1 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :
文才ないし、長くないし
しかも今から書くから投稿遅いがヨロシクです
ノンフィクションです。
2 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:47:44.41 ID:3L5UAIPw0
がんがれ
3 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:47:48.15 ID:TL3+Qela0
( ゚毒゚)< いやぁ、結構ですよう。
4 :
うんこちゃん ◆EV/rm1EonA :2007/01/29(月) 03:47:48.42 ID:BSxDnjzm0
( ;∀;)イイハナシダナー
5 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:49:02.66 ID:JwBD4sNG0
全米が涙した
6 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 03:49:03.41 ID:mHxZKPg10
先にスペック書いた方がいい?
7 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:49:30.23 ID:9zJH9QPwO
よし、書け。
そのかわり書き終わるまで絶対落とすな。
うまくいけばノベルゲームにしてやる。
8 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:52:05.36 ID:2X5CgPQ70
>>6 書いてる途中にスペックも書けばいいんじゃね?
9 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 03:54:05.33 ID:mHxZKPg10
主人公 リュウジ(俺)
ピザ 一時、織田裕二に似てると言われた
ヒロイン リエ(仮名)
やばかわいい
他の登場人物は希望があれば載せる
10 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:56:13.48 ID:HrWkjypyO
こりゃあだめぽ
11 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 03:56:21.34 ID:mHxZKPg10
それじゃあ、投稿していきます。
因みに、1レスするのにはやくても15分、遅くて一時間かかります
12 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:56:52.51 ID:2X5CgPQ70
13 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:59:54.77 ID:NjUXuiKu0
それより物書きとしてのレベルを表せ
それと歳
厨房工房なら話にならん
短編十個以上&何かしらの感想をもらってる
とかならまだ読めるな
14 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 04:11:02.92 ID:mHxZKPg10
新しい小学校が完成したのは、2月の終わりだった。
それはリュウジの家から徒歩で20分程度の所である。今まで片道一時間半かかったオンボロ学校とは比べ物にならなかったから、リュウジには願ってもいないことだった。
新学期から新しい学校。リュウジは期待に胸を膨らませた。
15 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 04:18:12.27 ID:mHxZKPg10
>>13 年は高2
短篇は5作
長篇3作
内短篇2作と長篇1作は某出版社に提出
担当者は押してくれて、編集長に持って行ってもらった。
しかしボツ
前にネット小説もしていた
16 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:29:08.86 ID:NjUXuiKu0
17 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:29:13.40 ID:2X5CgPQ70
遅いんだが
俺の初恋でも語ってていいか?
18 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:35:06.25 ID:2OMDh9W00
聞かせてくれ。
19 :
ジョエル・ジョバァーナ ◆uuunZcDKVA :2007/01/29(月) 04:38:34.24 ID:YTQPcGHq0
頼むよ
20 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:39:09.76 ID:2X5CgPQ70
21 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:41:26.28 ID:2X5CgPQ70
中学の頃、卓球部にいる目立たないタイプの俺
彼女は絵なんか描いてたが
中身は漫画描いてるいわゆる婦女子
顔は悪くないって言うか
喋らなくておとなしい千秋
で、帰るときに生まれて初めて下駄箱に手紙を発見
明日の昼休みに図書館に来いと書いてあった
22 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:44:08.21 ID:2X5CgPQ70
まぁ釣りだと思って放置することにしたんだが
友達が「ギリシャ語の数字が〜」という話題になって
昼休みに図書館に行くとになった
俺は手紙のことすっかり忘れてたんだが
図書館いってダベってるとき手紙のこと思い出した
ヤバい、俺が行こうって言ったわけじゃないけど
俺がいるだけで主は釣り主はニヤニヤ見てるに違いない
が、周りを見ても数人しかおらず
しかもこっちを見てるようなのがいない
23 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:46:14.10 ID:2X5CgPQ70
後で誰かが爆笑しながら来るかもしれないが
そのときは図書館行こうっていった奴に証言でも
させればやり過ごせそうだと思ってた
が、これだけじゃ済まなかった
次の日からその目立たない女が登校してこない
2日後くらいに、彼女の友達から俺が呼び出された
24 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:49:31.37 ID:2X5CgPQ70
「あんた、智美(仮称)ふったでしょ?」
「いや、しらねぇ」
「あんたのせいで学校これないんだよ!責任とりなよ!」
とまぁこんな感じで婦女子グループに攻め立てられた
会話なんて一切ないのに、振ったもなにもないと思ってたが
智美は俺が複数人で来たから
さらし者にされると思って話しかけなかったらしい
25 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:51:21.22 ID:2X5CgPQ70
誤解だから説明したいが、相手は家
しかも引きこもってる
仕方がないので家に行くことにした
家にいってみたが、部屋にはいれてもらえず
相手の親にも言えないから
一方的に、その日はバカにするつもりは
なかったことを話して俺退散
26 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:54:20.81 ID:2X5CgPQ70
が、智美はずっと休んでてほぼ登校拒否状態
先生にも親にも言ってないらしく
友達も情報漏らしてないらしい
そのうちまた智美の怒りの矛先は俺に
また俺は智美の家に行く羽目になった
家にいってみると親の様子がもうおかしい
「智美のことよろしくね」と
まるで俺が最後の手段みたいな扱い
27 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 04:56:38.19 ID:2X5CgPQ70
前回とは違って智美は部屋に入れてくれた
引きこもりっていうとずっと布団の中で寝てるのかと思ってたけど
案外普通に部屋に座ってた
部屋に入って
「頼むから学校来てくれよ、俺が悪いことしたみたいじゃん」
説得はしてみたけど、言えば言うほど智美は泣きそうになるだけ
俺も困って黙ってたら、やっと話し始めた
28 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:01:28.77 ID:2X5CgPQ70
「なんで、あの日人連れてきたの?」
「いたずらだと思って行くつもりなかったんだけど
友達に付き合っていっただけ
別に悪気があって行ったわけじゃないから」
と前回と同じような説明した
が
「返事聞いてないんだけど・・・付き合ってくれるの?」
これはヤバい、そのつもりない
でもこのまま登校拒否になるってのはもっとヤバい
のでおk出した
「その代わり、ちゃんと学校来いよ」
と一応本音をもらして帰宅
29 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:04:49.09 ID:2X5CgPQ70
付き合うと言っても
その後こちらから何もしてなかったら
内気なせいか相手もなにもせず、電話もなし
とうとう智美の方がブチ切れて
学校の休み時間
人が大勢いる前でビンタされた
そのまま学校飛び出したので
必死に追いかけた
途中まではやじ馬来てたけど
さすがに授業始まるしみんなは帰ってった
30 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:05:14.31 ID:2X5CgPQ70
31 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:08:23.67 ID:NjUXuiKu0
>>1 おせえよな……
いや、おまえの話おもしれーよw
結末楽しみっさっ
32 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:09:52.61 ID:2X5CgPQ70
説得してみたが、その日は無駄、帰られた
次の日学校で今まで話したこと無い奴まで
俺に話しかけてくるくらいの噂に
智美の友達経由で俺と付き合ってることが
もう先生まで知ってるくらいに広まった
それからは話したり、休みに会ったりしてたが
俺はフラグたたずそのうち3年に
33 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:10:29.10 ID:edIVtyBe0
34 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:13:09.14 ID:2X5CgPQ70
で、俺フラグが立ったのは夏休みのとき
智美の体調悪いなんて知らずに誘って
本屋めぐりでも行くことにした
2件くらい回って、次は古本屋でも行こうとしてたら
智美が貧血で倒れた
「貧血だから、休めば大丈夫だから・・・」
て言われたので、救急車は呼ばずに
近くの日陰で休んでた
「私が友哉(俺仮称)好きになったのも
貧血で倒れたときからだよ」
落ち着いてきたとき言い始めた
35 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:16:49.73 ID:2X5CgPQ70
そういや小学校のとき倒れたの運んだことあった
隣のクラスの女子が俺に向かって倒れてきて
俺が受け止めたら先生に
「保健室まで運んで!」
て言われて、誰も手伝ってくれず
腕を肩に回して必死に連れて行った
そんなことでかとも思ったし
あれから何年も思っててくれたのかと
目立たない卓球部の俺を想ってたのかと
そう思ったら完全に俺やられた
完全にフラグ立った
その日から俺は本当に好きだから
智美と付き合うことにしました
36 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:19:09.39 ID:2X5CgPQ70
以上
ちなみに今でも弱ってる女には弱い俺
風邪なんて引いてもらえるともう幸せ
付きっ切りで看病してやるZE!
37 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:19:59.18 ID:2OMDh9W00
青春だなー。乙。
38 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:21:07.01 ID:NjUXuiKu0
39 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:21:55.16 ID:2X5CgPQ70
お前らも語るんだ
40 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:23:56.05 ID:NjUXuiKu0
41 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:25:39.04 ID:tUJnOK4DO
失敗談、しかも最近なんだがいいのか?
42 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:26:05.22 ID:NuZyMirG0
43 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:26:10.90 ID:2X5CgPQ70
44 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:27:12.30 ID:2OMDh9W00
45 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:27:18.74 ID:mHxZKPg10
すまない
他のスレを除いたら必死にロムってしまった
46 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:28:02.47 ID:2X5CgPQ70
>>45 書けよwwwwwwwww
待ってるのにwwwww
47 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:28:06.35 ID:tUJnOK4DO
じゃあしばし時間を…
48 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:31:00.82 ID:miT71gcq0
無事、三学期を終えたリュウジは、新しい学校に夢を膨らまし、春休みさえもどかしいと思っていた。
そして、新学期が始まる。
49 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:33:35.67 ID:tUJnOK4DO
あれは、去年の大学祭だったな。俺はサークルを二つほど掛け持ちしてて、それはもう準備やら当日の運営やらでヒイヒイ言ってた。オナニーをする暇も無かったよ。
ちなみに俺は、今まで彼女がいたことが全然無くて、この学祭を機に女友達を作ろうと思ったんだ。
だが、女の子とロクスッポに話したこと無い俺はサークルの出し物に呼込むにもなかなか首尾良くはいかず、時間ばかりが過ぎていったんだ。
50 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:36:17.00 ID:miT71gcq0
登校初日、リュウジは自慢の一張羅でワクワクしながら、一緒に親友のシュウヘイヘーイと学校までの道のりを、新しい学校の事を語り合った。
あまりに夢中になり過ぎて、リュウジは車にぶつかったり、電柱に突撃したりとせわしなかった。
51 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:37:03.82 ID:2X5CgPQ70
52 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:40:39.47 ID:tUJnOK4DO
俺の親友(イケメン、一部俺の手引で彼女持)も真剣に協力してくれ学祭にきた女の子にかたっぱしから話しかけてみたが全然ダメ、話は出来るが連れ出しは出来ずじまい…
夕方になり学祭その物も終わりかけ、心身共に疲れて諦めかけた時だ。赤いタートルネックにデニムのスカートを履いた長髪の子がこっちに歩いて来たんだ。その子は、昼間に一度誘ってみたんだけど、友人と待ち合わせがあるからちょっと今は行けない…と言ってた子だった。
53 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:42:51.69 ID:miT71gcq0
リュウジ達はいつの間にか校門の前についていた。
「シュウちゃん、どっちが先に昇校口をタッチできるか勝負しようぜ!」
「いいよ。ヨーイ」
『ドンっ!!』
一斉に走り出す二人。
圧倒的に遅いリュウジ。
それもその筈。リュウジは体育座りも出来ないほど太っていたからだ。
54 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:47:58.67 ID:miT71gcq0
当然リュウジは負けた。
しかし、お互いの雄志を称え合った2人はクラスを確認する。
どうやら、設立したばかりで全学年、1クラスずつしか内容だ。
自分のクラスを把握した2人は、3年生の教室がある二階へと向かった。
55 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:54:40.68 ID:miT71gcq0
みてるやついるのか?
56 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:54:56.42 ID:2OMDh9W00
ってかノンフィクションなのに書くの遅くね…?
57 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:55:10.73 ID:2X5CgPQ70
58 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:55:41.58 ID:2X5CgPQ70
59 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:56:21.37 ID:miT71gcq0
60 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:56:42.72 ID:2OMDh9W00
61 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 05:59:39.78 ID:miT71gcq0
必死に文考えているが…
正直駄文過ぎて恥ずかしい。
こうも直筆だと駄目になるんだな
62 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:04:09.27 ID:2X5CgPQ70
>>61 きっちり書かずに気軽にポンポン書いてみては?
63 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:05:47.95 ID:2OMDh9W00
>>61 三人称にしてることになんか意味があるんならいいけど、
ないんなら一人称のが書きやすいと思うよ。
で、
>>52の続きはー?
64 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 06:06:39.87 ID:miT71gcq0
教室にはすでにかなりの人数が集まっていた。
リュウジ達は、前の小学校でも同じクラスだったヒロキやリナ達の所へ行った。
「よう!久しぶり」
「おはようー!ギリギリだね」
「ハハハー。リナ達は早いな」
「まあな、お前達みたいにドン臭くないんでな」
「言ったな〜?ヒロキ、後で覚悟しろよ」
「全く。あんた達は変わんないねぇ」
皆で笑いあってる間にチャイムがなった。
65 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 06:09:33.54 ID:miT71gcq0
>>63 今だから聞けることがあって、当時の気持ちを聞いたんだ。
一人称だとそれが書けない
66 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:09:39.65 ID:tUJnOK4DO
おぉすまない…寝落ちしてた続き
これが、最後だとばかりにもう一度こちらから話しかけようとしたら、向こうから話しかけてきて「あの…さっきの展示のなんですが…どこでやってますか?」と聞いてきたんだ。
「あっ…こっこここここちらになります!!!!」と相当テンパってカミカミで我ながら情けないが、サークルの展示場まで連れていった。
そこで、展示について色々説明してく中で、世間話も含めていると出身地(俺と相手は隣町同士)が同じとかで随分と意気投合したが、やはりなれて無いせいか上手く話せない。
しかし、イケメンの親友がその場で俺だけにアドバイスをくれ、彼女が展示会場から帰ろうとしたときに「あっあの…」と思わず引きとめ、
「もし良ければ…アドレス交換してくれませんか?」と恥もなんも捨て去って聞いてみたら、あっさり教えてくれてその場ではしゃいで喜んだなwwww
67 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:10:29.10 ID:r49cW/M6O
今北
ID:2X5CgPQ70
の話に泣けた
>>1もガンガレ
68 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:11:04.39 ID:2X5CgPQ70
69 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:18:00.79 ID:2OMDh9W00
70 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 06:20:40.14 ID:miT71gcq0
机には既に名前が書かれていたから、それぞれの席へ座る。
リュウジは真ん中の列の前から3番目。シュウヘイヘーイはリュウジの前。ヒロキとリナは隣同士でリュウジの後ろの席だった。
もう一度、チャイムがなって若い女性が現れる。かなりの美人だ。そして、巨乳。
「えー、初めましてみなさん。私がこのクラスの担任になったカオリだ。ヨロシクな」
みんな唖然としていた。なぜ、これほどの美人が口が悪いのか。
教室は完全に沈黙していた。
「えーとだな…あたしは元々レディースだったんだ。だから口が悪いのは癖なんだ」
果たして、この中にどれだけ意味を理解できた人がいただろう。
71 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:21:14.86 ID:nQFV01G/O
これはとんでもない良スレ。どんどん書いてくれ。読んでるよ。
72 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 06:22:57.71 ID:miT71gcq0
73 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:24:13.28 ID:2X5CgPQ70
>>72 書き溜めておくんだ
連投はアク禁になるから注意な
74 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:25:23.50 ID:3Pgh4E5U0
75 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 06:25:23.75 ID:miT71gcq0
>>69当時の相手の気持ちだよ
今だから出来る笑い話ってあるだろ?
76 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:26:01.63 ID:6EEPhVNI0
>連投はアク禁
>連投はアク禁
>連投はアク禁
>連投はアク禁
>連投はアク禁
>連投はアク禁
>連投はアク禁
77 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:26:15.50 ID:nQFV01G/O
66の続きが気になる
78 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:27:43.31 ID:2X5CgPQ70
>>76 最近書き溜めたの連投してなった
20連続で他のレス無いとなるっぽ
79 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:28:55.70 ID:6EEPhVNI0
>>78 timecount,timecloseの方?
それともサルさん?
80 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:31:23.01 ID:2X5CgPQ70
81 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:31:33.39 ID:2OMDh9W00
82 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:32:09.94 ID:6EEPhVNI0
ってサルさんに決まってるな。
VIPでtimecloseなんて気にしたこと無いからな。。
83 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:34:01.72 ID:tUJnOK4DO
しかし、俺も後片付けとかで召集がかかり時間が無かったが、彼女をバス停まで送り別れ際に「ありがとうございました」ととても優しい笑顔で言ってくれた。
ピザオタの俺がこんな経験をするとは考えもしなかったなww
それからもまた大変だったな。
まずは、メールのやり取りだが、何せこちらは全くの素人、どうすりゃ女の子に引かれないメールが打てるかを試行錯誤しながら親友のアドバイスを受けつつ訓練していった。
メールがなかなかこなくて、寝不足になったり、センターに問い合わせを何度もしてた俺キメェorz
学祭から2週間目のある日、俺は一つの願いを込め彼女にメールした。それは、互いに名前で呼び合うってことだ。それはこんな感じ
「あっどもども!(省略)ところで、お互いに名字にさん付けじゃ堅いから名前で呼び合わないかな?」と打電した。慣れてる人ならともかく俺にとっちゃ大博打だ。ドキドキしながら返信を待ってると…
「いいよ♪じゃあ、タカ君(仮名:俺)は大学でなんて呼ばれてるの?」
女の子にこんな事聞かれたことないよ(;´Д`)
「俺は、仲間内ではタカ、〇〇、とかかなぁ〜泉さん(仮名:彼女)は?」
「私、泉とか〇〇とかな♪じゃあ…私はタカ君って呼ぶね(はぁと)」嬉
84 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:35:35.43 ID:2X5CgPQ70
85 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:37:45.88 ID:nQFV01G/O
>>83 あまりの羨ましさと自分の人生の何もなさに涙でてきた。
86 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:38:26.13 ID:2OMDh9W00
87 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:38:32.49 ID:2X5CgPQ70
88 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:41:26.51 ID:2OMDh9W00
89 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:45:36.74 ID:nQFV01G/O
90 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 06:46:27.01 ID:MQ0PCOgM0
お前らは後の俺の投稿に悶え市ぬ事になる
かも知れない
だが実際に…おっこの先は秘密だ
91 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:48:41.58 ID:2X5CgPQ70
>>90 書け!指が動かなくなるくらい高速で書け!
92 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:51:37.12 ID:NjUXuiKu0
>>90 なんかそういうこと言われると逆に読む気なくなる
93 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:52:34.94 ID:2X5CgPQ70
続きはWebで
のCMと同じ効果か
94 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:52:58.69 ID:tUJnOK4DO
切れっ散ったwww
それで、お互いに「タカ君(俺)」「いずみちゃん(仮名:彼女)」と呼び合う事となった。
なんかこれを機会にファッションやらアクセやら気にするようになって、俺自身は凄く成長出来たような気がしたね。これだけでも彼女に感謝の気持ちでいっぱいだった。
で、以前彼女とメールしてお互いに同じジャンルの映画が好きと分かり、そのジャンルの映画がちょうど公開されてたから、一世一代。ダメで元々で、いわゆるデートって奴のお誘いをしたんだ。
こんな感じかな。
「こんばんわっす!前にあの映画面白そうって話したじゃん?それで、今度の日曜に一緒に見に行かない?」
とメールした。送ったら送ったで、バイト中も携帯を肌身離さずずっと持ち歩いていたなぁ…
すると突然メールの着信が来た!
友達だったorz
しかし、すぐに2通目が来て…
件名:お誘いありがとう!
「とても嬉しかったです!是非、一緒に行こう!何時くらいがいいかな?」
喜び叫び、それを上司に見られ理由を聞かれた時は大変だった
95 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:55:25.76 ID:nQFV01G/O
楽しいメールのあとどうなったの?
俺にも甘酸っぱい青春の思い出を分けてくれ
96 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:56:55.23 ID:2OMDh9W00
97 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:57:45.99 ID:nQFV01G/O
ああああ・・すでに頭上に爆弾が投下されていたか・・。
98 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 06:57:54.86 ID:2X5CgPQ70
99 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:05:24.65 ID:nQFV01G/O
100 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:06:19.36 ID:tUJnOK4DO
デートに誘い、おkを貰ったものの何処にすりゃいいかとか一から考えなきゃなんかったから、ネットを洗いざらい探して良さそうなデートコースを構築し、親友と相談し、現場に下見にも行ってきた。
そこはカップルばかりで、俺ももうちょいでこの仲間入りなのかなと思うと自然と顔がほころんだ。というより、ニヤけただなww
だが、問題はまだあり肝心な彼女と話すことだ。いくら外見を上手く取り繕っても中身はまだまだキモヲタ。
なにを話そうかとか散々悩み、相談し、とにかく現地で話題を見つけるということになりかなり心配ながらも当日を迎えたんだ…
デート当日、朝風呂に入り、黒のハーフコート、白のロンT、503のジーンズを着込み、髪をセットし、香水をかけ自分では今までで一番カッコイイと思える格好で出陣したんだ。
101 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:08:23.04 ID:2X5CgPQ70
ごーまーりぃさぁぁ〜〜ん
102 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 07:10:21.55 ID:MQ0PCOgM0
えどうい〜ん
103 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:10:31.00 ID:nQFV01G/O
羨ましい。人生取り替えてくれ。
104 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 07:14:01.69 ID:MQ0PCOgM0
風呂入ってくる
のし
105 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:18:15.71 ID:tUJnOK4DO
戦地となる池袋に到着した俺は時間がまだあったから、映画のチケットを先に仕入れるために一足先に映画館に迎いチケットを確保した。
映画館行くのも久々だし段々とデートだっていう実感が沸いてきて受付のおっちゃんに「おとおとおとと大人二枚ください!」とまたやっちまったorz
かくして準備万端、後は彼女を待つだけだとして池袋駅前で仁王立ちして彼女を待った。
しばらくすると、見慣れた顔が走ってこっちに近付いて来たんだ。
「ごめんね〜まったでしょ!ハァハァ…私、足遅くて…ごめんね」
なんか…彼女の服装もそうだけど、その姿が凄く可愛くて思わず微笑みながら「大丈夫大丈夫wwちょっと休んでから行こうか」と言い、近くのカフェに向かった。
106 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:23:42.75 ID:nQFV01G/O
小説のワンシーンそのものだな
107 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:24:01.71 ID:mWHSlRMaO
>>99 甘酸っぱいなどと誰が言った!
苦く磨きがかかってるじゃないか、俺の青春!!
108 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:30:23.11 ID:tUJnOK4DO
映画見るまでは全く問題無く進み、いざ映画が終了し、次は俺としても再び人生初のプリクラに挑戦しようと試みた。
「実はね俺さ、プリクラってやったことないんだよね」
「えっ!本当に?」
「うん!だからさ、プリクラを教えてくれないかな?」
「うん!良いよ!」
作戦第一段階成功。映画館の近くにゲーセンがあったのは助かったorz
いやはや、最近のプリクラとやらは凄いもんで字が書けたりスタンプ押せたり出来るんだな。
まぁそれはさておき、人生初のプリクラを好きな子と撮る事に性交した俺は、ちょいと彼女に良いとこを見せたくてガンシューをやってみせることにした。
当方、サバゲーマーで銃器は少し扱いなれてたから…で、ガンスカやってると彼女もやりたいと言うので構え方とか教えてあげた。
そんとき銃の握り方の時に軽く手を握ってしまったのはここだけの秘密だ
109 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:31:04.76 ID:2X5CgPQ70
110 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:33:53.30 ID:nQFV01G/O
ちくしょう・・そのあと人生初のセクロスかよ。。
もうみんな死んじゃえばいいのに。。
111 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:34:44.30 ID:2X5CgPQ70
112 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:35:11.09 ID:mWHSlRMaO
113 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:35:17.86 ID:NjUXuiKu0
つかよ
>>108のってはつこいなのか?
随分遅くにときめきを知ったんだな
114 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:37:10.16 ID:2X5CgPQ70
>>113 片思いで告白無しの初恋かと
片思い入れたら俺の話も初恋じゃなくなる
115 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:37:25.01 ID:7yMn5cZl0
( ;∀;) イイハナシダナー
116 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:37:37.61 ID:mWHSlRMaO
117 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:38:12.98 ID:nQFV01G/O
人生いつでも初恋
118 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:38:45.87 ID:2OMDh9W00
朝飯食ってきた。
いまだに暗雲のひとつも見あたらないだと…!?
119 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:38:58.15 ID:mWHSlRMaO
>>114 じゃあ俺は一度も恋ってもんはなかったんですか^^;
120 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:42:57.11 ID:tUJnOK4DO
変換ミスしたwww
はてさて、外も少し暗くなり次はサンシャインシティのジブリショップに向かった。ここで、俺は「記念になんか買おうか?」と聞くと「じゃあ、お互いの誕生月のトトロのスクラップを買って交換しよう♪」と彼女は言ってきた。
世の中にはエロゲみたいな展開って本当にあるんだと痛感したよ。
それから、時間もだいぶ遅くなったから最後のシメに展望台に上ったんだ。
そこは…カップルばかりwww
いやはや、あのムードはヤバかった。何故か冷汗が出て来たよ。
そこで、夜景見ながら俺が多少ボケて笑わせつつ彼女の優しい笑顔に癒されるオラがいた。
そこで俺は、「今度のデートでさジブリ美術館に行ってみない?」と切り出した。
しかし、ここまでに俺は彼女と話してる時に何度かダンマリの時間が出来ててかなり厳しい中での次への誘いだった。
121 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:43:08.85 ID:2X5CgPQ70
>>119 まぁ、なんつーか、頑張れ
バカにされる事もあるけど
ふられても告白しないよりはいいと思うぞ
122 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:51:16.38 ID:2OMDh9W00
とっとろ、とっとーろー♪
123 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:51:25.24 ID:mWHSlRMaO
>>120 痛感?
痛感するのは、鬱アニメみたいな展開になった時だ。
>>121 あ、告白はしたぜ?
まあ周りの冷やかしが鬼畜だったんで今更って感じだったが。
124 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:51:47.40 ID:nQFV01G/O
>>121 馬鹿にされるってどんなこと言われたの・・?
125 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:52:41.96 ID:2X5CgPQ70
>>124 ねぇねぇ○○好きだったの?ふられたの?ねぇねぇ
プギャー
みたいなの
126 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:53:17.29 ID:/j5GPmHy0
127 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:55:12.39 ID:tUJnOK4DO
そん時彼女は「うん!いいよ」といつもの優しい笑みをくれた。
けど…俺自身、本当に楽しませられたか微妙だった…いや、ぶっちゃけ自信なかった
だから、その笑顔が凄く痛かったよ…
かくして、時間も時間だから彼女の帰る道で俺の帰る駅までに一番近いとこまで遅り、「今日は本当にありがとう」と握手をし、最後に手紙を渡すとびっくりしたように「ありがとう!ストラップも大切にするね」と言いまた微笑んでくれた。
俺の中ではこれが最後かもしれないってのがなんかどっかで感じてた気がする。
しばらくすると電車が来て、彼女が乗り込み見送ったんだ。
まぁこんなとこだね。それから、何日かして前に誘った件に関してメール送ったら返ってこなかったから潔く諦めたんだ。
でも、彼女のお陰で大成長出来たことを心より感謝し、女の子とめ普通に話すようになり、今は来期から始まる大学のゼミで新しい出会いがある事を願いつつ自分を鍛えてるよ
以上 長文スマソありがとうね
128 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:57:05.92 ID:nQFV01G/O
129 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:57:14.64 ID:2X5CgPQ70
>>127 おいおいおいおい、そこで終わるのかよw
ダメならダメで返事もらおうよw
130 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:58:19.78 ID:2OMDh9W00
131 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:59:11.74 ID:IvTcMYXEO
甘く切なすぎじゃねーか
132 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:00:07.91 ID:tUJnOK4DO
>>129 うん、なんかさ自分で過去を振返ってたら再戦かけるかって気になってきたwww
何故か戦闘意欲が出来たぞwww
133 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:00:44.36 ID:nQFV01G/O
え!それで何にもメール返って来ないとかありえるの!?手紙は?手紙の内容は?
134 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:01:46.43 ID:bDjJjrveO
>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
乙です
135 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:02:48.57 ID:tUJnOK4DO
136 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:04:30.22 ID:NjUXuiKu0
>>132 俺はマジで応援してっから
友達とかに話つけていいシチュ作ってもらえな
137 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:05:24.00 ID:xRco/2l40
うpとかしなくていいから
どんな内容だったのか
138 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:07:16.17 ID:2OMDh9W00
>>135 がんがってくれ
ちゃんと決着つけたほうがいい。
139 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:07:27.04 ID:IvTcMYXEO
もしや手紙に好きですみたいなこと書いた?
140 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:09:40.75 ID:tUJnOK4DO
>>136 ありがとうwwいやはや、なんかヌクモリティがあるスレだなwwさて、良スレ主の
>>1に再敬礼し寝るかな
今日も警官の勉強や
>>1に向かい、ぜんたぁぁぁぁぁい!敬礼!
(`Д´)ゝ
141 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:10:55.18 ID:tUJnOK4DO
142 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:12:48.39 ID:xRco/2l40
>>141 じゃぁ何か。
思い出話的な?感謝的な?メールで済みそうな内容?
なんかその手紙引っかかるな…。
143 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:15:02.28 ID:IvTcMYXEO
彼女ははたして手紙を読んだのだろうか…
144 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:19:19.78 ID:2X5CgPQ70
さて、午後からでかけるから寝ておくかな
>>132 がんばれ
応援の念波動送りながら寝る
145 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 08:21:14.22 ID:+gKIPh400
俺がいない間に
146 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:23:13.95 ID:NjUXuiKu0
俺今から学校だぜorz
しかも卒試だぜorz
はっはー、どうしようもない俺だぜ……
死んできますノシ
147 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 08:23:42.99 ID:+gKIPh400
今、チャリに乗ってるから投稿は学校ついてからでいいかな?
でも、自信ないんだが
148 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 08:24:39.42 ID:IvTcMYXEO
149 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 11:21:50.75 ID:mWHSlRMaO
ほっす
150 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 11:52:22.07 ID:IvTcMYXEO
保守
151 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 11:53:25.42 ID:b7M4tXATO
ほす
152 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 12:47:59.92 ID:3Pgh4E5U0
「お前可愛いなあ。やい、男子ども!この子をキズモノにすんなよ」
カオリは男子にそう忠告するとリエを席に促した。
リエがリュウジの隣へ来ると軽く会釈をして、
「あたしリエ、よろしくネ」
彼女が見せた笑みはリュウジの脳をショートさせた。
153 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 12:54:58.86 ID:IvTcMYXEO
キタワァ
154 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 13:31:32.56 ID:b7M4tXATO
ほ
155 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:34:37.14 ID:DRMBo8JN0
投稿する順番間違えた。
ついでだから、1から投稿する
156 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 13:36:18.48 ID:snHtJHRO0
157 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:38:50.31 ID:DRMBo8JN0
新しい小学校が完成したのは、2月の終わりだった。
それはリュウジの家から徒歩で20分程度の所である。今まで片道一時間半かかったオンボロ学校とは比べ物にならなかったから、リュウジには願ってもいないことだった。
新学期から新しい学校。リュウジは期待に胸を膨らませた。
158 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:40:28.05 ID:DRMBo8JN0
登校初日、リュウジは自慢の一張羅でワクワクしながら、一緒に親友のシュウヘイヘーイと学校までの道のりを、新しい学校の事を語り合った。
あまりに夢中になり過ぎて、リュウジは車にぶつかったり、電柱に突撃したりとせわしなかった。
159 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:43:48.83 ID:DRMBo8JN0
リュウジ達はいつの間にか校門の前についていた。
「シュウちゃん、どっちが先に昇校口をタッチできるか勝負しようぜ!」
「いいよ。ヨーイ」
『ドンっ!!』
一斉に走り出す二人。
圧倒的に遅いリュウジ。
それもその筈。リュウジは体育座りも出来ないほど太っていたからだ。
160 :
ビッグハンドの人 ◆23eOK7C3q. :2007/01/29(月) 13:44:02.41 ID:Xn4tQBQE0
お前ら初恋のことそんなに鮮明に覚えてるなんてすげぇな
俺の記憶は淡いよ 薄まって殆ど覚えてない
161 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:44:51.75 ID:DRMBo8JN0
当然リュウジは負けた。
しかし、お互いの雄志を称え合った2人はクラスを確認する。
どうやら、設立したばかりで全学年、1クラスずつしか内容だ。
自分のクラスを把握した2人は、3年生の教室がある二階へと向かった。
162 :
単発固定 ◆Ox/T/lHTXU :2007/01/29(月) 13:47:41.26 ID:tc+0eyDQO
つまんねぇスレだな
163 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:47:55.89 ID:DRMBo8JN0
教室にはすでにかなりの人数が集まっていた。
リュウジ達は、前の小学校でも同じクラスだったヒロキやリナ達の所へ行った。
「よう!久しぶり」
「おはようー!ギリギリだね」
「ハハハー。リナ達は早いな」
「まあな、お前達みたいにドン臭くないんでな」
「言ったな〜?ヒロキ、後で覚悟しろよ」
「全く。あんた達は変わんないねぇ」
皆で笑いあってる間にチャイムがなった。
164 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 13:48:29.88 ID:OH2QsUPa0
165 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:51:54.62 ID:DRMBo8JN0
机には既に名前が書かれていたから、それぞれの席へ座る。
リュウジは真ん中の列の前から3番目。シュウヘイヘーイはリュウジの前。ヒロキとリナは隣同士でリュウジの後ろの席だった。
もう一度、チャイムがなって若い女性が現れる。かなりの美人だ。そして、巨乳。
「えー、初めましてみなさん。私がこのクラスの担任になったカオリだ。ヨロシクな」
みんな唖然としていた。なぜ、これほどの美人が口が悪いのか。
教室は完全に沈黙していた。
166 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:52:52.74 ID:DRMBo8JN0
「えーとだな…あたしは元々レディースだったんだ。だから口が悪いのは癖なんだ」
果たして、この中にどれだけ意味を理解できた人がいただろう。
167 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 13:55:44.60 ID:DRMBo8JN0
じゃあ、もうかかなくていいか?
最初に文才無いと断っているのに、そんなこと言われるのは胸糞悪いんだが
168 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 13:56:26.46 ID:OH2QsUPa0
169 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 13:58:46.15 ID:I5A0O8CxO
そんなこと言わないで、もう書かないでください
170 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 14:04:14.26 ID:DRMBo8JN0
じゃあさよなら
付き合わせて悪かった
172 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:12:35.68 ID:7ULdlpTU0
読んだが
>>1は文からも自尊心高さが読み取れる
問題は文才と言うより本人の人格か
そんなんじゃ折角のいい話も死んでしまうんだぜ?
173 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:18:59.39 ID:CCn0T4cn0
勝手に書いて勝手にキレてバカじゃねーの?
いっぺん死ねよwwwwwwwwwwwお前小説の才能無いからwwwwwwwwwwww
174 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:24:25.45 ID:8kV3W0Ln0
たとえば、
>>1の文章力がうんこ以下だとしよう、それは果たして面白いと言えるのか?
否――ストーリーが良くても文章が面白くなくてはそれは意味を為さない。
ストーリーの良さを伝えるには、文章の力に頼るしかないのだから。
「文章力がない」と宣言した時点で、
>>1は敗北したのだ。
決定的敗北――
始まる前から終わっている。
始まりが終わり。
つまりはそういうことなのだろう。
奈須っぽくやってみた
175 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:25:13.83 ID:mWHSlRMaO
176 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:27:28.74 ID:jjCTjD1G0
177 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:29:59.39 ID:7ULdlpTU0
青臭い話書きますよ
俺が小学5年のとき引っ越した池田という女の子がいる
ちっちゃくて、いつも笑顔で明るい子、クラスの人気は高い
男よりも女に人気があった
俺はひそかに好きだったんだが
たまに気になってちらちら見るくらいで
これといった行動をせず
が、ある日突然転向する事になりました
の衝撃的な宣告が
178 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 14:32:07.62 ID:YKWY430u0
もっと他の練習スレで鍛えてから来ます。
まあ、要らないって言われたらどうしようもないが
179 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:33:45.74 ID:7ULdlpTU0
ショックだったが、俺がどうにかできる問題じゃない
クラスみんなで花を買って
駅に見送る事になった
俺は駅に到着して見送りまで平常心を保ってたけど
電車が出発すると同時に感情が爆発した
「うわぁぁぁっぁぁっぁぁぁ!!!!」
とか奇声を上げながら追いかけた
ホーム終点まで来てやっと我に返った
何やってんだ俺、と
とっさにゴマ化す為に
「エイドリアーーーーン!!!」
なんて叫んでみた
180 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:40:30.51 ID:7ULdlpTU0
それから解散して家に帰ったが放心状態
人気の無い場所を探して放浪し
思いっきり泣いた
近くの木とか思いっきり殴って拳から血とか出してた
すっきりしたつもりだったけど
学校言ったら他の女の子の対応がやけにやさいい
これがダメだった
我慢できなくて、いつの間にか涙ぼろぼろ流してた
便所で頭から水かけてごまかそうとしたけど遅い
ニヤニヤしながらこっち見てる奴もいたが
もうどうでもいい
俺の好きな子は遠いところへ行ってしまったんだと
バカにされたり慰められたり
こんな事になるなら告白しておけばよかったと
後で物凄く後悔した
181 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:41:54.57 ID:7ULdlpTU0
まぁ小学生だから
1ヶ月もあればいつも通り
ハヅカシイ話終わり
182 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:17:57.60 ID:dFq+oLO70
触発されて、垂れ流してみる。初恋のはなし。
私の初恋は、小学三年生の頃だった。
それがどんな季節で、何がきっかけだったのかは、残念なことに思い出せない。
ただ当時を振り返って見ると、単純に格好良かったから好きになったんだろうなあ
なんて、思う。
飼い猫の名前が渾名の、“オズ”というひとが初恋の相手だった。
学年は二クラスしかなく、彼は隣のクラスだったから、話すチャンスなんて滅多になかった。
埃舞う体育館で集会をするとき、気怠い全校朝礼のとき。
私は身長が一番ちいさく、隊列の先頭で腰に手を当てる役。
ついでに言うと、名字も「あ行」だったので前ならえをした経験がない。
オズも私と似たような境遇で、先頭には大体いつも彼がいた。
後ろの友達と喋るフリをして、ちらちら様子見だけでも鼻血が出そうになるほど緊張し、
フリだけのはずが本気で友達に心配されて余計にファビョッた。
オズはそんなテンパッてる私に気付かず、男子とにこやかに談笑していた。
横顔も、声も、笑い方も。かわいらしかった。
183 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:26:43.39 ID:dFq+oLO70
『ぁあああーもおお、今日は前髪ヘンやから逢いたくなかったのに!』
高学年になると、やたら前髪を意識するようになった。
そのくせ、ランドセルはピンク色で、クレしんカレーのおまけシールなんて貼っていた。
バニラエッセンスを香水の代わりにして登校したら、教室が異様な匂いで包まれたり
アルコールランプで前髪を焼いたり、飼育小屋のクジャクと格闘したり。
意識しなければならない事は、もっと他にもあったのだが
とにかく私は、前髪が決まらなかったらオズと顔を合わせたくなかった。
184 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:35:05.92 ID:dFq+oLO70
しかし、そういう時に限って廊下掃除でばったり出会したりするのだった。
同じ班の女子共は、私がオズに好意を寄せていることを知っていた。
二クラスしかないのだから、誰が誰を好きなんていう情報は殆どが周知の事実。
そして、くっつけたがりの女子がいるのも事実。
「なぁなぁ、オズおるやん? 喋ってきぃやー」
「え、や、むりむりむり! こん前髪はホンマに無理!」
「えぇやん、大丈夫やって。○○よぉ似合っとるし〜」
「ぁあああ、押すん止めぇやあー……」
女子の「似合ってる」「かわいい」は上辺だけが多い。
その真実に気付くには、私はまだまだ幼く、そして生粋の調子ノりだったので
押されるがままに彼がいる下駄履きのところへ、ちょこちょこ歩いて行った。
185 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:48:14.73 ID:dFq+oLO70
一歩近付くごとに、心臓が騒ぎ立てて逃げ出したくなる。
もう一歩踏み込めば、泣きそうになって振り返る。
ファイトー、って口パクしてんちゃうぞアホー!
思わず叫びそうになるも、勇気を振り絞って前を向く。
オズは男子とふたりで笑いながら箒を動かしている。
『単品ならまだしも、セットに声かけるのは……』
ざわざわ弱気虫が這い出て、私は通りすがりAになろうと決意した。
拳を握り締めた状態の、緊張した面持ちでなるべく自然な風を装って
早歩きで通り過ぎようとしたときに、小さくオズの声がした。
186 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:53:24.04 ID:dFq+oLO70
「……ォ……イニー……」
え、と思って彼の方を見ると視線が合った。
今までに見たことのない、真面目な表情をしていてひどく焦った。
片割れの男子は、下駄箱を雑巾で面倒臭そうに拭いている。
こんなにも近距離で、ましてや見詰め合ったことなど無かったので
私は一目散に廊下を全力で走った。調子ノりだがヘタレだったのだ。
途中で先生に捕まったが、説教は耳に入らず私の脳内では
先程の呟かれた言葉は何なのか、解読することに精一杯だった。
187 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:57:36.17 ID:dFq+oLO70
『思い出せ、思い出せ。…………もし、かして』
その頃はテレビで“ふしぎ遊戯”が放映されていた。
内容は省くが、そのアニメの告白シーンで放たれた科白は
――我愛称
ウォーアイニー――
「ッうわぁあああああああああああああ!!?!」
もしも今、そんな言葉を好きな相手に呟かれたとしたら
百年の恋も冷めるだろうが、何分私は小学生だった。
アニメやドラマの世界に憧れる、夢見る少女だった訳だから
そりゃもう、てんてこ舞いになった。
給食についてる蜂蜜を、友達にあげても良いくらいに嬉しかった。
私語で注意され、ロッカーの前に立たされてもニヤニヤしていた。
188 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:05:11.80 ID:dFq+oLO70
だけれど、それからマトモに顔が見られなくなった。
挨拶することでさえも、恥ずかしさの余り破裂しそうになって
そそくさと避けてしまうヘタレモード全開になってしまったのだ。
そして、それは卒業間近まで続いた。
皆、同じ中学校へ上がるからオズと別々になる訳ではなかったが
卒業までになんとかしにゃいかん! と自分を奮い立たせた。
それはある冬の放課後。
友達とふたりで、下校するオズの後をこっそり尾行した。
ランドセルをがしょがしょ鳴らし、有り得ない程の距離を置いて
寒さで鼻を真っ赤にしながら、見失わないように追い駆けた。
時折、道端の枯れ葉を蹴り上げて気を紛らわせた。
189 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:08:07.53 ID:7ULdlpTU0
期待age
190 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:22:12.92 ID:dFq+oLO70
「……もうすぐ、道曲がるやんな」
「うん……、そしたら走って行ってくるわ……」
私たちは白い息を吐きつつ、告白の計画を改めて確認した。
オズの自宅が何処にあるのかは知っていた。
だけど、どのようなルートを通って帰宅しているのか。
全部を全部、把握していなかった。そこまで付け回す勇気が無かったから。
いつもの角を曲がってオシマイ。
でも、今日はその角で捕獲する。
「あ、曲がるで!」
「よっしゃ、いっちょ行ってくる!!」
「頑張ってきぃやーッ!」
ばしーん、と勢いよくランドセルの背を叩かれた。
私は返事をする代わりに手を大きく振って、駆けだした。
191 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:25:45.09 ID:7ULdlpTU0
RUN!!Forest!!RUN!!!!
192 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:35:11.68 ID:dFq+oLO70
ランドセルに付けた給食袋が左右上下に揺れる。
体育の授業より、運動会のときよりも本気を出して走った。
角を曲がるオズの背中が、まだ遠い。
鬼ごっこも、ドッチボールも、マラソンも運動の全てが苦手な私。
それでも必死こいて、見失わないように黒いランドセルを目指して。
呼吸を紡ぐことが面倒臭い、今欲しいのはただひとつ。
「ッ、はっあ……は、……こ、……ん、……ばはぁ」
まるで日本語ではない挨拶のようなモノを発して、ゼェゼェと激しく息を荒げる。
角を曲がった先に見付けた黒いランドセルに、夕陽が映っていた。
これでは変態と間違われる。
息も絶え絶えにもう一度口をひらいた。
「うぇ……はァ、死にぞ……ォ………」
「え、ああ……○○かぁ、どしたん?」
呼吸を整える為と、緊張して顔を見られないのとで私は地面に向かって
吐いて吸って吐いて吸って、を繰り返す。
この声が、私をアカンくする。
などと、自分の不甲斐なさを彼の所為にしながら。
193 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:43:59.31 ID:dFq+oLO70
「走ってきたん? 髪ぼっさぼさやで」
地面に靴箱で見たことのある、スニーカーの先っぽが見えた。
乱れているらしい頭上に、オズのやわらかい声が降ってくる。
乾いた唇を噛み、ふるふる震える拳を強く握り締めて顔を上げた。
「あんなぁ…………ッ!」
「…………」
あんなにも声はやわらかだったのに、何故
真剣な眼をして、あちこち真っ赤な私の顔を見詰めているのか。
「――す」
白い吐息が零れる。
視界がぼやけて、鼻の奥がツンと痛み出す。
「――――好きッ、やね……ん!!」
194 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:48:31.25 ID:9zJH9QPwO
まだ残ってたのか。
ガンガレ
195 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:48:58.08 ID:dFq+oLO70
言った。
自分の声なのに、自分の声じゃないような弱々しくも高い声で。
駄目だ。心臓が圧死する。
逆光でオズの顔が見えない。
この経験したことのない緊迫した空気に飲み込まれ、
押し込んだはずのヘタレ虫が襲ってくる。
この場から逃げたい。一刻も早く。
言い逃げ宜しく私は素早い動作で踵を返し、体力ゼロだったのにも関わらず
追い駆けた時よりかは幾分遅いが、走って逃げた。
冬の風が火照った頬を撫でるけど、治まりそうにもなかった。
196 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:49:47.70 ID:7ULdlpTU0
>>194 だって感受性豊かだった頃の話し聞きたいやん?
めっちゃすっきゃねぇ〜〜〜ん
やっぱすっきゃねえぇぇ〜〜〜〜ん
197 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:56:55.16 ID:dFq+oLO70
翌日、私は仮病を装ってみたものの母には通用せず登校した。
昨日の告白が皆にバレていたら、どうしよう。
とびくびくしていたが、何事も無くいつもの平凡な学校だった。
連絡を寄越さなかったので、付き添いしてくれた友達が
私の顔を見るなり飛んできた。その瞳はきらきらしている。
「な! どうやった?」
「…………好きってゆって、逃げ……た」
「逃げ!? なんで逃げるんよ、もおーっ」
「や、……うん、なんで逃げてしもたんやろぉ……」
正直、こんな告白は無いと自分でもよく判っていた。
その友達も呆れた顔をして自説の恋愛論を唱えていたが、
私が負のオーラを次第に濃くしていくので、最終的には頭を撫でてもらった。
一日中どよどよと禍々しい雰囲気で過ごした。
給食デザート「みたらし団子」の、おかわりジャンケンにも参加しなかった。
198 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:58:10.16 ID:7ULdlpTU0
オラわくわくしてきたぞ
199 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:00:28.56 ID:Z0iryhDEO
すげぇ文才
200 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:02:45.46 ID:GyEbKSp00
私があのひとに会ったのは、あれはいつのことだったろう。
なんであのひとだったんだろう。
あのひとじゃなきゃ、嫌だった。他の誰でもない、たったひとりの。
201 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:06:36.26 ID:dFq+oLO70
「したら、先帰んでー?」
「うん、飼育当番やって帰るわ。鶏に癒してもらうねん……」
「暗いわぁ、もー……返事もらってへんねから、アカンかった訳ちゃうやん」
「……アカンも同然やもん」
「クジャクに突かれてまえー」
もそもそ帰り支度をする私の背中を、軽く叩いて友達は教室を出て行く。
私は大きく溜息を吐いて、シールだらけのランドセルを背負った。
校内放送が流れる。空が徐々に赤味を帯びて暮れていく。
廊下に出ると、あの科白が蘇ってくる。
あれは私の妄想やったんやろうなぁ……。
そう認めそうになった途端、目頭が熱くなって大きく息を吸い込んだ。
靴箱で履き替えて、隣のクラスをなるべく見ないように階段へと急いだ。
もう終わったこと。無かったことにしよう。
後悔が押し寄せる思考を整理整頓しながら、階段をゆっくり降りていく。
202 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 17:07:00.02 ID:8q7EumYl0
俺は駄目だったが、こうやって優秀な人が来てくれて、良スレにしてくれて
本当にありがとう
203 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:10:52.51 ID:GyEbKSp00
ずっと一緒に笑っているのが当たり前のことだと思ってた。
そばにいられなくなる日がくるなんて、考えもしなかった。
204 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:18:10.21 ID:dFq+oLO70
ドタバタと五月蠅い足音が聞こえて、立ち止まると下級生が隣を走り降りて行った。
手摺りを器用にするするーと滑っていく少年の、真新しいランドセル。
怒る気にもなれなくて、むしろその素朴な元気さが純粋に羨ましかった。
騒がしく幾つもの足音が階段から消えたあと、
私は試しに階段の手摺りに跨った。意外と安定している。
半身を気持ちだけ前に倒し、ゆっくりゆっくり慎重に滑っていく。
「ぉお……これはおもろい」
風を切る心地よさはないが、禁止されている遊びを行っているスリルが
なんてことはない階段の手摺り滑りを、ちょっとした遊具に変えていた。
着地は飛び降りることが出来なかったので、階段側へそろっと降りた。
調子にノッた私は、よしもう一丁! と、
階下の手摺りに跨ったところでまた足音が聞こえた。
下級生に見られたら上級生としての威厳が。
とっくにないだろう威厳を護るべく、慌てて手摺りから落ちて階段を見上げた。
205 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:25:40.31 ID:dFq+oLO70
あ、駄目だ('A`)会社終わっちゃう……
206 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 17:26:48.35 ID:7ULdlpTU0
家に帰ってからうpしておくれよヽ(`Д´)ノ
207 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:09:02.35 ID:2X5CgPQ70
ほしゅ
208 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:28:29.01 ID:WUf8buPh0
昨日、走って逃げてから一度たりとも見ていなかった。
見ていなかったのではなく、避けていたから見なかったのだ。
廊下の窓から夕陽はまだ見えない。
薄暗く、電灯に照らされて。オズは立っていた。
蛇に睨まれた蛙。
私はそんな言葉を思い出しながら、何を言われるのだろうと恐怖していた。
あんなにも焦がれたのに、ひどく怖くてたまらない。
私が言い逃げなんかしたりするから、伝えへんかったら良かった。
そしたら、まだ。挨拶ぐらいは交わせたかもしらんのに。
階段の隅で小動物が如く、縮こまって彼の足元ばかり見ていた。
昨日と同じ、使い込まれたスニーカー。
音楽の授業で習ったメロディが、スピーカーを通して低く流れていた。
209 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:29:14.23 ID:Z0iryhDEO
age
210 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:36:23.91 ID:WUf8buPh0
言い逃げしたこと、謝らなアカン……。
焦燥がじわじわと背中を湿らすけれど、
私の身体はすっかり硬直して動けなかった。
不意に涙が零れそうになって、奥歯をきつく噛み締めた。
指先が痙攣したかのように震える。怖い。
何も言わないでそのまま、階段を降りて行ってほしい。
互いに押し黙った時間が永遠に続くと思った。
数分だったのか、数十分だったのか。その沈黙を破ったのは、オズだった。
落ち入る陽が差し込む階段で、彼は――
「俺もなッ、○○のこと好きやから!」
弾けたように、少しだけ強張った声で叫んだ。
私の視界からスニーカーが身軽に飛び降り、
一段二段と越えて、旋風のように側を走り去る。
211 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:37:05.72 ID:2X5CgPQ70
212 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:42:04.43 ID:WUf8buPh0
「ホンマやで」
耳障りの好いが声が、風と共に通りすぎて私はその場に崩れ落ちた。
「…………」
整理整頓は苦手なのだ。
寒くて厚着をしているのに、背中や首筋が汗ばんでいた。
背骨に小さな落雷が落ちたみたいな感覚。
全身でいちど震えて、片手で自分の頬を打った。
触れたそこはゆるゆると弛み、手のひらよりも熱かった。
「…………い、言い逃げせこいわ……っ」
テストで良い点数を取ったときよりも、大好きなオカズをおかわり出来たときよりも
ずっとやりたかった飼育委員になれたときよりも、誕生日パーティをしたときよりも
なによりもずっと、ずっと。比較にもならないぐらいに、嬉しかった。
私は階段の踊り場で、言い逃げしたことに対して悪態を吐きながら
飼育委員の先生に放送で呼ばれるまで、頬を抓ったり引っ張ったりしていた。
213 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:45:18.56 ID:WUf8buPh0
以上が私の初恋の想い出でした。
なんせ小学生だったので、付き合うという概念がよく判らず
この後は、指をぷるぷるさせながら、相手の家に電話をかけたりするようになりました。
家電へ電話って怖いよなwwwwwwwwww
駄文長文に付き合ってくれて、ありがとう。
>>1、横入りしてしまってごめんよ('A`;)
駄目なら駄目でやってみればいいじゃまいか
お邪魔してしまった私が言うのも何だが、ココは
>>1のスレなんだから
好きにすればいいと思うんだぜ!
214 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:48:35.52 ID:2X5CgPQ70
>>213 乙、面白かった
電話かける前
ボタン押すまで
コール中
出たとき
電話代わってもらうまで
家電は恐怖の連続だぜ!フゥーーーーーハハハハーーーー!
215 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 18:50:59.96 ID:/IM9naQQ0
>>213サンキュー
頑張ってみるよ
少し修正を加えて書き込む
亀レスだけど、付き合ってくれる人
よろしく
216 :
愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:54:19.28 ID:2X5CgPQ70
217 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 19:03:11.62 ID:/IM9naQQ0
ついに新しい学校が完成した。家から徒歩で20分程度のところだ。
今まで、片道一時間半かかったオンボロ学校とおさらばできるのが、嬉しくてしょうがなかった。
俺は、新しい学校に夢と希望と期待を胸に抱いて、まだかまだかと新学期を待ちわびていた。
218 :
ドライブ ◆Drive4wIzU :2007/01/29(月) 19:10:54.48 ID:/IM9naQQ0
無事、三学期も終了し、後は春休みを消化するだけであった。
春休み、俺は毎日のように、新しい小学校に通った。
「来月からはこの学校に通うんだ」
俺の気持ちは期待と憧れで一杯であった。
219 :
愛のVIP戦士:
aguる