？ うふふ・・・・・・さて」
時計「坊やに挨拶でもしないの？」
蝶「━━━━今は無理ですわ」
時計「・・・・・・そうね」



医師「・・・・・・くそっ！ どうにもならんのか・・・・・・目を覚ましてくれ・・・・・・！
　　 瀕死の親友を担ぎ込んで来るとは、神様ってのはそうとうひねくれてるな畜生・・・・・・ッ」

友人「やぁ。久しぶりだね」
医師「・・・・・・あぁ、お前か・・・・・・」
友人「・・・・・・彼の調子はどうなんだい？」
医師「ハッ、見りゃ解るだろうさ。」

チクタクチクタク・・・・・・

医師「なんて辛気臭ぇ同窓会だ」
友人「・・・・・・まったくだ。」

主人「スー・・・・・・・・・ハー・・・・・・
　　 ・・・スー・・・・・・・・・ハー・・・・・・」

結局、前スレっていくつまで行ったの？
手元にあるのだと474までなんだけど

>>27
たぶんそのぐらい。
部活の帰りに見た時は既に落ちてたから確証は無いけど・・・

婦人「ほら、あなた達はもう帰りなさい。明日も学校があるんでしょう？」
青年「で、でも・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・・・・帰ろ？」

ぎゅっ・・・・・・

青年「え・・・・・・？」

すっ・・・・・・

少女「・・・・・・おばさま、きっと二人にさせて欲しいんだよ・・・・・・ね？」
青年「！・・・・・・わかった。送るよ」
少女「・・・・・・うん」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「(あと私に出来ることは、ほんの少しの後押しだけ・・・・・・)」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「(・・・・・・坊やにはまだご主人が必要なんだから・・・・・・)」


一端小休止ｽﾏｿ

cktk

ｃｋｔｋ

コォォ・・・・・・ォォ・・・・・・

主人「・・・・・・君は」
時計「こんにちわ」

チクタクチクタク・・・・・・

主人「私は死ぬのか？」
時計「死にたいの？」
主人「・・・そんなわけ無いだろう。私には愛する家族がいる。・・・しかし・・・」
時計「・・・しかし？」
主人「さっきまで、ずっと私は今まで伐って来た木に責められていた。
　　 その他にも、私は自分が多くの罪を背負っていると気付いてしまった・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

主人「私は生きて行くのが怖くなったんだ。何かを犠牲にしないと生きて行くことは出来ないなんて、ずっと昔に息子に話したはずなのにな・・・」
時計「・・・・・・」
主人「いざ体感すると、これはなかなか辛いものがある・・・・・・」

主人「私はきこりだ。言ってみれば、森を殺すのが仕事だ。殺された方の声を聴いたのは今回が初めてだったが・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

時計「・・・・・・それで結局、あなたはどうしたいの？」
主人「息子にこのことを伝えたい。父として・・・・・・教えきれていないことの一つだ」
時計「・・・・・・そう。」

サァァァアアアア・・・・・・

時計「きっと、あなたは坊やともう一度会うことができる」

チクタクチクタク・・・・・・

ｃｋｔｋ

友人「・・・・・・昔、三人で山に迷ったことがあったよな」
医師「一体いつの話だよそりゃ・・・」
友人「あれは確か・・・・・・そうだ。森にあった私のお気に入りの場所に、君達を招待したんだった」
医師「そう言や、そんなこともあったな・・・・・・」
友人「帰りに雨が降り出した」
医師「で、ずぶ濡れ鼠が3匹仲良く迷子だ」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

友人「あの時、どうやって帰ったんだったか覚えてるか？」
医師「・・・・・・さぁな。次の日にゃ忘れちまったさ」
友人「いや・・・・・・僕らは助けられた。道案内してもらったんだ」
医師「・・・誰に？」
友人「おそらくだが・・・・・・この羽根ペンの一つ前の持ち主さ」
医師「・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

友人「私は今回も、あの時のように我々を道案内してくれる者がいると思うんだ」
医師「・・・・・・なんともおめでてー話だな」
友人「そうかい？ 確か迷子になって一番に泣いたのは君だった」
医師「・・・・・・けっ」

チクタクチクタク・・・・・・

医師「・・・戻って来いよ。また三人で呑もうぜ」
友人「そうだぞ。早く戻って来い」

主人「スー・・・・・・ハー・・・・・・スー・・・・・・ハー・・・・・・」

主人の呼吸の間隔が狭くなってきたな。

少女「・・・今日は学校を休むの？」
青年「あぁ。父さんの所にいる」
少女「・・・・・・あんまり無理しちゃダメだよ・・・・・・ね？」
青年「・・・ありがとう」


チクタクチクタク・・・・・・


友人「やぁ。学校はお休みかい？」
青年「いえ・・・・・・まぁ担任もそこまで了見が狭いわけでもないので」
友人「はっはっは！ それはいい先生だな。同じ先生でもこっちとはえらい違いだ」
医師「うるせぇ」
青年「え？・・・・・・え？ お知り合いですか？」
友人「まぁね。悪ガキ3人組さ」
医師「ったく、患者の家族の前で地が出ちまった。どいしてくれる」
友人「まぁいいじゃないか・・・君だってそんなに仕事が立て込んでるわけじゃないから白衣を脱いでるんだろ？」
医師「こんな重病人、何年ぶりだかわかんねぇよ・・・・・・最後に手術したのは喉に魚の骨が引っ掛かったネコだったんだぜ？」
友人「ピンセット一本で治せるものなら、大層な名医だ」
医師「あぁ・・・・・・その通りだ畜生め」
青年「・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・



なんか会話がハードボイルド風味に・・・・・・orz
医師の口調に引きずられてしまったか・・・

すまん、出遅れた
ttp://i-get.jp/upload500/src/up1303.txt

題目は適当に付けた
駄目であれば気の召すように修正してくれ

>>37
目敏いなぁ・・・藁

>>38
ぎゃー 誤字
どいしてくれる
→どうしてくれる

携帯厨乙・・・orz

★★★ワンクリサイト潰そうぜ★★★
ワ　ン　ク　リ　サ　イ　ト　に　田　代　撃　つ　ぞ
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173873087/

おまいらちょっと集合するお（　＾ω＾）
久々にパーティータイムだお（　＾ω＾）

前スレでも何回か誤字してたし気にしてないからあんたも気にするな。

青年「・・・・・・父さんがそんなことを・・・・・・」
友人「はっはっは！ 意外と面白い奴だったんだよ。なぁ？」
医師「あぁ。あの時は笑いすぎて死ぬかと思った」

チクタクチクタク・・・

友人「・・・ふぅ。随分話したな。聞き上手は得だぞ、少年」
医師「お前が喋りたがりなんだろ。外交官は天職だ」
友人「まぁな。今は隣りの国の戦争好きな大臣をカンカンに怒らせたせいで謹慎中だが・・・・・・」
青年「えっ？」
友人「冗談さ。はっはっは！」
医師「・・・コーヒーでも淹れて来る」
友人「おっと、気が利くね」
青年「ありがとうございます」
医師「お前は自分で淹れろバカ」
友人「ひどいなぁ。少年、私が代わりに淹れてあげよう」
医師「ちげーよバカ。お前だよお・ま・え。」
友人「はっはっは・・・・・・じゃあ少年、私達は少し行って来るよ」
医師「何かあったらそのベルを鳴らしてくれ」
少年「あ、はい」

キィ
パタン・・・・・・

>>39-40
文句無し。ﾄﾝ。

>>43
グサッと来るなぁ。でも目は覚めた。

いや、傷つけたくて言ったわけじゃないんだすまん。
とにかく、誤字は気にしてないから、な。

でも最後の「少年」は気になる。

チクタクチクタク・・・・・・

青年「父さんの友達ってすごく面白い人達だね」
主人「スー・・・・・ハー・・・・・スー・・・・・ハー・・・・・」
青年「それに、二人ともいい人だ。ちょっとうらやましいよ、父さん」
主人「スー・・・・・ハー・・・・・スー・・・・・ハー・・・・・」
青年「・・・・・・父さんの話も聞きたいな・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

ｃｋｔｋ

>>46
一番やってはならないミスを・・・orz

いや、むしろ>>45は感謝の意。



主人「スー・・・・ハー・・・・スー・・・・ハー・・・・」
青年「このままだと言われたい放題だよ、父さん」
主人「スー・・・・ハー・・・・スー・・・・ハー・・・・」
青年「何か父さんのかっこいい話とか、聞かせてよ」
主人「スー・・・・ハー・・・・スー・・・・ハー・・・・」
青年「あ、そうだ。まだ聞いてなかったことがあったよ父さん。
　　 父さんは『きこりは森を殺す仕事』って言ってたけど、『きこりになったのは森が好きだから』って言ってたよね？」

チクタクチクタク・・・・・・

青年「あれは、どういう意味？」
主人「スー・・・・ハー・・・・スー・・・・ハー・・・・」
青年「・・・・・・答えてくれなきゃ、わかんないよ父さん・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

時計「さぁ、起きて。坊やが呼んでるわ」
主人「・・・・・・あぁ、起き上がりたいんだが、体に力が入らないんだ」
時計「落ち着いて、ゆっくり息を吸って、吐いて・・・せーので力を入れるのよ」
主人「・・・わかった。やってみよう」


チクタクチクタク・・・・・・

主人「スー・・・ハー・・・スー・・・ハー・・・」
青年「・・・・・・？ 父さん、苦しいの？」
主人「スー・・・ハー・・・スー・・・ハー・・・」
青年「・・・先生を呼ぼう！」

リィンリィンリィン！！

青年「先生！ 先生ーっ！」
主人「スー・・・ハー・・・スー・・・・・・・・・・・・・・・」
青年「と、父さんっ！？」
主人「・・・・・・・・・・・・私がきこりになったのはな、息子よ・・・森が姿を変えても、我々のそばにいるということを皆に知って欲しかったからだ・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・

主人「私は森が好きだ・・・しかし、森はいずれ人の幸せのために切り出されてしまう・・・」
青年「父さん！ 気がついたの！？ 父さん！！」
主人「・・・だから私は、敢えてきこりになった・・・
　　 少しでも多くの木が伐られた後も暖かさを感じることができるように勤めてきたつもりだ・・・・・・ゴフッゴフッ」

ドタドタドタッ
バァァンっ！！

医師「どうした！？ ・・・おいっ！ 目が覚めたのか！？」
友人「私がわかるか！？ しっかりしろ！」
主人「・・・やぁ、世話を掛けたな・・・」
医師「この野郎、なにが世話を掛けたなだ！ 絶対一杯奢らせてやるからな！！ おい、看護婦を呼んで来い！」
主人「ゴフッ、ゴフゲフッ・・・息子よ、覚えておきなさい・・・いつでも・・・ゴホゴホっ！」
友人「よせ、それ以上喋るんじゃない！！」
主人「・・・私は死んでも、お前の心の中に・・・・・・ゴブッ」

ぱたた・・・っ
ぽた・・・ぽた・・・

青年「父さんっ！」
友人「わからない奴だな！ 喋るなと言うのに！」
医師「それ以上てめぇの寿命削るようなことしたら殺人未遂で訴えてやるからな畜生ォっ！！」

主人「・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・息子よ・・・・・・幸せに・・・・・・暮ら・・・・・・・・・」
息子「父さんっ！？ 父さん・・・っ！！ 目を開けてよ父さんッ！！！ 父さぁぁぁぁあああんッ！！！」
医師「バカが！！ 絶対死ぬな！ 死ぬなら俺より後に死ねクソボケェ！！」
友人「くそ・・・っ！！ 起きろよおい！！ 起きろ！！」

主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・
・・・ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・・・・・・・・・・

医師「信じらんねぇよクソっ！ こいつ生き返った瞬間逝きやがった！！」
友人「・・・・・・なんて綺麗な顔だ・・・・・・」
青年「・・・・・・ぁ・・・うぁ・・・・・・ぐ、ぅ・・・・・・父さ、ぁ・・・ぁああ・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・
ぎゅう・・・っ

フワッ・・・
サァァァアアアア・・・・・・



神父「・・・形あるものは滅び、なれどその灰は人々の心の支柱となりて、形なきものとして永遠に生き続けん・・・・・・」



青年「・・・・・・・・・」
少女「・・・・・・・・・」
ぎゅっ・・・



ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・

ｃｋｔｋ

ｃｋｔｋ

友人「彼は良き親友でした・・・・・・たった一点、あまりにも早く逝ってしまった事を除けば・・・
　　 ・・・おかげで昔三人で買って三人の銘を刻んだ、20年物になる筈だったワインが台無しだ・・・・・・
　　 もう、三人で老眼鏡を着けたり外したりしながら話す事も出来なくなってしまった・・・・・・」

医師「しかし・・・・・・いや、医師として全く無力だった私は自分が腹立たしくてしかたありません・・・
　　 本当に死にたくなったほどです・・・なのにあいつは『心の中で生きてる』なんてこと言うから・・・ッ 死ねねぇじゃねぇかよ・・・ッ！
　　 棺桶から出てきやがれッ！ 一杯奢らせる約束はどうした畜生ォッ！！」

青年「・・・いまだにこれは、なにかの間違いだと・・・誰かに言ってもらいたいです・・・・・・嘘でも構いません・・・・・・
　　 だって、こんなのおかしいじゃないですか・・・ッ
　　 ・・・父さんは僕にもっと色んなことを教えてくれるはずだった・・・ッ！」



ザザ、ザザザァァァアアアア・・・・・・

青年「・・・・・・それでも、父さんから教えてもらったことは・・・・・・金貨何百枚分もの価値があります・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

青年「・・・最後に、父さんが言ったのは、僕らは皆、いつかは死んでしまうと言う、当たり前のことです・・・
　　 でも、こうして父さんは・・・・・・僕の中で、生きている・・・・・・っ」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

青年「父さんっ！ いままでありがとうございましたッ！ ・・・・・・僕は、僕はっ、幸せに、なります・・・・・・っ！！
　　 ・・・っく・・・ぅわあ・・・ああぁ・・・うくっ・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・



あるきこりの葬式でのお話し━━━━━

チクタクチクタク・・・・・・

青年「・・・・・・なんだか家の中が広くなったね・・・・・・」
時計「・・・・・・」
青年「小さい頃に、父さんと似たことを言ってる人に会ったことがあるよ・・・・・・」
時計「・・・そう・・・」
青年「一緒に絵を描いたり、花を摘んだりしてさ・・・・・・全部を受け入れてるような人だった・・・・・・」

ひらひら、ひら、ひらり・・・

青年「泣きすぎて目が痛いや・・・・・・もう寝るね・・・・・・」



蝶「ゆっくり、おやすみなさい・・・・・・」

この童話チックに流れる感じがかなり好き

友人「・・・・・・と、一段落付いたようだ」
医師「でもまだ終わらねぇんだろ？ 青年期編」
友人「そうみたいだね。まだやらなきゃならないことがあるらしい」
医師「ま、長生き長続きするのは良いことだ」
友人「物にもよるし惰性になるのはだめだけどね」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「今回はあんまり出番が無かった・・・・・・」

ずず、ずずず・・・っ

>>1「つ、次はちゃんとスレタイに則って時計が活躍します・・・っ」

乙
年とると涙腺がもろくなるなあ・・・
一気に読めない・・

医者が「青年期編」とか言ったところで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガ ッ カ リ だ よ

>>63
もう半分以上オナニースレになっちまってるかもだorz

しかしこの過疎り具合だと今晩中に沈みそうだ。
ロリ校長とかに人口が密集してる感じな。

まあ、まとめができるのは悪くない証拠だし　次作に期待　　乙

時計が活躍するのcktkしながら待ってる俺ガイルんだぜ？

顧問「・・・そう。やっぱり楽団を辞めるのね」
青年「えぇ・・・僕が働かないといけませんから・・・」
顧問「相談できることがあったら何でもしてね？」
青年「・・・はい。ありがとうございます・・・」

ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・

少女「・・・楽団、辞めちゃったんだ」
青年「・・・うん」
少女「あーぁあ。結局一度も聴けなかったなぁ・・・」
青年「ごめん・・・・・・」
少女「・・・・・・」
青年「・・・・・・」

フワッ・・・・・・
サァァァアアアア・・・・・・

少女「・・・またお菓子作りすぎちゃったから食べて貰っていいかな・・・・・・？」
青年「・・・・・・僕の家で？」
少女「んー・・・うん。夕方ごろに持って行くね」

ひゅぉぉ・・・・・・ぉお・・・・・・

ザザザァァァ・・・

少女「こんばんわ・・・」
青年「あぁ、どうぞ上がって行ってよ」
少女「・・・うん。いいの？」
青年「丁度今一段落付いたところだから。お腹も減ったよ」
少女「それじゃあ、お邪魔します・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

少女「仕事は・・・決まった？」
青年「うん・・・・・・隣町の汽車の整備工場で雑用をやらせて貰えることになったんだ」
少女「・・・・・・大変そう」
青年「まぁ仕方ないよ。母さんも最近急に体が弱くなって来たみたいだし・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・もう、こうやって喋るのもあんまりできなくなるね・・・・・・」
青年「そうだねぇ・・・・・・」

さくさく
ぱりぱり
・・・ごっくん。

青年「・・・すっかりアップルパイも板に付いたね」
少女「チェリーパイもレーズンパイもできるよ・・・？」


チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

青年「それじゃ、また明日ね」
少女「・・・・・・そのお仕事が始まったら・・・」
青年「向こうに泊まり込むことが増えるから・・・・・・」
少女「・・・・・・うん。頑張って・・・ね？」

フワ・・・・・・ッ
ザサァァァアアアア・・・・・・

青年「・・・・・・」
時計「チクタクチクタク・・・」
青年「・・・・・・向うにいったら、会えなくなるね・・・・・・」
時計「チクタクチクタク・・・」
青年「・・・・・・ほんとにこれでいいのかな・・・・・・」
時計「チクタクチクタク・・・・・・・・・」




━━━━━♪
・・・━━━━━・・・♪
・・・♪
・・・・・・♪
━━━━・・・・・・♪

少女「・・・・・・はぁ・・・・・・・・・」

>>65-66

ありがﾄﾝ
でもまぁニーズが無ければ落ちるだろう。

残ってる限りは全力で書くが。
それでは、とりあえずおやすみなさい。

保守

ニーズならここにあるぜッ！
だがそろそろ眠気が限界だ…誰か保守頼みます…
おやすみﾉｼ

>>72
突っ込んじゃいけないと思いつつ、就寝直前に気になってしまってごめんダメだった。
sageるクセが付いてる人って意外と多いね・・・

>>74
sageでも保守になるのを知らんのか？

Janeつかってると、ついやっちゃうよ
まあ、たまにageていけばいいと思う

>>75

あ・・・・・・
寝不足で脳が沸いてた。
吊って来るorz

いや、ageでもして目に付かんと人が増えない
人が増えないと保守も増えないからな
可能なら上げたほうがいいぜ

そろそろ寝る保守

やれやれ、俺だけかい？

俺も保守しとこう。そろそろ寝るが、ね

保守

保守

眠いぜ保守

cktk

ようやく俺以外が来たか
待ちわびたぜ

チクタク

じゃ、後は頼むぜ

保守したいところだが、これからバイトだorz
誰か保守頼む

cktk

保守

俺、この戦争が終わったら保守するんだ、、

ほ

>>93
いいIDだな

保守

うぉ、wwwか

好きスレ☆

ほ


最近冬に逆戻りしてそうだから困る

うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ古時計燃え萌えｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

保守

まとめサイトとかある？

よし、生存確認。
保守感謝。



青年「ふぅ、荷物はこんなもんかな？」
少女「うん・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

青年「・・・随分小さくまとまったなぁ・・・」
少女「・・・・・・そうだね」
青年「・・・母さんも叔母さんの家に行くし・・・・・・この家には誰もいなくなる」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・この時計が心配？」
青年「そう、だね・・・考えてみれば、今まで一度も離れたことが無かったんだ・・・」
少女「・・・・・・時々わたしがお掃除に来るよ」
青年「ほんとに？ ありがとう」
少女「・・・・・・そろそろ行かなきゃ」
青年「ん、わかった。それじゃ━━━━━」

チクタクチクタク・・・・・・

青年「━━━━━行って来ます。」

フワ・・・・・・ッ
サァァァアアアア・・・・・・・・・・・・

作業員「お前さんの部屋はこっちだ」
青年「はい」

ギッギッギッ・・・・・・
ガチャッ・・・ギィィィ

作業員「2人部屋だが、しばらく人が増えるって話もないから自由に使ってくれていい」
青年「わかりました。ありがとうございます」
作業員「ここについての質問は誰にでもすればいい。・・・・・・坊主、頑張れよ」
青年「・・・・・・はい。」

ギィィィ・・・
ガチャッ・・・・・・



青年「・・・・・・時計、買わなきゃ・・・・・・」

少女「皆・・・・・・行っちゃったね」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「わたしも一人になっちゃった・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「2人とも、ひとりぼっちだね・・・？」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

保守

チクタクチクタク

時計「誰もいない……ボーンボーンするなら今のうち……」

チクタクチクタク……ボーン……ボーン……

少女「（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ」
時計「Σ（´・ω・｀）」
少女「（・∀・）ボーンボーン！」
時計「（´・ω・｀）……」
少女「（・∀・）ボーンボーン！」
時計「（｀・ω・´）……ぼ、ボーンボーン！」
少女「（´∀｀）ボーンボーン！」
時計「（＾ω＾）ボーンボーン！」

チクタクチクタク……

保守

保守

少女「ママ・・・わたしひとりぼっちになったよ・・・」
・・・・・・

少女「みんなみんな、離れていっちゃった」

少女「パパ、帰ってこないかなぁ・・・・・・」



『孤独なる人、ここに眠る。』
　　『━━━━18XX年』

ほ

ほ

ほ

cktk

保守

cktk＝チクタク

ck…tk…ck…tk

cktkcktk

保守

cktkbnbn

アップルパイ食べたい
cktk

ボーン
ボーン
ボーン
ボーン...

cktk…cktk

cktk

cktk

ck…tk…ck…tk

cktkcktk

愛知県民結構いるねwww
cktk

カァンカァンカァン
キィィィィイイイン
バチバチバチッ

作業員「坊主、のろのろしてるな！ そっちのオイルを4番まで運べ！」
青年「は、はいっ！」

ガラガラガラ・・・・・・

青年「赤の缶持ってきました！」
監督「おぅ！ そこに置いといてくれ！」

ガコンッ

青年「ふぅ・・・はぁ・・・学校の課題もしないと不味いな・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
作業員「坊主！ これとそれを8番まで！ 至急だ！」
青年「はいっ！」



青年「(・・・・・・僕は、何をしてるんだろう・・・・・・)」

カァンカァンカァン・・・・・・
キィィィィイイイン・・・・・・

チクタクチクタク・・・・・・

ガチャッ
ギィィィ・・・

少女「・・・・・・お掃除に来たよ・・・」
時計「・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「あれ・・・ここは、水で拭いていいのかな・・・？」
時計「・・・・・・そこは乾拭きよ。あまり力を入れすぎないで」
少女「は、はい・・・」

きゅっきゅっ

時計「・・・そんなに緊張しないで？ 私はとても感謝してるわ」
少女「え、っと・・・・・・はい・・・」

ゴシゴシ

時計「何かお話をしましょうか？ あなたの好きな話題でいいわよ」
少女「え・・・・・・えっと・・・あの・・・」
時計「・・・いいわ。坊やのお話をしましょうか。ふふ・・・あれは坊やがまだ生まれたばっかりのときに、ベッドから落ちかけてね・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

ロック古時計を聴きながら保守

作業員「馬鹿野郎！！ なんでそのタンクに重油を入れちまうんだ！！」
青年「す、すいません！」

ガ、ガガ、ガガガ・・・・・・ブスブス・・・・・・

作業員「あー・・・・・・こりゃだめだ監督！ エンジンが焼き付いてる！」
監督「・・・・・・私も慈善事業をしているわけじゃない。
　　 ・・・・・・解るね？」
青年「・・・・・・・・・はい・・・・・・」
監督「修理代を君に求めようとは思わないが・・・半日で部屋を初めて来たときと同じ状態にするんだ」
青年「・・・・・・・・・」

カァンカァン・・・
ガガガ・・・ガガガガ、ガガ・・・

監督「働いた分の給料は、出て行くときに渡そう。・・・・・・元気でな」
作業員「・・・・・・ほら、なに、人間やれば何とかなるもんさ。な？」
青年「・・・・・・お世話に・・・・・・なりました・・・・・・」

ガァンガァンガァン・・・
ガラガラガラ・・・

速攻クビかよｗｗｗｗｗ

保守

ほ

cktk

>>132
頼み込んでなんとか入れて貰ってたが、なかなか仕事になれず他にも失敗もしていたって事で・・・

うぅ寒い。
家に着いたら投下

cktk

cktk♪cktk♪

チクタクチクタク・・・・・・



少女「今日・・・・・・学校の美術展でわたしの絵が売れたの。
　　 ほんとは売り物じゃないんだけど、どうしてもって・・・・・・」
時計「へぇ！ すごいじゃない」
少女「えへへ・・・・・・今日もアップルパイを焼いてきたの」
時計「あら、良い匂いがすると思ったら。お祝いだわ」
少女「これは今までで一番きれいに焼けてるよ・・・・・・多分」
時計「すっかり一人前ねぇ」


チクタクチクタクチクタクチクタク。

ぱりぱり・・・
さくさく・・・

ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・


顧問「そう・・・・・・学園も辞めるのね」
青年「一文無しですからね・・・授業料ももう払えないので・・・・・・」
顧問「何か私に協力できることはないかしら・・・？」
青年「・・・・・・そこまで迷惑は掛けられませんよ、先生・・・・・・」
顧問「・・・・・・」
青年「・・・・・・トロンボーン、楽しかったです・・・・・・」

・・・♪
━━━━━・・・・・・♪
・・・・・・♪
━━━━♪
・・・・・・

顧問「ボーンが一本・・・・・・余ってるわ。財布の足しにでもしてちょうだい。大丈夫、私の私物よ」
青年「・・・・・・・・・ほんとうにありがとうございました・・・・・・先生・・・・・・」



ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・

チクタクチクタク・・・・・・

ぱたぱたぱた・・・

少女「・・・・・・あら？ これは何？」

チクタクチクタク。

少女「ほこりをはたいてたらこんなのが出てきたんですけど・・・・・・」
時計「あら、見つかっちゃったわね。うふふ」

ぱらぱらぱらり・・・

時計「あなたがこない間、ひまだったからちょっと書いてみたのよ」
少女「・・・・・・『古時計』・・・・・・？」

ペラ・・・ペラ・・・

少女「・・・・・・あなたの、お話？」
時計「えぇ。まぁ一気に書いた日記みたいなものねぇ。喋ってるうちに懐かしくなっちゃって・・・」
少女「・・・・・・これ、借りても・・・・・・」
時計「えぇどうぞ。うふふ」



『切り倒された時は、私ももう終わりかなと思った』・・・・・・・・・

チクタクチクタク・・・・・・

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・



青年「・・・・・・・・・」
時計「・・・・・・・・・」
青年「・・・・・・ただいま・・・」
時計「・・・・・・・・・」
青年「・・・・・・僕はダメだったよ・・・・・・」
時計「・・・・・・・・・」
青年「・・・・・・前より綺麗になってる・・・・・・曇りの一つもない・・・・・・」
時計「・・・・・・・・・」
青年「・・・・・・お礼をしなきゃ・・・・・・」
時計「・・・・・・・・・」
青年「・・・・・・何にも無いや・・・・・・」
時計「・・・・・・・・・」


・・・・・・ぎゅぅっ・・・・・・

cktk

いい文章だ…支援

ｃｋｔｋ

やべぇ
インフルエンザだコレ。

ちょっと投下減速するかも。
なんか逐一私情で減速ｽﾏｿorz

>>146
もしかして木を切っ…いやなんでもない


お大事に

しかし・・季節はずれのインフルエンザだな

チクタクチクタク・・・・・・

ガチャッ
ギィィィ・・・

少女「こんにち・・・・・・・・・わ・・・・・・」
青年「・・・・・・・・・」
少女「・・・・・・お帰りなさい」
青年「・・・・・・・ただいま・・・・・・」
少女「・・・・・・学園でも最近会わなかったよね」
青年「・・・・・・辞めたよ・・・・・・仕事も学園も・・・・・・いや、仕事はクビか・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

青年「もう、終わりだよ・・・・・・全部・・・・・・」
少女「・・・・・・・・・」
・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・

少女「・・・・・・終わらせない」
青年「・・・・・・？ 一体何を・・・・・・」
少女「終わらせない。絶対に・・・・・・ね。何も無いなら、できることからすればいいよ。わたしはそうする。
　　 ・・・ゆっくり休んでてね」

ギィィィ・・・
バタンッ

青年「・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

>>148
油断してた親父が昨日発病してた。流石に油断ならんな・・・・・・

チクタクチクタク・・・・・・

少女「まだどうなるかはわからないけど・・・わたしはきっと上手く行くって信じてる」
青年「・・・・・・無茶苦茶するなぁ・・・・・・」
少女「何もしないのとどっちがいい？」
青年「・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「ほら、朝ご飯できたよ。わたしは学園に行くから」
青年「・・・・・・ありがとう。いってらっしゃい」

ギィィィ・・・
バタンッ

チクタクチクタク・・・・・・

青年「・・・・・・もし上手く行ったら・・・・・・」

フワ・・・ッ
サァァァアアアア・・・・・・

ちなみに青年には残り1、2ヵ月分の食料代ほどの貯蓄しかないが、少女には母親が遺したある程度の蓄えがあるって事で。
まぁ立派なお屋敷をぽんと立てるぐらいには余裕があったって感じの。
脳内補完よろ。

cktk

ｃｋｔｋｃｋｔｋ

ｃｋ・・ｔｋ・・ｃｋ・・ｔｋ・・ｃｋ・・ｔｋ・・

cktk

新ジャンル「部長」
ねぇねぇ!!……………ねぇ両津ってば………仕事してよぉ…

少女「ね？ やってみなきゃわからないでしょ？」
青年「・・・・・・おぉ・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「この間美術展に来てた人にその関係の仕事をしてる人がいたの」

ペラ・・・ペラ・・・

少女「これを見せたら、快諾してくれたよ。売れるかも、って。それが完成品ね」
青年「これ・・・・・・町に行ったら売ってるのか・・・・・・」
少女「当たり前よ。まぁ明日からだけどね」

ペラペラペラ・・・・・・
パタン。

青年「・・・・・・ほんとにありがとう・・・・・・」
少女「わたしに？」
青年「いや・・・・・・二人に」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・




『古時計』

原著者　:時計
加筆編集:青年

せっかくなので>>16の夢を広げてみた。



もうちょっとだけ続きます。

cktk

CktkCktkCktkCktk

ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
（携帯可）
http://newsstation.info/up/img/ns18854.htm

保守ってどのくらいのペースでやれば良いのかよくわからんのだが…

30分くらい放置しても大丈夫じゃない？

今の時間帯なら一時間放っておいても大丈夫なはず…cktk

筋をまとめる合間に短編。
メインとは切り離して読んでくらはい。



編集者「いやはや、なかなか好調な売れ行きですよ」
青年「はぁ。あまり実感が無いのですが・・・・・・」
編集者「読んだ方からのお手紙もありますよ」
青年「・・・・・・この『cktk』ってなんですか？ って言うかいっぱいある！」
編集者「とても期待している、みたいな意味で良いと思いますよ」
青年「そ、そうですか・・・あ、こっちのには絵が・・・」

チクタクチクタク・・・・・・



>>1「保守・cktkかなり本気目に感謝。」

>>163-165
なんだか今夜は新ジャンルスレが盛況みたい。
全体的に結構上がり気味だからそこそこ放置でも大丈夫・・・・・・だと信じたい。

だが保守る

全てのジャンルにおいて短編を書けなくなってしまった自分に今気付いたorz

薬飲んで吊って来ます。
おやすみ。

おやすみ

早朝まで起きてるから保守は任せろ

乙。保守を手伝おう

Cktk

cktk

cktk cktk...

tick tack

さて寝るか
保守任せたﾉｼ

cktk

保守

cktk

cktk

cktk♪cktk♪

編集者「どうもこんにちわ」
青年「こんにちは。こんな辺鄙なところまで・・・」
編集者「あぁいやいや！ 本当に本の通りの場所だなぁと思いましてね。はっはっは・・・・・・いや、いい所ですよ」

チクタクチクタク・・・・・・

編集者「・・・それでこれがその柱時計ですか」
青年「はい」
編集者「・・・・・・これは、あなたがつかまり立ちして倒れてしまった時の・・・・・・？」
青年「えぇそうです。あとは・・・・・・あそこにある切り株が庭木ですね」
編集者「・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「後でわたしの家にも来ます？ オルゴールがありますよ」
編集者「あ、どうもお構い無く・・・・・・しかし、いやはや、・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

フワッ・・・
サァァァアアアア・・・

編集者「・・・・・・しかし、今日は圧倒されっ放しですね・・・はは・・・」
少女「・・・一応、実話ですから。ね？」
青年「はは・・・まぁ・・・」
編集者「・・・・・・それじゃあ、そろそろ・・・・・・」
時計「よろしくお願いするわ」
編集者「はい。・・・・・・・・・え？」



チクタクチクタク・・・・・・

cktkcktkwktkcktk

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

青年「・・・・・・今日はささやかなお祝いにしようか。夕食、よかったら一緒にどう？」
少女「えぇ。もちろん」
青年「じゃあ・・・ちょっと用意してくる」
少女「手伝う？」
青年「いや、このくらいお礼しないと・・・・・・ほんとにありがとう」

ギィィィ・・・
パタン。

少女「・・・・・・よかった・・・・・・元気が出たみたいで」
時計「・・・・・・」
少女「・・・・・・わたしも何か作らないとね」
時計「・・・・・・それだけ？」
少女「・・・・・・え？」
時計「坊や・・・・・・しばらくしたらまた働きに出るわ」
少女「・・・・・・」
時計「本1冊だけじゃ・・・・・・そんなには保たないもの」
少女「・・・・・・そう、だよね・・・・・・」
時計「それでいいの？」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

cktkcktk

ジャー・・・
カチャカチャ・・・

青年「そっちのお皿も持って来てくれる？」
少女「うん・・・」
青年「その布巾、渡して」
少女「はい・・・」

カチャカチャ・・・
きゅっきゅっ・・・

青年「向こうでは厨房の雑用もしてたから、すっかり自炊できるようになったよ」
少女「・・・・・・そうだね・・・わたしより、上手いんじゃないかな？」
青年「そんなことないよ。パイは焼けないしね。今度教えてよ」
少女「・・・・・・今度、か・・・・・・」
青年「え？ 何？」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・・・・また、いなくなっちゃうんだよね・・・・・・？」

途中までのまとめサイト
http://w10.s58.xrea.com/

ほし

cktk…

cktk

cktkcktk

cktkcktkcktk

cktk

チクタクチクタク・・・・・・

青年「━━━━━・・・・・・」
少女「また・・・・・・働きに行くんだよね・・・・・・」
青年「・・・母さんの所に仕送りもしないとダメだし・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「今度はこの柱時計さんも一緒に・・・・・・？」
青年「・・・・・・そのつもり、だけど・・・」

ザザァァァアアアア・・・・・・

少女「・・・・・・もう一人になりたくない・・・・・・」



熱が上がってきたorz

cktkcktk

bnbnbnbnbn

cktk

ｃｋｔｋｋｋｋｋｋ

保守

保守cktk

チクタクチクタク・・・・・・

青年「・・・・・・」
少女「・・・・・・ひとりぼっちは・・・・・・いやだよ・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・・・・わたしも行く」
青年「・・・・・・な、」
少女「一緒に行く。学園も辞める。」
青年「ばっ、何言ってるんだ！ いいわけないだろ！」
少女「なんで？」
青年「なんで、って・・・・・・」
少女「なんでダメなの？」
青年「だ、だからそれは！」
少女「あなたの事が心配だって言ってるの！
　　　あなたの力になりたいの！！」
青年「いや、だから・・・・・・」
少女「・・・・・・わかってよ・・・・・・もうわたしにはあなたしかいないの・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「・・・・・・坊や。その子をしっかり見てあげなさい」
青年「・・・・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・・・・みんな・・・・・・わたしが要らないからいなくなっちゃうんだ・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

少女「・・・・・・あなたも・・・・・・？」
青年「・・・・・・」



ぎゅ・・・・・・う・・・・・・っ



青年「・・・・・・ほんとに、いいんだね？」
少女「う・・・・・・うくっ・・・・・・う、ん・・・っ」
青年「・・・・・・一緒に頑張ろう」
少女「・・・・・・・・・うん・・・・・・っ」



チクタクチクタク・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・

青年「さてと。僕は仕事に行くよ」
少女「ん。・・・・・・いってらっしゃい」
青年「・・・・・・いってきます」

チクタクチクタク・・・・・・



青年「・・・・・・目標は、あれを買うことだな。いつになるかわからないけど・・・・・・きっと・・・・・・」




それは互いに支え合って生きる少女と青年の、
始まったばかりの物語。

チクタクチクタク・・・・・・

>>1「やっと終わった・・・・・・青年期編・・・・・・」
時計「相変わらずgdgdだわ」
>>1「キャラが一人歩きしてしまったorz」
時計「まぁね。・・・・・・で、次は？」
>>1「書きたいことはあとふたつ。熱が下がった今うちに書きます。まとめ屋さんにﾏｼﾞ感謝。
　　　あと少しの間頑張って・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

後日談【前】。



ﾏｽﾀｰ「はい、今月分の給料」
青年「ありがとうございます！」
ﾏｽﾀｰ「毎月君がよく働いてくれるおかげでウチの喫茶店もすっかり活気づいたよ」
青年「いえ、そんな・・・」
ﾏｽﾀｰ「これからもよろしく頼むよ」
青年「はい！」



店員「こちらでよろしいですね？」
青年「━━━━━えぇ」
店員「・・・・・・この花束はサービスさせて頂きます。どうかお幸せに」
青年「・・・ありがとう」



青年「ただいま」
少女「おかえり。・・・・・・なぁに？ その袋」
青年「君に、プレゼント。」



チクタクチクタク・・・・・・

後日談【後】



少女「・・・・・・・・・」
青年「どうかな・・・・・・」
少女「・・・・・・・・・ウェディングドレス・・・・・・？」



青年「・・・・・・すごく綺麗だ」
少女「ほんとに・・・・・・？」
青年「・・・・・・あと、これを」
少女「・・・・・・！！」
青年「手を出して・・・・・・よし。
　　 えー、コホン。・・・・・・僕の花嫁に、なってくれないか？」
少女「・・・・・・・・・はい！」



ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・♪



綺麗な花嫁と、
頑張る青年と、
古くなった時計の物語のカケラ。

>>1
乙です。応援していますのでこれからも頑張って
最後まで書き上げてくださいね。

良さげなスレﾊｹｰﾝと思ったらパートか・・・

とりあえず前スレのdatくれ

>>208
ありがﾄﾝ。
やっぱり嬉しいもんだ。

>>209
>>188にまとめなら・・・

>>210
おｋ、ちょっと読んでくる

次は中年編？
男と女の呼び方はもう決まってるんですか？

>>212

中年編は・・・gd回避のために軽く流す事にしました。
上手くまとめられれば短編として投下するかも。

次の人称はおじいさんとおばあさん。

http://love.freedeai.com/src/up3208.gif

http://www.city.hikone.shiga.jp/kikakushinkobu/400ht/hikonyan.html

おめーらひこにゃん氏らねーとは言わせんぞｗｗｗｗｗ
うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗひこにゃん萌えｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

おじいさんはその後働いていた喫茶店のマスターになり、時々トロンボーンを演奏したりとジャズ喫茶風な充実した店にした後、引退、閉店。
なお、おじいさんがマスターになった時に二人は喫茶店の二階に住居と柱時計を移している。

おばあさんは画家・絵本作家としてそこそこの成功を収め、おじいさんが店を畳んだ時に引退。

二人は安穏とした余生を過ごしている。



ってのが中年期編の出来事。

ほ

もう2度と、うごーかない
こーのとーけーい
閉ざされた　愛に向かい
さーけびつづけるううううう

ほ

cktkcktk

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「今日は確か・・・孫が来るんじゃなかったかい？ 10才の誕生日だとか」
おばあさん「えぇえぇ。そうですよ」
おじいさん「そうか・・・」
おばあさん「どうしたんです？ 難しい顔をして」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「いや・・・・・・そうか、孫か・・・もう、そんなに・・・・・・」
おばあさん「・・・・・・この時計は、ずっと同じ早さで針を動かしているのに、不思議ですねぇ」



チクタクチクタク・・・・・・

Cktk

読んでて途中涙腺が緩んだ
ｃｋｔｋｃｋｔｋ

ほっほっ

おじいさん「どれ、今日の夕食は私が作ろう」
おばあさん「あら、あまり無理はしないで下さいね」
おじいさん「棚から喫茶店の時のメニューが出て来てな。久しぶりに何か作ってみたくなった」
おばあさん「楽しみにしてますよ。ふふ」

チクタクチクタク・・・・・・

ジャッジャッ
ジュー・・・

おじいさん「おっと、胡椒はどこに・・・・・・」

すっ

おじいさん「・・・・・・ありがとう」

ジュージュー・・・・・・

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「今日は暖かいな」
おばあさん「植木の花が咲いてましたよ」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「どれ、窓際に飾っておこう。蝶が蜜を吸いにくるかもしれん」
おばあさん「えぇ、そうしましょう」

チクタクチクタク・・・・・・

ｃｋｔｋｃｋｔｋ無理はするなよ

チクタクチクタク・・・・・・



時計「(・・・・・・静かねぇ・・・・・・)」
配達人「ごめんくださーい！」
時計「(あら、困ったわ。今二人とも留守なんだけど・・・・・・)」
配達人「お留守ですかー？」

チクタク


時計「はいはい、お待たせしました」
配達人「あっどうも。ここにサインか判子をお願いします」
時計「判子ね、えっと・・・・・・あったあった」
配達人「・・・・・・」
時計「ここに捺せばいいの？」
配達人「え、あ、はいそうです」
時計「・・・・・・・・・わたしはこの家の人の孫ですよ」
配達人「あっ・・・・・・失礼しました！」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「(孫、か・・・・・・私が坊やのねぇ・・・・・・うふふ・・・・・・)」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「(・・・・・・この匂いは・・・・・・)」
おばあさん「焼けましたよ」
おじいさん「よしよし、やはりアップルパイはいいものだ」
おばあさん「ふふふ。さぁ、いただきましょう」
おじいさん「あぁ」

さくさく
パリパリ・・・

おじいさん「おや、一切れ余ってしまった」
おばあさん「あなたがそういう風に切ったものね」
おじいさん「なんだ、バレてたのか？」
おばあさん「何年一緒にいたと思ってるんです？」
おじいさん「敵わないなぁ・・・」

ギィィィ・・・
パタン。

時計「・・・・・・」

さくさく。
パリパリ。

チクタクチクタク・・・・・・

坊や『だいすき！』

時計「(・・・・・・・・・坊やがちっちゃいときの・・・夢、か)」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「(・・・・・・・・・私もよ、坊や・・・・・・・・・)」



チクタクチクタク・・・・・・

おじいさんと坊やは絡ませやすいから短編が作れるのか・・・・・・

ちょっと寝ますﾉｼ

>>231
乙！ｃｋｔｋ

>>231
乙でした
続きもｃｋｔｋしとります

残り16時間

cktkcktk

cktk

ｃｋｔｋｃｋｔｋ

ｃｋｔｋ…ｃｋｔｋ

cktk

cktk

　 (　ﾟдﾟ)
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　/
　　　 ￣￣￣

　 ( ﾟдﾟ ) cktk
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　/
　　　 ￣￣￣

cktkcktk

|＿|
|文|,∧
|￣|Д`) cktk
|　⊂ノ
|　|ω
~~~~~~~~~~~~~~~~

おじいさん「なぁ 私の老眼鏡を知らないか？」
おばあさん「・・・・・・あらやだ、今かけてるじゃないの」
おじいさん「何？・・・・・・あ」
おばあさん「しっかりして下さいよ」
おじいさん「ん・・・・・・最近目の調子がな・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

すっ

おじいさん「おや、少し見えやすくなった」
おばあさん「目にゴミでも入ってたんじゃないですか？」
おじいさん「・・・あぁ・・・そうかもな」

チクタクチクタク・・・・・・

|ｃｋｔｋ！を　　　|
|やっていいですか？|
ヽ＿＿＿＿　＿＿＿ノ
　　／‖ミＶ
　／::‖＿＿＿＿
／::::‖｜ ／　‖
|:::::‖￣＼ ｶﾞﾁｬｯ
|:::::‖ﾟ∀ﾟ)―‖
|:::::‖＿／　 ‖
|:::::‖｜ ＼　‖
|:::::‖∧∧∩ ‖
|:::::‖ﾟ∀ﾟ)/ ‖
|:::::‖∧ ∧∩‖
|:::::‖ ﾟ∀ﾟ)/‖
＼::::‖　　〈 ‖
　＼::‖_／＼｣ ‖
　　＼‖￣￣￣￣

　 ＼　│　／
　　 ／￣＼
　─( ﾟ∀ﾟ )＜cktK!
　　 ＼＿／
　 ／　│　＼ cktk!
　cktk〜! ∩ ∧ ∧∩
∩ ∧ ∧∩＼( ﾟ∀ﾟ)|
ヽ( ﾟ∀ﾟ)/ ｜　　　ﾉ
　｜　 〈　｜　　 |
　/ ／＼」 /　／＼」
　￣　　　/ ／
　　　　　￣

あ…>>1来てたんですね。
乙です。

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「・・・・・・」
おばあさん「すー・・・・・・すー・・・・・・すー・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「・・・私は幸せ者だ・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「温かさに包まれて・・・・・・今まで生きて来た」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「・・・・・・私は本当に・・・・・・幸せ者だ」

チクタクチクタク・・・・・・

チクタクチクタク・・・
ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・

おばあさん「・・・ん、お・・・さん、おじいさん、朝ですよ」
おじいさん「・・・・・・あぁ、おはよう」
おばあさん「はいはい、おはようございます」
おじいさん「・・・・・・」
おばあさん「どうしたんです？」
おじいさん「いや、この時計のベルの音で起きるのも随分長いことになると思ってな・・・・・・」
おばあさん「・・・そうですねぇ・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・




時計の針は、狂わず進む。
時計の針は、休まず進む。

孫「・・・・・・だから、家に来てくれませんか？
　　家内も心配しているので。その・・・・・・・・・おじいさんをこの家にひとりぼっちでいさせるのが・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「何、こんな老いぼれなんかに構わんでくれていい。たまに曾孫の顔が見れればそれで満足だ」
孫「で、でも・・・・・・」
おじいさん「私はもう充分に幸せだ・・・・・・これ以上望めんくらいにな」
孫「・・・・・・今度、また話しましょう」
おじいさん「曾孫も連れて来てくれ。この・・・・・・友人の話がしたい」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

孫「・・・・・・えぇ。もちろん」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「・・・・・・きっと坊やに似た曾孫なんでしょうね・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

時計「顔をよくみれないのが残念だけれど・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「やぁやぁ、よく来てくれた」
孫「おじゃまします」
曾孫「こんにちわ！」
おじいさん「あぁ、元気のいい子だ」
曾孫「・・・・・・パパの言ってたおっきい時計ってどれ？」
おじいさん「こっちだよ。さぁ、おいで」
孫「おじいさん・・・・・・あまり無理はしないようにお願いします」
おじいさん「・・・昔話ならいくらやっても苦にならんさ・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

おばあさん…

チクタクチクタク・・・・・・

孫「へぇー・・・・・・それでどうなったの・・・？」
おじいさん「そこには大きな白いお屋敷が建ったんだ。そこに越してきたのが・・・・・・」

がちゃっ
ギィィィ・・・・・・

孫「そろそろ寝るぞ」
曾孫「えぇー？ もっと聞きたいなぁ」
孫「おじいさんに迷惑をかけちゃいけないんだ」
曾孫「・・・・・・はぁーい・・・・・・」
孫「それじゃ、おじいさん、おやすみなさい」
おじいさん「あぁ、ちょっと待ってくれ・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「・・・・・・これをあの子に・・・・・・読んでやってくれ」
孫「・・・・・・これは」
おじいさん「昔・・・私が書いた本のノートだ」
孫「でも、これは」
おじいさん「いいんだ。もう老いぼれには必要のないものだからな・・・・・・」
孫「・・・・・・ありがとうございます。・・・おやすみなさい」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「あぁ・・・・・・おやすみ」

http://www.bannch.com/servlet/bbs/158340

age

あともうちょっとだと言うのに・・・っ

もうしばらくお待ち下さい・・・・・・

また〜り

ほす

チクタクチクタク・・・・・・



おじいさん「・・・・・・ふぅ・・・・・・」
時計「・・・・・・」
おじいさん「いや、やはり無理はいかんな・・・・・・すっかり・・・ガタが来てしまったよ」
時計「・・・・・・坊や・・・・・・」
おじいさん「おいおい、この年になって・・・坊やはないだろうよ」
時計「坊やは・・・・・・ずっと坊やよ」
おじいさん「・・・そうか・・・・・・そうかもな」
時計「だから、これからも坊やは坊やよ。ずっと・・・・・・ずっと・・・・・・」
おじいさん「あぁ・・・・・・それでいい・・・・・・」


チクタクチクタク・・・・・・

なんだこの我に返ったら死にたくなる系の恥ずかしいｽﾚ

最近のVIPは怖いな

チクタクチクタク・・・・・・

おじいさん「・・・・・・さぁ、もう寝ようか。明日もあの子に君の話をしてやらないと・・・・・・」
時計「・・・・・・えぇ、そうね」
おじいさん「私は・・・・・・君と出会えて、本当に・・・本当によかった・・・・・・おやすみ・・・・・・」
時計「・・・・・・おやすみなさい・・・・・・」

チクタクチクタクチクタクチクタク・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・
・・・・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・

時計「・・・・・・・・・100才のお誕生日、おめでとう、坊や。
　　　・・・・・・・・・・・・おやすみ・・・なさい・・・・・・っぐ、うっ、ぅぁぁ、くっ、ぐすっ・・・・・・坊や、坊や・・・・・・っ うわぁぁぁ・・・・・・ぅうっ、ぇぐっ、うっ、ぅわぁぁぁん・・・・・・」


ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・ボーン・・・・・・・・・・・・

(´；ω；｀)

チクタクチクタク・・・・・・

時計「・・・・・・・・・」

チクタクチクタク・・・・・・


時計「・・・・・・・・・」

チクタク、チク、タク・・・・・・

時計「・・・・・・・・・」

チク、タク・・・・・・・・・


・・・・・・・・・ボーン・・・・・・・・・・・・



100年間の、坊やと時計の物語。

おーおーきなのっぽの古時計

まあそのまんまだよな 何も新しくねえよ結果的に

目覚ませいい加減

>>１これで終わりかい？
なら、乙だったぜ？

>>265
承知の上だった。
モチーフにそう形にしようと決めてたから確かに新ジャンルではなかったかも。
技量不足。他ジャンルとかで修行する。

（´；ω；`）＜ナ、ナンダッテー!!!

>>1をみたときに厨二病スレかとおもった

ｃｋｔｋｃｋｔｋ

ｃｋｔｋ

なかなか良スレだったぜ、>>1乙

ck…tk

>>1
乙です(;A;)
最後まで書き上げてくれてありがとう。
次作をcktkしながら待ってます。

レスもないし終わりのようだね
乙でした
ガチで泣いた、いい話だったよ

乙でした

…で？止まった時計とおばあさんの話もやるんだな？

>>276
>>249の時点でおじいさんだけになってる

時計は替わりに目が見えなくなってるのか
>>１乙
。°・(ﾉД`)・°。

>>1
乙！

最後にちょっとだけ。

未熟者だったがなんとか書き上げられた。貴重な6日間をありがとう。

なんか最近は「新ジャンルももう全盛期じゃない」みたいな話をよく聞くし、
自分自身「花」あたりからしか知らないけど、まだまだ質を高められそうだと思った。

またどこかのスレでcktk出来る事を祈りつつ書いてる俺もｶﾞﾁで泣きそうだ。

ではﾉｼ

乙ー

>>1
改めて乙
俺もまたどこかでｃｋｔｋできることを願うぜ

>>280
乙。
「花」か。あれは確かによかったな。
また何か新ジャンルを思いついたら書いてくれ。cktkしながら待ってるから。