新ジャンル「かばん」

そんな奥まで覗いちゃいやぁ…………。


奥まで手いれちゃらめえええええええええ

これはいい

いや・・・そ、そんなの入んないよぉ

水筒がちゃんとしまってなかったせいで濡れちゃったよぉ…………。

いやぁ、そんなに広げないでぇ……。

らめぇキョン妹は入っちゃらめぇえええ

「怖かったよーアンパンマーン」

携帯がマナーモードでね……その…



ちょっと…気持ちよかった…

エロだらけなのはオレらがエロいから？

まさしくその通り

だがそれは誇るに足ることではなかろうか？

ふぇぇん………大きすぎて入りきらないよぉ…………。

私の役目は、ご主人様が学生の間だけ。その後はほとんどお役にはたてない。そんな日がいつか来るのはわかってる。

ランドセルちゃんもそうだった。ご主人様が小学校を卒業してしまってから、ずっと部屋の片隅に座ってる。
「アタシを捨てないでくれてるだけ、お兄ちゃんは優しいよ。うん、アタシはきっと恵まれてる」
そう言う顔はいつも笑ってて。それでいて少し寂しそうで。
そんなランドセルちゃんを、ご主人様は時たま思い出したように、懐かしむように頭を撫でてあげていた。

――私もそうなるのだ。それが嫌だとは思わない。だって私はかばんだから。学生が使う為のかばんだから。
でもそう思うと心の奥の奥が……、締め付けられるように痛む。



嘘、ついてたね。
私は、嫌だ。ずっとご主人様に使っていて欲しい。ワガママだってわかってる。
でも、でもね？ もし願いが叶うなら、ずっと側で一緒にいたいの。ご主人様の側に――――



「おーい、そろそろ出かけるぞー」


あ、ご主人様が呼んでる、行かなきゃ。
少なくとも今は、私は、必要とされてる。必要とされてる限り、ご主人様の横は私の定位置。私の世界。そして私の全て。
さあ行こう、求められている限り私は全力でそこに在ろう。
大好きな大好きなご主人様の側に――――――！



「はーい、今行きますよ！」




貴方こそがMy dear

私の、いとしいひと

らめぇぇぇぇエスパー伊藤があたしのナカにはいってくるぅぅぅぅ

今日は……何も入れないの？
なんか落ち着かないっていうか……その……