うんち

うんち

ちんこ

良スレ発見

糞して寝ろ

暇だな

人的老廃棄物

せっかく立ててもらったから使う
( ＾ω＾)は楽園を目指すようです

三話

(´・ω・｀)「やぁ、ようこそバーボンハウスへ。このテキーラはサービスだから落ち着いて飲んで欲しい」
('A`)「……この世にただの物なんて無いんだすまない」
(´・ω・｀)「……入りな」
店の奥への扉があく
ビップシティの片隅の小さな酒場、バーボンハウス。名物はテキーラとマスターのお話

('A`)「ギコ、あいつについて何でもいいから教えてくれ」
ドクオのくたびれた鞄から真新しい札束が取り出される。
(´・ω・｀)「元軍人、三年前の戦争で砦をいくつも落とし
　　　　　　　貴族の地位を金で買った。きっと半年前のニューソクシティでの暴動はあいつが手をひいてるだろうね
　　　　　　　　あとは……破壊命令の出ていないニーソク研究室を焼き払った」
('A`)「研究室は大抵貴族がスポンサー、それで貴族を敵に回したわけだな」
(´・ω・｀)「現在は愛人と飛行船で逃走中、いい気なもんさ
　　　　　　　ドクオ……ギコを追うなら狼に気をつけね」

('A`)「あ？200年前に絶滅した生き物だろそりゃ……」
(´・ω・｀)「やつ等は人のふりをして、人を惑わす。そうやって生き長らえてきたんだ」
('A`)「狼ねぇ」

<ヽ｀∀´>「うぃ〜、男は狼なのっよー気を付けなさーい♪　年頃になったならつつしみなさーい♪
」
( ﾟ∀ﾟ)「おいオッサン、こんな時間にうろちょろすんのはよくないぜ？」
<ヽ｀∀´>「ニダ？」
( ﾟ∀ﾟ)「狼がでるからさ」
<ヽ｀∀´>「ホルホルホルホル！狼も犬もウリが食ってやるニダ！！」

狼はいるさ、少年が低い声で囁く、ニダーの側を風が横切った。
<ヽ;｀∀´>「………ニダ？」

さっきまでニダーが持っていた紙袋が無い


だって狼はここにいるからさ

目の前には赤毛の大きな獣がモナーの紙袋をくわえ低く唸りをあげていた
<ヽ;｀∀´>「ニ、ニダアアアアア〜！」

赤毛の狼、ジョルジュは紙袋を牙で引き裂く

( ﾟ∀ﾟ)「人間の食い物は臭いんだよなぁ、ドブネズミよりマシか……」
紙袋の中身はソーセージを挟んだ堅いパン。しめた、こいつはここでの食事ならかなり上等だ。

ジョルジュはご馳走を一口だけかじり、ゴロリとコンクリートの土の上を転がる。僅かに舞う砂や埃が鈍い街灯に照らされる
――来た。それの姿を確認し、ジョルジュは起き上がりいつものようにひょうひょうとする

( ﾟ∀ﾟ)「あんたかい、最近この街をうろちょろしてる狼って」
( ＾ω＾)「おっ おっ。ここは君の縄張りかお――」

ブーンがジョルジュの姿を確かにする前だった。コンクリートを蹴るしなやかな音が耳に入った。

(；＾ω＾)「！」
( ﾟ∀ﾟ)「お前肉付きがよくてうまそうだな、食ってやる！」

ジョルジュの牙がブーンの喉笛めがけて飛んだ。

やっぱり文字通り糞スレだな。匂いでわかるんだよ

糞スレには糞スレのにおいがするな。臭い臭い
おまえら内藤使ってるから何しても許されると思ってんの？

よし、水に流すぞ

wktk

( ﾟ∀ﾟ)「うまくかわしたな、だが次はそうはいくか！」

ビップシティには二つの顔がある、ラウンジ研究室を構える衛生都市であること、そして高く建て過ぎたビルの陰で、暗く不衛生な街並みが広がっている

ブーンの選択肢は逃げる、だ
街のぼんやりとしたあかりでもブーンの白い体は目立ちすぎる
どこか隠れる場所を、アスファルトを蹴りブーンの四足が起動する
ジョルジュの四足はアパートの屋根の上を駆ける。
衛生都市の方へ、人混みに紛れ込めばいくらジョルジュでも手は出せまい
だがそれは人間に頼るようでブーンの狼のプライドが許さない、血の臭いの届かない場所へ

(ちくしょう、これじゃ追えねえな……)
ジョルジュは足を止めた、ブーンの臭いを消す強烈な臭いだ。

(;＾ω＾)(ここに来れば、追ってこれ無いお)

腐った水がブーンの傷に染みる。
だがあのままジョルジュに追い回され、疲れたところを噛み殺されるよりはずっとましだ
下水道の重たい水の中、ブーンは深く息を吐く

( ´ω｀)(これで大丈夫、これで大丈夫だお……)

( ﾟωﾟ )「！」

下水道の外で確かにジョルジュの悲鳴が聞こえた。

wkta

今日はここまで