リザードが捨てられたフシギダネを拾ったようです 2匹目
1 :
愛のVIP戦士:
2 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:03:58.05 ID:Ihk6hjc40
3 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:05:09.04 ID:sodx+Mxf0
4 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:05:20.97 ID:AzqYJgXt0
またパートに・・・
5 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:06:30.00 ID:sodx+Mxf0
パートスレを荒らす傾向があるのでsage進行でいきましょう
6 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:06:31.60 ID:Lmom7vlf0
ムウマ?
7 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:07:06.22 ID:okyJkzhgO
ムウマってまだでてないよな?
8 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:08:00.04 ID:3+q+FyMN0
9 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:08:51.38 ID:Ihk6hjc40
>>5 了解
>>6 そのままコピペしてしまったw
ムウマは前スレ
>>873ID:lqzmBjXo0の希望らしいw
10 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:09:01.42 ID:2nAbsWkE0
11 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:11:11.78 ID:lqzmBjXo0
ちょwww
冗談半分で加えたのに晒されてるwww
なんかスマンorz
12 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:14:23.29 ID:iBaKlWwa0
13 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:15:36.48 ID:KF77Jas80
14 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:18:51.27 ID:vyJhbIM30
乙
15 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:20:16.20 ID:3L0dtP6W0
16 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:27:01.81 ID:ZjY2fXRv0
17 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:30:16.65 ID:XzJ7Icdv0
18 :
◆RJaB87Swxk :2007/03/08(木) 20:38:02.72 ID:9WWexi330
19 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:38:40.33 ID:poM/1+ot0
20 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:38:36.12 ID:EB9FuRR70
>>18 ktkrwwwwwwwwwwwww
でもまだ向こうが埋まってないんだぜ?
21 :
◆RJaB87Swxk :2007/03/08(木) 20:42:20.56 ID:9WWexi330
>>20 そうだな
小ネタでも書いてくるか
何も考えてないけどw
22 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 20:43:50.57 ID:OjAP0SZV0
いやーリアルでいいもん見た日は気分がいいナァ
23 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:45:45.77 ID:nC5cYjQpO
乙
24 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:58:55.19 ID:bv8A8pKc0
乙と保守
25 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:08:26.12 ID:3+q+FyMN0
みなさん前スレにも注目ですよ
26 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:15:20.66 ID:bB7f6AAV0
スレタイ2匹目はいらなかったな
27 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:16:06.38 ID:sodx+Mxf0
28 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:25:10.69 ID:1LqzW3/NO
2匹目はいらなかったな
29 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:29:27.33 ID:3L0dtP6W0
30 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:29:35.68 ID:E3jMt39OO
31 :
◆RJaB87Swxk :2007/03/08(木) 21:32:10.29 ID:9WWexi330
まとめてくれた人も絵師も乙です
今日はあと短いの一本だけ書く
32 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 21:33:19.98 ID:OjAP0SZV0
33 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:34:36.29 ID:sodx+Mxf0
1000 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/08(木) 21:26:44.67 ID:8i5mI93u0
1000ならニドランの逆襲
34 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:36:40.03 ID:iZfEXlPd0
ワッフル ワッフル
35 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:36:47.32 ID:sodx+Mxf0
36 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:37:26.78 ID:r0jo5cN0O
>>29 驚愕の事実!!
そして和んだ(*´∀`)
37 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:54:03.53 ID:dtvS6aop0
不思議花とヒトカゲの組みあわせり
38 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:54:08.38 ID:h4lJtdiD0
む?
39 :
◆RJaB87Swxk :2007/03/08(木) 22:00:46.90 ID:9WWexi330
なんだかんだで、ヌマクローは俺達の家に同居する事になった。
もちろん人肌恋しいからと、俺の後ろで寝る事は許さなかったが、
バリケードごしに寝ているだけでも、本人は満足しているようだった。
まあそれはいいとして。
重要なのは、あまり期待していなかったヌマクローの料理の腕が半端じゃなかった事だ。
ここに来て、初めて作ってもらった料理に度肝を抜かれた。
俺が取ってきたコラッタを、何を考えたのが尻尾をぶちりと引き抜き、
他の部分は牙でひき肉にし始めたのだ。
一体どんなゲテモノ料理を作るつもりだ…と不安そうに俺とフシギダネは見つめていたが
出てきたのは
「じゃーーん!コラッタの肉を使ったロールキャベツです!」
思わず俺達は「おおお〜!」と歓喜の声を上げた。
「私が取ってきたコイキングから出汁をとったスープと、
柔らかく煮た葉っぱを使ったので、きっと美味しいですよ〜」
ていうかポケモンごときに料理の才能なんて必要なのか…?
そう思いながらも、身体は正直で、腹の音が大きく鳴った。
フシギダネには、出汁に使ったコイキングを更に味付けして、じっくり煮付けにされた料理が差し出された。
いつもはあまり魚を食わない俺でも、これには唾を飲み込んだ。
前スレ
>>991に超期待
40 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:03:35.99 ID:CK/TMvw/0
ポケモンって料理するんだ・・・
41 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:04:18.30 ID:KMcEVu3W0
料理の風景想像するとヤバスwww
42 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:05:02.03 ID:LvM2lztl0
前スレ
>>991がフシギダネ視点からか。
じゃあ
>>1俺はヌマクローの過去の話でも考えていいですか?
43 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 22:06:02.87 ID:OjAP0SZV0
牙でひき肉にしたって事は間接キスか!
44 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:06:07.83 ID:ZjY2fXRv0
45 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:07:52.65 ID:poM/1+ot0
46 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:08:44.37 ID:8scVJ5h/0
wktk
47 :
◆RJaB87Swxk :2007/03/08(木) 22:10:46.07 ID:9WWexi330
差し出された料理にかぶりつくと、味も見た目以上だった。
俺もフシギダネも一心不乱に料理に食らいつく。
ヌマクローはその光景を嬉しそうに見ながら、自分も食事を取りつつ言った。
「人間に飼われていた時も、こうやってよく特技を披露したんですよ〜懐かしいです」
そういう事をしたからなかなか逃がしてもらえなかったんじゃないか?
そう思ったが、意気揚々と語るヌマクローに悪い気がしたので口には出さなかった。
「ここまで上手い料理作れるポケモンって、たぶん世界中探してもいないだろうな…」
俺が言うと、ヌマクローは頬をぽっと赤くさせた。
「え、ええ…いつの日かいいお嫁さんになれるようにと思って、
頑張って練習を重ねてたんです」
…ってどうしてそこで俺を見つめてくるんだ。やめろこっち見るな。
>>42 ネ申ktkr
でもごめん、こっち設定とか小出しにしそうだ
48 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:12:48.84 ID:sodx+Mxf0
49 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:20:38.06 ID:LvM2lztl0
ある程度どんな設定かがわかって逃げ出した原因が
わかった時点で話は考えるから気長に待ってくれ
50 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:24:14.14 ID:E3jMt39OO
ヌマクローかわいいよヌマクロー
って今更だけどsage進行だったのか
すまん
と、急にフシギダネが「ねえ、リザード」と話しかけてきた。
「何だ?」
「……やっぱり、お嫁さんにするんだったら料理ができる人のがいいの?」
俺は飲み込んでいたスープを軽く吹いた。
単刀直入に聞かれると、俺も何と言えばいいのか解らない。
「いや、まあ、できないよりはできた方が…?いやでも」
「どうなの!?できない方がいいの!??」
いや、できない方がいいと言う男はあまり居ないんじゃないか?
俺は頭の中でぐるぐると思考回路をまわし、ずいと詰め寄ってくるフシギダネと、
何気にこちらを真剣な眼差しで見ているヌマクローに圧迫されながら、
必死に答えを出そうとした。
「お、俺は………今は三人で食卓を囲めれば、十分だ…」
「三人で……」
フシギダネは納得いかなそうに、ふくれっ面をしたが、
「じゃあ、リザードの好きな獲物を私が取ってくれば、問題無いよね!」と明るい声で言った。
その後ぽつりと「まあそのうち二人きりになるだろうし」と付け加えていたのを俺は聞き逃さなかった。
52 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 22:25:46.06 ID:OjAP0SZV0
さらに話を書いてくれるというとんでもねぇ神々には鳥をつけてもらいたい
と思うのは私だけかね?そうならごめんよ<m(__)m>
53 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:27:00.14 ID:Qzx31jUNO
なんかフシギダネが黒くなってるな・・・
55 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:27:38.12 ID:CK/TMvw/0
押しかけ女房が2人で三角関係・・・エロゲだッこれはエロゲに違いない!
56 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:27:53.32 ID:KF77Jas80
57 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:28:34.76 ID:KF77Jas80
58 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:29:26.45 ID:LvM2lztl0
>>52 俺トリのつけ方知らんwwwwwwwwww
59 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:30:36.09 ID:ZjY2fXRv0
テスト
テスト2
62 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 22:32:36.12 ID:OjAP0SZV0
54乙カレー!
63 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:33:05.49 ID:GVe+CPWV0
トリップの付けかたも知らない奴がいるとは
VIP終わったな
64 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:34:52.03 ID:ZjY2fXRv0
終わって始まる
それがVIP
65 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:34:56.45 ID:LvM2lztl0
>>63 もう来てから1年ぐらいになってるんだけどな。
66 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:36:30.02 ID:7by1tlGnO
俺もシラネ
67 :
山崎渉:2007/03/08(木) 22:36:55.32 ID:TFsQFY5K0
名前に山崎渉で・・・
68 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:41:06.98 ID:XRcs1+79O
>>1乙!
トリなんてつける機会ないし別に知らなくてもいいんじゃね?
つけるかつけないかは
>>1が決めてくれ
俺も書き手さんが増えてくれるのは有難いんで
やりやすいようにしてくれてイインダヨー
70 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 22:46:15.99 ID:OjAP0SZV0
グリーンダヨーフシギダネ
71 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:54:54.44 ID:T6px4Kk0O
>>71 見るではなく、感じるのです
ぶっちゃけ、自分は午前中に来れない事がほとんどなんで
書ける人には自由に色々書いてもらいたいし、このスレは好きに使って欲しい
73 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:58:43.91 ID:CK/TMvw/0
それを聞くか、君は
74 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:59:09.45 ID:poM/1+ot0
正直、
>>72の才能に嫉妬。ちょっと調節するだけでも厳しいって…orz
75 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:01:57.32 ID:poM/1+ot0
>>72 あの、すみませんフシギダネのトレーナーだった人の
草ポケモンって何っすか?
てす
てす
78 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:03:48.38 ID:bB7f6AAV0
トリのテストって専ブラのプレビューで出来ないか?
あれとは違うものなの?
80 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:06:37.76 ID:E3jMt39OO
>>71 酉おなじにしたら訳分かんなくなるだろ…常識的に考えて
81 :
◆DriJq.eee6 :2007/03/08(木) 23:08:35.11 ID:+nyHPX0g0
82 :
◆RJaB87Swxk :2007/03/08(木) 23:10:44.42 ID:Pdl5QlgnO
携帯だからID変わってる
>>75 ・フシギソウ
・マダツボミ
このくらいしか思い付かないな
83 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:12:00.54 ID:poM/1+ot0
>>82 サンクス、把握した。そこら辺で妄想膨らませくるぜ。
84 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:14:15.05 ID:bB7f6AAV0
>>79 やっぱり同じだったのか、d
規制もないし、そっちでやった方が良いんじゃないかと思った。
85 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:16:39.87 ID:Ojtx1mMpO
ごめん、ヌマクローってヌオーの進化系だっけ?
86 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:16:43.33 ID:/1pg/CWU0
ほ(・3・)
87 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:16:52.63 ID:RtMhv+x70
88 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:22:07.15 ID:bv8A8pKc0
89 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:22:18.39 ID:D3NQvjaUO
そういやカメールってどうなったの?
90 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:23:24.09 ID:eKMvDdAIO
91 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:24:08.80 ID:Pdl5QlgnO
>>83 悪い寝惚けてた
フシギソウじゃ被るよな
ナゾノクサにしておいてくれ
92 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/08(木) 23:25:37.65 ID:OjAP0SZV0
>>88ああ〜〜かわええwww
ていうか阿部が雛見沢村に引っ越して来たようですってすれと同時進行で
みてるから、和んでホラー和んでホラー
93 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:25:59.59 ID:poM/1+ot0
>>91 お姉さん…(´・ω・)
おk、ナゾノクサの方が系統的に安定してると思うしナゾノクサにしておくわ。
94 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:28:35.35 ID:cRbgPzI+0
95 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:41:11.63 ID:bB7f6AAV0
>>88 神様とは君の事を言うらしい。
凄く気に入ったGJ
それと… こっちみんなwwwwwww
96 :
愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:58:29.89 ID:CWR5B2qSO
保守
97 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:04:56.03 ID:fLqfsrMl0
98 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 00:06:44.50 ID:rZQMciQm0
私たち夜組の指名は、最後までこのスレを保守することにあるのっさ!
さて、そろそろ34死ぬかな・・・
99 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:08:28.43 ID:7THQvSc2O
( ;∀;)フシギダナー
100 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 00:13:13.00 ID:rZQMciQm0
100ゲトしたのでカスミと結婚してきます
101 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:17:06.82 ID:wUUE0Myv0
ずっとROMってたが保守組に入れてもらいますぜ
眠たくなるまで俺は保守をやめないっっ!!
102 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:24:48.28 ID:twTMHG7O0
お前らだけに良いかっこさせないぜ
103 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 00:26:35.42 ID:rZQMciQm0
く!定期保守にのりおくれたか・・
104 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:28:25.35 ID:ZwJcl68A0
106 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:32:20.84 ID:kGhwuncP0
ぽ
107 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 00:38:45.48 ID:rZQMciQm0
_,,,,,,,,,,,_
/彡ノ´`ヽミ`
.|_ノ∋::::∈:::::|
| -・-:...-・-::::|
| ..::∪ ::::::::|
| ..::-==-::::::::|
ヽ ...:::::::::::::::::::
`''ー―''´
過疎ったすーれに現れる〜その名もお・か・め〜〜
108 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:42:44.33 ID:twTMHG7O0
は・か・た・の・塩!
_,,,,,,,,,,,_
/彡ノ´`ヽミ`
.|_ノ∋::::∈:::::|
| {0}:... {0}::::|
| ..::∪ ::::::::|
| ..::トェェイ::::::::|
ヽ ...::::::::::::::::
`''ー―''´
┌おかめ────────────────┐
│フヒwwwwフヒヒwww │
│ .フヒヒwwwww │
│. │
└──────────────────▼┘
111 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:49:46.25 ID:GdjAHzC50
>>109 夜中にそれはガチでkoeeeee!!!!
112 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:51:33.25 ID:Sh5kpQD00
113 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 00:51:48.03 ID:rZQMciQm0
/彡ノ´`ヽミ`
.|_ノ∋::::∈:::::|
| -・-:...-・-::::|
| ..::∪ ::::::::| <保守なりをなめるなよ
| ..::-==-::::::::|
ヽ ...:::::::::::::::::::
'゙~``:''ヽ,,,,√ .~゚'、, .l,,gllc/ ̄`''ー―''´ ̄\i、 ,,r" ,レ'″ .li
、 .'《゙N,,,、 .゚'ll゙゙mr----  ̄ ̄ =`゙ニ-r/" ,r'° 'l
゙l,、 l `'私 ゙゙゚''l*゙^ ,rl゙゙゙゙≒,,,,,,,,,,,wll'
: ゙゚'━'#'┷x,_ .゙私, l ,il_,yー'''''''ー_、 |
,l′ ゚リh,,,,|l, l゙ ,lll゙° ゙''ll
ヽ-rf° ,,゙゙%、 ,l、 ,,ll!e,、 ._,,,r
``':i、__,,,,,广 '゙l,,,,、 ._,,,wllll|,llli,,,,,,,,,,, ._,,,llll″ .゚ラiぁwr='“`
` ̄ .゚l,、 ゙゚''*mii,,x'll゙″ ..ll" `゙lllii,l,illllケ″ .,l
lll,、 ,ll゙" 'l,,,,,,,,,,,,,illwrre,,,_,l°゙l、 ,!″
`┓ 確 : 'll" .:ll 'l,r` .:l: ,,l゛
゙|y .喜.l,,l′ .l] : ,lr〜:li、 .,r''゚゚
゙'N,,_ .ll,トi,゙゙|__、 ._l,l,,__,,,l,,,,r ┃ ,r'゜
゙゙, ll ,,,゚ト ̄ ̄] ` ゙̄]゙` l',,it,
゚!illl| `゚゙l l゙ j|" .l゙゜
lll廴.i,],,,,,,,,,,,,il_,,,,,rll、 : |
114 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:56:16.49 ID:3++aR0O+0
115 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:56:21.64 ID:L+c2s1/00
おかめ北wwww
呪われるwwww
116 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:58:15.45 ID:twTMHG7O0
ズバットにやられたw後は頼んだ
117 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:00:39.34 ID:rZQMciQm0
はーい、さーせん・・・
怒られたので普通に保守 すでに眠い私は負け組
118 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:03:36.60 ID:IfokBB1t0
ホシュ
119 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:11:13.97 ID:rZQMciQm0
定期保守の時間じゃ・・・今から分刻み15分でいくかいのぉ
120 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:13:33.55 ID:zQRrrIAb0
これは良スレ
121 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:14:45.67 ID:pZXU5VMX0
30分くらい大丈夫だろ
122 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:14:45.97 ID:3++aR0O+0
私は小さい頃から幼いパートナーと一緒だった。
ある時、彼女は森の奥の方まで行った。
私は少し心配だったけど、ボールの中では何もできないしね…
そして訳が分からない内に目の前が真っ暗になった。
「フシギダネがリザードに拾われたようです」
123 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:16:56.16 ID:3++aR0O+0
その後、急激に体が一部が燃えるように熱くなって飛び上がっちゃった。
「あっつい!!!熱い熱い!!」と体の熱い部分を何度も前足で何度も叩いた。
お嫁に行ける…よね?とか考えてると後ろから「おお、元気になったな」と大きなヤモリが喋った。
「だ、誰…?」と、警戒しながら大きなヤモリから少しだけ距離を置いた。
やっぱり怪しい動物と喋るのは危険だと思ったから…
124 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:19:04.48 ID:3++aR0O+0
ヤモリさんは「お前こそ誰だよ、人の家の前でのさばってたぞ」と目を少し細くしながら言ってきた。
「え、そ、そうなの…?」
そういえば、ここは何時もの場所とは違い、少し薄暗くて地面は土だった。
「どこから来たんだ」
「…よくわからないけど、森にいたはずだよ、たぶん」
「何でそんなに曖昧なんだよ」
「だって…ずっとボールの中に入ってたし」
どうして、ここにいるか分からなかったし、あの子はなんでいないだろう。
125 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:19:24.68 ID:rZQMciQm0
いまさら気づいた、ID違うけど
>>911のひとかな?
126 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:19:46.64 ID:IfokBB1t0
wktk
127 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:20:01.03 ID:3++aR0O+0
「人間に飼われてたのか?」
ヤモリさんの言った 飼われていた と言う意味がよく分からなかった。思わず「飼われる…?」と聞き返した。
「一緒にいたのかって事だよ」
なんだ、そういう事か。
「うん!一緒にいたよ!」と答えてあげた。そういえばヤモリさんのパートナーってどこにいるのかな?
ヤモリさんは「じゃあ、お前捨てられたんだな」と呟いた。
128 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:20:55.31 ID:3++aR0O+0
「捨てるって何?」
少しヤモリさんは考えた顔をした「もうお前と一緒にいたくなくなったって事だ。役に立たないって思われたんだ」
そう言われると、ヤモリさんに対して少しだけ苛立った。
思わず「違うよ!!!」と叫んだ。
「俺に言われても困る。でも人間ってのはそういう奴らばっかりなんだよ」
「絶対違う!!」
「だから俺に言うなって…」
絶対にそんな事をしない自信もある。だから言い返した。
129 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:22:16.73 ID:3++aR0O+0
突然で申し訳ありません。その
>>911の人です。
空気を読まずに今投下してます。(´・ω・)フヒヒwwサーセンwww
そう、『あの子』は絶対にそんな事はしない。
私達の事を友達だって言ってくれて一緒に遊んだし、みんなでご飯だって一緒に食べた。
ずっと一緒にいてくれるって言ってくれたし、頑張って戦ったらよくやったねって褒めてくれたし…
でも…なんだろう、どんな顔してたっけ、よく判んないや…
駄目だよね?パートナーの顔すら思い出せないなんて…
130 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:23:29.47 ID:3++aR0O+0
しばらくしてヤモリさんが話しかけてきた。
「お前の飼い主…一緒にいた人間ってどんな奴なんだ」
「優しいよ、すっごく。ずっと一緒にいてくれるって言ってた」
これだけは思えてる。顔は思い出せれないけど。
「名前は?」
「……フシギダネ。君は?」
「無い。つけてもらった事が無いからな」
「そうなの?じゃあ、ずっと一人?」
「そうだよ」
ヤモリさんの顔が少しだけ寂しそうだった。そうだよね、私が友達になってあげる。
「じゃあ、わたしがつけてあげる!!」
そしたら、は!?とヤモリさんは目を丸くした。
どうしたんだろう?やっぱり嬉しさの余り驚いちゃったのかな?
「いいよ別に。種類としてはちゃんとリザードって事に」
へ…ポケモン?リザードって名前だったんだ。でもヤモリさんの方がしっくりとくるしなぁ。
「じゃあヤモリ!!わたしよく食べさせてもらったの!よく似てるから!」
「…絶対やだ」
ヤm……リザードのけちんぼ。
131 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:24:21.93 ID:3++aR0O+0
「おい、そういえばお前腹は減ってないのか?」
あ、すっかり忘れてた…ヤ…リザードも大雑把な感じだけど少しは気が利くよね。
「おい?どうした?」
「お日様が出てれば、それだけでお腹いっぱいになれるから」
へえ、とリザードは呟いた。
今日も元気に光合成!!サンサン浴びてエコロジー!!
と、元気に出て行ったのは良かったんだけど、曇りってのは酷いよね…
しょうがない…帰ろう。
洞窟に戻ってきたすぐ後に「ぐうう〜」という腹の音が鳴った。なんか恥ずかしい。
リザードは急いでコラッタを丸焼きにしたが、流石にこれはね。
「食べられない…」とだけ言っておいた。
流石にれでぃーにコラッタの丸焼きはないよ…
132 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:24:40.56 ID:GdjAHzC50
133 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:25:01.25 ID:3++aR0O+0
仕方が無いなと呟きながらリザードは重い腰を上げて喋った。
「ヤモリ他に何が食べられる?」
「うーん…タッツーなら、一回だけ食べた事があるよ」
リザードが明らかに嫌な顔をしてブツブツ呟きながら洞窟を出て行った。
悪い事言ったっけ…?それともリザードは水タイプのポケモンは苦手なのかな?
134 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:26:18.81 ID:rZQMciQm0
wktk
135 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:26:30.47 ID:3++aR0O+0
そういえば、ナゾノクサやマダツボミ達は元気かな?私みたいな事になっていなければいいけど…
でも、ナゾノクサはしっかりとしてるし、マダツボミは…運がいいから大丈夫だよね…?
なんだか眠いな…やっぱり疲れてるのかな。
まだリザードも帰ってこなさそうだし…
おや…す……み…
136 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:27:04.67 ID:3++aR0O+0
目を覚めると、目の前にすぐ隣にタッツーが置いてあった。リザードって案外優しいよね。
そう考えている間に「ぐうう〜」という腹の音が鳴った。そういえば昨晩から何も食べてないの忘れてた。
リザードが起きてなくって良かったよ。流石に2回目は恥ずかしいしね。
私は食事を終えると、リザードが起きてたのに気付いた。
「あ!おはようリザード!!タッツー獲ってきてくれたんだね、ありがとう」
なんだかリザードを見てるだけで嬉しいって思うのはどうしてなんだろうね。
「体調は良くなったのか?」
「うん、お腹もいっぱいになったよ」
「よし、じゃあ行くか」
そう言って、リザードは立ち上がった。
「え、どこに?」
「お前が住みやすい処にだよ」
137 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:28:02.02 ID:3++aR0O+0
「住みやすいところ…?」
「森でもどこでもいいだろ、何なら、草むらに住むか?」
そう言いながら洞窟の出口まで来ると、私は全力で断った。
「わたしここに居たい!!」
「俺はお前を置いてやる気は無いぞ」
リザードは呆れたように言い返した。ショックだよ…そんな事言われるのは…
「でも、でもちゃんとお礼がしたいし…」
「お礼?」
「リザードに助けてもらったお礼がしたいの!」
そう!!お礼をすればきっとリザードだって置いてくれるよ!!絶対じゃないけど……
138 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:28:47.36 ID:3++aR0O+0
「じゃあ…例えば何ができるんだよ?」
「え、え〜っと、え〜っと」
えっ〜と、ご飯は作れないし・・・えっ〜と、獲物も取れないし…
そうだ!守ればいいんだっ!!そうすれば何時でもリザードと一緒にいられる!!!
「わたしがリザードを守るよ!」
「……何だって?」
「リザードを守ってあげる!!寝てる時とか、獲物とる時とか!」
自信満々に言うと、リザードは大きく吹き出した。
139 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:29:19.78 ID:3++aR0O+0
「な、なんで笑うの!」
せっかくの妙案だと思ったのに!笑うのは失礼だよ!
俺は我慢がきかず、ついに腹を抱えて笑ってしまう。
「笑わないで!ちゃんと守れるよ!!」
これは本気なんだからね!笑うのは止めてよね!
「ふーー……そんなに自信満々に言うなら、実力を見せてもらうか」
140 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:30:03.78 ID:3++aR0O+0
丁度朝飯を取りに行く時間だしな、と真剣な顔で言った。
戦うの怖いけど、できればリザードと一緒にいられるんだよね。
「いいよ!」
私とリザード、すぐに洞窟から出て、近場の草むらへと向かう。
なんだか『あの子』が言ってたデートみたいだよね。
「ここらへんには弱いポケモンがうじゃうじゃいるんだ」
リザードが手で草むらをかき分け、その後をついていく。
「それを倒せば、認めてくれるの!?」
弱いんだったら私でも倒せる気がしてきた!!
「そうだ、でも1匹じゃ向こうが弱すぎるだろうから、5匹だな」
「ご、5匹も…」
「帰りたくなったか?」
リザードがにやりと笑いながら聞いてくる、その笑いかたはちょっとマイナスポイントだよ…
でもやらなくっちゃ一緒にいられない!!
「ぜ、全然!!」
と、言い返してみたけどちょっと自信ないな…
141 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:30:37.17 ID:3++aR0O+0
しばらく歩いていくと、右側の草むらからニドラン(♀)が飛び出してきた。
向こうはこちらをかなり威嚇して、攻撃態勢に入っている。
「お、来たな。ほら出番だぞ!」
リザードに声をかけられるて、「よ…よーし」と少し意気込んででニドラン(♀)睨みつけた。
そうこうしている間に、相手は私に向かって高いかなきり声を上げた。
「キュウイイイ〜〜!!」
…あーマジで怖い怖い怖い怖い怖い(怖いの永遠ループ)
「ひゃああぁ〜!」
「逃げてどうすんだよ!!」
怖い怖い、本気で怖いって!!あの脅し方は怖いって!!!
「だってこわい〜!」
「馬鹿か……俺を守るって言ってたのはどこのどいつだ」
無理だよ!!あんな感じのポケモンと戦ったことないし!!
142 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:31:09.50 ID:GdjAHzC50
フシギダネかわいいおっ
143 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:31:43.78 ID:3++aR0O+0
仕方無しにって感じでリザードは私の前にずいと出た。やっぱりリザードって厳しいようで優しいよね…?
二ドラン(♀)は調子に乗っているのか、じりじりと間合いを詰めてくる。
リザードは何もしかけずに、向こうが距離を縮めてくるのをじっと待った。
そうして、徐々に距離が近くなった時、
ニドラン(♀)が高く飛び上がり、リザードに向かってどくばりを仕掛けてきた!
「よしっ!!!」
相手が間合いを詰めてくる事を狙っていたような動きをしていたリザードは、
右手の爪をたてると飛び掛ってきたニドラン(♀)に向かって思い切り拳を打ち込んだ
「メタルクローーー!!!!」
腹部に思い切り拳をめり込ませて、ニドラン(♀)は音を上げる間も無く地面に倒れた。
…途中まではカッコよかったけどね、技のネーミングで1000年もの間のときめきが一気に冷めた感じです。
144 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:32:30.68 ID:3++aR0O+0
リザードはその場に倒れたニドラン(♀)を持ち上げ、これで今日の朝食は決定だな、と腰を上げた。
流石はリザード!私の出来ない事を平然と!!って私がリザードと一緒に暮らせないじゃん!!ニドラン(♀)の馬鹿!!
「これを食い終わったら、お前の住処を探すぞ」
「…………」
やっぱり約束は約束なんだよね…でもなんか寂しいな…
しょうがなく2人で、もと来た道を歩き始めた。
と、その時だった。
「ゴツンッ!!!!」という音と共に、リザードの背中へ紫色の何かが突っ込んでいた。
「ぐ―――っ!!」
リザードはその衝撃に耐えられずに、前のめりになった。
「リザード!!」
私は慌ててリザードに声で駆け寄って行く。
私とリザードはすぐに後ろを振り向いた。そこには一匹のニドラン(♂)が物凄い怒りのオーラを込めてこちらを見ていた。
なんでこの草原には怖いのばっかりなんだろう…ちょっと涙出てきた。
145 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:32:42.28 ID:rZQMciQm0
元ねたがあるとはいえ、投下スピードが半端ないね、すげえヽ(^o^)丿
いまさらながら更なる期待を
146 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:33:02.16 ID:3++aR0O+0
先ほど捕まえたニドラン(♀)彼氏だったのだろうか…
やっぱり2人でイチャイチャしてたんだろうな…べっ別にリザードとしたいとかそんな訳じゃないんだからねっ!!
流石のリザードでも急所にどくばりを思い切り突き立てられたのは効いらしく、少しだけリザードの体は震えていた。
「リザード!大丈夫!?」と思わず何度も叫んでしまうほどに…
147 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:33:23.95 ID:3++aR0O+0
そんな事をしている間に、リザードは私に「できるだけ遠くまで逃げろ」とだけ言い残し、ゆっくりと立ち上がった。
そんなボロボロな体で言われたって逃げるなんてできないよ。
睨みつけてくるニドラン(♂)に威圧されながらも、リザードはなんとか攻撃態勢に入る。
リザードは、長い間立っていると、毒の回りが速くなっているせいか体がふら付いている。
やっぱり、一人じゃ危ないんだよ。
そう考えてるとリザードは、相手に向かってひのこを吐いた。
しかしやはり狙いが上手く定まらなかったために、ニドラン(♂)は鼻で笑って隙のできたリザードにめがけて一直線で駆けてくる。
怖い……けどリザードが危ない。
そうだ…約束したんだ。リザードを守るって!!
その時に私の背中からつるが出てきた。これなら、リザードを守れる!!
いや、守ってみせる!!
148 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:33:49.56 ID:3++aR0O+0
一瞬の出来事だった。
私のつるがニドラン(♂)に直撃して甲高い鳴き声が響き、そして倒れた。
「お前……!!」
「っ逃げないよ!わたしはリザードを守りたいの!!!」
リザードは突然の出来事に目を丸くしていると「はやく!今のうちに!!」とリザードを促した。やっぱり止めを刺すのは無理っぽい。
ニドラン(♂)に目を向ければ、向こうも私のつるのムチが急所に当たったのか
辛そうな顔でよろよろと立ち上がる寸前だった。
リザードは急いで駆け出し、ニドラン(♂)が体制を立て直す前に爪を立て、喉元を切り裂いた。
ごめんね。でもリザードは守りたいから…
149 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:34:20.51 ID:3++aR0O+0
一瞬の出来事だった。
私のつるがニドラン(♂)に直撃して甲高い鳴き声が響き、そして倒れた。
「お前……!!」
「っ逃げないよ!わたしはリザードを守りたいの!!!」
リザードは突然の出来事に目を丸くしていると「はやく!今のうちに!!」とリザードを促した。やっぱり止めを刺すのは無理っぽい。
ニドラン(♂)に目を向ければ、向こうも私のつるのムチが急所に当たったのか
辛そうな顔でよろよろと立ち上がる寸前だった。
リザードは急いで駆け出し、ニドラン(♂)が体制を立て直す前に爪を立て、喉元を切り裂いた。
ごめんね。でもリザードは守りたいから…
150 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:34:56.36 ID:3++aR0O+0
「…何で最初っからそうやって攻撃しなかったんだ?」
「さっきのは、初めてできた技だよ」
「え、そうなのか?」
そうだよ。初めてできてなかったら最初から 故ニドラン(♂)(♀)をつるで叩いてたよ。
「だから、いきなり自分の背中からつるが出たとき、凄くびっくりしたけど…
驚いてる場合じゃないって、リザードを助けなきゃって思った」
「…………」
「合格、だよね!!」
今の私だったら、リザードの事を守れる自信もあるし!!
「一生傍に置いておく気は無いからな」リザードは呟いた。
やっぱり嬉しい!だってリザードの隣にいれるだもん!!
深夜に洞窟付近の草むらから「イィィヤッホォォォォォォォォォォォ!!!!」
と叫び声が聞こえたのはまたいつかの話…
― 第一部完 ―
151 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:36:56.39 ID:3++aR0O+0
お疲れさまでしたorz
元スレ
>>1氏の元ネタがなかったらここまで行けなかった…
正直ちょっと調節入れるだけで3時間かかった…orz
152 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:36:56.96 ID:rZQMciQm0
乙!
乙!
154 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:38:04.20 ID:IfokBB1t0
乙ですw
155 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:42:03.33 ID:GdjAHzC50
乙!
156 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:43:08.11 ID:3++aR0O+0
俺…あの投稿終わったからただの七氏に戻ろうと思うんだ…
元からコテつけてないけどねwwwwwwwwwwwwww
157 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 01:44:49.53 ID:rZQMciQm0
あまり人がいないときにいいもの見るとさ、なんか優越感感じね?
今そんな感じ・・・そも、それくらいしか優越感に浸れないNEETですけん
158 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:45:44.74 ID:IfokBB1t0
159 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:46:25.75 ID:3++aR0O+0
>>158 いや多分作りますよ…迷惑じゃなきゃの話ですけどね。
160 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 01:47:54.68 ID:IfokBB1t0
161 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 02:00:38.79 ID:rZQMciQm0
ほ、ほしゃ!!!
…(////)
ほしゅ…
第二部まだかにゃーにゃーにゃー
162 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:03:47.66 ID:3++aR0O+0
>>161 いや、今から第2部仕上げても多分色々あって昼辺りになるんで
今からの2部はあまり期待しないでくださいorz
163 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 02:12:26.81 ID:rZQMciQm0
そ、そんな!保守をしてる間のささやかな楽しみ(妄想)が・・・
ていうかマジ眠い・・・ROMしてる人後任せてもいいかな
164 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:18:39.84 ID:IfokBB1t0
ホシュっと…
165 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:22:14.31 ID:FCfSdRf40
ho
166 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:30:59.73 ID:GdjAHzC50
おやすみほしゅ
167 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:45:55.27 ID:IfokBB1t0
ホッシュ
168 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:52:03.26 ID:0StP8hKoO
kanon視聴終了保守
169 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:59:59.80 ID:l6JLVimEO
170 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:08:46.20 ID:Z2RqfL/8O
保守ット
171 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:10:12.73 ID:c+A8PHfdO
172 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:21:36.83 ID:IfokBB1t0
ホッシュ
173 :
グランバーサル:2007/03/09(金) 03:28:56.16 ID:l6JLVimEO
174 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:51:30.72 ID:IfokBB1t0
保守
175 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 04:03:14.71 ID:IfokBB1t0
もやすみ保守
176 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 04:11:32.59 ID:3++aR0O+0
保守…
ほ
178 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 04:26:12.07 ID:c+A8PHfdO
179 :
グランバーサル:2007/03/09(金) 04:28:24.77 ID:l6JLVimEO
>>178 (´・ω・`)嬉しいこと言ってくれるじゃない保守
180 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 04:56:38.36 ID:r15/PjgP0
h
181 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 05:24:03.27 ID:9M++ZVOdO
O
182 :
後は任せた…:2007/03/09(金) 05:30:56.97 ID:LibvHOxxO
r
183 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 06:30:53.63 ID:S07DLLlOO
保守
184 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 07:09:42.03 ID:rAEqPwBnO
保守保守。
185 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 07:29:13.89 ID:rAEqPwBnO
保守ついでに。
最近やってたポケダンの赤の救助隊で
自分フシギダネになってパートナーをヒトカゲにしたのを思い出した。
支援保守。
186 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 07:29:14.96 ID:eZ6sSo4/O
学校行く前保守
187 :
愛のVIP戦死:2007/03/09(金) 07:56:33.11 ID:FqPF51ddO
今沖田保守
188 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:10:07.36 ID:co1JJWKE0
そろそろムウマが出てくるべき保守
189 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:13:42.40 ID:w04NTAlRO
保守
190 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:23:46.69 ID:c+A8PHfdO
さわやかな朝保守
191 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 08:29:00.63 ID:rZQMciQm0
おつかれさん保守
結局最後までみてたーよ
192 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:32:48.33 ID:co1JJWKE0
193 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:51:49.25 ID:LAgRlqGN0
保守
194 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:53:44.61 ID:c+A8PHfdO
195 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 09:32:35.12 ID:rZQMciQm0
ほしゃ!
196 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 09:42:57.93 ID:zqrJYfWfO
ポッポ…
197 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 10:06:44.26 ID:rZQMciQm0
ズバット「出番ほしい・・・」
ほ
198 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 10:16:55.49 ID:mjBx7bIwO
なんという良スレ!まだ残っていたとは…カゲながら応援している。
199 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 10:38:54.71 ID:GjHw22FT0
ほ
200 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 10:39:03.23 ID:eL6OuF3i0
ほしゅ
201 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 10:52:07.26 ID:6ITN1gln0
保守
202 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:01:21.62 ID:l6JLVimEO
(´・ω・`)保守しゅしゅしゅ
203 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:20:14.81 ID:IfokBB1t0
保守
204 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:26:58.89 ID:0FfUmvq70
まとめサイト更新されてる 乙
205 :
◆SRlC0mq/Y2 :2007/03/09(金) 11:32:53.02 ID:IfokBB1t0
やっと形にはなったが・・・>まとめ
お絵かきBBSを貼るか思案中…皆うpするからイラネ?
206 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 11:33:40.09 ID:rZQMciQm0
更新乙カレー
207 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:36:50.74 ID:0FfUmvq70
>>205 いらないんじゃないか?あまりクオリティーの低いの描かれてもアレだしな
という俺の意見
208 :
◆SRlC0mq/Y2 :2007/03/09(金) 11:38:49.66 ID:IfokBB1t0
209 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:43:21.60 ID:d5B4ZvSD0
GIGAってなんのためにコテつけてるの?
なにもしないならコテ外せよ
210 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:43:31.98 ID:zqrJYfWfO
ここにうpされて、明らかに反応が良いものだけ載せれば?
211 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:45:52.81 ID:6ITN1gln0
212 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:50:59.19 ID:0FfUmvq70
漫画の続きを何気に期待してるんだが・・・
213 :
◆SRlC0mq/Y2 :2007/03/09(金) 11:51:14.59 ID:IfokBB1t0
>>210 うpされたので見れる分は貼ることにするよ。
反応いいかどうかは空気嫁ない私には_…
214 :
GIGAですがなにか? ◆qctJZFfWcE :2007/03/09(金) 11:51:28.49 ID:rZQMciQm0
スレにいくときは常につけてるもんで、いやなら書き込むのをやめるけど
215 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:52:26.60 ID:0FfUmvq70
>>214 コテが目障りな人もいるから七氏に戻ればおk
216 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:55:16.11 ID:d5B4ZvSD0
>>214 コテってのは何かする奴が、名無しじゃ見つけにくいからするもんだろ?
なにもしない奴がコテつけてどうするんだよ
217 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:55:45.65 ID:rZQMciQm0
・・・しかたないか、邪魔したいわけじゃないし
218 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:09:05.42 ID:IfokBB1t0
>>210 うpされたので見れる分は貼ることにするよ。
反応いいかどうかは空気嫁ない私には_…
219 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:09:51.20 ID:IfokBB1t0
↑誤爆・・・スマソ
保守
220 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:21:22.27 ID:GdjAHzC50
ほしゅだお
221 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:25:47.32 ID:S07DLLlOO
222 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:32:00.88 ID:0FfUmvq70
223 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:43:34.76 ID:S07DLLlOO
>>222 そうか。今までは携帯からでも見れたのに何かダメだわ
224 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:01:23.73 ID:3++aR0O+0
あのー空気嫁ないけどフシギダネの方を投下していいですか?
225 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:05:17.57 ID:IfokBB1t0
226 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:06:12.39 ID:3++aR0O+0
それからの私の生活は緊張ばかりだった。
朝から晩まで、ボールで引きこもり気味の生活だったため、他の者と一緒に生活をしていくことがなかったから。
とりあえず、『あの子』が見つかるまでここに居させてくれるという事で約束をしておいた。
リザードには、探しにも行かないで、向こうから現れてくれるなんて上手い話は無いだろうと言われちゃったけど、
本当は方向音痴なので、完全に把握していない所に出ると迷子になっちゃうから探しに行けないとは言えなかった。
そんなある日、意外な訪問者がやって来た。
私もリザードも深い眠りに落ちていた、真夜中だった。
「ヒトカゲさ〜ん、ヒトカゲさ〜ん」
洞窟の中にこだまする、女性っぽい不思議な声で、私は目が覚めそうだったがまた深い眠りに着いた。
227 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:08:48.82 ID:3++aR0O+0
「我○のポケ○ンの研○○術は世○一ィ―――――」
「ポ○○○に新た○る一○を○みだ○為……」
「だ○○、○シ○○ナに○の石を…」
「それじゃ、た○のモ○○ッ○」
「○○すだけ○ゃ駄○……ポ○○○の未○が……」
「おやすみ…可愛い……○○○○○や…」
228 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:09:49.33 ID:3++aR0O+0
「で、俺にどうしろって?」
「ですから…昔のよしみって事で、しばらく置いてもらえればと…」
「無理だな」
夢を見た……それも飛びっきりのカオスな……あの夢に関連性はないな。
少し眠気で鈍っている脳にリザードと誰かが話している声がする。
あの不思議な声な女の子かな…べっ別にリザードに彼女がいるかもしれないからってしょげてる訳じゃないんだからねっ!!
「どうしてですか!?迷惑はおかけしませんよ〜お願いします!」
「もう先客がいるからだよ。うちはいっぱいいっぱいだ」
リザードから『先客』と言う言葉が聞こえる。誰か止まりに来たのかな…?
ここってもしかして民宿だったのかもね。
「リザード…?誰かいるの?」
途中から起きていたのを感ずかれないように目を擦りながら聞いてみた。
それを見たズバットは心底驚いた声で
「ヒトカゲ…いやリザードさん!!」
「なんだよ」
「……そっちの方もだいぶ成長したみたいっすねwwwwwぐふぅっ…!!」
え?なに、そっちって?私も一緒に笑うところ?
「今度こそ食うぞ」
ズバットは首を締め上げるリザードの手を必死に剥がそうとしながら
「すいませ…すいませんっ」とかすれ声で謝った。
そのズバットの憐れな姿を見て、私は笑わなくてよかったと心の底から思った。
229 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:11:22.65 ID:3++aR0O+0
とりあえずズバットを中に入れることになって、3匹で話し合う事になったらしい。
リザードは一通り、ズバットに私の紹介を、
そして私にはズバットを簡単に紹介した。やっぱりポケモンって分からないよね。蝙蝠やヤモリや鼠とかがモンスターだよ?
話を聞いたズバットは
「そうですか…あなたも捨てられた身なんですか」と心底同情したような声で言った。
その言葉には本当にムッと来た。『あの子』は捨てない!!
「まだちゃんと解ってないよ!」と言い返した。
それでもズバットは
「ああ、いいんですいいんです。私には解っています」とただ横で聞いてる腹が立つような猫なで声を発した。
本当にこの蝙蝠はトレーナーに捕まって、唐揚げにでもなったら良いのにって思ってる時、
リザードは話題を転換しようと
「そういえば、ズバットはどこまで旅してたんだ?」と聞いた。
するとズバットはうーん、としばらく唸ってから
「たしか、グレン島という所まで連れて行ってもらいました。
それまではヤマブキシティという所にも行きましたし、こことは違って大きな建物もたくさんありましたよ」
グレン島…ヤマブキシティ…大きな建物ってなんなんだろー
やっぱり私達以外のポケモンとかもいっぱいいるんだろうなー 蝙蝠とヤモリと草以外の…
230 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:12:20.54 ID:3++aR0O+0
「その各所各所に、ポケモンジムってのがありまして、
そこのジムリーダーが強いのなんの…私はいつも一撃で負けるからよく叱られました」
このズバットさんもソコソコ強いと思うのに一撃でやられるってそのジムの人ってどれだけ強いんだろう…
「なあ、色んなところを旅して、たくさんの人間を見てきたんだろ?」
「はい、そうです」
「もしかしたらフシギダネの飼い主も知ってるんじゃないか?」
そうか!!そんな事まで気を配ってくれるリザードってやっぱり優しいよね!!
「そうだね!!」
「じゃあ、その人間の詳しい見た目やら何やら、教えてください」ズバットも乗り気で言う。
アレ………ドウダッタッケ?
「……………よく覚えてない」
リザードとズバットは同時にハァ?と声を上げた。やっぱり2人って仲良いよね。
231 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:13:16.59 ID:3++aR0O+0
「お前、飼い主の顔忘れたのか?」
「あんまりよく見たことなかったから…」
そういえば、今考えるとあんまり顔とか見てないよね。
戦うときだって『あの子』に背を向けてたし、
いつも、ナゾノクサとかマダツボミと一緒に遊んでたから…
232 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:14:45.38 ID:3++aR0O+0
ズバットは他に手立てが無いか考えている様子で
「なら、使っていたポケモンは覚えていますか?」と加えて質問した。
そういえば…私の友達ってみんな草タイプっぽいよね。私の脳内に鬼才現る。
「あ!それなら覚えてるよ!!全部草タイプの子だったから!」
それを聞いたズバットは、また驚いたように動きを止めた。どうしたのかな?頭痛?腹痛?
虫タイプだから虫の食べすぎはないか…
「どうした?」
リザードが聞くと、ズバットは悩みながら話出した。
「草タイプのみを使うトレーナーというのは…たしかに、たしかにいますが」
リザードは「知ってるのか!?」と意外にも早い展開に腰を上げた。
別に、リザードの事じゃないのに…でもそういうところも嬉しいかも。
「いえ、でもその人は先ほど話したジムリーダーの方なんです…」
私もリザードも「え!?」と驚きを隠せない。私の言ってた『あの子』ってそんな凄い人だったけ?
233 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:15:55.84 ID:3++aR0O+0
ズバットはそれからそ〜っと顔を上げて、私を見る。そして少し口端が上がる。その笑い方も少し苛立つ…
「失礼ですが、あなたのようなレベルの低いポケモンを持っているような方では…」
やっぱりだよね…ぶっちゃけ私だって『あの子』がそんな凄い人に見えないし…
でも『あの子』の手がかりをつぶされたみたいでショックだった、
自分の力量不足はあの時から身にしみてるからそれほど腹は立っていない。
それでもリザードは一応「そんなの、レベルがどうのこうので決まるか解らないだろ」とズバットに一喝してくれたが
『それもそうかもな』と納得してるような顔で少し腹が立った。助けてもらってる身の癖に。
234 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:16:36.73 ID:3++aR0O+0
「第一、そのジムリーダーは相当離れた場所に住んでいます。わざわざここまで来るとは考えられませんよ…」
それもそうだよね。でも『あの子』の手がかりなくなっちゃったよね…顔すら覚えてないのに大丈夫かな…
ちょっと外の空気でも吸って気分転換でもしよう…
「何処行くんだ?」
「すぐ帰ってくるから…」
リザードに心配かけちゃった。やっぱり落ち込んでるのは性に合ってないのは分かるけどね…
嫌われないよね、捨てられないよね…リザード?
235 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:23:59.56 ID:IfokBB1t0
第二部キター( ゜∀゜)
236 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:29:50.10 ID:c+A8PHfdO
ニヤニヤしながら読んでしまうw
237 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:37:32.11 ID:M8YDp+0/0
この視点もわるくないwこの後もwktk
238 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:01:41.19 ID:3++aR0O+0
草むらから見る月ってなんだかきれいだよね。少し寂しい感じがするけど。
月さんも一人ぼっちなのかな?だから寂しい感じに見えるのかもね。
なんだか後ろから足音が聞こえる。多分リザードだけど、この顔を見せる訳にはいかない。
こんな涙でグシャグシャな顔見てもらいたくないもん。
239 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:02:46.29 ID:3++aR0O+0
リザードは私の傍で「そんなに、人間の元に帰りたいのか?」と聞いた。
私は涙が枯れるまで間を置いてから、こくんと頷いた。そしてぽつりぽつりと呟いた。
「楽しかったよ、すごく。わたしのこと可愛いって言って、撫でてくれた。
確かにわたしはまだ弱いけど、頑張って戦ったら、偉いねって言ってくれた」
だから私は『あの子』を信じてた。でも、もう…無理だよ…
「…………」
「そんなに役に立たなかったのかな、もういらなくなったのかな」
やっぱり『あの子』もリザードの言ってたように同じだったのかもね。
途中アク禁食らってた、正直今は反省している。
240 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:04:34.96 ID:3++aR0O+0
「なあ、野生も悪くないぞ」
そういってリザードは私の横に座った。
「人間に縛られない分、自由だしな」
それって余りフォローになってないよね…リザードっぽいけど…
「うん………」
私はぎゅっと目をつぶった。
リザードに心配かけたくなかったけど、自分の頬にぽろぽろと大粒の涙が流れていった。。
ふさふさと茂る草の上に、透明の雫が零れ、葉を濡らす。
――…やっぱり悲しいんだよね。顔を覚えてなくても。
あの頃のままで何も知らないままでよかった…
『あの子』やマダツボミ、ナゾノクサたちと入れればよかった…
ソレハ スデニ カワナナイ ユメ
そう…何時までも過去にこだわっては行けない。そう今は自由なんだし。
と吹っ切れた直後に「じゃあそいつの代りになれるように、気が済むまで一緒にいてやるから」とリザードが告げた。
241 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:05:16.14 ID:3++aR0O+0
私は、リザードを見た。何を言ってるのか良く分からないから
とりあえず、自分なりの解釈で聞いてみるとしよう…
「……一生傍にいても良いって事?」
恐る恐る聞いてくると、リザードの顔は何故か途端に赤くなり
「…そういう言い方もできるな」と私の顔から背けた。
リザードが一緒にいてくれるんだよね…
「うええええぇん……!」
思わずリザードに抱きついちゃった。やっぱり、リザードってね心も暖かいから体も暖かいのよね。
「お前!!馬鹿っ燃えるって!!!」
「ありがとうリザード…」
「いいから離れろ!!もう寝るぞ!」
リザードのけち…でもこんな感じの生活が一生続きますように…
あの蝙蝠はどうしたって?怖い黒い服の人に捕まったような気がするけどね…胸の辺りにRって書いてあったよ。
― 第二部完 ―
242 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:06:35.67 ID:IfokBB1t0
>>241 GJ!(・∀・)b
ロケット団ktkr
243 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:06:54.62 ID:3++aR0O+0
途中までアク禁食らってて投稿できませんでした。
そこら辺を反省したいです。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
第3部はまた気が乗ったときに投下していきたいです。
244 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:09:39.91 ID:IfokBB1t0
>>243 楽しみに待ってますw
第三部は連載だと分かるように明記してくれると助かりますw
245 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:17:03.11 ID:meLPOpMT0
246 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:24:21.44 ID:S07DLLlOO
247 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:24:54.95 ID:IfokBB1t0
>>245 テラカワユスw
88の人かな?w(*゜∀゜*)ウマー
248 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:31:25.32 ID:3++aR0O+0
>>245 やべぇwwwwww不覚にも萌えてしまったwwwwww
249 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:52:57.08 ID:M8YDp+0/0
250 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:53:53.80 ID:w04NTAlRO
保守
251 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:54:07.89 ID:KCGBFnuf0
(*゜∀゜*)ウマー(笑)
252 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:54:18.12 ID:IfokBB1t0
>>249 yes
お手数だが、再うpお願いしますm(_ _"m)
253 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:02:38.54 ID:M8YDp+0/0
254 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:05:07.63 ID:IfokBB1t0
255 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:08:27.89 ID:IfokBB1t0
>>253 作業終わりました。どうもありがとうございましたm(_ _"*m)
256 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:10:49.87 ID:M8YDp+0/0
>>254 おk、消した
機会があれば俺も描いてみるw
257 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:12:56.07 ID:IfokBB1t0
>>256 wktkして待つw
絵心ある人がテラウラヤマシス(´ρ`*)
258 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:12:57.97 ID:3++aR0O+0
259 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:19:11.84 ID:M8YDp+0/0
>>257-258 ヤメレwww最近はじめたばかりの新米ですからw
しかも仕事中にVIPという怠慢www
260 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:20:58.81 ID:3++aR0O+0
それぞVIPPERの真髄
261 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:27:37.38 ID:1sZOnDWx0
何かフシギダネがツンデレになってるな
(都合により、ヌマクローの視点でお送りします)
リザードさん達の家に嫁いで…いえ同居させてもらってから数週間が経ちました。
私もすっかり洞窟での暮らしに慣れて、ふんふんと鼻歌を歌いながら料理をする毎日です。
この暮らしがずっと続けばいいなぁ…なんて密かに思う今日このごろなんですが、
そんな私の平和そのものな生活に荒波を立てる人物が…
その日も、私はリザードさんとフシギダネちゃんが狩りに行っている間、
色々な材料を集めておこうと、洞窟からちょっと離れた所で食べられる草を摘んでいました。
青々としていて、栄養のありそうな草を両手一杯に持ちます。
「そろそろ戻ろうかな」
そう思い、振り返った時
向こう側からドドドドド…というとてつもない速さで誰かが駆けてくる音がしました。
「な、何……?」
私はじっと目を凝らして前を見ました、するとそこには
「ヌマクローーーちゃーーん!!!会いたかったよぉおお!」
「っっ!!?」
私はあまりの衝撃に、せっかく集めた草を全て地面に落としてしまいました。
「ヌマクローちゃーん!!」
「ぃ、いや……!!来ないでええ!」
私はすぐに逃げ出そうとしたものの時既に遅く、
カメールにがっしりと腰をつかまれて、その場に倒れこんでしまいました。
「は、離してください!」
私は必死に手足をばたつかせて抵抗を試みましたが、
「うは〜落ち着く……」とカメールは私を掴んで離しません。
263 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:29:48.93 ID:IfokBB1t0
キター(゜∀゜)!! wktk
264 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:30:59.97 ID:RTPN065W0
不意打ち食らった気分だw
吹いたぜ
265 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:33:27.62 ID:M8YDp+0/0
カメさんktkr!!!!!
相変わらずだなwwwww
266 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:34:34.73 ID:5xxxgnDS0
まだあったのかwwww
267 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:36:46.36 ID:3++aR0O+0
(・∀・)ニヤニヤ
268 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:39:32.42 ID:5xxxgnDS0
これは感動スペクタル巨編とういうことでおk?
>>266 まさかのパート化で俺も驚いてる
その間もなんとか脱出しようと身を捩じらせましたが、
種族は違えど、所詮男と女。力ではなかなか勝てません。
「どうしてここが解ったんですか!?」
「初めて会った時から、後を付けてったから知ってたんだ。
その日からこっそり茂みに隠れて…あの二人がいなくなる時間を狙ってきたのさ!」
それはどう考えてもストーカーなんですが…
今私の頭の中では
『いやっ!やめてくださいクリーニング屋さん!』
『げへへ…いいじゃないですか奥さん』
という10年前の昼ドラのような展開がぐるぐると流れていました。
ああ、ここで私が守り続けた純潔も終わってしまうのでしょうか…。
そう思うと悔やみきれず、私は両目からぽろぽろと零れ出てくる涙を抑え切れませんでした。
それを見たカメールは驚いた顔で
「ご、ごめん!打ち所悪かった!?」と聞いてきました。
白々しい!と私はカメールを睨みつけました。
「どうせあんな事やこんな事するつもりなんでしょう!?
卑怯なあなたが考えそうな事です!!」
それを聞いたカメールは、顔をかーっと赤くさせながら
「いやっ、そんな!そこまで最低な事は…たぶんしない」
「なら、さっさとどいてください!」
私はわざとカメールの股間を狙って、思い切り足を打ち付けました。
「アッーーーー!!!」
271 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:50:23.12 ID:M8YDp+0/0
272 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:55:08.91 ID:3++aR0O+0
か…カメールの亀がオメガカワイソス(´・ω・)
273 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:57:12.25 ID:xlyKGiF60
きゅうしょに あたった
こうかは ばつぐんだ!
274 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:01:43.99 ID:asXyIeIp0
急所を突かれたカメールはその場でバタバタと身悶え始めました。
私はその隙に、地面に落とした草を拾い上げ、急いで洞窟の方へ駆け始めました。
しかしすぐ後ろで「ちょ、ちょっと待って!話だけでも聞いて!」と必死なカメールの声が聞こえたので、
仕方なく二百メートル程離れた所で、私は振り返りました。
「ヌマクローちゃんに気に入られるには、どんな男になればいいんだー!?」
「………私は…」
すう、と息を吸い込むと、カメールに向かって大声で言いました。
「私は、誠実で優しい人が好きなんです!だからあなたの事は、絶対に好きになりません!!」
そういい残し、私は再び駆け出しました。
「誠実……かあ」
276 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:07:00.97 ID:c+A8PHfdO
亀ー―――――!!!
気をしっかり!
ごめん投下スピード遅杉だから、ちょっとメモ帳にためてから投下する
278 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:10:18.95 ID:c+A8PHfdO
(・∀・)ノシ ガンガレ〜
279 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:14:21.98 ID:3++aR0O+0
wktkしながら待ってます。
280 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:40:04.55 ID:FCfSdRf40
wktk
281 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:50:44.67 ID:IfokBB1t0
+(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +
282 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:00:23.53 ID:nAaEuDiXO
wktk
283 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:00:53.38 ID:MO2AS5kW0
wktk
284 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:03:03.25 ID:D/jL4Mfj0
285 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:05:37.99 ID:GdjAHzC50
286 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:06:53.95 ID:c+A8PHfdO
(*´∀`)亀…
287 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:07:20.37 ID:3++aR0O+0
GJ賞を贈呈したい気分です。
288 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:09:19.74 ID:OVjcMq/80
亀かわいいよ亀
289 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:14:57.87 ID:ydJQ3DMIO
ほっしゅ
290 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:15:27.45 ID:MO2AS5kW0
ksk
291 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:15:52.27 ID:sVZBvIx9O
292 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:21:13.77 ID:3++aR0O+0
カメールも顔にモザイクとか完全に犯罪者扱いwwww
その後洞窟に戻った時には、既にリザードさん達が獲物を捕まえて待っていました。
「遅かったな」
「私お腹すいたよー!」
「すいません遅くなっちゃって、今すぐ作ります…」
カメールに襲われた事を二人にも伝えようか迷いましたが、なんだか言いそびれてしまい、
まあどうせさっきの一撃にこりて、しばらくは来なくなるだろうなと考えたので、言わないでおきました。
案の定、あれから一週間が経っても、カメールが再び姿を現す事はありませんでした。
リザードさん達が居なくなる時間には出かけないようにして、
洞窟の入り口でちらちらと外を警戒していたため、なんだか拍子抜けした気分です。
「なんか最近、外ばっかり気にして無いか?」
夜、寝床についた時にリザードさんから鋭い指摘を受けました。
「べ、別になんでも無いですよ」
「そうか?なら別にいいけど…あの胸糞悪いカメでも居るのかと思ってな」
私はまた胸をどきりと高鳴らせ(いや別に隠す必要も無いんですが)
おやすみなさいっ!と顔をリザードさんから背けて目を閉じました。
そうしてまた日々は過ぎ―――
もうあの日から何日たったのでしょう?
本当に、一向に、まったく
カメールが姿を現しません…。
洞窟から外をのぞいても、あの白い尻尾はちらりとも見受けられません。
私はハッと、先日カメールの急所を思い切り蹴った事を思い出しました。
「もしかしてあの事が原因で、見るも無残な状態に…!?」
そう考えると自分のしでかした事が急に悪く思えて、どうしようどうしよう、と辺りをぐるぐる回り始めました。
「何してんだよ……」
「具合でも悪いの?」
そんな私の様子を見て、二人は怪訝そうな目で見てきました。
私は、いっそ思い切って相談してみようと、口を開きかけました。
「実は…」
と、その時
「郵便だよーーーん」
バサバサという鳥の羽音と共に、聞きなれない声が洞窟の入り口から聞こえました。
郵便…?こんな辺鄙な洞窟に手紙を出す人なんて。
リザードさんが「郵便って…あの郵便か?」と不思議そうに言いながら腰を上げました。
私とフシギダネちゃんも後に付いていきます。
洞窟の入り口には、一通の手紙を加えたペリッパーがいました。
私達三人は驚いて目を丸くします。
「ふいーこんなとこまで来たのは初めてだよ」
そう言ってペリッパーは額の汗をぬぐいました。
「おい、ほんとにこの洞窟宛てなんだろうな?」
リザードさんが疑わしい目でペリッパーを見ます。
「間違えてるわけなーいでしょ、ほらさっさと読んで」
ペリッパーが手紙を差し出すと、リザードさんはそれを受け取って、封筒の宛名に目をやりました。
そして
「ヌマクロー、お前宛てだぞ。……あの糞カメから」
「えええ!?」
私は急いでリザードさんの手から手紙を受け取り、封筒からメッセージの書かれた紙を取り出しました。
『ヌマクローちゃんへ
オイラは今、遠く離れた土地のオツキミ山という所にいます。
正確には、今から山の中へ入るところです。
ヌマクローちゃんにつりあう男になれるよう、オツキミ山にあると言われる
珍しい石を持って帰ります。
近くに住むポケモン達は、山の中には恐ろしいポケモンがたくさんいるから
止めた方がいいと何度も言われましたが、
オイラはそんな事では挫けません。
絶対に綺麗な石を持って帰って、ヌマクローちゃんに認めてもらえるよう頑張ります。
追伸:三日くらいで帰れると思うから、待っててね!』
横から覗き込んでいたリザードさんとフシギダネちゃんは目を合わせました。
そしてフシギダネちゃんは、地面に落ちた封筒を拾い上げます。
「この手紙の入ってた封筒…消印が二週間前なんだけど」
私達三人は黙って、目の前のペリッパーを見つめました。
「い、いやぁ……途中で良い餌場があったもんで、
ちょっと届けるのが遅くなっちゃいましたーね」
クワックワッと小刻みに笑い声を立ててから、「じゃあ私はこれで」とそそくさと飛び立とうとしたところで
「待て」
とリザードさんが日頃より一段と低い声で言いました。
そしてガシリとペリッパーの首根っこを捕まえます。
「グワッ!!」
「おいヌマクロー!」
呆然としていた私に、リザードさんが強い声で話しかけました。
「は、はいっ……」
「俺はあいつがどうなろうと別に知ったこっちゃないが、
あいつはお前のために、危険覚悟で山に入ったらしい。それで今たぶん…死にかけてる」
『死』という言葉に、私は肩をびくりと震わせました。リザードさんは続けて言います。
「お前次第だ。お前が助けに行くなら、俺も手を貸す」
「私も!私も行く!!だから…ねえ、助けに行こうよ!」
フシギダネちゃんが私を促すような目で見つめます。
私の頭の中で、今までどんなに拒否し続けても追いかけ続けてきたカメールの表情や、
身悶えながら
『ヌマクローちゃんに気に入られるには、どんな男になればいいんだー!?』
と叫んでいたあの声が、次々と浮かび上がってきました。
「行きます…!助けに、行きます!!」
リザードさんは「よしっ!」と掴んでいたペリッパーの首を離し、
「おい!オツキミ山まで俺達を乗せていけ!!」と命令しました。
フシギダネちゃんは「早く行こう!」と私の背中を押します。
嫌いだけど、大嫌いだけど、
助けたい――――だから…
どうか、生きていてください!
299 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:26:53.88 ID:eZ6sSo4/O
ペリカン職務怠慢かよ・・・
ほんと遅筆で頭も上がりません
続きは夜投下できるよう頑張る
301 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:28:55.92 ID:eZ6sSo4/O
302 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:29:50.79 ID:OVjcMq/80
乗り物にされてるペリッパー(´・ω・)カワイソス
303 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:31:25.64 ID:S07DLLlOO
wktk
304 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:35:13.27 ID:sVZBvIx9O
乙です!続きがむばって
305 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:36:49.61 ID:3++aR0O+0
306 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:37:15.06 ID:IfokBB1t0
乙カレー
307 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:37:16.74 ID:AO62NCwj0
乙俺もはやくヌマクロー視点の話が書けるよう分析してますからね。
308 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:50:49.79 ID:IfokBB1t0
309 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:53:36.16 ID:fKK48H0r0
ペリカンの筋力には感嘆する
310 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:59:06.77 ID:rZQMciQm0
ムウマ
↓
ヌマクロー → リザード ⇔ フシギダネ
↑
カメール ズバット
Perikan
ピカチュウ コラッタ タッツー
ニドラン(骨) ニドラン(骨)
311 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:00:45.68 ID:rtLP9ZVJ0
wktk
312 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:05:00.78 ID:rZQMciQm0
ごめんずれた・・・
313 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:05:03.96 ID:GdjAHzC50
314 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:24:13.91 ID:MO2AS5kW0
ムウマ
↓
ヌマクロー → リザード ⇔ フシギダネ
↑
カメール ← 俺 ズバット
Perikan
ピカチュウ コラッタ タッツー
ニドラン(骨) ニドラン(骨)
315 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:28:16.54 ID:rtLP9ZVJ0
いい加減「ムウマ」は消した方が
316 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:30:13.72 ID:17pb9GVYO
イエロー⇔俺
317 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:32:11.85 ID:vB5OsoIuO
コイキング売ってるオッサンがいる所っておつきみ山前だっけ?
318 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:36:12.69 ID:IC7EzK1gO
まとめて読んだGJ!
ちょっと感動しそうでこわいなw
319 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:49:22.43 ID:5rSZJzHnO
保守
320 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:49:30.58 ID:ldxokxRM0
321 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:53:45.23 ID:uaJBy2tj0
このスレはvipらしくないな
323 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:59:36.08 ID:3++aR0O+0
324 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:02:48.94 ID:xVXYjEj50
正直1スレで終われば良スレだった
325 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:09:59.68 ID:GdjAHzC50
326 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:18:54.92 ID:zqrJYfWfO
327 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:20:21.14 ID:uaJBy2tj0
GJの多用や乙の使い具合などを含め
どうもここにいる奴らの文体見てると
とある虹スレの住民と被るんだが(´・ω・`)
ジャンル的にも似たようなもんだし
集まってくる奴らのタイプが同じだからか?それとも・・・
328 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:24:13.58 ID:BIRsE/u00 BE:386244465-2BP(501)
タイプは水タイプが多いような
329 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:32:02.60 ID:3++aR0O+0
330 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:32:07.80 ID:xVXYjEj50
331 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:34:36.79 ID:JKt3mzgSO
は?
332 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:35:12.82 ID:RTPN065W0
>>330 すげえ自己中だなお前w
まぁVIPだからいいか
333 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:37:16.67 ID:xVXYjEj50
334 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:37:33.14 ID:3++aR0O+0
>>322 次のスレを立てる気があるんだったた次はパー即にしておく?
335 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:38:28.68 ID:uaJBy2tj0
336 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:42:17.06 ID:3++aR0O+0
こちら偽スネーク。突撃準備はできた。探索をしてくる。
ただのROMだけどね。
337 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:45:50.53 ID:QPNHQANEO
絵下手な奴はうpすんなよ
338 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:48:43.91 ID:3++aR0O+0
_、_
.(;^ω^)\
| \ / \√|
( ヽ√| ` ̄
ノ>ノ  ̄
レレ ((
さすがの俺でもあれは引くわ…
探 索 失 敗
339 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:52:14.54 ID:uaJBy2tj0
モンスターに萌える点では共通するから
気に入る香具師はいると思ったがwwww
340 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:55:19.55 ID:S07DLLlOO
獣系でリョナってる俺を笑うな
341 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:59:17.62 ID:3++aR0O+0
すまん、笑うとかそういうんじゃないんだ…決して。
なんていうか、そのスレから出た後の半角二次元板って所の絵に引いただけだ。
>>340とかはあんま気にスンナ。
342 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:00:35.73 ID:uaJBy2tj0
>>340 俺もだから心配すんな
尚更↑のをお奨めするお( ^ω^)
343 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:12:31.89 ID:yT8zmJYrO
まあ良スレにアンチはある意味つきもの
344 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:25:18.79 ID:IfokBB1t0
絵師さん降臨マダかなぁ〜(・∀・ )っ/凵⌒☆wktk
345 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:34:43.38 ID:aH+NZaAtO
オレさ―あの絵本風の絵めっちゃ好きなんだがwwwwww
挿し絵wktk
346 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:54:12.27 ID:i5AFSde2O
>>340みたいなショタリョナ好きって女の子にも結構いる
347 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:13:42.82 ID:iNCFLlzO0
ほ
348 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:17:32.46 ID:IfokBB1t0
しゅ
349 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:36:37.97 ID:c+A8PHfdO
ここで保守
350 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:47:05.07 ID:rtLP9ZVJ0
351 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:51:58.99 ID:0FfUmvq70
>>350 / // /‐───- 、 \
/x-─‐ァヘf/ /-────-、 \\ヽ
/∧-―ン´7 / / / ヽ、厶. ヽヘ
. / \/_,〃 〃 ,{ l | 、 ヘ ヘ Vハ
/ _//〉‐/. `八、/ | l ! 丶 | l ト、 ',
,' f⌒∨ / /ハ {\!. |l { \ | | トく l
/ ハ. V ,ィfテ女 ヽ八 ヽ ヽ_ ! l |/ |
l l 〈_∧ { lハ{_f::j:リヾ ` ヽ{`> 爪 l ! |_ | /ヽヽ
| l _ム _ゝへ | V;之_ _ ヽハ ,' / | \| \
| l > '´ ヽ ィ=气 ル / l\/! つ
| l { ー- ―― ヘ , 、 ヽ 〃/i ∧. | | ヽヽ
j八 1 、 __} { ¨ア ,ムイ / ,イ_」 | ヽ_ノ
,r≦三ヘ  ̄ ト、 ` ー ,. イ lV / | l リ よ
/ / ハ _... --‐〈. >‐r< / | j/,/' / j!〃 ゝヽヽ
// / | ハ , イl f ヽ ∧/〃 / /' ノ、_)ヽ
. 〆 / い \ -< }}/ ̄ ̄`ヽ>‐メイ、 / / /
〈 / ∨ 弋ヽ ハ、 -―‐-丶 //丁fヽ ・ ・
∧/ ∨ `-〜 '彡' \′ __ ∨´ |│ l
l | \==彳│ \/ ` | |│ l
l | `ー‐ ´ | \. | |│ ヽ
352 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:00:03.29 ID:D/jL4Mfj0
353 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:02:59.79 ID:JBeXwu2o0
354 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:03:15.55 ID:IfokBB1t0
355 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:11:44.04 ID:L+c2s1/00
>>352 カメールが風タクのリンクに見えてしかたがない
和む!gj!
356 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:16:33.63 ID:c+A8PHfdO
神集う
357 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:21:55.10 ID:3++aR0O+0
やあ(´・ω・`)
ようこそ、ポケモンの世界へ。
このイヤホンはサービスだから、まず落ち着いてポケモンの声を聞いて欲しい。
うん、「空気」をからけと読むんだ。済まない。
番外編ばっかり出しても、職人に負担をかけるって言うけど、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、◆RJaB87Swxk さんの小説を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレはできたんだ。
じゃあ、番外編と行こうか。
〜フシギダネはリザードに拾われたようです〜
358 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:23:58.52 ID:3++aR0O+0
私はあの日から『あの子達』の事を考えるのをやめた。
何時までもくよくよしていても、しょうがないしね。寂しい?
全然。だって今はリザードがいるからそれだけで十分!!
359 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:24:59.29 ID:3++aR0O+0
ある日、私はピカチュウを捕まえて、
「リザード!また獲物捕まえたよ!」
と自慢気に床の上へ置いた。
リザードはそれを見てため息をつく。せっかく捕まえてきたのに…
「何でもかんでも捕まえてくればいいってもんじゃないぞ…」
ここ最近、私は一人で狩りに行くようになった。
やっぱり、リザードのお嫁さんになるには一人前のポケモンにならなきゃ恥かしいからね。
そのため、獲物をたくさん取ってきたり、食べれるか分からない物に挑戦してる。
「俺はピカチュウなんか食った事ないぞ…ねずみって点はコラッタと同じだけど」
「じゃあきっと食べられるよ!わたしが味見してみるから」
そう、、口をあーんと大きく開けた。
リザードは慌てて制止しようとしたけど、もう私の物ー!!私はピカチュウの頬袋に噛み付いた。
360 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:26:35.25 ID:3++aR0O+0
『ビリビリビリッッ!!』
死んでも頬袋に残っていた電気が私を襲った。予想GUYデス。
「わああーーっ!!!!」
「馬鹿!だから適当なものを口に入れるな!」
リザードは痺れて倒れている私を抱えて、いつもの寝床へと寝かせた。
実は狸寝入りとは、リザードに怒られるから言うのを止めておいた。
361 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:28:32.77 ID:3++aR0O+0
「大丈夫か?」
リザードは私の顔を覗き込んで聞いてきたから、うつ伏せの状態で「うん…だいじょぶ」と返しておいた。
「これに懲りて、むやみに何でもかんでも食うなよ。
あのピカチュウは腐敗しないようなとこに置いとくからな」
やっぱり、ピカチュウは食べられないよ。ピチューだったら大丈夫だよね。
「うん解った…ごめんなさい」
「よし」
リザードはまともに食べられるような、ちゃんとした獲物を捕まえに行くため、洞窟を後にしたらしい。
もう少しくらい、心配する素振りを見せてくれてもいいと思うのに…リザードのけち。
362 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:32:17.97 ID:3++aR0O+0
しばらくしても、リザードは帰ってこなかった。リザードの事を心配している、その時、私の体に異変が起きた。
急激に体温が上がっていく…それにつれて息苦しくなって…徐々に意識が朦朧としてきた…
「なんか…熱くないか?」
私の体温だよ、熱いのは…と、心でツッコミ入れるのもつらくなってきた…
「おい、フシギダネ……っておい!!」
心配そうなリザードの声と一緒に足音が近づいてきた。リザードが近くにいてくれたら一人前じゃなくてもいいや…
「おい!!フシギダネ!どうしたんだ!?」
「リザード…、熱いよ、くるしい…」
息も絶え絶えになりながらもリザードに今の調子を告げた。やっぱり体調が悪かったら悪いって言わなきゃいけないよね。
リザードは慌てて、貯めておいた雨水に布を浸し、私の額に乗せてくれた。
しかしあっというまに水分が飛び、役目を果たしはしなかった。そんな体温はそうないって…常識的に考えて…
363 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:34:14.69 ID:3++aR0O+0
心配そうな顔してるリザードは、獲物を爪で細かく引き千切り、食べやすい状態にしたり、
十数秒毎に額の布を交換してくれた。
やっぱり、リザードに心配そうな顔は似合わないね…リザードが優しいのはいいんだけど…
かなりの高温と、あまりの息苦しさで死にそう。
何かの病気なのかな…やっぱりさっきのピカチュウに呪われちゃったかな?
このまま死んじゃうのかな。
こんな調子になったことないからな…
死んじゃったら、どうなるのかな…せめて…リザードの近くにいれると良いな…
「り、リザード……っは、ぁ」
「っどうした?」
「わたし、死んじゃう…のかな?」
なんで私、リザードにこんな事言ってるんだろう…よく見えないけどリザードならきっと首振ってるよね。
「○鹿何○っ○○だ!○気にな○○」
駄目だ、リザードが何を言ってるのかも解らなくなってきちゃった…
さっきまではリザード輪郭くらい解ってたのにそれさえも分からなくなった。
364 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:36:46.28 ID:3++aR0O+0
そうこうしている時に、リザードは私の手を握ってくれた。
リザードの手って暖かくって安心できる・・・
いつも『あの子』もしてくれたけど、 同じようで何かが違う。
リザードのは安心感がある。なんで安心感があるのか判らないけど…リザードだからなのかもね。
365 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:37:57.59 ID:3++aR0O+0
「はぁっはぁっはあっ!!ああぁっ――!」
体から出てくる激痛でぐぐっと胸を反らし、リザードの手に力を込めた。
痛いってレベルじゃないよ!! もしかして私、死んじゃうのかな。
『じゃあそいつの代りになれるように、気が済むまで一緒にいてやるから』
その言葉だけが頭に響いた、これが『ソーマロ』って物なのかな…
無理っぽいかも…ごめんねリザード…
「あああああぁあーーー!!!!」
体内の熱がより上昇して叫び、身体中が光り輝いた。
え、私が光ってるの?これって死ぬ前触れ!!?
リザード!!私はポケモンをやめるわっ!!!
366 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 22:39:05.64 ID:3++aR0O+0
リザードは呆然としたまま私を見ていた。それは光り輝けばしょうがないか。
ちょっと違和感があるかも。熱も引いたし、息苦しさもなくなっただけではない。
少しだけ目線が高くなってる気がする。それに背中も少しだけ重くなってるかもしれない…
もしかして、光った反動で!!ってそんな訳はないか…
「……だったのか」
リザードは安堵した表情で、はーーっと深いため息をつき呟いた。
よく聞こえないけど、もしかして私、死んじゃったのかな。
367 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:39:14.76 ID:kYolylyZ0
DIO様ワロタw
支援
368 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:46:30.99 ID:IfokBB1t0
弟3部キター!!
369 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:59:40.73 ID:+DmjwEyh0
支援
370 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 23:00:57.44 ID:3++aR0O+0
「リザード……」
そうリザードの名前を呼ぶけど、最初は私からだとは気付かなかった。
やっぱり、聞こえてるから死んでないよね?。
リザードは変に緊張して、「な、なんだ」とどもってしってた。本当に死んでないよね・・・
「わたし…、死んでない。よね」
「まだ言ってんのか。ただ進化しただけだったんだ。病気じゃない」
「そう……」
私はまだリザードと一緒にいれる、そう考えると凄く安心できた。
「でも、まあ、一応おめでとう」
おめでとう、ってのはさっき言ってた『進化』って奴だよね?
判らないから「ありがとう」と返し、
「ねえ、リザード…私、どこらへんが変わった?おかしくない?」聞いた。
やっぱり、光ってから違和感ばっかり感じたからね…そっちの方が気になるよ。
え、とリザードは答えに詰まってたが、とりあえず首を横に振ってきた。
「じゃあ、可愛い?」と付け足して聞いた。
リザードに対して、この質問はちょっとイジワルだったかな?
リザードは小さな声で「か…わ、いいと思う」と呟いた。
可愛い…なんだかリザードに言われると恥かしいな。これならお嫁さんになれるかな?
「……これくらい大きくなったら、リザードのお嫁さんになれるかな?」と言うはずじゃなかった言葉がでちゃった。
リザードは飛び上がって「は!?」と言い返したが
恥かしくなったから「おやすみっ」と言い、とっとと狸寝入りしちゃった。
こんな私だけど、これからもよろしくね。私の大好きなリザード!!!
― 第三部完 ―
371 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:03:16.06 ID:D/jL4Mfj0
372 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 23:07:38.20 ID:3++aR0O+0
あのー、まとめさんいます…?(´・ω・)
一応、七氏に戻る前に行っておきたいことがあるんっすよ。
373 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:07:59.86 ID:IfokBB1t0
374 :
◆SRlC0mq/Y2 :2007/03/09(金) 23:08:58.04 ID:IfokBB1t0
( ゜∀゜)∩
375 :
◆SRlC0mq/Y2 :2007/03/09(金) 23:11:15.42 ID:IfokBB1t0
376 :
◆A2RPwONRAs :2007/03/09(金) 23:11:38.77 ID:3++aR0O+0
バーボンネタは「フシギダネがリザードに拾われたようです」
が判りやすくするだけの前振りだったので、乗せていただかなくても…
377 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:12:22.32 ID:3++aR0O+0
378 :
◆SRlC0mq/Y2 :2007/03/09(金) 23:13:42.73 ID:IfokBB1t0
>>377 一応サイトマップに目立たなくリンク有
把握
379 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:14:25.22 ID:3++aR0O+0
>>378 どうも間際らしいことしてすみませんorz
把握
380 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:15:19.49 ID:G6xHYRVr0
俺暇だから、まとめの手伝いやってもいいのかな?
とりあえずメールしてくる
381 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:15:52.27 ID:IfokBB1t0
>>379 空気嫁なくてすんません(´・ω・`)
次も期待してますw 支援
382 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:16:10.70 ID:3++aR0O+0
>>380 ネ申ktkr
言ってみたかったこの台詞…
383 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:16:34.66 ID:c+A8PHfdO
てか一人が書いたものを他の人が同じような感じで別の視点で書くってなんか新しいね
384 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:17:05.34 ID:3++aR0O+0
>>381 こっちこそすみませんでした。
とココからは誤るの禁s(ry
385 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:17:50.59 ID:IfokBB1t0
386 :
380:2007/03/09(金) 23:19:51.02 ID:G6xHYRVr0
一応メールするけど、どんなレイアウトがいいのかなぁ…
トリップ別に分けるべき?
387 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:32:11.88 ID:fWy3HVlg0
ほ
388 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:32:41.43 ID:G6xHYRVr0
389 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:33:58.40 ID:G6xHYRVr0
>>388は他のスレでの投稿するはずでのミス・・・
ごめんなさい
390 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:36:00.63 ID:3++aR0O+0
どんまい。たまにあるって。( ´∀`)が野球をするようですの人だって激しく誤爆してたし。
391 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:37:28.17 ID:IfokBB1t0
>>380 空気嫁なくてすまん。メールくるまで待ってようかとROMってたんだが…
レイアウト→テンプレ
トリップ別→作者別に見れるようにする
という意味で合ってる?(´・ω・`)
>>388はビックリしたが把握
392 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:38:35.80 ID:IfokBB1t0
393 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:38:59.28 ID:G6xHYRVr0
394 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:39:43.59 ID:hQImcvnp0
まとめの方、相関図のムウマは削った方がよいと思われます。
395 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:39:51.85 ID:3++aR0O+0
396 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:42:22.50 ID:IfokBB1t0
>>394 把握
手抜きすみませんですm(_ _"m)
397 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:54:53.22 ID:IfokBB1t0
もやすみホシュ
ペリッパーは私達を背中に乗せて飛んでいる最中、
ずっと「三匹いっぺんに乗るなんて邪道ですよっ…」と嘆いていました。
どれだけ飛び続けたのでしょう。ようやくオツキミ山と呼ばれる所までやって来ました。
入り口から入っていくと、中は真っ暗という程でもありませんが、薄暗くて足元が見えづらく、
リザードさんの尻尾の炎だけをたよりに、中を歩いていきます。
「ずいぶん広くて、どこに居るのか解らないな…」
先頭を歩くリザードさんが言います。
「名前を呼べば答えてくれるかも!カメールーー!!」
「おいやめろっ!!」
フシギダネちゃんは大声でカメールの名を呼び、リザードさんは慌ててフシギダネちゃんの口を押さえます。
山の中で響いたフシギダネちゃんの声は、遠くまで反響しだんだん聞こえなくなりました。
しかし……――
私は地面の僅かな振動を感じ、目を見開きました。
「な、何かきますっ!!」
暗く見えない道の奥から、小さな羽音がちらほらと聞こえてきました。
そして目を凝らすと、青紫色をした物体が大量にこちらへと向かってきます―!
「ズバットの大群だ!!!」
リザードさんが叫んだのとほぼ同時に、
数え切れない程大量のズバット達が私達に向かって攻撃を開始しました。
リザードさんは怯む間も無く、口から何度も火を噴いてズバット達を威嚇します。
それに続いてフシギダネちゃんも背中からつるを伸ばし、
襲ってくるズバットの腹部を狙って叩き落としています。
「私も戦わなきゃ!」
私は焦りながらも、自分に向かってくるズバットに対し、口から何度もみずでっぽうを吹きます。
三人で背を向かい合わせながら戦っているうちに、ズバットの数も徐々に減ってゆきました。
特にすばしこいズバットがいたため、私はじっと狙いを定めます。
よく耳を澄ますと、そのズバットは何か言っているようですが、
飛びながら叫んでいるため、よく聞き取れません。
400 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:59:11.58 ID:+DmjwEyh0
支援
「よく見てくださいリザードさーーん!私ですよ私!!お久しぶりです!」
「やっぱり何て言ってるのか解らないなぁ…」
リザードさんは自分の分の敵を倒しながら、戸惑っている私に話しかけます。
「おいヌマクロー!躊躇してないでさっさと殺せ!」
「は、はいっ!!」
私は遠く離れたズバットに向かって、渾身の一撃を食らわせました。
「ちょっ、ま!アッ――!!」
ブシャアアッ!と正面からみずでっぽうを受けたそのズバットは、壁に強く当たった後、
へなへなと地面に落ちて行きました。
「これで全部倒したか…?」
「つ、疲れたーー……!」
予想外の出来事に、私達は相当な体力を消耗してしまいました。
「やっぱり、凶暴なポケモンがたくさんいるというのは本当なんですね…」
こんな所に一人で来るなんて。
疲れて地面にへたり込んでいたフシギダネちゃんは、こうしている場合じゃない!と腰を上げました。
「もう二週間もこんな所にいるんだから、早く助けないと本当に死んじゃうかも…――!」
私も心苦しく思い、こくりと頷きます。
先を急ごう、とリザードさんが促し、私達はまた奥へと進んでいきました。
402 :
愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:59:43.19 ID:IfokBB1t0
奥へ進めば進むほど、暗闇は深くなり、
辺りを包む静寂さが、余計に恐怖を掻きたてました。
地面や回りの壁は段々デコボコした表面になり、とても歩きづらいと感じました。
そうしてかなり長い時間歩き続けた時。
「……っ!おい、向こうが明るくなったぞ!」
リザードさんがそう言って、前へ駆けて行きます。
私達も続いて前へ進んでいくと、確かに暗く続いた道の最奥が白く輝いていました。
そこへ行き着くと、中は今まで続いた狭い道と違い、大きく空洞になった場所が広がっていました。
私達は辺りをきょろきょろと見回します。
そしてフシギダネちゃんが「あっ!!」と叫んで、
斜め右方向にある、高い段差の上を指差しました。
「カメールだよ!!生きてる!」
嬉しそうに飛び跳ねてそう言うフシギダネちゃんに反して、
それを見たリザードさんは「いや、でも…死にかけてないか?」と目を細くしました。
私も目をじっと凝らしてその方角を見てみると、
そこには細い木の棒一本に体重をかけて、ふらふらと歩くカメールの姿がありました。
「カメール!!!」
私は自分でも無意識のうちに、大声でその名を呼んでいました。
するとカメールは遠い距離にいる私達の存在に気付き、わっ!と声を上げ、
「な、何でヌマクローちゃんがいるの!?」と驚いた表情で聞いてきました。
「何でも何も!!あなたがこんな危険な事するから……た、助けに来たんです!」
私がそう言うと、カメールは一瞬信じられないという顔をした後、ぶわっと泣き始めました。
「ぬ、ヌマクローちゃん…そこまでオイラの事を!」
私はその台詞に対して違う!と叫ぼうとしたのですが、
カメールがその言葉を発してからすぐ、また地面が揺れだしたのです。
しかも、今度は先ほどと違って、もっと大きい揺れを感じます。
「また何か来るのか!?」
リザードさんが叫ぶと、カメールが青い顔をもっと青くして
「やばい!あいつが来たんだ!」とあまり自由の利かない体で後ずさりしました。
そして「皆逃げてくれ!オイラが取った月の石を追って、何度も攻撃してくる奴らなんだ!」
と私達に呼びかけます。
私達は音が大きくなるにつれ、徐々に姿を現したそれに、全員が息を飲みました。
なんと、カメールが先ほど出てきた大きな入り口からは、
イワークが 二体 出てきたのです…!
「おいつらの他に何体もいて…やっと二体まで倒したんだけど、もう水は出し切っちまったんだよ!!」
「馬鹿かお前はーー!」
リザードさんは計画性の無いカメールに対して激怒していましたが、
その間にもイワーク二体は、じりじりとカメールへ近づいて行きます。
フシギダネちゃんは早急に背中からつるを出し、
「早く!急ごう!!!」
と、私とリザードさんにつるを絡め、軽々と大きな段差の上まで運んでくれました。
その後に続いてフシギダネちゃんも単体で上ってきます。
「ひえええーー!!」
カメールはのろのろと、なんとかイワークとの間に距離を取ろうとしますが、ただの悪あがきにしかなっていません。
リザードさんは口から勢い良く火を噴きましたが、やはり岩タイプにはあまり効き目が無く、
攻撃を当てられたイワークはギロリとリザードさんを睨みつけました。
「くそっ……!」
「リザード!ここは私がやるから!!」
そう言って前に出たフシギダネちゃんは、再び長く伸ばしたつるで一体のイワークを何度も打ち付けました。
鋭い痛みを感じたのか、イワークは低い唸り声を上げながら、その場に倒れてしまいました。
「やったあ!」
フシギダネちゃんは笑顔を浮かべて喜びましたが、そのすぐ後に、
仲間を倒されて腹を立てた、もう一体のイワークがすごいスピードで体当たりを繰り出してきました。
「きゃああっっ!!」
「フシギダネ!!!」
私とリザードさんが近づくよりも先に、倒れたフシギダネちゃんはイワークに持ち上げられ、そして全身を強く締め上げられてしまいました。
「いたっ……!!苦しい…っ!」
身動きが取れなくなったフシギダネちゃんは成す術も無く、ひたすら苦しそうな表情を浮かべます。
リザードさんは焦った表情で私を見て、
「ヌマクロー!!もうお前しかイワークを倒す事ができる奴はいない!」と豪語しました。
私はイワークの巨体に怖気づいて、手足を震わせていましたが、
『迷っている暇は無いじゃない!』と自分に言い聞かせました。
そして意を決し、「リザードさん!離れていてください!」と両手を地面に張り付かせます。
ここで人間に教えてもらった技が役に立つなんて、思いもしませんでした。
全身に力を入れ、精神を統一させます。そして地面から引き出すように両手を掲げました。
「いきます………!…たきのぼり!!!」
その瞬間、イワークの回りにある地面がガタガタと揺れだし、
徐々に湧き上がってきた大量の地下水が巨大な塊となって現れ、まるで荒れた波のように唖然としたイワークの全身を包みこみました。
そしてその巨体を物ともしない力で後ろへと押し上げられます。
イワークはたまらず大きな悲鳴を上げ、一つの身動きもできないまま、その場に倒れてしまいました。
「フシギダネーー!」
リザードさんは倒れたイワークの元へと駆け寄り、水浸しになったフシギダネちゃんを抱き起こしました。
「大丈夫か!?」
「う、うん…なんとか。水はそんなに効かないから…」
大丈夫そうなフシギダネちゃんを見て、ほっと一安心した私は、急いでカメールの方へと駆けつけました。
「カメール……!」
「ヌマクローちゃん…やっぱオイラじゃ駄目だな」
カメールはそう言って、うな垂れてしまいました。
「結局皆に助けてもらって、これじゃ一人前の男とは言えないもんな…」
落ち込むカメールを見て、私は、唇をきゅっとかみ締め、
ゆっくりと言いました。
「そんな事、ないです………」
「へっ?」
「だから!そんな事無いです!!しょ、正直ちょっと…見直しました」
私の言った台詞に、信じられないといった表情を浮かべているカメールの手から
そっと月の形をした、綺麗な石を持ち上げました。
「これは、あなたの本当の気持ちだと思って…大切にします」
するとカメールの表情は、みるみるうちに笑顔を浮かべ、「ヌマクローちゃん…!」と嬉しそうに私の名前を呼びました。
と、その時――
トコトコトコ………
イワーク達が出てきた穴から、可愛らしい足音が聞こえてきます。
私達がそちらに目をやると、
そこにはピンク色のポケモン―ピッピが、こちらに向かって歩いてくるところでした。
ぼうっとしていた私達を尻目に、ピッピは私達二人に近づき、
私が手にしていた石を、ひょいと奪い取ったのです。
「あ、何を――!!」
私はそれを取り替えそうと立ち上がりましたが、次の瞬間、
石を持ったピッピを眩い光が包み、あまりの輝きに私は目をぎゅっと瞑りました。
そして、
「おめでとう! ピッピはピクシーに しんか した!」
どこからか、そんなナレーションが聞こえてくるような気がしました。
一回り体の大きくなったピッピ、いえピクシーは、嬉しそうに鳴き声を上げながら、向かい側の穴へと歩いていきました。
あまりの急な展開に呆然としていた私は、自分でもハッキリと解る程震えた声で
「なんて事……っ!許せません!」と叫びましたが、
その一方で、カメールは
「可愛い……」とぽつりと零しました。
私がかなり間を空けてから、「…は?」と聞き返すと
怪我の痛みはどこへやら、ガバッと立ち上がり
「可愛い!!あの桃色の肌…純な瞳…タイプど真ん中だ!オイラとこの山で住んでくれええーー!!」
そう言って、ピクシーを追って駆けていくカメールの背中を、私はおそらく一生忘れません。
「お、おい……」
「元気出して…?ね?」
後ろの方で、遠慮がちに二人が話しかけてくれました。
私は、なんだか全てどうでも良い気持ちになり、逆に爽快感でいっぱいになりました。
そしてくるりと振り返り、
「大丈夫ですよっ!さ、帰りましょう!」と無駄に笑顔を作って二人に言いました。
何故か二人は凄く強張った表情になっていましたが、気にせず私達はさっさと山から出て、
木に体を括り付けていたペリッパーの背中に再び乗り、夕方頃には何事も無かったかのように料理をしました。
え?山に残されたカメールはどうなりましたかって?
そうですね…何ヶ月かたった頃に、以前よりも怪我を増しながら
ボロボロで帰ってきたような気がしましたが…
まあ、別人だったのかもしれませんね。
412 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:12:30.04 ID:AoygV2LJ0
なんという事だ、日付変更線を越えてしまった…
この板にはあるまじき遅筆\(^o^)/
寝る
414 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:17:35.59 ID:ikdb7i1t0
415 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:17:42.37 ID:owCrhfBoO
416 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:18:07.17 ID:HrZzHdlOO
ふと思うけどフシギダネの目ってツンデレぽいよな…
417 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:19:17.99 ID:D4OAK9dhO
乙
418 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:19:43.49 ID:5+qxjBfJ0
419 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:22:24.49 ID:AoygV2LJ0
言い忘れてしまった…死にたい
>>413 乙!
>>414 ありがとう!心の底からありがとう!
そしてその絵を栞にしたい。
でもまだプリンター繋げてないや…この際だから繋げるか
420 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:22:35.71 ID:5+qxjBfJ0
ついでに、まとめ最新バージョン(3/10 0:20頃)
ヌマクロー → リザード ⇔ フシギダネ
↑
カメール ズバット(故人)
↓
ピクシー ぺリッパー(乗り物)
ピカチュウ(保存中) コラッタ(丸焼き) タッツー(?) ニドラン(骨)⇔ニドラン(骨) イワーク(水没)
421 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:25:08.67 ID:ip6P786q0
422 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:26:39.78 ID:ikdb7i1t0
ちょwww
カメール二股wwwwww
423 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:40:39.19 ID:ikdb7i1t0
保守
424 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:42:53.36 ID:tuhgiDj5O
426 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:02:39.90 ID:eVdOnXNDO
タッツーは生け造りだお
427 :
鎖算能登リビア:2007/03/10(土) 01:03:50.55 ID:xDpiHloc0
<ほげー
428 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:09:16.91 ID:dWQzFeA/0
429 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:38:40.02 ID:4gIajh7oO
保守
430 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:47:49.54 ID:0f9o7/8P0
ほ
431 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:48:03.11 ID:wha2Sj0dO
寝る前に保守
432 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:53:27.58 ID:bulIG2Cq0
じゃあオレも保守する
提案なんだが次スレはパー速でやらない
433 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:07:54.16 ID:YNJIikqp0
でもスレが荒れるからsageでやりたいのが私の心境
434 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:15:53.18 ID:ip6P786q0
イノムーにモフモフしたい
435 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:16:23.84 ID:aPZxNZTyO
436 :
鎖算能登リビア:2007/03/10(土) 02:17:04.40 ID:xDpiHloc0
君だけそう思っててよ。
437 :
412:2007/03/10(土) 02:22:14.59 ID:AoygV2LJ0
保守がてら412に色塗ってみたけど二回も同じ絵をうpしていいのかわからない…
如何せん新参者なので
>>432についての意見はないです。無能ですみませ…
438 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:26:13.11 ID:kJZ6+/ht0
俺はパー速がいいと思う。
荒らされるからな〜。
439 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:26:46.53 ID:YNJIikqp0
むしろうpして欲しいんですが…
あと個人的にトリップ希望
440 :
412:2007/03/10(土) 02:33:01.22 ID:AoygV2LJ0
>>440 ありがとうございます。
まとめに掲載させていただきます。
色使い綺麗ですねww
一応わかるようにトリップつけますた
442 :
412:2007/03/10(土) 02:45:59.87 ID:AoygV2LJ0
>>441 ありがとうwそこ褒められるの凄く嬉しいww
あ、まとめの方だったんですね。遅くまで御苦労様です。
443 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:52:56.64 ID:YtBBMRfDO
単価
444 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 03:05:24.01 ID:HrZzHdlOO
パー速に移動ってなんだか何かに負けた気分になる俺はまだvip初心者
445 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 03:11:58.93 ID:AoygV2LJ0
>>444 いろんなことが分かってない俺よりはずっとまし
446 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 03:19:15.86 ID:ip6P786q0
次スレのタイトルに「3匹目」って付けなければvipでもよくね?
447 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 03:22:02.59 ID:3OqrodYOO
追いついたところで乙
449 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 03:37:56.46 ID:ip6P786q0
保
450 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 04:00:19.59 ID:kJZ6+/ht0
守
451 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 04:21:25.38 ID:ip6P786q0
し
452 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 04:40:40.18 ID:eVdOnXNDO
ほし
453 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 04:50:48.16 ID:ip6P786q0
の王子様
454 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 05:08:55.18 ID:ItIFtvTnO
保守
455 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 05:29:45.20 ID:ip6P786q0
一夜漬け終わった! 寝る前保守
456 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 06:27:38.12 ID:4ui7uhgeO
夜勤終わった!
帰宅前ほしゅ
457 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 06:39:40.59 ID:1SmK/5dd0
睡眠終わった! 朝食前保守
458 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 07:28:23.94 ID:E4cMPwE+O
ほす
459 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 07:50:02.02 ID:VOiwEe76O
おはよう保守
460 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 08:15:43.57 ID:RzpWKSDD0
長生きするなぁこのスレwww
461 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 08:43:22.35 ID:ciHrW9A+O
匹つけなきゃいいだろ。つーかvipなんてい今はパートスレばっかだぞ
462 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 08:50:02.46 ID:VSq30efqO
この手の読み物系のスレは独立した板にさせればいいのにな
創作VIP板
なんてな
463 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 09:07:36.19 ID:Cp9m4RWOO
464 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 09:46:26.46 ID:wha2Sj0dO
465 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 09:46:59.34 ID:0e6bZtY/0
どうでもいいスレからいいものが見つかるととてもいい気分になるね
そうさくVIP板なんかできたら発掘する喜びがなくなるぜ
466 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:10:01.61 ID:VSq30efqO
467 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:12:14.38 ID:ikdb7i1t0
>>448 絵師さんのまとめ 乙!
確かにこのスレをハケーンした喜びは大きかった。
468 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:26:46.01 ID:Cp9m4RWOO
>>465 確かに発掘する喜びは減るが、
その分良い物を読める確率が上がると思うので創作板も悪くないと思う
469 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:45:10.74 ID:2Op2wm1V0
470 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:49:34.46 ID:ikdb7i1t0
471 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:58:55.02 ID:AoygV2LJ0
472 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 11:06:09.14 ID:0e6bZtY/0
ID:KF77Jas80のまとめ見直してきたよ、お疲れ!
で、ふと疑問・・・キャラ紹介のズバット♂じゃん
私もそう思ってたんだが、番外編のズバット見るに
も し か し て ♀ じ ゃ ね
473 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 11:09:12.99 ID:970iBXvs0
じゃあ間を取ってふたなりで
・・・ダメだ全然wktkしない
474 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 11:18:47.21 ID:ODieDLW60
つか、前スレ
711 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/07(水) 20:32:20.27 ID:XoYU8aab0
これは妄想力がビンビンと刺激されるスレでつね
このスレみてポケスペ衝動買いしちゃった><
以降見れてない……。この後来た?
475 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 11:25:00.59 ID:MWSX+8UVO
476 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 11:30:55.90 ID:0e6bZtY/0
477 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 12:08:58.22 ID:0e6bZtY/0
保守
478 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 12:18:39.92 ID:0f9o7/8P0
ほ
479 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 12:53:55.14 ID:MWSX+8UVO
し
480 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 13:20:51.03 ID:0e6bZtY/0
だ
481 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 13:55:17.32 ID:j9RGS0Cm0
ん
482 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:05:42.68 ID:YNJIikqp0
ご
483 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:11:27.90 ID:Fu1WDEWNO
う
484 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:18:43.70 ID:5+qxjBfJ0
p
485 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:29:40.62 ID:0f9o7/8P0
ほ
486 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:58:21.64 ID:eVdOnXNDO
あ
487 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:09:22.25 ID:j9RGS0Cm0
ち
488 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:16:20.01 ID:0e6bZtY/0
ゃ
489 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:25:13.77 ID:3fojHiiEO
490 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:33:59.61 ID:GYgjkXOT0
491 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:47:52.46 ID:u2q05NZ/O
492 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:49:58.33 ID:5+qxjBfJ0
>>489 PC許可していただけると大変ありがたく存じます。
493 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:54:33.87 ID:+ntItPl0O
494 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 16:03:18.28 ID:aPZxNZTyO
495 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 16:18:03.60 ID:0e6bZtY/0
>>489 TSかよwwwwww
リザーどのほうも・・・
496 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 16:25:55.36 ID:aXx+OWFkO
なんでみんなこの言葉を書き込まないのかわからん
>>401 ちょwwwズバット哀れwwwwww
497 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 16:27:00.89 ID:MWSX+8UVO
>>489 レナみたいな容姿のフシギダネと妄想してみようとした俺は負け組\(^o^)/
498 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 16:29:13.70 ID:hIxpW7ky0
ニドラン(骨) ニドラン(骨) わろたw
499 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 16:43:09.90 ID:YtBBMRfDO
保守
500 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 17:09:15.02 ID:JlUndrNF0
保守しとこう
501 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 17:14:10.71 ID:2Op2wm1V0
502 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 17:24:25.27 ID:1eIqQbGD0
503 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 18:08:21.62 ID:w+kYZadf0
保守
504 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 18:25:41.78 ID:0f9o7/8P0
ほ
506 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 19:13:32.64 ID:WnnsnMBU0
し
507 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 19:19:20.67 ID:ikdb7i1t0
508 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 19:34:01.55 ID:aBIjzjhHO
ほ
509 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 19:47:57.80 ID:EItwagNj0
保守
510 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 20:18:21.53 ID:+ntItPl0O
ほ
511 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 20:20:52.96 ID:ikdb7i1t0
512 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 20:43:11.38 ID:4gIajh7oO
リ
513 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:06:18.76 ID:YtBBMRfDO
保守
514 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:06:31.87 ID:V1ROTHeA0
>511
ズバットwwwww
515 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:09:54.35 ID:0e6bZtY/0
>>511 ズバット「あれ、だれもいないな・・・ひとかげさ」
ヌマクロー「えい♪」
・・・・・・・・・・・ブシュ・・・・・・・・・・・
「今日のご飯はズバットのから揚げです!」
リザード・ふしぎそう「「・・・」」
空気嫁ずに暇つぶし投下、反省しますはい
516 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:12:20.63 ID:ikdb7i1t0
517 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:13:18.26 ID:3OqrodYOO
ズバットガンガレw
518 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:15:53.23 ID:PlgXVWFE0
519 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:49:34.54 ID:0e6bZtY/0
こんなんでもいいっていってくれた奴ありがと
保守ついでに文・・・はそろそろ怒られるから保守だけ
520 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:50:01.64 ID:d8o4G+LC0
>>520 ちょw
これから出そうと思ったポケモンがここで活躍してるのと被ってるな
マイッタ/(^o^)\
まあいいや
522 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:02:53.99 ID:ikdb7i1t0
wktk
523 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:04:20.97 ID:0e6bZtY/0
>>520のやつ前ねた知ってる奴が数人しかいない
今回のは知らない奴だけど、まとめを全部見る気力がない・・・
524 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:05:02.71 ID:d8o4G+LC0
>>523 ポケモンは読んどけ。
アルファベットの人だから
525 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:06:43.48 ID:0e6bZtY/0
うっそ、アルファベットの人のならみるしかねーな
ちょっといってくる
アルファベットってなんなんだ?
ポケモンマスターになるんやつならみたが
527 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:14:33.71 ID:d8o4G+LC0
何時ものようにそれぞれの寝床へとつき、完全に眠りの世界へと落ちそうになっていたところで、
「リザード、リザード」と小さく俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。
瞼を薄く開けて、辺りを見回すと、
まだ深い闇の広がる中で、ヌマクロー対策のバリケード越しに、フシギダネが立っていた。
あたりの静けさからして、朝になるまでには程遠い時間帯のようだった。
「どうした?こんな時間に…」
「あのね、散歩しようよ。月がすっごく綺麗なの」
フシギダネは微笑んだ。
月?と俺は聞き返すが、フシギダネは「ほら、早く早く」と小声で急かしてきた。
仕方無く俺は立ちあがり、眠っているヌマクローを起こさないよう、慎重に寝床から出る。
フシギダネは後ろから俺を押し、とにかく早く外へ出ようとする。
529 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:37:18.11 ID:0e6bZtY/0
ぬあ、はじまってもうた!
やばいやばいスレ並行が難しい
ていうかあっち進むのはえーよwww
俺達は並んで洞窟から出る。
その瞬間、目の前にある光景に、俺は思わず息を飲んだ。
向こう側へと広がる山々の真上に、何時もと比べて何倍も大きい月が、優しい光を纏って存在している。
「すげえ…」
「でしょ!」
フシギダネは驚いている俺に、満足したように笑った。
そして、二人でその場に座り、何をするでも無く、ただ目の前の壮大な月を眺めた。
フシギダネは「もうすぐ春が来るんだね」としんみりした口調で言う。
そして続けて、「リザードと会ってから、ちょうど一年くらいなのかな?」と聞いてきた。
俺はしばらく考えてから、フシギダネと初めて出会った時の事を思い出す。
あまり天気の良くない日だった。
俺の家…洞窟の入り口で丸くなって、ぴくりとも動かなかったフシギダネ。
二人で初めて狩りに行った事、人間に捨てられたのが信じられなくて、落ち込んでいた事
そうしていつの日か、俺の傍で大きくなって、俺を支えてくれていた。
『リザードを守るの!』
あながち、あの時の言葉は外れてはいなかったのかもしれない。
「もう一年も経ったのか…」
思い返して、俺は言った。
「ねえ、最近ね、リザードの隣にいてもあんまり熱いって思わなくなったんだ」
フシギダネはまたにこにこと嬉しそうに言った。
熱くなくなった?
「嘘だろ、前まではちょっと尻尾を近づけただけで…」
「うん、すごく熱いって思ってた。でもね、今こうして隣にいても、少しも熱いって思わないよ」
「本当か…?」
前までは、体が近くに寄せると、フシギダネは少しだけ居心地の悪そうな顔をしていた。
だからよっぽどの事が無いかぎり、俺は極端にフシギダネと体を密着させたり、
特に尻尾を触らせる事は避けてきた。
「ね、ちょっとだけ、尻尾に触ってもいい?」
「おい止めとけ!もし燃えたらどうすんだ」
俺はそろそろと手を伸ばすフシギダネから、急いで尻尾を横へとずらした。
532 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:46:50.84 ID:yvp+GV110
この情景はきれいだなw
絵師さんに期待w
「だから、ほんのちょっとだけだよ。熱いって思ったらすぐに離すから」
そう言いながらフシギダネはお願い!としつこく頼み込んだ。
どうしてそこまで俺の尻尾に執着するのか解らなかったが、
俺は「じゃあ、少しずつ近づけろ。熱いって思ったらすぐに離せよ」と
結局フシギダネの要求に負けてしまった。
フシギダネはぱっと顔を上げて、嬉しそうに何度も頷く。
緑色の手が、そーっと俺の尻尾の炎へと近づいていく。
もし何かあったら、すぐに尻尾を避けられるように、俺は集中してその手を見ていた。
フシギダネが息を飲んだのが解る。
小さいその手は、俺の炎に包まれながら、何の変化も見せなかった。
「は、はは…、見て、リザード」
「………」
「全然熱くない…痛くないよ」
そう言って、フシギダネは何度も炎の中で手を振った。
俺はあまりの驚きで声が出せなくて、ただフシギダネの手を見ていた。
「凄いね…なんでだろ?やっぱり、慣れた相手とかには大丈夫なのかな?」
もしそうなら、とフシギダネは一旦間を置いてから言う。
「リザードは、私に心を許してくれてるって事、だよね?」
心を許す――俺はその言葉に、何故か胸を高鳴らせた。
フシギダネは飽きずに、何度も何度もくり返し、俺の炎の中で手を揺らす。
「なんか、すっごく嬉しい」
笑みを絶やさない笑顔でそう言う。
俺は間を置いてから、フシギダネには聞こえないくらい小さな声で言った。
「俺も……」
「え、何?」
「っ!何でもないっ…!」
聞こえてしまった事が不本意で、俺は顔を背けて立ち上がった。
535 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:59:27.81 ID:qo1qKorr0
キョン「俺も……」
長門「え、何?」
キョン「っ!何でもないっ…!」
勝手に脳内変換された件
>>535 長門は俺嫁
「ねえ何て言ったの!?もっかい言って!」
「いいからもう寝るぞ!」
俺はさっさと歩いて洞窟まで向かう。
答えてもらえないのか不満そうな顔をしていたフシギダネだったが、急に何かを思いついたのか、ぱっと笑顔を浮かべた。
「ねえ!もう傍にいても熱くないから、今日から一緒に寝ていい?」
思わず俺は洞窟の入り口でこけてしまった。
驚いたフシギダネが駆け寄って来る。
「大丈夫?」
「っ…!一緒に寝るのは、駄目だ」
「ええー!何で!?」
何でって、普通は考え付くだろう。
俺はしかめっ面でフシギダネを見たが、フシギダネは一歩も譲らない、という顔で見上げている。
「じゃあ、今日だけ!一日だけならいいでしょ」
537 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:04:48.27 ID:qo1qKorr0
538 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:05:38.85 ID:9/9th2Pi0
539 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:06:12.43 ID:qo1qKorr0
540 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:07:08.36 ID:yvp+GV110
541 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:07:54.63 ID:qo1qKorr0
542 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:16:04.48 ID:E4cMPwE+O
期待
543 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:17:45.72 ID:AoygV2LJ0
wktkしながら見守ってます><
……キモいな俺…
>>541 その考えは無かったわ
ずい、と体を押され、俺はため息をついた。
「解った…」
「やったー!!」
こういう時、なんだかんだでフシギダネに弱い自分の事を思うと、悲しくなる。
狭苦しい寝床に、更にもう一人が増えてしまうと、かなりきつかった。
「やっぱ止めといた方が良かったんじゃないか?」
「これでいいの!」
フシギダネは意地でもどかない、という態度で言った。
考えてみれば、こうやって他人と寄り添って寝るというのは、俺にとって初めての事だった。
それどころか、誰かと狩りに出たり、食事したり、話をする事すら
一年前までは、あり得ない環境だったんだよな。
そう思うと、今のこの状況はまさに偶然が生み出した物なのだと、
俺は改めて感じていた。
「リザード、おやすみ」
すぐ近くで横になっているフシギダネが、薄暗い中で微笑んだ。
「……おやすみ」
俺の言った言葉の後、すぐにフシギダネは夢の世界へと落ちた。
もしかして、かなり眠いのを無理して、俺を外に連れ出したんだろうか。
馬鹿だな、と思いつつも嬉しくなってしまう。
こういうのを幸せと言うのだろうか。
俺は目を瞑る。
―――そうして再び目覚めた時、
目の前にある幸せが、崩れ始めるとも知らずに
ほんとに死ぬほど書くペース遅いな
ごめん
今日はここまで
546 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:20:44.92 ID:qo1qKorr0
乙!
547 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:21:50.69 ID:6hbDekVAO
548 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:22:33.37 ID:XTAbOU4y0
>>1乙
ついでに聞きたいんだけどヌマクローが飼われてた頃の話で
他のポケモンを2匹ほど出したいんだけどなにがいいかな?
549 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:22:40.76 ID:AoygV2LJ0
>>545 乙!
書くの遅くても俺は気にならないんだぜ
読めるだけで幸せ。
550 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:22:42.54 ID:0f9o7/8P0
乙だよー
551 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:23:41.89 ID:ikdb7i1t0
>>548 番外編については特に口出しする気も無いんで
お好きなように、どうぞ
553 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:26:27.61 ID:ikdb7i1t0
554 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:26:45.05 ID:XTAbOU4y0
555 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:28:17.93 ID:5+qxjBfJ0
やっぱり水系の方がいいのか?
556 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:28:44.67 ID:nLg6xBvS0
ラプラス
557 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:28:56.00 ID:0e6bZtY/0
にどらん
558 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:30:10.61 ID:ikdb7i1t0
シャワーズ
559 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:33:22.66 ID:yvp+GV110
乙でした〜
>>551 いいよいいよw
安価ならプクリン
560 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:33:25.13 ID:0e6bZtY/0
にどらん
561 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:33:41.97 ID:qo1qKorr0
にどらん
562 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:34:27.54 ID:0e6bZtY/0
にどらん(骨)
563 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:34:30.53 ID:5+qxjBfJ0
ミロカロス
564 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:34:31.21 ID:U6zBv/d+0
オーダイル
565 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:34:54.36 ID:vBYy/xyS0
カラカラ
566 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:35:42.91 ID:ikdb7i1t0
メタモン
567 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:36:21.11 ID:yvp+GV110
にどらん人気ありすぎワロタwww
568 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:36:48.15 ID:qo1qKorr0
厨ポケktkr
569 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:39:53.24 ID:XTAbOU4y0
ヌマクローのしゃべり方を見直してから投下するからもうちょっと待ってくれ
570 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:40:39.31 ID:ikdb7i1t0
wktk
571 :
愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:48:26.50 ID:0e6bZtY/0
くっそおにどらん(骨)が・・・まあひとつめの安価とったからいいか
そしてwktk
572 :
◆1TW0NBO0pg :2007/03/10(土) 23:57:20.92 ID:XTAbOU4y0
テスト
573 :
◆1TW0NBO0pg :2007/03/11(日) 00:06:43.97 ID:FwH5QLTv0
私は深夜あたりに目が覚めました。寝なおそうとしても目が覚めてしまって
なかなか寝付けません。そこで私は月を見に行くことにしました。
月は三日月でした、私は少しがっかりしましたどうせ見るなら満月のほうが
いいと思ってましたから。私はすこし昔のことを思い出していました。
リザードさんやフシギダネちゃんにも言ってない私が人間と一緒にいた頃の
思い出を・・・消えない思い出 第一話出会い
レスd
こんな絵でよければ安価で描きます
575 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:20:59.63 ID:oODksWjaO
(゚∀゚)投下キター
576 :
◆1TW0NBO0pg :2007/03/11(日) 00:27:06.93 ID:FwH5QLTv0
私は気がつくととても冷たい床の上に倒れていました。
「う・う〜ん...あれ?私はどうなったんだけなんで。」
「お、気がついたね。」私は突然頭から声が聞こえたので上をみあげました。
そこにはとても美しいポケモンがいました。私はこんなポケモン湖にいたっけ。
「あたしの声きこえてる?それともまだ意識がさまよってるのかな?」
「単に現状が理解できてないだけだろ?俺ときだってそうだったよ。」
美しいポケモンさんの後ろからまた声が聞こえました、そこにいたのは
紫色のポケモンでいかにも俺に触ると汚れるぜ見たいな感じのポケモンさんです。
577 :
◆1TW0NBO0pg :2007/03/11(日) 00:39:20.07 ID:FwH5QLTv0
「おい、お前の種族名なんて言うんだ。」
「種族名を聞くんですか?普通は名前だと。」
「ここに名前なんて関係ない。名前なんてあってないようなもんだ、
種族名で十分だ。俺はニドラン。」「あたしはミロカロスって言うんだよ。」
「私はミズゴロウです。ところで私はどうしてここにいるんですか?」
「あなたは人間に捕まったの目的は研究材料としてだよ。」
「研究材料?それってなんですか?食べれるものなんですか?」
「何でも食いものにつなげるのは意地汚いな。」
「乙女に向かって意地汚いとは失言ですよ。」
578 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:42:56.69 ID:NvGa7ssr0
マルノームくるー?
579 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:43:12.82 ID:A8NMZnyJO
なんつうか・・・誤字脱字が多過ぎだろ
つか番外過ぎて別の話だし・・・
100歩譲って番外過ぎるのは作者さんいないからよしとして誤字脱字は気をつけて欲しい
580 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:44:28.07 ID:BbqcgrV10
「ねぇズバットさんとしたしそうに話してたけど、誰?あのズバット・・・」
「フッフシギダネとは関係の無い話だよ」
「嘘だよ」
「嘘じゃないって」
「嘘だッ!!」
581 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:55:40.18 ID:kW16d1e/O
582 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:57:10.53 ID:FwH5QLTv0
そのあと私たちは会話のやり取りを続けました。
その時間が何時までも続けばいいなと思っていました。しかしそれも長くは続きませんでした
「ミロカロス今日はお前だ。」後ろから声が聞こえました振り返るとそこには
男の人がいました。名前を呼ばれたミロカロスさんがその男の人の後についていきました。
「ミロカロスさん。一体何処に行ったんですか?」ニドランさんに尋ねると
「彼女は人間の研究室に行ったんだよ。これからいろんなことをされるんだ。」
二ドランさんは注射を打たれたり電気を体に流したりまたポケモン同士で戦わせたり
するようです。わたしは少し怖くなってしまいました。
583 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:00:53.90 ID:xMQLzXpg0
このロークオリティに脱帽
584 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:12:56.97 ID:FwH5QLTv0
少したってからミロカロスさんが帰ってきました。ミロカロスさんは私が
不安そうな顔をしてたのかどうしたのと声をかけてくれました。私は
ニドランさんの話を聞いて今までとても不安だったことを話しました
すると突然ミロカロスさんは笑い出しました。
「私と彼の研究目的がぜんぜん違うからそんなことないよ。彼は何処までポケモンは
強く出来るかだけど私は何処まで美しく出来るかだからね。でも心配してくれて
ありがとうね。」どうやら研究目的の違いによって実験内容が違うようです。
私はいったいどんな目的でどんな実験をされるかとても気になります・・・
585 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:15:22.16 ID:FwH5QLTv0
そろそろ親に寝ろと言われたので寝ます。
586 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:19:16.99 ID:HQisxauO0
>>◆1TW0NBO0pg 乙!
587 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:50:04.71 ID:HQisxauO0
おやすみ保守
588 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:56:10.82 ID:FKvfxSiSO
保守
589 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:31:59.65 ID:txCOZ9q80
このスレ保守するのも四日目だ。
保守
590 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:42:41.42 ID:NvGa7ssr0
今日の8時が寿命か
591 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:02:14.25 ID:2bMh14SZ0
寝る前保守
592 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:05:55.01 ID:/XKW2HhvO
ほしゅなのですよ にぱー 保守だよ が がお
保守しやがれですぅ!
保守するわよ!
さぁ誰がいっているのかな? 全て当てなければねらー失格
593 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:15:03.37 ID:NvGa7ssr0
594 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:19:09.07 ID:kW16d1e/O
>>592 正直、ゆかりんとともぞー以外はどうでもいいです
595 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:30:10.02 ID:+ZgL/3xm0
よく考えると♀なのにミズゴロウ、ってちょっとひどいよなw
596 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:41:53.15 ID:FKvfxSiSO
よく考えると俺男なのに乙女座、ってちょっとひどいよな
597 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 03:53:37.60 ID:kW16d1e/O
よく考えると、俺28才なのにニート、ってちょっとひどいよな
598 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 04:42:41.85 ID:2bMh14SZ0
本当に寝る前保守
599 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 05:18:18.49 ID:/W0LIqe00
ほ
600 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:06:22.16 ID:W5IQ6oCtO
し
601 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:29:49.49 ID:vBFXHQBSO
の
602 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:41:05.91 ID:ddBwAWoh0
あ
603 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:45:40.82 ID:W5IQ6oCtO
き
604 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:52:05.24 ID:vBFXHQBSO
が
605 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 07:29:16.57 ID:Ji3fAafXO
死
606 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 07:32:13.64 ID:RIJeA8+90
ぬ
607 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 08:23:09.56 ID:iRMx6ejEO
ほし
608 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 09:25:33.74 ID:hXydYh5AO
のあ
609 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 09:53:49.60 ID:BbqcgrV10
き
610 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:33:26.88 ID:HQisxauO0
ホシュ
611 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:52:32.92 ID:ddBwAWoh0
ノア
612 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:59:22.83 ID:RIJeA8+90
き
613 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:07:14.68 ID:ZwfzEq+F0
が
614 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:24:03.84 ID:Bq260dIO0
お
615 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:50:58.14 ID:HQisxauO0
保守
616 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:52:08.10 ID:ZwfzEq+F0
っ
617 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:20:45.43 ID:KlgH4pzV0
っっ
618 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:20:46.15 ID:ddBwAWoh0
さて、そろそろ過疎り始めるかな?手遅れか、私は待つけど
保守
619 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:27:59.86 ID:ipBTF0j20
620 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:33:05.84 ID:HQisxauO0
全力で保守
>>619 絵師さんキタwwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
そしてUMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
621 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 12:46:56.33 ID:+ZgL/3xm0
>>619 神きたああああああああああああああああああああ
テラモユルス…ハァハァ(*´д`)
フシギダネが隣にいる安堵感があったのと、
いつもより深い眠りに包まれていたせいかもしれない。
俺はその気配が間近に来るまで、まったく気付く事ができなかった。
「……だ…ここ…な」
――誰だ?
俺はぎゅっと眉を寄せてから、いつもよりのろのろと体を起き上がらせた。
そしてぼやけた思考を元に戻そうと、頭を数回ぶるぶると振った。
その後、聞こえてきた声は。
「こんな所まで来るのは、初めてだな」
俺は自分の目の瞳孔がみるみるうちに開くのを感じた。
聞こえてきたのは、人間の声だった。
「おい…!フシギダネ、ヌマクロー!起きろ!」
急いで隣にいるフシギダネを揺らし、
バリケード越しにまだぐっすり眠っていたヌマクローに小声で声をかける。
しかしフシギダネは「どうしたの…?まだ眠いよ」と起き上がる気配は無く、
ヌマクローも目を閉じたまま、小さく呻き声を上げただけだった。
「馬鹿!人間が来てるんだぞっ…捕まえられる!」
「に、ん…げん…――っ!?」
人間、という単語を出すと、フシギダネはがばっと起き上がった。
向こうからの足音は、着々と此方に近づいてくる。
「そうだ…だから早く!」
「ねえ、もしかしたら、私と一緒に居た子かもしれないよ!」
フシギダネは目をきらきらとさせながら言う。
馬鹿な――。一度ポケモンを捨てた人間が取り戻しに来たりする訳が無い。
624 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:17:22.06 ID:5CijLguXO
俺はフシギダネの声には耳を貸さず、とにかく早く向かい側の出口から出ようと寝床から離れた。
「ヌマクローも早く起きろ!」
「ん〜…?どうしたんですか……?」
「早くしろ!また人間に捕まりたいのか!?」
俺が言うと、ヌマクローは肩をびくりと揺らし、目を開けた。
ジャリッ、ジャリッ―――
ああ、駄目だ!俺は心の中で舌打ちする。
もう、すぐ目の前まで来ているはずだ。
俺はヌマクローの背を押し、
「向かい側まで走れ!」と大声で叫んだ。
ヌマクローは戸惑いながらも、「は、はい!」と返事をしながら駆けて行った。
俺はほっと安心し、フシギダネも早く…と後ろを見た。
しかし、そこにフシギダネの姿は無かった。
「フシギダネ!!?」
フシギダネは自ら人間の元へと駆け寄っていく最中だった――!
俺が止めに行く間も無く、暗闇から人影が現れる。
「何だ……!?なにかいるのか!?」
その人間は、足元にいるフシギダネの正体を見破れず、
慌てて腰から一つのボールを取り出した。
「…違う!この人じゃない!!」
当たり前だ!と俺は叱咤し、後ずさりするフシギダネまで急いで駆け寄る。
そうしてフシギダネを抱え、振り返り、全速力で出口を目指した。
「あの尻尾の炎は…っ!ウインディ!!あの炎を追え!」
その声の後に、人間の使い手であろうポケモンの大きな吼えが響いた。
「まずいっ…!!」
相手のポケモンの足音は、こちらと桁違いに早い。
強く地面を蹴る音が、だんだん大きくなる。
俺は仕方なく、フシギダネを下ろし、
自分だけが後ろを振り返る。
「リザード!?」
「お前は早く行け!!俺が食い止めておく!」
「でも……っ」
「いいから早くしろ!!」
フシギダネはうろうろと困った表情で俺の後ろをうろついた。
「俺も…必ず後で行くからっ!」
だから早く行ってくれ、と俺は懇願した。
フシギダネはようやく折れ、「必ず、必ず来てね!リザード!」と遠くの光を目指して駆け出す。
628 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:19:51.00 ID:6rfkdxFA0
エロシーンマダー?
それとほぼ同時に「ギャオオオォン!!」という地響きを起こす程の声が大きく鳴った。
空気がびりびりと震え、俺は思わず目を瞑る。
と、でかいポケモンの影の隣にいた人間が、手持ちのライトで俺を照らした。
「やっぱり……!こんな所に、野生のリザードがいたなんて…――!!」
俺は歓喜に満ちるその声の持ち主を、ぎろりと睨みつけた。
しかし人間は臆する事無く、ポケモンに指示を出す。
「ウインディ!!のしかかりだ!」
人間がそう叫んで俺を指すと、巨大な影が俺に向かって一直線に突進してきた。
俺はなんとか避けようと右へ走ったが、向こうのスピードについて行けず、
とてつも無く強い力で押し込んで来た体に全身を飲み込まれ、
そいつの腹部に背中から潰されてしまった――
「ぐああぁっ――!!」
信じられない程に圧力の掛かった攻撃に、俺はひとたまりも無く、必死に手足を動かそうとしたが、
暴れれば暴れるほど、胸の内が圧迫されて嘔吐しそうになってしまった。
「よし!良くやった!」
人間が近づいてくる音が聞こえる。
おそらくその手にボールを持ち、意気揚々としているのだろう。
俺に覆いかぶさっていたポケモンは、スッ、と離れた。
この隙に、何とか逃げ出そうと俺は地面に手を着いたものの、
全身が重く動かないために、逃げ出す事はほぼ不可能だった。
人間はじりじりと間合いを詰めてくる。
俺はその間も相手を睨みつける事を止めなかった。
やめろ、俺に近づくな――!
人間はぽつりと
「ごめんな」と呟いて、俺にボールを投げた。
今までも、何度か人間に捕まえられそうになった事があった。
その時は、ボールに入れられてもちょっと暴れればすぐ外に出る事ができた。
でも、今は
俺は暗闇の中で、自分を囲む冷たい壁に触れた。
もう、手足も上手く動かない。
冷たい壁の外で、人間の喜ぶ声と、ポケモンを褒めてやる声が聞こえる。
ポケモンは人間に甘えるように一声返した。
「ちくしょう…!畜生!!」
掠れた声で叫ぶと、それは暗い闇の中で反響した。
俺は、俺は絶対に人間に媚びたりなんかしない!屈しない!
必ずフシギダネ達の所へ、戻るんだ……!!
―――畜生…!
631 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:21:57.13 ID:q1lWu1u70
これはdkdk
夜にもう一回投下できればいいなー
保守組ありがとう
>>619 相変わらずのネ申絵
>>628 ^^
633 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:41:05.40 ID:ZwfzEq+F0
>>632 ここで言っていいのか分からないのだが乙!
wktkしっぱなし
このスレ見る為だったら何にでも耐えてみせる
>>633 夜に投下するまで、また間空きそうなんで
とりあえずここで投下終了です
有難うございます
とにかく完結できるように頑張る
635 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 13:48:06.00 ID:HQisxauO0
乙です!夜までwktkがまんwwwww
636 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 14:24:05.82 ID:HQisxauO0
保守
637 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 14:36:23.10 ID:/W0LIqe00
ほ
638 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 14:41:16.74 ID:j4mRPuhy0
も
639 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:12:24.87 ID:KlgH4pzV0
が
640 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:17:17.57 ID:YiuIItFIO
フシギダネ空気嫁・・・
641 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:45:22.61 ID:HQisxauO0
ホシュ
642 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 15:55:14.80 ID:FrXozWfAO
643 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:10:53.10 ID:oODksWjaO
(;゚д゚)い、一体どうなるの…?
644 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:12:22.35 ID:jOPxa73T0
645 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:33:47.07 ID:oARojxelO
ホシュッシュ
646 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:35:42.59 ID:tnNAEf+80
空気読まずに質問だがフシギダネって尻尾あった?
647 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:53:17.78 ID:zO8kTz/10
648 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:57:07.06 ID:tnNAEf+80
649 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 16:58:07.89 ID:V5Fvqims0
650 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 17:36:39.12 ID:2o6/M10G0
保守
651 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:09:30.75 ID:5CijLguXO
これはフシギダネ更なる進化フラグ?
652 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:39:53.45 ID:ZwfzEq+F0
保守
このスレに触発されて「ミュウツーの逆襲」見てきた
家族に変な目で見られたが後悔してない
653 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:42:25.33 ID:4F8o6t/yO
ミュウツーの逆襲はイイ映画に入るとオモ。
ガキん時好きだったな〜〜
654 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:46:23.61 ID:9OV8pIMY0
風といっしょに聴くだけで泣ける
655 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:48:44.42 ID:DhDaDBvD0
風といっしょにとミュウツーの逆襲はもっと評価された方が良い・・・
656 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 18:56:15.90 ID:EpjXCQJTO
ラティオスのEDが一番好きだな
657 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:13:23.33 ID:FrXozWfAO
風といっしょには良かった
658 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:16:43.39 ID:FwH5QLTv0
風といっしょには良い曲だったな。
リアルで聞いたときはなんか悲しく切ない気分になったぜ
659 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:25:24.62 ID:6rfkdxFA0
だーいーちーふーみーーしーめー
どーこーまーでーもーゆこうー
660 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:30:24.52 ID:NvGa7ssr0
かーぜといーいっしょにーなーらー
661 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:34:42.99 ID:FrXozWfAO
JA○RACの者ですが(ry
662 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:36:07.19 ID:Rg5wr4FnO
唯一みたポケモン映画がミュウツーの逆襲だったな。
なかなか良作だとおもったけど
663 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:36:22.95 ID:ZwfzEq+F0
664 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:45:15.38 ID:HQisxauO0
>>663 1スレ目のアレって何かとwktkしたら・・・吹いたw
ミュウツーの逆襲は泣けた。
>>652 よお…!三ヶ月前の俺、三ヶ月前の俺じゃないか!
>>663 一万回
保存
つか忘れてた…八時にはここ消えるんだな
それもこれも俺の遅筆の結果な訳だが
まだ楽しみにしてくれてる人もいるようなんで、次はパート板に移動させようかと思います
666 :
愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 19:50:37.19 ID:zO8kTz/10
667 :
愛のVIP戦士: