【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【ひな祭り!】

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1愛のVIP戦士
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20804.jpg
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20808.png
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20809.jpg
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20810.gif
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader3/src/iro30242.jpg
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20815.gif
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http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader3/src/iro30243.jpg

こんな絵師たちが色鉛筆を擬人化して絵を描いたり、SS書きが物語を綴ったりするスレです。
>>2あたりに簡単なテンプレがあります。本当に簡単なので、一回は目を通してね。

※初めての方へ
ようこそ。このスレやまとめwikiで絵を見たり、SSを読んだりして萌えたら住人になってください。
いつでも過疎気味なので、絵やSSの投下は大歓迎です。
毎週土曜日の20:30ごろにスレが立ちますが、たまに変動しますので、気に入ったらまとめwikiを必ずブックマークしておいてください。
2愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:37:24.98 ID:81o1OTfXO
いちおつ!
3愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:37:27.01 ID:WG72kLD80
赤  活発でスポーツ万能。男女問わず友達が多い
青  気が強く姉御肌。人に厳しく自分にも厳しい
黄  お調子者で明るくムードメーカー
緑  口数少なく読書が好き。目つきが悪く、近寄りがたい
白  清楚なお嬢様。身体が弱い
橙  友達とワイワイ騒ぐのが好き。おしゃれ
桃  巨乳。悪気はないけど天然ボケを計算してる
紫  背が低くてちょっと生意気。寂しがり屋
水  気が弱く人見知り。いつも下を向いてる
黒  言いたいことは何でも言う。人から好かれるか嫌われるか両極端
茶  頑張り屋。落ち込みやすいけど元気
黄緑 母性本能が強く誰に対しても優しい

他にも朱色、群青、灰色、侍黒、焦茶、空色などがいます。さまざまな色鉛筆を、君のイメージで擬人化しよう!

◆前スレ:【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【春一番!】
 http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1172316218/
◆まとめwiki
 ttp://collateral.bitter.jp/cgi/wiki/index.php
◆専用うpろだ
 ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/upload.html
41/2:2007/03/03(土) 20:39:33.44 ID:WG72kLD80
無「あれ? みんなで集まって何やってんの? ……卵?」
桃「あ、色無くん。今日はひな祭りだから、卵と端切れを使ってひな人形作ってるんだよ」
無「へえ、みんな器用なもん……でもないな。何人か四苦八苦してらっしゃるようで」
茶「うう〜」
赤「うるさいな! 気が散るから黙っててよ!」
無「それにしても、全員で作ったら人形多すぎやしないか?」
桃「ううん。ほんとはね、ひな壇は一人一式飾るのが正式なんだよ。だけどそんなに卵も端切れもないから、二人一組になってお内裏様とおひな様だけ作ってるの」
無「ああ、なるほど。で、桃は緑とペアなんだ。緑はお内裏様を作ってるのか……ずいぶん気合い入ってるな」
緑「別に。桃に誘われたからやってるだけだけど、やるからには手を抜かない。それだけのことよ」
無「立派な心がけだな。どれ、俺も一つ作ってみるかな」
桃「え? 色無くんはやめた方がいいと思うけど……」
無「え〜、いいじゃん。一個だけ一個だけ。卵もーらい!」
桃「あ! もう、どうなっても知らないからね……」

無「……できた! 思ったより難しかったな。だいぶ歪んじまったけど、ここに置いとくから隅っこの方にでも飾っといてよ。それじゃあとは女の子だけでごゆっくりー」
青「勝手なやつ。一つだけ作ったって半端に余るだけなのに……あ! ちょっと赤、なんであんたがピンクの布使ってんのよ! お内裏様には必要ないでしょ!」
赤「い、いいじゃん別に……やっぱりボクもおひな様の方を作りたいかなー、なんて……」
青「勝手なことしないの!」
紫(ソーッ)
黄緑「あら紫ちゃん。フライングで色無くん人形の隣に置こうなんて、めーですよ」
紫「(ぎくっ)ベ、別にそんなつもりじゃなくて、できあがったやつを置こうとしたらたまたま隣に色無のがあっただけで……って黄緑のもいつの間にかおひな様になってる!」
黄緑「あら、本当に。うふふふふ」
紫「本当に、じゃないよ!」
水(うるうるうる)
茶「……えっと、水ちゃんもおひな様にする?」
水「……いいの?」
茶「うん……ていうか、私が割った卵こぼしちゃったせいで、もうお内裏さま用の端切れ、残ってないしね……」
5愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:40:08.50 ID:oPFZKn/oO
>>1
62/2:2007/03/03(土) 20:40:15.91 ID:WG72kLD80
桃「結局、最初のペアでお内裏様とおひな様を作ったのはしろちゃんと黒ちゃんだけ……」
白「ふふ、黒ちゃんのお内裏様、かっこいいね」
黒「白のおひな様も素敵よ。もちろん、白の方がもっと素敵だけど」
灰(お姉ちゃんたち、真性だ……)
空(本物だ……)
緑「本物の百合ね」
黒「……緑、声が出てるわよ」
緑「あら。これは失礼」
水「色無くんのお内裏様に、おひな様が十二人……なんかハーレムみたい……」
青「心なしか、お内裏様がにやけてるようにも見えるわね」
紫「……なんかだんだん腹立ってきた」
黄緑「これは……お仕置きかしら」
赤「お仕置きだね」
『お仕置きだ!! おー!!』
 ドドドドドド
桃「あ、みんな! 行っちゃった……だからやめた方がいいって言ったのに。知ーらない!」
7愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:41:51.26 ID:mb5/oHY80
>>1乙!
8愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:42:05.03 ID:WG72kLD80
おしまい。男びな女びな・三人官女・五人囃子・随臣・三使丁で15人。
よく使われる男+寮生でぴたり15人wみんなで手分けして頑張ってくれw
9愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:42:45.60 ID:nGje3oV+0
10愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:45:26.61 ID:oPFZKn/oO
>>6
わりこみごめん
11愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:48:49.79 ID:snKcxQRo0
>1
乙!


http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20829.jpg
引っ張り出して色々使ってみたらえらいことになった
12愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 20:58:49.53 ID:81o1OTfXO
>>11
これはいい水
13愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 21:11:29.71 ID:Vpx5/Scg0
>>1乙!!
そして早速のSS投下GJ!!!!
色無お仕置きカワイソスwwwww

>>9
その水着の紐を少しほどいt(ry

>>11
なんかすごいなwww
水カワユスwww
14愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 21:19:13.32 ID:oPFZKn/oO
サムライブラック保守

男「今日は女の子の日だな。」
侍「なっ!なぜわかるのだ!今日は某の…………」
男「そりゃあ今朝テレビでやってたし。」
侍「どこの局だ!人権侵害で訴えてやる!」
男「なんで毎年ある行事にケチつけるのさ。」
侍「毎年!?毎月の間違いではないか!」
男「毎月ひな祭りあるわけねぇだろ。」
侍「ひ、ひな祭り…………!?」
男「いったい何と間違えたんだよ?」
侍「ん………いや。わかってたぞ?某は全て承知して」
男「生理か!」
侍「てりぁ!(スパッ)」
男「あゥち!」
15愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 21:23:22.58 ID:Vpx5/Scg0
>>14
侍黒勘違いワロタwww
16愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 21:44:00.23 ID:yF+q0RkO0
橙「雛祭りといえば?」
黄「菱餅(ドン!)」
赤「おー」
黄「ひなあられ(ドン!)」
茶「おぉー」
黄「こんぺいとう(ドン!)」
紫「おぉー! それでそれで?(わくわく)」
黄「……」
紫「?」
黄「ばら撒く(バラバラバラ)」
緑「やめーい!」 
桃「え? 美味しいよ?」
水「も、桃ちゃん……?」
緑「拾って食うな、似非天然」
黒「食い気ばかりね」
17愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 21:51:14.09 ID:T3AjzrnD0
ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
(携帯可)
http://www.2dimension.com/src/2d0249.htm
18愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:13:19.57 ID:oPFZKn/oO
黄緑「うん。立派立派。」
色無「ごめん。うちはアパートだから小さいのしか買えなくて。」
黄緑「充分ですよ。紫ちゃん見て見てぇ。」
紫 「おぉ。」
色無「なんか小さむぐっ」
黄緑「凄いでしょ!色無しさんが買ってくれたのよ。」
紫 「可愛いい…………」
黄緑「気に入った?」
紫 「うん!色無しありがとう!」
色無「あはは……いやぁ………」
黄緑「よし!今日はちらし寿司つくるわよ!」
紫 「私も手伝うー!」

黄緑「色無しさん、自分にとっては小さくても紫ちゃんには輝いて見えるんだから過小評価しないの。」
色無「すいません。」
黄緑「紫ちゃんには雛毎年今年こそ雛人形買ってあげる、って言ってたから………」
色無「ごめん…………。」
黄緑「そんな謝ることはないですよっ!嬉しいですよっ!」
色無「なら良かった。」
黄緑「ほんと嬉しいヒック、嬉しいですよ。」
色無「甘酒控えません?」
19愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:20:18.67 ID:yF+q0RkO0
紫ちゃんはかわいいな
20愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:26:33.11 ID:qy6M/NOv0
一色中編SSにネタ切れして思いついた長編SS、投下してもよろしいでしょうか?
とりあえずプロローグ部分だけ投下して様子見させてもらいます。

では投下します4レスです
211/4:2007/03/03(土) 22:27:13.76 ID:qy6M/NOv0
「おい男。アレやってくれよアレ」
軽いノリと表情でたずねてくる男友達。
「ごめ〜ん男君。またアレやってよ」
口調と仕草の割には全然深刻そうな雰囲気をだしていないクラスメイトの女の子。
毎度毎度の事ながら呆れつつも承諾してしまう自分の親切心にいろんな意味での涙が出てきそうである。
「わかったよ。で、なにがいい?」
そういって俺は両名に降参したように両手を挙げてみせた。
「じゃあ、アタシはこれ」
「俺はこれ」
出てきたのは机と消しゴム。机が女子で消しゴムが男子。
「じゃあまずは消しゴムから……」
ごめんね、と女子の方に詫びてから友達の手のひらにある消しゴムを取り上げると、俺は意識を集中させた。
「1、2の3、っと」
適当に掛け声を付ける。1で握りこぶしを作って、2で力を込める振りして、3で手を解く。
そうして再び顔を現した友人の消しゴム。
「ふぃ〜今度はおいらの番かい、あんたも大変だね男さん。まあともかく言わせて貰うけどね。
やい持ち主!てめぇいくら授業中暇だからっておいらの体ん中にシャー芯埋め込むんじゃねぇ!それを穿り出す度にどれほどおいらの身が削れてくことか……大体……」
「うるさいな、お前の消しゴム。全部解ってて喋ってやがる。俺に謝ってきたぞ」
「まあ、お前もそれなりに有名人になったってことさ。その力もさ」
力。能力。アレ。
俺にはそれがあった。その内容は物質の意思を表に引き出す力。だから物言わぬ消しゴムが喋りだしたんだ。
222/4:2007/03/03(土) 22:27:48.74 ID:qy6M/NOv0
「ねぇ、男君あたしのも」
「うん。わかってる」
いまだ喋り続ける消しゴムを適当に放り投げて、その女子の机の前に立つ。
「でかいな……」
いまだかつてない程の巨体に少したじろぐ。しかし出来ないサイズじゃない。
両手を机の面にピタリと付けて集中する。
「ワン、トゥ、スリ〜」
実は掛け声はいらなかったりする。雰囲気だ。
ともかく机から両手を離す。
「ん?私喋れるの?やったぁ、ありがとう男君。いつも隣に座っている君にちょっと興味があったんだ。いっぱいお話しようね、男君。えへへへ」
「あ〜……君の机って新ジャンル系の萌キャラだったんだな」
「あっははははは。やっぱ面白いね男君の魔法」
「ははは……」

俺がこの魔法が使えるようになったのは高校に入ってからだった。ある日突然覚醒したわけじゃない。中学の頃からじっくりと鍛錬した結果だった。
家系らしい、どうやら。母方の親戚達がこの魔法を使えていた。とはいっても俺の前の世代で使えるのは曾爺さんだけらしい。習得が難しいんだってさ。
とにかく俺は高校に入って、早速この力を使ってみた。ぶっちゃけ調子に乗っていた。所構わず魔法をかけていた。大から小、短から長まで色々と。
最終的には学校ごと魔法をかけようとした。無理だったけど。
そんなこんなな結果、見せ物に。
毎日最低5人は色々持ち込んではせがんでくる。物は様々。鉛筆だったりノートだったり、時には自転車までもってくる奴までいた。
見せ物にされるのは構わないが毎日こうではうんざりするというもの。俺はだんだん疲れてきていた。
233/4:2007/03/03(土) 22:28:26.74 ID:qy6M/NOv0
「ただいま」
今日一日の勉学時間が終了し、疲弊した身体を引きずって帰宅した俺。
ほとんど反射的に制服から部屋着に着替えて、自室のベッドにダイブ。
「あああぁぁぁあぁぁぁ……」
全肺機能を駆使しての長い溜息。やがて沈黙。
「ふう……」
一息ついて、のそのそと起き上がる。それから自室を見渡してみた。
あちこちに散らばった学校の配布プリント、ゲームソフトケース、いろんな意味の使用済みティッシュ。
「きったねぇな」
しゃがみこんでそれらをかき集めて、一気にゴミ箱へ。勿論ケースは除いた。
ゴミ箱へ捨てたは良いものの、それらの追加でゴミ箱はあふれ出んばかりの山を作る事になってしまった。これではもう使えない。
「……しょうがねぇな」
俺は溜息一つこぼして、部屋を出て階下へ。そして居間からビニール袋を持って来て、再び自室に舞い戻った。
「さて、やるか」
何を?掃除だよ。
やるなら徹底的に。俺の性分だった。

あらかた片付いた俺の部屋だったが、俺は気が治まらずについに引き出しの整理に至ってしまった。
いろいろ出てくる品々。最新のものから幼き日の物まで。
「ん?」
その中の一つ、ちびた青い色鉛筆に俺の目は留った。
「コレは……」
244/4:2007/03/03(土) 22:29:03.58 ID:qy6M/NOv0
見覚え、と言うほどでもないが、確かに持っていた記憶がある。その程度の色鉛筆。懐かしさはこみ上げてはこないが、何故か不思議な気持ちに囚われた。
思わず取り上げて、まじまじと見つめてみる。
何処から見てもやはり普通の市販の色鉛筆だった。しかし、俺の心を掴んで離さない。
「かけてみるか……魔法を」
一瞬、思いついて、更に口にまで出てしまったこの事柄。頭ん中では、止めとけって、と警告する者はいるものの、今の俺にはこの色鉛筆から噴出す不思議なオーラには逆らえなかったんだ。
遊んでいた手を引き締めて、しっかりと色鉛筆を握りなおす。そうして俺は意識を集中した。
「アン、ドゥ、トロワ!」

途端、輝きだす色鉛筆。その光はどんどんどんどん膨れ上がって俺の手のひらから飛び出してなお膨らんでいく。
俺の手から飛び出した色鉛筆は、徐々に徐々に何らかの形を成してゆく。あれは、ヒト?
やがて、発光は収まり、ヒトの形を形成した色鉛筆が実態を表した。
「やっぱり……人?」
色鉛筆と思われる物体は確かに人型だった。しかも女性型。
俺の目の前でへたり込んで、きょとんとした顔をしている。かわいいぞこのやろう。
なにかしら声をかけようとして、言いよどんでいると、色鉛筆がはっ、として辺りを見渡し始めた。
「ここは……?」
先程とは打って変わったしっかりとした顔立ちで部屋を見渡して、最終的に目の前の俺の顔に目が留った。
「や、やあ……」
やばい気の抜けた返事しか出来ない。
そんな俺を見る彼女の顔は、何故か見る見るうちに歓喜の物へと変貌していっていた
「男っ!」
いきなり色鉛筆が抱きついてきた。否、色鉛筆の成れの果ての彼女が抱きついてきた。
「久し振りね、会いたかった!」
25愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:30:47.12 ID:qy6M/NOv0
とりあえずここまでで。今後、続けてもよろしいでしょうか?

どうもありがとうございました
26愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:32:57.22 ID:Qg29TQ6Z0
>>25
wktk物ですな
27愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:35:03.56 ID:9PEFp3tRO
今北>>1乙!
さすがにあんまり伸びてないなwwww
まぁ焦らずまったり行こう。
28愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 22:40:29.87 ID:MygVxnuG0
今北>>1乙!


男「雛祭りって女の子のためのお祭りだから、肩身狭いんじゃないですか?色無さん」
色「んー、そうかもしれんけど……」
男「それともアレですか?『私だけのお内裏様になって!』なんて言われちゃったり?あっはっは」
色「……あ、あはは。いや、そ、そんなワケないだろ」
男「……」
色「……」
男「…………」
色「…………ごめん」
男「つまりアレですか。『ドキッ☆お雛様だらけの雛祭り〜』ですかそうですか。あーあ、肩身狭いどころか主役じゃないですかーあはははは」
色「それはそれで狭いんだけどね……」
29愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 23:05:10.33 ID:y3OHrn+z0
30愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 23:24:53.75 ID:16ZEkq7m0
今北。>>1乙。
そして>>25にwktk
31愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 23:33:24.75 ID:YiVNAxnE0
>>29
踏まれたいwwww
32愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 23:49:51.46 ID:YiVNAxnE0
33愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 23:58:15.79 ID:YiVNAxnE0
>>17     ,,eャ'゙゙”゚,l゙゙゙゙゙゙゙,””゚゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙"'t,
                _ill″   .,l`  ‘!,、     .゙''le,,_
            ,rぐ     ,「    ゙k        ゙K
          _,i″    _,e'″     .―rm,,    i、'゙i、
         : ,il°  .,,.,,r!'″  ほ 〜 ら    ,ト    .''i、゙k
           ,ll°   ,《'li,、            √ ,、   .゙k..゙、
        ,i「    ,|  ゙,lN,,、 (携帯可)   ゙K .”=,、   ゙,,.゙,、
       il`   ,f i° .,l ,l゚゚ll            ll  `=@ ゙kケ
       ,l"  ,,!.,″,!  ,l 《 .l′  .,,rナ'''%-,,,,,れ、 : '‐, ., |,.ョ
      ,|′ .r`l" l′ .,l l゜ 'l._,,,rl″   ,l°.` ly ..\  'l,..゙さ
      .,l′ ,l"ll  |  .l |  ゙゙゚,|,,《   ,l゙ヘrii,,,,ト 'lト  |  ゙i、]
      ,l  .,|".l  ,l  : ," lレ'''|゙~`l   ,√   `゚゙l''lil,、 l,  : ゙! l|
      』  ,l: ll   |  ..lli*゙l ,l° .l  .,,l″    : ゙l.|.ll  l.=  .只
      l` l| {`  `il、.'l′'l,f゚,_、 .l" ,ll°  ,r+rli,,,,゜゙| ケ.゙l,  ゙,, 
      |  .l |   ,l゙廴.l  ,ll゙゙゙゙゙゙ト』,√       ゙゚゙: l、,l、 ゙li、 .゙ll  スレ汚しごめんね…。でも…ボクにはこれしかできないから…。
      |i、 .l| .|  ,l` ゙l,,『 `    `°       .。,,‐険゙,、 il,、.'l、
      .|  l .,|  .,l  : llll、 。.、             j"l゙ "゚,!,,ll、 |'t、.li、
      | 'l: l|  ,l,、 'l,lb ‘ ."             ″  .,,l゚~,.ll,l,.゚l,, ゙|、
      l、 l, 廴 ,l.l,,  廴      -.-・"     ,,l″,}”ぇ゙l 'k,゙L    .+
      `|, ゙!.|, .l .゙,k  .゙'t,               _,l!゙/ .|  ゙l,l、 `'lil,、    .゙K
       ゝ .L\l| `lむ  `゚|ッi,,、       .,,,-l'lli、ll'l、:    lll、  `f,、  .'ヘ″
            $ 'タ : l!゙y  .lK: l゙'''lm,=@.rl''l| ,l!ll.l"'゙, │  : ゙"   : °
          l、.i:  | ‖ : ,l ゚k,.゙llll  `    ゙L,「 ll″ ゙。l′
          ゙" 'l、 |__,l、 ,l  ゙゚ll}l゙・     .゙!` .'llr,,、'l
            l,=l゙゚゙llll、,,l             !.|l,lll*l゙lケw,、
           ,f°  .l,.ll゙゚''t,,,          ,,,*l|】    .゙゚!i, 
          ,l゜   : lil゜  `゙'゙゙゙″    .ィ''゙゙“` lll     .゚l、
          l゙    ,キ              l!ト     : l| 
             l     ’.a,、            ,ァ'゙゜      .l|
             l         ゙r,             ,,xrト       : l!
34ピンクです。セックです。 怒・哀(怒)・楽(怒)編:2007/03/04(日) 00:01:47.82 ID:Y14nnI4u0
滑り込めなかった……。それでも出遅れ投下開始。

男「お、さすがみんな似合ってるな」
赤「……」
青「……」
緑「……」
紫「……」
黒「……」
男「そんな不機嫌にしてたら五人囃子にならねぇだろ。そっちの三人みたいに、楽しそうにだなぁ――」
黄緑「(ニコニコ)」
白「(ニコニコ)」
橙「(ニコニコ)」
男「……いや、笑い続けてるってのもどうかと。もっと感情表現を豊かに――」
茶「(グスグス)」
水「(グスグス)」
男「って泣くのは反則っ! ピンクちゃんの希望なんだし、少しでいいから普段どおりにしてくれよ……」
35ピンクです。セックです。 喜編:2007/03/04(日) 00:02:53.03 ID:Y14nnI4u0
桃「じゃーん! 似合ってる?」
男「へ? あ、似合ってるよ。マジで」
桃「本当? ありがと、君もすっごくカッコいいよ」
男「そりゃどーも。ってか、この微妙な空気をどうにかしないと」
桃「……ん〜、いいんじゃない?」
男「主役のピンクちゃんが言うならいいけど……」
桃「皆の気持ちはわからなくもないし、私としては参加してくれただけで十分かな。それよりも皆で写真撮ろう、写真っ!」
男「オッケー――ってピンクちゃん近すぎっていうかくっつきすぎっ!! 周りの視線がすごく痛いんですけどっ!?」
桃「君の役はお内裏様。じゃあ私の役は?」
男「お雛様」
桃「正解。じゃあ、お内裏様とお雛様の関係は?」
男「……夫婦」
桃「だよね? 夫婦ならこんな事するのも当然だよね? とぅっ!!」
男「うわっ!? ……この格好でお姫様抱っこは違わない? さっきより密着してるし」
桃「気にしないで、役得役得っ♪」
男「ピンクちゃんの色んな所のせいで大変な事になりつつあるんですが?」
桃「役得役得っ♪」
男「……女の子がそう言う事を嬉しそうに言わないっ」
36ピンクです。セックです。 落編:2007/03/04(日) 00:04:41.01 ID:Y14nnI4u0
黄「待てぇ〜いっ!!」
男「ん? どうかしたか?」
黄「なんで当然の様に私をスルーしてんのよ! おかしいでしょ私の格好!?」
男「えっと……役得役得っ♪」
黄「やったネ☆――って騙されるワケないでしょうがっ! チェンジ希望っ!!」
男「何で? お前好きでやってるんだろ、それ?」
黄「誰が好き好んで牛車の牛役なんかするかっ! せめて人にしろぉ〜っ!!」
男「つっても空いてる役なんてないしなぁ……」
桃「じゃあ、私と交代する?」
黄「マジでっ!?」
男「ピンクちゃんいいの?」
桃「うん。写真も撮れて私は満足できたし。それに……」
男「それに?」
桃「黄ちゃんが牛って言う割にはその――ねぇ?(ばいんばい〜ん)」
黄「うわぁ〜んっ!!」
桃「あら、走って行っちゃった。ざ〜んねん……くすくす」
男「……黒すぎてもうピンクちゃんって呼べないや」
37愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 00:27:46.33 ID:1dtSpfI10
>>36
(*´Д`)桃のおっぱ(ry
黄がカワユスwwww
38愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 00:32:54.85 ID:1dtSpfI10
水「い、色無くんこれ」
無「あ、クッキーだ。水ちゃんが焼いたの?」
水「///(コクッ)」
無「そっかーありがとう」
水「///あ、あの、食べ終わったら感想聞かせてくださいっ」
無「うん、わかった」
……
無「あ、水ちゃん」
水「///あ、色無くん。えっと……(ドキドキ)」
無「えっとね、とっても――!?」
水「……」
無(目を瞑って真っ赤になってる……可愛いなぁ……)
水「……」
無「……」
水「……(ぷるぷるぷる)」
無「……?」
水「ご、ごめんなさい、今度はきっと美味しく作りますからっ(ぽろぽろ)」
無「ああ、ごめん! 違うんだ!」
39愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 00:43:00.75 ID:uTBJo0wa0
>>36
ピンクが牛っていうのははまりすぎだなwwwwしかし五人囃子が怖いwwww
>>38
水色カワユスwwww
40愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 01:00:44.86 ID:uTBJo0wa0

男「あー疲れたぁ……」
灰「おー、お帰りぃ」
男「……当然のように俺の部屋にいるけど、これっておかしいよな?おかしいことだよな?」
灰「気にしない気にしない。布団は私めが自らの体温で暖めておきました故」
男「ご苦労」
灰「……頑張るねぇ、バイト。最近夜色無しいないからつまんないよ」
男「だって頑張らないとな……もう三月だし…」
灰「もてる男は辛いねぇ」
男「そう思うならそこをどいてくれ。俺もう寝たいんだけど」
灰「……ん?あ、そう。ほれ」(ぽんぽん)
男「一緒に寝ろと?狭いっつーの。だいたい横で携帯ゲームやられたらかちゃかちゃ音が気になって眠れないって」
灰「わかった、じゃあ子守唄でも歌いながらゲームする」
男「何がわかったのそれ?」
灰「ねぇぇぇ〜〜むぅぅれぇぇぇええぇぇ」
男「こぶしをきかせるなこぶしを」
灰「ギザギザハートの♪」
男「こもりうたぁー♪じゃねぇよ!寝させてくれよ!」
41愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 01:11:05.18 ID:1dtSpfI10
ああもう羨ましすぎるwwwwwww
灰www俺の布団も暖めてくれwwwwww
42愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 01:16:07.75 ID:uTBJo0wa0
寝るほ

過疎だけど頼んだぜ……いつもの深夜組!
43愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 01:34:45.48 ID:u8D25ghj0
ほしゅします
44愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 01:38:13.10 ID:40MKTWuQ0
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うpロダどこだ・・・
     ./ つ つ    \______________________
  〜(_⌒ヽ ドキドキ
     )ノ `Jззз
45愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 01:42:23.43 ID:QZD1dAv70
46愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 02:01:32.81 ID:u8D25ghj0
二時だ保守
47愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 02:12:09.51 ID:X1qx8du10
俺木曜日に入試があるんだ……
だから今日一日間だけでいいんだ。元気を……分けてもらえないだろうか……

といいつつ寝る。そして、保守。
48愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 02:57:47.28 ID:x41qhBRo0
青「おやすみなさい」
無「あぁ、おやすみ」

彼女と結婚して数年
子供にも恵まれ毎日幸せな日々を送っている色無だったが・・・

無(最近、な〜んか物足りない…。そうだ!)

――朝、寝室にて

青「朝よ、起きて」
無「…ん」
青「ほら、起きて」
無「う〜ん…青、おはよう」
青「『おはよう』じゃないわよ。早くしないと遅刻よ」
無「青、今日もカワイイね」
青「なっ!寝ぼけてないで早く起きてちょうだい(////////)」

無(これだよ、これ。)

青「あら、空君おきたの?朝ごはんできてるわよ」
49愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 02:58:53.47 ID:x41qhBRo0
――玄関にて

青「今日のお帰りは?」
無「こんなキレイな奥さんが待っていてくれるんだから、できるだけ早く帰ってくるよ」
青「(////)は、早く行かないと遅刻するわよ!」
無「はいは〜い。いってきま〜す♪」

無(いい感じ、いい感じ。)

青「まったく…。あ、空君も用意できた?」



――その日の色無の日記

最近、感じていた物足りなさの正体が判明した。
嬉しいくせに、そんな素振りは一切しない
ほんと素直じゃないんだから。
でも、青のそういうところに惹かれたんだけどね。
一緒にいることが当たり前になりすぎていたからかな。
最近サービスが足りてなかったな。反省。
今度、久しぶりにデートにでも誘ってみようかな。
どんな反応をするか今から楽しみだ。
50愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 02:59:35.55 ID:x41qhBRo0
――その日の青さんの日記

今日、夫(『夫』だって。何か恥ずかしい(///))の様子が少しおかしかった。
わたしのことを「かわいい」だの「きれい」だのとやたらと褒めてくれたの。
突然のことだったから驚いた。
…けど、嬉しかったな。(もちろん色無の前ではそんなこと言わなかったけど)
だって彼、最近全然かまってくれないんだもの。
そりゃ、仕事が忙しいのもわかるけど・・・
私たち、その・・・ふ、夫婦なんだから。
これじゃ、あの寮にいた頃とあんまり変わらないじゃない。
でも、こんなこと言ったら笑われそうだから絶対に言わない。
はぁ…もう少し素直になりたいな。



――その日の空くんの日記

『ぼくのおとうさんとおかあさん』
ぼくのおとうさんとおかあさんはとてもなかよしです。
けんかなんてしません。
ぼくも、そんなおとうさんとおかあさんがだいすきです。
きょうのあさも、おとうさんがおかあさんのことを「きれい」「かわいい」とほめていました。
でも、おかあさんはなぜか、すこしおこっていました。
ほめられてうれしくないのかな?
となりのおばさんや、やおやさん、おさかなやさんにほめられれてもおこらないのに…
どうして、おとうさんにほめられるとおこるのかな?
おとなってよくわかりません。
あした、みどりくんにきいてみよう。
51愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 03:00:55.18 ID:x41qhBRo0
「青さん家」投下。
ひな祭りだというのに空気を読まなくてスマン…
52愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 03:02:46.56 ID:x41qhBRo0
ちなみに「緑くん」というのは空くんの友達で
とても読書家なので『色々なこと』を知っている。

という設定です。
53愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 04:24:40.56 ID:axIyYrfnO
サムライブラック保守

男「桃のせっくすだよ!」
侍「あえて突っ込まないがそうだな。某には関係のないが。」
男「どちらかと言えばお内裏様だもんなお前は。」
侍「わかっておるではないか。」
男「じゃあその雛あられと甘酒わけてくんないかなぁ?」
侍「やだ。」
色「突然だが匿ってくれ!」
桃「見つけた!みんなこっちよ!」
色「チッ!もう見付かったか!サラバ!」
侍「色無しのお雛様はいつ五人囃子に下克上されるかわからんのう。」
男「お内裏様とお雛様にとっちゃ二人しかいない雛人形の方が落ち着きそうだな。」
侍「そうよのう…………」
男「そこに飾ってある雛人形って幼稚園の頃からあるやつだよな?」
侍「左様。」
男「結局のところ雛祭りって何を祝うの?」
侍「さぁ?とりあえず眺めながら甘酒でも飲もうではないか。」
男「わけてくれるの?」
侍「一緒に雛祭りを祝う気があるならな。」
男「うーぃ。」
54愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 06:33:06.44 ID:BSpyanlG0
age
55桃の節句:2007/03/04(日) 06:41:22.14 ID:GoYE6fcQO
無「慣れると朝のランニングもいいもんだな」
?「〜〜〜♪」
無「あれ? 誰かが歌ってる」

公園
桃「〜今日は楽しいひな祭り♪」
無「あ、桃だ(よし、いつも驚かされてるからたまには……)」
桃「……せっかく早起きしたのに色無くんは出掛けちゃったみたいだし、何しよう」
無(よし、後ろからそっと)
桃「色無くんにあいたいなー」
ぎゅ
無「だーれだ?」
桃「……色無くん、会いに来てくれたの? ありがと、うれしい」
無「……えっと、そこは『だれですか?』とかカウンターで肘打ちとかじゃないの?」
桃「私が色無くんの気配を間違えるなんてないよ」
無「え?」
桃「色無くんが近くにいると幸せな気持ちになるし」
無「え?」
桃「色無くんに触れていると、ドキドキするけど落ち着くし」
無「え? え?」
桃「他の男の人ならイヤだけど、色無くんならうれしいもの」
無「あ、悪い。今まで走ってたから汗くさいかも」
桃「ぎゅ、ってして?」
無「え? でも汗――」
桃「いいから、ね?」
無「あ、うん」
桃「ねえ、色無くん。今日はももの節句だよ? だから私に一日つきあってね」
――色無くんのにおいに包まれながら今日一日を想像して、私は幸せな気持ちになった。
56愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 06:44:58.11 ID:GoYE6fcQO
一日遅れた気もするが後悔はしていない。
桃のキャラクターが今だにつかめてない気がする今日この頃。
それでは
57愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 07:56:43.94 ID:axIyYrfnO
サムライブラック保守

約10年ぐらい前
侍「今日はひな祭りだぞ。」
男「俺男だからかんけーねー。」
侍「何を言っておる。ひな祭りは男にも関係あるのだぞ。」
男「どこらへんが?」
侍「いいかお雛様はお内裏様と結婚するんだぞ。お内裏様にとっても喜ばしい話ではないか。」
男「じゃあなんで女の子だけが祝われるんだろ。」
侍「それはだな。嫁を貰うより嫁になるほうが嬉しいからだ!そうだ!きっとそうだ!」
男「嬉しい?」
侍「嬉しいのではないか?」
男「そうじゃなくて侍黒ちゃんはお嫁さんになったら嬉しい?」
侍「むぅ、ん〜嬉しいな(チラチラ)」
男「へぇそうなんだ。頑張っていいお嫁さんになってね。」
侍「その時は男君が某のお」
男「ひしもちうめぇ!」
侍「ばかもーん!(ペチン)」

侍「とまぁ某は鮮明に覚えておる。」
男「ふぇ、あっそ。」
侍「つれぬ反応だな。」
男「雰囲気が雰囲気なもんで。ま、今日はこの辺でおいとましとくわ。」
侍「わかった。だが最後に一つだけ言っておく、某はあの時貴様の嫁になりたいなどと虚言は言って」
男「わーってるわーってる。じゃまた明日な。」

侍「成長せんのう」
男「成長しねぇな」
58愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 08:39:59.10 ID:42ZCzoOc0
59愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 09:01:25.74 ID:MpSjNZg50
>>58
隣は貰ったwwww
60愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 09:32:46.81 ID:tqZxM/Dr0
>>58
右大臣は任せろ
61愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 10:31:00.07 ID:axIyYrfnO
じゃあ俺はひしもち
62愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 11:05:00.97 ID:1rtYPG630
一晩で60か……さすがに一年もやってればネタも尽きるし飽きもするか
63愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 11:35:28.30 ID:axIyYrfnO
飽きはしないのだがネタがないのだよネタが
64愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 12:06:32.45 ID:QZD1dAv70
ネタが欲しいなら
・色無の花粉症におどおどする水色
・色無、灰色と狩りにいく(MHP2)
・ドジじゃない茶色は何かがおかしい? 〜風邪ですか〜

そして保守
65愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 12:31:02.27 ID:MpSjNZg50
せっかくの春だ
花でも愛でてみようじゃないか

ttp://www.hana300.com/
66愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 12:31:04.60 ID:wNeihmKZ0
投下は結構あるけどそれに対するレスが少ないような気がする
まぁこういう議論は避難所でやろうか。

>>64
ネタちょっと拝借しますね
67愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 12:37:03.90 ID:uTBJo0wa0
何でもかんでもレスを強要するのはちょっと違うかなとも思ったり

昼間過疎保守
68愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 12:53:40.02 ID:axIyYrfnO
色「お、茶!何をしているんだ!?」
茶「見ての通りお昼ご飯を作っているんですが…………」
色「ははは、失敗しないようにな。」
30分後
茶「出来ました!色無しさん食べて見て下さい。」
色(見た目は綺麗だな。といういうことは味が良くないってパターンだな)
茶「食べないんですか?」
色「た、食べるよ?うん食べるよ?(パク)あれ、うまい?」
茶「失礼ですね!色無しさん!」
色「いや、いつもの癖で。ところでこれは黄緑さんに教えてもらったの?」
茶「わかりました?私もまだまだですねぇ。」
色「そんなことないよ!充分黄緑さんに劣らないよ!」
茶「そうですか!ありがとうござい……コホン。」
色「そういえば顔色悪いぞ?風邪なら休んだ方がいいぞ?」
茶「大丈夫です。さっき薬飲みましたから。あ、洗濯物取り込まなきゃ。(パタパタパタ)」
色「気を付けろよー。……………ふぅ。まさか茶が分量を間違わず料理を」
黄緑「色無しさん!さっき茶色ちゃん来ませんでした!?」
色「さっきまでここにいたよ。てか黄緑さんマスクなんかつけてどうしたの?」
黄緑「茶色ちゃんの看病してたの!ちょっと目を離したらいなくなっちゃって…………」
色「やっぱ茶の奴風邪ひいてたん」
黄緑「風邪じゃありません!インフルエンザですよ!タミフル飲んだから6時間は様子を見ないといけないのに。」
色「…………。なんか僕も気分が優れなくなって…………」

以後茶色は寮中にインフルエンザを撒き散らしていった
69愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 13:06:55.15 ID:uTBJo0wa0
看病イベントktkr!!!
70愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 13:17:03.81 ID:QZD1dAv70
茶色wwwwwwwwGJだぜwwwwwww
71愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 13:21:16.17 ID:wNeihmKZ0
色無「っくし!!」
水「ひゃうっ!」
色無「あ、ごめん、驚いた?」
水「あ…いえ……」
色無「(ズズッ)なんか、もう花粉が飛んでるみたいでさ…」
水「!!(花粉って…私の花壇の花のせいかなぁ……)」
色無「ん、どうした……へっくしっ!!」
水「だ、大丈夫ですか?」
色無「あぁ、毎年のことだかr……っくし!!」
水「……」
色無「うぅ…目がかゆい…」
水「…わ、私……」
色無「えっ?」
水「花壇の花全部刈ってきますねっ!!(ダッ)」
色無「お、おい!ちょっとm…っくしょん!!」
―――
水「はぁ、はぁ……ごめんね、みんな………でも私の好きな人をこれ以上苦しめるわけには…」
色無「おーいっ!ちょっと待てぇ!!」
水「い、色無さん?!」
色無「まさかとは思うけど、俺の花粉症はこの花のせいだと思ってる?」
水「…ち、違うんですか……?///」
色無「そんなわけないだろ。ていうかこの花が原因だとしても刈るなんて許さないぞ。」
水「な、なんでですか…?」
色無「水が一生懸命育てたのに、俺のせいでダメにしちゃうなんて嫌だからな。」
水「……」
色無「それに、この花壇に何にも無くなっちゃったら悲しいし。俺、水の育てた花を見るの大好きなんだから。」
水「えっ………この花壇……見てくれてたんですか……?///」
色無「当たり前だろ。俺だけじゃない、他のみんなもちゃんと見てるぜ。みんな綺麗だとかこの寮の宝だとか言ってるんだぞ。」
水「……ぅぅ…ひっぐ………み、みんな見ててくれた…なんて……ぐすっ…」
色無「……別に悪いことして泣かせた訳じゃないのに、なんだろう…この罪悪感……」
72愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 13:33:49.95 ID:QZD1dAv70
水色可愛いなあもう
73愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 13:54:43.03 ID:D7hcmhAy0
74愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 14:00:47.46 ID:X+BuZgipO
赤かぁいいよ赤!GJ!

亀だが>>25にワクテカ
75愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 14:31:30.29 ID:Y6pVC8ZLO
ホス
76愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 14:38:15.98 ID:QZD1dAv70
ここらでお題製造
・緑「たまには身体を動かさないとね」
・黄「こんなところに美味しそうなものが……私が直々に味見してやろう♪」
・紫「お!成長してる!やったぁ!」
77愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 14:51:50.97 ID:wNeihmKZ0
>>73
うめぇwww赤カワユスwwwww
もう少しスカートが捲れt(ry
78愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 14:56:12.18 ID:axIyYrfnO
色「そぉらおじゆーにぃとびたいなぁ。」
黒「悔しいッ………!でも感じちゃうッ!(ビクビク)」
青「こなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
赤「俺!参上ッ!」
緑「間に合ったッ!!殺したい奴はみんなころしたぁ!!!」
橙「とぅるるるるるるるるるるるる とぅるるるるる」
桃「メタモルフォーゼ!」
水「私をあまり怒らせないほうがいい。」
黄「シチューうめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
白「ハッハッハッ見ろぉ人がゴミのようだ!」
紫「ちっちゃくたってニコニコニッコリちびっこまん!」

群青「…………なにこれ?」
黄緑「タミフルをのんだらこうなっちゃいました。」
79愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 14:58:44.87 ID:wNeihmKZ0
>>78
テラカオスwwwww
だが紫に激しく萌えたwww
80愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 15:00:44.28 ID:1rtYPG630
>>73
赤に萌えたのは初めてかもしれんw
半袖が目に眩しいw
赤は間違いなく、小学生の時は一年中半袖短パンで過ごした子w
81愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 15:21:12.18 ID:X1qx8du10
hosyu
82愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 16:00:33.01 ID:hfDRqquUO
ほしゅ
83愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 16:01:37.48 ID:Bf8VjV4Q0
84愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 16:56:46.27 ID:hKTRGTtpO
ほぁ
85愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:03:53.38 ID:D7hcmhAy0
>>74>>77>>80
サンクス!
赤は健康的エロって感じがするw

>>76の紫
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20833.jpg
86愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:12:45.13 ID:QZD1dAv70
>>85
どこが成長したのか言ってごらん?
どうせ身長が1ミりあwせdrftgyh
87愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:18:42.24 ID:D7hcmhAy0
>>86
どこが成長したかって?それは勿論おっp(ry
88愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:25:54.10 ID:1dtSpfI10
>>85
どれ、成長したものを見せ(ry
89愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:28:26.74 ID:wNeihmKZ0
>>85
紫カワユス(*´д`)
だが服の上からじゃ成長したかどうか分からんな。ちょっと脱いでみy…あ、あれ黄緑さんいつからそk痛い痛い笑顔でアイアンクローは(ry
90愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:31:01.37 ID:MpSjNZg50
>>86-89
お前ら、寮の裏で朱色さんが呼んでたぞww
91愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:32:06.70 ID:tqZxM/Dr0
ここは黄緑さんに締められる人が多いインターネッツですね
>>85
あ、紫ちょっとこっち来て測tくぁwせdrftgyふじこlp;@:「
92愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:37:12.99 ID:u8D25ghj0

http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20834.jpg

あの、設定に「オシャレ」があると非常に私服がかきづらいんですが…
93愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:47:38.66 ID:MpSjNZg50
>>92
細かいことは気にするなwww
橙のオシャレは生きかたっていう側面もあるとおもうぞww
と、いうわけで橙で投下
2レス予定
94雛祭りの夜 1/2:2007/03/04(日) 17:48:23.77 ID:MpSjNZg50
「じゃあね、色無君」
「あら、桃じゃない。どうしたの?」
「あ、橙。なんでもないよ。またね」

足早に逃げていく桃の背中を見送って色無を振り返る。

「なんだったの? 聞かれちゃまずい話かなぁ?」
「いやいや、雛飾りを見に来て欲しいそうな。実家から送ってもらったんだってさ」
「ふ〜ん」
「ん? 嫉妬か?」
「……ばか」

桃かぁ、可愛い娘だからなぁ……心配じゃないといえば嘘になる。
色無のこと、信じていない訳じゃない。でも……桃って可愛いからなぁ……。
綺麗な長い髪。整った顔立ち。どうしたって目立つ胸。それでいて細い手足。
どれを取っても、男の気を引くには十分すぎる……。
行ってほしくないなぁ……

「いいよ、行っておいで。でも、あたしのところのお雛様も見に来てよね。あんたと一緒に祝うつもりで用意したんだから」
「ああ、適当なところで切り上げてくるよ。夜には顔出すから」
「ん。じゃ、夜にね」

物分りの良い娘のフリしちゃった……。あたしってやつは……。
ま、ここの寮だしね、独占は難しいか。夜まで寝てようかな。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 
95雛祭りの夜 2/2:2007/03/04(日) 17:49:11.73 ID:MpSjNZg50
ちょっとぉ〜。何時だと思ってるわけ?? 何時までまたせるかなぁ?
まったく、あいつったら。友達と恋人の付き合い方の区別もつけられないかなぁ。
もー、日付けが変わっちゃうよぉ。ンもー。

コンコン「起きてるか?」
「こんな夜更けに何方かしら?」
「意地悪言うなよ。これでも、必死に逃げてきたんだぜ」
「どーだか。鼻の下伸ばしていたんじゃなくて?」
「まあ、そー言うな。すまないと思ってる」
カチャ「もう、お雛様は片付けなきゃならない日になっちゃったんだからね」
「ごめん。でも、そんなに急いで片付けることも無いだろ。いき遅れって言われないように、俺が頑張るから」
「顔」
「ん?」
「赤くなってるってば。まったく、嘘のつけない男よね」
「仕方なかろ。入るぞ」
「うん。で、どーだったの? 楽しんできた?」
「それなりにナ。まあ、色気で意識が遠のく経験は初めてだったから、少しとまどったよ。 って、怒るな怒るな」
「ふんっ! 色気ねぇ……誘惑された?」
「まあな、ものすごく判りやすくな。自我と本能が乖離する瞬間を味わったよww。
 でも、抱きつかれた時の感触が橙と違った。髪の香りが橙と違った。
 違うことに気が付いて、一気に冷静になった。おれが、そーゆーことをする関係にあるのは橙。お前とだけだってさ。
 そーなると、もーダメ。丁寧に謝って逃げてきちまった」
96雛祭りの夜 3/2:2007/03/04(日) 17:49:43.28 ID:MpSjNZg50
「顔、赤くないよ色無」
「チャカすなよ」
「ごめん……」
「やっぱり、橙と桃の節句を祝うってのが、今月の一大事だからな」
「嬉しいなぁ、その一言や実際にこうして来てくれることが……。そのキスマークが無きゃ、もっと嬉しかったなぁ……」

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ちょっとジェラシーに火が着くよね。そういうの見るとww。だから……反対側はあたしが付けるから。動くんじゃないわよ、色無」

(せっかく、必死にカッコつけたのに……締まらねぇ……)
97愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:51:10.99 ID:MpSjNZg50
オーバーすまんwww
98愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:53:54.98 ID:QZD1dAv70
ちょっと色無処刑してくる
99愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:57:11.66 ID:tqZxM/Dr0
ちょっと色無簀巻きにしてくる
100愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:58:37.33 ID:IntNPUjPO
ちょっと色無ギターで殴ってくる。
101愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:59:31.16 ID:wNeihmKZ0
>>92
これは良い橙www大人っぽくて綺麗だ(*´д`)
私服なんて普通の格好で十分オサレだと思うんだけどなwww
まぁ、それはともかくアナタの絵で制服姿も見てみたいぜwww

>>97
ちょっと色無と入れ替わってくる
102愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 17:59:53.94 ID:wNeihmKZ0
>>76,>>85

紫「最近なんか胸の辺りに違和感が…はっ、もしかしてっ…!!」
紫「……や、やっぱり!ちょっと大きくなってる!やったぁ♪」
紫「何が効いたんだろう?やっぱり牛乳かな?」
色無「牛乳がどうしたって?」
紫「い、色無?!」
色無「身長でも伸びたか?」
紫「ち、ちっちゃいゆーなっ!あ、でももう小さいとは言わせないからね!」
色無「なんだ?やっぱり身長伸びたのか?あんまり変わったようには見えないけど…」
紫「違うもん!!そりゃ身長だって伸びて欲しいけど…でもやっぱり女の子なら身長よりも大きくなって欲しいとこが…って、何言わせてんのバカ色無!!///」
色無「どう見ても紫が勝手に喋ってるだけじゃないか?」
紫「ぁうっ…」
色無「で、身長じゃないとこが大きくなったって、どこが?」
紫「わ、分かんないの?!」
色無「うーん……パッと見、目につくようなとこは無いけど…」
紫「…そっか。(シュン)」
色無「わわ、そんなに気落とすなよ!」
紫「気付かない色無が悪い!」
色無「そんなこと言われたってなぁ…」
紫「………ば…罰として……お、大きくするの………手伝って!///」
色無「別に手伝ってもいいけど何をすればいいんだ?」
紫「そ、その……お…男の人に…も、揉んでもらうのが一番良いって聞いたのっ!///」
色無「で、何を揉むんだ?」
紫「そ、そんなの女の子に言わせる気?!///」
色無「いや、だって何すればいいか分かんないし。」
紫「……や、やっぱりダメ!!バカ!!エロ無しのバカぁ!!///(ダッ)」
色無「???」

黄緑「ふふふ、命拾いしましたね、色無さん♪」
103愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:04:02.59 ID:QZD1dAv70
>>102
紫!色無にそんなとこ許しちゃらめぇ!
104愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:10:13.20 ID:1dtSpfI10
>>102
じゃあ俺が色無の代わりに(ry
105愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:12:17.50 ID:u8D25ghj0
あれこれやったらわかんなくなったけど赤
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20837.jpg
106愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:14:21.24 ID:tqZxM/Dr0
>>102
俺も代わりに・・・あれ、黄緑さん・・・?
107愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:19:31.85 ID:D7hcmhAy0
108愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:22:03.06 ID:hfDRqquUO
>>105
これは好きな感じだ

>>107
紫で久々のヒットだwww
後ろの桃がなんともwww
109愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:23:16.39 ID:tqZxM/Dr0
>>105
シンプルさがいいw
>>107
ちょっと鼻血拭いてきますね
110愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 18:42:11.21 ID:X1qx8du10
>>107
久々に萌えたwww
111愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 19:20:36.30 ID:QZD1dAv70
>>107
そういえば成長前を見てないからわからないなぁ(・∀・)ニヤニヤ
112愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 19:35:51.06 ID:X1qx8du10
113愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 19:50:24.60 ID:wNeihmKZ0
>>105
赤っていうか俺のイメージだと朱色さん的な感じだw
でもこういう絵好きだwww

>>107
成長してもスポーツブラの域を越えてないあたりが紫らしいwww
果たして普通のブラを着用できる日はくるのだろうかwww
……ん、紫ちゃんその手に持っているダンベルの様な物は何かn(ry
114愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 19:55:09.32 ID:8mX6Nehy0
>>113を見て
>>107にダンベルが描いてあったのか確認したのはオレだけでいい
115愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 19:57:36.76 ID:QZD1dAv70
ダンベルで胸筋を鍛えて胸が大きくなる
という噂を聞いて実践してみる紫とか想像したら可愛かった
116愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:00:38.56 ID:axIyYrfnO
サムライブラック保守

先「卒業生、退場」

男「あーとうとう卒業してしまった。」
侍「あ゛ー!!!!いやじゃあ!!!某はまだ卒業じどう゛な゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!!」
男「さぁて帰っか。」
侍「なずぇ帰る!!!!!まだそんな時間ではなかろう!!!!!」
男「湿っぽいのいやだし。」
侍「貴様はサバサバしすぎてる!!!」
男「だってほら…………」
桃「ね、色無し君………後でちょっといいかな?」
橙「君ぃそれはないんじゃないかな?」
水「(ソロ〜)」
紫「水ちゃん!色無しの卒アルに何を書いてるのかなぁ?」
水「(ビク)なっ、何も書いてないよ?」
赤「さぁ色無し!まだまだ終わらせないよ!僕と一緒に夕陽に向かって走るんだ!」
青「赤、まだ午後12時よ。そんな事より色無し、これからのことなんだけど」
男「……………流石にこれはドン引きだよ。」
侍「つまり悔しいんだな?」
男「うんッ!」
侍「そんな元気に言わなくても……………」
色「今からカラオケ行かない?」
男「死ねっ!」
色「行くんだな?じゃあ予約してくるぞ。」
侍「すまないな。」
男「後で告ってやるから覚悟しとけ!」
侍「やっぱ貴様はそのノリがあっておるぞ。」
117愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:00:58.59 ID:X1qx8du10
白「あなたー、もう朝ですよ。朝ごはんも出来ちゃってますよ」
色無「ん……白か」
白「うん、おはよう!」
色無「ふぁ、ねむ……昨日本読んじゃったからかな?」
白「おはよう!」
色無「朝ごはんももう出来るみたいだな」
白「お は よ う」
色無「……ああ、おはよう。いい朝だな」
白「うん! さ、早く顔洗って。一緒にご飯食べよ」

色無と白。朝の風景。
SS書いてる場合じゃないのにな、俺。

>>115
萌え殺す気かい?
118愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:10:44.26 ID:wNeihmKZ0
>>116
男頑張れwwwwwそして色無空気嫁wwwww

>>117
おはようを言わせようとする白モエスwww

>>115
紫「(パラパラ)はー、なんかこの雑誌あんまり面白く……ん、なになに?『ダンベルを使って胸を大きくしよう!』?」
紫「……でもダンベル持ってそうなのって赤しかいないよね。」
紫「……赤ってそんなに胸大きくないよね。」
紫「……むしろあたしと同じくらいだよね。」
紫「……でも、物は試しだし…借りてきてみようかな…」
―――
紫「…借りてきたけど、これ思ってたよりも重たいね…」
紫「んっ…しょ!」
紫「ぅ〜……!」
紫「くぅ……っはぅ!はぁはぁ…」
紫「これ、絶対無理だよぉ…半分も上がんないもん……」
紫「やっぱり地道に牛乳飲み続けようかなぁ……」


赤「紫ちゃん、一番重いのが良いって言って10キロのダンベル持っていったけど…何に使うんだろ?お漬物でもするのかな?」
119愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:13:35.49 ID:V52xF6RxO
現実逃避
スペース桃
http://kjm.kir.jp/?p=103808
120愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:16:32.31 ID:D7hcmhAy0
>>113
描いた自分ですら確認してしまったwww

紫成長前。本当にちょっとだけしか成長してませんwww
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20839.jpg
121愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:21:39.54 ID:CmMKqSHx0
>>120
下を履いていないところに何かを感じたw
122愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:22:48.74 ID:wNeihmKZ0
>>119
ちょwww宇宙人でも可愛いwww
そして胸に目がいってs(ry

>>120
テラペッタンコwwwていうか下!下!wwwww
123愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:34:35.07 ID:QZD1dAv70
;y=ー(゚д゚)・∵. ターン
124愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 20:40:18.38 ID:uTBJo0wa0
バイトオワタ
いいものばかり投下されているじゃないかwwwwGJ!!!
125愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 21:26:44.68 ID:uTBJo0wa0
126愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 22:17:41.90 ID:uTBJo0wa0
なんだこの過疎は
127愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 22:28:02.99 ID:1dtSpfI10
 ガラガラガラ
黄「ふははー黄ちゃんのおでましだー!」
茶「無駄に元気いいね」
水「ね」
黄「ひどー!!」

黄「はぅああ!!(ガバッ)」
水(ビクッ)
茶「ど、どうしたの? 黄ちゃん」
黄「……。よかったぁ〜夢か〜」
金「廊下に立ってなさい」
128愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 22:45:37.36 ID:X1qx8du10
もっと頑張ろうぜ!!
129愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 22:47:41.78 ID:MpSjNZg50
まあ、3月4月は忙しい人も多いってことだwww
学生も社会人もなww
130愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 22:49:29.95 ID:X1qx8du10
まぁ、俺もなんだけどね。
131愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 22:58:11.85 ID:wNeihmKZ0
紫「〜♪〜♪」
色無「ん、鼻歌なんか歌ってどうしたんだ?何か機嫌良さそうだけど。」
紫「えへへ、今日はあたしの出番がちょっと多かったみたいなの♪」
色無「出番?なんだそれ。」
紫「いつも出番がある色無には分かんないんだよ!」
色無「そうなのか?」
紫「そうなの!」
色無「でも本当に機嫌良いんだな。いつもなら蹴りの一発や二発が飛んでくるのに…」
紫「むー、あたしをそんなに暴力女みたいに言わないでよ!」
色無「だって本当のことだし…」
紫「そんなこと言うと蹴っちゃうよ?」
色無「……すみませんでした。」
紫「よろしい♪」
色無「ところで、今よりもっと機嫌が良くなる魔法があるんだけど、かかってみるか?」
紫「なにそれ?何か怪しい…」
色無「まぁまぁ、別にやましいことするわけじゃないからさ。」
紫「ふーん。なら、少しだけ騙されてかかってみようかな…」
色無「よしきた。じゃあちょっと失礼して…(ナデナデ)」
紫「ひぁっ!!///」
色無「頭撫でたくらいでそんなに驚くなよ。」
紫「だ、だって……」
色無「なんか機嫌が良い紫見ると可愛いくてこうやりたくなるんだよなぁ。」
紫「/// …で、でもそれじゃあ普段のあたしは可愛くないみたいじゃん!」
色無「あぁ、言い方が悪かったな。普段に比べて…な。普段も可愛いんだけどな、うん。」
紫「ぅぅ……な、なんか今日の色無ずるいよぉ…///」
色無「何が?俺は思ったこと言ってるだけだけど。それに、俺にこんなこと言わせてるのは紫なんだからな。」
紫「……あたしもそういう風に素直に自分の思ったことが言えたらなぁ…」
色無「言えばいいじゃん。」
紫「………じ、じゃあ…もうちょっと、甘えても……いい?///」
色無「願ったり叶ったりだよ。どうぞご自由に。」
132愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:00:26.54 ID:dlMSPmQ80
133愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:00:51.48 ID:D7hcmhAy0
>>121-122
履いてないのは仕様ですwww

最後に空色さん投下して落ちますー。
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20841.jpg
134愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:01:52.53 ID:QZD1dAv70
>>131
この紫は危険だ!総員退避!

>>132
これもある意味危険だ!危険物処理班はまだか!?
135愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:05:20.95 ID:hfDRqquUO
>>132
なんという新メニューww

>>133
かわいいってレベルじゃねーぞ!!!!
GJ!!
136愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:05:24.13 ID:1dtSpfI10
>>131
紫はかわゆいのう

>>132
ひなあられwwww合うのか?wwwww

>>133
うはwwww透明感のある空かわいいよwwww
137愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:08:53.21 ID:N0NikRpQO
138愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:10:32.18 ID:iHZ3CrrsO
寝ようと思ってPC落として寝る前に携帯からスレチェックすると必ずレスをつけたくなる良作が投下されてるのは仕様ですかそうですか。


>>132
またなんという創作物をwww

>>133
これは綺麗な空www可愛いのに美しさも感じるwww
GJ&乙でしたwww
139愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:12:09.98 ID:QZD1dAv70
茶色に眼鏡は斬新なんじゃね?wwwwwww
140愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:15:34.54 ID:X+BuZgipO
だが、それg(ry
141愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:15:46.05 ID:iHZ3CrrsO
茶色に眼鏡かけさせると常に半ズレになってそうだwww
142愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:29:08.10 ID:hfDRqquUO
空「灰ちゃん、灰ちゃん!」
灰「………なに?」
空「どうしたの?元気ないよ?」
灰「………今、寝ようとしてたところなんだけど」
空「じゃあ、ギリギリセーフだね」
灰「…………アウトだよ」
空「セーフだよ!セーフ!だってまだ寝てないじゃん!」
灰「アウトだって……アウト。もう布団に入ってるから……」
空「そんなことないって!セーフだよ!」
灰「だからアウトだって………」
空「セーフだよ!」

無「ん?………なんか騒がしいな」
灰「アウト!!」
空「セーフ!!」
無「………これは………まさかっ!」
灰「アウト!!」
空「セーフ!!」
無「よよいのよい!!」
空・灰「…………………うわぁ………」

灰「──で、勘違いしたと」
空「少し見損ないましたね」
無「すいません……本当にすいませんでした……」
多分、私は忘れないだろう。部屋に入ってきた時の先輩の希望に満ちた顔を
灰「これでしばらくはお小遣いに困らないね」
悪意に満ちた灰ちゃんの笑顔も
まったく、灰ちゃんは酷いなぁ……という私も
空「先輩、私は行きたいところがあるんですけど……私と先輩で」
保守@空
143愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:38:00.62 ID:1dtSpfI10
色鉛筆のにほひ

橙「色無〜」
無「うわっお前、抱きつくなよ!」
橙「えへへーいい匂いするだろぉ」
無「ま、まあな///」
橙「オレンジだけに柑橘系のさわやかーな香りが――」
無「いや、なんか木の匂いがする。森の中にいるような」
橙「木!?」
緑「そりゃそうだ」
水「そりゃそうだ」
緑「……」
水「……」
緑「……水ちゃん?」
水「///はぅ」

黄「森は暖かい……」
144愛のVIP戦士:2007/03/04(日) 23:45:22.19 ID:hfDRqquUO
空「さて、お姉ちゃん」
青「どうしたの?」
空「お腹すいてない?」
青「………すいてる。こんな時間だけど」
空「何か食べない?」
青「いいけど、何かあったっけ?」
空「なんと!カップ焼きそばがあるよ!」
青「いいわね。カップ焼きそば!」
空「どれがいい?」
青「なにがあるの?」
空「ペヤング、UFO、一平ちゃんがある」
青「んー…………迷うわね…………」
空「さぁ、どれにするの?」
青「ペヤングはソースが薄いのよね……肉も亀のエサみたいだし……好きだけどね」
空「さすが、ツンデレ」
青「関係ないでしょ……んー……UFOのゴチソースも捨てがたいわね……でも、爪の中に匂いがつくし……」
空「手袋して食べれば?」
青「カップ焼きそば食べるのになんでそんなことしなきゃいけないのよ……」
空「じゃあ、一平ちゃんにする?」
青「んー……一平ちゃんのカラシマヨネーズは美味しいんだけど、麺を吸うときカラシでむせるのよね……」
空「じゃあ何食べるの?」
青「んー…………」
灰「またやってるよ……ねぇ、お姉ちゃ……」
黒「塩焼きそばは神ね」
灰「…………ごくっ」
保守@姉妹
145愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 00:11:59.54 ID:OaEGXujv0
146愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 00:12:20.28 ID:s7KUxfVw0
寝る前トリビア。
茶に眼鏡っていうのは、茶がぱんつはいてない流れを作った絵師が描いた事がある。
…・・・うん、懐古厨きめぇ。寝ます。
147愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 00:40:02.19 ID:OaEGXujv0

ダダダダダダ…
男「ん?なんか騒がしいな?」
バンッ
灰「色無しぃ!学校行くよ!」
男「……はぁ?」
灰「学校行くよ!」
男「…大丈夫か、灰色?いま夜だぞ?12時過ぎだぞ?」
灰「わかってるよ!いいから行くよ!ほら!」
ぐいっ
男「……何?その手は」
灰「おんぶ!」
男「てめぇ……」
灰「早く!」
男「はいはい……ってなんで従ってるんだ俺」
灰「ほら!出発!」
男「わかったよ……でも何があったんだ?」
灰「ちょっと、そっちじゃないよ!窓から窓から!お姉ちゃんにばれでもしたら…」
男「だからどうしたんだっての?」
灰「……学校にゲームの充電器忘れてきた」
男「……お前なぁ」
黒「話は聞かせてもらったわ」
灰「お姉ちゃん!!」
黒「さ、帰るわよ」
灰「助けてぇ!私の今日12時間の努力の結晶がぁぁ!」
黒「あれだけ大きな音たてて騒いどいて私が気付かないとでも思ってるのかしら?」
灰「色無しぃ!一生のお願いだよぉ!」
黒「そのお願い、色無しに使うのもう7回目よ」

男「……スリープ機能があるだろ…常識的に考えて…」
148愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 00:41:20.80 ID:XNvLq4hg0
>>147
灰バロッシュwwwwwwwwwwwwww
149愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 01:02:49.46 ID:Is0i5SUL0
寝る前保守
150愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 01:02:51.71 ID:OaEGXujv0
寝るほ
さぁ今晩も例によって例のごとく深夜組頑張ってくれ!!
151愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 01:28:28.96 ID:03z4CmEb0
保守
152愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 02:03:06.99 ID:XNvLq4hg0
らすほ
153愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 02:29:50.29 ID:sqK6Zaqj0


「会長。生徒会通信のコメントは出来上がりましたか?」
「まだ」
腑抜けた会長の頭に、生徒会日誌が勢いよく叩きつけられる。あぁ、貴重な脳細胞がたくさんお亡くなりになったでしょう。南無。
「ア〜ン〜タ〜は〜ぁ……どうしていつもいつもそうなのよッ!?」
「うごぉぉぉ……いやだって、まだ〆切2日前だぞ?〆切に間に合えばいいだろ?」
確かに至極最もな意見です。でもその口上って、守らない人がよく使うんですよね。
「そう言って間に合わなかったものがいくつあるか、アンタ数えたことある!?」
「いや、ないけど」
間髪入れず再び一閃。せんぱ……会長の身が心配です。主に脳の。
「ただでさえ来年度へ向けての企画で忙しいってのに、こんなことで手を煩わせないでよねッ!あぁもう、なんでアンタが会長なのよ!」
「俺だってやりたくなかったってば。文句なら推薦人と投票者に言ってくれ」
会長の恨みがましい視線を感じます。
けれど文句は私じゃなく、目の前で説教してる人にしてください……とは言えないので、舌をぺろっと出して謝るマネをしておきます。
「つーか絶対にポストおかしいってば。こんな役、俺じゃなくて青がやるべきだろ」
表面上ではノーリアクション、でも心の中ではそれなりに反対。見回すと、他のみんなもおんなじみたい。
「決まっちゃったものはしょうがないの。ったく、アンタがもうちょっとしっかりしてくれたら私もラクなのに……」
「副会長、貴女が一人で背負い込むことなんてない。会長の補佐なら私に任せておけばいいわ」

ぴきっ――そんな擬音が聞こえたのは、幻聴じゃない。たぶん。

それからの流れはいつもどおり。1%の役割意識と99%の乙女心から成る、役員同士のぶつかり合い。
仕事を放り投げて意地を張り合う副会長たちを横目に、私は黙々とエクセルでプリントを作成する。

『会長:色無 副会長:青色 書記:空色、緑色 会計:黒色、白色 庶務:水色 顧問:群青先生』

大丈夫そうに見えて大丈夫じゃないこの面々。
さてさて、これからどうなることでしょう。うまくやっていけるのかが心配です。
154愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 02:51:59.97 ID:GDPeCPu+O
心配ですねww


だから色無の代わりに俺g…って群青先生、どうしてでっかい三角定規持ってるんですか?
ちょっ止めて、アッ!(ザクッ


群青先生はきっと数学教師。
155愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 03:04:17.90 ID:sqK6Zaqj0
保管庫の絵を見てて湧いたネタ。深夜帯ってことで><


こんばんはぁ、色無くん。
う……?誰?

えへへ、どう?このツノとハネ。似合うかな?
もしかして、ピンク……?

そうだよ。もうねぇ、さっきからすごいんだ。身体の奥から熱くて熱くて……くすくす。
どうしたの……?

ふふっ、さすがは色無くん。ここまで来てそんなとぼけた顔ができるなんて。でも、だから好きなんだよ?
……なんか、変だよ?

うん、変だよ。でもだからこそ、こうして最後の線を飛び越えることができるの。
最後の線……?

そう。 さぁ、もうお話はおしまい。服も理性も脱ぎ捨てて……私を、存分に、味わってね?
――――!



「――ッ!! はぁっ、はぁ……はああぁあぁ、あぁぁ……な、なんつー悪趣味な夢だ。
 うぅ……ごめん、ピンク。俺は最低な夢を……」

ふにょん。

「……ん?」
156愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 03:34:28.43 ID:sqK6Zaqj0


「色無ぃー♪」
「ん?ど、どした?」
妙に機嫌の良さそうな声に軽くビビリつつ、部屋に紫を通す。
するとコイツは迷うことなくベッドへ向かい、我が物顔でそこに飛び込んだ。
「んー♪やっぱり干したお布団は気持ちいいー!」
「……あぁ、そういうこと」
陽気と陽光をいっぱいに吸い込んだ布団。それが紫の狙いだったらしい。
すりすりと頬擦りをして、身体いっぱいにその心地良さを満喫している。
「というワケで、今日はここで寝るからよろしくっ!」
「へいへい。別に止めやしないよ」
そろそろ眠くなってきたので、俺も同じように布団に転がる。
隣にいるのがピンクあたりだったらともかく、紫ならまだ平気。たぶんだけど。
「へへー、おやすみ♪」
「あいよ。おやすみ」

とても暖かな夢うつつの最中、この為だけに布団を干すのも悪くないなと思った気がした。
157愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 03:47:06.46 ID:8/Xt667iO
深夜保紫
紫『ち…ちっちゃいゆうな…』
http://imepita.jp/20070305/131710
158愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 03:47:17.10 ID:S3PilZP2O
今沖田。
けど>>156みたらまた寝たくなったじゃねぇかwww
159愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 04:19:55.76 ID:5J/60CUSO
ねるほ
160愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 05:02:53.42 ID:wk7SdB/4O
161愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 05:25:15.50 ID:8/Xt667iO
162愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 05:52:28.95 ID:L0uyZBZm0
163愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 05:58:10.06 ID:aBhA2sT70
>>162
輪郭を描かず浮き立たせる手法……まるで現代アートのようだw
164愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 06:09:44.20 ID:wk7SdB/4O
165愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 07:54:31.39 ID:yVtGVyHL0
166愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 08:01:41.81 ID:TB3doXk+O
167愛のVIP戦士 :2007/03/05(月) 08:06:16.59 ID:w7nw+M8Q0
保守
168愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 08:18:52.73 ID:aBhA2sT70
リロードくらいしようぜ
169愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 08:29:00.74 ID:TB3doXk+O
サムライブラック保守

男「やべ、財布忘れた………」
侍「人の席に来ていきなり言う台詞がそれか?どれトイチで某が………」
男「じゅるり」
侍「成程成程、金を借りるよか某の弁当からのお零れを頂いたほうが経済的には良い、みたいな顔をしておるな。」
男「それ………なんていうんだい?凄い興味があるんだが?」
侍「どう見ても唐揚げだろう!」
男「おいしいのかい?」
侍「…………あーん。」
男「みんな見てるんですけど?」
侍「食わないのか?なら某が」
男「食べる食べる!あーん。」
侍「あーん。」
男「(パク)んぐんぐ。これ冷凍だろ?」
侍「文句いうな!次は蓮根の煮物でよいか?あーん。」
男「あーん。(パク)うん、味付けが調度いい。うまい。」
侍「これは某が作ったわけでな………」
男「凄いよ。お前こんなうまいの作れるんじゃん。」
侍「これも某が作ったのだぞ。食べてみろ。」

侍「………………。」
男「ごめん。調子乗りすぎた。そうだ!黄緑さんなら………黄緑さんならなんとかしてくれる!」
侍「黄緑殿、少しでよければ某に弁当をわけ」
黄緑「さぁ?なんで私が?」
水「あの………私ので良けれ」
紫「駄目だよ水!こんなラブラブな奴ら放っておこうよ!」
侍「そんな…………」
黒「まさに村八分。」
170愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 09:04:24.98 ID:aBhA2sT70
色鉛筆たち冷たいなw
まあ普段から一人の男を取り合ってる彼女たちだ、完成されたカップルに嫉妬するのも無理ないかw
171愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 10:04:30.60 ID:yVtGVyHL0
ho
172愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 10:16:17.08 ID:Vkn9ftO50
173愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 11:19:00.67 ID:yVtGVyHL0
ho
174愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 12:15:22.95 ID:Ei/tEzGe0
>>172
ほんわかした感じがいいww
175愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 13:06:41.51 ID:2a6cqyoKO
176愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 13:21:29.70 ID:TB3doXk+O
サムライブラック保守

色「しょうがないなぁ。ほら俺の弁当少しわけてやるよ。」
侍「色無し大名…………」
男「悪いね。」
侍「聞いてくれ色無し!貴様の12人の妹は酷すぎだ!誰も某に………」
キラキラキラキラキラキラキラキラ
侍「うおっ、まぶしっ!なんだこのキラキラした視線は!」
青「さぁ、侍ちゃん。このウインナーを食べなさい。」
黄「特製カレーもあるよ!」
緑「カロリーメイトでいいならあげるわ。」
水「クロワッサン………食べてください…………」
紫「はいっ牛乳!」
赤「そうだね!プロテインだね!」
侍「こんなに食えんわッ!しかし、礼は言わねばならんな。ありがとう。」
黄緑「侍ちゃん侍ちゃん、こっちに来てぇ。弁当わけてあげるからぁ。」
侍「すまない。」
黄緑「いいのいいの。この程度であなたが色無しさんに転ばなければ安いわよ。」
侍「は、はい。(目が逝ってる!!!!!!!!!)」
黄緑「ならいいのよ。そうそうこの唐揚げ食べてみて。」
侍「えっ?あ、後で食べ」
黄緑「今食べなさい。」
色「何してんだ。橙も飯わけてくれるってよ。」
侍「わかった。今行く………」
男「お前今の3分の間に何があった?何か髪の毛が白髪になってるぞ。」
黄緑「何でもないわよ。ねぇ?」
侍「はいいいっ!」
177愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 13:55:10.46 ID:Vkn9ftO50
黄緑さんこえぇぇwww
178愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 15:00:25.93 ID:aBhA2sT70
黄緑さんちの書き手のくせに、黄緑さんの扱いがひどすぎるwwww
「12人の妹」で吹いたwwwwww
179愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 15:56:16.60 ID:8DpeIhWp0
保守
180愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 16:08:54.35 ID:Is0i5SUL0
いろなし「なぁ、緑。本読んでないと先生に怒られるぜ?」
みどり「いいのよ、本は嫌いだから」
いろなし「あーえっと、じゃあ読むふりだけでもさ。ほら」
みどり「分かったわよ……これでいい?」
いろなし「……」
みどり「……なによ」
いろなし「本読んでるときの緑ってかっこよくて綺麗な感じがするな」
みどり「……馬鹿じゃないの」

色無「なぁ、緑。お前いつからそんなに本読むようになったんだっけ? 昔は全然読もうとしなかったのにさ」
緑「……忘れちゃったわ、そんなこと。気が散るから離れてくれない?」

名前が平仮名なのは小○校くらいということで。
181愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 17:31:42.19 ID:w2amyimT0
182愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 18:08:42.94 ID:TB3doXk+O
>>178
ヒント:ギャップ
183愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 18:28:21.88 ID:qAtvDSIn0
>101
セーラーは前に書いた気がするから
巻きスカート橙
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20844.jpg
184愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 18:36:54.24 ID:S3PilZP2O
>>183
制服描いてくれたのかwww
可愛いなぁwwwアナタの絵のタッチはなんか優しくて好きだwww
185愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 18:47:44.46 ID:qAtvDSIn0
>184
ありがとう
あなたのレスは優しくて好きだよw

喫煙キャラって朱色さんだけかな?
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20845.jpg
186愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 18:56:52.50 ID:g+TD/Ebs0
187愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:04:00.88 ID:aBhA2sT70
>>185
ほとんど学生って設定だしなw焦茶あたりは吸っててもおかしくないが、色無に止められたらすぐやめそうだw
にしてもこの朱色さん、かなりの巨乳であるw

>>186
それを削るとどうなるのかkwskwwwwww
ちょっとだぶついたpencilシャツがかなりいいww
188愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:04:32.60 ID:NF5rIl4L0
>>184
これは美しい朱色さん
流し目がたまらんwww

>>186
削り器wwww
189愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:13:48.63 ID:R+ab6hzs0
>>185
大人っぽい朱色さんだなwwwwカッコヨスwwwww

>>186
水色キタwwwwwカワユスwwww
190愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:15:02.59 ID:qAtvDSIn0
191愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:23:15.30 ID:NF5rIl4L0
>>190
緑ならこのくらいの量の本は3日で読みそうだw
192愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:25:02.44 ID:HEz2sVUYO
>>190
こんなかわいい鬼いません><
193愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:27:22.94 ID:R+ab6hzs0
>>190
本でかいwwwwなんか余裕のある表情だしwwwそのくらいなら楽勝ってことだろうかwww
194愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 19:40:39.91 ID:aBhA2sT70
>>190
これはまさに本の妖精wwwww
195愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:09:53.19 ID:g+TD/Ebs0
196愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:11:01.48 ID:XNvLq4hg0
>>195
でも内心は「白可愛いよ白」なんだよなwwwwwwwww
197愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:12:26.40 ID:g+TD/Ebs0
>>196
まさに勃起
198愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:19:10.62 ID:qAtvDSIn0
>>195
意地悪〜な表情ナイス!
黒かわいいよ黒
199愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:20:45.38 ID:aBhA2sT70
>>195
黒もたいがい使わないけどなw
黒は「白をいじめていいのは自分だけ」とか思ってるタイプw
他の子が意地悪したら全力でかばったりしてなw
200愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:23:49.77 ID:L0uyZBZm0
>>199
>黒もたいがい使わないけどなw

この部分に殺意を覚えた
201愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:25:35.83 ID:8Ni2VTBA0
鉛筆で一番使うのはノーマルの灰色だろうしなぁ
202愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:28:53.55 ID:qAtvDSIn0
紫は童顔だったり背が低かったりするのを
髪型とかで必死にカバーしてそうなイメージ
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20849.jpg
203愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:33:08.52 ID:NF5rIl4L0
>>195
うめええええええ!!
さらっと描いてるのにこのクオリティ

>>202
どんなに大人ぶってもちっちゃいもんはちっちゃいのにwww
204愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:41:03.47 ID:g+TD/Ebs0
>>202
そして背伸びしたが故に危険な目に遭うわけですよ
妄想が膨らみますね
205愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:46:43.87 ID:NF5rIl4L0
206愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:50:08.13 ID:qAtvDSIn0
>>205
着物似合うな〜
表情もかわいい!
あなたの絵大好きです、毎度楽しみにしてます
207愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:51:03.39 ID:HEz2sVUYO
>>202
最近紫がかわいくてしかたないwww


>>205
相変わらずクオリティたけぇwwwww
208愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:54:38.46 ID:aBhA2sT70
>>205
桃の節句の真打ち登場wwwwww
さすがに和服だと、ちょっと胸も控えめだなw締めつけてるに違いないw
209愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:59:35.06 ID:8M88/6oV0
>>153から、勝手にその後を想像
群青先生の一喝
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20851.jpg
210愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:03:20.64 ID:S3PilZP2O
ちょwwwwwwいつの間にか素晴らしい絵がたくさん投下されまくってるwwwwww
PCなら間違いなく全部の絵にレスつけるんだが、今はまとめてですまないが、一言GJと言わせてもらうぜwww
211愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:05:24.13 ID:R+ab6hzs0
>>205
萌え死ぬwwwww

>>209
うはwwwww巨乳な群青さんwwwwww
2121/3:2007/03/05(月) 21:06:23.70 ID:aBhA2sT70
「ただいま……」
 そっと玄関のサッシを開け、なるべく音を立てないように滑り込む。日付が変わって1時間弱。寮生の半分以上はもう眠っているはずだ。
「ふー……決算月とはいえ、こう毎日毎日終電で帰宅じゃ身が持たないわね……」
 パンプスを脱ぎ、むくんだ足を軽く揉むと、群青は鞄とコンビニ袋を放り出して廊下にぐったりと横たわった。
「まったく、あのハゲタヌキとメガネギツネめ、人に仕事押しつけて自分たちはさっさと帰っちゃうんだから……上司なら部下より働きなさいよね!」
 本人には決して聞かせられないあだ名を使い、たっぷり五分ほど上司の無能と男女格差、果ては日本経済の行く末について愚痴ったあと、大きくため息をつく。
「はあ……明日も早いし、お風呂はいらなきゃ……ああもう、立ち上がるのもめんどくさいなあ……」
「えーと、なんなら肩貸しましょうか?」
 視界に逆さまに映った男の子の顔。半ばもうろうとしていた頭が一気に覚醒し、群青は目を見開いてがばっと身を起こした。
「い、色無君! まだ起きてたの!?」
「ええまあ。明日指名されるもんですから、念入りに予習をと思って」
「あの……いつからいたの?」
「『ふー……決算月とはいえ――』のあたりからです」
 最初からだ。大人として一番見られたくない姿をさらしてしまい、顔から火が出そうになる。
「肩は貸さなくても大丈夫そうですし、とりあえず鞄とこれ、朱色さんの部屋に持っていきますね」
「あ! だめ、それはだめ!」
 重要書類が入った鞄には目もくれず、コンビニ袋に手を伸ばす。群青の指が片方の持ち手にかかったところで、色無が驚いて反射的に手を引き、袋の中身が音を立てて床に散乱した。
「白酒、あられ、ひしもち……あの、今日は四日、ていうか日付変わってますから五日ですけど……やるんですか? ひな祭り」
 もうこのまま消えてしまいたい――半額シールの貼られた品々に囲まれながら、群青はがっくりと膝をついてうなだれた。
2132/3:2007/03/05(月) 21:06:52.85 ID:aBhA2sT70
「いい、色無君。もともと節句行事っていうのは旧暦で行われていたの。それを西暦の日付でやること自体ナンセンスなの。だから……」
「はいはい、分かってますって。日付は関係なくて、祝えるときに祝えばいいんですよね」
「そういうこと……なに笑ってるのよ。ふん、そうやって馬鹿にしてればいいのよ。私だって分かってるんだから。こんなおばさんがひな祭りなんて滑稽だって……」
「馬鹿になんてしませんよ。ただ、うちの連中もたいして盛り上がらなかったのに、わざわざ二日遅れでひな祭りするなんて、群青さんは乙女だなあ……って思って」
 笑みを隠そうともせず、色無は大げさに感心してみせる。群青はふてくされてそっぽを向き、色無はますます頬をゆるめた。その横で、不機嫌そうな朱色が大あくびをする。
「人が気持ちよく寝てるところをたたき起こして、何かと思えば……姉さんもいい加減自分ちに帰りなよ。ここんとこずっとこっちに住んでるじゃん」
「こっちの方が会社に近いのよ。週末にはいったん帰るから、それまでお願いね」
「しょうがないなあ……おい色無、そんな人形の飾りつけなんか適当でいいから、白酒ついでくれ」
 中に入っていたあられの袋を抜き、男びなと女びなの人形をコタツの上に並べていた色無は、朱色に催促されてコップを用意し、酒瓶の栓を開けた。
「ん? この匂い……これアルコール入ってるんじゃないですか?」
 鼻を鳴らし、顔をしかめる。
「当たり前だろ、白酒なんだから」
「色無君、ひな祭りに飲むのは甘酒じゃなくて白酒なのよ。売ってるコンビニ探すの大変だったんだから」
「そんな暇があったならさっさと帰ってくればよかったのに……まあそういうことなら、僕は遠慮しますね」
 自分の分のコップを片づけようと立ち上がった色無の手を、朱色と群青が同時につかんだ。
「何言ってんだ、たいして強くねえよ。水みたいなもんだから大丈夫大丈夫」
「お祝い事だし、ちょっとたしなむくらいはいいでしょ? お上も大目に見てくれるわよ」
 なおも渋る色無を二人で座らせ、その手にコップを握らせる。断る暇もなく、“たしなむ”とは言いがたい量の白酒が注がれた。
2143/3:2007/03/05(月) 21:07:32.11 ID:aBhA2sT70
『ほら群青、わがまま言わないの。おひな様は三月三日までしか飾れないのよ』
『やだー! ずーっとかざっとくの!』
『おねえちゃん、はやくしまわないとおよめにいけなくなっちゃうんだって』
『いいもん! おとうさんとけっこんするから!』
『そーかそーか、それなら安心だな。母さん、いいじゃないかあと一日くらい』
『わーい! おとうさんだいすき!』

「――てことがあったらしくてね……あんまりはっきり覚えてないんだけど」
「はあ、そうですか……」
 空っぽの酒瓶をコップの上で逆さにしてしずくを落としながら、群青は幼いころを振り返っていた。生返事をする色無は夢うつつで、朱色はすでにダウンしている。
「おかげでこの歳になっても男っ気一切なし。もし過去に戻ることができたら、父さんを縛り上げて、昔の私にこんこんと説教して、即日片づけさせてやるわ」
「僕が過去に戻れたら……おじさんにお礼が言いたいなあ。おかげで、こうして独身の群青さんに会うことができたんだから……」
「……え? 色無君、今なんて――きゃ!」
 耳を疑い、聞き直した群青の胸元に色無が顔を埋める。ずっしり重い男の身体を支えきれず、群青はそのまま後ろに倒れ込んだ。
「い、色無君、急にそんな……朱色が起きちゃうから……色無君?」
 ぐったり脱力した色無の身体を苦労して引きはがし、その下から脱出する。コップ二杯の白酒で泥酔した色無は、小さないびきをかいて爆睡していた。
「もう……酔った勢いで変なこと言ったり、レディーより先に酔いつぶれたり。まだまだね、色無君」
 ぴくりとも動かない色無をなんとか朱色の隣に転がし、毛布をかぶせる。頬をつつくと、眉根を寄せて嫌そうな顔をした。
「ふふ。今日はつきあってくれてありがとう。おやすみ」
 群青は居間の電気を消し、朱色の寝室に続く扉をそっと閉じた。

 ――数分後。居間の電気が再び灯る。群青は寝室から布団を持ち込み、色無の隣に広げて灯りを消すと、今度こそ眠りの中に落ちていった。
215愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:07:47.30 ID:NF5rIl4L0
>>209
群青さん、黄緑さん並に怖いwwwwww
ん?誰か来たみたいだ
216愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:08:55.08 ID:aBhA2sT70
おしまい。スレが落ちるまでがひな祭りですって偉い人が言ってたよw

>>209
こんな群青さんが顧問なら、俺も三年間全力で生徒会活動するよw
217愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:14:15.91 ID:NF5rIl4L0
>>214
色無し…群青さんの胸元にダイブするとは
羨ましすぎだチキショーーー
218愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:18:47.05 ID:R+ab6hzs0
>>214
テラ乙女wwww群青さんかわいいよ群青さんwwwww
それにしても色無……(#^ω^)
219愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:28:40.70 ID:NF5rIl4L0
220愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:31:33.71 ID:OaEGXujv0
>>219
これはwwwwwもうずっとなでなでしていたいwwww
221愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:32:09.66 ID:s6cbTbOO0
>>219
壁|д゚ *) いい青子!!GJ!
222愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:38:34.84 ID:R+ab6hzs0
>>219
ぬこみみktkrwwwwなんてかわいいんだwwwww
223愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:40:27.16 ID:qAtvDSIn0
>219
かわえええ
しっぽモフモフしたい
224愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:53:25.11 ID:S3PilZP2O
>>214
乙女な群青さん可愛いすぎるwww

>>219
反則!!これは間違いなく反則!!!
鼻血が止まらnゴブファー
225愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 21:59:31.48 ID:g8SuKTgq0
226愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:06:21.65 ID:aBhA2sT70
  ( ^ω^) …
  (⊃⊂)


  (^ω^;)⊃ アウアウ!!
 ⊂ミ⊃ )
  /   ヽ
227愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:06:28.80 ID:kDJQt58i0
228愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:07:31.64 ID:s6cbTbOO0
>>225
いい赤だなw
>>227
ちょwwエロスwww
229愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:07:38.36 ID:XNvLq4hg0
>>227
ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwww
230愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:08:05.92 ID:aBhA2sT70
  ( ^ω^) …
  (⊃⊂)


  (^ω^;)⊃ アウアウ!!
 ⊂ミ⊃ )
  /   ヽ

なんでいきなり全裸二連荘なんだwwww
wikiに載せづらいだろwwwww
231愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:10:45.80 ID:BPJb7Yv30
だが載せる
それがVIPクオリティ。
232愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:10:58.37 ID:R+ab6hzs0
>>225
エロスwwww

>>227
紫wwwwくそぉちっちゃいくせにwwww

(*´Д`)ハァハァ
233愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:14:54.58 ID:g8SuKTgq0
>>230
ごメwwwww描き直すww
234愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:28:14.75 ID:g8SuKTgq0
235愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:31:13.81 ID:aBhA2sT70
これならokwwww
まあさっきのも保存したけどなw
赤の視線の先は間違いなく体重計ww
236愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:38:55.90 ID:S3PilZP2O
>>219

青「……う〜…ん………にゃ。」
青「はっ?!わ、私何言ってるのかしら…にゃ。」
青「にゃ、にゃんにゃのよこれは?!///」
色無「あ、青……その耳と尻尾……どうしたんだ?」
青「!! い、いろにゃし?!に、にゃんだか分かんにゃいけど、寝て起きたらこんにゃ喋り方ににゃってたのよぅ……」
色無「……(多分灰の仕業だな。)」
青「ち、ちょっと!黙ってにゃいでにゃんか言いにゃさいよぉ……ずっとこんな格好と喋り方だったら…どうしよう……学校にも行けにゃい………ふにゃ……ふぇぇ…」
色無「お、おい泣くなよ!…慰めになるか分かんないけど……その、なんだ……可愛いと思うぞ、その格好。///」
青「…えっ?!」
色無「べ、別に俺が猫属性持ってるとかそういうわけじゃないんだからねっ!!素直に青が可愛いと思っただけなんだからねっ!!///」
青「いろにゃし………にゃんか、無性に甘えたくにゃってきちゃった…」
色無「青……おいで。」
青「うんっ♪」
色無「ここ、気持ちいいか?」
青「ふにゃ〜……ごろごろ……」
色無「(もう完璧に猫じゃねぇか。だがそれがいい。つーか可愛すぎ…)」
青「ごろごろごろ………にゃぁ〜…」

灰「薬の実験としては大成功だけど……違う意味では大失敗だね、こりゃあ……」
黒「灰、ちょっといいかしら?」
灰「お、お姉さま?!な、なんでしょうか?!」
黒「……私にもあの薬頂戴。」
灰「………。」
237愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:45:55.68 ID:R+ab6hzs0
>>236
萌え殺す気かにゃんwwww
猫化黒見たいwwwww
238愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:47:24.86 ID:lz7oAfYA0
神スレはここですか?
239愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:48:35.22 ID:8M88/6oV0
きいろ
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20856.jpg

どうやら春の新作メニューは失敗だったようです
240愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:52:16.55 ID:XiXUHlUJ0
241愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:56:55.26 ID:S3PilZP2O
>>239
ちょwww頑張れ黄色www

>>240
何かエロスを感じたのは俺だけだろうか?www
桃かぁいいよ桃www
242愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 22:58:29.70 ID:R+ab6hzs0
>>239
wwww合わなかったのかwwwww

>>240
なんと美しい桃
桃の胸が揺れてるように見える俺は脳が腐ってるのかもしれない
243愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:14:55.12 ID:XiXUHlUJ0
244愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:15:53.91 ID:g8SuKTgq0
かわいい!
245愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:16:54.57 ID:Is0i5SUL0
俺が隣で添い寝しt…あ、黄緑さん、そのバットで何を……
246愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:22:03.17 ID:R+ab6hzs0
>>243
かわいすぎるwwwwww
247愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:27:02.76 ID:Is0i5SUL0
色無「んー、風がつよいな。なんか雨も降りそうだし」
白「い、色無君、ちょっと開けてもいい?」
色無「ん、白? どうしたんだ、もうとっくに寝てる時間だろ」
白「そうなんだけど、風の……音が怖くて」
色無「あーなるほど、確かに怖いな。で?」
白「つまりね、その……えっとわ、分かってるよね?!」
色無「いやーその枕だけ持ってこられてもなんのことだか」
白「う〜……い、一緒に寝てもいい?」
色無「ああ、いいよ。みんなに知られると大変だから今日だけだぞ」

白「えへへ、やっぱり暖かいなぁ……色無君のお布団は」
色無「そんなもんか? 皆一緒だろ」
白「違うよー色無君のはね、色無君の優しさ成分が入ってるんだよ」
色無「なっ、馬鹿なこと言ってないで早く寝なさい!」
白「うん、おやすみー」
色無「はぁ……」

色無と白。
248愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:28:28.24 ID:HEz2sVUYO
空「……………………」
緑「……………………」
空「………緑先輩、続きどこですか?」
緑「……………………」
空「あぁ、そこですか。ありがとうございます」
緑「…………………(コクリ」
空「……………………」
緑「……………………」
緑先輩の方からぐーっと、お腹のなる音がした
空「お腹すきましたねー」
緑「…………………(コクリ」
空「今日の晩ご飯なんでしょうね?」
緑「……………………」
空「そうなんですか。今日はハンバーグなんですか」
緑「…………………(コクリ」
空「楽しみですね」
緑「…………………(コクリ」

水「……さっきから緑ちゃん頷いてるだけだよね?」
茶「うん」
水「でも、ちゃんと会話(?)は成り立ってるよね?」
茶「うん」
水「なんでだろうね?」
茶「うーん…………」

保守@空
249愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:35:54.49 ID:R+ab6hzs0
>>247
色無の半分は優しさで出来ています
しかしモテモテだなwww今更だがwwwウラヤマシスww

>>248
空はエスパーかwww
250愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:38:33.48 ID:Is0i5SUL0
>>248
緑マスターww
251愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:43:06.27 ID:Is0i5SUL0
>>243の絵を参考に。

水「すーすー」
色無「確か水色はっと……いた。けど、眠ってるな」
水「んむぅ……」
色無「植物の本読んでたのか。それにしても幸せそうだな」
水「お花さん……たくさん……」
色無「夢の中でも花かよ。本当に花が好きなんだな」
水「ムニャ…色無君…大s」
色無「えっ!?」
水「ふむぅ……ふえっ?! 色無君! ど、どうして……わ私さっき寝言言ってませんでしたか!?」
色無「い、いや、そのなんというか」
水「や、やだー」ダダダダダッ
色無「水?!」

緑「あなた水にいったい何をしてかしたの?」
色無「俺は別に何も」
緑「犯罪者は皆そういうのよ……」

色無と水。図書館。
252愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:47:41.71 ID:0pwsjegf0
【お洒落な】オレンジレンジpart1【音楽】
http://bubble5.2ch.net/test/read.cgi/band/1172500032/l50
>>140
いちいちうぜーんだよはげニート
コピぺ以外にやるこてねぇのかう゛ぃっぱぁ
>>142
きめぇwwwう゛ぃっぱぁきめぇwwwww
自分のおしりのうんちふけねぇとかwwwww
ニートがなに言ってんだよwww
小学生小学生うぜーんだよはげニートwwwww

これがおれんじれんじクオリティ
貼り用↓
      ''';;';';;'';;;,.,    ブーン・・・
                       ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ブーン・・・
                        ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                        ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
             rっ        vymyvwymyvymyvy、
             ||       mVvvMvyvmVvvmvyvmVvv、
             |/⌒ヽ /^ヽ (^^) /^ヽ (^^) /^ヽ(^^)/^ヽ
             (^ω^ )(ω^ )/⌒ヽ(^ω^)/⌒ヽ^ω^)  ( ^ω)-っ
       /⌒ \   |   _二二二つω^ )(\ ( ^ω^ )二⊃ /⌒ヽr
   ⊂二(^ω^ )二ノ   /( ^ω^ )  ⊂二\\_/⌒ヽ二二( ^ω^)二⊃
       ヽ    | (´ ._ノ ヽ   /⌒ヽつ  \( ^ω^)  |    /
        ソ  ) \\⊂二二二( ^ω^ )二二二⊃ ⊂_) ( ヽノ
       ( < \  レ’\\   ヽ   /   i ) ノ     ノ>ノ
        \|\|      レ  (⌒) |   /ノ ̄     レレ
                      ⌒| /VIPからきたお
253愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:50:51.36 ID:XiXUHlUJ0
254愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:56:26.90 ID:R+ab6hzs0
>>251
犯罪者扱いカワイソスwww
水はかわいいなぁ

>>253
なんかこっちまで清々しい気分になってくるwww
空かわいいよ空
255愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 23:59:50.36 ID:HEz2sVUYO
>>253
この絵のおかげで明日もまた頑張れそうです
256愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:08:27.01 ID:a5okHpzK0
>>253
全員の丘の絵が巨大な一枚絵の一部だったら超大作になるんじゃね?wwwwwww
257愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:30:55.99 ID:7dw7q1Nw0
258愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:47:54.71 ID:4dS8yJYO0
sy
259愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:13:02.70 ID:brEhwfSf0
よるほしゅ
260愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:36:49.58 ID:XOJ2vez00


生徒会発足から一週間。
この一週間で私は、議題そっちのけで紛糾する会議があることを思い知らされました。
しかもその会議は長がいないときだけ激しく加熱します。ていうかこれ、もはや会議じゃないですよね。

「だから私は副会長として――!」 (だから私が色無の面倒見るの!ほっといてよね!)
「会長を補佐するのは役員全ての責務であり――」 (そんな得な役回り、アンタだけにさせるもんですか)

私には裏の台詞が聞こえています。ちなみに私も副会長はズルいと思うので、こっそり黒さんを応援中です。
「そそ、空ちゃん、こんな感じでどうかな……?」
「ん?」
いがみあってる人たちとは正反対の優しい声。振り向くと、水色ちゃんが何かの写真を渡してきました。
「どれどれ……うわぁ!すごいすごい、これ綺麗に撮れてる!これ水色ちゃんが撮ったの!?」
「撮ったのは俺だよ」
水色ちゃんの後ろにはいつの間にやら、デジカメを手にした会長がいました。どうやら一緒に行っていたみたいです。
「どうだ、綺麗に撮れてるだろ?」
「んー。花がこれだけ綺麗なら、どんなヘタっぴでも綺麗に撮れるんじゃないですかー?」
ねぇ水色ちゃん、と話を振ったら、真っ赤になっちゃいました。褒められるのは苦手のようです。
「まぁ確かにそうだよなぁ。さすが水色、すごいすごい」
しかもそこに会長が頭なでなでという追い討ちをかけるから大変。トマト並みに真っ赤になっちゃいました。 むぅ。
「こっちはこっちで頑張ってたんですよ、会長。ほら、あとはそこにこの写真をはめれば完成です」
「おぉ!すごいな空、これなら全校生徒に配っても大丈夫だろ!うん、えらいえらい」
はふー……これがあるから仕事を頑張れます。ゆくゆくはもっといいことしてくれたら、と考えなくもないのは内緒です。
「ところでさぁ、アイツらまたケンカ?あーもう、どうすりゃいいんだか……どうすればいいと思う?空」
「そうですねー。とりあえず、ふたりの頭をなでてあげればいいんじゃないですか?」
「は?」

その後。大人しくなったお姉ちゃんの赤い顔と、されるがままの黒さんの笑顔が印象的でした。
261愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:38:45.22 ID:a5okHpzK0
>>261
なんという色無マジック・・・・・・
これは間違いなく(#^ω^)ビキビキ
262愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:39:15.62 ID:a5okHpzK0
安価みすった
>>260
263愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:49:51.77 ID:QKYvUAOe0
>>260
最近水色が好きすぎてたまらないwww
しかし青も黒も萌えるwww
264愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 02:06:22.02 ID:jxpUq0Lf0
 下駄箱を開け帰宅しようとする色無しに、紫がぶつかるようにして抱きついた。体調が悪いと言い保健室で休んでいた紫、色無しは体調を尋ねる。
「もう大丈夫なのか?」
「なんで迎えにこないの! 起きたら先生もいないし、教室にも誰もいないし……」
 そう言う紫の目には薄く涙が見える。
「ごめんな、覗いた時は紫寝ていたから起こせなかったんだ。先生に起きたら連絡してくれって言っておいたんだけど」
「そんなの駄目。ずっと傍にいてくれないと駄目」
「怖かったのか」
 夕焼けも終わりに近く暗闇が迫る校舎内。無機質な蛍光灯の明かりが人の存在を消し去るような感覚を与える。
 色無しの問いに首を横に振る紫。しかし身体はぴたりと色無しに密着させている。自分の存在を確かめるかのように。
「約束しなさい。これからずっと一緒に帰るって」
「わかった」
265愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 02:46:48.90 ID:XOJ2vez00
紫が大人な嫁だったらというIF。前もやったことあるけど、これすごい好きかもしれんwww


む『どーだぁ!まだわたしのほうがおっきいよ!』
い『うぅ……こ、これからおっきくなるんだ!』
む『いろなしくんはおよめさんよりちっちゃいおむこさん。あーぁ、かっこわるいなぁ』
い『み、みてろー!ぜったいにむらさきよりもおっきくなるからな!』


紫「ふふっ」
男「ん?なんだよ急に」
紫「懐かしいことを思い出してたの。たぶん、幼稚園くらいだったと思うけど」
男「幼稚園? ……どろんこ遊びの後、お母さんに怒られてボロ泣きしてるオマエなら覚えてるけど」
紫「そ、そんなことじゃなくて!背比べしてたでしょ?私の方がまだ大きかった頃」
男「……あー、あったな。それでかっこ悪いって言われた覚えがある」
紫「そうそう。 でも良かったでしょ?あの時私がああ言ったから、今のアンタがいるって考えればさ」
男「そりゃまた強引っつーか。 でもま、少なくとも『大きくなりたい!』ってずっと頑張ってた記憶は確かにある」
紫「でしょ?」
男「とりあえず、幼稚園のオマエに笑われることはなくなったかな。今じゃ比べるまでもない」
紫「そうだね。 かっこいいよ、おむこさん」
男「ッ……。 ありがとな、かわいいおよめさん」
紫「♪ ただ、そのね。背伸びしても届かないくらいに大きくならないでほしかったなぁ」
男「そりゃまた難しい注文っすね」
紫「女の子ってそういうものだよ?ま、アンタにゃ一生わかんないかな」
男「むぅ」
紫「それより早くだっこしてよー。でないとできないでしょー?」
男「……やれやれ。はいはい、ただいま」
266愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 03:53:34.55 ID:v5o+/P25O
267愛のVIP戦士 :2007/03/06(火) 05:25:11.90 ID:LG5NxU680
保守
268愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 05:33:57.84 ID:IF8IFDIF0
>>265
これはいい紫IF。なんか和んだw
269愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 07:00:35.79 ID:tP2wjvctO
>>265
これ好きだwwwもっと書いてくれwww

>>268
IDにIF入り過ぎwwwwww
270愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 07:34:42.70 ID:IF8IFDIF0
>>269
俺の60%以上はもしも、でできています><
271愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 08:30:08.14 ID:QdYud/qgO
サムライブラック保守

水「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
侍「………………プッ。」
ジャジャーン
青「侍黒、アウト。」
侍「(ペチーン)あすっ!」

侍「えびちゃん、か…………」
男「お前もとうとうそっち系に目覚め」
侍「じゅる」
男「ないない、それはない。」

侍「こんどこそためになる本を貸してくれ!」
緑「ん。」
つ『へんないきもの』
侍「にょろーん。」

侍「よいではないかよいではないかー。」
男「(グルグル)あーれー。」

侍「メーン!」
桃「トス!」
侍「メーン!」
桃「トス!」
272愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 09:00:52.29 ID:I7itH4Hf0
テラカオスwww
273愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 09:04:01.26 ID:ZlsQCZI/O
吹いたww
274愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 10:18:53.17 ID:cSLCNPtYO
275愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 11:25:11.00 ID:XOJ2vez00


私は通り過ぎる人の目を惹きつける。私はすれ違う男たちの目を奪う。
私は軽率な男のかわし方を覚えた。私は下心のある男を追い払い方を覚えた。

だから、思い上がっていたのかもしれない。

私は信じられない/私に目を奪われない男の子がいるなんて
私にはわからない/その男の子に愛される方法が

ねぇ、教えて。
どうすれば、アナタに愛してもらえるの?
上辺だけの笑顔とあからさまな色気に惑わされないその瞳に、私はどうしたら――。

「ツクってダメなら地でいってみるべしでしょ。てか本気で惚れた相手ならさ、地でいられないと無理だよ」

掛けられたのは親友の声。
けれど地の自分ってなに?ツクった自分はわかるけど、ありのままの私ってなに?

「やりたいようにすればいい。たったそれだけ。思うがままに、したいことをすればいいの」
---------------------------------------------
「いーろーなーしーくんっ♪」
「うわぁ! いい、いきなり抱きつくなよなぁ……って、ピンクさん?」
「んー?なぁに?」
「ど、どうしたんだ?今までこんなことしたことなかったし、そういうことしたいようにも見えなかったけど」
「……今は、内緒だよ。 ただねぇ、ちょっとわがままになってみた……って感じかな?」
「?」

「ふぅー……色無戦争に、またひとり名乗りをあげちゃったか。どーしよっかなぁ」
276愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 12:22:32.16 ID:cSLCNPtYO
桃かわいいよ桃
277愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 13:08:18.23 ID:QdYud/qgO
サムライブラック保守

男「てぇーへんだ!てぇーへんだ!」
侍「阿呆みたいに騒ぐな。あと普通に喋れ。」
男「色無しの旦那が闇打ちにあったらしい。」
侍「ふぅーん。あの好色には良い薬ではないか。」
男「一応、俺達の仲を取り持ってくれたじゃん。お見舞いくらい行かね?」
侍「なんだ生きてたのか?てっきり死んだのかと。某もまだ仕事があるし、夕刻に行くか。」

男「失礼するよ。」
色「お、男に侍黒か。」
侍「なんだ。思ったより元気そうではないか?」
色「ただ腹を少し斬りつけられただけだからさ。」
男「どこでやられたんですかぃ?」
色「朱色さんの宿屋の前をふらぁと歩いていたら、ね。」
侍「なんでそんな所を?」
色「黄緑と黄の飯所からの帰りだった。」
侍「とりあえず元気で何よりだ。」
色「緊張したんだろうな。」
男「何で?」
色「向こうも初めてだったんだろ。人を殺すのはよ。」
侍「それはそうだろう。某ですら人を殺めたことは」
色「女だった。」
男「………あーらら。」
侍「顔は?」
色「わからない。手拭いで隠してたし、少ししか見れなかった。だが腕を掴んだ。あの細さは女だ間違いない。」
男「心当たりは?」
色「(ボリボリボリ)…………ありすぎて困るぐらいだよ。」
侍「好かれすぎるのも問題だのう。」
278愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 13:56:56.84 ID:QdYud/qgO
サムライブラック保守

侍「何で某達が聞きこみをせねばならんのだ。」
男「たまにはいいじゃない?同じ寺子屋で育った仲だし人助けだと思ってさ。。」
侍「さて、ここが黒の屋敷か。」
男「ささ、どうぞどうぞ。」
侍「なんで某から行かねばならんのだ!」
男「だって黒はこの辺一帯を占める侠客の若頭ですよ!?縁故があるだけで入れる屋敷じゃ」
薔薇色「姐さんの屋敷の前で何してるんだい?とりあえず男のほうは俺のケツに」
黒「お待ち。この人達は友人よ。中に迎えてあげて。」

黒「その噂は聞いてる。」
侍「調べはついて」
黒「ない。一切。」
侍「そうか。」
男「なぁ黒、頼みがあるんだ。」
黒「何だ?」
男「黒にはこの話から手ぇ引いてもらえない?」
黒「何の話かと思えば。下らない。」
侍「犯人は女なのだ。」
黒「………………。そう、残念。」
男「つまり色無しに想いを寄せる奴が濃厚なんだ。」
黒「なら私からも一つ条件があるわ。」
侍「聞こう。」
黒「犯人がわかっても絶対に私の耳に入らないようにして。」

侍「邪魔をしたな。」
黒「最後に一言、何で私が色無しを斬った者でないと言い切れるの?虚言を吐いているかもしれないわよ?」
侍「貴様は自分が思ってるよりも単純だ。それだけの話だ。」
黒「そう。そうかもね。」
279愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 14:14:13.28 ID:RDpT0s010
新シリーズktkrwww
一瞬薔薇色なんていたかどうかwikiで調べてしまいそうだったwwww
280愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 14:18:42.43 ID:brEhwfSf0
281愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 14:34:08.55 ID:r7Ya98X5O
>>280
なんてかわいい白
282愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 15:22:55.12 ID:QdYud/qgO
サムライブラック保守

侍「一旦色無しの所に戻るか。」
男「そうだな。それぞれどんな商いに就いたか俺はまだ把握してないからな。」

白「あ、侍ちゃん、男君久しぶりです。」
男「あれ?もしかして白!何してんのさこんなところで!」
色「いい忘れてたけどこの傷の手当てしてくれたの白なんだよねぇ。」
白「この前は水ちゃんの所へ薬草を取りに行って看病できなかったんです。」
色「今じゃ白は立派な医者だ。あの夜白に会わなかったら危なかったよ。」
白「す、すいません!あの夜も水ちゃんの所へ薬草を………。」
侍「時に色無し、それぞれがどのような商いに就いたのかが知りたい。」
色「まさかお前ら、調べるのか?」
男「まぁね。後味悪いじゃん?」
侍「黒、青、黄緑、黄、それと今聞いた通り白と水はわかった。あとの奴らを聞きたい。」
色「…………まずは赤だ。赤は今飛脚をやっている。今頃会津あたりじゃね?」
男「赤に犯行は無理だな。」
色「桃は朱色さんの宿屋専属の踊り子。紫は橙が営む問屋で簪を作ってる。」
侍「桃らしい。」
色「黒の所に行ったらしいが茶には会わなかったのか?茶は今黒の元で下女をしているようだが。」
男「いや、会わなかった。多分黒は巻き込みたくなかったんだろ。茶はああ見えて正義感強いからな。」
色「さて最後に緑なんだが…………」
侍「あやつ、何か危ない橋でも?」
色「いや、緑は今『緑ノ椿』の名で書物をしている。」
侍「まさか!あやつが!青の寺子屋に置いてあったのを読んだのだが………」
色「だけど他に……………男、ちょっとこっちこい。(コショコショコショ コショコショ)」
男「如何程に?」
色「あぁ、巷の極度な好色貴族に馬鹿売れらしい。」
侍「大体想像はつくが教えてくれ。」
283愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 15:40:02.52 ID:r7Ya98X5O
>>282
これは結構好きかもしれないwwww
284愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 15:50:31.35 ID:Ew6r/haH0
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20862.jpg

流れぶった切る上に雑ですまないが赤
285愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 15:57:54.89 ID:g9cPSKbaO
>>282
わっふるわっふるww

>>284
俺の嫁にしていいですか?
286愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 16:21:09.70 ID:brEhwfSf0
黒 マンガ記号多くてすみません
http://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20863.jpg
287愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 16:25:50.77 ID:ktUbvNPQ0
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musice/1172981339/l50
ここに行ってVIP大行進するお
痛い中2病が山ほどいるお
288愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 16:39:19.38 ID:h6ccYhyN0
>>282
江戸時代は男色の人が多かったらしいから、緑需要は高かったろうなw

>>286
エロス!
漫画記号結構じゃないか
289愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 16:54:03.99 ID:r7Ya98X5O
>>286
えぇじゃないか!
290愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 17:38:36.47 ID:QdYud/qgO
サムライブラック保守

侍「今のところ黒と赤以外に疑いがあるな。」
白「そんな…………!」
男「別に白ちゃんがまだ犯人だなんて行ってないから。大丈夫だよ。」
色「そうそう、白は優しいから。大丈夫。俺、白のこと信じてるから。」
白「色無しさん……………」
侍・男(それが刺される原因なんだよ!)

侍「緑ー。いるかー。」
緑「(ガラ)朝からそうぞうしい。…………中に入りなさい。」
侍「大体察しはついてるだろう。」
緑「あの日の夜、私はそうだな………亥(PM9〜11)の時刻に外に出てた。確か色無しもその頃に…………」
男「何しに外へ?」
緑「黒のとこの男衆に渡す物があった。」
侍「成程。黒も良い人選をしたものだ。」
緑「詭弁するわけではないがあの夜、私は桃と水色が歩いているのを見た。」
侍「桃と水か。わかった。ありがとう。」
緑「ところで私から頼みがあるんだが。」
侍「お前も黒と変わらんのう。何だ?」
緑「友人の夫とはいえ言いにくいのだが男君を貸してくれないか?最近は書物だけではなく春画の」
男「やめて!お願いだからやめて!」
侍「不覚にも貴様の書いた詩集に感動した。手形をくれるなら」
男「俺の体はサイン以下か!」

侍「不味いな。」
男「今更後悔しても遅いよ。僕の体は黒の屋敷の男共に妄想の中で犯され続けるんだ。」
侍「色無しを斬ったのは白かもしれんなぁ。」
291愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:04:33.34 ID:4dS8yJYO0
292School Days:2007/03/06(火) 18:06:08.31 ID:ApBubzXbO
『橙』

…結局、今日も黄色に話し掛けられなかった。俺のヘタレ。
『あの』男子100メートル決勝のあと、俺はとりあえず黄色と会話をしようと試みた。…が、何故か今まで自然に発してきた言葉が全く出てこなかった。黄色になんて声を掛ければいいのかが、わからなかった。
意識すればするほど、それだけのことがどんどん難しくなっていった。
「…アホか」
ただ声を掛けるだけだろうが。なんでこんなにびくついてるんだ、かっこわりぃ。…明日だ、明日。『おはよう』でもなんでもいいから絶対黄色に話し掛けてやる。

…あのヤロウ、登校時間ずらしやがった。いつもの時間に、意気込んで家を出たのに拍子抜けだ。待ってんのも気恥ずかしくて、俺は一人で学校に向かった。
「…来てないか」
学校の下駄箱で確認すると、黄色はまだ登校していないようだった。…やっぱ家の前で待ってりゃよかったかな。
結局、黄色は朝は遅刻ギリギリに登校し、話し掛ける暇もなくホームルームが始まった。でもまあ、休み時間とか昼休みもあるしな。そんなに焦る必要もないだろ。
…だがッ!俺は、重要なことを忘れていたのだった!
293愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:08:57.22 ID:ApBubzXbO
ホームルーム後、早速俺は黄色に声を掛けようとした。ナチュラルに、ナチュラルに…
「おい、黄いr」
「橙く〜ん、あたしぃチョコ作ってきたんだけどぉ、食べてみてくれない?」
…は?
「え、なんで?」
俺は突如出現した女子Aに困惑しつつ、いきなり渡されたチョコレート(だと思われるもの)に目を丸くした。
「だってほら、今日ってバレンタインじゃん?キャ☆」
…あー、なるほど。そういうことすか。てかキャ☆ってなんだ、キャ☆って。
「どーも」
悪いけど、今日の俺はそんなお菓子会社の策略に引っ掛かってる場合じゃないんですよ。ヘタレという汚名を返上しなきゃならないんだから。……なのに。
「あ、A子ズルーイ!あたしも橙くんにチョコ作ってきたのにぃ〜」
え?
「私も〜」
おいおい…
「あ、何抜け駆けしてんのよ〜」
…マジかよ。なんでこんなにこのタイミングで来るんだよ!
あ、黄色行っちまったし。…なんか、ヤな予感がするんだけど。

294愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:12:57.92 ID:ApBubzXbO
予感、的中。放課後まで、俺が黄色に話し掛けようとするたび女子がチョコ持って絡んでくる。
男子の奴らにはすごい目で見られてるが、できれば代わってほしい。
そりゃあ俺だって途中からは振り切ろうとしたよ。けど…
「あ、あの!橙センパイ!」
あんまり知らないカオ。1年だろう。ぱっと見で、おとなしそうな印象を受ける。
「あ、わりぃけど俺…」
しかし俺はスルーしようとした。が…
「こ、こ、これ!う、うう、受け取ってもらえませんかっ?」
……必死だな、この子。わざわざ2年の教室まで来て。…勇気出して頑張ったんだろーな。
「………。さんきゅ、ありがとな」
「あ、あ、はいぃ!あ、あありがとうごさいます!」
…断れるわけないじゃん。気付けばまた囲まれてるし。だあー…

「情けねぇ…」
ええ、現在俺はおとなしく帰路についています。何か問題でも?
鞄の中身が無駄に重い。チョコのせいもあるだろうが、気分が重いのが主な理由だと思う。
「はぁ…」
自宅到着。今日もまた今までどおりになっちまったなぁ。
「ふぁあ…」
あくびをしながら、なんとなく居間でテレビを点けてみる。たいして面白くもない。…やっぱ部屋で寝るか。
力なく階段を登り、自分の部屋のドアを開ける。………ん?
「…なんだこれ?」
俺の(そんなに使わない)机の上に、可愛らしい包みが置いてあった。
もしかして黄色か?いや、でもアイツなら別にこんなこと…。
そんなことを思いながら、その包みを開ける。
295愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:15:16.31 ID:ApBubzXbO
―――お菓子だ。見た感じ、チョコ風味なんだろう。…アイツが去年作ったチョコ、ひどかったんだよな。カレー混ぜただかして。そんな記憶からすこし恐る恐るではあるが、そのお菓子に手を伸ばす。
………。旨い。なんだ?すごい普通においしいんだけど。これ、ホントに黄色が作ったのかよ。
その幸せなおいしさをゆっくり味わっていると、俺は包みの中に、2つ折りにされた紙が入っていることに気が付いた。何か書いてあるんだろう。…ずいぶんアイツ、可愛いことするじゃん。
そう、そんなことを思いながら、俺は軽い気持ちでその紙を開いたんだ。

―――――。


『Dear my best friend

 ごめんね。だいすき』
296愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:29:57.50 ID:4dS8yJYO0
まさかここで終わりか!?
297愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:48:21.87 ID:r7Ya98X5O
つ、続きはまだかっ!!
298School Days:2007/03/06(火) 19:05:31.69 ID:ApBubzXbO
『幼なじみ』

黄色は、公園へと向かっていた。そう、橙から逃げてしまった日や、惨めな文化祭の日にお世話になったあの場所だ。ここは―――彼女と橙が小さいときよく遊んだ公園だ。
ケジメをつけよう。どんな形であれ。そう決めた彼女は、自分の気持ちを落ち着かせるためこの場所に来たのだ。
(…なつかしーなー)
昔、順番でケンカしたブランコ、自分だけ逆上がりができなかった鉄棒、手を真っ黒にした砂場。それぞれの遊具にそれぞれの思い出がある。
そうそう、よくベンチに座ってグダグダしたっけ……。
―――そこに、人影があった。
「ッ?!」
そしてそれは、彼女がよく知る少年だった。
「…よぉ」
ベンチに寝そべりながら、空に向けていた手を下ろし、しかし態勢はそのままでその少年は軽く声をかけた。
「な、なんでここに…?」
心を落ち着けるために来たはずなのにその本人に会ってしまい、黄色としてはびっくりもいいところだ。
対する橙は、ようやくベンチから起き上がる。しかしその目は俯いたままだ。
「…ここに来るような気がした」
ぼそぼそと橙は呟いた。
「なんとなく、お前がここに寄るんじゃないかって思って…」
わかったことが気恥ずかしいとでもいうように、橙の声は微かだった。
理屈じゃなくてもわかるんだ。だって―――
299愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 19:08:09.26 ID:ApBubzXbO
そんな呟きに、少しばかり不思議そうに黄色は尋ねた。
「…なんで、あたしが来そうだからって、ここに来たの?」
彼女にも、ほんの僅かに期待があったのかもしれない。
「………」
だが橙は答えられない。目を伏せ、また俯いた。彼の初めてのスタートラインは、遠く見えた。
「…まぁ、いいや。―――あたしね、話があるんだ」
足踏みをしている橙とは対照的に、彼女は笑った。明るく、綺麗に、そして強く。
あたしは、決めたんだ。
「―――――ッ」
何かが始まろうとしていた。馬鹿でもわかる。そのことが、橙をより焦らせた。
「あたしね―――」
「待て!!」
黄色の言葉を遮って、橙が必死に叫んだ。
いつまで甘えてんだ。いつまで流されてんだ。いい加減にしろ。また俺は、大切なものを自ら零す気か?
「俺にも、…話がある」
恥ずかしかった。何を言っていいかなんてわからなかった。それでも、ここだけは譲れないだろう?
黄色に全てを任せるなんて、それこそ救えないバカ野郎だ。
変われよ!動け!!
「…情けなくて、ごめんな」
それでも、始めから伝えたいことは出てこない。あまりの醜態に、橙は溜め息をつきながらそう言った。
「ううん」
黄色は彼の指を見つめた。…親指で中指の腹を撫でてる。これは、橙の癖だった。そう、―――素直に謝ったりするときの照れ隠し。
大切なこと、言おうとしてくれてるんでしょ?
わかるよ、キミのこと。だって―――
300愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 19:09:41.81 ID:ApBubzXbO
「情けなくて、ふらふらしてて、覚悟もなくて」
橙は意を決したように話しだす。器用に、全てを軽くこなしてきた少年が、たった一つの言葉を導くためにこんなにも苦しんでいる。それでも彼は続ける。
「それなのに調子に乗ってるガキだけどさ」
だんだん橙が必死になっていくのがわかる。黄色はそれをじっと見つめる。
「やっぱ、俺、お前にいてほしいんだよ…」
もう橙の顔は真っ赤だ。
「…ぅん」
黄色は目を色んなところに散らしながら、どうにか橙の『本気』を受けとめようとしていた。
「俺、努力するから。お前が俺の隣にいても『幸せだ』って思えるような奴になるから」
そう言い終わると、橙は一層顔を赤くし、頭を掻いた。
「なんか、言いたいことズレてきたし…。あー……黄色、俺、一回しか言わねぇからな?」
一度息を吐くと、橙は黄色に近づいていく。黄色の傍に立つと、少し屈んで、黄色の耳の近くで呟くように、しかしはっきりと言った。
「好き」
その一言は、橙そのものだった。華やかなくせに繊細で、小さな情熱を秘めていた。
その言葉があまり橙らしすぎて、黄色は一瞬笑いそうになった。しかし、みるみるうちに黄色の表情は最初に浮かべようとしたものとは違うものに変わっていく。黄色は堪え切れなくなって、その場にへたりこんだ。
「お、おい!」
橙は驚き、黄色の顔を覗き込もうとする。
「えへへ……笑おうと思ってたのに、なんで涙なんか出てくるんだろうね?」
黄色は笑っていた。目に涙を浮かべながらも、その笑顔はとても自然で、とても幸せそうだった。
笑顔の先にはもちろん、いつものアイツがいる。
「大好き、たいちゃん!」
お互いに笑いあう風景は、いつもと同じ。それでも今は、互いにその大切さを感じている。そうしてまた2人は笑いあう。願うは、それが遥か永く続くようにと。
―――2人は、幼なじみだ。
301愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 19:12:47.21 ID:ApBubzXbO
一応、一段落がつきました
ここまでお付き合いくださったみなさん、ありがとうごさいました
302愛のVIP戦士
GJ!!!読んでて顔が綻んでた俺は周りから見たら間違いなく変態
黄色かぁいいよ黄色wwwww