【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【花咲く季節】
1 :
愛のVIP戦士:
2 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:28:18.22 ID:Ec78jJCX0
____
/ \
o ○ o´ _ノ ヽ、_ `o ○ o
。゚ / o゚/⌒) ((<))゚o\ ゚ 。 またクソスレだお・・・
| 0 / /(__人__)' 0 | もうVIPなんて嫌だお・・・
\ / / `― ' /
____
/_ノ ヽ、_\
o゚((●)) ((●))゚o
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
(⌒) | |r┬-| | (⌒)
,┌、-、!.~〈 | | | | | ノ ~.レ-r┐、
| | | | __ヽ、 | | | | | ノ__ | .| | |
レレ'、ノ‐´  ̄〉. \ `ー'´ ./ 〈 ̄ `-Lλ_レレ
`ー---‐一' ̄  ̄`ー‐---‐‐´
なんて言うとでも思ったかおwwwwwwwwwwww
この糞スレはコレで終了だおwwwwwwプギャプギャwwwww
3 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:28:40.04 ID:GBdhvoDS0
4 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:31:19.82 ID:s0ZDJJBjO
5 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:34:42.29 ID:s0ZDJJBjO
サムライブラック保守
桃「きゃっほー!色無しぃ!(ガバッ)」
色「う!」
白「駄目だよ桃ちゃん!安静にしないと色無しさんの傷口また開いちゃうよ!」
桃「はぁーい!」
男「(ボソ)白に異常な行動は見られなかった。が、疑問なのは水の所に薬草を取りにいったはずなのに手ぶらで戻ってきたんだ。」
侍「充分異常だろうが!その間某は………某は………」
男「(ギュゥ)よしよし、頑張ったよ。(ナデナデ)侍ちゃんは頑張ったよ。」
侍「う……うぅ………」
桃「仲睦まじくていいなぁ。」
男「これ気にしないで。用心棒やってて刺客とかけちらした時いつもこんな感じで泣くからさ。」
色「てことは何?襲われたの?」
侍「そうなのだ!仮面をつけた女に襲われたのだ!」
男「先言え馬鹿。」
白「怪我とかしてないんですか!ちょっと見せてください!」
侍「某は大丈夫だ。ただ向こうには腕に怪我を………。桃!白ッ!腕を見せてみろ!」
桃「えっ?急になんなの?」
白「そんな!私達を疑っているの!?」
侍「何、腕を見せてくれれば即座に解決だ。」
桃「はい。正直に見せます!正直に言います!私は腕に怪我してます!」
白「実は私も腕に怪我してるんですよね………」
男「ありゃ?」
桃「わ、私のは三味線をいじくってたら弦が切れて………。でも朱色さんに聞けばわかるわよ!」
侍「白は?」
色「白の傷は俺の傷を縫ってる時に鋏みで間違えて切ったんだ。俺が見てるからな。」
白「あ、はぃ…………」
男「じゃあ誰が我が愛する妻を………」
侍「余計なことは言わんでいい!そうか、すまなかった。」
色「もう遅いから3人とも帰った方がいい。夜も更けてきたからな。」
6 :
ご案内:2007/03/10(土) 21:36:41.30 ID:4DWAIMIF0
絵師たちが色鉛筆を擬人化して絵を描いたり、SS書きが物語を綴ったりするスレです。
>>2あたりに簡単なテンプレがあります。本当に簡単なので、一回は目を通してね。
※初めての方へ
ようこそ。このスレやまとめwikiで絵を見たり、SSを読んだりして萌えたら住人になってください。
いつでも過疎気味なので、絵やSSの投下は大歓迎です。
毎週土曜日の20:30ごろにスレが立ちますが、たまに変動しますので、気に入ったらまとめwikiを必ずブックマークしておいてください。
7 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:36:43.40 ID:tarp3inO0
1ot
8 :
てんぷら:2007/03/10(土) 21:37:20.53 ID:GBdhvoDS0
9 :
テンプレ:2007/03/10(土) 21:37:46.84 ID:4DWAIMIF0
10 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:38:28.83 ID:4DWAIMIF0
11 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:38:31.00 ID:GBdhvoDS0
12 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:40:07.40 ID:a3n2Ejmm0
13 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:42:19.34 ID:AOnD6bUD0
14 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:46:05.37 ID:cQaFi/G90
15 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:46:11.90 ID:mLDDGXOt0
ああ、避難所に勝手にURL貼ってすまん
避難所に貼る前に前にテンプレ張るべきだったなorz
16 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:48:55.15 ID:mLDDGXOt0
>>5 続きwktk!
>>14 あなたは!豊乳黒の人!
白テラエロスgj!
17 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:53:19.76 ID:AOnD6bUD0
>>15 俺はおかげで気付けたぜwww
>>14 巨乳白wwwしかも天使wwwなんか不思議な感じがするwwww
GJ!!!
18 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:16:05.28 ID:s0ZDJJBjO
サムライブラック保守
侍「じゃあ一体誰が某を………某を……(モゾモゾ)………あああああああああああ!!!!!!!!!!!」
男「どうした!ビビッっと来たか!何か来たか!」
侍「色無しの長屋に小判忘れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
男「色は?枚数は?」
侍「金が2枚!(この時代の小判2両は現在の価値にして16万円)」
男「マジですか?こうしちゃおれん!」
男「そして到着!旦那ぁ!取得物横領は…………あれ?」
侍「こっちだ!まずいことになってる………!」
白「ぃろ……し君」
色「しろぉ!喋るな!」
白「ぃろな………も……あん…せいに……なきゃ………駄目……だょ………」
色「俺はもう大丈夫だから!誰か!誰か来てくれ!白がッ!」
白「医……ゃは………こぉに……ぃるよ………」
色「そうだよ!せっかく医者になれたんだろ!?お前が今までかかってた病を治すんだろ?沢山人を助けるんだろ?」
白「そぅ……だね………ぇも……無理…………だょ……」
色「無理じゃない!できる!できるよ!こんなに白は頑張ってるんだから!」
白「あり……ぁとう………い……ぉなし…ぅん……かば…てくれ……て」
侍(かばった?)
色「かばった?あんなの当然だろ!」
白「おこ……てなぃ………の?」
色「怒るわけないだろ?第一白がつけた傷はほら、白が治してくれたんだ!貸し借りはなしだよ!」
侍(やはり色無しを襲ったのは白だったか…………)
白「ごめ………な…さ……わた……だめ………」
色「何言ってんだ!俺もお前も傷なんてチャッチャと治してさ!桜見に行こう?二人で黄緑さんの作った草団子食べてさ!」
白「ぅん………たの……みぃ………」
色「あとはな、あとはあと……あと…………白?白ぉ?まだ続きあるんだぞ?おい!白ぉ!白ぉ…………!」
19 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:24:50.88 ID:AOnD6bUD0
ちょwwwww
白ぉぉおおおおお!!!!
20 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:46:12.20 ID:a3n2Ejmm0
ほ
21 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:11:29.14 ID:a3n2Ejmm0
ほ
22 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:29:39.62 ID:tarp3inO0
23 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:42:39.18 ID:a3n2Ejmm0
>>22 空でいいんだよな?これはまたマフラーで顔が少し隠れるなどと俺の萌えポイントを突いてきやがるwww
学生さんはテストなんじゃないかなー。そういう俺もちょうどテスト真っ最中だし。
張り付いてはいるけどSS書くまでなかなか手が回らない…www
24 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:05:25.51 ID:+M2cQdGjO
25 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:24:27.09 ID:kljybrcM0
今北
>>1乙!!
>>22 可愛いwwwww紫とマフラーも見てみたいwww
26 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:38:11.09 ID:dOUVfL+A0
age
27 :
>>22:2007/03/11(日) 00:59:04.34 ID:kljybrcM0
空「もう3月か………(ビュウ)う〜、でもまだ寒いよぅ…。」
色無「そりゃそんな格好してたら寒いに決まってるよ。」
空「あ、色無先輩……って、先輩はマフラーにコートにフル装備ですか?」
色無「まぁな。このマフラーとコートはかなり長い間使い込んだから今日で着収めにしようと思ってさ。」
空「えっ、捨てちゃうんですか?」
色無「うん。流石にこれじゃあちょっと売れないだろうし、残しておいても邪魔になるだけだから。」
空「うーん、なんか勿体無いですね。」
色無「そうだけど、まぁしょうがないんじゃないかな。」
空「……あの、良かったら私にくれませんか?」
色無「えっ?」
空「マフラーならちょちょいと手を加えればまた使えちゃいますし、コートも…………た、多分何かできますから!」
色無「そうか?使ってくれるならそれに越したことはないな。いいよ、あげる。」
空「本当ですか?!やったぁ♪」
色無「一応クリーニングくらいは出してから…」
空「あ、いいですいいです!自分でやりますから!」
色無「でも…」
空「ふふ、どうせなら仕立て直す前のも着て、先輩に見て欲しいんですけど……」
色無「俺に見てもらいたいの?」
空「あっ、いや……ど、どこをどう直せばいいかとか、サイズとか見て欲しいって意味です、多分。///」
色無「そっか。じゃあ―(バサッ)」
空「(あ、先輩の匂いがする……)」
色無「うーん、やっぱりちょっとデカイかなぁ?」
空「(なんか、先輩に抱かれてるみたい……///)」
色無「マフラーはどうだろう…って、おーい?空?」
空「えっ、は、はぃぃ?!///」
色無「…なんか顔赤いぞ?大丈夫か?」
空「だ、大丈夫ですっ!///」
色無「でも、思いのほか似合うかも…」
空「そうですか?…えへへ、もう返しませんからねっ♪」
28 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:14:05.04 ID:EGNxqCGk0
◇
男「何も秋葉原まで行かなくたって……」
灰「何言ってんのさ。電器ものはここが一番安いんですよ」
男「まあなぁ。朱色さんからは10万しか渡されなかったもんなー」
灰「……あ、ほら。ここだよ、電車降りなきゃ」
男「おっと、ほんとだ。降りなきゃ降りなきゃー!……」
灰「………」
男「………」
灰「………」(ぐいっ
男「……やっぱおんぶしなきゃダメ?」
灰「ダメ」
男「朱色さん、お使いに出す人は選ばなきゃだめだよ…」
灰「私だって行きたくなかった……ただ寮に残ってたってだけでこんな目に会うなんて思ってなかったし温暖化っていったってまだ冬で寒いし動きたくないしごにょごにょ…」
男「あぁわかったわかった。っていうか疲れるのは俺だよな。確実に」
灰「さっさと歩く」
男「はいはい……。っていうかさ、思ったんだけど」
灰「…何?」
男「灰色って結構服のセンスいいな。今日の服すごく似合ってると思うよ」
灰「………」
男「……いや、普段寮での部屋着しか見てないからか?錯覚なのか?」
灰「……」すとっ
男「?なんで降りた?」
灰「……下心的なものを感じた」
男「下心も何も……まぁいいや、降りてくれるなら楽だし」
灰「……ん」
男「?」
灰「手。迷子になられたら困るから」
◇
29 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:38:20.62 ID:kljybrcM0
―ビュウゥゥゥゥ…ガタンッ!ガタンッ!
紫「ひっ!な、何今の…?か、風…?」
―――
色無「……で、俺の部屋に来た…と。」
紫「な、何よぅ…」
色無「他の奴らのところに行こうと思わなかったのか?」
紫「うっ……だ、だって…一応……色無も男だから、頼りになるかと思ったの…///」
色無「"男"で連想されるのが頼りになるってことだけなのかよ…」
紫「………怖かった……もん…。」
色無「は?」
紫「こ、怖かったから一番安心できる色無のところに来たのっ!///」
色無「……そこまで言われちゃ流石に追い返せないな。」
紫「い、いいのっ?!」
色無「あぁ。ベッドは自由に使えよ。俺は床で寝るから。」
紫「……う、うん。」
―ビュゥゥゥ!ガタッ!ガタッ!
紫「きゃぁっ!(ギュッ)」
色無「お、おい抱きつく…」
紫「こ、怖いよぉ…(ブルブルブル)」
色無「……よしよし、大丈夫だから。(なでなで)」
紫「い、一緒に……ベッドで寝て…?」
色無「!!」
紫「一人じゃ…怖い……ずっと……ギュッて…してて……」
色無「……分かったよ。」
紫「ありがと、色無…。」
―――
紫「………ん、ここどこ…って、なんで色無が隣で寝てるの?!ばかぁ!変態っ!!///」
色無「うん?…ぐぇっ!!ちょっ…やめっ…!!お、俺は…悪くなっ!!……ぐぶっ!」
30 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:58:22.02 ID:zqvg/Ehu0
>>27-29は俺を寝かさないつもりかwwww
だが寝るwww
橙、先に寝てろよ
ああ、あとでいくから。布団温めておいてくれ
31 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:03:46.06 ID:+5kuS7hc0
>>28 最後のセリフがツボったwwww灰かわいいよ灰www
>>29 やばいwwwこの紫はかわいすぎるwwwそして色無がうらやましすぎる…
32 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:11:12.34 ID:MaQLpEsR0
33 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:14:40.99 ID:P+jvyuuC0
今日もカレーwwwww
34 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:48:47.29 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
侍「色無しを襲ったのは白なのは明確だ。」
男「つまり他に白を殺した犯人がいるってことか。」
侍「しかし動機がわからん。これはまた一から聞き込みに行かねばならんのかのぅ。」
男「そういば白の葬式は明後日だったかな。黒が喪主を務めるんだとか。」
侍「今は白の屋敷は入れないんだろうな。奉行所の輩共がうろついて」
ドサッ
侍「色無し!貴様ッ!大丈夫なのか!?それにこの書物は?」
色「ここらの巻物は白の医療記録だ。役にたつかと思ってくすねてきた。」
男「これは白ちゃんの形見じゃ………」
色「そう思うならまた後で返してくれ。じゃあ、俺は仕事があるから。」
侍「待て!白が何故貴様を」
男「あーほっとけほっとけ!今は静かに考えさせてやれ。」
侍「何をだ!今は白を殺した犯人を」
男「好かれすぎるが故にこんなこと起こったんじゃ喋る気にもならねぇよ。」
侍「しかし、白もお茶目だの。これでは医療記録と言うより病人との日記ではないか。」
男「この巻物見てみろ。表紙に四葉の白詰草の押し花がしてあるぞ。」
侍「明らかに『意中の者の記録です♪』的な雰囲気が…………」
一日 今日は傷口の縫合。薬草での殺菌。まだ意識がない。
二日 やっと色無し君が起きた。嬉しい。でも悪いのは私なんだよね。なんでこんなことを………
三日 今日は侍黒ちゃんが来た。私の事を探っていた。悪い事をしたんだもん。しょうがないよね………。
四日 やっぱり私は間違ってた。色無し君は誰の物でもないのに私一人が独占しようとして………。近いうちに自首しよう。
男「こんな痛い娘だったっけ?」
侍「緑を思い出せ。見た目は冷血だが筆だけは熱血だろう?」
男「成程。とりあえずこの記録を読む限り白は元から色無しを殺す気はなかった。」
侍「魔がさして色無しを襲い、一時的であれ色無しを独占したかった。と、いったところか。じゃあ誰が白を殺したんだ。」
35 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:37:42.86 ID:8UCi3Znp0
>>32 FLASHktkr!
見ててニヤニヤした
>>34 こんな痛い子だっけ?で吹いたw
>>23 このレス見て今日一日思い出してガクブルした
36 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 04:08:12.44 ID:iz5jm/JD0
捕朱
37 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 05:00:37.58 ID:aiyj95mw0
寝ます
38 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:28:25.24 ID:HXiHJEkzO
沖田保守
39 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 07:03:45.67 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
桃「白ちゃんが殺された日は真っ直ぐ宿に帰ったよ!ねぇ?」
朱「(プカー)残念だけどその通り。あんた達が別れた時刻と変わらないぐらいにこの子は帰ってきたよ。」
男「よかった。そうだ!旦那がやられた日も桃ちゃんは水ちゃんといたらしいね?」
桃「お得意様の玉虫色さんのお見送りよ。」
侍「(ボソ)アフターか」
桃「ちっ、違うわよ!あと、その帰りに水ちゃんと会ったけど白ちゃんの家に薬草を届けに行くところだったのかな?。」
侍「水ー。入ってもよいかー。」
水「どうぞ。」
男「すごい数の生け花だなぁ。」
水「ど、どうぞ。そ……粗茶ですけど………」
侍「気を使わなくともいいのだが。」
水「あの……白さんは………」
男「…………残念だけど。」
水「私の仕事………誰も話す人いなくて白さんだけが唯一の話し相手だったのに……………」
侍「水…………」
水「なのに……なのにぃ………」
男「水ちゃん!よく聞いて!色無しさんが闇打ちにあった日何かあっ?もしくは誰かにあった?」
水「………えぐっ。あ、あの夜は帰りに緑さんが長屋に戻るのを見ました。」
侍「見てた者も見られてたのか。」
男「ありがとうさはあ水ちゃん。俺達頑張って白ちゃんの仇、探すから。」
40 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 07:53:05.21 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
侍「どうも府に落ちぬものがあるな。」
男「何が?」
侍「もう一度緑のところへ行く。」
侍「すまんな。また押し掛けてしまって。」
緑「いいんだ。それで何か?」
侍「ちょっとしたことなんだが色無しが天誅をもらった日、桃と水を見たといったな。」
緑「いかにも。」
侍「それはどの道でいつ見たのだ?」
緑「帰りに黄緑の飯屋の前だ。」
侍「それともうひとつ行きは誰も見なかったか?」
緑「行きは人気が全然なかった。」
侍「わかった。ありがとう。」
葬式当日
黒「今日は皆さん御集まりいただき本当にありがとうございました。」
パチィン
黄緑「馬鹿ッ!白ちゃんは色無しさんを守ったのになんで色無しさんは…………!」
色「ごめん…………。」
黄「黄緑さん落ち着いて。ね?」
黄緑「これじゃ白ちゃんがあんまりよ!あんまりすぎる………!」
色「俺だって助けたかったよ。でも間に合わなくて、白その時は血が背中から沢山出てて俺何していいかわからなくて」
青「色無しはよくやったわよ。最後まで白ちゃんのそばにいてあげたんだもん。」
黄緑「…………ごめんなさい。」
色「青……黄緑さん、すいませんでした。」
黒「頭を上げなさい。白はそんなこと望んでないわ。むしろ青の言った通り最後まで一緒だったことを幸せに感じたはずよ。」
侍「さて、そろそろいいのではないか?」
41 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 08:51:45.26 ID:2aOCi/yeO
ほ
42 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 09:32:52.28 ID:pSdHdxW30
サムライブラックが保守どころか、孤軍奮闘な感じになってきたな
スレ自体しょっぱなからgdgdだし……急遽立てたにしても、もう少し何とかならなかったのか?
やっぱどんなスレも1年が限界か
43 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 09:33:14.50 ID:Hkzcqcjl0
>>40 解決編突入か!?
wktkが止まらないwwww
44 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 09:35:15.27 ID:Hkzcqcjl0
>>42 支援したい気持ちは山々なんだけど
絵を描く時間がない…
45 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:10:19.92 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
男「君だろ?水ちゃん。」
水「…………はい。」
侍「やけに素直だの?」
水「何か確信があって私を特定したわけですから…………」
侍「水は知っていたんだろう?白が色無しを襲ったことを………」
男「確かあの夜の白の記録には『水ちゃんの所に薬草を忘れた』と書いてあった。」
侍「そして白の元へ薬草を届けに行った。だろう?」
水「そうです……そこで見てしまったんです。白さんが色無しさんに刃物を突き立てているのを………」
侍「主要な者の長屋を順に並べると黒、緑、白、朱、黄緑の順になる。」
男「桃の証言、ここに食い違いがあった。桃は水と出会ったとき水が白の所に行くものだと思っていた。」
侍「なぜなら薬草を持っていたからだ。」
男「緑は帰りに二人を見ているんだ。水ちゃんも緑を見てるんだよね?薬草を白に渡した『帰り』に。」
水「………………。」
侍「緑の行く先は黒の屋敷だけ、他に用はない。こうなると容疑はお前と桃の二人だ。しかし緑が二人を見たのは黄緑の飯屋の前。」
男「桃は玉虫色さんを送った帰りで朱色さんの宿屋に帰る途中、玉虫色さんの屋敷は黒の屋敷の反対方向だからね。」
侍「つまり白の長屋から朱色の宿屋の前を歩いていたのは水………。お前だけなんだ。」
46 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:51:21.92 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
男「気が動転して薬草を手に持ったまんま帰っちゃったんだね?」
侍「白の強行を見た以上憤りを感じるなとは言わん。しかし何故このような事を…………」
水「色無しさんを傷つけてなお看病をする白さんの行動には疑問を持ちました。でも私なりに調べてわかったことがあったんです。」
侍「あーわかっとるわかっとる。たしか白がお前から受け取っていた薬草の効能のことであろう?」
水「わ、わかるんですか?」
侍「一応白の身辺は調べたからな。名前は忘れたが確か調合の具合によっては人体に支障を与える物があった。」
水「そうなんです。心底侍ちゃん達が来てくれて安心してました。これで色無しさんは大丈夫、後は白ちゃんを」
男「もし白ちゃんに殺意なんて無かったらどうする?」
水「えっ!?」
男「傷をつけるだけで殺すまでの必要が無かったのを知ってたら水ちゃんはどうしてた?」
水「そ、それは…………」
男「白ちゃんは薬草を正しく処方していたよ。毒なんて一切調合してなかった。」
水「そんな……白さんは色無しを殺そうと………!」
侍「水、落ち着いて聞け。あやつは、白は奥手すぎた。桃のように抱きつく勇気もなけれは赤のようにはしゃぐ体力もない。」
水「私………私……」
侍「白は構ってほしかったのだ。無器用だから、あんな方法しかとれなかった。しかしあやつも心の中では罪悪感を感じていた。」
水「あ……ああ…………」
侍「自分の過ちに気付いておったのだ。色無しの傷が癒えたら自首し」
水「あああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!(シャキン)」
キィン カラッ カラン
水「じゃ、邪魔をしないで!私を……死なせて下さい!お願いしま」
侍「馬鹿者!白の次は己も殺すのか!白は貴様の死など望んでおらん!」
水「じゃあ何を!何をすれば私は白さんに、白さんに償いができるんですか!」
侍「(ギュ)簡単ではないか。水が白の墓の前に行き白の好きな花を置いてやればよい。」
水「うっ……っうわぁ………………」
47 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:51:29.63 ID:5LeFbF4H0
48 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:36:57.87 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
黒「なんのよう?」
侍「この件に関して、犯人の名が耳に入らぬようにと」
黒「私が知っているのは水が尼寺に入門したことだけ、他はさっぱりよ。」
侍「そ、それは…………」
黒「そろそろ地回りの方があるから。さっさと帰った方がいいわよ。」
黒「ふぅ………」
灰「お姉さまお姉さま。」
黒「どうしたの?」
灰「お花。」
発覚から3日後、水が尼寺へ行ったことを知った。前日に同じ寺子屋で育った者達の長屋に花を置いて。
侍「……………勝手よのう。」
男「旦那のこと?」
侍「己だけに選択権があると思って女の意見は無視しよる。武家だの農民だのみんな継ぐのは男ではないか。」
男「旦那は既に選択してるよ。旦那は多分これからもずっと独り身で『十二人』から特別を選ぶなんてこたないな。」
侍「本当に勝手な奴だ。」
男「旦那みんな好きなんだ。だから優しさを『十二』等分した。よって誰かに片寄るなんてことはないよ。旦那、ああ見えて固いよ?」
侍「だといいのう。しかしそれなら貴様からの愛を一心に受けてる某はなぜこんなにも不幸なのだろうか?」
男「おまっ……いつも愛してあげてるじゃないか!」
侍「ははは、冗談冗談。某は充分幸せだ。」
ユキヤナギ 学名:Spiraea thunbergii
バラ科 シモツケ属の落葉底木
手を掛けなくても生長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。
花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につける。そのさまから和名がついた。
花言葉 愛らしさ・懸命・静かな思い
49 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:14:07.56 ID:2aOCi/yeO
言い忘れてたけどこれで終りね
50 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:24:34.87 ID:kljybrcM0
>>32 フラッシュSUGEEEEEEEEEEE!!!!!111111
見終わるまではニヤニヤしながら見てたけど、見終わった瞬間に改めて色無に殺意が沸いたwwwww
>>47 水可愛いよ水(*´д`)
ツインテールがかなりツボだwwwww
>>49 携帯からなのにかなりの長編超乙&超GJ!!!!
色無周辺をメインにしながらも侍黒と男の仲睦まじい姿も垣間見れて良かったwww
51 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:33:59.30 ID:5LeFbF4H0
52 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:55:32.13 ID:++GNctVGO
>>49 超乙!!
ラストの〆方見て2時間ドラマ見終わった時と同じ気持ちになったwwww
53 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:30:23.14 ID:2aOCi/yeO
ほ
54 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:32:09.53 ID:+M2cQdGjO
>>47 白いコートとマフラーがよく似合っててかわいいなwww
>>49 これは面白かった!!
55 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 14:08:06.44 ID:kljybrcM0
色無「ふぁ〜…眠い……ちょっと、昼寝でもするかな…。」
―――
青「色無、黄緑がおやつ作ってくれ…」
色無「…ぐぅ……」
青「あら?寝てるわね…。」
色無「……すかー………」
青「…起こすのも可哀想だし、このまま寝かせておこうかしら。」
色無「……すぴー…」
青「それにしても気持ち良さそうに寝てるわね…。」
青「……な、なんだか私も眠くなってきたみたい。べ、別に色無と一緒に寝たいとかそういう訳じゃなくてただ単に眠くなっちゃっただけなんだからねっ!///」
青「と、隣…寝てもいい?///」
色無「……くー…」
青「…へ、返事が無いわね。じゃあ寝るわよ。///(ガサガサ)」
青「……ち、ちょっとこのベッドじゃ狭いわね………だ、抱きついてもいい?///」
色無「……くかー…」
青「………抱きついちゃえ!///」
―――
色無「…んぅ……なんか苦し………」
青「…すぅ……」
色無「…………これはきっと何かの間違いか夢だよな。うん、そうだよ……そうに違いない。」
青「…すぅ……」
色無「………よし、もう一度寝直そう。」
色無「…………って、こんな状況で寝れるかぁ!」
青「……んっ………ふぁぁ……………あ…///」
色無「え…。」
青「………な、何にも言わないでもう一回寝てちょうだい!寝たフリでもいいからっ!!///」
色無「……その間に逃げるつもりか?」
青「うっ…///」
色無「寝たフリはしてやるけど、青のこの行動と温もりは忘れないからな。」
青「……もう…ばかっ///」
56 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 14:21:53.27 ID:iz5jm/JD0
57 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:32:33.14 ID:aiyj95mw0
大丈夫か
58 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:32:57.56 ID:YmX/Y9uQ0
色無「……」
色無「もうすぐ3月14日か……」(財布を見つめながら)
59 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:33:30.07 ID:iz5jm/JD0
60 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:58:58.51 ID:kljybrcM0
色無『紫、ちょっといいか?』
紫『なに?』
色無『その……バレンタインのお返しなんだが…』
紫『えっ?!』
色無『ここに3つの袋がある。どれか一つ選んでくれ。』
紫『ひ、一つしか選べないの?』
色無『あぁ。』
紫『…じ、じゃあ……一番右の!』
色無『これでいいんだな?』
紫『う、うん…。(ドキドキ)』
色無『よし、決まり。はい。』
紫『あ、開けてもいい?(ドキドキ)』
色無『いいよ。』
紫『(ガサゴソ)……こ、これ…』
色無『あんまり気の利いた物じゃないかもしれないけど、紫に似合うと思ってさ。赤と青の鉛筆がついた髪留めゴム。』
紫『可愛い…。』
色無『そうか?どうせならそれつけたところも見せてくれよ。』
紫『うん…。///』
色無『………。』
紫『ど、どうかな…?』
色無『……。///(やべぇ…これはツボだ…)』
紫『ね、ねぇ!何か言ってよ!///』
色無『あ、あぁ。予想以上に可愛いし似合ってる。///』
紫『本当?!良かった。……ありがと!大切にするね♪』
―――
紫「……今年は色無何くれるかなぁ?」
色無「紫、ちょっといいか?」
紫「!! な、なぁに?」
(この先は都合により省略されました。よろしければ誰か続きを書いて下さい。)
61 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:35:33.50 ID:GNZSS1twO
>>59 あれ? 素直シュールスレにもいなかった?相変わらず渋いwwww
62 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:55:00.12 ID:3bSzDRxI0
63 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 17:14:22.03 ID:2aOCi/yeO
水色「紫ちゃん…………!」
紫 「なっ、何よ………!」
水色「…………その……」
紫 「は、早く言いなさいよ!」
水色「これ……ホワイトデーだから………」
紫 「あ、ありがとう!」
紫 「〜♪」
黄緑「あら紫ちゃん、機嫌よさそう………あらあらもしかしてこの箱………」
紫 「お母さんは中見みちゃダメ!」
黄緑「えっと………『水色より』。キャ♪」
紫 「こらぁ!もう!部屋で開ける!(バタン)」
紫 『うわぁクッキーだ。でもまだ夕食前だからなぁ。』
黄緑「なるほどぉ。」色無「何してるんですか?」
黄緑「しっ!『壁に耳あり障子に目あり』ってね。」
紫 『「バレンタインデーではチョコありがとう。美味しかったです。水色より」あいつ………!』
黄緑「若いっていいわぁ。今絶対紫ちゃんニヤニヤして」
ガチャ
紫 「ニヤニヤなんかしてません!お母さんの馬鹿ッ!」
色無「まぁ紫ちゃん、はい。俺からのホワイトデーのお返し。」
紫 「これは?」
色無「これをこうして(ギリギリギリギリ)」
〜〜♪〜♪〜〜〜♪〜♪〜♪〜〜♪
紫 「オルゴールだ!」
色無「そして黄緑さんにはこれ。ネックレス。」
黄緑「これって…………」
色無「ホワイトデーだからパール。なんっつてははは。一粒しかないけど。」
黄緑「色無しさんありがとう!よし!晩御飯作るわよ!ちょっと少な目に。クッキーが食べられないからね!」
紫 「お母さんの馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
64 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 17:43:00.98 ID:EGNxqCGk0
今北
みなさんGJ!!フラッシュとか凄いなwwww
今回過疎でも来週にはみんな戻ってくるだろうから頑張ろうぜ!!
65 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 17:57:26.36 ID:Em/l16iOO
今回は絵ダイジェストないのか
結構楽しみにしてた…
66 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:23:32.37 ID:W4Sf6wB0O
ほ
67 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:01:20.02 ID:W4Sf6wB0O
ほ
68 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:58:45.27 ID:iz5jm/JD0
69 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:59:56.87 ID:2aOCi/yeO
なんというシュール……………
70 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 20:06:01.82 ID:tSBiaF2v0
71 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 20:21:40.07 ID:2aOCi/yeO
男「色無しさぁん。」
色「その危ない目付きどうにかしろ。で、なんだ?」
男「女が男にチョコあげる日はバレンタインデーじゃないですかぁ。」
色「そのキモイ喋り方もどうにかしてくれ。」
男「実際ぃバレンタインデーはぁ男が女にプレゼント渡してもいい日なんですよねぇ。」
色「だから何だよ!」
男「じゃあなんでぇ男が女にプレゼント渡す日の名前はホワイトデーなんですかねぇ。」
色「そりゃあ…………」
男「 お と こ がぁ し ろ い 日 にぃ ナ ニ をしたらこんな名前になるんですかねぇ?」
色「お前………」
男「色無しさんはぁ何人に返すんですかぁ? 白 い 日にぃ?」
色(ここまで真性だったなんて)
男「財布とか絞られないように頑張ってくださぁい。」
色「『とか』ってなんだよ『とか』って。」
男「いや、今回はあんま悔しくないよ?」
72 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 20:24:10.20 ID:3wrMp2UYO
黄「カレーうめぇmmmmmm」
茶「ウンコうめぇmmmmmm」
73 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 20:24:51.66 ID:7P3mRUL60
74 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 20:43:08.82 ID:EGNxqCGk0
悔しいだろどう考えてもwwwww
75 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 20:59:36.31 ID:eMb11X2V0
>>72 俺の知ってる茶はそんなキチガイじゃない!
76 :
愛のVIP戦士 :2007/03/11(日) 21:08:56.14 ID:uEqwcnWy0
ネタの枯渇以上にレベルが高くなり過ぎて
もはやどうあがいても、ついてもいけない俺がいるwwwwwwwwwww
77 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 21:22:58.77 ID:2aOCi/yeO
サムライブラック保守
男「ホワイトデーなんて適当にコンビニの特設コーナーで買ったのをでいいじゃん。」
色「そうもいかないでしょ。」
男「いいですか色無しの旦那。この世にはありとあらゆる人間がいます。一人一人思想がありそれを否定しちゃいけません。」
色「つまり?」
男「俺は一人にしか返す必要ないからいーもーん。」
色「あ、何か今の顔スゲーむかついた。」
男「因果応報だろ……常識的に考えて………」
色「侍黒が可哀想だ。」
男「へへへのへ!天下のふととき者、男様とはおいらのことだい!」
色「聞いた俺が間違いだった。」
男「おぅ!時間の無駄だったねぃ!」
男「とは言ったもののコンビニの特設コーナーはないだろ………常識的に考えて………」
色「天下のふととき者がなぜここにいるんだ?」
男「多少の常識は俺にもあったみたい。」
色「そうだよな。……………はぁ。」
男「ため息なんてつかないで下さいよ。俺も同じ気持ちなんだから。」
色「ホワイトデーは男がやるもんなのにさ。」
男「なんで女が好きそうな店でしか特設コーナー設けないんでしょうねぇ…………」
色「入りにくいったらありゃしねぇよ。」
78 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 21:30:20.88 ID:EGNxqCGk0
>>76 確かに最近そういう風潮があったかもしれないな……
量の中から良いものは生まれていくんだし、みんなも勇気を出して投下してみよう!
79 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 21:56:57.62 ID:EGNxqCGk0
◇
黄「みてみてー!」
橙「どしたー?」
黄「色無しの部屋で題名のないビデオ見つけた!」
橙「…ぐっじょぶ!さっそく再生しようぜ!」
母『…お花ありがとう。色無しも元気にやっているみたいなので安心しました。まさかあんたみたいなのがもてもてになるとは思わなかったわぁ』
父『それはないだろう母さん。仮にも俺の息子なんだし。ま、もてるのも今のうちだけだぞぉ?思う存分楽しむといいぞ!』
姉『え?何、いまビデオレター撮ってんの?粋なことするじゃん!あ、色無しー?姉ちゃんまた戻ってきちゃったぁ!』
母『この子はいつになったら結婚してくれるんだろうかねぇ……まったく。色無しはそんなことないように頼みますよ』
黄「………」
橙「………」
黄「……なんか、私達バカみたいだね…w」
橙「そっか……」
黄「?」
橙「色無しは近親ものが好きなのか!!」
黄「そーなの!?」
橙「そうに違いないよ!これきっと誰か他の人に自分の名前つきで作ってもらったんだよ!」
黄「あぁそっか!」
橙「色無しは変態だ!」
黄「変態だ!」
男「変態じゃねぇよ!っていうか大声で叫ぶな!人のビデオを勝手に見るな!返せこのやろう!」
橙「よぉしわかった!私お姉ちゃんになってあげる!」
男「やめぃ!」
男(危なかった……あれ以上再生されてたら、上から録ったSMものが流れるところだった…)
◇
80 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:00:54.41 ID:Udc9LQw50
81 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:08:37.21 ID:EGNxqCGk0
>>80 これは可愛いwwwww一緒に入りたいwww
82 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:10:21.35 ID:L06BwKJW0
>>79 は、腹いてぇwwwwどこからつっこめばいいのかwwwwww
とりあえず家族のビデオの上にSMダビングすんな色無wwwww
>>80 灰wwww確かに最近また寒いがいつまでコタツムリしてるんだwwww
83 :
School Days :2007/03/11(日) 22:12:55.30 ID:EE2uKcCi0
なんで、『付き合ってる』ってだけで今までフツーにしてきたことができなくなってしまうんだろう?
『初デート』
〜ORANGE SIDE〜
「あ、明日さ、遊びに行かね?」
俺たちが付き合い初めて、1ヵ月ぐらいになろうとしていた。しかし、意外とお互いに用事などが重なり、休みの日にデートをしたりすることはなかった。そりゃ、一緒に帰ったりはしてるけども。
ってことで、今回俺が誘ってみたわけだ。考えてみりゃ、今までだって一緒に遊ぶことはあったわけだし、それと今回のがそんなに差があるのかと聞かれれば特にないと答えざるを得ない。
…のはずなんだけど、なんで俺は、たったこの一言を言うだけのことに、手のひらに汗をかいてるんだ?
「…うん、いいよ」
今まで断られたこともないのに、承諾の返事に心底安心してたりするんだ。なんだよ、コレ。
どこにいこうか、何を着ようか、飯は何にしようか、どんなふうにアイツに接しようか。
今まで考えたこともないようなことが俺を悩ませる。今までは気分で服を選んで、テキトーにぶらつきながら遊んで、ラーメンだろうがファーストフードだろうが関係なくアイツを付き合わせていた。態度なんて、それこそ何も考えずに接してたし。
…変に意識するからダメなんだ。自然体、自然体。今までだって十分楽しかったじゃないか。
そう自分に言い聞かせ、服やアクセで散らかった部屋もそのままに、俺は無理矢理寝てしまうことにした。
ふと、屋根を挟んですぐそこにいる、幼なじみがやけに気になった。アイツも、こんな気持ちになってんのかな?
そんなことを考えた自分が恥ずかしく思えて、俺は布団を思いっきり被った。
―――――全然、寝れねえし。
84 :
School Days :2007/03/11(日) 22:13:56.25 ID:EE2uKcCi0
〜YELLOW SIDE〜
あーもう、あたし、なんでこんなに緊張してるんだろ。
昨日、橙からデート(でいいよね?)に誘われたとき、ヘンに意識しちゃって返事が少し遅くなっちゃった。バカだなぁ、たぶん橙は今までと同じ感じで誘ったと思うのに。
でもさ、初デートだよ?一緒に帰ったりするだけじゃない、あたしたちの『恋人』としての初デートなんだ。…うわ、なんだか自分一人で恥ずかしくなっちゃった。
とにかく、ここはオンナノコとして、気合いをいれて臨まないと。
ということで、必死に鏡の前で格闘し、お気に入りの服やアクセをあーでもないこーでもないと選りすぐった。…うん、頑張った。出来る限りの努力はした。あたしの中でMAX可愛い。完璧!…だと思う。
約束の時間まであと少し。いつものように、橙があたしを迎えに来ることになっている。それっぽく待ち合わせをしてみたい気もするけど、家が隣なんだし、こっちのほうが楽だよね。
あたしは最後に、実はあんまり慣れてないヒールを履く。ほら、あたしって本来活動的な子だし?誰に言うわけでもない言い訳を頭に浮かべながら、あたしは足を入れる。ピッタリだ。
うん、準備万端。さぁ来るなら来いってんだ!
…とか思いつつ、ホントは胸がまだドキドキしてる。橙、あたしのこと可愛いって思ってくれるかな?褒めてくれるかな?笑ったりしないよね?ホントに―――あたしをカノジョとして見てくれるかな?
そんな不安は消えない。そわそわしながら、アイツが開ける玄関のドアを見つめる。
―――――ピンポーン
…来た。うん、不安もあるけど、アイツがすぐそこにいるんだ。あたしはいつものように、ううん、いつも以上の思いっきりの笑顔でアイツを迎えてやろう。まずは、そこから。
85 :
School Days :2007/03/11(日) 22:14:48.72 ID:EE2uKcCi0
〜ORANGE SIDE〜
準備は万端。しっかりと、今日一日を黄色をリードしてやる心構えもあった。やっぱ、俺は男なわけだし。だから俺は、多少緊張はあれど、それなりには上手くやれる気はあったんだ。
…が。
「おはよ!橙!」
迎えに来、玄関のドアを開けた瞬間、その元気な声とともに満面の笑みで俺は逆に迎えられた。
「お、おう。おはよう」
俺のたじろいだあいさつなんか気にもしないで、黄色は笑顔のまま続ける。
「いー天気だねー」
空は快晴。出かけるのであれば最高だ。
彼女は、ふと何かを思いついたような顔をした。そして…
「…似合うかな?」
少し俺を見上げるようにして、はにかみながら聞いてきた。
バカ言うな。俺はさっきから―――――ずっと見惚れてたんだ。
なんだ?なんなんだ?なんで今日のコイツはこんなに可愛く見えるんだ!?いやそんなことない…
「?」
…可愛い。不思議そうにこちらをうかがう様子にすらそう思ってしまった。なんでだよ?ガキの頃からずっと見てきたはずなのに!
「あ、ああ、似合うよ。可愛い」
テンパりすぎて、とっさに思ったことをそのまま言ってしまった。いや、悪いことじゃないけど、黄色が相手じゃ気恥ずかしすぎる。
「えっ…///」
ほら黄色だって照れちまった。俺だって恥ずかしくて、黄色を直視できない。
…予定と違う。もっと余裕を持って、楽しくデートをしようと思ってたのに、なんだよこのザマは。
「ほ、ほら、黄色、いつまでもここにいても仕方ねえんだし、どっか行こうぜ!」
その場がどうにもやりきれなくて、俺は無理矢理話を進めることにした。
「あ、うん!」
それは黄色も同じなようで、少しホッとしたように歩きだした。…俺、かっこわりぃ。
86 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:15:11.80 ID:3FP3EOlF0
87 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:15:51.22 ID:EE2uKcCi0
「………」
「………」
「………」
「………」
無言。沈黙。静寂。
普段からはまったく考えられないほど、俺たちは黙りこくったまま歩き続けていた。
…何を話せばいいんだろう?一度も考えたことのない問題に、どんな答えを出していいのか俺はわからなかった。
でもなんか、デート、ってカンジは確かにする。なんかお互い手探りでやってるカンジ。なんか、ホントに付き合ってんだなぁ、俺ら。
…手とか、繋いでみようかな。実は、一緒に帰ったりするときも、そーゆーコトはまったくしていなかったんだ。初めてのデートだし、なんとなくお互い出方を伺ってる状態だし、もしかしたらチャンスなのかもしれない。
そう思い、ちらっと黄色のほうを見てみる。…コイツも、緊張してるんだろうな。
ぎこちない表情の黄色に頬が緩みそうになった。可愛いヤツ。
そんな黄色の手へ、俺は恐る恐る手を近付けさせていく。うわ、俺冷や汗かきそう。いや、実際、背中に冷たいものが走る感覚があった。…くそぅ、なんでこんなに手間取ってんだよ。この前の女の時は簡単にできたじゃねえか!
気合いをいれ、少しずつ黄色の手へと近づいていった俺の指先が、黄色のそれとかするように触れた。
―――――ぴくん。
互いに、確かにそれを感じた。しかしその瞬間、すぐにその2つは距離を離した。
(うぁあああぁあ〜〜)
正直、背中はもうだいぶ湿っぽくなってきている。でもあと、一歩なんだ。もう一回だ。
だんだんとまた2人の指先の距離が近づいていく。もう一度、相手のそれを確かめるように、触れた。
―――――ぴくん。
また、離れてしまったが、今度は少し違う。そう、それは―――互いが意志を確認したかのような、『合図』のようで。
そして、覚悟を決め、もう一度指を伸ばす。
―――――ぴくん。
三度触れた指先はもう、離れなかった。指先から指が触れていき、少しずつそれが重なり、遠慮がちに絡まっていく。
「……っ」
「……ぷっ」
言葉は、まだ出てこなかった。しかし今、俺たちは笑いあった。言葉なんて、要らないんじゃないかとさえ思えた。
俺たちは、バカみたいに赤面していた。
88 :
School Days :2007/03/11(日) 22:16:49.36 ID:EE2uKcCi0
〜YELLOW SIDE〜
こんなに幸せでいいのかと思う。
今日のあたしを、橙が「可愛い」って言ってくれた。それだけでも十分すぎるくらいなのに、あたしは今―――。
少し大きな橙の手。重なる手のひら。撫でるように絡まる指。ちょっと熱く感じるあたしの手。そのどれもが、信じられないほどに幸せだった。
一緒に手を繋いで歩いてく道。いつまでも続いてほしいって、本気で思ってた。
それなのに。あたしの幸せの邪魔は、自らの体からやってきやがった。
……痛い。手の幸せな感触に浸っているうちに、足には真逆の感覚があることに気が付いた。
よりにもよって、靴擦れ、しやがったのだ。
慣れない靴なんて履くんじゃなかった。そんな後悔を今頃しても、完全に後の祭りだ。
き、気にするな。痛くない、いや痛いけども。だからそういうことじゃなくて。我慢だ我慢。せっかくここまで最高の初デートを、台無しにするわけにはいかないもん。
「…黄色、大丈夫か?」
き、気付かれた?
「えっ何が?」
あたしの異変を橙に気付かれたくなくて、あたしは平然を装う。
「なんか、足痛そうにしてねーか?」
ばれてたし…。
「別に!へーきだよ!」
せっかくのデート中なのに、変に気を遣われるのが嫌だから、あたしは必死に隠した。
「ほら!全然大丈夫!」
そうアピールしようと思って、あたしは思いっきりジャンプした。何でもないよって示すために。
―――今日、ヒールを履いていることをすっかり忘れていた。
89 :
School Days :2007/03/11(日) 22:17:48.17 ID:EE2uKcCi0
「………」
「……ごめんね」
あたしは今、橙に背負われていた。見事に足を挫き、さらには靴擦れと相まって歩くことが困難になり、デートは中止となった。そしてあたしは醜態を晒しながら、橙に家へと送られていた。
…初めてのデートだったのになぁ。最悪だよ。いくらなんでもひどすぎる。
あまりにも居心地が悪すぎて、あたしは橙に何て言っていいかわからなかった。そんななか、橙が何かを喋ろうとしているのに気付いた。
「黄ぃ?」
「何?」
「…仕切り直し、させてくれ」
「え?」
橙が何を言っているのか、よくわからなかった。
「今日はお互い、失敗しすぎたろ?……次は俺、ちゃんとするから」
? あたしはともかく、橙が何か失敗しただろうか。ちゃんとしなきゃいけないのはあたしのほうだ。…ん?次?
「また、デートしような。できれば近いうちに」
それが次のデートの約束だと、気付くのが少し遅れた。
「―――うん」
しかしそれに気付いた瞬間、あたしのテンションはぐんぐん上がっていく。
橙の背中におぶられている身ながら、急に騒ぎだしたくなった。
…そういえばあたし、今橙におんぶされてるんだなぁ。自分の惨めさのことばかり考えていたせいで、あんまり実感なかった。
―――意外と大きいんだなぁ、コイツの背中。それになんだかあったかいし。…急に、くすぐったい思いがこみあげてきた。
ねぇ、一つ、わがまま言っていいかな?
「橙、家の近くまで行ったら降ろして」
「ん?恥ずかしいのか?」
「ううん」
「じゃあなんでよ?」
「…もう一回、手、繋ぎたい」
橙の背中がびっくりしたように少し揺れた。
照れ屋だけど、優しいコイツはきっとあたしのわがままを聞いてくれるんだろうな。
ホントはね、けっこう満足してたりするんだよ?あたしたちの、『初デート』
90 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:21:32.09 ID:EE2uKcCi0
長くなってしまいすみません…この前の話より長いってどういうことだよ…
でも反省はしていな(ry
前スレ
>>306 その後の話が書きたくてうずうずしてるのはむしろ俺なんだぜ?www
91 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:30:09.19 ID:EGNxqCGk0
あぁぁぁあぁぁあああ可愛いもう黄色が可愛い!!!!!!
毎回毎回心理描写がうまいなぁwwwwGJ!!!
92 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 22:30:40.37 ID:0yqQjLCk0
>>79 色無www橙もどこまで本気なんだwww
>>80 なぜ姿が見えないのに萌えるのかwwww
>>89 ktkr!黄色かわいいよ黄色wwww
93 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 23:10:41.83 ID:iz5jm/JD0
保
94 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 23:28:24.78 ID:EGNxqCGk0
ほす
95 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 23:30:16.12 ID:HXiHJEkzO
>>90 やべぇwwwwwwもうアナタのSSのせいで顔緩みっぱなしだよwwwwww
もちろん黄色も可愛いんだけど、何て言うかこの2人のカポーが可愛い過ぎるwwwwww
その内赤青と一緒にWデートとかする話も期待してるわwww
96 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 23:35:49.93 ID:+M2cQdGjO
97 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 00:01:05.95 ID:o1GOhpUXO
ほ
98 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 00:34:02.34 ID:2iC+O/3X0
ho
99 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 01:06:13.13 ID:o1GOhpUXO
寝るほ
100 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 01:21:41.84 ID:Mzcqi7uw0
いろいろあって乗り遅れた俺が来ましたよ。 過疎といいつつも良作いっぱいww皆様GJです!
◇
人の涙は、とても苦手。
見てるとそれだけで苦しくて、自分のことじゃなくても泣きそうになる。
だから、アイツが泣かないように。
私はアイツに泣いてほしくないから、今まで出来る限りのことをしてきた。
そして、今日。
「やった、やった……!俺、受かったんだ!!ホラ見ろよ青、あそこにあるだろ!俺の受験番号!!」
春から始まる新天地、彼はそれを望んだ場所で過ごす資格を得た。
今まで積み重ねてきた努力が実ったからだろう。彼はかつてないほどに興奮した様子だった。
ふと、見慣れた横顔を伝う、見慣れないもの。
それを見て、私は、どうしようもなくなって――気がついたら、彼を正面から抱き締めていた。
「え、あ、あお……?」
「がんばったね、色無っ。 あぁ、よかった、ホントに、よかったよぉ……ごめ、わたし、自分のことみたいに、嬉しくって」
「オマエ、泣いてんのか……?」
「しょうがないでしょ!もらい泣きだから、アンタの、せいなんだからっ……!」
春の、ある日。
心から喜べる人の涙があることを、私は初めて知った。
それでも自分は泣いちゃったけれど――この涙は、嫌いじゃない。
101 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 01:43:03.29 ID:Mzcqi7uw0
◇
夜はとてもつまらない。
だって騒げない。だって誰もいない。だってすることがない。
朝が来ない夜はない、だからガマンすればいい。
そんなのはデキる子の理屈で、退屈が大嫌いな私には無理なワケで。
いっそ夜が来なければ――そう、そこまでバカなことを考えた頃もあったりする。
「それ、オマエらしいな」
「でしょ?ふふん」
「あんま褒めたつもりじゃないんだけど」
今はどうなんだ? 彼は尋ねた。
今はどうなの? 私は考えた。
そしてすぐに辿り着いた結論。
「こうして愛するダンナ様とゆっくりできる時間は、大事だと思うよ?」
夜がとても愛おしい。
だから今は、いっそ朝が来なければ――と、そんなバカなことを考えるようになった。
102 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 02:49:13.64 ID:sVC2rtVm0
age
103 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 03:29:15.84 ID:sdNgZW1A0
ほも
104 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 04:28:30.40 ID:sdNgZW1A0
ほも
105 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 05:26:32.92 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
青「あんた達………こんなとこでまさか……」
男「そうなんだよ!わかってるねぇ委員長は!」
青「そういう関係だったのね…………」
色「ちがぁぁぁぁぁぁぁぁう!」
侍「そんな……幼馴染みが同性愛者だったなぞ、恥ずかしくて」
男「だぁかぁら…………!なんでお前いんの?」
侍「今日の夕飯は牛鍋繕だ。」
男「今日は闇黒さんがいないから晩飯は自分で作らなければならなず食材を買うついでにちょっとこの雑貨屋に来た、か。」
青「どんな読解力よ。」
色「ならちょうどいいな。侍黒!」
男「青!」
色・男「付き合ってください!」
青・侍「だが断わる。」
侍「一緒にお返しを買うだけなら早々言えば良かったではないか。」
色「ちょっと間違ったかな?とは思ったよ。」
侍「ま、某を選んだとは中々だ。流石12+αにモテるだけはある。」
色(めっちゃ不安なんですが………)
青「なにさっきからチラチラ見てるのよ。不安なの?」
男「ぶっちゃけめっちゃ不安。」
青「素直じゃない。」
男「だって究極のプレイボーイの色無しさんの相手だといつ毒牙に」
青「それ以上言うと打つわよ?」
男「はぁ。(チラ)」
青「そんなに不安なら私に任せなさい。侍黒ちゃんにピッタリのプレゼントを選んであげるわ。」
男「期待してるぜいいんちょ!」
106 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 05:54:29.64 ID:MAA0AyqfO
107 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 07:26:27.83 ID:o1GOhpUXO
沖田ほ
108 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 08:07:59.86 ID:b+LgwTW5O
ほ
109 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 09:57:19.86 ID:YgZXKLWmO
ほ
110 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 11:13:33.91 ID:b+LgwTW5O
ほ
111 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 12:01:22.69 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
侍「色無しよ、これなんかどうだ?」
色「いや、それは水にはキツイだろ。」
侍「そうか………」
色「これは………朱色さんにいいな。」
侍「ここらあたりが桃にいいのではないか?」
色「流石にブラ渡すってどうよ?」
侍「実用的だとは思うが?」
色「そっちは後だな。まずは落ち着いてる奴から選ぶよ。白とか緑とか。」
侍「それは同意だ。」
色「緑はやっぱ」
侍「ブックカバーとかは?」
色「それは誕生日にあげた。」
侍「ならシンプルにしおりとか?」
色「それも前にあげた。」
侍「そうか。他は…………」
色「ホワイトデーはアクセサリーにしとくかぁ。」
侍「ん。」
青「そうね、侍ちゃんは色気ないからこんなのどう?」
男「指輪かぁ………………何考えてんのあんた?」
青「いいじゃん意外とあなた達は秒読みなんだから今回で一気に畳み掛けて。」
男「俺のキャラ的に似合わないから却下。」
青「(ボソ)言えてる。」
男「今何て言ったこら?」
青「侍ちゃん結構貴金属って嫌いそうだもんねぇ。」
男「そうなんだよやっぱいいんちょはわかってるよ。」
青「そ、それはクラス委員長として当然でしょ!誉めたってなにもないんだから!」
男「はいはいわかってるよ。(うわぁリアツンうぜぇ)」
112 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 12:25:14.93 ID:o1GOhpUXO
男ひでぇwww
113 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 12:29:41.87 ID:MAA0AyqfO
114 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 12:32:23.50 ID:5bGF0cdE0
確かに、ツンデレはターゲット以外にとってはうざいだけw
しかしそんなタブーにあっさり触れてしまう男w
あと色無、アドバイス聞く気ねえw
115 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 13:25:22.05 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
色「遅くまで付き合わせて悪かったな。」
侍「いや、某もあまり役に立てずすまなかった。」
色「そんなことないよ。はいこれ。」
侍「某に?」
色「あんま侍黒の趣味はわからないから何がいいのか迷ったけど。今日のお礼ってとこかな。じゃあまた明日学校で。」
侍「これが色無しの魅力か………成程。」
青「早く決めなさい!男でしょ!」
男「待て……………こっちだ!」
青「もう、優柔不断。まぁ大好きな人のプレゼント決めるんだからしょうがないか。」
男「全くだ。」
青「なんか腹ただしいわね。会計済ませたら私は帰るから。」
男「ありがとな。こんな遅くまで。」
青「貸しとして覚えておくわ。じゃあ、明日頑張ってね。」
男「お、色無しさんとのデートお疲れさん。どうだった?」
侍「う……まぁな。そっちこそ青との逢い引きはどうなのだ?」
男「明日は期待していいぞ?なんって。」
侍「そうか。じゃあ明日に期待して寝るとしよう。」
男「ありゃ?その腕輪どうしたの?」
侍「今日色無しからもらったのだ。買い物に付き合わせた礼らしい。まさか同じ物を」
男「そんなわけねえだろ!じゃあな。」
僕は今日初めて人に殺意を覚えた。
116 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 13:30:16.60 ID:5bGF0cdE0
もう色無は天然ジゴロと言っていいw
117 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 13:30:36.02 ID:ESlmRy4o0
うわぁ、男悲惨ナリィ…
118 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 13:35:48.90 ID:xdTwHFm40
男カワイソスwwww
119 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 13:42:15.65 ID:fOT5xcOQO
似たような経験がある俺は今回の話笑えない('A`)
120 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 13:48:36.47 ID:eLLTUq7K0
色無……つくづく恐ろしい男だ…wwww
121 :
愛のVIP戦士:2007/03/12(月) 14:06:50.02 ID:ZLqsLiXn0
意識せずにこれだから恐いwww
でもなんでだろ全く羨ましくないのはwwwww
122 :
1/2:2007/03/12(月) 14:24:30.84 ID:xdTwHFm40
カチャリ。夜の寝室に忍び込む影。
「…………」
鍵はかかっていない。かかっていたところで開けるのは易しいことだ。慣れた足取りで目標のベッドへと潜り込む。
「ふぃ〜、ぬくいぬくい」
人肌に温まった毛布の中に肩まで沈めてそう呟いた。
「暖かいのぅ」
柔らかな毛布の感触。人の体温の温もり。安心する匂い。触れれば鼓動さえ聞こえてきそうな距離。
「ぅん……」
今日もその暖かさの中で安眠へと誘われようとしていたそのときだった。ぎゅっ。
「え?」
何者かに後ろから抱きしめられる。当然それはそのベッドの主だった。
「色無……?」
近くにいたのがさらに近くなって。トクントクン。心臓の音が聞こえる。自分の胸の鼓動が早くなるのが感じ取られる。
「群れから離れた子羊は、オオカミさんに食べられてしまうのです」
「…………」
しばらく沈黙が続く。身体が熱くて、何も考えられない。
「はは、なーんてな」
静寂が支配する部屋に笑い声。
「びっくりしただろ? まぁこれに懲りたら今後は……!?」
色無が見ると灰色は目に涙をいっぱいに浮かべて恨めしそうにこちらを見ていた。
「お、おい、冗談だって……」
「うう……」
「ご、ごめん……まさかそんなに……」
「あぅ……呪ってやる……」
「ごめん、軽率だった……」
そう言うと色無は灰色の頭を撫でながら謝る。
「こんなことじゃ許さない……」
「どうすれば許してくれる?」
「それは――」
123 :
2/2:2007/03/12(月) 14:25:41.57 ID:xdTwHFm40
「あらーアツアツねーお二人さーん」
下校する生徒たちが校門へと向かうその最中、黄色が声を掛ける。その先には灰色をおぶる色無がいた。
「これは俺が灰を驚かしちゃったから……。罰みたいなものなんだ……」
「へーえ?」
ニタァ。
「ヒッ!?」
「どうした……?」
「な、なんでもない! ……お幸せにね!」
走り去る黄色。
「なんだアイツ……」
色無は気付かない。己の背中でまるで嫁の留守中にその不手際を見つけた鬼姑のように薄気味悪く笑った灰色のことを。
「色無、行こ」
何事も無かったように顔を元に戻した灰色が色無を急かす。
「ああ、そうだな」
こうして灰色は一週間色無におぶって貰う権利を獲得したのだった。
124 :
商人(石川県):2007/03/12(月) 14:39:36.29 ID:t6I11YNh0
灰色wwww
そして名前欄あげ
125 :
将軍(チリ):2007/03/12(月) 15:02:08.24 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
翌日
男(どうすべきだ。昨日は遅く帰ったから結局コンビニの特設コーナーで買ってしまった。)
侍「お、早いな。今日の意気込みを聞かせてもらおうか?」
男(言えない!色無しの野郎と被った物を買ったあげくコンビニの物で済ましたなんて口が裂けても言えん!)
男「放課後な?放課後?」
侍「ほぅ、期待しとるぞ?放課後?」
男「あ、ははは。」
青「渡したの?」
男「ギギギ…………」
青「 わ た し た の ?」
男「マダデス。」
青「…………顔色悪いわよ?」
男「ジ……ジツハ…………(ゴニョゴニョゴニョ)」
青「…………これだけは言っておくわ。こっちは定員オーバーなの。これ以上増えたら話にならないわ。」
男「ソウデスネ。」
青「ここは素直に謝りなさい。」
男「ナンカチョットイイニクイノデスガ………」
青「男でしょ!それぐらいなんとかしなさい!もし侍ちゃんに何かおかしな行動がみられたら………」
男「…………タラ?」
青「黄緑さんね。」
男「………………(プシュー)」
青「落ちても無駄よ。いい?警告はしたわよ。」
男「死にたい。」
126 :
整体師(神奈川県):2007/03/12(月) 15:31:21.18 ID:FmTlhROs0
カワイソスw
侍黒にwktkしつつバイト前ホシュ。
◇
橙「14日はもうすぐだけど、サイフとの相談は進んでる?」
男「サイフよりもあげるものに困ってるのが本音だな。やっぱ喜ばれたいから」
橙「いい心がけだね。そんな色無くんには、このオレンジちゃんから秘策を授けちゃいましょう!」
男「秘策?」
橙「お金もかからない、しかも喜ばれる!まさに一石二鳥のお返し!」
男「おぉー。 んじゃせっかくだし、参考までに聞かせてくれる?」
橙「もちろん。 はい、まず用意するのはこれ!」
男「これって……どう見てもただのポッキーだよな」
橙「そう。150円くらいのごくありきたりなポッキーです」
男「……もう展開読めました。その案は却下な」
橙「残念でした。私はこの反応を読んでたよ。ということで根回しはバッチリなのさ」
男「根回し?」
橙「『今年のお返しはポッキーゲームにするかなーって色無が呟いてた』って、みんなにそれとなく吹き込んであります」
男「はぁ!?いや待て、それはさすがにヤバイだろ!」
橙「表向きはみんなそれぞれ違ったけどね、内心ではおんなじことを考えてると思うよ?にひひ」
男「おんなじこと?」
橙「まぁそこまで言う義理はないけど――とりあえずアドバイス料ってことで、あむっ。 んー」
男「いや、『んー』って……やんないよ?」
橙「んー」
男「ダメ。やらない」
橙「……んー」
男「…………あぁもう」
男「……それにしてもオマエ、このネタ好きだな。前もどっかでやった気がする」
橙「好きだよ?だってこれ、バカップルの象徴だからね♪」
128 :
将軍(チリ):2007/03/12(月) 16:22:45.60 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
放課後
男(来てしまった………放課後……)
侍「さて約束の時間だ!(キラキラキラキラ)」
男「あーなんか人まだ多いなぁ?」
侍「駄目なのか?」
男(そんな目で俺を見んな!)
男「まぁ………恥ずかしいからな。」
侍「そんな恥ずかしい物なのか?」
男「超恥ずかしい!」
侍「よかろう皆が帰るまで待っておこう。と、その前に橙よ。」
橙「何?」
侍「ちょっと厠へ行こうか。」
橙「何何?カツアゲ?」
侍「そんなところだ。」
30分後
侍「さて、皆帰ったようだが。(ワキワキ)」
男(なんで少しメイクアップしてんだ畜生!)
侍「某はどんな告白でも待っているぞ!」
男(なんてコッタイ!)
侍「さぁ!」
男「…………その……」
侍(ドキドキ)
男「そのなぁ……………」
侍(ドキドキドキドキ)
男「すいませんでした!」
カラァン
侍「 腹 斬 れ 」
129 :
運動員(チリ):2007/03/12(月) 16:30:48.97 ID:5bGF0cdE0
語弊を恐れずに言えば……
今シリーズの侍黒には、これまでで一番wktkしている俺ガイルwwwwww
130 :
巡査長(千葉県):2007/03/12(月) 16:48:38.68 ID:N0rFnwNh0
いやこれはwktkものだろwwwwなんでうまくいかんのかなぁwwww
>>127 まさか「あぁもう」の後色無しは……
ころしてでもうばいとる
131 :
将軍(チリ):2007/03/12(月) 16:55:02.51 ID:b+LgwTW5O
>>130 意外といるもんなんですよ、なにしてもうまくいかない奴って( ´ー`)
132 :
ホテル勤務(チリ):2007/03/12(月) 17:42:10.78 ID:xFQQ7BgDO
侍黒にwktkしながら保守
133 :
巡査長(千葉県):2007/03/12(月) 18:14:53.94 ID:N0rFnwNh0
携帯だとチリになるのかと思えば
>>129はそうじゃないし……どうでもいいや。
保朱色
134 :
CGクリエイター(神奈川県):2007/03/12(月) 18:15:21.43 ID:+lxqti1s0
135 :
巡査長(千葉県):2007/03/12(月) 18:33:34.92 ID:N0rFnwNh0
◇
灰「名前なんてもんは飾りなんですよ。偉い人にはそれがわからんのです」
男「……ねずみ色」(ぼそっ
灰「!!」
男「あ、うそうそ」
灰「……無個性」(ぼそっ
男「!!」
灰「あ、あながち嘘でもないよ」
男「……排水の色」(ぼそっ
灰「!!」
男「あ、うそうそ」
灰「……いてもいなくても一緒の色」(ぼそっ
男「!!」
灰「あ、でもいてくれなきゃヤダ」
男「……淀んだ………ってあれ?」
灰「…可愛いとこあんじゃん、私」
男「自分で言うな自分で」
灰「それに引き換え色無しは今なんて言おうとしてたんだろうなー…。淀んだ…何?空気?心?私そんなん?」
男「いや…淀んだ…違う!淀みのない瞳!これを言おうとしてたんだ!」
灰「適当なこと言ってるとお姉ちゃんに言いつけちゃうからね」
男「ごめんなさい!!」
◇
136 :
将軍(チリ):2007/03/12(月) 18:53:25.30 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
男「嘘ついてました!色無し(野郎)と色から形から何から何まで被ってました!」
侍「ほぅほぅほぅほぅ?それで?知ってなお某に期待しろと?」
男「すいませんでした!」
侍「腹と男根のどっちがよい?選択させてやろう。」
男「腹で!」
侍「(やはり腹かッ!)それで他に言い残すことは?」
男「すいませんでした!(ガバ)」
侍「土下座とは落ちたものだな。ったくそこまでの覚悟がありながら腹を斬るなど馬鹿げておる。」
男「………………。」
侍「しかしこの景観もよいのう。憤っている某の足元に土下座してる謝る貴様がいるのは。」
男「靴でもなんでも舐めます。」
侍「そこまでして許してほしいのか?」
男「許してとはいわんからせめて納得だけしてくれ!」
侍「はぁ、何を納得すればよいのやら。よし、許しの手段を一つだけやろう。」
男「宦官」
侍「いちいち局部にこだわるのはやめい。今日も母上がいなくてな。某は飯を作るのが面倒なのだ。」
男「喜んで作らせて頂きます!」
侍「では今日も食材を買わねば駄目なのだ。」
男「喜んでお供します!」
侍(つまり一日奴隷なのだがな。)
138 :
将軍(チリ):2007/03/12(月) 19:32:21.17 ID:b+LgwTW5O
サムライブラック保守
侍「今日の飯は何にしようかのう。」
男「昨日は牛食ったんだろだろ。じゃあ魚でいいじゃん。」
侍「ま、それでいいだろ。」
男「なら刺し身?」
侍「いや。焼き魚だ。」
男「またまたなんで今日は」
侍「それはずばり、刺し身だと作るのが簡単だからだ。」
男「………すいませんでした!」
侍「ふぉっふぉっふぉっ。ほれ車(カート)を押せい。」
男「あれ?二人分?」
侍「当然だ。今日の貴様所業は二人分に値する。」
男「はぁ、はいはい。」
侍「よぉし!会計にいくぞ!」
侍「どうした遅いぞ!」
男「重いんだよ!なんで1.5リットルのお茶を4本も買うんだよ!」
侍「ん?これ………」
男「なんだ?ただの髪留めじゃん。ちょっと待ってろ。」
侍「別に欲しいとは言って」
男「目が欲しいって言ってる!つー訳でこれ俺からのホワイトデーのプレゼント。」
侍「それでチャラということは」
男「ないない。それとこれとは別だろ。責任は取りますよ。」
侍「わ、わかってるではないか。…………ありがとう。」
男「礼なんていらんよ。悪いのは俺なんだから。」
侍「それとこれとは別であろう?」
男「…………ありがとう。」
139 :
コピペ職人(岩手県):2007/03/12(月) 19:34:22.76 ID:89IE5vfY0
140 :
コレクター(チリ):2007/03/12(月) 19:45:52.08 ID:o1GOhpUXO
>>137 これは萌えたwwww
おんぶいいなぁwwww
142 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 20:25:24.77 ID:1nz9dp310
143 :
商人(石川県):2007/03/12(月) 20:33:40.88 ID:t6I11YNh0
>>142 >灰スキーを萌え転がすつもりですかwww
そっくりお返ししますw
144 :
共産党幹部(チリ):2007/03/12(月) 20:45:52.08 ID:MAA0AyqfO
>>138 なんだろう…良く分かんないけどこの二人俺大好きだwww
たまにこういう良い話を読むと本当にそう思うwww
もちろん普段のギャグ調のSSも大好きなんだが…w
そして
>>141で瀕死になったところに
>>142でトドメを刺されたwww
色無狼と羊灰は仲良くやってるんだろうか?w
145 :
ひよこ(神奈川県):2007/03/12(月) 20:46:26.11 ID:NCBiMluy0
>>141氏とかの絵を見て思うのだが、おんぶって
回 り か ら パ ン ツ 見 え な い の か な ?
ってなんですかくろさんうwぁyんkめぃfjかるぽ
146 :
AA職人(チリ):2007/03/12(月) 21:30:03.82 ID:bXrH3O7RO
>>145 そういうときはふしぎな力が働くので無問題
147 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 21:34:44.06 ID:1nz9dp310
148 :
商人(石川県):2007/03/12(月) 21:36:26.80 ID:t6I11YNh0
149 :
共産党幹部(チリ):2007/03/12(月) 21:38:17.84 ID:MAA0AyqfO
>>145 俺の脳内は自動パンチラ補完機能があるので無問題。
ちなみに灰のパンツの色h……あれ、黒さんいつの間にうわなにすr(ry
150 :
短大生(アラバマ州):2007/03/12(月) 21:39:59.96 ID:azhoYfGX0
でも色無相手だとそんな反応しなさそうだよな灰色
「ん、見たいの?」
俺の脳内の灰色はこう言ってくる
間違いなく俺は灰色中毒末期
151 :
共産党幹部(チリ):2007/03/12(月) 21:42:43.71 ID:MAA0AyqfO
リロってなかったorz
>>147 そんな顔でそんなこと言われたらもっと悪戯したくn(ry
152 :
ひよこ(神奈川県):2007/03/12(月) 21:46:38.31 ID:NCBiMluy0
153 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 21:59:01.61 ID:1nz9dp310
154 :
べっぴん(新潟県):2007/03/12(月) 22:04:03.71 ID:EwfFqZId0
高校合格してた。というわけで今日から復活。
>>153 灰はそれでも脅しをかけてくるはずだww
では、もう少し屈んでmあ、なにをs……
155 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 22:15:35.72 ID:1nz9dp310
156 :
共産党幹部(チリ):2007/03/12(月) 22:17:11.47 ID:MAA0AyqfO
>>153 そのままの状態でこっちにお尻を向けt(ry
もうアナタの灰はツボ過ぎるwww
158 :
共産党幹部(wbcc1s10):2007/03/12(月) 22:29:35.06 ID:MAA0AyqfO
159 :
運動員(チリ):2007/03/12(月) 22:44:41.41 ID:5bGF0cdE0
宝石乙女スレとスレ立て日が違ってホントよかったw
160 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 22:45:05.94 ID:1nz9dp310
161 :
短大生(アラバマ州):2007/03/12(月) 22:46:25.23 ID:azhoYfGX0
なぁ……茶色がブラを忘れて一日中学校で挙動不審だったらどうする?
162 :
べっぴん(新潟県):2007/03/12(月) 22:54:39.47 ID:EwfFqZId0
>>161 中学校かよww
そりゃあお前……なぁwww
163 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 22:56:36.83 ID:1nz9dp310
164 :
べっぴん(新潟県):2007/03/12(月) 22:58:40.30 ID:EwfFqZId0
体育があってしかもマット運動だったらどうなるだろうか。
165 :
短大生(アラバマ州):2007/03/12(月) 22:58:56.23 ID:azhoYfGX0
166 :
巡査長(千葉県):2007/03/12(月) 23:13:16.08 ID:N0rFnwNh0
>>163 茶色っぽくていいなwwww言わなきゃばれないかもしれないのにいちいち見るなって言うんだもんなwwwww
167 :
通訳(長野県):2007/03/12(月) 23:23:34.40 ID:xdTwHFm40
まさか二人の絵師に描いてもらえるなんてwwww
>>137 おんぶ最高だwwwこの灰はとても幸せそうwww
>>142 久しぶりの灰羊ktkrwwww
寝惚け眼の灰かわいいよ灰www
>>160>>163 かわいすぎるよ茶wwww
>>166 それが茶のいいところwwww
168 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 23:25:48.90 ID:1nz9dp310
169 :
通訳(長野県):2007/03/12(月) 23:28:50.21 ID:xdTwHFm40
なんて優しい姉wwww
170 :
40歳無職(北海道):2007/03/12(月) 23:29:43.96 ID:2bFZyu3C0
忘れたのがブラでよかった
Pだったらたいへんだwww
171 :
短大生(アラバマ州):2007/03/12(月) 23:31:18.92 ID:azhoYfGX0
こんな茶色が見れるならもっと妄想を垂れ流すぜふへへ……
弁当を忘れた茶色……あれ、これなんてわたなb(ry
172 :
短大生(アラバマ州):2007/03/12(月) 23:32:01.68 ID:azhoYfGX0
なんというリロ忘れの俺
しかも弁当持ってこられたー
173 :
麻薬検査官(東京都):2007/03/12(月) 23:48:13.94 ID:1nz9dp310
174 :
通訳(長野県):2007/03/12(月) 23:59:21.66 ID:xdTwHFm40
175 :
会社員(新潟県):2007/03/13(火) 00:05:24.72 ID:l9FaHtAw0
176 :
釣氏(栃木県):2007/03/13(火) 00:31:09.74 ID:DpRoBRpm0
>>173 白は俺の…ってちょ、黒何をクァw瀬drftgyふじこlp;@:「
灰色かわいいよね灰色。
◇
灰「寝るときに抱くものがないと落ち着かない」
男「あぁ、なんとなくわかる。それで?」
灰「抱き枕の代わりよろしく。じゃあおやすみ」
男「はいそこでナチュラルにベッドに入らない。俺じゃなくて黒とかに頼めよ」
灰「お姉様は寝相が悪くて……何度蹴飛ばされたことか。あーおそろしおそろしー」
男「……それは意外だな」
灰「じゃあ、お姉様の秘密を知ったんだから、情報料ということで抱き枕やって」
男「いやそれおかしくね?要りもしない情報なのに」
灰「残念、ベッドに入った私は朝になるまでテコでも動かないよ。あぅーさむいーほらーはやくー」
男「あーもうやかましい。しょうがねぇなぁ、もう」
灰「うん、いい感じの抱き心地。60点はあげてもいいかな」
男「何気に低いな」
灰「100点目指してがんばりたまえ」
男「どうがんばるんだよ……てか、はよ寝ろ」
灰「うぃー」
男「――――……ん、ふぁ…………朝かぁ。んんー、なんだかんだでぐっすり寝た」
灰「むにゃ……」
男「さすがに灰は起きてないか……ん? ……おーい、白さん?なんでアナタまでここにいるんですか?」
白「……すやすや」
男「そんなありえない擬音でごまかさないの」
178 :
ディトレーダー(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 00:55:16.78 ID:1+52eSsnO
空「美味しい……やっぱり日本人の朝ご飯は和食に限るよね……」
紫「……………………」
空「紫先輩はトーストと牛乳なんですね」
紫「うん………まぁね………」
空「ん〜〜〜!お味噌汁も焼き魚も美味しい……幸せ……」
紫「…………(我慢だ……我慢するんだ……)」
茶「美味しいよぅ………あとご飯3杯はいけるよぅ……」
無「やっぱり朝は和食だよな」
紫「………………さい」
無「ん?何か言ったか?」
紫「………うるさい………色無、うるさーい!」
無「何だよ?!って……うわぁあああ!!」
水「………え?和食が食べたかった?」
紫「…………うん」
空「なら食べればいいんじゃないですか?」
紫「前にね、桃に聞いたの。そしたら昔から朝ご飯は毎日トーストと牛乳だって言ってたの……」
無「あぁ、それで」
空「でも、朝ご飯はしっかり食べないと大きくならないし、なれませんよね」
水「それに、それで大丈夫なのは桃ちゃんだけだよ」
紫「みんな……うん、そうだよね!…………」
空「紫先輩?」
紫「……………(空←年下なのに大きい(胸が) 水←桃、黄緑に次いで大きい 茶←大きそう)」
水「………紫ちゃん?」
紫「…………うっ………うわぁあああん!!」
空「………紫先輩?」
保守@空
179 :
ジャーナリスト(愛知県):2007/03/13(火) 00:55:52.54 ID:wBo9QyGn0
おまけ。
◇
男「なぁ黒、オマエ実は寝相悪いんだって?」
黒「え?誰がそんなことを言ってたの?」
男「灰色だけど」
黒「ふーん……――さては『お姉様は寝相が悪いからいっしょに寝れないの。だからいっしょに寝て』とでも言われたんでしょ?」
男「え?いや、だいたいその通りだけど」
黒「やっぱり。あの子、私をダシにして色無と寝てたのね……ふふ、ふふふ」
男「く、黒さん?」
黒「あの子には後でキッチリお仕置きするとして……色無」
男「はいっ!?」
黒「残念だけど、アナタの疑問には答えられないわ。だって自分の寝相なんて知りようがないもの」
男「は、はぁ」
黒「だからアナタが自分で確かめなさい。ということで、今日はいっしょに寝るわよ。い い わ ね ?」
男「わ、わわ、わっかりましたぁ!」
灰「んー……よく寝た。色無は男なのに寝相がいいなぁ。これからも安心して寝れるね」
白「あはは。黒ちゃんの寝相は昔っからひどいもんねー」
灰「まったく。同じベッドで寝ようものなら……あぁ思い出したくない。くわばらくわばらー」
180 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 00:59:50.94 ID:JscjKBTQ0
◇
男「今年は雪降らなくて残念だったなー」
白「そうだね……楽しみだったのになぁ。朝起きたら白銀の世界!」
男「でも白は雪合戦禁止だからな」
白「えぇっ!?ひどいよ色無しくんっ!」
男「去年それで風邪引いてこじらせたろ」
白「うぅー……」
男「雪合戦は赤とか橙とか元気が有り余ってる人らがやればいいの。白は俺と一緒にかまくらな」
白「………」
男「そんな淋しそうな顔するなよ…」
白「いいもん!黒ちゃんに頼んで
黒「だめよ。雪合戦は私も反対。一緒にかまくらよ」
白「むぅー……」
男「まぁまぁそんなむくれるなって。みんなもそのうち疲れてかまくらに飛び込んでくるんだからさ。ちゃんと遊べるよ?」
白「……ん、それはそうだけど」
黒「っていうより全員かまくら作りに強制参加よ。雪合戦もいいけど形作ることも楽しまなきゃ。そして何より……白を差し置いて自分らだけ楽しもうなんて許さないわ」
男「おいおい黒、それはないだろw」
白「黒ちゃん、私そこまで気にしてないから大丈夫だよ!?」
黒「……まぁ…来年雪が降って積もったら、の話なんだけど」
男「………」
白「……はぁ、降らないかなぁ」
◇
181 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 01:02:07.93 ID:JscjKBTQ0
>>177 灰に萌えるかと思いきや白に萌えたwwww
182 :
会社員(新潟県):2007/03/13(火) 01:06:29.22 ID:l9FaHtAw0
183 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 01:09:57.63 ID:fg2kIj830
184 :
会社員(新潟県):2007/03/13(火) 01:27:14.16 ID:l9FaHtAw0
茶「色無君、朝だよー起きて?」
色無「んーおはよう、茶。今何時……って!? 遅刻ぎりぎりじゃないか?!」
茶「あぅ、起こす時間間違えちゃった?」
色無「あ、いや、大丈夫、大丈夫。何故か一緒に寝てたときよりは大丈夫」
茶「ごめんね……グスッ」
色無「泣かないでいいからね。じゃ、行ってきます!」
茶「あ、待って。……はい、お弁当」
色無「ありがとう。じゃ」
色無「朝はなんとか間に合ってよかった。群青さんは仕事に関しては厳しいからな」
鉛色「先輩、飯食べません?」
色無「ああ、そうだな。……さて、今日の中身は」
鉛色「日の丸弁当っすか」
色無「まぁ、一面梅干だったときよりはマシだ。いただきます」
鉛色「同情するっす」
色無「同情するならおかずをくれ!」
185 :
美容部員(埼玉県):2007/03/13(火) 01:31:13.98 ID:dFXgXqP70
一面梅干www
186 :
会社員(新潟県):2007/03/13(火) 01:35:49.84 ID:l9FaHtAw0
色無「ただいまー」
茶「あ、お帰りなさい。もうご飯出来てるよ、早く着替えてきて」
色無「分かった。……今日は転ばなかったな」
色無「…」
茶「いただきます」
色無「なぁ、茶。どうして味噌汁がこんなにも赤いんだ?」
茶「こ、コチュジャンを入れちゃって。あ、あははー」
色無「ははは、まぁ味噌は味噌だし、大丈夫さ。ズズズッ……ごはっ!」
茶「ああ、本当にごめんね、色無君!」
色無「今日も一日危険…スリリングな内容だった。さてゆっくり布団で……」
茶(すやすや)
色無「なんで俺の布団で寝てるんだろうね、この奥さんは」
茶「むぅ……ごめんなさい……」
色無「夢でも謝ってるよ、しょうがないな」
(ごそごそ)
色無「お休み、茶。いい夢見てくれよ」
色無と茶。新婚。
久しぶりにかいたから感覚がw
187 :
公務員(catv?):2007/03/13(火) 02:08:26.44 ID:bh/tb2lF0
がんば
188 :
くれくれ厨(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 02:56:48.48 ID:CZIYw6M/O
サムライブラック保守
侍「〜♪〜〜♪おい、飯はまだかぁ♪」
男「もう少しです。」
侍「早ようせい♪早ようせい♪」
男「はーい出来上がりましたよー。」
侍「どれどれ?おー………うまそうではないか………………某の作ったものより……………」
男「そこはご勘弁を」
侍「まぁよい。では、いただきます。」
男「どうですか?」
侍「うまい………………」
男「ニヤニヤ」
侍「…………ハッ!そっ、某には及ばんがな!」
男「……………ふっ。」
侍「笑うな!冷める前に貴様も食え!」
男「はぁーい。」
侍「馳走になった。さぁて風呂入るか。」
男「じゃあ僕はこれでか」
侍「背中を流せ。」
男「はい?」
侍「某が背中を流せといっておる。背中ぐらい高校入ってからなんども見とるだろ?」
男「そうだけど」
侍「なら話は早い。とっととこい。」
男(このパターンだといつも生殺しだからいやなんだよなぁ。)
侍「『このパターンだといつも生殺しだからいやなんだよなぁ』みたいな顔をしとるな。」
男「まさにその通りだよ。」
侍「貴様への躾にはちょうどいいだろ?」
189 :
赤ひげ(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 03:36:54.84 ID:xZpCV9UTO
生殺しww
自分も勝手に想像して生殺し状態っす……
ほしゅ
◇
桃「動物に例えるとしたら、私って何が似合うかな?」
男「ピンクが? えーっと…………」
桃「……やっぱり、牛かな?」
男「うーん……でもそれイヤじゃない?」
桃「うぅ、やっぱり色無くんも否定してくれないんだね……」
男「あ……ご、ごめん!だけどあの、それもピンクの魅力だからいいかなとか」
桃「だぁめ。乙女心を傷つけた責任は取ってよね?」
男「せ、責任って……」
桃「牛さんって、飼い主さんにとってもかいがいしく世話をしてもらうよね」
男「う、うん」
桃「だけどその代わり、飼い主さんにお乳を搾らせてミルクを出してるんだよね」
男「まぁそうだけど」
桃「そういうワケでね……私を牛と見た色無くんには、私の飼い主さんになってもらいます♪」
男「いや、その流れでそういうこと言うと、あの、いろいろヤバイんですけど」
桃「とりあえず、ミルクが出るようにしなきゃいけないということで――」
男「それはダメ!ぜったいダメだからー!」
男「――ふぅ。いくらなんでもはっちゃけすぎだろピンクのヤツ……」
?「……ぴー」
男「ん? ……あの、白さん?いつから俺のベッドに隠れてたんですか?」
白「うさぎはね、かまってもらえないとさみしくて死んじゃうんだよ」
男「それって都市伝説らしいけど。あと、うさぎって『ぴー』なんて鳴くの?」
白「…………ぐすん」
男「わー! あぁもう、泣かないの。はいはいちゃんとうさぎさんの面倒も見てあげますから!」
白「ぴぃ♪」
◇
うさぎの鳴き声が実際どうだったかは忘れたww
191 :
公務員(catv?):2007/03/13(火) 04:50:28.26 ID:bh/tb2lF0
192 :
主婦(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 06:04:34.67 ID:OG5mlCLJO
今沖田深夜組GJwww
朝からベッドの中で悶えてる俺きめぇwww
>>190 うちのウサギは「ぐぅ」って泣くぜw
でも「ぴぃ」の方が可愛いからその鳴き声でいいよwww
193 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 06:39:26.15 ID:CZIYw6M/O
サムライブラック保守
男「きもちいでしょうか?」
侍「うーん。浮き世の汚れが落ちる落ちる。」
男「前背中流した時もその台詞言ったよな?」
侍「そうかの?しかし風呂はやはり裸にかぎるのぅ。」
男「ぶっちゃけ僕今すんごい興奮してますからね?背中から少しだけはみ出て見えるあれが………」
侍「正直なところ某は正面から見られなければ恥ずかしくないんだが。」
男「僕が男であることを考慮してくださいよ。」
侍「某にもしなにかあれば叫んで警察読んで貴様を婦女暴行罪で豚箱にブチ込む。」
男「充分な考慮、感謝します。」
侍「ふぉっふぉっふぉっ。さて後は風呂に入るから控えておれ。」
男「はぁーい。」
男「どうにか息子は少し反応するだけで済んだが……あ、これ……」
男(色無しさんが侍黒にあげた腕輪だ…………)
侍「腕輪を見つめて何をしとる?」
男「あっ………別に………い、いたのぉ?」
侍「そういえばお前からのホワイトデーのプレゼントをもらっておらんのぉ?」
男「さっき髪留めあげたでしょ。」
侍「それとこれとは別だと聞いたのだが?」
男「……………(ゴソゴソ)ん。」
侍「どれどれ。んーしっくりするな。大事に使わせてもらう。」
男「無理しないで色無しさんからもらったの使ってもいいぞ。」
侍「あれは某の物ではない。あれは母上のだ。某からのホワイトデーのプレゼントだが何か?」
男「ありがとう。」
侍「ど、どうした!泣いておるのか!?」
男「ひっく……だっ…だって」
侍「(ナデナデ)ありがとう。結構感謝しとるぞ。」
194 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 07:07:41.52 ID:CZIYw6M/O
サムライブラック保守
男「ティッシュぐれ。」
侍「ほれ。男の癖に女々しい奴よのぅ。『あ゛り゛がどう゛』…………プッ。」
男「笑うな!こっちは本気で…………あぁもぅ!帰る!( ///)」
侍「その前にちょっと待っておれ。」
10分後
侍「今日お前に買ってもらった髪留めだが…………どうだ?」
男「似合うじゃん。」
侍「もう少し寄って………」
男「お、おい。」
侍「どうだ?」
男「………綺麗だよ?」
侍「最後の『?』は何なのだ。はっきりしろ。最後まで女々しい。」
男「じゃあ綺麗…………」
侍「男………………」
男「侍黒……………」
侍・男「ハッ!」
男「悪い悪い!ちょっと近付き過ぎたな!」
侍「そっ、そうだ近付き過ぎだぞ?そこまで近寄れとは言っておらんぞ!」
男「今日は飯まで食っちゃって悪かった。じゃあな。」
侍「そうだなぁ明日も学校だしなぁ。じゃあ気を付けて帰るんだぞ。」
男「お前も風邪ひかないようにもう寝なさい。ね?じゃ、また明日!」
侍「本当に女々しい奴…………」
男「危ねぇ………あと少しで……いや?危なかったのか?むしろあそこはキスすべき………いや違う…………多分……」
翌日、侍黒の男に対する当たり方は奴隷以上だったという
195 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 07:11:05.97 ID:VMSAj/+70
いっちゃってもよかったのに…
今日で落ちるのに一個も投下してないな、いつものように色無使わんがなんか書いて欲しい色とお題募集
196 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 07:15:55.49 ID:CZIYw6M/O
緑の緑による緑のためのふたなりレズ妄想
嘘です
黄緑と水色の花&野菜に関する絡みです
197 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 07:34:31.30 ID:VMSAj/+70
>>196 どっち男にすれば…まぁ両方女でもいっか
198 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 08:09:29.43 ID:CZIYw6M/O
シャワー中
色「誰かいるのか?」
シャアアアアアアアアアアアアアア
色「気のせいか…………」
シャアアアアアアアアアアアアアア
色「やっぱ誰かいんだろ!灰か!」
シャアアアアアアアアアアアアアア
灰「なんで私がそんなことしなくちゃいけないのさ!」
色「確率的にお前が高いからだ!」
灰「覗きなんてするか!」
黒「どうしたの?」
灰「色無しが私に覗きをしたかっていうのよ!」
色「黒、確率論で物を言うのは悪いと思ってる。しかしなぁ!7〜8割方こういうのいつもお前がやってんじゃねぇか!」
黒「そう言われたら因果応報ね。」
灰「御姉様!」
橙「あのお取り込み中悪いけど緑が呼んでるよ。」
緑「すまなかった。」
黒「あなたが色無しシャワーを…………何で?」
緑「私がBLやら何やら描いてるのはもう隠す必要はないわね。」
黒「えぇ。」
緑「今度友達が出展するらしくてシナリオだけじゃなくて作画の方もやってみないか?って言われてその」
黒「はっきりしなさい。」
緑「男の体の部分で描けないところが一つだけあったのよ…………」
黒「灰、どうする?」
緑「本当にすまない。」
灰「……………2割で許す。あと次からはカメラでの撮影、そしてその版権を私くれれば。」
緑「ありがとう!」
黒「……………哀れな人達。」
199 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 08:14:55.14 ID:fg2kIj830
200 :
ディトレーダー(au-新潟・関東):2007/03/13(火) 09:27:19.28 ID:1+52eSsnO
保守
201 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 10:50:14.61 ID:CZIYw6M/O
サムライブラック保守
ホワイトデー後
男「なぁ、ここの漢字」
侍「あ゛あ゛?(ギロ)」
男「あ、サーセン。」
侍「いい香りだのう。」
水「色無しさんから香水をもらったんです。」
侍「(ピクピク)ほ、ほう。黄色のブローチもか?」
黄「そうだよ。」
侍「(ピクピクピクピク)そ、そうか。」
桃「侍ちゃんは男君から何を」
侍「(ペシーン)ふんぬっ!」
桃「痛っ!オッパイは叩かないでよ!オッパイは!」
侍「おい!」
男「は……はい!」
侍「今日帰りに服を買いに行くんだが…………」
男「(ボソ)どうせ袴だろ。」
侍「今何と?」
男「何でもないです…………」
侍「ついてくるよな。」
男「今日は用事が」
侍「 く る よ な 」
男「…………行きます。」
色「あんな奴にはなりたくないな。」
黒「確かに尻に敷かれる男は嫌ね。」
202 :
ドラム(アラバマ州):2007/03/13(火) 11:26:52.52 ID:Pxg1NpV+0
>色「あんな奴にはなりたくないな。」
お前のせいでこじれたんじゃね?とか思ったwwwwwwww
保守
>>194-193
ぶっちゃけ男に萌えた…
205 :
ディトレーダー(au-新潟・関東):2007/03/13(火) 12:15:16.54 ID:1+52eSsnO
>>203 淡い感じがいいなwww
空 (お腹が減ってきたな……今、何時ごろだろう……)
12:12
空 (……………おぉ)
水 (携帯みながらガッツポーズしてるけど、何かいいことあったのかな?)
保守@空
206 :
空気(愛知県):2007/03/13(火) 12:23:10.10 ID:d7CkubC40
>>201 い・ろ・な・しぃぃぃぃ!!!お前がゆーなーーーー!!!wwww
>>203 ウサミミ白ktkrwww
>>205 確かに数字が揃ってたときは意味もなくうれしくなるけど
ガッツポーズまでして幸せを噛み締める空カワユスwww
207 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 12:27:58.86 ID:VMSAj/+70
>>205 これで秒まで12だったらデンライナーに乗れたのになw
208 :
事情通(docomo-関東130):2007/03/13(火) 12:34:07.60 ID:qECYEyplO
おいついた
なんか色無しと青の株価が暴落気味でつねwwwww
209 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 13:09:15.96 ID:JscjKBTQ0
>>203 うさぎは怒ると豚みたいにぶーぶー泣くんだぜ、わかってねぇなぁ
みたいなことさっきから考えてたが、そんなこと忘れて見とれてしまったwwww
210 :
ジャーナリスト(愛知県):2007/03/13(火) 13:39:33.52 ID:wBo9QyGn0
>>203 うはwwww挿絵ありがdwwwwwwこれはかわいいww
それにしても侍黒が楽しみでしょうがないぜ。
211 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 13:55:26.87 ID:fg2kIj830
白「わわ!? どこに連れて行かれるんですかぁ!」
灰「まぁまぁ」
灰「さて(バタン)」
白「えっと……(←不安)」
灰「これをつけて」
白「え……これって……」
灰「さぁ」
白「で、でも……」
灰「上手くいったら色無とデートする約束取り付けてあげる」
白「///ええっ!?」
灰「どうするの?」
白「はぅ……」
灰「さー、見物料は200円からだよー」
色無「なぁ、これは一体……」
灰「見てわからない?」
男子生徒たち「おお! あの清楚で可憐な白さんのうさ耳姿……」
色無「……なんで白が見世物になってる?」
灰「人が綺麗なものを見たいという欲求を持つのは自然なことでしょう?」
色無「そりゃ、まぁ……」
白「あ、色無くーん!」
男子生徒たち「『ざわっ』『なんでアイツばっかり……』」
色無「な、なんか睨みつけられてる気がするけど……」
灰「気のせい気のせい♪」
>>203 うさ耳かわいいなぁ(*´Д`)
>>205 あるあるw空カワユスwww
212 :
空気(愛知県):2007/03/13(火) 14:14:04.88 ID:d7CkubC40
>>211 灰www流石だwww
しかし白も色無とデートしたいからって見世物になるとは…オレも色無への勝手な怒りがおさまらんwww
213 :
ジャーナリスト(愛知県):2007/03/13(火) 14:18:14.55 ID:wBo9QyGn0
◇
空「なんだか白ちゃんが面白かつ大胆なことをやってるみたいだけど」
青「なにそれ?」
空「んーと、『色無くんのペットになった』とか」
青「んなッ……!?」
空「あー、うさぎさんだね。さみしいと死んじゃうんだよーって感じかな?」
青「ペットってことはあんなこととかそんなこととか、いやでもあの白に限って、でもでもあの子意外と大胆なことを」
空「……おねぇちゃーん?」
男「――あの、これはどういう」
青「アンタが白に手を出さない為の見張りよ、見張り!」
男「今、別に白もいないし、俺一人なんだけど」
青「うっさい!そんなこと言ってもいつ来るかわかんないし、私はずっとここで見張ってるから!」
男「はぁ……まぁ、別にいいけど」
青「だいたいなによペットって……そんなのズルいじゃない」
男「ん?ペットがなんだって?」
青「な、なんでもないッ! ……あ、あのさ。色無は、その、うさぎの白ちゃん、かわいいと思った?」
男「はい?な、なんだよいきなり」
青「別に、ヒマだから聞いただけ。 それで、どうなの?」
男「あー、うん……えーと――」
灰「――白がうさぎなら、青は番犬ってところかな」
空「あー、おねえちゃんは確かにそうかもね」
灰「お役目がなければ飼い主に甘えたがるところもね……ふふふ」
空「……それって、ちゃんと番ができてないんじゃないかな。 あれ?メールだ」
青『灰色に、かわいいイヌミミひとつ用意してって頼んでおいてくれる?』
灰「…………わぉ」
空「おねえちゃん……ここまでわかりやすいなんて……」
214 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 14:24:47.95 ID:fg2kIj830
215 :
ジャーナリスト(愛知県):2007/03/13(火) 14:41:29.30 ID:wBo9QyGn0
◇
灰「皆様こんにちは。今日もここ、色無動物園の様子をお伝えしたいと思います」
空「アシスタントの空です。先日はおねえちゃんが仲間入りしたようですが、今日はどうなることでしょう」
灰「下準備はバッチリですが、果たして誰がひっかかるか……」
男「ちぇすとー」(ベシッ
灰「いたぁ!?」
空「あぅっ!?」
男「不自然にベッドが膨らんでると思ったらオマエらか。で、色無動物園ってなに?」
空「せ、先輩……聞こえてたんですか?」
男「そこそこに。 で、なんのこと?」
灰「…………にゃー」
空「…………わぅん」
男「ごまかすな」
朱「ちぇすとーッ!」(ベキィッ
男「ぐほぁッ!?」
朱「こんのエロガキがぁ!寮の女の子を自分のペットにしようとは、見上げた性欲だなぁ、あぁ!?」
男「ぐあぁ……ち、ちが」
朱「ここは寮母としてそんな気が起きないよう、アタシの部屋でキッチリとシバいてあげるから覚悟しな?くっくっ……」
男「ご、誤解ですって――た、たすけ」(バタンッ!!
灰「…………オオカミ現る……」
空「あぁ、あ…………ぐすっ……せんぱい、ごめんなさぁい……」
灰「……あとで、謝ろっか」
空「ひっく……うん……」
216 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 14:54:04.66 ID:fg2kIj830
>>215 朱色さんwwww
どう転んでも羨ましい展開になるのかwww
217 :
主婦(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 15:05:10.93 ID:OG5mlCLJO
これはwww獣耳祭再来の流れか?www
でもスレが落ちるまで時間がねぇ…orz
218 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 15:07:09.64 ID:VMSAj/+70
「黄緑さん、おはようございます」
「あら、水色君おはよう。今日も早いわね」
「黄緑さんだって早いじゃないですか」
「そう?でも私より赤君のほうがもっと早いわよ」
「そういえば赤は早朝ランニングしてましたね」
「毎朝頑張ってるわよねぇ」
「ですね。あっ、このネギよさそうだな」
「なら今日のお味噌汁に入れましょうか」
「ただいまー。おっ、水色も起きたのか。毎朝熱心だなぁ」
「おはよう赤。君もランニングご苦労様。寒くないの?」
「滅茶苦茶寒い。でもやっとかないと落ち着かなくてな。それに朝飯が美味くなる」
「ふふふ。今日は暖かいお味噌汁よ」
「助かったー。ちょうど欲しいと思ってたんだ」
なんかヤオイだな。801って意味でなくもう一つの意味な
「おーい、黒さん」
担任がいくつか連絡事項を告げるだけのホームルームが終わり、足早に教室を立ち去ろうとした私を同級生が呼び止めた。
「なに?」
「今日これからみんなでカラオケ行こうってことになったんだけど、女の子が足りなくってさ。よかったら黒さんも一緒に――」
「そういうの興味ないから。悪いけど急いでるの。じゃあね」
相手の台詞を途中でさえぎり、私は振り向きもせず廊下に踏み出す。
「だから言ったじゃん。誘っても無駄だって。ほんとつきあい悪いんだから」
「見た目は綺麗なんだけどなあ。あのきつい性格じゃ、友達いなさそうだよな」
後ろ手に教室のドアを閉める直前に、彼らの声が聞こえてきた。陰でいろいろ言われるのは慣れっこなので、特に何とも思わない。
私なら面と向かって言うところだけど、誰もがそうできるわけじゃないことも分かっている。
「……だけど、友達いないってところだけは訂正してもらいたいわね」
友達なら私にだっている。何よりも大切で、誰よりも愛おしい――友達が。
目をつぶってもたどり着けるほどに通い慣れた病室の前に立ち、ドアを軽くノックする。
「入るわよ、白」
「どうぞ」
待ちきれず、返事とほぼ同時にノブをひねって部屋の中に入る。窓の外の夕日を背にして、白はベッドの上に身を起こし、柔らかくほほえんでいた。
「……」
「……」
この瞬間、いつも私は白に見とれてしまう。すぐに我に返り、何ごともなかったかのように枕元へ歩み寄る。白は何も言わないけれど、きっと私のことを変に思っているだろう。
2/2
「具合はどう?」
「今日はずいぶん楽だよ。この調子なら、もうすぐ退院できるかも」
いつもの問いに、白はいつものように返事をする。調子が悪いと白が言ったことはかつて一度もなく――退院できたことも、一度もなかった。
「そう、よかった」
「ねえ黒ちゃん。今日は学校でどんなことがあったの? 聞かせて」
「いいわ。じゃあいつものようにね」
白に向こうを向いてもらい、脇の棚からヘアブラシを手に取る。長い綺麗な髪を梳かしてもらいながら、その日に学校であった出来事を聞くのが、最近の白のお気に入りだ。
静かに目を閉じ、私の言葉に白は耳を傾ける。白が学校での私の様子を心配しないように。同時に、あまり学校生活を羨んだりしないように。
慎重に言葉を選びながら、時におもしろおかしく、時に事務的に、私は言葉を紡ぐ。
「ねえ、黒ちゃん」
髪を梳き終わるのが、話の終わりの合図。
「なに?」
「今日もありがとう。大好きだよ」
「……私も、白のことが大好きよ」
これが、白のもう一つのお気に入り。他愛のない言葉遊び。
たぶん、白の“好き”と私の“好き”は違うものだろう。でも、それに気づかれたらゲームはおしまい。私の“好き”は、きっと誰にも許されない。
「じゃあ、また明日ね、白」
「うん。黒ちゃん、また明日」
今日もゲームに勝った私は、本当の気持ちを深く沈めて、病室をあとにした。
221 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 15:21:15.88 ID:fg2kIj830
222 :
ディトレーダー(au-新潟・関東):2007/03/13(火) 15:47:43.78 ID:1+52eSsnO
223 :
空気(愛知県):2007/03/13(火) 15:53:38.00 ID:d7CkubC40
224 :
青詐欺(京都府):2007/03/13(火) 16:06:54.59 ID:ImZmIkzb0
225 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 16:13:41.08 ID:CZIYw6M/O
「水もこっち来いよ!」
部屋の隅っこで無愛想に花に水をあげている彼女に声をかける。
「わ、私はいいよ。」
彼女の答えはいつもこれ。
彼女は水色。寮では専ら花壇、花瓶の花に水をあげてる所しか見たことがない。
「そんなこと言わないでさ。一緒に」
「ごめんなさい。」
「あ、ちょっと待ってよ。」
バタン、と引き留める言葉もドアの音にかき消されてしまった。
「水色ちゃんってちょっと喋りにくいよね。」
そういう寮の奴らの小言を聞きつつモノポリーを再開した。
翌日、学校から寮に戻る途中窓に置いてある花を眺めながら笑っている彼女を見つけた。
「水ー!ただいまー!」
「っ!」
まるで盗み食いを見つけられた猫のごとく逃げてしまった。
しかし花を眺めていた彼女は心なしか笑っているようにも見えた。
コンコン
「色無しだけど、入っていい?」
何をトチ狂ったのかもわからんが俺は寮に入って真っ直ぐ水色の部屋へ向かった。
「………………いいですよ。」
「お邪魔します。」
今まで他の女子の部屋には入ったことはなかったがこれは驚いた。
1面花、花、花。本当に世間一般の想像通りの部屋だ。
「な、何の用事ですか。」
おどけた声で答える彼女。
「一緒に散歩とか…………行かない?」
226 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 16:17:22.83 ID:CZIYw6M/O
無言で俺の後ろからついてくる彼女。正直、追われてる感じがして消して心地良いものではない。
試しに歩幅を遅くとってみても等間隔でついてくる。
「……………………楽しいですか?」
「はぇ?」
「楽しいですか?私なんかといて。」
心底つまらん。なんて言えるわけもなく彼女に言った。
「水ってさ、花大好きなんだよな。いい場所があるんだ。」
「ここなんだけど、どう?」
そこは橋を一つ越えた所にある河川敷。普段は何も無いところだが季節が彩りをつけている。
1面に広がる花、花、花。どことなかく彼女の部屋に似ているものがあった。
そこで普段うつ向いていた彼女の顔が明るくなっていく。
「ここ………こんなに……!」
花を見つけては花に飛び付く彼女。
「なぁ水。」
ぽぇ、と口を半開きの水に俺は言った。
「寮でもその顔でいろよ。」
カシャ。写メっておいた。
「はぅ……何をするんですか!」
声を荒げる彼女を初めてみた。新たな瞬間の発掘に成功したみたいだ。
227 :
ディトレーダー(au-新潟・関東):2007/03/13(火) 16:18:03.63 ID:1+52eSsnO
>>224 思っていた通りの構図だwww
首ひねる水がかわいいwww挿し絵d!!
228 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 16:20:40.24 ID:CZIYw6M/O
写メを見せつけて言う
「こんなにいい笑顔できるんだからさ、みんなにも見せてやろうよ。」
「やっ、やめて下さい!」
ぴょんぴょん跳ねながら携帯を奪おうとする半泣きの彼女の肩を押さえ付ける。
髪からいい匂いがする。
「写メじゃなくて水ちゃん本人がみんなの前で笑ってみせるの!」
「えっ…………!」
一瞬口ごもったがすかさず言う。
「俺ともこんなに話せるんだもん。みんなの前でも話せるよ。みんな水と話したがってるぞ?」
「私、みっ、みんなのこと全然わからないよ。」
「大丈夫、水ならできるよ。俺が保証するから信じてって。」
「……………………」
「もう暗くなるから帰ろう?また今度一緒にここ来よう?」
「約束………ですね?」
「約束する。」
彼女赤くなった頬を見つめながら悟った。
彼女は本当に花が大好きなのだ。
229 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 16:22:00.45 ID:CZIYw6M/O
「よし!今日は黒ひげ危機一髪だ!」
「負けないからね!」
いつものように馬鹿げた遊びで盛り上がる俺達。しかし今日は俺の隣には
「えっと………水色ちゃん?」
「えゃぁ………はい………」
水がいる。今日は彼女も参加なのだ。
「ルールは言わなくてもわかるね!じゃあ行ってみよう!」
赤の掛け声と共にゲームが始まり樽に一本一本短剣が刺さる。
そしてついに…………
「……………………」
「水色ちゃん、無理しなくても」
グッ…………………
見事不発だった。次は俺の番だ。ここでしくじる分けには
グァシャーン
「ふぉっおー!!!!!!!!」
親父が俺の顔をめがけて飛んできた。そのアイパッチをつけた鋭い眼光に威圧され俺はつい奇声をあげた。
カラン、カランと転がる親父と共に静寂が空間を支配する。
「プッ………キャハハハハハ!!!!!」
「『ふぉっおー』だっ、だってさ!おっかしー!!!!」
急にかん高い声が広がった。その中で彼女は…………
230 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 16:23:10.80 ID:CZIYw6M/O
「あっ、あははははっ!!」
笑っていた。それを発見した赤が驚きながら言った。
「うお!水色ちゃん笑ってるの初めて見た!」
「私も私も!」
次々とみんなが彼女の笑い声に集まる。当の本人は今は苦笑いになっているが。
だが視界の片隅に震えている桃を発見した。
「おい!こら!なに人の携帯見て………」
「みんなぁ!これっ!これっ見てぇ!」
そうだ、確か待ち受けはあの時の写メ…………
「まずい!」
「え?どうしたの色無し君…………」
夕食の時間も含め俺達は尋問をされたことは言うまでもない。
だがその時でも彼女は笑っていたのを覚えている。
231 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 16:25:08.15 ID:CZIYw6M/O
以上、BUNPのアルエから想像した水の姿でした
なんか妙な流れを作ってサーセンwwwww
◇
男「ただいま……。 いちおう、無罪は確定したよ。刑罰を喰らった後にだけどね……」
灰「おめでとう色無。よかったにゃあ」
空「せんぱぁい……ごめんなさい……わぅ」
男「……おい。オマエらは俺をどこまで陥れたいんだ?これ以上誤解を招いたら死んじゃうよ?俺」
灰「ただの罪滅ぼしだにゃ。これでも責任感じてるんだからにゃ……」
空「くぅん……」
男「だからと言って……ん?あの、なんかまたベッドが膨らんでるような気がするんですけど」
灰「色無がかわいそうな目に遭ってる最中に、入園希望者が現れたんだにゃ」
男「……いちおう聞くけど、誰?」
灰「開けて確認してくださいにゃ。ただし、ぐーは構えないほうがいいと思うにゃ」
男「…………」(バサッ
水「……」
男「あえ?み、水色?」
水「……ちゅー」
男「えと…………ネズミ?」
灰「ちがうッ!ハムスターだにゃ!」
男「そこまで熱く否定するなよ」
空(やっぱりかわいいなぁ、水色ちゃん……)
水「ぁぅ……」
男「確かに小動物っぽいけども……あの、水色?恥ずかしかったら無理しないでいいよ?」
水「だ、だいじょうぶでちゅ」
男「……それだと赤ちゃん言葉だよ?」
水「ふぇっ!?」
空「ねぇ。なんだかんだで先輩も楽しんでるよね、灰ちゃん」
灰「だって色無だもん。それくらいお見通しでござるよ、ふふふ」
233 :
空気(愛知県):2007/03/13(火) 16:35:26.16 ID:d7CkubC40
水色2連発キタwwww
>>231 あったかい気持ちにされてくれるいい話だなぁ GJ!!
>>232 「でちゅ」に激しく萌えたwww
>>230 水かわいいよ水wwww
引っ込み思案な子がたまーにいい笑顔見せてくれるとか最高だよなw
235 :
ディトレーダー(au-新潟・関東):2007/03/13(火) 16:35:59.19 ID:1+52eSsnO
>>230 泣きそうな顔してる水を想像して悶えたwww
それと割り込んでスマンカッタ……
236 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 16:52:19.40 ID:fg2kIj830
237 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 16:56:36.19 ID:VMSAj/+70
>>230 水色可愛いよwwwwwwwwwwwwwwwww
相も変わらず不評な色無不登場路線だけどお題募集
もう小説家になったらいいのに…
239 :
くれくれ厨(au-新潟・東北):2007/03/13(火) 17:00:19.24 ID:CZIYw6M/O
>>238 俺小説家になったら確実にオカルト作家だよ
240 :
青詐欺(京都府):2007/03/13(火) 17:25:46.90 ID:ImZmIkzb0
>>239
なぜw
しかし萌えオカルトも良ww
241 :
今年も留年(石川県):2007/03/13(火) 17:54:26.01 ID:TGmZJdMd0
風邪で寝込んでました。すみません。
反応を見る限り続けていいようなので続き投下します。
3レスです
242 :
今年も留年(石川県):2007/03/13(火) 17:55:36.03 ID:TGmZJdMd0
言い忘れました前スレ20です
やあみんな、俺今エロゲやってんだぜ。どんなエロゲかって?掃除してたら出てきた色鉛筆が美少女になって抱きついてくるようなゲームさ!
すまん混乱した。だがいきなりこんな妄言を吐きたくなるぐらいに俺は動揺したんだ。
「何ブツブツ言ってんの?男」
ああ、そういえばこの娘名乗っても無いのに俺の名前知ってんだよなぁ。身体を離してくれたのはいいがそんな可愛らしい瞳を向けないでくれ。
「あの……つかぬ事をお聞きしますが」
「何よ」
「どちら様で?」
そう、そうなのだ。こんな熱い歓迎を受けても俺はこんな娘まったく見覚えが無いのだ。まあ元は色鉛筆なのだから見覚えが無くて当たり前なんだけど、その色鉛筆にしたって見覚えが無い代物だったし。
「………」
突如襲われる沈黙。マズッた地雷か?え、え〜っとぉ……
「もしかして、覚えてないとか?」
「まあ、そうゆうことですが…ってか知らない、かなぁ……?」
あ、また地雷かも。
「………そう」
ボフッ
突然そんな音がしたかと思ったら、目の前に居た女の子は消え失せ、代わりに俺の前には先程俺が見つけた青色の色鉛筆が一本。
「あれ、戻っちまった」
一体、アレはなんだったのだろうか。
今まで最早数え切れないほど魔法をかけてきたものだったが、人型に変身したのは今まで一度も無かった。
俺が使う魔法は意思を表に出す。だからその物が望む形にだってなれるというのは有り得る話な訳だけど、それはその物の意思が相当強い場合にのみ限られるはず。少なくともばあちゃんや母さんに聞いた話はそうだった。
「あの娘は、そんなにも人になりたいと思っていたのだろうか?」
床に転がっている色鉛筆をつまみあげて、とりあえず机の上に。
「ふぅ……」
243 :
今年も留年(石川県):2007/03/13(火) 17:56:19.58 ID:TGmZJdMd0
立ち上がった瞬間にくらりと目眩。そうか……一杯使っちまったからなぁ。
「少し、寝るか」
覚束ない足取りでベッドまで歩いて、そのままダイブ。体全体が布団に埋もれていくような感覚。
「疲れた……」
俺の今日の意識はそこで途切れた。
翌朝俺は午前5時ごろに目が覚めた。
「部屋着のまんまだ……」
魔法を使うには体力を使う。その度合いは物がどれくらいの規模で変化するかによって左右される。物が喋る程度ならばそれほどでも無いのだが、形そのものが変わってしまうとなると……。
重たい身体を起こして部屋を見渡す。整然とした床。その中で異色ともいえるブラックスポット、机の周りは様々な懐かしいものが転がっていた。机の上には青色の色鉛筆。
もう一度魔法をかければ、彼女は現れてくれるのだろうか?
「まあ最悪母さんにでも相談すればいいか」
吉か凶かは置いといて、俺自身また彼女に会いたいと思っていた。
「それでは……アインス、ツヴァイ、ドライ!」
ボフッ
「……何よ」
出てきた彼女は不機嫌だった。
「いや、別に。やっぱり人型に変身したなぁ〜って……」
「悪かったわね、最悪で」
「あ、聞いてたんだ」
ヤバイ、気まずい。何なんだ?何を彼女はそんなに怒ってるんだ。
「で、どうなの?思い出したの」
突然の彼女からのネタ振り。ここはしっかりモノにしなければ!え〜っとぉ、……思い出す、思い出す……?
244 :
今年も留年(石川県):2007/03/13(火) 17:56:46.89 ID:TGmZJdMd0
「なにを?」
「……!バカ!」
ボフッ
あ、戻ってしまわれた。
ってゆうかやべぇよ、本当に人間になっちゃったよ……。
「ちょ、おかぁさんすげぇよコレ!なぁオカン?オカンー!!?」
俺は我とまだ朝の5時だということを忘れて走り出していた
245 :
今年も留年(石川県):2007/03/13(火) 17:57:51.47 ID:TGmZJdMd0
以上、ここまでで。話が進んでませんね、ごめんなさい。
どうも、ありがとうございました。
246 :
黒板係り(コネチカット州):2007/03/13(火) 18:01:56.75 ID:3xhneqYOO
GJ!待ちわびてたぜぇ!
247 :
舞妓(長野県):2007/03/13(火) 18:05:57.74 ID:fg2kIj830
GJ!先が気になるwwww
248 :
青詐欺(京都府):2007/03/13(火) 18:36:19.32 ID:ImZmIkzb0
GJ!もう青色鉛筆使えないww
249 :
プロスキーヤー(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 18:55:46.73 ID:sdoh86/mO
250 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 19:02:33.58 ID:VMSAj/+70
>>249 ちょっと待って白さん、まさかその下は…
251 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 19:14:16.16 ID:JscjKBTQ0
252 :
北町奉行(石川県):2007/03/13(火) 19:17:52.14 ID:x0KfQwSY0
253 :
プロスキーヤー(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 19:22:12.06 ID:sdoh86/mO
254 :
ディトレーダー(新潟・関東):2007/03/13(火) 19:27:24.99 ID:1+52eSsnO
>>253 おい………そんなの描かれたら保存するしかないだろ……
けもみみ最高だよけもみみ
255 :
北町奉行(石川県):2007/03/13(火) 19:29:04.57 ID:x0KfQwSY0
>>253 どうしてこんなにもケモノ耳には破壊力があるのか・・・w
256 :
ブリーター(北海道):2007/03/13(火) 19:37:55.91 ID:3TYXS5v10
誰しも、ケモミミストだからさww
257 :
ディトレーダー(新潟・関東):2007/03/13(火) 19:42:32.85 ID:1+52eSsnO
>>253を見てこんなことを考えた俺はもう末期
空犬「灰ちゃん!灰ちゃん!遊ぼ遊ぼ遊ぼ!」
灰猫「………尻尾ぶんぶん振らないでよ……煩わしいんだけど」
空犬「えー、遊ぼうよ!遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼーよ!」
灰猫「………………(寝たふり、寝たふり)」
空犬「…………………はむ」(灰の耳をあま噛み)
灰猫「ひゃうん!」
空犬「やっぱり起きてた!遊ぼ!遊ぼ!」
灰猫「…………面倒くさいって……」
空犬「……………なら、これを……」(毛糸の玉)
灰猫「!!」
空犬「とってこーい!」
灰猫「にゃにゃにゃ〜♪」
258 :
青詐欺(京都府):2007/03/13(火) 19:44:40.78 ID:ImZmIkzb0
259 :
黒板係り(コネチカット州):2007/03/13(火) 19:46:06.43 ID:3xhneqYOO
>>257 それを読んでニヤけてしまった俺も末期だな。
260 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 19:46:20.81 ID:JscjKBTQ0
◇
黄「〜♪ふっふふ〜ん♪カレー、カレー、今日ぉはカレー!かっいぐんもーまっいしゅうきっんようカレーの日!」
男「やけに上機嫌だと思ったら、カレー作ってたのか。いい匂いだなぁ」
黄「今日はカレーだよぉ!絶対おいしいよー!」
男「そういえば結構久しぶりだな、カレー食べるの。一ヶ月ぶりくらいか?」
黄「あれ?そんな前だっけ?」
男「確かそんくらいかな。週に一度はカレーだったときもあったのに、どうした?」
黄「よくぞ聞いてくれました!えーっとね、新たなスパイスの追求!」
男「完成したの?」
黄「した!」
男「じゃあ今晩食べれるわけだな!」
黄「その通り!あとはこの新スパイスさえ入れれば出来上がりぃ!みんなおいしさのあまり泣いちゃうかもね!さ、投〜ny」
茶「ふんふん…うわぁいい匂い!あ、カレー作ってたんだ!」
男「 ! 」
茶「見せて見せt……きゃっ!」(どてっ
黄「茶色ぉ大丈夫!?」
茶「痛てて……へへ、つまずいちゃった!」
男(よかった……鍋ひっくり返しでもしたらどうしようかと)
黄「もー、気をつけなきゃだめだよ?」
茶「ごめんね、いつも気をつけてるつもりなんだけd……ふぇ…ふぇ…ふぇっくしゅん!」
男「 あ 」
黄「………わ…私の……黄色ちゃん特製スパイスが…」
茶「あぁっ!?」
◇
261 :
北町奉行(石川県):2007/03/13(火) 19:47:45.95 ID:x0KfQwSY0
262 :
カラオケ店勤務(岩手県):2007/03/13(火) 19:48:33.48 ID:ImjZJCvD0
おまいら何で昨日まであんなに過疎だったのに今日こんなに盛り上がってるんだwww
スレ追うの大変だろうがwww
263 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 19:51:36.52 ID:VMSAj/+70
まだ一時間あるのか、お題募集
懐かしの緑×桃とか百合じゃない白×黒とかも書くよ!
264 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 19:51:57.69 ID:JscjKBTQ0
>>257 同じことを考えてたやつがいるとは思わなかったwwww俺も末期かwww
>>258 けもみみかぁいいよけもみみwwww
265 :
プロスキーヤー(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 19:58:01.17 ID:sdoh86/mO
266 :
ディトレーダー(新潟・関東):2007/03/13(火) 20:01:30.48 ID:1+52eSsnO
>>265 俺的にもっともグッとくる構図じゃないかwwwww
背景の夕暮れに見覚えがあるような気がする
267 :
北町奉行(石川県):2007/03/13(火) 20:06:01.48 ID:x0KfQwSY0
268 :
天使見習い(アラバマ州):2007/03/13(火) 20:06:55.52 ID:VMSAj/+70
>>265 なんかちょっといつもより大人っぽいね白
269 :
ディトレーダー(新潟・関東):2007/03/13(火) 20:08:53.08 ID:1+52eSsnO
空犬「灰ちゃん!灰ちゃん!」
灰猫「……………………」
空犬「どうしたの?どうしたの?私の尻尾じっと見つめて」
灰猫「……………………」がしっ
空犬「ふあっ!」
灰猫「……………………」がしっ
空犬「わ、私の尻尾はねこじゃらしじゃないよ!ふあっ!」
灰猫「…………………(これは病みつき)」
保守@空灰
270 :
青詐欺(京都府):2007/03/13(火) 20:09:56.71 ID:ImZmIkzb0
271 :
ジャーナリスト(愛知県):2007/03/13(火) 20:18:06.81 ID:wBo9QyGn0
なんというケモミミ絵の数々……正直書いてよかったと思ってるwwwww
活気にも繋がったようでなによりですわ( ・ω・)/
◇
灰「というワケで波に乗ってきた色無動物園の様子をお伝えしますにゃ」
空「アシスタントの空ですわん。先日は水色ハムスターちゃんが新しく仲間になりましたが、果たして今回は!」
水「み、水色です……は、はずかしい……でちゅ」
空「はぅー!なんてかわいいの水色ちゃーん!」(ギュー
橙「そこの色々な意味で盛り上がってるベッド、蹴らなくていいの?」
男「……いや、正直、そんな余裕もない」
橙「んー?なんか言った?」
男「な、なんも言ってねーよ」
橙「そお? それにしても、ヒョウ柄ってやっぱいいよね♪こう、野性的っていうかワイルドっていうか」
男「うん、フツーに見る分にはいいですよ。フツーになら」
橙「あー、ってことは私のこれはフツーじゃないの?なんでさ?」
男「春先にヒョウ柄のビキニってどう考えてもフツーじゃないです。ええ、間違いなく」
橙「だぁってこれくらいしないとつまんないじゃん。ピンクだってどうせ牛柄ビキニとか――」
男「やってないから」
橙「あれ?そうなんだ。じゃあ私がワイルド路線一番乗りってことで、うりうり♪」
男「え、いやちょ、だ、やめー!」
灰「……おっぱじめる気満々ですかオレンジさん」
空「うわー……オレンジ先輩、エロカッコいいなぁ」
灰「いやそんな感心してる場合じゃないでしょ」
水「……うーん。わたしの方が大きい、かな……?」
空「み、水色ちゃんッ!?」
272 :
北町奉行(石川県):2007/03/13(火) 20:25:20.01 ID:x0KfQwSY0
1/2
『せんせー、白ちゃんがまた倒れましたー』
『なに!? おい、大丈夫か? 誰か、すまんが白を保健室に……』
『私が連れて行きます』
貧血で目の前が真っ暗になっちゃって、みんなの顔はよく見えないけど、声と匂いで黒ちゃんが私を抱えてくれたのは分かった。
『あんなに身体弱いんだったら、無理して体育の授業受けなくてもいいのに』
『体育だけじゃないよ。教室でも気がつくと気分悪そうにしてるもん。気が散ってしょうがないんだよねー』
クラスメイトの声が、私の周りをぐるぐる回ってる。ごめんね、迷惑ばっかりかけてごめんね……。
「!!」
がばっとベッドから跳ね起きる。とたんに咳が出て息が詰まる。ようやくおさまり、深呼吸して落ち着くと、自分が泣いていることに気づいた。
「嫌な夢だったな……」
ため息をついて涙を拭う。一学期の体育の授業中に倒れて、そのまま入院。それきり学校には行ってない。進級は間違いなく無理だし、みんなが私を覚えてるかどうかさえあやしい。
「高校では友達いっぱい作ろうって思ってたのに、また失敗しちゃったな……」
以前、本当に一人も友達がいなかったころは、こんな人生に意味があるなんてどうしても思えなかった。でも、今は違う。
今の私には友達がいる。何よりも大切で、誰よりも愛おしい――友達が。
まるで原子時計のような正確さで、今日も昨日と同じ時間にドアがノックされた。
「入るわよ、白」
「どうぞ」
きっと私が返事するタイミングも分かってるんだと思う。私の声とほぼ同時にドアが開き、黒ちゃんはほほえみを浮かべながら、流れるような仕草で病室に入ってきた。
「……」
「……」
この瞬間、いつも私は黒ちゃんに見とれてしまう。黒ちゃんが近づいてきて、私は慌てて枕元の椅子を引き寄せる。黒ちゃんは何も言わないけれど、きっと私のことを変な子だと思ってるんじゃないかな。
2/2
「具合はどう?」
「今日はずいぶん楽だよ。この調子なら、もうすぐ退院できるかも」
いつもの問いに、私はいつものように返事をする。嘘は言ってない。黒ちゃんがいてくれるときは、ほんとに楽だから。退院は……ちょっと無理かもしれないけど。
「そう、よかった」
「ねえ黒ちゃん。今日は学校でどんなことがあったの? 聞かせて」
「いいわ。じゃあいつものようにね」
あんまり心配かけたくなくて、私はいつものようにお話をせがんだ。背中を向けると、黒ちゃんは脇の棚からヘアブラシを手に取った。
髪を梳かしてもらいながら、その日に学校であった出来事を聞くのが、最近の私のお気に入り。
静かに目を閉じ、黒ちゃんの言葉に耳を傾ける。ほとんど通えなかった学校だけど、一生懸命記憶を掘り起こして、頭の中で再現してみる。
黒ちゃんのお話は、いつもちょっとだけ変。お友達の名前はほとんど出てこないし、途中経過をずいぶんはしょったりもする。
黒ちゃん、お友達いないのかな? ちょっと心配。もしかして、私に気を遣ってつまらなそうに話してるのかな? そんなことしなくていいのに。
だけど私は何も言わない。心配してることに気づかれたら、気遣いがばれてることに気づかれたら、きっと黒ちゃんを悲しませちゃうから。
黒ちゃんがブラシを棚に戻す。髪を梳き終わるのが、話の終わりの合図。
「ねえ、黒ちゃん」
「なに?」
「今日もありがとう。大好きだよ」
「……私も、白のことが大好きよ」
これが、私のもう一つのお気に入り。他愛のない言葉遊び。
たぶん、私の“好き”と黒ちゃんの“好き”は違うものだと思う。でも、それに気づかれたらゲームはおしまい。私の“好き”は、きっと誰にも許されない。
「じゃあ、また明日ね、白」
「うん。黒ちゃん、また明日」
今日もゲームに勝った私は、本当の気持ちを深く沈めて、振り向かない黒ちゃんの背中を笑顔で見送った。
275 :
ジャーナリスト(愛知県):2007/03/13(火) 20:29:57.60 ID:wBo9QyGn0
>>273-274 心あったまるなぁ、これ……GJでございます。
ごめ、ちょっと確認。
例の3日ルールってどうなったの?
276 :
ブリーター(北海道):2007/03/13(火) 20:31:17.22 ID:3TYXS5v10
277 :
2軍選手(千葉県):2007/03/13(火) 20:32:22.05 ID:JscjKBTQ0
>>274 お互いに同じこと考えてるなんて……白黒はすごいなwwwどっちも萌えたwwww
>>275 今回はいつもより一時間遅れて21:25:26.53に立てられたからあと一時間だね
278 :
プロスキーヤー(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 20:34:38.49 ID:sdoh86/mO
279 :
プロスキーヤー(ネブラスカ州):2007/03/13(火) 20:43:39.99 ID:sdoh86/mO
「今まで色々とありがとう…なんだか黒にはずっと迷惑かけっぱなしだったね…」
「何言ってるのよ…私は迷惑だなんて思ったこと一度も…」
「ううん、いいんだ。本当ごめんね…それと…本当にありがとう…さようなら…」
「さ、さようならって…白?白!?ね、ねぇ起きてよ?ちょっと!?お願い起きて!あ…あぁ…うわあああああ!!!」
ガバッ
「…ハァ…ハァ…夢…」
最悪だ…今日はこれから白のお見舞いに行こうと思ってたのに…縁起でもない…
「…ただの夢よ…双に決まってる…」
なのになんだろう…この胸騒ぎは…
「あっ、おはよう黒。今日は早いね、どうしたの?」
「別に…早起きしたけどやることも特になかっただけよ」
よかった…そうよ、あれは夢なんだから…
「でもごめんね、せっかくの休みなのに」
「言ったでしょう、別に予定なんかないんだから」
「でも黒ならそれこそ引く手数多だと思うけどな…綺麗だし優しいし」
「…どうでもいいわ、そんなこと」
危ない危ない…たまに白はこうやって不意打ちで嬉しいことを言ってくれるのよね…
「駄目だよどうでもいいなんて。もったいないよ、誰か彼氏とか作ろうと思わないの?」
「思わないわ。面倒だし」
白以外の男となんて誰が付き合うもんですか…
「面倒って…もったいないなぁ」
「…白はなんとも思わないの?」
「え?」
「だから…私が誰かと付き合うってこと」
「そんなことないよ」
え…
281 :
天使見習い(アラバマ州):
「嬉しいよ。黒に彼氏が出来たら」
「…そう」
嬉しい…か…そうよね…白にとっては私なんて…ただの幼馴染でしかないものね…
「…そろそろ帰るわ」
「あっ、うん。またね」
「次は学校でね。確か明後日には退院でしょう?」
「その予定だったんだけど…もうちょっと長引きそうなんだ」
「そう。みんな残念がるでしょうね、結構楽しみにしてたみたいだし」
「ごめん、黒のほうから伝えておいてくれないかな」
「貸し一つね」
「ありがとう」
そっか…延びたんだ…せっかく久しぶりに一緒に学校行けると思ったのにな…
「はぁ…」
胸がもやもやする…白があんな事言うから…
『嬉しいよ』
面白くないとか…嫉妬したりとか…してくれたらなぁ…