女体化したってＸＩＰでロックマン

-おはようございます。操作説明をしますか？−

●ロックマンＸの小説は、ここでどうぞ
●ロックマンＸの雑談は、ここでどうぞ
●殺伐な空気は、ここでどうぞ　荒らしがうざい？　ここは、ＶＩＰです
●苦情・お願いがあれば、ここでどうぞ

●XIPとは、「ロックマンの世界にVIPがあったら」のもしもから生まれた、彼等の世界のVIPです
●Ｘ２以降の設定、および他作品の設定はご自由にどうぞ　Ｘ１の設定も変えても結構です　そういう世界もあります

【今来た産業のハンターへ】

ロックマンＸ
女体化
戦闘とカオス


【wiki読んでみたいハンターへ】
http://www18.atwiki.jp/vip_rockman/ 　　　→　　http://www21.atwiki.jp/rockmanai/　まとめの方のおかげで、完成に近づいてます

【僻地に転勤したいハンターへ】
ロックマンＸ　小説スレ（どなたが立てたのかしらー）
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1161418582/l50

>>1乙

【前スレ】
今日もＸＩＰでロックマンＸ
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1166514189/

>>1乙です
せっかくなので没にした偽アイキャッチ、投稿してみます

>>1モツ鍋

【RockManX】ロックマン斬【XIP】


ＡＩ
『操縦者は頭がよいぶん扱いやすいし、
旧型から新型まで幅広く使ってくれる
ＡＩの基本パートナー、対してスパーク
マンドリラーは見た目からアレですし、
頭が切れないように勉強しないぶん、
後悔と失敗をかなり増加させて、成功
より失笑を目的とした玄人好みの扱い
にくすぎる持ち主。使いこなしてもＢ級
より弱いただのヤサグレだってのに、
何でこの私は？』


マンドリラー「…………え、なに？　早口すぎて聞こえなかったぞ」
ＡＩ『やれやれです』


アルマージ「しびれて立つこともままならないなんて……くやしい！　ビクビク！」

ゼロ「はいはい、横槍、横槍」
全員「ぎゃー」

>>1
乙、です。

先走って申し訳ない

操作説明って何事かと思ったら
ANUBISのADAじゃねーか！！！！！！ｗ

とにかく>>1乙
姐さんのAIは女である事を望む俺ガイル

設定についてのテンプレは、あれでよろしいでしょうか。
それと、>>1に前スレを載せるのを失念しました。ご要望の方、申し訳ないです。次回から置きますね。

スレタイの希望もございましたら、どうぞ。
次回の予定は、ハンターになってイレギュラーを狩りたい奴ちょっと来い、です。

タイトルを決めておくと、急な移転に混乱しないかも知れませんね。

>>8
テンプレもスレタイもＯＫです
そのほうが見つけやすそうですね

もう少ししたら、なんぞ投下します

テンプレ乙

あれなら荒れないと思う
まぁ色々思うところあるけど設定には




ところで もう一つのクリア障害がwikiに無いよ？

あれ？　なんか抜けてました？
調べてきます
旧館にクリア障害は無かったので、見落としたかも

追加終了
また何か抜けてたら教えてください

>>12
スペシャル乙

無いものは俺らで書いたら、で良いよな？

イーグリードが初めてアイちゃん襲う
拘ったわけ も無いよ

>>13
新妻アイちゃんに入ってます

>>8
コレで特に問題ないと思います

もしもの時のために、次回予告しておくのはいいかもしれませんね

うん、分かりにくかった……
短編と新妻、両方に「彼女に拘った理由」へのリンクを作りました

>>1
オエッこれはＸが好きな俺でも
つらいスレだな
！

>>16
すまん旧館からアイちゃんに入ってたんだなｗ
三人称だから てっきり普通の短編だと
それにしても大量のまとめ乙

俺も行を直したりして手伝うぜ
ちなみに一行空けで
場面が変わったら何行か で良いんだよね？

うい、お任せします

せっかくなんでwikiの注意点

・レスアンカーが表示されない→>>の前に全角スペースを空けてください

・ＡＡの表示が変→全ての最初に半角スペースを入れてください
　　　　　　　　　　　 灰色になるけど、多分ちゃんと表示されます

>>1
乙

前スレの３５５以降なんか投下された？

フツーにだめー★の335までしか把握してないけど 多分無いと思う

すげぇな
今日の流れは早い


だから落ちたのか・・・・

>>22
単に三日規制じゃないの？

前スレの投下と状況を三行で

>>21
把握。�d

>>24
21日夕方は投下無し
スレ主、テンプレを作成
一行あまった

投下が楽しみで眠れない俺

>>26
把握した。トンクス

前回のあらすじ
……まとめサイトを見てください。


「いつまで寝てるんだよ！」
「むにゃむにゃ……ゼロぉ……？」
可愛らしさと男っぽさを同居させたメゾソプラノが降り注ぎ、エックスは寝返りをうつ。
長いまつ毛がピクリと動き、朝の光に跳ねて輝く。


「かわいっ……」
声の主は頬を染めて呻いたが、素早く理性を取り戻すと、腕をつかんで強く揺すった。


「おい、起きろ！　起きるんだ！」
「うーん……どうしたの、ゼロ……！？」
薄目をあけた少年は、声の主が予想と違うのに気づき、慌てて飛び起きた。
自分の頭上より、だいぶ高くからしだれるピンク色の髪。スパークマンドリラーである。


「お姉さん、どうしたんですか？」
「どうもこうも、ここで殺人事件があったんだよ！」


「ええーっ！？」


**湯けむり大作戦　改め　湯けむり殺人事件

30分後。敷かれていた人数分の布団は片付けられ、小さな丸テーブルが置かれていた。
周囲には宿泊者数より一枚多い座布団が並べられている。
エックスたちは朝食もそこそこに、相変わらずの浴衣姿で、そこへ座った。

よし揃ったとマンドリラーが呟き、黒革の手帳を開く。


「状況はこうだ。昨晩、何者かが宿に侵入。厨房にいたパイロットを刺殺した」
「ちょ、ちょっと待ってください！」
「なんだ」
どこか、あどけなさの残るボーイソプラノが、刑事役の発言をさえぎった。
説明をさえぎられたマンドリラーは露骨に嫌そうな顔をする。


「どうして厨房にパイロットさんがいるんですか！？　ってゆーか、どの人！？」
「はあ？」
マンドリラーは桃色の髪をかきあげると、ボールペンの尻で耳のあたりを掻いた。


「凶器は……」
「無視しないでください！」
「はぁ……あのな、エックス。厨房に入ってたんだから、料理をしてたに決まってるだろう？」
なぜか右隣からあがる、反論の声。ライトが、さも当然という表情でエックスを見やった。
あんまりな返答に、茶髪の少年が声を失う。可愛らしい博士は、刑事に先を促した。


「凶器のヘチマは現場に落ちていたが、指紋は出なかった」
「待って！！　待ってください！！」

「なんだ、少年？　カメリーオとかぶってきてるぞ」
「アスラァァァンッ！！　ヘチマって何ですか！？　ワイヤー・ヘチマール！？」
左隣では、すっかり猫化したゼロが、あくびをしている。
耐えがたい侮辱に、言語中枢を狂わせつつも、エックスは最後までツッコミきった。

……だというのに、マンドリラーは艶やかな唇を尖らせると、ボールペンをエックスに向ける。

「わかっているなら質問するな。死亡推定時刻は深夜１時だが、ここで疑問が出る」
「……っ、……なんでしょう？」
青くなるほど唇を噛み締め、かろうじて問うエックス。


「厨房に入るには廊下を通るのだが、防犯カメラに誰も写っていない」
「へー。密室殺人だな」
「ホワァァァァイ！！？？」
なにやら頷きあうライトとマンドリラー。
エックスは、ヘッドパーツがあれば天井を破壊したであろう勢いで、頭を振った。
さらさらした茶色の髪が、水のように左右へ流れる。


「レプリロイドを壊せるのはレプリロイドだけ、すなわちイレギュラーの仕業。お前らのアリバイを聞きたい」
「お姉さん……自分の仕事を、真剣に考えたほうがいいですよ？」
生真面目に手帳を構えるマンドリラーの姿に、エックスはホロリと涙をこぼす。


「ちょっと、待ちな……エロテロリスト……」
「誰がエロだ、誰が！」

何気ない一言に過剰な反応を見せるマンドリラーの後ろから、小柄な人影が現れた。
そのシルエットは、毎度おなじみのペンギン帽子。
いちおう温泉にあわせたのか、普段のダッフルコートは脱いで、ドテラを着ている。


「見た目は子供……頭脳と……カラダは大人……ぽっ。……その名は、新妻探偵」
「――ア、ア、アイちゃん！？」
妻を自称する少女の登場に、エックスは真っ青になった。
ペンギーゴは彼のほうへ向き直ると、特大の笑みを浮かべてみせる。


「……………………エックスぅ」
「ひゃいっ！？」
顔にそぐわぬ、地獄から響くような恨みの声に、弱気な少年が飛び上がった。


「いいの……私は……ペンギンだから……」
「？」
「温泉とか……来れなくても……うん……べつに……」
彼女から漏れ出した冷気が、比喩でなく室温を下げていき、全員が身震いする。


「そう……お風呂は……うちにも……」
「あ、あのぅ、もしもーし？」
「ふふ……ふふふ……あはははははっ！！」
突如、ペンギーゴは目を見開き、らしからぬ高笑いを始めた。
誰もがギョッとして見守る中、彼女はあらぬ方向へと、高らかに宣言する。

何かｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!

「それじゃあ……あとは……私が……仕切るから……シクヨロ」
「へ？」
それっきり、室温の低下は止ま

※

おはようございます……"遅れて来た新妻�≠ｱと……アイです。


ガッカリだよ……エックスが、こんな……悪い子だなんて……
私のことは……叱るくせに……ひどいよ、ね……？


「あの、アイちゃん？　なに言ってるの？」
さあ、なんだろう……？　教えて……あげない、よ……？


それより……今日の私は……新妻探偵、だよ……
いまから……推理をします……
「いいけど、すっごく嫌な予感がします」


エックスさん……ゆうべは、おたのしみでしたね？
「違います」


むむむ……能面のような無表情……！？

夫の様子がおかしいので、他にも聞いてみるよ……


「なんだ。私に何か用か？」
……主治医でも……エックスは渡さない、よ？


「おーい。私より猫を怒れよ。あいつが旅行の言いだしっぺだろ？」
そんな言い訳で……誤魔化されない、よ？
でも、ライトは私の主治医だから……手加減しよう……



「にゃ？」
そういうわけで……本物の泥棒猫を、小一時間問い詰めます。
おはようございます……最近、昼メロの良さが分かりかけてきた……アイです……


「ふあ……」
やい、猫め……事と次第によっては……殺るよ？


「ふにゃー」
どう見ても猫です……ありがとうございました。


ゼロは……何も、答えて……くれない……。
次……いってみよう……。

「あ、あなたは誰ですの？」
誰だか知らないけど……いい子だね。
……正直に答えるんだよ？

お前は、エックスが、好き？

「えっくす？　だれそれ？」
オーケー、君は白だ……お姉さんと……仲良く、しよう……


「おいおい。園児相手にみっともないぞー？」
うるさい、よ……
必死とか言ったら……ため撃ちで、潰すからね？


※


「それで何が分かったの？　ってゆーか殺人事件は？」
「むむむむ…………？」


少年に詰め寄られ、少女は苦しそうな声を出す。
それから急に顔をあげると、おもむろにマンドリラーへと詰め寄った。


「な、なんだよ？」
「忘れてたけど……お前も……関係者だよ、ね……？」

「だから、どうした？」
嫌そうに後ずさるマンドリラーに、ペンギーゴは思いがけない言葉を投げつけた。


「最近……幸せ……？」
「はあ？」
ニタァリと精一杯の営業スマイルを見せる、アイ。
ややあって懐から、小さく折りたたまれたパンフレットを取り出した。


「印鑑とか……壷……興味ある？　これは超絶風水といって……」
「待て。何の話だ」
「ア、アイちゃん？　なにしてるの？」
完全に逃げ腰になったマンドリラーと、震える声で尋ねる少年を交互に見据えて、ペンギーゴは笑い続ける。


「なにって……電気代の……アルバイト、だよ……？」
「うそだよ！？　目が怖いよ！？」
「カネハチには……蛸壺を進呈する……予定」
「やめてー！　この場に居ない人まで喧嘩売るのやめてー！」
泣いてすがるエックスを見下ろし、ペンギーゴはふいと真顔を呼び戻す。


「………というのは、嘘で。予定、予定である……」
「嘘だ！！　やめてよ、これ以上おかしなことにするの！！」


「エックスー、私ら帰るぞー」

「へ？」
気が付けば、もともと協調性の無いハンター職員たちは、帰り支度を始めていた。
園児服の幼女も、いつの間にか姿を消している。


「アイちゃぁん……」
「よし……犯人は……………………ケイン」
「なんで！？」
しょぼくれ顔で泣きつく少年に、投げかけられるのは上司の名前。
話の展開に混乱する少年へ、少女は余裕たっぷりに頷く。


「とりあえず……ケインが悪いんだよ……バーローｗｗｗｗｗｗｗ」
なにがなんだか分からないが、ペンギーゴは不敵に笑ったのだった。


※


それから一ヵ月後……
そこには……電波を追って、元気に走りやがる、ケインの姿が。


「あ、ケインだ！　スネア！　スネア！」
「うおおお！　なんだか知らんが、死ねぇぇぇぇ！」


おはようございます。新妻探偵の……アイです。

ノロウィルスの餌食になったって聞いたのに……なんなんだろうね、この老人は。
ガッカリだよ……空気読めよ……


「悪いが気が散るので、独り言を停止してくれないか？　ペンギーゴ君」
「…………ちっ」
「それから私が死んだなどと、妙な噂を流さないように」
おのれケイン……お前なんか……カメリーオとくっ付いてしまえ。


「何か言ったかね？」
ううん、べつに？


いつかシメてやろうと誓う……いけない新妻アイでした……
え、湯けむり事件？　何それ？　バーローｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

【終】

とりあえずグダグダですが終わらせました
読んでくれた方、ありがとうございます

本当は、これで投下を終わらせる気だったんですが……
もう一つぐらい、短編を書いてみます
では、また

乙！！

カオスｗｗｗｗｗ

ほ

保守

あさほ

>>40
乙
朝っぱらから批評しちまうぜ

取り合えず、改行のリズムは整えた方がいい希ガス
特に34以降からが改行のせいで少々読み辛くリズムが壊れてるかと
コメディとかﾊﾞﾄﾙとかはリズムは結構重要なんで気を付けて
あと※の使いどころの意味がイマイチ分からぬ

内容については
正直、後半は（；＾ω＾）o彡ﾟｱｳｱｳ
今までの展開ブッちぎって「何それも？」カオスで有りだと思うけど
カオスも行き過ぎればただ体裁が整っていないだけのモノになるので
バーローならいっそ、いきなりケインが動機を話し始めてえー！みたいな
有りがちな展開でもよかったのではないかと

長々と書いたけど卒論で（；＾ω＾）o彡ﾟｱｳｱｳになりそうな人間の言うことだから
スルーで全然おｋなんだぜ

いつの間に落ちたんだwwwwwwwて、湯煙が殺人事件に!!!???



と、朝起き反射保守

それっきり、室温の低下は止ま

※

おはようございま



という流れは個人的に気に入ったｗ

読み終えたぜ。乙！
どうやら、批評が最近のはやりと聞いたので、俺も

文はそれぞれの特徴をつかんでてよかったと思う。
ただ難をいえばオチが少し弱いかも・・・
全体的に、カオスなので、カオスが生かせるオチが必要かと・・・
でも、おもしろかったので、これからも書いてほしいな。

ふひひっ

で、誰が犯人だったんだよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
GJ！

湯煙氏乙

カオスと描写は良かったけど
話の流れとかオチとかは、エレジーたんの短編を読んで習ったほうが良い　オチの弱さは>>46と同意かな
最後はアイちゃんの一人称になってたけど、三人称のギャグほど難しいものは無いからね

なのに、あの高いレベルを書けるエレジーたんは異常　でも本編まだかしら・・・・

I am sorry, I capture you.

>>53
おまえはゆくえふめいになっていたマックじゃないか
そうか、外国に行っていたのか

エレジーの短編ギャグが光ってるのは、ひとえに会話と会話の間に挟む地の文のテンポの良さが原因だと思う。
冗長でなく、かつ描写が精巧なんだよな。語彙力って訳でもないし……一体どうやったら出来るようになるのだろう

ノベルやラノベ読みあさりとか?

語彙は確かに凄いと思う
それが光ってるのは長編とかだけど

小説書くなら　色々な描写が要るって事がこのスレで解った
バスター一つにしても 色んな言い方があるし
目に付くんだよね 同じ表現ばっかだと

勉強になるわぁ

なんか、こうして見ると小説って芸術という感じがするな。
湯煙ﾀﾝ乙、そしてＧＪ！　俺には批評なんて出来ないほど楽しませてもらったぜ！
本編とはまた違う、スピード感があるギャグとツッコみがとてもツボだったｗｗ

>>55
とても同意。何ていうか、不思議な感じがするよな、エレジーﾀﾝの小説はｗ
だからこそハマるんだろうけど＞＜

小説は芸術、、、、か。

なるほどだからきっと　文芸　なんだろうな、、、、

>>51　おまけ

「で、誰が犯人だったんだよ」
「……正気ですか？」

真顔で問うマンドリラーに、エックスは情けない笑顔を向けた。
お世辞で笑っているのではなく、もはや、そういう顔になってしまうらしい。

「いいですか？　なんでか凶器としてカウントされてるけど、ワイヤーヘチマールが犯……！？」
「麻酔針、ぷっ！」

くたっ…と倒れこむ少年を、緑色の服しか着ない少女・カメリーオが抱きとめ、退場させる。
すかさず、何者が乗せられたホイール付きチェアが滑り込んできた。
彼の顔がライトアップされる。落雷のような驚きが、マンドリラーの指から手帳をはたき落とした。

「お、お前は……ケイン！！　どうしてこんな場所に！？」
「ばれてしまっては仕方ない。全ては私の犯行だったのだよ」

なぜか顔は上げず、ぐったりした姿のまま、白衣の老紳士は告白を続ける。

「毎日ハンターどもの後始末。私は疲れきっていた。そうしたら、パイロットが言ったんだ――！」

――お疲れっすか？　お茶でも淹れるっすよｗｗｗｗサーセンｗｗｗｗｗｗｗｗ

「それなのに……私は厨房に置いたヘチマを片付けなかった。彼が死んだのは私のせいだ。
ハンター職員の給料が低いのも、アイちゃんが入籍できないのも、すべて私のせいなんだ！！」

「出ました！！　眠りのケインの名自白！！」
「そうだったのか……」

いつの間にか戻ってきたカメリーオが、意味不明な言葉と共に、雰囲気を盛り上げる。
つられるようにマンドリラーも深く頷いた。

なんでだか痛ましげな空気が流れる中、黒いペンギン帽をかぶった少女が現れる。
彼女は蝶ネクタイをひねると、うれしそうにケインへ近寄った。

「ケイン……人間の犯行は……ハンターの管轄外……無罪です……」

彼女は、動かない博士の白髪が増えた頭を、ペチペチと平手で叩く。

「でもね……ハンターのお給料は上げよう……それから……この開運ペンギンも……買おう、ね？」
『おお、そうしよう』

最後まで意味不明なことを言いながら、黒と緑の少女たちは、老人を椅子ごと片付けた。

「……複雑な事件だったな」
『マンドリラー。ひとつ忠告します』

彼らを見送った刑事に、ポケットから合成音声が語りかける。

『決して人の恨みは買わないように。あなたはキャラ的に、偽犯人として殺害されるタイプです』
「なにを言ってるんだ、お前は」
『私のセリフです』

（おしまし）

感想レスをくれた方、ありがとうございました
今後にいかすよう、がんばります

さいごまでなんか凄いことにｗ


次回作に期待しちゃいます。まさか俺の何気ないレスがSSになるとはおもわなんだ

って、蛸なのですよｗｗｗｗ

おめでとう！

age

保守

捕獲ちゅる！

ほ

いいか、みんな
　　　　　　　　(ﾟдﾟ )
　　　　　　　　(|　y |)

amazonで注文すればokと信じていたのに、
いつまでたっても商品が来ない。
　　　　amazon　( ﾟдﾟ)　　ok
　　　　　　　＼／|　y |＼／

これらをくっつけて
　　　　　　　　( ﾟдﾟ)　amazonok
　　　　　　　　(＼／＼／

逆から読むとこのざま、というわけだ
　　　　　　　　( ﾟдﾟ)　konozama
　　　　　　　　(＼／＼／

amazonは当てにならない、ということだな
　　　　　　　　(ﾟдﾟ )
　　　　　　　　(|　y |)

誤爆／（^o^）＼

誤爆多すぎだ自分 ｏｒｚ

>>70 ドンマイ
まぁ、岩本復刻は少ないからきにすんな

ほ

>>72
たしかに近所のジュンク堂ではX2だけ売り切れだww

You might be MAC that was missing.
Why do here?

英語版乙

保守代わりに雑談ネタ

ｴﾚｼﾞｰキャラのボケとツッコミの割り振りってどうなってんのかな？
とりあえず、エックスとｹｲﾝはツッコミ役だと思うんだが

>>77
彼らがぼけたら世界が崩壊するな、きっと。

關於悠沒有有成為的下落不明的MAC

>>79
中華うめぇｗ

ちなみに表示できない漢字の所は適当なのをぶっこんだのはナイショだ

?? ?? ??? ?? ?? MAC? ???



ハングルコピペできねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>82
かかったなアホが！！

>>82
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

Sie konnten MAXIMAL ZULASSIGE KONZENTRATIONEN sein, die vermist waren. Warum machen Sie hier?

ドイッチェか？

何気にこのスレグローバルｗｗｗｗｗｗ

>>77イーグリードを落ちに使えなくなってからイメージの采配が難しくなった、抑えに守護神的存在の不在みたいに。
先発アイちゃんで、鍬で締めるか蛸で締めるかを模索中な感じかな……あ、空気は最強のセットアッパーっすよｗｗｗｗ

不不不もすっかり丸くなったからな、、、、

だからといって、新キャラはｇｄｇｄになりがち…難しいな
今だ短編で出番の少ないナウマンダーに期待

火達磨落下オチくらいか、今は。

やっぱ時代はふわーんｗなのかな。

個人的にナウマンダーは本編一段落したら、色々と絡めるキャラになってくると思うんだ。
アイちゃんとナーたんの微笑ましい日常を凄く見たい……俺の想像力では断片すら浮かばんが

ふ

わ

ふ

ー

>>93-96の流れを見て、なんか知らんが風のクロノア思い出した。

「わっふーッ！！…なんてな、なにやってんだろ。俺」
「ヴァ、VAVA。な、なにしてるの…」
「え、エックス見てたのか！？」
「う、うん」
「ふ、ふわふー！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
「あ、ああ。ごめんよVAVAー！！」

>>97
あれ？俺がいる。







テレッテ　テレッテレ　ワッフー

やばいって深度じゃねーぞ！

おお！ほんとだ…ほしゅ

キャラってどこまで既出？
３？

ほ

も

>>101
一応４のフクロウルまであるが、いいんじゃね？
学園の人とヒャクレッガー被ってたんだし

ほっしゅ

こんどこそ

ふ

っ

も

ほれ
http://up.spawn.jp/file/up59893.htm

ふっもほれ……

縦読みか！（ﾟ∀ﾟ)

Vous pouvez etre des MAC qui manquaient. Pourquoi faites ici?

読めねーよｗｗｗｗｗ
スパニッシュ？

>>112
ふれんちらしいぜ！eの上の・・とか無いけどな。

何このインターナショナル

俺の今日のID、IEだぜ！

しかもＩＥ６かｗｗ

いや、嬉しかったのはイレギュラーエレジーってIEじゃんｗｗｗ

>>117
なるほどｗ
羨ましいな

あげておくといいのだろうか

意外と楽にカイザーシグマを倒せた･･･
自分いつもバスターだけど、弱点武器あるのか？

しいて言えば、、、、ビームサーベル?

俺のバスターはビンビンだぜ
↓
...my bottle bottle the buster..
↓
....私のボトルは破壊する人を瓶に入れます。

イレギュラーのボトルシップか

ビン違いだｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>124
あ、そういうことかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

Please work because it is asking.........

英語と聞いて英会話の講師してる俺がきましたよ

いやっほおおおおおう！これでエキサイト翻訳の怪しい英語ともおさらばだ！？

>>128
まかせろ。英検１級だ

英検受けるのめんどくて未だ4級だいやっほおおおおう！！！

>>129
すげえええええええええええええええええええ



俺三級以降受けてねぇ、、、、、、

2級でけおとされたぜ！だれか
『わるいがおまえをほかくする』
をやくしてくれ

蛸なのDEATHよ！！！



・・・・・・鉄板少女でも買ってくるかな。

>>132
"So sorry､ it's my duty to have you under arrest"
とかこんなもんか？若干単語が違うかも知れんが

Excuse me, I want you.

よし、文才も絵心もないがせめて通訳リクでも
受けようと思う。

何この文化人の集まり。


ここを通すわけにはいかんのだ

をお願いします＞＜

>>137
"I won't let you pass"
かな。こればかりはこうとしか書きようがない。すまんな

神だ･･･やっと神と･･･

>>139
エレジー氏や絵師様に比べたらミミクソみたいなもんさ
あぁ、悪いが無理難題は出来たら控えてほしい。
バーローｗｗｗｗｗｗｗｗあたりはさすがに無理だ。
からけはいけるとおもう

バーローｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
↓
BA−ROｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


バーローは世界共通語だから翻訳する必要はないんだぜ？

>>141
強いていうなら…
"You fuckin' idiotｗｗｗｗｗｗｗｗ"
………になるのか？すまん軽く燃焼した

>>142
ちょｗｗｗそれは完全に相手を馬鹿にしてんじゃねぇかｗｗｗｗ
バーローｗｗ（ｒｙは必ずしも相手を罵倒するときに用いる言葉ではないから難しいんだよな
"Unbelievableｗｗｗｗｗｗｗ"とか"Incredibleｗｗｗｗｗｗｗ"とかかしら？　適当でｽﾏｿA`

ファイナル断空光牙剣がP武器って強すぎじゃないか？

マジで誤爆するとは思わなんだ

>>143
ふむ、アドバイス�d
じゃ"You idiotｗｗｗｗｗ"
ぽいな。欧米は多少口が悪くても気にしないみたいだ

>>144
どんまｗｗｗｗXIPへようこそｗｗｗｗｗ

>>146
おお成る程。流石は神と呼ばれた男だ。

この時間は絵師様も書き手様もいないから暇だ…
保守がわりに通訳する
どんとこい

なにこのスレｗｗｗｗｗきめえｗｗｗｗｗｗｗ
ロックマンは無印が最高って決まってますからｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
トマホークマンよりかっこいいボスいないのにｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
これだからX厨はｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

今日の有賀はお前か

Whats with this sled?ｗｗｗｗｗmakes me sickｗｗｗｗｗｗｗ
Y'all know when it comes to megaman, the originals' the bestｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
There ain't no boss better than TomahawkManｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
Always like this with the X addictsｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

…正直スマンカッタ有賀氏

(　д )　　ﾟ　　ﾟ

ほ

悪いがおまえはほかくする

ごめんね。しんきゃらだしちゃって、ごめんね


あらかじめ言っておくと、オカマじゃありません。femaleです。
それでは、投下を開始します。

第零特殊部隊。ハンター内でも、通常のイレギュラーの処分とは違い、
暗殺や潜入調査を行う特殊な部隊。情報部直属の部隊と噂されており、
一般のハンターは存在を知らず、一部の上級ハンターが知るのみである。


通常ハンター達は、数人程度から、鎮圧のために、数十人規模の部隊で行動するが、
彼、彼女達は基本的に一人で行動をすることとなる。
理由としては、潜入調査の際は一人のほうが圧倒的に有利になる。という表の理由と、
仮に失敗した場合、もみ消すのが簡単だからという裏の理由がある。

それを裏付けることなのか分からないが、毎年、所属不明のレプリロイドが数体ほど、
メモリーを消去された状態で発見されている。
装備や機能が明らかに一般用とは違うレベルのがだ。

誰も一般作業用のレプリロイドに数十トンの重さに耐えうるワイヤーや、
注意しなければ分からないほど巧妙に隠された武装の類は付けることはないだろう――

「こんな部隊だったっけ？いつでも消されるってところは合ってるけどね」
ウラインターネットと呼ばれている場所の、非合法情報サイトの情報を見ながら呟いた。
通常の端末や技術程度では、このページにたどり着くことは出来ないが、
特Aレベルの実力をもつ彼女なら、仮想空間内をプログラム体で行動が出来る彼女ならば、
プログラムの壁を突破することは容易だった。

情報の塊を意味するキューブに触れると同時に、多数の文章が頭に流れ込んでくる。
彼女はその行動を繰り返し、無数の情報――真実味があるものからゴシップまで――を集めていた。


後方から足音を表す音がする。振り返ると、悪質なウィルスだろうか、黒いメカニロイドが立っていた。
それらからは、まったくと言っていいほど生気を感じられない。
三体とも同じ見かけをしている。本来は違うのだろうが、彼女の視点ではそう見えていた。
もっとも、仮想空間では多数の視点が存在しているので、仕様が無い事だったが。

それぞれ頭の上に、ランクを表すアルファベットが表示されている。文字はCだ。
当然の事ながら、彼女以外には見えない。

黒いメカニロイドの腕が、銃や鈍器などの武器へと変わっていく。
破壊のイメージがそれぞれ形を取ったのだろう。しつこいようだが、現実ではただの数字の羅列にすぎない。

その内の一体が銃弾を発射する。思考のかけらも見られないその撃ち方は、あまりに稚拙で滑稽だ。
二発は外れ、一発は彼女の形のいい胸に着弾した。
銃弾は貫通することなくセーターの上で軽い回転を繰り返し、消えた。

「Cランクの強さなんてこんなもんか･･･」
そう言うと、現実ではありえない、光速に近いスピードで弾丸の主の後ろに回りこんだ。
把握できてないのか、軽くフリーズする三体。
軽くウェーブをかけたブラウンの髪が揺れる。彼女の後ろには、孔雀の羽を模したビットが浮かんでいる。

「どこ見てるの？」
ビットから放たれたバイオレットの光線が、メカニロイドの頭部を軽々と撃ち抜き、
ついでにウラインターネットの掲示板をいくつか破壊する。
光線が当たったもの全てが、爆発することなく消失した。
この世界での消失は、完全なる死を意味する。

「私はいつでも本気の女――」
鈍重な動きで、残りの二体が彼女を見る。
ハンデと言わんばかりに、今光線を放ったビットを消す。

「――言っても分からないでしょうが、全力でかかって来なさい。それじゃいくわよ？」
サイバー・クジャッカーが、昼食前の遊びを開始した。

「暇じゃ･･･」
病院のベッドで寝ながら、ヒャクレッガーがぼやく。
暗殺者としての表情ではなく、一人の少女としてのヒャクレッガーがいた。

先日の造船所奪還任務に就いていたときのことである。
造船所を占拠していたシュリンプァーの暗殺を試みたが、ホーネックの裏切りにより失敗。
やむなく、両者の、直接戦闘での廃棄に方針を変える。

シュリンプァー、ホーネックともに機能停止寸前まで追い込んだが、
自身も肢体の全神経を切断されてしまう。その後、救援に来たエックスにより、病院へと搬送された。
部隊名は隠され、一般のレプリロイドとしてだが。

ホーネックは洗脳されていたため、ワクチンプログラムでの解毒を施されたあと、現場に復帰している。
ただし、副官からの降格となったが。
シュリンプァーは研究所へ送られた。色々と調査をするのだろう。それ以上は分からない。


遊ぶものは何もなく、手が使えないので本も読めない。
テレビは嫌いなので、選択肢の内に入らない。
脚部は、骨がつながり、神経部分も接続済みなので歩けるのだが、手が使えなければしょうがない。

クジャッカー.exeかｗｗｗ

こんなことなら腕の神経からつないでもらえば良かった。ヒャクレッガーは心底後悔する。
自分で用を足したい一心で脚の治療から優先したが、あとで考えてみると、
手が治れば車椅子なり何なりで移動手段は確保できたのだ。
しかし、ホーネックがお詫びとばかりに、自分の世話を焼き出したあのときでは、冷静な判断は不可能だった。
羞恥の気持ちでいっぱいだったあのときには、当然の願いだったのである。


「せんぱ〜い。尿瓶はこの位置でいいですか〜？」
「･･･もう殺せ･･･それと痛いぞ」
二度と思い出したくない。抱え上げられ、無意味に開脚させられた場面は特に。
この部分だけのメモリーを消去できる機能は無いのだろうか。



器用に口を使い、昼食のトマトジュースを飲んでいたときに、病室の扉がノックされる。
定期健診は先ほど済ませてある。ホーネックは仕事だ。とすると――

「まだ治ってなかったのわらわ？とりあえず神経関係のテストをしましょうか」
「おぬしとは違って、部品の一つ一つが特注なのでな」
緑中心のパーツが目立つボディの、クジャッカーが入ってくる。
プログラム体とは違い、地味な色のセーターは着ていない。ブラウンの髪はそのままだが。
それと、勝手にあだ名をつけて、人を呼ぶクセはどうにかならないのだろうか。

クジャッカーには、神経を接続したあとのプログラムテストを行ってもらっている。
人間で言うところのリハビリといったところか。

病院にもこのような機械はあるのだが、プログラム内に入り込み、
自由に操作できるクジャッカーのほうがはるかに性能と効率がいい。
暗部レプリロイドは特別で、病院レベルの機械では追いつかないという事情もあるが。


「それじゃさっそく始めましょうか？」
クジャッカーがコーヒーを飲みながら言う。唇を軽くつけ、一気に口腔内に流し込んだ。
苦味の中により深い苦味がある香りが広がる。それは、ゆっくりと湯気と共に部屋を漂い満ちていく。
コーヒーを代表するかのような深い香りに、一瞬心が開放される。
彼女の好きな苦味がきつい種類だろうか。一回だけ飲ませてもらったが、あまりの苦さに突っ返した。

「いつも通りにこっちを向きなさい。手早く終わらせてあげるから」
左手でカップを持ちながら、右手の手の甲を下にして、人差し指を軽く動かす。
にこにこと微笑みながらだ。彼女は仕事と言っていたが、おそらく趣味も多少混じっているに違いない。

この瞬間だけはなぜか緊張する。他人に自分の体をいじらせているという感覚からくるものだろうか。
彼女とは洗脳されていたとき以来の特殊な付き合いだ。信用している。

ヒャクレッガーが体をクジャッカーの方に向ける。
かっこがつかないからだろうか。そっと目を閉じた。
クジャッカーの顔が軽く首を曲げて徐々に迫る。彼女も目を閉じている。
ディープな口付けではなく、バードのような、鳥の鳴き声のように聞こえる口付けをする。
濡れた唇のやわらかい感覚が双方に伝わる。くすぐったいような、甘い痺れが広がった。
苦味が唇を震わせるのは、コーヒーを飲んでいたからだろう。

ふいにクジャッカーの体から力が抜ける。前のめりになる体制で動きが止まった。
倒れないかと危惧したが、特に問題は無かったようだ。
腕が使えない今の状態で倒れられても困る。そう思った。

ウェーブのかかった髪が顔を隠す。温かみの感情が生まれる香りが、鼻を掠める。
ヒャクレッガーは、彼女の魂が体を巡るのを感じた。

巨大コンピューターのメンテナンスをしていたクジャッカーが異変に気づき、
内部に潜入していたヒャクレッガーに攻撃を仕掛けたのが始まりだった。

特に考えるわけでもなく、左手の針から、Σウィルスを全世界に送っていたのを発見した彼女は、
その場の判断で、即座に廃棄を決定した。四つのビットから狙いをつけレーザーを放つ。
光速のそれは、即座にイレギュラーを貫き、機能停止に追い込むだろう。
そのあとで復旧を急げばいい――

その考えは徒労に終わる。光線の発射されるタイミングと同時に、軽々と回避するイレギュラー。
後ろを向きながらである。並みの強さを持っていないことを確認した。
仮想空間なら、Sのマークが出ていることだろう。

「奇襲が失敗に終わるなんて、残念だわぁ」
最短距離でこちらに向かってくる。直線全てをレーザーで焼き払う。
四つのレーザーで囲んだのだ。原子すら残って無いだろう。
「びっくりしたじゃない･･･まったく。復旧作業に取り掛からないと･･･」
しゅるしゅると硬質な糸の音が聞こえる。

「死体も確認しないで勝利宣言なんて、ほんとにほんとに、おばかさぁん」
上の細いパイプにワイヤーを絡ませ、三次元の動きを見せる。
背後に回りこんだそれは、球体の何かを投げつけた。

条件反射で、ビットを使い撃ち落そうとしたが、それが間違いだった。
大爆発がおき、爆風とともにクジャッカーは金属の壁に叩きつけられた。


腕の中のヒャクレッガーがもがき出す。細かな傷が開き、鋭い痛みを与える。
「これ以上抑えられないわ！撃って！」
ヒャクレッガーの腕から針が飛び出した。内部から破壊するつもりだろう。
そうなる前に何とかしなければならない。二人とも倒れる結果になるに違いない。
それだけは避けたかった。今ならば、これと一緒に自分も消滅するが、
この場所が無事なら問題ない。冷静に考えていた。

左腕の拘束が外れかけている。数秒しないうちに自分の体から抜け出してしまうだろう。
そうなれば自分の犠牲が無駄になる。やむなく苦肉の策をとることにした。

「男なんでしょ。私の体くらい守りなさい」
エックスに言ったあと、腕の中の少女と唇を重ねる。魂が移り、力なくその場に倒れた。



クジャッカーを見送り、再びベットの中に潜り込む。
コーヒーの香りを胸にいれ、現実から、夢の世界へと向かった。
今日は心地よい眠りが訪れそうだと、特に根拠も無く思った。

帰ってきたQ&A

Q
最後のところ、いつエックスが到着したの
A
彼女達に聞いてください。洗脳されていたヒャクレッガーの記憶は曖昧ですから

Q
なんで暗部にヒャクレッガーを移さなかったの
A
休暇代わりです。特に問題も無いのでそうしました。

Q
適切な表現が無いからプラグインにするけど、どうしてキスがプラグインなの
A
アルファさんに言ってください。発想を与えた向こうが悪いんです

Q
タイトルの過去の英雄って誰のこと
A
あなたのことですよ。スパイダスさん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これにて終わりです

乙です。過疎ぐあいがヒドイナな

ヒャクレッガーの人GJ!

少女の怒りの叫びに合わせて、歩んでいたエックスが――疾走する。
コードによって一つに繋がったナウマンダー達から、全てを灰にする炎が一直線に吐かれ、青いボディを飲み込もうとした。

矢のように走る姿が掻き消える。
エックスはフットパーツを巧みに操り、迫りくる死、そのものから身体を逸らした。

先ほどから長短を繰り返す間合いは一瞬にして無となり、黄金の四つの瞳に、飛び上がるエックスの姿が映った。
ナウマンダーが迎撃の手立てを思考するよりも早く、空中で数十の火線が二者で繋がれる。
エックスはバスターを放ちながら、自由落下に身を任せ、巨体の右腕に着地した。

すぐさま、巨大な火炎放射器を破壊しようと銃口を向けるが、薙がれる影にそれを中断させられる。
胸まで垂れる長い影。象型の巨体が持つ――鼻だ。
ハンマーの勢いで側頭部に放たれる一撃を低姿勢で回避し、エックスは腕から離れる。

銃撃を見舞った巨体は、やはり損害は無い。唯一の損傷である失った片目だけが、火花を散らしていた。
エックスはそれに悔しげな呻きを漏らし、素早くバックステップする。

地面を濃厚な赤が濡らした。ナウマンダーの鼻が紅色の液体を撒き散らす。
それが何なのかを思考するより、エックスは転身を選んだ。

「燃え尽きろ！！」
エックスの行動は正しい。
ナウマンダーの腕が、地面を勢い良く撫でたかと思うと、液体が巨大な爆発を引き起こした。
火花による引火――液体は非常に可燃性が強いものであるらしく、ファイヤーウェーブのオイルであるのだろう。その威力は絶大だ。

広がる火柱の凄まじさに青くなる顔を、燃える赤に上塗りされたエックスは、延焼を避けるべく巨体の死角へ回り込む。
焼け付くアスファルトの匂いに眉を顰め、バスターを点滅させる。
通常に放つ光弾では、効果は皆無。青きレプリロイドは、チャージショットを銃口に準備させた。

エレジーｷﾀ━━━━！

光球がバスターに集まり、エックス自信も光の渦に包まれる。バスターに片手を添えると、巨大な力を巨体へ向けた。
しかし、ナウマンダーが先んじて炎を吐き、攻撃を妨害するかのように赤い壁が前方の視界を席巻する。
火炎にまかれる前に、エックスは身を投げた。

間一髪のところで、エックスは高熱の死から逃れ、再び銃口を巨体にポイントさせる。
炙られ、液体になったアスファルトの煙から、射撃の姿勢を取った青い姿が現れ、それを視界に捉えたナウマンダーが荒々しく舌打ちした。

接続したところで、巨体の動きは愚鈍だ。
巨体が大きく揺れる。回避できず、チャージショットを受けた巨体は、地響きを伴って蹈鞴を踏んだ。

まともに受けたかと思いきや、直撃でもない。掲げられた巨腕が、胸部の代わりにエックスの一撃を防いだ。

二の腕に大穴が空き、火花と千切れたコードの束を冷たい外気に晒す。左腕は使い物にならなくなった。
被害に悲観する手間を惜しみ、ナウマンダーは巨体に放射を命じる。

バスターの仕返しが、爆裂した。
紅い華がいくつも咲き、周囲を彩って――消し炭に変える。

エックスは右へ左へ、と駆け、撒き散らされる炎の花びらを避ける。間近で爆発したものが、火の粉を散らせ、少年の顔を苦痛の色にさせた。

「怖いだろう？　大きな奴と戦うのは」
ナウマンダーが爛々と瞳を輝かせ、怒りと笑みを混ぜ合わせた、奇妙な表情を作る。
声を耳に入れるエックスは動きを止めず、巨体の周囲を不規則に移動した。

巨体の肩で膝立ちする少女の周りを、熱による陽炎が揺らめかせる。
あちこちで爆発音がする。ぐるりと見渡す時間があれば、ほとんどの建造物が炎の犠牲なってる事が解るだろう。

天まで届けと、炎が吹き上げ、やまない雨が地を叩きつける。
白と赤のコントラスト――どこか幻想的な光景の中で、エックスとナウマンダーは戦い続けている。

汚染を除去しました。

これは･･･本編ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!

「馬鹿ペンギンも怖かったんだ……！　お前と戦って、そして傷つく……！」
ナウマンダーの怒りは烈火の如く。
彼女は、炎を吐き出さんばかりの勢いで、白い喉を震わせて吼えた。

怒りに触発され、巨人のバーナーも荒れ狂う。
耳をつんざく轟音が鳴り響き、爆風が何重にも重なった。凄まじい衝撃波の嵐は、エックスと周囲を翻弄する。

「おっきな力……おっきな奴……。怖くて、怖くて、しょうがなかった筈なんだぞう……！」
存在するもの全てを破壊する勢いで、ファイヤーウェーブが放たれ、また一つ、並んで建造されるビルが倒壊した。
ナウマンダーの声が熱を上げ、紅き暴風も拍車をかける。

エックスは荒い息を吐きながら、とにかく少女の隙を伺うだけだ。防ぐ手立てなど無いのだから、回避し続けるしかない。

逃げるエックスは、少女の言葉、一つ一つに切り裂かれたかのように、痛切に満ちた顔をする。
俯くエックスの、地面に落ちるエメラルドグリーンの輝きの中には、ペンギン型の少女の姿。
自分に向けられた笑顔と、血まみれとなった最期の姿が、立ち代り思い出される。

「お前も、その恐怖を味わえ！　――そして、死ね！！」
エックスとは違い、亡き友人の姿は、金色の瞳には映らない。少女にあるのは、憎むべきエックスへの復讐の炎のみ。
己を奮い立たすためか――爆炎を空へと一振りすると、ナウマンダーが拳を高らかに掲げ、エックスへ死の宣告をした。

宣告と同時に、エックスが跳躍する。
煙をあげるアスファルトを後方に流し、巨体へと肉迫した。
宙を飛ぶ青い身体へ、掲げられたバーナーが振り下ろされる。さながら、炎の太刀だ。

空中という、足場も逃げ場もない場所で、エックスは巨大な大剣に襲われる。
半身を炎の斬撃に捉われるエックス。若干、身体を傾いだが、少年のそう背丈が高くないボディは炙られる。
髪の一部が焦げ、蒼穹色が黒く煤けた。熱さをともなった痛みが、エックスの全身を走り、少年の喉から苦鳴を搾り取る。

回避をしない無謀な行為。そして、その場から離脱もしない、理に適わぬ行為。
エックスらしからぬ、突撃という戦法だ。

黒ずみ、煙を纏いながら飛ぶボディ。それによって、怪訝なナウマンダーは――エックスの闘志に燃える顔を見ることになる。
ペンギーゴとの戦いで垣間見せた、冷徹に潜む激情の、あの顔だ。
宙をいくエックスが腕を掲げ、前方のナウマンダーがはたと、少年のバスターが再度チャージされている事に気がついた。

唸ったのは、エックスか銃口かは、ナウマンダーには解らない。
巨大な光が両者の間で生まれ、遅れて、街を震わせるほどの轟音が鳴り響いた。

明滅する光球が全てを道連れにするべく、着弾から大きく膨れ上がる。
ナウマンダーは目を閉じ、悲鳴を噛み殺しながら、薄着をはためかせる荒風に耐える。
一瞬、巨体と少女、そしてエックスの姿が影だけになり、白光の帯にそれも消えた。

耳朶を貫く空間が歪む音は、光が収縮するに合わせて止まり、銀幕から白い帯を数本立ち昇らせる巨体が現れた。

象の丸型は全体的に溶けかかり、長い鼻は半分のところで消し飛んでいる。
穴が開いた左腕は、鼻と同じ末路を辿り、今度こそ使い物にならなくなっていた。

「――お前」
怨嗟の声は健在していた。
手術衣に空いた穴から、白い裸身の一部をさらすナウマンダー。
片方の薄い乳房を露出し、少女の白い胸は、爆発がもたらした熱のせいか、巨体のペイントと同じ色である赤に染まっている。

恨みを受けるエックスが目を細め、この攻防の結果を観察した。
少女のような顔は、冷たい感情に侵略され、それでも尚、緑の瞳は闘志に燃えている。

今のチャージショットの反動で、エックスとナウマンダーの両者には、また大きく間合いが生まれていた。

仕留めていないことが解ると、エックスは頬を歪めて、
「どうしようも無かった……」
そう呟いた。

聞こえるか、聞こえないかのエックスの呟きは、雨に溶ける。
ナウマンダーは俯く少年の顔に何を見出したか――炎を吐き出したことによって、少なくとも憤激は収まらないようだった。

火炎放射器の一部も溶けているが、ファイヤーウェーブを使用するには問題が無い。
突き進む人間大の大きさがある火炎が、それを証明した。

「どうしようも無かったんですよ……！」
それに対して、エックスは怒りを混じらせた声を空へと排出する。
その声を置き去りにして、疾走。
向かう先は、ナウマンダーと巨体だ。

「くたばれ！！」
爆発が次々に起こり、青い身体に紅い手を伸ばす。
火炎の弾幕が広範囲に勢力を広げ、エックスの付近を破壊した。既にその勢いは、爆撃にちかい。

普段のエックスなら二の足を踏んで、臆することだろう。
だが、瞳の炎は消えない。それどころか――爛と、瞬いた。

火球はバスターと激突し、無数の火の粉となって空に散る。走るエックスはひと吼えして、銃口をがむしゃらに振り続けた。
銃口が火炎にポイントする度に射撃し、ナウマンダーの炎を攻撃によって打ち消す。
少年を飲み込むはずの火球が撃ち抜かれ、役目を果たすことなく弾ける。それがいくつもエックスの前進に合わせて、続いた。

「くっ……！」
ナウマンダーはエックスの姿に一抹の不安を覚え、放射を狙いも付けずにばら撒く。
それは、エックスの進行を止めずに虚しく四散した。

さるかいひ

爆発に続く爆発。荒々しい業火は、眩い直線に消し飛び、青いボディの速度が頂点に達した。
何度目かの跳躍――チャージショットを溜めたエックスが、巨体の頭の高みをゆく。

「僕は――」
言葉の先は誰にも聞こえない。
集まる光が放たれ、ナウマンダーと巨体は咆哮を唱和させて受け止める。

巨大な咆哮を潰すさらに巨大な激突音。
光の明滅も限界に。
白い球体が、この世に生を受けて生み出され、そこから光の柱が乱立する。
チャージショットは、いままでの威力を塗り替える勢いで、大きく自身を膨張――何もかも飲み込んだ。

エックスとナウマンダー。
光が乱舞し、視界を奪われる中で、二人は――小柄な少女の面影を見たような気がした。

「エックス……！」
凄まじい威力と、光景を見せるバスターショットの残りを切り裂いて現れたのはケインだ。
光球は霧散している。そこから、再現される街並みは無残なものだ。
アスファルトの道路が大きく陥没し、底が見えない。標識やガードレールなのどの周りの公共物は、見る影もなかった。

ケインがエックスの姿を探す。
青いボディはすぐに見つかった。

エックスは、
「ごめんなさい……」
膝を突く低い姿勢で、少女を抱きしめていた。

ケインの灰色の双眸に、無事であるナウマンダーの姿が入り込む。少女の顔は、ひどく困惑していた。
押しのける力が無いのか、少女はエックスの抱擁を受ける。

「ごめんなさい……アイちゃん。ごめんね……」
謝罪の尾を追う少年のそれは、別の者に向けられている。ナウマンダーの瞳が揺らめき、腕を回すエックスの横顔を見つめる。

「ごめん……ごめんね……。アイちゃん……」
エックスの瞳から、真珠のような大きさの涙が零れ落ちる。
光の粒は、ナウマンダーの肩に当たって、飛び散った。

「エックス……」
「望まない戦いだって……あるんです。僕は、アイちゃんと戦いたくなかった……」
抱きしめる力を強め、エックスが述懐を続ける。声色は、悲哀に濡れ、底知れない後悔が溢れていた。

ナウマンダーは静かに聞き、続く言葉を待つ。

「アイちゃんが、おかしくなって……僕達は、戦わなくちゃならなくなって……」
説明や弁解には程遠い、エックスの言葉の選び方だが、顔を曇らせるナウマンダーは理解しているようだ。
ナウマンダーの目が横に流れ、巨体の末路を得る。

象型は胸を抉り取られ、全てを露呈していた。点滅していた隻眼は、片目と同じく光を消している。
巨体は完全に、機能停止していた。

おかしくなった――壮絶な境遇の果てで、自分の半身になった巨体を眺めがら、エックスの言葉を小さな頭で反芻するナウマンダー。

「それで……それで……」
エックスの言葉に熱がこもり、自身を少女に密着させる。

「ごめんなさい、アイちゃん……。ごめんなさい、ナウマンダーさん……」
エックスは何度も何度も謝罪し、少女に涙を落としていった。

「もう……いい……」
言葉が断ち切られる。
エックスが顔を上げると、ナウマンダーの涙に濡れた瞳とぶつかった。

「ナウマンダーさん……」
「もう、いいよ……」
少女は首を振り、エックスの首に腕を巻きつけると、自分の顔を胸に押し付けた。
エックスはその行為を見届け、胸をつく感情に顔を歪める。堪えきれず、また涙を零した。

二人は抱き合い、雨の中、さめざめと泣き続けた。




「ナウマンダーさんの処遇は、どうなるんですか」
黒い影が、灰色の空へと飛び立つ。
ナウマンダーを載せたヘリコプターを下から見送るエックスは、横に立つケインに尋ねた。

「さて、な」
可愛らしい傘を持つケインは、軽く肩を竦める。
隣に流し目を送ると、包帯を巻かれ、治療をされたエックスが憂慮のある表情をしていた。

二人の周りを漆黒の装甲を装着させた人影が、きびきびと動いている。

破壊された街を沈静化させるために、職員がテントを張り、機材を道路に置く。場所が場所だけに、全て往来で行われる。
シグマが言った、街の住民を避難させた者達というのは、おそらく彼らだろう。

「ラボの話は聞いていたが、行われた実験は聞いていない。ましてや、あんな小さな子を……」
ナウマンダーの処遇に対する応答に続く独白は、怒りを帯びている。
ケインが頬を歪め、胸から煙草を取り出した。

「君が私を問い正したように、私も本部を問い正すべきのようだ。――今度こそ」
決意に双眸を滾らせ、ケインはエックスに頷く。
紫煙を吐く男に、エックスも強い意志を持つ顔を上下させた。

イレギュラーの事件。シグマの言葉。ハンターへの疑念。二人の胸で、色々な感情が回る。

「とにかく帰ろう。やる事は、まだある」
それを一時打ち切り、ケインは帰宅を促す。
「えぇ」
同意し、エックスは道路で翼を回転するヘリに向かった。

「あれ？　ケイン博士、ヘリで帰らないんですか？」
そして、何故か、違う方向に向かうケインの背中に声を投げる。

振り返るケインは至極、真面目な顔で、
「歩いて帰る」
「は？」
エックスをぽかんとさせた。

「ある所に、変な女がいた。その変な女は、私に自動車をプレゼントした」
形容しがたい顔をするエックスに、語り聞かせ始めたケイン。

「ケイン博士？」
「そして、どうなったと思う？　その自動車は、どうしてか爆発した。私が目覚めて、最初に見たのは、病室と変な女の笑顔だ」
口を開くケインの顔が顰められる。宿った感情は、怯えだ。

「完成したのではなくて、実験中のだと！？　……まぁ、奴が作った時点で、完成品でも乗らないが」
髪を後ろに流す頭が載った首が振られ、ケインが額を掌で押さえた。

「そういった訳で、私は乗り物が駄目なんだ」
語りの結果がエックスに伝えられ、恐怖症を持った男が結末として現れる。

「……ここまで、どうやって来たんですか」
男の話に感想を送らず、エックスは尋ねた。
ケインが微笑む。

「徒歩だ」
答えにエックスは一瞬、喘ぎ、同情の目でケインを見つめた。
近づいてケインの肩を叩く。

「…………歩きましょうか」
「ああ」
二人は本部へ帰るため、街の出口の先――森へと歩み始めた。

ドップラーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
イメージがセンベエ博士になっちゃったじゃないかｗｗｗｗｗｗ

オクトパルド「なんと続いちゃうのですよ」

>>184
お疲れさま
毎度のことだがいい話だ

乙でした

>>184
お疲れ様です

続く･･･ひょっとして

「う〜〜本部本部」
今本部を求めて陰気な森の中を歩いている僕達はイレギュラーハンター
強いて違うところをあげるとすれば短編じゃなくて長編の性格ってとこかナー
名前はエックスとケイン

そんなわけで街の出口の先にある森にやって来たのだ
ふと隣を見るといい紳士が一緒に歩いていらっしゃる

ウホッ！いいケイン…


こんな展開を考えた私は駄目人間です。

乙！

他の追随を許さないｸｫﾘﾃｨ・・・
乙なのですよ！！


ところでナウマンダーフラグは 本編で立ってるんじゃね？

>>189
まさか短編ではアイちゃんと、長編ではナーちゃんとくっつくのか！？
どっちかよこせ

×どっちかよこせ

○どっちもよこせ


エレジーﾀﾝ＆ヒャクレッガーの人超乙！
アイちゃんがいないとフラグ破壊が起こらないからエックスとナーたんがくっつくわけか……

皆が争ってる間、ゼロはﾓﾗｲﾏｽﾈ

じゃこっちも誰も言わないからガタックと籍入れてくる
なんか英語な流れが消えたようなので私も消えるか

じゃあ俺は頭の弱そうなホーネックさんをいただいていきます。



今日は凄いな。

>>193
乙でした。貴方も凄すぎる。

帰宅したら色々ｷﾃﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!!!!!!!!!
お二人とも蝶乙

>>191
おいおいゼロを忘れてもらっては困るぜ

ナウマンダーの胸が露出してるのには誰も突っ込まないのなｗ
エックスも

>>195
また呼んでくれ、いつでも来るさ

それではハッピーセット！

>>198
蝶乙でした。
ハッピーセット！

エックスが成長したからなのか、マンドリラー姐さんから死んでないな

>>200
あとで、、、、、たっぷりいたぶるのさ、、、、ﾋｯﾋｯﾋ、、、、、、

そうだ
姐さん大丈夫なのか

今読み終わった。二人とも乙！

ところでヒャクレッガーの人、いささか「、」が多過ぎるような気がするがどうか。

>>198
乙。俺はひたすらに姐さんが心配だわ。

>>203
「多かったか。むしろ少ないとばかりおもっとたがの
何はともあれあｒ･･･お･･･お礼なんて期待しないで欲しいんじゃからな！」


おｋ、把握した

　ヘ○ヘ
　　 |∧　　　　荒ぶる鷲の乙！
　　/

>>205
自分的にはこれぐらいでいいと思う
内容については特にないかな
気になった部分はQ＆Aでフォローできてるかと

>>207
「先にお礼を言っておくわね。ありがとう。二つの意見を足して、次からは少し抑えてやってみるわ。
ところで――あなた体のプログラムは大丈夫かしら？」


保守代わりに

やっと触りの部分が書きあがりました
VIPの改行ってどれくらい迄大丈夫なんですかね…

３０行

イレギュラーハンターガーデン

ここは日夜増え続けるイレギュラーに対応するべく
ロールアウトして間もないレプリロイド達の戦闘能力を高め
優秀な戦士を育成する場を目的として建造された
いわば“レプリロイドの学校”である

何故学校なのか？
校長が自分の趣味で体育祭、文化祭等の行事を強引に作ってしまったからだ


20××年、11月3日
澄んだ青空の下、校庭は出し物でひしめき
校内はいつも以上に活気に満ち溢れている
皆文化祭の空気を存分に楽しんでいる様だ

ナウマンダーとは一区切りついたから 作者の次の短編はとうとう貧乳クラブの・・・・はず保守

規制か？

エレジー氏がｷﾃﾀｰ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

やっぱりあなたが一番です！！ ですよ！！
ナーちゃんフラグ乙です

｢おー！懐かしいな、この雰囲気｣
生徒達がごった返すエントランスホール
｢あまり変わりませんね、ここは｣
軍の制服を着た二人組

｢お、あの娘カワイーじゃん！超タイプ！｣
一人は金色の髪が眩しい好青年、自慢の長い髪を揺らし
辺りを見回しては近くの女子生徒に声を掛けている

｢恥ずかしいのでヤメロ｣
もう一人は、緑のベレー帽を被った丸メガネの少年
冷めた目付きで、同行者の奇行をすぐ様制止する


｢いいですか？我々は講師として呼ばれたんですよ？自分の立場は弁えて行動して下さい｣

｢うっわつまんね！お前本気でこの任務受けたの？｣

｢軍人として、たまにはこういうのも悪くないでしょう？｣

｢俺としては、可愛い娘が一杯いるから悪くねーな｣

｢…どうして陸軍はこんな奴等しかいないんですかね｣


二人は歩きながら、互いに呆れる

久々の本編っすね　乙です

>>214
うん
結構いろいろな人が投下してるけど、逸脱して凄い出来だよな

過疎かしらないけど、感想がつかんのが寂しいね、、、、、、

>>215
ビストレオとフクロウルか？

>>215
さっそく陸軍やべぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

‐2年A組‐

｢いらっしゃいませー！萬印の手作りかにぱん、一個100円だよー！安いぞー、うまいぞー！｣
｢…なんでアタイはこの服で売り子やってんだ？｣

威勢よく声を張り上げるクラブロス
その横でメイド服を着たアリゲイツが陰鬱な表情で問う

｢お金欲しいって言ってたの、アンタでしょ？売上の２割取るんだから、もっと頑張りなさい？｣
｢苦手なんだよこういうの…大体勝手に店出して、大丈夫なのか？｣

｢アンタは心配しなくていいよ、元々問題児なんだし｣
｢ほっとけ｣

｢それより、金払うんだからもっと必死に売りなさいよ！｣
｢へいへい｣

アリゲイツは観念したのか、恥ずかしそうに売り子を再開する

｢ふひひ、バカ発見！恥ずかしいな！メイドさんだ！｣

元気のいいクラスメイトが店の前に現れる
カメリーオは空いた時間を利用して、校内を見て回っているらしかった

｢今流行の！冥土喫茶！ですか？｣

｢冷やかしはお断りだよー、買え｣
｢…なんかお前にバカって言われると本気で腹立つな｣
何も買わない客に苛立ちを隠せない二人

｢リオちん！お金がない！だから！下さい！タダで！｣

｢｢死ね｣｣
最低の客に二人は口を揃えて客の死を願う

カメリーオ空気ホントに読めねーなｗｗｗｗｗｗｗｗ
てか、質問！カメリーオってワニとか泡姫と同い年なの？

>ふひひ、バカ発見！


お前だｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

｢ねえねえ、可愛いね君達。名前なんてーの？｣
騒いでいるカメリーオに、金髪の青年が声を掛ける

｢おっと！可愛い？ボク可愛い！これは！いわゆるナンパ！ですか！｣
後ろの二人を尻目に、飛び跳ねて喜びを表現するカメリーオ

｢君もなかなか、うん！だけど後ろの目付きの悪いメイドさんのが、俺の好みかな？｣
青年はアリゲイツを見つめる
少し動揺するアリゲイツ

｢うるせぇな、好きでこんな格好してんじゃねーよ｣
自分の服装を何度もネタにされ、苛立ちを隠せない

青年は少し残念そうな顔をした
｢いやいや、笑顔の君は多分もっと可愛い！名前教えてよ、是非今度二人で…｣
｢そこ迄にして下さいよ、もう模擬戦まで時間もありませんし｣

事の顛末を見兼ねた丸メガネの少年が、後ろから釘を刺す

｢…んだからぁ！｣

またかよ、という顔で青年が声を荒げた
｢俺は一卒業生、いや、人生の先輩としてだな？かわいい後輩達と親睦を深めたいんだよ！｣
｢なら、先ずは制服を脱いで、プライベートでやって下さい。軍の恥です｣
｢置いていきますよ｣
青年がごねるが、少年は聞く耳を持たない

｢わかった、わかったよ。わかりました！｣
｢後で行くから、先行っててくれよ｣
｢…あなたが問題を起こさなければ、そうするんですけどね｣

｢模擬戦？講師かお前等｣
やり取りを聞いていたアリゲイツが、怪訝な表情で口を挟む


｢…そうですね、我々はガーデンの卒業生です｣
金髪の青年が代わって続ける
｢午後のエキシビション・マッチの為に、上の奴等が行けってね｣
｢でも君達みたいな可愛い娘が相手だと、俺負けちゃうかもな｣

青年は、ベタベタとアリゲイツの手を握りながら、調子よく答えた
その馴れ馴れしい行動に、アリゲイツは一瞬困惑し
次第に嫌悪の表情へと変わっていく

>>212
パイロット「俺、この大戦が終わったら、貧乳クラブに入れてもらうんだ」

もうエレジー氏は俺の嫁で良いよ

｢触んな離せ！｣
アリゲイツは声を荒げ、青年の手を振りほどく

｢おっとごめん、スキンシップで笑顔が見れるかなって思ったんだけどな。可愛いのに勿体ないぜ？｣

｢ねぇねぇ！ボクこと！ワタシは？シカト！ですか！｣
｢何でもいーから、かにぱん買えー｣
蚊帳の外のカメリーオ達が騒ぎ始める

｢さ、行きますよ。これ以上軍の恥部を、放っておく訳にはいきませんからね｣
｢後で名前教えてねーーー！！｣

業を煮やした少年が、青年の首根っこを捕まえ引きずっていく
引きずられながらも、青年は懲りずに声を張り上げていた


…一応完成したのはここまでです。

乙！

というかカメリーオは相変わらず存在感が無くなってきてるな

>>221
カメリーオ、クワンガー、アリゲイツ、クラブロス達は二年生です

…なんかこう、青年と少年は名前を出さずに書こうと思いましたが
それはそれでオリキャラの匂いがプンプンしますね

ならばエレジーたんの短編に期待ｗ

ナーたんがあんなにアイちゃんのこと思ってるとはね

>>229 把握したついでに気になったこと一つ

｢なら、先ずは制服を脱いで、プライベートでやって下さい。軍の恥です｣
｢置いていきますよ｣

のところの喋ってるのは同じなのに「」が
連続で続いてる表現がちょっと変かなって思った「」と「」の間に
『青年がごねるが、少年は聞く耳を持たない』を先に書いて
｢置いていきますよ｣
の後に何かしら描写入れると良いかなって思った
まぁ、戯れ言だからあんまきにしないでくれ

>>230
だからこそアイちゃんもちょっかい出したりするんだろう。

元ネタではまじに仲悪いみたいだけど

ナーたんが「〜だぞう」って口癖を
「〜だぞぅ」に脳内変換したら鼻血出た

実は仲良いって設定、好きだぜ　お互い、馬鹿ゾウ、馬鹿ペンギンって呼んでるけどさｗ

＞片方の薄い乳房を露出し、少女の白い胸は、

って、おいエレジーたんｗ　今気がついたぞ

>>234 片方の薄い乳房てｗｗｗｗｗｗ
これは素晴らしいﾋﾝﾇｰですね

一つ気になった事が
>>164と>>165の間に何か投下ミスない？
「腕の中のヒャクレッガーがもがきだす」って
いきなりヒャクレッガーがクジャッカーに拘束されとるぜ

指摘とゆうか批評、貴重です
ありがとうございます
上達法はいっぱい読んでいっぱい書け
との事

からけさんについては
キャラを平等に扱えてないです
からけさんごめんなさい

>>235
流れとしては、クジャッカーが中に入ってるので記憶の断片が掘り起こされてるというものでした
どちらかというと、掘り起こすというよりは記憶を見せられてるという形です。
場面が飛び飛びなのもその影響を受けてます。


読み返してみたら、そんな描写なりなんなりいれておけばよかったと反省しています


というわけで、寝る前の保守代わり

>>237 把握した
場面がスキップ状態ってことねｗｗｗ
正直ヒャクレッガーの水銀は似合いすぎｗｗｗｗｗ

残るはリオ、ガタック、ヒッキー…非業の死か、生き延びるか

姐さんとナウマンダーの今後も気になる所で明日に期待保守


アイちゃん、イングリッド、カネハチ…皆君達を忘れない

シグマステージのボスVS弱点武器を持ったイレギュラー
っていうシチュなんて燃えそうだなぁと思った
ランダバンダVSからけ
D-REXVSガタック
そしてシグマVS姐さん
でもボスパイダーだけはダメだな。。アイちゃん。。orz

シグマってローリングシールドじゃなかったっけ？
後、ランダバンダに姐さんの武器も弱点だぜ

>>241
おおそうだったのか！
指摘�dクス

>>240
逆に考え………

ほす

＞なら、先ずは制服を脱いで、プライベートでやって下さい


クリスマスだしもしかして、、、、、、ｱｯーーーーーー！

ほうっ！

みんぐっ！

どうっ！

ぴんっ！

キャオラッ！

今日はソリに乗ってお引越しっ!

>>250
愚地克己乙

こんなの見つけた
http://www.ancient.co.jp/~ariga/

岩本HPのトップ絵がｗｗｗｗｗｗｗ

有賀ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
何考えてんだｗｗｗｗｗｗｗｗ

やべぇｗｗオレのメーテルがビンビンだぜｗｗｗｗ

昨日から
ビンビン＝bottle...bottleに変換されちゃってだめだｗｗｗ

>>257
通訳房だが呼んだか？

go home

おまｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

淋しいなオイ(´・ω・｀)

どどんまいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

Megaman逆翻訳してくる

ここはグローバルかインターネッツですね

ミスった、か→な

Megamanのビデオ無くしたぽ(´・ω・｀)
ふんだりけったり

今スレからだけど
通訳はなんなんだｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
英語の空気はいいのか？ｗ

tube

http://www.youtube.com/results?search_query=megaman++the+mega+x

>>267
小説と違って　人を限定してるかも、、、、、

ちょっと雑談じゃなくて　馴れ合い化はしてるかもね
投下しずらい

＞なんか英語な流れが消えたようなので私も消えるか

これは、ちょっと酷いねｗ

>>269
保守代わり程度なら良いかとは思う俺も居るが、、、、



馴れ合いの定義って難しいな

>>269
英語な流れってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ここは 基本 小説だろｗ

でも保守代わりではあるし 過疎に対しては良いんだろうけど
難しいね

英語で小説、もしくは本ｽﾚ作品の翻訳？

>>272 それ出来るならエレジー訳して
英語んとこに貼って人呼ぼうぜ

You also must taste the fear. And, die!!.

ナウマンダー「お前も、その恐怖を味わえ！　――そして、死ね！！」

これは良いアイデアかもしれないｗｗｗｗ
つか、ｶｯｺﾖｽ

>>274
ｲｲ

ところでwikiの本編が相変わらず見にくいのは仕様？ 行とか
何とか戦みたいな 副題も欲しいんだけど

その場面とセリフ選んだお前のセンスに嫉妬
つかホントにかっけえｗｗｗｗｗｗｗ

つーか、もろ直訳じゃないか

>>275
そう思うなら自分で編集なさい

>>275
副題を考えてください
本編は一回あたりの投下量が多く、戦闘だけで終わらないため、適切な副題をつけるのが難しかったのです

>>279
いらっしゃいませ

>>278
俺が携帯でなければ編集しまくるぜ・・・・・

自分はスレ主じゃないです、すみません

いまのうちに言い訳します
引越しに着手した際、他の人のまとめ作業が見づらいと、話題になっていました

けれども、本編はいくつかの場面を一度に投下する場合があります
改行が長かったのは同意しますが、改ページも敬遠されていました

そういうわけで自分には副題が付けられませんでした
また、現在の行は、旧館の行あけ、そのまま持ってきてます
（日付を削ったのみです）

自分は、下手に本編に触るのが怖いです
だから、スレでルールが決まらない限り、日付だけ削ることにします
なにかあればスレで言うか、みなさんで編集してください
よろしくお願いします

過去あさった

俺らがもめてたら、作者がコメントしてくれてる
とりあえず行については、行空けて　場面が変わったら２，３行とは言ってくれてた

ふゃっ！

わふっ！

カメリーオのふひひに萌えるのは俺だけで良い

最近、イレ学園面白いと思った俺はワニノコ頂いてきます。

　 　　　　　 :☆:
　　　　　　..::* ◎.。
　　 　　..::彡彳*‡:*..
　　 　.:+彡*★:ミ:♪:ミ。:., 　　　　　Merry Christmas!
　　　.:彡'゜‡,※゜.◎::▲:ミ,::..
　　.,;彡*;▲彡゜*★::.ミ~:ミ+:..
　..*彡゜◎.从♪.:ミ,☆,゜〓:ミ:,,
　.:彡★*..☆,彡.:◆.ミ.+:◎,ミ。:..
.:゜:彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミ::.
　　　　　 .,,,;┃┃;,,,. 　　　　　　　　_,,..,,,,_
　　　　　;■■■■;　　　　　 　 / 　 　⊃ヽ-、＿_
　　 　　　 ■■■　　　　　　　　l　,' 3 /　　　　　　ヽ
　　　　　..;■■■;...　　　　　　／`'ー-/＿＿＿＿／

>>288
ローズレッド乙

>>287 でもX2で最初に倒すのワニっ子だよなｗｗｗｗｗ
俺的最近良キャラ（エレジー抜き）は
洗脳ヒャクレッガー、ワニだな

意外にもｶﾆも俺内で全キャラ中上位に、、、、


久々に　＞　やります？

おれ内順位

姐＞VAVA＝MAC＞ワニ＝百足＞ヴァジェりん＞＞＞ｶﾆ＞以下略

ナーたん＞アイちゃん＞エックス＞X1の子達＞パイロット＞ケイン

作者別？それともごっちゃ？とりあえず
ゼロ=ライト=洗脳マグ=アイちゃん=鷲=ワニ
ダメだｗｗｗ意味ねえｗｗｗｗｗｗｗ
もう皆ウチで暮らしてくれｗｗｗｗｗ

待て待て落ち着け。
もう少し時間をおけば、Xをさらえば皆ついてくるといった状況になるはず。
その時まで息を潜めてじっとしてるんだ。。


その間にナウマンダーは貰っておく

姉御＞ゼロ＝カネハチ＞ＶＡＶＡ＞ＨＩＫＩＫＯＭＯＲＩ＝幼妻＝鷹＞＞ケイン＝パイロット＞＞以下略

>>293のX1の子達ってのに嫌みを感じるｗ

だか俺もエレジーキャラじゃないと萌えないなぁ
何だろうね アクがね 強いんだ
彼のキャラは

>>296 鷹じゃなく鷲な

>>298
／^o^＼ﾌｯｼﾞｯｻｰﾝ

>>297
三次元になった瞬間酷いことになりそう。

>>297
ヒント：登場のさせ方がうまい

キャラの使い方も　
こう、、、、萌えだけじゃなくて、日常的なもんも掘り下げてくれるからだろうよ

カネハチはリアルに居て欲しいｗ

オクト＞姐さん＞アイちゃんはガチ

ﾜﾆの日常は一日中風呂の中か、、、、?

>>303 想像したがオイルまみれってどうよ？
ヌルヌルだぜ？うはｗｗｗｗｴﾛｽｗｗｗｗｗ

姉御VSワニ、入浴対決！

>>305
電気使って姉御が瞬殺じゃね？

お前、入浴なら泡姫出そうぜｗｗｗｗｗ
もしくはカネハチ

まとめに関して、過去ログ発掘ありがとうございます
本編に手を入れても、スレ主さんは構わないようです
「読みにくい」という意見が、もっと増えたら変更します


さて、ちょっと短編を投下しようと思います

この短編の目的は、極端なイメージ変更を受けたイーグリードの調整です
従来のイメージと統合する、ないし暴走する条件を設定します
スレの話題で出た通り、今のままでは扱いづらそうですから……

はて、うまくいきますやら？

冬。色とりどりの電飾が映え、街の空気は一挙に華やぐ。
呼応するかのように、道行く人々の表情もまた、軽やかなものへと変わる。

「とうとうクリスマスだね」
「うん……」

おそろいの黒いコートを来た二人が、赤と緑の飾りつけを縫って歩く。
少女の白い手袋には、ケーキの入った紙箱が。
少年の青い手袋には、魚の詰まった買い物袋が。
それぞれ握られていた。

「ねえアイちゃん。アイちゃんはプレゼント……」
「ん？」

喉元まで出かかった質問を、少年は深呼吸で飲み込んだ。
……きっと、また子供が欲しいなんて言うんだろう。

「ううん……新妻は……そんなこと……言いません」
「わ！」

ペンギーゴは、いきなり正面へ回り込み、顔をのぞきこんできた。
考えを読まれたかのような発言に、焦るエックス。

「むしろ……欲しいのは……すっぱい、食べ物……だよ？」
「ブーッ！！」

容赦の無い発言に、少年は呼吸を爆発させ、小さくのけぞった。

かも〜んです

「や、やめてよ！！　ありえないでしょ、それ！？」
「そんなこと……ない、よ？　だって……」
「？」

ペンギーゴは、らしくなく顔を赤らめると、もじもじと人さし指を交差させた。
エックスの耳に顔を近づけると、周囲に聞こえぬよう、絞られた声量で告げる。

「……したもん……お風呂場で……」
「！？」
「子供は……手コキで……できるんだよ……ね？」

平和な商店街でささやかれる卑猥な言葉。
少年はジョーシリーズの盾で弾かれたかのようによろめき、大きく姿勢を崩した。

「おっと」
「あっ」

二・三歩たたらを踏むが、背中が何か柔らかい物にぶつかったことで、停止した。
エックスは振り返り、クッションの正体が女性の豊満なバストだと気づくや、真っ赤になって飛びのいた。

「す、すみません！　ぶつかってしまって……」
「やあ、エックス、アイ君」
「……げ」

にっこり笑って会釈するのは、イレギュラー、ストームイーグリードだった。
ペンギーゴが小さくうめき声を漏らし、エックスもそれにならう。

彼らの声は、彼女を見た驚きによるものではない。
彼女の服が、クリスマスの電飾に負けないくらい、派手なものだったせいだ。

赤いマフラーに、黄色みがかったシャツ……まではいいのだが。
なぜか紫色のジャケットをはおったため、非常に微妙な仕上がりとなっている。

「どうしたんですか、その格好？」
「原作通りに」
「はあ？」

自信たっぷりに告げる彼女に、エックスは理解できないながらも、気圧される形で頷く。
少年のリアクションに構うことなく、紫色のアヤシイ女は、視線の先を変更した。
彼の後方。影のように佇む黒衣の少女へ、控えめな笑顔を送る。

「や、やあ、アイ君……」
「……………………ちっ」

途切れ途切れの挨拶に突き返される、鋭い舌打ち。
ペンギーゴは、自らのかぶる帽子にそっくりな三白眼を作ると、持ち前の毒舌を披露した。

「言動が……戻ったら……服装が……壊れた。……姿……慎めよ……イレギュラーが」
「はひぃっ！？　ちょっ、アイちゃーん！！」

エックスは、かつてイーグリードが暴走した際の惨状を思い出し、取り乱す。
少女の口を塞ごうと、やっきになる少年の肩に、暖かい手のひらが置かれた。

「いいんだ」
「イーグリードさん……」
「私はアイ君に、ひどいことをした。そうそう許されるものじゃない」

どういう心境か。
イレギュラーと呼ばれた女は、理性の宿る目で、あれほど嫌った少年に笑いかける。

「あれから……ずっと考えていたんだ。私は、本当は何をしたかったのかってね」

長身の女性は、うつむき、まるで子供のようにポツポツとしゃべり始めた。

「むかし好きだった人が、レプリロイド差別主義者だった。
私が告白したときの、あの見下した目つき。あの目が……
いまも思い出すんだ。世界中の人間が、私に居なくなれと、
囁きかける感覚が……ＡＩの奥にこびりついている」

溢れ出す涙が、長いまつ毛に玉となってしがみつく。
それは長い、長い時間をかけて、地面へと引かれて落ちていった。

「前に言ったかな？　小さい子供が好きだって。
もちろん彼らの純粋さが、気楽だったのもある。
でも何より、友達が欲しかったんだ。たくさん」

「あの……イーグリードさん？」

エックスが不安そうに呼びかける。
いつしか彼女の目からは、とめどなく涙が流れ落ち、ファンデーションを削り取っていた。
鷲の名を冠した女性は、もはや強さなど微塵も無く、その場にくずおれる。

「本当は、ずっと誰かと一緒にいたいの。一人はイヤ。
アルちゃんがいると楽しい……けど午前中は眠ってる。
仕事中、ゼロは優しい……でも休日が来ちゃえばダメ」

とうとう彼女は、こみあげる何かを抑え切れずに、こめかみの辺りを両の手で覆った。

すっぱいモノってｗｗ一足飛びですねオイｗｗ

「ダメなの。ずっとはダメだから、順番にしなくちゃ。
たくさんの友達を作って、いつも誰かがいるように……
じゃなきゃ、一人になったら……嫌なんだよ、もう……
また、あんな思いをしたら、きっと耐えられない！！」

嵐のように巻き起こる、辛い記憶と、負の感情。
封印したつもりでも、己の過去を断ち切ることなど出来はしない。
声と心を振り絞って泣き続けるイーグリードに、かけられる言葉は存在しなかった。

どれほどの時間が経っただろうか。
茶色い髪の少年は、黒い少女へと向き直った。

「アイちゃん……」
「な、なに、エックス？　私は……バカ鳥なんて……べつに……」
「アイちゃん！」

少年の瞳が、不意にゆるむ。
まっすぐに見つめてくる翡翠色の双眸は、捨てられた子犬を連想させた。

「ううっ……そ、そんな目……しても……無駄……だから」
「アイちゃん……」

かすかに紅潮しはじめた頬を、一筋の涙が伝い落ちる。
ペンギーゴは、顔を真っ赤にすると、どうしていいか分からず、立ちつくした。
その隙に少年の右手が差し伸べられ、黒と紫、二人の女性の手が繋ぎ合わされる。

「エックス？」
「……ちょっと……エックス」

怪訝そうな二対の視線が注がれる。
気弱そうな少年は、しかしひるむことなく、自らの手をも重ね合わせると上下に揺すった。

「いいですか。二人は……いいえ、ボクたち三人は友達です」
「あ……」

友達。当たり前な、けれど大切な言葉が、暖かい感触となってイーグリードを包み込む。

「いいの……？」
「うん。二人とも、よろしくね。ね？」

遠慮がちに、上目遣いで尋ねる彼女へ、エックスは最高の笑顔を贈る。
つられるように、幾分か年上の女性が頬を染め、控えめな声を出す。

「あの……よろしくね？　アイ君……」
「……エック、ス？」

一方のペンギーゴは、エックスの熱っぽい瞳がイーグリードに注がれるのを、無機質な目で見ていた。
次いで、少年の笑みが自分に向けられるのを、同じテンションで眺める。

そして、その目を鷲へ戻すと、不快感を煮詰めて作った一言を投げかけた。


「黙れよ……この……年増……」


その瞬間、まるで時が止まったかのように感じられた。
あるいは、ペンギーゴの周囲では全ての物質が、運動エネルギーを差し押さえられてしまったのかも知れない。

５秒が過ぎ、８秒、９秒と経過して、

「ぴょおおおおおおお！！　アイちゃぁぁぁぁん！！」
「かぼすっ！？」

イーグリードがバスターと化した右腕で、エックスを殴り飛ばした。

「美幼女をたぶらかす外道め！！　エックス、お前が悪か！？　悪なんだな！！」
「ちょっ、待って……」
「正義の魔法を食らえー！！　ばびゅーん！！」

可愛らしい掛け声と裏腹に、放たれた烈風は凶器と化し、射線上の全てを抉り取る。
とっさに青い装甲を纏った少年の体が空を飛び、大気の中に同色の破片を撒き散らす。

「はははははっ！！　嫌いだ、嫌いだ、大嫌いだ！！　みんな吹き飛ばしてやる！！」
「アイちゃーん！！」

天も裂けよと暴れまわるイレギュラーを停止させようと、必死にすがりつく少年。
服も腹も真っ黒な少女は、ぺろりと舌を出して、その場に背を向けた。

「私……しーらない……」（終）

アイちゃんが非情なりｗｗｗｗｗｗｗ

工エｴェｪ（´д｀）ｪェｴエ工

そうだよエレジー氏の蟹は、深海の泡姫じゃないか！！

酸っぱい物って、、、、、、男の俺にはわからない問題か、、、、

　　(　ﾟдﾟ)　 　　　　
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

Σ (ﾟДﾟ） 　　　　
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣　
乙でした
途中まで鷲に萌えてたせいでショックデケーよ

>>321
もし男でも体が柔らかければどうかな？





俺は試したことないですけど。

>>323
ぱふぱふが出来るようになるな。

オチが弱すぎるかな？
鷲が戻るのは良いけど、「黙れよ……この……年増……」から
エックスに矛先が向くのがちょっと気になった

ごめんね、批評ばっかでごめんね
俺も受験勉強の合間に考えてみる

>>325
そうだなー
この状況で壊れるんなら、むしろ
本編みたいな壊れ方にした方があってるかとオモタ

勉強Muryyyyyyy!!!!!

>>327
Muryyyyyyy（受験生共鳴）!!!!!

卒論Muryyyyyyy!!!!!（便乗）

あ、やせいのサンタクロース（毛陰）がとびだしてきた！

シグマ「行け！ヘルガー（わふっ！）」

Muryyyyyyy（さらに受験生共鳴）!!!!!
塾の宿題大杉マンドクセ(’Ａ｀)

>>332 この時期に宿題かよｗｗｗｗｗｗｗ
大手？

安くて教えるのが上手と評判の2階建てアパートを丸々利用した塾

メリークリスマス俺

メリークリスマスゼロ！

ｵｲｵｲ、お前等クリスマスイブまでXIPかよwwwwwww
おめでてーなｗｗｗｗｗｗｗ






俺もなんですけどね……

若干、本編を編集した

アイちゃん１まで

・行について
・場面変更に　―１―みたいにつけた
・Irregular's Elegy　２〜もつけた
・副題もつけた

これを見て！　見て！　大丈夫なら、言って！

>>338
サラッと見てみた。
大分いいんじゃないかな、見やすくなってると思う。

副題に悩むなら、前のまとめみたいに
〜戦みたいなカンジで簡単なのでもいいんじゃないかな？

カメリーオが頑張っとるｗｗｗｗｗｗ
「からけにしては頑張ったのですよー」
俺は凄い良いと思うんだぜ！

>>338
良く出来てると思うぜ！
乙だぜ！
「不不不。カメリーオ君、乙だよ」

「から…け…？」

からけとカネハチでM1出場しようぜ

そういえばすっかり忘れてたけど、


シグマの短編ﾏﾀﾞー?（・∀・ ）っ/凵 ⌒☆ﾁﾝ

>>344 エックスの筆卸しを忘れてたと申すのか！
催促しないで待ってようぜ

短編しあげる前に本編をキリの良いところにしたに一票

エレジーたんは本当に無口ｗ

筆卸し短編ｗｋｔｋ

>>346
投下する人間の鑑だよなｗ　
空気はパートスレの方が上だけど、作者はこっちの方が良い　ちょっと自分語りが多い、あそこらは

。まぁなんだすまんかった
馴れ合うつもりはなかったんだがな
お詫びにエレジー氏の一話だけ通訳してみたい
指定よろしく

>>348
Irregular's Elegy


そういえば12時前に落ちるんだよな。ここ

把握。なんだ１話か？

>>349 範囲広すぎﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗ
やはりエレジーのきっかけ、アイちゃん戦だろ

落ちるねー
でも、どうなんだろう今日は日が日だし
エレジー氏来るかな？

今気付いたが、エレジーﾀﾝもしかしてANUBISやったことあるのか？
>>1のアイキャッチがADAじゃねえかｗｗｗｗ

>>353
結局はいだらーの意味が分からなかった
あとＡＤＡは間違いなくレオに萌えてる

エレジー氏はロボ好きと見た。

すまない悪いが
アイちゃんってどうなおせばいいんだ？

そろそろか　作者のお知らせないけど

落ちても
ハンターになってイレギュラーを狩りたい奴ちょっと来い、で検索すればいいよね？

>>356
考えるな！感じろ！

短編来てたー
エレジーGJ

>>358
どうやっても無理だ…
もしアイから始まる英語っぽい名前あったら書いてくれ！
そこから考えてみる

Icyでいいじゃない

そ　 れ　 だ
今からとりかかる

>>354 どっかの方言なんだぜ？

>>361 それいがい無いってくらいﾃﾞｨﾓｰﾙﾄなんだぜ

ﾃﾞｨ、、、ｳﾞｫﾙﾃﾞｨﾓｰﾄ？

よく考えたら不通に名前（アイシー・ペンギーゴ）だった件

>>364
ディモールト（非常に！）ディモールト（非常に！）

>>366 あれﾃﾞｨﾓｰﾙﾄって最高じゃなかったっけ？

>>367
http://www.vipper.org/vip407306.jpg.html

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

>>368 �dクス

ふひひ

不否否

腐卑皮

ほ

ー

み