【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【毛糸のぱんつ】
1 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:
2 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:20:33.44 ID:dF1aHIAm0
3 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:21:29.80 ID:dF1aHIAm0
灰『ぐすっ、ひっく……おねえちゃん……』
黒『灰……毎朝毎朝お姉ちゃんが学校行こうとするたびになくのやめなさい。しかたないでしょ? お姉ちゃんは小学校、灰は幼稚園。もう一緒には行けないの』
灰『やだああああ!! 灰もおねえちゃんといっしょにしょうがっこういく〜〜〜!!!』
黒『無理言わないで。おとなしく幼稚園に行きなさい。お姉ちゃんも学校終わったらすぐ帰ってくるから、そしたら一緒に遊んであげる』
灰『……ほんと? ほんとにすぐかえってくる?』
黒『本当よ。お姉ちゃんが今まで灰に嘘ついたことある?』
灰『……やっぱりやだああああ!!!! わーーーーん!!!』
黒『ああもう!』
黒「――なんてこともあったのに、今じゃこのていたらく……ほら起きなさい。もう時間ぎりぎりなんだから」
灰「あとちょっと。あと六時間だけ……」
黒「学校終わってるわよ! ……ねえ、灰。私の言うことが聞けないの? 私と布団とどっちが大事――」
灰「布団」
黒「……フフフ、そう……じゃあその愛しい布団から一生出られない体にしてあげる……」
灰「あ、ウソ、ウソです。いたっ、お姉ちゃん痛い! すごく痛い、洒落にならないくらい痛い痛いいたたたた!!!」
黄「ん? 灰ちゃんの悲鳴……やばい!!」
バタン!
橙「あ、黄も今起きたとこ!? 今の悲鳴聞いた!?」
黄「聞いたよ! あれはパターンC、つまり今は八時四十分……遅刻デッドゾーンギリギリだよ!」
橙「急げ〜!!」
黄緑「あらあら、二人ともあんまり急ぐと転ぶわよ。はいこれ、サンドイッチ。教室で食べてね」
黄「黄緑! いつもサンキュー! でも黄緑も急がないと遅刻しちゃうよ?」
黄緑「私は大丈夫ですよ、うふふ」
橙「(なんでいっつも私たちよりあとに出てるのに、私たちより先に学校にいるんだろう……)黄、急いで! マジヤバイって!」
黄「あ、待ってよ! じゃね黄緑。いってきまーす!!」
黄緑「はい、いってらっしゃい」
黄緑「今日もいい天気。さあ、今週もみんながんばっていきましょー、おー!」
4 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:26:52.15 ID:Nrru/tza0
6 :
九十九神の人:2007/01/13(土) 20:28:59.75 ID:UXQXSbcY0
では、早々と投下します。
4レスほどお借りします。
7 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:29:19.15 ID:zeQMcERc0
8 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:29:20.67 ID:iz5ZT0x5O
9 :
九十九神 1/4:2007/01/13(土) 20:29:23.75 ID:UXQXSbcY0
さて、今日は休みである。もちろん、最近ないがしろにされつつある労働基準法に則った休みだ。
なんだか俺が「お前実は働いてるように見せかけたニートじゃねーの?」とか思われているようだが断じて違う。
ただ人より休みが多いだけだ。しっかり働いてんだぞ俺は。
そんなこんなでモーニングコーヒーを入れながらわいわいがやがやと騒がしいリビングを見る。
俺の家は1LDKで、玄関から左右にトイレと洗面所、風呂場がある廊下を抜けるとリビングダイニングに出る。
リビングダイニングから玄関に向かって細長くキッチンがある。
そこから襖を隔てていまや「個」の字がほとんど意味をなさない個室がある。
今は襖を取っ払って巨大なリビングとして使用している。
そりゃそうだ。いまやこの部屋の住人は俺+13人(本?)の色鉛筆やクレヨン達、総勢14人だからな。
仕方ない仕方ない。そう言い聞かせない限りやるせなさが猛然と俺に襲い掛かるので半ばまじないのようだ。
相変わらずみんなでトランプをやっている。よく飽きないものだ。
「ねえ」
俺が悪魔のように黒く地獄のように熱い、さほど甘くない微糖のコーヒーを飲みながら思案にふけっていると、珍しく緑が声をかけてきた。
緑は薄いライトグリーンでフードつきの長袖、濃い目の緑でポケットのたくさんついた長ズボンをはいている。
こいつはどっかにサバイバルにでも行くのだろうか。たくさんのポケットの中にナイフぐらい入ってそうだ。
緑の手には一冊の本がある。おそらくその本について訊きにきたのだろうと思う。
「ん?」
「この本、使ってないの?」
よくよく見ると、「公務員試験予想問題集 小学校教職員用」と書かれている。
そういえば使っていたな、こんなの。昔からの夢だったが、最近では忙しくて眼を通す暇もなかった。
……休みばかりだったのは確かだが、決してそれは俺が怠けていたわけではなく泥のように眠ってしまった俺の惰眠の……。
いや、なんか言ってるだけで言い訳がましく聞こえるな。って、俺は誰に言ってるのだろう。
10 :
九十九神 2/4:2007/01/13(土) 20:29:50.40 ID:UXQXSbcY0
「ああ、最近は見てない」
「……『最近は』ね……確かに、本が少しくたびれてる」
緑はぺらぺらと本をめくり、中の問題や俺の解答に眼を向けている。
俺は基本的に直に書き込むタイプで、その理由は『同じものを何回もやったって無駄』だと考えているからだ。
「このまま、放っておいていいの?」
「え?」
「このまま、『使ってほしい』この本を、放っておいていいの?」
……「使ってほしい」、か。
こいつらも元々は「モノ」だからな。そういうのが分かったりするもんなのだろうか。
そういえば、今日は何もない。
いつもなら休みといえば知り合いとバカやるのが通例なのだが、今日は珍しく予定はなし。
「そうだな、久々にやってみる」
「そう」
にこっ、と安堵したかのように笑った緑はこちらへゆっくりと本を渡してきた。
俺は受け取って、机からシャープペンと消しゴムを取り出し、残りの部分を解いてみることにした。
結論から言おう。
難しい。全然手をつけていなかった報いが来ているのかもしれない。
ちくしょう、ここまで分からないとは思わなかった。
「どう?」
緑が気になってか俺の横から質問し、本を見て、深々とため息をついた。
ああ、分かってるともさ。俺の不肖具合が良く分かるってやつだ。ちくしょう。
俺は目の前のほとんど埋まっていない解答欄に頭を抱えながらも解答を構築していく。
知識を問う問題は楽にできるのだが、俺が苦手なのはいわゆる「思考力」を試す問題だ。
ある条件やシチュエーションが与えられ、それに対する俺の考えや対応策を答える問題。
おそらくこれが解ければ俺は採用試験にも受かるのだろうとは思うが、それは誰だって同じだとも思う。
11 :
九十九神 3/5:2007/01/13(土) 20:30:15.46 ID:UXQXSbcY0
「なーにしてんのっ」
比較的高い声が俺の後ろから聞こえ、声がした方向を向くより早くしゅびっ、と飛びつかれた。
横目で確認すると、紫色のポニーテールが少し見えた。その前に、首。首っ!
「紫、死にそうになってるわよ」
「えっ? ……ごっめーん☆」
……なんだその語尾のそれは。可愛さアピールでごまかそうってのか、この腹黒幼女め。
「むっ、今『小さい』系の言葉を言ったなっ!?」
言ってない。思ったが。
「むぅー」
むくれても許さん。さてと、解答を考えることに集中しなければ。
「ねー」
やはり主体的な行動を促した方がいいよな。道筋を示すだけで充分か。
「ねーえー」
調べさせるのは子ども達にさせて、解決法を考えさせる。
「ねーえーってーばー」
んで、そこで授業でやったことを引き合いに出す。理科の実験の考察法なんかはいい例だな。
「ねーえーってーきーてーるーのー」
そうすれば子ども達の自立性がガクガクガクガク。
「何をするんだおのれはッ!!」
人が解答を考えている最中になぜ首根っこをつかんで前後に揺らすんだっ!
おかげで脳みそシェイクされて今さっきまでいい考えが浮かんでたのにどっかへすっぽ抜けてしまった……。
「だってー」
「なんだっ!?」
「……えっと、その、なんといいますか、あう、ご、ごめんなさい」
よく分かりました。いい子いい子。って、ああっ! 泣くな! お願いだから泣くなっ!!
「罰当たり」
緑も傍観者を決め込んで横でクトゥルフ神話とか読んでないで助けてくれ! そもそも罰当たりってなんだっ!?
12 :
九十九神 4/5:2007/01/13(土) 20:30:33.25 ID:UXQXSbcY0
紫をなだめ、緑以外の11人をなんとか落ち着かせると、すでに時間は夜中の9時をまわっていた。
というより、なぜ風呂の時でさえもこいつらは色々と食いかかってくるんだ……これが女のサガか……。
普通風呂場のドアの前まで来て「謝れ! 紫ちゃんに謝れ!」はないだろ。しかもいれかわりたちかわり。
なんか精神的に酷く疲れた。だが残り3ページだから今日中にやっちまうか。
俺は問題集をテーブルの上で開き、どっこらせ、と年齢に似合わない声を出して座る。
彼女らのだいたいはすでに眠っている。どうやら先ほどの問答でかなり疲れたらしい。
起きているのは件の紫と緑だ。紫は俺とは反対側の席に所在なさげに肩をすくめ、下を向いて座っている。
緑はというと、窓ガラスに背を預け、ハードカバーを読んでいるが何の本かは分からない。
問題の解答を考えながら、ちらちらと様子を見てはいるのだが、どうも居心地が悪い。
「あ、あのさ」
と雰囲気の悪さを緩和する策を色々思案していると、紫から声をかけられた。
俺は問題を解くのに集中しているふりをして、なおざりな返答をすることにする。
「んー?」
「……その、昼間は悪かったよ。 ごめんなさい」
……なんだ、いつも強気で生意気だと思ってたけど、案外素直なところがあるんだな。
俺はわずかに感心しつつ、席を立つ。紫が俺の返答がないことに不安そうな眼でこっちを見ているがとりあえずほっとく。
牛乳をウサギの絵柄入りのコップに入れ、レンジで温める。いわゆるホットミルクだ。
ホットミルクが入ったコップを紫の前に出すと、紫が「?」と疑問符を頭に浮かべながらコップを見ている。
俺は席に座り、問題集に眼を向けてシャープペンを手先でくるくると回しながら答える。
「ほら、早く飲んで寝ろ。風邪引くぞ?」
俺の言葉を変に解釈したのか、紫は顔を真っ赤にして、
「こ、子ども扱いすんなっ!!」
と近所迷惑も顧みず金切り声で叫び、目の前のホットミルクを一気に飲み干しむせながら鉛筆の箱へ歩いていく。
そういう行動が子どもなんだよな、と心の中でつぶやき、俺は問題を解くのに戻った。
結局、解き終わったときは深夜の12時を回っていた。
13 :
九十九神 5/5:2007/01/13(土) 20:30:47.31 ID:UXQXSbcY0
「ところで」
俺が問題集を閉じ、んーっと背伸びをすると隠密のごとく後ろに回りこんだ緑が質問する。
びくぅっ、と体をこわばらせる俺。こ、ここは落ち着け。素数を数えるんだ。
「な、なんだ?」
「あなたは『来世』を信じる?」
そこで、俺は緑の持っている本に眼を向けた。「インドの神々達」と書かれた講釈書である。
そんな本、俺持ってたっけ? と疑問に思いつつも俺は素直に答える。
「一応な」
もちろん、前までは信じてなかった。超常的な現象など、あるはずがないと。前世の記憶なんぞ眉唾だと。
こいつらと出会ってからはそうもいかなくなった。身近に超常的な存在があるわけだからそんなことも言ってられない。
いわゆる「物の怪」が居るんだ。「来世」ぐらいあったっておかしくない。そういう考えが俺の中に芽生えていた。
緑はハードカバーを俺の目の前に置いた。緑は本を開き、指差す。指が指し示すところには、
「輪廻転生、か」
「人をはじめとした『生きとし生けるもの』は皆輪廻の輪の中。 じゃあ私達は、どうなのかしら?」
俺は緑の表情を見てみた。メガネの奥に見えた瞳に映る感情は、
「私達は九十九神で意思があるとはいえ、基本は『モノ』。 生きているのかしら?」
不安、だ。こんな質問をしたのも、その表れか。
人間である俺と、九十九神である彼女らとは、別れが確実にやってくる。
それは俺も考えていることだ。だが、彼女らにとって、俺との別れは死と等しいのかもしれない。
九十九神は持ち主に大事にされれば恩を、ないがしろにされれば仇を返すという。
……ならば、「持ち主との別れ」は、彼女らにとってどんな意味を持つのだろうか?
持ち主を中心に彼女らの行動が決まる。ならば、その中心との別れとは。
後ろめたいことを考えるのはやめた。俺は思ったままを言う。
「魂は物にも宿る。それが発現すると九十九神になるんだろ? なら立派に生きてるじゃねーか」
「……そうね」
とだけ言って、緑は本を手に取り、ぱたんと閉じる。そのまま、眠るために箱へと向かっていった。
その表情には、心なしか安らぎを得ているように見えた。
14 :
九十九神の人:2007/01/13(土) 20:31:18.70 ID:UXQXSbcY0
以上。5レスでした。数え間違えました。ごめんなさい。
15 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:34:05.65 ID:F39+JK/V0
16 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:38:42.75 ID:lhfjqGJd0
17 :
閉鎖まであと 10日と 0時間:2007/01/13(土) 20:49:38.27 ID:dF1aHIAm0
立てたはいいが読んだり見たりしてる暇がないw
あとはまかせた! ノシ
>>1乙!!!灰黒姉妹萌えたwww
>>14 流石のクオリティに脱帽したwwwww
紫かぁいいよ紫wwwww
>>16 筆の柔らかいタッチがなんか好きだwww
良ければ他の色も描いてくだしあ><
>>18 ちょwwwwwリアルに俺がさっき読んでた記事じゃねぇかwww
侍黒ならやりかねないなwww
20 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:01:45.51 ID:lhfjqGJd0
21 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:06:52.73 ID:+Q+71QnC0
青SS投下してもよろしいでしょうか?
22 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:10:15.99 ID:T0eZONueO
是非頼む
>>20 毎週土曜の8時半くらいに立ってるぜw
あと緑GJ!!
>>21 イイヨイイヨー!
24 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:11:16.04 ID:+Q+71QnC0
わかりました
では青デレ強化型SS
投下します
5レスほどです
25 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:11:44.83 ID:+Q+71QnC0
少しそこらをぶらつこうと、色無が玄関で靴紐を結んでいると、ふと後ろから声が投げつけられた。
「色無、出かけるの?」
凛としていて心地よく響くアルト。色無が一桁の頃から聞きなれている声持ち主。
「青。いや、ただの散歩」
「なら丁度良かった。ちょっと付き合って」
特に可愛げも色気も含まない声音でそう言い放つと、青は奥に消えていった。
「さ、いくわよ」
しばらくしてよそ行きのかわいらしい格好をして出てきた青は、着ている服装とはまた真逆の、そっけない態度で玄関を飛び出していった。
見送る形となった色無は、嘆息もつかず黙々とついていく。
2人の日常のことでもあるからだ。
2人は街のデパートの中にいた。
青が先だって歩き、その後ろを色無がついて歩く。
「はい、これもお願い」
青は、物見をする事もなく真っ直ぐ欲しいものを買い溜めして、色無の腕に積んでいく。
「前から欲しかったのよ。でも手持ちじゃ足りなかったからね。それで、お年玉で買おうと思っていたの」
こういう計画的なところが青なのだろう。それにしても買いすぎなのは今まで散財を抑えていたからなのだろうか。
更に次、と青は色無を振り回す。
(まだ買うのか…)
色無は、限界に近づきつつある両の腕を少しでも安らげるように青に問いた。
「でもここで一気に使い込むと後に響くんじゃないか?」
それを聞いた青は、バッグの中から小さめの封筒を取り出して、色無に突きつけた。
「大丈夫よ。今まで使ってたのは誰かさんから貰った雀の涙ほどのお年玉だから。あとあたしのお小遣い。でもお年玉はまだまだ余ってるからね」
「俺のじゃねぇか。雀とは失礼な」
色無は、寮の全員(朱と群青等大人達は除くが)に、世話になっているから、とお年玉を渡していたのだ。
しかし何分まだ学生である。あまり高額とは言えない額であった。しかし、それなりに無理をした額でもあった。
「そ、だからこれが最後」
先ほどから荷物を持ち直す仕草が多くなってきた幼馴染の両腕を心配したのか、本当にこれで最後なのかはわからないが、とにかく青は再び歩を進めた。
26 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:15:58.89 ID:+Q+71QnC0
(な、長い…)
さっきまでの思い切りのよい買い方はどうしたのだろうか?
先程から店舗の中をグルグルと何週も回る青。
最後と言った割には随分と悩んでいる様だ。
両腕にとうとう痛みが走り出した色無は耐え切れずに言った。
「なあ。まだ決まらないのか?」
「そうね…色無、どこかで休んでて。もうすこしかかりそうだから」
と、色無の方を見向きもせずに早口でまくし立てる青。そこに心配しているような感じは微塵も感じ取れない事が色無には悲しいところ。
なんとなく突き放すような言い方が気になった色無だったが、両腕の事もあるのでさっさと退散することにした。
自販機の近くのベンチでくたびれる色無。
(しかし…)
この状況は一般に言うデートのはずであるのだが、こう、色気が無いのは何故だろうか?
俺と青の間にそんな事を求めるのはもう無理なのであろうか?
そんなことを考えながら、色無は幼馴染の真っ直ぐ伸ばした背筋、学校でのそれよりもかわいらしい髪留めでまとめられたポニーテール。
薄化粧の目元。香りに思いを馳せる。
今日、今までこれを見た事があるのは俺一人のはずだ、という少しばかりの優越感。期待感。今まで青と過ごしてきた時間。
(青…かぁ)
いつの頃からか、色無は青に惹かれていた。幼き頃からの腐れ縁を断ち切って、今すぐにでも、恋人になりたい。そう思い至って早数年。思いのほか腐れた縁は固かった。進むことも引く事も出来ない状態で、ただ、おぼろげな恋人としての2人を夢想していた。今でも。
思考はしつも堂々巡り。答えなんかでやしなかった。
そのまま暫く雑踏を眺めていたが、喉の渇きを覚えてジュースを買う。
「遅いな」
そんなに悩んでいるのだろうか、と思いながらチビチビと缶を傾ける色無。
ゆっくり飲んで飲み干した頃に、やっと青が合流した。
27 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:18:12.97 ID:hRKhUwLu0
28 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:23:04.17 ID:+Q+71QnC0
待たせてゴメンの一言もなしに、色無が空き缶を捨てるのを見届けてすぐに、いきましょ、と寮へ歩き出す青。
まったく、これである。
少しばかりの期待感は、あっさりと、無慈悲に、しかしやっぱりね、と打ち砕かれる。
(それにしても)
結局青は何を買ったのだろうか?
色無は疑問符を出したが、さっさと進む青の背がどんどん小さくなっていくので、追いかけるしかなかった。
道すがら、寮近くの公園を通りかかった。
前を歩く青はいつも以上に素っ気無く、固いオーラを放つ。
色無は自分が何か悪い事でもしたかと考えたが思い当たる節が無い。
むぅ…と唸りながら歩いていると、
「色無、ちょっと待って」
と、突然青が振り返った。
待つも何も青が先に歩いていたのだが、と野暮な突っ込みを心打ちながら色無は青の前に立つ。
青は、手に持っていた先程最後に購入した物の紙袋を漁る。
「ハイこれ」
そうして取り出されたものは。
「マフラー…」
青の髪と似たような青色のマフラー。
「俺に?」
「あたしからのお年玉よ」
いつもの凛然とした様子からは想像も出来ないほど、震えて、弱々しい声音。猫背気味に突き出された右手。
俯いた頭と前髪からは顔色は伺えないが、後ろと横とを結んでいるので耳は晒されている。
耳は、真っ赤だ。
「ほら、これからまだまだ寒い日は続くんだし、無いより有った方がいいかなぁとか、そうした方が喜ぶかなぁとか、あの、その、色々…」
声、小さく。
「あ〜もう!巻いてあげるわ!こっち来なさい!」
声、大きく。
29 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:24:18.85 ID:Nrru/tza0
>>14 ……やばい、キャラが活きていて素晴らしい。
GJ。
>>16、
>>20 これはいい黄色と緑ですね。
筆で描くとは……お見事です。
>>18 そんな記事があったのかwwwwwwwwww
侍黒ならありそうだが、男失礼wwwww
30 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:24:56.77 ID:+Q+71QnC0
色無のほうが背が高いので、自然に寄り添うようにマフラーを色無の首にかける青。
(あ…)
寄った青から香る匂い。
(いいな…)
心、安らぐ。
「ハイ。これでいいでしょ」
仕上げに軽く胸元を叩いて、離れる青。
その顔は、笑顔。
「ん…ありがとう」
照れる色無。青からの不意打ち。これは、色無のある念願にかなり近いものがあった。
突然の事に、対応しきれない色無。
「あと…これ」
追い討ちをかけるように再び袋から取り出したものを色無に渡す青。
「これは、手袋?」
「うん。あたしの。色無からのお年玉で買ったの」
マフラーと同じく、青を基調とした手袋。
「プレゼント交換って奴。あたしからはマフラー。色無からは手袋」
笑顔のまま両手を差し出す青。
「さ、プレゼント交換。頂戴」
(これって…)
色無の念願、そのものであった。
いつしか恋人のように、2人が2人であるものを証明しあう。
プレゼント交換。ええじゃないか…
31 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:25:43.02 ID:+Q+71QnC0
ならばと、色無は青の後ろにまわって、抱きしめるように両手を取って、左、右、と手袋をはめていく。
「うあ…渡すだけでよかったのに…」
思わぬ不意打ちに茹ダコ状態の青。
「有難う…」
「どういたしまして、姫」
恭しく、ふざける色無。
姫発言にさらに赤くなった青は
「もう…さ、さあ!する事はすんだし、帰りましょう!」
と、赤いままの顔で逃げるように振り返っていってしまった。
色無は、首の暖かさを感じながら、青を追いかけた。
「だけどなんでこんなことを?」
寮の玄関前、色無はふとした疑問を投げかける。
「だって、お金じゃ味気なかったし、あたしもあげたかったし、お金じゃ寂しかったから…」
「え?」
それはそれは小さな声で呟いた青。
聞き取れない色無。
「あ〜もう!あんたにもプレゼントあげたかったの!それだけ!じゃあね!」
全てを投げ出すように大声をあげる青。その勢いのままズカズカと部屋に戻って行ってしまった。
(しかし、まぁ…)
嬉しいことは嬉しい。今度、告白でもしてやろうか、などとたくらむ色無。
どんな反応をするだろうか。想いは通じ合った気がする。あんな態度だが。
幼い頃からの悲願。今までは腐れ縁で付き合ってきたが、恋人として、付き合っていきたい。
叶ったら何をしようか?2人でどこへ行こうか?
その形無い、たくらみは、それはそれは、はっきりくっきりと浮かんできたそうだ。
32 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:27:24.27 ID:+Q+71QnC0
以上、終わりです
ありがとうございました
33 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:27:42.72 ID:wghpMhFtO
ここって必ず女の子で擬人化しなきゃ駄目?
34 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:33:12.65 ID:hRKhUwLu0
>>32 割り込んでスマン……GJ!!
>>33 男擬人化もあるが、やっぱり女のほうが人気がある模様
>>32 青かぁいいよ青wwwww
やばい、早くも良SSがたくさん投下されてるwwwww
>>33 男擬人化も全然おkだけど、スレタイにもあるとおり基本は「萌える」スレだから、おにゃのこも出してもらえると嬉しいぜw
36 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:44:13.54 ID:d43vIxQ/0
久しぶりにきたからキャラ間違っているかもしれん……
そうだったらスルーしてくれ
黒と灰色で4レス頂きます
37 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:44:45.57 ID:d43vIxQ/0
「あれ……まだ来てないのか」
晴れ着を着た人が多く行きかう神社の入り口、時間もちょうどだし場所は間違っていないはず。黒さんが遅刻とは珍しいな。
昨日本屋で黒と会い、お互いにまだ年始のお参りに行っていないという事で二人で神社に行く約束をした。
厳格で規律を守る黒さんが遅刻するという事は何かあったのだろうか。連絡を入れようと携帯電話を取り出すが、黒さんが携帯電話を持っていない事を思い出した。 待つしかない、そう腹を決めて二十分ほどしたところ、なにやら視線を感じた。
「…………」
見たところ小学生か。少し灰色がかった髪に青いリボンを付け、服装は黒を基調とし白いフリルがついている。例えるならば西洋人形といったところだろうか。もちろん知り合いではない。
「…………」
僕が彼女を見ても、彼女は視線を外さない。それどころか目を細めてさらに僕の顔をしっかり見ようとしている。少しツリ目で、同学年の男子を泣かせていそうな感じもする。
もしかしたら顔に何かついてたかな? と思い頬をかいてみると、その少女は手をポンと叩き「納得した!」と言わんばかりの顔つきで僕の方へと歩いて来た。
「えーっと……何か用かな?」
少女は僕の足元まで来ると、じっと僕を見上げてさらに何か確認しようとしている。
十秒くらいにらめっこしていたか。少女は胸元から眼鏡を取り出してかけ、僕の顔を睨みつけるように見た。
さらに十秒くらいにらめっこを続けると、突然に少女は表情をふにゃりとくずし、口を開いた。
38 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:45:02.94 ID:d43vIxQ/0
「にーちゃ、見つけた」
「へっ?」
その言葉と同時に胸に感じる衝撃、少女が僕にぶつかってきたのだ。いや、むしろ抱きついて来たといったほうが正しいか。
「ねーちゃ、今日は来れないって。熱だした」
「ねーちゃって……もしかして黒さん?」
「うん。黒ねーちゃ」
少し屈んで少女と話しやすい態勢にする。ちょうど僕の肩の横に少女の顔があるといった形だ。
黒さんが熱を出してしまって、連絡手段もないから妹さんをよこしたって事なのかな。
「えーっと……名前は?」
「灰色だよ」
「そっか。灰色ちゃん、伝えてくれてありがとね」
そう言うと灰色ちゃんは顔を赤くし、僕の肩のくぼみに顔をぱこっとはめるようにした。
39 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:45:22.54 ID:d43vIxQ/0
「にーちゃ、アメ」
「はいはい。すいません、あんず飴二つ下さい」
折角だからと灰色ちゃんとお参りをする事にしたのだが、これが結構大変だという事に気がついた。
灰色ちゃんは好奇心旺盛で、目につく物なんでも飛びついてしまう。黒さんも大変なんだろうな……
「べたべた」
「あぁ、直接触っちゃったのか。ハンカチ持ってきてないしな……手洗い行こうか」
「えいやっ」
「うわっ!?」
「へへ、にーちゃもべたべた」
少し屈んだ僕の頬を小さな手で挟みこむようにされる。とても嬉しそうな顔しているので怒るに怒れない。
手洗いを済ませ、境内の奥に進むと何やら人だかりが出来ていた。
すぐさま駆けだそうとする灰色ちゃんの手を掴む。ここで迷子になられたら凄い困るし、後で黒さんに何を言われるかわからない。顔を膨れさせた灰色ちゃんをなだめて人だかりへと近づく。
「獅子舞だね」
「うー、見たいー」
「ちょっと前の方には行けなそうだね。抱き上げようか?」
「にーちゃ、肩車」
「えぇ?」
「かたぐるまぁー」
ただでさえ目につくゴシックな服装の灰色ちゃん。今までもかなり好奇の視線に晒されている。これ以上目立つのは嫌なんだけど……
「がだぐるばぁー」
「わ、わかった。それじゃ、はい」
泣く子と地頭には勝てぬ。国語が得意でない僕でもそんなことわざが頭に浮かんだ。
40 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:46:00.09 ID:d43vIxQ/0
寝てしまった灰色ちゃんを背負い、黒さんの家へと向かう。
黒さんとお参りに行けなかったのは残念だけど、新しい体験も出来たからよかったのかなとも思う。
インターフォンを押すと黒さんが出た。熱は下がったのかな。
ドアを開けた黒さんは僕の背中の灰色ちゃんを見て、信じられないといった表情を見せた。
「なんで……灰色が!?」
「へ? 黒さんが灰色ちゃんに伝言頼んだんじゃ……」
「ま、まぁいいわ……とりあえず中に入って」
応接間に通された僕は灰色ちゃんをソファーに横たわらせて、その隣に座る。
黒さんがお茶を入れてくると同時に、灰色ちゃんがゆっくりと起き上がった。少しぼーっとしていたけれど、目の前に置かれたお茶を飲むと覚醒したようだ。
「突然出かけたと思ったら色無と一緒に帰ってくるし……何があったの?」
「ねーちゃ、今日出かけるって言ってた。悔しそうだったから、たぶん誰かと約束してたんだと思った」
「別に悔しそうにだなんて……」
ちらりと僕を見る黒さん。慌ててお茶を飲み、気づいていないフリをする。そう、別に僕と黒さんは恋人関係でもなんでもない、ただのクラスメイトだ。意識する事なんてない。
「私は色無と会うとは言ってなかったし、第一に灰色も色無の顔知らなかったはずなのに……」
「にーちゃの顔、知ってた」
「え?」
黒さんは驚いた表情を見せ、自分を落ち着かせる為にかお茶を飲む。
「にーちゃの写真みた。ねーちゃがいつも持ってるやつ」
僕と黒さんは盛大にお茶を噴き出した。
終
41 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:46:51.17 ID:d43vIxQ/0
以上です
引き続き色鉛筆擬人化スレをお楽しみ下さい
42 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:47:48.12 ID:3QHZjMoc0
43 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:51:37.90 ID:hRKhUwLu0
>>40 綺麗なオチに萌えたwwww
>>42 こんなメイドさんがいたらぜひお目にかかりたいwwwww
44 :
閉鎖まであと 9日と 23時間:2007/01/13(土) 21:52:13.34 ID:Nrru/tza0
>>41 新たな灰……やばい、これはいいw
最後ので俺も噴いたwwwwww
>>42 あなたは……ここの住人を萌え殺す気かっ!?
メイド水とか……反則だ(ガクッ)
46 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:03:18.54 ID:iz5ZT0x5O
>>41 この発想はなかった
灰で和んだwwwww
>>42 水色かぁいいよ水色
47 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:09:01.98 ID:wghpMhFtO
48 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:10:56.83 ID:wghpMhFtO
49 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:13:18.74 ID:hRKhUwLu0
>>47 野郎とか言うからもっとごついのかと想像してしまったじゃないかwwwこういうのなら全然おk!!GJ!!
50 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:13:43.12 ID:iz5ZT0x5O
>>47 ( ゚д゚)
(;゚д゚)
(⊃д⊂)
_,,_
(;゚д゚)
( ゚д゚ )男……
男なのに萌えてしまった……くやしい……ビクビク
51 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:15:42.98 ID:hRKhUwLu0
52 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:17:03.94 ID:iz5ZT0x5O
>>51 ( ゚д゚ )
青「混んでますね」
群「そうね」
青「あ、あのオバサンたち横は入りしてるわ……」
群「これだからオバタリアンは……」
青「オバ……タ………?」
群「……………」
朱「おう、空」
空「こんにちは、朱色さん」
朱「お、ゲームウォッチか?」
空「なんですかそれ?新機種の名前ですか?」
朱「……………」
群・朱「これがジェネレーションギャップか……」
保守@姉妹
53 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:22:16.33 ID:zeQMcERc0
http://collateral.bitter.jp/cgi/wiki/index.php?%A5%B3%A5%BF%A5%C4%A4%C8%BF%B2%A4%BF%A4%D5%A4%EA%A4%C8%CB%DC%B2%BB ↑の続きです。
◇
男「さて。風呂掃除も終わったし、ここはおやつでも……」
緑「お帰り。ご苦労さま」
男「……あのさ。そんな涼しい顔して読書してる場合じゃないと思うんだけど」
緑「そうかもしれないわね。じゃあ、引っ張り出してあげたら?」
男「そうする。てかこれ、文字通り『頭隠して尻隠さず』だよな。 おーい、でてこーい」
緑「もはや天性のドジっ娘よね、この子。間の悪さといい絶妙だったもの。しかも慌てるあまりにヘッドスライディングして……」
男「今に至るというワケですか。おおかた、頭でもぶつけたかね。おーい、茶色ー?」
緑「茶色、そのままだとパンツ丸見えよ」
『――ごづんっ!!』
男「うわっ!? い、今尋常じゃない音がしたぞ!?」
緑「激しく頭を打ち付けたみたいね。色無、早いところ引きずり出してあげて」
男「わ、わかった。 い、よっ……とぉ!?」
緑「あ」
茶「うぅ、ふぁぁ……ぽかぽかで、ぐるぐる……」
緑「……大胆。茶色を引きずり出すついでに、スカートまで脱がすなんて」
男「わ、ワザとじゃないッ!!」
緑「桃の胸を弄り倒したアナタが言っても説得力ないわ。 それより茶色が心配ね」
男「頭ぶった上に、コタツの熱でのぼせた……のか? まぁとにかく、俺が部屋まで運ぶよ。 よいしょ、っと」
緑「そう。 でも、目が覚めたらまた落ち込むでしょうね。この子」
男「やっぱり自分はドジなんだなぁって? ……それでも、何度でも頑張れるからすごいよ。茶色はさ」
緑「天才とは、努力し続ける者のことを言う。 どこかでそんな台詞を聞いた気がするわ」
男「ははっ。だとしたら、コイツは天才だよ。 さてと、それじゃ俺はちょっと茶色を置いてくる」
緑「ええ、行ってらっしゃい――――……くす。背中で真っ赤になってる茶色、可愛かったな」
54 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:23:34.97 ID:XOTYsnid0
>>52 いくつだよwwwwww
俺と同世代かいなwww
55 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:25:16.15 ID:hRKhUwLu0
56 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:35:18.03 ID:fGzJ0SLm0
57 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:40:29.69 ID:wghpMhFtO
58 :
閉鎖まであと 9日と 22時間:2007/01/13(土) 22:53:41.87 ID:hRKhUwLu0
◇
灰「こたつでみかんはもう古い!」
男「え……今まさに食べてるのに…」
灰「いまどきはこたつで雪見大福だ!!」
男「んー……まあ火照った体でアイスってのもいいけど…やっぱりみかんじゃない?」
灰「みかんは皮むくのがめんどくさい!」
男「どれだけ楽したいんだよ……」
灰「手が黄色くなる!」
男「わかったわかった…(むきむき)……ほら」
灰「(ぱくっ)……うむ、 美味でごじゃります」
男「はいよ」
灰「むぐむぐ……うん、毎回こうしてくれるならこたつでみかんは文化であると認めようぞ」
男「はいはい……。まだ食うか?」
灰「もちろん」
◇
59 :
閉鎖まであと 9日と 21時間:2007/01/13(土) 23:24:01.08 ID:iz5ZT0x5O
空「……………」
青「何してるの?」
空「人間観察」
青「………じゃあ何書いてるの?」
空「ローゼンメイデンがもし私たちだったら」
青「………ちょっと見して」
水銀燈→黒(感じ的に)
金糸雀→黄(扱い的に)
翠星石→青(ツンデレだから)
蒼星石→赤(僕っ子だから)
真紅→緑(本ばっか読んでるから)
雛苺→水(泣き虫さんだから)
雪華綺晶→白(神秘的なところ)
青「………なるほどねぇ」
保守@空
60 :
閉鎖まであと 9日と 21時間:2007/01/13(土) 23:29:47.80 ID:3u3wy4OYO
61 :
閉鎖まであと 9日と 21時間:2007/01/13(土) 23:46:33.99 ID:iz5ZT0x5O
私の部屋は端から2番目で、横の部屋は空き部屋です
でも、最近夜中になると声がするんです
ブツブツブツブツ呟くような声が
1度朱色さんに頼んで部屋の中を見せてもらったんだけど、誰もいませんでした
でも、なぜか部屋の隙間━━タンスと壁の間から視線を感じるんです
空「一体なんなんだろう………お姉ちゃん聞いてる?」
青「………やめてぇ」
空「へ?………あ、そういえば苦手だったっけ」
青「……怖いの嫌ぃ……」
空「あー………ゴメンね」
青「…………ぐすっ」
空「私が一緒に寝てあげるよ」
青「………そんな部屋行きたくないよぉ」
保守@姉妹
62 :
閉鎖まであと 9日と 21時間:2007/01/13(土) 23:48:23.86 ID:3u3wy4OYO
遡って北
九十九神の人の表現力に感心したり、ちっちゃい灰に吹いたり、メイド水に萌え死にそうになったり、和紙の人(多分)キタ―(゚∀゚)―!とか、赤(男)に(*´д`)=3ハァハァしてしまったり…とキリがないので纏めれ大変申し訳ないが G J で す !
さて、ラストスパートでかきあげてくる。
63 :
閉鎖まであと 9日と 21時間:2007/01/13(土) 23:51:33.99 ID:3u3wy4OYO
纏めれって何だよ俺…orz
ちょwww席外してたらこの投下量とクオリティwww
萌え死ぬのには十分だwww
>>41 灰色超GJだなwww灰色のお陰で色無と黒の仲は間違いなく深まったwww
>>42 メイドとかもうね……もう反則だよ。
>>47 この可愛さで野郎なんて呼べません><
>>53 茶色かぁいいよ茶色wwwww
他の奴等がこれをやれば間違いなく確信犯だが、それを天然のドジにできるのは茶色だけだなwww
>>56 これは良い水色www
>>57 なんかアナタの絵は凄い和むwwwwww
>>61 怖がる青かぁいいよwww
65 :
閉鎖まであと 9日と 20時間:2007/01/14(日) 00:18:31.94 ID:OCxty//i0
人いないな…
黄緑さん、そろそろ寝ようか?
67 :
閉鎖まであと 9日と 20時間:2007/01/14(日) 00:50:26.91 ID:immopF/n0
68 :
閉鎖まであと 9日と 20時間:2007/01/14(日) 00:54:17.93 ID:C1/1Hzb3O
>>67 緑ktkrWWWWWWWWあなた眼鏡好きだなWWWWWWWW
69 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:00:46.03 ID:+xx38T/IO
>>67 メガネ!! メガネ!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
⊂彡
70 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:08:59.28 ID:dtR1e6220
71 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:09:29.70 ID:yoxDOteKO
サムライブラック保守
普通
桃「はいあ〜んしてぇ。」
色「恥ずかしいからやめろ………あ〜ん。」
異常
侍「ほら『あ〜ん』しろ。」
男「あ〜ん。んっ。」
侍「よし。毒はなし、と。」
普通
色「すまん!宿題見せてくれ!あとで図書館付き合うから!」
緑「む、しょうがないな( ///)」
異常
侍「すまぬが宿題を写させてくれないか?」
男「しょうがねぇなぁ。」
翌日
先生「侍黒が未提出なのはともかくなんで男のが二つもあるんだ?」
普通
お化け屋敷にて
青「キャッ………!………ッ!ちょっとなにくっついてんのよ!」
色「今の明らかにあなたからこちらに寄ってきたのですけど?」
異常
侍「てぃ!駄目だ………斬っても斬ってもキリがない!」
男「何してんだお前!早いとこずらかるぞ!」
72 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:13:58.25 ID:OCxty//i0
>>71 久々に声出してワロタwwwwww男wwwwww
73 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:18:43.75 ID:+xx38T/IO
74 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:22:24.63 ID:C1/1Hzb3O
>>70 柔らかい感じが(*´∀`)
>>71 こんな時間に大声出してワロタWWWWWWWW
75 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:37:41.88 ID:qSMmKqEn0
76 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:49:01.94 ID:qSMmKqEn0
77 :
閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:57:52.74 ID:C1/1Hzb3O
>>76 神速で抱きしめた
イマイチ自信がなかったけど当たってたWあなたも久しぶりに見た。帰ってきて嬉しいよ(゚∀゚)
酔いが回ってきたのでこの辺で ノシ
起きたらたくさん投下されてますように…
78 :
1/2:2007/01/14(日) 02:00:41.14 ID:1a2ssnUt0
2レス投下 ちなみに
>>32です
色「や、やっと抜け出せた…」
黒「あら珍しい。よく生きて帰ってこれたわね」
色「そう思うなら、ベッドで寝かしてくれ。ってかなんで俺の部屋にいるんだあんたらは」
色無があたりを見渡すと、黒、青、緑、桃、白がちゃぶ台を囲っていた。
色「…なんかアダルティなメンバーだな」
緑「どうゆう意味?」
桃「アダルトっていうよりエロスな感じかなぁ?」
白「え?桃ちゃんエッチなのはダメだよぉ」
青「らぁによぉ〜あだしそんなオバサンじゃぁないあよぉ〜」
色「うごっ、青酔っ払ってら」
黒「さっきまで下の宴会に付き合ってたからね」
桃「阿鼻叫喚って感じだったでしょぉ」
白「なんだっけ…祝2007年回第十三次会…だったっけ?」
色「ああ。とにかく黄と橙と朱さんがテンション高くてなぁ。何度ズボン下ろされかけたか」
青「あは〜はぁ。色無へんた〜い。きゃはははは!」
緑「下の階の良心は黄緑と赤ぐらいなものね」
桃「水ちゃんも茶ちゃんも役に立たなさそうだしねぇ」
青「キャハハハハ!ハハ!ハh…うっ…うぉえ…」
色「桃ヒドすぎ。青酒癖悪すぎ。ってか眠い。悪い、皆の前だけど寝かせてもらうわ」
79 :
2/2:2007/01/14(日) 02:01:32.09 ID:1a2ssnUt0
黒「うん、それ無理。だってほら」
黒が布団を剥がすと、そこには猫の如く丸まって寝ている灰がいた。
白「灰ちゃんはね、私達の誰よりも早く色無君の部屋に居たんだよ」
緑「っていうか最初から下にいなかったと思うわ」
青「うぇ〜…もうダメぇ〜…」
色「マジかよ…」
桃「んふう、だったらさ、ここでも宴会しよ。勿論静かに」
黒「そうね、どうせ暇だし。もう日付も変わったんじゃないかしら」
白「じゃあ、十四次会だね」
色「しゃあねぇな…飲み物とってくるわ」
青「い・ろ・な・しぃ〜いってこ〜いぃぃ…ぐぅ…ぐぅ…」
黒「そろそろホントにヤバイんじゃない?青」
青「きゃはははははは!」
白「うわ、青ちゃんが壊れちゃった」
灰「うぅ…寒い…うるさい…」
80 :
閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:07:20.85 ID:qSMmKqEn0
81 :
閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:27:02.73 ID:64P1gOdn0
83 :
閉鎖まであと 9日と 17時間:2007/01/14(日) 03:16:56.63 ID:1a2ssnUt0
保守
色「あ゛あ゛あ゛あああぁぁ…」
赤「うわ、どしたのさ。そんなに濁点だらけの溜息ついて」
色「いやな、なんか疲れてんなぁ、って」
赤「オジサンだなぁ、も〜。だらしないぞ男子」
色「でもな、ホントにな、ダルイんだ」
赤「なんか…体力的にじゃなくて精神的に疲れてるみたいだね…」
赤「しょうがないなぁ…ホラ!」
色「何?膝?」
赤「そ、膝枕。ついでに耳掃除でもしてあげるよ。いつの間にか寝てしまってるかもね」
色「それは、いいかも、知れないな。では、お邪魔して…うわぁ〜、めっちゃ気持ちええわぁ」
赤「わ、バカ頬ずりするなって」
色「いやそうは言いますけどもね、ホントにいいんですって。ほら陸上部特有の引き締まったカモシカの足がぁぁ」
赤「あ、コラ!やめ…あんっ……ホントに、や・め・ろ!このエロ無ぃ!」
色「いや、むしろ今の俺はエロ有だ」
赤「途端に元気になりやがってコイツ!」
朱「若いっていいなぁ〜ってなんだこの空気」
>>83 エロ有テラウラマシス……そう、殺意を抱くほどに……―――
そしてなぜか朱さんに哀愁を感じたw
85 :
閉鎖まであと 9日と 17時間:2007/01/14(日) 03:44:51.30 ID:tDavhW3Q0
>>83 ぐぁ、ネタが被った
焦茶「ふふふふふ。色無、いま私は世界で一番幸せな自信がある」
色無「太股を撫でないで下さいって。集中できません」
焦茶「愛しい男の膝枕に耳掃除。最高のコンビだ。例えるならば炬燵に蜜柑、梅に鶯、鬼に金棒、カエルに一茶、棚に牡丹餅。おっと、最後は違うな」
色無「もしかして酔ってます?」
焦茶「当然だろう。色無の温もりと匂い、愛しい男と二人きりの時間。私の為の行動。これ程の美酒に酔わないことは無礼を通り越してもはや罪だ」
色無「だから太股を撫でないで下さいって。くすぐったいんですよ」
焦茶「そんなことより色無、さっきから手が止まっているぞ?私に飽きたのか?」
色無「人聞きの悪いことを・・・全然耳アカが見つからないので少し奥を見てるんですよ」
焦茶「耳アカなんてあるわけが無いだろう。耳掃除は今朝したばかりだからな」
色無「はい?今なんと?」
焦茶「色無に汚れた女だと思われたくないからな。朝のうちに綺麗にしておいた」
色無「・・・・・・・・すみません、ちょっと何処から突っ込んでいいのかわからないんですが」
焦茶「耳かき棒は耳に突っ込めばいいだろう」
色無「えーっと、なんで俺耳掃除してるんですか?」
焦茶「私がお願いしたからだ」
色無「本末転倒って知ってます?」
焦茶「個人的には倒置法だと思っている」
色無「・・・何を強調してるんですか」
焦茶「愛しい男と二人きりの時間、私の為の行動、わがままを許してくれる色無の優しさ、そして私の乙女心。あとは少々のスパイスかな」
色無「・・・はぁぁぁ。仕方無いですね。他に言いたいわがままはありますか?」
焦茶「頭を撫でて欲しい。今だけ私の事を考えて欲しい。これ以上はもったいないから次回にとっておくさ」
色無「まったく、わがままなお姫さんですこと」
86 :
閉鎖まであと 9日と 15時間:2007/01/14(日) 05:28:27.33 ID:xq1V419i0
保守
87 :
閉鎖まであと 9日と 14時間:2007/01/14(日) 06:28:51.70 ID:6gZt363O0
あげほ
88 :
閉鎖まであと 9日と 13時間:2007/01/14(日) 07:28:24.36 ID:4N0qXZEhO
保守ー
89 :
1/2:2007/01/14(日) 07:34:54.81 ID:9lhuDipl0
前スレだかで話題になってた茶(男)×水(女) しょぼくてごめん
昼休み。授業が一区切りつき、クラス中がリラックスし和やかな空気に包まれる中、一人の少年―――茶色がこれでもか、というぐらいに気合いを入れていた。
「よしっ……」
そう力強く向かう先は、たった2つ後ろの席だ。
「あ、あ、あのさっ」
その様子は、誰がどう見てもテンパっているようにしか見えない。
「…?」
声をかけられた少女は、俯き気味に茶色の方を見る。
「み、水ちゃん、お昼、一緒に食べあいっ?」
……噛んだ。しかし、茶色の伝えたいことは伝わったのだろう。
「…いいよ」
水色は恥ずかしそうにしながら頷いた。
「………」 「………」
無言。2人とも、向かい合ってお弁当を食べているが、会話はゼロである。いや、互いに努力はしているのだ。しかし、話し掛けようとするタイミングが2人が揃いすぎているのだ。例えば―――
「…ねえ」 「…あの」
「「っ!?」」
「「………」」
といった感じだ。
はたから見れば、向かい合って互いに顔を赤くしながら無言で弁当を食べているおかしな2人だろう。
茶色の鞄のなかには今、水色が読みたいと言っていた本が入っているし、水色の鞄のなかには明らかに自分用とは別のサンドイッチが入っている。
2人とも、相手のために用意してきたものを今日も渡せずに、昼休みは過ぎていくのであった。
90 :
1/2:2007/01/14(日) 07:35:43.97 ID:9lhuDipl0
帰り道。今回も茶色が水色を誘って一緒に帰ることに成功していた。成功していたのだが―――
「………」 「………」
またしても沈黙。もどかしい、そんな距離が2人にはあった。
「…さ、寒いね」
茶色が恐る恐る話し掛ける。
「…うん」
水色の返事も遠慮がちだ。
「こ、今年は雪、降らにゃいのかな?」
…また噛んだ。茶色は2度目の失態に落ち込んでいるが、水色はあまり気にしていない。
「…そう、みたい」
しかし会話は弾まない。再び、重い沈黙が訪れようとしていた。
「…あ、オリオン座…」
すると水色が夜の空の大きな砂時計を見付け、小さな声をあげた。
「ホントだ」
茶色もそれにつられて空を見上げた。澄み切った冬の夜空ではっきりとわかるその星達。
「綺麗…」
「うん…」
2人は同じ空を見つめていた。寒いはずの冬の空気が、なぜか心地よかった。
会話は盛り上がらなかった。2人で笑いあったわけでもない。それでも、2人の帰り道は何かが特別だった。
91 :
閉鎖まであと 9日と 13時間:2007/01/14(日) 07:37:34.42 ID:9lhuDipl0
題名変えるの忘れた…もう終わりです
では↓からまたGJな作品をお楽しみください
92 :
閉鎖まであと 9日と 12時間:2007/01/14(日) 08:20:13.73 ID:yoxDOteKO
ほ
93 :
閉鎖まであと 9日と 12時間:2007/01/14(日) 08:36:28.04 ID:FoSSE2WD0
>>90 やばい、二人とも可愛い…是非今後も書いてくれ!俺も頑張る!
>>41に萌えさせてもらったので描いてみた初投下
灰が握ってるのは色無のジャケットかなんかのつもりでー
95 :
94:2007/01/14(日) 08:40:26.81 ID:0SLG/+4b0
96 :
閉鎖まであと 9日と 12時間:2007/01/14(日) 08:51:24.23 ID:1a2ssnUt0
>>95 どこのお城のお姫様かと見紛うばかりのかわゆさです
97 :
閉鎖まであと 9日と 11時間:2007/01/14(日) 09:16:29.42 ID:yoxDOteKO
サムライブラック保守
侍「今某はすんごい幸せだ。」
男「俺も。」
侍「某のこと、はなさないでくれるか?」
男「あぁ。」
侍「嬉しい………。」
男「お前のいる世界が俺の世界なんだ。」
侍「男…………」
男「お前のいない世界なんて考えられないよ。」
侍「某だって愛する貴様がいないと……………枯れてしまいそうだ。」
男「大好き。」
男「う〜ん臭いなぁ。」
侍「さっきから何を考えておる?」
男「多分日頃のイメージとのギャップについて。」
侍「ほぅ。」
男「多分青とか緑なら似合うんだろうな。」
侍「弓兵か?」
男「違うから。」
98 :
閉鎖まであと 9日と 11時間:2007/01/14(日) 09:39:39.13 ID:18stg8Qo0
あ
99 :
閉鎖まであと 9日と 10時間:2007/01/14(日) 10:24:23.15 ID:vM6NrHFt0
ほ
100 :
閉鎖まであと 9日と 10時間:2007/01/14(日) 10:36:49.73 ID:OyVVIKQp0
毛糸のパンツを産業で
101 :
閉鎖まであと 9日と 10時間:2007/01/14(日) 10:47:28.11 ID:EBUMNn3UO
色無「茶色ー?……って、うおっ!!」
茶「ふにゃ〜……」
色無「パンツ見えてる……のはいつものことか。でもなんでこんなところで伸びてるんだ?」
茶「…あ、いろらしくんおはよぉー。」
色無「うわっ、酒くさっ!!」
茶「あー、いろらしくんあぁしのぱんつ見たれしょー?」
色無「いやいや、これはどう考えても不可抗力ですよ!って酔っ払い相手に言っても仕方ないか…」
茶「どうどうこの毛糸のぱんつー。かぁいーれしょぉ?」
色無「ちょ!そんなに強調して見せなくていいから!」
茶「れもこのぱんつ【ピー】の【ピー】がぱんつにたくさん絡まt【以下自主規制】」
色無「………ぷすん。(ドサッ!)」
茶「はれれー?いろらしくん寝ちゃったぁー?じゃーあぁしもまた寝よーっと。」
黄緑「色無君、茶色ちゃんご飯できt………あらあら、うふふ。これは二人ともお仕置きが必要かしらねぇ?うふふふふふ…」
103 :
閉鎖まであと 9日と 9時間:2007/01/14(日) 11:50:33.70 ID:LPvUnMVz0
>>95 また新しい絵師が来てるw
なんという細かいレースだwこんな格好の灰が一人で歩いてたら間違いなくさらわれるwGJ!!!!!!!
104 :
カラー戦隊ペンシルファイブ(1/6):2007/01/14(日) 12:13:33.43 ID:C1/1Hzb3O
最終話(・∀・)虹の向こうに
−バラバラバラバラ
群青『みんな大丈夫?』
ヘリから降りた群青がみんなに駆け寄る。
桃『群青、さん…』
黒『私達は大丈夫です。けど…』
紫『色無が…』
群青『何かあったの、ね?』
紅『うん…』
そこまで聞いて群青は理解した。自分の妹の事を託した少年がいない…彼は約束を守れなかった…
群青『いずれにしてもココに居ては危険だわ。みんなヘリコプターに乗って。』
確かに元S・O・Gの本部だった洞窟がある小島はどうやら地殻変動のせいで危険な状態だった。
紫『……やだ。色無が戻るまで帰らない。』
紅『…ボクも。』
桃『…わたしも。』
黒『私達もだ。』
その言葉に灰もうなずく。その瞳は彼を信じている。
群青『それは私だってそうよ。でもね、色無君が無事だったとしても迎える私達が無事でないのは彼が悲しむわ。だから…』
紅『でも…それでも!』
紫『ここで色無を』
青『帰りましょう、みんな…』
桃『青ちゃん!?』
青『群青さんの言う通りよ…色無を信じて先に』
紅『ボクは帰らないぞ!絶対に一緒に帰るんだ!』
105 :
カラー戦隊ペンシルファイブ(2/6):2007/01/14(日) 12:14:55.45 ID:C1/1Hzb3O
紫『アタシも!』
−パシッ!パシッ!
青が二人の頬を張った。周りも呆気に取られる。
青『いい加減に、しなさい…アタシだって待っていたいわよ…でも、ココに残ってみんな死んじゃったら誰が色無に[おかえり]って言うのよ…』
青が瞳に涙を限界まで溜めている。唇の端からは血が−余程、強く噛んで我慢していたのだろう−滲んでいる。その姿を見て誰もが目線を落とした。
桃『青ちゃん……うん…私が一番に抱きついて[おかえり]って言うんだから…』
黒『あら?それは私の役目よ。』
灰『その直後に私と遊んで貰おう。』
紅『ちょっと待ってよ。その前にスーパーのプリンを買い占めてもらうんだよ!』
紫『アタシだってチビに最高級猫缶と遊び道具を買ってもらわないと。』
群青『フフッ…じゃあみんな、ヘリに乗って。色無君にみんなで[おかえり]って言う準備しなくっちゃ。ね?』
その言葉に全員が頷きヘリに向かった。青は一人まだ入口をみつめている。
群青『青ちゃん…ありがとう…』
青『群青さん…』
群青『全く、色無君の遅刻癖には困ったわね?』
青『ホントにです。』
群青『呼んであげて。色無君、急いでくるわよ…』
青『ええ』
−スウゥゥゥッ!
青『色無ーーっ!遅刻するわよーーっ!』
バメン(・∀・)テンカン
色「ココは何処だろう…真っ暗だな…俺、どうなったんだっけ?ああ…地割れに飲み込まれて…さすがに俺、死んじゃったんだ。だよな…」
真っ暗な空間で目を覚ました。何にもない。風も音も。
色「さ〜て…どうするかな…ん?あれは…」
106 :
カラー戦隊ペンシルファイブ(3/6):2007/01/14(日) 12:16:43.55 ID:C1/1Hzb3O
光が迫ってくる。一つ…いや二つだ。あれがお迎えってヤツか?なんだろう、甘い匂いがする…
?『あの〜色無さんです』
?『ダメよ〜シュークリームが喋ったら〜』
−パクッ
薄黄『ひゃあああ!深緑さん、違いますよ〜クリームですってば〜!眼鏡ちゃんと掛けてください〜』
深緑『あら?クリームちゃん、どうしてずぶ濡れになってるの?』
何だこのちっちゃい二人は?俺の周りで漫才してるし…っつーかお迎えじゃないのか?
薄黄『それは深緑さんが噛みついたんですよぅ〜』
普通の子だな…ん?
このから甘い匂いがするのか!
深緑『貴方が色無さんね〜?貴方を迎えにきました〜』
こっちは…巫女服?何故?やっぱりお迎えかよ。
薄黄『女神様が呼んでいらっしゃいますのでついてきてください。』
色「判ったけど、どうやって?」
深緑『それは…こうやって(ゴソゴソ』
薄黄『深緑さんちょっと』
色「ちょっとま」
視界に入ってきたのは100tと書かれた巨大なハンマーだtt
−バチコーン!!!
深緑『ホームラーン。…あらクリームちゃんがいませんね〜何処に行ったのかしら?』
色「痛ってー!死んでも痛みはある」
薄黄『うきゅぅ…』
色「大丈夫かクリームちゃん?」
どうやら巻き込まれたらしい。見た目には怪我とかしてないので気絶してるだけか。深緑…恐ろしい子…ん?向こうが明るくなってきたな。いわゆるあっちの世界か?あれ?更に加速してね?地面が近く
−ズドーン!
死ぬかとオモタ…生きててよかった…いや、もう死んでるんだよな、俺。
?『よくいらっしゃいましたね。色無さん…』
まだ着地(衝突ともいう)の衝撃でクラクラする俺に誰かが話しかけてきた。
107 :
カラー戦隊ペンシルファイブ(4/6):2007/01/14(日) 12:18:12.58 ID:C1/1Hzb3O
色「貴女は…」
?『私は女神[空(そら]。父である絶対神に変わってまずは、感謝を。ほら薄黄、起きなさい?』
薄黄『うにゅ〜…はっ!?空様!』
この人…どっかで見たような…
空『さて…色無さん。貴方は残念ながら死んでしまいました。』
あ〜やっぱり…何かこう、直球で言われるとやっぱヘコむなぁ…
空『…ですが貴方にはもう一度チャンスが残されています。』
やっぱり…アイツ等に色々言われてるんだろうなぁ………
(゚д゚ = ゚д゚)えっ?えっ?今なんと?
空『貴方は先程の死によって魂が封印され本来、貴方が持っていた魂が動き出しました。』
色「じ、じゃあ…俺は…みんなの所に…」
空『あちらの扉から元の世界へ帰る事が出来ます。仲間が待っているのでしょう?お急ぎなさい。』
柔らかな笑顔で女神様が指差した先には白い扉があった。
色「女神様、ありがとうございます。これでみんなとの約束を守れます。」
空『次に会う時は天寿を全うした時に。』
色「ですねWありがとうございます女神様。失礼します。」
俺は女神様に一礼して扉へと走り出した。
空『また会いましょうね?色無お兄ちゃん…あれ?クリームちゃん。深緑は?』
薄黄『私達をハンマーですっ飛ばした後は…』
空『また迷子ね…今度はいつ帰ってくるのかしら…』
薄黄『この間帰ってきたのが5000年振りでしたからね…』
扉を抜け俺は遠くに見えるもう一つの扉へ走り出した…
色「はぁ…はぁ…ここか…」
扉の向こうで声が聞こえる。ああ…このフレーズは毎朝聞いている。返事しなかったら遅刻確定だな…
−ガチャ…
108 :
カラー戦隊ペンシルファイブ(5/6):2007/01/14(日) 12:19:09.22 ID:C1/1Hzb3O
ジカンジク(・∀・)ヲモドスヨ
群青『呼んであげて。色無君、急いで来るわよ』
青『ええ』
−スウゥゥゥッ
青『色無ーーっ!遅刻するわよーーっ!』
色「おう、今来たぞ。」
青&群青『えっ……』
二人はビックリした。叫んだ方向とは別の所から待ち人の…色無の声が聞こえたから。ゆっくり声のした方向へ向き直る。そこにはあの場所で別れたままの姿で彼が少し照れくさそうに立っていた。
青『色…無…色無!』
その声にヘリに乗っていた黒達が一斉に顔を出した。
色「ただいま、みんな。」
『色無ーー!』
全員が色無へと走り出す。まるで映画のワンシーンのように。みんなが残り1メートルまで近付いたその時突然現れた女性に色無は押し倒された。
焦茶『よく帰ってきた色無。流石、私の夫になる男だ。さあこの場で契りを』
色「ちょWWWW焦茶さん何で…ってや、やあただいまみんな…あれ?その手に持ってる武器とかしまって、ね?群青さん流石に拳銃は…ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ…」
黄緑『あらあら、生命維持装置の準備しなきゃ。』
そう言って黄緑はヘリの後部へ歩きだした。
イロイロスットバシテ(・∀・)サンネンゴ
朱『オマエ等も今日で卒業か…ちょっと寂しくなるな…』
黄緑『みんな、帰ってきたら卒業パーティーよ。』
紅青桃黒色『「はーい。じゃあ、いってきまーす!」』
あれからヘリで島を脱出した俺達はみんなの第2の家である寮へ帰った。最後の最後に俺、死にかけたけど…
紅『今日で卒業か…』
紅は体育大へ特別推薦で進む。陸上競技の強い社会人チームからのスカウトもあったらしい。
109 :
カラー戦隊ペンシルファイブ(6/6):2007/01/14(日) 12:19:46.97 ID:C1/1Hzb3O
桃『色々あったね〜』
桃は母親のCDジャケットにモデルとして写ったルートから芸能界デビュー。忙しそうだったけど極力、学校に来ていた。
黒『そうね。いい思い出ね…』
黒は商社に就職が決まっている。あの性格だから上司をヘコますかもしれない。妹の灰ちゃんは在校生代表として送辞を読むらしい。何でもオール満点で入学したとか…
青『さ、みんな急がないと遅刻するわよ!』
青は大学の教師課程に進む。小学校の先生になるのが夢だったそうだ。面倒見がイイから人気の先生になりそうだな…
朱色さんは寮母に復帰した。相変わらず全ての仕事を黄緑さんに任せてグータラの毎日。群青さんは虹天使を解体した後にキャリアウーマンに戻った。特に最近は忙しいらしく、始発で出社して終電で帰宅。休日出勤もこなしてる。
色「おう。卒業式に遅刻は勘弁だからな!」
俺は紫と一緒に水色さんの寺で修行する事にした。
黒『じゃあビリが罰ゲームね?』
紅『よーい、ドン!』
色「ちょ!まてお前等ー!」
桜の向こうに架かる虹の更に向こうへ全員で走り出した…
――オシ(・∀・)マイ――
110 :
閉鎖まであと 9日と 8時間:2007/01/14(日) 12:21:05.46 ID:SHOqE5EF0
この手のゴミスレも粛清されるんだな
よかったよかった
111 :
閉鎖まであと 9日と 8時間:2007/01/14(日) 12:26:46.87 ID:C1/1Hzb3O
以上です。完結しました。拙い文章にお付き合いありがとうございました。
112 :
閉鎖まであと 9日と 8時間:2007/01/14(日) 12:33:48.68 ID:XnlCZpgh0
GJ!
113 :
閉鎖まであと 9日と 8時間:2007/01/14(日) 12:51:06.42 ID:HKbBWeMzO
ホシュ
114 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:01:59.59 ID:VBiTkWoV0
緑(男)×赤(女)
赤「緑ー、ボクとランニング行こー」
緑「やだ。寒いし、今本読んでるし」
赤「何言ってるのさ!子供は風の子!さあ、行くよ!」
緑「行かないって言ってんだろ、ちょ、引っ張んな馬鹿!」
赤「あー、気持ち良かったね」
緑「…死ぬ」
赤「だいじょぶ?」
緑「…大丈夫じゃない」
赤「あはは、ホントに死にそうだね」
緑「笑い事じゃねえし」
赤「あはは、君と走るとホント楽しいよ」
緑「……(笑ってれば、可愛いんだけどな)。…たまになら、付き合ってやるよ」
赤「ホント?じゃあ今から」
緑「却下」
115 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:04:02.31 ID:VBiTkWoV0
紫(男)×橙(女)
橙「あー重ッ。ったく女の子に荷物なんか運ばせるなって、担任め」
紫「おい橙、荷物代わるか?」
橙「んー?なんだ紫か。いいよ私やるから」
紫「なんでだよ。今ぼやいてただろ?」
橙「だってさー……あんた私よりちっちゃいじゃん?」
紫「ちっちゃいゆーな。一応俺だって男だ」
橙「いいっていいって。ラクショーよ、こんなの」
紫「おい、階段気を付けろよ」
橙「あっ!!」
橙、階段で転びそうになる
がしっ (紫、橙の腕を引っ張る)
紫「大丈夫かよ?」
橙「あ、ありがと…」
紫、自分が橙を抱き留めてる形になってることに気付く
紫「あっ…(///)た、たまたまお前が危なかったから助けただけだからな、ふ、深い意味なんてねえぞ!」
紫、早足で逃げる
橙「(あいつ、意外と力あるんだ…やっぱり男の子だなぁ)」
116 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:05:23.18 ID:VBiTkWoV0
黄緑(男)×青(女)
青「なんでこう、男子連中は仕事が遅いの?早く仕上げなきゃならないのに!」
黄緑「大変だね」
青「大変だね、じゃないわよ。黄緑も男子をまとめてよ」
黄緑「わかってるけどさ。青、君はつらくないの?毎日忙しそうだけど」
青「私は大丈夫よ。それより」
黄緑「それより、じゃない。君はいつも君自身を蔑ろにする。もっと楽になりなよ」
青「え?」
黄緑「僕の前でくらい、弱音とか吐いたっていいんだよ?僕にだって、それを聞くことぐらいできる」
青「…ありがと」
黄緑「いえいえ。僕だって、大したことはできないしね」
青「そんなことない。黄緑はすごいと思う」
黄緑「そう?じゃあ、そのすごさで君を楽にさせてあげられればいいな」
青「…じゃあ、少し愚痴に付き合ってくれる?」
黄緑「ええ、喜んで」
117 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:07:20.46 ID:VBiTkWoV0
以上、珍しいかなと思われる組み合わせでした。保守代わりに
118 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:14:17.05 ID:C1/1Hzb3O
男黄緑が何故か殺意を覚えるWWWWやっぱり紫は男でもちっちゃうわなにするやめ
119 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:15:36.70 ID:FoSSE2WD0
120 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:27:43.93 ID:SIOex8rn0
121 :
閉鎖まであと 9日と 7時間:2007/01/14(日) 13:32:10.22 ID:p1UB85Ls0
ちょwww相変わらずのハイクオリティ祭りwwww まとめてで申し訳ないが、みんなGJッ!!
……そして応援したいのに、現実がそれを許してくれません(´・ω・)
今ほどテストの存在を恨んだこともないね、まったくorz
みんなーオラにちからを(ry
◇
男「あー疲れた……。 さて、今度こそおやつおやつ……」
緑「おかえり。ずいぶん騒がしかったみたいだけど?」
男「聞こえてたか。 いや、茶色を部屋に連れてく途中に、ちょっとね……」
緑「うん、だいたい分かるからいいわ」
男「それはありがたい。さーて甘いもの甘いもの……お? なぁ緑、これってなに?」
緑「あぁ、それは……確か、黒が白のお見舞い用にって作ったクッキーね」
男「おぉー。なんか、保育園とかで食べそうな感じの可愛いクッキーだな。でも、お見舞い用じゃダメだな……なんか別の探そう」
黒「……」(チョンチョン
緑「? ……でもそれ、白が退院したから用無しねって言ってたわ。だからもらっちゃっていいと思う」
男「え、ホント?でも後が怖いな。万が一怒られたら……うぁぁ」
緑「大丈夫。ちゃんと私が責任取ってあげるから」
男「……そこまで言うなら信じるよ。 じゃあ、いただきます」(モグモグ
緑「お味はどう?」
男「…………これは白専用クッキーということを理解した。めちゃくちゃ甘い。クッキーって砂糖を固めて作るお菓子だっけ、ってくらい」
緑「そういえば白は無類の甘いもの好きだったっけ。なるほど、黒らしいじゃない」
男「確かに。黒は嫌いなヤツにはそりゃもう冷たいけど、気に入ったヤツには優しいもんな」
緑「あの性格、私は好きよ。変に馴れ馴れしくするより、よっぽど自分に正直だし」
男「だけど心配になるんだよ。ヘタな因縁つけられたりとか、さ。世の中、どんな人間がいるのかわかったもんじゃないし」
緑「それもそうね」
男「まぁ、そんときは俺たちが助ければいいんだけどな。アイツ、なんだかんだで寂しがりやだしさ」
緑「へぇ。それは初耳ね」
男「そうか? だって、家に居る時は必ず誰かといるじゃん。灰色や白、あと俺の部屋にもよく来るし」
緑「……ふぅん、なるほど…………あ。 色無、部屋で携帯が鳴ってるみたいよ」
男「え?こ、こっから聞こえるのかよ。 バイト先からだとマズイし、ちょっと見てくるな。ありがと」
緑「ええ――――……ねぇ黒、別に隠れなくたってよかったと思うんだけど。大丈夫?」
黒「…………うん。ありがと、緑。 はぁ……参ったわ。寂しがりやなんて言われちゃった」
緑「いいじゃない。アナタには、頼れる優しいナイト様がいるんだから」
黒「あはは。すごく甘い響きね、それ――ふふ。それならあのナイト様を、私の専属にしなきゃね」
緑「くす。ライバルは多いわよ、頑張ってね」
123 :
閉鎖まであと 9日と 6時間:2007/01/14(日) 14:16:58.03 ID:HKbBWeMzO
ホス
124 :
閉鎖まであと 9日と 6時間:2007/01/14(日) 14:50:07.76 ID:HKbBWeMzO
ほ
サムライブラック保守
男「どうした?歩きかた変だぞ?」
侍「むぅ。母上が買ってきた毛糸の下着をはいてきたのだが中々チクチクしてな。」
男「何色?」
侍「んーたしか黄色と紫のしましまのやつ。」
男「はぁ。」
薄「た、助けてください!」
男「おっ。久しぶりだね。」
侍「薄黄ホント貴様は名前の通り薄」
黄「こっちにいたぞ!」
橙「次は逃がさないよ!」
侍「黄色や橙は兎も角なぜ寮の奴全員で追ってくる?」
薄「多分色無しさんが私のほっぺを味見したからだと…………」
男「俺達も逃げないとアパートから飛び下りたマスク見たいにペシャンコにされるぞ?」
薄「ハァ……まだ、追ってきますね。」
侍「んっ………あっ………ひぃん!」
男「何をあえいでいるんだ!逃げないと潰されるぞ!」
侍「毛糸が…………あっ!」
男「なら一度ステップしてパンツの位置変えろ!」
侍「御意!(ピョン)うひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁああぁ毛糸がケバだって某のデリケートな部分がぁ!」
男「やべぇその顔写メ撮りてぇ!」
薄「あ、この先行き止まりでした。」
侍「もぅいい!潰された方がいい!」
126 :
閉鎖まであと 9日と 5時間:2007/01/14(日) 15:44:25.61 ID:++QgOTIOO
ほ
127 :
閉鎖まであと 9日と 5時間:2007/01/14(日) 15:47:50.37 ID:qSMmKqEn0
128 :
閉鎖まであと 9日と 5時間:2007/01/14(日) 15:57:07.51 ID:C1/1Hzb3O
>>125 侍WWWWWWWW写メ見てぇWWWWWWWW
>>127 (*゚∀゚)=3よし俺が涼しくし(ry
129 :
閉鎖まであと 9日と 4時間:2007/01/14(日) 16:50:16.35 ID:LPvUnMVz0
いったんageるだけageとこう
130 :
閉鎖まであと 9日と 3時間:2007/01/14(日) 17:02:13.41 ID:sZiVriRq0
131 :
閉鎖まであと 9日と 3時間:2007/01/14(日) 17:54:10.10 ID:HKbBWeMzO
ホ
132 :
閉鎖まであと 9日と 2時間:2007/01/14(日) 18:29:59.49 ID:ovOA2yTf0
133 :
閉鎖まであと 9日と 2時間:2007/01/14(日) 18:30:42.02 ID:RssOYSeq0
134 :
閉鎖まであと 9日と 2時間:2007/01/14(日) 18:31:44.65 ID:+xx38T/IO
135 :
閉鎖まであと 9日と 2時間:2007/01/14(日) 18:31:58.60 ID:ovOA2yTf0
パンダ。
136 :
閉鎖まであと 9日と 2時間:2007/01/14(日) 18:54:04.49 ID:LPvUnMVz0
>>127 >>132 どっちも毛糸のぱんつGJ!!!!!!!
正直言って、この流れになることを激しく期待してスレ立てたwwwwww
ところで、毛糸のぱんつというのは実在するんだろうか。そして実在するとしたら、それは普通のぱんつの上に履くんだよな?
さすがに直履きはねーよ侍黒wwwwww
137 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:16:09.18 ID:LPvUnMVz0
ところで、今日は1月14日か……一ヶ月前だな。
例のあれ、今年はどうなったかな? 例年通り中止?
週一でしかスレ立たないんだし、そろそろ絵とかSSとか解禁してもいいんじゃないかな?
>>132 茶色といえばパンツ、パンツといえば茶色ですね(*´Д`)
139 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:22:13.14 ID:sZiVriRq0
140 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:26:05.10 ID:OooeYg7q0
>>139 と、トラ柄のビキニの鬼なんだな?! そうなんだな?!
141 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:27:31.25 ID:C1/1Hzb3O
>>139 すると鬼役になった赤が避けまくるとか、豆の数にヘコむ群青さんとか…いっぱい書けそうだなW
142 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:27:36.36 ID:+xx38T/IO
だっちゃ! だっちゃ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡
⊂彡
143 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:28:04.83 ID:OooeYg7q0
だ、だっちゃー!
144 :
閉鎖まであと 9日と 1時間:2007/01/14(日) 19:57:46.73 ID:LPvUnMVz0
そーいや節分があったなw
>>140 12色全員が虎柄ビキニ……お前天才w
>>144 俺は群青さんのビキニが見たい。
あと黄緑さん。wwwwwwwwwwwww
146 :
閉鎖まであと 9日と 0時間:2007/01/14(日) 20:14:10.10 ID:LPvUnMVz0
日頃の八方美人ぶりがたたって色無が鬼役、でもなんか書けそうだw
あれ、節分てたいした行事じゃないと思ってたが、以外と恋愛ネタ向けなのか?
147 :
閉鎖まであと 9日と 0時間:2007/01/14(日) 20:21:55.45 ID:/FsVpnO90
無「節分か…オレも見たいなトラ柄ビキn」
黄「ちょーっと待った!!その前に大切な日を忘れてるよ!!1月22日!!」
無「は?なんかあったけ…」
黄「カレーの日よ!!ちなみになんでカレーの日かというと昭和57年に全国学校栄養士協議会が
1月22日の給食をカレーにすることを決めて全国の小中学校でカレーが一斉に――」
橙「はいはいなんの役にもたたないカレー豆知識はどうでもいいから。で、それがどうしたのよ?」
黄「言わないでもわかるでしょ?カレーの日すなわち黄色の日も同然!これは…くるよ!黄色祭再来の予感!」
橙「でも前回もほぼカレーネタだけだったし…さすがにもうカレーネタだけじゃ祭にはならないんじゃない?」
黄「う…じゃあカレーの日だけどカレーネタなしで黄色祭を…!」
一同「……………………」
黄「ん?何この空気は?」
青「いえ、なんていうか…非常に言いにくいけど…」
緑「…無理ね」
紫「…うん、不可能だね」
桃「だって黄色ちゃんからカレーをとっちゃったら…ねぇ?」
茶「ちょ、なんでこっちにふるの桃ちゃん!?」
水「黄色ちゃん…残念だけど諦めよう…」
黄「うぅみんなして…いいわ!見てなさい!あたしの実力を証明してやるぅぅぅ(ダッ)」
無「行っちゃった…」
橙「痛い目みて泣いて帰ってこなきゃいいけど」
148 :
閉鎖まであと 9日と 0時間:2007/01/14(日) 20:24:05.16 ID:LPvUnMVz0
そもそも第1回カレー祭の記憶がありませんがw
149 :
閉鎖まであと 9日と 0時間:2007/01/14(日) 20:33:37.36 ID:PgaEDTOJ0
おろ、伸びてない……?
やはりネタ時期以外は伸びないさだめ?
150 :
閉鎖まであと 9日と 0時間:2007/01/14(日) 20:39:50.48 ID:P3TFEsoJO
受験生は追い込み時じゃね?
空「お姉ちゃん、チョコレートが安くなってるよ」
青「ホントだ」
空「買っちゃえ!」
━帰宅
空「さて食べますか………ん?」
青「いただきまーす」
空「ちょっと待って!」
青「ん?どうしたの?」
空「お姉ちゃん……どうりで安いわけだよ……」
青「……どういうこと?」
空「このチョコレート……不二家だよ!」
青「!!」
空「早く気づいてよかったね」
青「……もう、食べちゃった」
保守@姉妹
152 :
閉鎖まであと 8日と 23時間:2007/01/14(日) 21:03:24.35 ID:p1UB85Ls0
◇
男「うがぁぁぁー!!」
橙「あ、ケダモノだ。そんなにいきり立っちゃって、今夜はダレを食べるのかなー?」
男「誰がケダモノだ! あぁもう無理だー……さようなら俺の単位……」
橙「あぁ、なるほど。でも受験生に比べればマシでしょうに」
男「比べたってしょうがないだろ。つーかオマエは大丈夫なのか?」
橙「んー、まぁなんとかなるかなって感じ。落としちゃったらそれはそれで、ね」
男「……その楽観さがうらやましい」
橙「アンタが悲観的すぎるの。 えいッ」(ギュ
男「うわ!? きゅ、急に抱きつくなビックリするから!」
橙「なにも大学だけで人生決まるワケじゃないんだからさ、ね? そりゃないがしろにしていいとは思ってないけど」
男「……」
橙「落としたってまた取り直せばいいんだし。 そんなこと気にするばかりじゃ、つまんないよ?」
男「そりゃ、そうだけど……」
橙「んふふー。なんだったら、今から一緒に現実逃避しちゃおっか?」
男「……はい?」
橙「例えばさ、気分転換ってことでかるーく運動なんかしてみるといいんじゃないかな?」
男「いや、なんか話が読めないんだけど?」
橙「……やれやれ、このニブチンめ。 いいやもう、じゃあこのままだっこされてろー。うりうり」
男「だぁぁ頬擦りすんな胸押し付けんなーッ!」
桃(……あれって私の役割だと思うんだけどなー)
◇
現実逃避してるのは他でもない俺です本当に(ry
>>149 ……ねたが出てきません
無「ん……」
?「よく寝てる……」
無「んー、だれー?」
ちゅ
無「ん? ……!!」
パタン
無「誰も居ない……夢か?」
男「ふぅ……しかしこの罰ゲームはオレがやると方向がおかしくなる気がする……」
侍黒「そうだぞ、まったく男同士でなどと……」
灰「だからそれを貸したんじゃない」
男「唇型のスタンプねー」
灰「じゃあ返し――」
黒「まて、それは私が預かる」
青「私が預かってもいいわよ」
白「私のお守りに……」
赤「……」
緑「……」
黄緑「あらあら、良くない空気ですね……これはこうしてしまいましょう」
ぽい
女性陣「あ」
黄緑「さぁ、みなさん自分の事をしましょうね」
引きずり出すと……混沌
154 :
閉鎖まであと 8日と 23時間:2007/01/14(日) 21:20:54.94 ID:qSMmKqEn0
155 :
閉鎖まであと 8日と 23時間:2007/01/14(日) 21:22:08.02 ID:VwrqBoVH0
サムライブラック
侍「見てみろあの男を!」
男「うわぁ歩きながら参考書読んでるよ必死だなぁ。」
侍「あのカップル見てみよ。」
男「あきらに男側は推薦で受かったって感じに余裕ぶってんな。」
侍「女も同じ大学行きたいんだろうな。」
男「落ちればいいなぁ。」
侍「おっ!あの金髪の悪漢は中二の教科書を開いておるな。」
男「気持ちはいつまでも中二だけど頭は小二ってかwwwwwwww」
侍「因果応報だな。」
男「いやぁ受験生は大変だなwwwwwwwwww」
侍「そういえば某達はいつ学年が上が」
男「シー!みんな気にしているんだから!」
156 :
閉鎖まであと 8日と 23時間:2007/01/14(日) 21:23:54.11 ID:qSMmKqEn0
157 :
閉鎖まであと 8日と 23時間:2007/01/14(日) 21:31:59.19 ID:1a2ssnUt0
色「なあ」
緑「…何?」
色「緑は年中本を読んでるけど、ネタ切れとかはしないのか?」
緑「いくら私が読書好きでも24時間本を読める訳でもないし、
もともと人生の中で全部の蔵書を読み干す事は出来ないと思うけど」
色「いや、そうだけどさ。好きなジャンルの本が見つけられないことだってあるじゃないか」
緑「本さえ選ばなければ、本を読めない日などないわ」
色「……好きな本のジャンルは?」
緑「本」
色「答えになってねぇよ」
緑「そう…」
色「………暇だぁ」
緑「さっきから、何?」
色「暇で暇で」
緑「だったらジャマしないで」
色「……暇だ」
緑「……はぁ…ハイこれ」
色「ん、なんだ?」
緑「簡単な小説。SF物だから男の子には丁度いいんじゃないかしら」
色「へ〜、サンキュ」
色「な、なあ緑サン。い、いきなりアッー!な濡れ場なんですけどこれって…」
緑「…好きなジャンル(ニヤァ)」
色「ひ、ヒイッ!」
158 :
閉鎖まであと 8日と 23時間:2007/01/14(日) 21:56:39.28 ID:+xx38T/IO
159 :
閉鎖まであと 8日と 22時間:2007/01/14(日) 22:30:07.15 ID:p1UB85Ls0
ホス
160 :
閉鎖まであと 8日と 22時間:2007/01/14(日) 22:30:11.19 ID:PgaEDTOJ0
色無(こたつで本を読んでいる)
灰(こたつに潜りながらゲーム中)
色無「なぁ、灰」
灰「んー? 何ー?」
色無「灰って、どうして勉強をしなくてもできるんだ?」
灰「んー。わかんない」
色無「そっか。でも頭がいいってのはいいよな」
灰「そーでもないよー?」
色無「え。……どういうことだ?」
灰「『人間は努力をしなければ成長しない』。だから、私は全然成長しない」
色無「……灰」
灰「だから、私はゲームが好きなんだけどね。ほら、ゲームは地道な努力が必要だから(笑)」
色無「そっか。でもゲームばかりはまっているとニートになるぞ?」
灰「……色無。NEETの略さない呼びかたって知ってる?」
色無「? NEETは造語じゃなかったのか?」
灰「『Not in Education Employment or Training』の略。
『雇用されておらず、教育課程中でもなく、職業訓練中でもない』って意味」
色無「そうなのか……初めて知った」
灰「だから、私がニートになる心配は必要ないよ」
色無「へ? どうして?」
灰「(笑顔で)だって、今までと同じように、色無の世話になるんだから」
色無「……」
灰「……」
色無「……灰らしいけど、恥ずかしくないか?」
灰「……お姉ちゃんとかの真似してみたけど、さすがに」
黒「……後で覚えてなさい、灰」
空「『など』って、私も含まれるのかな?」
青「間違いなく、空もね……黒、手伝うわ」
161 :
閉鎖まであと 8日と 22時間:2007/01/14(日) 22:56:24.95 ID:dtR1e6220
162 :
閉鎖まであと 8日と 22時間:2007/01/14(日) 22:56:30.61 ID:so36DJ720
163 :
閉鎖まであと 8日と 21時間:2007/01/14(日) 23:14:23.15 ID:VwrqBoVH0
サムライブラック保守
侍「それで母上がな……聞いておるか?」
男「んぁ?あぁ悪い、ぼーっとしてた。」
侍「………最近体が火照ってなぁ。」
男「うちに去年の余りのシーブリーズあるぞ。使うか?」
侍「……………なんか下半身が熱いのう。」
男「厚着しすぎなんじゃない?」
侍「……………そ、そういえば色無しと緑がとうとうまぐわったらしいな。」
男「エッチなのはいけないと思います。」
侍「ちょ、ちょっと某のうちにこい!」
侍「やはり貴様風邪をひいていたか。なぜ黙っておった?」
男「だって俺今年こそ皆勤とりたいし。」
侍「ほら薬だ。だからって39度で学校へいくなぞ馬鹿げておる。」
男「そうだなお前にうつったりしたら大変だ。」
侍「某は皆勤なぞに興味はない。」
男「そうじゃなくてお前が病気になってほしくないの!」
侍「そんなに声を荒げるな。病人は寝ておれ。」
男「そうだな。じゃあ甘えさせてもらうぞ。」
侍「今日のお前はおとなしい。手ぐらいは握っててやる。」
1時間後
侍「…………例によって例の如く某も寝て」
男「ん〜」
侍「…………唇を突き出してなにをしておる?熱は下がったのか?」
男「熱も下がったし、何よりこの硬く結ばれた手を見てよ。男女のするこ」
侍「オン サン ザン ザン サク ソワカ」
先生「今日男は体壊したらしいから休みな。日番今日は頼むぞ。」
侍「承知した。」
164 :
閉鎖まであと 8日と 21時間:2007/01/14(日) 23:48:31.06 ID:P3TFEsoJO
ほ
165 :
閉鎖まであと 8日と 20時間:2007/01/15(月) 00:08:37.95 ID:NdCNoaFVO
なんだか凄い過疎だな……。いやこの時期受験生には追いこんでもらわないと困るがwwww
再来週には帰ってくると信じて保守
>>165 再来週で終わればいいね…
俺は来月の20日まである…
(゚∀゚)アハハ八八八/ \/ \/ \
orz
167 :
閉鎖まであと 8日と 20時間:2007/01/15(月) 00:24:25.89 ID:Xs5GPTEV0
>>165 受験生→追い込みで無理
受験生じゃない→ネタがなくて無理
168 :
閉鎖まであと 8日と 20時間:2007/01/15(月) 00:25:27.21 ID:j/DpjNRV0
169 :
閉鎖まであと 8日と 20時間:2007/01/15(月) 00:26:00.25 ID:NdCNoaFVO
ちょwwwwwこんなとこいていいのかよwww
170 :
School Days 1/2:2007/01/15(月) 00:35:19.11 ID:yRozkOMB0
『黄』
「で、どうなのよ、彼女サンとは」
橙の部屋に辞書を借りに行った。当然、屋根経由。そのときに、自然とこんな質問が口から出た。ま、こいつとの関係なら妥当な質問だ。
「うっせーよ、早く帰れ」
これぐらいは想定内の応答。…だけど、最近の橙のこういう言葉には刺がある気がする。なんか、冗談じゃなく言ってる、みたいな…。
「そこんとこどーなの?やることはやっちゃったの?」
めげずにもう一回。
「関係ねーだろ。お前、マジで早く帰れ」
しかし返答は冷たい。…なんだか、悲しくなってきた。
「はいはい、帰ればいーんでしょー?」
でも表情には出さない。最後まで笑顔で、テンションも高めのまま橙の部屋をあとにした。
…馬鹿みたい。部屋で一人になると、そんな言葉が頭をよぎった。一人で必死に笑顔を作って、勝手に寂しくなってる。自分が、ピエロみたいに思えた。あ、そっくりかも。
―――遠く、なっちゃったな。前までは橙が何考えてるかとか、次に何を言ってくるかとが大体わかった。でも、今は全然わかんない。なんでなんだろう、女の子と付き合いだしたからかな?
…ダメだや。また、目が潤んできちゃった。諦めたんだよ?それでもいいって思ったんだよ?…情けないよ。
悲しい想いがグルグルと頭の中を巡っていた。それを誤魔化そうと、私は借りてきた辞書も放り出したまま目を閉じた。
171 :
School Days 2/2:2007/01/15(月) 00:36:10.82 ID:yRozkOMB0
夢を、見ました。
うずくまって泣いてる、小さい頃の私。…ちっちゃい頃、泣き虫だったんだよなぁ。
ずっとずっと、一人で泣いている。寂しくて、悲しくて。
そんな私に、キミは笑いかけてくれる。太陽みたいな、明るい笑顔。
キミが『わらって』って手を伸ばすから、私は無理矢理笑ったの。その顔を見て、『すごいかお』ってキミはまた笑いだす。
幼い私は怒りだすけど、結局、なんだか楽しくなって、私も自然に笑ってた。
そんな私に、キミは言うの。
「わらってるきいろのほうが、かわいい」
目が、覚めた。
…もう朝だし。あのまま、寝ちゃったんだ。
なんか、昔の夢見てたのかなあ。今までそんなことなかったのに。
でも昔、橙は私にあんな言葉を言ってくれたっけ。
あれから、私は橙みたいな笑顔でいつでもいよう、って決めたんだ。
…こんなこと、忘れてたなあ。案外忘れてるもんだ。
でも、綺麗な思い出が今は傷をチクチクと刺してくる。
―――笑いたいなあ、アイツの隣で。
しかし思い出されたのは昨日の態度。よくわからなくなった、アイツの想い。
私の願いが、また少しづつ遠くなってる気がして、もう一回布団を被りたくなった。
172 :
閉鎖まであと 8日と 20時間:2007/01/15(月) 00:38:10.51 ID:yRozkOMB0
なんというネタ尽き(ry
こっちの話が進まないからってネタっぽいSSばっか書いてる俺orz
173 :
閉鎖まであと 8日と 19時間:2007/01/15(月) 01:04:27.36 ID:lqhs4MQk0
age
174 :
閉鎖まであと 8日と 19時間:2007/01/15(月) 01:39:29.66 ID:ungYaiUdO
寝る前ほし
175 :
閉鎖まであと 8日と 18時間:2007/01/15(月) 02:20:57.10 ID:h4or+/eXO
援護age
176 :
閉鎖まであと 8日と 17時間:2007/01/15(月) 03:04:56.58 ID:h4or+/eXO
寝る前保守
177 :
閉鎖まであと 8日と 17時間:2007/01/15(月) 03:29:19.51 ID:SxIGBtEBO
ねるほ
ほあー
179 :
閉鎖まであと 8日と 15時間:2007/01/15(月) 05:13:33.72 ID:b0FCZr3V0
あげほ
ほあー
あげほあー
182 :
閉鎖まであと 8日と 13時間:2007/01/15(月) 07:10:03.42 ID:b0FCZr3V0
失敗
183 :
閉鎖まであと 8日と 13時間:2007/01/15(月) 07:21:00.33 ID:3cKeCbV60
平日の朝は2時間放置でも落ちはしませんよ
了解です
念の為いってきまほ
保守
186 :
閉鎖まであと 8日と 11時間:2007/01/15(月) 09:09:08.51 ID:TFbMTSdR0
なんだかんだで色鉛筆スレももうすぐ一年なんだよなぁw
今沖田保守
俺が寝てから起きるまで一つの投下が無いのも久しぶりだなw
まぁ過疎の時は無理せずマターリ進行で行こうぜw
188 :
閉鎖まであと 8日と 10時間:2007/01/15(月) 10:28:20.55 ID:3cKeCbV60
たいていどんなときもサムライブラックか空SSがコンスタントに投下されてたから、どっちもないと過疎っぽく感じるなw
実際には二人いないだけなんだがw
過疎っぽいときはかき手たちのためにネタ振り雑談したり、他スレに投下した過去作を焼き直して投下したりしようぜ。
「枯れ木も山の賑わい」作戦ってことでw
189 :
侍黒の奴:2007/01/15(月) 11:34:14.28 ID:E4qvb7KZO
最近電池パックが妊娠して携帯が切れやすいからあまり使わないようにしてるんです
190 :
閉鎖まであと 8日と 9時間:2007/01/15(月) 11:47:31.66 ID:ePrPFTCt0
ぱっと出てこないけどお題でも
・授業中 睡魔に負けそうながらも果敢に戦う ○○
・そんななか先生に当てられてパニクる
・助けてくれた隣の△△
191 :
閉鎖まであと 8日と 8時間:2007/01/15(月) 12:38:36.54 ID:SxIGBtEBO
青「SOT始まるよー!!」
空「SOT!!SOT!!」
灰「SOTキター!!」
無「うわー!!ダメだってー!!」
空「なんでですか?」
無「なんでって……それは……」
水「スーパー・お昼・タイムだー!!」
無「…………………」
保守@空
192 :
1/2:2007/01/15(月) 12:59:20.89 ID:3cKeCbV60
パァン! パパン!
「はっぴぃばぁすで〜、色無さーん!」
「遅いよ! 今日は用があるから早く帰ってきてって朝言ったのに!」
玄関を開けると、クラッカーの弾ける音が俺を出迎えた。誰の仕業かは言うまでもない。黄緑さんと紫ちゃんだ。
「へ? なに? ハッピーバースデー? あ、あーあーあー! そういや今日は俺の誕生日だっけ」
頭にかかった紙テープをはがしながら、俺は懸命に思い出した。実家を出てから数年、誕生日を祝ってもらうのなんて久しぶりだから忘れてた。
「別に色無の誕生日なんか祝ったってしょうがないけど、お母さんがおいしいもの作ってくれるって言うから」
「も〜またそんなこと言って〜。『絶対パーティーする!』ってはりきってたくせに〜」
「お、お母さん! 余計なこと言わないでよ!」
「はいはい、ナイショなのよね〜。さあ色無さん、キッチンで待ってるから早く着替えてきてね」
「早く早く!」
俺はまだ混乱していたが、二人に促されるまま、服を着替えてキッチンへ向かった。
「ふ〜、食った食った。ごちそうさま。いやあすごいご馳走だった。また腕を上げましたね、黄緑さん」
晩餐は素晴らしいものだった。黄緑さんの料理の腕はちょっとしたもので、定食屋くらいなら開けるんじゃないか……と思ってしまうのはひいきししすぎか。
「今日は紫ちゃんも手伝ってくれたんですよ。これとか、こっちのお皿とか」
「そうだったんだ。うん、これもうまかったよ。パーティーに餃子と雑炊なんてちょっと斬新だよね」
「……ラビオリとリゾットだもん……」
しまった。なんだか不機嫌そうな紫ちゃんをほめたつもりが、ますます不機嫌になってしまった。
「えーっと、それじゃあ最後にプレゼントで〜す。わ〜ぱちぱちぱち〜」
冷えかけた空気を黄緑さんが懸命に盛り上げる。紫ちゃんも今の件は忘れてくれるらしく、足下の紙袋から何かを取り出して後ろ手に隠し持っていた。
「じゃ〜ん! はい、私からはマフラーです! これから寒さも本番だから、温かくして風邪引かないでね」
黄緑さんが俺の首にふわりとマフラーを巻きつけた。編み目の一つ一つから愛情を感じるのは気のせいではないだろう。
「これ手編みじゃないですか……ありがとう、大切に使います。それにしてもうまいもんだ……市販のものよりずっといいですよ」
手放しで褒めると、黄緑さんは嬉しそうに目を細めた。
「うふふ、家事の合間にちょっとずつ編んだんですよ。さあ、次は紫ちゃんの番よ〜」
「あ、紫ちゃんもプレゼントくれるんだ。それは楽しみ……紫ちゃん? どうしたの?」
193 :
2/2:2007/01/15(月) 13:00:24.73 ID:3cKeCbV60
「あ、紫ちゃんもプレゼントくれるんだ。それは楽しみ……紫ちゃん? どうしたの?」
「……色無なんかにプレゼントあげるわけないでしょ! なにさ、お母さんお母さんって! そんなにお母さんが好きなら二人でどっかいっちゃえ!」
紫ちゃんは勢いよく立ち上がると、二階への階段を音高く駆け上がっていった。声が震えていたような……泣いてる?
「紫ちゃん! 待って!」
慌てて追うと、紫ちゃんが手に持っていたものが一瞬だけ見えた。
「あれはまさか……」
「あら、かぶっちゃったみたいね……お互い秘密にしてたのが裏目に出ちゃった」
顔を見合わせる俺たち。黄緑さんは苦笑すると、俺の首からマフラーを取り上げた。
「行ってあげて、色無さん。こっちは手袋に編み直しますから」
「……黄緑さんにはいつも苦労ばっかりかけて本当にすみません……」
「苦労なんて思ったことありませんよ。私は色無さんも紫ちゃんも大好きなんですから」
俺は黄緑さんを強く抱きしめてから、紫ちゃんのあとを追って階段を上った。
「紫ちゃん、入るよ」
いくらノックしても返事をしないので、やむなくドアノブを回した。幸い鍵はかかってなかった。
「……勝手に、入って、こないでよ……ばかぁ……」
しゃくり上げながらも悪態をつく紫ちゃん。真っ暗な部屋の中、俺は手探りで灯りのスイッチを押した。
「……何の用? もう寝るとこなんだけど」
「黄緑さんのマフラー、温かかったけどちょっと派手だから、会社にはつけていけないんだよ。手袋に編み直してくれるって言うから、マフラーは紫ちゃんのをくれないかな?」
「! こ、これはプレゼントってわけじゃなくて……欲しいならあげてもいいけど、お母さんみたいにうまくできなくて、目が飛んじゃってるしでこぼこだし……」
俺は紫ちゃんに近づくと、その手からマフラーを取り上げ、首に巻いた。
「うん、温かい。紫ちゃんはまだちっちゃいのに編み物ができるんだね。勉強したの? 本当にありがとう」
「色無……ちっちゃいって、言うな……バカ……」
紫ちゃんの頭を撫でてやると、上気した顔で見上げてきた。先ほどまで泣いていた目は潤んでおり、子供なのにちょっと色っぽい。ドキドキした俺は目を反らし、ついでに話も逸らしてみた。
「しかし、紫ちゃんの部屋に入るのは初めてだなあ。何か女の子っぽい、いい匂いがするね。くんかくんか」
「!! 色無のバカ、エッチ、変態!!! 出てけーーー!!!」
女の子は本当に難しい。
194 :
閉鎖まであと 8日と 7時間:2007/01/15(月) 13:01:02.38 ID:3cKeCbV60
>>195 色無変態wwwwwwwでもウラヤマシスwwwww
紫かぁいいよ紫(*´д`)
196 :
閉鎖まであと 8日と 7時間:2007/01/15(月) 13:52:42.42 ID:wTmGT9qK0
紫は正義www
197 :
閉鎖まであと 8日と 5時間:2007/01/15(月) 15:16:54.41 ID:fSZDpmgO0
ほ
夢落ちでもいいので、水色と空色の百合キボンヌ!
199 :
閉鎖まであと 8日と 5時間:2007/01/15(月) 15:58:26.38 ID:SxIGBtEBO
━お盆
それは先祖の霊が会いに来る日
暑さのピークも過ぎ、日中の日差しも少しずつだけど弱まってくる……
それが昔の夏だった
今の夏はとにかく暑い……
いまだに日中30度を超える日もある
やっぱり地球温暖化のせいなのだろうか?
まぁ、原因がわかったところで暑いのが変わるわけではないけれど……
そうすると恋しくなるのは肝試し
いいよね肝試し、夜に出歩くあのワクワクする感じがたまらないよね
しかも都合よく近くで目撃談があるんだよね
夜、公園におじいさんの霊が出る
……正直、怖くなさそうだけど、暇つぶしにはなるかなーって
そんな軽い気持ちで決めたことだった
けれど、今になって思い返すと
それは、あらかじめ決まっていたような気がする
200 :
閉鎖まであと 8日と 5時間:2007/01/15(月) 15:59:13.17 ID:SxIGBtEBO
━━━
空「っていうことがあるの」
青「……それで?」
空「一緒に行こうよ」
青「……私がそういうの苦手なの知ってるわよね」
空「そこをなんとか!」
青「絶 対 に イ ヤ」
緑「どうしたの?」
空「緑先輩、聞いてくださいよ!」
━━━
緑「なるほど」
空「ヒドい話ですよね」
青「私は怖いの苦手なの!」
緑「じゃあ私がついていくわ」
空「……え?いいんですか?」
緑「うん」
空「ありがとうございます!」
この時はそんなこと思いもしなかった
でも、普段こういうことに全く興味をしめさない緑先輩が自分から行くと行ったのは……
━━━
そして夜、私は緑先輩に言われた通りに寮の門の前で待っていた
緑「待たせたわね」
空「いいえ、それじゃあ行きましょうか」
201 :
閉鎖まであと 8日と 4時間:2007/01/15(月) 16:00:03.07 ID:SxIGBtEBO
夜も遅いせいか、それとも暑さのせいか……外には猫一匹いなかった
それにしても……
空「…………」緑「……………」
……なんか気まずい……何か話をしないと……
空「緑先輩ってどうして本が好きなんですか?」
緑「面白いから」
再び沈黙…………
空「えーと……そうじゃなくて……何かきっかけとかはあったんですか?」
緑「……………」
……もしかして私、マズいこと聞いた?
空「ごめ………」
緑「小さい頃……」
空「へ?」
緑「小さい頃、おじいちゃんがよく読んでくれたの」
緑先輩の顔が優しくなった
空「好きなんですね」
緑「うん、でも……もういないんだ」
空「……ごめんなさい」
緑「謝ることはないわ」
空「……病気だったんですか?」
緑「ううん、事故だったの……」
空「事故………」
緑「私、子供の頃ここの近くに住んでたの……でも、親の仕事の都合でここにいない時期があった」
空「その時に……」
緑「たぶん私がいなくて寂しかったんだと思う……これは後から聞いた話なんだけどね」
202 :
閉鎖まであと 8日と 4時間:2007/01/15(月) 16:02:04.34 ID:SxIGBtEBO
緑「私がいなくなってから、おじいちゃんは近くの公園に本を読みに行くようになったんだって」
緑「公園にいる私ぐらいの子供に聞かせるために……だけどその途中にね……」
緑「……私はおじいちゃんの最後に会えなかったのが心残りなの」
空「そうだったんですか……」
緑「ごめんね、なんか湿っぽくなっちゃったね……あの公園?」
空「はい、そうです……話によるとそろそろなんですけど……」
━━━
ウワサは所詮ウワサだった
私たちは結構ねばったけど……結局おじいさんの幽霊は出てこなかった
空「……ごめんなさい」
緑「空が悪いわけじゃないわ」
私たちが引き返そうと振り向いた時
空「先輩、あれ」
緑「………おじい……ちゃん?」
空「ウソ…………」
それは大切な人に会いたいと強く願う気持ちが起こした
奇跡だったのでしょうか
保守@空
空と居るといろんな不思議体験が出来そうだなwww
ホントに彼女にするなら空みたいな子が一番付き合って楽しそうだwww
204 :
閉鎖まであと 8日と 4時間:2007/01/15(月) 16:40:09.29 ID:2YhqxMoV0
空はいいなぁ(*´д`)
>>198 きっかけは、ほんの些細なことだった
いつまで経っても寮に馴染むことができなかった私に声をかけてくれたこと
ただそれだけだった
でも、私にはそれがただ嬉しかった
ここに来て初めて自分の名前を呼ばれた気がしただ
それから、私たちはとても仲良くなった
私は彼女の一番の友達に
そして、彼女は私の本当に大切な人に
そう、私は彼女が好きになっていた
私はただ彼女のそばにいられればよかった
人を好きになるのにはどんなことも関係ないと思っていた
だけど、彼女は女の子で
異性の色無くんが好きで
彼女が彼の話をするのが嫌だった
でも、私は彼女の役に立ちたかったし、もっと好きになってほしかった
自分のことを好きになってくれと言えたらどんなによかっただろう
だけど、それを言ってしまったら……
もう今のままではいられない
なんて残酷なんだろう
どんなに思っても私の思いは届くことがない……
今はそれがただ悲しい
水「………………」
空「先輩、どうしたんですか?」
水「………なんでもないの……なんでも」
206 :
閉鎖まであと 8日と 4時間:2007/01/15(月) 16:59:08.77 ID:SxIGBtEBO
自分では粗造にならないようにしてみたつもりだけど
それでもダメならゴメンナサイ
それでも書いてみたかった
207 :
閉鎖まであと 8日と 3時間:2007/01/15(月) 17:08:12.58 ID:vcbEPXEP0
208 :
閉鎖まであと 8日と 3時間:2007/01/15(月) 17:52:45.67 ID:ccz21sCwO
彼女は孤独が嫌いでした。
それでも彼女に近寄ろうとする人間は余り居ませんでした。それは彼女が素直過ぎるせいなのかも知れないし、他人に厳しいからなのかも知れない。
それでも彼女は気丈に振る舞い、何事も無く弱さ等、未塵も見せずに淡々と授業を聞いていて、その姿は何処か、ジャンヌダルクを思い出させた。
そんな頃に僕と彼女は出会いました。
『孤独が好きと言った嘘吐き』
暦では春なのに、外の気温は一桁しか無くて、相変わらず年が変わる前と一緒で僕はマフラーと手袋を持参しなきゃ高校には行けなかった。
「さび〜ぃ」
吐く息が見える位に寒い。流石に四月と言う月は嘘だと思う。温暖化じゃねぇのかよ、温暖化じゃ。
鼻水を少しすすりながら自転車を漕いでると、目の前には真っ黒い髪の毛の女の子が歩いていた。
手には参考書。茶色い鞄を持って、黒いハーフコートを着た女の子だった。
誰だったかな? 見た事ある気がするんだけどなあ……
女の子は僕の視線を感じたのか睨み付ける様に僕を見る。
綺麗な顔をしていた。
209 :
閉鎖まであと 8日と 3時間:2007/01/15(月) 17:53:16.76 ID:SxIGBtEBO
空「お姉ちゃーん」
青「人に頼るな!」
空「ぶー」
水「……………」
青「どうしたの、水?」
水「妹ってうらやましいなって」
青「そう?いると邪魔くさいだけよ」
水「そんなことないよ……1人っ子の私には」
青「……………」
青「空、ちょっと」
空「何?」
青「あのね……ごにょごにょ」
空「………わかった」
空「おーい」
水「あ、空ちゃん」
空「水せ……お姉ちゃーん」
水「お姉ちゃん?………お姉ちゃん?!」
空「おはよう、お姉ちゃん」
水「………はぅ」
青 (これで私の負担も減るはず……)
保守@空
210 :
閉鎖まであと 8日と 3時間:2007/01/15(月) 17:53:28.99 ID:ccz21sCwO
本当に……何と言うか、可愛いと言うよりも綺麗と呼ぶべき物だった。例えるなら日本人形のような、それも一日二十体ぐらいしか作らない職人が作ったようなそんな精魂込めた顔をしていた。
「何? さっきからジロジロ見て」
睨み付けるようなじゃなくて、睨んでいたようだ。
「えっと……」
言葉を失う。というか何だよ、いきなり喧嘩腰かよ!
「用が無いなら話懸けないで」
「ちょ……」
スタスタと彼女は前を歩いて行く、その姿は気丈に見えて少しだけ寂しく見えたのは気のせいでは無いと思う。
だから…かな……?
「なぁ? 後ろ乗らねぇ?」
「はぁ?」
あ、少しだけ変な人を見る目だ。
「いやだから、後ろ乗らねぇ? 同じ学校だろ?」
「お断り、そんな安っぽい女じゃないの、他人の目もあるし……」「別にいいじゃん〜気にすんな」「嫌!」
「じゃあ俺も嫌!!」
「何がよ!」
「お前が乗らなきゃ学校行かない」
何とも何とも餓鬼っぽいなと思うが……何でだろうな? 何で僕はコイツをそんなにも引き止めてるんだろうな?
「……じゃあ行かなきゃいいじゃない」
「そういう事言うかお前は!?」
「じゃあね」
211 :
閉鎖まであと 8日と 3時間:2007/01/15(月) 17:54:25.86 ID:ccz21sCwO
片手を上げて馬鹿は相手にしてれないと言うのか、彼女は流し目で僕を見てスタスタと尚も歩いて行く。
「……ありゃ〜何とも強情な女だね全く」
後ろ姿を見ながらそう呟いた。「はぁ〜」
なんつうか、此処までしてやる義理と言うのも無いと言うのに、何で僕はペダルを漕いでるんだろうね?
「待てよ……」
「何?」
「じゃあさ、学校サボらねぇ?」
「はぁ?」
またしても驚愕の声。呆れを通り越して彼女は半ば諦めた様に僕を見る。
「じゃあ、何処に連れて行ってくれるのかな? 君は」
「う〜ん、何処がいい?」
「そうねえ〜独りになれるのなら何処でもいいわ」
独りになりたい=何処にも行きたくない。が、成立するのは僕の気のせいか?
「何と言うか……性格悪いなお前」
「アンタに言われたら終りよ」
何だかなぁと思ってみる。そんなにも人を拒絶した所で何になると言うのだろうか? 彼女は一体何に脅えているのだろうか?
僕だったら無理だ。しんど過ぎてしんど過ぎて……
「疲れない? そうやって片肘張って生きていくの」
彼女の顔がゆっくりと落ちていった。何かを悟られたかの様なそんな顔。
「……煩い」
「ん?」
ガッと顔を上げる彼女
212 :
閉鎖まであと 8日と 3時間:2007/01/15(月) 17:55:48.74 ID:ccz21sCwO
「煩い煩い煩い煩い煩い!! 何でアンタにそんな事言われなきゃならない訳? 何でアンタにそんな悟られた様な説教くらわなきゃならない訳!?」
本音だろうと僕は思う。
本音なのだろうと、彼女の本音を今聞いてるんだ。
「そりゃ疲れるわよ誰だって! 私は普通に喋ってるだけなのに、皆は一歩下がっちゃうし、陰口叩かれるし、それなら初めっから一人の方が楽なのよ」
一人にはなりたくは無いのに? そんな台詞が頭をよぎったけど言わなかった。いや、言えなかった。
地面に小さな小さな雫が落ちた。
はぁ……全くと思う。いや、思った。どうしようも無い馬鹿だ。馬鹿と言うより真性の馬鹿だ。
彼女はうつ向いたまま、ひくついて顔を拭っている。
「で? 何処に行きたい?」
「…………」
彼女は喋らない
「何処がいい?」
「…………遊園地」
「ん、じゃあ遊園地行こうな」
「…………動物園も」
こいつは餓鬼か!! 普通、映画とかカフェとかお茶とか! ん? お茶とカフェは一緒か。
「じゃあまぁ行きますか」
彼女を荷台に乗せて、ゆっくりと来た道を下がっていった。
「…………ついでにホテルも」
よっしゃとりあえず全部回ってから行こうか!!
―完―
全くの鬱だと思った今日この頃
213 :
閉鎖まであと 8日と 2時間:2007/01/15(月) 18:04:23.91 ID:SxIGBtEBO
214 :
閉鎖まであと 8日と 2時間:2007/01/15(月) 18:18:25.51 ID:ccz21sCwO
いやいや此方こそ、空保守なら幾らでもいいさ
215 :
閉鎖まであと 8日と 2時間:2007/01/15(月) 18:50:37.72 ID:ccz21sCwO
保
保守するしか役に立てず、申し訳ない
218 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:19:38.60 ID:3UZTFScX0
昨日の珍しい組み合わせの色鉛筆の男化で調子に乗って、色無だけを女にしたらとんでもないカオスになったwww
219 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:23:04.85 ID:ZB+0/UHJ0
>>218 色無女体化の発想はなかった
これはwktk
220 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:29:44.70 ID:3cKeCbV60
いや……それはどうかな……
221 :
1/2:2007/01/15(月) 19:29:54.54 ID:3UZTFScX0
朱「どういう訳か知らんが、なんかの手違いでこの男子だけの寮に女の子が入ることになった。こっちにも立場ってものがあるから、犯罪だけはしないように。ってことで今、群青兄が連れてくっから」
青「おかしいだろ…常識的に考えて…」
橙「いいんじゃん?俺らの生活に華が、ってことで」
赤「期待させといて、残念な感じだったりしてな」
水「そ、そんなこと言っちゃ悪いよ…」
黄「その子、カレー好きかなー?」
赤橙青「カレーは黙ってろ」
黄「……」
茶「どんな子かな?」
緑「あまり興味ないな」
紫「生意気じゃなきゃいいけどな」
黄緑「いい子だといいですね」
白「友達になれるかな」
黒「なれるさ。俺も手伝う」
群青「連れてきたよ。ほら、入って」
無「はじめまして。今日からここでお世話になる色無です。皆さん仲良くしてくれると嬉しいです。これからよろしくお願いします」 ペコ
222 :
2/2:2007/01/15(月) 19:31:53.40 ID:3UZTFScX0
全「…か、」
全「(可愛いーーー!!!)」
赤「お、俺、赤っていうん」
橙「抜け駆けすんな。俺、橙。よろしく」 手を差し出す
青「やめろナンパ師。俺は青。わかんないことあった遠慮なく聞いて。…べ、別に(ry」
茶「ぼ、僕、茶色っていいまふ」
水「…僕、水色。よ、よろしく」
緑「俺、緑」
紫「俺は紫だ。よろしく!」
黄緑「僕は黄緑といいます。よろしくお願いしますね」
黒「俺は黒。で、こっちが白だ」
白「よ、よろしくね」
黄「俺は黄色っつーんだけど、色無ちゃんはカレー好k」
全「カレーは黙ってろ」
黄「……」
無「え、え…?」
朱「こら、お前らががっつくから色無ちゃん驚いてんじゃねえか。…色無ちゃん、俺は一応寮の管理人をやってる朱色だ。よろしく」
無「あ、よろしくお願いします」
朱「こいつらは寮生なわけだが、全員いい奴らだ。んで、色無ちゃんはこの寮のことわからないだろうから、俺が案内してやr」
全「異議あり!」
橙「調子に乗ってんじゃねえぞロリコン!」
青「女出来ねえからって年下に手出すのかよ!」
赤「通報しますた」
朱「テメェラ、黙ってりゃいい気になりやがって…殺す」
無「え、ええ?!」
目の前の惨状は一体…?母さん、私は大変なところに住むことになったみたいです…。
223 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:33:21.36 ID:3UZTFScX0
どうみてもカオスです 本当にあ(ry
今は反省している。もうしません
224 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:35:40.40 ID:ZB+0/UHJ0
>>223 予想はしていたがやっぱり噴いたwwwwwwwww
225 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:41:20.57 ID:el0Z4X6/0
これはこれでありだな……wwwww男の黄色は意外とはまるwwwww
226 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:45:48.53 ID:SxIGBtEBO
227 :
閉鎖まであと 8日と 1時間:2007/01/15(月) 19:47:16.11 ID:3UZTFScX0
>>226 カオスを覚悟するなら続き書いてくるww
228 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:08:09.41 ID:3cKeCbV60
日付変わってから一枚も絵の投下がないw
229 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:08:48.90 ID:SxIGBtEBO
231 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:25:49.55 ID:OILiLMiFO
232 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:27:21.19 ID:OILiLMiFO
逆やった('A`)
233 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:27:33.01 ID:DDKxXtz40
234 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:30:31.40 ID:3cKeCbV60
おまえらwタイミングはかってやがったなw
>>231 アリス白なら誰でも思いつくところを、あえて逆……さすが焦茶絵師、おそろしい子wwwwwだがアリスのアクティブさには橙の方がぴったりかもなw
>>233 赤に気合い入れられたらほっぺたが吹き飛びそうだwwwでもお願いしようかな、俺マゾだしw
二人ともGJ!!!
236 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:35:03.92 ID:SxIGBtEBO
237 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:47:35.33 ID:PwNyaNBz0
>>231 これは橙スキーの俺にはたまらないwww
>>208-212はもっと評価されて良いと思うのは俺だけか?w
いや、もちろんみんな心の中で思ってるとは思うけどなw
>>223 ちょwwwww吹いたwwwww
でもコレは常に色無(女)を出してないと、うほっ!な展開n(ry
>>231 ああもうGJ!!両方可愛すぎるんだよwwwww
>>233 気合入れるから殴らないでwww
>>235 早速の色無(女)の絵の投下www
絵にするとやっぱり髪とかもみんな無色なんだろうか?w
239 :
閉鎖まであと 8日と 0時間:2007/01/15(月) 20:57:13.77 ID:OILiLMiFO
240 :
閉鎖まであと 7日と 23時間:2007/01/15(月) 21:01:26.92 ID:3cKeCbV60
>>239 なんという端役wまあ芋虫よりはいいかwいったいハートの女王は誰なのかw
>>239 個人的には赤の方がクリティカルヒットしたwww
アナタの描くショートの髪型のキャラが大好きだwww
いや、勿論ロングも大好きですけど
242 :
閉鎖まであと 7日と 23時間:2007/01/15(月) 21:25:08.65 ID:OILiLMiFO
244 :
閉鎖まであと 7日と 23時間:2007/01/15(月) 21:26:55.87 ID:SxIGBtEBO
>>242 謎めいたことを言おうとするんだけど、言えないで怒ってるとこを想像して萌えた
>>245 訂正:あとはハンプティダンプティとかどうだろう?w
247 :
閉鎖まであと 7日と 23時間:2007/01/15(月) 21:44:20.35 ID:3cKeCbV60
ハンプティダンプティは、実は不思議の国編には出てこないw
ハンプティダンプティは鏡の国のアリスだっけか…
哲学的と言ったら…緑か?
ふと、不思議の国をぱらぱら見てみたけど、
いもむし、ウカレウサギ、ネムリネズミ、帽子屋、ウミガメモドキ、イセエビ、グリフォン…
なんか微妙www
249 :
閉鎖まであと 7日と 23時間:2007/01/15(月) 21:55:54.09 ID:OILiLMiFO
250 :
閉鎖まであと 7日と 23時間:2007/01/15(月) 21:58:00.93 ID:PwNyaNBz0
>>249 テラ女王様www死刑宣告してくだしあ><
>>249 焦茶さんが来ると思ってたら黄緑さんktkrwww
なかなか腹黒そうな女王様d……ん、誰かきtうわnくぁwせdrftg(ry
253 :
閉鎖まであと 7日と 22時間:2007/01/15(月) 22:05:46.91 ID:SxIGBtEBO
>>249 この女王様ならいくらでも裁かれたいwww
254 :
閉鎖まであと 7日と 22時間:2007/01/15(月) 22:06:38.35 ID:3cKeCbV60
255 :
閉鎖まであと 7日と 22時間:2007/01/15(月) 22:24:01.45 ID:OILiLMiFO
256 :
閉鎖まであと 7日と 22時間:2007/01/15(月) 22:25:50.54 ID:SxIGBtEBO
>>255 青が某人形漫画の人形に見えた俺はもう末期…
それはそうと茶色可愛すぎワロタwwwwwww
258 :
閉鎖まであと 7日と 22時間:2007/01/15(月) 22:40:10.03 ID:el0Z4X6/0
◇
黄色といえばカレー、カレーといえば黄色。これが定説であり、カレー抜きにして黄色を語ることは出来ない。
……しかし、本当に他にないのだろうか?
疑問に思った私は、黄色をじっくり観察してみることにした。
黄「お、水色ちゃん。今日も早起きで水遣りかい?」
水「黄色ちゃん…うん、お花の様子も見てあげたいし」
黄「うんうん、毎日の愛情の積み重ねが大事だからね!よくわかるよー」
……発見!黄色はお花好き!意外と女の子!?
水「え、黄色ちゃんもお花を?」
黄「んーお花じゃなくて作物なんだけどねー。やっぱり毎日の愛情がないとおいしくならないもんね!」
水「…あ、えーと……」
黄「最高のカレーを作るには最高の素材から!」
……結論、黄色はカレー抜きには語れない。
男「……ふぅ」
黄「なんでこっち見てため息つくのぉ!?」
◇
>>258 どこまでもネタキャラな黄色にもうなんか良く分からんけど萌えてきたwww
260 :
閉鎖まであと 7日と 22時間:2007/01/15(月) 22:50:03.18 ID:ZB+0/UHJ0
俺の中での黄色は
・そんなに目立つほどではないけどスポーツは得意
・そんなに言うほど根は馬鹿ではない(カレー除く)
・橙とのタッグは自称最強
・コイツなしでは寮の空気が137度ぐらい違う(黄色談
・寮1の身体を張ったムードメーカー
>>260 あるあるwww
普段明るいからこそ、いざしんみりした時とのギャップに萌えればいいわけだな?w
……でもそんなSS書いてくれる人いn(ry
262 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:01:11.30 ID:SxIGBtEBO
空「さて、黄色先輩はと………」
黄色(きいろ)
カレーをこよなく愛する女子高生のこと
1にカレーで2にカレー3、4もカレーで5にカレーという
度を越えたカレー好きであるため、カレー抜きで語られることはない
というよりは、カレーなくして黄色は語れないというのが正解だろう
おまけに、おちゃらけたキャラであるために、バカキャラとして定着してしまっていることは悲しい事実である
過去に、『黄色が明るいのは、過去にあった出来事の反動』というバカキャラを払拭する設定が出されたが
一切書かれることがなく、今日も不動のバカキャラとして、その名を欲しいままにしている
そのため、唯一黄色をちゃんとした女の子として扱っている
School Days(別項参照)に彼女の今後が掛かっていると言っても過言ではないだろう
その他に、実は寂しがり屋という話もあるが、真偽は不明である
空「なんか可哀想になってきた……」
保守@空
>School Days(別項参照)に彼女の今後が掛かっていると言っても過言ではないだろう
あるあるあるwwwww
264 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:11:32.11 ID:OILiLMiFO
>>264 バニーピンクktkr!!!!これはもう悩殺モノwwwww
下のURL多分違うと思うけど、一覧から遡って緑も見たwww
緑はボーイッシュでもいけるなwww
>>264 シショー、貼り間違いでしょうか?
レベルが上がってしまいましたw
267 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:15:29.25 ID:el0Z4X6/0
自分の中の黄色
・カレー
・勉強は普通
・橙の親友
・おしゃれ
・スポーツそこそこ万能
・色無しにベタぼれというわけではない
268 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:16:32.37 ID:SxIGBtEBO
>>264 毎回あなたの描くメガネキャラに惚れるから困る
269 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:19:50.14 ID:tKypRTjx0
270 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:29:05.25 ID:7EjV7uAHO
ほ
271 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:30:38.12 ID:OILiLMiFO
272 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:33:56.28 ID:OILiLMiFO
273 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:36:40.29 ID:DZ3tIQ900
>>272 こういうネタにはすぐに飛びつくオレガイル
274 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:42:26.97 ID:SxIGBtEBO
275 :
閉鎖まであと 7日と 21時間:2007/01/15(月) 23:52:01.59 ID:uCawed7z0
276 :
閉鎖まであと 7日と 20時間:2007/01/16(火) 00:09:49.87 ID:R2/ppAHHO
サムライブラック保守
侍「フハハハハ!とうとう手に入れたぞ!」
色「まじぃな侍黒の奴、ドラゴンボール揃えちまったぞ!」
朱「くそっ!どうすれば!」
水「どうしましょう朱色様…………」
侍「いでよ神龍!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
黄緑「あらあら?集まったんですか?」
侍(人型かよ!?)
橙「そうよ!侍黒が願いを言っちゃう前にこっちが先に言っちゃえばいいのよ!」
黄緑「それで何をお願いするのかな?」
侍「では聞いてもらおう!某の願いはぁ!某を大剣豪――――――」
男「世界を俺にくれぇ!!!!」
色「え?」
黄緑「うんうん。いいですよ。」
男「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
侍「某の大剣豪への最後の道が……………」
侍「ぷぇ………夢…………ここは……学校か………」
男「ぐぅ」
侍「こやつが某の夢に………!起きろ小童めぇ!(シャキン)」
男「どぁ!寝込みを襲うなんて卑怯だぞ!」
侍「えぇい!夢で襲った者が何をほざく!」
男「知るかよ。」
277 :
閉鎖まであと 7日と 20時間:2007/01/16(火) 00:28:01.43 ID:h8ei1JxW0
>>276 自力で頑張れよwwwwwwwwwwwwwwwwww
過疎だなぁ
278 :
閉鎖まであと 7日と 20時間:2007/01/16(火) 00:29:24.14 ID:9brp4g3TO
今回はどこまでいくんだろう
279 :
閉鎖まであと 7日と 20時間:2007/01/16(火) 00:30:49.84 ID:B7PjcZpA0
今日の20時落ちか
500は越えたいところ
280 :
閉鎖まであと 7日と 20時間:2007/01/16(火) 00:36:39.09 ID:9brp4g3TO
今のままじゃ400すら行くかどうか……
281 :
閉鎖まであと 7日と 19時間:2007/01/16(火) 01:16:41.79 ID:EANzvaly0
寝るほ
282 :
閉鎖まであと 7日と 19時間:2007/01/16(火) 01:46:54.11 ID:TOJoniEr0
>>282 ちょwwwwwこんな深夜にこんな絵投下するなんて、間違いなくアレをしろと言っているようなもんじゃないかwww
朝起きてこの絵を見た奴等は間違いなく ( ゚д゚ ) な顔になるなwwwww
寝る前にスレチェックしといて良かったwwwww
284 :
閉鎖まであと 7日と 17時間:2007/01/16(火) 03:09:59.22 ID:2LCECCms0
285 :
閉鎖まであと 7日と 15時間:2007/01/16(火) 05:27:53.81 ID:kqx24DiS0
ほあー
286 :
閉鎖まであと 7日と 15時間:2007/01/16(火) 05:39:41.19 ID:FeJF+pj10
>>282( ゚д゚ )
これは完全に意表をつかれたwwwまさか深夜の超過疎時に桃絵師がひっそり投下してるとはww
287 :
閉鎖まであと 7日と 13時間:2007/01/16(火) 07:28:05.11 ID:raVfp5IvO
保守
288 :
閉鎖まであと 7日と 12時間:2007/01/16(火) 08:11:39.53 ID:UDCpnXFs0
>>282 これにはやられた
これは色無にクリーンヒットするだろwwwwww
ビュウ
紫 「きゃあ!」
水色「ッ!」
紫「………………水ぅ!」
黄緑「何もそれぐらいで怒ることないじゃない。」
紫 「乙女のパンツが見られたんだよ!怒るに決まってるじゃない!」
色無「わざとじゃないんだから許してあげようよ。」
紫 「わざとじゃないとかじゃなくて見たか見ないかなのよ!」
色無「まぁ紫ちゃんも恥ずかしかったんだもんな。」
黄緑「そうねぇ。なら水色君には責任をとってもらわないとねぇ。(パキパキ)」
色無「そうだね。じゃあ行こうか黄緑さん。」
紫 「ど、どこいくの?」
色無黄緑「水色君の家。」
紫 「そんなことしなくても……………」
色無「だって紫ちゃんが許せないって言うんじゃねぇ?」
黄緑「ねぇ。」
紫 「わかったよ!許せばいいんでしょ!」
黄緑「紫ちゃん、水色君だってわざとじゃないのよ。水色君謝っていたでしょ?」
紫 「……………確かにそうだよね。水はわざとじゃないんだもん。悪いことしちゃったかも。」
黄緑「なら明日ちゃんと謝ること。いい?」
紫 「うん。」
290 :
閉鎖まであと 7日と 12時間:2007/01/16(火) 08:41:10.47 ID:oQuvnU3f0
>>289 黄緑さん家ktkr
二人とも冗談に聞こえなかったんだがwww
291 :
閉鎖まであと 7日と 11時間:2007/01/16(火) 09:09:21.62 ID:9brp4g3TO
292 :
閉鎖まであと 7日と 11時間:2007/01/16(火) 09:52:42.19 ID:09QvZbuY0
>>282 ( ゚д゚ )!!
……ぐ、群青さん、見えちゃいますよ……?(////)←色無
>>289 GJ!紫ちゃんかわいすぎるwwww
293 :
閉鎖まであと 7日と 10時間:2007/01/16(火) 10:28:50.10 ID:2LCECCms0
294 :
閉鎖まであと 7日と 10時間:2007/01/16(火) 10:36:22.71 ID:UEDFzzTH0
>>293 サイドアップな茶カワイスwwwwwwwwww
できれば貴方にはぜひ全身塗ってもらいたいぜwきっとよりGJになるはずw
295 :
閉鎖まであと 7日と 9時間:2007/01/16(火) 11:34:22.32 ID:gp0Znr/CO
ほし
296 :
閉鎖まであと 7日と 7時間:2007/01/16(火) 13:11:45.13 ID:UEDFzzTH0
がんばれ! みんながんばれ!
297 :
閉鎖まであと 7日と 6時間:2007/01/16(火) 14:14:02.51 ID:SZtJoMU/0
298 :
閉鎖まであと 7日と 6時間:2007/01/16(火) 14:16:41.39 ID:UEDFzzTH0
確かにサムネイルで見ると一瞬そう見えるなw
299 :
閉鎖まであと 7日と 5時間:2007/01/16(火) 15:16:47.90 ID:7Itpf6eH0
保守
301 :
閉鎖まであと 7日と 5時間:2007/01/16(火) 15:34:58.61 ID:UEDFzzTH0
>>300 ガチで鼻水吹いたじゃねーかwこれはかなり使えそうなジョブだなwww
302 :
閉鎖まであと 7日と 5時間:2007/01/16(火) 15:44:29.02 ID:UEDFzzTH0
ウロウロ……ウロウロ……
無「? 赤? 何すごい形相でいったりきたりしてんの? 冬眠に失敗したクマみたいだぞ?」
赤「うわあああぁあぁああ!!!! い、色無! なんでここに!」
無「いや、せっかくの休みだし服でも見ようかなと思って……何持ってんの? ミニスカ? へー赤もそんなの履くんだ――」
赤「ババババ馬鹿言わないでよ! ボクがこんなの履くわけないだろ! これはその、そう、プレゼント! 従妹にプレゼントしようと思って見てたんだよ!」
無「ふーん。まあいいけど、あんまり売り物乱暴に扱うなよ。店員さんがこっち睨んでるぞ」
赤「あああご、ごめんなさいごめんなさい」
無「よし、暇だしおれもつきあってやるよ。従妹ってどんな子? サイズとかは?」
赤「え? ああ従妹、従妹ね。えーと、その……サイズはボクと同じで……普段はジーンズとかチノパンとかばっかり履いてて、あんまり女の子っぽくなくて、でも男はやっぱりスカート履いてる女の方がいいのかなとか思って……」
無「なんかそれって赤のことじゃ――」
赤「い、従妹だって言ってるだろ、馬鹿! もういい、これにする! ジーンズ地ならミニでも動きやすいし、見えちゃうこともないだろうし。すみません、これ下さい!」
無「……あーすみません、これ下さい。プレゼント用で。……ほれ」
赤「な、なんだよこれ」
無「そーいうスポーティなのもいいけど、赤は可愛いからフレアスカートも似合うよ。今度の日曜に映画見に行く約束してたろ? そんとき履いてきて見せてくれよ」
赤「な、かわ、ばか、い従妹の話だって何度言えば――」
無「あーそうだったな。じゃあそっちのは従妹用で、俺が買ったのは赤用な。そうだな、今日迷惑かけた詫びってことでもらっておいてくれよ。それとも、俺からのプレゼントじゃ嫌か?」
赤「……しょうがないなあ。確かに今日は大迷惑だったからもらっておいてあげるよ。あくまで詫びとしてだからね! まあもらいっぱなしじゃ悪いから履いて見せてあげるけど、一回だけだよ!」
無「よっしゃー!! いやあ楽しみだなあ。赤のミニスカ姿、可愛いだろうなあ。萌えるんだろうなあ」
赤「!!! やっぱりやめる! 絶対履かない!!」
無「えー、そんなこと言わずに履いてくれよ。一回と言わず二度三度とさ。デートの度に履いてくれると嬉しいなあ」
赤「い、色無とデートなんかしたことないだろ! ただ一緒に出かけて遊んだだけじゃん! 絶対絶対履かない!!」
そんなことを言いながらも、赤は寮に戻ると姿見の前で二着のミニスカをとっかえひっかえ履いてみて、可愛いポーズの研究をするのだった。
>>300 是非とも仲間になってもらいたいwww
>>302 コレはwwwwww久しぶりにSSで赤に萌えたような気がするwwwww
304 :
閉鎖まであと 7日と 4時間:2007/01/16(火) 16:32:06.63 ID:9brp4g3TO
305 :
閉鎖まであと 7日と 3時間:2007/01/16(火) 17:14:19.21 ID:GpnF6nGe0
ほす
h
307 :
閉鎖まであと 7日と 3時間:2007/01/16(火) 17:21:33.49 ID:09QvZbuY0
群青「どう? 色無くん」
無「ぐ、群青さん!? どうしたんですかその格好……」
群青「ふふ、あなたの方から少しも声かけてくれないから……お姉さん魅力足りないのかと思って……」
無「そそそそんな事は決して……」
群青「だからこういう格好してみたの……どう? 似合う?」
無(女王様だ……///)は、はい、とっても///」
群青「ふふ、照れちゃって……可愛い……」
無「あ、あの……?」
群青「ふふ、今から私が大人の女、教えてあげるわね?」
無「え? いや、ちょっと!? 群青さ……ん……?」
ガバッ。チュンチュン……チュン……。
無「夢か……。……はっ! しまった……着替えないと……orz(ガサゴソ)」
橙「いーろなし! 早くしないと遅刻しちゃうよ?」
無「あ……」
橙「あ……」
橙「あはは///ごめん、先行ってるね!」
無「……死にたい……orz」
群青「おはよう色無くん」
無「お、おはようございます///」
群青「? どうしたの? 顔赤いわよ?」
無「///なな、なんでもないです! 行ってきます!///」
群青「……。……私、何かしたかしら……?」
朱「さあ……? 姉さんのこと好きなんじゃない?」
群青「///そそそ、そんなこと! ……あったらいいなぁ……(////)」
朱(二人とも顔に出やすいなぁ……。似たもの同士……。案外、お似合いかもね)
308 :
閉鎖まであと 7日と 3時間:2007/01/16(火) 17:50:33.68 ID:GpnF6nGe0
ほす
309 :
閉鎖まであと 7日と 2時間:2007/01/16(火) 18:23:25.36 ID:EANzvaly0
ほす
310 :
閉鎖まであと 7日と 2時間:2007/01/16(火) 18:54:00.28 ID:JTqCA77G0
ほす
311 :
閉鎖まであと 7日と 1時間:
あと1時間か
なんか急に人がいなくなったなぁ