【八日目】ローゼンメイデンが教師だったら。【二時間目】

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1愛のVIP戦士
俺は絶対に保険担当の水銀燈の授業は休まないと思うんだ。

……全ては、初代1の、この書き込みから始まった!!!!


このスレは、ローゼンメイデンが教師だったらという設定のもと、お話や絵を投下するコミュニティです。
安価で決められた基本設定は、以下の通り。

↓↓↓↓
学園名:私立有栖学園(しりつありすがくえん)
校長:ローゼン
教頭:ラプラス

英語担当:真紅
保健体育担当:水銀燈
家庭科担当:翠星石と雛苺
数学、情報担当:蒼星石
国語、化学担当:金糸雀
世界史担当:雪華綺晶
日本史担当:薔薇水晶

各々クラス担任を務めるが、水銀燈だけは例外的に、薔薇水晶のクラスの副担任を務める。
↑↑↑↑

その他の設定は、各職人さんの自前でおkです。
例:JUMが登校拒否している話もあれば、クラスの一員として受け入れられている話もある。
2愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 00:41:30.69 ID:ar+lYCmB0
ながい
3愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 00:45:00.44 ID:5c5rU2lI0
>>1
4愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 00:47:49.04 ID:utmEM/ju0
久々に立ったな
5愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 00:51:56.77 ID:oRqWj2GNO
100スレ目か
6愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 00:53:22.59 ID:3zJmk11K0
>>1
7愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 00:54:00.37 ID:86/2mDru0
>>1


100スレ目なのか
8愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 01:13:23.48 ID:oRqWj2GNO
保守
9紅 真紅:2007/01/28(日) 01:19:30.64 ID:3zJmk11K0
今、俺は病院にいたりする。

 前回に夢オチに対するツッコミで、お花畑に召還されたのでみんなが慌てて病院に連れて来たらしい。

 …けど、誰もお見舞いに来ない。…酷いよ。(ぐすっ)

め「そこのりんご剥いてくれない?」
紅「あいよ」
 気安く応えてりんごを手に取る。

 彼女は、柿崎めぐ。お花畑を彷徨っている時に世話になったりした。

紅「あれ、お前食事はしないんじゃなかったのか?」
 りんごをさばきつつ尋ねる。
10紅 真紅:2007/01/28(日) 01:19:55.01 ID:3zJmk11K0

め「ちょっと、考えが変わっただけ」
紅「そうか」
 笑みを浮かべて応える。

 お花畑で、会ったときもそうだったんだが彼女はどうも精神が病んでるっぽい。
 しかも、自殺志願者だ。…むかついたね、かなり頭にきたね。
 俺は、どこぞの自称熱血教師というわけではないが、自殺という行為がとても嫌いだ。
 というか、なにかを途中で放棄するのが、嫌いなんだ。
 自殺ったら人生を途中放棄するようなもんだろう。そんなわけで、自殺は嫌いだ。……自殺しようと思ったことは多々あるが。

紅「そういや、死にたい死にたい言ってたけど今もそうなのか」
 できるだけ自然に尋ねた。

め「ふふっ、大丈夫。あなたが生きてる間は、生きるつもりよ」
 彼女は、笑みを浮かべてそう応えた。
11紅 真紅:2007/01/28(日) 01:22:08.58 ID:3zJmk11K0
めぐの死亡フラグっぽい気がs
12愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 01:46:54.72 ID:oRqWj2GNO
GJ!
13愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 02:11:22.56 ID:oRqWj2GNO
14愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 02:21:32.80 ID:GFWY0hLt0
15愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 03:00:45.10 ID:GFWY0hLt0
ほしゅ
16愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 05:40:34.46 ID:GFWY0hLt0
ほす
17愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 08:16:50.21 ID:fndmQArlO
先生スレ復活おめ
http://moech.sakura.ne.jp/php/up/data/7569.jpeg
ほしゅ
18愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 09:46:47.79 ID:i/16jWSQO
19愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 10:50:04.89 ID:3zJmk11K0
しゅ
20愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 10:56:38.51 ID:0S9BKid9O
復活オメ!
21愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 11:17:00.29 ID:1PtdRLfWO
水銀燈先生の一日

朝6:30起床
眠い目を擦りながらシャワーを浴びる。朝は熱めのお湯で。
7:00
シャワー後のヤクルト。銭湯の風呂上がりの牛乳の如く。
7:10
朝食。ご飯に味噌汁、アジの開きと筑前煮。実は和食派だったりする。食後は勿論ヤクルトとヨーグルト。
7:30
着替えてメイク。昨日のアルコールのお陰でコンシーラーが・・・
8:00
家に鍵をかけ、駐車場へ。
自慢の愛車、シボレー(C5)コルベットZ06に火を入れる。
隣に置いてあるディアブロの生い立ちを考えると妙な組み合わせだが、彼女がそんなこと知るわけない。ただ、フェラーリを目の敵にはしている。
8:30
学校に到着。今日も職員会議に遅れて、真紅にgdgd言われる。
そんなことを気にもせずヤクルトを飲む。
9:00
保健室へ移動。一時間目は授業がない。HRは薔薇水晶に任せる。
22愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 11:26:32.61 ID:1PtdRLfWO
>>21
9:05
寝る。
11:30
起きる。どうやら生徒が来ていたようだった。
銀「あ、3限授業だったわぁ。ま、いいけど♪」
目覚めのヤクルトと共に。
12:40
職員用の弁当を取りに事務室へ。メイメイから3限授業だったと伝えられる‐代わりに授業をした蒼星石がご立腹だそうだ。
12:45
保健室で昼食。
既に何人か生徒がいたので一緒に食べる。
今日もめぐにいじられるw
13:00
5限の準備をする。
授業内容は‐今日は男子をたんまりいじれそうだ。
13:20
5限開始。
教科書は全て男子に読ませる。
銀「読みなさぁい」
予想通りの反応に思わず笑いそうになる。
14:15
授業終了。職員室へと向かう。
14:20
蒼星石に捕まり、お灸を据えられる。お灸担当:ばらしぃときらきー
15:00
何とか耐え抜き保健室へ生還。
デスクワークは・・・この状態じゃ無理だ。
23愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 11:34:23.33 ID:1PtdRLfWO
>>22
16:00
業務終了‐と言いたい所だが残業。これは少し手間がかかりそうだ。
18:00
ヘロヘロになりながらもホントに業務終了。ヤクルト1ダースとリポD混合物で復活。
18:30
学校を出る。買い物をするためスーパーへ。学校の駐車場に今日はハリアーが止まっていた。
18:45
タイムサービス品を買いあさる。25%浮いた。

19:00
帰宅と同時にヤクルト。
今日の晩御飯は野菜炒め。

20:30
入浴。コントレックスとヤクルトを持ち込んで約1時間半身浴。
21:30
風呂上がりのヤk(ry
22:00
PS2ソフト、くんくんアドベンチャー‐最終決戦!!vsペロリーナ男爵‐を始める。3時間は止まらない。
1:00
ふと時計に目をやり、ちょうど眠くなってきたので就寝。
銀「おやすみなさぁい♪」
24愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 12:26:52.92 ID:+NwTvbZU0
ちょっ!!これイイ!!!(携帯可)
http://up.spawn.jp/file/up68660.htm
25愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 12:39:48.96 ID:1PtdRLfWO
保守
26愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 12:44:56.09 ID:oRqWj2GNO
GJ!
27愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 13:04:56.95 ID:GFWY0hLt0
ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki(過去作品が掲載されています。随時更新中)
http://www9.atwiki.jp/ifrozenteacherss/

雑談所兼避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/7064/

雑談所兼避難所@携帯用入口
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/7064/

過去ログ倉庫
http://rozen-thread.org/2ch/test/threadsearch.cgi?t=teacher1

勝手にまとめサイト(更新終了。掲示板とチャットのみ稼働しています)
http://0490.web.fc2.com/


☆今一つ流れがつかめないとお嘆きの貴兄に、代表的なものをピックアップ!!
もちろん、これらは確定済みのものではなく、流れに逆らうもよし、また新たな流れを作り出すもよし。
妄想を存分に炸裂させましょう。

○薔薇乙女たちは、二十台半ばの人間。
○有栖学園は、小中高一貫教育のエレベータ式。所有者はローゼンで、学園の敷地には裏山がある。
○薔薇乙女たちは、普段は高等部で教鞭を振るっているが、初等部や中等部に出向することもある。

○ローゼンは、イベント好きなトラブルメーカー。無責任男。
○ラプラスは、ウサギ人間。ローゼンの後始末に追われる苦労人。胃薬が手放せない。
○雪華綺晶と薔薇水晶は、仲のよい姉妹。

○真紅の胸のカップサイズはAA。
28愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 13:46:47.20 ID:0S9BKid9O
29愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 13:54:21.12 ID:1PtdRLfWO
保守
30紅 真紅:2007/01/28(日) 14:04:25.65 ID:3zJmk11K0
まだまだ病院ライフを送る紅君です。
 そして、柿崎フラグが立ちそうです。
 まぁ、それはどうでもいいものとしよう。

紅「に、しても最近はこわいな」
 物騒なニュースを見つつ一人ごちる。

 入院してかれこれ5日ほどが経った。
 彼女との同室生活も5日目だ。いろいろあるが楽しくやっている。

め「………」
 彼女は、問題集相手に苦戦中だ。
 学校に行けないならせめて気分でもと思って、売店で買ってきたのだ。

め「むぅ〜」
 目を線にして問題を睨んでいる。どうやら、分からないところがあるようだ。

紅「わかんないところあるんならおしえてやろうか」
め「大丈夫」
 即答。負けず嫌いなんだな意外と。

 けど、そうなると俺はすることがなくなる。
 どうしようか。

1、突然、俺は眠くなった。

2、なぜか、彼女を押し倒したくなった。

3、誰かが見舞いに来た。
31紅 真紅:2007/01/28(日) 14:05:35.53 ID:3zJmk11K0
1,2,3から選んでください。
その通りになるかは知らんがな。
32愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 14:33:30.24 ID:QyZ5+Ulg0
通うしかないだろ
33愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 15:22:53.64 ID:3zJmk11K0
34愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 15:35:44.64 ID:utmEM/ju0
>>31
あえて3
35愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 16:02:51.59 ID:7sSDfIQI0
ほし
36愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 16:55:39.84 ID:0S9BKid9O
37愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 17:15:07.84 ID:1PtdRLfWO
金糸雀先生の一日

6:30
起床。新聞を取りに下へと降りる。入管からまた葉書が来ている。
金「日本人かしらー!!」
叫びすぎて大家に怒られる。
6:40
朝食とお弁当の準備。
昨日は朝昼晩と卵焼き。翠星石に怒られた。なので卵焼きは昼だけにしよう。
7:10
雛苺にモーニングコール。この子は3分たたないと電話に出ない。
先日は電話着信と目覚まし、同じ着メロで設定していたためにスヌーズと間違えられること5回。
7:30
朝の情報番組をチェキ。序でに新聞広告も。
金「今日はヨード卵光が安いかしら〜」
7:40
メイクアップ。髪に一番時間をかける。昨日もう少ししっかり乾かすんだった・・・
8:00
出発。学校までは車で10分。
38愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 17:43:25.87 ID:1PtdRLfWO
>>37
8:15
職員室に入る。廊下ですれちがい様にみたラプラスとローゼンの攻防など目にもとめない。
雛苺はまだ来ていないようだ。
8:20
職員会議が始まる。水銀燈もまだ来ていない。
8:30
水銀燈が入ってくる。真紅がまたぼやく‐いつもの風景。

8:40
実験室へと向かう。今日は1限から実験だ。今日の実験は・・・
246トリニトロトルエンの生成だ。手本を見せるために自分でもやってみる。
こないだは銀鏡反応で試験管を吹っ飛ばしたので今日は慎重に。
8:45
実験成功。

9:00
授業開始。
TNTの生成はどこもうまく行っているようだ。
9:30
射撃部員が持ち帰ろうと瓶に詰め替えるところを発見。阻止。
9:55
授業終了。
職員室へ戻りデスクワーク。
11:30
水銀燈が授業に来ないので蒼星石が代わりに授業をしたと翠星石から告げられる。雛苺は・・・生物の実験をまだ引っ張っているようだ。
12:30
早めの昼食。翠星石にまた卵焼きですかぁ??とつっこまれるが気にしない。
39愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 17:53:19.33 ID:1PtdRLfWO
>>38
1:20
5限は教室で授業があるため移動。化学Uだ。
1:40
タングステンとタリウムを間違えて一人で悩んでいたら生徒につっこまれる。これで698回目。
2:15
授業終了。
職員室へ戻る。水銀燈の叫びが聞こえたような気がするが気にしない。
4:00
業務終了。
今日はみっちゃんとご飯を食べに行くので急いで帰る。
4:30
スーパーでヨード卵光を購入。序でに上白糖も。
6:00
みっちゃんと合流。今日は韓国料理。
6:30
店に入る。ウエイターに何故か韓国語のメニューを渡される。
7:00
みっちゃんがまた失恋して、カード破産したようだ・・・
浪費癖は直らない。
8:00
それでも割り勘に出来る辺りはすごいと思いながら店を出る。
8:30
みっちゃんがもう一軒と言い出した。今夜は日付が変わるまで帰れそうにない。
9:00
が、二軒目でみっちゃんがアウト。タクシーに乗せ、そのまま帰宅。
9:30
帰宅。風呂に入って寝ることにしよう・・・
40愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 17:55:41.29 ID:86/2mDru0
>>38
瓶詰めwwwwwwwwwいったいドレくらいの量を生成したんだwwwww
41愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 18:37:14.53 ID:1PtdRLfWO
保守
42愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 19:08:20.36 ID:oRqWj2GNO
>>40
韓国人に間違えられるカナカワイソス
43愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 19:28:09.69 ID:utmEM/ju0
ガンバレ保守
44愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 20:13:43.65 ID:7sSDfIQI0
ほす
45愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 20:40:25.22 ID:oRqWj2GNO
46愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 21:08:47.45 ID:oRqWj2GNO
47紅 真紅:2007/01/28(日) 21:09:35.50 ID:3zJmk11K0
3、誰かが見舞いに来た。

 その時、黒い物体が勢いよく病室へと侵入してきた。
 いや、物体ってのは失礼か。一応、人間だし。

め「あっ、先生」
 今、気づいたような口調のめぐさん。ってか、水銀燈先生しってるのかよ。

水「ひさしぶりねぇめぐ」
 いつもの口調での対応。…入って来た時の勢いはどうした。

 その後、しばし彼女たちは談笑。俺は、テレビにかじり付いてた。

め「そうだ、先生。勉強教えてくれない」
水「……( ゚д゚ )」
 まさしく、絶句がふさわしい顔になる。……俺をみるな。

水「い、い、い、いいいいわよぉ」
 相当声がうわずっている。…そこまで、動揺できる人始めて見たよ。

め「よかった」
 安堵の笑みを浮かべる。

水「で、どこを教えてほしいのぉ」
48紅 真紅:2007/01/28(日) 21:11:22.08 ID:3zJmk11K0
め「え〜と、ここなんだけど」
 問題集の保健体育のページを開いて見せる。

水「め、めぐ。そ、それはちょっと」
 開かれているページは、男性器のことについて載っているページだ。…めぐさん、それはセクハラじゃないんですか。
 まぁ、これをしてみようと提案したのは俺だけどね。
 しかも、彼女 「先生の赤面顔見れるわ〜。なんて、萌えることなんでしょう」とか言ってた。

水「あっと、う、えっと、」
 赤面して慌てる銀先生。萌えだよ。

め「ねぇ、先生」
 純粋な瞳で、問いかける。…なんか、ハァハァ言ってるけど。

水「そ、そこはねぇ……」
 赤面しつつも教える銀先生。萌えだよこれは。


水「じゃ、じゃあ、私よ、用事があるからもう帰るわねぇ」
 そう言って顔を真っ赤にしたまま銀先生は、病室から逃げていった。

め「はぁ〜。やっぱり、水銀燈先生はいいわぁ」
 まったくだと言いたくなる呟き。

紅「さっきのところ録画しておいたがいるか?」
め「いるに決まってるでしょう」
 病人とは、思えないスピードで反応する。
49紅 真紅:2007/01/28(日) 21:12:30.42 ID:3zJmk11K0
紅「分かった。量産しておこう」
 生徒にも売れるしな。

め「頼んだわよ」
 笑顔で、ねんを押してくる。それが、怖いよ。

 に、してもめぐさんがちょっと前まで自殺志願者だったのか疑いたくなるよなはっちゃけぶりだ。ま、元気なのは、いい事か。




 後日、俺はめぐさんが銀先生に聞いていたことがなんであるかをマジで知らなかったらしいので詳しく教えてあげた。
 そして、自分のしたことの恥かしさを知った。
 で、
め「よくも、私にこんな恥かしいことを」
紅「待て。人間、話し合えば分かり合えるから」

め「問答無用」
紅「ぎゃぁーーー」

 俺は、2度目のお花畑行きを体験した。
50紅 真紅:2007/01/28(日) 21:15:40.06 ID:3zJmk11K0
病院ライフシリーズ第2弾でしたぁ〜
第3弾もあるかもよ〜
51愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 21:22:43.08 ID:HyIWEboEO
http://c-au.2ch.net/test/-.YYY000/csaloon/1169977039/i
http://c-au.2ch.net/test/-.YYY000/csaloon/1169945022/i
ここに名無しのなんたるかも理解してない小学生がいる
VIPPER…こいつをどうにかして2chから追い出してくれ
俺やれるだけのことやったんだけど…駄目だったよ…
52愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 21:53:04.45 ID:i/16jWSQO
53愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 22:00:26.44 ID:4We6XptD0
54愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 22:21:15.21 ID:oRqWj2GNO
55愛のVIP戦士:2007/01/28(日) 23:16:29.52 ID:utmEM/ju0
支援
56愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 00:06:27.50 ID:OIWm6W3+0
100スレおめ。そして保守
57愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 00:48:28.52 ID:CPFyEf070
支援age
58愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 01:05:44.46 ID:CWYuhRlGO
ho
59愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 01:06:35.24 ID:lVzgLJsO0
       r‐'´ ̄ ̄`ヽ_  __
       \r< ̄`ヽ、>< ̄_\
      / `_フ ̄7´ ̄`弋ニ、__〉
.     /  / ⌒V´ l  U |`V_>
     ∧  |  ! /| |   | l l ト、
    rヘ,ハ  l |V¬-ハ l /| / lr'⌒!
    ! 丶 \ヽl -=ミ、 }ノ‐ナl lr个、/
.  ∧ 、\r彡} '''' `  =ミ /厶 |: :〉
 ∠-ヘ \⊥ィヘ   /` 7 '''ソ{三}/:/
    └勺 : :\`>冫ニr<_:_:_:_>'′
    /⌒ヾ : :<//介レヘく
 r┬彳: : : : :./: 《/ :{|\: :`ヽ、
 {_ \\: : :./: : : : : ヽl   ヽ-<)
    ̄\ヽ/: : : : :_; -┘r冖┬ク
      て¬ー'´_彡 了  rく
       ` ̄匸_人_ノーく r‐ヘ
         `个 个   `Y艾}
            {丕}    `ー′
               ̄
雛苺
60愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 01:53:55.42 ID:1bHCpgdY0
61愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 03:04:04.92 ID:1bHCpgdY0
62愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 05:14:38.48 ID:1bHCpgdY0
63愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 07:50:19.01 ID:RLBqxX+60
徹夜でローゼン第一期と二期を見てる俺が保守
64愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 09:01:32.85 ID:CWYuhRlGO
保守
65愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 11:38:14.32 ID:Bbo/HgkX0
ho
66愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 13:40:12.57 ID:JP3bKqB3O
67愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 14:56:48.97 ID:JP3bKqB3O
68愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 15:28:35.14 ID:QTDhxbvXO
69愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 16:44:25.52 ID:QTDhxbvXO
70愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:01:27.81 ID:FbKYH19G0
71愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 18:58:10.58 ID:JP3bKqB3O
72愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 19:32:49.92 ID:Bbo/HgkX0
ho
73:2007/01/29(月) 19:35:16.78 ID:cL7PFw3g0
SS投下しようにもネタが思いつかない私はなんなんだろうかと思いつつ保守
74愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 20:09:06.46 ID:FbKYH19G0
>>73
あなたの名前が難しい漢字なことにちなんで難読漢字ネタはいかがであろうか?
生徒たちが珍妙な読み方をしたり。
75愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 20:41:51.93 ID:FbKYH19G0
ほしゅ
76愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 21:19:09.58 ID:JP3bKqB3O
77愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 21:27:21.67 ID:JP3bKqB3O
78愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 22:09:27.82 ID:RC5EDcjD0
79はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:20:21.57 ID:RC5EDcjD0
そこには何も存在しないような、まっさらな静寂に包まれたこの空間に、けたたましいベルの音が鳴り響いた。
この空間の主は、不快なその調べを絶つために、気だるさの残る体を起こし空間に静寂を取り戻した。

空間の主、水銀燈は机の上にある灰皿、その横に鎮座するタバコを手にとり、未だ覚めぬ脳からの信号によって
口にくわえたタバコに火をつけた。
まだ、この空間は静寂に包まれていた。

次第に覚醒していく彼女の頭。いつものように繰り返される朝の動作。しかし、今日は違った。
柄にもなく、彼女は昔を思い出していた。このタバコのにおいが、彼女の過去の記憶を、その刻まれた記憶を引き出していた。

なぜ、自分は教師になったのだろうか。更に覚醒していく頭の中で、彼女は考えていた。
空間は、いつもと変わりなく、静かだった。

「……くだらないわぁ」

彼女は、そう呟いた。
意味のないことを考えてしまったと、彼女は心の中で呟き、再び朝のニコチン摂取にいそしんだ。
そして、灰皿にタバコをもみ消し、いつものように繰り返される朝の身支度へと向かった。

身支度を終え、彼女は駐車場にとめられている愛車に乗り込んだ。
そしてキーを回し、心地よいエンジンサウンドを感じながら、彼女はミッションを1速に入れて車を発進させた。
80はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:20:54.36 ID:RC5EDcjD0
澄み渡る空の色が、心地よい爽快感を与えてくれる朝の道を、彼女の車は進む。
最近買ったばかりの愛車のハンドルを握りながら、金糸雀は学校への道のりを走っていた。

道には単調な渋滞が続いていた。クリープ現象だけで十分な速度で、わずかな距離を行き、また止まる。
時間だけが悠々と進んでいく。彼女はいつも、この通勤時間に考え事をする。
今日はどんな授業をしようか、いかに生徒たちを楽しませることのできる授業をしようか。

ふと、自分が教師になった頃を思い出す。幼い頃からの、あこがれの職業。教師という職業。
大学を出て、初めて赴任したあの頃。夢と希望に溢れていたあの頃。

しかし、あの頃は苦労の連続だった。
悩み、考え、実行し、また悩み……。その繰り返しだった。それでも、彼女は諦めなかった。
いや、諦めたくなかった。だからこそ今もこうして、生徒たちのための、彼女の授業を考え創りだしていた。

ただ、今日は……、考えすぎていた。

「あ、危なかったかしら……」

彼女の車は、前の車のギリギリ手前で止まった。

この後、彼女は運転に集中し、無事に学校にたどり着くことができた。
エンジンを切り、運転席から飛び出した彼女は、朝の危機など忘れ、いつものように意気揚々と校舎の玄関をくぐっていった。
81はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:21:27.90 ID:RC5EDcjD0
生徒たちの顔にはまだ眠気の残る、今日1時間目の授業が始まった。
いつものように調理室へと向かう翠星石。

今日の授業で作る料理は、英国のお菓子スコーン。その作り方の手順を説明し、生徒たちの監督につく。
簡単に作れるお菓子といわれているスコーン。しかし、へたくそな人はへたくそなのである。

その、あまり料理の得意でない生徒に、軽い悪態をつきつつも懇切丁寧に指導をしていく。
あくまでも、主役は生徒。自らがでしゃばることなく、生徒自身の力でその壁を超えさせる。
その生徒のスコーンの生地も、なんとかスコーンに見えなくもないモノへと昇華した。

そして、生地を焼いている間に用意した紅茶とともに、午前中の優雅なティータイムが始まった。
わずかに漂う紅茶の香りをかぎつけたのだろうか。いつの間にか、授業が無く職員室で暇をもてあましていた真紅が、
ここに紛れ込んでいたことは気にせず、彼女は、生徒たちの渾身の作をほおばっていた。

彼女にとって、スコーンは思い出深い料理であった。
幼い頃の彼女が、初めて作った料理がスコーンであった。そのスコーンを、おいしいと嬉しそうな顔で食べる親の顔が、
彼女を料理好きにさせた大きな要因であった。
そして、自らが教えた料理によって、幸せそうな顔で楽しんでいる生徒たちの顔が、彼女を家庭科教師を職業にしている所以であった。

「今日のおめぇらの料理もなかなかの物だったです」

と、実に彼女らしいほめ方で、いつものように今日の授業の幕を閉じた。
授業を終えたところでふと、ヤクルトを用意したら水銀燈が来るのだろうかと、意味がありそうで意味がないことを考えながら、
彼女は職員室へと戻っていった。
82はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:22:00.60 ID:RC5EDcjD0
長かった午前ももうすぐ終わるこの時間、いつものように蒼星石は空腹と戦う生徒たちとともに授業に臨んでいた。
生徒たちの目線は、時計、黒板、手元のノート、そして時計と、実に忙しそうに泳いでいた。

そんな生徒たちを見て、彼女も、かつてその立場だった頃を思い出した。
彼らと同じように、目線を泳がせ、ときには居眠りまでしていたものだ。
もっとも、こんな事をしていたのは、彼女の長い付き合いの友人である翠星石であったが。

彼らと同じ立場だった頃の恩師の一人に、担任であり部活動の顧問でもあった先生がいた。
その先生と接する事ができたのは、わずか1年であったが、彼女がその先生から得たものはとても大きかった。

その先生は、実に真面目な人であったが、決して、固い頭の人物と言うものではなかった。むしろ、型破りな人物であった。
居眠り常習犯の翠星石なんかは、いろんな方法で起こされていたなあと、昔を思い出し、口元にわずかに笑みが浮かぶ。
そんなあの先生は、彼女達に、授業で得る知識以上のものを与えていた。
その先生のような、あんな先生になろうと、彼女が決心したのも、その先生が与えたものの一つであった。
そして、彼女自身が、自分がまだまだあの先生には及ばないと思っているからこそ、教師として生きる原動力に繋がっていた。

こんなことを考えている間も、彼女の手と口は止まることなく、黒板に書かれた数学の公式の説明をしていた。

彼女は腕時計に目を遣った。そして、彼女は生徒たちに発破をかける。

「あと10分で授業が終わるんだから、それまでぐらいは真面目にやってくれないと課題増やしちゃうよ〜」

と、生徒たちにとってはこの世の終わりとも言うべき脅しをかけつつ、授業を続けた。
もっとも、いつものように彼女は、課題など増やすつもりはなかったのだが。
83はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:22:40.20 ID:RC5EDcjD0
昼食の時間も終わり、いつものように真紅は、午前中にさんざん飲んだ紅茶を、まだまだ足りないと言わんばかりに味わっていた。
英国から取り寄せたお茶菓子をつまみに、あくまでも気品ある英国貴婦人のように。
もっとも、それは彼女自身が勝手にイメージした妄想であるが。

その気高い紅茶の香りが、ふと彼女に、自身の過去を思い出させるスイッチとなった。
正確には、彼女と、彼女の最良の友であり、最悪の友でもある水銀燈の過去である。
彼女達の関係は、片や田舎の優等生。片や田舎の不良。
まるで接点のなさそうな二人の関係は、ただお互いの家が隣同士であったことによる近所づきあいから始まった。

彼女達の転機は、高校時代の後半に訪れた。優等生であった彼女は、将来の進路を東京の大学と決めていた。
彼女は、教師になることを目指して、この故郷を離れることを決めていた。
そしてもう一人、根っからの不良であった水銀燈は、将来の進路については未だ決めかねていた。

そんなある日、その転機はふいに訪れるのであった。
彼女が、水銀燈と将来について話し合ったのち、突然水銀燈が、それまで倦厭していた勉学に取り組むようになったのである。
そして、恐ろしくプライドの高い水銀燈が、彼女に勉強を教えて欲しいと頼んできたのであった。

それからの光景は、地元一の優等生が、地元一の不良と一緒に勉強をし、片や紅茶を片手にテキストに取り組み、
片やタバコをくわえながらテキストに取り組むという、酷くシュールなものであった。
しかし水銀燈は、彼女に試験当日まで志望校を教えようとはしなかった。
ゆえに彼女が、試験会場で隣に座ったのが水銀燈であったことにひどく驚いていたのは、今でも二人の間での語り草となっている。

そして、ともに同じ大学に入り、ともに同じ学校に赴任したという見事なまでの良縁と悪縁は、彼女に、死ぬ時間まで同じなのかしらと、
縁起でもないことを考えさせていた。

そんなことを考えながら、手元の紅茶を飲み干した彼女は、茶葉が切れたことを思い出し、近くに居た事務員に

「5時間目が終わるまでに紅茶の葉を買ってきなさい。銘柄はいつものよ」

と、馴れた口調で言い放ち、まもなく始まる授業へと向かっていった。
84はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:23:16.08 ID:RC5EDcjD0
天から我々を見下ろす太陽は、この時間には我々と同じ地上へと堕ち始めていた。
その斜陽が射す美術室で、いつものように雛苺は絵を描いていた。
彼女の描くその絵は、とても前衛的なもので、おおよそ一般人には理解できない美術であった。
しかし、そんなことは彼女には関係ない。これは彼女の趣味であり、人生であるのだから。

その、何を描いているのかもわからない、その絵を描く作業を一旦止め、彼女はこの学校に赴任した頃を思い出した。

彼女が家庭科教師として赴任したとき、すでに翠星石と言う名の教師が家庭科の授業を担当していた。
この翠星石はとても威圧的な口調と、腹黒い性格を持ちながら、それを感じさせない容姿をしていた人であった。

彼女も、その擬態をもつ翠星石の毒牙の餌食となった。

最初のうちは、彼女は翠星石のことが苦手であった。言うまでもない、ひどく人見知りな翠星石からの口撃に怯えていたからである。
ただ、翠星石の口撃は子供騙しのような、幼稚なものではあったのだが、ある種純粋な彼女は、それを真に受けていた。

そんな彼女が、翠星石のことを好きになったのは、翠星石が彼女の絵を批評したことであった。
もともと、決して下手というわけではない彼女の絵は、昔からほめられてはいた。しかし、どの人も表面しか読み取る事のできない、
上っ面の感想しか述べていなかった。
だが翠星石は、実に正直に、そして、その絵の内面を読み取った感想を述べた初めての人だった。

そして彼女が、翠星石に向かって、素直に寄せたありがとうの一言によって、まんざらでもなさそうな表情をした翠星石を見て、
その奥に眠る、彼女への好意を読み取った。

このきっかけを作った一枚の絵。その絵を眺めながら彼女は呟いた。

「うにゅ〜はやっぱり偉大なの〜」

その、うにゅ〜とやらが描かれた絵は、今まさに堕ちようとする太陽の出す、断末魔のような光に照らされながら、静かにたたずんでいた。
85はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:23:48.79 ID:RC5EDcjD0
生徒たちが家路につき、教職員しか居ないこの部屋から見える空は、黒い闇と、太陽に替わる天の主である月だけが見えていた。

教師としてのもう一つの仕事がなかなか片付かないなか、この部屋に残されたのは、薔薇水晶と、彼女の姉、雪華綺晶だけであった。
雪華綺晶は、お腹すいた。早く帰ろうと言う表情で、彼女を見つめていた。
その視線に気付いた彼女は、雪華綺晶にもうすこしまっててと伝え、どこか区切りのよい所を探していた。

ようやく、仕事に一区切りがついたところで、彼女達は戸締りをし学校を後にした。
雪華綺晶の運転する車は、帰宅ラッシュを終えた大通りを悠々と進む。こころなしか、周りの車より速度が速いのは空腹によるものだろうか。
彼女は雪華綺晶に、もし事故を起こしたら、ご飯食べられないよと、速度を下げるように促し、車は周りの流れに乗った安全運転へと戻った。

毎日、雪華綺晶とともに通るこの道。この光景が、いつものようになったのはつい最近の話。
それまでは、彼女達が、互いがどこに居るのかすらも分からない、そんな日々が続いていた。
雪華綺晶が、自衛隊を辞めたときからの音信不通の状態は、彼女の心のなかに、どうやっても取り除く事のできないつっかかりを作ってしまった。

夢を追い求めて教師へとなった彼女。夢を追い求めて自衛官へとなった雪華綺晶。
そして、夢と現実のはざまに、苦悩していった彼女達。

しかし、そんなことも、今では遠い過去の話。
苦悩を乗り越え、成長していった彼女達は再び出会い、同じ道を歩んでいる。

今、この充実した日々を、彼女達は享受し、自らものものへとしている。
彼女は、今このときにも得られる、この幸せを噛み締めながら、いつものように雪華綺晶に問うた。

「ねぇ、お姉ちゃん。今日は何が食べたい?」

彼女達の乗る車は、彼女達への自宅へと、安全な速度で進んでいった。
86はじまりからおわりまで:2007/01/29(月) 22:24:29.25 ID:RC5EDcjD0
遅い時間の晩ご飯を、こころゆくまで満喫した雪華綺晶は、明日の準備をするために自室へと戻った。

彼女の部屋は、おおよそ女性の部屋だとは思えないようなものがたくさんあった。
かつての自身の相棒であった小銃や、趣味で集めた古今東西の銃器。
それら全てが、隅々まで行き届いた手入れによって、かつてその力を発揮していた頃のように輝いていた。

そして、今の彼女の相棒である、教科書や関連資料の山がきれいに並べられていた。
それは、彼女の過去と今が、そして未来が詰め込まれた、一種の聖域であるかのように存在していた。

彼女はベランダに出て、昔から好んでいる銘柄のタバコを取り出し、火をつけた。

目の前に広がる、果てしない暗闇を見ながら、彼女は思考をフル回転させていた。
教師として、今ここに生きている自分。
自分とはいったい何なのか。彼女は、未だに答えを出せぬこの哲学的な考えを追い求めていた。

ただ、今の彼女にとって、今こうして存在している自分の生き方が、問題があるようには思ってなかった。
むしろ、今の状況は、彼女にとってかけがえのないものとして存在している。

教師として、この社会に存在していることが、自分にとってまったくの不満のないものなのだから。

ならば、過去の自分の存在はいったいなんだったのだろうか。
目の前の暗闇に、その答えを聞き出そうとしても、その答えは返ってこない。
そして、タバコをフィルター近くまで吸い尽くした彼女は、考えることをやめ、部屋へと戻っていった。

「明日の授業は……、ここをこのように解説しましょうか」

と、先程までの頭が残る自分に言い聞かせるように、いつものように彼女は明日の準備を終え、寝床へとついた。
今日のおわりを迎え、明日のはじまりを迎えるための眠りへと。
87愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 22:25:02.59 ID:RC5EDcjD0
投下終了。
88愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 22:26:08.37 ID:1bHCpgdY0
乙!!
89愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 22:51:53.51 ID:JP3bKqB3O
GJ乙!!
90:2007/01/29(月) 23:06:49.54 ID:RP88zCCf0
乙!!
さりげなくss作成してる途中に読んだから色々と学習できました
>>74
d。考えてみました。中々難しい・・・・・実用語小辞典は役に立つ・・・
91愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 23:10:50.48 ID:FbKYH19G0
>>90
お役に立てたなら幸いです

私もそろそろ書かないとな・・・
92漢字は役に立ちますが何か?(題名):2007/01/29(月) 23:27:13.74 ID:RP88zCCf0

「やぁ!!皆、今日は日本の学力低下を考えて漢字クイズ形式のサプライズイベントをやろうじゃないか!!」

朝から元気な青年(?)の声とともに職員室の教師全員が振り向く。
「漢字・・・・・・?」
何故そこにだけ注目するんだろうと言いたげな顔をした蒼星石という名を持つ教師。
確かに漢字の学習によってほかの学力も上がるというが、そんなことよりも個々の授業をしたほうが能率が良いと思ったようだ。
数学が苦手な子を手っ取り早く教えたほうが基本的に良い手段だと考えられる。
っていうか漢字だけを勉強した所で日本の学力が上がるわけではない。
少しは上がるだろうが本人たちにヤル気が無ければこの「漢字クイズ」も無意味に近いだろう。
授業中に手紙回したり、ケータイいらったり。こんな現状なのだ。今の日本の生徒達は。
「ふぅん・・・・問題作るのはダルイけどぉ・・・良い案ねぇ。」
猫なで声で賛成の意を表したのは水銀燈。保健体育の教師。
少し驚いた。サボり魔である彼女が賛成するとは思わなかったからだ。
「楽しい勉強のほうがヤル気が沸くんじゃない?あのサボり魔の生徒達は。」
サボり魔は貴女もですが・・・・。
そんな視線が水銀燈の後ろの眼帯の女性が怪訝な目で見てくる。
薔薇水晶先生だ。水銀燈をちらりと見て、怪訝な視線を送ってからパソコンに目を移す。
何を見ているのかと思ったらさり気無くガンダムのサイトだった。
あぁ・・・・アッガイとかいう・・・ロボ・・・?だっけ・・?
まぁ人の好みだから別に構わないけど。
水銀燈のいうとおりかなぁ・・・と考えてみる。ただ、ぼぅっと。
(これからは百マス計算とかやってみようかなぁ・・・)
場違いなことを考えつつ、蒼星石はひじをついて話に耳を貸していた。

とりあえずここまで・・・・寝ますね・・・・zzZZ
93愛のVIP戦士:2007/01/29(月) 23:29:44.55 ID:RLBqxX+60
なんというGJ
>>83の事務員カワウソスwwwwwww
94愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 00:08:36.79 ID:v21A0txA0
あげ
95愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 00:23:07.85 ID:aBjSl4Kk0
ばらしーが百合じゃないのは新鮮だ ほす
96ガン:2007/01/30(火) 01:20:11.31 ID:+baQifdK0


97愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 02:56:52.20 ID:J/pgzjBT0
98愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 02:57:17.48 ID:aBjSl4Kk0
99愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 07:23:56.80 ID:aBjSl4Kk0
100愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 08:11:06.21 ID:CyAcGJDOO
101愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 08:39:58.34 ID:i6V7BQ2C0
102愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 12:06:48.72 ID:CyAcGJDOO
103愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 14:43:43.19 ID:TwftYaS9O
104愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 16:18:43.40 ID:DRnLsw/KO
105愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 16:59:41.33 ID:DRnLsw/KO
106愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 17:14:30.04 ID:jYVkLa1p0
八日目が八甲田に見えた俺は青森県人
107愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 17:46:09.14 ID:TwftYaS9O
俺がいる
108愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 18:35:41.68 ID:cQbpqep70
保守
109紅 真紅:2007/01/30(火) 19:24:47.79 ID:cQbpqep70
さて、ネタがないいんですが。
 ネタをもらえませんか。
110愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 20:02:59.76 ID:i+SjbGrB0
ほしゅ
111愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 20:21:30.52 ID:GkGS81wG0
>>109
政府で取りざたされている教育基本法の改正について薔薇乙女教師は
どう思っているのか?
112紅 真紅:2007/01/30(火) 20:37:22.79 ID:cQbpqep70
>>111
そのネタ使わせていただきます。
113愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 21:17:19.43 ID:TwftYaS9O
期待
114愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 22:22:02.72 ID:i+SjbGrB0
ほしゅ
115愛のVIP戦士:2007/01/30(火) 22:23:46.07 ID:J/pgzjBT0
緊急age
116愛のVIP戦士
かそ