1 :
運び屋(チリ):
こないだの続き第2巻を書いたのでうpします。
すべてのゼロ厨に捧ぐ。(以下しばらく第1巻を再掲載。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いよいよ今日は召喚の儀式であります。 これは2年生に進級した君たちの最初の試験でもあり、貴族として一生を共にする使い魔との神聖な出会いの日でもあります。」
キュルケ「楽しみだわぁ〜。あなたがどんなすごい使い魔を呼び出すか」
ルイズ「…ほっといて」
――――
ギーシュ「サラマンダー…キュルケが召喚したのか。」
「最後にして大物を出したものですなぁ、ミス・ゼルプストー。」
キュルケ「私の二つ名、微熱のキュルケの名にふさわしい結果ですわ」
「ええ、これで全員ですかな。」
キュルケ「いいえ、まだ…。ミス・ヴァリエールが。
大見得切った以上、この子よりよりすごいのを召喚できるのよね、ルイズ?」
ルイズ「と、当然でしょ…!!」
ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!!
私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!!」
チュドーーーーーーーン!!!!!
ドラえもん「あいたたた・・・僕ドラえもんです」
2 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 14:45:10.14 ID:zOU2U8DA0
「に、人間?」
「あの格好…どうみても平民だな…」
「ああ、平民だな」
ドラえもん「うーん。タイムマシン乗ってたら急に目の前が暗くなって・・」
ルイズ「あ、あんた誰?」
ドラえもん「え?いったいなに?」
ルイズ「言葉が通じないのね。どこの平民?」
キュルケ「大見得切ったことだけはあるわね・・・クスクス。まさか平民を呼び出すなんて」
ルイズ「ちょ、ちょっと間違えただけよ!!」
「さすがゼロのルイズ。期待を裏切らないなぁ!!」「アッハッハッハー!!」
ドラえもん「どうなってるの?」
ルイズ「うるさーーーい!!」
ルイズ「ミスターコルベール!あの、もう一度やり直させてください!!」
コルベール「それはできない。この儀式はメイジとして一生を決める神聖なもの
やり直すなど儀式そのものに対する冒涜ですぞ!」
ルイズ「でも平民を使い魔にするなど聞いたことありません!」
コルベール「平民であろうと、何であろうと例外は認められません。儀式を続けなさい」
3 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 14:45:48.28 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「えぇ〜〜〜・・これとぉ〜〜〜…」
コルベール「早くしたまえ!でないと君は本当に退学になってしまうぞ!!」
ルイズ「分かりました…」
「ひゅーひゅーーー」
ドラえもん「な、なにおする」
ルイズ「感謝しなさいよね!貴族にこんなことされるなんて普通は一生無いんだから!!」
ルイズ「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンタゴン。このものに祝福を与え、我の使い魔となせ…」
ドラえもん「うわなにをするやめろぎゃああ」
ルイズ「いいからじっとしてなさい!!」
ドラえもん「ちゅ〜〜〜〜」
<ファーストキスから始まる>
コルベール「うむ、コントラクトサーバントは無事終了しましたな!」
ドラえもん「な・・・なんだ・・・体が熱ぃ!!うわー体内原子炉がオーバーヒートする!!」
ルイズ「すぐ終わるわ。」
ドラえもん「手に文字が!?」
4 :
タレント(不明なsoftbank):2007/03/12(月) 14:49:08.86 ID:Xqx++lv20
これはバロスwwwwwwwwwwwwww
5 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 14:54:47.49 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「ここは・・・」
ルイズ「やっと目が覚めたようね。胃が痛くなるほど悩んだけどあきらめてアナタを使い魔にすることにしたわ。
光栄に思いなさい。」
ドラえもん「何語だろ?何を言ってるのか分からないなぁ。」
ルイズ「それ、洗濯しておいて。言葉が分からなくても使い魔だからそんなことくらいわかるでしょ。」
ドラえもん「うわわ!?服?そうだ。これを使おう」
ルイズ「あーー!!!うるさーーーい!!!その上ピーピー吼えてばっかだし!!
あ、口封じの魔法…去年教わったやつ・・・確か・・・ただちに・・・我が要求にこたえよ!!」
ドラえもん「翻訳こんにゃく!!!」
パク!
チュドーーーーン!!!
ルイズ「うん・・・…おかしいな…」
ドラえもん「アイタタター。びっくりしたなぁ。」
ルイズ「! 分かる!分かるわ!!」
ドラえもん「はじめまして」
ルイズ「どういうこと・・・沈黙の呪文だったのに・・・あんた、名前は?」
ドラえもん「僕ドラえもんです。」
6 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 14:55:54.95 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「あなたは私に召喚されたのよ、使い魔としてね。…ああ、要するに召使いね。」
ドラえもん「君の召使?のび太くんのロボットなんだけど。」
ルイズ「え?知らないわよ。それに使い魔の分際で君呼ばわりは許さないわ。ご主人様と呼びなさい。」
ドラえもん「いくら人間でもロボットに対してその扱いは酷い!ロボット法に引っかかるよ。」
ルイズ「あー・・・なんで私の使い魔が平民なのよ・・・。ドラゴンとかグリフォンとか、そういうかっこいいのが良かったのにー!!!」
(シュタタタ!!)
ルイズ「あれ?ドラえもん?使い魔が逃げた?使い魔なのに!?」
ドラえもん「もう。のび太くんのところに早く帰らないと。」
ケティ「私、スフレを作るのが得意なんですのよ。」
ギーシュ「それは是非食べてみたい。」
ケティ「ほ、本当ですか!?」
ギーシュ「勿論だよケティ!君の瞳に嘘はつかないよ」
ドラえもん「君、どら焼きはつくれる?」
ギーシュ「君は…ルイズが呼び出した平民じゃないか。」
ドラえもん「僕ドラえもんです。出口はどこ?」
ギーシュ「平民が貴族になんて口の聞き方だ。全く、ルイズの使い魔だけあって・・。あっちだよ。」
7 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:02:29.25 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「はぁ・・・はぁ・・・!!私の使い魔知らない!?」
ケティ「門の方へ・・・」
ドラえもん「うわー。月が二つ!どこの惑星にきたのかな?」
ルイズ「見つけたわ!!ギーシュ捕まえて!」
ギーシュ「まったく使い魔に逃げられるなんて・・。」
ドラえもん「うわー。体が浮いたー。どんな道具使ってるんだろう?」
ルイズ「とにかく!!部屋に戻りなさい!!」
ドラえもん「やめろ〜」
-----------
ルイズ「ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国のトリステイン魔法学院。あなたは私の使い魔として召喚されたの。
私はあなたのご主人様のルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 」
ドラえもん「僕ドラえもんです」
ルイズ「それは何度も聞いたわよ。」
8 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:03:07.82 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「で、すんでるのは地球って言う惑星で、22世紀に作られた猫型ロボットですって?」
ドラえもん「タイムマシンで20世紀にいたところなんだけど」
ルイズ「信じられるわけないでしょ!そんな別世界があるなんて。」
ドラえもん「とにかく元の惑星に帰るよ。じゃあね。どこでもドア・・・。」
ルイズ「待って。無理。相手がどこの誰だろうと契約は絶対なの!」
ドラえもん「ちょwwwwwwなぜ服を脱いで!!!」
ルイズ「寝るから着替えてるの。それ洗濯しておいてね。」
ドラえもん「しずかちゃんより大胆!」
ルイズ「誰がアンタを養うと思ってるの?」
ドラえもん「・・・!!」
ルイズ「私の使い魔でしょ。掃除洗濯雑用・・・当然じゃないの。
朝も着替えを用意しとくように。安心なさい・・・ちゃんと働けば・・・ご飯は・・・与えるから・・・スヤスヤ」
ドラえもん「のび太くんより厳しいなぁ。ドラ焼きたべたいナリ(コロ助風)」
9 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:07:58.58 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「よう。朝だよ。ルイズちゃん。服だよ」
ルイズ「ふぇ?あんた誰?ああ、昨日使い魔召還したんだったわ。」
ドラえもん「!?ネグリジェにノーパン!?」
ルイズ「下着は?」
ドラえもん「あわわ。それはちょっとwww」
ルイズ「ご飯抜きにするわよ」
ドラえもん「ええ!?出していいの!?」
ルイズ「下の引き出し」
ドラえもん「うわー。すっごいかわいい下着がいっぱい。」
ルイズ「着せて。」
ドラえもん「えええ。下着もですか?」
ルイズ「…下僕がいる場合は貴族は自分で服なんか着ないの!!」
ドラえもん「みてられない・・・。」
ルイズ「そ、じゃあご飯抜きにするわよ…」
ドラえもん「もちろんパンツもはかせます。」
ルイズ「・・・・それは自分ではくわ。」
10 :
車内清掃員(東京都):2007/03/12(月) 15:09:43.65 ID:eppvg5cH0
翻訳こんにゃく・・・
11 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:15:38.82 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「行くわよ。」
ドラえもん「・・・どこ?」
ルイズ「朝食に決まってるでしょ」
――――
キルシュ「あ、来たわよ。噂の脱走使い魔とそのご主人様」
ざわ・・・ざわ・・・
ルイズ「ほら、早くいすを引きなさいよ。気が利かないわね。」
ドラえもん「手が届かないよ〜〜。」
ルイズ「よっぽどご飯が食べたくないようね…」
ドラえもん「・・・うんしょ。」
ルイズ「あなたの席はそこじゃないわ。床に座ってなさい。」
ドラえもん「ええ。これだけ?」
ルイズ「貴族の食卓に平民が一緒にこれるだけありがたいと思いなさい。」
ドラえもん「だが、どんな食べ物も体内原子炉でエネルギーに変えるのだ!」
12 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:16:15.13 ID:zOU2U8DA0
シエスタ「きゃ!!すみません!!!」
ドラえもん「あわわ。ごめんなさい」
シエスタ「あの・・・もしかしてミス・ヴァリエールの使い魔になったっていう・・・」
ドラえもん「そうだよ。」
シエスタ「平民が使い魔として召喚されたって、もう噂になってますから!!」
ドラえもん「・・・どうみても僕は平民に見えないと思うんだけど」
シエスタ「え、じゃあ魔法が使えるんですか!?」
ドラえもん「いや・・・つかえないけど。」
シエスタ「なんだあ。じゃあ平民じゃないですか!!」
ドラえもん(・・・というか人に見えないと思うんだけど…)
シエスタ「あ、私はここでご奉仕させてもらってるシエスタという者です。」
ドラえもん「僕ドラえもんです。」
シエスタ「ドラえもんさん・・・ですか。よろしくお願いします。」
ギーシュ「おい!ケーキはまだかい?」
ドラえもん「…ちょっと待て。僕がもっていくよ」
シエスタ「はい?」
13 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:26:55.34 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「このベルダンデと一晩語り合ってね・・・」
モンモランシー「そう・・・一晩中・・・ね・・・」
ギーシュ「ああ…この知的な瞳…感動的な触り心地!!まさに僕の使い魔になるべくしてなった…」
ドラえもん「昨日の一緒だった子はどら焼き作れないのかな?頼んでいい?」
モンモランシー「昨日の子・・・?」
ギーシュ「!き、君!!!ななななんてことを!!」
ドラえもん「はい、ケーキだよ」
ギーシュ「君は・・・ルイズの使い魔か・・・昨日は・・!!も、モンモランシー!!ちょっと木の陰で語り合おうか・・・」
ケティ「あ!ギーシュ様!!夕べお話した手作りのソフレ。今日のお茶会にと思いましたの。」
ギーシュ「あーーーー、それはそれは・・・。」
モンモランシー「・・・夕べ?」
ギーシュ「いや・・・これはだね・・・」
モンモランシー「ギーシュどういうこと!?」
ケティ「ギーシュ様・・・もしかして二股を・・・ひどいですわ!!」
ギーシュ「二人とも落ち着いて・・・」
モンモ・ケティ「嘘つきーーー!!!!!」
バチーーーーン!!
14 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:27:31.74 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「wwww僕ドラえもんです」
ギーシュ「・・・どうやら君は・・・貴族に対する礼を知らないようだな・・・」
ドラえもん「22世紀からきましたから」
ギーシュ「決闘だ!!昨日は卑怯な不意打ちで妙な術を使ったようだが…もう容赦はしない!!
覚悟はいいな…。ベストリノ広場で待っている!!」
ドラえもん「えええ!!ひーー。」
ルイズ「アンタ!!何やってんのよ!!」
ドラえもん「あ、ルイズちゃん。」
ルイズ「何勝手に決闘の約束なんかしてんのよ!!」
ドラえもん「してないよー(涙)どこにいくの?」
ルイズ「ギーシュに謝りに行くのよ。今ならまだ許してくれるかもしれない…」
ドラえもん「そうだね。お願いします。」
ルイズ「あなたは何も分かっていない。平民は貴族に勝てないの。ケガで済めばいいほうなんだから!」
ドラえもん「ベストリノ広場はどこ?」
マリコルヌ「ああ、あっちだあっち」
ドラえもん「僕もあやまってくるよ」
ルイズ「もー!!!使い魔のくせに勝手なことばっかりするんだから!!」
15 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:29:32.23 ID:zOU2U8DA0
オスマン「平民の使い魔など前例が無いが・・・」
コルベール「問題はそのことよりも・・・その者が表した使い魔の印に見覚えがないので…調べてみたところこれに酷似しておりまして…」
オスマン「ほぉ・・・これは…ミスロングビルすまないが・・・」
ロングビル「分かりました・・・」
コルベール「あと・・・顔に髭が」
オスマン「しっぽもあったのぅ」
―――
ギーシュ「逃げずに来たのは褒めてやろう」
ドラえもん「ごめんなさい。もうしません。許してください。」
ルイズ「待って!!ギーシュ、いい加減にして!決闘は禁じられているじゃない!!」
ギーシュ「禁じられてるのは貴族同士の決闘だよ。彼は平民。問題は何も無い。」
ルイズ「それは・・・そんなこと今まで無かったから・・」
ギーシュ「ルイズ・・・君はもしやこの平民に、その乙女心を動かしているとか…」
ルイズ「ッ・・!!誰がよ!!やめてよね!自分の使い魔がみすみすボロクソにやられるのを見過ごせるわけ無いじゃない!!」
16 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:36:06.04 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「君が何を言おうと、もう決闘は始まっているんだ!!」
ドラえもん「ごめんなさい。ゆるしてください。」
ギーシュ「僕の名は青銅のギーシュ。従って、青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手する」
「おい!いきなり7体か!!平民相手にえげつねえ!!」
ギーシュ「まぁルイズの持ち物を壊しちゃ悪いし、ここで謝れば許してやろう」
ドラえもん「さっきから謝ってるのに・・・このアホは人の話を聞かない・・・(´・ω・`)」
ギーシュ「んぐっ・・!!アホだと?そうかい・・」
――
オスマン「これは伝説のみに存在する使い魔のルーンじゃぞ・・・
まして・・・あのヴァリエールの三女が召喚するとは・・・
これは失われしペンタゴンの一角に関わることだ」
コルベール「ま、まさか!!」
オスマン「ことの真相はどうあれ、この件は一切口外してはならん」
コルベール「しょ、承知しました!!もしや、ポケットは・・」
オスマン「手がまんまるだったのぅ」
―――
17 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:36:53.97 ID:zOU2U8DA0
ぼこぼこぼこbkぼこ!!
「あの平民生きてるのか?」
ギーシュ「どうやら…勝負ありのようだな」
ドラえもん「いたたた。うーん。もう怒ったぞー!」
ギーシュ「さあ、まだやるのならこの剣をとりたまえ。」
ドラえもん「そんなのいらない。スモールライト!!」
――ピカー
「おお!ゴーレムが消えたぞ!!!!」ざわ・・ざわ・・
ギーシュ「く!!」
ドラえもん「えい」
プチプチ
「ギーシュもきえた!!!!」ざわ・・ざわ・・
ギーシュ「何!!」
ドラえもん「スモールライトで小さくしたんだよ。そして・・・えい」
ギーシュ「うわ!何をする!!ぎゃああああああああああああああああああ!!!!」
プチ
18 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:37:15.41 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「あああん!!もう!心配かけて(涙)」
ドラえもん「もしかして泣いてる?www」
ルイズ「馬鹿〜!そんなわけないんだから!!(泣)あんたなんか心配してないんだから!」
ドラえもん「ああ!しっぽひっぱらないで!」
――<猫型ロボットOS再起動モード>
ルイズ「きゃあ!ちょっと!どきなさいよ!重い!」
19 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:37:57.45 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「ん・・・」
シエスタ「あ、お目覚めですか。」
ドラえもん「何で君がここに・・・」
シエスタ「食事をお持ちするようミス・ヴァリエールから仰せつかったので」
ドラえもん「・・・ルイズちゃんが」
ルイズ「zzz・・・」
ドラえもん「寝顔かわいいなぁ」
シエスタ「疲れたんでしょうね・・・ずっと寝ずにドラえもんさんの看病をしていたので・・・」
ドラえもん「ワーイ。やさしいなぁ。」
シエスタ「方々から高い薬を取り寄せていたのですよ。」
20 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:38:49.15 ID:zOU2U8DA0
ドザ!
ドラえもん「なにこれ!!」
ルイズ「あんたのせいでギーシュのお葬式にいってる間に溜まった洗濯物よ。」
ドラえもん「かわいい使用済みの下着がいっぱいだー」
―――
ドラえもん「えーっと。自動で洗濯する道具とか一般的に便利なのは実は連載中でてこないんだよね。」
ルイズ「教室までのお供もしないで洗濯にいつまで時間かけてんのよ!全く使えないったら!!
洗濯が片付いたらすぐ教室に来ること!!分かったわね!!」
ドラえもん「とりあえず下着は四次元ポケットにいれておこう」
―――
21 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:39:12.11 ID:zOU2U8DA0
「火、水、風、土の魔法は複数組み合わせることで更に強力になり、別な効果を生み出します。
そして私達メイジはいくつ組み合わせられるかでレベルが決まりますが、そのレベルは?」
モンモン「はい先生!二つの組み合わせが出来ればライン、三つでトライアングル、四つでスクエアと呼ばれますわ」
ドラえもん(パンツがみえてる。デヘヘ!)
ルイズ「・・・」 ドゴォ!! ドラえもん「あわわ!!!」
「みなさんは、まだ1系統しか使えないと思いますが…」
キュルケ「先生、お言葉ですが、まだ1系統も使えない、魔法成功率ゼロの生徒もおりますので・・・」
ドラえもん「・・・・もしかしてルイズちゃんってこの世界ののび太くん?」
ドラえもん「なぜ他のお友達が君の事を「ゼロのルイズ」と呼んでるかようやく理解できたよ。
属性ゼロ、魔法の成功の確立ゼロ。どこの世界にものび太くんのようなおちこぼれはいるもんだね!」
ルイズ「・・・」
ドラえもん「でも大丈夫。僕がきたからにはもう!! ゼロだののび太の癖に生意気だ!だの呼ばせないよ!!」
ルイズ「こここ、この使い魔はご、ご主人様に、な、ななんてことを言うのかしら・・・!!」
ドラえもん「え・・・?」
ルイズ「ゼゼ、ゼロって言った回数だけご飯抜き!!!」
ドラえもん「ええええ!!!」
22 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:40:18.00 ID:zOU2U8DA0
ぐぅ〜
ドラえもん「・・・おなか減りました」
ルイズ「無理」
ルイズ「しょうがないわね…。今回は特別に勘弁してあげるわ」
ドラえもん「・・・わーい!!」(今後は魔法がゼロだろうと胸がゼロだろうとゼロと言うべきではないなぁ)
ルイズ「胸が・・・なんですって・・!?」
ドラえもん「な!!しまった!!しずかちゃんよりはあるよ!!あるよ!年齢は違うけど。」
ルイズ「やっぱご飯抜き!!プラス今夜は部屋で寝るの禁止!!!!!」
ドラえもん「うう・・・ヒドス・・・」
シエスタ「ドラえもんさん・・・?」
23 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:41:57.56 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「もぐっ・・!んぐっ・・・!!」
「残り物でスマンが思う存分食ってくれ、我らの剣よ!」
ドラえもん「我らの剣?」
「そうとも。あんたは俺たちと同じ平民なのにあの偉ぶった貴族の小僧をぶっ殺したんだ。
我ら平民の誇り、我らの剣だ。」
ドラえもん「でへへッ!でも、あれは僕の道具のおかげで・・」
「見ろ!!真の達人はこんな風に偉ぶらねぇもんだ!!う〜ん、流石だぁ」
ドラえもん「!それよりこれうまいうまい。」
「このコック長にかかればどんなもんだって絶妙な味に仕上げて見せるさ!!これだって魔法みたいなもんだ!」
ドラえもん「でもさ、よく考えたらおなか減ったら北風のテーブルかけ使えばいいんだけどね。」
「いいやつだぁ・・ドラえもん!!お前は全くいいやつだドラえもん!!是非とも俺に接吻させてくれぇ!!」
ドラえもん「ひえええ!!!!」
24 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:43:07.29 ID:zOU2U8DA0
シエスタ「また来てください・・・みんなドラえもんさんのファンですから・・・」
ドラえもん「うんwwwドラ焼きほしい。」
シエスタ「あ、あのドラえもんさん・・・今度ゆっくりお話したいです・・・あのどうしたんですか?」
ドラえもん「かわいいなぁ。」
シエスタ「そんな・・はずかしい(ぽ」
(テテテ)
―――――
ドラえもん「ちっ。あとちょっとでモノにできたのにウブな娘だー。(ニヤリ」
25 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:43:55.67 ID:zOU2U8DA0
キュルケ「いらっしゃい!ようこそ私のスウィートルームへ・・・ドラえもん・・・」
ドラえもん「!?」
キュルケ「いけないことだとは思ってるわ・・・でも私の二つ名は微熱・・・。
松明みたいに燃え上がりやすいの…」
ドラえもん「うほwwwテラ妖艶っすwww」
キュルケ「お分かりにならない?恋してるのよ、私、あなたに。恋は本当に突然よねぇ・・・。」
ドラえもん「ロボットなので童貞です!!(ハアハア!」
キュルケ「愛してるわドラえもん・・・」
ドラえもん(こ・・・この体勢は・・・!!ついに卒業ktkrwww)
ルイズ「何やってんのよ!!!」
26 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:44:37.58 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「ツェルプストー。誰の使い魔に手を出してるのよ」
キュルケ「待って!!彼はあなたの使い魔だけど、れっきとした人間よ!!」
ドラえもん「いやロボット…」
ルイズ「どうでもいいから来なさい!!」
ドラえもん「うわーしっぽひっぱらないで!!!」
キュルケ「ふん・・・まだ諦めないわよ!!」
――――バタン
ルイズ「・・・まるで盛のついた犬じゃないの!!!」
ドラえもん「いや・・・一応猫型なんだけど。ってなに!?」
ルイズ「跳馬用の鞭よ・・・私間違ってたわ。あんたをつい人間扱いしてしまうなんて」
ドラえもん「ロボットです!!」
ルイズ「よりにもよってツェルプストーの女に尻尾を振るなんて!!犬ぅぅぅ!!!!!!」
バチンバチン!!
ドラえもん「うわー。助けてえええええ」バチン!バチン!
ルイズ「何よ!!あんな女のどこがいいのよ!!」バチン!バチン!
ドラえもん「あ・・・もっと・・・」
27 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:44:59.96 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「ふーん。それでそのままキュルケの部屋へ。」
ドラえもん「そうだ、不可抗力なのです。」
ルイズ「情けないわねえ…あんた男でしょ」
ドラえもん「いえ、猫型ロボットです」
ルイズ「そうね、明日はちょうど虚無の曜日だし…もう寝なさい。明日早いんだから」
ドラえもん「頼むから話しを聞いて」
ルイズ「ちょっと、今日は部屋で寝なさい。またキュルケに襲われたら大変でしょ」
ドラえもん「え・・・やっぱり僕のこと・・・」
ルイズ「・・・!!!!(真っ赤」
ルイズ「馬鹿!馬鹿!」
バシン!バシン!!
ドラえもん「あああん!もっともっと!!!」
28 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:45:47.23 ID:zOU2U8DA0
武器屋「最近は宮廷でも下僕に武器を持たすのがはやってましてね」
ドラえもん「僕に武器もたせるの!?」
ルイズ「戦士なんだから剣くらい使えないとね。キュルケにまた襲われたら大変でしょ。自分の身は自分で守らないとね」
ドラえもん「どっちかっていうと魔法使いに見えなかった?この間の戦い剣使ってないんですが・・・。」
ルイズ「それは高すぎるわ。金貨100で適当なのはないの」
武器屋「100ですかい…まぁなくはないですが…」
ルイズ「それ買うわ!!」
ドラえもん「話しを聞いて・・・」
29 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:46:10.18 ID:zOU2U8DA0
―――
ドラえもん「ん?なにこれ?」
キュルケ「気に入っていただけて?」
ルイズ「どういう意味ツェルプストー?」
キュルケ「ドラえもんにお似合いの剣を偶然見つけたから、プレゼントしただけじゃない。」
ルイズ「あとをつけてきたって訳?」
キュルケ「情けないわね、こんな安物の剣も買えないなんて…」
ドラえもん(僕をめぐって三角関係ktkrwww)
30 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:46:51.09 ID:zOU2U8DA0
キュルケ「この剣、ゲルマニア製の業物だそうよ。剣も女もゲルマニア製に限るわね。」
ルイズ「へ、へんだ!あんたなんかゲルマニアで男漁りすぎて相手にされなかったからって、わざわざ隣の国に留学してきたんでしょ!」
キュルケ「言ってくれるじゃない」ルイズ「本当のことじゃない!」
キュルケ「それじゃドラえもんに決めてもらいましょうか」
ルイズ「そうよ、あんたの剣で揉めてるんだから」
ドラえもん(キュルケちゃんの胸エロい・・あれにどら焼き挟んで食べたい・・・・)
キュルケ「いい機会だから教えてあげる。私ね、あなたのことが大嫌いなの。」
ルイズ「あら気が合うわね。私もよ。」
キュルケ・ルイズ「決闘よ!!!」
?「うるせえぞ!!馬鹿女ども!!!」
キュルケ・ルイズ「馬鹿女・・・!?」
ドラえもん「違う!!僕じゃない!!あああ!!二人がかり!!!もっと!!!」
31 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:48:28.72 ID:zOU2U8DA0
タバサ「・・・剣」
ルイズ「・・・?」
?「人が寝てるとこを起こしやがって・・・」
ドラえもん「剣が喋ってる。剣型ロボットかな。」
?「おどれぇた!!お前そんな青い顔して使い手かよ!!どおりで目も覚めるわけだ!」
キュルケ「それって・・・知性をもつ剣、インテリジェンスソードじゃない。あなたまた変な剣を買ってきたわね。」
ルイズ「知らなかったのよ!こんな気色悪いのすぐ返品するわ」
ドラえもん(知性を持つ剣・・・僕の仲間みたいだ・・・よし)「剣はこれにするよ。」
ルイズ「な!!!」
デルフリンガー「俺はデルフリンガーだ。相棒よろしくな。」
ドラえもん「僕ドラえもんです。」
32 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:49:05.81 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「さむいなぁ。なんでこんな夜中に」
シエスタ「ドラえもんさん?」
ドラえもん「・・・シエスタちゃん?」
――――――
シエスタ「シルクはかる干しにしてくださいね。ハイ。」
ドラえもん「手が丸くてできません」
シエスタ「そういえば、ドラえもんさんはどちらの出身なんですか?」
ドラえもん「22世紀からきました。」
シエスタ「22・・? あの・・・ドラえもんさん。ありがとうございます!」
ドラえもん「なにが・・・?」
シエスタ「何があってもめげないし、平民なのに貴族に立ち向かったり…。
そんなドラえもんさんに、たくさん勇気を頂きました。ドラえもんさんのおかげで、私これからも頑張れます」
ドラえもん「でへへ!!照れるなぁ。ところで今晩暇?」
シエスタ「あ・・えっと・・おやすみなさい!!(照」
ドラえもん「あ・・・ああ・・・」
33 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:49:35.77 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「ちぇっ・・・。あの娘脈アリだとおもったのになぁ」
キュルケ「ハーイ」
ドラえもん「うわわ。またもやグラマーなおねーさん。」
キュルケ「ねぇ、この間私が買った剣だけど」
ドラえもん「うんうん!?」
キュルケ「あたしには不要だし、せっかく買ったんだからプレゼントするわ。」
ドラえもん「ほんと?」
キュルケ「勿論よ、とにかく中で話しましょ」
ドラえもん「剣いらないけど、このおねーさんいる!卒業できるかも。ワクワク」
キュルケ「遠慮しないでいいのよ」
ドラえもん「じゃあ・・・。いただきます。」
キュルケ「逃がさないわよ・・・!」
ドラえもん「お!!この体勢は・・・騎上位!?」
ドタン!!
キュルケ「愛の狩人、フォン・ツェルプストーの血が騒ぐわ・・・」
バタン!!
ドラえもん「ル、ルイズ!!」
ルイズ「帰るわよ!!犬!!」
ルイズ「あれほど言ったのにまたノコノコ誘いに乗ったなんて馬鹿すぎるわ!!」
ドラえもん「落ち着いて!!おお!その鞭はいい!・・・来る!!早く!!・・おお!!く〜〜!!!んんんっ・・・!!!」
34 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:50:24.66 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「んぐっ・・もぐっ・・・」
マルトー「貴族連中の残りもんだから遠慮せずに食べろよ!我らの剣!」
ドラえもん「・・・今日はあのメイドちゃんは?」
マルトー「お前…シエスタから聞いてないのか?」
ドラえもん「・・・?」
マルトー「急遽、モット伯っていう貴族に仕えることになってな。今朝早く、迎えの馬車でいっちまったんだ」
ドラえもん「えええ!大変だ!」
―――
ルイズ「モット伯爵は王宮の勅使でいつも学園に来てるわよ。いつも偉ぶってて好きじゃないけど」
デルフリンガー「貴族が若い娘を名指しでって場合はめかけになれってことだな」
ドラえもん「ちょwwエロスwww見てぇwwwこうしちゃいれれない!!」
――
ルイズ「夕食にも戻ってこないなんて・・・あの犬・・・」
ギーシュ「そういえばさっき彼が、モット伯の家の道順を聞いてきたぞ」
ルイズ「モット伯ですって!!!」
ルイズ「あれ?そういやあんた死んでなかった?ま、いっか。どうでも。」
35 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:51:39.49 ID:zOU2U8DA0
モット「どうだ、仕事は慣れたか?」
シエスタ「はい、大体は・・・」
モット「そうかそうか。まああまり無理はせぬようにな。私はお前をただの雑用に雇ったわけではないのだからな、シエスタ」
シエスタ「あっ・・・」
**カタン***
モット「な、何者だ!!」
ドラえもん「石ころ帽子つけてたのにばれるなんて・・・。」
モット「いつからそこに!?」
ドラえもん「ああ、おかまいなく。続けてください。」
モット「貴様!!何者だ!!」
ドラえもん「僕ドラえもんです」
モット「く!!メイジか!!!貴族の家に勝手に忍び込むとは!」
シエスタ「やめてドラえもんさん!!伯爵、この者の無礼をお許しください」
モット「ならん!!そこをどけんか!!」
36 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:51:59.63 ID:zOU2U8DA0
シエスタ「出来ません!!モット伯、お願いでございます。私はどのような罰でもお受けいたします!!」
ドラえもん「うっわww罰とか超みてえwwwむしろ僕が罰をwww」
シエスタ「きゃ!!ドラえもんさん!!やめて!」
モット「私の二つ名は波濤のモット。トライアングルのメイジだ。わしにやらせろ。」
ドラえもん「二人でどうですか?」
モット「ふざけるな!やらんわ!食らえ!!」
ドラえもん「やまびこやま!」
モット「な、何を!!魔法を反射しただと!」
ドラえもん(しょうがないからシエスタちゃんさらって、ゆっくり続きやるかな)
ルイズ「ドラえもん!!!!」
どかーん!!!
モット「な、なに!?」
ドラえもん「ルイズちゃん!!!」
37 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:52:23.03 ID:zOU2U8DA0
モット「学院の門弟もレベルが落ちたものだ。オスマンに厳罰を要請せなばならん」
ルイズ「急を要したもので許可無くお屋敷に侵入したことはお詫びいたします。
そして、使い魔の不始末は主人であるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの責任です。
どのような罰でもお受けいたします。」
ドラえもん「蝋燭はありますよ?」
キュルケ「モット伯爵、これで手を打ちませんこと?」
モット「これは・・・」
キュルケ「伯爵はこれを痛くご所望とか。申し遅れました。
私、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーと申します。」
モット「ツェルプストー!!ではそれは!」
キュルケ「はい、我が家に代々から伝わる召喚されし書物。どうぞ」
モット「おおおお!!これは・・・」
ドラえもん「ハルヒのエロ同人じゃないか!!!」
キュルケ「同人? あれは魔法使いが偶然召喚したのをおじい様が買い取ったの。」
38 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:53:00.52 ID:zOU2U8DA0
シエスタ「本当にありがとうございました!」
ドラえもん「ちぇっ。残念。」
シエスタ「ドラえもんさん来てくださったから・・・」
ドラえもん「いやー。そうそう。本当は救いにいったのです。」
チュッ
ドラえもん「!!!!!!」
シエスタ「おやすみなさい!!」
ドラえもん「まって、続きはベットで!・・あ!!」
ルイズ「・・・部屋に戻るわよ。」
ドラえもん「いつからそこに・・」
ルイズ「少し黙ってて!!これからアンタにどんな重い罰を与えればいいか考えてるんだから!!」
ドラえもん「わーい!あるの?あるの?」
ルイズ「当たり前じゃない!!何ニヤニヤしてんのよ。鞭打ち100回じゃ軽いほうね!!」
ドラえもん「やったー!!」
39 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:53:23.62 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「もっと背筋を伸ばして!!」
ドラえもん「この体系以外できません。」
ルイズ「うかつだったわ・・・品評会のことをすっかり忘れてた」
ドラえもん「品評会?」
ルイズ「ええ。生徒達の召喚した使い魔を学院中にお披露目するの。」
ドラえもん「いやならでなければ?」
ルイズ「2年生は絶対参加なの!!せめて恥をかかないようにしなきゃ・・・」
ドラえもん(いろいろ面白い道具あるんだけどなぁ)
ルイズ「とにかく、授業が終わるまでにあんたが出来ること、考えといて!」
ドラえもん「派手な道具はなにかなぁ?」
40 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:54:07.52 ID:zOU2U8DA0
シエスタ「ドラえもんさん、何してるんですか?」
ドラえもん「いえいえ別に。ボケーっとしてました。」
シエスタ「品評会の練習はしなくていいんですか?」
ドラえもん「道具でも見せればいいかなと」
シエスタ「あはは・・・。特に今年はアンリエッタ様がいらっしゃいますからね。」
ドラえもん「アンリエッタ・・・?」
ドラえもん「なるほど、この国の姫様が見に来るというわけだね。」
シエスタ「アンリエッタ様は陛下がお亡くなりになって以来、国民の象徴的な存在なんですよ」
ドラえもん「姫とかきっとかわいいんだろうなぁ」
シエスタ「・・・ドラえもんさんも頑張ってくださいね(照)」
タッタッタッタッタ・・・
ドラえもん「あの娘ならヤレル!!!まちがいない!!!」
41 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:54:48.06 ID:zOU2U8DA0
ロングビル「ミスターコルベール。宝物庫の兵士を門の警備に回すのですか?」
コルベール「なにせ、急なことなもので人手が全然足りませんもので」
ロングビル「でも、土くれのフーケがここの宝物を狙っていると聞きましたが。」
コルベール「ええ、とはいえ、姫殿下の護衛が目を光らせているときにわざわざ入り込む賊もおりますまい。
もっとも、この扉にはトライアングルクラスのメイジでも歯がたたんでしょう。」
ロングビル「・・・」
――トリステイン王国、アンリエッタ姫殿下のおなーーりーーー!!
「おおおお!!!」「美しい!!」
ギーシュ「おお、なんと可憐な!!」
アンリエッタ「急なわがままで申し訳ありません、ミスターオスマン。」
オスマン「滅相もございません!生徒共々お待ち申しておりました!!」
アンリエッタ「今年だけは・・・ぜひともこの目で見たかったもので・・・」
ドラえもん(こいつはすごい上玉!!!)
42 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:55:25.28 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「ちょっと…出し物は決まったの!?」
ドラえもん(姫を拉致する道具は・・・。スモールライトで小さくして裸で飼うかな。)
ルイズ「何ニヤニヤしてんのよ気持ち悪い」
コンコン
ルイズ「もう、誰よ、こんな時間に。どうぞ」
?「・・・久しぶりね、ルイズ・フランソワーズ!」
ルイズ「・・・姫殿下!?」
アンリエッタ「ルイズ・・・ルイズルイズ・・・」
ルイズ「いけませんわ姫殿下!こんな下賎な場所へ、お一人で・・。」
アンリエッタ「そんな堅苦しい行儀はやめて。私達はお友達じゃないの。」
ルイズ「もったいないお言葉でございます。」
アンリエッタ「ずっと会いたかった…ごめんなさいね、父上が亡くなって以来、ずっと心を開いて話せる相手もいなくて…」
ドラえもん「うっわwww向こうから来てくれるとかwww」
ルイズ「あんたは黙ってなさい!!お許しください、礼儀知らずで・・・。」
アンリエッタ「あのモット伯にたてつくくらいですものね。」
ルイズ・ドラえもん「・・・!」
43 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:55:47.53 ID:zOU2U8DA0
アンリエッタ「アナタにも会いたかったのよ。貴族に立ち向かう使い魔さんて、どんな人かなって。」
ルイズ「姫様・・・」
アンリエッタ「安心して、ルイズ。宮廷内で少し騒ぎがあったけど…咎めはありません。」
ルイズ「じゃあ・・・姫様が・・・」
アンリエッタ「忘れたの?私あなたが困ったときは必ず助けるって言ったでしょ?一応、私も皇女ですからね」
ルイズ「姫様・・・お礼の申し上げようも!!」
アンリエッタ「ルイズは良い使い魔を召喚したわね」
ルイズ「そんな・・・こんな下品で変な生き物!一生の不覚ですわ!!ちょっと何ニヤニヤしてんのよ!!」
アンリエッタ「ここ数年で一番楽しいひと時でした。ありがとう、ルイズ・フランソワーズ。」
ルイズ「私もですわ。姫様」
アンリエッタ「使い魔さん、明日頑張ってくださいね。」
ドラえもん「今日のところは見逃してやろうかなぁ」
ルイズ「こら!!姫様に向かって!!!どうしてあんたはいつも!!!」
ドラえもん「もっと強くだ!!!そう、そう!!!」
アンリエッタ「やはり・・・自由の身が一番ですね。」
44 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:56:17.97 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「いいこと・・・一礼して戻ってくるだけ、余計な真似しないでね」
ドラえもん「えええ!僕の道具を見せればすごいのに!!」
ルイズ「いいの!!姫様にあんたのことばれちゃったんだから…」
コルベール「続きましてミス・ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!」
ルイズ「紹介いたします・・・私の使い魔、ドラえもんです・・・種類は・・・」
「がんばれー!ゼロのルイズぅー!!」「アハハハハハ!!!」
ルイズ「種類は・・・・平民です!!!!」
「ギャハハハハハ!!!!」「アハハハハハ!!!」
ドラえもん「いや・・ロボット・・・」
「種類は平民だってよ!!!!」「キャハハハハ!!!」
ドラえもん「しかも猫型・・・」
「さすがゼロのルイズぅ!!期待を裏切らないぜぇー!!」「アッハッハッハー!!!」
ドラえもん「耳ないけど・・・」
ドラえもん「ビッグライト!!!!」
「うわああああ!!!!!????」
45 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:56:41.20 ID:zOU2U8DA0
?「ハッハッハ!!味方に当ててりゃ世話無いね!!」
ルイズ「ちょ、ちょっと失敗しただけよ!!!今度は本気だからね!!」
ドラえもん「ちょっときもちよかったかも。。。」
ルイズ「・・・ファイアーボール!!!」
?「ハッハッハ!!どこ狙ってんだい?」
ドラえもん「おしい!!」
?「・・・壁が!?今の魔法・・・」
ルイズ「しょうがないわね!!ドラえもん!!あんた倒しなさい!!」
ドラえもん「いや、その前にもう一発お尻にお願い。」
ルイズ「何言ってんのよ!!早くしないと!!」
?「どっちにしろ好都合・・・」
?「感謝するよ!!!」 (シュタタタ!)
46 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:57:12.58 ID:zOU2U8DA0
―破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ
オスマン「やられた・・・なんたることじゃ・・・よもや宝物庫が破られるとは・・・」
キュルケ「驚きよねー。あの土くれのフーケだなんて。」
ルイズ「あんな大きなゴーレムを操るなんて。トライアングルクラスに違いないわ」
アンリエッタ「二人ともよくぞ無事で!」
ルイズ「姫様!!申し訳ありません、王宮の宝物を・・・」
アンリエッタ「あなたの責任ではないわ、ルイズ・フランソワーズ。私はこの件を王宮に報告しなければなりません。また近いうちにお会いしましょう。ルイズ・フランソワーズ、使い魔さん。」
ルイズ「姫様の責任問題にならなければいいけど・・・」
ドラえもん「あの・・聞いていい?・・・どうして僕が下がれといったときに逃げなかったの?」
ルイズ「馬鹿ね・・・。使い魔を見捨てるメイジなんてメイジじゃないわ。」
ドラえもん「フラグktkr!」
47 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:57:56.28 ID:zOU2U8DA0
ロングビル「町で色々聞き込みをしたところ、森の奥の廃屋に出入りする怪しい人影を見かけたという情報を入手いたしまして」
オスマン「さすが仕事が速いな、ミス・ロングビル」
ロングビル「その証言を元に、私が似顔絵を書いたのですが…」
ルイズ「・・・フーケです!!土くれのフーケに間違いありません!!」
コルベール「すぐに王宮に報告しましょう!!」
オスマン「そんなグズグズしとってはフーケに逃げられる。我々の手で破壊の杖を奪還し、
盗賊によって奪われた学院の名誉を取り戻すのじゃ!我と思うものは杖をあげよ!!」
オスマン「・・・誰もおらんのか?」
ルイズ「・・・私が行きます!!」
ドラえもん「えー。ぶーぶー。そうなったら僕もいくんじゃ。」
キュルケ「私も参りますわ」
ルイズ「ツェルプストー!!」
タバサ「二人が心配・・・」
ルイズ「あ、ありがとう・・・」
ドラえもん(あ・・タバサちゃんってかわゆい・・・)
48 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:58:34.56 ID:zOU2U8DA0
オスマン「うむ。では3人に頼むとしよう。この2名はフーケの目撃者だ。
その上、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つナイトでもある。」
ルイズ「ナイト!?」キュルケ「本当なのタバサ!?」
オスマン「さらにミス・ツェルプストーはゲルマニアの有名な軍人の家系で、彼女自身の炎の魔法も強力と聞いておる。」
オスマン「そして、おっほん…その…ミス・ヴァリエールは…有名な魔法使いを輩出したヴァリエール家の三女で…
ええとその・・・おう!!そうであった!!その使い魔はグラモン元帥の息子を圧倒する戦士であると聞いておるぞ!!」
コルベール「そうでした!!彼は伝説のガンダー・・・う!!」
オスマン「魔法学院は諸君らの努力と貴族としての義務に期待する!」
ロングビル「オールドオスマン。私が案内役として彼女らに同行しますわ」
―――
ロングビル「情報では確かにあの小屋です。」
ドラえもん「空き家かな。」 (この無人小屋いろいろ仕えそう。場所覚えておこう。ククク)
タバサ「罠はないみたい・・・」
ルイズ「私は外を見張ってるわ!!」
ロングビル「私はあたりの偵察をしてきます。」
キュルケ「手がかりがないか一応調べて見ましょ。」
タバサ「・・・破壊の杖」
49 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 15:59:34.43 ID:zOU2U8DA0
キュルケ「ちょっとこんな簡単に・・・確かに箱は同じだけど・・・」
ルイズ「きゃああああああああああああああ!!!」
ドラえもん「どうしたの!!!!」
キュルケ「ゴーレム!?」
キュルケ「ビン・・・エクス・・・フレイム・・・ファイアー!!!」
タバサ「ニド・・・イス・・・ハ・・・」
キュルケ「やっぱ無理よ!!こんなの・・・」
ルイズ「・・・・ハッ!!!」
ドラえもん「ルイズちゃん!!何してるの!!逃げろ〜〜〜!!」
ルイズ「嫌よ!!!私は貴族よ!!魔法を使えるものを貴族と呼ぶんじゃない!!敵に後ろを見せないのを貴族というのよ!!
ゼロのルイズなんかじゃないんだからッ―!!!」
ルイズ「サンダー!!・・・あ・・!!」
ドラえもん「通り抜けフープ!!」
キュルケ「ルイズ!!!」
ドラえもん「あぶなかった!!」ルイズ「うう・・・邪魔しないで!!!」
――パン!!!!!
50 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:00:02.20 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「貴族だから何だよ!死んじゃったら誰が鞭を僕にくれるの!!」
ルイズ「だって・・・だっていつもみんなから馬鹿にされて・・・悔しくて・・・
逃げたらまた馬鹿にされるじゃないっ・・・!!(泣」
ドラえもん「泣き顔も萌えwwww」
タバサ「・・・乗って」
ドラえもん「ルイズちゃんを頼む!!」
ルイズ「ドラえもん!!」
ドラえもん「フンッ!!そんな顔されたら・・もっと泣かせたいけど・・・まあいっか・・・土っくれよぉ!!」
デルフリンガー「抜け!!相棒!!」
ドラえもん「スモールライト!!!!!」
デルフリンガー「お、おおおい!!!俺を使えって!!」
ドラえもん「スモールライトって無敵の道具だよね」
デルフリンガー「まだだ!!術者を倒さないと何度でも生まれるぞ」
ドラえもん「あらら」
51 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:01:02.92 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「貴族だから何だよ!死んじゃったら誰が鞭を僕にくれるの!!」
ルイズ「だって・・・だっていつもみんなから馬鹿にされて・・・悔しくて・・・
逃げたらまた馬鹿にされるじゃないっ・・・!!(泣」
ドラえもん「泣き顔も萌えwwww」
タバサ「・・・乗って」
ドラえもん「ルイズちゃんを頼む!!」
ルイズ「ドラえもん!!」
ドラえもん「フンッ!!そんな顔されたら・・もっと泣かせたいけど・・・まあいっか・・・土っくれよぉ!!」
デルフリンガー「抜け!!相棒!!」
ドラえもん「スモールライト!!!!!」
デルフリンガー「お、おおおい!!!俺を使えって!!」
ドラえもん「スモールライトって無敵の道具だよね」
デルフリンガー「まだだ!!術者を倒さないと何度でも生まれるぞ」
ドラえもん「あらら。難しい。」
52 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:01:30.90 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「何とかしなきゃ・・・貸して!!私を下ろして!!」
キュルケ「ルイズ!!」
ルイズ「ドラえもんから離れなさい!!」
ドラえもん「ああ!ルイズちゃんあぶない!!」
ルイズ「えいえい!!」 (フリフリ
ドラえもん「ああ、これわ!!ちょっとかして!!これはこうつかうんだよ!」
カチッ! \ _
r-''ニl::::/,ニ二 ーー-- __
.,/: :// o l !/ /o l.}: : : : : : :`:ヽ 、
/:,.-ーl { ゙-"ノノl l. ゙ ‐゙ノノ,,,_: : : : : : : : : :ヽ、
ゝ、,,ヽ /;;;;;;;;;;リ゙‐'ー=" _゛ =、: : : : : : : :ヽ、
/ _________`゙ `'-- ヾ_____--⌒ `-: : : : : : : :
...-''"│ ∧ .ヽ. ________ / ____ ---‐‐‐ーー \: : : : :
! / .ヽ ゙,ゝ、 / ________rー''" ̄''ー、 `、: : :
.l./ V `'''ー-、__/__r-‐''"゛  ̄ ̄ \ ゙l: : :
l .,.. -、、 _ ‐''''''''-、 l !: :
| / .| .! `'、 | l: :
l | .l,,ノ | ! !: :
/ '゙‐'''''ヽ、 .,,,.. -''''''''^^'''-、/ l !: :
r―- ..__l___ `´ l / /: :
\ `゙^''''''―- ..______/_/ /: : :
53 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:02:19.02 ID:zOU2U8DA0
チュドーーーーーーーン!!!!!!!
ドラえもん「核兵器は初めて触った。めっちゃこわいwww」
ルイズ「ドラえもん!!!」
ロングビル「・・・ご苦労様。」
ルイズ「ミス・ロングビル!!」
ロングビル「さすが破壊の杖ってだけはあるわね。おっと動かないで。
盗んだはいいけど使い方が分からなくってねぇ。そこの使い魔君ならやってくれると思ったわ。
さすがガンダールヴね…」
ルイズ「ガンダールヴ?」
ロングビル「お礼を言うわ、さよなら」
ガチッ・・・ガチッガチッ
ロングビル「!?どうして・・ぐあ!!!なぜ口から血が・・・」
ドラえもん「あいにく核弾頭は一発だけなのさ。そして君はもう被爆してる。」
54 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:02:52.72 ID:zOU2U8DA0
オスマン「フーケは城の兵士に引渡し、破壊の杖も無事宝物庫に収まった。一件落着だ。
今日の祝賀会の主役は君たちだ。」
キュルケ「当然ですわ」
オスマン「今回の一件は宮廷も高く評価しておる。君たち三人は王宮から何らかの報酬があるだろう。」
ルイズ「三人ってことは・・・ドラえもんには・・・」
ドラえもん(3人とも被爆してないかな・・・。やばい・・。)
デルフリンガー「どうした相棒、おどおどした面しやがって。」
ドラえもん「な、なんでもない!」
―ヴァリエール公爵が息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおなーーーりーー!!!
ざわざわ・・・
ドラえもん「・・・あれがルイズちゃん。(絶句)」
デルフリンガー「馬子にも衣装だな!」
ルイズ「うるさいわね!!何そんなところでボケっとしてんのよ!」
ドラえもん「うほwwwテラかわゆすwwwwwなにこの女神wwwwありえねぇwwww」
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader432015.jpg ルイズ「こ、今夜だけだからね!!踊ってあげてもいいのよ!!」
ドラえもん「せ、背が届かない!!!!orz」
55 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:04:12.56 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「わ、私に合わせればいいのよ!!」
ドラえもん「少ししゃがんでもらえませんか?」
ルイズ「…信じてあげるわ。あんたが別の世界から来たってこと。」
ドラえもん「ありがとう」
ルイズ「・・・ねぇ・・・帰りたい?」
ドラえもん「えーっと。もうのび太どかどうでもw」
ルイズ「そう・・・そうよね・・・帰りたいわよね」
ドラえもん「この世界の人は人の話を聞かない」
ルイズ「あ・・あの・・・ありがとう・・・」
ドラえもん「え?」
ルイズ「ごごご、ゴーレムに潰されそうになったとき、助けてくれたじゃない。そのお礼よ!!」
ドラえもん「あ、い、いや、例には・・・それより、体調悪くない?」
ルイズ「な、何でよ?」
ドラえもん「毛が抜けたり、吐血したり、小さい胸から母乳でたりしてない?」
ルイズ「な、なんですって!!!」
ドラえもん「ぎゃー!!その衣装で踏まれるとかありえないwwwもっとwwwww」
<第1巻 完>
56 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:04:49.58 ID:zOU2U8DA0
以上までが1巻 次より2巻デス
57 :
留学生(東京都):2007/03/12(月) 16:05:11.31 ID:1yrbtm2n0
ドラえもん黒いwww
58 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:05:35.84 ID:zOU2U8DA0
アンリエッタ「おめでとうルイズ・フランソワーズ」
ルイズ「この私がシュヴァリエの爵位を賜るなんて・・。」
アンリエッタ「あなたはそれだけのことをしたのですから。使い魔さんもありがとう。これからも私の友達をよろしくお願いしますね。」
ルイズ「いけません姫様!こんな使い魔に手をお許しになるなんて。」
ドラえもん「お手」
ルイズ「・・・やっぱり犬だわ。」
アンリエッタ「ところであなたたちに頼みたい仕事があるのです。」
アンリエッタ「王室発行の身分証明書よ」
ルイズ「私達に町の諜報活動を?」
アンリエッタ「近頃、一部貴族による平民に対する横暴の噂をよく耳にします。
そこで、極秘裏にあなたたちに町での動向を探って欲しいのです。」
ルイズ「承知いたしました姫さま!!この一命に替えましてもお務め果たしてご覧に入れます!」
ドラえもんは黒い割にドMwwwwwwwww
60 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:09:55.77 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「えええ!?あなたに預けておいた姫様からいただいたお金を全部つかっちゃった!?」
ドラえもん「ごめんなさいーー。だってこの世界の風俗って薄汚れててすごいんだもの。」
ルイズ「あんた絶対手足もいで達磨にするわ!!今晩どこに泊まるのよ!」
?「お困りのようね。私のところで働けば泊まらせてあげちゃう。」
--------
スカロン「いいこと!?妖精さんたち!!」
「はい!ミ・マドモアゼル!!」
スカロン「うーん!トレビアーーン!!さて、妖精さんたちに嬉しいお知らせ!
今日は何とココ、魅惑の妖精亭に新しいお仲間が出来ます!ルイズちゃーん!いらっしゃーい!!」
スカロン「ルイズちゃんはね、おとっつぁんに博打のかたに売り飛ばされそうになったところを
お兄さんと町まで逃げてきた可愛そうな子なの!」
「まーあ、可愛そうー!!」
ルイズ「るるるる、ルイズなのです・・・ッ!!よよよ、よろしくなのですっ・・・!!」
ドラえもん(顔が引きつってる…それがまたかわいい…)
ドラえもん「ぼくは何をすればいいかな?」
スカロン「ドラえもんちゃんはそうねぇ、洗物でもしてもらおうかしら。」
61 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:11:18.40 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「何でこんな店に・・・」
スカロン「さあみんな!新人ちゃんの紹介も済んだところで、今週はお待ちかねのチップレース週間よ!」
スカロン「今週最もチップを稼いだ妖精ちゃんは特別ボーナスの他に、じゃーん!!
我が店の名前の元になった大体伝わる家宝…この魅惑の妖精ビスチェを一日着用する権利が与えられまーす!」
「素敵ー!!ミ・マドモアゼル!!」
スカロン「トレビア〜ン!!このビスチェは人を虜にする魅了魔法がかけられているから
これを着た日は稼ぎ放題!」 ルイズ「か、稼ぎ放題!?」
スカロン「みんな、このビスチェに身を包むことを目指して頑張るのよ!!新人ちゃんもね!!」
ルイズ「あ、は、はい!!・・・チャンスだわ!!」
62 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 16:12:50.44 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「ご、ご注文の品をおお、お持ちしました!!」
客「おい、何やってんだよ早くついでくれよ・・」
ルイズ(き、貴族の私が、へ、平民に酌をっ・・!!?これは任務、これは任務よ…)
「で、ではお注ぎさせていただきますわ・!!」
客「おおい!何こぼしてんだよ・・!!これは、お詫びとして口移しで飲ましてもらおうかなぁ?」
ルイズ「・・・ッ!!!」客「うわああ!!何しやがる!!!」
ドラえもん「うわー。あの客うらましす!!僕も!!」
スカロン「あらん♪ごめんなさいね、この子新人でまだ慣れてないものでぇ♪
ルイズちゃん、新しいおしぼりお願い。代わりに私が濃厚なサービスしてあげる♪」
客「ぎゃあああああああああああ!!!!」
63 :
パート(チリ):2007/03/12(月) 17:31:49.48 ID:RTeAV0c1O
連投で規制かかったorz
ワロスwwwwwwwwww
65 :
造園業(大分県):2007/03/12(月) 17:37:12.16 ID:OgtQIVXG0
早く・・・・頼みますぜwww
66 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:21:55.19 ID:zOU2U8DA0
ようやく規制とれた(´・ω・`)
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ジェシカ「新人さーん!ニヤニヤしてないで皿磨くの手伝ってよ!!」
ドラえもん「はーい。(この子かわゆすww)」
ジェシカ「かわいい妹さんだね、私ジェシカ」
ドラえもん「僕ドラえもんです」
ジェシカ「そっか。分からないことあったら何でも聞いてね」
ドラえもん「わんわん(テラ巨乳!!)」
ルイズ「・・・あの馬鹿犬・・!!」
ルイズ「じょ、じょ冗談じゃないわ!!ななな何で公爵家の娘があああ、あんな!!」
ドラえもん「まあ、しょうがないよ。」
ルイズ「あんたはいいわよ…あんな娘といちゃいちゃするだけで…」
ドラえもん「自業自得だし。」
ルイズ「こ、このバカ犬・・・誰のせいだと思っているのかしら?」
ドラえもん「ごめんなさい。でも酒場は情報収集には最適だよ?作戦通り!」
ルイズ「もおおお!のこぎり無いかしら?手足もいでやる〜〜!」
ドラえもん(ひ〜〜。それはwktk!!!)
67 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:24:19.44 ID:zOU2U8DA0
ジェシカ「ねぇ、あんたとルイズって兄弟じゃないでしょ」
ドラえもん「な!何を言ってるのかな。そっくりでしょう。」
ジェシカ「どこがよ・・・。見てれば分かるわよ。というかあなた人間じゃないし。でも恋人ではなさそうね。」
ドラえもん「初めて僕が人じゃないと見抜いた人がここに!!」
ジェシカ「それに、あの子貴族ね?」
ドラえもん「あ・・、あまり首をつっこまないほうがいいよ。」
ジェシカ「何それヤバイ橋渡ってたりするわけ?ねぇ、貴族が何でこんなところにいるの?ねぇ教えてよぉ?私もいろんなこと教えてあげるから!!」
ドラえもん「ちょwwそこ谷間wwww」
ルイズ「ちょっと!!!何してんのよ!!!」
68 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:33:53.05 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「じょ、情報収集!!」
ルイズ「・・・どこの情報集めてたのよ!!!」
ドラえもん「女体の秘密について・・ってぎゃああ!」
ルイズ「ほんっと馬鹿の馬鹿犬なんだから…」
ジェシカ「待ちなさいよルイズ…仕事はどうしたの?」
ルイズ「うるさいわね!!この馬鹿犬・・・じゃなくて馬鹿兄を調教したらすぐ戻るわ!!」
ドラえもん「wktk!wktk!!」
ジェシカ「そんなことしてる暇あるの?チップひとつ満足にもらえないくせに。
ま、しょうがないか。その貧弱な・・・」
ルイズ「な、なによ!!ちょっと胸が無いくらいで人をガキだのミジンコだの!!
見てなさいよ!!私が本気出せばすごいんだから!!」
ドラえもん「そうとも!貧乳こそ神!!」 (ゴンッ) ドラえもん「頭が陥没しました。」
ジェシカ「じゃ、今やってるチップレースも優勝間違いないってことね」
ルイズ「へ?き、決まってるじゃない!!」
69 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:36:03.48 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「今日は最終日だっていうのにこのままじゃ1位どころか・・・」
?「おっほん!」
スカロン「これはこれはチュレンヌ様!ようこそいらっしゃいました!」
チュレンヌ「だいぶ繁盛しておるようだな!」
スカロン「いえいえ…。今日はたまたまでして…。日ごろはそりゃもう閑古鳥が鳴くような・・・」
チュレンヌ「言い訳はいい・・・。今日は客としてきたのだ」
スカロン「あいにく今日は満席でして・・・」
チュレンヌ「私にはそうは見えないが・・・ふっふっふ。」
―――
チュレンヌ「おい、コラ。女王陛下の徴税官に酌をするものはおらんのか!?」
ドラえもん「嫌な人だなぁ。」
ジェシカ「この辺の徴税官をやってるチュレンヌ。
触るだけ触って、チップ一枚払いやしない。あんなヤツに付く子なんかいないわよ。」
ドラえもん「・・・あ!ちょっと!」
ジェシカ「ル、ルイズ!!」
70 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:39:54.90 ID:zOU2U8DA0
ルイズ(金持ちそうな貴族・・・チャンスだわ)「お客様お素敵ですわね・・・!」
チュレンヌ「ぬぅ・・・この店は男を働かせているのか?」
ルイズ「お、男・・!?」
チュレンヌ「なんだ、よくみたらただの胸の小さい娘か!
どおれ、どのくらいの大きさかこの私が確認してやろうじゃないか!」
ルイズ「・・・ふざけないで!!!!あ・・・いやっ・・」
チュレンヌ「ほお、小さいと感度はいいようだのう。」
ルイズ「や・・め・・て・・・。あぁ・・。」
チュレンヌ「なに、感じておるのか?どれどれ。下はどうかな?」
ルイズ「いやぁ・・・。」
どこーん!!
ルイズ「い、いい加減にしなさいよ!!このエロ貴族!」
チュレンヌ「ぐおおおおおお!!!!」
スカロン「NOOOO!!!!」
兵士「無礼者!!平民の分際でよくも!!!」
ドラえもん「そうだそうだ!いいところだったのに抵抗するな!!」
ジェシカ「あの・・・ドラえもん・・・?そこで何を?」
71 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:42:51.33 ID:zOU2U8DA0
スカロン「お、お許しくださいませ!!この子はまだ新入りなもので・・!!」
チュレンヌ「うるさーーーい!!!よくも!!!お前ら全員慰み者にしてやる!」
ルイズ「ッー!!べ、ドラえもん!?」
ドラえもん「ちょっとまって貴族さん!」
チュレンヌ「うるさい!!!貴族の顔を・・あ、足蹴りなど・・!!」
ドラえもん「ルイズの足蹴り僕もキボンヌ!!」
チュレンヌ「な、何を言ってるんだお前は!?ええい、洗濯板娘とこいつを捕らえろ!!!」
ドオオン!!!!!
ドラえもん・チュレンヌ「ぎゃあああああああああ!!!」
72 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:55:29.42 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「洗濯板は無いんじゃないの・・・?」
ドラえもん「杖なんてどこから?」
ルイズ「もしものときのために太ももに括り付けといたの!
この私がせっかくお酌までしてあげたのに、なんでそこまでしなくちゃいけないの!?」
ドラえもん「フ、フトモモ!!!!!!ハァハァ」
チュレンヌ「お前・・・貴族か!?」
ルイズ「あんたみたいな木っ端役人に名乗る名なんか無いわ!後悔する前にこのまま黙って消えなさい!!」
チュレンヌ「ふん!!身をやつした没落貴族か!?この私を誰だと・・・な!!」
ルイズ「誰が没落貴族ですって・・!?」
チュレンヌ「ひぃっ!!王室許可証・・・。どうか・・・どうかこれで目をおつむりください!!」
ルイズ「いいこと?ここで見たこと聞いたことは全て忘れなさい!」
チュレンヌ「は、ははぁー!!一切口外いたしません!!!」
「すごいわルイズちゃん!!」「あのエロ河童をへこますなんて!!」 ドラえもん「へへーおゆるしを」
スカロン「この店は従業員の事情は一切関知しないわ。だから何も見てないし聞いてない。」
ジェシカ「アンタが1位ね。数えるまでもないわ。」
スカロン「ウィー!チップレースの優勝者は、ルイズちゃんでーす!!」
73 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 18:58:05.11 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「魅惑の妖精・・・折角だから着てみただけよ!・・・どう?」
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader434085.jpg ドラえもん「トットトレビアーン!」
ルイズ「とびつくな!」
ドラえもん「むぎゅ」
ルイズ「ところでドラえもん?あなたご主人様が触られてるときに何していたのかしら?」
ドラえもん「えーっと、仕事に夢中で・・・。」
ルイズ「兵士にまぎれて一体何をしていたのかしら?」
ドラえもん「いえいえ、敵にまぎれて情報収集を・・って、あああーーもっとーー!!」
-----------------
フーケ「こんな時間に何のようだい?」
?「我々の同士を迎えに来たのだよ。土くれのフーケ、いやマチルダ・オブ・サウスゴータ。」
フーケ「!!おまえ・・・」
<第2巻 完>
74 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:04:16.67 ID:zOU2U8DA0
続いて第三巻(・∀・)
wktk
76 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:06:33.14 ID:zOU2U8DA0
<第3巻 ルイズの変心>
ルイズ「洗濯が終わったら部屋の掃除!!グズグズしてると、ご飯抜き!!」
ドラえもん「鞭がいいです」
ルイズ「・・・全く!!誰でもかれでも見境なしにデレデレするんだから!!」
―――
モンモン「・・・できたわ・・うふふふ・・・。」
―――
ドラえもん「あー。生き返る・・・」
デルフリンガー「なんだ、大釜でなにするかとおもったらただの風呂か。」
ドラえもん「お風呂はいいよー。」
シエスタ「ドラえもんさん?これは何ですか?」
ドラえもん「え!!!いつからそこに!!」
シエスタ「もう、何言ってるんですか。ついさっきですよ」
ドラえもん「これは僕の国の風呂なんだよ。」
シエスタ「そうなんですか・・・、私も入ってもいいですか?」
ドラえもん「えええ!!!!!(ちょwwwこの女www)」
77 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:12:30.13 ID:zOU2U8DA0
シエスタ「誰も来ませんし、真っ暗だから大丈夫ですよ!」
ドラえもん「これなんてエロゲ?」
ちゃっぽーん
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader434150.jpg ドラえもん「!!!しずかちゃんのしょんべん臭い入浴シーンとはレベルが違う!!」
シエスタ「そんな・・・あんまり見ないでください・・・。恥ずかしくなっちゃう・・・」
ドラえもん「やばすwwwもうでちゃいそう!!」
シエスタ「まだ出ないでください。もうちょっとお話ししましょう」
ドラえもん「いや、別のが出そうで・・(って、うっわ、結局月明かりでお湯の下も見えるじゃん!!)」
シエスタ「ドラえもんさんの故郷のお話。。。聞かせてくれますか?」
ドラえもん「もう忘れました。」
78 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:13:44.61 ID:zOU2U8DA0
----
ルイズ「もー。あのバカ犬いつまでほっつき歩いているの?」
ルイズ「あ・・?ぇ・・・。」
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ドラえもん「もうたまらーん。アムロいきまーす。」
シエスタ「そろそろもどらないと・・。(さばっ)」
ドラえもん「ざぶーん」
シエスタ「お風呂素敵でした。でも、一番素敵なのは・・。」
ドラえもん「脳内のICチップに大量に水入った。(プカー)」
79 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:19:05.13 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「君の前ではあの二つの月でさえ恥ずかしくて逃げ出してしまうさ。」
モンモン(どうせ誰にでも同じこと言ってるんでしょ・・・)
ギーシュ「ああ・・・僕のモンモランシー・・・」
モンモン「・・・あわてないで!!その前に乾杯しましょ!!」
ギーシュ「ああ・・・君の前では紳士であることも忘れてしまうよ・・・」
モンモン「あー!!裸の女性が空飛んでる!!」
ギーシュ「どこ!?どこどこ!?ねえ、どこ!?」
モンモン(いまだ!!・・・よし!)「気のせいだったみたい・・・さ、乾杯しましょ。」
ルイズ「裸で密会?何考えてるのよ!」
モンモン「ルイズじゃない・・・あなたさっきから何をしてるの?」
ルイズ「ほっといてよ!これもらうわよ(コクコク)ごちそうさま!」
モンモン「あ・・・やば・・・のんじゃった・・・!」
80 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:21:06.51 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「ただいまー。いやー気持ちよかった!何回もいっちゃった。」
ルイズ「そりゃ気持ちよかったでしょうね・・。ご主人様を差し置いて・・。」
ドラえもん「ん?どうしたの?顔が真っ赤だよ?」
ルイズ「顔なんてどうでもいい…。」
ドラえもん「あわわ。ルイズちゃん大丈夫!?」
ルイズ「ドラえもん・・・ドラえもん!」(ぎゅっ)
ドラえもん「な、なんだ!?ついにフラグ解禁ktkr!!!!!!!!」
ルイズ「ばかバカ馬鹿!!ドラちゃんのばかーー!どうして私をほおって置いてあんな子と一緒にいるのよ(泣」
ドラえもん「こ、これってなんてエロゲ!?釣られないクマー!!」
ルイズ「冗談なんてひどいわ。こんなに大好きなのに!うえーん。うっうっ(涙」
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader434129.jpg ドラえもん「・・・ごめんなさい。もう限界です。シエスタの雌豚とかもうどうでもいいwww」
ドラえもん「だめルイズちゃんかわいすぎwwwwwwコロコロコミック万歳!!ヤマグチノボル万歳!!!朝青龍万歳!!」
モンモン「あ・・やっぱり・・!あーあ。」
ルイズ「ぎゅっ」
ドラえもん「萌え死ぬ」
81 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:26:43.70 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「ほ、惚れ薬!?」
モンモン「ちょっとした手違いでルイズが飲んじゃったのよ。」
ドラえもん「どのくらいで効果切れるの?。」
モンモン「5ヵ月後か1年後か・・・」
ドラえもん「うっわー!たったそれだけ?もっと延長させて!」
モンモン「惚れ薬の秘薬は高いのよ。」
ドラえもん「どこで手に入るの?」
モンモン「んーっと・・・材料を入手するがちょっとね・・・」
ドラえもん「すぐに取りに行くよ!!最低でも10年はこのままにしておかないと」
モンモン「もう、そこまで知らないわよ。」
ドラえもん「惚れ薬つくったこと先生にチクって退学にさせっぞ!それともギーシュみたいに小さくしてひき肉にすっぞ!(ハァハァ」
モンモン「わ、わかったわよ!」
82 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:32:43.13 ID:zOU2U8DA0
モンモン「いいことロビン。古いお友達と連絡が取りたいの・・・
これでわたしのことがわかるはず。古き水の精霊にあなたの盟約者の一人が話をしたい、と伝えて頂戴。」
ロビン「ゲロッ!」
モンモン「見つかればロビンがつれてきてくれるでしょう。」
ドラえもん「それで精霊の涙を使えば期間延長なんだね!」
モンモン「くれぐれも精霊を怒らせないようにね…。・・・来たわよ!!」
ドラえもん「・・・ッ!!!あれが・・・水の精霊・・!?モンモンの巨大ヌードktkr」
モンモン「私はモンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ。
水の使い手で古き盟約の家系の一員。もし私が分かるのなら、私達に分かるやり方で返事をしてちょうだい!!」
水の精霊「覚えている。貴様の体に流れる液体を、我は覚えている。」
モンモン「よかった。水の精霊よ、お願いがあるの。あなたの体の一部を分けて欲しいの!」
水の精霊「断る」
ドラえもん「お願いします!!ほんの少しでいいから・・!!なんでもしますから!!」
水の精霊「・・・何でもすると申したな?我は今水を増やすので手一杯で襲撃者の対処に手が回らん。」
ギーシュ「襲撃者・・・?水の精霊に攻撃をする命知らずがいるのか・・・」
水の精霊「汝らの同胞が我々に攻撃を仕掛けている。そやつらを退治せよ」
83 :
住職(チリ):2007/03/12(月) 19:38:08.63 ID:liTuob4KO
ドwwwwラwwwwえwwwwもwwwwんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
84 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:41:11.45 ID:zOU2U8DA0
モンモン「湖底にいる精霊を攻撃するなんて・・・相当の使い手よ。」
ギーシュ「僕達だけじゃ無理なんじゃないか・・・?」
ドラえもん「でもやらないとルイズのデレモードの為に!」
ギーシュ「1年ももてばいいだろ!!!」
ドラえもん「うっせ、協力しないとまたつぶすぞ!!!」
モンモン「でも精霊を敵に回すなんて・・・スクウェアクラスのメイジでも難しいわ」
ドラえもん「ルイズちゃんのデレのためなら全てぶっ殺す・・・。死ね死ね死ね死ね死ね・・・(ブツブツ。」
ルイズ「こら!ドラちゃん!モンモランシーとばっかりしゃべって!ほんとはあの子のこと。。。あ。。。ん。。。」
ドラえもん「べろちゅ〜〜〜。」
ギーシュ「こら、ちゅーとかしないでくれたまえ!誰かきたぞ。作戦はこうだ、僕が魔法をかけている間に・・・」
ドラえもん「いいところだったのに!うざってーー!!」
「スモールライト!」「ビックライト!」「空気砲!」
キュルケ・タバサ「ちょっ!私よ、私たちよ!ドラえもん!」
ドラえもん「うっせ!ルイズ以外全員死ねwwwww」
「核弾頭!」「気化爆弾!」「エボラ球菌!!」「亀田砲!」
キュルケ・タバサ「きゃああああ。」
ルイズ「ドラえもん・・・(ハート」
全然ドラえもんじゃねぇ
このスレやべぇ
原作と同じくらいおもしれぇ
87 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:48:07.44 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「やった!ついに手に入れたよ!ぐへへへへ。」
ギーシュ「ドラえもん・・・君完全にキャラ違わないかい?」
ドラえもん「さあ。ルイズちゃん、これを飲んで。」
ルイズ「こくこく・・・」
ドラえもん「これでずっとルイズちゃんは!!!あんなことやこんなことしてこのssをエロssにして童貞大量に釣ってやるwwwww」
ルイズ「ぷるぷるぷる・・・・。」
ドラえもん「さあ、お互い初めてだけど優しくするよ!!」
ルイズ「こここ、この私がこの犬相手にあんなことやこんなことを・・・。」
ドラえもん「ん?????」
モンモン「あ、ごめーん。精霊の涙は解除するほうだった(テヘ)じゃあねー。」
ドラえもん「ええええええええええええええ」
ルイズ「犬〜〜〜!!!!!まてー!!!鞭撃ち1万回じゃすまないんだから!」
ドラえもん「ああああ!!!そっちもいいいい!!!ツンも捨てがたい!!!結果おkwwwwww」
?「相変わらず仲がよろしいのですね。」
ルイズ「ひ、姫様!!?いかがなさったのですか!」
アンリエッタ「実はお二人に極秘裏に、それも火急に頼みたいことが・・・・。」
<第三巻 完>
88 :
バイト(チリ):2007/03/12(月) 19:48:20.24 ID:Sifl5ocnO
また規制か
89 :
バイト(チリ):2007/03/12(月) 19:51:48.83 ID:yeljbTNGO
やべぇ
おっきした
90 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 19:58:26.71 ID:zOU2U8DA0
また規制かかりそうなので、続きはスレあれば後でうpするおっ(・∀・)
91 :
バイト(チリ):2007/03/12(月) 20:10:20.87 ID:Sifl5ocnO
保守しとくわ
92 :
あらし(東京都):2007/03/12(月) 20:11:57.90 ID:kGOFZJP60
モットって・・・アニメオリジナルまで入れてるのか
93 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:31:50.09 ID:zOU2U8DA0
保守あり〜〜!
第4巻 投下〜〜(゚Д゚)
94 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:33:09.50 ID:zOU2U8DA0
アンリエッタ「私はゲルマニアに嫁ぐことにいたしました。」
ルイズ「なんですって!よりによってあんな野蛮な成り上がりどもの国に!?」
アンリエッタ「仕方ありません。小国である我がトリステインを守るために、ゲルマニアと強固な同盟関係が必要なのです。」
ルイズ「お国のためとはいえ・・・あまりにお労しい・・・」
ドラえもん(嫁ぐ前にモノにしてやる)
アンリエッタ「私はトリステインの王女。国のためにこの身を投げ出すことなど厭いはしません。 ですが、その前にどうしてもしておきたいことが・・・。」
ルイズ「姫様!!この私に出来ることなら何なりとお申し付けください!!」
アンリエッタ「ありがとう、ルイズ・フランソワーズ。あるものを回収してきて欲しいのです。 私がアルビオン王国にウェールズ皇太子に当てた一通の手紙です。
その手紙のことが世間に知れれば、この縁談は破談になります。」
ルイズ「アルビオン!!」
アンリエッタ「アルビオンは今、政情不安定で大変危険な状態にあります。 ごめんなさい、親友のあなたにこんなことを頼もうとするなんて…。でも…今頼れるのはあなた達くらいしか…」
ルイズ「ありがとうございます姫様!!そのような重要な任務をこの私めに命じてくださるなんて、この上なき幸せにございますわ。」
アンリエッタ「ルイズ、ではやっていただけますか!?」
ギィィィィ・・・
ルイズ「誰!?・・・ギーシュ!!!」
ギーシュ「お話は全て伺いまs・・」
ドラえもん「スモールライト」プチ
95 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:34:19.22 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「・・・全く、また殺そうとするなんて・・ドラえもん・・・」
ドラえもん「あれ?まだ死んでないの?」
ギーシュ「姫殿下…、お話は全て伺いました。このギーシュ・ド・グラモンに仰せ付けくださいますよう・・・」
アンリエッタ「グラモン・・・もしや?あなたはあのグラモン元帥の息子・・!あなたも私の力になってくれるというの?」
ギーシュ「勿論でございます」
ルイズ「な!!」
ドラえもん「死ね」
―――
アンリエッタ「母上にいただいた水のルビーです。今の私にはこれくらいしか報いるものがありません。」
ルイズ「姫様・・・」
アンリエッタ「護衛のものを一人付かせます。アルビオンまでの案内はそのものに・・・」
―――
96 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:35:20.22 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「護衛の者ってそろそろ来てもいいころだけど・・・」
ギーシュ「おい!上から何かくるぞ!!」
ルイズ「・・・グリフォン!?」
ワルド「アンリエッタ様から君達の同行を命じられたグリフォン隊隊長のワルドだ。」
ルイズ「あ!あなたは!!」
ギーシュ「あの有名な、魔法衛士隊の!?」
ワルド「ルイズ…久しぶりだな」
ギーシュ「ルイズ、知り合いなのか!?」
ワルド「知り合いも何も許婚だよ。」
ギーシュ「な!!!」
ドラえもん「がーーーーん!!!!」
―――
97 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:35:52.68 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「エリート中のエリート。グリフォン隊隊長自らが僕らの護衛をしてくれるなんて!」
ルイズ「驚きましたわ。ワルド様がいらっしゃるだなんて、聞いておりませんでしたから・・・!」
ワルド「お忍びの任務でグリフォン隊を動かすわけにはいかないからね。
姫殿下から手紙の件で相談を受けたとき、僕が護衛を志願したんだ。」
ルイズ「自ら志願なさったのですか?」
ワルド「当然だ。君の名を聞いて僕が黙っているわけには行かない。」
ルイズ「ワルド様・・・」
ドラえもん(シネシネシネシネ(ブツブツ))
98 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:36:50.34 ID:zOU2U8DA0
ワルド「疲れたかい?」
ルイズ「いいえ!」
ワルド「今まで会えなかった分を取り戻すいい機会だ…」
ルイズ「え・・・あ・・・はい・・・」
ギーシュ「見えた。あれが港町、ラ・ノ・シェールさ!」
ギーシュ「ここの建物は全てひとつの岩を彫って作られているんだ。
土クラスのスクウェアクラスのメイジにより、いわば匠の技だね」
ワルド「ここで一泊して、明日の夜に出発する。いいかな?」
ギーシュ「わ、分かりました!ミスターワルド」
ルイズ「ドラえもん!!返事くらいなさいよ!!失礼でしょ!」
ワルド「いいんだよルイズ。僕は貴族風を吹かすのは好まない。」
ルイズ「・・・あのねぇ!言っとくけど、許婚って言っても親が決めたことなのよ!ちょっと!聞いてるの!!」
ドラえもん(あのやろー。四次元ポケットに入れて時空の彼方に飛ばしてやる・・・)
99 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:38:21.24 ID:zOU2U8DA0
ワルド「人間の使い魔を呼び出すなんて、さすがルイズだ」
ルイズ「ワルド様までそんなことをっ!!」
ワルド「いや、皮肉を言ってるわけじゃない。これはすごいことなんだよルイズ。」
ドラえもん(だから人じゃないんだけど)
ワルド「君達は決闘をしたそうじゃないか」
ギーシュ「んぐっ・!!ゲホッゲホッ・・!!あ、あれはですね・・!!ほぼ一方的に殺され・・・」
ワルド「破壊の杖を使って土くれのフーケを捕らえたというのも、事実かね?」
ドラえもん「放射能漏れましたが」
ワルド「それで君に興味を持ってね・・・ぜひとも、君に手合わせを願いたいと思ってね・・・」
ルイズ「ワルド様!!」
ドラえもん「ニヤニヤ。ぶっころ。」
ルイズ「ダメよドラえもん!!」
ワルド「勿論、手加減はするよ、ルイズ。さて、そろそろ部屋に行くとするか。おいで、ルイズ」
ドラえもん「な!!部屋!!ちょっとまて!!!」
ルイズ「そんな!!ダメよ・・・まだ結婚してるわけじゃないんだし・・!」
ドラえもん(ぬおおお!!部屋でどんなエロスが!!悔しいけど・・・見たい・・・ビデオに撮りたい・・・。)
ドラえもん「石ころ帽子!!」
100 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:39:08.21 ID:zOU2U8DA0
ワルド「君はいつも・・・お姉さん達と魔法の力を比べられて・・・あの小船の中でいじけてたっけ」
ルイズ「もぉぉ・・・ワルド様ぁ・・・」
ワルド「でも僕は君が放つだれにも無いオーラに気づいていたよ。」
ルイズ「誰にもないオーラ?」
ワルド「君には、君だけが持つ特殊な力がある・・・」
ルイズ「そんな・・・今も魔法は失敗ばっかりで・・・」
ワルド「この任務が終わったら・・・結婚しようルイズ。」
ルイズ「・・・ッ!!」
ワルド「僕は魔法衛士隊の隊長で終わるつもりは無い。いずれは国を・・・いや、このハルケギニアを動かす貴族になりたいと思っている」
ルイズ「でも・・・そんな急に結婚だなんて・・・」
ワルド「僕には君が必要なんだルイズ・・・」
ルイズ「でも・・ドラえもん・・・」
ドラえもん(おっおっおっ( ・∀・))
101 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:40:39.84 ID:zOU2U8DA0
ワルド「!! どうやら・・・君の心に誰かが住み始めてるみたいだね。」
ルイズ「いいえ、違うの!!ドラえもんは私が呼んでしまったし・・・責任が・・・」
ワルド「いいさ、このたびが終わる頃に君の心は僕に傾いてるはずだからね。部屋をもうひとつ借りることとしよう。」
ドラえもん(ふつーそこで許婚なのに手を引くか!?押し倒すだろ!常識的に!!!)
ルイズ「ワルド様・・・」
ドラえもん「やあ、ルイズちゃん!そんなに俺のことを!!!」
ルイズ「きゃ!いつからそこに?」
ドラえもん「ルイズたーーーん!!!」
ルイズ「この犬!!マジあったまきた!!死ね!!本当にしね!!!」
ドラえもん「ぎゃー尻尾ひっぱらないで!!!」
---------<猫型ロボット用OS ドラインドウ ビスタ リセット>
102 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:44:00.48 ID:zOU2U8DA0
ワルド「でははじめようか、ドラえもん。ってあれ?」
ドラえもん「・・・猫型ロボットOS再起動中・・・再起動には数時間かかります・・・」
ルイズ「ドラえもんなら沈めておいたわ。」
ワルド「貴族というのは厄介でね、強いか弱いか、それが気になるといても立ってもいられなくなるんだけど・・。」
ルイズ「今がチャンスなんでやっちゃって!!ワルドさま!」
ワルド「そうか、ではこちらから行かせてもらおう!!」
ワルド「はああああああああ!!!」
ドラえもん<バチバチバチ!>
ワルド「・・・すきだらけだ。君ではルイズは守れない。」
ドラえもん『・・・・・メモリーが破損しました。ピーーーー。』
ルイズ「あ・・ちょっとやりすぎたかな・・・。」
103 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:47:31.60 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「ドラえもん・・・こんなところにいたの?」
ドラえもん「再起動中に強いショックがあった為、メモリーが数個破損しました。現在自己診断モード及びメモリの冗長系再構成を行っております。現在処理が重く、通常の処理で動作することができません。」
ルイズ「何言ってんのよ!!あなたは私の使い魔でしょ!!
身の回りもしてもらわないといけないし・・・守ってもらわないといけないし・・・」
ドラえもん「しばらくはワルド様に守ってもらったほうが良いと提案します。」
ルイズ「何怒ってんのよ!!手合わせには負けたくらいでなによ!!」
ドラえもん「怒ってはおりません。私はルイズ様の安全を考え回答しています。現在私はセーフティモードであり、ルイズ様をお守りできません。ルイズ様の安全を考慮するとワルド殿に警護をお願いすることが妥当であると判断いたしました。」
ルイズ「・・・・あなた壊れかけたほうが言うことまともじゃない?」
ドラえもん「また、ワルド殿と結婚されることがルイズ様にとって現在のところ一番の幸せである思われます。しかし、まだルイズ様は16歳である故、もっとさまざまな人と出会ってから決めるのも良いのでかとは思いますが・・・。」
ルイズ「・・・・・・。ドラえもん、私ワルドと結婚するわ。」
ドラえもん「さようでございますか。ワルド様ならきっとルイズ様を幸せにしてくれることでしょう。」
ルイズ「・・・・(涙)」
104 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:52:25.47 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「ドラえもん!!何グズグズしてるんだ、もうすぐ出航の時間だぞ・・・」
ドラえもん「自己診断モード終了。欠損したファイルの復元成功。メモリの再構成完了。」
ギーシュ「君・・・何を言ってるんだ?」
ゴゴゴゴゴゴ
ギーシュ「な、何だ?地震か!?」
ドラえもん「ギーシュ!後ろ!!」
ギーシュ「うああああ!!!・・・まさか・・ゴーレム!?」
フーケ「ハッハッハッハッハ!!」
ドラえもん「むむむ!あの声はもしや!」
――――
ルイズ「え?ドラえもんたちが?」
ワルド「ああ、ここで帰るそうだ・・・」
ルイズ「ど・・どうして・・」
ワルド「それが・・・理由を言わなくてね・・・大丈夫、僕達だけでも任務は達成できる」
ルイズ「・・・・・・ドラえもん・・・(しょんぼり」
105 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:58:39.80 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「君は何をしにきたんだ!」
フーケ「牢屋に入れられた、お礼を言いに来たんじゃない!!」
ドラえもん「無駄な争いはやめるんだ!」
フーケ「ふん、ここで死んでもらうよ!」
ギーシュ「僕だって土のメイジだ・・・・いけぇ!!!」
フーケ「何をしても無駄よ!!」
ギーシュ「このギーシュ・ド・グラモンの力を見ろ!!」
106 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 20:59:27.63 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「そんなに状況が悪化していたのですか!?」
ワルド「うむ、王侯派の旗色はかなり悪い。アルビオンが貴族派の反乱によって内戦中なのは知られているが
実際のところ、既に貴族派がアルビオンのほぼ全土を掌握している。
城を追われた王侯派にとって、ウェールズ皇太子は王族の唯一の生き残り。頼みの綱なんだ」
ルイズ「そんな・・・」
ワルド「心配ない・・・君は僕が守ってあげるよ・・・」
ルイズ「・・・ドラえもん・・・うそつき。」
107 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:04:09.49 ID:zOU2U8DA0
ギーシュ「うわああああ・・・ぐお!!!」
ドラえもん「大丈夫かギーシュくん!一瞬でやられるとは!」
ギーシュ「な、君は本当にドラえもん?なんでそんなに優しいのだ!」
フーケ「トドメだ!!・・・くっ!!!誰だ!?」
ドカーン!!
ギーシュ「キュルケ!!タバサ!!」
キュルケ「ドラえもん!!この間のお礼にきたわよ!!?」
フーケ「ちょっと!急に横から私の獲物に失礼じゃない?」
キュルケ「うるさいわね!年増!ドラえもんの首は私達がもらったわ!」
「おい!!何の騒ぎだ!!」「こっちだ!!」
フーケ「チッ!!まあいい。足止めは出来た!!」
ドラえもん「足止め!?」
キュルケ「ドラえもん!覚悟なさい!この微熱のキュルケと雪風のタバサ二人を敵に回したことを後悔して死になさい!」
ギーシュ「・・・!ドラえもん!いけない!出航の合図だ・・・!!」
ギーシュ「あれが、僕らが乗るはずだった船だよ・・・。やはり、二人で出航したようだな。」
ドラえもん「この二人を何とかしないと追いかけることもできない!」
108 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:13:12.33 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「君たち!すまなかった!後で勝負は受けるから今は手を貸してくれないかい?」
キュルケ「なんですって?」
ドラえもん「ルイズがあぶないんだ!」
キュルケ「そっちの都合なんてしらないわ!」
ドラえもん「頼みます!後で僕を煮るなり焼くなり好きにしていいから!この通りです!」
キュルケ「どういうこと?あなたずいぶんまともじゃない?」
タバサ「目が真剣」
キュルケ「あーあ。そこまで頭下げられたら・・・やる気なくなっちゃったわよ。いいわ、話を聞かせて」
---------
キュルケ「で、どうしてワルド子爵があんた達を置き去りしたの・・・?」
ギーシュ「フーケが逃げるときに足止めは出来たっとか言ってたね・・・」
キュルケ「それってフーケとワルド子爵が・・・!!」
ギーシュ「断言はできないけど、ルイズがかなり危険なところにあるってのは確かだねぇ・・・」
ドラえもん「ワルド殿を信用して警護を提案してしまった!ルイズがあぶない!」
―――
109 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:15:37.36 ID:zOU2U8DA0
ワルド「・・・ここか。」
ルイズ「誰もいない・・・」
ワルド「いや・・・」
ルイズ「・・・ひ!!」
ワルド「こちらはトリステインからの特命大使、ラ・ヴァリエール嬢だ。ウェールズ皇太子にお目見え願いたい。」
兵士「トリステインの大使?もうすこしマシな嘘を言うんだな。ここを知るものが、あの国にいるはずがない。」
ルイズ「アンリエッタ王女に聞いたのよ!!あなた達に用は無いわ!!皇太子はどこにいるのよ!!」
兵士「!!その指輪は・・・!さあ、指輪を前に出すんだ・・」
ルイズ「・・?・・・光った!?どういうこと!?」
兵士「この指輪はアルビオンお受けに伝わる風のルビー、そしてそれは水のルビー。風と水は虹を作る」
ルイズ「あ、あなたは!?」
ウェールズ「失礼した、大使殿。私がアルビオン王国皇太子、ウェールズだ」
110 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:18:01.59 ID:zOU2U8DA0
ルイズ「アンリエッタ姫殿下からの密書です」
ウェールズ「・・・分かった。・・・ではこれを。」
ルイズ「・・・あの、皇太子様。アンリエッタ様は手紙の最後に亡命をお勧めになったのではありませんか!?」
ウェールズ「ミス・ヴァリエール。大使が密書の内容の知ろうとするのは越権行為が過ぎるな。」
ルイズ「ですが!!お願いします!亡命なさってください!!」
ウェールズ「これは、単なる王侯と貴族の争いではない。」
ルイズ「え?」
--------
ルイズ「レコン・・キスタ?」
ウェールズ「そう、この内乱の裏で糸を引く集団の名だ。貴族はやつらに踊らされているに過ぎない。
私はアルビオンの皇子として、この国を守らなければならない。その代償が我が命であろうともだ。」
ルイズ「皇太子様・・・」
ウェールズ「彼らはアルビオンを制圧した後、ハルゲニア全土を制圧し、エルフから聖地を奪還しようとしている。」
111 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:19:08.29 ID:zOU2U8DA0
ワルド「それが例の手紙だね…これで任務は終了だな。」
ルイズ「ワルド様・・・」
ワルド「ルイズ、僕はウェールズ皇太子に結婚の媒酌をお願いしようと思う。」
ルイズ「そんな・・・ここで結婚式を挙げるつもり!?そんな急に・・・無理よ・・!!」
ワルド「ダメだ!!君は僕・・・嫌・・・我がレコンキスタに必要なのだ」
ルイズ「レコンキスタ?ワルド・・・あなた!?」
ワルド「僕のルイズ。君は何も考えず、ただ従えばいい」
ルイズ「冗談じゃないわ!!結婚なんかするもんですか!!」
?「逃げられはせん・・・虚無の末裔よ・・・」
112 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:21:02.63 ID:zOU2U8DA0
ウェールズ「新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。
汝は始祖ブリミルの名において、この者を敬い愛し、そして妻とすることを誓いますか?」
ワルド「誓います」
ウェールズ「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
この者を愛し、敬い、そして夫とすることを誓いますか?」
ルイズ「ち・・ちか…」 (どうしちゃったの?私何をしているの?)
ウェールズ「新婦?」
ワルド「申し訳ありません、新婦は少し緊張してるようでありまして・・・」
ルイズ「ち・・ち・・ちかいま・・・」 (い・・・いや・・・・!だれか!!)
ドラえもん「ルイズ!!!!!!!!!!」
ルイズ「ドラえもん!!!!!」
113 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:32:52.22 ID:zOU2U8DA0
ワルド「馬鹿な!!!呪縛が!!なぜここが分かった!!!」
ドラえもん「どこでもドアがあれば一発だよ!!!」
ワルド「ちぃ!!」
ドラえもん「ゆるさないぞ!!」
ウェールズ「兵士!!そやつを捕らえよ!!」
ルイズ「違います皇太子様!!この男が・・・」
ワルド「どけ!!」
ウェールズ「ワルド殿・・・何を・・・うっ・・・!!!!!!」
ワルド「・・・」
ウェールズ「貴様・・・レコンキスタ・・・が・・ま・・・」
ルイズ「・・・・いやああああああああ!!!!!」
ドラえもん「なんてことを!!!」
114 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:33:39.00 ID:zOU2U8DA0
ワルド「・・・ふん。ドラえもん・・・。命を奪えといったのに・・・あの女・・・手を抜きおって・・・」
「ルイズ…来るんだ。一緒に世界を手にしよう」
ルイズ「嫌よ!!あなたは私の知ってるワルド様じゃない!!」
ワルド「僕は僕さ。時は人を変える。君にもいつか分かる日が来る。」
ドラえもん「・・・良い子が泣いちゃうような展開シリアスな展開・・・まだしばらく続きます・・・」
ワルド「・・・ふん。かなわぬ恋か。お前はルイズのことが好きなんだろう?」
ルイズ「・・・え!?」
ワルド「平民の貴様が貴族の娘に恋とは。愚か者め・・・」
ドラえもん「よくも・・・よくもルイズちゃんの心をもて遊んで!!!!」
ワルド「いくぞ!ドラえもん!」
115 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:37:53.39 ID:zOU2U8DA0
ワルド「な、なんだ。この凄まじいエネルギーは」
ドラえもん「うおおおおおお!!!!! 」
デルフリンガー「来たぜ相棒!!もっと!!もっとだ!!!!」
ドラえもん「はあああああああああ!!!!!!」
ワルド「く!!貴様ああああ!!!!!!」
バシィッ!!
ワルド「ま、魔法を吸収だと!?」
デルフリンガー「そうだ!!戦うのは俺じゃねえ!!お前の心の奮えが、俺を奮うんだ!!ガンダールグの力は心の振るえで決まるんだ!主人を守るのがお前の務めだ!!さああ俺を抜け!ガンダールグよ!」
116 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:50:42.84 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「体内原子炉開放!!核ミサイル発射!!!」
デルフリンガー「って飛び道具かよ!!」
ドカーーン!!!!!!
ワルド「くっ!!まあいい・・・目的は二つ果たした・・・ひとつは潜伏中のウェールズを亡き者にすること。
もうひとつは・・・この手紙の入手・・・」
ルイズ「いつの間に!!」
ワルド「三つ目の目的は・・・・君だったのだがな。さらばだ!!」
ルイズ「・・・待ちなさい!!!」
ドラえもん「まずい、さっきの攻撃で建物が崩れる!」
タバサ「レビテーション」
117 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:51:35.92 ID:zOU2U8DA0
ドラえもん「ルイズ・・・。気絶しながら・・・泣いてるの?」
ルイズ「・・・・(涙)」
ドラえもん「ちゅ・・・・」
ルイズ「・・・ぶほっ(吐血)」
ドラえもん「しまった!被爆してる!!!」
ルイズ「ガクガクガク」
ドラえもん「ルイズ!!死ぬなぁぁ!!!」
ルイズ「ガク・・・・」
<第4部 完>
118 :
運び屋(チリ):2007/03/12(月) 21:53:52.67 ID:zOU2U8DA0
シリアスでごめんなさい
まだ明日もあればうpするお
119 :
将軍(wbcc1s16):2007/03/12(月) 22:32:56.50 ID:/G/AEcwRO
あ
120 :
住職(wbcc9s07):
亀だが乙!!楽しかった!!