1 :
閉鎖まであと 2日と 0時間:
ここは素直クールに萌えるスレです。
「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
▼2ちゃんねるのおやくそくについては
http://info.2ch.net/before.html *特に荒らしは徹底スルー
2 :
閉鎖まであと 2日と 0時間:2007/01/21(日) 20:47:04.21 ID:pT0kxK1U0
1乙
4 :
閉鎖まであと 2日と 0時間:2007/01/21(日) 20:56:00.37 ID:f95ak+Zv0
5 :
閉鎖まであと 1日と 23時間:2007/01/21(日) 21:02:07.25 ID:WlP9etwo0
いちおつ
6 :
赤ちゃん:2007/01/21(日) 21:15:34.06 ID:d7jU4OX8O
クー「突然……でもないか」
男 「なに?」
クー「赤ん坊をどう思う?」
男 「かわいいと思うけど……まさか」
クー「ああ、実は……」
男 「バイトを……いや、それより大学辞めて就職を」
クー「何故辞める必要があるんだ」
男 「だって子供を育てるには働かないと」
クー「二日だけだぞ?」
男 「二日? 二十年はみないとダメでしょ?」
クー「親戚の赤ん坊を預かるのだが、そんなに預かってどうするんだ?」
男 「親戚? 僕たちの子供じゃ……」
クー「私達の? 将来は確かに欲しいがもう少し二人きりの生活を楽しみたいな」
男 「……僕、すごい早とちりを」
クー「しかし、そこまで私の事を真剣に考えてくれていたとは」
男 「これくらいは普通だと思うけど」
クー「……私は嬉しいよ、ありがとう」
7 :
閉鎖まであと 1日と 23時間:2007/01/21(日) 21:32:40.93 ID:55PLrGx10
>>1 乙です
>>6 GJ!
はっΣ(゚д゚lll)ということは男は既に既成事実を持っている?!
クー「男よ、私は修行をしてきた」
男「急にどうしたの?」
クー「先人の教えを学び、多くの恋愛ものの小説を読み、主人公達がラブラブになる映画をほふり…」
男「なんの修行ですか…」
クー「男との交際を妄想し、男との結婚生活を妄想し、男との余生を妄想し」
男「妄想多いな」
クー「勿論男との………ごにょごにょ……も妄想した」
男「だからなんのしゅぎょ…」
クー「そして私は手に入れたのだ。究極のキス『凄キス』」
男「そのキスはどう凄いの?」
クー「百八式まである」
男「くっ!そんなことが……」
クー「さぁ男よ、覚悟はいいか?」
男「その前にちょっと聞いていい?」
クー「うむ」
男「二十一式凄キスで威力どれくらい?」
クー「男と私は結婚していて」
男「?!」
クー「子供までいる」
男「マジで?!」
クー「しかも三人」
男「マジで?!」
8 :
閉鎖まであと 1日と 23時間:2007/01/21(日) 21:35:52.57 ID:bhQq9hAA0
しょっぱなからシュールなの来たなw
9 :
閉鎖まであと 1日と 23時間:2007/01/21(日) 21:38:52.38 ID:WlP9etwo0
テラタカさんwwwwwwwww
10 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:10:34.98 ID:55PLrGx10
>>7 逆にしてみた
男「クー、俺は修行をしてきた」
クー「男、何で言ってくれなかったんだ?私は男となら何泊だろうと無制限でOKなのに」
男「先人の教えを学び、多くの恋愛ものの小説を読み、主人公達がラブラブになる映画をほふり…」
クー「だ・か・ら、なぜ言ってくれなかったんだ?どれも一緒に過ごせる時間ではないか」
男「クーとの交際を妄想し、クーとの結婚生活を妄想し、クーとの余生を妄想し」
クー「男もなのか?私も妄想するぞ?勿論毎日する」
男「勿論クーとの………ごにょごにょ……も妄想した」
クー「もちのロンだ」
男「そして俺は手に入れたんだ。究極のキス『凄キス』」
クー「そのキスはどう凄いんだ?いや言わなくてもいい…。男との愛で実践すればいいんだ」
男「百八式まである」
クー「そ、そんな……男とのキスが山盛りじゃないか…」
男「さぁクー、覚悟はいい?」
クー「我慢出来ない…。が、その前にちょっと聞いていいか?」
男「うん」
クー「二十一式凄キスで威力はどれくらいなんだ?」
男「クーと俺は結婚していて」
クー「キタ…これはキタ…」
男「子供までいる」
クー「男、スタート百八でいいぞ。凄キス百八式を」
男「しかも三人」
クー「うっ…、幸せすぎて眩暈が…」
バタッ。
男「あ……」
11 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:18:40.14 ID:f95ak+Zv0
>>10 なぁ
男が禿頭のあの人しか浮かばないんだがどうすればいい
12 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:24:39.68 ID:uzNn2Ibp0
GJ&保守!
13 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:48:29.79 ID:1QYBb+ge0
2分後に6レス投下します
14 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:49:31.82 ID:WlP9etwo0
こ、この前フリは!
15 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:50:39.16 ID:1QYBb+ge0
――2月3日(金) 病身
咥えていた体温計が、小さなアラームを鳴らす。
天井もぼやけて映る視界の中、摘まんで目の前に持ってきた。
亮「ぅぁ……」
38・8℃というデジタル数字を見ていると胸の辺りが気持ち悪くなり、咳き込む。
夜の間、眠れないまま咳をしていたので、いい加減頭にまで響き、それだけで苦痛だった。
凪「亮ちゃん。昨日の夜から咳が酷かったけど、熱はどのくらいあるの?」
ノックの後、ドアの隙間からスーツ姿の凪さんが顔を見せ、訊いてくる。
分かりやすいほどに心配顔の凪さんへ、吐息混じりに告げた。
亮「大したことないですよ。微熱だから、今日だけは学校休んで寝てれば治ります」
凪「本当? 亮ちゃん、昔から病気の時はわざと症状が軽い振りするから、心配なのよ」
亮「大丈夫です。それより、仕事行ってください」
体温計をケースの中へ仕舞い、いってらっしゃいと手を振る。
凪さんは、ちょっとだけ考えるように目を横へ動かし、それから部屋に入ってきた。
亮「何ですか?」
凪「ちょっと熱を計らせてね」
そう言って、断る間もなく――ひんやりした手を頬に当てられた。
気持ちよかったが、段々と心配顔から拗ねた顔になる凪さんが気になって仕方ない。
凪「……亮ちゃん、本当は熱高いでしょう?」
亮「んなことないです。ほら、早く行かないと電車間に合わんですよ」
凪「嘘。だって、お母さんと比べて格段に熱いよ。ほら、オデコこっつんこー」
亮「何をトチ狂っとんですか」
近寄ってきた小さな額を無造作に押し退けると、凪さんは傷付いた表情になった。
凪「お、お母さん、ただ子供のお熱を計ろうとしただけなのに……! 酷い、亮ちゃん!」
亮「十七歳の息子にそんなことする親居ねーよ!」
16 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:51:09.91 ID:1QYBb+ge0
>>15――2月3日(金) 病身 1−2
何か言い募ろうとする凪さんを制し、布団から起き上がる。
亮「こうやって立てるし、大したことないんですってば。ほら、仕事仕事」
起き上がると節々が痛み、立ち眩みでふらつくが、幸い気付かれなかった。
階段を下り、背を押すようにして玄関まで送り出す。
亮「ぼんやりして、電車乗り過ごしたら駄目ですよ」
凪「で、でも、御飯とか着替えとか――こういう時こそ、お母さんが子供の面倒見なきゃ」
亮「こんなことで面倒掛ける程、幼稚じゃありません。遅刻しますよ」
凪「ぅ……じゃ、じゃあ、本当に辛かったり寂しかったりしたら、お母さんの携帯に電話してね」
亮「……分かりました。寂しくなるのは絶対有り得ませんが、悪化したら電話します」
凪「約束ね。はい、ゆーびきーりげーんまーん」
亮「行け」
小指を絡め、手を振ってくる凪さんを、寒風の吹くポーチまで押しやった。
しゅん、と落ち込んで何度も振り返る凪さんを見送って、戸締りをする。
亮「……何でこんな疲れなきゃならんのだ」
ぼやいて、ぐらぐらと揺れる視界の中、手すりに掴まりながら二階へ上る。
頭が酷く痛むが、学校と、それから京にだけは電話をしなければいけない。
ベッドに倒れ込み、枕元に置いておいた携帯を手に取る。
リダイヤルボタンを押し、京へ電話を掛けると、二回のコールで彼女は出た。
京『おはよう、亮。昨日は体調が優れない様子だったが、今朝はどうだろうか?』
亮「おはよ……ごめんな。今日は学校行けそうにないから、待ち合わせできない」
京『分かった。学校には行かず、すぐそちらへ看病に向かう』
亮「いや、学校行けよ」
京『大好きな人が病気で苦しんでいる。看病をするのは当然だろう。迷う理由もない』
亮「……ったく、俺の身近に居る女の人は、過保護と言うか、情が深いと言うか」
17 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:51:37.50 ID:1QYBb+ge0
>>16――2月3日(金) 病身 1−3
一度大きく息を吐いてから、ほつれた前髪を掻き揚げる。
亮「いいから学校行け。見舞いなら、学校が終わってからでも十分だ」
京『見舞いではない、私は看病を申し出ている』
亮「それで京が学校サボってみろ。俺が、おばさんや祭さんに顔を合わせ辛くなるんだ。
それに、凪さんが色々と気に掛けてくれてる。心配なら間に合ってるからな」
ちょっと突き放した言い方だが、京は少しの間を挟んで吐息した。
京『了承した……凪さんが傍にいらっしゃるのならば、私もこれ以上言い募るのは止めよう』
京は、凪さんが傍に居るものだと勘違いしたようだが、言い直そうとは思わなかった。
京『だが、学校が終われば、すぐにでも亮の許へ行きたい。
君の看病をしてあげたいし――やはり、私は短くても一緒の時間を過ごしたい。
自分の願望もあるが、亮の傍に居てもいいだろうか……?』
言葉の最後に微かな切なさを含んだ、京の声。
想われていることに胸が温かくなり、囁くように答えた。
亮「当たり前だろ。来てくれたら、嬉しい」
京『うん。放課後に、お邪魔しようと思う。必要な物は?』
亮「……京が顔を見せてくれるなら、それでいい」
不意打ちに息を呑み、声が出せない京を置き去りにするよう電話から耳を離した。
亮「じゃあ、放課後にな」
その言葉を最後に、通話を切った。
些細なことだが、僅かでも京の想いに応えてあげられただろうか。
もし、こんなことで彼女が喜んでくれたのなら、風邪を引くのも悪いことばかりじゃない。
それから少し間を置いて、今度は関の番号に電話を掛ける。
関『おう、どうした。寝坊して遅刻しそうだから見逃せってのは聞かねーぞ』
亮「いや、風邪引いて熱が高いんで、今日は学校休みます」
関『はぁっ!? おま、ふざけんなよ、幹原!』
18 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:52:06.52 ID:1QYBb+ge0
>>17――2月3日(金) 病身 1−4
急に怒鳴られてしまい、確認のために部屋隅のカレンダーへ目をやった。
実力テストは来週だし、今日はバイトもなく特に予定はない。
亮「え、えっと、今日って何かあったっけ?」
関『お前、本気で言ってるのか? 今日は何月何日だ、言ってみろ』
亮「ん、二月の三日だけど……」
関『そう、二月三日は節分の日!
幹原にぶつけるため、カンパの金でわざわざ業者に硬い豆発注したんだぞ、おい!
男達は先週から幹原の襲撃プラン立ててるのに台無しだよ、どうすんd――』
プッ。ツー、ツー、ツー。
携帯の電源ボタンを押して、通話を切る。
もぞもぞ布団を被り直していると、電話のコールが静かな部屋に響いた。
亮「はい」
関『電話を掛けてきておいて唐突に切るか、普通。
何ですか、理由なき反抗ですか、一人学級崩壊ですか?』
亮「崩壊してるのはお前のモラルだ」
言い切ると同時に、咳をした。喉の奥に絡むような咳は、一層頭の痛みを増す。
亮「あぁ、クソ頭痛ぇ……豆だかアンパンだか知らんが月曜になったら相手してやる。
医者の診断書も月曜に提出するから、もう切るぞ」
関『つまんねーの。仕方ない。煽るためにも、あいつらには今の言葉通り伝えておいてやる。
じゃあな。風邪で苦しむように授業中も一生懸命呪いを放っておくからな』
亮「月曜に絶対やり返してやるからな、覚悟しとけよ」
関『ハイハイ、オダイジニー』
むかつく片言を最後に通話が切れた電話を枕元に置き、溜息を吐く。
亮「……京に伝言頼めばよかった」
19 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:52:12.64 ID:vUR+IHWr0
20 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:52:41.50 ID:1QYBb+ge0
>>18――2月3日(金) 病身 1−5
昨夜のバイト帰りに買った水と咳止め、風邪薬を飲み、仰向けになって目を閉じた。
三時半には、京が来てくれるだろうか。
彼女が居る間はずっと起きていられるよう、今の内に寝ておこう。
静か過ぎる部屋の中、時計の針が刻む音の他は、自分の呼吸しか聞こえない。
その呼吸と咳が落ち着いてきたと感じた頃には、思考もぼんやりとしてきた。
うつらうつらと頭が揺れるような心地に身体が安堵し、意識が途切れる――その寸前で、
着メロが鼓膜をつんざいた。
身体がびくりと反応して眠気が吹き飛び、上体を起こす。
頭を掻きながら液晶画面を見ると、京の名が表示されていた。
通話ボタンを押して、耳に携帯を宛がう。
亮「はぃ……」
圭『もしもしー、幹原君。遠藤だけど、分かるかな?』
亮「あぁ、分かるけど」
圭『風邪引いてるし、私が電話してもシカトされるかと思って、京の携帯貸してもらったの』
亮「いや、シカトはしないけど、それよりどうしたんだ?」
圭『うん。休憩時間も短いし、用件だけ言うよー。
放課後、京と一緒にお見舞い行くからね。プリンとゼリー、どっちが好き?』
妙に機嫌のいい遠藤の声とは逆に、京と二人で過ごせないことに気落ちしそうになる。
亮「ええと、折角の週末の放課後だし、俺なんかに気を遣って、無理して来なくていいぞ」
圭『…………あはは、そっかー。京と二人で居たいよね。私が居ても邪魔だよねー』
あっさり隠し事がバレて、つい口を閉ざしてしまった。
圭『気が利かなくて、ごめんねー。プリンもゼリーも好きじゃなかったかな?
そうだよね――幹原君は、お見舞いに京の顔を一目見れたら満足だもんねぇぇぇぇっ!』
亮「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
21 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:53:12.44 ID:1QYBb+ge0
>>20――2月3日(金) 病身 1−6
電話の向こうの教室から、野太い奇声が聞こえる。
いちゃつく男は死ねばいい、という合唱の中、酷く機械的な遠藤の声が耳に届いた。
圭『うわあ。幹原君は皆に思われてるね。男子が幹原君の机に豆を詰め込んでるよ』
亮「それ嫌がらせ以外の何物でもないって分かるよね!?」
圭『分かんない。て言うか、友達甲斐のない人のことなんて知らない』
遠藤の突き放す口調で余計にへこみ、後悔と疲労の色が濃い嘆息を漏らした。
亮「……ごめんなさい。気に掛けてくれる人に対する態度じゃなかったよな。
今更だけど、やっぱり遠藤が来てくれたら嬉しい。見舞品とか、そういうのはいいから」
電話越しに数秒の沈黙を挟んだ後、遠藤はいつものように柔らかく笑った。
圭『うん。素直でよろしい。それじゃ、京に代わるね』
亮「あぁ」
京『――もしもし、亮』
亮「京か。放課後、二人きりってわけにはいかなくなったな」
京『圭と翔は亮の友人だから、心配で見舞いに行きたいのは当然だな。失念していた』
亮「約一名、心配という言葉が無縁の名が聞こえたような」
京『? とにかく、学校が終われば、三人で亮の家にお邪魔する。
君が迷惑に思わなければいいが』
亮「気にすんなよ。騒がしくなるのを覚悟で待ってる」
京『……月曜には、学校へ来られたらいいな』
亮「ん、ぅうん……そだな」
月曜は朝から襲われるのかと思うと、言葉も濁る。
そんな思いとは裏腹に、彼女の静かで、少しだけ申し訳なさそうな声が届いた。
京『我が侭なのだろうが、やはり亮が居ないと、私にはこの教室が寂しく映るんだ』
亮「……そっか。じゃあ、月曜の朝は、いつもの場所で京を待てるよう、風邪治さないとな」
22 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:54:52.04 ID:1QYBb+ge0
以上です。本編の補足みたいな話なので、この作品を知らない方でも読んで頂けると思います。
では
23 :
閉鎖まであと 1日と 21時間:2007/01/21(日) 23:01:49.62 ID:OadnzPRDO
>>22 お久しぶりでGJです
やっぱコレ大好きだわ
素直クールには素直でクールに拒絶される訳か?やっぱり
25 :
閉鎖まであと 1日と 21時間:2007/01/21(日) 23:03:58.81 ID:WlP9etwo0
>>22 ふおーレベルたけー!
京の可愛さは不朽ですねGJ
保守。
27 :
閉鎖まであと 1日と 21時間:2007/01/21(日) 23:38:10.38 ID:55PLrGx10
>>22 こ、これはGJGJ!
素直クールに萌える中、圭に切な萌えす
28 :
閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:03:17.03 ID:qv2zZpyF0
保守
29 :
閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:06:07.75 ID:qv2zZpyF0
>>24 言葉通りになるとは思うけど、そういった話で萌えるかと言われれば微妙かなあ。個人的に
30 :
閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:40:48.75 ID:dAeKZO5+0
ほ
31 :
閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:42:11.43 ID:K+6zM42S0
保守
32 :
閉鎖まであと 1日と 19時間:2007/01/22(月) 01:06:20.34 ID:dAeKZO5+0
ほ
33 :
閉鎖まであと 1日と 19時間:2007/01/22(月) 01:22:31.59 ID:FJ+FiNQ90
混浴風呂。
男「ぷはー、いい湯だなぁ」
クー「男の言う通りだな」
男「……」
クー「勿論男あってのいい湯なわけだが…」
男「……ごっほん」
クー「照れるな照れるな」
男「そうじゃないよ…。何か気づかない?」
クー「何がだ?」
男「近い」
クー「だから何がだ?」
男「クーが」
クー「男、愛してるぞ」
男「そうじゃなくて!何で途中から抱きしめ始めるの?!めっさ周りから見られてるじゃん!」
クー「私は周りの視線など気にしない。男が好きだから、それだけだ」
男「俺が気にするんだよ…」
クー「♪」
男(恥ずかしいから潜る!)
クー(それでも私は離さない)
男(ちょwww張り合うなwww)
ブクブクと泡を立てながら。
という夢を昨日見ました(?
34 :
閉鎖まであと 1日と 18時間:2007/01/22(月) 02:01:42.72 ID:OsALMcjr0
35 :
◆k00mT.TPjE :2007/01/22(月) 02:24:03.35 ID:6SrFwryJO
なつのそうげんとむぎわらぼうし
第六話をお届けします。
7+1で3分後くらいから投下します。
『アキラ』
「……うん」
『どう?』
「どう? って……」
『……こっちを見てほしいんだけど』
「……うん」
――とりあえずアキラの前に立ってみる。
「…………えーっと」
『目を逸らすのはやめて欲しいんだけど』
こちらを向いたアキラの顔は真っ赤になっていた。
「いや、あの……」
『出来たら感想を聞かせて?』
「……スクール水着、似合っていると思います」
『本当に?』
――近づくとその倍離れようとするアキラを何とか捕まえて、一緒に河原へ向かった。
『アキラのそれは何て言う水着なの?』
「たしかボクサーパンツとかいうやつだよ、おかしいかな?」
『よく似合ってるわよ。アキラは肌が白いから黒い水着がよく似合うわね』
アキラの肌は、太陽の下で見ていると目が痛いくらいに白く、日の光を反射している。
『やっぱり白い方がいいのかしら?』
自分の、日に焼けた肌を見下ろしながら、そんなことをアキラに聞いてみた。
「僕は赤くなるだけですぐに戻っちゃうから、クーみたいに綺麗に焼ける人がうらやましいよ」
『……アキラに褒めてもらえるなら、このままでもいいわ』
「それで、あの、クー?」
『何?』
「えっと……泳がない?」
『そうね』
アキラと手を繋いで話をしているのもいいけれど、やっぱり泳ぐべきよね。
この川は、流れは緩やかで水も澄んでいるので泳ぐのに適している。
『じゃあ、競争しましょうか?』
「競争?」
『そう、ほら少し上流に大きな岩があるでしょ?』
「うん」
『あの岩の下まで先に着いた方のいうことを聞く、なんてどう?』
「……ひょっとして朝から考えてた?」
『どうしてそう思うの?』
「だって笑顔がちょっとこわいよ……」
『……ひどいわね、それにこれを思い付いたのは昨日の夜よ』
「……そうなんだ」
二人並んで川に入るとわたしの合図で同時に泳ぎ始めた。
アキラも結構泳ぎが上手くて、ゴールまでの距離が半分になってもあまり差が開かない。
わたしがアキラの運動神経に感心していると、突然アキラが叫んだ。
「クー!!」
その声を聞いたわたしは、何かに足を引っ張られて思わず水を飲み、そのまま意識を失った。
――――とおくでこえがきこえる
「……クー、クー!」
「すまない、討ち漏らした」
「それより今は彼女を」
「そうだったな……目立った外傷も無いし呼吸も安定している。気を失っているだけのようだ」
「……僕のせいだ。僕がクーと遊んだりするから」
「それは違う、彼女はアキラと一緒にいたいからそうしているはずだ。私は翔と一緒なら
地雷源でピクニックしても構わないぞ」
「……それはそれでどうかと思うけど」
――誰かがしゃべっている。
一人はアキラ――これは間違いない。
もう一人、男の人の声がする――聞くだけで安心出来るような優しい声。
最後の一人は女の人――どこかで聴いたような声。
『――ぅ、ゲホッ、ゲホッ』
「意識が戻ったようだな」
「それじゃ、アキラ――」
――――――――――――
――まだはっきりとしない意識を無理やり起こすようにして、わたしは目をあけた。
『いま誰か居なかっ――!』
「クー……よかった……」
いま誰か居なかった? と聞こうとしたわたしは、目を開けた瞬間にそれを忘れた。何故なら――
『……ひざ枕?』
「ごめん、この辺は石が多いから僕の脚を使ったんだけど、男の脚じゃ硬いよね」
『柔らかいわよ?』
思わず頭を動かして、アキラの腿の感触を確かめるわたし。
「んっ……動かれると、くすぐったいよ」
『めったにない経験だと思わない?』
「確かにそうかもしれないけど、ってだから動かない……でってば……」
『ん〜〜〜♪』
嫌がる(?)アキラのひざ枕を充分味わってから、わたし達はお昼ご飯を食べる事にした。
岩場の陰に置いたクーラーボックスから今日の作品を取り出す。
一戦一戦が真剣勝負、今日は中華に挑戦してみた。
「このエビ少し辛くておいしいね」
『ありがとう。ほら、おにぎりも一緒にどうぞ』
「クーも食べなよ」
『そうね……今日こそは』
「?」
『……』
アキラを見つめる、今日はおにぎり、きっと……
「えっと……そんなに見つめられると食べにくいよ」
『……』
「あの? クー?」
『…………』
「……」
『……アキラ、口の横にご飯粒がついてるわ。とってあげる』
アキラが何かを言うより速く、わたしは手を伸ばしてご飯粒を取り、そのまま自分の口に運ぶ。
「ぁ……」
『ぱく』
「あ、ありがとう」
『……こちらこそ』
ささやかな達成感に包まれた食事が終わり、日陰で少し休むことにした。
近くの森からはセミの鳴き声が風にのって聞こえてくる。
するとアキラが唐突に
「……クー、今日で遊ぶのやめない?」
と言ってきた。
『……どうして?』
「僕といると危ない目に遭うかもしれないし」
『さっき溺れかけた事を言ってるの? あれくらいよくあることよ。多分、流木か何かに脚を
とられただけだし』
「いや、あれは……」
『そんな事を考えてたのね。……あのね、わたしを助けてくれたのはアキラでしょ?』
「岸まで引っ張ったのは僕だけど……」
『……目が覚める前に変な夢を見たのよ』
「夢?」
『そう、アキラの他に二人くらい居て三人で喋ってるの』
「!」
『それで、女の人が男の人に言うのよ「私は貴方となら危ない目にあってもいい」って』
目が覚めた時、周りにはアキラ以外誰も居なかった。
障害物の少ないこの場所でいきなり消えるなんて考えられないし、溺れたショックで夢を
見たって考えた方が自然な気がする。
『わたしもそう思うわ。だからそんな事言わないで?』
「だって、僕の……」
『じゃあ、アキラがわたしを溺れさせたの?』
「違うよ!」
『アキラがわたしを助けてくれたんでしょ?』
「……う、うん」
『アキラはわたしがキライ?』
「キライじゃないよ、でも……」
『なら、なにをそんなに気にしてるのかわからないけれど、……じゃあこうしましょう?』
「何?」
次の言葉は少し勇気が必要だった。
『……もう一回ひざ枕して?』
「え……」
『…………ダメ?』
今日だけで何度目になるかわからない至福の時に包まれながら、わたしが眠ってしまう直前。
「本当にありがとう、クー」
と、アキラがとても優しく言う声が聞こえた気がした。
日記6
八月十四日
今日は大変な事がいくつもあった。
クーが水着姿で僕にやたらと近づいてきて、どうしていいかわからなかった。
お昼は口の横についたご飯粒を食べられたし、でも嬉しそうだったな……
でも、一番大変なのは近くまで来ていた事に気がつかなかった事だ。
いつも勝手に僕に見せるのに今回は直前までわからなかった、もっとはやく気付いていれば
クーを危ない目に遭わせないですんだのに。
明日はクーの家で勉強会の予定。
でも、今日直接会ったから明日はどうなるかわからない。
一応連絡用の道具は貰ったけど使わないですめばいいな……
書こうかどうしようか迷ったけど書いておく事にする。
クーに、一緒になら危ない目に遭ってもいいって言われた時、泣きそうになった。
僕はクーに何をしてあげられるんだろう?
思いつかない、でも何かしてあげたい。
今日は10回、数は120
43 :
◆k00mT.TPjE :2007/01/22(月) 02:39:53.45 ID:6SrFwryJO
以上です。
それでは失礼します。
44 :
閉鎖まであと 1日と 17時間:2007/01/22(月) 03:13:02.30 ID:aV+Sn8Q4O
保守。
45 :
閉鎖まであと 1日と 17時間:2007/01/22(月) 03:22:06.91 ID:76CxIny+0
お久しぶり!
膝枕はいいな。夢がある
46 :
閉鎖まであと 1日と 16時間:2007/01/22(月) 04:19:10.15 ID:icSqG5tH0
保守
47 :
閉鎖まであと 1日と 15時間:2007/01/22(月) 05:10:41.97 ID:qi9BFuQi0
ほ
48 :
閉鎖まであと 1日と 14時間:2007/01/22(月) 06:59:42.50 ID:6SrFwryJO
ほ
49 :
閉鎖まであと 1日と 12時間:2007/01/22(月) 08:21:14.88 ID:HWy5HRLw0
素直クールには晴天より曇天時にこそ輝くと思うんだ
50 :
閉鎖まであと 1日と 11時間:2007/01/22(月) 09:14:20.43 ID:FJ+FiNQ90
>>43 GJ
日焼けしたクー想像して悶えた
男口調でないクーも破壊力凄すぎ
51 :
閉鎖まであと 1日と 9時間:2007/01/22(月) 11:24:15.70 ID:bA/rWg4x0
ほ
ほし
53 :
閉鎖まであと 1日と 8時間:2007/01/22(月) 12:58:40.03 ID:afzHhVtv0
ほ
54 :
閉鎖まであと 1日と 7時間:2007/01/22(月) 13:16:30.09 ID:PgJkgJD30
初投下ゆえに主旨違いあらばご指摘あれ
クー「……」
男「何してんの?」
クー「センター試験の見直しだ」
男「俺もやったけど絶望的だったな」
クー「センター試験は基本的な問題が多いのだから、普段から
きちんと要点を抑えていれば、特別な勉強をせずとも解けるはずだ」
男「まぁ普段が普段だからな」
クー「全く」
クー「で? もう二次試験を受けても無駄なのか?」
男「いや、前日にお前が貸してくれたノート見直してたから、辛うじて
なんとかなりそうだ」
クー「……センターで息切れしてるようでは結果など目に見えている」
男「何言ってんだよ、ここで諦めるようじゃそれこそ将来が目に見えるってもんだろ」
クー「……」
男「最後の最後まで足掻いてやるさ。……っつーことで、
前に貸してもらったノートの続き、見せてもらえない?」
クー「……」
男「……」
クー「……よし、見直しは終了だ」
男「いや、まだ途中だろ」
クー「君の、だよ」
55 :
閉鎖まであと 1日と 6時間:2007/01/22(月) 14:02:32.64 ID:AHl3xqipO
保守
56 :
閉鎖まであと 1日と 6時間:2007/01/22(月) 14:20:37.02 ID:PgJkgJD30
ほしゅ
57 :
閉鎖まであと 1日と 6時間:2007/01/22(月) 14:21:16.84 ID:WNIjYvjd0
何か面白みのないジャンルだな
58 :
閉鎖まであと 1日と 5時間:2007/01/22(月) 15:01:22.96 ID:PgJkgJD30
とにかく保守
59 :
閉鎖まであと 1日と 5時間:
>>54 言いにくいことも、さらりと言えるのが素直でクールな子だと思う。
だから、あながち違うわけでもないよ。