(　＾ω＾)ブーンは魔法使いなようです

はじまるよー＼(^o^)／

2get

はじまるのにｵﾜﾀとはこれいかに

近未来
古代の貝塚から大量に発見された魔法石。
人間はこれを利用しようと様々な考察をした。
しかし古代の物ということか、魔力が弱かったため用法が限られた。
そしてひとつの道にたどり着いた。

そう、玩具である。

魔法石、通称MSを魔法社（株）の開発したステッキに搭載し、様々な魔法を使って戦うという斬新なアイデアがウケた。
はじめこそ保護者の反発が強かったものの、子供につられて大人もはまり出すようになっていった。

ルールは簡単。
魔力が切れたら負け。
プレイヤーが気絶したら負け。
降参したら負け。
というもの。

もしも大怪我などをした場合には魔法社（株）保険まである。

wkwk

(　＾ω＾)「食らえ！エターナルフォースブリザード！！！」
(´・ω・`)「遅い！ル・ラーダ・フォルオル！！！」

やけに投下間隔が長いけどひょっとして考えながらその場で書いてるのか？

ほ

ブーン家朝

ＴＶ『今日は魔法社（株）の新作ステッキ。
守護ステッキの発売とあってトイざうらーは長蛇の列です』

ＴＶ『ちょっと並んでる人に聞いてみましょー。
こちらのお兄さんはいつから並んでるんですか？』

ＴＶ『四日前からテント張ってですよ…』

ＴＶ『…ちょっと…きめぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ではスタジオにお返ししまーす』

(　＾ω＾)「僕にもそろそろステッキ買ってくれおー」

J( 'ｰ`)し 「ブーンがもうちょっと大人になったらねｗ」

(　＾ω＾)「僕はもう立派な大人だお！
童貞だってこの前捨てたんだお！」

J( 'ｰ`)し 「はいはいﾜﾛｽﾜﾛｽ。
だったらその股間のステッキで十分でしょｗｗｗ」

wktk

(#＾ω＾)「ちくしょおぉぉぉぉぉ！！」

J( 'ｰ`)し 「さっさと朝ご飯食べて学校行かないと遅刻するよ！」

(　＾ω＾)「あっ！やばいお！
ご飯食う時間ないお！」

ブーンは仕方なく食パンをくわえて家を出た。

見通しの悪い角を曲がったところでブーンは何者かにぶつかった。

(　＾ω＾)「いてっ！」

？？？「いっつー」

(　＾ω＾)「はっ！これはフラグ！とうとう本当に童貞卒業！？」

？？？「なに言ってんだよブーンｗ」

(　＾ω＾)「って、ドクオかお。
おいすー」

('A`)「おはよーさん」

ギミックがかなり面白そうだ。ｗｋｔｋ

ドクオは小学校で知り合い、中学生となった今でも親友として付き合っている。
彼もまた童貞であり、ステッキを買ってもらえないでいた。
そんな彼が信じられないことを口にしだした。

(*'A`)「おいブーン、とうとう俺も魔法使いデビューだぜｗｗｗ」

(　＾ω＾)「Why？」

(*'A`)「今日発売の守護ステッキ買ってもらうんだー」

(；＾ω＾)「な、なんだってーAA(ry」

そんなこんなで中学校へ着いた。
しかしブーンは授業に集中できないほどに殺気立っていた。

(#＾ω＾)（ドクオに裏切られたお…ﾋﾟｷﾋﾟｷ）

(;'A`)（あーあ、ブーン怒らしちゃったよ…あいつ根に持つタイプだからなー。
あーあﾏﾝﾄﾞｸｾ…）

おたがいに様々な想いが錯綜し、気まずい感じになってしまった二人はその後、会話を交わすことなく自宅へ帰っていった。

ドクオ家

('A`)「ただいまー」

川'A`)「おかえりなさい。早かったわね」

('A`)「…まぁね」

('∀')「そんなことより買ってきてくれたの！？」

川'A`)「はいはい、買ってきたわよ。ちゃんと勉強もするんだからね！
はい、ステッキ」

('∀')「やったー！もちろんだよ！
それじゃあさっそく遊びいってくるね！」

繝悶?ｼ繝ｳ螳ｶ

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文字化けた↓

ブーン家

(　´ω｀)「ただいまだおー」

シーン

(　´ω｀)「あれ？ｶｰﾁｬﾝは…」

二階の夫婦の寝室を覗くと、ブーンは見てはイケないものを見てしまった。

J( 'ｰ`)し 「魔法少女ｶｰﾁｬﾝ参上！ｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟ」

ベッドの上でひとり、ステッキを振り回し、おどけるｶｰﾁｬﾝ。
その姿は見たものを絶望の世界に叩き落とす力を持っていた。

(　゜ω゜)「…」

(　；ω；)「ｶｰﾁｬﾝのｱﾌｫー！！」

ブーンは涙を流しながら家を走って出て行った。

(　；ω；)「わーん、ｶｰﾁｬﾝがぁぁぁぁぁ！」

(　＾ω＾)「ん？ちょっとまつお？
…ステッキってことはｶｰﾁｬﾝ自分だけ…」

(#＾ω＾)「許せないお！！」

ブーンは、どいつもこいつも自分を裏切ると、怒りつつ悲しみに暮れながらフラフラと外を歩き回っていた。

？？？「かんべんしてくれよー！」

公園の近くに差し掛かったところで聞き慣れた声がしてきた。

(　＾ω＾)「ん？ドクオ…？」

(^ω^)イケメンだお。
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/lifesaloon/1166392097/

大量爆撃たのむ

公園

（　´_ゝ｀）「俺達と戦って、お前が負けたらその新作ステッキよこせ」

（´<_｀　）「弱そうな奴と戦ってステッキをふんだくるなんて流石だな兄者」

(;'A`)「かんべんしてくれよ…今日買ってもらったばっかりなんだぞこれ」

魔法を使った戦いには、フリーバトルの他に、賭けバトルがある。
賭けバトルの敗者は、勝者にステッキを渡さなければならない。
ちなみに魔法社（株）は賭けバトルを推奨している。
理由は、その方が燃えるから。という単純なもの。
もちろん商業的な理由もあるが。

メダロット社
賭けバトル

(；＾ω＾)「うっわ…ドクオかわいそうだお…あんなDQNにからまれるなんて…」

二人組のDQN、通称流石兄弟は、ブーンの通うVIP中学校でも有名な魔法使いである。
もちろんそんな奴等にからまれたドクオは…

(　＾ω＾)「ドクオｵﾜﾀお…」

(　＾ω＾)「まっ、僕を裏切ったからだお。
いいきみだお」

その場を立ち去ろうと後ろを向いて走り出そうとすると、またしても何者かにぶつかった。

(　＾ω＾)「いててだお…今度こそフラグ？」

(´･ω･｀)「うん、すまない。
フラグじゃないんだ」

(　＾ω＾)「すみませんだお」

(´･ω･｀)「この公園がハッテン場と聞いて来てみたんだが…
カツアゲまがいのことをしているガキがいるね。
そこでキミにお願いがあるんだ」

(；＾ω＾)「おじさんウホッかお？僕にそういう趣味は…」

(´･ω･｀)「まぁ僕の趣味のことはいいんだ…キミが尻を差しだすというなら話は別だがね…」

(；＾ω＾)「えっ…と、で、なんだお？」

(´･ω･｀)「あのDQNを退治してくれないかい？」

(；＾ω＾)「かんべんしてくれお…だいたい僕、ステッキ持ってないお」

(´･ω･｀)「それならこれを使わないか？」

そういって男がブーンに手渡したものは無色透明なデザインのステッキだった。

(；＾ω＾)「で…でも初心者の僕じゃあ…」

(´･ω･｀)「あいつら退治したらそのステッキをプレゼントするよ。
ちなみにそのステッキは新作でまだどこにもうっていない」

(　＾ω＾)「やってみるお！」

『新作』、『どこにも売っていない』。このふたつの言葉は中学生のブーンにはものすごく魅力的だった。

一応ｗｋｔｋしとく

(;A;)「うぅっ…痛えよ…ｶｰﾁｬﾝ…」

（　´_ゝ｀）「さっさと降参すればいいものを」

（´<_｀　）「さっさと気絶させよう兄者」

兄者と呼ばれる方の男がステッキを振りかざそうとした瞬間…

(　＾ω＾)「ちょっと待つおー！！」

ブーンもまたステッキを振りかざそうとしていた。

（　´_ゝ｀）「なんだお前？」

(　＾ω＾)「名もない魔法使いだお」

（´<_｀　）「きもっｗ
あっ、兄者あいつの持ってるステッキ見たことない色してるぞ」

（　´_ゝ｀）「ついでだ…あいつのも奪うぞ」

wktk

もうすぐはじまるよー＼(^o^)／

（携帯可）肉便器図鑑
http://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up42260.htm

兄者が赤いステッキを振り下ろすと、炎が飛び出し、ブーンに迫って来た。

(；＾ω＾)「ひぃっ！」

ブーン驚いた拍子によろけてしまった。
ブーンが元いた場所は、地面が黒く焼け焦げていた。

（　´_ゝ｀）「ちょろちょ〜ろする〜なよ〜♪」

鼻歌混じりに軽快に炎を繰出してくる兄者。

（´<_｀　）「とんだ腰抜けだな…」

あきれる弟者。

ｗｋｔｋ

(　＾ω＾)「くそっ！だお！
いけ！僕の魔法！」

ブーンもなんとかステッキを振り下ろした。がしかし

シーン

なにも怒らない。

（　´_ゝ｀）「なんだそりゃ？不良品か？ｗｗｗ」

(；＾ω＾)「う、うるさいお！」
(；＾ω＾)（えっ？なんで魔法でないんだお？死亡フラグかお？）

内心はテンパっているブーンを尻目に、兄者はとどめの一撃を決めようと魔力と気をためていた。

（　´_ゝ｀）「 こ れ で お わ り だ ！ ！ 」

ステッキを振り下ろすと同時に、先程の連続して繰出されてきた炎の約三倍の大きさ（魔法社比）はあろうかという火炎がブーン目掛けて一直線に迫って来た。

が、そのとき…

(#'A`)「ブーンを守れー！！」

ドクオの叫びと同時に、ブーンを取り囲む白い決壊が現れた。

(；゜ω゜)「うげぇぇぇぇぇ！！」
(；＾ω＾)「って、あれ？熱くないお…」

兄者の放った火炎は決壊を焼くことなく消沈していた。

（#´_ゝ｀）「Uzeeeeeeeeeeeeeee！！」

（´<_｀；）「兄者、落ち着け！」

（#´_ゝ｀）「うっさい！決めた！あっちのガリから始末する！」

('A`)「…」

兄者がステッキを振りかざした。

(;'A`)「…」

兄者がステッキを振り下ろした。

(ﾟAﾟ)「…」

(#＾ω＾)「ドクオー！！」

ブーンが叫び、ステッキを振り下ろすと先程はなにも起こらなかったが今回は違った。

ゴオゥッ！！

大きな音と共に激しい風が発生し、それが小型の竜巻となって兄者がドクオへ向けて放った火炎をかき消した。
さらに竜巻は風力を増し、兄者を巻き込んで公園のはるか外へ吹っ飛ばしてしまった。

兄者さよーならー

（´<_｀；）「ちょ！兄者待って！」

弟者は兄者を追って、公園を走り去っていった。

(；＾ω＾)「うっわ…スゲーお…」
(　＾ω＾)「これって初勝利かお？
あっ！兄者のステッキ貰い忘れたお」

(ﾟAﾟ)「…」

(；＾ω＾)「あっ！ドクオ！大丈夫かお？」

(ﾟAﾟ)「へ？」

(　＾ω＾)「僕がやっつけたお！」

('A`)「mjd？」

(　＾ω＾)「mjd」

(;A;)「怖かったよ〜」

(　＾ω＾)「よしよしだお」

夕暮れの公園で二人は抱き合った。

試演

(　＾ω＾)「そういえばあの人にまだお礼してなかったお」

('A`)「あの人って？」

(　＾ω＾)「僕にこのステッキくれたんだお」

('A`)「へー、不思議な人もいるもんだな」

(　＾ω＾)「しかもこれどこにも売ってない新作らしいお」

('A`)「お前も新作だったのかよ」

(　＾ω＾)「ふひひｗｗｗ」
(　＾ω＾)「でもなんであの人どこにも売ってないステッキ持ってたんだお？
それに公園にもいないお…」

('∀')「まぁいいじゃねえか！今度会ったらお礼言おうぜ！
今日はもう遅いから帰ろうぜ！」

(　＾ω＾)「そうするお！」

二人はすっかり仲直りして家路についた。

アッー！
♪
　 {*´･囚･} ))
(( (　つ ヽ　　♪
　　〉とノ )))
　 (＿ﾉ^(＿)

(　＾ω＾)「ただいまだおー」

ブーンは忘れていた。

J( 'ｰ`)し 「あらおかえりなさい。今日は遅かったじゃない」

そして思い出した。

(　゜ω゜)「あ…」

悪夢の再来だった。
ｶｰﾁｬﾝに気付かれてはいないものの真実を知ってしまったブーンはなんとも気まずい。

J( 'ｰ`)し 「ん…どうしたの？様子おかしいわよ。
あっ！なにそのステッキ！どうしたの？」

(；＾ω゜)「えっ！あぁ知らないおじさんに貰ったんだお」

J( 'ｰ`)し 「知らないおじさんってあんた、最近あぶない人が多いらしいから変なことに首突っ込んじゃダメよ！！」

(；＾ω＾)（あぶない人はあんただお…）

ブーンは寝る前に魔法について本を使って、少し勉強してみることにした。

(　＾ω＾)（なんで始めは使えなかったのに急に使えるようになったんだお？）

魔法を使うには、『魔力』、『想い』、『気』が親密に関係しています。

(　＾ω＾)（だからかお…）

ブーンは本を開くと眠くなってしまう能力を持っているため、たったこれだけ読んで眠りについてしまった。

(　‐ω‐)「Zzz…」

暗い部屋

(´･ω･｀)「モニターにサンプルを渡しましたよ」

？？？「ちゃんとデータをとってくださいね」

(´･ω･｀)「もちろんですよー」

？？？「僕達の未来がかかってますからね」

(´･ω･｀)「…ですね」

１話ｵﾜﾀ＼(^o^)／
昼くらいから長々とした投下に付き合ってくれてありがとうございました
なにか質問あればネタばれしない範囲でお答えします

乙

書きながら投下してる？

面白いよｗ
頑張ってね！！！

>>54
はいそうです
実はスレ立てしたと同時にフォルダ消去してしまいまして…
>>55
ありがとうございます！

面白かったです
次回も期待してます！

>>57
ありがとうございます！
２話は明日にでも投下すると思うんでよかったら覗いてくださいねｗ

保守

ho

最終話まで考えてから投下マジオススメ。

>>61
そうですよねー
もしかしたらまた１から練り直してはじめから投下もあるかもしれないです＞＜

ほ

寝る前に捕手
今日はみなさん読んでくれてありがとうございました！
ではﾉｼ

ほ