【雪うさぎ】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【作ろうよ】
1 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:
2 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:33:16.27 ID:tASnTUbl0
・『原則「コテ」禁止』
コテハンの人の書き込みが悪いんじゃなくてコテを付いてるということが荒れる原因になりやすいので原則コテは禁止で。
・スレ・作品と関係ない雑談は控え、気に入らない作品や書き込みはスルーお願いします。
・非常時はまずWikiや雑談所で状況を確認してください。(本スレの消失など)
・投下するときは「○○ネタだから注意」とか「○○系につき苦手ない人スルーよろ」などと付けた上、さらにNGワード指定するなどの各自配慮をお願いします。
例:yuriyuri(百合) sinineta(死) uhouho(男色) guroino(グロ)
・長編でレスを大きくまたぐとき(前回の投下は
>>51で今回は
>>462とか)や前スレから の続きはタイトルやあらすじ、アンカー等付けると読者に優しい職人になれる。
・なるべく自分でWikiを編集できるようになりましょう。どうしても編集できない場合は雑談所の掲載状況スレで依頼しましょう。(簡単な説明の項目の通りである程度できます)
・性的描写はエロパロで。(投下するなら少年誌レベルぐらいまで)
・投下混雑時以外の「投下いいかな?」は不要。投下終了後の「やっぱグダグダだったorz=3」とかも不要。もっと自信持って投下しよう!
(目安として:投下ラッシュは大体22時前後。それ以外なら特に混む事は無し。)
・投下時、他の人と被るが嫌なら投下前のログの再取得は必須!
・未来アンカーやリレー小説はスレストの原因になったり投下し辛い空気にしたりするので控えてください。
・上記の他、Wikiの「簡単な注意事項」を読んだ上、分からない質問などは
>>1のリンクから行ける雑談所やWikiでお願いします。
3 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:39:06.73 ID:k1+FN/flO
4 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:39:26.20 ID:uhcuFWvX0
5 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:40:20.87 ID:iT9/rk6LO
6 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:42:12.22 ID:X6K55AHO0
7 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:45:05.24 ID:w2DP0oI7O
8 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:46:23.93 ID:f31/3EGr0
9 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:47:11.92 ID:I6302NYaO
乙。
前スレ
>>225の続き
「あちゃー…すっかり暗くなっちまったなぁ…」
冬ということもあり、辺りはもう真っ暗だ。ときどき街灯がポツポツ置かれているが、それが夜闇の不気味さを際立たせている。
こんなに暗くなるんなら放課後遅くまで真紅たちとだべってるんじゃなかった…
「うぅ…さっさと帰ろう…」
背筋に嫌な寒気を感じ、自然と早足になる。
しばらく歩いていると、向こうからOL風の女性が歩いてきた。
「(こんなに暗いのに…一人で大丈夫なのかな?)」
そう思いながら女性とすれ違った。
その瞬間、背後から
「み〜つけた♪ 」
と言う声が聞こえたかと思うと、僕はいきなりコンクリートの地面に叩きつけられた。
「ぐっ…がはっ…」
背中が痛い…息ができない…
「なっ…!?」
今自分の目の前で起こっていることが理解できない。僕の体はネバネバした糸のようなもので体を縛られている…これは一体…?
「ふふ…やっと見つけたぞ…櫻田の末裔よ…」
突然のことに驚いて声のしたほうを見ると、僕は自分の目を疑った。
10 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:48:12.31 ID:I6302NYaO
先ほどすれ違った女性の下半身から巨大なクモの足が生えていて、その鋭い先端が僕に向けられているんだから…
「う…うわぁぁぁぁぁ!?」
こ、これは一体なんなんだ…?
目の前で起こっているコトに混乱していると、クモ女はニヤリと笑って八本の巨大な足のうちの二本で僕の体を締めつけてきた。
「ぐぁぁ…!?」
全身に激しい痛みが走り、骨が軋む音がする。
「ふふふ…死ね……」
締めつける力が更に強くなる。内臓が飛び出そうだ…
「(もう…だ…めだ…)」
そう思った瞬間、突然視界が真っ白になった。
11 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:49:02.06 ID:I6302NYaO
とりあえず今日はここまで。でわノシ
12 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:50:09.88 ID:k1+FN/flO
銀「いけずぅ」
wktk保守入ります
13 :
閉鎖まであと 5日と 21時間:2007/01/17(水) 23:59:27.65 ID:iT9/rk6LO
新しいお洋服、10万円…
可愛いアクセサリー、5万円…
その他色々な小物類、8万円…
カナのいる生活、プライスレス…
お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカードで…
み「カード破産しちゃった…orz」
金「ご利用は計画的に…かしらぁ…」
15 :
閉鎖まであと 5日と 20時間:2007/01/18(木) 00:06:17.97 ID:1Nhbt92E0
16 :
閉鎖まであと 5日と 20時間:2007/01/18(木) 00:23:20.07 ID:0bLV5yph0
17 :
閉鎖まであと 5日と 20時間:2007/01/18(木) 00:24:32.90 ID:4fO1kE5QO
一乙
>>13 プライスレスは大事だけどお金も大事ですwww
18 :
閉鎖まであと 5日と 20時間:2007/01/18(木) 00:47:44.83 ID:/lNboUq1O
ジ「何ですか?こんなとこに呼び出して…」
み「うん、あのね…今日はジュンジュンに大事な話があるの…」
ジ「大事な話?」
み「そう、私がずっとジュンジュンに伝えたかった本当の気持ち…ずっと我慢してきたけど…もう限界みたいだから…」
ジ「みっちゃんさん…」
み「年上の私からこんな話も変かもしれないけど…真剣に聞いてほしいんだ…」
ジ「はい…わかりました。」
み「ありがとう…実は…あのね…」
み「お金貸してください!!orz」
ジ「だが断る!!」
み「そ…そんなぁ!今出品中のお洋服がすっごく可愛くて!私、もう我慢できないのよ!!」
ジ「頼むからあんたは節約とプライドを1から学び直して下さい!!」
19 :
閉鎖まであと 5日と 20時間:2007/01/18(木) 00:55:44.49 ID:0bLV5yph0
>>18 みっちゃん・・・
年上の矜持が皆無でつね
20 :
閉鎖まであと 5日と 20時間:2007/01/18(木) 00:57:54.61 ID:RSFCSB3qO
>>18 展開がバレバレだったがいいなwww
このスレのみっちゃんは可愛過ぎるから困るw
21 :
閉鎖まであと 5日と 19時間:2007/01/18(木) 01:27:29.00 ID:+wmAwkW3O
金「アニョハセヨ」
ジ「遂に本性を現したか」
金「本性って何かしら!! カナはただ韓流ブームに乗っただけかしら!」
ジ「遅いよ(´・ω・`)」
金「それでも乗るのがカナクォリティーかしら」
ジ「お前のクォリティーって低いな」
金「少なくともVIPよりはクォリティーが高いかしら」
ジ「お前突撃されるぞ」
金「無問題かしら♪」
ジ(それ中国語だろ…)
その後金糸雀の姿が見られるコトはなかったと言う(日本では)
22 :
閉鎖まであと 5日と 19時間:2007/01/18(木) 01:28:16.47 ID:pFXnc9oI0
>>1乙
で、このスレタイは前のはちみつくまさんに関連するものにしか感じられないのは俺がおかしいからか?
23 :
閉鎖まであと 5日と 19時間:2007/01/18(木) 01:31:37.22 ID:/lNboUq1O
>>21 カナ…言ってはならんことをwww
>>22 多分気のせいだおー…あまり気にしてると謎ジャムだおー
24 :
閉鎖まであと 5日と 19時間:2007/01/18(木) 01:36:11.02 ID:+wmAwkW3O
25 :
閉鎖まであと 5日と 19時間:2007/01/18(木) 01:47:58.13 ID:pFXnc9oI0
>>24 エンコード変えなきゃわかんねーよwwwwwwwwwwww
26 :
閉鎖まであと 5日と 18時間:2007/01/18(木) 02:33:06.18 ID:DxSZr5ajO
保守
27 :
閉鎖まであと 5日と 16時間:2007/01/18(木) 04:57:27.61 ID:DxSZr5ajO
保守
28 :
閉鎖まであと 5日と 14時間:2007/01/18(木) 06:28:16.89 ID:4fO1kE5QO
ほ
29 :
閉鎖まであと 5日と 13時間:2007/01/18(木) 07:27:07.47 ID:fiRPezddO
30 :
閉鎖まであと 5日と 12時間:2007/01/18(木) 08:07:27.08 ID:sKiSt8hmO
保守
31 :
閉鎖まであと 5日と 11時間:2007/01/18(木) 09:24:55.53 ID:fiRPezddO
保守
32 :
閉鎖まであと 5日と 10時間:2007/01/18(木) 10:10:28.89 ID:G1psW/180
>>13と
>>18からインスパイア
ジ「貸すのは今度だけだよ。…はい」
み「あ…ありがとうっ!!って千円だけ?」
ジ「学生がそんなに金持ってる訳ないだろ」
み「(´・ω・`)」
金「みっちゃん!困ったときは金糸雀にお任せかしらー。どりゃあっ!」
ジ「うわなにする貴…」
ジュンは目隠し猿ぐつわをされて縛られている。
み「カナあ〜。これまずいよ絶対」
金「ボイスチェンジャー付けたからモウマンタイかしら。それじゃ電話を…」
プルルルルル…
の「はい桜田です。もしもーし?」
金「あんたの弟を預かってるかしら。助けたかったらすぐにお金を用意するかしら」
ジ「うーーーっ!ううーーーっ!」
み「なんか失敗しそうな予感…」
33 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:24:39.10 ID:U++EGhQ6O
はい、保守ります
34 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:28:39.91 ID:0bLV5yph0
35 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:35:52.06 ID:Rv3+7fGxO
>>10の続きを投下します。
ちなみにタイトルは
〜薔薇獄陰陽伝〜
です。
36 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:36:16.35 ID:Rv3+7fGxO
気がつくと、僕は何も無い真っ白な場所にいた。
「こ、ここは…?」
「大丈夫?」
「うわっ!?お前は朝の電波少女!?」
「何を言ってるかよくわからないんだけど…」
「ちょっ…ここはどこなんだ!?そうだ!さっきのクモ女は!?僕はどうなったんだ!?」
「ぎゃーぎゃーうるさいわねぇ…ここは零の空間。それからあのクモ女の名は女郎蜘蛛。どうやら貴方の命を狙ってきたみたいね」
「ぼ、僕の命を!?どうして…」
「貴方…あの櫻田家の末裔ね?」
「なっ、なんでそれを…?」
「それはあとで説明するわ。それより貴方…助かりたい?」
「あ、当たり前だろ!?」
「そう…なら契約なさい」
「…契約?」
「そう。貴方は陰陽師の一族なんでしょ?だから私が貴方に仕える式神になってあげるの。契約のやり方くらいわかるでしょ?」
「あ、あぁ…でも僕には霊力が…」
「大丈夫。貴方は自分で思っているようなちっぽけな存在じゃない。この私が言うんだから間違いないわ。さぁ、契約の指輪を出して」
「そ、そこまで言うんなら……ほら」
「いい子ね…さぁ、次は誓約の詞を」
37 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:36:36.96 ID:Rv3+7fGxO
「わ、わかった…」
少女に促され、小さいころから頭に叩き込まれた詞をつむぐ。
東海の神…名は阿明。
西海の神…名は祝良。
南海の神…名は巨乗。
北海の神…名は禺強。
四海の大神…全知全能を以つて百鬼を避け、凶災を払う。
我…常に月将を以つて占時に加へ、日辰陰陽を視る者なり…!
38 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:36:57.14 ID:Rv3+7fGxO
詞をつむぎ終えると、次は少女が何やら呪文のようなものを唱え始めた。
我は誓う。
そなたの手となり足となり、あらゆる物からそなたを守る。
我の名は………九尾を持つ誇り高き妖狐、水銀燈!
言い終えた少女が指輪に口づけると、突然まばゆい光に辺りを包まれ、元いた場所へと戻ってきた。
目の前ではクモ女が怒り狂って、突然消え…突然再び現れた僕を睨んでいる。
「貴様…一体何をしたぁ!?」
「くっ…さっきのは…一体…」
「死ねぇ!!」
考える間もなく、巨大な足が振り下ろされる。
そしてそれが僕に当たる瞬間、いきなりそれが青い炎に包まれた。
「グギャァァアァ!?」
一瞬にして二本の足を失ったクモ女は、苦しさでのたうちまわっている。
「な、何なんだ!?」
「なんとか間に合ったわねぇ…」
39 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:37:16.85 ID:Rv3+7fGxO
その声に振り返ると、そこには一人の女がいた。
どこか見覚えのある白の巫子装束を着て、腰まである美しい銀色の髪を風になびかせている。顔立ちはとても美しく、見るもの全てを魅了する妖しさをかもしだしている。
「お、お前は…?」
「貴方ねぇ…さっき契約したでしょぉ?」
美女はぶすーっとふくれた。あ、拗ねた顔もいいな…じゃなくて!
「もしかして…水銀燈?でもお前…でっかい…」
「そぉよぉ。さっきまでは主人がいなくて霊力が供給されなかったから、消費を抑えるためにちっさくなってたのよぉ〜」
なるほど…ん?てことは…
「今は僕から霊力が供給されてるってことだよな?でも僕には霊力は……」
「それは…」
水銀燈が次の言葉をつむごうとした瞬間、火を消し終えたクモ女が起き上がった。
「ギギギ…コロス…コロスコロスコロスコロス!!!!」
「あらぁ…理性を失っちゃったのねぇ」
あくまで落ち着きはらっている水銀燈。
「ど、どうするんだよっ!?」
「大丈夫。あんな小物楽勝よぉ」
水銀燈が一歩前に出て戦闘態勢にはいる。
すると彼女の頭に狐の耳が、腰の辺りからは長い尻尾が九本生えていた。
「貴方に見せてあげるわ…『九尾の狐』の力を!」
40 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:37:59.75 ID:Rv3+7fGxO
「くわぁーん…」
水銀燈が哭くと同時に大きな青い火の玉が九個浮かび、彼女の周りをぐるぐる回り始めた。
「…終わりよ女郎蜘蛛!」
水銀燈が手を振ると、火の玉はまるで生きているかのようにものすごい速さでクモ女に向かってゆく。
火の玉がクモ女の体に当たると、一瞬で全身に燃え広がり、その体を燃やし尽くしてゆく。
「ァァァァァア!?」
声にならない叫び声をあげ、クモ女の体が崩れてゆく。まさに一瞬。
僕はその光景をただじっと見つめていた……
全てが終わると、僕はその場に尻餅をついてへたりこんでしまった。それを見て水銀燈が苦笑する。
「軟弱ねぇ」
「うるさい…ところで色々聞きたいことがあるんだけど」
41 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:38:49.42 ID:Rv3+7fGxO
「なんでもどぉぞぉ」
じゃぁ…と言って話し始める。
「まず第一。何故僕が櫻田家の人間だとわかった?そして第二。あのクモ女はなんだ?何故僕が狙われた?最後に第三。なぜお前は僕と契約できたんだ?僕の体には霊力は宿っていないはずだけど…」
水銀燈はしばらく「うー…」と唸ると、ゆっくりした口調で話しだした。
「じゃぁ第一から答えるわぁ。私はね…遠い遠い昔に貴方の先祖に仕えていたの」
「なっ…」
「そのときに仕えていた主人と全く同じ臭いがしたから、貴方が櫻田の人間だとわかったわけなの」
「な、なるほど…」
「その主人の霊力はすごい特殊なものでね。普通の式神はそれを感知できなかったのよ」
ちょうど今の貴方と全く同じ種類のねぇ。と水銀燈は付け足した。
ん?ちょっと待てよ…
「てことは…」
「そう。貴方には霊力が宿ってなかったわけじゃないの。かなり特殊なものだったから、式神が感知できなかったのよ。霊力に敏感な式神が感知できないんだから、人間がわかるわけないわよねぇ」
「だから貴方は自分を卑下することなんてしなくてもいいの。むしろもっと誇るべきだわ。なんせこの『九尾の狐』と同調できる霊力の持ち主なんだからぁ♪」
42 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:39:34.97 ID:pe0DBO8KO
う わ あ
誰かイエローピーポー呼んでくれ
43 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:39:58.57 ID:Rv3+7fGxO
『九尾の狐』…
確か式神の中でも最高ランクだよな。
こんなすごい式神が僕に…?思わず顔がにやける。
「第三もついでに解決したからいいわよね。それで第二の『貴方を襲った理由』だけど…」
急に真剣な顔になる水銀燈につられて、僕も気持ちをひきしめる。
「わかんないのよぉ…」
「…は?」
まさに拍子抜け。
この狐…一番重要なところを…!
「そっ、そんな怖い顔しないでよぉ…」
「ハァ…まぁいいや。そのかわり…また狙われたらちゃんと守ってくれよ?」
「当たり前よぉ。だって私は貴方の式神なんだからぁ♪」
「じゃぁ…改めてよろしくな。最強の式神さん」
すっと右手を出す。
「えぇ。ご主人さま♪」
水銀燈も右手を出し、僕らは握手を交した。
「あ、そういえば貴方の名前何なのぉ?」
「はぁ?さっき名乗って…」
「ないわよぉ」
「そうだっけ…えーと、僕の名前は…」
44 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:40:41.87 ID:Rv3+7fGxO
これにて終了。
気分が乗れば続き書くかも。
でわノシ
45 :
閉鎖まであと 5日と 9時間:2007/01/18(木) 11:45:46.93 ID:0bLV5yph0
>>44の気分が乗るコトを祈りつつ、誰かの投下を待つ
47 :
閉鎖まであと 5日と 8時間:2007/01/18(木) 12:35:10.71 ID:0bLV5yph0
保守
48 :
閉鎖まであと 5日と 8時間:2007/01/18(木) 12:55:16.33 ID:HfDTMWIxO
>>44 九尾の狐と聞くとスッパテンコーしか浮かばない俺は続きを待つ
49 :
閉鎖まであと 5日と 7時間:2007/01/18(木) 13:39:11.43 ID:fiRPezddO
薔「・・・お姉ちゃん、大変」
雪「どうしましたの?ばらすぃーちゃん」
薔「・・・不二家のシュークリーム食べた」
雪「心配無用ですわ♪私なんかスーパーから撤去されたシュークリーム回収して今は私の胃袋の中ですわ♪」
薔「(゚д゚)」
50 :
閉鎖まであと 5日と 6時間:2007/01/18(木) 14:23:56.54 ID:+XU1tZMF0
ほしゅ
51 :
閉鎖まであと 5日と 5時間:2007/01/18(木) 15:18:57.60 ID:tH7+kqbtO
保守よぉ
52 :
閉鎖まであと 5日と 5時間:2007/01/18(木) 15:52:58.98 ID:0bLV5yph0
保守
53 :
閉鎖まであと 5日と 5時間:2007/01/18(木) 15:57:49.89 ID:/lNboUq1O
みっちゃんの日記
○月×日
今日、オークションで新しいお洋服を買った。12万円もしたけど満足満足♪到着が待ち遠しい。
○月◇日
今日、通販でドモホ○ンリンクルを注文した…最近お肌に張りがなくなってきている。軽くヤバい…
○月@日
今日、仕事帰り迷子の子供を交番に送ってあげた、すると「ありがとうおばちゃん」と言われた…orz
一度殴っておけばよかった。
○月□日
今日は借金の返済日だった…でも払いきれなかったのでまた別のところで借りてしまった…男に「体売るかマグロ釣るか選べ」と言われた時は流石に焦った。
金「…みっちゃん。」
その夜…
み「ただいま〜。」
金「お…お帰りなさいみっちゃん。いつもお仕事お疲れ様かしら〜♪今日はカナがお料理作ったかしら。
他にもしてほしいことがあったら何でも言うかしら〜♪」
み「え…ど、どうしたの急に…?」
金「べ…別に何でもないかしら〜…あはは…あはははははは…」
み「?」
54 :
閉鎖まであと 5日と 4時間:2007/01/18(木) 16:12:24.77 ID:Hh54I6F70
55 :
閉鎖まであと 5日と 4時間:2007/01/18(木) 16:44:07.37 ID:xry3wuFHO
半年ぶりぐらいにこんにちは。
あれから1年たったんだな…
56 :
閉鎖まであと 5日と 4時間:2007/01/18(木) 16:47:19.52 ID:4fO1kE5QO
57 :
閉鎖まであと 5日と 4時間:2007/01/18(木) 16:49:33.54 ID:0bLV5yph0
58 :
閉鎖まであと 5日と 4時間:2007/01/18(木) 16:51:52.48 ID:4fO1kE5QO
雑談はダメ
59 :
閉鎖まであと 5日と 3時間:2007/01/18(木) 17:29:28.44 ID:r1LvtypeO
ほ
60 :
閉鎖まであと 5日と 3時間:2007/01/18(木) 17:50:44.55 ID:ZULaS80R0
し
61 :
閉鎖まであと 5日と 3時間:2007/01/18(木) 17:58:03.95 ID:/lNboUq1O
ラ「今回のスレタイは【雪うさぎ】【作ろうよ】ですか…
雪うさぎ…雪といえば雪華綺晶お嬢様、うさぎといえば勿論この私!つまりこれは【雪×兎】という神の思し召し!
…と、いうわけで早速雪華綺晶お嬢様の寝室へGOですぞ!」ダッ
ラ「失礼しますぞ……ふふふ…よ〜く眠ってらっしゃる…ハァハァ…たまりませんなぁ…では早速いただきま〜っす!!」
ラプラスは雪華綺晶のベッド目掛けてルパンダイブをかました
ラ「むふふふふ…あぁ、いい匂いですぞぉ…このゴツい抱き心地がまたなんとも…あれ?」
梅「ウホッ、いい兎♪」
ラ「こ…ここからが本当の…アッー!!」
一方その頃…
ジ「さて…そろそろ寝るか…」バッ
雪「お待ちしておりましたわ♪」
ジ「き…雪華綺晶…なんで僕のベッドに…いや、その格好は…(///)」
そこにはバニー姿の雪華綺晶がいた
雪「スレタイだけに…雪うさぎになってみましたわ♪…というわけで、えいっ♪」
ジ「な…何をするきさ…アッー!!」
雪「ふふ…うさぎは寂しいと死んでしまいますのよ?今夜は寝かせませんわよ…」
62 :
閉鎖まであと 5日と 2時間:2007/01/18(木) 18:31:00.95 ID:Rv3+7fGxO
〜教室〜
「あらばらしーちゃん。日記を書いていますの?」
「…うん。学校であったことを日記にしようと思って」
「薔薇水晶ー!先生が呼んでるのーっ!」
「…わかった、すぐ行く。あ、きらきー」
「なんですの?」
「…見ちゃダメだよ?」
「わ、わかってますわよ♪オホホホホ…」
「…ならいいけど。じゃぁ行ってくるね」
「ばらしーちゃんには悪いけど…見るなと言われれば見たくなるものですよね…」
パラパラパラ…
「あ、これは昨日の日付ですわね。どれどれ…?」
○月×日
…今日きらきーのカバンの中にオモチャの蛇が入っていた。きらきーすごくびっくりしててかわいそう…
ふと見ると、教室の影で翠星石が笑っていた。
…なんでだろう?
「す、す、す…翠星石ーっ!!!」
「げっ!?昨日は上手く隠せたと思ったのに…!?」
「アレは貴様だったのかぁぁぁぁ!!!」
「ちょっ…こっ、こっち来るなですぅ!?」
「まぁてぇぇい!!!」
「きゃぁぁぁぁ!?」
「……(ニヤリ」
63 :
閉鎖まであと 5日と 2時間:2007/01/18(木) 18:35:46.88 ID:/lNboUq1O
【雪うさぎ】【作ろうよ】
雪「と、いうわけで作ってみました♪」
兎「トリビァル!!」
蒼「雪だるまにラプラスを埋めただけじゃないか…」
薔「こういう時はシンプルさを極めるに限る…と、いうわけで作ってみました…40mの雪うさぎ…」
どーん!
銀「でかっ!!」
翠「もはやデカすぎて何がなんやらわかんねぇです…」
薔「溢れる才能の無駄使い…それがばらしークオリティ…」
ジ「しかしこれ…何かに似てるんだよなぁ…何だっけ?」
銀「何かってぇ?」
ジ「う〜ん…
…………
……
…
…そうだ!!ガヴァドン!ガヴァドンにそっくりなんだ!!」
薔「今時…ガヴァドンを知ってる人って…いるのかなぁ?」
デカい雪うさぎはガヴァドンに見える…ただそれを言いたかった。反省はしてない。
64 :
閉鎖まであと 5日と 1時間:2007/01/18(木) 19:04:15.16 ID:r1LvtypeO
面倒臭い捕手
65 :
閉鎖まであと 5日と 1時間:2007/01/18(木) 19:22:20.46 ID:ktebmRf+0
66 :
閉鎖まであと 5日と 1時間:2007/01/18(木) 19:22:27.23 ID:rWGEsW1uO
>>44 亀だけど誓約の詞の元ネタは陰陽座の『陰陽師』かな?
67 :
閉鎖まであと 5日と 1時間:2007/01/18(木) 19:39:33.58 ID:ZULaS80R0
きらえもんシリーズ、何ヶ月か更新してないみたいだったけど二話目上がったんだな。
作風がドクロちゃんみたいになってた。
68 :
閉鎖まであと 5日と 1時間:2007/01/18(木) 19:42:38.05 ID:RSFCSB3qO
今年はきらきーが大人気だ。間違いない。
69 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:07:01.57 ID:S+s3igWc0
ho
70 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:42:50.77 ID:cLwy4NJh0
age
71 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:43:07.18 ID:ktebmRf+0
優雅な 寝正月
>>203 記憶の物語・きっかけ
の続き投下します。
72 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:44:56.56 ID:ktebmRf+0
綺麗な星が夜空が広がっている。
僕の髪が風にさらわれて揺れる。さっきまで汗をかいていた分、首筋が少し寒かった。
いや、今現在も非常に嫌な汗をかきまくってるからきっとそのせいだろう。感じたくはない感覚だったが。
さて、この状況どうしたもんだろう。
僕は困っていた。このあまりにも異質な状況で困らない奴なんてたぶんいない。いや、絶対いない。
僕は手摺りの内側、彼女は手摺りの外側。一歩間違えば、高さ約十メートルから真っ逆さまに落ちる
位置にいる。何度も言うようだが今日は風が強く、彼女の膝より上の長さのスカートも肩の位置でカール
した髪も風のリズムで動き回っていた。それに加えて小柄でほっそりとした体系なんだから、手摺りをつかんでないと飛んでいってしまいそうだ。
と、思った途端にふいに強いの風が吹く。
ちょっとした風だったが、彼女の体はそれだけですこしバランスを崩してしま
った。おそらく体重も恐ろしく軽いに違いない。
そんな弱弱しい彼女を見ていると、なんだか不思議な感じがした。いつもしっ
かりしてそうな彼女の姿しか見た事がなかったからだ。
彼女とはクラスが一緒でもほとんど話した事はなかった。
あったとしても業務連絡的な会話のみで、必要な事を話したら忙しそうにすぐ
にどこかへ行ってしまう。
いつも重たそうな資料の束をいつも持ち歩いているような子だったので一度だ
け「手伝おうか?」と聞いてみたが、「大丈夫かしら〜♪」と明るく言われたの
を良く覚えている。
室長であり生徒会書記である忙しさはたぶん半端ではないだろう。
常人ならきっと嫌になるほどの仕事をこなしているに違いない。
73 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:45:31.48 ID:hRCAJP9k0
VIPPERの力で801板潰します 腐女子脂肪w
消費期限切れの腐ったのもは捨てるべきだろ
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1169115060/ 801
http://same.u.la/test/p.so/sakura03.bbspink.com/801/ 【作戦】
下方の過疎スレをとにかく上げまくる
(※あげる際には中傷AA,その他巨大AA、小栗のグロ画像、蓮コラ)
↓
900レスなど、落ちそうなスレをひたすらAAで落とす
↓
過疎スレがあがって、盛り上がっているスレが落ちてきたところでスレ立てられるやつは乱立開始
(※スレタイは各それぞれバラバラ/VIPの文字、wwwww連呼、同じスレタイは避ける事/一斉削除の危険)
↓
どうせなら〜〜に萌えるスレpart17 〜〜○○×○○【攻め】 2 的にパートスレを装って、本文に801死ね的な文章、ブラクラ(偽装工作)
↓
とにかく頑張る
【禁止事項】
・〜負けた、〜な事された、あいつら強ぇwww系の本部での報告は禁止
・明らかな釣りに引っ掛からない
・内部の801工作員に構わない
・気力をそがれたり飽きたりしても本部で呟かない
・腐女子のレスは読まない
74 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:47:22.41 ID:ktebmRf+0
>>72 だが彼女はいつも楽しそうに笑っているのだ。
一時期は少しだけ不思議だったがいつしかそんな疑問は、
「たぶんなってみないとわからない喜びや快感があるんだろうなぁ」
と曖昧な結論を出してずっと前に完結していた。
人間の感情というのはコンピュータや数学といったロジカルなものを超越して、
あらゆる可能性を秘めている。
それを一文系(希望)の高校生が理解しようなんて無理な話だ。
それにもっと身近な疑問が目の前にあるじゃないか。
生徒会の会議や室長の仕事で遅くなるのはわかるが、屋上に来る理由がわから
ない。
まさか、これも仕事のうち?
……そんなわけないか。
金糸雀さんが日本人なら、どんなに状況が異質でも言葉は通じるはずだ。
原因理由はどうあれ、その前にやる事がある。
「そこ、危なくないか?」
その途端びくっと金糸雀さんの体が跳ねる。
そしてすばやく僕の方を向くと、
「い、いつからいたのかしらー!?」
大袈裟に叫んだ。
あんなに勢いよく扉を開けたのにこの子は気づかなかったのか。
気づいててあえてこっちを見てないのかと思った。
「さっきだよ。何してんの?」
「え……何って特に何も……いろいろ考えてたらこんなトコに来てたかしら」
そう言って彼女は、下を向いて手摺りを掴む。
ただ、その目はなぜか悲しげで、なんだか僕は少し不安になった
75 :
きっかけ2:2007/01/18(木) 20:48:50.93 ID:ktebmRf+0
>>74 でもなんで不安なのか、と聞かれると困ってしまうし、今はそれを知る術もな
い。
結局、僕も「ふ〜ん」と、なるべく気のない素振りで返事を返して、彼女に近
づき手摺りにもたれかかった。
近くで見る彼女は、昼の元気な印象とはまた違った感じがする。
月光は彼女の白い肌をまたいっそう白く、雪よりも白く染め上げている。どち
らかと言うと日焼けしているイメージの彼女の肌は思ったより綺麗と言う事に
今さら気づいた。
目鼻立ちや輪郭なんて一寸の歪みもなく、ずれもなく精巧な人形のような錯覚
さえ覚える。
大きな碧眼はどこか悲しげにつまらない街の風景を眺めていて、そうしている
と不思議と彼女の目に映る町の風景まで悲しげに見えてきた。
彼女の美貌が、街を演出している。
(こうしてみると美人なんだな……)
頭の中で言葉にしてみるとますますそんな気がしてくる。
一度だけ、大きく心臓が高鳴った。
いつもはただクラスの一員としか思っていなかった子が急に女の子に見えてき
て、少しだけこのシュチュエーションを意識しちゃったりしたからだ。
急に恥ずかしくなった僕はとっさに彼女から目をそらすと、その先にあった景
色を見つめた。
ぽつぽつと光る民家や、建設中のビルの溶接の光が点滅しては消え点滅してを
繰り返している。
何度も見たことある退屈な景色だが、会話と会話の間の暇つぶしにはちょうどいい。
僕は彼女が何か話しだすまで中途半端に都会化した街を見つめている事にした。
そうしないとなんか気まずい。
緊張する。
こういう感覚は久しく感じていない。
76 :
きっかけ2:2007/01/18(木) 20:49:48.09 ID:ktebmRf+0
>>75 それだけで僕の頭は少し混乱していたのにさらに追いうちをかけるように、完
全不測の事態が起こった。
「う……ぐす……」
「ん……何? ってうわ!?」
彼女がなにか言ったと勘違いして、すごく間抜けな声をだしてしまう。
恥ずかしさを紛らわすために景色に集中していた僕は、途端頭の中が真っ白に
なる。本物の思考停止とはこう言う事を言うんだろうか。
彼女は泣いていた。顔を涙でくしゃくしゃにしながら制服の袖でひたすら目を
擦っている。
必死に顔を隠しているようだが泣いてることはバレバレだった。
え、えええええええええええええええ!!
「な、え、なんで泣いてんだよ!?」
彼女は答えない。ただただあふれる涙をぬぐっている。
「ちょ、泣くなって!」
まだ答えない。
彼女は涙が止まらないようだが、僕は全身から汗が止まらなかった。
ものすごい罪悪感。頭でわるくないとわかっていても本能がそれを訴え続けて
いる。
すごく悪いことした気分。何もしてないのに。
「あー……ごめん! なんかごめん!」
77 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:51:42.45 ID:ktebmRf+0
とりあえず謝っとくが、やっぱり彼女は泣きやまない。水溜りができそうな勢
いで泣き続けている彼女の袖がみるみるうちに涙に染まっていく。
僕は完全に困っていた。
突然泣き出した女の子にできる事なんて僕は知らない。
ましてや、まともに話すのも始めてのこの子にできる事なんて見当もつかない
のだ。
畜生、なんてへたれなんだ僕は。
こんなとき恋愛経験の少なさが悔やまれる。
「と、とりあえず危ないからこっちこれば!?」
もっともな意見だと自分でも思う。今はもっと別のことがあるんじゃないか?とも思う
しかしやっぱり彼女は動かず、それでいて泣きやまず体中から水分を集めては
目から放出と言う機械的ながらも人間独特の作業を繰り返していた。
俺の言った意味わかってんのかな?
そもそも俺の言った事聞こえてんのかな?
なんて当たり前でわかっている事を考えるのも混乱のなせる技だ。
(どうしろって言うんだよ!)
なんて言葉が思わず口から漏れそうになるのをこらえて、必死に対処法を考える。
しかし当然と言うべきか──。
僕はあるドラマを思い出した。
すっごく古い、中学校の1年生くらいに見たべたべたな恋愛ドラマ。
実体験から打開策を見つけ出すのは無理と早々にあきらめた僕はTVの向こう
側の世界から答えを導き出そうとしていた。
これに似た状況が確がテレビの向こう側であったんだ。
ヒロインの親友が事故で死んじゃう。
78 :
きっかけ2:2007/01/18(木) 20:52:55.74 ID:ktebmRf+0
>>77 葬儀の日、ヒロインがめちゃくちゃに泣いてるところに主人公がいる。
なきやまないヒロインに主人公は───
(これだ!)
僕は手をぽんとたたいてすぐに実行する事にした。
──混乱する頭と焦る気持ちが生み出した答えなんてろくなモンじゃないのだ。
僕は泣いている彼女にゆっくり歩み寄ると静かに腰を下ろした。
ちょうど彼女と同じくらいの目線で静かに手を伸ばす。手摺りの感覚は狭かっ
たが手を伸ばすくらいは容易だった。
「泣くなってっ」
そう言って後ろから抱きしめてやった。
思いっきり。
それに彼女は体を瞬間びくっと震わせ、驚いていたと思う。
やっぱり彼女の体は酷く弱弱しくて危なっかしくて、でもこうして抱き閉めて
いるとなんだか安心できて。
それでも彼女の体が微かに震えてるのが、僕にとってはとても恐ろしかった。
ずっとこのままでもいいかもなんて馬鹿なことも考えたり考えなかったり。
確認と言うかなんと言うか……様子を見ようと彼女の顔をみる。
この角度じゃ泣きやんでいるかどうかはわからないが、涙をぬぐう手が止まっ
ている事からおそらく泣きやんだのだろう。
怖がっているのか、驚いているのか知らないが彼女が目線だけをこちらによこしてくる。
ちらちらとおぼつかない視線でこちらを見ているのはやはり僕が抱き締めてい
るからだろうか。
だがその目からはもう涙は流れていなかった。
79 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:54:11.81 ID:ktebmRf+0
>>78 おもわずほっと息が漏れる。
よかった。これで失敗したらどうしようもなかったな。
深い安堵感に包まれて全身の筋肉から急速に力が抜けていくのを感じた。
(まったくなんでこんな事になったんだか)
勉強してて、帰る時間に鳴って風が怖くって、屋上が気になって……我ながら意味不明な流れだ。
まぁ一番意味不明な事は今現在の状況だけどさ。
なんだか酷く疲れた。
今日は早く家に帰って寝よう。
そう思った矢先。
ぐんと体が地面に吸い寄せられた。
多分僕はその時「あれ?」なんて間抜けな声出してたんだろう。
手摺りを掴もうとして手を伸ばしたが手に力が入らずそのまま露骨なコンクリ
ートにたたきつけられてしまった。
全身に力が入らないのと同様に、まぶたにも力が入らず僕の視界はそのまま暗
闇に覆われて、視界が無になってしまう。
なんだ。
何が起こったんだ。
どうして?
薄ぼんやりとした思考の中で出てくるのはさまざまな疑問。
一方で「俺混乱してるなぁ」なんて事を思ったのが、なんだか妙にはっきりし
ていて、不思議だった。
ただそんな事を思ったのもつかの間。
僕の脳はまもなくその機能を停止して、僕も脳と共に深い眠りについていった。
80 :
閉鎖まであと 5日と 0時間:2007/01/18(木) 20:56:15.42 ID:ktebmRf+0
終わりです
81 :
閉鎖まであと 4日と 23時間:2007/01/18(木) 21:08:03.60 ID:Hh54I6F70
>>80 なんで金糸雀は急に泣き出したんだろう?そしてジュンに何が?
うーむ、まだまだ謎が多すぎる…
続きwktkしてます。
82 :
閉鎖まであと 4日と 23時間:2007/01/18(木) 21:44:32.47 ID:ix+DDD40O
保守
83 :
閉鎖まであと 4日と 23時間:2007/01/18(木) 21:54:48.04 ID:tH7+kqbtO
真紅うつくしんく
84 :
閉鎖まであと 4日と 22時間:2007/01/18(木) 22:04:51.86 ID:fiRPezddO
まだ残暑厳しい9月の朝・・・
「サボろっかな・・・」
僕はそんな事を露骨に口に出し、実行するようになっていた。
Barrister-Mercury-
夏休みのグータラペースを引っ張っていた僕は今まで授業をサボらずに受けていたが、ついにそれを破り捨ててサボるようになった。
今日で5回目―もう罪悪感の欠片もない。
僕の学校―私立有栖学園―は小学校から大学院まであり、学園都市を形成している。
自然に囲まれた敷地の目と鼻の先に大きな湖があるにも関わらず、交通の便はよく立地条件はとてもよかった。
そんな僕は自宅から自転車通学をしている。サボるための足には充分だった。
J「今日も行くか・・・」
朝からサボる時には決まってある店に顔を出していた。
普段からよく行くのでもう常連といってもいいだろう。
僕はその店へと足を向けた。
85 :
閉鎖まであと 4日と 22時間:2007/01/18(木) 22:18:38.50 ID:fiRPezddO
>>84 「おはようございます」
元気のいい挨拶が僕の耳に届けられる。なんだか心地いい。
「おはようございます。まだまだ熱いわねぇ。」
いつも朝来ると必ずいる彼女―綺麗なアッシュブロンドと抜群のスタイルを持ち合わせ、紅い瞳が神秘的なバリスタの彼女・・・
黒い服が、ホントによく似合う。
名前はまだ、知らない。
「ホントにw異常気象ですよw」
「じゃあ、今日は何にしますか?」
「アイスラテを、ショット追加で」
「はぁい♪ところで学校は?(・∀・)ニヤニヤ」
「そこは突っ込まない約束ですよ」
「そうだったわねぇwじゃあ、お作りしますのであちらの黄色いランプの下でお待ちください」
86 :
閉鎖まであと 4日と 22時間:2007/01/18(木) 22:29:24.24 ID:fiRPezddO
>>85 黄色いランプの下で待っているとすぐにラテを渡され、僕の指定席へと向かう。
この時間、まだ誰もいない。
僕はここに居るときは決まって読書をしている。今日は中島らもの"西方冗土"を読もう。
「何読んでるのぉ?」
「中島らもですよ。多角的に物を見るためには必要じゃないかなって思って」
「そればっかりだと逆にせまくなりそうねぇw」
「確かにw」
「ところであなた名前は?いつも来てくれる人には聞いてるんだけど・・・って私から言わなきゃね
私は水銀燈。この店の看板バリスタよぉw」
「水銀燈さん・・・覚えました。僕は桜田JUN。グータラ高校生ですw」
ここから、全てが始まった。
87 :
閉鎖まであと 4日と 22時間:2007/01/18(木) 22:30:02.83 ID:fiRPezddO
以上
続きはまた今度
88 :
閉鎖まであと 4日と 22時間:2007/01/18(木) 22:55:08.39 ID:4fO1kE5QO
89 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:07:19.84 ID:/lNboUq1O
み「ゴホッ、ゴホッ…うぅ…風邪なんてついてないなぁ…」
その日みっちゃんは風邪を引いて会社を休んでいた
金「みっちゃんただいまかしら〜、調子はどうかしら?」
み「お帰り、カナ…うん、朝よりか楽になったかな…ゲホッ、ゲホッ…」
金「あぁ、無理しちゃ駄目かしら。今お薬出すからね。」
み「ありがとう…カナ…ってそれは!?」
金「お医者さんに早くよく効く薬を出してもらったんだけどどうかしたかしら?」
金糸雀が取り出したのはミサイル形をした薬…いわゆる座薬であった
み「あ…あはは…そういえばお腹減っちゃったな〜…お薬は後でいいから何か食べたいな〜…」
金「みっちゃん…うん、わかったかしら。ちょっと待っててかしら〜♪」タタタ…
み「ふぅ…危ない危ない…危うくえらいことされるとこだったわ…うっ…大声出したから急に目眩が…」
90 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:08:39.30 ID:/lNboUq1O
みっちゃんはたまらずベッドに横になる…
しばらくして…
金「みっちゃん、お粥できたかしら。」
み「ありがとう、カナ…これ、カナが作ったの?」
金「そうかしら。さ、あ〜んするかしら。」
み「あ…あ〜ん…」パクッ
金「…どうかしらぁ?」
み「うん、美味しいよ。ありがとうね、カナ♪」
金「本当に?よかったかしら〜♪」
そしてみっちゃんは差し出されたお粥を平らげた
金「さ、次はこれを飲んでゆっくり休むかしら。」ドン!
み「これって…」
金「卵酒かしら♪お酒が見当たらなかったから冷蔵庫にあったビールを使ったかしら。」
そこにはジョッキにたっぷり10個の生卵となみなみとつがれたビールが入っていた…
み「……(チラッ)」
金(えへ♪カナ頑張って作ったかしら〜。飲んで飲んで〜♪)
み(あぁ…カナ、そんなキラキラした目で私を見ないで…)
金「みっちゃん…もしかして…迷惑だったかしらぁ?」
金糸雀がうつむく
み「!?…そ、そんなことあるわけないじゃない、あ〜、喉が渇いたな〜…(覚悟完了!!うぉりゃああああああああぁぁっ!!)」
『ぐぃーっ!!』
91 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:09:49.60 ID:/lNboUq1O
みっちゃんは特性卵酒を一気に飲み干した
み「ご…ご馳走様…ありがとう、カナ。」ニコッ
金「うん♪どういたしましてかしら〜♪」
みっちゃんは必死に笑顔を作る、だが…
み「うぷっ…(駄目!やっぱり気持ち悪っ…)」
すぐに激しい気持ち悪さに襲われ床に伏した
金「みみみみっちゃん!しっかりするかしら〜!!死んじゃ嫌かしら〜!!」ユサユサ
み(ちょっ…揺さぶらないで!!ナイアガラリバースしちゃうから!!)
金「こうなったら奥の手かしら…みっちゃん、ちょっと待っててかしら!!」
そういうなり金糸雀は部屋を飛び出し、すぐにあるものを手に戻ってきた
金「みっちゃん、お待たせかしら!これでもう大丈夫かしら!!」
み「そ…それは!?」
金糸雀の右手には一本の長ネギが握られていた
金「カナ知ってるかしら!風邪を引いたらネギをお尻に刺すと熱が下がるって!
だからカナはよく効くように特別太いヤツを買ってきたのかしら!!」
み「ちょっ…ま…待って…カナ…」
92 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:10:59.47 ID:/lNboUq1O
金「さぁみっちゃん…早くお尻を出すかしら♪」ニッコリ
みっちゃんもこの時ばかりは金糸雀が悪魔に見えたそうだ…
み「い…嫌…嫌嫌嫌…いやあああああああああああああああああああぁぁ!!」
『ぷすっ!』
み「はうぁっ!!」
翌日…
金「みっちゃんが治ってよかったかしら〜♪」
み「うぅ…もうお嫁に行けないよぅ…orz」
金「もぅ、みっちゃんったら大袈裟かしら…あら、みっちゃん、今日駅前の八百屋さんでネギが特売だって。」
み「ネ…ネギ!?ひいいいいいいいいいいいいいぃ〜!!」
金「どうかしたかしら?」
み「ね…ネギ…ネギ怖いよぅ…(((゜д゜;)))ガクガクブルブル」
それからしばらくの間みっちゃんはネギ恐怖症となったのであった…
了
93 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:17:18.81 ID:fiRPezddO
>>92 カナ怖い・・・
卵にビールww破壊力最強ww
94 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:24:04.28 ID:OvzmBLh20
天使のような悪魔……。
みっちゃん南無……。(ー人ー)
95 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:28:54.63 ID:S+s3igWc0
カナ恐ろしい子!
96 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:43:15.96 ID:bOipxzOHO
保守
97 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:55:51.31 ID:Rv3+7fGxO
「ジュン〜♪お弁当作ってきたから一緒に食べようですぅ♪」
「あ、あぁ。でも…ここで?」
「教室だと何か問題があるですか?」
「い、いや…全くないんだけど…」
「じゃぁ食べようですぅ♪今日はジュンのだぁいすきなハンバーグをいれたのですよ♪」
この太陽のような笑顔を見てると、後ろから感じる視線や殺気がすごく怖いんですが……なんて言えるわけもなく、僕らは机を二つくっつけて翠星石の作ってきた弁当を食べることにした。
「あれ?箸が一人分しかないぞ?」
「しまった…翠星石一生の不覚ですぅ……あ、いいこと思いついたです。はいジュン♪」
98 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:56:50.38 ID:Rv3+7fGxO
箸でつまんだハンバーグをニコニコしながら僕の目の前に持ってきた翠星石。
えーと…これは…?
「箸が足りないなら翠星石が食べさせてあげるのですぅ♪」
やっぱりこのパターンですかっ!?
「い、いや…さすがにこれはちょっと…」
「……イヤですか?」
「…へ?」
「翠星石に『あーん』してもらうのはそんなにイヤですか………?」
さっきとはうって変わって、潤んだ瞳で見つめてくる。
……こんなの反則だよ…
ぱくっ
「あ…」
「うん…やっぱり翠星石のハンバーグは美味しいな。あ、次はそのほうれん草のあえものくれるか?」
「ジュン………はいですっ♪」
まぁたまにはこんなのもいいだろう…さすがに毎日は恥ずかしすぎてできないけど…
「あーもうっ、口元にハンバーグのソースがついてるですよ?」
「えっ?どこ?」
「ここですよ…」
ぺろっ
「なっ…!?///」
「えへへへっ♪美味しいですぅ…♪///」
99 :
閉鎖まであと 4日と 21時間:2007/01/18(木) 23:57:56.09 ID:Rv3+7fGxO
ツン:デレ=0:10の翠ちゃんでもいいじゃない(´・ω・)
100 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:08:44.54 ID:r0voaJq5O
101 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:12:58.73 ID:n/PCyx7q0
102 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:15:14.84 ID:l4h/R9dy0
103 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:45:47.18 ID:n/PCyx7q0
ほ
104 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:46:04.64 ID:l4h/R9dy0
105 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:50:38.59 ID:GrxQ5CYt0
106 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:51:57.50 ID:Uk8a+ZJa0
107 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:52:41.77 ID:MKpDB5Y1O
108 :
閉鎖まであと 4日と 20時間:2007/01/19(金) 00:53:44.95 ID:5Z31cdLs0
>>104 仕事早いね。代理乙です
愛でるべき点はいろいろあれど、衝動が抑え切れないんだ
とりあえずここはひとつ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
109 :
閉鎖まであと 4日と 19時間:2007/01/19(金) 01:00:44.53 ID:Uk8a+ZJa0
>>104 見れた!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
110 :
閉鎖まであと 4日と 19時間:2007/01/19(金) 01:04:50.40 ID:r0voaJq5O
>>104 反則だろw
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
111 :
閉鎖まであと 4日と 19時間:2007/01/19(金) 01:06:10.24 ID:lOpaS1iWO
112 :
閉鎖まであと 4日と 18時間:2007/01/19(金) 02:13:58.90 ID:AydyjWjXO
保守
敵か味方かわからない(うにゅー)
超絶パワーを身に付けた
何故か伝説キズナハンド
うるさいやつらをぶっとばせ(かしらー)
キズナパワーがみなぎるぜ人間兵器だー♪
絆ックルで星になれ(星になれ)
淑女は駄目よキンテキ(キンテキ)
私の、私の、私の、私の、私の、私の、私の右手はキズナハンド!
「元ネタは何なの薔薇水晶」
「・・・PS2・・ゴッドハンド」
「そう、じゃあゴッドツインテールで勘弁してあげるわ」
「ノー・・・・アニメみたいに砕けちゃう」
114 :
閉鎖まであと 4日と 17時間:2007/01/19(金) 03:44:05.87 ID:1PYu+t0b0
おやすみ前の保守
115 :
閉鎖まであと 4日と 16時間:2007/01/19(金) 04:52:54.36 ID:AydyjWjXO
保守
116 :
閉鎖まであと 4日と 14時間:2007/01/19(金) 06:02:07.64 ID:pQVFY5PEO
保守ピタル
117 :
閉鎖まであと 4日と 13時間:2007/01/19(金) 07:34:56.97 ID:r0voaJq5O
保守
118 :
閉鎖まであと 4日と 12時間:2007/01/19(金) 08:05:17.41 ID:r0voaJq5O
薔薇乙女達がセンター試験をうけるようです
銀「乳酸菌でセンター突破よぉ」
金「みっちゃんの卵焼きで突破かしらー」
翠「ポッキーでセンター突破ですぅ」
真「アッサムティーでセンター突破なのだわ」
雛「うにゅーでセンター突破なのー」
雪「メガマックでセンター試験ですわ」
薔「・・・シューマイで、突破」
蒼「・・・みんな、勉強してるの?
あ、金糸雀。君理科何使うの?」
金「楽してズルして高得点GETの理科総合かしら〜」
蒼「・・・金糸雀、君の受ける大学理科総合使えないよ?」
金「かしらー!!!!!」
教科をよくお確かめの上、万全の体調で望みましょう。
センター前日に投下してる暇ないはずなんだけどなw
119 :
閉鎖まであと 4日と 12時間:2007/01/19(金) 08:52:09.32 ID:+aAAvf3hO
>>104 こんな素敵な銀ちゃん描かれたら続き書かないわけにはいかないジャマイカw
とりあえず…
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
120 :
閉鎖まであと 4日と 11時間:2007/01/19(金) 09:06:58.94 ID:HsMqK8BS0
>>99 それには同意せざるをえない。むしろそっちのほうが大好物
でも……いや、なんでもない
>>104 んだよ!!見れねえよ!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 <一応、腕だけは振っときますね
⊂彡
121 :
閉鎖まであと 4日と 11時間:2007/01/19(金) 09:31:59.41 ID:Nw0Fs2nT0
122 :
閉鎖まであと 4日と 10時間:2007/01/19(金) 10:11:13.12 ID:eqf75F3/O
保守
123 :
閉鎖まであと 4日と 10時間:2007/01/19(金) 10:21:27.11 ID:pivQPiUw0
ほ
124 :
閉鎖まであと 4日と 10時間:2007/01/19(金) 10:29:53.12 ID:xER3JaLw0
うわぁ…スレおちてなかったんすね……やっちまった……
あ、
>>121さんありがとうございます……はぁ…
125 :
閉鎖まであと 4日と 10時間:2007/01/19(金) 10:48:47.71 ID:izeIX2bE0
>>124 どういたしまして。
それにしても動物耳祭り・・・萌え萌えである。
126 :
閉鎖まであと 4日と 9時間:2007/01/19(金) 11:22:19.62 ID:os6D0hWAO
保守
127 :
閉鎖まであと 4日と 8時間:2007/01/19(金) 12:33:44.44 ID:DfU5eokL0
ho
128 :
閉鎖まであと 4日と 8時間:2007/01/19(金) 12:49:01.98 ID:1eaMPnCn0
保守
129 :
閉鎖まであと 4日と 7時間:2007/01/19(金) 13:38:01.33 ID:dRYdnzZKO
130 :
閉鎖まであと 4日と 6時間:2007/01/19(金) 14:19:23.28 ID:os6D0hWAO
保守
132 :
閉鎖まであと 4日と 6時間:2007/01/19(金) 14:41:06.08 ID:CyxzXKWRO
保守するよ
133 :
閉鎖まであと 4日と 5時間:2007/01/19(金) 15:33:23.24 ID:FsiuQmDF0
ほしゅ
134 :
閉鎖まであと 4日と 4時間:2007/01/19(金) 16:16:58.63 ID:HK7cvbEvO
センター試験前日
「くそっ…なんだか落ち着かないな…」
コンコン…
「お兄ちゃん…入ってもいい?」
「蒼星石か。入っていいぞ」
「うん…」
ガチャッ
「で?どうしたんだ?」
「う、うん…これ…」
「あ、ホットミルクか。ありがとう、いただくよ……うん、やっぱり蒼星石のいれたホットミルクは美味いな」
「そ、そんな…//ねぇお兄ちゃん…調子はどう?」
「ん……微妙かな…なんとしても英語で180とらなきゃいけないからな…今最後の追い込み中だよ…でもなんか落ち着かなくてね…」
「あ、あのねお兄ちゃん…」
「ん?」
135 :
閉鎖まであと 4日と 4時間:2007/01/19(金) 16:17:28.14 ID:HK7cvbEvO
「そんなに気張っちゃだめだよ…お兄ちゃんは模試でも英語180は余裕だったでしょ?だからいつもどおりやればいいんだよ。そしたら180点なんて簡単だから」
「蒼星石…」
「そ、それとね…Do your bestも確かに大事だけど、take it easyも大切だよ…?」
「そっか…そうだよな…ありがとう蒼星石!なんか気分が楽になったよ!」
「う、うん……よかった//」
「じゃぁ今日はもう寝るよ。明日にむけてしっかり睡眠とらないとな」
「うんっ!じゃぁおやすみなさい♪」
「あぁ、おやすみ」
「…これはジュンだけじゃなくて、貴方たちにも言えることだからね…今まで頑張ってきたんだから、明日は頑張りすぎないようにtake it easyでね…?」
「ばらしーちゃーん!ご飯できましたわよー!」
「…わかったー」
「…それでは諸君の健闘を祈る。ぶぃ」
136 :
閉鎖まであと 4日と 4時間:2007/01/19(金) 16:23:13.29 ID:os6D0hWAO
137 :
閉鎖まであと 4日と 4時間:2007/01/19(金) 16:44:02.99 ID:Y6cPAPhiO
138 :
閉鎖まであと 4日と 3時間:2007/01/19(金) 17:23:25.05 ID:E5coPYfOO
ほ
銀「グータラでも来てくれて嬉しいわぁ」
J「そう言われるとサボってよかったって思いますよw」
銀「ダメよぉwサボっちゃ」
彼女の笑顔は、僕の網膜に残暑の原因よりも眩しくその画を写していた―同時に高鳴る心臓が、蝉の音を掻き消していく。
正直、かなりドキドキしてる。
J「いいんですよ。ここの方が居心地いいですから」
銀「あらぁ、そんなんで単位大丈夫なのぉ?」
J「大丈夫ですよwもう大学も決まったようなもんですし」
銀「え?あなた有栖学園高校?」
J「そうですよ」
銀「へぇ〜。有栖学園高校にうちの妹がいるのよ」
J「そうなんですか。じゃあ探してみますね。」
銀「見つけたら教えてよぉwじゃあそろそろ戻るわね」
J「わかりましたw」
彼女は戻って行った。
僕はここに来るようになってからよく喋るようになった。と言っても、水銀燈さんとだけだが。
140 :
閉鎖まであと 4日と 3時間:2007/01/19(金) 17:45:36.41 ID:os6D0hWAO
>>139 ただ、そのお陰でなんとなしに自分の視野が広がったような気もする。僕にはそれが嬉しかった。
(・・・そろそろ行くかな)
僕は席を立ち上がる。心地よく感じる時間の流れはとても早い。もう既に2限が終わろうとしていた。
銀「ありがとうございましたぁ」
僕は軽く頭を下げて蝉の音が響く外へと出た。
(やっぱり暑いわ・・・)
僕は学校へと向かった。
学校に付くとクラスメートのベジータが話しかけてくる。正直、空調が聞いた室内にも関わらず室温と湿度がグーんと上がった気が・・・いや、実際上がった。
ベ「よう桜田。重役出勤か?」
こいつは何でこんなに汗をかいてるんだろう。
J「ほっとけ。てか、次の授業何?」
ベ「政経だ」
J「スネークか!!危なかった・・」
僕は政経の授業だけは出るようにしている。何せ相手が悪い。
141 :
閉鎖まであと 4日と 2時間:2007/01/19(金) 18:02:51.28 ID:os6D0hWAO
>>140 スネークは元傭兵。授業をサボると偉い目にあう―その割に寝てる奴には寛容だ。
彼曰く、眠れるときに眠っておけと。何とも傭兵らしい。
ベ「今日の授業は視聴覚教室らしいぞ」
J「そうか。ありがとな」
ベ「いいってことよ。あ、蒼嬢ぉぉぉ」
その後直ぐに殴打されたのは言うまでもない。
ふぅとため息をつくと何かを背中に当てられる感覚―足元をみるとプリントを丸めて作った紙玉が3つ。
「・・・気付いた?」
J「薔薇水晶・・・だっけ?」
薔「その通り(グッ」
児〇清の真似は要らないよと心の中でツッコンだ。絶対要らない。
J「で、何の用?」
薔「・・・これ・・・梅岡に頼まれた」
梅岡とはクラスの担任である。
彼女がプリントを差し出す。1・2限で使われたモノだろう。
J「わざわざありがと」
薔「・・・無問題」
アンタはツッコンで欲しいのかと小一時間問い詰めたいところだったが、時間もないので僕は直ぐに教室を出ていった。
142 :
閉鎖まであと 4日と 2時間:2007/01/19(金) 18:03:41.73 ID:os6D0hWAO
ここまで
続きはセンター明けにw
143 :
閉鎖まであと 4日と 2時間:2007/01/19(金) 18:26:34.16 ID:xER3JaLw0
今日、僕はとある失敗をしてしまった。僕は深く傷ついていた
「…JUM…あんまり気にしちゃダメだよ……?」
そんなとき薔薇水晶が慰めにきたのか、励ましの言葉をかけてくれた。だけど…その優しさが今は辛いよ…
「……あぁ…心配してくれてありがとな…」
僕はそう答えるのが精一杯。今は一人にしてくれ
「…でも…ホントに気にする事でもないと思うけど……たかだか──」
彼女の話を聞くやいなや、僕は頭の中で何かが切れた感じがした
「……さいっ……」
「……JUM…?」
「…うるさいって言ってるんだよっ!もうわかったから帰れよっ!!」
「…何怒ってるの…?」
彼女の冷静さに…彼女の瞳に見られて…僕はもう…止まりそうになかった
「怒ってないっ!!…お前も口では慰めてるけど、内心どう思ってるんだかな!?わかったもんじゃないねっ!!」
「……」
「お前だけじゃない!他の奴もそうだっ!!真紅たちだって…!!」
「……JUM…落ち着いて…これを見て…?」
「……?」
144 :
閉鎖まであと 4日と 2時間:2007/01/19(金) 18:27:37.04 ID:xER3JaLw0
>>143 彼女はそう言いカバンの中から何かを取り出した。それをおもむろに自分の頭に着けはじめた
「…ニャ…ニャ〜…///」
猫耳だった。見事に僕のツボをついてくるその姿に気がついたら僕は彼女を押し倒していた
「…ニャ!?ニャン///」
「…薔薇水晶…ごめんなひどい事言っちゃって…最低だよな…」
「…別に気にしてない…ニャン」
「…あの時は確かにスレはおちてたんだ…それでホントに焦ったんだ…」
「…うん」
「…画像を貼ってくれた人に一言お礼が言いたくて…でも書き込めなくて…ならさっさとスレを立てちゃおうと思って…」
「…うん…焦ってたんだね…失敗なんて誰でもするニャン…だから気にしちゃダメニャン♪」
「…ッ!……うわああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「……よしよし…良い子、良い子…」
僕は泣きだしてしまった。やっと救われた、そんな気がしたからだ
…それにしてもこの猫耳、反則である。僕は泣いてる勢いで彼女の胸に顔を埋めた。そして───
おわり
145 :
閉鎖まであと 4日と 2時間:2007/01/19(金) 18:48:23.89 ID:HK7cvbEvO
私は自分が嫌いだ
思ってることと逆のことしか言えない自分が嫌いだ
友達にもすぐ意地悪をしてしまう自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「お前のそういう素直じゃないところが可愛くて大好きだ」
自分が少しだけ好きになれた
146 :
閉鎖まであと 4日と 1時間:2007/01/19(金) 19:14:31.81 ID:HK7cvbEvO
私は自分が嫌いだ
子供みたいな自分が嫌いだ
ドジで何をやっても失敗ばかりの自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「お前の笑顔がいつも僕の心をあっためてくれるんだ」
自分が少し好きになった
147 :
閉鎖まであと 4日と 1時間:2007/01/19(金) 19:48:48.84 ID:TagIY8gz0
ho
148 :
閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:31:53.92 ID:os6D0hWAO
保守
149 :
閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:47:20.74 ID:HK7cvbEvO
>>146の最後を
「自分が少しだけ好きになれた」に変更でお願いしますですorz
150 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:00:40.47 ID:XHMM0t8wO
美人8姉妹と僕(仮)
今までに発見、遭遇した姉妹は六人、アドレスは5人分手に入れた
正直、痴漢男もたじたじのギャルゲー展開だ
さて、第5話『ピカッと光ものを感じるねキミ』をどうぞ
先輩の笑い声が、玄関ホールにこだまする。
………
何があったかというと
今から、数分前のことだ。
体育を終え、M字と笹塚君にピッタリマークされながら玄関ホールに入った。
銀「あ〜らぁ、JUNじゃなぁい」
声をかけてきたのは、先輩だった。
銀「JUN、今、体育だったのぉ?」
J「そうですよ。先輩はこれからですか?」
初めて見る先輩の体操服姿。
普段、大人っぽい先輩の体操服姿は可愛いと思ってしまう。すると、先輩が
銀「あんまりジロジロ見ないでぇ 恥ずかしぃわぁ」
あ…
思わず見とれていた僕。顔が赤くなるのがわかる。
151 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:01:39.57 ID:XHMM0t8wO
>>150 恥ずかしながら先輩に見とれていた僕は、ようやく気付いたことがある。
先輩の影に隠れて、小さな女の子が立っていることに
ヒナちゃんより少し大きいくらいで、一見すると小学生だがヒナちゃんが高一なのでそれぐらいなのだろうか?
特徴的なおでこに、巻かれた髪の毛。
可愛らしい女の子だ。僕が、小さな女の子を見ているのに気付いたのだろう、先輩が
銀「あぁ、この娘は、私の妹の1人でぇ、金糸雀って言うのよぉ」
J「あぁ、ヒナちゃんと双子なんですか?」
銀「雛苺?」
頷く僕、笑い出す先輩。
と、いうことだ
152 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:02:56.17 ID:XHMM0t8wO
>>151 もぅ、1分くらいたっただろうか
まだ、笑い続ける先輩。
笑いすぎて苦しそうだ。
…………やっと止まった。
やだもぉと、涙目で言う先輩。
そして、今まで黙っていた金糸雀が口を開いた
金「カナは、誉れ高き8姉妹の次女!姉妹1の策士『金糸雀』なのかしらぁ!!」
………え?次女?
銀「そうよぉ 金糸雀はこう見えて次女なのよ 頭はいいけどドジな所が玉に傷なのだわぁ」
次女かぁ
まぁ、先輩に養分全部もってかれたんだろうな…うん
J「あ…ぇと、スイマセン。カナ先輩…先輩ですよね?ヒナちゃんと双子だなんて失礼なこと言って。あんまり身長とかが似てたものですから」
とりあえず、謝る僕。
金「まぁ、間違いは誰にでもあるかしら そんなに謝らなくていいかしら」
良い人だなぁ
153 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:03:58.21 ID:XHMM0t8wO
>>152 そんなやりとりの後、今まで静寂を保っていたM字が喋り出した。
べ「銀嬢!」
銀「なぁに?」
銀嬢!?
変な呼び方……そんなこと気にしない先輩。
後から知ったことだけど、『水銀党』なる先輩非公認のファンクラブがあり、会員規則第14条に『水銀燈さんを敬い、崇めるため、原則として、銀嬢と呼ぶこと』と、あるそうだ。ちなみに、M字も笹塚君も非会員である。
べ「俺は、ベジータ、こっちは、笹塚。桜田…いや、JUNの親友です! 銀嬢、どうか俺達とアドレスを交換してください!!」
考えこんでいる先輩。そりゃ、笹塚君はともかく、こんなM字とはアドレスを交換したくないもんな。
しばらく考え込んだ後、何か思いついたように笑みを浮かべる先輩
154 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:05:22.65 ID:XHMM0t8wO
>>153 銀「いいわぁ」
べ・笹「ホッ、ホントっすか!?」
銀「えぇ ぢゃぁ、交換しましょぉねぇJUN」
J「え?いや、僕は別に…」
銀「やぁよぉ 交換しましょぉ?お願いJUN」
そう言いながら、僕の顔をのぞき込むように上目使い……反則級の可愛さに、思わず携帯を差し出してしまう僕。
満面の笑みを浮かべ、僕とアドレスを交換した後、M字と笹塚君とアドレスの交換を始めた。
ふとカナ先輩に目をやると、完全に蚊帳の外状態。
何を思ったのだろう?僕は、
155 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:05:58.05 ID:XHMM0t8wO
>>154 J「カナ先輩♪アドレス交換しましょ!」
なんて口走ってた
金「へっ?」
いきなりの申し出に、調子ハズレの声をだすカナ先輩。
金「なっ、なんでカナがあなたみたいな失礼な人とアドレスを交換しなきゃいけないかしら?」
J「やっぱ、カナ先輩みたいに可愛い人とメールしたいじゃないですか」
顔を赤らめるカナ先輩。
今思えば、なんて恥ずかしいことを言ったんだ。僕金「しっ、仕方ないかしらぁ。そこまで言うなら」
と、携帯を取り出しアドレスを交換した。
キーンコ〜ンカーンコ〜ン
チャイムが鳴る
J「やっば!ぢゃぁ、チャイム鳴ったんで行きますね」
金「バイバーイかしら〜」
銀「えぇ…」
別れ際、少し先輩が沈んでるように感じた
156 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:07:11.01 ID:XHMM0t8wO
>>155 5話のおまけ
〜姉妹宅リビング〜
リビングで、薔薇水晶、翠星石、蒼星石、水銀燈、金糸雀がJUNとメールしているようです。
大変だなJUN…
ふぃに、水銀燈が
銀「みんなは、どうやってJUNのアドレスを手にいれたの……?」
その瞬間全てを理解した妹達
薔「JUNが…どうしてもって……」
銀(どうしても…)
翠「JUNの奴が土下座するから仕方なくですぅ!」
銀(土下座!?)
蒼「放課後、僕が掃除してたらJUN君が教えてって」
銀(………)
金「カナも聞かれたかしら」
銀(自分から聞いたのは私だけぇ……)
落ち込む水銀燈を見て、ニヤリと笑う妹達だった
続くよ
157 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:11:32.69 ID:E5coPYfOO
>>156 カナktkr!
たしかに二人は雰囲気とか似てるよなwwww
158 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:14:47.64 ID:Y6cPAPhiO
>>156 GJ!!
あんたの作品の雰囲気が好きなんだよぉ!
159 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:17:17.99 ID:c7l8ORff0
薔薇「私が世界にあわせて回るのではない
世界が私にあわせて回るべきなのだ」
ジ「…なにそれ?」
薔薇「世界征服したときの叫びの練習。正義の味方に言ってもいいかなと。」
ジ「悪いな。世界征服するのはオレだ」
薔薇「そして私は世界一の男を手に入れた女」
ジ「だがしばらく検討する」
薔薇(脈あり!)
雪「何やってるんですか。おなかがすくだけですのに。」
お願いします
160 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:29:28.33 ID:3nKJ20YFO
161 :
閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:53:43.64 ID:ZGi2+JDCO
保守
162 :
閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:20:54.51 ID:os6D0hWAO
保守
163 :
閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:33:54.03 ID:EkGRFPoo0
ほ?
164 :
閉鎖まであと 3日と 21時間:2007/01/19(金) 23:09:01.48 ID:cageus9m0
hosyu
165 :
閉鎖まであと 3日と 21時間:2007/01/19(金) 23:23:27.70 ID:HK7cvbEvO
私は自分が嫌いだ
人一倍ワガママな自分が嫌いだ
いつも人任せで、一人では何もできない自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「誰よりも気高く、優雅なお前が大好きだ」
自分が少しだけ好きになれた
166 :
閉鎖まであと 3日と 21時間:2007/01/19(金) 23:35:08.22 ID:KOOt4F30O
167 :
閉鎖まであと 3日と 21時間:2007/01/19(金) 23:55:03.41 ID:WSbRZiOF0
168 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:21:29.42 ID:f+YirDlE0
169 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:49:10.11 ID:yjbGCRQH0
ほしゅ
170 :
閉鎖まであと 3日と 20時間:2007/01/20(土) 00:49:40.11 ID:yjbGCRQH0
age
171 :
閉鎖まであと 3日と 19時間:2007/01/20(土) 01:36:58.76 ID:z733tGK5O
保守
172 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:01:52.73 ID:nqZR4GMr0
ho
173 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:02:32.43 ID:g8vNDU9RO
保守なのー
【銀糸の】【雨の音】
>>50からの続き
《The 3rd days》
ふぁ〜今日も清々しい朝だ。少し早い冬休みってとこかな。短いけど。まだこいつは寝てることだし一階で何か朝食をとろうかな。
ジ「……ご飯は炊いてあるけどなんにもおかずがないな」
仕方ないカップ麺でも食べるか。はぁ…朝からカップかよ……。……ってあれ?
ジ「ぬあぁ〜〜!普通に置いてあるものならまだしも僕が食べようと思って隠してたやつがない〜!」
自分の家でありながら冷蔵庫内の状況を把握できてなかった僕が悪いのか。だが!誰だ!僕のカップ麺食ったドロボーは!
>>174 翠「まったく朝っぱらからがちゃがちゃうるせえやつですぅ。うるさくて寝てられんですぅ」
まさか翠星石が?そんなことはないか。食ってるとこ見てないし。まったく朝から気分悪いな。
ジ「おはよう翠星石」
翠「おはようですぅジュン」
ジ「じゃあおやすみ」
翠「また寝るですか?」
ジ「朝飯食うにもおかずがない。カップ麺食うにも在庫がない。隠していたのも消えた。やる気なくした」
翠「な〜に言ってやがるですか。ご飯がある、塩がある、ならオニギリでも食えばいいんですぅ」
ジ「あぁ〜そうだな〜」
翠「全くやる気ねぇですね。しょうがねぇからこの翠星石がジュンのために握ってやるです」
ジ「あぁ〜〜僕のカップ麺……」
翠「朝っぱらからカップ麺なんて食ってると栄養が偏るですよ」
ジ「わかってるけどさ〜」
翠「ジュン〜海苔はないんですかぁ?」
ジ「え?え〜と海苔は確か戸棚にあったと……」
海苔………のり……ノリ…やつか!まず間違いなくあいつだな!!帰ってきたら覚えてろよ!
食い物の怨みは恐ろしいということを身をもって教えてやる!!!
翠「ほらほら出来たですぅ。味わって食うがいいですぅ」
>>175 ジ「ああ、ありがと。ないものをどうこう言ったってしょうがないよな」
翠「そうですそうですぅ。そんなことより翠星石が愛情込めて握ったオニギリのお味はどうですぅ?」
ジ「もちろん美味しいよ。翠星石も食べたら?」
翠「言われなくても食うから心配御無用ですぅ」
ジ「そうか。ならいいよ」
翠「……えへへ〜ですぅ」
ジ「何朝っぱらからにやけてるんだか」
翠「昨日はいい夜でしたねぇ」
ジ「それを言わないでくれ。あ、茶でも飲むだろ?持ってくるよ」
あ〜〜恥ずかしい。この場から逃げ去るようにお茶を取りに行く僕。ま、一時凌ぎにしかならないけどさ。
ジ「お茶お茶〜っと」
冷蔵庫を見て愕然とする。飲み物系も例の酒類しかないという状態だった。もうここまでくると誰かの作為なんじゃないかと思うね。
ジ「お茶がないから紅茶でいいか?」
翠「朝から紅茶とは優雅ですぅ」
ジ「相手がオニギリじゃあ雰囲気台無しだけどな」
会話の受け答えをしながら紅茶の準備をする。まあそれなりに慣れたものだ。
>>176 翠「でもなんで紅茶があるんですぅ?」
ジ「真紅がたまに家に来てたからな。ほらあいつ紅茶大好きだろ」
翠「なっ!それは初耳ですぅ!知らなかったですぅ!」
ジ「口のなかにもの入れてしゃべるなよ。粒とんでるから」
翠「あんな紅茶中毒者に煎れてやる必要なんざねぇんですぅ」
ジ「おいおい、そこまで言うなよ」
でもまあ紅茶中毒者というのは否定できない。真紅はいつだって紅茶を飲んでいるというイメージがある。
ジ「まあ、この前なんて学校で紅茶を煎れろなんて言われたからな。流石にどうやって?とは思ったな」
翠「まさに傍若無人ですぅ」
ジ「結局家庭科室で煎れたけどさ」
翠「年下の癖に偉そうにしてるですぅ」
ジ「でも学年は3年で先輩になるんだよな」
まったくもって複雑極まりないんだよね。15歳で年下なのに先輩だというんだからさ。まあ年齢は関係ないからね高校は。
>>177 翠「地位権力を振り回すなんてひでえ奴ですぅ。いっぺんヤキいれてやるですぅ」
ジ「おいおい、なに物騒な事言ってんだよ。ほらこの紅茶でも飲んで落ち着けよ」
翠「まだ熱いですぅ。飲めねえですぅ。仕方ねーからこれでも食うですぅ」
ジ「そんながっついて食わなくったって。喉詰まるぞ」
翠「大丈夫ですぅ。心配要らんですぅ」
ジ「ほ〜ら、そんなやって食うからお弁当付いてるぞ」
そう言って翠星石の頬についていた御飯粒をとってそれを食べた。
翠「あ……う…」
ジ「ん??何言ってんだ?なんだよ僕をじっと見て。後ろに誰かいるのか?」
>>178 後ろを向いても誰もいないし気配もない。虫すらいない。
翠星石の視線の先は僕みたいだけど僕何かしたかな?でもなんにも思い当たることがないんだけどな。
ジ「どうかしたのか?大丈夫か?顔が赤くなってるぞ?」
翠「………御飯粒」
ジ「は?それがどうかしたか?」
翠「な、なんで食べたんですかぁ?」
ジ「もったいないから捨てるわけにもいかない。それに僕がとったのを翠星石に食べさせるわけにもいかないだろ?だから」
翠「べ、別に取れないところにあったわけじゃないんですからぁ」
何を慌ててるのか僕にはさっぱりわかんないんですけど。
>>179 ジ「とりあえずごめん。なんなのかわからないけど僕が原因みたいだからな」
翠「い、いえ謝らなくてもいいんですぅ。……むしろ嬉しかったり…ボソボソ」
ジ「え?なんか言ったか?最後の方よく聴こえなかったけど」
翠「なっ、なんでもねぇですぅ!」
ジ「まあそれはともかく、こうも冷蔵庫が空っぽだと夕御飯つくれないだろうと思うんだけどさ」
翠「ならジュン、買い物に行くですぅ」
ジ「そうだな。僕もついていくよ。荷物持ちぐらいするからさ」
翠「そういう意味じゃなかったんですがね……でもまあいいですぅ。一緒に行ってやるですぅ」
さて支度しないとな……ってもう昼なのか?さっき起きたばかりなんだけどな。
まあ昨日はなんだかんだで結局寝たのが遅かったしな。起きるのも遅かったんだろうな。
センター受験生様、試験合格することを心から応援しております。
……てかこんな時間に言っても意味ないか。
では、失礼します。
182 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:22:06.08 ID:f+YirDlE0
>>181 受験生は寝てるだろうなww
翠のツンデレ具合がよく出てると思いました。なんともいえない平和なひと時だ。
こっからどう話が動いていくのか、気になりますね。
183 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:25:53.29 ID:tldQ73iS0
>>181 今起きてる受験生はツンデレ好きってコトだな
184 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:27:42.73 ID:g8vNDU9RO
185 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:30:45.98 ID:vHiYyPNJO
雑談ぽくなるが一つだけ
>>184もそれ以外も受験生は寝ろwww
186 :
閉鎖まであと 3日と 18時間:2007/01/20(土) 02:46:53.26 ID:g8vNDU9RO
「明日は試験なんだから早く寝やがれですぅ、翠星石はお前を応援してるですよ。」
書いてる途中で悲しくなった
寝る前の保守
187 :
閉鎖まであと 3日と 17時間:2007/01/20(土) 03:06:43.46 ID:3vqQCPh7O
「ほらこんな時間まで勉強するのもいいですが、試験はねみぃと集中できねぇですよ?」
「わかってるんですか?わかったんならさっさと寝やがれですぅ」
「べ、別にお前らを心配してるわけじゃねぇんですよ!?ただ夢見が悪くなるのが嫌なだけですぅ!」
「……がんばるですよ…」
ゴメン。何故かふと浮かんだ。推敲をいつもは辞書右手に10回程度するんだが、1発ネタだからどう考察すればいいかわからん。
汚してすまんかった。
賽の河原で貴方を待っていました
積めども積めども石(意思)は崩れ落ちて貴方に届かない
私を覚えていますか? 私は貴方を覚えています
貴方は幸せでしたか? 私は今も苦しんでいます
こうして石を積むことでしか貴方に何かをしてあげられるという実感が沸かないから…
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら 〜賽の河原で…〜
189 :
閉鎖まであと 3日と 17時間:2007/01/20(土) 03:37:55.84 ID:P2+zFPRsO
190 :
閉鎖まであと 3日と 16時間:2007/01/20(土) 04:08:49.97 ID:9HlAv5pYO
オヤスミ保守
191 :
閉鎖まであと 3日と 14時間:2007/01/20(土) 06:33:02.97 ID:BaTO+JcyO
192 :
閉鎖まであと 3日と 12時間:2007/01/20(土) 08:09:03.99 ID:xebxCG+N0
ほしゅ
193 :
閉鎖まであと 3日と 12時間:2007/01/20(土) 08:53:02.94 ID:0N8x5ktmO
ほ
194 :
閉鎖まであと 3日と 11時間:2007/01/20(土) 09:57:52.09 ID:huI4sTYjO
ほ
私は私が嫌いだった。
本当の私は、いつも醜いから。
いつしか私は媚びることを覚えた。
本当の私は、いつも醜いから。
私は貴方に笑いかけた。
偽りの私は、いつも綺麗だから。
「作り笑いじゃない、君に会いたい」
そう言って、貴方は私に微笑んだ。
──私は私の仮面を剥ぎ取った。
貴方は私を抱き締めた。
本当の私を、抱き締めた。
私は貴方のものになった。
本当の私は、綺麗に笑った。
/ネタ被りですが。
目欄。
197 :
閉鎖まであと 3日と 10時間:2007/01/20(土) 10:41:29.67 ID:qJwV68Uf0
ぶら×べりの続編とかは、これから『続き』とか特に明記しない方向でいきます。
198 :
閉鎖まであと 3日と 9時間:2007/01/20(土) 11:32:42.56 ID:8Us2slpPO
私は自分が嫌いだ
男の子みたいな容姿の自分が嫌いだ
いつも譲歩してしまい、自分の意見を言えない自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「いつも凛々しく、他人の気持ちを先に考えられるお前が大好きだ」
自分が少しだけ好きになれた
199 :
閉鎖まであと 3日と 8時間:2007/01/20(土) 12:17:44.09 ID:qJwV68Uf0
200 :
閉鎖まであと 3日と 8時間:2007/01/20(土) 12:19:37.65 ID:8Us2slpPO
私は自分が嫌いだ
口下手で誰とも仲良くお喋りできない自分が嫌いだ
感情を上手く表に出せない自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「心に秘めた強い想い…口に出せない分、お前のそれは誰よりも強い」
自分が少しだけ好きになれた
201 :
閉鎖まであと 3日と 8時間:2007/01/20(土) 12:33:17.81 ID:8Us2slpPO
私は自分が嫌いだ
見た目も中身も幼い自分が嫌いだ
誰かに甘えてばかりの自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「色んな人の『優しさ』を知ってるお前が羨ましい」
自分が少しだけ好きになれた
202 :
閉鎖まであと 3日と 7時間:2007/01/20(土) 13:22:33.90 ID:tXqtfA830
ホシュ
203 :
閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:14:27.13 ID:9HlAv5pYO
保守
204 :
閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:56:22.71 ID:6uhEUn6x0
私は自分が嫌いだ
食事の度にお店のメニューを全部注文して食べる自分が嫌いだ
おかわり自由と聞くと店員さんに断られるまでおかわりをする自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「お前さ……ほんっっっっとによく食べるよな」
自分が少しだけ好きになれた
205 :
閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:12:08.39 ID:8xWhrlak0
保守
206 :
閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:20:47.54 ID:8Us2slpPO
私は自分が嫌いだ
お嬢様育ちで何も知らない自分が嫌いだ
妹のことになると周りが見えなくなってしまう自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「お前のその純粋で綺麗な心が大好きだ」
自分が少しだけ好きになれた
207 :
閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:21:07.80 ID:8Us2slpPO
私は自分が嫌いだ
口を開けば皮肉しか言えない自分が嫌いだ
孤独が好きなくせに人一倍寂しがりな自分が嫌いだ
でもそんな私に貴方はこう言ってくれた
「お前のその綺麗な髪と瞳が大好きだ」
自分が少しだけ好きになれた
208 :
閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:22:01.53 ID:8Us2slpPO
7人分終わらせるのにこんなに時間かかってごめん(´・ω・)
全部まとめて投下するべきだったのを反省している
209 :
閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:29:53.29 ID:8Us2slpPO
あ、8人だった…('A`)
210 :
閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:57:35.49 ID:qJwV68Uf0
211 :
閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:46:44.72 ID:8YoOZxHu0
保守
212 :
閉鎖まであと 3日と 3時間:2007/01/20(土) 17:15:20.59 ID:vD0ugOBqO
213 :
閉鎖まであと 3日と 1時間:2007/01/20(土) 19:01:52.56 ID:oBxDfPGFO
保守
214 :
閉鎖まであと 3日と 1時間:2007/01/20(土) 19:36:56.33 ID:oBxDfPGFO
保守
215 :
閉鎖まであと 3日と 0時間:2007/01/20(土) 20:05:21.12 ID:MLL3uzxrO
保守
216 :
閉鎖まであと 3日と 0時間:2007/01/20(土) 20:34:36.31 ID:FaiZjRQHO
センター一日目終了保守
217 :
閉鎖まであと 3日と 0時間:2007/01/20(土) 20:55:49.02 ID:MLL3uzxrO
なんて過疎だ…
>>141 視聴覚教室に着くとスネークが出席を取り始める。今日は国際政治がらみで中東の諸問題に関するビデオを"本人の実体験を交えつつ"見るらしい。
だが、スネークには悪いが寝ることにする。空調の聞いた部屋でビデオなんか見てたら眠くなるのは必至なわけで、もう既に何人か戦死者が出ている。
(メディック・・・)
「・・・呼んだ?」
呼んでません。てか読心しないそこ。
薔「・・・反応して?」
J「少なくともお前は呼んでない」
薔「・・・メディックって言ってたから」
無意識のうち口に出してたようだ。
J「無事ですからご安心を」
薔「・・・いえっさー」
何なんだろうこの空気は・・・決して嫌じゃないんだけど、なんとなく見透かされてる感じがして・・・
いや、あまり考えない方がいい。寝るとしよう。
219 :
閉鎖まであと 2日と 23時間:2007/01/20(土) 21:31:55.07 ID:DaiCsFc3O
ほ
220 :
閉鎖まであと 2日と 23時間:2007/01/20(土) 21:58:26.13 ID:FaiZjRQHO
>>218 「・・・ぁ・・・らだ・・・桜田!!」
J「・・ベジータか?」
ベ「いつまで寝てんだよ?とっくに授業終わってるぜ?」
ベジータ呼び声で目を覚ますと重たい身体に鞭を打って起き上がる。
J「あ、あぁ・・・次何だ?」
ベ「次は・・・俺休むわ・・・」
J「梅岡かw」
ベ「屋上行ってるわ・・・」
J「わかったw」
僕は教室に戻った。
何があるわけでもない。ただ、そこにいたらいいだけ。
本でも読んでよう・・・さっきの続きでも。
・・・それにしてもいつからこんなに無気力なったんだろう。
何だか、少し虚しくなった。
虚しさから、集中力を欠いてしまい読んでても何が書いてあるのかわからない。
(僕ってなんなんだろ・・・)
空虚な時間が流れていった。
221 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:15:30.80 ID:O1kI7AkZO
投下するならもっと間隔を狭くしてほしいです
222 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:21:15.51 ID:FaiZjRQHO
>>220 流れ行く時間にはそれぞれの早さがある。空虚な時間はとても早い。
気が付くともう6限が終わっていた。
(・・・帰るか)
帰っても誰もいないのだが。
僕は一人暮らしをしている。
両親は海外で仕事をしていて、姉は留学へ行ってしまった。なのである程度のことはできる。仕送をもて余し一時期は株に手を出してた―もっとも、見事に失敗してしまったが。
鞄に教科書をぶち込み帰ろうとすると蒼星石に呼びとめられた。
蒼「JUMくん〜」
J「どうした?」
蒼星石はクラスメート。真面目と書いて蒼星石と読む。これくらい真面目な子だった。
蒼「今日掃除だよ?」
J「え・・・」
蒼「帰ったら・・・わかっt」
J「わかってる。教室だよな?」
蒼「うん。じゃあ掃き掃除お願いね」
なんで今日に限って掃除なんだよと思いながらも仕方なく掃除をすることにしよう・・・
223 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:22:25.87 ID:FaiZjRQHO
>>221 申し訳ない
次回から気を付けます
今日はここまで
224 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:24:21.98 ID:occGAu/OO
というわけで、この過疎っぷりを打開するために投下……していいのでしょうか?ID:FaiZjRQHO 様?
時間空いてる……よね?
225 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:27:29.63 ID:d4cyenwE0
226 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:27:43.32 ID:FaiZjRQHO
227 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:2007/01/20(土) 22:29:07.71 ID:occGAu/OO
>>187 の続きだと思ってくれ
「今日の試験はどうだったかな?良くできた?」
「フツーのやつらなら良くできたかもしれませんが、深夜遅くまで起きてた奴が良くできたわけねぇですぅ」
「そんなこというものじゃないよ翠星石」
「今日で全てが決まるんですよ!?昨日夜遅くまでこんなとこ見てる馬鹿は落ちたって知らんのですぅ」
「そんなこと言ったらダメだよ。それに今日ずっと心配してたじゃない」
「そそ、そんなわけねーですぅ。それは気のせいですぅ」
「それにね翠星石、今日だけじゃなく明日もあるんだよ?」
「え?試験って一日だけじゃねぇんですか?」
「そうだよ。だからボクらはみんながちゃんと合格できるように癒してあげないとね」
「そんなこと言ったってどうやって癒すのか蒼星石はわかってるんですかぁ?」
228 :
閉鎖まであと 2日と 22時間:
>>227 「ううん、わからない。でも願ったり祈ったりするだけでも違うかもよ?」
「やっぱりこういうときに役に立たん奴ですぅ。やっぱりこんな事のときには……」
「どうするの翠星石?」
「今から九州に行くですぅ」
「ええ!?今から行くの!?それになんで!?」
「菅原公に代理で会いに行ってきてやるですぅ」
「誰なの?」
「それは行ってのお楽しみですぅ♪」
「ボクらだけじゃ危ないからジュン君も連れていこうよ」
「ちび人間が一人増えたところでなにも変わらんですぅ。でも蒼星石がそこまで言うんなら連れていかないわけにもいかんですねぇ」
「翠星石、顔がニコニコしてるよ」
「さあ蒼星石ジュンを誘って九州へいざ行かん!!ですぅ」
「わかったよ。翠星石は言い出したら聞かないからね。……ゴメンねジュン君」
「さあ行っくですぅ〜!!」