15、16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら

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1愛のVIP戦士
避難所http://jbbs.livedoor.jp/study/7864/

まとめhttp://www.geocities.jp/story_ts/

定期的に保守よろしく。
2愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:06:27.80 ID:A2uic+Ha0
2ゲットすらできない童貞どもはこれ見てオナってろ m9( ^д^)9mワキャナドゥー♪
http://thumb.vipper.net/vfile/vip174845.jpg
3愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:06:46.81 ID:VLO54zdY0
成りたいのだが
4愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:07:32.65 ID:I5W/e51G0
1乙!
5愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:09:51.40 ID:wV3FsiG20
乙です。
そして重複すんません…
6愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:11:43.25 ID:dv2TdiYtO
こっち?
>>1乙ー!
7愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:12:24.13 ID:6MlR2+7EO
>>5
> 乙です。
> そして重複すんません…
こちらこそ ごめんなしい><
8愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:13:18.10 ID:C62CTyEQ0
>>1乙!
9愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:19:33.80 ID:hN1r+pFdP
再度 >>5 せっかくのスレ すいませんでした
10愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:22:17.64 ID:C62CTyEQ0
そして保守
11愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:31:33.35 ID:I5W/e51G0
いきなりの過疎www
12愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:43:27.36 ID:NEkhLshB0
ho
13愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:44:28.92 ID:2nspLfBc0
いつものことじゃないか
会社からじゃ投下デキナス・・・
14愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 19:47:31.13 ID:I5W/e51G0
とりあえず今書いてる保守

>>13
wktkしながら待ってる!!!!!!!!!

15コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/06(火) 20:17:01.16 ID:I5W/e51G0
〜現在:始まりの村:ファイン〜

私はアレスを見ながら不安に駆られていた。
この子は色々知らなすぎるんだ。

勿論世界中を旅して歩いたし、魔王も倒した。
でも、だから?だからどうだっていうのだろう。

アレス「お姉ちゃん!」

どうやら考え事をしていてアレスの呼び掛けを無視してしまっていたようだ。
ちょっと涙目になりながら膨れっ面でこちらを見ている。
どうも一つの事を考えると周りに目がいかなくなる、私の悪い癖だ。

フレイ「ゴメンゴメン、どうしたの?」

そう尋ねると、アレスは私の胸を見つめながら自分の胸を触る。
なるほど、今までは無かったものが珍しいのかな?そう思った時だった。

ア「・・・えいっ」フニフニフニフニ・・・
フ「え!?あ、ちょ、ちょっと!?」

アレスはベッドに座っていた私の胸をもみだした。
横から抱きつかれるような形で、身動きがとりにくい。

フ「ん・・・こらぁ・・・やめなさい・・・」
16愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 20:20:56.95 ID:CF0FNPDQO
wktk
17愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 20:26:26.72 ID:ccJPL1RtO
台詞の前の名前は無くても十分把握出来るぜ
とにかくwktkwktk
18コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/06(火) 20:35:01.25 ID:I5W/e51G0
動かせる片腕で頭を小突く。
程なく離れたアレスは、私に向かって言った。

ア「お姉ちゃん・・・それずるくない?」
フ「・・・え?」
ア「どうすればそんなにおっきくなるの?」

私は吹き出してしまった。昨日まで男の子だったのにいきなり何を言い出すんだろう。

フ「胸なんかあっても邪魔なだけよ・・・それに私もそんなに大きい方じゃないわよ?
  ・・・アレスは女の子になっちゃって嫌じゃないの?さっき教えたとおり、面倒な事だらけよ?」

私がそう聞くとアレスは少し考えた後に言い放った。

ア「うーん・・・なっちゃったものは仕方ないでしょ。まぁ面倒なのは嫌だけど・・・
  それにホラ、まだ戻れないって決まったわけじゃないでしょ?今までと違う感じを楽しむよ」

能天気というかなんというか・・・あまりにポジティブな考えに私は愕然としてしまった。
世の中には現実を受け入れられなく、自ら死んでしまう人までいる。
しかし、この子が悩んだのは最初くらいだった。私は改めてアレスの強さを思い知った。

フ「あんた強いわねぇ・・・ま、いいか。さ、ご飯食べようか!」
ア「うん食べる!あ、お姉ちゃん、僕の荷物は?それとちょっと力の指輪貸して欲しいんだけど・・・」
フ「?荷物はベッドの下だけど・・・何するの?・・・はい、指輪」
ア「これで動けるし・・・えっとたしか・・・あった!力の種!・・・よし、指輪ありがと!」
フ「なるほど・・・あんた変なところ賢いわね・・・。それじゃほら、いくわよ」
ア「いや、そこは普通に褒めて欲しかったなぁ・・・」
19コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/06(火) 20:36:38.82 ID:I5W/e51G0
とりあえずここまで。
中途半端だけど反省はしてあげないんだからねっ(/////
20愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 20:38:33.89 ID:I5W/e51G0
>>17
後々のために・・・ねw読みづらかったらスマソ
21愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 20:47:11.18 ID:ccJPL1RtO
>>20
いやいや、読みにくくはないぜ
面倒臭くないかなって思っただけなんだ。すまない
22愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 20:51:53.21 ID:6SZiZ8zOO
漏れは14でヴァージン捨てたからおk

http://x28.peps.jp/gunchoco/
23愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 20:52:28.07 ID:DRlYq6Kf0
24愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:04:00.63 ID:dv2TdiYtO
安価で短編書かせてくださいな!
25愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:08:31.97 ID:ccJPL1RtO
わくわくさん
26愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:10:20.42 ID:hN1r+pFdP
ワクテカ
27愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:12:10.88 ID:9N2SILVv0
前スレ423以降投下あったかな?
28愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:21:03.39 ID:dv2TdiYtO
花「わくわくさんって…魔法使いかなぁ…」
雅「お前は何歳児ですか?」



('A`)短編じゃねぇよ
29愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:23:54.01 ID:C62CTyEQ0
>>27

2月3日〜2月6日html
http://dat.vip2ch.com/read.php?dat=00659

dat
http://www.uploda.org/uporg682914.zip.html

投下はないようです
30愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:28:30.54 ID:dv2TdiYtO
↓くれ
31愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:29:01.38 ID:+OGgGGjR0
ぷろれすごっこ
32 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:33:09.71 ID:q7PZ9E2t0
さて・・人もいるようだし投下しまつ
33愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:33:14.72 ID:hN1r+pFdP
ワクテカ
34 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:34:06.90 ID:q7PZ9E2t0
俺たちが帰国してはや数ヶ月経った。俺は自室でのんびりとしながら
今までの状況を振り返っていた。あれからも女体化は未だに撲滅の
一途をたどっていない。今までは余り関心はなかったが、やはり身内が
女体化してしまうといやに感心してしまう。女体化によって増える自殺者は
心が痛む。突然今までのような生活から一変していきなり女性として過ごせというのも酷な話だ。

しかも、皮肉なことに回避するには非童貞でなければならない。
それに、來夢が女体化したときにあの時出会った徹子さんの話だと、女体化には
まだ未知な部分が多いから原因究明は難しいといっていたな。

「・・それに問題はあいつのことだ」

ゆったりとした自室の中、俺は再び思考を空想に戻した。
今の最大の問題はあいつのことだ。今のところ、あいつに対するあの感情は
表立って出てはいないがこの感情は後々厄介となってしまう。
早くけじめをつけないと俺のためにもならないしな。

「ま、深く考えるのはよそう。今が大事だ」


俺は机にあったコーヒーを啜りながら優雅な一時を過ごしていた・・
35 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:34:46.77 ID:q7PZ9E2t0
「さて、少し散歩でもするか」

俺はなぜか無性に外に出たくなったので軽く出かける準備をした。
準備をした俺はそのまま玄関のほうへと歩き、台所にいた來夢と
ちょうど目が合った。ちょうど來夢は料理の仕込をしているらしく
その可愛らしいエプロン姿を披露しながらいろいろな材料を煮込んでいた。

「兄貴、どこか行くの?」

「ああ・・ちょっと散歩したくなってな」

「じゃあ、ついでにマーケットで豚肉買ってくれないかな。ちょうど切らしてたんだよね・・」

「豚肉だな・・わかった。じゃあ、行ってくる」

「行ってらっしゃい」


俺は台所越しでエプロン姿の來夢に見送られながら家を後にした。
36 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:35:58.62 ID:q7PZ9E2t0
散歩とはいったものの、ただ能天気にブラブラ歩いているのとなんら
変わりがないもので部屋とはまた違った澄んだ空気を感じながら
俺は歩いていた。やはりアメリカは土地も広ければロードワークに
最適な道も数多くある。周りをよくみると、お年寄りや子供やら
いろいろな人たちが俺と同じように歩いていた。

やはり、たまには散歩でもして空気のリフレッシュを行うのもまた一考だ。


「ふぅ・・やっぱ久々に歩いたから気持ちいいな」


しばらく歩いた俺は休憩に自販機で買ったジュースを飲みながら
のんびりとくつろいでいた。俺はそのまま公園のベンチでくつろぎながら
のんびりと過ごしていると・・突如として俺の後頭部に激痛が走った!!

「――ッッッ・・誰だ!!!」

「この私に誰だ!!なんて・・とんだ言いがかりね!!あんたもう既に鈍ってるんじゃないの!!!」

俺の後頭部を殴った奴・・紛れもないあいつであった。日ごろから体を鍛えている
俺ではあったのだが、まさかこいつに背後を取られるとは思いもしなかった。
いや、それ以前にこいつがいる時点で全然わからなかった。


それにしても・・こいつはいつ俺の後をつけていたんだ?
37 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:37:29.99 ID:q7PZ9E2t0
「うるせぇな!!それにしてもいきなり後頭部殴ることはねぇだろ!!!・・どうして俺の場所がわかったんだ」

「たまたま偶然ここで能天気に歩いていたあんたを見かけたからちょっとね・・」

ちょっとね・・じゃねぇだろ!!!
俺の後頭部を思いっきり殴りやがって!!!!こいつには節度というか
女らしさというのかそういったものが微塵もないのか・・・ん?少し語尾が
おかしいな。少しいとどまっている気がするな。気のせいか・・

「それより、あんたこれから暇?」

「あ、ああ・・もう帰る頃合だし、それに來夢に頼まれてマーケットで豚肉買わないといけないんだ」

「ふぅん・・じゃ、私も付き合うわ。ちょうどお腹空いてたしご飯食べたかったところなのよね」

それが狙いか・・まぁ、どうせ大方は來夢に聞いたんだろうな。それにもう帰る
頃合だし、來夢も待っているだろうからさっさとマーケットに行かないとな。

「・・昔からお前に何言っても無駄だったよな」

「わかってるじゃない」


運命の悪戯かはたまたそれ以上の何かか・・偶然とも言えぬ得体の知れないものに引き合わされた俺たちはそのままマーケットへと行くことにした。
38 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:38:42.36 ID:q7PZ9E2t0
「えっと・・豚肉って言っていたな」

俺はマーケット中をあいつと一緒に回っていた。
流石にマーケットとだけあってか、かなりの品物が置いてあった。
しかし、あいつと2人きりで歩いたのはかなり久々であった。
見る人見る人の注目を俺らは浴びており、途中の売り場からは
新婚さんに間違えられるほどであった。はっきり言ってはだはだ迷惑である。

・・まぁ、悪い気はしなかったのには変わりないがな。


「おい、俺は豚肉だけって言ったぞ・・なんで、ほかのものまで混じってるんだ!!」

「・・バカね、見ればわかるでしょ。ほかのもの作るからに決まってるじゃない」

「わかったから・・日本語でいちいち言わんでくれ。こっちが恥ずかしい・・」

この英語圏の多いアメリカに日本語を理解する人はどれぐらいいるだろう。
あいつがいちいち日本語で言ってくるので周りの視線は釘付けだ。
俺はこの恥ずかしさから逃れるためにしぶしぶあいつに従うことにした。

「んじゃ、次は調味料よ」

「まだ行くのかよ・・」


豚肉の買い物のはずがレジを通る頃にはかご一杯に食材がつぎ込まれていた。


39 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:40:16.80 ID:q7PZ9E2t0
「金が足りてよかった・・」

「ま、後はあんたの家行ってお昼食べるだけね」

「ハハハ・・期待してるぜ」

「な、何言ってるのよ・・バカ」

結局、マーケットを出たころには俺の両腕を抱えるぐらいまで
あいつは食材を買い込んだ。これだけ買って金が足りたのが不幸中の幸いだ。
しかしまぁ、こんなに買い込んでいったい何を作るのやら・・

40 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:41:37.00 ID:q7PZ9E2t0
「こんなに買い込んで何作るつもりなんだ」

「別に私が何作ろうがいいじゃないの!!・・ただ、大人数だからたくさん買い込んだだけよ」

こんな会話を続けながら家で待っているであろう來夢の元へと向かおうとしていた
俺たちだったが、途中道端で1人の女の子が泣いていた。
女の子は白人でまだ5歳にも満たない年齢であった。どうやら、母親と迷子になったらしい。
俺は周りを見てみるがこの子の母親らしき人はどこにもいなかった。俺は黙って
その光景をじっと見ていたのだが・・

突然、俺の横にいたあいつが持っていた荷物を俺に突き出した。

「・・ちょっとこれ持ってて」

「お、おい・・」


あいつは俺に無理矢理荷物を押し付けるとそのまま女の子の元へと向かった。
41愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:42:19.71 ID:9N2SILVv0
>>29
わざわざdクス
42 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:44:09.11 ID:q7PZ9E2t0
「ママぁ・・」

「・・どうしたの?」

「ママが・・いないの」

あいつは英語で女の子と応対していた。
見る見るうちに泣きじゃくる女の子を宥めながら落ち着かせていた。
それにしてもあいつにこんな才能があるとはかなり意外だった。
俺はわけもわからぬまま、荷物を抱えたままあいつの行動をじっと見守っていた。
そんな俺と対照的にあいつはというと見事に女の子を落ち着かせていた。

「はいはい。もう泣かないの。その綺麗な顔が台無しよ」

「うん・・」

「いい子ね。じゃ、お母さんが来るまでお姉さんと一緒に待っていようか」

そういってあいつは女の子の頭をポンッと置くと女の子の母親と待った。
そういえばこの女の子は迷子だったんだよな・・
見たところ、そう遠くは行っていなさそうだし・・母親が目を話した隙に女の子が
どこからへと行ってしまってそこから迷子になったというのが妥当な線だろうか?
子供っていうのは行動力が抜群だからな。特に3歳ぐらいの子供は目を離すと
すぐにどこかへ行ってしまう・・この子もその一例と考えていいだろう。
43 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:44:45.72 ID:q7PZ9E2t0
それにしても、あいつにこんな部分があったのは意外だ。いつもは俺や來夢と
遊んでいるからわからなかったけどあいつも女性であることには違いない。
ああいった母性本能があっても全然おかしくはない。ただ、そういった部分を
俺たちには全く見せてこないから帰ってその光景が新鮮に見えたのが事実だ。
それに俺はあいつの爆発的とも言える活発な行動にはかなりの損害とその他諸々の被害がある。

だから子供をうまくあやすあいつの光景を見て呆気にとられていた。

44 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:46:21.94 ID:q7PZ9E2t0
俺があいつの意外な行動に呆気にとられていると、子供の母親と
思われる人物がこちらにやってきた。女性は女の子と一緒の白人で
その子の特徴をよく捉えており、誰が見てもその子の母親だと
わからせるには十分であった。

女の子は母親の女性を見ると一目散に女性の方向へと走って向かっていた。


「ケニー、ケニー!!」

「ママ!!」

女性は思いっきり女の子を抱き寄せた。やはり母親としてみれば突然に
我が子がいなくなったらかなりの心配ものだろう。数分とはいえ母親に
してみればその間は数日間に相当するものだろうっと思う・・少し大げさな例えだったか?


女性はそのまま女の子を抱き寄せた後、あいつのほうへ向かっていきお礼を述べていた。
45愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:46:23.60 ID:hN1r+pFdP
ワクテカ
46 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:47:49.27 ID:q7PZ9E2t0
「どうも・・ありがとうございます」

「いえ・・もう、どこかへ勝手に行っちゃだめよ」

「うん!!ありがとう!!」

親子はあいつに一礼するとそのまま去っていった。残された俺は親子の
微笑ましい光景を見ていた。あいつのほうはというとそれを見届けた後に
そのまま俺に突きつけた荷物を取り上げて元のあいつに戻っていた。
俺は再び歩きながらあいつにさっきの事を聞いてみた。

意外にもあいつは少し目を閉じながらも俺の質問に答えてくれた。


「お前・・子供好きだったんだな。少し意外だったぜ」

「ん?・・ああ、あれね。別にたいしたことじゃないわ。子供好きっていっても
子供と暮らすのは余り好きじゃないし・・長時間じゃなきゃ大丈夫だけどね。

そんなことより、さっさと行きましょ!!」

「お、おい!!待てよ!!」


そういってあいつはそのまま俺を差し置いて家に向かっていった。
47 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/06(火) 21:48:36.98 ID:q7PZ9E2t0
今日はここまでです。
見てくれてありがとさんwwwww

最近、煮詰まってなかなか書けないんだぜwww

スランプに負けないように頑張りたいと思ってます。
ではwww
48愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:51:39.47 ID:hN1r+pFdP
乙です いつでもワクテカで待ってるよー♪
49愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:53:53.58 ID:+OGgGGjR0
おつおっつ
50愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 21:56:10.30 ID:dv2TdiYtO
>>47
乙!
來夢ちゃん描いたんだけど…うpっていい?
51愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:00:41.21 ID:2nspLfBc0
>>47
乙なんだぜ!

>>50
wktk
52愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:03:22.76 ID:q7PZ9E2t0
>>50
是非お願いします
53愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:04:17.89 ID:LG296Uaj0
乙!
しかし「ケニー」に異常に反応してるのは俺だけでいい
54愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:05:38.70 ID:LG296Uaj0
age
55愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:10:53.45 ID:dv2TdiYtO
ttp://mup.vip2ch.com/dl?f=7417
「豚肉買って来て」

エプロンのリボンは趣味wwwww
56愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:42:34.45 ID:wV3FsiG20
|ω・`) ジーッ
57愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:45:18.88 ID:dv2TdiYtO
なんか、ごめん…懲りないけどww
58愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:47:46.96 ID:1zP1hLJPO
今北>>57GJ!
59愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:49:56.00 ID:1zP1hLJPO
裸エプロンに見えるのはおれだけでいい…
60愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:50:19.93 ID:q7PZ9E2t0
>>57
d
書いてくれて非常にうれしいですwww
61愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 22:52:24.28 ID:+OGgGGjR0
>>55
はっきり言っていいか?





テラモエスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
62 ◆rSzvjlbQlk :2007/02/06(火) 23:00:55.44 ID:dv2TdiYtO
「どっおーん!」
ベッドに寝ころんで雑誌を読んでいた俺の腹に、大声を出して飛び込んできた花恵。俺は三途の川を見た気がする。
「っ…は!」
それなりに腹筋も割れてるし、こんなチマくてヒョロっこい小娘なんかに負けていらんないだぜ?
「てーめぇ!このやろぅ!」
体制を立て直し、一気に花恵をベッドに組み敷く。
「ぅわぁ!」
そこからうつ伏せにさせ、のしかかる。全体重を押し付ける。
「うぅ…苦しっ、よ」
顔が赤くなった所で起き上がるが、花恵は大きく息をして、涙目で、俺を見つめてる。
「ひど、い」
その一言で、俺はぷろれすごっこをし始めるのであった。




意味が…わかりません('A`)
63愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 23:02:10.15 ID:dv2TdiYtO
>>58-61
おぉ!トン!
裸エプロン…萌えるwww
64愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 23:12:05.46 ID:1zP1hLJPO
2種類のプロレスごっこktkrwwwwwwww
65愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 23:18:41.26 ID:+OGgGGjR0
ぎしぎしあんあん
66愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 23:49:01.77 ID:wV3FsiG20
少し、書き溜めてから投下することにした。
せめて川嶋編が時系列に追いつくまでって思ってスピード上げたんだが、
そのせいで男の独白状態だからなんか物足りない・・・・。
67愛のVIP戦士:2007/02/06(火) 23:52:36.99 ID:1zP1hLJPO
>>66
いつまでも待ってるんだぜwww
68愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:05:51.07 ID:/vi4/cSe0
光と光汰の話、続きなんて需要ないですよね
69愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:10:54.82 ID:GaCzL5dw0
何を言うか
70お芋:2007/02/07(水) 00:13:33.38 ID:qwLaA3tp0
やっほー
71愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:15:55.97 ID:vV2A6/bOO
>>70
人(゚_゚イヨーウ
72愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:17:32.40 ID:GaCzL5dw0
石焼いもって意外と簡単なんだな。
金属製のバケツに石とアルミホイルで包んだ芋をいれればいいわけだし。
73愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:17:32.88 ID:w0wRXdcl0
やっほっほー
74お芋:2007/02/07(水) 00:24:52.19 ID:qwLaA3tp0
さ〜て今日は珍しく絵の安価でもしてみるかな
75愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:29:13.07 ID:Tp6woO9wO
おっいーもさぁん!

光と光汰の話もwktkなんだぜ?
76愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:29:20.22 ID:vV2A6/bOO
こいこい安価下
77愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:32:34.59 ID:AOsFFHbK0
ちょめはいまだに会社で仕事なのです(´・ω・`)
昨日(一昨日?)の安価投下がががが・・・
78愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:33:53.27 ID:vV2A6/bOO
ちょめ乙安価下
79お芋:2007/02/07(水) 00:35:26.66 ID:qwLaA3tp0
よっしゃーーーウチはやるぞーーー
ちなみに描かないからねエロは
80愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:35:38.19 ID:IglVt4flO
セーラー服
81愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:37:58.79 ID:AOsFFHbK0
セーラー服wktk!
82愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:38:31.06 ID:vV2A6/bOO
うはwwwwwテラハヤスwwwwwww
83お芋:2007/02/07(水) 00:41:14.18 ID:qwLaA3tp0
まさかウチが制服好きなのをしっててこのお題を
84愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:42:41.57 ID:IglVt4flO
>>おいもさん
サーセン自分も制服好きなんだwww
85愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:44:03.39 ID:Tp6woO9wO
セーラー(゚∀゚)ktkr!
寝るよ ノシ
86愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:44:20.80 ID:vV2A6/bOO
やっぱ携帯じゃ安価はとれない…orz
87お芋:2007/02/07(水) 00:49:49.51 ID:qwLaA3tp0
どういう構図にしようかな〜♪
88愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 00:54:24.91 ID:vV2A6/bOO
>>87
つ【涙ぐんだ上目使い】
89お芋:2007/02/07(水) 00:58:05.35 ID:qwLaA3tp0
う・・上目使い・・・わかった練習がてらやってみる
90愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:01:05.42 ID:vV2A6/bOO
実は結構難しかったりもする…ガンガレ!
91お芋:2007/02/07(水) 01:11:28.97 ID:qwLaA3tp0
よっしゃ〜燃えてきたー
コレをやりきらなきゃお芋がすたるってもんだ
92愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:13:40.64 ID:AOsFFHbK0
ウェーイ!やっとコーディング終わったああぁぁぁ!!!
帰るぞおおおぉぉぉぉノシ
93愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:17:19.71 ID:vV2A6/bOO
ちょめ餅付けwww
94愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:29:07.34 ID:IglVt4flO
そろそろ寝るほしゅ
95愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:36:34.05 ID:vV2A6/bOO
ノシ
96愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:40:41.89 ID:m2qYMFiB0
よっしゃあああぁぁぁ帰ってきたぜえええええ!!!
早速トイレ行ったら安価実行するぜえぇぇ!!

ちなみに人いる?
97愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:43:44.82 ID:vV2A6/bOO
98愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:49:15.36 ID:msXTqvpI0
いるぜ
99ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:52:28.10 ID:m2qYMFiB0
前スレ>>410安価投下
付き合い始めてから数日、俺は未だに宿題を終わらせられていない。
あれだけ最初に夏休みの宿題を終わらそうと決心していたのに
洸と付き合い始めたことに浮かれていたのと、部活も忙しくて進まなかった。
あれからデートだって1、2回しかしてない、それでも全く進んでいない。
「う・・・頑張る意思だけあっても頭が伴ってない・・・」
ぐったりと、宿題を広げた机の上に突っ伏す俺。
「あははははは、もう宿題なんか知らない!知らな〜いっと・・・」
俺壊れた。

今日も午後から部活があり、俺は学校へと向かった。
練習中も宿題どうしようとか、今度の洸とのデートはどこへいこうとか
なんか色々と考えていた。そう思いながらも只管目は洸を追っている。
結局俺は態度に出しまくりで、部員たちにもバレバレである。
部活動の後で俺は洸に、また宿題を教えて貰える様に頼んでみることにした。

「なぁ洸、また宿題を教えてくれないか?俺一人じゃやっぱ中々進まなくてさ」
「ん?あぁ、それは構わないけど・・・んー、じゃあ土日俺の家に泊まりにくるか?」
意外な事を言われて俺は慌てふためく。
「な!?何で泊まり!?しゅ・・・宿題と泊まりは関係なくないか?!」
「いや、だってお前・・・そうでもしなきゃ終わらないだろ?
これから合宿もあるし、今週いっぱいで終わらせないと厳しいだろ」
そう言われて考え込む。確かにそうだ・・・今週で終わらせないと
デートも出来ないかもしれない。で、でも・・・泊まり?!
こ、こここ洸の家に泊まり!?確かに男のときは平気で泊まりに行ってたけど・・・
今と前では状況が違う。今は男と女だし、それに彼氏と彼女だし・・・
思考がまとまらず軽くパニックになる俺。ここで、ふと思い出す。
あ、そうだ洸のご両親だっているじゃないか・・・
あはは、何焦ってんだ俺・・・そうだよ何かあるわけじゃないんだし
じっくり教えてもらえばいいじゃないか。
100ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:53:14.37 ID:m2qYMFiB0
>>99 続き
考えが安全な方向にまとまった俺は、ちょっと戸惑いながらも
「じゃ、じゃあ土日泊まりに行くから教えてくれよ」
と言って了承した。洸は何も言わずにただ笑ってOKだと言っていた。

そして時は流れて土曜日。俺は洸の家の前に立っていた。
大丈夫、洸のご両親だっているんだし・・・何もないって・・・。
呼吸を整えながらインターフォンを押す。するとフォンの向こうから洸の声が聞こえてくる。
「あ、お・・・俺だけどあがっていいか?」
「お、悠か・・・今開けるから少し待ってろ」
そう言われてドアの前で待っていると、ドアが開いて洸がで迎えてくれる。
「よっ、よく来たな。まぁあがれよ」
「あ、あぁ・・・お邪魔します」
そう言って洸の家に入る。洸が扉を閉めて鍵をかけたところで一言。
「まぁ、と言っても今日明日と俺の両親はいないけどな」
え・・・?・・・なっなななななにいいぃぃぃぃぃ!?
しかもなんで鍵かけてんの!?
「え?!ちょ・・・ちょっとまって?今日ご両親いないの!?」
「ん?あれ、言ってなかったか?」
「き、聞いてねぇよ!」
不意に身の危険を感じて慌てふためく俺。
「ん?どうしたんだよ悠」
「い、いや・・・あの・・・その・・・」
心臓がバクバクなって、顔が真っ赤になって、呼吸も上手く出来なくて・・・
も、ももももしかして・・・き・・・今日、その俺は・・・
こ、ここ洸に・・・?なんて考えがぐるぐる頭を巡って更に顔が赤くなる。
それを見ていた洸が近づいてきて、そっと俺の頬に手を添える。
101ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:53:52.98 ID:m2qYMFiB0
>>100 続き
瞬間、体がビクっと跳ねて、その後ぞくぞくとしたものがこみ上げてくる。
「はぁっ・・・な、なんだよ・・・」
俺はこんなに恥ずかしいのに、こんなにうろたえているのに、こんなに不安なのに
洸はいたって平静を保って優しく微笑みかけてくる。
そんな洸に対して恨めしそうな顔を向ける。
すると洸はふーっと軽く息を吐き、優しい顔のまま俺につぶやきかけてくる。
「そんな顔するなよ、お前が嫌がることはしないから」
そう言うと、洸は手を離してリビングへ向かう。俺は洸に追従してリビングへ入った。
すると洸は飲み物用意するから先に部屋へいくように促してきた。
俺はそれに従って洸の部屋に向かった。

洸の部屋は結構広く、綺麗に整理されている。本好きな洸の部屋は大きな本棚がいくつか
あり、独特な本の香りがする。俺は部屋の真ん中にあるテーブルに宿題を開き
問題を解き始めた。だが、ぜんっぜん集中できない。
「あぁぁ〜?な、なんで?ぐ・・・うぐぐぐ・・・あああぁぁぁぁ〜」
次第に混乱し始めた俺は奇声を発してテーブルに突っ伏して頭を抱えた。
俺が嫌がることはしないって言ってたし・・・平気だ、平気だから落ち着け俺!
それでも全然混乱は収まらない。そうこうしているうちに洸が飲み物を持って入ってくる。
「ん?お前何してんだ?はよ宿題やれよ」
「あ、あぁ・・・でも解けないからお前に頼んでるんじゃないか」
「ま、それもそうだな・・・んじゃさっさとおっぱじめるか」
そう言って洸は俺の隣に座って解き方を丁寧に説明し始めてくれた。
102愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 01:54:09.79 ID:vV2A6/bOO
ワクワクコゲコゲ
103ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:54:24.06 ID:m2qYMFiB0
>>101 続き
どれぐらい経ったろう、俺は何故か洸の人間座椅子に座って宿題を解いている。
なんでこうなったかと言うと、1時間程経った頃に洸が何か恋人らしいことでも
するか?と言って来てこうなった。無論そのセリフを耳元で囁かれたときは
心臓が口から飛び出すほどに動転したのだが・・・。
「あ、悠 それ答え間違ってるぞ?」
「え?ど、どこ?」
「あぁ、ほら問5のB番」
「あ、あーっとどうやるんだっけこれ?」
「これは、さっき教えた解放を使って・・・」
親切に丁寧に教えてくれるのだが、全然頭に入ってこない。
「お前、ちゃんと集中してるか?」
と不意に洸から言われてビクッとする。
「こ、こんなの集中しろって言うほうが無理だろ!・・・その、洸に・・・
好きな奴に後ろから抱きしめられる形で・・・集中できるわけないだろ」
だからもう離せ、もう恋人らしいことは堪能したからと言ったのだが
洸は聞き入れてくれず、悪戯っぽく微笑むと洸は俺に呟いた。
「じゃあ、これから問題を1個間違える毎に1つ罰な」
そう言った洸の目は更に悪戯っぽい光をたたえていた。
104ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:55:41.41 ID:m2qYMFiB0
>>103 続き
「くっ・・・うぅ・・・んっ・・・はぁっあ、はぁはぁ」
全然問題が頭に入ってこない。顔はこれでもかと言うほどに紅潮している。
これは洸に後ろからずっと悪戯をされ続けているせいだ。
洸の悪戯は首筋へのキスから始まった。それから耳に息を吹きかけたり
耳を擽る様に弄られたり、後頭部にキスをされて匂いをかがれたりしていた。
じっくりと少しずつ弄るような悪戯に自然と息があがる。
動悸が信じられないほど早くなって、もう何がなんだかわからない。
「ほら、悠・・・また間違えてるぞ・・・また1個悪戯な」
そう言うと洸は俺の胸に手をかける。
「ひっぁ・・・!?ちょ・・・ちょっと洸!?」
「ん?これも『悪戯』だろ?俺は別にやらしいことはしないとは言ってないぞ?」
そう言うと洸の手は優しくゆっくりと俺の胸を揉み始めた。
「うっく・・・うぅ・・・で、でもっ俺の・・・いやっ・・・がることは・・・
うぅー・・・し、しないって・・・うっ・・・言ったじゃないか・・・」
胸からあがってくる刺激に上手く呼吸が出来なくて、まるで悶えるような声を
交えながら、そう洸に言う。
「・・・本当にイヤか?」
胸を揉みしだきながら悪戯っぽい笑みを浮かべ、そう耳元で呟く。
「え?!あっん・・・い、いやってわけじゃ・・・」
「じゃあいいだろ?・・・それにしてもお前、結構デカイのな」
優しく擽られるような感覚にも似た刺激に身を捩りたくなる。
だが、洸に後ろから抱きしめられるような形になっているため身動きが取れない。
「うっ・・・うぅ・・・ふぁうっ・・・も、もう悪戯終わりだろ・・・
い、いつまで揉んでるんだよっ・・・はぁ・・・」
「ん?1個の悪戯に制限時間なんか設けたか?それじゃあ・・・
間違えた後に正解するまでな」
「うぇ!?あぅ・・・ん・・・そ、それは俺にとって・・・はぅ・・・
不利な条件・・・っん・・・ばっかりじゃないかっ・・・」
胸を揉まれながらも、洸の不条理な提案に不満を漏らす。
105ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:56:10.02 ID:m2qYMFiB0
>>104 続き
「それじゃあ、問題に正解するたびにお前のお願いを1個聞いてやるよ」
俺は分かったと言い、お願いを1つずつ決めていく。
一つ目は即刻悪戯をやめること。二つ目はやらしいこと禁止。
三つ目はちゃんと宿題を教えること。四つ目は・・・四つ目はそうだな
今度甘味所にでも連れて行ってもらって、おごってもらおう。
などと考えながら問題を解く。だが、俺は忘れていた・・・
いや、忘れていたと言うより頭にこもった熱のせいで正常な判断を
行えない状態だったのだ。それから一問目で早速間違えた。

「早速間違いだな・・・じゃあ次の悪戯は・・・」
洸は胸を揉みながらそう言うと、うっすらと浮かび上がった俺の乳首を
キュッと摘む。いきなり始めて味わう刺激に俺は
「ひゃうっ!?あっ・・・あぅ・・・うくぅん」
甘ったるい声が出てしまう。
「ホラ、早く問題を正解しないと、どんどん泥沼にはまっていくぞ?」
洸は悪戯な声でからかうように俺を弄ぶ。
『つ・・・次・・・早く解かないと・・・正解しないと・・・俺、俺・・・』
甘い刺激と羞恥に耐えながらも、内心はどんどん焦っていく。
106ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:56:43.34 ID:m2qYMFiB0
>>105 続き
「はい、また間違い。さらに悪戯追加だな」
黒い、洸が黒いよ!?ん?方っぽ解放された?その離した手はどこに・・・
・・・!?ちょ、ちょっとそこは!?
洸は解き放った片手を俺の脚と脚の間に滑り込ませてくる。
滑り込んできた手は、俺の大事な部分を優しく擦り上げてくる。
「ふあっ!?はぁ・・・ん、やっやだ!こ、洸・・・うぅん・・・はぁっ!」
「イヤならイヤといわないと、どんどん大変なことになっていくぞ?」
そう言いながら、洸の手はとまらない。俺の方もどんどん余裕がなくなっていく。
刺激が積み重なって、体の中で溜まりに溜まった何かが唸りをあげて暴れる。
ちゅくっ・・・と湿った音が響く。
「ひっ・・・?!あっ?あぁぁ?」
いつの間にか潤い始めた下半身が、気持ちを代弁するかのような声を上げる。
考えないようにしてた、でも・・・き、気持ち・・・
そこまで考えたところでハッとして更に顔を赤くする。
ちゅっ・・・くちゅっ・・・っと湿った音は尚も洸の部屋に木霊する。
俺はもう何も言葉に出来ずに俯いて、必死に何かを堪えるしかなかった。

「うぅ・・・あっ・・・こ、洸・・・も、もぅヤダ・・・ヤダ・・・」
甘い刺激に手のひらがピリピリする。全身にこみ上げてくるぞくぞくしたものを
必死に堪えながら、俺は洸に止めてくれるように懇願する。
それでも洸は止めてくれず、俺はどんどん高みへ上り詰めていく。
そしてやがて、恐らく絶頂にまで上りつめて気を失った。
それから俺は明け方までぐっすりと眠りこけてしまったのだった。
107ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:57:08.85 ID:m2qYMFiB0
>>106 続き
「――という夢を見たんだ」
「ほー?で、それがどうしたんだ?」
「い、いやあの・・・な、何もしてないよな・・・?」
さらっと洸に流されて、真っ赤になる俺。
「あ、あぁならいいんだ・・・」
超尻すぼみになる俺の声。
「しかし、そんな夢見るなんて・・・お前、欲求不満なんじゃないか?」
「なっ?!そっそんなことない!」
これ以上の詮索は自分の首を絞めるだけだ、もうこれで止めておこう・・・。
でも、それにしては宿題が進んでいないような・・・?
それに実際途中から記憶が・・・。
そう思いながら宿題を再開させる俺。昨日途中で寝てしまったから今日は
頑張って進めないと不味い。テーブルに向かって、頭を抱えて唸りだす。

「・・・ま、昨日は可愛かったよ」
――!?
勢いよく洸の方へ振り返るが、洸は小説を読んでいる。
幻聴かな?と思いつつ宿題を黙々と進める。
そうして初めての『お泊り』は幕を閉じたのだった。
108ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 01:58:19.70 ID:m2qYMFiB0
安価内容『お泊り』実行完了(`・ω・´)ゝ

初エロ(*ノノ)
苦手な人は読み飛ばしておくれw
109愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 02:00:19.89 ID:vV2A6/bOO
テラエロスGJwwwwwwwwww
なんだかおっきしたwww
110愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 02:12:58.24 ID:m2qYMFiB0
>>109
初エロだからちょっと不安だったけど、そう言ってもらえると嬉しいとです
111愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 02:15:07.13 ID:msXTqvpI0
エロかったぜ
GJ
112愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 02:36:54.38 ID:F8Yv8P95O
保守の
113愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 02:57:07.87 ID:m2qYMFiB0
ほほっしゅ
114愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 02:59:36.34 ID:F8Yv8P95O
正直、ちょめ助官能小説でおっきしたwwwwwww
115お芋:2007/02/07(水) 03:14:13.23 ID:qwLaA3tp0
ウミャーーーーーー!!安価が難しいー今日中に描けないよ
116愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 03:29:27.45 ID:m2qYMFiB0
お芋さんがんばー 保守
117愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 04:18:54.90 ID:QOlhGUkoO
官能デビューおめ
118愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 04:28:13.97 ID:/vi4/cSe0
hosyu
119愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 04:43:14.42 ID:4XCymrre0
>ちょめさん
すごくおもしろかったです。
久しぶりにこのスレ来て良かったほしゅ。
120愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 04:49:27.12 ID:vV2A6/bOO
何か起きたまた寝る☆
121愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 05:28:23.87 ID:/314F76KP
おはいよー♪ねもい
122愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 06:12:59.81 ID:s1XBHoEXO
123愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 06:27:07.91 ID:/314F76KP
124愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 06:50:44.28 ID:Tp6woO9wO
おはやう。
ちょめちょめエロエロGJ!
お芋さんガンガ!





くそっ…生クリーム思い出したorz
バレンタイン、かなぁ。
125愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 07:03:40.68 ID:/314F76KP
え 今年のバレンタイン中止じゃないのw
126愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 08:22:25.37 ID:/DJXgvhd0
つーかそんなもんあったっけ?
127愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 08:58:26.27 ID:Tp6woO9wO
(一応)恋愛ものを書いてる身として、イベント事は欠かせないとマジレス。

いや、クリスマス逃してるけど(´・ω・)
128愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 09:12:09.51 ID:/DJXgvhd0
書き手は大変だな…





もーいくつねーるーとーおーしょーがつー(´ー`)
129愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 09:15:07.47 ID:Tp6woO9wO
はうあ!そうだ!正月のネタあったんだった!

('A`)
130愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 09:39:58.93 ID:cJrBJ1M1O
光と光汰のお話でも書こうかなっと
安価さん↓
131愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 10:01:43.99 ID:Tp6woO9wO
初キッス
132愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 10:02:52.46 ID:/314F76KP
ワクテカ
133愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 11:34:34.66 ID:Tp6woO9wO
wktk保守
134愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 11:36:06.10 ID:cJrBJ1M1O
相変わらずの無愛想を貫く光に光汰はバスケットボールを顔面にぶつけながら溜め息をついた。
集団に入れないあの性格だと後々困ると思うのだが…。
「あはははは!!またかよ光汰!相変わらずの運動音痴だな」
「いってー…ちょい休憩」
光汰が抜けても困らないだろう、元々あまり相手にされていなかった。
靴の音や女子の笑い声、体育館はうるさく、あまり声が通らない。
光汰は顔をさすりながら光の隣に座り、溜め息をついた。
「どうなの」
「…別に」
「つれないなぁ」
「うるさい」
光は光汰を相手に敵対した関係しか目に映っていない。
目を合わせる事もなく、体育館の窓から空を眺めているようだ。
何も知らなければかなりの美少女、男子の間でも人気がある。
だが話しかけても軽くあしらわれる、ずっと空ばかり見ている光がイジメの対象になりそうで光汰はよく冷や汗をかく。
イジメなんかしたら次の日にはバラバラになってそうだよなと身震いした。
「なぁ」
「ん?」
「…なんでもない」
「なんだよ〜」
「近寄るな気持ちわ」
バシンと勢いよくボールが光汰の頭に当たり、光の唇に唇が触れた。
その瞬間に光は右足を一歩下げ右手が低い位置に構えられる。
光汰は拳がぶつかる瞬間に走馬灯が見えた気がした。
135愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 11:38:27.14 ID:Tp6woO9wO
>>134
萌えるwwwうはww光ツンツンwwwwww
136 ◆DGBlCJEmRg :2007/02/07(水) 11:40:31.85 ID:8oBWuZ+EO
(*'с'*)
137愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 11:42:25.14 ID:Tp6woO9wO
>>136
(・∀・)!
138愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:08:50.16 ID:cJrBJ1M1O
光は男だった時と違う衣装を着込み、その難しい着方に悪戦苦闘していた。
袴を履き、自分の剣の前でいつものように瞑想をしている。
ザワザワと揺れる草木の音に混じって低い声が響いてくるのが聞こえた。
立ち上がり剣を腰の後ろに提げ、光は玄関へ向かう。
「気をつけて」
「行ってまいります。お母様」
玄関から外に出、深く溜め息をついた光は気配のある方へ走り出す。
ゆっくりと自分のいる空間が別の場所に移動している感覚がハッキリわかる。
一般人が巻き込まれないようにそうなっているらしいが、よくわからない。
「おーい」
「…」
「ひーかーりー」
「なんだ」
「そんなに怒らなくて良いじゃんか」
光汰が走ってついて来るのを見ずに光は無言で走りつづける。
光にとっては契りを結ぶ前にあの様な行動をされたのが許せないのか光汰に口を聞かなかった。
いや、元々嫌われていたけど…。
「なぁ、悪かったって」
「黙って殺せ」
化け物を前に剣を抜いた光は蹴りや剣、拳で殴るなど前の時より格段に強くなっているように思えた。
格闘技まで覚えていたのかと思うと顔が痛くなる。
「…おまえは、お前はいいのか?」
「何が?」
「…あの様な不純な行為をしても、良いのか?」
「光となら全然いいよ
顔を少し赤くしながら声を小さくする光は、やはりもう少し現代的教育が必要じゃないのかと光汰な思っ…。
自分が殴った程度で倒れる光汰を見て光は溜め息をついた。
139愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:24:12.23 ID:/314F76KP
ワクテカ
140愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:38:17.58 ID:F8Yv8P95O
捕手
141愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:41:52.69 ID:cJrBJ1M1O
「起きろ」
いつまでも目を覚まさない光汰に流石に心配になってきたのか、光は恐る恐る近寄る。
ぐったりとしたままな光汰は狸寝入りをしているわけでは無さそうだ。
「…お前が、悪いんだからな」
昼間の事を思い出した光が光汰を抱き起こしながら呟く。
膝に光汰の頭を乗せ、そのまま光も戦った疲れに耐えきれず壁に縋った。
やはり何日か置きに出ると言ってもこうして戦うのは体に負担が多い。
人間離れした技が使えるわけでもないのだから当たり前か。
「…光汰…」
いつもの刺々しい声ではなく、光の優しい声に光汰は魘されたように光の体の方に頭を向けた。
寝返りを打つのと同時にお尻を触るのもポイントだ。
「…光汰?起きたのか?」
反応の無い光汰に光は少しだけ寂しそうな表情を浮かべ溜め息をついた。
142愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:42:41.50 ID:cJrBJ1M1O
こんなもんかな…?
安価終わた
143愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:45:09.77 ID:E1RmsBfzO
今からタバコ買いに行くんだけどレスの数だけ
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1170817810/
144愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 12:45:49.27 ID:Tp6woO9wO
>>142
激しくGJ!
光かわいいwww
145お芋:2007/02/07(水) 12:52:50.71 ID:qwLaA3tp0
えへへへ・・・・失敗しちゃった♪
最初から描き直し
146愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 13:19:33.73 ID:cJrBJ1M1O
下がってる…

また安価する↓
147愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 13:30:59.57 ID:IglVt4flO
寝顔
148321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/07(水) 13:46:18.65 ID:4XCymrre0
久しぶりにいきまっす。とりあえず一話のみです
149321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/07(水) 13:48:07.75 ID:4XCymrre0
第一話「ひらひらとの遭遇」

男は視覚で恋をするというが、これは変えがたい真理である。


話は15分前にさかのぼる。
彼、宮本徹也は川沿いの土手を歩いていた。
夏の終わりの物悲しさなど彼にはどうでも良かった。
…そう、彼は悩んでいた。悩みぬいていた。
齢二十歳にして大学二年生。この年頃の男の悩みといえば二つに一つ。
いや、三つに一つ。「女」か「金」か「単位」である。
彼の場合は「女」のことで、つまりは三日前に振られた彼女のことを
延々と続く土手を歩きながら考えていたのである。

そういう悶々とした思念が奇妙な光景によって打ち砕かれようとしていた。
眼前にあるのは赤と白のミスマッチ。ひらひらとぎらぎらの不協和音。
大和撫子と近代機器。つまり、浴衣少女とマウンテンバイク。
それが突然暴れ馬のように前輪を突き上げたかと思うと、川のほうへ転げ落ちた。

徹也は、ひらひらの方へと駆け寄った。韋駄天のごとき速さで。
「大丈夫?」
声をかけた。ひらひらは長い黒髪に手をかけながら、真っ白な美しい顔を
徹夜に向けた。小さな唇。そろった前髪。大きな黒目が、見上げる。

なんとなく、その場にいるのが恥ずかしく思えるほどの可愛らしさ。
今までに見た女性の中で、他に圧倒的な差をつけて頂点に君臨する可憐さ。
徹也は、別れた女の事など、とうに忘れていた。ただただ、魅入っていた。
150愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 13:53:24.40 ID:cJrBJ1M1O
「っと…お邪魔しますよっ」
窓の隙間から特殊な道具を入れ、鍵を開けた光汰は殺風景な部屋を見渡した。
女の子らしいものは一切無く、あるのは剣と女子高生の制服。
「さぁってと…」
光のいつもは見ることの出来ない寝顔を見、光汰は何となく気が抜けた。
寝てる時まで無表情なのかと思っていたが、そんなわけなかったか…。
布団の中で丸くなりながらすぅすぅと小さく寝息を立てている。
こうして見るとただの女子高生、イタズラもしてみたくなるのだが…。
光汰は光の寝顔を指でくすぐったりしている。
くすぐったいのか光は少しだけ笑顔になり、薄目を開けながら見上げ、またすぐ眠りにつく。
毎晩毎晩よく飽きないものだと光は思いながらもいつも放っておいた。
男の時はしてこなかったのに…余程気に入ったのだろう。
まさか本物にストーキングされるとは夢にも思わなかったが、とりあえず警察に行こう…。
光汰は警察官に怒られた。
151愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 13:55:40.99 ID:cJrBJ1M1O
お腹減った
152愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 13:59:17.85 ID:m2qYMFiB0
wktk
153愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 14:04:07.72 ID:Tp6woO9wO
wktk祭り
>>151
花「じゃぁおれG…(雅也に口塞がれる)もがもが」
雅「すいませんすいません」
花「もがもご!」



すいませんすいません。
154愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 14:10:26.06 ID:cJrBJ1M1O
>>153
光汰「あの二人を見てどう思った?」
光「……………。」
光汰「………ねぇ」
光「……なに」
光汰「俺達も仲良くしようよ」
光「……無理」
光汰「なんで?」
光「…うざい、臭い、きもい、死ね、ハマー」
光汰「ハマー…よく似てるだろ?」
光「…こいつだめだ」


こうですか(><;)
155愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 14:40:23.48 ID:IglVt4flO
ほしゅ
156321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/07(水) 15:34:58.55 ID:ImVGMrHH0
第二話 「ひらひらの旅」

「いたい…です…」
少し眉を歪めてひらひらは言った。よほど痛いのか、うっすら涙目だ。
「び…病院行こう!タクシー呼ぶ!」
徹也はあたふたと携帯を取り出し、飲み会の時に良く利用するところに電話する。
タクシーを待つ間に、マウンテンバイクを土手の上に引き上げる。
前後の車輪のスポークが折れていた。もう、修理しないと乗れないだろう。
「あの…ありがとうございます。」
「い…いいよ。じゃあ、肩につかまって?」
ひらひらの右手が徹也の首の後ろをかすめて右肩につかまる。
いい匂い…女の子の匂い。浴衣のさらりとした質感。
徹也はどきどきしながらひらひらを土手の上に連れて行った。
それから間もなく、赤いタクシーがやってきた。

幸い、ひらひらのけがは骨折まではいっていなかった。
ただ、捻挫と打撲で、全治二週間。軽くはない。
とりあえず、徹也はひらひらに聞いてみた。
「えっと…家はどこかな?送るよ。」
しかし、返ってきた答えがすごかった。
「東京なんです…。サイクリングに来てて…。」
ここは、東京から350kmは離れている。
徹也は言葉を失った。
「ここの花火大会が見たくて…でもやっぱり間に合いませんでした。」
「実は…家出なんです。お父様と喧嘩してしまって…」
消毒液のにおいが漂う病院の廊下で、徹也は呆然とひらひらの不思議な話を聞いていた。
157321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/07(水) 15:36:26.06 ID:ImVGMrHH0
第三話「ひらひらがやってきた」

ひらひらの話をまとめるとこうだ。
まず、ひらひらは家出少女で、とりあえず家にあった自転車で出発した。
前にテレビで見たこの街の花火大会を思い出して、見てみたくなったらしい。
道中で浴衣を買って着替えてきたが、花火大会には間に合わなかった。
途方にくれてぼーっとしていたら、バランスをくずして転落、捻挫というわけだ。

さっき父親の事を「お父様」と呼んでいたから、育ちの良いお嬢様なんだろう。
自転車にも外車メーカーのロゴが付いていたし。物腰や振る舞いにも品がある。
「じゃあ、今夜はホテルかどこかに泊まるんだね?」
やっと状況を飲み込んだ徹也が口を開く。
「いえ…うかつに民間の宿泊施設を利用するとお父様に見つかってしまうので…」
探偵でもやってるのか?この子の父親。徹也はますます迷宮に迷い込みそうになった。

30分後、ひらひらは徹也のアパートにいた。
どうしても野宿するというので、仕方なくというかちゃっかり連れてきたのだ。
徹也が少し気取って紅茶を出し、ひらひらはソファーに、哲也は向かいの床に座った。
少し落ち着かない様子のひらひらを、哲也はちらりちらりと横目で見ていた。
汚らしいギャルの家出少女ならともかく、相当のお嬢様である。
連れてきておいてなんだが、庶民の住む1Kのアパートなぞ、申し訳なくてしょうがない。
やがて、ひらひらは本棚を見まわすと、口を開いた。
「経済学をお勉強してらっしゃるんですね…」
158愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 15:37:37.88 ID:ImVGMrHH0
とりあえず以上ほしゅ。
159ちょめin会社 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/07(水) 16:07:47.47 ID:AOsFFHbK0
>>158乙です
wktk祭り便乗
悠「これから俺達の話はどうなってくんだろな?」
洸「ちょめ助の気分と住人の安価次第だな」
悠「安価ですか」
洸「安価ですよ」
悠「こないだの『お泊り』安価みたいになっちゃうのかな・・・」
洸「こないだの安価は天使安価だろ?オマエもそうなりたいと思ってたろ?」
悠「そ、そんなことは・・・なくもないかもしれないけど・・・」
洸「よく考えてみろ、SMだの野外だのの安価が来て見ろ大変なことになるぞ?
  それだけじゃない、ちょめ助のことだから変なものじゃなくても変なものに
  繋がる様に話を書くぞ?なんせ北関東有数の妄想族・爆裂おにゃんこ連隊の
  3代目総長だからな」
悠「ねーよ」

ねーよwwwwwwww
160愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 16:31:56.78 ID:Tp6woO9wO
>>158
乙!よだれ出そう。

>>ちょめwwwwww
161愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 16:34:23.53 ID:/vi4/cSe0
安価に野糞とか来ても書くんだろうか・・・












(´・ω・`)
162愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 16:41:10.96 ID:/314F76KP
野糞ワロタ
163愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 16:46:46.89 ID:AOsFFHbK0
>>161
テラキビシスwwwwwww
164愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 17:08:47.91 ID:ghQ47PK60
オメガ保守
165愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 17:19:23.61 ID:HtCrdyRE0
書きつつほす
166愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 17:22:00.59 ID:Tp6woO9wO
>>161
野糞?花恵の人は書くwwwwwwww
167愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 17:22:48.36 ID:ghQ47PK60
ついにこのスレにもカストロさん導入か・・・
168愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 17:48:11.91 ID:ghQ47PK60
保守
169愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:01:45.45 ID:Tp6woO9wO
保守と聞いたら安価↓
170愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:04:42.08 ID:IglVt4flO
メール
171愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:06:02.32 ID:/314F76KP
ワクテカ
172愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:11:40.40 ID:AOsFFHbK0
>>167
安価じゃないから書かないよw
173愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:24:38.21 ID:Tp6woO9wO
野糞だからってスカトロと決めつけたら(・A・)イクナイ
メールか…書いてくる!
174愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:29:03.51 ID:IglVt4flO
>>173
wktk
175 ◆rSzvjlbQlk :2007/02/07(水) 18:53:26.48 ID:Tp6woO9wO
差出人:花恵:
----------------
件名:Re:デート
----------------
本文:
(*´д`)イヤン
----------------

「意味が、わからねぇ」
今週の土日、どっちかで遊園地にでも行かないか、と誘いのメールをしたら返信が着た。
とりあえず、土曜日の9時に駅前でいいかと返信。

----------------
件名:Re:Re:Re:デート
----------------
(*´∀`)ハァハァ
----------------

これは…了解で良いのだろうか?
これ以上メールしても日本語が返ってこないだろう。俺は携帯を閉じた。

土曜日の9時、駅前へ行くとやけにフワフワした服を着ている花恵が居た。
(*゚∀゚)=3ムッハー
176愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 18:56:19.59 ID:/314F76KP
ワロタ♪
177愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 19:23:16.27 ID:/314F76KP
ちょ したらばに繋がらないんだが 何かあったかい?
178愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 19:31:57.96 ID:Tp6woO9wO
本当だ。避難所なのにwww
179愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 19:42:03.17 ID:/314F76KP
したらば お気に入り全滅してるwww
180愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 19:42:42.07 ID:uSEQbd09O
つながったよ?
181愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 19:44:56.00 ID:msXTqvpI0
おれもつながったぜ
なぜだろう?
182愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 20:04:52.63 ID:cJrBJ1M1O
なんかハマーがキモくていけんな…かっこいいキャラにしたかったのに
183愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 20:05:51.07 ID:/314F76KP
鯖落ちしたwww
184愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 20:19:44.19 ID:Tp6woO9wO
花「…アマテラちゃんは諦めよう、しかし!シャチ丸を飼u「飼えません!」
花「シャチm「駄目!」
花「シャc「無理!」
花「s「うるさい!」

花「…世知辛い世の中」
雅「現実見て下さい」


すっかり大神にやられてる。
185愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 20:23:42.69 ID:/314F76KP
野糞ワロタ♪
186愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 20:58:50.94 ID:cJrBJ1M1O
野糞来そうだからあえて安価


187愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 21:07:35.93 ID:/DJXgvhd0
アマ公かわいいよアマ公

安価なら野菜
糞じゃないよ糞じゃ
188愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 21:38:59.08 ID:Tp6woO9wO
wktk保守
189愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 21:50:39.78 ID:AOsFFHbK0
なんか俺が原因かもしれないからあれなんだけど
もう野糞ひっぱるのやめね?w

>>186
wktk
190愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 22:13:45.62 ID:cJrBJ1M1O
保守 電池きれた
191愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 22:14:14.15 ID:VFyY6MyF0
欝話読んだから、ほどよく気持ちが沈んでる。

書いてる捕手
192愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 22:41:03.22 ID:Tp6woO9wO
wktk保守+花恵
ttp://mup.vip2ch.com/dl?f=7471
腐ってきたんだ、頭が('A`)
193愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 23:04:14.90 ID:vV2A6/bOO
お姫様ktkrwww
俺はなんか描く投下はあした安価↓
194愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 23:30:45.96 ID:Tp6woO9wO
魔女っ子!
195 ◆GU/ptbK4fw :2007/02/07(水) 23:49:04.89 ID:0GH3wsud0
こんばんは〜
投下おk?
196愛のVIP戦士:2007/02/07(水) 23:58:31.93 ID:IglVt4flO
>>195
おkおk!
wktk
197愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:03:49.22 ID:3gDwLHkVO
魔女っ娘ktーーーwww
描いてくるwwwww
198愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:07:05.22 ID:wOsajRRo0
なんてエロい安価
一目見ただけでおっきしてしまった
これは間違いなくwktk          ^o^
199 ◆GU/ptbK4fw :2007/02/08(木) 00:15:17.45 ID:AQ/uE7DL0
前スレから続きっす

「むぐむぐ・・・・」
口の中で東北産の米とかつおとしょうゆのハーモニーを味わっていると。
「ぬ?」
計算が狂ったか、茶碗の中にはお粥だけが残ってしまった。
傍らの小瓶からおかかをどっさりと乗っけて・・・最後の一口。
「ごちそーさみゃ。」
「終わり?もうちょっとあるよ。」
「やめとく。」
まだ食えそうだが変態したてほやほやの身体、色々と不安が募る。
今朝方姉にからかわれた後、もう一度寝込んで風呂に入ったら、もう夕方である。
学校は欠席した形になるが母が連絡済みらしい。
「茶碗片づけるね〜」
「ありがとう。」
あまり腹が減ってなかったし病み上がり(?)ということもあって、夕飯をお粥でさっぱり済ませたところだった。
「そういえば父さんは?今朝もいなかったけど。」
「踊の顔携帯で撮って仕事行っちゃったよ、今日も遅いってさ。」
流し場で茶碗を片づけながら背中で返される。
「ほほう。つまり俺の寝顔でニャニをアレしてるって事か?」
おそらく家族愛的な意味で・・・だよな?
口の周りを舐めながら、父が携帯見ながらニヤニヤするのを想像してみる。
気持ちは解らなくもないが、何やってんだ一体。
「心配してたみたいだけど、妙にうきうきしてたわね・・・あの人。」
大体想像通りのようだ。
耳の裏をかしゃかしゃとひっかくと、背後で髪の毛が躍る。
元々長めにしてあったのが伸びたらしい、風呂で毛先だけ揃えてもらったそれは自分の動きに合わせてふわふわと動く。
姉からは『食パンみたいな色合い』と言われたが、風呂場で何があったかは割愛しておく。
200愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:20:49.11 ID:wOsajRRo0
割愛しちゃらめえええええええええ
201 ◆GU/ptbK4fw :2007/02/08(木) 00:25:46.45 ID:AQ/uE7DL0
>>199
「それで・・・さ。」
母が台所から戻って対面に座る。
「明日一応学校行ってよ、役所は土日もやってるからお休みにまとめてやっちゃお。」
「明日って・・・」
「学校に連絡したら先生が『お休み要る?』って、で『いらないんじゃね?』って。」
「そんな・・・こんにゃじゃ行けないよ・・・・」
「恥ずかしがってないで、それじゃいつまで経っても行けないよ?」
「恥ずかしがるよそりゃぁ!」
心と身体の準備ができていない、これで学校に行くのは・・・気が引ける。
「案ずる事なかれ!」
居間に響き渡る声、吹き抜ける濃紺の風。
「じゃがじゃん!!」
姉がやたら颯爽と登場してきた。
身体に見覚えのある女子制服をあてがってこちらを向きほくそ笑んでいる。
「これがある!」
間違いない、うちの学校のだ。そう、姉は先輩だったのだ。
「おさがり!」
そしてそれだけ言うと、こちらに突きつける。
なるほど。
「挑戦?受けて立たないよ?」
「受けて立てよ。」
「だが断る。とりあえず・・・今はやめて・・・」
「ほらほらそう言わずに。」
がしっ!
「に゙ゃ!」
対面した母が両手を塞ぐ。
202 ◆GU/ptbK4fw :2007/02/08(木) 00:28:14.16 ID:AQ/uE7DL0
>>201
「う・・・動かない・・・」
「ふ、私も身体の変化にとまどったものさ・・・」
そう言いつつ、ブラウスやらリボンやら必要な物を何処からか取り出す。
「ミィッション!ワァン!スタァ!」
「ラウンドワァン!レディ!!」
姉の戦闘開始宣言と共に、着付が始まった。

「ん〜背がちょっと足りないから・・折っちゃえ。」
「トランクス見えちゃうよ。」
「その辺はとりあえず脳内補完で・・・」
「うし・・・でけた。」

『『K.O.!』』
「・・・倒すにゃぁ」
突っ込むので精一杯だった。
冬物制服。身体にすらまだ慣れてすらいないのにやめてくれ。
上はまだいい、ブラウスはワイシャツと変わらないし、上着はスーツみたいなもんだ。
しかし下である、スカートが折り込まれてかなり短くなっている。
「うん、姉である私に似てなかなかの脚線美。」
「いやいや、私でしょ?」
「こ、これ〜;;;」
すーすーする。今まで下はトランクス一丁だったが、この長さでは大した変わりがない。
引っ張れば下りるんじゃね?これ?ってか下りて。
「引っ張らない!だめだめ、楽しんでるんだから。」
「こんなの穿いてないのと一緒じゃん・・・」
「その上着にズボン合わせる?これでブラジャーなんかした日には男物なんか着られないよ。」
「でも、でも・・・」
「デモも奇襲もねぇ。ちょっと上がきついかも知れないけど、注文すればすぐ届くはずだから我慢我慢。」
「・・・・うにゃぁ。」
203愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:28:45.18 ID:y43B4LPx0
wktkしながら帰ってきたんだぜ!
204愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:29:08.43 ID:AQ/uE7DL0
本日分しゅーりょー

>>200
おk、書いてみる
205愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:29:58.35 ID:AQ/uE7DL0
だぁぁぁぁあぁっぁぁあぁぁ
>>202の本文4行目スルーで
206愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:31:08.04 ID:y43B4LPx0
>>204
GJ!乙
ドタバタ in ばするーむwktk
207愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:42:30.42 ID:wOsajRRo0
>>204
あなたが神か
208愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:43:04.15 ID:KoQpPgG50
>>204
GJ! 乙カレー
なんて愉快な家族wwwwww
209愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:43:40.17 ID:JHB8vMlOO
>>204
乙!
割愛された部分にwktk
210愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 00:53:31.64 ID:y43B4LPx0
着替え終わったから安価↓
211愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:00:18.43 ID:3gDwLHkVO
スピリタス
212愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:02:20.34 ID:y43B4LPx0
>>211
ちょwwwwwww96度wwwwwwww
うーん、まぁ書いてみる
213 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:13:03.19 ID:KoQpPgG50
というわけで、たまにまことの話を落としていく私が来ましたよ
忘れられてるのはもはや覚悟の上。

いきま〜す
214愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:14:14.89 ID:0N2OgWl1O
wktkwktk!
215 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:14:20.71 ID:KoQpPgG50
「き、きてくれたんだね。まこちゃん」
「“ちゃん”て言うな! まぁ呼ばれたら来るさ」
 ここは大学研究室棟の隅っこ、第2製図室の横にある屋上へ続く階段の踊り場。
 第2製図室って講義の時のみカギを開ける製図室で、しかも奥まった位置にあるから人気がない。
 なんかカバンに手紙が仕込まれてて、ここに来いって書いてあったから来たんだけど……
 封筒にハートマークついてたのがそこはかとなく嫌な予感……
 問題なのは呼び出したやつだ。
 同じ科だった気がするけど、あまり付き合いのないグループのやつで、名前は西とかいったかな?
 つか、なんなんだよそのハチマキバンダナ!
 それにそんなデザインのメガネってどこ行ったら売ってるのさ! もっとましなのがいくらでも安売りしてるよ!
 上着は妙に分厚いネルシャツで、裾はズボンに入れてるくせに前ボタンは無駄にあけてる。
 中にキャラクターもののTシャツが見えるし……
 背中に背負ってるバッグからなんか筒状のものがはみ出てるんですが……
 どうしよう、典型的過ぎるよ。手紙に差出人書いてあったら来なかったのに……
「なんで呼び出したかは、わ、わかるよね」
「……正直、あんまり想像したくない」
 緊張しているのか、ゆびぬきグローブをつけた手で取り出した迷彩柄のハンカチで、しきりに汗をぬぐってる。
 汗はいいんだけど、そのグローブはなに? なに用? 体型だけでゴールキーパーに選ばれちゃった人?
 あまり人様の外見をどうこう言うのもなんだけど、あからさま過ぎだろ!
 ちょっと人として言っちゃいけない致命的な一言を吐きかけてやりたくなってきた。
 なんかハァハァ言ってて怖いんだけど…… 逃げていいかな?
216 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:15:13.56 ID:KoQpPgG50
「あ、あのね。ぼ、僕と……」
 うわ、くる、これはやばい……
「つきあわないかい」
 ……えと、突然半身になって親指を立てて、上の歯を強調するような笑顔を投げかけるそのポーズが予想外。
 そのウィンクはぶっちゃけキモイよ。歯が無駄に白いのもむしろなんか嫌。
 やっぱり、かっこいいポーズのつもりなのかな?
 発言内容はだいたい予想内だけどね…… どう無難に断ろうかな……
「え〜とね。ボクはちょっと前まで男だったんだよ? 中身も男の子みたいなもんなんだよ?」
「そんなささいな事は問題じゃないさ」
 たぶんさわやかな笑顔を浮かべたいんだろうなーって思われる表情で断言しやがった。
「……一応さ、参考として聞きたいんだけど、ボクのどこがいいの?」
「そりゃ、まこちゃんを僕のものにしたら、ロリっこのボクっこに合法的にあんなことやこんなことができ――」
「デブでも食ってろピザ!!!」
――げし!
 だれがおまえのものになどなるか! この変質者!!
 あぁもう、腹が立つ! 思わず蹴りをいれてしまったじゃないか、ボクが過去に持ってたことのある器官に向けて――

 泡吹いて倒れちゃったけど、ボク悪くないよね?  よね?  ね?


217 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:16:26.11 ID:KoQpPgG50
「って事があったのさマジンガー」
 講義室に戻って来たら、ボクがカバン置いた席の後ろにマジンガーが座ってたから、洗いざらい今の出来事をぶちまけてみた。
 大学は春休み中なんだけど、空く講義室を利用して春季特別集中講座なんかが開かれたりしている。
 みんな休みたいから、ほとんどの講座は人数も少ないんだけど、この英会話の講義だけはなぜか人数が多い。
「はあ……」
 なんか精神的につかれたんで、後ろの席に向かって突っ伏してたら、マジンガーが頭をなでてきた。
 なでんな! って思ったけどはねのける気力もない……
――てん♪ てん♪ てん♪ てっけてん♪ てっけてん♪
 いきなりボクのオーバーオールの前ポケットから、ダースベーダーのテーマ・ウクレレヴァージョンが流れ出した。
「あぁ、桜子さんからメールだ」
 最近桜子さんからの着信をこれに設定しなおしたんだけど、緊張感なさ過ぎた。ちょっと後悔。
「あ〜、まただよ」
 桜子さんからのメールの内容、ヴァレンタインチョコの催促。最近、毎日定時に送ってくる。
 なんで『貰う側』になる気まんまんなんだろう?
 ヴァレンタインと言えば、今までは辛い日々だった……
 あ、貰う当てがなかったから辛かったんじゃなくて、むしろ逆。
 どうもちっこいのが災いしたのか、『特定の方々』にすごくもてた。
 もうちょっと具体的に言うと、そっち系のお姉様方とおばさま方…… しかも大挙して来るんだよ……
 トラブルを避けるためヴァレンタイン前日までに学校の机の引き出しやロッカー、げた箱は厳重に封印した。
 当日は休み時間毎にカバンを持って走りだし、隠れ場所を探してはガタガタ震えてた。
 あれは辛かった……
 想像してご覧よ、自分よりでっかい人達が、ちょっと目を血走らせながらチョコを持って一斉に突進してくる様を。
 うぅ、思い出したら背筋が寒くなってきた……
 だからもう男だった時は、身長の高い桜子さんなんてものすごい恐怖の対象だったね。
 それが今年からは、もう『貰う側』にならなくていい! なんてすばらしいんだろう!!
 今年はあげる側なのか。
218 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:19:24.04 ID:KoQpPgG50
「チョコって言えば、一度つくってみたいと思ってたんだけど、カカオってどこに売ってるのかな?」
 マジンガーに問いかけてみたけど、やっぱ知らないか。『?』って顔してる。
「なぁ、まこと。俺達友達だよな」
「ふい? なんだよいきなり」
 突然背後から、この場合は一個前の席から声をかけられた。
 ん〜、だれだっけこいつ? 外見にインパクトがないから頭に残ってないなぁ。
 ザ・普通って感じの外見だ。たぶんあんまり付き合いのないグループの人。
「もうすぐヴァレンタインだよなぁ」
「らしいね」
 で、誰?
「俺達友達だよな?」
 だから、誰?
「もうすぐヴァレンタインだよなぁ」
「……」
 ようするに、チョコの催促か……
「え〜と、ちょっと前まで男だった奴に貰ってもうれしいもんなの?」
「うれしい!!」
 うわ、即答かつ力説っすか……
「おまえだけがこの男臭い情報機械工学科の希望なんだ!」
 どこまで飢えてるんだよ工学部生は…… でもって最初っから義理ねらい……
 まぁ工学部なんて建築科以外は男だらけだもんね。なんとボクがこうなるまで100%男でやんの。
 元男なのに紅一点だよ。なにそれ。
「なんとか建築科に期待してくれ。一応この大学にもあるんだし」
「別校舎だがな」
「サークルかなんか入れば接点できるんじゃないかな?」
「今から?」
 まぁ無理か。
219愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:19:42.26 ID:0N2OgWl1O
マジンガー可愛いよマジンガー
220 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:21:30.84 ID:KoQpPgG50
「なぁまこと、友達だよなぁ!」
 また横合いから同じような内容で声をかけられた。増えやがった……
「友達だよな! まこと!」
「俺達友達だろう?」
「なぁまこと――」
 だぁー! なんかわらわら湧いてきた!
 ちょっとまて。なんか囲まれてる?
「待とう。ね、落ち着こうみんな。落ち着いて、ね?」
 やばい、これはやばい……
「え〜い群がるな!」
 だめだ、これはだめだ。昔と同じだ……
 思い出しちゃった。でっかい女の人達から逃げ回って、隠れて震えてたあの日を……
「まって、ね? ちょっとまってよ!」
「ま〜こ〜と〜」
「にじり寄って来るなぁーー!」
 だめだって、イヤ…… まって、嫌だよ…… こわい!
「なぁまこと〜」
 イヤ、こわい…… たすけて……
 たすけて…… たすけて…… たすけて…… 助けて! 助けて! タスケテ!
「助けろマジンガー!!!」
――ガタッ!
 マジンガーが勢いよく席を立つ音がして、ボクのオーバーオールの背中を掴んで引っこ抜くように持ち上げ――
 あとはよく覚えていない。
 気が付いたら、人のあまりいない図書閲覧室の奥に避難していて、マジンガーにしがみついてガタガタ震えてた。
 ひどい顔だ。涙でぐしゃぐしゃ……

 あ、英会話の講義受けられなかった
221 ◆i7rqxtl05. :2007/02/08(木) 01:24:36.57 ID:KoQpPgG50
以上、ヴァレンタイン編 前編終了
いまだにうちのマジンガーは一言も発してくれない(´・ω・`)
というかもう、しゃべるマジンガーが想像できない;

>>219
って、マジンガー!Σ( ̄□ ̄;)
222愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:30:53.44 ID:0N2OgWl1O
まこと可愛いよまこと
>>221乙!後編気になるぅ!
223愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:32:38.53 ID:y43B4LPx0
>>221、乙!
最近、うちの子が勝手なことするんですよ・・・
224愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:40:54.51 ID:I4kDExFy0
225愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:41:32.24 ID:0N2OgWl1O
勝手な事kwsk
226愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:44:41.10 ID:y43B4LPx0
>>225
安価すると、俺が考えてること以上の行動を起こすんです('A`)
227愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:45:34.22 ID:0N2OgWl1O
それ裏山www
うちの子たち最近エロくないんですorz
228愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:53:20.94 ID:XzBKDeVb0
スレイヤーズ見ながら保守
229愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 01:54:00.45 ID:2SkdiUAl0
m9(´^д^`)ぽみゃー童貞ずら?
230愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:04:37.30 ID:dUhKLDqa0
m9(´^д^`)ぽみゃー童貞ずら?
231愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:06:12.52 ID:0N2OgWl1O
さて寝るお
232愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:08:44.24 ID:y43B4LPx0
>>231
お休み、安価は明日(今日?)の夜投下する。
233愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:10:35.55 ID:dUhKLDqa0
m9(´^д^`)ぽみゃー童貞ずら?
234愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:15:01.62 ID:wwGYJQgjO
ξ゚听)ξm9プギャーwwwwwww
235愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:16:43.61 ID:XzBKDeVb0
236お芋:2007/02/08(木) 02:24:48.12 ID:3n4lRPWi0
彼女いない歴=生まれ落ちたから今に至る年月ですが何か問題でも?
237愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:25:53.95 ID:Tbdg4ik3O
らぶらぶちゅっちゅ
238愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:27:35.51 ID:Tbdg4ik3O
彼女はいないけど彼氏なら今まで5人くらいいたな
俺男だけど
239愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:30:49.02 ID:y43B4LPx0
>>238
ちょww
240愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:33:02.87 ID:Tbdg4ik3O
>>239
非処女童貞とはまさにこのこと
241お芋:2007/02/08(木) 02:39:33.61 ID:3n4lRPWi0
ウチの自虐ネタから
なにか凄い発言に発展してるような
242愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 02:42:26.94 ID:y43B4LPx0
>>240
俺はノンケなんで上手い切り替えしが思いつかん(´・ω・`)
>>241
あぁ・・・うちの子の片割れがどんどん邪悪になっていくよ、お芋さん
243お芋:2007/02/08(木) 03:01:03.45 ID:3n4lRPWi0
>>242大丈夫君はとっても強い子だ
諦めたらそこで試合終了だよ
244愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:08:44.32 ID:y43B4LPx0
>>211の安価書きあがったんだけど、安価の人まだ起きてるかな?
投下するか、寝るか・・・迷うな・・・。
245お芋:2007/02/08(木) 03:09:56.07 ID:3n4lRPWi0
ねーねー
スピリタスって何?
246愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:11:52.38 ID:y43B4LPx0
俺も良く知らんのだけれど、ぐぐる先生がお酒だよって言ってた
247愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:13:00.56 ID:3gDwLHkVO
絵描いてた!
まだまだ起きてるんだぜwww
248お芋:2007/02/08(木) 03:14:37.65 ID:3n4lRPWi0
あ〜・・・お酒なんだ・・・お酒は苦手だから良くわからないや
249ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 03:14:37.90 ID:y43B4LPx0
んじゃ投下するですよ>>211安価ね
今日は部活もなく、宿題も終わったので洸の家に遊びに来ている。
俺は洸のベッドでゴロゴロしながら漫画を読んでいる。
しばらくすると洸が、喉が渇かないか聞いてきたので渇いたと返した。
すると洸はリビングへ飲み物を取るために降りていった。
洸はオレンジジュースを入れて、すぐ戻ってきて俺にジュースを渡す。
「ん、ありがと」と俺はニカっと笑う。すると突然、洸は変なことをいい始めた。

「なぁ悠、スピリタスという酒を知ってるか?」
「ん?俺はお酒詳しくないし、知らないけど?それが何なんだ?」
「んなら教えてやろう。スピリタスってのはな穀物とジャガイモを主原料にした蒸留酒で
 70回以上もの蒸留を繰り返して96度という高いアルコール度数を誇る」
あんまりにも興味がないことで、へぇ〜としか言えない。だが洸は続ける。
「カクテルや果実主の原料として使われることが多々ある。それとなポーランドの
 古典文学『バン・タデウシュ』でもこれを用いて兵士を泥酔させる話がある」
「ほー・・・んで、それが何なのよ?」
「いや?ただそういうものがあると話しただけだ」
ふーん、そう言いながら俺は洸の持ってきたオレンジジュースを持ち上げる。
ん?なんかこのオレンジジュース・・・色が薄いような・・・?
「なー洸?なんかこのオレンジジュース、色が薄くないか?」
「そうか?まぁ安いジュースだし、しょうがねーんじゃねー?」
「彼女に安物だすなよなー」などと談笑しながら俺は、ぐいっとジュースを飲み干す。
すると、喉の奥から焼けるほどの熱さと痛いほどの刺激がこみ上げてきて俺はむせ返る。
250ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 03:15:21.00 ID:y43B4LPx0
>>249 続き
「げほっ!?かはっかはっ・・・けふっ・・・あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
「どーした?悠?変なところにでも入ったか?」
さらりと何事もなかったかのように言う洸。
「洸゙〜ごれ゙・・・な゙に゙がい゙れ゙だ・・・?」
「ん?あぁ、さっき話したスピリタスをコップの半分ほど」
ちょ?!96度を半分に割っても48度だよ!?
「な、なんでこんなことするんだよ!俺、酒とか全然呑んだことないのに!」
「いやーカクテルにも使われるって言うし、入れたら隠し味的にこうな?」
「な?じゃないよ!な、じゃ!!」
そこまでまくし立てたとき、急に体が熱くなってくるのが分かる。
頭がボーっとしてきて、ふらふらする。顔がかーっと赤くなり、意識がはっきりしない。
「こ、洸・・・頭がくらくらするんだけど・・・」
「あー、まぁそうだろうな・・・なんてったって96度の酒だし」
あー目が回る・・・もうだめだなんか起きてらんない・・・
そう考えながら、洸のベッドに倒れこむ。
「悠、お前は酒に強くないみたいだな」
横になりながら見た洸の顔が、初めて泊まった時の様な悪戯っぽい笑みを浮かべていた。
洸は静かに立ち上がると、俺の体を優しくベッドに寝かしなおす。
優しく介抱してくれるのか、ありがとうと思っていると・・・洸は俺の服を脱がし始める。
今日の俺はノースリーブのブラウスで、色は淡いピンク色、下はデニム地のミニスカートなのだが
フロントのボタンを一つ一つ丁寧に外し始める。
「ちょ・・・こ、洸?何して・・・」
「ん?こないだの・・・続きかもな」そう言うと洸は、薄く細く笑う。
251ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 03:15:44.50 ID:y43B4LPx0
>>250 続き
「んっ・・・はん・・・やっあぁ・・・んっ」
強い酒のせいで体中が刺激に過敏になっている。呼吸も苦しく、喘ぐ様な声がでる。
洸は俺のブラウスの前だけ肌蹴させ、胸を弄っている。
「ふやっ・・・あっふぅ・・・洸・・・な、なんで・・・こんなこと・・・」
「お前を好きだと自覚したあの日から、俺はお前に触れたくて触れたくてしょうがないんだよ」
耳元で囁くようにボソボソと思いの丈を告げられる。
「だけど、いきなりそういうのはダメかなって思ってな」
「じゃ、じゃぁ・・・コレは・・・んっ・・・いいの・・・かっよ・・・」
そう言いあっている間も、洸は俺の胸を弄び続ける。
「これは・・・俺の悪戯だよ・・・そう悪戯」そう言って、洸は怪しく微笑む。
洸の手は一層激しさを増していく。その動きに俺の中で暴れる感覚が次第に増大していく。
「うぅっ・・・はぁ・・・ど、どうし・・・て・・・こっこんなこと・・・」
「イヤか?俺はお前の色んな表情が見たいんだよ、笑ってる顔も怒ってる顔も泣いてる顔も
 俺の手に抱かれて苦しそうに感じてる顔も」
そう言った洸の目には怪しい光が佇んでいる。この目に見つめられると俺は身が竦む。
体の内の内から、得体の知れないぞくぞくとした感情が込み上げて来る。
洸の手は胸だけではなく腿の間にも滑り込んできて、内腿を優しく撫上げて来る。
呼吸は上がり、動悸もおかしなぐらいに早い。酔っていることもあいまって
昂ぶる速度がおかしい。
「うっううぅ!あっう・・・くっ〜・・・・」
脳が痺れる様な錯覚まで覚える。もう何がなんだか分からなくなって
頭が真っ白になって、でも洸は悪戯に笑ってて・・・
洸の目を見たら、またゾクゾクとしたものが込み上げてきて
俺は、まるでブレーカーが落ちたかのように「バツンッ」と目の前が暗転して
気を失った。
252ちょめ助 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 03:16:09.80 ID:y43B4LPx0
>>251 続き
俺はどうやら4時間ほど寝てたらしく、すでに空が暗くなり始めている。
目を覚ました俺は、30分ぐらい洸に対して罵声を投げかけ続けた。
その間中、洸は俺の目を真っ直ぐ見据えたまま黙って聞いていた。
罵りつかれた俺はその場に座り込み、荒くなった呼吸を整える。
すると洸は、ぐっと近づいてきて・・・俺にこう言ったんだ。
「俺はお前を傷つけたくはない、だからといって宝物の様に扱うつもりもない
 本当にイヤだったら言え、俺は二度とそれをしないと誓うよ」
真っ直ぐ見据えられたまま、ただただ真剣にそう言う洸に
俺は、こんなことはもう嫌だと伝えようと口を開く。
「イヤだ。もう二度とこんな無理矢理なのはやめてくれ」
はっきりとイヤだと言い切る俺。すると洸の顔がまた、薄く微笑む形になる。
「本当にイヤか?本当に?」
短く言う洸。その目と声にあてられて、ぞくぞくとする。
それでも俺はイヤだと言おうと口を開く。
「い・・・いや・・・じゃない・・・」
あれっ!?あっれええぇぇ!?な、なんで俺こんなこと口走って!?
すると洸は優しく、ふっと笑うと俺の頭を撫で始めた。
俺はその手に身を委ねてしばらくじっとしていた。それから考えたんだ。

洸の中の炎は次第に俺の身を焦がすほどになってる。
でも、俺は・・・その炎に身を焦がされることがイヤじゃない。
優しい洸も好きだけど、『悪戯』してるときの洸も好きだ。
・・・俺ってマゾの気があるのかなぁ・・・と頭を撫でられながら窓の外に目をやった。
253愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:17:39.92 ID:scxD/bLV0
政府が15歳の少年に対し、童貞卒業を義務付ける法案を作って終わり
254愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:17:46.63 ID:y43B4LPx0
これで終わりなんだぜ!
スピリタスのことは飲み会の時にそんなのがあるって聞いたぐらいw

洸がどんどん邪悪になっていく'`,、(´∀`)'`,、
255愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:24:38.65 ID:3gDwLHkVO
うはwwwwwおkwwwwwwwwww
期待通りのエロスktkr!!!GJwww

チラシ裏
この前スピリタス飲む機会があったんだが…舐めただけで酔いそうだった。
つーか熱くて痛い感じだったorz
256愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:32:21.40 ID:y43B4LPx0
>>255
エロスは書いてると恥ずかしいんだぜ
と、思いながらもうちの洸くんはどんどんS気を・・・
257愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:35:52.53 ID:3gDwLHkVO
>>194
魔女っ娘描き上がったので今日の夕方〜投下予定。
先に荒いしエロくないことを謝っておく
258愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 03:39:12.93 ID:xT2vb0Jb0
http://c-au.2ch.net/test/-/news4vip/1170857743/1-
変態キチガイヤリチンをVIPPERの力でこらしめようぜ!
ブロガーの意味不明な逆ギレで複数の女に生中だししまくり。
「妊娠させたい」「中絶して不妊になればいい」などの発言もある。
今こそVIPPERの力を見せるときだぜ。
259お芋:2007/02/08(木) 04:04:22.21 ID:3n4lRPWi0
男「我は暴力の崇拝者・・・・暴力の狂信者。
この暴力は常に正義に使い悪という物を潰してきた。
そう・・・悪は言葉の力では決して屈しない暴力のみが悪を屈服させる力。
故に暴力は絶対な正義であり暴力が唯一全ての悪を滅ぼす術。
故に我は暴力の崇拝者・・・悪を滅ぼす暴力なり。」
260お芋:2007/02/08(木) 04:04:47.26 ID:3n4lRPWi0
ついにお芋の新作がココに始動
暴力を崇拝する男は何者か!
彼の言う正義とは何なのか!
待望の新シリーズ「正義の暴力」ここに!
261お芋:2007/02/08(木) 04:07:53.32 ID:3n4lRPWi0
まあ女体化全く関係ないから投下しないんだけどね〜
あと他に2つ新しくシナリオ作ってる途中だし〜
薫と叶と崇(題名まだ決まってない)のほうもいい加減続き書かなきゃいけないし〜
昨日安価で取った絵も描かなきゃいけないし〜
正直言うとむしゃくしゃしてやった後悔はしていない
262愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 04:23:51.99 ID:bnRTrFHN0
マルチビタミン保守
263お芋:2007/02/08(木) 04:31:46.17 ID:3n4lRPWi0
反応がない・・・
残念無念
今日はもう寝よう・・・ぐすん
264愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 04:33:58.53 ID:3gDwLHkVO
ちょwww
なんか投下くると思ってwktkしてたのにorz
265愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 04:57:24.62 ID:bnRTrFHN0
保守
266愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 05:22:46.78 ID:bnRTrFHN0
ま保守
267愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 05:41:52.73 ID:gYz1TLUDP
おはいよー保守
268愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 06:32:30.14 ID:MzBT2wUF0
おはよ〜
269愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 07:32:54.12 ID:MzBT2wUF0
いってきま〜す
270愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 07:40:33.75 ID:0N2OgWl1O
寝坊した…
271愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 07:56:21.31 ID:gYz1TLUDP
会社ついた ねむ
272愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:03:20.81 ID:ErgFxdqTO
おはよー
仕事めんどうくせー
柳沢厚労相があんな発言した所為で休みますって言ったらなんとかなるかな?
だって天下の国会議員が休む理由になるんだぜ? 俺等なんか余裕じゃん?
273愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:14:04.56 ID:Tbdg4ik3O
女は産む機械って別に良いじゃん
ロボットかっこいいじゃん
274愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:14:07.79 ID:JHB8vMlOO
おはようほしゅ
遅刻するorz
275愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:21:54.77 ID:0N2OgWl1O
>>273
ロボットwww
あれは柳沢も配慮足んないし、女もピリピリし過ぎ。
な!花恵!

花「ふぁひ?(ジャムパン口いっぱいに入れながら何?)」
276愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:24:04.08 ID:gYz1TLUDP
仕事始まる前に コーヒー飲みながら保守
277愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:39:25.43 ID:JHB8vMlOO
バスに乗りながらほしゅ
278愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:44:38.19 ID:D6bImVk0O
>>272
気持ちはわかるが、アレらと同じレベルになると思うと・・・・・。

捕手
279愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 08:58:29.47 ID:y43B4LPx0
会社いてくる保守
280愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:07:32.80 ID:ErgFxdqTO
パスカルを批判してみよう
人間を葦にたとえるなんて、なんとひどい!



えー、不適切なレスであったことをお詫び申し上げます
m(__)m
281愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:19:57.10 ID:0N2OgWl1O
へっへっへ、安価しやしょうか?↓
282愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:36:01.39 ID:D6bImVk0O
文なら野球拳
283愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:42:28.71 ID:8s8xOZq1O
へっ、とんだ神スレだぜ
284愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:44:50.66 ID:GOslAEFP0
えと、二話だけ置いていきます。
285321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/08(木) 09:46:06.52 ID:GOslAEFP0
第四話「天才少女ひらひら」

「えっ!いや…あんまり熱心なわけじゃないけど…」
急に話しかけられて、徹也の声が上ずった。
「えっと…名前とか聞いてもいい?差し支えなければ。」
「あっ…ごめんなさい。野辺山 百合と申します。」
ひらひらが膝の上に手を重ね、丁寧に自己紹介をした。艶やかな髪がさらりと揺れる。
「えと…俺は宮本徹也っていいます。俺は二十歳なんだけど…百合さんは?」
「17歳です。あっ、どうぞ、呼び捨てにして下さい。私の方が年下ですし、宮本様は御恩人ですから。」
17歳…花の女子高生か…。徹也はひらひらの制服姿を想像し、心の中でほくそ笑んだ。
「じゃあ高校生だね?今はまだ夏休みかな?」
「いえ…今年の春に英国の大学を卒業しまして…。」
「…は…い?…卒業??」
またしてもひらひらは徹也に謎を投げかけた。
「あの、飛び級制度を使いまして…。」
ああ…もしかして、これが噂に聞く「天才少女」ってやつか。
徹也は生きた奇跡を目の当たりにしたような感慨に飲み込まれた。
地方の平均的な私立大学生の彼にとっては、雲の上の話である。
「そ、そうか。うちは退屈だと思うから、何か本でも読んでくつろいでね。」
徹也は経済学の本を数冊本棚から引き抜いて、テーブルの上に乗せた。
しかし、ひらひらは本棚にある別の本を指差した。
「あの…あちらの本は…どういった内容のものでしょうか?」
ひらひらは、よりによって暴走族漫画に興味を持ってしまった。
「いや…!!!あれは…!!百合ちゃんにはちょっと…」
「まあ…難しい内容なんですね?」
「いや…暴力的な内容で…。…でもまあ、ちょっとくらいなら。」
徹也は第一巻を恐る恐る手渡した。動悸が激しく沸き起こる。
286321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/08(木) 09:48:00.70 ID:GOslAEFP0
第五話「特攻のひらひら」

15分経ったが、ひらひらからの反応はない。
徹也はどうしようもない「やってしまった感」でうろたえていた。
しかし、明らかに不似合いな本を眺めるひらひらは美しかった。
長いまつ毛と色白の顔。あどけないというか若さの輝きを残した顔立ち。
声も、落ち着いてはいるが高く、可愛らしい響きの声だった。
20分後、ようやくひらひらが本を閉じた。ふう…と息を吐く。
「ご…ごめんね?なんか…」
「こちらの…たっくんさんて…素敵ですね。」
「はい?」
「ギャングのお話なのに、こんなに美しい友情が描かれているなんて…
 個性的です。素晴らしい…。」
思いがけない評価に、徹也は目を丸くした。
気の緩みだろうか?心の迷いだろうか?まあ、軽蔑されなかっただけでもいい。
「も…もう夕方だし、何か作るよ。えと…オムライスでいいかな?」
「あ…では私が…!」
「いや、百合ちゃんはお客さんだから…座ってて?」
「あの…でもそんなにお手間をおかけしては…」
「あの本さ、五巻まであるから…読んで待ってて?ね?」
「は…はい…それでは…」
「あ…このドア閉めとくから、着替えもしたら?」
なんとかひらひらを座らせると、徹也はドアを閉め、料理を始めた。
洋室7畳に暴走族漫画を読む天才お嬢様。
キッチン4畳に料理をする平凡な大学生。
実に非日常的な夕べであった。
287愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:49:14.68 ID:GOslAEFP0
以上ですー。
288愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 09:53:17.92 ID:yXJXj5zQ0
>>287
乙〜!続きwktk
289愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:03:41.99 ID:0N2OgWl1O
>>287
乙ー

野球拳か…時間かかるかも。
290愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:06:35.13 ID:KDI+BB8lO
ついさっきまとめをちょろっと読んだんだが
P90氏凄すぎだろう…
瞬きする間も惜しんで読んでしまった
291愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:16:11.43 ID:gYz1TLUDP
以前読んだ 『ダブルブリット』の香りがする方がいらっしゃいます><
文体とか
ファンだったのかなあ
292愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:28:00.44 ID:7gf++SBVO
このスレまだあったのか
3までしかいなかったけど、今どれくらいだ?
293愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:34:26.94 ID:vhiDM2GJ0
なんだかんだ言ってももう5ヶ月か
294ちょめin会社 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 10:39:15.12 ID:yXJXj5zQ0
ひっじょーに眠い・・・
会社にいる間に書けそうなもの安価↓
会社だからエロはないお
295愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:47:57.05 ID:Tbdg4ik3O
6800くらいかな
296愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:49:28.07 ID:Tbdg4ik3O
6800に期待
297ちょめin会社 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 10:50:24.36 ID:yXJXj5zQ0
6800・・・考えてくるお
298愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:54:43.48 ID:GOslAEFP0
一話だけですー。
299321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/08(木) 10:55:35.05 ID:GOslAEFP0
第六話「ひらひらの真っ白」

卵の半熟ふわふわフィニッシュがきまったので、徹也はひらひらに
声をかけることにした。さすがに着替えは終わっただろうから、
オムライスの乗った皿を片手に持ちつつ、木のドアをノックする。
「…はい。」
「できたけど、入ってもいいかな?」
「はい!どうぞ!」
片手でドアを開く。どんな服に着替えたのかな?少しわくわくする。

長い髪の少女が再び視界に入る。小柄な体が徐々に現れる。
白い。ブラが白い。肌も白い。なんでだろ?あれ?
とたんに、徹也の背筋が凍りつく。
「ちょっ…ごめ…て…入っていいってさっき…なんで…!!」
突然の不可思議な状況に、狼狽する徹也。当然である。
「あ…今着替え終わります。ごめんなさい。」
なぜか平然と着替えを進めるひらひら。微塵も動揺していない。
「あ…あの…なんで…恥ずかしくないの?」
少し唇に指をあてて考えると、ひらひらが申し訳なさそうに言った。

「あ…申し上げるのを忘れていたかもしれません。ボク、元男なんです。TSです。」

あ…女になっちゃうあれか。
安心感が徹也の胸に去来…      しない。
元男に発情なんか…         する。

「ごめん…俺、変な気起こしそうになるから、隠して?」
300愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 10:57:29.59 ID:GOslAEFP0
ではちょめさんwktk
301ちょめin会社 ◆1qUcSvsxGs :2007/02/08(木) 10:59:37.51 ID:yXJXj5zQ0
悠「スラムダンクの桜木花道が大会直前に2万本のシュート練習をやったシーン
  あるよね?」
洸「ん?あぁあったな。それがどうかしたか?」
悠「洸は試合前にどれくらいシュート練習した?」
洸「あー?数えてねーしなぁ・・・まぁ何万ってうったんじゃね?」
悠「ふーん、俺もシュートの本数とかわかんねーなぁ」
洸「まぁ、お前を押し倒そうと思った回数は大体6800回ぐらいかな」
悠「!?」
洸「そんなに怯えるなよ・・・また『悪戯』したくなるだろ・・・?」

こうして夜は更けていくのであった まる
---
orz
302愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:04:19.07 ID:Tbdg4ik3O
おkkwwwwwwww
303愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:06:31.63 ID:yXJXj5zQ0
危うくエロに走りそうになった件
304愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:21:06.12 ID:D6bImVk0O
ちょめさん乙ですw

>>291
ダブルブリット?
305愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:24:23.19 ID:8KKABKdd0
猿のほうにオナニーしてた童貞が女体化したらどうなるのだろうか・・・
306愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:24:24.20 ID:Tbdg4ik3O
僕は自分史を書き続けていた。まるで狂ったかのように
宿題である自分史、それを書く内にトラウマであった事を次々と思い出した。
小学生5年、幼なじみであった男友達にレイプされる。
小学生6年、現状は5年から変わらない、頻度が増したくらいだ。
中学生になり、新しい友達を作った。
中学1年、僕はまた、同じ時間がはじまった。
中学も小学も変わらない、呼び出されるのを待っていたのかもしれない。
僕は本当に狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる。
高校に入り、僕は女の子になった。
女の子になって、何が変わったのかといえば、呼び出されることがなくなった事。
これで安心して夜に眠れる。
おやすみなさい
307愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:26:11.90 ID:Tbdg4ik3O
意味なく書いた
ブラックジョークってやつ
308愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:28:53.23 ID:vhiDM2GJ0
よく考えたらこの世界の設定だとガチホモ死亡wwwwwwwww
309愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:33:49.25 ID:0N2OgWl1O
ホモカップルの一方が女体化ってあったよね?
あれ終わってないよね?
310愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:38:51.40 ID:vDqcs6iVO
本当に女になれたらよかったのに・・
311愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:41:32.60 ID:8KKABKdd0
2XXX年

世界は同性愛者が増え続けていた。
女体化を避けようとするもの同士で性交が行われるようになり
そのまま関係を続けてしまうものが増えてしまった。
また女体化を選ぶ者も増え
男女のバランスが大きく崩れてしまった。

事態を重く見た政府は学校内に女体対策室なるもの、
所謂脱童貞場所なるものを設置した。
ここにでは女体化した3年生が童貞の脱童貞を手助けすることを義務化した。


312愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 11:52:19.79 ID:Tbdg4ik3O
この制度があれば大島とセクロスできるね
313愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:14:06.58 ID:gYz1TLUDP
>>304 中村恵里加 だったかな?
残酷なんだけど 萌っ
314愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:21:08.59 ID:Tbdg4ik3O
大島みさとだったっけ…

安価します↓
315愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:24:06.44 ID:aA+ItkWU0
ちっちゃい女の人がいろんなもんぶっ飛ばすラノベだったっけ?
316愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:29:06.31 ID:aA+ItkWU0
ごめん
317愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:29:07.35 ID:Tbdg4ik3O
それはバーローの話を言ってるのか
318愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:29:50.78 ID:gYz1TLUDP
大島が 大きなものを投げつける
319愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:48:34.40 ID:aA+ItkWU0
ダブルブリットは痛々しくてあれだったなぁ・・・・それが魅力なんだろうけど
320愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 12:54:05.01 ID:Tbdg4ik3O
大島は欠伸をしてぐったりと机に頭を乗せ溜め息をついた。
ニュースでやっていた>>311のニュース、これを実行するとしたら、来年に自分は何人の相手をさせられるのだろうか…。
好きでもない相手と強制的にその状況においやられる、これは人権の侵害であるとも言えそうだ。
「みた?ニュース」
「大島に相手してもらいたいなぁ」
「俺は足立かなぁ」
男子の声をきき、大島は起き上がると泣きだしそうな顔で男子を見る。
……絶対に嫌だ。
「うわぁぁぁぁん!!」
大島は叫びながら教卓に蹴りを食らわせると男子の頭を鷲掴みにして持ち上げて散々引きずり回したあげくに海に投げた。
321愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 13:00:49.05 ID:gYz1TLUDP
>>320 野糞ワロタ♪
322愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 13:05:16.75 ID:Tbdg4ik3O
>>321
(´・ω・`)ブリブリブリー!!
323愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 13:23:49.03 ID:aA+ItkWU0
大島wwwwwwwwwwwwwwww
324愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 13:41:29.77 ID:JHB8vMlOO
ほしゅ
325愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:04:16.90 ID:Tbdg4ik3O
野糞、大島は危機に陥っていた。
トイレの無い山奥で、大島はお腹を押さえながら必死にお尻をしめる。
冷や汗が背中を冷たくさせ、大島は涙目になりながらお尻を押さえた。
「……もう、だめ…」
(´・ω・`)ブリブリー!!



夢。
326愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:27:39.13 ID:JHB8vMlOO
>>325
ちょwwwまさかの夢オチwwwwwww
327愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:28:07.86 ID:n0q7Uy810
|ω・`)・・・
328愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:28:53.51 ID:aA+ItkWU0
329愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:29:23.63 ID:n0q7Uy810
|ω・`)・・・ダレカ・・・イル・・・?
330愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:38:01.45 ID:KEyAiisX0
>>329
(゚д゚)
331愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:44:09.75 ID:n0q7Uy810
>>330
もっとみろwww

って事で勇者の続き投下。今回は4レスかな・・・かな?
332コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/08(木) 14:44:51.47 ID:n0q7Uy810
台所からトントン・・・と包丁がまな板を打つ音がリズムよく響いている。
椅子に座って脚をブラブラさせながらアレスは言った。

ア「お姉ちゃん、そういえばここはお姉ちゃんのお家?」

後ろに髪を一本に纏めたフレイが振り向く。
エプロン姿の彼女は、とても母性的でアレスの今まで感じたことの無いものだった。

フ「えぇ、そうよ。どうかした?」
ア「お姉ちゃんは今何かお仕事はしてるの?」
フ「今は父さんの診療所の手伝いよ。少し前まで城下町にも行っていたけど・・・」
ア「そっか、ありがと」

そう言うとアレスは何かを考え出した。

フレイは切っていた何かを皿に盛ると、運びだした。
テーブルの上には料理が並べられている。
最後にアレスの割り箸を持ってきて、フレイも椅子に座った。

フ「さてと・・・どうぞ、召し上がれ」
ア「いただきまーす!・・・ムグマグ・・・!!う、うまい!!!」
フ「嬉しいこといってくれるじゃない♪」
ア「・・・パリムシャガツモルスァ・・・コクコク・・・プハー!・・・うん、決めた!」
フ「何よ?唐突に・・・」

フレイはキョトンとした目で見ている。
アレスは、もう一度何かを考えると言った。
333コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/08(木) 14:45:14.25 ID:n0q7Uy810
ア「僕、明日旅立つよ!」
フ「・・・えぇー!?」
ア「・・・・・・・・・なんちゃってw驚いた?」
フ「・・・ハァー・・・本気でビックリしたじゃない・・・」
ア「ゴメンゴメン、さぁ、ごちそうさま!あ、僕ちょっとお散歩してくる!」
フ「あ、そぉ?気をつけていくのよ」

アレスはフレイに借りた上着を羽織ると、さっさと出て行ってしまった。
フレイはテーブルの上の物を片付けると、ボーっと何かを考えた後、手紙を書き始めた。

〜〜〜〜〜翌日〜〜〜〜〜

アレスは朝霧の中家を出た。昨日新調しておいた自分用の武具を装備している。
幸い身長も体格も大きく変化していなかったので、大金をかけずに修繕できた。

アレスは玄関の前で暫くフレイの事を考えていた。出来る事ならまた、一緒に旅したかった。
でも今度の旅は何も当てが無かった。時間だけを無駄にしてしまうかもしれない。
そう考えると、彼女にこれ以上甘える事は出来なかった。

アレスは一人で歩き出した。後幾つかの角を曲がれば、村の出口だ。
どんどん家は少なくなってきて、逆に景色は広く晴れ渡ったものとなっていく。

村の出口に着くと、門の所にフードつきのマントを被った人が立っている。
こんなに朝早くから誰かを待っているのだろうか?
そう思ったアレスは、その人の横をスッと通り過ぎようとした。その時だった。
アレスの腕がその人に掴まれた。

ア「!?っ・・・だ、誰だ!?」
334コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/08(木) 14:45:42.02 ID:n0q7Uy810
アレスはバッと腕を振り解き、剣を構える。
東洋に伝わる秘伝によって錬成された『刀』がキラリと輝く。

?「まったく・・・誰に向かって剣先を向けているの?」

フードの人がそう呟いて腕をアレスに向けた。
大気は震え周囲の草木がざわめく。アレスはジリジリと間合いを詰め始めている。

アレスが構えをとろうとした時だった。

?「・・・【ボミオス】・・・」

アレスの素早さは下げられ、俊敏な攻撃が出来なくなった。
フードの人がアレスに近寄っていく。素早く動けないアレスは、逃げようとしても逃げ切れない。
アレスは差し伸べられ、近寄ってくる手をただただ見つめる事しか出来なかった。

ア「!・・・っ!?」

アレスに向けられた手は、彼女の頭の上に置かれた。
そのままクシャクシャと撫で回すと、そのまま自らのフードを持ち上げた。

?「ほら、一人じゃどうしようもないじゃない・・・」
ア「お、お姉ちゃん!?・・・なんでここに・・・」

フードの人は未だ家で寝ているはずのフレイだった。
唖然とするアレスに彼女は語りだす。
335コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/08(木) 14:46:53.10 ID:n0q7Uy810
フ「あのねぇ、あんたが考えてる事なんて私には解るのよ。
  どうせ『お姉ちゃんにこれ以上迷惑を掛けられない』とかなんとか思ってるんでしょ?
  冗談じゃないわ!勝手に居なくなられる方が幾らか迷惑よ!どう?何か違ってる?」
ア「・・・・・・うぅ・・・・・・」

どうやら完全に図星を突かれたアレスは、ただただフレイの言う事を聞くしかないようだ。
小さく縮こまっているアレスに、フレイはなおも続けた。

フ「大体今みたいにちょっと不意討ち食らって攻撃されたらどうなると思うの!?
  ・・・あんた一人じゃ死んじゃうかも知れないんだよ!?そしたら―――・・・」

フレイの語気は徐々に弱まっていった。彼女は唇を噛み締め、涙を堪えながら話を続ける。
その消え入りそうな声は、弱々しく、しかし凛としている。

フ「・・・私昨日あんたが出て行くかもって感じた時から『一緒について来て』って言ってくれるのを待ってた。」
ア「・・・お姉ちゃん・・・」

フレイはアレスを抱き寄せ、続けた。ツツ・・・と頬を伝う涙は、アレスの肩に落ちる。

フ「ねぇ、あんたは優しいから私のこと気遣ってくれるのは嬉しいの。
  でも、だからって気遣って貰うだけは嫌なの。・・・私は、あんたにとって重荷?」
ア「・・・ずるいよ・・・お姉ちゃん・・・」

山の合間から覗く朝日は二人の影を伸ばす。
つないだ掌から伝わる温もりを噛み締めながら、二人は歩き出した・・・

〜〜〜〜〜to be continue......〜〜〜〜〜
336愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:51:59.77 ID:0N2OgWl1O
コゲ丸wktk
337愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:52:52.92 ID:KEyAiisX0
おねーちゃあああああああああああん
338愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 14:53:01.21 ID:gYz1TLUDP
すげー♪
339愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 15:00:37.84 ID:n0q7Uy810
んーと・・・とりあえず今度から安価で行き先を決めようかと。
行き先の村(町)の名前:
町の特色:
この二つをきめてほしいですぅ。ってことで安価+2です!
340愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 15:05:42.25 ID:KEyAiisX0
ホシッソファ

住民が鬱
341愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 15:09:21.40 ID:KEyAiisX0
ケポッソファ

住民が卑猥
342愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 15:14:13.67 ID:n0q7Uy810
ちょwwwなにこのドヴァみたいな安価wwwwwwww


ま、書くけどw
343コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k :2007/02/08(木) 15:19:33.56 ID:n0q7Uy810
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader411288.jpg
ちょい早めだけどあげとく
344愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 15:51:05.16 ID:KEyAiisX0
>>343
GJで良ければどうぞ
345愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 16:12:35.47 ID:JHB8vMlOO
ほしゅ
346 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:15:34.60 ID:XzBKDeVb0
参上。
スレが盛り上がっているみたいだなwwww

投下しまつ
347愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 16:16:38.78 ID:JHB8vMlOO
>>346
wktk
348 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:19:35.40 ID:XzBKDeVb0
しばらくして家に着いた俺たちはそのまま中に入ったのだが
中に入った瞬間、胸騒ぎと違和感が同時に襲ってきた。それは
横にいたあいつも同様なようで家に中はえらく静かで誰もいない虚しい音だけが響いていた。

「ど、どうしたの・・來夢は?」

「さぁな・・とりあえず台所へ行くぞ。お前は俺から離れるな・・もしかしたら強盗の類かもしれない」

「わ、わかったわ」

もしかしたら強盗の類かもしれないと思い、俺はあいつを後ろに下がらせると
そっと静かに來夢がいるはずの台所へと向かった。台所に入った俺たちが見たのは驚くべき光景であった――ッ!!

349 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:20:37.61 ID:XzBKDeVb0
台所からは人気もなかったのだが、代わりに料理をしているはずの來夢が
倒れていた。俺たちはあわてて來夢のほうへと駆け寄った。俺は來夢の体を
触り外傷がないことを確認すると同時に周囲の人気を探った。どうやら静か
だったのは強盗とかそういうのではなく、來夢が何らかの理由で倒れたということだけであった。

でも、俺たちには安心などできず來夢の体をさすった。

「お、おい來夢!!しっかりしろ!!」

「早く、レスキュー隊を呼びましょ!!!あんたは小父様と小母様に連絡して!!」

「・・わかった。來夢を頼んだぞ」

俺は來夢をあいつに任せるとそのまま携帯片手に親父たちに連絡を取った。
その後にあいつが呼んだレスキュー隊が来て來夢は俺とあいつに付き添われ
ながら來夢は病院に搬送された。今までにはなんら変わりなく元気でいた來夢が
突然倒れこんでしまうなんてショック以上だ。

いったいどうしちまったんだよ來夢!!


それに先ほどから感じる嫌な胸騒ぎは未だに続いていた。

350 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:22:22.76 ID:XzBKDeVb0
來夢が病院に運ばれた後、母さんのほうが先に到着した。
親父のほうは連絡があったのだが事情があって時間が取れないらしい。
母さんのほうはちょうど仕事が終わってからの出来事だったので
かなり動揺していた。

普段は冷静な母さんがここまで感情をあらわにするのは珍しいことで担当の医者に怒鳴り込んでいた。


「おい!!・・來夢は・・來夢はどうなんだ!!返答次第ではただじゃ置かんぞ!!!」

「お、落ち着いてください!!・・娘さんは今、治療中です。結果がでるまで少々お待ちいただかなければ」

「そうだよ母さん!!・・ここの病院は設備がいいはずだろ。だから、少し落ち着こうぜ」

俺は母さんを何とか落ち着かせるが半分は自分自身に言い聞かせてる言葉だ。
俺自身も心底慌てている。ここまで冷静にいられるなんて自分でも不思議だ。
なぜ來夢が倒れたりしたんだよ・・それに、嫌に胸騒ぎがする。
こういう嫌な予感はさっさとなくなってくれればいいのだが・・

あいつのほうも病院についてからは一言も喋っていない。
救急車の中では來夢の手を必死に握っていたからな・・

「おい・・來夢が心配なのはわかるが結果を待とう。・・な?」

「・・うん。それよりもなんで、來夢がこんなことに――ッ」


あいつの嘆きはこの場にいる全員の嘆きでもあった・・
351 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:23:27.38 ID:XzBKDeVb0
來夢の治療が一通りに終わった後、身内の俺と母さんは別室へと呼ばれた。
あいつには病室で眠っている來夢に看てもらうことにした。目覚めたときに
誰もいなかったら來夢も寂しいだろうからな・・


緊張が張り巡らされている中、担当の医者は俺と母さんにその重たい口を開いた。


「娘さんの病は・・ここの病院では治しきれないものです」

「何だと!!」

「そ、そんな・・」

俺たちは驚きと動揺を隠しきれなかった。母さんは担当の医師を掴み掛からんとする
勢いで大声で怒鳴り始めた。

「治しきれないとはどういうことだ――ッ!!!私の子に・・何があるというのだッ!!!!!」

「か、母さん!!落ち着いてくれッ!!・・続きを」


俺は何とか母さんを抑えるとそのまま医師に続きを求めた。
352 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:24:50.77 ID:XzBKDeVb0
「・・娘さんの病気は女体化によるものだと思われます。
正直言って、女体化というのは未知の部分が多すぎて現状だけで
精一杯なのが現在の医療の限界です。ここよりも女体化の専門の
病院に移送が望ましいです。国連の女体化の研究施設なら病院も兼ねて
あるのでこの病院よりかはより詳しい結果がわかると思います」

「そうですか・・わかりました」

「手続きは早急に済ませましょう」

「ありがとうございます。・・母さん行こう」

俺は医者に一礼すると母さんと一緒に部屋を後にした。
それにしても、原因が女体化によるものだとは思いもよらなかった。

そういえば国連の研究施設ってたしか徹子さんのいたところだったよな。
なら、この病院よりはいい結果は出るのは確実だな。何せ、今なお続く
未知なる病である女体化シンドノームの若き権威である徹子さんに直々に
看てもらえればいい結果は出そうだ。


おっと、今はそれよりも來夢の体のほうが心配だ。
353 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:26:21.72 ID:XzBKDeVb0
そして、翌日・・俺たちは場所を変えて再び国連の
女体化専門の医療研究施設へと舞台を移した。
來夢のほうもあれから数時間してかようやく意識を取り戻した。
そんでもって來夢には大事を取らせてすべての行動を休ませた。
本人は働く気満々なのであったのだが、これ以上無理して倒れたりしたら
困るのであいつに代わってもらうことにした。
來夢には健康診断といってある。とりあえず今日は3人きりだ。

俺たちは、來夢を連れて施設の中に入った。


「お前は・・何でいるんだ?」

「別に・・ただ來夢が心配だからよ。原因がわからないんでしょ?」

「ま、いいか・・」

なぜあいつがここにいるのか?という疑問はすぐに俺の思考から消え去った。
何せ、原因不明の病だ。もしかしたらと思うのだが・・ここはただの貧血あたりに
してほしい。それだと心配するに越したことはないのだがな・・

しかし・・あの嫌な予感は未だに健在で、俺の胸を締め付けられるぐらいにまで拡大していった。


頼むぜ。無事に何事もなく終わってくれ・・
354 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:27:55.46 ID:XzBKDeVb0
しばらくして様々な検査が終わった後、來夢を除いた俺たち2人は別室で
徹子さんから來夢の検査結果が伝えられた。

様々な緊張が張り巡らせる中・・徹子さんは真剣な表情でその重たい口を開いた。


「お前の妹の結果だが・・癌だ」

「なッ!!!」

「な、何ですってッ!!!!來夢が・・が、癌」

余りにもの衝撃の結果に俺たちはしばらく呆然としていた。
まさか病院に運ばれたときから嫌な予感はしていたが最悪の形で当たってしまうなんて・・
俺はこの現実から逃れたい一身だ。あんなに元気だった來夢が癌だなんて・・
横に座っているあいつも顔が俯いたままだった。その顔から光るものが見えた・・

当然だ。俺も・・この事実は受けれがたいものだからな。
緊張していた空気が一気に息が苦しいぐらい重苦しくなる中で徹子さんは
一呼吸置きながらレントゲンを取り出し俺たちに説明した。


俺はそのまま目を逸らしたい気分であったが・・現実というのは嫌でも本能的に感じてしまうものであった。
355 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:34:43.49 ID:XzBKDeVb0
「・・気持ちはわかるがな。女体化したときにお前の弟は
身体を女体化する際の再構築に耐え切れなかった部分があったようだ。
その部分の細胞が突如としてガン細胞へと変化してしまったんだ。

しかも、このガン細胞は今までのガン細胞と違ってかなり特殊な部類に入るんだ。
性質自体は大して変わらんのんだが、下手に刺激を与えるとどうにもならん。
今までのようなガン細胞と違うのは女体化してから突然変異したもの・・
しかも、この事例はまだ一件も報告されていないという例外中の例外だ。

・・不幸中の幸いなのがまだ初期症状だったこととこの癌はほかの癌と比べて極めて症状の進行が遅いことだ」

「そうですか・・」


俺はどうすればいいのか全くわからなかった。いや、非常に混乱していて徹子さんの話が余り聞こえてこなかった・・
356 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 16:36:05.83 ID:XzBKDeVb0
「なぁに、こっちだって有り得ない事態に混乱していたところだ。
俺はもとより上の連中や現場の医師なんて結果を聞いたときには
卒倒ものだったよ。ま、いくら新種の癌だからといってもこちらもちゃんと
医者としての仕事は精一杯果たしてもらうよ。
じゃないとこうして医者になった意味がないからな・・

ただ・・今までの癌とは違うから治療には進行を止めるのが精一杯だと思う。
何せ、俺がちゃんとした女体化に関する論文を発表するまで女体化に関する
データが少ないのが現状だったからな。
・・ま、こぼれ話はさておき、肝心の妹にはどう伝えるつもりだ?

俺だって無責任なのはわかっているが、こればかりは俺ではどうにもならん問題だ」

それを聞いて俺は再び口を噤んだ。
そうだった・・俺らを待っている來夢にはどう伝えればいいんだろうな。
今、真実を伝えてしまっては混乱するばかりかショックも大きいだろうし
そのまま黙っておいてもいつかはばれてしまう事が明白だ。

それに來夢はそういった部分は昔からすこぶる勘がいい。
いずれにしても隠しきれないのは事実だ。徹子さんはそんな俺たちに
気を遣ってくれて話の途中でも時折精神を落ち着かせてくれたが
俺たちは余りにもの衝撃の事実に目をそらしたい一身だ・・

徹子さんは再び真剣な顔つきになりながら説明を続けた。

357愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 17:03:27.46 ID:JHB8vMlOO
>>356
GJ!乙ー
続きがテラ気になる…
358愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 17:04:01.40 ID:JHB8vMlOO
>>356
GJ!乙ー
続きがテラ気になる…
359愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 17:05:01.56 ID:JHB8vMlOO
二回もやったorz
気にしないでくれ…
360愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 17:07:54.92 ID:gYz1TLUDP
>>356 ワクテカ
>>359 野糞ワロタ
361愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 17:47:23.73 ID:JHB8vMlOO
ほしゅ
362愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 17:50:02.04 ID:gYz1TLUDP
保守
363愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 18:33:06.21 ID:eOBFLp8R0
保守
364愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 18:33:07.15 ID:y43B4LPx0
ただいま保守
365愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 18:33:27.33 ID:0N2OgWl1O
花「桜の木を見るとさぁ…こぅ、筆で、まるっ…と」
雅「お前それ病気だ」

('A`) 花恵の人むちゃくちゃ機嫌悪い。
366 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 19:04:39.43 ID:XzBKDeVb0


「俺だってすぐに手術をしたいのは山々だが、いかせんこの癌は新種の癌だ。
データが足りなさすぎる・・

早いところデータを揃えて手術を始めたいのだがな。幸いこの癌は
症状の進行が極めて遅い。データを揃える時間はたっぷりある。
それまでに俺たちも何とか病原体の性質をより詳しく調べてみるさ・・
お前たちも身内がこんなことになってかなり辛いとは思うが大事なのは
患者の状態だ。俺たちがいくらやる気を出しても患者がだめだったら元も子もないからな・・
俺だって医者の端くれ・・頑張らせてもらうよ。
だから、お前らも前向きになってくれ。お前たちが前向きになってくれれば
妹だって治るはずだ。今の俺にはこんなことしか言えない。

本当にこんなことしか言えないなんて済まないな・・」

「いえ、お気遣いありがとうございます。・・行くぞ」

「ええ・・」


俺たちは静かに徹子さんの元へと去った。俺らの周りには不安や絶望といった言葉では表せないようなものに包まれていた・・

367 ◆Zsc8I5zA3U :2007/02/08(木) 19:05:37.55 ID:XzBKDeVb0
再開ktkr
どうやら時間がたてば元に戻ったようです。

んじゃ、ここまで。

見てくれてありがとさんwwwww
迷惑かけてごめんね
368愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 19:12:18.28 ID:jrHrF45L0
>>367
乙である。
369愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 19:19:19.24 ID:y43B4LPx0
>>367
乙であります
370愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 19:23:42.05 ID:0N2OgWl1O
>>367
乙!

書いてたの消えた…orz
/^o^\ オワタ
ごめん ノシ
371愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 19:33:36.41 ID:Tbdg4ik3O
世界樹の迷宮での妄想が忙しくて書けない
372愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 19:42:24.47 ID:fdJ9CjyjO
>>370
お気の毒
頑張ってまた書いてくれ
373愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 20:26:33.06 ID:ErgFxdqTO
>>370
どんまい
374愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 20:28:17.42 ID:RKIL9DHNO
珍走
375愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 20:30:10.98 ID:d0kIQzCX0
ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
(携帯可)
http://uploader.fam.cx/img/u04319.htm
376愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 20:48:45.24 ID:gYz1TLUDP
どどんまい
377愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 21:30:59.08 ID:nL0AExejO
バイトの休憩中から保守
378愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 21:47:21.68 ID:gYz1TLUDP
おでん缶つまみに焼酎水割り保守
379 ◆rSzvjlbQlk :2007/02/08(木) 22:14:14.60 ID:0N2OgWl1O
もう、春なんじゃないかと思うほど暖かい冬の午後。
ベッドでウトウトしている花恵の頬をつついていると、何となく思い付いた言葉を声にしてみた。
「花恵、野球拳しねぇ?」
今の俺なら無傷で花恵を真っ裸に出来そうな気がする。
「何で?」
薄く目を開けているが、瞬きと言えない程ゆっくりと閉じられた瞳に、俺はニヤリと口角を上げた。
「まぁまぁ、ほら、じゃんけん…」
花恵の手のひらが閉じて、グーの形。


ひとまずここまで。
すぐ続き書く。
380愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 22:21:18.23 ID:5oI49Wd10
wktk
381愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 22:34:20.81 ID:WuaMF0f50
のし鱈つまみにウィスキー飲みつつほす
382 ◆rSzvjlbQlk :2007/02/08(木) 22:43:40.79 ID:0N2OgWl1O
俺はパー。
「花恵の負けー」
既に寝息が聞こえる。
俺はいちいちジャンケンをするのが面倒くさくなって、花恵の服を脱がせ始めた。
「ふっふーん」
鼻歌を歌いながら、ワンピースのボタンを外す。中にはブラジャーと、ショーツと…腹巻き…
「ごめんなさい」
ショーツが、ブラジャーとセットじゃない。そして…なんか、うん…ナプキンの羽根ってヤツが見えた。
ものすごい罪悪感がこみ上げてきて、花恵に布団を被せ、部屋の隅で泣いた。
383愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 23:10:57.25 ID:5oI49Wd10
wktk
384愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 23:27:27.56 ID:0N2OgWl1O
あ、ごめん終わりだわ。
エロ書けない(´;ω;)
385愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 23:28:46.69 ID:Rk3zOJPA0
そういえば大島はまだ生理きてない設定だったな
386愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 23:30:36.72 ID:n0q7Uy810
またきたさんgy・・・花恵生生しぃぃぃぃぃぃぃ
387お芋:2007/02/08(木) 23:52:21.93 ID:3n4lRPWi0
お菓子をくれないと
甘えちゃうぞ♪
388愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 23:54:48.66 ID:WuaMF0f50
プリンしかねーや
389お芋:2007/02/08(木) 23:57:16.93 ID:3n4lRPWi0
プリン大好き〜〜
390愛のVIP戦士:2007/02/08(木) 23:58:13.27 ID:n0q7Uy810
>>387
つ【芋けんぴ】
391お芋:2007/02/09(金) 00:07:48.33 ID:l1X6MtK80
お菓子♪
おかし♪
うれしい♪
392愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:08:19.19 ID:Kdxptk/50
tomogui?

書こうと思ったのにシーンも浮かんでるのに疲れてそれどこじゃない…。おやすみ〜
393愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:12:36.10 ID:Or1JkILn0
>>391
|ω・`)・・・
394お芋:2007/02/09(金) 00:24:31.79 ID:l1X6MtK80
|ω・`)おかし・・・
395愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:29:18.01 ID:Or1JkILn0
|ω・`)・・・絵町・・・
396お芋:2007/02/09(金) 00:35:28.59 ID:l1X6MtK80
あやや・・
そうだったそうだった
397愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:37:39.21 ID:Or1JkILn0
急かしている訳じゃないんだからね!////
398愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:40:52.75 ID:Or1JkILn0
ただちょっと・・・・・・ほんのちょっとだけ・・・・・・なんでもない!
399愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:46:04.64 ID:Or1JkILn0
お絵かき安価↓
適当に描きますんで割と早くあげるかと・・・でもちょい周りの目を気にします
400愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:53:34.03 ID:Kdxptk/50
まだ寝てない捕手

安価なら、『このスレの今まであった小説で三番目くらいに好きなキャラ』
401愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 00:55:53.20 ID:Or1JkILn0
三番目微妙www
ちなみにアナタは作者さん・・・?
402愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 01:04:02.98 ID:Kdxptk/50
|ω・`) 一応……
403愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 01:06:09.16 ID:Or1JkILn0
|ω・`)・・・どなた・・・?
404P90 ◆zxHMwgV2XM :2007/02/09(金) 01:14:17.44 ID:Kdxptk/50
 裏切られた。
 許せなかった。
 女になったのなら、なんでその時にすぐ俺に伝えてくれなかったんだ?
 あの人が女になったその時に、たとえ、人づてにでも伝えてくれたなら、こんなに盲目的に西森先輩だけを追うことなんかなかった…! もっと、他の道や選択肢を見る余裕があったはずだったんだ!
 そんな負の感情が一気に噴き上げてきた。
 だけどその中で一番辛かったのは、もう一生、西森先輩とは剣道が出来ないということ。
『絶対に、またいっしょのチームでやりましょうね』
 俺があの人に言った、ただただ純粋な俺の願いは、絶対に叶うことはない。
 いっそ悲しみ――絶望とも言えるようなその感情を、俺は留まらせることが出来ず、謝罪の言葉を告げるあの人にぶつけてしまった。
 伸ばされた手を叩き落すという行為によって。
 無意識だった。そのせいで力の加減はまるでしていなかった。
 自分を裏切った相手にならそれぐらい当然だろう、と思っている自分がいる。
『……ごめん』
 けれど、何て最低なことをしてしまったんだと後悔している自分もいた。
 俺が手を払った時、あの人の目がひどく哀しげに揺れているのに気づいて、胸の中に罪悪感がこびりついた。
 すいませんでした、と謝りたかった。
 ……あの人が西森先輩だとわかっているのに、震える細い肩を抱きしめたくなった。
 そしてそんなことを思ってしまったことにまた愕然とさせられる。
 あの人の正体がわかっているのに、そんなことを考えてしまう自分が信じられなかった。
 だけどそれを打ち消すことは無理だった。
 悪く考えようと、そんなことないはずだと思い込もうとするたびに、あの人のとても傷ついた顔がちらついて離れてくれない。
 あの人に対する怒りと…その不可解な感情がせめぎ合い、どうにかなりそうだった。
 だから俺は帰ってくるなり、全てを放棄するように寝た。……どこかで夢であればいいなんて思いながら。
405愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 01:15:23.24 ID:Kdxptk/50
やっぱり書き溜めよりちまちま投下の方が性にあってる。

今度こそ寝ます おやすみなさい ノシ
406愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 01:17:17.82 ID:Or1JkILn0
うはP90さんだったw
Pさんのキャラ漁って描くwww
407愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 01:28:26.70 ID:Vrc/YoxC0
>>405
ふぉおお待ってたぜ乙
自分に合った書き方した方がいいんだぜ
408お芋:2007/02/09(金) 01:53:15.56 ID:l1X6MtK80
描けたけど出来としてはあまりよくないかな・・
409お芋:2007/02/09(金) 02:04:27.98 ID:l1X6MtK80
下手な絵を見せちゃうお詫びとして
ウチの娘も投下しよう

ttp://viprakugaki.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0351.jpg  安価もの

ttp://viprakugaki.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0352.jpg  娘
410お芋:2007/02/09(金) 02:10:37.45 ID:l1X6MtK80
くじょーは受け付けないんだからね
411愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 02:13:03.51 ID:Or1JkILn0
うはwカワユスwww
お芋さん子持ち・・・?
412お芋:2007/02/09(金) 02:29:48.47 ID:l1X6MtK80
うんにゃ
娘と言うのは「ウチが描いたオリジナルの子」
特に気に入った子を「娘」って呼んでるの
413愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 02:37:16.76 ID:Or1JkILn0
なるほどw俺の子はマモルくん・・・
414お芋:2007/02/09(金) 02:52:51.88 ID:l1X6MtK80
この頃娘をシナリオに出したい今日この頃
415愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 03:01:12.57 ID:Or1JkILn0
薫?新しいの?
416お芋:2007/02/09(金) 03:05:17.06 ID:l1X6MtK80
両方
417愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 03:06:21.45 ID:Or1JkILn0
YOUやっちゃいなYO!
418愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 03:07:19.14 ID:Or1JkILn0
というか慧ちゃん描き始めたら本気になり始まってしまった件
419愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 03:23:03.64 ID:Or1JkILn0
だみだ今日は寝るほ・・・・・・・・ノシ
420煮汁 ◆NiJiRUvE6c :2007/02/09(金) 03:26:40.27 ID:mvsbgaw+0
女体化するなら本望
421お芋:2007/02/09(金) 03:48:40.71 ID:l1X6MtK80
人を惹きつけるシナリオを書ければ本望・・・・
422愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 04:43:42.59 ID:iD+ebicVO
ホモ………?
(´・ω・`)
423愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 06:14:45.80 ID:Sz1ELmYAO
>>422
俺はホモじゃないですぅ
424愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 07:07:13.50 ID:NTwgYfE00
おはよ〜
425愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 07:27:00.28 ID:oFp4EQFPO
今日休みてぇけど三連休だから…だから
うぅ、布団から出れないorz
426愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 07:34:22.93 ID:11Sv3QUeP
おはいよー保守
427愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 07:36:07.71 ID:4i56IpyIO
おはよー

ザウルス持ってくるの忘れた
家に帰るまで続きが書けない(´・ω・`)
428愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 07:37:28.69 ID:RzG00LMW0
429愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 07:52:59.82 ID:fC6ZSaByO
おはようほしゅ
430愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 08:32:21.71 ID:TfXF3zek0
おは〜
431愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 08:43:18.25 ID:EkeGNYFyO
おいおい…何だよこのスレ…
はりきって開いたらまたパートスレかよ、よそでやれよ
よく考えろよ、キモヲタデブニートが女体化…
うはwwテラキモスwwwwww
432愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 09:31:54.70 ID:oFp4EQFPO
よし安価↓
433愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 09:41:20.49 ID:11Sv3QUeP
雨の風景
434愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 10:10:43.79 ID:oFp4EQFPO
窓から見えるのは、厚い雲に覆われた空と、横風で窓に叩き付けられる雨粒。
薄暗い部屋の中で、ぼんやりとした頭のままベッドに座り、空の様子を見ている花恵はずぶ濡れだ。
「寒い…」
どれくらいの時間そうしていたのだろうか?濡れた服が体温を奪い、花恵は体を震わせる。
しかし体が動かない。動きたくない。
「まあくん」
頬に伝ったのが、水滴なのか涙なのか、花恵にはわからなかった。



おわし。
435愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 10:18:46.39 ID:11Sv3QUeP
(ノ_・。)悲し過ぎるお
436愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 10:43:38.79 ID:Sz1ELmYAO
安価↓
437愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 11:05:28.87 ID:oFp4EQFPO
体調不良
438愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 11:47:45.60 ID:odthM8sBO
教習所行く前捕手
439愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 11:59:52.76 ID:UT9i595J0
P90たん投下きてた!!!!
部活の先輩後輩関係ってちょっとしたことでこじれるから
よくわかるなあ気持ち…
440愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 12:41:23.88 ID:UT9i595J0
では一話投下しまっす。
441愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 12:42:27.88 ID:oFp4EQFPO
うわぁーいwktk
442321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/09(金) 12:45:08.42 ID:UT9i595J0
第七話「ひらひらの激昂」

ふいに、来客を告げる音が鳴った。まさに今、混乱のさなかに身を置く
徹也に小休止を与える、またとないタイミングで。
急いで玄関を開けると、小柄な初老の男が立っていた。

「お嬢様がこちらにお邪魔していますね?」
徹也はその一言で悟った。この人はひらひらの家のものであると。
しかし、ひらひらは奥で着替えをしているはずだし、
今家に入られては誤解を招くかもしれない。そうなると厄介だ。
少し立ち話をして時間を稼いだ方がいい。徹也はそう思った。
しかし、この老人はそんなに甘くはなかった。
「お邪魔しますよ」
老人は右手で徹也の胸の辺りを押した。ただそれだけのことで…
徹也はあまりの激痛にその場にうずくまってしまった。呼吸が苦しくなる。
「あ…っあ…」
老人が居間のドアに手をかけようとした瞬間、内側からドアが開いた。

「お嬢様…」

ブラウスにフレアスカート姿のひらひらが現れた。
目が据わっている。別人のようだ。

「ボクの恩人になんてことを…それが野辺山家の作法なの?」
「お父上様のご意向でございます。」
「お父様に責任転嫁しないでよ。お前の裁量でしたことしょう?柿本。」
「…帰りましょう。皆様が心配されています。」
「…叩き潰されたいの?柿本。」
老人の顔つきが変わった。
443愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 13:04:24.81 ID:fC6ZSaByO
>>442
GJ!続きにwktk
444愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 13:19:36.57 ID:UT9i595J0
過疎なのでもういっこだけ。
445321 ◆GxL2yKkN1M :2007/02/09(金) 13:23:40.88 ID:UT9i595J0
第八話「ひらひらの爺やもやってきた」

「本気のご様子ですな。これは参った…」
頭を掻きながら、老人は背を向けると風呂場の前に行き、
携帯電話を手に取った。
すぐに、ひらひらが徹也の元にかけよる。
「ごめんなさい!ごめんなさい!ボクのせいで…」
徹也を小さな両膝の上に抱きかかえると、両手で徹也の顔を包み込む。
ひらひらの方を見上げると、涙がぼろぼろ落ちてくる。
「あ…大丈夫だから…ね?」
「痛いですよね?苦しいですよね?ごめんなさい…ごめんなさい…」
いいにおい…冷たくて小さな手が、徹也を優しく包み込む。
「百合ちゃん…?もう大丈夫だから…ね?」
ひらひらは涙をぬぐいながら、徹也から手を放し、柿本の方を向いた。
「はい…ではそのように…はい…かしこまりました。」
柿本が電話を切った。それから、真っ直ぐに徹也たちの方を見据えて言った。

「このアパートは野辺山が買い取ります。」
「宮本様を追い出す気!?だから、どうしてあなた達は…!」
「いえ、お嬢様がたには、引き続きこちらに住んで頂きます。」
「…?」
「ただし、私が向かいの部屋に常駐いたします。」
「…見張りってことね?」
「まあ…言ってしまえばそうなりますな。」
「いいわ。でも…」
ひらひらは右手を振り上げると、柿本にビンタを見舞った。
「今後は宮本様に対する無礼はボクへの無礼と思いなさい。」
446愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 13:27:01.36 ID:UT9i595J0
さてと、あとは読者に徹するですー。
447愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 13:43:49.78 ID:DGmEN1mL0
わっほー寝坊だ遅刻だー
吊って来る保守
448愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 13:55:08.43 ID:oFp4EQFPO
>>446
乙!楽しみだ!

んじゃ安価↓
449お芋:2007/02/09(金) 14:05:07.94 ID:l1X6MtK80
新キャラ登場
450愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 14:14:37.09 ID:11Sv3QUeP
ワクテカ
451愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 14:24:14.32 ID:fC6ZSaByO
wktkほしゅ
452愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 15:13:33.83 ID:UnGzaLCp0
会社から保守
453愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 15:28:59.79 ID:Sz1ELmYAO
光は赤くなった顔を窓に付け、その冷たさに表情を和らげる。
まさか風邪をひいてしまうなど思っていなかったようだが、戦いの日々で疲れがたまっていたのだろう。
布団に戻り、力を入れると吐き気のする体を寝かせ天井を見上げる。
眠ろうと思えば思うほど眠れない、薬を飲まない主義のこの家には風邪薬など置いてない。
「光〜…見舞いにきたぞ〜」
そっと部屋に入ってきた光汰はカバンからプリントを取り出し光の机においた。
無言のまま顔を背け布団に隠れる光がいて、負けず嫌いな性格のこいつは弱ってる自分を見られたくないのだろうと光汰はため息をついた。
こんな時まで意地を張ってるなんて元気の証拠だな。
「光、良いもの買ってきたぞ」
「……うるさい…はやくかえれ…」
小さな声で呟くように言われ、何故か頬がゆるんだ。
カバンから新聞紙に包まれた焼き芋を取り出し、布団の近くに置いた。
「じゃ、帰るね」
光汰が帰っていく音を聞き、光は布団から顔を出すと焼き芋を座ってゆっくり食べ始める。
朝から何も食べていないときに大好きな焼き芋を食べたのもあって光の顔が少し嬉しそうだ。
「わすれものした」
扉を開ける光汰、笑顔で口いっぱいに焼き芋を詰め込み、両手で焼き芋を持って首を傾げている光が見えた。
「……見たな」
454愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 15:35:02.56 ID:fC6ZSaByO
>>453
GJ!
光テラモエス(*´∀`*)
455愛のVIP戦士:2007/02/09(金) 16:21:04.73 ID:Sz1ELmYAO
光がだんだん馴染んできた。キャラがやっと掴めた感じがするわ
456愛のVIP戦士
>>455
自分は前からツンデレって思って読んでた