1 :
1:
2 :
1:2007/01/19(金) 19:04:25.14 ID:y08rwdy/0
3 :
1:2007/01/19(金) 19:08:29.23 ID:y08rwdy/0
あれ?誰もいないけど・・・orz
今までのあらすじ
ドラえもんがのび太の元を去って25年経った・・・
突然失踪した妻しずかのことが気がかりではあるが日々平穏に暮らしていた
のび太はある日青い玉を見つける。
それは、かつてのび太が見たことのある玉であった。
それを狙いのび太たちをつけねらう謎のカルト集団とその教祖どらえもん。
彼は果たしてのび太の知るあのドラえもんなのか?
のび太と仲間たちの最後の大長編が始まる。
4 :
1:2007/01/19(金) 19:09:32.35 ID:y08rwdy/0
登場少年
のび太(36歳・妻子あり 環境保護調査員)
ジャイアン(のび太の幼なじみ。元ガキ大将、スーパーを営んでいる)
スネ夫(のび太の幼なじみ。社長)
ノビスケ(のび太の息子、ガキ大将)
ジャイチビ(ジャイアンの息子)
スネチビ(スネ夫の息子)
安雄(のび太の幼馴染、帽子被ってる刑事)
はる夫(のび太の幼馴染、テロ朝のAD、ピザ)
どらえもん(カルト組織どらえもんを支配する謎の教祖)
あと・・・・まあこれくらい
5 :
閉鎖まであと 4日と 1時間:2007/01/19(金) 19:09:54.83 ID:pzLdcfo8O
あらすじ見る限りつまんなそうなんだけど
6 :
閉鎖まであと 4日と 1時間:2007/01/19(金) 19:10:38.71 ID:PP/aQmc90
おー!きてたのか
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
7 :
閉鎖まであと 4日と 1時間:2007/01/19(金) 19:11:19.31 ID:KW9I5kHD0
やっと戻ったか
8 :
1:2007/01/19(金) 19:17:12.35 ID:y08rwdy/0
じゃ続き投下します
第7話 一番
「おい!早くここら辺に一帯に人員回せ!」
「早く見つけないとオレ達もやばいことになるぞ!!」
緊急事態を知らせるけたたましいサイレンの音と一緒に遠くのほうから
大きな声が聞こえてくる。みんな焦りの声をあげている。
その様子を遠くから眺めていた女がいた。そしてその捜索隊達同様に焦っていた。
「何で逃げ出すの?あそこの人達みんな私たちの助けになってくれるん
じゃないの?」
その女の横でまだ年の頃で言うと小学生くらいであろう少女が心配そうな声で言った
「そんなの嘘よ!あの人達は私たちを利用しているだけなの!
だからここから逃げ出さなきゃ!逃げ出してあの人の所に行かなきゃ・・・
本当のことを話さなくちゃ・・・」
どうにかしてこの場所から逃げ出さなければ地球は大変なことになる・・・
女は焦っていた・・・
9 :
1:2007/01/19(金) 19:21:57.07 ID:y08rwdy/0
しかし二人はこの場からどうやっても動くことは出来なかった。
女のいる周り一帯はすでにその声の主たちが囲んでいる状況だったからだ
きっとネズミ一匹逃げ出せない状況だろう。
その様子を見ていた少女は意を決したのかその女に言った
「分かった、私あなたを信じる。一緒に逃げるわ・・・
あなたの話してるあの人のいる所に連れて行ってあげる・・・」
「ありがとう・・・分かってくれて・・・
でもどうやってもここからは逃げられないみたい」
「大丈夫、私に掴まって・・・・」
少女はそう言うと背中を向けて私の背中に掴まってという仕草を見せた。
「私こう見えてもすごいのよ・・・さあ早く掴まって!!」
「分かったわ!あなたの言うとおりにする!!!」
女はそう言うと少女の背中におぶさった。
それを確認すると少女の体は空に舞い上がった。
遠くの方にいた捜索隊たちは突然空に浮かんだ少女を見つけると驚きの声をあげた。
少女は急スピードで空目掛けて飛び出した。
10 :
1:2007/01/19(金) 19:27:48.15 ID:y08rwdy/0
下の方でその様子を呆然と眺めていた連中はハッ!!と我に帰ると
「空に逃げたぞ!」「悪魔たちを呼んでこい!!」
やらと指示を出す声が聞こえてきていた。
「それであの人ってのはどこにいるの?」
少女は背中に掴まっている女に尋ねた
「トーキョーのススキガハラストリート。テレポトマンション」
「そこにいるのね分かった、それじゃスピード出すわよ!」
そう少女が言うとより一層速度が増した
「やっと会えるのね、のび太さん、ノビスケ待ってて・・・・」
女は嬉しそうに言った。
11 :
1:2007/01/19(金) 19:33:39.37 ID:y08rwdy/0
ススキガハラ ストリート のび家のマンション
ノビ「だから!僕のいたずらなんかじゃないって!!
本当に女の子にそう伝えて欲しいって言われたから
パパに言っただけなの!!」
ノビスケはいたずらの濡れ衣を着せられて迷惑だ!という顔だ。
どうやらこの子がそういう顔をしている時は本当の事を言っている時だ。
のび「ノビスケのいたずらじゃない???
じゃあ一体どういうことだ・・・」
僕はまた訳が分からなくなってしまった。
彼女という人物の言った通りに行動したら紙が見つかった。
文字はつぶれててよく見えなかったが日付だけ解読できた。
その日付は偶然にしずかちゃんつまり僕の奥さんが何も言わず失踪した日と
全く一緒だった・・・・・
あれがノビスケのいたずらじゃないとしたら
単なる偶然にしては出来すぎている。
のび「う〜んやっぱりしずかちゃんの失踪とあの紙には関係性が・・・・」
しずかちゃんはやっぱりあいつらと何か関係があるのだろうか・・
ノビスケがしずかちゃんがあの場にいたとしきりに言ってたけど・・・
駄目だ分かんない、小学生の時からそうだけど
こういうこと考えると途端に頭がこんがらがってくるんだよなあ
12 :
1:2007/01/19(金) 19:36:15.34 ID:y08rwdy/0
ノビスケたちがあのどらえもんって奴らに誘拐される事件が起きてから
一週間が立っていた。
あれからすぐに僕たちも警察にこのことを連絡した。
それからみんなでノビスケがあいつらに拉致されてたっていう所にも
行ってみたりもした
だが驚いたことにそこにはあの巨大コンテナも忽然と姿を消していた。
その後僕たちはいたずらは辞めろと警察にこっぴどく叱られた。
どうやら警察の連中はあの誘拐事件にはどらえもんという
団体は何にも関与してないと思ったらしい。
それどころか誘拐事件自体さえ僕たちの狂言ではないかと思っているぐらいだった。
確かにあれから僕の身辺にも何も起こる気配はなかった。
13 :
1:2007/01/19(金) 19:39:29.35 ID:y08rwdy/0
あれからスネ夫のドームでどらえもん集会は行われなくなって、
今ではどらえもんという存在自体が夢の中の存在みたいに感じる。
ノビスケは地球に大事件が起きると必死にそう言っていたが、怪しいもんだ。
鉄人兵団だって悪魔族だって・・・・この平和な日本で
この生活に何も起こるはずがない、起こるはずがないんだ。
あの時見た悪魔もゼンマイ仕掛けのロボットか何かだ・・・
そう僕はまたそう勝手に理屈をつけた。
14 :
1:2007/01/19(金) 19:42:41.62 ID:y08rwdy/0
ノビ「パパ!!7時からやってる超常現象SP見ていーい??」
ノビスケが自分の見たい番組をねだった
のび「だーめ!パパはプリッキュア見たいんだから
今週から新展開でプリッキュアが50人に増えるんだ」
ノビ「パパのアニオタめ、いいもんチャンネル勝ってに変えるもん」
そういうとノビスケはさっとチャンネルを奪い、テロ朝テレビを出した
のび「アッー!!もう勝手に変えちゃって!!!」
僕はノビスケからチャンネルを奪おうとした僕の目にふとTVの文字が入ってきた。
アナ「宗教?テロ組織?カルト団体どらえもんの謎に迫れ!!」
のび&ノビ「ッ!!!!!」
僕たちはTV画面に走って行った
もうプリッキュアなんてどうでもよくなってしまう程の衝撃だった。
ノビ「パパ!どらえもんの特集が!!」
のび「ああ、何で急にあいつらTVなんかに・・・・・」
15 :
1:2007/01/19(金) 19:44:53.05 ID:y08rwdy/0
(^Д^)「今日僕たちが取材するのはさあwww
カルト団体のどらえもんってとこなのwww
ふざけた名前だよねえwwwどうやらこの人達頭おかしい
みたいなのよwww聞いて驚かないでよwww
あと一年で僕たちの地球が滅亡しちゃうんだってさ〜〜www
m9(^Д^)プギャーwww早速話を聞きに行きましょうかねww」
どうやら番組は超常現象を検証する番組というより
バラエティ番組といった趣でアナウンサーもどらえもんという団体を
馬鹿にするために来ているようだ。
(^Д^)アナがゲラゲラ笑いながら道を行くと
公民館くらいの大きさの施設に辿り着いた。
(^Д^)「やあやあ、お寒い中ご苦労さまっすwww信者の皆様―wwww」
公民館の前には例のTシャツを着たどらえもんの信者たちが数人立っていた。
16 :
1:2007/01/19(金) 19:51:02.25 ID:y08rwdy/0
公民館の前には例のTシャツを着たどらえもんの信者たちが数人立っていた。
ノビ「あれっ!あの人がいる!」
ノビスケが何かに気付いた
のび「あっ!あいつ」
そこにはあの日僕たちがドーム前で見かけた大学生がいた。
今日は彼の不機嫌そうな顔がいつにも増して不機嫌そうだった。
どうやらこの取材が不服らしい
(^Д^)「おやっ??あんただけバッチ付けてるね?
何それwwファッションのつもり??w」
(^Д^)アナが彼一人だけ胸に付けているバッチに気付いた
大学「ああっ、これはどらえもんの幹部になるともらえる特製バッチです
最近幹部に昇格したんです。鼻高々です」
彼はそう言って胸のバッチを自慢気に見せ付けた
(^Д^)「ふ〜んww今時、駄菓子屋でも売ってなさそうなダッサイバッチだねww」
彼が小馬鹿にした様に言うと大学生は急に顔を真っ赤にして
狂ったようにわめき出した
大学「どらえもん様が下さったこのバッチを愚弄するとは
神が許してもこの私、だいがくまなぶ許しませんぞ!!!」
(^Д^)「まあまあwwwあつくなるなよm9(^Д^)www」
18 :
1:2007/01/19(金) 19:53:42.57 ID:y08rwdy/0
(^Д^)が怒り狂う大学生にたじろいでいるとそれを後ろから
たしなめる声が聞こえた。
「辞めろっ!地球を救う者がそんなことで争うんじゃない」
声がする方にカメラが向いた。
そこにいたのはどらえもんと呼ばれる教祖ではなく、
スネ夫くらいの背の小柄な男だった。
髪を前まで垂らしてその間からギョロリとした目が見えている。
いかにも陰険そうな男だ。
大学「あっ!一番様!!すいません!!
私お見苦しい所を見せてしまい不覚です」
さっきまで怒り狂っていた大学生が急にしおらしくなってしまった。
「すいません、幹部が凶暴な振る舞いをしてしまい。
しかしそれを煽るあなたも同罪ですよ??
この場でバッチを愚弄することは万死に値することを言うことを
肝に銘じて頂きたい。」
妙に威圧感のあるその男の態度に(^Д^)アナもすっかり萎縮してしまった。
(^Д^)「サーセン・・・・」
19 :
1:2007/01/19(金) 19:56:26.13 ID:y08rwdy/0
「申しおくれました、私このどらえもんの信者を統括する信者達の長
一番と言うものです」
(^Д^)「お名前が一番・・ですか??あだ名ですか??
ってことは格下げされたら2番になっちゃいますねwwww」
(^Д^)がそう言うと今度は彼が顔を真っ赤にして彼に
一番「私を二番と呼ぶな!
お前いくつ命あってもたらねえってレベルじゃねーぞ!!」
そして、また(^Д^)アナは萎縮してしまった。
その時一番と呼ばれる男を見た僕の頭の中に何か引っかかった、
この男を昔見たことがある・・・いや知っている??
「ハッ!」急に我に帰った一番はまた冷静な顔つきに戻り、(^Д^)に言った。
一番「取り乱しました・・・・では教団の内部をご紹介しましょう」
20 :
閉鎖まであと 4日と 1時間:2007/01/19(金) 19:56:57.44 ID:PP/aQmc90
1番キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
21 :
1:2007/01/19(金) 20:02:51.04 ID:y08rwdy/0
そう言うと(^Д^)アナを建物の内部に招きいれた。
見た目とは裏腹に中は異常に広くちょっとしたホールの様な広さだった。
まるで四次元空間に迷いこんだみたいだ
中では信者たちが宗教の修行でもしているのかと思ったら
みんな思い思いの遊びに興じている
まるで空き地で遊びほうけている子供みたいだ・・
(^Д^)「うっひゃーwwww広いっすねえwこれが本部ですかwww」
一番「いや、これはうちの施設の中でも一番狭いくらいの所ですよ。
本部はもっと広いんです。場所はお教えできませんがね・・・」
(^Д^)「ところでwwwさっそく今日来た理由なんですがwwww
地球が滅亡するってwwwkwsk教えてくれませんかwww???」
一番「いいでしょう・・・地球滅亡のカウントダウンについて・・・・」
彼は急に真面目な顔になり大きく息を吸い、そして吐く・・・
そして目が据わった様になり狂った様に捲くし立て始めた
まるで独裁者の演説みたいだ・・とその時僕は思った
22 :
1:2007/01/19(金) 20:07:40.77 ID:y08rwdy/0
その演説を僕たちはまじまじと見つめ画面に見入った。
一番「今私たち地球人に迫っているのは、現代の化学兵器をもってしても
太刀打ちできない程の大いなる敵なのです。あなた達が想像しえない程の敵!
はるか銀河の彼方から人間を奴隷にするためにやって来る
ロボット軍団、鉄人兵団!!
次なる脅威、人間を食い血肉を漁ること好む、魔界星の悪魔族!!
そして現在頻発している海洋船の謎の失踪事件
その失踪の原因は海の秘境バミューダトライアングルを根城にする
海の魔王ポセイドン!!
そして最後に地下世界の薄暗い洞窟から人々を喰らうため地上に
這い上がってきた古代世界の恐竜たち!!
そして最後に一年後の9月3日地球は最大にして最高の滅亡の日に
やって来る脅威により私達地球人の運命はついには終わりを
迎えるのです!!!」
23 :
1:2007/01/19(金) 20:12:44.66 ID:y08rwdy/0
そう狂ったように演説する彼をボケッーと見つめていた
(^Д^)アナは下を向き最初はクックックと言いながら下を向いていたのだが
ついには耐えきれなくなったのか大きな声を出して笑いだした
(^Д^)「プププププ・プギャーm9(^Д^)プギャーwww
鉄人兵団に悪魔族、海にはポセイドンで恐竜ですかww
で9月3日に人類滅亡!!もう駄目耐えられないwww
頭いっちゃってるよあんた達wwwm9(^Д^)プギャーww
それも何行も使って演説www」
(^Д^)は苦しすぎて息が出来ないといった風に大笑いを繰り返した。
よく見ると鼻水やら涙やら汁という汁が出ている。
その笑い様を見ている信者たち特に例の大学生は
今にも彼を殺してしまいそうに見ていた。
その笑いの主を冷ややかに見つめていた一番は
「いいでしょう証拠をお見せしましょう・・・・」とニヤニヤしながら言った
24 :
1:2007/01/19(金) 20:16:28.79 ID:y08rwdy/0
そう彼が言うと部屋中一体が暗闇につつまれた
(^Д^)「へっ・・・・??」
一番「見なさい!!私の言ったことが正しいということを」
暗闇の中からおびただしい程のロボット達がこちら目掛けてくる
飛んでくる様が見えた
(^Д^)「う、うわああああ」途端にフワリフワリと彼は浮いた。
ノビ「これだよ!!僕が見たっていう映像!!!」
ノビスケが興奮しながら画面を指差した。
のび「まさか本当に・・・彼の言っていた通りなのか???」
それからは穴から這い出てくる悪魔族に、海に復活しつつあるポセイドン
地下世界から次々に出てくる恐竜たちとCGなら何億もかかる様な映像の数々が
映し出された。
(^Д^)アナはもうさっきまで薄ら笑いも消え
タダその場の現状に呆然としている様だった。
(!Д!)「ママー!!おうち帰してー!!!」
そう言うと彼は泡を吹いて気絶してしまった。
25 :
1:2007/01/19(金) 20:18:38.70 ID:y08rwdy/0
泡を吹いて気絶してしまった(^Д^)を見つめてほくそ笑んだ後
一番は画面の向こうにいる僕たちに向って言った。
一番「これでお分かりいただけましたか皆さん!
テレビの前で胡坐を掻いているそこのあなた!
地球滅亡の時は近いのです!!
今この組織に入らなければ一年後後悔するのは
m9(・Д・)あなた達です!!
今ならキャンペーン実施中でお一人様1万8000円からご入会おk!!!」
26 :
閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:28:30.45 ID:XSLEl/Ak0
age
27 :
閉鎖まであと 0日と 1時間:2007/01/19(金) 20:30:01.75 ID:kGxmNtTLO BE:71082522-BRZ(6033)
続きキテタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
28 :
1:2007/01/19(金) 20:31:58.93 ID:y08rwdy/0
そう彼が言うと画面が切り替わりスタジオになった
どうやら生中継だったらしい・・・
女子「こわー・・・・何ですかあれ?
ちょっとマジ怖いんですけど、うのさん」
さっきの一連の騒動を見ていた女子アナが司会に尋ねた
司会「何ですかありゃ!とんだ茶番だCGだ!あんなの信じるのは
ガメラ興起の八百長を信じるくらいの馬鹿しかいないですよ!」
そう言って隣のアナに同意を求めた司会は目を疑った忽然とアナは姿を消していた
司会「どこ行ったんじゃー!あのアマー!!」
カメラマン「どらえもんに入会するって走ってちゃいました・・・」
司会「本当にもう放送中に抜け出すとは、アナウンサーの風上にもおけない」
そう愚痴を言いながら彼もスタジオを抜け出していったのだった・・・・
そしてカメラマン一同も逃げて番組は終了した・・
29 :
閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:41:08.50 ID:X671XJoGO
もう!!お昼って言うから張り付いて待ってたのに〜。
超マッテタwwwww
30 :
1:2007/01/19(金) 20:47:49.16 ID:y08rwdy/0
のび「何だこりゃ・・・敵が攻めてくるってのは本当だったの・・・」
一連の騒動を見ていた僕は手の震えが止まらなかった
ノビ「だから言っただろ!!本当に奴らがやって来るって!!」
ノビスケはやっとわかってくれたかと嬉しそうな顔だ・・・
そんな中、突然電話が鳴った
僕は足をフラフラさせながら受話器を取った
電話の主はジャイアンだった・・・彼もあの放送を見ていたのだ
のび「ジャイアン!あいつが言ってたこと嘘じゃなかったんだ!!」
ジャイ「ああ、どうやらそうらしいな!!今すぐ会いたい!!
嫌な予感がするんだ!スネ夫たちも呼んで話さねえと!!」
ジャイアンも相当切羽詰まっているんだろう声が上ずっている
ノビ「パパー、ねえねえ。」
そう言って袖口を引っ張るノビスケに「電話中なんだから辞めなさい」と
小声で言う
ジャイ「今度みんなで集まって同窓会すんだろ?出木杉たちにも知恵貸して
もらおう!火星の基地って奴に逃げられるかもしれねえ」
ノビ「ねえねえ、パパー!!!!!」
のび「何だ!!パパは大事な話を!!」
そう言って何度も邪魔をするノビスケを叱ると
彼は窓の方を指指した
ノビ「何かがうちの窓にすごい速さで飛んでくるんだけど・・・」
31 :
愛のVIP戦士:2007/01/19(金) 21:02:41.76 ID:GtWyD9Zo0
wktk
32 :
1:2007/01/19(金) 21:07:26.20 ID:y08rwdy/0
のび「!!!!」
確かに何かがトンデモないスピードで飛んでくるのが見えた
タケコプターなんて相手にならない位のまるでジェット機なみの速さだ。
のび「おい!!何だありゃ」
僕が窓に目を釘付けになっているとノビスケがノンキに言った
ノビ「スーパーダンだよ、きっと」体中をwktkさせながら彼は答えた
のび「それより、うちのガラス閉めっぱなしだぜ!!!
あのスピードじゃガラス突き破っ・・・・!!」
そう僕が言い終わる前にその何かがガラスをぶっ壊して家に入ってきた。
家中煙が舞っている、その間から目を凝らしながらその何かを見てみると
その何かはスーパーダンもしくはジェット機では無く
この場にもっとも不釣合いな存在、人間だっただった。
それも小学生くらいの女の子。
ノビ「あっー!!!あの時の女の子!!」ノビスケは嬉しそうに叫んだ
そんなノビスケにおかまいなしで少女は言った
???「のび太!!のび太はここにいるか!!」
のび「へっ!??僕がのび太ですけど??」
そう答えた僕に少女はまるで司令官が下士官に言うように叫んだ
??「よしっ!お前ら行くぞ!!すぐそこでしずかが待ってる!
大事な話があるんだ!!!」
第7話終了
33 :
1:2007/01/19(金) 21:10:17.64 ID:y08rwdy/0
今日はここら辺で一旦終了でつ
再開は深夜か明日の昼くらいに再開したいです
保守お願いします
34 :
愛のVIP戦士:2007/01/19(金) 21:10:42.45 ID:GtWyD9Zo0
おつ
35 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:26:56.65 ID:xPFt2iTb0
36 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:49:21.23 ID:FysD6wZT0
しずちゃんクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
37 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:52:32.29 ID:EZ++4vc30
ktkr
乙&GJ!!
38 :
閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:44:33.12 ID:Q4PcwaUEO
まとめサイトないすか?
39 :
閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:46:18.22 ID:fkdrzFs8O
続きにWKTK
40 :
閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:46:32.04 ID:/RaQux1cO
ほし
41 :
閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:58:40.49 ID:lhJKWACu0
42 :
閉鎖まであと 3日と 21時間:2007/01/19(金) 23:18:41.94 ID:X671XJoGO
43 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:12:32.04 ID:dIAWal07O
ほしゅ
44 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:19:42.91 ID:N3G7q3/EO
保守するきゃないでしよ!!
45 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:44:34.52 ID:1zX9beOQO
あげ
46 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:53:39.69 ID:RiUAHJw4O
47 :
閉鎖まであと 3日と 19時間:2007/01/20(土) 01:08:11.85 ID:Jy8+z4Y0O
保守
48 :
閉鎖まであと 3日と 19時間:2007/01/20(土) 01:17:42.56 ID:KGNwbSF00 BE:203445353-2BP(3001)
ほ
49 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:12:19.40 ID:N3G7q3/EO
夜中の部は無しか...。保守
50 :
ルズ.ロウクォウス ◆LuzR0UQ0Us :2007/01/20(土) 02:13:31.53 ID:ld40WnJPO
こんなつまらんスレを保守してるつまらんカス共どうかしてるぞ
フハハハ
51 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:37:40.60 ID:N3G7q3/EO
ほ
52 :
閉鎖まであと 3日と 17時間:2007/01/20(土) 03:01:29.03 ID:xBu9H7D0O
保守
53 :
閉鎖まであと 3日と 16時間:2007/01/20(土) 04:19:41.58 ID:bpxlzxpf0
保守
54 :
閉鎖まであと 3日と 15時間:2007/01/20(土) 05:16:05.35 ID:bpxlzxpf0
保守
保守
56 :
閉鎖まであと 3日と 14時間:2007/01/20(土) 06:27:11.96 ID:Ofz0MCPu0
保守
57 :
閉鎖まであと 3日と 14時間:2007/01/20(土) 06:36:03.45 ID:X5aitKmoO
VIPPERが馬鹿にされてるぞ!突撃だ!
http://ex19.2ch.net/test/read.cgi/campus/1169014208/ 302:学生さんは名前がない :2007/01/20(土) 00:58:13 ID:KrUlhpYfO
カンニングをmixiで告白するやつとかでてくるのかな?
303:ノクソーン( ^@糞@^)◆SaGa/Z5.Nw :2007/01/20(土) 00:59:30 ID:bprBYJUu0 [葉月]
それでvipper釣ろうぜ
304:学生さんは名前がない :2007/01/20(土) 01:59:41 ID:lFU1KWv+0
どうも、早稲田指定校で決まってる者ですww
おまいらセンターへの勉強乙ですwww
国立>>>>>>>私立
ってことは認めてるので、頑張ってくださいねwwwwwwwwwww
まあ、早慶指定校>>>>>>>国立不合格ですけどねwwwwwwwwwwwww
って書き込みしたら釣れる釣れるwww
58 :
1:2007/01/20(土) 06:59:24.88 ID:VGMEdhgy0
保守乙です!!みなさん深夜に再開の予定でしたが
次の投下は昼過ぎくらいになりそうなんです
遅筆ですいません・・・
頭の中の映像を文章にするのって難しいっすね
語彙力ないもんで文章がなかなか思い浮かばない・・・・orz
59 :
閉鎖まであと 3日と 13時間:2007/01/20(土) 07:06:55.24 ID:HNLwNetL0
60 :
閉鎖まであと 3日と 13時間:2007/01/20(土) 07:15:03.12 ID:bpxlzxpf0
62 :
閉鎖まであと 3日と 10時間:2007/01/20(土) 10:16:52.92 ID:Ic7yVaOQ0
ふふふふ
63 :
閉鎖まであと 3日と 10時間:2007/01/20(土) 10:38:05.84 ID:RiUAHJw4O
オハヨーの保守
64 :
閉鎖まであと 3日と 9時間:2007/01/20(土) 11:16:47.82 ID:JnB7PsYL0
65 :
閉鎖まであと 3日と 9時間:2007/01/20(土) 11:46:04.65 ID:N3G7q3/EO
昼飯前期待保守
66 :
閉鎖まであと 3日と 8時間:2007/01/20(土) 12:28:00.97 ID:JnB7PsYL0
67 :
閉鎖まであと 3日と 7時間:2007/01/20(土) 13:33:41.01 ID:Fq8+JGxv0
68 :
閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:04:26.29 ID:bpxlzxpf0
保守
69 :
1:2007/01/20(土) 14:43:45.61 ID:1VLW+UKp0
お待たせしました。これから続き投下していきます。
70 :
閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:44:16.34 ID:dIAWal07O
キタ━━(゚∀゚)━━!!
71 :
閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:46:07.80 ID:UDmr8yvx0
キタ━━━━━━(・ω・)━━━━━━ !!
72 :
1:2007/01/20(土) 14:48:16.63 ID:1VLW+UKp0
第8話 しずか
少女「さあ、早く私につかまれ」
少女は今現在のこの状況が把握できていない僕に向って叫んだ。
今まで立ち上る煙で見えなかったが、今よく見るとピンク色の髪の毛を
綺麗に取り揃えたショートカットにしている美少女といった趣の女の子だった。
だが顔はどことなく無機質な感じがする。
ノビ「はい喜んで!!さすがに胸の辺りは手回しちゃ駄目だよね?」
ノビスケはいち早くこの状況に適応したらしく彼女の胸の辺りをギュッと
掴んで背中に飛び乗った。
のび「きっ!君一体誰??」
少女「・・・今はそんなこと話してる場合ではない
早くしないとここにもあいつらが来る。しずかには時間がない」
!!???そうだ、この何の挨拶も無しに我が家に入って来たこの少女は
しずかちゃんの行方を知っているらしい。
胡散臭いがとにかく彼女の言うことは芯に迫っている・・・
のび「分かった、行くよ!!しずかちゃんのいる所ならどこへだって行く」
そう言って背中に飛び乗った、少女は僕にこちらに少し微笑んだ様に見えたがすぐに
前に向き直り前傾姿勢になった
少女「飛ばすぞ!!」
74 :
1:2007/01/20(土) 14:49:59.62 ID:1VLW+UKp0
割れたガラス窓から勢いよく飛び出した少女と背中に乗る男二人・・・
はいいがすぐに後悔することになった。
早すぎるってレベルじゃねーぞ!!!!だったからである。
遠くの方から家に来る時はジェット機くらいの速さに見えたが
実際背中に張り付いているとどうやらそれ以上に感じた。
顔が歪むくらいの風を体に受ける。
この子どう考えても人間じゃないよな?
空も飛べてなおかつこんな速さで飛べる人間なんて聞いたこともない。
それにこの子何者だ?もしかして奴らの手下じゃないだろうな??
そんなことを考えていると少女は急に上空で止まった。
どうやら森の上に来たらしい、ビルの明かりもないから
月明かりが森全体を照らしている。
のび&ノビ「どっ!!どうしたの?」
二人で目を回しながら少女に問うと少女は下を指差した
少女「着いた、しずかここに隠れてる」
そう言って少女は僕たちを下に降ろした。
75 :
1:2007/01/20(土) 14:53:01.22 ID:1VLW+UKp0
ノビ&のび「おうい!ここにいるんだろ出てきてくれー!
しずかちゃーん(ママー)!!」
すぐそばからガサゴソと何かが動く音がした。
音のする方向を見るとそこにはスラッとした背格好の女性が立っていた。
「あなた・・・ノビスケ・・・・」
のび&ノビ「!!!!???」
その声を聞いただけで僕たちは懐かしさがこみ上げてきた
のび「しずかちゃん!!!」ノビ「マーマー!!!!」
僕たちはすぐさま彼女に走りより飛びついた。
久しぶりの再開には何の言葉もいらなかった。
ノビスケも鼻水と涙を同時に流しながら彼女の胸に顔を埋めている。
今まで彼女のいない生活に何の動揺を見せていなかった様に
見えたノビスケも内心ではやはり母親がいないことは寂しかったのだろう。
76 :
1:2007/01/20(土) 14:55:22.52 ID:1VLW+UKp0
のび「久しぶりだね・・・しずかちゃん・・」
静香「ええ、久しぶり・・・あなたやノビスケに苦労をかけて
ごめんなさい・・・」
僕はさっきまで垂らしていた涙と鼻水をすすり直し彼女に向き直った。
のび「一体何があったんだい、この一年・・・君に」
静香「ええ、これから私が今まで経験したことを話すわ。
私には時間がない、一回しか言わないから落ち着いて
しっかり聞いて、この一年私はあの組織
つまりどらえもん達の所にいたの・・・」
のび&ノビ「!!!」
誘拐された時にノビスケがしずかちゃんを見かけたと言っていたから
もしかして・・・・と覚悟はしていたが実際本人からそう言われてみる
とことのほか衝撃は大きかった。
77 :
1:2007/01/20(土) 14:57:55.68 ID:1VLW+UKp0
のび「何でしずかちゃんあんな怪しい奴らなんかと一緒に!」
静香「しょうがなかったの、どうしてもあそこからは逃げられなかった」
彼女は僕の問いに弁解する様に大きな声で言った
のび「逃げられなかった??どういうこと??」
静香「その通りにするしかなかったのよ・・・
絶対に逃げることはできなかった」
のび「絶対に逃げられなかった?どういうこと?
でもいま実際にあいつらから逃げられてるだろ??」
静香「それはあなたが私の言う通りに行動してくれたから・・」
のび「言うとおりに?あっ!あの紙のこと???」
急にあの日彼女という人物つまりしずかちゃんから言付かった伝言を
思い出した。伝言の通り、戸棚の紙を見つけその紙をバラバラに破った
静香「そう、あの紙、あの紙を破ってくれたおかげなの・・・」
のび「一体どういうこと??」
彼女は一年前、突然家を飛び出したあの日のことを語り始めた・・
78 :
1:2007/01/20(土) 15:01:19.92 ID:1VLW+UKp0
静香「あの日の朝、ポストに私宛の手紙が届いたの。
中を開けてみるとまるで子どもが書いたような字と文面で
こう書いてあった・・・」
2021年9月3日
のび太のおよめさんがどらえもんのところにくる
これをよんだらすぐ見つからないところにかくす
のび「どういうこと?それでしずかちゃんはその通りに行動したってこと?」
訳が分からなかった・・・そんな手紙なんかで一年も失踪していたなんて
そんな馬鹿げた話信じられなかった
静香「そうなの、その文章の通りにせずにはいられなかったのよ。
まるで神様に操られてるみたいに・・・」
のび「どういうこと???」
さっきまで僕の質問に答えていた彼女は今度は僕に質問切り替えした
静香「のび太さん・・・あらかじめ日記って知ってる?」
のび「あらかじめ日記???そんなもの知ってるわけ・・・・・あっ!!」
そんなふざけた日記の名前なんて聞いたこともないと思っていたが
急に昔のことが頭に蘇ってきた・・・
79 :
1:2007/01/20(土) 15:06:22.69 ID:1VLW+UKp0
のび「あらかじめ日記!!!アッー!!
ドラえもんの道具の、たしかその日記に未来の予定を書き込むと
本当にその通りになるという日記!!!!
どんなめちゃくちゃな願いでも叶うんだよね!
試しに空からアメが降ってくるとか書いてみたら本当にアメ玉が
降ってきたりして、落ちた理由はかなりムチャクチャだったけど・・
スネ夫にオッソロしいこと書かれちゃって怖くなっちゃって
ドラえもんに日記燃やされちゃったんだwww」
あまりの懐かしさに僕が我を忘れて一人語りしてしまった
ノビ「いいなあ、何でもしたい放題じゃん・・・」
横のノビスケが羨ましそうに呟いた。
80 :
1:2007/01/20(土) 15:09:12.47 ID:1VLW+UKp0
のび「アッー!!!!!!」
急にさっきまで疑問が解決した
のび「もしかしてしずかちゃん宛に届いた手紙ってのも!!」
しず「そうその日記の切れ端だったのよ」
そうか、そうだったのか・・・それならしずかちゃん失踪の疑問が
全てに理由がつく。
彼女は何者かから送られてきた日記の切れ端通りにどらえもんの所に
行って行動しなきゃならなかった。
だから静香ちゃんは道具の効力で逃げたくても逃げられなかったわけだ。
だけど一週間前僕がその切れ端を見つけて破っちゃったから
ようやく日記の効き目が切れて逃げ出すことが出来たわけだ!!
今日の僕はいつもより冴えてるみたいだった・・・・
81 :
1:2007/01/20(土) 15:13:14.59 ID:1VLW+UKp0
のび「そうだったのか!
それで一年間もどこかに行くこともできなかった!!」
ノビ「へえ〜あらかじめ日記ってすごいんだね」
ノビスケは日記の恐ろしい効力に驚いているみたいだ。
静香「ごめんなさいね、でもあなた達に連絡できなくて
何度も連絡しようと思ったのよ。
だけどその度にあの人たちに見つかって・・・」
彼女は眼に涙を浮かべながらそう言った。
分かっていた、僕たちもつらかったけれどその状況を知りながら
何もできなかった彼女の方がもっとつらかったんだ・・・・
のび「いいんだよ・・・もう終わったことだ。
僕もノビスケもしずかちゃんが帰って来てくれた
それだけで嬉しいよ・・・」
そう言うと三人はしっかり互いを抱きしめあった
もう絶対にみんなを放さない僕はそう心の中で何度も繰り返した。
のび「そういえば君もありがとうね」
その一部始終を眺めていた少女にお礼をすると少女は
お礼を言われることに慣れていないのか恥ずかしそうに
うつむいてコクコクと頷いた。
82 :
1:2007/01/20(土) 15:15:33.29 ID:1VLW+UKp0
のび「さあ皆でうちに帰ろう、家中ガラスが散乱してるけどね」
ニコニコしながらみんなにそう言うと彼女はこちらを向いて言った。
静香「まだ駄目、まだあなたたちに大事なことを話してないの
落ち着いて聞いてね。今地球に迫ってきてる鉄人兵団も悪魔達も
海底世界のポセイドン、そして9月3日人類最後の日も・・・・
みんなあの組織、いいえどらえもんが仕組んだことなの」
のび&ノビ「な・なんだってー!」
思わず驚きの声をあげてしまった。
83 :
愛のVIP戦士:2007/01/20(土) 15:32:59.05 ID:RvPL2V2y0
ほっしゅ
84 :
1:2007/01/20(土) 15:38:02.96 ID:1VLW+UKp0
のび「どどどど、どういうこと!!??」
驚きのあまり上ずる声で尋ねるとしずかちゃんは少し間を置いて
話し始めた。この事件の真相を・・・
静香「一年前のあの日、私が初めて彼に会ったとき彼が私に言ったの・・
どら(君がのび太くんのおよめさんかこれはもう何十年も前から決まってた
ことなんだ、運命なんだ)
静香(どういうこと?ここに来るのも最初から決まってたっていうの?)
どら(だってそうじゃない・・・・君がここまで来た理由って何?)
静香(分からない・・・けどそうしなくちゃいけない気がしたの)
どら(ほらそうだろ・・・君はのび太くんの所を抜け出してぼくの所に
やって来る、あらかじめ決まっていたんだ・・・・
このあらかじめ日記に書かれた通りね・・・)
静香(あらかじめ日記に書かれたことは未来に本当に起こるんだ
これからもっと楽しいことが起こる
鉄人兵団、悪魔族、海底鬼岩城、それに滅亡の日・・・・
これ、ぜーんぶ、ぜーんぶこれからみんなに起こること
嘘じゃない、あらかじめ決まっていることなんだwwwww)
85 :
1:2007/01/20(土) 15:52:10.88 ID:1VLW+UKp0
静香「最初はそんなの嘘だって思ってたわ、だけどそれからして
すぐ分かった。悪魔たちや鉄人兵団たちが彼の言うとおり現れた。
彼の言ってたことは本当だって・・・・・
地球に迫ってる危機の数々は彼が、どらえもんが
あらかじめ日記で書いたことなの!」
のび「・・・・・!!!!!」
僕はグウの音もでないほどのショックでその場に呆然と立ち尽くしていた。
今まで僕が体験したあの玉も、悪魔達も、そして鉄人兵団も
あらかじめ日記に書かれている通りのことだったなんて・・・・
86 :
1:2007/01/20(土) 16:06:24.56 ID:1VLW+UKp0
あらかじめ決められている、地球は滅びる・・・絶望的だった
ハッ!と我に帰って僕はしずかちゃんに尋ねた
のび「あらかじめ日記を持ってるってことはやっぱり
どらえもんは僕の知ってるドラえもんなの!!??」
静香「いいえ、多分あのどらえもんはドラちゃんじゃない。
姿かたちはドラちゃんそのものだったけれど
ドラちゃんはあんなことする人・・・ロボットじゃなかった」
彼女はそうきっぱり言い切った。
のび「うん、僕もそう思う、ドラえもんはそんなこと平気で出来る奴なんか
じゃない!」
静香「違うわ、本物のドラちゃんがどこにいるか・・・
!!!!!ア、アアア・・・」
のび「何だってーーーー!!!!ドドドドラえもんが今どこにいる!!」
この25年間で僕が一番気になっていることが語られようとした
その時、しずかちゃんの体に異変が起こり始めた
87 :
1:2007/01/20(土) 16:23:48.44 ID:1VLW+UKp0
彼女の体が徐々に石になり始めているのだ。
のび「し・しずかちゃん!!もしかして君、石になる
呪いをかけられてるのか!!」
静香「ごめんなさい、追っ手から逃げてる時にかけられたみたい
早く本当のこと言わなくちゃと思ってあなた達には
黙ってた・・・。せっかく逢えたのにまたお・・・わかれ・・・・
のび太さん・・・日記のこと知ってるあなたしか・・・
地球を救えな・・・い、のび太さん、ノビス・・・・」
彼女はそう言う途中で完璧に石になってしまった。
ノビ「ママ!!しっかりしてママーーー!!!」
僕とノビスケはすっかり石像と化した彼女に向かって泣きついた。
月には雲がかかってすっかり森の中は暗くなっていた。
どこか遠くの方から不気味な叫び声が聞こえてくた。
その声は昔、聞き覚えのある声だった。
するとその状況を黙って見ていた少女が突然大きな声をあげた
少女「あいつだ、メジューサがここに来る!!」
88 :
閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:24:00.80 ID:CxSMzm7I0
やっと追いついたwww
続きwktk
89 :
1:2007/01/20(土) 16:34:55.37 ID:1VLW+UKp0
のび「メジューサだって!!」
そう声を荒げると横のノビスケがキョトンとしながら聞いた
ノビ「メジューサ???何それ???それ食べれんの??」
のび「悪魔だよ!!昔話しただろ?もしもBOXで作った魔法世界に現れた
悪魔!奴の光線浴びちゃうと今のしずかちゃんみたいに
石になるぞ!」
ノビ「ひ・ひええええ!!そりゃ怖い」
やっと奴の怖さが分かったのだろうノビスケはその場で身震いした
少女「ゴチャゴチャ言ってる暇はないぞ!
早く逃げないとみんな石にされてしまうぞ!!」
そう彼女が僕たちに叫ぶと真上の方からその声がした
メジュ「見〜つけ〜たぞ〜、逃がさぬ〜ぞ〜」
のび&ノビ「う、うぎゃああああああ!!!!!」
90 :
閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:51:16.32 ID:a6D9MMZy0
これは続きが気になる
しずかがさらわれた理由はなんだろう
ところで
>>84の最後のセリフ、どらじゃないのか
91 :
1:2007/01/20(土) 16:56:51.55 ID:1VLW+UKp0
そこには蛇だらけの髪と鬼婆の様な顔をした恐ろしい化け物がいた
のび「に・にげるぞ!!!」
恐怖で動けないノビスケと石になったしずかちゃんを抱えて
駆け出した。途中、重さで足がもつれそうになったがそれでも走った。
丁度、山の中腹くらいまで一心不乱に駆け下りると声はしなくなっていた。
後ろを振り向くとそこには空を飛んでいる少女しかいなかった。
どうやらメジューサは振り切ったらしい・・・
のび「フウフウ、ハア・・・助かった・・・。
あいつにやられたら大変なことにな・・・」
僕が安心しきって前を向いた
メジュ「私から〜は〜逃れは〜せんぞ〜〜〜」
のび「ギャー!!!!」
ノビスケとしずかちゃんをその場にヘタリ込んで腰を抜かしていると
その悪魔は手をこちらに向けた、石にされるッッ!
思わず目を閉じてしまった、ああ・・・これで一巻の終わりか・・・
何もできないままで終わりかよ駄目だね僕・・・・
と思いながら目を開けると目の前にはあの悪魔はいなかった。
その代わり少女がひれ伏していて、どうやら間一髪の所で悪魔を横の方に
張っ倒してくれたらしい・・・そして悪魔に言い放った
少女「しずかの大事な人、、私が絶対に守る!!」
92 :
閉鎖まであと 3日と 3時間:2007/01/20(土) 17:07:24.44 ID:eTkJwffQO
ドラえもんの映画借りてくるわ!!
93 :
1:2007/01/20(土) 17:12:52.90 ID:1VLW+UKp0
メジュ「お〜のれ〜・・・邪〜魔を〜す〜る気か〜」
横に張っ倒されたくらいではたいした効き目もなかったのか悪魔は
ノラリクラリと立ち上がった。
そして今度は彼女目掛けて襲いかかって来た。その様子を見て
少女は少し微笑んで、悪魔の手を掴み上に投げ自分も上に跳ね上がった。
悪魔はすぐ体制を整え、少女に襲いかかってきた。
そうしてまた少女は悪魔の手を掴み今度はジャイアントスイングの様に
グルグルと振り回し、地面に叩きつけた。
ノビ「キャー!かっこいい!!」
ノビスケがまるでTVのヒーローを応援してるみたいに黄色い声援を出した
少女「こいつには何をしてもたいして効かない!
お前たちここから逃げるぞ!!」
94 :
1:2007/01/20(土) 17:30:58.46 ID:1VLW+UKp0
のび「あ、うわーーー!!」
そう言うや否や少女は僕たち三人を両手で軽々と持ち上げ空に舞い上がり
そしてさっきの様に猛スピードで飛び出した
メジュ「お〜の〜れ〜待〜て」
悪魔の声がもう遠くの方から聞こえる。
のび「と、ところで逃げる宛てはあるの??」
猛スピードの中息絶え絶えになりながらそう言うと
少女「・・・・・ない」
どうやら考えていなかったらしい・・・
のび「しょうがない・・・とりあえずあそこへ行こう」
目まぐるしいくらいの衝撃の出来事ばかりが起きて頭の中の整理はつかなかった
しずかちゃんがどらえもんに行かなければならなかった理由・・・
あらかじめ日記に付けられている地球滅亡のシナリオ・・・
そして最後に彼女が話そうとしたドラえもんの行方・・・・
これらのことはまた月が昇って月明かりで元に戻った時にでも
しずかちゃんに聞くしかないか・・・
でもこれから自分が何をすべきことが分からなかった
どうすりゃいいんだよ・・・・ドラえもん
95 :
閉鎖まであと 3日と 3時間:2007/01/20(土) 17:37:03.14 ID:F8fbCbCN0
これはまたまた神スレ
最近ドラえもん関係の神スレ多いな
96 :
閉鎖まであと 3日と 2時間:2007/01/20(土) 18:57:47.48 ID:f50owjHR0
復活あげ
97 :
閉鎖まであと 3日と 1時間:2007/01/20(土) 19:19:51.19 ID:f50owjHR0
HEADSHOT
98 :
閉鎖まであと 3日と 1時間:2007/01/20(土) 19:42:14.18 ID:f50owjHR0
ほ
99 :
閉鎖まであと 3日と 1時間:2007/01/20(土) 19:50:13.29 ID:ARlom0RZO
しゅ
100 :
閉鎖まであと 3日と 1時間:2007/01/20(土) 19:52:47.25 ID:GI1eIDofO
あ
101 :
閉鎖まであと 3日と 0時間:2007/01/20(土) 20:31:47.51 ID:dBL+V5GR0
ほ
102 :
1:2007/01/20(土) 20:38:30.08 ID:igDzq5vp0
うはwww復活してたwww
最後の文章投下しようと思ってたら2ちゃん自体落ちててビビッタよ
>>90 アッー!!確かにそうですね・・・間違えてたwww
最後らへんの段落のセリフはどらえもんのセリフでつ
>>92 この物語の中でも話題になってる
魔界大冒険とか鉄人兵団はおすすめです
>>95 頑張ります!!
103 :
1:2007/01/20(土) 20:48:31.33 ID:igDzq5vp0
最後の一文です
−どらえもん 教団本部内のモニタールーム−
隊員「どうやらしずかはメジューサが石にしたそうですが
type Mは取り逃がしたようです。残念ながら野比のび太とその息子と
接触が確認されました」
空に浮かぶバイクの様な乗り物に乗った男が焦りきった様な声で言った
隊員「誠に申し訳ございません!しずかにあのことを喋られたら
彼らに事実を知られる恐れが・・・」
どら「いいんだよ・・・よくやってくれた。
石にしてくれただけでも上出来だ」
彼は隊員を労わる様な声で優しく言った
どら「もう彼女は元の姿に戻ることはない・・・
そしてあの刑事もね・・・」
そう言ってガチャッと回線を切った
そして彼は懐からボロボロになった日記帳を出した
2022年9月18日
その日から空には毎日あついくもがたちこめ
たいようもつきも顔を出さなくなる
そう彼は書き終えると日記を閉じまた懐に入れた
その顔はこの世のものとは思えない不気味な笑みを浮かべていた・・・・
104 :
1:2007/01/20(土) 20:51:23.55 ID:igDzq5vp0
ここら辺で第8話終了です。
再開はまた明日の昼くらいですかね。
みなさん保守お願いします。
105 :
閉鎖まであと 2日と 23時間:2007/01/20(土) 21:03:06.79 ID:d/m8p6Kh0
106 :
閉鎖まであと 2日と 23時間:2007/01/20(土) 21:31:11.29 ID:f50owjHR0
たしか竜のダシ汁をかけると石から元に戻るんだよな
無限さんけんしのテーマは神
107 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:22:17.78 ID:GI1eIDofO
ほす
108 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:49:20.27 ID:xNv10YCk0
>>106 だし汁は夢幻三剣士
メジューサは魔界大冒険
109 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:49:30.62 ID:d/m8p6Kh0
Hos
今追いついた
これは神スレの予感
wktkしまくりんぐで待ってるわwwwww
111 :
閉鎖まであと 2日と 21時間:2007/01/20(土) 23:20:21.77 ID:GI1eIDofO
ほす
112 :
閉鎖まであと 2日と 20時間:2007/01/21(日) 00:17:37.32 ID:p49UTmxj0
ほ
113 :
閉鎖まであと 2日と 20時間:2007/01/21(日) 00:32:14.84 ID:ensnopGNO
(
114 :
閉鎖まであと 2日と 19時間:2007/01/21(日) 01:08:43.36 ID:VT6pThSjO
おもしれぇ
続きwktk
115 :
閉鎖まであと 2日と 19時間:2007/01/21(日) 01:54:05.82 ID:9bx8rEHbO
もう限界だ。寝る
ほ
116 :
閉鎖まであと 2日と 18時間:2007/01/21(日) 02:59:57.01 ID:xo10Xn2T0
あ
117 :
閉鎖まであと 2日と 17時間:2007/01/21(日) 03:24:15.94 ID:wTXnLiR50 BE:610335959-2BP(3001)
ほす
h
119 :
閉鎖まであと 2日と 16時間:2007/01/21(日) 04:37:19.39 ID:p49UTmxj0
ほす
120 :
閉鎖まであと 2日と 15時間:2007/01/21(日) 05:53:32.43 ID:wTXnLiR50 BE:217008544-2BP(3001)
ほす
121 :
閉鎖まであと 2日と 14時間:2007/01/21(日) 06:57:13.71 ID:p49UTmxj0
ほす
122 :
閉鎖まであと 2日と 10時間:2007/01/21(日) 10:46:08.86 ID:9bx8rEHbO
ほす
123 :
閉鎖まであと 2日と 9時間:2007/01/21(日) 11:13:43.43 ID:qalAi7Fs0 BE:402283692-PLT(11162)
ほす
124 :
閉鎖まであと 2日と 8時間:2007/01/21(日) 12:47:11.76 ID:qalAi7Fs0 BE:1005709695-PLT(11162)
ほす
125 :
閉鎖まであと 2日と 7時間:2007/01/21(日) 13:22:44.27 ID:cc0WCtcLO
ほす
いつ再開?
126 :
閉鎖まであと 2日と 7時間:2007/01/21(日) 13:35:50.49 ID:xEbmAxfB0
とりあえず再投下まで保守
127 :
閉鎖まであと 2日と 6時間:2007/01/21(日) 14:04:32.82 ID:FO/UC7zAO
マダー?
128 :
閉鎖まであと 2日と 6時間:2007/01/21(日) 14:31:55.51 ID:9bx8rEHbO
>>1は只今執筆中です。
皆様もう暫くお待ち下さい。
129 :
閉鎖まであと 2日と 5時間:2007/01/21(日) 15:33:17.64 ID:7dPtEZllO
ほ
130 :
閉鎖まであと 2日と 4時間:2007/01/21(日) 16:01:57.19 ID:xEbmAxfB0
>>128 がんがれwwww
それまで保守wwwww
131 :
1:2007/01/21(日) 16:14:08.85 ID:0ihFsG/J0
お待たせしました。今日はかなり書き溜めてきたんで
一気に投下します。よろしくです
132 :
1:2007/01/21(日) 16:15:42.45 ID:0ihFsG/J0
第9話 空き地の仲間たち
「当機はまもなく地球トーキョー空港に到着いたします
到着まで今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします・・・」
機長のアナウンスが聞こえた。
どうやらやっと地球に着くらしいやっと解放される・・・
もう20時間以上これに乗っているから体中がメリメリいっている
それも当たり前か・・・火星発地球行きの飛行機、いや宇宙船と呼ぶべきか
に乗っているのだから。
名乗るのが遅れた名前は出木杉 英才。国の宇宙開発局に勤めている。
今は国の要請で今度火星に作られる国際宇宙基地の開発に携わっている。
そんな身分だから地球に帰るのも久しぶりだ。
133 :
1:2007/01/21(日) 16:18:07.06 ID:0ihFsG/J0
出木「もう少し時間があるみたいだからTVでも見ることにするか」
もう地球TVの電波が入ってる頃だろうし、僕はそう思いテレビの
スイッチを押した。いくつかチャンネルを回しMHKを出した。
話題は最近日本を騒がしているらしいある団体の話題らしい・・・・
アナ「先ごろ、テロ朝TVで特集されました超常現象SPを見た視聴者が
大挙して団体の支部に訪れ、周辺の交通機関が麻痺した他。
番組を放送した局に抗議または質問の電話が殺到し一時回線が
パンクし・・・・教団の運営するネット掲示板通称どらちゃんねるに
一日で来訪者10億を越える・・・・
国はこの騒動について誠に遺憾なことと発表し・・・・」
様々なニュースを伝えているがほとんどその団体に関系したことばかりだ。
134 :
1:2007/01/21(日) 16:20:16.46 ID:0ihFsG/J0
出木「どうやら大変なことになってるらしいな日本・・・」
僕はこのニュースを聞いていた時から気になっていることが
一つだけあった。
通称なのか俗名なのか分からないがとりあえず人々が呼んでいる
その教団の名前、どらえもん・・・
この名前は今でも忘れようがない、強烈な印象が残ってる
小学校の頃のクラスメートの家に居候していたロボットで
不思議な道具をいくつも持っているまるで魔法使いの様な不思議な存在。
135 :
1:2007/01/21(日) 16:21:58.70 ID:0ihFsG/J0
このロボットの名と日本で話題になっている教団の名前が同じ・・・
何か関係があるのか??
そう考えているうちに宇宙船の窓からトーキョー空港が見えた。
もうすぐで地面に降り立つことが出来る・・・
もう頭の中は他のことでいっぱいになっていた。
久しぶりに昔の旧友に再会できるからだ。
僕が火星からわざわざこの地球に帰ってきた理由はそれがあったからだ。
昔通っていた小学校の校舎取り壊しが行われるついでに
小学校時代のクラスメートたちと先生を招き同窓会を開こうという催しに
僕も呼ばれたというわけ・・・・・
136 :
1:2007/01/21(日) 16:23:45.17 ID:0ihFsG/J0
空港に降り立って、久しぶりの地球の空を仰ぎ見ると
空は昼間なのにかなり曇っていた。
太陽も顔を全く見せていない。
出木「久しぶりに地球からの太陽が見れると思ったんだけどなあ
寒波の影響かな??」
そう思いながら僕はタクシーに呼び旧友と先生が待つ学校へ向かって行った。
137 :
閉鎖まであと 2日と 4時間:2007/01/21(日) 16:26:12.00 ID:qalAi7Fs0 BE:402284636-PLT(11162)
ktkr
138 :
1:2007/01/21(日) 16:27:10.65 ID:0ihFsG/J0
―のび太の通っていた小学校 教室内―
「やあ、久しぶりだな」「お前太ったんじゃないか?」
「私もう子供が6人もいるのよ」
みんな思い思いの言葉で久しぶりの再開を喜んでいるらしい。
ジャイアンやスネ夫たちも嬉しそうに旧友たちに話しかけている。
そんな中僕は一人気分が乗らなかった。
どらえもんというカリスマの計画通りに実行されている破滅へのシナリオ
妻であるしずかちゃんが呪いをかけられ石像と化し
彼女が最後に言おうとしたドラえもんの行方・・・
いろんな心配事で頭の中がパンクしそうだった。
あの後、謎の少女に僕たちはジャイアンの家に連れて行ってもらった。
突然来訪した僕たちにジャイアンは目を白黒させたが
理由も聞かず快く家に泊めてもらった。
しずかちゃんの人間石像は怪しまれるといけないので
安全な場所に隠しておいた。
だがしかし、本当のことをジャイアンに話す気になれなかった。
この恐ろしい事実に耐えられるだろうか、彼にも家族があるし
仕事もある、そんな生活を壊させてまでこんな恐ろしい出来事に
巻き込みたくなどなかった。
もちろんスネ夫にもあのことは話していなかった。
139 :
1:2007/01/21(日) 16:29:24.65 ID:0ihFsG/J0
??「のび太くん、あの・・・久しぶり・・・」
そんな僕の前に突然ニュッと人が出てきた。
のび「うわっ!あっ、どうも・・・」
挨拶されたはいいが、目の前に現れた男はどうにも僕には
見覚えのない男だった。
とりあえず挨拶をすると彼は嬉しそうな顔をして話しかけ始めた
??「懐かしいなあ、のび太くん。
会うのは久しぶりだけど君のことを忘れたことはなかった・・・
君はどう思うか知らないけど僕は君の事を生涯を通じた親友だと
思っているよ・・・」
のび「あっ、それはどうもどうも・・・」
140 :
1:2007/01/21(日) 16:31:37.89 ID:0ihFsG/J0
いきなり話しかけられた名前も思い出せない人に僕の事を忘れたことは
ないと言われたから困ったもんだ。
あっちはその気になっているのに君の名前は何だったっけ?
と言ったらさすがに失礼にあたるだろう。適当にばれない様にさも
彼を知っているみたいに話を続けた。
??「ところで僕の名前覚えてるかい??」
そう彼が僕に尋ねたのはいいが困ったもんだ
何とかしてこの場を抜け出さなくては・・・
そう困り果てていると後ろから僕を呼ぶ声がした
141 :
1:2007/01/21(日) 16:34:04.97 ID:0ihFsG/J0
出木「やあ、久しぶりだね。のび太くん!!」
振り向くとそこには多少老けてみえるが今でも充分美青年に見える男が
立っていた。
僕はやっと逃げる口実が出来たと内心喜んでいた。
そして必死に僕に話しかけてくるその男に彼と話さなくちゃいけないからと
丁寧に謝った。それを聞いたその男はムッ!とした顔つきで僕を見つめながら
また見たこともない他の男のところへ歩いていった。
142 :
1:2007/01/21(日) 16:36:32.42 ID:0ihFsG/J0
のび「出木杉君!!久しぶり!
前にヒデヨちゃんを預かった時以来だっけ?」
僕は久しぶりの再会にさっきまでの心配ごと吹き飛んだ。
ヒデヨってのは出木杉君の息子の名前で前に彼が火星に出張に行った時、
うちの家に預かったことがある。まだあの頃はしずかちゃんも元気だった・・・
出木「そうだね、あれからもう2年になるかなあ。
今はあっちの方で家族全員暮らしてるよ。
その節は二人に大変お世話になって、あれっ??
そう言えばしずかちゃんが来ていないみたいだね?
何か用事でもあったの?」
彼がそう尋ねると途端に僕は悲しくなり下を向いてしまった。
出木「どうしたの?しずかちゃんに何かあったのかい?」
のび「実は・・・・一年前に失踪したんだ」
本当の所はちょっと違うが彼にも余計なことに巻き込みたくないということで
失踪したということにしておいた。
143 :
1:2007/01/21(日) 16:40:45.68 ID:0ihFsG/J0
出木「本当かい!!??彼女は何にも言わずにどこかへ行く
様な子じゃないと思うんだけど・・・
僕に何か手伝えることがあったら遠慮なく言ってくれ
君の力になるから、呼びかけのポスターや街頭でチラシ配るなんてのも
地味なようだけどそこから有力な目撃情報が得られたって場合もある」
そう彼が言ってくれるのは嬉しかったが
本当の所をいう気分にはとてもなれなかった。
日記の効力であいつらの所にいて、それで今は人間石像状態・・・
とても彼が力になれるってレベルじゃない。
その様子をさっき会話を交わした名前の分からない男と
特に特徴のない男がジロジロと眺めていた。
その様子僕は何となく感じが口では言い表すことの出来ない嫌な印象を受けた。
144 :
1:2007/01/21(日) 16:45:03.99 ID:0ihFsG/J0
「おーいのび!おい!のびくーん!さっきから呼んどるのに聞こえんのか!
昔みたいに廊下に立たせるぞ!」
!!!!!大きく僕を叱りつける声が聞こえた気付くと全員が
こちらを見つめている
声の主は懐かしき僕らの担任の先生だった
時に厳しく時に優しく僕たちをしつけてくれた人である。
もっぱら僕には厳しいほうが多かったけれど・・
のび「はっ!はいっ!すぐ廊下に行きます!!」
思わず昔の癖でそう答えてしまった。
「ドッ!!!!!wwwwww」
僕の失敗にみんな一斉に笑う、昔と全く一緒だった。
先生「のびっ!今回は立たんでよろしい!
しかし君も立派にやっとるみたいだな。
小学生の頃は君がちゃんとした大人になってくれるか
心配でならなかったが、先生は今の君の姿を見て安心したよ・・・」
先生はそう言いながら嬉しそうに微笑んだ。
145 :
1:2007/01/21(日) 16:49:03.69 ID:0ihFsG/J0
「でも、のび太は今でもあのロボットに助けられてるのかも
しれないっすよwwww」
僕と先生の一連の会話を見ていたクラスの中から男が茶化した様に言った。
「ロボット??いたいたwwのび太の飼ってるペットのドラえもん!!!」
のび「ペットじゃないってww僕の親友!!!ww」
あのドラえもんがペットなんてww笑いながらそう答えた。
「考えてみりゃ今世間を騒がしてるどらえもんってのと
全く一緒の名前だなww」
「そりゃ関係ないだろwwwかなりの間抜け面だったしwww」
「あれ、そういえば確か・・・卒業式の辺りにあのネコが何か
出してくれなかったっけ?」
それぞれ勝手にドラえもんのことを語っていたがある人が
何か思い出したらしく声をあげた。
「そういや、何か出してくれたな・・・卒業記念かなんかでえ
・・・そうだっ!!!タイムカプセルだ!!」
146 :
1:2007/01/21(日) 16:54:06.03 ID:0ihFsG/J0
「アッー!!そうだそうだ!何を入れてもそのままの状態で残るって
いうやつwwそれで卒業記念にみんな持ち寄って中に入れたんだよなwww」
「そうだそうだ」「掘ろうぜwwww」「確か校庭の木の下に・・・」
みんなはそう言うといても立ってもいられなくなったのか
タイムカプセルを掘りにいくことになった。
校庭に行く途中、僕はまた誰かに声をかけられた
昔より太ってはいたが見覚えのある顔だった。はる夫だ。
のび「いやあ、懐かしいなあ。本当に久しぶりだwww」
はる「久しぶりだなwwwちっともお前も変わってないなあwwwwwww」
二人で嬉しそうにそう言いあっていると
彼は突然真顔になり辺りを見回しながら注意深く言った
はる「のび太、あとで大事な話がある。ここじゃ言えないことだ」
そう言うと先に校庭の木の辺りに走っていった。
147 :
1:2007/01/21(日) 16:58:11.38 ID:0ihFsG/J0
昔は立派に見えた木も長い間手入れされていないのか枯れきっていた。
スコップを持ちみんな総出で穴を掘り、ようやくそのタイムカプセルを
掘り当てた。
タイムカプセルは丸い鉄の塊で、中に入れるとどんなものでも
何十万年でも持つという優れものだ。
プッシャ―・・・
それを開けると中からはそれぞれ思い思いに詰めた品物が入っていた。
「うひゃww賭博王カードじゃんナツカシスwww」
「うわあ、私801本なんか入れてるww腐女子www」
「うはwwwwゆでたまごっちwwまだ動くwww」
みんな懐かしそうに過去の自分の入れた物に恥ずかしさや懐かしさの
入り混じった様な声をあげていた
出木「僕は未来の自分に当てた手紙か」
ジャイ「オレ様の特製歌入りのテープwww
こりゃ後でみんなで聞かなきゃなwww」
スネ「いやさすがにそれは勘弁して・・・
のび太は一体何入れたんだ?」
148 :
1:2007/01/21(日) 17:01:57.06 ID:0ihFsG/J0
のび「僕は・・・・・」
中を漁ると「のび太のなかま」と汚い字で書かれた小さな箱が見つかった。
のび「これって確か・・・ドラえもんの・・」
これはドラえもんが出してくれた物で映像をこの箱の中に
立体的に保存してくれるとか
何とかそんな奴だ。すぐに思わず横のボタンを押してしまった。
149 :
1:2007/01/21(日) 17:05:34.53 ID:0ihFsG/J0
ブブブブ・・・・ホログラムのような立体的な映像が出てきた
草の生えている地面、無数に転がっている土管、棒で立てられた柵が
写っている・・この場所はどうやら僕たちが昔遊んでいた空き地らしい
そこにはいつも空き地で遊んでいた仲間たちがいた。
僕、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、出木杉、はる夫、安雄、
そしてドラえもん・・
その中で小学生の頃の僕が緊張しきった様に喋りだした
のび「えー本日はお日柄もよく・・日本経済においては・・・」
ジャイ「おい!そんなことはいいからさっさと本題に入れよ!」
スネ「そうそう、本当にのび太はドンくさいんだから」
天気の話しを始めた僕を二人がチャカす。
150 :
1:2007/01/21(日) 17:11:04.20 ID:0ihFsG/J0
のび「わ、わかったよ!!えー今日ここにみんなに集まってもらったのは
いつかこのカプセルを開けてくれるであろう未来の僕たちに
メッセージを残そうというわけであり・・・
また本日のお日柄もいいわけで・・・」
ジャイ「だっー!!また始まった!!そんじゃ早速俺から始めるぞ!!
よう!!未来の俺元気でやってるか??
俺様のことだから東京ドームに何万人も集める様なビッグな歌手に
なっていることだろう、そんときゃこのメッセージをライブ会場で
流してくれよな!!」
スネ「それはないww絶対にないwwwwwww」
ジャイ「何だとコラー」ジャイアンがスネ夫の頭を小突いた
スネ「もう本当のことのこと言って何が悪いのさ・・じゃあ、僕の番ね・・・
え〜未来の僕はパパの会社を継いで会社の社長になっていると思う
そしてやがては日本を動かすような巨大IT企業なんかに
成長しちゃったりしてwww
ホネえもんなんて呼ばれちゃったりなんかしてwww」
ジャイ「ないないwwせいぜい悪いことして捕まるのがオチだよなwww」
スネ「もっー、ジャイアンったら本当に小憎たらしいんだから!!!」
ジャイ「今も昔も変わんねえなあw」
現在のジャイアンがその映像を見て笑った
152 :
1:2007/01/21(日) 17:15:02.77 ID:0ihFsG/J0
しず「今度は私の番ね・・・私も将来なりたいものは
いっぱいあるけどやっぱり一番なりたいものは月並みだけど
お嫁さんかな・・・・本当に好きな人と結婚してかわいい子供を
生んで・・そのためには料理や家事も出来るように
なっておかないと・・・」
しずかちゃん・・・こんなこと思ってたのか・・・
今現在の彼女の状況を思うと僕は居た堪れなくなった。
はる「つ、次はオレの番か・・・とにかくみんなに楽しんでもらえるような
ことできる様な人間になれたらいいなと・・・」
安雄「ぼくは悪いことは絶対に許さない刑事になってみんなを守りたい。
真実はいつもたった一つだ!!!なんちゃってw」
その二人の様子をはる夫が複雑な表情をしながら見ていた・・・・・
153 :
1:2007/01/21(日) 17:17:27.73 ID:0ihFsG/J0
出木「僕は将来、人類の進歩に貢献できる様な仕事をしたいな。
どんなことでもいいから人の役に立ったと思えるような
仕事をしたい。」
人類の進歩・・・さすが彼の考えることは違う・・・
次はドラえもんの番だ・・・
ドラ「ぼくの夢はのび太くんやみんなが立派に成長してくれることかな
特にのび太くんはいつまで経ってもぼくに頼りっきりだけど
いつかはぼくの手がかからないくらいになってくれたら・・・
少しずつでいいから失敗してもいいんだ。
その度に立ち上がってくれるような強い人になってくれれば・・・・」
そう言ってドラえもんが今にも涙を流しそうな顔で言っていた。
それを見て僕も泣きそうになっていた。
あの後だったっけか・・??ドラえもんが未来に突然帰ったのは・・・
154 :
1:2007/01/21(日) 17:22:08.04 ID:0ihFsG/J0
のび「ぼ、ぼくの番だね・・・ぼくの夢はえーと・・・・ね。
スポーツ選手は無理だし・・・漫画家は・・・絵が下手だから・・
う〜んとね。あっ!!やっぱりこんな風にいつまでもみんなと一緒に
仲良くすることかな・・・空き地じゃなくてもいいからどこでも
いいからみんなと集まって話したり、困ってることがあったら
遠慮なく話したり。で、みんなが幸せだったらそれで充分・・・」
ジャイ「何だよ、そんなことかよwww」
スネ「そんなのあたり前じゃん」
しずか「そうよ私たちいつまで経ってもお友達よ」
出木「何十年経ってもこんな風に会えるといいね」
はる&安雄「そうだといいねえ!!」
ドラ「うん、うん、絶対に会える・・・・・」
155 :
1:2007/01/21(日) 17:24:49.25 ID:0ihFsG/J0
のび「え〜話が長くなりましたが
みんなからのメッセージはこれでおしまい・・・
何十年経った今でもぼくたちずっと昔のままで仲良くしてますか?
誰かが困ってる時でも絶対に助けてくれるだろうと思います。
この空き地に集まった仲間は永遠に不滅です!」
ジャイ「おいwwそれ何かパクッてないか?wwww」
のび「そ、そんなことない!ちょっと長嶋の引退宣言を拝借しただけ・・・」
一同「それをパクったって言うんだよwwwwwww」
画面には満面の笑顔ばかりが写っている。
プツ・・・・・・ガチャ・・・・・・映像切れてしまった・・
156 :
1:2007/01/21(日) 17:30:09.83 ID:0ihFsG/J0
僕は何故だか涙が止まらなかった・・・
後ろの四人たちも涙を流しているらしかった。
ジャイ「そうだよ!オレ達今でも空き地の仲間だよな!!」
スネ夫「そうそう」
出木「そうだよ誰かに困ったことがあったらいつでも助けになるよ!」
はる「ああ・・・絶対に」
僕はその言葉を聞いてあることを決心した。
あのことを話そう・・・みんなを巻き込んじゃいけないなんて考えてた
自分が恥ずかしくなった。彼らなら絶対に助けになってくれる。
どんなことも乗り越えられる、そうあの日誓ったじゃないか!!
そう決心して僕は口を開いた。
のび「みんなに話したいことがある。
これからの地球の運命に関係するようなことだ!
助けになってくれ!!!」
その言葉を言い放つとみんな当たり前だ!!といった顔になり
うんうんと頷いた。それを見て僕はまた涙が出そうになった。
157 :
1:2007/01/21(日) 17:39:42.71 ID:0ihFsG/J0
―校舎の裏側―
??「だから言っただろ?
あいつはお前のことなんか覚えてなんかいないって」
その様子を男がニヤニヤ眺めながら言った。
??「の、のび太くんは僕のこと覚えてくれてるよ!!」
もう一人の男がその言葉に反論した。
??「馬鹿!!お前のことなんかあいつらはこれっぽっちも頭の中に
ない・・・現にあの中に入れてないじゃないかwww」
??「・・・・・・・」彼は黙りこくってしまった。
??「だから始めるんだろ?いないならお前が作ればいい
のび太とその仲間たちを・・・」
第9話 終了
158 :
1:2007/01/21(日) 17:41:21.15 ID:0ihFsG/J0
ここら辺で今日の投下終了です
次スレどうしましょう?もう立てたほうがいいですかね?
159 :
閉鎖まであと 2日と 3時間:2007/01/21(日) 17:41:24.25 ID:xEbmAxfB0
激しくwktk
160 :
閉鎖まであと 2日と 3時間:2007/01/21(日) 17:43:21.17 ID:6LHG3TfU0
まだ2日じゃね?
161 :
閉鎖まであと 2日と 3時間:2007/01/21(日) 17:43:43.89 ID:cc0WCtcLO
いやぁ〜続きが気になる
このスレ明日の夜までだよ
162 :
1:2007/01/21(日) 17:45:58.45 ID:0ihFsG/J0
>>160 アッー!!!そうだったwwwまだ2日目だったかwww
次スレ立てるのは月曜でしたwじゃあまだおkか
次の投下は深夜にちょこっとできたらいいなと思ってます
つかパートスレならパー速行けよ
邪魔くせぇ
164 :
閉鎖まであと 2日と 2時間:2007/01/21(日) 18:02:36.07 ID:9bx8rEHbO
ほす
165 :
閉鎖まであと 2日と 2時間:2007/01/21(日) 18:14:12.57 ID:0eO2BTZD0
ほす
166 :
閉鎖まであと 2日と 2時間:2007/01/21(日) 18:17:07.62 ID:wkSJE2DI0
wktk
保守
167 :
閉鎖まであと 2日と 2時間:2007/01/21(日) 18:45:40.34 ID:xEbmAxfB0
保守
168 :
閉鎖まであと 2日と 1時間:2007/01/21(日) 19:09:22.37 ID:Iy19JBogO
Vipホシュ
169 :
閉鎖まであと 2日と 1時間:2007/01/21(日) 19:43:10.12 ID:6LHG3TfU0
ドラえもーーーーーん
170 :
閉鎖まであと 2日と 1時間:2007/01/21(日) 19:43:07.12 ID:fxSizgOZO
保守
171 :
閉鎖まであと 2日と 0時間:2007/01/21(日) 20:20:29.53 ID:Iy19JBogO
あぁーあとぉーひっっこしぃぃぃせぇぇんたぁぁぁぁえええええ
172 :
閉鎖まであと 2日と 0時間:2007/01/21(日) 20:48:10.74 ID:IIDarLNsO
ほ
173 :
閉鎖まであと 1日と 23時間:2007/01/21(日) 21:16:59.48 ID:Iy19JBogO
め
174 :
閉鎖まであと 1日と 23時間:2007/01/21(日) 21:36:47.35 ID:xsrBVAYf0
あるあるwwwww捏造辞典
175 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:07:51.56 ID:p49UTmxj0
保守
ほ しゅ
177 :
閉鎖まであと 1日と 22時間:2007/01/21(日) 22:52:19.26 ID:FO/UC7zAO
ほしゅ
178 :
閉鎖まであと 1日と 21時間:2007/01/21(日) 23:17:55.56 ID:b/PSR+3P0
ほっしゃん
179 :
閉鎖まであと 1日と 21時間:2007/01/21(日) 23:45:51.70 ID:b/PSR+3P0
ド
180 :
閉鎖まであと 1日と 21時間:2007/01/21(日) 23:47:38.06 ID:0hzF/TLX0
ン
181 :
閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:17:33.57 ID:3UbNXpAn0
ド
182 :
閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:49:10.91 ID:S/nXcKAb0
コ
183 :
閉鎖まであと 1日と 19時間:2007/01/22(月) 01:12:16.45 ID:3UbNXpAn0
ド
184 :
閉鎖まであと 1日と 19時間:2007/01/22(月) 01:13:32.40 ID:2UEXFGeaO
ラえもーん
185 :
閉鎖まであと 1日と 19時間:2007/01/22(月) 01:36:09.65 ID:KjAiGQ4U0 BE:759528487-2BP(3001)
ほす
186 :
1:2007/01/22(月) 02:00:47.55 ID:HY1B9/hg0
深夜再開って言ってたんで
ちょこっとだけ投下します。みんな寝てるかもしれないけれど・・・
187 :
閉鎖まであと 1日と 18時間:2007/01/22(月) 02:01:21.68 ID:c5BD36rMO
ホシュえもん
188 :
閉鎖まであと 1日と 18時間:2007/01/22(月) 02:02:02.18 ID:c5BD36rMO
ktkr
おやしみなさい・・・
/^ヾo
○= ノ:;☆_;;.ヽ===○
>>1-10000000 ‖(⌒(´・ω・`n ‖ .‖ 受かるはず、狭山ヶ丘校
/(_,,..てっ..,,__ ノ  ̄./i oyasumiドラえもん
_,.(~ (~ ,::::::☆:::::::::☆:::::::::::::::.'' }i |
ノ ̄  ̄ ̄~ヘ, | !
..:☆::::::::::☆:::::::::::☆::::." 丿
190 :
1:2007/01/22(月) 02:04:05.88 ID:HY1B9/hg0
第10話 土管の男
のび「というわけなんだ・・・」
スネ「マジかよ・・・・勝ち目ないじゃん」
スネ夫が絶望しきった様な声を上げた。
僕の話すここ数日起きた出来事にかなりのショックを受けたらしい。
他のみんなも同様にショックを受けているようだ。
ここはスネ夫の経営しているマンションの一室・・・
どらえもんの組織は僕の家を把握しているからいつ襲われるか分からないと
少女が言うので僕はスネ夫に相談して
今この一室を無料で貸してもらっている。
もちろんノビスケと未だに名前も教えてくれない空飛ぶ少女も一緒に
暮らしている。
191 :
1:2007/01/22(月) 02:06:53.01 ID:HY1B9/hg0
出木「それが本当のことならかなり事態は切迫している
としか言い様がないね」
ジャイ「ところで石になったしずかちゃんは・・・?」
のび「奴らに見つからない様な所に隠しておいたよ・・・」
スネ「確か、石になっちゃったら月の光浴びると呪いが解けて元に戻るんだろ?」
のび「そうだよ・・・・だけど」
そう言って僕は窓の方を見た。空には厚い雲が立ち込め
今にも豪雨が降ってきそうな天気だ。
もう一週間以上こんな天気が続いている、当然夜になっても月が
顔を出すことはない
出木「こんな天気が一週間以上続くなんて今の時期じゃ考えられない・・・
ということは、そのあらかじめ日記ってのに悪天候が続く
と書かれている可能性が高いね」
のび「・・・・・・・」
僕は内心かなりショックを受けていた。
あんな状態になっても月明かりの中では元の状態に戻る。
そのうち解決策も見つかる、そう思っていたのにこんな天気が
ずっと続くなんて・・・
じゃあまた彼女がいなくなっちゃたのと一緒じゃないか・・・orz
192 :
1:2007/01/22(月) 02:10:31.50 ID:HY1B9/hg0
ジャイ「とにかくよう、地球に迫ってる鉄人兵団たちも悪魔も
他の災厄もそのどらえもんって奴がその日記に書いた通りに
実行されてるってことなんだろ?」
のび「そう・・・」
ジャイ「じゃあよ、簡単なことじゃないかどらえもんの所に行って
そのあらかじめ日記ってやつを取っちゃえばいいんじゃね?
そうすりゃあいつらも来なくなるってわけだろ?」
ジャイアンが珍しくまともなことを言った。
のび「そうか!!その手があった」
出木「いや、かなりそれは難しいと思う。
まずそのどらえもんっていう人物が今現在どこにいるか分からないし。
わざわざ教団の所へ行ってどらえもんはどこにいますか?
って聞いたって答えてくれるはずもない、逆に僕らが危なくなっちゃう。
それにそのどらえもんって人物が日記をどこかに
隠している可能性だってある。」
一同「・・・・・・・・・」
出木杉の現実的な発言にグウの音もでなくなってしまった
193 :
1:2007/01/22(月) 02:12:57.23 ID:HY1B9/hg0
ジャイ「そもそもよう、あの時会ったどらえもんって奴が何者なのか
わかんねえのが問題だよな?あの誘拐事件の時オレ達が見たのは
ドラえもんそのものだったけどよう・・」
スネ「やっぱりあれはドラえもんだったんじゃない?
だってあらかじめ日記なんて未来の道具持ってるロボットなんて
あのドラえもん以外に考えられないじゃない??」
のび「いや、それは違うと思う。しずかちゃんも言ってた
「あれはドラえもんじゃない・・・」って僕もそう思う」
はる「オレどらえもんって奴の正体について知ってることある」
それまで何も話さずみんなの会話を聞いていたはる夫が口を開いた。
一同「な・なんだってーーー!!」みんなkwsk聞かせろと言う目で彼を見た。
はる「どらえもんって奴は昔オレ達と同じ町に住んでた
それに多分奴はロボットなんかじゃなく人間だ・・・」
194 :
1:2007/01/22(月) 02:17:43.76 ID:HY1B9/hg0
本当にちょこっとだけですいません・・・orz
明日学校なんでここら辺で・・・
夕方くらいには大量に投下できると思います。
保守の皆様いつも乙です!!
>>189 おやしみ〜
おつ〜
夜中に乙です
197 :
閉鎖まであと 1日と 18時間:2007/01/22(月) 02:38:56.49 ID:bceRpeik0
追いついたぜー
乙ー
198 :
閉鎖まであと 1日と 18時間:2007/01/22(月) 02:38:58.22 ID:JIw+P3IE0
保守
1乙やすみ
200 :
閉鎖まであと 1日と 17時間:2007/01/22(月) 03:01:30.80 ID:vLtvZBYNO
まじ期待してっぜ
201 :
閉鎖まであと 1日と 17時間:2007/01/22(月) 03:31:16.77 ID:Aej4EmN/O
ほす
小学生の作文みたいで面白いね
203 :
閉鎖まであと 1日と 15時間:2007/01/22(月) 05:44:17.82 ID:DcZewPPd0
ほす
204 :
閉鎖まであと 1日と 14時間:2007/01/22(月) 06:27:01.87 ID:3GjYBOTt0
ほす
205 :
閉鎖まであと 1日と 13時間:2007/01/22(月) 07:05:53.09 ID:MSQVRWucO
ほしゅ
206 :
閉鎖まであと 1日と 12時間:2007/01/22(月) 08:01:29.13 ID:LIedxV6v0
保守
207 :
閉鎖まであと 1日と 12時間:2007/01/22(月) 08:07:05.77 ID:3zSsGtqCO
夢の街ノビタランドにでてきた背の高い奴が出てきそうなよかん。
wktk
208 :
閉鎖まであと 1日と 11時間:2007/01/22(月) 09:14:03.91 ID:LIedxV6v0
ほしゅ
209 :
閉鎖まであと 1日と 11時間:2007/01/22(月) 09:41:18.56 ID:5P/i5GMd0
ほほほほほ
210 :
閉鎖まであと 1日と 10時間:2007/01/22(月) 10:12:54.59 ID:2UEXFGeaO
夕方期待保守
211 :
閉鎖まであと 1日と 9時間:2007/01/22(月) 11:06:13.17 ID:Hes8f6Ue0
ほhっほおっほほおほおほ
212 :
閉鎖まであと 1日と 8時間:2007/01/22(月) 12:25:57.25 ID:RMgHIn3VO
ほんす
213 :
閉鎖まであと 1日と 8時間:2007/01/22(月) 12:43:11.46 ID:HhHNfOQ70
214 :
閉鎖まであと 1日と 7時間:2007/01/22(月) 13:31:39.60 ID:HhHNfOQ70
215 :
閉鎖まであと 1日と 7時間:2007/01/22(月) 13:57:40.21 ID:4EQNqH2V0
ほっしゅ
216 :
閉鎖まであと 1日と 6時間:2007/01/22(月) 14:21:21.32 ID:vLtvZBYNO
しゅ
217 :
閉鎖まであと 1日と 6時間:2007/01/22(月) 14:30:32.61 ID:TD2h1tnS0
ho
218 :
閉鎖まであと 1日と 6時間:2007/01/22(月) 14:58:50.83 ID:GPn/2Mgr0
っ穂あっほほほほははおほhっほssyす
219 :
閉鎖まであと 1日と 5時間:2007/01/22(月) 15:14:14.83 ID:U5Ov7F5YO
保守
220 :
閉鎖まであと 1日と 4時間:2007/01/22(月) 16:00:53.98 ID:2UEXFGeaO
ほす
221 :
閉鎖まであと 1日と 4時間:2007/01/22(月) 16:43:06.09 ID:RMgHIn3VO
ほ
222 :
閉鎖まであと 1日と 4時間:
ほしゆ